シン総合女難スレその3

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730通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 21:15:55 ID:???
>>729
シャマルゥが欲しいのは仮面じゃなくて中身だから、、、、
もし好色女難皇と遭遇出来てもアリサ@始祖が掻っ攫っていきそうだなぁ
そして始る頂上決戦。

その頃シンは黄皇蜂の蜜を手に入れた魔王Yagamiと六課の面々の争いで・・・
731通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 21:32:07 ID:???
>>660
ライズ「あら、ソフィア。おはよう。」
ソフィア「おはようございます。ライズさん。
ライズさん、最近変わりましたね。なんか柔らかくなったというか。」
ライズ「そうかしら?」
ソフィア「ええ。時たま一緒にいるのを見かけるあの男の人の影響ですか?」
ライズ「さ、さて何のことかしら?」
ソフィア「(赤くなってる・・・。こんなライズさん初めて見た。)
実は今度、今月の・・・1月の25日に舞台公演があるんです。私端役だけど
初めて出られるんです。」
ライズ「あら、そうなの。よかったわね。」
ソフィア「それで・・・もしよかったら見に来てもらえませんか?ライズさん。
チケット送りますから。」
ライズ「ええ、是非行かせてもらうわ。」
ソフィア「あの黒髪の人と一緒に来てください。2枚チケット送りますから♪」
ライズ「な、なにを言って・・・でもありがとう。」

シン「1月の25日に舞台公演?」
ライズ「ええ・・・私の友達が出ることになって・・・。
も、もしよかったら一緒に・・・。」
シン「1月の25日っていうと来週か・・・ああ、大丈夫だな。一緒に行こう。」
ライズ「それじゃあ当日シアターの前で待ち合わせをしましょう。」

はやて「好き嫌い好き嫌い好き嫌い・・・」
ティアナ「なに固まってるんですか。待ったって後2枚しかないのは変わりませんよ。」
はやて「・・・好き、と。」
なのは「2枚同時に引き抜くなんて・・・反則だよ、はやてちゃん。」
リインU「続くのです♪」
732通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 21:35:27 ID:???
>>731
舞台公演か…地獄の幕開けか?
ライズとシンが何気にいい感じになってるなw
733通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 21:37:42 ID:???
はやては相変わらずだなw
734通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 21:40:32 ID:???
>>732
"あの"イベントだよな

これは運命の活躍にかかってるな
735通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 21:41:57 ID:???
シンなら赤服の意地にかけて解体してくれるはず
736通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 22:10:27 ID:???
>>731
ライズ「(一応意識をしないわけでも・・・。)」
3ヶ月前のフラワーガーデン
ライズ「この花はなんていうのかしら?」
シン「それは確かダリア、だったかな。花言葉は確か移り気、だったはずだな。」
ライズ「あら、あなた花言葉なんか知ってるの?」
シン「まあ、少しだけだけどな。ライズこそ女の子なんだから知らないのか?」
ライズ「花言葉?私には縁の無いものね。」
シン「そうなのか。ライズには花とか似合うと思うんだけどな。」
ライズ「・・・貴方が私に花を送るとしたら何がいいと思うかしら?」
シン「うーん。そうだな・・・季節は違うけど向日葵とか。(明るいし。)」
ライズ「向日葵ねえ・・・。」

ライズ「(あの後少し気になって調べたけど・・・向日葵の花言葉って・・・。)」
?????「おやおや。お楽しみのようですね。」
ライズ「・・・血煙。なんのようかしら?」
?????「せっかくお楽しみのようですが、25日にシアターに行くのはおやめになられたほうが
よろしいでしょう。」
ライズ「何をたくらんでいるの・・・?」
?????「いえ、ただドルファンに住まう愚者どもに死の鉄槌を、と思いまして。
これはあなたのお父君のご意向にもそうと思いまして。」
ライズ「・・・白々しい事を。」
?????「ええ、確かに。本来の目的は別のところにあります。ですが私が愚者どもに鉄槌をと
思っていること、そしてそれが貴方のお父君のご意向にそうのは事実です。」
ライズ「それで?私にどうしろと?」
?????「当日シアターに行くのはおやめになられたほうがよろしいかと。
親愛なる軍団長の娘に傷をつけたくはないもので。」
ライズ「自ら軍団を出奔したくせに・・・。」
?????「フフ・・・確かにそのとおりですね。とにかく伝えましたよ。ああ、それから
国立公園と教会にも当日は近づかれないほうがよいでしょう。標的にはいっていますので。
ではこれで。くれぐれもご自分の目的をお忘れになられぬように、サリシュアン。」
ライズ「・・・。」

