1 :
通常の名無しさんの3倍:
アーサー・トライン26歳。ザフト軍の軍人である。
まだ26の若さにして黒服をまとうエリートになったアーサー。
しかし、ここまで来る道のりは長かった。
軍に志願し、士官学校時代、教官であったフレドリック・アデスに憧れ、
艦長職を目指すと心に誓ったアーサーは、勉強を惜しまず、
士官学校を上位の成績で卒業し、晴れて黒服となった。
だが、彼にはあまり友達がいず、尊敬していたアデス艦長が
C.E71の戦争で戦死したショックもあり、C.E73現在となった今では、
彼はブラブラとした毎日を送っていた。
巷の噂では、ザフトが新造艦を作ったらしいが、アーサーは
あまり興味を持たなかった。なぜなら、戦争も終わり、
特に何をするわけでもなく、友達もいない彼は
パソコンゲームにのめり込んでいたからである。
「フォンドゥヴァオゥ!このルートで攻略するんじゃなかった!」
「やっぱりこっちのシナリオからクリアする方が良かったかな・・・選択肢を間違えた・・・。」
PCを前にシャウトする一人の男。アーサーは今日もエロゲと格闘していた。
パソコンや机の周りには、数多くのエロゲが並び、ゴミ箱はティッシュで埋まっていた。
と、そこへ、部屋のチャイムがなった。
アーサーは、軍の士官寮に住んでいる。建物の周りは公園があり、自然が整備されて
穏やかな場所だ。部屋も防音で、綺麗なため、アーサーはここが気に入っていた。
しかし、アーサーには友人もおらず、近所付き合いもないため、この部屋を訪れる者は
皆無と言ってよかった。
「誰だろ・・・?」
ドアの前にアーサーが近づくと、突然ドアが開いた。
「やあ、突然邪魔をして悪いね。」
そこに立っていたのは、紛れもない、現在、プラントの最高評議会議長を務める、
ギルバート・デュランダルだった。彼の後ろには、数人のMPが見える。
「フォンドゥヴァオゥ!ぎっ、議長!?」
自分がエロゲをしまくっているのがバレたのかと思ったアーサーは心底驚いた。
(______________ J
そ 君 (__ ┌―‐―┐ ) き
ん ! (_ |`l TT了| } ゃ
な (_ j .| .|:| .l | / あ
か 待 (_ | | .|j .j | イ |
. っ ち (,_ |.| .|l .|:| ,. -‐ /_. っ
こ た ( |.|. |! |/ / !
う ま (` `ー /..:::::\≧,,,、:::7___
で え (―――――――――(:::::::>'´ == \::⌒l^⌒
_ (⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ く彡/// ∪,ノ ;|
.レ⌒Y^'⌒`\________ く:::::∧ '_,. -、 く/::::::::/
|:::| \xく _,,,...,_ \:::::l、ヽ ,ノ \,,∠,,__
\|:::| _,....!,,_ \ iれ__,.、ヽ lF〒`ヾ.\,,..イ |::::::::,
`7´ _,,.ィ ヽ{|iュ ェッリ | || _,..-/7゙h _|:::::://
\.{n|.ィァ it} ', _'_ j) r'"三¨7´\| |´.|:::://
|:::トl、 rュj . ト ニ イl、 / ゚`.|n./ .イl ,∧ |:://
|::,| 'ーケトr'TTlイ /_`ヾtっ r'l゙ /⌒`lくミV /
,r1´|`'六´ //` ̄´ `Y´ |└┬シj ./ 7ヽ〈 /ヾ)<
./ | ∨|::|∨ ! { r ,、 _,シ /゙丁〈 / } { { \
| ',|::|/ ! ,ゝ-< ( / .| |/ ∧ \|
l .Y。 .| |` 〃 ̄ ̄⌒ / 〈 /! ', __,,....::-‐
.∧. |。 { ゙爪` ' ‐- 、..,,,...イ '、 / .| `|::::::::::::::::
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ヽ、`'::、L.∧/ / |.{ u 〈.| イ 〈 /::::/:::::::::::
::::::::`ヽ、 ∨ / ̄| | 、 / l:l. | j /::::/:::::::::::::
:::::\::::.....  ̄`| l | 鬱鬱 .l:l// l| ∨:::/::::::::::::::::
「ふむ・・・噂どおり、すごい部屋だね、ここは。」
だが、デュランダルは部屋の様子に特に驚くわけでもなく言った。
「あ、あの、議長?」
「ああ、君の事はよく知っているよ、アーサー・トライン君。今は多くの
アダルトゲームをプレイしている事もね。いや、何、色々と情報も
入ってくるからね、私の所には。」
その言葉にアーサーはショックを受けた。自分のエロゲマニアが軍上層部や
評議会に筒抜けだった事が信じられなかったからだ。
「終わった・・・orz」
「まあ、待ちたまえ、今日はアダルトゲームなどの用件で来たのではないんだ。」
「え・・・?」
「実は、君に折り入って頼みごとがある。重要なことだ。」
「はい。」
「実はね、君に、我が軍の新造戦艦の艦長になってほしいのだ。」
「・・・ええぇえぇぇえぇ!?ぼ、僕にですかぁ!?」
「そう、君にだ。」
5 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/13(火) 00:11:42 ID:jfO/1nWx
ラーサーさん、SNOWってぶっちゃけどうよ?
メインヒロイン糞すぎね?
「えぇぇ?で、でも、なんで・・・?」
「君が士官学校を優秀な成績で卒業した事は私も知っている。
あのアデス君も、特に君を褒めていたそうだからね。残念ながら、
彼は前の戦争の時に亡くなってしまったが・・・。」
「で、でも、噂では、その新造艦には女性が艦長になると・・・」
テレビなども一応見るアーサーは、そこそこの情報は知っていた。
「ああ、タリア君の事か。確かに彼女は、士官学校をトップの成績で卒業し、
色々と優秀な女性だ。だが、艦長を選ぶ会議で、女性が艦長になるのは
相応しくない、という意見が大半をしめてね。いやはや、軍の老人達の考え
も古臭い物がある。連合では女性の艦長もざらにいるというのにね。」
「それで、僕が・・・?」
「そうだ。女性艦長は否決され、君の他に数人いた男性候補も、辞退したりして、
結局、成績などから判断して残ったのが君だ、という分けだ。」
「で、でも自分は・・・」
「なに、すぐ決めてくれとは言わない。だが、たいして時間もないのだ。もうすぐ
艦のお披露目式だからね。君が優秀なのは私もよく分かっている。どうか
考えておいてくれないだろうか。」
「・・・・・」
「もし、この話を受けてくれるなら、2〜3日のうちに、私に連絡を頼む。
では、良い返事を期待しているよ。」
そう言って、議長は部屋を出て行った。
7 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/13(火) 00:28:49 ID:sMpv262n
アンガールズみたいなオチをする
結局、1日悩みに悩んだアーサーだったが、この話を受ける事にした。
なぜならば、そろそろお金がヤバく、満足にエロゲも買えそうにない状況だったからだ。
艦長職になれば、給料も多く入り、エロゲには困らないだろうと判断をアーサーは
最終的に下した。
・・・それでいいのかアーサー。
決心したアーサーは翌日、評議会へと向かった。
「やあ、アーサー君、君ならきっと受けてくれると思ったよ。」
「いえ・・・そんな。」
「その様子だと、決心してくれたみたいだね。ありがとう。」
まさかエロゲのためとは口が裂けても言えなかった。
「さて、あまり時間もない、早速艦に案内しよう。書類や手続きなどは
その後にすぐ行う事にする。まずは艦を見てほしい。」
「は、はい。」
そう言って議長はアーサーを連れ、部屋を出た。
第1部〜完〜
メイリン「コンディション・フォンドゥヴァオゥ発令
コンディション・フォンドゥヴァオゥ発令」
絶対に笑ってはいけないミネルバ開始
マーシー・トライン
「やあ、ついたようだ。ここがミネルバのドックだよ。」
「大きいですね・・・」
「まず中に案内しよう。」
「まず武装についてだが、艦首の陽電子砲をはじめ、2連装高エネルギー収束火線砲
トリスタン、火薬実弾砲のイゾルデ、各種ミサイルランチャーや40mmCIWSなど色々と
充実をさせている。」
「(エロゲー何買おうか・・・)」
「MSの搭載も多くできるようにしてあるし、何よりこの艦の特徴としてあげられるのは
デュートリオンビーム送電装置だ。デュートリオンというのは(ry」
「(エロゲ・・・)」
「この艦は一応、新型MS専用の運用艦としても作られていてね、今度我が軍が開発した
インパルス、カオス、アビス、ガイアをまず運用しようと思っているんだよ。」
「(フォンドゥヴァオゥ!聞いてなかった!)いや、すごいですね!ハハハ。」
「まだ搭載しているのはインパルスだけなのだが、見るかね?」
「あ、いや、・・・あの、いいです。」
「そうか・・・まあ艦の説明はまずこれくらいにして、次はクルーに会ってもらいたい。」
「やあ、レイ。」
「議長!」
ギルバートがアーサーを連れて行った先には3人の男女がいた。
「彼らはこの艦に乗る事になるパイロット達だ。紹介しよう。まず、インパルスの
正式パイロットとなるシン・アスカ。」
「はい。」
シンと呼ばれた黒髪の少年が前に出る。
「次に、ザクファントムに乗るレイ・ザ・バレル。」
「ハッ!。」
続いて金髪の少年が前に出た。
だがアーサーの眼中には彼らは入らなかった。
「そして、ザクウォーリアに乗る、ルナマリア・ホーク嬢だ。」
最後の少女が前に出る。
(なんだか・・・頼りなさそうな人ね・・・この人が艦長ぉ?)
「・・・はい。」
(ウホッ!いいミニスカ!)
アーサーの視線が一気に釘付けになった。
(うっわキモッ・・・目線であたしのスカート見てるの丸分かり。)
ルナマリアのテンションがダウンした。
「(ルナマリアたんかあ・・・(*´Д`)ハァハァ)」
「・・・君」
「(ミニスカ少女パイロット・・・これなんてエロゲ)」
「アーサー君!」
「Σ(゜д゜;)あ!はっ、はいっ!」
「・・・大丈夫かね?・・・以上、彼らがこの艦のMSパイロット達だ。」
「では、君達にも紹介しよう、彼がこの艦、ミネルバの艦長となるアーサー・トライン君だ。」
そう言って、議長はアーサーをシン達に紹介した。
「・・・あのお、艦長は女性がなるって聞いてたんですが。」
シンが口を開く。
「ああ、まだ詳しくは伝えてなかったね。諸々の事情で彼が正式な艦長となったんだ。」
「・・・そうですか。(男かよ・・・チェッ)」
「彼は、まだ若いみたいですが?」
レイが言う。
「ああ、まだ26の若さだ。だが、これでも士官学校を優秀な成績で卒業した生徒だったんだよ。
私も彼には個人的に期待していてね。」
「いやあ、それほどでも・・・」
頬をかくアーサー。
「あのお・・・さっきから艦長さんの視線が熱いんですが。」
ルナマリアが呟く。
「(フォンドゥヴァオゥ!)」
「ああ、君は数少ない女性赤服パイロットだからね、それに可愛らしい。アーサー君も
惚れてしまったのではないかね?」
「可愛いだなんて、そんな。」ちょっと赤くなるルナマリア。
「いや、いや、僕も彼女は人目で気に入りましたよ。ほんと。」
アーサーも続いて喋る。
「・・・ウザッ」
ルナマリアは舌打ちした。
「え・・・?」
「さて、パイロットの紹介はこの辺にして、次は艦のクルーを紹介しよう。」
つまらなそうな目を向けるシン、敬礼をするレイ、嫌悪感を露にするルナマリア達を
残して、議長とアーサーは歩き出した。
(;・∀・)
アーサーがんばれアーサー
16 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/15(木) 19:58:01 ID:XN8lKz2x
ギルに抱かれてた
議長とアーサーがブリッジに入ると、そこには5〜6人の男女がいた。
「やあ、君達、彼が今度この艦の艦長となるアーサー・トライン君だ。」
議長が彼らにアーサーを紹介した。
「今度は彼らを紹介しよう。」
「では・・・まず、この艦の火器管制や操舵を担当するマリク、チェン、バートの
3人だ、以上。」
3人「ちょ、紹介短っwww」
「次にそこの二人だが整備士のヨウラン・ケント君とヴィーノ・デュプレ君だ。
裏方担当のような感じかな。」
「ヴィーノです。」
「ヨウランっす。」
「あ、どうも、アーサーです。」
「そして、最後、そこにいる彼女が、ミネルバのオペレーターを務める・・・」
「(ウホッ!いいツインテール!)」
「(うわっなにこの人・・・視線キモイ)」
「メイリン・ホーク君だ。彼女はルナマリア君の妹でね、姉妹共々優秀な人材だよ。」
「(姉妹丼キタコレ!)」
「(うわー・・・なんか印象最悪・・・)」
「アーサー・トラインです!どうかよろしく!」
「・・・メイリン・ホークです、・・・よろしくお願いします。」
議長が言う。
「パイロットやクルーの紹介はこんなところだな、何か質問はあるかね?」
age
19 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/20(火) 11:36:11 ID:xW4HmkZE
期待保守
「いえ、特にないです。」
「そうか・・・。」
「では、こんなところかな。何か質問はあるかね?」
「ええ、あの、ルナマリアちゃん・・・」
「ルナマリア嬢の事かね?」
「はい、あの、彼女は彼氏とかいるんですか?」
「・・・・・いや、私は知らんね、そこまでは。」
「あっすいません。」
「・・・他には?」
「あの、メイリンちゃんの」
「オペレーターのホーク嬢かね?」
「彼女って彼氏(ry」
「・・・・・・・・・・」
「あ、なんでもないです。」
「・・・そうか。」
「自分はこれから・・・どうすればいいんでしょうかね?」
「では、しばらくは待機していてくれ。何かあればこちらから連絡するよ。」
アーサーリアルエロゲ乙
そんな明け透けなアーサーに2人ともだんだんと惹かれて行くんですね。
「僕が艦長か・・・」
自分の部屋に帰ったアーサーは一人思っていた。
「しかし、可愛い子がパイロットやブリッジクルーとして僕の周りにいる、それなんてエロゲ?」
アーサーの頭の中にシンやレイは影も形もなかった。
「さて、今日もエロゲをしますか。」
おもむろにPCのスイッチを入れる。
「フォンドゥヴァオゥ!このソフトは地雷だったrhsふじこwjh!」
・・・こうして夜は深けていった。
一方そのころ、プラントに向けて移動する1隻の戦艦の姿があった。
その艦は船体をミラージュコロイドにて隠し、視覚では見る事ができない。
「さて、もうすぐですな、大佐。」
艦長席に座る男が口を開く。
この艦の艦長であるイアン・リーである。
「ああ、そろそろ、こちらも準備をしておくようにしないとな。」
隣の仮面をかぶった男が言う。
彼はネオ・ロアノーク。この部隊を指揮する指揮官であり、ファントムペインの一員であった。
「さて、と。あいつらにも潜入の方はうまく行ってるみたいだな。さあ、行くぞイアン!」
その艦、ガーティ・ルーは加速を開始した。
24 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 12:47:58 ID:gap1kIbp
だれも保守しねーな
アーサー保守
アーサーが本当に艦長だったらよかったのに・・
27 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/05(月) 20:52:33 ID:gap1kIbp
ワロス
テラワロス
荒らしなの?
水中に潜ったAAに攻撃するための魚雷を忘れても
「まぁ、アーサーだからな」
と許せてしまいそうなオレがいる
そうそう、だってアーサーだしな
アーサーは憎めない
エロゲ艦長だしね
エロゲ艦長
「う〜ん、むにゃむにゃ・・・」
「ん・・・?電話?」
「アーサー君、大変な事が起きた。すぐにミネルバに来てほしい!」
「ふ、ふわぁあ・・・ぎ、議長!?」
「どうしたのかね?まさか今まで寝てた(ry」
「い、いえ!なんでもありません!(昨日徹夜でエロゲしててなんて言え(ry)」
「大方アダルトゲームでもして寝坊していたのだろう?」
(フォンドヴァオゥ!バレてる!)
「それよりも、一大事だ。我が軍のMSが何者かに奪われたのだ。
今シン達が迎撃に出ている。すぐにミネルバに来てほしい!」
「ええぇぇぇぇえええええええ!????」
「す、すぐ行きます!」
アーサーが外に出ると工廠の方から煙や火が出ており、サイレンが響き渡っていた。
「こ、こりゃ大変だ!」
ミネルバに到着するとブリッジはてんやわんやの状態だった。
「す、すいません!遅れました!」
「艦長!何やってたんですか!こんな時に!」
「今大変なんですよ!ほんとに!」
「まったく、サイテー・・・」
マリクやバート、メイリンの声が飛んでくる。
「メイリンちゃん!!!!!!!!!!!大丈夫?怪我はない?」
「はぁ・・・?なんであたし一人に聞くんですか・・・?
ミネルバは今のところ無事です。工場の方は被害が大きいみたいですけど・・・。」
「すいません、ごめんなさい。」
「それで、ルナマリアちゃんは?」
「なんで馴れ馴れしく「ちゃん付け」なの・・・?お姉ちゃんはシンやレイ君達と迎撃に
出てます!それよりも早く指示を下さい!」
その時である、轟音が響くと、敵に奪われたガンダム3機と、インパルス、ザクファントムなどが
コロニーの外壁に向けて飛んでいくのがブリッジから見えた。
「くそっ!あいつら外に逃げる気か!?」
「ちくしょう!軍の新型MSを!」
その時、緊急通信が入った。
「アーサー艦長!デュランダル議長から直接通信です!」
「はっ、はい!」
「アーサー君、早速で悪いが、これからすぐ出港してほしい、私も今そちらに
向かっているところだ。」
「ええっ!?出港ですか?」
「ああ、頼む。」
すぐ通信が切れる。外を見ると、コロニーの外壁に大穴が開き、
強奪されたガンダムやインパルス、ガナーザクウォーリアが外へ飛び出していくところだった。
「ああっ!糞!コロニーにあんな穴開けやがって!」
「大変!シン達も外に出ちゃった!」
その時、ブリッジのドアが開き、議長が入ってきた。
「やあ、皆すまない。」
「デュランダル議長!早かったですね。」
「どうやら、コロニーの外に母艦がいるらしい。シンやレイ、ルナマリアも助けなければならん。
すぐにミネルバを発進させてくれ。」
「わっ!わかりました!」
「(よ、よーし・・・ここは艦長としての見せ場だな、ビシッと決めてメイリンちゃんや
議長にカッコイイところを見せなければ!)」
「よし!ミネルバ発・・・」
「ミネルバ出港します!」「メインスラスター点火!」
メイリンやバートが叫ぶ。
「よし、発進させてくれたまえ!」
議長の号令と共に、ミネルバはコロニーの外へと飛び出した。
「・・・・・フォンドヴァオゥ!」
>>36-37 乙。
やっぱりアーサーでワロスww
ぜひ最後まで続けて欲しい。
GJ
頼りない艦長だなwww
是非続けてください
40 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/10(土) 02:39:15 ID:5lAXUtWU
GJ!
いい仕事してるぜ
つまらん
ツマンネ
しかしオレは今後のアーサーの活躍(主におもしろおかしい方向に)に
期待している
44 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/14(水) 03:37:22 ID:D59OuUcx
26日午後7時50分ごろ、米花市米花町のホテルロビーで「眠りの小五郎」として知られる
探偵毛利小五郎さん(45)が頸部を針のようなもので刺されて死亡、警視庁捜査一課が毛利さんと
一緒にいた男子小学生(7)を重過失致死の疑いがあるとして補導していたことが分かった。
小学生は毛利さんの知人の子供で、以前から毛利さん宅で一緒に暮らしていたという。
関係者によると、毛利さんが偶然居合わせた殺人事件の現場で警察の捜査に協力していたところ、
小学生が突然毛利さんに向かって麻酔針を発射し、毛利さんはその場で意識を失い呼吸困難に陥り間もなく死亡した。
小学生は警察の取調べに対して、麻酔針は以前から何度も繰り返し使用していた、毛利さんを殺害する意思は全くなかった
と説明しているが、一方で自分は高校生探偵だなどと訳のわからないことも話しており、警察では小学生の精神鑑定を実施するとともに、
腕時計型麻酔銃の入手経路などについても調べを進める予定。
45 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/14(水) 15:16:06 ID:D59OuUcx
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ|
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//|
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ
ほし
47 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 19:24:11 ID:ni5gGC3W
ほしゅううううう
48 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 22:08:36 ID:iEQzcn8c
アーサー様!許す、許しますわ!
宇宙へと出たミネルバ。遠目で強奪されたガンダムを
追うインパルス達の姿が見えた。
「いかんな・・・ひとまずシン達を呼び戻してくれたまえ。一旦大勢を立て直すんだ。」
議長がアーサーに向けて言った。
「わ、分かりました!」
「えー・・・アーアー、ただいまマイクのテストちゅ・・・」
バシッ
「なにやってんのよ艦長!状況は一刻を争うのよ?」
メイリンに叩かれたアーサー。
(ああ・・・ビンタされた・・・たまんねえ・・ってそんな場合じゃない!)
「あー、ゴホン、こちらミネルバ艦長アーサー・トラインです。シン、レイ、ルナマリア機、
聞こえますか?議長命令です。すぐに追撃をやめ、一旦ミネルバに帰還してください。」
「聞こえたかシン、ここは一旦戻るぞ。」
「くそっ!分かったよ!」
インパルスやザクが戻ってくる。
「さあ、彼らが戻ったらすぐに追撃の準備だ。艦長、頼むぞ。」
「ま、まかせて下さい議長!」
(よし、メイリンたんにもいい所をもっと見せなければ!)
「がんばろうねメイリンちゃん!」
「キモッ」
続きまってました!それにしてもメイリンヒドスwww
艦長の威厳に欠けるのがアーサーらしい
GJ
アーサーはわりといい艦長になると思うよ。保守的な戦い方になりそうだけど・・・・
負けない軍師は臆病者であるとも言うし。
保守
期待してる
>
>>52 >負けない軍師は臆病者であるとも言うし。
そうかな? 元グリーンベレーのあの人じゃないけど
「臆病なのと慎重なのは違う。臆病なやつはいざって時に慎重な行動が取れない」っていうからさ……
「くそっ!後少しだったってのに!」
着艦後、コクピットから降りたシンが呟く。
「仕方ないだろう、議長命令だ。それに、深追いは禁物だ。やつらには母艦がいた。」
レイがシンを慰める。
「二人とも大丈夫?」
ルナマリアが寄ってきた。
「ああ、大丈夫だ。それよりもブリッジにいくぞ。議長が待っている。」
「・・・ああ。そうだな。ヨウラン、ヴィーノ、機体の整備の方頼むよ。」
整備士達の方に言って歩き出すシンとレイ、そしてルナマリア。
(それにしても・・・なんかさっきの艦長の声、頼りなさそうだったわね・・・ほんとに
あんなのが艦長で大丈夫なのかしら・・・)
彼女は一人つぶやいていた。
ブリッジに入ると、議長やアーサーが待っていた。
「やあ、無事だったようだね。」
「はい、議長。」
「ル、ルナマリアたん大丈夫!?怪我はない!?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
一斉に視線がアーサーに集中する。
「あ・・・ええ・・・と、ル、ルナマリア嬢、お怪我はないでしょうか?」
「なんで敬語?・・・シンやレイの心配はしないんですか?艦長殿?」
「あ・・・その・・・」
「アーサー、彼女の事が心配なのは分かるが、もっと落ち着きたまえ。」
議長が言う。
「サイテー。」
メイリンが側で呟いたのをアーサーは聞き逃さなかった。
(フォンドゥヴァオゥ!好感度ダウン!?まだだ!まだフラグは立てれるはずだ!)
「さあ、君達には悪いが、すぐ追撃に移ってもらう。機体の整備が済んだらすぐ出撃してくれ。」
「ハッ!」
シン達はブリッジから出て行き、ブリッジ内もまた忙しくなった。
おお、やっと続きが!アーサー、フラグは諦めれw
「シン・アスカ!インパルス行きます!」
「レイ・ザ・バレル、ザク発進する!」
「ルナマリア・ホーク、ザク出るわよ!」
整備を終えたシン達が次々と発進していく。
それにともない、ミネルバも更に加速を始めた。
「ふむ・・・ここからでは少し追いつくまで距離があるか・・・」
議長が呟く。
「あの・・・議長、ちょっとトイレに行きたいんですか。」
アーサーはトイレに行きたくなっていた。
「ん?ああ、今のうちに言ってきたまえ、敵母艦に追いつくまで多少時間があるだろう。」
「はい、どうも・・・」
そう言ってアーサーはブリッジを後にした。
「ふ〜、トイレトイレっと。」
そうしてトイレを探すアーサー・トライン26歳。あえて彼の特徴をあげるとすれば、童貞というところか。
トイレを済ませたアーサーは、ブリッジに帰る途中、ある部屋の前を通りかかった。
「ん・・・?これは、ルナマリアちゃんの部屋!?」
部屋のプレートには「ルナマリア・ホーク」と書いてあった。
「こ・・これは・・・この中に彼女のスカートや下着が・・・」
「い、いかんいかん!僕は艦長なんだぞ!?」
「フォンドヴァオゥ!しかしこれはめったにないチャンス!ルナたんは出撃中だし・・・グヘヘ」
「だ、だがしかし、誰かに見つかったら・・・!」
ドアの前で一人苦悩するアーサー。
結局誘惑に負けたアーサーは部屋のドアに手をかけた。
「(大丈夫だ!必ず成功する!!)」
・・・何が成功するんだアーサー
「あ、あれ?開かない?」
当たり前である。各部屋のドアは無論オートロックになっており、個人個人が持つIDカードで
なかれば開く事ができなかった。自分の艦長室も同じというのに焦っていたアーサーは
そんな事も忘れていたのである。
「マ、マズイ!早く中に入らないと変質者になってしまう!」
手を離してドアから離れるだけでいいのに、なぜか中に入る事を優先してしまった男の末路であった。
その時、振動が艦全体を覆い、爆発音が響いた。
「う、うわああぁ!」
通路の向こうからバート・ハイムが走ってきた。
「艦長!どこですか!?大変なんです!」
「って艦長!?・・・何してるんですか!?」
彼が見たものはルナマリアの部屋の前ですっころんでいたアーサーであった。
「なにやってるんですか!敵母艦に追いついて、攻撃が始まったんです!
すぐにブリッジに来てください!呼び出す放送もしたのに聞こえなかったんですか?」
アーサーはドアを開けるのに集中して放送を聴いていなかった。
「ご、ごめん、すぐ行くよ!」
「早く行きましょう!急いで!」
(ああ〜ルナたんの部屋が・・・仕方ない、今夜はエロゲで慰めよう。)
あくまで煩悩を優先するアーサーであった。
続きキタ!乙です
いくらなんでも放送は聞き逃しちゃ駄目だろアーサーw
艦長が部屋に不法侵入しちゃ駄目だろwww
一方・・・ガーティ・ルーのブリッジ
「どうかな、ステラ達は?」
「ハッ、敵MS部隊と戦闘の真っ最中です。我々は敵の新型戦艦を相手するべきでしょう。」
ネオとイアン・リーが話をしていた。
「それにしてもなぜザフトの新型ガンダムを強奪など?」
イアンは強奪の目的を詳しく知らされていなかった。
「いや、な・・・ジブリール殿が、ザフトのガンダムがかっこよくて、欲しいからとりあえず
3機ばかり盗んで来いって・・・」
「は・・・?」
唖然とするイアン。
「ま、まあこれは本音じゃないだろうがね。ザフトのガンダムを盗み、自軍戦力に入れて、
ザフトの警備体制は甘すぎ!これじゃガンダムだって簡単に盗まれちゃうんだからね!
駄目じゃない!というのを各国に見せ付けたいだけじゃないのかなあ・・・。」
「ただのツンデレじゃないですか。」
そのころ、急いでブリッジに戻ったアーサー
「アーサー君、何をしていたんだね、もう戦闘は始まっているよ。」
「すいません議長!」
「サイテー・・・」
メイリンの視線が痛い。
「ああ・・・こりゃフラグ回復すんの苦労しそうだなあ・・・」
あくまでエロゲ脳のアーサーであった。
続き乙!
連合も連合でどっか抜けてるなw
仮にアーサーからエロゲ成分消したらどうなるだろうか
まあせいぜい魔乳バ艦長くらいか・・・・
___
/<=Ω=>
i ||(`'\_>
」d*´_ゝ`ノ_ <自分が大活躍してるスレですね。
/ \
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/
__(__ニつ/ エロゲ /___
\/____/
>自分が大活躍してるスレですね。
いや、まだこれからだから
ホーク姉妹をげとーするまでガンガレ!!
アーサー艦長が、エロゲーで艦内の青少年を
仲間にするとか無いのかなぁ?
ヨウランやヴィーノあたりなら飛びつきそうだw
曰く『エロゲを通じて世代を超えた漢たちの友情が今ココに!!』みたいなノリでw
>仮にアーサーからエロゲ成分消したらどうなるだろうか
フツーに有能な艦長なんじゃね?
・・・・・・・ネタには困るだろうけどな〜
___
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i ||(`'\_>
」d*´_ゝ`ノ_ <ふふ・・・保守しますよ
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__(__ニつ/ エロゲ /___
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「しかし大佐・・・」
イアンが尋ねる。
「ん?何だ?」
「そんなに大事なガンダムなら、あまり戦闘で傷をつけたりしない方がいいのでは・・・?」
「・・・あ!」
「今、敵の追撃部隊と戦闘の真っ最中ですぞ。」
「そりゃそーだな。やべっ。すぐに帰還命令を出せ!」
「・・・ハッ!」
ガーティ・ルーから信号弾が打ち上げられる。
「あ?なんだ?撤退だと?」
スティングが叫ぶ。
「まださっき発進したばかりじゃねーか!」
「・・・どうするの?スティング。」
3人はシン達と戦っていた。
「しかたないだろ。すぐに戻るぞ!」
「くそっ!ネオのやつなんだってんだよ!」
アウルを先頭にして3機のガンダムは母艦に向かった。
「あいつら!逃げるのか?」
「まて、シン。深追いはするな。・・・今ミネルバから緊急通信が入った。
すぐにこちらも帰還するぞ。」
「緊急通信?」
ルナマリアが不安そうな表情を浮かべた。
「ああ、・・・ユニウスセブンが動いているらしい。」
「なんだって!?」
「詳しい事は分からない。だが、議長命令だ。すぐに戻るぞ。」
「分かったわ。」
そうしてインパルスら3機のMSも帰還を開始した。
〜それより数分前の出来事〜
「なんだって!?分かった・・・ああ。報告すまない。」
ミネルバのブリッジ。たった今、議長にたいして緊急の連絡が入っていた。
シン達MS部隊は敵の強奪部隊と戦闘の最中である。
「ど、どうかしたんですか?議長・・・」
アーサーはまた何か面倒事が増えたのかと思った。
「ああ、大変だ。みんな聞いてほしい。」
議長が立ち上がり、皆を見た。
「・・・静止軌道にあったユニウスセブンの残骸が地球へ向けて移動をしているそうだ。」
「ええええぇぇえっぇええぇぇえええええ!!!????」
「・・・艦長うるさすぎ。」
メイリンが呟く。
「また一段と大きな驚き方だね、アーサー君。」
「いっ、いえ、で、でででも、それって、驚きますよ普通!だ、だって・・・」
「ユニウスセブンは静止軌道にあり、決して動く事はない。そうだろう?」
「は、はい・・・。」
「私もびっくりしたよ。・・・しかしこれは大変な非常事態だ。」
「ど、どうするんです?」
「ユニウスセブンが・・・」
バートやマリク達が不安そうな声を上げる。
「まずこのままにはしておけない。艦長、すぐに彼らを呼び戻してほしい。敵部隊追撃は二の次だ。」
「わ、分かりました!え、えーと・・・あ、あー・・・こ、こちらミネルバ艦長アーサー・・・」
「艦長どいて!私がやります!」
アーサーはメイリンに通信機を奪われた。
「こちらミネルバ!レイ君聞こえますか!?緊急連絡です。静止軌道にあったユニウスセブンが
動いているそうです!すぐにみんなを帰還させて下さい!これは議長命令です!・・・」
叫ぶメイリンの横顔も可愛いな・・・と思うアーサーであった。
シン達はミネルバに帰還すると、すぐにブリッジへと上がって来た。
「議長!どういう事なんですか?ユニウスセブンが動いてるって!」
「議長、詳しい説明をお願いします。」
「すまないね、私も先ほどその連絡を受けたばかりでね。なぜ動いているのか、
といった詳しい事はわかっていないんだ。」
「でも、地球に・・・向かってるんですよね?」
ルナマリアが言う。
「ああ・・・どうやらそうらしい。あれは静止軌道にあった。だから普通は動く事はない。
これはどうやら人為的に動かされているものと考えていいだろう。」
「でっ、でも、どこの誰が、なんのために・・・?」
アーサーが尋ねた。
「それは分からない、だが、このままほおっておくとあれは地球に落下するだろう。」
「フォンドヴァオゥ!!!」
「そんな!!」
皆が地球やナチュラルの心配をする中アーサーは別の事を考えていた。
(ナチュラル製のエロゲだって良作はいっぱいある!エロゲのためにも地球の多くの
エロゲー会社や製作陣が、それを生み出したナチュラルが滅ぶなんて事は絶対に駄目だ!)
「議長!!(エロゲのためにも)必ず地球を救いましょう!ユニウスセブンを止めるんです!!」
アーサーはひときわ大きな声を張り上げた。
「艦長・・・」
ルナマリアやメイリンがちょっと尊敬したような目で見ている。
(フラグ、ゲットだぜ!)
「うむ、その通りだ。実は、もうジュール隊があれを止めるために向かっているらしい。」
「僕らも急いで向かいましょう!なんとかしてユニウスセブンの落下を防ぐために!」
「ああ、もちろんそうするつもりだ。強奪部隊の方は別の部隊に追撃させる。我々も急ごう。」
「よし!ミネルバ転進!ユニウスセブンに向かう!」
アーサーの指示でミネルバは移動を開始した。
続きktkr
アーサーwww
アーサーがアムジャケ着てるの想像した
ついにフラグがw
その頃、ユニウスセブンにはジュール隊が到着していた。
2隻のナスカ級高速戦闘艦、ボルテールとルソーからMSが発進していく。
「ヒュー!真近で見るとやっぱでけえなあ。」
「ディアッカ!無駄口なんぞ叩いている暇はないぞ!」
ジュール隊の隊長であるイザークと部下のディアッカが話をしていた。
「動き出した原因は分からんが、俺達はこの事態を防がなければいけないんだ。」
「分かってるよイザーク。」
「隊長!指示をお願いします!」
部下の一人であるシホ・ハーネンフースからの通信が入る。
「よし、全員そろったな!すぐに作業に取り掛かる!急ぐぞ!」
破砕装置、メテオブレイカーを持ったゲイツRが次々とコロニーへ取り付いていく。
その時であった。ユニウスセブンの方面からビームが飛び、2、3機のゲイツRが撃墜された。
「何っ!?」
「お、おいおい、なんだよこりゃ?」
更に何機ものMSがこちらの方に向かってくる。
「おい、イザーク!これは・・・!」
「ジンタイプだと・・・!?コロニーを動かしていたのはこいつらか!?」
正体不明のジンの部隊はビームカービンを撃ち、刀を抜いてこちらに襲い掛かって来た。
「ジュール隊長!危ない!」
イザークのグフに接近した1機のジンをシホが撃墜する。
「くそっ!各機迎撃しながら作業に集中しろ!なんとしてもユニウスセブンを粉砕するんだ!」
ちょうどその頃、ミネルバがユニウスセブン宙域に到着した。
「ユニウスセブンに到着しました!」
バートが叫ぶ。
だが、ユニウスセブンの付近では、閃光がきらめいていた。
「こ、これは・・・?」
「艦長!大変です!ジュール隊がアンノウンと戦闘をしているようです!」
「なんだって!?」
ブリッジ内のカメラにその様子が映し出される。
「これは・・・ジンの高機動型のようだが・・・。」
「議長!これは?」
「・・・どうやら、彼らがこの事件を引き起こした犯人のようだね。」
「ジンタイプという事はザフトの誰かが・・・?」
「いや、それはまだ分からない、だが、今はそうした詮索をしている場合ではないだろう。」
「議長、艦長!ジュール隊からから通信です!至急援護を乞うとの事です!」
「メイリン、シン達に通信を繋いでくれ!」
アーサーは叫んだ。
「はっ、はい!」
「シン、レイ、ルナマリアちゃん!聞こえるかい?今、外でジュール隊がアンノウンと戦闘中だ!」
「え?戦闘?」
「どういう事ですか?艦長。」
「どうやら、ユニウスセブンを動かしている犯人達らしい!君達も急いでジュール隊の救援に
向かってくれ!ミネルバも粉砕作業の手伝いにすぐ入る!すぐ発進してほしい!」
「くそっ!なんて事を!アーサー艦長、ハッチを開いてくれ!」
「もう、次から次へとなんなのよ、ほんと!」
ミネルバからインパルス、ブレイズザク、ガナーザクが緊急発進していく。
(へえ・・・艦長、いざと言うときにはやるんだ・・・ちょっと見直したな。)
そう思うメイリンの横で(エロゲのために)アーサーは命令を飛ばしていた。
保守
同じ『自分の欲望に忠実』なのに許せてしまう
それがアーサークオリティ!!
まぁ、他人様にはほとんど迷惑かけないからなぁ・・・
さすがアーサー
フラグはお手のものだぜ
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」d*´_ゝ`ノ_ <ありがとうございます
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__(__ニつ/ エロゲ /___
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「グゥレイト!数だけは多いぜ!」
ディアッカの放ったオルトロスのビームが敵のジンを貫く。
「ジュール隊をなめるなよ!」
イザークの振り回すビームアックスが敵を薙ぎ払う。
だが、既にメテオブレイカーは数機が破壊され、
今また1機のゲイツRがジンの攻撃により撃墜された。
「くそっ!イザーク、このままじゃ!」
「まてディアッカ!・・・ミネルバ隊が来てくれたそうだ。」
「あの新鋭艦が?援軍か、助かったぜ!」
「ジュール隊隊長、聞こえますか、こちらはミネルバのMS隊です、援護します。」
レイのザクを筆頭にシンのインパルス、ルナマリアのザクがこちらに接近してくる。
「ジュール隊隊長のイザーク・ジュールだ!援護感謝する!」
「ミネルバ隊のレイ・ザ・バレルです、こちらはシン・アスカとルナマリア・ホーク。」
「確か、ガンダムを奪ったやつらを追撃中だって聞いたぜ?」
ディアッカが言う。
「はい、ですがそれは別働隊にまかせて我々はジュール隊の救援にきました。」
「そうか、俺達はメテオブレイカーの設置作業に入る。お前達は敵のジンタイプの相手を頼む。」
「分かりました。」
そう言うなり、イザークとディアッカのザクはコロニー表面の方へブーストダッシュして行った。
「シン、俺は向こうの敵に行く。お前とルナマリアはあちらの方の敵を頼む。」
「分かった、レイも無事で。」
「行こうルナ!あいつら・・・こんなこと許すわけには行かない!」
レイとも別れ、シンとルナマリアはジンの掃射に向かった。
その時である。1機のジンがこちらに猛スピードで接近してきた。
「貴様らなんぞ、このハイマニューバ2型の敵ではないわ!」
そのジンに向けてビームライフルを撃っていたゲイツRが瞬間的にそのジンの刀で両断される。
「えっ!?な、なに!?」
それに驚いたルナマリアがオルトロスを構えようとするも、そのジンは一気に
ルナマリア機に接近し、ガナーザクウォーリアの左腕を切り落とした。
「きゃああああ!」
切断面が爆発し、ルナマリアのザクは反動で大きくよろめく。
「ルナァー!!」
「だ、大丈夫よ、シン!それよりまた来るわ!」
「くそおっ!こいつ・・・只者じゃない!こいつが指揮官機か?」
シンはブーストを吹かし、一気にそのジンへと接近した。
「ガンダムだと?だが、相手がなんであろうと、我々の邪魔はさせん!」
手に持ったビームカービンを撃つが、シンはそれをアンチビームシールドで防いだ。
「お前が指揮官機か!?いったいなぜこんな事を!!」
「我が名はサトー!この部隊の指揮官だ。・・・なぜ、だと?
決まった事、これを地球へ落とし、ナチュラルどもに鉄槌を下すのだ!」
「どうしてそんな事をするんだ!」
「我が親友であったアラン、クリスティン・・・皆、ナチュラル製のアダルトゲームにはまっていた・・・。」
「は・・・?」
一瞬、シンは動揺した。
「アダルトゲームなどという破廉恥な物にうつつを抜かし、挙句の果てにはそれをコクピットにまで
持ち込んで、戦場で油断し皆死んでいった・・・俺の妻子も、「あなたって、ナチュラル製の同人
ゲーの主人公より魅力がないのね・・・」などと意味が分からない事を言って出て行ってしまった・・・。」
「私は親友をたぶらかし、妻を奪っていったゲームなどという物を作ったナチュラルを許す事ができん!
