朝目が覚めた
シャワーを浴びる↓
ハレルヤ!
がいたので一発ぶん殴ってみる↓
アレルヤ「殴ったね親父にも殴られたことがないのに」↓
面白いのでもう一回殴ってみる↓
鏡に向かって「君の瞳にロックオン!」と言ってみる
自分の名前に言い訳する作業に入る
「コーラサワー?俺より変な名前だな。」
ハロ「オマエモナ。」
ハロニロックオン↓
ロックオン「フルチャージ」↓
ロックオン「骨っ子も〜ろ〜てぇ〜」
ロックオン「よっちゃんイカうめ」↓
第1話ではコーラサワーの方が視聴者の印象に残ったであろう事を想い、独り悔し涙に濡れてみる
クルツ「俺、良心殺されちゃってさ、参ったねwwww」
ロックオン「俺なんか世界に喧嘩売っちまったんだよ 参ったねwwwwwwww」↓
刹那
_,/ :.. ::.::::. :::::::::.. ::.. :::::爿
弋li ::ト〃1::::..:::::::::ト、:::::::.::::::i
|i :::|__ l::ト:::::::|i:l_,.ゝ:::::::::::l
jl .::::l __`i} V::j斗ぅテiトi:::::::|
ll ::::Tてテ| |/ ヾ'シl ト:l}::|
|l ::::ム `=' 丁Vノ:::::|/´}
|l :::::`ヽ、 -‐ { {:::::::/ /
|ト ::::::::::::::> 、.__,. ィ:ハ L:/ /
Nl:::ト、:::ハ|:レ7 `y〉 ん-、
ヽl _>'´ | 〃__ / , ヽ
/! 「` '7{ ___){_ / ,ハ
/:::::l l / \__, -、.  ̄_/::ヽ
{:::::::l l / ヾヽ Zン::::::::::}
↓
「女性ロボにハァハァしてるんだろ?近付くな、変態」
と刹那に冷たい目で言われる↓
俺がいつハロにハァハァしたんだと反論する↓
20 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 16:19:16 ID:W/eYq/nc
「このテープレコーダーの中に証拠がある」と刹那はおもむろにテープを出した↓
21 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 16:34:46 ID:r2KS1Ldp
「ブーステッドライホゥ!」
テッサ・マオ「最低ー」↓
「無駄です、無駄です」
アレルヤが味方についてくれる
アレルヤ「世界の悪意がみえるようだよ」↓
西暦約2300年/10/08(月) 19:56:58から氷河期に突入
ロックオン、食堂でアレルヤの自作ポエム集を発見する↓
ハレルヤ、僕は憂鬱だよ↓
序でにそれに自分の名前を付けた親への抗議文を書き認める↓
31 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 21:48:26 ID:TvdMXytp
アレルヤが詩集をとりにきてはちあわせ
>>28 想像したら死んだ
気まずい雰囲気が二人を包む
しかしそこへ天の声が!
↓
ティエリア「何をしているんですか?」
冷たい視線
ハロ乱入
ハロ「ユウウツガ、トマラナイ、トマラナイ!」
既にハロが先に読んでた。
>>35 アレルヤ「ハロ…君は僕の詩の良さをわかってくれるのかい?!」
刹那に馬鹿にされたらしい
そこに刹那も通りかかる
刹那「アレルヤ、まだ変な日記をつけてたのか。」
変な日記呼ばわり…↓
\ ヽ___l∧ / / レ| | ヽ ヽ ̄`ヽ
、 ヽ | l ̄V /ヘwノ/ . l | | |、
、 \ `| |_j / //! .| h | | | | __
. \ ヽ. | |Y ̄ ̄ ̄ ̄| ' '|ハ l || | | /
l | | |.|. ┌――|, | |、l |=!| || | l .ィ ′
. ‐┼‐|  ̄| |.l !___|`|/´l |‐~、 ヽ ハ ン| |
/ / ,| |.|. |〈{ リ \\/// | | ハァハァマリナ嬢ちゃんの着替え見放題だぜ
/ ,. /| |.ニニニニニ’,jヽ i、__ノ` ニソ ,| |
__/ /、| | |≧=- ヽ '\ (_>‐ // / | |
/ヘ| |_|ゝ \ ゝ==ラ 、彡 ´ l / /| ∨
. /\├―― ┤ |\ \  ̄ // , | ′ / V
ナレーション「嫌なことから逃げるんじゃねぇ!死ねぇ!」
↓
ロックオン「だが断る」
似合うwww
\ ヽ___l∧ / / レ| | ヽ ヽ ̄`ヽ
、 ヽ | l ̄V /ヘwノ/ . l | | |、
、 \ `| |_j / //! .| h | | | | __ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
. \ ヽ. | |Y ̄ ̄ ̄ ̄| ' '|ハ l || | | / | ちょろいもんだぜ…
l | | |.|. ┌――|, | |、l |=!| || | l .ィ ′< そのキレイな顔を
. ‐┼‐|  ̄| |.l !___|`|/´l |‐~、 ヽ ハ ン| | | フッ飛ばしてやる!!
/ / ,| |.|. |〈{ リ \\/// | | \________/
/ ,. /| |.ニニニニニ’,jヽ i、__ノ` ニソ ,| |
__/ /、| | |≧=- ヽ '\ (_>‐ // / | |
/ヘ| |_|ゝ \ ゝ==ラ 、彡 ´ l / /| ∨
. /\├―― ┤ |\ \  ̄ // , | ′ / V
↓
―ロックオンの部屋の本棚―
つ【覇王愛人】
刹那「………」
↓
そんな刹那の隣で詩集をこっそり本棚に忍ばせるアレルヤ
↓
録音「何をやっているんだお前…」
当の本人に見られていた
↓
今夜はクラブでロックオン!!群がるコギャルを払いのけ!!
ハロ「ロッ君!」
↓
呼び捨てにされきれたロックオンはハロをティエリアに投げつけた↓
ティエリアは軽くハロを払い除けた。
笑顔のアレルヤにハロが直撃
↓
「さすがはスメラギさんの予報だ」
アレルヤはハロを頭に乗せて出て行った
↓
密かに狙っていたお料理キャラを、コーラサワーに取られそうで酒に逃げる日々
↓
ハロがお酌をしてくれる。
↓
ハロ……
寄り添い、口付け合う二人。
そして、目眩く夜……
↓
が、しかし
その瞬間、ロックオンがハロに殴りかかった
「日頃の怨みぃいぃぃいい!!」
「いいのよ。
私の事、好きにしていいのよ」
完璧だめんずウォーカーな二人。
↓
と、いう夢を見た
以上、「ろっくおんのえにっき」より抜粋
「ろっくおんのえにっき」出版。しかし予想以上に売り上げが伸びず多額の負債を抱え込む。
こうなったら、デュナメスを売りに出すしか……
それとも他のマイスターのガンダムでも売るか
とりあえず、一番地味なエクシアを競売にかけてみる。
↓
競売の参加者から質問が出た。
「エクシアにはパイロット…というか、せっちゃんも付くんですか?」
↓
ロ「アレルヤならつけますけど」
↓
私「頂きます。」
↓
アレルヤ「ハレルヤ、何だかロックオンの悪意が見えるようだ。」
こうして連れて行かれるエクシア。
突然、ティエリアがドナドナを歌いだした。
刹那は目を真っ赤にしている…
↓
/ //// 、 ヽ
/ / / ////、\\ ヽ ',
/ / / //// 丶 ヽ.\| |
/ / / . / //// \\| |
| | | , / .// l l `ー===\| |
| | | | , | | | | lW イ伝乏ア l //
| | | l | | | | | |||, /ィV
| | | l | | | | | lリ} 〃)}
、|Y ト| | | l∧! )丶 / ソ{ ,}
゙l `! l l | |l'l 、-―-., /「l ` 一ソ l
i、_>ト、| | .| トl `二 ´ 'ノィ / <_ノ} ハレルヤ…
{、 ` ¬.∧l lN丶 / /ィ-| l 、_/ 世界の悪意が見えるようだよ…
ゝ`¨¨´ ∧||ニニx`ニニ´ニ´ -‐// ム ` ‐一ッ′
/ ̄/, |ヘト { { { -=彡 / / ̄ ̄` ヽ そんなふうに考えていた時期が
. / -// l∧ ゝ | | | / /l/ /} 俺にもありました
,' / ̄ |l/l /l \__」__|___j_____l /l// ̄`ヽ //-――-、
, ´ ̄|/ . ||∧{ 、 { { { __!/_// l //
/ l| テヘl \_/__ノ__ノ__/ { {/ / //
. , ′ 八 / \_/__/__/_ / ̄ | /_/∧
/ / ` ┘ ' ' ′ l / V ∧
. / / | | | ` ┘ } |
アレルヤ、この経験を活かし自伝を出版。
↓
するとこれがヒット。
電波詩人の本領を発揮したアレルヤ。
ロックオン、文才の差を見せ付けられてちょっとへこむ。
↓
>>67 刹那がアレルヤを尊敬し始めて、さらにへこむロックオン
そこでロックオン、作文教室に通う。
↓
先生「ロックオン君、だ と ですます調を混ぜて書いてはいけませんよ」
↓
>>70 そこまでw
ちびっこにいじめられるロックオン
ついにアレルヤがノーベル文学賞を受賞する。
↓
ますます差がひらいて涙目のロックオン。
ところがここでティエリアが
作文教室でのロックオンの努力を根底からひっくり返す
驚愕の新事実を指摘する。
ティ「あのえにっきが売れなかったのは、
絵 が へ た く そ だったからだ。」
↓
ロックオン「な ん と !」
その気にさせられたロックオン、ハロをモデルに絵の練習を開始する。
↓
そのうち「ハレルヤ」がどこかの国の流行語大賞になる
ロックオンは絵を描き続けた。
↓
ロックオン「やったぞ、ハロをデッサンし続けている内にコンパスも分度器も使わずに正円が描けるようになったぜ!」
↓
ロックオンは嬉しさのあまりあちこちに正円を描いた。
せっちゃん「俺が・・俺がロックオンだ」
>>76 が、それが何の解決にもならないことを悟り、泣いた。
↓
クリス「ちょwww、トレミーに○描きまくった奴は誰なの!?(怒)」
↓
アレルヤ
「ハレルヤ、僕のキュリオスに○がたくさん描いてあるんだが。
…刹那、君かい?」
刹那「いや、俺はガンダムだ。」
↓
皆が○を描いた犯人を探す中、ひっそりと身を隠すロックオン。
↓
クルー「最近ロックオン見かけないわね」
↓
ティエリア
「そんなヤツいたか?」
ムカつくのでヴァーチェを売りに出した。
↓
翌日その質屋前をとおり掛かったら売価の20倍の値段で売られていたヴァーチェ
そのショーウインドウ前で凍り付いてるティエリア
殺気が恐ろしい……
うっかり通りかかったコーラ
↓
コーラさん「いや、俺は模擬戦だ。」
そこへガンダムが売りに出されていると聞きつけたグラハムが
喜び勇んでスキップしながら登場
↓
グラはむ「……なんだデブか」
ティエリア「デブっていうなああああああああああああああああああああああああああああああああ」
↓
ティエリア「でっ、デブって言った奴がデブなんだ!」
↓
ちゅうさ「確かにティエレンはスマートとは言いがたい機体だが…」
↓
92 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/20(土) 22:23:45 ID:raPbQvq2
グラハム「や ら な い か」↓
ロックオン「だ が 断 る !」
↓
アレルヤ
「ロックオン、君、ノンケだったのかい?」
ロックオン「ヤるならツンデレを攻めたいんだ!俺は!」
ちゅうさ「名前の響きだけならティエレンはツンデレっぽいぞ!!」
↓
ロックオン「オッサンのティエレンへの愛に感動したから俺のデュナメスももっと周りに売り込んでみるか」
↓
98 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/21(日) 14:10:45 ID:ULETq+Hy
アレルヤ「ガンダム、売るよ!」
何故かナレーターがRX-78-2ガンダムを質に入れていた
刹那「全力で購入せよ!!(うわやっべー、初代だよ本物だよハァハァ)」
↓
今日ウチのおばーちゃんが言ってたんだけど
今若い子の間でうーろんちゃって言葉があるんだそうだ
意味聞いてワロタは!!!
アレルヤ「ノーベル賞の賞金で初代を買おう」
ロックオン「そうはさせるか!」
↓
104 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/23(火) 00:13:14 ID:76qrmHeT
賞金は既にハロによって使いこまれていました。
↓
ハロ「ロックオンニ イグスリ カッター カンシャシテウヤマエー」
↓
一体何年分あるのかわからない胃薬の山を前に、ロックオンはただただ肩を落としていた
しばらくして、ロックオンはそのうち一つの包みを手に取った
↓
あれ?胃が楽になって、なんだか気分がすーっと軽くなってきたぞ。
それどころか軽いを通り越して天にも昇りそうな気分だ。
ロックオンは包みに印刷された文字を見た。
「タリビア薬局」
↓
ロックオン「おおおおおおお!!!」
アレルヤ「ハレルヤ…ロックオンが天国への階段を上り始めたよ。」
↓
ティエリア「放っておけ。作戦には問題無い」
↓
ハロ「ロックオンはもう駄目か……ならば私がガンダムマイスターとして戦おう。」
ハロはそう言って颯爽とガンダムデュナメスに乗り込んだ
↓
ハロ「俺がガンダムだ」
↓
刹那「ふざけるな。俺がガンダムだ!」
↓
人気投票でポニーに負けた兄貴にハロが一言
「貧乏クジ、貧乏クジ」
スナイパーライフルで刹那を狙い撃つハロ
↓
セブンソードの4本目か5本目が弾丸に触れ、かろうじてかわす刹那
刹那「やったな!もー怒ったぞ!」
↓
ティエリア
「彼が何故ガンダムマイスターなのか
わからない」
ロックオン「ガンダムマイスターとはそういうものだ。」
↓
ハロ「刹那・F・セイエイを敵性と断定。排除する」
アレルヤ「ハレルヤ…健闘を祈るよ」
ロックオン「…っは、夢か…。ハロがあんな事する訳ないもんな…ハハ」
こうして新たなロックオンの1日が始まる。
↓
「夢落ちかよ!?」「ユメオチ!ユメオチ!」
起きて早々、刹那とハロに突っ込まれる。
↓
ティエリア「夢オチ?ふざけるな徹底的にやらせてもらう」
ハロを鷲掴みにするティエリア
↓
ティエリアはハロをロックオンにぶん投げた
ロックオン、ハロを顔面ブロック!
「ハロは友達、怖くないぜ!」
↓
跳ね返ったハロがアレルヤに当たった!
ゴーーーーーーール!!!!
ロ「仮にも昔は2代目SGGK役をやったこの俺がorz」
↓
アレルヤ「急にボールが来たので」
ティエリア 「Jの若林って怪我ばかりで何もしてない気がするんだが」
↓
ハロはあり得ない速さの二足歩行で逃げ出した!!
↓
ロックオン「待てこら!」
ハロ「はっはっはっ、私の速さについてこれるかね?」
ロックオン
「もういい、お前なんか
どこへでも行っちまえ!!」
↓
ハロ「こういうときはおっかけるの!」
素直に追いかけるロックオン。
↓
しかしハロには非常時自爆装置が装着されていた
「ヒジョージタイ!ヒジョージタイ!フシンジンブツニシツヨウニツイセキサレテイマス。
ジバクソウチ、スイッチオン!!」
↓
危険を察したロックオンはまたもやハロをティエリアに向かってぶん投げた
↓
ティエリアは投げた!
投げて投げて投げて…
ハロがポニーテールにささった!
ハロ「ぐぎゃあああああああああああああああああああ」
ロックオン
「ハロ!俺が悪かった…
今助ける!!」
↓
ロックオン
「このポニーテールをとりあえず刈り取って・・・と。
よしっ!」
持っていたカマでにっくき白衣のポニテを切り取った
↓
ビリー大激怒
「なんばしよっとね!!」
ビリーはロックオンの髪をつかんで振り回した
ビリーはロックオンを振り回しながら高らかに歌った
「みかんみかんみかん!」
↓
145 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/29(月) 22:40:45 ID:fI2zvUm7
ロックオン「禿げるからやめてくれ!!」
↓
ビリーはロックオンの毛髪を引っこ抜き始めた
アレルヤ「ハレルヤ・・・ビリーの悪意が見えるようだよ」
アレルヤはボコられているロックオンを尻目にハロを頭に乗せてどこかへ行ってしまった
↓
ハロ「ロックオン!!ロックオン!!」
涙いっぱいで主人の名を叫ぶハロ
↓
ハロ「オソロイ!ヌケル!オソロイ!」
ロックオン
「ハロ…俺がお前とおそろになるのを
喜んでくれるのか
ってそんなの関係ねえ!」
必死の抵抗を見せるロックオン
↓
ロックオンの頭はすでに河童みたいになっていた。満足げなビリー。
ロックオン「おい、どうせなら全部抜いていけよ!」
↓
「そうか・・・。なら徹底的にやらせてもらう」
メタボにのって颯爽と現れたティエリアが、ロックオンの頭頂部めがけて
大砲をぶっ放した。
「ターゲット、ロックオン。駆逐します」
↓
アレルヤ
「これで稀代のつるっぱげ…」
…けどねっ
それがロックオン・ストラトスだ!!
「これがソーラ・レイの光だ!」
アレルヤが叫ぶと、ロックオンのスキンヘッドが輝きだした。
↓
「あぢぢぢぢぢいいー!!!」
スキンヘッドが加熱されすぎて火が付いた
「これじゃゆでだこになっちまうぜ!!」
↓
ティエリア
「タコか…たこ焼き売りのバイトでも始めたらどうだ。
そのハゲ頭に鉢巻きをしめて」
その様子を心配そうに見守るアレルヤ
↓
「僕も手伝うよロックオン、
アイハブタコヤキピック」
アレルヤが料理に目覚める。
ロックオンが自分の店を持つようになる。
店まで持つようになったwwバロスww
ロックオン「ここはたこ焼き屋なのになんでお前はそうなんだ!」
必死でたこ焼きを返しているロックオンの隣で
なぜか優雅にフランス料理を作っているアレルヤ
↓
しかもたこ焼き屋なのに何故かロックオンの作るたこ焼きは一つも売れず
アレルヤの作るフランス料理はバカ売れ状態だった
ロックオンは売れ残ったたこ焼きの山を見ながら、ただただ頭を抱えていた
↓
ロックオン「こうなったら俺が食べるしかない・・・!」
悲壮な決意で売れ残って湿ったたこ焼きをほおばるロックオン。
しかし腹がたぷたぷになっても一向にへらないたこ焼き・・・
「そうだ、困った時のソレビじゃないか!!」
↓
>>164 ロックオン「今日からソレビはたこ焼き屋さんだ!」
刹那「断る」
ティエリア「死ね」
スメラギ「もっと酒のつまみになるものにしない?」
↓
しかしロックオンは諦めない!!
