もし種世界に阿部さんがいたら 五発目

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1通常の名無しさんの3倍
前スレ
もし種世界に阿部さんがいたら 四発目
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1171091724/

もし種世界に阿部さんがいたら Ξ発目
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1170614279/

もし種世界に阿部さんがいたら ニ発目
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1170162280/

もし種世界に阿部さんがいたら
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1169213701/

ガンダムクロスオーバーSS倉庫
ttp://wiki.livedoor.jp/arte5/d/FrontPage

ノンケの世界を…
取り戻せ!ストレート!
2通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 10:52:35 ID:???
>1
*
3通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 11:55:32 ID:kqQ0eTjG
3
4通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 13:15:44 ID:???
>>1
5通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 15:08:54 ID:???
ヒャア がまんできねぇ >>1乙だ!
6通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 15:47:24 ID:???
>>1
7通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 22:30:55 ID:???
>>1
8通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 22:33:03 ID:???
>>2-7とりあえずしゃぶれよ
9通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 23:28:03 ID:???
>>1
すごく・・・ 乙です・・・
10通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 23:30:59 ID:???
>>1様にボクの菊座を捧げます。
11通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 04:08:20 ID:???
阿倍さんは輪姦されるべきだ。
12通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 17:49:36 ID:???
「阿部貴和がサイレントヒルの世界にいたら」とかいうネタ話をネットで読んだけど、
なかなか面白かったよ。
ただ、阿部さんがいい男として書かれてなかったのが残念。
13通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 17:51:48 ID:???
>>12
阿部貴和さんは阿部高和さんの従兄弟だからいい男度じゃ負けるさ
14通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 18:10:41 ID:???
スパロボWのモラシムが如何にもうほっなキャラグラだった
15通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 18:57:48 ID:???
>>12
kwsk

つーかどの世界のどんな化け物でも貫くのが阿部クオリティ
16通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 21:06:42 ID:???
17初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/05(月) 02:38:36 ID:???
彼らは世界を呪っていた。
自分達に出来損ないの烙印を押し、紛い物として隅に追いやった世界。
そんな世界に彼らは復讐を誓い、そして様々な場所で暗躍していた。
だがしかし、そんな彼らを突如として異変が襲った。
いつものように宿舎で寝て、そして朝六時きっかりに目を覚ましてカーテンを開けると、
「・・・・・・なんだと?」
そこは、別世界だった。


CE74――
戦争終結から一年。プラント、連合共に目立った火種は見受けられず、前大戦の爪痕もその大部分が
癒されていた。
「ここももうじき元通りだ」
作業服に黄色いヘルメットといった格好の少年がそう呟く。
キラ・ヤマト。ここベルリンで当初から復興作業を行っている、スーパーコーディネーターだ。
オーブの中将やザフトの白服といったポストを用意されていたのだが、彼はそれらを断ってこの
復興支援に参加していた。戦場に参加した者として、戦火に焼けたこのベルリンを放っておく事は出来なかった。
もちろんここの復興が終われば中将や白服になるという選択も可能になるのだが、
「働くって気持ち良いなぁ・・・・・・」
キラは労働の喜びに目覚めていた。重労働の後のご飯は、今まで食べたどの料理よりも格別だった。
「ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲイ〜♪」
と、そこでキラの耳になんとも不吉な歌が聴こえてきた。
「今日〜はベルリンでア ッ ー、ア ッ ー、ア ッ ー♪」
「そ、その声は・・・・・・!」
振り向くまでもない。誰よりも戦場を荒らしたその男の声、聞き間違うはずがない。
「やぁキラ、久しぶりじゃないの」
「ひぃっ!!!!??」
阿部高和。説明不要の良い男、言わずと知れたゲイ。キラが二番目に会いたくない人物だった(一番は凸)。
「な、ななな何しに来たんですか!?」
「決まってる。数行上で歌った通りの事を、さ。単刀直入に言うとおまえを掘りに来た」
「や、やめてください!僕はノンケなんです!!」
「おまえも知っているだろう?俺はノンケでも食っちまう男だって事をな!」
セリフが終わると同時に、阿部はキラの背後に回りこんだ。
スーパーコーディネーターの目でも捉えられない、縮地の遥か上を行くスピードだった。
「――!?」
「ここは久しぶりか?力抜け――」
「っそぉぉぉぉぉぉい!!!!」
「ハアッオ゛!?」
18初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/05(月) 02:40:36 ID:???
キラのアナルを貫こうとしたその瞬間、阿部は横っ腹に球状の何かをぶつけられて吹き飛ばされた。
「ああっ!昨日直したばかりの建物が!!」
「危ないところでしたわね、キラ」
そうキラに声をかけたのはピンクの少女。腹黒ピンクと名高い、別名桃色女神であるその少女こそ、
キラの許婚(自称)のラクス・クラインだった。
「ら、ラクス!?どうしてここに!?」
「当然キラを助けに、ですわ」
実は単なる暇つぶしだった。休暇を貰ってもする事のないラクスは、休暇の度にここベルリンに降りていた。
ちなみにさっきラクスが投げ放ったのはハロ(ブロウクンファントムちゃん)。錐揉み回転するニクイ奴だ。
「そ、そう。取りあえず、ありがとう・・・」
「もう、お礼なんて要らないですわ♪わたくし達はいずれ夫婦になるのですから、助けるのは当然ですわ♪」
「いや、勝手に決めないでよ・・・・・・」
「やっぱりキラはお婿さんですわよね。キラ・クライン・・・・・・良いお名前ですわ♪」
「やめてよね・・・・・・一歩間違えたらキラークイーンじゃないか・・・・・・」
「あなたのハートにシアーハートアタック、なんちゃっ――!?」
そこでセリフを切り、ラクスはハロ(ビッグシールド・ガードナーちゃん)で自身の身を護った。
そして粉々に砕け散るシールド。同時に、ラクスに投げ放たれたハロ(ブロウクンファントムちゃん)も粉々に砕けた。
「あら?あれを受けて生きてらっしゃるなんて・・・・・・」
「あんな物じゃあ熊しか殺せないぞ腐れピンク」
「なんで手の平サイズのハロからあんなデカイ盾が出てくるんだ・・・・・・?」
「流石は阿部高和、噂に違わぬクリーチャーですわね」
「次は阿部さんのターンだ。貴様が血反吐吐くまでずっと俺のターン!!」
「そんな残虐ファイトは許しませんわ」
ラクスがスカートの両端を摘み上げると、そこから大量のハロが出てきた。
「スカートの中という狭い空間にあれほどのハロが!?ラクスのスカートの中はどうなってるんだ!?」
「なんなら覗いてみます?なんて・・・・・・キャッ/////」
「よくない所に引きずり込まれそうだからよしとくよ・・・・・・」
「ほう?そんなチンケな玉ッコロで阿部さんをどうしようと言うんだい、桃色汚物?」
「あなたを消毒して差し上げようというのです」
転がったハロには車輪が付いており、そしてそれらは地を削りながら阿部に向かって走っていく。
爆薬搭載型自立稼動式ハロ、シアーハートちゃんである。
「ラクスのハロ、最近やたらと物騒になってない?」
「メルブラデビューに向けて、ですわ」
「は?メルブラ?」
「アークドライブはスター・プラチナちゃんですわ♪」
「版権関係が面倒だよラクス・・・・・・」
与太話はともかく。
大量のハロ(シアーハートちゃん)は、瞬く間に阿部に着弾して、大規模な爆発を起こしていった。
「ああ、せっかく復興したのに・・・・・・」
「さぁ逃げますわよキラ。たぶん死なないでしょうし、あの男は」
19初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/05(月) 02:42:14 ID:???
爆炎の中。
常人なら粉々になっているであろうその衝撃を受けて尚、阿部はそこに立っていた。
「こんな程度の爆発じゃあ戸愚呂(兄)を粉々にするしか出来ないぞ、外道ピンクが!」
その言葉通りの威力だったので、阿部の体どころかツナギすら破けてなかった。
「って、いないじゃないの」
ハロ(シアーハートちゃん)は単なる目くらまし。その隙にラクスもキラも、この場から去っていた。
「やってくれるじゃないの・・・・・・」
その爆発に「なんだなんだ?」と群がる作業員。彼らも阿部とラクスを隔てる壁としての役割を担っていた。
仕方ないからこいつらを片っ端から掘ってやろうかと考えた矢先、阿部は『何か』の気配を察知した。
「よく分からないけど・・・・・・キナ臭いじゃないの」
その気配は、新たな戦争の火種になるだろうと阿部は思った。


プラント、某ホテル。
自身のMSを隠した彼らは、今ようやく自身の置かれた状況を理解した。
「なるほど、つまりここは別世界という事か・・・・・・」
そう呟いたのは、長身の男。甘いマスクを持ったその男は、何か社交ダンスでも踊るのかい、といった風な
派手な服を着ていた。
「原因はよく分からないけど、でもこうなった以上は仕方ないね、兄さん」
そう言ったのはオールバックの男。兄と同じく甘いマスクのその青年は、兄に比べて地味な服を着ていた。
もちろん兄に比べて地味なだけであり、やはり私服としては物凄く浮いていた。
「兄さん、やるんでしょう?」
「ああ、もちろんだオルバよ。世界が変わっても我らがやる事はただ一つ」
「悪い事、するんだね・・・・・・兄さん?」
フロスト兄弟は切なくて異世界に飛ばされてもすぐ悪い事を企てちゃうのだ。
こうして彼らは、このCE世界での行動を開始した。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第一話〜ついカっとなってやった。今では反省している〜
20初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/05(月) 02:47:51 ID:???
そして>>1
21通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 02:54:52 ID:???
>>20
今度はXかwwwっていうかジョジョwwwwww
22通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 03:20:57 ID:???
>>20
GJ!
待望の新作!!
23通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 03:31:58 ID:xdX8bbuE
阿部さんにオナニー見られてアベーなんてな
24通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 03:47:50 ID:???
「きた!」「フロスト兄弟きた!」「メインゲテモノきた!」「これで勝つる!」
25通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 04:48:21 ID:pExnhZgw
【嫌われ病】のガイドライン

人を見下し、自分が正しいと思いこむようになる病気。感染性。
症状が進むと親族ですら避けるようになり、孤独のまま死を迎える。
以下の行動を避け、また【嫌われ病】の人にはできるだけ関わらないように注意しましょう。
《初歩編》
 稚拙なレベルのレッテル貼りの詭弁で、人を見下す。概ね主観的な決めつけであり、検分が甘い。
 この段階で自己欺瞞に気づける人は、通院の必要もなく回復する。
 ●例:「お前、オタクだろw」>実際はオタクかどうかもわかっていないのに決め付ける
    「ネトウヨは黙ってろ」>相手を見ず、自分の意見を否定されると、全て敵意のあるレッテルにカテゴライズする
    「負け組って、生きてる価値ないよねw」>負け組の基準が曖昧、そもそも生きる価値は一時の勝ち負けに由来しない
    「ニート氏ね」>ニートという属性の前に、攻撃しているのが自分に関係のない人様である事実を忘れている
《中度編》
 何事でも自分が正しいと信じ込み、常に相手が悪い事にする
 ●例:「そんな考えは病気だろ?」「常識的に考えろよw」「お前が悪いんだろうが」
    「そんな事するなんて、馬鹿じゃない?」「はいはい、お前の言うことなんかあてにならないよw」
     ・これら全てが、発言した本人の判断部分の歪みによる。
      本人の正当性が証明されない限り、発言は全て虚構であるのを理解することが感染予防に繋がる。
《重症編》
 自分に意見する者は全て敵に見えてしまう。ここまで進むと患者に対して意見の介入は極めて困難になり、
 脳内の情報の改訂が、ほぼ不可能になる。専門家の治療が必要。
26通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 06:30:23 ID:???
フロスト兄弟はゲイなんだろうか?
27通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 07:48:27 ID:???
初代氏ならこのままジョジョとのクロスもかけそうだと思った。
28通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 07:54:20 ID:???
もはや何でも有りになってきたなw
MSプレイよりスタンドプレイがメインになろうが阿部ノート使って新世界の神になろうが驚きは無いよ。
29通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 08:39:59 ID:???
変態兄弟は素でゲイ臭いから、そっち方面ではハッテン性は薄そうだな
30通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 12:02:56 ID:???
変体兄弟は素のクルーゼと気が合いそうな奴らだがここのクルーゼは
かなり漢になってるから会話ないかもなぁ。
31通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 12:16:25 ID:???
ガロードたちはくるかな?
32通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 12:48:46 ID:???
GJ!!
ついにクロスオーバーにまで進出した阿部さんの活躍に期待!
33通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 13:34:00 ID:???
無印種に続きdestiny及びSPエディションまで書ききったというのに
初代氏の筆を握る力ははいまだ衰えず GJ!!
34通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 14:06:46 ID:???
シャギア「私の愛馬は、凶暴です」
35通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 14:43:16 ID:???
バランスブレイカーなのに嫌味にならないのが凄いよなぁ
>阿部さん
36通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 15:23:55 ID:???
初代1さん相変わらずGJ!!
ついにクロスオーバーまで手を出されてしまった…
ですが我々に言える事は2つだけ。
GJ!!とwktkして待ってます!!!
37通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 17:12:41 ID:???
第7話「ガンダム、掘るよ!!」
38通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 17:40:01 ID:???
やべえ兄弟って聞いた瞬間
フロストかと思ったらホントにフロストかよwwww
39通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 19:34:00 ID:???
GJ!
カテゴリーFktkr
どんな悪い事するのかwktkしながら待ってます
40通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 20:12:17 ID:???
しかし阿部さんが相手じゃいかに変態兄弟といえど、
「刑務所で心穏やかに人生語り合い見つめ直す会」の仲間入りエンドしか思い浮かばない…
あるいはガロードの貞操を守る為に、本編二次創作通じて史上初めて
自発的戦闘意志全開となるティファの図とか…
41通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 20:14:18 ID:???
正直、阿部さんとインモラルならどんな無茶しでかしても許せる自分がいるww
あぁwktkが止まらない!
42通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 21:18:40 ID:???
…疲れてるのかな
タイトルが一瞬「もし阿部世界に種さんがいたら」に見えた…
43通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 21:49:59 ID:???
>>14
遅レスだが同意。いい男すぎるw
真っ先にこのスレのモラシムが浮かんだ
44通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 21:52:19 ID:???
>こんな程度の爆発じゃあ戸愚呂(兄)を粉々にするしか出来ないぞ
十分すごいだろww
45通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 00:36:05 ID:???
実はラクスは阿部の次に強い人類なんじゃ…。
46801 ◆ogmyiuyoBs :2007/03/06(火) 00:58:37 ID:???
間が空いてしまったので、機動戦士阿部さん SEED STRAGHT 第一話「純白のガンダム」のあらすじ――

無人島にキラとのデートに向かうアスラン、そして勝手に付いてきたハイネ。
しかしキラがアスランとデートをしてくれるわけもなく、それはラクスの罠だった。
キラが駆る新型MS、ストレートガンダムによって菊門を切り裂かれるハイネ。
その力によってゲイであったハイネはノンケにされてしまうのであった。
ストレートの持つ日本刀ガーベラストレートがアスランに迫る中、現れたのは――あの男であった。

「新型MSプレイ・・・・・・燃えるじゃないの」
47801 ◆ogmyiuyoBs :2007/03/06(火) 01:00:10 ID:???
――キラとラクス。MS格納庫。
「これは・・・ガンダム・・・・?」
「ZGMF-XA2345ストレート。あなたの新しい剣ですわ。ちなみに誰も気付いてくれませんでしたが型番のA2345は
ポーカーのストレートを表していますの」
「そんな作者の事情はどうでもいいよ。とりあえず、どんな新型だってあの肉色に勝てるとは思えないんだけど。・・・じゃ、そういうことで」
「逃げていては一生恐怖に付きまとわれるだけですよ?このMSにはゲイをノンケに変える力があります。そう、世界を変える力が。
あれを倒せばもう一生ゲイの恐怖に怯えて暮らすことも無いのです」
「いやでも・・・(ゲイがいなくなってもラクスも怖いし)」
「なら、まずはアスランで試してみてはいかがでしょう?」
「・・・わかったよ。MSに乗ってればアスランごときには負けないし・・・やってみるよ」

――キラとマルキオ。ストレートに乗って訓練をしている。
「まだまだ遅いですよ!あの男はこんなものではないのです。分身出来るようにならなければ話になりませんよ」
「マルキオさん・・・じゃなかったマスター・マルキオ、分身なんて無理ですよ・・・常識的に考えて」
「その機体と君の力ならできます。フォースを信じるのです。さあ、私を阿部だと思ってかかってきなさい」
「わかりました。・・・・覚悟はいいですか?もう犯されるだけの僕じゃない!僕は今からあなたを犯す!」
「・・・・・二流ですね。いいですか、私達ゲイの世界では『犯す』などという言葉は無いのです。そんな弱虫の使う言葉はね。
『犯す』・・・そんな言葉は使う必要がねーんだ なぜならオレやオレの仲間はそのことばを頭の中に思い浮かべたときには!
実際に相手を犯っちまって も う す で に 終わってるからだッ!だから使った事がねェ――――ッ
キラ オマエも そ う な る よ な ァ 〜〜〜〜〜〜〜〜オレたちの仲間なら・・・わかるか?オレの言ってる事・・・え?」
「断じてわかりません・・・わかりたくもありません。いつから僕が仲間になったんですか」
「『犯す』と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!『犯した』なら使ってもいいッ!」
「キャラ変わってますよマスター」
「兄貴と呼べッ!ところでキラァ〜〜〜今からオレの部屋に来ねぇか?可愛がってやるぜ、グヒヒヒ」
「絶対に断る!ああもうやだ・・・こんな人に頼るしかないなんて・・・・」
48801 ◆ogmyiuyoBs :2007/03/06(火) 01:01:07 ID:???
――そして。交差する肉色と純白。ぶつかり合う肉欲の槍と純潔の刃。火花を散らす二機のMS。
「素直になれよキラ。またあの快楽を味わってみたくないのかい?」
「嫌だ!僕はノンケだ!快楽なんかに惑わされない!」
「おやおや、強がっちゃって・・・・・」
「あなたのやってることは強姦だ!相手の意思など顧みない!それで人は幸せになんかなれない!」
「そのMSでお前がやってることは違うって言うのかい?」
「それは・・・・でもあなたやアスランさえいなければ、僕だってこんなことをしなくても!」
「詭弁だね。まあ俺はノンケだろうが構わず食っちまう。それだけさ」
「それが・・・その行為が!世の中をゲイで埋め尽くす!」
「素晴らしいことじゃないか」
「ノンケがいなくなれば子供が生まれなくなって僕らの代で世界は終わる!僕たちや・・・そしてあなたが命をかけて守った世界が!
それでもいいんですか?ゲイという種はもう終わってるんだ。だから僕は一人でも多くのゲイをノンケに変えてみせる!」
「俺は命をかけた覚えなんてないがね、痛みで世界を変えるだなんて傲慢なんじゃないかい?」
「傲慢でもいい・・・・痛み無しに世界は変えられない!」
「変えられるさ。快楽さえあれば」
不毛な言い争いを続ける二人。最初はアスランをノンケにできたらいいなとお試し感覚のキラだったが、マルキオと長く接しすぎて
更にゲイに対する嫌悪感を募らせ、そしてその憎悪を力に変えて最早阿部と対等に渡り合えるようになっていた。
49801 ◆ogmyiuyoBs :2007/03/06(火) 01:02:11 ID:???
「強く・・・いい男になったなキラ・・・・しかし、それでこそ貫き甲斐があるってもんだ!」
「貫くのはあなたじゃない・・・僕だ!」
しかしそのとき二人の間に割り込む影が一つ。
「キラ、もうやめろ!阿部も!」
「アスラン、邪魔だぁぁああっっ!!!」
「どいてろフンッ!」
「ア ッ ー !」
一瞬のうちにガーベラストレートでダルマにされゲイ・ボルグに貫かれるアスランinガズウート。元からダルマみたいなもんですが。
しかしその一瞬、インモラルがゲイ・ボルグを引き抜く刹那の間にキラはストレートをインモラルの背後に回りこませていた。
「もらったッ!」
「甘い!フンッ!」
インモラルから発せられた気に吹き飛ばされるストレート。そのままラクスの屋敷へと激突する。
しかしそこはスーパーコーディネーター、すぐに姿勢を立て直すキラ。
二人の立場は振り出しに戻った・・・かに思えた。だが――
「きゃぁっ!?」
「――!?ラクス!!」
ストレートが激突し落ちてきた屋敷の破片がラクスに降り注いでいた。
一際大きなガラスの破片がラクスを襲おうとしたとき・・・キラは迷わずストレートをラクスの上に覆いかぶせた。
インモラルに対して後ろ向きに、ちょうど四つん這いの姿勢になって。
「――僕の負けですね」
「・・・・・何故その女を助ける?勝手に恋人扱いされて迷惑してるんだろう?」
「さあ・・・何故でしょう。僕にもわかりません。ただ気が付いたら体が動いていました。だってこうしないと・・・・
たとえラクスを見捨ててあなたに勝ったとしても、僕はきっと後悔するから」
「キラ、どいてください!わたくしなら大丈夫です!少しくらい怪我をしたって・・・・そんなことよりその男を倒してください!
わたくしは自分が傷付くことより、あなたがゲイになってしまうことの方が嫌です!」
「駄目だよラクス。女の子ならもっと体を大事にしないとね・・・はは、ゲイになったらこんなことも言えなくなっちゃうな・・・・」
そのやり取りを見ていた阿部。いつもならこんな絶好のチャンスを逃すことはない阿部だったが、今日は違っていた。
「――どうしたんですか?今なら僕を犯すチャンスですよ」
「・・・・・・・・・・・・・やめた」
「「――え?」」
「お前さんをやるのはまた今度にするよ。それまで男を磨いておいてくれよ」
「見逃すって言うんですか?・・・・きっと、後悔しますよ。いえ、後悔させてみせますよ」
「ふっ、言うようになったな――それでいい。見逃すわけじゃないさ、ただこの先お前がどうなるか・・・・・
ノンケのままでどこまでやって見せてくれるのか少し期待したくなってみただけさ。
――旨い果実は熟すまで待った方が食い甲斐があるからな♪」
「阿部さん・・・・・」
「さてアスラン、俺は帰るがどうする?」
「俺も連れて行ってくれ!ここにいると犯される!」
「やれやれ。ゲイも弱くなったもんだな・・・・・」
ガズウートをひょいと肩に担ぐインモラル。
「じゃあなキラ、次に逢うときはもっと楽しませてくれよ♪」
そのまま阿部は飛び去っていった。
50801 ◆ogmyiuyoBs :2007/03/06(火) 01:03:52 ID:???
「ふう・・・」
肩の力が抜けたキラ。ゲイになることを覚悟していただけに一気に脱力感が襲ってきた。
「キラ・・・・・・」
「ん?」
「その・・・さっきはありがとうございます。あんな危険を冒してまでわたくしを庇っていただいて・・・・」
「気にしないでよ。ラクスのためじゃなくて、ただ自分のためにやっただけさ。後悔だけはしたくないから」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ん、どうしたの?」
「・・・・もう、キラったら本当に女心がわかっていませんのね?」
「え、な、何?何か僕まずいこと言った?ごめん、怒ったのなら謝るよ・・・だから『ハロの部屋』にだけは連れて行かないで!」
「ふふっ。そんなことはもうしませんわよ。助けていただいたのでチャラにして差し上げますわ♪」
そう言っていたずらっ子のように微笑むラクス。『笑っているところは本当に女神みたいだな・・・』と思ったが
それを口に出したらまたラクスに調子に乗られそうなのでそっと胸にしまっておいたキラであった。

「俺はこのまま死ぬのか・・・後ろの処女より童貞を捨てたかった・・・・ミーアちゃんみたいな可愛い彼女と・・・・・・」
痔の痛みで意識が遠のきかけていたハイネのことをキラとラクスが思い出したのは半日後のことだった。

機動戦士阿部さん SEED STRAGHT 第二話「戦うは、誰が為に」――完
51801 ◆ogmyiuyoBs :2007/03/06(火) 01:09:27 ID:???
続きが遅くなってしまってすみません。
第二話とか言いつつ続きのネタはまだ考えていないのでストレートガンダムなどの設定は
どなたでも遠慮せずにご自身のネタに使ってください。
52通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 01:19:21 ID:???
801氏GJ!
53初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/06(火) 01:42:32 ID:???
――「オルバよ。悪い事をするにはまず何が必要だと思う?」
――「・・・・・・悪事に対する美学かい、兄さん?」
――「それもある。いや、むしろ悪事とは全てそれありきで行うべきものだ。己が欲求に任せて行う
悪事など是即ち単なる卑しき犯罪に過ぎん。ではオルバよ、美学ありきで悪事を行う場合、まず
何が必要かな?」
――「・・・・・・やっぱり事を起こそうというのだから、お金・・・かな?」
――「そうだオルバよ。何をするにもまず先立つ物が必要だ。ドライブには車、野球にはバットが必要
なように、悪事にはとにかく金銭が必要なのだよオルバ」
――「でも、だからって・・・・・・」
――「案ずるなオルバよ。ここならばすぐに悪事に必要な金を稼ぐ事が出来る。・・・なに、少しの辛抱だ」
――「だからってこんな・・・・・・あ、兄さんお客さんだよ」
「いらっしゃいませ」
「チーズバーガー二つ」
「かしこまりました。ご一緒にポテトはいかがでしょうか?」
「イラネ」
「かしこまりました。お会計180円になります」
――「オルバよ。チーズツープリーズだ」
――「・・・・・・こんな所でバイトなんかして、本当にお金が貯まるのかな・・・?」
プラント市街、マクドナルド。
シャギアとオルバは、悪事を行うのに必要な資金を稼ぐべく、ここでアルバイトをしていた。
シャギアはレジ、オルバは調理をそれぞれ担当していた。
ちなみになんかややこしい表現を使っているが、あれは彼らがテレパシーで会話しているのだと認識してください。
――「ふっ、まだまだ青いなオルバよ。考えてもみたまえ。ここに飛ばされた時我々が所持していた物といえば、
MS二機と財布のみ。MSはともかく、我々が持っていたお金は使い物にならなかったではないか」
――「・・・それはそうだけど」
AWでの通貨はドルである。種世界での通貨は円なので、彼らの持っていたお金は使い物にならなかった。
――「つまり今の我々は無一文。そして加える事住所不定&無職。分かるかオルバよ?そういった人間を人は
こう呼ぶのだ。・・・・・・ホームレス、とな」
――「――!?そ、そんな!?!?」
ホームレスとは、社会という枠組みにおいて最底辺に位置する人種の事である。空き缶拾ったり、ゴミ袋から
食べ物を漁ったり、配給所に行ったり。
つまりどういう事かというと、今の彼らは美学を語るには程遠い人種だという事だった。
――「ここには新連邦もアイムザットもいない。今の我々には後ろ盾が無いのだよオルバ。つまり我々は
自力で金を稼がねばならないという事だ。・・・・・・それ故のアルバイトなのだと、理解してくれたかなオルバ?」
――「うん、分かったよ兄さん!僕一生懸命働くよ!」
――「分かってくれて何よりだよオルバ」
そして二人はせっせと働いた。AWでのフリーター時代に培ったスキルで、次々と客を捌いていった。
54初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/06(火) 01:43:54 ID:???
と、そこでいかにもアホそうな服装の男女がカウンターにやってきた。
「いらっしゃいませ。ご注文は?」
「ん〜っとぉ、スマイル100個」
「・・・・・・」
客商売をしていると、たまにこういう手合いもやってくる。店員を完全に自分より下だと見下し、何をしても許される
と思っている人種である。さすがのプラントでも品性まではコーディネート出来なかったようだ。
しかしそこはマックでのバイト歴5年のシャギア。慣れた様子で、彼にスマイルをプレゼントした。
「・・・・・・ニヤリ」
とっても悪そうな笑みだった。だがそれも仕方の無い事。シャギアは悪い子なのだ。
「ギャッハッハッハ!きめぇwwww」
「チョーキモーイwww」
そんなシャギアの誠意を、バカップルはバカにしたような顔で笑い飛ばした。
「・・・・・・。以上でよろしいでしょうか?」
「は?んなワケねーじゃん。誰がおっさんのキモイ顔見に来るかっつーの」
「・・・・・・」
「ハンバーガー二つ。あとコーラも」
「ごいっしょにポテトは――」
「いらねぇっつの。いいから早くしろよ」
「・・・・・・。お会計410円になります」
「ほらよおっさん」
カウンターに乱暴に置かれた410円をレジに入れ、そしてシャギアはオルバにこう告げた。
――「・・・・・・オルバよ――デスバーガー二つだ」
――「――!?し、正気かい兄さん!?」
――「もちろんだともオルバよ。お客様には誠意を、DQNには制裁を、が私のモットーだ。私をおっさん呼ばわり
した罪、彼奴らの舌で償わせてやらねばなるまい・・・・・・」
――「で、でもそんな事をしたら――」
――「それに顔面偏差値がFランクとはいえ、女を連れているのだぞ?私の前で女を連れるという事がどういう事なのか
を身をもって知らしめてやらねばなるまいてオルバよ」
――「・・・・・・分かったよ兄さん」
そしてオルバはデスバーガーの製作にかかった。
・良い子のデスバーガーの作り方。
1、まずはミートパティを横に切ります。
2、それぞれ中をくり抜きます。
3、空いたスペースに唐辛子をこれでもかというくらい練り込みます。
4、ミートパティを元に戻します。
5、あとは普通にハンバーガーを作ります。
6、これで完成デスバーガー。嫌な奴にでも食わせましょう。
――「出来たよ兄さん」
シャギアは調理場から送られてきたデスバーガーを何食わぬ顔でトレイに乗せ、そしてDQNカップルに差し出した。
55初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/06(火) 01:45:42 ID:???
「お待たせしました、デス・・・・・・もとい、ハンバーガーでございます」
「おいおいおっさん、コーラ忘れてんよ。更年期障害?」
「・・・・・・。申し訳ありません」
シャギアはカップにコーラを入れるふりをして、中に雑巾の絞り汁を入れた。
「お待たせしました」
見た目はしゅわしゅわ泡立つコーラだった。しかしそこはシャギア・フロスト。カロン・ラットのお茶汲み時代に培った
技能により、雑巾の絞り汁をあらゆる飲料に似せる事を可能としていた。
そしてDQNカップルは適当な席に座り、ハンバーガーの包みを広げ始めた。
――「ふっ・・・口から火を吹くがいい・・・・・・!」
――「でも兄さん、その火でもし火事になっちゃったら僕ら失業だよ?」
――「ふっ・・・・・・ならその時は火事に乗じてレジの金を根こそぎ奪えばいいだけの話だよオルバ」
――「――!!悪い、悪すぎだよ兄さん!流石兄さん、目の付け所が違うよ!!」
――「そう褒めるなオルバよ。ニヤついてしまうではないか」
そして数秒後。
「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
DQNカップルの咆哮が店内に響き渡った。
「こ、コーラを!!」
「ぐえぇぇぇぇぇぇ!!」
それはコーラではなく雑巾の絞り汁。DQN雌はゲロと共にそれを吐き出した。
「・・・・・・やれやれ」
DQNカップルを取り巻く視線の中、シャギアが彼らに歩み寄った。
そしてシャギアはデスバーガーを拾い、DQN雄に差し出しこう言った。
「さぁさぁ、お気を確かに。まだ倒れるには及ばない。お客様のハンバーガーはまだ九割も残っている。
まだまだ、ハンバーガーは残っているのです。どうぞ存分にハンバーガーをお食べください。
――我々はその姿を、心から応援する者です・・・!」
涙目になったバカップルに仰々しくお辞儀をするシャギア。
そしてそのすぐ後、店長が奥から飛び出してきた。

プラント、廃屋。
「・・・・・・クビになっちゃったね、兄さん」
「どうやらこの世界の店はチェックが厳しいようだ」
拾った布団に潜りながら、二人は語らっていた。
荒廃したAW世界とは違い、完全に統制されたプラントでは店側の不始末には厳しかった。
「これからどうしようか?・・・いっその事、MSを使って適当な基地を襲撃する?」
「いやオルバよ。それは無理だ」
現実問題として、母艦も基地も持たない二人では事を起こすのは不可能だった。
インモラルガンダムとは違い、通常のMSには補給が必要なのだ。今の状態でMSを暴れさせても、
すぐにガス欠になるのは目に見えていた。
「じゃあどうすればいいのさ、兄さん?このままじゃ僕ら、ホームレスで一生を終えちゃうよ」
「何か良い方法は・・・・・・。――そうだ!」
「何か思いついたの、兄さん!?」
「ああ。しかし取りあえず今は寝よう。明日は忙しくなるぞオルバよ」
56初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/06(火) 01:46:58 ID:???
明朝。
「オルバ。起きるんだオルバよ」
布団の中で寝ているオルバを、シャギアは優しく起こした。
「・・・・・・ふぁ、どうしたのさ兄さん、こんな朝早くに・・・・・・」
「これを見るんだオルバよ」
そう言ってシャギアが鞄から取り出したのは、大量の札束。
「――!?」
寝惚け眼だったオルバの意識も一気に覚醒した。
「すごい・・・すごいよ兄さん!一千万円はあるよこれ!!」
「これなら当面は凌ぐ事が出来るだろう」
「そうだね!でも兄さん・・・こんなお金、一体どうやって工面したんだい?」
「ああ。我々のMSを売った」
「・・・・・・・・・・・・は?」
「一機当たり600万だった」
安っ。
「いやいや兄さん。売ったってどういう事!?」
「まぁ落ち着くんだオルバよ。何も私は考えなしにMSを売ったわけではない」
するとシャギアは、鞄から一枚の紙を取り出した。
「・・・・・・?兄さん、なんだいこれは?」
そこにはこう書かれていた。
――シャギア・フロスト殿。貴殿のアカデミー卒業をここに証明する。
「どうもここの軍は学校を卒業しなくては入れないらしいのだ。だからこれを闇の売人から買ったのだよオルバ」
「で、でもそんな物を買ってどうするのさ!?しかも兄さんの分だけだし!」
「ふっ・・・・・・ここからが本題だよオルバ」
そしてシャギアは、オルバに作戦の全容を話した。
「――!?す、すごいよ兄さん!すごい作戦だよそれは!!」
「そういうわけだから早速動くぞオルバよ」
「うん、分かったよ兄さん!なんだか燃えてきたよ僕!!」
二人は廃屋を出て、それぞれ別の方面へと歩き出した。

ヴェサリウス、ブリーフィングルーム。
「今日は貴様達に新しい仲間を紹介する!」
ジュール隊の隊長であるイザークは、このブリーフィングルームにクルーを集めた。
「こんな時期に新入りかい?」
「まだ今期のアカデミーは修了していないはずですが・・・・・・」
「特例だそうだぞ、ディアッカ、ニコル。よし、入れ!!」
イザークの声を受け、その新入りがブリーフィングルームに入ってきた。
長身の男。昨日までの派手な服とは違い、今彼は緑色の軍服を身に纏っていた。
「まずは自己紹介だ!」
イザークにそう言われ、その男はクルーに対しこう言った。
「初めまして、シャギア・フロストです。・・・・・・皆さん、よろしくお願いします」


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第二話〜読者「何このフロスト兄弟。ふざけてるの?」〜
57通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 01:50:33 ID:???
GJ!!
てか腹いてぇwwwww何故か変態ブラザーズの会話が脳内でフルボイス再生されるww
いや、ほんと、続き楽しみにまっております。
58通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 01:54:43 ID:???
何このフロスト兄弟。ふざけてるの?
59通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 02:30:18 ID:???
イザーク出世したな…。
60通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 02:42:27 ID:???
深夜に大笑いしちまったじゃねえか!あぁ絶対苦情くるぞ!
61通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 04:44:15 ID:???
おもすれー
続きが気になるwwwww
62通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 12:03:12 ID:???
シャギアwwwwwwww
63通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 12:25:40 ID:???
64通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 15:02:38 ID:???
GJ!!!
滅茶苦茶順応してるよ!フロスト兄弟!!!
65通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 15:45:36 ID:???
66通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 18:51:40 ID:???
フロスト兄弟最高ww
67初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/07(水) 04:16:51 ID:???
ヴェサリウス、艦内通路。
「へぇ・・・卒業してからずっと病気だったんですか」
「ええ・・・もう通風と腰痛で立つ事もままならなくて・・・」
「なんだか更年期障害みたいですね・・・」
「ははは、よく言われます」
ジュール隊に潜り込んだシャギアは、ニコルにヴェサリウス艦内を案内されていた。
――「私を更年期障害者呼ばわりしたな?いずれその緑色でワカメっぽい髪をストレートにして且つ
黒く染め上げて誰だか分からないようにしてやる。描き分けられるものなら描き分けてみるがいい平井!」
――「兄さん、恨み言まで送ってこないでよ」
――「む。すまんなオルバよ。つい、な」
シャギアとオルバは遠く離れた位置にいるが、テレパシーは距離に関係なく可能だった。
何億光年の彼方でも届くのだ。
――「それで、そちらの首尾はどうだ、オルバ?」
――「順調だよ兄さん」
――「そうか。もうじき第一段階が達成されるな・・・・・・ふっふっふ」
「ふっふっふ・・・・・・」
「突然どうしたんですか、シャギアさん?」
「いや失礼、ちょっと思い出し笑いをしてしまいましてね。それで、鮫の話でしたっけ?」
「違いますよ。更年期障害の話です」
「・・・・・・。そうでしたね・・・」
――「まだ続けるか小僧・・・!貴様の楽譜を全て『世にも奇妙な物語』のテーマ曲に変えてくれる・・・!」
――「兄さん」
――「・・・すまんオルバよ。つい、な」
腹に恨み言を孕みつつ、シャギアはニコルに案内されていった。
――隅々まで把握しておかねば・・・・・・何せ我々の母艦となるのだからな、コレは。
68初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/07(水) 04:18:12 ID:???
プラント、運送会社『黒猫ヤマト』。
そこでオルバは運送員の格好をして、作業に当たっていた。
「搭載完了しました」
「おおご苦労。それじゃさっそく出発するぞ」
「はい!」
オルバは宇宙トラックの運転席に乗り込み、キーを回した。
宇宙トラック『黒猫壱号』。運送会社黒猫ヤマトが誇る、12000馬力の宇宙用トラックだ。
しかしそのトラック、今日は普段とは違いコンテナの部分がやけに大きかった。
それもそのはず、その中に入っているのは段ボール箱の類ではなく、二機のMS。
加えて言うなら、そのMSは本来この世界には存在しないもの――
NRX-0013 ガンダムヴァサーゴ
NRX-0015 ガンダムアシュタロン
今朝シャギアが売っぱらった、彼らのMSである。
このMSはジャンク屋に売られたのだが、操作系統や装甲の材質があまりに違うという事で軍に接収される事となった。
そしてその運搬に、創業20年の老舗運送会社『黒猫ヤマト』が指名されたのだ。
――ふふ、計画通りだよ兄さん・・・
それを事前に察知したシャギアは、オルバをこの黒猫ヤマトへと送り込んだ。
全ては美しき悪事のため。世界が変わっても、彼らは悪に徹する心を忘れない。
そしてMS二機を搭載した宇宙トラックは、その身を漆黒の宇宙へと泳がせた。
目的地は軍事要塞アルテミス。最初の大戦で某肉色に傘を悉く破壊された要塞だ。
だが傘の修復はされる事はなく、今は要塞としてではなくMSの研究所として使用されているのだが。
そこに向かう途中、不意に宇宙トラックを大きな揺れが襲った。
「な、何事だ!!?」
助手席に座る先輩運送員が声を上げた。
「ど、どうやら何者かに襲撃されているようです!」
彼の声を汲んだのはオルバ・フロスト。いかにも焦った風な口調だったが、内心ではほくそ笑んでいた。
次いで、二度目の衝撃。
「くそっ、一体どこのどいつだ!?」
依然姿を現さない敵機に慌て怯える先輩運送員。
「――!?待ってください!通信です!」
そんな彼を差し置きオルバが回線を開くと、スピーカーから野太い男の声が聴こえた。
『我々は地球連合軍、アルザッヘル基地の者だ。悪いが貴様らには生贄となってもらう!』
まるで『プライバシー保護のため音声を変えております』みたいな声だったが、実際そうだった。
この声の元となっているのはシャギア兄さん。MSを売った後にあらかじめ録音しておいたものだ。
もうお分かりだろう。この襲撃もアルザッヘル云々も、全てフロスト兄弟が仕組んだものだったのだ。
オルバはコンテナにあらかじめ爆薬を仕掛けており、それを爆発させて敵機に襲撃された風に見せかけていた。
「い、生贄だと!?それはどういう事だ!?」
『薄汚いコーディネーター豚め!遺伝子組み替えなど我らが美学に反する!!』
「だからどういう事だって訊いているんだ!!」
『青き清浄なる世界のために、そして我らが美学のために、宇宙に漂う塵芥となるがいい!』
「いや質問に答えろよ」
当然録音なので、相手の質問に答えるという臨機応変さは持ち合わせてなかった。
69初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/07(水) 04:20:07 ID:???
「先輩、このままじゃまずいです!早く脱出を!!」
『くっくっくっくっく・・・・・・はァっはっはっ――ぬおっ!?・・・おのれカラスめ、この私に糞を投下するなど――』
「やべっ」
慌てて回線を切るオルバ。
――「・・・・・・兄さん、録音ミスってるよ」
――「すまんオルバ。しかしどうしても憎らしかったのだ、あのカラスが」
――「気持ちは分かるよ、兄さん。で、ちゃんと避けたんだよね?」
――「・・・・・・」
――「・・・・・・兄さん?」
――「おっとすまないオルバよ。緊急の用事が出来た」
――「兄さん!?避けたって言ってよ兄さん!!」
「ん?今カラスとかなんとか・・・・・・」
「か、枯らすって言ったんですよ相手は!僕らの生命力を根こそぎ吸うつもりなんです相手は!」
はっと意識を戻し、兄のミスをなんとか取り繕うオルバ。あの服は捨てようと心に誓った。
「な、なんだってー!!」
「ですから早く脱出を!!」
「し、しかし!黒猫ヤマトとして荷物の配送を放り出すわけには――」
「命とどっちが大切なんですか!?あなたにだって恋人がいるでしょう!?」
「あ、ああ。ユキって言ってな、それはもう美人で可愛い奴なんだデレデレ」
――「オルバよ。今すぐそいつを殺すのだ」
――「殺しちゃダメだよ兄さん。彼には役割があるんだから」
――「ちっ」
恋人持ちの男を見るとせつなくてすぐ殺そうとしちゃう兄をなだめ、オルバは先輩に脱出を促した。
「あ、ああ!おまえも早く!」
「いえ、先輩。僕は相手を引きつけます。ですからその隙に逃げてください」
「引きつけるって、相手は見えない敵なんだぞ!?」
「大丈夫です。勘は鋭い方ですから」
「だったら俺がやる!後輩を残して逃げる先輩がどこにいる!?」
「いえ、あなたはこの事をプラントに伝えてください。連合が戦争を仕掛けてきた、って。僕みたいな住所不定者じゃ
信用されませんから」
「わ、分かった!じゃあ俺は行くが、死ぬんじゃあないぞ!?」
そして先輩はコンテナに置いてあった脱出艇に乗り込み、この宙域を離脱した。
70初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/07(水) 04:21:34 ID:???
「さて、と」
脱出艇が見えなくなったのを確認したオルバは、宇宙トラックをデブリの影に停めた。
「ここからが本番だよ・・・・・・」
そしてコンテナへ。
オルバは『アンノウン2』と書かれた札の貼ってあるシートを剥がし、それに包まれていたMSのコクピットに乗り込んだ。
そしてオルバはアンノウン2――ガンダムアシュタロンを起動させ、コンテナから飛び出した。
向かった先はアルザッヘル基地。地球連合の軍事拠点だ。
「やはり悪者はこうでなくちゃね・・・・・・!」
そう呟くやいなや、基地に大量のビームを浴びせるオルバ。施設が次々と破壊されていった。
『貴様、どこの所属だ!!』
数分後、基地から発進されたMSの一機から通信が届いた。とっても怒っていた。
「戦闘が目的ってわけじゃないけど・・・・・・相手の力量を測るのも大事だよね」
守備隊の通信を無視し、オルバはアシュタロンをMSの群れに突っ込ませた。

「な、なんだあのMSは・・・・・・!」
アルザッヘル基地。謎のMSの襲撃を受けて、基地司令はそう言葉を洩らした。
「し、司令!ストライクダガーが次々と破壊されていきます!」
「馬鹿な!?たった一機のMS相手に、こんな!!」
司令が驚愕するのも無理はない。
突如現れた謎のMSは、まるで先読みするかのようにストライクダガーの攻撃をかわし、
「しかもあんな武装で・・・・・・!!」
両肩に付いた、まるで冗談か何かのような武装――アトミックシザース――でストライクダガーを撃破していった。
蟹バサミの兵器的側面から見た実用度など考えるまでも無く、しかしそのハサミは確実に基地の戦力を奪っていった。
気が付けば基地の上空には、ハサミで両断されたストライクダガーの残骸が大量に浮いていた。
「司令!敵MSからの通信です!」
「繋げ!!」
そしてスピーカーから、『プライバシー保護のためry』な声が響いた。
『こんにちは、ナチュ豚ども。人類の叡智の結晶、コーディネーター様だ』
もちろん喋っているのはオルバだ。更にオルバは続けた。
『今日より我がザフトは、地球にへばりつく蛆虫ことナチュ豚を殲滅する事をここに宣言する』
「う、蛆虫だと!?貴様、言うに事欠いてよくも!!」
『権力にしがみつくしか能の無い無能な司令よ、言葉を慎みたまえ。ナチュ豚如きが我らコーディネーター
と対等だとでも思っているのか?』
「貴様、何様のつもりだ!!」
『コーディネーター様さ。豚と問答する趣味はないので用件だけ伝える。明朝六時、この基地を攻撃させて
もらう。命が惜しくば無様に逃げ出すんだね』
「ふ、ふざけるな!誰が貴様らコーディー豚にケツなど向けるか!!」
『なら抗うがいいさ。もっとも、ナチュ豚如きがザフトに対抗出来るとは思えないけどね、あっはっは!!』
そして謎のMS――アシュタロンは、基地から離れていった。
「・・・・・・司令、どうします?」
「決まっている!基地が破壊されたのだ、相応の報いは受けてもらう!各員、ただちに出撃準備だ!!」
71初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/07(水) 04:23:31 ID:???
ヴェサリウス、ブリッジ。
「隊長!救難信号をキャッチしました!」
「なんだと!?どこのどいつだ!?」
「黒猫ヤマトの宇宙トラックです!どうやら連合軍に襲撃されたようです!!」
「なんだと!?すぐに回収しろ!!」
イザークが怒鳴り散らす中。
シャギアは誰にも見られないよう、こっそりとほくそ笑んだ。
――「上手くいったよ、兄さん」
――「よくやったオルバ。クク、これで開戦の火種は灯った・・・・・・あとは燃え広がるのを待つだけだ」
――「異世界でもこんな悪い事が出来るなんて・・・・・・やっぱり兄さんはすごいや!!」
――「そう褒めるなオルバよ。ニヤついてしまうではないか・・・・・・」
「・・・・・・ニヤニヤ」
「シャギアさん?何で笑っているんですか?」
「いや、ちょっと思い出し笑いを。それで、鮫の話でしたっけ?」
「いえ、救難信号の話ですけど・・・・・・ボケました?」
「はは、よく言われます・・・・・・」
――例え世界の創造主が許しても私は許さん。冷蔵庫にある貴様のコーラを雑巾の絞り汁に換えてくれる!
そしてシャギアは、ニコルへの憎悪を募らせていった。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第三話〜宇宙に馬力は要らないだろ・・・・・・常識的に考えて〜
72通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 05:21:31 ID:???
バカ兄弟がww
阿部さんとの絡みにwktkしながらシュッシュしてます!
73通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 07:51:46 ID:???
スレタイの阿部さんをフロスト兄弟に変えた方がいいんじゃね?最早ホモですらないし
74通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 08:50:27 ID:???
これから掘られるんだよ
75通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 09:12:47 ID:???
シャギアの器が小さすぎて、逆にこいつ大物なんじゃないかと思うw
76通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 11:54:27 ID:???
ジャミルと阿部さんの熱い戦いを見て見たいんだがw
77通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 12:21:29 ID:???
オルバも大変だ
78通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 13:22:42 ID:???
やっぱりこの人はええわぁw
79通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 13:54:21 ID:???
阿部さんとの遭遇を想像するとwktkが止まらない!!
GJ!!
80通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 14:20:10 ID:uFiQ31zM
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)   宇宙に馬力は要らないだろ
  |     ` ⌒´ノ    常識的に考えて…
.  |         }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、          \
81通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 14:59:25 ID:???
凶暴な愛馬だから、馬力必要に5ピリカ
82通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 15:21:01 ID:???
唯一クロススレで好きだったんだが、さようなら。
クロス苦手の俺には拷問だ。阿部さんのためなら
アナルプラグくらいつっこんでもいいんだがな。
83通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 15:24:11 ID:???
    ,:::-、       __
      ,,r::::::::::::〈:::::::::)    ィ::::::ヽ
      〃::::::::::::;r‐''´:::::::::::::::::::::ヽ::ノ
    ,'::;'::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     l::::::::::::::::::l::::::::::●::::::::::::::●:::::ji
    |::::::::::::::::::、::::::::::::::( _●_)::::::,j:l  クマー!
    }::::::::::::::::::::ゝ、::::::::::|∪|_ノ::;!
.    {::::::::::::::::::::::::::::`='=::ヽノ:::::/     
    ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/
      `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ
【ラッキーレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
84通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 15:29:27 ID:???
>>82
痛いほど気持ちはわかる。俺もクロスオーバーは苦手だけど何故か阿部さんだけは受け入れられたんだ。
みんな絶賛してるから言えなかったけど他のガンダムのキャラとかを出したりすると一気に厨っぽくなる気がする。
でも俺はこの作品自体のファンでもあるし、最後まで付き合う覚悟はあるけどね。
あんたもまた気が向いたら覗いたりしてみてくれよな。
85通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 16:42:00 ID:???
フッ・・・ まあ 今日の所は
また会おう とだけ言っておこう
86通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 17:31:28 ID:???
>>82さらば、いい男よ
87通常の名無しさんの3倍:2007/03/08(木) 01:10:50 ID:???
本気で生きているいい男だからこそ
別れねばならない時もある、か。
88通常の名無しさんの3倍:2007/03/08(木) 01:22:43 ID:???
雰囲気に反しているがあえて言おう・・・いい男は厨などに負けん!!!!!!!!!!
89通常の名無しさんの3倍:2007/03/08(木) 01:51:47 ID:???
フロスト兄弟出すな糞が





アシュタロン買いたくなったじゃん
90通常の名無しさんの3倍:2007/03/08(木) 01:59:01 ID:???
フロスト兄弟と阿部さんか…
だったらwktkするしかないじゃないか!
91通常の名無しさんの3倍:2007/03/08(木) 15:03:18 ID:???
ンギモッヂイイ!
92通常の名無しさんの3倍:2007/03/08(木) 21:20:58 ID:???
続き期待保守
93通常の名無しさんの3倍:2007/03/08(木) 22:27:21 ID:???
つかガロードきぼんぬ
94通常の名無しさんの3倍:2007/03/08(木) 22:57:39 ID:???
>>89
だから、前に初代1氏が「自分は磐梯社員だ」とカミングアウト済みなわけでwww
な、なんだってーーっ!(AA略

ところで3スレ目までやってた、スレタイでの○発目の数字をあえて忘れる伝統を
復活させない? 要するにさ…完走したら次は「穴発目」に(これが言いたかった)
9594:2007/03/08(木) 23:17:35 ID:???
三行目、訂正。

