需要があるかどうかわかりませんが、立ててみました。
・シンが死亡するSSを書いたり、考えたりするスレッドです。
・シンが死亡するSSに、あてはまる条件
とにかくシンが死亡すればOK。
途中から、あるいは最後でシンが死亡する話だけでなく、
最初の設定で、すでにシンが死亡していてもOK。
シンがSSの途中で、死ぬようなことを匂わせていてもOK。
・本編、パロディ問わず、もしここでシンが死んでいたら、
こうなっていたのではないかというコメントもOK。
・肉体的な死亡だけでなく、精神的な死亡もOK…かな。(Zラスト?)
社会的に死亡も、たぶん…OK。
・ギャグもシリアスもOK。一回死んで、復活というのもOK。
(ギャグSSで、一回死んで、復活、また死んだ、というのもOK。)
・荒らしさんは、一応、スルーという方向で。 …こんな感じですか?
シンは好きなキャラクターのはずなんですけれど、
自分が書いたSSのテーマが、シンの死亡というテーマなので、
立ててみました。
言い出した自分が、まず書いてみます。
しばらくしたら、出します。
まあ頑張れ
>>2 三人目みたいな文体だな。まあ、本人なんだろうかwww
身も蓋も無いスレタイだな
駄スレ立てんな。
SSはイメージに基づくものです。
全然資料調べてないです。(戦争責任追及の裁判、処刑などの資料)
あと、根本的におかしいと自分で思うところもあります。
おかしいというところは、スルーで。
SSでの()は、シンの心の中の言葉です。
話の設定で細かいところ
・シンが死亡する話
・テレビ最終話後
・スペシャルエディションなどの、つけたしは無視で
・カップリングはシン、ルナ、ただし二人とも死亡
・殺したのは、名もなきザフト兵のみなさん
・キラ、カガリなどは、会話文などには登場するが、
このSSでは実際には出てこない
8 :
シン死亡エンド:2007/05/21(月) 00:12:12 ID:???
シン=アスカの処刑は、明日であった。
彼は、そのことをすでに聞かされて知っていた。
(俺が死んだら、死んだ人たちに、なんて言えばいいんだろう。
マユ。俺は、みんなが幸せになる世界をつくることができたんだろうか。
でも、俺にはもう、確かめる手段も時間も無い。
ステラ。ステラみたいな子が救われる世界ができたんだろうか。
でも、俺は明日…。)
彼は、メサイア攻防戦などにおける、プラント議長派の責任を問われたのである。
彼と、彼の乗ったモビルスーツは、議長派の象徴であった。
実際、彼は一連の戦いにおいて、戦場で多くのことをしてきた。
マスコミによって、彼のことは、プラントの人々はもとより
地球上にいる人々にも知られていた。
議長は、彼のことを、意図的にメディアに流すことによって、
彼を、プラントの象徴にしようと考えたのである。
しかし、そのことが彼の処刑につながっていったのである。
クライン派は、一連の戦いの責任を、できるだけごく一部の者に取らせ、
大部分の者の責任を軽減しようとした。
大部分の者というのは、たとえばメサイア攻防戦において、
クライン派と戦った者たちである。
彼らは、ザフト軍の大半を占めていた。
彼らを罰しようとすれば、ザフト軍の大半が責任を取ることになる。
クライン派はそれを軽減しようとした。
また、彼らは、議長派やクライン派といった主義主張に関係なく、
言われたから戦ったという者が多かった。
それに対し、シンは、責任を取らされる、ごく一部の者であった。
シンの場合、どちらかといわれたら、議長派に属しているといえるだろう。
その理由としては、シンが、妹を殺された原因、
キラに対する嫌悪感を持っていたこと、以前住んでいたオーブの代表、
カガリへの不信感があることが挙げられるだろう。
しかし、シンの場合も、一般のザフト兵と同じく、
単に、言われたから戦ったという側面を、否定することはできない。
だが、シンは、議長派の象徴であった。
エリートである赤服で、議長の懐刀であるミネルバのエース。
数々の功績をあげ、フェイスの一員であり、
最後まで議長に付き従った、新型モビルスーツのパイロット。
すべてが、シンを、不利な方向に導いていた。
こうして彼は、責任を取らされる、ごく一部の者になっていったのである。
さらに、前述したように、クライン派は、
責任を多くの者に取らせることを、できるだけ避けようとした。
その一環として、戦いの責任は、死亡した者の責任が大きいとした。
続きは今度
読点多すぎで吹いたw
なぜキラ死亡SSにしないのか
シンが本編で死んでいたら主人公がいなくなってたな。
よく考えると
すみません、そもそもSSってなんですか?
このスレは伸びない
皆すまない。俺が向こうで読んでみたいとか気軽に言ったばかりに。スレが立つなんてw
ところでこのスレとしては
シンがキャラクター的あるいはMSパロット的に死んだも同然とかはどうなのかしら?
狂気とか錯乱とかなら散見されるけど死亡はついぞ見ないね
向こうってどこだ?
あの世だろ。
キラ同盟の個人サイトに行けば読めるだろうに
黄泉がえりの時期になると蘇るぜ
>>7 悪いがこの程度のSSにはGJはつけられん。
句読点の使い方を覚えて、()を使わずに心理描写を出来るようになれ。
アニメ板ではどうだか知らんがこの板で鮪のぶつ切り文章は評価されんぞ。否、荒し扱いされてもおかしくない。
期待をしないで次の投下を待つ。
それは例えば、メサイア攻防戦で死亡したといわれている、
議長派のリーダー、議長本人の責任を問う、世論の声につながった。
さらに、議長と同じく死亡したといわれている、ミネルバの艦長、タリアにも、
世論の責任追及の矛先が、向けられていった。
シンとは違って、一般的に知られていなかったタリアの名前が、
広く知られることになったのは、攻防戦以後のことである。
議長とタリアの一連の関係が、マスコミによって、すぐに知られるようになると、
それは、スキャンダルとして大きく取り上げられ、
あることないこと書きたてられたのである。
彼女が議長と会っていた、あるいは連絡をたびたび取っていたのは事実であったし、
ミネルバに、新型のモビルスーツが来ていたのも事実であった。
だが、そうした事実に合わせて、事実ではないことが、報道されていったのである。
このことは、彼女の名誉を非常に傷つけることになった。
こうした報道、そして世論の認識は、
議長が軍を私物化している一例ではないか、という世論につながっていった。
それは同時に、ミネルバの乗組員にも、疑惑の目を向けさせることにつながった。
シンが、ミネルバのエースであるということが、
この点で大きくマイナスに働いたことは間違いない。
その結果、シンは銃殺刑と決まった。
彼の処刑が決まってから、実際に処刑が行われるまで、
しばらく日にちがかかっていた。
彼の処刑は、軍の施設で行なわれることになっており、
民間人は見ることができないものであったが、
彼が処刑されることは、実際に処刑が行われるまでの間に、
すでに大々的に報道されていた。
彼自身も、そうした報道を、すでに聞いて知っていた。
彼にそのことを告げたのは、シンが捕まっている施設で、
彼の世話を担当する係のザフト兵である。
(ミネルバのみんな、どうしているかな。)
シンが座って、壁に寄りかかりながら、ミネルバの乗組員について、
色々と考えている時、通路から足音が聞こえた。
ここには、足音以外に音はなかった。
シンは、足音以外に音が聞こえてこないことを知っていた。
近くの部屋の住人は、すでに責任を取らされて処刑されていたのである。
彼はそのことを、見回りに来るザフト兵から聞いて知っていた。
そのような捕まえられた者の中にはザフト軍以外の者、
地球で捕まえられてわざわざ連れてこられる者もいた。
シンはそうした者たちに対し、申し訳ないと思う気持ちを持っていた。
しかしそれ以上に、処刑されるためにつれてこられる者たちが
ミネルバのクルーではないことを、ひそかに喜んでいた。
シンが話したここの担当のザフト兵たちの話を聞くと、
シンのいるフロアに捕まえられている者たちの中には、
ミネルバのクルーはいないとのことだったのである。
仮に大声を出せばシンは、隣の部屋の主と会話をすることができたはずだった。
実際、すでに処刑された者の中には、そうした手段をとった者もいた。
しかしシンは、そうした会話を良しとはしなかった。
続きは今度
>>13キラが死ぬSSはいくらでも見れるから
>>14本来主人公なんてシンで無くとも良い筈
>>17基本は職人次第でいいだろ
>>18新シャアのSSを語るスレ(通称ヲチスレ
>>21シン厨乙、だったら見なければ良いだけだ
本来戦争物を扱うなら誰が死んだっておかしくもない
とりあえずSSの評価は
>>23と同じ
後は「3〜4行出来たら」1行あけておけ、読みずらい
あとは人の評価を聞いてそれを生かせ、以上
「なんじゃぁぁっ……こりゃぁぁぁ!」
シン・アスカは自分の腹を見て叫んだ。赤服が自分の血で地の色以上に赤く鮮やかに染まっている。
言葉を発すれば発する程にえぐい血の味が口の中に広がる。腹を押さえた手は鮮血によって紅葉の様だ。鈍痛が走る腹部がやけに熱い。
鼻孔を擽る微かな硝煙の臭いが自分が銃撃を受けたことを知らせる。
体中から力が抜け、地面に前のめりに倒れた。視界は次第にぼやけていき、聞こえる音もノイズ混じりになっていく。
「……俺は死ぬ……のか?」
冷たい地面は温かくなっていく。いや、シンの体が冷たくなりつつあるのだ。
「君は死ぬ。君はラクス体制下のプラントには必要ないんだよ」
「ええ。貴方が私に従順な態度を見せつつ反プラント活動に携わっていたという事も解っています」
「あの世で君が殺したアスランに謝るんだね。巧妙な手口で惑わされたよ。ユーリ・アマルフィの手記が無ければ君へとたどり着けなかった……。大したスリーパー、静かなる復讐者だよ、君は」
被さってくる声は誰のものだろうか。暗転していく意識を握り締めて記憶の糸をたぐり寄せても答えは浮かんで来ない。
下卑た嘲笑が振りかかるが、もはやなんの感慨も湧かない。ただ、プラントのラクス・クライン体制を覆えす事が出来なかったのが悔しいだけだ。
ニコル・アマルフィの墓に細工を施しアスランを憤死させた事が僅かに溜飲を下げる。
もはや何も聞こえず、何も見えない。痛みすらなく、口からは声の代わりに空気が漏れるのみだ。
ぼやけて黒い靄のかかった視界の奥でマユとステラが楽しそうに手招きをしている。
俺もすぐにそっちに行く。だから待っ
──All over with him.
私が書くとこんな感じでしょうか。
1/2
あれから季節は幾つ巡っただろう。
彼がプラントへと旅立った時は肩に掛かる位だった私の髪は、気が付けば腰まで伸びていた。
私の周囲の環境も変わっていた。妹が産まれ、すぐ下の弟は戦場に散った。
私自身も飛び級でカレッジに入学し慌ただしい毎日を送っている。
少し前までは空を見上げる度に彼の事を思い出していた筈なのに、今は彼と過ごした日々は夢のように思える。
「大人になるってこういう事なのかしら?」
「あら、急にそんな事をいうなんてどうしたのよ?」
昼下がりのカフェテラスで私は親友と他愛の無いお喋りをしている。
彼女は法学部で私は医学部。お互いの進む道は離れてしまったが、暇を見付けるとこうやって会っている。
「何となく言ってみただけよ。他意は無いわ」
私はティーカップに視線を落とした。ゆらゆらと揺れる私が映っている。
――カズミ・アマダ。貴女は幸せ?
