ウルトラザウルスみたいになるんだろう・・・やばい、ゾイド好きの俺にはたまらないw
いやいやそこはセイスモだろう
バクゥの発展形みたいな感じなのかねぇ。動物や昆虫等の構造を人型に取り入れて
戦闘力の向上を図った、みたいな。
流れ切って悪いが次スレはどうする?
>>980位辺りで立てるか?
意見出来ればヨロ
これくらいの流れなら980あたりで良くね?
953 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/04(月) 23:16:21 ID:ENuaG8aS
なら次のタイトルは【ゲッター線が種・種死のキャラに興味を示したようです】かな?
ゲッター線がC.E.に興味を示したようです
でいいんじゃね
別に変に捻らず2でいいんじゃねー?
「ゲッター線が種・種死のキャラに興味を示したようですG」がいいかと。
その内「真ゲッター線が種・種死のキャラに興味を示したようですVSネオゲッター線が種・種死のキャラに興味を示したようです」になるんだな
とりあえず2、3と続けてその次にドラゴン、ライガー、ポセイドンと
カーンくらいまで続いたらいいなぁ
問題はカーンの後が無いってことなんだよな…
セイントドラゴン、エンペラーとまだまだあるじゃないか。
最後は時天空。
最後は「真ゲッター線が種・種死のキャラに興味を示したようです石川賢」に
良いかげんガンダムから卒業しなさい
「な、なんだ今の動きは!?」
「反応が急に良くなった……? いや、それにしてもここまで差が出るなんて」
「達人に一発喰らわせた? あのガキがか!?」
「まぐれだろ? いくらなんでもあの達人が……」
司令室は刹那の出来事に騒然となった。
一撃、たった一撃。
だがその一撃は確かな衝撃を与えていた。
達人の駆るゲッターにも、司令室のゲッターを知る者たちにも。
その中でただ一人、冷静に画面を見つめる男がいた。
「これか……」
男――早乙女博士は冷静に、だがその内で湧き上がる興奮を必死に抑えていた。
「これなのか、ゲッター線よ……!」
「くっ……」
油断していた。
いやそれだけではない。明らかに反応が上がっていた。
――キレた、とはまた違う。先ほどシンが言ったとおり爆発という表現が相応しいかもしれない。
かろうじて転倒は免れたが、すぐさま二撃目が迫る。
「ゲッタァァァァァァウィィィィァァング!」
背部から流れ出るようにマントが展開すると同時に跳躍する。重力の枷から解放されたゲッターは一瞬にして数十mの高さまで飛び上がり、シンの機体から間合いを取りつつ着地する。
「ふ……」
――面白い、本領発揮はこれからか。
じわりと額に汗が浮かぶ。静かな昂りが全身に行き渡り、心身が引き締まる。
「さぁ、戦おうか」
自身にしか聞こえないほど小さな、しかし確かな気を吐いて達人は本当の意味で本気を出すことにした。
――理不尽だった。何もかもが理不尽だった。
シン・アスカにとって理不尽とは耐え難いものだった。敵と断言してもいい、とにかくそれほど嫌悪の対象だった。
それは例えば一人の指導者が我を通したがために家族が死んでしまったことであったり、
自分と幾年も離れていない少女が戦うためでしか生きることを許されないことであったり、
その少女を止めようとしたのに横から入った蒼い翼のMSが彼女の命を奪っていったことであったり……
理不尽はすべてを奪っていった。大切なものも守るべきものもみんな奪っていった。
――だからこそ、キレた。この状況に。
人のことを勝手に巻き込んだ挙句試すだの殺すだのとさらに勝手なことばかり言う
男たちに怒りが燃え上がった。
躊躇や容赦などは既にない。混乱も今は奥底に封じ込めた。
今、頭にあることはただひとつ、
(その亀の甲羅みたいなツラに、鋼を叩き込んでやる!!)
