デス種はエースコンバットに似ているの？　Mission8

<<ＳＳも連載してる雑談スレ　俺たちはナンバーワン！>>

デス種はエースコンバットに似ているのか7
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1169204247/
デス種はエースコンバットに似ていた6
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1161966079/
デス種はエースコンバットに似てるのか5
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1150039403/
デス種はエースコンバットに似てるかも4
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1141497069/
デス種はエースコンバットに似てた3
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1133323077/
デス種はエースコンバットに似てた２
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1128391343/
デス種はエースコンバット5に似てる
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1124098412/

最新作の公式HP：ACES WEB　 http://www.acecombat.jp/
ナムコの紹介(AC ZERO)　　　　 http://namco-ch.net/acecombat-zero/index.php
ナムコの紹介(AC5)　　　　　　　　http://www.namco-ch.net/acecombat5/index.html

プロモーションムービー
ttp://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050921/acz.htm
ttp://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20051202/acz.htm

関連スレ
ACE COMBAT エースコンバット総合スレ Mission387
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamestg/1172637079/
エースコンバットシリーズ攻略スレ Mission58
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1172038567/
ｴｰｽｺﾝﾊﾞｯﾄのｽﾚはｺｺ!手取り足取り39(ｻﾝｷｭｰ)
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamestg/1172750648/

ZEROに登場する 飛行隊

ウスティオ共和国
第６航空師団　第６６飛行隊所属
ガルム小隊　主力機・F-15Cイーグル
小隊に属するラリー・フォルク少尉は右主翼を失いながらも帰還したため、その逸話から”片羽の妖精”と呼ばれている。


ベルカ公国
第２航空師団　第５２戦闘飛行隊
ロト隊　　　主力機・タイフーン
指揮官　デトレフ・フレイジャー中佐”赤いツバメ”
ベルカ空軍の象徴的存在のエリート部隊。プロパガンダにも登場する。


第５航空師団　第２３戦闘飛行隊
ゲルプ隊　　主力機・Su-37ターミネーター
指揮官　オルベルト・イエーガー少佐”番（つがい）のカワウ”
ベルカ南部防衛線での迎撃任務を主とする部隊。息の合った飛行を得意とする。

第７航空師団　第５１戦闘飛行隊
インディゴ隊　主力機・JAS-39Cグリペン
指揮官　デミトリ・ハインリッヒ中佐
第７航空師団の精鋭。東部戦線の防衛を務める。その戦闘の優雅さから”ベルカ藍色の騎士団”と呼ばれる。

第１０航空師団　第８戦闘飛行隊
グリューン隊　主力機・F/A-18Cホーネット
指揮官　ベルンハルト・シュミット大尉”フクロウの目を持つ男”
空軍の厄介者を集めて編成された部隊。臨機応変な戦法で戦う。

第１３夜間戦闘航空団　第６戦闘飛行隊
シュヴァルツェ隊　主力機・MiG-31フォックスハウンド
指揮官　ドミニク・ズボフ大尉　”ハゲタカ隊”
後方から戦場を監視する特殊部隊。友軍に対する無条件での攻撃が許されている唯一の部隊。

航空機解説その他
　　ttp://www.masdf.com/
　　ttp://www.tiheisennoame.net/
　　ttp://military.sakura.ne.jp/

台詞資料・攻略資料
　　ttp://www.ne.jp/asahi/mitoro/page/
　　ttp://sky.geocities.jp/ase_kombat/

携帯壁紙、ネタ画像
AWACSのレドームの中(ACE COMBAT)
　　ttp://bbs3.aimix-z.com/gbbs.cgi?room=ace0
エースコンバットZERO系
　　ttp://gazoubbs.com/test/read.cgi/maciuke/1147098673/

白いナイトレーベン ◆Z2KySTSpOo氏のエスコンペパクラ暫定置き場
　　ttp://www.geocities.jp/whitex49/

ttp://8492.jp/ace/ss/
ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~goutengo/game/aceshome.html
ttp://www.geocities.jp/ucpi_co/

２ch「エースコンバット」スレッド『ゼロ』支援本部
ttp://sky.geocities.jp/jokers_here_temp/index.html
ACECOMBAT ZERO Fan Site
ttp://www.shattered-skies.net/acecombat-zero/index.html
エースコンバットゼロ攻略とかまとめ
ttp://benzo.sakura.ne.jp/static/aczero/FrontPage.html
エースコンバット - Wikipedia
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%88
コズミックイラ年表
ttp://yossy.que.jp/gundam/history/ce_hist.html
機動戦士ガンダムSEED DESTINYセリフ
ttp://zakkuzaku.tripod.com/seed-d/
機動戦士ガンダムSEEDセリフ
ttp://zakkuzaku.tripod.com/seed/index.html

GJ、メビウス>>1

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＡＣＥ ＣＯＭＢＡＴ.乙ＥＲＯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 THE　>>1SAN　WAR
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A Man Who　　　　　　　　　　＼　　　　　 <<お遊びはここまでだッ！>>　　　　　／ l　i　　 i　l　 　　 　 _,,,..-;
Upholds Honor　　　　　　　　_,.､＼ .<＼.　　　　　　 ,┐∠⌒ゝ‐- ､ 　 　　　　　／ --l　|.'^` |　l--‐‐'''"|　 ／
　　　　　 __　 ......,.ィr─-　≦´_　 　＼ ヽ ＼　　　　 /／,. -‐（　　 ノ　　　　　／　　　 l　.|,ｨ‐､|.　l　　　　 ／
　--＜´ 　　　<´、i{　　 ＿｣.........｀iL 、＼ヽ__＼__j＞'´　　　　 `＜__　　　　.／ ＼　　 i　i||,.-､||i　i. 　　／
　　　　 ｀　ｰ- ニ.._￣￣　　　　　　　　　＼､__　　（　　The　　`　ヽ ￣" ／　　　 ＼　|'^|l|.;:::;.|l|'^|　／
　　　　　　　　_　_　￣ヾt､−--　 _-=　..＿＼,､　　 　Strategist.''' "~／　　 　　 　　`!__i|i`‐"i|i__!'"
　　　　　　　　　　　　　　_＼　　 ├＼　　　　＼　∧∧∧∧　　　　／ 　　　　　　　　　　|　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿｣_　 ＼　　　＜　 語　　エ　＞／　The　　　 　 　 　 　i　　 i
　<<傭兵とでは、 　　　　　　 　 -=≡ｰ-＼　 ＜　 ら　　｜　＞　　Reborn Veteran　　i.'^`;i
　 　　　戦う意義が違う>>　　　　　 　￣ヾ.＼＜　 れ　　ス　＞.　　　　　<<私の…　最後の授業だ…>>
―――――――――――――――――‐ ＜ 　る　　に　＞―――――――――――――――――――
　<<金にたかるッ犬どもがァｧ！！>> ./ﾍ　 ＜　 予　　よ　＞　<<相棒、俺は…>> 　　　　　　　　　　 __il
　　　　　　　　　＿_　　 　 　 　 　 　 　 / i |　 ＜　 感　　っ　＞　　　A Brother in Arms　γ´｀ヽ　 　　 l　!
　　　　　　　／＿ヾ;_ゝ､　　　　　　 　 /　i |／.＜　 ！　　て　＞　　　　　　　　　　　l.i.l　 　/ ⌒　ﾍ　 　　l　l
　　 ‐-,ァ'" ´　ｰ-＿｀　｀` ‐ ､._ 　　_/ 　／|　　　 ∨∨∨∨　＼　　　　　　　　　　_l,l,,---/`´⌒｀'ﾍ,----, ,l,,...,,,
　　　 ｀ヽ､　　　　￣丁二_　''ｰ-｀`″-／ ‐｀　　　 　 　ヽ　-=-_､.＼.＿....,,,,,,,＝＝ l｡l､＿__lγ´~ ｀ヽl､＿＿,　 ＝
　　　　／,. ^ ‐ｔ-＿'´_,.-ﾍ　`=ﾆ─‐／　　　　、　　　〃　　＼〃 ｀､＼￣Q ll! Q　/　ﾍ::::::::l!　　｡　 ,l l;::::::::l　 ）::
　　　　 ´　　　　|l＿i ��-'＾ ｰ＝／,,,､-ー＝ .┴―､,,,/＿　/　￣,´^ヽ､＼　´｀ヽ　ﾍ　ﾍ::::::;:lヽ､___,,ノ　l::::::::j__/　
　　　　　　 　 ／｀` ｰt- , ..､,,／　　　　　ヽ-=＿／／　　｀ﾞヽ､. ｛　　　 ヽ ＼._ノ　　l___.　---lj~ ll!:::`--- -- ‐`Q
A Pilot that　,.､-＝'￣ ｀.／ The Fallen　　　　￣　　　　　　　`‐､､ _　 i　 ＼　　 o　　o　　o　　　　　 o　　
Lives by Pride　　　　／　 <<時代の節目だと言うのか？>>　　　　｀｀ヽ　　＼<<…戦う理由を見つけた！>>
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　"　New　Thread .　New　Battles .　"

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>>1乙
Mission8というとコモナで大空戦したり、エクスカリバーに追われたりする所だよな。

新スレ初投下　いきます

１０話　混乱するプラント

――Ｌ５プラント、とあるコロニー

"凶鳥フッケバイン"ことウォルフガング・ブフナーは端末からデータを呼び出していた。
ただし、通常回線ではなくハッキングをかけてである。

彼は一世代目コーディネーター。
ブフナー家はスカンジナビア王国・騎士団の末裔で、プラントにおいてかなりの強権を持っている。
彼が持つ情報網は、ターミナルなど訳の分からないものではなく、かなり信頼できる物であり。
その情報の中で議長の袋刀ミネルバのフェイスとは別に「灰色の男たち」という者の存在を聞くようになった。

ロゴス討伐の発表…いや、ユニウスセブン落下から現議長の行動に不審な点が目に付き始め、
影に、彼が重用しているミネルバ隊以外に「灰色の男たち」の見え隠れに気付き調査を始めようとしていた。

だが、調査を始めたところでジブリールによるプラント攻撃、ダイダロス攻撃作戦、その後プランの発表、
めまぐるしく変わる世情の中それどころではなかった。
そしてザフトがアルザッヘル基地へのレクイエム発射――。

完全な後手に回ったところに追い討ちをかけるように命令書が来た


―――

――ウォルフガング・ブフナー――
プラントに攻撃を仕掛けようとするオーブ軍を殲滅するため、ザフトはメサイア：ネオ・ジェネシスの使用を決定
貴殿にその射線となる、Ｂ７Ｒ宙域から旧ボアズ・ヤキン宙域へ敵の誘導を命ずる

―――


彼に別段、ラクス・クラインに対する情はない。
むしろ、いままでオーブにいたくせに、しゃしゃり出てきて、ワガママを言う不愉快な小娘としか見ていない。
――別にどうなろうとかまわないというのが彼の心情だ。
だが、この作戦は多少なりに騎士道精神を重んじる彼にとって、この作戦は到底納得できない物…。
作戦に対する疑問から命令拒否し、「灰色の男たち」と関連情報を集めているところであった。

――来客が来た

インターホンカメラをモニターに映し対応する
「…なにか用かね？」
≪ザフト保安部に変わりきました。ご同行願えますか？ウォルフガング・ブフナー…≫

モニターに映るのは確か…グラーバク隊：アシュレイ・ベルニッツ…
ここでは彼が「灰色の男たち」のメンバーなのか、あるいはただの使いなのか判断は出来ない。
だがおそらく捕まれば、ロクなことは無い。

「…ふむ、起きたばかりでね。身支度に１０分ほど時間をもらえるかね？」
≪…分かりました≫

その余裕から見て、どうやら裏口も固められている…。速やかに屋敷地下にある通路を通り、ザフトの基地前に出る。
この通路、建設時の作られたもので公式には破棄されたはずなのだが、いまだ封印されていない。
年長者としてそれを知っていたことが幸いしていた。
軍の者は自分の顔を見ても普段どおり…やはりほんの一部の者が動いている…

パイロットスーツを着込み。ハンガーに着いたが自分の持ち機はここにはない――
移動に使うと整備兵をだまし、ディンを受け取る。

先の戦争で地球での愛機として使っていたが、今では不満が出てくる。四の五の言ってはいられない…発進させる。
まずはこの作戦を向こうに伝えなければと"凶鳥"はＢ７Ｒ方向に向かい始めた――


――１０分…１５分たった…まだ出てこない――まさか逃げた？
屋敷に乗り込む…いない！？
だが、裏口は押さえている。脱出口などどこにも…何か別ルートでもあったのか？舌打ちをしつつ連絡を取る。

「こちらグラーバク１。管制塔、レーダーはどうだ？」
≪一分前、ザフト所属ＩＦＦのディンが１機、飛び出しました≫

過程は…何をしたかは分からないが、逃げられた――

「ハゲ鷹――"シュヴァルツェ隊"に連絡しろ！！"フッケバイン"が逃亡した。私も出る、急げ！！」

―――Ｌ５プラント某所

チンピラたちのたまり場…ここはこう言ったほうがいいのかもしれない。
彼らシュヴァルツェ隊は、プラントが出来る以前…地球に多くのコーディネーターがはばかっていた頃、
犯罪行為を犯して裁判にかけられたような者のたまり場なのだから…。

≪シュヴァルツェ隊、逃亡機が出た。スクランブルだ≫

通信に対し緑の服を着た男は、なんと黒服の指令官に対し不躾な態度で

「お前らでやれよ。"アスラン・ザラ"のような大物は追わせずに、今度もどこぞの『"小物"を狩れ――』だろ？」

ドミニク・ズボフは最強クラスのエースとやりあえる機会を奪われたことに腹を立てていた。
彼はユーラシア軍に所属していた時、軍を出動させるような事件を起こした札付き者…。
その過去が災いし実力はジュール隊を凌ぐといわれていながら、エスケープキラーという役割で服の色は緑であった。

先の戦争での政治犯、ラクス・クラインはアッシュ・グレイにとられ、
今回の戦争はミネルバ隊が追う、ということで出されたＡクラスの命令で出撃を禁止させられたのだから、
不機嫌にもなるだろう…。だが、通信先の黒服も扱いに慣れていた。

≪ターゲットは"フッケバイン"…"凶鳥"だが、そうかやらないか…残念だ≫
「ちょ―――ちょっとまて、そうか…"凶鳥"か…やらせてもらう。――おら、お前ら行くぞ」

そういいながら部下を引っ張っていく中

『あんなガキならまだしも、"凶鳥"か…ザフトも終わりが近いってコトだな…』

ズボフはハゲ鷹の嗅覚を最大限に働かせていた。――ザフト最悪のエース部隊が出撃した。

ガルム隊がＢ７Ｒで戦闘に入る１時間足らず前のことだった…

短くてスイマセン
なんとなく楽屋裏から凸の文句が聞こえてきそうな話になってしまったような…
とりあえずおやじさんの逃亡でした…

ＧＪです！
おやじさんかっこいい！
いよいよ物語も終盤でしょうか？楽しみにしています。

>>１５
種死本編が終わるだけであって終わるのはまだまだ先ですよ…
お楽しみに…

GJ!灰色キター！
このSSのこいつらの立ち位置がよく分らんがマルキオの配下か？

第３話投下します。

――第３話――
北の目の破壊


前回の作戦で、ノースポイントの当面の安全を確保した俺たちだが、
敗戦直前の我らがＩＳＡＦには問題がまだまだあった。
そのうちのひとつが北の港、セントアークからの各種戦力の生き残りの撤退で、
敵性航空機をシェズナ山山頂のレーダー、通称"北の目"支援しており、
撤退作戦はまったくといっていいほど進んでいない。そこで俺たちに下された任務が――

「敵レーダーサイトの破壊？」
「そうだ。作戦名は『ホワイトアウト』、結構日時は１０月１０日１６２８時。
今回の俺たちの任務は護衛ではない。レーダーの破壊だけなら前回と同じで十分だが、
対空火器も多数あるし、今回はオメガをふたつに分断する。俺たちのうち何人かは
ロケットランチャーを装備して出撃してもらう」
「んな任務ハームでもぶっ放せばすむことでしょう。俺たちに回すかぁ？専門家に任せろだぜ」

ヴァイパー７が言っていることだが、俺たちにそんな高価な装備は回ってこない。
撤退現場の制空権確保のためにＳＡＭサイトを破壊しているやつらがもっとも必要な装備だし、
敗戦をギリギリで回避しているＩＳＡＦに大量に増産する力もないのだ。
ＡＧＭ−８８に限らず、ＡＧＭ−８４Ｈ、スラマーも同様だ。
さらにどの道俺らの機体にその二つは積めない。

「そんな装備を俺たちに回す余裕があるか、ＩＳＡＦに？第一いまさら言ってもしょうがないことだろ？」

ヴァイパー２がなだめる。そういえば、だれがロケット積むんだろう？

「それで隊長、俺らの編成は？」

ハイネに先を越された。隊長は少し考えた後、

「俺とハイネが護衛を担当する。俺は２機担当する。
ハイネ、シンの援護を頼む」
「了解」
「ハイネが援護かぁ・・・・心配だな」
「んだと？！そんなこといってると守ってやんないぞ！？」
「ハイハイ、冗談冗談」

そんなこんなで当日、俺たちは基地を飛びたった。
俺たちの担当は東側のレーダーサイト、こっちに来るオメガは５、７、１１、そしてメビウス１。
そういえば、メビウスってあいつしかいないのかな？
西側はレイピアとオメガの残りが担当。例の番号のばらつきはどこも同じらしい。

俺の装備はサイドワインダー２発にロケット４つ。ハイネはサイドワインダーを満載。
少し重いが、いざって時は空戦も何とかなるだろう。

「スカイアイより全機へ。間もなく目標へ到達する。注意せよ」

スカイアイから連絡。その直後、再び連絡が入った。

「敵機確認。方位０１１、高度９０００、速度４００。数は２。
ヴァイパー、直ちに迎撃せよ」
「ヴァイパー１了解。ヴァイパー６は残れ。３を見失うな」
「ヴァイパー６、了解」

隊長は増槽を投棄、高度を上げ迎撃に入る。
その間に俺たちは攻撃を開始する。
敵対空砲を捉え、ロケットを発射する。
対空砲は爆炎の中に。レーダー上からも消える。それとほぼ同時に
上空で火球が２つ。隊長が撃墜したらしい。

「１機で２機をやるとは・・・・すごすぎる」
「ああ・・・」

ハイネが思わず感想を漏らす。まったく持って同感だ。
他の対空砲も各個撃破され、レーダーの攻撃に入っていた。
メビウス１が一直線に並ぶレーダーに進入、爆弾を投下していく。
Ｆ−４ならではの現在でも侮れない搭載量の爆弾が半分以上のレーダーを潰す。
俺もレーダーにロケットをぶち込む。

「こちらスカイアイ、敵機の接近を確認。数は３、いや４！
機種はＦ−１６！警戒せよ」

Ｆ−１６とはエルジアも出し惜しみはしないということか。
残ったレーダーは爆弾があまっているやつに任せ、
俺やメビウス１も迎撃に入る。

高空に待機していた隊長が降下。俺たちに並ぶ。
「ヴァイパー６、俺について来い。メビウス１、ヴァイパー３と右側を。
俺たちは左をやる」
「了解した、ヴァイパー１」

敵機は散開。隊長たちも左へ急旋回。俺たちも右側を追う。
だが敵もやるもので、なかなか後ろを見せてくれない。
メビウス１のファントムは急に上昇に入る。それを追おうと１機敵が上昇。
隙だらけの背中をみせた。機銃を発射。
敵は山肌へ墜落した。
残り１機は降下してきたメビウス１から逃れようと機動力に物を言わせ急旋回。
だがメビウス１は移動した先を見越したのか敵機とは別の方向に機種を向け、機銃を発射。
自分から機銃の雨に突っ込む形となった敵は爆散した。
隊長たちからも撃墜のコール。

「ヴァイパー１、スプラッシュ３」
「ヴァイパー６スプラッシュ１！やったぜ！派手なやつをやった！」

西側担当も任務を無事終わらせたようで、合流して帰還した。

毎回恒例の騒ぎを起こした翌日、俺たちにうれしい知らせが入った。
新型機が俺たちの部隊に配備されることのなったのだ。さらに、他の部隊からヘイロー隊を加え、
俺たちはヴァイパー、レイピア、オメガ、ヘイロー、そしてメビウスをあわせ、１つの航空団を形成することになった。
ハイネは二日酔いに頭を抱えていたが、俺たちは新型を見に行く。
オメガはＦ／Ａ−１８ホーネットだった。万能な活躍をするＦ−４の、まさしく正統な後継機だ。
レイピアはＦ−１４。おそらくはＡ型がベースなのだろうが、戦時改修を施されたらしく、
新型のＢ型とも互角の対地性能を得たらしい。さらにカタログスペックではエンジン出力も少し上がっているようだ。
新しく航空団へ来たヘイローは、Ｍｉｇ−２９を使用するということだ。
エルジアも使用しているが、汎用的な戦い方をできる機体だ。
搭載火器も用意できるので心配はないらしい。
俺たちヴァイパーはＦ−１６。ブロックナンバー５０の最新型だ。
それを見たハイネは二日酔いも吹っ飛んだのか、歓声を上げている。
メビウス１はＦ−１５。空戦専門とも言えるやつだが、俺たちの任務の多様性に対応するために、
Ｅ型ほどでもないが爆弾も携行できるように改良されたらしい。
メビウス１は新しい愛機にでかでかとメビウスの輪のエンブレムが描かれていくのを
とてもうれしそうに見ていた。

「隊長、こんなにいい機がそろって俺たちは助かりますが司令部は納得しているのでしょうか？」
俺は思わず聞いていた。
隊長は苦笑いしながら、

「『これだけいい機体をやったんだからちゃんと働け』といいたいんだろ。まったく・・・」
と答えた。

この日の夜は新人歓迎会ということで、昨日に引き続き大騒ぎになった。
その中で、緑色の髪をした若い人、ヘイロー隊の２番機の人が話しかけてきた。

「すこし、いいですか？」

ハイネは目を開きながら、

「お前・・・もしかしてザフトの！？クルーゼ隊にいた！？」
「えぇ！？そうなのか、ハイネ？」

大声を聞かれてなかったか心配だが、それよりも驚きが勝っていた。
なにしろ、またあっちから来た人がいたのだ。

「ハイ、ニコル・アマルフィといいます。よろしくお願いします」

二コルは丁寧に言った。

「お前も、ＩＳＡＦに入ったのか」
「ハイ、こちらで平和に暮らすのも良かったのですが、やっぱり平和は守らなくちゃと思って」
「俺やシンも一緒だよ。向こうでできなかったことを、今度こそってな」
「そうですね。これからもお互い頑張りましょう」

こうして部隊としても、ハイネや俺としても新しい仲間を加え、決意も新たに戦っていくことになった。

投下完了。
機体は皆さんのご意見をいただいた中から選抜しました。
ちょっと強引な設定もありますがご容赦ください。
以上、長文駄文失礼しました。

>>23
GJです！

ニコルぅぅぅぅ!!!!!!

GJだ！

ホーネット、トム猫、ファイティングファルコン、ファルクラム……豪華になったなぁ。
しかし二コル登場となると……なんかそろそろエルジア側にもＣＥでやられた連中が姿を現しそうだ。
後、１機で２機〜のくだりは一応ＣＥに居た時に１機で３０機やっちゃったシンの見解をもう少し聞きたかった所。
次回も期待してるよー。

>>794氏
ＧＪです。
１００万バレルで黄色によって、誰か死んだりしないか心配になってきた

>>17
「灰色」についてですがマルキオ、デュランダルどちらの指示も受けてはいません
ただ、彼らはどっかから上記二名の情報を仕入れて、はた迷惑なボランティアをしていますｗ

>>26氏
て、敵側にＣＥの連中ですか？
キャラは今思いつきはしましたが、戦場でしか会わないとなると、
どう出せばいいか思い浮かばないです・・・。
通信でだけじゃなんか物足りませんよね？

戦闘機はあと１、２回ほど乗り換えてもらう予定です。
ファルコンもファルクラムも敵がそろそろ使ってくるあたりですから、
ちょうどいいと思ったんですが・・・今考えると豪華すぎますね。
ご期待ありがとうございます、これからも頑張ります。

>>626氏
うっ、鋭い・・・・。
でも彼ら３人以外ですよ、予定では。
あとヴァイパーの皆さんもたぶん平気・・・かな？
タフガイさんの見せ場も作る予定です。

>>28追記
>>626氏
＞種死本編が終わるだけであって
ベルカ戦争が終わっただけで国境なき世界との戦いはあった
ゼロ本編と一緒ですね。期待していますｗ

ディアッカ、モーガン、コートニーのMSと部隊名が楽しみ。

>>28
《無線でそれっぽい台詞が有るだけでにやにや出来る、と言ったら驚きますか？》

≪>>30ＭＳはもう決まってるのですけど
　…部隊名は先スレの>>500さんがだした"シュピンネ"になりそうです
　名前募集しています≫
≪>>31いや、驚かないね。むしろ自分も同じ≫

>>32
うほっ、いい部隊名。

>>32
《蜘蛛には針を放てるヤツも居るらしい、痔の砲撃を針に見立てるとか》
《但しソースは山本弘の妖魔夜行だけどな！》

シュピンネの相手はやっぱイザークかな。
ディアッカに瞬殺されそうだけど。

>>32
･･････どこのＲ−１８スレの方ですか？
>>34
すさまじい勘ですね･･･そういったＭＳ編成・部隊運営をする部隊です
ただ、考えてみれば二人のガンバレルでディアッカの狙っている位置に追い込んで打ち抜くという形…
"antlion"アントリオン＝アリジコクという名前のほうがしっくり来る様な気になってきた…

>>36
３にその名前の空挺戦車があるし、それもいいかも＜アントリオン

あと、リカオンってのは？
集団で追い込んで狩りをするんじゃなかった？

>>36
狡猾で残忍なディアッカが見れそうですね。

鬼神を掘りたい。

素直にチャーハンと･･･

AWACS Thunderhead ≪何をいってるんだ、君は？≫

>>41
うほっ、いい石頭。

Snow ≪変態飛行なんて久しぶりだ。≫
Nagase ≪エッジ、フォックス２！≫
Nagase ≪キル！≫

ナガセ！いったい「誰」を撃墜したんだ！？

Nagase≪編隊（変態）二名です　サー≫

さすが、ブレイズの「後ろ」を守るものだな。

ふと思ったんだが､TLSって種や種死の
対ﾋﾞｰﾑ装備で防げるんだろうか｡

>>47
レーザーだから無理じゃね？

>>48
なんのベルカの技術は伊達じゃない！！
ゲルズゲー陽電子リフレクター展開
ファルケンTLS発射
リフレクター貫通、ゲルズゲー醜い原型に似合ないほどの華やかな爆発
状況終了

確か１０MWくらいの出力を持ってるんじゃなかったけ？＞TLS

あるＴＲＰＧだとレーザー（notビーム、ビームは魔術属性）は技術属性、
そのＴＲＰＧに位相転換装甲（対技術属性防御付与）もあって弾かれたりする。
ビームバリア（対魔術属性防御付与）は貫通するんだけどな。

とまぁそんなのはどっかに打ち捨てて、レーザーは光の収束。
ゲシュマイツィヒ・パンツァーは磁場によって曲げるんだが……光も曲げられるのか？
ヤタノカガミもよくわからん。ビーム回折格子層と超微細プラズマ臨界制御層って何じゃらほい？

>>51
＞ゲシュマイツィヒ・パンツァーは磁場によって曲げるんだが……光も曲げられるのか？
無理♪
レーザーとかを軽減・無効化したい場合、蒸気でも噴出した方が余程効果がある。

>>52
よし、モルガンとファルケンなら良い線いけるな。
逆にＰＳ装甲にＴＬＳは通るんだろうか？

>>53
熱量次第で通る。

ブリッツのライフルはレーザーだったし、
通るんじゃね？
ただ、ビーム兵器を搭載できない苦肉の策、
なんて解説もあった気がするが。
UCのように対レーザー装甲が発達しているとか？

>>53
PS装甲は着弾衝撃をどーにかするだけなのでレーザーには無力、というのが基本設定。

ブリッツがレーザーなのは隠密性を高めるためじゃね。
あと試験的つけたとか。

>>51
光は銀河系クラスの重力じゃないと
思い切り曲がってくれません。

アカツキの装甲は、斬撃系のビーム兵器を除いたら
反射できる仕様。

レーザーなどの収束光に対しては不明。

モルガンとファルケン、圧倒的じゃないか……。
一撃即離脱を繰り返せば落とせるな。
散弾ミサイルで一気にＰＳダウンを仕掛けるのも良いかもしれないけど。

アークバードも忘れるな！！

ファルケン20機位とアークバード２機位あって
パイロットがAceのエースパイロットレベルの技量なら
無印のオーブ防衛戦楽々連合を追い返せたんじゃないかと思ってしまったオレがいる

というか、艦隊に上空からパワーダイブ、散弾ミサイル叩き込みまくれば落とせない？

>>61
いえ、Aceレベルのパイロットが駆るファルケン一機で充分です。
開戦直後に、連合旗艦に突っ込みTLS照射で終わります。
シンファクシ級潜水母艦を一撃で轟沈させるTLSに、連合の旗艦が耐え切れるとは思えません。

>>61
ﾌｧﾙｹﾝなら5､6機で充分なんｼﾞｬﾏｲｶ?
口開いてｼｻﾞｰｽでもかませばMSはともかく
戦艦空母は壊滅でしょ

「薙ぎ払え！！」か？
あの攻撃の前にはMSも全滅しそうな気が……

<<よく戦闘機でMSが落とせるな>>

<<簡単だ！MSは的がでかいからな！>>

《ドッグファイト？　正面から突っ込んでくるんだ、当てやすくて余裕だぜ！》

1000 名前：通常の名無しさんの３倍 ﾒｪﾙ：sage 投稿日：2007/03/04(日) 21:07:22 ID:???
「ファ、ファーティ…マ…」

デス種はエースコンバットに似ているのか？　Mission8
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1172914219/l50

どうみても別のACです、本当にありがとうございました

998 名前：通常の名無しさんの３倍[sage] 投稿日：2007/03/04(日) 21:05:42 ID:???
「アナトリアの傭兵か　できる、ときいている」


999 名前：通常の名無しさんの３倍[sage] 投稿日：2007/03/04(日) 21:06:32 ID:???
「失せろ！　貴様にはノーマルが似合いだ！」


これもだなｗ

いいか、俺はスレ違いが嫌いなんだ

何だお前ら今頃気がついたのか

現れた戦闘機は即座に鋼の巨人へと変形を開始する。
前進翼が畳まれ、四肢が展開、機首となっていた部分は盾として分離、ゴーグル状のカメラアイに光が灯る。
その機体は翼端が黄色で染め上げられているだけではなく、胸部装甲や腕などにも黄色に彩られている。
普通のＭＳとは違う空力特性を考えた曲面の多い装甲とあいまって、それはこの空においては酷く目立った。

《黄１３より全機、所属不明機を始末しろ》
《了解、撃墜します》

次の瞬間にはそのＭＳ……まるで飛竜か何かのように、一糸乱れぬ軌道を描いてディンに攻撃を開始する。
旅客機を襲おうとしていたディンは３機、それは慌ててその武装である散弾銃を構える。

《畜生、なんでヤツらがここに居るんだ》
《黄色がここに居るなんて聞いてないぞ！》
《やつら、こんな辺境にも飛んでくるのか》

所属不明機のパイロットたちはある組織に雇われた軍人崩れの傭兵だった。
コーディネイターを大量に乗せた旅客機がこの空域を飛ぶ為、それを撃墜しろという依頼。
同じコーディネイターを殺せという依頼であろうが、大量の前金と供与されたディンに目が眩んで引き受けた。
それがこの様だ……彼らは自分たちの前に立ち塞がる者の名を知っていた。
あの黄色で翼を彩る５機はかつてエルジアの空において不敗を誇った事を。
その不敗の神話が破れたとは言え、その翼が現れた空においては連合もＺＡＦＴもことごとく叩き落された事を。
その翼の名は“黄色中隊”、“黄色の１３”が指揮する現ＩＳＡＦが誇るエース部隊の一つ。
抵抗しようとしても、彼らが現れた時点で傭兵たちの結末は決まっていた。

《２３と２４は左を、６と７は右を叩け》
《黄６、了解……交戦》
《黄７、了解！　交戦》
《き、黄２４、交戦！》
《落ち着け、黄２４！　黄２３も交戦します！》

まず左の二機が動いた。
ディンから散弾が放たれる前にアフターバーナーを全開にして前進、袈裟懸け・逆袈裟で挟み込むようにして接敵。
うろたえるような機動を見せたディンに対して腕部に内蔵された機関砲が火を噴く。

《助けてくれ、黄色に食いつかれ……！》
《ＦＯＸ３！》
《ＦＯＸ３！》

その言葉がそのディンのパイロットの最後の言葉となった。
直後、竜の顎が閉じるかのようにして上下から追い込んでいたＭＳが交錯。
コクピットとバックパックを撃ちぬかれたディンはそのまま爆散する。

《畜生、アレスがやられた！》
《くそっ、くそっ！》

一方、左の二機も動いていた。こちらは１機が変形してアフターバーナーを全開にし、ディンを追い越す。
更にディンの前に出た１機が腕部機関砲を連射してディンの動きを牽制する。
ディンが前方に散弾をばらまこうとしても、前の機体のせいで上手くいかない。

《ＦＯＸ２》

そして前に居る機体に気を取られてしまったディンは背後から放たれたミサイルの直撃によって破壊された。

《なんてヤツらだ……本当に人間が乗っているのか！？》

残ったディンは逃げ出そうとして散弾を自分に向かってくる１機へと放つが、その銃弾はただ空を穿つのみ。
直後、その１機が一気に上昇して、その影が自分にかかり……。
それが残ったディンのパイロットの見た最後の光景。
すれ違い様に撃たれた機関砲はディンの頭部を破壊し、胸部を砕き、そしてスクラップへと変えた。

《黄６より黄１３へ、レーダーに反応なし》
「黄１３より黄６へ、了解した。我々はこのままエアイクシオン４０２便をエスコートする」

その言葉と共に彼らのＭＳ……“ワイヴァーン”は変形しエアイクシオンを包むようにして編隊を組む。

「こちらＩＳＡＦ空軍第１５６航空団アクィラ隊所属、コールサイン“黄色の１３”、空港までは我々がエスコートする」
《こちらエアイクシオン４０２便、助かったよ。あの黄色中隊に護衛して貰えるとは光栄の極みだ。よろしく頼む》

それを聞き、黄１３は機体を旅客機の前に出そうとして……モニターを通して、一対の瞳がこちらを見ているのを見た。

『乗客の皆様ご安心下さい、この後空港まではＩＳＡＦ機が護衛に……』
流れるアナウンスと多数の安堵の溜め息を聞き流したまま、少年は呆然としていた。
その視線は窓の外を飛ぶ灰色と黄色で彩られた黄色の戦闘機……ＭＳに釘付けになっている。
圧倒的だった。あっさりと、あの機体はディンを撃墜した。
圧倒的な力、もしそれがあの時有れば家族は死ななかったかもしれない、そうとさえ思える力。
だがそれ以上に彼らの機動……特に単独でディンを落とした機体の機動に見惚れていた。
力強い機動、風を従え、風に乗り、風を制するその機動、それに見惚れた。
……目の前を、その機体が飛んでいる。
『０１３』というナンバーが刻まれた機首の上部、ぽつぽつと穿たれた穴からは白い光が点滅している。
「……こっちを、見てる」
なんとなくそう思っただけだ。しかしそれは半ば確信に近かった。
それを証明するように、目の前の機体は軽く翼を揺らす。
少年はただその翼を見続けた。
その邂逅は、空港に近づくまで続いた。

着陸する為に高度を下げていく旅客機、それから離れる戦闘機。
黄色の翼は上へ上へと消えていく。
それが少年には名残惜しかった。
そして、思った。
もう一度、あの翼と同じ所、同じ視点に立ちたい、と。
去っていく５匹の鋼の巨鳥を見て、空っぽになっていたはずの少年の心には何かが生まれていた。
こうしてシン・アスカは、黄色の翼を持つ鷲（アクィラ）に出会ったのだ。

戦闘書くの難しい、という話を何処のスレでも目にしたりするけどやっぱり難しい。
ＡＣ初心者にソーサラー隊撃破しろって言うぐらい難しい。
なんというか、その戦闘の流れとか雰囲気を出せない、というか何と言うか。
なんかツッコミやこうすれば良いってのが有ればお願いしたいなぁ……。

とりあえず次の選択肢。
本編でも同じだけど、いくら難民受け入れていようが、身寄りのない１４歳の少年を頼る当てのないまま送るとは思えないんだが。
という事で条約機構行きをすすめてくれた軍人がその国に居る知り合いに紹介状を書いていてくれたとしよう。
さて、誰にする？

１．藍鷺（いきなり出会うルート）
２．よぅ、相棒（ゲスト出演ルート）
３．趣味はポロ（何故生きてるかは気にしないルート）

さぁ、どれにする。先着５名で。

１でいいと思います
心配してきたとか…

３番かな、シンとPJの掛け合いも見てみたい

《２だ、臆病者！》

２

よしここは　　３♪ｗ

先着人数が微妙な人数でほっとしたぜｗ

票が割れたか……（汗
ならばIDで決めようか。
IDの中の最初の数字が偶数なら２、奇数なら３だ。

という訳で２で確定と。
……何時になるかな。

投票しようと思ったらトイレ行ってる間に埋まったOTZ

GJ！
ワイヴァーンキタコレ！！

藍鷺と会うんですか…
シンに騎士道精神を叩き込むんでしょうね
wktk

《Mobius>>85、>>82をよく見るんだ》

>>86
＞１．藍鷺（いきなり出会うルート）
こう書いてあったからいずれにせよ出会うと読んだのだけど
…ち、違いました？オロオロ

あ、ホントだ。すまなかった。

もしかしてプライドに生きるエ−スになるのかな。

ようやっと一話書き終えた…投下いきます！
前半部がえらい黒々としてしまっていますorz

１１話　第二次Ｂ７Ｒ制宙戦――前

スカンジナビア及びオーブのカガリ・ユラ・アスハのプラン反対の表明。
それと同時期に大西洋連邦のアルザッヘル基地が攻撃された。

モニターに映るのは、その直前に基地から脱出した者がその近くで映したという映像…
アルザッヘル基地がレクイエムによって消滅した瞬間のものが映されていた。

このニュースによると脱出した彼らはジャンク屋、近くの宇宙船などにひろわれたそうだ。
これは、ダイダロス基地をザフトが占拠したことを知った大統領が、万が一のために救援を求めていたらしい。
残念なことに大統領自身はデュランダル議長へプランの詳しい説明を求め続けながら、『自分が出るのは最後だ』
そういって最後まで残り、彼と共に残った者たちと攻撃を浴び戦死した。
こうニュースキャスターは発表する。