私は紅茶を飲み干し親友に別れを告げた。
そろそろ次の授業が始まる。
「――休講なんだ。」
教室の黒板に大きな字で書かれている。私は拍子抜けしたように教室を後にした。
今日の授業はこれで終わり。男の子達からお茶をしないかと誘われたが丁重に断りを入れた。
向かう先は慰霊碑。途中の花屋でカサブランカを一輪買い、散歩がてら歩いて向かった。
慰霊碑には先客がいた。見慣れない紅い服を来た女性だ。彼女は一心不乱で慰霊碑の名前を探しているようだった。
私は彼の亡くなった家族の名の下にカサブランカの花を捧げた。
しゃがみ込み手を合わせる。彼の分も祈りを捧げる。
「きゃっ」
先客の彼女が私にぶつかって来た。私は転ばなかったものの彼女は尻餅をついている。
「大丈夫ですか?」
とっさに私は彼女に手を差し延べた。彼女は私に会釈をしながら私の手を掴み立ち上がった。
――月の聖母。
私は彼女の事を知っている。彼から届いた手紙に添えられていた写真に映っていたのだ。間違いない。
彼の肩に手を置き微笑む彼女の姿に当時の私はちょっぴり嫉妬したものだ。
心臓の鼓動が高鳴って行く。何故かは判らないけれど、私は何となく虫の知らせのような物を感じていた。
好みではある。結末までどんな描写をされるのか期待する。
しかし主部や修飾部、代名詞などを悉く読点で区切るのは読み辛い。改善を望む…
>>24 行末尾とはいえ「死亡したといわれている」後の読点は余計。
「責任を問う」「世論」間の読点も余計。加えて「世論の声」ってのはおかしい。
「ミネルバ艦長」前後の読点も余計。
「矛先が」の後の読点は明らかに不要。置くのは誤りと言える。
「ミネルバに」「新型モビルスーツ」間の読点も余計。
直後の「だが、」は文脈からして無いほうが適切。
「世論の認識は〜」「世論につながった。」これでは重複なので
こうした報道が〜世論を導いた、とでもすればどうか。
最後部分についても
シンがエースだった事が、ミネルバが議長肝煎りの尖兵的な位置だったという認識を助長したのか。
あるいは逆に
そういった位置に認められたミネルバの中でもエースだった事が、シン処刑を後押ししたのか。
どちらとも取れるので上手くない。恐らく後者なのかと推察するが…
>>25-26も同様で、とにかく主部を読点で区切って節にする手法は止めたほうが良い。
2/2
私は何となく気まずさを感じ慰霊碑を立ち去ろうとした。
彼女はきっと私の事を知っている筈だ。私が送った写真を彼女がみて、私と彼が付き合っていると勘違いしたと彼からの手紙に書いてあったからだ。
「貴女、もしかしてカズミ・アマダさんですか?」
彼女は私に気付いたようで、声を掛けて来た。透明感のある声。ルナマリアと云う名前にふさわしい素敵な声だった。
「はい、そうですが?」
私は彼女に振り返った。まじまじと彼女を見つめると、写真と比べて心なしか頬が痩けやつれているように見えた。
「良かった。私、貴女に会いに来たんです。アイツの遺言を果たしに慰霊碑を訪れたのだけれど、貴女にも会えるなんて思っていませんでした。偶然って怖いですね」
――アイツの、遺言?私は思わず眉を潜めた。
「シン・アスカをご存知ですよね?アイツ、いつも貴方の事を話してました。手紙が届いて嬉しい、とか色々とね。私、貴女の写真をアイツに見せられたりしたんですよ?とっても嬉しそうに笑っていました」
彼女は沈黙を嫌がるかのように喋り続ける。だが、私は何も喋れずにいた。
「……アイツ、死ぬ間際に貴女の名を叫んでいました。だから、貴女にこれを渡したかったんです。」
彼女は紙袋を私に差し出した。私は呆然としながら受け取った。
「中身はザフト入隊時に書いた遺書と書き掛けの貴女宛ての手紙、そして遺品です」
「遺書と、遺品……」
「はい。アイツは自分の任務を果たそうと頑張っていました。結局、任務を果たす前に亡くなってしまって、でも、アイツの望んでいた戦争の無い世界は実現したんじゃ無いかと……」
最初に泣き出したのはルナマリアさんだった。大粒の涙をポロポロとこぼしていた。
「ごめんなさい、カズミさん。アイツは私をかばって死んだんです。本当なら私が死ぬ筈だったんです。ごめんなさい……」
ルナマリアさんは途中で声を上げて私にすがりついてきた。何度も何度も謝って来た。 先に泣かれてしまったせいか、私は泣けなかった。
確かに哀しいのに、今はルナマリアさんの方が気掛かりだった。
きっと彼女はずっと自分を責めていたのだろう。彼女の哀しみや苦しみが伝わって来るようで、私は胸が苦しかった。
青い空。今は見上げる気になれなかった。
自分が書くとこんな感じですね。ちょっとだけ続きます。
>>28 ちょwwwww
アスラン憤死させられたのかよwww
よっぽど恨み骨髄だったんだろうけど、どんな陰険な細工したんだシンは?
33 :
29・31:2007/05/21(月) 22:54:22 ID:???
>>30 貴方の感想の途中でSSを投下してしまったようで申し訳ありませんでした。
>>33 投下と被るとは申し訳ない。更新を怠ったこちらこそスマン。
これから読ませてもらいます
ちょ……逆ですよ
>>33 全編に漂う物悲しい感じがとても好きです。故郷に自分の死を
悲しんでくれる人が居るというのは、不幸中の幸いかも知れませんね。
凄い競演だな。
>>dod
硬質な文体でシリアスな内容なのに始まりが松田優作……。このギャップは流石としか言えない。アスランがどのようにして死んだのか凄い疑問。貴女のSSを再び読めた事を神に感謝。
>>名も無き花
蒔いた種は花を咲かせども実を結ばずに散ってしまうのか……。全編に漂うもの悲しさに泣けた。また貴女のSSを読める事を神に感謝。
>>シン死亡
とりあえずまともな文章を書いてくれ。
知らない間にedたんはブラックになったのねwww
種蒔きさんぽいけど小ネタを挟んで無いから別人ダネwww
鮪のぶつ切り文章の作者さんには期待しない。
いかな栄えあるザフトの赤備えの一員であろうが多勢に無勢では勝負にはならず、善戦虚しくシン・アスカは虜囚の辱めを受けた。
捕えられたシンは古の例に習い戒められて裁きのお白洲へと引き出される。
「シン・アスカよ。そなたは良く戦った。天の時を知るならば我が前に膝を折り、我等が歌姫、ラクス・クラインに降るが良い」
ラクス・クラインの側近が一人である麗しきよし子の厳かな声がお白洲に響き渡る。
「忠臣は二君に使えず……士は己を知る者の為に死すと言う。このシン・アスカ、斬られる首はあっても奸賊なぞに下げる頭など持ってはおらぬわ!」
シンは堂々とした態度でよし子を見据える。その姿は嘗てウズミを諌めて死した王累の姿を彷彿とさせる。
「シンよ。そなたの忠義は認めよう。しかし民の事を思うのであれば、速やかに降るべきではあるまいか。世界を再建する為に力を振るう事を考えられい」
よし子はこんこんと仁義を説くが、シンは首を縦に振らない。
「なればこそよ!耳を澄まして見よ!民草の声を聞いてみよ!怨みに満ち溢れているではないか!ラクス・クラインとは倶に天を戴けぬ!」
シンは眥を吊り上げよし子を睨み付けて唾を吐き捨てる。しかしよし子はシンに理を説く。しかしそれでもシンが首を縦に振る事はない。その時新たなる声がお白洲に響いた!
「よし子よ、やめるが良い。これ以上は忠義の士に恥をかかせる事となる。素直に忠義を全うさせてやるが良い」
声の主は誰であろうか?よし子が振り替えれば、なんと!声の主はクライン旗下にその人ありとうたわれた捨て童子・松平忠輝その人である!
「これほどの忠義の士を殿の配下にと望むそなたの心は解るが、このシン・アスカという男、変節はせぬであろう。否、変節するような男であればわが君に推挙する事など出来ぬ」
忠輝は腰の物を引き抜き、シンの背後へと立つ。
「思い残す事はあるか?」
「貴殿程の男の手にかかるは武人の本懐……。感謝いたす」
シンの言葉が終わるや否や、白刃が閃きシンの首が落ちた。
人々は忠義の士の死を悲しみ、町には三日三晩明かりが灯らなかったという。そしてオーブのシンの生家にはシンを偲んで小さな祠が建てられた。
俺はこんな感じだな。カケラっぽいのはネタが浮かんだら投下するかもね。
イシュタム氏にed女史、種蒔き女史に似たSS作者
すごいね、シンが死ぬSSって感じがしないな
他のキャラより「人が死んだ」って感じないって・・・
あー、感想にもならんな
ルナマリアさんと慰霊碑で別れてからの記憶がない。何故か私は名も無き兵士達の墓に来ていた。
名前通り戦場で命を散らせた兵士達が悠久の眠りに就く墓所だ。
私はその名前が大嫌いだ。ここに眠る人達にはそれぞれに名前があり、その名前の数だけの人生があると思っているからだ。
死者を一くくりにし無個性化してしまうこの場所は、今の私の心に追い討ちを掛けるように静寂に包まれていた。
私は大きな大きな石碑の前でしゃがみ込んだ。
「ねえ、ジロー。そっちにシン君が行ったんだって。あんた、シン君に会えたかな?あんたはシン君に憧れて兵隊さんになったんだもんね。色々と話をしているのかな?」
私は弟に語り掛ける。けれど答えは聞こえやしない。弟の遺体は今もクレタ沖――タケミカヅチと共にある。
「シン君は小父さんや小母さんやマユちゃんに会えたかな?シン君は幸せになれたのかな――幸せだったのかな?ねえ、ねえ、答えてよ、ジロー!」
私の涙が地面を濡らす。それは滲んで広がって行った。
洋服が汚れるのを構わずに膝を突く私の姿はさぞかし無様だろう。
けれど、私は声を上げていなければ哀しみに囚われてしまいそうで、怖かった。
「やだよ、シン君。私、シン君に言いたい事沢山あるんだよ、やだよ、嫌ぁ……」
泣けば雨上がりの虹の様に心が透き通るなんて嘘だ。
泣いてもシン君は戻って来ない。私の気持ちは永遠にシン君に伝える事が出来なくなってしまった。
あの時ミホの言う通り告白していれば良かった。恥ずかしくても強がらずに自分の気持ちに素直になれば良かった。
けれどどんなに願っても時計の針は戻る事は無い。幾ら悲しんでも残酷に針は未来を刻むのだ。
空はさっきまで晴れていた筈なのに、今では私の心みたいに厚い雲が太陽を覆い隠している。
一粒、二粒。
雨粒が空から降りてくる。きっと空も哀しいのだろう。
今日は此処まで。人の死を書くのは非常に難しいですね。
では失礼致します。
>>40 いくらなんでも武士を嫌い、自由なただの人であることを望む隆 慶一郎版忠輝がラクスに仕えるはずないだろう。
ましてやこんなガチガチな三河武士など・・・・あまりにもキャラが違いすぎるからやるなら忠輝以外のキャラでやってくれ。
それはイシュタム氏の感性みたいな物があるだろうしケチを付けるなよ<43
てか種蒔き嬢本人だったんか、まさかとは思ってたがマジだとは・・・
とにかく申し訳ない
うつけ者の41より
とりわけシンが嫌がったのは自分が何者かと問われた時である。
シンはウソをついても良かった。だがシンはそうしたくはなかった。
自分から話しかけることはなかったが、周りの住人同士の会話は聞いていた。
彼らのシン=アスカに対する評価は、あまり良いものではなかった。
だが、彼ら捕らえられたごく一部の人間にとっては
シンやミネルバの話よりもクライン派がいなければという話、
あるいは敗北した議長自身の責任を問う話のほうが重要であったので、
必然的にそうした話が出る回数が多く、シン=アスカの話はあまりされなかった。
(もし俺は生まれ変わるなら…。)
シンはミネルバのクルーのことを考えた後、そのことを考えていた。
シンの中では結論がすでに出ていたが、
シンはその結論を頭の中で必死に打ち消そうとしていた。
なぜ打ち消そうとしているかという理由はすでにわかっていた。
どうやら足音は部屋の扉の前で止まったようだった。
(たくさんの足音。いつもなら一人ぐらいだ。どうやら処刑が早まったか。)
シンは処刑される日が明日ではなく今日だと考えたので
心の準備をすることにした。
「ほら、ここだ。」
シンはその声がする方向をまっすぐ見ることができず、部屋の床を見ていた。
シンの心の準備がまだだったからである。
扉が開く音がした。
「入れ、一晩だけだぞ。」
(俺は死ぬんだ。俺は覚悟を決めないと。…入れ? 一晩?)
シンが声のする方向に顔を向けると、
そこにはシンにとってはいるはずがない顔がいた。
そこにルナマリアがいた。
(何で?)
「シン、会いたかった。」
シンはルナマリアの後ろにザフト兵が数人いることを確認した。
そして二人を部屋に置き去りにして扉を閉めていることを確認した。
そして鍵を掛けた後にどこかに去っていくザフト兵たちの足音も聞いた。
それから彼女に声をかけた。
それまでは驚いていたので
どのように声をかけていいかわからなかったのである。
「何で…?」
彼はそうとしか言えなかった。
彼女は彼の近くに来て座った。
「私、シンと一緒に殺されることになったから。
それで最後の夜だけ色々させてもらえることになったの。
信じられないよね。これも私の日ごろの行いがいいからかな?」
「殺されるって…! 何でだよ!
ミネルバで殺されるのは俺だけじゃないのかよ!」
「…シン、知らなかったのね。シンの処刑が決まった後に決まったのよ。
私とアーサーさん。」
「うそだ!」
「うそじゃないわ。
他の人たちは責任はあっても軽いってことで死ななくてすんだわ。
ただミネルバの評価ガタ落ちだから、
みんな他の部署に配属してちりぢりばらばらってできなかったみたい。
他の部署でミネルバに所属していたってわかったら、どういう扱いされるか。」
「…それで?」
「アーサーさん、一応副艦長だし。責任問われたのよ。
で、トップだけ変えて後はみんな同じメンバー。
ミネルバは壊れちゃったから別の戦艦に乗艦ってことで。」
「ルナは何で…。」
「一応私もミネルバの一員で、シンと同じ赤服だしね。
責任取らされることになったってわけ。…あ、そうか。
モビルスーツのパイロットは交代するんだ。私たちがいないから。」
「うそだ。」
続きは今度
>>高畑さん
シン死亡なのにギャグにしてしまうアンタに脱帽。忠輝はともかくよし子ちゃんにはワラタ。あと王累はウズミを諌める為に例のごとく門に逆釣りになったのか?