「数字をあえて忘れる」→「数字をあえて間違える」で。
ま、どうでもいいですねそうですねおやすみなさい
961:2007/03/08(木) 23:35:29 ID:???
>>94
それ今回もやりたかったけど五に似てていいのが思いつかなかったんだよな
97通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 02:14:35 ID:???
そういえばプラモの方はどうなったんだ、完成したんだっけ?
98初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/09(金) 02:37:47 ID:???
サハラ砂漠。
その砂漠のど真ん中で、一人の男がシャベルで砂を掘っていた。
「どこやったっけな〜?」
穴を掘るツナギを着たその男性は、言わずと知れたみんなのヒーロー・阿部高和。
「ここでもない、と」
50メートルほど掘ったあたりで切り上げ、そしてまた別の場所を掘り始める。
既に砂漠の3分の1が阿部の手によって掘り返されていた。
何故阿部が砂漠を掘っているのかと言うと、それはもちろん戦争に参加するためである。
戦争と言えば合法的にMSプレイが出来るイベント。これを逃がす手はあるはずもなく、こうして阿部は
三度目の戦争に参加すべく穴を掘っていた。
しかし穴を掘る事と戦争に参加する事は何の繋がりもない。『穴を掘る』を『戦争に参加する』に繋げるためには、
もう一つのプロセスを挟まなければならない。
「どこに埋めたっけ・・・・・・インモラルガンダム」
それは『インモラルガンダムの発掘』である。
戦争が終わればMSは用済みなので、通常は各々の格納庫などに仕舞われる。
しかし阿部はザフトでも連合でもないので、自分でなんとかしなければならない。まさかMSを連れて街を歩く
わけにもいかないので、阿部は戦争が終わるとMSを誰の手にも届かない所に隠していた。
最初の大戦の後はピラミッドに隠しており、そして二度目の大戦の後もそうしようと思っていたのだが、
スフィンクス達から苦情が来たためにそれは不可能になった。
そして誰にも迷惑が掛からないであろうこのサハラ砂漠にインモラルを埋めたのだが、一体砂漠のどこに埋めた
のかを阿部はすっかり忘れてしまっていた。
一応地図は描いたのだが、のび太君が貯金箱を隠した時に描いたものと同じようなやつだったので、
全く役に立たなかった。
「ってかあちぃ」
頭上には暴力的な陽射しを降り注ぐ太陽。阿部はツナギを脱ぎ捨て、そして穴掘りを再開した。
「サソリうぜぇwww」
果たして阿部は戦争が終わるまでにインモラルを発掘出来るのか!?
――いや、出来なきゃ苦情来るぞマジで。
99初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/09(金) 02:39:11 ID:???
プラント最高評議会。
そこでは、いつものように会議が行われていた。
「では本日の議題『マスクをしたままくしゃみをしたら鼻水がマスクにくぁwせdfrtgyふじこlp;@』についてだが」
「その前によろしいでしょうか?」
クルーゼの言葉を遮り挙手をするラクス。数々の悪行を働いた彼女も今では立派な評議会の議員だった。
「なんだねラクス嬢?」
「実はプラントの子供達からお便りが届いております」
「ほう?青い果実からのお便りとな?いいだろう、読み上げたまえ」
「子供をイヤらしい表現で呼ばないでくださいな。ではまずはピエール君からのお便りです。
えー、『クルーゼさんの仮面の下はどうなってるの?』」
「ふっ、それは禁則事項だよピエール君。見えないからこそそそられる、というものがあるのだよこの世には。
どうだろう?今夜あたりそれを体験学習してみる気はないかねピエール?」
「子供を誘わないでください!それでは次のお便りにいきますわ。ジョナサン君からのお便り、
『クルーゼさんはテロメアが短いはずなのに、なんでピンピンしてるんですか?』」
「・・・・・・」
クルーゼさんは黙ってしまった。
「えー、次。『クルーゼさんはアルダ・フラガさんのクローンなのにムウさんとの接点ゼロですよね?
どうしてなんですか?』」
「・・・・・・・・・」
「次。『クルーゼさんのクローンであるレイ・ザ・バレルさんとの関係は?』」
「では本日の議題『コナン=新一』についてだが、意見のある者は――」
「話を逸らさないでください!しかもなんですかその議題は!?そんなバカな話あるわけないでしょう!?」
「あのような質問に答える義務を私は持ち合わせてはいないのだよラクス嬢。分かったらそのお便りを焼却するがいい」
「子供達がせっかくお便りを送ってきたのですよ?ここは答えてあげるべきではありませんか?」
「子供であるなら何をしても許されると思ったら大間違いだよラクス嬢。そういう子供を私はテレビで小動物が出る
たびに『キャーカワイイ〜』とかのたまう脳みそぱっぱらぱーなアホアイドルと同じくらい嫌悪する」
「な――!?あ、あなたに何が分かるんですか!?わたくしだって好きでウーパールーパーをカワイイと言っている
わけではありませんわ!芸能界で生き残るためにわたくし達は必死なのです!」
「では聞かせてもらおうか・・・・・・芸能界のしがらみとやらを!」
「ええ、いいですわ!芸能界で生き残る事がどれだけ厳しいかとくと論じて差し上げますわ!」
お便りはどこへやら、話はいつの間にかラクスの『芸能界での生存競争の厳しさ』にすりかわっていた。
「ふっ・・・こうも容易く話を逸らされるとは、まだまだ甘いなラクス嬢。そうクルーゼは心の中で呟いた」
「・・・・・・思ってる事が口に出てるあたり、あなたもまだまだ甘いようですが」
「くっ、謀ったなラクス嬢・・・・・・!」
「あなたが勝手に自滅しただけです。ではお聞かせ願いましょうか?子供達の質問について」
「くっ・・・・・・!」
100初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/09(金) 02:40:46 ID:???
クルーゼが窮地に追いやられたその時、議会場の扉が勢いよく開かれた。
「大変です!!」
入ってきたのはザフトの兵士。ボブ・ヒューストンという名だが、覚えても全くの無意味です。
「何事ですの?そんなに慌てて」
「はっ!つい先ほど哨戒中の兵から入電がありまして、その・・・・・・」
言いよどむボブ。それもそのはず、彼が口にしようとしている事は、あってはならない事の火蓋であった。
「はっきり言いなさい!それでも軍人ですの!?」
「も、申し訳ありません!その、実は・・・・・・」
そして彼が次に口にした言葉で、議会場は緊迫したムードに包まれた。
「――連合軍が攻めてきました!!」

「くそっ、どういう事だこれは!!」
アルテミス周辺宙域。
既に両軍共にMSを展開させており、そしてそれらは至る所で火花を散らしていた。
『勧告もなしに突然攻めてくるなんて・・・!』
呟きつつストライクダガーを両断するニコル。困惑しているためか、動きがやや鈍かった。
『グゥレイト!数だけは多いぜ!!』
オルトロスを撃ちながら、ディアッカ。ディアッカの言う通り相手の数は半端ではなく、まさに撃てば誰かしらに
当たるといった状況だった。
「おい貴様ら!どういうつもりだ!!」
そう相手パイロットに通信を入れるイザークだったが、返ってきた答えは全く要領の得ないものだった。
『それはこちらのセリフだ!アルザッヘルを襲撃しておいて、よくそんな事が言える!!』
「な、なんだと!?ふざけるな!誰がそんな事を!!」
『しらばっくれるな!貴様らザフトに決まっているだろ!よくも我々を蛆虫扱いしてくれたな!!』
「何かの間違いだ!だからまずは矛を収めろ!!」
『避難民のシャトルを撃ち落しそうな男が、そんな世迷言を!!』
「人が気にしている事を!!!」
とりつくシマもなく、イザークはそのストライクダガーを斬り裂いた。
「一体何が起こっているというのだ!!」
101初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/09(金) 02:42:04 ID:???
ヴェサリウス、客室。
「上手くいったようだね、兄さん」
「ああ。しかし乗せやすいな、ここの人間は。そんなに戦争が好きなのかね?」
ナチュラルとコーディネーターの確執は海よりも深いのです。
彼らの危うい均衡は、まさに突けばあっさり弾けるようなものだった。
「僕の挑発にこうもあっさり乗ってくれるなんて、驚きだよ兄さん」
救助されたオルバはここに通され、そしてその見張りにシャギアが任命されていた。MSがまだ届いていないが故の
事だったが、これは取り返しのつかないミスだった。
この兄弟を二人っきりにするという事は、キラとアスランを同じ部屋に閉じ込めるのと同じくらい危険なものなのだ。
「さて、ではオルバよ。そろそろ仕上げに移ろうか」
「そうだね、兄さん。準備は出来てる?」
「もちろんだともオルバよ。既にそれっぽい所にコレを仕掛けておいてある」
そう言ってシャギアが指したのは爆薬。今のヴェサリウスには、至る所にこの爆薬が仕掛けられていた。
「――では、そろそろ第一段階の幕を閉じるとしよう」
そしてシャギアは、爆薬の起爆スイッチを押した。
102初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/09(金) 02:43:29 ID:???
「あ、あった」
サハラ砂漠。
阿部はようやくインモラルを見つけた。
既にサハラ砂漠はその面積の3分の2が掘り返されていた。その間にちょくちょく水源を掘り当てていたので、
砂漠を渡る者にとっては実に喜ばしい事になっていた。
「今度から砂漠に埋めるのはやめよう。サソリが鬱陶しくてしょうがない」
刺された箇所をぽりぽり掻く阿部。ムヒを持ってくればよかったなと心から後悔していた。
「んじゃ、さっそく行くとしますか」
阿部はコクピットに乗り込み、そしてインモラルを起動させた。
「久しぶりのこの感覚・・・・・・燃えてきたじゃないの!」
自然と暴君は上を向き、阿部とインモラルのボルテージは上がっていった。
しかし――
ガ ガ ガ ガ ガ
「って、反応が鈍いじゃないの」
関節からイヤな音を発するインモラル。阿部は何事かとコクピットを降り、機体を調べた。
「・・・・・・やっぱり砂漠はまずかったか」
インモラルの関節には、大量の砂が詰まっていた。まぁそもそもMSを埋める事自体論外なわけだし。
埋めれば砂が詰まるのも必然だった。
「が、ここで慌てないのが阿部さんだ」
すると阿部は再びコクピットに乗り込み、そして己の暴君をしごき始めた。
「射精に伴う絶頂感が、インモラルにパワーを与える・・・・・・!!」
今まで出会った良い男達を思い浮かべつつ自慰に耽り、そして程なくして射精――
「フンッッ!!」
すると絶頂と同時にインモラルが全身から気を放ち、関節に詰まった砂を悉く弾き飛ばした。
「ようし、これで完璧だ」
何度か素振り(ゲイ・ボルグで貫く動作)をして動作に問題がないのを確認した阿部は、インモラルに
その身を屈ませた。
「ゆくぞインモラル!宇宙の良い男のために!!」
――跳躍。
インモラルガンダムの姿は、瞬く間に空に消えた。

宇宙空間。
「お?やってるやってる」
さくっと大気圏離脱を行った阿部は遠めに戦闘の光りを確認し、その方角にインモラルを向かわせる。
音速を越えし者インモラルはあっという間に戦場に到着し、そして阿部は手近なMSに通信を入れた。
「今北産業」
この戦場は、間もなく阿部の阿部による阿部の為のハッテン場となる――


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第四話〜砂漠で全裸は大変危険ですので、決して真似をしないでください〜
103通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 04:13:23 ID:???
超GJ!
待ちに待った阿部さん登場だがさっそくワロタww


>「ふっ・・・こうも容易く話を逸らされるとは、まだまだ甘いなラクス嬢。そうクルーゼは心の中で呟いた。」

どこまで声に出してんだよwww
104通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 05:13:50 ID:???
…待っていた、待っていたよ!阿部さん!!
105通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 08:11:18 ID:???
>「では本日の議題『コナン=新一』についてだが、意見のある者は――」

そんな訳ねぇーだろwwwwwww
106通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 08:58:01 ID:???
スフィンクス達から苦情が来たってスケールでけぇよ
107通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 09:19:32 ID:???
何で子供達がクルーゼがクローンとか知ってるんだよwww
108通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 10:00:29 ID:???
なのはvs阿部さんという夢を見た・・・
109通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 10:24:27 ID:???
蘭とラクスと>>105がコナンの正体に気付いていない件について
110通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 10:58:59 ID:???
阿部さんwwwwwww
涙が出る程ワロタ
111通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 11:29:45 ID:???
今北産業
112通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 11:31:33 ID:???
・フロスト兄弟、悪の花道
・阿部さん、灼熱の肉体美
・コナンくんって新一だったの!?

以上、三行です。
113通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 13:19:18 ID:???
>>109
コナンが新一なわけねーだろバーローww
114通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 13:43:38 ID:???
コナンが新一のクローンてのは常識だと思ってたww
115通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 14:00:36 ID:???
どこから突っ込んでいいかわかんねーwww
116通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 14:40:24 ID:???
フロスト兄は阿部さんにあのセリフを言うんだろうか。
117通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 18:29:09 ID:???
お前等、一番肝心な事を忘れてるだろ。

阿部さんは脱いだツナギをまたちゃんと着たのかどうかだ
118通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 20:07:33 ID:???
      (______________ J
 そ 君  (__          ┌―‐―┐    ) き
 ん !  (_             |`l TT了|     }  ゃ
 な     (_           j .| .|:| .l |     /  あ
 か 待  (_            | | .|j .j |     イ  |
. っ ち  (,_             |.| .|l .|:|  ,. -‐ /_.  っ
 こ  た  (               |.|. |! |/     / !
 う  ま  (`           `ー /..:::::\≧,,,、:::7___
 で え  (―――――――――(:::::::>'´ == \::⌒l^⌒
_     (⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ く彡/// ∪,ノ   ;|
.レ⌒Y^'⌒`\________ く:::::∧ '_,. -、 く/::::::::/
   |:::| \xく    _,,,...,_       \:::::l、ヽ ,ノ  \,,∠,,__
 \|:::| _,....!,,_ \  iれ__,.、ヽ      lF〒`ヾ.\,,..イ    |::::::::,
   `7´ _,,.ィ  ヽ{|iュ ェッリ      | ||  _,..-/7゙h _|:::::://
 \.{n|.ィァ it}    ', _'_ j)    r'"三¨7´\|    |´.|:::://
   |:::トl、 rュj .    ト ニ イl、  / ゚`.|n./  .イl   ,∧ |:://
   |::,|  'ーケトr'TTlイ  /_`ヾtっ r'l゙    /⌒`lくミV /
 ,r1´|`'六´ //` ̄´ `Y´     |└┬シj  ./ 7ヽ〈  /ヾ)<
./ | ∨|::|∨ ! { r  ,、 _,シ /゙丁〈 /      } { { \
  |   ',|::|/ !  ,ゝ-< (   /   .| |/     ∧ \|
   l  .Y。 .|  |`  〃 ̄ ̄⌒  / 〈     /! ', __,,....::-‐
  .∧.  |。 {  ゙爪` ' ‐- 、..,,,...イ   '、   / .|  `|::::::::::::::::
\/  l  |。./  ,l | l,  .|  .  ||    `'ー' i |  j:::::::::::::::::
ヽ、`'::、L.∧/  / |.{  u   〈.|        イ 〈  /::::/:::::::::::
::::::::`ヽ、 ∨  / ̄| | 、   /  l:l.       | j /::::/:::::::::::::
:::::\::::.....  ̄`|   l |  鬱鬱  .l:l//    l| ∨:::/::::::::::::::::
119通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 20:17:42 ID:???
クルーゼとラクスのコンビに不覚にも萌えた
120通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 20:38:29 ID:???
ちょwwww
今北産業ってwwwww
121通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 21:55:43 ID:???
〉第四話〜砂漠で全裸は大変危険ですので、決して真似をしないでください〜

長ぇwwwww
つか真似しねぇよwww
122通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 22:55:12 ID:???
GJ!!
>キラとアスランを同じ部屋に閉じ込めるのと同じくらい危険なものなのだ。
危険過ぎるwww
123通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 01:04:55 ID:???
スペエディだとシン達ミネルバ勢が出てこないな奴らは何やってんだろう
124288:2007/03/10(土) 10:53:27 ID:???
>>98
只今作成中でつ
他にもいろいろ作ってるので最近停滞気味で(´;ω;`)
気長に待ってやってください
125通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 14:09:48 ID:???
スパロボスレだが・・・

804 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 13:39:00 ID:???
デモベなどどうでもいい!!

インモラルガンダムさえ出てくれりゃ問題ねぇ。新シャアは全年齢板だからな。


誰だよ?他スレにまで持ち込まないでくれる?
126通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 18:03:22 ID:???
デカルチャーな人の軍には鬼のごとく活躍しそうだな。
127通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 22:03:35 ID:???
仮に劇場版のボドルザー艦隊と戦うとしたらいい男が大量にいて天国だろうな
メルトランだとしたら地獄だろうが
128通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 22:27:41 ID:???
劇場版で逆に巨大化してクァドラン・ローに乗り換えたマックスみたいに
自らゼントラーディサイズとなり、D.D.(ダイレクトドライブ)インモラルを
着込んで大暴れ…という光景が走った。
むろん巨大化の際には機械的な処置なぞ用いず気合一発で…
129通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 22:30:56 ID:???
>>128
海綿体膨張の原理を応用するんだな!
130通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 22:34:21 ID:???
なにそのダイアポロン?
131通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 23:10:24 ID:???
>>114
クローンは俗説で見た目は年齢差あるけど実際はフロスト兄弟のように双子じゃなかったか
作中でコナンと新一がシンクロしている表現があるのはそのためのはず
2chでは同一人物説やらいろいろ出回ってるが
132通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 23:28:00 ID:???
新一はコナンの守護霊だよ
133通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 23:49:37 ID:???
そうそう。新一はコナンの9代前のご先祖様で戦闘時にはバトルアーマーとしてコナンに同化するんだよな。
134通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 23:49:54 ID:???
まず怪盗キッド=新一だろ?
キッドとコナンが会ったことがあるんだから、コナンは新一じゃない


ところで阿部さんってコナンでも食っちまうのか?
135通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 23:59:38 ID:???
阿部さんの精液は奇跡を起こすから
浴びれば受け入れられるくらい成長するんじゃね?
だいたい10年分くらいとか
136通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 00:00:34 ID:???
ウソップ=L=乱馬=犬夜叉=怪盗キッド=新一≠コナン

これ世界の常識

ところでそげキングって何者なの?
137通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 00:09:57 ID:???
>>136
つまりコナン=のび太=ドロンジョってことでおk?
138通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 00:32:21 ID:???
>>137
それ名探偵じゃなくて未来少年だろw

お前は一度コナン・ザ・グレートに掘られてこい
139通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 00:55:37 ID:???
まじかるコナン
140通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 00:58:34 ID:???
>>139
それ何てエロゲw
変身魔法少年でも出てくるのかwww
141通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 01:05:25 ID:???
そして必ず殺人事件が起こる
142通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 01:06:11 ID:???
新一って真・流星胡蝶剣のあいつだろ?
コナンは日本人だろーがww
143通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 01:19:20 ID:???
新一ってキャッチMAXなあいつだろ?
コナンは小学生だろww
144通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 01:22:11 ID:???
新一って宇宙海賊のMS乗りじゃなかったっけ?
145通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 01:29:41 ID:???
ジパング1の伊達男なんて云ってたような
146通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 01:50:57 ID:???
新一って「おかあさんといっしょ」に出てくるぬいぐるみの中の人だろ?
コナンの身長じゃ無理だってw
147通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 02:13:48 ID:???
な…!?く…口が勝手に……ジ…ジャッカルの行き先はピレニィプリズン……
148通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 15:40:40 ID:???
そこではなアッー!
149通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 18:13:41 ID:???
レッドフレーム買ってきた

ストレート作ってみる
150通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 19:14:40 ID:???
がんばれまさゆき
151通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 20:05:40 ID:???
菊門裂傷剣!!
152通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 20:22:00 ID:???
まさかダンジョーVのネタをここで見るとは思わなかったな
153通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 21:03:07 ID:???
ちょwww
肛虐糜爛剣かよwwww
ボンテージ呪術のボンテチオ王乙wwwwwwwwww
154初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/12(月) 04:19:43 ID:???
「連合と
ザフトが
また戦争」
「おk把握」
アルテミス周辺宙域。モブ兵が三行で説明した通り、ここでは連合とザフトが戦闘を繰り広げていた。
「・・・・・・さて、どうしよ」
MSプレイを行う事は確定事項だが、問題はどっち側に着くか。阿部は軍人ではないのでどちらの味方という
わけではない。最初の大戦ではザフト、二度目の大戦では連合に着いていたので、まぁぶっちゃけ
どっちでもいいのだ。
「こういう時は運任せってね」
すると阿部はツナギのポケットからサイコロを取り出し、それをひょいっと振った。
「奇数ならザフト、偶数なら連合だ」
くるくる回りつつ宙を舞うサイコロ。
「・・・・・・」
くるくるくる
「・・・・・・・・・・・・」
くるくるくるくるくる
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
くるくるくるくるくるくるくる
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるkrkrkrkrkrkr
「・・・・・・ってここ宇宙じゃん」
筆者が『くる』を打つのが面倒になった時点で阿部は気付いた。
宇宙空間という場所は重力の類が存在しないので、いつまで経っても目は出ないという事に。
「つまり目無し、というわけか」
奇数ならザフト、偶数なら連合。さて、なら目無しの場合はどうなのかと言うと、
「・・・・・・喧嘩両成敗」
喧嘩両成敗。それは両者の間にあった是非を問題とせず、喧嘩という行為そのものを非として両者を
罰するというものなのだが、
「いっそ両方喰っちまうか」
阿部さんにとっては両軍を喰っちまう事への免罪符に過ぎなかった。
「とりあえずおまえからだフンッッ!!」
「ア

ー!!」
とりあえず阿部は三行で説明をしてくれたモブ兵を貫き、
「ンフフフフフフフフフ」
乱交パーティーの幕を開けた。
まぁ乱交とは言え、掘るのは阿部さんだけなんですけどね。
155初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/12(月) 04:21:30 ID:???
ヴェサリウス。
轟音と共に、この艦を大きな揺れが襲った。
「な、何事だ!?」
「わ、分かりません!!ですが、おそらく攻撃を受けたものと思われます!」
艦長の問いに操舵手がそう答える。実質クルーの命を預かる者としてはなんともお粗末な返答だったが、
それも仕方の無い事。ヴェサリウスが砲撃を受けた様子はなく、しかし今の揺れは何かしらの衝撃を受けたように
しか思えなかったので、操舵手はそう答えるしか出来なかった。
「なんだと!?まさか連合の新兵器か・・・!?」
要領を得ない操舵手の答えに、艦長はそう仮定する。不可解な事態を起こすのは決まって新兵器だ。
しかしこの揺れは新兵器の仕業などではない。この揺れは、今しがたブリッジに入ってきた者の仕業だった。
「艦長!ヴェサリウスのエンジンがやられました!」
入ってきたのは長身の緑服。双子なのに明らかに弟より老けて見える男、シャギア・フロスト。
「な、なんだと!?」
「消火も追いつかない状況です!退艦命令を!」
切羽詰った風な感じだが、もちろん腹の中ではニヤニヤしてますシャギア兄。
「そうか、よし、退艦だ!!」
物分りの非常に良い艦長はすぐに退艦命令を出した。
バタバタと慌ててブリッジから出て行くクルー。
「ふっ・・・・・・なんと容易い」
その様子を横目に、シャギアはニヤニヤしていた。

「フンッッ!!」
「ア ッ ー!!」
掘る掘る掘る掘る掘る掘るhrhrhrhrhr――
「・・・・・・なんだかなぁ」
両軍を相手にMSプレイを行う阿部だったが、どうにも手ごたえを感じずにいた。
阿部は危険であればあるほど燃える男だ。こちらを落とさんとする相手の攻撃をかいくぐって貫く事を
無情の悦びとしていた。そしてその果てに自身の暴君で絶頂に導いた時など、これ以上ないくらいの快感だった。
しかし今回は、今までとは勝手が違った。
都合三度目となるこの戦争には、前大戦、前々大戦に参加していた兵士が多くいた。まぁ戦死者が出ていないので
当たり前の事なのだが、それが阿部にとっては大問題だった。
過去の大戦に参加していた者の中には、当然阿部に貫かれた者が多数いる。その者達とはつまりインモラルの
所業を知る者達であり、そして阿部によって絶頂に導かれた者達。彼らが受けた快楽は凄まじく、思わずゲイに
目覚めてしまう程だった。
まぁつまりケツを自ら差し出してくるのだ、彼らは。あの快感をもう一度得たくて、彼らは戦う事を放棄していた。
これでは興ざめも甚だしい。戦わずして何がMSプレイか。戦場でお膳立てされたケツになど、阿部は大して
興味を持っていなかった。まぁ掘るけど。
「こりゃ10年くらい待つべきかね」
10年もすれば兵も入れ替えられるだろう。どうでもいいがヤマジュン様が阿部さんの年齢を26歳と設定していた
のなら、最初の大戦から4年経ってる今阿部さんは三十路という事になってしまう。もちろんそんな事を皆が許すはずも
なく、阿部さんは永遠に良い男なのだが。「キラとかそろそろ二十歳じゃね?」とか「もはやニコルがショタの年齢を
越えている」とかは禁句です。
156初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/12(月) 04:23:23 ID:???
そんなどうでもいい俺の思惑の中、阿部のコクピットに怒りを孕んだ声が聞こえた。
『阿部貴様!何をしている!!!?』
ドモンでありスネオであり宗介でありケンイチであるその声は、イザークのものだった。
「久しぶりじゃないのイザーク」
『何をのん気な事を!貴様は自分が何をしているか分かっているのか!?』
「アナルセックス」
『そういう事を訊いているんじゃない!貴様のその無節操さについて訊いている!!』
「節操?それは食べ物か何かかい?」
阿部が生まれてからまず最初した事・・・・・・それは、節操という概念をドブに捨てる事だった。
『貴様ァ!!いいか阿部!貴様がザフトを撃つというのならこちらにも考えがあるぞ!』
「おお怖い怖・・・・・・ん?いや、むしろイイなそれ」
その時、阿部に閃きが。
『何をごちゃごちゃと言っている!!貴様はどっちの味方だ!!』
激昂するイザークに向かって、阿部はこう言った。
「・・・・・・来いよイザーク。一緒に燃え上がろうぜ!」

――「全員脱出艇に乗り込んだよ、兄さん」
――「そうか。ではブリッジに上がってきてくれ」
ヴェサリウス。
フロスト兄弟の手により退艦命令が出され、今やこのヴェサリウスには既存のクルーは誰一人としていなかった。
ほどなくしてオルバがブリッジに到着。シャギアは既に艦長席に座っていた。
「オルバよ。艦の被害はどれほどだ?」
「ほとんどないよ、兄さん。元々艦を揺らすだけのものだったし、航行になんら支障はないよ」
「そうか。後は脱出艇が出るのを待つだけだな」
「こうもあっさり乗っ取れるなんてね。こんなスゴイ作戦を思いつくなんて、流石だよ兄さん」
「ふっ、そう褒めるなオルバよ。思わずニヤついてしまうではないか」
「ここには誰もいないから思う存分ニヤつくといいよ、兄さん」
「そうか、では遠慮なく・・・・・・ニヤニヤ」
艦が撃沈されたと見せ掛けクルーを追い出し、がら空きになった艦を乗っ取る・・・・・・これがシャギアの考えた策だった。
MSの運搬、整備に必要な母艦を手に入れる事――悪事の第一段階はこれでほぼ達成された。
「後は頃合を見計らって戦場から去るのみだ」
ニヤニヤしながら、シャギアはそう呟いた。
157初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/12(月) 04:24:41 ID:???
『おいおいイザーク、それマジかよ!?』
『そんな事って・・・・・・』
アルテミス周辺宙域。
イザークの通信を受け取ったディアッカとニコルは、その内容をにわかには信じられなかった。
『ごちゃごちゃうるさい!あいつは敵だ!なんとしても落とすんだ!!』
イザークの伝えた命令・・・・・・それは、阿部の撃墜だった。
『で、でもなぁ・・・昔の仲間を撃つってのはちょっと・・・・・・』
『そうですよ。話せばきっと分かってくれますって、阿部さんも』
『甘いぞ貴様ら!そんな事ではこの先生きのこ――そっちに行ったぞニコル!!』
『え――』
ニコルが気付いた時には、既に肉色のインモラルさんは彼のMSの眼前にいた。
「ようニコル。手合わせ願おうか」
『あ、阿部さん!?どうしてなんですか!?どうして僕達が戦わなければならないんですか!?』
「ニコル。己の欲求を満たさんとする時、そこに道理は存在し得ないんだ」
『それレイパーの考え方ですよ阿部さん』
「何パーでもいいさ。とにかく俺は今、おまえ達とMSプレイをしたいって事だ!」
『その猪突猛進なところ、嫌いじゃありませんよ・・・・・・でも!』
「そう!おまえ達はザフトを代表する部隊だ!ならこんな所で俺にヤられるわけにはいかないだろう?」
『その通りです。どうやら話しても分からないようですね・・・なら!』
「そうだニコル。手加減などしたら承知しないぞ!」
その言葉を皮切りに、両者が激突する。
『覚悟してください!』
ビームソードを抜き放ち、ニコルの乗る黒いグフイグナイテッドはインモラルに斬りかかった。
その動きは従来のグフとは段違いであり、よく見れば武装も若干異なっていた。
「どうやらそんじょそこらのグフとは違うみたいだな・・・・・・」
ニコルのグフにはスレイヤーウィップが装備されておらず、代わりにブリッツのものと同じアンカー、
グレイプニールが装備されていた。
『そこいらのグフと同じだと思っていると痛い目を見ますよ?』
「ふっ、アンカーで捕まえてくれるのはこっちにとっては好都合なんだぜ?」
『重々承知ですよ、阿部さん。このアンカーはこう使うんです!』
するとニコルはアンカーにビームソードをくわえさせ、そしてワイヤーを垂らした。
そしてグフが腕を振ると、ビームソードの付いたアンカーはまるで鞭のような動きでインモラルに襲い掛かった。
「おおっと!?・・・・・・やるじゃないのニコル!」
グフの弱点である射程の短さを、ニコルはアンカーを用いて補っていた。空間を縦横無尽に駆け巡るビームソードは、
不用意に近付く者を容赦なく斬り捨てる。
「だが、まだまだだ!」
そのワイヤーの隙間を縫ってグフに接近するインモラル。
「伸ばした分だけ懐ががら空きだ!」
『――それも承知の上です!』
インモラルが至近距離にまで近付いた時、グフの腿の部分がぱかっと開いた。
そこから突き出ているのは、槍状のミサイル、ランサーダート。敵機をびりびり痺れさすアレである。
距離が近い上に、不意の出来事。阿部にそれをかわす術はなかった。
158初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/12(月) 04:26:54 ID:???
「――!?」
そしてランサーダートは、インモラルの体に突き刺さった。
『え――!?』
――かに見えた。
「ふぅ、危ないところだった」
至近距離で放たれたランサーダートを、阿部はなんと関節で受け止めていた。
「やるじゃないの二コル。しかし詰めが甘かったな」
このランサーダートは至近距離での運用が前提だったので、刺さった相手を痺れさすだけで爆発はしない。
故に、このように受け止められたら非常に無力なのだ。まぁこのように受け止めるのはインモラルだけだけど。
『そ、そんな――』
「その呆け、戦場では命取りだぞ!!」
『しまった――!?』
二コルが気付いた時には、既にインモラルは背後に回っていた。
「なかなか楽しめたぜ二コル・・・・・・フンッッ!!」
『さ、さすがです阿部さア ッ ー!!』
まず一人。二コルのグフは力なく宙を漂う。
そして次のターゲットに、阿部はザクを選んだ。
「その機体はディアッカかい?」
『お手柔らかに頼むぜ、阿部さんよ!』
言うが早いか、ディアッカはオルトロスをインモラルに向けた。
彼のザクも若干の改良が施されていた。彼のザクが持つオルトロスは抱えて撃つタイプのものではなく、
両肩にガンキャノンのように装着されたものだった。オルトロス一本一本は従来のものよりも威力が低いが、
二門合わさればその威力は従来のものを遥かに凌ぐ。
『――って、アレェーーーッ!?』
しかしエネルギー効率が悪いため、すぐにエネルギー切れを起こしてしまうのが難点だ。
――そう、まさに今のように。
「・・・・・・」
『・・・・・・』
「・・・・・・とりあえずふんっ」
『ア ッ ー!!』
でっかいおもちゃに成り下がったディアッカのザクにとりあえずゲイ・ボルグを突き立てた。
「おまえ未だに迂闊で残念なのな」
『だからこそ未だに緑なんだぜ、俺は!!』
「胸を張って言う事か、フンッッ!!」
『ちょ、二発目はキツイぜア ッ ー!!』
と、そんななんともまったりしたムードの中、
『もらったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
イザークのグフが突っ込んできた。
159初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/12(月) 04:27:59 ID:???
「次はイザークか・・・・・・って、動かないじゃないの」
阿部は迎え撃とうとするも、インモラルは何者かにがっちりと拘束され、身動きが取れなかった。
『良いトコなしってんじゃカッコつかないからね!』
ザクだった。ディアッカのザクが、いつの間にかインモラルに組み付いていた。
『いいぞディアッカ!二階級特進だ!』
『ちょwww俺ごと斬るの!?』
「阿部さんピーンチ!!」
『覚悟しろ阿部ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』
そしてグフのビームソードが、インモラルのケツに突き刺さった。
『やった!どうだ阿部、貫かれた感想は!?』
『俺、セーフ!!』
勝利を確信するイザークと、インモラルごと斬られなくて安堵するディアッカ。
そんな彼らの耳に、信じ難い言葉が届いた。
「阿部さんもセーフ!!」
『『――!?』』
インモラルのケツに突き刺さったビームソード。
しかしよく見ると、先端の部分しか刺さっていなかった。
『ば、バカな!?何故!?』
「ケツを締めただけさ」
アナルにビームソードの先端が触れた瞬間、阿部は自分のアナルをきゅうっと締めた。
するとそれに呼応するかのようにインモラルもケツを締め、ビームソードを止めたのだ。
『そ、そんな事で!?』
「良い男に不可能はないのさ」
ケツをアホアホ星人のようにぷりっと振って刺さったビームソードを真っ二つに折ったインモラルは
素早くグフの背後に回り、そしていつもの必殺技を繰り出した。
『ア ッ ー!!』
160初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/12(月) 04:29:49 ID:???
「くそっ、相変わらずの化け物め・・・・・・!」
戦場は既に静まり返っていた。阿部の手により、この宙域にはもう動けるMSは存在してなかった。
「仕方ない、帰還するか。ヴェサリウス、聞こえるかヴェサリウス!」
ヴェサリウスに通信を入れるイザーク。
しかし返ってきた声は、ヴェサリウスの通信士のものではなかった。
『何か御用ですかな、ジュール隊長?』
「その声・・・・・・シャギアか!?何故貴様がそこにいる!?」
応対に出たのは、新入りのザフト兵シャギア・フロストだった。
『何故、と申されましても・・・・・・この艦の責任者ですからねぇ、私は』
「責任者だと!?貴様、何を言っている!?」
『ふっ、察しが悪いなイザーク・・・・・・つまりこういう事だ。このヴェサリウスは、我らフロスト兄弟が乗っ取った』
「な、なんだと!?」
『短い付き合いだったがな・・・さらばだイザーク。また会える日を楽しみにしているよ』
そしてヴェサリウスは転身し、この戦場から去っていった。
「・・・・・・」
イザークはその様子を、呆気に取られた表情で見送っていた。
そしてしばらく後に気付く。
――トンだ失態だよね、と。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第五話〜一行を三つに分割しただけなのに三行で説明した気になってる奴なんなの?〜
161通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 04:31:46 ID:???
いつもながらGJ!っていうかビーム折れんのかよwwwwww
さすがいい男だぜwwwwwww
162通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 04:32:06 ID:???
>>160
お前

言うな
163通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 06:41:24 ID:???
ワロタと言うよりは寧ろ燃えた。師弟対決って感じで
164通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 09:21:47 ID:???
痔即死wwwwwwww
165通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 10:25:54 ID:???
仕事中にクソワロタwwwww
166通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 11:09:37 ID:???
ニコルカッコヨス。黒グフいいな。
167通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 19:30:43 ID:???
すっかり失念していたが、これってクロスのうえに種死アフターなんだよな。
違和感をまったく感じさせない阿部さんスゴスww
168通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 20:05:01 ID:???
…アデスはどこ行った?
169通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 20:13:20 ID:???
アデスは艦長でしょ。名前が伏せられているだけで。
170通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 01:15:44 ID:???
>>1のせいで今日プラモ屋行ってブリッツとV2で迷った



結局ガンダムマーカー(金)買って帰ったwww
171通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 01:26:27 ID:???
>>170
良いセンスだ
172通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 01:57:46 ID:???
>>170
で、それを使って君は何をしたのかね?
173通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 02:30:11 ID:???
玉を塗るのか?
174通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 08:40:17 ID:???
インモラルがんだむゴールドフォーム
175通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 13:39:11 ID:???
いやむしろインモラルガンダム(明鏡止水)だろう
176通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 16:21:05 ID:???
インモラルサンオイルコーティング
177通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 16:43:07 ID:???
そういえばちゃっかりMSVユニットも完璧なんだな・・・
ニコル専用グフイグナイテッドとか・・・・
178通常の名無しさんの3倍:2007/03/14(水) 01:23:50 ID:???
向上スレで、なぜTV種死で炒飯がザクファントム以降黒系の機体に
乗ってるのか、についての泣かせる補完SSがあったが、死亡どころか
大やけどもなく(ん〜?)五体満足健在で黒いグフイグを駆ってるコッチの
世界では、炒飯の専用機は何色なんだろう。バスター風緑(文字通りヴェルデ)かな?
179170:2007/03/14(水) 01:29:33 ID:???
>>172
ガーベラストレートの鍔の部分と鞘のとこ
180通常の名無しさんの3倍:2007/03/14(水) 16:56:28 ID:???
保守
181通常の名無しさんの3倍:2007/03/14(水) 21:19:36 ID:???
>>178 無難に緑というか、専用カラーは無いんじゃね?
182初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/14(水) 23:53:36 ID:???
プラント、ザフト軍基地。
「とんだ失態だよイザーク・・・」
そこではイザークが、クルーゼ元隊長からお叱りを受けていた。
とんだ失態とは言うまでもなく、前回のお話において母艦ヴェサリウスを奪われた件だ。
スパイの類に気付かず母艦を無傷で奪われるなど、もはや前代未聞の大失態だった。
「ホント、とんだ失態だよね」
「とんだ失態ですね」
「とんだ失態じゃないの」
隊員からも責められるイザーク。
「う、うるさい!大体なんで貴様もここにいるんだ!?」
イザークの言う貴様とはもちろん、ツナギを着た良い男。
「なんとなく」
阿部はなんとなくこの場にいた。
「貴様にも責任はあるんだぞ!?そもそも貴様さえ戦場を荒らさなければヴェサリウスを奪われる事は
なかったはずだ!!」
確かに阿部がイザーク以下ザフト兵を戦闘不能にしなければシャギアの裏切りにもすぐに対応出来たと思われるのだが、
「イザーク、過ぎた事を言っていても始まらんぞ。今重要なのは、ヴェサリウスを奪われたという事実のみだ」
「そ、それは!・・・・・・そうですが」
過去に何があろうとも、ヴェサリウスを奪われたという事実は変わらない。例えどのような要因があろうとも、
母艦を奪われた責任はそれを指揮する隊長に責任があるのだ。
「たられば話なんかしたって得るものは何もないぜ?」
――ギロリ!
「おお恐・・・・・・」
「しかしいかんな、これは。これでは降格もやむなし、という意見も出ているのだがねイザーク?」
「――!?」
降格という単語を聞いて、イザークの顔色が変わった。
「そ、それだけは!!元ザフトレッドが降格などしたら末代までの恥です!もし降格の憂き目になどあっては、
自分は素顔のままでは表を歩けません!!もはや覆面を被って生活するしかありません!!」
「非グレイトォ・・・・・・」
ガングロ緑が悲しそうな顔をした。
「しかし、だ。今回の件はシャギア・フロストの裏工作を見抜けなかった軍の上層部にも責任がある」
偽りのアカデミー卒業証書をまんまと信じてシャギアをジュール隊に送ったのは軍の上層部だ。
確かにシャギアの裏切りを見抜けなかったイザークに責任はあるが、それならば配属の時点で見抜けなかった上層部にも
責任があるという事になる。
「そこで我々議会は緊急会議を開き、キミの処遇について話し合った」
「そんな事もわざわざ議会でやるんですか・・・・・・」
二コルの呟きはもっともだが、普段は『コナン=新一』とかそんな感じの議題ばかりなので、今回の件は最高評議会の
議題の中でも屈指のまともなものだった。
183初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/14(水) 23:54:49 ID:???
「そこで出た結論だが、ヴェサリウスを奪還及び破壊すればこの件は不問にしようではないか」
「――!?ほ、本当ですか!?」
「私はジョークは言うが嘘は言わんよイザーク。任務を果たせば今回の失態は無かった事にしようではないか」
「あ、ありがとうございます!!精一杯やらせていただきます!!」
「良い返事だ。事態が事態故あまり人は回せんが、構わないかね?」
「はっ!チャンスをいただけただけで充分です!」
「そうか。それでは頑張ってくれたまえ。以上、解散」
「了解!!」
クルーゼの背中を、イザークは敬礼で見送った。

メンバーは以下の通り。
イザーク、ディアッカ、二コル、阿部さん。
――「俺も行っていい?」
――「いいだろう」
クルーゼの神速インパルスで承諾を得た阿部さんは、他の三人と一緒に戦艦ドックへ向かっていた。
何をするにもまず母艦、それを受領するためにドックへと赴いたのだが・・・・・・
「「「・・・・・・」」」
「・・・・・・?」
それを見て口を開けて唖然とする三人と、何故かジッパーを下ろし始める阿部。
このドックに鎮座しておられた戦艦は、目を疑うようなものだった。
ガモフ。前々大戦において主戦力となった戦艦であり、そしてこの時代においては・・・・・・型遅れな戦艦だった。
「な、なんだこれは!?」
「傷だらけだな。中古艦ってやつか?」
「あ、あそこ穴開いてますよ?」
「や ら な い か」
口々に洩らす三人と、メカニックを誘う阿部。
「あ、もしかしてジュール隊の方々ですか?」
と、そこに責任者と思しき男が、慇懃な笑みを浮かべながら近付いてきた。
「そうだが・・・貴様は?」
「私はここを仕切っております、ベンティアーノと申します。以後お見知りおきを」
今回以後出てこないので別にお見知りおく必要はありません。
「コレを運用されるという事でお話は聞いております。それでは早速ご説明を――」
「それよりもなんだこれは!?」
「はい?ガモフですが?」
「そうではない!何故よりによってこれなんだと訊いている!!」
「は。いや、なにぶん艦の数が足りないもので。ほら、戦争が始まるって言うでしょう?ですから一線級の戦艦は
皆出払っているのですよ」
「くっ・・・・・・」
事情は分かる。戦争が始まるとなれば戦艦は一隻でも多い方がいい。ヴェサリウスの奪還は戦局を左右するような
ものではないので、これでも大盤振る舞いな方だ。
しかしそれでも、このガモフの体たらくは許容出来るものではなかった。
184初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/14(水) 23:56:28 ID:???
「しかし!あそこを見ろ!穴が開いているではないか!!」
「ああ、あそこですか。ではあのブロックは閉鎖してお使いください。いや修理したいのもやまやまなのですが、
いかんせん戦争が始まるでしょう?このガモフの修理に回せる人員がいないのですよ実際」
「くっ・・・・・・だったらあの砲門はなんだ!!曲がっているではないか!!」
「ああ、あれは危険ですので使用しないでください。いや修理したいのもやまやまなのですが、何しろ
人員が不足していましてねぇ・・・」
「なんだと・・・・・・!」
「いやいや、気を悪くしないでください。人員が倍に増えればこの艦の修理に人も回せるのですがねぇ。ほら、
もうじき戦争が――」
と、そこでイザークの肩に手が置かれた。
「あ、阿部――」
イザークが言い終える前に、阿部はベンティアーノのアナルに暴君を突き立てていた。
「貴様はそれでもメカニックか!!」
「ア ッ ー!!」
阿部の怒れるペニスがベンティアーノのアナルを穿つ。
「未修理の戦艦を出すなど言語道断!メカニック魂を忘れたか!!」
「ア ッ ー!!」
阿部は元自動車修理工である。故に阿部は、彼のいい加減な態度が許せなかった。
「・・・・・・っふぅ」
何度目かの射精の後、阿部は彼の身を体から離した。ベンティアーノは恍惚の笑みを浮かべながら失神していた。
「とは言ったものの・・・・・・」
ドック内には、せわしなく動き回るメカニックの姿。
「実際忙しそうだな」
態度はアレだったが、ベンティアーノの言っていた事は真実だった。戦争が始まるという事で、皆忙しそうに
走り回っていた。とても余分な戦艦にまで手は回らない。
「仕方ないな」
すると阿部はツナギを着なおし、足元に落ちていたスパナを手に取った。
「阿部さんが修理してやろう」
そう言ってくるくるとスパナを回す阿部。
「お、おまえが!?」
「おいおい、マジかよ・・・・・・」
「一人でなんて無茶ですよ。戦争終わっちゃいますよ?」
そんな三人に、阿部はとても頼りになりそうな顔で言った。
「なぁに、一晩もあれば終わるさ」
185初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/14(水) 23:58:29 ID:???
プラント最高評議会。
照明の落とされた議会場。その闇の中、円卓を囲む人間の姿があった。
「な、なんですって!?」
卓をばしっと叩いてそう怒鳴ったのはラクス・クライン。とっても怒っていらっしゃった。
「テロリストの引渡しですよ。アルザッヘルを攻撃されたんだ、当然の言い分でしょう?」
そう言ったのは地球連合の高官の一人。彼の物言いに、周りの連合高官はうんうんと追従した。
ちなみに彼らの姿は実態ではなく立体映像である。ゼーレみたいな感じです。
「それはこちらのセリフです!彼はあなた方が差し向けたのでしょう!?」
「何を言うか!何故我々がそんな事をせねばならん!?」
「それはこちらにも言えることですわ!何故わたくし達がアルザッヘルを攻撃しなければならないのですか!?」
「ふん!大方ついカっとなってやったのだろう?今では反省しているかね?」
「お話になりませんわ!そんなバカげた理由で戦争を起こす者がどこにいるというのです!?」
つい世界を恨んで戦争を起こしちゃう者はおりますが。
「そこ!そこにたくさんいそうではないか!」
そう言って高官が指したのは、ここにいるプラント最高評議会の議員達。
「な――!?ぶ、侮辱にも程がありますわ!!」
「侮辱だと?そもそも彼奴らがここにいる事自体が侮辱なのだ!!」
「そ、そんな事――」
そう言ってラクスは議員に目を向けたのだが、
「おいおいモラシム、そこでマスターボールを使うのかい?」
「ばっはっは!メノクラゲゲットだな!な!」
「12時までに1000行ったらおっぱいうp、と」
「ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk・・・・・・」
「バルドフェルトさん、モラシムさん、エザリアさん、タッドさん!!真面目にやってください!!」
ラクス以外の議員は携帯機で遊んでいた。
「とにかく我々連合はテロリストの引渡しを要求する。要求が飲まれない場合には相応の態度で臨ませてもらう」
そして連合の高官達は、次々と姿を消していった。
残ったのは、肩を震わせるラクスと携帯機で遊ぶ議員達。
「相応の態度、ですって・・・!?」
相応の態度、とは言うまでもない。暗にプラントを攻撃すると言っているのだ、彼らは。
「いない者を引き渡せるわけありませんわ・・・・・・」
戦争の予兆が、ラクスの肩に重く圧し掛かった。
186初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/15(木) 00:00:08 ID:???
明朝。
「出来たよ」
明言した通り、阿部は一晩でボロガモフを修理、改修した。
「ほ、本当に一晩でやったのか・・・!?」
「ヒュ〜♪グゥレイト!」
「相変わらず無茶苦茶ですね・・・・・・」
「良い男にはこれくらい朝飯前なんだぜ?」
「すごいじゃないか阿部!!まるで新鋭戦艦みたいじゃないか!!」
「嬉しい事言ってくれるじゃないの。エレクチオンペニス号も喜んでいるぞ」
「エレ・・・・・・なんだと?」
「見た目はガモフ、中身はヴェサリウス。その名も、エレクチオンペニス号!!」
「バ、バカモノ!俺達の母艦に変な名前を付けるな!!」
「おや?お気に召さないか?ならばシャイニングスペルマ号というのはどうだ?」
「そういう発想から離れろ!!」
「ちぇっ、分かったよ。じゃあアンニュイエンジェル号でいいよな?」
「それもダメだ!!」
「ワガママだなイザーク。掘るぞ?」
「ふん、上等じゃないか!おかっぱデストロイヤーの異名が伊達ではない事を証明してやる!!」
「だせぇwwww」
「阿部貴様!!徹夜で考えた異名がダサいとはどういう事だ!!」
「・・・・・・普通異名ってのは敵から付けられるものだよな?」
「仕方ありませんよ。実際あんまり活躍していませんからね」
阿部とイザークの諍いはさておき。
こうしてジュール隊と阿部さんは、ヴェサリウス追撃の任に就いた。
あ、艦の名前は結局ガモフのままになりました。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第六話〜どうして俺のゴーストはなんでゲンガーに進化しないんだぜ?〜
187通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 00:13:57 ID:???
おっぱい!おっぱい!(AAry
188通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 00:35:07 ID:???
おっけい交換しようぜそのゴースト
189通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 01:21:22 ID:???
阿部さんが一晩でやってくれました
190通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 01:21:38 ID:???
エザリアwwwwww
191通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 01:36:59 ID:???


また阿部のいい男故の超メカニックぶりが発揮されてる。
しかし、最高評議会でラクスだけマトモに仕事しているなんて、そりゃ連合の連中もキレるだろう。
192通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 07:25:27 ID:???
ラクスwwwwww

更正しすぎて不幸になっとるwwwww
193通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 07:55:22 ID:???
議会ダメダメなことになっとるwwwwww
194通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 09:46:16 ID:???
そういえば俺が初めてマスターボールで捕まえたのはトサキントだったわw
195通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 10:19:11 ID:U4esN6p4
面接官「特技は阿部高和とありますが?」
アムロ「はい。阿部高和です。」
面接官「阿部高和とは?」
アムロ「いいこと思いついた、おまえ、俺のケツの中でションベンしろ」

中略

面接官「アッー!・・・アッー!」
アムロ「ん、痛いか?じゃあ今度はどうだ」
面接官「ふん!ウグアッッフッ!ズボオオオオオォ」
アムロ「阿部高和デラックス!」
面接官「ギャァァァア!・・・・・・・・ハァハァ」
196通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 10:34:10 ID:???
初代1乙!
一晩で戦艦を修理&改修www
相変らずの「良い男の成せる業@阿部さん」はカコイイなw


>俺のゴーストはなんでゲンガーに進化しないんだぜ?
俺と通信でトレードしようぜ!w

>ラクス更正しすぎて不幸に
おまいら・・・コレを忘れるなw
つ機動戦士阿部さんSEEDシリーズ=感性がまともな奴ほど不幸に見舞われる
197通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 12:49:33 ID:???
おかっぱデストロイヤーの活躍に期待してるぜwww
198通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 14:16:59 ID:???
>>196
阿部さんじゃなくてSEEDの時点でまともな奴から不幸なんだぜww
199通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 18:32:00 ID:???
イメージソングとしてふさわしいのは何か、ずっと思案していたが
今回の読んでて、種どころかそもそもガンダムの楽曲でもないが
TOMCATの『TOUGH BOY』が一番似合いそうな気がしてきた。
200通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 01:00:02 ID:???
>見た目はガモフ、中身はヴェサリウス。
ヴェサリウス奪還済み?
201通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 01:11:55 ID:???
一晩で中古ガモフをヴェサリウス並にチューンナップしたって意味だろ、
常識的に考えて…

もっとも阿部さんの事だから、夜中の間に新品のヴェサを分捕ってきて
皮だけ貼り変えるという離れ業をやってのけてても不思議じゃないけど。
202通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 01:18:53 ID:???
いい男だからね。
203通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 04:02:07 ID:???
次回「うはwwゲンガーテラツヨスwwwところでユンゲラーはry」
204通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 19:10:15 ID:???
これで、初期ザフト組復活ですね
205通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 19:23:39 ID:???
>>203
次々回「うはwwユンゲラーテラツヨスwwwところでゴーリキーはry」

こうですか?わかりません!

