我々は何時までも待っているのでご安心をば
投下行きます
―欲しいモノはあるかい?
―えっとねぇ。お母さんが欲しいなあ。それとねぇ……
―おやおや。まだあるのかい?
―うんっ!僕は家族が欲しいんだぁ。だから……
『マユも欲しいなぁ』
数日後。シンが色々な言い訳を考えながら研究所に向かうと、そこにいたのは妙齢の美女だった。
「あっ……」
シンは空いた口が閉まらなかった。陶磁器のように白い肌に豊かな艶を湛えた長い黒髪。宝玉の様な紅い瞳。
見詰め合う美女とシン。先に口を開いたのは美女の方だった。
「あ、シン君。来るの遅かったわね」
`何時もの口調'で言われ、シンはやっと目の前の女性が誰なのかに気付いた。
「先生っ!?」
機動戦士 ガンダムSEED DESTINY SPIRAL 〜黄金の輝き〜
第五話 『まだ始まらぬ物語』
シン君が模擬戦で倒れた。その報せを受けて、私は慌てに慌てた。
やっぱりあんな実験に無理があったのかなとか、そもそもストレスとか溜まりに溜まってたんじゃないかなとか
色々とある(ていうかありすぎる)心当たりが頭の中を目まぐるしく駆け巡った。最近の私は一向に出ない結果に、
苛立ち、半ば諦観すら抱いていた。だけどシン君は何時も一生懸命で。私もそれを助けてあげたくて……。
あれ?何時の間にか逆転してる?私が彼を元々自分勝手な理由で巻き込んだのに、主体が入れ替わってる?
駄目だ、これじゃ駄目だ。何が駄目かっていうのも分からないけど、これじゃ―
「失礼する」
億劫していた私の前に、長身の男が現れた。
いきなりノックも無しに入ってきた男に、彼女は警戒を露わにする。机の引き出しに隠してある拳銃が頭を過ぎった。
「……」
前髪越しに、その瞳で男を睨む。金髪赤眼の男。黒いスーツで完全武装している姿は、いつか見たSF映画を
思い出させた。すると、男は苦笑して言う。
「おいおい、実の兄に向かってその眼差しはないだろう」
今度は彼女が驚く番だった。兄?はて、アニ?えと、そんなのいたっけ。
「……どうやら相変わらず癖が治らんらしいな。私の名と、兄妹という絆は、お前にとってどうでもよかったと
いうことか」
そう言われ、彼女が思い出すには、三分の間があったという。
「えと……とりあえず私は謝らないわ」
「別に謝らなくていい。そもそもここ数年、会ったことなど一度も無かったからな」
二人は向かい合って椅子に座り、紅茶を飲んでいた。
「……普通に不味いんだが」
「わ、悪かったわね!どうせパックモノよ!」
彼女はそう言うと紅茶を思いっきり喉に流し込んだ。その様子を見て男は笑う。
「その様子だと、私の名前も自分の名前もまた忘れたか?」
「えぇ、思いっきり」
やや挑発的に彼女は返した。先程から男のペースに巻き込まれっぱなしである。彼女としてはあまり喜ばしくない
構図だった。
「昔から定期的にお前のその足りない頭に家族の名と自身の名を刻み直してやっていたのは私だからな。言っておくと、
私の名前はチハヤ・アーガイルだ」
そう言って男―チハヤ・アーガイルも紅茶を飲み干した。何でこんな風に毎度毎度自己紹介させられなければ
ならないと小さく呟きながら。
「……で?兄さん。今日は何をしにきたのかしら?」
「妹に会いに来るのに、理由がいるか?アリス」
おどけた風にチハヤが言った。彼女―改めアリスは眉を吊り上げながら、
「いる」
と、簡潔に斬り捨てたのだった。チハヤはきょとんとした後、ゲラゲラ笑い出した。
「はははっ!相変わらずだな。まあいい。結論から言うと、今日は訳ありだ」
チハヤは真面目な顔を作り、眼をアリスに合わせる。もっとも、前髪で隠れたアリスの瞳が、本当にチハヤを向いているかは
別として。
「お前のお気に入りのシン・アスカ。彼を病院送りにしたのはこの私だ」
自信満々に言い張ったチハヤの顔に、アリスの拳が突き刺さった。
「言うに事欠いて、いきなり何言い出すかと思えば……」
蹲るチハヤを見下ろしながら、アリスは吼える。
「何でアンタがシン君を病院送りにしてるのよぉっ!」
さらに蹴りまで見舞う。容赦がない。というか容赦が無さ過ぎた。
「OK。時に落ち着け」
赤くなった顔を真顔を保ったまま押さえつつ、チハヤはポケットからティッシュを取り出して鼻血を拭いた。
「全く……。我が妹ながら容赦がない。敵は全て殲滅か?お前はどちらかというと軍人向きだ。元々体力も、私の
それの比ではなかった」
「うっさいわね。研究が趣味なんだからいいでしょ?」
「よくない。国の損失になる」
完全に平静を取り戻したチハヤは、懐からカルテを取り出すと、それをアリスに渡した。
「なにこれ?」
「カルテだ、シン・アスカの。不明瞭な点が幾つか見られたのでな。お前の研究の役に立つのではないかと思って
持ってきてやった」
言われてアリスは、素早くカルテに眼を通す。そして愕然とした。
今までも、端的には興味深い結果をシンは示していた。それがアリスとシンの求めるものでないとしても。