とりあえず爆笑した。
>>種蒔きさん
ジローだけではなくシンまで……。悲しいけど温かい何かを感じました。カズミの悲しみが手に取るように解る描写は流石。
>>シン死亡
「〜。」とはしない。小学生でも解る事だぞ。あと無駄に句点が多いのも気にかかる。
お前さんは知らんと思うがお前さんの文章はかつてこの板を荒らした三人目という荒しの文章にそっくりだ。
ここまでレベルの低い文章なら少し向上心があればかなり改善出来るだろ。期待しないで待つ。
なんかふつうにここ機能してるんだな
ふつうに機能しているどころか数レスなのにいい作品あるね…
すげぇ
少しづつ文体が改善されつつあるシン死亡の続きに期待。
「復讐の方法? 簡単だ、自分が合わされたと同じ目かそれ以上を味わせてやればいい」
偽りの結婚式からカガリを救い出し、コクピットの乗せてキラはAAに向かっていた。
白と赤のザク―主に白い方―に多少梃子摺った…特に白い方はこちらの弾道を予測したかのような回避力だったが、
赤い方の射撃をフリーダムと白い方を同じ軸線に乗せた状態で誘い上手く白を落とす事が出来た。
「カガリ、AAが見えてきたよ…あそこにはラクスも皆もいるから…」
『あーっはっはっはぁ! キラ=ヤマト、見えてるか!?』
突如AAの真下の海中からフォースインパルスが飛び上がってAAに取り付く。
『レイとルナは上手く時間を稼いでくれたみたいだな、見ていろ!』
「君は…誰だ!」
『お前に復讐を誓う者だ、キラ=ヤマト!』
AAの対空砲かをかいくぐりそのMSはブリッジの正面に立つ。
「…止めろ、何をする気だ!」
『お前が俺にした事と同じ事さ! よく見ていろ、一瞬たりとも見逃すんじゃないぞ!』
その右手をゆっくりとAAのブリッジに差し込んだ…その瞬間から妙にゆっくりと風景が見える。
妙にゆっくりと飛び散る破片、念入りに米ぬかを混ぜるように、そのMSは差し込んだ腕を、ぐりぐりと動かし、引き抜く。
その後小さな爆発が、AAのブリッジだった所から、赤い炎を吹き出しつつ、黒煙を空に向かって吹き上げる。
『くくくく…あはははははっ! 見たか、見ていたかキラ=ヤマト!?
死んだぞ…お前の仲間は、お前の恋人のピンクの毒電波は死んだぞ! あははははははっ!!』
突き付ける様に所々に赤い色の付いた掌をキラに向けるそのMS。
「君は…君って奴は〜〜〜っ!」
キラの頭の中で何かが弾ける感覚と共に視覚が一気に開ける…いや、これまで以上に感情が爆発的に相手を倒す事に先鋭化する。
「おい…キラっ!」
カガリが何か叫ぶがもう聞えない、キラは相手に攻撃を貫く事だけに…ただそれだけに集中していた。
「なんて…なんて事をしてくれたんだぁっ! ラスクは…この世界の希望なんだぞ!!」
『あーっはっはっはっはぁ! どうしたキラ=ヤマト、怒っているのかい?』
「君は何でこんな事を!」
『決まってるだろ、された事をやり返しているだけさキラ=ヤマト。 どうしたい、攻撃が当たらないよ?』
「僕はこんな事はしていないっ!」
『してないだって? はっ、さすが綺麗事が得意のはアスハの姉弟だけあるね!
所詮素人の付け焼刃か、攻撃が直線的でワンパターンだ…正式な訓練を受けた俺にはまるで通じないよ』
ゆっくりと海面に向けて落下して行くAAを背景に超高速で飛び交う2機のMS…常識を遥かに超えたその速度はナチュラル
には捕らえられない程の物であるが、それでも2機は武器を放ち回避し寄っては離れ強烈な光を放つダンスを踊る。
『どうしたい、スーパーコーディネイターの君が俺一人殺せないのか? それとも恋人が恋しいか?
この右手を良く探せばピンク色の毛一本ぐらい見つけられるかもよ? ひゃーっはっはっはっはぁ!!』
「君は…君だけは許せないっ!!」
ビームライフルを手放して右手を開いてストライクに向けるインパルスに、“ラケルタ”ビームサーベルを引き抜いて突貫するキラ。
その切っ先は寸分違わず、避けようともしないインパルスのコクピットを貫いていた。
『俺の復習は始まった…愛する人も居らず、復讐する相手もいない無限の苦しみを味わうがいい……』
最後にインパルスのパイロットの声がそう聞えた…その後に“父さん、母さん、マユ”と呟く声も……。
「……どうしようカガリ……皆が…ラクスが……」
思い出したように涙を流してカガリを向くと、カガリは口から血を流して息絶えていた…ナチュラルでは戦闘機動のGに絶えられる筈も無い。
「僕は…どうして…こんなところへ…来てしまったんだろう…」
呆然と立ち尽くかのように空中に留まるキラとフリーダムを、オーブの部隊が包囲しようと集まって来て居た。
「何、相手を殺すって?
……シン、お前は慈悲深い奴だな。 わざわざ相手を楽にしてやる事もあるまい」
高畑さんよ、相変わらず読者を光の速さで置いて行くんだな。とりあえず笑ってしまった。とりあえず俺はカケラな感じのシン死亡SSの投下を待つ。
>>53 スレ違いではないがどちらかというとヘイトスレ向きの内容だな。
>>51 短編SSに定評のある職人さんが投下をしたから。
シン死亡エンドは句読点の使い方は良くなったが
今度は会話の羅列の多用と来たよ。
edたん種蒔きさん高畑さんと比較するのは酷だろうけど
レベルの違いがありすぎて憐れだ。
ed氏種蒔き氏高畑さんも各々一長一短はあるが、それを他の部分で補える力量があるからな。
>>1も見習うべき部分を見習えば伸びるだろ。
「うそじゃないわ。
ミネルバはあの時のザフトの象徴みたいなものだったじゃない。
その時はそう思わなかったけど。でも今はなんとなくわかるわ。
それで私もミネルバの一員として、責任取らされることになったわけ。
アーサーさんはもう亡くなったそうよ。聞いた話だけど。
ここじゃない所にいたみたい。」
「…うそだ。」
「だからうそじゃないわ。
行方不明になったから生きているかどうかわからないけど、
レイがいたら私と同じように殺されることになってたかも…。
私、今夜だけあなたに会えることになったの。それで明日には銃殺刑。」
「…そうか。」
「そう…。もう、あなた、目から涙出てるわよ。」
「そりゃ泣くさ。ルナは強いな…。」
「強くないわ。私が処刑されるって決まった日の夜は泣いたわ…。」
「そっか…。」
「それからは涙出てこなくなっちゃった。」
「俺、処刑が決まってからルナと二人でこうして話をすることを
考えないようにしてきたのに。」
「どうして?」
「俺一人が死ぬと思っていたから。
それでルナは誰かいい人別に見つけてさ。
ルナが殺されるなんて思っても見なかったから。」
「あはは。何それ? 自然消滅ってこと? 全然違ったわね。
文字通り地獄の底まで一緒にってことでさ。」
「なあ、他にもいろいろ聞きたいことがあるんだ。」
「ええ、なんなりと。私にわかることだったら。」
「そうだなあ。まず…。
そういえばルナの妹は、メイリンはどうなったんだ?」
「最初に妹の話? 私という女がいながら? …まあいいわ。メイリンねえ…。
あの子はラクス=クラインの側近というところかな。でも私は…。
私からあの子への感情も複雑だし、あの子から私への感情も複雑だわ。
あの子からあなたへの感情も。」
「…。」
「あの子が元気でやっているってことだから、
あの子にとって一番いいことなのかもしれないけど。でも私は…。」
「今の話、矛盾がないか? だってラクスの側近ならルナを助けられないのか?
責任を誰が取るかはあいつらが考えてるんじゃないのか?」
「さあ? 言ったでしょう。複雑な感情があるって。
…それと世論。世論が私たちを生かしておくのを許さない…。」
「…。」
「それでね、私が殺されるかどうか上の方でさんざん揉めたみたい。
結局処刑されることになったわけだけど、
私の希望が最後にかなって、今ここにいるというわけ。
殺されるんだけど特別待遇ってことかな?」
「…ひょっとして、俺が殺される日がのびてたって感じてたのはそのせい?
ルナが殺されるかどうか揉めてた…。俺が殺されるかどうかも揉めてた?」
続きは今度
>>62 人の話聞けコラ。
聞く気ないなら他所でやれ。
>>1がわざわざ立てたスレだ、他所にいけってのはお門違いってもんだろう。
それにしてもなあ・・・・この改行といい、描写の薄いというか描写の無さといいこれは・・・・・
もしかして携帯で書いてんの?
>>63 「〜。」か?
習慣とかウッカリかもしれない。だとしたら次は直るかも。
形式に拘りがあるのかもしれない。だとしたら何度言っても直らないかも。
他所でやれってのは余り意味が無い。我慢ならんのならNGにするがいい
>シン死亡
前回以上に会話ばかりになってるのが気掛かりだが、
シチュエーション特化として見ればテンポ良く読めた。
>>48もそうだが今回の
>>61は切り上げ方が上手い。この引きは好感触。
俺は
>>65とは違って会話のみってのが駄目だった。
全く描写が無いから物足りないったりゃありゃしない。
質の悪いシナリオ形式のSSを読んでいるみたいだったよ。
ed種蒔き高畑の箱庭系御三家とは比較すら出来ないね。
独房の中で会話が続いてる状態でそんなにト書きが入る余地も多くはないと思うが。
どっちかつうと
>>66の偉そうな態度の方が鼻につくなあ。
いちいち引き合いに出される他の職人諸氏もいい気分はすまいよ。
むしろ
>>66の方が「三人目」だか誰だか知らんが08小隊スレ荒らした奴じゃないのか
仕草とか心情とか、書こうと思えば幾らでもあるだろwww
>>シン死亡エンド
・「〜。」というのをやめましょう。これは小学校低学年の作文レベルの問題です。
・三点リーダーの使い方を覚えましょう。……というように偶数個使うのが基本です。
・台詞の羅列をやめましょう。会話している時、シンやルナマリアは直立不動だという訳ではないでしょう。ちょっとした仕草や動作で心の動きを表現する事ができます。
例えば
>>61ではシンは「…。」(原文ママ)と沈黙している事が多い。
この辺りが描写を増やすヒントになると思う。
比較するようだけれど名も無き花では
>>31が良い例かな。
ルナマリアが喋り続けて箇所があるけれど、合間にカズミの仕草を描写したり
沈黙を嫌がるルナマリアと何も喋れずにいるカズミの対比がなされている。
そういう風に何かしら描写をする事は出来るよ。
勿論名も無き花にも欠点がある。
日常描写の細やかさが仇になって心情描写がおろそかになっているとかね。
何故カズミが喋れずにいたのかをちゃんと描写すれば悲劇性がもっと増したと思う。
まあ、受取り方次第ですがね。
>シン死亡エンド
なんだかんだ言いつつ最期に一晩中目一杯語り明かそうとしてる、
ある意味いいふいんきである所へ空気読まず凸がのこのこやってきて
気分台無しにされそうな悪寒も。
>>66 >ed種蒔き高畑の箱庭系御三家とは比較すら出来ないね。
汚い油乙。
>>66そもそもedたんは箱庭な職人ではないと思うんだが。
>>63 新人さんにキツイ事を言うんじゃない。
>>62 文章力の向上を求む。
「さあ? それもどうかな。
シンが処刑されることはずいぶん前から決まっていたみたい。
正式に発表される前から。
だけど最後のあたりまで、処刑する順番を取っておく気だったみたい。」
「何で?」
「その方がメディア受けがいいからじゃない?
なんせザフト軍の象徴、ミネルバのエース、シン=アスカ。
正義は彼のような悪者に勝ちましたって。
クライン派のいう正義もわかるところはあるんだけどね。でもさ…。
歴史には私たちみたいなことが時々あるってこと?」
「…ルナは強いな。俺、自分が死ぬって時の前なのにそんなこと考える余裕ないよ。」
「そりゃあ、悪者シン=アスカに付き従う毒婦、ルナマリアよ、私。」
「自分のことをそんな風に悪くいうなよ。
他の人が思うほどルナは悪い人間じゃないさ。」
「けど、このままいったらそうなるわよ、私。歴史の上ではそうなるでしょうね。」
「でも…。」
おいおい、シン死亡エンドみたいな新人さんに高畑種蒔きedや箱庭系って言っても通じないだろ。
「それでもいいわ。私はもう、悪く言われてもいいっていう覚悟を決めたし。」
「ごめん。俺のせいで…。本当なら俺だけ悪人扱いされればよかったのに。
ルナも殺されることになって…。」
「そりゃあ、長生きはしたいけどさ。仕方なかったのよ。」
「でもさ、処刑されるならこれ以上俺とかかわらないほうが良かったんじゃないか?
その方が…、処刑された後にルナがまだ色々言われなくてすむし。」
「だから言ったでしょう。悪く言われてもいいっていう覚悟を決めたって。
それにシンと一緒のほうがいいの。」
「だけど…。」
「私は自分が殺されるってわかった次の日から涙が出なくなった。
それまでずっと泣いてたからよ。
あなたが連れて行かれた日も泣いたわ。
あなたの処刑が決まった日も泣いたのよ。
あの日、わざわざ私にあなたが殺されるってことを伝えに来た、
オーブの服着たあいつの顔を私は一生忘れない。」
次の日
「う、うーん。」
シンは、目を覚ました。
(昨日のことは夢…、なのか?)