そういやユンゲラーで思い出したが、ユリゲラーが「自分を勝手にモデルにしてる!」と
米任天堂を訴えたことあったけど、裁判で任天堂側の弁護士が
「ユンゲラーはスプーン曲げが得意ですが、あなたがモデルならこの場でスプーン曲げられますよね?」
と突っ込んで曲げられなかったユリゲラーが敗訴したことがあったなw
206通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 23:40:46 ID:???
>>205
あの訴訟そんな結果になってたのかw
207通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 12:24:14 ID:feVcGwgL
>>204
あとはあのハゲが帰ってくれば完璧だな
208通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 16:36:24 ID:???
>>205
ユンゲラーやなくてフーディン違うん?
209通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 16:57:36 ID:???
>>208
さぶタイ案と裁判の逸話のどっちにレスしてるのかわからんけんど、
ポケモン訴えて自爆したのは確かにユリ・ゲラーの方だよ。
結構有名な話だと思ってたが。
210通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 20:51:44 ID:???
>>201
細かいことなんだがヴェサリウスは一艦しかないぞ。
同じ型の艦の総称はナスカ級な。ローラシア級のガモフも同様。
211通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 21:03:13 ID:???
さすが種厨、細かいぜ!
212通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 21:15:54 ID:???
阿部さんが作ってたとしても不思議じゃないじゃないか
213通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 21:30:01 ID:???
阿部さんにかかったら1夜のうちに1個艦隊ができそうだ
214通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 22:27:35 ID:???
>>213
阿部さんにかかれば1夜のうちにゲイ1個師団は確実にできるな
215通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 22:39:20 ID:???
どうせならミネルバ級作ってもらえよwwww
216通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 23:08:39 ID:???
阿部「実はメサイアは俺が作った」
イザ「じゃあレクイエムは!?」
阿部「それも俺だ」
217通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 00:07:57 ID:???
ただし名前がすごいことになってそうだがな
218通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 00:34:08 ID:???
>>216
ところで超兄貴(ゲーム)を出してる会社って メサイヤ って言うんだよな…
阿部さんがメサイアにジェネシスじゃなくてメンズビームを仕込むところを想像してしまった。
219初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/18(日) 02:44:47 ID:???
――「事態が事態故あまり人は回せんが、構わないかね?」
あの時のクルーゼの言葉。チャンスを貰えた事に舞い上がっていたイザークは、
その言葉が真に意味するところに気付いていなかった。
「で、どーすんのよ隊長」
「う、うるさい!今考え中だ!!」
ガモフ、ブリッジ。
ジュール隊+阿部さんは、ここに集まって今後の方針について話し合っていた。
しかしそれは、まずどこに向かうかとかそういったものではない。
「本当に僕達しかいないんですか、この艦には?」
誰がどこを担当するか。この艦にはジュール隊と阿部さんしかおらず、艦長はおろか操舵手も通信士も、
コックすらいなかった。艦を動かす以前の問題だった。
「まず艦長は俺確定だとして、他は――」
「阿部貴様!艦長は俺に決まっているだろうが!!」
「おいおいイザーク、冷静に考えろって。艦長に求められるのは判断力と決断力。だったら艦長に適任なのは
グレイトエルスマンこと俺しかいないって」
「艦長に迂闊属性は致命的だと思いますけど・・・・・・」
「隊長は俺だ!!だったら艦長も俺に決まっているだろ常識的に考えて!!」
常識的に考えると隊長と艦長は兼任しませんが。
「やれやれ、埒があかないねコレじゃ」
そう言うと阿部は、割り箸を五本用意してそれを紙コップの中に入れた。
「こうなりゃくじ引きだ。さ、好きなのを引きなよ。おっと俺のペニスは引かないでくれよンフフフフ」
「ふん、望むところだ。俺が艦長に相応しいという事をこのくじをもって証明してやる!!」
そして四人はくじを引き、それぞれの担当が決まった。
「グゥレイト!誰も俺の前は走らせないぜ!」
操舵手、ディアッカ・エルスマン。
「これなら僕にも出来そうですね」
通信士、二コル・アマルフィ。
「あんまり火器は好きじゃないんだけどね」
CIC、阿部高和。
「はっはっは!見たか貴様ら!天も俺に艦長をやれと言っているぞ!!」
そして艦長、イザーク・ジュール。
彼らは所定の位置につき、そしてイザークは彼らに命じた。
「よし、それでは早速発進だ!なんとしてもヴェサリウスを取り戻すぞ!!」
こうしてやっとこさヴェサリウス奪還隊母艦ガモフは、ドックから発進した。
220初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/18(日) 02:45:47 ID:???
発進直後、二コルが阿部に話し掛けた。
「・・・・・・阿部さん。くじに細工しましたね?」
「ふっ、分かった二コル・・・・・・」
二コルの言った通り、阿部はあのくじに細工を施していた。
「ええ。艦長がイザークになるように、ですよね?」
「ひゅう♪聡明じゃないの二コル」
気の短い彼に通信士は無理、冷静さに欠ける彼にCICは無理、車の運転がヘッタクソ(機動戦士阿部さんSEED、
オーブ潜入編参照)な彼に操舵手は無理という事で、阿部はイザークが艦長になるように仕向けたのだ。
「賢い男は好きだぜ二コル。今晩どうだい?」
「当然ご一緒させてもらいます」
だけどそんな男が艦長やっちゃいけないだろ常識的に考えて・・・・・・

ヴェサリウス、ブリッジ。
まんまとヴェサリウスを強奪したフロスト兄弟は、とあるポイントに向かっていた。
「で、これからどうするの、兄さん?」
艦を操舵しているのはオルバ。彼は二種免許を持っているので、艦の操縦もお手の物だった。
「ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk・・・・・・」
シャギア兄さんは、艦長席に座りながら携帯電話でkskしていた。
「兄さん!」
「待てオルバよ。もうじき1000なのだ。おっとうp会場スレを建てないとな」
「どうせ釣りだよ兄さん・・・・・・」
「プラント最高評議会の議員(人妻、子持ち)がおっぱいをうpすると言っているのだ。なら例え釣りの確率が高かろうと
kskせねばなるまい?」
「・・・・・・分かったよ兄さん。僕も手伝うよ」
「すまんなオルバよ。ニュー速VIPだ」
「ここだね。ksk、ksk、ksk、ksk、ksk・・・・・・」
そして10分後。
――『釣りですたwww』
「・・・・・・。こんな世界はさっさと滅ぼさねばならんな、オルバよ」
「何回釣られれば気が済むんだよ兄さん・・・・・・」
AW世界でもシャギアは幾度となくガロードに釣られていたのだが、それはまた別の話。
「で、兄さん。これからどうするんだい?」
「オルバよ。我々は戦艦を手に入れた。では次に何をすればいい?」
「そうだね・・・・・・連合のお偉いさんの所に行って戦意を煽る、かな?」
「惜しいなオルバ。確かにそれは最優先で行わなければならない事だが、それ以前にまずは自身の戦力を盤石なものに
する事が先決だ」
「戦力って・・・・・・大丈夫だよ兄さん。ヴァサーゴもアシュタロンもここにあるし、軍そのものを敵に回さない限りは
僕達二人だけでもやっていけるよ」
「ああ、それはもっともだ。しかしなオルバよ、我々二人がMSで出撃したとして、一体誰がこの艦を動かすというのだね?」
「あ・・・・・・」
221初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/18(日) 02:47:21 ID:???
確かにザフトや地球軍の全てを相手にするというのでなければ、ヴァサーゴとアシュタロンだけでも充分対抗出来るだろう。
しかしそれは自身の戦力がまっとうに機能すればの話。二人が出てしまっては、この艦はもぬけの空――
ただのでかい的になってしまうのだ。
「最低限操舵手は必要だ。艦を動かす者がいなければ戦場から離脱する事もままならんからな」
「そんな事にあっさりと気付くなんて・・・やっぱり兄さんはすごいや!!流石だよ兄さん!!」
「ふっ、そう褒めるなオルバよ。ニヤついてしまうではないかニヤニヤ・・・・・・」
「でも、一体どうやって人員を集めるのさ兄さん?」
「その点に関してはなんの問題もないぞオルバよ。既に手は打ってある」

プラント市街、貸しビル。
ミラージュコロイド搭載駐車場、マルキオパーキングにヴェサリウスを停めた彼らは、あらかじめ借りておいた
このビルの一室に赴いていた。
ちなみにマルキオパーキングとは裏の駐車場であり、どのような素性の戦艦、MSであろうとも「誰でもウェルカム」な
駐車場だ。外壁はミラージュコロイドで隠されているので、ザフト、連合に見つかる事はない。
駐車料金は一時間5000円と法外だが、その分戦場で強奪したヴェサリウスでも問題無く駐車出来た。
「で、兄さん。・・・・・・この格好は何?」
「何、とはなんだオルバよ。別におかしな格好ではないだろう?」
折りたたみの机を前にパイプ椅子に座る二人。
彼らはスーツ姿だった。しかし双子のはずなのに新入社員っぽく見えるオルバと違ってシャギアはスーツ姿が
板に付いているように見えるのはどういう事なのか。
「面接にはスーツ、常識ではないかなオルバよ」
「・・・・・・面接?」
「そうだ。これを見るんだ」
そう言ってシャギアは、求人雑誌のとあるページを開いた。
『(株)フロストカンパニー
本社は今、戦艦の乗組員を募集しています☆
経験者、未経験者は問いません!世界に復讐したい方、ニュータイプが憎くて憎くて仕方ない方は今すぐお電話!
我がフロストカンパニーでは、そういった人材を急募しています☆
もちろん電話無しでもOK!○月×日にマルキオ第24ビルの13号室に来ていただければ
その場で面接を行います!
さぁ、キミも僕らと一緒に世界に復讐しようじゃないか!!』
「・・・・・・・・・・・・。兄さん何コレ?」
「見ての通りだオルバ。人材が欲しければ求人する、当然の事ではないか」
「兄さん!こんな怪しげな内容の広告を見て誰が来るっていうのさ!!」
「ふっ、まだまだ青いなオルバよ。いいかオルバ、世界という所にはな、復讐したくて復讐したくてたまらない
人間というものが数多くいるのだよ。そんな彼らがこの広告を見てみろ。まるでMSにたかるバルチャーの如く
この場に詰め掛けるに違いない」
「例えいたとしてもこんな怪しい会社に誰が来るって言うんだよ兄さん・・・・・・」
がちゃ
「あの、すみません。雑誌を見て来たのですが・・・・・・」
「ほら、来たではないか」
「・・・・・・!?す、すごい、本当に来るなんて!やっぱり僕はまだまだ青二才だったよ兄さん!!
流石兄さん、目の付け所が違うよ!!」
「ふっ、そう褒めるなオルバニヤニヤ」
222初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/18(日) 02:49:20 ID:???
「あの、面接は・・・・・・?」
「おっと失礼。まぁ、かけたまえ」
「はい。失礼します」
面接に来たのは、金髪の女性だった。凛とした顔の、やや冷たい印象のある女性。
――「うほっ、良い女・・・」
――「その言い方やめてよ兄さん。流行ったらどうするのさ・・・・・・」
「ん、ごほん。ではまず名前から訊こう」
「はい。アビー・ウィンザーです。アカデミーの通信士科卒です。ですが、ブリッジの仕事ならば一通り
こなす事が出来ます」
「ほう、それは頼もしい。実戦経験はあるのかな?」
「いえ。配属フラグが立ちませんでしたので」
「それは悲しい事だな・・・・・・気持ちは分かる。我々もニュータイプフラグが立たなくてな・・・・・・」
「兄さん」
「おっと、すまんなオルバよ」
ニュータイプかどうかはフラグの問題ではなく資質の問題です。
「では志望動機を聞かせてもらおうか。ここに来たからにはやはり、世界に恨みを持っているのだろう?」
「もちろんです。世界に復讐が出来ると聞いて飛んできましたので」
「詳しい話は聞かせてもらえるのかな?」
「はい。まずは先ほども言いましたように、私の配属フラグの消滅です」
アビーがミネルバに配属されるには、メイリンがアスランと脱走しなければならない。
しかし阿部さんSEED DESTINYではアスランは単独で脱走しており、それ以前にアスランに女と脱走するという
考えは存在しない。そもそもグフでなくガズウートなので、デスティニーとレジェンドに追われては中の人は
ミンチより酷ぇや。
その結果、メイリンの代わりに通信士となるはずのアビーはその出番を奪われたのだ。
「しかも私が出る予定だったスペシャルエディションは没になる始末・・・・・・」
ちなみにサブタイトルは『最強伝説アーサー』。作者が『最強伝説黒沢』を読んで書こうと思ったものであり、
しかし一巻しか手元になかったので書くのを断念したものである。
「ショーンやゲイルでさえ出られたのに、私だけがミネルバからオミットされたのです。ですから私は復讐を誓い、
そしてその契機となるこのフロストカンパニーで働こうと決意したのです」
次におまえは「そういやショーンとゲイルって議長と一緒に本国に帰ったよね?あの後あいつらどうなったの?」
と言うッ!!ちなみに訊かれても答えられませんのであしからず。
「よし採用!」
「早い、早いよ兄さん!!」
「ふっ、オルバよ・・・・・・決断の遅い人間は好機を逃がすものなのだよ」
「そ、そうだけど、でも・・・・・・」
「私では不満ですか、オールバックさん?」
オールバックだからオルバ・・・・・・なんて事はないよな?書きながら思ったけど。
「・・・・・・そうだね。確かにキミの志望動機は素晴らしいものだったけど、それだけじゃ僕らの艦を任せるには
及ばないよ」
「これを見ても、ですか?」
223初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/18(日) 02:51:15 ID:???
そう言ってアビーは、鞄からファイルを取り出した。
「こ、これは!?」
そこにファイルされていたのは、免許だった。
通信士資格は元より、操舵手、CIC、艦長。調理師免許やユンボルの操縦免許まであり、もはや彼女に出来ない事は
ないと言えるほどの数だった。
「ふっ、分かったかオルバよ?このスキル豊富なアビーという好機を逃がすわけにはいかない理由が」
「こ、ここまで見抜いていたなんて・・・・・・すごいよ兄さん、流石だよ!!」
「そう褒めるなニヤニヤ」
「では採用、という事でよろしいのですか?」
「もちろんだ。ようこそアビー、我がフロストカンパニーへ」
「はい。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします」
こうして、ヴェサリウスに新たなクルーが配属された。
「しかしこれほどの数の資格・・・・・・よく取れたね」
「出番がなくて暇でしたから」
「さて、時にアビーよ。歓迎会も兼ねてこれから私の愛馬でドライブにでも行かないか?」
そう言ってアビーの肩に腕を回すシャギア。
「お断りします」
しかしアビーはその腕を振り払い、言った。
「男性に興味はありません。美幼女、美少女、美女を見つけたら私の前に連れてきてください」
「――!?」
――「お、オルバよ、まさか彼女は・・・・・・」
――「・・・・・・そう、みたいだね」
――「ビアン総統閣下であらせられたとは・・・・・・採用は見送るべきだった・・・・・・」
――「兄さん?彼女の腕を買ってたんじゃなかったの?」
――「――!?も、もちろんだともオルバよ!まさかこの私が彼女が良い女だからという理由で採用するはずが
あるはずないではないか!!」
――「そうだよね・・・・・・ごめん兄さん、少し疑っちゃったよ」
――「わ、分かればいいんだオルバよ。はは、ははは」
「それでは早速艦に案内してください」
「あ、ああ・・・・・・ついてきたまえ」
・・・・・・色々と問題はあれど、とりあえず艦を動かせる人間をフロスト兄弟は手に入れた。
ちなみにあの怪しげな広告で面接に来たのは、アビーが最初で最後だった。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第七話〜アイシャは阿部種世界そのものからオミットされております〜
224通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 03:10:37 ID:???
そういやショーンとゲイルって議長と一緒に本国に帰ったよね?あの後あいつらどうなったの?
225通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 03:31:33 ID:???
ハッテン中
226通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 05:59:24 ID:???
2ch漬けのフロスト兄弟wwwしかも釣られてるwwwwwwwwww
あと何気にアビー登場wwwしかもレズwwwwwwwww

この勢いで消息不明のミゲルや、ノンケに戻ったハイネ(切痔)、オミットされたアイs
>アイシャは阿部種世界そのものからオミット
( ゚д゚)・・・

( ゚Д゚ )
227通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 07:35:18 ID:???
VIPPERかよ・・・
228通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 07:58:01 ID:???
エザリアヒドス
229通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 08:37:37 ID:???




               ,rッ-ー-、
  OK、総帥ゲト     >、,.メ‐、゙、
     ,r'⌒ヾ` 、     {、. _,.r リ ノ  流石だよね僕ら。
    ,f r、 ミ yξ      ヲ '~* レト、
    { r-ミ''._ )゙_リ      ,.>、‐_ノ /`l
     )(リ ー rf     ,.へ |>/    |
   /レ t * __.r′  / ̄ ̄ ̄7       |
 -‐f \ `ーァ'ヽ  /アナハイム/        |
230通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 09:25:56 ID:???
面接だからイオナズンが来ると思ったぜ
231通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 09:26:17 ID:???
>>226
してみると、>>187は兄さんだったのか。

ところで…、こっち見んな。
232通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 11:49:31 ID:???
やべえwwww
どいつもこいつもクオリティ高すぎるwwwww

で、阿倍さんがCICって……いい男効果でゲイボルクミサイルとか付きそうだな。
233通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 12:37:52 ID:???
アビーに泣いたwwww
234通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 13:07:10 ID:???
兄弟が言ってるので思ったんだが。
エレクチオンペニス号にもパイロット要員居ない気がするんだぜ?

阿部さんが生身で実体を持った分身でもしない限り。
235通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 14:06:39 ID:???
乙ー

兄弟で釣られてるwww
嘘を嘘と見抜けないと2ch(に限らず)使いこなすのは難しい。

>オールバックだからオルバ・・・・・・なんて事はないよな?書きながら思ったけど。
ウィッツとロアビィの名前のネタを考えるとありそうだぜ((((;゜д゜)))ガクガクブルブル
236通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 16:42:41 ID:0MsBt1P3
それはそうとユンボルって操縦する物じゃないけど
まあ気にするな俺は気にしない
237通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 17:10:47 ID:???
>男性に興味はありません。美幼女、美少女、美女を見つけたら私の前に連れてきてください

ハルヒwwwwwwww
238通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 17:19:50 ID:???
マユがピンチだ。
239通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 17:32:35 ID:???
激ワロスなスレはどうやらここのようだな
240通常の名無しさんの3倍:2007/03/18(日) 20:28:15 ID:???
> AW世界でもシャギアは幾度となくガロードに釣られていたのだが、それはまた別の話。
あんだけ北米にコロニー落ちても2chの鯖稼動してんのかよwwwwww
241通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 01:09:06 ID:???
インモラル、売るよ!
※GAYコントローラーとは別売りです。
242通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 01:22:36 ID:???
阿部さんとアビーは対立するのか利害関係の一致で協力するのか。
243通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 10:56:52 ID:???
アベとアビーって響き似てるよな
244通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 12:48:05 ID:???
生き別れの兄妹とかそんな感じか?>アベとアビー
245通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 14:00:42 ID:???
対極に位置してるけどな
246通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 14:14:39 ID:???
むしろ利害一致でタッグ組むんじゃね?
247通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 15:02:52 ID:???
しかしこのフロスト兄弟、いかりや+仲本工事の臭いがプンプンするなwwww
248通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 21:09:58 ID:???
>>247の発想に脱帽

しかし言われてみれば確かにそう見える
249通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 23:48:15 ID:???
ダンダンダン
オルバ「誰だー?」
シャギア「お前の兄ちゃんだぞー」
オルバ「本当に本当に兄さんかぁー?本当の兄さんならこれが出来る筈だ
ボキャ天時代の江頭2:50のネタを混ぜつつ、ガロード・ランの真似」
シャギア「へへ、いわゆるポールどアップってやつ?」
ガラガラガラ
オルバ「うわ〜ゲス〜い、やっぱり本物の兄さんだー」

つまりはこういう事か!?
250通常の名無しさんの3倍:2007/03/20(火) 00:46:55 ID:???
竜王「世界の半分を貴様にやろう」



阿部さん「うほっ。良い条件じゃないの」←食べ頃の男全員Getアビー「検討に値しますね」←食べ頃の女全員Get
竜王「へ?」←老人ホーム開設
251通常の名無しさんの3倍:2007/03/20(火) 01:05:29 ID:???
イザーク、売るよ!
252通常の名無しさんの3倍:2007/03/20(火) 20:19:49 ID:???
関係のない話なんだが
今日部屋の掃除をしていたら専門学校時代の学祭できたつなぎが出てきた。

一瞬
ウホッwww阿部さんだwwwと思ってしまった。

うん、いまでは後悔している。
だが反省はしない
253通常の名無しさんの3倍:2007/03/20(火) 21:16:40 ID:???
乙であります

ワロスww兄弟釣られすぎwwwww
最強伝説アーサーの内容が気になるw
254初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/21(水) 01:00:04 ID:???
「把握しました」
マルキオ駐車場に停泊中のヴェサリウス、そのブリッジにて。
電話帳並に分厚いヴェサリウスの説明書を閉じ、アビーはシャギアに問うた。
「それで、私はどこを担当すればよいのですか?」
「君は通信士科卒だったね?」
「ええ」
「加えて操舵、CIC、艦長も出来る、と?」
「はい。ブリッジの仕事なら一通りは」
「よし。じゃあ全部やってもらおう」
「了解しました」
「無理は承知だけど人がいないから・・・・・・え?」
「どうかしましたか、オルバさん?」
「い、いや、だって・・・・・・」
こんな無茶な要求は流石に通らないだろうと思っていたオルバは、あっさりと承諾したアビーの
言葉に戸惑った。
「ふっ、オルバよ・・・・・・私の目に狂いはなかったという事だ」
「・・・・・・!?こ、ここまで見抜いていたなんて!すごいや兄さん!!流石だよ兄さん!!」
「ニヤニヤ」
「シャギアさん。あまり人前でニヤけない方がよろしいかと」
「だらしないニヤけ顔も、私がすれば様になるというものだろう?」
「・・・・・・」
「なんとか言うんだアビー」
「私に暴言を吐かせるおつもりですか?」
「うむ、何も言わなくていい」
「助かります。しかし一人で全てをこなすとなると、このブリッジに若干の改良が必要となります」
「その辺りは全て君に一任しよう」
「それでは工具をお借りしたいのですが」
「うむ。オルバよ、すまないが工具を取ってきてもらえないか?」
「分かったよ、兄さん」

ヴェサリウス、艦内通路。
工具を持ってブリッジに向かう途中、オルバは厳重に封鎖されたドアとすれ違った。
「ここは・・・・・・?」
板を打ち付けられた、立ち入ろうとする者全てを拒むドア。
――「兄さん、なんだか怪しい部屋があるよ」
――「オルバよ。この艦は悪の母艦なのだ。怪しい部屋などむしろウェルカムではないか」
――「そうだけどさ兄さん。なんかよくない感じがするよこの部屋。なんかこう、ピンク色の
気配が・・・・・・」
――「ピンク色だと・・・・・・!?オルバよ、今すぐその部屋を開くのだ!」
――「・・・・・・分かったよ、兄さん」
255初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/21(水) 01:01:57 ID:???
兄が何を期待しているのかを理解してしまったオルバは、渋々そのドアの板を外しにかかった。
「これでよし、と」
――「じゃあ開けるよ、兄さん」
――「いや待てオルバよ、私が開けよう」
――「大丈夫だよ兄さん、僕は別にそんなのに興味はないから」
――「ほう?流石は私の弟だ。本やDVDに頼る必要はないと見える・・・・・・ククク」
――「そ、そんな事はないよ兄さん!僕だってたまには――」
――「たまには、か・・・・・・そうだな、私の弟は女にモテモテだからな・・・・・・ククク」
――「ひぃっ――!?ご、ごめんよ兄さん!」
兄の怒りにうろたえたオルバは、誤ってドアの開閉スイッチを押してしまった。
「あ――」
ドアが開かれ、そしてオルバの目にその部屋の全貌が映し出された。
「ひ、ひぃっ!?」
――ドアのプレートには、『アスラン・ザラ』と書かれていた。

ドタドタドタ――
「に、兄さん!!」
血相を変えたオルバが、ブリッジに駆け込んできた。
「どうしたオルバ、そんなに慌てて。狼狽は悪の美学に反するのではないか?」
「僻み妬みも美学に反すると思いますが」
「ふっ、アビーよ・・・・・・手厳しいな」
――「しくしくしく」
心の中でシャギアは泣いた。
「それより兄さん!この艦は呪われてるよ!!」
「どういう事だ、オルバ?」
「あの部屋は、とても正気の沙汰じゃない・・・・・・!」
「ほう?それは少し興味が湧いてきたな。どれ、私も見てみようじゃないか」
アビーに工具を渡し、二人はブリッジを出た。
そして問題の部屋の前。
「・・・・・・開けるよ、兄さん」
「ああ」
そして開閉スイッチを押すオルバ。
「こ、これは・・・・・・!」
露になった部屋の全てを見たシャギアは、思わず洩らした。
その部屋の壁には、少年の顔が映ったポスターが隙間なく貼り付けられていた。床には丸められたティッシュが
多数転がっており、部屋の持ち主がここでナニをしていたのかは明白だった。
「これって、まさか・・・・・・」
「ああ。この部屋の持ち主は、どうやらゲイブリッジ大佐であったようだ・・・・・・」
ポスターだけではない。アルバムを手に取るとそこにはやはり同じ顔の少年が映っており、しかも何故か
張り付いて開かないページもあった。
言うまでもない事だが、映っている少年とはキラ・ヤマトの事である。アスランが去った後もこの部屋は放置され、
誤って兵士が入らないように厳重に封鎖されていたのだ。
「兄さん、どうしようこの部屋・・・・・・」
「ふむ、なかなかに可愛い顔の少年ではないか・・・・・・」
256初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/21(水) 01:03:32 ID:???
「兄さん!?まさか兄さん、モテなさ過ぎてそっちの道に――!?」
「冗談だオルバ。しかし・・・・・・今なんと言った?」
「――!?いやっ、何も言ってないよ!!?うん、何も!星条旗に誓って何も言ってないよ!!」
「そうか・・・・・・なら信じよう」
「・・・・・・ほっ」
星条旗をポケットにしまうオルバ。
「しかしどうするか・・・・・・この部屋をアビーが見たら発狂し兼ねん。士気を下げるのは好ましくないな」
「そうだね。・・・・・・思い切って焼却しちゃおうか?」
「いい案だオルバ。こういうのは派手にやるのがベストだ」
「じゃあ火炎放射器取ってくるね!」
そう言ってオルバは、再び格納庫へ向かった。

「――!?」
ミネルバ、レクリエーションルーム。
何かよくない気配を察知し、アスランはソファーから立ち上がった。
「どうしたんですかアスランさん?」
「や、焼かれる・・・・・・」
「はぁ?――ってまさか、連合軍が核を!?」
「焼かれる――キラの写真が焼かれる!!」
「・・・・・・なんだ」
またいつもの病気か、とシンは再び雑誌に目を落とした。
「シン!それがどういう事かおまえには分からないのか!?」
「分かりませんよ。まったく、少しは落ち着いたらどうです?」
「落ち着いてなどいられるか!!いいかシン!キラの写真を焼かれるという事は、おまえにとっては
マユ・アスカの写真を焼かれるのと同じ事なんだぞ!?」
「なんだって!?誰かがマユの写真を焼こうとしているのか!?」
「そうだ!なら阻止するしかないじゃないか!!」
「はい!でも一体どこで焼かれようとしてるんですか、マユの写真は!?」
「ヴェサリウスだ!!」
「ヴェサリウスって、あの奪われた艦の事ですか?でもヴェサリウスの位置は特定出来てない――」
「俺には感じ取る事が出来る!!シン、今すぐタリア艦長に掛け合ってくるんだ!」
「り、了解!!」
257初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/21(水) 01:05:40 ID:???
「ダメよ」
シンの申し出を一秒で却下したのは、ミネルバ艦長のタリア・グラディス。軍のお金で私腹を肥やす悪い人だ。
「そんな!お願いします艦長!マユの写真が焼かれようとしてるんです!!」
「少しは私情を隠しなさい。それにねシン、今この艦にはパイロットが不足しているの。とてもじゃないけど
単独で行動なんて出来ないわ」
レイは軍を辞め、ハイネは痔で入院中なので、今のミネルバにはシン、アスラン、ルナマリアしかパイロットが
いなかった。しかもMSも一機はガズウートたんなので、実質戦力になるのは二人だけだった。
「だから諦めてちょうだい」
「・・・・・・」
しかしそんな事で諦めるシンではない。シンは懐から手帳を取り出し、それを読み上げた。
「セイバー購入に際し軍から受け取った金額が一億円、そしてセイバーの金額が80万円・・・・・・」
「――!?」
「残りの9980万円はどこに行ってしまわれたのですか?」
「あ、あなた・・・・・・脅迫するつもり!?」
「マユのためなら手段なんて選びません!お願いします艦長!艦を出してください!!」
「・・・・・・、はぁ」
タリアは深くため息をついて、そしてこう言った。
「分かったわ。ただし、条件があります」
「はい!何でも言ってください!」
「・・・・・・その手帳をこちらに渡しなさい」

「アスランさん!艦長が許可をくれました!!」
「そうか!よくやったぞシン!今晩どうだ?」
「食事ですか?それでしたらルナ達と食べますので結構です」
「いや、そういう事ではないんだが・・・・・・まぁいい。それじゃあ早速準備にかかるぞ!」
「はい!見てろよ知らない人・・・・・・マユの写真を焼こうとする奴がどういう目に遭うか、その身に刻んでやる・・・!」
大いなる勘違いを乗せたまま、ミネルバはヴェサリウスの停泊している駐車場に向けて発進した。

「これは・・・・・・!」
光の速さでブリッジの改良を終えたアビーは、真っ直ぐこちらに接近する艦の反応を見て眼を細めた。
「・・・・・・ミネルバ」
ミネルバ。それは自分が配属される予定だった艦であり、そして自分の居場所を奪った艦。
アビーは胸に怒りの火を灯し、艦内放送用のマイクを取った。
「シャギアさん、オルバさん。敵が接近しています。ただちにMSデッキで待機してください」
それだけ言うとアビーはマイクを置き、艦長席を囲むようにして取り付けられたキーボードを目に見えぬ速さの
指さばきで操作し始めた。
「システム、オールグリーン。・・・・・・ヴェサリウス、発進します」
エンジンに火が灯り、ヴェサリウスはマルキオ駐車場から発進した。
258初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/21(水) 01:07:53 ID:???
ガモフ、ブリッジ。
「・・・・・・お?」
今まで何の反応も示さなかったとあるポイントに、突如として艦の反応が浮かび上がった。
「イザーク、どうやら獲物さんが姿を見せたようだぜ」
「なんだと!!それは本当か!?」
「ああ、間違いない。通常のナスカ級の数倍のゲインだ。これは間違いなく俺が改造したヴェサリウスのものだ」
「よし、ディアッカ!すぐにそのポイントに向かえ!!」
「了解、イザーク艦長!」
急速転身、ガモフは一直線にそのポイントへと向かった。
「・・・・・・おや?どうやら俺達以外にもそこに向かってる艦があるようだ」
「なんだと!?一体どこのどいつだ!?」
「ミネルバだ」
「ミネルバ・・・・・・アスランの艦か!?」
「アスランか。懐かしいじゃないの」
「そう言えばヴェサリウスに開かずの間ってありましたよね」
「とある女性隊員が誤って入って卒倒したという、あの部屋か・・・・・・」
その女性隊員とはシホ・ハーネンフース。まぁセリフもクソもなかったのでこんな扱いだった。
「・・・・・・イザーク、まさか俺のヴェサリウスに女を乗せたのか?」
ギラリ、と眼光を放ちつつイザークを睨みつける阿部さん。女を艦に乗せるという事は、阿部にとっては
許し難い行為だった。
「――!?いや、あれは上層部の命令で!!」
「じゃあオシオキをしないとなぁ・・・・・・」
「ま、待て阿部!今は作戦行動中だ!そのような行為は――」
そう言いつつも、ケツを差し出すイザーク。
「問答無用!フンッッ!!」
「ア ッ ー!!」
ブリッジにイザークの嬌声が響き渡った。
259初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/21(水) 01:08:37 ID:???
『いよいよ始まるね、兄さん』
「ああ。我ら二人の初陣だ」
ヴェサリウス、MSデッキ。
シャギアはヴァサーゴに、オルバはアシュタロンにそれぞれ搭乗していた。
『アルザッヘルでは何の手応えも感じなかったけど、今度のはどうかな・・・・・・』
「どうやら一味も二味も違うようだぞ、オルバ」
『そう・・・・・・楽しめそうだね、兄さん』
「期待しようではないか。・・・・・・それよりオルバよ」
『なんだい、兄さん?』
「火炎放射器と消火器を間違えるのは、少しやり過ぎではないか?」
『・・・・・・ふふっ、そうだね、兄さん』
『ハッチ開放。MS、発進してください』
「了解した。・・・・・・よし、行くぞオルバよ」
『了解、兄さん』
ガンダムヴァサーゴと、ガンダムアシュタロン。
「シャギア・フロスト、ガンダムヴァサーゴ出るぞ!」
『オルバ・フロスト、ガンダムアシュタロン出る!』
CEの漆黒の闇の中に、AWの悪魔はその身を投じた――


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第八話〜アスランニュータイプ説浮上〜
260通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 01:19:55 ID:???
>>259 乙でありますwwwwwwwwwwwwww
やばいwwwwwwwアスランwwwwwwwwww
なんでこいつ・・・こういうとき強いんだろう
261通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 01:24:33 ID:???
GJであります!
シホの扱いひどすwwwwwww
262通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 01:48:41 ID:???
GJ
でもセイバー代の引き算が間違ってるぞシンwww
263初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/21(水) 02:12:01 ID:???
>>262
俺バカスwwwwww
264通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 02:27:20 ID:???
265通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 02:48:50 ID:???
>うん、何も!星条旗に誓って何も言ってないよ!!
ディランとキャサリンw
相変わらず小ネタが容赦ねえ
266通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 03:24:13 ID:???
シンの「見てろよ知らない人」に吹いたw
267通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 03:27:25 ID:???
フロスト兄弟とアビー
さらに、タリア艦長が加われば最強じゃね?
268通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 03:44:09 ID:???
タリアwww横領wwwww
269通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 04:56:09 ID:???
なぜ初代1氏はこうも毎回クオリティ高く出来るんだwww
シンアスランテラワロスww

そしてアビーだが…
阿部さんと同じ匂いがするw
270通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 07:00:02 ID:???
>>269
つまり、阿倍さんとアビーで平和的な竜王の取引が行われるって
言いたいのかあんたはーーーー!

ってかどいつもこいつもいい加減にしろwwwww
271通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 09:42:45 ID:???
全ての男を求める阿部さんと全ての女を求めるアビー
272通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 10:12:34 ID:???
「セイバー購入に際し軍から受け取った金額が一億円、そしてセイバーの金額が80万円・・・・・・」
「――!?」
「残りの9980万円はどこに行ってしまわれたのですか?」

ちょww微妙にちがくね?
273通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 11:44:33 ID:???
シンの頭だから、それでおk。
274通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 11:45:14 ID:???
わ、わかったぞ!
謎は全て解けた!!!!

タリアは追加予算を申請してたんだよ!!しかもソレをまるまる横領していたんだ!!!
275通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 12:21:42 ID:???
つうか、オリジナルのセイバーでも1億円だったのか。
ケチっても普通に導入してても欠陥品だったんだな。アスラン哀れな奴。
276通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 14:48:00 ID:???
シンはマユの写真が焼かれるってことで引き算が出来なくなったんだよ。
てか何処の業者からセイバー買ったんだよ。
277通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 14:57:01 ID:???
ジャンク屋じゃネーノ?
278通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 15:31:42 ID:???
どうせだからシホ以下女性キャラもヴェサリウスに乗せれば?
279通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 18:08:01 ID:???
ちなみに現実では陸自の90式戦車は初期は1両10億円。
後期は量産効果で1両7億5千万円くらいまで下がった。
空自のF-15は1機100億前後で、アメリカの本国仕様が2800万ドルと言われてる。

ワンオフ機が1億って…下手すりゃ量産効果で価格減少してるガズウートより安くないか?w

ついでに言うと海自のCIWSという機関砲があるけど、これの弾丸が1発7万円。
(日本は劣化ウランが使えないので高価で精度の高いタングステン弾を使ってる)
CIWSは毎分3000〜4500発撃てるんだけど仮に毎分3000だとすると、
なんとたった29秒で1億円に達しちゃうw

セイバーって秋葉の路地裏のジャンク品並みの値段だなwwww
280通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 18:26:34 ID:???
まあ、レートなんていくらでも変動するからなぁ。

ちなみに、プラントは知らんが、地球圏ではアースダラーという通貨が無印種
で出ている。
281通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 19:30:46 ID:???
ところで、
「涼宮ハルヒの憂鬱」と「ウインザー・アビーの憂鬱」って書くと
似てるよね
282通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 19:31:12 ID:???
何気に兄弟が出撃してるときのヴェサリウス、ゲイボルク無効なんだな
阿部さんと戦える唯一の戦艦?
283通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 20:09:35 ID:???
>>282
つ(MS
女の場合はボコボコ、実践済み。

……でも、ここのアビーなら、アビーならなんとか(ry
284通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 20:54:17 ID:???
名前に「ユリ」の付く神話の武器ってなにかあったっけ?
英雄、人物名ならユリシーズってのもあるんだが・・・
285通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 21:49:33 ID:???
百合姉妹
286通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 21:55:22 ID:???
ゆりかもめ
287通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 21:59:03 ID:???
ユリ・ゲラー
288通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 22:02:21 ID:???
ユリア
289通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 22:33:04 ID:???
薔薇、菊、百合の三つ巴か!?
290通常の名無しさんの3倍:2007/03/22(木) 06:44:37 ID:???
アビーは、女版阿部さん……あれ?
291通常の名無しさんの3倍:2007/03/22(木) 08:55:35 ID:???
ユリアン
292通常の名無しさんの3倍:2007/03/22(木) 09:42:53 ID:???
>>290の設定で同じような物を作ったらどうなるんだろうと思ってしまった。
293通常の名無しさんの3倍:2007/03/22(木) 11:47:05 ID:???
シホ逃げてー!><

 だがそれもいいw
294通常の名無しさんの3倍:2007/03/22(木) 14:23:41 ID:???
は?
295通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 08:27:34 ID:???
>>292
こっちは棒付いてないからシャイニングフィンガー風になるんだろうか?
巧みな指技で。
296通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 12:37:13 ID:???
>>295
阿部さんにとって最強の敵(ライバルにあらず)現るだな。
獲物が違うから戦わないけどな!
297通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 14:59:13 ID:???
男はゲイになり女は百合になる
人類滅亡だな
298通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 16:39:33 ID:???
ストレートが食い止めてくれるよ
299通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 18:36:05 ID:???
>>298
ちょ、おま

女にストレートってマジやばくね?
300通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 18:43:19 ID:???
アベ
アビー

今気付いたが名前も似てるな
301通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 19:21:17 ID:???
302通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 20:31:28 ID:???
君の姿は僕に似ている
303通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 21:04:50 ID:???
漢女と書いてオトメと読む
304初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/24(土) 03:23:17 ID:???
『じゃあまず僕が仕掛けるよ、兄さん』
「ああ。しかし我々の目的を忘れてはならんぞ、オルバ」
『了解、兄さん』
MA形態に変形したアシュタロンは、今しがた敵艦から発進してきた三機のMSに向かって行った。
「さて、お手並み拝見と・・・・・・ん?」
アシュタロンを見送ったヴァサーゴは、別方向から向かってくる艦の反応を察知した。
『シャギアさん。こちらにもう一隻の艦が接近しています』
ヴェサリウスにも反応があったようで、シャギアの乗るヴァサーゴにアビーからの通信が入ってきた。
「ああ、こっちでも確認済みだ。詳細は分かるか?」
『形状はザフトの戦艦ガモフのそれですが、航行速度は明らかにガモフのものとは異なっています。
おそらく何らかの改良が施されているものと思われます』
「そうか。では私はそちらに向かおう。アビーはその位置で待機だ。いつでも離脱出来るようにしておけ」
『いえ、シャギアさん。私もミネルバの撃墜に向かいます』
「・・・・・・確かミネルバだったな、おまえが配属される予定だった艦は」
『はい。ですからミネルバはなんとしても自分の手で落としたいのです。許可をお願いします、シャギアさん』
「・・・・・・いいだろう。ただし時が来たら命令に従ってもらう」
『了解しました』
通信が終わると同時にヴェサリウスは艦首の向きを変え、ミネルバの元へと向かった。
「さて、では私はあっちだ・・・・・・」
そしてヴァサーゴは、新たに飛来してきた戦艦に向かってバーニアを吹かした。

「イザーク、お客さんが来たぜ?」
ガモフ、ブリッジ。
モニターには、毒々しい赤のMSが真っ直ぐこちらに向かっている様子が映し出されていた。
「こちらはガモフ!そこのMS、応答してください!」
二コルがそのMS――ヴァサーゴに通信を入れる。
少しした後に返ってきた声は、阿部以外は聞き覚えのある声だった。
『誰かと思ったらニコルではないか。私はシャギア・フロストだが、何か用か?』
「シャギアさん!?それに乗ってるのはシャギアさんなんですか!?」
『同じ事を二度も言わせないでもらいたいな。一度でいい事を二度言わなければならないという事は、
そいつが頭が悪いという事だからな』
「シャギア貴様!!よくそんな口が利けるな!!」
『その声は・・・・・・ブチャラティか』
「イザークだ!それよりすぐに投降しろ!そしてヴェサリウスを返せ!!」
『それは出来ない相談だ。あの艦は我々の目的のために必要なものだからな』
「そうか。・・・・・・なら覚悟しろ!ディアッカ、突撃だ!!」
「了解!!」
ディアッカはアクセルを目一杯踏み、艦首をヴァサーゴに向けるべく舵を思いっきり回した。
305初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/24(土) 03:25:01 ID:???
と――
バキッ
「あ」
「どうしたディアッカ!?」
「舵蛾物故われた」
「なんだと!?」
舵は回転したまま外れ、ごろごろとブリッジを転がっていった。
「くそっ!ディアッカ、逆噴射だ!!」
「了解!!」
ペダルを思いっきり踏むディアッカ。
と――
メキッ
「あ」
「今度はどうしたディアッカ!?」
「ペダル蛾物故われた」
「なんだと!?」
勢いよく踏んづけたため、逆噴射ペダルはその中央から割れてしまった。
「あ、そこらへん直すの忘れてた」
「あ、阿部貴様!!!」
「ゴメン」
「ごめんで済むか!!このままではどこまでも飛んでいってしまうぞ!!」
宇宙空間には空気抵抗が無いので、一度付いた慣性は止めない限りずっとそのままである。
このまま放っておけば、ガモフはあのジェネシスの二の舞になる事は明白だった。
「ざっと計算したところ、4339年と3ヶ月後にはナメック星に到着出来そうだ。長生きしないとな」
「バカな事を言ってる場合か!!」
「やれやれ、冗談が通じないんだから」
そう言うと阿部は席を立ち、ブリッジの扉へ向かった。
「どこに行く気だ阿部!!」
「MSデッキさ。とりあえず止めないとやばそうだしな」
「MS・・・・・・インモラルか!?しかし出来るのか?MS一機で艦を止めるなど・・・・・・」
「ふっ・・・・・・忘れたのかイザーク?」
「なに・・・?」
「良い男に不可能はないんだぜ?」
ぱちっとウインクをして、阿部はブリッジから出て行った。
306初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/24(土) 03:27:19 ID:???
『キラの写真を焼こうとしたのはおまえかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
『マユの写真を焼こうとしたのはおまえかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
『この泥棒がぁ!!』
「こいつら、動きが・・・・・・!?」
inぱりーんなMS二機と、でっかい砲門を携えたMS。
彼ら相手には流石のオルバも防戦一方だった。
「くそっ、こいつら!!」
常軌を逸した彼らの動きに、オルバは苦戦を強いられていた。
まずデスティニー。このMSは最新機に相応しい動きで着実にオルバを追い詰めていた。
それは機体性能だけのものではない。パイロットの能力がまさに常識外れ――人の規格外のもの
だったので、AW世界でも屈指のパイロットであるオルバも苦境に立たされていた。
そしてガズウート。このMSはまさにウンコ、劣悪な性能なはずのだが、何故かこちらの攻撃が当たらない。
並以上のパイロットでも瞬・殺!されてしまうようなこのMSをこうまで扱える者がいるとは、中の人はある種の
変態なのではとオルバは思った。しかし性能故にFCSがデタラメなので、実際はただ鬱陶しいだけの
ものなのだが。
そして一番信じられないのがブラストインパルスである。インパルスの砲撃は、明らかに味方を狙っての
ものだった。それは精密で正確、回避の難しいポイントに的確に砲撃していた。ぶっちゃけ一番恐ろしいのは
インパルスだった。戦場では強い敵よりも、何を考えているのか分からない敵の方が数倍恐ろしいのだ。
『キラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
『マユぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!』
まぁその点で言えば残りの二機も充分恐ろしいのだが。
『冷静になってください、オルバさん』
背後からの援護射撃。母艦であるヴェサリウスがこの戦場にやってきた。
「アビー!兄さんは!?」
『シャギアさんは別の敵へ向かっています。それよりオルバさん、落ち着いて下さい』
「そうは言っても、こいつら・・・・・・!」
少しでも気を抜くと必殺必中のビームが飛んでくる。CEのMSに比べて装甲の厚いアシュタロンでも、こうも
連続で攻撃を受けてしまってはいずれは撃墜されてしまう。
『大丈夫です。策はあります』
「本当かい?」
『はい。彼らについての調べは尽くしてあります。お任せを』
するとヴェサリウスのハッチが開き、そこから細かい何かがパラパラと流れ出た。
「あれは――」
オルバが言うより早く、ガズウートが反応を示した。
『キラ!!!!!!』
そう叫ぶと、ガズウートは真っ直ぐその『細かい何か』に向かって行った。
「・・・・・・何を流したんだい?」
『写真です。あなた方が焼き払おうとした、キラ・ヤマトの』
「すると、あれはあの部屋の持ち主か。・・・・・・それにしても」
砂粒程度にしか視認出来ないような物をよく写真だと分かったなと、オルバは内心驚いた。
307初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/24(土) 03:29:31 ID:???
『何してるんですかアスランさん!?』
『バカヤロウ!!キラの写真がばら撒かれているんだ!!なら回収するしかないじゃないか!!』
『なんだって!?じゃあそこにはマユの写真も!!?』
『何を言ってるんだシン?なんでヴェサリウスにマユ・アスカの写真があるんだ?』
『え?いや、だってアスランさん、マユの写真が焼かれるって・・・・・・』
『ははは、バカだなぁシン。そんなのその場のノリで言ったに決まってるじゃ・・・・・・はっ!?』
『あ・・・・・・あんたって人はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
そしてデスティニーもガズウートの後を追った。ただそれは写真の回収ではなく、先輩の首を獲りにだが。
『・・・・・・計算外ですが、これで二機、と』
「一番恐ろしいのはあいつだよアビー。なんであいつは味方を撃っていたんだい?」
『あれはただの誤射です』
「・・・・・・誤射?」
『はい、誤射です』
「やけに洗練されてたけど・・・・・・」
『そういうパイロットなのです。それではオルバさん、ここは私に任せてあなたはシャギアさんの元に向かってください』
「分かったよ。だけどくれぐれも落とされないでよ?それは大事な母艦だからね」
アシュタロンは向きを変え、兄の元へと向かった。

「阿部高和、インモラル出るよ!!」
高速航行するガモフから、肉色のMS、インモラルガンダムが発進した。
「さて、まずは、と」
インモラルはガモフ以上の速度で回り込み、艦首を正面に捉える。
『あ、阿部!!ぶつかるぞ!?』
『危ないですよ阿部さん!!』
『ボンドで直るかな、舵・・・・・・』
そしてインモラルは両腕を広げ、真正面からガモフを受け止めた。
「フンッッ!!」
衝突の衝撃が艦を襲う。
『ぐっ!!な、なんて無茶を!!』
『で、でもインモラル、ガモフ共に損傷はありません!!』
『ぎゃぁぁぁぁ!ぼ、ボンドが目に!?』
「そしてフンッッ!!」
阿部は思いっきりバーニアを吹かし、ガモフの速度を殺していった。
『す、すごいじゃないか阿部!!』
『ガモフの速度が落ちていきます!!』
『目がッ、目がぁぁぁぁぁぁッ!!』
徐々に、そして確実に、ガモフはその速度を落としていく。
そして数分後、ガモフはようやくその動きを止めた。
「いっちょ上がり」
『よくやった阿部!』
『さすがです阿部さん!!』
『だれか いしゃ たのむ』
「褒めるなよ・・・・・・ペニスが疼いちまう――」
308初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/24(土) 03:31:37 ID:???
安堵の空気が立ち込める中、不意に阿部は鋭い殺気を感じだ。
「こいつはまずい――」
素早くガモフを上方に投げる阿部。
そして次に彼の目に映ったのは、黒い宇宙空間に映える紅いビームだった――

「ほう?アレを止めるか・・・・・・」
インモラルがガモフを止める様子を黙って見ていたシャギア。
『まだまだ僕らの知らない事がたくさんありそうだね、兄さん』
「そのようだな。しかし・・・・・・」
事が終わったのを確認したシャギアは、ヴァサーゴの腹部を開かせた。
『安心は油断に繋がる・・・だね、兄さん』
「その通りだ。奴らは今船を止めた事に安堵している事だろう」
腹部の砲門――メガソニック砲の砲門にエネルギーが充填される。
「それこそが致命的な隙なのだ――」
そして充填が完了すると同時に、メガソニック砲がガモフに向けて発射された。
数秒後にはガモフの船体を穿つであろう紅い光。
しかし――
「――なに?」
なんとガモフが、まるで投げられるようにして上方へと位置をずらした。
『兄さん!』
「艦を投げるか――しかし!」
それを投げたMSはガモフのいた場所の延長線上――即ちメガソニック砲の直線状にいた。
「貴様には死んでもらう――!」
肉色のMSにかわす術はなく、ほどなくして紅い光はそのMSに命中した。
『やったね兄さん!』
「・・・・・・」
撃墜は目に見えて明らかだった。メガソニック砲の直撃を受けて、無事で済むMSはいない。
だというのに、シャギアは嫌な予感が払拭出来なかった。
「・・・・・・オルバよ、そろそろ退却だ」
『え!?どうしてだい兄さん!?』
「ここは奴らを殲滅するステージではない。それに我々には新たにすべき事が出来た・・・・・・」
『すべき事・・・・・・って、それは?』
「ああ・・・・・・あのMSの撃墜方法を探す事だ」
『撃墜って・・・・・・え!?』
「さてオルバよ、退くぞ。こうなった以上長居は無用だ」
『り、了解兄さん!』
ヴァサーゴとアシュタロンは、ヴェサリウスに送った合流ポイントへと向かった。
――無傷のままこちらを見つめる、肉色のMSを背に。
309初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/24(土) 03:32:43 ID:???
『こいつ、落ちろっ!!』
ブラストインパルスの放つケルベロスを回避しつつ(と言っても勝手に外してくれているが)、ヴェサリウスは
真っ直ぐミネルバに向かって行った。
「ルナマリア・ホーク・・・・・・あなたの相手は後でじっくりして差し上げます」
後でじっくり、とはもちろんX指定な事なのだが、それはひとまず置いといて。
「まずは艦を沈めさせてもらいます」
操舵と平行して艦の砲門をミネルバに向け、順次ミネルバに向けて放つアビー。
『回避しつつタンホイザー照準!!』
しかし相手も新鋭艦、巧みにこちらの砲撃をかわし、主砲で応戦してくる。
「さすがにやりますね・・・・・・けど」
ヴェサリウスの艦前方に陽電子リフレクターが展開し、タンホイザーを完全に防ぐ。
「ビーム兵器は無意味ですよ、タリア艦長」
阿部の魔改造により、このヴェサリウスには様々な装備が取り付けられていた。
その一つがこの陽電子リフレクターである。あまり目立たなかったけど、この艦は最初の大戦では
無敵戦艦として名を馳せていた。
『こんのぉ、調子に乗ってぇ!!』
後方からの砲撃。相変わらずの誤射かと思われたが、しかしケルベロスはヴェサリウスに命中した。
「こんな事があるはず・・・・・・なるほど、そういう事ですか」
ケルベロスはヴェサリウスに命中したが、しかしルナマリアは相変わらず誤射をしていた。
カラクリはこうだ。ルナマリアは確かにミネルバに向かって誤射砲撃を放った。しかしその時ミネルバ、ヴェサリウス、
インパルスは同一直線状にいた。つまりルナマリアのミネルバへの誤射の通り道にヴェサリウスがいて、その結果
ヴェサリウスにケルベロスが命中したのだ。
「損傷は軽微・・・・・・しかし鬱陶しい事には変わりありませんね」
アビーがとある武装のスイッチを押すと、ヴェサリウスの側面に無数の穴が開いた。
『な、何よコレ!?』
そしてそこから触手が伸び、それらはあっと言う間にインパルスの体を絡め取った。
「この艦の設計者は何を考えていたのでしょうか・・・・・・?」
ヴェサリウスの秘密武装その2、テンタクラーロッド。最初の大戦では使われる事のなかった、
良い男を無傷で捕獲するための兵器だ。
「色々な方面から怒られそうですが・・・・・・」
アビーは心の中で呟いた。
――ルナマリア・ホーク、ゲット。
彼女をこのまま持ち帰りアレコレイケナイ事をしてしまおうと、アビーは胸の中でほくそ笑んだ。
だがまずはミネルバの撃墜。インパルスを絡めたまま、アビーは砲撃を浴びせていった。
『アビー、時間だ。退却するぞ』
しかしそこで、シャギアからの撤退命令が届いた。
「もう少しで落とせるのですが」
『言ったはずだぞアビー。命令には従ってもらうとな』
「しかし・・・・・・いえ、了解しました」
310初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/24(土) 03:34:29 ID:???
命令は絶対――軍人にとっては基本中の基本である。
良い女を捕獲出来ただけでも良しとしよう――
そしてアビーは、インパルスを捕らえたままヴェサリウスを転身させたのだが――
『ルナーーーー!!』
ガズウートをバラしたデスティニーが、ヴェサリウスに向かっていた。
「――シン・アスカ!?」
そしてアビーが気付いた時には既に、インパルスを捕らえていた触手は断ち斬られていた。
「しまった・・・・・・私とした事が」
ルナマリアを捕らえた事で、アビーは多少浮ついていた。
その油断が隙を生み、インパルス・・・・・・ルナマリアをみすみす奪い返されてしまった。
「・・・・・・仕方ありませんね」
再度奪い返したいところだが、下されている命令は撤退。アビーはそのままヴェサリウスを走らせ、合流地点へと向かった。

「まだ直らんのか!?」
ガモフでは、舵とペダルの修復作業が行われていた。
「そうカッカしなさんなって。あと少しで終わるからさ」
「しかし、こうしている間にも!!」
「イザーク!ヴェサリウスがこの宙域を離脱していきます!」
「なんだと!?阿部!さっさとしろ!!このままでは見失うぞ!!」
「まぁまぁ。あいつらとはまた会えるさ」
「そんな保障がどこにある!?」
「おや?知らないのかイザーク?」
「なんの話だ!?」
「良い男同士は惹かれ合うんだぜ?」
この世界のものではない、二機のMS。
そのパイロットを阿部は、良い男であると見抜いていた。

ヴェサリウス、コンピュータルーム。
「しかし驚いたね、兄さん」
「ああ、そうだな。まさかメガソニック砲を受けて無傷とはな・・・・・・」
ノートパソコンを囲んで、兄弟は語り合っていた。
「データを洗ってもあのMSの詳細はどこにもない・・・・・・彼は何者なんだろう?」
「さてな。しかしオルバよ、一つだけ分かっている事がある」
「・・・・・・それは?」
「彼は我々の宿命のライバルだという事だ」
そう言ってシャギアは、ブラクラをゲットしていた。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第九話〜ヴェサリウスに漂う、このやっちまった感はいったい・・・・・・〜
311通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 03:53:25 ID:???
ちょwwwガズウートたんと凸の運命はwwww
312通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 04:03:25 ID:???
初代1氏GJ!
ディアッカwwwwwww
313通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 05:30:03 ID:???
このときのガズウートの性能どうなってるんだろう・・・
運動たぶん80くらいだと推定すると・・・(旧スパロボ設定で)
これくらいか?
80+398←反応だか回避の値
そして一番信じられないのがブラストインパルスである。インパルスの砲撃は、明らかに味方を狙っての
ものだった。それは精密で正確、回避の難しいポイントに的確に砲撃していた。ぶっちゃけ一番恐ろしいのは
インパルスだった。戦場では強い敵よりも、何を考えているのか分からない敵の方が数倍恐ろしいのだ。
『キラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
『マユぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!』
何故ブラストにルナを乗っけるwwwwwwwwwwwwwww
というかこの二人の凶暴具合GJwwwwwwwwwwwwwwwww
フロスト兄弟はこのスレだと流石兄弟の流れか・・・こりゃパワーアップが楽しみだ
インモラルは純粋に最高。パワーアップしないでここまで褒め称えれる機体なんぞ早々無いからな
で、痔悪化の容態は?
314通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 05:41:50 ID:???
GJ!!
ていうかアスラン、ここ宇宙ですがwww>ガズウートたん
そして迂闊で残念な男wwwww


ホントに皆いいキャラしてるなw
315通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 08:30:10 ID:???
は、はやくアビー×豚マリアを!
316通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 08:35:14 ID:???
>>314 一応連座2だとガズウート宇宙出せれるよ(Gジェネポータブルでも)
317通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 08:57:09 ID:???
>『その声は・・・・・・ブチャラティか』

ちょwwwww声優違うぞ
318通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 13:31:38 ID:???
アビーwwww
アビルナとは斬新なwwww
ぶっちゃけメイリンが仮に捕まったらすごいことされそうだな。

