シンはジュール隊に入っていれば種死はマシだった

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1通常の名無しさんの3倍
イザーク→厳しくも、部下思いの良き上官
ディアッカ→緑服ながら戦闘に長け、仲間を明るくするムードメーカー
シホ→ヲタを釣る要因
完璧じゃないか
2通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 03:43:58 ID:???
売国奴集団w
3通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 03:44:50 ID:???
遺作ヲタは氏ね。ヒステリーの裏切り者。被告から白服になりあがるのに、どんな汚いことしたの?
4通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 03:47:26 ID:???
なんかデジャブを感じるスレだな・・・
5通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 04:10:32 ID:???
>>1もうよしなよ…遺作は恩人のデュランダルを土壇場で裏切ったんだぞ
さっきまで一緒に戦ってたザフト兵ボコボコ落としてんだぞ
最低の行為じゃないか
6通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 04:25:21 ID:1WFQNhPv
このスレタイにしてこの>>1・・・ありえん!
ありえんが、ありえん故に新板のスレか・・・
7通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 04:39:28 ID:???
無印の頃なら常に笑いの神が降りていたこいつらと行動を共にしてれば
ネタキャラとしての変化も望めたが種死じゃね
8通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 04:57:09 ID:???
遺作再構成スレは、「両澤成分抜き」を明言して始めないと駄目。
9通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 05:14:16 ID:???
何の葛藤も無く、
シンもラクシズか‥。

シン「ラクス様の片腕ですね!流石イザーク隊長!」

遺作「あたり前だ!〜ヒョッコが!」


10通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 07:12:39 ID:???
痔「さっさと落とされてくる?」
遺「バカヤロー! アレはザフトの船だぁ!」
痔「遺ーちゃんカッコイイー!」
遺「武勇伝」
痔「武勇伝」
痔遺「武勇伝デンデデンデン」
痔「レッツゴー!」
シホ「きゃーーー!!」

シン「…………」
11通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 09:42:52 ID:???
まて……遺作だってシンからの影響を受けるのではないか?
12通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 11:19:24 ID:???
>>11
遺作がどう影響受けるのよ?
13通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 11:45:37 ID:???
ジュール隊て体育会系ぽいからシンの方が強くても
「先輩」には頭あがらんナw

14通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 12:18:20 ID:???
シン「イザーク隊長、軍人として大切な事は何ですか?」
イザーク「勝ち馬に乗ることだ!軍属など関係ない」
15通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 12:40:04 ID:???
>>14
シン「あんたって人はぁっ!」
バキッ
遺作「ぐわっ痛い!痛いぃっ!」
16通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 12:45:49 ID:???
遺作って後輩には優しい気がするんだよな…
17通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 13:41:14 ID:???
遺作に擦り寄るのやめてくれシン厨
シンなんかに興味ねえっつの
18通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 13:56:00 ID:???
遺作になんか擦り寄ったら、シンがピンクにすぐ汚染されるじゃないか
やめろや
19通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 14:29:01 ID:???
スレタイを前提に最善を模索するスレかと思ったのに罵り合いかよ……
シンも種死前半までの遺作も好きな俺はいちゃいかんのか
20通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 14:37:42 ID:???
シン厨の「こうだったらシンはまともなキャラだった」妄想に遺作が利用されるのはウザい
一人でやってくれ
21通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 14:59:46 ID:???
49話で遺作=恩知らずの裏切り者
っていう図式ができちゃったからねえ
22梟道人:2007/01/25(木) 16:07:11 ID:???
ヒステリーで民間人シャトルを撃ち落とし
ヒステリーで議長を裏切る

うげっシンの方がマシじゃんorz
23通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 16:28:20 ID:???
とりあえずこれ↓でも読んどけ
ttp://www.geocities.jp/shar_prokira/

シン・遺作・痔の、ある意味理想とも言える関係が描かれてる
ただしシホはいないけどな
24通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 16:36:49 ID:???
なにかと思えば鉄也かよ…
25通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 16:40:41 ID:???
そのスレよく絶賛されてるけど元ネタがさっぱり分からないからちっとも面白くない
26通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 19:57:21 ID:8P94wxDz
シンがどこに行こうが嫁脚本なら結果は同じです
27通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 20:02:16 ID:???
イザークはアスランより人の面倒が見れることは間違いない。
28通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 20:05:32 ID:???
シンをジュール隊に入れれば遺作はマシだった。
これでいいんじゃね?
29通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 20:08:48 ID:???
シン厨氏ね
30通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 20:15:28 ID:???
シンを入れたところでラクスの一声で同胞を虐殺するラクスの犬なのにかわりはあるんか?
31通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 20:38:16 ID:???
やめてよね。
シン厨がいくら頑張ったところで遺作にかなうわけないだろ?
32通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 20:41:20 ID:???
命の恩人の議長に仇為すイザーク
33通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 20:45:27 ID:???
ころっと寝返る遺作
馬鹿過ぎてどの上司とも普通の会話ができないシン

これで何をどうしろと
34通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 20:47:42 ID:???
凸厨乙
35通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 20:49:20 ID:???
シンと上司の会話…
なんかあったっけ?
36通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 21:02:46 ID:???
>>35
アーサーを舐めまくった態度取ってた覚えてる。
37通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 21:04:19 ID:???
タリアとはどうだったかまるで覚えてねえ
ハイネとすら会話したか怪しいくらいだ
38通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 21:28:27 ID:???
タリアとはステラ返還後に会話してた
そういやそれ以外の会話無いもしかして?
39通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 21:40:07 ID:???
戦闘時くらいはあるんじゃないか?>タリアと会話
いや俺は覚えてないけどな
40通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 22:22:47 ID:???
シンが会話っていうか画面上でコミュニケーションとってたのってアスランレイルナぐらい?
登場キャラクターは多いのにキャラ同士の交流が極端に無いな…
41通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 22:24:05 ID:???
ステラもあるぞ


それだけだが
42通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 22:36:27 ID:???
ステラって会話できない子じゃん
43通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 22:39:45 ID:???
ステラは頭悪い子ww
単に絡んだだけじゃん
44通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 23:16:42 ID:???
ジュール隊に足りないのは隊長の暴走を冷静に抑える人材
シンだと逆効果
45通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 23:34:31 ID:???
痔>暴走を冷静に押さえる人材
49話のアレは暴走というよりごく当然の選択としてラクシズに走ったって感じだし
裏切り因子として監視する人材を入れとくといいんでは?
まあなんの前触れも無く寝返ったんだから監視役付けても無駄だろうけど
46通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 23:40:56 ID:???
監督と脚本変えればシンも遺作も良キャラになるよ。
47通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 23:41:39 ID:???
ツンデレ同士
48通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 01:18:09 ID:???
あれだろ。
過去の出来事より未来の命
49通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 08:06:39 ID:???
シン個人で考えると

ジュール隊配属

痔遺作の機体からみてザクヲに乗せられる

FAITHになれそうもないので議長に会うこともない

ミネルバやファントムペインとの絡みはユニウスセブンのみ

当然ステラやアスランにも会わない

フリーダムとも関わらないしオーブと直接戦闘することもない

つまり遺作の裏切りさえ阻止できれば終戦までまともな軍人生活ができる、まあ敗軍だが
50通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 10:11:22 ID:???
遺:「ザフトの戦艦だ!あれは!」
シン:「あんたはいったいなんなんだー!」
炒:「ちょっwww仲間割れッスか、どうすんだよ、俺は。一応仲裁して瞬殺されてくる?」

よりぐだぐだになる光景しか思い浮かばない。
51通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 10:23:59 ID:???
真面目に考えたらダメだろ
ここはやはり遺作と愉快な仲間達、路線で行くべきだ
52通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 18:50:03 ID:???
なんとかこうにかジャスティスを倒したデスティニー
シン「ハア、ハア……た、倒した後はフリーダムを……」
ヒルダ「そうは問屋が卸さないね」
ヘルベルト「ジャスティスを倒したのは流石と言っておこう。しかし!!」
マーズ「そんなボロボロの機体で我等に勝てると思っているのか」
シン「ック」
ヒルダ「さあ、イクよ!!」
「「「ジェットストリームアタック!!!」
シン「やられる」
ガッシン!!
イザーク「コラ!何をやっているシン!!」
ディアッカ「グゥレイト!間一髪ってね」
シホ「ここは私達が抑えるから早くメサイアに」
ヒルダ「お前ら裏切る気かい!!」
イザーク「フッ、違うな。表返っただけだ!!」
ヒルダ「よくも抜けぬけと」
ヘルベルト「姐さん、大変ですぜ。こちら側についたはずのザフト艦が反転してオーブ艦隊を!!」
ヒルダ「何だって!!まさかお前たち、最初からその為に……」
ディアッカ「ようやく気づいたか」
シホ「ラクス・クラインを討つには力押しだけではダメです。
   確実に討つにはこうするしかありませんでしたからね」
ヒルダ「おのれデュランダルの駒の分際で」
イザーク「フン!駒には駒の誇りがあるのさ!
      シン!俺達がこいつ等を抑える。お前は議長の下へ急げ!!
      ようやく手に入れた平和を、人々が待ち望んだ戦争のない世界をその手で守れ!!」
シン「ハイ!!」
ヒルダ「待ちな!!」
ディアッカ「おっと行かせないぜ!」
シホ「ここを通りたければ、私達を倒してからにしなさい」
ヒルダ「笑わせるね。ただの量産機がこのドムに勝てると思っているのかい!!」
イザーク「すまないな。こんな事に付き合せて」
ディアッカ「水臭いぜ!」
シホ「貴方と一緒なら、たとえ地獄の底だろうとかまいません」
イザーク「ありがとう……いくぞ!!」
ディアッカ「オウ!!」
シホ「ハイ!!」
53通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 21:44:35 ID:???
                     _____
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     | |      |  |     l━━(t)━━━━┥
54通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 22:07:52 ID:???
スマンが誰か俺に痛み止めの座薬入れてくんない?
55通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 14:42:24 ID:m7zD3ikd
遺作氏ね
あんな奴、態度や口だけ
56通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 18:30:01 ID:???
白服のドモンに緑服のヤザン、ついでに赤服のシーマ様に囲まれて鍛えられるシン
57通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 21:20:55 ID:???
シン「強くて、成績よくて、実績と人望があれば偉いのかよ!?」

炒「そんだけあれば十分だろ?」
58梟道人:2007/02/01(木) 12:54:44 ID:???
別のイザークスレで書いた事をここでも文型変えて書いておく
他スレで自分が書いた事や、その他の意見を考慮してまとめてみたもの

シン「何故デュランダル議長を裏切ったのですか!? 」
イザーク「それはだなシン・・・」

・民間人のシャトルを撃った事で軍事裁判にかけられるが、デュランダルとクライン派の働きで不問になる。
・デュランダルとクライン派への恩に報いるべく「もう二度と同じ過ちを繰り返さない」と心に決める。
・イザーク自身もクライン派の真の主・ラクスに思いを寄せていた事もあって、以来クライン派の思想を学び、のめり込む。
(オーブのアスハ家がクライン派である等)
・デュランダルがレクイエムでクライン派であるオーブを撃とうしたり、ラクスのいるエターナルの出現から、
 デュランダルがクライン派の「獅子身中の虫」であったのに気付き、ディアッカと共に反旗を翻す。

イザーク「そういうことだシン!お前もクライン派になれ!」
シン「・・・(クライン派の思想と政治力って一体・・・)」
59通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 14:46:12 ID:zCs6SSA3
シンがジュール隊所属だったら

ユニウスセブン落下をくいとめて
めでたしめでたし

スタゲよりも短く終了
60通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 18:48:33 ID:???
良スレ
61通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 22:43:39 ID:???
イザーク「エターナルを援護する!あれはザフトの船だ!」
シン「はぁ?」
レイ「正直困ります」
62通常の名無しさんの3倍:2007/02/04(日) 03:13:32 ID:???
遅レスだが
>>59
阻止に向かう面子が変わらない上にシンの乗機がザクヲ以下になるんだが
釣りか?
63通常の名無しさんの3倍:2007/02/04(日) 17:21:52 ID:???
要は「凸と一緒にいるから嫁に当て馬扱いされるのであって、その他のキャラと一緒ならシンはまとも」
という夢を見たいんだろ
夢でしかないけど
64通常の名無しさんの3倍:2007/02/04(日) 22:38:31 ID:???
むしろ凸と一緒にいたから比較的まともに見えるが正しいだろ
6559:2007/02/05(月) 10:36:58 ID:0SvPlBfB
>62
「釣り」のつもりはなかったんです。
でもシンにはザク宛てがわれたんじゃないかな。
66通常の名無しさんの3倍:2007/02/05(月) 19:04:45 ID:???
最初ザクに乗る
    ↓
戦況にあわせてウィザード換装を誰よりも効率よくやる
(操縦技術はさておき)

この流れを先に出せば
インパ受領も問題なく出せるだろ
67通常の名無しさんの3倍:2007/02/06(火) 09:31:26 ID:???
ザクのウィザード換装って戦闘中にやったことあったっけ?
それができたらインパの存在意義が半減するような…
68通常の名無しさんの3倍:2007/02/06(火) 12:56:27 ID:???
そもそもインパルスってミネルバ以外で運用できるの?
69通常の名無しさんの3倍:2007/02/06(火) 20:30:58 ID:???
最初からシルエット以外はドッキングしておけば
70通常の名無しさんの3倍:2007/02/10(土) 15:59:01 ID:???
イザーク「キシャマァアアア!!なぜ上官の命令を無視する!?」
シン「ああした方がこの国の人の為になるんですよ!?
僕は悪い事なんかしてません」
イザーク「そういう問題ではない!!」
痔悪化「イザーク…結果オーライって事でいいじゃん!!なっ♪」
イザーク「…次から予定外の行動をする時は、一度俺を通せ!!場合によっては許可してやる!!
次からは勝手な行動をするな!!ふんっ」

痔悪化「…今回、シンは命令違反をしたからなんらかの罰があると思う…イザークはシンに罰を受けて欲しくないから、ああ言ったんだよ
心配してんだよイザークは…わかってやってくれ」
シン「…ジュール隊長(キュン)」
71通常の名無しさんの3倍:2007/02/13(火) 20:04:20 ID:???
痔悪化「いや、もう裏切りなんてしないからさぁ。あ! お前の後ろにメチャメチャ怒ってるババァが見えるね」
シン「マジですかィ、きっと脚本家の両澤だ。脚本に何度もケチつけたから怒ってんだ」

遺作「止めないのかアスラン。いい加減にしないとシンがツンに目覚めるぞ」
凸「何を言ってるんだ。アイツはツンデレ星からやってきた王子だぞ。もう手遅れだ」
72通常の名無しさんの3倍:2007/02/13(火) 20:04:42 ID:???
いい話だ
73梟道人:2007/02/14(水) 00:53:06 ID:???
>>70説得力あるSSだ
凸とは大違いw
このあとの展開ではイザークがシンに過去に犯した罪(民間人シャトル撃破)を告白
イザーク「俺は己の力に溺れ戦う暴徒と化したことから出してはいけない犠牲を出してしまった・・・
シンよ、大きな力を持つには大きな責任がいる。己の力を過信してはならない。
俺は貴様に俺と同じ過ちを犯して欲しくないのだ!」
シン「分かりました隊長・・・自分が軽率でした。今後も隊長についてゆきます!
隊長の罪を償うのにも協力させて下さい!!」
イザーク「・・・こいつ(泣)」
74通常の名無しさんの3倍:2007/02/14(水) 08:29:35 ID:???
すげー良い話
75通常の名無しさんの3倍:2007/02/15(木) 07:19:01 ID:???
アイタタタ……
76通常の名無しさんの3倍:2007/02/16(金) 00:55:31 ID:???
遺作「つっても俺はラクシズに裏切るがね」
77通常の名無しさんの3倍:2007/02/19(月) 05:09:55 ID:???
捕手

78通常の名無しさんの3倍:2007/02/23(金) 00:10:39 ID:???
↓↓↓↓ガンダム好きなら↓↓↓↓
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/cgi-bin/user/en-dai/sos2.cgi

とりあえず一週間続けてみよう!!!!
79通常の名無しさんの3倍:2007/02/25(日) 16:46:08 ID:???
種運命の冒頭はジュール隊所属で
ブレイズザクウォーリアに搭乗して
ユニウスセブンの落下阻止に失敗しつつも
サトー一味やPP相手に活躍し
デュランダルに注目され
グラディス隊に転属・・・でも良かったかもだなぁ
80通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 12:12:10 ID:VKPqDCaS
保守!

そして

age!
81通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 19:01:13 ID:???
いい話まってるよ
82通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 19:31:35 ID:???
>>79
それくらい過程が長くても4クール潰すにはちょうどいい情報量かもな
83通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 11:18:34 ID:???
ただしょっぱなからガンダムが出ないってのは
どうなんだろうとは思うけどな。
別のパイロットが乗ればいいのか。
84通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 11:28:00 ID:???
Vガンもその縛りで放映順が四話→一話→二話→三話とかいう変な構成になったよな
4クール物のガンダムって衝動的に乗り込むのが定番になってるから
85通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 13:36:40 ID:???
>>79
(遅レスだが)
カオス、ガイア、アビス奪回には
レイがインパルスに乗って追撃することになっちゃわないか?
86通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 17:38:28 ID:???
>>79
ブレイズよりもスラッシュの方がシンのイメージに合うと思う。
イザークとかぶるから見た感じしつこそうだけど。
87通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 01:02:22 ID:???
保守
88通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 01:08:54 ID:???
シンはクルーゼ隊に入ったほうがよかった、の間違いじゃね?
89通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 17:38:14 ID:???
アスランが上司よりよっぽどマシだろうけど
クルーゼ隊には入りようが無かろう
90通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 17:00:44 ID:MKBx/2Tg
レイがインパルスに乗り
あとからグラディス隊に配属された
シンはセイバーに乗ってれば
種死はマシだった・・・・・・のか?
91通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 17:07:49 ID:???
シンがジュール隊にはいっていればラクシズコース一直線で本編より苦悩は少なくてすむね!
92通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 17:19:57 ID:???
凸もイザークも同じレベルだろ
どっちも軍の裏切りもの
93通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 17:54:05 ID:???
言うなればジェンキンス
94通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 18:41:20 ID:???
理想のペアは
クルーゼ隊の時のイザーク
アークエンジェルに拉致された後改心したディアッカ
マユ達が生きてた頃のシン
最高じゃないか
95通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 18:56:52 ID:???
イザークは種死前半が良くないか?描写が少ないせいかもしれんが普通に隊長してる。
96通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 19:23:42 ID:???
イザークは隊長の器はあったのにラクスとかいうラクシズの桃の悪魔にそそのかせれて洗脳されたんだよね?
97通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 19:44:24 ID:H6vhrHpU
シホ萌えになって、
隊の規律を乱しそう。
ことあるごとに「よくもシホを!!」とか「シホはオレが守るから」とか
98通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 19:47:27 ID:???
シホ腐久しぶりに見た
99通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 20:52:12 ID:???
連ザ2のプラスモードでは
一応地上での戦闘ミッションあるんだよな。
ザムザザー落としとか砂漠での物資運搬とか。
100通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 20:26:11 ID:???
100
101通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 22:49:34 ID:???
「シン・アスカ、本日付けでジュール隊に配属されることになりました。よろしくお願
いします」

 緊張した面持ちで、シンはやや堅い姿勢で敬礼をとった。
 彼の畏まる姿は、どちらかと言えば珍しい部類に入る。平素の彼は、相手が誰であろ
うと挑戦的な眼差しを送る不遜さを持ち合わせていた。普段の彼を知る者が今の彼を見
れば、噴出すことは必至だったことだろう。
 そんな彼が堅くなるのも無理からぬ話だった。たった一人ジュール隊に送り出され、
無自覚ながらも精神は疲労を促している。袖を通してから日が浅い赤の軍服も、決して
着心地がいいものではない。ヤキンの戦士の雷名に怯むつもりなど無かった彼だが、配
属初日にして状態は好調とはいえなかった。

 シンに対面していた兵士たちの先頭の白服の男がシンの前に立つ。
 隊長であるイザークその人だ。

「歓迎しよう、シン・アスカ。――その力、期待しているぞ」

 付け加えた言葉とともに、堅くなっていた肩を軽く叩く。シンは小さく息を吐いた。
それで緊張は幾分かは解れたようだ。
 小さな気遣いがあまりに自然だったので、兵たちの中でディアッカ・エルスマンは表
情に出さず驚いた。昔から上からものを見るような態度をとりがちだったが、隊長とし
ての立場に就いて以降、イザークの対人の姿勢は少しずつ変わってきている。その変化
は本当に僅かずつのものなので、気付くものはほとんどいなかった。
 気付けるとすれば、腐れ縁である自分か、それとも。
 視線の先には一人の女性隊員の姿があった。イザークを慕う彼女ならば、その変化に
も気付いているはずだろう。もしかしたら、自分よりももっと敏感に。
102通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 22:50:26 ID:???
 新兵就任の挨拶は滞りなく終わった。
 いち早くディアッカが基地の案内と称してシンを連れ出した。他の兵も特に何も言わ
ずディアッカに任せることにした。彼のくだけたような人柄は部隊の中でも知れ渡って
いる。適任と判断してのことだった。

「ディアッカ・エルスマンだ。よろしく頼むぜ」
「え、ええ」

 部屋を出ての最初は自己紹介だった。差し出された手にシンは応じる。
 ディアッカの名前もまた有名だ。プラントに移住してからの日が浅いシンでさえ、幾
度となく聞いている。当時の新鋭機のうちの一つ“バスター”の武勇伝はむしろ知らぬ
ものの方が少ない。
 そんなことに萎縮するシンではなかったが、その心境は複雑だった。今度は部隊の前
に立たされた緊張はない。相手も堅苦しい雰囲気を取っ払ったような気配だ。それが気
遣いなのか生来のものなのかまでは分からなかったが、甘えていいものかシンには判断
が出来なかった。
 シンには目の前の先輩と仲良くできるか、非常に疑問だった。
 ディアッカは先の大戦でプラントに弓引いた人間だ。それも、よりによってオーブと
いう国に手を貸して。

 歩きながら、ディアッカは幾度となくシンに話しかけてきた。
 何故ザフトに入ったのか? アカデミーでの成績はどうだったのか? 学生時代の恋
愛模様は? など、発展しそうな話題を次々に振ってくる。シンはその一つ一つに当た
り障りのない答えで濁した。
 どんなMSに乗るのか? という質問が最後に出た。得意な間合いは特にないから決
まっていない、とシンは正直に答える。ひゅぅ、と対するディアッカは小さく口笛を吹
いた。運用が柔軟なオールラウンダーは貴重な戦力だ。

「でも、乗るならやっぱり射撃機体だろ?」

 長距離ライフルを構えるようなジェスチャーを交えつつ、その透明の銃口をシンに向
ける。
 ガナーザクのオルトロスは一撃必殺の兵器だ。条件次第では戦況をひっくり返す。そ
の条件を引き寄せるのが彼にとっての美学であるらしい。直接斬り合う方が性に合って
いるシンは、素直には頷けなかった。
103101:2007/03/12(月) 22:52:05 ID:???
一切先のことを考えずに頭部分だけを
思いついたままにのっけてみる。
先は本当に何も考えてないし書いてもいない。むしろ誰か書いて。

>>40を見て、馴れ合いばっかだったから
シンはアレで終わっちゃったのかなと思ってみた。
ルナレイのいないシンは物凄く無個性に陥りそうな気がした。
104通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 22:55:24 ID:???
GJ!先が気になるよ。

ミネルバに関してはただ単に描写不足だと思う。
本編は尺の配分がおかしかったし。
105通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 06:06:57 ID:???
何度かよく似たスレは立つがいつもうまくいかずに終わるから
このスレに期待
106通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 13:20:56 ID:???
ルナレイがあってのシンだからなぁ
シンってジュール隊だとふつうに上司のいうこと聞くいい軍人になりそうだ
それはそれで話にならんな
107通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 15:14:27 ID:???
いや、でも多少のぶつかりはあるんじゃないか?
イザークが居る事だし
108通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 15:16:52 ID:???
シンってルナが呆れる位に、昔から教官に逆らってばかりだったって設定なんですけど
どこから「上司のいうこと聞くいい軍人」なんて発想が出てくるんだ?
109通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 17:52:20 ID:???
そんな設定があったのを知らなかった
尊敬できる人に対しては忠実なキャラな気がしてね
遺作は軍人として尊敬できるキャラだと思うからさ
主観でしかないからシンのキャラ遺作のキャラに誤りがあると思うが…
110通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 17:57:25 ID:???
うーん。
遺作がシンに一度ガツンと言えばシンは遺作をむかつく野郎だと最初は認識するだろう。
まぁ、その後遺作について知っていくことでどうなるかは変わってきそうだね
同じく主観だが。
111通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 21:57:07 ID:SVkJoHts
がつーん
112通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 01:14:07 ID:???
>>108
凸のムチャクチャな命令と凸脱走後のザフト一般兵っぷり
のせいでぜんぜんそんな気がしない
113通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 10:39:34 ID:???
そう言われてもそういう設定だし
114通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 11:41:37 ID:???
そもそもシンはイザークを受け入れることできるのか?
シャトル撃ってるしどっちかと言うとシンにとって許せない人間だろ
115通常の名無しさんの3倍:2007/03/19(月) 12:11:47 ID:???
そこでまぁ色々有って・・・・
を考えるのがここでしょう
自分も思いつかないでいるんだけれども、ね
116114:2007/03/19(月) 17:22:29 ID:???
イザークをシンは受け入れなくてもいいんじゃないか?
イザークは行動でシンを導いて、シンは反発しながらもその背中を見ているって感じで
フォローしてくれるキャラもいるわけだし

117通常の名無しさんの3倍:2007/03/22(木) 03:25:31 ID:???
保守
118通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 16:48:43 ID:???
保守
119101:2007/03/25(日) 15:30:57 ID:???
 ユニウスセブンが本来の軌道を外れ、地球へと向かっている。
 ナスカ級戦艦ボルテールに出撃命令が下ったのは、アーモリーワンのセカンドステー
ジ奪取騒動から日の経っていない頃の事だった。シンが戦艦ミネルバに所属する親友に
激励のメッセージを送ったのは、つい最近のことだ。

 宇宙を漂い安定軌道にあったユニウスの墓標が地球に向かっているなど、本来ならば
あり得ない話だ。亡霊の仕業さえ連想させたこの出来事だが、偵察隊はそれが人の手に
よるものだとはっきりと証明した。直後に撃墜されたその命を犠牲にして。
 ジュール隊に課せられた任務は、ユニウスセブンの破砕とその原因の排除である。奇
しくも、シン・アスカは親友たちの初陣の後を追うように戦場に赴くことになった。

「――以上が今回の作戦の内容だ」

 若き隊長は、テロリストへの憤りを押し殺しながら部下に告げた。
 スペックで勝るザクウォーリアが抵抗するだろうテロリストを迎撃し、ゲイツが破砕
のためのメテオブレイカーを設置する。シンプルな作戦だったが、地球に進み続けるユ
ニウスセブンは待ってはくれない。
 ジュール隊のMSパイロットが全員揃った中でのブリーフィングルームは、圧迫感さ
え生じていた。それは決してクルーの密度によるものだけではなかっただろう。誰もが
起きてしまった事実に対して言葉を失っている。
 時間がない以上、現状の戦力で最大限の働きをする以外に手立てはない。
 ルソー、ボルテール、そして後続にミネルバ。三隻もの戦艦で挑むとはいえ、破壊す
る対象の巨大さと比すれば、脆弱にすら思える戦力だった。

 兵たちに不安はあったが、それを表に出すものはなかった。最新のMSが渡されたこ
ともあったが、それ以上に隊長がイザークであることが大きかった。先の大戦を生き抜
いた若き隊長ならば、きっと自分たちの作戦を成功させるに違いない。実績に裏打ちさ
れた絶大な信頼がそこにはあった。
120101:2007/03/25(日) 15:32:38 ID:???
 他のボルテールクルーが出撃に備えんとする中、シンは最後までブリーフィングルー
ムに留まっていた。

「腑に落ちんか」
「隊長……」

 廊下で真っ先に顔を合わせたのはイザークだった。若き隊長は律儀にも部下の表情を
読み取っていたらしい。ひとり隊長の目に留まってしまったシンは、思わずばつの悪そ
うな顔をした。この後、部隊の規律を乱すつもりならば戦場に出るなと厳しい言葉が飛
んでくることだろう。

「貴様も不運だな。初任務がこんなものとは」

 かけられた言葉は、シンの予想とは違っていた。
 シンは思わず目を丸くする。確かに、身内の尻拭いから始まるスタートなど間違って
も輝かしいものとは呼べないだろう。
 その意外さのためだろうか。シンはぽつりと口にする。

「……あの人たちは、戦争がしたいのかって」

 言う前に、五指はゆるやかに折り曲げられていた。その指に、徐々に力が込められて
いく。
 発した言葉は静かだったが、その根底には深い憤怒が渦巻いていた。

「かもしれんな」

 イザークは短く返事をする。
 巨大質量のユニウスセブンの落下は、地球に大打撃を与えるだろう。しかし、それだ
けでは地球全体の人間を殺すには足りない。ナチュラルの死滅を実現させるには、さら
に続いての攻撃が必要となる。
 それが何を引き起こすか、答えは考えるまでもない。

「何で、やっと戦いが終わったと思ったのに……!」
「ならば、それを奴らにぶつけてやるんだな」

 イザークは、それだけを言ってブリッジへ向かった。
 シンの境遇については入隊の前に聞き及んでいた。元々民間人だった彼の力の源は、
燃え滾るような“怒り”だ。理不尽な痛みを知っているからこそ、彼は赤服を纏うまで
に強くなった。
 隊長職は損だ。溜息をつきながら、改めて彼は思う。
 傷を抉るような真似は、好きではなかった。
121通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 23:20:00 ID:???
おぉーっ、職人さんキタ!
続き待ってます
122通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 21:25:03 ID:???
TVのジュール隊はテロリストの存在を
知らないで出撃していったが
101版の方がいいね!
123通常の名無しさんの3倍:2007/03/27(火) 00:23:34 ID:???
GJGJ!!
124101:2007/03/27(火) 23:56:00 ID:???
「退がれッ! ひとまず退がるんだッ!」

 オルトロスの怒号とともに、ディアッカはコクピットで叫んだ。
 声の先で巨大な破砕機を二機がかりで抱えていたゲイツが爆散する。ディアッカは更
にオルトロスを放つが、黒い機体群は全体でひとつの意思を持っているかのように同時
に散って回避した。
 敵は格闘能力に特化し機動性を大きく伸ばしたジン・ハイマニューバ2型。その確実
なヒットアンドアウェイの戦法は、僅かずつ、だが確実に破砕部隊の戦力を削いでいる。

 奥歯をかみ締め、イザークは艦橋から指揮官と思しきジンを睨む。
 完全な誤算だった。
 ゲイツはおろか新型のザクさえも次々に撃墜されている。何基かのメテオブレイカー
は既に設置されたが、未だ予定の半分にも満ちていない。手配された新型機への不慣れ
を差し引いても、スペック差を考えればほぼあり得ない事態だ。
 視線の先で、またメテオブレイカーを運ぶゲイツが襲われる。撃墜は免れたが、素早
い斬り返しにビームライフルを両断される。
 後続に控えているのは新兵ばかりというミネルバだ。戦力として勘定に入れるにはい
ささか安定性に欠けるだろう。

「ゲイツのライフルを射出する! シホ! ディアッカ! メテオブレイカーを守れ!」

 いらついた声で、イザークは叫ぶ。

「俺もすぐに出る!」

 それだけを言ってすぐ、イザークは自らの機体へと向かった。
 非常事態だというのに血は沸いていた。力の篭る拳は、決して意識してのことではな
かった。

 “お上品な隊長”から、今ひとたび“ただの戦士”に戻る。

 そんな不謹慎な考えが、彼の苛立ちをさらに促進させていた。苛立ちを存分にぶつけ
る相手がいることが、せめてもの救いだっただろうか。
125101:2007/03/27(火) 23:57:35 ID:???
「なんだってんだよ、こいつらッ!」

 シンの駆る白いザクファントムもまた、数機のジンに囲まれていた。
 ジンは専用機の証であるパーソナルカラーを持った機体を強敵と判断したらしく、他
の機体に対するほど果敢には攻めては来ていない。それが幸いしてか、シンのザクには
大きなダメージは無い。
 自機を囲む黒い機体群に向け、スラッシュウィザードのハイドラを乱射した。アトラ
ンダムな射線は敵への威嚇となり、ジンたちは一度距離をとる。シンはすぐさま近くの
一機を追い、ファルクスの大振りの一撃を見舞った。
 斬撃の動作から体勢を立て直そうとした時、別のジンが飛び込んだ。

「このひよっ子がッ!」
「……しまっ……!」

 スラッシュザクの弱点は武器が大きすぎることにある。
 格闘に特化した踏み込みの速いジン、斬り込みに富んだ斬機刀、ビームアックスの慣
性、この瞬間において、全ての条件がシンに対して不利に働いていた。
 メインモニター越しに敵機を捕らえ、シンの顔は凍った。間違いなく、殺される。

 ただし、それは一騎打ちでさえなかったならの話だ。

 一筋の光の線が、黒い機体を貫く。ザクファントムのメインモニターがジンの爆発で
満たされる。爆風が晴れた後、シンは改めてモニターを確認した。敵も味方も周りは全
てザフト機の反応だが、特異な反応が一つある。仲間が、近くにいる。
 光を放ったのは、トリコロールカラーの“G”インパルスだった。
126101:2007/03/27(火) 23:59:04 ID:???
『無事か、シン』
「レイ、か?」

 インパルスの専属パイロットは彼しかいないのだから、確認する意味はない。それで
も、思わず彼は呟いていた。
 サブモニターから伝わる秀麗なまなざしは何事もなかったかのように整ったままだ。
確実に助けられる自信があったということか、とシンは少しだけ笑う。癪に思う気持ち
も少しだけあったが、それは無視することにした。
 ひとまず去った自分の危機に、シンは大きく深呼吸をする。一度凍った血が、再び脈
打ち始める。

「ああ。助かった」
『まだ行けるな?』
「当たり前だろ」

 短い受け答えの後、ザクとインパルスが並び立つ。
 パーソナルカラー機に加え、新型のG。新たな敵の出現に、ジンたちは再び陣形を組
み直す。メテオブレイカーを抱えるゲイツを落としにかかっていた機体さえもが強敵を
予感し、シンとレイへと標的を変える。
 敵の殲滅は目的ではないが、ここで暴れるのが得策だとレイは判断した。敵を討たず
とも引き付けられれば、その分メテオブレイカーへの攻撃は少なくなる。工作はルソー
とボルテールに任せればよい。
 二機に対して十数機。数の上では圧倒的に劣っているが、不安は全く無かった。

 今度は、アーモリーワンのときとは違う。最高の相棒が隣にいる。
127101:2007/03/28(水) 00:00:08 ID:???
 何機めかのザクとゲイツを斬り飛ばし、サトーは次の標的を探した。
 いくらかメテオブレイカーの設置を許してしまってはいるが、それでも半分は破壊し
ているはずだ。
 一撃離脱で急発進と急停止を繰り返し、既にスラスターにはかなりの傷みが生じてい
る。もし作戦終了後に生き残れていたとしても、この機体はもう使いものにはならない
だろう。ザフトに籍を置いている時から使っている機体に対する愛着はあったが、惜し
む気持ちはなかった。
 既に命は棄てている。地獄にMSは持っては行けないのだ。

 突如、レーダーが警報を鳴らす。三機の所属不明機が戦場へと飛び込んできていた。
 三機はザクもゲイツもジンも無差別に攻撃し、戦場を混乱させていた。好機だ、とサ
トーは笑みを浮かべる。最初に送ってきた通信の様子からすれば落下作戦に腹を立てて
いるらしいが、破砕機を一緒に破壊してくれるとはありがたいことこの上ない。
 次の敵はすぐに見つかった。
 メテオブレイカーを守るように飛ぶブレイズザクウォーリアだ。

「行くぞ!」

 二機のジンを従え、サトーは傷んだスラスターに再び火を灯す。
 ザクは巨大な盾でビームを弾き、トマホークを抜き放った。斬りかかる一機をトマホ
ークで両断し、素早く空いた手で腰の炸裂弾を投げつけビームカービンを叩き落す。
 このザクの乗り手は強い。一連の動作でサトーはそう直感し、腕を破壊されたジンを
他の機体の撃墜へ向かわせる。
 ジンは斬機刀を抜き放ち、けん制するかのようにザクと向き合った。直後、相手の機
体から通信が入る。サトーにはモニターに移る相手の顔に見覚えがあった。栄光あるザ
フトレッドの顔は毎年大々的に広報される。その中でも、もっとも輝かしい出身と経歴
をもつ男の一人だ。

「お前たち、なぜこんなことを!」
「なぜだと……? それはこちらの台詞だ!」

 モニターの先の顔が困惑に歪んだ。
 続けて、瞬時に沸点に達した感情を御することなくサトーはぶち撒ける。

「なぜザラの後胤たる貴様がそこにいる! アスラン・ザラ!」

 怒りの一閃が、ザクの両腕を瞬時に斬り飛ばした。
128101:2007/03/28(水) 00:05:46 ID:???
>>122で言われたあたりの改変についてですが
正直その辺もう覚えてなかったorz

で、いっそ一箇所変わったんなら大きく変えてしまえと
こんな風になりました。
サトーさん好きなんです。
ひとっ風呂浴びた後のような爽やか笑顔で惚れた。

別隊所属にした意味が無いような話ですが
シンがちょっと居心地悪く感じてたように
レイもどこか心細かったとか、そんなイメージ。
129通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 02:39:32 ID:???
シンとレイいいねー
GJ
130通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 10:21:30 ID:???
>シンがちょっと居心地悪く感じてたように
レイもどこか心細かったとか、そんなイメージ