ロックオン「形も丸いし、ハロたこ焼きとして売れば儲かるんじゃないか?」
↓
ティエリア「貴様の給料からすべて差し引いても良いのならな」
↓
ティエリア
「まさかその売れ残りを出すつもりか?
製造日の偽装は許さない」
ロックオン「そ う だ!」
ロックオンはアレルヤの作る極ウマフレンチを盗み出した
「この子牛のフィレの盛り付けにたこ焼きを使ったらいいんじゃねえ?
和洋折衷だぜ!」
ロックオンは豪華な器に盛られた肉の隣にさりげなくたこ焼きを盛り付けた。
↓
ロックオン
「たこ焼きはメインデッシュのそばにあってこそ輝く…
まるでオレみたいだな」
アレルヤ「ハレルヤ、たこやきはおやつだよ」
「そ う か !」
ロックオンはたこ焼き屋をレストランに改装してパティシエに転職する事にした。
ロックオン「シェフ、これからどうかよろしくお願いします。
自分に出来る事なら何でも致しますゆえ」
↓
とりあえずもったいないので
余ったタコヤキをヴァーチェに食べさせる
ティエリア
アレルヤ「じゃあ、そこの刺身の皿にタンポポ載せておいてね・・・全部だよ」
ロックオンの目の前には無数の刺身の皿が並んでいた
↓
ロックオン「かしこまりました、アレルヤ料理長。」
ロックオンはタンポポを探しに、ハロを抱えて近所の公園へ向かった。
しかし既に秋深し。たんぽぽは綿帽子になっていた
「ま、いっかww」
ロックオンは能天気に綿帽子をかごいっぱいに収穫すると、
スキップしながら調理場に戻って、刺身に盛り付けた
↓
ちょっww
ダメだろwww
アレルヤ「ハレルヤ・・・さすがはロックオンの盛り付けセンスだ」
アレルヤは綿毛だらけのマグロの刺身を見て満足そうに微笑んでいる
そこへ客がやってきた
↓
さっそく刺身の皿にタンポポの綿を飾るロックオン
しかし飾りつくの最中、何故かくしゃみがしたくなった
ロックオン「ぶえぇぇええっくしょおぉおおおぉおいちきしょぉぉおおおぉぉっっっ!!!!!!!!!」
その衝撃で綿毛まみれの刺身が吹っ飛び、客の顔面に直撃した
↓
その客はビリーだった
「なんふざけよっと!
いいかげんにせんね!!」
ビリーはロックオンに飛びかかり、そのままバックドロップをキメたあと
馬乗りになってロックオンのやっと生えそろった毛髪を再びブチブチと引っこ抜き始めた
↓
さらにビリー開発の永久脱毛携帯マシンを取り出した
「これは今地球の女性に大人気なんじゃ!どんな剛毛でも2度と生えてこんど!!!
ワレに食らわすのはゴウワクけど特別サービスじゃどあほ!!」
ビリーは今まさにロックオンの頭にマシンを押し当てた
↓
ここでKY男グラハム入店
「この店のフレンチに心奪われた男さ!!」
↓
「あれここフレンチじゃなかったの」
グラハムは飛び散っているマグロの刺身を見ていった。
「しかしおいしそうじゃないか、鮮度抜群だなこれは」
グラハムは床に散乱したマグロを一枚取り上げて食べた
グラハム「デリシャス!」
ロックオン「それ土が付いてるぜ。床に落ちたからな」
ロックオンはお客様にタメ語で話し掛けた
「てゆうかww頼むからこいつ何とかしてくれよ!おいの大事な髪がニ度と生えてこんくなるけん」
ロックオンはビリーの方言が移ってしまった
↓
グラハム
「そういえば今朝の星占いで
乙女座は人に優しくしてあげると吉、
って言ってたな。」
↓
グラハムは星占いの教えに則り、優しさを見せてやることにした。
グラハム「そ〜れ。それそれ」
グラハムはビリーが引っこ抜いた髪の毛を次々とロックオンの頭に植え付けていった。アロンアルファで。ビリーとグラハムの見事な連係プレーである。
↓
「本日のお料理はいかがでしょうか」
そこへシェフ・アレルヤが華麗に登場した。
「ハレルヤ、素晴らしい芸術センスですね・・・お二人とも。
そうだ僕も参加させてもらうよ。今の僕は料理人という芸術家だからね」
アレルヤはマグロの刺身を出刃包丁で華麗にさばくと、ロックオンの頭に貼り付け始めた
グラハム「ブラボー!なんてエキゾチックなんだ…!」
↓
それを土6で放送するTBSクルー
なんぞこの流れwww
カオスすぐるwww
その様子をじっと見つめていたティエリア
「もう黙っていられない!」
ティエリアはロックオンのそばに駆け寄り叫んだ。
「刺身のつまはタンポポじゃなくて菊だ!
華道家という名の芸術家として黙っておれん!」
言いながらロックオンの頭の刺身に菊を添えていくティエリア
「完成だ。さ、召し上がれ」
店の看板メニュー誕生の瞬間だった。
↓
喰うのかよww
スメラギ「あら、なかなかいいんじゃない?でもね・・・」
スメラギが一升瓶片手に登場した。
「刺身といえば日本酒!忘れてもらっちゃ困るわね!!」
スメラギはロックオンに強引に酒を飲ませようとした
殺那
「俺がソムリエだ。
スメラギさん、その日本酒には当店の看板料理
ロックオンのハゲ頭盛りがぴったりだ。
どうぞ召し上がれ」
↓
ハレルヤ…刹那の悪意が見えるようだよ
202 :
通常の名無しさんの3倍:2007/11/01(木) 22:35:39 ID:qsfVCVED
スメラギ
「本当に美味しいの?これ」
ティエリア
「不味くはないつもりです」
アレルヤ「僕の特製のソースをつけて食べると、より一層うまみが増しますよ。」
その特製ソースの中味は青汁+青じそ+青りんごのグロソース
あやしげなソースの色に、表情を曇らせるスメラギ。
アレルヤ「本当に美味しいんですよ、このソース」
一切れ手に取って、たっぷりソースをつける。
「じゃあ、君に味見してもらおうか」
↓
試食するのは、ちょうど、通りがかっていたコーラサワー
コーラサワー「これは…」
↓
「…スベシャルで!2000万で!パワーズなんだよぉ!」
コーラサワーはわけのわからないことを口走り走り去った
↓
ロックオン
「…ハロ、いま俺の頭どうなってる?」
↓
「ドウッテコトナイキニスンナ」
ハロはロックオンの頭を見て言った
「ドンナヘアスタイルモアニキナラツカイコナス!1ブラボー!!」
「ハロ、やっぱりお前は最高の相棒だぜ…ハラショー!!」
思わず目頭が熱くなるロックオン
ロックオン「ハロ、このまま俺たちどこかへ行ってしまおうか。」
↓
「アナタガノゾムトコロナラ・・ドコヘデモオトモサセテモライマス・・・。
ハロヲアナタイロニソメテエン」
ぽっ
ハロはほほをりんご色に染めた
↓
店内は温かな祝福ムードに包まれる
ビリー
「ハロ、ロックオンにメロメロなんですよ」
グラハム
「二人の行く末を祝福しよう!
いや、祝福する必要があるとみた!」
そしてロックオンとハロの結婚式
↓
0ガンダムが現われ、謎の神秘的な光でその場を大聖堂に作り替え、結婚式場を提供
↓
「ハレルヤ、披露宴の料理は僕に任せてよ」
「メインテーブルの装花は徹底的にやらせてもらう」
「俺がソムリエだ」
スメラギ「じゃあ私はてんとう虫のサンバでも歌うわ。」
土六の先輩方(ウルトラマンティガ〜コスモス、種ガン、ハガレン、他)も、0ガンダムの後光の中で祝福している
ウルトラマン達から変身道具を沢山貰うロックオン
↓
「ちょ、やべ、あれマジでレア物じゃね?」
ロックオンが受け取った祝いの品を見て
またしても他人のものに心奪われるグラハム
↓
221 :
通常の名無しさんの3倍:2007/11/02(金) 21:12:13 ID:lZ9oZ1CI
グラハムのヲタ魂に火が付いた
>>219 アレルヤのキュリオスにはBLOOD+の小夜がいるって訳だね
変身道具って使うとどうなるんだよ!ロックオンが変身するんじゃなくて、ウルトラマンを召喚獣みたく呼び出せるんだったらそれもかっこいいかもな・・・
アレルヤ「小夜・・・・僕は憂鬱だよ・・」
少し頭を冷やす
↑刺身が痛まないように
まだ貼り付いてるのかw>刺身
GN粒子のせいでどんどん大きくなりだす刺身
いやあああとヒロインさながらに叫ぶ青年男児ロックオン24歳
ハロ「イカナイデ ロックン!!!!」
ロックオン
「安心しろハロ、俺の頭の上に
イカはないで…」
↓
それを聞いたユニオンの大統領、「ラクゴ以外のギャグは認めん!!」と激怒し、革ムチを持ってロックオンを追跡
あわてて後を追う側近とテレビ局のクルー
↓
ロックオン「布団が吹っ飛んだ!」
↓
「あれ〜?誰も電話にでんわ」
大統領はあまりの怒りに血圧が上がりすぎてぶっ倒れ、側近に病院に連れて行ってもらった
それを各国の報道機関に1ヶ月ネタにされ、それに側近もキレて倒れ入院、ユニオン大混乱
アレルヤ「ナンクルナイサー」
アレルヤ
「ハレルヤ、今の言葉は僕の口から出たものじゃない…」
ハロ
「ケケケケケケケケケ」
ひぐらしが、
アレルヤを嘲笑うかのように
鳴いていた…
↓
ロックオン「ハロ、そろそろハネムーンに行こうか。」
ハロ
「ハネムーン!シンコンリョコウ!
アオイウミ!シロイスナ!
フタリダケノビーチ…」
ポッ
↓
空気が読めないアレルヤ
「ガンダムマイスターは一人じゃない!」
↓
240 :
通常の名無しさんの3倍:2007/11/03(土) 23:07:46 ID:I8bNxO4C
ハレルヤ「何いちゃついてんだテメーラ!殺すぞコルァ!!
ハロ「アンッ!!」
録音「おいおい…アレルヤお前、わざわざ掘られに来たのか?」
ハロと録音は真っ最中だった。
オセロの。
ハロ「ハジッコトッタ」
ロックオン「あ、てめっ」
オセロの盤上は全てハロ側の白で埋め尽くされていた。
↓
「ああぁぁあ・・・つ!」
アレルヤは盤上を見て声にならない叫びをあげた。
「ハレルヤ・・・しかしこれでは一方的だ。僕も参戦させてもらうよ。」
↓
グラハム「たかがオセロでこれだけ盛りあがるとは……若いな……」
近くの海の家からしっかり観察するユニオンのエース
2局目
アレルヤ対ハロ
開 始
↓
その間にロックオンはTSUTAYAにセイザーXを借りに行く
しかしうっかり大人のDVDをレンタルしてしまった
DVDを間違えていることに気づかず真顔でレジの店員の前に差し出すロックオン
レジの店員は女性で、「こんなにかっこいい人が恥ずかしげもなくこんなことをするなんてショックゥゥゥ!」と思ってしまう
250 :
通常の名無しさんの3倍:2007/11/04(日) 16:12:22 ID:JaU5FaQQ
ロックオン「早くしてもらえます?一刻も早く見たいんで」
録音ならどうせ特撮なら電王借りろよw(三木さん的な意味で)
その時ロックオンは自分の過ちに気付く
「……間違えた!!……………すんません、間違えました。」
と言って他のやつを急いで適当に借りることにした
手にしたのは電王だった
その瞬間、同じく電王に手を伸ばした
セルゲイ中佐と手が触れ合った
「これはうちの娘と一緒に見るんだ、邪魔はしないでもらおう!」
いきなりぶち切れた中佐
瞬間的に、セルゲイ中佐が
失敗のせいで進退きわまっている部下の少女ソーマを
心配していることを悟ってしまうロックオン
苦労人のロックオンはもはやNTになりかけていた。そう気遣いのNTゆえに見知らぬ相手の心も瞬時に察してしまうのだ
「これで娘さんとおいしいもんでも食べてきな」
差し出したのはアレルヤのフランス料理店のお食事券だった
「ソレスタルビーイングが人助けだと!?」
やっぱり苦労人の中佐も、ロックオンの正体を悟ってしまうのだった
セルゲイ(うーむ、確かに曲がりなりにもソーマは乙女だしオシャレなフランス料理のほうが喜ぶはずだ。)「すまんな、有り難く貰っておこう」と言って去っていきながらも、何故娘がいることを知っているのかが釈然としない中佐だった
セルゲイ
「それにしても今の男、
頭の上に妙なものが載っていたが…
しかし私にも恩を感じる心はある。
そっとしておいてやろう…」
ロックオンは再び電王をした
が、またしてももう一人の人物がやってきた
グラハム「君(電王)の存在に心奪われた男だ!!」
そのときロックオンはNTの感で悟ってしまった。
ロックオン(ああこの人、一緒にDVDを見る相手もいないんだな……)
↓
>>262 (む…いや…
隣にポニーテールが見える…女か?
…いや…もしや…まさか…)
「男のポニーテールだと?!」
↓
ロックオン
「お前のおかげで、俺は大事なことを思い出したよ…
俺には、俺の応援を待っている大事なやつがいるんだ!!」
ロックオン
「だから、これはお前に譲るよ。
ポニテにもよろしくな。
あと、これもよろしく」
グラハム
「君の思いは受け取った。
あとは全て私に任せて君は行きたまえ!」
ロックオンは電王と延滞金のついたビデオをグラハムに渡すと、
ハロの元へ急ぐのだった。
セルゲイ
「ほにほにー!」
意気揚々過ぎてファビョった中佐を迎えたのは
絶対零度の表情をしたソーマだった
セルゲイ
「少尉、いやなに、七三の薄い髪を風が優しく包むものだから
、
つい明るい歌声で歌ってしまってな、
胸に白い花束はないが白いフレンチ券ならあるんだ、
そういうわけだから昼食に行こうか」
↓
ソーマ「フレンチ……?……お父様……!!(ポッ)」
ソーマは喜んだ様だった
セルゲイとソーマは手を繋いでスキップしながらレストランへと向かった
アレルヤ「いらっしゃいませ」
想像するだけでもほほえましいぜ中佐w
>>270 そこでソーマとアレルヤのナノなんとか同士が共鳴
↓
セルゲイ
「(慣れない店に来ると落ち着かないものだな…)
とりあえず、シェフおすすめのコースを」
↓
突然ソーマとアレルヤがかっと目を見開き、徐々に恐慌をきたし始めた!!
が、二人ともこれで二度目なので上手に自分の変化を制御し、サイヤ人にかっこよく覚醒するだけですんだ
ハレルヤ「こちらが本日のパスタです。」
↓
ティエリア「絶望した!フランス料理屋で平然とパスタをメニューに入れる店員に絶望したぁ!!」
ティエリアが窓をつき破ってきた
ハレルヤ
「ハッ、うちは創作フレンチなんだよ、
ご愁傷様…」
アレルヤさん:フレンチ
ハレルヤさん:イタリアン
成る程専門が違うのか
「あれ? ここ俺のスレだよな?」
ふと我に返り、どこで乱入しようかタイミングを計るロックオン
ついでに272以降に大きな矛盾がないことに驚くロックオン
「人革のおっさん、突然サイヤ人が二人も現れたのに
全く動じてねえ、すげえ……さあ、ティエリア降臨でどう動く?」
ティエリア
「適性のない者にフレンチをつくらせるべきじゃ
「うるせえ、テメェのMSにこれをくれてやるから
黙ってな」
ハレルヤはそう言うと、石釜から熱々のピザを取り出し
ティエリアに渡した。
↓
ハレルヤの優しさに涙するティエリア
ロックオン「いい話だ・・(涙」
>>283 いや、兄貴
ピザ=メタボのことだからヴァーチ(ry
トマトやチーズの乗った熱々の焼きたてピザ=ヴァーチェ。
ティエリア「ヴァーチェ……立派になって!」
↓
アレルヤ
「ハレルヤ、ティエリアも喜んでくれたよ…
さあ、あちらの親子も幸せにしてあげよう」
↓
「君、何か芸見せてあげてよ」アレルヤはロックオンを促した
ロックオン「狙撃しか能がないんですが……」
↓
ロックオン「とりあえずオナモミを投げさせたら百発百中っすよ」
と、何処からか取り出したオナモミをティエリアのカーディガンに向けて投げ出した
ロックオンはオナモミでティエリアのピンクカーデに
見事なハート柄を作り上げた。
「お前…その方が似合ってるぜ☆」
「そ・・そうかな?」
なんとティエリアは顔をうっすら赤くしている。
予想外の対応に少し驚くロックオン
↓
ソーマ「いやあああぁあぁぁぁああああぁあアアァアア!!!!!!!!」
ほんのり薫る801の香りに過敏に反応したのはソーマだった
フォークやナイフを手当たり次第ロックオンに投げつける!
↓
ハロ
「ウワキモノ!ウワキモノ!!
シンコンナノニ!!!ウワキモノ!!!!」
ハロまでもが騒ぎ出してしまった
↓
セルゲイ「小尉、小尉!落ち着くのだ小尉!強く不快に思ったのなら店を出ればよいだけだ、暴れてはいかん!」
ソーマを押し止めようとする中佐
アレルヤ「待って下さい!」
店を出ようとする親子を呼び止めるアレルヤ。
↓
「誤解です!彼らはとてつもなく腐臭を漂わせてはいるが!!
決して・・・決して801なんぞではありません。
それは日本のシェフ・ベスト5にも選ばれたこのアレルヤが保証します!」
アレルヤは涙を浮かべて熱く語った。
「そんな誤解はわたくしのお料理を召し上がっていただければすぐに解けるはず・・
なにとぞなにとぞご容赦を!!」
↓
「ふふふ、うふふふふ、ガンダムのケ・ハ・イ♡」
店の入り口近くに音もなく潜み妖気を発するグラハム
ロックオン
「芸を見せるように言われただけなのにorz」
↓
「俺、これからスーツにトレンチコート、グラサンに黒革手袋にしようかな……」
急にタフになりたくなったティエリア
アレルヤ
「ティエリア、そんな思案しなくても君に似合うのはセーラーマーキュリーコスくらいだから大丈夫。
分かったらそちらのお嬢さんにエディブルフラワーのデザートを作って差し上げて。
殺那はお父様にワインを。
ロックオンは床でorzしてる暇があったら入り口にいる方をご案内して」
気を取り直し仕事に精を出すロックオン。
ロックオン「入り口で何やら独り言を呟いているお客様、こちらのお席へどうぞ。」
素直に案内されるグラハム。
ロックオン「ご注文は?」
グラハム「ガンダムを一つ。」
↓
ロックオン「かしこまりました。ガンダムですね。」
厨房に下がるロックオン。
ロックオン「ご注文の品お持ちいたしました。」 刹那「俺がガンダムだ。」
「ヘイユー!
