なぁ、福田
凸「今日から入隊のす…
日本人「硬いんじゃごるぁ」
凸「す、すんません…」
キラ「僕の親友いじんないでよね、勝手に
日「ああ!?」
キラ「や、やめてよね、僕が本気出したらグフォ
日「どうなるんじゃ、いうてみぃごるぁ!!」ドゴガスグチャ
キラ「ぼくもういやぁあぁっぁぁぁ!!!」
シン「先ぱああああああい!!!」
キサカ「か、改革が起こる…!!このオーブに…!!!」
おまいらありがとう
4 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 22:11:58 ID:09ZFPp1O
神スレ
飛鳥真
大和吉良
倉員楽巣
明日走紗羅
馬場だけはガチ
佐藤さんは?
10 :
1:2007/01/22(月) 01:15:02 ID:???
どっちもハーフだろ
オーブ人の祖先は朝鮮人だからトダカ達は違うな。馬場だけは日本人と認めてもいいが。
キラ「はなせ凸」
凸「何言ってんだか白服様が。プライド持って反抗したらどうだ?
英雄さん」
キラ「わかってんじゃん、ヅラッチぃ!じゃあ、行ってくるね」
凸「…orz」
キ「ぅおい」
日「あん!?」
教えてあげるよ、ナチュラルとコーディの差をね
上等だ、ごるぁ
「「オルァ!!!!!!!」」
んー数秒後
日「大した事ないのぉ!!がぁあっははははぁ!!!」
キ「…そんな…最強の……このヴぉくぐぁ(死
凸「キラーーーーーーーー!!!!」
つ11
でも一人だけ。劇種では打倒ラクシズに燃える
アホ大和魂を日本の方々に見せてもらいたい
居留守幡痔悪化
オーブは日本人ばっかだろ
日本語喋るだけっつーか漢字じゃねーYO
すさまじく中国臭がする
ついでに、やつはどこぞで作られたんじゃなかったか?
オーブの石碑は日本語だったけど、カガリの手紙は日本語じゃなかったな
アスラン宛だからかな
カガリの手紙は声優直筆の日本語だったような気がした
23 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 01:40:52 ID:ln5ZcmvT
つ18
でかでかと日本列島出てる時あったけど
24 :
設定:2007/01/27(土) 02:10:19 ID:ln5ZcmvT
起動戦士ガンダムSEEDce89〜希望出る丘〜
キャラ萩永 雪之
甲原 葉由
星祭 陣
秤降 宗隆
迩福 那馬
志藤 蒔久音
定平 清介
一久遠 岳
益相 雛・桃・騨
押尾 甚真
笠坂織 智・香緒
キャラクターの面白さに人種はかんけーねーよ!
まずはメガネ男子を出せ!
サイを主役級で復活させろ!
あと、ロリも出せ!ショタも出せ!
26 :
設定2:2007/01/27(土) 14:42:30 ID:???
<終幕連合軍ファントムベール><クローン組織ミラード><創世政府リアライズ>
オーク・ルーガ ルェ・イ・クルーゼ 種死メインキャラ
ジャネット・ルーガ ガリクソン・ジューン 外伝キャラ
ハクソン・ドミニク フェイン・ラストウェイ +サイ、カズイ
エルージャ・ライム マックス・ファリーナ
マイケル・デンバー ハンナ・マイトラン
シャイナ・レンナー クーファンウァン
ゴードン・ルーガ ジェイミー・ケイン
スファイン・アズラエル キッド・グラディス
ヴェイン・リカルド コーマ・ジェイド
27 :
設定2追記:2007/01/27(土) 14:48:27 ID:???
ずれてたorz
リアライズ追加→ロード・ハーネンフース
ジェイク・アイマン
CE71の時点で日本という国は消滅しているが、オーブ建国の礎である
日本国創現機構「一和」
リアクターガンダム(日製アストレイ)
グレイス
ウイッシュ(モノアイ)
ファントムベール
ナイトメア
パンサー(ダガー強化)
ヴァイス
リヴァイアサン
ミラード
フィクサープロヴィデンス
ファスト
ネクロマンス
ブラッディ
リアライズ
パージフリーダム
エクスタントジャスティス
グロリアスデスティニー
アストレイウインディング
31 :
設定4世界観:2007/02/01(木) 18:28:14 ID:???
ce85、地球・プラント間の平和はラクス・カガリ二大総統により確実なものとなった
しかし、裏社会問題、資源・環境問題や政治・金銭・生活課題は未だ尽きず、彼女らは
重要課題である、「全世界武装解除」に足を踏み出せずにいた
そこで、ジャンク屋ギルドを含めたレジスタンス団体「ターミナル」を介入し、
創世政府「リアライズ」として改めて「世界壁」に立ち向くのだった
その最中、ある一国がその息吹をまた吹かせようとしていた…
32 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 08:08:58 ID:u66UPoGY
由良亜素歯
33 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 08:09:53 ID:u66UPoGY
飛鳥真
大和吉良
蔵印楽澄
座羅明日蘭
明日波由良篝
キラ・ヤマト、シン・アスカとか、どう見ても日本人の名前じゃねーか。
ハーフじゃねの?苗字が後ろにきている時点で日本人ぽくない。
キラ・ヤマト→吉良 大和でも違和感ない。
シン・アスカ→新 飛鳥でも違和感がない。
オーブ建国の時点で国としての日本はすでに消滅してるしなあ
日本人は外国だと名前を先にするから、
その流れでオーブでも名前が先なのかも知れない
大和 吉良
蔵院 楽透
座羅 明日蘭
明日派 由良 篝
飛鳥 真
頬工 留奈真里亜
頬工 明衣林
十流 善座空
得澄満 痔悪化
羅御明日 真龍
不羅我 羅 夢宇
派卯 御理亜里亜
亜留守多亜 歩麗
亜遇劾流 佐伊
場巣過空 数意
場流兎笛流度 安度龍
多五廃 真開陳
虎院 嗚呼佐亜
蔵院 椎解劉
座羅 羽戸律駆
オースト+日本ならレドニルもありか
日本人なんていないだろ
東アジア共和国人だろ
夜露死苦!