アビー「アナタが脱走しなかったせいで・・・ふん!」
メイ「アッー♪」
319通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 13:39:19 ID:???
メイリンは阿部さんに惚れてるからな〜
そこら辺の絡みが面白そうだわw
320通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 13:44:27 ID:???
>>318
その「・・・ふん!」が拳なのかどうなのかが気になるところだ
321通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 14:14:43 ID:???
フィストfry
322通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 15:07:54 ID:???
        /: : :\ヽ、: . :`丶、: : . \( /   _ハ__
       /: : / : :/`丶、 、: . : . `丶: :辷!-‐-<__仁vヽ
        /: : ´: /     `丶 、:`ヽヽ_ム-‐〈 ヘコ〉人
      ,゙: . :l : . /          `丶ミ、(∧  ヽ二ノ |〔
      l: : :l,、≠                ム∧    |ノV
      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二\ヘ__ノl;」ノ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !  や  ら  な  い  か  し  ら  ?
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !  
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
        `!                    /
 r‐''"´ ̄ ̄`ヽ     ゙  ̄   ̄ `     /´;: ̄ ̄ ̄`ヽ
 |: 〕. . . . . : ;;;;;;;;〉      ー ─‐       ,〈;;;;;;;;; . . .   〔 .}
 〈_‐ニニニヱヽ/_ \             /く;;r;;;:二二`_ヽ_〈
    ̄フ;;;;;_∠二イ \           /  ! \_;;;;;;;;;;;;、‐''"
 _ -√´    ;;;;;;|   ヽ ____  '´   '│ /;; ̄`"' ゞ、
323通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 15:10:42 ID:???
今夜はそっとアビーに期待だな
324通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 15:12:00 ID:???
>>318
女の子に「アッー!」は可哀想だ、せめて「らめぇぇぇ!」程度にしてあげれwww
325通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 15:22:28 ID:???
ブラクラゲットしたのかよw
326通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 15:31:41 ID:???
>>317
ヒント:おかっぱ
327通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 16:04:27 ID:???
>――ルナマリア・ホーク、ゲット。
このアビー、どこかで見たキャラだと思ったら、
某罵りドS受けエロシスターに似てるんだ。

アビーに罵られ隊ハアハア
328通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 16:16:23 ID:???
マーボウでも食ってろ
329通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 18:08:22 ID:???
(∵人∵)
330通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 18:11:10 ID:???
>>329が虫の頭に見えるか尻に見えるかでノンケかどうか判断する事が出来るんだぜ?
331通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 18:32:16 ID:???
二匹のララモンが手を合わせて…
332通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 18:38:20 ID:???
(∵*∵)
333通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 18:05:49 ID:???
ガロティファが来たときの、阿部さん&アビーの反応が見たい。
334通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 20:43:57 ID:???
今日オナニーしてて
「もう少しでイクッ」
ってときに電話がかかってきて、びっくりした拍子に自分に顔射してしまった・・・・






すごく鬱だorz
スレ違いスマン
335通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 20:58:14 ID:???
>>334
今からそっち行くから、拭かずに待ってろ
336通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 20:58:40 ID:???
まとめ更新マダー?
337通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 22:00:53 ID:???
まとめ更新って管理人さんだろ?
いい男探しに海外行ってるぞ
338通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 22:30:02 ID:???
>>333
阿部さんはいい男だからMSに乗っていない時は邪魔しないと思う。
339通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 23:02:57 ID:???
アビーはルナマリアにロックオンしたか・・・・・・
阿部さんはギャグで済んだが、アビーとルナマリアだと真性の18禁になりそうだなw
340通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 23:44:37 ID:???
つかルナとシン微妙にフラグ立ってる?
でもまぁ妹命のシンはフラグ潰しまくるだろうな。
341通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 23:58:46 ID:???
>>340
少なくとも声だけは気に入ってた。
んで速攻振ったからたぶんくっつくのは無理。
342通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 00:00:03 ID:???
ルナは大切な「仲間」であって、マユ以外の女には興味ないだろな
343通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 00:18:23 ID:???
あれじゃね?
マユ>>>>>(超えられない妹の壁)>>>>>>>ルナ>(超えられるかもしれない声の壁)>他の女

つまり奴のシスコンに隙はない。
344通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 00:29:23 ID:???
ルナとくっ付いて超シスコンから並みのシスコンになったら、
唯一阿部さんと戦える存在から普通の赤服よりまぁ優秀程度にパワーダウンしてしまいそうだしな。
345通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 03:31:19 ID:???
種死編のエンディングでルナ→シンのフラグ立ってたぜ
346通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 20:56:23 ID:???
フラグが立っても超えられないのが阿部クオリティー。

大体シンが変態じゃなくなったら出番なくなるだろwwww




しかし今スレは女の出番多いなw 阿部さんお怒りじゃね?
347通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 22:03:04 ID:???
アビーが女を集めて男から離せば阿部さんも面倒にならなくていいのだろうか?
348通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 23:01:49 ID:???
ふと考えたがもしインモラルユニコーンというのが
あれば頭にもゲイ・ボルグがついているんだろうな…
349通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 23:30:30 ID:???
うぅ、さすがにスカルフ××クはグロだなぁ
350通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 00:38:24 ID:qMEJK4Z/
そろそろゲイ・ジャルグとゲイ・ボウを取り付けてもいいと思うんだ
351通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 00:39:31 ID:???
すまんageちまった
352通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 01:38:16 ID:???
破穴の紅菊、必貫の黄菊、ちょっと違うかwwwwww
353通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 03:21:05 ID:???
遅レスだが>>313
ブラストにルナが乗ってる理由は、タリア艦長がシンと凸を証拠隠滅と言う名の
抹殺するために乗せたんじゃね? 
354初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/27(火) 04:38:29 ID:???
舵とペダルの修理が終わった頃には、既にヴェサリウスの姿はなかった。
「すぐに準備しろ貴様ら!追撃するぞ!!」
「いや、ちょっと待て」
逸るイザークに異を唱えたのは阿部。彼は既に全裸となりて己の暴君を扱いていた。
「な、何をしている阿部!!そういう事は俺のベッド・・・じゃなくて自分の部屋でやれ!!」
「忘れたのかイザーク?今うちの操舵手はこんな感じなんだぜ?」
「前が見えねぇ」
ガモフの操舵手――ディアッカはボンドで目をやられたため、とても艦を動かせる状態ではなかった。
「そ、そうだったな。しかし阿部、それと貴様のせんずりはどう関係があるんだ?」
「こういう関係さ・・・・・・フンッッ!!」
絶頂。すごく大きい金玉から供給された精液は、そのままディアッカの顔に降り注いだ。
「――!?な、なんだよこのネバネバとして且つ芳醇な香りと濃厚な味わいの素敵液体は!?」
「俺の精液だぜディアッカ」
「精子の活発な動きが目に見えるよう・・・・・・はっ!?」
そこでディアッカはようやく気付いた。自身の双眼がその機能を取り戻しているという事に。
「見える・・・・・・俺にもブリッジが見えるぜ!!」
「すごい・・・・・・」
「まさか阿部の精液にそんな効能があったとは・・・・・・!」
真珠ペニスでズタズタにされたアナルですら一瞬で治癒させてしまう阿部の精液。
ボンドで潰れた目の治療など朝ファックに等しき児戯だった。
「よぅし、それでは改めて追撃を開始する!!」
それぞれが所定の位置につき、ガモフはヴェサリウスの消えた方角へと針路を取った。
「って、ちょっとタンマ」
と、動き出した辺りで阿部が制止をかける。
「どうした!?」
「救難信号だ。ここからそう遠くない位置・・・・・・あのジャンクからだ」
宇宙空間を漂う悲惨なジャンク。どう見ても生存の可能性が見られないようなその残骸から、ガモフに
救難信号が送られていた。
「なんだと!?よしニコル!通信を繋げ!!」
「こちらはザフト軍所属の戦艦ガモフです!応答願います!」
ニコルが呼びかけると、そのジャンクから返事が返ってきた。
『・・・・・・たぁ〜すけてくれ〜』
「――!?この声・・・・・・アスラン!?」
阿部が発見したジャンク・・・・・・それは、シンのデスティニーにバラバラにされたガズウートの残骸、
そのコクピットブロックだった。
『もしかして・・・・・・ニコルか?』
「そうです!こんなところで何やってるんですかアスラン!?」
『いやちょっと同僚に・・・・・・いやそんな事より助けてくれ!もう酸素も残り少ない!』
「わ、分かりました!」
「何をやってるんだあいつは!!」
「よし、ちょっくら阿部さんが行ってこよう」
355初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/27(火) 04:39:25 ID:???
そして数分後、ガモフのMSデッキ。
「た、助かった・・・・・・」
無事救助され、アスランはほっと安堵の息をついた。
「アスラン貴様!!」
「イザーク・・・・・・相変わらずだな、その血気盛んなところは」
「何スカした顔をしている!!貴様はいったい何をやっているのだ!!」
「何って・・・・・・ミネルバのクルーをやっていたんだが」
「アカデミートップの貴様が何故ガズウートなどで出撃してあまつさえダルマ以上の悲惨な状態に
なっていたのかを訊いているんだ!!」
「それは後輩の逆鱗に触れ・・・・・・ゲフンゲフン!なに、ちょっと不運が重なっただけさ」
「どう不運が重なればアカデミートップのエリートがガズウートで出撃→ダルマなんて事になるんでしょうか・・・?」
「色々あったのさ、ミネルバではな・・・・・・」
本当に色々あった。その『色々』はどれもロクなものではなかったので、アスランは話そうとはしなかったが。
「じゃあとりあえずミネルバに連絡を入れておきますね。そう遠くには行ってないでしょうから、
もしかしたらすぐに帰れるかもしれません」
そう言ってブリッジに向かうニコルを、アスランは肩を掴んで止めた。
「・・・・・・アスラン?」
「その事なんだが・・・・・・よかったら俺も一緒に行かせてもらえないか?」
「え?でも・・・・・・」
「ヴェサリウスが奪われたんだろ?あれは俺達が初めて配属された艦だ。なら俺もその奪還に
協力するしかないじゃないか!」
「なるほど・・・・・・確かにあれはアスランにとっても思い出の深い艦ですからね。分かりました、ミネルバの艦長には
なんとか掛け合ってみます」
「よろしく頼む。・・・・・・今ミネルバに帰ったらシンに殺されるからな(ボソッ」
「何か言いました?」
「い、いや何も!それよりみんな、これでクルーゼ隊の再結成だな」
アスラン、イザーク、ディアッカ、ニコル。それに阿部も加わり、この艦はかつて戦場を駆けたクルーゼ率いる
ヴェサリウスと同じ様相を呈していた。
「ふん!今の隊長はクルーゼ元隊長ではなく俺だがな!」
「まさかまた五人でバカやれる日が来るとはね」
「と言っても、艦はガモフですけどね」
「ひゅう♪賑やかになってきたじゃないの」
「よし!それじゃあ今日からこの隊は新生クルーゼ隊だ!みんなで力を合わせて頑張ろう!!」
おー、と拳を高々と突き上げるアスラン。
「「「「いや、さすがにそれは引く」」」」
「・・・・・・」
やはり誰も乗ってくれなかった。
356初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/27(火) 04:40:58 ID:???
ミネルバ、レクリエーションルーム。
「アスランさん、ガモフに乗る事になったんだって」
「ふぅん・・・・・・」
メイリンから事情を聞いたルナマリアは、レクリエーションルームで漫画を読み耽るシンにそう伝えた。
「・・・・・・逃げたな」
「え?」
「いや、なんでもないよ」
そう言って再び漫画に目を落とすシン。アスランが何を思ってガモフに乗ったのかは手に取るように分かった。
まぁバラした挙句ほったらかしにした本人が思うのもなんだが、無事に救助されたのかとちょっぴりだけ
安心もした。
「・・・・・・はっ!?」
――この状況・・・・・・もしや!
今のミネルバにはパイロットは二人だけしかいない。もちろん他のクルーは腐る程わんさかいるのだが、
予定がぴったり合うのは同じパイロット同士であるシンとルナマリアのみ。いつもシンを追い掛け回すアスランも、
ウザ系先輩のハイネもいない。
「・・・・・・ちゃぁ〜んす」
そう。この状況はまさに、シンと二人きりになれる好機だった。
この好機を逃がす手はない。ルナマリアはさっそくアプローチをかけた。
「ねぇシン?ヴェサリウスの追撃任務は終わったのよね?」
「そうだな。もうあの艦を追いまわす必要はなくなったし」
マユの写真がないと分かった以上、ヴェサリウスに用はない。パイロットが一人欠けた事もあり、ミネルバは
本国へと針路を取っていた。
「じゃあプラントに帰ったらさ、どっか遊びに行かない?遊園地とか、映画とか」
いわゆるデートのお誘い、というやつである。
妹に根こそぎ男を取られているとはいえ、ルナマリアは可愛いと言っても差し支えのない女性だ。
特殊な性癖を持っていないのであれば、彼女からデートの誘いを受けて断る男はいないだろう。
「ごめん、俺用事あるから」
だがシンはそんなルナマリアの誘いを、脊髄の反射速度を超える早さでお断り申した。
「よ、用事って?」
「マユから写真が送られてきたんだ。それ愛でるから悪いけどヨウランとか誘ってよ」
残念な事に、シンは特殊な性癖の持ち主だった。
皆の知っての通り、シンは重度のシスコンである。しかもそれは「妹可愛いよ妹」などという生易しいものではなく、
本気で結婚する気でいるから困る。
「・・・・・・」
目の前に立ちはだかるシスコンの壁。その壁はあまりに高く、そしてあまりに強固。もしシンのシスコンの壁を
ATフィールドに例えるなら、それは使徒13匹掛かりでも傷一つ付けられない鉄壁の壁となるだろう。
ってかゼオライマーがダース単位でメイオウ攻撃を行っても「そよ風ッスかwwww」てな感じになるだろう。
何が言いたいのかと言うと、もしシンがエヴァンゲリオンのパイロットで彼がスパロボに参加したのであれば、
著しいゲームバランスの崩壊を呼び起こすだろうという事である。
「く、くじけないわよ・・・・・・!」
その壁に無謀にも挑まんとするルナマリア。
・・・・・・姉妹揃って難儀な男に惚れたものである。
357初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/27(火) 04:42:23 ID:???
ところ変わってヴェサリウス。
「それで、今後の方針は?」
キーボードに囲まれた艦長席に座るアビーが、副艦長の席に座るシャギアに問うた。
「ふっ・・・・・・」
含み笑いをしつつ、ワイングラスの中の液体をくゆらすシャギア。
「シャギアさん。作戦行動中はアルコールは控えてください」
「その心配は要らない。これはワインではなくオロナミンCだからな」
よく見ればしゅわしゅわと泡立っていた。
「兄さんはアルコールの類がダメなんだ」
「酔うのは己の美学のみに留めねばな・・・・・・」
「――!?上手い、上手いよ兄さん!!酒に酔うを美学に酔うと掛けるなんてすごいクオリティだよ兄さん!!」
「そう褒めるなオルバよ・・・・・・」
ニヤニヤするシャギア。別に上手くはない。
「それで、今後の方針は?」
改めて問うアビー。だんだんシャギアへの対応の仕方が分かってきた。
「そうだな・・・・・・この先には何がある?」
「このままですと、地球軍の月基地アルザッヘルに行き着きますが」
「そうか・・・・・・よし、ならば次の目的地はそこだ」
「アルザッヘル・・・・・・ですか?」
「そうだ。何か問題でもあるのか?」
「これはザフトの艦です。そして今プラントと地球は一触即発の状態です。それなのにノコノコとヴェサリウスで
アルザッヘルになど行っては、蜂の巣にされるだけかと思います」
「ふっ、アビーよ・・・・・・まだまだ青いな」
ワイングラスの中身(オロナミンC)を飲み干し、更にシャギアは続ける。
「この状況下で我々はザフトの艦に乗っている。しかしながら我々はザフトではない。ザフトでない者がザフトの
艦に乗っている理由など一つしかないと思うのだが、どうか?」
「素性を抜きにするならば、奪った・・・・・・という事ですか?」
「その通りだ。我々はザフトの艦を奪った。ではアビー、ザフトの軍艦・・・・・・しかも今現在実戦配備されている艦を
その戦場から奪おうとする者とは一体どういった者だ?」
「ジャンク屋や傭兵がそんな危険を冒すはずはありませんので・・・・・・やはり地球軍のスパイですか?」
「良い答えだ。ディ・モールト素晴らしい。そう、我々は地球軍のスパイなのだよアビー」
ザフトに侵入した地球郡のスパイならば、ザフト製の艦に乗っていても不自然ではない。それは艦ごとザフトの
情報を奪ったという事になるからである。
確かにシャギアの言い分は理に適っているのだが、
「ですが、実際の私達はスパイではありません。最悪ザフトのスパイだと思われて拘束される恐れがあります」
そもそも実際はスパイでもなんでもない。むしろ両軍の敵であるテロリストに近かった。
「アビー・・・・・・私達兄弟を誰だと思っているのだ?」
ちょっぴりお馬鹿な変態兄弟です・・・・・・とは言えなかった。
「私達は悪の美学を追求し極めんとする者だ。なればこそ、寵愛を受けるは必然かと思うのだが」
「・・・・・・運任せという事ですか?」
「ただ運に身を任せるだけの者に美学を語る資格はない。・・・・・・オルバよ、例の物だ」
「はい、兄さん」
358初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/27(火) 04:43:13 ID:???
するとオルバは、三枚のカードをポケットから取り出した。
「これは・・・・・・?」
「IDカードだ。・・・・・・地球軍のな」
それぞれシャギア、オルバ、アビーの顔写真の付いたIDカード。IDカードとはつまり身分を証明する物であり、
これさえあれば連合軍の基地を我が物顔で歩く事が出来る。
「それは分かります。分かりますが・・・・・・」
当然これは偽造したものである。しかもこれを作るに当たってシャギアは連合軍のメインコンピュータに侵入してデータを
書き換えたというわけでもなく、ただ単に『連合の基地で問題なく使える』という、機械を騙すだけの代物だった。
例えるならCD−RにコピーしたCDのような物で、聴くのは問題無く出来るがちょっと調べればすぐに偽者と分かって
しまうようなものだった。
「なに、心配は要らない。本格的な書き換えはアルザッヘルで行えばいいだけの話だ。我々が正式なアルザッヘルの
軍人であると打ち込んでしまえば、これはまさしく本物の連合軍のカードとなる」
「それはかえって危険なような気がします。私達がアルザッヘルの者ではないという事は、アルザッヘルの兵士
にはすぐに分かってしまうのではないですか?」
「確かにそうだ。我々はアルザッヘル基地の者ではなく、どこか別の基地のスパイとしてアルザッヘルに行くのだからな」
そもそもアルザッヘル基地はザフトにスパイを送り込んではいない。故にシャギア達がスパイとしてアルザッヘルに
行くには、アルザッヘル基地以外の基地のスパイとして振舞わなければならない。
「だがそれも心配は要らない」
シャギアは新たにオロナミンCをグラスに注ぎ、こう告げた。
「我々が書き換えた頃には、アルザッヘル基地は壊滅しているからな」
359初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/27(火) 04:44:01 ID:???
ガモフ、ブリッジ。
とりあえずヴェサリウスの逃げた方角にガモフは向かっていた。
「今のところ反応はなし、か」
アスランが呟いた。
アスランの担当はCIC。索敵したりミサイル撃ったりとCICは割と忙しいので、人手は多い方がいいという理由で、
彼は阿部と共にCICの任に就いていた。
「くそっ、どこに逃げたんだあいつらは!!」
イザークが苛立つ。宇宙はヤバイくらいに広いので、戦艦のようなデカブツでも捜すのは一苦労だった。
「何か情報でもあればいいんですけどね・・・・・・」
ニコルが呟く。
するとそれに呼応するかのように、阿部のモニターにとある反応が生まれた。
「おや?これは・・・・・・」
「どうした阿部!?見つけたか!?」
「これは・・・・・・間違いない、ヴェサリウスの反応だ」
阿部が見つけたのは、まさにイザークが望んでいたヴェサリウスの反応だった。
「なんだと!?それは本当か!?」
「ああ、それは間違いない。しかし、どうにもおかしい・・・・・・」
「どういう事だ?」
「いや・・・・・・あいつらは俺達から逃げているはずだ。なのにヴェサリウスから広域に渡って電波が発信されている」
追跡者を撒こうとするならば、艦の運行は極限まで慎重なものになる。どこかに通信を入れるなどもっての他、ましてや
今のように無意味に電波を発信するなど、とても考えられない行為だ。
今のヴェサリウスの行為は、まるで見つけてくださいと言わんばかりのものだった。
「ふっ、どうやら向こうにも迂闊で残念な奴がいるようだな!!」
「・・・・・・非グレイトォ」
「阿部!やつらの今いる位置はどこだ!!」
「月周辺・・・・・・アルザッヘルといったところか。しかしイザーク・・・・・・罠かも知れないぜ?」
「構うものか!!それとも貴様・・・・・・まさか臆しているのか!?」
「それは世界で一番の愚問だぜイザーク」
「そうだろうな。貴様は罠だろうとなんだろうと喰っちまう男だからな!」
「そういう事よ。むしろ俺は安心したぜ。おまえが罠と知っても臆さかった事にな」
「ふっ、言うじゃないか。よしディアッカ!針路をアルザッヘルに取れ!!」
「了解!!」
ディアッカは舵を回し、艦首を月に向けた。
「今度こそ覚悟しろシャギア・・・・・・目に物を見せてやる!!」
「今度こそケツにモノを突き立ててやろうじゃないの」
「もうボンドは使わないよ」
「まぁ実際罠でも阿部さんならなんとかしてくれそうですね」
「キラ・・・・・・」
それぞれの思惑を胸に、ガモフはアルザッヘルへと針路を取った。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十話〜細かい事は気にせずお楽しみください〜
360通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 06:37:40 ID:???
>「もうボンドは使わないよ」
ちょwまるみえwww
361通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 12:45:19 ID:???
>「キラ・・・・・・」
アスランwww
362通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 13:43:55 ID:???
ますます混沌としてきたな
363通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 14:15:43 ID:???
アルザッヘル連呼しすぎwwww
364通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 14:56:52 ID:???
アルザヘッルカワイソスww
365通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 15:06:49 ID:???
ルナ→シン、メイリン→阿部さんか・・・・・・
まったくこの姉妹はw
366通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 15:17:53 ID:???
宇宙2強の変態に惚れる姉妹wwwwwバカスwwww
367通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 15:24:22 ID:???
そういや、この作品の場合ってシン>キラが
種割れ時限定とはいえほぼ立証されてるんだよな。
368通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 15:27:49 ID:???
>>367
この世界は変態ほど強い(アスラン除く)
キラは常識人。(むしろ常識人であれほどの強さか・・・)
つまりそういうことだな。

369通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 21:13:19 ID:???
>>338
某鷹の男とイザークは生身で掘られてたけど?


しかしシンのシスコンレベルは天井知らずだな……
370通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 23:08:03 ID:???
>>369
天井知らずっていうか底が無いというかwww
371通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 23:22:18 ID:???
アッー!!ルザッヘル
372通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 23:49:30 ID:???
>>371
次回の内容をワンフレーズで……w
373通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 02:32:55 ID:???
>>368
周りが強すぎるだけでアスランも十分強いはず。ガズウートであれだけやってるし。
変な補正があるキャラは強いな。

阿部:いい男補正
シン:シスコン補正
キラ:嫌変態補正
アスラン:キラ補正
374通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 05:25:17 ID:???
まぁ、10万円MSでまともに戦えという方が無理があるしな
375通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 07:49:02 ID:???
10万円MSって、車に例えるとどんな感じ?
376通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 08:32:11 ID:cqlo40D8
スクラップからパーツを集めて作った・・・くらいかな?
(10万円MS)
377通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 10:04:14 ID:???
アスランは種世界最強だと思うが…
キラホモ補正でVSキラの時は弱いけどな
378通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 13:05:00 ID:???
ていうか強い機体に乗ってるときほど弱いんだな。
正義と隠者は最強クラス機なのに見るも無惨だ
379通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 13:07:29 ID:???
阿部さんとそれなりに戦えるレイもゲイだしな。
クルーゼ隊長も真性ゲイだし。
クルーゼ隊の面々はゲイ化して強くなったのかなってないのか微妙、
ひょっとしたら接近戦じゃルナマリアに劣るかもしれない。
やっぱ先天特殊技能というか生まれつきの性癖の方が強いのかな。
380通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 15:02:14 ID:???
昔からゲイ  →筋金入り
掘られてゲイ →付け焼き刃

ってかんじか
381通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 18:43:47 ID:???
阿部レイ凸は根っから
382通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 19:51:27 ID:???
シンはどうなるんだ?妹が生まれたときからか
383通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 20:11:56 ID:???
>>378
セイバーと勘違いしてないか?
384通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 20:35:04 ID:???
  ∩ _∩
 , '  ̄十 `、
 i    十  l
 |  ,,_  _,|
 N|"゚'` {"゚`lリ よかったのかい?俺はノンケでもかまわず磨いちまう男なんだぜ?
 ト.i   ,__''_ !
 _n,\ ー .イn
(_,,,にi__,l工_)
   l_ノl
   ノ rー──-一-' `───ー一、
  (_j-ー──一' ̄`' ̄ ̄ ̄i!i!i!i!'
385通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 20:41:17 ID:???
>>378
君は宇宙を駆ける隠者の雄姿を忘れてしまったのか
386通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 20:42:03 ID:???
×>>378
>>383
387通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 21:57:53 ID:???
388通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 23:13:06 ID:???
>>383>>385
>>378はこのスレのアスランを言ってるんだと思うぞ。
389通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 23:25:32 ID:???
>>384
イミフに載ってたwwwww
390通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 23:37:03 ID:???
>>389
ホントだwwww
阿部ジロウバカスwwwww
391通常の名無しさんの3倍:2007/03/29(木) 01:47:13 ID:???
>「そよ風ッスかwwww」
ハゲワロタwwwww
392通常の名無しさんの3倍:2007/03/29(木) 01:48:12 ID:???
会社にあった
http://e.pic.to/c1n4p
393通常の名無しさんの3倍:2007/03/29(木) 02:36:29 ID:???
>>392
これ作ったの絶対ねらーだろwww
394通常の名無しさんの3倍:2007/03/29(木) 10:55:46 ID:???
>>387
しまじろうデカ過ぎ
395通常の名無しさんの3倍:2007/03/29(木) 23:16:06 ID:???
保守
396通常の名無しさんの3倍:2007/03/30(金) 03:00:26 ID:???
確信犯としかwwww
397通常の名無しさんの3倍:2007/03/30(金) 22:34:17 ID:???
保守
398初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/31(土) 03:11:10 ID:???
「地球連合軍極秘諜報機関所属、特務大尉のシャギア・フロストです」
「同じく特務大尉のオルバ・フロストです」
「アビー・ウィンザーです」
前話にて連呼されまくったアルザッヘル基地、司令室。
彼ら三人の自己紹介を受けて、基地司令は顔をしかめた。
「初耳だぞ、そんな部署は・・・・・・」
「司令が知らないのも無理はありません。極秘ですから」
「そ、そうか・・・。それで貴殿らはあの艦――ザフトの艦を奪った、と?」
「その通りでございます。宇宙に巣くう蛆虫ことコーディ豚を殲滅する足掛かりとして、ザフトきっての
高性能艦と呼び声の高いヴェサリウスを奪った次第でございます」
「なんかそれと似たようなセリフを先日浴びせられた気がするが・・・・・・それで我が基地に何用だ?」
「いやなに、補給と整備をお願いしたく立ち寄らせて頂いた次第です」
「補給と整備だと?しかし我が基地は今・・・・・・」
今のアルザッヘル基地は所々が破壊され、見るも無惨な状態だった。
「貴殿らが奪ったMSにやられてこの有様だ。とてもそちらに回せる人員は・・・・・・」
「その点はご心配なく、司令。物資さえあれば我々だけで補給と整備を済ませますよ」
「そ、そうか。なら必要な物は整備班の責任者にでも申請してくれ。すぐに回す」
「お心遣い、痛み入ります」
三人は司令に敬礼をし、司令室を出た。
――「上手くいったね、兄さん」
――「ああ。だが大変なのはこれからだ」
既にガモフにはヴェサリウスの位置を知らせているため、時間はあまり残されていない。
「それでは諸君、各々の任に就いてくれ」
「了解、兄さん」
「了解しました」
そして彼らは、別々の方角に足を向けた。
399初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/31(土) 03:12:46 ID:???
ガモフ、MSデッキ。
「出来たよ」
スパナを片手に阿部は、同じくここにいるアスランにそう告げた。
「お、おお・・・!まるで新品同様じゃないか!!」
「なに、これくらい朝飯前さ」
アスランの目の前には、昨日まで後輩にバラされて無惨な姿を晒していた、そして今はロールアウトされたて
とも言えるような姿を見せているMSがあった。
「しかしよかったのかい、ガズウートで?俺はインフィニットジャスティスガンダムだって造っちまう男なんだぜ?」
「いいんだ・・・・・・俺はガズウートが好きだから」
「ひゅう♪いい事言うじゃないの」
長くガズウートに乗っているうちに、アスランはガズウートに愛着を持つようになっていた。
「イカれたFCSは直しておいた。だけど無理はするなよ?新品同様に修理したって事は、結局は従来の
ガズウートのままって事だからな」
「俺だって元はザフトのトップエリートだ。ガズウートだろうがメビウスだろうが戦果を残してみせるさ」
「そうこなくっちゃ」
そしてガズウートの最終調整に入った時、艦内放送が流れた。
『ヴェサリウスの正確な位置が分かりました!ヴェサリウスは今、アルザッヘルにいます!』
「アルザッヘル・・・・・・連合の基地か!?」
「どうやら連合に下るつもりらしいな、あいつらは」
そう言うと阿部は地を蹴り、インモラルのコクピットへ跳んだ。
「出るのか!?」
「ああ。どうやら話し合いは通じそうにないんでね」
「だが阿部!基地にはわんさかMSがいるんだぞ!?それなのに真正面から行く気か!?」
「MSがわんさか来てくれるなら御の字だろ・・・・・・異常性欲者的に考えて」
インモラルのハッチが閉じられ、双眼がビコーンと光る。
「・・・・・・まったく、相変わらずだなおまえは」
そしてアスランも、ガズウートのコクピットへ向かった。

「司令!ザフトの艦影を発見しました!!」
「なんだと!?数は!?」
「一隻です!これは・・・・・・ガモフです!!」
「ガモフがたった一隻でだと!?」
司令はどうにも信じられなかった。
アルザッヘル基地と言えば、(今は損壊しているとはいえ)地球軍の中でも規模の大きい基地だ。
それなのにたった一隻で・・・しかも旧兵器となったガモフでこの基地に向かってくるなど、とても正気の沙汰ではない。
「なんだかよく分からんが、とにかく迎撃だ!」
司令の第一種戦闘配備命令が下り、基地は騒然となった。
400初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/31(土) 03:15:56 ID:???
「来たか・・・・・・」
アルザッヘル基地、中央制御室。
この制御室には、至る所に爆弾が仕掛けられていた。
何を制御しているかは不明。何かを制御しているのだ。
――「オルバよ、首尾はどうだ?」
――「順調さ、兄さん。もうじき補給は終わるよ」
――「そうか。こちらももうじきカタが付く。アビーからの連絡は?」
――「向こうも終わったみたいだよ」
――「では後は奴らがここを潰してくれるのを待つだけだな」
――「兄さん。僕も出撃していい?」
――「オルバよ。今回の我々は勝利する必要などないのだぞ?」
――「それは分かってるよ。だけどあの肉色のガンダムの事、詳しく知りたいんだ」
――「・・・・・・いいだろう。ただしあまり深追いはするなよオルバ。落とされては元も子もないからな」
――「了解、兄さん」
「さて・・・・・・」
最後の爆弾を仕掛け終え、そして時限装置を作動させる。
「短い間だったが・・・・・・さよならだ、アルザッヘル」

アルザッヘル基地、コンピュータルーム。
「・・・・・・、ふぅ」
最後にエンターキーを押し、アビーは一息ついた。
アビーがやっていたのは、データの書き換えだった。彼女の手により、シャギア、オルバ、アビーの三人は
アルザッヘルの正式な兵士になっていた。
もちろんこんな改竄など、少し調べればすぐにバレてしまう。現に特務大尉としてここに来ているので、
彼らがアルザッヘルの兵士であるというデータを残しては「結局おまえらは何者なんだ?」って事になる。
肝心なのはこれからだ。でっち上げた諜報機関を知る者が全て消えれば――アルザッヘルの兵士全てが
消えれば、彼らがアルザッヘルの兵士であるという事を疑う者はいなくなる。
「上手くいくといいのですけど・・・・・・」
全ての作業を終えたアビーは部屋を出て、ヴェサリウスのある戦艦ドックへ足を向けた。
401初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/31(土) 03:17:26 ID:???
「阿部高和、インモラル出るよ!」
『アスラン・ザラ、ガズウート出るッ!』
『いやちょっと待て貴様ら』
今まさにガモフから飛び出さんとする二機に、イザークが待ったをかけた。
「なんだよイザーク。ここでおあずけはなしだぜ?」
『俺達は戦争をしに来たのではない!俺達の任務はヴェサリウスの奪還だ!だからまずは引渡しの
要求をだな――』
『随分と丸くなったなイザーク。昔のおまえなら一番に飛び出しているはずなのにな』
『バカモノ!今の俺は隊長なんだぞ!?戦う事ばかり考えてはいられんのだ!!
貴様こそミネルバでは戦闘隊長を務めていたのではないのか!?』
『・・・・・・・・・・・・。ソーダネ』
隊長を務めた覚えなどないアスランだった。
『だからまずは冷静かつ沈着に――』
と、そこで基地からミサイル飛んで来た。その内の数発がガモフに命中し、船体を大きく揺らす。
『全軍出撃!!奴らに目に物を見せてやれ!!!』
「そうこなくっちゃ。んじゃ改めて、阿部高和、インモラル出るよ!」
『やっぱり相変わらずだな、おまえも。アスラン・ザラ、ガズウート出るッ!』

ヴェサリウス、ブリッジ。
「出港準備、整いました」
「そうか。では手筈どおりにな」
「了解。しかし・・・・・・オルバさんを出してよかったのですか?」
シャギアの立てた計画では、整備不良のためヴェサリウスのMSは出せないという事になっていた。
オルバの出撃は完全に計画外・・・・・・ヘタをすれば計画の破綻を招きかねない。
「なに、心配は要らない。オルバとて引き際は心得ている。まぁ、ちょっと血気盛んだがな」
「そうですか。しかし本当に上手くいくのでしょうか?」
「不安か?」
「正直に申しますと。基地の人間全員を葬り去る事など出来るのでしょうか?」
「アビー。何も基地の人間全てを葬る必要はないのだ。今回の目的は、我々が地球軍で自由に動けるようになる事だ。
基地そのものがデータごと吹き飛べば、どこの基地に行ったとて我々を疑う者はいなくなる。例え行った先でこの基地の
者と出くわそうとも、まさか基地の人間全てを記憶している者などおるまい」
「ですがこの基地の司令と出会ってしまっては――」
「不確定要素は悪事には付きものだよアビー。それを乗り越えてこそ、悪の美学の華が咲く、というものだ」
「・・・・・・そうですか」
一抹の不安を覚えつつ、アビーはキーボードを叩き始めた。
402初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/31(土) 03:19:29 ID:???
「そこだっ!!」
『ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!』
アルザッヘル基地で繰り広げられる戦闘。
数の上では圧倒的に連合有利なのだが、しかし数多のウィンダムはたった二機のMSを落とせないでいた。
『な、なんだこいつらは!?』
インモラルとガズウート。インモラルは言わずもがなだが、ザフトきってのポンコツと名高いガズウートでさえ、
ウィンダム達は落とせていなかった。
「脇が甘いぞ!!」
『ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!』
ミサイル――ファルコーネの直撃を受けて、ウィンダムが爆発する。
『こいつ、ただ者じゃない!各機、散開しろ!!』
『了解!!』
距離を取るウィンダム達。しかしそれは、砲撃機であるガズウートにとっては逆効果。
「相手の武装をよく見ろ!」
すかさず肩のキャノンでウィンダムを撃墜。
「――見ろ、迂闊な事をするからこうなる!!」
『ば、バカな!?』
まったくもって「バカな!?」な出来事だが、それも仕方の無い事。ポンコツとは言え中の人はザフトきってのエース
であり、そしてザフトの中で一番ガズウートを上手く扱える人物だった。
『ええいっ!アルザッヘル基地、援護を頼む!!』
『了解!!』
すると基地から、ガズウートを覆い隠さんばかりの大量のミサイルが発射された。
「そんな物で――!!」
素早くアスランはガズウートを変形させ、キャタピラで地を走行しながら機関砲でミサイルを撃ち落していく。
「これでラスト――!?」
と、そこでガズウートに異変が起こった。
走行中にさっき撃墜したウィンダムの頭を踏んづけてしまい、機体が横転してしまったのだ。
「しまった!?」
立て直そうとするも間に合わず。最後のミサイルはガズウートの左足部分に命中した。
「早く立て直さなければ――」
『もらったぞ!!』
変形を解除しようとしたところで、眼前にサーベルを構えたウィンダム。
このままでは変形を解除する前にやられてしまう。
「――!?」
――こんな所でやられる。こんな所で落とされる。
――冗談じゃない。キラ!キラ!!
〜回想〜
「好きだよ、アスラン・・・・・・」
「アスランになら、僕の全てをあげてもいいよ」
「ふふっ、嬉しい事言ってくれるね、アスラン」
「さぁアスラン、次はションベンだ」
※全てアスランの妄想です。
〜回想(妄想)終了〜
――そうだ。俺はまだキラとしたい事が山ほどあるんだ・・・・・・!!
――だから俺は、こんな所では死ねないんだ!
「こんな事で・・・・・・こんな事で、俺はぁッ!!」
――ぱりーん。
403初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/31(土) 03:20:24 ID:???
「――はっ!?」
「ど、どうしたのシン、いきなり!?」
「いや・・・・・・なんか今セリフをパクられた気がして・・・・・・」
「なによそれ・・・・・・」
「なんだろ・・・・・・疲れてるのかな、俺」
「そうかもね。・・・・・・あ、そうだ。よかったらさ、私がマッサージでも――」
「よし、じゃあマユの写真を愛でて疲れを癒すか。じゃあなルナマリア」
「・・・・・・。く、くじけないわよ・・・・・・!!」

「――!!」
アスランは変形の解除を諦め、残った足のキャタピラを思いっきり回した。
『なにっ!?』
空を斬るサーベル。その間にガズウートは先ほど踏んづけたウィンダムの頭を再度踏みつけ、はずみをつけて
宙に舞う。
「もらった!!」
変形解除と同時に肩のキャノンでウィンダムを粉砕。撃つ際アスランは敢えて反動に身を任せ、機体を反転させた。
『――!?』
背後に迫っていたウィンダムを迎撃するためである。逆さまになった視界の中でファルコーネを叩き込み、
そのウィンダムを黙らせた。
『こいつ、さっきまでと動きが――!!』
「無駄口を叩くな!!」
両腕を広げ、機関砲で左右のウィンダムを蜂の巣にする。同時に姿勢を元に戻し、片足で着地。
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
そのまま後ろに跳躍し、迫るウィンダムを悉く撃ち落としていく。
『ええいっ!撃てっ、撃ちまくれ!!』
放たれる数多のビームを、的確かつ最小の動きでかわしつつファルコーネを叩き込む。
「――!?ちぃっ!!」
そこで機体に新たな異常。右足だけを異常に酷使したため、反応が鈍くなっていた。
このままではいずれ回避もおぼつかなくなる。
「ならば!!」
するとアスランは突如、機体を仰向けに寝かせた。
『観念したか!!』
「誰が!!」
そして背中のキャタピラを回し、追ってきていたウィンダム達の下に潜り込んだ。
『な――!?』
虚を突かれ戸惑うウィンダムを、アスランは下から次々と撃ち抜いていく。
『こ、こんな事が――ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!』
「忘れるなよ・・・・・・俺も赤なんだ」
404初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/31(土) 03:21:51 ID:???
「――はっ!?」
「どうしたのお姉ちゃん?」
「いや・・・・・・なんか今セリフをパクられた気がして・・・・・・」
「なにそれ・・・・・・」
「なんだろ・・・・・・疲れてるのかな、私」
「ヨウランあたりにマッサージでもしてもらったら?」
「ヨウランってどっち?」
「黒い方・・・・・・だと思う」

「いやしかし、これは多すぎじゃない?」
阿部もまた、数多くのウィンダムを落としていた。
しかしその数は途切れる事なく、まるでレミングスのように続々と湧いて出た。
「――じゃあまとめて相手してやるか!」
高速移動。そしてそれにより生じた残像が、次々とウィンダムに向かっていく。
良い男の為せる業、実体を持った残像である。
「さぁ、ショウタイムだ!」

「あ、あれは!!?」
遠巻きに戦闘を見ていたオルバは、目を見開いた。
あの肉色のMSが起こした現象を目の当たりにして、だ。
「フラッシュシステム!?」
フラッシュシステムとは、分かりやすく言えばMS版ファンネルである。ビーム砲の代わりにMSを運用し、
あたかもそれに自分自身が乗っているかのように動かすというものだ。
――「兄さん!」
――「ああ・・・・・・こちらでも確認した。まさかこの世界にもニュータイプがいたとは・・・・・・」
もちろんあれはフラッシュシステムなんて大層なものではない。ただの実体を持った残像だ。
しかし兄弟の目にはそれはどう見てもフラッシュシステムです本当にありがとうございました。
――「オルバよ、一旦退くのだ。ニュータイプ相手では分が悪すぎる」
――「・・・・・・いや、兄さん。相手がニュータイプだからこそやらなきゃいけないんだ」
――「待てオルバ・・・・・・オルバ!」
交信が途絶える。すかさずシャギアは席を立った。
「アビー、私も出る。時間が来たら出航しろ」
それだけ告げて、シャギアはMSデッキへ向かった。
405初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/31(土) 03:23:33 ID:???
「これであらかた――おっと」
全てのウィンダムを掘り終えたところで、インモラルに向かってビームが放たれた。
「おや?おまえはあの時の・・・・・・」
『悪いけど、キミにはここで死んでもらうよ!』
変形を解除し、アシュタロンはビームを繰り出す。
「なかなか楽しめそうじゃないの」
それを難なくかわし、インモラルはアシュタロンに接近していく。
『接近戦ならこっちのものだよ、ニュータイプ!』
アトミックシザース。どんなMSでも悉く両断する鋏を展開し、インモラルの両腕を掴んだ。
『このまま破壊してやるよ!』
「フンッッ!!」
『なにっ!?』
一度掴んだら決して離れないはずのアトミックシザースは、しかしインモラルの気合一つであっさり砕けた。
『ば、バカな!?』
まったくだ。
「とか言ってる隙に背後に回りこむ阿部さん」
『し、しまった!?』
両肩をがっちり掴まれるアシュタロン。どう機体を動かしても手は離れない。
「ンフフフフ――」
――「オルバ!!」
と、不意にインモラルの手が外れた。同時に、アシュタロンの背後を紅いビームが通り過ぎる。
『に、兄さん!?』
『退くぞオルバ。時間だ』
『だ、だけど!!・・・・・・いや、分かったよ兄さん』
作戦の事を思い出し、オルバは素直に従った。
「ンフフフフ、逃がさないよ」
撤退する二機の後ろを、インモラルは猛スピードで追った。
『・・・・・・やっぱり許せないよ、兄さん!』
機体を反転させ、アシュタロンは迎撃体勢を取る。
『オルバ!!』
しかしそこで、ヴァサーゴが二機の間に割って入った。
『兄さん!?』
「阿部さんは急に止まれない」
『ぐおぉぉぉぉぉ!!』
インモラルの体当たりをまともに喰らい、ヴァサーゴは盛大に吹っ飛んだ。
――「兄さん!!」
――「ひ、退くのだオルバよ・・・・・・」
ヴァサーゴはそのまま、今しがた飛び立ったヴェサリウスのハッチに飛び込んだ。
『ヴァサーゴ、無事収容しました』
冷静なアビーの声。しかしオルバはそれどころではない。
406初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/03/31(土) 03:24:58 ID:???
『兄さん!!くそっ!!』
インモラルに過剰とも言える量のビームを浴びせ、アシュタロンはヴェサリウスへと向かう。
――「兄さん!兄さん!!」
――「お、オルバよ・・・・・・ぐふっ」
――「兄さん!!」
『シャギアさんに怪我はありません。速やかに撤退してください』
『・・・・・・ごめんよ兄さん、僕のせいで・・・・・・』
コクピットの中で、オルバはそう呟いた。

ガモフ、ブリッジ。
「いたぞ、ヴェサリウスだ!!」
そこからもヴェサリウスの姿は確認できた。
「阿部、アスラン!!そいつを逃がすな!!」
『あいよっ』
『足が壊れて身動きが取れないボスケテ』
インモラルに追われてはひとたまりもあるまい・・・・・・そう思うイザークだったが、ニコルの声で
そんな思いは脆くも打ち砕かれた。
「イザーク!基地から膨大な熱量が発せられています!!」
「なんだと!?」
イザークの声と同時に、アルザッヘル基地の至る所で爆発が起こった。
「いったいどういう事だこれは!!」
『ふむ、どうやら基地を爆破したみたいだぞ』
「見れば分かる!!何故そんな事が起きたのかを訊いているんだ!!」
『さぁね。それでイザーク、どうする?このまま追撃を続けるかい?』
「・・・・・・」
アルザッヘル基地には多くの兵士がいる。このまま放っておけば彼らの命はここで潰えるだろう。
「・・・・・・阿部!まずはその爆発をなんとかしろ!!」
『あいよっ』
インモラルは転身し、基地へ向かった。
「いいんですかイザーク?」
「構わん!言ったはずだ、俺達は戦争をしに来たのではないとな!」
「ふふっ、そう言えばそうでしたね」
「で、俺達はどうする?このままここでじっとしてる?」
「そんなわけにいくか!!ガモフも救助に向かうぞ!!」
「りょ〜かい、隊長」
そしてガモフもまた、基地へと向かった。
『ひ、火が・・・・・・キラ!!』
アスランの声は、誰にも届かなかった。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十一話〜いや最初から最後まで特務大尉で通せばよかったんじゃないか?〜
407通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 03:37:07 ID:???
GJ
ルナはシンのこと好きなんだなwwww
408通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 04:00:46 ID:???
おかしいな? アスランが普通に活躍しているぞ?
409通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 04:52:28 ID:???
まぁ普段どつきあいしてる相手が悪いよ凸は。
十分に変態な奴なんだが、周囲の変態度は十五分ぐらいだし
410通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 06:55:00 ID:???
>もちろんあれはフラッシュシステムなんて大層なものではない。ただの実体を持った残像だ。

ち ょ っ と 待 て
411通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 08:50:56 ID:???
つくづくスゲーなインモラル・・・でもガズウートで
指揮官機ばりの活躍できるアスランも何気にとんでもない
412通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 09:39:38 ID:???
このアスランならゲーセンで15連勝は堅いなwww
413通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 11:14:24 ID:???
ガズウート同士だったら阿倍さんすらやばいんじゃねーの?
414通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 13:10:12 ID:???
アスランすげえwwwww
415通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 13:50:38 ID:???
キラやシンにダルマにされたのはともかくルナマリアに撃墜されてた男とは思えん活躍だなw
416通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 14:32:41 ID:???
あれ? なんか真面目に戦ってね?

