種死のシンとエヴァのアスカを入れ替えたら 弐 4nd

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1通常の名無しさんの3倍
シン・アスカ→エヴァ世界の弐号機パイロット
惣流・アスカ→SEED世界のインパルス&デスティニーガンダムパイロット

このスレはあたしがインパルスやデスティニーを操縦したり、シン・アスカとかいうのが弐号機パイロットだったりする世界を想像するスレッドよ。

注意事項
・荒し、煽り、騙り、その他迷惑行為を行ったら(旧劇場版)エヴァシリーズの餌になりなさい!
・シンクロ率に注意しながらまったりとやりなさい!


前スレ
種死のシンとエヴァのアスカを入れ替えたら 弐 再々
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1195316793/

まとめサイト
ttp://pksp.jp/asuka-or-shin/
2通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 21:15:08 ID:???
まとめサイトに掲示板があるようですのでdat落ち(次スレ)の連絡はそちらをお勧めしときます
3通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 21:59:44 ID:???
>1
おめでとう
4通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 07:00:55 ID:???
>>1
5通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 12:19:14 ID:???
>>1おつ
6通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 12:32:49 ID:???
種系SSスレが軒並み落ちてきたため、IF系統SSスレの統合を試みています
身勝手なお誘いかもしれませんが、御検討の程よろしくお願いします。

【IF系】もし種・種死の○○が××だったら【統合】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1196438301/
7通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 17:56:43 ID:???
おめでとう
8通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 21:26:26 ID:???
落ちのスピードが半端ないな。2日ほっといたら落ちるってどーゆことだろ?
9通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 22:21:42 ID:???
乱立始まったんかな?
念には念を入れて保守
10通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 23:43:26 ID:???
こんばんは以前、シンエヴァもどきな話を投下させていただいたものです。

とりあえず保守代わりに「レイ、心の向こう側」の前半部分を4レス分ほど投下させていただきます。

ではよろしくお願いいたします。
 ――ネルフ本部・第2地下実験場 22日前
「起動開始」
ゲンドウの声が実験場前のオペレーションルームに響く。
リツコが、マヤが他のオペレーター達が冷静にテストの現状を伝える声が交互に続く。
ゲンドウの視線の先、特殊硬化ガラスの向こう側には相対する壁に固定されたエヴァ零号機の姿が見える。
起動テストの第1ステージから第2ステージまで問題なくクリアしていくレイの零号機。
“絶対境界線”までのカウントダウンが始まる。そしてその数字がゼロに近づいたそのとき……
オペレーションルーム内にシステム異常を示す警報が鳴り響く。
「パルス逆流!!」「第3ステージに異常発生!」
「コンタクト停止。6番までの回路を開いて」
リツコが急いで正常終了させるための措置を指示する。
「ダメです! 信号が届きません!!」
ガラスの向こうの零号機は固定されていたボルトやケーブルを引きちぎりもだえ苦しむような動作を取り始める。
「零号機、制御不能!」
「実験中止、電源を落とせ」
少し声に焦りの色を感じさせつつ、実験中止を告げるゲンドウ。
(またアイツを、……ラウを失う訳にいかんのだ!)
リツコは緊急停止用のレバーを引くとアンビリカルケーブルが強制分離した。
「零号機予備電源に切り替わりました!」「完全停止まであと35秒」「自動制御システム、未だ始動せず」
苦しみから逃れようとするかのごとく零号機は特殊効果ガラスを殴り続ける。
枠ごとひしゃげ、次第にモニター室にガラスの破片が飛び散り始める。
「危険です、下がってください」
しかしゲンドウはガラスの破片が飛んでくる中、そのままの姿勢で微動だにせずを苦しむ零号機を見つめ続けた。
「自動制御システム、始動を断念」「オートイジェクション作動します」
エントリープラグが射出される。
「いかん!」
ゲンドウの表情に動揺の色が浮かぶ。
「特殊ベークライト、急いで」
リツコの指示する声が飛ぶ。
勢いよく射出されたエントリープラグが天井に、壁にぶつかり地上へ落下、激突する。
「レイ!」
床に激突したエントリープラグをみたゲンドウは勢いよくオペレーションルームを飛び出す。
硬化ベークライトにより固められながら活動限界を超え完全に停止する零号機。
ゲンドウは落ちたエントリープラグへ駆け寄り、加熱したアンビリカルケーブルの解放レバーを握る。
あまりの熱さに思わず手を離してしまう。
眼鏡が落ちたのもかまわず、再び解放レバーを握り、手から焦げるにおいがするのもかまわず開くゲンドウ。
ゲンドウのいつもの冷静な態度に似合わない行動ををオペレーションルームから唖然として見つめるリツコ。
「レイ、大丈夫か?! レイ?!」
エントリープラグのシートに座ったまま、ゲンドウの方へ頭を動かし黙ってうなずくレイ。
「そうか……」
ホッとした表情をみせるゲンドウ。
零号機のエントリープラグから流れ出たLCLの上に漂い、熱のため、レンズがひび割れるゲンドウの眼鏡。