そして今回、このカルテでアリスは一つの結論にたどり着くことになる。
それは彼女が認めたくなかったこと。自らの夢の全否定。
「……これって……まさか」
その声は呟きだったのだろう。チハヤは律儀にもそれに答える。
「あぁ。異常だろう?それではもう興奮の塊と言っていい。発狂寸前とも言えるだろう。収容された時にそれ
だったのだから、戦闘中の彼はさらに危険な状態だったろう。そしてこの症状、一年前だかの『面倒事』の際に
AA(アークエンジェル)に居たパイロットの彼に似ている」
「「キラ・ヤマト」」
「ごめんねぇ。いきなり髪切っちゃ、誰か分からなくなるわよね」
先生の様子がおかしい。あまり長くない付き合いの中だが、多少なりとも彼女の人となりを理解しているつもり
のシンは何となく察した。
それにしても……と、シンはマジマジと彼女の顔を凝視した。
「……?どうしたの?」
「い、いえ……」
まさか見惚れていたとは言えまい。それにしてもなんで突然髪なんか切ったんだろう―
「シン君」
いきなり冷めた声で言われたものだから、シンはどきりとした。
「は、はい?」
そしてまたすぐにどきりとすることになる。というよりドッカンだろうか。
「……もうこの研究も、終わりにするから」
突然の宣告。あまりにも唐突過ぎて、シンはその言葉を耳からすっぽ抜けさせた。
「は、はいぃっ!?なんでですか!なんで突然っ!」
取り乱すシン。先生は何を言ってるんだろう?なんで研究を止めるなんて……。
「何れあなたにも辞令がくると思うけど、どうも『引き抜き』ってやつらしいわ」
「引き抜き、ですか?」
「えぇ引き抜き。それも軍の御上の人達直々にね」
訳が分からない。だが、自分が眠っていた三日間程で、多くの事が動いていたのだけははっきりと理解した。
誰もが己の役目を知り、それにそって生きる世界。
『君は本気なのかね?アーガイル三佐』
「はい。私は冗談は言わない主義です」
それは夢物語。何故なら人に、決まった役目を与えることなど出来はしないのだから。
『しかし……』
「一佐。先日の私の軽率な行動は今ここでは忘れて頂きたいのです。私のあの暴挙が導き出した一つの答え。
それは一佐とてお分かりの筈ですが」
生き方に意味を、役目を与えられるのは己のみ。
『『雷光』が、優秀とは言えまだ過程を終えていない生徒に遅れを取った、か』
「はい。あの攻防の中で、私は確信しました。彼は、彼こそは『シンリュウ』を駆るに相応しいと」
そして彼が選んだ道は王道ではなくて。
『……よかろう。他ならぬ君の意見だ。今の君の立場はかなり危ういが……考慮してみよう』
ただ、誰かを立てる道。
この世界の流れを創る者が本当にいるというのなら、自分はその影でいい。その役目だけで十分だ。
「(悪いな、アリス。お前のお気に入りはこちら側に引き込ませてもらう)」
チハヤは心の中で静かに笑った。
今日はここまでです。いやぁ、目立っちまいましたね、オリキャラ^^;かなり反則ですがorz
とりあえず次回は少々長くなるかと。何とかして次で一区切り付けて、C.E73にまで持っていきたいです。
でもC.E73編は最初の方はザフト視点です。アーモリー・ワン襲撃辺りはやりたいので。
「じゃぁ、4時間後だな」
「気を付けろ」
「分かってる。そっちこそな」
「ヤマト少っぃ…しょっ少年……た…頼んだぞ…」
マリューさん、ナタルさんとサイーブさん達が武器の調達に行くと言う。俺も行きたかったが、代わりにカガリとア
フメドで日用品などを街で仕入れてきてくれと言われた。
気晴らしをさせようとしてくれているのだろう。ありがたくそうさせてもらう事にした。
ただし、調達する武装に注文を付けて置いた。ジンの重突撃銃にM68キャットゥス500mm無反動砲、パルデュス
3連装短距離誘導弾発射筒、8連装短距離誘導弾発射筒と言ったザフトの武装だ。マリューさん達はあきれて
いた。保証はできないと言っていたが、ここならかえって手に入りやすいだろう。俺は、今までの経験からバッテ
リーにすべてを頼るかのようなストライクの武装に不安を抱いていたのだ……
「何ボケッとしているんだ? 少ぃ……キラさんよぅ」
「いやほんとに、ここが虎の本拠地かって思ってね。随分賑やかで、平和そうじゃないか」
「ふん! 付いて来い」
「え?」
「平和そうに見えたって、そんなものは見せかけだぜ」
アフメドが指し示すその先には、陸上戦艦レセップスが鎮座していた。
「あれが、この街の本当の支配者だ。逆らう者は容赦なく殺される。ここはザフトの、砂漠の虎のものなんだ」
「……」
俺は何も言えなかった。前世、パナマで、ザフトが何をやったのか。それは恥ずべき行動だと教えられた。それ
に、イザーク・ジュール。今回は俺が防いだが、前世世界では、シャトルを撃った事で一度は罪に問われたはず
だ。ザフトはまだ若い。そんなはねっかえりがいてもおかしくない。アンドリュー・バルトフェルド。残虐な男だった
とは聞いていないが、あいつは平時に乱を起こすような行動を取った!