>「ヨウランってどっち?」
 「黒い方・・・・・・だと思う」

おい、同期生だろおまえらwww
417通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 14:51:08 ID:???
つまりこのスレのアスランは職人な機体であるほど強いわけかwww
418通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 14:58:06 ID:???
でも次回では蒸し焼き特に毛根丸焼け包帯ミイラ状態と、
アルザッヘル基地の誰よりも重体になってそうなアスランorz
419通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 17:09:39 ID:???
アスランの新型機はアナルジャスティスに違いない・・・そう思っていた時期が俺にもありました
420通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 17:13:12 ID:???
>>419
 そ  れ  だ
 
421通常の名無しさんの3倍:2007/03/31(土) 23:13:34 ID:???
あれ?
もしかして、人死んでる?
422通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 00:16:51 ID:???
>>418 >>421
つ【 阿 部 さ ん の 精 液 】
423通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 01:06:32 ID:???
>>419
つまり、インモラル(阿部さん)、アナルジャスティス(アスラン)VSストレートフリーダム(キラ)、
ラブ・ディスティニー(シン)の熱い2VS2が見たいと、君は!
424通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 01:46:12 ID:???
ラブデスティニーwww
425通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 02:16:24 ID:???
阿部さんがあまりにも強すぎて、アビーはともかくフロスト兄弟では役不足な気がする。
キラ×シンタッグまだー?
426通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 03:37:15 ID:???
キラ、シン、レイの三人がかりならひょっとしたらひょっとするかもな
阿部さんと近接戦闘が唯一可能なシンがどれだけ持つかが鍵になりそうだ
427通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 05:00:39 ID:???
シンなら1人でもいけそうな気がするが。勿論ぱりーんしちゃった後ね。
428通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 15:08:25 ID:???
マユが妹じゃなくて弟だったら越えたかもな
429通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 15:25:51 ID:???
>>425
キラ×シンだとシンが痔になるだろw
430通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 19:08:16 ID:???
一発目でも三つ貼ったし
一応こっちにもおいておきます
                             _  -───-   _
                             ,  '´           `ヽ
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                      /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
                      ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
                     | | /ヽ!        |            |ヽ i !
                     ヽ {  |           !           |ノ  /
                      ヽ  |        _   ,、            ! , ′
                       \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
                         `!                    /
                         ヽ     ゙  ̄   ̄ `     /| 
                             |\      ー ─‐       , ′! 
                          |  \             / '´| 
                           :|`ヽ \           /,イ   | - -
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                          ,..」  ゝヽ:l l l ∠/,'    /::::::::::::::::::::::::::::::::::`::‐-
                      - - ´::::::\  7ミ. l l. l  'z ヽ  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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         ,. -'::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/¨ヘ´::::::::::::::::/  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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431通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 19:09:11 ID:???
                         __
                      ,.-''";;;;;;;;;;``'ヽ、
                   /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
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                 _ゞ;! r─-- 、  ,rェ--- 、ミ;リ 
                  !ヘl;|. ぐ世!゙`` ,ィ '"世ン 「ヽ
                 !(,ヘ!   ̄'"  |:::.`  ̄  ,ドリ
                 ヾ、!      !;     ,レソ
                   `|      ^'='^     ム'′
                   .ト、  ー- ─-:  /|
                   . !\   ===   ,イ.:|
                    |゙、\  ;   /リ.:;!
                        !> `ー─''゙:'"´ l!
                    }  f v:!.|.! }ィ   〔、
                _. > ´: :\ く1 !.|.! |_〉 /: : : : ` ー-  ..__
        __ .. -‐: :´: : : : : : : : : : `丶|」」__ ノ´: :/}: : : : : : : : : : : : :`: : ー- .、
    ,ィ´ ̄: : : : : : : : : : :_:_: : : : : : : : : : / ヽ: : : :fぃZ: / ̄` ー- 、._: : : : : : : : :
    ハ: : : : : : : _ -‐'"´  ヽ : : : : : /    ヽ: : } ノ~/        \: : : : : : :
   l: : l : : : : /         、 : /       ヽ:^: /           、: : : : :
   '. : :'. : /       __.. - ト'          ∨             `、: : :
   }: : ∨ i      /. : : : : : !                  _      ハ: :
   ノ: : /  |     :|: : : : : : l'           r― ¬ ´ ̄ __j     /  ヽ
   厂イ  i |      :|: : : : : : !           ├─ ¬ ´ ̄ l i   f'
   j//   V|     |: : : : : : !            |        l l  ハ !
432通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 19:10:05 ID:???
           ..〃                 i,
          .r'   ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈 
          . !  :l      ,リ|}    |. }
.         . {.   |          ′    | }
           .レ-、{∠ニ'==ァ   、==ニゞ<
          . !∩|.}. '"旬゙`   ./''旬 ` f^|
          .l(( ゙′` ̄'"   f::` ̄  |l.|
.           .ヽ.ヽ        {:.    lリ
.          . }.iーi       ^ r'    ,'
          ..ヽ!| ヽ.   ー===-   / 
            ..|   \    ー‐   ,イ
               iヽ─¬ヽ、_!__/:::|
             |    ト、  | | 「/{ |
           _..⊥    > 7 ! | |17:!
       _ -: ': : : :丶、   \! ! | |j/ j` ー- .._
  __ -: : ´: : : : : : : : : : : `: : .、  l .| !/: : : : : : : : `: : -  .__
'" : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `: :T´ヽ: : : : : :ハ: : : : : : : : : : : `: :ー- .._
: : : : : : : : : : : : :_: : -、: : : : : : : : : : !   、 : : /_└ォ: r‐- :_: : : : : : : : : : : ハ
: : : : : : : :_ - '"    \: : : : : : : :.!   \: ヽ' {^: :!    `丶: : : : : : : !: }
: : : _ '´          \: : : : : :|       \:}/: /       \: : : : :!: :!
433通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 19:15:31 ID:???
残念、阿部さんは全裸がデフォなのだ
434通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 19:57:29 ID:???
銀河英雄伝説にこんなキャラいたよーな?
435通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 20:46:14 ID:???
っていうか阿部さんフェイスかよ
436通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 00:28:57 ID:???
FはファックのFだろ?
437通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 01:43:19 ID:???
誰がうまいこと言ry
438通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 16:32:16 ID:???
ザフト特務隊ファック 阿部高和
439通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 17:04:40 ID:???
Fack And Immoral Tactical Headquarters
略してFAITH
440通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 17:40:27 ID:???
揚げ足をとるようで悪いが
Fuckだ 譲れんよこれは
441通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 17:52:39 ID:???
しまった。
阿部さんの肉棒でお仕置きされてくる。
442通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 20:38:25 ID:???
>>441
お前にそんな羨まsもとい羨まsもとい羨まsもとい危険な事はさせられん、俺に替われ!
443通常の名無しさんの3倍:2007/04/03(火) 10:31:54 ID:???
俺たちは仲間だろ?連帯責任は当然だ
よって俺も一緒に罰を受けよう
444通常の名無しさんの3倍:2007/04/03(火) 11:17:11 ID:???
格好つけんなよ、俺も行くぜ?
445通常の名無しさんの3倍:2007/04/03(火) 15:48:56 ID:???
おまいら欲棒に対して素直だなw
446通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 00:49:29 ID:???
僕たち…阿部さんみたいな人好きですから…
447通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 00:52:30 ID:???
悪く言っちゃうと、欲棒?
448初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/04(水) 03:55:31 ID:???
――いやホント、神がかった操縦だったよ我ながら。
――ガズウートであの数の敵機を落としたパイロットなんて俺くらいなものじゃないか?
こりゃ挿入歌は「Zips」で決まりだな。
――惜しむらくはシンが見ていなかった事だ。あの動きを見ればあいつだって俺を見直すだろうに・・・
――とはいえ俺のガズウートも無傷では済まず、足がイカれて身動きが取れなくなったんだ。
――まぁ敵はみんなやっつけたし、ガモフからの救援を・・・・・・あれ?なんかケツの辺りが・・・・・・
――って、燃えとる!!!?
――やばいやばいやばいやばいやばい!至る所から火が噴出してもうやばい!このままじゃ
「焼きアスラン」が出来上がってしまうじゃないか!!
――「焼けたアスランも素敵だよ・・・・・・」
――いやぁ照れるなぁキラそれなら焼きアスランも悪くは熱い熱い熱い熱い嘘ですごめんなさい
焼かれたくないです助けてください!!
――それにもしこのまま火だるまになんかなったら・・・・・・
――「酷いなこれは・・・・・・」
――「黒焦げになっちまってアスラン・・・・・・非グレイトォ」
――「アスラン・・・・・・ん?これは・・・!?」
――「何を見ているニコル・・・・・・これは!?」
――「ヒュ〜♪まさかこの歳でまだお子様だったなんてな」
――やっばーーーい!!このまま丸焼けになんかなったら俺の「アスランペニス(アサルトシュラウド装備)」が
衆目に晒されてしまうじゃないか!!
――冗談じゃない!こんな所で焼け死ぬくらいだったら俺は死を選ぶ!(ぱりーん)
――というわけで俺はコクピットハッチを某鉄仮面のように「ギギギギギ」とこじ開け脱出。
――そしてとりあえず基地に向かってガモフに帰るために適当なMSをパクろうとしたその時!
「な、なにをするきさまらー!」
――基地の兵士に銃を向けられるイザークの姿を目撃したんだ・・・・・・
449初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/04(水) 03:57:03 ID:???
アルザッヘル基地、戦艦ドック。
「な、なにをするきさまらー!」
ガモフは先ほどの戦闘で負傷した連合のパイロットを救助し、ここに着艦した。
そしてヴェサリウスの行方を訊こうとイザークはここに降り立ったのだが、基地司令及び将兵は
彼の姿を確認するとすかさず彼に銃口を向けた。
「なんのつもりもクソもあるか!貴様はザフトで俺は連合、銃を向けるには充分な理由だ!」
「くっ・・・!」
司令の言った事はもっともだ。むしろ今この瞬間に撃ち殺されていない事が奇跡と言える。
この戦艦ドックには、アルザッヘル基地の兵士全てが集まっていた。例の爆発の折、皆がここに避難したのだ。
もちろんここにも爆弾は仕掛けられていたのだが、阿部さんの手(ペニス)によって爆発の憂き目を逃れた。
そんなわけで死傷者はゼロ。もちろんこれはガモフの功績であり、基地司令もその事は重々承知の上なのだが、
状況はそう単純なものではなかった。
「俺達は戦争をしに来たのではない!ただヴェサリウスの行方を――」
「やかましい!!」
イザークの足元に銃弾が放たれる。
「貴様ら・・・・・・!」
なんて恩知らずなんだ!
「――!?」
と、そう思った時、物陰に潜むある男の姿を見つけた。
――あれは・・・・・・アスラン!?
アスランだった。所々が焦げたアスランは、どうしたらいいのか分からないといった様子でこの場を見ていた。
――どうしてここにいるかは分からんが、ちょうどいい!この状況を打開出来るのは奴だけだ!
そう考えてイザークは、アスランに視線を送った。
――気付け、気付け、気付け、気付け!!
「・・・・・・!?」
アスランと目が合う。
――気付いた!よし、後はアイコンタクトでアスランに指示を――
「イザーク、これはどうなってるんだ?」
「出てくるなバカ者ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
「仲間か!?ひっ捕らえろ!!」
「はっ!!」
そしてあっという間にアスランは捕まり、イザークの横に投げ出された。
「え?なになに?どうなってんのコレ?」
「この大馬鹿者が!!貴様は本当にミネルバで隊長をやっていたのか!?」
「・・・・・・・・・・・・。ウン」
「ここで喧嘩をするな!そしてさっさと出て行け!!」
銃を向けつつ、司令が声を荒げる。
「しかしヴェサリウスは――」
「ぃやかまっしぃ!!さっさと出て行かないと本当に殺すぞ!!」
銃口でイザークの胸を突く。その言葉が冗談ではないという事は、彼の目が物語っていた。
「・・・・・・くそっ!!」
話にならない。それどころかこのままだと本当に撃ち殺される。
そう悟ったイザークは、情報を諦めて渋々ガモフへと足を向けた。
450初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/04(水) 03:59:16 ID:???
アルザッヘル基地、戦艦ドック。
ガモフの発進を確認し、司令は将兵に銃を下ろさせた。
そして彼は傍の兵に問う。
「・・・・・・恩知らずだと思うか?」
「・・・・・・、いえ」
「無理をするな。俺自身そう思っているからな」
バイザー越しにガモフを見遣る。
「しかしな、やはり我々は地球連合なのだ。ザフトに助けられたなどあってはならない事なんだ」
状況はもはや戦争状態と言ってもいいくらいだった。それ故に連合の兵士がザフトに助けられたという事実は、
連合軍の士気を大いに下げるものとなる。
「それにもうじきダイダロス基地の者が救援にやってくるだろう。そこにガモフがいてみろ、救援どころか
もう一戦交える事になるぞ」
今のアルザッヘルには戦闘能力も防衛能力もない。しかも一箇所にアルザッヘルの全兵士が集まってるので、
流れ弾一つで全員が死ぬという事も十分あり得る。
「とにかくだ。我々はガモフに基地を落とされたんだ。連合軍の兵士として、それだけは肝に銘じておけ」
「しかし、あの爆発は――」
「あれもガモフの仕業だ。いいな?」
あの爆発がガモフの攻撃によるものではないという事は皆分かっていた。
しかし司令は、それでもあれはガモフの仕業だという事にしろと命じた。内通者が存在するのはもはや明らかだが、
確証がない以上は口には出せない。そんな事を言えば色々と面倒が起き、最悪無実の者が罰せられてしまう。
ムルタ、ジブリールが逮捕されたとはいえ連合軍にはブルーコスモスの息が未だにかかっている。疑わしきは
罰せよなブルコス上層部に、確証の持てぬ事はとても言えなかった。
「脱出出来たのはヴェサリウスだけか。・・・・・・さて」
もうじきダイダロスの艦隊がやってくる。
「総員、整列!!」
司令は兵達を整列させ、本日最後の仕事を実行した。
「我々を救ってくれたガモフに、敬礼!!」
451初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/04(水) 04:00:56 ID:???
ガモフ、食堂。
「そんな事があったんですかカツ丼うめぇwww」
「そいつは災難だったなイザークカツ丼うめぇwww」
イザークの愚痴を聞くディアッカとニコル。イザークが銃を向けられていた間にレクリエーションルームで
メルブラをしていた二人は、事の顛末を知らなかった。
「真面目に聞け!!・・・・・・まったくあの司令、恩知らずも甚だしい!」
どっちかって言うと恩義には報いるタイプに見えなくもないイザークは、彼のあの態度に腹を立てていた。
「まぁまぁイザーク、過ぎた事じゃないかカツ丼うめぇwww」
「うるさい!貴様が上手く立ち回れば情報だって得られたはずだ!!」
「耳がいてぇ」
「阿部!貴様からも何か・・・・・・何をしてるんだ?」
「いやなに、返礼ってやつさ」
阿部はアルザッヘルの方角に向けて敬礼をしていた。
「そしてカツ丼うめぇwww」
「まったく貴様らときたら!また一から探しなおしだ!!」
あの戦闘中に、ヴェサリウスはまたも姿をくらましてしまった。当然レーダーには引っ掛からず、捜索はまた
一からやり直しとなった。
「まぁまぁ、のんびり行こうじゃないの」
「焦っても仕方ありませんよ」
「果報は寝て待て、ってね」
「キラ・・・・・・」
「ったく、呑気な奴らだ・・・!!」
そう呟いて、イザークはトンカツを口に運んだ。
「うめぇwww」
452初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/04(水) 04:03:57 ID:???
「ふむ、頃合か・・・・・・」
「まだだよ兄さん。もう少し置かないと」
「このままですと身体に悪影響を及ぼす可能性があります」
「むぅ・・・・・・」
シャギアは箸を引っ込めた。
ヴェサリウス、食堂。シャギア、オルバ、アビーの三人は、鉄板を囲んで焼肉を食べていた。
「時にオルバよ。アシュタロンの修理はどうするのだ?」
さっきの戦闘で、アシュタロンのアトミックシザーは根元からポッキリいってしまっていた。
「鋏が完全にイカれちゃったからね・・・・・・どうしよう」
ヴェサリウスにもそれなりの設備はあるが、肝心のメカニックがいなかった。
「なんでしたら、私が修理工を斡旋しましょうか?」
「知っているのかアビー?」
「はい。噂では超一流の修理工だそうです。なんでもジャンクからMSを生み出すとか」
「それは頼もしい。さっそく連絡をとってくれ」
「了解」
そしてアビーは携帯を取り出してピッポッパ。
「・・・・・・もしもし。修理を依頼――」
がちゃ。つー、つー、つー・・・・・・
「どうしたアビー?」
「切られました。「うわ女だ」とか言って」
「ほう?職人気質というやつか・・・・・・」
「それにしては嫌悪感丸出しでしたけど・・・・・・」
「そうか。しかし困ったな・・・・・・ついでにヴァサーゴのメガソニック砲のパワーアップも図りたかったのだが」
今のままではあの肉色のMSには傷一つ付けられないというのは既に実証済み。加えてアトミックシザーも
通用しないので、ここらでテコ入れしとかないと遅かれ早かれヴェサリウスを奪還されるのは明白だった。
「でしたら地球に降りましょう。地球の基地でなら整備も受けられるでしょう」
「地球か・・・・・・」
「どんな所なんだろうね、兄さん」
AWの地球は、それはもう酷い有様だった。人口の九割が死滅した世界なので、まさに19XX年地球は核の炎に
包まれたみたいな感じだった。
「興味はあるな。・・・・・・よし、ならば次の目的地は地球だ」
「了解」
「さて、そろそろ焼けた頃だな、私のカルビ・・・・・・」
「もう焦げてるよ兄さん」
「それを食しますと身体に悪影響を及ぼす可能性があります」
「・・・・・・」
ヴェサリウスは地球へ降下するために、第八艦隊へと針路を取った。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十二話〜謎の修理工についての質問には一切お答え出来ません〜
453通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 04:26:46 ID:???
謎の修理工が気になるwww
454通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 05:29:03 ID:???
初代1氏GJ!
修理工が気になって仕方がないじゃないかwww

そして、カツ丼うめぇwwww
455通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 07:04:39 ID:???
謎の修理工・・・誰なんだ?さっぱり分かんねぇ
456通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 09:32:34 ID:???
なんでおまえら普通に箸使ってんのwwwwwwwww
457通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 11:16:28 ID:???
なぞの修理工は新一だからコナン=新一説はきえたな
458通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 11:55:41 ID:???
そんなことより・・・俺達もカツ丼食べないか?


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459通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 12:13:18 ID:???
俺はカツ丼よりも阿部さんの肉棒だな
460通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 14:56:25 ID:???
>>457
コナンの正体は新一に決まってるだろ・・・常識的に考えて

ちなみに
アレックス=アスラン
ネオ=ムウ
桃色女神=ラクス
謎の修理工=阿部さん
461通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 15:01:06 ID:???
>>460
ねーよwwww
おま、桃色女神=最高評議員とかwwww
462通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 16:04:54 ID:???
>>460
オマエ何言ってんだよwwww
妄想激しすぎるぜ?ww
463通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 16:08:19 ID:???
>>460
馬鹿な事言ってないで一緒にカツ丼食おうぜ
464通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 16:18:46 ID:???
天とじ丼も捨てがたい。
465通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 20:04:09 ID:???
>はい。噂では超一流の修理工だそうです。なんでもジャンクからMSを生み出すとか

アストレイキタァァァァァァァァァ
466通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 20:06:48 ID:???
>>460
ハハハ何を言い出すやら。そんなのはまるで

月光仮面=祝十郎探偵
レッドインパルス=鷲尾健太郎
ブライマン=ザムソン王子
タキシード仮面=地場衛
イーター・イーザック船長=ワル太

なんてぜってーありえねー思いこみと同レベルじゃないかね。

それはそうと、岡山風デミカツ丼うめぇwww
467通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 20:26:56 ID:???
あと

シャア・アズナブル=クワトロ・バジーナ
デビルマン=不動明
タイガーマスク=伊達直人
俺=童貞
もだ
468通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 20:44:47 ID:???
最後のに木星圏まで含めてみんな泣いた
469通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 21:01:52 ID:???
ふと思ったが童貞は女じゃないと捨てたことにらならないのかな?
もしそうなら阿部さんも童貞だし違うのなら俺も童貞を捨てるチャンスがある。
470通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 21:02:43 ID:???
広義では男相手でも捨てたことになるが、狭義では
やっぱり女相手じゃないとカウントされない・・・とか?
471通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 21:20:21 ID:???
>>467
嘘の中に一握りだけ事実を混ぜると真実味が増すんだよな
472通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 21:42:02 ID:???
 阿部さんseed ASTRAY
 
 う〜取材取材
 今、アストレイアウトフレームでロッククライミングしている俺はごく一般的なジャーナリスト
 強いて違うところをあげるとすれば真実に興味があるってとこかナ――
 名前はジェス・リブル
 そんなわけで切り裂きエドの取材にやって来たのだ。
 基地に着くと一人の若い女が立っていた。
 オオ!でかい女…
 そう思っているとその女は俺の横でインタビューをはじめたのだ…!

「ではさっそくお伺いします、地球連合に対する戦略ですが…」
「だまれ女、貴様なんぞに話すことなんて無い」
 おやおや、どうやらベルナデットはエドに嫌われちまったみたいだ。
 そのままなし崩しにこっちの番になっちまった。
 さて何を聞こうか…じゃあ、好きな女性(ヒト)のタイプは?
「いいぜ、答えるよ。あんたみたいなワイルドなタイプも好みだが…自分の胸に飛び込んでくれる男(ヤツ)が最高の男(ヒト)さ」
 ちょwww俺みたいってwww 中々面白い冗談を言ってくれるぜ。
 ここで警報が鳴ったため取材は中断、ベルナデットは帰ったけど俺は取材を続けることにした。

 それからしばらくの間、俺はエドと行動を共にしていた。
 エドは一緒に風呂に入ろうと言ったり、同じ部屋で寝ようとしたり、コミュニケーションを積極的に取ろうとしてくれた。
 ただ、エドの顔が少し赤かったし、呼吸も荒かったので遠慮しておいた。
 祖国を守る英雄が風邪でダウンなんて情けないからな、うつされても困るし、大事を取ってゆっくりしてもらった。
 そうそう、切り裂きエドという通り名についてどう思う?って聞いたら
「世間のやつらはソードカラミティのせいでそうだと思ってるらしいけど、実はな…俺の息子がでか過ぎてやった後はみんな切れちまってるからなんだよw」
 ユーモアのセンスもあるみたいだな、下ネタなのはどうかと思ったけど。
473通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 21:42:50 ID:???
 そして今、エドのソードカラミティが青いMSと戦っている。
 フォビデゥンブルー、乗っているのは白鯨と呼ばれるパイロット、ジェーン・ヒューストンだ。
 戦闘はエドの怒涛の攻撃で有利に進んでいる、ジェーンは防戦一方だ。
 だが、俺には二人がただの戦友以上である気がしてならない。
「エド、あなたと戦いたくない」
「だまれ、今すぐ微塵切りにしてやる!」
「あなたが私に怒っているのは分かる…けど私は!」
 何とかして和解させたい!
 そう考えた俺はとっさにエドのインタビューを映し出した!
『いいぜ、答えるよ。あんたみたいなワイルドなタイプも好みだが…自分の胸に飛び込んでくれるヤツが最高のヒトさ』
 二人の動きが止まる。
 しばしの沈黙の後、語りだしたのはジェーンだった。
「ジャーナリストさん…何で私が白鯨って呼ばれてるか、知ってる?」
 え?そりゃぁ海での戦いを得意としているからじゃ?
「違うわ…この通り名にはもっと侮蔑と皮肉が込められているの」
 どういうことなんだ?白鯨…はくげい…ハクゲイ…ハク…ゲイ…ってまさか!?
「そう、私の本名はジョン、男なのよ!」
 な、なんだってー! あの白鯨が実は男だったなんて!
「男が男を愛することはできない…私は女顔だったのを利用して胸にパットを入れ、名前を変えたわ。でも秘密はいつかばれる…ついた通り名が白鯨、どうせ私は中途半端な存在、陸に上がることも魚になることもできないクジラなの」
 知らなかった、白鯨の通り名がそんなに重いものだったなんて…これが『真実』の重みなのか?
「ある日、エドは変わった。噂では肉色のMSに落とされたらしいけど…私を見る目がまるで汚物を見るような目になったわ。そして私は悟ったの、私の秘密がばれたんだって、もう一緒にいることはできなかったわ」
 そこまで話すとジェーンはエドの方に向き直った。エドはあまりのショックからかピクリとも動かない。
「全部話したらすっきりしたわ、エド、せめて最後はあなたの手で」
「いいたいことはそれだけか?」
 エドは攻撃の構えを取らない、もう攻撃する意思はないということだろう。
「俺から言いたいのは…ジェーン、や ら な い か ?」
「でも、私…」
「おいおい、俺は連合だって喰っちまう男だぜ?」
「エド―――!」 
 MSを降りた二人は熱い抱擁を交わした。
 俺は知ったんだ。
『真実』の愛の前には性別なんか関係ないって!
 二人に幸あれ! 
474通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 21:45:52 ID:???
阿部さん出てないけど、アストレイだし、雰囲気でてればいいかなぁと
ずっと前の『後の乱れ桜である』という書き込みを見てから考えていたネタでした。
475通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 23:10:04 ID:???
GJ!
ジェスとジェー・・・ジョンの勘違いっぷりが笑えるw
476通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 23:32:12 ID:???
GJ!
書き手が増えるのは良い事だ
477通常の名無しさんの3倍:2007/04/05(木) 08:18:17 ID:???
初代1さんも当然GJだがジェスの勘違い取材も最高に笑えた。


阿部さん、地味にキューピッドやってるなぁw
478通常の名無しさんの3倍:2007/04/05(木) 09:13:50 ID:???
いい男はみんなを幸せにしちゃうんだぜ?
479通常の名無しさんの3倍:2007/04/05(木) 12:37:53 ID:???
>白鯨…はくげい…ハクゲイ…ハク…ゲイ…ってまさか!?

吹いた
480通常の名無しさんの3倍:2007/04/05(木) 15:59:44 ID:???
>>470
ミスって女も掘ってるぜ(泣)
481通常の名無しさんの3倍:2007/04/05(木) 16:47:59 ID:???
でもア○ルじゃね?
つか、ア○ルセクロスだけの人って童貞?非童貞?
482通常の名無しさんの3倍:2007/04/05(木) 16:56:28 ID:???
MGNo.100ってインモラルじゃね?
これ当たったら金メッキ仕様のインモラルが貰えるwwwwww
夢がひろがりんぐwwwwwwwwwwwwwww
483通常の名無しさんの3倍:2007/04/05(木) 17:31:41 ID:???
>>481
エロゲで「処女は守りたいのでス○タorア○ルで」というシチュがあるんだが、
女が処女を守っているということは男も童貞を守れるのでは?
484通常の名無しさんの3倍:2007/04/05(木) 23:31:09 ID:???
>>483
それ何てエロゲ?
485通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 01:07:22 ID:???
脅○かw
486通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 04:19:11 ID:???
いや、それ以外にも結構あるぞ、そんなシチュ。
ガッ○にすらあったはずだ。

……なんで知ってるんだ、なんで覚えてるんだ、俺。
487通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 04:27:03 ID:???
お前等伏字しすぎwwwww
それが理解できる俺はもう末期wwww
488通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 09:30:00 ID:???
まあ挿入れることには変わりないから非童貞でいいだろ。
489通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 11:15:23 ID:???
>>483-486
○迫はまだしもガ○ツにまであるのかよwwww
ってか>>486は○ッツやったことあるのかwwwww
490通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 18:46:29 ID:???
阿部さんがモビルドールを見たら、何て言うだろう?
491通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 19:34:51 ID:???
>>490
「うわっ人形だ」じゃね
492通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 19:40:20 ID:???
無粋だねえ、かな。
493通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 21:35:58 ID:???
鉄拳で粉砕かな。
494通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 21:49:02 ID:???
MDにゲイボルグ→システムを乗っ取ってコントロールを奪う
495通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 22:20:23 ID:???
MD「ギギ アベサン イイ オトコ アベサン イイオトコ」
496通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 22:25:04 ID:???
つまり阿部プログラムを入力したビルゴ達が穴を狙って追い掛けてくるわけですね?
497通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 22:36:41 ID:???
それよりも多分しーましぇーんのデータがMDに搭載されている。
498通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 23:31:15 ID:???
阿部「MD? ダッチワイフのようなものだろ?」
499通常の名無しさんの3倍:2007/04/07(土) 10:11:05 ID:???
サブじゃね?
500通常の名無しさんの3倍:2007/04/07(土) 11:00:15 ID:???
そのMDに、漢のAIを搭載してみたら?
501通常の名無しさんの3倍:2007/04/07(土) 11:04:06 ID:???
つまりバルディッシュとレバンティンか
502通常の名無しさんの3倍:2007/04/07(土) 11:52:04 ID:???
いや、レイジングハートだ。
503通常の名無しさんの3倍:2007/04/07(土) 11:58:56 ID:???
レイハさん、女のほうの最萌えに出場してなかったっけ
504通常の名無しさんの3倍:2007/04/07(土) 22:06:35 ID:???
漢だろあのサンライトハートは
505通常の名無しさんの3倍:2007/04/07(土) 22:26:29 ID:???
強い漢に引かれる女なのかもしれない
506通常の名無しさんの3倍:2007/04/08(日) 01:57:30 ID:???
きっとAliceと意気投合するわな
507通常の名無しさんの3倍:2007/04/08(日) 17:58:48 ID:???
保守
508通常の名無しさんの3倍:2007/04/08(日) 23:13:37 ID:???
前にあったカズイ覚醒のカズイのデータを取り込んでいたらどうなるだろう・・・・
多分虚像と化した実体の能力を持つ。
509通常の名無しさんの3倍:2007/04/09(月) 13:02:32 ID:???
>>508 フヒヒヒヒによる多大なる精神攻撃じゃないのか?
510通常の名無しさんの3倍:2007/04/09(月) 14:24:34 ID:???
>>509
奴はいい男の阿倍さんと違って気持ち悪すぎるから逆の能力で考えてみた。
511通常の名無しさんの3倍:2007/04/09(月) 17:21:10 ID:GcRubipD
ウホッage
512通常の名無しさんの3倍:2007/04/09(月) 21:42:58 ID:???
tudukigamitai//////////tyuudokudehennkanndekinai??????
513通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 00:33:17 ID:???
>>512
日本語でおk
514通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 02:00:40 ID:???
やっぱこのスレはカズイ覚醒見てた奴が多いのかw
515通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 07:29:25 ID:ganfoX0B
修学旅行のあれかw
516通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 11:54:23 ID:???
あれはいいものだった。
精液の量が阿倍さんを超えている唯一の作品だろう。
517通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 12:56:58 ID:???
詳細が知りたい
518通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 13:56:18 ID:???
一話というかテンプレの話は神だった
それ以降はあんまなスレだった
519通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 19:22:24 ID:???
そしてシンが最後犯されすぎて肛門裂傷のうえ廃人になっていた。むごいことこの上ない
520初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/10(火) 22:14:05 ID:???
「地球行こうぜ」
ガモフ、ブリッジ。
唐突に阿部がそんな事を言い出した。
「地球だと?・・・・・・まさかヴェサリウスの位置が掴めたのか!?」
「いや、ただなんとなく行きたいだけだよ」
「なんだそれは!!当然却下だ!今の我々には任務がある!!」
任務とは言うまでもなくヴェサリウスの奪還である。
アルザッヘルでの戦闘から丸1日が経過し、しかしイザーク達は未だヴェサリウスの足取りを
掴めていなかった。
「え〜」
「「え〜」じゃない!どうせ地球の男が喰いたいとかそんな理由だろ!?そうはさせん。
そんなに男が喰いたいのならガモフの艦長でも喰うといい」
ガモフの艦長=イザーク。
「いや、喰うけどさ・・・・・・」
地球にはまだ見ぬ良い男がたくさんいる。それを掘らずして生を終えるなど、阿部には考えられなかった。
いくら阿部さんでも寿命はあります。・・・・・・たぶん。
「任務が終わったらたらふく喰えますよ」
「課せられた任務をまずやり遂げる・・・・・・それがグレイ道だぜ阿部さん」
「キラ・・・・・・」
他のブリッジクルーも地球行きには反対な様子だった。
「味方が欲しいな・・・・・・ふむ」
阿部は少し考え、そして呟いた。
「そういや地球でキラに会ったな」
「ディアッカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「非でぶゥレイト!!!??!?!?」
阿部の呟きとほぼ同時に、アスランはディアッカの側頭部に回し蹴りを見舞った。
「針路を地球に取る!!反論は認めない!!!」
ディアッカから舵を強奪したアスランは、それを回してガモフを転身させた。
「あ、アスラン貴様!!なに勝手な事をしている!!?」
「うるさい!俺に命令するな!この、おかっぱがぁぁぁぁぁ!!!」
「な、なんだと!?貴様、おかっぱのどこが悪い!!!」
「悪いさ!スティッキィ・フィンガーズも使えなければ囲碁も強くない、そんな奴がおかっぱを頭に乗せる
資格があると思うのか!?」
「貴様ぁ!!俺だって十分キャラは立ってるだろうが!!!」
「お笑い種だぞイザーク!なんの変哲もないキレキャラのくせによくそんな事が言えるな!!」

「・・・・・・はっ!?」
「ど、どうしたのシン!?」
「いや・・・・・・これはどうなんだ?あれも俺のセリフでいいのかな?」
「いや、私に訊かれても困るんだけど・・・・・・」
「・・・・・・まぁいいや」
「それよりシン、明日買い物に付き合ってくれない?」
「明日?明日はマユと一日中電話するからダメだ。ヨウランとでも行きなよ。・・・あ、もうこんな時間だ。
じゃ、俺マユとチャットするから」
「く、くじけないわよ・・・・・・!」
521初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/10(火) 22:15:40 ID:???
続き。
「貴様・・・気にしている事をよくも!!」
「気にしてたんですか・・・・・・」
「いてぇよぉ〜・・・」
「おまえが『なんの変哲もない』キレキャラから『変哲だらけの』キレキャラに生まれ変わる方法はただ一つ!
地球に行くしかないじゃないか!!」
「無理がありすぎですよアスラン・・・・・・」
「だれか、くび、もどして」
「よし!地球に向かうぞ!!!」
イザークは納得した。
「イザーク・・・・・・」
「フンッッ!!(ごきっ)」
「あだっ!?・・・・・・はっ!?治った!?さすがだぜ阿部さん!!」
「いい判断だイザーク!これよりガモフは地球に向かう!!」
なんだかよく分からない理由で、ガモフは地球へ向かった。

ヴェサリウス、ブリッジ。
「シャギアさん。こちらに接近する艦影を発見しました」
ヴェサリウスは今、第八艦隊と共にいた。
艦隊を指揮するハルバートンに経緯を話し(もちろん全部嘘っぱちだが)、大気圏を降下するための
準備を行っていた。
「ほう?して、その艦とは?」
「ガモフです。どうしてかは分かりませんが、こちらの位置を察知されたようですね」
別に察知されたわけではない。アスランのキラに対する想いが底なしだった結果だった。
「ふむ・・・・・・面倒な事になるな、それは・・・・・・よし、これで飛車は頂いた」
「二歩だよ、兄さん」
「馬鹿な・・・・・・!」
「二人とも、仕事してください」
『ヴェサリウス、応答してくれ』
メネラオスからの通信。モニターには、老け込んだ将兵の顔が映った。
「これはこれはハルバートン提督・・・・・・」
デュエイン・ハルバートン。知将と謳われた名将であり、定年間近のおっさんだった。
『悪いが大気圏の突入は延期だ。敵が来た』
「こちらでも確認済みです提督。しかしながら、我々は一刻も早く地球に降下せねばならんのです」
別にそんな理由はない。しかし未だインモラルの弱点を割り出す事が出来ていないので、ガモフと
事を構えるのは避けたかった。
522初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/10(火) 22:16:55 ID:???
『しかしだなシャギアくん。戦闘中に突入を敢行するという事がどういう事か分からないわけではあるまい?』
「ええもちろん。それは重々承知しています」
シャア少佐!助けてくださいシャア少佐!!
「しかしご心配には及びません。必ずや我々は地球に降りてみせます」
『し、しかしだな。ワシには予感がするのだよ。貴殿らの艦が摩擦で燃え尽き――』
『提督!ガモフからMSが発進されました!!』
『くっ――』
そこで通信は切れた。同時に第八艦隊は戦闘体勢に入り、次々とMSを吐き出した。
「アビー、すぐに降下だ」
「よろしいのですか?提督の言っていた事は決して間違ってはおりませんが」
「いいのだよアビー。摩擦で燃え尽きる者はな、小物と相場が決まっているのだ。よし、王手だ」
「既に詰んでるんだけど、兄さん・・・・・・」
「待った、だ」
「これで何回目だよ兄さん・・・・・・」
「せめてシートベルトくらいは着用してください、二人とも」

「どけ貴様らぁぁぁぁぁ!!」
『でぇぇぇぇぇいっ!』
テンペストがストライクダガーを両断し、ランサーダートがウィンダムを射抜く。
今回はイザークとニコルが出撃していた。よって今のガモフは艦長不在という由々しき事態に陥っているが、
別にイザークだしなんの問題もなかった。
「繰り返す!我々は戦闘をしに来たのではない!ヴェサリウスさえ引き渡せばおとなしく引き下がる!!」
『やかましいわ!あの艦は既に地球軍の物だ!!』
「貴様、よくもぬけぬけと!!」
『ぐわぁぁぁぁぁぁ!!』
群がるダガー&ウィンダムを悉く斬り伏せていく白いグフ。イザークは馬鹿だけど強いのだ。馬鹿だけど。
「ニコル!!」
『こっちは順調です!』
ニコルは艦の足を止めていた。メネラオスやモントゴメリィのエンジンを撃ち抜き、航行不能にしていく。
「ちっ、ヴェサリウスは!?」
見ると、ヴェサリウスは既に降下体勢に入っていた。
「くそっ、行かせるか!!」
機体をヴェサリウスに向け、一直線に向かっていく。
イザークの狙いは既に知られている。ダガーやウィンダムは当然、そんなイザークの進路を阻みに掛かる。
『ふっ・・・・・・ここを通りたければ我々を倒し――』
「邪魔だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
『なんという瞬殺』
しかし敵の数は多く、思うように進めない。
「しまった!!」
そうこうして手間取っているうちに、ヴェサリウスは降下を開始した。
523初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/10(火) 22:19:09 ID:???
「行ったか・・・・・・」
メネラオス、ブリッジ。
既に航行不能になったこの艦から、ハルバートンはヴェサリウスを見送った。
「てっきり降下中に攻撃を受けて燃え尽きると思ったんだがなぁ・・・・・・」
ハルバートンの予感は外れた。こういう状況下ではうっかり引力に引かれて燃え尽きるMSや艦が出てくるのが
相場なのだが、この戦場ではそういった者は一機たりともいなかった。
「て、提督!!」
と、ここで操舵手が声を張り上げた。彼は顔中にびっしり脂汗なんぞかいていた。
「どうした、そんなに慌てて」
「い、引力に引かれていきます!!」
「やはりいたか・・・・・・。して、どこの艦だ?」
「ほ、本艦です!」
「へ?」
そういえばなんか景色が赤いな〜と思っていたら、メネラオスは引力に引かれていた。
当然メネラオスに大気圏を突入する能力などなく、このままではクラウンの二の舞だった。
「誰かしら引っ張られると思っていたら・・・・・・・・・・・・メネラオスでしたぁ〜wwwww」
訂正。ハルバートンの予感は当たっていた。

ふと、ダガーやウィンダムの様子がおかしい事にイザークは気付いた。
「なんだ?戦闘中にあるまじき行動だなこいつら・・・・・・おい!」
気になったイザークは、近くにいるウィンダムに尋ねた。
「何をうろたえている。今は戦闘中だぞ」
『め、メネラオスが・・・・・・』
「メネラオス?・・・・・・ああ、あの艦か。なんだ、あれも降りるのか」
『違う!そもそもメネラオスに大気圏突入なんか出来ない!』
「なんだと!?」
メネラオスは赤く染まりつつあった。このままいけば、数分後には塵となって消えるだろう。
『【追悼】ああ提督・・・【通夜】』
変な言葉を呟きながら、ウィンダムは胸の前で十字を切った。
「バカ者!!!」
そんなウィンダムのパイロットを叱責し、イザークはバーニアを思いっきり噴かした。
『お、おい、どこへ行くつもりだ!?もうヴェサリウスは無理じゃね?』
今から行ってもヴェサリウスには追いつけない。それどころか、到着する前に燃え尽きるだろう。
そんな事はイザークも承知済み、そして彼はウィンダムのパイロットにこう言った。
「メネラオスだ!あのままでは燃え尽きるぞ!!」
524初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/10(火) 22:20:51 ID:???
「やべぇwwww」
提督は焦燥に駆られていた。
現状でも十分やばい事に加え、敵機がまっすぐこちらに向かってきていた。
「て、提督!!」
「熱ぃwwww」
提督は錯乱していた。
目前には白いグフ。このままでは燃え尽きる前にお陀仏だ。
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
テンペストで串刺しにされるか、ドラウプニルで穴だらけにされるか。
どちらにせよ結果は同じ、故に操舵手は悲鳴を上げたのだが、しかしグフは目前で進路を変えた。
「・・・・・・、あれ?」
不審に思っていると、艦に軽い衝撃が走った。
「・・・・・・!?提督!グフが――」
「パトラッシュwwww」
「グフが艦底部に取り付き・・・・・・艦を押し上げています!!」
「ネロカオスwwww・・・・・・なに?」

『イザーク、無茶です!!』
無茶は百も承知。しかしイザークは、一心不乱に落ちゆくメネラオスを支え続ける。
『このままではイザークも一緒に燃え尽きます!!』
当然だ。そもそも艦とMSでは質量に差がありすぎる。MS一機で艦を押し上げるなど、とても正気の沙汰ではない。
しかしそれでもイザークは、メネラオスから離れなかった。
『イザーク!なにをやっているんだ!?』
アスランからの通信。見れば、ガモフもすぐ近くまで来ていた。
「なにを、だと!?見て分からんか!!」
『そういう事を言っているんじゃない!なんのつもりでそうしているのかを訊いているんだ!!』
「見過ごせというのか、これを!!このままではメネラオスは燃え尽きるのだぞ!!」
『イザーク・・・・・・。アルザッヘルでもそうだったが、どうしておまえは敵を助けようとするんだ?』
アスランだけではない。ディアッカもニコルも、イザークの行動を疑問に思っていた。
当然だ。敵を助けるという行為は、回り回って自分の首を絞める事になるからだ。
「言っただろ、俺達は戦争をしに来たのではないと。それに――」
グフの右腕が重圧に耐え切れず圧壊した。
525初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/10(火) 22:22:54 ID:???
「クルーゼ隊長は評議会の議員になられた。戦争とは別の手段で地球と友好関係を築くためにだ。
血で血を洗うような戦争は愚かしいと、そうお考えになってクルーゼ隊長は議員になられたのだ。
だったら、その部下だった俺がどうしてこれを見過ごせるか!!」
尊敬する上官の意志を、イザークは戦争を主とする軍人の立場で成し遂げようとしていた。
『イザーク、おまえ・・・・・・』
「ニコルはすぐに帰還しろ!ガモフはさっさと降下体勢に入れ!こいつを押し上げたら俺もすぐ戻る!!」
グフの両腕は既に使い物にならなくなっており、イザークは体でメネラオスを支えた。
しかしメネラオスの降下は止まらない。グフもメネラオスも、徐々にその装甲が剥がれていく。
まさに絶体絶命、グフとメネラオスの命は刻一刻と摩擦によって削られていく。
しかしそんな中、イザークは唇の端を歪めてこう言った。
「――遅かったじゃないか」
赤く染まる大気圏内でなお映える肉色、扇情的なフォルム――
『すまん、ションベンしてた』
インモラルガンダム。言うやいなや、インモラルはグフと共にメネラオスを押し上げた。
「ションベンか。ちょうど俺もしたいと思っていたところだ」
『ケツならいつでも貸すぜ?』
「当然だ。それより――」
『ああ。まずはこいつを、だな』
大気圏内もなんのその、一体何で出来ているんだって感じのインモラルガンダムは、バーニアを噴かして
メネラオスを押し上げた。
メネラオスは徐々にその高度を上げていった。もちろん腕やバーニアがぶっ壊れるなんて事はなく、
もし彼がいたらシャアはアクシズを落とそうなんて考えなかっただろう。
『よし。んじゃさっさと帰ろうぜ、イザーク』
メネラオスを安全圏にまで押し上げた阿部は、半壊したグフを抱えてガモフへ帰還した。
「すまんな阿部。俺のわがままに付き合せて」
『水臭いじゃないの。阿部さんはな、良い男の味方なんだぜ?』

メネラオス、ブリッジ。
「ガモフが降下を開始します!」
ほっと安堵したのも束の間、CIC担当の兵士はガモフの動きをハルバートンに伝えた。
「そうか・・・・・・」
正気を取り戻したハルバートンは、モニターに映るガモフの姿を眺めた。
ガモフは無防備だった。ここから砲弾をしこたま撃ち込めば、ガモフは瓦解して塵となるだろう。
「どうします、提督・・・・・・」
CICが命令を求めてくる。
そんなのは決まってる。CICに言われるまでもなく、彼の下す命令は最初から決まっていた。
「総員、ガモフに敬礼!!」
メネラオスのみならず、第八艦隊所属の全兵士がガモフに敬礼をした。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十三話〜結局第八艦隊ってなんなのさ?〜
526通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 22:35:49 ID:???
GJ。なんだこれwwwwwwすげえカッコいいwwwwww

>『ケツならいつでも貸すぜ?』
>「当然だ。それより――」

こんな会話でも戦友って感じでカッコよく見えてしまったwwwwww
527通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 22:41:29 ID:???
GJ!!!
イザークってただの馬鹿じゃなかったんだ!!!いい馬鹿男だったんだ!!!
528通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 22:55:40 ID:???
イザークカコイイwwwww
ディアッカカコワルイwwwww
529通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 23:30:42 ID:???
ギャグなのにホモなのに、同人アヌメは言うまでもなく時として多くの改変・
クロスSS諸作をもしのぐ高潔さを魅せてくれるから思わずケツ捧げたくなるぜ。
更に言えば今までただの石油クズにしか思えなかったプラモ等立体物も
欲しくなる、早速明日にでも白グフのMIAを……って、ところでインモラルの
プラモ製作の方はどうなったんだっけか?完成披露されたっけ?
530通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 09:28:39 ID:???
本編では民間シャトルを撃ってた奴が成長したもんだ
531通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 10:05:37 ID:???
登場する奴らが一回り大きくなるスレだよなぁ、良い男の為せる技か

ナニが大きくなるって?見ればわかるだろう?
532通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 10:43:57 ID:???
地球で阿部さんとキラが会ったときってアスランも一緒にいたような。
阿部さんがアスランがいたこと覚えてないだけかもしれないけど
533通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 12:30:26 ID:???
>>532
それ作者さん違ってるっす...
なのはさんにスターライトブレイカー喰らわされて下さい
534通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 15:23:58 ID:???
>>533
ハイネが痔になってたり、設定受け継いだりもしてるぞ
つまり、インモラル(ゲイボルグ)とストレート(ガーベラストレート)とヴェサリウス(触手)の夢の三つ巴が拝める可能性があるということだ
535通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 16:34:25 ID:???
しかしなぜ魔法女の話題がここで出るのだ新作の影響か?
536通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 16:44:45 ID:???
>>535
ん?
アイツは漢だろ?
537通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 18:25:29 ID:???
ステラまだー?
538通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 18:29:55 ID:???
確かに漢だ。だが「いい男」ではないな
539通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 18:40:27 ID:???
>>535
魔法じゃない
あれは魔砲
540通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 19:01:50 ID:???
すれ違いだ
あとエリオの尻はおれのもの
541通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 20:42:06 ID:???
> 遅かったじゃないか

ちょwwジャックwwwwゲイつながりか
542通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 22:45:59 ID:???
>>541
手こずっているようだな…尻を貸そう
543通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 23:11:14 ID:???
>>542
騙して悪いがそれはアンテナヘッドで武器腕逆間接のゲドさんだ。

ACつながりだと、NXのアモーあの迷言を凸操縦のガズウートを
相手にしたキャラに言って欲しいものだ。

>「さてな。しかしオルバよ、一つだけ分かっている事がある」
>「・・・・・・それは?」
>「彼は我々の宿命のライバルだという事だ」

ちょいと気付くのが遅いけど、これってときた版Xのラスト?
544通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 23:55:10 ID:???
てゆうかアビーの百合見てー
545通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 00:03:21 ID:???
ゲドさんって見た目はかっこいいんだけど実力はアップルボーイ以下だよな
546通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 01:03:15 ID:???
じ、冗談じゃ…
547通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 01:07:33 ID:???
阿部さんのアレはドミナント
ジャックのアレもドミナント
548初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/12(木) 06:35:32 ID:???
ガモフ、ブリッジ。
「姿勢とか減速とかその他諸々OKだぜ」
「よし!ご苦労だったな貴様ら!!」
ガモフは無事地球に降下し、ブリッジを安堵の空気が包んだ。
「ヴェサリウスの位置は分かるか?」
「ええっと・・・・・・あ、いました!ヴェサリウスは南東に進んでいます。どうやらガルナハンに
向かっているようです」
「ガルナハンか・・・・・・」
ガルナハンとは連合の基地の一つで、エネルギー施設火力プラントを有している基地だ。
それを守るために基地にはゲルズゲーやローエングリンゲートが配備されており、地理的条件もあって
ザフトの間では「難攻不落」と称されていた。
まぁそんな事は大して重要ではなく、要するにガルナハンとは前作『機動戦士阿部さんSEED DESTINY』
において丸々カットされた基地だった。
「よし、それでは本艦はこれよりガルナハンへ向かう。ディアッカ、艦の航行を自動に切り替えろ」
「了解」
ガモフの操舵が自動に切り替わる。これでガモフは、手放しでもガルナハンへ向かってくれる。
「よし。それでは各員、休息を取れ。皆疲れているだろう」
イザークがそう告げると、クルー達は体をほぐし始めた。思えばプラントを発ってから、ロクに休息を
取っていなかった。
「イザーク」
そんな中。アスランは険しい表情でイザークに歩み寄り――
「なんだアス――」
そして、イザークの顔面を殴りつけた。
「あ、アスラン!?」
「うわ痛そ」
「へっくしっ!・・・・・・やべ、鼻水が」
目を丸くする一同。
そして殴られた当のイザークは、当然激昂した。
「貴様!いきなりなにをする!!」
殴られた頬を抑え、目を剥いて声を荒げる。
そんなイザークに対し、しかしアスランは少しも怯まなかった。
「なにをする、じゃない!おまえ、さっきのあれはなんだ!!」
「あれだと!?なんの事だ!!」
「メネラオスの事だ!どういうつもりであんな事をしたんだおまえは!!」
「なんのつもりだと!?あのままではメネラオスは燃え尽きていた!支えるのは当然だろ!!」
「当然じゃない!おまえは自分の立場が分かっているのか!?」
「当たり前だ!俺はガモフの艦長だ!それがどうした!!」
「それが分かっていて何故あんなマネをした!?」
アスランはイザークの胸倉を掴み、続ける。
「艦長であるおまえが死んだら誰がこの艦を仕切る!?あの時阿部がいなかったら、
おまえは間違いなく死んでいたんだぞ!!」
549初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/12(木) 06:37:31 ID:???
「・・・・・・!?」
それは間違いなかった。もし種世界に阿部さんがいなかったら、イザークはあそこでメネラオスと
心中していただろう。
「しかし!だから見捨てろと言うのか、メネラオスを!?」
「そうだ!冷たいようだがな。人には出来る事と出来ない事がある。おまえが大気圏でやった行為は
自殺行為に他ならない。単なる犬死だぞ」
「出来る事と出来ない事があるのが人なら、阿部さんは人ではないという事になりそうなんですけど・・・・・・」
「おいおいニコル。俺にも出来ない事くらいあるさ。例えばそう、女のエスコートとかな」
「くっ・・・!だが、例えそうだとしても俺には見捨てる事など出来ん!!助けを求める者を助けて何が悪い!?」
「自惚れるな!戦争はヒーローごっこじゃない!自分に出来る事を自覚しろ!!」
アスランはイザークから手を離し、そのままブリッジから出て行った。
「あ、アスラン!」
それを慌てて追いかけるニコル。
「・・・・・・ちっ」
イザークは軽く舌打ちし、同じくブリッジを出た。
そしてブリッジには、阿部とディアッカが取り残された。
「ひゅう♪青春してるねぇ」
「今気付いた産業」

「アスラン!!」
ガモフ、艦内通路。
「ニコル・・・・・・」
「アスラン・・・・・・なんでいきなりあんな事を・・・・・・」
「なぁニコル。俺は間違った事を言ったか?」
「それは・・・・・・」
「あいつのやりたい事は分かる。けどな、死んだらおしまいじゃないか。このままだとあいつは近い内に
死ぬ事になる。そんなの、黙って見過ごせるはずがない」
「・・・・・・」
ニコルは不思議そうな顔でアスランを見ていた。
「なんだ?俺がこんな事を言うのはおかしいか?」
「ええ、まぁ。アスランはてっきりキラって人一筋かと思ってました」
「それは間違ってない。俺はいつだってキラ一筋だ。キラのためなら脱走だってなんだってしてやるさ。
いや、むしろ一度脱走したな。ガズウートで」
「アスラン・・・・・・そんな除隊処分にされても文句の言えないような事・・・・・・」
「だけどなニコル。それとこれとは話が別だ。イザークとはアカデミー時代からの付き合いだからな。
死ぬのを黙って見てなんていられない」
何かにつけて因縁をつけられていたが、アスランとイザークは親友と言っても差し支えのない関係だ。
確かにアスランは病的なまでにキラ一筋だが、だからと言って他の人間が――親友であるイザークが
死んでもいいなどとは微塵も思ってなかった。
「悪かったな、空気を悪くして。ま、あいつも分かってくれるだろ」
ニコルの肩をぽん、と叩き、アスランは自室に戻った。
550初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/12(木) 06:39:06 ID:???
ガルナハン基地、司令室。
「アルザッヘルから来たシャギアです。着艦許可を頂き、感謝します」
うやうやしくシャギアは、基地の司令に頭を下げた。
「アルザッヘルでは大変だったそうだな。まぁ、何もない所だがしばらくくつろぐといい」
「ありがとうございます。して司令、お伝えしたい事が」
「なんだ?」
「先ほど我が艦の高性能レーダーで確認したところ、この基地に向かっているザフトの艦影をキャッチしまして。
おそらく戦闘になるでしょうから、戦闘配備を命じられた方がよろしいかと」
「そうか。しかしなシャギアくん、それは不要だ」
司令はタバコに火を付け、そして窓の外を指した。
「見たまえ、あれを。あれがある限り我が基地は落ちんよ」
窓の外、その山の頂。
そこには、巨大な砲台が設置されていた。
「ローエングリンゲート・・・・・・あれさえあれば何人たりともこの基地を落とす事は出来んよ」
司令の言う通りだった。
この基地を攻めるには渓谷を通らなければならず、そしてそこを通るという事はローエングリンに狙い撃ち
にされるという事になる。
まさに天然の要塞、ガルナハンが「難攻不落」と称されるのはこの地形あってこそだった。
「だから貴殿らの心配は無用だ。安心して町でもぶらつくといい」
「そうですか。それではそうさせてもらいます」
シャギアは再び頭を下げ、オルバ、アビーを連れて司令室を出た。
そして基地を出る途中。
「よろしいのですか?」
「何がだ?」
「肉色のMSの事です。詳細は不明ですが、ビームの直撃を受けても無傷だという事は知らせておいた
方がよろしいのでは?」
「ああ、その事か・・・・・・」
ビームの直撃を受けても無傷なMSがいると知れば、司令はああも軽く構えはしなかっただろう。
むしろ知らない事によりガルナハンは落とされるかもしれないのだ。
「構わんさ。それに私は見たいのだ。あの肉色のMSがローエングリンゲートに対してどのような行動を
取るかをな」
インモラルガンダムの全容を知らないシャギアは、とりあえず色々な場所で戦わせてみる事にした。
ヴェサリウスがこの基地に来たのは偶然でも気まぐれでもない。全てはインモラルの能力を計るため、
故にシャギアは難攻不落とされたこの基地に艦を向けたのだ。わざわざ自分達の位置を知らせながら。
「そうですか。分かりました、ならばもう何も言いません」
「結構。さて、では町へ繰り出すとしよう。束の間の休息、といったところだがな」
「了解」
「時にアビー。私の愛馬でドライブなぞ――」
「もういないよ、兄さん」
既にアビーの姿は消えていた。
「なんと・・・!」
「さ、行こうか兄さん。久しぶりの兄弟水入らずだ」
「そうだな。時にオルバよ」
「なんだい、兄さん?」
「最近セリフが少なくないか?」
「・・・・・・それは作者に言ってよ」
551初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/12(木) 06:40:30 ID:???
ガルナハン。
場所が場所なだけに、町は栄えているとは言い難かった。人の数もまばらで、まるで寂れたウェスタン
のようだった。
「コンビニすらないとはな・・・・・・」
「道路も舗装されてないし・・・・・・僕少し酔ってきたよ」
ガタガタと車体を揺らしながら、シャギアとオルバの乗った車は町を走る。
「オロナミンCが飲みたいのだが・・・・・・店がないぞ」
「あ、あそこに人がいるよ。道を訊いてみようよ」
「いい考えだオルバ」
シャギアは車を止め、そして鍬で畑を耕す農夫に近付いた。
「失礼。この辺りに店はないかね?」
シャギアがそう訊くと、農夫は疲れきったような目を向けた。
「・・・・・・あんた、連合の兵士か?」
「ああ。だがこの基地の者ではない。故に地理には疎くてね。よかったら道を教えてはくれないか?
もちろんタダでとは言わない。この空薬莢を差し上げよう。子供にでもやるといい」
「ふん、そんな物要らんわ!それよりさっさと出て行ってくれ!」
農夫の目は憎悪に満ちていた。それはまるで、強制労働を課せられている者のような目。
「どうやらあまり快く思われていないようだが・・・・・・よかったら話を聞かせてはもらえないか?」
「ふん、いけしゃーしゃーと!おまえらが来てからこの町はおかしくなったんだ!」
「ほう?」
「別におかしいようには見えないけど?」
確かに町は閑散としている。しかしそれはプラントや地球の首都と比べてであり、むしろこの立地条件では
当たり前とも言える光景だった。それにAWの町と比べれば立派なものだ。少なくともこの町には襲い来る
『脅威』の姿も、飢えに苦しむ住民の姿も見えなかった。
「おかしいのだ、十分に!この町ではな、こうして作業に精を出す者はおらんかった!」
「強制労働、という事か?」
「ああそうだ!おまえらが来てからというもの、皆が働かされたのだ!これをおかしいと言わずして
なにがおかしい!!」
「なるほどね・・・・・・確かに無給での労働はおかしいよね」
「いや、給料はちゃんと出る!月に二十万ほどな!」
「・・・・・・。確かに年中無休での労働はおかしいよね」
「いや、休みもちゃんとある!完全週休二日、祝日元日も休みだ!」
「・・・・・・。どこがおかしいの?」
「おかしいさ!俺は・・・・・・俺達はな・・・・・・働きたくなんかないんだ!!!」
「・・・・・・」
「毎日昼過ぎに起きて、一日中パソコンにへばりつく!そんな夢のような生活をおまえらは奪ったんだ!!」
「いや夢のようってかそれ、単なるニート――」
「ああニートさ!それのどこが悪い!この町の者は皆、働きたくなどないんだ!!生まれついての
生粋のニートなんだ!分かったら出て行け!」
「・・・・・・」
552通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 06:43:34 ID:???
突然真面目に語られても……正直、困ります。
格好良いまともな行動取られると、なにか裏があるんじゃないかって勘ぐってしまうw
553初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/12(木) 06:44:22 ID:???
ガルナハン。この町は、ニートのすくつ(何故か変換できない)だった。
連合が来る前は住民全てが労働を放棄し、好き勝手にやっていた。2ちゃんは言わずもがな、ネトゲや
エロゲ等等、皆が堕落しきった生活をしていた。むしろ連合が来る前はどうやって食べ物とかを調達していたの
だろうか?生活実体の不可解さは嘘つき村に勝るとも劣らなかった。
「・・・・・・さてオルバよ。そろそろ行くとしよう」
「そうだね」
話にならないという事を悟った二人は、諦めて車に戻った。
「待て!!」
と、そこで農夫からの制止。
「何か?」
「薬莢くれよ、薬莢!!」
「・・・・・・」
シャギアは呆れた様子で、懐から空薬莢を取り出した。

同じくガルナハン。
シャギア達とは別の場所を、アビーは一人で歩いていた。
(労働に従事しているのは良い事ですね)
アビーはこの町がどういう所かを知っていた。出番がなく暇だったので、アビーはあらゆる町の事情を
知り尽くしていた。ただそんなアビーでも、連合が来る前ここはどうやって生計を立てていたのかは
分からなかった。
(・・・・・・おや?)
そんな中、アビーは少女の運転する車を発見した。
(おかしいですね・・・・・・)
アビーの調べたところによると、その車が向かっているであろう方角には何もないはずだった。
あるのは長い長い渓谷の道。そしてここから抜け出すにしては、あまりにも粗末な車。
ここから一番近い町でも車で一週間は掛かる。見たところ食料も何も積んでいなかったので、
このままでは町に着く前にガス欠、そして飢え死に必死だった。
「・・・・・・匂いますね、これは」
何かを察したアビーは、その車の尾行を開始した。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十四話〜嘘つき村住人「私は嘘つき村の者だ」←無限ループって怖くね?〜
554552:2007/04/12(木) 06:46:36 ID:???
な、なんという失態。初代氏になんとお詫びすればよいのか……
555通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 11:07:20 ID:???
ケツを差し出せばいいと思うよ
初代1GJ!
556通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 12:31:39 ID:???
なら、GJするしかないじゃないか!!
557通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 13:26:43 ID:???
>>552
つディバ淫バスター
558通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 14:33:17 ID:???
ストレート作ろうと思ってレッドフレーム買ったけど普通に作っちゃった
559通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 14:57:47 ID:???
嘘つき村の住人が自分を嘘つき村の者って言うのはさ、
つまり嘘つき村は正式名称が別にあるって事でいいんだろ?
560通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 16:03:29 ID:???
巣窟、そうくつ…
561通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 18:18:53 ID:???
良い男は誤字だって脳内変換するんだぜ
562通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 22:38:33 ID:???
イザークが住人を怒鳴りつけるに1票
563通常の名無しさんの3倍:2007/04/13(金) 00:10:57 ID:???
コニール餌食に期待GJ!
564通常の名無しさんの3倍:2007/04/13(金) 00:14:31 ID:???
せんせー、馬はドライブじゃなくてライドだと思います!