はやて「帰ってきたらシンに花でも贈ってもらいたいもんやな〜。」
ティアナ「黄色いアネモネとかどうでしょう。」
はやて「・・・絶交、やないか、それ。」
リインU「続くのです♪」
737通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 22:13:10 ID:???
>>700
死にたくなった…
738通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 22:14:21 ID:???
ちょww向日葵の花言葉ってwウィキ見たけどww
さすがはシン、無意識フラグ立ては伊達じゃないなw
739通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 22:16:13 ID:???
>>736
ティアナは相変わらず毒舌だなw
740通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 22:19:43 ID:???
>>736
みつナイの原作知ってると?????とのやり取りが面白いんだけどな。
何気に>>348の複線が回収されてるな。細かい。
741通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 22:47:39 ID:???
>>736
25日にて。
運命「主〜。お手紙がきてますよ。」
シン「えーっと。なになに?本日午後0時に爆弾テロが行われます。
場所はシアター、国立公園、教会。なお、この情報は近衛にも送ってありますが
おそらく彼らは動かないでしょう。未然に防がれることをお願い申し上げます、Sより。」
運命「ば、爆弾テロ?本当なのでしょうか?」
シン「待て、シアターには今日ライズと約束して・・・。」
運命「それならまずシアターに行ってライズさんやほかの皆さんにもお伝えしませんと。」
シン「とりあえず急ごう。」

シアターにて
シン「随分人だかりが出来ているな・・・焦げ臭いにおいもする・・・。
間に合わなかったのか?まだ時間は・・・。」
運命「あ、タンカで人が運ばれて来ます。」
シン「・・・ライズ!」

シャマル「さて、今日は夜も遅くなってきたしみんな戻って。」
はやて「そういうわけや。部外者はお引取りやな。」
なのは「・・・当然はやてちゃんもだよねえ?」
ティアナ「そうですよ。」
フェイト「そうよ♪そうよ♪」
はやて「妻が付き添うのは当然のことやろ?」
ティアナ「妄想はやめてください。」
なのは「少し頭を冷やしたほうがいいと思うんだ。」
はやて「・・・どうやら決着をつけたほうがいいかもしれへんな。」
リインU「こっちの方も焦げ臭くなってきたところで続くのです♪」
742通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 22:51:10 ID:???
またはやてサイドで火の手が上がってるww
743通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 22:54:16 ID:???
ライズやられたのか。原作とはずれが生じてるな。どうまとめるんだろ。
744通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 22:56:29 ID:???
>フェイト「そうよ♪そうよ♪」
セリフ一つだけなのに便乗キャラが全面に現われてて笑ったw
745通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:10:50 ID:???
>>741
シン「・・・ライズ!」
ライズ「・・・シン。こんなところに・・・いたの・・・。」
シン「・・・しゃべるな!」
不意にシンの腕がつかまれる。
ライズ「私以外の人はほぼ退避させたわ・・・でもまだ・・・国立公園と教会・・・がある。
お願い・・・シン。血煙のゼールビスを・・・止めて・・・。」
看護婦「意識が落ちました!急いで運んでください!」

シン「ライズ・・・。安心してくれ、君が起きるころには全部終わってる。」
運命「主様、頑張りましょう。」
シン「ああ、血煙のゼールビスとかいうやつは俺が倒してやるさ!」
運命「ええ、これは逆にチャンスでもあります!」
シン「チャンス?」
運命「相手はまだこちらに計画が知られたことを気づいていないでしょう。
それに乗じるんです!」
シン「つまり・・・。」
運命「そうです!この機に便乗するんです!」

フェイト「はっ!」
なのは「いきなりどうしたの?フェイトちゃん。」
フェイト「今次元のかなたに便乗の気配を感じたような・・・。」
はやて「・・・なんやそれ。」
ティアナ「そんなに便乗がすきなんですか、あなたは。」
リインU「続くのです♪」
746通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:14:59 ID:???
フェイトは次元の彼方でも便乗の気配を感じられるのかよww
747通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:16:18 ID:???
フェイトさんすげえwww
748通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:17:12 ID:???
この更新の早さは凄い

そしてフェイトさんそんなに便乗好きかw
749通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:21:25 ID:???
>>745
ちょっww
もはやNT並みの感覚を持っているのかフェイト
750通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:37:10 ID:???
>>745
国立公園にて
シン「ここにあるはずだな。爆弾が。しかし結構広いこの公園をどうやって探すか・・・。」
運命「お任せください。主様。」
シン「運命?」
運命「私は最新型のMSですから。」
シン「一応お前この世界では剣をよりどころにしてるんだよな・・・。」
運命「細かいことは気にしないでください。いきますよ・・・。」
運命の背中に光の翼が展開され、超高速で公園を駆け抜ける。
シン「あ、あああ!」
運命「見つけました!主様!ここに不審な箱があります!」
シン「なんて見つけ方だよ・・・。」
運命「解体は難しそうなので爆発しても大丈夫そうな場所に運びましょう。」
シン「あ、ああ。(ひょっとして俺役立たず?)」

教会にて
運命「さっきの要領で行きます!」
運命の背中に光の翼がry
運命「見つけました!大丈夫そうな場所にry」
シン「あ、ああ・・・。」
運命「やりましたね、主様♪これで一躍ヒーローです♪」
シン「ほとんど俺は何もしてない気がするけどな・・・。」