…
「これでだいたい揃ったがぁ、この医局のウルシハラ先生の注文は無茶だぞ。アフリカの呪い師の薬壷だのお面
だの、こ〜んなところにあるもんか」
「お待たせねー」
「キラ、何、これ?」
「ああ、これは……(なつかしい。ジブラルタル基地で食べたな)ドネルケバブさ! 焼きながらそぎ落とした肉を
挟んだ物だ」
「そうそう。説明取られちまったけどな。ほんとは肉そぎ落とす所を見ながら食わせてやりたかったが。ほら、お前
らも食えよ。このチリソースを掛けてぇ…」
「あーいや待ったぁ!ちょっと待ったぁ! ケバブにチリソースなんて何を言ってるんだ!このヨーグルトソースを
掛けるのが常識だろうがぁ」
「そうだな。ヨーグルト掛けて食うのも通だよな〜(そうそう、ジブラルタルじゃ、そうやって食った。勧めてくれたの
はレイだったか? 若いうちから刺激物を取りすぎると良くないとか言ってて。妙なところで爺むさい奴だったよな
ぁ。元気か? ルナ、レイ。俺は元気でやってるぞ)」
「な、なんだ? キラの奴、一人の世界に入ってるぞ」
「おーい、大丈夫か、キラ」
「あ、カガリ。ヨーグルトかけてやるよ」
「あ、ありがと……」
「……おじさんも会話に混ぜてくれないとさびしいなぁ。せっかく同好の士を見つけたと言うのに」
――!
「お前! アンドリュー・バルトフェルド!」
「おや、珍しいねぇ。本名を全部言ってくれて。最近は虎だけで済まされちゃってね」
信じ難い事に、目の前には派手な服を着たアンドリュー・バルトフェルドがいた!
「だが、ここでゆっくり友好を深める訳にもいかんようだな。――伏せろ!」
虎がテーブルを蹴倒す! 俺はカガリを抱え込んで伏せた!
「アフメド! 大丈夫か!」
「ああ、なんとか。しかしなんだってんだ」
彼は周囲でいきなり始まった銃撃戦に動転しているようだ。
「『青き清浄なる世界の為に』とか言っていたからブルコスの襲撃だろう!」
「なんだって! 俺らナチュラルなのに!」
「狂信者なんてそんな物さ! 自分の都合しか考えん!」
――! 目の前に銃が転がってきた。そして視界の隅にはこちらを狙う奴が一人!
なら、やる事は一つしかないじゃないか!
転がりながら銃を拾い上げ、射手に三連射! 射手は崩れ落ちた。
「よし、終わったか?」
銃撃戦は終わりを迎えた様だった。アンドリュー・バルトフェルド、指揮を取って襲ってきたブルーコスモスに止め
を刺している。
「隊長ぉ! 御無事で!」
緑の軍服みたいなものを着た男が走ってきた。
「ああ! 私は平気だ。彼のおかげでな」
アンドリュー・バルトフェルドは、こちらを向いてウインクした。
…
「さ、どうぞ〜」
「うわ〜!」
なんだかよくわからないうちに、バルトフェルドにまるで宮殿のような建物に案内されてた。
「いえ…俺達はほんとにもう……」
「いやいや〜、お茶を台無しにした上に助けてもらって、彼女なんか服グチャグチャじゃないの。それをそのまま
帰すわけにはいかないでしょう。ね?僕としては」
確かにカガリはお茶を頭からかぶって悲惨な状態だ。
でも油断しちゃいけない。拾ったまま、こっそり腰に挟んで隠してある銃。これが頼りだ。
それを見透かすようにバルトフェルドは
「ふ」
と笑った。
「こっちだ」
警備兵に促されて建物の中に入る。そこには長い黒髪の、レオタードみたいな服を着た女の人がいた。
「この子ですの? アンディ」
「ああアイシャ、彼女をどうにかしてやってくれ。チリソースとヨーグルトソースとお茶を被っちまったんだ」
「あらあら〜、ケバブねー」
「ぁ…ぅーん……」
「さ、いらっしゃい?」
「カガリ……」
「大丈夫よ、すぐ済むわ。アンディと一緒に待ってて」
「おーい!君らはこっちだ」
俺達は広い応接間に通された。
「僕ぁコーヒーには、いささか自信があってねぇ」
「はぁ……」
「まぁ掛けたまえよ。くつろいでくれ」
「……」
しかたないからみんな腰を下ろした。
ん?暖炉の上に化石みたいなものが飾ってある。
「ん?それはエヴィデンスゼロワン。レプリカだけどね。実物を見たことは?」
「プラントに飾ってあるんでしょう?プラントは行った事ないから……」
「そうか。戦争になる前は、あちこちに移動展示もしたもんだが。見てないとは残念だ。しかし、何でこれを鯨
石と言うのかねぇ。これ、鯨に見える?」
「そうですねぇ。羽を取れば鯨の化石に見えないことも無いかな……」
「だろう。どう見ても羽根じゃない?普通鯨には羽根はないだろう」
「え…まぁ……あでも、それは外宇宙から来た、地球外生物の存在証拠ってことですから……」
「僕が言いたいのは、何でこれが鯨なんだってことだよ」
「……じゃあ、何ならいいんですか?」
「ん〜〜…、何ならと言われても困るが…、ところで、どう?コーヒーの方は」
「ん……いけますね。と言ってもまぁ、いつも飲んでる比較対象がインスタントコーヒーですが」
「(おい、なに和んでんだよ)」
アフメドが突いて来た。
「(そう言ったって、俺らまな板の上の鯉でしょうが)」
「(くっ)」
「そっちの君はどうだい?」
「……」
「あ、君にはまだ分からんかなぁ、大人の味は」
「ふん」
「おいアフメド」
結局、俺とバルトフェルドで話す形になった。
バルトフェルドはここでも、未来でも敵のはずなのになぜか楽しく話が弾んだ。
そのうちまた話題が鯨石になった。
「ま、楽しくも厄介な存在だよねぇ、これも」
「……厄介、ですか?」
「そりゃぁそうでしょう。こんなもの見つけちゃったから、希望って言うか、可能性が出てきちゃった訳だし」
「え?」
「人はまだもっと先まで行ける、ってさ。この戦争の一番の根っ子だ」
そこに、アイシャさんがカガリを連れてやってきた。
「アンディー」
「おやおや!」
「へー!似合うじゃないカガリ!」
「あーほら。もう」
恥ずかしそうにアイシャさんの後ろに隠れているドレス姿のカガリが前に出される。
「あーさすがに、似合ってるよ、見違えた」
「ありがと、キラ……」
「お二人さんだけで雰囲気だされてもなぁ」
アフメドがぼやく。
「くっはっはっは……」
「ふふふ……」
カガリも座り、コーヒーが出される。でも、本当に似合ってる。
「ドレスもよく似合うねぇ。と言うか、そういう姿も実に板に付いてる感じだ」
「勝手に言ってろ!」
「そう言うお前こそ、ほんとに砂漠の虎か?何で人にあんなドレスを着せたりする? これも毎度のお遊びの一つ
か!」
アフメドがバルトフェルドに突っかかる。わかっているのか? ここは奴の本拠地なんだぞ?