日本は中国、朝鮮圏に組み込まれてたな・・・
45 :
s1日の出1:2007/02/06(火) 15:14:47 ID:???
「では続いての相談はアメリカ、ロスからジェイ君。内容は・・・」
手紙を読んだ
−生活が面白くない…スケジュールはきついし、最近はテストも不調で…
なんか生きる気がうせるっていうか何ていうか…夢も特別ないし
僕はどうすれば?
「あぁよくあるな、こんなの。宛て無くて彷徨ってます的な。答えは簡単なんだけど。ジェイ、
何でも良いから頭ん中何かで埋めてみ。とにかく、でっかいのでな。んで、それに夢中に
なることだ。馬鹿でもできるぞ、俺もそうだし。まぁそんだけだ。頑張れな、ジェイ!」
一間置き
「今回の『DJ.SENOのガッツ!ライフカウンセル』は以上です。ではまた次会いましょう、
see you!」
休みを入れた数秒後、隣のパソコンが音を立てた
「お、来た」pipipi pipopa
「あ、もしもし、フランス国衛本部ですか、メンバー00です。貴国パリ3番街の5番廃墟に男女のカップル一組、
男は…刃物握ってます。至急廻って下さい」−了解。通報に敬意
「どうも」受話器を置いた「あー疲れた」
彼の承認パスにこうあった
日本国創現機構「一和」一級少佐件国際監視官 荻永雪之
birth12,31ce71 age14 作業MS ウイッシュ38番機
46 :
s1−2:2007/02/07(水) 15:31:24 ID:???
シャワーを浴びた後、コールが鳴った
「『一和』二級中佐甲原葉由」「はいはい、そっから話して」
「分かった。この30分後に総員会議、総督から直接今後について話があるそう」「了解。場所は公堂だな?」
「お察しの通り。じゃまたね」「うーぃ」
彼女は雪之より三年年上になるが同じ隊で二年を過ごす仲だった
「よし行こーか」支度を整え部屋を出る。心配性があり、オートロックでも数分確認した(なんだこの違和感…)
寮を出てもう一人のチームメイトに出くわした「あ大佐」
「よ。相変わらず似合ってない眼鏡してるなぁ、コンタクトデビューとか考えないの?」
「そっちのバンダナより数倍増しだと思いますがね。二十も下ってきてそれはないっしょ、星祭大佐」
「下でいいって言ってるだろ?その苗字痒いんだよな、だから『陣大佐』で。な?」
「大佐は譲らないのか「なんか言ったか?」いいえ、此方の事です」
バンダナが似合わないこの27歳は同じ隊の特級大佐だ(やっぱしっくり来ない…)
MSデッキには整備兵が目まぐるしく廻っている
「そういえば、ガンダムタイプはまだだったな」「まだモノアイです」
「ははは、そう落ち込むな。特級試験に受かればおまけでついて来るから」「おまけ…」
「しかし本当にお前は凄いよ。ラジオもやって世界監て、若干14でMSだからなぁ。見込んだことはあるってモンだ」
「やることがないだけです、そんな誇大しなくても。それにしなくちゃいけないこともあるんで…」
「どこまで確り者なんだか。ま、夢があるだけいいか。俺にはこれ以外何もねぇ」「一つありゃ充分っすよ」
「それもそうだな」「二つあればさらに得ですが。ニヒッ」
「来たわね。こっちよ、二人とも」「はっやいなぁ、さすが中佐」「当然なことです」「言ってる通り。一々褒め過ぎですから。だいたい…」
「口閉じろ。いらっしゃった」「ん」
一人のが、壇に立った
×一人のが
○一人の正装が
萩永雪之(奈良里 城真)・8歳頃孤児として預けられた14歳のアンナチュラル。底知れぬ戦闘能力を持つが
普段はやんちゃな少年。ある目的があり滞在しているが、不明
甲原葉由(はよ) ・20の中佐。冷静かつ突発的で、あらゆる状況に応じて頭脳で対応させる面も持つ。
女性だが髪は短く、ズボンをはいている
星祭陣 ・自分の苗字を嫌う24の大佐、似合わないバンダナを常に着け歩く。不確かだが、彼は
コロニーメンデルで最後に発見されたアルダフラガのクローンとの噂も立つ
49 :
s1-3:2007/02/13(火) 02:36:47 ID:???
口髭を蓄えた角刈りのごつい顔の持ち主は定平清介(せいすけ)。「一和」の総督兼日本国頭首である
「御機嫌よう。本日君らを呼び出したのは、あるVIPがいらっしゃったからだ」 あたりがざわめく
ードクン …近い…
「君たちには当方から講義を受けた後、持ち場に戻ってもらう。我々の活動をご覧になって貰うのだ」 ぉお! いったい誰だ?
−ドクンドクン ドクドクドク ドックン 「来る!!」 「へ?」 葉由が漏らした時
「では壇上にお越し頂こう、ラクス・ヤマト様、カガリ・ユラ・ザラ様!!!」 ZaWaaaaaaaaaa 会場が揺れた
「ラクス様!!」「おい、マジかありゃぁ!!」「カガリ様まで…嘘、夢みたい!!!」
「静粛を保て! 話されるぞ!!」定平の隣の笹澤が飛ばした
「ありがとうございます」「いえいえ」ラクスがすべらせる。後ろにはまだ30前の青年がいた
「皆様本日は忙しい中、この私の意見を通してくださることを切に思おしています。皆様の汗をかく背中、見せてくださいね」 WOooooooooooo!!!
カガリが金の長髪を揺らしながら少し引いた。その背中を、彼女の後方の少し額の広い青年が受け止めた 「姫、落ち着いて」「ありがとう」
「前へどうぞ」「あぁ、どうも」 笹澤が壇を勧めた
「今回の貴公らの頑張りと精神を今後の地球政府方針に生かしたいとも思っている!今日はよろしく頼むぞ!!」 また、揺れた
キラぁ、ヤマァトぉー!!!!