この今にもガンでダムダム弾を打ってきそうなボーイが
ガンダムだと言うのかい?
ガッデム、ジョークが過ぎるぜ!」
グラハムは突然アメリカ訛りになった
刹那「俺 が ガ ン ダ ム だ。」
↓
グラハム「……!ガンダムの香り!お前からするぞ、ボーイ!」
突然脳内麻薬が400%増しになり暴走を始めそうなアメリカン
「うひょーっ!!」
グラハムはおさるさんのような奇声をあげて刹那の手をつかんだ。
「そう、君がガンダムだ・・!乙女座の私には独自のセンチメンタリズムで確かに分かる。
さあおれトウギャザーしようぜ!!」
グラハムは刹那をお姫様抱っこすると、店外へ飛び出した。
セルゲイ「小尉……見てはいけない!」
必死でソーマの目を隠すセルゲイ。
↓
「グラハムみたいな変態じゃなくて格好いい王子様にお姫様抱っこされたい……きゃあっ///」
ソーマが生まれて初めてした乙女チックな妄想だった
セルゲイ
「なんだ、そんな事くらいお安いご用だ…いかん、そうではない。
それよりも、少尉が初めて乙女らしい発言を…
まさか、この乙女チックなデザートの影響なのか!?」
アレルヤ
「お気付きいただけましたか。
当店の料理は、召し上がる方を必ず幸せにいたします。
これが日本のベスト5に選ばれたシェフ・アレルヤ・ハプティズムの実力です。」
ティエリア「ちょっと待て。そのエディブルフラワーのデザートは
俺が作ったのだが」
ティエリア怒りの形相で登場。
「まったくいつもいつも貴様は人のアイデアを盗み取る・・・!!」
↓
アレルヤ「下手こいた〜」↓
ロックオン(不味い・・このままじゃ俺のスレをアレルヤに乗っ取られるぞ・・・なんとかしなけりゃ)
↓
ロックオン
「そうだ、子どものお守りが俺の役目だ!
殺那を助けに行こう!!」
アレルヤ
「ティエリア、それは違うよ。
アイデアは僕、作ったのは君だ。」
ティエリア
「?…そうだな」
アレルヤの屁理屈に言いくるめられるティエリアだった
ロックオンは刹那を救出するため、ハロと共にアメリカ合衆国へ向かった。
↓
ロックオン
「さてと相棒、今回の事件は誘拐だ。
被害者の名は殺那・F・セイエイ、ユニオン国籍グラハム・エーカーによって拉致され、現在まで監禁されているものと思われる。
犯人がわかっているからといって油断するなよ。
俺達の息のあった捜査で、事件を可級的速やかに解決してやろうぜ!」
「ヘイ、アニキラジャーダゼ!ジゴクノマリダマミカンコト、コノハロサマニカカッタラ
ドンナヤバイハンザイシャデモイチコロダゼ」
ハロは渋いトレンチコートに葉巻をくわえて答えた
↓
あまりのかっこよさにキュンとしたロックオンは
もう妖精さんでも魔法使いにでもなってやると固くハロへの忠誠を誓うのだった
↓
「ソレホンキカイ?アニキ」
「なんでもするぜ!ハロのために!!」
「ジャアウマニナリナ。セイブゲキハードボイルドトイッタラ
ヤッパウマダゼ!!ビバ!ケンタッキー!!」
ハロは完全に自分に酔っていた
↓
スメラギ「う、馬っていうのは比喩よね、何かの……(刹那の救出を忘れてないといいけど、大丈夫かしら)」
宇宙のトレミーから心配するスメラギ
ロックオンは膝をつき、お馬さんのかっこになろうとした
orz
○
○| ̄|_
ハロ
「サスガアニキ、
orzノポーズモネンキガハイッテレゼ、ハイヤー!」
ハロはロックオンの背に飛び乗った。
ロックオン
「あちいいいいい!」
ハロの葉巻によってロックオンの背中に根性焼きが入ってしまった。
○
∨
○| ̄|_
○
‖
○| ̄|_
「ジャアイクゼ!アニキィ!!ユニオンホンブノエントランスミエルダロ?
ハシッテトツニュウスルゼ!ソオレッ!!」
ハロに葉巻で尻を焼かれて、ロックオンは走るしかなくなった
「ソオレッ!!オウマサンカッポラカッポラ!!」
↓
ロックオン「うおおおおお!!!」
ロックオンは必死で走った。その異常な姿に周りの人々は驚き彼らを避けた。風を感じるハロ。
ハロ「イイカンジダゼ。」
「楽しんでくれているようだな、相棒」
慣れているのだろうか。
ケツに火がついているにも関わらず、ロックオンは随分余裕があった。
刹那「……とりあえずここはどこだろう?連れ去られてしばらくしてあの変態の妖気で気を失ってしまったようだな……なぜかロックオンが心配なのはどういうことだ?」
今ヤバいのは俺のはずだが……俺の霊感が強くなったとか?
さすがに誰かが警察を呼んだらしく、ロックオンはアメリカンポリスに囲まれてしまった
「オイオイどこのどいつだ?
俺様の管轄に土足で踏み込んだんだ、タダで済む訳ねぇよなァ!
俺が誰だかわかってんのか?非常勤職員のパトリック・コーラサワーだ!
AEUから少しだけ暇を出されたスペシャル様なんだよ!知らねぇとは言わせねぇぞ!えぇ?オイッ!」
現れたアメリカンポリスはコーラサワーだった
ロックオン「ああ、スペシャルで2000回でヘタレのコーラ何とかか。敵地で何やってんだお前。」
ロックオンはコーラサワーを無視し、尻に火をつけたまま走り続けた。
↓
○| ̄|_ ←コーラサワー
「かわいそうな方…コーラサワーというのね?どうかしっかりなさって」
ふいに中国的な美少女が現れて慰めてくれたとたん
全てコーラサワーの幻覚だった
「あわわわわ・・・」
コーラサワーは病院のベッドの上で点滴を打たれながらつぶやいた
「お嬢さん…でも俺確かに見たんだ…背中でボールをはじきながら
四つんばいで凄い勢いで走っていく男との姿を…!!
しかもケツに火まで付いてた・・あれが幻覚のはずねえよ・・!」
↓
「そうだ、幻覚のはずねぇよな」
「ヨナー」
コーラサワーの後ろには血まみれのロックオンとハロが…
↓
それは留美の命令でメロンを持ってきた紅龍だったりするのだが、
テキサスの日差しとハロ粒子にやられたコーラサワーにとっては
紛れもなくロックオンとハロのコンビだった
一方その頃のユニオン
ビリー
「あんた何ば拾ってきよっと!はよ捨ててこんね!!」
グラハム
「オー、マミー!ちゃんと餌もあげるし散歩にも連れていくから!
ベリーナイスなガンダムなんだ、お願いだよ!」
二人はお国訛り丸出しでもめていた
片桐氏はなぜに博多弁?
広島弁?にもなってたから日本訛りかと思った
ビリーはグラハムの隙をうかがうと、強引に刹那を捨てる事にした。
「…これが悪いということは十分わかっとる…。
わかっとるけどやらんといかんばい…。わるう思わんでくれ、ぬこちゃん」
ビリーは刹那をダンボールの箱に入れると、ミルクと毛布を同梱して
ユニオン近くの公園のベンチの横に置いた。
「よか人に拾ってもらうんだよ…。これがお互いのためやけん」
↓
段ボールの中には先客がいた
rTTヽ
[('l,.`Д´l"] おいらをどこかのスレに送ってくれ!
/ヽI.⊂〈/\ 別れの時には土産を持たせてくれよな!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| |/
 ̄ ̄ ̄
刹那「土産…?…俺か?」
このままでは永遠にさ迷うことになってしまう!ロックオン間に合うか!?
ロックオン「ハロ、今俺たちどの辺りにいる?」
ハロ「サッパリワカラネエ。」
刹那を探すどころか迷子だった。
お昼寝から目を覚ましたグラハムが、刹那のいないことに気付く
グラハム
「マミー、ガンダム知らない!?」
ビリー
「ガンダムは宇宙に帰ったばい。
さあ、おやつにドーナッツを揚げたからはよ食べんさい」
ビリーのドーナツは絶品で口の中に幸せが広がる
が…!!
「マミー騙されないよ!あのガンダムは特種すぎる」
グラハムはビリーの制止を振り払い、裸足で駆け出した
↓
急げ!お馬さんロックオン!&ハロ
裸足のグラハムより先に刹那を救出するのだ!
ハロ
「アニキ、アメリカトイエバニューヨーク、ジユウノメガミダ!
ニューヨークヘムカオウゼ!」
ロックオン
「了解したぜ相棒!
…ハロ、なんだかこれって、新婚旅行みたいだと思わないか?///」
ハレルヤ「俺の背中で懺悔しな」
刹那「……。……。」
全く希望の光が見えない上に謎のハレルヤ画像を受信してしまい目が虚ろに……
しかし目の前の金属バットを持っているハレルヤが
何故かロックオンを連想させ、直感で彼がここに向かっていると察知した
お馬さんポーズでケツが燃えているままのロックオンは自由の女神像の入場を丁寧に断られてしまった
チケット売り場の女性「うそ!?こんなカッコイイ人が 変態!?」
裸足で外を走っていて釘を踏んでしまったグラハムは、レイフマン教授に二倍速カスタムシューズを作ってもらった
「これでガンダムをみつけられる。見事なシューズだ!プロフェッサー」
「でもそれ、あんたの足にあわないよ」
「え!!」
「わしの理想の足に合わせてつくったんだよね…。ピッタリ会う人見つけてきてよ」
教授は白髪を風になびかせて頼んだ
↓
……しかし何者かの仕業で、歩くとイオリア・シュレンベルグの演説がでるようにされていた
「諸人讃えよ、ソレスタルビーイングを、最高存在の奇跡を!!」
エイフマン「わしらより二世代先の技術を持っておるわい……」
グラハム「プロフェッサーの純粋な心を踏みにじるとは・・・!許せんぞソレスタルビーイング!ユニオンのヒーローが成敗してくれるわ!」
選挙カーのごとくイオリアの演説をたれ流しながら、グラハムは走る。
↓
ケツが燃えているせいでまともな観光場所にいけなかったロックオンは、公園の段ボール街にたどり着いた。
合わないシューズと釘を踏んだ時の傷で足に12倍の負担がかかったグラハムは、公園で一休みすることにした。
↓
ベンチに座るグラハムの隣に
馬に疲れたロックオンが腰掛けた。
「ハロ、一休みするぜ!」
「ソンナヒマナイダロー」
「腹へって動けない。なんか食わせて」おなかがなるロックオン
↓
グラハム「(あの身なりで子連れ!相当困っている人と見た!!)よろしければどうぞ」
グラハムはアメリカン紳士的にビリー特製ドーナツ最後の一つを差し出した
↓
「シカタノナイヒト」
ハロはロックオンの頭から魚のジャーキーを剥がしてあげていた
いつの間にもらったのかドーナツを貪り食うロックオンの姿
「ヨロシケレバドウゾ」
お返しに干からびた一片の魚を隣の紳士に差し出した
グラハム「(これは食物なのか…!?いや、まだ私の未知の異国の食物なのかもしれない。このような義を断るなどユニオンのエースがしてもいいのか!?物知りマミー助けてくれ!そういえば昨晩マミーは帰ってこなかった…)」グラハムは変な方向に思考が飛び交い混乱した
グラハムは意を決して干からびた魚を口に運んだ
「…エクストリーミリーデリシャス!!絶品です。オレンジマシーン。この味付けの正体は何なのですか!?好意を抱きます!」
ロックオンより分別のありそうなハロに聞いた
ハロ「キギョウヒミツデス。」
↓
ハロ
「ソレハ、ニホンノトップマイスター4ニンガチカラヲアワセテセイサクシタ
フィッシュジャーキーダヨ」
グラハム
「グゥレイト!是非ともユニオンでも販売したい!
いや、販売する必要があるとみた!!」
グラハム「そのまえに…些か気になってはいたのですが、お連れの方は傷だらけではありませんか!?」
紳士なグラハムは、釘を踏んだ傷口消毒用にマラソン途中にマツキヨで購入したマキロンを差し出した
「アニキ!アリガタイオボシメシダゼ!!」
ハロはロックオンに言った。
「サア、ケツノヤケドニヌッテヤルカラ、ズボンヌギナ」
↓
ロックオン
「ズボンなんざとっくの昔に燃えちまってるよ」
ハロ
「!!!!!」
ロックオン
「落ち着けハロ。燃えたのはケツの一部だけだ。
俺はまだいけるぜ」
グラハム「(これは傑作だ!ズボンがないのにズボンを脱げだと!?こいつら行動自体が矛盾している!)」
流石に声には出せなかった
「(それにしても灰だらけのケツにカボチャのロボ…
間違いない、乙女座の直感がそう告げている!)
…失礼ですが、このガラスのスニーカーをはいてくださいませんか、サンドリヨン」
グラハムはうやうやしく教授のスニーカーをロックオンに差し出した
ロックオンは言われるがままに真っ黒いガラスの靴に足を入れた
カスタムシューズはJOJOの4部で承助が宇宙人の靴を履いたときのごとく、瞬時にロックオンの足ぴったりのサイズになった!
「おおおお!!!」
グラハムは感激の声をあげた
「教授を呼んで参ります。姫。しばしお待ちを…」
前張りオンリーでおケツまるだしのロックオンを残し足早に立ち去るグラハム
↓
ロックオン
「ただ待ってるのも暇だな。
ドーナッツで腹もふくれたし、ニューヨーカー気取りでセントラルパークを散歩でもするか、ハロ」
その頃グラハムは美容院の前に突っ立っていた
「まさかな、プロフェッサーがエクステンションをしていたとは…さすがの私も予測できなかった。店に入って声をかけてもいいものか…」
苦悩する裸足のエース
ロックオン「ん…?何だ!?」
段ボール「…」
散歩中のロックオンは何やらごそごそ動いてる段ボールを発見した。
ロックオン「こっこれは!」
…アイルランド一週間の旅行券だった。
ロックオンはこれをこっそりとハロの中に隠し、何事も無かったかのように家に帰った。
もちろんグラハムの事は完全に忘れて
ついでにアイルランド旅行券や筑前煮などのお土産に埋もれた殺那を発見した
「これは礼だ」
殺那はロックオンに自分の赤いマフラーをプレゼントした
ハロ
「ヤッタナアニキ、
アカイフンドシゲットダゼ!」
ロックオン「おー有難い。特したな、ハロ!」
おもむろにマフラーをふんどし巻きし始めるロックオン
「ふんどしじゃない!」
刹那はロックオンもろともハロを正拳突きした
ロックオン
「何やってんだ殺那!
やっていいことと悪いことがあるだろ!」
殺那
「俺もそう思う」
刹那「だが俺は謝らない。なぜならガンダムだからだ」
そこへ教授を伴ったグラハムが到着
グラハム「何!?ガンダム!?きみのそんざいに心奪われた者だ!!」
教授「わしは変態というものが心底嫌いでな。刺し殺してくれるというのならガンダムを指示したい」
なんか3対2っぽくなった
刹那「エクシア、目標を駆逐する」
容赦なくグラハムを刺す刹那。
それにしてもこの男、ノリノリである。
グラハム
「切れてないっスよ」
彼もノリノリである
ポニテ「なんばしよっと!?夕飯の時間ぜよ!!」
ビリーは教授とハムを引きずって帰っていった
ロックオン
「ハロ、大丈夫か!?
殴られた時メメタアッって効果音がしたぞ!」
ハロ
「メメタアッ!メメタアッ!!」
「メメタア!メメタア!
「おい刹那!責任とれお前。メメタアしか言わなくなったじゃないか!
新婚なのに…あんまりだ」
打ちひしがれるロックオン
↓
刹那「俺は悪くない。何故なら俺はガンダムだからだ。」
ロックオン「は?いい加減にしろ!謝れ!俺とハロに謝れ!」
ついつい掴みかかってしまうロックオン
刹那「ファーストフェイズ終了。これより帰投する」
刹那はロックオンを無視して帰宅した。
クロスロード家に。
↓
【逆に考えるんだ。
最近喋りすぎでうざかったからラッキー
そう考えるんだ】
暗くなる空にジョースター卿がうかんできた
ロックオンの瞳から一滴の涙がハロのボディへこぼれた
ハロ「…ロックン」
録音「ハ、ハロ…!!」
↓
ハロ「オトコハナイチャダメダゼ」
ハロはウィーンと通常の3倍腕を伸ばし、ロックオンの頬の涙を拭った
ロックオン「ハロ!!」
その頃ユニオン
グラハムの枕元には見たことのない珍笛が置いてあった。それは昨晩ビリーがフラれた元カノに詳細なレクチャーを受けて夜なべして制作したガンダム笛だった
「初めましてだなぁ!ガンダム!そしておやすみなさいだ!マミーありがとう」
グラハムはガンダム笛を抱いて眠りに落ちた
レイフマン
「よく眠っておるわい。
昨日の夜帰らなかったのは、これを作っていたからなんじゃな…」
ビリー
「おじいちゃん。あの子、ガンダムにメロメロなんですよ」
キュウイイインン
真夜中ガンダムが起動した。
ガンダム笛は、吹くとガンダムにしか聞こえない超音波を発する仕組みだった。
そうまるで犬笛のように。
何もしらず安らかに眠るグラハム一家
↓
刹那「何だ? 眠れないな……」
そしてこの男もガンダムだった
↓
刹那「キュウイイインン」
刹那は腹筋を開始した。
↓
しかもクロスロード家で
ミス・スメラギからガンダムマイスター達に暗号電文がきた
「何者かによってガンダムが遠隔操作されているわ!現在原因を究明中。あぁもう!どこから機密が漏れたのかしら!」
しかし、グラハムは恐ろしげな洋館の中で巨大な鋏を持って追いかけてくるイオリアから逃げ回っていた……
イオリア「我がズラを見たものに地獄あれ!地獄あれぇ!!」
スメラギ
「ロックオン、貴方がハロばっかりかまうからデュナメス家出しちゃったじゃない!」
アレルヤ
「ハレルヤ、キュリオスがコンテナに引きこもって出てこない…僕は憂鬱だよ」
ティエリア
「ヴァーチェ!冷蔵庫を漁るのはよせ!!」
混乱した現場の声がロックオンの通信機に届いた
ガンダム笛はうなされてるグラハムに振り回されてナウシカの虫ぶえみたいなことになっていた
ふぁんうぁふぁんぁふぁんふぁん(以上、虫笛で)
ますます暴走するガンダム
デュナメスは楯の間からミサイルを撃つのと同じ動きで、羽織ったコートの前を開け閉めしてどこからかミサイルを撃っている
その動きはまるで変質者のようだった
ロックオン
「やめろ、パイロットのイメージが悪くなるだろ!