?????「やってくれましたね。」
シン「あんたは、ゼールビス神父・・・そうかあんたが。」
ゼールビス「いかにも。私はヴァルファ八騎の将が一人血煙のゼールビス。
腰の重い近衛にしては動きが早いかと思いましたが・・・意外な伏兵がいたものです。」
シン「・・・。」
ゼールビス「サリシュアンから聞きましたか、私の事を。」
シン「サリシュアン?」
ゼールビス「ええ、貴方がライズ・ハイマーと呼ぶ少女は我等8騎将の一人、
隠密のサリシュアン、つまりこの国に仇をなすものですよ。」
運命「続くのです!」
751通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:38:57 ID:???
旧氏GJ


高機動便乗妖精フェイトさん(幼女モード)、という謎の2つ名他の電波を受け取った
752通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:39:10 ID:???
>>750
シリアスな流れなのに最後の運命子お決まりのセリフで吹いたw
753通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:40:29 ID:???
つーか運命子すげええええww
754通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:41:25 ID:???
お前等はわかってないな
フェイトさんだけは今の19歳の方が色々素晴らしいということを


755通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 23:53:30 ID:???
運命子の活躍に感動した俺がいるwさすがは最新型Msw
つーかシンが役にたってねえw
756通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:03:59 ID:???
時をかける少女機動六課ver