「ドレスを選んだのはアイシャだし、毎度のお遊びとは?」
「変装してヘラヘラ街で遊んでみたり、住民は逃がして街だけ焼いてみたり。ってことさ」
「いい目だねぇ。真っ直ぐで、実にいい目だ」
「くっ!ふざけるな!」
「君も死んだ方がマシなクチかね?」
バルトフェルドの顔がきびしくなった。
「なにを……」
「――アフメド、やめろ」
俺の目に射すくめられアフメドは言葉を継ぐのをやめる。
「キラ君、君はどう思ってんの?」
「え?」
「どうなったらこの戦争は終わると思う?モビルスーツのパイロットとしては」
「やはり、知っていたか」
「戦争には制限時間も得点もない。スポーツの試合のようなねぇ。ならどうやって勝ち負けを決める?どこで終
わりにすればいい?」
どうやって終わりにすればいいかって? 本当ならもう疾うに終わるはずだったじゃないか! それを介入して来
てめちゃくちゃにしたのはあんただろ! って、過去のこいつに言ってもしょうがないか。
「そう、問題はそこです。何故我々はこうまで戦い続けるのか。何故戦争はこうまでなくならないのか。戦争は嫌
だといつの時代も人は叫び続けているのに」
「ほう、君は何故だと思う? キラ君」
デスクに向かって歩きかけたバルトフェルドの足が止まり、こちらを振り返る。
「誰かの持ち物が欲しい。自分たちと違う。憎い。怖い。間違っている。そんな理由で戦い続けている人がいるの
も確かです。でもが、もっとどうしようもない、救いようのない一面もあると思います、戦争には」
「ほう?」
バルトフェルドに飲まれちゃいけない。俺は、デュランダル議長との、お茶会での会話を必死で思い出していた。
「たとえばあの機体、バクゥ。見たところ、またすでに改良型が作られているようですね。こうして新しい機体が
次々と作られる。戦場ではミサイルが撃たれ、モビルスーツが撃たれる。様々なものが破壊されていく」
「……」
「故に工場では次々と新しい機体を作りミサイルを作り戦場へ送る。両軍ともね。生産ラインは要求に負われ追
いつかないほどです。その一機、一体の価格を考えてみてください。これをただ産業としてとらえるのなら、これ
ほど回転がよく、また利益の上がるものは他にないでしょう」
「確かにな。それで?」
「戦争が終われば兵器は要らない。それでは儲からない。だが戦争になれば自分たちは儲かるのだ。ならば戦
争はそんな彼等にとっては是非ともやって欲しい事となるのではないでしょうか?」
「彼等とは?」
「あれは敵だ、危険だ、戦おう、撃たれた、許せない、戦おう。人類の歴史にはずっとそう人々に叫び、常に産業
として戦争を考え作ってきた者達がいます。自分たちに利益のためにね。今度のこの戦争の裏にも間違いなく
彼等ロゴスがいるでしょう。あのブルーコスモスの母体となった! だから難しいのはそこです。彼等に踊らされ
ている限り、プラントと地球はこれからも戦い続けていくでしょう」
バルトフェルドは、しばらく黙り込んでいた。
「なるほどね。君は色々知っているようだなぁ。しかし、その考えには穴がある」
「え?」
「昨今の巨大資本にとって全世界を巻き込んだ大戦争などと言う物は、悪夢だよ。なぜなら現代の戦争は彼らの
資産を徹底的に破壊し、良質な労働者と言う資源を戦争に取られてしまうのだからね。資本主義の発達した現代
、最も大きな消費は民需だ。これを減退させる戦争は企業にとって悪夢に他ならない。そうなれば経済は後退す
るだろう。現にそうなっている」
「……ぁ……」
俺は、俺の頭の中は真っ白になった。
納得できてしまったからだ。バルトフェルドの言った事が。
「まさか……議長の言った事は……俺は……」
「議長? 議長とは?」
「……なんでもありませんよ」
「ま、いいけどね。ともかく、君が何故同胞と敵対する道を選んだかは知らんが、あのモビルスーツのパイロット
である以上、私と君は、敵同士だと言うことだな?」
「コーディネイターであるだけで同胞、と呼ぶ割には、中立国も何もお構いなしに地球にばら撒きましたね。ニュ
ートロンジャマー。あれのおかげでどれだけ地球にいるコーディネイターの肩身が狭くなったか」
「む」
バルトフェルドの顔がゆがむ。
やった! 反撃に成功した気分だ!