お願いだからやめてえええええ!!」
グラハム「おかしい。切られても流血していない…そうかこれは夢と見た!なら目を覚ませばいい!」
グラハムはエース的精神力で夢から目覚めた。
「ちょっとフラッグで夜風に当たってこよう。怖い夢を見ないように…」
エースは汗だくだった
格納庫では眼鏡を外したビリーが何やら作業中だった
「(マミー!こんな夜中にフラッグの整備とは!?感動の粋をこえた!ちょうどよかった。ついでにガンダム笛の音の出し方も教示願いたい)」
グラハムはよだれでべとべとのガンダム笛を抱き抱えて、ビリーに近づいた
グラハム「マミー、何してるの?」
ビリー「ハンダでフラッグに傷を付けて、深手を追ったようにしてるところさ」
ビリーは眼鏡を外すと性格が露骨に変わるのだ!その姿は伝説の笛職人を彷彿させた
グラハムはガタガタと奮え出し、寝室に逃げ帰った
「朝になれば通常のマミーに戻るはずた。それまで何とか己の力でガンダム笛の音の出し方を突き止めるのだ!望むところだ!」
グラハムはベットの上で、力の限りガンダム笛を吹き続けることにした
俺はロックオン・ストライクだストレスでもストライキでもねえ
ぴーひゃららピーヒャララ…
真夜中のグラハム家から怪しげな笛の音が聞える…
「なんだあの音は?眠れねえ」
近隣住民が怪しみ始めた。
松明をかかげてグラハム家の玄関前に押し寄せる自治会の皆さん
↓
近隣住民の中には隣人に恵まれない沙慈がいた
「うちのご近所さんは変わった人が多いなあ…
風水的に問題があるのかな…」
「そうだ、君、ちょっと手伝ってよ」
沙慈は羅盤(ローパン)を抱えながらロックオンに言った。
「ここの地形と家の間取りが風水的に問題ないか調べてみよう」
↓
「沙慈、この人は?
(…すごい格好。沙慈のご近所さんってこんなのばっか?)」
ルイスの冷たい視線がロックオンに降り注ぐ
ロックオンは装備を確認した
頭:ブッシュジャーキー
胴体:イカすチョッキ
手:皮手袋
腰:赤いふんどし
足:黒いガラスのスニーカー
携帯品:叩かれてファビョりぎみのハロ
ロックオン(うん、悪くはないな)
↓
沙慈「ルイス、見た目で人を判断しちゃいけないよ。僕のお隣さんだって名前も格好も変だけどいい人さ」
至極まともな事を言う沙慈。
しかし目は泳いでいる↓
ロックオン
(悪い印象を与えてしまったようだ…)
ルイス「…というかあなた、見た目だけじゃなく顔色もおかしいわね超白いんだけど。」
沙慈「ちょ、ルイス!失礼じゃないか!」
ロックオン「何を言うんだ君は。見ての通りピンピンしてるぞ!!なぁハロ!!」
ハロ「ソノトオリダゼアニキ!!」
ロックオン「オレの生命力を見てくれ!新たな毛根を自力でつくっている最中なんだぜ!!スゲえだろ!!」
ここの住人の応用力の高さには本当に驚く
それはそうと
>>419のブッシュジャーキーは
ブッシュ(大統領があまりの旨さに喉につまらせイスから転げ落ちたという伝説の)ジャーキー
の略なんだからね!
べっ別にフィッシュジャーキーと打ち間違えた訳じゃないんだからねっ!
>>427 ありがとうと、調子に乗ってみる。
あと、ごめんなさい。帰宅してジャガーさん12巻を確認したらハメ次郎の台詞がちょっと違ってました。
正しくは→「ハンダで穴を開けて深手を負ったような感じに仕上げてる所です!」
↓
太陽炉エネルギーをフル活用して毛根を育成しようと頑張るロックオンのハゲアタマ
しかしなかなか思うように行かない
その時ガンダム笛に呼ばれ家出したデュメナスが一目散に飛んできた。
「アッ!俺の相棒だぜ!!助けきてくれたのか」
↓
ロックオン「お〜い、俺はここだデュナメス〜〜!」
笑顔で手を振るロックオン。
しかしデュナメスはロックオンの方を見るなり威嚇射撃をしてきた。
↓
その瞬間、ハロはロックオンを庇って飛び出した!
ロックオン
「ハロおおおおおお!!」
ハロ
「…ロックン」
ロックオンは本能的に手より足が出た
ビームはカスタムシューズのビームコーティングによって、サッカーボールのように別方向へそれた
ゴオォォォォール!ビームはグラハム一家の方向へそれていった
ハロ
「ロックン、ロックン、ロックンロールYeeeeeeh!」
ロックオン
「ハロお前…俺を庇ったのかと思ったらまだファビョってただけなのか」
「あっ…」
ロックオンの声がむなしく響く。
狙撃第2波がグラハム宅を直撃した。
どごおおおおおおん!!!
大音量が鳴り響く。
↓
グラハム「なんだ!?」
グラハムはフラッグで出撃しようとしたが、フラッグはビリーのハンダでかなり深手をおっていた
「くっ」
グラハムはビームから大好きなガンダム笛を庇った際に、左肩を負傷していた
「ガンダム笛を助けるなんて、冷静沈着な私らしくないな。しかし、私の内にある乙女座の情がそうさせたのか?恐らくは後者だ!」
グラハムはしばらく一人で喋っていたが、負傷と一人ぼっちの寂しさが津波のように襲って来た
自分を奮い立たせるために、更に強くガンダム笛を吹くことを決定した
グラハムが笛を吹けば吹くほど事態は悪化していった
「フラッグは傷つき、変質者ガンダムは大暴れ…義は潰えるか!」
ビリー
「グラハム殿!義によって助太刀いたす!!」
そこに颯爽とポニテ参上
グラハム「(これはあまり好ましい状況ではないな…)」
ビリーは笛職人モードのままだった!グラハムはまずビリー眼鏡を捜すことにした。
ロックオンのゴールが決まった後、グラハム邸から筆箱のようなものが衝撃波によって運ばれてきた。
貧乏性のロックオンは我先にと筆箱のようなものに駆け寄った
ロックオン「なんだ?汚い筆箱だな。あっ、誰かのへそくりとか入ってたりして…」
パカ
ロックオン「!!こっ、これは!?」
ハロ「ロックン!!コレ!!コレ!!」
なんとドラゴンボールスーシンチュウが入っていた
↓
ロックオンは古典の知識が乏しかったため、ドラゴンボールを捨ててしまった。
実用的な視点から、奥にあった眼鏡を手にとった
眼鏡には名前が書いてあった
貧李胃・片桐
しかし、ロックオンは漢字が読めなかった
ロックオンは近くにいた沙慈に聞いてみることにした
「君、日本人だよな?ちょっとこれ読んでくれる?」
「ええと、ひん…き…い…かたぎり?
あ、ピンキーカタギリかな?」
「ヘンリー・カタクリダトオモウ」
ハロが自信満々に言った。
ロックオン「成る程、ピンキー若しくはヘンリーか。なかなか洒落た名前だな。」
ロックオンは眼鏡を装着してみた。世界が歪んで見えた。
↓
「そこにいたか、ハリーポッター!その首をヴォルデモート様に捧げてくれるわ!!」
突然上空に魔法使いのコスプレをした荒くれ男達が現れた!!
「俺のイオナズンを受けて見ろ!」
ロックオン「悪いやつにはオシオキだよっ!魔女っ子リリカ・なのはのデラックスリゾートメテオぉーー!!」
復活したロックオンの毛根から無数の細かい灼熱のエナジーが迸り、正義の裁きを下す!!!
「…と思ったけどせっかく生えてきた髪が惜しいからやっぱやめとくわ。
ここは平和的に、ジャーキーを召し上がれ」
ロックオンは頭上からジャーキーをはがすと、魔法使いのコスプレをした
謎の髭男アリーにプレゼントした
アリー「あ、すみません。知らない人から食べ物を貰っちゃいけないって言われてるんで。」
↓
「俺はロックオン・ストラトス。これでもう僕達は友達だよね」
ロックオンは満面の笑みで話し掛けた
↓
アリー「う、ウーン‥‥(なんだか昔読んだクレヨンしんちゃんに同じような場面でしんちゃんがワルいやつに騙されるところがあったし、どうしようかなあ……)」
結局いただく
「こ…この味は!
お袋の味だッ!
あの、どことなくハンドクリーム香るおにぎりの味にも似た…お袋おぉ!!」
アリーは故郷の母を思いに涙した
アリー「俺…35にもなってこんな格好して油売ってる場合じゃないよな。ボーナスもらってお袋に親孝行でもするか!」
ロックオン「家族か…大事なものを大切にしな!」
ハロ「ヨカッタ。ヨカッタ。」
フィッシュジャーキーはまたも一人の男の心をじゃぶじゃぶと洗浄した
ロックオン
「(ハンドクリームの匂い…育毛剤でもついてたか?まあいいか)」
そのことは心にしまっておくことにした
「フッフッフ、全てはボクの予想通りだ・・・」
トレミーの戦術コンピューターは密かにほくそ笑んでいた。
「世界はビーフジャーキーで動くようになる・・・!」
「ティエリア…」
ヴェーダがティエリアを呼び出した。
ティエリア「お呼びですか隊長…」
ヴェーダ「世界をもっとフィッシュジャーキーで浄化せねば争いはなくならない…。
ロックオンの頭は最高の栽培元だという事が判明した。
もっとジャーキーを大量生産するのだ…」
↓
イベリア半島の方へ飛んでいくヒゲを見ながら、一人と一体は心の中でこう思った。
ロックオン「ヒゲにボーナスが出ますように」
ハロ「ヒゲニボーナスガデマスヨウニ」
ロックオンは知るよしもなかった
極秘にフィッシュジャーキーによる「人類浄化計画」が始まったことを
ティエリアは上手い事トレミークルーをだまくらかして、
大量のマグロを入手する事にした。そう、人類浄化計画の遂行のために…。
次回機動戦士ガンダム00「日本海の本マグロ」お楽しみに
↓
その前に今週の話がまだ終わっていない
ロックオンとハロがボーナスを見送るとこからリスタート
↓
ロックオン
「ボーナスか、羨ましいな…」
ハロ
「ビンボー!!クジ!ビンボー!!クジ!」
ロックオン
「貧乏だけ強調するなよ…」
ティエリア
「金に困っているのか、ロックオン・ストラトス。本マグロを釣ることが出来れば一攫千金を狙えるぞ」
ロックオン
「マジで!?ちょっと俺本マグロ釣りに行ってくるわ!!」
〜次回予告〜
ティエリアのアドバイスで日本海に船を出した俺は、一攫千金を狙って本マグロを狙い撃つ!!
次回、「日本海の本マグロ」
来週も、狙い撃つぜ!!
リスタートか……一度エンディングDあたりを迎えて次はAを狙うとか全エンディングのコンプリートを目指すようなもんか
ロックオン「武士は食わねど高楊枝、ってやつだ。お金のためにガンダムに乗ってるわけじゃねえぜ!」
>>456 だって、必死で貧李胃の眼鏡を捜索中のグラハム隊をほおっておけるのか!?おけないだろ!!
ロックオン「海に出る前に貧李胃の眼鏡を見つけてやらねば
マイスターとしてカッコつかない」
ロックオンは立つ鳥あとを濁さずの精神でグラハム邸に戻った
↓
ロックオン「なーんか視界が悪いんだよな」
ロックオンはかけていたメガネを上にずらした
ロックオン「うん、視界良好」
↓
ハロ「ロックン…カッコイイ!!カッコイイ!!」
頭にかけた眼鏡頭はフィッシュジャーキーと絶妙にマッチした。ロックオンはモデルか何かのようにかっこよかった。全く役に立たない眼鏡に正直うっすらと一方的に嫌悪感さえ抱いていたが、急にころっと持ち主に届けるのが惜しくなった。
だが届ける
話の流れで
なんだかんだいっても責任感の強いロックオンは、ハロを守るためとはいえグラハム邸にビームを直撃させてしまったことを些か気にやんでいた
ロックオンはグラハム邸の方に足を踏み出した
その頃グラハムは
グラハム「一時間で修理をお願いしたい」
レイフマン「無茶を言う男だ……」
教授に無茶なお願いをしていた↓
教授はビリーがいつも白々しいほど絶賛している頭脳で瞬時に計算をした
レイフマン「(真夜中でこの惨状では人手も機材も圧倒的に足らん…)どうあがいても最低で68分は要する」
そこに都合よくロックオンとハロが登場。
レイフマン「この二人が加われば……53分で可能じゃ!」
グラハム「ならばわたしが8分でビームコーティングを塗りましょう。それならジャスト60分だ!」
グラハムは大好きなフラッグに毎晩ワックス掛けをしていたので、その部分に関しては技術者の腕前を越えていた
即席フラッグ修理隊が結成された
しかしビリーはメガネが無い為にドジっこばりにミスを連発する
ビリー「ああ…メガネさえあれば」
↓
グラハムは自分の手でフラッグを修理できることに、興奮して今にも胸がはちきれそうな状態だった。したがってロックオンの頭上の眼鏡には全く気がつかない!
即席フラッグ修理隊の作業は続く
そこにたまたま通りがかった刹那がロックオンの頭上にある眼鏡に気付いた。
刹那「……ロックオン。それは新しいファッションか
教授は人知れず焦っていた
レイフマン「(片桐くんが計算外の不安要素だ。このままでは想定した時間内で到底終わらん)」
ちょうどそのとき、刹那の声が耳に入ったのでロックオンの頭上に視線を投げかけた
教授は人知れず焦っていた
レイフマン「(片桐くんが計算外の不安要素だ。このままでは想定した時間内で到底終わらん)」
ちょうどそのとき、刹那の声が耳に入ったのでロックオンの頭上に視線を投げかけた
ああっそれは!
ロックオン
「ああこれ?ピンキーもしくはヘンリーってメーカーの眼鏡さ!似合ってるだろ?」
グラハム「失礼」
おもむろにグラハムはロックオンの頭上から眼鏡を外し、自分に装着した
ロックオン「いきなり何すんだよ!?」
グラハム「失礼と言った!!」
グラハム「(吐き気を催すほどの度の強さ、熟知するほど見覚えのあるフレーム… 間違いない!乙女座の直感が告げている!これはあの眼鏡だ!というか、名前が書いてある!)」
グラハムは突然の行動に驚いた皆が見守る中で、静かに結論を出した
グラハムがうざすぎる
ここってロックオンスレじゃないのか?
ハム厨マジでうざすぎる
ハロ「ミンナナカヨク!ミンナナカヨク!」
ロックオン「そいつはあんたの眼鏡だったのかい?仕方ないな…お返しするよ。」
アリー「(はっ!何か今メガネに呼びだされた希ガス・・でも漏れ今かわいい手下どもの訓練で忙しいしマンドクセ」
アリーは考えごとをする時2ch語で考えるのだった
眼鏡を取り戻したビリーの活躍で、フラッグの修理は無事に終わった。
ビリー「あなたにお礼をしたいのだが……名前を伺っても良いでしょうか?」
ロックオン「名乗るほどのものでもないさ…。」
そしてロックオンはようやく日本海へと旅立ったのだった。
↓
潮風にハロが錆かけている!!
↓
ロックオン「イメチェンか?赤銅色も似合ってるZE☆」
↓
ハロ
「アレルウミ、シロイアラナミ…コンドコソ、フタリキリノハネムーンネ」
ポッ
しかし甘い雰囲気も束の間…
ティエリア「そこに漁船を用意してある。早くマグロを捕ってこい。」
ロックオンとハロは荒れ狂う日本海に船を出すことに。
↓
「つうかお前も乗り込めよ」
ロックオンはティエリアを引っつかんで強引に「録ハロ号」に乗り込んだ。
「おええええ」
ロックオンは船出5分で早くも船酔いしてしまった。
↓
「海の男としての適性を疑う…ぅぇ」
ティエリアは青い顔で強がっている
「おええええええ」
青臭くいきがっていたティエリアもついにえづきはじめた
大海原で荒波に翻弄される小船ヨーソロー!!
↓
ティエリア
「海上も嫌いだ…」
ロックオン
「もらいゲロして悪いかよ…」
船上では目を覆いたくなるような惨劇が繰り広げられている
ハロ
「ヨーソロー!ヨーソロー!」
ゲロまみれになった二人がふと横を見ると
いつの間にか船に勝手に乗り込んでいたアレルヤが爽やかな顔でマグロ釣りをしていた
「ハレルヤ、荒波の悪意を感じるよ・・・」
↓
ティ「・・・次の俺はグリア細胞を強化しておくか・・・」
ロ「あぁ? 何言ってんだおま・・・うえぇぇぇ」
ティ「空耳だ。・・・ぐうぇぇぇぇ」
↓
「全く釣れていないところが君らしくね、ロックオン。ドンマイ」
アレルヤは釣りは、アレルヤなだけに荒れる海でこそ輝くのだ。
今の彼の釣りは完全にミラクルフィッシングだった。
「頼んだぜ、水先案内人!
絶好の釣り場まで俺達を連れて行ってく…おええええ」
「…ドンマイ」
そしていつの間にか乗り込んでいた刹那の腕もかなりのものだった。
ロックオン「お前、なんでそんな上手いんだよ!」
刹那「…………」
ロックオン「理由くらい言えって……おえぇぇぇぇぇぇ」
ティエリア「君はこの場に相応しくない。さっさと船から降り……うぇぇぇぇぇぇ」
刹那「俺は降りない。なぜなら俺はガンダムだからだ」
アレルヤ「僕が言うのも何だけど、君も大概自分勝手だね……」
マイスター四人を乗せた船は更に揺れる……
↓
ロックオンとティエリアのゲロ行進が続く…。
「ぐげえええ」
二人とも既にヘンな液体が出ていた。
そして遂に船は格好の漁場に到着した!!