夏が暑いのはあたりまえ。
そして15歳の夏が一回しかないってこともやっぱり当たり前のことなんだよね。
Time waits for no oneって英語で習ったばかりだし、間違いない。
その一度しかない夏は例年通りの猛暑って奴でセミは朝から頼んでもいないのに大合唱を奏でている。
正直アンコールはもういいからカーテンコールといって欲しい。
ただでさえ暑いのが余計暑く感じる。
「スバルー!早く投げろよ!」
あっ野球の最中だったの忘れてた。
「人が考え事してるのに叫ばないでよシン!」
軽い怒り任せにボールを投げる……が、
「もらったっと!」
コーディネイターであるシンには通用しないようで。
白球は金属音とともに天高く飛ばされていった。――――フライだねこりゃ。
「くっそ。」
「へへ〜ん!私の剛速球に押し負けたね。」
「オーライです!」
私の予想通りただのフライになりそうな程失速し堕ちてゆくボールの下にエリオが走りこむ。
身体能力が高いだけあって平凡なフライを綺麗にさばいてくれた。
「エリオ君上手だね。」
「キャロもすぐ出来る様になるよ!」
私たちの仲良しグループの年少組みの微笑ましい会話をBGMに返ってくる好返球をキャッチする。
なんか微笑ましすぎて気温が心なしか上がったように感じる。
ーーーースバル。
「へっ!?なに?」
「?どうしたスバル?」
「今、何か聞こえなかったー?」
「いいやー、聞こえなかった!ティアは?」
「私も何もー!」
おかしいな…確かに名前呼ばれたんだけどな…。
「そういえばさ、昨日ギン姉がさ〜!私のアイス食べちゃったんだよねッ!」
何か引っかかるけど気にしないで身内の文句を言いながら再び投げ込む。
「それは残念だったなっと!」
器用に会話しながらまた打たれた。−―−―−フッまたフライだね。
「くっそまたかよ。」
757通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:04:07 ID:???
>>703の女性シンがラッキースケベ能力を持っていたらいいのに・・・。
はやてを男にしたら妄想力にまかせて女シンを襲うところしか想像できねえぜ。
758通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:07:18 ID:???
「あんたボールを救い上げちゃってるんじゃない?」
「むっ……そうか?」
「またオーライです!」
これまたナイスキャッチだねエリオは。
―――バル―――――スバル!
「え!?何!?」
まただ、今度ははっきりと聞こえる!
何これ!?いきなりファンタジーみたいなこの展開!
いや、もしかしたら暑さに私の頭やられたのかも知れない。……だったら嫌だな。
「スバルさん!上!上!」
「危ないですよ〜!」
考え事をしてる頭が急に呼び戻される。
仲良し二人組みの警告につられて上を見上げてみると。
「?」
なんだろ何か降ってくる…ボール?違うかな?ボールはもっと丸いはずだし。
なんか見たことあるそれは私愛用の目覚まし時計だった。
―――――ガッツン!
「いった〜!?」
鋭い痛みに目が一気に覚める。
目の前にあったのはやっぱり愛用の目覚まし時計だった。
どうやらなかなか起きない私を見かねてダイブまでして起こしに来てくれた様だ。
うぅ……おかげで朝からかなり頭が痛む…。
「ようやく起きた?スバル、このままじゃ遅刻よ?」
「ギン姉!?いま何時!?」
「時計みなさい。」
言われて時計を覗き込む――――8時3分。
学校が始まるのは……8時30分だから……まずいよ!!
布団を思いっきり蹴り上げる。
ふわりと舞い上がる布団が落ちてくる前にベットから抜け出し着替えに手を伸ばす。
「なんでもっと早く起こしてくれなかったの!?」
「目覚まし鳴ってたから起きると思ったんだけどね。」
「そんなの覚えてないよ〜!」
真面目で品行方正容姿端麗で通っているギン姉のことだからきっと目覚まし時計は仕事をしてくれていたのだろう。
しかしその頑張りも私の耳に届かなければ意味がない。
まぁ最後は文字通り体を張って起こしてくれたわけだが。
大急ぎで着替えを済ませ二階の自分の部屋から飛び出す。
759通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:08:51 ID:???
階段を持ち前の身体能力で二段飛ばしぐらいで駆け下り目の前のリビングへ駆け込む。
「またギリギリじゃないのスバル。もう少し早く起きたら?」
「一応努力はしてるよ母さん。ただ実らないだけ。」
「意味ないじゃないそれじゃ。」
さすが母さん。痛いところをついてくる。
でもこの年頃に睡眠っていうのは必要不可欠なものだから致し方ない。
この先も無駄な努力を続けるつもりだがきっと実ることはないだろう。
「はい。いつもの。」
「ありがとっ!」
ここ最近(と言っても2年くらい?)は遅刻ギリギリが多く朝は牛乳一杯だけだったりする。
正直育ち盛りな私としては厳しいんだけど自業自得だから文句は言えない。
「スバル!また白ヒゲできてるわよ。」
「うわっと!ありがと!行ってきます!!」
「行ってらっしゃい!……スバルったら朝から元気ね。」
こんな風に慌しい毎朝なんだ。昨日もそうだった。
進歩がないと言われたら痛いんだけど、こういうのが私の朝のお決まりなんだよね。
普通に通学していたら間に合わないってのもお決まり。
お気に入りの青い自転車に颯爽と跨り家の前の坂道を一気に駆け下る。
坂の角度がきつく坂の下には踏切まであるから結構危険なんだけどもう慣れた。
スピードに乗った自転車を人に当てないよう避けながら風を切る。
出来れば止まることなく踏み切りを越えたいのだけれどうまく越えられることはあまり無い。
(やっぱり今日も越えられそうにないや)
警告音を奏でる踏み切りを見てブレーキをかける。
踏み切り前で溜まっている通勤通学の方々の手前ギリギリで緊急停止。
「っと……すいません。」
騒がしい私を周りが眺めるのもこの朝の習慣に入っているような気がする。
電車が通り過ぎ踏切が上がる。
また人ごみを避けながら颯爽と走り出す。やはり切ってゆく風が気持ちいい。
いつもの通学路を思い切りペダルを踏みしめ駆け抜ける。
760通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:10:16 ID:???
「あ、シンおはよ〜♪」
「おほよう。またギリギリだな。」
「む、それはシンもでしょ。」
「俺は今日たまたまだ。」
途中同じように自転車で走っているシンに追いつく。
「そういえばバイクは?」
「修理中。昨日も話しただろ?」
「そういえば。いってたね。」
談笑しながら校門の中へと走りこむ。
まだ予鈴はなってないみたいだし、ラッキー♪間に合った!
ここ最近は遅刻が続いてたから不安だったけど今日はついてるみたいだ。
そう思ってたんだよね、朝のこの時点までは。
まさかこの後あんな事態が起こって、
この夏が一生忘れられないものになっていくなんて思ってもいなかった。

あの後も妄想が止まらない俺ヤバスw

・・・夏怖えぇorz
761通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:11:13 ID:???
>>760
俺は君を信じてるぜ。続き書いてくれるって……
762通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:13:38 ID:???
>>760
GJ!!
さぁ、早く続きを書こうか・・・
763通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:16:53 ID:???
>>760の再来を待つ。全裸で。
764通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:17:21 ID:???
02
>>716の続き

「エリオ君おは……よう……?」
「おっはよー、エリオ……?」
「おはよ……ええ?」
 集合場所に現れたエリオに対してキャロとスバルとティアナが挨拶を返す。
 全員最後が疑問形になっているのは、エリオの後ろに見慣れぬ女の子が立っているからである。
 六課の制服のズボンに上はTシャツ一枚。上着は肩にかけている。
艶やかな黒髪が腰辺りまで伸び、整った顔立ちと抜群のスタイルを持つ美少女がそこに居た。
 しかしながら、青汁を数十杯一気飲みしたかのような表情がその美貌をぶち壊しにしていたが。
「ねえエリオ。皆を代表して聞くんだけど、その娘誰?」
 エリオは一度横の女の子を見て、もう一度ティアナを見てからその質問に答えた。