それはさておき最後の少女は誰だろう?
ミリアリアかステラか、それともコニールとか?
565通常の名無しさんの3倍:2007/04/13(金) 08:37:02 ID:???
コニたんだったら、ょぅじょ食われるになるのか・・・
阿部さんの勇士は大歓迎だがアビーの誘士も大歓迎だ
566通常の名無しさんの3倍:2007/04/13(金) 10:33:29 ID:???
567通常の名無しさんの3倍:2007/04/13(金) 13:52:10 ID:???
>>563
コニールの戦闘力しだいだよそれは
568通常の名無しさんの3倍:2007/04/13(金) 19:11:48 ID:???
>>564
ガンダムXを見れば言葉の意味がわかると思われ
569通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 11:19:54 ID:???
巣窟を「すくつ(何故か変換できない)」って書くのは2chの常識なんだぜ?

ちなみに「空気(何故か読めない)」もデフォwwwww
570通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 11:50:56 ID:???
お前らもっと勉強しろよwwwwwwwwwww
571通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 12:40:50 ID:???
やなこった
572通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 13:01:20 ID:???
いいふいんき(何故か変換できない)だな
573通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 15:57:09 ID:???
お前らキシュツだろww
574通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 16:33:01 ID:???
>>573
それを言うならガイシュツだろ
575通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 16:58:50 ID:???
おまえらの仲の良さに全米が嫉妬。
576通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 17:24:47 ID:???
>巣窟を「すくつ(何故か変換できない)」って書くのは2chの常識なんだぜ?

知らなかった…まだまだいい男には遠い
577通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 17:33:14 ID:???
常識は言い過ぎだが、少なくともこのスレでは今後も知っていた方がいい
578通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 23:49:54 ID:???
おまいら、>>1のようないい男がリア消みたいな誤字なんてするわけないだろw

今までだって2ちゃんネタ満載だったんだから、ネタそうでないかの判断も出来ないままだと
いい男になれないぜ?
579通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 00:10:22 ID:???
>>578
まぁ、いいじゃないか。これで知らなかった人も知ったわけなんだし

それよりも や ら な い か
580通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 00:48:18 ID:???
>>568
リアルタイムでガンダムX見てたが理解できない俺に解説してくれないだろうか
581通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 00:49:13 ID:???
>>580
「私の愛馬は凶暴です」byフロスト兄
582通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 13:24:15 ID:???
MSでもドライブはおかしいだろw
583通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 13:40:01 ID:???
自分が操縦する乗り物は何でも愛馬って言うだけだろ。
584通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 14:25:12 ID:???
私の愛馬は凶暴です=跳ね馬=フェラーリ
てことはシャギはフェラーリ乗ってんのかな?
585GMのアレ:2007/04/15(日) 15:14:24 ID:???
シャギュアのヴァサーゴはガンダムタイプだぞって言う意味合いじゃね
586通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 15:20:59 ID:???
Xの特集組んでた奴だろ
あとはシャア・アズブルだな
あんなポカってやるんだって思ったっけ
587通常の名無しさんの3倍:2007/04/16(月) 09:53:51 ID:???
保守
588通常の名無しさんの3倍:2007/04/16(月) 22:49:03 ID:???
誤字なんて気にしたらジョジョは読めないんだぜ?

うるさい!うっおとしぞ!
589通常の名無しさんの3倍:2007/04/16(月) 23:01:17 ID:f4WYEad8
>>579
いいぜ・・・ふんっ!!!!!!!!
590通常の名無しさんの3倍:2007/04/16(月) 23:27:39 ID:???
>>588
そうだな。
おちんこでるばあいじゃないもんな。
591通常の名無しさんの3倍:2007/04/17(火) 16:38:12 ID:???
>>590
おいおい、自慢のジュニアが顔を出してるぜ?
592通常の名無しさんの3倍:2007/04/17(火) 19:37:26 ID:???
>>590
ウホッ、いい息子・・・
593通常の名無しさんの3倍:2007/04/17(火) 20:07:05 ID:???
>>590
それは私のお稲荷さんだ
594通常の名無しさんの3倍:2007/04/17(火) 20:42:19 ID:???
590〜593
いいこと思いついた。お前ら俺を輪姦せ
595通常の名無しさんの3倍:2007/04/17(火) 21:00:33 ID:???
     ∧∧    ∧∧
   (( (*゚Д゚) ))  (;  )
   (( // 、) 、)∩))∧と  ヽ
 ((〜((≡γ'⌒(((*;(|  〜))
    し'`Jし'`ーイ_ノ"(ノ^ヽ)
        >>594
596594:2007/04/17(火) 21:07:52 ID:???

4人にしては中々楽しめたわ
でもわたし・・・女なのw
597通常の名無しさんの3倍:2007/04/17(火) 22:44:41 ID:???
ここでノンケの俺が>>596をいただきに参上
598通常の名無しさんの3倍:2007/04/17(火) 23:00:48 ID:???
>>596
これはなんというホラーwwwwww
599通常の名無しさんの3倍:2007/04/17(火) 23:51:39 ID:???
女でもな・・・一つになれるんだよ
(つ アビー特製ディル(ry))

そうだろ・・・・・松っ!
600通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 00:27:28 ID:???
>>599
ふんっ
601通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 00:33:14 ID:???
「ハイネ」ってお米の国のスラングで「お尻」って意味らしいね
602通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 00:40:23 ID:???
確かにハイネが一番多く尻を蹂躙されてるなw
603通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 00:46:14 ID:???
>>599
ディルドーって何なの?
初めて聞く単語なんだけど。いやマジで。
604通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 00:54:24 ID:???
>>603
OKじゃあまずは尻をこっちに向けな
605通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 00:57:03 ID:???
・原始編 「(ノンケでも)摂食」 うほっ
・近未来編 「流(しこんで)動(かしてみろよ)」 ベンチや人の前でYボタンを押すんだ!
・SF編 「亀伸」 キーアイテムはコーヒー(ションベン入り)
・幕末編 「三つめ?いいぜ・・・」 目指せ百人喰い!
・西部編 「放尿」 街の人々と協力して、無膀集団ワイルドバンチを廻してやれ!
・現代編 「再嬌」 48手ン(しじゅうはってん)全ての技をその肉体で受け、習得するのだ!
・功夫編 「伝升」 振棹拳老師。年老いてきた彼はその堅棒を受け継ぐ若者を探す・・・
・中世編 アヌステッドVSストレイトボウ


正直、原始編のネタをヤりたかっただけなんだが、思い入れの強い
ゲームだけに意外と思いついた。
GoGoブリキ大王の替え歌は思いつかなんだが・・・

>>603
俺達には必要の無いものさ。
分かったなら尻を向けな・・・
606594:2007/04/18(水) 01:01:37 ID:???
レズのタチ役が交尾のとき使う擬似肉棒よ
それじゃあこっちに尻を向けなさい
607通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 01:34:37 ID:???
>>603
よくディルドーの名がわかったなディルしかなかったナニ・・・
608通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 02:47:41 ID:???
くそっ!松の漢らしさに惚れてたから思い切り噴いたじゃね〜か。
バーロー!

あの世界に阿部さんが来たらベヒーモスだろうがキングマンモーすら美味しく獸カーンしそうだぜ
609通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 08:46:47 ID:???
610通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 15:16:40 ID:???
初代1氏の復帰はまだなんだろうか・・・?
611通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 15:46:21 ID:???
>>610
無印・運命はある程度は本編の下敷きが出来てたけど
Xに入ってからはオリジナルだから難しいんだと思う。
作品の性格の関係上ただストーリー進めればいいってもんでもないしね

ま、おとなしくケツを慣らして待ってろってこった
612通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 16:17:23 ID:???
口もならさにゃならんだろ
阿倍さんも口を使っていたし。
613通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 22:04:08 ID:f+5DwULX
口でふと思った

阿部さんVS女犯坊
614通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 23:48:09 ID:???
申し訳有りません
sage忘れました

掘られてきます
615通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 00:24:51 ID:???
フヒヒヒヒ
616初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/19(木) 00:29:03 ID:???
「と、いうわけなんだ助けてくれ!!」
ガモフ、ブリーフィングルーム。
ガルナハンに逃げ込んだと思われるヴェサリウスを捕獲するためにガルナハンを攻めようと
してるんだけどローエングリンゲートがあるから「このまま突っ込んだらやばくね?」って事で
とりあえずローエングリンの射線から外れたこの位置――渓谷の入り口的な場所――に停泊
していたガモフに一台のジープが走ってきて「なんだありゃ?」とそれを敵だと思った阿部さんが主砲を
向けると「私はガルナハンのレジスタンスだ!」という声が返ってきて「なんだ幼女か」と阿部さんが
改めて主砲を向けるとニコルが「まぁ話だけでも」って言うから仕方なくその幼女をブリーフィングルーム
に通したんだけど幼女ってか少女だよねコイツ。
ちなみに少女の名前はコニール。肌の色はディアッカ寄りで髪型はポニーテール、顔つきは「なんだかなぁ」
な感じの、人気投票でもやったら間違いなく下位どころか名前すら挙がらなそうな、取るに足らない少女だ。
種死のwikiにこいつの名前はなかったような気がした。
んで、「連合の兵士がある日突然やってきて」というなんだか出来の悪いラノベかエロゲの切り出しみたいな感じで
(『連合の兵士』を美少女辺りに置き換えると分かりやすいよ)話は始まり、かいつまんで言うと
ガルナハンの住人は強制的に労働させられてるんだってさ。
そういう事情でコニールは冒頭で「助けてくれ!」と阿部さん達に懇願したのだが、
「「「「「( ´_ゝ`)」」」」」
反応は芳しくなかった。
「な、なんだその目は・・・・・・はっ!?ま、まさかおまえ達、この美しくも背徳的な雰囲気の漂う美少女
コニールという名の青い果実をその下半身の汚らわしくグロテスクにそそり立つキノコ状のモノで犯そうと
考えているのでは――」
「「「「「ぶち殺すぞ」」」」」
「・・・・・・」
コニールのアフォな妄想はともかく。
この「( ´_ゝ`)」な反応にはそれぞれ理由がある。
まずは阿部さん。これは言わずもがな、彼がY染色体の頼みごとを聞くわけがないという事は一月の下旬辺り
からの読者ならお分かりだろう。
ニコルは晩ご飯の事を考えていた。話を聞こうと言い出したのはニコルだが彼女への興味はスデになく、
微妙に名前が似てるよねニコルとコニールって。
ディアッカはまぁ、なんだ。とにかく興味がないのだ。最近こいつの扱い酷くね?
アスランはキラ。
んでイザーク。幼女のシャトル撃ち落しに始まって「あれはザフトの艦だ!」という電波発言に終わった原作とは
似ても似つかないようなキャラになっているイザークでも、彼女の言葉には「( ´_ゝ`)」だった。
何故ならイザークは、ガルナハンの事情をスデに知っていたからだ。
「無給でも無休でもないのだろう?結構な事じゃないか」
その給料も一日働いてわずか350円といった悲惨なものではなく、休みだって完全週休二日である。
「そういう問題じゃない!働きたくない者を働かせるという事自体に問題があるんだ!」
「まるで親から就職を迫られたニートみたいな言い分だな・・・・・・」
実際その通りだから困る。
617初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/19(木) 00:30:43 ID:???
「とにかく助けてくれ!このままではみんなが労働の喜びに目覚めてしまう!!」
「結構な事じゃないか・・・・・・」
「もちろんタダでとは言わない!おまえ達はあの艦・・・・・・ヴェサリウなんとかってのを取り戻したいんだろ!?」
「その通りだが・・・・・・よく知ってるな」
「基地に潜入している仲間のレジスタンスがいるんだ。よくサボるけどな。だけどおまえ達はローエングリンゲート
に阻まれて進軍出来ないでいる・・・・・・違うか?」
「いや別に」
「そうだろう。そこで、だ。ローエングリンゲート突破に向けて有益な情報が・・・・・・えぇっ!?」
別に彼らは攻めあぐねているわけではなかった。確かにガモフごと進軍すれば渓谷にてローエングリンであぼん
は確実だったが、だったらガモフを置いていけばいいだけの話。
早い話、インモラルがいればローエングリンなど物の数ではないのだ。だってあいつレクイエム蹴っ飛ばしたし。
故にMSが一機通れるかどうかっていう嫌がらせのような狭い隠し通路を使う必要は全くないのだ。
「そういうわけだから、別に貴様の情報になど頼る必要はない。分かったら帰ってクソして寝る事だな」
そしてイザークの目的はあくまでヴェサリウスである。連合軍をどうこうしようという気はないし、コニールの
頼み事を聞く気もない。まぁ本当の意味での強制労働が課せられていたら話は違ってくるのだが。
「な、なんて冷たい奴らなんだ・・・!?」
「貴様達が自堕落過ぎるだけだと思うが・・・・・・」
「ええい、もう頼まん!私一人であいつらをなんとかしてやる!!」
微妙な死亡フラグっぽいセリフを残して、コニールはガモフを降りた。

「さて、ついでだ。明朝ヴェサリウスを取り戻すためにガルナハンを攻めるに当たっての作戦を立てる」
どうせ集まったのだからと、イザークはそのままブリーフィングに以降した。
「もちろん戦闘を仕掛けるつもりはないが、相手からしたら話は別だ。俺達が渓谷に侵入したら間違いなく
奴らはローエングリンを撃ってくるだろう。そこで阿部、貴様に任せたいのだが」
「オーケィ、ローエングリンとやらを潰せばいいんだな?」
作戦、という程のものではない。要はローエングリンさえ潰してしまえば、それに頼っていた分
ガルナハンは丸裸も同然なのだ。
そこでインモラルガンダムである。ぱぱーっと出てフンッッ!!とゲートを潰してしまえば、もう勝ったも同然だ。
ゲルなんとかズゲーさんも問題ないでしょう。
「よし。それじゃあ明日は早いからもう――」
「いや、待て」
イザークが解散を告げようとした時、ある男の声が割って入った。
「・・・・・・なんだ、アスラン」
アスラン・ザラ。ちょっぴり暴走気味なストーカーで、現在イザークと微妙な仲である男だ。
「阿部。おまえはガモフの防衛に専念してくれ」
「別に構わないが・・・・・・いいのかい?俺はローエングリンゲートでも喰っちまう男なんだぜ?」
「いいんだ。ゲートを落とすのは・・・・・・俺とイザークでやる」
「――!?な、なんだと!?」
アスランの言葉に、思わずイザークは声を荒げた。
当然である。原作においてはバビやらザクやらが悟飯の超かめはめ波を喰らったセルのように「バ・・・バカな!」
な感じにされたローエングリンである。それをグフとガズウートの二機でどうにかしようとアスランは言ったのだ。
「アスラン貴様!突然何を言い出す!?」
「俺に考えがある。だからここは俺の言う通りにしてくれイザーク・・・・・・」
「なんだ?その考えとは?」
「それは今は言えない。しかし大事な事なんだ」
「・・・・・・。まぁ、いいだろう。そもそもローエングリン程度、俺一人で十分だしな」
自信過剰も甚だしいが、とりあえずそんな感じでブリーフィングは終わった。
618初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/19(木) 00:32:28 ID:???
ガルナハンへと続く渓谷。
既に陽の落ちた渓谷を、一台のジープが走っていた。
「まったく、ザフトというのはケチなんだな」
そんな不満を洩らしつつ、コニールは町へ帰るべく車を走らせていた。
「このままじゃいずれ私も働く事に――!?」
そうして半分程の道のりを進んだ後――
突如車を衝撃が襲った。
最初は落石かとも思ったが、違う。
その“車に衝撃を与えたモノ”は、ボンネットに張り付いたまま、鋭い双眼でコニールを見据えていた。
「ひ――!?」
たまらずハンドルを切るコニール。車はそのまま崖に衝突し、煙を吹いて動かなくなる。
「や、やば――」
慌ててコニールは車から離れ、そして次の瞬間に車は爆発、炎上した。
「な、なんだったんだ、さっきのは・・・・・・」
なんらかの生き物であろう事は間違いなかった。しかしこの辺りにあんな生き物はいたか・・・?
「随分と荒い運転ですね」
「――!?」
燃え盛る炎の中。
ゆらゆらと陽炎のように、“彼女”は炎の中から姿を現した。
「初めまして。アビー・ウィンザーと申します」
彼女はコニールをずっと尾行しており、そして頃合を見計らってコニールの前に姿を見せたのだ。
自己紹介と共にアビーは仰々しくお辞儀をし、そして頭を上げると――
「・・・・・・なんのつもりですか?」
銃を向けられていた。まぁあんな風に登場したら当然だけど。
「お、おまえは何者だ!?」
「アビー・ウィンザーと申したはずですが」
「その制服・・・・・・連合軍だな!?」
「それが何か?」
「なら今すぐガルナハンを出て行け!おまえ達が来たせいで町は滅茶苦茶になったんだ!!」
「とても良い方向に向かっていると思うのですが」
「うるさい!もし出て行かないと言うのなら・・・・・・!!」
「無駄です。そのようなものでは私を止める事は出来ません」
そう言うとアビーは、懐からコンバットナイフを取り出した。
「は・・・ははっ!そ、そんなナイフで何が出来るって言うんだ!」
「色々出来ますよ・・・・・・そう、色々ね」
含みのある笑みを浮かべるアビー。その笑みに込められた意味を少女であるコニールは理解出来なかったが、
背筋に走ったのは間違いなく悪寒だった。
「む、無駄な抵抗はするなよ!?さもないとこいつが火を吹くぞ!」
「お好きにどうぞ・・・・・・やれるものなら」
ナイフを逆手に持ったアビーは、ゆっくりとコニールに近付いていく。まるで逃げ場を失った獲物に歩み寄る
肉食獣のように。
619初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/19(木) 00:33:36 ID:???
「こ・・・・・・こいつっ!!」
銃声。
威嚇射撃のつもりだった。足元に数発撃ち込めば足も止まるだろうと考えて、コニールは地面に向けて発砲した。
しかしそれがいけなかった。威嚇射撃など言うなれば弾丸と時間の無駄遣いに他ならない。相手の意思がはっきり
している以上、威嚇などという行為は時間稼ぎにすらならない。コニールはアビーを殺すつもりで撃たなければ
ならなかったのだ。
もっとも、どう撃ったところで結果は同じだっただろうが。
「――!?」
一発目の銃声の直後、コニールの銃が三つに“解体”されていた。銃身、弾倉、グリップの三つに分けられた銃は、
もはやオブジェとしての価値すら失われた。
「だから言ったでしょう?無駄です、と」
アビーの声。いつの間にか彼女はコニールの背後にいた。
「な――」
ばっと振り返るコニール。
しかし、アビーが“斬った”のは拳銃だけではなかった。
「・・・・・・?あ・・・・・・え?――な、なんで!?」
なんだか涼しいな――そう思ったコニールだったが、当然だ。
何しろ彼女の上半身は、一糸纏わぬ姿だったから。
すれ違いざまにアビーは、彼女の服をも斬っていた。肌は一切傷付けず、下着ごと彼女の服を『17分割』した。
「な、ななななな!?」
腕で胸を隠しその場にしゃがみ込むコニール。
そんな彼女に、アビーはまたもゆっくりと近付いて行った。
――制服のボタンを外しながら。
「な、何を――」
「大丈夫です・・・・・・ゆっくりと、丁寧に、一つ一つ教えて差し上げます」
「――!?」
そしてコニールは悟った。
これから自分が『ナニ』をされようとしているのかを。
そして読者は悟った。
阿部種世界では変態ほど異常な戦闘力を持っているのだなぁ、と。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十五話〜いやこれ以上はX指定っスから〜
620通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 00:33:43 ID:p0rMkDH7





          ゚・ *:.。. * ゚
      +゚
           。 .:゚* + 。
               ゚   
              ゚  /ヾー、
                 r!: : `、ヽ
                l:l::..: :.|i: 〉
                ヾ;::::..:lシ′
                   `ー┘



      | │                   〈   !
      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !   
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !
621通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 00:53:33 ID:???
アビーktkrwwwwww
622通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 00:55:11 ID:???
GJ!

kitikusugitewarotawwwwwwwwww
623通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 01:02:52 ID:???
>〜いやこれ以上はX指定っスから〜

今 更 ど の 口 で 言 う か あ あ あ あ あ あ あ !!!



GJ!
624通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 01:13:36 ID:???
既に18キソ所か30キソ位に跳ね上がってますし・・・女性専用直視の魔眼とか持ってそうだよ、アビー





もっとやれ、なんて言って阿部さんにお仕置きされるのは俺一人で充分だ

GJ!
625通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 01:44:51 ID:???
GJ!

>>624
>直視の魔眼とか持ってそうだよ

全く同じ事を考えてたから、俺もお仕置に付き合おう
626通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 02:38:48 ID:???
だから阿部種世界では変態ほど異常な戦闘力を持っているなんていまさらだっての
・・・でもGJ
627通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 08:32:43 ID:???
ちょwwwwwアビーの(変わると言う意味での)変態ktkrwwwwwwwwww

これでパワーバランスが五分五分になったなwww
628通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 08:42:57 ID:???





          ゚・ *:.。. * ゚
      +゚
           。 .:゚* + 。
               ゚   
              ゚  /ヾー、
                 r!: : `、ヽ
                l:l::..: :.|i: 〉
                ヾ;::::..:lシ′
                   `ー┘




.        / \  '、、   !  //  ノ./'´ `‐' ‐ッ'
        { \ 丶、 丶  |. 〃 /      ,ィ′
        l   ト、  `- ニ⊥/- '´     __,,,ニ=-、
          !  l-=ゝ、__     __,,. -‐ 「  |,ソ} 
         l  l r‐r‐;ミ、 ̄ ̄ ̄,イフテ7|  |/l!
        l   .l -ゞ-'-     ''´ ̄  !   l j!
.         !  l      ,         _l   ∨
629通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 09:27:22 ID:???
>阿部種世界では変態ほど異常な戦闘力を持っているのだなぁ

キラがここまで不憫になるなんてwwwww
630通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 12:25:10 ID:???


>そして読者は悟った。
むしろ、再確認だ。
これ以上は何も言うまい。
631通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 13:42:14 ID:???
アビーが女阿部さんに!




そういえばアビーはAbbey。
阿部さんはAbe……に、似ている!
632通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 15:51:45 ID:???
>>631
それは激しくがいしゅつ(なぜか変換できない)

初代さん少し文章変えたかな?
しかしなんでいつもコニールって幼女扱いされるんだろうな。
キラとセックスしたときのフレイと同い年だろ?
633通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 16:48:05 ID:???
>>632
フレイは種時点で15
コニールは種死時点で14
634通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 19:53:15 ID:???
さすがにX指定はここでは書けないか?
書けたら書けたでアスランの暴走度がMAXになりそう
阿部さんももっと派手にやるんだろうけど
635通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 20:39:49 ID:???
アビーがザ・ボスな件
636通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 21:38:11 ID:???
アビーがテラカオスwww

フロスト兄弟が前座に見えて仕方がない・・・
637通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 22:15:32 ID:???
>>633
キラとやったのは2月だからまだフレイは14だよ。
638通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 22:16:37 ID:???
>>632
腐っても、いや実際臭いけど政府高官令嬢と、その連合による圧制被支配地域の
ゲリラっ娘とじゃ生育環境、ぶっちゃけ食い物が違う。
「ブロイラーと軍鶏があったとしてブロイラーの方を選ぶ人がいますか?
 いなアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜いッ!!
 貴女はこのアビーにとってブロイラーなんですよオオオオ〜〜〜〜ッ」

…発育不良ボーイッシュロリハァハァのあまりこんな電波を………

……と思ったが、よく考えたらここのガルナハンは村ぐるみニートで食っていけた
パラダイスだった。それでチビなら単に救いようがないだけか…
639通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 23:46:09 ID:???
アビーに寄って働く(ご奉仕)に目覚めたコニたんが脳裏に・・・

そして百合属性開花って・・・まんまゲイボルグの効果が女性バージョンになってるじゃないか!

これでフロスト側に戦力がまた一人?
640通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 00:17:43 ID:???
>>639
コニ「うわ男だ」で働いてくれるのが疑問
641通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 00:27:05 ID:???
ふと思ったがアスラン全くキラと会ってないんだな
そろそろ禁断症状出そうだw
642通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 00:46:23 ID:???
>>640
アスランが使っていた開かずの間をアビー専用秘密の部屋に改修して男子禁制にして、そこで火器管制ぐらいできるようにとか・・・阿部さん達と一度接触して聞く耳持たないされたので敵視できそうだしな

そしてアスランが「俺のキラコレクション部屋が・・・うわ、女だ」とガモフ内で反応され再度ニュータイプ説浮上とか

ま・・・チャチャ入れすぎると良いオトコになれないから大人しく阿部さんを待つぜ!
643通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 07:37:58 ID:???
俺の予想では地域住民が総出でコニールとアビーのおっぱいうp祭りに突入。
644通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 12:29:54 ID:???
アビーのインパクトのせいでイザークとアスランの関係とかがどうでもよくなってるw
しかし無印後半のときもそうだったけど阿部さんを別にすれば間違いなくイザークが主役だな
645通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 13:17:40 ID:???
>>643
ダメ住人www
646通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 21:02:02 ID:???
続きwktk
647通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 22:10:07 ID:???
カズイ希望
648通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 22:16:54 ID:???
【1000までいけば】連邦高官が少女への手解き百合シーン【生中継うp】
シャギア 「何かしらひっかからんでもないが・・・・・オルバよ、上げるのを手伝うがいい。ksk、ksk」
オルバ 「現地の少女みたいだね、わかったよ兄さん。ksk、ksk」


まともに働け、オマエラw
649通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 22:22:46 ID:???
イザク株はさりげなく高めか、歓迎だが。

しかし自ら阿部さんに尻を差し出したりする光景があったりと・・・もう原作なんか忘れるぐらいの成長っぷりだ
てか、誰も死なないスタイルが好きだ
これが良い男の為せる所業か
650通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 22:27:14 ID:???
ぬるぽ
651通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 22:33:05 ID:???
がっ!
652通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 22:55:09 ID:???
653通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 22:59:32 ID:???
車や自転車の危なさなんぞ阿部さんやアビーのアブなさの足元にも及ばんわ!
654通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 23:02:16 ID:???
文明の機器なんぞあの二人を対比すれば赤子もいいとこだ

良い男女の為せる技だな
655通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 23:07:13 ID:???
阿部とアビーはアブない・・・
AbeとAbbeyはAbunai・・・

共通するのはAb・・・ふむ、これは何か法則がありそうだな
おーい、誰かキバヤシ呼んで来てくれ
656通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 23:31:23 ID:???
キバヤシ 「まずは阿部とアビーからだが両者の共通点はAb e
657通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 23:38:28 ID:???
切れるな(涙)

だ、そして残ったbyに後ろにある危ない・・・からAbを引くとunai。これはアナグラムだ。順番を変えるとnaui、つまりナウイだ・・・

byも変換するとバイ・・・・・つまり性的な思考に対してナウイと言うメッセージが書かれているんだ!しかしこれでは二人の共通点である薔薇や百合とは一線を欠く・・・・・これは調査の必要性があるな。MMR出動だ!」


こじつけ万歳
658通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 00:24:44 ID:???
英語で皇帝はemperorだが、その位に在るのが女性の場合はempressとなる。

もしも「阿部(Abe)」が人名ではなく何かの称号のような物であるとしたらどうだ?
そう、「ノンケでもかまわないで食っちまういい男」に与えられる称号・・・・・・
それがAbe(阿部)なのだ!
つまり阿部高和とはAbeであると認められた男・高和を意味する。
そしてアビー(Abbey)とはAbeの女性形であり、アビー・ウィンザーとは
Abbeyと認められたウィンザー家の女性を意味するのである!




むしゃくしゃしてやった、今は反省して(ry
659通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 03:15:04 ID:???
俺が単純に思ったのは

阿部(abe)とアビー(abbey)
abeとabe + by

byは「側に」とか「近くに」って意味。
つまりアビーは阿部さんに限り無く近い存在というわけだ。




つまり反省はしていな(ry
660通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 04:30:42 ID:???
ラストウホッバトルは
変態兄弟VS阿部
マユに目をつけたアビーVSシン(ぱりーん)
と予想
661通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 04:46:57 ID:???
マユがシンの原動力だからな、貞操の危機に陥ってるなんて知ったら普段みせない知恵をフルに使い助けにいきそうだ

まぁ、引き算は間違えるんだがw
662通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 06:34:39 ID:???
この世界での、ノイマン航海日誌を読んでみたい。
663通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 07:30:45 ID:???
コードアヌス 〜反則の高和〜
阿部「いい男、阿部高和が命じる。
や ら な い か」

思いついただけ。ネタを書くにもギアス見たことない。
664通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 08:11:26 ID:???
なあ、アスランの策って

ローエングリンを奪う
   ↓
地元を焼き払う
   ↓
ローエングリンのせいで
ガルナハンはボロボロだ!
   ↓
キラは復興作業に従事している
   ↓
キラが来る
   ↓
キラうめぇwwww

じゃなかろうかと思った。え?奪うまで?知らん。
665通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 08:51:32 ID:???
>>664
労働の喜びに目覚めてるキラがガルナハンに行ったらどうなるのだろうか
666通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 15:23:03 ID:???
>キラうめぇwww

キラらめぇwwww に見えた
667通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 18:11:03 ID:???
みさくら乙
668通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 21:16:41 ID:???
しっかし・・・最初から見てるけど良くこうまで面白いのが書けるなぁ・・・・・脱帽ですな

初代さんも良い男補正がフルについてる?

レイと議長コンビがまた見たいぜ・・・・・
669通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 23:19:03 ID:???
初代氏は実は良い男と良い女両方書ける人だったりして
670通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 00:07:53 ID:???
両刀って訳か・・・恐ろしい職人様だ
671初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/22(日) 00:25:45 ID:???
明朝。
「ただいま戻りました」
「おそかったなアビ・・・・・・どうしたんだ?」
「何がですか?」
「いや・・・・・・やけにツヤツヤしているなと」
「お気になさらずに」
それだけ言ってアビーは席に着き、カタカタとキーボードを叩いていく。
ヴェサリウス、ブリッジ。今日にでもガモフは攻めてくるだろうと予測したシャギアは、
昨日の時点で朝にここに集まるようオルバとアビーに告げていた。
シャギアの見立てでは、おそらくローエンなんとかグリンでもガモフ、特にインモラルは落とせない。
故に彼はさっさとガルナハンを離れて、安全な位置でインモラルの力量を測ろうと、こうしてアビーに
出航の準備をさせていた。
カタカタとキーボードに指を走らせるアビー。その横顔は、まるでゆで卵のようにツヤツヤとしていた。
「ふむ・・・・・・エステにでも行ったのか?」
「兄さん違うよ。あれは――」
言いかけて、オルバは口をつぐむ。兄はまぁ言ってしまえば生粋の魔法使い予備軍であり、
――「あれはほにゃららを行った後の女性の肌に表れるごく一般的な変化なんだよ兄さん」
などと言っては、
――「ほう?流石は我が弟、博識だな。まるで実際に見たような知識ではないか弟よ。流石、私が
目を付けた女性全ての心をレイダーしただけの事はある・・・・・・くっくっく・・・・・・」
などという暗黒の空気がブリッジを包み込む事になってしまう。
だからオルバは、この件には触れまいと口を固く閉ざした。
「くっくっく・・・・・・」
「はっ!?この空気・・・・・・まさか!!」
しかし、オルバさんは思念の流れを閉ざすのをすっかり忘れていた。
オルバの予測通り、しばしの間このブリッジは暗黒の空気に包まれた。
672初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/22(日) 00:26:46 ID:???
ガモフ、MSデッキ。
昨日のブリーフィング通り、出撃するのはアスランとイザーク。
二人は各々のMSのコクピットで待機していた。
「・・・・・・おい、アスラン」
『なんだイザーク?』
「貴様の言っていた『考え』とやら、そろそろ教えたらどうだ?」
『・・・・・・。イザーク、おまえは言ったな?例え敵でも、助けを求める者を見捨てる事は出来ないと』
「・・・・・・ああ」
『それを見せてもらう。今日、この戦闘で』
「どういう事だ?」
『おまえの覚悟を見せてもらう。この条件下で、おまえがその信念を貫けるかどうか』
「・・・・・・」
今回の戦闘は、今までとは少し条件が違う。
立地条件が敵に都合が良すぎるのだ。しかもこちらが移動出来るスペース全てを焼き尽くす砲撃、ローエングリン。
いちいち殺さずに敵を無力化していてはローエングリンの餌食、しかもその無力化した敵を射線上に落として
しまっては彼らも巻き込まれるのは明白。
イザークが信念を貫くには、あまりに厳しい戦場だった。
「ふん、大方そうだろうとは思っていたさ。けどなアスラン」
『なんだ?』
「俺は昨日言った貴様の『考え』を訊いているのだ」
『・・・・・・、えっ?』
「まず阿部がさっさとローエングリンを無力化する。それが最善かつ唯一の方法だと俺は思っていたのだが、
貴様にはあるのだろう?俺達二人であれを落とす方法が」
イザークの信念云々以前に、ローエングリンは一般人にはヤバ過ぎるシロモノだ。そこで一般人から100万光年
ほどかけ離れた阿部にまずローエングリンを無力化させようとイザークは昨日提案したのだが、アスランは
それに異を唱えた。イザークは「何かあるのか?」と思いつつ彼の意見を呑んだのだが、
『・・・・・・』
「・・・・・・おい貴様。何とか言ったらどうだ?」
『・・・・・・。アスラン・ザラ、ガズウート出る!!』
「あ、アスラン!?貴様、さては!!」
その件に関しては、アスランは何も考えていなかった。
いくら通信を繋ごうとも、アスランからの返事はなかった。
『イザーク、いつでもどうぞ!!』
「くそっ!イザーク・ジュール、グフ出るぞ!!」
半ば、と言うかほぼヤケクソ気味に、イザークも出撃した。
673初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/22(日) 00:28:01 ID:???
「敵MS、発進しました」
「よし、ヴェサリウス浮上だ。気取られぬようにな」
「了解」
既に戦艦ドックから出たヴェサリウスは、低空飛行で基地を離れた。
ガモフに見つかっては元も子もない。密かにゆっくりと、そして確実にヴェサリウスは基地から離れていく。
『貴様、どこへ行くつもりだ!』
と、ガルナハンの基地司令からの通信。大層怒ってらっしゃるが、まぁ戦時下で勝手に基地を離れては
それも致し方のない事だ。
「ああ、これは失礼。実は我々、次の任務がございましてね」
『次だと!?まずはあいつらをなんとかするのが先だろう!!』
「いえ、なにぶん急な話でしてね。なんとかという基地がピンチなようなので」
『し、しかしだな!』
「それにこの基地にはアレ、ローなんとかグエンサード卿がおられるのでしょう?我々が手を貸さずとも楽勝
でしょう?」
『ローエングリンゲートな。まぁ、それはそうだが・・・・・・』
「そういうわけで、失礼させてもらいますよ司令」
そう言い、一方的に通信を切るシャギア。
「さてアビー、この辺りでいいだろう」
「了解。艦を停止させます」
「うむ。さて、肉色のMS・・・・・・その実力の程をしかと見せてもらうぞ・・・!」

渓谷。
「ちっ、結構な数じゃないか・・・!」
視界を埋め尽くさんばかりのウィンダム。その先には、でっけぇ蜘蛛のようなMA、ゲルズゲー。
ローエングリン抜きにしても、この数を二機でやるにはいささか骨が折れる事だろう。
『もう弱音かイザーク?』
「うるさい!そんなわけあるか!!物足りないとすら俺は思っているぞ!!」
既に敵の司令には勧告(ヴェサリウス出せ的なヤツ)をしてある。そして光ファイバーの如き速さでそれをはねつけられ、
結局はこうなるのかよ、やっぱりな状況になっていた。
「来るぞ、アスラン!!」
『分かってる!』
不意に連合のMSが散開し、そして開けたスペースの先に見えたのは、淡く光るローエングリン。
咄嗟に二人は崖の窪みにMSを挟ませた。
直後、赤いごん太ビームが彼らの眼前を通り過ぎた。どうひいき目に見ても、直撃を喰らったら金属片
一つ残らず蒸発してしまうだろう。どうでもいいがこんなミッションがアーマードコアにあったような気がする。
「――!?ガモフは!?」
ビームをやり過ごしたところで体を出し、イザークはガモフの姿を確認した。
『こっちは気にしなくてもいいぜ』
しっかりとインモラルが防いでいた。どうひいき目に見ても金属片一つ残らず蒸発してしまうであろうビームを、
インモラルは難なく体で受け止めていた。
もちろんオーブ製であるインモラルガンダムはPS装甲であり、ローエングリンの直撃になど到底耐えられない。
これも良い男の為せる業、である。
674初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/22(日) 00:29:02 ID:???
「・・・・・・。相変わらず腑に落ちなさ過ぎるが、まぁいい。いくぞアスラン!ついてこい!!」
『おいイザーク!考えなしに――』
アスランの制止も聞かず、イザークは敵陣に一直線に突っ込んでいく。
『たった一機でだと!?』
『ふん、舐められたものだな』
『このガルナハン四天王、死のウィンダム隊の前にノコノコとよくもまぁ』
『最初の生贄は貴様だ、覚悟!!』
「どけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
『『『『ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』』』』
死のウィンダム隊を一蹴し、イザークはローエングリンへと向かう。
アスランのアホゥが何も考えていなかったので、イザークは二発目を撃たれる前に討ってしまおうと考えていた。
しかし――
『ここから先は通行止めでやんすよ』
「ちぃっ!!」
ゲルズゲーがイザークの行く手を阻む。機体の情報は一切ないので、イザークは攻めあぐねていた。
そうこう手間取っている内に、ローエングリンの砲門が光り出した。
「くそっ、間に合わなかったか!」
素早く距離を取るイザーク。ゲルズゲーを始めとする連合のMSも次々と射線上から離れていくのだが、
「しまった!」
先ほど落としたガルナハン四天王が、射線上に転がっていた。ついでに言うとガズウートもモタモタと
走行していた。
(どうする!?このままではあいつらは・・・!)
今から戻って四天王を救助しようとしたところで、その最中に背中を撃たれるのは明白。
アスランに頼ろうとも、野郎はさっさと窪みに身を隠して動こうという気配は微塵も感じられない。
(どうする・・・どうすればいい!)
考えを巡らすイザーク。ここまで頭を使ったのはおそらく生まれて初めてであろう。
そしてイザークの頭がフットーしかけたところで、ある考えが頭をよぎった。
「――これならいけるか!!」
イザークはスレイヤーウィップを上方に伸ばし、射線から離れてくつろいでいるある機体の足を掴んだ。
『な、何事でやんすか!?』
ゲルズゲーの足だった。
ついさっきの出来事だ。ゲルズゲーはグフのドラウプニルを悉く、とある武装で防いでいた。
陽電子リフレクター、である。
陽電子リフレクターとはザムザザーについていたアレであり、ソレはミネルバのタンホイザーを易々と防いでいた。
その情報は当時プラントの警護に当たっていたイザークの耳にも届いていた。
そして眼前にはローエングリン。ローエングリンもタンホイザーも似たようなモノであり、そもそもゲル助は敵戦艦の
主砲からローエングリンを護るために配備されているMAである。
「ていっ」
ゲルズゲーを自機とローエングリンの間に引きずり下ろしたイザークは、胴体を蹴ってゲルズゲーをローエングリン
に向かい合わせた。
「さぁ!死にたくなければ陽電子なんたらでローエングリンを防げ!」
自分で防げないのなら、防げる者に防がせる。それがイザークが咄嗟に思いついた策だった。
675初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/22(日) 00:29:52 ID:???
『ひぃっでやんす!!』
今にも火を噴かんとするローエングリンを前に、ゲルズゲーのパイロットはたまらずリフレクターを展開させた。
どばばばば、と発射される、暴力的なごん太ビーム。しかしそのスペック通り、陽電子リフレクターは
ローエングリンを自機の眼前で受け止め防ぎきった。
『ひぃっ!?近くで受け止めたため色々な武装がおしゃかでやんす!』
「ならばそのまま寝ておけ!」
バーニアやらサブ射撃のライフルやらを手早く斬り取りゲルズゲーを無力化し、そして彼を踏み台にして
そのままゲートへと踊り出る。
そしてイザークはローエングリンにビームソードを突き立て、ゲートを無力化させた。

「うわやべっ」
イザークがローエングリンをゲルズゲーに防がせる少し前。
発射の予兆を察知したアスランは、素早くガズウートを窪みに挟ませた。
「よし、これで一安心だな」
ここからではゲートは見えないので、アスランはイザークも既に退避を済ませていると思い込んでいた。
と、アスランの目の前、渓谷の中央にバーニアを破壊されたウィンダムが転がっていた。
彼はガルナハン四天王、死のウィンダム隊の一人だった。ランク的にはカイナッツォ。
バーニアは破壊され、脚部も何かおかしな事になっている彼のウィンダム。発射までに退避出来るとは
到底思えなかった。
それを知ってか、そのウィンダムは身じろぎ一つせずにその場に転がっていた。
「気の毒だとは思うけどな・・・・・・」
アスランは、別に敵を殺したいとは思ってなかった。しかし彼はイザークのように『殺さないように無力化する』という
戦術を取るつもりはなかった。アスランが今まで敵を殺さなかったのは単なる偶然であり、これから先も同じような
戦い方をすればいつかは殺してしまう日も来るだろう。
「それの何が悪い・・・・・・」
相手はこちらを殺す気で銃を向けてくるのだ。それなのにこっちは殺してはいけないなんて、そんな不条理な話はない。
イザークの言っていた言葉は単なる綺麗事に過ぎないのだ。
「さて、そろそろ・・・・・・ん?」
と、ガズウートのスピーカーから聞き覚えのない声が聞こえた。
心霊現象かと思ったが、違う。出撃前にイザークからの通信を切るためにチャンネルを適当に回したため、偶然この
戦場の誰かとチャンネルがぴったり合ってしまっていた。
『お、俺はもうダメだ・・・・・・バーニアも足もイカれちまっている』
「これは・・・・・・もしかして・・・・・・」
バーニアと足がイカれたMS。
それに該当するMSを、今アスランは視界に収めていた。
カイナッツォである。
『くそっ。せめて死ぬ前に・・・・・・』
「・・・・・・」
死ぬ間際の人間の言葉。加害者側の人間にとっては、一番聞きたくない言葉だった。
アスランは回線を閉じようとダイヤルに手を伸ばしたのだが――
『死ぬ前に・・・・・・スカルミリョーネのケツにペニスを突き立てたかった、ぜ』
「――!?」
ぴたりとその手が止まる。
(こ、こいつ・・・・・・!!)
似ている。
676初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/22(日) 00:31:01 ID:???
(そうだ。俺だって・・・・・・)
死ぬ間際になったら、キラのケツにもう一度ペニスを突き立てたいと思うに違いない!
※アスランはまだ一度もキラのケツに突き立てていません。
(・・・・・・。きみの〜す〜が〜た〜は〜 ぼくに〜に〜て〜い〜る〜)
アスランはミサイルの砲門をカイナッツォのウィンダムに向け、発砲した。
『うおっ!?なんだぁっ!?』
ミサイルはウィンダムの手前に着弾し、そしてウィンダムは奥の崖の窪みに吹っ飛ばされた。
「・・・・・・はぁ、なんで俺はこんな事を・・・・・・」
コクピットの中でため息をつくアスラン。
しかし、そう悪い気分ではなかった。

「ヴァ、ヴァカな!!!??!?」
ガルナハン基地、司令室。
ローエングリンゲート陥落の報告を受けて、基地司令は平常心を失った。
「ろろろローエングリンががががが・・・・・・」
「司令、お気を確かに」
「こ、これは夢だ!夢だッ!!ワハハハハ!バンザーイ!!」
もう何もかもがダメになっていた。
「仕方ない・・・・・・総員、脱出だ!基地を放棄する!!」

「・・・・・・、あれ?」
アスランは不審に思った。
いくら待っても、ローエングリンが発射されない事に。
いきなり撃たれたら怖いので、アスランはそっとガズウートの半身を窪みから出した。
「こ、これは・・・・・・!?」
アスランの見た光景。
それは、悉く無力化された連合のMSと、ローエングリンゲート。
そのMSの屍の中、一機悠然と立つ白いMS。
『アスラン!!』
イザークのグフイグナイテッドだった。
イザークはグフのモノアイでアスランを見据え、そして言った。
『俺は絶対に死なん!そして信念も貫く!これで文句はあるまい!!』
グフはボロボロだった。ビームソードは中央から折れ、ドラウプニルは消し飛んでいる。
もはや立っているのがやっとの状態。しかしそれでも、そのグフの姿は堂々としていた。
「・・・・・・まったく、おまえって奴は」
呆れ混じりに呟くアスラン。
しかしその顔は、どこか清々しかった。
677初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/22(日) 00:31:55 ID:???
ガルナハン。
連合から解放されたという事で、住民達はお祭り騒ぎだった。
「ひゃっほーい!エロゲだ2ちゃんだブラウザゲーだー!!」
「俺は寝るぞー!朝から夜まで寝るぞー!」
「ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk、ksk・・・・・・」
などなど。イザークが聞いたら憤慨しそうなセリフで溢れかえっていた。
「イヤッフー!!・・・・・・ん?あれはコニール?」
そんな中、ふらふらとおぼつかない足取りで自宅へ向かうコニールの姿を、住民の一人が発見した。
「ようコニール!どうしたんだ昨晩は?帰って来なかったそうじゃないか」
「・・・・・・え?あ、いや、それは・・・・・・」
顔を真っ赤にしてうつむくコニール。よく見ればコニールは連合の制服を羽織っていた。
「その服は?・・・はっ!?もしかしておまえ、連合の人間と・・・・・・」
「ば、バカな事を言うな!これは、その・・・・・・拾ったんだ!寒いから!」
「ふぅ〜ん・・・・・・」
「と、とにかく私は帰る!じゃあな!」
そう吐き捨てて、コニールは自宅へと向かった。
その途中。彼女はぽつりと呟いた。
「ちくしょう・・・・・・108回も・・・・・・」
108回もナニされたかは、各自の想像にお任せします。
そんな中、住民の一人が空を見て叫んだ。
「おい見ろ!連合の兵が逃げていくぞ!!」
ガルナハン基地から、ケルゲレンのような戦艦が飛び立った。
あの中には言うまでもなく、ガルナハンにいた軍人全てが乗っている。
「あいつら・・・・・・このまま逃がすものか!!」
そして住民達は、町の倉庫に向かった。

「結局ヴェサリウスは取り逃がしたか・・・・・・」
ガルナハン基地、戦艦ドック。
パイロット達を全員基地に送り、そして副指令にヴェサリウスの事を問いただしたイザークだったが、
既にヴェサリウスは別の基地へ向かったとの事。
無人となったこの基地で、イザークはそう呟いた。
『どうやら向こうはこっちの動きを把握しているようだな』
「ちっ、面白くない話だ。よし、じゃあさっさと戻るぞ。もうここに用はない」
そしてガモフへと戻るその途中――
「――なっ!?」
イザークは見た。
逃げる連合の戦艦に向けられた、対空ミサイルの砲門を。
「何をしているんだあいつらは!」
その砲門は、町から向けられていた。
大方今まで圧制を強いていた連合に対する住民の憂さ晴らしであろうとイザークは推測し、そしてそんな馬鹿げた
事を見過ごせるはずのないイザークは外部スピーカーで住民に呼びかけた。
「貴様ら、何をやっている!すぐにそれを引っ込めろ!!」
しかし住民はイザークの声など聞こえないのか、無視して逃げる戦艦にミサイルを発射した。
678初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/22(日) 00:33:19 ID:???
「くそっ!!」
ミサイルを撃ち落そうとドラウプニルを向けるイザークだったが、
「しまった!さっきの戦闘で――」
既にドラウプニルは使い物にならなくなっていた。
「くそっ!!」
このままミサイルが直撃すれば、あの戦艦が撃墜されるのは火を見るより明らか。
今度こそもうダメかとイザークが思ったその時――
「――!?」
ミサイルが爆発した。もちろん、戦艦に着弾する前に。
ミサイルが粗悪品だったわけではない。
その答えは、グフの横で機関砲を構えるガズウートにあった。
「これでいいんだろ、イザーク」

「副指令!ミサイル四基、来ます!!」
「な、なんだと!?」
操舵手が副指令に報告した。ちなみに司令はまだ正気を失っていた。
「回避だ!」
「間に合いません!!」
「くそっ、なんという事だ・・・!」
せっかく全員無事に脱出出来たというのに、これでは一網打尽もいいとこだ。
そして副指令も平常心を失いかけたその時――
「――!?み、ミサイル全基、ロストしました!」
「なに?どういう事だ!!」
「は!あの、信じ難い事なのですが・・・・・・ザフトのMSが撃ち落としたようです!」
「ザフトだと!?」
副指令がモニターを見ると、確かにそこにはミサイルに向けて機関砲を撃ったと思しきMSの姿があった。
「パイロットを全員生かして送り返してきた事といい、奴らは何を考えているんだ・・・?」
彼らの行動は、全くもって腑に落ちない。そもそも戦闘前に「我々は戦闘をしに来たのではない!」と言う時点で
彼らはどこかおかしい。
「・・・・・・まぁいい。助かったのは事実だからな」
副指令は考えるのをやめ、そして心の中で彼らに敬礼をした。
679初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/22(日) 00:34:53 ID:???
ヴェサリウス、ブリッジ。
「以上がインモラルの戦闘記録です」
「ご苦労。いやしかし・・・・・・」
シャギアはインモラルガンダムの先頭記録に目を通した。
通した、と言っても、それはすぐに済んだ。
何しろ今回、インモラルはほとんど何もしていないからである。
「これじゃあ何も分からないね、兄さん」
「いや、一つだけ分かった」
「なにが分かったの、兄さん?」
「あのMSは無敵だという事だ」
「それって、分かりたくない事だよね兄さん・・・・・・」
「ふっ、まだまだ青いなオルバよ。無敵だからこそ良いんじゃあないか」
「え?どういう事だい、兄さん?」
「こういう事だ。アビー、針路をオーブに向けろ」
「了解」
ヴェサリウスは転身し、オーブへと艦首を向けた。
「どういう事?どうしてオーブに行くのさ?」
「オルバよ。あのMSがオーブ製であるという事は知っているな?」
「うん。この前調べたらそんなデータが出てきたよね」
「だったら話は簡単だ。あのMSが無敵ならば、それを造ったオーブに秘密がある。それを紐解いてさえしまえば、
無敵は無敵でなくなるのだよオルバ」
例えば無敵のATフィールドは、同じATフィールドをぶつけて中和してしまえば無敵ではなくなる。
無敵にも無敵なりの理由がある。理由なき無敵――即ち完全な無敵などこの世には存在し得ないのだ。
「――!?そ、そうか!それにオーブの技術を盗んでしまえば、僕らが無敵になる事だって出来るね!」
「そういう事だ。賢いなオルバは・・・・・・どれ、角砂糖をやろう。いくつがいい?」
「いや、それは要らないよ兄さん・・・・・・」
こうして、ヴェサリウスの次の目的地はオーブに決まった。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十六話〜連ザのゲルズゲーのサブ射撃は鬼〜
680通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 00:42:06 ID:poxK+y0c
コニール(´・ω・`)
681通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 00:47:24 ID:???
GJ!
四天王ナツカシス。ルビガンテとバルバリシアマダー?
アビー108回もハァハァ(´Д`)できればもう少しkwsk…
682通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 01:14:03 ID:???
やさしいその指が…
オマタ\(^o^)/に触れるとき…
683通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 01:21:53 ID:???
毎度毎度GJです!

で・・・・・


コニたんアビーの制服着用=ぁ・・・アビーは何を着て帰っているのかと

除夜の鐘と同回数っすか。煩悩全快で次回もksk、ksk!
684通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 01:31:45 ID:???
グエン様・・・
685通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 02:56:05 ID:???
激しくGJ!

毎回連合兵士に敬礼される阿部さん一行が
肛門…黄門様御一行に思えて来たw


コニール108回も数えていたのかなw
686通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 03:09:23 ID:???
108回イカされたか、108回潮ふかされたか…
687通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 07:47:55 ID:???
>先頭記録

ちょwwwwwwこれ何の記録wwwwwwwwww
688通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 07:49:00 ID:???
次にアビーの毒牙に掛かるのは、カガリか・・・・・・

(そういやカガリの中の人って、シズルさんと同じなんだよな?)
689通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 08:08:12 ID:???
何気にユウナの再登場に期待している俺ガイル
690通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 08:12:17 ID:???
腐女子軍団も別方向の同性愛に目覚めるかもしれん
691通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 09:37:59 ID:???
コニール「くやしい!……でも」
クリムゾンかYO!!!www
692通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 14:48:11 ID:???
バルバリシアはやっぱり女の子ですか?ハァハァ
693通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 16:12:31 ID:???
>>692
アビー自重しろw
694通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 17:58:18 ID:???
コニール喰われちゃったのね、性的な意味で。
695通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 18:01:52 ID:???
アビー「私の指テクは108式まであるのよ!!」
696通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 18:15:13 ID:???
俺のオナテクも108式まであるぞ
697通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 20:19:44 ID:???
コニたんレズ化してなくね?
698通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 21:13:15 ID:???
どこぞのシャギアと違ってオルバは経験あるんだろうか?
699通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 21:50:43 ID:???
ゲルズゲーがズルムケーに見えた俺は大分病んでいるかも知れん


べっ、別にボクは包茎じゃないんだから……!
700通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 22:07:56 ID:???
今やってるウルルンでウィンザー城を連呼していてつい笑ってしまうw
701通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 22:13:14 ID:???
>>697
所謂アレだ、いわばツンデレズ化とでも言うか…再登場時に期待ハァハァ
しかしシャギアの解釈……作者氏いつの間にかジュール隊の不殺行脚の方に
意欲移っちゃってね?
702通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 22:46:30 ID:???
GJ
もしかしてイザーク アスランにケツ狙われてないか?
703通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 23:02:38 ID:???
それよりも痔だ
あいつに消滅フr
704通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 23:16:04 ID:???
>「そういう事だ。賢いなオルバは・・・・・・どれ、角砂糖をやろう。いくつがいい?」

どうせならチョコラータ&セッコよりプロシュート兄貴&ペッシのパロディが見たいです><
虹村兄弟やダービー兄弟でも可
705通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 23:45:31 ID:???
>>703
無印の頃はそれが日常茶飯事だった。
ボンドあたりの頃はむしろ目立ちすぎなくらいだったし
またでるよ。
706通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 23:47:24 ID:???
ジョジョではなく「激!極虎一家」の網走極少を先に思い出した俺は……
707通常の名無しさんの3倍:2007/04/23(月) 02:08:14 ID:???
108回数えたのはコニたんではなく、アビーさんの方ではあるまいか。

「あら、もう? 今度は早かったわね。これで30回……でも、まだまだこんなものじゃ許してあげませんよ?」

みたいな
708通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 03:35:25 ID:???
遅かったじゃないか(LR)といい凹みで極太レーザーを回避する(AC3)といい
>>1、このゲームやり込んでいるな!!