だがシンのいる部屋にはルナマリアがいた。
「おはよう。」
「あ…、おはよう。」
「あ、ごめん。起こした?」
「いいの。そんなこと言わなくても。…やっぱり会ってわかったの。
あなたは私が思ったとおりの人だから。会えてよかった。」
「…いや、起こしてごめん。今日のことが気になって。
普通に寝ることができるのは今日が最後だし。」
「そうね…。でも私、今すごくうれしいのよ。昨日の夜、やっと普通に泣けたの。」
「俺…。」
「待って。誰か来る。足音が聞こえる。」
それはたくさんの人間の足音だった。
(覚悟を決める時、か。)
ひでえ悪文だwww
足音は部屋の前で止まった。
「昨日はいい一日だったか?」
壁の向こう側から、おそらくザフト兵だろう男の声が聞こえた。
「ええ。とっても。私の中にはシンがいる。
昨日会って、話して…。
だから…、だから昨日はいい一日だったとはっきり言えるわ。」
ルナマリアは真顔でそう言った。
シンもルナマリアもついに銃殺刑にされようとしていた。
手足を拘束され、目隠しをさせられていた。係の者と思われる男の声がした。
「一応、規則だ。思い残すことはないか? 一言ぐらいは言えるぞ。」
「ルナマリア! 好きだ!」
「私も! シン!」
「ようい。」
(もし俺は生まれ変わるなら…。)
以上でおわりです
とりあえずSSを終わらせました。
SSを出している間はコメントを書きこむことを
できるだけ避けようと考えていまして、
ぜひお聞きしたいことがあるのですが。
今日明日にでも、まとめて書きこみます。
一回で全部投下して後は他の職人に任せた
とかだったら、また印象変わってたな
>>75=78=80
UZEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
今思ったんだがこの文章がアニメ板のスタンダードなのか?
新人ならこんなもの。
まとめるて言うんだから、少しくらい待とうぜ?
>シン死亡
乙。
>>79や
>>45にある(生まれ変わるなら…)の先の具体的な中身が
シンにはハッキリしていて且つ葛藤になっている、という描写なのに読んでいて推察出来なかったのが残念。
彼らが戦後世論に押されて、あるいはクーデター政権のスケープゴートや見せしめの為に銃殺刑になるのはあり得るので
後味が悪いとは思わないにせよ……逆に文章に後を引くものが無くて淡白にすら感じられた。
この一連の粛清がC.Eにどういう波及をもたらしたのか。
考えてあるなら、世情や新政権の描写も加えられたい。言葉が悪いが尻切れトンボに見える。
シン死亡エンドさんお疲れさまでした。
何となくスレタイに惹かれて幾つか作品を投下させて頂いたのですが
>>1のシン死亡エンドさんの作品が幕を閉じましたし、
自分も投下先を変えようかと思います。
失礼致しました。
シン死亡エンド書いた者です。
『「〜。」というのをやめましょう。
これは小学校低学年の作文レベルの問題です。』
というのは、どういうことをおっしゃっているのでしょうか。
自分ではどの点についてのことなのか、よくわからないのです。
このスレに書きこまれている皆様は、わかってらっしゃるようなので、
どういうことなのか教えていただけるとありがたいかなと。
セリフが連続していることとは、また違うんですよね。
それと三点リーダーの使い方の件ですが、初めて聞きました。
一個だけではなく、二個三個と使うのが正式な書き方なのですか。
これまでそういう点について考えたことはなかったです。
他の板、スレのSSの方の三点リーダーの使い方を
一回注目してみます。
とりあえず、この話については三点リーダーは一個ということで。
セリフが連続していることについては、
これはそういう話ということで勘弁してください。
真に申し訳ございません。
899:通常の名無しさんの3倍 :2007/05/19(土) 20:15:13 ID:??? [sage]
ありがとうございます。
新人さんのスレですか…。
自分はSSを書いて出したことがあるので、
完全に新人というわけではないんですよね。
(新シャア板にSSを出すのは、初めて。)
ちょっと考えてみます…。
句読点、ご指摘ありがとうございました。
すこし減らしてみます…。
オチスレの前スレより。
シン死亡エンドは他板か外部でSSを書いた実績があるらしいな。
新人では無いと思う。無いと思うが文章力が新人以下とは……トホホだな。
「」の終わりに句点を入れないって事だろうな。
>>87 基本的な文法であり小学校低学年レベルの問題なのですが台詞を「」で書くときは文末の。は省きます。
いろいろと勉強なさってから文章を書く事をお勧め致します。
新人スレのほうに行けばもう少し詳しく丁寧に教えてもらえたんでしょうが……
「〜。」というのをやめましょうというのは、かぎかっこの終わり 『」』 の直前には
句読点が来ないと言う意味です。小学校の作文の時間で習うので、眠ってなければ
それが出来るはずだというのが
>>69 の言っていることです。
具体的には
「…ルナは強いな。俺、自分が死ぬって時の前なのにそんなこと考える余裕ないよ。」
は
「……ルナは強いな。俺、自分が死ぬって時の前なのにそんなこと考える余裕ないよ」
と書き換える事です。
ついでに三点リーダー『……』も二個にしていますが、
これは偶数個ずつ使うということになっていますので、
「……」
「…………」
「………………」のように2,4,6個で使うのがベターです。
種蒔きさんとedたんは某スレの新人の定義によれば新人なんだよな。シン死亡エンドも自信があったんだろうが……いと憐れ。新人以下の烙印を押されてしまったか。
シン死亡エンドは作品を完結させたから玄人。
種蒔きさんとedたんは完結させた事が無いから新人。
何か違う気がする。
確かedたんは投下量は少なくなかったか?全部の投下合わせても投下量の多い職人の一回の投下量もないんじゃないか?
完結させることは大事だよな。
簡潔なのも大事だが
これっぽっちのSSを投下する為だけにスレを立てるとは……
新人スレがあるよって言ったら、わたしゃ新人じゃないって…
まあここのSSに限らず同人アヌメの方でも遠からず粛正の嵐が吹き荒れ
シンルナどころか寝返って味方についた奴らはじめ、果ては建国の功臣たる
ラクシズの主要メンバーさえもことごとく三尺高い所に生首晒される事だろうよ。
古くは漢の高祖から、現代の独裁・共産圏までおなじみのパターンだ。
子孫の劉秀はそんなことはしなかったがな
シン死亡エンドを書いた者です。
皆様のご指摘、ありがとうございます。
「」の最後のところが「〜。」でない件、納得しました。
自宅にある本を見て確認しました。
物語の「」の最後は。はいらないんですね。
今まで生きていて、本当に知らなかったです!
まるで自分の話している日本語が英語といわれるですとか、
標準語だと思っていた言葉が方言だったと知らされた気分です。
今まで本を読んでいても、気にしていなかったんです。
これはある意味ではものすごくショックかも。
教えていただいてありがとうございました。
このスレを立てたのは自分ですが、
それは単に自分のSSを出すためだけではなくて、
自分のSS以外にもどなたかこういうことについて
書きこみたいという方がいらっしゃるかなと。
需要があるかなと思いまして。
それは例えば他の方が書かれるSSもそうですし、
シン死亡ということに関する書きこみをしたい
という方もいらっしゃるでしょうし。
本当は自分がスレをたてるのではなくて、
どなたかがシン死亡SSのスレをたてられているとよかったかもしれませんが。
他のスレでお聞きしたところ、そんなスレはないということでしたので。
とりあえず「小説の書き方」でぐぐって来たら?
確かに他のスレで厳密には新人じゃないと書きました。
でもそれはここのスレに書きこまれている方々が考えられている
新人の定義からすれば、自分は新人と思われるのかな、と。
他の板、スレでSSを書きこんだといっても
ほんの少し、ちょっとだけですし。1レスですとか。
しかもこのようなSSではないですよ?
ここのスレの方々の新人の定義というのは、
ここの板、もしくはここに似たスレで
こういうSSを書きこんだことがないということなのですか?
それだったら自分は書きこまれた方から見て、
新人と思われるかなと。
自分は今回のSSの件まで新シャア板に書きこんだことはないですし。
それどころかこんなに長くSSを書いて出したのは初めてですし。
こんな内容のSS書いたのも初めてですし。
あれはそういう意味なので。
皆様のレスを見ていると、何かものすごく誤解があるような……。
すいません。誤解を招いた行動をとって申し訳ありません。
唐突な終わり方のように感じられた方には申し訳ないですが、
自分はこの話では、こういう終わらせ方しか思いつかなかったもので。
文章力が足りない。
その「文章力」って、ただ単に良い文を書くってだけではないですよね。
もっと自分に文章構成力、うまく場面展開できる力があれば、
もっといいSSが書けたのかもしれないですけど。
それでですね、申し訳ないですが
シン死亡エンドの続きのSSを書きこもうと思います。
シン死亡エンドというタイトルなので、
一回は話の最後にシンを殺さないといけなかったので。
ですのでシン死亡エンド2というものまでは出したいなと。
とりあえず、今日出すのはムリなようかと。
今度のSSは、前のSSよりもずっと短くなる予定です。
本当はこのスレのレスさんのおすすめにもありますように
書きこむ前にもっと勉強すればよいのでしょうけれど、
もう少しだけ書かせていただきたいなと。
今日は長々と書いてしまってすみませんでした。
>>シン死亡エンド
向上心があるみたいなのが好感触。勉強しながらドンドン書いてみる事をお勧めする。悪意のこもったレスも多いが、的確な指摘もある。
経験を積めば良いSSを書くことが出来るようになるさ。
もう終わりこのスレ?
シン死亡エンドを書いたものです。
先日は長々と書いてしまって申し訳ありません。
人間は衝撃的なことがあると、冗舌になるものなのですね。「。」
今日は長々とは申しません。
すみません。シン死亡エンドの続きです。
SSの設定
・テレビ最終回終了後の話
・その後にシン死亡しているという設定
・出てくる人→メイリン、名前なしザフト兵
・スペシャルエディションなどの追加は無視の方向で
・2−1は前のSSのまとめのようなもの
本筋は2−2から
・途中で主人公の視点がころころ変わったりしますが、
そういう話ということで勘弁してください
「お姉ちゃん!」
メイリンがその場所に来た時、すでにシンとルナマリアは処刑されていた。
二人はメサイア攻防戦までのザフト軍の責任をクライン派の政府に問われ、
処刑されたのである。
クライン派はそれまでの戦いの象徴であるミネルバの中心人物と思われた
シンとルナマリアを処刑することで、戦いの責任を取らせようとした。
ミネルバのクルーである、艦長、そしてレイはメサイア攻防戦で行方不明のままであった。
二人はおそらく亡くなったと思われていた。
副艦長であるアーサーは、すでに責任を問われて処刑されていた。
今日はシンとルナマリアが処刑された日だったのである。
もちろん二人以外、ミネルバのクルー以外の者で、
クライン派によって戦いの責任を問われた者もいた。
そうした者の中で主だった者と判断された者はすでに処刑されていた。
たとえクライン派が二人の処刑を中止しようとしても、
それは世論に押されて無理だったかもしれない。
議長がミネルバを宣伝の材料に使用していたことが、かえって二人に凶となったのだ。
二人は同じ棺に入れられ、宇宙に向けて打ち出されようとしていた。
宇宙葬である。
「お姉ちゃん! ごめん! 私、最期なのにどうしても見ることができなかった!」
「あの、すいません。そろそろ棺を射出したいのですが」
と、ザフト軍の兵士は言った。
「……すいません。身内の者です。もう少し話をさせてください」
「しかし……」
「上の方には許可をもらっています。お願いします。もう少し話をさせてください」
メイリンは相手が了解のジェスチャーをしたことを見届けてから、姉に声をかけた。
「お姉ちゃん。いなくなった今、わかるの。お姉ちゃんに逝ってほしくなかったって。
お姉ちゃんがモビルスーツのパイロットで、
私がそのサポートしてたあの時までは一緒にいたのに。
子どもの時からずっといたのに……。
お姉ちゃんと一緒にいた頃が懐かしい……。何で!? どうしてこうなっちゃったのよ!」
そう言い終えると彼女は涙が止まらなくなり、涙が止まるまでしばらく泣き続けた。
「シン。何でお姉ちゃんを私から奪ったの!? 何でよ!?」
そこでメイリンは一旦話すことを止めると、またすぐに話し出した。
「私、シンに殺されかかった時、すっごく怖かった!
そして今、お姉ちゃんを一緒に連れてっちゃった!
なのに何で今……、シンに死んでほしくなかったと思えるのよ!? 何で!?」
そこまで言い終えると、メイリンはまた泣き始めた。
名もなきザフト兵は彼女に声をかけた。
「あの、手紙を残していますが」
「……手紙ですか?」
「処刑された女の遺書ということになるのですかね。
妹に渡してくれと。あなたですよね。どうぞ」
彼は遺書を渡すため、彼女に近づいた。
その時、名もなきザフト兵は見たのだ。彼女がわらいながら泣いているのを。
続きは今度
乙。かなり改善されてるようで好感触であります。
俺も試しになんか書いてみるかな………?
まずは投下乙。
以前に格段に良くなってきているとは思う。氏の向上心とアティテュードは称賛に値する。
しかし内容は殆んどあらすじに近いものであり様々な描写がないのが残念。
シンプルにまとめられていているのは良いが文章が淡白過ぎて引き付けられるものがない。文章にアクがなく無個性であると言える。
少ない分量で投下するならば引き付ける事の出来る瞬発力が必要だ。
更なる精進を希望する。
蛇足ではあるがもう一つ。最初に設定を載せるのはやめた方が良い。SSで書けば良い事だ。
>>103 dod氏や名も無き花散る頃氏はこの板の定義で言えば新人。貴方と較べるとどう思いますか?