可愛いじゃないですかww


そういやサトーさんって結構人気あるんですよね
131通常の名無しさんの3倍:2007/03/29(木) 04:57:57 ID:???
痔オメ
132通常の名無しさんの3倍:2007/03/30(金) 08:23:35 ID:???
>>127
もう、アスランのザクが損傷してる・・・・・・。
TV版でのアス、イザ、ディの3ザク連携で
カオス、アビスを圧倒するとこが好きだったんだが・・・・
133通常の名無しさんの3倍:2007/03/30(金) 09:28:37 ID:???
職人さんGJ!
134101:2007/04/02(月) 00:14:03 ID:???
 ルナマリア・ホークの駆るザクは、突如乱入したガイアを相手に一人で戦っていた。
 人型と四足獣型の二つの姿を持つガイアは変幻自在の運動性を誇り、次々に赤いザク
に攻撃を仕掛ける。
 接近戦に不利なガナーウィザードを背負った赤いザクは、仲間の援護にも向かえずガ
イアの攻撃を一手に引き受ける形となった。稀に二機を狙ったジンが巻き込まれて撃墜
されていたのがせめてもの幸いだろうか。
 主力であるはずのレイのインパルスは早急にシンの援護に向かってしまい、戦力とし
て頼りないアレックス・ディノは案の定と言うべきか敵の攻撃を受けている。何故か相
性の悪いG相手に孤軍奮闘する羽目になったルナマリアのフラストレーションは否が応
にも溜まりつつあった。

 もういい加減見慣れてきたガイアの突進に対し――、

「しつこいッ!」

 鼻っ面に鉄拳をお見舞いし、ザクの重量級の脚部を叩きつける。フェイズシフトを備
えた装甲を破ることこそ敵わなかったが、内部へ伝わる衝撃は殺しきれていない。怯ん
だ隙を見、使い慣れた愛用のオルトロスの銃口を向ける。
 射撃はお世辞にも上手いとは言えない彼女だが、ビームトマホークでも届きそうな距
離では外すはずがない。

「邪魔なのよッ!」

 オルトロスが火を噴くのとガイアの変形はほぼ同時のことだった。その機体のほぼ真
上を赤いビームの帯が通過する。パイロットの反応が優れていなければ、機体の真ん中
に見事な穴が開いていたことだろう。
 至近距離で隙だらけになった危険性は瞬時に理解したが、避けられた悔しさの方が先
に立った。奥歯をかみ締め、獣型になったMSを睨む。
 オルトロスの一撃は、ガイアの胴があった場所を通り抜け真っ直ぐ進んでいく。

 ガイアの方も完全に無事だったわけではなかった。獣型の背中を焼かれ、ビームブレ
イドが破壊されている。敏捷性こそ損なわれていないが、攻撃力は大幅にダウンしてし
まっていた。

「この……赤いのッ!」

 殺意だけが残った黒い獣は、その姿のまま赤いザクに飛び掛る――――。
135101:2007/04/02(月) 00:16:10 ID:???
 インパルスとザクの黒いジンたちとの睨み合いはまだ続いていた。
 痺れを切らしたシンとレイを取り囲むジンの数機が、スラスターに火を噴かせる。

 その直後、強烈な極太のビームが、飛び掛った機体を飲み込んだ。

「なん……だ?」

 突然の事態に、攻撃を受けたジンたちだけでなくシンとレイも驚く。周囲の味方には
援護に回れるほどの余裕は無かったはずだ。援護にしてもビームが一撃だけという点も
腑に落ちない。
 シンは通信しようとサブディスプレイを覗き込む。モニター先のレイは何かを察した
ように溜息をついていた。

「――まあいい。俺たちは運がよかった」
「まあいいって何だよ?」

 疑問を浮かべながらも、崩れた一角を塞がせないようハイドラを乱射する。
 撃ちながら、シンは歯噛みした。スラッシュウィザードのハイドラはあくまでも補助
的な武器に過ぎない。作戦時間の余裕がない以上、時間をかける戦い方は許されてない。

「レイ! それじゃ駄目だ! まとめて倒さないと間に合わない!」

 フォースシルエットを装備したインパルスは機動性に富む。その反面、武装はオーソ
ドックスなものしか備えていない。一度に敵を薙ぎ払うには、あまり向いているとは言
えなかった。
 レイはシンの言う通りにブラストシルエットをミネルバに要求する。既に敵は十分に
引き付けた。この場面ではシンの言うとおり敵に集中するべきだ。囲まれて脚を削がれ
るより、壁を粉砕する方が効率的だろう。
 直感的なものとはいえ、シンの決断は早い。
 無意識に羨望を抱いていたことは、レイ自身も気づいていなかった。
136101:2007/04/02(月) 00:18:07 ID:???
「この腰抜け共がぁッ!」

 ファルクスの一撃がカオスの腕を構えた盾ごと切り裂く。カオスは機動兵装ポッドを
切り離す。ディアッカとイザークが同時に投げつけた炸裂弾がそれを叩き落した。
 アビスがビームランスを構えて突進する。標的はカオスにオルトロスの照準を合わせ
たザクだ。大振りの一撃はザクに回避を許すが、ターゲットロックされていたカオスは
その場を逃れた。アビスはザクへの追撃に向かおうと銃口を向ける。そこにミサイルの
雨が降り注いだ。放ったのは青紫のブレイズザクウォーリアだ。

 何度斬りかかっても、Gの攻撃はザクには届かない。
 そこには、歴戦の士と慣れない機体を駆る犯罪者の確固たる差が存在していた。
 と、そこに所属不明の信号弾が撃ち込まれ、輝きを放つ。
 カオス、アビスが帰艦に移る。ジュール隊の三機はそれを追わなかった。優先すべき
は強奪された機体の確保ではない。

 メテオブレイカーの破砕作業によって、ユニウスセブンは既に半分程度の大きさにま
で削られていた。それでも大質量な事には変わりない。工作隊の中の残った機体の中に
は、諦め悪くメテオブレイカーを設置するものもあった。
 だが、既に時間は無かった。

 工作隊のMSの装甲版が赤熱しているのが肉眼でも見て取れる。離れた箇所にいるイ
ザークたちのコクピット内部にまで熱は伝わっていた。実行部隊の方は蒸し風呂どころ
ではなくなっているだろう。
 半分が削ぎ落とされても未だ巨大なユニウス睨み、イザークは眉間に皺を寄せた。

 一度目を閉じ、見開く。共通の通信回線を開き、彼は叫んだ。

「全員、退がれッ! 各艦に帰艦せよ!」
137101:2007/04/02(月) 00:19:00 ID:???
 燻った火種に盛大な炎を灯せるのなら、ここで死ぬのも悪くは無い。
 そう思っていたサトーだったが、アスランの出現は死を覚悟していた彼の心を大きく
乱していた。

 そのアスラン・ザラに対し、彼は失望の念をぶつけた。
 失望したということは、即ち、まだ期待があったということだ。
 彼は本来、ザフトの赤を身に纏い、そして誇りを抱いていたはずだ。ザラを信奉する
者としては、それを再び呼び戻してやらねばならない。

 ――死ぬわけには、いかぬ。

 不毛な睨み合いから先に動いたのはアスランだった。
 両腕の無いザクは最後の武装であるファイアビーを展開し、サトーに向けて放つ。絶
対的に不利な状況からでも、相手を打ち崩さんとする。その戦意は、紛れも無くサトー
の求めていたものだ。彼もまた燻ったものの一人だと理解し、表情に出さずに笑みを浮
かべる。

「我々とともに来い。そのザラの血を蘇らせてやる」

 ミサイルの雨をかいくぐり、ジンはザクを担ぎ上げた。
 傷みと熱にやられ、スラスターは悲鳴を上げる。意に介さず、サトーは力強くペダル
を踏みつける。指揮官機が動くとともに、残っていたジンたちもまたその後を追った。

 同時刻、ミネルバ。
 新造戦艦に乗り合わせていたオーブ首長カガリ・ユラ・アスハは、連れ去られるザク
を呆然と見つめる。次に、愛しい男の名を叫んだ。

 叫びは、仄暗い宇宙に掻き消えた。
138101:2007/04/02(月) 00:25:55 ID:???
ここまででPHASE1終了、みたいな感じで。

インパルスをシンに引き渡すには
レイ以上に判断が速いところを見せるしかないかな、と。

敵がいないなら新たに作ればいい、ってことで
アスラン、サトーあたりを新興ザラ派にしてはどうかという
先を全く考えない思い付きでやっちまいました。機体とかどうしよう。

あと四月からは就活が本格化するんで
あんまり投下とかできないと思います。
139通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 03:43:34 ID:???
GJGJ!
サトーとアスランが一番気になりますね・・・
俺も就活ですよ、明後日から立て続けに面接受けてきます
まじ緊張してます・・・もうだめだ
140通常の名無しさんの3倍:2007/04/03(火) 18:39:53 ID:???
職人さんGJです。
まさか、アスランがサトー側に付くとは。
141101 お膳立てが長くて困る編:2007/04/06(金) 22:08:56 ID:???
 目隠しをされたアスランが通されたのは、営倉のような薄暗い個室だった。時計など
も無く、時間を知る術などは無い。付いていた見張りらしい兵士も、だんまりを決め込
んでいた。

「これじゃ、目隠しを外す意味なんて無いじゃないか」

 嫌味を一つ投げつけてみても、反応らしい反応は無かった。

 ユニウスセブンは破壊されたのだろうか。
 地球への被害はあったのだろうか。
 少しの間でも一緒だったミネルバは今どうなっているのだろう。
 そして、カガリは無事にオーブに帰ることが出来たのだろうか。

 孤独な中で巡らせる想像は、自然と暗い方向へと傾いていく。
 くしゃり。苛立つ手で頭を抱える。乱暴だったためか、何本か毛が抜けた。実際は数
日も経っていないのだが、まるで何年も経ったかのようにアスランには思えた。

「出ろ」

 声とともに小部屋の扉が開く。先の廊下の空気は冷たく乾いていたが、篭っていた部
屋のそれよりは少しはマシに思えた。扉を開けた兵に飛びかかろうかとも思ったが、後
ろに銃を構えた兵が二人いた。武器さえなければ三人相手でも不意を打って逃げること
はできるだろうが、銃相手に素手で挑むのは自殺行為でしかない。
 連れられた先では、巨大なモニターが何やら映し出していた。画質がやけに悪かった
が、どこかの工場の様子であるらしいのはすぐに見て取れた。巨大な腕やら脚やらが画
面の端々にある。つまり、MS工場なのだろう。
 見慣れぬシルエットがやけに多い。新型の製造だろうか。同じ腕が三対あった。ワン
オフ機ではなく量産機なのだろう。資金の潤沢な連合にしては規模が小さい。では、ザ
フトの新型だろうか。

「なんだ、これは……」
「それこそが、クラインの欺瞞よ」

 思わず口走ったアスランに応えたのは、いつの間にか背後に立っていたサトーだった。
142101:2007/04/06(金) 22:09:44 ID:???
 ZGMF−XX09T ドムトルーパー。
 ザフトで新たな戦力としてザクやグフなどと主力の座を争ったモビルスーツだが、そ
の扱いづらさからコンペティションから外された機体である。
 淡々と説明するサトーの剣幕に、振り向いたアスランは息を呑む。一度だけ怯みはし
たが、負けまいと視線だけは外さなかった。

「これがクライン派とどういう関係がある」

 眼光に屈しそうな心を起こし、無理やり言葉をひねり出した。
 少し前の連合でも新型のダガーLが製造されていたし、非戦を謳うオーブでさえムラ
サメという機体が造られたばかりだ。主力では無くなったとはいえ、自衛のために量産
機を新たに造ること自体はさして珍しくはない。中にはじゃじゃ馬のMSと相性のよい
パイロットだっているだろう。
 ドムトルーパーの製造が下火であるザラ派に火をつけたとは、どうも考えにくい。

「話は最後まで聞いてもらおう」

 有無を言わせない口調に、アスランは黙るしかない。

「もう造られるはずがないのだ。この機体は」

 コンペティションで落選してしばらく経った後、この機体に関するあらゆるデータが
“消滅”していた。普通に考えればありえないことだ。重要機密として管理されていた
データが自然に消滅するはずがない。かと言って人為的なものであるならば、痕跡は必
ず残る。
 もっと不可解なのは、それに対する追求があまりに消極的過ぎる点にあった。疑問の
声に対しては、どうせ落選した機体だからデータなど必要ないと返された。お世辞にも
まともな対処とは言えない。真相を隠していると吐露しているようなものだ。

「でもそれだけじゃ!」
「確かに辻褄は合うが、決め付けるには早計だ。だがな」

 画面が新たに切り替わる。そこではまた、別のMSの製造が行われていた。
 アスランは目を見開いた。同じく製造途中のものだったが、今度はそのシルエットに
見覚えがある。

「フリーダム……、それに、ジャスティス……?」
143101:2007/04/06(金) 22:10:35 ID:???
 戦後におけるラクス・クラインの失踪は、ある意味でザラ派にとって幸運だった。大
罪を犯したパトリックの派閥は、戦争を治めたラクスを慕うものたちによって取り潰さ
れる――――はずだった。
 本来ならば、ラクスは疲弊した両極を纏め上げ、統べるべきだった。そこにきて、指
導者としての立場を放棄し、姿をくらました。その事実に対して、疑問を抱くものが僅
かながらに存在したのである。数少なくなってしまったザラの一派は、その綻びに付け
込んだのだった。
 彼らは綻びの中で再生した。蛇の毒のようにゆっくりと。されど、確実に。

「我々はそこで知ったのだ。ファクトリーという施設を」

 汚らわしいものでも扱うかのように、サトーは虚空を睨んで吐き出した。
 核の使用を制限しておきながらも、秘密裏にそこで最強の機体は製造されていた。

「だから我々は立ち上がった!」

 クラインの一派に、後に続く戦をさせるために。
 彼らの手は絵空事を描くためではなく、引き金を引くためにある。
 彼らの口は理想を語るのではなく、相手を呪うためにある。

 アスランは絶句した。組織の裏側が汚いことを彼は知っていたが、禁じられた兵器に
まで手を伸ばしていたのは全くの不意打ちだ。
 視覚が急に遮断されたかのような感覚に襲われたが、すぐに彼は立ち直った。MSの
製造が首魁を欠いたことによる暴走ならば、まだ止める手立てはある。

「……そうだ! ラクスは!? 彼女はこのことを知っているのか!?」
「今、別働隊が地球に下りている」

 対するサトーの返事は静かだった 

「奴らが所持するNJCは三つあった。そのうちの一つが送られたという場所へな」
144101:2007/04/06(金) 22:15:21 ID:???
てーことで、サトーさん話でした。主人公誰だっけ?

キラキラ病のアスランが敵に回るには
「裏切られたー!」って思わせるしかないのではないか、
ということで早めにやらせておきました。

相変わらず機体ないから、もうちょっと後でもいいんですけども
ヨッピーを(人員確保のために)サトー側にまわすなら、ここが一番かなと。

ようやく次からシンパートに移れると思います。
でもボルテールって大気圏内で運用できるんですかね?
145通常の名無しさんの3倍:2007/04/07(土) 00:34:18 ID:???
シンはなんか踊るの青島の立場っぽいから
何々派の話には絡めにくいよね…
上の人に少し影響を与えられたらいいかなってキャラ
サトーさんはやっぱいいな
146通常の名無しさんの3倍:2007/04/08(日) 09:50:25 ID:???
サトーさんといいヨッピーといい、101さんはどうしてこうも俺の琴線を
掻き鳴らす人選ばっかりするのか!
続き楽しみにしてるぜ、とにかくGJだ
147通常の名無しさんの3倍:2007/04/09(月) 07:11:53 ID:???
シン「オーブ出身、シン・アスカ、ただの主人公とヒロインには興味がありません。
この中に途中主役を降ろされた人、立場がいつの間にか悪役になってた人、フラグ立った相手をとられた人、
スタッフロールで一番上だったのに順番が変わってた人がいたら、俺のところまで来なさい。以上!」
148通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 20:25:15 ID:???
何本か毛が抜けた…あぁ、アスラン…
なにがともにもGJです!
149101:2007/04/11(水) 21:05:45 ID:???
「すまないね、本当ならばすぐに追撃に向かいたいのだろうが」
「いえ、先の戦いでの被害は甚大です。建て直しの時間は必要かと」

 プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルの言葉に、ミネルバのMS隊の指
揮官であるレイは冷静に答えた。
 ミネルバに積み込まれていた避難用の小型艇に、三人の兵が集められていた。一人は
ミネルバMS隊の指揮官レイ・ザ・バレル、一人はジュール隊の隊長イザーク・ジュー
ル、そして最後の一人はシン・アスカである。
 ただの一兵に過ぎないシンにとって、この場は戦場以上に緊張をもたらす所だった。
いくらザフトのトップガンとはいえ、最高評議会の議長といえば一介の兵士に過ぎない
人間がさらりと話せる相手ではない。
 さらに元々シンは移民であり、純粋なプラント国民でさえない。場慣れしている隊長
や議長が身内同然らしい親友とは違うのである。

 三機の新型強奪犯の姿はまたもや消え去ってしまっていたが、レイは冷静に現状を把
握していた。もはやミネルバのMSは二機しかいなく、指揮官と言っても名ばかりの状
態だ。MSの性能だけでなく数でも劣る今、むやみに追撃に向かっても返り討ちに遭う
可能性のほうが高い。

「まず、ジュール隊には一つ頼みごとをしたくてね」
「それは任務、ということでしょうか?」
「公式のものではないよ。だから断っても構わない」
「いえ、受けさせていただきます」

 間をおかず、イザークは決定を下した。公に出来ないことを任せるということは、実
力を信頼している証でもある。隊長として模範的な行動をとるよう心がけても、功名心
は隠し切れるものではない。もっとも、それは彼の美点でもある。
 人一倍熱心な若き隊長を見、デュランダルは小さく唇の端を吊り上げた。

「助かるよ。私も君たちが適任だと思うのでね」

 デュランダルは一枚の写真を手渡す。イザークの目が、驚愕に見開かれた。
 オーブ首長の第一秘書アレックス・ディノの捜索、および救助が彼らに与えられた任
務だった。アレックス・ディノの出自と呼べるものを考えれば、大々的に捜索させるこ
とは不可能だ。かといって、これは無視してよいものでもない。
 苦々しい表情で、イザークは呟く。

「あの、馬鹿者め……」
150101:2007/04/11(水) 21:06:34 ID:???
「あ、あの……」

 事情をよく理解できていないシンがおずおずと口を開いた。
 実際、極秘任務を言い渡すだけならばイザーク一人でも十分だ。副官たるディアッカ
などが付き添うならばまだ理解もできるが、新兵が付くというのはどうにも腑に落ちな
い。

「シン・アスカ、君にはインパルスのパイロットになってもらいたい」
「……え?」

 思わぬ言葉に、シンの思考は一度停止した。頭の中を真っ白にしながら、思わず隣の
レイの顔へと視線を送る。レイの表情には動きはない。
 インパルスのテストパイロットをこなしたことはあったが、正規のパイロットの座は
レイに渡っている。当時こそ悔しさはあったが、認めざるを得ないものだ。レイの成績
はあらゆる面においてシンを上回っている。
 うろたえるシンに向け、レイが自ら辞退したのだとデュランダルは言う。かと言って
インパルスの誇る戦力は絶大なものであり、機体を遊ばせるわけにはいかない。そして
機体のもつ特殊性を考えれば、乗るべき人物は自然と決まってくる。
 最後にデュランダルは非常時ゆえにこんな形で申し訳ないと付け加えた。

「消去法のようで気に入らないかもしれないがね」
「いえっ、そんなことないです! ありがとうございます!」

 シンが思わず出した大声に、イザークは小声でたしなめた。少ししてから冷静さを取
り戻したシンは顔を真赤にする。それでも自分の実力を信じてもらえたような気がして、
無礼の恥ずかしさよりも嬉しさが勝っていた。
 まったく、とイザークは息を吐く。言葉ではたしなめこそしたが、シンの気持ちも分
からなくもない。むしろ昔の自分を見ているような微笑ましささえあった。

 ……が、それと礼儀は別物である。
 このあとでシンはこっぴどく小言の嵐に襲われるのだった。
151101:2007/04/11(水) 21:07:22 ID:???
「次にミネルバのことだがね」

 デュランダルはレイの方へと向き直る。
 インパルスの譲渡はミネルバの戦力をさらに脆弱なものにしていた。純粋に喜んでい
たシンだが、それを思い出しレイにすまなそうな視線を送る。

「当面はザクを使うつもりです」
「いや、相手はセカンドステージのMSだ。それに……」

 地球の連合を敵に回すかもしれない、と口にしかけ、デュランダルは口をつぐんだ。
 相手の目星がついているとはいえ、正体はいまだ不明の状態だ。そんな中で責任ある
立場の人間が不用意な発言はするべきではない。レイも言外の続きを察してか、それに
ついては触れなかった。

「君たちは皆、大事な部下だ。なるべく安全に事を進めて欲しいのは当然だろう?」

 また別の艦が一隻が現れたのは、その言葉の直後のことだ。

「思ったよりも速いものだね。せっかく避難艇を出してもらったが」

 デュランダルの送迎の艦に乗り込んでいたハイネ・ヴェステンフルスは、避難艇に現
れるなり恭しく礼をした。彼を新たにミネルバのMS隊に加えてはどうか、とデュラン
ダルは言った。ザフト特務隊FAITHの地位を持つ彼ならば、実力的にも申し分はな
い。ミネルバの戦力は乏しいのだから、レイに断る理由はない。
 窓の外に目をやれば、肩をオレンジに染めたザクたちがミネルバにMSを搬送してい
た。おそらく、それが彼の愛機なのだろう。

 運びこまれているのは、その一機だけではなかった。

「レイ、君には新しいMSを託そう。皆を護ってやってくれ」
「――はい!」

 敬礼とともに、レイにしては珍しい威勢の良い返事が飛んだ。
152101:2007/04/11(水) 21:13:06 ID:???
投下終了ー。
マジで時間がなかったので日本語が残念な点は目を瞑ってください。


それと、また誤算

ミネルバ…セカンドステージ奪取
ボルテール…地球各地でのザフト機によるテロ(スタゲ1話みたいの)鎮圧

という役割分担を考えてたんだけどまた脱線。
ということで、まだ宇宙です。
153通常の名無しさんの3倍:2007/04/11(水) 23:38:06 ID:???
101さんGJ!!
次も楽しみにしてます。
154通常の名無しさんの3倍:2007/04/12(木) 03:51:50 ID:???
シンはお子ちゃまだなぁw
これからの成長に期待
155通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 04:30:15 ID:???
保守
156通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 16:01:48 ID:???
age
157通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 17:02:55 ID:7XV0RQk0
はじめてこのスレを拝見しましたが、このifは素晴らしいですねぇ〜。とくにアスランがサトー側につくあたり…続きが気になりますっ!
158101:2007/04/16(月) 00:21:03 ID:???
 他国の戦艦の一室は、待つには広過ぎた。
 ミネルバであてがわれた一室で、カガリ・ユラ・アスハは数えるのも億劫になる程の
溜息をついていた。客人を通すための部屋とはいえ、戦艦の施設には快適さは求めよう
もない。

「失礼します、代表」
「あ、ああ」

 部屋のドアから現れたのはレイだった。彼のようなタイプは得意ではなかったが、息
の詰まるような空間に一人でいるよりはマシだと彼女は判断する。
 レイは意に介していないように口を開いた。内容はミネルバのこれからの動向だ。地
球に降り、オーブへと向かうことになったことを伝える。

「待ってくれ、私は……!」
「残ると仰るつもりですか。ご自分の立場を忘れて」

 ユニウスセブンが落とされ、地球ではプラントに対して不信が募っている。そんな中
でオーブの要人が長らくプラントに留まればどうなるか。カガリは政治は得意ではない
が、考えなくとも結果は明らかだ。
 カガリが視線を落としたのを見、レイは改めて言葉を発した。

「――アレックス、いえアスラン・ザラのことですが」

 カガリは転寝から目覚めた時のように目を見開いた。最強の機体の一つを駆って戦争
を勝ち抜いたとはいえ、ザフトにとって裏切り者である彼は、決して歓迎されない者だ
ろう。そんな彼に厚待遇を寄越すとは思えなかった。
 が、レイの続ける言葉は、カガリの覚悟とは全く逆のものだった。

「先ほど、ジュール隊に捜索の要請が入りました」
「ジュール隊……そうか、あいつらが……!」

 枯れ木が時間を遡ったかのように、抜けた力が戻っていく。カガリの瞳に光が点った
のが、傍目のレイからでも分かった。
 本来ならば極秘任務なのだから伝えるべきではないのだろう。それでも、自分の選択
は間違っていないとレイは思うことにした。傍らにはいない親友ならば、きっとそうす
るはずだ。
 たとえ、相手が彼の憎むアスハと言えども。
159101:2007/04/16(月) 00:21:48 ID:???
「グゥレイト」

 ひゅう。口笛を鳴らし、ディアッカは新たにボルテールに運び込まれたインパルスを
見上げた。セカンドシリーズの中でも特に汎用性に重きを置いたこのMSは、連合の名
機ストライクを手本としたような性格を持つ。
 ディアッカはストライクに搭乗したことは無いが、敵に回した場合の恐ろしさはよく
知っている。それと同じく、味方につけた場合の頼もしさも。その両方を知る人間は数
少ない。ザフトがストライクを模したような機体を作り上げたことは、自身の眼力が正
しいと証明されたようで悪い気はしなかった。

「何やってるんですか」

 インパルスのコクピットからシンが顔を出す。機体に為されていた設定を自分に合う
ものに変換する作業が、ようやく一区切り付いたところだ。休憩に入ろうかという時に
丁度ディアッカの感嘆の声が耳に入ったのだった。
 レイ専用の設定はかなりの難物だった。テストパイロットの経験で機体自体を知り尽
くしていたのがせめてもの幸いだったろうか。

「いや、いい機体だよなって思ってさ」
「ええ。……だから正直言って、重いです」

 シンはコクピットから降り、ディアッカと同じ視点からインパルスを見上げる。ボル
テールではインパルスを十分に運用するのは難しい。乗り手としては自分より機体を上
手く扱えるであろうレイ、搭載艦としては合体機構を存分に振るえるミネルバ、環境に
関しては明らかにボルテールは劣っている。
 レイは冷静かつ客観的な視点を持てる男だ。そういった事情を理解していないはずが
ない。それでも託したということは、自分を信じてのことなのだろう。言葉少なな男の
メッセージを改めて読み取り、シンは拳を堅くした。

「頑張れよ、熱血少年」

 ばしっと背中を叩かれ、思わず背筋を真っ直ぐにする。
 短く返事をし、シンは親友に感謝のメッセージを送るべく自室へと足を向ける。その
背中に、ディアッカが声をかけた。

「今度、コイツに乗せてくれよ! もちろんブラストでな!」
160101:2007/04/16(月) 00:22:50 ID:???
「馬鹿者め」

 若き隊長は、受け取った写真に向けて私室で一人うそぶいた。
 自分が抜けた組織に世話になるなど、恥以外の何物でもない。もし出会えるのならば、
その時は立場というものを解らせてやらねばなるまい。

 さしあたっての問題は人事だった。
 アスランの捜索は極秘任務だ。下手に規模の大きい部隊よりも、少数精鋭で動くべき
だろうと彼は判断する。
 ジュール隊には元々十数機のMSが配備されていた。内の何機かがサトーの一派に撃
墜されはしたが、それでもまだ数は多い。同じ作戦に参加していて被害の多いルソーへ
の人員補充という名目はあるものの、急な異動は不満を招くだろう。
 部下のデータを一つ一つ調べ、連れるべき人員を選出するのが彼の仕事だった。
 同じ場にいたシンがまず枠に収まる。インパルスの性能を考えれば当然のことだ。隠
密の作戦も新兵にはいい経験になるだろう。

「失礼します、隊長」
「シホか」

 ルソーの被害を纏めるよう頼んでいたことを思い出す。報告を聞き、すぐに補充に充
てる人員をルソー側に送信する。真相を公に出来ない以上は堅苦しい手順を踏まねばな
らなかった。

「手間をかけさせたな」
「いえ、仕方の無いことですから」
「――敵はユニウスセブンを落とすような連中だ。何をしてくるか分からん」
「隊長」

 旧式機のジンでザクを次々に討ち取ったサトーたちの腕は恐るべきものだ。シホの実
力を疑うわけではないが、信頼する部下を危険な目に合わせるつもりもない。彼女はア
スランとの腐れ縁のある自分らとは違う。
 そんな考えを断ち切ったのは、ただ一言の宣言だった。

「私は、ジュール隊のシホ・ハーネンフースです」

 イザークは、涼しげな眼差しを取り戻し、少し笑った。

「ならば、ついて来い」

 ザラの亡霊が巣食う、地獄の底まで。
161101:2007/04/16(月) 00:26:30 ID:???
あい、投下終了です。話が進まねえ。
サトー班とか異様に男密度高いな…とか今更気付いた。

あと本編とボンボン版くらいしか資料が無い俺に
シホを書くのはほぼ不可能だと思い知った次第。
どこかにゲーム版の台詞集とかないっすかねえ。
162通常の名無しさんの3倍:2007/04/16(月) 00:32:58 ID:???
>>161
101さん、僕も模型雑誌『ホビージャパン』に連載されていた
SEED MSVの小説ぐらいしか思いつかないですねぇ。
163通常の名無しさんの3倍:2007/04/16(月) 03:26:45 ID:???
ナスカ級(ボルテール)は大気圏内での運用は不可能だよ。ゲームか小説か忘れたが載ってた

シホ
やられた時「隊長…お役に立てず…。」

シホは負けん気強かったぞ「くっ…私がこんな!」みたいな。
言葉は敬語で丁寧な感じだが遺作にだけだな。
痔には「裏切り者が!」みたいな感じ
164101:2007/04/17(火) 11:19:55 ID:???
ども。情報ありがとです。

ついでに調べたところナスカ級の搭載制限が6機っての初めて知りました
ストフリ登場回の時ザクグフいっぱい積んでたじゃん…
165通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 00:46:26 ID:???
GJ!!
166通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 03:45:29 ID:???
サムライうさぎの摂津正雪が痔悪化に激似な件について。
167101:2007/04/21(土) 22:39:59 ID:???
 ヨップ・フォン・アラファスの部隊は全滅した。
 残るNJCの所在を聞き出すための襲撃に対し、答えは最も分かりやすい形で示され
た。禁じられた力を持つたった一機のMSによって、新型であるはずのアッシュ数機は
ほんの数分も経たないうちに壊滅に追い込まれたのだった。
 この一連において、MSの被害と人的被害は全く釣り合っていない。全てのアッシュ
が腕やエンジンを破壊されたのに対し、戦死者の数はゼロだ。しかも、退却に対しても
青き翼のMSは追撃を仕掛けてきていないという。
 ヨップがもたらした報告は、アスランをさらに打ちのめした。フリーダムが起動した
ということは、NJCはラクスの手元にあったということだ。戦死者がゼロという事実
も、彼の僅かな期待を無残に切り裂くことを意味していた。そんな戦い方をする人間は、
彼の知る限りにおいてたった一人しかいない。
 知らぬのは自分だけだったということか、と震える拳を壁に叩きつける。

 アスランが決断を下すのに、時間は必要なかった。
 漆黒のジン部隊によるファクトリー襲撃は、それから間もなくの事件だった。もっと
も、その施設の関係上それが明るみに出ることは無かったが。


 座礁に乗り上げたアレックス・ディノ捜索任務に、イザークは頭を抱えた。ジン部隊
の活動時の記録に彼らの母艦は無かった。その点より、別の本拠地点が近くにあったと
推測できる。しかし、それに該当する地点をあたっても何の手がかりも無いのだ。

「こりゃ、まるで本当の幽霊だな」
「下らんことを言う暇があれば少しは考えろ」

 一層厳しくなったイザークの視線に、ディアッカはおどけて肩を竦ませる。黒いジン
を駆る一派の正体を知ることはできたが、その尻尾だけがどうしても掴めない。
 イザークたちがサトーたちの消息を知ることができない原因は、サトーたちをザラの
残りカスと決め付けている点にある。今のプラントにおけるザラ派はマイノリティとは
いえ、その再生力は水面下で徐々に広がり続けている。サトーたちが所属していた基地
は、そういった者たちの息のかかった場所だった。
 地球全体を巻き込むような事件を起こした以上、他に彼らに賛同するものはない。そ
の思い込みが捜査班に自然と発生していた。指揮官のサトーが実直な性格だということ
も、基地全体を疑う選択肢を潰す理由の一つだった。そういった人間は、思想を違えど
も公私を混同しない。性格に合わない指令に従っていても、不思議は無い。

 手間かけさせやがって絶対髪毟っちゃるぞあんにゃろう。

 そんな思いが腐れ縁の二人には生じつつあった。
168101:2007/04/21(土) 22:41:42 ID:???
 何度も行き詰まり陰鬱としていたボルテールだったが、仄暗い空気を吹き飛ばしたの
は本国からの緊急の伝令だった。連合よりプラントに向けての核攻撃、幸い被害は未然
に防いだとのことだったが、これは事実上の宣戦布告といえよう。ユニウスセブンの落
下が原因となったことは想像に難くない。
 一行の度肝を抜いたのは、その迎撃の映像だった。

「隊長、これ、まさか」
「ジャスティス、だと……?」

 一機の赤のMSが、次々に飛来する悪意の塊を撃ち落す。そこに存在するはずのない
姿に、味方さえもが立ち向かうことをしばらく忘れていた。
 ジャスティスは本来は近接戦闘を得意とする機体だ。ミサイルの迎撃には性能的に向
いていない。そうでありながら、映像の中のジャスティスは獅子奮迅の活躍を見せてい
た。
 射撃の面で劣る性能を背中のリフターがフォローする。核の爆風が届かない位置まで
高速で近づき、撃ち落しては急速に旋回し、次の標的に向かう。

「ジャスティス……。こいつが?」

 シンは拳を握り締める。前大戦でフリーダムと並んだ機体の一つだ。このMSとパイ
ロットに恨みこそ無いが、自然と力が篭ってくる。
 映像の中のジャスティスの動きの一つ一つを記憶に焼き付ける。もっとも得意とする
ビームサーベルや、背のファトゥムを最大限には使っていないというのに、インパルス
を凌ぐようにシンには思えた。
 フリーダムを一つの目標としている彼にとって、ジャスティスもまた超えるべき壁の
一つだ。そこに横たわる“差”が、黒い炎を再び燃え上がらせる。

「イザーク、このパイロット」
「ああ、間違いない」

 そんなシンとは逆に、ディアッカは少しだけ笑みを浮かべて言った。言葉をかけられ
たイザークも、声の調子に愉快さを含ませていた。
 長く離れていたとはいえ、ともに戦ってきた身だ。必死にミサイルを迎撃せんとする
姿勢、変わらない操縦の癖、忘れるはずが無い。

「目標は決まった。ジャスティスを追うぞ」

 経緯は全くわからないが、アスランは確かにジャスティスを駆っている。
 その理由を問いただすのは、それからでいい。
 ボルテールは、久方ぶりに光明を見出した。
169101:2007/04/21(土) 22:43:20 ID:???
投下終了ー。

正義遭遇→一次戦闘までやりたかったけど
そこまでのらりくらりと書いてたら
マジでスレ落ちるんじゃないかと思えてきたのでこの辺で。
170通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 20:19:21 ID:???
最近過疎化が激しいですからね・・
その中で新しくオモシロスなネタを作れる101氏にGJを!
171101:2007/04/26(木) 23:30:07 ID:???
「ああまで堂々と姿を現すとはな」

 ジャスティスのコクピットから降りたアスランにかけられた第一声はそれだった。サ
トーの声に核の攻撃に対する動揺はない。ユニウスセブン落下の報復が地球から来るの
は予想の範疇だった。大質量の規格外の一撃を叩き込んだのだ。それに対する大型の攻
撃を考えるならば、核が飛んでくるのは当然のことと言えた。

「仕方が無いだろう。プラントが撃たれていい訳じゃないんだ」
「ふん、確かにな。だが、放っておいても連中がなんとかしたろう」

 言葉の内容こそは非難だが、サトーの声に侮蔑の色は無かった。
 コーディネーターの現状を嘆いてはいるが、彼とて祖国を愛さぬわけではない。学生
の時分からの友、軍より離れたかつての戦友、亡くした妻の遺族、できることなら護り
たいと思う人間は、まだプラントに大勢いる。
 可能な限り被害を防がんとするアスランの行動は、彼に決して悪くはない印象を与え
ていた。正義の名を冠するMSを駆るには、勇猛果敢な者こそが相応しい。

「派手にやったものだ。追っ手がかかるな」
「討つさ、すべて」

 意地の悪い質問に向けて、アスランは短く答える。
 ジャスティスがここに存在することを知っている連中は、薄汚い正義を振りかざすも
のばかりだ。それらに向けて引き金を引くことに、最早なんの躊躇いも生じない。

 まずは決める、そしてやり通す。

 いい心がけだ、と彼は思う。迷いを捨て、立ち塞がるもの全てを撃ち抜く。もっとも
憎む相手のやり方だが、今やそれが彼の原動力となっていた。
172101:2007/04/26(木) 23:30:54 ID:???
 ジャスティスの追跡に当たっている戦艦ボルテールは、赤のMSが帰投したとされる
基地の目前に迫っていた。
 アレックス・ディノの引渡しを要求する度重なる通信に対し、幾度も拒否の返答がさ
れていた。反逆の意を示したと見てもいいのか、と脅しを含んだ声も何の結果も残して
いない。