その映像を隣で見ていたＰＪが叫んだ。

「――何やってんだよ…戦争はもう終わったんじゃないのかよ！」

…ＰＪの気持ちは分かるが、先のデュランダル議長の演説はプラン導入に相当の自信をみてとれた。
その果てにあるのは、反対する者に対し武力行使さえ辞さないだろうと冷め切った思考に浮かんだ。
…それが現実になった…ただそれだけだ。

そしてこの映像・ニュースを見た者はもう誰も彼に従おうとはしないだろう…。
何を考えてあの議長はこんなことをしている？

そんなことを考えていると次の作戦への呼び出しが掛かった…


―――ブリーフィングルーム

「緊急出撃命令だ。残念ながらプラント・デュランダル議長の暴挙によって見え始めていた平和は破られた。
　我々ユーラシア連邦は同盟国・大西洋連邦コープランド大統領の遺志を継ぎ、プラン反対を決定した。
　プラント絶対防衛戦略宙域Ｂ７Ｒに於き　司令部はオーブ軍による 大規模な戦闘が展開されると見ている。
　我々もその戦闘に参加する！！

　Ｂ７Ｒ――通称『円卓』の存在は 先の戦争からプラントの政治的、軍事的、産業的強大さの象徴とされていた。
　しかしながら、本日正午より電撃的に決行されたバトルアクス作戦と共に
　連合軍はこの不可侵条約の永久破棄を国際会議場で正式表明、Ｂ７Ｒ進撃を開始した。

　先鋒には現在の政局を踏まえた上で、諸君ら傭兵部隊を送る。
　今作戦の成否如何でこの戦争自体に本当の意味で、終止符を打つ機会を得ることができる――諸君の健闘を祈る」

作戦主旨の説明の後、細かい敵軍侵攻予想を聞き、皆いっせいにブリーフィングルームを出る
各員戦闘準備をし母艦に乗り込む。


―――現場の人間・大衆に知る由もないが、実は既にユーラシア連邦政府を含めた連合各国は独自の調査、
大西洋連邦よりもたらされた情報で、プランの真相を知ることとなった。
だが、"ＳＥＥＤを持つ者"――救世主を立てるためなどという荒唐無稽な話しを明かしてしまったら、
それこそ第二のＧＧ騒ぎになりかねない。

また、ロゴス討伐の騒ぎの中"ロックフェラー"、"ロスチャイルド"、"アズラエル"などロゴスに席を置く
多国籍企業は実のところ、民衆の攻撃を受けてなどいなかったが、
いくら疲弊したからといってロゴス討伐に参加した各国は建前上、彼らに頼るわけにはいかなくなった。

――そこで、いま彼らが頼るべきはロゴスに変わり、オーブ・プラントなどの資本となる。
その元首らの機嫌を損ねることは上策ではない。

これら政治的判断の基、各国の対応は遅れ、最終的に真実を隠すことを決める。
水面下で各国はその足並みをそろえるために行なっていた、やり取りのために出た対応の遅れなのだが、
それをわかっていないのは真っ先に反対声名を行なったオーブ程度のもの…。
――国家間において真の友人はいない――
そういったことを理解していたセイランを失ったオーブは、ただの金づるとしてしか見られていなかった。

―――Ｂ７Ｒ手前

作戦宙域まであと少し…
整備兵と共に機体の最終チェックを行い、コックピットにおさまっている
先のブリーフィングを思い出す…

『先鋒には現在の政局を踏まえた上で、諸君ら傭兵部隊を送る』

つまり――仮にラクス・クラインが負けても『傭兵部隊が勝手にやった』で済ます…か。
まあ、お似合いの任務だ。だが、この作戦が成功すれば戦争も終わるだろう…

そんなことを考えていると自分の前に発進するＰＪが出て行った…行くか――
発進時のＧが心地よい。そう思いながら母艦を後にした

――Ｂ７Ｒ

戦端はすでに開かれていた…
先の戦争からラクス・クライン乗艦とされているエターナル――その周りには何隻ものザフトの戦艦がいた
前の時もそうだが、こいつには妙に人が…主にコーディネーターがよく懐く…もっともオレにはそんな気はないが…

その艦隊の先頭でオーブでやりあったＳ・フリーダムがミーティアをつけて一方的な攻撃を行なっている
敵の数減らしてくれるのは助かる…それにしてもやられている奴らの回避が甘い
攻撃モーションを取った瞬間に金縛りにでもあっているように見える…新型のコンピューターウイルスでも積んでるのか？

そう思って辺りを見回す――どうやらそんなものはないようだ…ほかの者は普通に戦っている。
あの機体だけについているのかもしれない…戦争終わったら是非見せてもらいたい
そんなことを考えているとこっちにもお客さんが来た

≪キサマが"円卓の鬼神"か？ここを飛ぶなど許さん　その名は我々ザフトに返上してもらう！≫

そういってこっちに向かってくる、ザクウォーリアーの攻撃をかわし蹴りを入れて体勢を崩す

「ＰＪ、撃て」
≪了解……敵機撃墜！――サイファーの臨機応変な戦い　俺だってやってやる≫

ＰＪが敵機を射抜く。ザフトのエース部隊との演習後、落とされたのがよほど悔しかったらしく
少数対多数の研究をやっていたのだろう、動きに無駄がなくなってきていた…

≪ここで戦争は終わらせる。この戦場…ピクシーならどう飛ぶ≫
「…ＰＪ、"ピクシーなら"じゃない、お前のルールで飛べ」

新生ガルム隊として飛び始めた頃から、ピクシーと似た機動をしながら飛んでいたが、そういうことか
誰かと同じことをやる――そんなことを考えながら飛んでいたか…はっきり言って危うい

「いいか？自分のやり方を見つけろ。…どうやらこっちにも来るな…ＰＪ離れるなよ。」
≪…分かりました。　ガルム２　エンゲージ！≫

返事を聞き３，４番のウイングを放出する、後続部隊が来た

≪我々はキサマが落としてきたナチュラルと違う　ザフトを甘く見るな！≫
≪キサマにその名は似合わん。その名、俺がもらう≫
≪時代の節目が分からないのか！？ならば堕ちろ！≫

自分たちは違う…名誉欲…英雄気取り…プラントのコーディネーターはロクなのがいない
そんな理屈で人を殺すために空に戦争を持ち込むな…交戦に入った――

―――

"フッケバイン"はシュヴァルツェ隊の追撃をかわしつつ、ようやっとＢ７Ｒの手前まで来た
艦隊の先頭…旗艦の位置を確認し、そちら側に向かおうとしたとき――閃光が走った

――ネオ・ジェネシスが発射された
…間に合わなかった。目の前でオーブの艦隊の大多数が消失していった
それでも、まだ終わってはいないと彼はそのまま"円卓"に入った

―――


交戦に入って数分…自分が最初に敵を落としてからレーダーで捉えられる範囲の敵はほとんど落とした
――状況を確認する

「ＰＪもっと奥の区域に進むぞ。状況を報告しろ」
≪こちらガルム２、バッテリー残量８割…９割近く……問題ありません――え？≫

…確認をしていたところで後方の艦隊――主にオーブの艦隊が消失した

≪何だコレは！！一体何が起こった？≫
≪こちら、ハートブレイクワン。隊長、応答してくれ！！いつもの軽口はどうした！？≫
≪管制官、応答しろ！状況を報告しろ！≫
≪あ、ああ、オレの母艦が…≫

味方の無線から士気が下がっていくのが分かる…
だが、ここで引いたら確実に死ぬ

「ＰＪ、次が来るぞ！切り替えろ！」
≪は、はい！！≫

近くに物凄い武装を積んだストライクが来た…そいつはぶっきらぼうに

≪お前が"円卓の鬼神"か？手を貸してもらうぞ。ソーサラー隊、ここが踏ん張りどころだ！押し返せ！！≫
「…了解、援護する…」

第二波との交戦に突入した――
こいつらも先の奴らと変わらず同じようなことをいってくる…

≪敵は息絶え絶えだ！このまま止めを刺すぞ！！≫
≪お前の悪運もここまでだ"鬼神"≫
≪議長の言うことを理解できないナチュラルのゴミどもめ、死ね！≫

弱く見えるものに自分を大きく見せようとするバカ…反吐が出る
敵は１５〜２０か…

「ＰＪ、機体の変形を生かして敵を錯乱させろ！オレは中央に突っ込む。ソーサラー隊だったか？
　貴隊は長距離攻撃が得意と見た！後方から狙撃を頼む」
≪任せてください≫
≪…分かった≫

指示を出し終え一気に突っ込む
それに動揺した敵をソーサラー隊が落としていく。そんな形がいつの間にか出来て５分で２５機ほどを落とした

今度こそ一息つけると思ったところで、回復した指令系統から命令が来た…

≪ガルム隊、様子が変なヤツラが来る！警戒しろ！！≫

まだ終わってはくれないらしい…

あとがきの酒場――ラクスとかの口調の練習…

626（以後：�E）
「今回の話はこんなものだな…やっと次、あるいはその次あたりで種死本編が終わりそうだ。
　それにしても何でダイダロスのあの攻撃の後、本編では大西洋プロパガンダしなかったんだろう？
　小難しい話しもそろそろ終わりに出来る…無理か…ん？」

どか！ドカ！！どか！！！バタン

カガリ（以後：カ）「おい、『それをわかっていないのは〜』このくだり…コレはなんだ！！」
�E「…その前の文章の意味分かるか？なぜ、"アズラエル"などが攻撃を受けなかったか…とか」
カ「………………？」

�E「ユニウスセブン落しから庇った…地元の人間を守ったからだよ。企業が社員を守るのは当然のことだ。
　　社員を死なすなんて企業にとったら何よりもの不利益なんだから。
　　モルゲンレーテも何故、国民を庇わないアスハの味方をするのか分からん…」

ゴルト１（以後：ｇ１）「それが分からないのは、あの父親にして子ありといったところだな。」

カ「お父様を侮辱するか！！確かに…私には至らないところがある。だが、お父様の侮辱は許さないぞ！！」

ウィザート１（以後：ｗ１）
「気楽だな…そうやって『お父様、お父様』そう言ってればいいのか？…コレだから"お姫様"は…
　自分の中立発言に酔った、あのナルシスト・ウズミを侮辱するな？笑わせてくれる。」

ｇ１「企業もそうなら、国のトップもまず国民の安全を第一に考える。アスハもそうだが
　　ラクス・クラインもプラントが疲弊したこの時期に母国に攻め入るのだ。政治家として訳がわからない」

�E「…そのくせ、何故に支持率９０％オーバーというのも分からないですよね。
　　Ｄプラン反対の根拠はいい加減だし…」

ｇ１「自分で調べようとせず、私が肝心な部分を省いたノートとラクスの物言いを基に「理念に反する」との反対だからな。
　　まともな国なら相手に出されたことを鵜呑みにするのではなく、吟味してからはじめてものを言うものだ。」

ｗ１「そんなお前らバカに漬け込んで、あれこれする欲の亡者を葬るために我々がいる」
カ「なんだと！？」
�E「…そのとおりなんだけど、ちょっと言いすぎなのでは？」

カ「い、言わせておけば、お前ら…いけしゃあしゃあと―――」
ピンク「カガリさん落ち着いて、…何かおっしゃいましたか？」

ｗ１「いたのか？yesマンのみで固めたソフィストは便利な耳をお持ちだな。都合の悪いことは聞こえんらしい」
�E「まあ、無印の頃からだけどね…」
ｇ１「酒がまずくなった。これ以上語ることはない。我々"国境なき世界"は行動で示すのみ」
　　　スタスタ…

ピンク「待ちなさい。まだ話は終わっていませんわ…。ああ…何故皆さん話し合わないのでしょうか？
　　　悲しいことですが、またキラの力を借りることになりそうですわね。」
�E「それ…いつものことだろ。そもそもお前は誰よりも話を聞いてない。そういうところが…」
黒子三人『また、お前か…ラクス様のお話をみっちりと聞く必要がありそうだな』
カ「私も仲間に入れろ！」
�E「こいつら――力で勝てないゴルト達いなくなったら実力行使かよ！！あｑｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；＠！！！」
　　ドサ…ズルズル

ＰＪ「626は空気、読めないすねー。作者に都合の良いコト書かせたいから拉致るに決まってるじゃないですか」
一同（思考）『お前が言うか…』
ピクシー「まあ、あの、したたかなのが洗脳されることはないだろう」

サイファー「さて、メビウス１あたりに捜索願いだすか…。それにしてもやってること本編と同じだなあいつら…」
ＰＪ「い、いやすぐに助けなきゃ…グギャ！！」
ズボフ「お前も空気を読めないヤツだな…ここは憩いの場だ。いちいち仕事を持ち込むな。」

そんなむちゃくちゃな理屈で今日も酒場は平和？である
その後メビウス中隊が到着した時、積んでいた兵装が燃料気化爆弾、ナパームのため、皆慌てふためくのは別の話…

キラ「"鬼神"もたいしたことないよね。僕は二分で戦艦とＭＳ２５機、倒したよ♪」

本当の意味で空気が読めないヤツに答えるものは誰もいなかった…

ということで酒場も終わりです
…酒場が妙に長くなってしまったすみませんorz

>>75氏
自分も戦闘書くの苦手です…お互いがんばりましょう

GJ！！！
だんだんと「終わりの始まり」の幕開けが近づいてきましたな。

《……徹夜はいけないな、徹夜は。ブロンズウィング狙って頑張ってたからって》
《選択肢の１を書き間違えた。どう書き間違えたかは聞かないで欲しい。さよならライアー》
《しかし書いてしまった以上、藍鷺との出会いは設ける予定》
《さて、とりあえず次回を書こう次回を》

>>626氏
ついにＢＲ７開戦、と。
サイファーは、ＰＪは、凶鳥にハゲタカにダブル変態の片割れはどう飛ぶのか。
楽しみにしております。
量子ウィルスで相手の機体に悪影響を与えられるなら、やっぱ動きを止めるよな……などと思いつつ。

>>97
昔、「空気読んで下さい」という言葉に「じゃあ俺が空気だって事で」と返した先輩が居たよ……。

wiki、登録しても良さそうなので順次やっていこうかと。
とりあえず長期連載してる職人さんのからかな。

ＧＪ！
原作で不可解だった政治面がうまくまとまっててよかったです。
やっぱりプラントに引き籠ってるコーディネーターはダメダメだな。
キラの攻撃でいい的になってる雑魚はなんか裏がありそうな描写だなあ。

>>100,>>102

＞量子ウィルスで相手の機体に悪影響を与えられるなら、やっぱ動きを止めるよな
＞キラの攻撃でいい的になってる雑魚はなんか裏がありそうな描写だなあ。


まあ、そうなんですけど…ちなみに今回の話で止まっている理由は"嫁補正"です。Aceと戦うと消滅します。
自分は露骨に動きを止めるプログラムだとそれなりに優秀な…
赤服クラス以上になるとあっさりと持ち直すだろうと思っています。

ですので、その考えに加えAceZEROの作風を活かすためということで、
先に出したウィザード隊は、単純でそう簡単に破ることは出来ない残像のウイルスを使っています。
単純なもののため遠くからでも感染させることが出来るため、反応の早い――接近戦の強いコーディとなるだけ戦わないコトができます。
これらは、ウィザードが編み出した"ナチュラル"が"コーディ"に勝つための戦術のひとつと考えてください。
「強化とかしなくてもナチュラルは勝てるんです」ということです。

>>103
キラが念力で止めてるのかと思ったぜ。

この話かいてて浮かんだウソ分岐…いろいろと台無し
（出せないロト、グリューン、インディゴ、ゲルプ隊の皆様の出番）

≪真の歌姫が戻る。暗号座標フラジャイル。繰り返す。真の歌姫が戻る。≫
≪こちらはエターナル。ラクス・クラインです。中継ステーションを護衛するザフト軍兵士に通告いたします。
　わたくし達はこれより、その無用な大量破壊兵器の排除を開始します≫

この二つの無線によりザフトには動揺が走る――だが、それに流されない者たちがいた

≪ロト１より各機　裏切り者どもを全機落すぞ≫
≪了解≫

―――

≪こちらグリューン２　相手はクラインだ≫
≪あの裏切り者か…楽しませてもらうとするか≫

―――

≪インディゴ１から各機へ　目標を確認　攻撃を開始する≫

―――

≪それは人が守らねばならないものでも、戦うのために必要なものでもありません。
　平和のためにとその軍服を纏った誇りがまだその身にあるのなら、道を空けなさい！≫

≪ゲルプ２ 不愉快な電波を止めるぞ…せめて もう少し早く くることができればな≫

≪私達はそのために ここに来たのです≫

赤いブラストインパルス、緑のフォースインパルス、藍のソードインパルス
そして黄色を基調とした迷彩色のデスティニーインパルスの部隊が散った

≪戦闘をやめ、道を空けなさい　このようなものをもうどこに向けてであれ、人は撃ってはならないのです。下がりなさい！≫

彼らはこのどうしようもない物言いに対し、怒った彼らは無線を開く

≪我々はプラントという国を背負っている。オーブにいたお前が口を出すことではない≫
≪よそ者が何を言うつもりだ！？≫
≪議長の行為は納得できん。だが、プラントのこの惨状がわからないのかね？騎士道の風上にも置けん行為だ！≫
≪平和のためにその場にいるのならば、まず持つべきは対話だろう？≫

１０数分後……ラクス・クラインと裏切り者達のクーデターは終焉を迎えた
オペレーターが歓声を上げる
「議長！！やりましたよ！全滅です」
「え…ああ…そうだな（ま、まさかこんなことになるとは…）」

彼らによって世界の思惑は崩された…

いろいろと台無しだ…ホントorz

＞「え…ああ…そうだな（ま、まさかこんなことになるとは…）」
なんともいえない顔をしているのが頭に浮かんだぜｗ

ＧＪ！

ワロタｗ
お見事ｗｗ

デュランダル(どっ、どないしよ！？)

議長　「こんなにすんなり行くんだったらあんな芝居がかった事しなけりゃよかったなぁ。自軍の戦力把握は大事だな･･･」

>>107
この後議長罷免要求→プラント新政権に→改めて「醜いパイの奪い合いだ」→奴らの好きな殺し合いで正義を決める
→連合・ＺＡＦＴのエース部隊（猟犬・赤・緑・藍・黄）同時出撃、黄金・魔術・妖術・蜘蛛とのガチバトル
とか有りそうだと思った。

626です テスト

Zeroの後に空軍が再編されるとしたら、戻って来るエースはどのくらい居るんだろうか。
まず死んだ金や、追われてたりする黒、刑務所にいる魔術はないだろう。
剣、黄、銀、妖術もインタビュー見る限り空に戻る気はなさそうだ。
藍は事業が忙しくて戻れない可能性が高い。
ピクシーは決戦の時の怪我が元で戦闘機乗り引退して歩兵してるって聞いた気もする。
となると、緑と雪、赤ぐらいだろうか？

スレ違いどころか板違いなのは重々承知しているがFate/Zero2巻の鋼屋氏のコメントがｗ
ttp://www.fate-zero.com/

既出

>>116
俺乗遅れてるから、笑ってしまった、
まんまじゃんｗ

まさかラリーがエロゲに関わっていたとは。
・・・え？違う？

ここで聞いても良いものか……ZeroのアサルトレコードNo.112「Riese」ってどうやりゃ出るんだ？
得点１万稼いで西に居るMig-31に接敵しても出て来ないんだ……。

Ｍルート？

>>120
ttp://benzo.sakura.ne.jp/static/aczero/No112.html

シュヴァルツェ隊のＭＳ、何に乗せようか考えてなかった…何がいいと思います？
あと、作品名込みの名前試してみたけどいまいち…
この二つ…皆様の知恵を貸してください…お願いしますorz

>>123
シュヴァルツェ隊と聞いてぱっと頭の中に浮かんだのは、ゲイツ（Ｒじゃなくて）
タイトルは・・・・思い浮かばなかったorz

こんなもんでよければ(^^;

>>123
Mig-31みたいな速度重視の量産型って機体は種死にないですからね。
旧式ですがジン・ハイマニューバにハイマニューバ弐型のビームカービン＋ジェネレーターとか。
後はオリジナルになっちゃいますが、ゲイツ辺りをハイマニューバにした型とか。

タイトルはベタですが『GALM in CE』とか？
……ボキャブラリー少なくてすみません。

ゲイツにＤインパルスのウイングつけちゃうとか…
ボンボンの漫画にジャスティスのバックパックつけたゲイツがいた筈だし

>>126
フリーダムやジャスティスの武装試験用のゲイツカスタムだな。
ＰＳ装甲も装備してるが核分裂炉を搭載していなかった為、稼働時間が極端に短い。
そのためヤキンでは基地から直接電力コードをつないだ、と。
稼動時間は伸びたが、動ける範囲が狭まった為それで撃破されたんだっけ？
一応ＴＶ版だかＭＳＶのプロモでも少し映ってたらしい。

新しいエースの名前

ストーム１
たった一人で宇宙戦艦とか宇宙怪獣とか宇宙ロボットを倒す凄腕

>>122
ｔｈｘ。これでＨＡＲＤまでに出て来るアサルトレコード埋まったー。

>>128
……待て、それは地球防衛軍だ。

業務（まだしてないけど）連絡ー。
５７９氏、７９４氏も作品のタイトル決まっておられるなら教えて頂けると嬉しいな、と。

626　よし、タイトルはこれで行こう

あれ？上手くいかないもう一回

>>129
ちぃ！　バレタカｗｗｗｗｗ

地球防衛軍２の最終ステージは個人的に好きだがな！！

>>133
あれナナイロビームがまぶしくて…

ビーム自体は3色しかないんだぜ。プラズマ球入れても4色か
しかしあの圧倒的な弾幕、特にINFでは絶望するしかなかったものよ
まぁIMPまでやったけど

話題が違う・・・・・・誰かサンダーヘッドを呼んできてくれ！

≪こちらサンダーヘッド、死後は慎めと何度言わせる≫

<<うるせぇ！石頭！！勝手に殺すな！？>>

空はメビウス１が守り、地はストーム１が駆ける
海は…第零遊撃部隊？ｗ

<<ﾃﾞｨｽｲｽﾞｻﾞﾅｲｱｱｱｱｱｱｱｱｯﾄﾞ>>

第零遊撃部隊は反則（；´Д｀）
重力弾や反物質砲は流石にかわせないかと・・・

でもあれに出てくる超兵器はＡＣシリーズに来ても
見劣りはしなさそうだなぁと思った俺ガイル（アヒルとか除く）

794です。
名前チェック。

第４話投下します。

in Erusea


建造後の駆逐艦の脇に立つ一人の男。駆逐艦は新品同様だが、作業員がいろいろとチェックを行っている。
男は軍服姿で、自らが乗るであろう艦をじっと見つめている。
その男に、副官らしき男が近づいてくる。

「艦長、作業は順調です。もうじきこの船も海に出られますよ」

副官は報告を入れる。

「うむ。・・・・しかし、こちらに来ても艦長をすることになろうとは。
むこうでは勝てなかったが」
「われわれも皆同じ気持ちです。こちらでは、絶対に負け戦はしません。
あちらで乗っていた人員全てがこの艦に乗りますので、連携は心配ないでしょう」
「そうだな。我々も艦隊に合流して、すぐに出撃したいものだ。この戦争もエイギル艦隊が出れば全て終わる。
・・・今度こそ、我々の手で勝利を掴もう」
「了解です、アデス艦長」

アデスは再び、乗ることになる艦、駆逐艦"ヴェザリウス"を見上げる。

――第四話――
空中回廊の遮断



「エルジアの野郎共！！なめたことしやがるぜ！まったく・・・」

ヴァイパー７が罵声を上げる。理由は、エルジア軍が少数の護衛だけでコンベース港へ物資を、
しかも俺たちの眼前を空輸しているからだ。これには隊長も頭にきているようで、
その報告が来た後は、ものすごい殺気が漂っていた。
前回の作戦の成功のおかげで、残存戦力のほとんどの撤退を完了した、いまだに敗北の危機感が漂う
我らがＩＳＡＦに残った最大の問題、それがエイギル艦隊だ。この艦隊が出港したら最後、
ＩＳＡＦの敗北になるのは間違いない。そのエイギル艦隊が今いるコンベース港への物資の輸送。
十中八九間違いなくエイギル艦隊への荷物だ。これを止めることは大きな意味がある。

総司令部も目と鼻の先を輸送されることはプライドが許さなかったのであろう。
すぐに俺たちに出撃命令が出た。

「作戦名は『ハンティングホーク』、決行日時は１１月７日１２２６時。今の俺たちには兵装が不足している。
なんとかスパローは数発確保できたが、それらはスパローをつまないと明らかに兵装が少なくなる
レイピアとメビウス１にまわされる。俺たちやオメガはサイドワインダーを満載、ヘイローはＲ−７３か。
久々の対空任務だ。気を引き締めていこう」

いつになくとっとと詳細を報告した隊長。やっぱり・・・・

「なぁ、ハイネ。やっぱ隊長頭に来てんのかな」
「そりゃぁ、あんなことされたら頭にきてもおかしくないだろ」

隊長には珍しく早く出せというオーラが漂っていた。


当日、俺たちは基地を発進、編隊を組み相手が通ると予想されるエリアへ向かう。

「スカイアイより各機へ。目標は敵輸送機だ。一機も逃すな」

スカイアイには珍しく単純明快な説明。すぐに敵機をレーダー上に捕らえた。

やはりＦ−１６はタイガー�Uとは違う。サイドスティックやリクライニングしたシートは訓練のとき驚いたが、
今ではしっかりと慣れている。レーダーの性能も明らかに上だ。
全機がドロップタンクを放棄、射程に入ったためかすぐにこちらからミサイルが飛んでいく。

「レイピア１、フォックス１！」
「レイピア４、フォックス１！」
「メビウス１、フォックス１！」

なんとなく自分のより端的でかっこよく感じる…

スパローが敵機へ向かっていく。その隙に俺たちが敵機の懐へ飛び込む。
だが、敵機に近づくにつれて、レーダーに波のようなものが出てきた。
その波は近づくほど間隔が短くなり、波の間からなら見えるものの、敵機を覆い隠してしまっていた。
これは・・・・・

「ヴァイパー１より各機。ジャミングを確認。敵機の中に電子戦機がいるぞ」
「オメガ１１よりヴァイパー１、位置が確認できないぞ！」
「こちらスカイアイ、ジャミングの方向に電子戦機がいる。戦力を分散させ、電子戦機を撃墜、
ジャミングを解除せよ」
「ヴァイパー１了解。ヴァイパー３、６と一緒に電子戦機を落として来い。
ヘイロー、そちらも分けてくれると助かる」
「こちらへイロー１、了解だ。それじゃあ・・・」
「僕が行きます。ヴァイパー３、６、行きましょう」
「了解だ、ヘイロー２」

このやり取りの間に敵機が何機か撃墜された。

「メビウス１、スプラッシュ２！」
「レイピア１だ。かわされた！」
「レイピア４スプラッシュ１！」

このジャミングでもいかれてるのはレーダーだけのようだ。発見できればロックできる。
俺たちは電子戦機を落としに行く。

「こちらスカイアイ、ジャミングの発生源から予想される電子戦機の数は２。
一機目の方位は３４５、まもなく視認できるはずだ」

波の間からは戦闘機が何機か確認できた。こちらに向かってきている。

「電子戦機の前に戦闘機をやりましょう。危険は避けるべきです」

ニコルから提案が来る。まったくもって正しい。

「そうしよう。・・・・・ヴァイパー６、敵機視認！数は２、１時の方向だ！エンゲージ！」
「ヴァイパー３、エンゲージ！」
「ヘイロー２、エンゲージ！」

敵機とすれ違う。機種はＭｉｇ−２９だった。ニコルと同じか・・・。
ニコルは右へとブレイク、敵機の後ろを押さえようとする。しかしもう一機に後ろを取られる。

「ヘイロー２、後ろだ！」

ニコルは思っても見なかった行動にでた。エアブレーキを開き、速度を落とす。
いきなりの減速に敵機はたまらずオーバーシュート、そこをニコルに撃墜される。

「ヘイロー２、スプラッシュ１！」
「ヴァイパー６、フォックス２！」

ハイネのミサイルは一直線に敵機へ。被弾した敵機は墜落していく。
その間に俺は電子戦機を視認していた。
的はでかい。機銃を使う。弾は敵機に次々と突き刺さる。爆散。
その瞬間にレーダーには回復したエリアが表示されていた。

「ヴァイパー３、スプラッシュ１！」

敵機の数は大分減っている。あのジャミング下でも落とせたらしい。
また２機、レーダーから消える。

「メビウス１、ターゲット撃墜！」
「ヴァイパー１、スプラッシュ２」

すぐにスカイアイから次の電子戦機への進路が来る。

「こちらスカイアイ。２機目はそちらの４時方向。回復したエリアから敵機が向かってきている。
警戒しろ」
「こちらヴァイパー６、了解だ！｣
「こちらヘイロー２、急ぎましょう！」

俺たちはアフターバーナーに点火。Ｆ−５とは比べ物にならない加速Ｇがかかる。
その間にも撃墜のコール。

「オメガ１１、スプラッシュ２！やったぜ！」
「メビウス１、スプラッシュ３！」
「レイピア１、こちら４。７時の方向から敵機が向かっている！」
「大丈夫だ、見えてる。誰かやってくれ！」
「了解だ。ヴァイパー２、フォックス２！・・・撃墜！」

敵機を視認。電子戦機の周りを戦闘機が飛んでいる。こちらに機首を向ける。
数は４、機種はおそらくミラージュだ。

「ヴァイパー６、電子戦機を！僕たちで敵はひきつけます！」
「了解だ！任せたぜ！」

ハイネは急上昇。上から狙うらしい。
コクピット内に警告が響く。捕捉されたようだ。
俺はサイドスティックを操り、パワーダイブ。ロックを振り切り、降下の加速力で敵機を捕らえる。
正面に２機。ニコルもひきつけている。

「ヴァイパー３、フォックス２！」
「ヘイロー２、フォックス２！」

Ｆ−１６から放たれた２発のサイドワインダーは敵機を捕らえる。
空中に火球が３。ニコルも１機やったらしい。さらにハイネも電子戦機をやる。
レーダーが完全に回復した。

「スカイアイより各機へ。レーダーが回復した。輸送機を狙え！」

ニコルがまた落とす。ターゲットは・・・・向かうまでもないようだ。
今までの鬱憤を晴らすがごとく敵機に友軍が群がる。まもなくレーダー上から
敵機のシンボルは消えた。

「スカイアイ、こちらオメガ１。任務終了だ。帰還する」

その後、基地に戻った俺たちはいつもの騒ぎを起こした。
その間にヴァイパー７に呼ばれる。

「なんすか？」
「いいからいいから！」

意味も分からずにやけているヴァイパー７に近づく。
しかしそれが命取りになった。ヘッドロックをかけられ、頭からシャンパンをかけられる。

「ちょ、なんだよ！」
「この野郎！俺の撃墜記録を抜きやがって！今度は絶対に勝つ！」

次の日になってもシャンパンくさい頭に俺は思わず頭を抱えた。

投下完了。
敵方にもＣＥのひと出してみましたが
ニヤニヤできましたでしょうか？
彼がＣＥ界で戦死したのはシンたちにしてみれば２年前ですが、
それより前に飛んできた設定です。
彼らはこの後エイギル艦隊に合流します。アデスの口調分からん。
以上、長文駄文失礼しました。

ＧＪですというかオメガ１１が敵落としてるし…
向こう側にアデスさん出てきたし続き楽しみです

…邪魔してしまった……ごめんなさい　ホントごめんなさいorz
穴でも掘って埋まってきます

アデス艦長はイアン艦長と同じくらい地味な人だったからなぁ……それでもにやにやするんですが。
いきなり死にそうなポジションですけど（苦笑

後、艦の名前がヴェザリウスになっていましたがヴェサリウスの書き間違いでしょうか？
書き間違いでしたらwikiに乗せる時は修正しておきますけど。

wikiの方はとりあえずタイトル頁だけ編集、ぼちぼち中身も編集してきます。

ＧＪ！だー！

>>151氏
お気になさらずにｗやっぱあの人は敵を落とさないべきでしょうか？
>>152氏
資料で確認したところ”ヴェサリウス”でしたねorz
てか、wikiにのるんですか？俺なんかのが・・・。
載せるときは修正していただくとありがたいです。

>>154修正
誤：修正していただくと
正：修正していただければ

誤用法だよorz

>>151
そこで
<<ハハハ、挟まっちまったぜ！>>
と返せないようではまだまだ未熟也

3をやった事がないというのなら罰としてこの機会にやるよーに

ホントにwiki倉庫に載ってるよ…
しかも１番上が自分のだし……(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

>>152氏
自分のヤツの第一話のタイトル"制空戦"じゃなくて"制宙戦"です
スイマセン自分間違えて書いてたみたいです

>>152
乙です！

>>626氏＆>>794氏
了解、修正しておきます。
wikiいじるのに手間取ってきたので難易度エキスパートのウィザード隊に挑んで来ようか……
散弾味噌がなきゃミッション１５まで来れない強さの雑魚わらわらだったから凄ぇ怖い。

>>159氏
乙＆掲載どうもです。
ほんとにのってるよ〜Σ(・ω・ﾉ)ﾉ

連日のＳＳ投下がたまらん、ハァハァ(;´Д｀)
メビウス１を掘ってくる。

どうも自分の過去書いたのが誤字とか気になって仕方がない…
手直ししたのをまたうｐしてしまってもいいでしょうか？
大体１００ＫＢくらいになってしまうのだけど…

ウィザードとアヴァロンとピクシーをヤってきました。
ありがとう散弾味噌。

>>162
何処が誤字かだけ書いてもらっても大丈夫かな、と。
もしくは修正したヤツをＴＸＴファイルでwikiやカサマツのアップローダーにアップして貰えれば。

ちびちびと更新開始したり。
後、アサルトレコードではじめてReiherを見る。確かに黄色中隊だった……。

……と、追記。
とりあえず７９４氏のヤツから上げてる訳ですが、アレでよろしいでしょうか？
修正すべき箇所があったら指摘よろしくお願いします。

>>163
了解、今日か明日にでも…

失礼、名前振り忘れました

>>124
遅レスだが
イージスタイプの機体はどうだ？
もしくはハイマニューバ�Uと同等にグレードアップした強行偵察型ジンを改造した機体とか。

＞強行偵察型ジン
勘弁してくれ。
あんな存在意義が分からない機体に乗せてくれるなよ……

センサーは強力（それを使いこなすための複座）、そのセンサーと連動した長距離兵器、スラスターも強力・・・で結構イメージに合ってると思うがな。
旧大戦時偵察型として開発されたものの役立たず、しかし大戦後高速迎撃機としての価値を認められ改装されたとか。

>>165
改訂版wikiｓｓ倉庫アップローダーにうｐしました
パスワードは『b7r』です　倉庫にうｐされ始めたら削除します
あとタイトル後半部＃のあとを数分とはいえうっかりうｐしてしまったので
後半部変更します…orz

<<やい！俺たちも乗せろ！>>

これワロタ

>>165氏
全て間違いなく上がってますよｗ
掲載乙です。

>>168〜>>170
シュヴァルツェ隊は…リジェネレイトとか？
………しっくりこない……筆が進まない
どうしようorz

核ゲイツとかテスタメントとかは？
テスタメントはこの話の中では、連合に奪われて無いッぽいからバチルス抜きになるが。

wikiのヤツです。トリップテストー。

Ｒｚ……ラーズグリーズ？（ぉぃ

>>174
ＴＸＴファイル、ダウンロードしました。
シュバルツェ隊はエスケープキラーですが、吹き溜まりのような感じですよね。
他のエース部隊ならともかく、Ｇタイプのようなワンオフ機を８機も受け取れるか不安だったり。
単なる私見なのですが（汗

>>177
乙です！！ファイルのほうはついさっき消しました…

そうなんだよな…ｓｓの中でもシュヴァルツェ隊は"緑服"だからそんなワンオフものなんて渡せない
けど、高機動な機体じゃないとダメ――ってコトなんだからたちが悪い…
ザクにＦシルエットでもつけたほうがいいかな…

ブレイズウィザードのバーニアを強化したヤツにしてみるとか。
ミサイルも撃てるのでＡＣの香り漂う……かも。

イライジャザクのブースターウィザードは？
ジャンク屋ギルドから設計図が流れて来たとか。

前スレの>>956ですが
俺が書いてるので、出る予定のズボフさんは色々あって
アストレイブラックフレーム（一応オリジナルのつもりあったらゴメン）に
搭乗予定、サザンクロスとハゲ鷲コンビとして活躍する予定です。
八機編制だとシグー・ディープアームズの改良型とかもいいかも
色も黒っぽい青のイメージあるし。

八機編成か…ハイマニューバ２を改造したものってのはどうだ？
まあ、黒いし脱走機を刀で嬲り殺しそうだし

今まで出た案
・偵察用ジン、ジン・ハイマニューバ１・２
・ゲイツ
・リジェネレイト
・ザク
・上記の機体に何らかの強化。

……こんな所？

ゲイツが一番妥当なところか？
ジンでは旧型過ぎる、かといってザクでは新型過ぎるし。

督戦任務、夜間戦闘、ベルカ空軍の中では数少ない傭兵
MiG-31 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/Mig31