○月4日
インパルスのパイロット、シン・アスカが戦死した。
ユニウスの破砕をギリギリまでやった挙句アスランのザクを助けにいって大気圏で燃え尽きたらしい。
誠に痛ましい事件ではあるが、聞くところによるとなぜか帰還したアスラン・ザラは薄笑いをしていたらしい。まさか………
×月17日
ミネルバがインド洋で撃沈した。
タリア艦長にレイやルナマリアなどのパイロット………いやミネルバのクルーは1人の例外もなく全員戦死したという。
さすがにウィンダム30機にセカンドステージの3機相手では戦力差がありすぎたのだろうか。
ミネルバが消えた今となっては、ガルナハンの極秘要請に応じられる地上戦力は今のザフトにはない。
遺憾ながら連合のローエングリンゲート破壊作戦は無期延期とする。
▽月22日
ミネルバとともに戦死したはずのアスラン・ザラが生きていた。
戦況の不利を悟りミネルバが撃沈した瞬間、足の速いセイバーで戦場を離脱したらしい。
が、なぜだろうか。コイツの面を見ていると胸のあたりがムカムカしてきやがる。レイすら戦死したというのに………
だが戦力にとぼしい今となっては優秀な戦士は1人でも多く欲しい。アスラン・ザラに戦艦を一隻任せることとする。
◎月9日
連合・オーブ同盟軍はおもいのほか手強い。
こんな時せめてタリア達がいてくれれば……いやこれは政治家としてしてはならない思考だな。
アスラン・ザラはよくやってるようで、そのおかげもあってか今のところなんとか戦況は四分六分といった所だろうか。
だがこの苦戦している戦況に正直、先が不安になってきた………
●月19日
連合のエクステンデットを捕獲したという知らせを受ける。
ただちにプラントに移送を命令し息を引き取る直前に徹底解剖した。
連合め。これほどの強化人間を作る技術があるとはなんと羨ましい……いや非道な。
こいつを世間に公表して連合、ひいてはロゴスを貶めてやろう。
△月26日
エクステンデットの存在を暴露することでロゴスを追い詰めることには成功したが……奴等め。
ベルリンに化け物みたいなMAを投入しやがった。
なんとか撃破はできたがザフトの戦力がかなり削られてしまった。どうしたものか………
□月15日
そろそろ邪魔な連中にはまとめて退場してもらおうと思い、テレビ放送でロゴスのメンバーを全員暴露。
愚民どもを煽動し、ついでにアスランに命じてアークエンジェル撃破を命令した。
苦戦するかと思ってたのだがあっさり撃沈したとの報告が。うーむ何かひっかかる。
◎月1日
あちこちから反ロゴスの連中が集まってきた。
これなら疲弊したザフトの戦力をカバーし、さらにヘブンズベースをも落とせるだろう!
そう思って戦いにいったらデタラメな対空掃射砲とバケモノMA大量投入で無残に敗退した…………泣いた。
おまけにアスランの野郎は作戦前に脱走したらしく行方不明。泣き面にハチとはまさにこのことか
◇月6日
もはや大勢は決した。
連合・ロゴスは息を吹き返し地球上のザフト軍掃討作戦を開始、
オーブはエターナル・アークエンジェルを旗艦に軍を宇宙に派遣、プラント侵攻を開始した。
それにしてもアスラン・ザラ!あの裏切りヤローめ………アークエンジェルを撃破したとか言ってたくせに密かに見逃していやがったな!
まったく腹の立つことではあるが、ともあれ我がプラントもこれでもう終わりだ。
ザフトはほぼ壊滅状態、残ってるのは少数の宇宙軍のみ。
しかも本国に連合のレクイエムを喰らって大混乱してるところへこれじゃあメサイア程度では対処の仕様がない。
しかしな……最終的に私が負けるのは、まあ仕方ないとして。
もう少しくらい良い形での勝負になるかと思っていたのだが……
いつの頃からかやる事なす事すべてが上手くいかなくなったのはどういう訳だ?
なにか重要な歯車が、どこかの時点で抜けたせいでこうなったような気もするが………
おっとこんな事をのんびり書いてる暇はもうないようだ。誰かがここに来たらしい。
私はキラ・ヤマトと対決して死ぬことに決めた。私が自らこの手記を書くことはもうあるまい。
それでは皆さん、さよなら、さよなら、さよなら・……………
民明書房刊 「ギルバート・デュランダルの憂鬱」より抜粋
日記風のSSね、悪くは無いけどシン死亡とはあまり関係ない気がする
まずは投下乙。
日記風のSSとは恐れいった。意欲は称賛する。
しかし内容が面白くない。SSとして致命的だ。
更なる精進を希望する。
死亡スレだし箇条書きみたいなもんだから面白い面白くないは度外視するとして。
問題はザフト戦力の要であるシンが早い段階で死ぬとこういう展開もありうる、てことを暗に言いたいのだと思うが。
少なくともシン、レイ、ルナマリアがいないとヘブンズベース戦でザフトが勝てるかどうか、もし勝てても相当な損害を出すことは間違いなさそう。
>二人は同じ棺に入れられ、宇宙に向けて打ち出されようとしていた。
>宇宙葬である。
なに?それは間違いよ。死体は切り刻んで畑に撒きなさぁい、
それが大地を甦らせる早道じゃからねえ!
…と某馬係あがりのドブネズミみたいな台詞はともかく、相変わらず自分が
迷惑かけたという自覚がゼロどころかマイナスのメイリンが…orz
まあこうでもないとラクシズなんか勤まらんのだろうが。
評論家の先生が大勢いるスレですね。
>>1が新人で未熟だからアドバイスしている奴がいるだけで、他の職人はたぶん新人ちがうだろ。
評論家きどって投下されたSSに文句つけたり褒めたりしたいのなら新人スレか初心者スレでやるべき…………と言ってみる。
名もなきザフト兵は彼女に聞いた。
「なぜ、笑いながら泣いているのですか?」
「さあ、なぜなんでしょう。
人間って本当に悲しい時は……、笑えるんですかね?
それとも、二人が亡くなってうれしいのかも……。やったって。
あなたはどちらだと思いますか?」
逆に彼は彼女にそう問いかけられた。
そのようなことをいわれても、名もなきザフト兵には答えようがなかった。
それに彼は、今日初めて彼女に会ったばかりだった。
彼には彼女がどういう人間かわからなかった。
さらにいえば彼は、亡くなった二人にも今日初めて会った。
彼女たちの間にどのようなことがあったのかもわからなかった。
彼女は彼が返事をする前に話をしだした。
「それとも自分で自分をあざわらって……?
私が後悔しているから? 殺したいと思うほど、憎かったことを?
そうではなくて、姉が処刑されることを止められなかった無力感から
自分を……?」
「さあ、私にはわかりません。あなたは自分のことをどう思うのですか?」
メイリンはそれを聞いて、つぶやくように言った。
「でも私のことはもう、どうでもいいんです。
大事なことは、亡くなったということ……。
死んだらどうしようもない……。私……」
宇宙葬が終了した数時間後、やっとメイリンは自室に戻った。
遺書を読む気になるまでに数時間かかったのである。
それまでメイリンは、クライン派として、ラクスの側近として仕事をこなした。
それまで遺書を読む気にはならなかったが、遺書を捨てる気にもならなかった。
「お姉ちゃん……」
そう言いながらメイリンは手紙を読み始めた。
手紙は姉が拘束されている日々に少しずつ書いたもので
何十枚もの紙に書かれており、複数の封筒に入ったものであった。
内容はお世話になった人によろしくということから始まって、
彼女の姉が考えた様々なことが妹あてに書かれていた。
メイリンは手紙を最初の日付がある紙から数枚読んだ。
そして姉が最期に考えたことを早く知りたいと思ったので、
最期の日付から数日前のところから読むことにした。
ちょうどそこの紙には次のように書かれていた。
続きは今度
ルナの遺書に「続きは今度」って書いてあったのか?
ちょっと吹いたw
投下乙。いたって普通な感じ。
処刑される日を結婚した日って書類上でできないかな?
確かにプラントは子どもができないと結婚させてもらえない国よ。
でもその理由は出生率の低下によるもの。
どうせ殺されるんだから出生率関係ない。
だから結婚する時に出生率をどうこう言われることはない。
だったら書類の上だけでも結婚した形にできないかな?
他の人から見れば、悪行の限りをつくした夫婦って見られるかもしれない。
私たちが今どう見られているかわかるから。
何十年後、何百年後に歴史の上で、私のことが悪く言われるかもしれない。
だけど、そうしたいから。
私は、どういわれてもいいから。
メイリンは最後の日付がある紙を見た。
そこにはこう書かれていた。
プラントが良くなればそれに越したことはないけれど、
もし仮にプラントが戦争になった時、メイリンだけは逃げてほしい。そう思うの。
メサイア攻防戦の時、妹があっちにいることがはっきりとわかった。
それで戦場で迷いが出たと思う。
最初は戦っていたはずなのに、気がついたらシンを止めていたから。
あの時インパルスは動くことができたから、そのまま逃げることはできたはず。
なのにそうしなかったのはメイリンが向こうにいたからかもね。
あなたの考えていることや立場、そういうことも私は色々と考えた。
私もメイリンに会いたいと思っていたから。
だけどそのせいでかえって死ぬ人が出てきた。その中に私も含まれてた。そして…。
私があなたに対して持っている感情は複雑で、
あの時メイリンがミネルバにいたらであるとか、
もし私に妹がいなかったらとか今も考えている。
なぜ私が処刑されるのか、助けてくれないのかとうらんでる気持ちもある。
彼のことも。
けれど結局結論としてはあなたが無事にいてほしいと思う。
だからもしものことがあれば、あなたにはプラントを離れてほしい。
普通に生活して幸せになってほしい。
もう私が守ることができないから。私がそばにいることができないから。
「お姉ちゃん、私のことをそうやって考えてたんだ……。
私……、私……。でも、もう遅い。もう遅いのよ!」
メイリンはわらいながら大声を立てて泣いた。
おわり
シン死亡エンドを書いたものです。
ご指摘、ご意見ありがとうございました。
以下、少し長い文です。SSではないです。
本編でのシンは悲惨な扱い、かわいそうな扱いです。
そこから派生して、
見る方が、おかしい、何だこれは、あるいは嫌だなあと思うSSをつくるというのが
このSSを書いた第一の目的でして。
極端なことをいえば、シン死亡というタイトルを見た段階で
このSSはおかしいぞ、と。
シン死亡という観点はおそらくこういうSSをつくるうえで
三本の指に入るぐらい見ている方を不快にさせるものだと思うので。
誤解を招く言い方かもしれませんが、
少なくともこのスレにおいて自分は
いい気持ちにさせて褒められるSSをつくる気はなかったし、今もないです。
シン死亡というのはやっぱりおかしい、
シンが悲惨な目にあうのはおかしいというのはこの話の目的の一つです。
それも含めて、あえてシン死亡というテーマで書きました。
自分はひねくれてるのかなとは思います。
しかし、そうでなければ自分はこういうテーマにしません。
自分も本編がこんな展開だったら嫌です。
見ていらっしゃった方には申し訳ありません。
この話は不快にさせることが前提の話でして。
とにかくSSを見て、いかに嫌な気持ちにさせるか、
いかに後味を悪くするかが目的なので。
今日はこれで。失礼しました。
投下先はヘイトスレで良かったんじゃないか?
現実じゃもっと一本気で任務をやってたやつが
あっさり上層部の駆け引きで処刑されるわけだから
耐性が無さすぎ。可愛いやつよのぉ・・そういうウブな子は好きだわ
>>133 ハイハイ同人アヌメドゾー
オムツ忘れんなYO!
別におかしくはないと思う>シン死亡
SSのコンセプトは珍しいものだったが、中身は希薄に見えた。
毒にも薬にもならないってヤツ。
面白かったかどうかはともかく俺は興味深く読めたけれど
>>132のような形で語るなら「チラシの裏にでも書いてろ」と言われても仕方ないやね
てかシンが死んで喜ぶ連中もいるだろうと言ってみる
キラだろうがアスランだろうがシンだろうが
負債のせいでおかしくなったんだし
べつに書きたいものを書いたっていいと思うぞ
ま、自分でシンが死ぬのを書きたいって怖いもの見たさで書いて
そんで自分で「やはりシンが死ぬのはおかしい」って否定すんのもどうかと思うが。
SSの内容と合わせ、面白い面白くない以前になにを主張したいのかさっぱり分からんかった。
別にシン殺すのはいいんだけどね……問題はシン死亡という手段でもって何を表現したいか、が重要だと思うんだがな。
全力ヲモッテコノスレヲ保守
「いいか勇士を苦しめるな。各自尊敬をもって初弾でかの者を楽にしてやれ!」
「ハッ!」
「構え―――ッ!」
「………」
「撃ェ―――ッ!」
パパパパ…………ッ!
「シン……うっうう……」
「ルナマリア……しょうがなかったんだ。シンはどうしても戦犯として処刑されなければならなかった」
「………勝っ手なことを!すべては戦勝側であるあなた達のエゴの為でしょうに!」
「シン1人の命で大勢のザフト兵の命が救われるんだッ君もそのひとりだろう!」
「………」
「で、これからどうする気だ君は?」
「どう、て?」
「仕事がほしいのなら俺が世話してやってもいい。俺なら新政権にかなり顔がきくし………」
「…………ふっ……・・ふふふ……はははっ!」
「何がおかしい?」
「くすくす………白々しいわよアスラン・ザラ。あんた私に未練があったんだ?」
「なッ!」
「私を愛人として囲おうってわけ?でもお生憎さま、私は1人で生きていくわ。いえ………彼が授けてくれた新たな命とともに生きる」
「ッ!まさか妊娠してるのか?」
「そうよ。もちろんシンと私の子」
「………」
「私を殺す?それとも子供を強制的に堕胎させる?いいわよ……私に少しでも手を出したらとたんに舌を噛み切ってやるわ」
「……産む気、か?」
「もちろん………そして私とシンの子がいずれあんた達を滅ぼすわ。いえ……この子の代ではダメかもしれない。
でも数百年、数千年かかって必ず……私達の子孫がシンのレイの、議長の艦長のいえあの戦いで敗れたみんなの無念を……必ずはらす。」
「……ルナ……マリア………」
「さようならアスラン・ザラ」
ルナマリア・アスカはそう言い捨てるといずこへと去っていった。
う、ウズメーッ!!