この声だった。会場中が彼の浮いた体を見る。「何、ユッセ!?」 雪之だった。彼はセミロングの白髪と灰色の作業着をふわつかせながら
ラクスの後方の青年の胸倉めがけて飛び込んだ
「…っ!くぁっ」 たまらず彼は倒れこんだ 「キラ!」 三人が同時に言った
「なんだ、この状況は!!」 清介は目を白く剥いている
「あいつ!やっぱ狂いやがった!」陣が発した。「どういう…「いろいろは後から言うから!走れ!」「はいっ」
雪之の目に理性はない。まるで猛獣のようだった 「…みぃつけた。ンクククッ」片手にはナイフが握られている
「待て、落ち着くんだっ。何が…「だあってろ!!」振り下ろされる「うっ」
「アスラン早く!!」 「畜生!!」 「だめかよっ!!」 「ユッセ!!」
「だめだな、こりゃぁ」彼の右甲から血が流れていた「やっぱお前は許さないか…痛って」 「…君?」 「おあづけってこった…ハハハ」
「「ふぅ…」危なかった」 「キラ…大丈夫なんですね」
「…」清介も落ち着いた…時だった gggggggu………DoKaaaA!! 「…!? これは!?」 外の崩音と中のざわめきがリンクした
「遂に来た…幻真が」
51 :
s1−4:2007/02/18(日) 02:24:40 ID:4KMn+8Ml
公堂地下管制部門
−連合残党勢力、九州、四国・中国、関東、関西、東北及び北海道各地に展開
「現地に打電。対応をそれ相応に取らせろ」
−了解。各地域、応答願います――――――
「こりゃ大変だぜ、普通に」 部門総責・木宮田信正は零した。普通ならこの日は休みで、家族と一家団欒と過ごしている所だったからだ
「特別厳戒態勢…大当たりでしたな」隣の矢副三郎部門副責がスッと刺した「たしか息子さんの誕生日でしたかな、今日は」
「信人…ごめんな」 「…さぞ心苦しいでしょうが、今は…「ああ、国守んなくちゃな。滅んだらモトもコもねぇ」
―敵艦より三度砲撃!
「…とはいえきつい。…艦に通信。動力燃やしとけ。後、俺は艦長服に替える」
―聞こえているだろが、髭爺。要求はラクスとカガリだ。3分以内にYESを貰う。NOならドカン
「待て。まずは我が芽達の身の安全を優先させて頂きたい。遅くはなかろう」 渡された無線で応答した
「何なんだ、彼らはっ」額の広い青年―アスラン・ザラが放った。 「こんな時間を…卑劣すぎる」 デジタルは19時を回っていた
「幻真…と言われましたね?」とラクス。日本国旗の三人が応じる
「簡単に言えば、ファントムペインが幻傷(げんしょう)。奴らはコスモスの香りを未だ忘れられない幻真(おぼろま)。まぁ、こう呼んでるのは俺たちだけで」
「本称はファントムベール。連合の終末軍です。ある管制の方が連合からと見られる通信を傍受した際、『真実はまだ幻の中』と記されていたことから、それ以来」
「そう呼んでいます。いる目的はコーディネイターとその共謀者への報復と踏んでいます。しかし、なぜ情報が…」
「まだ…枯れてなかったという事か、彼らの種は…」 「そう捉えていい…しかし、どうして力にしか縋れないんだ、奴らは!!」
「…お前らは如何なんだ」 「えっ」 「止めとくんだ、ユッセ
「力でしか、能力でしかどうこうできないのは、そっちだって一緒だろ!! なのに原因をそっちばっかりに向けて…前しか見れないその目玉、少しは己に向かせろよ!」
「…そうだね。君もそうだから仕方ないか。」 「んっ」 「でも僕たちはそれでも光を目指していかなくちゃ生けない。だから彼らを今、許す訳にはいかないんだ。分かってくれる?」
「…微妙」 そう切った時には大半の参加者が避難し終えていた
―あ、言っとくけど、港はダウンさせたから。足付きも同伴艦も縛っておいたもんね
―そう。お前たちは虫籠の蝉ってとこだ
「では次に代表者を私に遣すんだ。ここでは汚すぎる」 「頭首閣下!?」 「君たちは客人を連れて先に地下へ!! …開発部門だ」
「「「はっ、請けた通りに」」」
―おい!!! 何逃がしてんだ! 銃握ってんだこっちはぁ!! ―…パパ?
―オーク。やはりまだいい。流石は日本の精神といったところか。よし、すぐそちらへ行こう ―父さん
「話は決まったな。笹澤」「は、はい」「いつでもMSを出せるよう全国に打たせておきなさい。転び方では本当に…戦争になる」
「この度の親日清算プログラムのこと、またそこから
派生した大統領所属の調査委員会からの財産調査、没収。
実に悲しい出来事です。再び突然に財産を没収され、
驚き憤る気持ちはわたくしも皆さんと同じです!ですが
どうか皆さん!今はお気持ちを沈めて下さい。怒りに
られ想いを叫べばそれはまた新たなる反日を呼ぶものと
なります。」
「親日反民族行為者財産調査委員会は最悪の事態を避け
るべく、今も懸命な努力を続けています。ですからどう
か皆さん、常に平和を愛し、今またより良き道を模索し
ようとしている皆さんの代表、青瓦台ノムヒョン大統領
をどうか信じて、今は落ち着いて下さい。
「 笑 っ て く れ て 構 わ ん よ 。 」
「我ながら小賢しいことだと情けなくもなるな。だが仕
方ない。反日の力は大きいのだ。私の等より、遥かにね。」
( ^∀^)ゲラゲラ
ttp://flingk.com/r6lbp03
↑アンチ?