そう思った瞬間、彼の中で何かが弾けた。
神経が研ぎ澄まされる、視界が広がるような錯覚を覚える、自分自身の鼓動すら聞
こえてきそうなほど集中力が増し、機体の指先まで気を張り巡らす。
――同じだ、フリーダムと戦った時と。
このヘルメットのせいか、MSよりもさらに機体との一体感を強く感じる。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
一気に距離を詰め、拳を振るう。
先ほどまで手も足も出なかったことが嘘のように容易く当たった。
「まだまだぁ!」
連続して突きを繰り出す。だが今度はかすりもせず拳は空を貫いた。
「速い!?」
凄まじい速度で飛び上がった影を目線で追う。天高く舞い上がった赤い巨人はマン
トをはためかせながら距離を置いて着地した。
――およそ200m、だがこの機体なら数秒とかからず接近できるだろう。
だが肉弾戦による効果はそれほど望めないことは先の一撃で確信していた。多少の
衝撃はパイロットはともかく機体に対してダメージにはならないらしい。
「使うか……」
あまりにも異様な機構に面食らったものの、使えることは使えるのだ。今さら疑問
に思うこともない。
「ぃよぉし! ゲッタァートマホーク!」
レバーを押し込みながら叫ぶ。右肩のボタンから柄が飛び出し、引き抜くと同時に
本体から片刃が姿を現した。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
斧を振りかぶりながら駆け出す。巨体の一歩一歩が大地を揺るがし、周りの山まで
も震撼させているのを感じる。
「くらえ!!」
間合いに入った瞬間、大上段から斧を振り下ろす。肩口からわき腹にかけて無残な
傷が刻まれる……はずだった。
「――クソッ!」
赤い巨人は変わらず徒手、しかし振り下ろした刃は腕から生えた三連のカッターに
阻まれていた。
『……トマホークの使い方がなってないな』
「うるさいっ!」
使い慣れてないんだよ! と心の中で叫ぶ。
二撃、三撃と立て続けに仕掛けるがそのどれもが小さな刃で防がれた。
「なんであんなもんで防げるんだよ!?」
『もっと重量を乗せるんだな。お前の一撃は軽すぎる』
「だまれぇ!」
グンッ、と一回転して胴を薙ぎ払おうとするが斧を肘打ちで弾かれた。
「ッそったれぇ!」
内心の苛立ちをぶつけるかのように振るい、薙ぎ、斬りつける。
だが怒りに任せた一撃は容易く弾かれ、防がれ、そして避けられた。
「チィ……」
一旦引き下がる。いつの間にか呼吸は乱れ、汗が目まで垂れてきそうなほど噴き出していた。
額を拭いながら思考をめぐらせる。どうすれば当てられるか、不意を突くしかないのか……
『シン・アスカ、考えるな。下手な小細工に頼るだけでは生き残ることはできない』
「さっきからいちいち……ホントに何がしたいんだアンタは?」
呼吸を整えて問いかける。芯に着いた熱はまだ冷めてはいないが、それでも心を落
ち着かせることはできた。
『力を見るためだと何度言わせるつもりだ? だが、まぁいい』
そこで言葉が切られる。何故か背筋に悪寒が走った。
『――死ぬ気で避けろ、ゲッターの本当の力を見せてやる』
赤い巨人から再びマントが現われる。フワリと地上からわずかに浮かび上がるや否
やこちらに向かって放たれた矢のように突進してきた。
――速い、だが二度目となれば見切りも容易い!
