SEED DESTINYでSSを作るスレ7

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最初の原因は、ほんの少しの歪みだった。
その歪みがやがて大きくなり、世界を覆うほどの混沌を生み出していった。
それは異世界の住人だった。それは相沢祐一と呼ばれる少年だった。それは平行世界の人間だった。
ありえざる可能性が闊歩し、ありえた物語は終焉を迎えることになる。

「私はザフト軍フェイス所属、戦技教導官の高町なのは。よろしくね♪」

――――――魔法少女という可能性、誰もが認める無敵のエース・オブ・エース、高町なのは

「オレの望みはたった一つだ、ユウナ。お前を殺して本来のオレに成り代わる―――!」

――――――殺人鬼という可能性、七夜の一族の末裔、ユウナ・ナナヤ・セイラン

「カガリ・ユラ・アスハ……あんたはこの場で消えなはれ。あとはうちが終わらせたるからな!」

――――――HiMEという可能性、異世界のアスハ家の後継者、シズル・ユラ・アスハ

「テメェの好き勝手にゃやらせねぇ! 断罪のシェルブリットォォォッ!!」

――――――アルター使いという可能性、反逆者の異名を持つ男、異世界のキラ・ヤマト

「オレの能力は知っているだろう? この世に存在するモノならば、全てがオレの仲間になりうるッ!!」

――――――ハーレム王という可能性、時系列すら超越して全宇宙を支配する男、異次元のシン・アスカ

「目覚めの時です――――この世界を滅ぼす私という存在の!」

――――――邪神という可能性、ルルイエに眠るガタノゾーア、ラクス・クライン
179気が向いたら続きを書くかも:2007/04/16(月) 23:33:56 ID:???
その舞台で再び復活する別世界の者達がいた。

「再びこの夜を演じることになろうとは――――因果なものだな、シオン?」

――――――タタリの根源、ズェピア・エルトナム・オベローン

「老い先短いあなたは寝たらどうです? もはやタタリは私のモノなのだから――――!」

――――――タタリの後継者、シオン・エルトナム・アトラシア

「アリシアを取り戻す為なら、私は悪魔とでも手を組むわ。」

――――――強大な魔力を持つ異世界の大魔導師、プレシア・テスタロッサ

「設定年齢19歳蟹座のB型ッ!!」

――――――美形なHOLY部隊隊長、マーティン・ジグマール

その世界の宇宙を舞う、無数のMS達。

――――――平行世界でシン・アスカに魅了されたラクス・クラインが生み出した機体、エターナルデスティニー

――――――直死の魔眼に覚醒したユウナの駆る機体、ムラサメ・オオツキガタ

――――――ユーラシア連邦の手により復活した、この世界のキラの愛機、ハイペリオンストライク

――――――アスラン・ザラが受け取った、プラントの同胞の想いを込めた機体、ジャスティスセイバー

――――――カガリ・ユラ・アスハの手によって、鮮血に染められた呪われた機体、紅姫

――――――ザフト軍がプレシアの協力を得て開発した最終兵器、エルハザードプロヴィデンス

――――――世界の混沌を修復し、本来の流れへと導く存在、エターナルフリーダム

混沌とした世界の行く先は、まだ誰も知らない。


機動戦士ガンダムSEED IF 〜混沌の世界〜


第一話「偽りの平和、真実のオーブ」
自らの民、守り抜け! ゴールドフレーム!!
180通常の名無しさんの3倍:2007/04/17(火) 02:24:45 ID:???
>>178-179

これは素晴らしいカオスですね!
良い意味でカオス!、なんか強そうな厨MS達!、平行世界とか王とか魔女ッ子とか超能力とか反逆者とか溢れんばかりの厨設定!