54 :
s1−side:2007/02/27(火) 14:57:53 ID:Xi4I2f/h
講演時 アークエンジェルジェミニ
「動くなよ。お前たちは袋の鼠なんだからな」「あ、いや俺は鷹「だまってろ」…はいはい」
「んー、虎の奴、うまく濾すようになったな」AAG艦長・ムゥ・ラ・フラガはキラたちを送り、一息ついていた「いつまで続くかね、この平和」
「敵が来るまででしょう」サイ・アーガイル少尉が応えた「ま、僕が誰かの敵なんでしょうけど」
「ははは、言えてるわ」dkan 「うわっと、何だ!」
「艦長、敵襲ですっ!」 「何!?」 「数は…5000!?」カズイ・バズカーク第2CCIが切り出して間もなく
「敵歩兵、艦内へ侵入! …こちらです!」ミリアリア・エルスマン第1CCIが声を挙げた
「おいおい…」
「まずいですよ艦長、このままじゃ彼らも…」 「…信じるしか無いな」
―――――――――――――――――――――――――
同刻 リアライズ防衛艦 トワイライト
「…チックショッ」 「やばいね、シン…」「あぁ、もぅっ!!」
「煩いぞ、そこ!」銃口を向けられ、さすがにシン・アスカ特等兵は引き下がった「うっ」ルナマリア・アスカ同兵もたじろいでいる「…メイリン」
「どうするんです、ジュール艦長」「俺にどうしろと「艦長!ここで夫婦喧嘩はないっしょ」「…」
イザーク・ジュール、シホ・ジュール大佐、ディアッカ・エルスマン副艦の3人と上の2人は食堂に居た所を捕らえられた
「ブリッジと代表団が気になるな… うちからは新人も送っているというのに…」そう洩らせるだけだった
「こいつら…いったい何なんだぁ!!」心の内で、シンが叫んでいた
55 :
s1−5:2007/03/05(月) 22:01:01 ID:S+Xlmssv
30分後には、雪之らと日本首脳陣、リアライズ団体は開発部門・ミーティングルームに着いて、息を落ち着かせていた
「ん、お前らも一緒だったか」見慣れた3人もそこにいた 「やっぱ、頭首命令?」
「俺たちは管制総責からだった。なんでかはよく知らないんだよ」 長い白髪を後ろで結った青年が答えた
「君たちは?」アスランが聞いた
「ああ、すいません、僕は秤降宗隆(ひこ しゅうりゅう)、「一和」の中尉です」白髪が先を切り、
「あ、えっと私は志藤蒔久音(まくね)ですっ、同じく、ウッヘンっ、少尉です…すみません」茶髪の三つ編みの、少女だった
「…迩福那馬。同じく少尉」坊主頭がぶっきらぼうに答えた (ちょい中断
56 :
s1−5:2007/03/06(火) 17:02:58 ID:???
「お目にかかれて光栄です、ラクス様、カガリ様」最後に宗隆がこう締めた
「相っ変わらずその態度だな、クニニン」雪之が突っ込んで 「…そうは呼ぶなと言うとろうが、殺っぞ」 「うぇーい」
「彼らは僕と同じ隊です。僕は5人の保護者的なモンですよ」 と陣 「まぁ、問題児も居るんですが、器用でね」
「そうですか。私も宜しくお願いします。それと謝罪をしなければいけませんわね、巻き込んでしまって…」
「そうですね、本当に申し訳なく」キラが代弁した
「それは私からも言わねばなりません。貴公方にも、諸君にも…「まぁまぁまぁ、こんなとこでブルーになっても。ほら、奴ら、来ましたよ」
灰色がかった白髪を揺らしながら雪之が割った。そして
SPと数人の軍服を従え、一人の貴人が顔を見せた
「私が今の連合――ベールを支える、ゴードン・ルーガだ」濁り交じりの強い声が響いた「子供たちが悪いことをしたようで」
「…話を聞ききましょうか、私は日本国党首の定平清介です」
「けっ、無駄な足掻きだな、国の再生など。せっかく華人に拾って貰ったんだ、べったり着いてりゃ良かったのに」右隣の金髪の少年が吐いた
「なんだと、もう一回…「抑えろユッセ」「…うす」
「口を制して、オーク兄さん」左隣の青髪の少女が突っした「ふん、ジャネットが言うから、もう黙っといてやる」
「すみませんな、騒がしい息子で」 「…いえいえ」
「ああ、理由を聞きたいんでしたな。大まかな意見はこの資料にあります」
「簡単です。腐ったこの地球の再生の為…、今の政態では確実に種が枯れる「それはどういう事だ」カガリが挙げた
「貴女方は全てを見て、聞き、仕切っている。それは親の機能…だからそれが朽ちたとき、世界が朽ちる。それは人が幻を彷徨い、己の存在を求める内、争い合う。
して、『血のバレンタイン』のように、力をぶつけ合うきっかけが生まれ、やがて」
「…戦争が血走ると」 「そういうことです」
「そんな…」「僕たちのして来たことは…?」キラとアスランが呻いた
「未然に防ぐ為に、貴女方を我等の中の取り入れ、政態を宥和して欲しいのです。そして我等は只の土台に成るのだ、人の生きる世界の」
「それは、地球に対する方針ですわね?ではプラントはどうなるのです?」
「失敬ですが、破壊させていただきます、全て。戦因が彼らなのですから、いたらそれだけで膿なのでね
「…!ではますます2人はお渡しできますまい。当然彼らも殺されるのでしょうから」
「ははははははは!!仰せの通り、やはり見えていましたねぇ、さすがは国を支えようとするだけある」突如、奇声が飛んだ「その声色」
「アズラエルかぁ!!」雪之が叫んだ
「幼いのに良くご存知だな、少年。僕はスファイン・アズラエル!かのムルタ・アズラエルの息子さ!!」
棺のような紫の髪、深淵をおもわせる濃紺のスーツのその者の顔は正にその男だった
「我等の財布として起用させていただいています」ゴードンが言った「お前たち、もう乗っておきなさい。話は決まったようだからな」 「ラジャーっ!」
「そんな、こんな…!!」 「復活していたのか、彼もロゴスも…!」 「大変なことになっちまう!!」