「もらったぁ!!」
タイミングを合わせて斧を振るう。だが頭に鋼を叩き込もうとした刹那、赤い巨人
は三つに『分裂』した。
「何ッ!?」
反射的にその内の一つを目線で追う。捉えた姿は流線型の白い戦闘機だった。
「分離した!? あのスピードでかよ!?」
驚愕しながらも振り向き様に斧を薙ぎ払う。背後に回りこまれたという勘からの行為だった。
ガキンッ! という手ごたえを感じる。防がれたようだが隙を突かれることだけは
防げたようだ。そのまま勢いで相手に向き直る。
「…………な、んで?」
唖然とした。理解できなかった。
――背後で斧を防いだのは、見知らぬロボットだった。
細身のシルエット、マジックハンドのような左腕、そして刃を受け止めている螺旋
状のモールドが入った円錐状の物体――ドリルの右腕。
先ほどまで戦っていたロボットと明らかに異なるものだった。
「なんで……なんでだよ!?」
混乱したまま空いた腕で殴りかかる。しかし鋼が捉えたのは霞のように残った残像だけだった。
「は、疾すぎる!」
螺旋の一撃が迫る。なんとか避けて直撃は免れるが、掠った装甲の一部が無残に抉られた。
視界になんとか納めるのが精一杯だった。ロボットは白と赤の影を引きずりながら
嘲笑うかのようにこちらを翻弄する。
「このっ!」
当てずっぽうで斧を投擲する。回転する刃が影を捕らえようと距離を詰めるがまた
も三体に分離して鋼は空を切り裂いた。
そして、今度はあますことなく総てを見た。
高度をギリギリまで下げた白い戦闘機の両脇からキャタピラが出現する。それに赤
い戦闘機が垂直に突き刺さり、続いた黄色の戦闘機が赤い戦闘機に埋もれるように合
体して蛇腹の腕が飛び出した。
「……無茶苦茶なのも大概にしろよ本当にっ!」
出鱈目だった。荒唐無稽だった。
うすうす感づいてはいたが、いざ現実を目の当たりにして叫ばずにはいられなかった。
要するにあの三機の戦闘機は合体の組み合わせを変えることで全く別のタイプのロ
ボットへと変形する、ということか。先ほどのドリルのロボットもそのパターンのひ
とつであることは間違いない。
グォッ、とキャタピラのロボットが腕を引き絞る。何のつもりなのかと考えた頃に
は伸びた両腕に殴り飛ばされていた。
「っ、こんな距離で……!?」
リーチが違いすぎる。このままではマズイと距離を取ろうとするが、直後に相手の
頭部から発射された二発のミサイルの直撃を喰らい地面に吹き飛ばされた。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……がぁっ!」
大地へと叩きつけられる。派手にバウンドし、粉塵を撒き散らしながら再度叩き落される。
――対応、仕切れない。
三種が三種とも機能・特性・攻撃法があまりにも違いすぎる。実体は一つのはずな
のにまるで三体の相手と同時に戦っていると錯覚させられる。
「これが、ゲッター……ゲッター、ロボ」
言葉に込められたのは今まで感じたこともないほどの脅威と畏怖、そしてそれらの
感情に埋もれるように存在する好奇心だった。この状況下でありながらその力にどこ
か惹かれる何かを感じていた。
――三つの機体が、巨大な一つを形取る。
倒れたこちらを見下ろすは赤き巨人。その腹部が展開し、中心の結晶が光を宿す。
……やめろ。
光が膨れ上がる。
……やめろ。
無理矢理知らされた情報がアレが危険なものであると告げている。
……やめろ。
命乞いは、しかし恐怖に弛緩した精神に阻まれて言の葉を紡ぐことも許されず、
――やめろっ!!
意味もなさない叫び声すら上げられず、
シンは物理的・精神的双方の意味で彼方へと吹き飛ばされた。
『ゲッタァァァァァァビィィィィィィムッ!!』
雄叫びとともに達人のプロトゲッターから一条の光が放たれる。
破壊の奔流は倒れたシンの機体のわずか手前に着弾し、巨体ごと大地を爆裂させた。
土砂に紛れて揉みくちゃにされながら地面を転がった白い巨体は斜面に激突し、そ
こからさらに転がり落ちて動きを止めた。
……司令室が沈黙に包まれる。
数秒、数十秒、数分経ったところで無音の蚊帳は達人からの通信によって破られた。
『――状況終了。父さん、回収班を回してくれ』
部屋にいるすべての人間がただ一人を注目する。
「…………」
誰もが固唾を呑んで反応を待つ中、早乙女博士はたっぷりと時間を置き、
「――ご苦労だった」
溜め息とともにそれだけを告げ、部屋から出て行った。
達人に敗北したシン、だが失意を抱く暇もなくシンに非情な現実が突きつけられる
この世界は? 仲間たちのいる世界は? 自分いったいどうなってしまうのか?
そんな不安に晒されながらもシンはゲッターパイロットとしての訓練を積むことになる
だが研究所には新たな鬼の魔の手迫っていた!