↓
「これ以上体液を無駄にするな…」
吐くものがなくなりつつある二人を見かねて、通りすがりのロシア船から
セルゲイ中佐が親切にも酔い止めを差し出した
才能に溢れすぎだろアレルヤwww
そういえば前半ではフレンチシェフだったな…
兄貴には何か日常生活で使えそうなスキルはないのか
酔い止めを服用してちょっとだけ気分が良くなったロックオン
「へっ!外野がうるさいぜ!!俺のスキルはこの狙い撃ちよおおお!!!」
ロックオンはヤリを持ち出した
↓
ティエリア「槍を投げるのか?野蛮だな。」
酔い止めを服用してもまだ気分が悪そうなティエリア。
↓
「じゃあお前はこれでも打ってろ」
ロックオンはバズーカ砲をティエリアに渡した
「そんなでかいもんで外したら、適性ゼロだよなwww」
ロックオンの高笑いが大海原にこだました
↓
ティエリアに反撃を食らう前に、ロックオンは何を思ったか槍を持ったまま海に飛び込んだ
そして華麗な泳ぎで次々と獲物を串刺しにしていく
やがて海面から顔を出し高らかに叫んだ
「獲ったどー!!獲ったどーー!!」
だが、その槍の先に刺さっていたのは・・・
↓
タコだった。
「獲物を破砕してやろうかと思ったが…タコか。
一攫千金はほど遠いな。
まあ、たこ焼きの材料くらいにはなるか」
ティエリアは相変わらずの憎まれ口をたたいてくれた
「わかってるのかティエリア、
俺達4人と1体は1ヶ月1万円で生きていかなきゃいけないんだぞ!
このタコだって工夫して食べなくちゃならないんだ!
タコが取れて悪いかよ!!」
ロックオンは多少目的を見誤っているようだ
「じゃあ僕が華麗にさばいて上げるよ
僕はずっと和食もイタリアンもこなすフレンチシェフだったんだからね」
アレルヤが包丁をしゅぴんと取り出した
↓
ティエリア「なんか趣旨が変わって……」
アレルヤ「まあまあ、これを食べなよ。」
アレルヤが作ったのはタコのカルパッチョだった。
ティエリア「……悪くはないな。」
ロックオン「さあ…どんどん狙い撃つぜ!」
↓
「悪くはないがタコの吸盤が元の生物を連想させて気持ちが悪いな…
アレルヤ、吸盤は切り落としてくれ」
「全く…ティエリアはわがままだね。了解だよ」
「ついでにそれをロックオンの頭に盛り付けてくれ」
「もちろん。わかってるよ」
お人好しのアレルヤはティエリアの言うがままにタコをロックオンの頭に盛り付ける
「なるほど、保存食にするわけか…考えたな!ティエリア」
同じくお人好しのロックオンはティエリアの企みにまるで気が付かない
それを余所に一人黙々と釣りを続ける刹那。
しかし……
刹那「……この手応え。動きが読まれている……?」
強敵(魚?)の到来に動揺する刹那
↓
「あうっ!!」
強敵の力強い引きで、ちっこい刹那の体が宙に浮いた。
引きずり込まれるぞ、刹那!!
↓
刹那「俺が・・・・俺がガンダm」ドボンッ
↓
>>505 アレルヤったら
ノーベル賞作家で
フレンチシェフで
漁師だもんなー
「子どものお守りは俺の役目だああああ!!」
そう叫ぶとロックオンは荒れ狂う日本海に飛び込んだ
ロックオンには文才も料理の才能も釣りの腕もいらない
彼には苦労性のお節介という素晴らしい気質があるのだから…!
海に引きずりこまれた筈の刹那は
エクシアに乗って海面に浮上してきた
…あれ?ロックオン?ロックオン!
へんじがない
ただおぼれているようだ…
ハロ「ロックーーーン!!!!」
「平気だぜ!助けが来てくれたからな」
なんとロックオンはくじらに乗って浮上してきた
ハラショー!!
↓
すかさず火を吹くティエリアのバズーカ
↓
バズーカから鰯などの小魚が海に放たれた
「これで本マグロを誘き寄せる」
ティエリアはロックオンが海に飛び込んだことにも気が付いていないようだ
「上がれぇー!」
アレルヤは一本釣りを楽しんでいる
やはりロックオンが飛び込んだことには気がついていないようだ
このストーリー…岡田あーみんにコミック化してほしいなw
ロックオン「……寂しさが俺の胸の中で揺らめいているぜ…だがハロ、お前がいてくれるなら耐えてみせるぞ」
一人鯨から船に飛び移るロックオン
どごおおん!!
なんとバズーカに怒ったくじらが小船に体当たりしてきた
大揺れに揺れる小船
↓
こいつら100%マイスター伝説
船外に放り出される4人と1体
しかし殺那だけはエクシアに乗っているので平然としている
ロックオン
「殺那!俺達も乗せろ!!」
殺那
「断る。
エクシアが俺以外の男を乗せるのはイヤだと言っている。
だから断る。」
ちょwwww
刹那笑えるあほだなあいつwwww
>>533 ちょwwwこれはGJwww
何というカオスwww
>>533 眠気がふっとんじまった
これはいいカオスwwwGJwwww
「てめえ!殺すぞ!!」
海に放り出されたショックからハレルヤが表に出てきた
ハレルヤは鯨を相手に喧嘩を売っている
PCからだと見られた
アレルヤwww目がマジだwwwww
ちょっwパイスー着て釣りしてんのかよコイツらwww
>>533 GJ!!
上手いな〜。刹那が最高だwww
ハレルヤ「この俺に喧嘩を売るとは……はっ、ご愁傷様だなあ。フライにしてやる!」
出刃包丁を持って鯨に襲いかかるハレルヤ
↓
はりきるハレルヤとは対照的に地球嫌いのかなづちティエリアは溺れている
「海上も海中もきらい…だ…ゴボ」
沈んでしまった
ヴァーチェ「うわーん、ティエリアー!!」
心配でこっそりついてきていたヴァーチェが助けに入る。
一緒に沈んでしまった。
↓
その頃、ロックオンは海底へ沈みゆくハロを追い掛けて潜水していた
「ハロォォオ!!!……がぶふあえっ」
溺れた
ハロは浮きに紛れて海面に浮かんでいたことに、ロックオンは気が付かなかったようだ
「あ!!」
沈んでいくティエリアが見える…。
↓
その時、刹那の脳裏にこんな思考がよぎった。
刹那(ガンダムは正義のヒーロー……ガンダムを名乗るなら人助けをしなくては!)
刹那「エクシア、任務を遂行する!」
正義感に燃えた刹那はロックオンを救出する為に海に飛び込んだ。
↓
「いいんだ、沈んじゃったティエリアを助けるならボクも沈まないといけないから、これでOKなんだ!」
必死に自分の行動を肯定するヴァーチェ
「東京湾で鍛えた泳ぎの技術は伊達じゃない!」
ロックオンを追ってぐんぐんと潜水していく刹那
「(このままどんどん潜っていけば竜宮城に辿り着くんじゃないか…?)」
また余計なことを思い付く殺那
溺れて海中に沈むロックオンの視界にティエリアが入った
凄まじい勢いで海底へ沈んでいくティエリアを見て、思わずロックオンは
叫ぶ
「バズーカ捨てろよ!!!!!」
ハムの人まだいる?
たまにはまた書き込んでね…
>>554 ひそかにいる…
どうもありがとう(TдT)
>555
落ち込み過ぎちゃだめだよ。うまい棒でも食べて元気を出してくれ。
ティエリアの手にタコが絡み付き、ティエリアがバズーカを捨てることを阻止していた
「
>>513でカルパッチョにされた母の敵、とらせてもらうぞ!」
>>555 ここしばらく気を使って出てこられなかったようだから
ビリー特製ドーナッツドゾーつ◎
あんまり馴れ合うのもあれだから海底へ沈みます…ゴボ
「もうダメだ・・・」
諦めかけたロックオンとティエリアの目の前に
ありがたいドーナツが現れた
↓
「むう、地上の食べ物だな。嗅ぎなれぬ油の臭いじゃ、神経を逆撫でするわい」
タコは戸惑っている。この隙だ、ロックオン、ティエリア!
ハロ
「アニキ!ニゲルナライマノウチダゼ!!」
ハロはその腹からドーナツを取り出してタコの気を引いている
↓
タコはドーナツを引き寄せると穴にすっぽりと身体を挿し入れた
タコ「しめしめ、調度いい浮き輪が手に入ったぞ」得意げである。
「ここにタコとドーナツ、異色のコラボが完成したりぃぃ!」
ハッと息をならぬ海水を飲むティエリアとロックオン、逃げるのも忘れ
捕獲に入るあたり、かなりの食通である。
タコ「ひぃぃぃ!!!」
刹那「だ、だめだそんな食べ合わせは・・・・!」
タコとドーナッツを完食したロックオンは命の恩人ハロへの愛を新たにするのであった
「お前のおかげで命拾いしたぜ…
俺、お前のために必ずマグロ御殿を建てるからな!」
一方、未だバズーカを手放さないティエリアと竜宮城を目指す殺那は
二人して海底へ沈んでいく
見て見ぬふりのできないロックオンは二人を追って海底へ進む!!
↓
水中でタコとドーナツを完食ってもう人間じゃないね・・・
刹「これが、ガンダムマイスターだ」
ロックオン「だめだ、これ以上は水圧が……!」
刹那「そんなの関係ねえ!竜宮城はどこだ!」
未だ見ぬ楽園を目指す刹那……
↓
「あれじゃないか?」
目の前には珊瑚で覆われた巨大な遺跡が…
海中庭園…?地球の神秘七色の海の底へ、果てしない物語は続く…。
次回ガンダムOO「なぞの巨大遺跡」お楽しみに
ロックオンが水圧で気が遠くなりかけたその時、海底に人影が見えた。アレルヤだ。
アレルヤの前には建築物が…!
ロックオン「がぼっぐぼっ(アレルヤ!お前何やってんだ!?)」
アレルヤ「ごぼっごぼぼっ(ハレルヤが鯨を仕留めた時、亀が巻き添えになりかけたんだ。
で、その時に助けた亀につれられて竜宮城に来てみれば…
全く、絵にも描けない美しさだね)」
一方その頃、ティエリアは日本海溝に挟まっていた。
ティエリア「足が抜けない。すまんが刹那、そっちの太平洋プレートをどけてくれ」
殺那
「断る。
竜宮城で乙姫マリナが俺を待っている(気がする)
だから断る。」
「上がれえぇぇーー!」優しいアレルヤはティエリアを助けるが太平洋プレートの質量が大きすぎて助け出せない
↓
「わしの出番ですたい!!」
颯爽とヴァーチェが大砲を担いで現れた。
「頑張るたい!どすこい!!」
ヴァーチェの大砲が火を噴いた。
↓
ヴァーチェのバズーカの振動で大地震が勃発。建築物が揺れる揺れる
「あとは…スメラギさん次第」
スメラギ「勝手なことやって面倒押し付けてんじゃないわよ!!」
激怒しながらビリーに野暮用を受け流す
「クジョウ君の頼みとあらば仕方ないな」
そう呟くビリーの眼鏡が太陽を反射し、深海を光が切り裂いた
「狙い撃つぜ!」
その瞬間を逃さずにロックオンが太平洋プレートをロックオン!!
この数日の心労もありちょっと痩せたティエリアの足、実は自然に抜け出ていた。
ビリー「海溝に挟まるとは、いやはや本当に予測不能な人だよ、君は」
東からビリーがフラッグでやってきた。西に狙い定めるロックオン。間にティエリア。
タイミング的にちょっと言い出しずらいぞ。
ロックオンはあやまたずフラッグを撃ち抜いた
アレルヤ「さすがだ…ロックオン・ストラトス!」
一方プトレマでは
フェルト「ねぇもう一週間以上経っちゃってるんだけど!」
ラッセ「何がだ?」
フェルト「ティエリアの事!痩せて足が抜けたって、いいじゃない」
↓
578 くっそー!クリスだった…スマソ
ウィーン…(独房のドアがドアが開く)
ティエリア「営倉入りは終わりか?」
アレルヤ「その様子じゃ反省してないようだね」
ティエリア「足が勝手に痩せたんだ!これはロックオンのせいだロックオンのロックオンがロックオンでロックオンなんだ!!!」
↓
ロックオン「俺のせいかよ!」
スメラギ「喧嘩している場合じゃないわよ。刹那がエクシアで出ていったまま戻ってこないのよ。」
刹那は竜宮城を探しに行ったまま行方不明になっていた。
ロックオン「お前ら、さっさと探してくるぞ。」
ティエリア&アレルヤ「子供のおもりは任せた。」
↓
ロックオン
「ハロ、今度は経済特区・日本に出張だ
俺はいつもお前に苦労をかけてばかりだな…」
「キニシテナイワ…。アナタガマンゾクスルシゴトヲシテクレルコトガ
ワタシノヨロコビ・・・。アナタニツイテイクッテキメタンダカラ・・・。」
ぽっ
ハロは頬を真っ赤に染めた
↓
喋りすぎのハロはきもい
俺は思った
「ウルサイ!!」
ハロが口をかっと開けて襲い掛かってきた。
まるでハロウィンのおばけかぼちゃだ。
↓
刹那「俺がガンダムだ!」
刹那が華麗なスイングでハロをかっ飛ばす。
かっ飛んだハロはロックオンに命中した
↓
悶絶するロックオン
足がよろけ、目がかすむ。ふと下を見る…。
「なんじゃこりゃああああ!!」
あッ。
腹から血が出てるw
↓
そこへアレルヤが!
アレルヤ「いけない!ロックオン・ストラトス!これはひどい怪我だ…今から救急車呼んでも間に合わないな…僕が縫合するしかない!」
ロックオン「マジかよ!!」
アレルヤ「大丈夫だよ。僕は医師免許も持ってるんだ。あ、ついでに盲腸とっとく?」
アレルヤ「ティエリアも微笑んで見てないで手伝ってよ。腸鉗子!!」
ティエリア「徹底的にやらせてもらう」
アレルヤ「久しぶりだから勝手がわからなくなってきたよ」
ロックオン「マジやめてくれ」
ティエリア「黙れ!」
↓
刹那「何を(面白い事を)やっている」
録音「あ、セッちゃん!!助けて!!!」
ティエリア「そんな事で我々が止めるとでも思っているのか」
↓
ティエリア「ていうか、むしろこっちを手伝え」
刹那「断る!俺はガンダムだぞ!」
アレルヤ「あっ、麻酔とか持ってたりする?」
ロックオン「何で誰も突っ込まないんだよ!!やめてえぇえ!!」
我が道をゆくマイスター達
そこへ通りすがりのエイフマン白髪を華麗になびかせて登場
「うん?これが必要かね」
針と糸を置いていった
↓
エイフマン教授、
なんだかロックオンの秘孔を突きたくてうずうずしてるようだ。
↓
ロックオン
「やめろ!こいつ絶対、ん〜?間違えたかな?
とか言って変な秘孔突いちゃうよ!!
お願いだからやめてええええ!!!」
エイフマン「ほわちゃあぁぁ〜〜っ!!北斗神拳奥義、何でもを言われた事をしたくなる秘孔を点いた。貴様はすでに操り人形である」
↓
エイフマン「三回転サルコにダブルフリップ、ダブルループ、イナバウアー!!」
するとロックオン、エイフマンに貰ったガラスの黒靴だというのに難なくやってのけた
↓
アレルヤ「さすがだ…ロックオン・ストラトス!!」
エイフマン「持続時間はあと1時間。じゃあわしはこれで失礼するよ。」
↓
美しく舞い続けるロックオン。
ロックオン(あ、俺ガンダムマイスターやめてダンサーもいけるかもしれない……)
路上で舞続けるロックオンに初老の男性が声をかけた
「You、お仕事やってみない?」
ジャニー喜多川にスカウトされた
「あ、でもちょっと年取りすぎですね」
マネージャーにあっけなく一蹴されるジャニーさん
すかさず刹那とティエリアに目をやる
刹那「俺がガ☆ン☆ダ☆ム☆だ」
ティエリア「訳:謹んで辞退します」
あくまで刹那と一緒に仕事するのは嫌らしいティエリア。
ジャニーさん、ピンクのカーデに目を落としちょっと悲しい目をした。
ロックオン
「コーチ!俺のダンスは世界に通用しないって言うんですか?!」
「…You、一つだけ堅苦しいquestionをさせてくれ。…なぜdanceを?」
ロックオン「(たった今思い付きでなりたくなったとは言えない…。くそ…!どうやって答えればいいんだ!)」
ロックオンはダンサーになることを諦めかけた
そのとき!
ハロ「ダンスニハフンソウヲトメルチカラガアルカラ」
ハロはロックオンにしか聞き取れないくらい小声で呟いた
ロックオン「…ダンスには紛争を止める力があるから!俺はそう信じている!」
周囲の誰もが涙した
「その気持ちさえあれば、車道だって立派なstageよ…」
ロックオンは体よく放流された
ジャニーはロックオンの隣にただならぬオーラの色をした人物がいることに気が付いた
「あなたはもしや、ロイヤルバレエ団の!?」
「プリンシパル…そう呼ばれていたこともありました」
アレルヤは事も無げに答えた
ここの前髪は旧シャアの前髪より高性能だな
ロックオン
「ア…アレルヤお前は一体何者なんだ?俺達ただのガンダムマイスターじゃなかったのかよ?!」
↓
アレルヤ「超人ですから」
刹那「良く考えてみろロックオン。アレルヤとハレルヤは二人で一人……俺達より才能があるのは当然だ」
ビーチで女性陣と戯れている刹那から混乱するロックオンに通信が入った。
ロックオン「な、なるほど……」
ちょっと納得してしまうロックオン。
↓
ロックオン
「そうか、お前がいつも着てるその黒いピタTはバレエ着だったんだな!」
アレルヤ「まぁ…当たらずとも遠からずってとこかな。熊川てっちゃんとも友達さ。共に東洋人初ってことでね」
アレルヤのTシャツの裏地をめくり返すと、熊川てつやのサインが入っていた
ロックオン「おお!すげえな?!」
ハロ「プレミアム!プレミアム!」
正直ロックオンは熊川なる人物を全く知らなかったが、自分の無教養を隠すために一応話を合わせてみた
「僕は男性だけのバレエってのも得意なのさ」
アレルヤがにこやかにロックオンの手をとった
↓
ロックオンはアレルヤのリードで軽やかに舞った
二人はいま、白鳥になる…!!