「それに俺はオーブ国民です。俺の同胞はオーブの民だ!」
「キラ……」
カガリが俺を見上げ、服のすそをぎゅっとつかむ。俺はカガリの手をぎゅっと握った。
「ここであなたに俺が言いたいのは一つです」
「ほう、なんだね」
「あなたがクライン派なのは知っています。でもラクス・クラインの言葉が幾ら耳障りのよい言葉だとしてもそれに
惑わされないでください」
「なにか、複雑なようだねぇ。なぜシーゲル議長、ではなくラクスなのか? 僕のルートではラクス・クラインを開放
したのは地球軍のモビルスーツパイロットからと聞いているし。ま、今日の君は命の恩人だし、ここは戦場ではな
い。帰りたまえ。話せて楽しかったよ。よかったかどうかは分からんがねぇ」
アイシャさんがドアを開ける。
「カガリ君、そのドレスはあげるよ。キラ君とアフメド君には……」
バルトフェルドさんはポン、と俺とアフメドの手に袋を載せる。
「俺が調合したブレンドのコーヒーだ。試してくれ。インスタントよりはましだと思うよ。じゃ、また戦場でな」
俺達は宮殿を後にした。
俺は、初めてデュランダル議長に疑念を持った。俺は、間違っていたのか? デュランダル議長をあっさり信じて
いた俺は……
◇◇◇
「やれやれ、だめだねぇ。アーガイル二等兵もケーニヒ二等兵も」
「ゆっくりでも歩けるようになったのですもの、たいした物だわ。そうではなくて? フラガ少佐」
補給を受けたものの、パイロットもいなかったデュエルダガーとバスターダガー。
アーガイル二等兵とケーニヒ二等兵が志願したのはつい先日だった。
デュエル……皮肉な物ね。接近戦用に作られたはずなのに、補給された量産型は接近戦をするストライクを中
距離から支援するために、右肩部に115mmリニアキャノン、左肩部に8連装ミサイルポッドと追加装甲を与えら
れ、そこにある。
「まぁ、どうしても坊主と比べちまうからなぁ。でも比べちまえば、俺が護衛してた正規のパイロットも似たりよった
りだったか」
「それについては、プログラムの問題もあったかと。ヘリオポリスからの志願兵達がよくやってくれました。補充兵
が来て空いた時間を自発的に協力してくれました。さすが工科大学生。プログラムを、ここまで修正できたのも彼
らのおかげです」
「坊主がいりゃあ、もっとはかどるかもな。なんにせよ、時間が欲しいな」
「艦長、フラガ少佐! 何をのんびりした事を言っているのです! ヤマト少尉がまだ戻らぬと言うのに!」
「今は焦ってもキラ君の事はしょうがないでしょう。今私達にできるのは手持ちの武器の一刻も早い戦力化です」
「くっ」
「艦長! サイーブさんから連絡がありました! 帰って来ました! 3人無事との事です」
「無事か……心配を掛ける」
ナタルが心底安心した声で言う。
私はナタルがうらやましかった。この3人の中で、一番キラ君を心配していたのはナタルだろう。
私は心の一部でキラ君をもう無い物として、対策を立てていたぐらいなのだ。
冷たい女ね。私って……
◇◇◇
投下終了ー
どっちも乙〜。
なんか今回はほぼ真面目で見違えたw
乙
魔乳とナタルが原作と逆転しててびっくらこいたw
でもそんなナタルさんが大好きです!魔乳?どーでもいいっすww
なんかカガリとフラグ立っちゃってるぞオイ
u
SPIRAL氏
シンINキラ氏
GJ!!
>俺は間違っていたのか?成長プラグキター!!!
ウルシハラ吹いたw
秘書は異常にお茶を出すのが遅い女なんだな?
シンinキラだけWikiに登録されましたね。しかも「hequil417love」名義ではなく「arufa53」名義。
「arufa53」は何故か種系、型月系の板で或る傾向の「作品」ばかりをチョイスする編集者なわけですが・・・。
でって言っとく
ザフトのMSを製造しているのはザフト自身で企業ではない、MSを幾つ造ろうがプラントの資産を食い潰すだけで一銭も利益は入らない。ザフトやってた元シンがなんでそのこと知らないの?
ちなみにブルコス盟主のアズラエルは自身の財産と組織を浪費して連合軍に食い込めたんだけど、元々コーディ憎しで利益なんて全く考えてないし。
>昨今の巨大資本にとって・・・
これLnamaria-IF赤き月の鷹第13話のルナマリアの台詞のコピペだし。これ自体突っ込みどころはあるんだけど。
種世界の戦争は武力蜂起によるプラントの独立戦争であって世界大戦のような全面戦争ではない。
連合は現実の国連に相当し、連合軍は多国籍軍のことで各国の全軍ではない、CE71時点での構成はプラントを建造した国々を中心にした混成軍で目的はプラントの武力蜂起の鎮圧。
連合加盟国でも中立を掲げる派兵しない国もあるし、軍事的にザフトに協力してプラント側に組している国もある。
現実的に戦争で儲ける方法は戦争の当事者ではない第三者になること、それがいわゆる死の商人。
で、種世界でこれに該当するのは、戦場跡の兵器の回収や横流で資本と影響力を獲得したジャンク屋組織でギガフロートを接収しているし、ラクス側に組しているのは戦争終結後に影響力と権勢を維持するための布石とも取れる。
それに中立やっていた頃のオーブもそう、連合G開発なんてもろ死の商人のやることだし、ちなみにこの時点でのオーブの指導者の五大氏族にロゴス関係者はいないしモルゲンレーテを牛耳っているのはアスハ。
なぜかこれらのことは原作では無視されているけど、ロゴスについても戦需による死の商人として利益を上げることは可能で矛盾はしていない。また、ロゴスが沿うかは別として多国籍化している企業にとって国の枠は関係が無い。
元シンがニュートロンジャマーのことを持ち出すなら、ブルコスが連合勢力に構成員と勢力を伸ばしたそもそもの原因がニュートロンジャマーのエイプリルフールクライシスだということぐらいわかっているとおもうけど。
先の戦争で儲けるため云々の台詞と矛盾するし。
なんで、OS未完成の試作機強奪から1ヶ月もたっていないのに、量産機しかも後期型の105ダガーのバリエーション機があるの?