「で、どう思うよ?」

 極秘任務を明かせず寄港すら許されないボルテールは、必然的に睨み合いを強いられ
る。お手上げの事態に、ディアッカは皮肉を込めた笑いを浮かべてぼやいた。
 戦艦の物資は限られている。現状を続けていても結果は良くならない。むしろ悪化の
一途だろう。相手が強行手段を誘っているのは考えずとも解ることだった。
 その言葉に対し、隊長の決断は早かった。

「インパルスを出せッ! ザクも準備しろ!」
「は!?」
「隊長、何を……!」

 副官の二人は思わず取り乱した声を出す。元来気の長い方ではない隊長は、この数日
間で着々とフラストレーションを溜め込んでいた。
 ゴールの見えない捜索に続いて、待っていたのは分からず屋との押し問答だ。募りに
募った苛立ちは堪忍袋の尾を引き千切って繋げ、もう一度引き千切ってもまだ釣りが来
るレベルにまで到達していた。

「なんなんだよいきなり、無茶苦茶じゃないか……!」

 語調を荒げて愚痴りながら、シンはコンソールをやや荒っぽく弾く。戦艦の構造上、
合体機構を持つインパルスは最初から合体状態で出撃せねばならない。特性である換装
機構も、本体への誘導システムをオフにしなければならない。そのため、出撃前にどの
武装を用いるか決めておく必要があった。
 今回シンが選んだのは砲戦仕様のブラストシルエットだ。目的が攻撃でなく威嚇なら
ば、視覚に訴えるのがもっとも効果的だろう。遠距離からでも大被害をもたらせられる
ことを相手に見せ付けるしかない。
 とはいえ、最強のMSの一つであるジャスティスに全く興味が無いわけではない。ほ
んの少しだけだが、楽しみでさえあった。
 スラスターに灯が点る。

「シン・アスカ、インパルス、行きます!」
173101:2007/04/26(木) 23:31:48 ID:???
 インパルスの出撃に呼応するかのように、いくつかの機影が基地より飛び立った。

「MS反応!? 機種は……」

 シンは目を見開いた。もはや旧式となった機体、ジン・ハイマニューバ。日本刀を模
した斬機刀を有するその独特なフォルムは、ボルテールの全ての人間の脳裏に焼きつい
ている。
 地球に向けて落ちていくユニウスセブンの姿が鮮明に脳裏に浮かぶ。一瞬にして体温
が上がったような感覚が身体を襲い、次にイメージは真っ白に染まった。両の手が、指
先が冷たさを帯びる。

「アンタたち、こんなところにッ!」
『シン!? 何をするつもりだ!』

 イザークの制止の声も聞かず、インパルスはボルテールから飛び立つ。対する黒いジ
ンは次々にビームカービンを放った。フォースシルエット装備時に比べ機動力に乏しい
ブラストインパルスだが、シンはそれらを避け、逆にミサイルを見舞う。何機かが、盾
を失った。

「撃ってきたのは、向こうですよ!」

 乱雑に返答しながら、シンはインパルスにビームジャベリンを構えさせた。槍を構え
つつも、敵との距離を詰めたりはしない。敵のジンは近距離戦向けのMSだ。距離をと
れば渡り合えないことは無い。シンはそう考えていた。

 ジンはその強化された機動性を活かし、次々に来るケルベロスの猛火を掻い潜る。当
たればMSごと飲み込まれるのは必至だが、新兵であるシンの攻撃は単調だった。近距
離の牽制としてはジャベリンを構えているが、それ以外はお粗末だ。せっかくの補助武
装のバルカンやミサイルランチャーもあまり用を成していない。
 取り囲み、隙を突く。悪意の毒蛇は、のったりとシンを飲み込もうとしていた。

 その直後、ジンたちの動きが止まる。足を止めたのは別方向からのミサイルの直撃だ。

「命令違反に機体性能依存。あとで隊長に謝っておきなさい」

 ミサイルを放ったのは、青紫のブレイズザクウォーリアだった。
174101:2007/04/26(木) 23:36:01 ID:???
あい、投下終了。
すいません就活で全然時間取れないです。
そんな中感想やら保守してくださる方には感謝し切れません。

こんなことなら捻ったりせず
素直にアスランレイルナハイネの代わりに遺作隊がミネルバに乗る
くらいにしとけばよかったと何度思ったことでしょうか。
「伝説に誰が乗るねん」とかセルフ突っ込みしなきゃよかったかも
175通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 17:33:38 ID:???
GJ!
シホさんだー!
176通常の名無しさんの3倍:2007/04/28(土) 00:06:57 ID:???
GJ!!
177通常の名無しさんの3倍:2007/04/28(土) 17:49:49 ID:???
グゥレイトゥッ!
あいかわらず良い仕事してくれる
178通常の名無しさんの3倍:2007/04/29(日) 04:23:29 ID:???
SSスレになったのかここ
179通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 09:42:24 ID:???
ジュール隊に入りたいw
180101:2007/05/02(水) 11:06:00 ID:???
「こちらに交戦の意思はありません。退いてください」

 今更だけど、と心の中で付け加えながら、シホはジンに向けて発信する。それに対す
る返事は複数のビームカービンだった。落胆は無い。威嚇のためだったとはいえ、MS
を先に出したのはこちらの方だ。
 左肩のシールドが攻撃を弾くとともに、ブレイズウィザードが火を噴く。

『おい、ミサイル撃ち尽くしたんなら一度さg』

 ディアッカからの通信を途中で無視し、シホのザクは炸裂弾をジンに向けて投げた。
 ブレイズウィザードの真価はファイアビーの広範囲攻撃ではない。二基のブースター
が、ザクの速度を飛躍的に上昇させる。動きを止めた一瞬を見計らい、盾から引き抜い
たビームトマホークがジンを切り裂く。
 次に出撃したのはパーソナルカラーを持たない緑のザクウォーリアだ。出撃の直後に
放ったオルトロスの一撃が狙いを過たずジンを打ち抜く。

「……すごい」

 シンはインパルスのコクピットの中で思わず言葉を漏らした。
 赤服を纏い、推薦があったとはいえインパルスを託されたことで自分が強くなってい
るのだと信じていた。
 旧式の機体に翻弄され、危うく包囲を許してしまうところだった。その現実が重くの
しかかる。自分が撃墜されるだけならばまだいい。インパルスが敵に渡る可能性だって
ある。そうなれば、レイとデュランダルの期待を裏切るだけではない。更なる悲劇が彼
らによってもたらされるだろう。

『余所見とは余裕だな小僧!』
「……っ!」

 サトーのジンの斬機刀がインパルスを襲う。ビームジャベリンの柄を盾に、インパル
スはそれを受け止める。
 サトーの攻撃は正確にPS装甲の隙間である関節を狙っていた。初撃でジャベリンが
切断されなかったのは、幸運としか言いようが無い。ディアッカもシホもジンにかかり
きりだ。助けは期待できない。そう考えた直後、シンは頭を振った。
 いや、たった一機すらも自分で倒せなくてどうするのか。
 レイならば、きっと鮮やかに敵を撃ち抜く。彼から機体を託された自分には、親友の
愛機とともに戦い抜く義務がある。
 シンは、敵を睨んだ。
181101:2007/05/02(水) 11:06:46 ID:???
「あいつは……」

 ジャスティスのコクピットのモニターで戦況を見ていたアスランは、緑のザクウォー
リアに注目した。

 ザクは明らかに砲戦仕様だというのに、何故かどんどん前に出ては敵を撃ち抜いてい
く。隙だらけの癖にやたら精度の高い特殊な戦闘スタイルは、彼の脳裏に一人の友人を
思い起こさせた。
 ディアッカ・エルスマン、成り行きでバスターに乗ることになるも機体に合った戦闘
方法などに縛られず、自らのやり方で戦い抜いた男だ。
 デュランダルの計らいで復隊したという話はかつて聞いたことがあったが、MS戦に
おける彼の素行は直っていないようだった。懐かしさと微笑ましさを少しだけ感じ、ア
スランは僅かにほほを緩ませる。
 通信では、自分を迎えに来たのはジュール隊と名乗っていた。ならば、後にはもう一
人の友が控えているはずだ。
 あの二人は強い。おそらく、ジンでは太刀打ちも出来ずに落とされてしまう。

「俺が出る。出撃準備を」
『は?』
「それと、あれの準備をしておけ。俺たちもすぐに向かう」

 基地からの返事は無視し、ジャスティスのエンジンを走らせる。奪取した時からOS
の書き換えは一切行われていない。奪ったMSには前大戦で彼が搭乗した際と全く同じ
データが仕込まれていた。
 それが何を意味するか、気付かないほど彼は愚かではない。
 これは造ったものは禁断のMSを秘密で造り、そして何も知らぬ彼に戦わせようとし
ていたのだ。

 立ち塞がるものは全て斬り、穿つ。
 それが彼に求められた役割だというのならば、その役を演じてみせよう。変わるのは、
その相手だけだ。

「アスラン・ザラ、ジャスティス、出るッ!」

 憎悪を手に。
182101:2007/05/02(水) 11:08:06 ID:???
「なっ、ジャスティスだと!?」

 基地から現れた思わぬ姿に、デッキから戦況を見定めていたイザークは取り乱した声
を上げる。
 リフターを青紫のザクに向けて飛ばし、ジンへの追撃の牽制とする。ザクは盾で受け
止めるも、巨大な盾はそのまま根こそぎ吹き飛んだ。防御の手段を奪われたシホのザク
に、ジンたちがモノアイを光らせる。
 残った本体は緑のザクにビームライフルを撃ち、オルトロスを構えさせまいとした。
 回避に徹させてしまえば、巨大なガナーウィザードはデッドウェイトに過ぎない。リ
フターを除いて機動力を落としたジャスティスでも十分対応が可能だった。

「おいおい、ちょっと待てよ!」

 正確なビームの射撃の中を逃げ回りながらディアッカは喚いた。いつの間にやら射撃
にジンたちが加わっていたりするからタチが悪い。機動性に優れている訳ではないザク
の腕を、脚を、光のラインは次第に少しずつ掠めていく。
 動きを鈍くしたザクに照準を向けた直後、ジンは爆発四散した。別の機体が来たのだ
と他のジンが気付くとともに、また一体が破壊される。
 躍り出たのはライトブルーのスラッシュザクファントムだ。

「ディアッカ! 一度退がれ!」

 通信を送るとともに、さらに別のジンにハイドラを撃ち込む。
 先のシホとディアッカの善戦によって、既に半分以上のジンが撃墜されていた。アス
ランは味方の機影を確認し、撤退の命令を下す。
 生じた隙を見逃さず、ファルクスがジャスティスを襲った。盾が極大の一撃を受け止
める。光が散る。

「貴様ッ! 俺たちに攻撃するとはどういうつもりだッ!」
「イザーク……!」

 イザークの問いには答えず、アスランは歯噛みした。対峙している友は討つべき敵で
はない。できることならば追い払うに留めたかったが、実力に開きがないだけに手加減
すら不可能だった。
 まだ彼はこちらを殺す気でいる訳ではない。付け入る隙があるとしたら、そこだけだ
ろう。ファルクスの攻撃を捌きながら、ジャスティスは防戦に徹していた。

「軍を抜けたお前が何故MSに乗る!」
183101:2007/05/02(水) 11:08:52 ID:???
 一撃。ジャスティスはそれを避ける。

「一般人は一般人らしくしていろッ!」

 もう一撃。またも攻撃はジャスティスには当たらない。

「答えろッ! アスラン!」

 回避しながら、アスランは自分に向かう攻撃が命を狙ったものではないと気付いてい
た。狙いは全て腕や脚、戦闘力を奪わんとするものだ。当然のことだった。イザークは
アスランを敵だとは思っていない。
 思いはアスランも同じだ。敵と認識しない友を撃ち抜くのは本意ではない。
 その一方でアスランの苛立ちは募っていた。
 腕や脚を狙う攻撃が、どうしても一つの機体を連想させる。

「お前に……」

 ファルクスを盾で受け、ラケルタ・ビームサーベルを引き抜いた。
 頭の中で何かが弾ける。視線が凍る。全身の代謝が活性化する。

「お前に何が解るって言うんだ!」

 憤怒の一撃が、右のハイドラごと右腕を斬り飛ばす。

 シンはサトーを相手に苦戦を強いられていた。サトーの攻撃は速く、精密だ。機体の
出力差やPS装甲の差など意に介していないかのように攻撃を仕掛けてくる。装甲にこ
そ傷はないが、内側への衝撃は殺しきれていない。
 実力の差に開きがありながらも生きていられるのは、ひとえに機体のおかげだった。

『その機体を我々に渡せ!』
「誰がアンタなんかに!」

 広範囲にミサイルランチャーを放つも、ジンは突撃し、インパルスに体当たりをぶち
かます。バランスを崩し、インパルスは転倒した。同時に、染まっていた装甲が灰色へ
と変化していく。

『勝負はあったようだな』

 ジンがゆっくりと斬機刀をインパルスに向ける。その狙いはコクピットだ。

 ――死ぬ? 俺が――?
184101:2007/05/02(水) 11:09:41 ID:???
 ユニウスセブンの時とは違う。今度こそ助けはない。シンは、死を直感した。一瞬の
間に、短い己の人生がフラッシュバックされる。

 自分に力を託した親友のこと。
 英雄の部隊に配属された時のこと。
 プラントに移り、友と出合った時のこと。

 赤い液体に浸って無残に転がる、腕の欠けた小さな死体。

「こんな、ことで……」

 その遥か上空で、悠然と翼を広げる一機のMS。

「こんなことで俺はあああああああああああッ!」
『何だと!?』

 灰色のインパルスが立ち上がり、ケルベロスを放つ。不意のことで、サトーのジンは
回避しきれず右の腕と脚、さらにスラスターまでもを失った。

「指定ポイントにソードシルエットを!」

 通信をボルテールに送り、インパルスが飛び立つ。本体に誘導する機能が使えないな
らば、本体をシルエットを受け取れる位置に移動させる。
 射出されたソードシルエットを受け取り、同時にインパルスに対応させるために急遽
取り付けられたデュートリオンビームを受ける。装甲が真紅に染まり、インパルスは大
剣を引き抜いた。

「うあああああああああああああああああああッ!」

 雄叫びを上げ、ザクに群がっていたジンに突撃する。エクスカリバーの威力の前に、
逃げ切れなかったジンたちは薙ぎ払われるしかできない。対艦刀を逃れたジンも、ビー
ムブーメランとビームライフルの餌食となった。

「お前たち、よくも、よくもおおおおおッ!」

 全身が力強く脈打ち、眼差しは凍て付く。その根底に根付くのは“怒り”だ。

 ――もう、誰も失わない。失わせない。
185101:2007/05/02(水) 11:13:09 ID:???
これで投下終了ー。
途中で規制に巻き込まれたりとかでちょい遅れました。
読んで下さった方、ありがとうございます。

次回でとりあえず宇宙編が終わって一区切り…のはず。

>>178
放っておいたら落ちるだけっぽかったので
別にいいかなーと思って始めてみたんですが
問題あるなら止めますよー。
186通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 13:13:59 ID:???
GJを送りたいんですが構いませんねッ!
ディアッカのMS運用方が無印時代からアレだった事実にワロタ
187通常の名無しさんの3倍:2007/05/03(木) 09:10:57 ID:???
GJ!
シン主人公してるw
188通常の名無しさんの3倍:2007/05/09(水) 18:21:21 ID:???
GJGJ!
止めるなんて言わないで下さいよ
189101:2007/05/09(水) 21:05:18 ID:???
 別人のようなシンの戦いぶりに、アスランもイザークも動きを止めた。
 特にアスランの受けた衝撃は大きい。一度やられただけにサトーの実力をよく知って
いた。
 ジャスティスの出撃前の様子からして、ミネルバにいたレイではないだろうと思って
いたが、アスランはレイよりも劣ると評価していた。インパルスとジンの性能差を考え
ても、なおサトーが勝る、そのはずだった。
 先頭で指揮していた黒いジンは機動力を失い、それだけでなく他のジンが何機も落と
されている。他のジンのパイロットも熟練の兵たちだ。インパルスの猛攻はサトーの隙
を突いただけでは説明がつかない。

「シン……!?」

 通信を繋いだままだったサブモニターから、同じく驚愕を隠せていないイザークの声
が届く。アスランは、そこで自分を取り戻した。
 ビームライフルに持ち替え、ザクの左腕を撃ち抜いた。アスランは仮にも一度は乗っ
た機体であるザクの基本的な武装は知り尽くしている。ザクは両腕とウィザードを失え
ば効果的な攻撃手段を失う。
 ウィザードを破壊してザクを蹴り飛ばすと、アスランは残っているジンに通信を繋い
だ。インパルスから逃れ、戦域から退避するようにと。
 通信の直後、ジャスティスはジンと逆の方向へと向かう。

 ジャスティスが突進するインパルスにフォルティスビーム砲を放る。インパルスはそ
れを盾で受けた。盾は吹き飛んだが、突進の勢いを殺さず斬りかかる。逆にジャスティ
スが盾を構えた。対艦刀が質量に任せて盾ごと叩き切らんとする直後、赤い脚がインパ
ルスに叩きつけられる。
 距離が取られるとインパルスは間をおかずにフラッシュエッジを引き抜いた。ビーム
の刃が生じるよりも先に、アスランは武器の特性を見抜く。半歩遅れ、ジャスティスも
またブーメランを投げつける。両機の間で、ビームブーメランが激突し、四散した。

「アスラン・ザラ! なんでアンタはこんなことをッ!」

 先に飛び出したのはシンの方だ。
 追跡中のボルテールの中で聞いたアスラン・ザラは、目の前の人間とは全く別の人間
だ。直接の面識はないが、イザークやディアッカから聞いた話では、少なくとも平和を
あえて乱すテロリストに加担するような人間ではなかった。

 軍から逃げ、友を裏切り、今は多くの人を殺そうと禁じられた力に手を染めている。
 シンからすれば、アスランは外法者でしかなかった。
190101:2007/05/09(水) 21:06:55 ID:???
「そんなものにッ!」

 激突を制したのは迎え撃ったジャスティスだった。対艦刀を避けるとともに、二刀の
ビームサーベルが対艦刀をビーム刃の逆側から破壊する。

「――俺も“帰艦”する。準備を」

 武器を破壊されたシンが呆ける僅かな間に、アスランは基地に向けて通信を開く。
 ジャスティスはインパルスに背を向け、基地に向けて移動した。

「逃がすかァッ!」

 少し間を空け、最後のフラッシュエッジを手に、インパルスはジャスティスの背を追
う。追いながらビームライフルを構えるも、ジンとの戦いで既に撃ち尽くしていた。

 ひとしきりアスランに対する毒を吐いた後、壊れたザクファントムの中でイザークは
インパルスから逃げるジャスティスを目で追っていた。おかしい、と眉をひそめる。イ
ンパルスが装備しているのは近接戦闘向きのソードシルエットだ。ファトゥム00の恩
恵を得ているジャスティスの機動力をもってすれば、簡単に振り切れるはずだ。だとい
うのに、両機の距離には全く変化がない。
 ジャスティスは基地へと戻っていく。それは退避行動に他ならない。他の機体があら
かた逃げ終えてから戻ることには納得できる。インパルスを落とさず、わざと追わせて
いるのは何故か。
 思い当たったのは一つの仮定だった。

「戻れ、シン!」

 アスランは追跡を誘っている。
 イザークは、両腕のない機体のスラスターを噴かせる。本体に受けたダメージは大き
くはなかったはずだが、インパルスとの距離は離れていく一方だった。
 ディアッカやシホはジンとの戦いで既に帰投している。ブレイズウィザードに換装し
ている暇はない。壊れているハイドラはただの重りでしかない。マイナス要因が多すぎ
る状況だが、イザークは足掻いた。シンを制止すべく通信を送るも、インパルスの猛進
は止まらない。

 アスランより少し遅れ、シンが目標に近づく。
 直後、基地はインパルスを飲み込んで爆発した。
191101:2007/05/09(水) 21:08:43 ID:???
「う……」

 シンが目を覚ましたのはベッドの上だった。白い照明が妙にまぶしい。身を起こすと
激痛が全身を走った。痛みで目は覚めたが、状況は飲み込めない。痛みに苦しみながら
も身を起こすと、そこは見たことのある部屋だった。そこで初めて自分がボルテールの
医務室に置かれているのだと理解する。なぜ医務室にいるのかまでは解らなかった。

 先の戦いを思い起こす。ソードインパルスでジャスティスを追った覚えはある。その
あとから、急に記憶はぷつりと途切れていた。横から砲撃でも受けたのか、それとも別
の何か攻撃があったのだろうか。考えども、答えは出ない。まさか基地そのものが爆発
したなどとは、思いも寄らなかった。

 次に自分の身体をチェックする。痛みはあるが、それほど介抱の痕はない。全身は主
に打撲にやられているのだろう、とシンは判断する。いくらザフト脅威の科学力といっ
ても、怪我を消し去る医療法はないはずだ。

 シンがそんなことを考えていると、医務室の扉が開けられた。現れたのは、部隊の中
でもっとも気さくな緑の先輩だ。

「おっ、目が覚めたのか」
「ディアッカ、さん」

 挨拶を返そうとしたシンに向け、ディアッカは赤い制服を投げてよこす。それが自分
のものだと理解するのに時間はかからなかった。シンはディアッカに比べれば小柄であ
るし、何より制服の色が違う。
 ディアッカは目が覚め次第ブリーフィングルームに集まるように、というイザークの
言葉を伝える。シンは少しだけ顔色を悪くした。医務室に運ばれていたような人間を呼
び出すあたり、隊長は相当おかんむりなのだろう。最初に命令にない行動をとったこと
までもが思い出される。

「どうした?」
「いえ、別に……」

 仮病は逆効果だろう、そう思いながら、シンは自分の制服に袖を通した。
192101:2007/05/09(水) 21:11:34 ID:???
とりあえず投下終了ー。
一週間も間が空いちゃいました。まだ内定ないんです。

次回からは一応地上編に移れる…はず。
で、話としてはPLUSベースでいこうと思います。
スタゲミックスとかでもいけるかな、とか思ってるんですけども。
193通常の名無しさんの3倍:2007/05/10(木) 03:17:50 ID:???
今回はアスランの勝ちか、まぁキレたアスランは間違いなく種世界最強の一角だから実戦経験ぼぼ0のシンにしてはよくやったほうか
とにかくGJでした。
次回も期待しています。
194通常の名無しさんの3倍:2007/05/10(木) 05:52:28 ID:???
GJ!!
負けってやっぱ燃えるな・・・
195通常の名無しさんの3倍:2007/05/10(木) 23:57:24 ID:???
GJ!!敗北が人を強くするのですね
196通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 10:17:29 ID:???
GJ!!シンのキレ方は相変わらずですねぇ
PLUSベースということは、ミゲルやニコルを救ったり…!いやいや。
197101:2007/05/13(日) 20:29:34 ID:???
 シンが意識を失っている間に事態は動いていた。基地を爆破したアスランの部隊は、
どこに隠していたやら高速艇で逃げ去っていたという。
 事の前後を全く覚えていないシンは、初めて自分が勝てなかったのだと実感する。そ
もそも対艦刀を折られた時点で負けていた。性根が腐っても前大戦の英雄とまで称され
るだけの実力は有しているということだ。全身を傷めただけで済んだのは、むしろ幸運
だったのかもしれない。
 だが、負けっぱなしでいられるほどシンは穏やかな気性の持ち主ではない。

「それで、あいつは……!」
「慌てるな。すぐに次の任務だ」

 はやるシンを、イザークは軽くあしらう。

「次って言ったって!」
「いいから話を聞け馬鹿者!」

 自身を上回るイザークの剣幕に、シンは思わず引き下がった。ただでさえ先の戦いで
は失態を演じている。シンが強く出ることは出来ず、できることは視線を足元に逸らす
しかない。
 シホは表情は変えていなかったが、ディアッカは小さな笑いを堪えていた。この二人
はどこか似たもの同士だ。

「指令は下っている。アスラン・ザラとその一派を討つ。それが我々の次の任務だ」

 目を伏せて言ったイザークの言葉に、シンだけでなく他の二人も固まる。特に一人気
楽に構えていたディアッカの動揺は大きい。イザークがそんな任務に了解するなどとは、
彼には到底思えなかった。

「各員、すぐに準備しろ。奴は地球に降りると言っていた」

 アスランは去り際にメッセージを残していた。
 それが意味するのは彼からの挑戦なのか、それとも止められることを期待しているの
か。イザークには解らない。
 彼の真意を問わねばならない。
 もし彼の心に迷いがあるのならば、正してやることができる。

 もし、そうでなかったのならば。
 その時は、自分の手で討たねばならない。イザークは、そう感じていた。
198101:2007/05/13(日) 20:30:27 ID:???
 アスランは新しい私室のベッドで一人寝そべっていた。地球に降り立って数日、追っ
手からの動きはない。
 ザクごと連れ去られ、ジャスティスを奪い、それを駆って戦った。自覚はなかったが、
息もつかぬような戦いの連続は肉体を十分に疲労させている。起き上がることさえ難儀
に感じ、ようやく体力の低下を思い知った次第だった。

「護衛のための訓練はしてたつもりなんだけどな……」

 アレックスと名乗っていた僅かな間を思い出し、苦笑しながら呟く。同じように鍛え
ていたつもりでも、戦時下かそうでないかでは大分違っているらしい。
 余裕が出てきたところで、自分の言動に対する疑問がようやく表面化してくる。
 なぜイザークに自分の目的を話したりしたのだろうか。敵と認識している相手を討つ
ことに迷っているのだろうか。そう考えた直後、それはすぐに打ち消される。未だはら
わたの煮えくり返るような憎悪は燃え盛っている。これが消えるとはどうしても思えな
かった。敵は討つ。その目標に違いは無い。
 自己問答を繰り返していると、艦内の通信が自分の部屋に向けられていることに気付
く。今の仲間からの声が耳に入る。

『アスラン、通信だ』
「俺に? ……わかった。すぐに行く」

 すぐに呼べばいいのに、と思いながらアスランは身なりを簡単に整える。強面ではあ
るが、サトーはさり気なく気配りをする類の人間だった。パイロットとしての腕もある
が、そういう面もあるから指揮官足り得たのだろう。
 個人向けの回線だったが、仲間の前で開く必要があった。無用な疑いをかけられる訳
にはいかないということだろう。ザラの後胤とはいえ、アスランは新入りだ。

「すまないな。休んでいたのだろう?」
「いや、ちょうど起きたばかりのところさ」

 ブリーフィングルームには既に多くの仲間が待機していた。多くのパイロットは先の
戦闘で散ったが、四面楚歌の戦いに怯えを抱くものはない。

 アスランは回線を開くよう促す。オペレータは言う通りにした。すると、

『や、久しぶりだねぇ。アレックス君』

 画面に紫の髪の優男が映る。
 現オーブ首長代行ユウナ・ロマ・セイランの声が、ブリーフィングルームに響いた。
199101:2007/05/13(日) 20:31:20 ID:???
「ユウナ・ロマ……?」
『おっと、呼び捨てとは馴れ馴れしくなったものだね』

 驚きのあまり思わず名前を呟いた直後、ユウナは目ざとく釘を刺す。

「連合の走狗が、何のつもりだッ!」

 横から怒りの声を上げたのはサトーだった。中立を謳うオーブの中で、セイラン家は
地球連合寄りの有力者として有名だ。
 サトーの激昂に対し、ユウナはオーバーリアクション気味に怯えの声を上げ、震え上
がってみせる。通信を切らせようと他の人間が動くと、ユウナはようやく表情に貼り付
けていた笑みを消した。

『君に頼みごとをしたくてね』
「ふざけるな! 誰が貴様などの!」
「待て、サトー!」

 撥ね付けようとするサトーを強い語調で制し、アスランはユウナに向けて視線の矢を
射掛ける。普段こそ情けない態度をとってはいるが、ユウナはオーブの中でも危険な人
物だとアスランは認識している。
 人種に関する偏見は少なく、損得を最優先で考えられる男、それがアスランのユウナ
に対する評価だ。連合と手を組んだことで民意は離れていたが、セイランの手腕でオー
ブが復興しているのもまた事実でもある。
 今度のことにしてもそうだ。連合に注意してかザフトさえまだ動いていない中、彼は
真っ先にアスランの居場所を嗅ぎつけた。

「話を伺おう」
『話が早くて助かるよ。じゃあこっちも単刀直入に言おうか』

 両者はどちらもともなく姿勢を正す。ユウナが新たに口を開くまでの一瞬が、やけに
長かった。

『君らにはアークエンジェルを討ってほしい』
200101:2007/05/13(日) 20:32:08 ID:???
 ユウナからの依頼は、アスランたちの間に動揺を生むのに十分なものだった。
 アッシュ隊がフリーダムに敗れたのは記憶に新しい出来事だ。

『実はね、そのあとにあのMSはなんなんだって聞いてみたんだけど』

 最初の作り笑いとは違う種の笑みを浮かべ、ユウナは続きを話す。ザフトの新型MS
がオーブに上陸した件を問いただしたら、逆に何故フリーダムという強力なMSがそこ
にあるのかと言い返されたという。もちろん、全く関与していないセイランにはそれに
対する答えを持っていない。
 それだけではなかった。その身内すら知らない謎のMSは、こともあろうに結婚式と
いう公の場で国家元首を誘拐して飛び去ってしまった。大々的に公開していた場での出
来事は、ユウナを強く打ちのめす。フリーダムは国の転覆を企んでいる、と風説を流布
させるも、あまり効果はない。もともとカガリの結婚自体が民の望みとは乖離していた
からだ。

『ま、最初のMSの件についてはお互い至らない点があるから不問にしましょ、ってこ
とになったんだけどね』
「あなたが俺に近づく理由は?」
『君を信用して、じゃダメかい?』

 アスランが視線を鋭くしてユウナに問うも、ユウナは答えをさらりと言ってのけた。

『言い方を変えようか。ボクはカガリを取り戻して欲しいんだ。オーブにね』
「何だと……?」
『カガリが戻ればオーブを連合から引かせてくれるかもしれない。そうなれば君たちに
とっても有益だと思うけど、どうだい?』

 アスランは唇を噛む。依頼とは言っているが、既に逃げ道は塞がれている。アッシュ
の部隊のことを知っているということは、ヨップたちはすでにユウナの手の中にあると
見ていいだろう。彼らがMSを破壊された中で逃げ切れるとは思いにくい。この“頼み
ごと”もアスランとカガリの関係を見越してのことだ。連合の部隊に任せてはカガリご
と殺してしまいかねない。
 アスランが仮に仲間を捨てて断ったとしても、ユニウスセブンを落とした主犯格が地
球にいるとなれば連合は黙ってはいない。潜伏場所が割れている可能性もある。

「――アークエンジェルはどこにいる?」
『戦えば、彼らは必ず現れるよ。特にオーブが関わればね』

 誰にも気取られぬよう、アスランは薄く笑った。
 探す敵に出会えるならば、悪くない条件だ。
201通常の名無しさんの3倍:2007/05/13(日) 20:32:59 ID:???
 地球に降りたジュール隊には極めて迅速に戦力の増強が望まれていた。搭載するMS
は既に最新の機体が支給されているが飛躍的な伸びはない。必要なのはパイロットの技
術の向上の方だった。

「どうした! そんなに足を止めては的になるだけだぞ!」
「そんなこと……!」

 シンは現在シミュレータでプロトジンを駆り、イザークの操るスラッシュザクファン
トムを相手にしていた。性能差はインパルスとジャスティスのそれよりも大きい。そん
なことには構わず、ザクのファルクスは容赦なくプロトジンの装甲を刈り取る。
 脆弱な威力のマシンガンの射撃はザクの装甲には効果が薄い。重斬刀で接近戦を挑も
うにも、近づけば間合いの広いファルクスの餌食になる。観察して僅かな隙を探そうと
すれば、動きを止めた直後に正確な射撃に撃ち抜かれた。
 スパルタ的な教育的指導だが、ひたすら戦わせるやり方はシンの性に合っていた。
 他にもディアッカ指導による砲撃指南、設けた制限時間の間三機のザクから逃げ切ら
せる命懸けの鬼ごっこなど、シンの訓練は三人がかりで行われている。
 ほぼ毎日ローテーションでシンの訓練は施されていた。飛んでくる叱責に対して文句
は言いながらも、シンは訓練を受け続けている。彼は強くなる事に対しては誰よりも貪
欲だ。
 一足先に地上に向かったミネルバの戦跡もシンの熱意に少なからず関わっている。連
合だけでなく中立を破ったオーブを敵に迎えながらも、孤軍奮闘の身で未だ撃墜される
ことなく戦い続けている。友人たちが頑張りを言外に伝えているのだから、負けず嫌い
のシンは殊更に強さを求めていた。
 そんな折だった。インド洋にMSではない奇妙な機影があるとジュール隊に報告が渡
る。

「何だ、あのデカブツは?」

 詳細な現場の映像に映るのは人型のMSとは大きく異なる姿を持った機体だ。連合の
最新のMA、ザムザザーだ。蟹を模したような異形なフォルムのそれは、陽電子砲さえ
防ぐ防御力と、その巨大な機体が装備する大火力のビーム兵器をもつ。話だけでも震え
上がらせるような化物じみたそのMAは、数少ないながらも既に複数投入されていた。

「あれが地球連合軍の新型MAとやらか? 見逃す訳にはいかん。ここで沈めるぞ!」

 イザークの決断は早い。核搭載機を相手にするにあたって新たに支給されたグフイグ
ナイテッドが、グゥルを駆る黒いザクファントムが、青紫のザクウォーリアが出撃する。
 フォース装備のインパルスが、間に合わせの大型輸送機から最後に飛び立った。
202101:2007/05/13(日) 20:41:33 ID:???
投下終了ー。感想ありがとうございます。

丸々カットしましたがユウナ→アスランの通信については
ジュール隊がアレックス・ディノ捜索の結末を報告する
     ↓
プラント→オーブへそれが伝わる
     ↓
前々からユウナはアスランを快く思っていなかったため、
アスランのオーブでの私的回線のコードを調べ上げていた。
誘拐されて以降、変更の暇もほとんど無かったため繋がる

……という流れだったんですが、行数の制限にもかかるし
なんか色々穴があるなあということでオーブ脅威の技術力で。

>>196
さすがにミゲルやニコルは出せませんw
最初、実は生きていたミゲルがサトー隊に…ってのも考えてたんですが
ややこしくなりそうだからカットしました。
X運命のニコルのモロパクリに陥りそうだったし。
203通常の名無しさんの3倍:2007/05/15(火) 22:30:38 ID:???
ナイスなストーリーでした。
GJ!!
204通常の名無しさんの3倍:2007/05/17(木) 17:00:19 ID:???
GJッ!ディ・モールト楽しみです。
205101:2007/05/21(月) 22:19:41 ID:???
 YMAF−X6BD ザムザザー。
 “戦闘機の延長線上の古い兵器”とされたMAを生まれ変わらせるため、地球連合軍
が開発した試作型MAである。甲殻類を思わせるその機体は、巨大なMSをさらに上回
る巨体を水上に佇ませていた。
 MAの新たな道の開拓、そのために生まれたこの機体は、その巨体に見合うべき強大
な兵装と、複雑な操縦機構を併せ持つ。ナチュラルのMSの滑らかな操縦を可能にした
専用OSをさらにカスタマイズし、なお機長・操縦手・砲手の三人のパイロットを必要
とした。
 ただし多大な手間を必要とした分、その戦力もまた絶大だ。先に行われた戦闘では撃
墜されたものの、試作型の一号機の陽電子リフレクターは陽電子砲さえ防ぐことを証明
し、遠中距離用の火気ガムザートフと近接戦用の超振動クロー、ヴァシリエフはザフト
の最新の機体群に通じることを証明した。撃墜されてしまったのは、ひとえに小回りが
利かない点と懐という弱点を突かれたためだ。
 弱点を埋めるのに必要なものとして、三機のザムザザーは連携を試行する演習訓練の
只中にあった。

 白いグフイグナイテッドを先頭に、ジュール隊の四機のMSはザムザザーの反応へと
向かっていた。
 イザークは部隊の配列を見、訝しむ。フォースインパルスの位置が本来の速度に比べ
明らかに遅い。本来ならばグフを追い抜けるほどのスピードも出せる機体である。速度
を落としたところでエネルギーの温存にはならないことは、シンならば解っているはず
だ。

「どうした、遅れているぞ」
『あ、隊長。……いえ、気になることがあって』
「なんだと?」

 イザークはやや眉の角度を上げた。作戦の最中に他の何かに気を取られるなどあって
はならない愚行だ。語調をきつめに、シンに通信する。

『馬鹿者! 生半可な覚悟ならば最初から出るな!』
「――了解」

 シンはかぶりを振るも、己の嗅覚が残した疑念を払拭しきれずにいた。
 新型MAの秘めるポテンシャルは驚異的だが、それに恐怖しているわけではない。周
囲の護衛らしい周りのMS反応もさして多くは無い。旗艦らしい反応も一つだけだ。そ
もそも攻撃をこちらから仕掛けるのだから、待っていたように敵が潜んでいることも無
いだろう。
 捉えきれない、仄暗い何かが心のどこかに引っかかる。
 違和感の正体にはすぐに思い当たった。示していた反応が、ダガーLとは異なってい
るのだ。
206101:2007/05/21(月) 22:20:40 ID:???
 やがて、敵の姿がモニターにはっきりと映る。
 そこにあった姿はMAザムザザーと、MVF−M11C ムラサメ――オーブの誇る、
新型の量産機だった。

 オーブは大西洋連邦との同盟に調印し、今や地球連合の一員である。たった一文で終
わるその事実は知っていたはずだった。ミネルバがオーブで補給を受けた後、背後から
撃たれたという報告は既に耳に届いている。
 シンはやはり怒りを覚えたが、その時だけはある種の諦めのような清々しさを覚えて
いた。国を守るためなら小奇麗な理念を捨て、富んだ地球連合に寄る。自分の立場を抜
きにすれば、実にもっともな判断だとさえ考えていた。