「…ん?お前は誰よ」 「あ、ちわっす。エルスマン隊のロイツ・アイマン少尉でありますっ。以後宜しく」 「…ああはい」
「渡せないと、そう仰るなら剛に沸かせるしかないですな」
「本気なのか、貴様」 「それが、我等の在るべき真の現れなのでな」 「待て…うおっ」
突如、天井に星空が垣間見えた。MSの手に掬われ、彼らは去った 「また会おうか。命があったなら」
瓦礫が襲い掛かる「頭首ーーーー!!」雪之が飛び込み、その雨から救った
「…出しますよ、俺たちも。いいっすね?」 「すまない、行ってくれ」 「うす」
「あ、総責」「3人、船のMSデッキへ!彼らは俺がブリッジに」 「「「了解」」」
「…何してる」 「え?あ、ううん、なんでもない」 「…急げよ」 「うん。…セノ君、生きてね」
「さぁ、何から壊そうか、ええ!!?? このナイトメアでっ!!」
「くそ、させ…」 ウイッシュの一機のモノアイが消えた。そして爆音とともに命が散った「無理!」
「マシンガンに気をつけろ、弾が見えない…ぐはぁ!!」 「やっかいだろぉ!?俺の武器ぃ!…くはっ!?」
切られた。ブースターが一基死んだ 「何だ!?」
「もう・・・ここは、日本はやらせねぇぞ!!俺がぁ!!」 一機のMSが、サーベルを煌かせていた
57 :
s2-1 INCREASE:2007/03/08(木) 12:45:23 ID:ep+imk89
「その声、さっきのチビか!?ナマイキだなぁ、餓鬼が!!」gagagagagagagagaga
「(っお!見えねぇ、ミラコロか?)っせぇ!!こっちはお前らに大分腹ぁ立ててんだ、その分暴れさせてもらうぜ、うぉらあ!」
GWOooooo VAkyuuuun
「その面なら見覚えあるぜ、ストライクだろぉ?余裕ぅ!」 至近距離のライフルを避け、コンバットナイフを振り構える
「あんなカトンボもどきと一緒にすんな!折角だから名だけ言っといてやる。インクリースだ、覚えとけ!」それをシールドで腕ごと弾いた
「一和」極秘軍事施設
「お前、本当に戦争できるのか?」急に陣が聞いてきた「お前、嫌いだったはずだろ?その所為で家族も、宝物も失って」
「そうじゃん、ユッセだって戦争の為に生まれてきた兵器って知って、自殺図ろうとまでしたのに」葉由も押した
「…俺は歴史を知ってきた。つまんねぇ理由で戦争してよ、皆。だから、今、変えねぇといけねぇんだと思う。こんな世界を。
誰かが武器を持たないような、そんなきっかけを作らなくていいような、そんな世界にさ。こいつは、その始まりのきっかけにしたいんだ。
それに、折角、今がそのチャンスなんだ。乗らなねぇ理由は無い」
「…責任を持てるか、殺した命に?戦えると誓えるか、過去に負けずに?」
「自分の道を歩ききることで、謝罪にしたい。餓鬼の吐く台詞じゃねぇけどな。俺は誰かさんの二つ身として生まれて来た訳だけど、
今が嬉しいから平気だわ」
「…ユッセ、スゴイな、カッコいい」
「だったら、大丈夫だな。ほれ、起動カード」 「サンキュ」 「生きてこいな」 「了解」
かのストライクとアストレイの2機の頭部をmixしたようなその機体が起動音を上げた
「マイクロジック・コンバーター良好、オートディフェンドシステムオールグリーン。…うし、RDIも大丈夫だな。武装…ん。文句無し」
一呼吸置き
「頼むな。JMM−FO1、インクリースガンダムin荻永雪之、向かうぜ!」
58 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/08(木) 12:50:58 ID:ep+imk89
訂正
2機の頭部をmixしたような
→ したような頭部を持つ
59 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 10:31:44 ID:D70YUgl7
このスレにんなモン張られてもorz
hosyu
62 :
s2-2:2007/03/22(木) 16:00:46 ID:???
旧レインボーブリッジ付近
「ユッセ一人で大丈夫でしょうか、大佐?」 「ああ、大丈夫だろう。アイツの操縦は正直オレよりうまい。…しかし、なんであんなとこで?」
「私も気になりました。あそこにはS級ロックがかかっているんですよね」 「ご名答。起動カード、渡して正解だったのか…」
「…!大佐、9時から3、6時から6!距離30です」 「気にしてる暇ないな、行くぞ!後方グレイス小隊、ついて来い。リアクターG、防衛作業開始する!」
カメラアイが一斉に唸りと光を上げた 内1機はアストレイのさらに軽量化されたような格好だった
「んわっ!」 dGan。大きく機体が浮き、うつ伏せになった 「んく、足にビームキャノンなんざ反則だろ…」
「はん、やっぱKIDだな」 濁ったブロンドを掻き上げ、あざ笑う 「Warにルールはねぇ。足を掘ろうが腕を契ろうがFreeなんだよ、死ね!」
zbaah 黒紫の機体が、黄色の光を振った
「なめんな!」 Gwooooooo バックブーストをそのまま吹かせ、強引に前進運動、そのままサーベルを回避した
「んし!」 「なぁっ!?」 「んおおおおっ!!」 bakyuu 胸部ブ−スターで旋回、ライフルを打ち込んだ 「かわしきれっ…ぐかっ!!」
背部バックパックを直撃、破壊の爆音とともにその機体、ナイトメアは飛ばされた
「はぁ、はぁ。もう無理だぞ、お前。腕のほうも停まった」息が荒げる。(早くしないとな)
周りでは爆音、ビーム音が不協和音のように響く 「ん…」 立ち上がった
「…終われるかぁ、終われるかぁぁぁぁ!!」2本ナイフが襲い掛かる。蝙蝠の様だ (やばい、PSが…!)