だからこそこれを地球へと落とし、愚かなナチュラルどもを抹殺するのだ!」
「あ、あんたは・・・そ、そんな理由でこんな事を・・・」
「そんな理由とはなんだ!貴様達こそ邪魔をするな!!なんとしても我々は・・・。」
「あんたって人はぁぁーーー!!!!!!」
その時、シンのSEEDが発動した。
「な、何!?」
ちょwwwww
シン・・・
サトーワロタ
シンは一瞬にしてサトー機の左足と刀を持った右腕をビームサーベルで切り落とし、
ジンの頭部を破壊した。
「なんだと!!?こんな馬鹿な・・・!」
サトーは驚愕し、反射的に離脱しようとした。
「逃がすかぁぁー!!」
インパルスはキックを繰り出し、思いっきりサトーのジンを蹴り飛ばした。
「うおぉぉぉー!!」
反動で制御を失ったジンはユニウスセブンの残骸にせり立つ柱にぶつかり、爆散した。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
「シン!!大丈夫!!?」
片腕を失ったルナマリアのザクが近づいてくる。
「あ、ああ・・・ルナも・・・怪我はない?」
「ええ、なんとか無事。それよりも、破砕作業の方を・・・」
その時、レイから通信が入った。
「シン、ルナマリア、こちらの方の敵は排除した。そちらはどうだ?」
「あ、ああ・・・敵の指揮官機を落としたよ・・・。」
「そうか、よくやったな、俺達も破砕作業を手伝うぞ。」
「分かったよ、急ごう。」
気が付けば、周りのジンはほとんどが撃墜され、後はユニウスセブンを破壊するだけとなった。
コロニーの地面では、イザークやディアッカらが多くのメテオブレイカーを設置していた。
シン達も仲間のゲイツRから装置をもらい、作業に入った。
「よし、ディアッカ!ほぼ設置作業は終了したな。」
「ああ、イザーク。これだけあれば大丈夫だろうぜ。」
「隊長!離れましょう!」
シホからの通信が入る。
「よし!装置を起動させたらすぐに離脱だ!ミネルバ隊にも伝えろ!」
「シン、ルナマリア、起動作業も終わった。離脱するぞ。」
「ああ!」
起動した多くのメテオブレイカーはユニウスセブンの内部に入って行った。
ビキッ・・・ベキベキ・・・とコロニーにだんだんヒビが入り、
次の瞬間、ユニウスセブンは真っ二つに割れた。
「グゥレイト!やったぜ!!」
「・・・!まてディアッカ!まだ駄目だ!」
見ると、割れた半分の片方は、ほぼ粉々に粉砕されていたが、
もう半分はほぼ原型をとどめており、そのまま落下を続けていた。
「くそっ!このままじゃ・・・!」
「まてシン!ミネルバから緊急通信だ!」
「こちら艦長のアーサー・トライン!シン達は至急帰還するんだ!
ミネルバのタンホイザーで残りの半分を破壊する!!」
「アーサー艦長!?タンホイザーを!?」
「どうやら陽電子砲を使うらしいな。確かに現状ではアレが一番の破壊力を持つだろう。」
レイが言う。
「よし!急いでミネルバに戻ろう!!」
「おいイザーク!俺達も高度がそろそろヤバイぜ!ボルテールに帰還だ!」
「ミネルバが陽電子砲を撃ちながら降下するだと!?」
「ここまで来たらあいつらに祈るしかないぜ!」
「そうだな・・・頼むぞ・・・。」
イザークらジュール隊は母艦であるナスカ級の方へ帰還を始めた。
既にユニウスセブンは先端が地球の大気圏に突入し、熱で全体が赤みを帯びていた。
「やるしかないんだ・・・!シン達は帰還したな?よし・・・タンホイザー起動!!!」
「お手並みを見せてもらうよ・・・アーサー君。」
アーサーの横で議長が呟いた。
ミネルバの艦首から砲身が露出し、エネルギー充填が始まった。
(タインホイザーか、使った事ないけど、たぶん陽電子砲って言うくらいだから威力抜群なんだろう。
大見得切っちゃったけど、大丈夫・・・だよね?)
正直、アーサーはまだミネルバの武装の事がよく分かっていなかった。
「艦長!エネルギー充填率100%です!」
バートが叫んだ。
「よしっ!タンホイザー!発射だ!!」
その瞬間、ミネルバの艦首から陽電子砲の光がほとばしった。
そして、ミネルバが放ったタンホイザーは見事に
ユニウスセブンの半分残った残骸に命中し、大爆発を起こした。
更にその衝撃波がミネルバを襲った。
ズズズゥン!
「フォンドヴァオウ!!」
突っ立っていたアーサーはすっ転んでしまった。
「艦長・・・ダサ。」
呟くメイリン。だが、彼女は椅子をアーサーの方に向けて足を開いていた。
(おおおおおお!!パンチラゲットキタコレ!!!)
アーサーの脳内に稲妻が走った。
アーサーは立ち上がると、メイリンに向かって頭を下げた。
「ごちそう様でした。」
「???」
メイリンは意味が分からなそうだった。
急いで艦長席に戻ると、議長から声がかかった。
「・・・アーサー君。」
(フォンドヴァオゥ!!!!!!今の見られてた?)
「な、なんでしょうか議長・・・。」
「・・・何色だったかね?」
「・・・は?・・・あ、いや。・・・ピンクでした。」
心が通じ合った瞬間だった。
議長www
魂の共感!?
メイリンのパンツハァハァ
タンホイザーにより粉々となったユニウスセブンだが、全部の残骸を消滅する事は
できず、砕かれ細かくなった多くの破片は地球へと落下しつつあった。
「議長・・・」
「いや、我々、そして君もよくやったよ。これ以上の破壊は無理だろう。しかし
コロニーが先ほどの大きな残骸のまま落下するよりは断然マシなはずだ。」
「はい・・・そうですね。」
「さあ、我々も大気圏降下の準備に入ろう。もう既に地球の引力に捕らわれているしね。」
「よ、よし!ミネルバ大気圏降下準備!」
そうして、ミネルバはユニウスセブンの破片と共に地球へと降下を始めた。
第2部〜完〜
乙!
アーサー節
楽しみだぎゃ
100
〜地球・ジブリールの私邸〜
そこには10人ほどの男達が集まっていた。
ロード・ジブリール、ブルーコスモスの新盟主と軍事産業体、
ブルーコスモスの母体ともされる「ロゴス」の幹部達である。
「皆さん、デュランダルのした事、しかと目に焼き付けたでしょう。」
そう話し出すジブリール。
「だがジブリール、あれはまだデュランダルがした事とは完全には判明していないのでは?」
「そうじゃ、今動くとしても、性急すぎやせんか?」
ブルーノ・アズラエルら、ロゴス幹部が口を開く。
「あれ」とは無論、ユニウスセブンの地球落下事件、ブレイク・ザ・ワールド事件の事である。
ユニウスセブン本体が落下する事はなかったが、砕かれた多くの破片が地球上の各地を
直撃したのである。それにより、ローマ、上海、北京などをはじめとした地球の各地が被害を受けた。
「私はただザフトのガンダムが欲しかっただけなのだ!それなのにデュランダルはあのような
非道な仕返しをした!これはあまりにも酷すぎる!そうは思わないかね?諸君!」
「そもそも、ガンダムなぞ連合製ので普通に我慢すれば良かったじゃないかのお。」
「・・・それにデュランダルがやったというはっきりとした証拠もないではないか。」
「何を言うんです!ちゃんと証拠ならある!あの映像を皆も見たでしょう!」
映像とは地球連合軍特殊情報部のマティスからジブリール宛に送られた、ユニウスセブンを
落下させようとしているジンハイマニューバ2型が映っていたものである。
「確かに見たがのう・・・ジンタイプだけではデュランダル、ザフトとは分からんぞ。判断できん。」
「いや!奴だからこそやりそうな事です!間違いなくあれはザフトの連中が仕掛けた事です!
やつならやりまよ、腹いせにコロニーを落とすくらいね。」
「う〜む・・・。」
JJGJ
その時、入り口のドアから一匹のペルシャ猫が入ってきた。
「おお!ペルシャちゃん!来てくれたのか!」
すかさずジブリールは猫に駆け寄り、抱き上げた。
「相変わらずじゃの・・・ジブリール。」
「しかし、ペルシャ猫の名前がペルシャって・・・そんな安直な。」
「ペルシャの悪口は許しませんよ!」
「分かった分かった。お主の猫好きにも困ったものだわい・・・。」
ジブリールは屈指の猫好きだった。特にペルシャ猫が。
「猫は可愛いですよ、いや、ほんとに。なあペルシャ?」
にゃぁ〜ん、とペルシャが鳴く。
「・・・ごほん、まあ、これくらいにして、本題に入りましょうか。我々は今後、連合を動かし、
プラントとの戦争準備を始めましょう。オーブあたりと軍事同盟を結ぶのもいいでしょう。
あそこはまた中立を貫いていますがね。皆さんも軍備の増強をお願いします。」
「そうか・・・分かった。お主が言うならそうしよう。」
「ふふ・・・デュランダル・・・私を怒らせた罪は重いぞ。」
ロゴス幹部達が帰った後、ジブリールは窓を見ながら一人呟いた。
と、その時、ペルシャが腕から離れ、向こうへ走っていた。
「ああっ!ペルシャちゃん待って!!いたっ!」
ビリヤード代に足をぶつけたジブリールは見事にすっ転んだ。
〜オーブ・オノゴロ島近海、マルキオ邸〜
時はジブリール私邸での会議より少し遡る。
ユニウスセブンの砕かれた残骸が空を赤く染め、流星雨となって地球へと降っていた。
オーブ近海に浮かぶ小島。ここにはプラントやオーブに影響力を持つ盲目の導師、
マルキオ導師が住んでいた。そして、小さな孤児院がそこに建っていた。
その孤児院の外、木で作られたベランダに二人の男女がいた。
「キラ・・・」
「ああ・・・ラクスか。」
キラ・ヤマトとラクス・クライン。前大戦の際、伝説とまで言われたフリーダムのパイロットと
クライン派を率い、戦争を終結させたとされるリーダーである。賛否両論はあるが、
彼らの名はプラント、地球を含め広く知れ渡っていた。
「キラ、何をしていたんですの?」
「ああ、空を見ていたんだよ、きれいな流星雨だね。」
「あれはユニウスセブンの残骸だそうですわ・・・。」
「そんな事しってるよ、案外細かいんだねラクスは。」
「・・・・・」
「それよりラクス、早く夕飯頼むよ。」
「キラ、今、子供達を地下へ避難させている最中ですわ。もう少し待って・・・」
「あ、風呂もそろそろ沸かせてほしいな。
それと、明日の朝は目玉焼きがいいから、新鮮な卵買ってきといて。」
「・・・キラ、少しは働いたらどうですの?毎日毎日・・・せめて洗濯か掃除くらい。」
「働いたら負けだよ、ラクス。」
キラ・ヤマトは立派なニートとなっていた。
(駄目だわ・・・このニート、なんとかしないと・・・)
ちょwwwキラwww
保守
舞台は変わり、戦艦ミネルバ。
無事、地球へと降下できたミネルバは現在海上にいた。
「では議長?プラントへ帰るんですか?」
「ああ、ユニウスセブン落下事件の事で、至急、地球の災害地への救援の準備や、
評議会への報告などもしなければならないからね。」
ブリッジでは議長がプラントへ一度帰る、という事をアーサーや皆に話していた。
「幸いにも今いるこの地点からはカーペンタリア基地が近い。基地へ連絡して
小型飛空挺に迎えにきてもらうよう、先ほど連絡をしておいたよ。」
「で、でも議長、僕らはこれからどうすればいいのでしょうか。」
「そうだね・・・ここからはオーブが近いね。まずはオーブへ寄って見るのはどうだろうか。
あそこは中立だからね、ザフトの艦でも大丈夫なはずだ。」
「オーブ・・・ですか。」
「そのままカーペンタリアへ行ってもいいのだろうが、あそこは基地だから他に何もない。
君達も今まで色々と疲れただろうし、補給もかねて一度大きな休息をとるべきだろう。
その点オーブは観光地としても有名な所もあるし、商店なども充実している。
オーブに行った事のない者も多いだろうし、どうだろうか?オーブのウナト宰相には
私からちょっと話をしておこう。」
そうまで言われては断る事もなかった。
「分かりました。我々はオーブに向かう事にします。」
「デュランダル議長!飛空挺が到着したようです!」
その時、マリクが叫んだ。見るとミネルバの横にザフトの小型飛空挺が着水している。
「そうか・・・では、アーサー君。君達とはしばしお別れだ。ミネルバを頼んだよ。」
「はっ、はい!」
アーサーは直立不動で敬礼を返した。
そしてデュランダル議長は飛空挺に乗り、飛空挺はカーペンタリアへと飛んでいった。
「よし!これより本艦はオーブへ向かう!」
アーサーの指示によりミネルバは動き出した。
オーブへの道中、ミネルバは自動航行へと移行した。
「よし・・・オーブまではまだ長いかな、ここらでちょっと休憩をしようか。」
アーサーはそう言い、必要最低限の人員を残して、皆に休憩の命令を出した。
「あたし、お姉ちゃんの所に行ってきます!」
そう言ってメイリンはブリッジを飛び出していった。
「メイリンちゃん元気だなあ。じゃあ僕もちょっと休憩に行って来るよ。」
「ちえっ、いいなあ艦長・・・俺達は休憩はどうすんです?」
バートが言う。
「まあ誰も居なくなるのは困るから、交代ずつで行ったらどうだい?」
「そうですね。」
「何かあったらすぐ連絡を頼むよ。」
「はいはい分かりました。じゃあ行ってらっしゃい。」
そうしてアーサーはブリッジを後にした。
「さて・・・何処に行こうかな。外のデッキにも行ってみようか・・・」
アーサーはミネルバの外にある展望デッキへと足を進めた。
ドアを開け、デッキに出ると、そこには先客がいた。
「あれは・・・シンか?」
そこにはシンが一人、デッキの柵にもたれながら携帯電話を眺めていた。
「やあシン、こんな所でどうしたんだい?」
「え?あ、アーサー艦長・・・。」
「携帯なんか眺めてどうし・・・ちょ、何この可愛い美少女!!!」
携帯の画面には栗色の髪の毛の可愛らしい少女が写っていた。
「え?待ちうけ画面だよねこれ。彼女かい?やるなあ、シン君も。」
「ち、違いますよ!これはマユ・・・妹ですよ。」
(い・も・う・と!?)
「それなんてエロゲ?」
「は?」
兄弟がいないアーサーにとって「妹」とは魅力的なエロゲーワードだった。
「そっか・・・マユ・アスカちゃんかあ。シン君の妹ねえ・・・。」
「ええ、俺の自慢の妹なんですよ。クッキーを焼くのが得意なんです。」
そう言ってシンは笑顔を見せた。
シンの家族・・・両親と妹のマユは現在プラントに住んでいる。
前大戦の際、オーブは連合により攻撃を受け、数多くの被害を受けた。
シン達の住んでいた地域も例外ではなく、連合の攻撃で焼け野原となってしまった。
だが、シンと家族はなんとか無事にオーブを脱出する事ができたのである。
オーブの家や街は焼けてしまい、かといって非道な攻撃をした地球連合へ
行く事もできず、シン一家はそのままプラントへと移住する事にしたのである。
一家はプラントで新しい家を借り、シンはそのままザフトの軍人となった。
「マユは今頃、プラントの家でどうしてるのかなあ、と思って、携帯を眺めてたんです。」
「そうか・・・しかし、軍人になる事に両親やマユちゃんは反対しなかったのかい?」
「ええ・・・でも、俺は連合のした事が許せなかったし、・・・何よりお金が必要でしたから。」
「君も苦労してたんだな・・・。」
毎日エロゲばかりしていたアーサーはちょっと恥かしくなった。
「これからオーブへ行くんですよね?」
「え?ああ。そうだよ。僕はオーブは初めてだけど、シン君にとっては色々と・・・その・・・」
「あ、いいんです。・・・悪いのは連合ですから。オーブ政府とかには特に恨みとかないですし、
オーブの人たちにも色々親切にしてもらったし・・・ただ、自分の住んでいた所は今は
どうなっているのかなあ・・・なんて。」
「そうだな・・・。まあオーブに着いたらまずは補給だな。それで・・・それからの事は
また着いてからどうするか考えればいいと思うよ、僕は。」
「そうですね・・・なんかすいません艦長、こんな話しちゃって。」
「いいんだよ。こっちこそすまなかった。・・・じゃあそろそろ僕は戻るよ。それじゃ。」
そう言ってアーサーは展望デッキを後にした。
〜オーブ連合首長国・オーブ行政府〜
「・・・ああ、分かった。連絡どうも。・・・それでは。」
オーブ行政府の宰相室。そこで、オーブ宰相であるウナト・エマ・セイランが電話をしていた。
「どうしたんだい?父さん。誰からだい?」
側には一人の優男風な青年がいる。ウナトの息子、ユウナ・ロマ・セイランである。
「ああ・・・ユウナか。何、ザフトのデュランダルからだよ。」
「あのデュランダル議長からの電話だって?」
「そうだ。なんでも、ザフトの新型戦艦の我が国への寄港を認めてほしいそうだ。」
「新型戦艦・・・?」
「ミネルバと言うらしいが・・・。その艦の補給その他もろもろを頼まれたよ。」
「ザフトか・・・何も、オーブが連合と同盟を結ぶか否かってこんな時に、面倒だね。」
「ユウナ、それはお前が一番押してる事ではないか。」
「まあね、ブルーコスモスの盟主殿が、連合と同盟を結べば連合の最新エロゲーを
多数くれるって言うんだから、こりゃもう同盟結ぶしかないでしょう!!」
ユウナ・ロマ・セイランも屈指のエロゲーマーであった。
「・・・まったく、お前のアダルトゲーム好きにも困ったものだ・・・。」
あきれ顔のウナト。
「それで・・・補給は?」
「ああ、認めたよ。まだ連合と同盟は結んでおらんし、私自身も、その新型艦を
ちょっと見てみたくてな。・・・それにうまくすればザフトの最新軍事情報を手に入れれるかもしれん。」
「そうだね。」
「だが、仮にもザフトの新鋭艦だからな、ワシとお前、それにアスハ嬢も出迎えに出た方がいいだろう。」
「カガリも!?・・・いや、そうだね。護衛はあのアレックスに任せればいいし、ザフトにも彼女の
可愛らしさを思いっきり見せ付けてやれるね!」
「・・・・・」
「あれ?どうしたの父さん。」
「いや・・・まあいい、・・・早速出迎えの準備をしなくてはな、よし、行くぞユウナ。」
「OK。カガリにもこの事を伝えなきゃ。」
そうして二人は部屋を出て行った。
乙
いつの間にか続きが・・・
もう来ないかと思ったぜ。
ユウナとアーサーでエロゲー談義の末に意気投合とかしたりしてw
114 :
通常の名無しさんの3倍:2007/05/03(木) 09:26:05 ID:MEVSLQjE
GJ!!
アーサーの成長してく感じが好きだぜ
上げてしまた
ちょwユウナwwwww
この世界はエロゲで回ってるのかよwwwww
ユウナよ・・・お前もか
シンとアーサーの会話、いいなあ。
マユが生存してるってのもいいわ。
キラがニートもワロタ
___
/<=Ω=>
i ||(`'\_>
」d*´_ゝ`ノ_ <応援ありがとうございます。
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__(__ニつ/ エロゲ /___
\/____/
ココのジブはエロゲに対する造詣はどの程度なのだろう?
自分の名を冠したエロゲまであると言うのにw
アーサーはやればできる子
〜オーブ近海、戦艦ミネルバ〜
「アーサー艦長!まもなくオーブ本島に到着します!」
バートが言う。
ブリッジの窓からはきらめく海面の先に大きな島が見えていた。
空にはカモメが群れをなして飛んでいる。
「いよいよかあ・・・。」
アーサーは初めて見るオーブにわくわく感が隠せなかった。
(・・・まず確かめたいのはオーブ製のエロゲだな。楽しみだ。)
もっとも、頭の中の90%はエロゲが占めていたが。
「あたし、オーブは初めてなんですよ。」
艦長席の隣にいるメイリンが言う。
「メイリンちゃんもかい?僕もだよ。」
「はい。観光とか楽しみだな。新しい洋服買いたいんですよ、私。」
「僕も新しいエロ・・・いや、映画とか見たいな・・・なんて・・・オーブ製の映画。」
「??」
「まず着いたら艦の修理と補給ですね、今までの戦闘や大気圏の降下の際に負った傷もありますし。」
マリクが振り返りながら言った。
「そうだなあ。その後はみんな街に出て自由行動・・・休息をとろうか。議長も言ってくれた事だしね。」
「あ、艦長、オーブ政府から通信です。港でミネルバをアスハ代表やウナト宰相が出迎えるそうです。」
「え?代表や宰相・・・?じゃあ、こっちもそれ相応の人が行かなきゃ・・・どうしましょう議・・・って
あ・・・議長はプラントへ帰ったんだっけ・・・じゃあミネルバで一番の最高責任者って・・・。」
「何言ってるんですか、艦長に決まってるじゃないですか。」
メイリンが言う。
(フォウンドヴァオゥ!そういや僕は艦長だった!今は僕が一番偉いんだよな・・・)
「そ、そうだね。じゃあ、挨拶に行くのは・・・僕と、ええと、冷静に対処できそうなのは、レイ君かな・・・
一応ミネルバのMS隊の隊長っぽいし・・・あ、あとメイリンちゃんも一緒に頼むよ。」
「ええ?あたしですか?・・・別にいいですけど、ただの通信士が一緒に行ってもいいのかなあ・・・。」
レイの方への連絡も終えたアーサーは、レイとメイリンとまずは挨拶へと出向く事にした。
港に接岸したミネルバから降りたアーサー、レイ、メイリンの3人。
シンやルナマリア達はミネルバの中で待機している。
階段を降り、出迎えの人々を見て、まずオーブの背広を着た金髪の少女が目に止まった。
(あれが代表かな?)
アーサー達3人は人々の前に行き、敬礼をした。
「ミネルバ艦長、アーサー・トラインであります!」
「ミネルバのMS隊を率いているレイ・ザ・バレルです。」
「オペレーターをしているメイリン・ホークです・・・よろしくお願いします。」
「オーブの代表首長のカガリ・ユラ・アスハだ。」
金髪の少女はそう切り出した。隣にはサングラスをしたボディーガードらしき青年が立っている。
「わざわざオーブに来てくれるとはすまない。我々はザフト、あなた方を歓迎する。
すぐ補給もさせよう。ここまでの長旅は疲れただろうし、ぜひオーブでゆっくりして行ってほしい。」
「・・すいません代表。補給や休息の件、お世話になります。」
「何、気にするな。礼を言うならウナトやユウナに言ってくれ。オーブも今微妙な情勢にあるんだが、
積極的に立ち寄りや補給を押したのも彼らなんだ。」
そう言ってカガリは後ろを振り返った。
後ろには2人の男性が立っており、共にオーブの赤茶色の背広を着ていた。
そのうち中年の男が前に出る。顔にはオレンジ色の大きなサングラスをしていた。
「オーブ宰相をしておりますウナト・エマ・セイランです。新型戦艦と聞いてどのような
方が艦長をしているのか気になっていましたが、お若いですな。」
(うわっ!なんだすごい趣味が悪いオレンジのサングラスだな・・・こんなやつ
街で見かけたら全力で見逃したくなるよ・・・。)
アーサーは心の中で思った。
そしてもう1人の青い髪をした男が前に出る。
「やあ、僕はユウナ・・・」
その瞬間、アーサーとユウナは目が合った。
(こ、この男・・・)
(まさかこいつは・・・!)
ガシッッ!!!
アーサーとユウナはいきなりがっちりと握手をしていた。
「お、おいユウナ、いきなり何を・・・。」
「艦長・・・?」
周りが突然の事に驚く中、2人の目は輝いていた。
(やはり屈指のエロゲーマーともなると、心が通じ合うみたいですね。)
(まさかザフトにこんな男がいるとはね・・・感動したよ。)
握手を終えたユウナは話し出した。
「あー・・・僕はユウナ・ロマ・セイラン、そこのウナト宰相の息子で、カガリの婚約者でもあるんだ。」
「婚約者!?」
「ああ、もうすぐ式も挙げるつもりなんだ。・・・それはそうと、僕らも君達を歓迎するよ。
君・・・艦長さんともまた後で話をしたいね、個人的に。・・・じゃあ父さん、そろそろ行こうか。」
「ああ。ではアーサー殿、補給の件はすぐこれから用意をさせる。」
「どうもすいません。」
そう言って2人は踵を返した。
「・・・行こうか、カガリ。」
「え?ああ。アーサー艦長、それじゃあゆっくりしてってくれ。」
ボディーガードの青年に促され、カガリも歩き出した。
(あの男・・・いや、気のせいか。)
レイは1人、ボディガードの青年に視線を向けていたが、すぐに逸らした。
「艦長、早速補給を受けましょう。我々も準備をすべきです。」
「あ、ああ。そうだね。よし、ミネルバに一旦戻ろう。」
ユウナwww
___
/<=Ω=>
i ||(`'\_>
」d ´_ゝ`ノ_ <エロは世界を救う。
/ \
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__(__ニつ/ エロゲ /___
\/____/
>(やはり屈指のエロゲーマーともなると、心が通じ合うみたいですね。)
>(まさかザフトにこんな男がいるとはね・・・感動したよ。)
オレもちょっと感動したw
同感w
保守
130
>>120 俺の脳内ではジブリはぬこ好きな潔癖
自分の名前をエロゲにつけた憎きコーディ(エロゲーマー)を怨んでる
さすがにジブまでエロゲーマーだと始末におえんだろ
ところでこのスレでのタリアはどうなってるんだ?
1・存在自体ない
2・アーサーと立場交代で副長
3・議長の私設秘書
1が有力かな
>>131 >>1から読み直せ・・・というか、艦長に選ばれなかっただけだから
別にどっかでザフトの軍人してんじゃね
アーサー支援
オーブ港〜ターミナルビル
ビルの展望室でミネルバクルーとオーブ政府関係者の会談を
見ている2人の男女が居た。
前大戦で三隻同盟の中核を担った戦艦アークエンジェルの艦長、マリュー・ラミアスと
元ザフト軍人で砂漠の虎と呼ばれたアンドリュー・バルトフェルドの2人である。
2人とも戦後はオーブで暮らしていた。
「あれがザフトの新型戦艦・・・。」
「ああ、そうらしいな。ミネルバ、というらしいが。」
「カガリさんやセイラン家の人間まで出迎えに出ているわね。」
「それよりもすまない、また缶コーヒー代が欲しいんだがね。」
「またぁ?さっき貸して上げたばかりじゃない。」
「いや、この缶コーヒーが中々いけてね。たまには缶コーヒーもいいものだな。」
「・・・あなたもそろそろ何か働いたら?」
「いや、何、僕はこんな体だろ?(隻眼、義手、義足)これで就職なんて無理な話さ。
それよりも今日の夕飯はきつねうどんがいいね。ぜひ頼むよ。」
バルトフェルドもキラと同じくニートとなっていた。
「・・・ダコスタ君が見たら泣くわね。」
「ん?何か言ったかい?」
「いいえ、何も。」
「よし、じゃあそろそろ帰ろうか。汗をかいてしまったからまた洗濯頼むよ。
この服は結構お気に入りでねえ。この間街を歩いてたら見つけたんだ(ry」
「(駄目だわこのニート親父・・・)。」
そうして2人はビルを出て行った。
うへあw
ちょwww虎までニートかよ!
どうしようもねえなwww
厂刀、 , ヘ _
_, -‐…‐- 、___//: : : \____/: : : : >r
_>'´: : : :_,.- " : :/弌》__: : : : : : : : : : : : : : : : : : , : : }
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j,ハ: : |: :∧fて! イfて)'y Y: :jF'},ノ ,': : : : :/ |.: :.\
\ト、{ ハ ヒリ ヒ::リ ' j /rソ イ: : : : :.{ ト、: : ハ
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ゝ、 rっ , イ,|_⌒ ハ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
>-r<_/ iト、 \ \、: : : : : : : : : : : : : : : : : : 彡イ
x<7イx公、 // \ _〉\_  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
rく // 〉::::fゝ_イ / |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .!
∧, // /⌒i| / / i| こ、これは
>>1乙じゃなくて |
{ j { { /:::::::::| ,/ / | ポニーテールなんだから. j
| | ∧∨:::::::::::レ' / ヘ, | 変な勘違いしないでよね! |
おはようアーサー
age
〜オーブ、艦艇修理ドック〜
「おまたせ、マードック曹長。」
「遅いですぜ。それと、もう俺は曹長じゃないんですから(笑)。」
「そうだったわね、ごめんなさい。・・・つい昔のくせで。」
「それはそうと、もうすぐザフトの新型戦艦のクルーが来るそうです。
出迎えの準備を急ぎましょうや。」
「そうね、急いで着替えてくるわ。」
港での会談を終えたアーサー達は、まずミネルバをオーブの修理ドックに入れる事となった。
「艦長、修理ドックに着きました。」
「よし、まずはオーブの整備の人達に挨拶に行こうか。メイリンちゃん、一緒に来てくれる?」
「へ?また私ですか?・・・はぁ・・・分かりました。行きますよ、もう・・・。」
ミネルバを降りると、工場の向こうの方から車が走ってきた。
車はアーサー達の前で止まり、2人の男女が降り立った。
「初めまして。この艦の艦長さん・・・ですよね?整備責任者のマリア・ベルネスと言います。」
車から降りた女性はそう言った。
(ウホッ!いいおっぱい!)
だがアーサーは彼女の胸に釘付けだった。
「ぐふっ!」
だがメイリンの肘うちをくらい、その場に倒れるアーサー。
「艦長・・・目つきがいやらしすぎです。」
「あ・・・あの・・・。」
「い、いや・・・ゴホッ、すいませゴホッ、ごめんなさい。」
「は・・・はあ。」
「みっともない所すいません。ミネルバ艦長のアーサー・トラインです。」
「通信士をしているメイリン・ホークです。」
「マリアです、よろしく。」
ミネルバの修理が始まり、アーサーとマリアはドックの端で話し込んでいた。
メイリンはミネルバへと戻っている。
「ええと・・・マリアさんはずっとここで整備士を?」
「ええ、前は地球連合にいたんですけど、前大戦の後は連合をやめて、この国に来たんです。」
「え?それはまたどうして?」
「・・・・・」
「あっ、いえ、別に言いたくないならいいんです、すいません。」
「いえ、前の大戦の時、連合軍の汚い所を色々と見てしまって、
それでいい加減、連合に居る事に嫌気がさしたんです。だからオーブへ。」
「そうですか、連合軍はほんと酷かったですもんねえ、サイクロプスや核なんてものを
使ってボアズ要塞も・・・まあザフトもジェネシスなんてものを使ったからお相子かな。」
「・・・・・」
「でも前大戦の時は三隻同盟なんてのが最終的に戦争を止めたんですよね。あの伝説の
フリーダムに、ラクス・クライン、あと連合の戦艦もいたっけ?確か名前が足つ・・・。」
「・・・アーサー艦長。」
「へ?は、はい。」
「この後もお忙しいんでしょう?そろそろ艦に戻られては?」
「あ、そうですね・・・。じゃあそろそろ戻ります、それじゃあ。」
(それにしてもきれいな人だったなあ・・・特におっぱいがもうたまんないや。)
アーサーはにやけながらミネルバへと戻っていった。
「ラミア・・・おっとベルネス主任。どうですかい?ザフトの艦長さんは。」
柱の影からマードックが出てくる。
「ええ・・・見た目も中身もアホっぽかったわね。私の胸をずっと見てたわ。」
「そりゃそうですぜ、男なら誰も・・・おっと睨まないで下さいよ、冗談ですって。」
「・・・でも、決して無能じゃない、そう見えたわ。新鋭艦の艦長を任されてるくらいだものね。」
「そうっすか。そういや虎さんから連絡ありましたよ。早く夕飯の材料買ってきてくれって。」
「まったくあのニート親父は!」
「・・・砂漠の虎も今は形無しですね。」
2人は話しながら歩き出した。
まともな大人はいるのかwww
まともな成人男性はいるのかwww
まともなエロゲーマーはいるのかwww
ミーア登場時のアーサーの反応が楽しみ
めちゃめちゃ興奮しそうだよなwww
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i ||(`'\_>
」d ´_ゝ`ノ_ <おっぱい最高
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__(__ニつ/ エロゲ /___
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同意
マターリ伸びてるな、このスレ
メイリン、ナイスツッコミwwww
これからもこのポジションにいてくれ!ww
ところでさ、副長と艦長の関係っていうのは、
艦長
@艦の利益の代表者。上位者に対してクルーの生命財産を軍規に逸脱しない範囲で守る。
A艦の最高責任者。数多くの、或いは数少ない情報の中から取り捨て選択をして決断を下し、
そこから導き出される結果に対して全責任を負う。
副長
@艦長のスペア。艦長に何かあった時のため、なるべく多くの情報を艦長と共有。
A艦長の最も身近な参謀。作戦立案、作戦の管理運営、情報管理などで艦長を支える。
Bクルーと艦長の橋渡し。クルーの体調管理、人間関係を把握して、艦長に上奏する。
って感じでいいよな?
いや、なにが言いたいかというと、タリア―アーサーよりも、アーサー―タリアのほうがよくないかな?
決断する胆力さえあれば、キリッとしたいかにも軍人って感じのタリアより、のほほんとしたアーサーのほうが親しみやすそうだし、
原作で「艦長、どうしましょう」だったアーサーよりタリアのほうが作戦立案能力も高かろう。
どっちが優秀かって話じゃなくて、適材適所って話。勿論タリア―アーサーも悪くないが、如何せんそれだとアーサーって何?って感じだし。
タリアが艦長なら「この人ならついていける!」って感じでクルーを引っ張るタイプ。
アーサーが艦長なら「この人には自分がいないと・・・」でクルーの実力をより一層引き出すタイプかな?
アーサー意外と女性陣にはもてるかもよ!
ところでさ、副長と、まで読んだ。
隣で寝ているメイリンたんに、まで読んだ
〜オーブ行政府、ユウナの部屋〜
「・・・さて、どうですかユウナ殿、そろそろ決心をしてもらいたいですな。」
ユウナは、とある人物と電話の真っ最中だった。
「あ、ああ。その事なんだけど・・・。」
「なんだ、前の時はすぐ同盟を結ぶような事を言ってたではないですか。」
「い、いや、それがだね、ちょっと・・・予定外の事態というか・・・。」
「予定外?」
「あ、その・・・ザフトの新型戦艦が今日入港したんだけど、その・・・」
「なんだ?はっきり言いたまえ。」
「その艦に素晴らしい同志が乗っていて・・・。」
「同志?・・・まさか。」
「そう!そのまさかさ!ひと目で分かったよ!彼は僕と同じ属性だってね!」
「ううむ・・・まさか、コーディネイターにもそんな人物がいるとは・・・。」
「そ、そうだよ。その事で悩んでたんだよ。もちろん同盟を結ぶのは賛成さ、
でもザフトを敵にするって事は、彼も敵にしてしまうって事で・・・。」
「だが、これはブルーコスモス・・・いや、ロゴスの決定事項なのだ。オーブは連合と
同盟を結んでもらう。地球全体で協力をしてコーディネイターどもを追い出すのだ。」
「で、でも・・・。」
「デモもストライキもない!・・・確かにザフトにそのような同志が居る事は予定外だが、
たった一人だろう?それに、君は我が連合製の素晴らしきエロゲが欲しくないのか?」
「そ!それは・・・!いや、もちろん欲しいですよジブリール殿!」
「そうか、ならすぐに同盟を結ぶんだ。そうすればすぐに君にエロゲの山をお送りしよう。」
「もちろん魔界天使物もあるんだよね?」
「無論だ。そう言えば君は髪の長い女性が好きだったな。」
「そ、そんな事より、分かった。ちゃんと同盟を結ぶよ!結ぶから早くエロゲーを!」
「よし、契約成立だな。君はすぐに君のお父上と一緒に連合との同盟を発表するんだ。
我々もその後にすぐ発表する。・・・そう言えばザフトの戦艦がいるといったな。・・・よし、
ならば同盟発表後、最初の生贄になってもらうとしよう。オーブを追い出すと見せかけて
沖合に誘い出したまえ。連合の艦隊で取り囲み、後ろは君達の艦隊で塞いでもらう。
・・・後は袋のネズミだ。ふふ・・・デュランダルめ、見ているがいい。」
「あ、ああ・・・分かったよ。そうする。じゃ、じゃあ連絡を終わるよ。エロゲの件頼むよ?」
「ああ、約束は守る。安心したまえ。それではな。」
電話を切ったユウナは椅子に寄りかかってため息をついた。
(すまないアーサー君・・・だがこれもエロゲのためなんだ、許してくれ。)
「そうだ、すぐ同盟を結ぶって発表しなきゃ!」
ユウナは机に置いてあった書類を掴むと、急いで部屋を出て行った。
〜プラント、最高評議会〜
評議会会議を終えたデュランダル議長は、真剣な顔をして廊下を歩いていた。
ユニウスセブン地球落下事件の後、プラントへと帰還した議長は、
地球の各被害地への救済を発表し、支援物資を送っていたが、連合の動きは不安だった。
「議長〜〜〜!」
その時、向こうからキワドイ衣装を着た少女が走ってきた。
頭には星型の髪飾りを付けている。
「ハロハロ!sexy!」
側には赤い色をしたハロがいる。
「やあラクス、元気そうだね。」
「もう!2人きりの時はミーアって呼んで下さいって言ったじゃない!」
ラクスにそっくりな少女はミーア・キャンベル。前大戦の後、本物のラクスが姿を消し、
プラント市民の目や地球連合の目を欺くための替え玉であった。
元々声が似ていた彼女を整形させ、ラクスと瓜二つにしたのである。
「いやすまない。それよりもどうだね?最近はよく歌が売れているようだが。」
「ええ、そうなの!前の曲よりも評判が良くてうれしくて!」
「実は君にそのうち会わせたい人がいたんだがね、しかし今、彼は地球にいるんだ。」
「会わせたい人?」
そう言って議長はミーアにアーサーの写真を見せた。
「ああ、アーサー・トラインと言うんだがね、ミネルバという戦艦の艦長をしている。
彼はラクスの歌が好きだったらしくてね、君に会えたらとても喜ぶだろう。」
「ふ〜ん、まあまあイケメンな人ね。」
ミーアは写真を見ながら呟いた。
「それよりも最近いやな噂が耳に入ってきていてね、もしかしたら、また戦争になるかもしれないんだ。」
「え?戦争?」
「ああ、連合が近いうちにプラントへ宣戦布告する・・・という噂が非公式ながら流れていてね。
もしかしたら・・・君にもそのうち戦意高揚などの手伝いを頼むかもしれない。その時は頼むよ。」
「うん、分かったわ。」
デュランダルは不安そうなミーアと話しながら歩きだした。
ついにジブとアリエス、そしてラブ公とエンジェルアモーレをするんですね。
乙
アーサーがんばれ
続き求む
〜オーブ、アスハ家私邸〜
「カガリ〜!!!!!!」
サングラスをかけた青年が血相を変えて部屋に駆け込んできた。
「な、なんだ?アスラン!食事中だぞ!」
カガリは大きなテーブルで昼食の最中だった。周りにはメイドが控えている。
「いったいこれはどういう事なんだ!」
アレックス・ディノ・・・いや、元ザフトのアスラン・ザラは急いで側にあったテレビをつけた。
見るとテレビでは地球連合軍のプラントへの宣戦布告と、オーブと連合が同盟を
結んだというニュースが特番を組み、繰り返し放送されていた。画面にはウナトと
ユウナが写り、声明を読み上げていた。別のチャンネルでは大西洋連邦の大統領
である、ジョセフ・コープランドによる、プラントへの宣戦布告の様子を流している。
「街中にこの声明が流れてるぞ!いや、世界中にだ!これはいったいどういう事なんだ!」
興奮したアスランはカガリに掴みかかった。
「落ち着けアスラン!そんなに興奮するな!」
「これが落ち着いていられるか!なぜ連合軍なんかと同盟を結んだんだ!」
「私はそこまで同盟に反対をしてなかったじゃないか、それに、今の情勢じゃ仕方が無いよ。」
「なんだって・・・?」
アスランは呆れた様に手を離した。
「前の大戦の時、連合がオーブに何をしたのか忘れたのか!」
「忘れてなんかいないさ!でも、しょうがないじゃないか!」
「私だってそりゃ連合と同盟を結ぶのに懸念がなかった分けじゃない、だけど、もし反対すれば
また連合から攻撃を受けるかもしれない。ウナトやユウナをはじめ、私以外の閣僚も皆、同盟に
賛成だった。私はまたオーブを焼け野原になんてしたくないんだ・・・。自動的にプラントとの戦争に
なるのはやむをえない・・・なるべくオーブとしては軍を参戦させないように努力はする。私としても
どうしようもないんだ・・・。分かってくれアスラン。」
「・・・くそっ!」
アスランはテーブルを殴りつけた。
〜オーブ市街、商店街〜
ミネルバの修理の間、ミネルバクルーは休息をとる事にし、必要最低限の人員を
残して、皆はオーブ市街へと繰り出した。シンはレイやヴィーノ達と出かけ、
ルナマリアとメイリンは姉妹そろって洋服店やレストランへと出かけた。
無論、艦長であるアーサー・トラインも例外ではなく、アーサーは一人、
オーブのアダルトゲームショップへと来ていた。・・・もちろん、軍服のままで。
「うはっ、ここの店は品揃えがいいな。新作がもう出てるよ。」
アーサーはにやつきながらエロゲを手に取り、品定めをしていた。
(おい、あれってコスプレか・・・?ザフトの軍服だよな・・・?)
(今、港にザフトの軍艦が入港してるらしいが・・・まさかねえ・・・)
店員がレジでひそひそと話していたがアーサーには聞こえなかった。
「さて、どれを買おうかな・・・ん?」
その時、アーサーの携帯電話が鳴った。
「もしもし、こちらアーサー・・・」
「艦長!!大変です!!すぐにミネルバに戻ってください!!」
相手はミネルバに残っていたバートからだった。
「ど、どうしたんだい、いったい・・・。」
「連合がザフトに宣戦布告したんです!同時にオーブも連合と同盟を結んで・・・
このままじゃミネルバは攻撃をされる事になります!修理は完了しましたので
至急オーブから出港しないと・・・!とにかく早く戻ってきてください!。」
「ええぇぇええぇ!!??」
驚いたアーサーは手に持っていたエロゲを床にばらまいてしまった。
「フォンドォヴァオゥ!す、すいません!」
急いでエロゲを棚に戻し、アーサーは店を飛び出した。
(あああ・・・一本もエロゲ買えなかった・・・こ、こんな時になんで・・・)
アーサーは半泣きになりながらミネルバへと急いだ。
ナイス!