バルトフェルド隊の監視網とザフトの勢力圏をかいくぐってどうやってMS2体をどこからどうやってだれが輸送したの?
そんなことができるなら、バルトフェルドを相手にする必要がまったく無いけど、輸送ルートを逆に辿ればいいだけだし。
だいたい、ナチュラルが乗れる量産機が既に製造できるならAAがアラスカに行く必要まったくないじゃないか。量産できるならGの設計データも戦闘データも今更だし。
というか試作機をナチュラル用に完成できなかったヘリオポリスにいたマリュー達(含むモルゲンレーテ)は無能?
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ コピペは駄目だろ、常識的に考えて…
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
注1:プラントのあれは武装蜂起であるが
それ以前に、連合側理事国の資産の不法使用と職員の不法占拠である
また、本編の流れやMSV戦記から言っても、プラント側国家が
プラントに協力しているのか、それともプラントに占拠されているのかは不明
また、オーブのあれは事なかれ主義なのか、それとも死の商人をする為の擬態なのかも不明
注2:連合G開発はあくまでも連合であってモルゲンでもオーブでもない
開発できなかったからプロトアストレイを連合から設計パクって作ったわけで
オーブはパクる為と連合と協調する為に膝元であるヘリオポリスを明け渡した
しかし、ウズミが暴走してその協調を台無しにした、結果としてヘリオポリスは崩壊し
オーブは連合に攻め込まれる流れとなった
ちなみに、この頃のモルゲンレーテや国防を主要に牛耳っていたのはサハクであり
戦後サハクが自分サイドのモルゲンレーテ職員や軍人たちと共にアメノミハシラに撤退した後、
作り上げたのが種死におけるアスハマンセーの国軍・モルゲンレーテ
注3:ロゴスが戦争中、軍事的なモノで利益を上げる事は可能か? これは、YESである
しかし
ロゴスが戦争後、軍事的なモノで利益を上げる事は可能か? これは、NOである
そして
ロゴスは戦前から巨大な力を持っていたが、平時の利益はどこであげていたのか? これは、「通常の商売」によってである
軍事の関係のない、複合企業である以上、平時は軍事以外の部門で利率を伸ばすのは当然。
確かに、平時においても他国の紛争などで第三国に対して利益を上げる事は可能であるが
それはあくまでも、オーブのように「自分たちの利益が関係ない」場合に限られる
エイプリールフールクライシスとその後のザフト侵攻によって地球全土が戦場になった現在
正直言って通常業務で利益を上げられる市場が目の前でバンバンぶっ飛んでくわけで、秒単位で
だからこそ、種死本編においてもロゴスのお偉方はジブリールの強硬手段に難色を示したわけで
だからこそジブリールは、あそこで早期決着を主張した後に感情論に持っていかざるを得なかった
注4:105ダガーは後期量産型ではなく、量産試作機・テストヘッド機を含む連合の量産主要機でG兵器完成時には実機は出来上がっていた
デュエルダガーもこの砂漠の頃には既に完成済みだった。問題はバスターダガーだが、まあ宇宙で送ったデータに色々あったんだろう。
史実では、105ダガーよりも戦場からの要請とコスト・生産性の関係で、より簡易化された量産型の
ストライクダガーが量産されたから誤解されがちだが、105ダガーのが本当は開発先なのです。
そしてストライクダガーからデチューンを省いて本来のスペックにしたのがロングダガーで、そこからさらにOSを最適化したのがデュエルダガー
よって、105・ストライクダガー両機の後期量産型は、むしろダガーLになる。
これはヤキン戦時には既に大量に月面基地に配備されてたという設定があったりする。
注5:ここでは、あくまでも「ナチュラルが動かせる」用になった事が重要
「動かす」だけならマリューだって出来るしイライジャさんもやってる、問題はそれではナチュラルは戦闘行動が取れない所
それをやるのがナチュラル用のOS、コーディ用で動かす程度なら、これはMSに対する習熟度の問題である。
まあ、努力と根性で練習し続けて戦い続ければ才能と資質の無いナチュラル並みのイライジャさんでも戦闘行動取れる用になるが
それには一年ほど激戦を潜り抜けねばならない。潜り抜けたらナチュラルでも宇宙地上砂漠どこでも戦える用になるが。
話をナチュラル用OSに戻そう。
OSに関しては、キラ=ヤマトがオーブ軍のOSを運用可能レベルに改良したのが僅か3日間の出来事である事実が原作で確認できる事を考えれば
AAのクルーが元々MS実用化の為集められている事と併せて、実用化も運用も必ずしも不可能でも無茶な事でも無い。
ただ、クルーは多分その手間に神を呪うだろうけどwwww
ちなみに、劾の改良は不具合を煮詰める事だったので、キラがこの後付きっ切りで実戦デバックを繰り返せば
まあ、後2〜3回後くらいにはマトモになるんじゃないかな?