1本、ライフルで妬かれた。3機の機体が降りた。上空には戦艦か、巨大な影が映えた
「…大丈夫だな」 「セノ君!」 「安心しろ、お前は見てな!」
宗隆たちかと切ろうとしたが、痛みに安堵がかき消された。もう1本が刺さっていた
「……!急ぐぞ、宗隆」 「分かってる!やるぞ!」 「さぁ、come on!」
「戻って、兄さん!」 「ジャネットぉ!どうゆうきだぁ、貴様でもこの介入は…!」
「薬が切れる時間…私もきつい…それに相手に援軍が…船からぁ」 「港の方まで動いたのかぁ…!?く……わぁった、引くぞ」
「っ!逃がさないわ」 「待て、マっちゃん。深追いは」 「…了解」 嵐が去っていった
「よし、着いた。宗隆!」 「大佐、守れたんですね!?」 「ああ、ついでだったから長野まで行ってきた。俺たちは無事だ…10人死んだけどな」
「…しゃぁないっすよ」 「・・・ユッセはあれか!?」 「あ、だった!荻永!!」
ハッチを開ける。凄惨だった「…セノ君」
age
64 :
s2-3:2007/03/28(水) 14:56:49 ID:yNsSWnnD
「ユッセ……!?」 「……救護班を呼んでくる…!」 「…いやぁーーー!!」 「そんな…こんな…」 「畜生ぉ!おい、確りしろ!」
搭乗席は血の海だった。パイロットの、右目からその頬にかけて皮膚がぱっくり割れていた。雪之は気を失っていた。痛みからだろう
宗隆が駆け寄り、声をかけるが答えない
「だめか…!おい、那馬!来たかぁ!?」 「…もうすぐだ、MSに乗っておいた方がいいぞ。船ごと来る…」 「そうか。おい、もう直ぐだぞ!持たせとけな」
「やっちまったぜ…大佐としてどうだよ、俺って奴は」
「一和」大型移動艦「翔虹」 医療室
―――「危なかったですね、脳みそギリギリだ。あぁ、そんな顔しないで。一日経てば目を覚まします」
「・・・・・・目は、目の方はどうなったんですか?」陣が問いかける 「修復は不可能と判断し、取り除かせていただきました」
「そうなんですね…じゃぁ、もう軍人としては…」葉由も不安の声を漏らした 「いえいえ、すぐにマシンアイをその跡に取り付けました。問題がない限り、一年は持つものをね」
「あ、ですか!ありがとうございます!なんと礼を言っていいか・・・!」 「あぁ、いいえ。お構いなく。ただ、彼は精神ショックに彷徨うでしょう。なんせ生きたんですから」
「…命には代えられませんからね、そればっかりは。それは了承します。ありがとうございました」 「いえいえ。それより、あなた方も部屋にお戻りなさい。疲れたでしょう?」
いいながら、インテリな顔つきのその医者は微笑んだ
「世話かけます。では」 後にした
翌日 明朝
「おはようございます、大佐」 葉由の後ろには例の三人もいた 「どうしてもということで、付かせました」
「そうか。わりぃな。暇とって」 改まる
「…俺たちが遅かったのもあるんだ、気にしないで下さい」 「大丈夫だといいんですけど…セノ君」 「そうだな。行きましょう。大佐」
「ああ」 少し勇気の要る一歩だった
「ユッセ?」間が怖いくらいだった
「あ、はい、大佐っすね。どうぞ」元気な声だった。見ると、付けていた包帯も取れていた 「何をそんなにキョトンと?あ、三人も葉由さんも一緒か。多勢に無勢だなこりゃ!」
「ユッセ、包帯はどうしたのよ?さすがにそれはまだでしょう!?」葉由が突いた 「ああ、レントゲン撮ったら大丈夫だってんで取ってくれた。アングリだったぜ、あの先生」
「・・・・・・とはいえ、早すぎる。どうしたら一日で治るんだ、あの傷は?」那馬も動揺を隠せない 「俺もびっくり。ていうかいいじゃん。治ったんだから」
「ま、まぁ何はともあれ喜ぼうぜ!黄泉帰りりに対して!」宗隆はダウンな空気を上げる 「死者か、俺は!?ま、そうされるのも当然だな、ははは!」
「よかった、セノ君…」 涙を蒔久音は隠していた 「ん、志藤どうした、メニゴミか?」 「あ、ううん、何でも無い」
「で、ユッセ、見たんだな。目は」陣が戻す 「…ああ。見て青くなった。右目が灰色になってやんの」 「機械の色だ」 「…そうっすか。あっと、それ以上に、ちょっと問題が」
「何だ?」
「MSが怖くなったかもしれません」
sage忘れてた
66 :
s2-3:2007/04/04(水) 17:27:44 ID:???