バックパック無しのリジェネは？

待て、バックパックなしのリジェネはただのお人形だ。
ヤツはバックパックが本体だし。

>>184
ジンと言っても造られた時期によるだろう。ドンガラが同じでも機器やエンジンなど中身が違うなんてざらにある話だ。

俺は偵察型ジンとハイマニューバ�Uのミックスの機体がいいな。エンジンの形状はハイマニューバ�Uがベストだし（正に速度重視って感じ）偵察型のあの肩センサーもまた捨て難い。名前はジン・インターセプターとか。
経歴も考えてみた。

旧大戦終結後の本土防衛計画の一環として提案された長距離迎撃機で、母艦の誘導に頼らない部隊規模での長時間警戒任務の為に航続距離や索敵能力が高い偵察型をベースに、ハイマニューバ�Uの対ＭＳ戦能力を持たせた機体。
旧大戦時は大容量のセンサーを扱うため複座となっていたが、本機はＯＳは処理能力が向上から単座機となっている。
結局本機はデュダンラル議長が同時進行されていたＮスタンピーダー迎撃システムを採用したために正式採用には至らなかったが、特務部隊用に少数が発注された。

凄いの来たな、ちょいと流れをTLSします
いつぞやの予告より

シン「俺達は、アンタ達に勝ちたいんだ！」
歴戦のパイロット達は赤色の瞳を持つ少年の発言に頭を悩ませていた

メビウス１（以下モビ）「……どうすれば彼等に黄色中隊級の実力を付けさせる事が可能だろうか…」
グリフィス１（以下凶星）「手っ取り早く実力を付けさせるなら俺達と戦うのが良いだろうが実力がな…」

シン・アスカ、レイ・ザ・バレル、ルナマリア・ホーク、キラ・ヤマト
過去にシミュレータに搭乗したとは言え彼等にはこの化け物エース達と互角に渡り合うだけの実力はなかった
精々ベルカのエース達に追い回されるのが関の山である
過去にシミュレータでトンネルを奇跡的に通過する事に成功しているのだが……

ブレイズ（以下ブレ）「俺達が今までに沈めてきた巨大兵器と試しに戦わせてみるか？」
サイファー（以下狂犬）「それなら状況適応力は付ける事はできそうだな」

会議も次のフェイズに移り、ヒヨッコ共をどのトンデモ兵器と戦わせるかに論点は移っていった
モビ「それではあのヒヨッコ達に俺達が今までに破壊してきた巨大兵器と戦わせてみるか！」
ブレ「俺としては手始めにシンファクシ級潜水艦と戦わせたいな」
凶星「初っ端からグレイプニル行ってみるか？」
狂犬「流石にグレイプニルはかわいそうだろ、ここは潜水艦で行きたいと思うがな」
PJ「それで良いんじゃないんスか？」
狂犬「PJ、ここはお前の出る所じゃない、暇ならゲストを集めてほしいな」
PJ「わかったよ、議論に参加したかったけどまあいいや、サァ行くか！」

ゲストと言う言葉にブレイズが反応する
ブレ「ゲスト…一体誰を呼ぶつもりなんだ？」
狂犬「俺達の世界の実力者でヒヨッコ共が勝てるやつは居ないだろう」
サイファーの意図にメビウス１が気付く
モビ「そうか！あいつらも向こうの世界では実力者だったな！」
狂犬「そう言う事だな、手始めに誰を呼ぼうか？」
凶星「潜水艦か、なら海にこじつけてモラシムかヨップと言った所だろうか…」

そして、四人の特訓が始まる！

ごめん、流れをTLSした俺が悪かった
いまからACEの啄木鳥と戦ってくるわ

>>189　いや、ＧＪです　続き読んでみたい

シュヴァルツェ隊は>>188のを使うことにします…
ここまで設定を書いていただけるとは…これ、使わせていただきます。
ありがとうございました

追記：設定のところコピペしてもいいでしょうか？

さらに追記…よく考えたら、エスパーダ隊の方も決まってません　良案、待ってます
ウィザードとかソーサラーに目が行き過ぎた・・・orz

>>191
礼を言う、エスパーダはサピンの方だな、機体をどの勢力にするかだな
俺としては感性でドラケンをM1アストレイの改良機
ラファールは…ムラサメの改良機か？

追伸、見事に啄木鳥によって俺のF-1が蜂の巣にされました

エスパーダ１→メビウスorコスモグラスパー
エスパーダ２→ブレイズザクファントム

アスラン《戦う理由は見つかったか？相棒？》

>>191
エスパーダは……メビウスゼロ（ガンバレルは有線攻撃端末じゃなくてブースターとして使用）＆ムラサメとか？

>>196
キラとアスランをカズマさん並の馬鹿というか熱血にして再構成すればやれる……かもよ？

エスパ−ダ2の尋常じゃない回避が再現できる機体だろうな。一番苦戦するエ−スってエスパ−ダ2だったりする。

エスパーダ隊の両方とも超機動だからな。
他の機体でもそうだが、本当に元がドラケンとラファールなのかってぐらい速い。

>>196
《お前こそ見つかったのか?凸？》

エスパーダ１はメビウス・ゼロかエグザスかな。あのカラーリングが似合いそうだ。

◆10C2RzQaMc 氏　また修正点が出てきてしまいました…修正お願いしますorz
修正点
プロローグ『…当然か。十年前あの戦争〜』→『…当然か。八年前あの戦争〜』
６話…ＣＥ８４　ある戦場の最前線→ＣＥ８２　ある戦場の最前線
第02話「ハードリアン防衛線前」→ハードリアン防衛線攻略後

分かりにくいかもしれませんが、よろしくお願いします

>>200
凸にだけは言われたくないな

アントンのＴＡＣネームがドクターってどこのミハエルだよ

ドクターはドクターでも博士の方だしいいんじゃね？

ミハエルは医師という意味のdoctorで
アントンのは博士という意味のdoctorだろうね

つうかアントンのTACネームは「シャドウ（Shadow＝影）」な
ドクターはあだ名じゃね？

アントンのTACネームはdoctorだろう

>>202
わかりました、修正しておきます。
後、ジン・インターセプターも機体設定に先に入れておいて良いでしょうか？

>>204
それを言ったら凶星って仇名のヤツも居ますし。

>>206
アサルトレコードNo.116「Scatten（ドイツ語で影）」と混同してるかも。
連合軍の動きを逐次報告してて、無線記録ではカプチェンコ機に対する通信が多数、って書かれてるヤツ。

Scatten・フライドリック・ノワックですな。
今俺の制作中の話ではカプチェンコの右腕的存在で書いてる。

>>202
追伸ですが、プロローグの「十年来の相方〜」は変更しなくてもよろしいでしょうか？

>>209
そう、それです。そして執筆頑張って下さい。

つい先ほどアサルトレコードコンプリート。見てるだけで楽しい。
ところでナイトカラーのＦ−１５ＳとＳｕ−３７はオブニルとグラーバクが乗ってるアレ？

>>210
執筆頑張らせていただきます。
ミヒャ何たらと、アシュレイですなグラーバクは確かＳｕ−47なのでは？
オブニエルはＳｕ−35or37だったような。

オブニルの機体はＳｕ-35です。

語彙が足りなかった……Zero時代のグラーバクとオブニルの乗機、でした。
グラーバクがＳｕ−４７ベルクート、オブニルはＦ−１５Ｓ／ＭＴＤ、と。
５だとグラーバクがＦ−１５Ｓ＆Ｓ−３２（Ｓｕ−４７）、
オブニルがＳｕ−３５＆Ｓ−３２なんですが……微妙に逆になってるんですね。

>>213
5の時点では所属してる国にあった機体になってるね。
ZEROでオヴニルがF-15Sに乗ってるのは･･･ケラーマン教室出だからか?ズィルバーは西側の機体だし。
まぁ・・・そこまで深いもんじゃないかもしれんが。

５でのオヴニルのＳｕ−３５のカラーっていいよな。ロシアにアグレッサーが出来たらあんな感じだろう。

>>215
F-16のカラーか。アレはシンプルでよい。だが04のSu-37エネミーカラーの、灰色一本やりってのが最高かなぁ。
組みあがりホヤホヤ感がある。何より、あのカラーの敵機が出てこないというのがいい。まさに主人公機！



04のイメージはラプターなんだけどね・・・

出来立てって感じではゲームじゃないけど、Ｓｕ−３０ＭＫＫの無塗装の素材丸出しの黄色い機体が好きだな。
いつか登場させてほしいモノだ。

業務連絡です。
626氏のＳＳ、機体設定以外は更新完了。
後は579氏のＳＳですが、このままwikiに上げてよろしいですかね？

所用が入る為１１日〜１３日の間はwikiへの更新が不可能となりますのでご容赦を。
では失礼します。

>>210
そっちは修正しなくていいです。そっちはカイトとジェスの関係を指してますから

機体設定か…自分じゃあれ以上の物を書けないから、誰か書きなおしてくれないかな…
などと考えている今日この頃…とくにグレイ・シュライク―他力本願だ…ゴメンナサイorz

ノースポイント、アレンフォート飛行場。
かつて旧ＩＳＡＦがエルジアへの反撃の狼煙を上げたその空から、今はＩＳＡＦ所属となったエルジアの鷲が降り立つ。
変形して人型の形態を取るとゆっくりと着陸し、そして格納庫へと移動。
ハンガーに機体を固定した途端、周囲に待機していた整備員たちが整備の為に集まってくる。
『０１３』と刻印された機体の胸部が開き、中から金髪を短めに刈り込んだ男が姿を現す。

「大尉、お疲れ様です……戦闘が有ったと聞きましたが？」
「特に被害はなかった。整備をよろしく頼む」
「了解です」

駆け寄ってきた整備員からチェックリストを受け取り記入して渡し、男は機体を見上げた。
薄い黄色と灰色で塗られたその機体は、次の出撃の為にあちこちのカバーを外され、整備を受けている。

「“１３”、お疲れさん」
「……お前か、今日はまだ待機シフトではなかった気がするが」
「アンタがどんぱちして来たって聞いたから慌てて来た」

男の後ろに立っていた東洋系の男はまだ少年のようにも見えた。
実際は既に２０半ばのはずなのだが、その容貌と気さくな雰囲気が彼の年齢をわかりづらいものとしている。
だが彼こそが……男から大切な部下たちと不敗の伝説を奪った男でもあるのだ。

「しっかし……どうだったよ、今回？」
「こちらを見ていた時点で相手が竦んでいた。だが」
「やっぱり、コイツじゃ駄目かね？」
「……厳しいものがあるな」

言葉に苦い物を含ませつつ、男は目の前の機体を見上げた。

Ｘ−０３“ワイヴァーン”。
薄い黄色と灰色で塗られたその機体は、ＩＳＡＦにおける量産型ＭＳ第一号である。
公には公開されていないが、その姿は他国の軍事関係者には既に周知の事実となっていた。
だが……

「だから俺は普通にＸ−０２で良いんじゃないかって言ったんだけど」
「戦闘機では舐めてかかるヤツらが居る、彼らを威圧しておくのも今のＩＳＡＦには必要だ」

その性能は決して高いものとは言えなかった。
確かにノースグランダー社から提供された新技術であるコフィンシステムによる全周囲モニターや、
ベルカ戦争、そしてユージア戦争においてパイロットの損耗率の高さに悲鳴を上げた各国が作り上げた、
イジェクションポッドにもなるコクピットブロックは連合やＺＡＦＴでは有り得ないものだ。
だが、それ以外の点ではＸ−０３はＭＳとしても戦闘機としても芳しくない。
戦闘機形態の外見や翼部の機構はエルジアが開発していたＸ−０２を元にしているが、
それにＭＳへの可変フレームを無理矢理組み込んでいるのだ。強度的にはジンと同じかそれ以下だ。
それは必然的に元になったＸ−０２程の安定性・最高速度が出せない事も意味する。
更に武装も腕部の機関銃、翼と脚部にマウントされたミサイルぐらいであり、
ビーム兵器やＰＳ装甲、ミラージュコロイドなどの技術を取り入れた連合やＺＡＦＴに劣っている。
現在連合やＺＡＦＴのＭＳに対して優位に立てるのはパイロットの技量と経験の差による所が大きいのだ。

「大体、なんでわざわざ戦闘機をＭＳに変形させるんだか」
「上は、いずれ“ワイヴァーン”を元にした非戦闘用のＭＳを作るつもりらしい。その為のデータを取る、という事だろう」
「非戦闘用の可変型ＭＳ、ねぇ。俺はあんまり気に要らないけど」

可変型ＭＳ……というのはまだ未知の領域にある物だ。
現在は軍事の為に使われているが、空を飛べるという利点は大きい。
例え人の入りにくい山間などで災害や事故が起こっても、障害を越えて辿り着けるのだ。
そして重機としての運用も可能であり、運搬できる量のヘリなどに比べて大きいＭＳはまだまだ発展の可能性を残している。

「まぁ、あの混乱の中でこれを作ってくれた連中に完成すべきなんだろうが」
「そうだな……」

そう呟くメビウス１の声もさっきまでと違って暗い。

エイプリルフール・クライシス。
プラントが行なった、ベルカの７つの核さえ越える愚行だ。
通信電波を妨害し、核分裂を止めるニュートロン・ジャマーの地球圏への大量投下。
……それを一番憎んでいるのは、ブルーコスモスの勢いの強い大西洋連邦ではない。
このユージアだろう。それはナチュラルもコーディネイターも関係ない。
戦争によって疲弊し、あちこちのライフラインが寸断されていたエルジアとＩＳＡＦは、それによって多くの被害を生んだ。
物資も人手も欠乏し始めていた中でようやく見えた終戦。
そこから始まるはずだった復興に酷い痛手を受けたこの大陸は、彼ら自身が流した血よりも多い血が流れたのだ。
ユージア大陸程ではなくても、１０年前の戦乱から復興を続けていたベルカや東部諸国、
ユークやオーシア、レサスと言った余り戦乱の被害を受けていなかった国でも多くの民が亡くなっている。
プラントに対して開戦せず、交易の遮断のみにとどめたのも開戦すれば疲弊した国々がこのまま倒れかねなかったからだ。
そして連合からの圧力を乗り切る為に作られたのは現ＩＳＡＦ。条約機構に所属するありとあらゆる国の軍が集った軍隊。
連合にもＺＡＦＴにも侵されず、中立を守り抜いて被害を回復するまでの時間を稼ぐ力だった。

「……湿っぽくなっちまった、すまん」
「いや、構わ、ん……？　ガルムの、サイファーの機体が無いようだが」
「ん、あぁ。サイファーのおっさんなら急な呼び出しが有ってしばらく居ないみたいだ」
「呼び出し？」
「ノース・グランダーＩ．Ｇからだとさ」
「ノース・グランダーＩ．Ｇから……という事は」
「あぁ、多分試作一号機だっけ？　それが完成したんじゃないかね」
「“鷹”か。かつて鷲に乗っていた猟犬が乗るには名前負けしているな」
「違いない」

“黄色の１３”……エーリッヒ・クリンスマンの言葉にメビウス１は苦笑を浮かべた。

ツッコミどころの多いインターミッション。
割と内情厳しいＩＳＡＦの話。種世界では可変ＭＳが出るのは２年先。
ノース・グランダーやエルジアの技術が世界一ィィィィ！とかでもこの時点ではやはり厳しいものは厳しいと。
Ｚだってリックディアスやメタスが有って初めてこそですから、という事で納得して頂きたい。

後、ＩＳＡＦが中立を保つ理由をエイプリルフール・クライシスにしてみる。
戦争やって疲弊してた所にＮＪ喰らったら大変だろうな、と思いつつ。
ＮＪ投下から１年以上が経過してるのでそれなりに落ち着いてはいるが、きっと恨み骨髄だよな、などと。

……場合によっては黒歴史にするかもしれません。
次の回でようやく片羽登場、かも。

ＧＪ！
エースたちの活躍にｗｋｔｋ

ＧＪ！！！
二大エースの共演いいわー。
灰色の男たちにでも連合やザフトの技術を盗んできてもらいましょうよ。

GJ！！！
黄色の13とメビウス1の会話なんて……夢の様だ。

GJ！！
ACに存在するエース・敵役が全て味方というのは、頼もしい事この上ないな。
何でもできるぜ、コイツラ！

次回は鷹「ファルケン」の登場か！？
5秒近くの連続照射が可能なレーザー砲……やば過ぎる！

>>227
だが、それがいい。

なあに、機関砲の代わりにレーザー積んでるあいつよりマシだ

>229
メガフロートを一撃で沈める”レーザー砲”
どう見ても戦略兵器です本当にありがとうございました

鷹の武装にはとりあえずＴＬＳ＆機関銃＆ミサイル、後から例のアレが入ってＰＳ装甲キラーになる予定。
アレ喰らったら一撃でＰＳダウンor悪ければ撃墜かな、と。相性が悪すぎる。

メガフロートを一撃……はＸのグレイプニルだかフェンリア、とやらなんだろうか。
とりあえず名無しに戻ろう。

>231
３に出てきたナイトレーベンのことだと思われ
メガフロートを一撃で沈めるレーザーと
神経接合と新型エンジンによる常識外れの高機動を併せ持つ
敵。
キースが挟まった機体でもある。

なるほど、04からだったんで知らなかったよ。
ｔｈｘ。

ジオペリアも忘れるな！

種、種死で挟まりそうな奴って…
ディアッカくらいか？

ｸﾞｩﾚｲﾄｩ！挟まっちまったze

>>236
全く違和感が無いw

痔「聞こえてるか、イザーク。
今なら、この化け物にロックオンできるはずだぜ？撃て！！早くしろよ！！」
痔「・・・イザーク、ｸﾞｩﾚｲﾄｩだぜ。それじゃ、またな。」
遺作「ディアッカ！！くっそぉおおおお、こんなやつらぃいいい！！（何故か種割）」
なんて妄想した。

　 　 　　 　　ぐ 　　　　　　　　　　　　 ＼　ｸﾞｳﾚｲﾄｫ!!　／
　　　　ぐ　　る　　　　　　 　　/巛　》ヾ　￣|／￣￣￣∩2y━･~~~　　　
　　　　る 　 ん　　 _ -　￣　 ヾﾉ"~＾ヽ,＾　　― ニ二./ 　／
　十　 ん　　　 　 　 　　 　 　 ﾘ*´∀｀）　 　 　 　　／｀／
　　　　　　,　　'　　　　＿　　　l´　　　'⌒ヽ-‐ 　／ 　/　　} }　　＋
　　　 ／ ／ 　 　 ／　 　　 　 ﾘ 　　 　| 　| 　 /　　ノ
　C､/　/　　　　　　　　╋　　/ 　 　　 |　 |／　　/　　／／ 挟　ま　っ　ち　ま　っ　た　ぜ
＆　 ＼＿＿＿＿／　 　 　 /　　　　 ﾉ／　＿／―'' 　　　HAHAHA!!!
　⌒ヽ-､＿＿／　　￣￣￣｀ヽ勃　 '´　　　／ 　　十　　　　
　　　　　　／ ￣￣｀ー-　...,,＿起＿＿,／|　／　　　　　　　　＋
　　　　　　　 　　 　 　／ 　　ﾉ　{＝ 　　|　|
　＋　　　　　　　　　　　　∠ム-' 　　 ノ,ｨi､ヽ、
　　　　　　　　　　十　　　　　　　　　　　　　￣　　　　╋

《こちら空中管制機イーグルアイ。ガルム１、聞こえているか？》
「こちらガルム１、聞こえているさイーグルアイ」

旧ベルカ上空、眼下に雲海を仰ぎつつ、鋼で覆われた異形の鷹が飛ぶ。
群青で塗られた前進翼を持つ、“ワイヴァーン”に似たフォルムは、しかし全体的に角ばった装甲で覆われている。
機首の根元には幾つもの穴が空き、そこから白い光が漏れていた。

《今日は“片羽”は居ないのか》
「知り合いの所から訪ねてくるヤツが居るらしい……さて、行くぞ」
《ガルム１、無理はするな。何故ならソレは》
「ＩＳＡＦの明日の空を担う“鷹”か。だがイーグルアイ」

そんな軽口とは裏腹に、男はいきなりレバーをフルスロットル。
三次元ベクタードノズルが稼動し、凄まじい勢いで加速していく。

「コイツはそんなに柔な扱いを望んじゃいないみたいだぞ……！」

大気の壁を割り、鋼の鷹は大空を駆けていく。

ノースポイント、ランタイ国際空港。
５機のＭＳに守られて降りてきた旅客機をロビーから眺め、男は溜め息を付いた。
“ワイヴァーン”が随伴していたという事は間違いなく何かあった……それも物騒な類の出来事があったのだろう。
連合と母国に焼き出されて逃げて来た上に、追い討ちをかけるような出来事。
疫病神にでも見初められているのか、などと思いつつ乗客が出てくる出口へと足を向ける。

１０年前出会った顔なじみから連絡が会ったのはついこの前。
戦に疲れたような声が慌てて取った受話器から漏れてきた時は驚いたものだ。
一応、１年前にＯＢＣの取材に顔を出した。しかし今自分がここに居る事は秘密だったはずなのだが。
そういうと受話器の向こうの相手は笑ったような雰囲気と共に蛇の道は蛇、とだけ伝えてきた。
そんなに器用なヤツではなかったと思っていたが、月日は人を変えるらしい。
そしてそんなヤツが伝えてきたのは、今度こちらに亡命してくる少年を一人助けてやって欲しいとの事。
家族がＭＳ同士の砲撃戦に巻き込まれてなくなり、生き残ったのはその少年だけ、との事。
真っ先に避難させるべきヤツらを避難させなかったのか。お前だってホフヌングに居ただろうに、
と責めると受話器の向こうの雰囲気が急に重苦しくなったのを感じた。
どうやらヤツ自身もそれに責任を感じているようだ、そういう所は変わってないらしい。
だが軍人であるヤツは国を離れる訳にはいかず、苦肉の策としてこちらに頼み込んで来た……と言った所だろう。
移民局が亡命に許可を通したら面倒見るよ、とだけ伝えてその日は会話を打ち切った。
数日後、少年は無事審査を通ったらしい。
そして来る時刻、どの便か、そしてどんな外見かを聞いた。
少年は滅多に見れない真紅の瞳をしているからすぐに解る、とヤツは伝えてきた。
そして今日に至る。

硝子窓の遥か向こうに飛んでいく先ほどの機影が見える。
男はそれを眩しそうに見つめた。あの飛竜には彼も乗っていた。
まだまだ発展途上だが、それはまだまだ伸びるという事でもある。
“黄色”や“死神”、それに自分たち“猟犬”によって得られたデータは蓄積されたその成果を今相棒が受け取りに行っているはずだ。
「楽しんでいるか、相棒？」
５機の機影の遥か彼方、今頃は試験飛行中であろう相棒が居る空を見て“片羽”は呟いた。

ゲートの周りはごったがえしていた。
あちこちで家族かそれとも友か、抱き合って無事を喜んでいる姿が見受けられる。
しかし、目的の少年がすぐに見つかった。
血に染まったような真っ赤な瞳がきょろきょろと辺りを見渡していれば否が応にも目に付く。

「ふん、聞いていたのとは違うみたいだが……」

アイツは少年が抜け殻みたいだと言っていたが、その瞳には生気が溢れている。
空であった事が、コイツに限って良い影響をもたらしたのか……。
さっきの機体は黄色の物だった。もしお前だとしたら一体どんな魔法を使ったんだ、“Reiher”？
そう考えながらも、少年の所へと歩いて行く。

「よぅ、少年。迎えに来たぞ」
「あ、えーと、貴方が……」

戸惑っている少年に苦笑を浮かべて、手を差し出す。
アイツ、俺の名前伝えなかったんじゃないだろうな？

「ラリー。ラリー・フォルクだ。はじめましてだな、シン・アスカ」
「ラリー・フォルク……って、あの！？」
「ははは、俺も有名になったもんだな……ま、話は後にしよう」

こうして片羽の妖精と少年は出会い、また一つ運命の歯車は動く。
そして、宇宙でも……。

漆黒の宇宙。
デブリ帯の中を飛ぶ機影が４つ居た。
角ばった装甲で覆われたその機影を、もし“鬼神”や“鷲の眼”が見れば有り得ないというだろう。
それは未だ地上で試験飛行が始まったばかりのはずの機体だったからだ。

《目標から“灰色”が発進するのを確認》
《各機、状況を開始する。目標、ジェネシスα》
《了解》《了解》《了解》
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｿﾗ
密やかに交信はかわされ、マットブラックに塗られた夜鷹が宇宙を駆ける。
……十数分後、リジェネレイトという護り手を書いたジェネシスαは、
鉄の雨が降ってくる、という悲鳴のような通信を最後に破壊された。
後にＺＡＦＴが行なった調査でも、破壊したのが何者かは明らかになっていない。

灰色の霧の中でも、運命の歯車は回る。

空気を読まずに投下してみる。>>222と合わせて今回は一本、と。
ここから先はまだ余りまとまってなかったり。
選択肢は申し訳ないが後回し。

補足。勢い余ってジェネシスαを壊してしまったので、デストレイやデルトレイの流れが大変な事に。
前言撤回で即興ですが選択肢、例によって先着５名で多数決。

この後、シンとラリーは何処へ行くのか。
１．ラリーの仮住まい（但し余り使われてないよルート）
２．アレンフォート飛行場（シン入れないんじゃねルート）
３．どっかの喫茶店（まずは話をしようかルート）

３の選択肢はスカイキッドではない。サンサルバシオンから極東までは来ないだろうから。

ラリーのぶっきらぼうさから３はないと思う…
黄色の話しをしたシンにそれを見せる２ということで

ソラはいい
２に一票

とりあえずキリの良いところまで書きあがったのでうｐいきます
まだ種死本編終わらない…orz

１２話　第二次Ｂ７Ｒ制宙戦――中編

―――Ｂ７Ｒ・プラント側方面

「司令部　もう一度聞く。ターゲットはクラインに寝返った者ではなく、"フッケバイン"でいいんだな？」
≪そうだ、あんな烏合の衆どうとでもなる。"フッケバイン"は別だ。これは特Ａクラスの命令だ！急げ！！≫

――何度聞いても同じ答えだった…
先の戦争から名を馳せているあの男ならば、指揮能力の高さから２〜３倍の兵力差でも戦況を覆すに違いない。
現にプラントからここまで、逃亡ルートの尻尾をつかませなかった。
自分たちはこのあたりにそれらしいのがいた。その報告で来ただけといっても過言ではない。
そう考えれば、ただのカリスマでしかないクラインなどよりもはるかに厄介だろう。

だが、"フッケバイン"は一人…何よりザフトが戦っているのは、ラクス・クライン率いるクーデター軍だ。
普通ならば裏切り者を処分するのが先のはずだ…しかし特Ａ？何かしらの作為を感じる…

納得いかないことばかりだが、この"円卓"に入るならば生半可で挑む訳にはいかない
――いつもどおり狩りを楽しもうじゃないか

「シュヴァルツェ・リーダーより各機、逃走を図った機体がここに逃げ込んだ。相手はあの"フッケバイン"だ。油断するな」

ザフトに属する者にとって最悪の援軍が突入した

―――

自分たちの横をかなりのスピードでザフト機が通り過ぎていった

≪うわぁ！！なんだぁ！？≫
「…いま通り過ぎた機体は…ディンだったよな？」
≪え？ええ…なんだってあんな型遅れした機体が来たんすかね？――別のがきた！？≫

１０機ほどがこっちに向かってくる。
一見、ハイマニューバー２に近い黒と赤で染められたジン――しかし、その肩にレーダードームを付けている…
今まで見たことのない機種だ――それに混じって何機かいる…

交戦は避けられないだろうが、バッテリーなどは大丈夫だろうか？――機体のチェックをする
最初に使っていたライフルブレードは限界が近い、腰の予備とビームサーベルしかない。
ウィングは最初に使った３、４番のジェネレーターが限界
駆動系に若干ガタが来ている様な反応を示すが、負荷をかける位置の変更で回復――異常なし　バッテリーも問題はない。
ＰＪのほうはどうだ？――射程圏内に入る前に確認する

「司令部、状況を確認したい――」
≪ガルム隊、あの機体を使った部隊はザフトにはひとつしかない！"ハゲ鷹"だ　注意せよ≫
≪ソーサラー隊よりガルム隊、残念だがこっちはバッテリー切れだ――離脱する≫

ソーサラー隊が離脱していく…こっちが来るより前から戦っていたのだから当然か――
状況が恐ろしい勢いで悪くなっていく

「ＰＪそっちの状況は？」
≪こちらＰＪ、実弾系の残弾が厳しい以外は大丈夫っす。バッテリー残量は５〜６割≫
「…分かった…ひとまず、味方の密度の高いところまで逃げるぞ」

そういってバーニアをふかし、そのままディンの飛んでいった方向を目指す

≪サイファー、逃げるんすか！？≫
「『臨機応変な戦い――やってやる』だったか？ＰＪ、いまは様子を見るときだ。」

そういいながら後方の様子を確認する――"ハゲ鷹"といわれる部隊以外はこちらには来ない
…ならば敵は八機…そう勘定していると

≪貴様がここで英雄になってもらっては困るのだよ！"フッケバイン"≫

さっき飛んでいったディンとウィンダムが、趣味の悪いカラーのジャスティスと戦っている――"フッケバイン"！？

≪――サイファー、いま"フッケバイン"って…≫
「ああ、だがどうする？後ろの八機もいるんだぞ？」
≪…あの人には先の戦いで助けられました　見捨てたくありません≫

この非常時にこんなことをいえるとは――非常識だがオレも同感だ

「わかった、オレがあっちの援護に行く。後ろのやつ相手にどれだけ持つ？」
≪――１分です≫

それと同時に後ろのヤツラが追いついてきた、とアラートが鳴る
思ったよりかなり速い

「――ガルム２　自由戦闘に入れ！　その足を遅らせるだけを目的にしろ　残弾を使い切ってもかまわない」
≪了解です≫

オレが"フッケバイン"のいる宙域のほうにさらに加速をかけ、ＰＪのグレイ・シュライクが此処にとどまった

―――

≪――追いついたぞ、貴様がここで英雄になってもらっては困るのだよ！"フッケバイン"≫

先の大戦からある種の戦場伝説とも言える機体――ジャスティスに乗るグラーバク１：アシュレイが
脱走したディンを攻撃し始めた…

その光景は近くにいたハートブレイクワン：ジャック・バートレットには理解できないものだった。
『英雄になってもらっては困る』そんな理由で味方を撃つ――即、通信をつなぎライフルを撃ち放つ

≪"凶鳥フッケバイン"だったか？こちらハートブレイクワン。援護する≫
≪ウィンダム――連合のパイロットか…邪魔だ失せろ≫

そういってジャスティスが突撃をかけようとしたところで、その片足が付け根からふき飛ばされる。
弾が飛んできた方向を見ると、ディンがマシンガンを構えていた

≪アシュレイ、こちらに背を向けるとは余裕だね？ＰＳ装甲に守られていないところから分解しようか？≫

並みの者、あるいは血の気の多い若者なら、その言葉に翻弄され"凶鳥"の戦術にハマリ、この即席チームにやられているだろう。
だが、マルキオ、デュランダル達の思惑を知りつつ、影から彼らに悟られることなく"SEEDをもつもの"
を支援している「灰色の男たち」のトップであるアシュレイには通じなかった。

瞬時に自機の脅威となるビームライフルを持つ、ウィンダムに回避行動をとりつつ攻撃を入れ戦闘不能に――
そしてシールドでガードしつつ一気にディンとの距離をつめ撃墜する

だが、両機ともコックピットへの直撃を避けられたうえで脱出されたようだ…
連合のパイロットのほうはいい――だが、"フッケバイン"はマズイ――そう考え、そのパイロットスーツの索敵の操作に集中し始める
だが、それによって接近してくる"鬼神"の機体への対応が一瞬遅れ、
その攻撃で片腕を失った機体を駆ることになった彼もまた、先の二機と同じ運命を辿った…

―――Ｂ７Ｒ　戦闘宙域はずれ

≪よう"凶鳥"、大丈夫か？≫
≪何とかね……すまなかった…私がもっと速くここに来ていれば、あの攻撃で死ぬ人間を減らせたものを…≫

その言葉に何も言わず、バートレットは近くの大破した戦艦に"フッケバイン"を連れて行く。
エアロック地区に入り空気が抜けきっていないことを確認し、ヘルメットを取り宇宙服の入ったロッカーをあさりながら

「別に気にしちゃいねえよ――戦争してるんだ…仕方がない。ただ、アンタはもうプラントに戻れないだろ？
　――これを着ろ、アンタはこれからピーター・Ｎ・ビーグル特務少尉だ。この戦艦に乗っていた気前のいい整備兵だ」

そういいながら宇宙服を放る

「君は何を言っているのかね…」

そう訝しがるのをよそに

「いいやつだったよ…ハーフコーディだってコトをまるで鼻にかけず、周りと打ち解けてさ…
　…でも、ここにこれがあるってことは、着るのが間に合わなかった。ってことだ…アンタがその名前を名乗れよ…。
　気のいい仲間を失うのはたくさんだ…俺はジャック・バートレット中尉。アンタは？」

「ウォルフガング・ブフナー…」

そう途中まで言いかけたところで

「違うだろ！ピーター・Ｎ・ビーグル特務少尉、よろしく」
「…ありがとう」

そういってきた、自分より十歳以上年下の仲間思いで、不器用なナチュラルの男と握手をしていた

ということで親父さんこと"フッケバイン"ザフト離脱です

ちょっとこじ付けくさかったかな…とりあえず先の話にちょっとだけ出てきた
バートレットと親父さんはここでリタイアですね…
次でメサイア戦を終了させる　必ず

２

GJ！
＞ＰＳ装甲に守られていないところから分解しようか？≫
おやっさん、恐すぎるぜｗ

灰色たちは、別なところからSEEDとやらを見てるのかな？

>>236
ちょ、おま、やめてよね！
アークエンジェルの後ろ辺りに挟まってじたばたしてるバスターを想像しちまったじゃないか！

GJ！
アシュレイ、もしかして逝ったのか？

>>626氏
了解しました。後、１２話もうｐ完了です。
579氏のはすみませんが１４日以降になります……。

>>626氏
ＧＪです！万年大尉もオヤッサンもかっこいい！

では第５話投下します。

――――第５話――――
１００万バレルの生命線



前回の作戦でコンベース港への物資の輸送を防いだ俺たちだが、
それだけではエイギル艦隊自体の活動へダメージを与えることにはならない。
現在艦隊が寄港しているコンベース港にも物資はあるだろうし、
物資以外の人員もある程度いるだろう。そのエイギル艦隊へある程度打撃を与えるもの。
それは燃料だ。船だろうと戦闘機だろうと乗り物は燃料がなければ動かない。
入手した情報によると、コンベース港は燃料補給をたった一つのコンビナートに頼っているらしい。
それだけ燃料が取れるのだろうか。それでも、そこを攻撃すれば艦隊の活動をある程度食い止められるかもしれない。
そこで俺たちに出撃命令が来た。隊長がいつものように状況を説明する。

「作戦名は『アーリーバード』、決行日時は１１月１９日０５５０時。ターゲットのコンビナートは沿岸の石油精製、
備蓄施設と、洋上の油田採掘施設の二つで構成されており、このどちらか、あるいは両方を攻撃し、
ターゲットの生産能力を２０％以下に低下させることが目的だ。質問はあるか？」

２０%以下・・・俺は隊長に資料を見せてもらった。ハイネも横から覗き込む。
攻撃目標にはコントロールルーム、精製所やポンプステーションはもちろん、ガスタンク、燃料タンク、
はてはタンカーまで入っていた。ＩＳＡＦはこのままだと環境保護団体や動物愛護団体とも戦うことになるんじゃ・・・・・

「これって・・・・・パイプラインを潰すだけじゃないんですか」
「らしいな。司令部には攻撃後接収しようだとか、環境に気をつかおうだとかいう気持ちはないらしい」
「あ〜あ。勿体ねぇ。俺たちが飛べなくなったらどうするつもりだよ？」
「俺たちは別のとこからもらってるだろうが。それにパイプラインを破壊するだけじゃ復旧されるかもしれないし」
「とりあえず、今のＩＳＡＦはそんなことに気を使ってられないぐらいに危機的状況なんだ。文句を言うのは後にしよう」

隊長がそうみんなをまとめて状況説明は終了した。
当日、俺たちは二手に分かれ出撃。俺たちとメビウス１は精製施設の攻撃を担当。
ヘイローが護衛に当たる。採掘施設はオメガが攻撃、レイピアが護衛の担当。皆今までと同じ気持ちで挑んでいた

この後、俺たちを開戦以来最大の恐怖が襲うことになるとは、まだこのときはだれも気付かなかった。

「作戦開始。攻撃目標に損害を与え、生産能力を低下させよ」

スカイアイからのいつもの通信。今回の俺たちの武装はサイドワインダー２発にアムラーム２発、
残りの４つのハードポイントにＧＢＵ−１２レーザー誘導爆弾を１２発。ヘイローはＲ−７３を２発にＲ−７７を４発。
どちらもガンを満載。メビウス１はサイドワインダー４発にＭｋ−２２小型爆弾を１６発。ガンは同様だ。
今回からようやく俺たちにもこうした高価な武装がまわるようになった。
これで少しは楽になる。ヘイローも喜んでいた。護衛もやり安くなっただろう。

「ヘイローへ、こちらスカイアイ。敵編隊の接近を確認。高度３０００、速度４５０。直ちに迎撃せよ」
「ヘイロー１了解。７、９、行くぞ。２と５は残れ」
「ヘイロー２、了解です」
「こちらヴァイパー１、頼んだぞ」

ヘイローの３機は編隊を離れる。アフターバーナーの炎が朝方の空に良く映える。
こちらもすでに精製施設に接近していた。メビウス１が速度を上げ、先に突っ込む。
爆弾を投下。燃料タンクいくつかと対空機銃を破壊した。防空網に穴が開き、俺たちがそこに突っ込む。
ヘイローから撃墜のコール。迎撃に来た機体は撃墜された。
ピパーの中に精製所を捕らえる。向こうにいたときも、こちらに来た後も、ある程度機械任せにできる武器だったが、
今回は微調整が必要だ。ＭＳより格段に難しい。