 それでも、シンの考えには甘さが含まれていた。
 オーブは自国を守るため以外には軍を動かさないと、腹の底では考えていた。
 ムラサメ隊はジュール隊に向けてビームライフルを構え、ビームサーベルを抜く。反
応が半歩遅れたインパルスの肩を、光の帯が掠めた。

『無理なら下がれッ!』

 イザークが叫ぶ。シンはようやく我を取り戻した。
 オーブが何だと言うのだ。最早シンはザフトであり、オーブは敵だ。

「やります! やってやりますよッ!」

 半ばやけくそ気味の叫びを上げながら、シンはビームライフルの引き金を引いた。収
束された光が一機のムラサメを貫く。
 インパルスの動きの滑らかさに驚いたのは他でもないシンだった。敵より出遅れ、先
手を取られたというのに、速い。インパルスの性能を差し引いても、ムラサメの押しに
負ける可能性すらあったのに。

『継続は力なり、ね』

 戦闘の最中だというのに、通信のシホの声はどこか柔らかい。ひたすらにザク相手に
プロトジンで立ち向かった経験は、しっかりと実を結ぼうとしていた。
 インパルスは旧機体よりも遥かに速く、遥かに強い。重い荷物を手放した直後のよう
な軽やかさをシンは自覚する。操縦にかかる物理的な圧力さえ除けば、インパルスは体
の延長だとすら思えた。
207101:2007/05/21(月) 22:22:12 ID:???
 一度は撃破され、連携の開発の途上にあったザムザザーの部隊は次第に劣勢に陥って
いった。
 その巨体のために小回りが利かず、重火器は発射前に見切られた。敵の攻撃に対し陽
電子リフレクターを張るも、後面に回りこまれ斬りつけられる。護衛のMSが援護に向
かおうとすれば、それらはブレイズザクのファイヤビーに撃ち落された。
 グフイグナイテッドが、フォースインパルスが、前後から同時に斬りかかる。他のザ
ムザザーからの援護はない。火力が強すぎて、味方の巨体にも当ててしまうかもしれな
いからだ。

 グフがテンペストを深々と突き刺し、直後に飛び去る。少し遅れたインパルスは、そ
のままザムザザーの爆散に巻き込まれた――かに思えた。
 インパルスは武器を持ち換え、爆風越しにムラサメを撃ち抜く。PS装甲を備えたイ
ンパルスの装甲には傷一つ残っていない。ガナーザクを使った砲撃指導は、敵との位置
関係を頭に置く視野をシンに与えていた。

『グゥレイト! やるじゃないか!』

 通信に喜色に満ちた声が届く。
 ムラサメはおろか、ザムザザーの動きも鈍っていたのが見て取れた。インパルスの奇
手に戸惑いを隠せていないのは明らかだ。
 見計らったかのようにグフが再びテンペストを突き立てる。残った一機のザムザザー
にも、二機のザクがビームの牽制を与えた。

「うおおおおおおおおおおおおおおおッ!」

 動きを止めたザムザザーに、フォースインパルスが光の剣を深々と埋める――。

 ザムザザーの撃破とともにムラサメは撤退し、周囲から敵は消え去った。
 もはや何度目かの実戦だが、パイロットスーツの中身は汗に塗れている。戦闘直後の
この感覚だけは絶対に慣れないだろう、とぼんやりとシンは思った。
 映像報告にあったザムザザーは、ミネルバの精鋭が辛くも撃墜した機体だった。
 ザクウォーリア、オレンジのグフイグナイテッド、真紅の“G”セイバーの鮮やかな
連携は、シンに妬みさえ抱かせた。

「俺も、負けないからな……」

 遠き友人を思い描き、シンはコクピットで呟いた。
208101:2007/05/21(月) 22:27:06 ID:???
投下終了ー。
『洋上の邂逅』編終了です。
一週間以上経っちゃいました。すみません。
落ちたらどうしようかとビクビクしてました。

次は『デザートストーム』かなあ。
AAとかいつ出るんだろうとか自分で思うわけですが。
209通常の名無しさんの3倍:2007/05/23(水) 18:25:49 ID:???
101さん、
おつでした。GJ!
210通常の名無しさんの3倍:2007/05/23(水) 22:00:46 ID:???
>101
グゥレイト!
・・・にしてもセイバーには誰が搭乗しているのかが気になるね!
211101:2007/05/26(土) 21:52:08 ID:???
 インド洋からの長い空の旅は、決して気楽なものではなかった。地球のどこにいても
連合の目からは逃れられない。いつ攻撃が仕掛けられるかもわからない中では、自然と
疲労が蓄積される。
 そんな中、追跡続きのジュール隊が揺れの無い空間で穏やかに一日を迎えることは実
に久方ぶりのことだった。
 連合の支配から独立したガルナハンが今回の作戦の舞台である。先に地球に降りてい
たミネルバの功績によって独立の道を勝ち取ったこの地だが、事態はそれ以上には未だ
発展していない。今はまだ解放の喜びが勝っているだろうが、連合の勢力に囲まれてい
ることには変わりない。そんな中では、いつまでも意地を張ってはいられないだろう。

「――で、補給の護衛ってわけかよ」
「そうだ。実際に補給部隊を襲う手合いは何度も目撃されている」

 駐留軍は復興に手一杯だった。施設さえも連合のものをそのまま転用している。人手
不足のために、補給部隊を守るのに回すMSは自然と少なくなってしまう。かといって、
人員を増大させれば現地の反感を買ってしまうだろう。それでは連合の支配下にあった
ときとなんら変わりはない。

「一度防いだくらいでは効果は薄いんじゃないでしょうか」
「防げる力があることを示せる、それで十分だ」

 幸いと言うべきか、ジュール隊が使っている輸送艇はミネルバのような一機限りのも
のではなく大量に生産されている代物だ。相手に与えた警戒が緩む可能性は低い。その
間にガルナハンの建て直しを図れば良い。正規の駐留軍が動ければ、そもそもジュール
隊が助ける必要などないのだ。

「では肝心の補給ルートはどうなってるんですか?」
「ああ、これを見ろ」

 イザークは端末を操作する。ブリーフィングルームの巨大なモニターに映し出された
のは、その近辺の地図だった。やたら土色の割合が多い中に、一本の赤いラインが引か
れている。その道筋が補給ルートを示していた。

「見れば解るだろうが、主に砂漠地帯を通ることになる。ルートはMSに入力するだけ
でなく、各自頭に入れておけ」
「げっ」

 ディアッカが小さく声を上げた。
 不安定な足場は彼にとっては一種のトラウマだった。
212101:2007/05/26(土) 21:54:27 ID:???
「今度は犬のお散歩かよ……」

 ガルナハン駐留軍より借り受けたケルベロスバクゥハウンドに乗り、ディアッカは深
深と溜息をついた。
 旧来の現行機種バクゥの強化型MSバクゥハウンドはザクに代表される新型機とは異
なった、軍事力の発展の新たな道として開発された機体である。従来のバクゥとは異な
り、ウィザードシステムに対応した柔軟な戦闘力を有する特殊なMSだ。
 バクゥの強みは、主に陸上での高い機動力に集約される。他のMSの機動力を大きく
奪う砂漠地帯は、バクゥが最大限に活きる場所のはずだった。

「文句を言うならザクで出ればいいでしょう」
「それができるなら苦労はないっての……」

 砂漠に重量級の機体で出ることの怖さを彼はよく知っている。かと言って後方からの
砲撃支援のみに徹するつもりは彼には無い。舞う砂塵を巻き込んだ場合を想定すると、
グゥルで飛び回るのも危険だと思われた。
 バクゥHがウィザード装備を可能としていることを知り渡りに船と飛びついたが、残
念ながらガナーウィザードは使えないと斬り捨てられてしまった。オルトロスは両腕の
ある機体でがっしりと掴んでようやく取り回しが可能となる武器だ。腕の無いバクゥで
は一発撃った途端に銃身ごと吹っ飛ばしてしまう。

 インパルスとグフの飛行能力は護衛に当たっては魅力的な能力だ。襲い来る敵の位置
をいち早く察知でき、足場の悪い中でも素早く移動できる。その一方で飛行の多様は禁
物とせねばならない。強い風を起こせば、その分だけ砂が舞う。
 盗賊なのか連合兵なのかは判別しかねるが、映像に見られた強襲部隊の主だった戦力
は、飛行能力を有する機体だった。ジェットストライカーを装備したダガーLの部隊は、

無駄の少ない動きで補給隊を襲撃していた。特殊環境の戦闘に特化して訓練された兵で
あろうことは容易に見受けられる。

「出撃中もチェックは念入りにしておけ。特に砂塵には気をつけろ」
「わかってますよ」

 何度目になるかも解らないイザークからの注意に、シンは口を尖らせた。最初の内こ
そは素直に聞き入れていたものだが、何度も続くといい加減にうんざりする。砂塗れで
の戦闘の経験は無いが、そうまで気を遣う程でもないだろうとさえ思えていた。

「準備が整い次第出撃だ! 合流地点には先に着いておくぞ!」

 ひたすらにテンションの低いディアッカとは対照的に、イザークの方はやけに威勢が
いい。思うところでもあるのだろうか、とシンは思うが、聞くのは憚られた。
213101:2007/05/26(土) 22:02:20 ID:???
短めだけど今回の投下終了ー。
今回のベースはディアッカ協力ミッション「デザートストーム」
次回から戦闘。

>>210
一応、セイバーはレイの搭乗機ってことにしてます。
議長が与えた新型ってのがセイバーなわけです。
「護ってやってくれ」の台詞で名前を表しているつもりだったのですが。

混乱を招いたぐらいだし
本当ならミネルバ視点、AA視点、PP含む連合視点、ついでにブルコスとプラント視点なんかも
入れなきゃいけないんでしょうけども
私が遅筆だもんでこうなってます。本当申し訳ない。
214通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 23:57:42 ID:???
いつの間にか投下ktkr!101氏乙


しかして何よりも俺はこう言いたい
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 ケルベロス!ケルベロス!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
215通常の名無しさんの3倍:2007/05/28(月) 17:55:44 ID:???
GJ!!
216通常の名無しさんの3倍:2007/05/28(月) 23:07:41 ID:???
GJです。
いつも楽しみにしてます
今度はシンが砂漠を耕す訳ね。
217101:2007/06/02(土) 21:51:00 ID:???
 強い日差しが容赦なく照りつける。枯れた地面もまた、視覚的に暑さを訴えていた。
 陸上艦のレセップス級は柔らかい大地を突き進む。ジュール隊の面々は陸上を走る船
に対して不慣れだったが、補給隊に護衛すら出せなかった事態に比べれば大幅にマシだ
と言えるだろう。

「手を貸して頂き、感謝する」
「いや、我々も世話になるんだ。気にするな」

 補給隊を率いていた男に、イザークは居丈高に、それでも柔らかく返答した。
 合流するポイントまで運んできたトラックを全て積み込み、陸上艦は発進する。間を
おかず、パイロットたちは各々のMSに乗り込んだ。

「今回はレセップス級まで出したんだ。来ないかもしれんぞ」
「いや、可能性はある」

 イザークは目を光らせた。元々連合の方が知り尽くしている地域だ。ガルナハンの復
興が十分でないことなど筒抜けだろう。そのための物資が何度も襲われているのだから、
それに対し反抗する手立てが無いことも敵は分かっていると見て間違いはない。
 そこでたった一隻の船を出したところでどうなるか。申し訳程度の護衛を出したか、
もしくはMSを積んでいると見せかけたフェイクだ。そのどちらにしても、砂漠での訓
練を積んだ強襲部隊の方が有利なことには変わりない。

「ザクは艦上から近付く敵を討て。ウィザードの選択は任せる。バクゥは艦と並走だ」

 ディアッカ、シホにのコクピットに向け、戦闘における指示を送る。飛行機能の無い
二機を砂上に置いたところで十分な働きは出来ない。

「シン、貴様が守りの要だ」
『え? あ、はい。わかりました』
「他所の部隊に無様な姿は見せるなよ」

 シンからの返事は無い。通信の会話なので表情は解らなかったが、イザークにはシン
が呆けたような顔をしているのだろうと手に取るように解った。

『了解!』
218101:2007/06/02(土) 21:52:31 ID:???
 砂の色に塗装されたダガーLの編隊がレセップス級の後方から近付いていた。
 いち早く敵に反応したのはやはりインパルスだ。出撃とともに全速力で一機を斬り捨
てると、動揺して動きを止めたもう一機にも刃を突き立てる。

『シン! あまり艦を離れるな!』

 距離をとり始めたダガーLに向かおうとするインパルスを止めたのは、他でもない隊
長の声だった。護衛任務であることを思い出し、オルトロスを構えたザクを上に乗せた
レセップス級へと機体を戻す。
 シンは舌打ちをしながら警戒を始めたダガーLの部隊を睨みつけた。任務の性格のた
めか、どうもいつもの調子と違う。

「敵を全部倒しちゃえばそれで終わりじゃないか……」
『貴様が艦と離されたらどうする。他の二機は飛べんのだぞ』

 ぼやきは聞こえていたらしい。地獄耳め、と心の中で毒づきながら、シンは艦の上で
敵の観察に全神経を注いだ。もともと護衛を勘定に入れてないのだから、MSの数は片
手で数え切れるほどしかいない。
 低空飛行で艦の周りを飛び回るダガーLにバクゥHが砲撃を仕掛ける。飛翔するMS
は、その高度を変えるだけで悠々と回避した。

「エルスマン、狙いが甘い!」
「バクゥは慣れてないんだ、仕方ないだろ!」

 そんなやりとりは右から左へと流し、シンは防御と敵を見定めることに集中した。
 猛者との特訓は依然続いている。仲間の協力があったとはいえ、強大な火力を誇るザ
ムザザーさえ落としたのだ。MSが数機だけならば撃てる。シンはそう確信した。敵に
力を誇示するのであれば、それは大きい方がいいに決まっている。
 翼は再び火を灯し、光の剣は刃を煌かせる。再び飛翔したインパルスは、CIWSを
ばら撒きながら土色のダガーLに突撃した。

 鋭利なる光がまた一機のMSを斬る、そのはずだった。
 ダガーLの目前に迫った刃が、その寸前に消え去る。
 身を覆うフェイズシフトは消え、装甲は色を失った。
 機体は砂地に叩きつけられ、慣性のままに柔らかい大地へと沈んでいく。

「な、なんだよこれッ!」
219101:2007/06/02(土) 21:53:23 ID:???
 コクピットにエラー音が響く。ありえるはずのない事態にシンは混乱した。出撃前の
メンテナンスには一切問題はなかった。自ら機体のチェックをしたのだから、それに間
違いはない。
 狭い部屋に鳴り止まない警鐘は平常心をじりじりと焼き焦がしていく。ほんの数秒に
も満たない間に、最大の速度で心臓は暴れまわる。脳の処理速度は加速していく一方で
その精密さは同じ速度で失われていく一方だ。
 上空のダガーLがジェットストライカーのミサイルを放った。部屋全体が揺れ、背を
強く打たれる。ベルトが肺を強く圧迫し、呼吸は強制的に停止させられる。逆流した胃
液はなんとか飲み込んだが、呼吸は荒くなったまま戻らない。原因を究明すべきだと答
えを弾き出す。頭が働いているのに手指は動いていないままだ。

『シン! シン・アスカ! 応答しろ!』

 通信機は生きている。救いの声だと解っているのに、混乱と不快の中ではひどく耳障
りに感じられた。

「そうだ、立つんだ。立たないと」

 自ら確認するかのように、ちりちりと痛む咽喉を震わせる。
 駆動系に信号を通されたインパルスが再び起動する。関節は重く、動くたびに不自然
な音を立てた。普段の動きよりも、ずっと鈍い。
 うつ伏せから立ち上がらんと手を付いた直後、掌が砂地に沈む。上空の敵は、砂漠の
罠に嵌ったものにも容赦なく弾丸を降らせた。

「まったく、見てられねえぜ!」

 見かねたディアッカが併走していた艦のルートから外れる。ザクは艦の上から離れる
ことはできない。救援に向かえるのはバクゥHだけだ。三つの首からビームの刃を展開
し、黒の猟犬が飛び掛った。
 一機の翼を切り裂き、地面に落ちたところを噛み砕く。二つの首が炎を吐くように光
を放つと、上空のMSは高度を上げた。
 背中の二つの首を腕と置き換えれば、両手にビームガンを持った機体と見立てること
も不可能ではない。沈みかけたインパルスに群がろうとするMSたちに向け光を飛ばす
と、残ったダガーLは諦めたように飛行の方向を変えた。

「作戦終了、か。ようやく掴めてきたってのによ」

 言いながら、ディアッカは視線を傍らに移した。今度は満足に立ち上がれないインパ
ルスを助け起こさねばならない。機体パワーの大きくないバクゥでは、さぞかし骨の折
れることだろう。
220101:2007/06/02(土) 21:54:15 ID:???
「何を聞いていたんだ貴様はッ!」

 艦に戻ってくるや否や殴りつけられ、ぐったりとしたシンの身体は綺麗な弧を描いて
吹っ飛んだ。
 気力も体力も削がれたシンはそのまま動かない。その態度がイザークの怒りをさらに
大きなものにさせた。襟首を掴んで無理やりに身を起こさせ、二発目の鉄拳を振るわん
とする。ディアッカが止めに入らなければ、シンは顔の骨格が歪むほどに痛めつけられ
ていたことだろう。

「おい、ちょっと落ち着けよ」
「俺は無様な真似をするなと言ったはずだ!」
「なんか物資じゃなくて面子を守りたかったみたいだぜ?」
「何だと貴様ッ!」

 呟きを聞いたイザークは、今度はディアッカを睨みつけた。ディアッカは思わず口に
出した台詞を反省する。
 ザクから降りてきたシホの力も借りて二人を何とか引き離すと、イザークは荒げた息
を整えて艦橋へと向かった。補給部隊の護衛は無事に終えられそうだとガルナハン基地
に報告せねばならない。シホはイザークの後について艦橋に向かう。

「災難だったな。立てるか?」
「あ、はい……」

 ディアッカが差し出した手を取り、シンは重い身体をゆっくりと立ち上げた。打たれ
た頬が熱い。逆流した胃液が通った咽喉の痛みは未だ残ったままだ。

「あの、すいませんでした、俺……」
「気にするなって。あいつももう少ししたら頭冷えると思うしな」

 ディアッカは意に介していないように言ってのけた。かつての自分ならば馬鹿にした
ような不遜な態度を取っただろうに、と思いながらシンに向けて笑みを浮かべる。
 シンは強さに対して貪欲だ。熱心に教えを請う姿勢は嫌いではない。親友に対抗せん
とする姿もアスランに対するイザークを思い出すようで、どこか懐かしかった。
221101:2007/06/02(土) 22:01:22 ID:???
投下終了ー。
なんかブツ切れだ…。
量が少ないからなるべく一週間以内に投下したかったってだけなのですが。

ミネルバ側の近況をそろそろ明確にしないとダメかしら。
222通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 09:02:57 ID:???
いい話だ!GJ!
223通常の名無しさんの3倍:2007/06/03(日) 10:09:51 ID:???
GJです。シンくんが健気だ。
224101:2007/06/08(金) 23:49:59 ID:???
 件名 (無題) 

 そちらに変わりは無いだろうか。ミネルバはディオキアに着いたばかりだ。
 今日は議長自ら休暇を下さったので、このようなメッセージを送らせてもらった。
 休める時に休んでおけ、とのことだ。
 それだけ期待されているのだろうな。だからこそ応えたいと思う。

 お前の活躍はこちらにも届いている。
 あの連合のMAには俺たちも手を焼いた。
 それを時間をかけずに三機も落とすとはな。正直、驚かされた。

 それと、先日のガルナハン補給隊の護衛の映像は見せてもらった。
 感想を言わせてもらえば、あまり芳しくはないな。お前らしくもない。

 次に会うときにはもっと大きくなっていることを期待している。
 俺もお前のライバルとして腕を磨いておくつもりだ。

 こういうことはあまり述べたくはないが最後に一つだけ言っておく。
 死ぬなよ。
225101:2007/06/08(金) 23:50:50 ID:???
 件名 久しぶり♪

 シン、元気にやってる?
 こっちは相変わらず大変よ。
 艦長はちょっと厳しいしレイは相変わらずだしヨウランとヴィーノは機体の扱いが乱
暴だってぼやくし…。
 あと、アーサーさんもこっそり艦橋を私用に使ってるみたい。いったい何やってるん
だか。メイリンに探ってもらおうかしら。
 って、なんか愚痴っぽくなっちゃったわね。やめやめ。

 気を取り直して今日は休暇一日目っ!
 メイリンとハイネ(あ、呼び捨てなのはこう呼ばないと怒るから)とレイとディオキ
アの観光に行ってきたの。
 レイは俺はいいって言ってたんだけどハイネが無理やり首根っこ掴んで引っ張ってっ
たり、面白かった〜。シンも見たかったでしょ?
 ガルナハンは砂ばっかで埃っぽかったけどこっちは黒海沿岸だけあってずいぶん過ご
しやすい感じ。

 そうそう、こっちで友達ができちゃった。
 ステラって子でね、ふわふわしてる感じで見てて危なっかしいんだけどかわいいんだ
これがもう。

 写真も添付しておきます♪
226101:2007/06/08(金) 23:52:34 ID:???
 ある日届いたメールの内容に、シンはほうと息をつく。無愛想な親友からの手痛い指
摘は無視し、次に毛色の全く違う二つの文章に苦笑した。
 二人とも、なんか普段と雰囲気が違くないか。小さなツッコミを入れながらシンは添
付ファイルを開く。画像ファイルは何枚か撮影したものから選び抜いたものらしい。や
けにカメラ映りがいいものばかりが揃っていた。
 一つ一つ、スライドショーのように画像を送っていく。楽しそうに笑っている赤毛の
姉妹と、その間で柔らかな笑みを浮かべている金髪の少女。おそらく彼女がステラとや
らなのだろう。画像の端っこに『ほれるなよ〜』とか女の子らしい文字で書いてあった
りする。これはメイリンの悪乗りだろうか。
 次のファイルは海をバックにポーズを決めているハイネだった。しかも一枚じゃなく
複数枚だ。そんなもん渡されてどうしろっていうんだ。心の底から思ったが、ここで抗
議したところで画像ファイルが変化する訳でもない。
 シンは他の何枚かのファイルを順次見ていく。最後の写真は、全員が集合しているら
しい写真だった。青い髪の少年に無理やりに肩を組まれ困惑しているレイ。目つきの鋭
い緑の髪の青年と楽しそうに肩を並べるハイネ。ホーク姉妹とステラ。
 みんな、幸せそうだ。

「どうした? 画面見てニヤニヤしたりして」
「フォンドゥヴァオゥ!! ……って、そんな、ニヤニヤなんてっ!」

 不意に背後から声をかけられ、奇声をあげて驚くシン。見事な驚きっぷりに声をかけ
たディアッカのほうがびっくりだ。

「あー、ミネルバの友達からか。みんな無事で何よりじゃないの」
「はい。ミネルバのみんなは強いですから」
「――なんか、こっちはちょっと頼りないみたいな言い分だな?」
「別に、そんな意味じゃ……」

 強引にヘッドロックをかまされ、弁解すらまともに出来なくなる。

「ディアッカさんの方はどうなんですかっ! 隊長以外にも友達はいるんでしょう!」

 腕の力の緩んだ瞬間、シンは反撃に出る。思わず言い返してから、しまったと表情を
堅くした。その“友達”の一人こそ、自分たちが追っているアスラン・ザラに他ならな
いのだ。
 シンはディアッカやイザークの辛さを全く考えていなかったことに初めて思い当った。
自分はただ命令に従ってアスランを討たんとしていたが、二人は違う。
 たとえば、レイやルナマリアが敵に回ったとしたら。想像すらできない事態を思い浮
かべ、シンは小さく身震いした。
227通常の名無しさんの3倍:2007/06/08(金) 23:58:55 ID:???
量少なめですいません。
就活終わると思ったら最終選考で落ちてたりして凹んでたらこんなことに。

どうも時間軸が自分でもよくつかめてない…ってことで、とりあえず整理。
でっち上げたアスラン追跡イベントで日数稼いだ割に追いついてきちゃってるのは反省。
228通常の名無しさんの3倍:2007/06/09(土) 23:10:15 ID:???
うほっ! 101、グゥレイト!!
229通常の名無しさんの3倍:2007/06/10(日) 23:48:21 ID:???
就活の中書いてる101氏グゥレイト乙!!
シンがX運命のアーサー化してるw
230通常の名無しさんの3倍:2007/06/12(火) 17:47:43 ID:???
GJ!
なんだかミネルバ組和やかな雰囲気だな
231通常の名無しさんの3倍:2007/06/13(水) 10:17:23 ID:???
今気づいたけど、集合写真の青い髪の少年と目つきの鋭い緑の髪の少年って…
三 馬 鹿 潜 入 し て る ! ?
232通常の名無しさんの3倍:2007/06/18(月) 14:02:39 ID:???
保守
233101:2007/06/18(月) 21:19:26 ID:???
「話にならんな」

 ほぼ日課となっているトレーニングに対する評価は冷たく下された。集中ができなく
なっているのが自分でも理解できている。正体のわからないわだかまりに対し、シンは
握り拳を可能な限り固めることしかできなかった。

 ディアッカへの失言は、他の誰でもなくシン自身を強く打ちのめしていた。
 憎しみを糧に、強くなってきたつもりだった。それなのに、オーブが敵となった時に
は僅かに動揺し、イザークやディアッカの立場に自分が立たされたらというifを思考
に織り込むだけでその身を震わせている。本人が強く咎めることはしなかったのが幸い
だったろうか。

「隊長、質問してもいいですか」
「何だ」

 イザークの視線はシンを射抜くように鋭い。砂漠の失態以降、イザークとはまともに
話してさえいなかった。そこにきて腑抜けたような結果である。あまり刺激するような
質問はしてはいけないとシンの頭は警鐘を鳴らす。
 その一方で、シンは聞かずにはいられなかった。

「どうしてアスラン・ザラを討とうと決めたんですか」

 イザークからの答えはない。

「友達だったんでしょう! どうして討てるんですか!」
「奴を見極めるためだ」

 語調の荒くなったシンに向けて、短くも鋭いナイフのような一言が切り込む。
 あまりにあっさりとした答えだったからか、シンは荒ぶる勢いを失った。

「アスランは地球へ降りると俺たちに告げて消えた。何か考えがあってテロリストなど
に身を窶しているのかもしれん」

 シンは言葉を発せなかった。イザークとて何も考えずにアスランを追っている訳では
ない。思考を停滞させず、歩く足並みを止めず、可能な限り最善の手を考え、イザーク
はそれを躊躇せずに行っている。
 自分と隊長の差を感じると同時に、“英雄”に対する疑問はさらに募った。

 ――アンタは、アンタは一体なんなんだ……。
234101:2007/06/18(月) 21:20:21 ID:???
 シンの抱いていた思いは、後日さらに深まることとなる。
 ミネルバの一行がディオキアでの休暇を終えた後の戦闘でのことだ。ダーダネルス海
峡における戦闘は、停滞していたジュール隊を震撼させるものとなった。

「ミネルバが……?」
「被害はそう大きくないそうだがな」

 報告を聞いたシンは瞳を見開く。対するイザークは、瞼を伏せたまま記録映像を再生
させた。
 映像の最初のうちは、ただの記録だった。カオスの機動力に対抗すべくオレンジのグ
フが縦横無尽にスレイヤーウィップを振るう。海底から獲物を狙うアビスに対し、セイ
バーは水面に出てくる時を伺うかのようにぴったりと水の上から追跡した。飛び掛らん
と駆けるガイアの脚は、赤いザクの砲撃が止める。各々が役割を分担していながら、決
して集団を破棄しているわけでもない。手が空けば、他の機体への援護にも手を回して
いる。
 善戦としか言いようがない。MS隊を含めダメージを受けたという先の報告さえなけ
れば、シンも心躍らせていたことだろう。
 映像の中のミネルバがタンホイザーを敵に向ける。それで勝負はつくはずだった。

 次の瞬間、光の流星が降り注いだ。

 最高威力の陽電子砲は、黒煙を上げて無惨に変形していた。連合とオーブのMSが嬉
嬉としてミネルバに襲い掛かる。超高速の突風が、それらの翼や腕をもいだ。
 現れた“それ”が両軍に対して戦闘行為を停止しろと迫る。突然の襲来に対し、真っ
先に対応したのはレイのセイバーだった。現存する機体の中でも最高の機動力を持つ真
紅の機体は、アムフォルタスの光を放ち“それ”に突撃する。
 虫でも払うかのように“それ”はセイバーの翼を裂いた。機体はバランスを失い、高
度を急速に落とす。落ちた先は岩礁であり、海の藻屑とはならなかった。運がよかった
のか、それとも落ちる先さえ計算していたというのか、シンは震え上がる。

「問題はこれから先だ」
「えっ?」

 シンは思わず聞き返した。闖入者の存在だけでも大問題だというのに、さらに問題が
待ち構えているという。
 陣営を問わず次々に蹂躙していく“それ”に、ビームが次々に撃ち込まれる。それら
攻撃を盾で防ぎ、“それ”は青い翼を広げて攻撃の方向へと向き直る――とともに、び
くりと動きを止めた。
 フリーダムに牙を剥いていたのは、他でもない自分らの標的――ジャスティスだった。
235101:2007/06/18(月) 21:21:14 ID:???
 修理のために留まるミネルバの一室で、レイは一人塞ぎこんでいた。
 グフやザクに比べて、PS装甲を備えるセイバーのダメージは浅い。本来ならば、今
は手負いのミネルバを狙う敵から防衛すべくMSに乗れるよう準備しておかねばならな
い。レイ自身もそれは理解している。だというのに、彼がいる場所は自室のベッドの上
だった。

 何も出来なかった。

 ただそれだけの事実が、彼にとってはとてつもなく重い。
 落下した先から彼のできることは、フリーダムとジャスティスのやりとりを傍観する
しかなかった。剣を抜くジャスティス、対照的に武装を解くフリーダム、二機はぶつか
り合うように空中で何度も交差していた。何事か言葉も交わしていたようだったが、無
力感に打ちひしがれたレイの耳には届いていない。
 地上から空中までの距離は、そのまま実力の差に等しく思えた。呆然とレイは戦いを
眺める。連合から信号弾が上がらなければ、海中で難を逃れたアビスの餌食になってい
たことだろう。

 冷静さを欠いたのは事実だったが、それを言い訳にするつもりはなかった。言い訳を
いくら並べても、結果は決して覆らない。むしろ逆に実力差を浮き彫りにする。フリー
ダムにも匹敵する機体を操っていた慢心もあったのだろう。
 偉そうにシンに意見した割に、自分はこれである。自嘲の笑いすら出てこない。秀麗
な眉間は歪んだが、きめ細かい金糸の髪には揺れの一つも生じない。

 親友を思い出したからか、ふとディオキアで出会った三人組を思い出す。連合寄りの
人間だろうと見抜いたハイネは、レイにそれを打ち明けながらも何故か彼らとあっさり
打ち解けていた。レイも多少は疑惑を持っていたが、彼ほど器用には立ち回れないので
警戒の姿勢を崩せない。
 そんな中、一団の一人アウル・ニーダはやけにレイにつっかかってきていた。性格的
に真逆のようなものだが、自然と不快感はなかった。
 余ったもの同士だからだろうか、とレイは思う。相手のリーダー格のスティングはハ
イネとよく言葉を交わしていたし、紅一点のステラは同性であるホーク姉妹と仲良くし
ていた。否、とすぐに疑問を打ち消した。過ごした時間は短かったが、アウルは残った
レイを気遣うような性格ではなかっただろう。残ったのは、むしろレイの方から距離を
置いていたからだ。好き好んで話しかけるなど、おかしいとしか思えない。

 フリーダムのことは、いつの間にか頭から消え去っていた。
236101:2007/06/18(月) 21:25:10 ID:???
お久しぶりです。間が空いてすみません。
短めなくせに遅いからタチが悪い。

>>231
マザコンのアウルなら
似たような甘えんぼさんのレイにシンパシー感じることもあるんじゃねーかなと
半ば思いつきで組み合わせたかっただけなのですが

書いて早々死に設定になりそうな気がしてきた。

あとで無かったことになっても俺は気にしない。
237通常の名無しさんの3倍:2007/06/18(月) 21:47:12 ID:???
101師匠、乙でございます!
238通常の名無しさんの3倍:2007/06/19(火) 17:31:44 ID:???
ここのSS面白いね
101DESTINY
239通常の名無しさんの3倍:2007/06/23(土) 12:51:31 ID:???
そろそろ保守ッだ・ぜ
240101:2007/06/24(日) 20:08:10 ID:???
 本日もユウナ・ロマは平素のように静けさの中でエレガントなティータイムを楽しむ
はずだった。

「どういうつもりです!」

 響くのは優雅なクラシックではなく、似つかわしくない机を叩く荒っぽい音と、がな
る怒鳴り声だ。参謀という名の監視役であるトダカは、ユウナが口にしたアスランとの
同盟関係を聞き、思わず声を荒げた。

「あまり大声を上げないでほしいな。これは父上にも秘密にするつもりなんだ」

 怒りを露にするトダカとは対照的に、ユウナは冷静なままティーカップを煽る。

「僕なりの譲歩なんだけどなあ。君ら、オーブ軍を使うことに反対でしょ?」
「それとこれとは話が別です!」

 オーブ軍の人間はカガリを“救い出した”アークエンジェルを撃つことに、特に躊躇
いを持っている。さらに相手は前大戦を終わらせ、平和を作り上げたフリーダムだ。非
戦を謳うオーブ人にとっては、殊更銃口を向けたくないものだろう。
 ユウナはトダカが自分に不審を抱いていることを承知している。ここで腹を割って話
すのは危険を孕んでいたが、自分の腹の内を明かしておかなければ、いつぶん殴られる
か解ったものではない。武の人ではないというのに、痛い思いをするのはごめんだ。

「アスラン・ザラは有用なんだよ。今や彼はラクス・クラインを憎んでいるしね」

 ユウナは説明を続けた。
 プラントの腐り具合を聞くにつけ、防げたはずの地球の大被害を起こしたクライン派
に対する失望は募っていた。プラントが勝つにしろ負けるにしろ、よりザラ派の力が大
きくなることは想像に難くない。
 いくらかつてのパトリック・ザラに殉ずるといっても、地球全てを敵に回すほど馬鹿
でもないだろう。

「ですが、もしこれが連合に知れたら……」
「やり方次第でなんとかなるでしょ。連中、ユニウスだって落とすんだからね」

 何せオーブは数年前に崩壊寸前にまで追い込まれている。脅されたことにでもしてア
スランの一派の情報を引き渡し、後は根回しさえ上手くやれば最悪の結果は免れること
ができるはずだ。
 もっとも、それでも甚大な被害を被るだろうが――、

「――真っ先に人死にを出すよりはよっぽどマシだよねえ?」
241通常の名無しさんの3倍:2007/06/24(日) 23:00:11 ID:???
101師、おつかれさまでございます
・・・にしても、ユウナのことはすっかり忘れていた俺がいる・・・・・
242101:2007/06/25(月) 00:43:56 ID:???
 セイランの息のかかったホテルが現在のアスランの拠点である。オーブで盛を極める
セイラン家に相応しい見事なまでの厚待遇に、自他共に認めるテロリストである彼らは
戸惑わざるを得なかった。サトーなどは未だに悪態をついてはいるものの、拠点を得た
ことで悪い気はしていない様子だ。
 曰く、ゲストを大事にするのは当たり前でしょ、とのことである。カガリの専属の部
下だった時分に比べての扱いの変貌に、アスランは苦笑しながら礼を述べていた。

 ひとまずの休息を得た彼らだったが、元々の空気も手伝って雰囲気は重い。
 最大の障害になるだろうフリーダムを落とす最大の機会を失ったのは、紛れもない事
実だ。本来ならば相手が油断と戸惑いに囚われているうちに無力化、もしくは撃破せね
ばならなかった。
 敵と認識された場合、いかに厄介かは前大戦で思い知っている。

 さらに、彼らの戦力はそう多くない。満足に動けるMSはジャスティスだけだ。補給
すらままならなかったため、他のジンはジュール隊との戦い以降、満足な修復をなされ
ていない。
 そんな中で、ユウナは技術力の提供をアスランに持ちかけた。一騎当千の猛威を振る
う核搭載MSを所持しているとはいえ、多勢に無勢では心許ない。

「ずいぶん都合のいい話だな」
『君らにも頑張ってほしいからね。持ちつ持たれつってトコロかな』
「ただで、という訳ではないのだろう」
『話が早くて助かるよ』

 応対したのはアスランではなくサトーだった。喧嘩を吹っかけるのではとアスランは
気が気でなかったが、意外にも繰り広げられたのは真っ当な対話だった。通信画面の端
に映った間抜け面は、後々までユウナにからかわれるものになる。
 ユウナの持ちかけた条件は一つだけだ。フリーダム、アークエンジェルが戦場にいる
際は、最優先でそちらを狙うこと。

「ふてぶてしい悪人だ」

 通信の終わった後、サトーはアスランに言う。言葉とは裏腹に、含有している悪意は
少なかった。ほとんど呆けていたアスランは疑問符を頭上に浮かべる。

「どういうことだ?」
「ジンを直す代わりにドムトルーパーのデータを渡せと言ってきた」
「つまり、ユウナはドムを作るつもりだと?」
「それだけで、済めばいいがな」
243101:2007/06/25(月) 00:48:07 ID:???
なぜか二本目を投下する際に規制されるという謎のアクシデントに見舞われましたが
なんとか投下できました。

>>241
そこら中をさらっと流してるから
出番の少ないキャラは本格的に少なくなるんですよねえ。
なるべく短く纏めるように努めてるんですが
裏目に出ちゃってるかも。

……にしても、女っ気の少ないこと少ないこと。
244通常の名無しさんの3倍:2007/06/25(月) 19:50:14 ID:???
サトーさん!サトーさん!!