残念だったなアーサー
「オーブが連合と同盟?いったいなんで・・・?」
「知らないわよ!でも、連合が宣戦布告したんでしょ?」
ミネルバに急いで戻ってきたシン達も驚いていた。
「はぁはぁ・・・やっと着いた・・・。」
ミネルバへ帰ってきたものの、息が切れたアーサーはその場にへたり込んだ。
「艦長!いったいどういう事なんですか?」
「ぼ、僕もよく分からないんだ。さっき聞いたばかりだから・・・。」
ミネルバのブリッジに入ると、テレビが宣戦布告と同盟のニュースを流していた。
「艦長!オーブ政府から通信です!ミネルバは30分以内にオーブを出港する事!
さもなくば軍による攻撃を行う事になるそうです!」
「ああ・・・くそっ、仕方ない、ミネルバ出港準備!急いでオーブから出港するんだ!
メイリンちゃん、みんなは帰還したかい?」
「は、はい!皆帰還しました!乗り遅れた人はいません!」
「修理が終わったのがせめてもの幸いかな・・・。」
ミネルバはメインエンジンを始動すると徐々に海面を進み、外洋へと動き出した。
「シン、連合はどうやらユニウスセブン落下事件をザフトの仕業と見て宣戦布告したようだ。」
モビルスーツデッキではシン達が話していた。
「あれは俺達の仕業じゃないのに、くそっ!」
シンの脳裏にサトーのセリフが蘇る。
「でも、しょうがないわよ・・・。敵はジンタイプを使ってたし、ザフトと見られても・・・。」
「それに、オーブは元は中立とはいえ地球の国家だ。連合としては各国と同盟を結び
戦力を増強して戦争に望みたいのだろう。」
「戦争か・・・マユ・・・。」
シンは複雑な心境でプラントの家族を思った。
オーブの湾へと出たミネルバ。だが、外洋への入り口には既に連合軍の艦隊が控えていた。
「か、艦長!連合の艦隊です!外洋への出入り口を封鎖しています!」
「フォウンドヴァオゥ!・・・そ、そんな、なんでこんなに早く・・・」
「・・・!!後方よりオーブ艦隊!ミネルバの退路も塞がれて居ます!」
「ええええっ!?」
モニターを見るとミネルバの後ろをオーブの艦隊が塞いでいた。
最高の理解者は時として最大のライバルとなり得る・・・ってヤツだな
萌え・・・もとい、燃えてきた!!
うむ。
〜オーブ艦隊・旗艦ツラナミ〜
「トダカ一佐!展開完了しました!」
「うむ。分かった。」
オーブ軍イージス艦、ツラナミ艦橋。
そこではオーブの一佐であるトダカが艦隊の指揮を執っていた。
「しかし、司令。いきなり戦争、しかも即実戦として出撃なんて・・・。」
「ああ、だが、いずれ我が国と連合は同盟を結んだであろう。
セイラン家や政府は連合寄りだし、カガリ様も今の情勢では
同盟はやむをえない、との見方だったからな・・・。」
「あのザフト艦もこんな時に不幸でしたね。」
「だがユウナ殿からの直々の命令だ。ザフトの艦が出港したら即出撃して
退路を塞ぐこと。もしオーブに戻ってこようとしたら発砲もやむなし・・・だそうだ。」
「発砲ですか!?」
「だがユウナ殿はこうも言っていた。発砲しても決して艦には当てるな、と。」
「威嚇という事ですか?」
「そうらしいな。私としても砲撃を当てるつもりなどはない。ザフト・・・プラントにも
恨みなど無いしな。それに・・・。」
(・・・プラントにいるはずの、あの少年と家族は元気だろうか・・・。)
前大戦の連合のオーブ進攻の際、シンとシンの家族を助け、プラントへ行くよう
進めたのは紛れも無いトダカその人であった。
「司令?」
「いや、なんでもない・・・。よし、各艦に砲撃準備をさせるんだ。もしザフト艦がこちらに
戻るようなら即砲撃してよし!ただ絶対に船体には当てるなよ!」
「分かりました!」
「オーブ・・・そしてこの戦争の行く末はどうなるのだろうな・・・。」
トダカは一人呟いた。
〜オーブ国防本部、司令室〜
司令室ではユウナやカガリがモニターを見ながら様子を見守っていた。
(アーサー君。我が軍は決して君の艦に攻撃を当てないよう命令しておいた。
僕ができるのはここまでだ、すまない・・・。なんとかうまく連合の艦隊を
突破してここは逃げ延びてくれ・・・。)
〜一方、戦艦ミネルバ〜
「こ、こうなったら仕方ない、オーブの方へ逃げるんだ!」
「し、しかし艦長!」
「だ、大丈夫だよ!まさか撃ってはこないはずだ!」
ミネルバはオーブの方へと動き出す。だが、オーブのイージス艦からその瞬間
発砲炎が煌き、ミネルバの周囲に砲弾が落下した。・・・もっとも砲撃はミネルバ
から離れ、直撃弾は全く出なかった。
「きゃああ!」
メイリンが悲鳴をあげる。
「・・・そ、そんな!躊躇無く発砲してきた!」
「艦長!」
「くっ!・・・オーブ近海を離脱!このまま外洋に向かう!」
「わ、分かりました!」
(こうなったら覚悟を決めるしかないか・・・!オーブのは威嚇としても、連合軍は
迷うことなく攻撃をしてくるだろう・・・。ならもう、やるしか!)
「よ、よし!タンホイザー起動準備!シン達MS隊にも発進準備をさせるんだ!」
「タンホイザーを使うんですか!?」
バートが驚く。
「タンホイザーで敵艦隊の正面を薙ぎ払うんだ。敵が怯んだ隙に最大スピードで離脱する!」
「・・・分かりました!」
ミネルバは陽電子砲発射体勢に入り、シン達はコクピットへと急いだ。
アーサー&ユウナに期待
ついにザムザザーか
その時、連合軍の強襲揚陸艦から巨大な物体が飛び上がった。
「な、なんだあれは!?」
「・・・モビルアーマー!?」
飛び上がった物体、そう、地球連合軍が開発した新型MA、
ザムザザーはミネルバを目掛けて突進してきた。
「か、艦長!」
「かまうもんか!あれもろとも陽電子砲で吹き飛ばすんだ!」
「りょ、了解!・・・タンホイザー、充電完了しました!」
「よ、よし!発射だ!」
「タンホイザー発射!!!!!」
だが、その時、敵MAは機体を傾け、光のバリアのようなものを展開させた。
次の瞬間、タンホイザーが発射され、MAと後方の艦隊は光に飲み込まれた。
「や、やった!!」
「こ、これでどうにかなりましたね!」
だが、煙が晴れた時に見えたものは、無傷のまま光のバリアを展開している
MAと、後方の艦隊だった。更に艦隊からは量産MS、ウィンダムが発進してきていた。
「フォンドヴァオゥ!!!!!!!!!!」
「そんな・・・タンホイザーが・・・」
驚くミネルバクルー。その中でもアーサーは一段と驚いていた。
(陽電子砲が効かないってことは、あのバリアみたいなのは陽電子砲を無効化する
能力があるのか・・・?ど、どうしよう・・・。)
「アーサー艦長!!」
その時、シンから通信が入った。
「シン!?」
「あいつ・・・あのデカブツは俺がやります・・・!」
「だ、だが!相手は陽電子砲すら効かないんだぞ・・・!」
「それでもやるしかないでしょう!・・・こんなところで俺は死にたくないし、
ミネルバにも沈んで欲しくないんです!アーサー艦長、頼みます・・・!」
(・・・!!!)
シンの言葉にアーサーも覚悟を決めた。
「分かった!・・・あのMAは君に任す。それからレイとルナマリアは艦上で
敵のMSを迎え撃ってくれ!ミネルバも戦闘準備!・・・CIWSやミサイルで
応戦するんだ!ここで沈むわけにはいかないぞ!」
「お姉ちゃん!レイ君!頼むわね・・・!死なないで・・・!」
メイリンが叫ぶ。
「当たり前でしょ!この私に任せときなさい!」
「了解した。・・・大丈夫だ。絶対にミネルバを沈めさせはしない。」
ルナマリアとレイが応答する。
「シン・・・無理はするなよ!」
「分かってます艦長・・・それじゃ行きますよ!」
体勢を立て直したザムザザーとジェットストライカーを装備したウィンダムが向かってくる。
一方、ガナーザクとブレイズザクは艦上に配置に付き、ミネルバも火砲やCIWSを展開させた。
「ようし・・・!やってやる!あんなやつらに負けてたまるかぁ!!!!」
シンは思いっきりフォースインパルスのブーストを吹かすと
一気にザムザザーへと飛び掛って行った。
乙!
応援
おはよ
「コーディネイターどもめ・・・!このザムザザーの力を思い知るがいい!」
ザムザザーは脚部のエネルギー砲を発射しながら急接近し、
シンのインパルスへ方向を変えた。シンはビームライフルを放つが、回避される。
「くそっ!こいつ機体の大きさに似合わず素早い!」
一方、ミネルバは敵艦船を主砲やミサイルランチャーで狙い、2隻のイージス艦を
大破させていた。レイとルナマリアも艦上で敵のウィンダムを迎え撃っている。
今また1機のウィンダムをルナマリアの放ったオルトロスで撃墜した。
「よし!これで2機目!」
「なかなかやるな、だが油断はするな。」
シンはビームサーベルを抜き、接近戦でザムザザーを仕留めようとした。
「近づけばこんなやつなんか・・・!!!」
だがその時、脚部の砲塔が裏返り、巨大なクローが出現した。
「えっ・・・?」
次の瞬間、シンは足をクローに挟まれていた。
「う、うわああぁああ!!!!」
「馬鹿め!この超振動クラッシャーの塵にしてくれるわ!」
インパルスの右足が熱したクローによって破壊される。
その様子を見ていたミネルバ。
「やばい、あのままでは・・・!」
「シン!!!!」
(お兄ちゃん・・・着替え見たでしょう・・・)
そんな折、シンの頭にはマユの下着姿が思い浮かんだ。
・・・なぜ下着なのかは謎だが。
「くそおぉぉぉ!!!!こんなところで、こんなところで俺はぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
その瞬間、種が割れた。
「ミネルバ!ソードシルエットを射出してくれ!!!!!!!!」
「えっ・・・?」
「早く!!!!!!!」
「ソ、ソードシルエット、射出します!」
メイリンの声と共に、ソードシルエットが射出された。落下中方向を変え、
ブーストを吹かして、インパルスはソードシルエットを装着し、エクスカリバー対艦刀を抜いた。
間髪いれず、シンは対艦刀をザムザザーのコクピット部分に突き立てる。
「な、なんだとぉぉ!?」
その瞬間、ザムザザーが空中で爆発する。
爆風に乗り、地球軍のイージス艦に着地したシンは、対艦刀を使い、
次々に連合の艦艇に襲い掛かった。
「マユ・・・マユを守るんだ俺は!!!!!!!!!!!!!!」
それを唖然としながら見ているアーサー。
「シ、シン・・・。」
既に10機ほどだったウィンダムはルナマリアやレイ、ミネルバにより全機撃墜されている。
見ている間にどんどん連合の艦艇は沈んでいった。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
シンが落ち着きを取り戻した時、スペングラー級強襲揚陸艦2隻、イージス艦4隻が沈み、
残りの艦艇は逃走していた。海面には破片や連合軍の救命ボートが多数浮かんでいる。
「ば・・・化け物・・・。」
「これがコーディネイターの力かよ・・・。」
「シ、シン!連合の艦隊は撤退した!もう十分だ!すぐに帰還するんだ!」
アーサーからの通信が入る。
「・・・はぁ・・・わ、分かりました。シン・アスカ、帰還します。」
ソードインパルスはミネルバへと戻り始めた。
(シン・・・すごい活躍だったな・・・僕もエロゲのバーゲンセールの時は
あれくらい熱血したもんだ・・・。)
アーサーは感慨に耽った。
笑えるなところがありつつストーリーがくずれないのがいいヽ(´∇`)ノ
ちょwww最後のオチwww
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〜オーブ、ラクスの隠れ家〜
「このままじゃほんとうにヤバイですわ・・・。」
1人頭を抱え悩むラクス。彼女は家計簿・・・出費の金額を書いていた。
「ニート1人でも大変なのに、2人もニートがいるなんて・・・最悪ですわ。」
そこへマリューが顔を出した。
「どうしたの?ラクスさん。」
「・・・これ見てくださいな。」
ラクスはマリューに家計簿を差し出す。
「げっ!?」
「・・・驚くでしょう?このままじゃもうすぐお金が尽きてしまいますわ。」
「最近お金の減りが著しいと思ったけど、ここまでなんて・・・。」
ラクスが家事洗濯掃除、孤児の相手をし、マリューが整備士として働いてはいるが
収入は少なく、出るお金は多かった。それも2人のニートによる出費が大きい。
バルトフェルドは義手に銃を内蔵したり、キラにいたっては食っちゃ寝、食っちゃ寝、
ゲームを買ったり漫画を買ったりし、お金はどんどん消えていっていた。
「はあ・・・どうしようかしらね。このままじゃいずれ金欠に・・・。」
「・・・こうなったら最終手段を使うしかないですわ。」
「え・・・?」
「マリュー艦長、至急ニート2人を集めてください。それと、まだ人が必要です。
元アークエンジェルクルーの方にも召集を。」
「ラ、ラクスさん?いったい何を・・・。」
「ふふふ・・・。」
そこには怪しく微笑むラクスがいた。
なんかこのスレのラクスが可愛く見えてしまうwwww
「なんだよラクス、せっかく寝てたのに・・・。」
「コーヒーを入れていい気分に浸ってたんだ。何事かね?」
キラとバルトフェルドが部屋に入ってくる。
「おまたせ。連れてきたわ。」
マリューと一緒にノイマン、マードック、チャンドラが入ってきた。
「うわー、懐かしいですねえ。」
「お久しぶりです、皆さん。」
「・・・で、ラクス、なんなの?みんなを緊急呼び出しってさ。てかさ、僕眠いんだけど。」
キラが目をこすりながら尋ねた。
(お前が一番の原因なんですわ、このクソニートが・・・。)
「皆さんに重大な発表があります。私達はこれから、カガリさんを誘拐します。」
ラクスの口から衝撃の言葉が発せられた。
「は?」
「えええぇぇえええぇぇえぇえ!?」
「ちょwwwラクス何言ってんのwwwついにおかしくなったの!?うはwww」
驚く一同と、笑い出すキラ。
「おかしいのはお前ですわ!!!!!!!!」
バチーン!!!
「ひでぶっ!」
(一発いいのが入ったわね・・・。)
マリューは呆れてキラを見ていた。
「説明しますわ。実は・・・もう私達の資金も限界なのです。お金が全然足りなくなってきています。
ですから、早急に、私達はお金が必要なのですわ。それも沢山。・・・このままでは近いうちに
アークエンジェルの維持費どころか武器の調達費、光熱費、食費に至るまで全部不足します。
だからカガリさんを誘拐して、オーブ政府から身代金を受け取るのです。これが私の考えです。」
これまた唖然とする一同。
「ラクス!・・・一体どういう事なんだよ!なんでそんなに出費が多いのさ!」
「元凶はお前ですわ!!!!!!!!」
ボグシャアッ!!!!
「げぼぁっ!!!!!」
コーヒーを飲みながら話すバルトフェルド。
「まったく、どうしようもないねえニートって奴は。そうだろう?マリュー。」
「・・・あなたもニートじゃない。」
壁にめり込んだキラを尻目にラクスは話し始める。
「私とてカガリさんを誘拐なんてほんとはしたくありません。でも、もうこれくらいしか
資金を調達する手がないんです。これ以上マルキオ導師様達に迷惑はかけられませんし・・・。」
「そうだったのか・・・。」
「そんなに資金不足なんだ。じゃあ・・・もうしょうがないんじゃ・・・。」
「ですから、皆さん、どうか協力をお願いしたいのです。私達は国家元首を誘拐するのですから
世界からはテロリストとして扱われるでしょう。・・・それでも皆さんはその覚悟がありますか・・・?」
「ああ、俺はやるよ。本当なら前大戦の時死んでたかもしれないんだ。今更どうなろうと・・・!」
「私も手伝うわ。資金不足解消のためなら・・・。私も化粧品とか買うお金も欲しいし・・・。」
「ま、僕も手伝うよ。久しぶりにMSに乗ったりしてみたかったからね。」
マリューや元AAクルー、バルトフェルドは賛成し、計画に参加を決めた。
「ありがとう皆さん。では早速アークエンジェルを始動しましょう。誘拐の実行犯はフリーダムにして
もらいます。・・・もうすぐセイラン家の息子さんとカガリさんの結婚式があります。そこを強襲して
カガリさんを誘拐し、アークエンジェルに保護。そして身代金を要求する手筈にしますわ。」
「よしっ!行くぞお前ら!」
マリューやノイマン達が出て行くとラクスは倒れているキラに向き直った。
「誘拐の主役はキラ、あなたなのですから、みっちりと私が調教・・・もとい手順を指導してあげますわ。」
「だ、誰かヘルプ・・・。」
キラの首根っこを引きずりながらラクスは隣の部屋へと消えた。
GJ!!しかし、本編とは別の意味でまともな奴がいねえww
これは色んな意味で人間的なラクスですねwwww
GJ!!
キラwww
ラクスたんに惚れた
___ 〃⌒ノノY"ヽ
‖ | (((´゙!))) i )
‖支援 ∧_∧ ∩リ゚ヮ ゚*|人( 皆さんの応援レスですわ。
‖ \ ( ・∀・) ヽゝ7y7||フ⊃
|| ̄ ̄⊂ ) ノく/L_ゝヽ
凵 し`J く_/(,/ i,ノレ
___
/<=Ω=>
i ||(`'\_>
」d*´_ゝ`ノ_ <ラクスたんハァハァ。
/ \
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/
__(__ニつ/ エロゲ /___
\/____/
〜オーブ、結婚式場〜
そこではユウナとカガリの結婚式が行われようとしていた。
オーブ近海でのミネルバと連合の戦闘後、連合兵の救助をし、
オーブ艦隊を戻してユウナはカガリとの結婚式に取り掛かった。
オーブは連合と同盟を結び、更にセイラン家とアスハ家の結びつきを
世界に見せる事により、オーブの存在感を高めるのも狙いだった。
(アーサー君は無事に逃げ延びたようだね・・・しかし彼には悪いけど
僕は一足先に既婚者にならしてもらうよ。だけど結婚したらエロゲもあまり
できなくなるんだろうなそれが残念といえば残念だけど・・・。カガリは
「なんだこのいやらしいゲームは!」って言って怒るだろうな。だけどそれも
また彼女のいい所なんだよなあ・・・。)
(結婚か・・・そんなもの昔は創造もしてなかったな・・・。お父様が生きていたら
反対しただろうか・・・。)
ユウナとカガリはお互い思う事がありながら結婚式場へ向かっていた。
アレックス・・・もといカガリのボディーガードだったアスラン・ザラは、連合オーブの
同盟に意義を強行に唱えたため、ボディーガードの職を解かれ、今は無職となっていた。
式場に到着したユウナとカガリはいよいよ式を挙げる事になり、教会の前へと歩いていった。
辺りは沢山のオーブ市民、報道陣、そして護衛の兵士で埋まっている。
「キャー!カガリさまぁー!こっち向いてー!」
「ユウナりん結婚しちゃいやぁー!」
熱狂的なファン・・・市民が警官により押し戻されている。
「ふふ・・・さあ、カガリ、いよいよだね・・・。」
「あ、ああ・・・。」
タキシードとウェディングドレスを纏った2人が皆の方を向くと、一斉にカメラのフラッシュがたかれた。
「では・・・誓いのキスを。」
神父が言う。
×創造→○想像
×意義→○異議
誤字すいませんm(_ _)m
その時、サイレンが鳴り響いた。
「な、なんだ!?」
「国防本部より緊急通信です!所属不明のMSが1機、こちらに向かっているそうです!」
「な、なんだって!?」
騒ぎ始める群衆。そして、空のかなたにそのモビルスーツが見え始めた。
「あ、あれは・・・まさか・・・。」
「フ、フリーダム!?」
そのMS・・・フリーダムガンダムはブーストを吹かして結婚式場に急接近をしてきた。
慌てて護衛として周囲にいたM1アストレイがビームライフルを撃ち始めるが、
逆にフリーダムの射撃でライフルを破壊される。
「う、うわぁぁあ!」
「きゃあああぁ!」
人々が逃げ惑う中、フリーダムはユウナとカガリの前に着地した。
「フリーダム、キ、キラなのか・・・!?」
「カガリ!さあ、一緒に来てもらうよ!」
キラはカガリをフリーダムの腕に乗せた。
「ちょ、キラ!い、いったいどういう事なんだ!私はこれから・・・!」
「問答無用!君を連れて行かないと僕の命が危ないんだ!」
切羽詰った表情で会話するキラ。
「オーブ政府に告ぐ!カガリ・ユラ・アスハは頂いていく!」
そしてフリーダムは急発進し、空に飛び去った。
「あ・・・ああ・・・カ、カガリ・・・。」
「ユ、ユウナ様!早く追跡を!」
慌てて基地から追跡のムラサメ隊が発進するが、フリーダムのスピードにはとても追いつけなかった。
「キラ!キラ、こら話せ!これは犯罪だぞ!」
「ごめんカガリ・・・理由はアークエンジェルに着いてから話すよ。」
そしてこの様子はオーブ国内のみならず、世界に中継、配信されていた。
〜オーブ国内、ラーメン屋「明日葉」〜
商店街の一角にある小さなラーメン屋。そこに求人情報誌を広げる1人の青年がいた。
テーブルの上には履歴書が広げられている。
「くそっ・・・証明写真も撮らなきゃいけないのか・・・。」
ボディーガードから無職になったアスラン・ザラ、その人であった。
「ボディーガード時代に貯めたお金があるとはいえ、無駄使いは禁物だな・・・。」
その時、メイド服を着たウェイトレスが注文したラーメンを持ってきた。
「醤油ラーメン大盛りですね〜。おまたせしました〜。」
「あっ、すいません。」
(なんでラーメン屋でメイドなんだろうか・・・。おっと、それよりも仕事仕事・・・。)
アスランはまた求人情報誌をめくりはじめた。
「やはり正社員を目指すべきだろうけど、最初はバイトからか・・・?
キツイ仕事は嫌だな・・・。俺は機械いじり(ハロ作り)が得意だから、
やはり工業系を狙うべきだろうか・・・。」
「これは時給が低いな・・・。こっちは毎日残業有りか・・・。」
(あの人独り言大きいわね・・・どうやら無職みたい・・・。)
(あの歳でねえ・・、やーねえ無職は・・・。)
ウェイトレス達はその様子を見ながらヒソヒソ話をしていた。
その時、カウンター上にあるテレビが緊急放送を流している。
オーブの代表であるカガリが拉致、誘拐されたというのだ。
アスランはその画像に映っているモビルスーツを見て目が点になった。
「あ、あれはフリーダム!!!!!!!!!????? ま、まさかキラ!!!!!!!!!!!!???????」
ガタン!!
立ち上がったその拍子にアスランはラーメンをこぼしてしまった。
「うあっちちちぃぃ!」
ここのアスランはまともそうで何よりだw
アスランwww無職www
これは新しいw
>「問答無用!君を連れて行かないと僕の命が危ないんだ!」
キラはいったいラクスに何をされたんだ
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
マジワロタw
アスラン・・・こんなになって・・・もう
ラーメン屋「明日葉」ってまだヒモかよwwwwww
未練が捨てきれてないんじゃね?
〃⌒`⌒ヽ
i ((`')从ノ
i,,ゝ;´Д`)i
まとめサイトがほしいな。
ここにはニートかエロゲオタしかいないのか!?
現時点では、トダカさん以外あきらかに まともじゃないな。元AAクル―の一部はある意味まともだが…。
まともじゃ無いと言うよりダメ人間な気がする、不覚にも凄く共感しやすい。
そんな真面目に評論せんでも俺は
アーサーが活躍すればそれでいいよ
まだかなまだかな〜
アーサーの
活躍まだかな〜
ア―サ―よこれも全て、エロゲのなせる業なのかwww
〜戦艦ミネルバ、ブリッジ〜
「すごいじゃないかシン!前大戦の時のフリーダム並の活躍だぞ!」
ブリッジではアーサーがオーブ沖の戦闘でのシンの活躍をベタ褒めしていた。
「そんな・・・特に褒められる事じゃないですよ。正直、俺もあの時は自分でどうしたのか
あんまり覚えてなくて・・・。」
「でもすごいじゃない。敵のモビルアーマーだけじゃなく、6隻も艦船を沈めるなんて。」
「ああ、普通に大活躍だったな、大手柄だシン。素直に喜ぶべきだろう。シンのお陰で
ミネルバも無事に脱出できたしな。」
ルナマリアやレイも賛辞の言葉をおくる。
「う、うん。ありがとうみんな。」
「連合軍も驚いてたわね。」
「しばらくは追撃もないだろうし、大丈夫だろう。」
「いやー、ほんとシンのおかげだよ。陽電子砲を防がれた時はどうしようかと思っちゃったし。」
「あの時は艦長、大慌てでしたね。」
メイリンがニヤリと笑いながら言う。
「あ、あれは・・・その・・・ま、まあ誰だって驚くよ、普通は。」
「ところで艦長、これからどうするのですか?」
マリクが聞いてくる。
「うん。・・・とりあえずはカーペンタリア基地へ行こう。戦闘で受けた傷の修理と補給もしたいし。
それからどうするかは、デュランダル議長にでも聞くよ。」
「分かりました。」
ミネルバはカーペンタリアへ向かって動き出した。
〜スペングラー級強襲揚陸艦、J.P.ジョーンズ〜
地上へと降下したファントムペイン部隊。強奪したガンダム3機を
ジブリールの元へ運ぼうとしたが、連合とプラントとの戦争が始まり、
強奪した当初の目的も特に必要がなくなったため、引き続いて3機の
ガンダムはファントムペインで使用する事となった。ガーティ・ルーは
宇宙専用のため、地上ではJ.P.ジョーンズを母艦とし、当面の目的は
オーブ沖で連合軍が撃ちもらしたザフト艦、ミネルバの追撃、撃墜を
任務としてジブリールから言い渡されたのである。
「・・・そういう事だ。だが無理はするなよ。敵は艦隊の包囲網を突破した
ほどの腕前だ。不利だと思ったらすぐに撤退するんだぞ。」
「はいはいジブリール殿、分かりましたよ。」
ジブリールとの電話を終えると、ネオは副官と一緒に艦橋へ歩き出した。
「ステラ達はどうだ?」
「はっ、今はベッドでぐっすりと眠っております。色々疲れたのでしょう。」
前大戦の際の生体CPUは廃止され、特殊部隊の精鋭兵として育てられた
ステラ達は、ブロックワードなどといった不安定な要素も排除し、基本的には
厳しい訓練で肉体的、体力的に一般兵士を増強したものであり、薬物も使用せず
体にもあまり負担はかけない様、育てられていた。
「・・・前の戦争で、生体CPUって奴はよほど酷い目にあっていたようだな。」
「ええ・・・。記録は抹消、ただMSの部品としての扱いを受ける消耗品という・・・。」
「もし歴史が変わってたらステラ達もそんな風になっていたかと思うとぞっとするよ。」
「確か、生体CPUの研究を廃止、破棄させたのはジブリール様でしたね。」
「そうらしいな。新盟主殿も色々思う事があったんだろうよ。」
「俺達の次の任務はザフトの新型戦艦の追撃だ。ステラ達にもまた出撃して
もらう事になるだろうな。今度は俺も出よう。」
「大佐がですか・・・?分かりました。確か専用のウィンダムがありましたね。」
「ああ。今度の戦争、どうなるかは分からんが、とりあえずは死なないよう、
適当にがんばってみるさ。」
「そうですね・・・。」
2人は話しながら艦橋に入った。
ステラ達は訓練を物凄く頑張った結果ってことか!!
GJ!いいんじゃないの〜職人&ジブリ
妙な所で優しくて暖かい世界になってるなw
たまにはこういう暖かい世界もいいもんだ
ジブリが本編より、微妙にいい人になってるw
〜カーペンタリア基地、艦艇ドック〜
カーペンタリアへと到着したミネルバはドックに入り、修理と補給を受けた。
クルーは基地へと繰り出し、アーサーは艦長室で議長との通信をしていた。
「・・・というわけです議長。」
「そうか、なるほど。シンが大活躍だったようだね。」
オーブ沖での戦闘の事を話すアーサー。
「ええ。もう駄目かと思いましたけど、シンのお陰でなんとか逃げ切れました。」
「ふむ・・・。だが、そちらもMS部隊がシン、ルナマリア、レイの3人だけでは少し厳しいだろう。
こちらから1人、新型機と共に増援としてミネルバに合流するよう指示を出しておいた。
彼はザフトのホーキンス隊にいたエースパイロットでね。色々と優秀な人物だ。
少しでもそちらの助けになれば、と思ってね。」
「新戦力ですか!助かります議長!」
「ああ、彼はまもなくカーペンタリアに着く筈だ。着いたら皆にも紹介してやってほしい。」
アーサーとしては願ってもない事だった。
「それと・・・議長、我々・・・ミネルバはこれからどうしたらいいんでしょうか。」
「うむ・・・その事だがね。ミネルバはマハムール基地へと向かって欲しい。」
「マハムール基地ですか?」
「ああ。実は、マハムール基地のラドル隊から救援の要請が来ていてね。連合軍の
ガルナハンという要塞の攻略を支援、手伝って欲しいそうだ。なんでも、かなり強固な
要塞のようでね。・・・我々としても、そこを攻略してスエズまでの道を作りたいのだ。
もし突破できたらミネルバはディオキアへと向かってくれ。マハムール基地までは
インド洋を横断して行くといいだろう。」
「分かりました。」
「それとだね、アーサー君。・・・言いにくい事だが。」
「・・・?なんですか?」
「アダルトゲームをやりながら・・・通信するのはやめといた方がいいな。」
「フォンドヴァオゥ!!!!!!!!!!」
アーサーはさっきまでエロゲをしていた上、議長のモニターからはアーサーのPC画面が丸見えだった。
〜アークエンジェル、ブリッジ〜
フリーダムに連れ去られたカガリは、アークエンジェルへと連れて来られ、ラクスは
オーブ政府に身代金の要求をした。その結果、身代金の半分は受け取れたものの、
もう半分は待ってほしいとの事だった。オーブとしては多少財政難な所もあり、
また、誘拐犯というテロリストにこれ以上お金を渡したくなかったのであろう。
一方、ラクスとしても、これ以上オーブからお金を取るのは忍びなかった。
身代金の半分とはいえ、当分、アークエンジェルを運用したり食料などには困る事は
ないと思われたからである。そして無論、カガリにもこの誘拐の真実は告げられた。
「・・・まさか、そんなにお金に困っていたとは思わなかったよ。」
「ええ、さっきお話した通りですわ。でも、わたくしとしてもこれ以上オーブからは
お金は取らないようするつもりです。」
「当たり前だ!金欠とはいえ、お前達がした行為は国家元首を誘拐するという
テロ行為そのものなんだからな!それと、早く私をオーブへ返してくれ!」
「・・・それは無理ですわ。一応、形式上、まだ半分身代金を要求している最中ですし、
誘拐したばかりですぐ解放する、というのもこちらとしてはできません・・・。
ですから、しばらくはカガリさんはこのアークエンジェルに居て欲しいのです。」
「そんな・・・と言ってもどうにもならないんだろうな・・・くそっ、分かったよ。」
「すいません。できれば時がきたらすぐオーブに帰します。」
「それはそうと・・・まさか砂漠の虎やキラがニートになっていたなんてな・・・。」
「ええ、それもさっきお話した通りです。」
「金欠の原因も主にキラか・・・あいつ、戦争が終わってからどうしようもない奴になっちゃったな。」
「ほんと駄目人間ですわ。まあ・・・今は私が調教、もとい指導しておきましたから、
前よりはマシなはずですわ。」
「そういえば・・・アスランはどうしたんですの?確かカガリさんのボディーガードをしてると・・・。」
「あ、ああ・・・、それなんだけど、アスランは解雇されて今はどうしてるか知らないんだ。」
「えっ?」
「連合との同盟に反対してさ、政府からクビにされちゃったんだ。私もどうしようもできなかった。」
「前の戦争のエースパイロットの2人が2人とも無職ニートなんて嘆かわしいですわね・・・。」
「ああ・・・全くだな。」
ラクスとカガリは溜め息をついた。
保守
ここのキラは脅威になりそうもないなw
ニートだもんな
保守
アーサーGJ!
〜ミネルバ、ブリッジ〜
クルー達も既に艦に戻ってきていた。
アーサーは彼らに増援として人材が来る事を伝えていた。
「艦長!MSが1機、着艦許可を求めています!」
バートが言う。
「ああ、さっき基地司令からも連絡あったんだ。増援の人が
プラントからカーペンタリアに先ほど着いたから、って。」
その様子をシンやルナマリアも見ていた。
「増援って言ってもたった1人かよ。」
「ねえ、シン、それよりもあれ見て。あれってガンダムじゃない?」
見ると、今まさに着艦しようとしているそのMSはまさしくガンダムであった。
「赤い・・・ガンダム?」
「どうやら新型のようだな。おそらくあれはインパルスやガイアと同じ系統の機体だろう。」
レイが呟く。
そして、着艦デッキから通信が入った。
「パイロットはすぐブリッジに来るようだよ。シン達もここにいるし、
お互い挨拶するのにちょうどいいかな。」
アーサーが言う。
そうまもなくして、ブリッジのドアが開き、1人の青年が入ってきた。
「やあ、初めまして。よろしく頼むよ、ミネルバの皆さん!」
オレンジの髪の赤服を纏った青年は、いきなり明るく挨拶をした。
彼の左の襟元には、アルファベットの「F」を図案化したような徽章が付いている。
いきなりの挨拶に、アーサーをはじめとした皆はちょっと呆れてしまった。
「デュランダル議長の指示により、本日よりミネルバのMS隊に配属となった
ハイネ・ヴェステンフルスです。以前はホーキンス隊にいました。
・・・艦長のアーサー・トライン殿ですね?どうかよろしくお願いします。」
「あ、ああ・・・。アーサーです。よろしく。」
ハイネはアーサーの方を向き、簡単な握手をした。
「シン・アスカです、インパルスガンダムのパイロットをしています。・・・よろしくお願いします。」
「レイ・ザ・バレルだ。ザクファントムのパイロットをしている。よろしく頼む。」
シンとレイも挨拶と握手をする。
「ルナマリア・ホークです。機体はガナーザクで・・・ええっと、あの、ちょっと聞きたいんですけど・・・。」
ルナマリアがハイネの襟元に付いた徽章を見ながら言った。
「あの・・・あなたって、フェイス?」
「ああ、これ?うん、そうだよ。フェイスだ。よろしくな、ルナマリア嬢。」
「フェイス・・・?」
シンが尋ねる。
「うそ、シン、知らないの?」
「なんだよフェイスって・・・。」
「・・・フェイス(FAITH)というのは、普通は特務隊というザフトのトップエリートの事で、
国防委員会及び、評議会議長に認められた者が任命されるんだ。・・・その権限は
一般の部隊指揮官より上で、現場レベルにおける作戦の立案や実行の命令権限までも
有する事ができる。・・・その襟元に付いた「F」の文字のような徽章がフェイスの証だ。」
ルナマリアに代わってレイが説明する。
「ええっ?じゃあ、ようするに、すごい偉い人って事なんだろ?」
「おいおい、いくらなんでも俺はそこまですごい奴じゃないぜ?」
ハイネが笑いながら言う。
「フェイスっていったって、お前らと変わらないただの一士官や一兵士さ。
・・・まあ誰でもなれるって分けじゃないけどな。でも別にフェイスだからって全然
気を使わなくていいぜ。俺の事は気軽にハイネって呼んでくれ。同じ仲間だろ?」
「は、はい。」
(フェイスかあ・・・初めて知ったなあ。)
アーサーは上の空でその話を聞いていた。
「艦長も無論、知ってたんですよね?」
突然メイリンからの質問が飛んできた。
「えっ・・・?あ、そ、その・・・も、もちろん知ってたよ!
・・・嘘ですごめんなさい知りませんでした。」
「・・・ダサッ」
(フォンドヴァオゥ!!!!フラグがまた下がった!)
「それで・・・ハイネさんが乗ってきた機体って、ガンダムですよね?」
ルナマリアが尋ねる。
「ああ、あれ?そうだよ。セイバーガンダムって言うんだけどさ。デュランダル議長から
直接もらったというか、これからはこの機体に搭乗してくれって言われてね。
ホーキンス隊にいた時はオレンジのザクファントムに乗ってたんだけど、
いきなりガンダムには俺もびっくりしたよ。」
「へぇ〜、かっこいいなあ。」
「ちぇっ、なんだよ、俺だってガンダムに乗ってるのに・・・。」
シンが呟く。
「気にするな、俺は気にしてない。」
「ちょ、レイ・・・。」
「それと、セイバーには変形機能があってさ、航空機形態のMAに変形できるんだよ。」
「すごいですね。」
ハイネとルナマリアは楽しそうに話している。
「あ、そういえばミネルバのMS隊の隊長はハイネさんでいいですか?」
「俺?」
「ええ、今まではレイがしてたんですけど、ハイネさんが来た事だし、しかもフェイスですし、
おまけにガンダムだし、ぜひ隊長をしてもらえますか?」
「ああ・・・俺は別にいいけど、君達は?」
シンとレイにハイネは話をふった。
「自分は別にかまいません。フェイスの方が戦闘指揮官をして下さるなら、なおさらです。」
「シンはどうだい?」
「俺も別に・・・どうぞご勝手に。」
「そうか・・・分かった。じゃあ俺がMS隊の隊長という事でいいんだな?よし、まかせてくれ。」
「よろしくお願いします。ハイネ隊長♪」
ルナマリアは笑顔でハイネと挨拶をした。
(あああ・・・ルナマリアたんの心が僕から離れていく・・・。)
アーサーは1人、その光景を見ながら悲観に暮れていた。
(おかしいな。地球に降りるまではホーク姉妹にしっかりフラグが立ってたと思ったんだけど・・・。
どこかでルート間違えたかな。)
悲しいかな全身に染み付いたエロゲ臭は消えそうもなかった。
ハイネktkr
凸は無職だからなwww
GJ!
いいかんじに話がねじれてるぜ
こんなお気楽で戦争できんのかってくらい不安だが、GJ!
その時だった。
「そうだ、アーサー艦長に渡すものがあるんだった。」
そう言ってハイネは小さな箱をアーサーに手渡した。
「・・・?なんだい、これは?」
「開けてみれば分かりますよ。」
アーサーが箱を開けると、そこにはハイネと同じフェイスの徽章が入っていた。
「ちょ、え、これって・・・。」
「そのまんまの意味さ。艦長さんもフェイスに昇格というか、任命らしいぜ。
デュランダル議長から頼まれたんだ。艦長さんに渡してくれってね。」
「えええぇぇ?僕が!?」
(うそぉー・・・信じられない。)
(艦長もフェイスに?)
ルナマリアやメイリンのみならず、アーサー自身もこれには驚いた。
「地球に降りるまで、的確に指示を出してユニウスセブンの破片を粉砕。
その他、戦闘での活躍、そしてこれからの成長、期待をこめての贈呈らしいぜ。
議長殿はそう言ってたよ。まあ、なんにせよ、フェイスおめでとう、アーサー艦長。」
「僕がフェイスか・・・。うん分かった、ありがとう。」
アーサーはフェイスの徽章を服に付けた。
「ってことはミネルバはフェイスが2人もいる事になるのか。」
「でもハイネさんはMSパイロットだし、アーサー艦長は艦の指揮を取るから
被ったりはしてないわね。むしろなんか効率がいいんじゃないかしら。」
シンやルナマリアが言う。
「そういや艦長さん、これからはミネルバはどうするんだい?」
ハイネが尋ねた。
「あっ、そうだね・・・今後の予定なんだけど・・・。」
アーサーは皆に議長から受けた指示を話し、ミネルバはマハムール基地へ行く事となった。
「・・・まずはインド洋を越えなきゃいけないな。よし、ミネルバ出港だ!」
新たにフェイスとなったアーサー。新戦力のハイネとセイバーガンダムを加え、
カーペンタリア基地を出港したミネルバはゆっくりと海原を進みだした。
GJ
ハイネがセイバーガンダムか。
凸よりはるかに期待できそうだ
保守
せめて死んで欲しくは無い
そしてアーサーの同志であって欲しい
うむ。
___
/<=Ω=>
i ||(`'\_>
」d ´_ゝ`ノ_ <がんばります。
/ \
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/
__(__ニつ/ エロゲ /___
\/____/
おはよう
良スレ
最初から読んでみたけどいいね、アーサーいい味出してる。
___
/<=Ω=>
i ||(`'\_>
」d*´_ゝ`ノ_
頬染めるなやw
アーサー伝説
〜インド洋上、J.P.ジョーンズ〜
「例の艦が出港した?」
「ハッ、連絡員からの報告です。カーペンタリアを出港したとの事で。」
「そうか、なら今が仕掛け時かな。」
ネオと副官は甲板で話し合っていた。
「よし、盟主殿の命令でもあるし、あいつらには特に恨みなんてないが・・・
仕掛けてみるとするか。」
「では出撃を・・・?」
「ああ、出るさ。だが、出るのは、俺とスティング、アウルと後は部下が何人かでいい。
様子見も兼ねて奴らに攻撃をかける。」
「しかし、戦力が少なすぎるのでは・・・?」
「ガイアは海は無理だし、付近に連合の基地はあるが、あいつらはファントムペイン嫌い
だろうからなあ・・・。無理言って何機もウィンダムを借りるわけにもいかないだろう。」
「・・・そうですね。では機体の出撃準備を急がせます。」
「悪いな。」
そうして、副官は走っていった。
「ネオ、出るの・・・?」
そこへ水着を着たステラが歩いてきた。
「お、ステラか。悪いな、今回はステラはお留守番だ。艦で待っていてくれないか。
なに、しばらくしたら戻るさ。」
「・・・分かった。」
「ところで・・・なんで水着なんだ?」
「さっきまでスティング達と向こうの甲板でビーチバレーしてたの・・・。」
「あ、そう・・・。(それにしても結構セクシーなビキニだな。)」
「ネオ・・・目線がスケベ。」
「おっとすまんなw ・・・じゃあ、艦でのんびりしててくれ。行って来るよ。」
「行ってらっしゃい。」
ネオは小走りで艦内へ入っていった。
>>247 まぁ、この仮面の人はア―サ―達とは違ってリアルを愛しているからな。(いろんな意味で…)
>>247 いつもありがとう。楽しく読ませてもらっているよ。
ディアッカとアーサーは種の2大癒しキャラだな
二大かどうかはしらんがどっちにも癒される…と言うより笑わされるな
>>250 アーサーには癒されるが
炒飯は裏切り者だろ
まあ炒飯談義は痔スレで
〜ミネルバ、ブリッジ〜
インド洋上を航行していたミネルバだったが、突如、敵部隊の接近を捕らえた。
「艦長!所属不明のMSが本艦に近づいています!」
「ええぇ?こ、こんな所に敵襲か!?」
「こ、これは・・・カオスとアビスの反応があります!」
「ってことは・・・あの強奪部隊か!」
「地上でも仕掛けてくるなんて・・・!」
マリク達が声を上げる。
「敵の規模は分かるかい?」
「カオス、アビスと・・・後はウィンダムが4〜5機だと思われます!」
「よ、よし!コンディションレッド発令だ!シン達に出撃準備をさせるんだ!」
「コンディションレッド発令!コンディションレッド発令!パイロットは至急出撃準備をして下さい!」
メイリンが叫ぶ。
「くそっ!また敵襲だって!?」
「ああ、どうやら例の強奪部隊らしい。」
「ああもう!やんなっちゃうわね!」
皆が機体に急ぐ中、ハイネが指をふりながらセイバーに乗り込んでいった。
「よし、いくぞお前達!俺はここでは初陣だからしっかりフォロー頼むよ♪」
「陽気な隊長さんだな。」
「あれくらいがいいのよ。堅物な人とかよりは断然マシだわ。」
「敵には水中用のアビスもいる。ザクはバズーカを装備して出るぞ。」
そう言いながらレイ達もコクピットに乗り込んだ。
GJ!!