「ヴァイパー３、投下！」

サイドスティックのボタンを押し込み、投下。
見事に爆弾は命中した。爆炎。

「ヘイロー２、こちらスカイアイ。敵戦闘機の接近を確認。数は２。直ちに迎撃せよ」
「ヘイロー２、了解」
「こちらヘイロー１。ここからじゃ間に合わない。頼んだぞ」

ニコルとヘイロー５は上昇。敵の迎撃に入った。Ｒ−７７を放つ。５が放ったミサイルは命中したが、
ニコルの放ったミサイルは避けられた。そのまま２機はドッグファイトに入る。

「ヴァイパー１、投下」
「ヴァイパー７、敵施設を破壊！」
「ヴァイパー２、対空機銃を撃破！」
「メビウス１、燃料タンクを撃破！」
「ヴァイパー６、投下！」

隊長はガスタンクを、ハイネはポンプステーションを破壊する。メビウス１は一人でほとんど片付けてしまっていた。
残った攻撃目標に爆弾を投下する。俺の残弾はゼロになった。
そのときニコルの呟きが聞こえた。

「同じ機体に乗ってるようですね。弱点も良くご存知だ！」

敵はどうやらファルクラムに乗っているらしい。目を凝らすと相手の機体は赤だった。エースらしい。
ニコルは劣勢だ。後ろを取られている。だがフェイントをかけ、オーバーシュートさせる。
敵の赤いやつも同様に回避しようとする。だが一歩遅かった。ニコルの機体の機銃が火をふく。
曳航弾が良く見える。敵の機体が一瞬とまったかのように見え、そのまま地面に落ちていった。

「ヘイロー２、スプラッシュ１！」

俺たちの担当地域は片付いた。採掘施設もどうやら精密攻撃に成功し、油田も使用可能らしい。
俺たちは帰還しようとしたのだが――

「スカイアイより各機、国籍不明機５機接近中！警戒せよ！」

スカイアイより緊急連絡。そばに居たヘイロー９が確認する。
その瞬間、恐怖が襲い掛かってきた。

「敵機を視認・・・・・黄色い機体が５機！」
「！！　なんてこった！！」

ヴァイパー７の焦った声。すぐに隊長が指示を飛ばす。

「全機南へ急行せよ。交戦するな、急げ！」
「っ！！　了解！！」

噂に聞く黄色中隊が現れた。
ヴァイパー各機は即座に旋回、南へと向かう。俺は編隊の最後尾だった。メビウス１はすぐ隣を飛行、
ヘイロー９がさらに後ろ、１と７は若干俺たちよりだ。
一番遅れていた９が散開した黄色に捕らえられる。オメガたちにも残りが襲い掛かっていた。

「ヘイロー９、左だ、左！左に降下して振り切れ！」
「だめだ、振り切れない！誰かたす―――」

通信が途絶え、レーダー上からヘイロー９のシンボルが消える。
メビウス１が罵声を上げている。さらにメビウス１は急旋回、敵機に向かう。

「メビウス１、交戦を回避し南へ向かえ！」
「おい、メビウス１！！聞こえないのか！？」

スカイアイが指示を出し、俺も声をかける。だがメビウス１は返事をしない。
その間にも地獄絵図が広がっていることを想像させる通信が飛び交う。

「あいつら、こんな辺境にも飛んでくるのか！｣
「レイピア４、逃げろ！」
「ちきしょう！だめだ！くらった！脱出する！」
「オメガ１１が黄色にやられた！」
「オメガ１１、応答しろ！なぁったら！」
「レイピア６がやられた！」
「頼む、誰か援護を！うわぁ―――」
「おい、オメガ５！くそ、こっちもだ！脱出する！」
「オメガ４！」

最大出力で逃げていた俺たちはすぐに帰還ラインを飛び越えた。合流ポイントで給油を受けながら、
他の味方が現れるのを待つ。すぐに生き残りが飛んできた。メビウス１も無事に合流する。
全機が給油を完了した後、編隊を組み帰還する。編隊に隙間が６。６人の仲間がここに居ない。
そう思うと黄色中隊がどんなに恐ろしいか身にしみて分かった。向こうでは味わったことがない恐怖。
体が震えた。
帰還した後も、皆が暗く騒ぎを起こす気にはなれなかった。ハイネも部屋に入るなりベッドに倒れこみ、そのまま寝た。
考えると気分が重くなる。俺も寝た。

翌日、戦果報告を受ける。作戦の目的は無事達成されたとのことだった。作戦は成功したのだが、俺たちは喜べなかった。
その後、６人のうち３人、オメガ４と１１、レイピア４が帰ってきたのは何よりも喜ぶべきことだった。

投下完了。戦闘中の通信は難しい。どうしても数が少なくなってしまう。
ちょっと種本編のセリフっぽいものをニコルに言わせて見ましたが・・・
あんなこといわないか。
以上、長文駄文失礼しました。

ああ、ここからオメガのイジェクト伝説が始まるんだな…
遠い目…
ＧＪ！

>>264
265<<264、GJ!、GJ!>>

―――――2年前、戦争があった。

　プラントの独立を巡って始まったこの戦争は、血のバレンタイン、エイプリルフールクライシスという悲劇を
経験したのち、ヤキン・ドゥーエにおける最終決戦に介入した三隻同盟の活躍もあり、ユニウス条約の締結によって
事実上の停戦となった。
　この地球圏を巻き込んだ戦争において、地球連合･プラントのどちらにも与せず、中立を貫き通した勢力があった。
ノースポイント条約機構――。軍事大国エルジア、高等技術を有するベルカ、あるいはオーシア、ユークトバニア
といった力のある国と、ISAFを形成していた国々･･･。それらの国家が戦争の余波を受けるのを良しとせず、また
それぞれの独立を維持するための相互援助を目的とした枠組みである。
　この同盟が生まれるに至る契機は、皮肉にも彼ら同士の戦争であった。数年前に勃発したベルカ戦争によって
オーシア、ベルカ、ユークトバニアは疲弊しきっており、連合の圧力、即ち大戦への参加どころではなかった。
ISAFとエルジアに至ってはエルジアの首都ファーバンティ陥落の直前。ファーバンティが陥落すれば
連合がこれ幸いと横槍を入れてくることは明らかであった。オーシア、ユークは自国の独立は勿論のこと、
軍事的高等技術を有するエルジア及びベルカが連合へ併合されることを恐れ、二国を含めISAF、ウスティオ、
サピン等いくつかの国々に向けて軍事的協力を含む同盟の設立を提唱した。各国は自国の危機的状況を鑑み、
これを快諾。こうしてノースポイント条約機構は、まさに電撃的に誕生したのである。
　NP条約機構には謎が多い。大戦中はほぼ沈黙を保ち、連合・プラント両者に対する外交においては曖昧な態度を
取り続けたからだ。そんな彼らがなぜ中立を保ち続けられたのか･･･。
　一つはその優秀な軍事力であった。連合･プラント双方による侵攻は、条約機構の合同軍･･･新生なったISAFにより
悉くが壊滅に追い込まれた。またそれを支える軍事技術に貢献したのはコーディネイターであった。
　条約国の多くはナチュラルとコーディネイターの融和を掲げる国家であったが、この事実により、
その傾向がさらに強まった。連合に付くかプラントに付くかということは、ナチュラルとコーディネイターの
どちらに肩入れするか、ということに繋がる。事実はそうでないにせよ、人々は額面どおりに受けかねない。
両者の確執を生む危険性がある。外に向かってはどちらにも肩入れせず、内においては平等に扱うという態度を
取ることで結束をより強固なものとする。同盟そのものは各国の独立維持を最優先にしたものであったが、
中立政策の狙いはここにあった。
　そして今ひとつは英雄の存在･･･。大戦中の英雄として名高いのは三隻同盟の中心人物。プラントの歌姫、
オーブの若獅子、正義の盾、そして自由の剣。いずれ名だたる政治家あるいは元首の子であり、また驚異的な
能力を持つMSパイロット。ある者は畏敬の賛辞と共に、ある者は怨嗟の叫びと共に口にする彼らの名を
世界中知らぬ者はいない。だがその中で時おり囁かれる言葉。「円卓の鬼神」、「ベルカ空軍」、「黄色中隊」
そして「リボン付き」･･･。彼らの名を口にするのは揃ってISAFとの交戦経験がある古参兵。即ち彼らと戦って
生き残れた者達。そしてその数は極めて少ない。ゆえに彼らを知る者は少ない。
　だがある者は言う。ただの一歩も国土を侵すことを許さなかった『彼ら』こそ英雄であると。国を、民を
守り抜き、務めを全うした『彼ら』こそ真の英雄であると。『彼ら』こそが至高の盾であり剣である、と――。

　あれから2年。プラントも地球の諸国家もそれぞれが自国の復興に努め、世界は比較的平和な内にあった。
だが、平和とは戦争のない「期間」に過ぎない。そして･･･ユニウス条約は「停戦」条約に過ぎない。
そして、前大戦のきっかけとなった問題は何も解決しておらず、世界は何も変わらなかった。
世界はいまだ混迷の渦にある。渦は更にその大きさを増し、再び世界を飲み込まんとしていた･･･。

――――C.E.73 10月2日 アーモリーワン

「たった2年でよくもここまで立て直したもんだ」
町並みを眺めつつ歩きながら、男がつぶやいた。
（ニューミレニアムシリーズに進宙式を控えた新造艦、それに新型のG･･･）
彼がアーモリーワンに来る切欠となったモノたちを思い出す。プラントにとって前大戦は
かなりの痛手を負った。それからわずか2年――次世代の主力となるべきMS群は既に量産態勢に入り、
既に配備も開始されてるという。
（ザクだったか？あれはいいな。兵器としての完成度が高い。特にブレイズ何とかのミサイル28発は
　魅力的だ。ヴァレーの傭兵部隊あたりから鹵獲機が横流しされないものか）
新造艦も渡された資料を見る限り高性能のようだ。わざわざ進宙式をやるあたり、自信の程と期待が感じられる。
そして新型G兵器。
　前大戦で連合がザフトに奪われたG。アークエンジェルと共に活躍したG。三隻同盟の象徴だったG。
（こうも逸話が多いと逆に不吉だな。Gには何かが憑いてるんじゃないのか？）
何事も起こらなければいいが。そんな事を考えながら男は歩を進める。とりあえず仕事の終わった今、
彼に特にやることはない。職業柄、今回のこのイベントに立ち会うよう命令を受けたが、それも
昨日で終わり。明日は地球へ戻ることになっている。
『プラントで新型兵器のお披露目会があるらしい。向こうの出先連中と一緒に見てくるように』
そんな辞令を受けたのはニ週間前。特に自分に関係あるとは思えない。そういうものは技術部開発や
参謀本部あたりの仕事なのでは？と言ってはみたが･･･
『プロの軍人としての意見が欲しいそうだ。強い意向でな。『鬼神』はヴァレーに上がってるし、
　『13』も今はミハシラだ。で、残ってるのは君だけだ。･･･沈黙は受諾と取るぞ？』
そう言われてはどうしようもない。彼の仲間もいるし『ベルカ』の連中もいるから、国の心配はない。
どうせ短い間だ。そう考え、彼は命令を受けることにした。基地指令とのやり取りを思い出しつつ、彼は思う。
（早く空を飛びたいなぁ。一週間飛べないなんて、俺達にとっては拷問だ。それに･･･ここには空がない）
別に彼はコロニーひいてはプラントに対して悪感情は持ってないが、ただ一つ、空がないことが嫌だった。
（空といえば･･･新型Gには空戦用がなかったな･･･）
資料にはガイア、アビス、カオスそしてインパルスの情報が記されていた。それから推測するに、
ガイアは地上での高機動戦、アビスは水中戦、カオスは宇宙での高機動戦を睨んで設計されているようだ。
インパルスはやや特殊ながら、戦況によってオプションを選択して対応する、という点で
オールラウンド性を追求しているのだろう。ある意味兵器の王道である。
（本体に合体機構があるということは、スペアパーツもあるのだろう。複数機を同時運用出来るのは強みだが、
　別に合体しなくても、本体を丸々何機か作ればいいはずだ。･･･サバイバビリティ強化と補修の迅速化か？）
それはさて置くとして、カオスとインパルスはまだしも、ガイアとアビスは間違いなく地球上での運用を
視野に入れて開発されている。陸上と水中に特化した機体があるならば、空中に特化した機体があって
然るべきなのだが･･･
（まぁ、お披露目に間に合わなかったと考えるべきか。Gタイプということから考えれば、前大戦のGに
　対抗して五機作られる可能性が高い。間違いなく残りの一機は空戦仕様だ。どんな物か見てみたかったな）
他はまだしも空を飛ぶモノならば話は別。残念だ。
（それにしても、大気圏内運用が視野にある機体をわざわざ見せるということは、もしかしたらプラントは
　『戦る』気なのか？抑止効果狙いならさほどの問題ではない。かといって、ただ趣味で作っただけの
　コンセプトモデルにしては完成度が高すぎる。そのままの量産はないが、後に技術をフィードバック
　させるための技術検証用試作機。『どこか』で『実戦テスト』をすることは間違いない。その相手が
　俺たちだという可能性もゼロじゃない･･･）

そんな血生臭いことを考えていたら、いつの間にか彼の足はザフト軍基地に向いていたようだ。
嗅ぎ慣れた軍隊の匂いに引き寄せられたのか。こちらに向けられる歩哨の鋭い視線に苦笑しつつ、踵を返す。
「何だかな。･･･さて、土産でも買いに行くか。あいつは･･･何だっけ、ザフト仕様のパラシュートが
　欲しいとか言ってたな。常識的に考えてそんなもの手に入るわけがない。却下。あとは･･･！？」
とその時、今しがた後にした基地の方から怒号と悲鳴が上がった。次いで轟音と地響き。
「まさかと思うが･･･」
嫌な予感を振り払いつつ、走って基地へ向かう。果たして目に飛び込んできたのは、ザフトのMSと三機のGが
戦っている姿であった。演習･･･はありえない。叫び声を上げ走り回る兵士を見れば、それは明らかだ。
怒号の内容から察するに、ガイア、アビス、カオスが何者かに奪取されたらしい。
「冗談のつもりだったんだが。Gってのは疫病神か、やっぱり何か憑いてるんじゃないのか！？」
そう吐き捨てつつ、基地に走りこむ。ひどい混乱のためか、先ほど睨んできた歩哨はどこかへ消えたいた。
「非常事態ということで勘弁してくれ」
と無茶なことを口走り、使えそうなMSを探す。下手に避難するよりよほど安全だし、何より被害を
抑えねばならない。近場で戦闘を繰り広げるMSに気を払いつつ、辺りを見回す。と、あるハンガーの
開けっぱらったシャッターの奥に、一機のMSの姿が見えた。お誂え向きに、そのハンガーの周囲に
人影はない。これ幸いと踏み込み･･･しばし絶句する。そのMSは、ジン。彼は前大戦中にそれと
戦ったこともあるし、鹵獲した機体に乗ったこともある。が、どうしても違和感がぬぐえない。
その違和感の原因は･･･腰に佩いた日本刀。彼の記憶しているジンに、こんな装備はなかった。
「･･･漢のロマンだな。こいつを考えた奴とは美味い酒が呑めそうだ」
気を取り直して、コクピットハッチを開放し、シートに滑り込む。コンソールの配置などは鹵獲機と
変わらないようだ。順調に起動シークエンスをこなしていく。モニタに表示されるステータスは、
オールグリーンを示している。記憶を掘り起こすように操縦桿を操りながら、ハンガーを出る。
操縦系統も問題なし。体が記憶している通りに機体を動かせる。これで戦闘の準備は整った。
軽く瞑目して目を開けると、目の前は銃火飛び交う戦場。そこが無限に続くソラではないことが残念だが、
やはり生粋の戦士の血が騒ぐ。敵は三機のG。相手にとって不足はない。
彼の友人たる管制官の美声に及びはしないが。軽く笑みを浮かべつつ、彼の口は言葉を紡ぐ。
戦いの始まりを告げる、その言葉を。

<<Mobius1,Engage>>


てわけで、前スレあたりで撒き散らした妄想を元に青森湾襲撃を書いてみた。
が！NJがらみの記述とかどう見ても>>222氏の方が分かりやすくていい。すげぇ勉強になる。
エース搭乗MSも俺のイメージしてたのと同じでビックリ。つーか、サイファーとピクちゃんは
どうしてもファルケンとモルガンに乗せたくなっちゃうよな。リボン付きは空間戦闘に特化した
中･遠距離よりの機体。黄色はバリバリ高機動白兵戦仕様の機体。ビーム鉤爪付けてたりして。
もちろん、彼らはパイロットの基本スペックが違いますから、オールラウンドに戦えます。
･･･何か考えがドンドン厨臭くなってきた件についてorz

GJ！
＞･･･何か考えがドンドン厨臭くなってきた件についてorz
そうなるのも仕方ないですよ、奴らが強すぎますからｗ
まあ、バランスに気をつければ問題ないかと。

ＧＪ！

>>241からすると、もしかしてトダカさんとピクちゃん顔馴染み！？
まさかトダカさん、「昔は色々と無茶したもんさ」系の人なのか。だからこその人と為りというのであれば･･･
深いぜ、トダカさん！！

>>251
アシュレイ、正義に乗ってるのか。しかも趣味悪いカラーって、Su-47グラーバクカラーのアレですか。
牛さんみたいな白黒マダラの。･･･うん、アレはアレでいいけど、MSには似合わんよね、確かに。
そしてやっぱり凶鳥はすごかった。キラのダルマ作りが神業など言語道断。やはり実弾でのピンホールショットだよね・・・

>>264
オメガ11専用ベイルアウトカウンターが最初のｲｼﾞｪｰｸﾄを記録しました。彼はあと何度ｲｼﾞｪｰｸﾄするのか。

>>241
マットブラックの4機はやっぱり「戦争犬」と呼ばれているんだろうか？それとも「悪魔」か？
やたらと裏向きの仕事をこなしてたけど。
「おしゃべり小僧」には長生きしてもらいたいもんだ。

>>273
最後の一文を見るともしかしてダブル変態の方だったんじゃないか？

>>267氏
ＧＪ。
力が１００有っても５０までしか発揮出来ない者は、
力が６０しかなくても６０全てを発揮出来る者に負ける、
そんな戦い方が見れるかとｗｋｔｋしてたり。
ＩＳＡＦ成立の見方にはこちらも新しい面を見れて刺激になってます。
後、エース機の仕様参考にさせていただこうかと。

>>626氏
フッケバインも居なくなってハゲタカも居なくなるだろうからＺＡＦＴはズタボロだなぁ。
それより８機を一人で相手にしてるであろうＰＪの安否が気になってしょうがないんですが（苦笑）

>>794氏
遂に黄色と邂逅、次回は無敵艦隊ですね。
しかしアデス艦長がまたしてもかつての味方に討たれる香りがする。

>>273
残念ですが灰色だったりします。マットブラックにしたのは目立たないように。
ラーズグリーズも同じ色がシンボルだから被せなきゃ良かった（汗）
……とりあえず５をこれからやり直して来ますね。

投票が３票しかない、いや３票とも２に集まってるんでその時点で終わりなんだが。
次回、黄色と飛鳥が出会う、かも。後メガリスで俺たちを和ませてくれたアイツらとか。

>>267
GJ!
また新しい物語が…

>あいつは…何だっけ、ザフト仕様のパラシュートが欲しいとか言ってたな｡
まさかオメガ11!?

>>275
まさか、まさかあの伝説のジャ○･ルイが！？

>>272
俺はあのカラーのSu-47が愛機

>>269
大丈夫ですよ。そんなコト言ってたら自分のヤツのほうがよっぽど房くさい物になる……orz
続き楽しみにしてます
>>278
ゴメンなさいゴメンナサイ――別にあのカラーが悪いなんていうつもりはありません
あのカラーと正義が合わないってだけです…
>>257
あのアシュレイが死ぬわけないじゃないですか（苦笑
>>275
ＰＪですか？大丈夫です…レイのドラグーンで撃墜判定食らって以来、物凄い努力してます。
というかこのくらい耐えてもらわないと、今後当たる予定のゴルト隊に瞬殺されかねませんから

>>279
278だが、ただ愛機を紹介しただけだ気にしなさんな。他にも悪役機が好きなもので（YF-23とか）

ちょっと思いついた…種世界のエースはオメガ１１に勝てると思う？
それにしてもカキコも職人様の投下もないとは…今日は静かな日だ

こちらの世界では生き残れば勝ちだからな、オメガ１１に勝てるやつなどいる訳が無い

ところで…投下していいか？
やっちゃうぞ、俺？

やっぱ午後になってから投下する
自信が無くなって来るよ

>>283
《投下しろ！臆病者！》

やっちゃえよ！

二人もいる事がわかって助かった
とりあえず、できた分だけな

朝早くに四人の部屋に通信が入る
AWACS　サンダーヘッド（以下雷頭）「SEED隊の以下四名は直ちにシミュレーションルームに集合せよ」
シン「っ…なんだようるせーな…」
雷頭「シン・アスカ少尉、私語は謹めと何度言えばいいんだ」
口走っただけなのに…サンダーヘッドはやっぱり地獄耳なんだとシンは思う
シンは手際よく制服に着替え、シミュレーションルームに向かおうとしたが３人しか居ない
レイ「シン、キラはまだ来ていないようだが…様子を見てきてくれないか？」
シン「レイ、まかせとけって、あんな奴、すぐに叩き起こしてくるさ！」
キラの部屋に向かうシン、ドアに手を掛ける
中にはベッドから引きずり落として尚も熟睡しているキラの姿があった
キラ「いたた…なんて起こし方をするんだよ、シン君」
シン「至急シミュレーションルームに来いってさ」
シンはこの時、キラを起こすためにキラの頭にたんこぶを３つ程作ったらしい
渋々付いてくるキラ、そして一行はシミュレーションルームに着いた

ルナ「それで…どうして私達を集めたのですか？」
シン「なんでこんな朝方に俺達を起こしたんだよ、スクランブルじゃあるまいし！」
シンの文句に若い通信士、ユジーン・ソラーノが返答する
AWACS　クラックス（以下友人）「え…えーと、シン・アスカ少尉、私語は慎んで…」
雷頭「シン・アスカ少尉、私語は謹めと何度言えばわかる」
そこは彼の十八番なのだろう、どうしても他人に言われたく無いらしい
そして話は本題に入る
友人「それでは、今からシミュレータを使ってこちらで指定した過去にエースによって破壊されたトンデモ兵器を破壊してきて下さい」
雷頭「お前達が使用する機体はF-15C イーグル、難易度はEASYだ」
シン「ちょっと、ラプターぐらい…」
雷頭「それでは、幸運を祈る」
キラ「え…もう始まり！？」

サンダーヘッドに強引に話を進められ、辺りは氷と海しか見えなくなってしまった
もちろんシミュレータ上の話であり、脱出しても生命に関わる事は起こらないのだが

ＧＪ１！

シン「なんで俺の話を聞いてくれないんだよ！」
そんな文句に耳も貸さず、レイが独り言を呟く
レイ「この海からラーズグリーズの悪魔が来たのか…」
ルナ「ま、想像上の話でしょうけどね」
シン「だからなんで…」
シンの言葉をかき消すかのように通信が入る
雷頭「今回の作戦は補給作業中のシンファクシ級潜水艦二番艦「リムファクシ」を撃破する事だ」
雷頭「なお、高度は１０００フィート（３００メートル）以下を維持しろ、敵に気付かれる恐れがある」
シン「だから…」
雷頭「それでは、無線封止を行う」
シン「わかったよ、独り言に勤しんでやるさ」

友人「それでは、無線も封止されたので今回の解説をして下さる歴戦のエースを紹介しましょう」
デトレフ・フレイジャー（以下赤燕）「ロト隊元隊長、デトレフ・フレイジャー中佐（今は教師）だ、よろしく頼む」
友人「今回の作戦目標についてですが、ちゃんと資料を読んできて下さいましたか？」
赤燕「ああ、この潜水艦についてだな、どうやら戦艦の類を一網打尽にできると言った所か」
友人「どうやら問題は無い様ですね、ん？SEED隊が敵に気付かれましたね」
赤燕「あのピケット級潜水艦が敵機発見を報じた様だな、奴が潜行するまでの約１分の競争と言った所か」
赤燕「さて、彼等に背負っている物が有るかを確認させてもらおう」

ルナ「もうバレたの！？喋るわよ！」
シン「確か１分だろ？それまでに奴に一撃加えてやれば良いんだな？」
シン達は機体を加速させる、当然身体への負担も強くなるが潜水艦に潜られるよりはマシである
無線から敵の言葉が聞こえて来る
hrimfaxi<<さて、俺が居ない間にザフトはどうなったのかを見せてもらうとするか>>
リムファクシ内部には顎髭を蓄えた見るからに歴戦の強者を思わせる男が居座っていた

後書き（一旦）
解説には突っ込まないこと
イージーの綴りは合ってるよな？

サンダー・石頭・ヘッドｗ

割りこみスマソ

>>そこは彼の十八番なのだろう、どうしても他人に言われたく無いらしい

まさにサンダー・石頭・ヘッドww

なんとなくこれ読んで思いついた

ルナ「もうバレたの！？喋るわよ！」
レイ「早すぎる――一体誰が…」
キラ「1000フィートの飛行なんて難しすぎるよ　僕はもっと高いところ飛ばせてもらうね」
シン「アンタって人は―――」
レイ「――やはりお前は、消えなくてはならない！」
鷹目≪何をやっている！？それは味方だ≫

―――キラ撃墜―――Mission Accomplish

ＧＪですが、セリフの前に人名を書くのはやめたほうがいいのではと思います。

やっぱりそうか、これからは書かないで誰が言っているのか解るように努力するよ

Mission05　100万『バレル』の生命線

レイ　「バレル1、エンゲージ」
・
・
・
・
・
レイ　「バレル1000000、エンゲージ」

シン　「ちょ、クローンにも程があるだろ！！」
レイ　「オメガ大隊を参考にさせてもらった。ちなみに今日から俺の名はミリオン･ザ・バレル」

なに、そのオメガ大編隊の亜種は…
茶を吹いたぞ

>>294
小話っぽいから別にいいんじゃね？

>>294
他のスレなら厳禁だが、ここが何のスレだか思い出せ。
AC世界においては通信時に画面の字幕に喋った人の名前が入るんで、
それに類する表現として捉えればまったく問題なくなる。

酒吹いた！
鼻の中がアルコール消毒されちまったよ！コノヤロー！
それと、無線の会話は
「こうではなくて」
《こうしてみれば、少しは違和感が無くなるかと思えるぜ？同志達。》
《さらなる健闘を期待する！》

ところで思ったんだけど･･･
６スレ目に出てきた大人キラを誰か描いてくれないかなって思ったんだけど･･･


いや、独り言なんで無視してくれ。

>>300
了解、無視しておく

しかし、このエスコン字幕を忘れていた自分が恥ずかしいな…

>>298
これからも精神力が続けば
VSグレイプニル、エクスキャリバー等も書いていこうと思うんだ
挙げ句の果てには黄色中隊とかベルカのダブル変態とか

投下行きます

１３話　第二次Ｂ７Ｒ制宙戦――後編

―――少し前　別の宙域

「どうすんの？イザーク」
≪くぅ…エターナルを援護する！≫
「あん？」
『――何を言い始めた？このおバカさん』というのを飲み込み次の台詞を待つ――
≪ザフトの艦(ふね)だ！あれは！≫

こちらからの通信を切り、大笑いする……やっぱりお前は馬鹿だよ
――何がザフトの艦だ…これでカリは返したと思いつつ、もう一方の馬鹿な連中を狩り始めた


―――Ｂ７Ｒ地球側

「くそ…」

ジャスティスを落とし吐き捨てる――間に合わなかった…ここに着く少し前に"フッケバイン"は落とされていた
パイロットは相当の凄腕だったようでしっかりと機体から脱出したようだ…落ち込んではいられない。

「管制　ガルム２はどこにいる」
≪――そこからプラント方向へ　まっすぐ行った所だ≫

ここまでで３０秒――急いで戻らなければ今度は落とされる――バーニアを全開でふかしながらＰＪの索敵を始めた

―――Ｂ７Ｒ中央付近

ＭＡ形態をとりシュヴァルツェ隊の進路方向にミサイルをばら撒いた
正確に彼らの目の前に飛んでいくそれを回避した彼らは、瞬時に撃ってきたＰＪを捕捉した――

≪噂の化け物傭兵コンビの片割れか…作戦変更だ 逃走機は後にする　追い込み、いくぞ！≫
≪し、しかし隊長≫
≪"フッケバイン"のＩＦＦは消えた。それに目の前の火の粉払わなくてどうするんだ≫

肩にレーダードームを付けた黒と赤で染められたジン。これが戦場に入ってきたことで戦況は一変した

≪シュヴァルツェ隊！？最悪の援軍が来たぞ≫
≪――なんだと？死にたくなければ全力で戦え！！≫

それを確認した言葉と共にザフトの動きが変わる

――彼らシュヴァルツェ隊リーダー、ドミニク・ズボフはユーラシア軍に属していた頃から、
味方に犠牲が出ようとも完膚なきまでに追い詰める姿勢を貫いていた。
そんな彼が起こした"軍隊が出動するほどの事件"は実のところ自分の隊のナチュラルの部下が戦場から逃げ出し、
おめおめ帰ってきたことに腹を立て暴力を振るったからであった。――この事件で彼は除隊。

その姿勢に目をつけたザフト上層部は彼を督戦隊として入隊させる。
戦闘方法は以前のものと変わらず、脱走兵にすらその姿勢を貫くことから畏怖を受け、
任務の過酷さからシュヴァルツェ隊では一回の出撃で一般の緑服の年収の半分が支給されるという、
ザフトにして傭兵部隊という異色の部隊となっていた。

そんな督戦隊がきたことで、戦場いるザフト兵の士気はいやがうえにも上がり、
逆に∞・ジャスティスを始め、Ｓ・フリーダム等が抜けたオーブ軍は押され始めた…

「このままじゃ押し返される…どうする…どうする？」

シュヴァルツェ隊から逃げ回っていたＰＪは、彼らからある程度距離を置いて、その様子を望遠モードでモニターしていた
その間、ほんのわずか――数秒のことだが直線的な動きになったグレイ・シュライクをズボフは見逃さなかった。
ビームライフルの三連射で動きを制限し、それにＰＪが鈍ったところで彼の部下は取り囲むように散開。――四方から攻撃を開始する

そのやり方は逃げ回るＰＪの行動範囲を確実に狭めていき、果てにあるのは弱りきったところでドドメ――
あだ名の"ハゲ鷹"にふさわしいやり方だった

≪怖いか？ 恐ろしいか？ それが『死』というヤツのことだ≫
「っ――ここは通過点　まだ死ねない」

それを切り抜けようと必死に攻撃をかわし反撃しつつ、ガルム１がいるであろう宙域に向かおうとする
演習時ドラグーンによって落とされて以来、こういった攻撃に対する訓練をつんで、ある種の"慣れ"が出来ていた
そんな中、反撃――驚いた１機を落としたが、
次の攻撃からは数の有利を活かし、ゆっくりと距離を詰める戦法を取られ致命傷にはならず、
その上で多少の損傷程度、気にせず突っ込んでいく――ＰＪは次第に押され始めた

≪ガルム２、右だ！右方向に穴がある≫
「！――了解」

長いこと聞いてないと思えるその声に反応し、いわれた方向に全速で向かう
そこには１機、シュヴァルツェ隊のジンがいるが、どこからか飛んできたビームによって撃破される

≪すまんＰＪ、遅くなった≫

分散してからちょうど１分、"円卓の鬼神"が現れた―――

―――

既の事でＰＪは落とされるところだった…今回のＰＪの自己評価は正確だったということ…
伸びてゆくその実力に少し嫉妬を覚えつつ、向こうの機体から来るだろう戦術、対処法を頭の中で構築する。
さらに状況報告をＰＪに求める

「――ガルム２　状況は？」
≪今の攻撃で――あと６機　機体は大丈夫、まだいけます≫

≪金の匂いと死の匂い、群がるキサマも同じ空のハゲ鷹だ≫

その混線した無線と共に遅れて敵部隊が向かってくる

「ガルム２、オレが前に出る。後ろのやつを頼む――いいか！？向こうの機動はドラグーンより速い。
　だが、あれに比べて統率制がかけていることを念頭において戦え！」
≪ラジャー≫

１，２番のウィングを展開し、ビームを受け止める
よく見るとその影に１機、サムライソードらしい物を構えているのが見えた
紙一重でかわすのではなく大きく避ける。なるほど、ツーマンセルで突っ込んで離脱の繰り返し…
航空機での戦闘と同じことをするようだ…。――ならばそのリズムを崩せばいい

攻撃を紙一重でかわし、それに続く敵機の攻撃を掴み取り、続いてきた二機に投げ込む
味方機が飛んできたことでの戸惑い――その瞬間を狙って切り込み、二機落とす

≪各機 狩りを楽しむ余裕はねぇぞ≫

向こうの１番機だろう、指示を出す――だが、遅い
自分たちの味方を使って攻撃してくるということは、自分もそうなるのではという恐れを生み出し。
いくら味方の犠牲を無視できても、自分自身がそうなると思えば動きにくくなる。
そこで射撃戦に移ろうとしても、オレが近づく素振りでも見せればとたんに動きは鈍ってしまう。
あとは射撃戦が得意なＰＪの餌食になるだけ――この悪循環を抜けることは出来なかった。

≪――何だこのざまは≫

残った最後の一機を撃墜――

≪すげえ サイファーが敵機撃墜！≫

ライフルブレード４本全てを使い切り、残る武装はビームサーベルのみだったが、何とか戦闘を終わらせることが出来た…
ＰＪが感嘆を上げているが、今日の殊勲賞は間違いなくそのＰＪに与えられるべきだ

そんなことを考えていると全周波の無線が入る

≪こちらはエターナル、ラクス・クラインです。戦いをやめてください！これ以上の戦闘は無意味です！≫

≪どうやら終わりみたいっすね…≫
「…ああ、ようやっと終わりだ…母艦に帰るか――家に…」
≪そうっすね。帰りましょう≫

そう二人で言い合っていると突然無線が入る。誰かと思って回線を開いてみるとピンク色の娘が映った

≪"円卓の鬼神"、すばらしい戦いでした――平和のためにあなたの力、私たちに貸してはいただけませんか？≫

何を言い出すかと思えば…勧誘か？

「評価してくれるのはうれしいがお断りする。」
≪――何故ですか？その力を平和のために活かそうとは思わないのですか？≫
「"戦争屋"の場所がなくなることがオレの望みでね。そんな世を作ってくれることを願っている…失礼する」

そういって通信を切る――
ようやっと戦争が終わったという空気の中、
なんとなくこの状態は長くは続かないだろうと思ってしまえて仕方がなかった

―――レクイエム内部

議長席の横側の通路の出入り口にいる。ここからいままであの道化師の様子を伺っていた…
予想通りキラ・ヤマトがきて問答をはじめる
こちらから聞いていると神託でも与える神父か、あるいは預言者か…そう思えて仕方がない
白けながら煙草に火を入れてその話しを聞き流す

どうやら道化師が撃たれたようだ…そしてかつての教え子と道化師を撃った少年が残る
あれが出て行った方の通路は瓦礫でふさがれたようだ…さて、死亡確認をするか…
出てきた私に驚いた表情を浮かべる女――

「カプチェンコ教官――生きていたのですか！？」
「…私の墓碑銘は読んだか？
『新しい世界への門は開かれた　我が魂は風となり　その門へといざなう』
『眠りし王の目覚めるとき　私の肉体も蘇るだろう』
　――眠りし王が目覚める時が近づいたから蘇っただけだ。」

何を言っているかはわからない表情をしている。まあ、関係ない。
道化師が骸になっているか確認するため脈を取り、その死亡を確認し立ち去ろうとする――

「待ちなさい！あなたは一体何をしにここに来たの！？答えなさい！！」
「見たままだ。その道化師の死を確認しに来ただけだ」
「――"道化師"？貴方は何を言っているの！？」

まあ、強度計算から言ってここはそう簡単には崩れない
何より私が来た通路は議長の脱出用のため、その強度はどこよりも高い

「……端的に話せば世界をラクス・クライン達に握らすために芝居をしていたということだ。
　そしてそいつが望みどおりの死を迎えたか確認しに来た。」
「…そう、…そして貴方はそれを邪魔するというわけ？」

『察しがいいのだな――女というのは』いつの間にか、ふと思考の片隅にそんな言葉が浮かんでいた

「そうだな、…そういってしまえばそうだろう」

そういうと目の前の女は目を吊り上げてこちらに銃を向ける

「――させない。ギルの残した遺産を破壊するなんて」
「タリア・グラディス。私は教えたはずだ――戦争においては"大儀"が人に銃の引き金を引かすと。
　そして銃を構える以上、自分も撃たれると。すでにここで死ぬことを決めたお前に引き金を引けるのか？」

自分の銃を抜きつつ、質問する
そして――乾いた音と共に女は額を打ち抜かれそこに倒れる

「え、…あ……おかあ…さん……」

糸の切れた人形もまた、同じように撃ちその場を立ち去る

――ＭＳに乗り込み外から沈み行くメサイアを見届ける
誰に補足されることなくＭＳが１機その宙域から去っていった

GJ!
初のリアルタイム遭遇だ。
PJもなかなかやるもんだ。
そしていよいよ国境無き世界の出番か…

誤字が…
ここまでで３０秒――急いで戻らなければ今度は落とされる――バーニアを全開でふかしながらＰＪの索敵を始めた
　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
ここまでで３０秒――急いで戻らなければ今度はＰＪが落とされる――バーニアを全開でふかしながら索敵を始めた
と訂正…

最近読んでくれている人いるのか不安になってきた…居ないのならなんとなくやめてもいいかなとか…

GJ！

そんなことない。俺は毎回楽しみにしている。
これからが一番気になるところだ。
やめるなんて悲しいこと言わないでくれ。

GJ!
俺なんか足下にも及ばないな


俺も精進します

ﾐﾃﾙﾖｰ。 　　　　　　　　GJ。 ようやく歴史の節目と言ったところでしょうか？ PJがサイファーと良いコンビ関係を構築してるなと思いつつ、まだ明かされないゴルト隊のMSが気になってきたり。 wikiの更新は明日までお待ちを……。

まったく、とことんタリアは糞女だったな。

ＧＪ!
カプチェンコカッコイイ！

ピンクは｢何故わかってくれないのでしょうか･･･｣とか言ってそう

個人的にはまだ生きているにギル「おまえは道化師（ﾌﾟｹﾞﾗｯﾁｮ」って言ってほしかった･･･

でもＧＪ

死んだらみんな仏様さね。

>>316
ゴルトのＭＳなぁ・・・。イメージ的にはリジェネレイト型かな。カラーリングも近いところがある（関節が黄色）。

GJ！！
次回はついに「終わりの始まり」の幕が開ける！？

>>320
そんなの日本だけの価値観だがな。

GJ！

毎回楽しみにさせてもらってますよ。ぜひ続けてくださいませ。
それとも、このスレではやっぱりこうかな？

<<書け！　臆病者！>>

GJ！！
毎回楽しみにして見てますよ。
俺も近いうちに投下予定です、臆病者の俺に投下出来るのか…

見放されてるかと思ってたらこんなにＧＪが…
やめる訳にいかないじゃないか――読者がいるってのはありがたいことです　orz

>>319
そうですね…カプチェンコはそうするつもりで脱出路にいましたが、あくまで種死後に"国境なき世界"でやってますから
やっぱりレイに撃たれました――残念

>>321
ゴルト隊のＭＳですか？バッテリー式のジャスティスのつもりです
∞正義の武装に近いですがバックパックは飛びません。
そのため軽量化され機動性は抜群に高く、
カプチェンコがＧビットのように部隊を動かす"ゴルトの巣"はハンパなくつよいです

また、自分の後ろの名前上げてしまった…変更します…うっかりが多いorz

あと、皆さんにお伺いしたいのですが

Ａ：世界の動きなどを掘り下げつつ進める　――更新遅い
Ｂ：そんなの気にせず、ガルム隊のみの視点で―更新早い

どっちがいいと思います？自分はＡで行きたいと思っているんですけど…

Aで！
こっちの方が物語に深みが出るし。

ＡdeOK!