いつものことだが、ホントアンチの人はよく読み込んでるなぁ。
>>980作者乙。
では指摘。
厨1
つ小説版
だいたい普通に考えて占拠というか侵略されたら親プラントどころか反攻すると思うが、無防備国家宣言でもやっているのか?
厨2
Gはモルゲンとの共同開発。だいたい連合単独でGが作れるなら最初から無傷の本土やアラスカで建造している。
モルゲンは公営だからもともと五大氏族の派閥が反映されている、そもそも軍じゃないし。
厨3
ロゴスは軍産複合体と設定されているけど言葉の意味わかってる?
それに現実に別に戦時中じゃなくても兵器は売れるし、軍需産業が兵器を売るのは普通に商売。
大体採算がとれない部門を潰すのは企業なら当たり前。戦争がなければ商売できないのなら、民需部門を残して軍需部門は切り捨てて当の昔にロゴスは自然解散するか軍事以外の複合体に変質している。
で、なんでコピペしたの?
厨4
105ダガーの発展型バスターダガーは普通に105ダガーのバリエーション機の後期量産型じゃないのか?
そもそもフィードバックが無いのにどうやって発展型を造ったんだ。
デュエルダガーはロングダガーのナチュラル仕様の改修機、OS以外も含めてナチュラル用につくったやつだろ。
そもそもストライクダガーとロングダガーは開発当初から別物だ。
試作機しかない物が改修機や発展型まであるわけ無いだろ根本的に。
厨5
だからこそ未完成だったわけだが。オーブでの最後の詰めの部分だけとはいえキラのスーパー能力抜きでは短期間でのOS完成は実現しなかったわけだが、そもそもこの話を持ちかけた開発担当者のエリカ自身コーディだし。
で、そこにいるのはキラじゃなくて中身シン、だれがナチュラル用OS造るんだ?
AAは実験運用艦でMS開発部隊ではない、大体大部分のクルーは皆死んでるし、技術士官は受け取りにきただけのマリューだけだし、開発データとストライクの現物以外は何も無いも同然だし。
そもそもコーディしか乗れない物を補給するわけ無いだろ?
しかも、機体自体が存在するはずの無い発展機やら、存在自体が矛盾のナチュラル用の改修機、これどこでだれがつくってどうやって補給したんだ?
>>982 >小説版
を筆頭にした公式設定の群れでは、地球側は完全に占拠された後もバリバリに反抗しておるのだが
民衆もゲリラと化してる
>Gはモルゲンとの共同開発
ではないよ、全然違うよ、ストライカーパックのコンペでモルゲンが勝っただけだよ
それのコネで「頼むからウチの施設で開発してください」とオーブが土下座して頼むから
宇宙施設のオーブで開発してやった設定、アラスカ・月面では量産型の開発をやってる
わかる? オーブが始めに土下座して頼んできたのよ、んで裏取引。
>105ダガーの発展型バスターダガー
105ダガーの発展期じゃなくて、あれは105ダガーのフレームを流用した機体
フィードバックはバスター開発時点のデータ使えばよろしい、カラミティの装備流用するプランもあった事だし
デュエルダガーは純粋にロングダガー+ナチュラル用OS、新規に開発されたってソースは見当たらない
ストライクダガーとロングダガーは同一のモン。試作機しかないというのは何処から来たもの?
>キラのスーパーOS能力
が無くても連合は開発してるよ、ここでの問題は、オーブにてカトウ教授の薫陶があるか否か
エリカはそもそも設計と開発であってOSは門外漢、だからアストレイの方でもヘリオポリスのデータ回収しようとロウに近づいた
開発データが無いかどうかは不明、技術士官がいないかどうかも不明、実験運用部隊だがスタッフにゃ運用畑より開発畑のが多い
ここではそこにさらに補給が来てなかったか?
MSはコーディしか乗れないわけではなく、動かすくらいならナチュラルにも出来る
ただ、問題はそれこそAAは実験運用艦である以上、補給でOSが駄目なMS押し付けられる事もあるかもしれない、と
そう言うファンタジーだろ。
何度も言うようだが、105ダガーはこの時点でアラスカや月面やらに少数が配備されてた筈だし
ロングダガーだってソキウスさんたちやJさんが必死こいて実戦データを集めてる
で、それがどー言う理屈でここに着たかは作者さん次第だけど、作れる事は作れるからさ
必要なのは105ダガーとバスターの装備で、ロングダガーとデュエルダガーの違いはそれこそOSオンリーとしかソースが無い以上
この時点でもでっち上げて持ってくる事は出来る
ぶっちゃけ、連合は独自にOS開発してるからな
現在は完成まで3ヶ月だからそろそろ地上では試作のOSが出来てる頃なのかも試練
そっちの実戦データ集めと開発は原作でも地上の領分だったわけだし
ソキウスも三月くらいには用済みになってたしね
それをカトウゼミのメンバーがAA側で持ってる実戦データで改良したという
そんな風に脳内補完したよ俺は
ビーム兵器と機体しかパクれずミラコロとPS装甲はブリッツとストライクの残骸からパクり
キラさんがいないとOSが開発できないオーブは、それはそれで仕方ないと思う
それも、技術の差って名の設定だと思うし
ってかさぁ、そんだけ知識があるなら設定的に正しい二次創作書いて投下してくれよ。
他人の作品の粗捜しに時間と情熱傾けるよりよっぽど建設的だろ。
あとどうでもいい議論より先に次スレ立ててくれよな。
>>982 反抗してるじゃあないか
しかしCE71年2月には北アフリカが落ちて
首都のバナディーヤは虎がレセップスとかドスン!