101氏GJっ
245101:2007/06/30(土) 21:22:07 ID:???
「まったく迷惑極まりない話だ」

 ようやく現れた標的を追わんとするときに下った命令は、意気の高まったジュール隊
に脱力と苛立ちを与えるものだった。
 DSSD――深宇宙探査開発機構が開発した新型MSのテスト起動を行うのに、是非
ともザフトの力を借りたいとのことだ。ミネルバの航行できない今、地球圏内で自由に
動ける部隊はジュール隊しかない。

「でも、何故ザフトに」
「もう連合に断られちゃったんだろ? で、うちが二番手」

 シホが口にした疑問をディアッカが茶化す。直後に睨まれディアッカは肩を竦めた。
 シンは思案する。OSの改善が行われた今、MSの操縦という点においては既にどち
らにおいても優位性は存在しない。即ち連合に手が回っていないのは、DSSDには都
合の悪いものがあるからに相違ない。

「断ることは可能だ。あくまでも任意であって強制というわけではないからな」
「行きましょう」

 イザークの口ぶりは拒否の意思を多分に含んでいたが、シンは構わず断言する。

「ほう? そう言う理由を聞かせてもらおうか」

 言ってから機嫌を損ねるかと思ったシンだったが、イザークは逆にその答えに興味を
示していた。困惑して他の二人に目をやれば、ディアッカもシホも似たような視線をシ
ンに送っている。彼らもシンが任務の履行を阻害する依頼を受けた理由が気になったら
しい。

「連合に依頼しなかった理由があると思うからです。例えば、知られたくないことがあ
るとか」
「知られたくないことだと?」
「あくまでも俺の勘ですけど、その新型に連合が興味を持つような機能があるとか」
「ふむ。お前たちはどう思う?」

 イザークは視線を残りの二人に移した。連合にとって有益な何かがあるならば、ザフ
トにとっても同じように有益なはずだ。シンと似た感想を抱いていたシホは是を唱え、
むしろ民間の新型MSに興味のあるディアッカも同じ答えを示す。
 隊長はしばし考え――、一つの結論を口にした。
246101:2007/06/30(土) 21:22:58 ID:???
 当日、シンは早くも言い出したことを後悔した。
 DSSDは中立の民間組織だ。危険を孕んだMSテストとはいえ、そこに多くの軍人
を送り込むわけには行かない。シンは架空の企業からの派遣という形でたった一人でD
SSDに赴くことになった。

「言い出しっぺが行くのは当然でしょう」
「貴様はインパルスの時もテストパイロットをやったのだろう?」
「心配するなよ。インパルスは大事に預かっててやるって」

 特に最後のが危ない。そういえば以前にもブラストシルエットに興味深々だった。部
隊に帰ってきたらインパルスはブラストに完全に固定されているのではないか。そんな
妄想が一瞬浮かび、シンはひとり苦笑いした。
 とはいえ、命懸けの戦闘の日々に比べて格段に気楽な任務なのは変わりない。気難し
い上司もいなければ、どこかズレた日本舞踊を踊る先輩もいない。思考を転じてみれば
静かに過ごすのにもってこいの環境が提供されたようなものだ。相手が民間機ならば、
軍のMSのテストよりも遥かに楽だろう。

「DSSD惑星探査MS開発部門、セレーネ・マクグリフよ。協力、感謝するわ」
「同じくソル・リューネ・ランジュです。勉強させてもらいます」
「あ、……ジュール隊、シン・アスカです」

 シンは一歩遅れて挨拶に応じる。出迎えに現れた二人は、思っていたよりもかなり若
い。シンは偏見は持っていないつもりだったが、ステレオタイプな老人か、もしくは気
難しい中高年の技術者の姿を想像していただけに呆気に取られた。コーディネーターな
らば、若くして高度な技術を使いこなす人間も珍しくはない。事実、セレーネもソルも
整った容貌の持ち主だ。
 少ない言葉の中に引っかかりを感じ、その場でそれを口にする。

「勉強?」
「ええ、ソルは401、今回テストに使うMSのテストパイロットなの」
「でも機体の強度を測るとなると、さすがに一人じゃ負担が大きいらしくて」

 ああ、とシンは頷く。合点がいった。要するに、乗り手に大きな負荷を与えるレベル
のテストを行うということだ。テストパイロットが一人ではもしもの事態が発生した場
合に対応ができない可能性がある。MSに慣れた強靭な軍人が控えているのならば、心
強いことこの上ないだろう。
 口ぶりから判断すると、シンではなくソルの方が補欠なのだろうか。操縦技術を期待
されていると思えば、悪くない心地だった。

「いいですけど、壊れても文句は言わないでくださいよ」
247101:2007/06/30(土) 21:24:17 ID:???
 シンはMSドッグまでの道すがらザフトになぜ協力を要請したのか尋ねる。

「DSSDは地球連合ともプラントとも相互協力関係にある、だけじゃ不十分ね」
「こっちで実験をするなら連合に協力してもらった方がよっぽど安全ですよね」
「あら? じゃあ君は危険なのかしら?」
「え?」

 思わず目をぱっちりと見開いたシンに、セレーネは「冗談よ」と軽く笑って流す。
 途中の強化ガラス張りの渡り廊下から外を見れば、赤と白を基調としたMSが何機か
並んでいる。宇宙服をアレンジしたかのような奇抜な装甲は、シンの記憶にはないもの
だった。

「連合ともザフトとも違う……」
「ええ。シビリアンアストレイと呼ばれる機体よ。DSSDの最大戦力ね」
「もしかして俺が乗るのってあれですか?」
「いえ、あれはもう完成品。もとはオーブの機体だったのを譲ってもらったらしいわ」

 シンはオーブという単語に思わず身を固める。幸いセレーネは気に留めていないよう
だった。現在のオーブがプラントの敵であるからだろう。
 数分後、着いた目的地でシンは言葉を失う。
 ライトアップされた全身を覆う純白の装甲の上に、血管のような黒いラインが全身を
走っている。背負った巨大な“円”は、御伽噺にでも出てきそうな神や天使を連想させ
た。そこにあった機体はMSというにはあまりにも美しく、また異形だった。

「GX−401FW “スターゲイザー”」

 シンは口の中でセレーネが呼んだその名を反芻する。星を見上げる者の名は、その機
体にぴったりだと思えた。小さく身震いするシンに、セレーネがさらに声をかける。

「さっきの質問に答えましょうか。この子には、他のMSと絶対的に違う点があるの」

 DSSDは連合やプラントから技術、資金の提供を受ける代わりに、開発成果を両者
に報告する義務をもっている。その中で、MSに搭載できる学習型AIの開発に、連合
は大きな興味をもっていた。そのAIユニットに唯一対応できるのが、目の前のスター
ゲイザーである。
 この学習型AIに無数の戦闘データを蓄積させれば、最強の殺戮マシーンとなるだろ
う。ザフトに協力を求めたのは、AIは対象を知覚する次世代のドラグーンシステムに
端を発するためだ。すでに存在する機構ならば、奪われる心配もない。
 いわば、これは子供の教育だ。シン・アスカに課せられた任は極めて重い。
 亡き妹の面影が、脳裏を掠めていた。
248101:2007/06/30(土) 21:29:45 ID:???
投下終了ー。
今回のベースはフェイスミッション10 星を見る者
スタゲマジ使いにくくてレベル高めてゴリ押ししたのは懐かしい話。

AIがドラグーン由来ってのはオリ設定。
こんな強引な辻褄あわせでもしないと
スタゲミックスは無理w

>>244
サトーさんはまだ活躍の機会はあるはずです。
最初はインパ強奪して乗るとか黒と紫のムラサメとか考えてたんですが
やっぱり最後までジンで押し切ってこそこの人な気もするんでジン修復に。
249通常の名無しさんの3倍:2007/06/30(土) 23:27:12 ID:???
うわぁ!!
101氏、スタゲまで話に絡めてくるなんて
なんか、スゲェことになってきましたなぁ
250通常の名無しさんの3倍:2007/07/02(月) 10:09:57 ID:???
まさかスタゲが来るとは…
確かに使いにくいけど、核とかに比べればずっとマシだったり。
251通常の名無しさんの3倍:2007/07/06(金) 17:43:36 ID:???
GJ!GJ!
久しぶりに覗いてみたら話の広がりに感動した
252101:2007/07/08(日) 00:26:01 ID:???
 DSSDの白いパイロットスーツに身を包み、シンはスターゲイザーのコクピットに
乗り込んだ。真っ先に目に付いたのは複座型のシートだった。ザフトのMSにも無い訳
ではなかったが、実装されている機体は少ない。そろそろ骨董品になりつつある廃れゆ
くある機構を目にし、シンは目を丸くした。
 そういえば、とセレーネの言葉を思い出す。防衛戦力はオーブの機体を譲り受け、改
良したものだと彼女は言っていた。MSからしてそうなのだから、内蔵するものに古臭
ささえ漂っているのは仕方がないのかもしれない。

「どうしました?」
「あ、複座って珍しいなって」

 背後からかかった声はソルのものだった。彼もまた同じパイロットスーツを身に着け
ていた。シンの疑問に対し、ソルは簡単に説明をする。スターゲイザーにはメイン操縦
者だけではなく、AIとのコミュニケーションやサポートに回る役が必要になる。シン
がメイン操縦を果たし、その中からソルが必要なデータを取捨しAIに学ばせるという
形式になるとのことだ。

「俺はあまり気にしなくていいってことかな」
「それでも、いいデータは出してもらわないと困りますけどね」

 シンがほっとした口調で言うと、ソルが苦笑しながら釘を刺す。戦闘に実用的な荒っ
ぽさはあまり求められていない。あくまでも丁寧な操縦をしてもらわねば、学習させる
内容がなくなってしまう。
 シンも軽く笑みを浮かべると、複座の前の席につく。搭載されているOSはコーディ
ネーター用のそれと全く変わりはないようだ。遅れてソルも後部座席に座る。

「了解。あと、もう一つ」

 全身の黒いラインにプリズムが灯る。NJCを積んだ核エンジンを動かすのは初めて
のことだった。起動音が徐々に大きくなる。純白の鼓動にかき消されぬよう、シンは腹
に力をこめて声を絞り出す。

「年もあまり変わらないみたいだし、なるべく普通の話し方で頼む!」
「――わかった!」

 ソルもまた、シンに負けないように声を張り上げた。満足したように、シンはペダル
を踏み込む。
 応えるように、スターゲイザーは一歩一歩を踏みしめる。
253101:2007/07/08(日) 00:27:18 ID:???
 テストは何日かに渡って少しずつ進められた。
 指の一本一本の可動を細かく調べ、出力を上げては下げ、一つ活動をするたびに全身
に渡るエネルギーが阻害されていないかをチェックする。インパルスの時とは全く様子
が違い大人しい。シンもさすがに欠伸を漏らしそうになった。
 本日もまた、のんびりとしたテストが行われる。穏やかな時間を求めていた割に、慣
れてくるとありがたみなどどこ吹く風だ。自分の事ながら勝手なものだとシンは思う。

「退屈そうだね」
「ザフトの時とは全然違うからな」
「へえ、ザフトでもテストパイロットを?」
「ああ、あれはあれで身体にきたけど」

 シンはインパルスのテストのことを簡単に話す。パワーのチェックのために、量産機
を相手に立ち回った。稼働時間を測るため、ギリギリまで飛び回った。最高速を測る時
などは、過剰とも言えるのではないかというほどのGがのしかかった。慣れない内など
はベッドとシートの往復だった、と笑いながら語る。
 ソルはシンの話に耳を傾けながら、同時にデータの入力を行っていた。

「今日は他のMSのテストがあったりとかするのか?」
「いや、そんなものは無いはずだけど」

 前の座席のシンが突然言い出したことに、ソルは怪訝そうな声で答える。何故、と聞
くよりも先に疑問への解が目に付いた。

「MS反応がある。それも――」

 言葉が切れるよりも先に、上空から光が降り注いだ。周りを囲っていたシビリアンア
ストレイの何機かが被弾し、爆発を起こす。

「あれは、ダガー? でも何か違う!」

 黒い装甲のMSが次々と降下する。105ダガー、おぼろげな記憶の中から、シンは
機体の名前を引っ張り出す。教本の写真くらいでしか見たことはなかったが、少数しか
配備されなかったはずのMSだ。
 シビリアンアストレイが105ダガーの出現に身構える。それを牽制するように、機
体の足元に別の射撃が見舞われた。上空の機影が、さらに三つ。

『その機体、我々が頂く』
254101:2007/07/08(日) 00:31:13 ID:???
投下終了ー。
今週は色々あって無理かと思ったけどなんとかできました。
自分でも日付を埋めるのに強引過ぎると思った。

ずっと目上相手ばっかりで
シンの方が普通の話し言葉を使うのに逆に違和感。

あとこの包囲網どうやって勝つんだろう
255通常の名無しさんの3倍:2007/07/08(日) 02:02:07 ID:???
GJ!

>あとこの包囲網どうやって勝つんだろう

そりゃあもちろん逃げ回りながら地雷をセットして爆破(嘘)
256通常の名無しさんの3倍:2007/07/10(火) 08:08:14 ID:???
101師匠、GJ!!

こいつぁ、面白くなってきましたねっ!
257通常の名無しさんの3倍:2007/07/11(水) 22:35:14 ID:???
種世界最速の機体でどこまで立ち回れるのか
頑張れシン
258101:2007/07/14(土) 16:56:21 ID:???
『本隊は地球連合軍第81独立機動軍所属部隊である。我々はこれより諸君のステーシ
ョンを接収する。尚、我々は無許可で諸君らを攻撃する権限が与えられている』

 突然のMS来襲の直後、動揺が走ろうとする司令部に冷徹な通信が割り込んだ。軍人
然とした感情を殺した声は、ほとんど技術者で占められた司令部の焦りさえも押し留め
る。冷静かつ迅速に返答を寄越せという意図を、合理化された頭脳は簡単に弾き出す。

「第81独立機動軍と言ったら、ファントムペインじゃないか」
「通信は? あの小僧の部隊がいるのだろう」
「駄目です! どこにも繋がりません!」

 情報を制限されているという事実によって、初めて動揺が生まれた。軍人が前もって
送られているとはいえ、それは年若い子供で自分のMSすらここにはない。シン・アス
カは保険としてすら機能しない。あんな子供ではなく、雷名轟くジュール隊の戦士なら
ば。唇を噛む思いが場に生じる。
 要求は実に簡単なものだった。スターゲイザーに積んだ学習型AIの譲渡と、以降プ
ラントに対する支援を断絶すること、この二つである。
 場は冷静になってはいたが、それですぐに意見が纏まる訳ではない。命には代えられ
ない、とする者もいればAIを戦争の道具として使わせるわけにはいかないと抗議する
者もいた。
 とはいえ、議論している暇はない。先に宣告した通り、彼らは攻撃する意思をもって
赴いているのだ。

『何バカなことを言ってるんだ君はッ!』

 ざわめきを打ち消したのは、スターゲイザーのコクピットからの通信だった。何やら
言い合いをしているらしい。大人しいソルが激昂するなど珍しいことだったので、司令
部の人間は思わず通信の声に耳を傾ける。

「あいつらに従って、みんなを無事に返してくれる保障なんてないだろ!」
「だからって反抗なんてしたら皆が危険じゃないか!」
「何もしない方が危険だ! あいつらはもう、一度引き金を引いたッ!」

 そこまで叫び、息を切らせ、シンは声のトーンを落とす。

「……俺の家族は、アスハが何もしなかったせいで死んだ」

 理解したソルは言葉を失う。シンは、黙ってペダルを踏み込んだ。
259101:2007/07/14(土) 16:57:22 ID:???
 元々戦闘用ではないスターゲイザーには武装が搭載されていない。頼ることができる
のは操縦の技術と、MS本来のパワーだけだ。
 純白の鉄拳が漆黒の装甲を粉砕する。スターゲイザーは仮にもNJCを搭載した核エ
ンジン機だ。敵も味方も忘れ、その場に立つ全ての機体がスターゲイザーの行動に驚き、
注視した。一歩遅れて漆黒のスローターダガーから射撃が飛ぶが、白いMSはそれを回
避し、次の鉄拳を叩き込む。
 エールストライカーが火を噴いた。上昇する敵に対しシンは舌を打つ。シンの知る限
り、スターゲイザーには空中に対する装備は無い。

「そのライフルを拾って!」

 シンは瞬時に背後の声に従う。機体の足元には形を留めたビームガンがあった。最初
に撃墜されたシビリアンアストレイのものだ。それを拾い、スローターダガーに向けて
射撃する。狙いは過たず機体を捉えるが、収束された光は吸い込まれるように掻き消え
た。

「ビームが効かない!? それなら!」

 すっかり忘れていたと思っていた教本の内容だったが、緊急時には頭の回転は早まる
らしい。ラミネート装甲の特徴を瞬時に思い出し、狙いを巨大な主翼に換え撃ち抜く。
翼をもぎ取られた漆黒のMSは重力に逆らえず落下し、その衝撃に機能を奪われた。

「助かったよ、ソル」
「もうやっちゃったものは仕方ないからね。それよりあと三機だ」
「わかってる」

 スターゲイザーに向け、極太のビームが次々に撃ち込まれた。出せる限りの全速力で
避わすが、その射撃は正確に機体の、それも駆動系を捉えていた。脚を狙う攻撃のリズ
ムに慣れると、意識がそちらに向く。
 重装甲のMSがビームサーベルを構え、振り下ろす。紙一重で回避したが、その青い
MSは着膨れたような図体に似合わない速度で追撃した。大まかな形状は変わっていた
が、その機体のシルエットには見覚えがあった。GAT−X102 デュエル。かつて
イザークが駆っていたMSとして名高い機体だ。すると後ろの射撃はバスターだろうか。
 敵は後方支援と前線での白兵戦に役割を分担している。どちらかの攻撃を崩せば、こ
の連携を挫くことができる。いつもの対イザーク、ディアッカを変則的にしたようなも
のだ。勝機が無いわけではない。
 回避に専念し、隙を伺う。先の二機の連携があまりにも見事だったためか、三機目の
存在をシンはおろかサポートに徹していたソルさえも失念していた。
 不意に左腕にアンカーランチャーが打ち込まれ、回避の動きを止める。機動力が制限
され、デュエルのビームサーベルがビームガンを持つ片腕を斬り落とした。
260101:2007/07/14(土) 16:59:21 ID:???
 平衡を崩したスターゲイザーは仰向けに倒れこんだ。黒と青のMS二機は、容赦なく
武装を向けたまま近付く。何せ一度歯向かった身だ。こちらが降伏の意思を伝えようと
止めを刺されるのは確実だろう。相手は無法者のファントムペイン、対するこちらは彼
らの憎むコーディネーター、撃たれる理由が満載だ。
 コクピットにはアラートを示す警報音が響いていた。まるで泣き声みたいだ、とシン
は他人事のようにぼんやりと考える。

「そういえば、ちっちゃい頃のマユもそうだったっけ」
「シン?」

 ソルがシート越しに怪訝そうな表情を向ける。突然訳の分からないことを言うとは、
シンは諦めてしまったのだろうか。ソルからしてみれば、シンは赤服を纏うエリート軍
人だ。案外打たれ弱いのかもしれない。先走ったことに対する怒りと失望とが急に湧き、
ソルは拳を握り締めた。

「俺も昔から背が低かったけど、そんな俺よりもっとちっちゃくて」

 通信機が敵機からの声を伝える。機体を明け渡すならばこの場での射殺はしないと勧
告していたが、シンはまるで聞いていないようだった。スターゲイザーがゆっくりと起
き上がる。
 体中のプリズムが、一度消えた。デュエルに似た機体が、銃を収める。

「――だから、俺は護りたいって思ったんだ!」

 純白の装甲に再び輝きが奔る。
 眼が翡翠よりも鮮やかに光り、身体に宿した「光り輝ける運び手」が目覚める――。

 輝く光輪が伸び、左腕に突き刺さったアンカーランチャーを切断した。敵らは状況の
変化を返答と受け取り、次に銃を構えた。ビームライフルショーティーが、リトラクタ
ブルビームガンが、複合バヨネット装備型ビームライフルが一斉に襲い掛かる。
 殺意の嵐は純粋なまでに白い機体には届かなかった。貫くと思われたその攻撃は寸前
で方向を変え、スターゲイザーを取り巻くように周囲を飛び回った。
 ソルは瞬時に装備の特性を見抜いたシンの芸当に舌を巻く。ビームの指向性を変える
など、ぶっつけ本番でやれることではない。

 直後、そこに新たな機影が乱入した。白のグフイグナイテッドはスレイヤーウィップ
を薙ぐように二機の間に走らせ、後方に下がった二機とスターゲイザーの間に割り込む。
 次に降り立ったのは青紫のブレイズザクウォーリアだ。

『こちらはジュール隊、イザーク・ジュールだ。お前たちの行動は軍人として恥ずべき
もののはず。速やかにこの場から撤収せよッ!』
261101:2007/07/14(土) 17:03:29 ID:???
投下終了ー。

一対三じゃ勝てない
    ↓
じゃあどうしよう。
    ↓
仲間が来ればいいんじゃね? ←今ココ

>>255
フラッシュマインで一掃ってのもマジに考えたんですが
近くに司令部とか行動不能の味方機とかがあるであろう中
それやっちゃったらあかんよなあ、と自重。
262通常の名無しさんの3倍:2007/07/15(日) 00:10:08 ID:???
GJ!GJ!!
263通常の名無しさんの3倍:2007/07/16(月) 01:19:48 ID:???
すげえ!
こんなにワクワクするのはひさびさだぜ!!
101さん次、期待してますぜ。
264通常の名無しさんの3倍:2007/07/16(月) 21:22:20 ID:???
グレイト!!
イザークがブルデュエルを見て
どう思うのか氣になります!!
265101:2007/07/21(土) 17:58:31 ID:???
 闖入者の出現の後、真っ先に動いたのは黒いMS――ストライクノワールだった。腰
のビームライフルショーティー抜き、グフに向け連射する。グフは空を舞い光弾を避け、
スレイヤーウィップを振るった。叩き込まれると思われた変幻自在の一撃だが、それが
切り裂いたのは空気だけだ。
 怯まず、四連装ビームガンが漆黒の翼を追った。威力に乏しい代わりに連射性能に優
れたそれは、徐々にストライクノワールに迫っていく。

「させないよッ」

 攻撃が届く寸前、重装甲のブルデュエルが斬り込んだ。盾で攻撃を受けるが、ストラ
イクノワールへの追撃は阻害された。
 かつての愛機の姿を見、イザークは僅かに呆け、そして笑った。

「アサルトシュラウドの猿真似か」
「コーディネーターのハリボテとは違う!」

 グフとブルデュエルが切り結ぶ。
 それと時を同じくして、距離を置いた狙撃地点には黒いガナーザクファントムが降下
していた。スターゲイザーへの砲撃を止めさせるには、砲撃手を直接撃つしかない。標
的を確認した後、ザクファントムは構えていたビームトマホークを盾に仕舞った。この
機体を相手にするのならば、近接武器の使用は野暮というものだ。

「ザフトの犬、嗅ぎ付けてやがったか」
「グゥレイト! 連合も趣味がいいじゃないか」

 相手の皮肉っぽい語調に対し、ディアッカの声は喜色に富んでいた。連合はこのMS
の有用性を買っていたらしい。武装を大型化したために全体像も膨れ上がっており、橙
の仮面に顔を隠してはいたが見紛うはずはない。
 ヴェルデバスターの複合バヨネット装備型ビームライフルとザクのオルトロスが、同
時に銃口を向け合った。

 ストライクノワールを駆るスウェン・カル・バヤンは上空を飛びながらも戦闘の状況
を観察していた。ザフトの乱入は予期せぬことだったが、問題としては大きくない。要
はDSSDの新型を奪えばいいだけの話だ。
 次に、これまでの状況から判断できる標的の性能を整理する。最大の特徴として、標
的にはビームの類は効果を為さない。アンカーを切断したことから、光の輪には視覚的
効果だけでなく攻撃力も備わっていると見ていい。空に対する追撃はないことから、大
気圏での飛行機能は無いか、あるいは使えない。そして、最初のアンカーは装甲に突き
刺さった。PS装甲やTP装甲は持っていない。
 スローターダガーの部隊を討ち取るほどの腕を持っているが、標的はAIだ。機体を
大破さえさせなければ問題は無い。背中の輪と残った腕を落とせばほぼ無力化できる。
 鋼鉄のマントを翻し、漆黒は純白へと向かった。
266101:2007/07/21(土) 17:59:38 ID:???
 ストライクノワールがフラガラッハを抜く。空からの攻撃を阻まんとするのはブレイ
ズザクウォーリアだ。
 突進に対してファイアビーのミサイルが雨あられと次々に飛んだ。ビームでない攻撃
はPS装甲に対しての効果はないが、命中すれば相手の勢いを削ぐ。ストライクノワー
ルはスラスターの加減で緩急をつけ、ワイヤーを地面に撃ち付けて巻き取る力を推進力
とし、ミサイルの隙間を次々に通り抜けていく。

 敵は標的だけを狙っている。スターゲイザーを背に、シホはザクの武器を持ち替えた。

 すれ違いざまにビームトマホークとフラガラッハが交差する。ストライクノワールが
再び地に脚を着いた時には、ザクの大型の盾の半分は切り取られていた。咄嗟の防御が
なければ機体ごと両断されていた。シホは背を冷たくする。イザークと切り結んでいる
相手やディアッカと戦っているであろう狙撃手に比べ、この黒い機体の乗り手は頭一つ
飛び抜けている。
 相手を既存のストライクと同等とするならば機体の差はないが、技量の差がある。な
らば勝てないことを認めてしまうのか。
 イザークの部下である以上、負けは許されない。シホはザクのペダルを踏み込む。

「ジュール隊を舐めるなッ!」

 背を向けたままのストライクノワールに斬りかかる。
 走るザクの歩みは二歩で停止した。ビームの刃は敵に届かずに空を斬り、腕がだらり
と力なく垂れる。何が起こったのか分からないのは当のシホだ。入念にチェックをして
いるザクにエラーが発生するはずはないし、背を向けたままの敵は何かしたようにも思
えなかった。
 背中から射出されたアンカーが、ザクのモノアイに深々と突き刺さっていた。
 ノワールストライカーのレールガンが背面のザクを襲う。盾を破壊され、攻撃の見え
なくなったシホに防御の手段はなかった。アンカーランチャーが巻き取られると供に、
引きずられるようにザクウォーリアの巨体がストライクノワールに引き寄せられていく。

「シホさんッ!」

 飛び交う光の制御に手間取っていたシンが割り込む。光がアンカーを断線し、ストラ
イクノワールに襲い掛かる。スターゲイザーの制御する光輪は縦横無尽に軌跡を描き、
空中に回避するストライクノワールを追い詰める。
 スウェンは表情を崩さずに白いMSを睨んだ。ビームを取り込んで武器とするスター
ゲイザーの武器は厄介この上ない。予測のできない攻撃としてドラグーンへの対応策も
学んでいるが、効率的な動きをとるそれとは全くの別のものだ。光は触手のように伸び、
触れた相手を寸断する。
 回避に徹してはいつか討たれる。スウェンは蠢く光の嵐に踏み込んだ。
267101:2007/07/21(土) 18:00:29 ID:???
 ヴォワチュール・リュミエールが生み出す収束されたエネルギーは、確実にストライ
クノワールを追い詰めていた。運動を続けるエネルギーの制御は決して容易なものでは
ないが、狙いは敵機を捉えている。
 それでも決定打を与えられないのは、ひとえに操縦技術によるものだ。シンもそれは
理解している。

「こいつ、本当に型落ち機なのかよッ!」

 理解しているからこそ、叫ばずにはいられなかった。目の前の敵は強い。グフはおろ
か、インパルスよりも速く思える程だ。実際の速度などは分からないが、目の前のパイ
ロットには隙や無駄がない。
 周囲で立ち尽くしていたシビリアンアストレイを下がらせ、受け取ったビームガンを
攻撃に交える。曲線的な攻撃に直線を交えても、命中率に大きな差は出なかった。近付
くフラガラッハを避けながら、シンは小さく舌打ちをした。近接戦闘に回られると、ス
ターゲイザーには有効な手管がない。

 純白のMSが繰り出す緑や赤の光の帯を、黒い翼のMSが舞うように避わす。その光
景は、さながら絵画のように鮮やかなコントラストを醸し出していた。司令部の人間、
戦闘地帯から離れていく者たち、また停滞したMSの中で戦いを見守る者、未だ切り結
ぶ戦士を除いた全ての人間が状況を忘れる。
 シン・アスカは知らない。かつてスウェン・カル・バヤンが反コーディネイターのテ
ロ行為に巻き込まれ家族を失ったことを。
 スウェン・カル・バヤンは知らない。シン・アスカがある一人のコーディネーターの
戦いに巻き込まれ、同じ悲しみを負ったことを。
 同胞と称するものに家族を奪われながら、今は彼ら自身が異物と戦っている。
 スターゲイザーの純真な頭脳はシンの戦いぶりを観察し、曇り無き眼は相対する敵の
静か過ぎるほどの殺意を捉え、感知する。

 ――You Should not fight.

 後部座席のソルは息を呑んだ。入力した覚えの無い文字列が画面に並ぶ。単語にして
たった四つ、子供が言葉を覚えたばかりのようにたどたどしい。学習型AIが自我を持
つのは技術的にもまだ先の話のはずだ。有り得ないことを目の当たりにし、ソルの瞼は
震える。シンに異常を伝えたくとも、集中を乱させるわけにもいかなかった。
 シンの指や足の動きよりも遥かに速く、動作情報が消化されていく。シンが驚き手を
止めるも、スターゲイザーは止まらなかった。
 ヴォワチュール・リュミエールの繰り出すエネルギーが増大し、無数の光がストライ
クノワールを飲み込み、貫いていく。
268101:2007/07/21(土) 18:10:40 ID:???
はい。今回の投下はこの辺で。
次回まとめ入れて本編に戻るような感じでいきます。はい。

(名前すら出てないけど)ミューディ&シャムスの実力を地味に底上げ。
あとスウェン台詞がなさ過ぎて泣けてきた。もともと喋らないキャラだけど。

全てをなげうってスタゲ本編のような終わりにしちまおうかとか
考えちゃったのは内緒なんだぜ。
269通常の名無しさんの3倍:2007/07/21(土) 20:21:53 ID:???
101氏、乙で候!
なんてこった・・・・・・
登場人物だけでなく
書き手まで成長していってるかのようだ!!
270通常の名無しさんの3倍:2007/07/21(土) 20:23:09 ID:???
GJ!!

スウェンは台詞が無くても輝いてますね
271通常の名無しさんの3倍:2007/07/25(水) 22:37:19 ID:???
あげ
272101:2007/07/28(土) 22:34:17 ID:???
 スターゲイザーのテストは、その後は驚くほど何もなく順調に進んでいった。負傷者
こそあるものの、幸いにして死者は一人としていない。DSSDの中には生命を省みな
いものだったと批判的な声もあったが、言う通りにして助かったという保障もない。そ
のため、シンの判断は概ね正しかったと判断されている。
 その日もソルは自室で首を何度もかしげながらディスプレイと向き合っていた。ファ
ントムペインの襲撃以降、スターゲイザーから言葉らしい言葉の一切は発せられたこと
はない。四語だけの言葉をセレーネをはじめとする技術者たちに相談もしてみたが、有
り得ないと簡単に判断されて終わった。
 あれは幻だったのだろうか、ソルは結論付けることができないでいる。

「今日もデータ入力だけか?」
「仕方ないだろ。誰のせいで怪我なんてしたんだ」
「……悪かったな。荒っぽい操縦で」

 ソルの部屋に訪れたのはテストの終わったシンだった。
 戦闘後のソルはMSのシートに座ることを止められていた。原因は先の襲撃だ。一方
のシンがピンピンしているあたり、やはり鍛え方が違うと言うことらしい。本来ならば
最も近い場所で教育に携われたのに、とソルは口を尖らせていた。複座型の後部座席は
今ではすっかり空きシートになってしまっている。

「セレーネさん、どこにいるかわかるか? MSのことで相談があったんだけど」
「あれ、司令部にいなかった?」

 ソルは意外そうな声色で質問を返した。ソルの記憶にある限りでは、セレーネは他の
研究を抱えている時でさえ、必ず機体テストに立ち会っている。テストもほぼ終わろう
としているとはいえ、放任するとは考えにくい。
 特に思い当たる場所もなく、ソルはシンの話の方に興味を移した。
 
「ところで、MSの相談って?」
「ああ、ヴォワチュール・リュミエールって他のMSにも搭載できないかって」

 シンの言葉を聞き、ソルは顔を曇らせた。学習型AIとは別物とはいえ、DSSDの
技術を戦争に使われるのには抵抗がある。VLシステムはあくまでも名の示す通り運び
手であって、戦場を駆ける脚ではない。
 それをシンに告げようとしたところで、次の来訪者が部屋を訪ねてきた。現れたのは
捜していた当のセレーネだ。

「シン君はこっちにいたのね。ちょうどよかったわ」
「え、俺、ですか?」
「そう。あなたに会いたいって人がいるのよ。来てくれる?」

 シンに断る理由はない。わざわざ呼び出すと言えば隊長だろうか、と思いながらもソ
ルに一言だけ告げ、セレーネの後に着いて部屋を出た。
273101:2007/07/28(土) 22:36:10 ID:???
「無理ね」

 道すがら、シンはヴォワチュール・リュミエールを他のMSでも使えないかとセレー
ネに尋ねてみた。結果は短く断言されたとおりである。セレーネは肩を落とすシンに向
け、簡単に言葉を付け加える。

「運用自体は可能よ。ただ、初速のきわめて遅い今のVLをあなたのMSに積んだとし
て、それは役に立つのかしら?」

 シンは考える。セレーネの言う通りだ。戦場での動きの鈍い機体がただの的でしかな
いことは、イザークとの訓練で嫌と言うほど身に染みている。
 ならば通常のブースターと一緒に積むならば仕様に耐え得るのではないか。そう思い、
次にそれを口にしてみる。下された結論は全く変化しなかった。二種類の推進力を同時
に発動させれば、それだけ消耗も速くなる。無限の動力を持っている訳ではないインパ
ルスに積んだところで、デュートリオンのチャージ数を多くするだけだろう。さらにミ
ネルバのような精密な照射のできない環境では、速度の高まったインパルスに効率的に
チャージできるとは考えにくい。バッテリーと言う制限がある限り、まともな運用は期
待できそうになかった。
 いい思い付きだと考えていたものが浅はかだったことを思い知らされ、シンはますま
す肩を落とす。その様子を見、セレーネは付け加えた。

「発想は悪くないわ。NJCの効いた機体なら戦力にできるでしょうね」

 セレーネの言葉が気遣いなのは明らかだった。だからこそ、余計に惨めに感じる。

「はあ……、ところで俺に会いたいって人は誰なんです?」

 何も考えずに付いて来たが、やけに廊下の照明が暗くなっているような印象をシンは
受ける。こんな印象の場所を、自分は知っている。どこだっただろうかと考えながら、
シンはぼやくように口にした。
 それが営倉だ、と思い当たるまでに時間はかからなかった。
 セレーネは若干頬を引き締め、言った。

「あなたと戦ったパイロットよ」
274101:2007/07/28(土) 22:37:54 ID:???
 DSSDのMSハンガーで、イザーク・ジュールは半壊したブルデュエルを前に思案
していた。
 完全に取り潰されたストライクノワールとは違い、ブルデュエル、ヴェルデバスター
の二機はまだ機体自体は修復可能な状態にあるらしい。もしも使うつもりがあるのなら
ば修復のおまけつきで引き渡してくれるという。もとは型落ちのMSとはいえ、グフや
ザクを相手に渡り合ったほどに強化された機体だ。興味がないと言えば嘘になる。
 グフに不満があるわけではない。むしろまだカスタマイズの余地があり、機体の性能
を引き出せる領域にある。
 さらに付け加えれば、デュエルには苦い思い出が付き纏っている。感情に任せて民間
の船を撃ち抜いたことや幾度にも渡る敗北、親友と袂を分かち戦ったこと、本国で裁判
にかけられたことまで様々だ。思い返してみて、悪い思い出しかないのではないかと考
えて気分が悪くなった。
 ブルデュエルを選ぶ理由などないはずだった。
 だというのに、イザークはブルデュエルを前に思案する。

「よ、やっぱりここにいたのか」
「ディアッカか」

 彼もまた、幾度となくヴェルデバスターのもとへ足を運んでいた。興味を示していた
シビリアンアストレイやスターゲイザーのもとへも訪れていたが、最後には決まってバ
スターの前に現れている。気持ちが分からないでもないイザークは、その決まりきった
行動に口を挟むことはしなかった。

「スペック、見たか?」
「ああ」
「すっげえよな」

 二年もの間があったとはいえ、彼らの知りうる元の機体に比べ、それらの性能は大き
く変化していた。根っこである基本構造こそ変わっていないが、兵装、機動力、稼働時
間などは当時のそれとは比べようもないほど強化されている。時と供に進歩した技術の
力には、ただただ嘆息するしかない。
 一方で乗り手としての自分はどうなのだろうか。仮に強くなったデュエルに乗ったと
して、付き纏っている悪い思い出を払拭できるほどに戦えるのだろうか。
 ひしゃげたブルデュエルの無機質な瞳は答えない。当たり前の話だ。同じ姿をしてい
ても、かつてともに戦い抜いた愛機とは別の機体なのだから。

「俺は乗るぞ、こいつに」
「ああ?」

 急に宣言され、ディアッカは少し戸惑う。直後、愉快そうに唇の端を吊り上げた。
 考えは、同じだ。

「さっそく報告と手続きだ。ついて来い、ディアッカ!」

 颯爽と、かつ居丈高にイザークは歩を進める。
275101:2007/07/28(土) 22:44:44 ID:???
てなわけで、投下終了ー。
試験期間で就活も休んでるから
こりゃもしかして長めにいけるんじゃね?
……と思ってたのにこの体たらく。

次回からは本編。
シンとスウェンの会話については後々に回想でも入ると思います。
たぶん。伏線の数だけは多いぜ!