AC4のオンで会ったら最初はソフトに、そして激しくとっついてくれよな
まぁ俺が逆レイプするかもしれんが
709通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 11:09:50 ID:???
初代のクロームルートのラストの最終兵器破壊はレーザー回避するとかではなかったっけ
710通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 16:10:52 ID:???
まとめ更新マダアッー!!
711通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 21:12:29 ID:???
なんちゃってストレート
http://imepita.jp/20070424/762710
712通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 21:21:11 ID:???
スタゲ逃げてえええええええええ
てか、そこはハイネグフだろwwwwwww
713通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 21:27:50 ID:???
>>711
大き目の武者ガンダムの刀って、1/144にぴったりのサイズなんだよなぁ。
いやあナツカシス。
714通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 21:33:23 ID:???
>>712
実家に置いてきちゃった(´・ω・`)

>>713
これはガーベラストレートだけどなwww
715通常の名無しさんの3倍:2007/04/25(水) 08:13:35 ID:???
716通常の名無しさんの3倍:2007/04/25(水) 20:29:11 ID:???
VIPACスレから来ました
この静寂…遅かったというのか…
717通常の名無しさんの3倍:2007/04/25(水) 20:33:21 ID:???
>>716
ヤツはいつでも君の傍にいる
ケツでも鳴らして待ってな
718通常の名無しさんの3倍:2007/04/25(水) 21:20:24 ID:???
僕の尻でよければ 好きなだけ犯してください
719通常の名無しさんの3倍:2007/04/26(木) 02:14:52 ID:???
バーニア←何か顔っぽくない?
720通常の名無しさんの3倍:2007/04/26(木) 09:07:38 ID:zb/Mf8m8
第1話:ケツは出ているか?
最終話:ケツはいつもそこにある
721通常の名無しさんの3倍:2007/04/26(木) 09:09:13 ID:???
スマン、ageてしまった。
アスランにお仕置きされてくる…
722通常の名無しさんの3倍:2007/04/26(木) 13:13:21 ID:???
お仕置きされてくると言いながら阿部さんにご褒美をもらおうとする軟弱者が溢れかえる中、真の漢が>>721に!
723通常の名無しさんの3倍:2007/04/26(木) 15:02:31 ID:???
住人的にもアスランはいらないのか
そしてそのアスランにすら拒否されるハイネw
724通常の名無しさんの3倍:2007/04/26(木) 18:54:33 ID:???
いや俺は掘られたい
とゆうか
むしろ掘る!!!







尿道を
725通常の名無しさんの3倍:2007/04/26(木) 18:58:00 ID:???
逆説的に、ハイネとナニ出来るヤツはモノホンの兵って事か?





…………違うな、どーあがいてもビッチ止まりだ
726通常の名無しさんの3倍:2007/04/26(木) 19:41:15 ID:???
>>725
SpecialEditionで黒ベンツの人たちに掘られている件について。
727初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/27(金) 02:50:16 ID:???
プラント最高評議会。
「どういう事ですか!?」
ばん、と机を叩き立ち上がるラクス。
「どうもこうもあるか!」
ラクスの怒声に答えたのは、連合軍の高官。彼の姿は実体ではなく、いつかと同じく立体映像である。
「うちの基地をさんざん襲撃しおってからに!」
彼の言葉に、周りの高官もうんうんと頷いた。
襲撃したのはもちろんガモフ。事実だけを見るとザフトに非があるように見えるのだが。
「それはそもそもそちらがザフトの艦を奪ったからでしょう!?こちらに非はありませんわ!」
「なにおぅ!?最初に手を出したのはそっちじゃないか!!」
「知りませんわそんなの!あれは連合の自作自演という事で既に片がついているはずです!」
「いつ出てきたそんな話!勝手な事を抜かすな!」
「・・・・・・ちっ、ですわ」
この議会場では今、世界の命運を決定付けるかのような会議が行われていた。
――開戦か、否か。
アルザッヘルの襲撃とヴェサリウスの強奪。この二つの事件によって、双方共に相手に対する
不信感を募らせていた。
もちろんこの二つの事件はとある悪い兄弟が起こしたものなのだが、その事実を知らない両者は
『向こうが悪い』の一点張りで話は平行線を辿っていた。
「とにかく、こっちは既に二つの基地を落とされているのだ!謝罪と賠償を求む!」
「何をおっしゃいますか!そちらがザフトの艦を返せば事は大きくならずに済んだのです!
こちらこそ謝罪と賠償を求めますわ!」
と、こんな感じ。まるでお話にならなかった。
「ふん!ならば我々が取る行動は一つだ!さんはい!」
『戦争を!一心不乱の大戦争を!!』
連合の高官が声を合わせて言った。息がぴったり合っているところを見るに、どうやら連合は最初から
宣戦布告をするつもりでこの会議に臨んだようだ。
「くっ、なんか腹立ちますわね・・・・・・!皆さんもなんとか言ってください!」
他の議員に目を向けるラクス。
「ふむ・・・・・・これは安全か・・・・・・?」
「ばっはっは!安全牌だと心の中で思ったのなら、既にその牌は捨てられているんだ!な!」
「そうだな・・・・・・よし、ならばこれを捨ててリーチだ」
「おっと、悪いねぇクルーゼ。それロンだよ」
「ぐっ!?謀ったなモラシム・・・・・・!!」
「ばっはっは!ワシもロンだ!ダブロンだな!な!」
「ダブロンだと!?聞いていないぞ、そんなルールは・・・・・・!」
「ねぇタッド、そっちのレッドアイズと私のブルーアイもにょもにょ交換しない?」
「そう言っておまえは俺にブルーアイド・シルバーゾンビを渡すわけだな?」
「ちっ」
みんな遊んでいた。
728初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/27(金) 02:51:42 ID:???
「何をなさっているのですか!今は大事な会議中ですのよ!?」
「はっはっは!どうやらプラントは人材不足のようだな!」
「くっ・・・・・・言い返せませんわ・・・・・・!!」
「とにかく、こちらは既に戦争の準備が完了している!降伏するのなら早い内にな!はっはっは!」
そして、連合の高官の映像が消えた。
「また、始まってしまうのですね・・・・・・」
沈痛な面持ちで呟くラクス。過去の大戦で艦を指揮していたラクスは、事の重大さ――戦争の愚かしさを
身をもって知っていた。
戦争とは、決して起こしてはいけない災厄に他ならないのだ。
「今度こそリーチだ。覚悟するがいい!」
「ばっはっは!それもロンだ!」
「おや?よく見ると僕もロンだよ。悪いねぇクルーゼ」
「ば、馬鹿な・・・・・・!」
「・・・・・・」
最前線で戦っていた彼らがこの体たらくなので、もしかしたらそうではないのかもしれない。

ヴェサリウス、ブリッジ。
「計画通り・・・・・・」
軍司令部からの報告を聞いたシャギアは、そう呟きほくそ笑んだ。
「ついにやったね、兄さん」
「ああ。これもガモフが連合の基地を潰してくれたおかげだ。いやもちろん、そう仕向けた私こそが一番の
功労者なのだが」
「流石だね兄さん。僕の最大の幸運は、兄さんと一緒に生まれてきた事だよ」
「そう兄を持ち上げるなオルバよ。ニヤついてしまうではないか」
開戦である。それはフロスト兄弟が望んだものであり、そのために彼らは今日まで連合の基地を転々としていたのだ。
最大の敵の力量を計ると同時に、彼らに基地を潰させて連合軍の戦意を煽る。一見無駄とも思えたヴェサリウスの
行動は、実は計算され尽くしていたのだ。角度とか。
「シャギアさん、軍司令部からの命令です」
艦長兼操舵手兼CIC兼オペレーターのアビーが告げる。
「早速か。それで、司令部はなんと?」
「オーブに向かえ、との事です。三日後にオーブを包囲するのでそれに参加せよ、と」
「オーブか・・・・・・」
オーブの包囲とは、原作を見ていた人には分かるだろう。要するに連合に与しろと脅しに行くのだ。
「オーブって確か、今向かっている所だよね、兄さん」
「ああ。命令されるまでもない事なのだが、さて・・・・・・」
ここからなら二日でオーブに辿り着く。作戦の性格上早く行く事に意味はないので、どこかで一日潰すかゆっくり
航行するのがベネなのだが、
「よし、全速前進だ。我々は一足先にオーブへ向かう」
729初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/27(金) 02:53:10 ID:???
「よろしいのですか?」
「ああ。命令に従うだけの我々ではない。このシャギア・フロストには野望がある」
開戦にこぎつけるという目的は果たしたものの、まだ彼らはインモラルに対抗する力を得てはいなかった。
世界に復讐すべき存在である者は、誰にであろうと敗北は許されないのだ。
「了解。それでは最大船速でオーブに向かいます」
「うむ。さて、では私は準備に取り掛かるとしよう」
「準備って?僕も手伝うよ」
フロスト兄弟は、新たな悪巧みのための準備に取り掛かった。

ミネルバ、ブリーフィングルーム。
「ハイネ・ヴェステンフルス、今日よりミネルバ隊に複隊します!」
痔で入院していたハイネは先日退院し、またミネルバに戻ってきた。
(帰ってきちゃった・・・・・・)
そう心の中で呟いたのはルナマリア。ハイネの複隊により、シンと二人きりのパイロット生活は幕を下ろしたのだ。
まぁ、一歩も進展してはいなかったけど。当のシンは携帯でマユの写真を眺めていたりする。
(いつか、いつかあそこに私の写真を・・・・・・)
などと至極無駄な考えを巡らせていると、自分に近付いてくる足音に彼女は気付いた。
「や、ルナちゃん!」
ハイネだった。彼は100万ドルの笑顔(実質100ペリカ)を浮かべ、ルナマリアに声をかけた。
「な、なんですか?」
おかしい。ルナマリアは直感的にそう感じた。
ルナマリアの記憶によると、ハイネはシンにアプローチをかけていたはずだった。その件でブリッジクルーや
整備士の間ではハイネのゲイ疑惑が浮かび上がっていた。
しかし、ハイネの今の行動はおかしくはない。元々彼はこういう人間だ。
そしてクルーの間で浮かび上がった疑惑もまた正しかった。とある事件で、彼は一時期ゲイになっていたのだ。
しかし先日の地球での一件で、ハイネは痔と引き換えにノンケに戻っていた。その一件で元に戻ったハイネは、
こうしてルナマリアにアプローチをかけたのだ。
「これ、お土産なんだけどさ。受け取ってくれよ」
そう言ってハイネは、ルナマリアに包みを渡した。
「お、お土産?」
入院していたのにお土産とはこれ如何に?と思ったルナマリアだったが、突っ込むと面倒になりそうなので
素直にその包みを受け取った。
「さ、開けてくれよ。ルナちゃんの喜んだ顔、見たいからさ!」
「はぁ・・・・・・」
やたら気のない返事をして包みを開けるルナマリア。
「・・・・・・、ナニコレ?」
中に入っていたのは、なんかもふもふした扇子だった。
「ジュリアナ東京って知ってるだろ?」
「いえ、知りません」
「あれ、知らないんだ?ま、そういうウブなところがまたカワイイんだよな、ルナちゃんは!」
730初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/27(金) 02:54:33 ID:???
「・・・・・・、どうも」
ルナマリアは既にゲンナリしていた。
「ジュリアナ東京ってのは、要するにディスコの事さ。そこで使うんだぜ、それ」
「・・・・・・」
ディスコなんて単語、人から聞いたのは初めてだった。
「それで今度の日曜日、一緒に行かないか?二人でフィーバーしようぜ!」
「いえ、仕事がありますんで。失礼します・・・・・・」
ぱちっとウインクを決めるハイネの誘いを丁重にお断りし、ルナマリアは足早にその場を離れた。
その際、ちらりとシンに目をやるルナマリアだったが、
「ああ、カワイイなぁマユは・・・・・・」
彼はルナマリアの事など眼中にないご様子だった。
(しくしくしく・・・・・・)
「ちぇっ、ツれないなぁルナちゃんは。ま、そこが燃えるんだけど――ん?」
ルナマリアの後ろ姿を見送るハイネは、不意に誰かに肩を叩かれた。
「おっと、グラディス艦長。色々とご迷惑をお掛けしました」
タリアだった。流石のハイネも、上官であるタリアの前では気を引き締めた。
「ええ。それよりハイネ、さっきのあれはなんなの?」
「あれですか?あれはですね――」
「か、かかか艦長!たたた大変です!」
ハイネの言葉を遮る、非常に落ち着きのない声。
「アーサー!今話し中よ!」
「す、すすすすいません!ですが、お耳に入れたい事がごにょごにょごにょ」
タリアの耳元でひそひそとごにょごにょ話すアーサー。話を聞いていくうちに、タリアの顔色が変わっていった。
「な、なんですって!?本当なの!?」
「はいぃ!連合は正式に宣戦布告をしてきました!!」
『な、なんだってー!!』
びっくりするミネルバのクルー一同。ひそひそ話した意味がなくなった。
「それで、議会はなんて言ってるの!?」
「ひとまずは防衛に専念せよとの事です!あ、それともう一つ情報がございましてごにょごにょごにょ」
「・・・・・・!?そ、それはマズイわ!!」
「そうですよねぇマズイですよねぇ!オー――」
「ふんっ!!!」
何かを言おうとしたアーサーに、タリアさんのボディブローが炸裂した。
「な、何をするんですかぁ!?」
「黙りなさい!続きは艦長室で!」
731初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/04/27(金) 02:56:59 ID:???
ミネルバ、艦長室。
「それは確かなの?」
「はいぃ!」
ここでは、さっきの話の続きが繰り広げられていた。
「それは・・・・・・マズイわね」
「そうですよねぇ・・・・・・って、何がマズイんですか?」
「バカアーサー!マズイに決まっているでしょう!」
アーサーの持ってきた情報・・・・・・それは、連合がオーブに侵攻するという話だった。
「で、でも、別にオーブはザフト領というわけでは・・・・・・」
「問題は、誰がオーブに住んでいるか、よ」
「誰って・・・・・・アスハですか?」
「それもそうだけど。忘れたの?オーブにはシンの実家があるのよ?」
「あ!そ、そうですよねぇ!シンがこれを知ったら不安定になってしまうとおっしゃいたいのですね!?」
「違うわよ!精神が不安定になるくらいで済むのなら安いものだわ!」
シンは、マユの写真が焼かれるというワケの分からない事で艦を動かした男だ。もし彼がこの事を知ったら、
いかなる手段を用いてでもオーブに行こうとするだろう。ブリッジを占拠するという暴挙に出るかもしれないのだ。
「アーサー、外部からの全電波をシャットアウト!電話一つ出来ないようにしなさい!」
「し、しかしそれでは本部からの命令が――」
「早くなさい!沈みたいの!?」
「は、はいぃぃいいえ!!」
大慌てでアーサーは艦長室を出た。本当に沈みかねないのだ。
「大変ですね、艦長」
そう言ったのはハイネ。フェイスだという事で、彼もこの場に呼ばれていた。
「歳の若い部下を持つと色々とね。それでハイネ、さっきの続きなんだけど」
「ああ、あれですか。あれはザフトの試作機です。暇があったら実験してくれと言ってました」
「残念だけどそうもいかないみたいね。それで、一体あれはなんなの?」
先ほど格納庫で見た限りでは大きなロケットのようだったのだが、さて。
「MSに取り付ける外付けブースターだそうです。ここからでも二日で地球に行けるとかなんとか」
「・・・・・・」
嫌な予感しかしないタリアだった。

ガモフ、ブリッジ。
『俺はイザーク!』
『ディアッカ!』
『ニコル!』
『アスラン!』
『『『『血管針攻撃!!』』』』
「なんてゲームを作ったんだけど、どう?」
「バカ者!なんで俺が雑魚キャラなんだ!!」
阿部さんはゲームを作っていた。
しかし別にどうって事はなく、今回の彼らの出番はこれで終わりなのだが。
とにかく、戦争が始まりましたとさ。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十七話〜三人でどうやって麻雀してるの?〜
732通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 03:16:50 ID:???
すっごい嫌な予感がしますw
麻雀は一応3人でもできます。
面子が一人少ない分アンコ、トイツが作りやすく、手が進みやすいらしいです。
733通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 03:34:09 ID:???
乙!
復隊?
734通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 07:15:13 ID:???
最後のディアボロの大冒険で吹いた
735通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 11:13:31 ID:???
三人麻雀は役が作りやすいのでニ〜八萬を使わずにやったりする場合もある
736通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 15:16:13 ID:???
北をドラにするルールもあったな
まあ激しくスレチだが
737通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 18:32:46 ID:???
初代1さんもやっているんだな。
738通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 18:51:28 ID:???
初代1氏のネタ引き出しの多彩さは以上
739通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 20:20:34 ID:???
どうみてもシンがオーブに強引に行く展開が読めるな
740通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 22:23:58 ID:???
そんな火を見るより明らかなことをわざわざ鬼の首を取ったかのように言うなよ
741通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 23:06:50 ID:???
すまん、言ってみたかっただけだ
適当に掘られてくる
742通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 23:45:33 ID:???
>>741
じゃあ、遠慮なくいくぜ…………


フンッッ!!!!!
743通常の名無しさんの3倍:2007/04/28(土) 02:25:33 ID:???
GJ
ハイネ 正気に返ったんだ・・・
744通常の名無しさんの3倍:2007/04/28(土) 09:41:34 ID:???
みんな掘られたがりだな。
わざと粗相して、お仕置きを誘うなんて・・・
745通常の名無しさんの3倍:2007/04/28(土) 11:45:30 ID:???
これが誘い受け……ッ!
746通常の名無しさんの3倍:2007/04/28(土) 12:07:56 ID:???
これじゃあ本当の意味でのお仕置きじゃなくて、
性的な意味でのおしおきだろw
747通常の名無しさんの3倍:2007/04/28(土) 22:23:08 ID:???
性的な話では、お仕置きとご褒美は同義語だぜ!
「いけない子にはお仕置きだ」と
「いい子だ、ご褒美をやろう」は
言葉は違えど、結局やることは一緒だ!
748通常の名無しさんの3倍:2007/04/29(日) 01:34:32 ID:???
ふと思ったのだが阿倍種世界にはヤオイ穴というものはそんざいするにだろうか?
749通常の名無しさんの3倍:2007/04/29(日) 08:50:24 ID:???
>>748
ないだろうな
漢は尻の穴だけで十分だ
750通常の名無しさんの3倍:2007/04/29(日) 09:38:14 ID:???
いや、阿部種世界において厳密な意味では女性はいないのではないか。
全ての人間はヤオイ穴から生まれてくるのではないのか。
751通常の名無しさんの3倍:2007/04/29(日) 13:50:08 ID:???
>>750
一月に一度いい男が100人ハッテン場に集まって
終わった頃には何故か一人増えてるんじゃないの?
752通常の名無しさんの3倍:2007/04/29(日) 14:19:55 ID:???
>>751
それなんて地人?
753通常の名無しさんの3倍:2007/04/30(月) 10:24:32 ID:???
初めてのアナルセックス・・・正直いれたら
キモかった
754通常の名無しさんの3倍:2007/04/30(月) 11:29:12 ID:???
>>753
わかる。俺も初めて入れられたときは全然よくなかった
755通常の名無しさんの3倍:2007/04/30(月) 12:44:20 ID:???
>>753 >>754 お前らここは初めてか? 力ぬけよ
756通常の名無しさんの3倍:2007/04/30(月) 12:57:12 ID:???
髭剃クリーム塗って指を入れたことならあるが
びっくりするほど勃起するのな。あくまでノンケだからこれから先はやめとく
757通常の名無しさんの3倍:2007/04/30(月) 14:15:48 ID:???
入れるか入れられるかの点で>>753>>754が噛み合ってないw
758通常の名無しさんの3倍:2007/04/30(月) 20:06:32 ID:???
元検視官として知られる上野正彦先生の著書には
「鶏姦(セモのホックス)は一度やったらやめられない」と書いてあったな。

ケツは括約筋で女性のアレよりも絞める力が強いし、
ケンタマをキツに入れられる方も前立腺を刺激されてンッギモチイイ!!だとか。
759通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 00:07:10 ID:???
初代スレでも>>758を見たことがあるような気がするw
760通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 00:13:01 ID:???
>>759
うん、お前に言われて書いた記憶が甦ったw

という訳でお前、僕に掘られてみる?
761通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 00:18:08 ID:yZJkeYdM
答えは聞いてないってか?
762通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 00:38:00 ID:???
俺の太さにお前が泣いた!
763通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 00:49:06 ID:???
>>760>>761>>762
イクぜぇーッ!
俺の必殺技!パート3!
764通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 00:59:02 ID:???
むしろ>>760は亀の人で>>761に相応しいのは

「挿入(いれ)るけど、いい?」

だよ。だから罰として君の中に挿入てもいい?答えは聞かないけど。
765通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 01:44:41 ID:???
カオスだな

いい男をワクテカしながら待つぜ
766通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 05:58:16 ID:???
>>761はシン
>>763はレイ
767通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 07:27:25 ID:???
仮面ライダーまで阿部さんの影響がw
768通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 09:50:02 ID:???
この世全ては阿倍さんのものだ。
769通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 15:33:38 ID:???
アダムとアダムがアッー! してセカンドインパクトが起ったわけだな
770通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 15:41:10 ID:???
>>769
イブは弟だ間違えんな!!!
771通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 17:23:08 ID:???
たしかアダムの肋骨使って生み出したから、あながち間違ってないのかもw
772通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 18:37:45 ID:???
つまり自分のクローンとアッー!ってことか?
773通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 20:57:29 ID:???
今更気付いたんだが
初代三馬鹿は阿部さんに貫かれてるから寿命問題もクリアしてるんだろうな
774通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 21:17:47 ID:???
ゲイに目覚めてから3Pしまくって腎虚で逝ってたりして
775通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 21:33:39 ID:???
いい男に腎虚なんてないのさ
776通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 02:00:28 ID:???
オルガは今頃ゲイ小説書いてます。
777通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 10:45:47 ID:???
三馬鹿がアナルセックスで3Pしたらだんご三兄弟だな
778通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 12:02:38 ID:???
アズラエルが泣いてそうw
779通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 12:14:18 ID:???
もう阿部さんのせいで何回も泣きを見てるけどな
780通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 13:22:19 ID:???
>>777
シャニ「うぜぇwwwwwww」
クロト「アッー!とりゃー!必・殺!」
オルガ「アッー!ってオイ!俺だけオナニーか!?」


こうですか、わかりません><
781通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 13:39:33 ID:???
オルガ 売れっ子ゲイ小説家となりアクタガーワ賞を受賞
シャニ シューティングゲイゲームのプログラマーとなり炎多留を開発
クロト 快眠グッズとしてゲイ用の抱き枕を開発
782通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 18:47:11 ID:???
そこは炎多留じゃなくて超兄貴じゃね?
783通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 18:51:08 ID:???
>>780
テラ上連雀wwwwww
784通常の名無しさんの3倍:2007/05/03(木) 03:03:02 ID:???
>>783
脳のただれたネ申の話は、むしろこのスレの趣旨(ガチ)に反すると思われww
785通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 06:27:10 ID:???
(*)
786初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/04(金) 06:50:38 ID:???
ヴェサリウス、ブリッジ。
「では行ってくる」
「留守番よろしくね」
「ちょっと待ってください」
ヴェサリウスはオーブに寄航していた。まぁオーブは中立故にまっとうな手段での寄航は出来ないので、
人気のない場所に密かに着艦させたのだが。
そしてシャギアとオルバはインモラルの情報を集めようとオーブへ降りようとしたのだが、
アビーから待ったがかかった。
「どうしたアビー?我々に何か問題でもあるのか?」
「大体想像はつくけどね・・・・・・」
「オルバさんは問題ありません。ですがシャギアさん、その格好はなんですか?」
シャギアとオルバは、普段とは違う服装をしていた。いつもの服では目立つし、目的に適した服を着るというのは
工作員としては当然の事だ。まぁオルバはフリーデンに乗り込んだ時もいつもの服でしたが。
オルバはツナギを着ていた。もちろん某ゲイ様の着ているATフィールドのようなツナギではなく、どこにでも
売っていそうな至って普通のツナギだ。モルゲンレーテの作業員に扮してインモラルの情報を集めに行くので、
この服装は非常に理に適っている。
しかしシャギアは、スーツを着ていた。白いワイシャツに黒のスーツ、そして伊達眼鏡なぞをかけていた。
見てくれは普通のサラリーマン、どこぞの会社に潜り込むというのなら分かるが、もちろんそこらの会社に
彼らが望むようなものはない。
「ふむ・・・・・・似合っていないか?」
「そういう事ではありません。あなたは何をしに行くのですか?」
危険を冒してまでオーブに降りたのだ。遊んでいる暇などありはしない。野望成就のため、彼らは日々前へ
進んでいかなければならない。
それはシャギアも重々承知している。と言うか言い出しっぺは彼だ。
そしてそんなシャギアは、アビーの問いに堂々とこう答えた。
「決まっている。教壇に立つのだ」
787初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/04(金) 06:52:27 ID:???
オーブ市街、国立セイラン高等学校。
「いやはや、助かります。なにぶん教師の数が不足していましてねぇ」
「私でお役に立てるのなら光栄です、教頭先生」
頭の禿げ上がった教頭に連れられ、シャギアは廊下を歩いていた。
このセイラン高等学校――通称セイ学は、アスハ高等学校と並んで歴史のある学校である。偏差値はアス高に
及ばないものの、部活・・・・・・特にテニス部は全国に名を馳せる程だ。なんでも質量を持った残像を発生させる
テニスプレイヤーがいるとかいないとか。
このセイ学に、シャギアは臨時教師としてやってきた。彼は高い金を払って教員免許を偽造し、この学校に潜り込んだ。
では何故彼は教師をやろうと思ったのか。世界をしっちゃかめっちゃかにするという壮大なのか小さいのか分からない
ような目的に、教壇に立つという行為は不必要な事であるにも関わらず。
その理由は、図書館にある。このセイ学には、貴重な書物がいっぱいあるのだ。もしかしたら世界をメチャメチャに
する方法の書いてある本があるかもしれないと、彼はこうしてセイ学に潜り込んだのだ。
「もしかしてあなたはアレですか?金八先生に憧れて教師になられたとか?」
「いえいえ、滅相もない。あんな問題児だらけのB組の担任になるのは御免ですよ」
「だよね。あ、着きました。ここです」
とあるクラスの前で、教頭が立ち止まった。
「一時間目はここでお願いします。まぁ問題のある生徒はいますが、3年B組ほどではありませんので」
「分かりました。それでは後ほど」
教頭が去ったのを見送って、シャギアは教室のドアを開けた。


オーブ、モルゲンレーテ。
「上手く侵入は出来たけど・・・・・・」
ツナギを着たオルバは、モルゲンレーテに潜り込む事に成功していた。
しかし侵入出来たのはいいが、右も左も分からない状況になっていた。
それも当然の事、いつもはスパイからの情報で内部構造やらなんやらを知ってから侵入するのに対し、今回は
一切の前情報無しで侵入したのだ。
「えっと、コンピュータルームは・・・・・・」
目的地はモルゲンレーテの情報が集約されているコンピュータルーム。そこに行ってアビーから受け取ったディスクを
適当なパソコンにインストールすれば、全ての情報がヴェサリウスに流れていくという寸法だ。
なのだが、その場所が分からない。ここにはデパートのような案内図があるわけでもないので、オルバには見当すら
ついていなかった。
誰かに訊くという手はNG。「コンピュータルームってどこですかね?」と訊いては、関係者ではないという事が
即座にバレてしまう。
故にオルバは目立たぬようにあちこちをうろついていたのだが、不意に女性に声をかけられた。
「あなた・・・・・・受け顔よね」
エリカ・シモンズ。この部署の責任者であり、腐った女子と書いて腐女子と読む女性だった。まぁ女子と言うには
歳がゲフンゲフン。
「は?受け?」
「あなた、良いわ。ちょっと来なさい」
「え、ちょ――」
わけも分からずに、オルバはエリカに引っ張られて行った。
788初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/04(金) 06:54:14 ID:???
モルゲンレーテ、所長室。
「・・・・・・」
椅子に座らされたオルバは、女性に囲まれていた。対面に座ったエリカを始め、他の三人も美人と言えるような
容姿の持ち主だった。
普通に考えるのなら男子諸兄にとってはウヒョーな状況なのだが、
「上よりは下よね、やっぱり」
「半裸の方がいいかしら?それとも全裸?」
「髪を下ろした方がキュートかも。こう、風呂場とかでさ」
全員腐女子だから困る。ちなみに名前は右からアサギ、マユラ、ジュリだ。PLUSモードの信頼度をMAXにしたマユラは
なんかエロいよね。
「えっと・・・・・・僕はなんでここに連れてこられたんですか?」
「夏コミのためよ」
よく見ると、エリカ達はスケッチブックに筆を走らせていた。オルバがちょいと覗き込むとそこには何故か全裸になった
自分が描かれていたので、オルバは考えるのをやめた。
「ええっと・・・・・・」
「あ、動かないで。・・・・・・うん。オルバくん、だったっけ?あなたのエクスカリバーは何センチ?」
「は?エクスカリバー?」
「まぁいいわ、想像で。・・・・・・うん、10センチくらいかしら」
「意味は分からないけどなんかバカにされてる感じがするよ・・・・・・」
ちなみに日本人の平均エクスカリバー長は12センチである。
しかし困った。これではコンピュータルームを探すどころではない。
「あの・・・・・・僕用事があるのですが――」
「ああ、ごめんね。アサギ、紅茶を淹れてちょうだい」
「は〜い」
オルバの言葉などガン無視で、エリカはアサギにお茶を淹れさせた。
「はい、どうぞ」
「・・・・・・どうも」
「スケッチしてるから動かないで飲んでね」
なんて無茶な事を言いつつ、エリカは筆を走らせていく。
「・・・・・・、はぁ」
オルバはため息をつき、カップを手に取った。この瞬間、オルバは任務を諦めた。
「・・・・・・美味しい紅茶ですね。アールグレイは僕も好きなんですよ」
「それダージリンよ」
「・・・・・・」
もうどうにでもなれ、とオルバは思った。
789初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/04(金) 06:56:10 ID:???
オーブ、セイラン高等学校。
「つまりこれは、徹底的に、しつこく、細々と、という意味のある単語である。これはテストに出すからな」
そう言いながら、シャギアは黒板に文字を書いていく。
一時間目。この教室では、国語の授業が行われていた。皆静かに、黙々とノートを取っていた。
と、
「先生!質問です!」
静寂の中、勢いよく手が挙げられた。
手を挙げたのは青い髪の少年。質問があると言いながら、しかし彼の顔は何らかの好機を得たかのような顔だった。
「ふむ、おまえは確か・・・・・・アウル・ニーダ、だったな?で、質問とはなんだ?」
手を挙げたのはアウル・ニーダ。連合の新三馬鹿にして、重度の中二病患者である。
「その単語・・・・・・根掘り葉掘りの根堀りってのは分かるんです。根っこを掘るように徹底的にやるってのは。
だけどさぁ〜」
するとアウルは机をばしっと叩き、続けた。
「葉堀りってのはどういう事だよッ!葉っぱを掘ったらすぐに突き抜けちゃうじゃね〜かッ!掘れるモンなら
掘ってみろってんだチクショウ!舐めやがって!クソックソッ!!」
言いながら、ボゴボゴと机を乱打するアウル。
「・・・・・・」
突然のアウルのトチ狂いっぷりに、シャギアは言葉を失って他の生徒は「またか・・・」って顔をした。
「・・・・・・、なんだアレは?」
とりあえずシャギアは、一番前の席の生徒に訊いてみた。
「アウル君は中二病なんです。この前も蛙を体に貼り付けて「殴ってはいけない」とかなんとか言ってました」
「なるほどな。しかし今時ジョジョの第五部だとは・・・・・・」
まぁ「あーんスト様」な腐女子がいた事を考えると、昔の中二病患者にはこういった奴もいたのではないかと
容易に推察出来る。俺もスタンド欲しいですよぉ・・・・・・スタンド待ってます・・・・・・ボス・・・・・・。
ともかくアウルの奇行の原因を理解したシャギアは、彼に向かって言った。
「アウル。別に葉堀りはおかしくはないぞ」
「え・・・?」
「確かに『葉堀り』は根堀りに語調を合わせてつけられたものだ。しかし考えてみたまえ。例えば根っこを掘る時、
おまえはどれくらい掘る?」
「え、えっと・・・・・・雑草なら10センチくらいだけど」
「そうだ。せいぜいそのくらいなんだ、根っこを掘るという事は。そして葉堀りだが、おまえは一つ思い違いをしている」
「思い違い?」
「何故おまえは葉っぱを表から裏にかけて掘るとしか考えない。むしろ葉堀りとはな、葉の先端からその付け根に
かけて掘るという意味なのだ。するとどうだ?すぐに突き抜けるか?」
「・・・・・・いや、結構な長さはあるけど」
「つまりそういう事だ。もしその葉がトトロが傘代わりにしていたアレなら、むしろ根を掘るよりもより一層掘れるとは
思わないか?」
「・・・・・・」
まさかマジレスされるとは思っていなかったアウルは、口を噤んでしまった。
「これで問題は解決だ。他に質問はあるか?」
「・・・・・・、ないです」
わけのわからない敗北感に打ちひしがれ、アウルは着席した。
「す、すごいですね、先生・・・・・・」
「なに、私の弟も昔は同じような者でな。同い年ながら昔はよくああ言って納得させたものさ」
790初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/04(金) 06:58:04 ID:???
セイラン高等学校、図書館。
「ほう?さすがにでかいな、有名なだけあって」
今は昼休み。シャギアは昼食を速攻で食べて、この図書館に赴いていた。
この図書館は校舎とは別に建てられたものであり、むしろ高校よりも大学にあるようなものだった。
「さて、私の欲する書物は、と」
時間的な猶予はあまり無い。シャギアは『さ行』のエリアへ行き、背表紙を順々に見ていった。
「世界をメチャメチャにする本、世界をメチャメチャにする本・・・・・・」
己の欲する本の題名を呟きながら横歩きをするシャギア。しかし――
「ば、バカな!無いだと!?」
シャギアの望む本は置いてなかった。しかしなんと言うか、まぁ、当たり前だ。
その後も思いつく限りの題名を探し歩いたのだが、シャギアの望む本はついぞ見当たらなかった。
「いや・・・・・・冷静に考えればあるはずがないな」
そう悟ったシャギアは、適当な本を持って椅子に着いた。
「ふむ・・・・・・この作者は歳を取らないのか?」
なんとも濃ゆい表紙の本(漫画)を読み耽るシャギア。
「くそっ、zだと!?こっちはxとyで手一杯だってのに!」
すると、そんな声が隣りから聞こえてきた。
短髪で緑色の髪の生徒。ちらりと見ると、彼は教科書や参考書を広げて勉強をしていた。
まぁ図書室で勉強するというのは不自然な事ではない。シャギアは目を本に戻し、ページをめくっていった。
「いや、こいつのパンティは要らないな・・・・・・」
「先生!図書館では静かにしやがれ!」
「いや、明らかにおまえの方がうるさいぞ・・・・・・」
「そんな事より先生!これはどういう事だ!?」
緑髪の生徒――スティングは、とある数式を指してそう言った。
「ふむ・・・・・・」
シャギアの担当は国語と英語である。つまり数学は彼の得意とするところではなく、言ってしまえばシャギアにとって
この数式は象形文字と同じ意味合いを持つものだった。世界をメチャメチャにする本はなかったが、シャギアを
チンプンカンプンにする数式がこの図書館にはあった。
しかし今のシャギアは教師。生徒の前で「分からない」などと言ってはいけない人間なのだ。
「あー、それはだな、うん」
言いつつシャギアは、必死に考えた。この場を切り抜けられるであろう、適当な言葉を。
――む!
そしてシャギアは思い出した。意味はよく分からないが、それっぽい単語を。もちろんそんなもの、調べればすぐに
バレてしまうようなものだが、今日さえ乗り切ればもう彼と会う事はない。この場さえ凌げればそれでいいのだ。
「ふむ・・・・・・それはバルキスの定理を使うといい」
「・・・・・・あんた、言ってる事がうちのアウルと同レベルだぜ」
「・・・・・・」
切り抜けられなかった。現実は非常である。
791初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/04(金) 06:59:23 ID:???
「よし、それではこの問題を・・・・・・」
五時間目。シャギアは英語の授業を行っていた。
そしてシャギアは、よくない噂を耳にしていた。
曰く、「このクラスには悪魔がいる」。どうやらその悪魔は体育教師よりも恐ろしいらしく、その悪魔の辞書には「容赦」の
文字は存在していないらしい。
しかしシャギアはその悪魔の詳細を知らない。ただ分かっている事は、金髪だという事。
「じゃあおまえだ。ステラ・ルーシェ。前に出て空欄を埋めるんだ」
「・・・・・・」
ステラは無言のまま席を立ち、ゆっくりとした足取りで黒板に向かっていった。
ちなみに彼女は金髪だった。しかしこの時のシャギアは、まさか悪魔が女性であるとは思いもしていなかった。
「・・・・・・」
ステラはチョークを持ったまま、無言で黒板を見つめていた。
「・・・・・・どうした?」
「・・・・・・、分からない」
つぶらな瞳をシャギアに向け、ステラは静かにそう言った。
「そうか。いいかステラ、これはだな・・・・・・」
そう言ってシャギアは空欄に答えを書いた。
「『shine』・・・・・・シャインだ。輝くとかそういった意味の単語だ。分かったか?」
「・・・・・・?」
シャギアを見たまま、かくんと首を傾げるステラ。どうやらあまり分かっていないようだ。
「ふむ。しかしこの単語は非常に覚えやすいものだ。ローマ字で読むと「死ね」になるからな。いいか、「死ね」だ」
「――ッ!?」
瞬間、ステラの肩がびくっと震えた。同時に生徒達が机ごと黒板から離れる。
「・・・・・・?どうしたんだ?」
ステラの挙動を不審に思ったシャギアは彼女の肩に手をかけた。
そして次の瞬間――
「おまえが死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
792初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/04(金) 07:01:13 ID:???
――「ハアッオ゛!!」
「ぶふっ!?」
モルゲンレーテ、所長室。
突然の兄のテレパシー、それも断末魔に近い叫びを聞いて、オルバは紅茶を吹き出した。
「・・・・・・」
「あ、すみません!」
真正面から紅茶の噴射を受けたエリカは、大層不機嫌な顔をしていた。
――「ど、どうしたんだい、兄さん!?」
――「き、巨乳に襲われているのだオルバよ!」
――「いや、よく意味が分からないんだけど」
――「言葉どおりの意味だハアッオ゛!!」
――「兄さん!?大丈夫なの兄さん!?」
――「これはダメかも分からんね」
――「待ってて兄さん、すぐにそっちに行くから!」
するとオルバは立ち上がり、エリカにこう告げた。
「すみません、急用が出来ましたので失礼します!」
「え?いやもう少しで完成するんだけど」
そして返事も聞かずに、オルバは所長室から出て行った。
「な、なんなのかしら突然・・・・・・」
「怒ったんじゃない?」
「まぁ朝から昼過ぎまで拘束してればねぇ」
「まぁ後はどうとでもなるわよ。問題はエクスカリバーに鞘を付けるかどうかだけど・・・・・・」
「鞘はアリね。なんとなくそんな感じがするし」
オルバが去った後も、彼女らは801談義に花を咲かせていた。


「本ッ当に申し訳ない!」
セイラン高等学校、職員室。
その応接間で、ステラの保護者は頭を下げていた。
「ほら、おまえも謝るんだ!」
「・・・・・・、ごめんなさい」
「いや、別に大した事はないのですが・・・・・・」
そうは言うも、シャギアの顔はボコボコだった。
しかしそんな事よりも、シャギアには気になる事があった。
その保護者は、顔半分をすっぽりと黒い仮面で覆っていた。その様は怪しさ爆発セガサターンであり、とても人の
親とは思えない様相だった。
793初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/04(金) 07:02:32 ID:???
「その仮面は一体・・・・・・」
「あ、コレですか?いやお恥ずかしながら、戦争の後遺症ってやつで」
もちろん嘘である。これはステラが自分のプリンを食べた時にうっかり「死ね」と言ったせいで付けるハメに
なった仮面である。
「戦争ですか。いや、どうやらまた戦争が始まるようですが」
「そのようですね。でもまぁ、オーブは中立ですから。毎回きっちり巻き込まれてますけどね、実際」
そう言ってワッハッハと笑う保護者。当然笑い事ではない。
「・・・・・・。まぁ、とにかく。これからは気をつけてください。退学もやむなしという声も挙がっているようですので」
「それはもう!今後二度とこんな事がないように言い聞かせますので、退学だけはどうか!」
再度頭を下げる保護者。シャギアは知らないが、彼の言う「二度とこんな事がないように」は既に15回目だった。
と、
「兄さん!!」
ツナギを着た青年がドアを開け放った。
「おお、オルバよ。早かったな」
「兄さん!一体何があったのさ!?ってうわ仮面だ」
「結構気に入ってるんだけどな、これ・・・・・・」
「いや、実はな・・・・・・」
シャギアは事情をかいつまんで説明した。
「そんな事が・・・・・・」
するとオルバはステラをきっと睨み、怒りを込めて言った。
「兄さんをこんな目に遭わせて・・・・・・おまえなんか死んでしまえ!!」
「――ッ!?」
「「あ」」
既に事情を知っている二人は、すぐさまステラから離れた。
「どうしたの兄さん?なんで離れるのさ?」
「オルバよ・・・・・・どうか耐えてくれ」
「よすんだステラ。言っても無駄だと思うけど」
「え?え?何がどうなって――」
「おまえが死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「ハアッオ゛!!」
ステラの痛烈なボディブローがオルバの腹に炸裂した。
「これはダメかも分からんね」
「いやもう!今後二度とこんな事がないように言い聞かせますから!」
そんな16回目のセリフが、オルバの断末魔の横で言われた。


機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十八話〜三年B組の問題児の多さは異常〜
794通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 07:09:42 ID:???
初代1氏GJ!
こんなに面白い作品を毎回作れるとは……
その文才が羨ましいかぎりです(´・ω・`)
795通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 07:16:51 ID:???
GJ!初代1氏マジで神だよ
つかシャギアwwwwwwwwwwwwwww
796通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 08:15:28 ID:???
>なんでも質量を持った残像を発生させるテニスプレイヤーがいるとかいないとか

おいおい実体を持った残像の間違いだろ
797通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 09:03:20 ID:???
博識というか、マジで引き出し多いな。GJ!
798通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 09:27:24 ID:???
>>796
いやいや例の人物じゃあないかもしれんぜ?とにかく次もwktk!!だね!
799通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 10:12:33 ID:???
ミネルバ、シンの部屋。
「ようやくお目覚めね、シン」
「なんだ、ルナか・・・」
「なんだとはなによ。もうみんな行っちゃったのよ。初日から遅刻する気?」
シンの布団を剥ぎ取るルナマリア。
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・あああっ、エッチ、バカ、変態、信じらんない!」
「仕方ないだろ、朝なんだから・・・・」

そして晴れわたった空の下、シンとルナマリアは何故か学生服に身を包み、道を急いでいた。
「しかし上は一体何を考えているのかしら・・・・」
「細かいことは気にするな。任務と言われれば俺達はただこなすしかないんだ」
「そんなこと言ってマユちゃんといつでも会えるのが嬉しいだけなんじゃないの?」
「・・・えへへ」
「・・・・・・はぁ――」
「しかしみんな、ひどいよな。勝手に先に行っちゃって」
「あんたが寝坊するのが悪いんでしょ」
「何故か目覚ましが止まってたんだよ。つーかルナだって寝坊しただろ!」
「私はしてないわよ!」
「じゃあ何で今一緒に必死に走ってるんだよ!」
「そ、それは・・・あんた一人だと道に迷いそうだからよ!感謝しなさいよ!」

いきさつはこうである。シンの暴走を恐れたタリアとアーサーは先に手を打つことにした。
オーブが侵攻されてそれがシンの耳に入る前に先にオーブに入ってしまおうというのである。
オーブは中立ではあるがその力は大きい。敵にするよりは味方にした方が良い。
歴戦の勇士が揃うミネルバならば単艦でもオーブにとっては大きな味方となる。
シンの力も最大限に利用できて一石二鳥である。
「でも、ミネルバがオーブに入る理由がないわよねえ」
「お任せください艦長。不肖アーサー、既に策は用意しております。ご存知の通り、我が艦のメインクルーは10代後半の
若者が揃っております。そこで国家間の交流、そして軍と一般の交流と称してクルーをハイスクールに送り込むのです」
「無理でしょ・・・そんな話聞いたことないし」
「いえ!このアーサー、そのために三年かけて綿密なプランを練ってまいりました!いいですか、オーブ軍はザフトに比べて
遥かに若者が少ない!対してこのミネルバはザフトきっての若さ溢れる艦!つまりミネルバが行く必然性があるのです。
実は既に話は半ば進んでいるのです。私のネット仲間のパープルソフトクリームさんが高校の理事長をやっておりまして
全ての手はずは整っております。国政にも関わっている方らしく、後はザフト次第というわけでありまして。
お願いします、艦長!機は熟したのです!今こそ我が野望、最大のチャンスなのです!」
「いくら私がフェイスだからってそんな権限はありません。一応議会には確認とってみるけど。・・・ところで野望って?」
「よくぞ聞いてくれました。セイ学の制服を着たホーク姉妹を我がファインダーに捉えることです」
「ミネルバにはまともな人間はいないのかしら・・・」

そしてどうせ無理だろうと思って議会に電話してみたタリアだったが・・・
「ばっはっは!こちら議会だ!今忙しいから手短に、な!」
「実はこれこれこういうわけでありまして」
「ばっはっは!よくわからんが好きにせい!何、キングボンビーだと!?」
と快い返事が返ってきたのだった。最後の一言は意味がわからなかったが。
というわけでミネルバクルーは晴れてセイラン高等学校の留学生となったのである。
800通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 10:14:52 ID:???
「お姉ちゃん、上手くやってるかな――」
「メイリンちゃ〜ん、どうしたの?言われた通りにシンの目覚ましは止めといたよ!ご褒美のキスはまだかな?」
「ありがとうございます、ハイネ隊長。でもそんな約束はしてませんので。私の半径5メートル以内に近寄らないでください」
「そうっすよハイネさん。そんな淫売ツインテールはほっといて俺達とイイコトしましょうよ」
「そうですよ、せっかくこうして三人だけになれたんだから・・・あ、メイリンいたの?ごめん気が付かなかったよ」
こちらはメイリン、ハイネ、ヨウラン、ヴィーノ。彼らもまたセイラン高等学校の制服に身を包んでいた。
「大体何でハイネ隊長がここにいるんですか?確か今年でもう24ですよね?」
「だってこいつらがどうしてもって・・・人望のある男ってのは辛いよな。大丈夫だって、草薙京だってずっと高校生やってたし」
ちなみにヨウランとヴィーノは既にゲイ時代のハイネに貫かれていた。そんな描写なかったけど、まあそういうことで。
「ミネルバにはまともな男はいないのかしら・・・」
奇妙な関係を保ったまま、彼らは学校への道を歩いていった。

変わって、シンとルナマリア。
「確か、もうそろそろ着くよな?」
「あの角を曲がればすぐよ!」
そうして角を曲がろうとしたそのとき。強い衝撃がシンを襲った。
「――きゃっ!」
「――うわ!いてて・・・」
尻餅をついたシンの目の前にはルナマリアと同じ制服を着た金髪の少女。それと、地面に落ちたかじりかけのトースト。
「もう、何やってんのよシン!」
「あー!ネオが焼いてくれたトーストがー!お前、よくもっ!・・・え、シン?」
「あ・・・誰だっけ」
見覚えはあるのだがマユ一筋なシンは女子の顔を覚えるのは苦手だった。
「ステラだよ・・・」
「ああ!あの貝殻をくれた!」
「ちょ、ちょっとちょっと、この子は誰?貝殻って何?」
「えと、この子はステラっていってたくさんご飯食べる子で貝殻はレストランでパエリヤ食べたときの・・・」
「ご飯!?レストラン!?パエリヤ!?ちょっと、何それ!?」
ルナは今まで散々シンにアプローチをかけたにも関わらず、一度もデートをしたことがなかった。
それがこんなどこの馬の骨ともしれない、妹でもない女と一緒に一流レストランで一緒にパエリヤを食べた?
海岸で見付けた貝殻を交換して愛を誓い合った?そしてそのあと波の音が聞こえる中、身も心も捧げ合ったの?
恋する少女の妄想の暴走は止まらなかった。真っ赤になって固まるルナマリア。
ちなみに海岸でやったりしたら砂があそこに入って大変なことになるのでちゃんとシートを敷きましょう。
「おーい、ルナ?熱でもあるのか?」
「うぇーい・・・アホ毛、大丈夫?」
硬直しているルナマリアを横にステラがトーストを拾ってほこりを払っているとき。
無情にも目の前の学校からチャイムの音が聞こえてきたのだった。
801通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 10:15:13 ID:???
テラバルキスwwwww

>PLUSモードの信頼度をMAXにしたマユラはなんかエロいよね。
禿同。
802通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 10:15:59 ID:???
教室へ向かうミネルバ六人組。シンはハイネに絡まれていた。
「ふふふ、これから伝説の生徒会長ハイネ・ヴェステンフルスとしてこの学校に名を残してやるぜ!
「留学生は生徒会長にはなれないかと・・・」
「しかし初日から二人仲良く遅刻とはやるなあ、お前ら!」
「それは、学校の前で女の子とぶつかっちゃって・・・」
「ほほーう。それで、パンツは見たのか?ん?」
「見てないですよ・・・大体、そんなの興味ないし」
「まーたまた、まーたまたー!そんなこと言っちゃってー!女に興味ないのがカッコいいと思ってんの?
そういうのってきょうび流行らないぜ?もっと、ス・ナ・オ、になれよ!」
人差し指を立てて『ス・ナ・オ』の部分でちっちっと指を振るハイネ。
「ハイネ隊長の仕草や言い回しの方が流行らないと思いますが・・・」
別にシンは異性に興味がないわけではない。妹にしか興味がないだけである。
「ねえお姉ちゃん、遅刻までして・・・上手くやったの?」
ニヤニヤしているメイリン。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
まだ固まっているルナマリア。
「俺は女には興味ありませんよ・・・だって俺にはハイネ隊長(ry」
「俺だって(ry」
扱いが面倒になってきたヨウランとヴィ(ry

「プラントからの留学生を紹介する。左からシン、ハイネ、メイリン、ルナマリア、えーと、あと・・・まあ自己紹介してくれ」
「あー!!」
急に硬直が解けて教室の一部を指差すルナマリア。指の先には物凄い勢いで弁当をかっ食らうステラがいた。
「あ・・・さっきのアホ毛」
「よくもシンを!シンをやったなぁー!!」
「え、俺まだ生きてるよ?」
「ああ・・・またお姉ちゃんは上手くやれなかったんだ・・・・」
なんとなく状況が掴めたメイリンは、これからの学園生活に早々と不安を感じ始めていたのであった。
803801 ◆ogmyiuyoBs :2007/05/04(金) 10:16:54 ID:???
すみません、やっちゃいました。まあこの展開は全部無視してもらっても構いませんので。
804通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 13:13:19 ID:???
うお、割り込んじまった。801さんごめん!
しかも俺が801取っちまったし空気嫁俺orz
805通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 13:16:59 ID:???
>>803
なぁに、全員質量を持った残像だと考えれば

アレ?
806通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 13:23:29 ID:???
>>803
この世界の可能性は無限大だ! だから並行世界もなんのそのなんだぜ?