保守
再利用してみたい気もするが劣化
>>1でしかなさそうなので踏み出せない。
とくに何も表現するつもりがない駄文という自覚があれば尚更。
劣化
>>1とは余程ダメダメな文章なんだろうなwww
別に投下しても隠者ね?書きたいことを書けばいいんだし
キラ厨乙。
147 :
シンの末路:2007/06/24(日) 09:30:55 ID:???
夏の陽射しが刺す様に降り注ぎ、シンの体力をジワリジワリと奪っていく。
全身至る所に汗が滲み、衣服が肌にベッタリと張り付き不快感を加速させる。
「み……水……」
乾きにより言葉を発する事に痛みを覚える。
霞む視界の果てに一件の民家が見え、シンは最後の力を振り絞り駆け込む。
「……すみません……水を一杯……」
玄関に倒れ込んだシンをみすぼらしい格好をした農夫が出迎える。
農夫はシンの纏っている赤服に眉を潜め、水をなみなみと湛えた水瓶を倒す。
「さっきまで水はあったがもうないね。NJを落としやがったザフトに飲ませる水なんてない」
シンはその言葉を聞くと血を吐き地に崩れ落ち二度と動く事は無かった。
議長の寵をかさに悪行を重ねたシンに対し、民の怨みは止まる事を知らなかったのである。
この後、晒されたシンの亡骸は腹に芯をさされ、ともされた火は三日三晩燃え続けた。
位人臣を極めた男から人心が離れるとはなんとも皮肉な事であろうか。
腹に芯をさされ、だけ分からなかった。
アルコールランプとか蝋燭みたいに何かものを突っ込まれたって事?
>>
シン死亡エンドを書いた者です。
シン死亡エンドの続きという設定のSSを書き込みます。
すでにシンが死亡しているという設定ですのでシンのセリフはありませんが
シンがどうこうという話は途中で出てきます。
ただし、シン死亡がSSの一番大きなテーマではないです。
一番大きな目的はとにかく色々な意味で最低な話を書くこと。
反則ネタ、反則技法他多数。
例えばセリフばっかりであとは場所表記ぐらいだけの形ですとか。
その結果として状況描写を切り捨てて読み手の方に丸投げ、想像におまかせという形になっています。
ちょっと長いSSでこういう感じなのは読みにくいかなとは思いますが、
それも最低な話というテーマの中に入っています。
読み手の方に最も嫌われるSSとは一体どういうものなのでしょうか?
道徳の教科書の如く、読む前から作者の意図が明記されているようなss、が個人的には最悪。
貴方がわざとやって居るのだとしたら在る意味で凄いと思うが、ssの形式に関しては
好き嫌いなんぞ人それぞれとしか言い様が無いので、何が最悪だ等とは言えない。
描写や文法をわざと最悪に書くというのなら、手間と容量の無駄なので止めた方が
良いとは言っておく。
すみません。
書きこんだ後に補足です。
最後の文はSSの最低さを自慢?するものではなく、単純にどういうSSがもっとも嫌われるかですとか
こういうのが嫌だということを読み手の方にお聞きしたいと思ったもので。
では始めます。
ラクスによる演説が行なわれていた。
今はその演説の途中であった。
演説を聞いているのはプラントの関係者、
そしてラクスの政治上の相手となる地球各国の関係者である。
ラクス 「……はっきり申し上げておきますと、
私たちはイメージをもたれています。
どういうイメージか? それはラクス教とでもいうべきイメージ。
私、ラクス=クラインを崇拝するもののみが正しいというイメージ。
私、ラクスを信じないものは人にあらずというイメージを」
そう言われて聞いていた者たちは皆がやがやと言い出した。
皆、ラクス=クラインが、
そういう発言をするとは思わなかったからである。
ラクス 「皆様、お静かにお願いいたします。
……私はメサイア攻防戦以後、
プラントを代表する立場として活動してまいりました」
ラクス 「しかし少なくとも私の影響力はプラントはともかく、
地球側、皆様方の国では取るに足らない小さなものです。
それにプラントが、ラクス=クラインを崇拝するもののみが
正しいということになっているなどあるわけはありません。
同様に現在、プラントが私を信じないものは
人にあらずということになっているなどあるわけはありません。
それは大いなる偏見といえるでしょう」
そこまでラクス=クラインは話して一息入れた。
そしてまたすぐに話をしだした。
ラクス 「昨今報道されていますように、
私たちは確かにオーブで暗殺されかかりました。
私たちは生きるために戦いました。
そしていつまでもオーブにいてはダメだと思いました。
私たちは生きるため、そして正義のために戦ったのです。
私たちを始めとする皆が平和に暮らせる世界を願う。
正義のためとはこういうことですわ。
皆様は正義のため、私たちプラントと協力していただきたい」
聞いていた者たちは皆、またがやがやと言い出した。
ラクス 「皆様、お静かに。
皆様の中には、私をまるで女王のように見るものもいるでしょう。
私は女王ではありません。しかし女王と見られても結構。
私は覚悟があります。
皆に批判を浴びてでもやらなければいけないという覚悟が。
むしろ私は女王になりたい。
……もちろん公的な意味ではなく、たとえとしての意味ですが。
ではなぜ女王になりたいのか。正義のため。
では、具体的には何か。
私は、地球圏統一国家の構想の実現を希望することを宣言いたします。
もちろんたとえではありますが、私はプラントの女王として、
地球圏統一連合の一端を担いたいと思います」
続きは今度
シナリオ形式ってのは嫌われやすいな。
作者の自己投影したキャラが厨臭い超機体に乗って厨臭い超活躍するってのも嫌われる。
浅薄な内容の奴も嫌われる。
厳密には、嫌われるSSの内容や書式と、嫌われる作者の態度とは別だものな。
しばしば混同されるようにも見受けられるけど。
>地球圏統一国家の構想の実現を希望することを宣言いたします。
「の」と「を」の連続が冗長。
希望を宣言というのも普通言わない、というかこういう表現が思い浮かぶのは足らず。
地球圏統一国家の樹立を目指すと宣言いたします。ぐらいでいいんじゃまいか
無駄なエログロホモネタも嫌われるっちゃ嫌われる。
ラクス 「先の戦いで議長派は敗北しました……。
ロゴスを必要以上に悪と宣伝し、
あのわけのわからないデスティニープランの発表。
人が生まれながらの遺伝子で差別されるなど
あってはならないことだと、普通の人ならわかりそうなこと。
しかし、もはや議長は行方不明。
あのザフトの象徴であったシン=アスカですら
処刑されたということを、今この場で発表いたします。
シン=アスカは敗れました。彼の細君もまた。
そして夫妻は責任をとったのです。
……私は勝者になりたい。
この正義のため、理想の実現のために、
私たちは敗北してはならないのです。
以上で私の発言を終わらせていただきます」
聞いていた者たちがラクスの演説に対しああだこうだという中、
ラクスは一人、その場から退席していた。
ラクス 「私がプラントの女王……。
本当は私が地球圏統一国家の女王として、
『正義のため』に動くことができればいいのですけど。
クイーン・ラクス……。フフフ。
プラントは人口が少ないですから、パイロット不足を補うための
自動で動くモビルスーツ……、モビルドールの研究を急がせませんと。
モビルドールはパイロットなしでも自動で戦えますから……。
さて、オーブの方はどうなっているでしょう、フフフ……」
オーブではクーデターが発生していた。
それは無血クーデターであった。
クーデターで追い落とされる対象になったのは
たった一人、カガリであった。
今、カガリの部屋で彼女を囲んでいるのは
数人の名もなきオーブ兵、そしてキラとアスランである。
カガリ 「なぜだ! なぜ、私が辞めなければならないんだ!」
キラ 「カガリ。今のカガリには政治的な能力はない。
たとえ政治的に重要な立場にいたとしても」
カガリ 「何だと!」
キラ 「将来、政治的な能力が成長するかもしれない。
それを十分に発揮できるかもしれない。
だけど今の時点では政治的なセンスがないと言わざるを得ない。
代表を引退して、結婚して家庭に入った方がいい。
その方が、みんなのためだから。……ラクスも同じ意見だった」
カガリ 「しかし!」
キラ 「あのわけのわからない結婚式からカガリを連れ出した時、
すでに自分はそう思っていたよ。
カガリが結婚して家庭に入った方がいいと思ったから、
連れ出したっていうのもある……。
アスランから聞いたよ。指輪、もらったんだって?」
カガリ 「お前、そんなことを言ったのか!」
アスラン「……ああ」
キラ 「もう、ここは身を引くべきだ」
続きは今度
Wファンの目にとまったなら侮蔑と冷笑の対象になるのは想像に難くない。
ただ、最低のSS、読者に嫌われる、という要件を満たすかはやはり別問題。
現時点だと権力闘争は描かれていないのでタイトルが見事に浮いている。
これはわざとなのかとも思え、白々しさがいや増す。
何はともあれ浅薄過ぎる内容だな。
語るのも良いが先ずは文章力を身に付けてくれ。
涙で霞む視界にルナマリアが見える。顔をクシャクシャに歪めて泣いているようだ。
何かを言っているようだけど、何も聞こえない。ただ、穏やかな静寂だけが俺を支配している。
今までの事が走馬灯の様に蘇ってくる。
平和だった時の思い出父さん、母さん、マユは笑っている。俺はその笑顔を守りたかった。
俺の手の中で冷たくなっていったステラ。その温もりはまだ俺の手に残っている。
本当に守りたかったものは全て水の様に手から溢れていった。
運命はまるで残酷な砂時計だ。落ちていく砂の様に人の命が失われていく。
力ある人間の都合で力無き弱い者が虐げられる世の中を変えたかった。
でも、それは俺には出来なかった。
一生懸命頑張っても、なにもかもが報われない。俺の人生は空虚そのものだ。
いや、ルナマリアが俺の為に泣いてくれている。その涙だけで少しは報われたのかも知れない。
ルナマリア、泣くな。笑顔でいてくれ……。俺はお前が笑顔でいてくれたらそれだけで満足だ。
次第に視界が暗くなり、ルナマリアの輪郭がぼやけ始め、口の中に鉄臭い血の味が広がっていく。
手足が段々と冷たくなっていくのが分かる。ルナマリアの温かい腕の中で終りを向かえるのも悪くない。
……お休み、ルナマリア。俺はもう眠いんだ。静かに眠らせてくれ……。
私の腕の中でシンが冷たくなっていく。
ねえ、守ってくれるって言ったじゃない。あれは嘘だったの?
お願いだから返事をしてよ……目を開けてよ。笑ってないで目を覚ましてよ。
冷たくなったシンは笑っている。微笑んでさよならなんて許さない。アンタの柄じゃ無いじゃない。
私を一人にしないでよ。お願いだから……。
関○宏「シン・アスカは静かに眠りにつきました。。その想いを果たせぬまま、絶望を胸に抱いて笑顔で死んでいった彼の生涯とは一体どんな意味があったのでしょうか。我々には伺い知ることが出来ませんが、最後の微笑みは彼の人生を表しているのかも知れません
」
「やべぇ、ゼリーマンが憑いちまったぁぁぁぁぁっ!!」
鳥付け忘れ
アンタどうしようもなくメガテンが好きなんだな。
知ってるつもり吹いたwww
カガリ 「ダメだ!」
キラ 「それにカガリには責任がある。
あの時、オーブは混乱していた。その時の責任は、ある。
政治的なことはともかく、それでも悪く言われなかったのは
オーブの人たちがカガリに敬意を持っていたからだ。
今だって、カガリに危害を加えようとするオーブ兵は一人もいない。
……責任を取って辞めるべきだ」
カガリ 「キラ! ……アスラン!
お前、私には政治的なセンスがないというのか!」
アスラン「俺は……。だがもう遅い。完全に屋敷が包囲されている。
仮に抵抗したところで捕まるのが見えている……」
オーブ兵「お話の途中、失礼します。
私たちオーブの者は皆、カガリ様に敬意を持っています。
私たちとてこのようなことはしたくはなかった……。
しかし私たちは、カガリ様の政治的センスに疑問を持っているのです。
はっきり言いまして、このクーデターの計画が
オーブ兵の間に伝わった時、疑問を持たない者はなかったのです。
そのため今、この屋敷を包囲している数は
すごいものとなっています」
カガリ 「それでも嫌だ!
私はオーブを守らなければならないんだ!」
オーブ兵「すでにカガリ様の引退後の仕組みは考えられ、出来上がっております。
今よりも議員の権限、力は強化され、
司法、立法、行政のバランスが取れた、
今よりももっと民主的な国家になるでしょう。
現時点でのオーブは、たとえ善政であったとしても
本当にごく少数の者が政治を動かしていたことに違いありません。
それならば、今のうちにカガリ様が引退なされたほうが良い。
もちろん政治から引退されるだけです。
後をどうこうしようという気はありません。
君臨すれども統治はせず、ということです。
そして本当にオーブが困った時のみ、政治に復帰していただく」
カガリ 「お前たちはそれでいいのか…? 私は……」
オーブ兵「それが、私たちの総意です。
実はオーブの軍の中でクーデターを起こす前に
投票を…、多数決を取りました。
クーデターを国の全兵士に投票をさせて
起こすかどうか決めるなど、歴史上他にあるのでしょうか?
そんなバカなクーデターが、実際起こったのです。
結果は圧倒的多数で、無血クーデターを支持するものでした」
カガリ 「そんなバカな! それはもうクーデターではない!