ホント、ただのデスティニーへの布石のためだけにやった話なのですが
ここまで長くなるとは…。ブルヴェルデはやりすぎたかも。

>>269
ありがとうございます。
自分では分からんだけに成長してると言われると嬉しいっす。

>>270
でもさすがに台詞少なすぎたかもと反省。
会話はしょったのはまともな会話を思いつかなかったからだったりするw
276名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:51:04 ID:???
101さんお疲れさま。
次の回も楽しみに待ってます。
277名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:40:39 ID:???
101さん、グッジョブ
でも、>>267>>272の間が
な〜んか抜けているような印象を受けたんですけど・・・・・・
278通常の名無しさんの3倍:2007/08/01(水) 11:07:21 ID:???
GJです。

>>277
その間はわざと抜いてあって、
次回あたりにシンとスウェンの会話でどんな戦闘だったか出すんじゃないですかね
279101:2007/08/04(土) 12:11:08 ID:???
 DSSDの地球のステーションを経ち、幾日かが過ぎ去っていた。局地的な戦闘の多
いMSパイロットの仕事は忙しさの緩急が激しい。特務を背負っているジュール隊も、
それは例外ではなかった。敵の動きに対して迅速に反応すべく構えてはいるが、常に張
り詰めていては疲れてしまうのもまた事実である。
 食堂のお世辞にも美味いとは言えないコーヒーを前に、シンは一人動きを停滞させて
いた。どこぞの名将が少ない予算から味の精度やらコストパフォーマンスやらの問題を
抱えながらも考えに考えた代物であるという触れ込みの一品だが、どういう訳か兵士の
中での人気は低い。
 進んでいないのは舌に合わなかったからではなかった。DSSDの一件以来、どうに
も気分がすっきりしない。

「ここ、いいかしら?」
「あ、シホさん」

 グラスを一つ乗せたトレイを手に、シホはシンに話しかける。シンが頷くと、シホは
テーブルにトレイを置き、向かいの席につく。
 簡単に頷いたものの、シンは表情に出さずに心をあたふたさせる。シホと二人という
のはかなり珍しい状態だ。連戦によって培われた戦闘の勘も、こういったことには働い
てくれそうになかった。何か気の効いた話題でもないものかと思考を逡巡させ、自分の
記憶の中の師匠に教えを請う。心の師は「なんでもいいから相手に話しかけるのよっ!」
と赤いアホ毛を直立させつつあまり役に立たない指令を下した。

「あ、アイスティーですか?」
「ええ。さっきまでMSの調整に立ち会ってたから」

 ああ、とシンは頷く。巨大な機械の塊であるMSは起動させるだけでも多量の熱を排
出する。冷たい飲み物が欲しくなる気持ちは十分シンにも理解できた。
 シホはザフトレッドを纏う一方で、技術仕官の心得を持っている。手に入れたばかり
のデュエルやバスターの改良機は、彼女の知的好奇心を十分にくすぐる代物だったのだ
ろう。自分でもとっつける話題を見つけ、シンは一つ安堵の嘆息をした。

「あれ、やっぱりいい機体なんですか?」
「正直に言えば、性能は悪くないといった程度ね」

 パーツや武装を補強してはいるが、デュエルとバスターを素体としている点には代わ
りない。火力や機動力こそ伸びているものの、既に旧型と読んで差し支えのないMSな
だけに、ポテンシャルは高くはない。新型の製造ではなく旧型の強化という手に走った
のは、ひとえにパイロットのモチベーションに依存してのことだろう。

「なぜあんな機体を使う気になるのかって思いたいところだけど」
「隊長たち、あの方が調子出るらしいですからね」

 苦笑しながらシンは言う。シミュレーションの結果、二人の操るブルデュエルとヴェ
ルデバスターは元々乗っていたグフとザクを雑魚でも相手にするように瞬殺した。見学
していたシンたちは揃って呆然とした。乗り手のモチベーションの及ぼす効果は絶大だ
と証明した瞬間でもある。
280101:2007/08/04(土) 12:13:03 ID:???
「飲まないの?」
「え? あっ」

 話が一段楽したところで指摘され、すっかり頭から抜け落ちていた不味いコーヒーの
存在を思い出す。カップの底の全く見えない漆黒の様子は、またもや陰鬱な気分をシン
にもたらした。
 コーヒーに手が伸びない理由は、ひとえにそれだった。

「あのあと、あの連合の兵士と、話をしたんです」

 シンはぽつりと口にした。
 スウェン・カル・バヤンとの戦闘を思い起こす。ヴォワチュール・リュミエールの奔
流に飲み込まれながらも、ストライクノワールは攻撃の手を緩めなかった。フラガラッ
ハが折られればビームライフルショーティーを、ビームライフルショーティーが壊され
れば羽根に仕込んだレールガンをスターゲイザーに向けてきた。光の輪はそれら全てを
払い落とし、文字通り跡形も残さないほどにズタズタに破壊する。
 スウェンと実際に会うまでは、凄まじい執念だとシンは感じていた。何があろうと任
務を全うしようとする行動は、シンにも解る部分がある。

 現実はシンの想像とはかけ離れたところにあった。彼らは勝つために全てをかなぐり
捨てるような戦い方をしたのではなかった。彼らは最初からそうあるべくして“造り上
げられた”存在なのだ。

「連合には、戦いたくもないのに戦わされてる人がいる」

 かつてオーブを襲い家族を奪った連中の中にも、そういった人間がいたのかもしれな
い。知らず知らず、シンは拳を固める。

「もしかしたら、俺もああなっていたのかもしれない」

 全てを奪われて自暴自棄になっていたとき、連合に引き渡されていたら果たして拒否
できただろうか。地球にもコーディネーターはいる。膨大な数に上る連合兵すべてがナ
チュラルという訳でもないだろう。同じ運命を辿っていても、決して不思議ではないは
ずだ。
 そこまでコーディネーターを憎ませているものが何なのか、シンには解らない。それ
がシンを余計に苛立たせていた。

「そう思うと、これ以上あんな人たちを増やしちゃいけないって考えが止まらなくて」

 やや寝不足の眼をすっきりさせるべく頼んだコーヒーだが、その独特さがさらにシン
の思考を加速させていた。ごちゃ混ぜのコーヒーは味も色もひどく不透明で、口に含め
ばえらく苦い。

「――なら、部屋に戻りなさい。休むのも仕事のうちよ」
281101:2007/08/04(土) 12:14:16 ID:???
 旗艦ミネルバに言い渡された任務は、連合が各地に建造したであろう研究機関の実態
を暴くことだった。
 DSSDでジュール隊が掴んだ情報は、連合の闇の部分に触れるものだ。洗脳や戦闘
行為の強制、人体への悪影響を及ぼす物質の投薬など非人道的な行為が行われている恐
れがある。もしも事実ならば、それらの行為をなんとしてでも中断させねばならない。

「では、我々はロドニアに向かうのですね」

 レイの表情は固いままだ。どんな任務であっても、彼は眉一つ動かさない。

「ああ。どうもそこは臭いらしい」
「でもパッとしない研究所なんでしょ? それなのに」
「だからこそ、さ。火のないところに煙は立たないって言うしな」

 ルナマリアの疑問に、ハイネは唇の端を吊り上げて答える。ロドニアの郊外に位置す
る今回の目標には、彼女の言う通りめぼしい実績はない。
 投資されている莫大な予算をもとに環境保全を謳った研究を行っているらしいが、詳
しい研究結果は明かされておらず、その一方でよほど大事なものでも眠っているのかの
ごとく強固なセキュリティが敷かれている。
 地には多脚MAのゲルズゲー、空にはジェットストライカーを装備したダガーLら数
機が常に姿を見せていた。国際組織の所有する研究所としては防備を固めるのは当然だ
が、膨大すぎる戦力だ。怪しまれることを犠牲にしてでも守秘するものがあると考えざ
るを得ない。

「もし不安ならジュール隊に増援を頼んでもいいそうだぜ」
「えっ、じゃあ」
「必要ありません」

 瞳を輝かせたルナマリアを制するようにレイがばっさりと言い切る。
 DSSDでの戦闘記録の一切は既にミネルバにも渡っている。スターゲイザーの戦い
ぶりは、レイの対抗心に久々に火をつける結果になった。セカンドステージの最新機体
セイバーで負けを喫した自分に対し、シンは守るべき非戦闘機で戦い抜いた。そんな差
があるようでは、肩を並べて戦うことすらおこがましい。その思いは、レイに意固地に
近い感情を与えていた。

「ジュール隊はアスラン・ザラの追討任務の途中のはずです。任務の邪魔は、好ましく
ありません」

 目を丸くした二人に向け、レイは言葉を付け加えた。
282101:2007/08/04(土) 12:20:34 ID:???
テストも終わったということで投下終了。
限界が48行だったことを最近知ったので
早速40行オーバーを目安に仕上げてみた。


時系列的にミネルバは既にロドニア後にしようと考えてたんですが
さらっとステラゲトーで流すのもなんか違和感があったので
だいたいこんな位置に。
仕方なくロドニア戦を入れることに。

ミネルバの三人と連合の三人を
顔見知りにしたことに早速後悔です。
283通常の名無しさんの3倍:2007/08/04(土) 23:08:52 ID:???
101さんおつかれ!
GJでした。
284通常の名無しさんの3倍:2007/08/04(土) 23:28:20 ID:Jpr1RwhT
GJ!
バルトフェルドさん!w
285通常の名無しさんの3倍:2007/08/05(日) 10:15:42 ID:???
101師匠、エクセレント!!
ああ、ブルとヴェルデを嬉々として乗り回す
イザークとディアッカが目に浮かびますよ!
ただ、ブルとヴェルデじゃ
グゥル無しでは大気圏内は飛行できないけど、いいのかなぁ?
286通常の名無しさんの3倍:2007/08/06(月) 10:48:12 ID:???
グジョブ
287通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 14:20:40 ID:???
乙です
シン厨兼凸厨兼金銀コンビ厨の俺にとってここは神スレ
288通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 18:33:29 ID:???
101様、乙です。
いつの日かアイザック・マウが登場するのを待ってます・・・・・
289101:2007/08/11(土) 16:16:49 ID:???
「ちょっと、情報よりだいぶ多くない?」
「文句ならシンに言うんだな」

 ルナマリアはレーダーに映る反応の多さに辟易する。レイはそんな彼女に対し短く言
い放った。連合に危機意識を抱かせたのは、間違いなくジュール隊の功績だ。連合が施
設の防御を固めたのも、これ以上の情報の流出を防ぐために他ならない。
 ミネルバの勧告に対し、ロドニアのラボからの返事はMSの出撃だった。十機にも満
たなかった機影が見る見る増え、重要と思しき施設を護るような布陣を敷く。
 銃口を向けられたミネルバがすべきことは、一つしかなかった。

「ガルナハンの時のような物騒な代物は無いが油断するな!」

 ハイネは号を飛ばし、グフイグナイテッドで先陣を切る。ダガーLの編隊が迎撃せん
とビームを放つが、グフの機動力はダガーLを凌ぐ。敵のライフルが補足する速度より
スレイヤーウィップで薙ぎ払う方が遥かに速い。
 近接先頭に特化しているグフイグナイテッドだが、その特殊な兵装は多対一の場面に
おいて意外にも効果的な代物だった。曲線的な軌道を描くスレイヤーウィップは、射撃
や斬撃に慣れたパイロットの判断を鈍らせる。縦横無尽に奔る鞭は単純に振り回すだけ
でも敵を怯ませた。
 踏み込みに躊躇し、囲みにかかろうとするMSが赤い砲火が貫く。動きを止めた先か
らオルトロスは次々に獲物を撃ち抜いていた。
 ルナマリアはもともと射撃が不得手な部類に入るが、動かない的ならば話は別だ。射
撃に特化したOSのサポートが粗い狙いを補正し、正確無比な死神の一撃へと変貌させ
る。
 勇敢に挑むものは斬り捨てられ、敵に恐れを抱けば撃ち抜かれる。グフとザクの連携
が敵部隊の戦力と戦意を同時に削ぎ取り、同時に敵の意識を釘付けにする。敵からの攻
撃は特に距離の近いグフに集中するが、ハイネは決定打をことごとく避けていた。包囲
されないように動いてさえいれば、回避に反撃を織り交ぜることさえ不可能ではない。

 そんな中、セイバーは低空で飛び敵の本陣へと切り込んでいた。防備の部隊の大半は
ハイネとルナマリアに集中していた。その間に現存するザフトMSの中で最高速度を誇
るセイバーで敵陣を切り崩すのがレイの仕事だ。
 物量で劣るミネルバにとって、正面からの正攻法の攻略は自殺行為に等しい。どちら
かが囮となり、もう片方が隙を突く。

「セイバー、敵MAを撃墜しました!」
「そう、タンホイザーの準備を。砲門を開くだけでいいわ」

 ゲルズゲーとて、本来は簡単に撃ち落せる代物ではない。
 多脚による機体の安定性と運動性、陽電子リフレクターを備える防御力にダガー系列
の操縦システムの汎用性まで備えた機体である。ラボ最大の防御壁でもあるゲルズゲー
だが、速度と小回りという面だけを武器に飛び回るセイバー相手には分が悪かった。
 報せと供に、ミネルバのもつ最大の武器がラボに向けられる。指令の内容上、標的を
撃つなどあろうはずもないが、敵がそれを知る由もない。
290101:2007/08/11(土) 16:18:52 ID:???
 陽電子砲の脅威は“それを持っている”という点だけでも発揮される。防御の手段を
失ったラボ側の降伏は速やかなものだった。残っていたMSは次々に武装を解除し、大
地に降りていく。

「もうちょっとゆっくりでも良かったんだぜ?」
『履行は素早いに越したことはありません』

 相変わらずの無愛想な応対にやれやれと溜息をつきながらハイネもまた武装を解く。
ほとんど防戦に徹していたためか、ハイネの方は若干ながら不完全燃焼だ。多対一の状
況で勝ち残れたかといえば疑問も残るが、その不利な状況で腕を試してみたかったとい
うのも正直なところである。
 テンペストを盾に収め、スレイヤーウィップを腕に収納する。スラスターの火を徐々
に弱めていき、グフは地上に向けてゆっくりと降下していった。

『MS反応! ハイネさん!』
「何ッ!?」

 グフに向けて幾重もの光線が照射される。反射的に身を捩じらせコクピットへの直撃
を避けたが、フライトユニットの翼は根こそぎ奪われた。右の半身にダメージを受け、
停滞した機体ごとハイネは地面に叩きつけられる。

「ハイネッ!」

 ルナマリアのザクが落下したグフに駆け寄る。レイはセイバーを立たせ、光を放った
敵へと向き直った。放たれた連装ビームは何度も戦場で見たものと同じだった。瞬時に
脳裏に浮かんでいたヴィジョンと、そこに立っていた敵の姿が一致する。
 ZGMF−X31S アビス。両肩に膝まで届くような巨大なバインダーを装着した
そのMSは、ビームランスを手にたった一人で立ち向かおうとしていた。

「母さんが……母さんがぁッ!!」

 敵に届くはずのない叫びを上げ、アビスは無茶苦茶に槍を振り回す。その標的はもっ
とも近くに待機していたセイバーだった。
 こいつは本当にあの強奪犯と同一人物なのだろうか。相手をしながらレイの脳裏には
疑問符が浮いていた。射撃の精度も滅茶苦茶な上に近接距離での格闘もいたって乱雑、
言ってしまえば下手糞この上ない。
 この場での破壊は容易い。レイはそう判断する。それどころか、今の自分ならば無力
化し機体を奪い返すことさえも可能だろう。アビスとセイバーの陸上の適性、機体を操
るパイロットの差、あらゆる要素が有利に傾いている。驕りを含まない算段の末、レイ
はそう結論を下した。
 ビームサーベルが煌き、ビームランスを叩き斬る。アビスも反抗するが、疎かな照準
のバラエーナが最高速のセイバーを捉えることはなかった。

「その機体、返してもらうぞ!」

 身を護る盾でもあるバインダーを刃が分割し、返す刀で片足を切り裂く。もともと安
定を失っていたアビスは抵抗もなく転倒し、装甲の色を灰に染めた。
291101:2007/08/11(土) 16:20:49 ID:???
「普段は平然と殺し合いまでしてる連中だってのに、困ったもんです」
「そういうあなたは、ずいぶんと平気そうなのね」

 ラボ内の捜索を一通り終え、報告書を纏めたディスクを提出しながらハイネはぼやく。
 受け取ったタリア艦長の言葉には、若干皮肉のような意味の混じっていた。言われた
ハイネの方は、しかめた表情を崩しジェスチャーをしつつ応える。

「それはそれ、これはこれってことですよ。FAITHの処世術ってヤツです」

 アビスのコクピットから錯乱するアウル・ニーダが引っ張り出されたのを見、ルナマ
リアとメイリンの二人は激しく動揺していた。平静を装っていたかに見えていたレイも、
人体実験のログを目にし著しく精神を揺さぶられた。気持ちは分からなくもないので不
満を口にすることはしなかったが、逃げ腰のアーサー副長と急増のコンビを組むことに
なり、ハイネは深い溜息をついたものである。
 もっとも、アーサーとのコンビも決して悪いものではなかった。施設内で保存されて
いた、かつては人間だった肉の塊らを見るたびアーサーは奇声を上げて驚いていた。芸
人さながらのリアクションが無ければ、ハイネも最後まで見通せたかは分からない。そ
れだけ、ラボの実態は酷いものだった。
 結果の面で見るならば収穫は大きい。そのうちの一つは、連合の裏の実態を掴めたこ
とだ。この事実は連合を切り崩すにおいて大きな意味を持つ。
 もしかしたら、と思われていた他の二人と二機の姿は無かった。捜索に乗り出すより
も先に運び出されたのだろう。他にも逃したものがあるかもしれないと思うと口惜しい
が、思ったところで結果が変わるわけでもない。

「アビスについては?」
「修復できるなら、こちらで使ってくれても構わないそうよ」

 ハイネは頷いた。これまで凶悪な相手だっただけに、これからは戦力として頼りにな
ることだろう。もっとも、自分はグフイグナイテッドを降りるつもりは無いが。

「それじゃ、報告はこれで」
「待って。あの子たちの様子を見てきてもらえる?」
「必要ないんじゃないでしょうかね」

 薄く笑みを浮かべ、ハイネは踵を返した。子ども扱いされてはいても、彼らも前線に
身を置いて短いわけではない。
 ハイネの予測は正しかった。医務室の近くを通りかかった時にルナマリアとレイの姿
を彼は見かけた。声をかけても二人の様子に陰りは無い。ルナマリアの方に至ってはむ
しろ戦意を高揚させていた。“友達”は人道を外れたものの犠牲者になっている可能性
が高い。そのことを思えば当然のことだろう。

「ま、肩肘張りすぎるなよ」

 ぽんと肩に手を置き、ハイネは嗜めるように言った。
292101:2007/08/11(土) 16:25:14 ID:???
投下終了。
たまには気分を変えたくなるんです編。

あれ?なんか人増えた?

>>285
なんかスタゲ関連のスレだったかで
ブルは飛べるって後付設定見たような気もするんだけど
その辺どうなってるんでしょうねえ。
背中のごっついスラスター見る限りじゃ飛べてもおかしくないと思うんだけど。

>>288
無茶を言わんといてw
俺は>>161の通りなので
シホのキャラつかみすら他のSS読みながらひーひーですよ。
293通常の名無しさんの3倍:2007/08/11(土) 17:23:11 ID:???
101さん、お疲れ様です!
グラディス隊(笑)の捕虜になったのがアウルとは!
この後なんだかんだでバルトフェルドがアビスに乗る・・・とか?

に、してもブルとヴェルデは
スタゲの第2話冒頭ではヘリに吊られて出撃してたから
やっぱり地球上では空を飛べないのでは?
294通常の名無しさんの3倍:2007/08/12(日) 10:56:40 ID:???
おもすれー
俺的にはアウルには死なずにミネルバ隊に参加してほしす
295通常の名無しさんの3倍:2007/08/15(水) 18:32:43 ID:???
忙しくて20日ほど見られなかったが、やっと追いついた…
101氏GJ!
296通常の名無しさんの3倍:2007/08/16(木) 12:23:50 ID:VbrZt9Zk
あげ
297101:2007/08/18(土) 15:53:41 ID:???
報告するのもなんか違うような気もするんですが
今週は帰省してるんで無理です。
なるべく一週間単位で投下できるようにしてたんですけどねえ。
298通常の名無しさんの3倍:2007/08/18(土) 23:42:07 ID:???
101氏を待って保守ww
299通常の名無しさんの3倍:2007/08/20(月) 22:50:01 ID:ER/ehiR/
101氏GJ!
いいSS読ませていただきました。
300通常の名無しさんの3倍:2007/08/24(金) 03:21:09 ID:???
ほしゅー
301101:2007/08/25(土) 13:20:11 ID:???
 幾日か経った後、ジュール隊に新たな指令が通達された。内容は以下のとおりになる。
 旗艦ミネルバに合流し、合同で作戦を遂行すること。尚、アスラン・ザラ追討の任務
についてはこれを最優先事項とし、現れた場合にはいかなる状況においてでも行うこと。

「複雑そうな顔だな」

 ブリーフィングの後でディアッカはシンに声をかけた。無理も無いか、と返事を聞く
よりも先にディアッカはうそぶく。ジュール隊をミネルバの救援に回すということは、
ザラの一派を追うに当たっての効力を発揮していないと見なされたからだ。地球で幾度
かジャスティスの姿は目撃されたが、ジンを引き連れたジャスティスはいくらか戦闘に
参加してはすぐに消えていく。地球でのザフトの力を借り捜索したが、それ以上の詳細
は未だ掴めずにいた。
 シンが不満に思うのも無理からぬことだった。広い地球のどこに潜んでいるのかも分
からない相手に対し、こちらの捜索能力は限られている。さらには連合という操作の妨
害までいる始末だ。条件は最初から不利なのだ。理不尽極まりない。
 一方で、今のシンは理不尽な指令の理由をある程度は納得できてしまう。戦場は常に
変化し続けるものだ。こうしている間にも、どこかでは新しい武器が生まれ、別の場所
ではそれを扱う人間が消えていく。プラントのもつ戦力を自由に投下できるわけではな
い以上、使える力を遊ばせるのがいかに非効率かは考えるまでもない。

「俺たちがミネルバに協力すれば、戦いは少しでも早く終わるんですよね」
「ま、ここらでブラついてるよりはマシだろうな」
「だったら……」

 行くしかない。拳を固め、シンは一度だけ強く瞼を閉じる。
 戦力はMSたった四機。数にしてみれば取るに足らないものだが、ジュール隊の持つ
名前の重みは少なからず敵味方に影響することだろう。同じく少ない戦力で奇跡的な快
進撃を続けているミネルバにとって、それは大きな力となる。
 それでもシンが釈然としない表情でいるのを、ディアッカは見逃さなかった。かつて
シンに昔のイザークの面影を見ただけに、その顔の表す意味をディアッカは嫌でも見抜
いてしまった。

「イザークのことなら、気にしなくていいぜ」
「え?」
「たぶん、あいつも割り切ってる。俺たちは二度と命令に逆らえない立場だしな」

 イザークがアスランを追うことにどれだけ集中しているのか知っているだけに、シン
は素直に喜ぶことができないでいた。
 仲間との再会を目の前にしているというのに、心は全く躍らない。隊長が抱えている
であろう無念さ、敵である連合のもつ闇の部分、新しく知ったことが次々にシンを絡め
取り、どうしていいのかわからなくさせた。冷静にして聡明な友ならば、飛来する疑問
の一つ一つに適切な解を与えることができたのだろうか。
 シンが知恵熱で倒れたのは、もう少し後のことだ。
302101:2007/08/25(土) 13:22:08 ID:???
 個室とは名ばかりの営倉じみた部屋の中で、アウル・ニーダは深々と溜息をついた。
 ロドニアで捕らえられた彼は、どういう意図があってのことか未だミネルバで過ごし
ている。
 部屋の外に出られるのは検査など医務に関るときだけだ。プラントに引き渡されれば
どうなるかわかったものではないことを考えれば幸運であったのかもしれないが、彼の
性分は元来じっとしていられないものである。一つところに留まるということは拷問に
近い。
 外に向けて何度も叫んでみたり、検査の時に暴れたりなどは既に試みた。アウルが何
事か起こせば、いけすかない金髪の赤服が真っ先に動き、取り押さえる。まるで全てが
決まりきっているかのように鮮やかな動作の流れは、何度味わっても見切れそうにはな
かった。バスケットボールでの勝負だったら、彼はさぞかし嫌なディフェンスをしてく
れることだろう。暇潰しに脳内でいくらかシミュレートしてみたが、自分が万全のコン
ディションだったとしても確実に勝てるとは思えなかった。負けを一瞬でも意識してし
まい、頭を大きく振ったのは嫌な思い出だ。

「つまんねーの」
「敵の軍艦に楽しみを見出そうとするのもどうかと思うがな」

 独り言をぼやいたつもりがドアの向こうから声が返ってきて、アウルは思わず背筋を
伸ばした。聡明なレイ・ザ・バレルの視線がドア越しに突き刺さる。それが錯覚だとは
理解していたが、それでも気分のいいものではなかった。
 気勢を削がれぬよう、アウルはふたたび腹の底に力を込めた。

「また検査? それともただの監視? だったらずいぶん暇なんだな。ザフトって!」

 悪態をついてみたものの、本心では密やかに心は躍った。アビスを奪った時に不意打
ちとはいえ何人ものコーディネーターを死に追いやったというのに、レイには何度も組
み伏せられている。検査のたびに飛び掛るのは、短い期間ながら習慣の一つと化してい
た。派手好きなハイネなどは逆にはやし立てている始末だ。

「今度こそ僕が勝ってやるッ!」

 敵の仕事の事情なんてどうでもいいけど。心の中で付け足して、アウルは膝を浅く落
とした。舌なめずりをする欲求は、強敵を欲して鼓動を鳴り止ませようとしない。
 鍵を開けた瞬間が勝負だ。強化された聴覚はドアロックの解除を素早く拾い上げる。

「攻撃の宣言はしないほうが効果的だな」

 レイが扉を空けた瞬間に突進したアウルだが、素早く足払いをかけられ盛大にすっ転
んだ。鼻から床に激突し、鉄の味が嗅覚から脳に侵入した。痛みよりも呼吸の苦しさか
ら鼻血が出たと認識したが、時は既に遅かった。倒れている間に腕は捻り上げられ、下
手に抵抗でもしようものなら激痛が走る。その絶妙な力加減は、同時に相手に力量差を
叩き込むのに十分な威力だ。
 ミネルバの機体に変化が生じたのは、その時だった。アラート音が響き、レイは思わ
ず力を緩める。
 アウルは、その隙をついて逃げ出した。
303101:2007/08/25(土) 13:23:17 ID:???
「あれは!」
「ミネルバ……?」

 現れた謎の艦に、ミネルバのクルーたちは全員混乱した。自分らの乗る戦艦と全く同
じ型の戦艦が前方より迫ってくる。艦長のタリアもFAITHのハイネも目を見開いた
まま僅かの間驚愕し、硬直する。
 そのミネルバと同じ戦艦は、見た目の点で一つだけ違う点があった。ミネルバの外部
装甲が白と赤を基調としているのに対し、謎の戦艦は黒いラミネートを施している。
 アーサーの大仰なリアクションに自分を取り戻したハイネが真っ先に正体不明の艦へ
の通信を命じた。仮に参加するジュール隊のものだったとしても悪い冗談だ。デュート
リオンのシステムを連合が解明したのかとも思ったが、だとしてもミネルバを模す必要
はない。

 艦橋のモニターから現れた顔は、誰もが想像していないものだった。誰ともなく、現
れたものの名を呼ぶ。

「アスラン・ザラ……」

 黒い戦艦、名を『パトリック』。以前に宇宙でジュール隊と戦った折、アスランたち
が逃亡に使ったのがこの戦艦である。その時は未完成だったために逃亡にしか使用でき
なかったが、地球での隠密活動はこれを完成させるのに十分な時間を与えていた。
 やられた。ハイネはアスランが囮だったことを読み取り、唇を噛む。ジャスティスが
度々戦場に現れていたのは、パトリックの完成を隠すためでもあったに相違ない。核動
力に加えて陽電子砲まで敵にあるとしたら、脅威どころの騒ぎではない。滲む汗を拭う
こともせず、ハイネは画面を睨みつけた。

『ミネルバに告ぐ。今すぐMS戦力をこちらに引渡し、地球より撤退せよ』

 画面の向こうのアスランは表情を崩さずに言葉を述べる。断ればどうなるかを述べな
いのは、余裕の表れだろうか。そう考えて、ハイネはふと気が楽になるのを感じた。
 ユニウスセブンの時と今とでは、根本的に事情が違う。

「その言葉、そっくりそのままお返しするわ」

 ハイネが視線をやると、タリアも同じく不敵な視線を返す。考えは同じようだった。
 MSを要求するということは、敵は未だジンを主力としている可能性が高い。ジャス
ティスだけが突出した戦力ならば、勝ち目のない戦いではない。

「レイとルナマリアに出撃用意を!」
「グフの整備は終わってるんだろうな!?」

 迎撃。それがミネルバの答えだ。
304101:2007/08/25(土) 13:28:31 ID:???
てなわけで、投下終了。

レイとアウルの格闘戦を真面目に書こうとしたら
アホみたいに長くなりそうになったのは秘密だ。
当初はもっとひどかったけど鼻血で済んでよかったね。

てな訳でようやく出せたぜパトリック。
実に>>190からずっと放置してたネタです。5月て。
「戦艦を秘密に作るとかどんだけー」という意見もあるでしょうが
(てか、自分でも思ったんですが)
その辺はザフト脅威のセキュリティってことで。

>>294
なんか、流れ的にそうなりそうな感じになりました。
予定はなかったんだけど。
書いてるとどんどん予定とずれていくから困る
305通常の名無しさんの3倍:2007/08/25(土) 15:13:13 ID:???
101さん乙でした。
306通常の名無しさんの3倍:2007/08/25(土) 19:15:46 ID:???
GJ!
さて 逃げたアウルはどう動く?
あっさり捕まったりしてw
307通常の名無しさんの3倍:2007/08/25(土) 22:09:33 ID:???
ワン・オー・ワン氏、グゥレイト!
毎度の事だけど意表を衝いてくれる!!
308通常の名無しさんの3倍:2007/08/28(火) 23:29:37 ID:???
GJ!!!どんどん面白くなってきたよ!ww
また投下待ってます!ww
309通常の名無しさんの3倍:2007/08/31(金) 02:45:45 ID:???
保守を兼ねて遅めのGJ!

パトリックって名前がいいなぁ…
しかし考えてみると、自分の乗ってる船が父親の名前ってのも凄いな
310通常の名無しさんの3倍:2007/08/31(金) 20:33:17 ID:iHcG9VET
age
311101:2007/09/01(土) 16:32:33 ID:???
 パトリックよりジャスティスが飛び立ち、四機のジンがそれに続く。迎え撃つオレン
ジのグフはテンペストを抜き、刃を発光させた。
 想像していた通りの戦力にハイネは唇を吊り上げる。ジャスティス相手には太刀打ち
できないかもしれないが、ジン相手ならば四対一でも勝ち目はある。背後にはオルトロ
スを構えたザクも控えている。唸る鞭で敵を打ち、複数の相手と順に切り結びながらハ
イネはセイバーとジャスティスの様子を垣間見た。
 ジャスティスの相手という大役を任されたレイだったが、セイバーの動きには精彩が
ない。何事かとハイネは通信を繋ぐ。

「どうしたレイ! 腹でも痛いのか!」
「……いえ、戦闘に問題はありません」

 通信に答えつつ、ちらりとミネルバに視線をやる。ミネルバには既に報告したが、外
から見る限りでは異常は無い。レイはアウルの逃亡を告げるべきか躊躇った。言ってし
まえばハイネを動揺させることになる。相手のMSがジンとはいえ、パイロットは熟練
の腕を持った猛者たちだ。集中を乱すような真似をするべきではない。
 ミネルバのクルーがアウルを捕まえて上手くなだめてくれるのを期待するしかない。
そう決め、レイは銃口を迫るジャスティスに向けた。

「アビスは出撃してないのかよ」

 隠れ潜むアウルはMSドッグに仕舞い込まれた愛機の姿を見、驚きと呆れの混じった
声を上げた。
 アウルは渡りに船とアビスに近寄っていった。既にドッグまで侵入しているとは思わ
れていなかったらしく、そこに捜索者の姿はない。
 コーディネーターは案外見る目がないのかもしれない。強力な火力を持ち、PS装甲
と水中のビームを通さない性質を最大に生かせるアビスは大気圏内では猛威を振るえる
存在だ。ルナマリアに回されるはずだったその機体の調整は既に済んでいたが、ここ一
番では乗り慣れたザクウォーリアの方が安定する。そんな意図など知らないアウルは侮
蔑の意思だけを投げかけ、アビスに搭乗した。

「……げっ、趣味悪っ!」

 静かに、かつ速やかにアビスを自分用に調整していたアウルは思わず声を上げた。ア
ビスのPS装甲の色は赤に設定されている。そもそも水の中が主戦場のアビスは防御に
力を裂く必要はあまりない。高い防御性能と引き換えに電力を大きく消耗する赤色を選
択するということは、次の乗り手とやらは相当のチキンなのだろう。想像し、笑みを漏
らしながらアビスの装甲を青に戻す。
 一通り調整を終え、次にミネルバのデッキへと通信を繋げた。

「ここ開けてくれない? さもなきゃ、ぶっ壊すよ!」

 宣言なしで砲撃を加えたほうが効果的なのは解っていた。しかし、それはレイに指摘
されたばかりのことだ。
 彼の言うとおりにするのは、何故か癪だった。
312101:2007/09/01(土) 16:34:30 ID:???
「アビス? まだパイロットがいたのか?」

 ミネルバから飛び出した新たな機影を見、アスランは眉をひそめた。セイバーのパイ
ロットの技術は初対面の頃より確実に上がっている。ダーダネルスの戦いの時は我を忘
れたような突進をしていたが、眼前の敵機は別人が動かしているように速く鋭い。セカ
ンドステージのMSが二機も相手となっては不利に陥る可能性が高い。遅れての出撃は
不可解でもあったが、警戒をするに越したことはない。
 生じ始めたアスランの焦りとは裏腹に、アビスは早々に眼下に広がる海中に潜って姿
を消した。地球軍がやっていたような必勝の型に入るのかと思ったが、反応はどんどん
遠ざかり、弱くなっていく。

「もらったッ!」

 セイバーの収束ビーム砲がジャスティスを捉える。反応が遅れ、攻撃に向けた盾は弾
き飛ばされた。レイは驚くとともに舌を打つ。確実に落とせると思われたが、被害が盾
だけとは予想外のことだった。
 対するアスランは大きく息を吐いた。レイの攻撃はコクピットを正確に捉えていた。
咄嗟の防御こそはできたが、左腕ごと奪われてもおかしくはなかった。
 もはやレイは手玉に取れるルーキーではない。認識を改め、意識をセイバーに集中す
る。遠ざかっていくアビスは気になったが、その位置はジャスティスの射程外だ。
 二本のラケルタ・ビームサーベルを携え、セイバーに向かう。ジャスティスは近接戦
闘に特化したMSだ。単純な速度ではセイバーには及ばないが、距離が近付けばジャス
ティスに分がある。機関銃、リフター、あらゆる武装を駆使しセイバーの航空を阻み、
アスランはレイとの距離を詰めていった。

「なにやってんだよアイツ……!」

 ある程度逃げたところで、アウルは自分の後方で行われている戦闘に目を向けた。グ
フとザクは統率の取れたジンの連携に戸惑っており、セイバーはジャスティスに翻弄さ
れるように回避に専念していた。
 見ながら、アウルは唇を噛む。これはザフト同士が決裂した戦いだ。連合の人間とし
ては関与すべきことではない。それは理解していたが、

「面白くないんだよね! あんな奴にやられちゃさあ!」

 自分を叩きのめした相手が別の人間にやられるなど言語道断だ。叫び、アビスは海中
より身を乗り出した。ジャスティスを狙い、バインダーと胸部からの一斉砲火を放つ。
距離をとっていたために命中はしなかったが、それはアスランを混乱させた。
 上空で戦っていた二機の赤いMSは同時に動きを乱したが、態勢を立て直したのはセ
イバーの方が先だった。アビスに、セイバーからの通信が入る。

「まさかお前に助けられるとはな」
「お前を倒すのは僕だ! こんな奴にやられるなんて許さないからな!」
313101:2007/09/01(土) 16:36:00 ID:???
「サトー、すまないが旗色が悪い」

 逃げたと思われたアビスは敵に回ったらしい。うってかわって防戦一方のアスランは、
ジン部隊の隊長へと通信を繋いだ。

「了解だ。すぐに我らもそちらに加勢しよう」

 自由に飛行できるグフと強化されたブースターによるホバリングとでは差がある。動
きを止めればザクのオルトロスが見舞われる。数の上では有利と言えど、実質的に不利
であるはずのサトーだったが、その声は至って冷静だった。
 グフのテンペストを盾で受け、ジンはスラスターに火を灯す。直線的な動きは敵の思
う壺だったが、ジンの部隊は急に速度を上げ、ミネルバへと突進した。