ブリバリに占拠してる有様でどう見ても完全に占領下だろ
そしてブルコスとゲリラが其々の陣地で頑張ってる所
ブルコス→組織力と資金力で奴らの占領お膝元に潜入して特攻してテロ
ゲリラ→現地の地の利を生かして郊外でチクチク
時々ブルコスはジャンク屋を利用してカーペンタリアにイヤガラセをしたりもする
それに引っかかる方も引っかかるほうだが、突破する方もする方だ
アンチも読んでるようで読んでないな。第八艦隊の先見隊に出会った時にスカグラにダガー2機を補給されてる
>>983 >>984 >>985 >>986 日本語読めないの?お前等?つーか、作者分身の術乙。
>>982は
>>980の矛盾を指摘しているんだぜおかしな脳内補完するんじゃねえよ。
1から10まで書いてやらんとわからんのか?
>小説版
だから
>>980に読めと指摘しているんだが?
>ストライカーパック
>んで裏取引。
だから共同開発だろうが、騙るならちゃんと嫁wわかる?」
>105ダガーのフレーム
>必要なのは105ダガーとバスターの装備で
>この時点でもでっち上げて持ってくる事は出来る
105ダガーをベースにバスターの能力を持たせるため設計を見直した発展型なんだが。だいたい105用のバスターストライカーパックを廃案にした上で設計された物だし。
>ストライクダガーとロングダガーは同一のモン
ロングは熟練者とコーディ用の高性能機としてストライクダガーと平行開発された上位機なんだけど。つーかベースはデュエルだから別物だしw
>ロングダガーとデュエルダガーの違いはそれこそOSオンリーとしかソースが無い以上
公式に同じなのは外見と武装だけで中身は改修された別物なんだが、何処のソースだWikiかw
>試作機しかないというのは
AA地球降下時、砂漠編時点ではだろ?
>筈だし
それミゲルとかモーガンとかMSVが出てくるゲームのIF設定だし。
>作れる事は作れるからさ
バスターとデュエルの未完成の原型機、試作G強奪から1ヶ月もたっていないのにか?
>カトウゼミ
無理だろw
>ってかさぁ、そんだけ知識があるなら設定的に正しい二次創作書いて投下してくれよ
(´,_ゝ`)プ騙るに落ちたな。
>ダガー2機を補給されてる
いつのまにデュエルダガーとバスターダガーにジョグレス進化したんだよw
>>988 益々無理だろwwwつーかそんな戦力原作のどこにもねーよ
/ \
| ─ ─ |
| (●) (●)|
|\(__人__)/| 常識的、と君は言うがな?
\ |` ⌒´ | / 自分のいう常識が、必ずしも他人の常識と同じであるとはかぎらない。
/ 丶' ヽ::::: 常識とは人の数だけ存在するのだよ。
/ ヽ / /:::: これはどのような物事にもいえることだ。
/ /へ ヘ/ /::::: 例えば善悪。何が善で、なにが悪かなんてしょせんは人が決めたこと。
/ \ ヾミ /|::: 必ずしもそれが絶対とは限らない。
(__/| \___ノ/::::::: ニーチェも「一切は許されている」って言ってるしね。
/ /:::::::: 社会で言われている善悪はいわば相対的な善悪なんだよ、
/ y )::: 常識だってそうさ、社会で言われている常識は相対的な常識でしかない。
/ / /:::: ならば絶対的な「それら」はどこにあるのか?
/ /:::: それは個人の中に存在する、つまり人の数だけ「それら」はあるんだよ。
/ /::::: 突然こんなことを言われても理解できないかもしれないが、
( く:::::::: きっと君にもわかる日がやってくる。
|\ ヽ::::: 「真実は常に君と共に。」
| .|\ \ ::::: 自分を信じて生きるんだ。
\ .| .i::: \ ⌒i::
\ | /:::: ヽ 〈::
\ | i:::::: (__ノ: さあ、
>>965なぜコピペしたのか語ってくれないか
__ノ ):::::
(_,,/
>>985 コピペすることを創作って言うんだスゲエぜwwwwwwwwwwwwwwwwww
あれだけIDを晒し者にしておいてよく言うよ
そういやarufa53は三人目のIDだったけか
っていうかコピペ元と同じ人が書いてるんじゃないの。
それはともかく、
>>985を読んでコピペが創作と解釈したり
自分への反論が全て同一人物と思えるなんてスゴい日本語読解力ですねw
こんなスゴい日本語でどんなSS書いてくれるんだかスゲー楽しみだわwww
10話目まで作者氏(hequil417love氏)自らWikiにアップしているのに
なんで11話だけそれまで何のかかわりも無かったarufa53が登録しているんだおかしくね。
hequil417love氏の他作品からのコピペがあるのといい騙りによる悪戯じゃないか。
SPIRAL氏の分をアップしたのはmoonshadow56氏だしな。
このスレもグダグダな終わり方だな。
作者氏が書くのやめたら今度はどのSSに粘着し続けるんだ、糞虫よ?
本人です。なんかID曝されて恥ずかしい〜(>_<)と、WIKIに乗せるのとまどっていたら親切な人が載せてくれました。
前作からのコピペと言われればその通りな部分があるのは一重に自分の文才のなさです^^;
1001 :
1001:
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