ロックオン「アレルヤ……」
ちょっと胸キュンなロックオン。
そしていつの間にやら背後でホットドッグを食べている刹那
↓
そしていつの間にかショーウインドーをのぞき込んで手をあてるティエリア…
↓
ウインドウには武者震いを隠し切れないジャニー喜多川が映っていた
ジャニー喜多川「(これなら対抗できるかもしれない…びりーとブートキャンプに!!)」
びりーとブートキャンプ
現役米軍の技術者が考案した、実際の軍隊訓練に独自の珍笛運動を取り入れたダイエットエクササイズ
付属の便所サンダルとびりー特製珍笛を使用すると効果抜群 深夜の通販番組から火がつき、2307年の日本市場を独占していた
そんな市場に、ガンダムマイスター達が変革をもたらす(CV:古谷徹)
↓
ロックオン
「よーし、その調子だ!
このセットが終わるまでお前らに慈悲なんてくれてやるか!!
さあ、アン・ドゥ・トロワ!!」
ジャニー
「なんという白鳥の舞い…武者震いがするのう!!!」
帯の推薦文「我慢弱さを自負する私でも最後までやり遂げられた 氏は自らの日常で便所サンダルと珍笛がこの上なく負担であると認識していた…
しかしそれを運動時の負荷、つまりダイエットのプラスに変換した!正に逆転の発想、革新的イノベーションである!(男性・27歳・米空軍所属)」
ロックオン
「マグロ御殿は建てそこなったが…
お前のために今度こそバレエ御殿を建ててみせるぜ、ハロ!」
ロックオンはハロッズ・バレエキャンプを完成させるべく
バレエの奥義を授かろうと、アレルヤに弟子入りすることにした
っそ
とりあえずバレエダンサー的肉体作りに励む
ちなみに
バレエダンサー(男子)の場合、
タイツの下には何もはかない。
「…というわけだから、まずは裸になっても恥ずかしくない身体作り、
そして裸に慣れること。この二つが重要なんだ」
アレルヤはロックオンに語った
「おれの裸は既に完璧だ」
「ウソツキ!ウソツキ!」
「なら見てみろ」
ロックオンは公道のど真ん中シャツを素早く脱ぎ、でズボンに手を掛けた
↓
万事休す!!
その場に居合わせただれもがそう思った
そのとき↓
華麗なステップを踏みながら白鳥タイツを身に纏ったアレルヤ参上!
↓
バックに白鳥の湖が流れる
「僕の創作白鳥の湖だよハレルヤ…
華麗な白鳥も水下では必死に足を動かしている…。
それを表現しました」
アレルヤはロックオンの足を掴むと、車道に踊り出て
ジャイアントスイングをはじめた
「さあ、華麗に舞いたまえ!!!」
↓
スポーン!!
ロックオンのズボンは、アレルヤのあまりにも強いスウィングに耐え切れず脱げてしまった
その勢いで投げ出される、赤いフンドシと黒いカスタムシューズのロックオン
ロックオンはそのまま電柱に激突し、頭を強く打った
ロックオン「俺は…誰だ?」
「ショーウインドウに映った自分の姿を見て思い出すといい」
ピンクガーデの眼鏡っ子がアドバイスをくれた
ショーウィンドウをのぞくロックオン
「このイケメン…これが俺か?」
しかし赤フンである。
「赤フン締めてこのかっこよさ…じゃあ、あのバレリーナスーツを着たら
一体どんだけ男前になるんだ?!」
ロックオンは白鳥のチュチュを纏った長い前髪の青年に目をやった
ロックオンはアレルヤの衣装をむしり取ろうとした
ぺちり!
ハレルヤ「この衣装は最高位ダンサーのみ着用を許されるのさ!着たかったら、俺からその位を奪ってみな!」
ほっぺをたたかれたロックオンは泣きそうになった
ロックオンは白鳥衣装を着るべく、猛練習を始めた
ハロ「ワンステップオクレタ!ハンプクヨコトビ50カイ!!」
機械のごとく的確なアドバイスをくれ、風呂までもついてくるこの南瓜色の生き物はなんだろう?記憶をなくし赤ん坊のようなロックオンの心に奇妙な感情が芽生え始めた
そんなある日、いつものようにロックオンとハロがバレエの合同レッスンに行く途中のこと
公園にいかにもガラの悪い学ランの少年がたむろっていた
不良少年A「バスケが無性にしてぇ 誰かボールもってね?」
ハロを抱えたロックオンと目があった
「おいおっさん…いいボールもってんじゃねえか
50円で売ってくれよ」
不良少年がすごんできた。
↓
ロックオン「50円じゃ無理だな」
↓
「いや、50億積まれたとしてもこいつは渡せない…
何故なら、こいつは俺の…!!」
ロックオン「……」
5時間が経過した
11月の寒空の下、不良少年たちは以外にも律義にロックオンの言葉を待っていた
ロックオン「(こいつは俺の何かだと?それを表す正確な言葉を見つけようとすると、益々それは闇の中に沈んでいく…くそっ!? …言葉では表しきれないもの そうか!)」
張り詰めた空気の中、通信機からはロックオンの遅刻を責めるティエリアの罵声だけが響く
ロックオン「こうだああああ!!」
ロックオンは赤フンを脱ぎ捨てた
「うわーん!ママに言い付けてやるー覚えてろよ!」
不良少年たちは泣きながら逃げていった
ロックオンは何かを失った気がしたが、深く考えるのは止めてレッスン場所へ走った
ついでに護身用にオナモミも拾っておいた
その日のロックオンの日記
きょうはふりょうからかぼちゃいろのいきものをまもった ほんとうにこわかった かえりみちでぴーてぃーえーのおばさんたちがみまわりをしていた ろしゅつきょうがでたらしい あぁこわい もしあったら、おなもみでやっつけてやる
00
あwwwにwwwきwww
すごいことになってるwwwww
今日もバレエのレッスンを始めよう。ロックオンはトゥシューズに足を入れた
「痛っ」
シューズにはおなもみが入っていた
「誰がこんなことを…」
その様子を影で見ながらほくそ笑むティエリア
↓
ミッションに不参加だったことをまだ根に持っているらしい
ティエリア「バレエ御殿を建てるだと?フッ、馬鹿馬鹿しい。寝言も休み休み言いなさいロックオン・ストラトス。あなたの夢、徹底的に邪魔してさしあげよう、このオナモミで!!」
ロックオン
「そっか、護身用のおなもみを落っことしちゃったんだな。
俺ったらドジっ子ちゃん☆」
そこへいきなりハムが登場
乙女座「失礼!」
ティエリア「貴様…誰だ」
乙女座「失礼と言った!」
グラハムはティエリアのピンク色の可愛らしいカーディガンにハート型で飾られている大量のオナモミを発見した
↓
ティエリアの劣悪なるイジメを察知したグラハム
乙女座「姑息なやり方をする輩が大の嫌いときている。ナンセンスだが、動かずにはいられない!!」
そう言うと颯爽とロックオンの元へ駆けつけて行った
↓
バレエスタジオの食堂
アレルヤ「ねぇ…今朝からずっと気になってたんだけど、その人誰?」
前髪がラーメンに浸からないように細心の注意を払いつつ、アレルヤがアンニュイなかんじでロックオンに聞いた
ロックオン「あぁ、この人はグラハムさんさ!いきなり俺んちにやってきてボディガードをしたいとか荒唐無稽なこと言い出してさ 遠慮したんだけど、こいつがなついつまって…携帯も交換したんだぜ!」
ハロはロックオンのオナモミ所持数を正確に記憶していたので、トゥシューズのオナモミがロックオンのものではないことに気付いていた
自分だけでは物理的にロックオンを守りきれないと判断し、グラハムと手を組んだのである
|д`)つ[うまい棒とビリー◎のお礼]
|彡 サッ!
前髪、カボチャ、メリケン…様々な人間が自分を助けてくれる。
その上何かのお礼まで貰った
記憶を失う前の自分はものすごくいい奴だったに違いない
イケメンだし合コンでもモテモテだったに違いない
本当はどこかの国の王子様で教養のためバレエでも習いに来ていたに違いない
ロックオンは確信した
ハロの日記
深夜2時、ロックンを寝かしつけいつものようにねかぞこの空気をいじっていると、チャイムがあるにもかかわらずコンテナをドンドンと叩く音がした
ロックンが起きてしまう!怖かったが、様子を見に行った
コンテナの前にはフラッグに乗った金髪メリケンがいた ロックンのボディガード志望らしい ボクは頭はいいけど体は小さいので、ロックンを守りきれない
不本意だが、こいつと手を組むことにした
特別に庭にフラッグで寝泊まりするのを許可した
デュナメスのコンテナもロックをしておいた Sレベルの秘匿義務だ ロックンにも厳重に注意しておこう
金髪のボディーガードまでついた
やはり自分は王子様に違いない。
ロックオンは再び確信した
録音「という事は…だ!!アレルヤやその他の奴らの俺への態度は到底許せるものじゃないな…。明日からはビシっと言ってやるぜ!幸いこちらには乙女座だかなんだかエセ外人チックな家来ができたことだしな!!ざまぁwwwお前らとは格が違うって事を明日見せ付けてやるぜ!」
高らかに笑い疲れ眠りにおちたロックオンであった
↓
王子様どころかテロで家族を失った孤児とは考えもしないロックオンであった
↓
午前4時、ロックオンはトイレのため起きた
「かぼちゃくんがいない…」
ふと窓の外を見ると、ハロはジャージ姿の中年親父のこぐ自転車に乗ってきた
中年親父「ご苦労様 それにしても君みたいな子が新聞配達だなんて…何か欲しいものでもあるの?」
ハロ「ロックン、バレエシューズ ボロボロ アタラシイノホシイ」
ハロは自転車から降りると、グラハムが毛布をはがしていないか確認し、牛乳配達のバイトに出掛けた
ロックオンは人を詰ろうなどと愚かか考えを一瞬でも持った自分を恥じた 本気で死んでしまおうかと考えた 枕をびしょびしょに濡らした
少し寝てから起きると、ハロとグラハムは既にサザエさんちのような食卓についていた
グラハムは箸がうまく使えず、ハロ特製漬物をつかみ損ねている
ロックオンは口火を切った
「俺…一緒新聞と牛乳配達やるよ!」
ハロ
「ロックン、ハロヒトリデモ、ダイジョウブ!ダイジョウブ!」
ロックオン
「強がってるんだろ…」
録音「だってよ…お前のその体でどうやって配るってんだよ!見てられねぇじゃねえか!!」
ロックオンは言ってはならない事を口走ってしまった
↓
ロックオンの頬に鋭い痛みが走った。ハロにぶたれたのだった。
ハロ「ヒドイ…!ブカッコウデモ、ワタシニハ テモアシモアルノヨ……!」
ロックオン「マジかよ……!」
食卓を後にし走り去る……というより跳ね去るハロ。
↓
グラハム「うおぉぉ!oh!」
我慢弱く落ち着きのない男は、己の箸の使えなさに苛立ち食卓をひっくり返した 家庭菜園のマンゴーが宙を飛び、ロックオンの額にこびりついた しばらくすれば美味しいドライマンゴーになっているに違いない…
ぺちこーん!
グラハムはハロが叩いたのと反対の微笑みを叩いた
「これは彼の痛みだ!どんなに親しい間柄でも、言ってはいけないことは存在するものだ! さあ早く追いかけるのだ!」
ロックオン「追いかけるったって どこに…」
グラハム「未熟者!ここから最短距離のスーパーはどこだ?」
ロックオン「…!」
ロックオンはSEIYU目指して力の限り走った
入り口にはチラシが貼ってあった「かぼちゃ特売!本日限り」
ロックオンは嫌な予感がした
嫌な予感ほど的中するものだ。
いかつい店員が今まさにハロをかぼちゃの山の頂上に置こうとしていた。
ロックオン「ハロ…!!」
かぼちゃの山めがけて突進して行くロックオン
↓
どすん!
「かぼちゃ、かぼちゃ ちょっとごめんなさいよ」
ロックオンは柴田理恵似てのおばさんに突き飛ばされた!
保守
ロックン
このスレをご覧の皆様へ
いつも2ちゃんねるとは思えないほど愛情と良識溢れる書き込みをありがとうございます
さて、本日放送のガンダム00におきまして、ロックオンがロリコンであるような誤解を招きかねない描写がありましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます
あのシーンはロックオンの兄貴っぽい所と家族を亡くしたバックグラウンドを説明するためのものです 先週グラハムを意味もなく飛び回らせてしまったのと同じような意図でございます
ロックオンはこれからもハロと頑張る所存でございますので、応援よろしくお願いいたします
五色のハロ「ヨロシク!ヨロシク!」
アレルヤ「…これでいいのかい?」
ロックオン「ああ…」
>>687から
ゴン!
突き飛ばされた先の壁に激突してロックオンは気絶した
↓
>>690 シャアの後継者だと思っておりました
インタビューでの年上好きってのもフェイクだろ?wwって…。
このスレを潰すなアラシ共
697からまたロックオンストラトスの一日再スタート
ksk
目が覚めるとそこは湯けむり温泉だった
すっぽんぽんでうつ伏せにされていた兄貴。
そこへ赤いマフラーとバスタオルのみを身につけた刹那が
とりあえず兄貴を裏返してみた
兄貴「ところでこの温泉を見てくれ。こいつをどう思う?」
兄貴はすっぽんぽんなのをまるで気にせず刹那に問いかけた。
↓
どうやら壁に気絶したショックで記憶は戻ったらしい
しかし前後の記憶が曖昧なので何故自分が全裸で温泉にいるのかは気にならないようだ
刹那「どうって…温泉だ」
↓
ハロの日記
ロックンとケンカしてコンテナを飛び出した ボクと見た目が似てるものに紛れて隠れていたら、今日は特売日だったらしく店に出され買われてしまった
ここはどこだろう?真っ暗で寒くてボクのGPSも使えない あまりの寒さに機能が停止しそうだ ロックン助け…て…
ハロの失踪の連絡を受け、スメラギは怒りの余り酒のボトルを
リヒティに投げつけた!
スメラギ「ちょっと!次のミッションどうすんのよ!プラン変更だわ」
実はロックオンは冷えきってしまったハロの体を温めようと
、冷え症によく効くという温泉へ来ていたのだった
湯治中、ハロを熱燗でさらに温めてやろうと思い付いたロックオンは
熱燗の温度を確かめるべく味見をしたところ
酒好きアイルランド人の血が騒ぎ
、前後不覚になるまで熱燗をあおってしまったのだった…
冷蔵庫から助けるとこを追加してくれ
スマン
すったもんだで無事にコンテナに帰ると我慢弱い男が留守番をしていてくれた
グラハム「ブラボー!君たちの仲には感動したよ 私からのプレゼントだ これで配達に取り組むといい」
庭にはよもぎ色の自転車があった
ロックオン「恩にきるぜ でもこれ鈴がついてないぜ お巡りさんに怒られちまう」
グラハム「若いな…注意深く観察してみろ」
ロックオンは自転車のりんりんのところにちょうどいい大きさの窪みを見つけた「…!」
ハロ「アンッ!」
ロックオンは自転車の本来なら鈴が付いている場所にある窪みにハロをセットした
ハロの日記(続き)
機能が停止す…る…
ガチャ!扉が開いた
ロックオン「ハロ!俺が悪かった!」ここはちゃんこ鍋屋の冷蔵庫だった どすこいガンダムの行きつけで、女将に特別に助けてもらったらしい
ロックンの暖かい涙がボクに触れた こんなに冷たいボクを抱きしめたら、ロックンひび割れちゃうよ
ばかだなぁ
708へ
「俺は何処かの国の王子様なんかじゃない…
俺はお前だけの王子様さ、ハロ!ハイヤー!!」
ロックオンはデュナメス色の自転車に乗り、颯爽と牛乳配達を始めた
「若いな…感情が自転車に乗っている」
グラハムはそんな一人と一体を少し羨ましく見送るのだった
「狙い入れるぜ!」
カシャーン
まだほとんどの人間が寝ているであろう、薄暗い早朝 ロックオンはハロ搭載デュナメス自転車から正確に新聞と牛乳を投げ入れていく
ハロ「サセツサキ ナカムラサンチ シンブンウケリューアル ヒョウジュンヘンコウヒツヨウ!」
ロックオン「うひょ〜 不意打ち上等!」
ロックオンの投げた新聞は言葉にできないほど美しいスロープを描いて、新聞受けに収まった
華麗な投げ込みで次々に新聞と牛乳を配達するロックオン
ふと、早朝にもかかわらず玄関先で配達を待っている少女が視界に入った
フェルトだ
「君は(朝に)強い子だ!
君は生き残れ!牛乳は飲み残すな!!」
ロックオンは爽やかにお節介をやきながら配達を続ける
これが俺の天職かもしれない、そう感じながら…
フェルト「ハロ…」
フェルトはハロしか見ていなかった
ロックオンとハロの配達はその物珍しさから口コミでちょっとした話題になり、ちびっこたちから人気がでた
ハロ「サインマチ チビッコニメイカクニン イチジテイシマデ 10、9、8…」
道の脇にはジョジョ四部で見たことがあるようなチビッコが、真っ黒な色紙を持って立っていた
「すいませ〜ん サインください」
「その必要はねぇぜ!」
ロックオンは瞬時にコーヒー牛乳のストロー穴を開け、側面を握った
ビュビュビュ!ロックオンは真っ黒な色紙にコーヒー牛乳で見事な絵柄入りサインを描いた ドリップアートである
チビッコ「おぉ!スゲー」
給料日まであと少し…
少年
「い…今起こったことをありのまま話すぜ
配達の兄ちゃんがコーヒー牛乳のパックを握り潰したかと思ったら
コーヒー牛乳がありえねえ軌跡で色紙に「配達まい☆すたロックオン・ストラトス」の文字を描いたんだッ!