「…………シンさんです」

「……はぁっ!?」
「うっそー、シン可愛いー!!」
 驚愕するティアナに対し、一瞬で順応したスバルはシンに抱きつこうと突進していた。
「だああぁ! 寄るなスバルっ!!」
「いいじゃん今は女同士なんだしさ――!!」
「ていうか手をわきわきさせるなぁ――!!」
 性別が変ってもシンの運動能力は健在のようで、スバルの突進はあっさりかわされる。
「あれがシン? 冗談よね。うんきっと冗談よ。もしくは夢、夢に違いないわ。
男のシンが私より可愛いなんてそんなのありえないものね……」
「ティアナさん! き、気を確かにっ! とりあえずクロスミラージュを仕舞ってください!!」
 騒がしく飛び回る二人の横で、錯乱を始めるティアナをキャロが必死に止めていた。

 数分後。
「……厄日だ」
 蜂蜜入りの青汁を数十杯一気飲みしたかのような表情でシンは呟いた。
 はしゃぐスバルとヤバイ目をしたティアナを何とか捌ききり、今は医務室にてシャマル先生の診察結果待ちである。

「お手上げね。治し方が全くわからないわ」
「え゛?」

「な、なんかヘンな薬品とかロストロギアとか! そんなんじゃないんですか!?」
「薬物反応は一切無いわ。そんな効果を持つロストロギアなんて聞いた事ないし、
 そもそもシンはロストロギアに関わったことないでしょ?」
「じゃあ、俺は、もしかして、一生、このまま……?」
「今のところはそうなるかしら。大丈夫、女の子ってのも楽しいものよ♪」
「――――――」バタリ
「あら気絶しちゃった」


旧氏や760にGJしつつも脊髄反射が止まらない。
相変わらず反省はしない。
765通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:20:55 ID:???
>>750
ゼールビス「おや、貴方はそれを聞いてもなお、私に剣を向けるのですか。
彼女はこの国の傭兵である貴方の敵なのですよ?ずっと貴方をだましていたのですよ?」
シン「ライズは止めようとしていたんだ・・・。」
ゼールビス「なんですって?」
シン「ライズはこの事件を止めようとしていたんだ!シアターでは無理をして怪我までして!」
ゼールビス「ほう・・・隠密のサリシュアンともあろうものが腑抜けたものです。」
シン「なんだって!」
ゼールビス「いい事を教えてあげましょう。ここ数ヶ月あなたと過ごす中で彼女は
変わっていったのですよ?まるで普通の少女のようにね。花言葉まで調べるようになって
いたのを見たときは笑いをこらえるのに苦労したものです。」
シン「・・・。」
ゼールビス「わかりますか?貴方が彼女を腑抜けさせたのですよ?彼女を今日倒れさせたのは
貴方です。」
シン「ゼールビス、あんたって人はあああああああああ!」
シンは剣を構える。かっての怨敵に向けたのと同等の殺意をこめて。
シン「あんたは俺が打つんだ!今日ここで!」

教会を激しい鋼の音が響きわたる。
ゼールビス「ほう、なかなか筋はいいようですね。でも残念ながらまだまだ・・・。」
その言葉とともにゼールビスの太刀筋が鋭さをまし、シンは守勢に追い込まれる。
ゼールビス「八騎将の一人である私に剣で勝てると思いましたか?」
シン「そうやって見下したまま・・・やれると思うなあああ!」
次の瞬間シンの瞳が輝きを失い、それとともにゼールビスの攻撃が全て紙一重でかわされる。
ゼールビス「何!動きが変わった・・・?グッ!」
ゼールビスの肩に何かが直撃し、その体勢が大きく崩れる。
ゼールビス「これは・・・鞘?」
シン「でえやあああああああ!」
次の瞬間に突撃したシンの剣がゼールビスを真正面から貫いた。

はやて「なんか流れにおいていかれてる気持ちがするんやけど。」
なのは「>>750では一言もしゃべれなかったからね・・・。」
ティアナ「ネタキャラには入れない領域があるのでしょうか。」
フェイト「ああ、向こう側の世界でどんな便乗のチャンスがあったのか激しく気になるわ!」
シャマル「きっとこんな感じだから流れに入れないのね、私達。」
リインU「続くのです♪」
766通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:24:56 ID:???
>>764
なんという展開wwどうなるんだw

>>765
種割れやっぱり強いな。シンがこのスレでは珍しく格好いいw
はやてサイドが反省会になってるw
767通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 00:33:21 ID:???
>>765
シンが主人公をやっている…っていっちゃいけないのかw
ティアナの台詞が切ねえw
768通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 01:05:21 ID:???
>>58
バル《というわけで主はおいしく戴かれ結局子供の姿に戻ってしまったようだ。主を護りきれなかったとは…情けない…》
レイハ《マスターの変態行為が見たかった人はぜひリクエストをどうぞ。バルディッシュ、私達も…》