ルナ的に
アーサー<ハイネはあきらかだな
アーサーのフラグがどんどん減っていくw
保守
〜インド洋上〜
ミネルバに向かって突き進むファントムペイン部隊。
ネオのウィンダムを筆頭に、カオス、ジェットストライカーを付けたウィンダムが4機、後を追っていた。
「どうやら見つかったようだな。」
「どうすんだよ、ネオ。」
海中を進むアウルから通信が入る。
「かまわんさ、このまま仕掛ける。俺とスティング、ウィンダム隊は
迎撃に出てくるであろう敵MSの相手をする。アウルは敵艦を頼む。」
「あいよ、了解!」
「おっ、出てきたようだぜ、敵さんが。」
スティングの言うとおり、ミネルバからMSが発進をしてきた。
「ガンダムが2機・・・?それに、ザクが2機か。スティングはあの赤いガンダムを、
ウィンダム隊はザクの相手だ。俺はもう1機のガンダムをやる。」
そう言ってネオはフォースインパルスに進路を向けた。
「アビス!水中から接近してきます!」
バートが叫ぶ。
「レ、レイとルナマリアに迎撃させるんだ!ミネルバも回避運動しながら、え、援護を!」
アーサーが汗をかきながら叱咤する。
(まだまだ新作のエロゲ達が僕を待っているんだ!こんな所で死ぬわけにはいかないぞ!)
アーサーは心底エロゲ脳だった。
乙
アニメでいうと16話あたりか
ア―サ―はエロゲのために種割れするとかという展開になるんでは?
ちょw
「くそっ、こいつら!」
シンはインパルスを駆りながら叫んだ。
「君の相手は俺だ、ガンダムのパイロット君!」
ネオはウィンダムのブーストを吹かし、一気にシンに接近した。
「色が違うウィンダム!?エース機か!?」
「おいおい、お前の相手は俺だぜ?」
スティングもセイバーガンダムを見つけ、ビームライフルを構える。
「まったく、初陣だってのに、いきなり相手がガンダムなんてな。」
ハイネはやれやれといった顔をしながら、カオスと相対した。
「ハッハー!ごめんねえ!強くってさあ!」
海中からはアビスがバラエーナ改を撃ちながらミネルバに攻撃を仕掛けていた。
「回避しながら、は、反撃するんだ!レイ、ルナマリア!
なんとかアビスを迎撃してく・・フォンドヴァオゥ!」
直後、ウィンダムのはなったミサイルがミネルバに当たり、アーサーは床に倒れてしまった。
「艦長、大丈夫ですか!?」
メイリンが急いで駆け寄り、しゃがんで手を伸ばす。
(・・・パ、パンツがqあwせdrftgyふじこlp!)
アーサーはまたもメイリンのパンツを目撃してしまった。
「艦長・・・?」
「な、なんでもないよ!ありがとうメイリンちゃん!!」
メイリンに助けられて起きるアーサー。
(・・・あとでオカズにしよう。)
「艦長・・・なんかいやらしい顔してます。まさか・・・。」
「いや、なななななんでもないよ!?そ、それよりも迎撃急いで!」
「・・・わ、分かりました。」
アーサーが妄想している間も戦闘は続いていた。
アーサー眼福だなw
メイリンのパンツ
おはよう。
保守
アーサーの憂鬱
___
/<=Ω=>
i ||(`'\_>
」d ´_ゝ`ノ_ <エロゲは世界を救う。
/ \
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/
__(__ニつ/ エロゲ /___
\/____/
age
ルナはどうでもいいから
メイリンにフラグを立ててほしい
age
/
・・・
アーサー乙
童貞乙
おまえら・・・
www
280
281 :
通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 18:53:55 ID:Hd236/sA
>エロゲは世界を救う。
このスレでの名言になりそうなヨカン
エロは偉大・・・か。
人間の本能は万国共通
ふむ。
アーサーのエロゲ資金スレもまだ続いてるしなw
286 :
通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 06:07:38 ID:LAGQeIyv
アーサーってF91のじゃないんだ(;_;)
なんてマイナーなことをこのスレで・・・
しかも種死の放送が終わってから今更・・・
だってアーサーなんだぜ
アーサーがザウートかガズウートに乗ればよいと言うことか
ちょw
速攻で連合の戦車やダガーによって機体が葬られるも
何故かアーサー自身は毎度毎度生き残る様が容易に想像出来る。
某11番を連想した
「くそっ!こいつ!」
ネオはシンのインパルスを翻弄していた。その時、彼に通信がきた。
「大佐!ジブリール殿から緊急通信です!」
艦の副官からだった。
「ちょ、おい!今は戦闘中だぞ!」
「いや、至急あるアダルトゲームの攻略の手助けをして欲しいと・・・。」
「いや、あのな・・・今俺は・・・」
「緊急命令ですぐ戻れとの事で・・・!」
「・・・了解だ。」
「スティング、アウル!皆戻るぞ!撤退だ!」
そういうなり、ネオのウィンダムは反転した。
「はぁ?意味わかんねーよ!おい!」
「こんな時に撤退って何なんだよ!」
ネオに続いて、カオス、アビス、残ったウィンダムも帰って行った。
「・・・なんなの???」
「なんだか不自然な撤退だったな。」
ハイネやルナマリアも唖然としていた。
「や、やった!撤退したぞ!・・・でもなんか物足らないような・・・。」
アーサーは呆けていた。
「(う〜ん・・・こんな時に例えば連合の基地でも近くにあって、そこに強制労働されてる
可愛い女の子がいっぱいいて、ミネルバがそこを解放して、「アー様かっこいい!」
「素敵!」「抱いて!」ってモテモテな展開があれば僕は・・・。」
「・・・戦争はアダルトゲームじゃありません。」
メイリンが呟いた。
「(フォウンドヴァオゥ!いつの間にか口に出してた!)」
ジブwww
ググるなりなんなり自力でやれや教えて君がwwww
つかネオもエロゲーマーかwww
アーサー・・・
支援
300
男なら黙ってエロゲしろ!!!!
age
〜J.P.ジョーンズ、ネオの部屋〜
「おお、戻ったか。」
部屋に帰ったネオはジブリールとの通信を繋いだ。
「盟主殿、こっちは戦闘中だったんですよ。それに、あのザフト艦を
仕留めろって言っておいてエロゲーで呼び戻すってあんた・・・。」
「そんなことよりこのルートの攻略ができないのだ。手伝ってくれ。」
「いや、ちょ、人の話を・・・。」
「選択肢が私は違うと思うんだが、どう思う?」
「・・・・・。」
一方、ステラ達はご飯を食べていた。
「・・・ネオは?」
「部屋に帰った。まったく、急に撤退とかふざけてるぜ。」
「ザフトの奴らを仕留めそこねちまった。」
「また次の機会があると思う・・・。ともかくみんな無事に帰ってきてよかった・・・。」
「お、おう・・・。」
また、ミネルバも無事にインド洋を横断し、マハムール基地へと向かっていた。
「・・・ここまでくれば、なんとか基地に着けそうですね。」
「そうだなあ。着いたらまず一休みしたいな。」
「艦長、マハムール基地より通信です。」
<・・・こちらマハムール基地司令のヨアヒム・ラドルです。ミネルバの皆さんを歓迎します。>
「あ、か、艦長のアーサー・トラインです。よろしくお願いします。」
<ミネルバですが、基地の正面から入ってください。着艦場所がすぐ見えるはずです。>
「分かりました。・・・よし、ミネルバ着艦準備だ!」
しょーもないな、ジブリールw
魔界天使
エロの世界
短すぎw
〜マハムール基地、司令室〜
基地に到着したアーサーはまず一人、司令室へと挨拶に来ていた。
「ミネルバ艦長アーサー・トラインです!あらためてよろしくお願いします!」
アーサーは司令に向けてビシッと敬礼をしていた。
(決まった・・・!)
「ヨアヒム・ラドルです。・・・君の噂はデュランダル議長からよく聞いているよ。
なんでも凄いエロゲーマーだとか・・・。」
「フォンドヴァオゥ!!!」
クスクス・・・プッ・・・という笑いが司令室の中に広がる。
「あ、ああすまないね。でも君が優秀だって事も聞いてるよ。ここにきての増援、
それも新鋭艦の到着は我々も心強い。」
「は、はあ・・・。」
「我々が今、どんな状況にあるか、聞いているかい?」
「議長にちょっと聞いた程度ですけど・・・なんでも、連合軍の凄い要塞があって
そこに苦戦をしているとか・・・。」
「ああ、その通りなんだ。・・・これから詳しい説明をしよう。
後で君達の艦のクルーにも話をしてやって欲しい。」
「分かりました。」
〜1時間後、会議室〜
アーサーは部屋にシン、レイ、ルナマリア、ハイネを集め、先ほど聞いた情報を説明していた。
「ええと、まず、今の状況なんだけど、ガルナハンにある、連合軍の要塞・・・ここでは
ローエングリンゲートって呼んでるんだけど、ともかくそこの要塞が強力すぎて、
突破ができないらしいんだ。そのせいでスエズへの道も塞がれていて、議長に
行くように言われたディオキアへも行く事ができないんだ。」
「・・・一体どんな要塞なんですか?」
シンが手をあげる。
「これから説明するよ。」
そう言ってアーサーは黒板に絵と文を描き始めた。
本編じゃアーサーがアスランに説明を丸投げしてたなw
乙
「まず、要塞にはローエングリン砲台があるのが一番の問題らしい。」
アーサーが説明を始める。
「連合軍のアークエンジェル級戦艦に搭載されている陽電子砲、それを
地上版に改良して砲台にしたらしいんだ。ミネルバのタンホイザーと
同じと思ってくれていいよ。」
「他に問題は?」
レイが尋ねる。
「あと、僕らがオーブ沖で倒したMA、あれとはまた違うらしいんだけど、
あれと同じようなバリアを張る新型MAもいて、要塞を守っているらしいんだ。」
「あんなMAまでいるんですか?」
ルナマリアが驚く。
「そうらしいね・・・。ともかく、そのMAと、ローエングリン砲台によって、我が軍・・・
この基地の戦力では突破できなかったそうだよ。今までに何回か攻撃を
仕掛けたんだけど、ビームはそのMAに防がれ、陽電子砲の攻撃で味方は
全滅・・・散々だったらしい。」
「そこで、ミネルバが呼ばれた、というわけですか。」
レイが言う。
「うん・・・正直、僕としては突破できるかどうかは(すんごい)不安だけど、
ミネルバと君達のMSがあれば、なんとかなると思う。ここは踏ん張りどころかな。」
「やりましょうアーサー艦長!」
シンが立ち上がった。
「俺達・・・ミネルバならやれます!連合の要塞なんて俺が吹き飛ばしてやる!」
「ちょ、シン!」
「いや、その意気だ。今まで突破できなかったのなら、今日でその連敗記録も
終わりにしてやるんです。我々ならできます。議長の期待にもこたえなければならない。」
レイの言葉と共に、ハイネも立ち上がった。
「いっちょやってやりますか、アーサー艦長。俺も全力を尽くすぜ。」
「お、お前達・・・よ、よし!これから作戦会議だ!ラドル司令にも伝えてくるよ!」
そう言ってアーサーは部屋を飛び出して行った。
乙!
アーサーがんがれ
おはよ
珍しくアーサーが活躍してる
age
「ラドル隊とも話をつけたよ。彼らと共同で今度こそ要塞を攻略、突破する作戦だ!」
部屋に帰ってきたアーサーが声を張り上げる。
「要塞に近づくには廃坑もあるんだけど、これは幅が狭すぎてとてもMSじゃ無理だ。
シンのインパルスならコアスプレンダー形態で飛行はできるだろうけど・・・。
ここは安全策を選ぼう。」
アーサーが言う。
「シンは敵MAの相手を・・・うまく撃破できたらローエングリン砲台の攻略も頼む。」
「分かったよ。なんか大役だな・・・。」
「ルナたんとレイは敵MS・・・恐らくダガーやウィンダムだろうけど、その相手を。」
「了解。ってルナたんはやめて下さい艦長。」
「分かりました。」
「ハイネはシンの援護を。砲台の攻略の支援もしてやってくれ。」
「あいよ、艦長さん。」
「ミネルバはラドル隊の戦艦やMSと共に、後方から支援、援護する。砲台の
攻略が難しいようなら、全戦力を持って破壊に向かうよ。ともかく、今日で
連合軍の要塞を攻略するんだ。がんばるぞみんな!!」
(そして、うまく突破できればまた給料が増えるかな。エロゲ買い放題・・・。)
アーサーは目を輝かしながら説明を続けた。
「艦長、ラドル隊から通信。すぐにでも出発できるそうです。」
ミネルバに残っているバートから通信が入る。
「よし、説明はこんなところかな。みんなミネルバに戻るぞ。発進準備だ!」
アーサー達は急いで艦に移動し始めた。
〜ガルナハン、要塞司令室〜
「司令、レーダーが敵の接近を補足しました!」
通信員が叫ぶ。
「ふん、ザフトの奴らめ、また性懲りも無く仕掛けてきたか・・・。
何度こようと同じ事だ。この要塞の攻略など不可能だと思い知らせてくれる。」
司令が呆れ気味に呟いた。
「敵の陣営は分かるか?」
「はい、レセップス級地上戦艦1、ピートリー級中型地上戦艦1、
それと・・・これはミネルバです!」
「ミネルバだと?」
「はい、第81独立機動群からのデータで艦影が照合できました。」
「ファントムペインの連中か・・・あいつらの攻撃を凌いでここまで来たのか。
中々やるようだな・・・。だが、新鋭艦を連れてこようと、ここは突破させん。
ローエングリン砲台起動!各MS部隊に発進を命じろ!」
「ハッ!」
「確かミネルバには陽電子砲があったはずだな?」
「はい、データによりますと、艦首に装備されているようです。」
「まともに喰らうと砲台もマズいか。だが、我々にも陽電子リフレクターがある。
ゲルズゲーにも発進準備をさせろ!」
「了解、ゲルズゲー発進させます!」
要塞の各ハンガーからジェットストライカーを装備したダガーL、ウィンダムが発進していく。
さらに、新型MA、ゲルズゲーが発進し、ローエングリン砲台が動き出した。
「来るなら来るがいいザフトの連中め・・・。」
「行くぞ!コーディネイターを追い払うんだ!」
ガルナハンの要塞は一気に慌しくなった。
なんか興奮してきた
おいおいw
アーサーは正攻法で攻めるか。なるほど……納得
しかし、何の策もなしだと損害が増えないか?
どちらにしろゲルズゲーを足止めすればタンホイザーで砲台を壊せる
阻止されてもシン達で阻止しているゲルズゲーを撃破する
どちらかは潰せる訳だ
どちらかと言うと砲台を壊した方が被害は縮小するな
やはりエロゲのためかw
でもアーサーに期待
>>322 言われてみればそうだ、防衛の要がゲルズゲーとローエングリンなんだから、どっちか落とせば事実上終了だな。
あとは護衛付のゲルズゲーを叩き落せる技量を持ったパイロットがいるか否か、なんだ、正攻法でもいけるな。
ほほう。
まずタンホイザーでゲルズゲーをおびき出し、ゲルズゲーのリフレクターを解除したところをMS部隊が近接戦で叩く。遠距離戦だとローエングリンの餌食になってしまうので、極力すばやく近づく。
ゲルズゲーを片付けたら、ローエングリンのチャージ・発射のタイミングを図りながら波状攻撃を仕掛ける。
連座だと、ローエングリンの死角が砲台のすぐ傍にあるんで、そこに隠れるのもよろしいのではないか。
あとはワラワラわいてくるダガー軍団にどう対処するか・・・。
なにネタスレで真面目に議論してるんだよwww
なるほど
>>326 MS部隊じゃなくても、タンホイザーでローエングリンを叩くこともできるだろう。
いずれにせよ、本編のようにローエングリンが引っ込む前にカタをつけなきゃならん。
そう考えると、炭鉱から不意を突いて急襲するという選択肢も出てくる。
>>330 シンが坑道を出た時には既に味方がすぐそばに居たけどな
つーかあの作戦ってあんまり意味なかったんだよな。
凸が普通にゲルズゲーボコってたし
ってか、凸は職探しに成功したのか?
ファントムペインあたりに就職してたら面白そうだなwww
ここの連合は待遇よさそうだし
凸ならザフト軍所属エロゲ開発部隊の赤服エースプログラマになれるな
いやいや、メイドロボの開発チームだろ
>>336 いや、それでは彼が開発した全てのメイドロボに自爆装置の装着が義務づけられてしまう。
「メイドロボには自爆装置をつけるしかないじゃないか〜〜!!」
まだかな保守
砂煙を上げて荒地を進むラドル隊の2隻の地上戦艦、デズモンドとバグリィ。
その周囲をバクゥとタンク形態のガズウートが進む。
さらに後方からはミネルバが空中を進んでいた。
「艦長!デズモンドから通信です!もうすぐガルナハンなので
攻撃準備との事です!」
「よし・・・!こちらもMS部隊発進だ!」
「シン・アスカ!インパルス行きます!」
「ハイネ・ヴェステンフルス!セイバー行くぜ!」
シンやハイネに続き、ルナマリアとレイのザクも発進する。
「あ〜あ・・・あたしのザクも飛べたらなあ・・・。」
「そう言うなルナマリア、ザフトでもグフやバビといった新型を作っている。」
レイが言う。
「はいはい。でも連合の量産機は普通に空飛んでるのよね・・・。
ザクにもあんなウィザードがあれば良かったのに・・・。」
「無駄口はそこまでだ。・・・敵が来たぞ。」
ミネルバの正面、遠くにダガーLやウィダンムの姿が見えてきた。
「敵のローエングリン砲台は連射が効かないはずだ。それに混戦状態では
味方を巻き込む恐れがあるから、おいそれとは撃ってこないだろう。」
アーサーが呟く。
まもなく、火山のような円形の岩山が見えてきた。巨大な砲台が山頂付近にそびえている。
「それに、射角の問題もあるだろうし・・・、まずはブリーフィング通り、バリアを持つ敵MAを
撃破するのが先決だな。シン!ハイネ!敵のMAが出てきたら真っ先に撃破するんだ!
雑魚はルナたん達や後方の僕らにまかせるんだ!」
「・・・了解、艦長。」
「まかせときな。」
蜘蛛のような妙な形をしたMAが、岩山のハンガーから姿を現したのはその時だった。
デズモンドが放った40cm主砲・・・それがこの戦闘の口火となった。
レールガンを装備するバクゥがスピードを上げ、ガズウートが2連装ビーム砲を放った。
中型地上戦艦のバグリィも続けてミサイルを発射する。
ミネルバ艦上のレイとルナマリアも敵のMSを狙い、撃ち始めた。
一方、連合のダガーやウィンダムの方も加速し、ビームライフルやロケット弾ポッドで
攻撃を始めた。敵MA・・・ゲルズゲーは、ハンガーから出てくると、広げた多脚をたたみ、
空中に飛び上がった。ローエングリン砲台は様子を見ているのか動かない。
「なんだあいつ・・・空も飛べるのか?」
「連合も変な形のMAばかり作ってるんだな・・・よし、行くぞシン!
やつを仕留めなきゃ要塞突破はキツイぜ!」
「分かった!」
ブーストを吹かしたフォースインパルスと変形したセイバーは一気にゲルズゲーへ
向かって行った。
「こっちもパルジファル発射だ!タンホイザーは敵MAを撃破するまで使用禁止!
シンやルナたん達の援護を最優先だ!」
アーサーが叫び、ミネルバからもミサイルランチャーが火を噴く。
直撃を食らったウィンダムが数機、爆発し四散する。
直後、ダガーLが放ったロケット弾がデズモンドの艦上で炸裂した。
ウィンダムのライフルに当たったガズウートが落伍する。
「デズモンドより通信!第2主砲塔使用不能!機関に異常無し!」
「イゾルデを使うんだ!要塞のハンガーを狙え!増援がまた来るぞ!」
「こんのぉー!落ちなさい!」
ルナマリアは既に2機のダガーLを撃墜していた。
「怪我はないかルナマリア。」
レイが声をかけてくる。
「ええ、無事よ!それよりもシン達は大丈夫かしら・・・。」
ルナマリアの視線の先では、敵MAに向かうインパルスとセイバーが小さく見えていた。
アーサーはたん付け以外は素晴らしい指示だな
アーサーだものw
ルナたんw
___
/<=Ω=>
i ||(`'\_>
」d*´_ゝ`ノ_
>>344 顔だけww頬を染めるなw
エロゲでもやってろw
それがアーサークオリティ
ちょw
アーサーがんばってるな
アーサーだもんな
アーサーたん
保守
アーサー節
age
ふむ
アーサーの人気に嫉妬
アーサーのエロゲ資金の多さに嫉妬
「そぉーら!喰らえ!」
ハイネのセイバーガンダムがアムフォルタスを撃つがゲルズゲーの
陽電子リフレクターにより防がれた。
「このっ、こいつ!」
シンもビームライフルを撃つがやはり弾かれる。
「・・・やはりビームは駄目だ、シン!接近戦で行くぞ!」
セイバーは変形し、ビームサーベルを抜いてゲルズゲーに挑みかかった。
途端、ゲルズゲーは急降下し、脚を出してビームライフルを撃ってきた。
「くそっ!あくまでも近接戦闘を避ける気かよ!」
「モタモタしていたらローエングリン砲台が発射されちまう!早めにケリをつけるぞ!」
ハイネとシンはブーストを吹かしてゲルズゲーを追った。
「このおぉぉ!」
シンはビームサーベルで正面からゲルズゲーに突っ込んでいった。
その時、ゲルズゲーの前脚が素早く動き、インパルスの腕を受け止める。
「なっ・・・こいつ!」
更に、一方の前脚がビームサーベルを吹き飛ばした。
「くっ・・・!」
上部のダガーらしき部分から撃たれるビームライフルをシンは
シールドで防ぎ、バルカンで応戦した。
「油断は禁物だぜ!?」
瞬間、上空から降ってきたセイバーがゲルズゲーのライフルを持った両腕と
脚の一部を切断する。
「ハイネ隊長!」
「よし、止めを刺すぞ!」
間髪いれず、フォールディングレイザーを抜いたシンはダガーの部分を貫き、
ハイネはビームサーベルでゲルズゲーの胴体部分を両断した。
次の瞬間、ゲルズゲーは一気に爆発を起こした。
「よし・・・!倒した!」
「後は砲台か・・・まだやれるな?シン。行くぞ。」
「はい!」
インパルスとセイバーは飛び上がるとローエングリン砲台へ向かっていった。
「なっ・・・ゲルズゲーがやられただと・・・?」
司令室ではその一報が届くと、ざわめきはじめた。
「MS隊はどうなっている!」
「既に半数が撃破されています!敵もレセップス級は中破、
バクゥやザウート等もかなりやられているようですが、
ミネルバやガンダムタイプはまだ健在です!」
「くそっ、こんなはずでは・・・コーディネイターの連中などに
この要塞が落とされてたまるか・・・!砲台発射準備を
急がせろ!なんとしてもやつらに一泡吹かせるんだ!」
「エネルギー充填率70%です・・・!発射まではあと6〜7分ほどかかります!」
「急がせろ!」
〜ミネルバ、ブリッジ〜
「艦長!砲台のエネルギー反応が上がっています!発射まで時間がありません!」
「・・・!いよいよ発射に入ったのか!・・・敵MAはやっつけたんだよね?」
「はい、先ほど、インパルスとセイバーが撃墜しました!」
「よし!タンホイザー発射準備だ!タンホイザーで敵のローエングリン砲台を破壊する!」
「で、ですが、敵砲台は少なくともあと5分ほどで発射されます!間に合いません!」
「大丈夫だ、きっとシン達ならなんとかしてくれる。・・・発射までの時間を稼いで、
敵砲台の発射を遅らせてほしいと連絡するんだ!ラドル隊に通信!後方へ下がるよう
こっちも連絡を!ミネルバ、タンホイザー起動!」
ミネルバの艦首部分から陽電子砲が顔を出し、ラドル隊の戦艦が下がりはじめた。
〜要塞司令室〜
「司令!ミネルバが陽電子砲を起動させています!!!」
「馬鹿め・・・大丈夫だ。どう考えてもこちらの方が先に発射できるはずだ。
今頃遅いわ・・・。目標はミネルバと後方のザフト部隊だ。一網打尽にしろ!」
「は、はあ・・・。」
「まったく・・・!あと5分以内に敵砲台の発射を食い止めてほしいなんて、
艦長さんも無茶苦茶な命令をするぜ・・・!」
「でも、なんとかしないと!発射されたらおしまいだ!」
シンとハイネは、スピードを上げて砲台に向けて突進していた。
「でも、どうやって遅らせる?あんな巨大な奴、MS2機だけじゃどうしようもないぜ?」
「・・・あれを見てください。」
「・・・ん?」
シンはローエングリン砲台の基部にある、動力パイプや
駆動装置らしきものを指差していた。
「なるほどね・・・あれなら俺らでも破壊できそうだな。」
「行きましょうハイネ隊長!もう時間がない!」
だが、砲台の目前に来て、目の前に3機のダガーLが立ちはだかった。
「くそっ・・・まだ邪魔をするのか!」
「そりゃ連合さんだって必死になるさ。砲台を破壊されたら終わりだからな!」
ハイネはサーベルで1機を両断したが、後ろから飛び込んできたもう1機に
右腕を破壊されてしまった。
「ちぃっ!しまった!」
その拍子に、ライフルも落としてしまう。シンがそのダガーLを撃墜するものの、
インパルスのエネルギーゲージも限界に来ていた。
最後に残った1機がインパルスに向けて突っ込んで来る。
「シン・・・!行け!お前ならできるはずだ!」
「うぉぉぉっ、こんちくしょうぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」
シンは残っていたフォールデングレイザーを抜くと、一気にダガーLのコクピットに
突き刺し、動きが止まった機体を、ローエングリン砲台に向けて思いっきり蹴り飛ばした。
その勢いで砲台基部に激突したダガーLは爆発し、砲台の動力系統に異常が発生した。
「し、司令!エネルギー充填率が98%でストップしました!このままでは発射できません!」
「な、なんだと!?」
「艦長!砲台のエネルギー充填が止まりました!あと少しでタンホイザー発射できます!」
「(シン達はやってくれたか・・・!帰ってきたらエロゲの1本2本でも貸してあげるべきかな。)」
「タンホイザー発射準備完了です!」
メイリンが声をあげる。
「タンホイザー、発射だ!」
そして、ミネルバから陽電子砲の光が放たれた。
GJ!
>>帰ってきたらエロゲの1本2本でも貸してあげるべきかな
貸しちゃダメだろw18禁だぞww
ハイネはいいんじゃね?
つーか、最後でぶち壊しだなwわざとだろうがw
ハイネはエロゲなんてやらなくてもいんじゃねww
凸の行方が気になるな
アスランはオーブで就職活動中
>>361 ツンは結構ハマりそうだなw
そしてエロゲをやっている所をキラに見られて…
キラ「ちょwwま、マジすかぁぁーwww」
ツン「うあああぁぁー!」
・
・
キラにボコられるツン
↓
ツン「鬱だ…死のう」
っていうのを何処かで見たよw
ちょw
エロゲ談義
・・・巨大な岩山の頂上から、膨大な黒煙が上がっていた。
タンホイザーの直撃を喰らったローエングリン砲台は跡形も無く消滅し、
さらに崩れた岩石により、砲台の地下にあった要塞司令部も壊滅していた。
残存MSもレイやルナマリア、ラドル隊によりほぼ撃墜、大破させられ、
連合兵達はミネルバによる降伏を受け入れた。これにより、ついに
ローエングリンゲートは陥落したのである。
マハムール基地に戻ったミネルバやラドル隊を、基地の兵士達が歓声を
あげて迎え入れた。ザフト側の損害も少なくはなかったが、人々は勝利の
感傷に酔いしれた。
「やったな!シン!ハイネ!要塞を攻略できたのは君達のおかげだよ!」
アーサーは2人を心から祝った。
「いやあ・・・それほどでも・・・。」
「正直、あんなうまくいくとは俺も思ってなかったけどね、
艦長さん、あんたの指揮も良かったから、ここまで成功したんだろうよ。」
ハイネがアーサーに向けて言った。
「いやあ・・・そんな・・・。なんか褒美でもあげたい所だけど何もなくてゴメン。
(18歳未満にはエロゲはやれないんだ。本当に悪いなあ。
でもなんかエロゲをあげるのも、もったいないから、いいか。)」
「それと、レイやルナたんも良くやってくれたね!感謝してるよ。」
シン達の後ろにいる2人にアーサーは声をかけた。
「いえ・・・当然の事をしたまでです。」
「・・・ルナたんはキモイからやめて下さい、アーサー艦長。」
(フォンドヴァオゥ!)
「で、でも・・・要塞を攻略できてほんとに良かった。今日はみんなゆっくり休んで、
戦いの疲れを癒してくれ。MSの修理もあるし、まだすぐディオキアへは行かないからね。
(ふう・・・今夜は徹夜でエロゲして疲れを癒そう・・・。痴漢物とか良さそうかな・・・。)」
アーサーの妄想は深けていった。
痴漢物www
節操ないなww
それがアーサークオリティ
徹夜して疲れが取れる分けないだろwww
本末転倒と言う言葉は
アーサーにこそふさわしい
フォンドヴァオゥ!
「アーサー艦長、議長から通信が入っています。」
ひたすら徹夜エロゲ祭りに没頭したアーサーは、朝、メイリンからの
呼び出しで目が覚めた。
「あ、うん。今出るよ。(うう・・・なんか体調悪い・・・
ちゃんと体を休めとけばよかったかなあ・・・?)」
ベッドから起きたアーサーはモニターのスイッチを入れた。
「やあ、おはようアーサー艦長。昨日はよく眠れたかね?ん・・・?
顔色が悪いようだが、大丈夫かい?」
「あ・・・は、はあ・・・大丈夫です。ちょっと昨日の戦闘の分析を一晩中
していたものですから・・・。」
「大方またアダルトゲームを徹夜でもしていたのだろう?ちゃんと
寝て疲れをなくさなければ駄目じゃあないか。」
「(フォンドヴァオゥ!)」
「要塞の攻略の事、こちらにも詳細が届いている。お見事だったよ。
ところで、私もまた地球へ降りる事にしてね。ディオキアの街で
また会おう。今度はラクス・クラインも連れて行くつもりだ。
兵士達の鼓舞も兼ねて、ディオキアでコンサートをする予定だよ。」
「えっ?あのラクスたんですか!?」
アーサーの疲れが一気に覚めた。
___
/<=Ω=>
i ||(`'\_>∩
」d*´_ゝ`ノ_彡 おっぱい!ハイレグ衣装!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
アーサーはラクスの隠れ大ファンだった。彼女のおっぱいと大胆な衣装にデレデレだったのである。
ついに来たなw
今度はメイリンに足を踏み砕かれるんじゃないかと
アーサーの十八番、19話のあのノリノリだったコンサートのやつか
メイリンの冷たい態度は本心を隠すためなんだよな
たぶん
凸がいないとホーク姉妹は誰をとりあうんだ?ハイネか?
まさかアーサーかWWW
就職活動の結果、アスランはザフトに入隊(復隊にあらず)
緑服着て量産カラーのグフでミネルバ配属
エリート好き姉妹には見向きもされないかもなw
名前もアレックス・ディノなので、誰も彼があのアスラン・ザラだとは気づかない
このままアーサーが功績を重ねていけば姉妹もあるいは・・・!
なわけないですよね〜。
386 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/13(水) 17:29:57 ID:VU4yOSHW
>>382 ミーアのコンサートに熱狂する緑ザフト兵の中に密かに凸がいるわけだなw
アーサー王伝説
>>384 しかしすぐに頭角をあらわし議長の目に留まり即バレw
>>387 アーサー「メイリン、ソードシルエット! エクスかリバーを!!」
〜ディオキア、ザフト軍基地〜
マハムールでの休息を終え、ついにミネルバはディオキアへと入港した。
この基地で、アーサーやシン達は議長と会う事になっていた。
また、ラクス・クラインがLIVEを開くというので、基地は今、兵士達で賑わっていた。
「やっとディオキアに着いたね。」
「あっちの方が騒がしいな・・・。」
マリクやバートが外を見る。
「なんでも、ラクス・クラインのコンサートがあるそうですよ?」
メイリンが話しかけてきた。
「へぇ〜、あのラクス・クラインのねえ・・・。」
「どう思います?艦長・・・。」
話しかけようとしたバートが振り向くと、アーサーの姿は艦長席になかった。
「あ、あれ・・・?艦長は・・・?」
「基地に入港してすぐ、かっとんでブリッジから出て行きましたが・・・。」
それを目撃していたチェン・ジェン・イーが言った。
「「「へ・・・?」」」
唖然とする一同。
〜ラクス・クラインLIVE、コンサート会場〜
既に会場は物凄い人だった。
見渡す限り、ザフト軍の兵士達で埋まっており、皆、異様な雰囲気を匂わせていた。
「ラクスたぁ〜ん!こっち向いてくれぇー!」
「ラクスたん萌えええぇぇぇぇぇぇぇええ!!!!!!!!!!!!!!」
ラクス・クラインのコンサートチケットを握り締め、メガホンを持ち、
ハチマキを巻き、彼女のプロマイドやポスターを持った大勢の兵士達が
歓声(奇声とも言う)をあげながらひしめき合っていた。
「皆さぁ〜ん!ラクス・クライン、でぇ〜す♪」
会場の真ん中にある、なんとも趣味の悪いピンク色に塗られたザクウォーリア。
そのザクの腕の上に立つ1人の少女がいた。
きわどいハイレグ衣装を身に纏い、片手に花束を持っている。彼女はもちろん、
ラクスの替え玉、ミーアだったが、無論、誰も彼女が本物のラクスではないと気づいてはいなかった。
「ラクスー!!、ラ、ラーっ、ラアアーッ!! ラアーッ!!」
ステージの一番前、デジタルカメラを持って、彼女に大声を上げる
1人のザフト士官が、ついさっき入港した新造戦艦の艦長だという事も、誰も気づいてはいなかった。
391 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/14(木) 00:15:41 ID:aWh2RQxy
議長『すまないね、アーサー。でもうれしいよ。』
アーサー『しょうのない人ねでもこれが運命だったのじゃない?あなたと私の。』
議長『ふっやめてくれ。』
GJです
アーサーwww白服で目立つぞWW
どこのラーゼフォンだよwww
アーサーきんもーwww
アーサーってスレ設定では白だっけ?
ラアーッはねーよw
ラ、アッー!
テラ堀江由衣コールwww
>>395 制服の色の話は出てなかったと思う。
俺も黒服だとずっと思ってた。
なんか白だと違和感があってな・・・アーサーが白ってのも・・・。
別に黒服でもいいんじゃね。まあ、白でもいいけど。
隊長は白、艦長や副長は黒、兼任の場合は白
じゃなかったかな?
艦隊でもないのに隊長ってのも変な話だな
まあ、どっちでもいいか
黒でこそアーサーだろ
>>392だがタリアが白だったのでそのままアーサーも白かと思ってた
違ったんならすまん
スレ主的にはどうなんだろう?
スレ主じゃないけど、アデスも艦長なのに黒服だったからアーサーも黒のままじゃないか?
アデスにはクルーゼがいたからな。
アーサーは艦だけでなくMS部隊の指揮権も持っているからやっぱ白服じゃね?
間をとって銀
どうしてもアーサーを白にしたい奴がいるみたいだな
黒でいいだろうに
俺はどうでもいい派
黒にしても白にしても一人で緑に混じれば浮くことに違いはないwww
意外!実は緑!
昔の制服を持ち出して来るくらいのことはする!
何故ッだってそれは・・・若作りするためさ!
メイリン「艦長どうしたんですか緑服なんか着て」
アーサー「あ、いやーこれはちょっと」(コンサートのための若造りだなんて言えない…)
ルナ「セクハラのし過ぎで降格されたとか?」
ハイネ「それだったらミネルバの艦長も降ろされんじゃないの?」
シン「え?艦長クビになったんですか?」
アーサー「あんたたちって人はーッ!」
釣ってくる。スレ主すまん
アーサー「赤服にルナたん愛用のピンクスカートで完璧な変装だ!!」
キラーンッ
アーサー「ラクス様よりも可愛くて逆にみんなの注目を集めちゃうかもなぁアハハハ」
ルナマリア「私の制服パクんな気持ち悪いんだよ」
メイリン「すね毛が見えて気持ち悪いんだよ」
ミーア「あたしのコンサートの邪魔すんな気持ち悪いんだよ」
タリア「そこにはいないけど気持ち悪いんだよ」
アーサーがいじめられるスレ思い出した。
アーサーはMで粘り強いから平気だろう
アーサー大人気だなwww
俺は1を応援します
アーサーを…愛さずにいられるかよ!
アーサー、朝だよ〜。
朝ごはん食べて、戦争行くよ〜。
〜ミネルバ、展望デッキ〜
デッキでは、シンとレイ、ルナマリアがラクスのコンサート会場を見ながら話していた。
「すごい人だな・・・。」
シンが双眼鏡を覗きながら言う。
「ああ、あのラクス・クラインだからな。人気があるのも当然だろう。」
レイも双眼鏡を覗いてコンサートを見ていた。
「それにしても・・・ラクス・クラインか・・・。な、なんか、む、胸がすごいな、レイ。」
「ああ、腰のくびれもたまらないものがある。あの衣装も最高だ。」
(はぁ・・・これだから男って奴は・・・)
ルナマリアがため息をつく。
「ねえ、そう言えば艦長さんはどこに行ったの?ブリッジにはいないみたいだけど。」
「アーサー艦長なら、ステージの一番前で写真を撮っている。見るか?」
レイがルナマリアに双眼鏡を渡した。
「ちょ、ええええ!?」
ルナマリアが覗くと、ステージの一番前でノリノリのアーサーの姿が見えた。
「え、嘘でしょ?艦や私達をほったらかして、いきなりコンサート会場?
しかも、もうすぐデュランダル議長との会談が始まるってのに?」
「最悪・・・orz」
ルナマリアのアーサーに対する好感度が大幅ダウンした。
「はあ・・・あんな艦長なんかほっといて、そろそろ行きましょ?会談の時間が迫ってるし。」
「そうだな、そろそろ移動すべきか。」
「あ、ああ。分かったよ。じゃあ準備して行こうか。」
3人はデッキを降りて艦内に入った。
*ちなみにアーサーの制服の色ですが全然考えてませんでした。自分的にはずっと黒服で
考えてましたので・・・アーサーは黒が一番合うかなとも思っておりまして、白服のアーサーは
想像できませんでした。皆さんに特に意見がないようなら、黒服のままで行きたいと思います。
GJ!