次回! ゲッターロボ運命(デスティニー)
『受け継がれるもの、散り逝くもの』
に、チェンジ・ゲッター!
974 :
491:2007/06/06(水) 01:11:54 ID:???
無理でした
いや日付でいうと昨日中に投下するのが
つかいい加減竜馬も隼人も弁慶も出てこないから飽きられてるんじゃないかと不安
そして彼らの出番はもう少し(あと二・三話)かかる予定だったり……
すいません地面に鼻擦り付けるんでもう少し待ってくだせぇ
今月少し予定が入ったのでさらに次回から投下遅れる予感……
すません地面に(ry
975 :
109:2007/06/06(水) 01:12:44 ID:???
GGGGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJッッッ!!!!
ゲッターの脅威の技術力が炸裂しましたね・・・・それにしても達人格好いい
なぁ・・・・
こんな達人さん率いるプロトゲッター軍団でも大苦戦の鬼……
デストロイにジンで挑めとかの絶望的状況だな。
こうやって描写されると博士がバカを求めていたのがよく分かるなマジGJです
>>976 つまり某作品を参照するに野生化が必須と?
…案外的を射てるかも試練……
竜馬とシンではどっちが強いんだろうか?
結構気になる
お前シンをホンモノのバケモン余裕でぶっ殺す人と比較したんなよ……
>>979 真面目に考察するなら
小手手先の器用さという意味での操縦技術という点に関してのみシンの勝ち
気合、残虐性、凄味、根性、体力、白兵戦闘能力、精神力、総合的操縦技術(竜馬の
場合、技術ではなく本能だが)では竜馬の圧勝だろう。俺はシン厨だが
竜馬にシンが勝つところは想像できん。
>981
その通りなのだが、「491氏の話の中で」という但し書きがつくと
ちょっと微妙かも。
何しろこのシンは「ゲッター線がわざわざ召喚した男」なわけで。
「ゲッターロボのパイロットとして」他のメンバーを上回る何かを
持っているという展開になるのでは。
あるいは「新〜」では黒平安京に居た安倍清明が違った形でCE世界に存在、
ゲッターチームを誘う役割の担い手になるとか?
まぁここらへんは私の妄想。491氏の今後の投下に注目。
(´・ω・`)ふーむ?
本来の三人組のうちの誰と置き換えるのかな?
べつのゲッターに乗せようにも他に二人はいるし。
>983
>他に二人はいるし
これを三人にして、第二戦闘チームにするとか?
琵琶湖でディスティニー発掘 → ゲッター炉心搭載 →
何度がブっ壊されながら、徐々にゲッターロボ化するディスティニー
ってのも面白いかも。
竜馬隼人武蔵とシン達人弁慶の2チームになると嬉しいな
次スレ立ててきてもいいか?
>987
よろしくお願いします。
>>986 おいおい、いくら単細胞でも分裂は無理だぞ>武蔵坊弁慶
>>982 戦闘能力だったら竜馬たちで「もう間に合ってます本当に(ry
状態(になる予定)だと思うわれるので
シンがゲッター線に「連行」されたのは別の理由だと信じてる。
>>991 シンのゲッター線は10倍、すなわちシンにはゲッター線を取り込む能力あり、
シンがゲッター炉心にされるという展開。
>>989 巴"武蔵" と 武蔵坊"弁慶" の二人じゃね?
初代ゲッターチームとシン達人ベンケイ…組み合わせとしては面白いかもね
ふと思ったが「開発チーム」というスタンスで
シン・達人・博士という手もあるかも。
(鼻血出しながら がむばる博士)
あ、「新」バージョンだとミチルさんも
ニヤリと笑って鬼にゲッターミサイルぶち込みそうな感じがあるな…。
埋めついでに今さら気付いたこと
ゲッター2系列のドリルって
右腕→ゲッター、真ゲッター、翔
左腕→ライガー、新ゲッター
両腕→ネオゲッター、キリク
なんだな(大決戦は未確認だが)
意外にバランス取れてる
>>995 原作版とネオゲッターではドリルは左腕>ゲッター2
右腕ドリルのゲッター2はチェンゲ版のみだったりする
ちなみにスパロボDでは左腕だった