「…言うと思った」 宗隆が重い口を開いた 「やっぱあの大事故だもんな。当然ちゃ当然か」
「ああっ。気にすんな。かもしれんてなだけだからさ」 慌てて被害者が覆った
「…根拠は?あるんだろ、言える理由」 陣が問い立てた
「…さっき、昨日の大佐達の戦い見てたんですけど、サーベルが刺さったとこ見たら吐いちゃって。医者がテレビ止めてくれました」
「やはり僕の予想は正解だった」その医者だった 「名前を覚えておいて貰います。真坂 肇…この子の元管理者です」
「管理者って…!?」 葉由が開いた 「まさか、貴方が…」
「ご名答。私が彼を『開発』し、『育てた』張本人です。そこの大佐様にもよく手伝っていただいた」
「どっかで見たことある顔だと思った・・・!お前も生きてたんだな、あの惨事の中を!!」
「ちょ、ちょ、ちょい待ち!話がまるで見えないんだけど?」たまらず宗隆が割る
「…説明しろ、荻永。お前を熟知するいい機会だ…」那馬も気になるようだった
「ユッセ、いい。俺から「自分の事くらい言わせてくれ!俺はそこまでガキじゃないっ」「分かった」
CE74、スペイン・マドリード旧連合研究施設「バネッサ」
「おい待て、肇」 「なんだ。僕は忙しいんだ、休憩時に」 「本当にやる気か、あの研究を…!」
「…青き清浄なる世界の為なんだ、邪魔するな!」 「お前はまだそんな戯言を!!」
殴り飛ばされた。鈍くも乾いた音が廊下に響く。若き真坂と星祭はそこにいた
「世界はラクス・クラインが管理なさっている!お前はまだ踊らされている気か!?」
「どんなことを言われようが、僕の世界を奪ったのは血の澱んだコーディネイター共だ・・・。僕はこの兵器を完成させ、生気の枯れた世界に振るう!」
彼の両親は月で軍に尽力する最中、ザラのジェネシスに焼かれたのだった
「僕はどうしても奴らは断じて赦せない…だから叩くんだ、この力で!!」
「そうしてお前は生きれるのか!それが殺した者がまた立ち、お前を殺すぞ!?お前を英雄と屈める者がそれを殺す!その連鎖が
また繰り返されるぞ!!そんな世界を、おまえがまた創る気かぁ!!?」 胸倉を掴みながら必死に説く。まるで獣のように…
「お前は抜けていい…資料作り、助かったよ」 目の前のドアを開く 「・・・僕はこの研究所を出る気は無い。人造人間など零に返してやる・・・。」
「お前・・・」 「二度と抗えないようになぁ!!!ははははははは!!」 Dhooon
「スーパーコーディネイターのクローンなんて…あいつ、正気か…!?」
CE8012月24日、その施設は燃えた
「待て・・・・・・どこへ行くんだ・・・・・・。…お前には・・・仕事がある・・・・・・私に尽くして・・・・・・!!」
そのまま気を失い、病院でまた陣と目を合わせる事になった。
「逃げたって・・・」 「お前は探さなくていい・・・僕はここを抜ける」 ベットを抜け出し、そのまま行方を眩ませたのだった
「そんな・・・ひどい・・・」蒔久音が溜めていた涙を零した「なんで・・・そんな事の為に人の命を!」
赦せないとかかろうとしたが、雪之が止めた 「セノ君!?」 160cmの狂気は175cmのパストに掴まれた
「俺だって赦したくない。だけど、ここで殺したらまた繰り返しだ。お前は引いててくれ」優しく体を抱いた
「お前、優しいんだな。でも間違えんなよ」そして耳元で自分のメールアドレスと「ありがとう」を言った
「言ってなかったけど、『荻永雪之』は偽名だ。奈良里 城真(ならざと きさな)が本名だ。改めて宜しく」
「俺も知らなかった・・・」 「大佐、私もです」 「ってそういう問題じゃねぇ」肇に向き直った
「お前はこれからこいつをどうする気だ。傷を早く治したのも狙いだろ。連れてくのか、ベールに?」
他の4人が驚いている。無視して細目は綴った
「いいえ。取り敢えず観察させていただきます。疾患した病気からも抜けて貰わなくては困るので」
「お前らしいぜ。お前・・・ナラだな。どうするんだ、居れるか?」
「略しはやっ!まぁ、どうやら守ってやんなくちゃいけない人もできちゃったみたいだし。役に立たせてください。
クライン一行もまだいますしね」 蒔久音を見ながら言った。当人は顔が赤らんでいる
「よし、じゃぁ、ブリッジだな。艦長から話があるそうだからな」
「艦長…、どんなのなんだろうな」 「急ぎましょう、ナラ君。一発増えるわよ」葉由が脅す 「そりゃ厄介」
「名前はお前か?」 「僕はヒューマン・エヴィデンスと付けた。両方とも知らない。しかし、傷の完治・・・思った以上だった」
「まぁ、跡はグロかったけどな。それも操作した力だろう、本人?」 「ふっ、言えてるな」
漆黒で塗られた戦場、空には星が瞬き、地からは煙と炎が上がる。そんな景色を空から数人の目が見ていた
「席にお座りください、皆様」 「…ああ。ありがとう」 副艦長と見られる人間が導く。軍服は茶褐色だ
―リジェクター3機、行きますっ! そんな声が響いた艦内は何度も見てきたものと些か変わらないブリッジだった
白く透き通り、広々としている。ただ、シートのスタイルはAAとも、ミネルバとも違っており、個室型になっている
窓際にそれぞれ3つ、中央に3席×3列と伸びている。ゲストシート、キャプテンシートはその上にあった
「本当に申し訳ありませんなぁ。こんな事に巻き込んでしまって」 ティーを持って、艦長と見られる初老の男が扉から出てきた
眉毛は薄く、眼球は大きい。顔はごつ過ぎない中顔で、キャップを着けていた。髪は隠れている
「いいえ、私達が無用心でした。まさか、彼らにまだ生き残りがいようなんて…」
言いながらも、顔は暗い。嘗ての歌姫の若さはもう昔となり、大人の女性の顔だった
「それは俺たちにも問題があった事だ。気にしないで下さい、議長」
鋭利という言葉が似合うだろうか、アスラン・ザラもそういえる顔つきとなっていた。ただ、
「やっぱり、そこを気に懸ける所は君らしいな」 キラ・ヤマトの言う通り、性格は変わりない
彼ら2人は、戦後以来、軍務から外れることは無かった。ただ、子育てにも追われ、苦労は当時の倍になった
「ラクスも貴方も悪くないっ。なぜなら、地球の管理は私の本来の仕事だったんだからな…。だから」
「代表。自分を責めてばかりいたら、また数多のものを失いますよ」 弟が匙を入れ、
「そうだったな…、すまない」 ロングブロンドの世界元首は落ち着いた
「ふふ。落ち着かれたようですね。さて…」 艦員に向き直る
「バーニア出力80%は維持だ。対弾マグネーションは良好だな?」
「はい。今まで艦に向けられたMSの弾頭、ビーム系統は全て弾いていますよ」
「…よし。一気に港へ!アークエンジェルと僚艦を救うぞ!その後、この艦をハワイへ進ませる。一時そこで凌ぐからな」
「ハワイですか…」 副艦長が思わず漏らす。女性だから余計敏感なのだろう
「水着の用意はしておけ。忙しかった艦員に対する完成記念だ」
「ありがとうございますっ!いや嬉しいな!」 CCIと見られる青年が騒ぐ
「そのためにお前がしっかりしておけよ!!」 「りょっ、了解」
「お前らもだ、いいな!?最低目標は用心護衛だからな!!」
了解!