アーサーはやっぱ黒服込みでアーサーだな
白なんて着てちょっと垢抜けたアーサーなんてアーサーじゃないかもしれん
>>414 とりあえず付けて見ました。
〜コンサート会場、LIVEイベント後〜
ラクスのコンサートも無事に終わり、ザフトの兵士達は持ち場に帰り始めていた。
アーサーもそんな人々の中に混じり、ニヤケながらミネルバへと向かっていた。
(いい写真が沢山撮れたなあ・・・。こりゃあ永久保存モノだぞ・・・。)
最前列にいたアーサーはまるでカメラ小僧のようにラクス(ミーア)の写真を
取り捲り、一人で興奮していた。そんなアーサーが歩いていた時、
突然目の前に人が立ちはだかった。
「やあ、アーサー君。直に会うのは地球降下以来だね。元気そうじゃないか。」
それは、ついさっきディオキアへと到着したデュランダル議長だった。
「お、おわあぁぁあ!?ぎ、議長!?」
驚いた拍子にアーサーはデジカメを落としてしまった。
無残にも地面で分解するデジタルカメラ。
「フォンドヴァオゥ!!!!!!、ぼ、僕のデジカメが!?」
「す、すまない。驚かせてしまったようだね。なに、私もさっきこの基地に着いたばかりでね。
まずは君に挨拶をしておこうと思ったんだよ。」
「ははは・・・それはどうも・・・。」
「そうだ、それと、君に会わせたい子がいるんだ。」
「・・・へ?」
「ラクス、こっちだ。」
「はぁ〜い!」
そう呼ばれ、向こうからラクス・クライン(ミーア)が走ってきた。
「ちょ、えぇぇぇえええぇ?」
乙!
ちょwww トリップがエロゲwww
エロゲwwwww
つーかエロゲサンバwwww
>「それにしても・・・ラクス・クラインか・・・。な、なんか、む、胸がすごいな、レイ。」
「ああ、腰のくびれもたまらないものがある。あの衣装も最高だ。」
シンもレイも年頃の男の子だなww
レイがホモじゃなくて安心した。
1さん乙です。
アーサーwwwデジカメwww
でもデジカメならメモリーカードは無事だよな?
ラクスたんはいっぱいプリントできるんだろ?
なぁ、アーサー…そうなんだろ?!!
アーサーだから大丈夫だ。たぶんな・・・
アーサーはモビルスーツ部隊の指揮も任されていたんだから白服じゃないのは不自然だよ。
いいじゃん、どうせザフトの階級なんてgdgdなんだし。
だから白服じゃないのは不自然だって言ってんの。
ここの
>>1は馬鹿じゃないの。
『もしも』の世界の話なんだし
>>1氏の意向に沿ってもいいんじゃないか?
変なのが沸いてるな
考察スレにでも行ってろ
スレ荒らすなよ・・・全く
変なアンチは無視しようぜ
白服にこだわりすぎだろw
アーサー最高!
アーサーの為に争いが勃発するなんて出世したなw
アーサーを求めて美少女が争う物語でつか?
(アーサーの脳内で)
頭固いね
つ日能研
443 :
430:2007/06/17(日) 09:37:16 ID:???
??自演?
相手してほしくて必死なんだろ
かまうな
「ラクス、彼が前に話したアーサー艦長だ。」
「アーサー君、ラクス・クライン嬢だ。ぜひ君に会わしてあげたくてね。」
議長にそう言われ、ラクス(ミーア)が前に進み出た。
「初めまして!ラクス・クラインでぇ〜す♪・・・あら?」
「え、ええと・・・じゃなかった・・・あ、あの・・・僕は・・・。」
「まあ!あなた、私のコンサートで一番前で応援してくれていた人ですよね?」
ラクスは突然アーサーを抱きしめた。
「フォ、フォンドヴァオゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????????????????????????!」
「おや、2人は知り合いだったのかね?」
議長が言う。
「いいえ、でも、先ほど私のコンサートで、この方がステージの一番前に立って、
私の写真を撮りながら応援をして下さってたのですわ!目立っていたので、
目につきましたの。あなたが艦長さんだったんですね?うれしい♪」
「こらこら、ラクス。アーサー君が困っているじゃないか・・・アーサー君?」
アーサーはラクスに抱かれたまま放心していた。生まれてこの方、リアルで
若い女の子に抱きつかれた事など1回もなかったのであるから、仕方ないといえば
仕方ないのであるが。
「あっ、ごめんなさい!強く抱きしめすぎてしまったかしら?」
「アーサー君、大丈夫かい?アーサー君!」
「・・・ハッ!ぼ、僕は一体??」
「しっかりしたまえ。女性に抱きつかれて失神した人を私は初めて見たよ(笑)」
「す、すすすすいません!あ、あまりにもびっくりして・・・。」
「いや、別に軽蔑しているわけではない。アーサー君はウブなのだな。」
「あ、いや・・・その・・・ええと・・・は、はっはははは・・・。」
「・・・デュランダル議長、そろそろ時間です。」
議長の後ろにいる護衛から声がかかる。
「おっと、そうか。アーサー君。君やシン達と会談の時間が来てしまったようだ。
そろそろ行かなくてはな。君も急いで準備をして来るといい。」
「は、はい・・・分かりました。」
「ではラクス、行こうか。」
「はぁ〜い。またね、可愛い艦長さん♪」
議長はラクスや護衛の兵士達と一緒に歩いていった。
「・・・いい匂いだったなあ・・・。あ、そうだ!会談があったんだっけ!」
地面に落ちていたカメラの残骸を拾うと、アーサーは急いでミネルバに戻った。
>>446 GJ!アーサーが三次元に目覚めない事を祈ろうwww
アーサーやったなwwww
ついに童貞卒業www
フラグキタコレwww
いやいや、アーサー脳では、抱き合う→妊娠なのさw
抱きしめつつデジカメ残骸をハイヒールで踏みにじってたらワロスwww
ミーアはきっとファンを大事にしてくれるよww
このノリだと朝忍びこむくらいはしてくれるかも
凸居ないしw
絶対言われると思ったw
と、アーサーが申しております。
そして10分後、アーサーをのぞいた面々は、基地の後ろにある
ホテルの下にあるテラスに集まっていた。
「す、すいません!遅れました。」
ちょっとして、アーサーが急いで走ってきた。
「まったく・・・なにしてんのよ艦長。遅刻なんて最悪じゃない。」
ルナマリアが睨んでアーサーを見ていた。
「まあまあ。そんなにピリピリせずとも、ゆっくりしようじゃないか。」
議長がそう言い、グラスを手に取った。
ラクス(ミーア)はファンのサイン会のため、この場には来ていなかった。
「それにしても議長、お久しぶりです。」
レイが言う。
「まあそれほど長く会ってないわけでもないのだけれどね。まずは皆、食事でも
しながら聞いてくれないか。」
皆が食べだすと、アーサーが口を開いた。
「そう言えば議長、会談ってどんな事を話すんです?」
「そう、それだよ。今日の議題は。・・・皆、この戦争の事をどう考える?」
「どうって・・・?」
シンが聞く。
「例えばだね、表向きは連合とザフト・・・プラントの戦争だ。だが、この戦争の裏には
何がいるか・・・潜んでいるのか、考えた事はあるかい?」
「・・・この戦争の手引きをした奴らがいるって事ですか?」
ハイネが言った。
「無論だ。ユニウスセブンの事があったとはいえ、こうもすぐに連合が世界各国で同盟を
組んで、プラントへ宣戦布告し、どんどん新兵器を送り出している事には裏がある。」
「それって・・・ブルーコスモス?」
ルナマリアが聞いてくる。
「ああ・・・そうだね。だが、その母体ともなる、大きな存在がブルーコスモスの後ろに
控えているんだ。」
「それって・・・?」
「アーサー君。君は【ロゴス】というのを知っているかね?」
突然、議長がアーサーに話をふってきた。
「え?ロゴス・・・ですか?そ、それってまさか、あのエロゲ業界最大手の
ロゴスグループ!???」
アーサーはコップと持ったまま立ち上がり、中のオレンジジュースが
前の席のルナマリアにかかった。
「ちょっと!艦長!汚い・・・!」
「さすがアダルトゲームには詳しいね、アーサー君は。・・・その通りだ。
表向きはアダルトゲーム業界の大手メーカー、ロゴスグループ。だが、
その実態は、アダルトゲームで儲けた資金を使い、武器を製造、流出させ
各国の軍備の増強を図っている軍事産業体なのだ。・・・そしてあの、
ブルーコスモスの母体でもある。」
「ま、まさかあのロゴスがそんな団体だったなんて・・・。」
その実態を聞いて、アーサーをショックを受けていた。
「エロゲエロゲって・・・ほんと変態ね。」
ルナマリアが軽蔑した視線をアーサーに向けてきた。
「違うんだルナたん!いや・・・そのだね、男ならこれはしょうがないんだ!
性癖もとい男のサガ、というべきかな。ともかくエロゲは僕にとって・・・。」
「開き直れらて力説されても・・・。」
ルナマリアは呆れ顔だった。
「まあ、アーサー君。アダルトゲームはそれくらいにして、今までの話、分かってくれたかね?」
「え?は、はい・・・。」
「と、いうことは、連合軍と戦い、連合を負かすだけでは、この戦争は終わらないという事ですね?」
レイが口を開く。
「ああ、連合軍の後ろにいるロゴス、そしてブルーコスモスを何とかしない限り、無理だろう。」
「ロゴスか・・・なんて奴らだ。」
シンが怒りの色を瞳に浮かべた。
「議長!絶対にそのロゴスを壊滅させましょう!そしてこんな戦争を終わらせるんだ!」
シンの言葉に、レイやルナマリア、ハイネが頷いた。
(ロゴスが壊滅したらエロゲ業界が・・・フォンドヴァオゥ!僕はどうしたらいいんだ・・・。)
その中でただ1人、アーサーは悩んでいた。
ロゴスwwwww
いいのか?ザフトwwwwwwwwwww
妄想だって良いじゃない!アーサーだもの
せっせとザフトで稼いだ金をロゴスに貢ぐアーサーww
議長とレイの若干の温度差ワロスw
オレンジジュースのアーサーワロスwww
種ペディア 「ロゴス」概要
ロゴスグループは、アダルトゲーム業界最大手の企業である。
本ブランドはC.E70年発売の第1作 『魔界天使アズラエル♪』からいきなり大ヒットし、
アダルトゲーム業界のトップブランドに伸し上がった。
『魔界天使〜』は多くのファンから、シナリオが最高、やはり使ってこその核ミサイル
ですよね、といった絶大な評価が与えられ、ゲームに「核」の要素を取り入れた、
いわゆる「核ゲー」と呼ばれるジャンルの先駆けを作ることとなった。
C.E72年には続く第2作の『魔界天使ジブリール♪』も大ヒット作品となり、
その安定した実力を示すことになる。
安定感のあるブランドであり、ナチュラルとコーディネイターとの「反目」をテーマに
描かれた壮大な物語は深い感動をよび、またエンターテイメント性も充実しており、
ロゴスのアダルトゲームは大ヒット作品となった。女性ファンも多い。
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i ||(`'\_>
」d ´_ゝ`ノ_ これはすごい。
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__(__ニつ/ 種ペディア/___
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随分と歴史が浅いな
スレ主に鳥があってよかった
核ゲーってなんだよw
らめぇぇぇぇぇ!! 放射能漏れちゃうのぉぉぉぉぉぉぉ!!
核ミサイルでちゃうのぉぉぉぉぉぉぉ!!!
なゲームだよ、きっと
本編の通りに行くと思いきや…
新展開だなw
>>470 紛らわしいからあって良かったって事だ
察せ
なあ、ロゴスを潰すにはまずアーサーを解雇した方がよくないか?
ロゴスの貴重な資金源の一つがアーサーの存在だからな
世界中からエロゲを買う男達が献金してるんだから
アーサー1人潰しても駄目だろうw
戦争になれば軍人が増える→男は女性の少ない場所に拘束される時間が増え→何らかの代わりが必要になり→エロゲ売れると
なる程…
アーサーとユウナを潰してロゴスが傾いたらワロスw
どんだけ買ってるのwwww
〜ディオキア付近、連合軍基地〜
インド洋からディオキアへとやってきたファントムペイン部隊だったが、
珍しく少しの休暇が与えられ、ネオやステラ達に自由時間が与えられた。
「えー・・・というわけだから、おまえ達も自由に行動して来ていいぞ。」
ネオの言葉にスティングとアウルは喜んだ。
「やったぜ!街に買い物でも行こうぜスティング!」
「おうよ。ステラはどうする?」
「・・・1人で散歩でもして来る・・・。」
「そっか、あんまり遠くには行くなよ。」
「・・・分かった。」
3人は私服に着替え、そえぞれ車と徒歩で基地から出かけて行った。
基地から出たステラは、近くの海岸沿いの道路を歩きながら海を見ていた。
「いい風・・・。」
歩きながら、空を飛ぶカモメを眺めていたステラは、岸壁の道路から
突き出している崖を見つけた。・・・あそこならもっとカモメさんがよく見えて、
潮風も気持ちいいかも・・・。そう考えたステラはガードレールをこえて、崖に降りた。
〜一方、ザフト軍基地〜
ザフトの方でも、久しぶりに休みが与えられた。
議長との会談の後、自由時間となり、ミネルバのクルーも街へと繰り出して行った。
ホーク姉妹は街へ洋服を買いに、ハイネとレイはMSの整備状況を確認しに行き、
アーサーは艦長室へと閉じこもった。
「よし・・・!久しぶりの自由時間だ!積みゲーを今のうちにやっちゃうか!」
・・・エロゲパーティの始まりだった。
そんな中、シンは1人で海岸沿いにバイクでツーリングにでも行く事にした。
「適当な所でも走ってくるか・・・他にやりたい事もないし・・・。」
アーサーに出かける事を伝え、シンはバイクに乗って基地を出て行った。
乙、毎日読ませてもらってます。
GJ!
ステラルートに入り損ねたか、アーサーw
エロゲ命だからな
ホーク姉妹からの好感度は下がるばかりだな
そうだな・・・
二人の好感度下がりきると新ヒロイン・アビー登場ですよ!
フラグ立ての厳しさも二人以上ですが。
アビーはなんというかあまり出番がなかったせいか、個人的見解で悪いがザフトの量産型アンドロイドな気がしてならない
しかしアーサーならそんな壁は気にしないだろうな
アーサーと出会うことで自我に目覚めたアビー011、それを危険視した議長の差し向ける
刺客型アンドロイド・サラ003と死闘を繰り広げたり、アーサーと愛の逃避行の果てに
安住の地を見つけたりするわけですね
___
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」d ´_ゝ`ノ_ <……ですね、っと
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__(__ニつ/ 妄想乙/___
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妄想乙
ソレナンテ・エ・ロゲ(1599〜1664)AA略
さすが、妄想はアーサーのお家芸だな!(誉め言葉)
ソレナンテはフランスのエロゲ評論家だったよなw
20代前半にして1000タイトル以上プレイしてたとか。アーサーとどっちが凄いんだろうww
492 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/23(土) 18:32:42 ID:hr8aUacJ
>>491 あの時代に1000タイトルを制覇したからこそソレナンテは偉大、トライン氏との単純な比較は難しいがどちらも天才なのは確かだろう。
アイドル・エロゲ文化概論 著者 カズイ・バスカーク
カズイのその後w
カズイ様はきっとアーサーと気が合うに違いない
エロゲ義兄弟
長男 アーサー
次男 ユウナ
三男 カズイ
なんか強そう、エロゲ御三家とかでも可
長男 アーサー
みんな僕が大好きなんだろ? なぜか知らんがとにかくモテる、王道的純愛ゲーム好き。
毎朝起こしに来てくれたりツンデレだったりするヒロインがデフォ。
次男 ユウナ
権力者には逆らえないだろう? 相手に力関係を見せ付けて言いなりにする陵辱ゲーム好き。
強気な視線で睨みつつも足元に這いつくばるヒロインがデフォ。
三男 カズイ
清楚なあの子だって人には言えない秘密があるよね? 相手の弱みを探す盗撮・痴漢ゲーム好き。
理不尽な要求に涙目で従うことしか出来ない弱気なヒロインがデフォ。
ア「あぁ、今日も○○タンは可愛いなぁ……」
ユ「エロは権力<ちから>づくだよ、義兄さん。 ほら、いつもみたいに奉仕するんだ××」
カ「僕とユウナ義兄さんの趣味微妙に被ってない? どうでもいいけどね、ウヒッ」
純愛エロゲの長男♪(長男♪)
犯罪エロゲの三男♪(三男♪)
凌辱エロゲの次男♪(次男♪)
エロゲ三兄弟、エロゲ三兄弟♪チャーラッ
この上なく嫌な三兄弟だなw
最近は単なるエロゲスレと化してるな
アーサー=エロゲ
だからな
500ゲト
初めの頃はすぐ落ちるor職人トンズラ…と思っていたけど
まさかここまで続くとは。
>>1さんの根気良さに脱帽。
このままラストまでガンガって下さい!
そろそろまとめサイトが欲しいな
ゆくゆくは本でも作ってほしいくらいだ
本を作るとなると、サンライズとか福田がうるさいだろうな。
SEED関連の同人誌なんて溢れかえってるんだからいいんじゃないか?
本とかどうでもいいしw
,.r''´ ; ヽ、
,ri' 、r-‐ー―'ー-、'ヽ、
r;: r'´ ヽ ヽ
(,;_ 、 l ::::i 'i、
r'´ i' _, _,.:_:::i il!
ヾ ,r -';! '''r,.,=,、" ::rrrテ; ::lr ))
! ;、 .:::;! `´' :::. ' .::i: ,i'
`-r,.ィ::i. :' _ :::;:. .::::!´
.l:i. .__`´__,::i:::::l
r-i. 、_,.: .::/
!:::;::! ::.、 .:::r,!
l::::::::ト __` 二..-',r'::::-、
l;::i' l:  ̄,.rt':::::::/ ` -、
,r' ´ ヽr'ヽr'i::::::::;!'´
ソレナンテ=エ=ロゲ[Sorenant et Roage]
(1599〜1664 フランス)
>>496 次男のユウナだが実はマゾの気もある、女の子にいたぶられるゲームも大好き!
ユ「あーっ、XX様、僕をもっとお仕置きして下さい」
ア「そっちもいけるのかユウナ・・・、腕を上げたな」
カ「うん、いつも虐めてくれる姫様がいないから欲求不満なんだ」
ア「あ、なるほど・・・」
カ「兄さんもたまにはどう?」
ア「うわぁ、これはなかなかハードだねぇ」
カ「フヒヒ、栄養が偏ると良くないからね」
ア「さっそくプレイさせてもらうよ♪」
508 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/25(月) 23:39:53 ID:zs1hXynn
まぁ焦らず妄想しないでスレ主を待とうぞ
「〜♪〜♪」
鼻歌を歌いながら崖の上で踊るステラ。気持ちよさそうな風が吹き抜けていく。
飛ぶカモメを見ながら、もう少し崖の先に足を踏み出した時だった。
ガラッ・・・
「え・・・?」
突然、ステラが立っていた部分の岩場が崩れ、ステラはバランスを失った。
一方、バイクで海岸沿いを走っていたシンは、視線の先に人影を見つけた。
「・・・?人?」
少しスピードを落とすと、その人物の姿が目に入った。
「女の子・・・?なんでこんなところに。」
その女の子は何やら歌いながら回っていた。
「なんだろう・・・変な子かな。」
その時、その少女の立っていた足場が崩れた。
「あっ!」
「きゃあああぁああ!」
ステラは崩れた岩場もろとも、海に落下してしまった。
「大変だ!!」
シンは急いでバイクを降りると、ガードレールを飛び越え、崖に下りた。
崖の端から下を見ると、海面に頭を出して必死に助けを求める少女の姿が見えた。
「くそっ・・・!助けを呼びに行ってる時間なんてないか・・・!」
「待ってろ!今助ける!」
シンは覚悟を決め、一気に崖下の海へと飛び降りた。
そのころ、ミネルバの艦長室ではアーサーが2本目のエロゲをクリアしたところだった。
「・・・これは感動物だったなあ・・・ツンデレヒロイン攻略には苦労したぜ・・・。」
シンの状況も知らず、1人エロゲパーティを続行するアーサーであった。
アーサーwww
続きキター
1さん続き楽しみにしてるぜ
「はぁはぁっ!おい!大丈夫か!!」
「う、うん!」
シンは海に飛び降りると、すぐにステラに駆け寄り、
体を抱きしめた。
「おい、泳げるか!とりあえず、あそこに見える洞窟まで泳ぐんだ!」
「わ、分かった。」
シンとステラは崖下に見つけた隙間にある洞窟目掛けて泳ぎだした。
「はぁ・・・はぁ・・・くそっ・・・。」
「ふう・・・あ・・・あの・・・。」
「体は怪我がないみたいだな。びっくりしたよ・・・突然落ちるんだもの。」
「た、助けてくれて・・・ありがと。」
「え・・・あ、ああ。と、当然のことをしたまでだよ。・・・えと・・・君、名前は?」
「ステラ・・・。」
「ステラっていうのか。俺はシン、シン・アスカって言うんだ。」
「シン・・・。」
「うっ、全身びしょぬれだ・・・。とりあえず、服を乾かさなきゃ・・・。」
「服・・・脱ぐの?」
「え?ああ、俺は脱ぐけど、君は・・・ってちょ!ちょっと!」
突然ステラは服を脱ぎ出しはじめた。
慌てて後ろを向くシン。
「服・・・濡れたから乾かす・・・。」
「だ、だからっていきなり・・・!」
「シンも、早く脱がないと風邪・・・引く。」
「あ、ああ。今脱ぐから・・・。」
シンとステラは脱いだ服を岩場に置いた。
「ええと・・・とりあえず火をつけて暖めよう。そこの木の棒が良さそうかな・・・。」
シンは洞窟内に落ちていた木を集め、原始的な方法で火をおこした。
「ふう・・・。」
「あったかい・・・。」
それぞれ、下着だけになった2人は背中合わせで座りあった。
シンのほうが先にフラグ立ててしまったwwww
シンにはきっとルナマリアフラグもたってるんだろうになぁ…
エロゲに明け暮れるアーサーが不憫でならないw
1さん乙
この世界の主要キャラで、まともなのがシンだけという件
ツッコミのルナマリアやメイリンがまともじゃないと
上司への対応としては異常だが
つか、女性陣は概ねまともか…異常な行為は原作通りだし
まともっていうかさ、
俺は全員が原作のキャラよりまともだと思うぜ。
意味分からん理論だの振りかざして反戦だの叫ぶよりは
エロゲエロゲ言ってた方がマシ
___
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」d ´_ゝ`ノ_ 以上、自演でした。
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__(__ニつ/ エロゲ /___
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すいません、自演しました。」d;´_ゝ`ノ_
www
キラもラクスなんかじゃなくて、マルキオハウスとともに失われたエロゲのために
立ち上がるんなら、共感も出来たのにな・・・
523 :
ジブリール:2007/06/30(土) 15:09:27 ID:???
アーサーが艦長だったらと言うより、種がエロゲを中心とした世界だったらの間違いではないのか?
ところでだ、それよりもネコミミは最高だと思わんか (*´д`*)ハァハァ
なぜねこみみ
つまりロゴスが次に発売するエロゲのヒロインは猫耳ってことか。
えええ?
>>525 つまり
この夏にロゴスがお送りする商品、「膝の上の子猫」は貴方の飼っていて黒猫が猫耳少女となり
正義のニュートロンパワーでプラントを破壊するまでを綴ったひと夏の甘い恋の物語です。
操作方法はごく普通の3Dアクション型恋愛対戦爆破型のミニゲームを使ったもので
メインヒロインである猫耳少女の他にも、特殊部隊の出身で犬嫌いのパイロットや
コーディネイターを殲滅するために生み出された、不思議系少女等の魅力的なヒロインが攻略可能です。
こうですかっ? 分かりませんっ!!
まあ簡単にまとめると、アーサーが常時猫耳装着って話だよな?
意味わかんね
猫耳とかどうでもいいわw
いやいや、どうでも良くはないだろう
>>527 ・・・・・つまりジブぬこ擬人化?
∧,,,,,∧
ミΦÅΦミ
〃 ;;;;;ミ
ヽ(,, JJノ
ジブぬこがオスだったら大変だぞ!
アーサーが新しい道にw
大丈夫、TSもまたエロゲの1ジャンルである。
・・・・・おにいちゃん!ぬこ妊娠しちゃうぅぅぅぅっっっ!!
∧,,,,,∧
ミΦÅΦミ
〃 ;;;;;ミ
ヽ(,, JJノ
巧すぎw
「そろそろ服も乾いたみたいだね、行こうか・・・。」
「・・・うん。」
焚き火で十分あったまったシンとステラは、乾いた服を着て洞窟から出た。
「よっと・・・ここをなんとか登っていけば上に出られるかな・・・。」
登れそうな岩場をつたい、2人は上の道路へと降り立った。
既に辺りは暗くなっていて、日が落ちていた。
「まいったな・・・。もうこんな時間か・・・。そういえばステラは
どこから来ていたんだい?家は?」
そう尋ねたシンの耳に、車の音が聞こえてきた。
「・・・おぅ〜い、ステラー!」
視線を向けると、道路の向こうから1台のオープンカーがこちらに走ってきた。
「え・・・?」
その車は走ってくると、シン達の前に急停車した。
「やっと見つけたぜ・・・。こんなとこで何してたんだよステラ。」
「まったくだよ。早く帰んないとネオに叱られちまうぜ?」
「アウル、スティング・・・。」
「え、ステラの知り合い?・・・よかったね、迎えが来て。」
「ん?ステラ、なんだこいつは。」
「シンっていうの・・・。私、崖の上で踊ってら海に落ちちゃって・・・。
それをシンが助けてくれたの・・・。今までは濡れた服を乾かしてた・・・。」
「あー・・・なんつーかドジだなお前も・・・。ええと、ステラを助けてくれてありがとうな。」
「い、いえ、俺もあの時は必死でしたから・・・。」
「ステラ、早く乗れよ。もう行くぜ?」
「うん・・・。」
スティングに急かされ、ステラは車の後部座席に乗った。
「じゃあね、ステラ。もう会えるかどうか分かんないけど・・・元気で。」
「うん・・・シンも。」
「兄ちゃんも気をつけて帰れよ。・・・それとも途中まで乗せてってやろうか?道は?」
「あ、いえ、自分はバイクがあるんで・・・。」
「そっか、分かった。・・・じゃあな。」
暗い海岸沿いの道路をステラ達を乗せた車は走り去って行った。
「ステラか・・・。可愛い子だったな。おっと、そろそろ自分も戻らないと!」
シンは急いでバイクにまたがり、基地へ向けて走り出した。
そして、シンが帰ってこない事を心配するミネルバクルーを尻目に、
そんな事情も知らないアーサーはまだ艦長室でエロゲをしていた。
「ふう・・・5本目クリア・・・。さすがに目が疲れてきたな、今日はそろそろ終わりにしよう・・・。」
PCの電源を落としたアーサーは、後片付けをするとベッドに寝転がった。
GJです
アーサーとシンの人生の縮図を見た気がするな
アーサーはやればできる子
アーサー・・・
がんがれ
〜オーブ国防本部、司令室〜
「なんですって?艦隊を遠征派遣させる!?」
トダカ一佐は大声を張り上げた。
国防本部の司令室には、彼だけでなく他の将官や部下の
アマギ一尉らも集まり、ユウナの話を聞いていた所だった。
「ああ、そんなに驚かないでくれよ。・・・一応もう決まってしまった事なんだ。」
「もう連合と同盟を組んでしまった以上、なんとなく予想はできていた事ですが、
これは連合軍からの命令なのですか?」
「ああ、ジブリール殿から直々の命令だよ、オーブ海軍にも、ザフトの新鋭戦艦
追撃のために艦隊を派遣してほしいそうだ。」
「しかし新造空母まで投入するとは・・・。」
「仕方ないさ・・・。我が国としても、少数の艦を派遣するだけで連合に不信感を
与えるわけにもいかないしね。」
「またアダルトゲームにつられたのではありませんか?」
突然トダカが言った。
「え?ええ、その・・・いや全然そんな事はないぞ!」
「はあ・・・。」
「と、とりあえずだ。遠征艦隊は空母タケミカズチを旗艦として、イージス艦を後は
6〜7隻程度派遣する事になる。タケミカズチの艦長はトダカ一佐、あなたに頼むよ。」
「・・・分かりました。」
「あと、僕も一緒に行く事にしたから、よろしく。」
「え?ユウナ殿もですか?」
「ああ、連れ去られたカガリの行方も気になるけど、ミネルバの戦いぶりをこの目で
見てみたくてね(・・・アーサー君は果たして元気にしているかな?)。」
「・・・了解しました。」
「よし、早速出港準備だ。」
数時間後、オーブの軍港から空母を含む遠征艦隊が出港していった。
作者乙!楽しみにしてたよ
かつては心を通じ合わせた強敵(とも)がついに戦場であいまみえる!
エロゲオタ同志で戦うロボットモノも珍しいwwwwww
そういや、凸は本当にどこ行ったんだ
……職安?
〜オーブ市街、安アパート〜
「くそっ!また不採用か!」
アパートの一室でアスランはたった今届いた不採用通知を
壁に投げつけていた。
ボディーガードを解雇された後、残っていた金で彼はアパートの部屋を
借りて、毎日オーブ総合職業安定所へ顔を出していた。
求人雑誌なども大量に持ち込み、部屋の中は雑誌と履歴書などで
あふれていた。
「あーもう!どうして採用してくれないんだ!」
アスランはテーブルを叩くと、そばにあった野菜ジュースを飲み始めた。
「はあ・・・食費と光熱費もばかになんないや。」
アパートの部屋には、家具屋で買った安テーブルと小さな冷蔵庫、テレビ、
戸棚などを置いていたが、風呂はなく、毎日銭湯通いだった。
「それにしても暑いな・・・やっぱり冷房買えばよかったかな。」
うちわで扇ぎながら、アスランはまた履歴書を書き始めた。
「あー・・・暑い・・・ええと・・・志望動機・・・あ、くそっ!もう証明写真がないじゃないか!」
アスランは財布を開くと中を確かめた。
「この際もうスピード写真でいいかな・・・いっそのことプリクラでも・・・。」
テレビをつけると、ニュースでオーブの艦隊が遠征出発する様子が流れていた。
レポーターが軍港で、出港していくオーブの艦隊の様子を伝えている。
「オーブ軍が遠征するのか・・・。行き先はどこだろう・・・。
・・・っと、そんな事より、そろそろ夕飯の材料でも買いにいかなきゃ。」
アスランは財布を掴むとサンダルを履いてアパートの部屋を出て行った。
GJです
不覚にも凸の前向きで生き生きとした落ちぶれっぷりに涙が止まりません。
雨が続くと仕事もせずにキャベツばかりをかじってた
アスランいいな
凸はニートの方が無害でいい
アスランwww
551 :
543:2007/07/01(日) 20:36:34 ID:???
GJです
おれの一言で書いてくれたのなら感謝のしようがありません
凸主役の話が見たくなったw
ここのキャラはみんな好きだ
age
〜アークエンジェル、ブリッジ〜
ブリッジではラクスやカガリ達が今後の事を話していた。
「なあ、ラクス、そろそろ私をオーブへ返してくれないか?
お金の方も当分は心配がなさそうだし、頼むよ。」
「そうですわね・・・。資金も一応十分になりましたし、これ以上
カガリさんにも迷惑はかけられませんものね・・・。」
「そっか、助かる。」
「マリューさん、キラも別にかまいませんわよね?」
「ええ、私は別に。カガリさんもオーブが心配でしょうしね。」
「ラクスの好きにすればいいさ。カガリも災難だったよね。」
「すいませんカガリさん、色々と迷惑をかけてしまって。」
「ああ、もういいよ。すんだ事をいってもしょうがないし。」
「で、ラクス、それでどうするんだい?ここからじゃオーブはかなり遠いけど。」
「先ほどニュースで、オーブの艦隊が遠征派遣をしたというのを見ましたわ。
どうやら・・・ザフト軍の新型戦艦を追撃するために派遣されたらしいですわ。」
「なんだって?オーブ軍が派遣?」
カガリが驚いたように言った。
「いや、連合と同盟を結んでいるのだから、それは当然予想できた事か・・・。
それにしても・・・確か新型戦艦、ミネルバってのはディオキアにいるんだろう?」
「ええ、それも前、入港したとニュースで言ってましたわね。」
「だとすると、ミネルバは迎撃のために出港する可能性が高いな。」
「ええ、ここからですと・・・そうですわね、オーブ艦隊と鉢合わせしそうなのは、
ダーダネルス海峡辺り・・・でしょうか。」
「じゃあそこへ行けば艦隊に会えるんだな!?」
「ええ・・・恐らく。カガリさんはとりあえず、そこでオーブの艦隊へ帰ればよろしいですわ。
たぶん、オーブの方々も、カガリさんを見れば戦闘をやめて下さるでしょう。」
「ああ、それで私はオーブに戻る事にするよ。」
「では、ダーダネルス海峡へ向けて行きましょう!」
アークエンジェルは一路、海峡を目指した。
オーブ艦隊はタクシーじゃねーぞwwww
しかもこのカガリ、妙に物分り良すぎ
オーブンに着いたAAと夕飯の買い物中のアスランが再会するワケだなw
AAの雰囲気が平和すぎるw
当初の目的(生活費の工面)は果たしたんだからまたオーブへ帰ってニート生活に戻ってもいいんじゃw
そもそもキラのせいなのにまるで他人事w
今も何もやってないに違いないwww
きっとAAにもゲームや漫画持ち込んでほとんど自室に引きこもってるんだろうな
虎はまだしもキラはもっと駄目ニートらしいからなあ
ラクスに調教もとい指導されたとはいえ・・・
564 :
通常の名無しさんの3倍:2007/07/04(水) 21:10:48 ID:IeftX2/8
でも本編の如く他人に毒電波ばら撒くよりは随分マシだと思うぜ。
〜ダーダネルス海峡近海、連合軍艦隊〜
「さて・・・もうすぐですな。」
「ああ、そろそろ見えてきてもいい頃だな。」
J.P.ジョーンズの艦橋でネオと副官が話していた。
ステラ達が自由行動から帰ってきた後、ネオは彼女達やMSを艦に乗せ、
連合の基地から出港した。目的は無論、オーブ艦隊と沖合いで合流し、
ミネルバを叩く事である。
「・・・そう言えば、前回、インド洋の時はジブリール殿に
戦闘を中断されたんですよね。」
「・・・ああ、アダルトゲームの攻略を手伝わされたよ。ミネルバを攻撃しろと
言っておきながら肝心な所で呼び戻す・・・あの人にも色々困ったもんだよ。」
「今度はオーブ艦隊と合流し、ミネルバを攻撃という命令ですね。」
「オーブの連中にしたって内心良く思ってはいないだろうさ。元々は中立だった上、
こんな遠い所までわざわざ遠征させられるんだからな。」
「そう言えば彼らは、今眠ってるんでしたよね?」
「スティング達か?・・・ああ、今は自室で休んでいる。
今のうちにせめてでも休息を入れてやりたくな。」
「お・・・大佐、どうやら来たようです。」
副官が言う。
見ると、水平線の彼方に、いくつもの艦が見え始めた。
その時、兵士が叫んだ。
「オーブ艦隊、旗艦タケミカズチより通信です!
<オーブ派遣艦隊全7隻、これよりそちらと合流します。
長旅の心配は無用です。艦隊総指揮官、ユウナ・ロマ・セイラン。>
・・・以上です。」
「・・・よし、我々も行くぞ。あちらの指揮官殿と会おう。」
J.P.ジョーンズ及び、連合のイージス艦2隻が動き始めた。
マジメに戦うのかボケるのか>>1さんの腕の見せ所だな
ユウナが戦略シミュレーションもあるエロゲをプレイしたせいでまともな戦術をとってくるかもしれん。
同じエロゲをプレイしていたアーサーが裏をかくんだなw
C.E史上稀に見る壮絶な戦場になりそうだw
そのエロゲの攻略本が発売されて一同ピンチに!
571 :
通常の名無しさんの3倍:2007/07/05(木) 21:12:33 ID:lEGX7o/X
そして次回作をコンプリート済みのアーサーが戦場を翻弄するんだなw
どんな戦いになるかwktk
ジブがコーディ嫌いなの理由はエロゲ関連とは思うが何なのだろう・・・
ネコミミをパトリックが弾圧していたとかですか?
「アーサー君、いるかね?」
突然、艦長室に議長からの通信が入ってきた。
少し前、シンがなにやら遅く帰ってきて、皆が安堵していた中、
アーサーは「遅いぞシン、駄目じゃないか、いくらエロゲーが
ほしいからって遠くの町まで行っちゃ・・・。まだ18歳未満だろう?」
などと空気の読めない発言をし、皆から批判を喰らった後のことだった。
「おわっ!議長!」
「またなにかしていたのかね・・??」
「い、いや、なんでも・・・その・・・なんでしょうか。」
「ああ、悪い知らせだ。どうやらオーブと連合の艦隊がこちらを目指して航行中らしいのだ。」
「え?それって・・・。」
「無論、ミネルバを狙ってきているのだろう。オーブの艦隊が遠征したというニュースが
前に流れたが、連合と組んでいよいよ我々を本気で攻撃しに来るようだ。」
「人気者はつらいですねw はははwww」
「・・・・・」
「・・・すいません、調子にのりました。」
「我々としても、ディオキアの基地や一般市民を戦闘に巻き込む事は避けたい。
ミネルバには、沖合に出港し、ダーダネルス海峡付近で敵軍を迎え撃って欲しいのだ。」
「はい・・・分かりました。」
「すまないね・・・。敵はかなりの陣営で来ているようだ。艦の整備は万全にした方がいい。」
「補給も大分前には終わっています。一応、出港はすぐできますけど・・・。」
「頼む。・・・そして無事に帰ってきて欲しい。」
アーサーはすぐこの事をシン達や艦のクルーに告げた。
「オーブが・・・?」
「連合と同盟を結んだから、いつかこうなるのは分かりきっていた事さ。」
「・・・ミネルバだけで大丈夫かしら・・・。」
「一応、基地からボズゴロフ級潜水母艦が2隻、それから・・・なんでもザクにつぐ
新型MSも一緒に同行してくれるそうだよ。」
アーサーが言う。
「よし、みんな行こうか。今まで色々あったけど、いつもなんとか乗り越えてきたんだ。
今度も皆で力を合わせれば絶対大丈夫さ!」
「艦長が言うとなんか不安ですね・・・。」
「フォンドヴァオゥ!?」
「ご、ごめんなさい。あたしも・・・まだ死にたくないし、がんばりましょう、艦長。」
メイリンが言葉をかけた。
「ミネルバ出港します!」
バートの掛け声を受け、ミネルバ、そしてザフト軍部隊はディオキアから出港して行った。
GJ!
アーサーが何とかなるって言うとヤバイ状況でも悲壮感無くなりそうで、案外いい艦長かもしんないw
世界は『エロゲ』を中心に廻る
機動戦士ガンダムSEED DESTINY キャプテン・アーサー
こんな感じか、そしてGJ!
エロゲ王に、俺はなる!
___
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i ||(`'\_>
」d ´_ゝ`ノ_ <さすがアーサー君、やる時はやりますね!
アーサー、自演乙
〜空母タケミカズチ、艦橋〜
タケミカズチでは、ユウナ、トダカらオーブ軍将官と、
ネオら連合の軍人達が会談していた。
「それにしてもわざわざこんな所までご苦労様です。
ユウナ殿・・・でしたか。長旅疲れたのではありませんか。」
「いえいえネオ大佐、めっそうもないですよ!この通り!
僕をはじめとして、オーブの皆はこれくらいの事で疲れはしません!」
ユウナは力強く言葉を返した。
周りを見たとおり、トダカやアマギ、その他の兵士達も
疲労は顔や体には出ていなかった。
(元気ですなあ・・・オーブは。)
(ああ、彼らは強いぞ。)
ネオと副官は小声で話し合った。
「それで・・・ユウナ殿。ここはやはり先陣はあなた方にお任せしたいのですが、
どうです?我が連合の艦数もあなた方に比べれば劣っておりますし・・・
その様子なら、休みもいらないみたいですからね。」
「無論まかせて下さい、我がオーブ軍の力、見せてさしあげますよ。」
ユウナが明るく話す横でトダカは不安そうな顔をしていた。
空は夜明け前・・・明るくなってきたところだった。
ネオ達は連合艦に帰り、オーブ艦隊が前衛に出た。
「ふう・・・こりゃ連合にもかっこ悪い所は見せられないな。」
「ユウナ様、MS隊、いつでも発艦できます。」
トダカが言ってきた。
「そうか・・・この戦闘、何か作戦名が欲しいところかな。」
「は?」
「う〜ん・・・今は夜明け前か・・・海が綺麗な瑠璃色をしてるな。」
「え、ええ。この辺りは透明度が高いようですな。」
「よし・・・決めたぞ!今回の作戦!<夜明け前より瑠璃色な>作戦で行くぞ!」
ユウナは力強く叫んだ。
トダカら艦橋内の兵は皆、( ゚д゚)ポカーンとしていた。
「ん?どうしたんだいみんな?さ、出撃だ!MS隊を発進させるんだ。」
「ユウナ様、戦争はあなたの好きなアダルトゲームとは違います・・・。」
「いいじゃないか!エロゲは僕の宝物なんだ!そんな事より、早く発進発進!行くぞみんな!
(そして、アーサー君、いよいよだな。君の腕前見せてもらうよ。)」
こうしてオーブ艦隊からMSが発艦し始めた。
ちょwwwけよりなwwwwww
アーサー投下乙
って、よりによって、緑色の物体なゲームですかw
作戦名 キャベツ
つーかさ、トダカ始めとして何でブリッジクルー全員けよりな知ってんだよ
謎の男「男だからさ」
ここまで毒されていたかオーブは・・・・・
「この素晴らしい作品を是非ともやりたまえ」
とオーブの金で全兵士・将校に買い与えたんだろw
宇宙戦はAir(宇宙と書いてそらと読むし)
再戦の時はD.C.とかつけるんだろうか、ユウナは
デスティニーがフェイトガンダムとかつけられそう
恐らくユウナが買ったエロゲをさんざん周囲に自慢してたから
名前覚えちゃったんだろうなw
この世界なら、もしかしてセイバーガンダムの名前の由来も・・・・・
昔、セイバーとギルガメッシュをガンダムにした絵があったような
>>588 ではアカツキはギルガメッシュに改名だな。
ハイネ「シン、こっちにエクスカリバーよこしな!」
アーサー「待て、セイバーには私が乗る!」
セイバーアーサーVSギルガメッシュユウナ
そこでディアッカ=アーチャーですよ
何この神スレ
〜ミネルバ、ブリッジ〜
ディオキアを出港したミネルバはダーダネルス海峡付近へと到着していた。
「艦長!敵の艦影を捕らえました!すでにMS部隊を展開させています!」
バートの声とともに、ブリッジにオーブ艦隊の陣容が映し出される。
(いよいよか・・・今度は無事に帰れるかな。エロゲのためにも死ぬわけにはいかないぞ。)
「よ、よし、後続はついてきてるかい?」
「はい!ボズゴロフ級2隻とも異常無しです!」
後ろを見ると、潜水母艦からMSが発進していく所だった。
青い色をしたザクに似たMSが空を飛び、ミネルバを追い越していく。
「あれがZGMF-2000、グフイグナイテッドか・・・。こっちもMS隊発進だ!」
シン達は格納庫で今まさに発艦しようとしていた。
「どうした、シン。」
「あ、レイ・・・いや、なんかさ、ルナがちょっとテンション落ちててさ。」
「どういうことだ?」
「ほら・・・俺達、一度はオーブで艦を修理して休暇ももらっただろ?