ところで助けてほしい事が有るけど
歴戦のエース達の会話シーンがうまく行かないんだ
最初は喫茶店とか酒場スタイルにして投下したけど >>189のこと
やっぱり書き直した方が良いだろうか？

追伸
自分はAに投票します

>>330
実は>>293のいたずらのようなヤツ。じつは自分がやった物なのですが、直すとしたらこんな物になるかな

≪もうバレたの！？喋るわよ！≫
≪早すぎる――、一体誰が…≫

２番機のルナが声を上げ、３番機のレイも同じ、そんな中…

≪1000フィートの飛行なんて難しすぎるよ　僕はもっと高いところ飛ばせてもらうね≫

任務を忘れて自分の都合だけで行動するやつの声がしてきた――頭に血が上る

「アンタって人は―――」
≪――やはりお前は、消えなくてはならない！≫

３番機とともに襲い掛かる

≪何をやっている！？それは味方だ≫

ＡＷＡＣＳの声がするが――聞こえない…原作でもさんざん邪魔されたオレには聞こえない――

―――キラ撃墜―――Mission Accomplish

こんな感じかな…参考にしてみてくださいwktkしながら待ってます

まあキラ君は構想上ではヒーローぶってとんでもない事をしてしまう予定です
そちらこそ頑張って下さい

《いまだ！ディアッカ！！足付きに挟まれ！！！》
《この機を逃してはいけません！さぁディアッカ！挟まって！》
《ちょ、オマエラ！なんで俺が！》
《このｷｮｼﾇｹｪ！！貴様が挟まなくてどうする！！》
《ディアッカ！あきらめるな！頑張りたまえ！》
《5、4、3、2、…挟まった！！！》

ううむ、おやじさんの口調で言うなら
≪そんなことをして意味があるのかね？≫
といいたい

>>335
いや、なにちょっと前のレスでディアッカが挟まってたんで…
職人さんが投下してくれるまでﾜｸﾃｶしながらディアッカを挟んでみようかと

書き込みテスト

まだ続いていたのか。ご苦労なことだな。

ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲ……ﾄｳｶｽﾙﾅﾗｲﾏﾉｳﾁｶ?

Yes. Kestrel.

鋼の鷹が空を駆ける。
バレルロールから上昇、そして変形。
腰が１８０度回転し、四肢が伸縮して展開、機首が分離してゴーグルアイに緑の光が灯る。
そのままブーストを開始、次々に放たれる無人機に向けて機首だったシールドを向ける。
シールドの内側が開き、砲口が展開。
直後青い光が放たれ、次々と無人機を撃ち抜き、切り裂き、爆散せしめる。
旧ベルカで既に実現されていたＴＬＳ＝戦術レーザーの光。
その威力を確認したと思うと、鷹はまた戦闘機形態へと変形。
そのままパワーダイブを開始、地上へ向けて急降下をかける。

「……妙だな」
《どうしたガルム１？》
「いや、試作機と聞いてたからもう少し暴れ馬かと思っていたが……」

制動をかけて再び上昇を開始しつつ、かつて円卓の鬼神と言われた男はその違和感を吐き出した。

「どうにも、素直すぎてな」

鋼の鷹が飛ぶその下、旧ヴァレー空軍基地、滑走路の脇から鷹を眺める視線が３対。
一人は伊達眼鏡をかけた、少し神経質そうな男。
その顔立ちは二枚目といっても差し支えないが不機嫌そうな表情が張り付いている。
一人は禿頭の、楽しそうに空を見る男。
その目はじっくりと、空を飛ぶ鷹を観察している。
一人は髭を生やした、中年の男。
ただ楽しそうに、しかし何処かもどかしいと感じているような表情。

「アレが“鬼神”か。確かにハインリッヒが落とされたのも納得だな」
「ケラーマンのおっさんもな。お、そろそろ機体の性能が掴めてきたって感じか」
「……しかし、私は好きになれないな」
「まーだ、こだわってんのかい“燕”さんよ？」
「しょうがないだろう、“梟”。私と傭兵では戦う意義が違った」
「やれやれ、堅物だねぇ」

楽しそうな他の二人と違い、眼鏡の男の表情は渋い。
それもしょうがない事だと男は思う。
生き残る為に空を飛んだ“梟”や、あくまで戦闘機乗りとしての生き方にこだわった“不死鳥”と違い、
自分は国の為に空を飛んでいたのだから。

第２航空師団　第５２戦闘飛行隊『ロト隊』隊長、デトレフ・フレイジャー。
第１０航空師団　第８戦闘飛行隊『グリューン隊』隊長、ベルンハルト・シュミッド。
第２２航空師団　第４戦闘飛行隊『シュネー隊』隊長、 エリッヒ・ヒレンベランド。
かつてベルカの空を守り、他国へと攻め入ったベルカ空軍のエースたち。
そしてＩＳＡＦ成立に伴い軍に戻った、数少ないエースたちでもある。

「しかし……彼と飛ぶ事になるとは思っていなかったよ」
「それは同感だ。また空を飛ぶ事になる事も、だが」
「まぁ、アイツとしてはもっと違うヤツラと飛びたかったかもしれないがねぇ」

彼らは鬼神と直接空で戦った事はない。
当時ベルカ空軍、そしてその後のクーデターで彼と戦ったとされるエース部隊は５つ。

元ベルカ空軍第７航空師団　第５１戦闘飛行隊『インディゴ隊』。
元ベルカ空軍第５航空師団　第２３戦闘飛行隊『ゲルプ隊』。
元ベルカ空軍第５１航空師団　第１２６戦闘飛行隊『ズィルバー隊』。
元サピン空軍第９航空陸戦旅団　第１１戦闘飛行隊『エスパーダ隊』。
元オーシア国防空軍第８航空師団　第３２戦闘飛行隊『ウィザード隊』。

鬼神と戦ったエースたちはその誰もが、空には上がる事がなかった。
“鵜”と“マカレナ”は空に上がると故人を思い出すと言い、
“藍鷺”は事業の忙しさを理由に、“ボス”は最早老兵に教える事はない、としてその申出を拒んだ。
テロリストとなった“ルーカン”は未だに檻の中だ。
鬼神と戦った者は殆どが空へ上がる事を止めた。

付け加えれば、“禿鷹”は未だに逃走を続けており、“博士”は既に亡くなっていた。
“ルーカン”の相方だった“べディヴェア”は行方不明。
“燕”、“梟”、“不死鳥”はそんな中で数少ない、空に戻ってきた者たちだった。

「……そういえば“不死鳥”と“梟”は彼らの噂は聞いているか？」
「……“灰色”か」
「……そういやそんな話もあったな」
周囲に誰も居ないとはいえ、その声は小さい。
彼らが何処で見ているかわからないがゆえに。

「あぁ。あくまで“噂”だが。今“鬼神”が乗っているアレの開発にも関与していたらしい」
「確かにありゃ試作機って感じしねぇな。随分とこなれた動きをしてる」
「だがそうであれ、彼らが易々と尻尾を掴まれて引きずり出される事はないだろう」

沈黙が、辺りを包む。破ったのは、“不死鳥”。

「とりあえず身の回りには注意しておくべきだな」
「わかってるさ、“凶鳥”のおっさんのようにはなりたくない」
「もどかしいが私たちには何も出来ない、か」

“不死鳥”は、ゆっくりと地表に向けて近づいてくる鷹を眺めつつ呟いた。

「とりあえずやる事はあるさ。何も知らぬひよっ子たちに、生き残れるよう飛び方を教える事だ」

「それにしてもよく俺の名前なんか知ってたもんだ。
　連合はまだしも、オーブに仕事をしに行く事なんてなかったんだが」
「たまたま外国の番組がやってたのを見て、それにフォルクさんが出てたのを見たんで。
　最初から最後まで居たんで覚えてました。タイトルは確か……」
「“戦士たちとベルカ戦争”か」
「そう、それです！」
「よくあの国で流せたもんだな……」

トンプソンが取材に来た時、俺は迷っていた。
エルジアと旧ＩＳＡＦが終戦を迎え、丁度宇宙で“世界樹”が陥落した辺りだったか。
俺は現ＩＳＡＦからのオファーが来て受けるかどうか迷っていた。
当時の俺は１０年前の決戦、その時の傷が元で戦闘機乗りを止めていた。
このＣＥの医療技術なら治す事も出来たかもしれない。
そうしなかったのは、空という神の視点からではなく、あくまで人の視点から地上から国境を見たかったからだ。
だから迷っていた。今更空に戻って良いのかと。
そんな心境だったからあのインタビューを受けた。受けて、心の整理を付けたかった。
そしてあのインタビューを受け、心の整理を付け……あの番組を見て飛んで来た相棒と再会した。
そして、再び空に上がる事に決めた。
かつて見た空から今度は違う何かが見れる事への期待と、相棒の期待に応える為に。
かくしてかつて『国境なき世界』に加わった俺は、何の因果か限定的とはいえ“国境がない”軍隊に居る。

「だが話に聞いてたのとは随分と違う。あいつは抜け殻みたいなんて言ってたんだが」
「あ、えーと、それはですね」
慌てるその姿は誰かに似ていた。
「黄色の、変形するＭＳ？」
「は、はい！　その中でも一機飛び抜けたヤツがあって、自分もあんな風に飛べたらなって飛び方で！」
そう、アイツだ。アイツも相棒の飛び方を見てこんな目の輝きをしていた。随分と年は離れてるはずなのに。
「その機体、機首に黄色で『０１３』って番号が刻まれていたか？」
「そうですけど……有名なんですか？」
俺の後に相棒の２番機となり、そして俺が撃ち落したアイツに似てる。
「有名も有名だ。“黄色の１３”……エーリッヒ・クリンスマンと言えば『黄色中隊』の隊長だからな」
「黄色の、１３……」
その仇名を、シン・アスカは噛み締めるように呟いた。

「ところで……この飛行機どこに向かってるんですか？　随分と狭いですし」
今更だな、少年。
「物資満載の輸送機だからな。狭いのは諦めておけ。
　行き先はアレンフォート飛行場。ちなみに軍港なんでこのパスは落とすなよ」
と少年の手にパスを放り投げる。
「はぁ…………って、えぇぇぇぇぇぇっ！？」
ふむ、良いリアクションだ。
「俺も一応今はＩＳＡＦに雇われてるからな。ノースポイント本土には滅多に行かん」
アレンフォート自体孤島だから、ランタイまで行くのにも随分と手間がかかったしな。
「お、俺一応オーブの……」
「“元”国民だな。ついでに亡命許可の前に色々と調べて白だったから許可が出たらしい。
　職とか住居探しは次の長期休暇まで待て。
　それに、今行けばまだ“１３”のヤツが居るかｍ「行きます！」切替早いな、おい」
今の切替の早さだけ見ればソルジャーエースを目指せるんじゃないか？

そうしてまもなく、彼らを乗せた輸送機はアレンフォートへと降り立った。

ジャン・ルイが出なかったりした今回。出すとしてもオリキャラになるからどうしても迷う所。
そしてエイセスやシンの話し方を上手く書けない気もするないない尽くし。

しかし選択肢は容赦なく来る。しかも次回・次々回以降の流れを決めるとんでもない物。
一応、主人公はシンです。そう見えなくてもシンなんです。という事で選択肢。

１．アレンフォート飛行場、もとい空軍基地（目指せ黄色中隊、イジェークトもあるよ！）
２．旧ヴァレー空軍基地（うぉぉぉぉぉっ、ベルカの技術は世界一ィィィィィッ！！）
３．新ヴァレー空軍基地（いきなり宇宙かよ！？）

よくわからないとは思うが、コレで。何時もどおり先着５名様。

2番も気になるけどそろそろシンの出番が欲しいので1番。

GJ！！
選択は全部選びたい所だが、せっかくだから2で！

うーん、エスコンはエース達が魅力的過ぎてどのルートでどんなエースと出会っても面白そうだから困る。
此処は初志貫徹で１番。
１３の魅力は強いだけじゃなくて教官としても優秀なところにもありますからね。
黄色中隊にさんざん泣かされた身としては、シンがどれ程伸びるかワクテカが止まりません。

皆選ばないから俺は３を選ぶぜ。

１番でお願いします。

1でよろ

ちょっと短いけど投下行きます

１４話　偽りの終結――

――Ｂ７Ｒはずれ

一隻の戦艦が艦隊行動から離れ航行していた――いわゆる脱走艦。
ニコラス・A・アンダーセンが艦長を務める戦艦を振り切るのに苦労をしたが、戦闘後に逃げたので追跡まではされていない。
その艦は偽装ルートをとりつつ、順調にアヴァロンに向かっている。
そんな中、ソーサラー隊１番機――アンソニー・パーマーは先ほどの戦闘のデータをまとめていた

それをやっているうちに、いつの間にか背中に冷たい物を感じていた――
Ｓ・フリーダム、∞ジャスティス、ドム・トルーパーなどラクス・クラインの持つ新型機は
"国境なき世界"のデータである程度の予想がついていた。そして、そいつらはそのスペックどおりの動きであった…。
教本どおりの動きでしかない奴らは問題ない…ミーティアなど厄介な装備があるがそんなものはかわせばいい。
――所詮、武器を一通りにしか使わないものなど恐れるにたりない…

だが、"円卓の鬼神"、ヤツはゴルト１――アントン・カプチェンコに匹敵する読みを発揮――
その読みから生み出した戦術を、正確に…的確に…速やかに運営し、そして敵の攻撃すらも自分の武器にしてしまう。
戦線を共にしている時、ヤツは自分たちの装備から戦術を読み取り、最高の形で運用する機転も持っている…
見透かされてるような気分――そんな感覚に陥りそうだった。
また、あの２番機も傭兵でなければ真っ先に自分の部下に加えたいと思える腕だ。――あの二機の傭兵チームは強い。

戦って負ける気はしない。しかし、戦えば確実に部隊は壊滅的な打撃を受けると思えてならない。
――仮にゴルト隊が戦ったらどうだろうか？……あるいは彼らでさえ――想像すると不安がよぎる。
それを打ち消すために徹底的にデータの打ち込みに没頭していった。

――ユーラシア連邦所属：ヴァレー宙空基地

戻ってきた。足掛けでざっと半年近く。もう、ここが家といっても差し支えないほどだ
だが、休戦条約が締結、終戦条約への動きが出ているので、戦争は終わる――つまり、ここの傭兵部隊は解散――
戦争終結の祝いと別れの意味合いで基地の者総出でパーティーを行なった

オレはもっぱら食べること、飲むこと両方に精を出していたため絡まれることはなかった
ただ、ＰＪはその付き合いやすい性格と扱いやすい性質から、さんざんビールをかけられたりしていた…

次の日、基地司令部に呼び出された。お偉いさんは相変わらずの口調で

「君たちの戦果に感謝している。今後、戦争は終息に向うことになる。もう戦闘は起きないだろう…
　だが、実は先の戦争、そして今回のと二度の戦争で人的被害が激しい…
　そこで君達ガルム隊はこの基地でしばらくの間、新人の教官として残ってはくれないだろうか？」

…なるほど、至極もっともな話しだ。オレは残ってもかまわない。…だが、ＰＪはどうだろう？そう思い横を見ると

「分かりました。サイファーと飛んでいられるなら、頑張ってやらせてもらいます。」

そう返事を返していた――まだコイツと共に飛ぶことになりそうだ…

「まだ、オレはどうするか言ってないぞ」

といいつつ外面であきれた表情を浮かべ、内心ではこのお調子者と飛べることに喜んでいた

――プラント

白けきっている……
クラインの議長就任の演説の後、目の前でその女と白服を着たオーブ中将、
道化師の残したデータによると"SEEDを持つもの"の二人が抱き合っている…

このために"コーチネーター"、"ナチュラル"どちらからも、命を捨てたり、死んでいった者がいる……バカバカしくなる。
『見ちゃいられないね』と、こいつらにとって"いつもどおり"の仮面の上でかぶりを振り、呟きそこから去る
――もう、こいつらに関わることもないだろう。

少し歩き、誰もいない通路に差し掛かろうというところで後ろから声が掛かる。

「どこかに行くのかね？」

声は――"砂漠の虎"…カンがいいのか偶然か…

「いやいや、アスランも戻ってきたことだし――俺なんかいてもしょうがないでしょ？
　少し…旅に出ようかとおもってるとこですよ…」
「そうか、旅か…いいね。それでどこに？南米に行くなら、コーヒー豆をお土産に所望するよ。」

相変わらず人を食ったような言い方だ…

「…そっちには行かないと思うな。…まあ、気の向くままだからひょっとしたら行くかもしれないけど…」
「そ、"カプチェンコ教官"にヨロシクね」
――その言葉に体が硬直する

しばらくの沈黙の後、杖をつき去っていく足音が聞こえる
――知っていたのか？…知っているのならば何故、あの新議長、クラインにリークしないのか？
疑念が頭の中を駆け巡り、しばらくそこに立ち尽くしていた。

短い…種死本編がおわったということで糸が切れたのかどうも筆が進まない…orz
更新速度が遅くなるかもしれません…スイマセン

ＧＪ！
これはいいディアッカですね、まさしくスペエディの最後の場面は茶番以下の代物。
バカなトラごときが気づくなんて！まさか灰色!?

むしろ、種の最初のほうの虎にもどったのかも？
虎隊長も実は国境なき世界、だったりして。

投票集計で１に決定……さぁ頑張ろう。後、申し訳ないがタイトル付けてみる。

>>626氏
遂にＡＣＺならミッション１４まで到達ですな。
ここで半年番犬に育てられた新人たちが生まれるんだろうが……ＸＢ−Ｏでやられない事を祈っておきます。
後、虎も一癖有りそうなのが気になったり。
次回も楽しみにしてます。

GJ！
トラ、何を考えている？
灰色か国境かどっちかな？

やっとできましたので投稿。
後、タイトル無かったんで「シン IN ACE COMBAT5」にしました。
更に別のスレに盛大に誤爆してしまいました＿|￣|●
----------------------
『第三艦隊集結』

空が暗い。
眼下では僅かに霧がかかった海峡に３隻の空母と護衛艦艇が進入しようとしている。
俺達ウォードック隊は今、イーグリン海峡で内海に避難する空母の護衛をしていた。
ユークトバニアの奇襲により、オーシア軍は陸海空で被害を出していた。
だが、一つだけ奇襲に失敗している事がある。オーシア国防海軍の空母を全て撃ちもらしたことだった。
オーシア軍はこの無傷な空母を内海に終結させて再編成し、反撃の中核にするそうだ。
「それにしても嫌な天気だな。何か、出てきそうじゃないか？」
「よしてくれ。俺はそう言う話は苦手なんだ。ガキの頃なんかばあ様にラーズグリーズの悪魔の話を聞かされてトイレに行けなかった位なんだからな」
ペロー大佐曰く「かくも重要な作戦」の最中なのにハイネとチョッパーは緊張感の無い会話をしている。
まあ、無理も無い話だ。多数の戦闘機が上空で待機している上に外海側では多数のミサイル駆逐艦や潜水艦が網を張っている。
ＭＳならともかく、この世界の戦闘機や戦闘艦艇ではこの海峡に接近するのは不可能だろう。
「ダヴェンポート少尉とヴェステンフルス少尉、作戦行動中だ。私語は慎め」
ＡＷＡＣＳの管制官が二人に注意する。
コールサインは『サンダーヘッド』。チョッパー曰く『サンダー・石頭・ヘッド野郎』の堅物管制官だ。
「そうだ、まだ気は抜くな。ユークだって空母が内海に避難するのはわかっているはずだ」
ウォードック隊と並んで飛んでいるケストレルの艦載機隊の隊長が声をかけてくる。
チョッパーがセントヒューレット軍港で怒鳴られたという『ソーズマン』のコールサインのスノー大尉のようだ。
「でも、これだけの味方が居れば大丈夫ですよね」
「いや、撃ちもらした空母の戦力はバカにならない。何かしてくるはずだ」
安心しているグリムにブレイズが注意する。冷静な声だ。
俺は気を引き締め、操縦桿を握り締めた。

最近ふと思ったんだが、
２のクーデターって、
って国境なき世界のクーデターだったり？

「こちらサンダーヘッド、敵の航空攻撃可能圏外に到達した」
サンダーヘッドの声に肩から力が抜ける。
結局の所、敵の攻撃は無く、ヴァルチャーとバザードが海峡を抜けてケストレルも海峡を抜けようとしていた。
「順次所属基地への帰還を許可する。遠方より飛来の隊には基地までの帰投用燃料を与える。空母上空で待て」
「周りは帰り始めてるぜ。俺たちはまだかよ」
「ウォードッグ隊。空母上空で給油機を待てと言っている」
「そうよ、給油機が逃げるわけじゃないから待ちましょう」
「やれやれだぜ」
会話を聞きながらさっと燃料の残量をチェック。サンド島まで帰るにはきついが空戦をするには十分と言った量がまだ残っている。
給油機を待つぐらい大丈夫だろう。
「おい。なんだこりゃ。レーダーの故障か？」
チョッパーの声にレーダー画面を見る。レーダーには敵の反応が内海側に？
「二人してレーダーの故障って訳じゃないよな。俺のでも捕捉している」
「こっちにも出てます」
俺とチョッパーだけじゃなくてグリムも捕捉している。故障じゃないぞ、これは。
「て、敵接近！　各隊戻れ！　空母を護れ！」
サンダーヘッドも補足したらしく、慌てた様子で帰ろうとしていた連中を呼び戻す。あの声では他の連中が動揺しないのか？
「ブレイズより各機、迎撃するぞ」
ブレイズがドロップタンクを切り離し、加速する。
「了解。エッジ、交戦」「チョッパー、交戦！」「アーチャー、交戦」「イグナイテッド、交戦」
「レッドアイ、交戦」
ブレイズに続いて俺たちもドロップタンクを投下、身軽になる。

内海側から現れた敵機に対して俺は真正面から接近。そのまま、ヘッドオンで機銃を放つ。
コックピットに被弾した敵機はコントロールを失って海面へと突っ込む。
見ればブレイズやハイネたちも敵機を落としている。
「こんちくしょう　どこからきやがったんだ？」
ミサイルで敵機を撃墜したチョッパーが愚痴る。
確かにこいつらは内海から来た。どうやって内海側から？　空中給油を繰り返すにもオーシア領空を通る事になるので不可能だ
「こいつら、ＶＴＯＬだ。そんなに長距離は飛べないはず･･･」
「そんな事、どうでもいいから撃ち落せ！　敵機ミサイル発射！　迎撃開始！」
味方の通信が混線している･･･ＶＴＯＬ？　良く見れば敵機はハリアーだ。
「まさか、潜水艦が内海に先に潜入してそいつがこいつらを発進させているんじゃ…」
「潜水空母ですか？　そんなものが実在するなんて聞いた事がありませんよ」
どうやら、ハイネも俺と同じ事を考えていたらしい。
ザフトが使っていたインフェトゥスはＶＴＯＬ故にボズゴロフ級潜水艦に搭載されて運用されていた。
古いとは言え、ハリアーもＶＴＯＬだ。それを搭載できる潜水艦がいたとしても…
「レーダーにさらなる戦闘攻撃機確認。長距離対艦攻撃を行う腹積もりらしい。やつらの接近を許すな、こちらから迎撃せよ」
サンダーヘッドの報告に俺は考えるのを止めた。今は考えるよりも敵を撃ち落すのが先決だ。
レーダーに敵機が映る。その内の何機かは僅かながら遅い。こいつらが対艦攻撃機か？
「迎撃します。レッドアイ、援護を」
ナガセさんが対艦ミサイルを積んだＦ−３５に攻撃を仕掛け、それを狙おうとしたハリアーの後に俺が付く。
ハリアーはナガセさんへの攻撃を中断して俺を引き離そうとするが俺はしっかりと喰らい付いていく。
貰った…そう呟きながらトリガーを引き絞ろうとした瞬間にハリアーが急減速。
奴はノズルの角度を変えて急減速していた。俺はそのまま、オーバーシュートしてハリアーに後を取られる。
攻守が逆転して今度は俺が追われる身だ。奴は追い回した恨みを晴らすように機関砲を発射してくる。
機関砲弾が幾度もキャノピーを掠めていく。それに俺は焦り、回避するので精一杯で引き離す所ではない。
突然、ハリアーの射撃が止む。急旋回しながら後を見た俺が目にしたのは火を吹きながら落下するハリアーだった。
「大丈夫か、レッドアイ？」
ハリアーを片付けたＦ−１４Ａが直ぐ横に並ぶ。ケストレル戦闘機部隊のスノー大尉だ。
「な、何とか…」「敵はかなり腕がいい。動きに惑わされるな」
そう言い残すと彼は翼を翻して再び敵機へと向かう。
俺のＦ−１はどうやら被弾した様子は無いようだ。さっきの借りを返そう･･･そう考えて俺もスノー大尉に続く。


結局、俺はその日は借りを返すことはできなかった。
スノー大尉は敵機に後ろに付かれても直ぐに引き離し、後を取って撃墜する。
俺が助ける必要なんて無かった。
俺はと言うとその後もハリアーのトリッキーな動きに翻弄されてた。
まあ、ハイネやブレイズたちと連携して何とかしていたけど･･･気が付けばもう、敵機は居なくなっていた。

敵機が全滅し、やっと周りが静かになった。
俺達はサンダーヘッドの指示でケストレルの上空で編隊を組み、待機する。
少し離れた所にはスノー大尉が率いる編隊が居る。
「おーい、サンダーヘッドよ。早くこっちにも給油機回してくれよ。派手にぶん回したから最寄の飛行場に行く分しかないぞ」
「機体が腹ペコで空母に着艦したい気分だ。給油機が来なかったら無理やり着艦して空母の燃料までタンクに入れてしまうかもしれないぞ」
「ウォードック、防空任務は解いたが私語は慎め。ケストレル上空で給油機を待てと言っている」
「「へいへい」」
チョッパーとハイネのサンダーヘッドとのやり取りに誰かの笑い声が無線に聞こえる。
俺自身も笑い声を上げていた。この際、サンダーヘッドに注意されても構わなかった。
無線のコール音がなる。お決まりの私語を慎めだと思って無視しようと思った。
だが、サンダーヘッドの声は切迫していた。
「弾道ミサイル接近！」
サンダーヘッドの声に反射的に上空を見る。空から何か黒い物が落ちてくるのが見えた。
これだけの艦艇と航空機がいる所に一発だけミサイルが飛んでくる･･･最悪の事態を想像する。
俺はその想像に凍りつき、動けないままそれは前方の空母の上へと落ちていき、炸裂した。
衝撃が愛機を揺さぶり、俺は目を閉じた。

目を開けた時、俺はまだ生きていた。編隊を組んでいたブレイズたちも無事だった。
だが、前方･･･ミサイルが炸裂した場所は地獄だった。
三空母で一番前を航行していたバザードは火災を起こしながら傾斜し、その周りを航行していた護衛艦艇も火災を起こすか、又は傾斜し、中には既に沈没しているものもいた。
そして、その上空はもっと悲惨だった。
バザード上空を飛行していた護衛機の姿はたった２機だけになっていた。
「核じゃない･･･じゃあ、なんなんだ！？　この世界にこんな兵器があるなんて･･･」
元の世界でも見た事も無い兵器の威力に俺は混乱しかけていた。
「誰か！　いったい何が？」
「分からん、とにかく高度５０００フィート以下のものは全滅した！」
５０００フィート･･･約１５００ｍ。確かに着弾点付近の生き残りは５０００フィート以上を飛行していた。
「ミサイル第二弾飛来！」
サンダーヘッドが再び弾道ミサイルの接近を告げる。
「くそう！　生き残りたければ、弾着までに高度５０００フィート以上に上昇しろ。各機急げ！　ケストレル、避退しろ！」
「みんな、５０００フィート以上に上昇しろ！　今はこれにかけるしかない」
スノー大尉の切迫した声にケストレルとヴァルチャーを始めとした生き残りの艦船が２発目の弾道ミサイルの魔の手か逃れようと退避する。
俺も･･･いや、上空に居る護衛機全ても生き残る為に５０００フィート以上を目指して上昇する。
「着弾まで後１０秒、８、７…」
スロットルを叩き込むように前進させてアフターバーナーを点火。だが、弾着まで１０秒をきったのに高度はまだ４５００フィート。
「５、４、３、２、弾着、今！」
サンダーヘッドのカウントとほぼ同時に弾道ミサイルが炸裂し、再び衝撃が襲ってくる。

俺は･･･生き残った。
いや、ウォードック隊の面々も皆、生き残っている。
高度計を見れば高度は５０５０フィート･･･ぎりぎりで間に合ったようだ。
周りを見ればスノー大尉の隊を始めに幾つかの飛行隊は生き残ったらしい。
だが、それ以外は悲惨だった。
５０００フィートに上昇することが間に合わなかった護衛機は消滅するか火の玉になりながら落下し、海上でも爆発に巻き込まれた艦艇が幾つも沈没しようとしていた。
「ヴァルチャーが直撃を食らった！　轟沈する！」
無線からは生き残りの艦の悲痛な声が聞こえる。
２隻目の空母ヴァルチャーも巻き込まれ･･･否、ほぼ直撃を受けて船体が真っ二つに折れて沈没しようとしていた。
バザードの方は既に艦首を海面に突き出した状態で海底へと没しようとしている有様だ。
もはや、海上で生き残っているのはケストレルとその周りに居た艦艇だった。
「空母が２隻も･･･あんなにいた味方機がこれだけしかいない」
「それに帰る燃料もねえ」
チョッパーの言うとおりだった。残存燃料はサンド島に帰るのは無理な量に達していた。
「サンド島隊、空中給油機を回せない。そのまま北東へ進みハイエルラーク基地へ向かえ。地上で給油を受けよ」
「了解」
サンダーヘッドが給油地を指示する。だが、本来はこの世界の人間ではない俺にとってはハイエルラーク基地の場所が分からず、コックピット内に持ち込んである航空地図を取り出し、位置を確認する。
イーグリン海峡の北東･･･あった。ギリギリだが何とか辿り着ける距離だ。
「ブービー！　やい！」
編隊を組みながらチョッパーが声を上げる。
「隊長って呼ばなきゃ」
「違うんだ。隊長なら隊長らしく、俺たちのことをボロクソにいって欲しい･･･あの声がねえとさびしくって、だめなんだ」
「確かに万年大尉のおっさん、ボロクソに言うけど･･･なんか、楽しいんだよな」
「今日も僕たちを無事に連れ帰ってくれたんだよ。今では彼が僕らの隊長なんだ」
「そのとおり。そして私は二度と私の１番機を失わない。どこまでも援護する……」
そういえば、ナガセさんを庇って万年大尉は撃墜されたんだっけ…まだ、その事を気にしているのだろうか？。
その後は余り喋る事無く、北東へと俺達は飛んだ。


後日、第３艦隊を壊滅させた化け物の正体が司令部から知らされた。
弾道ミサイル搭載潜水空母･･･『シンファクシ』
潜水艦でありながら空母としての能力を持ち、広い範囲を破壊する散弾弾頭を搭載した弾道ミサイルを搭載するＣＥ世界にも居ない化け物潜水艦だ。
俺はＭＳでもない限り、こいつには勝てないと思って神様にこいつとまたで会わないようにって願った。
でも、この世界に俺を飛ばしてくれたので神様が力を使い果たしたのか、俺の願いを神様が聞いてくれなかったようだ。
-----------------------------------------------------------------
っと、今回はここまでで。
今一な駄文で申し訳ない。
でも、他の方が言うとおり空戦むずいよぉ･･･

>>626氏
今、ログも含めて全部見ました。
終戦になりましたがこの後、国境なきの出番となるんですよね･･･ラクシズはどこまでぼこぼこなるやら。
私も楽しみに次の投稿をお待ちしてますね。

GJ、へんなカキコで間に入って申し訳ない。
シンにはぜひともASM-1搭載機ということで、
でサンド島防衛や、
ラーズグリーズの悪魔で活躍してもらいたいな。

◆9EWIUfFMpQ 氏
ＧＪです
注文つけるならメインのシン以外の言葉は戦闘機に乗っているなら
カッコの形を変えてみるのはいかがでしょう？
続き楽しみにしています

トラ…ですか…皆さんの予想の斜め上をいけたらいいなと思っています

>>前スレ794　AC04 SEED氏
お返事が今頃になりましたが見させていただきました。
ＡＣ０４が舞台だそうですが私よりも美味いですね。
っと、ハイネ以外にもニコルにハルバートンにアデスさん･･･
アデスさん、コンベース港ではエイギル艦隊の数少ない生き残りになって欲しいな･･･

>>◆xzwaKglpEo氏
ＣＥに我らがエースたちにオーシアやユークが居る作品ですか。
シンが黄色達と接していってどうなるか楽しみですね。

>>368
リクエストお受けいたしました。

でも、その前に白い鳥パート1書かなきゃいけないのよね･･･＿|￣|●

ミサイルはMSにとって天敵だからなー
ミサイル戦術の知らないシンの心情がわかる希ガス

乙

ようやくＰＣの前に復帰。
地上の天気が荒れに荒れても、雲海の向こうはいつもどおり青かった。
《よぅ相棒、ここから見ればどの国も大して変わらん》
アレは有る意味真理です。

wikiへの編集は明日以降になりそうです。
そして>>626氏＆>>579氏ＧＪ！

>>354＆362
乙！

トラがなんとも不気味だな。
本編ではボンクラに成り下がっていたけどここでは昼行灯ということなのかな？
今後の動向が気になる。

スノーマン大尉、ここでは存在感を保ってたなあ。
この先のサンド島防衛戦ではCE組が活躍するのを祈ってるよ。

なぁ……今５を始めたんだが。
《ステージ５からいきなりラプター入手できたんで使ってしまった、と言ったら驚きますか？》
タイガーと違ってピーキーな機体だな、本当に。

>>374
だがソレがいい！

確かにソレが良い……けど、やっぱり他のにしてみる。
はじめてＦ−１８使ったんだが、ちと鈍重だが良い機体だな。

ウィキ登録の方
誤字です…『このために"コーチネーター"、"ナチュラル"どちらからも』
"コーチネーター"じゃなくて"コーディネーター"ですね…
なんか得体の知れない珍種が出来てしまった

自分の◆Hgibd3UDFM　を『ハイネさんＵ（アップ）Ｄ（データ）ＦＭ』と読んでいる…なんかの病気か？
それにしても…最近雑談ないな…(´･ω･)ｼｮﾎﾞｰﾝ

>>374　それホント？

＞最近雑談ないな
ならばネタを振ろう。

お題：ナイトレーベンにはさまった種キャラの反応
例）
キラ「やめてよね、本気ではさまったら抜け出せるワケないでしょ」

いまいちだな。ありきたり過ぎるか？

イザークあたりなら
「う、ううう撃てーーーーここここのキョキョキョキョシヌケがー」
とか言いそうだ

>>378
ホント。アーケードでごちゃごちゃやった後、コンティニューしたら出てきた。

《ところで俺、前スレでＡＣに惹かれて買ったって言ってたヤツなんすよ》
《０４→ＺＥＲＯと進んで今ようやく５をやってて、つい徹夜で今ミッション１７まで進めちゃって》
《チョッパー……チョッパァァァァァァッ！？》

……誤字は修正しておきますね。

>>379
変態仮面は「これが人の夢！人の業！」とかか。
何が夢だったり業なのかわからないが。

更新完了。
◆Hgibd3UDFM氏と◆9EWIUfFMpQ氏は修正する所が有れば言って貰えると。

そしてクルイーク要塞がクリア出来ない……何かオススメの機体とか有ります？

と、追伸。
初期長編の更新が完了したので次の更新に移ろうかと。
wikiに上げても良い場合、言って貰えれば順次上げていきます。

>>382
自分が要塞をはじめて落としたときはA/10-Aを使った
特殊兵装があそこの攻略には最適。ただ、次のステージで死ぬほどきつい思いをする…
山肌スレスレをかけぬけて何とかなったけどね…