俺にも何が起こったのかまだよく分からねえ…」
ロックオンはようやく貴重な労働の対価、給料袋¥をもらった。
丁寧にお辞儀しながらおやっさんから袋を受け取る
↓
給料袋には札束が入っていたが、家庭的なロックオンは将来設計を考えて一万円だけ持って買い物に出かけた
ハロ「ロックン、コレニアウ!」
ハロが一万円のシューズの前でピコピコ跳ねた
ロックオン「先に外で待っててくれ」
ロックオンは一人で会計に向かった
ロックオンは大きなつつみを三つ持って出てきた
ロックオン「ハロ、開けてみな」
ハロ「…??」
袋の中にはハロ用手袋×5とデュナメス自転車カバーが入っていた
ロックオンは5000円でハロ手袋、3000円でデュナメス自転車のカバー、 2000円でバレエシューズを購入したのだった
ロックオン「みんなでがんばったからな!手袋は5つあるから、妹たちに送ってやんな」
ハロ「ロックン…」
ハロは手袋をして帰った
本当は手をしまったほうが移動しやすいのだが、手袋をした手をコンテナまで出しておいた
小動物好きなアレルヤは手袋をしたハロを見てきゅんとしてしまうのだった
アレルヤ
「マフラーをするとハロがもっと可愛くなると思うよ、ロックオン」
ロックオン
「そ う か !」
ロックオンは刹那からもらった赤いマフラーを思い出した
アレルヤ「君はマフラーをフンドシにしてしまったんじゃなかったのかい?ロックオン」
ロックオン「そ う だ!」
ロックオンは赤いフンドシを少しだけほどいてマフラーを編み始めた
バレエのレッスンの間、コックピットでの待機時間、寸暇を惜しんでマフラーを編んだつもりだった…
可愛らしい手提げ袋が出来上がった
手提げ袋はカンガルーの袋とかドラえもんのポケットに酷似していた
ロックオンは毛糸の袋を腹に付けたい衝動にかられた
この赤いファンシーな手提げ袋は腹にしっくりおさまるに違いない
ロックオンはティエリアの腹のあたりに手提げ袋をぶら下げてあげた
思った通り、赤い手提げ袋はピンクのカーディガンによく映えている
ロックオン「良く似合うぜ」
ティエリア「そ…そうかな?」
しかし、どこから聞いたのか元ふんどしとバレてティエリアにぼてくりこかされた。
後日、ロックオンはそのポケットにハロが嬉しそうに出入りしているのをまんざらでも無さそうにしているティエリアを見た。
素直じゃないやつ…
ロックオンはティエリアが就寝しているうちにファンシー手提げ袋をピンクガーデに編み込んでやった
「これならカンガルーのようにいつでもハロをお腹に入れてやれるぞ、ティエリア」
ロックオンはガーデを無理矢理くつ下に入れそっとティエリアの枕元に置いた
朝目覚めたティエリア
気がつくと靴下をがっつり噛みんでいた。
よだれでべとべとに汚れた靴下を見て後悔する。
「寝相悪いなおれ」
↓
ティエリア「腹がへったな、メーテル…ハッ!ビフテキ…」
とりあえずビフテキを食べることにした。
しかし肉は苦手な3番目のティエリア
「これしきのことで……くっ、それでも!だとしても!」
とりあえず我慢してビフテキを食ってみた
「うああヴェーダ・・・まずいよ」
ぽろぽろ泣き出すティエリア
誰にも見られてないと思ったのに
ロックオンが柱の影からそれを見ていた
↓
「俺の奢りだ」
泣きじゃくるティエリアにグリーンサラダを差し出した
ぽすん
ロックオンはティエリアの頭に肩までのボンボンが多数付いている赤いニット帽を被せた もう一度ハロのマフラーを編もうとしたが、どうしても袋の形のものになってしまうのだった
ロックオン「やるぜ 寒かったら、ボンボンを首や肩にまいてみな」
ロックオンは気丈な態度をとっていたが、彼のフンドシは限界に近づいていた
そう、鶴の恩返しのように
もはや褌は褌の形態を保ってはいられず、腰に巻かれた糸と残りわずかな定規大の布切れのみが
申し訳程度にぶら下がっているのであった。
その赤い毛糸はナドレの赤い髪を思い出させ、ティエリアは思わず涙ぐんでしまうのだった
「これで涙をお拭きよ・・・」
ロックオンは最後のわずかな毛糸の切れはしをも差し出していた
アレルヤ「そこまで!?自らを犠牲にして?」
刹那「博愛の精神・・神?いや神など居ない・・・だが・・」
自らの信念すら揺らぎはじめていた
博愛の精神に目覚めかける刹那。
とりあえず、もうフンドシが限界のロックオンに
新しいマフラーを差し出すのだった。
刹那の白いマフラーは彼にとてもよく似合っていたが、
ロックオンの股間にきりりと締め上げたそれもまたよく映えるのであった。
腰に残っていた赤い糸を解くと手早くある文字を編みこんだ。
「拙者はかたじけなく思うでござる」
ロックオンは自らを”武士の心意気を体現するもの”、そうある事に決めた。
ロックオンは流行に従って「風林火山」の文字を褌に刺繍した
赤い文字が白い褌によく映えている
「疾きことエクシアの如く
静かなることキュリオスの如く
侵略することデュナメスの如く
動かざることヴァーチェの如し…」
ロックオンは自分も立派なジャパニーズサムライになったことと確信した
ロックオンは武士道を極めるため、ブックオフにるろうに剣心を買いに行った
ロックオン「なぜ2巻だけどの店舗も売り切れでござるか!!!!?」
ハロ「ロックン、トウハツザンリョウ 5%テイカ キケンリョウイキ」
今日もハロはロックオンの枕カバーを洗濯しながら呟いた
るろうに剣心二巻が購入できない極度のストレスで、生え揃ってきた髪は前髪だけを残しぬけおちていた
ロックオンはキン肉マン二世のようないかにも取ってつけたような不自然な前髪だけの頭になりつつあった
ハロはロックオンのために日本中の書店を回ったが、るろうに剣心は手に入らなかった
ハロ「ロックン ハロ、ルロケンカク!カク!」
ロックオンはあまりのショックで床にふせてしまった今や虫の息である
ロックオン「あたしまだ懲りてない…大人じゃわかんない…♪」
ここの住人の年齢層がわからんwww
なんでも通じすぎるwwwww
ハロ「クルシクテ セツナクテ ミーセタークーテ パーンクシチャウ♪」
つヒント[岡田あーみん]
こんな漫画の読者層なんて、かなり限定されそう…
自分はルナティックが好きだが何か?
五色のハロ「ソッポミテマッテルカーラー ポッケノマヨッテルテデホッペニフレテ〜♪」
瀕死のロックオンの枕元で、ハロ達が明らかにその場に合わない歌を合唱するという異様な光景がそこにあった
万事休す
ピンポーン
その時、コンテナのチャイムが鳴った
アレハンドロ
「私は観察者…
だが、彼の武士道に対する熱い思いに、いてもたってもいられずお邪魔してしまった次第だ。
さあリボンズ、あれを彼に」
アレハンドロはなんとなく自分と見た目がかぶっている兄貴のために
お見舞いを持ってきてくたのだった
リボンズはロックオンの傍らにかごを一つ置いた。
中身は、彼が待ち望んでいたるろ剣の二巻とメロンが1つ、
リポビタンD、育毛剤が入っていた。
ハロは2人に心から感謝しつつ、
リポDのキャップを開けてロックオンの口に突っ込んだ。
リボンズはロックオンの傍らにかごを一つ置いた。
中身は、彼が待ち望んでいたるろ剣の二巻とメロンが1つ、
リポビタンD、育毛剤が入っていた。
ハロは2人に心から感謝しつつ、
リポDのキャップを開けてロックオンの口に突っ込んだ。
ロックオン「(ふぁいと…いっぱぁつ)」
ロックオンはまるで赤ん坊がミルクを飲むようにゴクゴクとリポDを飲んだ
その時、リボンズが鉢植えのシクラメンを持って入ってきた
ハロ「ロックオンノ モウコンシメツグセガ ネヅイタラドウスル!」
ハロがパタパタと怒った
>>756 リボンズとでも呼ぶべきか?>読者層
あるいは全国250万の乙女(ry
ハロはロックオンがリポDをゴミ箱に捨てに行っているすきに
瞬時にシクラメンの根から上を切り、生け花にして土を捨てた
ロックオン「危なかったぜ どうした?手に泥がついてるぜ」
ハロ「ダイジョーブ、ナニモナイ キニスンナ」
メロンの化粧箱には「びりーとブートキャンプ」が入っていた
ロックオンはDVDの再生ボタンを押し、メロンを包んでいた発泡スチロールを×にして左ほほに貼り付けた
びりーとブートキャンプ
♪♪♪
真っ暗な画面の真ん中にポニテ白衣便所サンダルの男がうつ伏せに倒れている
ロックオン・ハロ「…」
ロックオンは念のため、パッケージを確認してみた
確かにびりーとブートキャンプと書いてある
ロックオン「これってホラー映画か呪いのDVDなんじゃ・・・」
正直恐い。
40分が経過した
ロックオンとハロはDVDのことはすっかり忘れてちゃんばらごっこをしていた
おもむろにDVDから声がした
河馬ににた男「びりーさん、出番です 起きてください」
愛咲ルイ
「ついてこれないやつは置いてくぞ!」
ロックオンはDVDを止めるとるろ剣2巻を読み始めた。
「俺も“おろ〜“みたいな口癖考えてみようかな…周りに比べてちょっとキャラ弱いし」
るろ剣を読んでロックオンが考えたことはそのくらいだった
ロックオン「ということでだ、俺ことロックオン・ストラトスの口癖を考えて欲しくて集まってもらったわけだ!」
ハロ「ワケダ! ワケダ!」
広い会議室の中にソレスタルビーイングの面々が集まっていた。
電波「何が似合うかな…」
アレルヤは真剣に考えている
茶「面倒くさい事を!だがこれしきの事でヴェーダの力を借りる訳にもいかない…」
意外にも考えてくれている
刹那「…」
刹那が1番何も考えていなかった
刹那はマフラーを中尾彬巻きにチャレンジしたりして退屈を紛らわしていた
アレルヤ「あ、それ似合うね」ティエリア「なかなかいい」
さっきまで思考錯誤してくれていた二人を一瞬で中尾彬でとられてしまった。ロックオンはなんだか悲しくなって来た
電波「刹那はマフラーがよく似合ってうらやましいよ…僕なんか全く似合わないんだ」
刹那「…ぴちTが似合う」
茶「そうだ。そんなに乳首が透けそうで透けないぴちTを着こなせるのは貴様ぐらいだ」
電波「ティエリアだってそのピンクのカーディガン可愛いじゃないか!」
そいえば今日の会議なんだっけ
さぁ?
そしてマイスターのおしゃれ会議が続く…
録音「あ、あの・・・俺は!?」
刹那「きっと釣竿が似合う」
「そういや日本海では船酔いしたり水中戦になったり、いろいろあったな…」
ロックオンは荒波に頭皮を洗われたあの漁船での経験に思いをはせた。
おえ…
意外にセンシティブなロックオンが思い出しゲロを吐きそうになった
とりあえずトイレに一時離脱することにした。
駅員さんや清掃のおばちゃんは、この時期いつも大変なのだ・・・。
トイレには清掃員がいた
茶髪で水緑色の作業着を着た、28歳前後の男性である
ロックオンはハロを洗面台の上に置いた
そして清掃の練習をしている哀愁漂う男を背にして大のほうのトイレに入った
刹那「おーいみんなー!ロックオンがう○こしてるぜー!」
小学生刹那が現れた
「学校でう○こしても恥ずかしくないってヴェーダが言ってましたー!」
小学生ティエリアが参戦した
ごつん☆
「こら!お前らいい加減にしろ!」
掃除の練習をしていた男がチビッコ二人の頭をげんこつした
「スペシャルな俺様が見張ってやる、安心して2000回う○こしな!」
清掃員さんは扉越しにロックオンを励ました
そこでショタルヤ現れる
ショタルヤ「僕もう漏れるうー漏れて死んじゃううー」
清掃員はショタルヤの可愛さに負けてしまった
『今ここのトイレ開けてやっからよ!!』
「くそっ!このままでは…」
ロックオンはトイレのドア下から、美少年ロックオンの写真を滑り込ませた
清掃員「ちょっと待ってろよ、…ん?これは」
ギガントカワユス!!!!!!
しかも双子ちゃんだった
清掃員「♪☆§£¢℃」
ショタルヤは足を交互に上げて必死で我慢をしている
ハロがどこかからアヒルのおまるを持ってきて、ショタルヤを座らせた
ショタルヤ
「ありがとう…かぼちゃのお兄ちゃんありがとう」
ショタルヤ
「ぼくね、お父さんもお母さんも兄弟もお友達もいないんだ …そうだ!かぼちゃのお兄ちゃん、お友達になってよ」
ハロ「リョウカイ!ナカヨシ、ナカヨシ」
ショタルヤは捨て犬のようにハロになついてしまった
ロックオンは大人気なくジェラシーをメラメラと燃やし始めた
しかし、ロックオンはそんなことよりも
美味しいおでんの具について考え始めた
考えていたら吐き気もすっかり引いたので、
ハロをつれて戻ろうとするが…
ハロはいなかった
清掃員がおまるを片付けながら言った
「オレンジ色のおもちゃなら、何とも愛らしいガキが連れて行ったぜ」
「なんだって!それじゃ今日はどの店のおでんの具が安いのかわからないじゃないか…!」
主夫ロックオンは毎朝のチラシのデータをハロにインプットしているのだ
『おでんの具 店舗別底値一覧』
ショタルヤ
「なんだろ、これ? いらないから消しちゃえ」
ハロの日記
今日は新しい友達ができた ゲゲゲの鬼太郎のような髪型をしたアジア系の穏やかそうな少年だ
でも、ボクは見ちゃったんだ 彼をおまるに乗せるとき、体のあちこちに薬物を投薬された跡があるのを
人類というものは、人間とは、ここまで愚かになれるものなのか…!
ボクじゃなくても、この子を放ってなんかおける人いるかな?
ロックンに黙って出てきちゃったけど、彼はもう24の大人だ 暫くボクがいなくても大丈夫だろう(と願いたい)
この子が夜食にラーメンを食べたいみたいだ 前髪が入らないように手伝ってあげないと…
「つかあいつもう20歳じゃね。もう子供じゃねーじゃんマジなめんな」
ハロはそう乱暴に切り替えた
ロックオン「ハロ・・・・?」
振り返ると、そこには悲しそうな顔をしたロックオンがいた。
ハロ「お前誰だ。」
ロックオン「ハロ!俺だよ」
ハロ「知らねぇな」
そのキツイ口調と冷たい視線に驚き、傷ついたロックオンは
思わずその場から逃げ出していた。
ハロを失ったと、傷つき震える心を抱えたロックオンは先のトイレへと滑り込んだ。
そして清掃員にくるりと背を向けると再び個室に籠もってしまった。
「・・・俺は、すべてを失ったのか・・・はぁ・・・」
個室の中からため息がひとつ漏れた。
清掃員「は!?俺様に言ってんのか?!」
清掃員は練習にと再び持ち上げたデッキブラシを振り回す手を止め、それを長い杖のように突いた後、
両手と顎をその柄の部分に乗せるポーズを取ると思考の海へと泳ぎ出た。
(・・やっぱあれか?・・・まぁよ、言いずれぇ事を言わなきゃなんねぇ時ってあるわなぁ、けどよ、
そんな回りくどい言い方じゃ並の清掃員には伝わらねぇよ。だがここは俺様が当番ときたもんだ!
数え切れない程のトイレの悲劇を見てきた俺には解る、すべてお見通しだぜ!)
ニヒルな笑みを浮かべると、清掃員はデッキブラシを壁に立てかけた。
そして右の手でトイレットペーパーのロールをわしと掴むと甲子園のエースがごとく振りかぶった。
清掃員「お前ついてんな!メリークリスマス!!あーーらよっと!!」
清掃員が投げたトイレットペーパーは、美しい孤を描いてロックオンの隣の個室に入った
ぽこん
「いてーな 誰だ?ゴルァ!俺のドレッドヘアが崩れるじゃねぇか!フラッグファイターなめんなよ」
個室からはいかにも品のないアメリカ軍にでも所属していそうな黒人ぽい声が聞こえた
「落ち着くんだ、フラッグファイター!まず、一体何が起こったのか私に至急説明願いたい!」
反対側の個室からも、まるで声優のような美声が響いた
「ちょっとあんた達、今何時だと思ってるの!うるさくて眠れないじゃないの!」
その隣の向かい側の個室からは酒瓶の転がる音がした
ゴロゴロゴロ・・・
酒瓶はその隣の個室へと消えていった。
「・・・・・・・・。これは・・なるほど、純米大吟醸ですか」
「若い、男の声・・・?」
その向かいの個室から声がした。
個室の扉を開ける音がした。
「ちょwここ男用トイレじゃない!女用に入ったつもりが…!」
よく聞くと、ミススメラギの声だった。
どたどたと音がして、トイレから出て行ったようだ。
ロックオンは混乱していた。
「スメラギさんが何で??」
個室でひとり、天涯孤独の身を憂いるつもりがいつの間にかこんなに多くの
人達に囲まれている。素性こそどこの誰とも知れない人も居るが。
それでも少し、温かい気持ちになった。
少し気が緩んだロックオンは知らないうちに床に涙を落とした
「(あれ…?何で俺ないてんだ)」
コンコン
すると、乙女座か何かの勘でわかって伝わってしまったのだろうか
騒いでいたフラッグファイターの恐らく上司が、隣の個室から壁をノックしてきた
変な人と関わるのは止めておこう…
ロックオンはノックを無視し続けた
コンコンコンコンコンコン…
ロックオン
「しつけーな 尋常じゃねぇぞ」
ハム「あえて言わせてもらおう、グラハムエーカーであると!!」
ハム「君には何か心に引っ掛かって離れないもやもやがあるのではないか?
私の中のセンチメンタルがそう(ry」
言っている事はよく判らないが、それすら気にならないほどロックオンの心は衰弱していた。
ロックオンはハロの事を話した。
「あの色、実はあんまり好きじゃない。
本当はどどめ色にもしてみたい。ウンコも
書いてみたい。でもオレンジのあいつが
相棒だから、認めてやらないと」
ロックオンの話を聞いてグラハムは驚いた
ハム「確かに落書きしたり、色を変えたい時だってあるだろう。
しかし、それでもその相棒は、君にとっては欠かせないものだったのではないのか?」
(いや、冗談なんすけど…うざいからとっとと消えて欲しくて
どう答えていいかわかんない事話したのになにこいつ
本気で答えてるよ。きもちわる。)
ロックオンはグラハムをマジできもがっていた
グラハムは気付かずに続けまくった。
フラッグファイター「あ、中尉よだれ出てます」
ハム「教えてくれて感謝する!!」
録音「きったねぇなあ」
ロックオンはますますグラハムに引いていた
なんとか消えて欲しいので、ちんからほい!