オーブ沖でMAとの戦いの時はオーブとは戦わなかったけど、今回は違う。
う〜ん・・・なんだかな・・・って感じみたくてさ。」
「あたしもね。・・・なんか連合と同盟を結んだのは分かるけど、すぐ割り切れないっていうか・・・。」
ルナマリアが言う。
「じゃあお前、どことなら戦いたい?」
突然、ハイネが言ってきた。
「え?どこって・・・ええと・・・その。」
ルナマリアが口ごもる。
「あ、やっぱり?俺も。誰だって好きで戦争してるんじゃない。
昨日友人だった奴が敵になる、おとといまで友軍だった国が裏切る。
そんな事は日常茶飯事、とはいかなくても、結構ある話さ。
・・・そういうことだよ。今は戦争で、俺たちは軍人なんだからさ。
割り切れよ。でないと・・・死ぬぞ。」
「ハイネ隊長・・・。」
「さて、緊張はとれたか?行くぞおまえ達。出撃だ。」
「は、はい!」
ルナマリアは明るく返事を返した。
「シン・アスカ!インパルス行きます!」
シンのインパルスを筆頭に、ミネルバからもMSが発進していった。
ハイネは凸の100倍上官むきだなw
しかしハイネが出ばれば出ばるほど、凸が不憫で仕方ないなw
原作沿いの話なのに唯一話に絡んでいけない凸。
楽しすぎるwww
凸は入らない子
凸のために一刻も早くデスティニープランをw
あ、オーブにいたんじゃどっちみちダメかwww
601 :
通常の名無しさんの3倍:2007/07/08(日) 14:04:19 ID:LcNGZxYD
凸は早急にAA隊と合流しないとフラグすら立てずに終了だぞw
アーサーだってエロゲ内ではフラグ立てているんだから。
〜J.P.ジョーンズ、艦橋内〜
「大佐、彼らは今回は出さないのですか?」
艦橋ではネオと副官が話していた。
「ステラ達か?・・・ああ。今回は出撃はさせない。オーブ軍の実力を色々と見ておきたいしな。
今回の戦闘は我々は様子見だ。後ろの艦にも現状待機と命令を伝えておいてくれ。」
「・・・はっ!」
(さて、どうかなオーブは。)
〜タケミカズチ、艦橋内〜
「ユウナ様、どうやら敵軍はミネルバの他、潜水母艦がいるようです。
新型のような量産MSも見受けられますな。」
「そうか・・・敵にはガンダムがいるみたいだからね、注意した方が良さそうだね。」
「はい。・・・対空、対艦、対MS戦闘用意!敵潜水艦の魚雷攻撃に注意しろ!」
タケミカズチから飛び立ったM1アストレイシュライクやムラサメが敵に向かって飛んでいく。
「トダカ一佐、まずはミサイル発射だ。相手の出方を見てみよう。」
「・・・分かりました。」
タケミカズチやイージス艦からミサイルが発射された。
〜ミネルバ、ブリッジ〜
「敵艦!ミサイル発射!」
メイリンが叫ぶ。
「う、打ち落とすんだ!回避運動しながら迎撃開始!」
アーサーの命令と共にミネルバのCIWSが火を噴き、飛んでくるミサイルを打ち落としていく。
「シン達は敵MSの相手をするんだ!ある程度敵の数を減らしたら、タンホイザーを撃つ!」
「タンホイザーを!?」
シンから通信が入る。
「ああ。一気にタンホイザーで敵の主力艦隊を沈める。そうすれば僕らの勝ちだ。」
アーサーが胸をはって答えた。
「艦長にしては珍しく冴えてますね。敵は空母を中心に密集してますから。」
メイリンが言った。
」d;´_ゝ`ノ_ 「珍しくって・・・orz」
「まかせな!俺達がMS部隊の方は蹴散らしてやるよ!」
ハイネから通信が入った。既に、こちらに向かってきたM1アストレイの一部隊はセイバーや
インパルスの活躍もあり、全滅していた。ボゾゴロフ級からも対空ミサイルポッドが放たれ、
敵MSを撃墜していく。グフイグナイテッドも奮戦しているようだった。
そうした事もあり、ミネルバの全面・・・艦首方面は敵の数が減り、
オーブ艦隊の主力が丸見えとなった。
「よ、よし・・・今だ!タンホイザー起動!目標、敵空母!」
タンホイザーが起動し、艦首から陽電子砲が顔を出した。
「ユウナ様!敵艦は陽電子砲を撃つようです!」
「な、なんだって!?」
「まさかいきなり陽電子砲を・・・各艦回避散開!衝撃に備えろ!」
「(アーサー君!君はいきなり僕を、エロゲ仲間を倒してこの戦闘の決着をつけようっていうのか!?)」
無論、アーサーはユウナがここにいる事を知らない。
「艦長!エネルギー充填100%です!」
「よし!タンホイザー発・・・」
その瞬間だった。空から一条のビームがほとばしり、タンホイザーの砲身を貫いた。
直後、ミネルバの艦首部分が大爆発を起こした。
「う、うわぁぁぁぁあああぁ!!」
「きゃあぁぁああ!」
やっぱし、この世界でもラクシズはテロ活動をおこなっているのかw
まて、キラだったらAA内の個室に引きこもってるはずだw
仕事が無くてしびれを切らした凸かもしれんw
606 :
通常の名無しさんの3倍:2007/07/08(日) 21:57:49 ID:LcNGZxYD
>>604 もしかしたら「カガリのタクシー」を守っただけの可能性もあるぜ?
うわぁwww
タクシーを守るために戦うってのは、ある意味清々しいな
そしてアーサー秘蔵のエロゲーも灰になった
何故だろう、TV版よりよほど攻撃理由に納得が出来る……
―タンホイザーが撃ち抜かれる少し前―
〜アークエンジェル、ブリッジ〜
「ラクスさん、もうすぐダーダネルス海峡よ。」
マリューが艦長席から言う。
「様子はどうですか?」
「どうやら、もう戦闘が始まってるみたいね。」
「・・・そうですか、急いで下さい。」
「ラクス!ストライクルージュ、問題なしだ!」
格納庫のカガリから通信が入る。
「・・・ラクス、僕も出なきゃいけないの?」
キラからめんどくさそうな通信も入った。
「・・・(怒)当たり前ですわ!カガリさん一人では危険でしょう!
あなたにはカガリさんを無事にオーブ艦隊へ送り届けてもらいますわ。」
「・・・一応俺も出るんだけどねえ。」
ムラサメに乗ったバルトフェルドが呟く。
「それと、キラ。もし戦闘に巻き込まれても、ザフトやオーブの艦やMSを
攻撃してはいけません。回避に専念して下さい。無闇にMSを撃墜するなんて
もっての他ですわ。どうしても無理な場合は極力コクピットは避けてください。これは命令ですわ。」
「はいはいワロスワロス。」
「・・・何か言いましたか?」
「いや別に。」
「艦長!発進準備OKですぜ!」
マードックが叫ぶ。
「キラ君達発進して!」
「ストライクルージュ、カガリ出るぞ!今まで世話になったな!」
「アンドリュー・バルトフェルド、ムラサメ出るぞ!」
「キラ・ヤマト・・・フリーダム行きまっす・・・。」
3機が向かった戦闘空域では、ミネルバとオーブ軍のMSの攻防が始まっていた。
「あれは・・・タケミカズチか?」
カガリが言う。
そんな時、キラはミネルバが陽電子砲の発射体勢に入っているのに気づいた。
「めんどくさいなあもう・・・ん?あれは・・・陽電子砲?発射先はオーブ艦隊か・・・
マズイな、カガリが帰る前に艦隊が全滅しちゃうよ。ラクスはあんな事言ってたけどしょうがないよね。」
キラは一気にブーストを吹かしてミネルバの上に飛び、陽電子砲に向けてビームライフルを放った。
直後、ミネルバの艦首が大爆発を起こすのを、アークエンジェルの艦橋で
マリューやラクス達が唖然としながら眺めていた。
キラwwwやっぱお前が戦犯かwwwwww
……冷静に考えるとラクスも悪いな、うん。
正直、このキラ好きだわwww
>「キラ・ヤマト・・・フリーダム行きまっす・・・。」
やる気ねえwwww
オーブ艦隊守る為なら仕方ないなw
つか虎はやる気取り戻してるのな
あいつはやる気なくても格好だけはつけるから
ニートからは抜け出せないキラ
>>「はいはいワロスワロス」
こんな奴にタンホイザーを破壊されるなんてやりきれんなwww
「ちょ、おま、キラ!何やってるんだ!!」
カガリが叫ぶ。
「カガリ、そんなことより、オーブに帰るんだろ?ほら、早く言わないと。」
キラはそう言ってカガリを促した。
「あれは、あの機体はまさか・・・。」
トダカが呟く。
「あ、ああ・・・。オーブ艦隊に告ぐ!私はカガリ・ユラ・アスハだ!
私がいない間、長らく迷惑をかけた!今からそちらに着艦をしたい!」
「カ、カガリ!?」
「カガリ様!」
ユウナやオーブの兵が驚いた。
「き、君は誘拐されていたんじゃないのか?」
「ユウナ様!連合のネオ大佐から通信です!」
「ええい、なんだよこんな時に!」
「こちらはネオだ。ユウナ殿、まさか戦闘をやめるつもりではないでしょうね。」
「え、いや、しかし、あれはカガリ・・・。」
「あれが本物のあなたの国の元首とは限らないでしょう、しかもあの機体は
指名手配されているアークエンジェルから発進してきた。怪しすぎます。
それに、こんな事で戦闘を中止させられてはこちらも困るのですよ。」
「あ、ああ。」
「トダカ!悪いが着艦させるわけにはいかない。僕らの敵はミネルバだ。
カガリンには悪いが、この際・・・無視してくれ。ただし、弾は当てないように。」
「ユウナ様!?くっ・・・分かりました。」
「オーブ艦隊!聞こえないのか!私はカガリ・・・!」
カガリの声を無視するように、オーブ艦隊はミサイルをミネルバ目掛けて撃ち上げ、
ストライクルージュの横をミネルバへ向かってムラサメが飛んでいく。
「カガリ、残念だったね。まあそんなもんだよ。」
キラがどこ吹く風、といった風に答えた。
その時だった。向こうからインパルスがフリーダム目掛けて突っ込んできたのは。
「よくもミネルバを・・・あんたは一体なんなんだぁー!!!!!!」
ニートvsエリートwww
>>あんたは一体なんなんだーー!!!!
ホントになんなんでしょう
でもここのキラの方がカッコイイ
カッコイイかはともかく・・・・
ニンゲンとしてはTV版よりはるかにマシだと言える
好感持てるけどさ、人間としてマシかどうかはちょっと・・・
人間としては生き甲斐持っているだけ本編の方がマシかもね
迷惑するのは回りだから
このスレのキラもどのみち迷惑かけてるけどww
>「カガリ、残念だったね。まあそんなもんだよ。」
テラ他人事wwwww
キラに狂気が戻ってきたか?
いや、ほんとーにタクシーの心配しただけに見える。
それでもTVよりは納得できるのが不思議だがw
ラクスはラクスで
「早くカガリさんを返さないと一人分とは言え、食費がバカになりませんわ!」
とか思ってそうだ
>>629 あれ、なんか庶民的で萌えるんですけどwww
〜ミネルバ、ブリッジ〜
「み、みんな大丈夫かい?被害報告は!?」
衝撃から立ち直ったアーサーが聞いた。
「艦首部及びタンホイザー大破!完全に使用不能です!
死傷者もかなりの数が出ている模様です!」
バートが叫ぶ。タンホイザーがあった艦首からは膨大な黒煙が上がっていた。
「フォンドヴァオゥ・・・なんてこった。レイやルナマリアたんは!?」
「お姉ちゃん達は主翼の方にいるので無事です!」
ルナマリア達はミネルバの艦上で敵機を迎え撃っていた。
「あ、あれはまさかフリーダム?・・・なんでこんなところに?そ、それよりも
ま、またこっちを撃ってくるかもしれない!みんな気をつけるんだ!」
アーサーは皆に言った。
「艦長!シンがフリーダムに向かってt行きます!!」
メイリンの声にアーサーは振り返った。
「な、なんだって!?」
戦場は混乱していた。突然現れたフリーダム、ストライクルージュに驚き、その場で
機体を止めるオーブ兵も多かった。バルトフェルドの乗るムラサメは自分やカガリの
ルージュに銃を向ける機体のライフルを打ち落としていた。一度、カガリに向けミサイルを
放った艦隊も沈黙している。ザフト側も黒煙を上げるミネルバ以外は沈黙していた。
そんな中、フォースインパルスに乗ったシンは
ビームサーベルを抜いて、フリーダムに向かっていた。
「やめろシン!無闇に突っ込むんじゃない!
そんな奴は相手にするな!」
ハイネが叫ぶ。
「うるさい!ミネルバの仇は俺がとる!このおぉぉぉ!!!」
シンは聞く耳を持たず、一気にフリーダムに斬りかかった。
「やめてよね、誰だか知らないけど、僕にかなうはずないだろ。」
キラはシンのサーベル攻撃を軽くかわした。
「なっ!よけた!?くっそぉぉぉおお!」
シンは再度斬りかかるが、またしてもフリーダムは簡単に避けてしまった。
「・・・なんなんだい一体。あの艦を撃ち抜いた事なら謝るよ。でもあの時は
あれしか方法がなかったんだ。・・・ならしょうがないよね?」
シンはビームライフルを連発するも、キラはアンチビームシールドでそれを防いだ。
「何がしょうがないだ、こいつ!このっ!このぉっ!」
「だから謝ってるじゃないか・・・これ以上邪魔をするなら容赦はしないよ?」
「お前、ふざけるなぁっ!!!!!!!!」
「・・・しょうがない。僕だってほんとはこんな事したくないんだけど・・・さよなら。」
キラは直後、SEEDを発動させた。
突然、機動と反応が上がったフリーダムに、シンは身動きが取れなかった。
「え・・・?」
直後、フリーダムが突き出したビームサーベルが、インパルスを庇って
飛び込んできたセイバーガンダムのコクピットに突き刺さった。
「・・・あ、ごめん。」
キラが呟く。
「ハ、ハイネ隊長!?」
「シン・・・無闇に突っ込むなって言っただろ?・・・まったく・・・世話が焼けるぜ・・・。」
セイバーの胸部から火花が上がる。
「た、隊長!な、なんで・・・!?」
「部下を守るのは・・・隊長の仕事・・・だろ?い、いいか・・・シン・・・ここは・・・引くんだ。
いいな・・・。アーサー艦長にも伝えてくれ・・・。ここは・・・一旦、撤退・・・するんだ。」
「・・・あ・・・あ。」
「分かったか?シン・・・。もう・・・無鉄砲な・・・行動は・・・するな・・・よ?」
「は、はい・・・ハイネ・・・隊長・・・。」
「へっ・・・すまねえな・・・シン・・・こんな・・・と・・・こで・・・やられ・・・ちまっ・・・て・・・・・。」
次の瞬間、キラがビームサーベルを引き抜くと同時に、セイバーガンダムが爆発した。
「ハイネ隊長ぉぉぉぉーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「・・・カガリ、バルトフェルドさん、戻りましょう。・・・もうここにいてもしょうがないですから。」
「お、おい!キラ!」
「・・・ああ、了解だ。」
フリーダムはストライクルージュの腕をとると、バルトフェルドのムラサメと一緒に、
アークエンジェルの方へ帰還していった。
「・・・ユウナ様。」
「・・・ああ。僕らも一旦引こう。体勢を立て直すんだ。・・・全軍に戦闘中止命令を出してくれ。」
オーブ艦隊も撤退を開始し、後には放心状態のシンとミネルバらザフト軍が残された。
結果オーライトだが、ハイネが不憫すぎる
何だろう、キラにヤる気が無いのが分かってるだけにむなしさが漂う。
そして一言、ハイネーーーッ!!
あぁ、ハイネ……
>>631読んだ時点で、ちょwソレ死亡フラグwww とか思って飯食ってたら……
ってか、「あ、ごめん」で済ますなキラwwwww
何だこの何ともいえない虚無感はwwwwww
せめてこの世界ではハイネは生きて欲しかった(;_:)
飛び込まなきゃインパルスが達磨になるだけで済んだのに・・・
ハイネぇぇぇ!!
このSSスレ
ギャグ専用じゃなかったっけ?
別にギャグ専用でもなかった思うが
まあギャグは多かったけどなw
でも、誰一人死なない、なんて事はないだろ
「ハイネぇぇーっ!」って叫ぶハズなのに就活でそれどころじゃない凸w
このキラならDPを潰す理由がはっきり判るな。
でも職が見付からないアスランはDPを支持して最後キラ対アスランになりそうな気がするな
で、最後に締めは
キラ「覚悟はある。僕は働く。」
となるわけか
>>644 キラ「覚悟はある(働いたら負以kr)。僕は帰る。」
〜ディオキア港、湾岸ドック〜
ディオキアに帰還したミネルバ。艦首部分は無残にも大破し、
ささくれだった鉄板がめくれあがっていた。
そのミネルバの隣で、クルー達が整列していた。
彼らの目の前には死体袋が並び、搬送車が何台も止まっていた。
「それで・・・最終的な人員被害は・・・?」
アーサーがメイリンに聞いていた。
「死者が・・・ハイネ隊長を含め11名、重軽傷者が28名です・・・。」
「そうか・・・。皆、先の戦闘で亡くなった11名に・・・敬礼!」
アーサーの声とともに、シンやレイ、クルー達が敬礼をする。
その後、亡くなった人達の遺体を車が運んでいった。
「シン・・・ハイネ隊長が亡くなったなんて・・・。」
ルナマリアが涙ぐみながら話しかけてきた。
「ああ・・・だけど、隊長が死んだ原因の半分は俺のせいなんだ・・・。
俺が、がむしゃらに飛び込んでったりしなけりゃ隊長は・・・!」
「あまり自分を責めるな、シン。」
「レイ・・・。」
レイがシンの肩に手を掛けて言った。
「俺がシンの立場だったら、恐らく同じ事をしただろう。ミネルバを
あんな風にされて、黙っているわけにはいかなかっただろうしな。」
「でも・・・俺は冷静さを失ってたんだ、あの時・・・。」
「いや、悪いのはフリーダムだ。あの時、あの連中が乱入してこなければ
あのような事にはならなかっただろう。」
「そもそも、なんであいつらは急に戦場に・・・?」
シンが聞く。
「オーブの元首が何やら叫んでいたらしいと聞いた。恐らくだが、戦闘を
止めろ、とかそんな事を言いにきたのだろう。」
「馬鹿だよ、そんなの。そんな事で急に戦闘が止まるわけないのに。」
「いずれにせよ、もう今となっては真相はどうでもいい事だ。ただ一つ、
分かっているのは、フリーダムがミネルバを攻撃し、ハイネ隊長を
殺したという事実だ。」
「ああ・・・。」
「オーブや連合の艦隊も同時に引いたが、また仕掛けてくるだろうな。
もしかしたら・・・またフリーダムも現れるかもしれん。」
「今度あいつらが現れたら・・・俺は・・・。俺は、絶対にフリーダムを撃つよ、レイ。
ハイネ隊長の仇を取る。」
「ああ・・・。だが、シン。気をつけるんだ。相手は「あの」フリーダムだからな。」
「分かったよ、レイ。」
戦死者を送る式が終わった後、シンやアーサー達は一旦、基地へと戻った。
>「オーブの元首が何やら叫んでいたらしいと聞いた。恐らくだが、戦闘を
止めろ、とかそんな事を言いにきたのだろう。」
言ってねえwwwww
テラ濡れ衣www
まあ、あん時カガリがオーブに帰りたいって言ってたなんて
ザフトは知らないしなw
〜J.P.ジョーンズ、艦橋内〜
「・・・分かりました、ユウナ殿。」
「どうです?」
ユウナとの通信を終えたネオは、電話を置いた。
「ああ。先の戦闘での被害修復と、戦力の建て直し。やはりまだオーブはすぐには動けないらしい。
いずれにせよ、ミネルバへの再度の攻撃は、まだ少し先になるだろうな。」
「そうですか・・・あの時、乱入してきた連中の事もありますしね。」
「あの乱入で少なくない兵が動揺したようだからな。無理も無いだろう。
誘拐されていたはずの国家元首がいきなり出てきたのだからな。」
「それで、次は何を・・・?」
「まずは基地に戻るさ。俺達も休まなきゃな。それと・・・次、今度またミネルバと
戦う時は、あいつらも出すつもりだ。」
「『あいつら?』・・・ああ、スティング達の事ですか。」
「彼らも出撃させ、一気に勝負をつける。もし、また例の連中が乱入して来たとしても、
それまでにはミネルバを沈めるつもりだ。・・・まあそううまくいくとは思えんがな。」
「・・・そうですね。」
「よし、では基地に帰還するぞ。」
「了解。」
連合の艦隊が動き出した。
〜空母タケミカズチ、艦橋内〜
「ユウナ様。」
ネオとの電話を終え、ユウナは立ち上がった。
「トダカ、まずは部隊の再編成だな。それから後は連合の基地へ寄港するよ。
同盟国だからと、わざわざ補給と修理をしてくれるそうだ。」
「それは・・・ありがたいですな。」
「それとユウナ様、あの時の・・・。」
トダカはあの「乱入騒ぎ」の話を持ち出した。
「ああ、分かってるよ。・・・あれは、あそこにいたのは間違いなくカガリだ。」
「やはり・・・。」
「あの時、カガリが言った、『戻りたい』って言葉、あれは本当なんじゃないかな。
我がオーブは、アークエンジェル側にかなりの身代金を支払ったし、カガリが
誘拐されてからだいぶ時間が経った。だから、カガリがアークエンジェルの
連中を説得して、そろそろオーブに戻らして欲しい、とでも言ったんだろう。」
「カガリ様・・・。私としては、ぜひ着艦させてあげたかったのですが・・・。」
「連合の目がある以上、そううまくはいかないさ・・・。それに戦闘中だったんだ。急に
戦闘を止めて着艦させる時間もなかったろう。仕方ないよ。」
「恐らく、また我々は連合軍と一緒に、再度ザフト艦の攻撃をする事になるでしょう。
ですが、もしもまたカガリ様が現れたら・・・?」
「その時は・・・この僕がなんとかするさ。連合に逆らってでもカガリをこっちに着艦させる。
彼女をオーブに帰してあげたいからね。だけど、ミネルバへの攻撃の手も休めるわけには
いかないだろうな。うまく着艦させられるタインミングがあればいいんだけど・・・。」
「また、来るでしょうか・・・?」
「来るよ。きっと。カガリはそういう子さ。ま、それが可愛いんだけど。」
そう言ってユウナはウインクをした。
「ユウナ様、キモイです。」
「ちょw」
その時、隣の艦から通信が入った。タケミカズチにも、最後のMSが着艦した。
「・・・まあいいさ、艦隊の集結、MSの収容も終わったみたいだし、そろそろ行こうか。
後の補給や編成の事は移動しながら考えよう。」
「ハッ!」
オーブ艦隊もゆっくりと動き出した。
ユウナのウインクきめえwww
>>652 俺もまあ、まとめサイトがあればあったでいいかな、
とは思ってたけど・・・管理人さんか誰かに聞いてみたら?
騙ろうスレになんか話振るなw
if系のSSもまとめwikiに結構載ってるから向こうの掲示板で聞いてみたら?
結局、ハイネの無駄死にで終わったか(合掌)
いや、ミネルバ組の成長のきっかけになれば
彼の死も無駄ではない。
彼の死の価値はシンルナレイにかかっている。
はいねノアイタアナニおーぶノにーとガキソウナキガスル・・・
無駄死にじゃねーだろ
シンを守ったんだし
凸は今のポジションが素敵過ぎる
もう凸だけで就職活動珍道中日記的な番外編を始めた方がいいんじゃないか?
本編に合流できないままハイネにも会えず諭されない凸ワロスwww
661 :
通常の名無しさんの3倍:2007/07/12(木) 21:08:58 ID:ySpNHA6M
しかし本編に比べると全員が人間的にまともだな。
というかユウナがカッコ良すぎるなw
本編では「大人の事情」で潰されたキャラだから活躍して貰いたいものだな。
この板でなら言える、ラクス可愛いよラクス。
〜ディオキア基地、ミネルバ艦長室〜
アーサーは議長からの通信を受けていた。
「・・・ハイネ君の事は聞いたよ、残念だ。」
「はい・・・。」
「色々とそちらも大変だったようだね。君も疲れたのではないかね?」
「いや、まあ、その、大丈夫です、議長。」
「それで、今後の事だがね、恐らくまたオーブと連合の艦隊は攻めてくる
だろうが、まだ先になるだろう。こちらもその間にタンホイザーの修理を
急がせよう。必要な部品は用意しておく。それでだがね・・・。」
「なんでしょう。」
「ちょっとした頼み事、いや、任務を受けてもらいたいのだが。」
「任務・・・ですか?」
「ああ、実はだね、この近くに、ロドニアという場所があるのだが、
そこに連合軍の秘密裏なラボがあるという情報を掴んでね。
君達、ミネルバ隊にそのラボを調べてきてほしいのだ。」
「ラボ・・・ですか?」
「恐らくだが、ロゴスの息がかかっているかもしれない。それでなくとも
連合の特殊部隊の研究所、もしくはMSの開発研究施設・・・そういった
ラボだろうと予想はつく。アーサー君、ぜひともそのラボを調べ、情報を
持ち帰って来てもらいたい。頼めるかな?」
「はあ・・・分かりました。」
「では、頼む。ディオキアからはそう遠くない。タンホイザーの修理は終わって
ないだろうが、ミネルバで行くといい。吉報を期待しているよ。」
議長との通信が終わったアーサーは一息ついた。
「ふう・・・オーブとの戦闘の次は秘密の研究所の捜索か・・・。
とりあえずみんなに伝えなきゃ。」
アーサーは部屋から出て行った。
このラクスになら萌えられる
〜アークエンジェル、天使湯〜
アークエンジェルにある天然風呂、天使湯でラクスはくつろいでいた。
ダーダネルスでの戦闘での後、帰還したキラに、ミネルバの陽電子砲を
破壊した上、ザフトのガンダムを撃墜した事を責めたラクスだったが、
「だって、しょうがないじゃない?あの時僕が陽電子砲を破壊しなけりゃ、
カガリの帰る所は無くなってたんだし、あのガンダムの事も、不可抗力だよ。
僕は止めたんだけど、相手が突っ込んできて仕方なかったんだ。
まあ、庇って刺しちゃった人には悪かったけど。」
と、ある意味正論を述べられ、反論ができなかった。
・・・その後もヘラヘラしていたキラに制裁は加えておいたが。
ちなみに、この天使湯も、キラが
「あー温泉入りたいな、ラクス、マリューさん、アークエンジェルにも温泉作ってよ。」
などとのたまったので、オーブからの身代金で仕方なく作ったものだった。
(全く・・・あの糞ニートには困ったものですわ・・・。ゆとりもあそこまでいくと・・・。)
と、そこへカガリが入ってきた。
「ラクス、私もいいかな?」
「あ、どうぞ。」
「ふう・・・なんかキラのやつ、なんかボロ雑巾みたいになって
廊下に転がってたんだけど、どうしたんだ?」
「え?知りませんわ。」
「そ、そうか・・・。」
「他の方々は?」
「砂漠の虎は自室でコーヒー作り。まったく、あいつもニートなのにのん気なもんだよな。
艦長や他のブリッジクルーは部屋で休んでるよ。夜も遅くなってきたしな。」
「そうですか。」
「カガリさん、前の時はオーブ艦隊に帰る事はできませんでしたけど・・・今度、
次のチャンスがあったら、の話ですけど、今度はオーブに帰れるといいですね。」
「ああ、そうだな・・・。・・・そう言えば、この温泉、かなりいいよな。この内装も、お湯加減も。」
「そうですわね、まあこれもキラが作らせたものですけど・・・その点では褒めても良かったかしら。」
「え?」
「いえ、こちらの話ですわ。」
アークエンジェルの夜も深けていった。
こんな糞ニートのくせに軽くハイネを倒してしまうところがすごく癪だな
ミネルバクルーが見たら泣きたくなるほどホノボノなAAですね。
うん、やはりこのラクスは良い世話女房で調教師。
やはりAA組は
鬼畜で悪党の運命からは逃れられないのか
糞ニートキラはラクスにボコられたのかw
片や貧乏生活に苦しむ凸
凸の動向が気になって眠れん
たぶん餓えて干からびたりしてる
>>671になってるところを、キラの両親(義理)のに助けてもらって世話になってるに1票。
それじゃあまたしても糞ニートの誕生じゃないかw
>というかユウナがカッコ良すぎるなw
>本編では「大人の事情」で潰されたキャラだから活躍して貰いたいものだな。
おおむね同意だが、実際には「大人の事情」ですらないな
アレは「負債のワガママ」だろ?
こんなスレで負債がどうこうとか不毛な話してんなよ・・・
負債よりうまく書け!とか、どうなのよ・・・
>>1さんの自由じゃねーの?
そうだな・・・不毛だな。
ま、ここは素直に
>>1さんを待つか
〜ミネルバ、食堂〜
ロドニアへ向かう中、アーサーはミネルバで夕食を食べていた。
といっても、カロリーメイト(チョコ味)を2本ほど頬張っていただけだが。
「あれ、艦長、どうしたんですかこんな所で。」
「それ、もしかして夕食っすか?www」
艦のクルーが話しかけてきた。
「え?ああ、(新作エロゲを沢山買いすぎたせいで)お金が少なくてね。
でも結構おいしいよ?これ。」
「・・・栄養不足っすよ、そんなんじゃ。」
「艦長職なのに給料すくないんすか?www」
茶髪のクルー達は笑いながら食堂から出て行った。
(毎日カロリーメイトはやばいかなあ、でもお金は無いし・・・フォンドヴァオゥ・・・。)
<アーサー艦長、至急ブリッジまでお願いします。ロドニアに到着しました。>
その時、ブリッジのメイリンから通信が入った。
「お、おっと!早く行かなければ!」
アーサーは急いで走り出した。
ただ、この世界にエクステンデッドはいないんだよな
なんの研究所なんだかw
エクステンデッドの研究より一般受けしそうなものを研究してる気がする。
きっとエロゲ関連
ネコミミ少女とかなんじゃね?
痛MSの効率的な塗装の仕方とか、VPS装甲に防御力を維持しつつどうやって萌えキャラの姿を浮かび上がらせるかとか、
目からビームを実際に行う方法とか、MS魔砲少女ですとろいちゃんの研究とかか?
ドロレスみたいなの作ってるような気もする。
〜ロドニア、ラボ付近〜
ロドニアに着いたミネルバ。既に辺りは暗くなっていた。
「さて・・・着いたはいいけど・・・どうするか。メイリンたん。付近に敵影は?」
「キモイ言い方は止めてください艦長。・・・付近に敵影はありません。
ラボにも人の気配は無いです。」
「そうか・・・。よし、マズは僕が偵察に行ってくる!
他のみんなはミネルバで待機していてくれ。」
「えっ?艦長自身がですか!?」
ブリッジクルーは皆驚いた。
「ああ、一応、議長から言われた事だしね。でも、やっぱ1人じゃ不安だな・・・。
ルナマリアちゃん、一緒に言って欲しいんだけど。」
「えええ?あたしがですか!?(うわー・・・最悪。)」
「駄目カナ?」
「駄目ダヨ?」
「・・・頼みますよ〜僕だけじゃ不安なんですよ。」
「・・・あー!もう分かりましたよ!行けばいいんでしょ行けば!
(なんでシンやレイに頼まないのよ!)」
「ありがとう!それじゃ早速行こうか!シンやレイはもしもの事に備えて艦で待機!いいね!」
アーサーはルナマリアと一緒に外へ出るハッチの前に立った。
ルナマリアは一応念のために護身用の軽機関銃を持っているが、アーサーは丸腰だった。
「艦長、お姉ちゃん、気をつけてね。」
「うん。行って来る。」
メイリンに声を掛けられ、2人は外へ歩き出した。
ラボは真っ暗で誰もいないようだった。
「・・・人気は言われたとおり無い見たいね。で・・・艦長さん、やっぱり入るんでしょ?中に。」
「うん、議長にも言われたからね。中に入って確認しないと・・・。」
「この扉・・・うまくすれば壊せそうね。アーサー艦長、ちょっと退いてて。」
そういうなり、ルナマリアは扉に向け銃を撃った。
何発か撃ち込むと、ドアの鍵が破壊され、中へ入れるようになった。
「よ、よし・・・行くぞ。」
「はいはい。」
そして2人は中に入った。
「・・・こ、これは!!!!????」
「いやああぁぁあああ!!!!」
中の様子を見たルナマリアは顔が青ざめ、悲鳴を上げた。
〜ジブリール私邸〜
「なっ、なんだと!!!!!!???」
その報告を聞いたジブリールは驚愕した。
「ロ、ロドニアにミネルバが向かったと言うのは本当か!?」
「は、はい・・・!事実です!」
ロゴスの配下である兵が答える。
「(ままま、マズイ、これはマズイぞ。デュランダルめ・・・い、一体
どこで情報が漏れたのだ?いや、今はそんな事はどうだっていい!)
ミネルバはもうディオキアを出発したのだな?」
「はい、既にロドニアには着いている頃かと・・・。」
「くそっ!ネオを呼び出せ!すぐにファントムペインを動かせと伝えろ!!!」
「ジブリール様!?」
「一刻も早くロドニアに行き、ラボを保護・・・(いや、もう時間の問題か!)
破壊しろと伝えろ!ともかく一切の証拠を残すな!完全に破壊させるんだ!!」
「わ、分かりました!!」
(なんてことだ・・・私の・・・あの大事なコレクションを・・・アレをザフトの・・・
コーディネイターの連中に見せる分けには断じていかん!証拠は抹殺せねば一生の恥だ!)
「ジブリール様!」
「なんだ!!!」
「そ、それが・・・ネオ大佐は今は風呂なので無理、カオス、アビスは整備中、すぐに
動かせるのはガイアガンダムだけとの事で・・・!」
「ええい!もういい!とにかくガイアだけでもロドニアに向かわせろ!すぐにだ!」
「は、はい!」
「ガイアのパイロットにロドニアのラボを完全に壊せと伝えるんだ!いいな!」
〜ロドニア、ラボ内〜
そこには、すごい光景が広がっていた。
壁一面に張られた二次元少女のポスター、ガラスのケース内に立ち並ぶ
美少女の等身大フィギュア、ジャンル事に細かく分けられたアダルトゲームの棚の数々・・・
「おえっ・・・」
ルナマリアは気持ち悪そうにしゃがみこんでしまった。
(うぉおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!! これはすごい!!!)
アーサーの目は輝き、辺りをまんべんなく見回した。
「このおっ!変態男!これ全部あんたのじゃないでしょうね!!」
突然、アーサーはルナマリアにビンタを喰らい、首ねっこを掴まれた。
「フォンドヴァオゥ!ご、ごほっ・・・ち、違うよルナマリアちゃん!僕だってここは
初めて来たんだし・・・。」
「・・・それもそうよね。それにしても・・・ロゴスがアダルトゲームの販売を表で
しているのは議長から教わったけど、ここは、その倉庫かなんかなの・・・?」
「いや、違いますよ、これは個人的なコレクションですね!」
「・・・なんで言い切れるのよ。」
「(僕も同じ二次元エロゲマニアとしてこの構成、配置、エロゲの数は共感できるからで・・・
なんて言えるわけないよなあ・・・。)」
「これ、持って帰っちゃいけませんよね?」
「はぁ?何言ってるのよ・・・。まずは議長に報告でしょ?一旦ミネルバに・・・。」
その時、ミネルバから通信が入った。
「艦長、ルナ!聞こえるか!こっちにMSが1機接近中らしい!すぐに戻ってくれ!」
それは待機していたシンからだった。
「大変!すぐに戻るわよ!」
「わ、分かった!」
シリアスを期待してた
俺のバカバカw
HDの中をのぞかれたようなもんだもんな
俺だったらしにたくなる罠w
俺たちも死ぬ前に証拠隠滅しないと死にきれなくなるぞw
>「駄目カナ?」
>「駄目ダヨ?」
萌えたwww
ぱにぽにw
そんなに大事ならせめて扉を特殊鋼にするなり、非常時の自爆装置くらい付けとけよ>ジブ
〜ミネルバ、ブリッジ〜
「敵MS照合!これは・・・ガイアです!」
「敵は1機だけか!?」
シンが言う。
「はい!」
「よし・・・あいつは俺が相手をする!レイは万が一に備えて待機しててくれ!」
「了解だ。」
「シン・アスカ!インパルス行きます!」
そこへちょうどアーサーとルナマリアが帰ってきた。
「はぁはぁ・・・状況は!?」
「はい、敵はガイア1機だけです!今、シンが迎撃に出ました!」
「そ、そうか。」
だが、ガイアは、ミネルバに攻撃を仕掛ける様子がなかった。
「敵の動きが妙です・・・こちらに向かって来ません!ラボの方に向かっています!」
「な、なんだって?(ま、まさか・・・あのラボを破壊するために来たんじゃ・・・
ま、まずい!あの素晴らしいコレクションが・・・!)シ、シン!聞こえるか!
敵はラボに向かっている!ラボが壊される前に、敵機を撃墜してくれ!頼む!」
「艦長!?分かりました!あのラボには重要な何かがあったんでしょう?
俺が絶対防ぎます!」
「あ、ああ、(僕敵にはとても重要なものが)あったんだ!頼むよ!」
「艦長・・・?」
その様子をルナマリアが胡散臭そうな目で見ていた。
「でえぇぇぇい!」
ステラが乗るガイアガンダムはMA形態のまま疾走してくると、MS形態に変形した。
「あれが・・・ラボ・・・壊さなきゃ・・・。・・・敵!?」
「やらせるかぁー!」
シンが駆るフォースインパルスがガイアに斬りかかった。
「くっ!」
不意を疲れたガイアは、胸部部分を切り裂かれてしまった。
直後、インパルスのキックが炸裂した。
「きゃあぁぁ!」
ガイアはそのまま、森林地帯に吹き飛ばされ、ステラは気を失ってしまった。
「はぁはぁ・・・やった・・・やったぞ!」
「シン!大丈夫か?どうだ?」
ミネルバから通信が入る。
「ガイアを行動不能にしました!これから敵パイロットを捕まえます!」
そのまま倒れたガイアに向かったシンは、裂けた胸部から中を覗いた。
「え・・・?ス、ステラ・・・?」
中に血を流して気を失い倒れていたのは、シンがあの海岸で助けたステラだった。
続き乙
・・・
アーサー、AA組、ユウナ、連合はアレで、アーサー除いたミネルバ組は基本的にTV版準拠
このギャップが笑える
凸も最高だろw
ああ、凸はこのスレ最高のキャラだな
ここの凸は、単行本の最初と最後とかカバー裏に書かれてる四コマ並には大好きだ。
700
wktk
今更ながら気がつけば
>>684あたりからルナは艦長に敬語を使わなくなりつつある
アーサー「打ち解けてきたってことだね」
〜ミネルバ、医務室前廊下〜
ラボは現在、報告を受け派遣されたザフトの部隊により検査されていた。
といっても、見つかるものはアダルトな物ばかりであったが。
そんな中、ガイアからミネルバに収容されたステラは、医務室で治療を受けていた。
まだ意識は戻ってなく、医者と看護婦が手当てをしていた。
アーサーは医務室の外に立ち、考え込んでいるシンに話しかけた。
「やあ、シン。ガイアの撃退、やったじゃないか!これで奪われた3機のうち1機取り返したな!」
「あ、艦長。・・・・・・。」
「どうしたんだい?」
「あの・・・なんていうか・・・その、俺、そのガイアのパイロット、知ってるんです。」
「ふ〜ん・・・ええええぇぇぇぇぇえええ!?」
「あ、いや、深く知ってるって分けでもなくて、ほら、ディオキアから一人でバイクで
出かけた時に、あの女の子とちょっと知り合ったんです。海から落ちたのを助けて・・・
そこで別れたんですけど・・・まさか連合軍だったなんて・・・。」
「え?女の子!?」
アーサーはまだ収容されたガイアのパイロットについて詳細を聞いていなかった。
「え、ええ。ステラって言うんですけど・・・。」
「そうか。そんな少女が強奪犯の一味だったとは・・・。」
「それで、ステラは・・・彼女は今後どうなるんですか?」
「え?う、うん。今のところは捕虜・・・扱いだね。連合の兵士だし、
ガンダム強奪事件に関して詳しく関わってるだろうし・・・連合に返すって事は無理だろうね。」
「そうですよね・・・。」
「でも、シンが知ってるって事はその子もシンの事を知ってるんだろう?」
「え?はい。」
「なら、彼女の面倒はシンが見るんだ。」
「俺がですか?」
「全然知らない人よりも、シンはその子を助けたんだし、色々と話をしやすいだろう。
連合軍についての情報も欲しいし・・・うまくその子から聞き出してくれないかな?」
「結局は情報ですか・・・分かりました。どうせ議長にも捕虜の事は伝わってると思いますし。」
「そうか、じゃあ頼むよ。」
アーサーはそう言って艦橋に戻っていった。
「ステラ・・・なんでガイアに・・・連合軍・・・か。」
シンはまた考え込んだ。
〜ミネルバ、艦長室〜
「ふむ・・・なるほど、詳細は分かった。」
アーサーは議長と通信をしていた。
「まさかラボの中身がただのアダルト用品倉庫とは。
ただの私物のような物ばかりだったどうじゃないか。
アーサー君も実は涎でも垂らしたんじゃないかね?」
「え?え、いや、そんな、そんな事しませんよ・・・はははwww」
「顔が微妙にくやしそうな表情をしているよ?」
「フォンドヴァオゥ!」
「まあ、ラボは無駄足としても、ガイアを取り戻したそうじゃないか。よくやってくれた。」
「あ、は、はい。でも、あれはシンの手柄ですし・・・。」
「パイロットも保護したのだろう?」
「はい、今は医務室で治療を受けています。」
「そうか。何やらシンが知っている子だったそうだが・・・まだ少女らしいじゃないか。」
「ええ。そうみたいですね。」
「連合の情報も聞き出したい所だが、できれば私は、ザフトにその子を引き入れたいと思っている。」
「えっ?ザフトにですか?」
「ああ、連合に返せば、どうなるか分からない。かといって、いつまでも捕虜のままでもいくまい。
こちら側から説得し、我が方に味方するようにでもしたいものだな。さすがにザフト軍には入らない
かもしれんが、色々と役に立つ存在になるかもしれん。・・・まあこれは私の意見だがね。」
「はあ・・・。そうですね。」
「それと、ガイアだが、一旦、宇宙に上げて欲しい。」
「え?プラントへ・・・ですか?」
「ああ。修理も兼ねて、連合軍にどう使われたかを色々と調べたいからね。もうすぐラクス嬢も
プラントへ帰る手はずになっている。近くにある基地に運び、シャトルに乗せるよう手はずをしておくよ。」
「分かりました。ガイアについてはそうさせます、議長。」
「うむ。・・・もうそろそろ、連合とオーブの艦隊がまた攻めてくる時期かもしれん、
気をつけたまえ。アーサー君、期待しているよ。」
そう言って議長は通信を終わった。
「はあ・・・またオーブ軍と戦うのか・・・。大変だなあ。今日はエロゲでもして早く寝るか。」
そう言ってアーサーはパソコンの電源を入れた。
>今日はエロゲでもして早く寝るか
矛盾してないかという突っ込みは野暮ですかw
続きktkr!