ファルケンを使うんだ！と思う俺は外道かな？

>>385
なるほど…あなたは≪助けてくれ！ラーズグリーズだ。≫という声を聞きながら
『貴様らユーク共の血をチョッパーの死へのはなむけにする…まだまだ足りん！』
とか言いながらレーザー撃つんですね？……ゴメンこれオレだorz

モニターに移る映像はザフトにとって悪夢そのものだった、核攻撃で崩壊するボアズ。
それを凝視する二人の男
「やはり人は愚かだな･･･。」
ラウ・ル・クルーゼは呟く。
「戦争を知らぬ愚か者に玩具を与えた結果がこれだ、少なくとも私はそう思うが。」
「それは私に対するあてつけか？」
「さてな、これでパトリックはジェネシスを問答無用で地球にぶっ放すだろう･･･
　コーディネーターが新人類か･･･馬鹿馬鹿しい元々コーディネーターはナチュラルから生まれた
　存在だと言うことを忘れている愚かなことだ。」
「もともとジェネシスはお前が原案を練り設計したのだろ。」
「本来は外宇宙進出の為に作り上げた物だがそれを兵器転用する愚か者がここにもいたということだ
　第一あれはジェネシス（創生）といった名前ではなくジャーニー（旅路）という名だ。」
「すまんな、確かお前はフリーダム、ジャスティスという名前をつけることに猛反発していたな･･･
　そうそう、所で･･･お前が練った「国境なき世界」のプラン読ませてもらったが中々面白いな
　世界の文明を退化させることにより全人類に痛みを与え、世界を改めて再構築し、良き方向へ
　少し舵を曲げるか･･･アントン。」
「だがその計画はあくまで最終計画として考えたものだ、まだ実行する気はない。この狂った中でまだ正気
　を保った連中がいるからな。」
「ラクス・クライン、キラ・ヤマトか･･･。」
「そうだ。」
「では彼らが道を誤った時点ぬなった場合はどうする？」
「そのときに我々は立つのさ、私はまだ信じたいからな。」
「そうか･･･、全く君はおかしな者だよ世界を憎み滅ぼさんとしようとした私と接触するとは･･･。」
「望もうが望まれないだろうが、生を受けたなら何かを全うする、憎しみという視野ではなく、それ以外の
　感情で世界を見ることもまた大切だ。」
「･･･君とはもう少し早く知り合い、友人となりたかったな、アントン・カプチェンコ。」
「こちらもだ、ラウ・ル・クルーゼ。」
二人の男は固く握手をする。


ヤキン・ドゥーエ
「ジェネシス崩壊プログラムは？」
「３射目発射を確認したら自爆プログラムを組み込んだ。」
「そうか、ならいい･･･。」
「君はどうするラウ・ル・クルーゼ。」
「もう私の命は短い、なら最後はアル・ダ・フラガのクローンではなく、ラウ・ル・クルーゼとして死ぬつもりだ。」
「分かった、ではそれまでの道案内は我々が勤めさせていただこう。」
「ラウ・ル・クルーゼ、プロヴィデンス･･･出るぞ！」
「ゴルド１より各機出撃開始。」

「確認したフリーダムだ。」
「では私は核搭載艦へ向かおう･･･さらばだクルーゼ。」
「さらばだアントン。」

乙！
無印の一幕って所か。

乙です。
いや、ホントになんで兵器に『自由』『正義』『律法』『永遠』『創生』なんて名前つけたんだか…。
センス疑わざるを得ないよなぁ。

GJです
自分のｓｓの一部に使わせていただきたいと思うほどすばらしいです

コード使ってミサイル無限。不死身で飛ぶと爽快だ。地面に刺さってぬけなくなるし、ミサイルのせいで前が見えなくなる位に煙出るし、まず絶対に逃げられない。
これが正に「鬼神」「ラーズグリーズの悪魔」「凶星」「リボン付き」 「ネモ」な訳だ。

弾無限は兎も角……無敵も何も、そもそもあいつら攻撃が当たらないからな。

>>387
ホントに使いたくなってきた…使わせてもらえませんか？

第６話投下します。
やっと書き上がった・・・

――第６話――　
無敵艦隊封殺



前回の作戦で、俺たちは犠牲を払いながらもエイギル艦隊の機動力を奪うことに成功した。
だがエルジア本国や他の占拠地域に燃料がないとは言い切れないし、現に他の地域からタンカーが出たという報告もあるらしい。
艦隊を叩くなら今、燃料が少ない間を狙うしかない。俺たち航空団の意見が通ったのか、
司令部はすぐに作戦を立案した。

「作戦名は『ラフ・シー』、決行日時は１１月２３日１２００時。今回の作戦の目的は、
エイギル艦隊を叩きノースポイントの安全を確保することだ。作戦目標は艦隊だけではなく、
造船中の船なども含まれる。俺たちはまず艦隊を叩き、その後他の地域を攻撃する。他に艦隊を攻撃する隊は、
オメガとメビウス１だ。ヘイローは造船所、レイピアは補給基地。俺たちも補給をした後停泊中の寒帯がいれば攻撃する。
以上だ。質問は？」

隊長がいつものように説明をする。聞く限りは簡単な作戦だが、相手はあのエイギル艦隊だ。だからこそ奇襲をする。
当日、ブリーフィングを行う。状況説明を行った後、司令が話を始めた。だが俺はそんな場合ではなかった。
前回見た黄色中隊。その恐怖が身に染み付いてはなれない。ＣＥにはあんな恐怖を与えるほどの敵は居なかった。
フリーダムだってアレに比べればかわいい物だ。でも、それを考えると疑問が１つ浮かぶ。メビウス１のことだ。
あの黄色たちに向かっていって無傷で帰ってきた。おかげで時間が稼げ、何機か助かったのだが、黄色とやり合って
生きて帰ってきたこと自体がすごすぎる。もしかしたらあいつなら―――

「―――なお、今作戦はノースポイントに司令部が移されて以来、最も大規模で重要な作戦である。
各自粉骨砕身して任務を全うし、必ず生きて帰還せよ」

突然、司令の言葉が耳に入ってきた。『必ず帰って来い』、そう司令は言っている。そうだ、生きて帰ってこよう、
そう思えば不安は消えていった。その後、俺たちは出撃する。
大陸戦争最大の海戦が幕をあげようとしていた。

「スカイアイより各機へ。作戦開始、全目標への攻撃を許可する。敵艦隊を攻撃し、壊滅させよ」

心なしかスカイアイの言葉にも覇気がこもっている気がする。
すでにレイピアやヘイローは編隊を離脱、他の部隊と侵攻を開始していた。今回の作戦には、
俺たちの航空団以外に別の航空団も参加している。さすがにこの規模の作戦は俺たちだけでは無理だろう。
俺たちの兵装はサイドワインダー２発にＡＧＭ−８４ハープーン２発、ＧＢＵ−１２を６発だ。
オメガはハームを４発装備し、イージス艦や巡洋艦、他にもエイギル艦隊旗艦である戦艦タナガーのレーダーをつぶし、
さらにあまったハードポイントにはＭｋ−２２を満載していた。
メビウス１は前回と同じくＭｋ−２２を１６発。全機バルカンは満載だ。
俺たちの最大の攻撃目標は旗艦タナガーだ。タナガーをつぶせば攻撃の半分は成功したと見ていいらしい。

「オメガ１よりオメガ各機へ。俺に続け！オメガ１、マグナム！」
「オメガ１１、マグナム！」
「オメガ４、マグナム！」
「ヴァイパー各機へ。２と３は俺とメビウス１と共にタナガーをやる。他は各自攻撃せよ」
「ヴァイパー７、了解！任されました！」
「ヴァイパー２、了解です！」
「ヴァイパー３、了解！」
「ヴァイパー６、了解！」

先ほどオメガが放ったミサイルの半分はイージス艦に防がれていた。だがそのイージス艦にミサイルが命中、
その後のミサイルは全てヒットする。防空網は破られた。
俺たちは低空へ侵入、タナガーの側面を狙う。射程に入り、ミサイルが発射される。
右隣を飛行していたメビウス１のイーグルは上昇、爆撃の準備に入った。

「ヴァイパー１、ミサイル発射」
「ヴァイパー３、ミサイル発射！」
「ヴァイパー２、ミサイル発射！」

俺と隊長は１発ずつ、ヴァイパー２は２発全弾発射した。
ファランクスを撃ってくるが、２の１発にあたるだけで他は命中コース。さらに上からメビウス１が急降下爆撃を仕掛けていく。
イーグルの青と白の機体から緑の爆弾がいくつも離れていく。
完全に隙を突かれたタナガーはもろに爆撃を食らった。さらにハープーンも命中。
ものすごい噴煙を噴出し始めた。

「スカイアイ、こちらヴァイパー１、タナガーを撃沈した」
「こちらスカイアイ、確認した。よくやった！攻撃を続行せよ」
「やったのか！」
「よし！　勝てるぞ！」

タナガー撃沈の声に他のやつらの士気も上がる。メビウス１が隣に並ぶ。尾翼のメビウスの輪が誇らしげに輝いて見えた。
爆弾はすでに４発に減っていた。一気に落としたらしい。確かに、横からならまだ装甲に阻まれるかもしれないが、
上から直撃を１２発も食らったらひとたまりもないだろう。少し敵が哀れに思えた。
他にも撃沈の声が上がる。

「イージス艦レイヴン、沈黙！」
「こちらヴァイパー６、空母を撃沈した！」
「スカイアイだ。空母ジオフォン撃沈を確認」
「駆逐艦を撃沈！」

ハイネも攻撃を仕掛けようとしていた。すでに対艦ミサイルはない。爆弾を切り離した直後、エンジンから煙を吹き始めた。

「くそ！食らった！被弾した！」
「ヴァイパー６、こちら１。被弾の状況は？」
「エンジンの出力が上がりませんが飛行に支障はありません。離脱します」
「こちらメビウス１。こっちは兵装がなくなった。補給ついでにヴァイパー６を護衛する」
「こちらヴァイパー１、頼んだ」
「こちら６、すまない！」
「こちらスカイアイ、離脱と補給を許可する」
「了解した。ヴァイパー６、いくぞ」

ハイネが被弾した直後、俺は思わず叫んで無事を確認しようとしたが、その後のやり取りで安全だとわかったとたん気が抜けた。
離脱した後、艦隊はほぼ壊滅状態にあった。撃沈まで行かないでも、全て沈黙している。
その後、スカイアイが敵機の接近を告げる。

「こちらスカイアイ、敵戦闘機の接近を確認。警戒せよ」
「こちらオメガ１。俺たちは対空兵装に余裕がある。俺たちでやっておく」
「こちらヴァイパー１、頼んだ。ヴァイパー各機、補給に行くぞ」　　
「ヴァイパー３、了解です」

俺たちはいったん基地に戻り、補給を受ける。ハンガーの脇にはハイネのＦ−１６が駐機しており、すでに修理に取り掛かられていた。
俺の対地兵装は先ほどより減らされ、その分アムラームを積む。隊長は完全な対空仕様だ。
メビウス１と合流し、作戦エリアに戻る。
今度はコンベース港だ。すでに一度帰還していたヘイローが攻撃し、ある程度ダメージを与えている。
俺たちが今度は攻撃に入る。

「ヴァイパー１、敵機視認。攻撃する。・・・・フォックス３」
「ヴァイパー７、投下！」
「ヴァイパー３、投下！」

すでに数は減っているが、俺たちがそこに追い討ちをかける。すぐに敵は壊滅した。
その後、編隊を組み帰投する。その途中、歌声が聞こえ出した。

「紺碧の空と緑豊かな大地が果てしなく広がる――」

歌われているのはユージアの国歌だった。すぐにみんなが一緒に歌いだす。
最初に歌いだしたのはだれだったんだろう。

『――この地には 勇気と力強さに溢れた 自由と正義に充ち満ちている』

気分屋のヴァイパー７はもちろん、あの隊長やスカイアイまで歌いだしている。

『我らは最後まで戦う 我が祖国の自由のために』

最後にヴァイパー７が歓声を上げる。皆気分が良かった。久しぶりの大戦果だったのだから。
基地に帰った後も大騒ぎ。ハイネが帰投途中のメビウス１の戦闘について酔っ払いながら話している。
帰投の途中、敵の編隊に遭遇したが、あっという間に片付けてしまったらしい。
さらにメビウス１はあの国歌を歌いだした張本人だったようだ。
前回と違い人的損害を出さなかった俺たち。騒ぎも大きくなる。ＩＳＡＦ全体で見ても大勝利なのだから。
後日、エイギル艦隊の壊滅により、ノースポイント攻撃が無期限停止になったという情報が入った。
これで総司令部の安全は確保できたというわけだ。

勝利に沸く俺たち。だが更なる恐怖が待ち受けていることなどあのときの俺たちには知る方法もなかった。

投下完了。しかも早速誤字発見orz
誤：停泊中の寒帯
正：停泊中の艦隊
申し訳ないです・・。

>>370氏
ほめていただき光栄です。
コンセプトがほぼ同じであることは少々申し訳なく思っています。
いよいよアークバードとご対面ですね。
いまからわくわくしております。

なお、アデスさんの話は次の話で後日談的なもので乗せようかと思っています。
（第４話みたいな感じ）

>>399
GJ!ﾘｱﾙﾀｲﾑに初遭遇

ｼﾝがﾒﾋﾞｳｽ1と共に戦いどのように成長していくか
楽しみです!

追伸
国歌歌詞参照HP

Mitoro's page - Acecombat Fan Site -
ttp://www.ne.jp/asahi/mitoro/page/

追伸
国歌歌詞参照HP

Mitoro's page - Acecombat Fan Site -
ttp://www.ne.jp/asahi/mitoro/page/

>>387だけど、ネタで書いたので ◆Hgibd3UDFM 氏どうぞ…

>>384,385
Ａ−１０だと次で死にそう、ファルケンはファーストプレイで当然無いので、
Ｆ−３５Ｃでやったら取れました。その後の島ったトンネルとかで死に掛けましたが。
なんか５は０４と０に比べて微妙に意地が悪いミッション多い気がするのは気のせいでしょうか。
しかしミッション２７のＡＣＥの難易度と演出は反則だ、涙腺緩いんだぞこっちは。
……平行棒でぶつかるか、平行棒越えて態勢立て直そうとした所で地面にキスしていまだにクリアしてませんが。
けど楽しい。前スレの喫茶スカイアイのトンネルくぐり編でルナが大興奮してた訳を理解した。

>>◆8XDeuhzU26氏
メビウス１の人柄が少し垣間見える気がしてＧＪ。
次回シンたちがアレの恐ろしさに震えるのを楽しみにしております。
wikiの更新は今晩までお待ちを。

……トリップ入れ忘れました。

前スレ>>743の設定で少しずつ投下してるヤツなんだけど、ちょっと聞いて良いかな？
今書いてる部分には余り関係ないんだが、種死開始時点ではストーンヘンジが修復されてる設定になってるんだが。
ユニウスセブンが地球に落とされる時、アレはどうなるんだろうか。
無事稼動して破片の迎撃を開始するのか、それともそうさせないよう灰色たちに破壊されるのか。
どっちだろうか。

要塞クリアおめでとう！
自分はハミ�dネルよりオヤジトンネルのほうが厳しい…
二段平行棒は全速で駆け抜ければ何とかなりますよ

オヤジトンネルは入るまでが長いから、フラストレーション溜まるんだよな。

>>406
エースたちのポジションに次第だろう。

>>406
自分の中の妄想では、>>267で書いたとおりミネルバにリボン付がいて、ユニウス落しに際してはヴァレーから鬼神が飛んできて
散弾ミサイルをぶっぱなす、という流れで考えてました。サトーたちは黄色に蹴散らされて、ユニウスの破壊は滞りなく進む、と。
いずれいくらかの被害が出るでしょうが、ストーンヘンジやエクスキャリバー使うほどではないとNP上層部は判断。
ぶっ放してもいいんですが、他国に貸しも借りも作らない状況を選んだんじゃないかなーと考えまして。
ブルコスは破片が落っこちたことよりも、コーディが落そうとしたことそれ自体をカードにしてると思うので、いずれ戦争になりますが。

でも、超兵器をどうするかは>>406氏の判断でいいかと思います。私はただ妄想を垂れ流しただけですから、
氏の「こっちの方が面白くなりそう」という見方で書いていただいた方が。ぶっちゃけ、まさかネタ元にされるとは思いませんでしたので、
穴だらけの設定でもいいかなーなんて思ってました。

何かもう、>>406氏の作品がとても面白いので読んでるだけでも満足なのですが。自分も書かなくちゃいけないけど、
本編を見ていない身としては如何ともしがたいという・・・

>>409
それもそうだった……。

>>410
なるほど、わかりました。後、これからも精進します……本編まで辿り着けるかまだ不安だけど。
後、自分も本編真面目に？見始めたのは「アスラン脱走」からだったので多分大丈夫な気が。

>>◆10C2RzQaMc氏
ある程度書き溜まれば一度誤字とか修正したヤツ上げるのでそれまで待って欲しい。

>>410、>>411
自分は全然見てませんよ（苦笑）
ボンボンのヤツとジ・エッジを読んだだけです（汗）

そんなヤツの投下、行きます

１５話　"世界"の思惑

――ＣＥ８２　ある戦場の最前線

「ここまでが教科書に出てくるような…みんなが知っている戦争だよね。これで戦争は終わり――
　僕もあの頃、"箱庭の平和"の中にいたから…そう考えていたよ」

目の前の傭兵がインタビューを切り言ってくる
そう、その後だ…その後が分からないことだらけ…謎だらけだ――
プラント、ユーラシア連邦、果ては大西洋連邦までもが、ただ【残党テロリスト掃討作戦】と延べるのみ。
"片羽"によって撃ち落されてしまった俺は知ることが出来なかったが、

この謎に戦争でよく言われる話――

【誰もが正義となり　誰もが悪となる　そして誰が被害者で　誰が加害者か　一体『平和』とは何か】

"謎"の中で目にする"円卓の鬼神"と呼ばれる男を追えば二つの戦争の本質に迫れるのではないか？
そう思い、多々の――出所不明ともいえる資料さえ集め、"彼"と戦ったとされるエースたちと会い、ここまで来た。

「ええ、俺もそう思っていました。けど"彼"のことが書かれている資料を調べる内に――」

次の言葉を吐こうとしたそのとき――外の壁を銃弾が叩く音がした
目の前の傭兵二人は瞬時に顔つきを変え、銃を取り、隠れながら周囲をうかがう

「――さて、今回のは傭兵として戦う"敵"とお前のおっかけ…どっちだと思う？」
「分かりません、どっちにしても追い払うだけでしょ？」
≪隊長、敵をそっちのポイントに送りました　始末お願いします≫

通信機から状況報告が届く――
すでにほかの者は交戦しているようで、二人はあたりの様子を伺うために耳を済ませた後

「――僕のお客さんみたいだ」

若い傭兵はしかめっ面をしながら答えた。

彼の聴力はかなり高いのだろうか？俺は兆弾の音しか聞こえない…その言葉を確認し"片羽"は俺と俺の連れに

「…そうか…お前はここにいろ。そっちは…以前ジャーナリストの皮をかぶってやってきた"連中"がいてな…
　素性について調べられたんで信用しているが、俺と似たようなお前は信用できない。――ついてきてもらうぞ」

そういって連れを引っ張っていてしまった…
しばらく銃撃戦の音がした後、三人が戻ってきた――その空気はひどく険悪なものだった

「おい、アレはなんなんだ！？あいつら
『キラ様を返せ！――キラ様、我々の下に戻ってきてください　ラリー・フォルク！貴様には死を――』
　とか何とか物騒なことを言いながら撃ってきたぞ！？」

「……なるほど、その口ぶりからすると奴等のお仲間ではないようだな…。
　以前、"自称"ジャーナリストは、こっちの面を見たとたんにグレネードを放ってきたくらいだしな」

「そうですね。ずっと様子を伺ってたけど、そんなそぶりは見せませんでしたし…」

連れの質問に対し、二人は殺気だった台詞を有無を言わせない鋭い眼光を放ちつつ、言い放つ
彼ら二人はあの和気藹藹とした雰囲気の中、こちらを観察していたということ――
それを証明するかのように、連れは何箇所か怪我をしているが彼らは無傷。
連れは幸い銃弾を浴びたわけではないようで軽い手当てをした後、インタビューを再開する。

「……あなたの"お客さん"とは、先ほど"片羽"が言った"連中"のことでしょうか？」

その質問に若い傭兵が答える

「――そうです。彼らは…いえ、"彼女ら"といったほうが正しいですね」
「そして、たちの悪いストーカーみたいなもんだな。最近では減ったほうなんだがな…」

それに"片羽"が続ける――ここに至る過程を説明するために二人は先ほどの続きを語り始めた

――ＣＥ７４年６月

終戦協定を結ぶために各国の首脳たちが集まっていた――場所はオーブ・アカツキ島
続々と集まってくる者たちをオーブ元首：カガリ・ユラ・アスハは希望を持った笑顔で出迎えている

だが、少し考えればその不自然さに気付いただろう…各国の代表の到着は１時間〜２時間おきに着いている…
彼らは、非公式で大西洋連邦ワシントンに集まり、一度、協定案を練り直した後に、それぞれの国に戻り来ているのだから――

国際会議の決議がその場のみで決まるわけがない。若い…いや、幼いオーブ、プラントの代表にはまだ分からない話だった。
プラントはバーネル・ジェセックが、何とかその会議に自らの腹心を送り込む。
だが、政治面に長けたセイランを失ったオーブに、そんな駆け引きに参加する発想などない…その存在を知ることもない。

一方、プラントはラクス・クラインには内密でオーブに対する措置を黙認することに同意という形で、
大西洋連邦・大統領暗殺の件に関する賠償の猶予の獲得に成功した。
反対するなら議長の不信任案を可決するであろう覚悟を以ってしてだ――当然であろう。

友人というだけで身を削って他人を助ける人間などめったにいないように、国際社会においては自分の身は自分で守る。
守れない…守らないのはただの"無能"でしかないのだから……
唯一と言っていい友好国であるプラントにすら捨てられたオーブは"世界の孤児"となった。

しかし、ブレイク・ザ・ワールド、レクイエムなどの傷跡を残す各国が未だ強大な軍事力を持つオーブと
正面切って戦争を行なうのは得策ではない。そこで老獪な者たちが編み出した政略は――

――終戦協定会議場

「オーブが地球連合の宗主国？」

会議室の円卓――その議長を務めるオーブ元首が提案に対し質問を返す。
それに返す大西洋連邦の臨時大統領――

「そうです――我々、大西洋連邦をはじめ、地球連合各国はブレイク・ザ・ワールドから疲弊しきっている現状……。
　特にあの"デストロイ"の攻撃を受けたユーラシア連邦はひどいものです。
　――もちろんロゴス討伐の戦場となったオーブもそうでしょう。
　…しかし我々はあなた方が取った"デストロイ"という絶対的な暴力に真っ先に立ち上がったあなた方に、
　今後の地球の舵取りをしてもらえるなら、これほど心強い物はない。」

こういわれて悪い気になる者などいない。まして父親から与えられた『平和こそ絶対的な正義』という理想
その正義を信じやってきた自分たちこそが、その役目にふさわしい。そういわれて拒否するだろうか？
これはカガリ・ユラ・アスハにとって何にも勝る名誉なことであった。――次の会議で彼女はそれを受けることとなる。

――全て調べ上げたうえのことだった。少女が父親から託された理想も正義も…
盲目なそれを利用した連合各国を卑怯を言うのは筋違いだろう。
同盟を結んでおきながら、その国家元首がテロ行為の先陣と立ち、妨害工作、破壊工作を行なっていたことを考えれば、
即時、国家主権を剥奪してもおかしくはないのだから……。

各国の戦災保障させるためにわざわざオーブを世界のトップに置き、その財力を各国の福祉に注がせ、同時に軍事力を削ぐ。
その後にどうとでも料理するという裏を持った提案であった。

さらに会議は続く…

「――クライン議長のこの案はすばらしい『各国代表の議会』ですか…
　優先権などなく各国が一票一票の投票権――以前、置かれた"国際連合"は大国の拒否権で最後には機能しなくなったが
　これならば民主的に決めることが出来ますな…」

アジア連合はプラントの議長が出した案をほめる…それにユーラシア連邦が続ける

「話しは変わりますが、われわれユーラシアはその国土面積から、最もあの隕石落しの被害を受け、
　さらにデストロイの攻撃により、どこよりも疲弊しているといってよいでしょう。
　そこで提案なのですが、プラントを含めた地球圏各国で一斉の軍縮を行なうのはいかがでしょうか？」

それに加え、再び大西洋連邦が発言をする

「議長、これらを吟味する前に、私はもうひとつ提案をしたいのだがよろしいかな？」
「なんでしょう？」
「実はジャンク屋ギルドの管理する"ジェネシス"が地球を攻撃する事件
　また、ある傭兵が核機動ＭＳを持ち、さらに陽電子砲で連合基地を攻撃するという事件が起きました
　これを機に彼らの特権を見直すべきだと思うのですが、いかがでしょう？」
「――っ、そ…それは」

自分たちの影の戦力を削ぐという提案。だが、反対は出来ない。許されない物となっていた…
それまで、各国の議案はすべて平和のためには必要な物で、歴史的に見ても効果が何かしらあったものだ。
被害が出たのだからそれを削ぐべきだという、至極もっともな…切実な意見を無碍にすることは出来ない
何より、彼らは自分たちが、主導的立場で行なうことを世界各国が認めるといっているのだから、彼らとのかかわりを
あからさまにすることは出来なかった。

８回ほどにわたる協議の結果、大雑把にこういった終戦協定が６月末、結ばれた――

１．オーブを地球連合宗主国とする

２．プラントを国家として正式に承認。農業プラントの建設許可

３．各国代表の議会設立――議決時２／３以上の賛成で強制力を持つ

４．各国の人口に応じた軍人・戦艦の削減

５．ジャンク屋の特権、傭兵の武装の見直し

この５つであった――

終戦協定、結ばれました。台詞が少ない……説明文多すぎ　orz
原作の物にいくつか加えましたが、大雑把にはそれと変わっていないと思っています。どうでしょう？
オーブが地球連合トップなんていっても所詮、一級の詐欺師といえる老獪な政治家にとっては
イエスマンで囲まれたガキをだますなんて簡単なんですよね（笑）

失言でした…でも、狂信者とも言える同意者に囲まれているのみのラクス達には
本当の意味での同志とそれに擦り寄って来る欲の亡者との区別がつかないでしょう…

……なんと言うか、原作者が主人公に勝たそうとすればするほど、
"政治"をするほうとしては網に掛けやすくなるのは気のせいでしょうか？
そろそろ"国境なき世界"が動き始めそうです
ラクシズはこれから散々な目にあうけどなんとなくかわいそうに思えてきた……

GJ!
正に茶番ですな｡

世直しの事を知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるから、いつも過激な事しかやらない！　
しかし、革命の後では気高い革命の心だって、官僚主義と大衆に飲み込まれていくから、
インテリはそれを嫌って世間からも政治からも身を引いて世捨て人になる！

逆シャアのこの台詞がふと浮かんだ…

GJ！！
なんという茶番……
コレは間違いなく「何も変わっていない」
「彼ら」が動き出すには充分すぎる理由ですな。

……そういえば、オーブってCE82において存在してるのかな？

GJ
ちょｗｗｗ一国一票ってオーブとプラントの意見は始めから無視ですかｗｗｗ

えげつないが、これが政治の世界。
政治力のないオーブもプラントも、
滅びる以外にはないか。

さて、スレ違いなのだが、
次作ってどうなるんだろう？
PS３で出るんだろうか。
出るとして、時代的にはどのあたりになるのか。
そろそろ、USEAやオーシアのある世界だと、
設定できるところがなくなってきた気がするのだが。
・・・企業VS国家、とか？

外交は子供のお遊びなんかじゃない。
国家同士の命を賭けた真剣勝負。
ソレが解らないとは…。
流石は桃色汚物に金メッキ。

>>423
企業vs企業と介入する国家の三つ巴とか。
３みたいに所属する場所を変えるとストーリーや機体が変わるなんてのはどうだろう？

乙ー！

連合＋プラントのやってることは「会議は踊る、されど進まぬ」ならぬ、
「会議は進む、されば(オーブを)踊らせる」ってか。

オーブの地球連合宗主国ってのは名誉称号でしかないわけでしょ？
宗主国なんてご大層なこと言っても、代表議会(仮)の拒否権もないわけだしｗ

>>422
それはクライン議長閣下のオウンゴールだぜ……(>>416下から4行目参照)

>>425
だんだん、もうひとつのACぽくなってくなあｗ

フロムとナムコ共同開発！！
コア、エンジン、ウィング、レーダー、ウェポン・・・
パーツを組み替えオリジナルの戦闘機で戦え！！
驚愕のアセンブル・フライトシューティング！！

なんてCMが頭に浮かんだ。

国のことを考える政治家ならこれくらいはやらないとねぇ
テロ国家の二ヶ国プラント、オーブは合法的に無視ですかｗ
キラをまた洗脳しようとしてるのってピンク議長？

本編とは大違いのｷﾗがかっこいい!GJ!

最後の戦いにｼﾝはどうするのかな?

は、ハミル�dネル何とかクリア。平行棒越えた後で態勢立て直すのにひぃひぃ言ってました。
そしてそのまま１周目クリア……長かった。
５は難易度高いミッション多くて苦手ですが、今まで使わなかった機体を使うという楽しみが見えた気が。
次は２周目かＳＲＷＷか。

という訳でwikiへの編集遅くなりました。申し訳ないです。

>>◆Hgibd3UDFM氏
なんかオーブとプラントの首に真綿が絞まっていくのが見える気がします……と言ったら驚きますか？

>>423
１９９５年（０）、２００５年（０４）、２０１０年（５）、２０２０年代？（Ｘ）、２０４０年（３）と来てるから、
次が有るなら２０３０年代じゃないでしょうか……ないかなぁ。

◆10C2RzQaMc 氏
この部分読みにくいようなので改定お願いします

「――クライン議長のこの案はすばらしい『各国代表の議会』ですか…
　優先権などなく各国が一票一票の投票権――以前、置かれた"国際連合"は大国の拒否権で最後には機能しなくなったが
　これならば民主的に決めることが出来ますな…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
「クライン議長のこの案はすばらしい――『各国代表の議会』ですか… 優先権などなく各国が一票一票の投票権――
　以前、置かれた"国際連合"は大国の拒否権で最後には機能しなくなったが、これならば民主的に決めることが出来ますな…」

>>426
そうです。所詮、宗主国といっても名誉称号です。
どっかのＣＤショップに、
『オーブが連合のトップ、ラクスがプラント議長、彼女らは世界を平和にするだろう』
なんてチラシを見た時には、内心『想像力ないのか？』と白けきったものです

…あれ！？オレなんかまずいことでも？

＞オーブが連合のトップ、ラクスがプラント議長、彼女らは世界を平和にするだろう
文章書いた奴が無知なのか、それとも無恥なのやら…。
まあ、識者なら鼻で哂ってスルーだろ。

>>432
大西洋やユーラシアを無視しきってるのが不快だよな。
終戦時点で勢力トップ２はまだこの２国だと思うんだが。

例えば俺的には・・・
大西洋連邦は今回の一件の結果として軍や政府内の極ブルーコスモス勢力は衰退。親類にコーディネーターがいたり過去中立コロニーに住んでいたというだけで、政治犯として捕らえられていた多くの政治家や軍人、知識人が釈放される。
また軍事面では旧世紀のように量より質を重視する方向に転換され、量子誘導システムや管制システムの開発や旧型兵器（艦船、ダガー・ウィンダム等のＭＳ）を中心とした大規模な軍縮が行われた。
ユーラシア連邦は２度の大戦で国土を蹂躙された教訓から無傷のロシア地区が中心となって兵器の完全国産、スカンジナビア王国への接近など大西洋連邦・プラントどちらにも組しない独自の道へと進む。
しかし先の大戦でプラントの援助やロゴス・ブルーコスモス軍の攻撃を受けた西ヨーロッパ地域では親プラント感情が強く東西対立が強まっている。

とか想像するわけよ。

あとプラントには、ニュートロン・ジャマーの撤去を求めたりとか、どうよ？

AC６が３６０で発売ってほんと？
http://www.xbox-news.com/

>>435
そうだよなぁ。プラントとオーブなんて小国２国だけの合意でどこが平和だって感じ。

>>437
それがホントならマジでヤバイ。
ＡＣ６はＰＳ３で出ると思って、ＰＳ３買ったのに・・・・・・

>>439
まだ公式発表出てないし、慌てるのはそれからにしよう。
以前にも、メタルギアやデビルメイクライがxbox360出ると、
ガセネタがあった事だし。
ただ、xbox360は個人的にちょっと微妙だな…

>>439
ttp://namco-ch.net/list_game/list_gn.php?gnid=8

ｘｂｏｘでの予定は無い

>>431
修正しておきました。

そしてＡＣ３を譲り受けてしまった……どうしましょう。

>>442
とりあえずやれ。
そしてキースが挟まるルートを選べ
あれは必見
あとミサイルの誘導がわりといいから注意。

>>443
確かに３はミサイルの追尾がやたらよかった気がする。
一度撃たれると、回避が困難だった。
５みたいに、旋回すれば簡単に回避とか、
そういうわけではなかったね。
ともかく、warningがでたら即座に回避運動して、
missile alertがならないようにしてた。

>>442
迷わずやれよ。やればわかるさ･･･（キースがなぜ神扱いされるかが）。
>>443-444も言ってるけど、味噌撃たれたらかなりの率で当たる。
反対に、自機が撃つ時は、機体がロールしてたりすると全く当たらない。
常に地面と水平を保つのがコツ。3は評価分かれるけど、俺は楽しかったなぁ。
ゲーム誌に載ってたSS見て、なぜか無性にやりたくなって買った3が初めてのAC。思い入れは人一倍だぜ

俺は３は嫌い
ミサイルの誘導のよさは
気にしないけど
始終翼端から煙吹いてる事と
ストーリーがまるで攻殻機動隊のパクリみたいなとこがすごく嫌
ただ、キースが挟まるところがせめてもの救い

ｺｿｰﾘ…誰もいないね？
よし、投下だ！！

１６話　動き出す者達

――ユーラシア連邦所属：ヴァレー宙空基地

朝食後、新聞を手にとって読んでいる…その見出しには、"終戦条約締結"とあった
その要点は五つ…政治家たちのその狡猾さには舌を巻く

１，２項目はデュランダル議長の暴走を叩き潰したオーブ、プラントの功績をたたえて……と、いったものだろう
だが、後の３つは――確実にこの二ヶ国にとっては猛毒に等しい物だ…

４の項目は、人口が少ないオーブ、プラントにとっては大軍縮になるだろう…二国の人口は少ないのだから…
５――ジャンク屋として『歌姫の騎士団』まぎれていたから分かる――ヤツラの戦力を解体するも同然

よくも、こんな物を受け入れたものだ。あの時の通信から考えれば『平和のために』とでも受け入れたのかも知れない…
最後には…いや、最初から『力ずく』という行動しかないあの娘は、結果が見えたら戦争を起こすだろう。

何よりも、３項目は自分がかつていた大西洋連邦ならばいずれ――考えるのは止そう…
平穏もそう長くて５年続けば長いもの――、そんなことを考え始めたので読むのをやめ、新人の訓練メニューを練ることにした。
――オレは全てを捨ててここにいる。そんな自分にいまさら世俗に関わる資格などないのだから……


その新聞を取った、ＰＪの側においてある手帳には走り書きのような物がある…
新聞に熱中しているようなのでコッソリとって読む――

――『Journey Home』

The journey begins, Starts from within, Things that I need to know.
旅立ちは　私の心から始まる、私だけの答えを求める事から

「――なっ！なに読んでるんすか！？」

あせった声と共に手元にあった手帳は取り上げられてしまった
その速さは並のコーディネーターよりもはるかに速いといえるもの、面食らったオレはまるで反応できなかった……

「……ＰＪ、読まれてまずいならそんな所において置くなよ。この仕事が終わったら詩人にでもなるのか？」

そう聞くと、目の前のはしばらく黙り込んだあと

「いや、彼女、歌うことが好きで…それで…俺に…何か一曲、書いてくれって言ったから…」

なるほど、そうゆうことか…ＰＪのこの反応は面白い――クロウ隊の面子がコイツをからかっていた理由がなんとなく分かる。
だが、オレはそんなにからかう気がないので、はっきりと感想を述べる

「いい詩だと思うぞ？とっとと傭兵なんかやめて、作詞家にでもなればいいってくらい…」
「いやぁ、おだてないでくださいよ」

こんな話しをしながら訓練メニューを組み、オレはそんな最近の日常を謳歌している――

――Ｌ４はずれ"アヴァロン"

≪領土 人民 権力 今そのすべてを――≫

集まった同志たちを前にブリストーが演説をしている。それを眺めながら２年前のことを思い出す――

――二年前

核攻撃で崩壊するボアズを眺めながら、隣にいる仮面をつけた若造が呟く

「やはり人は愚かだな…。」
「…さて、私は行くよ。君の機体の最終チェックは済ませた。……アレを使えるようにしたのは君だろ？クルーゼ」
「試しただけさ。アレをどういったことに使うのかとね」
「まったく、試すというならば、それを渡した相手がムルタ・アズラエルというのがそもそもの間違いだ。」
「？」

その言葉に対しこちらを向く男…少しは話していいだろうか

「君は確か、あの狂った研究の資金のため――と、作られたな？」
「…そうだ。忌々しいことにね」
「では、君と同じように、その狂った研究の実験過程に生まれた者が、アズラエルの近くにいたとしたら？」
「――まさか、そんなことが？」

「――連合の"ソキウス"は知っているな？それの元となった人工子宮の成功体、第一号、それが近くにいたのさ…。
　だから、アズラエルは"ソキウス"という商品を作ることが出来た。
　もっとも、オリジナルのそれは普通に育った、以前、私の元にきて……そして去っていった
　そんな者が近くに居た……その憎悪は計り知れない物だろう――」
「……それで？そいつは――」

目を丸くしているのが仮面越しからでも分かる。自分と同じか、そうではないかというのを聞きたいのだろう――

「……去っていくときにこう言ったよ――
『兄と呼んだ者も、あなたも、僕のことを生かしてくれた。"ナチュラル"も"コーディネーター"も…
　どちらも同じ想いだと――それを信じたい』――とね……」

「ふふはははは……そんな者がいたのか――だから、君はあの計画をもっていながら、クラインに協力するわけか…」
「……まあ、そういうことだ。私はシーゲルの誘いでここに来たからな…その娘なら――とあまい事をも考えている」
「くくくく、それで、ラクス・クライン、キラ・ヤマトか……」

それに対し、ただ黙ってうなづく

「――では、彼らが道を誤った場合はどうする？」
「そのときに我々は立つさ――私はまだ信じたいからな」

「そうか…、全く君はおかしな奴だよ。世界を憎み滅ぼさんとする私と接触して、説教をするとは…
　――それにしても、私たちとキラ・ヤマト、それ以外にそんな者がいたとはな…」
「生を受けたなら全うする、憎しみという視野ではなく、それ以外の感情で世界を見ることもまた大切…。
　君と似たような"彼"はそう思って生きているのだろう。それを教えてやりたくてね…」

「……君とは、もう少し早く知り合い、友人になりたかったな、アントン・カプチェンコ。そして君の友人にも…」
「そうだな…"彼"も君のことを知ったらそう思うよ、きっとな。――ラウ・ル・クルーゼ…お別れだな」
「ああ、最後にいい話しを聞けたよ…私は君の信じるものを確かめてくるとしようか――」

そして、クルーゼは戦場に出て行き、キラ・ヤマトに撃墜された…
数年前、去っていった"彼"は"片羽"の情報から、"円卓の鬼神"という渾名を背負って戦っている、戦場に何かを求めているのだろう…。

そして私は、信じられなくなった――考えに没頭している内に私が語る番が来たようだ。
――壇上に立ち語り始める

「さて…何を…何から語ればよいか……
　我々の目的は先ほどブリストーが語ったように、"変わらない世界"を変えることだ――
　では、何が変わらないか？――強いて言うのならば"支配者"であろう。

　デュランダルはロゴスという支配者を上げ、自らがそれに成り代わり、プラン強行という愚を犯し、
　それを倒したことで次の支配者が現れた――ラクス・クライン達が、それに付随する者達が……。
　一体何が変わったのだろうか？そんな世界を変えると――

　そもそも我々は"ナチュラル"、"コーディネーター"と分かれて戦っていたはずだ？
　これは"コーディネーター"が"特別な者"という傲慢さが招いた過失といって過言ではないだろう。
　それが何時の間にか"ロゴス"という"ナチュラル"のみの一企業といっていいものが敵となった。

　そして"コーディネーター"が世を握り、デュランダルはプラン強行という愚を犯し、果てに世界を握った"特別な者"たちを
　貪ることで生まれる、利益配分に世界はしがみつこうとしている。
　そんな戦いのどこに正義がある？勝者といわれるものの悪行を誰が裁く？我々が戦った意味とはなんだったのか？

　――ここまでの話を聞き、なにかしらの疑念を持ったものがいるのならば、遠慮なく申し出て欲しい。
　ここで抜けるべきだ。これから我々の行う戦いは、過去のいかなる戦いより報われることのない闘いとなるだろうから…。
　だが私は、それでも――と志をもつ者が集ったと信じている。
　こんな世界を少しでも変えたいと……我々の力を以ってして新たな物語を書き連ねよう――」

そういって黙って敬礼をする――それに返すようにみな一様に敬礼を返す。
会場に入ることが出来なく、モニターで見ていたものたちもまた同じだった。

このｓｓでのサイファーの構想過程は
『ソキウスってスパコディより胎教の影響受けるとまずいよな→キラより前、後、同じ頃？
　→でもソキウスってアズラエルの所有物だった→しかしアズラエルってコーディやっちゃダメな家系なはず
　→他人のヤツか？まさか…社会的にマズイ→なら身内？→ムルタに従兄弟でもいて、そいつが元になってたりとか…
　→ブルーノがそんなことを隠れてやっていたとか…
　→それを知ったら、経営者として合理的な人物であるだろうアズラエルがコーディぶっ殺そうとするのも納得』
とこんな感じで構想されました……

むちゃくちゃな設定な気がしてきた…orz
ただ、出来るだけサイファーは種世界よりのものにしたかったんです……ご容赦してください

GJ！
大丈夫だと思いますよ。ACの登場人物もこの作品ではCEの住人ですし。
いい感じにACとCEが融合しているのが、この作品の魅力のひとつだと思います。

>最初から『力ずく』という行動しかないあの娘
気に入らなければ力で解決なプラントの今後に期待。
どんな毒電波ポエムを聞かせてくれるんだろう。

投下乙です。
流石はＰＪ、順調に死亡フラグを立ててやがる。
ミスター死亡フラグは伊達じゃないってか？

＞ジャーニーホーム
やるな、職人さんよ。
ただでさえ俺的マジ泣きソングＮＯ１なのに、こんな背景まで付けられちまったら…。
まだＡＣシリーズ未経験のダチに紹介したくなっちまったぜ。

PJに感動した
GJ!!