続き書いてください、ある意味読みたい
181通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 03:12:45 ID:???
保守
182通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 21:40:56 ID:???
10オクラ
「分かった、お前の親はカスだ。コーディネイターを作ったナチュラルも死ねばいいんだな」何時の間にか平然とした顔に戻って皮肉を言うシャムス。
「いや、そうじゃなくて・・ただ、生まれて来た時には決まってた、自分じゃ選べない事で憎み合うとかそういうのが嫌だって。それだけ」
「・・・しっかし、お前なんでザフトなんてやってんだ?」
「モグラグーンを作るためかな、たぶん。ナチュラルもコーディネイターも嫌だから、だから人じゃないもっと違う何かに縋りたかったんだと思う。」
「ロボットに縋んのか?・・アホか」
「AIを自分で作ってモグラグーンに載せたんだ。自分で考えて自分で色々思ってくれる、人じゃない何かが欲しくて」
「アホだな」「うん。でも、それでも俺はモグラグーンと楽しく話せてそれだけで幸せだ」「・・・」

「間違いない。奴はファントムペインの一人だ」「何故ここに?脱走したのか?」「分からん、が、だとしたらこれはチャンスだ」
二人の男が暗闇の中で細々と声を上げながら何かを企んでいる。「奴を殺し、MSも奪い、俺達は人生を変える」

「そんなに怖い顔ばかりしてると体に悪いぞ?」「うるせぇ・・」シャムスの部屋で何故か食事をし始めた虎。唾を飛ばしながらシャムスに話掛ける。
「うあ!汚ねっ!・・・くそ、お前、何なんだよ。お前訳分からねーよ!俺はお前を殺すぞ!分かってるのか?」
「殺す、ねぇ」「何だよ、俺が恩を感じてお前を殺せないとか思ってるのか?」「いいや」「じゃあ何なんだよお前!」
「俺、ねぇ・・・実は君に殺されてもいいと思ってたのよね」「!?」「俺ねぇ・・・・・う、うぅ」「な、何だよ。何泣いてんだよ」
「俺ね、捨てられちゃったの。ずっと一緒に居て、かなりいい感じになってた女にあっさり捨てられちゃったのよ。命賭けた事もあるのよ。
なのにあの女ったら、俺がやっとの思いでオーブの避難先まで辿り着いたらみんなと話してたの!
『へ?バルトフェルドさん?そうね、残念ね。でもムウは生きていたわ。キラ君も♪』姿見せないでそのまま帰ってきちゃったわよ!もう!
何でなんだよマリュー!!俺の事嫌いになっちゃったのぉ!?だってムウがいない間ずっと俺が守ってたのよ?飯食わしてたでしょ?
一緒に家に住んで、笑って、遊んで、なのに!ああもういいや。ほらお前俺の事さっさと殺しちゃってよ。もう生きるのやめた、はいやめやめ」
183通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 22:08:15 ID:???
11オクラ
虎は拳銃を取り出すとシャムスの手に持たせ、自分を撃つよう促す。「ほら、はやくはやくぅ」
「ば、馬鹿!そんな簡単に生きるの諦めるなよ!」「えぇ?どうせもう俺終わってるし、生きてく自信無いし。ほらピストルピストル」
「な、何言ってんだよ!ほら、お前にだって死んだら悲しんでくれる家族とか居るだろ?」「家族居ないし、結婚したかった女に捨てられたし」
「でもほら、何かお前にだって夢とかあるだろ?」
「ああ夢?子供の頃ヒーローになるって夢あったけど、此間ヒーローのように登場したら何か失敗しちゃってそれで見捨てられたし」
「うっ。な、なら、友達!友達は居るだろ流石に!ほら、お前が死んだら泣いてくれる友達が」
「居・な・い!居ないわいボゲッ!!何が友達だ失せろカス!!隊長だからって人寄ってきたけど皆一度も誘ってくれたしなかったぞ!
下っ端の時も、他は同期同士で楽しくしてたのに俺だけ仲間外れだ!オーブ来てからも何か俺だけ浮いてて、誰も話掛けてくれないし、
何時の間にか俺専用ムラサメがキサカとかいうアホに勝手に譲られてたんだぞ!俺専用じゃないじゃん!
友達だぁ?ぬるいんだよカス!友達なんて全部馴れ合いの脳内麻薬の糞味噌なんだよ!俺が友達居ないの全然寂しくないもんねカス!」
「・・・」「はぁ・・はぁ」何かに取り付かれたように溜まった物を吐き出した虎。吐き出したのに全然すっきりしてないようだ。
「あ・・」「なんだよっ!俺の事可哀想とか言うの!?砂漠の虎とかもうみんな殆ど忘れられてる俺を!」「い、いや・・・・・何でもない」
「俺を殺せぇ〜」「・・・なんかもう俺、嫌になってきたんだけど」「コーディネイター憎いでしょ?」「え?えーと」
「ほら美形の黒人の兄ちゃん、今が一番の狙い時だよ!今なら脳味噌ぶちまけ出血大サービスだ!生きが良いよぉ!
ほら、根性見せい!ほら、ここ当てて!一発でどかんだ!今なら俺の所持金を強奪して盗人に再就職可!ニートはまずいよぉ!」
「ふざけんな!そんな事したら露骨に犯罪者で追われる事になんだろ!」「じゃあ証拠隠滅で埋めちゃいな!俺が保障する!」
「・・・俺そろそろ出てっていいか?」「根性無し!何で俺殺さないの!そんなんじゃお前一生大物に成れないよ?」「成りたくない・・」