これはステラフラグきたのか?
このステラならネオに返す必要もなさそうだしな
それに自由との戦いもあんたがハイネ隊長を殺したんだって展開になるからステラを殺す必要もないし
シンがステラにフラグ立て成功したということに気づき
エンジェルダウンでマリューと会話するときに
「あの顔は整備員の!くそぅどこでフラグ立て間違えたんだ!?」
とか言いそうな気がするんだが
712 :
通常の名無しさんの3倍:2007/07/21(土) 13:10:31 ID:vXvyi5yY
携帯サイトでよければまとめサイト作ろうか?
シンとステラでハッピーエンドの結末期待
>>710 連合のベルリン侵攻もなくした方がよくないか?
ステラがデストロイに乗らないなら侵攻できんし
まあまあ、あんまりこの先の話に影響するような雑談は止めようぜ
>>715 無意味な大量虐殺は避けたほうがいいよね
あんまり先の話すると「やっぱり」感が出てくるから止めとくか。
>>716 GJ!ついにまとめサイトか!
PC版も欲しいな
>>720 一週間以内にパソコン買うからそしたら頑張ってみる
〜アークエンジェル、ラクスの部屋〜
ラクスは今、バルトフェルドから報告を受けていた。
宇宙に潜伏していた部下のダコスタから、エターナルの修理完了の報告が入ったという。
前の大戦後、エターナルは巨大な隕石内部に身を隠し、修理と改装を受けていた。
「・・・そうですか。分かりましたわ。」
「では、どうするかね?ラクス。」
ラクスはキラの目に余るニート行為に対する我慢が限界に来ていた。
このままアークエンジェルに残っていると、ストレスで胃に穴が開きそうだった。
それに、宇宙に残してきたダコスタや支援者達の事も気になった。
「ええ、一度、宇宙に上がりましょう。・・・ただし、行くのは私とバルトフェルドさんだけです。」
「そうか・・・分かった。だが、移動手段はどうする?アークエンジェルで行くわけにもいくまい。」
「先ほど、ミリアリアさんから秘密の通信がありましたわ。もうすぐ、近くにあるザフトの基地で
シャトルを打ち上げるそうです。・・・私の偽者が乗って。」
「ミリアリア・・・確か前の大戦でアークエンジェルのオペレーターだった子だな。」
「はい、今はフリーのジャーナリストをしているそうですわ。だから色々な情報も手に入るみたいで。
・・・ディアッカさんとは別れたそうですけど。」
「そうか・・・あのエルスマンをねえ。・・・では、そのシャトルを奪うんだな?」
「ええ、ちょうどいいことに、基地に私の偽者がいて、シャトルで宇宙にあがる予定だそうですから、
その偽者のふりをして、シャトルに乗り込み、そのまま宇宙へと逃げましょう。
バルトフェルドさんは、マネージャーにでも変装して下さい。」
「本物が偽者のふりをするというのもなんか滑稽だな。」
そう言いながらバルトフェルドは笑った。
「・・・くやしいですが、ザフトもいつの間にあんな私そっくりの偽者を・・・歌もうまいそうですし、
なにより・・・(胸が私より大きいのが余計ムカつきますわ・・・。)」
ラクスは自分のおっぱいに手を当ててみた。
「ん?何か言ったかい?」
「いいえ、何も。」
「では、私はこの事をマリューさんやキラに話してきますわ。」
「ああ、頼む。」
そう言ってラクスは部屋から出た。
ついにラクスがニートから逃げる算段始めたwww
ラクスがいなくなったらこのニートを誰が養うんだww
>>728 宇宙に行ったらAAにまともな人間がいなくなるぞw
>>728 PC版ができたらTOP絵とか欲しいなw
>>731 理解!
パソコン版はしばらく待ってくれ
>>731 TOP絵とか
出来れば背景(モノクロ・シンプル系)とかも欲しいな。
まあTOPは・・・AA職人カモーン!
もしもアーサーがミネルバの艦長だったら、とでかくタイトルに入れて
その下にトップ絵とか。俺は絵が掛けないが絵師さんとかいたらすげーな。
エロゲみたいな絵がいいな
なるほどwwwちょっとエロい絵かwww
ルナマリアのパンチラを覗き見てるアーサーとかwww
スレの最初の頃に言ってたまとめサイトが現実になろうとしてんのか・・・
職人さん乙。
エロゲのパッケージ風がいい
まとめサイト自体をエロゲーメーカーのOHP風にしてしまうとか
その後、話を聞きつけたバンダイがエロゲへの本格参入が決定!!
・・・とかなりそうで怖いな。金儲け偏重主義のバンダイならありえるw
いくらなんでも、それは無いでしょ
世間もイメージって物があるんだからさ
でもバンダイだしな・・・・・・
742 :
通常の名無しさんの3倍:2007/07/23(月) 19:45:28 ID:swDKktKN
地上波アニメでさえ最近は堂々とエロゲ原作を放送する時代だしな。
まあ普通なら最後の一線は越えないよね。
でもバンダイならやりそう。
>>740-742 「でもバンダイなら〜」はこのスレ的に名言になるなw
>>738 本編に比べて女性陣の服描写はかなり向上しそうだな。
ついでにスカートの長さもかなり短くなりそうだw
股上何cmのスカートになるんだかw
〜シャトル基地、発着ロビー〜
「ラクス様!サイン下さい〜!」
「ラクスさん、こっち向いて!」
人々に囲まれながら早歩きをするラクスとマネージャーの男性。
彼らは本物のラクス・クラインと、サングラスとカツラで変装したバルトフェルドだった。
偽者が席を外した隙を狙い、シェトルへと乗り込む寸法だった。
「ラクス様!シャトルの搭乗時間はまだ先では?」
係官らしい制服を着た職員が聞いてくる。
「いえ、少し早く出る事にしましたの。すぐにシャトルの発射準備をお願いします。」
「は、はあ・・・。」
「操縦は私がするから、中の兵士や整備員は全員下ろしてくれ。」
変装をしたバルトフェルドが言う。
「分かりました。」
(案外うまくいきそうですわね。)
(いや、いつ偽物が戻ってくるか分からん、急いだ方がいい。)
そんな折、その姿を遠くの通路にいたラクス(ミーア)とそのマネージャーが見つけた。
「えっ?あれは・・・?」
「あ、あかん!本物や!(周りに気づかれたらマズイ!)い、いや、偽者や!
ラクス様の偽者や!」
ミーア達は急いで駆け出した。
ラクスとバルトフェルドはシャトル内に入るタラップを登っていた所だった。
すると、先ほど出てきたロビーの方が騒がしくなっているのに気づいた。
「いかん、どうやらバレたみたいだな。急ぐぞ!」
「はい!」
「そのシャトル!止まりなさい!」
「なんとしても飛ばすのを防ぐんや!撃ち落しても構わん!」
シャトルは滑走路に動き出し、スピードを上げていた。
基地に警報が響き渡り、ディンに代わる後継機として配備されていた新型MS、バビが動き出した。
シャトルが浮き上がり、宇宙へ向け飛び始めたのと基地の砲台が撃ち始めたのは同時だった。
「くっ!ラクス!しっかりつかまっていろ!」
変装を解き、操縦桿を握るバルトフェルドが叫んだ。
後方からバビがビームライフルやミサイルを撃ってくる。
ラクスはもしもの事を考え、キラに一応護衛を頼んでおいたが、ラクスが宇宙に行く事に反対し、
「・・・やだよめんどくさい。まあラクスなら大丈夫でしょ。」と言っていたキラが助けに来る望みは薄かった。
幸いにも、シャトルはスピードを上げ、MSも追いついてはこれず、無事に成層圏を離脱する事ができた。
「(これでやっとしばらくあの糞ニートとおさらばですわ・・・。)」
ラクスは小声で呟いた。
キラ・・・
ニートVSラクス様も近いかw
原作のあの涙の離別は何だったのかとw
これでは赤服25機に襲われても助けになんてきませんねw
>>750 たかる相手その1がいなくなるから助けるんじゃね?
無駄に強そうなここのキラは、シンに負けるとは思えない
戦ってる最中に面倒くさくなって自由捨てて脱出とかだったりして
>>752 ありうるw
「何だよ、コイツ。しつこいなぁ」とか言いそうwww
まとめサイトトップ絵更新記念あげ
うはwwwルナマリアwww
絵師さん乙www
これは良いメインヒロインw
絵師さん乙です。
フラグ立てられないヒロインwwww
〜エターナル、ブリッジ〜
宇宙へと出たラクス達にとって、2つの幸運があった。
1つは、何事も無く、エターナルが秘匿してある隕石へとシャトルが
たどり着けたことであり、無事ダコスタ君達と合流する事ができた。
もう1つは、シャトルの中にプラントへ輸送する予定だったガイアガンダムがあった事である。
このままにしておくのも、もったいないため、戦力に入れようとの事で、エターナルへ運び込まれた。
「隊長!ラクスさん!よくご無事で!」
エターナルのブリッジに入ると、ダコスタが笑顔で2人を迎えた。
「よ〜おダコスタ君、元気そうじゃないか。」
「今までご苦労様でしたわ。色々大変だったでしょう。」
「いえ、ファクトリーの方々の支援もあって、かなり助かってます。
新型MSの方も、もうすぐ完成の予定です。」
「ほお・・・すごいじゃないか。」
「ところで、隊長・・・あの、シャトルに積んであったというMSは?」
「ああ、ザフトのガンダムらしいな、とんだ儲け物だよ。整備と、色の変更を頼む。」
「分かりました。」
「それで?ラクス、これからどうする?」
バルトフェルドが尋ねた。
「・・・しばらくはここでゆっくりしますわ。MSの開発、整備を拝見しながら
地上や世界の情勢を確認します。」
「そうか、分かった。とりあえずは様子見か。」
〜アークエンジェル、MS格納庫〜
格納庫に小さなヘリが降り立った。そこから降りてきたのは、ミリアリア・ハウであった。
ラクスが宇宙へ旅立ったと知ったミリアリアは、アークエンジェルの様子を知りたくなり、
また、自分の能力を役立てないかと考え、マリュー達に通信を入れた。
そのままフリーカメラマンのジャーナリストをやめ、アークエンジェルへとやって来たのである。
「おお、嬢ちゃんじゃねえか、久しぶりだな。」
ミリアリアにマードックが声を掛けた。
「マードックさん!お久しぶり!みんなは?」
「おうよ、元気だぜ、艦橋で艦長とキラの坊主が待ってる。早く行ってやんな。」
「ええ。」
「そういやエルスマンはどうしたんだ。今でも仲良くやってんのか?」
マードックがニヤつきながら言った。
「ふっちゃった(笑)あんなやつ。」
ミリアリアは笑って答えた。
〜アークエンジェル、ブリッジ〜
ブリッジへと入ったミリアリアはマリューと対面した。
「ミリアリアさん、お久しぶりね。・・・また私達に協力してくれるそうね。ありがとう・・・。」
「マリューさん、お久しぶりです。私にできる事といったら、またオペレーターくらいしか
できませんけど、ぜひ協力させて下さい。」
また、ミリアリアは操舵席に座っていたノイマンとも挨拶を交わした。
「ところで・・・キラは?」
「・・・そこよ。」
そこには、艦長席に座ってグースカ寝ているキラの姿があった。
「えっ・・・なんで艦長席に・・・?」
「一度、座って見たいって・・・それで、少ししたら、すぐこの状態よ。」
「(ニートとは聞いてましたけど、どうなんですか?キラ・・・今の様子は。)」
ミリアリアが小声で聞いた。
「(どうしようもないわ・・・。今まで色々と世話の方はラクスさんがしていたんだけど、
宇宙に行ってしまったでしょ?今はご飯は私とカガリさんで作って用意していて、
ますますニートに磨きがかかってきたわ・・・。なまじMSの腕は全然鈍ってないだけに、最悪よ。)」
「(それは酷いですね・・・。)」
「はあ・・・。」
2人はため息をついた。
「あ、そうそう、お伝えしたい事があったんです。」
「何かしら?」
「・・・どうやらオーブと連合の艦隊がまた動き出したみたいです。修理補給も終わったみたいで。」
「・・・そう。またミネルバを狙って?」
「はい。私達も動くなら早くした方がいいですね。」
「そうね・・・カガリさんを帰すチャンス、これが最後かしらね。
ノイマン、みんなに伝えて、艦を動かすわ。」
「ハッ!」
「う〜ん・・・ラクス・・・おっぱい揉ませてよ・・・。」
その時キラが寝言を言った。
「はあ・・・。」
ブリッジの皆はため息をついた。
どんな夢見てんだwwwwww
ラクスって揉むほど胸が無(ry
つまり、大きくするために揉ん(ry
.〃.⌒ノノ
!(((!´゙リ))
ノ リ#゚ ヮ゚ノリ
((
ついでにカガリの胸も揉んでやったれ
さらにミリアリアも
…キラは三次に性欲ありそうだがアーサーは…
最近のコンサートのライブのラクスだったりしてw
つまり・・・・・
〜ミネルバ、医務室〜
「ステラ、ステラ。」
医務室ではシンがステラに向け呼びかけていた。
すでに、怪我の治療は終わり、体の様子も安定していた。
「ん・・・う・・・。」
「ステラ・・・!」
「ん・・・ここは・・・?え・・・?シン・・・?」
「ステラ!良かった、目が覚めたのか。うん、シンだよ。」
「え・・・、ここどこ・・・?なんでシンが?」
「ここはザフトのミネルバの医務室さ。・・・ステラはガイアガンダムから助け出されて
治療を受けて、今まで眠ってたんだよ。」
「そういえば・・・あたし・・・ロドニアのラボを壊せって命令を受けて・・・。」
「あ、ああ。あの時、その・・・ガイアを撃墜したのが、俺なんだ・・・。」
「そう・・・シンが・・・シンもガンダムのパイロットだったんだ・・・。」
「ああ、インパルスってMSに乗ってる。」
「うっ・・・。」
ステラは上半身を起こそうとして呻いた。
「駄目だよ!まだ寝てなきゃ。」
「でも・・・。」
「怪我はまだ治ってないんだし、静かにしてなよ。」
「あたし・・・捕虜って事になるんだよね・・・。」
ステラが言う。
「うん・・・。一応そうなるけど、大丈夫だよ。別に誰も捕虜を虐待だの
暴力なんて振るわないし、俺がそんな事させない。」
「・・・・・・。」
「でも、色々聞かなきゃいけない事があるんだ。議長からも・・・頼まれたし。」
「尋問って事?」
「あ、ああ。でもすぐじゃないんだ。もっと元気になってからでいいし、今は寝てて。」
「うん・・・。」
ステラは再び目を閉じた。
(・・・俺がステラの面倒をしっかり見てあげなきゃ。)
シンは心に決意した。
〜J.P.ジョーンズ、艦橋〜
「よし・・・オーブ艦隊の方はどうだ?」
オーブ艦隊と合流した連合軍艦隊は陣形を整え、攻撃準備をしていた。
「はい、向こうも準備完了だそうです。」
「そうか・・・今度は我らも出なくてはな・・・スティング達は?」
「カオス、アビス共に、いつでも出れます。」
「よし・・・!各艦に伝達だ。MS隊発進!」
「ハッ!」
J.P.ジョーンズから、カオスガンダムとアビスガンダムが発進し、
周りのイージス艦からもジェットストライカー装備のウィンダムが飛び立った。
「・・・さて、どうなるか・・・。もしも前回のようにまたあの連中が出てきたら、
面倒な事になるな・・・。」
ネオは腕を組み、考え込んだ。
〜タケミカズチ、艦橋〜
「連合艦隊、MSを発進させました!」
オーブ兵が叫ぶ。
「よし、こちらもムラサメ隊発進だ!」
ユウナの号令により、オーブ艦隊からもMSが発進していく。
「前回の事もあるからね・・・。今度はミネルバに撃沈とまではいかなくても、
ダメージを与えないと、オーブとしての立場も危ないかな・・・。」
「ユウナ様、八式弾の準備完了です。」
トダカが言った。
「ああ、分かった。」
「(さてアーサー君・・・。悪いけど、こちらも本気を出さないと・・・。
お互いキツイけど、僕としても負けるつもりはないよ。)」
ユウナは目を光らせた。
ラクス亡き今、キラの尻を叩くのはカガリか?
死んでねえよwww
乙
次はトダカ大活躍の回か、激しくwktk
おまいら、他もいいけど我らが「主人公」を忘れてはないよな?
アスランだっけ?
凸も人材派遣に行けば速攻で採用なのにな。
・・・中年以降の人生は絶望的になるが。
凸はすぐに会社を裏切るからダメ。
そのうちブラックリストに載ってどこからも採用されなくなる……
警備員くらいしかなれんだろう。で、コミ○かなんかの警備やってるところをアーサーが目撃して何ちゃら
と思ったけどアーサーと凸って面識無ぇんだよな
すぐに自宅警備員に移行してそうだな・・・・
おいおいw
〜戦艦ミネルバ、ブリッジ〜
オーブ&連合艦隊接近の報を受け、また、議長からの迎撃の命令をもらった
アーサーは、タンホイザーの修理も終わったミネルバをディオキアから出港させた。
「・・・ふう。なんとか修理補給も終わったし、ギリギリ間に合ったかな。」
「艦長!敵MSの中にカオス、アビスの反応があります!」
メイリンが叫んだ。
「またあの連中かあ・・・しつこいな。今度は連合もMSを出してるって事か。
前はフリーダムの乱入で戦闘が中断されたけど、今回は・・・。」
「アーサー艦長!早く出撃させてくれ!」
待機中のシンから通信が入る。
「今、発進命令を出すよ。シン・・・それと、もし・・・。」
「分かってます。またあの連中が・・・特にフリーダムが現れたら容赦はしません。
ハイネ隊長の仇は俺が撃ちます。」
「気をつけるんだぞ。フリーダムは強い。それに、連合のオーブの方の動きにも
注意するんだ。」
「・・・了解。」
「よし、MS隊発進だ!」
「シン・アスカ、ブラストインパルス行きます!」
アーサーの号令により、ブラストシルエットを装備したインパルスが発進していく。
また、ルナマリアとレイのザクもミネルバの上に出撃した。
「艦長、敵MSが接近してきません!何かを待っているようです!」
「え?」
次の瞬間、オーブ艦隊から八式弾が発射された。
「フォ、フォンドヴァオゥ!!!!!!!!!」
「きゃあぁぁ!!!!!!!」
直後、ミネルバに着弾し、艦に衝撃が走った。
ミネルバの艦上は穴だらけになり、あちこちから煙が吹き上げている。
しかし、艦の中枢部にダメージはなく、戦闘の続行は可能であった。
幸いにも、レイとルナマリアは遮蔽物に退避し、無事であった。
「き、気をつけるんだ!次はMS部隊が来るぞ!」
アーサーは叫んだ。
〜戦闘海域付近、アークエンジェル〜
アークエンジェルがオーブ艦隊のいる海域に着くと、
既にオーブ&連合軍とミネルバとの戦端が開かれていた。
「マズイわ、やっぱり戦闘が始まってる・・・。」
戦場の様子を見て、マリューが言った。
「せめて、戦闘が始まる前にカガリさんを発進させてあげたかったのに、
やはり間に合わなかったわね・・・。」
<いいんだ、マリュー艦長。気にするな。>
ルージュに乗っているカガリが言った。
「・・・今回は護衛のMSはフリーダムだけよ。連合軍も参戦しているようだし、
前の時よりも危険が大きいわ。・・・でも行くのね?」
<ああ。これを逃すと、もうチャンスはないかもしれない。私は行くよ。>
「キラ君、カガリさんをお願いね。」
<・・・はいはい。分かってますよ。>
フリーダムに乗ったキラが面倒臭そうに言う。
「ミリアリアさん、どう?」
マリューはオペレーター席に座ったミリアリアに声を掛けた。
「大丈夫です。多少ブランクはあるけど、やって見せます!」
「分かったわ。・・・キラ君、カガリさん、発進してちょうだい。」
「カガリ・ユラ・アスハ、ストライクルージュ出る!・・・みんな今までありがとうな!」
「キラ・ヤマト・・・フリーダム行きまっす・・・。」
キラとカガリの乗るルージュとフリーダムは戦場の方へ飛び出して行った。
「私達はなるべく離れた所で援護するわ。」
アークエンジェルは後方から見守っていた。
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
ラクスがいないのが凶とでるか吉とでるか
続きに期待
あの糞ニートをフリーダムに乗せるのにも相当苦労したんだろうなw
>>786 がんばれ・・・もうすぐ週末だ。
落ち着いてからで全然いいから、
がんがれ。
保守
〜ミネルバ、艦上〜
「こんのぉー!!!!」
ルナマリアが放ったオルトロスにより、ウィンダムが破壊される。
ミネルバのCIWSも、近寄るムラサメを迎撃していた。
フリーダムとストライクルージュが乱入してきたのは、その時だった。
「オーブ軍!聞こえるか!カガリ・ユラ・アスハだ!」
カガリの声が戦場に響いた。
その瞬間、ザフト、オーブ&連合両軍共、動きを止めた。
ルージュの側にはフリーダムが飛んでいる。
「私は、なんとしてもオーブに帰りたいんだ!頼む。着艦をさせて欲しい!」
「あ、あれは・・・!」
「カガリ様・・・!」
オーブ兵達にまた動揺が走る。
ルージュを見止めたユウナとトダカは迷った。
「ユウナ様、やはりあれはカガリ様です!・・・ここは一旦カガリ様を収容すべきでは?」
「・・・くっ・・・そうだな、仕方がない。また連合軍が言ってくるだろうが、ここは無視しよう・・・。
あのカガリは本物だよ。なんとかして助けなきゃ・・・。味方に、一時攻撃中止命令を出すんだ!」
「ハッ!」
「オーブ軍は何をやっているんだ!無視して攻撃しろと言え!」
連合士官が怒鳴る。
「で、ですが、命令を受け付けません!ザフト艦に対する攻撃を中止しています!」
「(やはりあいつらが現れたか・・・やっかいな事になったな・・・。)」
ネオは唇を噛むと命令を出した。
「オーブは今はほおっておくんだ!我々だけでも攻撃を続けろ!」
「なんなんだよ、てめえは!!」
スティングの乗るカオスガンダムがフリーダムに向けてビームを撃つ。
「やめてよね・・・、落とすよ?」
キラはそれを軽くかわした。
「あいつ・・・くっそおぉぉぉ!」
フリーダムの姿を見つけたシンも、フリーダムに飛び掛っていった。
「フリーダムは敵として認識するんだ!連合とオーブに対する警戒も怠るな!」
アーサーが叫んだ。
「このおっ!こいつ!」
シンは両腕に持つケルベロスからビームを放つが、キラには当たらない。
フリーダムは自分やカガリに向かうウィンダムを叩き落していた。
「くそっ、ふざけやがってぇぇぇぇ!!!!」
シンはSEEDを発動させた。
「あれは?」
キラが目を見張る。
混乱する戦場でシンのインパルスにアビスガンダムが接近してきたのは、その時だった。
「何やってんだよ、おまえらぁっ!」
水中からバラエーナ改を撃ちながら突進してくるアビス。
突如、水中から飛び出し、変形すると、両肩の連装砲とビームを撃とうとした。
「もらったぁ!!」
「っ!!!!!!!!!!」
シンはそれに瞬時に反応すると、片手でアビスに向けビームジャベリンを投げた。
「あっ・・・?」
次の瞬間、コクピット部分にジャベリンが直撃し、アビスは海中に落下した後、爆発した。
「アウル!!!!!!!」
J.P.ジョーンズ艦橋内の画面に<LOST>の文字が出るとほとんど同時に、ネオが叫んだ。
「ちきしょう!よくもアウルを!」
アビスが撃墜された所を目撃したスティングは激怒し、カオスをインパルスに向けた。
だが、間にいたフリーダムに、邪魔だと言わんばかりに、機動兵装ポッドを寸断される。
「うぉわっ!」
バランスを崩したカオスは海中に落下した。
一方、カガリの方も、ザフトと連合の張る弾幕や、
戦場の混乱で、タケミカズチにはうまく近づけないでいた。
「駄目だ・・・このままじゃ!オーブ軍!聞こえるか!オーブ軍!」
流れ弾を喰らったM1アストレイシュライクやムラサメが撃墜される。
既にカガリは涙目だった。目の前でオーブの兵が死んでいくのが耐えられなかったのである。
フリーダムはシンに向けビームサーベルを抜くと、一気に切りかかった。
「なんだか知らないけど、カガリは今泣いているんだ!」
「うぉおおお!」
シンはフリーダムのサーベルを寸前で避けた。
「えっ?」
キラは避けられると思わなかったのか、驚愕の表情を浮かべた。
「カガリさん達を援護して!」
戦場に近づいていたアークエンジェルがバリアントを発射し始めた。
直後、連合のMSやミネルバの周囲に巨大な水柱が立つ。
「うわっ!?」
「艦長!アークエンジェルです!」
「こ、こんな時に!」
カガリはそんな折、なんとか弾幕の間をぬって、タケミカズチ側のイージス艦の上に降り立つ事ができた。
「カガリ様!」
「カガリ!無事だったかい!?」
すぐにタケミカズチから通信が飛ぶ。
「トダカか?・・・ユウナもいるのか!?私は大丈夫だ!・・・今まで本当に心配を掛けてすまなかった!」
そのころ、連合では海中に落ちたカオスからスティングが救出されていた。
「大佐!我が方の被害は甚大です!艦隊は無事ですが、MSがもう・・・!」
連合はJ.P.ジョーンズと2隻のイージス艦しかないため、MSの数はそう多くない。
既に半数以上を、ザフトやフリーダムによって撃墜されていた。
「・・・これ以上はマズイか。・・・撤退だ。艦隊を反転させろ。」
「わ、分かりました。ですがオーブの方は・・・?」
「しんがりはやつらにつとめてもらう。ザフトやフリーダムの相手をしてもらうようにしよう。」
「は、はい。」
「キラ君!カガリさんは無事に降りたわ!もう戻ってもいいわよ!」
インパルスと戦闘中のフリーダムにマリューからの通信が入る。
「・・・やっとですか。分かりました。もう帰りますね。」
フリーダムはアークエンジェルの方へ向きを変えた。
「おまえっ!逃げるのか!!!ハイネ先輩の仇だ!!!」
怒り狂ったシンが言う。
「もうめんどくさいし、疲れたんだ。いい加減復讐だなんて古臭い事、やめてくんない?」
フリーダムは一気にブーストを吹かすと、飛んでいった。
「逃がすかっ!!!」
「待つんだシン!今はオーブや連合の相手が先だ!フリーダムは無視するんだ!!!」
「ち、ちきしょうぉぉぉぉ!!!」
艦長命令には逆らえず、シンは叫んだ。
>「なんだか知らないけど、カガリは今泣いているんだ!」
なんか知らないけどねえ
駄目だ、こいつ
早く何とかしなければ・・・・・。
投下乙
うわっ、キラ本気でやる気もヤる気もナイw
何て気の抜けた不殺だw
やっとオーブ艦に戻れたか。
もうキラに関わっちゃ駄目だぞ、カガリw
「艦長!連合艦隊が反転!離脱していきます!!」
「な、なんだって!?」
そんな時、メイリンが言った。
「カガリ様を収容しました!!」
タケミカズチの隣のイージス艦から通信が入る。
「よし・・・!我々も撤退する!連合艦隊に続け!」
トダカの命令により、オーブ艦隊も反転し始めた。
「ちきしょう・・・ちきしょう・・・くそっ!!!!!!!逃がすかよ!メイリン!ソードシルエットを射出してくれ!!!!!!!」
フリーダムを取り逃がし、既に怒りが頂点に達していたシンは叫んだ。
「えっ?ソードシルエットを・・・?」
「早く!!!!!!!!」
ミネルバからソードシルエットが射出される。
シンはすぐにブラストシルエットを外すと、ソードインパルスへと換装した。
「お前達、逃がすかよ!!!!!!!!!」
今までのうっぷんを晴らすかのように、シンはオーブ艦隊へ襲い掛かった。
「弾幕をはれ!カガリ様をお守りするんだ!!」
残っていたMSがインパルスに向け飛び掛かかっていくが、
だが、SEEDを発動させ、怒りに燃えるシンの前に、次々と撃墜されていく。
シンは目の前のイージス艦をエクスカリバーで撃沈した。
「・・・このままではいけません!トダカ一佐!!」
部下のアマギが叫ぶ。
「・・・全員、隣のイージス艦に乗るんだ。ユウナ様、あなたも脱出して下さい。」
トダカが呟いた。
「トダカ、お前・・・!」
「このままでは全滅です。ですが、ユウナ様、それにカガリ様をこのような所で
死なせるわけにはいきません。・・・ここは脱出し、オーブへと逃れて下さい。」
「一佐が残るなら私も残ります!!」
アマギは言った。
「ならん!!!!!!!!!!」
トダカはそれを一喝した。
「お前には、ユウナ様、カガリ様を無事にオーブまで送り届けてもらう!いいな!
・・・艦に残るのは私一人で十分だ。」
「しかし・・・!」
「いいから行くんだ!オーブのためにも!ここで死ぬなどもっての他だ!
ユウナ様、オーブを、カガリ様を頼みます・・・。」
「ト、トダカ・・・。」
アマギやユウナ、艦橋にいる兵は皆トダカに向け敬礼した。
「さあ行け!急ぐんだ!」
「ハッ!!」
前の海上では3隻目のイージス艦がシンにより沈められていた。
「なんだって!?トダカが!!?」
カガリの乗るイージス艦に移ったユウナやアマギは、トダカの話をカガリに言った。
「・・・わかって下さいカガリ様。トダカ一佐の思いのためにも、今ここで死ぬわけにはいかないのです。」
「くっ・・・くそぉぉ!」
そして、カガリ達の乗ったイージス艦が戦場から速度を上げて離れていく。
(これでいいのだ。・・・カガリ様、すみません。)
既に、残りのイージス艦はシンにより沈められ、浮かんでいるのはタケミカズチだけとなった。
「あれは・・・空母か!!こいつで最後だ!!!!!!!」
シンは、タケミカズチの甲板に飛び移ると、エクスカリバーを構えた。
「うぉぉおおおお!!!!!!!!!」
シンがエクスカリバーを艦橋に向け振り下ろす瞬間、艦橋の中にいた一人のオーブ将校と目が合った。
「えっ・・・?」
そのオーブ将校の顔に、見覚えがある様な感じがしたが、次の瞬間、エクスカリバーは
タケミカズチを艦橋ごと両断していた。
・・・戦闘は終わってた。既に日が落ち、
アークエンジェル、連合艦隊とも海域を離れ、海に浮かぶのは
ボロボロになったミネルバと、撃墜、撃沈されたMS、艦艇の残骸だけとなった。
そんな中、ミネルバに戻ったシンは、最後に見た光景の事を考えていた。
「あれは・・・トダカ一佐・・・?まさか・・・まさかね・・・。そんな事あるわけないよな・・・。」
シンはいつまでも考え込んでいた。
トダカさん(´・ω・`)
やっぱし、絶対シンが罪悪感を覚える描写は必要だったよな
さすが職人さんGJ
>既にカガリは涙目だった。
不謹慎ながら、一瞬オーブに戻れそうになくて涙目になったのかと思ったw
>『カガリは今泣いているんだ!』
これまた棒読みっぽいw
>>798 "余り"必要ないと思うよ
お世話になった事は確かだろうけど期間が短いし、顔見知り程度な描写で十分だよ。
カガリもラクスもいないんじゃ誰がニートを矯正するんだ
だいたい、ルージュなくなちゃったじゃん
宇宙のラクスどうすんだよ
まあ、ニートじゃそもそも助けに行かないかw
・・・トダカさんに敬礼(´;ω;`)ゝ
職人さんGJ。
艦長がファビョらずに特攻したのはいいと思った。
トダカさんに敬礼!
原作だと28話あたりか・・・
やっと半分まで来たな。
>>796 GJ。でもトダカってシンと会ったころはまだ尉官だったような……といちいちどうでもいいことをぼやいてみたり。
良スレ
トガタとユウナがかっこよすぎる。
本編はどちらも無能&おバカだったからな。
>「もうめんどくさいし、疲れたんだ。いい加減復讐だなんて古臭い事、やめてくんない?」
お前2年前自分を棚に置くなよ・・・
フレイの復讐で変態仮面ぶっ倒したアレっすかw
トールを殺された恨みでアスランと戦った輝かしい日々かも。
本編のトダカは無能だったか?
ユウナは無能だけど
>>811 このくらい有能w
カオス→・ ・←フリーダム
・
↑セイバー
● ●
● ●
● ● ・ ●←ミネルバ
● ● ↑インパルス
● ●
↑地球軍&オーブ艦隊
トダカ「敵の守りが厚くてムラサメ隊がミネルバに攻撃できません」
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: どこまで無能だ貴様等…
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
↑ユウナ
>>812 殉職シーンだけが記憶に残ってて美化してたぜ
気が向いたら見直してみよう
むしろ前半のユウナは有能、ってか普通の政治家だった。
>>811 キラクスを引き立たせるためにほとんどのキャラを木偶人形に買えた
あの本編か?
こっちのキャラは皆良い味出してるんだし流しとけー
チラシの裏
本編に有能なキャラなんていませんよ、ガンダムや戦争物のロボットアニメでもあるまいし。
本編があまりにも糞だから
こういったIF系のSSスレができるんだろ?
負債の糞種死は大嫌いだが
アーサーは好きだった。
アーサーは負債補正がなかったから助かった。
負債氏ね
00に期待だな。もう種は映画なんて作らんでいい。
おい、そろそろ趣旨が外れてきてるぞ。
ここは失敗スレや負債叩きスレじゃないんだから、該当スレ行ってくれよ。
種が駄目なのは分かるが、ここで愚痴言ってもしょうがねえだろ。
では、次回の凸の登場予測でもします?
……オーブで、まだ精力的に就職活動に1票
あんまり先の展開に関わるような発言をしたら作者が困る
とりあえず作者GJと言っておく。
アンタの方が負債より良い腕してますぜ。
>>818 でも、ぶっちゃけ種は嫌いだがアーサーは好きとか矛盾してねーか?
表では嫌ってても結局、心のどこかで種を認めてるんだろ?
種は設定やキャラのような素材は良かったんだよ。
ただそれを生かせなかった料理人(製作者)が問題なわけで。
実はこの話で一番好きなキャラはキラだったりする
でもよく考えたら、種や種死が良作として終わってたら
こんなスレが立つ事もなかったんだよな。
凸もニートもアーサーも…てか皆好きだw
貯金の尽きた凸は警備員のバイトしてるに一票
町工場で働いているに一票。
そこの工場のおやっさんの夢がMSを作ることでジャンクパーツから作成。
OSもアスランなら何とかなるだろ。
そしてザフトがオーブを攻めてきたときにそのMSで活躍する。
そのMSの名は
ゲ ゼ
なんか最初ギャグっぽかったのに、どんどんシリアス展開に、それにあわせてアーサーが成長しているのがとても(・∀・)イイ!!
>>833-834 CSAスレのプランAとか?
全部読んでみたがアーサーが立ててるフラグはまだメイリンだけか。
ていうか職人さんGJです。
なんか嫌いなキャラもみんな好きになったんだがwww
キラだけは下手に成長しないでこのまま突っ走ってもらいたい
いやむしろ覚醒してほしい、あれな方向でw
TVのキラは人形の不殺だったが、此処のは殺る気力も無いダメダメっぽさがどうにも大好きだw
ほ
842 :
通常の名無しさんの3倍:2007/07/31(火) 22:11:38 ID:BuVP24lO
しゅ
843 :
アーサー ◆EroGe3bajg :2007/08/01(水) 23:44:05 ID:IJMLj6bj
〜ハンニバル級地上戦艦、ボナパルト〜
ロシア平原、そこに巨大な戦艦がゆっくりと移動をしていた。
ザフトのレセップス級やコンプトン級に対抗し、
地球連合軍が開発した大型地上戦艦、ボナパルトである。
今、ボナパルトの中には「ある」巨大な機体が搭載されていた。
「大佐、よろしいですか・・・?」
「ん?ああ、いいさ。入りな。」
艦内にあるネオの部屋に副官が入ってきた。
ネオは少し前の事を思い出していた。
度重なるミネルバへの攻撃の失敗。ザフトによるロドニアのラボの発覚、そして破壊。
オーブ沖でオーブ軍が破れ、連合が撤退したと聞いてジブリールの怒りは頂点に達した。
「いったい何をしているんだおまえらは!それでもファントムペインか!!!!!!!!
いいか、今度という今度は失敗は許されんぞ!」
半分は、自分のアダルト用品を失った私情が入っているのかもしれないが、
ネオ達は散々ジブリールに叱責を喰らったのであった。
そして、ジブリールは連合が極秘に開発した「ある」機体を使い、
ネオ達にドイツのベルリンを攻める事を命令した。
キラ達アークエンジェルの事も聞いたジブリールは、あの機体を使い、ベルリンを攻め、
奴らを誘き出して殲滅するという作戦を提案したのである。ベルリンの破壊により、
連合の力の示す事ができ、一石二鳥とでも思ったのであろう。その機体・・・デストロイを
載せたボナパルトは今、ベルリンに向かっていた。
ネオは苦悩していた。ステラがロドニアでMIAとなり、アウルもまた先の戦闘で戦死した事の
悲しみと、そのような巨大兵器で街を焼き払う事への葛藤があったからである。
だが、軍人である以上、命令を拒否する事はできなかった。
「それで、どうした?」
「あ、はい。スティング・オークレーが大佐をお呼びです。」
「・・・分かった、すぐ行く。」
ネオと副官は部屋を出た。
とりあえずsageてくれ
ageんなやボケが
俺は続き待ってるぜ
職人さんに煽り耐性があることを祈る
ステラ、アウルの記憶を消されたスティングがエロゲ好きになってる予感。
なんか廃れてきたな・・・
まとめサイトの人もどうしたんだろうか
俺は支持するぜ
保守&支持
保守&支持
でも書くの辞めるんだったら報告してほしいんだぜ
たった一週間くらいで辛抱足りんよオマイラ……
さーて、ラ○スやりながら支援ageするか。
番外編でいいから凸の就活の様子を…
だんだん痩せこけていく凸とか
ハロをネットオークションに出品して小銭を稼ぐ凸とか
もやししか食べてない凸とか
人材派遣会社に登録してもいっこうに仕事が回ってこない凸とか
道端で似顔絵を描き始める凸とか
道端で靴みがきをしだす凸とか…
いやー、凸の日常を考えるだけで妄想が止まらんw
保守&支持
「スティング、どうした?」
ネオは部屋にスティングを招きいれた。
「大佐、『アレ』に、俺を乗せるんだろ?」
「・・・ああ。」
回収されたカオスは損傷が酷く、修理不能であった。
『アレ』、デストロイガンダムにはスティングを乗せるようネオはジブリールから
命令を受けていた。並みの兵士には扱えず、アウルとステラを失った今としては、
デストロイを扱えるのは自動的にスティングしか残っていなかった。
「いいぜ、なんにだって乗ってやるよ。アウル達を殺したやつらに思い知らせてやる。」
「・・・あまり無理はするなよ、一応、初実戦のテストも兼ねているらしい。」
「へっ、余計なお世話だぜ。」
そう言ってスティングは部屋から出て行った。
雪原を進むボナパルト。彼らの護衛には
ファントムペインのホアキン隊があたっているはずであった。
「大佐!敵の反応です。バクゥタイプなどが見受けられます。」
副官が報告をよこして来た。
「・・・大部隊ではないのだろう?」
「はい、少数かと。」
「なら心配ない。外の部隊が相手をしてくれるはずさ。」
ネオは歩きながらデストロイの格納庫に来ていた。
「それにしてもでかいな、こいつは・・・。」
「大佐、もうすぐベルリンです。多少の被害は出たようですが、先ほどの
ザフト部隊も排除できたようです。」
「そうか、分かった。」
副官から通信を受け、ネオは格納庫を出た。
アーサーGJ!!!