……そんなバカな。私は…」
キラ 「どうする?」
カガリ 「…わかった。私は代表を引退する。
私の予定では、オーブについての仕事をこなしつつ
アスランと結婚しようと思っていたが……、
ちょっと予定が早まったようだ」
キラ 「……よかった。
本当は、決断するのにもっと時間がかかると思っていたんだ」
アスラン「……」
プラントに帰ってきた、キラ=ヤマト。
彼は今、部屋でラクスと二人きりで会っていた。
キラ 「そういうわけだからよかったよ」
ラクス 「ええ、本当に良かったですわ」
キラ 「これでカガリもアスランも幸せになるよね」
ラクス 「ああ、そのことですか。
それは物事の一部、表面に過ぎませんわ」
キラ 「え、だって、ラクスは言ったじゃないか。
今のカガリには、政治的なセンスはないって。
将来成長して政治的なセンスを発揮できるかもしれないけど、
それだったら引退させた方がいいって。
それは僕も前からそう思っていたし。
二人が結婚して幸せになってほしいし」
続きは今度
オーブ兵ワロス
……御大の「ガンダムすごい」を思い出した。
著しく読み応えに欠けるけど、所々笑える。
ラクス 「それは私もそうですわ。
ただ、さっきも言いましたように、それは物事の一部、なのですわ。
……オーブの政治が変わるのは、私にとって両刃の剣なのです。
確かに今の彼女に、政治的センスはない。
それに比べればオーブの新しい政治に携わる人々は
はるかに政治的センスを持っているはずですわ。
その政治的センスによって、私たちが考えもしないところで
プラントはオーブに助けてもらうことがあるかもしれません。
しかし、政治的センスがないことにも良い点がある。
それは一言で言えば操り人形に、
かいらいにしやすいということです。
まして彼女は私たちと大きいつながりがある。
指示さえ出しておけば、私たちの思い通りに動くのです。
新しくできる政権は彼女に比べれば
私たちの思い通りに動かないといえるでしょう」
キラ 「え、じゃあ何で……?」
ラクス 「理由はアスラン、ですわ。
彼はザフトの人間。
しかし、いずれは結婚して
代表の結婚相手という立場になったでしょう。
そうなれば彼はオーブの人間として影響力を持ち、行使したはずです。
彼は誰かさんよりはよっぽど政治的センスがある人間です。
彼がオーブにいる間、私たちはオーブでかくまわれていました。
そして彼がオーブにいる間、二人で宇宙に行った……。
議長と接触するために。
今までの報道で、ザフトの新型モビルスーツが
強奪された事件があったことは知られています。
二人があの時に議長と会っていたことははっきりしていますわ。
そのようなことはカガリの政治的センスの良さを示すものだ
という説もありますの。
たとえばインターネットのウィキペディアにおける記入ですとか……。
あの時、彼女に宇宙に出ることをすすめたのは
アスランだったとしても不思議はないですわ」
ラクス 「そして彼の政治的思想……。
彼はあの時、あなたの説得に応じなかった。
私たちの主義、主張に組みしない……。
実際彼がザフトを脱走したのは議長が彼を殺そうとしたから、
処刑しようとしたからに他ならないですわ。
それは今までの報道で明らかなことです。
彼は議長の強硬派な部分、例えば私たちの暗殺への暗躍……、
そういったことを嫌っていたようです。
しかしそれ以上に
私たちの主義、主張を嫌っていた部分が大きい……。
メサイア攻防戦に参加したのは、
議長が彼を殺そうとしたからということ、
それに代表されるような議長の強硬派な部分、
そしてあのわけのわからないデスティニープランに
よるものが大きいのですわ。
……彼は私たちの主義主張に組みしない。
彼は私たちの思い通りには動かない人なのです」
ラクス 「アスランは私たちと
プライベートで仲がいいから誤解されますが、
実際には彼が望む未来は私たちとは別のものですわ。
オーブの新しい政治とアスランと、
私たちへの危険を考えた場合、どちらをとるか……。
裏から手を回した甲斐があったというものですわ。
間違いなく私と敵対する人物がオーブの代表さんの隣にいる。
そしてオーブの方は信じられないぐらい彼女に忠実……。
そんなこと、私が防がないとでも思っていたのでしょうか……。
もう、オーブの体制がどうなろうとも
実権は私が握るということに話はついていますわ。
オーブのクーデターの主要な方はすべて私の息のかかった者たちばかり。
屋敷に突入したオーブ兵にも工作員が多数まぎれこんでいるというのに。
私もその場で二人の顔を見たかったですわ……、フフフ……。
あ、二人がいる屋敷の警備は厳重にしないと。
逃げられては元も子もないですわ」
続きは今度
>たとえばインターネットのウィキペディアにおける記入ですとか……。
これ以上おれを笑い殺すのは勘弁してほしいと思います
オーブ。アスランとカガリ。
カガリ 「おはよう」
アスラン「ああ、おはよう」
カガリ 「昨日は大変だったな」
アスラン「ああ……」
カガリ 「ほら、今日の新聞だ。
今日の一面はオーブのクーデターとラクスの演説の記事だな」
アスラン「そうか……」
カガリ 「私たちのことはどう書かれているのかな。
あ……。そうか。シン=アスカついに処刑される、か」
アスラン「何だって? どうせ、中止さ。
今までだって延期につぐ延期だったろう?」
カガリ 「いや、本当だ。処刑された後だ。
ラクスの演説で、そういう話が出た」
アスラン「何だって!?」
カガリ 「ほら。ここに書いてある。
処刑の証拠をプラントは出したのか……」
アスラン「そんなバカな!? まさか!?」
カガリ 「お、おい! アスラン! どこに行く!」
アスラン「プラントへ連絡だ!
ラクスの側近、メイリンに連絡しなければ!
俺がオーブの戦後処理に時間をかけている間に!
くそ! あそこでシンの身柄を、オーブに移していれば!」
通信室のモニターを通して会話が行なわれていた。
アスラン「どういうことだ! シンが処刑されるとは! 本当なのか!」
メイリン「結局、世論には対抗できなかった。それだけのことです」
アスラン「しかしそういう話ではなかったはずだ」
メイリン「……」
アスラン「君は自分の姉と
その彼を窮地に追いやったことになるんだぞ。
これではまるで……」
メイリン「確かにシンに関していえば、今は後悔している気持ちがあります。
しかし彼が殺されるまでは……、どうしても許せない相手でしたから。
姉に関しては、私は複雑でした。最初から……、捕まえられた時から。
今は後悔しています。シン以上に……」
アスラン「君は……」
メイリン「もうやめて下さい。もう亡くなったんです。
二人を駒に使う話はもう……」
そう話すと通信モニターが黒い画面になった。
いつのまにか通信室の壁に寄りかかってカガリが立っていた。
カガリ 「……通信モニターを切られたな」
アスラン「……ああ。
まさか殺されまいと、タカをくくっていた。俺が悪い」
カガリ 「アスラン。なぜあいつにそれほどこだわるんだ。
私だって無駄な血は流したくない。
あいつ、以前私に殴りかかってきた奴だろう?
だからといって、シン=アスカが殺されたと聞いて、
私はいい気持ちはしないさ。
だけど……」
アスラン「……」
アスランは黙ったまま新聞の記事を見た。
シン=アスカの処刑に対する評価。
それはあるプラントの住民による
あいつは死んで当然だったという意見から、
ある地球側の住民の
シンが殺されるなんておかしいという意見まで
幅広く意見が載っていた。
続きは今度
アスラン「……カガリの夢は何だった?」
カガリ 「お前と暮らすことか?」
アスラン「もう一つ、オーブのことだ」
カガリ 「ああ、オーブを守ることだ」
アスラン「そう、オーブを守ること。
具体的にはオーブを中立の立場に置くことだ。
地球連合からも、プラントからも。
今現在はプラントよりの中立ということになるのか……?」
カガリ 「ああ、そうだったな。
だがそれがシン=アスカとどう関係するんだ?」
アスラン「シンは、はっきり言って強い。
少なくともモビルスーツのパイロットとして、俺以上に強い。
しかもあいつは成長し続けている。
今オーブ軍の中にいれば、あいつは頼れる味方になったはずだ。
しかもあいつはザフトの象徴になった。
今のプラントではあいつの評価はガタ落ちだが、
そんなのは報道の仕方で何とでもなる。
あいつが今までやってきたことによって、今度はオーブの象徴になりうる。
しかもオーブはプラントからの移住者、コーディネーターが多い。
彼らにとって、シンは英雄になりうる。
しかもあいつはオーブ育ちのコーディネーターだ」
カガリ 「お前はまさか……」
アスラン「ああ、シンをオーブに来させようとしていた。」
カガリ 「しかし、あいつはオーブを憎んでいたんじゃないのか?」
アスラン「俺は今なら、シンを説得できるための自信があった。
あいつがオーブからプラントに行ったのは、
そうしなければ生きていけなかったからだ。
オーブで生活できるなら、あいつはオーブに戻ってきただろう」
カガリ 「でもあいつはミネルバにいたじゃないか」
アスラン「それはあいつが
ミネルバの仲間、ザフト軍の仲間を大事にしていたからだ。
カガリ。今、ミネルバのクルーが皆、どこにいるか知ってるか?
……イザークたちのところだ。もうすでにあいつらはとは話がついている。
仮にプラントで騒ぎが起きた時、ミネルバのクルーを引き連れて
オーブに来る、ということになっていた」
カガリ 「アスラン、お前……」
アスラン「言い換えればシンは死んだ人間より
生きている人間を大事にするということだ。
カガリは知らないだろうが、
あいつは死んだ妹のことばかり考えていた。
だから周囲から誤解されやすい。
だが実際は生きている人間を大事にする。
でなければとっくにミネルバから、
いやザフト軍からあいつは出ていたかもな」
カガリ 「アスラン。お前はあいつをそんなにかっていたんだな。
そしてシン=アスカをオーブ軍の象徴にしようとしたんだな。
オーブを地球連合からもプラントからも独立した
中立の国にするために」
アスラン「ああ。シンを軍の象徴にするというのは、もともと議長の発想だがな。
議長はあいつをかっていたからな。
中立な国として動くために強い戦力を持っている……、という方法。
安直だが、あいつにとってもオーブにとっても良い方法だったはずだ。
シンは俺とは違って、歴史の主役になることができる男だ。
……そして俺が裏からそれを操る。
……生きていればな。くそ! しまった!」
カガリ 「アスラン。お前、そこまで部下思いの奴だったのか……。
元気だせ。ほら。
私は元気があるお前の方がいいな」
アスラン「……ああ。ありがとう。……部下思いか。そうか。そうだな。
そういう風に見えるのか。
カガリがそう思うのならそうかもしれないな。
……続きの記事を読ませてくれないか?
……ルナマリアも。……そうか」
カガリ 「この人は? あまり覚えがないが?」
続きは今度
アスラン「なあ、俺は知っていたんだ。
シンとルナマリアがそういう関係だってことに。
気付いたのは俺が軍を抜ける少し前だ。
メサイア攻防戦で俺はシンを倒した。だがシンを殺さなかった。
殺せたはずなのに。
それは俺がその時すでに、
あいつらをオーブに来させることを考えていたからだ。
二人を殺させるわけにはいかなかった。
俺ほどではないがルナマリアもパイロットとして一流だし、
オーブ軍に入って活躍できたはずだ。
だがそれだけじゃない。
シンは死んだ人間より生きている人間を大事にする。
そう、死んだ妹よりも。
ルナマリアはシンに対していい人質になったはずだ。
そしてシンはここで最大限に力を発揮したはず。
戦力になったはずだ。
そうすれば俺は……、いや、いいんだ……」
カガリ 「ああ。もう、いいんだ。もう……」
アスラン「カガリ。すまない。
俺は夢をかなえられない。
オーブを中立に保つことはできそうにない。
俺にもっと力があればよかったんだ。権力さえあれば……」
カガリ 「いいんだ。私にはお前がそばにいるから。
それにオーブの中立なら、キラやラクスが守ってくれるさ。
あいつらは今、プラントの人間だけど」
アスラン「お前はまだそんなことを……。いや、いいんだ。
そう言う方がカガリらしい……。
俺はそういう部分が好きなのかもな……」
おわり
これ・・・小説?シナリオか?
シン死亡エンドを書いた者です。
シン死亡エンドとは違う話を書きこみます。
内容としては、シンが普通に死亡しているのではなくて
別の形で色々と死亡しているというだけの話です。
精神的に死んでいる等、色々ひどい目に。一回そういう話を書いてみたかったので。
テレビ版のごめんなさいネタあり。
もっともこのSSをこのスレに書きこむ一番の目的は
自分でスレをたててアレですが、やっぱりスレの余白がもったいないなと。
もちろん1000まで書くってわけでも無いですけれど。
192 :
黒い話:2007/07/17(火) 19:50:57 ID:???
なぜ私はあの時にシンを止めなかったのだろう。
シンには色々なことが起こりすぎた。
精神的に不安定になっていったことは私にもわかった。
それまでもひどかったけれど、
坂道を転げ落ちるように彼がさらに不安定になったのはあの日からだと思う。
あの日、彼はごめんなさいと言った。
それからの彼は目に見えてさらにひどくなった。一気に悪くなった。
今のシンの目は正面の一点を見ているだけ。
言葉を話すこともできず、一人で立つこともできない。
何かを目で追うこともできない。
今日、私がそばにいることもわからないかもしれない。
私はなぜあの時ごめんなさいというのを止めなかったのだろう。
彼がこんなになるのなら、言うのを止めたのに。
彼がこんなに強いショックを受けるなら。
彼は本当にごめんなさいと言うのが嫌だったのねと思った。
もうとりかえしがつかない。
でもそう思いながらもまだ私は彼が回復することを少しだけでも信じている。
193 :
黒い話2:2007/07/17(火) 19:53:42 ID:???
