マリナ「そうなの…それで、右半身が女性で、左半身が男性になっているのね…」
マリナ「ところで、お風呂やトイレはどちらに入るのですか?」
マリナは純粋な瞳で再び問いかけてくる
録音「お湯をかぶると男に…水をかぶると女に…乾くと両性になるのです」
ハロ「ロックン ドッチモ ロックン ドッチモ スキ スキ」
879 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/12(土) 12:52:57 ID:qvLP68j8
録音「ハロ…!」
ロックオンの両の瞳に涙が溢れる
そしてハロを壊れんばかりに抱きしめた
録音「結婚しよう!」
すまんあげてしまった…orz
ハロ「ロックン!ウレシイ!ウレシイ!」
かけつけたハロの弟たちも祝福する
オメデトウ!コングラチュレーション!シアワセシアワセ!コドモハナンニン?
どーん!花火がうち上がる。
パレードはクライマックスを迎えていた。池の上を走る船上で
新人いったんもめんとネズミ―マウスとキタロウヘアーが踊っている
そして、いったんもめんはとうとう、段取りの誤りで
ネズミ―マウスと衝突し、彼を池に突き落としてしまった。
チャポーン
一瞬固まるネズミ―ランド全体
溺れるネズミ―マウスの図
ロックオンの愛車はランチャ・ラリー0037か。というよりこいつ300年以上も
前の車に乗ってるのか。レプリカかもしれんけど。
しかし水便がとまらない
もしかしたらこれは…
ねっ…ネズミーマウスが!!!!僕らのネズミーマウスが溺れている!!!
遠くからはなぜか「えーりん!」という声が聞こえる。誰だよえーりんて!そんなことよりネズミーマウスを心配しろ!
録音「こうなったら…!ハロ、俺はネズミーマウスを助けてくる。それまで待っててくれ!」
そう言ってネズミーマウスの元へ走っていくロックオン!
池の水を吸い込んでブクブクに膨張したネズミーマウスは、
どんどん沈んでいった
ネズミーマウス「やられる!」
ネズミーマウスの目の色が金色に変わる!
ぶくぶくのネズミーマウスの着ぐるみが外れ、何か赤い髪の毛みたいなのが出てきた
ネズミーマウスの中から出てきたのは、リトルマーメイド・アリエルのコスプレをしたティエリアだった
ティエリア「何という失態だ、公衆の面前で女装姿を晒してしまった・・・あぁ・・・ヴェーダ・・俺は・・・僕は・・・私は・・・」
ティエリアはマーメイド姿のままものすごい勢いで
岸まで泳いで逃げていく
ジェリド「なんだありゃあ!人魚が泳いでるぞ」
ロックオン「狙い打つぜ!」
なぜかロックオンは手に魚取り網を持っていた
ロックオンは何の前触れもなく
池とは反対側に走り出した
そして、今もあるかわからないが
スペースマウンテンの裏にあるサーキットから白い車を一台選び、飛び乗った
ロックオンはアクセルを踏んだ
「こいつはヘヴィだな!…手加減は出来そうにないな!!!」
マーメイドを追って池のほうに走るロックオン’Sカーは、警官に止められた
警官「何してるの?アトラクションから出ちゃだめでしょ スピードも出しすぎだよ」
ロックオン「…人魚を」
警官「何言ってるの?その魚網で人間をすくうの?」ロックオン「…」
警官「歳はいくつ?」
ロックオン「…25になりました」
警官「名前は?」
ロックオン「…ロックオン」
警官「ロックオン?それニックネームでしょ?本名は?どこからきたの?困っちゃうなぁ」
ロックオン「…」
ハロ「ゼンブワルイノハロ!ハロヲオコッテ!」
ハロが警官との間に割って入る
ハロ「ロックン!ハロヲオイテサキニイッテ!」
小学校スレも見てるんだが何故に絵師のレベルがこうも高いwwwww
背中が…ロックオンの背中がwww
>>893 gj
味あるなぁwエッセイの挿絵とか言っても通用しそうだよ
ロックオン「ハロを置いていく訳にはいかないよ・・・」
しかし警官は簡単には離してくれそうにない。どうしたものかとふと見渡すと、
10メートル程離れたところから、不安げな面差しでティエリアが様子を伺っている。
ネズミーマウスの下からアリエルで現れるなんて大胆な事をし、悪びれているのかもしれない。
その足元には全身から滴る水滴でちょっとしたプールが出来始めていた。
ティエリア「花壇を荒らしている不審者がいるぞー!」
ネズミーマウスを象った花壇には、
ポニーテールのらっきょうのような31くらいの大きな男がしゃがみこんでいた
ブチッ!!
「好き、嫌い、好き、き ら い?……
いいさ、また会えるのなら」
ブチッ!!