保守
でも、アーサー出ないし、凸出ないし、キラも出なくて残念。
副官が仕事しながら、エロゲのこと考えてるといいんだけど。
でも、頑張ってください。
アーサーGJ!&お帰り!
>>1さんへ
住民に迎合する必要はないから最後まで書き上げてくれ
〜ベルリン郊外〜
ボナパルトは停止し、MSの発艦準備が急ピッチで進んでいた。
デストロイの格納庫の上にある大きなハッチも既に開いている。
各場所では人々が忙しそうに動き回っていた。
「よし、皆離れろ!」
「急げ!」
整備兵の掛け声がこだまする。
そして、デストロイの巨大な機体が浮き上がり、動き出した。
「ハッ!すげーぜこいつは!」
スティングの乗るデストロイガンダムは、MA形態のまま進行している。
「よし・・・我々もいくぞ!」
ネオの乗った専用のウィンダムに続き、他のウィンダム達も発進を始めた。
各機体は全てベルリンを目指していた。
「いよいよだな・・・だが今更何があろうと、命令を遂行するのみ・・・か。」
ネオはコクピットでつぶやいた。
ベルリンの悲劇がいよいよ幕を開けようとしていた。
wktk
agE
帰ってきた、戦士たちが帰ってきぶべれえぜぜぜえzぇぇぇxっ!!
「ふう・・・このエロゲも良かったあ。」
「アーサー君、至急ベルリンへ向かってもらいたい。」
議長からの緊急通信が入ったのはアーサーがナニをし終わった後だった。
「おぅわっ!議長!?」
「・・・またかね。」
「い、いいえ?別に?」
「実はだね、緊急連絡が入ったのだが、ドイツのベルリンに連合軍が現れ、
無差別に殺戮をしているらしいのだ。なにやらアンノウンの巨大な兵器が
いるらしい。至急、ミネルバはベルリンに向かい、市民の救出と連合の迎撃をして欲しい。」
「わ、分かりました!」
「え?ベルリンに?」
ブリッジでメイリンが尋ねてきた。
「う、うん。なんでも大変な事になってるらしいんだ。」
「艦長、現地からの映像入ります!」
バートの声とともに、ブリッジーのモニターが点灯した。
そこには、ほぼ瓦礫とかした市街地や煙を上げる町並み、逃げ惑う市民の映像が映っていた。
「こ、これは・・・。」
「ひ、酷い・・・。」
「なんてことを・・・。」
皆が絶句する中、アーサーは命令を下した。
「よ、よし!ミネルバ発進だ!ベルリンへ急ぐぞ!!!」
せめて900レスまではいこうぜ
いやいや、次スレの天麩羅を考えるべきだ
まとめサイトと主要キャラの簡単な紹介とかさ
そのくらいこのスレとアーサーを愛していこうぜ!
>>872を支持しとくw
主要キャラの説明にはアーサーに対してのフラグ率もぜひw
>>874 ちょwwww
信頼2
愛情0
侮蔑9
とかになってそうww
全員愛情は芽生えていないはずw
仕事は結構真面目にやってるから信頼は中程度はあるだろう。
>>874 信頼「そこそこ」
愛情「さっぱり」
侮蔑「かな〜り」
憐憫「ちょびっと」
こうですか?
ていうか傍目からすれば
『一見ヘタレそうに見えても戦果はきっちりと残す』
若輩ながらもやり手の艦長だよな。
エロゲがいろんなものをブチ壊してるw
だがそこがよいw
エロゲ脳じゃないアーサーなんてアーサーなどと呼んでやるものか!
全ては性情なる(妄想)世界の為に!!
「艦長!ベルリンに到着しました!」
「酷い有様ですね・・・。」
あたり一面は瓦礫と煙、火の山だった。
「ここまで酷いなんてな・・・僕が買った地雷のエロゲ以上だ。」
「艦長、何か言いました?」
メイリンが胡散臭そうな目で睨んできた。
「いえ、何も。」
「例の巨大MS発見しました!多数のウィンダムも見えます!」
「よ、よし!MS隊発進だ!」
「シン・アスカ!インパルス行きます!」
シンを戦闘にし、ルナマリアとレイが出撃する。
「艦長!遠方より接近!アークエンジェルです!」
「な、なんだって?またあの連中なのか!?」
「はい、今のところ様子見のようです。MSは発進していません!」
「こっちに攻撃してくるのなら応戦、何もしてこないなら無視で
今はあの連合の部隊を相手にするんだ!」
「分かりました!」
そのころ、ステラはベッドで体を休めていた。
「・・・この音、また戦闘が始まったの・・・?」
GJ!!
サポートは俺らに任せろ
>僕が買った地雷のエロゲ以上だ。」
買う前に下調べしないところがアーサーらしいなw
いや、新作エロゲは片っ端から買っているんだ
あえて地雷も踏んでこそ、真のエロゲ王に!
アーサーGJ!
アーサー王
ご飯はまだですか?
さっき食べたでしょ
>>886 自らの足で地雷原を踏み越えてこそ
王は王たりえるということだな
このスレはじめて見たけどアーサーが超人じゃないのが好感が持てるな。
資料もよく見てるみたいだし、あとは誤字を無くすぐらいか。
兎に角、良いSSだと思うので作者さんには今後も期待しております。
「おらぁぁぁぁあ!!!」
スティングの叫びと共に、デストロイのスーパースキュラが光を放ち、街が削れて行く。
「スティング!奴らだ!・・・来たぞ!」
ネオはミネルバが視界に入ってくるのを認めた。
「来やがったな・・・全部ぶっ壊してやる!」
「ちょっと・・・あんなのに勝てるの?私達。」
怯え気味に言うルナマリア。
「だが、やるしかない。これ以上被害を増やすわけにはいかない。」
レイが答える。
「ああ、ミネルバにはステラも乗ってるんだ!やらせるかぁ!」
シンは叫ぶと、デストロイに向けブーストを吹かした。
「こっちも援護射撃だ!シン達を助けるぞ!」
アーサーの号令と共にミネルバの艦砲も火を噴く。
「艦長!後方からフリーダム及びムラサメです!
・・・今回はこちらを攻撃してくる様子はありません!
連合の部隊に向かっていきます!」
メイリンの声に後方を振り向くアーサー。だが後ろには壁しかなかった。
「あれ?あ、そ、そうか。よし、シン!レイ、ルナマリア聞こえるか!
そっちにフリーダムが行くけど、敵じゃないみたいだ!一応気をつけてくれ!」
「え?・・・あいつが?」
「落ち着けシン。・・・今は連合軍を倒すのが先だ。奴はほおっておくんだ。」
「くっ・・・。ああ、分かったよレイ。」
フリーダムのコクピットではキラがあくびをしていた。
「はあ・・・もうめんどくさいな・・・マリュー艦長は『こんな惨事見逃しておけないわ!』って
言ってたけど・・・。とりあえずさっさと終わらせよう。」
フリーダムやムラサメもライフルを構え、連合のウィンダムに向けて口火を切った。
GJ!
キラww
やっぱステラ死ぬんかな。
キラのめんどくさいアタックでw
マテ、めんどくさいでミネルバ撃墜は流石にしないだろw
あ、ここのキラなら、撃たれたらめんどくさそーに反撃して撃墜はしそーかw
ほう
age
900
ムラサメには誰が乗っているの?
ババ以下二名
凸の存在がスルーされてるなw
ぶっちゃけ凸などどうでも良い。
いやある意味で一番気になるw
「アークエンジェルの連中か・・・気をつけろ!」
ネオはビームライフルを構えた。
後続のウィンダムもそれに続く。
「・・・ん?」
キラ達がデストロイに向かう途中、目の前をウィンダムの一隊が遮った。
「なんだよ邪魔だな。こんな時に。」
キラはビームサーベルを抜くと、一気に切りかかった。
「た、大佐!うわぁぁあああ!」
「な、何!?」
瞬時に2機のウィンダムを戦闘不能にすると、キラは紫色のウィンダムへと向かった。
「・・・この機体は?」
「くそっ、なんて奴だ!」
ネオは腰のスティレットを抜き、フリーダムに向け投げた。
「くっ!」
キラはそれをシールドで防ぐが、直後に爆発しシールドが吹き飛んだ。
「よくもやったな・・・!」
次の瞬間、キラはブーストを吹かし、サーベルでネオ機のジェットストライカーと足を切り裂いた。
「うおおっ!?」
バランスを崩したネオのウィンダムは地面に墜落し、ネオはコクピットから投げ出された。
「・・・!?あれは・・・。・・・めんどくさいな。マリュー艦長、キラです。」
「どうしたのキラ君!」
「回収してもらいたい人がいるんです。連合の兵士で、今地面に倒れて気を失ってるみたいです。」
「え?どうしたの急に・・・?」
「場所はこれから指示するんで、回収をお願いしますよ。」
「どういう事かしら・・・?」
マリューはわけも分からず、アークエンジェルを前進させた。
ちょwww実は自分で回収するのめんどくさかっただけだったのかwwwwww
ほんとうにタチが悪いな、このニートはw
せっかく不殺にしたのに、ほっといて死なれてもめんどくさいんだろうなw
此処のキラはみょーに人間臭くて大好きだw
アスカ姉弟スレのキラ>原作ストライク時代のキラ>このスレのキラ>>|越えられない壁|>>原作フリーダム以降のキラ
>>896 というか、デストロイに乗ってるのはスティングだぞ?前レスよく読め
無意味にデストロイに乗って出てくる凸とか考えた
>>912 就職できたのなら無意味でも無いだろ。
作業内容に問題はあるガ。
…あれ?
ここの凸運命プラン賛成するんじゃね?
育毛プランなら賛成するだろうな
デストロイアスランか。
派遣で言われるがままにデストロイ乗ったら、
市民既に全員避難済み、連合の応援一切なし、ミネルバも来ない、AAも来ない、
誰も居ない街に無駄に一人放置される。
ちょっとだけ街を壊してみたけど意味は無く、
勤務時間が終わって基地に戻ったら
「全然見せしめに成ってない、給料払えないよ」とあしらわれる。
後日、街をちょっとだけ破壊した事に対し多額の賠償請求が。
「給料が出ないのが悔しかった。
俺はこのデストロイで全てに八つ当たる!」
「君が駄々をこねるなら、僕は!」
擦れ違う翼ガンプラ。
あほネタスマン
アーサー ◆EroGe3bajg 氏のアーサーは、すでにタリアを越えていると思う。
だいぶ前の話になるけど、
>「要塞に近づくには廃坑もあるんだけど、これは幅が狭すぎてとてもMSじゃ無理だ。
> シンのインパルスならコアスプレンダー形態で飛行はできるだろうけど・・・。
> ここは安全策を選ぼう。」
この判断で俺の中ですごく株上がりましたよ?
少数の将兵にリスクを押し付けるやり方ではなく、正攻法。
ああ指揮官らしくなってきてるじゃないか、って。
「アスラン!君は!」
「キラ!就職難は辛いものなんだ、それをわかれ!」
ほほう。
>>917 細かな描写の積み重ねをエロゲでぶち壊すからこそ
今のアーサーがあるのです
ZZみたいなノリだと思えば良いじゃないか。(違います。
922 :
小ネタ:2007/08/30(木) 00:38:35 ID:???
俺はアス・・・ゲフン!ゲフン!
もとい、アレックス・ディノだ。
カガリの護衛を首になって収入はまだ無い。
特技はMSの操縦と寝返り。
だが、信念は曲げるつもりは無い。
俺が信じたモノがジャスティス!
それ以外は敵だ。
そこらへんは理解して欲しい。
今日も情報誌片手に職安に通う日々を送っている。
オーブと言う国は多種多様な職があるのだが・・・
未だに自分自身に合った職と言うのを見た事が無い。
俺の出来る事は「戦士」だ。
だが、オーブ軍には入れない。
しかし、作業用MSも似合わない気がする。
何よりそれでは有事の際に飛んでいけないし
バッテリー機では行動範囲も小さい。
俺が乗るMSは核動力でなくては。
そうでなければ得意の自爆が出来ない。
だいたい・・・
・・・話がそれた。
風の噂ではキラはラクスの元でニート生活を満喫してるらしい。
羨ま・・・ゲフン!ゲフン!
もとい、それではダメだろう。
ラクスの苦労が忍ばれる。
だが、俺は違う!
いつかこの手に正社員の座を掴む!
正社員になって老後まで安定した収入を貰う!
そしてキラを超えてカガリを・・・ゲフン!ゲフン!
もとい、カガリを安心させてやらなくては。
923 :
小ネタ:2007/08/30(木) 00:44:02 ID:???
ん?
MS操縦経験者募集?
詳細と金額はどうなんだ?
ふむふむ。
・・・ほほう。
な!なんだって!?
こ、これは!
すまない、用が出来た。
これで失礼させて貰う。
職安で何やら見つけたアス・・・じゃなくてアレックス・ディノ
オーブの某グッド○ィルの出したMS操縦経験者の募集に応募してみた。
すると「大至急、支店まで」と頼まれて
いつもの服にサングラスな怪しさ爆発な格好でグッ○ウィル・オーブ支店に向かう。
到着してすぐにシュミレーターに乗らされた。
だが、腐ってもエースパイロット。
並み居る強豪の
50代のおっさんを置き去りにして
60代のおばさんを押しのけて
20代の若者を盾にして
30代の強者を誤射のふりして撃ち落して
最高の成績で突破した。
流石、ザフトの「元」赤服と言えるだけの卑怯な手口だった。
924 :
小ネタ:2007/08/30(木) 00:46:33 ID:???
「ではアレックスさん、これが書類ですので目を通して頂いて当日に備えて下さい」
「はい」
「当日は時間厳守ですので、宜しいですか?」
「はい」
「MS搭乗に当たって障害保険は引かせて頂きますので」
「はい」
「あと、ノーマルスーツはお持ちですか?」
「いいえ」
「ではご用意致しますので、サイズをこちらに」
「はい」
「あとは先方の担当者が来ますので、当日はその指示に従ってくださいね」
「はい」
「本日はご苦労様でした。あ、以後の連絡はメールで送りますのでこちらに携帯アドレスをお願いします」
「はい」
ろくに聞きもしないで受ける。
書類上の搭乗日は1週間後。
ウキウキとしながら帰宅する彼にこれから起こる試練を想像する事は出来なかった。
「あー、アレックスさん?悪いけど予定が変わったんで明日予定の場所に来てくれる?」
「は??」
深夜の電話に出てみれば予定の変更らしい。
「は??って何よ?来れるの?来れないの?」
「い、いえ。!わかりました!」
「最初からそう言いなさい。じゃ、時間厳守で」
ブツッ
返事もしないうちに切られる。
理不尽な気もしないでないが素直に目覚ましの時間を変えて寝なおした。
925 :
小ネタ:2007/08/30(木) 00:50:35 ID:???
「もう予定の時間を過ぎてるが・・・」
書類の予定の時刻をかなり過ぎている。
腕を組んでイライラとするアス・・・アレックス。
「アレックスさん?」
背後からかけられた声はまさしく昨日の電話の声の女。
アス・・・アレックスは一度聞いた女の声は間違えない。
こんなところでコーディネイターの能力が無駄に使われる。
「え!?は、はい!」
振り返るとそこには・・・
壁があった。
いや、良く見れば・・・
デブが作る壁だった。
「いやん。どこ見てるの?」
壁に亀裂が入った。
いや、肉にヒダを刻んで女が言う。
どうやら身を捩っているらしい。
「す、すみません!」
あまりの想定外の斜め上なデブさに見とれてしまう。
通常、コーディネイトされた人種しかいないプラントではここまでのデブにはならない。
いや、それ以前にデブはプラントにほとんど存在はしない。
それどころか、オーブでも初めて見る程のデブ加減だ。
つい見とれてしまったアス・・・アレックスだったが
どうやらその肉は、胸だったらしい。
アレックスはてっきり腹だと思ってたので赤面しながら謝る。
「ま、いいわ。初めて逢うと誰もが私の胸に見とれるのよねぇん♪」
『当たり前だ!!』
色んな意味で叫びたかったがグッとこらえた。
「あ、アレックス・ディノです!本日は宜しくお願い致します!」
すでに、帰りたかった。
926 :
小ネタ:2007/08/30(木) 01:03:10 ID:???
「遅い!何時だと思ってるのかね?!」
目的地に到着したら元受けらしい人が怒鳴っていた。
そりゃ当然だろう。
このデブが来た時点でかなりの遅刻だ。
「すみま「この人が遅刻したんですぅ!」なんだってぃ?!」
「きみ・・・困るよ。この事は報告しておくから」
「いや、お「すみません!よく言っておきますので」おい?!」
「ま、良い、今日の仕事だ」
「ちょっ「ありがとうございます!!」マテ!!コラ!!」
無視され続けた。
放り込まれた個室でノーマルスーツに着替える。
しかし、サイズが合わずにピチT状態。
「サイズは書いたはずだが・・・」
仕方無いと部屋を出ると
「ま、大きい♪」
デブだ。
また肉に亀裂を走らせながら言う。
気持ち悪いとか以前に、これが同じ人間かと思った。
「・・・で、MSはどこですか?」
ガン無視してやった。
927 :
小ネタ:2007/08/30(木) 01:23:04 ID:???
MSの操縦桿を握ったままアス・・・アレックスは取り残されたように放心していた。
「あー、今日はこのMSにに乗って示威行動をしてもらいたい」
「もちろん、市民は事前に避難さてあるので問題ない」
「優秀な作業員と聞いている。頼むよ」
さっき聞いた言葉がグルグルと駆け巡る。
「なんだ?これは?」
言葉に出して呟いてみる。
俺は戦死なのに・・・とブツブツ言いながらも言われたように超大型MSを歩かせる。
バリッ!
「あ・・・」
背中の追加装備のようなモノが近くのビルに引っかかってそのまま壊してしまった。
「あー、ビル壊れちゃったねーww」
「す、すみません」
「んー、ま、どうでも良いよ〜。どんどん行こうか〜」
能天気そうなオペレーターの声がする。
気を取り直してさらに歩かせる
「ん〜。歩いてるだけじゃつまんないねぇ?」
「はぁ?」
「シャドーボクシング出来る??」
「は、はぁ。出来ると思いますが・・・」
連合のMSにイマイチ慣れてないアス・・・アレックスだが
数度、シャドーっぽい動きをしてるうちに職人魂に火がついた。
「な、なんだ!?このスローな動きは!」
「OS修正、バランス調整、モーションデータは・・・無いか、無いなら!」
マニュアルで操作し始めた大型MSはみるみる動きが滑らかになり
1分もたたないうちに人の動きと同じになる。
928 :
小ネタ:2007/08/30(木) 01:45:54 ID:???
人の動きから素人の「マネゴト」の動きへ
素人の動きがプロの動きに。
ジャブ、ジャブ、フック、右ストレート、左ストレート、アッパー
ステップ、ジャブ、ジャブ、バックステップ、ジャブ、ストレート
プロボクサー並の動きとスピードで本気のステップを踏み、拳を虚空に打ち続ける。
見るものが見れば相手の影が見えただろう。
だが、拳を振るう度にギシギシと嫌な音も聞こえる
ステップ、ステップ、スゥェイ、上体を振って必殺のデンプシーロール!
捻れるはずの無い上体を捻って必殺のデンプシーロール!
バキバキと何かが折れる音が聞こえた。
アス・・・アレックスはそれも無視してひたすらマニュアルでシャドーを続けた。
右、左、右、左、∞の軌跡を描くように・・・
捻る!
捻る!
捻る!
そして!己の全てを拳に!
乗せて打つ!!
背中の追加装備がジョイントから引きちぎれ、関節から煙を上げなからも
操るMSは低空姿勢から渾身の拳を繰り出した。
ズガン!!
ビルを腰の入った拳でで破壊した大型MS=デストロイはそこで止まった。
あちこちから火花を上げながらも見事なフォームで拳を繰り出していた。
「決まった・・・」
929 :
小ネタ:2007/08/30(木) 02:13:53 ID:???
動かなくなったMSから助け出されたアス・・・アレックスは手厚い歓迎を受けた。
通常の5倍以上の大きさのMSがあそこまで動くとは思わなかったと。
モーションデータもそのまま現在のMSサイズで通用するとか。
と、言うよりもテストパイロットのコーディネーターでさえロクに動かせなかったとか。
無駄にコーディネイトされた能力を使いまくってるアス・・・アレックスには分からなかったが
プロトデストロイはかなり扱いにくかったようだ。
「す、すみません。MSを壊してしまって・・・」
「いーんだよ!そんなことは!wwwww」
研究員はご機嫌だったが壊したMSを考えたらアス・・・アレックスは冷や汗が止まらなかった。
もし壊したMSを弁償しろと言われたら身の破滅だ。
「あ、あの・・・壊したMSの弁償なんてことは・・・」
「いーんだよ!プロトタイプなんて壊れるの前提で作ってんだから!」
「は、はぁ・・・」
そのまま宴会に雪崩れ込む研究員を他所にアス・・・アレックスは定時の5時で逃げた。
930 :
小ネタ:2007/08/30(木) 02:30:48 ID:???
後日、職安から帰ったアス・・・アレックスの元に1通の手紙が届いた。
内容は先のプロトデストロイの件でのお礼だった。
さらに次の日も手紙が届いた。
アス・・・アレックスはお礼の手紙だろうと冷蔵庫の上に置いた。
また次の日も手紙が届いたが同じように冷蔵庫の上に置いた。
そのまま忘れさられた手紙は封も開けられる事も無いのだが・・・
実はそれが手紙ではなく壊したビルの請求書なのにアス・・・アレックスが気付いて
頭を抱えるのほんのちょっとだけ先の話。
まず最初に言わせてもらうがグッドウィル自重w
>50代のおっさんを置き去りにして
>60代のおばさんを押しのけて
>20代の若者を盾にして
>30代の強者を誤射のふりして撃ち落して
>最高の成績で突破した。
>流石、ザフトの「元」赤服と言えるだけの卑怯な手口だった。
やっぱアス…アレックスは腐ってもザフトのエースで、
今は無き三隻同盟のジャスティスの「元」パイロットなんだなーと改めて実感した。
>俺は戦死なのに・・・
うぉおおおい!!w
伸びてると思えば・・・なんだこれは・・・たまげたなあw
凸の就活日記的なものを待ってたからワロスw
今後もここでの本編に沿いつつ番外編的な小ネタを希望
俺はアs…いや!アレックス・ディノだ。
この間プロトデストロイのテストパイロットをやらされてぶっ壊してしまったのだが…
その時にどうやら壊したビルの請求書が来てたらしい…。
結局テストパイロットをして得た収入はそれで全部パーだ…
俺は定職という物がないから金がない。
しかし、カガリを安心させるためにもどうにかして職に就かなければ。
かといってオーブ軍やモルゲンレーテには入れないしどうしたものか…。
(ぱらぱらと就職関連雑誌をめくる)
…何!?MSのテストパイロット募集…経歴・年齢問わず、これだっ!
(こうしてアスランが選んだのはターミナルと呼ばれるクライン派の組織だったということはまた別のお話。)
僕はここまでかな…誰か続きよろしくお願いします。
押しつけでスマソ
スピンオフして別スレだな
題するなら「もしアスランもニートだったら」か?w
いや働く意欲はあるんだから「就職浪人だったら」だな
アーサーカモン
940
「こ、これは・・・?」
キラに指示された場所に降り立ったアークエンジェルクルー。
その場所で倒れている連合の男を見つけたマリューは息を呑んだ。
「そ・・・そんな・・・ま、まさか・・・ネオ・・・あなたなの?」
「艦長?どうしたんですか?」
マリューは地面に横たわっている金髪の軍人を見たまま動かない。
「この男・・・まだ息はあるようですね、どうします?」
ノイマンが尋ねる。
「あ・・・。」
「艦長?」
チャンドラが不信そうに言った。
「い、いえ・・・なんでもないわ。彼を艦に収容してちょうだい。」
「分かりました。」
ネオは担架に乗せられ、アークエンジェルへと運ばれていった。
「なあノイマン。」
「なんだ?」
チャンドラはノイマンに話しかけていた。
「艦長の様子、なんか変じゃなかったか?」
「ああ、俺もそう思った。なんというか・・・あの倒れていた男を
知っているような・・・。」
「そう!それだよな!なんか初めてあった風じゃないって様子だったけど・・・。」
「・・・まあいいさ、それよりも艦に戻ろう。連合との戦闘はまだ続いているしな。」
「分かった。」
一方、シンはデストロイに接近し、攻撃をしていたが、
さすがに手こずっていた。ウィンダム部隊はミネルバ隊やフリーダムの
活躍もあり、かなりの数が撃墜されていたが、それでもまだ多少の機体が
生き残っており、肝心のデストロイガンダムも今だ無傷であった。
「ハッ!そんなものが効くかよ!」
スティングは笑いを浮かべ、シンの攻撃を罵った。
シンの撃ったビームライフルはデストロイの陽電子リフレクターに弾かれ、
目立った損傷は与えられていなかった。
「くそっ、こいつあのMAと同じようなバリアを持ってるのか!」
そうしている間にも、デストロイのシュトゥルムファウストが襲い掛かり、
インパルスの四方八方からビームの嵐が襲った。
さらに口からツォーンMk2が火を噴き、近づくムラサメを撃墜した。
「なんて武装だよ・・・でもこんなところで負けるわけにはいかないんだ!」
「退くんだ、そいつは僕が片付ける。」
キラの乗るフリーダムが突撃してきたのはその時だった。
「フリーダム!?・・・くっ、手柄を横取りしようっていうのか?
いや、でもいくらなんでもアイツだって手こずるはずだ。」
シンは一瞬あっけにとられ、また考えを思い直した。
「そこのザフトMS、聞こえるか、コイツは僕が倒す。邪魔はしないでくれ。」
「・・・ああ、分かった。あんたのお手並みを見せてもらうさ。」
シンは皮肉を込めてそう言い返し、少しデストロイから離れた。
シンとしては本当に少しの間、フリーダムの様子を見守るつもりだったのである。
(艦長からフリーダムは敵として扱うなって命令だし・・・それにうまくいけば、
あの巨大MSがフリーダムを倒してくれるかもしれない・・・。そうすればハイネ隊長も・・・。)
「ああ?なんだ手前はよ!」
スティングは接近してくるフリーダムに目を止めた。
「めんどくさいんだけど、これで終わりにさせてもらうよ。」
「ハッ!馬鹿が!あの世に行くのは手前の方だぜ!」
デストロイはフリーダムの方に向き直ると、スーパースキュラの発射態勢に入った。
胸の発射口部分にエネルギーが集中し始め、銃口はフリーダムを狙っていた。
次の瞬間、キラはSEEDを発動させると、ビームサーベルを抜き、一気に加速して
サーベルを発射瞬前だったスーパースキュラの部分に突き刺した。
「な、なにぃっ!?」
「えっ!?」
スティングとそれを見ていたシンは驚愕した。
「・・・さよなら。」
キラはそう呟くと、サーベルを引き抜いた。
「く、くそ・・・ふざけんじゃねえぞ・・・こんな・・・。」
エネルギーが逆流し、またコクピット部分も損傷したデストロイは体勢が崩れ、
まずは軽い爆発から、そして次は大きな誘爆を繰り返しながらゆっくりと倒れていった。
直後、大爆発を起こし、機体は完全に破壊された。
その様子をミネルバやアークエンジェルも見ていた。
「か、艦長・・・目標沈黙です・・・。」
メイリンが唖然とした表情で言う。
「あ、ああ。僕も見てたよ。まさか、フリーダムがあんなにあっさりと・・・。」
「艦長、連合の巨大MSは破壊された模様です。残った連合軍は撤退を始めている模様。」
「ええ。分かったわ。」
(それにしても・・・ニートのくせにMSの腕や戦闘能力は全く鈍ってないのね・・・。
ほんと恐ろしいわ、キラ君・・・。)
マリューはそう思い、キラに撤退命令を出した。
ミネルバに戻ったシンやレイ達をアーサーは迎えた。
「みんな、大丈夫かい?今回はご苦労だったね。
色々大変だったけど、なんとか・・・なったね。」
「・・・あの巨大MSを倒したのはフリーダムでしたけどね。」
シンがふて腐れたように言う。
「そう言うなシン、なんにせよ、あいつを倒してくれたのだからな。
手間取っていたら、あとどれくらいの被害が出たか分からなかった。」
レイがそう言ってシンの肩に手を置いた。
「それは・・・分かってるけど・・・。」
その時、ドアが開いてステラが飛び込んできた。
「こ、こら!ここは関係者以外入っちゃ駄目だ!」
後ろから保安員が付いてくる。
「シン!大丈夫だった!?」
「ステラ!・・・ああ、無事だよ。俺もみんなもなんともない。」
「良かった・・・。」
ステラはシンに抱きつくと、うれしそうな表情を浮かべた。
(おっぱいが当たってるよシン、うらやましい・・・。)
アーサーはその様子を見て涎を垂らした。
「艦長・・・何を思っているか、想像つきますよ!」
ルナマリアはそう言って、アーサーの足を思いっきり踏んだ。
「フォンドヴァオゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「プッ」
メイリンはそれを見て噴出してしまった。
〜アークエンジェル艦長室〜
そのころ、アークエンジェルでは、戻ったキラやミリアリア達が食堂で
ご飯を食べている中、艦長室にマリューを囲んで、ノイマン、チャンドラ、マードックが集まっていた。
「それで、艦長。話ってなんですかい?まあ・・・だいたいは予想は付きますが。」
「あの、連合軍の捕虜の事なんでしょう?皆噂してますよ。」
「自分も見ましたが、あの捕虜・・・フラガ少佐に似てましたが・・・それと関係が?」
「・・・。」
マリューは下を向いて、黙っている。あの後、艦に収容したネオは医務室で治療を受けた。
命に別状はなく、今は眠っているが、マリューは医師からの報告も受け取っていた。
「・・・今から話す事は、私の想像なのだけれど・・・真実かもしれないわ。皆聞いてくれるかしら?」
「なんですか水臭い。艦長、話してくださいよ。」
「・・・分かったわ。私に・・・昔の恋人がいた事は、みんな知っているわよね?」
「昔って・・・フラガ少佐の前の彼・・・の事ですか?確か、ペンダントか何か付けていましたよね、艦長。」
「そうよ・・・、ムウと付き合う前の彼。・・・元はMA乗りだったんだけど、戦死した・・・はずだったわ。」
「じゃあ・・・なんですかい?あの連合の兵士が・・・その、元彼だって言うんですかい?」
「そっくりなのよ!顔も・・・髪も・・・体のデータも・・・。傷とかは多かったけど、ほんとに彼本人と同じ・・・。
ごめんなさい、取り乱してしまって。でも、私には信じられなくて。」
「艦長・・・良かったら、教えてくれませんか、その人の事。」
「ええ、名前は、ネオ・ロアノーク。連合のMA乗りだったわ。メビウスに乗っていつも宇宙を飛んでた。
私は彼に惹かれ、付き合う事になったの。でもそれも、長くは続かなかった。彼は連合のメビウス部隊
の中でもエースで、世界樹攻防戦で戦死した・・・はずだったわ。連合からの死亡通知も来たの。」
「そことなく、フラガ少佐にも似ていたんですね。」
「・・・ええ、ムウと初めて出会ったときは驚いたわ。でも彼はムウじゃないし、もう死んだと思って
吹っ切れてたの。それが・・・ムウが前の戦いで死んで・・・なんで今頃になって・・・。」
「でもまだ、彼だと決まったわけじゃないんでしょう?しばらく様子を・・・見ましょうよ艦長。」
「ええ、分かってるわ。それから、この事は他の人には・・・。」
「はい、黙ってます。」
「ごめんね、みんな。」
ところでコテ無いのも含めどうにも別人ぽいわけだが……
違和感1
>「そ・・・そんな・・・ま、まさか・・・ネオ・・・あなたなの?」
違和感2
こんなやる気のあるキラはキラじゃない
ちょっと離れた所から見てて形勢が徐々にインパに傾いてきたところで
「めんどくさい」と溜息つきながら横からざっくり……位でもまだ足りない。
>>949 なら君が書いてみたまえ
ここのキラは本編ぐらい嫌いだからどうでもいい
キャラ変えただけで面白いとか思うなよ
職人さん乙です!
ファントムペインネオ=元彼ネオならムウは死んでるって話で行くのだろうか?
キラ強すぎw
色々な意味でラスボスに向いてる。
ここではムウは元々ネオという人物で、
戦死のはずが助けられて記憶消去→ムウ(種)→再びネオ(運命)
という線かと思った。違うか…
運命ネオ「多分俺は3人目だから……」
おまえらは陽電子砲の直撃を受けて生きている人間がいるとでも思っているのか!?
そんな事が平気であり得るなんて考えるのは嫁くらいなもんだぞw
むしろ、陽電子砲の直撃をMSで(大破しつつ)防げてしまった時点でどうでも良い気がする。
種死だと大型MAレベルであっさり防げる、所詮はちょっと強い主砲でしかないからなー
陽電子砲→陽・電子さん発明によるちょっと強いビーム
レールガン→レールさんの手による、謎のビーム
というのがすでに種世界に関する定説だろ?
こ、これは
安易に死んだはずのムウを復活させず、
元彼をネオとしたのは好感が持てるわ。
961 :
小ネタ:2007/09/04(火) 00:53:25 ID:???
ある日のモルゲンレーテで
「しゅにーん、これ今度のMSにどうでしょう?」
「また君か。意欲があるのは良いんだが使い物になるのか?」
「破壊力が80%上がりました!」
「ほぉ〜〜、そりゃ凄いな(棒読み)」
「はい!しかも既存のシステムを改良すれば作れますよ!」
「な、なんだって!?どうして既存システムでそうなるのかね!?」
「それはですね、ここをこうしてここがあーなってこれでこうこうと」
「・・・・・・それは加速度を上げて少々屈折させたビームではないのかね?」
「そうとも言いますね」
「なぜそれで破壊力が80%増しになるのかね?」
「いや、良く解りませんが試作品ではビームのくせに衝撃破壊まで起こしまして」
「は!?ビームで衝撃だって!?」
「ええ。なぜがビームのくせに当たると爆発するんですよww」
「ビ、ビームで爆発って、ちょwww」
「主任、口調が2ちゃんですが?」
「・・・・・・コホン」
「テラワロスwwwww」
「あー、レール君?これで良いから生産部に持っていきたまえ」
「はい!ありがとうございます!」
男は喜んで走っていった。
主任と呼ばれていた彼はいっそ研究なんか辞めようかと思っていた。
あまりの嫁補正の激しさに嫌気がさしていたのだ。
ため息を一つつき煤けた背中を丸めて歩き出す。
きっと明日は嫁補正が少ないだろうと信じて。
ここはモルゲンレーテの兵器開発ラボ。
最新の設備と技術を駆使してMSの武装を作り出すため
男達がユンケル片手に嫁補正と熾烈な争いを繰り広げていた。
962 :
小ネタ:2007/09/04(火) 01:00:54 ID:???
ある日のモルゲンレーテで
「しゅにーん、これ今度の戦艦にどうでしょう?」
「君か。意欲があるのは良いんだが使い物になるのか?」
「破壊力が120%上がりました!」
「ほぉ〜〜、そりゃ凄いな(棒読み)」
「はい!しかも既存のシステムを改良すれば作れるんですよ!」
「どこかで聞いたようなセリフだな・・・・・・」
「は?」
「い、いや。で、どうしてそうなるのかね?」
「それはですね、ここをこうしてここがあーなってこれでこうこうと」
「・・・・・・放射能を打ち出したらユニウス条約違反ではないのかね?」
「核は使ってませんよ?エンジンの余剰熱を使うだけですが?」
「悪事を隠す政治家のような言い訳だな(ボソッ)」
「何か言いまして?」
「い!いえ!(やべぇ!へたな事言ったら!)」
「主任、これから生産部に持って行きますが宜しいですね?」
「ちょ!陽くん!それは「何ですか!?主任。何か問題です?」
な、何でもありません!!(怖ぇぇぇぇ!!)」
「それと、主任。今度「陽くん」って言ったら「すみません!陽・電子(よう・でんこ)さん!」」
「・・・・・・ま、良しとしましょう。では」
ハイヒールの音を立てながら去っていった。
ここ、オーブでは古き悪しき慣習「女尊男卑」がまかり通っていた。
パシリさせれば「セクハラ」怒らせれば「痴漢扱い」食事に誘えば「全額男持ち」
恋人になれば「男のプライバシー無し」結婚して専業主婦でも「子育て・家事は共同」
どんな理由の離婚でも「男が慰謝料払い」定年になれば「年金半分持っていかれる」
「美しい国・オーブ」
彼は冷や汗をぬぐってガックリと肩を落とした。
ため息を一つつき煤けた背中を丸めて歩き出す。
きっと明日は良い事があると信じて。
ここは美しい国・オーブ。
腐敗した政治とホワイトカラー・エグゼンプションと年金問題の中、
男達がユンケル片手に嫁「補整」にムダな争いを繰り広げていた。
963 :
小ネタ:2007/09/04(火) 01:03:19 ID:???
酔って勢いで書いたのでおかしくなってます。
ごめんなさい。
自分に酔ってるって?
ワラタ
まあ本編も内容的に同じレベルだから許すw
プロジェクト×(バッテン)
(嫁補正への)挑戦者たち
もっとエロゲを
ちょw
970
次スレはどうする?
進み遅いし980くらい?
大変だ!みんな!天麩羅を考えなければ!
あらすじ風に考えてみた。
アーサー・トライン26歳。ザフト軍の軍人である。
まだ26の若さにして黒服をまとうエリートになったアーサー。
しかし、ここまで来る道のりは長かった。
軍に志願し、士官学校時代、教官であったフレドリック・アデスに憧れ、
艦長職を目指すと心に誓ったアーサーは、勉強を惜しまず、
士官学校を上位の成績で卒業し、晴れて黒服となった。
だが、彼にはあまり友達がいず、尊敬していたアデス艦長が
C.E71の戦争で戦死したショックもあり、C.E73現在となった今では、
彼はパソコンゲームにのめり込み、すっかりエロゲの道にハマっていた。
これは、そんなアーサーのところに議長が訪れ、新造戦艦の艦長にスカウトしたところから始まった
エロゲの販売利益で軍備拡張するロゴスの支配する地球連合と戦ったり
同じエロゲを愛する友であるユウナやジブリールらと戦ったり
冷たい目を向けてくるミネルヴァ女性陣へフラグ立てしようと戦ったりする
そんなアーサー・トラインの物語である。
一方で、このスレでは超脇役の地位を不動のものとしているシン・アスカは
「ステラ確保フラグ」をガッチリとゲットしていたりするw
●アーサー・トライン
この物語の主人公。
弱冠26歳ながらミネルバの艦長に抜擢されたエリート軍人だが、エロゲ好きがたたり全てがぶち壊し。
三次元の女子にも興味ありの模様。
●キラ・ヤマト
先の大戦後、無気力糞ニートに成り下がり散々ラクスを困らせている。
しかしMSの戦闘能力は未だ衰えることなく、要所要所でめんどくさいアタックを発動し、敵を蹴散らす困った救世主。
●シン・アスカ
先の大戦で家族を失い単身ザフトへ入隊し、エリートの証である赤服を身に纏うミネルバのエース。
この物語では数少ないまともな人間の一人。
●アスラン・ザラ
先の大戦後、カガリの護衛になるがひょんなことから解雇され、現在ボロアパートでその日暮らし。
本人は就職活動に精をだしているがなかなか再就職先が決まらない。
●ルナマリア、メイリン
アーサーの部下で美少女姉妹。
アーサーからはエロゲフィルター越しに見られることが多くセクハラ発言が多いため恋愛フラグがなかなか立たない。
冷たい態度をとることが多いが、アーサーはツンデレと解釈しており『だがそれがいい』と思っている。
976 :
通常の名無しさんの3倍:2007/09/05(水) 09:14:17 ID:Ug1rEb3x
>>975 ここのSSだとシンの家族は無事なんじゃね?
>>976 スマン、そうだった
●シン・アスカ
オーブに住んでいたが先の大戦で家族はプラントへ移住するも、単身ザフトへ入隊し、エリートの証である赤服を身に纏うミネルバのエースパイロット。
この物語では数少ないまともな人間の一人。
●ギルバート・デュランダル
ザフト軍の現最高評議会議長。
アーサーをミネルバの艦長に推薦した人物。
アーサーの軍人としての能力は高く買っているが、エロゲ好きには少々手を焼いている。
しかし若い女の子の下着の色が気になる一面も。
こんな感じか。
修正・加筆して使っても、使わなくてもいいので…
●ユウナ・ロマ・セイラン
エロゲを通じてアーサーと認め合うも、時代の流れに翻弄され敵対することに
精強なるオーブ軍を率いてアーサーの前に立ち塞がる。
・・・・・一部では楽しんでいる節も・・・・・
※上記の文章には誇張や捏造が含まれております
そろそろ次スレ
まとめサイト希望
PC版?
アーサー伝説
よくここまで続いたもんだ
・・・そうだな。
もう、悔いはないな…
次スレ立ててみるわ
無理だった
次スレ立てても過疎るんじゃね?
誰か立てて
990
このスレで終わりでいいよ
終わり・・・か
じゃあ
>>1氏が続きを書く時に自分で立ててもらうってことでOK?
せっかく皆で天麩羅考えたのになw
う〜ん・・・
なんにせよ面白いスレだった。またどっかでこんなスレに会いたい。