「もらったあッ!」

 オルトロスの極大の一撃がジンの部隊に見舞われる。薙ぎ払う一撃がジンを飲み込み、
そこで大勢がつくはずだった。
 ジンの黒い装甲が赤く発光し、光の奔流をものともせずに突進する。

「や、やだっ、ちょっと……ッ!」

 驚愕するルナマリアの機体が瞬く間にズタズタにされ、次に斬機刀がハイネの翼を襲
う。スレイヤーウィップで応戦するも、ザクを討った彼らの脚は、既にミネルバに取り
付いていた。下手な攻撃もできず、ハイネも防戦に回らざるを得ない。
 スクリーミングニンバス。ドムトルーパーに搭載されるはずだったビームを無効化す
る機構を彼らのジンHM2型は搭載していた。

「沈めぇッ!」

 ハイネが構えた盾を、サトーの剣が吹っ飛ばす。旧型であるジンに最新式の装備を置
くには、大幅なカスタマイズを必要とする。サトーらの機体は、ジンの姿をした全く別
のMSと呼ぶべき性能を持っていた。

 <タイプ・インサージェント>という名はどうだろうか、と提案したのは他でもない
ユウナだった。本人を前に反逆者とはずいぶん大胆なものだとサトーは思ったが、悪い
名前でもないとも感じていた。全てを敵に回してでも戦わんとする自分らこそ、まさに
世界への反逆者であろう。
 斬機刀が、グフイグナイテッドへと振り下ろされた。
314101:2007/09/01(土) 16:41:55 ID:???
投下終了ー。

ある意味オリ機体なサトージン登場。
見た目は変わってないしインサージェントの名前が丁度よかったので
そのまま使っちゃいました。
ただ、「ジン・タイプインサージェント」だと名前が長すぎるので
文中では全てジンとします。ストフリとか隠者とか後々どうすんべ。

>>309
ミネルバと同型艦だから同じく神話にしようかとも思ったのですが
アンチの存在だから逆に新しいものの名前のがいいかなと。
そうなると一番しっくり来るのが「パトリック」だったんですよ。
315通常の名無しさんの3倍:2007/09/01(土) 19:05:58 ID:???
101氏、おつかれ様です
ルナがアビスを赤くしていたのとか、噴きました
それにしてもドムのデータの事忘れてましたよ、オレ・・・
316通常の名無しさんの3倍:2007/09/01(土) 22:12:27 ID:???
101氏相変わらずGJ!でした。
アウルがこのままレイと敵対するか、和解するかが非常に気になりますw
317通常の名無しさんの3倍:2007/09/02(日) 04:21:33 ID:???
これは燃えるw
レイニダフラグとハイネ脂肪フラグってとこかね
318通常の名無しさんの3倍:2007/09/02(日) 04:28:54 ID:???
うぉー、ドムが出てくるかと思ってたら…
スク水侍ジンですか!素敵。アレってどう見ても格闘機向きの装備ですよねぇ
連ザで出てきたらかなーり怖そうだ、インサージェント…
319通常の名無しさんの3倍:2007/09/02(日) 13:02:37 ID:???
つうかサトーがジェットストリームアタック?
320通常の名無しさんの3倍:2007/09/03(月) 11:38:06 ID:???
ドム三人組はラクス派よりもアスラン側に付いた方がしっくりくるな
321通常の名無しさんの3倍:2007/09/03(月) 14:54:53 ID:???
ザラ派の暗躍面白すぎる
キャラくわれないようシン(+ジュール隊)がんがれ
322通常の名無しさんの3倍:2007/09/06(木) 22:30:13 ID:???
保守。
次回アウルとハイネがどうなるか気になるなぁ…
323101:2007/09/08(土) 13:40:48 ID:???
「畜生、ジンなんかに……ッ!」

 サトーは落下していくハイネのグフに一瞥をくれてやり、ミネルバに向き直った。ス
クラップ寸前の赤いザクウォーリアが必死に立ち上がろうとしているのを見、未だ機能
を損なっていないらしいオルトロスの砲身を両断する。CIWSがジンの部隊に向けて
放たれ、同時に巨大な砲門が露になる。

「タンホイザー、か」

 サトーは背の冷たい汗を自覚しながら呟く。ビームを無効化する特殊な装甲とて、陽
電子砲のエネルギーを受ければひとたまりも無い。先の大戦で起きたというストライク
の奇跡など、そうそう起きるものではない。
 背後のパトリックもまた、呼応するようにタンホイザーを起動した。連合のMAのよ
うな防御手段がないならば、同じものを構え防衛とするしかない。
 パトリックを撃てばジン部隊がミネルバを集中攻撃する。ジン部隊を薙ぎ払えばパト
リックが狙い撃つ。放っておけば両方からの攻撃が見舞われる。

 一方では、未だジャスティスとセイバー、アビスの戦いは膠着状態にあった。
 けたたましく鳴ったアラートで母艦の危険を知り、レイは舌を打った。互角の状態を
維持していても、セイバーとアビスのエネルギーにはいずれ限界が来る。頼みの綱はミ
ネルバからのデュートリオンだった。それが途切れれば、エネルギー面での優位性は途
端にジャスティスに傾く。
 アビスが海中に潜るとともに、ジャスティスはセイバーに接近した。アビスの射撃は
広範囲に及ぶ。セイバーとの距離が近ければそれだけ撃たれる可能性も低くなる。
 狙いはそれだけではなかった。セイバーがビームサーベルを受け止めた時、接触のた
めかサブモニターにアスランが映る。表情を動かさず、アスランは冷酷な声で言い放つ。

「最初にジンの数を数えておくべきだったな」

 レイはその言葉に小さく反応する。最初に出撃していたジンは四機、宇宙で戦った時
より数は大きく減っている。数が何故減っているのかと一瞬考えた後、秀麗な瞳は大き
く見開かれた。
 海中のアビスの反応に乱れが生じたのは、そのすぐ後のことだ。

『畜生、なんだこいつッ!』
「どうした、何があった!」

 彼には珍しく声色を乱し、何かがあったらしいアウルへの通信へと気を向ける。答え
を聞くまでも無く、レイはその解を脳に留めていた。
 黒い戦艦がミネルバと同じ型ならば、積載できるMS数は最大で六機だ。その中で五
機だけが出撃する理由があるとすれば一つしかない。

「伏兵を持っているのが貴様らだけと思うなッ!」

 かつてオーブに侵攻した黒いアッシュ、そのうちの一機は既に回収され、彼らの手へ
と戻っていた。
324101:2007/09/08(土) 13:42:51 ID:???
 海中でのPS装甲を貫くフォノンメーザーは海中で鉄壁を誇るアビスにとって天敵と
呼べる武装だった。全く警戒をしていなかったところに天敵からの一撃が叩き込まれ、
アビスの性能が下降する。コンソールを叩き、アウルはコクピットの中で喚いた。
 海中ではビームランスはただの棒切れだ。かと言って海上へ上がればジャスティスが
待ち構えている。丸っこい形状は不細工なことこの上ないが、こと水の中という特殊環
境においては抵抗を減らすのに適しているらしい。減速したバラエーナはアッシュを捉
えることなく直進していく。

「クソがッ! マジウゼェッ!」

 バインダーを閉じ、アウルは水中のアビスを走らせた。
 想像だにしていなかった不利な状況に、アウルは正常な判断力を失っていた。彼自身、
もともと冷静な方ではない。加え、レイに突っかかった時の鼻血で呼吸は抑えられてい
る。痛みになどは当に慣れているが、息苦しさは無関係に彼を蝕んだ。
 それ以上に助太刀をしたことがわからない。自分でも分からない行動は彼の精神に薄
暗いものを産み落としていた。螺旋のように渦巻く疑問は、自分でいくら解を探しても
見つかりそうにはない。

「逃がすかッ!」

 手先のクローを振りかざし、アッシュはアビスを追う。本来ならば水中での機動力に
おいても敵うはずもないが、最初の不意打ちの一撃はアビスの駆動系に亀裂を生じさせ
ていた。一度開いた二機の距離は再び縮まり、フォノンメーザーやミサイルが次々にア
ビスに打ち込まれる。

『――させるかよ!』

 徐々に大きくなる漆黒の流線型に、横から歪なオレンジの塊が組み付いた。
 それがハイネの駆るグフイグナイテッドの成れの果てだと気付くのに、アウルは数秒
を要した。翼と片腕を失い、頭部も切り裂かれ、半分が潰れている。叩きつけられた水
にでもやられたのか、不自然に装甲が曲がっている箇所もあった。

『おい、悪いが一つ頼まれてくれるか?』

 アビスに通信が入る。ヘルメットの透明な防壁は亀裂だらけで、ハイネのものなのか
赤い何かがべっとりと付着している。だというのに、何事も無いかのようにハイネの声
はいつも通りのものだった。

「あ、ああ」

 あの騒がしい男だけに何かの冗談なのではないかと思い、アウルは呆然とする。

『帰ったらスティングの奴に伝えてくれ。「決着着けられなくてすまない」ってよ』
「なに、何言ってんだよお前ッ!」
『確かに頼んだぜ、アウル・ニーダ!』

 サブモニターの先で、ハイネの手が何か動いているのが見て取れた。
 直後、グフイグナイテッドはアビスの眼前で爆発した。
325101:2007/09/08(土) 13:44:10 ID:???

 水上にまで及ぶ爆風に、敵も味方も両方が動きを止める。ヨップは水陸両用のMSを
扱うエキスパートだった。不意を突かれたとはいえ、それが落とされたことはサトーら
に大きな衝撃を与えた。
 真っ先に動いたのはミネルバのタリアだ。奔流のような感情を塞き止め、静かな声で
クルーたちに向けて口を開く。

「降伏しましょう」
「うえっ! ほ、本気ですか!?」

 副官アーサーは腰が引けながらも信じられないといった声を出す。ハイネのMSが落
とされたとはいえ、まだ主戦力たるGは二機残っている。ザクとグフ一機ずつの被害で
決着を決め付けるには、あまりにも早い。

「ジャスティス、タンホイザー、ビームを無効化してグフに競り勝つジン、不利な要素
が多すぎるわ。それともアーサー、あなたには策があるの?」
「い、いえ。そういうわけでは……」

 アーサーは消え入りそうな声で答えた。勝算は薄いが、勝ち目が無い訳ではない。

「――あなたの言いたいことは解るわ」

 視線を一度向けていたアーサーから戦場へと戻しながら、タリアは言う。頭に浮かん
だのは、浮沈艦と名高いアークエンジェルだ。前大戦におけるかの艦は、もっと絶望的
な戦力差の中で幾度となく戦い、勝ち残った。それに比べればミネルバの状況は何倍も
恵まれている。
 考えながら、ハイネの最期の通信が頭に引っかかっていた。ハイネはアウルに頼みご
とを遺していた。ここで戦えば、アウルは高い確率で死ぬ。ハイネの願いを直後に踏み
にじるようなことはしたくはない。と、そこにレイからの通信が入った。

『ルナマリアを回収し次第、避難を』
「レイ!? ……あなた、まさか!」
『むざむざと死ぬつもりはありません。セイバーもアビスも、渡しません』

 断言するレイの言葉からは、執念のような意思が滲み出ていた。
 ミネルバから白旗を意味する信号弾が撃ち出され、パトリックは砲門を閉じる。小さ
な脱出艇がミネルバから落ちるように発進し、レイは一息をつく。その直後、一息をつ
いた自分に驚いた。誰にも寄らず強くあろうとしていたつもりだったが、いつの間にか
ミネルバは拠り所となっていたらしい。

『大至急、脱出艇をザフトの基地に送ってくれ』
「あん? 何で僕が。僕はザフトじゃないんだけど?」
『その後はアビスで逃げるなり自由にしていい。――頼むぞ』

 一方的に通信を打ち切り、レイは飛行したまま装甲の色をを灰に戻す。
 モニターを通した視線の先には、同じく警戒を解いたらしいジャスティスが空中に停
滞していた。
326101:2007/09/08(土) 13:45:11 ID:???
 レイは冷静に敵を分析する。
 水中のアッシュが撃墜された時、彼ら全員が驚き、動きを止めた。機体は強化されて
いただろうし、パイロットの技術にも絶対的な自信でもあったのだろう。そこを切り崩
されるのは、彼らにとって想定外のものだったはずだ。
 即ち、大将のアスランを討ち取れば彼らはまた動揺する。そうなれば、陸上が不得手
なアビスでも逃げるには十分だ。

「これが最後だ、アスラン・ザラ!」

 アビスが脱出艇に近付いたところで、レイは叫んだ。
 航空形態のセイバーがジャスティスの腹部に突き刺さる。真紅の弾丸は禁断の力を秘
めたMSを巻き込み、無人となったミネルバに激突する。
 ラミネートされた装甲版を突き破り、ミネルバが危険を訴える。異常を示すべく照明
が赤く変化し、危険を示すアラート音がけたたましく鳴り響く。

『レイ・ザ・バレル! お前も死ぬつもりかッ!』

 サブモニター先のアスランが喚くような声を上げる。レイは唇を吊り上げ、声を震わ
せた。

「お前はキラ・ヤマトと比肩する乗り手だ……!」
『何!? 何を言っている!』
「ならば俺が貴様に勝てば、ラウが奴に負けたのが何かの間違いだと証明される……!」
『ラウ? ……クルーゼ隊長が!? いったいどういうことだ!』

 気でもふれたかのように笑いながら言うレイを前に、アスランは前後不覚に陥る。
 セイバーのフェイズシフトが再び赤く染まり、ビーム砲をそこら中に撃ち放った。セ
イバーとミネルバが持つエネルギーの全てをぶつければ、ジャスティスと言えど耐えら
れるはずがない。

 空を染めんばかりに爆風が広がったのは、その後のことだった。
327101:2007/09/08(土) 13:54:13 ID:???
投下終了。
主人公の絡まない戦闘っていいよねー。とか思ってたらこんなことに。

○当初の予定
ハイネ : ここでは生存→後にデスティニーを譲り受ける→隠者に撃墜(ひでえ)
       →余剰パーツでデスティニーインパルス誕生

アウル : ここで死亡→アビスがヨップのものに

当初の予定よさようなら。
レイは……まあ、まだ出番はあるんじゃないっすかねえ。


>>320
いっそそうしようかなー。アスラン味方少ないし。
何より女っ気が全然ねーよwってことで。ヒルダ姐さんは貴重。

>>321
実にスタゲ以降戦闘してないっすからね。ジュール隊。
インパルスとかどんだけ出撃してないんだ。
328通常の名無しさんの3倍:2007/09/08(土) 22:23:09 ID:???
101氏、GJでございました!
これはもう先が全く読めない!!
329通常の名無しさんの3倍:2007/09/09(日) 00:50:06 ID:???
レイィィィィィィィッ!! ハイネェェェェェェェッ!!!
…………原作以上にショッキングで、しかしカッコイイ散り様。貴方達の命がけの行動ッ! 俺は敬意を表するッ!
今回も乙にしてGJでした!



ヨッピーにも一応哀悼を示しつつ、しかしアウルかーいいよアウル
330通常の名無しさんの3倍:2007/09/09(日) 15:12:16 ID:???
ハイネ追悼age
331通常の名無しさんの3倍:2007/09/10(月) 10:22:32 ID:???
101氏最高にGJ!!!でした!!戦闘に大満足www
がんがん引き込まれて読んでしまいました。情景が目に浮ぶようです!!!www

同じく、ハイネ追悼。
332通常の名無しさんの3倍:2007/09/13(木) 10:07:19 ID:kIU63V2S
保守age
333通常の名無しさんの3倍:2007/09/13(木) 17:10:59 ID:???
ハイネ追悼
334通常の名無しさんの3倍:2007/09/14(金) 10:48:37 ID:???
そういや核がうたれたとき、ニュートロンスタンピーダーとかで全力で
プラントを守ったのに、国民は「何やってたんだ!」って怒ってたね
ジャスティスが迎撃したのを知ったら世論はザラ派に傾くのかなあ
ウホッ!ヅランダル議長頑張れ
335101:2007/09/15(土) 13:16:09 ID:???
「――できれば事前にアポの一つでも取ってくれると有難かったのだがね」

 数分前に立ったばかりの椅子に再び腰を下ろしながら、ギルバート・デュランダルは
穏やかに言った。多忙の塊がようやくひと段落し、僅かな時間の休息を得るべく帰宅し
ようとした折の出来事だ。ドアを急に開けて現れた二人組に、デュランダルは思わず面
食らった。現れたのは銃を手にした浅黒い男と、日常のひとときであるかのようにたお
やかな微笑を浮かべた少女だった。
 内心は表情に出さず、また声に震えはなかった。

「そんなことをしたら、こんな会い方は出来ないでしょう?」

 押し入った時から持っていた鉄の筒を向けながら、隻眼の男は唇を吊り上げる。今を
ときめく議長殿と正式な手順で顔を合わせるならば、膨大な手続きを経、その上で護衛
やセキュリティの監視、あるいは多数のカメラの下で会うことになる。当然腹を割った
話など出来ようはずもない。
 相手には会話の意思があるらしい。ならば、この場で撃たれることはない。デュラン
ダルは生命の危機がないことを理解する。若干だが、声が強くなった。

「確かにその通りだが、いささか礼にかけるとは思わなかったのかね?」
「無礼は承知の上ですわ」

 少女は急に笑みを消す。語調は、強かった。
 デュランダルは短く返事し、椅子から立った。部屋の向かい合ったソファの一方にか
けるように促し、自らは反対側のソファに座る。対等の目線での話し合いを受諾した二
人は、言葉通りにソファに座った。
 会う方法としては最悪の部類だが、無下に扱っていいゲストではない。

「用件を伺おうか、ラクス・クライン」

 隠遁していた彼女がプラントまで赴くこと自体が既にリスクを伴う行為なのだ。相応
の覚悟を背負った行為であることを察し、デュランダルは口を開く。
 アンドリュー・バルトフェルドは銃口を下げた。もともと目的は接触であり、脅迫で
はない。相手が撥ね付けるような態度をとらないのならば、銃などは必要のない代物だ。

「では、単刀直入に申し上げましょう。地球から軍を引き、続く争いを止めてください」

 言われたデュランダルは一瞬呆け、次に首を傾げた。話の飛び具合もさることながら、
まるでプラントが侵略者の側のような物言いだ。

「ザフトが引けば争いは止まると?」
「少なくとも、たった今、亡くなろうとしている方々は助かります」

 端を発するのはユニウスセブンの落下だが、セカンドステージ奪取など手を出してき
たのは連合が先だ。やられっ放しで手を打っては、もともと不利なプラントの地位を更
に貶めることになるだろう。そもそも、コーディネーターそのものを憎む連中が納得す
るとは思えない。
 デュランダルは困惑した。話にならないと思ったが、簡単に意見を曲げるような相手
ではないことは百も承知だった。
336101:2007/09/15(土) 13:17:42 ID:???
「そういえば、アスラン・ザラについては聞いているかい?」

 仕方無しに話題を切り替える。これはラクスと接触をとれた場合に真っ先に聞いてみ
たいことでもあった。ラクスは短い返事とともに頷く。話が早い、とデュランダルは疑
問をラクスにぶつけてみることにした。

「彼は一体どういう人間なのか、それを伺いたい」
「ミネルバでお会いになったのではないのですか?」
「あれは短すぎる時間だったのだよ。人を知るにはね」

 実際、偽名を使って自身を戒めていたためか、デュランダルの彼自身に対する印象は
かなり薄い。かと言ってユニウスセブンの落下阻止に手を貸すことを名乗り出たのも彼
だ。前大戦を収めた立役者の一人でもある。本来ならば平和を愛する人間なのだろう、
そう彼は考えていた。
 それが今では平和を乱す連中と手を組み、どこから調達したのかNJCを搭載したM
Sまで持ち出してザフトの正規隊に楯突いている。風評からはおよそ考えられない蛮行
だ。何か考えがあってのことだというのなら、彼が友とする人間ならばその手がかりが
掴めるかもしれない。それがデュランダルの考えだ。
 期待はあっさりと裏切られた。

「彼のことは、彼自身にしかわかりませんわ」

 小さく被りを振りながら、ラクスはきっぱりと言う。

「何も彼の凶行の理由を教えてくれと言ってるわけではないよ。彼の性格や嗜好、そう
いったものにヒントがあるのかもしれない」
「あー、言わせて貰ってもいいでしょうかねえ?」

 黙っていたバルトフェルドが僅かに挙手をしながら言う。デュランダルはそれを許諾
した。口調は砕けたものになり、流暢に台詞が続く。

「アスランの行動にあなたが噛んでる可能性、それもこちらは考えていたんだが」
「私が? なぜそう思うのだね」
「あなたはクライン寄りではあるが、本来は穏健派にも過激派にも属していない。真実
を探ろうにも、今はちょうど戦争のゴタゴタなんて状態にある」
「なるほど、私が地位を磐石にするために両者の同士討ちを狙っていると」

 デュランダルは頭脳の働きを張り巡らせる。砂漠の虎とまで呼ばれた将が突飛な意見
を出したのは意外なことだったが、納得の出来ない話ではなかった。そうまでしてアス
ランのことを信じたいとする考えの表れなのだろう。即ち、それがそのまま仲間たちか
ら彼への評価に繋がる。
 否定の証明は簡単だ。撃墜されたばかりのミネルバの艦長がタリア・グラディスであ
ることこそが身の潔白をそのまま表す。
 品のない武勇伝を語るようで昔の関係を口にするのは憚られるが、そう言っていられ
る状態でもなかった。
337101:2007/09/15(土) 13:19:25 ID:???
 アスランの凶行についての潔白を晴らしたところで、デュランダルは話を最初のそれ
に戻した。考える時間を与えるつもりでもあったのだが、ラクスの視線は変わらない。
溜息混じりに、彼は一つ観念した。

「先に断っておくが、決して気を悪くしないで頂きたい」

 念を押し、机の上の電話に手をかける。バルトフェルドは一度銃を構えたが、護衛を
呼ぶ気配ではないことを感じ取り、再び銃を仕舞った。

「こんな時間ですまないが、彼女を呼んでもらえないか。そう、ラクス・クラインを」

 ただならぬ単語が飛び出したことで、二人は思わず面食らう。ラクス本人ならばすぐ
傍らに存在している。なのに呼び出すとはいかなることか、何かの罠かと警戒し、バル
トフェルドはデュランダルを睨めつけた。
 一方のデュランダルは短い電話を終え、再びソファの方に座る。穏やかな視線をたた
えながら、口を開く。二人の疑念を含んだ眼差しに対し、全て解っていると言うような
素振りだった。

「彼女が来たら説明しよう」

 無礼な突入に対しての少しばかりの反撃をしてやろうという意図も含んでいたが、そ
れは口にはしないでおいた。

 呼び出されたミーア・キャンベルは、部屋に到着した途端に泣きそうになった。
 彼女は思わず半生を振り返ってしまう。思い返せば、近年の自分は不運の連続に見舞
われ続けていた。歌手としてのオーディションに落選し、落ち込んだところをプラント
の議長に拾われた。天の助けかと思ったら、彼の要求はラクス・クラインの代わりを務
めて欲しいというものだった。顔を変え、名を変え、幾度となく続いたレッスンの間は
情報の漏洩を防ぐために社会とは殆ど断絶された。
 プラントの人々全てを纏め上げるためには仕方がないと割り切ったが、回ってくるは
ずの出番は開戦とともに後回しである。ザフトの団結力を増させるにはむしろ出るべき
ではないのかとも考えたが、議長はミーアを表に出そうとは決してしなかった。
 本物のラクスを目の当たりにし、ミーアは思考を停止し硬直する。本物が見つかった
のならば、最早偽者の自分は不要なものだ。捨てられるのではないかという恐怖が先行
し、膝がガタガタと震えた。
 デュランダルはミーアを座らせ、噛み砕いて説明する。最初は隠遁していたラクスの
代わりにするつもりだったが、アッシュたちの侵入によって姿を消した浮沈艦や聖女の
行方が明らかになった。ここでミーアをお披露目してしまえば、アークエンジェルは自
分に疑念を抱く可能性が高い。たった一隻の戦艦だが、デュランダルは危惧の念を抱い
ていた。戦艦一隻すら恐れる男が、戦争を望む真似などするだろうか。身振りを加えな
がら、目の前の二人に訴える。

「――確かに、戦いなどあっていいものではない。しかし実際に我々を憎んだり、ある
いは自分らの同胞を利用するものがいる。それらを放ってはおけないだろう。それらを
捕らえずして争いの手を止めることなど、不可能だ」

 結果として、この場では口頭ではあったがアークエンジェルとの不戦の約束が交わさ
れた。ただし、もし作戦行動を再び妨げるのであれば敵と認識するという条件を添えて。
338101:2007/09/15(土) 13:25:56 ID:???
投下終了。
ピンク様との対話を書こうとするも
受け答えするピンク様はピンクっぽくなくなるというパラドックス。

ハイネの大人気が意外。
そりゃ思い入れをちょっとでも入れるべく出番を増やしたりもしましたが。

>>334
そういやそんなこともあった…
忘れた頃に伏線を消化するのが好きなんですが
自分さえも忘れてしまうのは問題かもしんないw
339通常の名無しさんの3倍:2007/09/15(土) 14:27:15 ID:???
ミーアがなんか原作より可哀想なことに…この後どうなるんだろう
そして議長かっこいいよ議長 今回も乙でしたっ!
340通常の名無しさんの3倍:2007/09/15(土) 17:47:59 ID:???
101氏、おつかれさまでした。
もう議長やラクス、ミーア、虎のことなんか
完全に忘れていました。
そして唐突にカガリのこと思い出したりして。
341通常の名無しさんの3倍:2007/09/16(日) 21:52:24 ID:???
こんなピンクなら人気が出ただろうに・・・

と、思わずには居られない程GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!でした!!
342通常の名無しさんの3倍:2007/09/20(木) 21:22:35 ID:???
保守
343通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 00:32:06 ID:???
読み返してみたがやっぱ面白いわ
このスレ見てて良かった、えーと…
もしアスランがザラ派テロリストになったらスレ?
344通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 10:47:36 ID:???
えーっと確か…何とかさんがジュール隊に入ってたらってスレだったような…
345通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 10:50:34 ID:???
       ,. -‐''"´ ̄  ̄ ̄`'''' ー-、
        /, :;,    ,.  ,  ,;   ,  'i           r┐‐、
     r'´:;':,, :; :; . ., ;: ;: ' , ;:,_,.::;:,_彡 !        r‐、,! || i,
      | ミr`''''''ー`ー-‐''"´ ´   "!'" i       |  !l  'i r'ヽ
     | `',!              i,..:: |       !  !'i  i l ヽ
       ! !        ,   __,,._ ゙i '' i        i  | |  | ヽ, ヽ、
.     { | ,...;-__-.、ヽ ,:'r;=';=';ニ、`ヽレ‐!     i´`i,|  | |  '!   !  !  
     /ヽ!'"''ヘニ!`゙`'   -、`ニ.-"  /^i,      !  }|  `"  ゙  !, |
     l{"゙:!   ‐'"  .:    `   ,: ヾ} }    i ,.イ  -、_      i,
     ヽ、{':,      .:i       l; r','ノ     {  !、 ヽ `ヽ---  i  
      ヾ'i:ヽ    :::;!,:.      ; ソ′    'i '´ `  ヽ        i
       `i   ,:___,,....,ヽ   !         |      i        |,__
        ヽ、 i ``二二"´ ′  ノ┐     ゝ、   _,....,   ,.  ヾフ,ノ'、 
         i'\        ,.-''´  |        `ヽ、   `ー'" ,-"/  l
         |  ヾヽ、___ ,.ィ´    |          >、  ,.-'´/     l
        ,.ィ,   ゞ!, || 〉イ‐   ,..ィ`''ー-、.... ___ /r'ヘ,./ /      l
 _,.. --‐‐'' ´/ \ くヽ || /.ゝ,.. ‐''´  ! i、        {:、`'" /          i
´    / ,.イ!   ``ーゥ'{-‐'"      !l,'iヽ         ヽ`'''´              |
   // ,/ ‖     / ヽ       .|| l 'iヽ、       ヽ            l
 // /  | | ;.    /  ヽ     .; !| '.、ヽ ヽ         `、              |
'´/ /  |||i  ,:/    ヽ;、   /! | | ヽ ヽ \       i               l
' /    | | !|,ィ'/      ヾ:ヽ / ,! ||  ヽ ヽ  \      l               |

▼ 101氏 は戦艦の名前を パトリック にした!
  パトリック の好感度が 100 ポイント アップした!
  パトリック「守るから…本当の、私の想いが…あなたを守るから」
346101:2007/09/22(土) 14:14:00 ID:???
「……どうだ?」

 医務室の入り口で待ち構えていたイザークの問いに、出てきたばかりのシホは小さく
被りを振った。
 ミネルバ撃墜の報はザフトを震撼させる出来事だった。旗艦として名を馳せるに相応
しい活躍をしていただけに、士気に与える影響もまた殊更のものだ。近く合流する手は
ずだったジュール隊も、その例に漏れずにいた。中でもシンの受けた衝撃は一際大きい。
誓い合った友との再開が、目前にして潰されたのだ。
 生き残った唯一のパイロットは、今は心折られ、医務室に篭りきりでいるらしい。同
性ならば相談に乗ってやれるのではないかと考えたが、考えは甘かったらしい。絶望的
なまでの“敗北”は、ルナマリア・ホークに根付いている。

「生きていただけマシ、とは言ってやれんか」
「逆効果でしょうね。私では」

 常勝のジュール隊であるシホは視線を落とす。

「隊長、シホさん」

 横からかけられた声に、イザークたちは同時に視線を移した。そこにいたのはシンだ。
げっそりとした風貌に、シホは心配そうに声をかける。

「大丈夫なの?」
「俺はその、耐性、ありますから」

 言いながら、シンの口調は暗い。言葉では平気に振舞おうとするものの、様子は明ら
かにまいっていた。目の周りにはくっきりとクマが居座り、元々白かった肌はさらに青
白い。食事も睡眠も不十分なのが、素人目に見てもはっきりと解る状態だった。それで
も立っていられているのは、日々の鍛錬の賜物だろうか。

「ルナマリア・ホークについては聞いているか」
「ええ。メイリンに、ルナの妹に会いました」

 それだけを聞き、イザークは医務室の前を去る。少し間を空けてから、シホもシンに
短く激励の言葉を送りそこを離れた。
 二人の背を見送り、シンは一度息を呑む。扉一枚隔てた先にいる友は、果たして自分
を保っていられているのだろうか。オーブで全てを失い、自暴自棄になった時、手を差
し伸べてくれた人がシンにはいた。プラントで一匹狼だった時、明るい笑顔を向けてく
れる人がいた。
 今度は、自分がそうならねばならない。覚悟を決め、シンは扉を開けた。

 イザークはシホと離れ、一人になったところで――、
 拳を、思い切り壁に叩きつけた。
347101:2007/09/22(土) 14:15:06 ID:???
 シンは、入るなり言葉を失った。ルナマリアの瞳はシンの方向を向いてはいたが、そ
れが映しているのは虚空だけだ。最初に話す言葉をいくつもシンは考えてきたが、その
様子を目にした瞬間、全てが粉々に砕け散る。外傷はないが、何かが欠け落ちている、
目の前の赤髪の少女から、シンはそんな印象を感じ取った。
 ここにあるのは精巧な人形なのではないか、そう思った直後、ルナマリアの口が小さ
く動く。

「ああ、シン、か」

 瞳に感情は点ったが、口の動き、言葉、語調、全てがどこかぼんやりしている。喉は
何かがつっかえたように重いが、沈黙してはいけないとシンは思う。
 できるだけ、優しい口調で彼は応えた。

「ああ、俺だよ、ルナ」
「ねえシン、わからないことがあるの。シンなら答えてくれるわよね?」
「ああ。俺に解ることなら」

 シンは腹に力を込めて声を捻り出す。胃がきりきりと痛む気がした。

「あいつ、アウルは、助かったのよね?」
「ルナ?」
「ねえ、答えてよ! ハイネが死んで! レイも死んで!」

 医務室だというのにも構わず、ルナマリアは喚き出す。
 最初こそ困惑したシンだが、そこで理解する。最初に消沈していたように見えたのは、
彼女が自らの感情を塞き止めるためにそうしていたことだった。気を許す友に出会えた
ことで今、それは決壊した。

「あたしは、何もできなくて……!」

 ぼろぼろと涙をこぼしながら声を絞り出す様子に、シンはただ立ち尽くす。納得させ
る答えを以て諭せるほど経験豊かでもなければ、間に合わせの答えを言えるほど器用で
もない。口を開きかけてはつぐむ、ルナマリアの言葉を聞きながら、言葉の切れ目でシ
ンは何度もそれを繰り返した。

「みんないなくなったのに、なんであいつはッ!」
「ルナ!」

 その言葉は最後まで言わせてはいけない。直感的に、シンは思わず叫んだ。シンの睨
むような強い視線に、ルナマリアはびくりと言葉を切る。

「そういうことは、言っちゃだめだ。ぜったいに」
「シ、ン?」

 親が子供を諭すように、シンは優しく少女の身体を抱き締める。
 そして、耳元で小さく付け足した。

「俺は、絶対に死なないから」
348101:2007/09/22(土) 14:16:24 ID:???
 ザフトは大打撃を受けたばかりだが、当然敵は待ってはくれない。むしろ好機とばか
りに大軍が送り込まれた。連合の大規模な侵攻は、ヨーロッパに属する地域に始まり、
東のロシアへ向かっていた。
 空をいくつもの機影が舞い、地を巨大な影が駆ける。大量のウィンダムとザムザザー、
ゲルズゲーが侵略せんとばかりに地空を埋め尽くし、楯突く全てを飲み込んでいく。

 ザフトの地球戦力はほぼ連合の迎撃に集中されていた。その陣頭をとるのはイザーク
率いるジュール隊だ。ザウートやガズウートといった機体までが駆り出され、総力を尽
くすべく戦列に並ぶ。
 総力戦の先陣は、彼にとっては心地よい場所だった。
 迫る敵を次々に切り裂き、撃ち抜く。ヴェルデバスター、青紫のザクウォーリアらが
肩を並べ、各々の武器を振るう。
 戦力の総数、士気の低下、不利な要因は多数に存在していた。瞬く間に数多くの味方
が倒れていく。気を緩めれば、いかなるエースパイロットとはいえ敵にいつ落とされて
もおかしくはない。

「ほんっと変わらねえな! 数だけは多いぜ!」
「この程度で疲れたか? 鈍ったなディアッカ!」

 スティレットが敵を粉砕し、ミサイルポッドの砲撃が次々に撃ち抜く。
 戦いながら、イザークは腑に落ちない点を感じていた。ウィンダムやダガーLとて決
して戦力外などではないが、あっけなさ過ぎる。敵も力を注いだというのならば、最大
戦力を前線に配備していておかしくはない。
 戦っていて、セカンドステージのMSの姿が全く見えないのだ。ザフト新鋭の機体群
が撃墜されたという報は聞いた覚えがない。敵の手中にあるのならば、それを出さない
訳が必ずある。大軍にまぎれた伏兵か、と頭をよぎったが、すぐにその考えはかなぐり
捨てた。セカンドステージは目立ちすぎる。姿がなければ、それだけで相手に今の自分
と同じ疑念を与える。それでは伏兵の意味がない。

 カオスが上空を直進する。
 突然のことに驚き、数機のディンが瞬時に撃墜された。空中で戦っていたフォースイ
ンパルスが迎撃にあたり、切り結ぶ。

「カオス! スティングってヤツか!?」

 敵の攻撃を受けながら、シンは接触の際に呼びかける。サブモニターに現れたのは、
写真で見た緑髪の青年ではなく、悪趣味なヘルメット型の仮面だった。

『残念だったなボウズ! スティングのヤツならここにはおらんよッ!』

 特殊兵装ポッドを備えるカオスの火力は、フォースインパルスのそれを上回る。シン
は距離をとられないよう、積極的に切り結びにかかった

「誰だよアンタ! 紛らわしい真似するんじゃないッ!」
349101:2007/09/22(土) 14:18:26 ID:???
 シンは連合の兵士だった人間たちとの邂逅を思い出していた。スウェンやアウル、彼
らもまた、連合の闇の部分による被害者だ。自らの意思と関係なく戦場に立たされ、否
応無しに命の遣り取りを強要されていた。
 敵の中にはそういった連中も数多くいるのかもしれない。出撃の前に思ったが、下手
な同情は命取りだとすぐに生まれたばかりの感情を切り捨てた。

 あの時シンが最初にスウェンにした質問は、なぜコーディネーターの自分と話すつも
りになったのかということだった。寡黙な彼は言葉少なに答える。理由はシンがプラン
ト出身のものではないから、といったものだった。どうやらセレーネから聞いたらしい。
 セレーネの“監視”の下だったが、シンはスウェンに身の上を告白した。生き延びる
ためには仕方なかったこと、何も出来ない自分ではなくなりたかったこと、それらを聞
くと、スウェンもシンを信用した。自分と似ているようで全く違う人生が、彼にとって
眩しく見えたのかもしれない。

 アウルと出会ったのはミネルバクルーが保護された基地でのことだった。レイの親友
だったと名乗ると、即座に拳が飛んできた。続けざまになんで助けに来なかったんだと
怒鳴られる、強烈な出会いだった。
 今、彼はミネルバクルーと同じく基地で療養を受けている。その彼と何度か話す中で
エクステンデッドの悲劇の一端を聞いた。

「覚えてない?」
「そ。僕らさ、いらない記憶ってのはどんどん消されてくんだよ。たぶんレイと前にも
会ったことがあったんだろうな。そんなこと言ってたし」
「でも、そんなことって」
「仕方ないだろ? そうでもないと最新MSなんか任せないって。こんなガキにさ」