 ――第伍話 レイ、心の向こう側

「レイ=ザ=バレル、14歳。マルドゥック機関により選ばれた最初の被験者、ファーストチルドレン」
22日前の惨状が残る第2地下実験場では今日も零号機の硬化ベークライトの除去作業を行われていた。
「エヴァンゲリオン試作零号機専属操縦士。過去の経歴は白紙、全て抹消済み」
リツコが記憶しているレイのパーソナルデータをマユに話す。
「で、前の実験の事故原因は何だったのぉ?」
「未だに原因不明。ただし推定では操縦者の精神的不安定が第一原因と考えられるわ」
「精神的に不安定? あのレイ君が?」
「ええ、彼にしては信じられないくらい乱れているわ」
「へえ、何があったのかな?」
「……でも、まさか」
「なんか心当たりでもあるの?」
「いえ、そんなことあり得ないわ」

初号機が使途を倒した山のふもとの辺り。
そこに使徒の破片を回収するネルフ職員達の姿があった。
その現場で使途の遺体の周りの組まれた足場を見上げるシン。
「これが俺たちの敵なのか」
そこへ大きすぎるヘルメットを背中に垂らしダブダブのつなぎの下だけはき、厚手の黒いTシャツを着たマユが
歩きにくそうにひょこひょこ、ずるずるとシンに近づいてきた。
「なるほどね、コア以外はほとんど原形をとどめている。理想的なサンプルね。ありがたいわ」
足場の上で熱心に使徒を見ながらメモをとるリツコ。
(リツコさ〜ん、そんなミニスカで足場の上にいると下から見えますよ。
 くそ〜、しかし白衣が邪魔だ!)
そんなことを考えながら下からリツコの方を見上げて少し鼻の下を伸ばしているシン。
彼は突然の足の甲を襲った痛みに思わず飛び上がった。
「いてっ! あ、なんだよマユ!」
「あ、ごめん。このかっこ、歩きにくくてぇ。
 でもお兄ちゃんも何かに気をとられて上見てなければ踏まれなかったかもね」
「なんだと!」
「なによぉ! さっきのお兄ちゃん、鼻の下伸ばして間抜け面してたもん」
「何が間抜け面だ!」
「……何やってんのよ、あの子達は」
怒鳴り合いを始めた二人に気が付いたリツコは足場の上からその光景をあきれ顔で眺めていた。