ＧＪ！
ＰＪ死ぬなー！代わりに凸がくらってくれ！

そういや、戦後凸はどうなったんだ？
死んだか？

感想ありがとうございます　ふかぶかorz
ところで、カプチェンコの演説はどうだったでしょうか？

>>458
凸ですか？
ではちょっとだけ予告を…
書きたくなったところを書いているため、なぜかこういったところにストックが…
ピクシーから「続きかけよ！バカヤロウ」とでも言われそうだ…orz

（前略）
それまで二ヶ月ほど、まったく表舞台に現れなかったこの二人が（中略）

ひとつの戦線――Ｌ１方面宙域

激しく互いの弾丸が飛び交う中、二つのモビルスーツが対峙している
（略）
≪……お前なら俺達の作る世界の"神"になれたかも知れないのにな。…残念だよ。キラ≫
「そんなの幻想だよ――さよなら、アスラン」
（後略）

といった感じになります…ホントとっとと続きかけかけよ！ってものですね（汗）

>>459
盛り上がってきた！ついに真のエース達のみが戦場に立つ時がやってきた。濡れてきたぜ。
ところで、アスランはアントンの側に付きそうな･･･。それはそれでどういう経緯なのかものすごく興味ある。
常にキラたちの横っちょで流されてきた男が、そこから離れてまで信じるものとはなんだったのか！？

この凸は･･･死んでも死ななくても男を見せてくれそうで超期待。結構情けない感じで書かれる凸だが、
ルート次第じゃ大物になれると思うんだよ。自立っつーか自己確立できれば。

午後７時だったはずなのに目が覚めたら午前７時だったと言ったら驚きますか？
◆Hgibd3UDFM氏の第１６話上げておきました。遅くなって申し訳ないです。

ミッション１７でのアヴァロンでの演説をサイファーとピクシーが聞く事はなくなりましたか。
後はクライマックスに雪崩れ込むだけ、と。
Journey HomeはＡＣ０で欠片もなくてＡＣ５ではガンガン鳴っていた所を見ると、
ベルカ戦争の頃に出来たんじゃないかとは思ってましたが……ＰＪ、良いんだろうか。
フラグを重ねすぎると撃墜されるぞ。確定なんだろうけど。
そして>>459のアスランには狂信者の香りを感じる……（汗）
次回も楽しみにしております。

>>443-446
ＯＫ、話に聞いた通り賛否両論だと理解しました。
ミサイルの誘導性能が馬鹿なのは５から３０年経つ間にミサイルの改良が続けられたと、
自己完結して逝って来ます。

Journey Ｈｏｍｅはベルカ戦争末期にオーシア国内、オーシア兵に流行ったみたい
ウスティオやベルカ国内では異国の歌もあってあまり流行らなかった。
反戦の歌として国外で有名になったはベルカ戦争のゴダゴタ終結後、つまりアヴァロン後らしい

そうだったのか……すみません。

まとめには三つしか作品うｐされてないけど、
何かまだまだいっぱいあったよね？

あった…ただ、どれもストップしている

前ｽﾚにあったｲﾝﾀﾋﾞｭｰの続きは
いつになるんだろうか…
もう無いなんてやだなぁ

今日は投下ムリっぽい…orz
>>460,>>461
これ、実は、エピローグ（ＡＣＥ５の流れの上のもの）の一場面です
つまりアントンに拾われたりしたわけではなく、ダブル変態のほうに迎合しています…
残念ですが>>461の言うとおり、もはや狂信者と化しております（苦笑）

>>462
ＡＣＥではそうですね。
ただ、このｓｓではＰＪが書いて、彼女が歌うという形で流行ったと解釈してくださいorz

>>467
まあ、所詮は主体性のない蝙蝠野郎、凸を洗脳するなど容易いことだな。

案外キラ、ラクスを見捨てるかもしれん･･･

XBOX360「エースコンバット6 解放への戦火」2007年!! 
ttp://plaza.rakuten.co.jp/soutahouse/diary/200703200000/

XBOX360は勘弁して欲しかった…orz

>>470
総合スレによるとPS3と箱○のマルチ説が濃厚。
ttp://namco-ch.net/list_game/list.php?hid=28
ttp://namco-ch.net/list_game/list_gn.php?gnid=8

既に箱○で地球を守っているので大歓迎なんだぜ？

「いくつもの愛をかさねて」を流しながらラスボスに特攻するしかないな

ＣＥ＋ＡＣが難航してるのでインタビューの方書くか……。
後、
ttp://www.xboxyde.com/pop_image.html?G=5089&N=1
確定？

種キャラはどんな戦闘機が似合うと思う？
とりあえずキラは空気読まずにファルケンと思う

痔はグレイトゥ！射程だけは長いぜ！＋骨太な感じでホーネットとか？
トムキャットは細すぎる感じが有る。
遺作は猪突猛進な感じでファルクラムとかフォックスハウンドだろうか。
ニコルはちと太すぎる気もするけど、ＹＦ−２３とかＦ−３５Ｃのようなステルス機。
凸は……思い浮かばない。

TLSを扱う技量がないからミリ。
対地攻撃なら何とか可能だろうが、対空攻撃となると相応の技量を要求されるし。

>オリキャラメインでしかSSを書けない汚物もいるんだし気にしなくてもいいんｼﾞｬﾏｲｶ
>そう言えば汚物はヘイトも書けるんだっけｗ

某スレでこんなのありました…自分のこと指しているのだと思うんですが、……自分このまま書いてていいのかな？

>>475
キラはＦ−２２だと自分は思います

>>478
荒らしの言うことなんて気にするな

>>478
<<何をしてるか！投下せよ！馬鹿者！SSを待っている者を見殺しにするのか！>>

>>478
＜＜GJしている奴らの声が聞こえるか！聞こえんとは言わさんぞ！＞＞

＜＜諦めるな>>478！ がんばるんだ>>478！＞＞

なんだろ、キラとアスランがラプター
その間に入るようにドム隊がベルクートだろうか
終盤に交戦すると考えるとそれくらいの戦力を与えてやりたい

キラはなんちゃってナイトエース
シンはマーセラスで通るだろうか？

追伸
《お前は何だ、SSを投下しなければ価値の無い奴だ！》

言い過ぎたかも…

投下しなければ価値のないやつ投下、行きますよ♪

１７話　『国境なき世界』

――Ｌ４はずれ"アヴァロン"


決起集会は終わり、みな作業に戻る。その演説後、組織を抜けると申し出たものは一人もいなかった
士気は上がり各員の作業進行が格段に上がったのは言うまでもない――
上級士官はアヴァロンのブリーフィングルームに向かっているところだった。

「流石だな"ドクター"、さっき言ったことはお前がすでに半年前、俺に知らせたことだったな。
　それをここまで簡潔にまとめて、さらに戦意高揚させるとはな…。その頭脳に陰りなし。といったところか？」

カプチェンコと近い年齢の者が声をかける

「そのニックネーム、今では"Ｊ"のほうが有名なはずだが？」
「はっ、あんなまがいもの――俺にとって"ドクター"のニックネームをもつのは、お前しかいないさ。
　地上は俺、空はお前。あの頃の俺たちは敵無しだったな。こうして肩を並べることに柄にもなく心躍っているよ」
「……そうだったな、再構築戦争後の混乱期。よく、戦場を共にしたものだった」

「はっきり言って、まだ根に持っているんだぞ。ユーラシアを抜けてプラント――ザフトに走ったことをな。
　お前の指揮する航空隊と、俺の戦車隊で組めば、ザフトのジンごとき、問題なくかたしたものを…」
「……」
「まあ、こうして再びお前と組めたことをうれしく思っているのは確かだ」
「そういってくれると少しは報われた気になるかな……」

モーガン・シェバリエとアントン・カプチェンコ、この二人は
ユーラシア連邦が、あの範囲の領土確立の功労者という側面も持っている。

「ところで、俺がここで組む部隊はどうなっている？そっちで選ぶと言われたから、部隊から引っ張って来ていないぞ」
「大丈夫だ。その点は問題ない」
「――ほう、一体誰だ？」
「ディアッカ・エルスマンとコートニー・ヒエルモスの二名。二人ともコーディネーターだ。
　むこうにはもう言ってある。"月下の狂犬"と組むと聞いて驚いていたよ」

その言葉にモーガンは苦い顔をしながら言い返す

「――確か、前者はエルスマン議員の二世代だな？後者はどこの馬の骨だ？大丈夫か？」
「差別意識でも持っているとおもったか？"国境なき世界"に来るやつだ、問題ない。あと、コートニーは開発局での部下だ。」
「そうか…なら、後でお前の部隊との演習を頼みたい。どんなものか見せてもらいたい」
「分かった――」

そんな話しをしながら、彼らはブリーフィングルームに入っていった。


「コートニー、Ｘ−ＢＯ"フレスベルク"の完成度は？」
「６０％といったところです。あと五ヶ月ほどで９０％に…」

立ちながらのミーティング。２０世紀後半から旧アメリカ合衆国で採用されたブリーフィング方式である
この利点は立つことにより会議に対する集中力を高め、すばやく終わらせるために書類等は非常に簡潔になるということである。
ただ、そのために要点をまとめておくことが必要なことが難点ではあるが…

「だめだ、１４週間で８０％。それがタイムリミットだ。三ヶ月〜四ヶ月あれば連合軍は息を吹き返す。――我々には時間がない。
　プラント、オーブはさておき、大西洋、ユーラシアの情報網は、その支配者気取りのルキーニより早くつかむぞ！」
「――了解」

「"啄木鳥"、その"フレスベルク"にはどこの部隊をつける？」
「ユーラシア・サピン地方のエース"エスパーダ隊"と他数名をつける。他の部隊だと数や戦術で母艦と釣り合わない」

ウィザード１：ブリストーの質問をあっさりと返す。しかしそれに食らいつく者はいる

「なら、俺の部隊でもいいのではないか？三ヶ月あれば――」
「モーガン、それはムリだ。エルスマンは砲戦型の機体を受領した。Ｘ−ＢＯから付かず離れずを維持しつつ戦えるのは
　ここに集った者たちのなかではエスパーダが最も適当だ」
「相変わらず、すべて自分で考え調べた後に行なうか……変わってないな」
「褒め言葉と受け取っておくよ」

そのやり取りの後、これまで話題に上がらないものを上げる

「ブリストー、"片羽"の機体はどうだ？」
「――Ｓ・フリーダム以上の実験機だからな、かなり手こずっている……先に言ったＸ−ＢＯの稼動までには間に合うはずだ」
「そうか……各員他に何かあるか？では――ブリーフィングを終了する。各員、全力で準備に取り掛かれ！」

――数時間後、地球、月、各ラグランジュポイントから見えない位置にある――アヴァロン演習場

ＭＳ数では８対３という数の差があるが、コートニーのカオスＡ型、シェバリエのダガーＬのガンバレルの数をいれれば８対９。
互いのチームリーダーが空間認識能力が高く、そのため互いに戦術の先読み勝負になるこの勝負、かなり白熱していた。
――観戦している他のチームが溜息を漏らすほどに

≪右旋回、三秒後　コーナー速度を保て≫
《３番機、射撃――今！》

速度を保てなかったゴルト隊のジャスティスが１機、ディアッカが乗るヴェルデバスターの砲撃によって撃墜判定が下る。
若いパイロットならば、自分の部隊の者が落とされたことで、血の気が上ったり変態が乱れたりもするだろうが、
戦場に慣れているこのチームにそんなことなどない。

≪フォーメーションを散開型に切り替え――≫
《右方向に射撃集中！行かせるな！》
≪動きを乱した奴から撃ち落される　やられたくなければついてこい≫

ゴルト隊の戦術である"ゴルトの巣"はゴルト１を司令塔とするフォーメーション攻撃
――これはユーラシア軍の頃から変わっていない
それを知っているシェバリエはそれを乱すことに重点を置き、乱れたものをディアッカが撃ち落すというパターンをとった。
２撃目の射撃でゴルトのジャスティスがもう１機、落ちる
だが、この二発でカプチェンコはディアッカのいる位置を見切った。――数分ほど互いに牽制を撃ち合う膠着状況が続き……

《モーガンのオッサン、こっちからの射線が取れなくなってきた――》

――異常に気付いたのは部隊の外側に位置するディアッカだった。
そこまで気付かなかったのは仕方がない。むしろ、よく気がついたといえるものだ。

ゴルト隊の動きはいきなり射線がなくなるのではなく、普段の戦場のように射線が取れたり取れなかったりを
計算づくで演出していたのだから――ただ、別のことには気付いておくべきだった。
いつの間にかフォーメーションを構成する機体の数が６機から５機になっていることに――

ここでは、それに気付かないディアッカを攻めるのではなく、気付かせなかったゴルト隊に賞賛を送るべきだろう

そういった瞬間にヴェルデバスターは忍び寄ってきたゴルト１によって撃墜
カオスもダガーＬも健在ではあったが、トドメと援護を担う射撃手を失った以上、ゴルトの巣に食われるのみだった

≪密集型に移行、ゴルト２　攻撃――いま≫

ヴェルデバスターを片付けたことで、遠距離攻撃を警戒することはなくなり、密集型に移る
その１０秒後、カオスが墜ち、そして２０秒後モーガンも――演習はゴルト隊の勝利で幕を閉じた

この数年で空間戦を行なうことになったモーガンと、地球にいた頃から空中戦を行なっていた生粋のエースパイロット
であるカプチェンコ、この二人の経験の差がでた演習といった結果だった。

ブリーフィングルーム

「さて、それでは反省点を挙げる。まずは――」

ゴルト隊のほうはすぐに終わり、各員それぞれ得意分野の仕事に戻っていった。
だが、それから２時間、新規部隊であるモーガン隊についてのネガを洗い出す――。

結局、戦術の改良点をまとめ終えたのは、演習終了後三時間も経過していた

「これで終わりか……ところで、モーガン。部隊名はどうする？」
「ん？ああ、シェバリエ隊などとは言ってられんな……何かいい案はあるか？」

その質問を向けられた若い二人――

「俺にはない」

と、言うドライなディアッカに対し技術畑のコートニーにはこだわる物があったようだ

「"シュピンネ"あるいは"アントリオン"というのを、我々の戦術から考え付いた」

「さて、決めるのは――モーガンだな」
「ならば……"アントリオン"でいくことにする。"巣"を張るのはゴルトがふさわしかろう」
「分かった、それで部隊名は登録しておく」

そういって立ち去ろうとするカプチェンコをディアッカが呼び止めた

「カプチェンコさんちょっと待ってくれ、"砂漠の虎"が『"カプチェンコ教官"にヨロシク』といっていたけど
　どうにかしたほうがいいでしょうか？」
「いや、思い当たる節はある。放って置いてかまわない――」

そういってカプチェンコは部屋を出て行った――ディアッカたちはその雰囲気から何もいえなかった。
彼らはそれから決起までを演習、トレーニングに費やすことになる

――三ヶ月弱、世界はつかの間の平穏を謳歌する

ようやっと"フレスベルク"の襲撃が描くことが出来そうです。長かった――
これからが自分の書きたかったところ…力が入る――お楽しみに

ＧＪ！

GJ！
アントリオン隊か…まさに蟻地獄だな

GJ!

GJ！！
どうやらアントンはトラに関して何かを知っている様子。
内通者か、それとも……

GJ!
ゴルト強い!｢鬼神｣との戦いが実に楽しみ｡
頑張ってください

べネ。
彼ら相手に番犬達がどう立ち回るか、期待してます。
……アシュレイがジャスティスで出てた時点でゴルトの乗機が決まっていたのかな、などと今頃思ったり。
ところでwikiに上げようとして気付いたのですが……“Ｊ”ことジャン・キャリーの仇名は“煌く凶星”で、
“ドクター”の仇名を持つのはミハイル・コーストなのですが、このまま上げてよろしいでしょうか？（汗

しまったー何か勘違いをしていたようだ！！
"Ｊ"のところをミハイル・コーストに直して置いてもらえると助かります

ついでに
「"シュピンネ"あるいは"アントリオン"というのを、我々の戦術から考え付いた」

「さて、決めるのは――モーガンだな」
「ならば……"アントリオン"でいくことにする。"巣"を張るのはゴルトがふさわしかろう」
「分かった、それで部隊名は登録しておく」

そういって立ち去ろうとするカプチェンコをディアッカが呼び止めた

「カプチェンコさんちょっと待ってくれ、"砂漠の虎"が『"カプチェンコ教官"にヨロシク』といっていたけど
　どうにかしたほうがいいでしょうか？」
「いや、思い当たる節はある。放って置いてかまわない――」

このあたりをこう直して置いてくださいorz

「"シュピンネ"（蜘蛛）あるいは"アントリオン"（蟻地獄）というのを、我々の戦術から考え付いた」

「さて、決めるのは――モーガンだな」
「ならば……"アントリオン"でいくことにする。"巣"を張るのはゴルトがふさわしかろう」
「分かった、それで部隊名は登録しておく」

そういって立ち去ろうとするカプチェンコをディアッカが呼び止めた

「カプチェンコさんちょっと待ってくれ、"砂漠の虎"が『"カプチェンコ教官"にヨロシク』といっていたけど
　どうにかしたほうがいいんじゃないか？」
「いや、思い当たる節はある。放って置いてかまわない――」

◆10C2RzQaMc氏にはいつも　ご迷惑おかけしております orz
誤字ばかりですが見守ってください

更新完了、と。修正も行なっておきました。

>>499
こちらこそ何時も楽しませてもらっております、と。
色々悩む事もあるかもしれませんが、肩の力を抜いてゆっくりどうぞ。


……実際モーガンは頭に血が昇ってたミハイルを撃墜してるからなぁ。
ゴルト１を知ってると紛い物扱いしたくなるかもしれない。
私はミハイル好きですけどね！（ぁ

久しぶりだな。プラントに来ていたか。
で、突然ここまで押し掛けて来た訳はなんだ……“リボン付き”についてだと？
それは私がアレにどれだけ煮え湯を飲まされたかわかって言っているのか？
……言ってるんだろうな貴様は。
アレについては余り話したくないが、話さなければどうせ帰らないんだろうな。
ならさっさと帰って貰う為に手短に話すとしよう。
アレと出会ったのは血のバレンタインから丁度１年経った時だった……

「総員、用意は良いか？　これよりオペを開始する」
《了解！》

勢い良く帰って来た言葉に満足しつつ、私は己の愛機を月面へと降下させていった。
ヘルハウンド作戦……オペレーション・ウロボロスの一環として発動されたソレは、
地上においては残り少ないマスドライバー施設を持つビクトリアを、
宇宙においては連合の第八艦隊が駐留するプトレマイオス基地をを同時に攻撃する大規模な作戦だった。
私が率いる部隊はプトレマイオス基地を攻略の先陣として、それに参加していたのだ。
今回の作戦に当たって支給された改良型のジンの調子はすこぶる好調で、私の士気もそれに呼応するかのように高まっていた。

《行け！行け！》
《こちらホーキンス隊、敵と交戦を開始した》
《ホーキンス隊に遅れるな、続け！》

「……ふむ、これならば何とかなるか」
《けど隊長、例のヤツ……“死神”の姿がまだ確認されてません》
「“死神”だろうが所詮１機のＭＳだ。気にしすぎるな」

当時、ＺＡＦＴではあるＭＳの事が噂になっていた。
中立コロニー“ヘリオポリス”で製造されていた連合製ＭＳ“Ｇ”。
その中で、クルーゼ隊が唯一強奪し損ねた“Ｇ”があった。
肩と盾に青いリボンが描かれたそのＭＳは、ヘリオポリス以降のクルーゼ隊の追撃を軽々とあしらい、
挙句の果てに十数機のジンを落とし、更には奪った“Ｇ”の内１機さえ撃破したという。
その結果、殆どのＭＳを失ったクルーゼ隊は本国へ帰還。
隊長であるラウ・ル・クルーゼは更迭されたと噂されていた。

そのＭＳ……“リボン付き”はクルーゼ隊の報告が正確ならば確かに強いと言える。
ＭＳとＭＡのキルレートが１：３〜５とされる現状において、１：１０以上のキルレシオは正直異常だろう。
だが、そうであっても所詮は一機のＭＳだ。
全体の戦局に大して影響は及ぼすまい……そう考えていた。

だが……

《！？　ストレード隊の反応が消えていく！？》
《ＩＦＦにないヤツが一機……これは、ＭＳか！？》
《白いＭＳ……ヤツだ！　“リボン付き”だ》
「出てきたか。総員、バッテリーとバーニアの燃料はまだ余裕があるな？」
《大丈夫です》
「よし、ヤツを足止めするぞ。フォーメーションＧだ。墜とそうと思うな。足止めだけで良い」

部下の声を聞きつつ、私はモニターの先に見えるそのＭＳに向けて銃を構える。
トリコロールの派手な色彩に彩られたその肩には青い、捻くれたリボンが描かれていた。

「では、攻撃を開始する」

MMI-M729エンジンが生み出す圧倒的な速度を利用した一撃離脱を“リボン付き”に次々と仕掛ける。
一瞬で射程内から離れていく改良型ジンは、まだ１機も落とされていない。
ＰＳ装甲とビーム兵器という燃費の悪い武装を持つＧシリーズは私たちのジンより稼動時間が短い。
それは既に本国から知らされていた。
その上、“リボン付き”は最低でもストレード隊を撃破して来た以上、それだけエネルギーを消費している。
ならばこちらよりあちらのバッテリーが尽きる方が早い、それまで足止めすれば良い。
“リボン付き”は無駄な発砲を抑えているようだが、それがどれだけ影響を及ぼすか……。

《隊長、“リボン付き”の色が！》
「……ＰＳダウンか。トドメを刺すぞ」

灰色に変色していくＭＳを見て、部下が歓喜の声を上げる。
ＰＳ装甲は残り電力が底を尽くとその機能を停止する、アレはその証だからだ。
内心ではこんなものかと失望しつつ、私は攻撃の支持を出した。

……その瞬間、部下たちが一撃離脱を止めて、動きが鈍った間隙。
２機の部下たちのジンが爆発した。

「何だと！？」

ジンを貫いたビームは灰色に染まったままの“リボン付き”の銃から。
更に１機のジンが上から放たれたビームを受けて大破する。
見上げれば“リボン付き”と同じトリコロールカラーで塗られた戦闘機が凄まじいスピードで向かってきていた。
“リボン付き”のバックパックを装着したその戦闘機から次々と放たれるビームは当たらなくてもこちらの機動を満たすには十分。
それを逃さぬとばかりに、“リボン付き”も次々と射撃してくる。
まるで吸い込まれるかのように撃ち落されていくジン。
最後に振り返って見た光景は、“リボン付き”のバックパックが戦闘機の物と交換され、
色を取り戻したリボン付きが他の方面へと飛び去っていく姿だった。

その日、プトレマイオス基地攻略は失敗に終わった。

情けない話だが、当時から私は相手を過小評価する癖があった。
色を失った“リボン付き”を見て油断して、あの有様だ。
だが戦場であえて守りの要であるＰＳ装甲を落とし、こちらの油断を誘うという行動。
あんな行動を起こせた“リボン付き”の心臓にはきっと毛が生えているに違いないな。
出来れば解剖して見てみたいものだ……ん？
冗談だ冗談。
さぁとっとと行け。もうアレの事は思い出したくないからな。

……という訳で種のドクター編。
色々と無理矢理だったり、微妙だったり。
元々スレの賑やかしでちょっと書いてみるかーという感じで書いたもので、あんまり続けるつもりじゃなかったのですまん。
次はあっちか、それともこっちで鷹さんか……という所。
後、こっちのタイトルはどうしよう？

>>◆Hgibd3UDFM氏
その更新速度と戦闘描写書ける所が羨ましい……。
あんまり落ち込まないで、応援してます。

>>505
機動戦士ガンダムSEED　戦場を駆け抜けたエース達

ドキュメンタリー風にね

機動戦士ガンダムSEED 兵士達の追憶
･・・すみません忘れてください許してください

えーと、投下行きます…なんと言うか…注意書き

この話しには暴力シーンやグロテスク表現が含まれています。

CERO１５といったところです

１８話　襲撃

Ｌ４はずれのアヴァロンからＸ−ＢＯ"フレスベルク"が飛び立った
ミラージュコロイドを纏いつつの慣性航行のため、近くのアルテミスに気付かれることはない

目的地はオーブ：アカツキ島
世界が平和の象徴の島と謡い、マルキオ等の新興宗教家らは自らの"救世主"が降臨した地。
そう崇め、称えている場所を叩き潰すために

そして、脅威といえる"円卓の鬼神"が眠るヴァレー中空基地を攻撃後、プラントの破壊。これが"フレスベルク"の任務であった
メンバーは"エスパーダ隊"と高速戦闘を得意とする者たち――そして、"片羽の妖精"

"片羽"はオーブ攻撃開始の数時間前に別行動をとる
新型機で大気圏突入、用事を済ませた後にブースターを積んだそれで単独で"アヴァロン"へ帰還という予定――
本来、このようなことは許されることではないが、その"用事"が何かを知っている"国境なき世界"上層部はそれを認めた

"フレスベルク"カタパルトで、"片羽"は発進シークエンスに入っている
現存する機体の利点すべて組み合わせ、さらには試作武器を装備した
この機体をたった三ヶ月で乗りこなしている――それはある種の執念というものを感じるものだった

「さて、そろそろ俺はいくよ。管制官、鬼神にこの伝言を頼む――」
≪――ふ、それは死に逝く"鬼神"への手向けか？≫
「まあ、そういったところだ」

そういって"片羽の妖精"は地球に下りていった――"フレスベルク"襲撃の２時間前のこと…

その頃――オーブ：アカツキ島

二人の人影が終戦条約締結の記念碑の前で佇んでいる

「カガリ、今日もここにくるって……好きなんだね、ここが」
「ああ、ここに来るたびにいつも、平和を守らなくてはならないという意志が沸く。
　それにお父様の言葉が聞こえる気がする」

オーブ国家元首カガリ・ユラ・アスハと、オーブ軍中将キラ・ヤマト。公には姉弟とはいえない二人――

「すまない、ラクスと一緒に居たいだろうが、こっちに来て貰って……」
「気にしないで……僕はオーブの中将だから、出来るだけこっちにいなくちゃね。
　プラントにはアスランとシン君がいるし、ラクスもそういってるし……。
　何より、僕達はオーブ軍の再編と復興、世界を平和にしないといけないんだから。僕だけわがまま言ってられないよ」

そういいながら、本島に戻るための船に戻る道を歩く――しばらく歩いているとキラはふと立ち止まり遠くを凝視する

「キラ？」
「……マルキオ導師の孤島のほうに何かが飛んでいったように見えたんだ」
「あの人も平和のために活動しているから、その関係者じゃないのか？気になるならそっちに行けるよう手配するか？」
「いや、いいよ、きっと気のせいさ。それに、もしそうならお邪魔しちゃまずいでしょ？」

日課となったアカツキ島への参拝を終え二人はオーブ本島へと戻っていった

――マルキオの孤児院

子供たちは外で遊んでいる。"片羽の妖精"ラリー・フォルクはそんな中、施設の長マルキオと対面していた

「これがいままでの報酬から、此処の孤児院に寄付するお金です。どうぞ……」
「ありがとうラリー、あなたのおかげであの子達を餓えさせずにすみます」

そういいながら目の前の男、マルキオは外に顔を向ける。ここに来た時に見た子供の人数は、前来た時から見て増えていない。
気にしていないときは、子供を育てるにはこのくらいの金が必要なのか。
そんな程度で考えていたが、金を何に使っているかを知った今となっては――。

時計を見る――時間だ

いつも通り、目の前で金の勘定をしている男の両肩を、もってきたコルト・コンバットパイソンで撃つ。
銃にはサイレンサーをつけているため発砲音はしない。
肩から大きく腕が吹き飛び、男が叫び声を上げるがそんなもの気にせず、何か仕込んでいるであろう杖を蹴飛ばし、
両足大腿部さらに撃ち抜く――さらに叫び声が響く――それを聞きつけて入ってきた、ヤマトと名乗った女を殴り気絶させる。
――ここまで１分

「ラリー……あなたは何を――」

苦悶の表情を浮かべつつ、この期に及んで白沢の仮面をかぶり続けるものにあきれつつ口を開く

「なあ、導師様、俺はなハーフコーディの俺を引き取ってくれた、あんたのことを信じて戦ってきた。
　あんたが示すものと共に戦えば平和になると――だが、もう信じない。俺が渡した金、各国の御布施、それを何に使った？
　俺は"SEEDを持つもの"なんてもののために、戦って……生きてきたわけじゃないんだよ」
「な、何が……私の道具の癖に……"救世主"のための捨て駒が……私の島でこれだけのことをして無事に出れると……」

"導師様"の本性なのだろう。その戯言を聞き流しつつ、テレビをつける。映るのは超大型の戦艦が攻撃している光景だった。
音声からでもその光景が想像できるほどだ――そのニュースを聞いたマルキオは愕然とした表情を浮かべる
『ビービービー』うるさい――音源を探ると杖がビーコンを発していた。なるほど、オーブ軍を呼ぶためのものだろう……

「聞いてのとおりだ、頼みのオーブ軍は忙しくてこれない。"国境なき世界"が全てを叩き潰す。――じゃあな」

――十数分後、芋虫のようになったマルキオが失血死をしているのを、気絶から覚めたカリダ・ヤマトに発見される
その死に顔は絶望の色を映していた。
デュランダルと同じように、自らの手で"救世主"を立てようとした宗教家の哀れな死だった――

ﾋｨｰ(((ﾟДﾟ)))ｶﾞﾀｶﾞﾀ　ラリー殺っちゃいました

それ以上語ることは有りません　こんなの書いてゴメンなさいorz

ＧＪ！！
エセ宗教家が死んでスッとしたぜ！

ＧＪ！
オーブずたぼろキター！

357magで腕は吹き飛ばないから特殊弾頭使ったんだな・・・、「地獄に落ちても忘れるな」ってとこか、キツイねラリー。

ＧＪ

人はなれる、ジェス・リブルのように･･･」
･･･あまりの内容の馬鹿馬鹿しさにモニターを消す、少しはマトモになったと思えばあのピンク髪の小娘のように
電波になりやがった･･･いや狂っているのは２年前のあの時からいや、あの野郎が国の舵を握った時からか･･･
２年前、連合によるオーブ解放作戦･･･無論かつてのハル・ノート以上の物を突きつけられたら適わぬでも槍を持つと
いうのが「国」だ･･･まぁ世界に訴えても、どの道揉み潰されるのがオチだが。
そして国民の避難とオノゴロ島だけ戦線を限定にさせた手腕は士族の力添えがあったとはいえ
見事だろう、だが奴は自分が自決することですべての責任を放り投げた、生きて罪を償うことをせず勝手に死んだのだ
挙句にその娘は連合の手から逃すように貴重な宇宙戦艦に乗せて避難させた。
だが怒る暇はなかった、連合の苛烈な要求に向き合い国民を守るという仕事があったからだ。
「売国奴」「理念を破る愚か者」「信念無き者」「オーブを滅ぼす卑劣野郎」「恩知らず」
そう呼ばれ、蔑まされても構わなかった･･･自分達が責を負い民が守れようならそれで満足だった。
何とか連合の失点を美味く付き、言葉巧みにオーブ有利に導く自分をオーブの民は蔑むが逆に連合は
「若きロイド・ジョージ」「ニュー・フォックス」として評価されていた･･･。

そしてある程度落ち着いたときにある人物から連絡を受け、極秘に接触した。
「君の活躍は聞いている、己の国の民を守るために言葉の武器で連合に立ち向かっているとな。」
「･･･ああ、そうだ。」
「だがその民から君の一族は「売国奴」と呼ばれているそうじゃないか･･･。」
「･･･それも構わない、民が平穏に暮らせるなら幾らでも汚名を被ろう。」
「だが、これでも民は平穏に暮らせるのだろうか？」
「何だと？」
「一時期の平穏は取り戻せるだろう、だが利権と言う肉を骨までしゃぶりつくす愚か者
　がオーブという太った七面鳥をそのまままにしとくと思うかね？」
･･･確かにそうだった、所詮オーブも小国･･･いずれ大国に貪り尽くされるだろう。
「そのために･･･」
彼は同志にならないかと誘いかけた？すべての人民、権力、平和、国境を解放する「国境なき世界」
その誘いに自分は「遠慮しておく」と答えた、確かに素晴らしい理想だ、だがそれに巻き込まれる数多の
国民を自分は見捨てられなかった、そう答えると彼は残念そうな顔をしながら言った。
「そうか･･･だが心変わればいつでも私は君を心よく受け入れよう。」