 最後は自嘲気味な呟きだった。もしかしたら、彼は自分が戦う理由すら覚えていない
のかもしれない。シンがプラントに渡ったのは不本意なことだったが、ザフトに入隊し
たのは自らの意思だ。
 他のウィンダムやダガーLらは周りの味方に任せ、シンはカオスとの戦いに意識を集
中した。カオスのパイロットはシンの苦手な距離や位置を瞬時に読み取り、そこを何度
も突こうとする。片手間に戦って勝てる相手ではない。
 フォースシルエットは汎用性に優れるが、逆に癖のない武装が多い。敵を見切るよう
な技量を持つ相手に対しては相性が悪い。かといってブラストやソードでは猛禽のごと
く飛来するカオスの機動力には対抗できない。

「でも、俺はッ!」

 脳内で何かが弾けるイメージとともに、シンの反応速度が急上昇する。エネルギーの
大量消費を気にするのを止め、シンはインパルスのブースターを噴かす。不意を突かれ
たカオスは斬りつけられ、地表へと落ちていった。

「アンタなんかに躓いてられないんだ……!」

 シンは肩を大きく揺らし深呼吸する。直後、周りのディンたちが収束された光に薙ぎ
払われた。
 シンは光の放たれた方向を見た。視線の先の姿は、他のMSを踏み潰すほどにさらに
大きい。漆黒の巨人デストロイが、その姿を現した。
350通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 14:24:21 ID:???
投下終了。

Q.大学生の夏休みだったのに普段と投下速度同じだったとかありえなくね?
A.SD三国伝とかカッコよくね? 司馬ビーいかす。

てなわけでデストロイ戦の前フリでした。
あ、ネオ名前すら出てないや。まあまた出るだろ。うん。出るよきっと。


>>343-344
ここはもしキラが極限まで出なかったらスレです。

>>345
サトー「私、昨日はパトリックの部屋にいたの!」
 ※ 間違ってないところがポイント
351通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 17:11:52 ID:???
101様、GJにて候。
ネオが今まで出てきてなかったことに気づかされました。
そして「カオスの変形機構って意味無いんじゃね?」とか思ったり。
>>337でZAFTとアークエンジェルの共闘のお膳立てが出来ているから
ついにキラ様登場→主人公交替か!?
352通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 19:14:41 ID:???
>>350
今も夏休みだなんて羨ましすぎじゃね?
もう一ヶ月前に終わった夏休みのレポートを、今必死にやってるとこなんですけど
今回もGJでした!!ネオ…なに瞬殺されてんだ…

司馬ビーいかすには同意。
353通常の名無しさんの3倍:2007/09/23(日) 06:54:39 ID:XD8EAu46
てゆか変態仮面死んだ?
354通常の名無しさんの3倍:2007/09/24(月) 06:47:20 ID:???
ああ、レイあれで死んでたんだな

種死のことだからてっきり魔法のセーフティーシャッターで生きてんのかと思ったよ
355通常の名無しさんの3倍:2007/09/24(月) 07:08:36 ID:???
>>354
レイだけに、二人目三人目がいるんだろう
356通常の名無しさんの3倍:2007/09/25(火) 00:34:56 ID:???
フレイみたいに守護霊化してたり、変態仮面に成り代わったりするかも…
357通常の名無しさんの3倍:2007/09/26(水) 03:36:43 ID:???
ヨップさんみたいに、名前が何度も出てたのに、出番もセリフも無いまま地味に退場ってケースもあったからな
レイも死んでないよな?と思わせといて、このままアスランごと退場ってのも有り得るかも…
358通常の名無しさんの3倍:2007/09/26(水) 11:56:05 ID:???
>>350
アスラン「…どうして君が…ヨップ!畜生!僕は!君に何も…」

ヨッピーに追悼、面白い文章を書き続ける101氏に敬礼
359101:2007/09/29(土) 13:49:01 ID:???
 焼けた空気が一瞬にして静まり、凍てつく。出鱈目な広がりを見せていた戦線は、そ
の瞬間だけは動きを止めていた。敵も味方もない瞬間の中、GFAS−X1――デスト
ロイと名付けられた破壊の権化は頭部の口部分から巨大なエネルギーを放射した。
 五十メートルをゆうに超える“それ”は人を乗せる通常のMSさえも小人に見せる。
空を制するバビやディンが爆弾を落とし、鉄の雨を降らせた。地を駆けるバクゥHが飛
び掛り、ザクがビームを次々に打ち込み、グフが隙間を縫って鞭を振るう。戦艦とて無
事には済まない砲火の中、デストロイは虫でも払うかのようにのっそりと腕を動かした。
その指先から光が放たれるたび、MSが撃ち抜かれ爆風が飛ぶ。
 撃てども巨兵は倒れず、逆に巨兵はただの一薙ぎでいくつもの命を奪った。漆黒にし
て強大なその姿は、さながら、

「悪魔だ……」

 誰ともなく呟いたその一言が、水面に落とした雫のごとく全体に広がる。いくらコー
ディネーターが優性の種であろうとも、ヒトの身であることには変わらない。ただの一
言が抑制されていた恐怖を業火のごとく燃え上がらせ、銃を持つつわものに次々に怯え
を抱かせた。
 デストロイは進行方向を逆に変えたバクゥを踏み潰し、ザフトのMS群へとゆっくり
と進む。背部に背負った円盤からはミサイルの嵐が吹きすさび、胸部の三門の砲口はM
Sを消し飛ばす大口径ビーム砲を放出した。

「くそッ! 貴様ら、怯むなッ!」

 リトラクタブルビームガンの連射を浴びせながら、イザークは引け腰の味方に対し腹
の底から怒号を飛ばした。恐れられてはいるが、敵がMS、もしくはMAであることに
違いはない。ヒトの創り出したモノならば、他のMSでも条件は同じだ。
 ヴェルデバスターの強力な砲撃が援護し、装備をガナーに切り替えたザクウォーリア
のオルトロスがそれに続いた。小山が倒れる気配など一向にないが、ジュール隊の勇士
は隊長の闘志を他の誰よりも理解していた。
 地にいるジュール隊の面々はデストロイの両の足に狙いを定めた。その巨体ゆえに、
脚を崩せばデストロイは自重で自滅する。下手に飛び上がってコクピットがあるであろ
う胸部を狙っても、三門のビーム砲の格好の的になるしかない。超重量を支えているだ
けに強度も高いであろうが、脚を狙うのがもっとも効果的だとイザークは判断した。

 シンは上空でウィンダムの相手をしながらデストロイの猛攻を観察していた。火力ば
かりに目が行きがちだったが、距離を置くと一つの事実に気付く。

「あいつ、足元が見えてないのか!?」

 逃げ切れないMSは踏み潰されているが、他の被害は火力によるものばかりだった。
胸や頭部の兵器群は威力こそ大きいが、構造的にそれが足元に向くことは無い。
 サイズの格差は戦う相手に脅威をもたらすが、同時に弱点も生み出している。シンは
即座にイザークたちに通信を繋いだ。

「そうか。貴様にしては上出来だ」

 サブモニタの先のイザークは不敵に笑った。勇猛なる三機のMSが、デストロイに向
けて突進する。
360101:2007/09/29(土) 13:50:53 ID:???
 地を駆けるガイアのコクピットから、スティング・オークレーは舌を打った。視線の
先にあるのはもともと彼の愛機だったカオスの残骸だ。逃げ惑うザフトのMSの間を縫
い、装甲を灰色に染めたそれに向かって駆け抜ける。

「何やってんだよテメェは」
「おお、スティングか。助かった」

 亀裂の入った仮面から飛び出した声は、戦場の真っ只中だというのにのんびりしてい
た。スティングはもう一度舌を打ち、鋼の四足獣の背にカオスを乗せる。

「すまんな、手間をかける」
「人の死んだシートになんか座りたくねえだけだ」

 ぶっきらぼうに言い放ち、ガイアは元来た道を戻った。セカンドステージが戦線を離
れるのは好ましいことではないが、デストロイに任せておけば大丈夫だろうとスティン
グは判断する。中には逃走するガイアを狙うMSもいたが、ガイアはビームブレイドを
振るい、それらを退けた。
 撤退など彼の望むところではない。戦況が優勢に傾こうとしている状態では尚更だ。
 何かが足りない。欠け落ちている。それが埋まっているならば、カオスを貸してやる
こともなかった。募る違和感は、スティングをさらに苛立たせる。
 その苛立ちを全てぶつけられるような、強い敵が欲しかった。

 シンは逃げ回りながらも、少しずつ敵を散らしていた。できるだけウィンダムに近い
距離に位置し、デストロイからの攻撃を抑制する。敵を引き連れては巨大な頭に射撃を
見舞い、攻撃のチャージが始まると見れば踵を返し敵陣に突っ込む。敵を苛立たせ、デ
ストロイの意識をインパルスに向けさせるのがシンの狙いだった。
 雨あられと降り注ぐミサイルは回避とPS装甲で十分にカバーでき、口や胸、指先か
らのビームは前動作と口径が大きいゆえに射角を見切りやすい。命懸けではあるが、自
分ならばやれるとシンは確信していた。

「……おまえ、うるさいッ!」

 デストロイが腕を前方に向けた。両の腕が飛び、片方がインパルスを追う。

「って、なんだよそれッ!」

 予想外の反撃に、シンはインパルスのスラスターの出力を更に上げた。ウィンダムを
巻き込むことを厭わず、飛行する手先はビームを乱射する。
 逃げるシンが次に気付いたのは突撃したイザークたちのことだ。オールレンジの攻撃
が可能ならば足元すら死角ではない。

「隊長! こいつ、ドラグーンを!」

 繋がってるかも確かめず、シンはモニターに向かって叫んだ。
 刹那、戦線とはまったく別の方向から五色の光の束が奔る。天よりの一撃が悪魔の手
を撃ち落し、それを放った一機のMSは、仄暗い天空で青き翼を広げた。

『こちらフリーダム! これよりザフトを援護します!』
361101:2007/09/29(土) 13:51:54 ID:???
「援護だと!? 貴様、どういうことだ!」

 イザークは、ザフトに友軍信号を発信するフリーダムに向けて真っ先に叫んだ。助け
られながらも居丈高な態度にディアッカは苦笑し、並ぶシホは怪訝な表情を浮かべた。
 耳をつんざくようながなり声にも表情を崩さず、最強のパイロットであるキラ・ヤマ
トは静かに言い放った。

「説明はあとでします。――ここは僕に任せて」

 言い切った時が、フリーダムの猛攻の始まりだった。
 擦れ違うダガーLやウィンダムの翼や腕を次々に切り裂き、銃口を向けたゲルズゲー
は手足を撃たれ動きを封じられ、ザムザザーはMSさえも掴むクローと砲門を潰された。
 フリーダムの攻撃は急所だけをあえて外していた。圧倒的な力量差を見せ付けるよう
な戦い方は、全ての敵の戦意を奪う。一度は萎えかけたザフトの士気は、青い双翼の羽
ばたきによって再び蘇った。
 鮮やかささえ思わせる手腕に、シンは口をぽかんと開けて見入る。いくら無限の動力
をもつフリーダムとはいえ、その手管は自分には無いものだ。スターゲイザーに搭乗し
たときを思い返すが、天災のごとく通り道の障害物を全て薙ぎ払うような速さはどう足
掻いても出せなかった。
 フリーダムがデストロイに向かうのを見、ようやくシンは意識を戻す。俊敏さの一点
ではフリーダムが勝っているが、装甲や火力の面で明らかにデストロイはフリーダムを
上回っている。たとえ最強のMSとパイロットといえど、あの巨大なMS相手では意識
を集中せざるを得ないだろう。

 ――即ち、背を撃つことも難しくは無い。

 即座にシンは自身の脳裏に浮かんだ邪な考えを捨てるべく頭を振った。ザフトの友軍
として援護をすると現れた者を撃つなど、外道以外の何者でもない。フリーダムとてヤ
キンの戦いを生きて勝った猛者だ。ここで落ちるはずが無い。
 つけるべき決着は、後でいい。
 舌なめずりをする復讐心に、シンは一度蓋をした。
 軍人として、速やかな手順で通信をセットする。インパルスをフリーダムと同じ方向
に向け、デストロイへと照準を合わせた。
362101:2007/09/29(土) 13:58:30 ID:???
投下終了。
変態仮面生きてました。

ところで00始まりますね。
またスレ乱立するだろうしこのスレも危ないかなあとか思ってみる。

>>352
ちょっと言葉が足りなかったんだぜ。
一応、前投稿の辺りまで夏休みではあったんだけど
期間中一度として後進頻度が上がらなかったのはどうよってことで。

>>354-356
レイはまあ、えーと……。
ちゃんとクローン云々の話は決着着けたいと思ってるんですが。

>>357-358
ヨップは本当はもっと活躍するはずだったんだよぅ。
たまに悪ノリすると後が困る。
363通常の名無しさんの3倍:2007/09/29(土) 14:02:34 ID:???
投下お疲れ様

シン対キラは元よりハイクオリティな戦闘を期待してるぜ
話の推移によっては対戦するか分からないがw
364通常の名無しさんの3倍:2007/09/29(土) 23:02:17 ID:???
101氏乙!!www

今回もGJでした!

本当ですね。OO始まったらどうなるんだろう。種・死だけで乱立状態だったしなぁ。
是非続けて欲しいです。
365通常の名無しさんの3倍:2007/09/29(土) 23:32:19 ID:???
101氏、グッジョブ!
てっきりデストロイにはオクレ兄さんが乗ってるんだとおもってましたが
まさかガイアとは・・・・・・似合わないですなぁ
366通常の名無しさんの3倍:2007/09/30(日) 12:11:54 ID:???
やっぱデストロイに乗ってるのはステラなのか

このままデストロイとの決着は付けずにシンとステラとはちょっとしたプチロマンスとか邂逅を果たしてほしかったりする(本編みたいなイミフなやつじゃなく)
367通常の名無しさんの3倍:2007/10/02(火) 09:46:14 ID:???
保守
368通常の名無しさんの3倍:2007/10/04(木) 12:03:19 ID:/ymAq/XF
あげ
369通常の名無しさんの3倍:2007/10/05(金) 10:32:19 ID:???
ほしゅ
明日は00開始か・・・スレ乱立で危ないかなあ
370101:2007/10/06(土) 13:13:11 ID:???
 向かってくる二機のGに向け、デストロイの怒号が再び響いた。
 片手を失ってはいたが、その火力自体が大きく失われたわけではない。熱源から降り
注ぐ光は未だ健在であり、ミサイルはフェイズシフト越しに機体に衝撃を与えてくる。
巻き添えを恐れたためか、ウィンダムやダガーLの姿はインパルスの周囲から消えてい
た。
 先に立つフリーダムに追いつかんとするところで、シンは一つ失念していたことを思
い出す。ほぼ無限に稼動し続けるフリーダムとは違い、インパルスのデュートリオンは
有限のエネルギーだ。その残量を確認し、シンは唇を噛む。
 無駄な動きを織り交ぜれば、その分だけ戦える時間は磨り減っていく。デュートリオ
ンビームを受けるには、一度戦線を立ち退かねばならない。最強の機体がいるとはいえ、
戦線を任せるなど言語道断だ。
 今や攻撃はおろか、回避の運動すら制限されている。迷う時間など無く、失敗は許さ
れない。それを強く精神に叩き込んだシンは、自分のすべきことだけを考えることにし
た。
 インパルスの通信先は二つある。シンはそのうちの一つを再び起動させる。

「隊長、あいつの注意を引き付けられますか」

 何事かと思ったイザークだったが、シンの視線から意思を汲み取る。短く一拍だけ間
を置き、インパルスを駆るエースへと涼やかに言い放った。

「当然だ。貴様は俺を誰だと思っている」

 僅かに笑って短く返事をし、シンは一つ目の通信を切った。
 ブルデュエルもこれまでの戦闘で被害を受けてはいたが、追加装甲フォルテストラに
よって増強された耐久力は折り紙つきだ。加えて乗り手が一流なれば、ウスノロの攻撃
などに貫かれることなどありはしない。懸念はすぐに消去された。
 一丸となっていたヴェルデバスター、ザクウォーリアらが散開しているのだけを確認
し、インパルスはさらに飛翔した。立ち向かう仲間への篝火のごとく、三機のMSはエ
ネルギーを使い尽くさんとばかりに射撃の嵐を浴びせる。

 格好をつけるのはやめた。
 自分はまだ挑戦者だ。たった一人で最強のフリーダムに並び立つなどできようはずが
ない。
 少しだけ気を楽に持てたことを自覚し、もう一つの通信先に繋いだ。
 インパルスはセカンドステージの機体だ。局所的な力ならば、フリーダムすら凌ぐ。

「インパルスの、ソードシルエットを!」
371101:2007/10/06(土) 13:15:39 ID:???
 デストロイを操るステラ・ルーシェは困惑した。玩具のように蹴散らされていくザフ
トのMSの中で、抵抗を始めるものが次第に現れ始めていた。強大な力に任せた砲火を
浴びせても小さな抵抗は消えることなく、むしろ次々に続いていく。
 最初は、それが青い羽根のMSが戦闘に加わってからだと思った。暴れる駄々っ子の
ようにデストロイは大地の敵を薙ぎ払うが、敵は後からどんどん湧いてくる。通じるは
ずの無い攻撃を繰り返し、無駄にじたばたともがく。
 続く困惑は、いつの間にか別の感情に変わっていた。とらえようの無い不気味さが、
背骨を固定したかのように掴んで離さない。
 ぞわぞわとした感覚に囚われ、ステラはさらにデストロイのパワーを引き上げた。

「おまえたちがいるから、ネオはッ!」

 数分前のカオスの撃墜を思い出し、鋼鉄の津波に向けてツォーンを放つ。一瞬で消え
去る多くの命の後ろから、さらに銃弾は飛んできた。
 払い落とそうにも、すでにその腕は無い。際限なく続いてくる敵に向けて、吼えるし
かできることはない。仄暗い深海に沈んだ心のままに、ステラは暴れた。

「これって……?」

 シンは大地に広がる多くのMSの布陣に我を忘れそうになった。一度はデストロイの
脅威の前に逃げ散ろうとした仲間たちが、今再び強大な敵に立ち向かおうとしている。
 これはフリーダムの降臨による士気の高揚かとシンは思う。間を置かず、それは違う
のだと理解した。

『ジュール隊に続けぇッ!』
『若造の部隊に後れをとるなッ!』
『我らザフトの意地を見せてやれ!』

 ノイズ交じりに聞こえてくる声は、明らかにジュール隊に鼓舞されたものだ。デスト
ロイの矢面に立ってインパルスの囮となる蛮勇が、他の部隊を刺激していた。もはや本
格的に撃墜は許されない。呆けた表情を引き締め、後方から飛来するソードシルエット
を受け止める。
 換装はせずにビームサーベルを捨て、エクスカリバーだけを引き抜いた。大剣の刃に
光が点る。攻撃の隙間を縫って反撃するフリーダムのような神業はできようはずがない。
 少ないエネルギーでできることは、一つだ。

「信じてるからな……、もってくれよ!」

 左腕の盾を前面に構え、インパルスは突撃した。
 デストロイは厄介に飛び回るフリーダムや足元からの足掻きに集中していた。インパ
ルスの決死の一撃は不意を突き、デストロイの装甲を突き破る。

 剣を根元まで突き刺したところで、インパルスの装甲は灰に染まった。
372101:2007/10/06(土) 13:16:41 ID:???
 周囲は静寂に包まれていたが、そこは暑かった。コクピット内の温度の上昇は、ほん
の少し息苦しさを伴っていた。そんな中、シンは意識を取り戻す。すぐに様子を探れば、
騒音も物騒な攻撃もない。
 既に戦闘は終了していた。それを思った瞬間、全身から水分が噴き出る。呼吸は荒く
なり、鼓動が激化した。
 インパルスのシートに着いたままであることから、さほど時間は経っていないことを
理解する。

「そうか、俺……」

 気だるげに言ったところで、機体がぐらりと大きく揺れた。右腕を突き出した格好の
まま、インパルスは停止している。不安定この上ない状況を慌てて修正しようとするが、
既にエネルギーは底をついていた。
 セカンドステージ専属パイロットであるエースは、大金星の直後に情けない通信をす
るハメになった。


「なんだと!? あのデカブツはもぬけの殻だと言うのか!」

 戦後の報告を聞き、イザークは机を叩いた。無事な部隊がデストロイを探った結果、
コクピットがあったであろう部分にぽっかりと空洞が生まれていた。エクスカリバーが
潰したのかとも思われたが、どんな精密な剣技であろうと綺麗に一箇所だけ抜け落とす
ということは考えにくい。出された結論は、何かしらの脱出システムを用いパイロット
は逃亡したというものだ。

「落ち着けって。MSの方はもう倒したんだぜ?」
「ずいぶん楽天的ね。使えるパイロットがいればそれは脅威でしょう?」
「あんなの何度も出てきてたまるかよ……」

 二人の副官の意見は分かれていた。片や楽観視し、片や未だ脅威は取り払われていな
いと主張する。
 撃墜されたと思われたカオスや、ガイアの姿も見えなかった。多くのウィンダムやダ
ガー系列のMS、巨大なMA群も途中から姿を消していた。仮にディアッカの言う通り
に巨大MSがもう存在していないとしても、まだ脅威は残っている。
 正式な命令が下るまでは下手に動くことも出来ないが、憂いが残っているというのも
事実だった。
 奥歯を噛み締め、イザークは握力の許す限り固く拳を握った。悔恨を孕んだ感情を押
し殺し、隊長として短く言い切る。

「――とりあえずは待機だ」

 本音は全くの逆だ。許されているならば、すぐにでも追撃に向かいたいところだった。
373101:2007/10/06(土) 13:21:34 ID:???
あいあい投下終了。
おかしい…俺はブルデュエル無双を書きたかったはずなのに…編終了
スレ落ちたら落ちたでまあいいや。

>>363
俺としてもどっかで入れたいパートですね。
ちゃんと組み込むつもりではあります。
また妙な悪ノリが出たら変わるかもしれんけど。

>>365-366
まさか一週間の間に急遽変えただけなんて言えないぜ。
374通常の名無しさんの3倍:2007/10/06(土) 13:27:10 ID:???
おお101氏乙!
リアルタイムで投下に遭遇w

てか今日放送日だけど大丈夫かな?
避難所とかまとめサイトってあったっけ
375通常の名無しさんの3倍:2007/10/06(土) 17:11:11 ID:k7C7P4kF
GJ!エクスカリバー持ったフォースはかっこいいですよね。

>>374
無いよ。一応保存はしてあるけど…
とりあえず頑張って保守。
376通常の名無しさんの3倍:2007/10/06(土) 18:00:13 ID:U2O8DJun
放送開始あげ
377通常の名無しさんの3倍:2007/10/06(土) 18:27:19 ID:5XGSd4LI
保守
378通常の名無しさんの3倍:2007/10/06(土) 21:12:31 ID:U2O8DJun
普通に問題なかったな
379通常の名無しさんの3倍:2007/10/06(土) 21:53:48 ID:???
101氏、おつかれさまでした!
シン、ステラとデキずに
殺っちまったのかと思いましたよ!!
380通常の名無しさんの3倍:2007/10/07(日) 19:36:20 ID:???
メサイア戦でイザークが寝返りそうになる時に
「あれがザフトの艦だから何なんですか?勝ち馬に乗るんですか?そんなんでニコルが生きてたらどう言いますか?」と
シンに渇を入れられて大切なものを取り戻す、とかだったら良いな
381通常の名無しさんの3倍:2007/10/07(日) 23:08:12 ID:???
お前があの理屈に異論があることだけ分かった
382通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 02:23:11 ID:???
あの下りもディアッガから言い出すなら別に異常でもない。
ディアッガはそう言う奴だ、と思うだけ。
383通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 07:10:45 ID:???
ディアッカだよ、名前くらいきちんと覚えてやれよ遺作厨
384通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 16:01:08 ID:???
>>383
ごめん素で憶え違いしてた。
385通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 16:13:17 ID:???
カに濁点が付くだけで何となくMSの名前に見えてくる不思議。
386通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 19:34:54 ID:???
ディアッガーと最後に伸ばすと、主人公メカにだってなれそうだw
387通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 19:45:40 ID:???
必殺砲撃グレイトディアッガー

00の次はこれで決まりだな
388通常の名無しさんの3倍:2007/10/09(火) 00:12:00 ID:???
>>385-386の理由を本気で考えてみた。

三秒で分かった。マジンガーだ。
389通常の名無しさんの3倍:2007/10/09(火) 00:17:42 ID:???
マシンカー・・・

アーズカ・ジン
ギーラヤマド
アズラーンザーラ

これはすごい
濁点をつけるだけで・・・!
390通常の名無しさんの3倍:2007/10/09(火) 03:01:32 ID:9z/3kLnP
あげ
391通常の名無しさんの3倍:2007/10/10(水) 02:44:32 ID:pWNvfTGg
一日一保守
392通常の名無しさんの3倍:2007/10/10(水) 17:36:15 ID:CTwlqqGe
まんご
393通常の名無しさんの3倍:2007/10/10(水) 17:38:44 ID:???
シン?何だそれ?
今はコーラサワー様の時代じゃい!!
394通常の名無しさんの3倍:2007/10/10(水) 17:48:06 ID:???
ジュール隊のシンか…。
まあミネルバにいるよりは遥かにマシだろうなあ。
成長的な意味でも。
395通常の名無しさんの3倍:2007/10/10(水) 20:37:45 ID:???
スク水は装甲じゃなくてミラコロの一種じゃなかった?
396通常の名無しさんの3倍:2007/10/10(水) 20:39:51 ID:???
モノとしてはフィンファンネルの干渉フィールドバリアに似ているな
それに攻撃力もあるらしいぞあのスクリーミング・ニンバスっての
397101:2007/10/10(水) 23:04:01 ID:???
>>385-388
 ミネルバ撃墜やらピンク襲撃やらデストロイ様降臨やらで本国で忙しいはずなのに唐
突に現れたワカメヘッドの出現に、基地で休んでいたジュール隊の面々は大慌てだった。

「ところでこの新型機を見てくれたまえ。こいつをどう思う?」
「どうって、その、すごく……大きいです」

 えらーい議長様が賜るというありがたいプレゼントを目の前に、ジュール隊の面々は
言葉に困った。ちなみに、特にツナギを着ているわけでもなければ股間を指し示してい
るわけでもない。阿部さんスレはよく見てたけどね。
 まず、他のMSと比べて明らかに形状の様子が違う。言ってしまえば鉄(くろがね)
の城といった風味、そして何故か頭部は髪を模した装飾が施されている。髪型は金髪の
オールバックだった。

「この新型“ディアッガー”を君たちに使ってもらおうと思ってね」

 真っ先に顔をしかめたのはシンとシホだ。並んだだけで明らかに浮いている。
 逆にイザークは瞳を輝かせていた。オカッパな髪型といいどこかセンスがズレている。
 お守り大好きなこの人は、かつてシンが単独派遣された任務の折にも水牛の角で作ら
れた部族のお守りを授けたりしていた。お守りとあれば目が無いためか装着部位までは
頭が回らなかったらしい。シンは困惑し、シホは顔を真赤にし、ディアッカは笑いを堪
え切れなかった。
 まあそれは別の話。

「装甲には新素材である超合金Zを使っている。ちょっとやそっとの攻撃では倒れんよ」

 ジュール隊をガン無視し、議長はベラベラと新型機の説明に勤しんでいた。対するは
いやアンタ超合金て。とつっこみたいのを我慢する面々(一人除く)。途中から頭から
マジにワカメでも生えたんじゃなかろうか、とさえ思えていた。
 一段楽したところで、デュランダルは疲れてきた隊員の一人に目を向けた。

「これは君なら使えると思うのだがね、ディアッカ・エルスマン君」
「げっ……じゃなくて、自分、ですか?」

 一歩デュランダルが近寄ると、ディアッカは一歩後ずさる。一歩、また一歩。

「君は優秀な砲撃主なのに前に出がちだそうだね。そのせいで被弾することもあるとか」

 遠回しに「一話目から真っ当な狙撃やったロックオンを見習えよバーカ」と言ってい
るのがひしひしと伝わってくる。ついでに横で嫉妬してるイザークの念も。

「いやホラ、俺、自分にはバスターもありますし……」
「ああ、あれなら先の戦いでのダメージが酷かったから処分しておいたよ」
「なんですとッ!?」

 グゥレイトな男の明日は、どっちだ。
398101:2007/10/10(水) 23:05:23 ID:???
もうこれ本編でいいんじゃね?
とか思えてきた。

ていうかここんとこのこのスレの進み、何。
399通常の名無しさんの3倍:2007/10/10(水) 23:42:49 ID:???
確かにロックオンはガンダムのくせに狙撃ばっかりしてましたwww

ほら、このスレと00のダブルガンダムの力さ
400通常の名無しさんの3倍:2007/10/11(木) 00:57:30 ID:???
実在してしまったか、ディアッガーwww
必殺技はなんだろう、とか想像が広が(ry
401通常の名無しさんの3倍:2007/10/11(木) 03:33:20 ID:???
>>398
いやいや駄目だろw
最近の流れは気になさらずに

みんなあなたに期待してるよ〜
402通常の名無しさんの3倍:2007/10/12(金) 00:58:28 ID:???
>>401
同意

>>101氏に期待だな
403通常の名無しさんの3倍:2007/10/12(金) 08:33:07 ID:???
101氏wGJです。
カオスな書き込みにこんな素敵SSありがとうございましたww
404通常の名無しさんの3倍:2007/10/13(土) 12:44:10 ID:???
全力で保守
405101:2007/10/13(土) 18:31:04 ID:???
 ギルバート・デュランダルが地球に降りたのは、ディオキア以来のことだ。多忙であ
る彼が軍の基地を訪れたのは、その用事の一つにザフト地球駐留軍を労うというものが
あったためだ。
 演説めいた言葉が皆に与えられた後、まず呼び出されたのは所在無さげにしていたキ
ラだった。心強い救援であるとともに、人工子宮の唯一の成功例である彼は遺伝子学に
も明るいデュランダルにとって興味深い人物でもある。

「やあ、普通の客室ですまないね」
「あ、……いえ」

 警戒するようにキラは部屋を見渡す。何の変哲も無い普通の客間だ。居座っているの
は議長一人。SPはおろか、撮影機材なども見当たらない。デュランダルが先に下げさ
せていたとは知らないキラからすれば、それは奇妙な光景に見えた。
 訝しむキラは勧められたコーヒーには手を付けなかった。デュランダルはそんな様子
を気にした風でもなく、話を切り出す。

「君とは個人的に話をしてみたかったのだよ」
「僕と?」
「ああ、世界でただ一人、究極のコーディネーターと言われる人間とね」

 出された単語の一つに、キラは露骨に嫌そうな顔で返す。期待通りの反応に、デュラ
ンダルは見えぬほど僅かな笑みを浮かべた。

「単刀直入に聞こう。君は才能というものは絶対だと考えるものか」
「……なにが言いたいんですか」
「君が戦い抜いてきたのは生まれつき持った戦いの才によるものか、そう言い換えても
いい」
「僕は戦いたくて戦ってきたわけじゃありません」
「では、“嫌々ながら”これまで己の正義を信じてきた者たちを踏み潰してきたと?」

 答えになっていない、そう思ったデュランダルは意地悪く切り返す。どこか冷めたよ
うな目つきの若者に一泡吹かせてやりたい、そういった悪戯心もあった。

「ラウ・ル・クルーゼ」

 キラが答えないので、デュランダルは再び口を開く。一人の男の名を聞いた途端、目
を逸らしていたキラは弾かれたようにデュランダルを見た。

「彼は才ある者のクローンとはいえ、身体能力はナチュラルのものに相違なかった。そ
の彼がザフトの中で登り詰めた時は、私も才能を超えるものがあると信じたくなった」

 キラはその先を読み取り、再び視線を下に向ける。MSに乗ってさして間もなかった
自分が、その努力と執念を打ち破った。これが才能の絶対性以外の何を意味するものだ
ろうか。
 キラ・ヤマトは口を開かない。瞬時に弾き出された答えを、口にしたくなかった。
406101:2007/10/13(土) 18:33:03 ID:???
 まともな返答も返せないまま、キラは部屋を出た。
 ドアを開けた直後、一人のザフトレッドの少年の姿があって戸惑う。待ち構えていた
ように立ち塞がる彼は、キラが口を開くよりも先に一言だけ声を発した。

「アンタ、二年前にもフリーダムに乗ってたんだよな」
「うん、そうだけ」

 言い切るよりも先に飛んできたのは拳だった。無防備な所にぶちかまされた予想外の
一撃に、キラは小さく呻く。

「俺はそのときオノゴロ島にいた。その後、一人でプラントに渡ったんだ。理解できる
な?」

 見下ろすような冷たい視線で、シンは平坦な言葉を並べる。戦争で人が死ぬのはある
意味では仕方のないことだ。軍人となった今では、シンはそれを痛いほどに理解してい
る。ただし、それは個人の感情というものを除いた上での話だ。仕方がなかったと思え
るほど、シンは大人ではない。

「あの時は、仕方なかったんだ、僕が、戦わなかったら……」
「だから俺の家族が死んだのも仕方ない、そういうことだっていうのか!?」

 最初はあえて避けていた「死」という言葉を、今度は遠慮なく吐き出した。左の手で
襟首を掴み、もう一撃をくれてやらんと右拳を硬く握る。扉を一枚隔てた先にはプラン
トの最高権力者がいるというのに、シンは構わず怒りをぶつけた。
 謝ったところで何がどうなるものではない、それはシンも理解している。だが、仕方
がなかったと繰り返すばかりで外部の要因ばかりを口にする姿勢が、どうにも我慢のな
らないものだった。三度、四度、抵抗さえもしないキラに向け、シンは拳を振るい続け
た。

「……なんで」

 肩で息をしながら、シンは呟くように声を絞り出す。キラが何もしないのは、不気味
なほどに不可解なことだった。自分が振るっているのは理不尽な暴力だというのに、目
の前の最強のMSパイロットは反撃どころか防御の一つさえしない。殴られることで贖
罪としている様子でさえもなかった。

「僕を殺す?」

 キラの口から出た言葉は、シンの予想からさらに外れたものだった。

「君になら、殺されても“仕方がない”かもしれない」

 ここに来てお決まりのような言葉を吐かれ、シンは顔を真赤にした。さらに拳を振り
上げたところで何も映さないような紫の視線に射抜かれ、腕を下ろす。
 息を一度飲み、決意したように言い放った。

「俺と戦え、キラ・ヤマト!」
407101:2007/10/13(土) 18:37:22 ID:???
投下終了。
ディアッガーが不評だったので軌道修正。
気になる人は

ディアッカ:…という夢を見たんだ
シン    :疲れてるならやすんだらどうっすか

みたいな会話があったと思えばいいと思うよ。

おかしい。元はデスティニーとストフリ乗り換えイベントだったはずなのに
気付いたら
「次回は!スペシャルで!!二千回で!!!模擬戦なんだよおおおおおおッ!!!!」
ってなことに。ええ2話はコーラさんの出番がなくて残念でした。
408通常の名無しさんの3倍:2007/10/13(土) 19:54:25 ID:???
GJ! キラが虚無的なんだか甘ったれなんだかわからない。
っていうか、ディアッガー好評だったらそのままいくつもりだったのか…!?
409通常の名無しさんの3倍:2007/10/13(土) 23:52:19 ID:???
101氏、乙!
「デスティニーとストフリ乗り換え」って、じゃあレジェンドは?
410通常の名無しさんの3倍:2007/10/13(土) 23:57:55 ID:???
おお、ストフリは正式に剣議長が開発したものを譲渡されるのか
これはwktk
411通常の名無しさんの3倍:2007/10/14(日) 21:58:33 ID:???
今回もGJGJでした!ww
次回もwktkしながら待つ!
412通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 00:27:26 ID:???
下がりすぎ一応あげ
413通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 11:34:43 ID:???
101氏乙!
414通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 19:44:16 ID:???
415通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 19:56:06 ID:???
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416通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 19:58:16 ID:???
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417通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 19:59:18 ID:???
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418通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:00:54 ID:???
削除依頼
419通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 19:58:13 ID:???
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420通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:01:45 ID:???
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421通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:02:47 ID:???
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422通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:03:13 ID:???
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423通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:03:48 ID:???
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424通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:04:50 ID:???
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425通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:05:51 ID:???
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426通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:06:52 ID:???
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430通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:11:47 ID:???
荒らしは串焼いてもらってくるか
431通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:12:38 ID:???
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432通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:14:10 ID:???
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433通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:15:14 ID:???
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434通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:16:16 ID:???
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435通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:17:17 ID:???
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436通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:18:19 ID:???
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437通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:19:21 ID:???
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438通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:21:23 ID:???
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439通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:22:25 ID:???
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440通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:23:27 ID:???
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441通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:24:28 ID:???
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445通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:29:32 ID:???
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446通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:30:34 ID:???
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447通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:31:35 ID:???
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448通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:32:37 ID:???
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452通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:38:43 ID:???
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453通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:39:46 ID:???
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454通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:40:48 ID:???
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455通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:41:50 ID:???
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456通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:42:51 ID:???
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457通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:43:53 ID:???
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458通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:45:18 ID:???
関係ないけど四角と四角の中間のところが黒っぽく見えるんだよなw
459通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:45:53 ID:???
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460通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:46:58 ID:???
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461通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:48:00 ID:???
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462通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:49:02 ID:???
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463通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:50:03 ID:???
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468通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:56:47 ID:???
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469通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:57:48 ID:???
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470通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 20:58:50 ID:???
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471通常の名無しさんの3倍:2007/10/16(火) 21:00:27 ID:???
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