今日も私は彼のいる施設に来ていた。
私は彼のいる部屋で彼の世話をしていた。
彼のご飯をスプーンですくう。そして彼の口に入れる。
ご飯を入れると少しだけど口を動かす。昨日よりも少し動かしたように私には見えた。
精神的ショックが強くても彼は元に戻ると私がいつものように考え始めた時、
彼らは現れた。
「こんにちは、ルナマリアさん」
ラクス=クライン! キラ=ヤマト!
続いておともの人たちが部屋に入ってきていたけれど、
私にはおともの人たちはどうでもよかった。
何で二人がここにいるの!?
なぜあなたたちがここに? 今はコロニーのために忙しいはずの人たちなのに。
私には考えられなかった。こんな所に来る時間も無いくらい忙しいはずなのに。
それにいつぞやキラに会った時だってアスランの仲介という形だったはずなのに。
続きは今度
まあお疲れ様。無理はせんでもいいと思うけどね。
195 :
黒い話3:2007/07/24(火) 00:00:04 ID:???
私の疑問に対し、ラクスはこう答えた。
「シン=アスカの処置が決定しましたので。それを伝えに」
私は信じられなかった。シンへの処置?
ラクスやキラがそれを伝えるためだけに来たというのも信じられなかったけれど、
シンへの処置と言ったのにも信じられなかった。
「シンへの処置ってどういうこと?」
「罰は受けねばなりません」
「罰ってどういうこと? 彼は今、こんな状態なのよ。
それなのにまだ彼に何かしろというの?」
ラクスはすぐにまた答えを返してきた。
「ええ。その通りです」
「もう一回言うわ。今の彼はこんな状態なのよ。何かできると思う?」
「ええ。できます。彼にはプラントの未来において、重要なことをしてもらいます」
重要なことって?
私にはさっぱりわからなかった。
あきれて何も言うことができない私に代わって彼女は告げた。
「彼には罰として、プラントの出生率を上げるための実験に参加してもらいます」
196 :
黒い話4:2007/07/24(火) 00:01:59 ID:???
出生率を上げるための実験? 何よ、それ。
私はわけがわからなかった。
「彼には実験台になってもらいますわ」
ラクスはすまなそうに言った。伏せ目がちとはこういう状態なのだろう。
「実験台ってどういうこと?」
私が聞くと彼女は話を続けた。
「話すことができなくとも、自分の足で立つことができなくとも、
行なうことができる実験はたくさんあります。
プラントのために調べなければならないデータはまだまだたくさんあるのです。
ところが普通の人に協力していただけるような実験には限度があります。
そこで彼には普通の人ができない実験をしてもらいます」
「普通の人ができないって、まさか彼を殺すということなの!?」
「いえ、彼を殺すようなことは決してありません。貴重な被験者です。
ただ色々と悲惨な目にあうのは確実です。
普通の方には受けてもらえないような非合法な実験によって。
それこそ死んでしまったほうが良いような、そんな目に」
197 :
黒い話5:2007/07/24(火) 00:03:30 ID:???
「そんな!? 嫌よ、そんなの!」
私は大声を出してラクスの胸ぐらをつかんだ。
「仕方ありません。もう決定事項なのです。
それに出生率をさらに上げるために、誰かがこうしなければ。
貴重なデータを取るために」
ラクスはさらにすまなそうに言いながら、私の腕を振りほどいた。
そう。
彼らが言っているということは、
おそらくこれはプラント上層部の中でも決定事項なのだろう。
ひょっとしたらそのための書類にはんこを押したのは彼らかもしれない。
そして私がいくら嫌だと訴えてもシンはその実験とやらを受けさせられるのだろう。
強制的に。
それはわかっていた。
頭でそれは理解していた。
だけど私はそんなの認められない!
198 :
黒い話6:2007/07/24(火) 00:05:06 ID:???
嫌! 何でなのよ!? シンはそんなに悪いことをした!?
何でなのよ!?
そう思っているとここで初めてキラが口を開いた。
「誰でもこういうことを言うのは嫌だよね。
でも誰かがそうしなければいけないから今日ここに来た。
それにプラントの出生率の問題は重要な問題だから。
僕らが今日ここに直接来たのは、それが彼への礼儀だと思ったから」
そう話すキラの表情はラクスと同じ、もしくはそれ以上に暗かった。
続きは今度
199 :
黒い話7:2007/07/26(木) 18:48:07 ID:???
何でそんな実験やらなければいけないのよ!
出生率はそんなに大事だっていうの? 今それをしなければならないっていうの?
なぜシンなのよ!
彼が悪いことをしたっていうの?
彼がこんな風になっているから?
今の彼が何も言うことができない、何もすることができないから
むりやり悲惨な実験をさせられるってこと?
私には考えられない。彼らがそういうことを言えるのも私には信じられない。
「彼を何年そうやって縛り付けておく気なの?」
私はキラをにらみつけながら聞いた。
「何年か何十年か、もしかしたら死ぬまでか。
絶対に殺さないようにするってことは聞いている。だけどそれもどうなるか。
彼は社会的に抹殺されるってことになる」
200 :
黒い話8:2007/07/26(木) 18:49:26 ID:???
何よそれ!
彼の心が今以上に壊れてもいいっていうの!?
私はすぐに返事ができなかった。
「今日は今から彼を連れて行くために来たんだ。
僕らも今から施設の視察に行く」
長い沈黙の後にそう告げるとそこでキラはいったん話すことをやめた。
私はその言葉にピンと来るものがあった。
「それって逆ね。施設の視察に行くから、ついでに彼を引き取りに来たんでしょう。
彼の今の状態を見に来たんでしょう。
道理であなたたちがこんな所に来ると思った。私は納得したわ」
201 :
黒い話9:2007/07/26(木) 18:52:46 ID:???
「納得していただけました? ではシンをこちらに。
彼は私たちが責任を持ってプラントのための実験台に」
何を考えたのかラクスはこう話すと、
おともの連中に合図を送ってシンを連れていこうとした。
「ちょっと! 何言ってるのよ! 私はそんな意味で言ったんじゃない!」
私がこう叫ぶ間にもシンが運ばれていく。
私は止めようとした。そんな私にキラが語りかけてきた。
「こんなことを話すのは嫌だけど、もう君は彼のことを忘れたほうがいい」
嫌よ! 何でそんなことを言われなければならないのよ!
シンはこんなことしか使いみちがないっていうの!?
違うのに! 違うのに!
ひどい!
「たとえひどいと思われようとも僕には覚悟がある。
嫌われてもやらなければいけないことがあるということ。
そして僕がそれをやらなければいけないという覚悟が」
続きは今度
202 :
黒い話10:2007/07/31(火) 19:31:51 ID:???
私はシンを忘れるのは嫌だった。
「嫌よ。忘れるのは嫌」
しばらく考えてから、私ははっきりと拒絶した。
「話はもうやめましょう。
実験の成果が出たらその成果を連絡いたします。
彼の実験がどれほどプラントの役に立ったかはあなたも知りたいところでしょうし。
もちろん彼の実験が終了したら彼がどうなったのか連絡いたします。
もし彼の子どもができたらあなたにも連絡いたしますわ。
ですからこの場はもう、やめにしましょう」
203 :
黒い話11:2007/07/31(火) 19:33:21 ID:???
ラクスの言葉を聞いて考えた。
私は覚悟を決めた。
「私も実験台になるわ」
私はラクスの目を見てはっきり言った。
「およしなさい」
彼女はあきれたという表情をした。
「あなたがそんなことを言うとは予想外でした」
「私も彼のそばにいる」
彼が連れて行かれる以上、私が彼のそばにいるにはこういう方法しかなかった。
ラクスは諭すように言った。
「いい加減にしましょう。彼と違ってあなたは将来があるのですよ。
そういう言葉を言ってはいけません」
彼には将来がなかったっていうの!?
私の心の中は怒りでいっぱいだった。
204 :
黒い話12:2007/07/31(火) 19:34:30 ID:???
「彼を連れて行くのなら、私も行くわ」
キラもラクスも二人とも困った顔をしていた。
先に口を開いたのはラクスの方だった。
「悲惨な目にあうのですよ。普通の方にはされない、非合法な実験をたくさんされるのですよ」
「覚悟のうえよ。
どうせ私が嫌がっていてもむりやりシンを連れて行くのはわかっているし」
「ダメだ」
キラがそこで口をはさんだ。
「なぜ? 被験者が一人増えるからいいじゃない。
社会的に抹殺されるのも覚悟のうえよ。実験によって、私が壊されるのも」
私が聞くと、彼はこう諭した。
「よけいにダメだ。社会的に殺されるとか実験で壊されるとか言うのはよしたほうがいい。
彼のことを考えてみればわかるはずだ。彼は君が不幸な目にあうのを喜ぶと思う?
もっと彼のことを考えるんだ」
205 :
黒い話13:2007/07/31(火) 19:36:37 ID:???
考えていないのはどっちよ!
不幸な目にあわせておいて!
「彼だけじゃなくて君まで悲惨な目にあったら、彼は悲しむと思う。
守ることができなかったら、それは彼にとって死んだも同然じゃないかな。
だからダメだ」
そんなこといったら私だって彼を守りたかった。
だけどそうできないんじゃないの!?
「いい加減にして。私は彼と一緒に行くわ。それが彼を連れて行く条件よ」
続きは今度
206 :
通常の名無しさんの3倍:2007/08/03(金) 15:07:32 ID:A0k4xOgt
「本編、パロディ問わず」ってことは、
スパロボ的な世界設定でも死亡SSならOKですか?
シン=敵設定で、ドモンとかヒイロとかガロードとかロランとか
アキトとかシンジとか凱とか……(以下略)との戦闘中イベントでも。
……死亡改変の前例がないわけではないし(カテジナ、三輪)、
本家スパロボで実現したら神だが。
ええんじゃないの
昔、殺意厨が全く同じ話をしてたな
209 :
通常の名無しさんの3倍:2007/08/04(土) 23:04:44 ID:r4DAE59g
スパロボのイメージで書いてみた。
「ちくしょう!」
戦闘が終わった後、アスランはコンソールを叩いていた。
中破レベルの損傷を受けた機体もあるが、脱落者はなし。大勝利といって
よかった。
だが、その結果を喜ぶ者はいなかった。
通信機の向こうで嗚咽しているはルナマリアか。
サブモニターに映るキラも、目を閉じて必死に堪える表情をしている。
「あの、大馬鹿野郎が……!」
彼らが最後に撃墜したのは──メサイア攻防戦にて行方不明になっていた
デスティニーとシン・アスカだった。
○| ̄|_
もっと上手く書ける職人さん求む。
シンってオーブ国籍放棄していたっけ?
放棄していなければ、国家反逆罪で死刑か?
外患誘致罪で死刑もありそうだな・・・
オーブ攻撃に参加した時点で人生終わってるな。
正式にザフトの軍人になってるから それはあり得ない。
212 :
通常の名無しさんの3倍:2007/08/09(木) 13:05:24 ID:l8OuG6Ww
>>210 表向き戦死orMIAになったことにして、偽名で暮らしつつ時を待ち、
オーブ&ラクシズへの『反逆』を開始するとか
「ルナ……俺はオーブをぶっ潰す!」
……すみません。スレ違いでした
213 :
黒い話14:2007/08/09(木) 22:21:47 ID:???
「わかりました」
「ラクス!?」
キラは驚いて彼女の顔を見た。
私は話を続けた。
「それで彼のそばにいられるのなら」
「ええ。私、ラクスの名前にかけて誓いますわ。
とりあえずあなたもシンもおそらく実験で亡くなることはないでしょう。
貴重な実験台をわざわざ死なせることはないですから。」
「だけどその代わり色々とひどい目にあうということでしょ?」
私が聞くと彼女は言葉を選びながらまっすぐ私を見て言った。
「ええ。その代わりあなたがいつ壊れても知りませんよ。
普通の方がしない実験ということはそれだけ危険ということです。
それでもいいのですか?」
214 :
黒い話15:2007/08/09(木) 22:24:33 ID:???
「それでもいいわ。ありがとう」
私は言いたくもない感謝の言葉を述べた。
私の頼みを聞いてもらったらお礼を言うのは当然のはず。
だけど本当にそんな言葉を口にしたくはなかった。
ふと私は彼が本当にごめんなさいと言いたくなかったんだなと思った。
彼の姿が頭に浮かぶ。
私は彼と一緒に連れて行かれるんだなと思うと、急に足に力が入らなくなった。
私は床にへたりこんだ。
私はこれからどうなるのだろう。
彼はこれからどうなるのだろう。
そう思ったら無性に悲しかった。
215 :
黒い話16:2007/08/09(木) 22:32:09 ID:???
しばらく日にちがたった後、ラクスは実験の担当者の一人と通信していた。
「なるほど。私も被験者が一人増えたのは予想外でしたし。
ではこれからも私の指示通りに。
実験を真面目にやっていただけるとうれしいですわ」
担当者が了解した旨を告げると、彼女は話を続けた。
「私は彼らをあなたのおもちゃとしてそちらに置いているわけではありません。
早く成果を出していただきたいですわ。
一刻も早くプラントのために実験を何回も試して出生率を上げなければ。
決してこのようなことは表には出ません。
しかし私はあなたの肩にプラントの命運がかかっていることを知っていますわ」
彼女なりの言い方で励ました後、思い出したように言葉を付け加えた。
「プラントの市民の喜ぶ顔を見るために出生率を上げる方法を早く確立したいですわ。
私もその市民の中の一人ですけれど。
私も彼との子どもを早く欲しいですものですわ」
おわり
此って終わったのか