機動戦士ガンダム00大失敗の理由を考えるpart27

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348通常の名無しさんの3倍
マリナ「余計な事をしたかしら」
刹那「いや」
マリナ「こんな場所で同郷の人に出会えるとは思わなかった。アザディスタンの出身でしょ」
刹那「違う。クルジスタン」
マリナ「クルジスタン・・。ハッ!そうなの・・私何て言ったらいいか」
マリナ「自己紹介してなかったわね。私マリナイスマイール」
刹那「カマル・マジリフ」
マリナ「この国には観光で来たの?」
刹那(立ち去ろうとする)
マリナ「ま、待って!もう少しだけお話させて」
刹那(振り返る)

刹那「外交?」
マリナ「そうなの。
    カマル君も知ってると思うけど、アザディスタンは改革派と保守派に分かれ国内は乱れているわ
    石油の輸出規制を受けているアザディスタンの経済を建て直すためには太陽光発電システムが必要
    でも私たちの生活が悪くなったのも太陽光発電システムができたから。
    保守派の人達はそれを快く思ってないの
    両者の対立を止めないと彼らがやって来るわ」
刹那「ソレスタルビーイング」
マリナ「狂信者の集団よ。武力で戦争を止めるだなんて・・・
    確かに戦争はいけないことよ。だけど一方的に武力介入を受けた人達は現実に命を落としているわ。経済が傾いた国もある
    彼らは自分達のことを神だとでも思っているのかしら」
刹那「戦争が起これば人は死ぬ」
マリナ「介入の仕方が一方的すぎるって言ってるの。
    話し合いもせず平和的な解決も模索しないで暴力という圧力で人を縛っている。それはおかしなことよ」
刹那「話している間に人が死ぬ」
マリナ「で、でも!」
刹那「クルジスを滅ぼしたのはアザディスタンだ」
マリナ「確かにそうよ。でも二つの国は最後まで平和的解決を・・」
刹那「その間にも人は死んだ」
マリナ「カマル君、まさか・・・。戦いが終わったのは6年も前よ
    あなたはまだ若くて・・・。戦っていたの?」
刹那「今でも戦っている」
マリナ「!」
刹那「戦っている・・」
マリナ「あなた、保守派の?もしかして私を殺しに・・!?」
刹那「あんたを殺しても何も変わらない。世界も変わらない」
マリナ「カマル君・・・」
刹那「違う。俺のコードネームは刹那Fセイエイ。ソレスタルビーイングのガンダムオイスターだ」
マリナ「ソレスタルビーイング・・・」
刹那「紛争が続くようならいずれアザディスタンにも向かう」
マリナ「そ、そんな・・笑えない冗談だわ」