足場から降りたリツコは仮設の研究室までまだいがみ合っていた二人を引っ張っていった。
そして二人にお茶を振る舞い、とりあえず鉾を収めさせる。
「で、何かわかったんですか?」
話はようやく使徒へと移り、シンはリツコに調査結果について質問をした。
『601』と表示されたディスプレイをリツコは指し示す。
「なんですか、これ」
「解析不能を示すコードナンバーだよね? おバカにはわかんないだろうけど」
そういってマユはシンに向かってあっかんべーとばかりに舌を出す。
「なんだよ、おバカとは。バカって言う方がバカなんだぞ!
 ……ようはさっぱりわからないってことですか」
「そう。使徒は粒子と波、両方の性質を備えた、光のような物で構成されているのよ」
「でも、動力とかはあるんでしょう? 何で動いてるんですか?」
「らしきものはあるんだけど、でもまだその作動原理がさっぱりなのよ」
リツコはシンの質問にやや困った表情を浮かべて答えた。
「う〜ん、科学にはまだまだ未知の領域が無限に広がっているんだねぇ」
リツコの言葉にマユは如何にも感心したような声を上げる。
「あなたにその言葉を言われるのはちょっと」
マユのその言葉を聞いたリツコは眉間にしわを寄せ、少し奇妙な表情を浮かべた。
(今朝、絶対領域なら、広がっていたんだけど)
シンはマユが今朝、ミニスカ黒ニーソ姿だったのを思い出していた。
「あ、ごめんなさい」
マユも複雑な表情を浮かべて素直にリツコに謝った。
「どうしたんですか?」
「いえ、なんでもないわ。……尊敬していた研究者の言葉だったのよ、それ」
「そうですか。ところでその研究者はどなたなんですか」
「……なくなったわ」
リツコは奇妙な表情に暗い影を付け加えてそうつぶやいた。
「うん、そうだったね……」
「そうなんですか」
「……まあ、それはともかく、とかくこの世は謎だらけよ。例えばほら、この使徒独自の固有波形パターン」
「ん、なに?」
リツコが指し示すディスプレイをのぞき込むマユ。
「これって!」
「どうしたんだよ」
シンは仲間外れにされたようで少しおもしろくない。
「そう、構成素材に違いは有っても信号の配置と座標は人間の遺伝子と酷似しているわ。99.89%ね」
「99.89%かぁ……」
「改めて私達の知恵の浅はかさって物を思い知らしてくれるわ」
リツコはそういってから敗残者のような深いため息をひとつついた。
シンは仮設研究室の前をゲンドウと冬月が研究員らしき人物と通り過ぎるのを見かけた。
マユ達二人の会話そっちのけでゲンドウ達3人が使徒のコアの残骸を前に何か話している姿をじっと眺めていた。
「どしたの、お兄ちゃん?」
マユは研究室の外を眺めているシンに不思議がり、小首をかしげる。
「アッ、いや〜、別になんでもないぞ」
シンは慌ててマユ達の方に振り向きブンブンと両手を振り、無理矢理否定する。
「あのねぇ、そんな顔して『別に』って言われても。気にかけてよ、心配してよって言ってるみたいなもんだよ?」
シンは仕方なく思い切ってその理由をマユに打ち明けた。
「あのさ、親父、手に火傷してるみたいなんだけどさ……」
『火傷?』と聞き返し、マユはきょとんとした表情を見せた。
「ああ、どうしたのかなぁ、って思ってさ」
「火傷、ねぇ。……リツコさん、お父さんの火傷の訳って知ってる?」
マユはリツコの方を見上げる。
「ええ。シンちゃんがまだここに来る前起動実験中に零号機暴走して、聞いてるでしょ?」
「ああ」
「だから、その呼び方、やめてよ。そう呼んでいいのは私だけ!」
眉間をハの字にして不機嫌そうな顔になるマユ。
「その時パイロットが中に閉じ込められたの」
リツコはマユの抗議を無視して話を続ける。
「パイロットってレイですよね」
「ええ。碇指令が彼を助け出したの。加熱したハッチを無理やりこじ開けてね」
「親父が?」
「手のひらの火傷はその時のものよ」
(他人を助けた? 加熱したハッチを火傷するのもかまわず無理矢理? ウソだろ?)
彼が思っているゲンドウとは大違いのそんな姿をシンはまるで想像することはできなかった。
強すぎる日差しが照りつける第3新東京市立第壱中学校校庭。