フェイト「うぅ、汚されちゃった…」
ヴィヴィオ「なんでフェイトママは泣いてるの?」
キャロ「ヴィヴィオ、人には最愛の娘にだって言えないこともあるんだよ」
シン「キャロ、無礼な事聞くがお前何歳だ?」
キャロ「……えへ♪10歳にして機動六課の良心、正真正銘の魔法少女です♪」
シン「…………」
ヴィヴィオ「シン〜お絵描きしよ〜」
シン「ん?ああ、今日は何を描くんだ?」
フェイト「この前は動物描いてたよね?」
ヴィヴィオ「あれはいんじゅー描いたの」
シン「なんだそりゃ?」


はやて「なるほど、なのはちゃんがそんなことをなぁ」
シャマル「エリオ君は相当な刺激を受けたみたいです。まぁテスタロッサちゃんのアレを見たら確かにそうなりますよねぇ」
シグナム(くっ!おのれテスタロッサ!エリオに色仕掛けだと。このままでは私のエリオが歪んでしまう。芽は早めに摘んでおくべきか…)
ヴィータ「はやて、フェイトを元に戻す方法ないの?さすがに暴走なのはは手に追えないから…」
はやて「ん〜面白いから効果切れるまで放っといてもええんやけど何か事件起こされたら大変やしな。ユーノ君にも頼んで解決策を探してもらうとするわ。ところでシンは?」
シャマル「シン君ならテスタロッサちゃん達と遊んでます」
はやて「おおきになシャマル」

バル《や、やめろレイジングハート!紐を絡ませるな!》
レイハ《ああ、便乗って良いですよね♪》

769通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 01:16:38 ID:???
≫768
擬人化に便乗するレイジングハートが浮かんだぞ。
770通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 01:22:02 ID:???
>>768
ヴィヴィオww
771通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 01:33:20 ID:???
>>765
病院にて
看護婦「ライズさんにご面会ですか?」
シン「ええ、そうです。」
看護婦「ライズさんの病室は、・・・の部屋です。励ましてあげてくださいね。
それが一番の薬ですから。」
シン「はい。」
運命「さっきの看護婦さんのことなんかいやらしい目でみてませんでした?」
シン「・・・何をいってるんだよ。」
運命「スタイルいい人でしたよね、あの人。主はやはりラッキースケベなお方です。」
シン「どこで覚えてきたんだよ、そんな言葉。」

シン「ライズ、入っていいか?」
ライズ「シン・・・。いいわよ。」
シン「思ったより元気そうだな。安心した。」
ライズ「・・・。ゼールビスから私の事を聞いたんでしょ?」
シン「・・・うん、まあな。」
ライズ「それで・・・私をどうするの?」
シン「・・・別にどうもしないさ。」
ライズ「私は八騎将の一人よ?私を突き出せば貴方はお手柄よ。」
シン「俺はもともとこの国の人間じゃないしな。それに・・・。」
ライズ「?」
シン「ライズは止めようとしてくれただろ?怪我をしてまで。爆弾を。」
ライズ「私は・・・八騎将の一人として生きてきたわ。
その生き方に疑問を持ったこともなかった。でも・・・今回は・・・。」
シン「・・・。」
ライズ「変よね・・・この国に対する憎悪を持つ軍団長の・・・父の思いを
叶えたいと思っていたのに。」
シン「俺は・・・うまくいえないけど、多分ライズは正しかったんだと思うよ。」
ライズ「・・・そうかもね。」
シン「これからどうするんだ?ライズは。」
ライズ「私は軍団長を、父を探すわ。会っていろいろお話をしてみたくなったの。」
シン「そっか。」
ライズ「それでね・・・シン。」
シン「?」

はやて「シン早く帰ってこんかな〜。」
ティアナ「そうですよね〜。」
フェイト「そうよ、そうよ♪」
なのは「結局みんないるんだよね。ここに。」
シャマル「シン君が起きたときのために何かおいしいものでも作ってあげたらどうかしら?
シン君はこっちの世界では何時間もなにも食べてないはずだし。」
はやて「!それや!」
ティアナ「あ、ずるいです!」
リインU「いよいよ締めなのです♪続くのです♪」
772通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 01:40:11 ID:???
いよいよ締めか。どうなることか。
はやて達もマイペースにどたばたしてるなw
773OGネタ:2007/08/02(木) 01:57:14 ID:???

 転移戦隊しゃどうみら〜 幕間その二 《添い寝U》


 シンは自室のベッドに腰掛け、ラミアを待っていた。
 就寝時にラミアが添い寝をしてくれるようになってから二週間。
 もう大丈夫だ、とシンが言ってもラミアは世話係を命じられた為か譲らず
 毎日のように一緒に眠っていた。

 「遅いなぁ…ラミアさん」

 時計を見て呟くシン。
 普段は羞恥心からラミアの添い寝に否定的なシンだが、いざ来ないとなると何故かがっかりしてしまう。
 なんだかんだ言って、シンも健全な思春期の男の子といったところである。