「モグラグーン・・」土竜にもたれ掛るタロウ。「ナンデスカ?」
「ごめんな、俺の勝手でお前をこんな風にしちゃって。心とか与えたせいで一杯お前に辛いとか悲しいって気持ち感じさせちゃって」
「イマニナッテ ナニイッテマスカ」「今になって、か・・」「ワタシハ ココロヲモラエテ トテモ シアワセナンデスヨ? ヒトノシアワセヲ ヒテイスルナンテ タロウサンラシクアリウマセンヨ」
「ごめん、モグラグーン。・・・・ありがとう!」ズーン その時、大きな音と共に島を揺らす大きな揺れが「何だ?」「コノユレハ」
184通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 22:44:21 ID:???
もう色々と一杯一杯なんで全力で終わらせます。自分には短編書ける程纏める能力ありませんでした。ギャグも変だ。
12オクラ
「大変だぁー!島の南側にMSが出たぞー!」「何だって!?一体何所の?」島の南、オクラ達が住んでいる所にMSが現れた。
「くそう大変だ!行くぞモグラグーン!MSから島の人々の平和を守るんだ!」「ワカリマシタ!!」土竜出撃、砂浜を全力で駆ける。時速20キロの豪速。
虎にも出動命令が下ったぞ。「助けて下さいアンドリューさん!貴方のMSを!」「ああん?ああ俺今駄目だから」「そんな!」「やる気無いんだよ」
「MSのパイロットは゛ファントムペインの脱走兵を渡せ゛と言ってます!訳分かりません!ですから軍人のアンドリューさんが是非!」
「嫌だって言ってんだろ?もう皆一緒に死んじゃえば?」虎はもう駄目だ。それを見たシャムスがついに立った。
「(狙いは俺かよ!)こうなったら俺が出る!」「何だ?憎きコーディネイターの俺も殺せない腰抜けがMSと戦えんの?」
「うるせぇ!何かもうコーディネイターとか如何でもいいんだよ!お前ら見てたらそういうの全部馬鹿らしくなった!
このままじゃMSに襲われて糞みたいに死ぬだけだ!だったらもう何でもいいからお前のMSでも使って戦って生き延びてやる!」
「その後どうすんの?何かあてあるの?勢いだけで生きてける程人生甘く無いよ?」「知るか!勝ってから考えてやるぜ!!」
バゴーン「さあ出て来いファントムペイン!」強襲MSストライクダガー二機が島の南を襲撃だ。オクレ達の家も無茶苦茶にされちゃったぞ。
「僕達の家が!」「何て事を!(でも、私には何も出来ません。何の力も無い私には)」オクレが非力さに悔しがっていると
「止めろ悪党共!」「何奴!」ついに辿り着いたモグラグーン。土竜のシルエットが輝き、島の愛する者達を守るためいざ立向かう。
「とりゃー!」「トリャー!」モグラストレートパンチだ。すごい、当たったぞ。「うわぁ。何て強さだ」ストライクダガーが殴り飛ばされたぞ。だが
「しまった!ここに来るのにエネルギーを使いすぎた!」「コノママデハウゴケマセン!」時速20キロで頑張ったせいでエネルギー切れになったぞ。まずいぞ。
「ははは!馬鹿め!俺達の勝ちだ!」びしばし 「うわぁ!」「イタタ!イタイデスヨ!」モグラグーン大ピンチ。このままじゃやられちゃうぞ。
「うらー!!」ばごーん「うぎゃ!やられたぁ!」ダガーが一機爆発して戦闘不能に。パイロットが投げ出されて椰子の木に引っかかったぞ。
「お前ら倒して訳分からなねぇ気持ちを晴らす!」シャムスの乗るガイアだ。格好良いぞ。「虎さん?」「俺だよ」「シャムス!」「そっちはタロウか」
虎がダガーへ飛び掛った。「たあ!」「とう!」すごい迫力だ。「やるな!しかし・・これならどうだ!」ダガーが動けない土竜に攻撃を。卑劣だぞ。
「ちっ!」シャムスが土竜を庇って攻撃を受けてしまった。「うあー!」「がははは!馬鹿め!」ガイアは腕を爆発させて吹っ飛んでしまった。シャムス!
185通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 23:30:10 ID:???
最終オクラ
「シャムス、どうして!」「お前言ってたじゃねーか。そいつはお前の大切な奴なんだろ?」「お前・・」「ちっ・・体が痛くてもう動けねぇや」
動けない土竜とパイロットが動かせない虎、もう何も手は無いのか。「もう止めて!」その時ヒコスケが叫びながら戦場に。