そこでは体育の授業が行われていて一部の男子達がバスケを適当に流している。
そして一方でディアッカとシンと同じ目的を持つ男子クラスメートの有志達はグラウンドの隅で自主的な休憩に
いそしんでいた。
彼らの視線の先にあるのはクラスメートの女子が水泳の授業中のプール。
そこからは競泳の真っ最中で泳ぐ水音とクラスメイト達の泳ぎを応援する黄色い歓声が聞こえている。
「しかし、最近の女子はスタイルいいよな〜」
ディアッカ達はニヤニヤしながらプールの方を見つめている。
「なんかディアッカ達って目つきヤラシー!」
プールサイドの金網の向こう側から女子の非難の声が上がる。
「おいおい、愛に満ちあふれた視線を浴びせているのによお。悲しいよな、な、シン!」
ディアッカはプールの方へ熱い視線を向けたまま、シンに話しかける。
「あ、ああ」
(う〜ん、マユのスクール水着の写真、よかったよな。
 そういえばあのエロ親父、あのとき約束した写真、いつになったらくれるんだよ!)
「いや〜、シホちゃんもスタイルいいし、イザークにはもったいない!!」
(まあ、ミリィはアクセントに乏しいスタイルなんだよな。ま、スタイルだけで価値が決まる訳じゃないが)
「イザークと委員長がどうしたんだよ」
「いや、シホちゃん、イザークに……」
「ディアッカ、ナニ見ているのよ!!」
にやけて女子達を見つめているディアッカ達にミリアリアが怒りに満ちた視線を向ける。
「え、いや、ミリィ様! 何でもございませんでありますです!! ハイ!!」
ディアッカは慌てて正座。シン達もつられて正座して二人して急いでコートの方へ視線を変える。
そのコートの中ではほとんどの生徒がだれて適当に動いている中、二人だけが積極的にボールを追いかけている。
銀髪の一人は奇声と大声を上げながら熱く、金髪の一人は黙々ときまじめそうに。
「イザークの奴、よく続くよな」
ディアッカはミリアリアが見ていないのを確認するとだらけた姿勢に戻り、さめた視線でグラウンドを眺めた。
「レイもな」
「まあ、レイもイザークも基本的にまじめだからね」
「まじめ、ね。しかしレイのヤツ、どうしていつも一人なんだろう」
「ハァ?」
ディアッカはシンの方を向き如何にも意外そうな顔をした。
「まぁそう言えば一年の時転校してきてからずっと友達居ないよなぁ。ま、なんとなく近寄りがたいんだよな」
「近寄りがたい、か」
「実は性格悪かったりしてな。けどお前らエヴァのパイロット同士だろ、シンの方が良く知ってんじゃないのか?」
「いや、殆ど口、聞かないから」
コートの上でドリブルをしながらレイの後ろで束ねた長い金髪が揺れる。
(そういえば、レイのあれってポニテ? マユもポニテにしてくれないかな。あいつ、お下げばっかりだしな)
「そうなのか」
「ああ」
「しっかし、俺が言うこっちゃないのかも知れんが、でも、シンにとってレイって少なくとも仲間だろ。
 同じエヴァに乗る、さ。少しはコミュニケーションとった方がよくないか?」
「そうか? ……仲間、か」
そうつぶやきながらシンは眼の前できまじめに動くレイを見つめる。
「だろ?」
「……かもね」
「だぜ」
ディアッカはシンの方を見て目だけで薄く笑った。
以上です。

残り4レス分はでき次第投下したいと思います。

失礼いたしました。
16通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 00:16:23 ID:???
レイ=ザ=バレルのふくらはぎ〜
17通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 15:04:38 ID:???
保守
18通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 16:58:55 ID:???
>>16
嬉しくないw
19通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 20:13:28 ID:???
>>18
もしかするとこの後、ふくらはぎどころではなくなるのでは?
20通常の名無しさんの3倍
保守