 「入るぞ」

 そう言って入ってきたのはエキドナ・イーサッキ。
 ラミアと同じWシリーズの人造人間である。

 「エキドナさん?どうしたんですか?」

 何かあったのだろうか?
 心当たりの無いシンが予想外の来訪者に首をひねっていると

 「W17…いや、ラミア・ラヴレスは急な任務で来られなくなった」
 「…そうですか」

 つい声にまで残念な響きがこもってしまう。
 内心、僕って甘えん坊なのかなとシンが更に落ち込もうしているとエキドナの声がそれを遮った。

 「よって、今日は私が代わりに君につきそう事になった。よろしく頼む」
 「…ハイ……ってえええぇぇぇぇ?!」

 最近さけんでばかりだな、なんて思うすらなくシンの思考はショートした。

 (エキドナさん添い寝エキドナさん添い寝エキドナさん添い寝エキドナ…)

 ラミアとはまた違った感触や香りなどのせいで寝付けずシンの睡眠時間は大きく削れた。
 翌日、フラフラになったシンを不審がるラミアに事情を知っているアクセルが言った。

 「アイツはラッキースケベって奴なんだな、これが」

 続くんだな、これが
774別ネタ:2007/08/02(木) 01:59:12 ID:???
 
 「ますた〜、ますた〜、起きてくださいよ〜。もう朝ですよ」

 間延びした可愛らしい女の子の声と、自分の体を揺さぶる振動にシン・アスカは目を覚ました。
 ぼやけた視界を拭うように、目を擦りながら体を起こし始める。
 だが、その動作を終える前に何かがシンの上に飛び乗った。

 「ぐえっ!」
 「えへへへ、おはようございます」

 抱きつくように飛び乗ってきた人物をじろりと見返す。
 サラサラとした絹のような金髪とクリッとした翠の瞳。
 そして、瞳の下に伸びる印象的なピエロのような赤いライン。
 少々変わっている部分もあるが文句無しの美少女だ。
 その少女に向かってシンは疲れたように言った。

 「あのなデスティニー。起こしてくれるのはありがたいんだけどもっと優しく起こしてくれよ。
 毎朝飛び乗ってこられたら俺の体が持たないよ。それに…」

 シンは視線をデスティニーの顔から下にずらした。

 「その格好は何の真似だよ…」

 疲れたように声を絞り出す。
 彼女の格好は男物のブカブカのYシャツに下はショーツのみ。おまけにノーブラである。

 「どうです?似合いますか?」

 その場で立ち上がると、シンに良く見えるようにクルッと回ってみせる。

 「男の人はこの格好が大好きだって聞いて。後、ロマンとかなんとかよく分からない事を…」
 「待て。誰に聞いた?」
 「えっと、ヨウランとヴィーノですよ。マスターを喜ばせるにはどうすれば良いのか、って悩んでたら相談に乗ってくれて」
 「…またあいつらか」

 何が問題なのかまったく解っていないといったニコニコ顔でデスティニーは語る。
 シンは同僚二人への怒りを抑えながらデスティニーに言った。

 「その格好はこれから禁止だからな」
 「な、何でですか?!マスターを喜ばせようと思ったのに!!」
 「とにかく禁止!解ったな!?」

 シンからしてみれば同じ部屋に住んでいる美少女がこんな格好でうろついているのは色々な意味でたまったものではない。
 現に今も、目の前にある幼い顔に似合わない自己主張の激しい体は目に毒だ。
 そんな事を考えていると
775別ネタ:2007/08/02(木) 02:00:16 ID:???

 「ううっ、もしかしてマスター嫌いでしたか?」
 「ああ、だから、そうじゃなくて」

 どんな結論に至ったのか、泣き出しそうになっていた。
 その後シンが必死の説明を終え、納得させた頃にはすっかり昼近くになっていた。


 仕事が非番で特にやることも無いシンは、午後に予定のあったレイの用事に付き合うことにした。

 「ところで、デスティニーの調子はどうだ?」

 用事も済み、近場にあったカフェで一服ついているとレイが言った。

 「ああ、デスティニーなら今日も元気が有り余ってるみたいで、一緒について行きたいって散々ごねたよ」
 「ふっ、そうか」

 シンの優しげな苦笑いにレイも微笑を浮かべる。

 「レイのほうこそどうなんだ?レジェンドは大人しいみたいだけど」
 「お前に会いたがっているぞ。言葉には出さないがな」
 「そっか…」

 言葉を句切り、自分達を取り巻いている不思議な環境とその発端にシンは思いをはせた。


 ブルーコスモスに支配された連合と一進一退の攻防を繰り広げるザフト。
 戦火は地球圏全土に広がり、前大戦を上回る爪痕を残していった。
 そして、月のダイダロス基地軌道上での一大決戦に向け両軍が集結し
 いざ決戦が始まるかというときに地球圏、いや太陽系全域を未知のエネルギー波が襲った。