オーブは変わったか？変わらなかった、自分の責任を省みず首長の座に居座り、ただ
「お父様の意思を引き継ぎ、オーブの理念を守る。」
それしか繰り返すことのできない小娘･･･それに追従する愚かな新氏族、そしてウズミが犯した罪を
非難せず、その娘に「万歳」「カガリ様」としか連呼出来ない民、自分がしてきた事は何だったのだろうか？
例え評価されなくても自分は構わなかった、すべてはオーブの為だった、変われない世界（オーブ）･･･
いやまだ希望があった、自分はアメノミシハラに飛び立ち前士族最後の生き残りと会うためだった･･･
が、あの「天空の誓言」で何もかもが壊れた･･･何を吹き込まれた･･･誰よりオーブを愛したお前が･･･
自分の非力さに嘆いた、そして銃を手に取り自分の頭に突きつける･･･

だがこれではウズミと変わらない、そう思い銃をしまうとあの男へ連絡を入れた
「･･･そうかやはり付いてきてくれると思ったよ。」
もう後戻りは出来ない、目の前に広がるは茨の道、だが自分はどれだけ傷ついても進もう･･･
今は無能の仮面を被り、時がくればその仮面を脱ぎ去ろう･･･

男の名前はユウナ・ロマ・セイラン･･･国境なき世界の参謀役として活躍する男だった。

自分のよりよっぽどいいように見える…
まあ、自分のは所詮種死後に"国境なき世界"が原作どおりに動くってだけだから…orz

ＧＪです。なんか続き読んでみたくなります

>>511
GJ!
しかし一ヶ所指摘させてくれ
パイソンはリヴォルヴァーだよな？ ならサイレンサ(サプレッサ)付けても隙間から音がだだ漏れなんだ、実は
サプレッサはオートマティック銃でしか効果が無いので、その辺気を付けて

なおこの間違いは、ゴルゴ13で有名なさいとうたかおですらもやらかしたから、気に病む必要は無い

>>519
指揮者ザウバーのあれか。

職人さん皆GJ！！！！！！
機体の弱点すら利用するメビウス１、自らの手でケリをつけにきた妖精、汚名を厭わず国に尽くしたユウナ。
皆かっこいいぜ！！

>>517に触発されて、初期のユウナは良かったと思い出しながら書く。
カガリもユウナも好意的に解釈して、本編を改変。

「ユウナ。例の婚約の話を利用したい」

カガリに呼び出されたユウナは腰を抜かしそうになった。
昔から突拍子もないことをする少女だったが、今度の発言は今までの更に上を行く。

婚約の話は、元々はセイラン家が言い出したこと。アスハ家は承諾した訳ではなかった。
そこへ当主であり代表首長であったウズミ・ナラ・アスハが死亡。当主と代表首長の座は娘のカガリに移った。
セイラン家当主であり宰相であるウナト・エマ・セイランは、生前のウズミに婚約の話をしたという事実を利用し、
カガリに対して息子ユウナとの正式な婚約を迫っていた。
この件はオーブ内部では既成事実化しているものの、対外的にはまだ発表されていない。

「利用って、何をするんだ」

カガリはユウナに国を留守にすることを伝えた。カガリ曰く、病気で寝込んで、引き篭もっていることにしてほしい。
とにかく自分がいるように振る舞ってほしい。カガリの言葉を伝える役目はユウナに任せたい。
父親を亡くした十代の少女が国を継いだ後、心身ともに疲れ果てたと言えば、信じる大人は多いはず。

「私がいなくなることで、誰が敵で味方か、皆の本性が分かると思う」

ユウナはその発想に唖然とした。

「それで敵を炙り出すのか？　そんなことをしなくても、今度の大西洋連邦との同盟締結で分かるだろう？」
「確かに分かるが、それでは外が見えないんだ。ブルーコスモスも動いている今、
私には外で起きていることが全く分からないし、伝わってこない。だからこの目で確かめたいんだ」

あくまで外に行こうとするカガリに、止めようと思っていたユウナは興味が沸いた。

「なぜそこまでこだわる」
「アーモリーワンで会ったザフト兵が、オーブの元国民だったんだが、思いきり否定されたんだ。
今度の同盟も、皆が私をただの飾りだと思っている証拠で、これは私の負けだ。
代表首長だからといって、小さい頃から覚えた理念を語っても、実の伴わない言葉は通じないんだ。
傷ついた国民にも、老獪な政治家たちにも、誰にも通じない」

小さい頃からのカガリを知るユウナにとって、負けを認め、しかも口にするようになった今の姿は驚きだった。

「あのザフト兵にどれだけ否定されても、ナチュラルとコーディネイターが共に暮らせる国は、ここ以外ない。
今のオーブが生き残るには大西洋連邦との同盟がベストだろうが、それがオーブの目指す道だとは思えない。
今度の同盟は、他の国やプラントからオーブに移住した人々に、申し訳なく思うんだ」
「だから代表首長自ら動いて、市井を探るのか？」
「私には会議室が肌に合わない。知っているだろ？」

カガリは一国の主として、数々の会議と会談をこなしている。よくやっている方だとユウナは思った。
若いということもあるが、カガリは感情的な性格なので、常に冷静さを求められる政治の世界で、
必死に自分を押し殺す場面を見ると痛々しくもあった。

「確かに、昔からいつも外で動き回っていたしね」

ユウナは参りましたと両手を挙げて、降参のポーズを取る。

「できる限りのことはしよう。でも、早く戻ってきてくれよ？」
「面倒な役目を押し付けてしまうな」
「別にいいさ。昔から馴れているしね」

それに惚れた弱みもあるしねと、ユウナは心の中で付け加えた。
カガリはユウナを何でも話せる幼馴染みとしか見ておらず、家族という意識が強い。
それ以上に、カガリには想う相手がちゃんといて、その相手以外との結婚など考えていないことが、
ユウナには分かっていた。

「外へ行くのはいいが、せめて何人か護衛はつけさせてくれ。それから連絡もすること。それが最低条件だ」
「分かった」
「それで、突然言い出すからには、行き先が決まっているのか」
「ああ。決まっている」

終わり。
カガリの護衛はどこかの傭兵だったり、行き先はエスコンのどこかの国にしてくれ。
これ以上考えていないんだ。ｽﾏﾝ。

国境無き世界は、オーブを信じて移住した人々が中核になりそうだ。
それで、中核メンバーが地球の各国やプラントから、腕の立つ人間を引き抜く。
キラとラクスは、参戦しないことを貫く方向で改変。
だけど、酷くなる一方の戦争を見て、自分たちに力はあるのに何もしなくていいのかと悩む。
カガリも、ウズミが語った理念が地に堕ちていくオーブを見て、何をすればいいか悩む。
シンはオーブを嫌いつつも、まだどこかで信じているんだけど、
連合のやり口や、それに迎合するオーブに絶望して、
ナチュとコーディが共存するのは無理と考え、自分の意思でデュランダル側につく。
アスランは本編通り、迷いながら戦い、命を狙われてザフトを脱走。
色々な所でエスコンのエースたちに後押しされたり、助けられたりして、オーブは傭兵部隊を新設。
アークエンジェルの面々を傭兵として雇い入れ、アスランも傭兵として参加。
勿論エスコンのエースたちも参加…と改変すると、主役の電波な楽しみが減るのでつまらない。
まあ、何かの話のネタになれば幸い。

ナチュの連合、コーディのプラント、ナチュとコーディのオーブで、
3つの軸をしっかり設定した三国志状態だったら、面白かったんだろうな。
返す返すも惜しいぞ種。

>>525
GJ!
皆やっぱりユウナはまともなキャラ路線で行くね、俺もそうだけど。
制作中の登場キャラでカガリの護衛はアサレコから白鳥を選んだよ、
あの人の設定は、もろオーブでいける。

>>519
なるほど、やっぱりリボルバーは音消えないか…あの形だもんね

いつも通り、目の前で金の勘定をしている男の両肩を、もってきたコルト・コンバットパイソンで撃つ。
銃にはサイレンサーをつけているため発砲音はしない。
　　　　　　　　　　　　　　↓
目の前で金の勘定をしている男の両肩を、もってきた拳銃で撃つ。銃にはサイレンサーをつけているため発砲音はしない。
と、改定

>>525
ＧＪです。これだけはちょっとさびしいですよ。続き希望！！

ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲ・・・ﾄｳｶｽﾙﾅﾗｲﾏﾉｳﾁ
第７話投下行きます。

２００４年１１月２３日

コンベース港　湾内

駆逐艦"ヴェサリウス"艦橋

ブリッジの窓から見える範囲の友軍艦は全て沈黙していた。
煙を上げているもの、完全に活動を停止し、海に沈み行くもの。
このヴェサリウスも例外ではなく、敵戦闘機の攻撃を受け損傷していた。
そのＩＳＡＦ機（Ｆ−１６だった）は爆弾投下後こちらの機銃を食らったが、撃墜にはいたらなかった。
放たれた爆弾は船首脇に命中し、航行は不可能になった。
この艦の艦長、アデスは思う。また負け戦になったと。だが幸いにも損傷で済んでおり、うまくいけばまた戦線復帰できる。
そして、今も部下が修理を行っている。もうすぐ港までは帰れるだろう。そして報告は来た。

「艦長、応急処置は完了しました！航行可能です」
「うむ。では港へ向かおう」

修理をしている間に救助は完了していた。今港へ向かっても攻める者はいない。
かくして、ヴェサリウスは修理ドックへと向かいだす。

―――第７話―――
　大陸深部の目標


「フェイスパークまで飛べって？」

ハイネが素っ頓狂な声を出す。理由は今度の作戦が行われる位置だ。
フェイスパーク地方は俺たちが今いるアレンフォートからすれば大陸のかなり奥地になる。

「そうだ。作戦目標はフェイスパークにある発電所。この発電所はエルジアの軍需工業地帯の電力の６０％を
担っている。作戦の狙いは敵の生産能力の低下だ。作戦名は『ブラックアウト』、決行日時は１２月１６日１６４０時。
俺たちは発電所の奥、管制室とタワーがあるエリアの攻撃を担当する。護衛はヘイローだ。
メビウス１も攻撃に参加して、オメガとレイピアは発電施設を狙う。作戦エリアはかなりの高地だ。高度計だけに頼るなよ」

こうして前日の打ち合わせは終了。当日、ブリーフィングを行う。
そのブリーフィングによれば、今回の狙いは生産能力の低下だけでなく、近々行われる作戦の陽動でもあるらしい。
ニコルが質問をする。

「ストーンヘンジの砲撃は予想されますか？」
「・・・・・おそらくないだろう。我々だけに高価な弾を使う必要もあるまい」

司令はそう答えるが、隊長は顔を険しくしていた。隊長の予想は違うらしい。
そして、その隊長の予想は見事に当たる。


「全機給油完了！幸運を祈る！」

給油機のパイロットの通信を受け、俺たちは増速する。
すでに作戦エリアには入っているので、いつ攻撃が来てもおかしくはない。

「ヴァイパー１より各機。俺たちの目標は奥にある。迎撃を抜けていくぞ。・・・・・何があっても傍を離れるな」

隊長から通信が来る。隊長らしくないことを言っている。やはり隊長が懸念していることは・・・

「こちらヘイロー１。スカーフェイス、心配しすぎだ。砲撃は来ないよ」

ヘイロー１が隊長に呼びかける。でも、そういいきれる根拠はあるだろうか。

「スカイアイより全機。迎撃機を確認した。ただちに迎撃に入れ」
「レイピア１了解。よし、行くぞ！」

まだ発電エリアの手前だ。担当はレイピアだ。俺たちも速度を上げ、目標のエリアに向かう。
発電施設の上空。高射砲が撃ってくるが、すぐにオメガにつぶされる。目標を視認する。

「こちらヘイロー１。敵戦闘機を攻撃する！」
「ヘイロー１、頼んだ。ヴァイパー各機、目標の攻撃に入れ」
「ヴァイパー７了解！」
「２、了解！」

ヴァイパー２と７はソーラーパネルの破壊に移る。
俺は隊長と管制室周辺、ハイネはタワーを狙う。メビウス１もトーチカを狙う。

「ヴァイパー６、ライフル！」
「ヴァイパー７、投下！」

ハイネの機体から発射されたＡＧＭ−６５はタワーの上部に命中。機能を完全に奪う。
ヴァイパー７が投下した爆弾はパネルいくつかを吹き飛ばす。
俺も管制室を狙う。ロックオンし、発射する。

「ヴァイパー３、ライフル！」
「ヴァイパー１、ライフル」
「メビウス１、投下！」

隊長も機銃を攻撃。相手を完全にスクラップにする。俺が撃ったミサイルも管制室を吹き飛ばす。
メビウス１もトーチカに爆弾を投下。破壊する。
２や７はパネルを攻撃し続けている。

「ヴァイパー３、俺と敵機を攻撃する。２、６、７、パネルを破壊しろ」
「ヴァイパー３、了解！」
「こちらメビウス１。俺もＯＫだ」

ヘイローはうまく敵機を押さえているが、相手の数が多い。隣に並んだメビウス１のイーグルから
アムラームが発射される。こっちにはサイドワインダーが４発。この距離では撃てない。

「スプラッシュ１！」
「こちらヴァイパー１、これより攻撃に入る」
「こちらヘイロー１、助かる！」

敵機は残り５機。目の前を横切った敵機―トーネードだった―を追尾する。
サイドワインダーをロックし、発射する。

「ヴァイパー３、フォックス２！」
「ヘイロー２、スプラッシュ２！」

サイドワインダーは命中、パイロットは脱出した。
ニコルも落としたから敵は残り３。メビウス１も並んで飛行する２機を狙う。
旋回しようとする敵機に対し機銃を発射。まず１機が撃墜される。さらにそのまま左急旋回。
敵機の後ろを取り、機銃を撃つ。エンジンに被弾したのか黒煙をふきながら降下。そのまま落ちて行く。

「メビウス１、スプラッシュ２！」
「ヴァイパー１、フォックス２・・・スプラッシュ１」

隊長も落とし、これで全機を落とした。施設えの攻撃も終わったようで、編隊を組み帰還しようとする。
そのとき・・・・・・

「こちらスカイアイ、警告！ストーンヘンジの砲撃を確認！弾着予想３０秒後！全機高度を２０００フィート以下に落とせ！」
「２０００フィート！？地面にはもぐれねぇぞ！」

スカイアイの叫び声とヴァイパー７の罵声。このあたりは高度が高い。２０００フィートはちょうど
地面あたりだ。隊長の指示が飛ぶ。珍しく叫んでいる。

「谷だ！全機谷へ飛び込め！」
「そんな狭いところを！？自殺行為だ！」
「弾数４。弾着まであと２０秒！」
「くそ！仕方ない！全機谷へ飛び込め！」
「ヴァイパー全機、俺について来い！離れるなよ！」

俺たちは谷に入る。高度を一気に下げ、隊長にピタリとつく。隊長はぐんぐん速度を上げていく。
メビウス１やニコルも谷に入り、全速力で南へと向かう。
その間にも悲鳴は続く。

「ヘイロー１０、高度を下げろ！下げろ！！」
「弾着まで後１０秒・・・・・５、４、３、２、弾着！」

すさまじい衝撃が機体を襲う。思わずうめき声を上げてしまう。機体に異常はない。

「ヘイロー１０がやられた！」
「レイピア７の反応が消えた！」
「くそ！オメガ６がやられた！」
「高度を下げろ！早く！」
「新たな砲撃を確認！弾着まで１５秒！」
「くそったれ！敵機が追尾してきやがる！」

オメガ１１が更なる危険を告げる。後方から追尾されているらしい。

「青と黄色のトーネードがきやがる！くそ、やられた！イジェクト！」
「オメガ１１！」
「弾着まで５、４、３、２、弾着！」

衝撃波がまた飛んでくる。ハイネも大きく揺さぶられている。

「畜生！オメガ８がやられた！」
「くそが！しつこいんだよ！誰か敵機を！頼む！」
「もうすぐ射程外だ！急げ！」
「畜生！畜生！」

何を思ったのかイーグルは急減速。谷の中をめいいっぱい使い旋回、逆へ向かっていく

「メビウス１！？何を・・・隊長！？」
「先に行け。敵を食い止める」

隊長とメビウス１は後ろへ向かう。
俺たちはもうすぐ射程外に出る。今から旋回しても間に合わない。

「ヴァイパー１、フォックス２！」
「メビウス１、フォックス２！」

レーダー上で敵機の表示が消える。隊長たちはさっきと同じように旋回。
アフターバーナーに点火したのかすぐに距離をつめてくる。

その後すぐに射程外に出、砲撃はやんだ。
編隊を組みなおす。後ろのほうにいた機は攻撃を食らって損傷していた。
撃墜された奴もいたらしい。
黄色中隊に襲われて以来の被害。こんな兵器はＣ.Ｅにはなかった。

帰投した後も、皆の気分は重い。ストーンヘンジにやられた奴は厳しいかもしれないが、
オメガ１１のように敵機に襲われた奴は助かっていて欲しい・・・・。皆がそう思っているに違いない。

後日、オメガ１１と８、ヘイロー５は救助され、帰ってきた。
敵地にもかかわらず勇敢にも救助ヘリが出動してくれたらしい。
ヘリのパイロットに感謝だ。

あのストーンヘンジを何とかしなくてはこの戦争は勝てない。ここまで巻き返してきたのにこのまま負けるわけには行かない。
俺は気を引き締めた。

投下完了。お待たせしました（誰も待ってない）
最初にあげてしまってすみません・・・。

>>626氏
肩が吹っ飛ぶぐらいの威力なら４５か５０口径ぐらいになるでしょうか？
連射できるラリーすげぇｗ
理想的なのは４５４カスールか５００Ｓ＆Ｗ・・・
ただどっちも今撃てる銃があるのはリボルバーのみです。

ＡＣ６は３６０ですか。ＰＳ３あんのに・・・
これからスピード落ちるかもしれませんがメガリスまでは書くつもりです。
長文駄文失礼しました。

GJ！

オメガ１１の二回目のイジェークトを記録

後、こちらもスローペースながらVSトンデモ兵器SS書いてます
一応生存報告だけでもね

GJ
相変わらず、オメガ１１は悪運が強いようで

ＡＣ６は両方で出るような気がするんですが。

なんてこった…書いているは良いがいつの間にかシンとキラが打ち解けてやがる
まあ、本作では一応チームメイトだからな…

>>◆8XDeuhzU26氏
ラリーの撃ってる銃の口径は４０口径ほどのものですよ
ただ、弾丸が特殊なやつ使ってますwikiで『弾丸』と調べてみてください

んーＡＣＥ６は箱ですか…まあＰＳ２もＡＣＥやるために買ったし、つぎはマイクロソフトか…それもいいかも

１８話――後　『主張』

大気圏離脱用ブースターのＧを耐えつつ、ラリー・フォルクはモニターに燃え盛るアカツキ島を映す。
その光景を眺めつつ呟く、

「なあ、"導師様"よ…あんたは何であんなものに括ったんだ？世界を救いたいってのは分かる……
　せめて狂人に殺された"やさしい導師様"のまま死んでくれ――失望をガキ共らに与えることなくな」

懺悔というべきものだろうか？その顔には復讐をなした達成者ではない、別の顔が写っていた――


――オーブ

アークエンジェルやミネルバの５〜６倍ほどのアンノンが突然現れ、アカツキ島を攻撃し始めた。
速やかにスクランブル機が発進して迎撃に当たったが、それは圧倒的な対空防御と護衛機によって守られ、
その下では、アカツキ島が地中貫通爆弾、デイジーカッター、燃料気化爆弾など破壊力に優れた爆弾で攻撃されていた。
核こそ使わないが、それでも島の存在を許さないほどの量を叩き込んでいる。

「アレを撃ち落せ！オーブが、平和の象徴のアカツキ島が焼かれているんだぞ！！」

元首が騒ぎ立てるが、いくら叫んでも状況報告から吉報はない

≪第五ムラサメ隊、俺を残して全機墜ち落とされた　増援を――≫
≪何でユーラシア・サピンの傭兵がここに！？≫
≪――ダメだ、あのスカイグラスパーとレイダーの二機が強い！！≫

「……アカツキ島は原型を残さぬほどに破壊されてしまいました　カガリ様、御命令を――」

オペレーターが失望の色を浮かべながら、悲痛な報告をする
数日前、プラント評議会議長と共に戦争終結を宣言し、同時に記念碑と新たな決意を立てた場――
それが無残にも破壊されたのだから
崩れ落ちながら、鬼気迫る表情を浮かべる元首に、軍事責任者が声をかける

「――カガリ、僕が行くよ。もう、これ以上アレに好きなようにはさせない。オノゴロに来る前に僕が止める」

そういって格納庫に向かおうとしたところで、オペレーターがさらに状況の変化を報告する

「アンノンから発進したスカイグラスパーとレイダーが本島上空に侵入、迎撃機がいま……え？なんだそれは！？」
「なんだ？どうした？」

実質的なオーブ軍参謀のレ二ドル・キサカが声を上げる

「紙をばら撒いているそうです。一体、何の意味が……」

司令部の時が止まる――敵のこの"攻撃"が一体何か。答えられる者がいないのだ。
これは『紙爆弾』『ビラ』『伝単』と、呼ばれ、戦時中において物理的な破壊よりもはるかに破壊力のある兵器だ。
実際にＷＷ２など航空機が最も発展した戦争で使われた。いや、それから戦争の度に――

しかし、ＣＥ７１の戦争および、つい先まで行なわれていた戦争、どちらでも使われることがない。
――むしろ、そういったプロパガンダはテレビ、ネット等の新技術のほうで行なわれていた。
それに目をつけ、原始的なこの兵器使用を決定したのは"国境なき世界"リーダー、アントン・カプチェンコだった。

これは極めて合理的なものになった。各国は自国のネットワークを堅牢なものにしていて進入するには手間がかかる。
さらにオーブには最強のハッカー、キラ・ヤマトがいる。これではすぐに握りつぶされる。
しかし、『ビラ』ならば最強の戦艦"フレスベルク"を用いて、場所に出向けばいいだけなのだから――
最新技術で守られた者たちの盲点を見事についていた

『ビラ』を撒き終えたエスパーダ隊を収容し、オーブを嘲笑うかのように"フレスベルク"は去っていった


ばら撒かれたビラにはこう書いてあった―――

先の戦争、今回の戦争、これらが何を残しただろうか？――残ったのはあいも変わらず

支配者と権力者、それに付随する欲の亡者のみである

今日（こんにち）の攻撃はその象徴たるものの破壊――

破壊という名の新たな創造は　正道な力を以って我々が行使する

領土 人民 権力 今そのすべてを開放する　"国境なき世界"が創造する 新しき国家の姿だ

国籍や国家も意味を成さない　その線引きは 今我々が消し去る

"国境なき世界"が　新しい物語を書き連ねる――世界は変わる

―――


大西洋連邦、あるいはユーラシア連邦ならば、即座に行動の意味を理解し、情報統制に入るだろう。
いい意味、悪い意味含めて、若すぎるオーブには分からない出来ない――
各国からそれについての情報統制を要求された時には時遅く、世界が彼らのことについて議論を始めていた

≪投下完了――≫

次でACE ZERO"くろがねの巨鳥"に入れるね…長かった…１８話はこの上下といったものになりました
編集の人の裁量にお任せします。繋げてもかまいません。

オーブは物理的な意味で破壊は不可能と考えました。そこでのビラまき
それにしても、オーブにジブリが逃げ込んだときにこれをやらなかったのかホント謎。
国民もジブリを探し始めるし、オーブ軍動けなくなるし、同盟軍の損耗も減らせる。
一石三鳥といっていいのに……

ビラ配ったのならアヴァロンの戦い自体は封印できるけど、国境なき世界の存在を消すことは出来なくなる
と、気付いた――話に矛盾が出てしまった…どうしようorz

>>541-543
投下乙です
フレスベルグ＆エスパーダついに登場ですね、それにしても紙爆弾とはカプチェンコも考えたものだ。
確かにこれならハッキングも糞もないｗ

一応こっちでも告知。
新作「ACE COMBAT6 解放への戦火」
Xbox360で2007年発売予定
3/23 公式サイトオープン！
http://www.acecombat.jp/ace6/index.html

GJ！！
国家を内から解体させる言葉ですな。
ただ、ちょっと気になった点が。
＞領土 人民 権力 今そのすべてを開放する　"国境なき世界"が創造する 新しき国家の姿だ
「新しい国家」ではなく「新しい世界」では？

>>545
新しき国家であってるぞ。
正確にはこうだ
破壊という名の新たな創造は正道な力を以って我々が行使する
領土　人民　権力　今その全てを解放する
「国境無き世界」が創造する新しき国家の姿だ
国籍や国家も意味を成さない
その線引きは今我々が消し去る
「国境無き世界」が新しい物語を書き連ねる
世界は変わる

GJ!
髪爆弾か…アスラン……いや、何でも無い

>>544
最悪だ・・・懸念事項が現実になった。
ＰＳ３に未来は無いと判断したのかなぁ。
頑張ってバイトしよ(´；ω；`)

PS3で発売されるよかずっと安く済むだろw

>>548
リッジレーサーの件もあるし、移植される可能性もあると思うよ。

ディスクグラインダーの件で箱には見切りをつけていたので、正直迷う。
XのためにPSPを買ったが、６のために箱・・・

それでも箱でしか出ない事確定なら買うんだろうな俺・・・



>>550の言う様に移植をサイモン博士に祈っておこう。

ＧＪ！なんてダメな国なんだオーブは。

>>544
この絵を見ちゃうと買いたくなるな・・・
この絵のレベルでガンダムのゲームも出るなら箱即買いなんだけど・・・

ACE6、国名からは、
ユーク主導の（と思われる）社会主義から脱退した国と、
オーシア側の資本主義国家との戦いか？
サイトの画像だと、TGVっぽい列車が描かれているが、
今回もヨーロッパの東西冷戦後の歴史がモチーフなんだろうな。

>>544
機体のCGは良いんだが人物のCGがなんか微妙。
ZEROで実写を使ったから、その違和感からかな…

おや反応が。来ると思わなかったよ。

>>526
ユウナのキャラ設定が初期のままだったら、現実にオーブが生き残る道を提示して、
カガリの理想と対比することができたと思うけど、ギャグ化したのがもったいなかった。
白鳥はなるほど！彼がいたか。傭兵は鬼神や傷顔を考えたけど、彼は思い浮かばなかった。

>>527
ネタは思いつくけど、この話を書いていて、奴らを好意的に解釈するのに限界を感じたｗ
ちなみにカガリ出奔の元ネタは十二国記の陽子。
彼女は良き君主になろうと日々悩んで努力して、カガリとは正反対のキャラ。
陽子みたいなカガリだったら、アカツキに乗って演説ブチかましても説得力があると思う。

>>543は、事件解決後でもいいけど、
国境無き世界は別名で、実はFAITHだったという情報操作があってもいいかもしれん。
死人に口無しで、デュランダルに全部押し付ける形にするのもアリだと思う。

× >>527
○ >>528
ｽﾏﾝ。

ACE6のトレーラーを早く見たいぜ

>>558
これで我慢汁
ttp://www.youtube.com/watch?v=uaVaz8dSBXI

このスレ初期からしたら凄い人が増えたな。　SS職人もかなり増えたし。
初期の頃からいる人どれぐらいなんだろう？
ちなみに誰か倉庫アップローダーがどこにあるか教えてくれませんか・・・

つttp://wiki.livedoor.jp/arte5/d/FrontPage

>>561
<<助かった。感謝する。>>

《不殺のエースなんて嫁補正が産んだ幻想だ》
《お前のことだよ、キラ》

ACE5のエンディングで、
カークがプロペラ機に向かって鳴くよな？

どうしてもチョッパーがカークを迎えに来たように思えてしまうんだが・・・。

自分のssの設定まとめて見ました>>522氏の考えになんとなく似ている部分がありますがご了承を…orz

作品内の設定まとめ

Ｄプラン――

Superior Evolutionary Element Destined-factor――種の進化的要素を決定付ける因子
"SEEDを持つもの"を選定するプラン。モデルケースはシン・アスカ。
彼ら優秀なもの――"救世主"を頂点と置くことによる絶対君主制。コレに該当する者を政治の中心におく。
レクイエム戦後時の該当者は
キラ・ヤマト、アスラン・ザラ、ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハ、そしてシン・アスカの五人

ギルバート・デュランダルの一連の行動は裏に隠れたクライン達を引っ張り出すため


世界観――

ナチュラルの連合

コーディネーターのプラント

ナチュとコーディの頂点に"ＳＥＥＤを持つ者"が立つマルキオ教の理想郷・オーブ

如何なる国家・人種に属さない 全人類理想の軍隊『国境無き世界』



宇宙の配置図――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞○ヴァレー基地
　　　　　　　　　　　　　○Ｌ５プラント
　　　　　　　　　　　　　○ボアズ・ヤキンと有った所
　　　　　　　　　　　　　　　●Ｂ７Ｒ

　　　○月　　 ○Ｌ１　　　　　　　　　＞○地球　　　　　>>>　　　　　　　○Ｌ３ヘリオポリス



　　　　　　　　　○アルテミス（このあたりをうろうろ）
　　　　　　　　　　　　　○Ｌ４

　　　　　　　　　　　○クライン派秘密工場"ファクトリー"（アヴァロン）

MSについては別の機会で――じゃあ、（´・ω・｀）（´・ω:;.:...（´:;....::;.:. :::;.. .....

>>565
ナチュはナチュでも大西洋とユーラシアで違いがあると面白いな。

>>560
＜＜俺は初代スレの>>1に『エースコンバットを侮辱するな！』と噛み付いた連中の一人だ＞＞

＜＜あの時はスレがこんな風になるなんて思ってもいなかったよ＞＞

＜＜まさかここまで続くとは、まるで旧版の漂流スレとその兄弟スレのようだな＞＞

>>560
ノシ

現在のテンプレの基本を作ったが最近、更新した方が良いかと思った昨今

>>568
＞あの時はスレがこんな風になるなんて思ってもいなかったよ
良スレということでしょうか？駄スレということでしょうか？どっち？
チキンハートの自分はそういうの気になる…

>>567　こんな感じでしょうか？
世界観――

地球連合――ナチュラルの住処

（大西洋連合：一般では有用で穏健なコーディに寛容。軍部では受け入れてはいない）
（ユーラシア連邦：軍の守旧派、穏健派はカプチェンコの功績等から、コーディに対してそれなりに寛容、一般では受け入れていない）

――１つ両方で共通している、若い世代はどちららの国であっても根にコーディ排斥論を持っている

プラント――コーディネーターの住処

オーブ――ナチュとコーディの頂点に"ＳＥＥＤを持つ者"が立つマルキオ教の理想郷

アメノミハシラ――"国境なき世界"と似たような考え方だが、"国境なき世界"が相容れることはない

"国境無き世界"――如何なる国家・人種に属さない 全人類理想の軍隊

ミハシラと"国境なき"が相容れない理由：サハクが国を握るために親を見捨てたということ、
それだけならまだしも「天空宣言」が決定打。「ジェス・リブル」のように何かを成せた時点でそれは"特別なもの"になる。
それをわかっていないと"国境なき世界"は拒絶している

ttp://www.youtube.com/watch?v=bWsvXZfIlSI
ZeroとかＰＳ２のヤツや次のヤツの絵を見た後だと…
これにはまってた頃もあったんだな　いい思い出だ

>>570
大西洋連邦の軍部でコーディを受け入れないのは、かつて在籍していたジョージ・グレンがらみか、
はたまたザフト軍結成時にどんどんコーディが脱走していったなんて事でもあったトラウマだったりするのかも。
そういう想像が出来て面白いかも。

>>571
だが当時のPSゲームの中では抜きん出た環境表現だったんだよ。
そして3の空気感表現はPSの限界を極めていたといっていい。

そのときの最善を尽くしてると思うぞ、歴代のエースコンバット開発チーム。

>>570
ユーラシアは何度も外国のせいで馬鹿を見てるからな。戦後はナチュラル、コーディネーター関係なく自国民第一で余所者（ナチュだろうがコーディだろうが）には冷たいって方向はどうだろう。

団結して自力で国の建て直しを行おうとする政府。一方プラント＆オーブはコニール達を通して親プラント工作を行おうとする。それに対してユーラシア政府はプラント軍事拠点への攻撃を視野に入れた大規模演習を行い牽制・・・想像は面白いなぁ。

俺的に大西洋はユーラシアよりしたたか感じがするな。ブルコス衰退で余計な束縛が無くなった分使える物は何でも使う合理主義全開で行って欲しい。
例えばクライン・アスハ派にザフトやオーブを追われてきたコーディをドンドン受け入れてアグレッサーを作ってパイロットを育て、
ブルコスの強化人間のデータ等も「ブルコスの禁忌！」なんて非難するどころか全部接収して新ＯＳ作りに活用するとか。

>>570
<<もちろん前者だ。初代の頃はここまで良スレになるとは思ってなかったよ>>

>>575
結局強化人間とかＣＥ７０〜７３ごろの大西洋って「強化してでもナチュラルが一対一でコーディを圧倒しなければならない！」ってＢＣ的な意地から来てる気がする。

すいません更新、遅れて
フレスベルクのヴァレー襲撃が物凄い難産になってます

代わりといってはなんですが　ＭＳ設定、世界観設定を一応書き上げたのでそちらを…

ＳＳ内の設定とまとめ

前述――

ＣＥ７３年１０月、ユニウスセブン落下――それを発端とする開戦から数ヵ月後、
プラント評議会議長：ギルバート・デュランダル氏のロゴス討伐演説、レクイエム
その後、プラント議長の豹変、それを撃ったオーブを主力とするものたち――彼らの活躍で世界は平和になった。
数ヵ月後、Ｌ４の近くで"謎の戦闘"が観測される。
地球連合軍はそれを【残党テロリスト掃討作戦】と発表――それについてそれきりで封印された

それから８年後――封印された"戦闘"そして、"円卓の鬼神"という傭兵を追っているジャーナリストがある傭兵を取材する

――"片羽の妖精"：ラリー・フォルク

ＣＥ７３年１１月、ユーラシア連邦は度重なる戦禍と消耗により、傭兵部隊の設立を決定
彼は『"歌姫の騎士団"に所属して戦い、その防衛任務を遂行しきった』という噂からその主力としてヴァレー宙空基地に招かれる
ＴＡＣネーム：サイファーという停戦終結後に発生している各地紛争で戦果を上げている新鋭の傭兵と共に――
それから数ヵ月後――プラント評議会議長：ギルバート・デュランダル氏のロゴス討伐演説

その頃のことから"片羽の妖精"は語る――



Ｄプラン――

Superior Evolutionary Element Destined-factor――種の進化的要素を決定付ける因子
"SEEDを持つもの"を選定するプラン。モデルケースはシン・アスカ――
彼ら優秀なもの――"救世主"を頂点と置くことによる絶対君主制。コレに該当する者を政治の中心におく。
レクイエム戦後時の該当者は
キラ・ヤマト、アスラン・ザラ、ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハ、そしてシン・アスカの五人

ギルバート・デュランダルの一連の行動は裏に隠れたクライン達を引っ張り出すため
マルキオとの違いは感覚的などではなく、科学的――

世界観――

地球連合――ナチュラルの住処

（大西洋連邦：一般では有用で穏健なコーディに寛容。軍では受け入れていない）
（ユーラシア連邦：軍の守旧派、穏健派はカプチェンコの功績等から、コーディに対して寛容、一般では受け入れていない）

――１つ両方で共通していることがある、若い世代はどちららの国であっても根にコーディ排斥論を持っていること

プラント――コーディネーターの住処

オーブ――ナチュとコーディの頂点に"ＳＥＥＤを持つ者"が立つ　マルキオ教の理想郷

アメノミハシラ――"国境なき世界"と似たような考え方だが、"国境なき世界"が相容れることはない

"国境無き世界"――如何なる国家・人種に属さない 全人類理想の軍隊

ミハシラと"国境なき"が相容れない理由：
サハクが国を握るために親を見捨てたということ、それだけならまだしも「天空宣言」が決定打。
「ジェス・リブル」のように何かを成せた時点でそれは"特別なもの"になる。それをわかっていないと"国境なき世界"は拒絶



宇宙の配置図――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞○ヴァレー基地
　　　　　　　　　　　　　○Ｌ５プラント
　　　　　　　　　　　　　○ボアズ・ヤキンと有った所
　　　　　　　　　　　　　　　●Ｂ７Ｒ

　　　○月　　 ○Ｌ１　　　　　　　　　＞○地球　　　　　>>>　　　　　　　○Ｌ３ヘリオポリス



　　　　　　　　　○アルテミス（このあたりをうろうろ）
　　　　　　　　　　　　　○Ｌ４

　　　　　　　　　　　○クライン派秘密工場"ファクトリー"（アヴァロン）

ＭＳ――

ユーラシア連邦ヴァレー基地：

――ハイペリオン改――ガルム隊：サイファーとピクシーの乗機

使用時間・稼働時間の制限されるアルミューレ・リュミエールと
味方殺し、デッドウエイトにしかならないビームキャノン"フォルファントリー"×2をはずしたハイペリオン

その代わりに腰部に着脱式のレールガン、連合のバックパックユニットを使えるよう、背部を改造している
盾はストライクダガーのものを使用、装備の変更が軽量化につながったため、かなりの高機動戦闘をおこなえる


――グレイ・シュライク――

新生ガルム隊――ガルム２：ＰＪ（パトリック・ジェームス・ベケット）機
ジャンクのムラサメをベースに、ユーラシアの技術で再製したものでスペックはオオツキガタに近い。
機動力がオーブの実機に比べ高く、シールドはオーブ製のとあまり変わらないがユーラシア、オリジナルの形状になっている

武装は中距離〜遠距離パイロットのＰＪ用に改良されている――

ザフトのザク：オルトロスを鹵獲・改修したものを装備、
先端に発射口のほかにスラッシュウィザードを参考にしたビームランスを装備している。
非常用にビームサーベル×２　ビームピストル×１

オーブのオオツキガタと違い、ムラサメの改修機なのでウィングがある。それにミサイルを積んでいる
変形を考えないのならば、バズーカーなどもつむことが可能