ハラリ
ロックオンの個室の上を白いハンカチーフが横切った
ダリル「中尉、これで涎を!!」
グラハム「その忠義に感謝する!!」
ロックオン「…」
ティエリア「『チンカラホイ☆』のびたの魔界大冒険で使われる、物体を浮遊させる魔法の呪文…」
赤いニット帽とポケットをつけたティエリアが補足した
グラハム「どういうことだ!?フラッグファイター ハンカチーフが宙に浮いたまま落ちてこないそ!私は別に構わないが!」
グラハムは宙にプカプカ浮いているハンカチーフを凝視していた
ティエリア「しまった チンカラホイ☆は特に物体を浮遊させる魔法というわけではなく、どんな魔法にも使用できるのか!?何という失態 万死に値する!…チンカラホイ☆」
ティエリアはもう一度呪文を唱えた
その時たまたまアレルヤは影で目撃してしまった
あのティエリアの「チンカラホイ☆」を…
「…ごめん…///」
アレルヤ「ティエリア・・・僕に意地悪ばかりだったけど君って可愛いんだね。もう一度聞かせて欲しい!君のチンカラホイ☆を!!!!」
アレルヤの声を聞きロックオンはハロの事を思い出した。
ロックオン「ハロ…!
チンカラホォォォォォォォォォォォイ!!!!!!!」
そのかけ声でトイレのドアを蹴破るロックオン!
バターン!!
勢いよくトイレのドアが開いた
もたれかかっていた清掃員は、ドアに挟まりペラペラになってしまった
清掃員「なんじゃこりゃああ!!」
清掃員は暫くペラペラになった自分の体を見つめていたが、急に人差し指で風向きをはかるとひらりと凧のように舞い上がった
そのままハンカチーフをとり、グラハムの涎をふいてあげた
グラハム「なんと!」
清掃員「(スーパーマンみてぇだ)」
黒人「(スーパーマンというよりは、いったんもめんみたいだ…)」
ロックオンはいく先も分からぬまま、無我夢中で走った
けれど、バイクを盗む度胸はなかった
おまけに彼は24歳で、15歳でもなかった
古いネタが多すぎるなここw
レトロざます
支援
>>832 しかし心は15歳!
ロックオン「ぬーすんだバイクで走り出すー!」
バイク並みの猛ダッシュで走りながら歌うロックオン
周りの目なんか気にしない、俺は自由だ!
と、そこに見覚えのあるものが見えてきた
そこにいたのは小さいアレルヤとかぼちゃ君だった
ハロ「ショタルヤ ダイスキ ショタルヤ ダイスキ アッ ロックオン…! ロックオン マタナ! ロックオン マタナ!」
録音「またな!じゃねーよハロ返せ!」
ショタルヤから無理矢理ハロをひきちぎる!
無理矢理ひきちぎったはずみで、ショタルヤは派手に地面にすっころんだ。
「痛いよ・・・ひどいよお兄ちゃん・・・」
ショタルヤは泣き出してしまった。どうするロックオン!?
1.とりあえず救急車を呼ぶ
2.とりあえずなだめる
3.とりあえずハロを抱えて逃げ去る
4.とりあえずショタルヤをぶん殴る
4!4!4!
ロックオン「うおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!日頃の恨みィィィイイイ!!!!!!」
ロックオンは力任せにショタルヤの頭をぶん殴った。
ショタルヤ「うう・・・あ、頭が・・・」
頭を押さえてうずくまるショタルヤ。すると、その体が見る見るうちに大きくなっていく。
「あれ、僕はこんなところで何をしてるんだろう。」
すっかり元のアレルヤの姿に戻ったようだ。しかし、着ていた物はそのまんまだったのでほぼ全裸に近かった。
全裸のマッチョ男を前にドン引きするロックオン。だが奴は起き上がり、仲間になりたそうにこちらを見ている!
どうする、ロックオン!?
1、何か着る物をめぐんでやる
2、そんなの関係ねえ!逃げ出した
3、何か呪文を唱える
4、とりあえずもっとアレルヤをぶん殴る
4!4!4!
ロックオン の かいしんのいちげき!
アレルヤ は ハレルヤ に なった!
ハレルヤ「豚の様な悲鳴をあげろ」
ロックオン「ひえええええ!!いつものアレルヤじゃない!!」
ハレルヤはロックオンの衣服を剥ぎ取ると、高笑いをしながら去っていった。
ほぼ全裸で取り残されたロックオン。
ハロ「…ロックン…」
ロックオン「なんたる屈辱・・・!」
だが、泣いている暇はない。ロックオンは頬を伝う涙を乱暴に拭った。
気を取り直し、そこに生えていた植木から葉っぱを一枚とると、自分の股間に貼り付けた。
ロックオン「葉っぱ一枚あればいい!」
しようがないのでハロで大事な部分を隠してみた。
録音「生きているからラッキーDA!」
ハロ「YATTA!YATTA!」
気がつくとロックオンは警官に囲まれていた
ロックオンは職質を受けた
ハロ「ロックン、イツモコンナカッコ モンダイナイ」
ハロはフンドシいっちょのロックオンの写真を警官に見せた
警官はなぜか納得して帰っていった
ロックオン「ところで、ハロ 何で俺をそんなに避けるんだよ 言いたいことがあるなら、言ってくれ 俺は真摯に受け止めるつもりだ」
ハロ「…」
ロックオンはハロの背中に語りかけた
ハロ「君は物事に対して慎重さを欠いているよ 例えば、この前のアザディスタン 一発目を避けられた時点で本気を出すべきだった カスタム機だし雑魚じゃないくらいわかるだろ?たまたま内戦が勃発し、敵がそっちにむかったからよかったものの…
あのままフルパワーで撃って、例のごとく気持ち悪い動きで避けられたらどうするつもり?GNフィールド解除しちゃったしさ、完璧ろかくだよね?
てことは、君は一応人間だから捕虜になっても身の安全は保証されるよね?でもボクは…
ガンダムに負けず劣らずのオーバーテクノロジーに加えて、機密情報満載のカワイイメカだ
恐らく、長髪メガネの典型的なマッドサイエンチストにあちこちいじくられるよぬ
そして、高い確率でそいつはミススメラギのプライベートデータを内緒で持って帰るよね そこまではまあいい
だが、暴走したそいつがボクにオレンジ13とかいう識別コードをつけたあげく、ドーナツと交配させようとしたらどうする?」
ロックオンはそっとハロを抱きしめてこういった
録音「ごめんな、不安にさせちまって。
俺に甲斐性がないばっかりに…」
ハロ「ハロ、ホントコワカッタ ロックン、ハンセイホント?」
ロックオン「男に二言はねぇ」
ハロ「ジャア、アレヤッテ」
ロックオンはオナモミを構えた
両手にオナモミの葉を持ち、頭の横にもってきてロックオンはハロの真似をした。
ロックオン「どうだハロ、似ているだろう」
ハロ「ニテル!ニテル!」
ロックオンは嬉しさのあまり少し涙目になったがぐっとこらえた。
ハロが喜ぶのでそのままオナモミの葉を頭につけて近所を散策することに。
ハロとお散歩は楽しいな
ハロ「ロックン、オネガイヒトツキイテクレル?」
ロックオン「二つ聞くぜ」
ハロ「ヒトツデイイヨ ハロ、ネズミーランドイキタイ!」
ロックオンは浦安に向かった
係員「お客様、恐れ入りますがペットの入場はできかねます」
ロックオン・ハロ「!!!」
ロックオンはネズミーバルーンを一つ購入した
そしてそれを自分の右胸に入れ、ハロを左胸に入れた
ネズミ―ランドはカウントダウンですごい人ごみだった。
兄貴の肩に誰かがぶつかってきた。
862 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/01(火) 23:33:45 ID:X0t8W+Xd
なんとそれはティターンズのジェリド中尉だった
ジェリド「あんたもカウントダウンしに来たのか?」
863 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/01(火) 23:54:21 ID:+6ezRH7h
パチンコ屋でロックオンが一言、「狙い打つぜ!!」
ロックオンはジェリドと一緒にパレードを見ることにした
込み合ってはいたが、人々は明らかに異様な巨乳カップルを避けた
二人と一体は最前列に陣取った
パレードが始まった
見覚えのある髪型のピーターパンが、いったんもめんに乗っている
「研修中」プレートを着けたいったんもめんは自己主張が強いのか、ネズミーマウスより前へ前へと出ようとしている
鬼太郎ヘアのピーターパン「君、段取り違ってるよ 君は研修中でもこれは本番なんだ…」
研修中いったんもめん「俺が…いったんもめんだ!」
研修中ネズミーマウス「いったんもめん…いい加減にしないと夢の国であろうと君を後ろから撃つ」
ハロ「ミンナナカヨク!ミンナナカヨク!」
回りの人の視線が巨乳に集まる
そんな古いカキコにレスすんなよWWWW今ハムいないしWW
ハロ「ミンナナカヨク、ア─────ッ」
ハロが人波にさらわれてしまったようだ
録音「またかよ!今度ハロ見つけたら離れないように縄つけときゃな」
その頃ハロはいったんもめんの背中の上にいた
道行く人々がロックオンの胸を振り返る
マリナ「(なにあの人…片乳だけ巨乳だわ!)」
片乳巨乳男に興味津津なマリナが近付いてきた
どうしよう俺、どうしよう?
マリナ「どうしたらそんなに胸が大きくなるのですか?」
マリナは純粋な瞳で問いかけてくる
録音「実は俺……あしゅら男爵なんだ!!」
マリナ「そうなの…それで、右半身が女性で、左半身が男性になっているのね…」
マリナ「ところで、お風呂やトイレはどちらに入るのですか?」
マリナは純粋な瞳で再び問いかけてくる
録音「お湯をかぶると男に…水をかぶると女に…乾くと両性になるのです」
ハロ「ロックン ドッチモ ロックン ドッチモ スキ スキ」
879 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/12(土) 12:52:57 ID:qvLP68j8
録音「ハロ…!」
ロックオンの両の瞳に涙が溢れる
そしてハロを壊れんばかりに抱きしめた
録音「結婚しよう!」
すまんあげてしまった…orz
ハロ「ロックン!ウレシイ!ウレシイ!」
かけつけたハロの弟たちも祝福する
オメデトウ!コングラチュレーション!シアワセシアワセ!コドモハナンニン?
どーん!花火がうち上がる。
パレードはクライマックスを迎えていた。池の上を走る船上で
新人いったんもめんとネズミ―マウスとキタロウヘアーが踊っている
そして、いったんもめんはとうとう、段取りの誤りで
ネズミ―マウスと衝突し、彼を池に突き落としてしまった。
チャポーン
一瞬固まるネズミ―ランド全体
溺れるネズミ―マウスの図
ロックオンの愛車はランチャ・ラリー0037か。というよりこいつ300年以上も
前の車に乗ってるのか。レプリカかもしれんけど。
しかし水便がとまらない
もしかしたらこれは…
ねっ…ネズミーマウスが!!!!僕らのネズミーマウスが溺れている!!!
遠くからはなぜか「えーりん!」という声が聞こえる。誰だよえーりんて!そんなことよりネズミーマウスを心配しろ!
録音「こうなったら…!ハロ、俺はネズミーマウスを助けてくる。それまで待っててくれ!」
そう言ってネズミーマウスの元へ走っていくロックオン!
池の水を吸い込んでブクブクに膨張したネズミーマウスは、
どんどん沈んでいった
ネズミーマウス「やられる!」
ネズミーマウスの目の色が金色に変わる!
ぶくぶくのネズミーマウスの着ぐるみが外れ、何か赤い髪の毛みたいなのが出てきた
ネズミーマウスの中から出てきたのは、リトルマーメイド・アリエルのコスプレをしたティエリアだった
ティエリア「何という失態だ、公衆の面前で女装姿を晒してしまった・・・あぁ・・・ヴェーダ・・俺は・・・僕は・・・私は・・・」
ティエリアはマーメイド姿のままものすごい勢いで
岸まで泳いで逃げていく
ジェリド「なんだありゃあ!人魚が泳いでるぞ」
ロックオン「狙い打つぜ!」
なぜかロックオンは手に魚取り網を持っていた
ロックオンは何の前触れもなく
池とは反対側に走り出した
そして、今もあるかわからないが
スペースマウンテンの裏にあるサーキットから白い車を一台選び、飛び乗った
ロックオンはアクセルを踏んだ
「こいつはヘヴィだな!…手加減は出来そうにないな!!!」
マーメイドを追って池のほうに走るロックオン’Sカーは、警官に止められた
警官「何してるの?アトラクションから出ちゃだめでしょ スピードも出しすぎだよ」
ロックオン「…人魚を」
警官「何言ってるの?その魚網で人間をすくうの?」ロックオン「…」
警官「歳はいくつ?」
ロックオン「…25になりました」
警官「名前は?」
ロックオン「…ロックオン」
警官「ロックオン?それニックネームでしょ?本名は?どこからきたの?困っちゃうなぁ」
ロックオン「…」
ハロ「ゼンブワルイノハロ!ハロヲオコッテ!」
ハロが警官との間に割って入る
ハロ「ロックン!ハロヲオイテサキニイッテ!」
小学校スレも見てるんだが何故に絵師のレベルがこうも高いwwwww
背中が…ロックオンの背中がwww
>>893 gj
味あるなぁwエッセイの挿絵とか言っても通用しそうだよ
ロックオン「ハロを置いていく訳にはいかないよ・・・」
しかし警官は簡単には離してくれそうにない。どうしたものかとふと見渡すと、
10メートル程離れたところから、不安げな面差しでティエリアが様子を伺っている。
ネズミーマウスの下からアリエルで現れるなんて大胆な事をし、悪びれているのかもしれない。
その足元には全身から滴る水滴でちょっとしたプールが出来始めていた。
ティエリア「花壇を荒らしている不審者がいるぞー!」
ネズミーマウスを象った花壇には、
ポニーテールのらっきょうのような31くらいの大きな男がしゃがみこんでいた
ブチッ!!
「好き、嫌い、好き、き ら い?……
いいさ、また会えるのなら」
ブチッ!!
「好き、嫌い、好き、き ら い?……
いいさ、また会えるのなら」
花壇のネズミーマウスの顔は半分欠けていた
一方その頃、キャスト控室
ピーターパン「くそ!舞台を台無しにしてしまった
…僕がもっときちんといったんもめんを観察していれば…!」
他のキャスト「あの人、またガラスわってるわ
あれがなければね…」
「ガラスじゃなくて鏡ね
素で間違えたわ」
いったんもめん「アレルヤ・ハプティズム、半裸で頭突きして鏡を割るな…」
ピーターパン「ごめん・・・悪かったよ」
.
するとキャスト控え室に誰かが駆け込んできた。
「かくまってくれ!」
花壇の騒ぎに乗じて、警察からうまく逃げてきたロックオンだった。
そして控室の窓を1cmくらい開けて狙い撃つ。
ピーター「ちょっと君ィィィ!なにやってんのぉぉぉぉ!」
外でパレード中のネズミーランド山車にめがけて狙い打つロックオン
山車の鉄製支柱が折れ、惑星をかたどった飾りが地面に落下する
けが人はいないようだが・・・
警官「大変だ! ツンデレラ城近くで事故発生
至急現場に急行します」
困っちゃう25歳の身元確認をするほど暇じゃなくなった警官は去っていく
ロックオン「まだ腕は錆付いちゃいないようだな・・・」
他のキャスト「またピーターパンの奇妙な仲間が増えたわよ
いつもりんごくれていい人はいい人なんだけど…」
ツンデレラ城www
ここの住人のセンス好きだ
「お騒がせして申し訳ありません
ロックオン、君もみなさんに何かして」
ピーターパンは林檎を配り出し、ロックオンに美容師のハサミを差し出した
刹那「林檎は分かるが、なぜハサミなんか渡したんだ?」
アレルヤ「え、 だってほら昔から・・・
馬鹿とハサミは使いようっていうじゃない」
ティエリア「なるほど・・・馬鹿でもうまくおだて上げれば、
思わぬ力を発揮するかも・・・と言う事か」
ロックオンは恐る恐る美容師ハサミに指を入れた
初めてだけれど初めてではないような…
なんだか得体のしれない心地よさが心の奥底に沸き上がってきた
アレルヤがロックオンに一枚の紙を渡す。
ロックオン「何だろう、この不思議な感覚は……」
ロックオンはアレルヤから渡された紙をするすると何かの形に切っていった。
1枚の紙が、ハサミを入れるだけで、妖精や昆虫、動物に生まれ変わるという紙切り芸。
繊細な指がなせる技なのか、ロックオンは器用に形を切り出していく。時折、寒いギャグを飛ばしながら・・・
待つこと3分、彼は見事にアニメロボットの形を切り出していた。
ロックオン「ガンダム、完成だぜ!」
刹那「!!!!!!!!」
刹那「ガッガンダム……ガン…ダム……ガァァァァァンダァァァァァァム!!!」
刹那の右手が紙ガンダムに触れようとした瞬間…
バタン!
キャスト控室に水緑色のつなぎをきた迷子の成人男性が入ってきた
なぜか砂だらけで干からびそうな感じである
男は紙ガンダムを見ると目の色を変えた
「大佐!!」
いけない、奪われる・・・!
咄嗟にそう感じたロックオンは再びハサミを躍らせた!
そして出来上がったものは?↓
てす
ロックオンは本能的に拳銃を切り抜いた
まるで本物のようである
ロックオン「狙い撃つぜ!」
しかし、まともにかんがえればわかることだが
拳銃から弾は発射されなかった
というか、されるわけがなかった
ロックオン以外の人「…」
ロックオン「(弾がでねぇ)…ハロ!GN粒子チャージ完了まであとどのくらいだ!?」
ロックオン以外の人「…」
まさに、ボケだけの漫才である
コーラ「本当、ボケの垂れ流しがこんなに痛いとは思わなかったな」
アレルヤ「見てる方もいっぱいいっぱいだけど、やってる方もそろそろ限界だろうね」
ロックオン「(くっ、俺は・・・ハロがいないと何も出来ない体になってしまったんだな・・・
・・・って、ハロ!ツッコミのハロは今どこにいるんだ!?
どっかに忘れてきた??)」
その頃、ハロは宇宙を彷徨っていた。
ロック「……ちくしょおぉぉぉぉぉ!!夜明けの鐘の音よ!ハロに届けーーーッ!!!」
ロックオンは前期opのように銃を高らかに空へ向け、撃った。
もちろん玉は出なかった。
しかし、ハロには届いた。ロックオンが鳴らした鐘の音が…
ハロに愛され、愛したい
そんな願いを込めて、ロックオンが鳴らす鐘の音は祈りとなって響き渡る
俺の想いは天に届いただろうか・・・空を仰ぎ見るロックオン
一方その頃、控え室に戻ろうと外を歩いていたティエリアは、ふと空を見上げてつぶやいた
ティエリア「流れ星か・・・願い事が叶うとジンクスがあるというが・・・
フッ くだらんな・・・」
ハロ「GNフィールドテンカイ ハロ タイキケンニトツニュウスル
ロックオン マッテテ!」
ロックオン目指し、宇宙からの地球への大気圏突入を敢行するハロ
ほうき星が真冬の空に軌跡を描いた