 それが神のイタズラなのか何なのかは解っていない。
 だがその日を境に存在する全てのMSに異変が起こった。
 始まりは一機のザクだった。
 エネルギー波による動作不良を起こした見られたこの機体を整備するためパイロットが降りた瞬間、
 格納庫を包む強力な光を発したのだ。
 光が収まった後に残っていたのは人間とほぼ同サイズに小さくなり、自我をもったアンドロイドというべき存在だった。
 その後、世界各地全ての場所で同じ現象が起こり機動兵器としてのMSは姿を消した。
 後にSD(スーパーデフォルメ)化現象と呼ばれるこの事件により戦争は強制的に終結。
 唐突に平和が訪れる事となった。
 事件後も徹底抗戦を唱える派閥は存在したが、彼等の思惑どうりにはまったく行かなかった。
 エネルギー波通過後に生産されたMSも、完成と同時にSD化し兵器の増産ができなかったのだ。
 更に、SD化し人間とほぼ同じように物を考えられるようになったMSたちは戦いを嫌い人間と共存することを選んだのである。
 連合各国、プラントはMSたちの受け入れ政策に追われた。
 そうして終戦からほぼ一年たった今も戦争の予兆はまったく無く。概ね平和と呼べる状態だった。
776別ネタ:2007/08/02(木) 02:01:18 ID:???

 長くそして一瞬の思考の海のダイブを終えたシンは前から疑問に思っていた事をレイに尋ねた。

 「そう言えばレイはどう思っているんだ?デスティニーたちだけが人間とほとんど同じ姿になったって事を」

 SD化現象にはもう一つ不思議な効果をもたらした。
 それは極一部のMSは元の姿のまま縮んだ大半のMSと違い、人間となってSD化したのだ。
 しかも現在で確認できているかぎりでは全て女性の姿であり、体機能もほぼ人間の女性と同じだということである。
 おまけに戦闘モードになれば元の姿の武装をまとい、オリジナルとほぼ同じ戦闘力を発揮できるのだ。
 無論、小さくなった事により質量的、面積的な破壊力は大幅に落ちているが。

 「俺も何とも言えんな。ギルも原因は未だにさっぱりわからないそうだ。ただ…」
 「ただ?」
 「とりあえずとは言え戦争が終わり、家族というべき存在が増えたのは喜ばしい事だ」

 そう言って満足気な顔をするレイにシンも同意する。

 「ああ、そうだな……うわっ!?」

 突然、ポケットの中に入って携帯が鳴り始める。
 シンが慌てて携帯にでると、受話器の向こうから彼の愛機の怒鳴り声が聞こえてきた。

 〈マスター遅い!いつ帰ってくるんですか?!もうそろそろ夕食の時間です!!
 ひもじいですっ寂しいですっ!…まさか、レイさんの所のレジェンドちゃんと一緒にいるんじゃないですか?!
 それとももしかして三重人格のインパルス姉さんと一緒ですか?!マスターはーやーくーにーげーてー!!〉

 受話器から耳を遠ざけて、あまりの暴走についつい苦笑を浮かべる。

 「ごめんレイ。俺、先に帰るよ。あいつ寂しがりやだから」
 「ああ、そうしろ。それと暇な時でいい。レジェンドに会いにきてやってくれ」
 「うん、わかった」

 シンは自宅に向かって走り始めた。
 寂しがりやの妹分をどうやって宥めるか考えながら。


 fin
777別ネタ:2007/08/02(木) 02:02:27 ID:???

 (嘘)予告

 アナザーCE 鋼鉄の少女たち!


 「私に会いにきてくれたのだな。うれしいぞ、シン・アスカ」

 主に似てクールビューティーな金髪美女 レジェンド

 「あなたの家族を撃ったのは私なのですね…」

 争いを嫌う清楚な大和撫子 フリーダム

 「あたしの物にするって決めたから!逃がさないよ!」

 誰よりも自由に奔放に振る舞う少女 ストライクフリーダム

 「放っておけないのよね、彼」

 お節介焼きなお姉さん インフィニテットジャスティス

 「おうシン私と……えっと、あの、よろしければ……あははーデートなんてどうかなー!?」

 変幻自在の三重人格娘 インパルス

 「あなたに誓います。あなたの故郷を二度と焼かせはしないと」

 守護者として身を捧げる少女 アカツキ

 他、まだ見ぬ少女たちとの受難がシンを待ち受ける
 果たしてCEとシン・アスカの明日はどっちだ?!
 ………
 ……
 …
 「なんで私の紹介はないのですかー?私は主役機、つまりメインヒロインなのですよー?!」


 続くかどうかわからない!
778OG&別ネタ:2007/08/02(木) 02:03:28 ID:???
 久々に投下ー。二つ纏めて投下ー。
 ノロノロ書いてたら擬人化ブーム終わってるww
 擬人化ネタはツッコミどころ満載だけど俺の発想じゃこれが限界でした。
 続くかどうかは電波次第です。
 スレの燃料になれば幸いです。
779通常の名無しさんの3倍
おお、旧氏のところとは違う新たな運命子ですか、GJです!