「好き、嫌い、好き、き ら い?……
いいさ、また会えるのなら」
花壇のネズミーマウスの顔は半分欠けていた
一方その頃、キャスト控室
ピーターパン「くそ!舞台を台無しにしてしまった
…僕がもっときちんといったんもめんを観察していれば…!」
他のキャスト「あの人、またガラスわってるわ
あれがなければね…」
「ガラスじゃなくて鏡ね
素で間違えたわ」
いったんもめん「アレルヤ・ハプティズム、半裸で頭突きして鏡を割るな…」
ピーターパン「ごめん・・・悪かったよ」
.
するとキャスト控え室に誰かが駆け込んできた。
「かくまってくれ!」
花壇の騒ぎに乗じて、警察からうまく逃げてきたロックオンだった。
そして控室の窓を1cmくらい開けて狙い撃つ。
ピーター「ちょっと君ィィィ!なにやってんのぉぉぉぉ!」
外でパレード中のネズミーランド山車にめがけて狙い打つロックオン
山車の鉄製支柱が折れ、惑星をかたどった飾りが地面に落下する
けが人はいないようだが・・・
警官「大変だ! ツンデレラ城近くで事故発生
至急現場に急行します」
困っちゃう25歳の身元確認をするほど暇じゃなくなった警官は去っていく
ロックオン「まだ腕は錆付いちゃいないようだな・・・」
他のキャスト「またピーターパンの奇妙な仲間が増えたわよ
いつもりんごくれていい人はいい人なんだけど…」
ツンデレラ城www
ここの住人のセンス好きだ
「お騒がせして申し訳ありません
ロックオン、君もみなさんに何かして」
ピーターパンは林檎を配り出し、ロックオンに美容師のハサミを差し出した
刹那「林檎は分かるが、なぜハサミなんか渡したんだ?」
アレルヤ「え、 だってほら昔から・・・
馬鹿とハサミは使いようっていうじゃない」
ティエリア「なるほど・・・馬鹿でもうまくおだて上げれば、
思わぬ力を発揮するかも・・・と言う事か」
ロックオンは恐る恐る美容師ハサミに指を入れた
初めてだけれど初めてではないような…
なんだか得体のしれない心地よさが心の奥底に沸き上がってきた
アレルヤがロックオンに一枚の紙を渡す。
ロックオン「何だろう、この不思議な感覚は……」
ロックオンはアレルヤから渡された紙をするすると何かの形に切っていった。
1枚の紙が、ハサミを入れるだけで、妖精や昆虫、動物に生まれ変わるという紙切り芸。
繊細な指がなせる技なのか、ロックオンは器用に形を切り出していく。時折、寒いギャグを飛ばしながら・・・
待つこと3分、彼は見事にアニメロボットの形を切り出していた。
ロックオン「ガンダム、完成だぜ!」
刹那「!!!!!!!!」
刹那「ガッガンダム……ガン…ダム……ガァァァァァンダァァァァァァム!!!」
刹那の右手が紙ガンダムに触れようとした瞬間…
バタン!
キャスト控室に水緑色のつなぎをきた迷子の成人男性が入ってきた
なぜか砂だらけで干からびそうな感じである
男は紙ガンダムを見ると目の色を変えた
「大佐!!」
いけない、奪われる・・・!
咄嗟にそう感じたロックオンは再びハサミを躍らせた!
そして出来上がったものは?↓
てす
ロックオンは本能的に拳銃を切り抜いた
まるで本物のようである
ロックオン「狙い撃つぜ!」
しかし、まともにかんがえればわかることだが
拳銃から弾は発射されなかった
というか、されるわけがなかった
ロックオン以外の人「…」
ロックオン「(弾がでねぇ)…ハロ!GN粒子チャージ完了まであとどのくらいだ!?」
ロックオン以外の人「…」
まさに、ボケだけの漫才である
コーラ「本当、ボケの垂れ流しがこんなに痛いとは思わなかったな」
アレルヤ「見てる方もいっぱいいっぱいだけど、やってる方もそろそろ限界だろうね」
ロックオン「(くっ、俺は・・・ハロがいないと何も出来ない体になってしまったんだな・・・
・・・って、ハロ!ツッコミのハロは今どこにいるんだ!?
どっかに忘れてきた??)」
その頃、ハロは宇宙を彷徨っていた。
ロック「……ちくしょおぉぉぉぉぉ!!夜明けの鐘の音よ!ハロに届けーーーッ!!!」
ロックオンは前期opのように銃を高らかに空へ向け、撃った。
もちろん玉は出なかった。
しかし、ハロには届いた。ロックオンが鳴らした鐘の音が…
ハロに愛され、愛したい
そんな願いを込めて、ロックオンが鳴らす鐘の音は祈りとなって響き渡る
俺の想いは天に届いただろうか・・・空を仰ぎ見るロックオン
一方その頃、控え室に戻ろうと外を歩いていたティエリアは、ふと空を見上げてつぶやいた
ティエリア「流れ星か・・・願い事が叶うとジンクスがあるというが・・・
フッ くだらんな・・・」
ハロ「GNフィールドテンカイ ハロ タイキケンニトツニュウスル
ロックオン マッテテ!」
ロックオン目指し、宇宙からの地球への大気圏突入を敢行するハロ
ほうき星が真冬の空に軌跡を描いた