「お願いだからもうやめて!もう誰も傷つけないで!」「うるさい!この糞餓鬼め!」ダガーの凶悪な拳が唸る。「ひっ!」「ヒコスケ君!!」
少年を狙うダガーの拳、ゆっくりとスローモーションでオクラの目に映った。何だろう、この感じ、この光景前にも・・はっ!
その瞬間オクラの封印された記憶の全てが蘇った。少年の、かつて目の前で瓦礫の中へと消えた自分の弟と重なる光景。
自分の今まで消され続けて来た連合での記憶や子供の頃の記憶の全てだ。それが全部一瞬で蘇った。
ドガーン ダガーの拳は砂の大地を打ち付けた。そして、そのぎりぎり横には少年を抱きかかえ助けたオクラが。
「お兄ちゃん・・」「大丈夫か?」「お兄ちゃん?」オクラの感じの違いをすぐに感じた少年。「早く逃げろ!」「う、うん!」
少年が駆け足で木々の影まで逃げたのを確認するとオクラは振り返って、動けないガイアの方へ駆けて行く。
そしてガイアのハッチを開け、シャムスを放り出して自分が乗った。「コッポラ!」シャムスは奇妙な悲鳴を上げながら柔らかい砂の地面に落ちた。
「痛てぇ!何すんだ!ん?今の奴・・あいつってまさか!」見覚えある男。そうだ、あいつは同じファントムペインの。もしかして俺じゃなくて奴を?
「誰が乗ろうと俺に敵うものか!俺は人生を変える!」ダガーがガイアを襲う。「はあぁ!」オクラの強い唸りと共にガイア機動、サーベルを抜き
「てやぁ!」「はぁっ!」ダガーとサーベルを交え一線、この一撃で勝負が決まる。
ドガッ ガイアのサーベルを持つ腕が爆発「ぐははは!俺の勝ちだな!」「・・・いいや、俺の勝ちだぜ」ダガーの光がふっと消え「な、なに!?」
発光、ダガーの全身が輝いて、大爆発した。「馬鹿な!」「その程度じゃ俺には勝てないぜ」「くそっ、こうなったらお前も道連れだぁ!」
ダガーは最後の力を振り絞ってしがみ付き、そのまま海へと飛び込んだ。「自爆!」バッゴーン巨大な爆発が起こって機体は木っ端微塵に。
「俺は鳥になるんだー!!!」ダガーのパイロットは大いに吹っ飛ばされて行った。体は無事のようだ。
炎上する残骸だけが残され、少年、タロウ、モグラグーン、シャムスは、夕焼けに燃えるそれを見詰める。
「オクラ・・」「兄ちゃ・・」「駄目だ、流石にこれじゃ生きてねぇよ・・」「そんな事無いよ!そんな事・・・お兄ちゃん・・おにいちゃーん!!!」
「呼びましたか?」夕日に焼ける海岸を、少し焦げた服を濡らしたオクラがてくてくと歩いて来た。「お兄ちゃん!!」「昔・・」「?」
「昔、親と弟をテロで失い、ただ戦うためだけに生きて行く事を強要された男が居た。その男は何もかも忘れて、ただ戦っていた。
だけどその男は最後、大切な物を取り戻して死んだんだ」「お兄ちゃん・・」「その男の名はオークレー、スティング・オークレー」「・・」
「スティングという男は死んだんだ・・・・死んだんだ。今居るのはやさしい少年と一緒に居るのが好きな、オクラ」「お兄ちゃん!」「ただいま!」
そしてオクラとヒコスケ、タロウとモグラグーンはいつまでも幸せに孤島で暮らしたそうです。シャムスはニート化した虎に代わってお仕事。 おわり
186通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 20:47:47 ID:???
GJ!!オクレとシャムスが救われたのが良い
187通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 19:16:55 ID:???
保守
188通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 22:15:49 ID:???
保守
189通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 10:12:31 ID:???
>>180
保守をかねて、無関係な俺が>>178-179 の続きを書いてみる。
190通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 11:18:50 ID:???
正気かッ!?
191通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 11:19:11 ID:???
さらに混沌は拡大し、狂気が蔓延する。



