善(ぜん、Goodness)は、道徳的な価値としての良さ。道徳的に正しい事、多くの人が是認するようなもの。道徳的な卓越の事、プラトンの言う「アレテー」(卓越性)。相対的なより良いではなく、絶対的な良さといえるものの事。
西洋哲学において「善とは何か」を議論探求する学として倫理学がある。
またwikipediaの英語版記事(Goodness and evil)をみれば分かるように、西洋思想では「善」の反対概念は「悪」であるが、
東洋の仏教思想においては「善 (仏教)」の反対概念は「煩悩」である。すなわち、仏教思想では「善」は心の問題である。
悪(あく)とは、文化や宗教によって定義が異なるものの、概ね人道に外れた行いや、それに関連する有害なものを指
す概念である。平安末期から現れた「悪党」に見られるように、「悪」という言葉は剽悍さや力強さを表す言葉としても
使われ、否定的な意味のみではない事にも留意する必要がある。例えば源義朝の長男・義平はその勇猛さから「悪
源太」と称されている。
wikiより