いいからもっとやれw
807通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 13:36:08 ID:???
801氏久しぶりだ。
初代1氏も良いが801氏の話もっと読みてー
808通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 14:41:39 ID:???
初代氏、801氏GJ!!
809通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 15:28:51 ID:???
>>804
ちょ、おまw
割り込むタイミングが絶妙すぎw
810通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 15:34:03 ID:???
荒木は明らかに波紋を身に付けているか石仮面持ってるな
811通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 15:40:41 ID:???
>>810
本人が波紋って公言してるよ
812通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 16:17:19 ID:???
ガモフ組が転校生としてやってくるのはまだですか?
813通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 19:27:55 ID:???
魔人ARAKIはアルティメットシィング(究極生命体)なんだぜ?
814通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 19:32:27 ID:???
ステラは落ちたトースト拾って食った上に早弁してるのか
815通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 19:40:54 ID:???
こち亀の御方はどうなん?
816通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 19:56:05 ID:???
>>815
荒木は作者近影の見た目が昔から全く変わらないことで有名
817通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 20:34:52 ID:DyPsuLQY
>>816
それは正確な情報じゃあないな
荒木は明らかに若返っているッ
818通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 21:59:17 ID:???
志村ー、下げ忘れー!
819通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 22:36:47 ID:???
やはり波紋を体得しているのだろうk・・・な、なにするだぁ〜!
820通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 22:52:14 ID:???
ンフフフフフフフ
821通常の名無しさんの3倍:2007/05/05(土) 05:56:16 ID:???
え?荒木って吸血鬼なんじゃなかったの?
822通常の名無しさんの3倍:2007/05/05(土) 09:28:59 ID:???
あいつは柱の男の一族だよ
823通常の名無しさんの3倍:2007/05/05(土) 11:51:53 ID:???
阿部さんは白い液体を出す
荒木さんは赤い液体を吸う

この二人、よきライバルになりそうだな!
824通常の名無しさんの3倍:2007/05/07(月) 01:05:10 ID:???
なんか過疎ってないか?
825通常の名無しさんの3倍:2007/05/07(月) 01:20:20 ID:???
んなこたーない
826通常の名無しさんの3倍:2007/05/07(月) 01:20:52 ID:???
それは住民が次々と物陰に引き込まれては、吸われたり喰われたり…ハッ! ア、アッー(ry
827通常の名無しさんの3倍:2007/05/07(月) 01:27:01 ID:???
みんな気持ちよすぎて本当の意味で昇天しちゃったんだよ
828通常の名無しさんの3倍:2007/05/07(月) 07:39:56 ID:???
荒木は屍生人を増やしながら迫ってくる、
阿部はホモを増やしながら迫ってくる。

つまり、挟み撃ちの形になるな……。
829通常の名無しさんの3倍:2007/05/07(月) 15:32:41 ID:???
阿部が局部に見えた 掘られてくる
830通常の名無しさんの3倍:2007/05/08(火) 21:47:17 ID:???
次回が楽しみだ
831通常の名無しさんの3倍:2007/05/08(火) 22:21:48 ID:???
             ,、
            ノソi゙ヽ
           <,ノ.::i __`ゝ
           /.:::/´
        / .:::,/
       ./ .:::/
      / .::,/
     /,.:::〆
    ,;彡;ヾ'´
   ノノ{!ヽ.
  ノj|||! し.
  Jljjiし


   ヤラナイカ
日本近海の発展場で取れる
焼くと「アッー!」という音を発する
イサキと一緒に煮込むとうまい。
832通常の名無しさんの3倍:2007/05/09(水) 18:55:39 ID:???
しゃぶれよ
833通常の名無しさんの3倍:2007/05/10(木) 00:21:49 ID:???
801氏に提案、ストレートがゲイ化したパイロットを更正させる話しがみたいクマー
834通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 07:59:57 ID:???
や ら な い か ?
835通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 09:32:01 ID:???
諸君。私は快楽のない一方的なプレイが大好きだ!!!
836通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 11:26:05 ID:???
>>835
それはプレイではなくレイプだ
837初代1:2007/05/11(金) 17:37:44 ID:???
どうやら……アクセスを規制されたようです……
838通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 18:50:15 ID:???
>>837
了解だ。俺たちはケツをほぐして待機する
839通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 20:04:06 ID:???
ちょっといったいナニがあったてゆうんですか初代さん?
まさかつかまったりすることはないですよね?
kiseigahazureruyouniinotteimasu.
840通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 21:41:30 ID:???
>>837
とりあえず携帯からでもトリップは付けれますよ、と。
841通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 23:24:09 ID:???
規制が解除されるのを待ってるよお!
初代1さんとこのスレはきえるもんかあ!!
842通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 23:58:36 ID:???
>>787より

>部活・・・・・・特にテニス部は全国に名を馳せる程だ。なんでも質量を持った残像を
>発生させるテニスプレイヤーがいるとかいないとか。

今更だけど、これだけは言わせてくれ!

 「 ペ ニ ス の 王 子 様 」
843通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 00:20:47 ID:???
阿部さん的にはセイ学っつーかゲイ学
844通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 00:49:45 ID:???
>>843
いや、阿部さんの在学していた高校は『九祖御祖高校』だからw
845通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 01:38:33 ID:???
『九祖御祖技術高校』自動車部ww
846通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 01:41:52 ID:???
やらない科
847通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 02:40:59 ID:???
>>846
誰がうまいことをry
848通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 08:27:44 ID:???
そして「やらない科」に競うように「すぐやる科」が!
849通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 21:50:43 ID:???
天の道を>>1、全て乙かさどる
850通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 21:52:38 ID:???
すまん誤爆だ
罰としてハイネを掘ってくる
851通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 23:59:44 ID:???
>>851
掘れるほど長くないくせにこの包茎・・・あなたに出来るのは掘られ続けることだけよ。
852通常の名無しさんの3倍:2007/05/13(日) 00:05:58 ID:???
853通常の名無しさんの3倍:2007/05/13(日) 16:54:44 ID:???
つまり掘ってくれって事だろ。力抜けよ
854通常の名無しさんの3倍:2007/05/13(日) 21:21:05 ID:???
女のフリをしてノンケを引っ掛けようとしているのか?そんな真似をしなくとも俺らがいるだろ
855851:2007/05/13(日) 21:45:19 ID:???
嫌です!!! やめて下さいそんなこと・・・
856通常の名無しさんの3倍:2007/05/13(日) 23:18:56 ID:???
>>854
自分で包茎って言ってるから女の振りではないな
普通にオカマさんなんだろう
857通常の名無しさんの3倍:2007/05/14(月) 19:16:42 ID:???
力を抜いて保守
858通常の名無しさんの3倍:2007/05/15(火) 03:40:56 ID:???
チラシの裏なんだけどさ。
今、サルファやっててザフトの5人が出てくるたびに、脳内で
全員「うほっ」、に変換されてしまう…
奴らが出るたびに何か笑えてしまう…
859通常の名無しさんの3倍:2007/05/15(火) 19:31:03 ID:???
俺なんてα外伝やっててフロ(ry
860通常の名無しさんの3倍:2007/05/16(水) 02:40:15 ID:???
あれには最終兵器ローラ・ローラがいるじゃないかWWW
861通常の名無しさんの3倍:2007/05/16(水) 19:48:31 ID:???
グエン郷は作中ですらガチホモだったから
阿部ワールドに入ったら輝くだろうなwww
862通常の名無しさんの3倍:2007/05/16(水) 19:58:43 ID:61Mf6xwq
863通常の名無しさんの3倍:2007/05/16(水) 20:00:54 ID:???
すまん上げちまった 凸掘ってくる
864通常の名無しさんの3倍:2007/05/16(水) 20:13:37 ID:???
そんなおまいらに・・・。
ttp://moe2.homelinux.net/src/200705/20070509615551.jpg
865通常の名無しさんの3倍:2007/05/16(水) 23:18:06 ID:???
>>846
うほっ、噴いたww
866通常の名無しさんの3倍:2007/05/16(水) 23:32:56 ID:???
>>864
すげえ!!
867通常の名無しさんの3倍:2007/05/16(水) 23:35:02 ID:???
>>864
いくらだ?
868通常の名無しさんの3倍:2007/05/17(木) 09:12:45 ID:???
>>867
愛は金では買えないのさ
869通常の名無しさんの3倍:2007/05/17(木) 18:55:09 ID:???
>>864
これ、全部の文知りたいよな
(う)は、『うほっ いいおとこ』だろうけど他が気になるw
870通常の名無しさんの3倍:2007/05/17(木) 23:35:21 ID:???
「ひ」は『湯煙の中で』かな。

ヒャー!いい体した僕好みのかっこいいオニイさん!
ポーズも決まっちゃって…
871通常の名無しさんの3倍:2007/05/18(金) 00:43:00 ID:???
ウィキの阿部さんまとめが見れなくなってんだが…
872通常の名無しさんの3倍:2007/05/18(金) 05:52:04 ID:???
いい男 嗚呼いい男 いい男
873通常の名無しさんの3倍:2007/05/18(金) 21:04:48 ID:???
佳い漢
874通常の名無しさんの3倍:2007/05/18(金) 21:07:39 ID:???
いい男 ウホッいい男 いい男
875通常の名無しさんの3倍:2007/05/18(金) 23:53:26 ID:???
「す」
すごく・・・・大きいです・・
876通常の名無しさんの3倍:2007/05/19(土) 20:29:42 ID:???

ローアングル ヒダまで撮ってくれよ カメラマンさんよ…
877通常の名無しさんの3倍:2007/05/19(土) 21:33:40 ID:???
「い」

いいこと思いついた
878通常の名無しさんの3倍:2007/05/19(土) 22:56:00 ID:???
「こ」
この仕事が落着したら
一緒に暮らそうな


正直『男新次はつっぱしる』はマジでいい話だと思った俺
879通常の名無しさんの3倍:2007/05/20(日) 14:09:33 ID:???
みんな何でそんなに詳しいんだ?
くそみそしか読んだことない俺は全然ついていけないぜ
880通常の名無しさんの3倍:2007/05/20(日) 16:47:15 ID:???
881通常の名無しさんの3倍:2007/05/20(日) 20:56:13 ID:???
あえて言おう、カソであると!!!
882通常の名無しさんの3倍:2007/05/20(日) 21:29:51 ID:???
よく見かける正面向きのAAは阿部さんじゃなかったのか
883通常の名無しさんの3倍:2007/05/20(日) 23:18:07 ID:???
「あ」
 ああ、次はションベンだ・・・(妄想中の凸)
「あ」
 アスラン・ザラは前髪がヤバイ(鏡でデコを確認するアスラン。背後に安部さん)
「あ」
 阿部さんにまかせときなって(親指を立てながら振り向く、ツナギ姿のいい男)

「い」
 イザーク・ジュールはツンデレ(頬を染めながら怒る遺作)
「い」
 インモラルガンダム、出るよ!(全裸でコックピットに座る安部さん)
「い」
 いい男のなせる業である(実体を持った残像たちによる腰振り)
884通常の名無しさんの3倍:2007/05/21(月) 01:03:26 ID:???
>>881 やらないか?
885通常の名無しさんの3倍:2007/05/21(月) 03:43:40 ID:???
『ん』


ンフフフフフフ
886通常の名無しさんの3倍:2007/05/21(月) 09:02:08 ID:???
これがじらしぷれいと言うものか

のんびりまつぜ
887通常の名無しさんの3倍:2007/05/21(月) 19:49:00 ID:???
『フ』

フヒヒヒ
888通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 09:12:11 ID:???
『は』

ハッテン場
889通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 10:22:08 ID:???
「こ」

恋するアスランは切なくてキラを想うとすぐ脱走しちゃうのだ
890通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 11:00:40 ID:???
「お」

オロナミンCじゃない。それは俺のションベンだ
891通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 15:35:01 ID:???
「ほ」

ほほほ包茎ちゃうわ!
892通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 18:44:26 ID:???
「し」

しーましぇーん!
893通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 19:26:32 ID:???
「じ」

自動車整備工
894851:2007/05/22(火) 19:59:56 ID:???
「ふ」

ふんっ
895通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 20:01:07 ID:???
「げ」

ゲイ・ボルグ
896通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 23:31:12 ID:???
「き」

キラ・・・
897通常の名無しさんの3倍:2007/05/23(水) 12:28:43 ID:???
『ふ』

不可能を可能に
898通常の名無しさんの3倍:2007/05/23(水) 18:34:33 ID:???
『ふ』

フンッ!
899通常の名無しさんの3倍:2007/05/23(水) 20:08:26 ID:???
「ん」
ンギッモッヂイイ!!
900通常の名無しさんの3倍:2007/05/23(水) 23:58:39 ID:???
900
901初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 02:49:09 ID:???
――「そうか、スウェンは天文学者になりたいのか」
――「うん!」
――「じゃあ誕生日プレゼントは天体望遠鏡に決まりだな」
――「え!?ホント!?」
――「ふふ、良かったわねスウェン」
――「わーい、やったー!」






『進路クリアー。ストライクノワール、発進してください!』
「あ、ありのまま、今、起こった事を話すぜ・・・・・・
『俺は天文学者になりたいと思っていたら、ファントムペインに所属していた』
な、何を言っているか分からないかもしれないが、俺も何が起こったのか分からない・・・・・・
頭がどうにかなりそうだった・・・・・・」
『スウェン中尉?発進してください!』
「両親が事故ったとか、ブルコスの悪巧みだとか、そんなチャチなモンじゃあ断じてねぇ・・・・・・」
『艦長!スウェン中尉がおかしいです!』
『何をしておるスウェン!さっさと発進せんか!』
「もっと恐ろしい単なるシナリオの都合の片鱗を味わった気がしたぜ・・・・・・」
902初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 02:50:11 ID:???


〜機動戦士阿部さんSEED STARゲイZER〜


DSSD技術開発センター。
「ようセレーネ。宇宙に上がるんだってなぁ?」
無精ひげを生やした中年の男が、長い黒髪の女性――セレーネ・マクグリフに声をかけた。
セレーネはスターゲイザー計画の中心的人物っぽい女性だ。まぁ俺も詳しい事は知らない。
ただ三十路が近いという事だけは確かである。
「ええ。スターゲイザー計画がようやく軌道に乗り始めたから」
「そうかそうか。ついに始まるか」
そう言い、中年の男――エドモンドは、無精ひげを撫でた。
エドモンド・デュクロ。DSSD技術開発センターの保安副部長であり、過去に『伝説の鬼曹長』と呼ばれた男である。
とはいえ所詮は天下り、ロクな事を思いつかないのでセンターの研究員からは煙たがられているのだが。
ちなみにスターゲイザー計画とは一体のMSを宇宙に打ち上げるプロジェクトですが、本作品においては
別になんの意味も持たない計画です。
「ついでと言っちゃなんだが、土産を頼まれてくれないか?」
「お土産・・・・・・?」
「ああそうだ。その土地の産物と書いてお土産だ。宇宙に土地は無いがなぁがっはっは!」
「・・・・・・」
バカ笑いするエドモンド。セレーネは顔を顰めた。
お土産という物を得るためには金銭が必要、セレーネはエドモンドのために金を使うくらいならドブに捨てた方が
マシという考えの持ち主だった。
「口説きたい奴がいるんでな。そいつが喜びそうなのを頼むぜ」
「・・・・・・。分かったわエドモンド」
しかし相手は副所長。断ってイヤガラセでもされたらついカっとなって銃殺してしまいそうなので、セレーネは
渋々承諾した。
「じゃ、頼んだぜ」
セレーネの肩をぽん、と叩き、エドモンドは去っていった。
「・・・・・・はぁ。なんかテンション下がった・・・・・・」
エドモンドに触れられた肩をぱっぱっとはたき、セレーネはシャトルの発射場に向かった。
ちなみにこの世界ではユニウスセブンの破片は落ちていないので、南米の某市でのヒサンな出来事は起きておりません。
903初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 02:51:03 ID:???
シャトル内。
「お待たせ」
セレーネがシャトルに乗り込むと、既に横のシートに人が座っていた。
「遅いよセレーネ。一分と十三秒の遅刻だよ」
ソル・リューネ・ランジュ。セレーネと共に宇宙に上がるパートナーだ。
年齢は16。16にしてはオデコがキラブリッジ大佐並に広いが、きっと色々苦労しているのだろう。
「相変わらず細かいわね。ハゲるわよ?」
手遅れっぽいけど、と心の中で付け加え、セレーネもソルと同じようにシートに着いた。
「そう言えば副所長からお土産を頼まれたわ。なんでも口説きたい人がいるんだって」
「へぇ・・・・・・」
「それでソル、あなたは何が欲しいの?」
「え・・・・・・?」
「口説きたい人にあげるんですもの。その人が喜ぶ物を買った方がいいでしょ?」
「・・・・・・それは、どういう事かな?」
「副所長が口説きたい人って、あなたしか思い浮かばないもの。あなたも薄々気付いてたんでしょ?」
「・・・・・・」
「ホント男って、知ってて気付かないフリをするんだから」
「・・・・・・」
気付かなかったわけではない。現実から目を逸らしたかっただけだった。この現実がソルの頭の砂漠化に
一役買っている事は間違いないだろう。
「あ、そうそう。300円以内で頼むわね」
そしてシャトルは、宇宙へと煙の尾を引いて上がっていった。


地球連合軍基地、バー。
「俺はハスラーになりたかったんだけど、なっ!」
黒人の男の突いた白球が、そのままポケットに入った。
「ぃよっしゃストライク!ようスウェン。おまえもやらないか?」
著しくルールの間違ったビリヤードを楽しむ男が、カウンターでコーラを飲むスウェンに声をかけた。
「俺はルールを知らない奴とビリヤードをやる趣味はないんだ」
「なんだよツレねーな。このシャムス様が教えてやろうってのに」
「だから人に教える前にルールを覚えろと何度も言っているだろう・・・・・・」
「んな細かい事気にするなって」
そう言って、男はスウェンの隣りに座った。
男の名はシャムス・コーザ。色眼鏡をかけた黒人男性であり、スウェンと同じくファントムペインの一員だ。
彼は名前こそシャムス・コーザだが、その顔はどう見てもボブ顔です本当にありがとうございました。
「ルールがあるから楽しいんだ。そこのところを理解するんだな、ボブ」
「――!?てめぇ何度言ったら分かるんだ!俺の名前はシャムスだ!ボブでもトムでもなくなぁ!何万回言ったら覚えるんだ、
このドグサレがッ!」
顔を近づけ、怒鳴りつけるシャムス。彼は皆からボブと呼ばれ、そしてそう呼ばれるたびにこうして激昂する。
しかしそれは皆が悪いのではない。ボブ顔に生まれたシャムスが悪いのだ。
「相変わらずね、二人とも」
904初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 02:52:48 ID:???
と、二人の元に一人の女性が近寄ってきた。
「よぉ、ミューディー。おまえからもなんか言ってやってくれよ。こいつ未だに俺の名前を――」
「落ち着きなさいよボブ。怒ったってなんにもならないわ」
「てめぇもかッ!どいつもこいつも腐った脳みそしやがって!」
ミューディー・ホルクロフト。緩い表情を作る彼女もまた、ファントムペインの一員だ。
「この際だから言っておく!いいかてめぇら!おい、全員聞け。今度俺をボブと言った奴はなぁ、例外なく
ナイルの川底に沈めてやるぞ!そうなりたくなかったら二度と俺をボブと呼ぶな!いいな!?」
カウンターの上に立ち、バーにいる人間全員に言い放つシャムス。
しかし彼らはシャムスの言葉など意中になく、皆テレビに注視していた。
『えー、先日コーディネーターによるコンビニ強盗事件が発生。店員一名が負傷しました』
そのニュースを聞いて、彼らは皆憐れみのこもった笑みを浮かべた。
「ったく、これだからコーディネーターは」
「遺伝子改良しても知性が猿じゃあなぁ」
「これだからブルコスはやめられねぇぜ」
永きに渡って反コーディネーター教育を施されてきたため、彼らはコーディネーターを毛嫌いしていた。
「ヘタに知能や身体能力が優秀だからタチが悪いよなぁ、コーディってのは」
「そんなもの、努力でどうにかなる。なまじ優秀な分だけ奴らは慢心するだろう。あしらうのは容易い」
「へーへー。さすがスウェン中尉は優秀なようで。しかしホント、コーディネーターって悪い奴ばっかだな」
そう言いながら、スウェンのコーラを勝手に飲むシャムス。彼らもブルコスの施設でコーディネーターの悪事
(自転車のサドルを盗む、お釣りをごまかす、川で小便をする等)を散々見せられたため、今では立派なブルーコスモス信者だった。
「先生が言ってた。良いコーディネーターは俺だけだって」
そう呟いたのはミューディー。衝撃の事実だった。

連合軍基地、司令室。
「テロリスト、でありますか?」
「そうだ。どうやら難民キャンプがテロリストの養成所になっているらしい。そこで、貴様らファントムペインにその
殲滅を命令する」
スウェンはこの基地の司令からそんな命令を受け取っていた。
「はっ!しかし・・・・・・どうやってテロリストと難民を見分けるのですか?」
スウェンがそう問うと、司令は椅子を回してスウェンに背を向けて、言った。
「スウェンよ。この世のどこにテロリストと一般人を見分ける術がある?」
「それは・・・・・・」
武装してたり胸に『I am TERORISUTO』と書かれたプレートを下げているのなら分かりやすいが、
一般人のフリをして人の中に紛れ込まれると見分けるのはほぼ不可能と言っていい。
「そう、無いんだよ、そんなもの。じゃあどうやってテロリストを殲滅する?簡単だよ。そこにいる者全てを
殲滅すればいい。難民だろうがTERORISUTOだろうが、皆殺しにすりゃあ結果的にTERORISUTOを
やっつけた事になる。違うか?」
「それは・・・・・・そうですが」
「つまり私が言いたいのはこういう事だ。・・・・・・関係ない、やれ」
そして話は終わりだとばかりに、司令は葉巻に火を点けた。
「・・・・・・」
スウェンは思った。
――こいつはダメだ・・・・・・早くなんとかしないと・・・・・・
905初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 02:53:45 ID:???
ロシア、雪原。
テロリストを適当に逮捕したファントムペインは、休む間もなく次の任務――ボナパルト防衛任務に就いていた。
なに読者?展開が早い?逆に考えるんだ。「原作が短すぎるのがいけない」。そう考えるんだ。
「ったく、しつっこいったらありゃしない!」
ミューディーの乗るブルデュエルが、ボナパルトに群がるバクゥを蹴散らしていく。
『へへっ、みんなミューディーとヨロシクやりたいんじゃねぇのwww?』
そしてシャムスの駆るヴェルデバスターもまた、砲撃でバクゥを次々と落としていく。
「はぁ?なにそれ、ジョークのつもり?全然笑えねーんだよボブ公が!」
『オイ肉便器よぉ・・・・・・俺は言ったよな?今度ボブって呼んだらナイルの川底に沈めるってよォ――ッ!!』
『やめるんだおまえ達。任務は静かに速やかに、そして確実にだ。口論などしている場合ではない』
イマイチキャラの練られていないスウェン(阿部種仕様)が、二人をたしなめる。
『そういう時に限ってピンチが訪れるんだ。ミューディーもシャブも自重しろ』
『違法ドラッグみたいな名前で呼ぶんじゃねぇ!それにシャブってオマエ、シャムスって言いかけてボブに修正
したみたいになってるじゃねぇか!シャムスのまま突っ走ればいいんだよ!!』
「シャブうるさい」
『シャブじゃねぇ、ボブスだ!あれ?なんかおかしいな?』
「声でかいしつまらないジョークは言うし、あいつ死なないかな・・・・・・」
そう呟いてサーベルを振ろうとしたミューディーだったが、
「・・・・・・あれ?」
いつの間にかブルデュエルの右腕は切り落とされていた。
「うわ、やばいかも・・・・・・」
そう気付くも既に遅い。
あっという間にブルデュエルの四肢は、バクゥによって次々と切り落とされていった。
支えを失い地に転がるブルデュエル。
「ちょ、ちょっとタンマ・・・・・・!」
そして身動きの取れなくなったブルデュエルに、三機のバクゥハウンドが飛びかかる。
「だから、タァァァァァァァァァァァァァイムッ!!」
絶叫。
その瞬間、三機のバクゥハウンドの動きがぴたりと止まった。
『なんだよ、良いところで』
「ちょっと待ってよ。今助け呼ぶから」
『ああそうかい。早くしてくれよ』
「りょーかい」
タイムをもらったミューディーは、コクピットのキーを操作して救援メッセージの作成に当たった。

「よっしゃ、これで九機目・・・・・・ん?」
ボナパルトの上でバクゥを撃墜するシャムスの元に、メッセージが届いた。
「なんだぁ?差出人は・・・・・・ミューディー?」
戦闘中に何を、と思いつつも、シャムスはそのメッセージを開封した。
――『ボブけて』
906初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 02:55:08 ID:???
『なんのつもりだてめぇ!』
送信のすぐ後に、シャムスの怒鳴り声がコクピットに響いた。
「ボブ、助けて。ちょっとピンチなのよ」
『ぁあ!?知るか!俺をボブと呼ぶ奴ぁみんな死んじまえばいいんだよ!!』
そして一方的に通信回線が切られた。
「ちっ、使えねー黒んぼだな。ふんだ、じゃあスウェンに頼も」
そして今度はスウェンに回線をつないだ。
「ねぇスウェン、助けて。ちょっとピンチなのよ」
『いや、こっちも手一杯だ。自分でなんとかしてくれ』
「いや、そうしたいのはやまやまなんだけどダルマなのよ、私のブルデュエル」
『なにミューディー?ブルデュエルがダルマだって?逆に考えるんだ。「落とされちゃってもいいさ」。そう考えるんだ』
そしてまた一方的に回線が切られた。
「んだよもぉ、使えねー奴ばっかだなファントムペインってのは」
コクピットの中で悪態を吐くミューディー。
『あの、そろそろいいっスか?やっちゃっても』
と、ここでさっきからおあずけを喰らっているバクゥハウンドからの通信。
「あ、ちょっと待って」
するとミューディーはコクピットハッチを開け、ブルデュエルから飛び降りた。
そして数十メートル走った後、彼女は腕で大きな丸を描いた。
「おk」
『よぉーし、それじゃあヤっちまうぜ!』
ミューディーの合図を皮切りに、バクゥハウンド達はその牙でブルデュエルを滅多刺しにし始めた。
『うわはははは!美味い、美味いぞぉ!ブルデュエルの装甲はうンまいぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!ガフッ、ガフガフ、ガフッ!』
「さよならブルデュエル・・・・・・。さ、帰ろ」
ブルデュエルが貪り食われる様を背に、ミューディーはボナパルトへと歩き出した。
――ブルデュエル、再起不能。


DSSDステーション、管制室。
『本艦は第81独立機動軍所属、ナナバルクである。我々はこれより諸君らの施設を接収する。本艦には無許可で
諸君らの施設を攻撃する権限を持っている。死にたくなければ投降しろ』
ナナバルクと名乗る戦艦と多数のMSが、ステーションに接近していた。
『繰り返す。あー繰り返すの面倒だわ。全軍、突撃!』
そして艦長の号令と共に、MS――ストライクノワールとヴェルデバスターとスローターダガー達は一斉に施設へ向かった。
「や、やばいぞこれは!早く逃げなくては!」
「うわーん!まだ死にたくないんじゃワシは!」
じじいAとじじいBが取り乱す。
「こ、こうしちゃいられない!」
そして青年A――ソルは、管制室から飛び出した。
907初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 02:56:36 ID:???
「許さねぇ・・・・・・別に理由はないけどおまえらコーディネーターはみんな許さねぇ!」
ビームを乱射し、シビリアンアストレイを落としていくシャムス。
ブルデュエルが欠けた今、まともな戦闘が出来るのはノワールとヴェルデバスターだけだった。
スローターダガーは例に漏れず皆棒立ちなので、二人でこの施設を破壊しなければならない。
ちなみにミューディーは部屋でメルブラをやっています。
『あまり派手にやるなボブ。ただでさえこちらはブルデュエルを失っているんだ。速やかに、そして確実に――』
「だから俺は、ボブじゃあないんだよッ!!」
『そんな事はどうでもいい。エネルギーを使いすぎると原作みたいにブザマな死に様を披露する事になるぞ』
「おまえが何を言ってるか俺にはわからねぇが・・・・・・とにかくあいつらは許せねーンだよ!特に理由はないけど」
そう言ってシャムスは、ダガーを引き連れて施設へと向かった。


セレーネとソルは、MSに乗り込んでいた。
スターゲイザーガンダム。眩いほどの純白の、複座式のMSだ。
ピッピッピ、とキーを押していくソル。その手は少し震えているように見えた。
「・・・・・・怖い?」
「・・・・・・、そうだね。怖くないと言ったら嘘になるかな」
ソルは実戦は初めてだった。しかもこのMSにはまともな武装はついていない。まともな武装なしでいきなり戦場に
突入して「怖くない」などと言えるのは、某ゲイくらいなものだろう。
「ま、それでもやってもらわないと困るんだけどね。ここ奪われたら職失うし、私」
「・・・・・・。そうだね」
ソルの士気が若干下がった。
『スターゲイザー、いつでも発進どうぞ!』
管制室からの通信。
「よし。・・・・・・行くよ、セレーネ」
「ええ」
そして純白のMSは、漆黒の闇に身を躍らせた。
908初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 02:57:45 ID:???
「ちっ、どこから沸いてくるんだこのMS共はッ!!」
ビームを乱射するボブ。落とせども落とせども、敵のMSの数は減らなかった。その様はまるでマクロス7の雑魚パイロット
のよう。毎回あれだけ落とされてりゃ二十話あたりでシティ7のバルキリーは全滅してるだろ常考。
『ヴェルデバスター、エネルギーエンプティ!ボブ自重しろ』
「うるせェ――ッ!!」
ナナバルクからの通信を無視してビームを乱射し続けるボブ。
と、
「な、なんだアレは・・・・・・?」
ステーションとはまったく別の方角から、一機のMSが戦場に乱入してきた。
「あ、アレは、もしかして・・・・・・!」
それは最初の戦争の時だ。
その戦争の中、戦場を縦横無尽に駆け回ったMSがあったと聞いた。
曰く、彼の者は無敵である。
曰く、彼の者は容赦しない。
曰く、彼の者は――良い男。
「ま、間違いない、あいつは・・・・・・」
扇情的なフォルム、肉色の装甲。
今やその名を知らぬ者はいないほどの、ノンケにとっては畏怖の対象となるMS。
「い・・・・・・インモラルガンダムだァ――ッ!!」
インモラルガンダムは、敵味方関係なく自身の猛る暴君で次々とMSのアナルを貫いていった。
「みんな気を付けろ!あいつは――」
そう言って味方機に目を向けたボブだったが、
「・・・・・・掘られている・・・・・・スデに・・・・・・」
周囲のスローターダガー達は皆、力なく空間を漂っていた。
「・・・・・・はっ!?」
そして次の瞬間、ボブの目の前でインモラルの双眼が輝いた。
「てめぇ、このッ!!」
全砲門からビームを発射し、インモラルに浴びせるボブ。
そのビームを真正面から浴び、目の前に現れたMSは粉みじんに爆散して消えた。
「へ、へへ・・・・・・やったぞ・・・・・・」
同時にヴェルデバスターのエネルギーが切れる。しかしインモラルは目の前で爆散したので、落とされる心配はない。
「そうだよな・・・・・・やったんだよな、俺はよ・・・・・・」
ボブの頬に一筋の汗が伝う。
「だったら・・・・・・今俺の後ろに組み付いているのは誰なんだァ――ッ!?」

『ア ッ ー!!』
「――!?」
ボブとは別の方面で敵と交戦していたスウェンの耳に、そんな彼の嬌声が聞こえた。
「どうしたボブ!何があった!?」
慌ててボブに通信を送ると、まるで精根尽き果てたかのような声が返ってきた。
『お、俺よぉ・・・・・・ボブでもいいかなって思えてきたんだ。ああ、そうさ。おまえがケツを掘らせてくれるンなら、
何度だって俺の事をボブって呼んでいいんだ・・・・・・なぁスウェン、や ら な い か』
「な・・・・・・ボブ・・・・・・!?」
そんなボブのセリフを聞いたスウェンは、手早くボブからの通信をシャットアウトした。
そしてスウェンは、ボブなんて初めから存在しなかったんだと思い始めた。
「・・・・・・さて、仕事仕事」
気を取り直し、スウェンはアストレイとの交戦を再開した。
909初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 02:58:45 ID:???
「こ、これは・・・・・・!」
ソルの口から、そんな言葉が勝手に出た。
それもそのはず。ステーションを護ると心に誓って出撃したはいいが、肝心の敵MSが軒並み無力化されていた。
「いったい、何がどうなって・・・・・・」
味方?いや、それにしてはアストレイまで無力化されている。
ではいったい誰がなんの目的でこんな事を――
「ソル!前見て前!」
「――!?」
セレーネの言葉に反応し、慌てて前を見るソル。
そこには――
「あ、あれって・・・・・・」
「ええ、間違いないわ。・・・・・・インモラルよ」
インモラルガンダム。これが彼の仕業だと言うのなら、全てに納得がいく。
彼には敵も味方も関係ない。ただアナルを突けさえ出来ればいいのだ。
「や、やるよ、セレーネ!」
操縦桿をぐっと握るソル。彼はノンケであるが故、インモラルを酷く恐れていた。
「おk。ヴォワチュール・リュミエール展開!」
スターゲイザーの背中から、輝く光輪が展開された。
これが、スターゲイザーに唯一備わっている装備、ヴォワチュール・リュミエールだった。
本来は次世代の加速装置であるこのヴォワチューry。しかし応用すれば立派な武器になり得るのだ。
「喰らえ!!」
その光輪を糸のように伸ばしてインモラルに向けて放つソル。見た目はか細い糸だが、MSだって斬れちゃうんだぜ。
「な・・・・・・そんな!?」
しかしインモラルはそれをまるで体に纏わりつく鬱陶しい蜘蛛の巣であるかのようにあしらい、まっすぐスタゲに突進してきた。
「ソル!回避よ!」
ヴォワryが通用しないといち早く悟ったセレーネは、ソルに回避行動を促す。
しかし、
「も、もう遅い・・・・・・奴はスデに・・・・・・」
セレーネが反応するより早く、インモラルはスタゲの背後に回っていた。
「振り解くのよ!早く!!」
「いや・・・・・・もうダメだ」
ソルは自分がこれから起こそうとしている行動の全てが無意味に終わると直感し、静かに操縦桿から手を離した。
そして――
「ア ッ ー!!」
ソルの座るコクピットシートが変形し、彼のアナルを突き穿った。
事が終わり、スタゲから身を離して新たな獲物を探しにいくインモラル。
「・・・・・・?あ、そうか。女は関係ないんだった」
ケツ穴の貞操を心配していたセレーネだったが、その事を思い出してほっと一安心した。
「ねぇソル?・・・・・・大丈夫?」
前の座席でぐったりするソルに恐る恐る声をかけるセレーネ。
「う・・・・・・せ、セレーネ・・・・・・」
どうやら意識はあるようだった。
910初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 03:00:14 ID:???
「あ、生きてた」
「聞いてくれセレーネ・・・・・・」
まるでうわ言のように呟き、そしてソルは続けた。
「僕・・・・・・射精してしまっているんだ」
「ソル・・・・・・!」
「ああ、今ならエドモンドにプロポーズされてもいいって気がしてきたよ。僕は今、誰かにケツを貫かれたいって思って
しまっているんだセレーネ・・・・・・」
「・・・・・・」
それを聞いたセレーネは静かに首を振り、そしてとあるスイッチを押した。
「せ、セレーネ・・・・・・!?」
同時に、ソルのコクピットシートが宇宙に投げ出された。
「さよならソル・・・・・・あなたの事は忘れる事にするわ」
「セレーネ!待ってくれセレーネ!頼む!射精してしまった事はみんなに内緒にしてくれ!頼んだよセレー――」
ソルの声が途切れ、コクピットにはセレーネ一人になった。
「・・・・・・さて、仕事仕事」
機体を転身させ、セレーネはまだ残っている連合のMSの元へと向かった。


「くっ!なんだこいつは!?」
拳銃のようなビームライフル――ショーティーで、敵機を牽制するスウェン。
しかし敵機――インモラルはそんなものを物ともせず、まっすぐノワールへと機体を疾らせる。
「まさか、こんな所で出くわすとはな・・・・・・!」
腰部のリニアガンを放つも、しかしインモラルは無傷。
戦局は誰が見ても明らかだった。これは戦闘ではない。絶対的強者が獲物を追い詰める、狩りのようなものだった。
「しまった!?」
さしたる見せ場もなく、ノワールはあっという間に追い詰められてしまった。
後ろに回られ、アナルを貫かれるまでに1秒と掛からない。
――もう終わりだ。俺もあの黒人のようになるんだ・・・・・・
自身のゲイ化を覚悟したスウェンだったが、次の瞬間にMSの体当たりを喰らっていた。
「な――!?これは!?」
自身に組み付き猛スピードで戦場から離れていくのは、純白のMS。
『あ、間違った』
スターゲイザーガンダムだった。セレーネは無謀にもインモラルをやっつけようとして、誤ってノワールに体当たりを
喰らわせてしまったのだった。
『まぁいいや、コイツで』
「お、おい待て!なんだそれは!間違ったのなら離れて再びやりなおせ!」
スウェンのそんな言葉も届かず、スタゲは組み付いたまま離れなかった。
911初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 03:01:29 ID:???
アポロンA。
『こちらセレーネ!プロパルションビームを出力30%でスターゲイザーに発射して!こいつを排除するわ!』
セレーネからそんな通信が届き、管制室はざわざわってなった。
「そ、そんな事をしたら色々とマズイ事になるわよ!?」
『いいからやって!これを逃がしたらチャンスは無いわ!』
『いやだから誤爆なんだろ!?プロパルなんとかってすげぇマズそうな響きだし離してよ!』
『黙りなさい。私の面子を潰す気?今更「誤爆ですた」なんて言えるわけないでしょう?』
『面子で人を殺すのかおまえは・・・・・・!』
『それが大人ってものなのよ』
『なんて汚い大人なんだ・・・・・・。こんな事になりたくないから天文学者になりたかったのに・・・・・・』
「あー、えーっと・・・・・・撃つべきなのかしら?」
二人の会話を聞いて、オペレーターは困惑した表情を浮かべた。
『問題ないわ、やりなさい。あなたのその手が人類の未来を担うのよ』
『人類の未来っておま、ただのドグサレの証明だろうがァ!面子で人を殺すってどういう神経してんだ!』
「あー、なんか色々間違ってるみたいだし。私休憩行ってくるわね」
『待ちなさい。行くなら撃ってから行きなさい』
「いや、だって、ねぇ?私だって人殺しはイヤだし」
『そう・・・・・・どうしても撃たないっていうの?』
「うん。悪いけど。射精しちゃったソル君共々、たっぷり恥をかくといいわ」
『ふぅん・・・・・・』
するとセレーネは意地の悪い笑みを浮かべ、言った。
『撃たないのならあなたの秘密をバラすわよ?』
「・・・・・・は?いきなり何言ってるのよ」
『あー、みなさーん。このモブであまり顔のよろしくないオペレーターは、実は自作の詩をホームページに
載せていま〜す』
「――!?な、ななななんでそんな事を!!?!?!?」
オペレーターが周りを見ると、皆苦笑いをしていた。
『m9(^Д^)プギャーww』
「な、なによなによ!評判は良いんだから、問題ないでしょ!?」
『おっと現実の見えていないアホが一人登場〜。おまえのサイト2ちゃんで晒されて笑い種になってるって知ってた?』
「な、なんですってぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
すぱやく専用ブラウザ(かちゅ〜しゃ)を開き、ネットウォッチ板で検索をかけるオペレーター。
「そ、そんな・・・・・・」
自分のHPの名前のスレタイをクリックするとそこには、数多の嘲笑のレスがついていた。
『さぁ、これ以上バラされたくなかったらさっさと撃ちなさい』
「・・・・・・。でももう無いもん。秘密なんて」
『あら?あるわよとっておきのが』
「な、なによ・・・・・・?」
『あなたのケツ、毛が生え過ぎて――』
「セレーネ死ねぇ!!!」
レバーがぐいっと押され、プロパルションビームが発射された。
912初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 03:02:36 ID:???
『おまえ最低だな・・・・・・』
「うるさいわよ。これであなたもオシマイね」
ビームはノワールに命中し、その機体を押し潰す。
『ぐおぉぉぉぉぉ!重い、重いぞ!!』
それはコクピットにまで及び、スウェンの体までも押し潰していった。
「ふふっ、これで私は英雄・・・・・・ってちょっと、私の機体まで潰れてない?」
ノワールと同じように、スタゲの体も強烈なGに押し潰されていた。
「どういう事よこれは!・・・・・・ヘイ!ケツ毛バーガー、ヘイ!これはどういう事!?」
『いや、そんな近くにいたらおまえも押し潰されるだろ、常識的に考えて』
「聞いてないわよ私は!」
『無知は罪なり、ってね。私の秘密をバラした報いを受けるといいわ、あっはっは!!』
そして通信が途切れた。
「ちっ、あのクソビッチ!騙したわね!?」
『いや、どう見てもおまえの方がクソビッチなんだけど・・・・・・』
「やかましい!それよりこの先生きのこる方法を考えないと――」
『もうだめぽ』
そして二機は、宇宙の彼方まで飛ばされた。


宇宙空間。
「・・・・・・?」
何時間か経った頃。スウェンは薄っすらと目を開けた。
「ここは・・・・・・?」
「スターゲイザーのコクピットよ」
「なに・・・・・・痛っ!?」
「ああ動かないで。色んな所が折れてるから」
自身の体を見ると、医療器具でぐるぐる巻きにされていた。
「・・・・・・コーディネーターの捕虜になるつもりはない」
「捕虜にするつもりなんてないわよ。これ必要なら返すわね。弾は抜かせてもらうけど」
スウェンに向けていた銃を放り投げるセレーネ。弾が入っていないという事実にスウェンは非常にがっかりした。
913初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 03:04:13 ID:???
「ったく、とんでもない事をしでかしてくれたな」
「ホントよね。あのアマ、帰ったらしばき倒してやるんだから」
「今俺がしばき倒したいのはおまえなんだがな・・・・・・」
どこからどう見ても弾が入っていなかったので、スウェンは銃をぽいっと捨てた。
「さて、これでよし、っと。あ、あなたのMSのエネルギー、勝手に拝借したから」
「ああ、それは構わないが・・・・・・ここはどこなんだ?」
見渡す限りの漆黒の闇。視認出来る範囲には、自分を助けてくれそうなものは無かった。
「さぁ?位置も何も分からない海の中、ひょっとしたらカーズ様に会えるかもね」
「そうか・・・・・・」
その事実を知ったスウェンは、考えるのをやめ始めた。
「まだ諦めるのは早いわ。スターゲイザーならもしかしたら戻れるかもしれないから」
「ノワールの残りエネルギーじゃ今の流れを止める事しか出来ないぞ」
「あら、何も知らないのね。このスターゲイザーに取り付けられたヴォワryはね、無限に加速出来るのよ」
最初の1秒では0,5センチしか進まないが、一分後には18メートル進む事が出来る。しかも太陽風を推進力
とするので、実質エネルギーは無限だった。
「しかし酸素は持つのか?」
「ドラッグで代謝を抑えるとして・・・・・・うん、一万と二千年は持つわ。心配はいらないわね」
「餓死しそうなんだけど・・・・・・」
「まぁなんとかなるでしょ。ドラッグ使うし」
「あの、小便したいんだけど」
「大丈夫よ。私の元知り合いにコクピットで射精した人がいるんですもの。今更寝小便くらいで驚かないわ。
それにドラッグも使うしね」
「そのドラッグって言い方やめてくんない?」
「さ、手を出して。注射するから」
お互いがお互いの手にドラッグを注射し、そして二人は寄り添うようにしてシートに並んだ。
「・・・・・・」
「・・・・・・なに?私の顔をじっと見て」
「いや・・・・・・おまえに似ている女性を知っているような気がしたが、気のせいだった」
「なにそれ?口説いてるの?」
「いや、気のせいだったって言ってるじゃん」
「私を口説きたいのなら札束でも積む事ね。一億もあれば喜んでついていくわ」
「ホント最低だなおまえ」
「Zzz・・・・・・」
「寝てるし・・・・・・」
間もなくスウェンも眠気に襲われ、二人は静かに寝息を立てた。
914初代1 ◆Df1g..k2ps :2007/05/24(木) 03:05:09 ID:???
669時間後。
「・・・・・・?」
スウェンは目を覚ました。同時に強烈な尿意に襲われたが、それどころではない。
こちらに通信を送っている者がいると、コクピットのモニターに表示されたからである。
スウェンは手早く通信を繋ぎ、その者に呼びかけた。
「こちらスターゲイザー。不慮の事故で遭難している。救援を求む!」
『・・・・・・ガガッ、ピー・・・・・・』
「くそっ、調子が悪い!」
だん、とコンソールを叩くスウェン。
すると奇跡的に回路が復活し、相手からの声がはっきりと聞こえるようになった。
そして通信を送っていた男は、彼に向かってこう言った。

――『や ら な い か』


〜〜fin
915通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 03:12:01 ID:???
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
916通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 07:30:44 ID:???
初代氏GJ!

朝から吹かせてもらいましたwwwwww
917通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 07:40:38 ID:???
Xは打ち切りっすかwwwwwwwwwww
918通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 08:02:41 ID:???
きっとアレだ 
「ムラムラして犯った。」
とおもえ
919通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 09:24:22 ID:???
>>908以降のシャムスの名前がボブになってるw
920通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 11:07:50 ID:???
まさかゆりしーネタが来るとは。
921通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 11:12:14 ID:???
と思ったがちがうか。
922通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 11:23:34 ID:???
スウェンにとっては最悪のBADENDだなwwwwwwGJ
923通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 11:35:42 ID:???
>>916

>初代氏GJ!

>潮吹かせてもらいましたwwwwww

に見えてうわ、女だと思ってしまった
924通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 13:32:37 ID:???
>>904でのスウェンのコーディ評が素晴らしい。
925通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 17:53:40 ID:???
女はゴミだぜ・・・
926通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 20:19:40 ID:???
ウッソと阿部さんが出会ったら?
927通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 20:45:01 ID:???
アッー!!
928通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 22:37:36 ID:???
スタゲ知らんけどワロタwwwwwwww
929通常の名無しさんの3倍:2007/05/25(金) 00:24:58 ID:???
登場したのインモラルだけ。。。
阿部さんが阿部さんとして出てこなくても面白いのなw
姉弟スレのシンたんと阿部さんが出会ったらどうなる?

初代1氏GJ&乙です。
930通常の名無しさんの3倍:2007/05/25(金) 00:34:35 ID:???
姉弟スレのマユはなかなかショタな変態だから良い動きを為るかもしれない。
阿部さんの手加減が無いからきついだろうが……
931通常の名無しさんの3倍:2007/05/25(金) 19:26:40 ID:???
GJです!!
932通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 18:23:26 ID:???
コーディネーターの悪事の凄まじさにコーヒー吹いちまったぜ
933通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 20:14:56 ID:???
セレーネも何時かはアビーに喰われてしまうのかなぁ?
934通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 20:17:15 ID:???
なるほど、ここでスタゲをやったのは本編への布石という見方もあるな
935通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 02:57:55 ID:???
>>917
X打ち切りだし…
936通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 04:56:24 ID:???
スウェンよ!セレーネを襲うんだ!
男女の行為は阿部さんにとっては萎えの対象だからな!
937通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 11:43:47 ID:???
>>935
月はいつもそこにある
938通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 13:44:13 ID:???
>>917 >>935
こらこら、勝手に決めるな。
長期の中断明けには特別編がつきものだ。
ポケモンの『ピカチュウのもり』を忘れたか。
939通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 14:14:24 ID:???
>>935が言ってるのはオリジナルのガンダムXのことだと思うぞ
940通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 15:39:24 ID:???
そういや、ザフトのみんなは赤服着てるし阿部さんのツナギは青いよな。
何度も交互に見るとゲイになる。これが噂のポケ○ンショックか。
941通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 16:36:07 ID:???
本編でスタゲキャラ出すための布石だろ?
942通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 21:00:41 ID:???
一応言っておくが打ち切りになったのはファーストも同じだから
昔からそのことを知らない連中が多すぎるんだって
943通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 21:18:34 ID:???
>>942
確か、本来はサイド3の本土決戦までやる予定だったんだよな。
それをア・バオア・クーで手打ちにした、と記憶してるけど。
944通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 21:31:33 ID:???
池田秀一がシャアへの鎮魂歌の中で打ち切りだって言ってたな
945通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 21:33:29 ID:???
初代さん、次はアッー!!ストレイシリーズでお願いします
946通常の名無しさんの3倍:2007/05/28(月) 10:12:26 ID:???
あともうちょっとで次スレかな?
947通常の名無しさんの3倍:2007/05/28(月) 12:22:56 ID:???
次は穴発目か
948通常の名無しさんの3倍:2007/05/28(月) 15:46:12 ID:???
阿部さんMAD↓
すごく……おおきく振りかぶって
http://www.youtube.com/watch?v=Um2y5mcNGL4
949通常の名無しさんの3倍:2007/05/28(月) 22:43:09 ID:???
949

>>950
次スレヨロノシ
950通常の名無しさんの3倍:2007/05/29(火) 18:47:43 ID:???
951通常の名無しさんの3倍:2007/05/29(火) 21:05:24 ID:???
gj
952通常の名無しさんの3倍:2007/05/29(火) 21:28:09 ID:???
>>950
気に入った!家に来て弟をファックしてもいいぞ!
953通常の名無しさんの3倍:2007/05/30(水) 02:39:35 ID:bWLOSWHt
埋 め な い か
954通常の名無しさんの3倍:2007/05/30(水) 09:38:02 ID:???
埋 め る と も
955通常の名無しさんの3倍:2007/05/30(水) 10:11:10 ID:HUqqacx5
いいですとも
956通常の名無しさんの3倍:2007/05/30(水) 10:22:26 ID:???
アッ―――――――――――――


埋め
957通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 07:12:37 ID:???
埋めついでに
阿部さんかぼくらのの世界に行ったらどうなるだろう?
958通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 10:49:31 ID:???
>>957
まだ阿部さんと逢ってないの?
959通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 12:33:18 ID:???
もしファーストが打ち切られなかったらここまで人気出たかは微妙だと思うがな
尺が短ければ密度も濃くなる
Xの終盤はまあアレだったが
960通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 16:45:44 ID:???
阿部種っていい話だよな。
シンが超極度のシスコンだったり(留守番スレのマユと会わせてやりたい)、
レイがガチホモだったりアスランがキララブだったり…
ルナとハイネが報われなかったりラクスをキラが叱ったり…
フラガマンがゲイになってたりニコルが優しい性格でありながら阿部さん受け入れてたり(以下略)…
…たださすがにラクスがピザデブというのは認められないがorz
961通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 17:25:36 ID:???
一応は国の顔になったわけだしピザじゃないよ。
ふくよかになっただけだよ。
962通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 20:30:49 ID:???
Xの終盤は悪くないと思うのは俺だけか?
963通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 21:52:31 ID:???
Xはあまり評価されてないからな・・・
964通常の名無しさんの3倍:2007/06/01(金) 11:10:22 ID:???
スレの残りこのまま埋めるのも勿体無いしキャラ人気投票でもしようぜ

阿部さんに一票
965通常の名無しさんの3倍:2007/06/01(金) 11:46:49 ID:???
マユに一票
966通常の名無しさんの3倍:2007/06/01(金) 13:03:07 ID:???
阿部さんと渡り合えるぱりーんシンに一票

本当はディア(ry も捨てがたいんだがw
967通常の名無しさんの3倍:2007/06/01(金) 21:11:50 ID:???
緊急浮上で























アッ―――――――――――――
968通常の名無しさんの3倍:2007/06/01(金) 21:17:05 ID:???
俺は初代1氏に一票
969通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 11:29:13 ID:???
ここの初代1氏は最高だな。
某スレの初代1はクズだけど
970通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 13:26:00 ID:???
どこのスレ?
971通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 16:53:23 ID:???
いい加減阿部さんから卒業しなさい
972通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 16:57:25 ID:???
>>971
いい加減生きることから卒業しなさい
973通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 17:00:28 ID:???
いい加減ガンダムから卒業しなさい
974通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 17:06:15 ID:???
 
975通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 18:54:28 ID:???
いい加減ノンケから卒業しなさい
976通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 19:00:10 ID:QYYANRoa
ooにでるんじゃね?
977通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 19:56:27 ID:???
機動戦士がゆんだむダブルアッー!に安部さんがレギュラー出演します
978通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 19:57:29 ID:VwwzGLqz
ダブルアッー!あげ
979通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 21:30:47 ID:???
俺が∀でガンダム終わらせるつもりだったんだが・・・
980通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 08:24:54 ID:???
種で問題になった点がなければいいんだがな
981通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 10:05:22 ID:???
いいことを思いついた。
今から>>1000まで連結しろ
982通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 10:37:29 ID:???
それは無理だ、これからは00の時代だからな
983通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 10:50:42 ID:???
kj.
984通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 10:53:41 ID:???
まあ、みんなもちつけ

そしてや ら な い か
985通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 12:28:29 ID:???
 /                  ヽ
、ノ                   )
j                   (  美少年パイロット4人の合体シーンが見所アッー!
l           トi (ヽ_ n ,j_,,i ノ
ヽ.  __   ,-'!_ヽ-ゞー゙ '-',>'',/ (
 i  /r:j  く _,.>ir't='" i'(Tアjレ'~   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 !._ !i ,ィ!  .ノ ゙ー`‐'‐'   ヽ ̄ i'   │ 機動戦士がゆんだむダブルアッー!
  'ヽ\ヽ ゙i、"      r_.)  !     |  
   ,入 ~>て     __,r  /   <  10月からTBS系で土曜日6:00から放送!
_,..-i  ヽヽ       =:' /゙\_   \________________
   i.   \~ヽ、>-、__,..ィ'   `ト--、_
    i    ヽ    ゙̄ー‐' ∧    ヽ    ゙ー、
986通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 12:29:42 ID:???
434 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:2007/06/02(土) 21:19:55 ID:???O
純粋に楽しみー。
秋からはがゆんダムとギアス二期で腐女子にとってはもう夢のようです。
ラヴレスはいつもどーりのスローペースだろうしとにかく楽しんだ者勝ちですよ。

435 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:2007/06/02(土) 21:20:24 ID:???0
BLガンダムたのむ!

439 名前:花と名無しさん [sage] 投稿日:2007/06/02(土) 21:57:50 ID:???0
がゆんのBLガンダム楽しみ♪
あの可愛い子が、主人公なんだろうなw

486 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:2007/06/03(日) 04:26:45 ID:???O
ガンダムってオタ臭くて敬遠してたけどキャラデザがゆんなら見ようかなー
987通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 12:33:34 ID:???
ガンダムOOは
機動戦士UHOIIOTOKOの略なんだよ!と勝手に自己論述べてみる…
988通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 13:26:17 ID:???
うほっ いいガゆンダム
989通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 16:31:35 ID:???
fasg
990通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 20:31:17 ID:???
gasd
991通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 20:41:46 ID:???
jnstjk
992通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 20:43:42 ID:???
knfj
993通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 20:44:32 ID:???
mvvdj
994通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 20:45:22 ID:???
kunnr
995通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 20:46:13 ID:???
mkkgnf
996通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 20:48:34 ID:???
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997通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 20:49:24 ID:???
jbbdjs
998通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 20:59:26 ID:dmYqgknh
998ゲト
999通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 21:00:15 ID:KrlIQ9Z4
999
1000通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 21:00:21 ID:???
>>1000ならラクスはやせた体型に戻る事ができる!
10011001
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