「たとえ便所に隠れていても息の根を止めてやる」

――――――最恐の称号。それは元スパイの国家元首。ユーラシア連邦から権謀術策をもって世界を席巻。

「ただひたすらに神の教えに忠実であれ」

――――――混迷の世界。今こそバチカンの威光を世界に。ありとあらゆる平行世界の異端殲滅機関を率いるのはマルキオ・ベネディクト16世。

「汝、魔を断つ 剣となれ」

――――――“旧神”という可能性。邪悪なる神を滅ぼすシン・ダイジュウジの駆る機神デモンベインインパルス

「これは白痴の神が夢見る、暇つぶしの御伽噺」

――――――無貌の神の持つもう一つの顔。この混沌を生み出した無数の存在の一つ。“補正”を操ることで世界を書き換えるナイアルラト負債。

「政治家は『話してもわからない人』とつきあわねばならない」

――――――運も実力の内?とにかく戦う相手に不運をもたらす豪運の宰相。ユウナ・コイズミ。

「親父を超え親父を殺す!」

――――――クローンという可能性。伝説の兵士の遺伝子を持った男。ラウ・ル・リキッド。核搭載ガンダム、メタルギアプロヴィデンス。

「性欲を持て余す」

――――――クローンという可能性。伝説の兵士の遺伝子を持った男。ムウ・ラ・ソリッド。ミラージュコロイド搭載潜入機、ムゲンブリッツ。

「俺は俺でしかない」

――――――中華の指導者という可能性。人に最も興味を持った破格の人。曹操。才あればコーディネイターでも用いる。

「おお神よ!科学という名の悪魔に魂を売り渡した私を許したまえ」

――――――最狂のマッドサイエンティストという可能性。山野田ストライクフリーダム他、数多の巨大人型兵器を操る科学者。

「海、サイッコー!」

――――――海の男という可能性。ビッグでワイルドなダンディ、キャプテン・カイジ。仲間たちと一緒に世界の海をサンキュー海アビス号で駆け、見ず知らずのガールとの出会いに胸ときめかせる。

「私は連邦の自由を守る!何故なら私は大西洋連邦大統領なのだから!!」

――――――大統領という可能性。平行世界の大西洋連邦大統領がメタリックブルーの機体に乗り込み大暴れ!