「頼もしいですね」 クラインが微笑む。 「当然ですよ」
ある兵士の非常事態は、その後入った
AAJ
「フラガ艦長、ずっとこのままと言う訳にも…」 「ああ、分かってる…安心しろ、もうすぐだ」 「えっ?」
サイの不穏が晴れたのは次の瞬間だった。ドアの開き音と共に数人の兵が現れ、銃弾を舞わせたのだった
「貴様ら、いつの間に…ぐはっ!」 1つ。眼鏡の方が懐に飛び込み、足元に喰らわせた
「このっ、止まれ…ぅっ」 2つ。瞼に傷のある方が背にステップを踏みながら回り込んで肩を貫いた
「いい加減!あうっ、ぐあ…」 3つ。長髪の青年がナイフの光を指に挟む。秒も数えない内に彼の鳩尾は衝かれ、体は沈んだ
ドライバーの方にも数人いたが、前者の2人が敵兵のライフルで腰を射抜いた
「サーペントテール…?」 「俺がこいつで呼んだのさ」 見ると掌でプラスチック板が砕けている
「…デッキの方も解放しておいた…トワイライトも時間の問題だろう」
「ったく、人のスウィートタイム邪魔しやがって」
「…ここがキラ・ヤマトの艦か」
「世話かけたな、叢雲劾。報酬は後から払う」
「…ミッションコンプリート。後はロウ達に任せるか…行くぞ。イライジャ、カナード。母艦に戻る…」
「「了解」」 言うなり、そそくさと去っていく
「あ、待ってください」 サイが止める 「次は我々が助太刀に向かいます」
「…フン」
―――――――TWL
「シン・アスカ、サイトデスティニー出る!」
「ルナマリア・アスカ、インパルスフューザー出しますっ」
紅く染められたインパルスは、色だけでなく、その形状にも変化が在った。
両肩、両足にはさらに実用的なブースターが取り付けられ、
かのデュエルで用いられた増加装甲がインパルス用に改良され、装備されている。
脚部に2連装ミサイルポッド、肩部上方にシヴァがそれぞれ両基に取り付けられた。
此れにより、本機そのものの兵力性が増加した。
勿論、増加装甲は大幅に軽量化、さらにアンチビーム加工が施されている。
シルエットはフォース・ソード・ブラストの3基の長所を取ったものを結合した物を採用、
より凡用性が増している (中断
hosyu
素直にメモ帳なりなんなり使おうぜ?
書いた文章を寝かせることもできるし文の全体的なバランスを見直すこともできる
それと台詞と地の文は行を同じにせず、
地の文は文頭に一つ空白を入れるだけで随分と読みやすくなるぞ
作者は自分で書いているわけだから、
文をどういったリズムで読めばいいのか知っているが、
読者は当然知らないわけで、その辺作者が改行や句読点で気を使ってやれるといいわけだ
71 :
69:2007/04/22(日) 13:40:07 ID:???
「相変わらずインパルスらしくない色だな、お前」シンは紅色は嫌いだった。「できれば変えてくれよ、スッキリ系に…」
その発言にムッときたのか、ルナマリアが言い返す。
「私はこの色がお気に入りなのっ。それに、ラナだってママらしくて似合ってるって言ってたのよ」
ラナ―自分の娘の名前を言われ、夫はさすがに引き下がった。頭の中で赤掛かった黒い髪が揺れる。
「分かった、分かった。…何も無かったら良いんだけどな」脳裏にはさらに、核の光が瞬く。
十数年前の惨劇が、まだシンからは離れていなかった
「早くこんな事終わらせて、また一緒に食卓囲みましょうよ」
「ああ…!」 麗しきエメラルドの翼は、戦場へ発った
―敵艦、直も進路東、通信は未確認。
―スカイヤーレイヴン5番機、6番機補給の為着艦。
「撃墜を急げ。ただし、ブリッジへの直撃は避けろ。ミラドールはあの艦の中なのだからな」
「うーん、どうも融通が利かないなぁ、彼らは。ちゃっちゃと白旗を振って欲しいモンですが」
「プライド…なのでしょう。国家としての」
「それも困った根っこだよ、全く」
FBイージス10系艦 「ブラッド」は名の通りイージス艦の増強型戦艦で、装備、MS保持数も
格段に上げられた。最も印象的なのは外観で、濃紫色に染められており、かのガーティ・ルー
の「足」の他、ブリッジの左右双方にも同等の足が施されている。言わば、「AA級のバーナード」
と言った作りだった
「…おい、親父」
「如何した、オーク?出たいのか?」 扉が開き、息子―オークが顔を覗かせた。顔はやつれている
「お前は休めと言ったろう、少尉。MSもバックパックが余っていない。浮けないのだ」
「リカルド艦長…黙っていてください、俺の血圧はもうpeakをoverしてんだ、暴れさせろ、今すぐ!!奴らは俺が討つ!」
「兄さん!」
「やっぱここだったかよ、オーク」 「はっ、やっぱ久々に見るけど、精神的成長は無しか、困ったもんだねぇ」
「お前らは入るな!さすがにこいつだけは俺の問題にしてぇんだ…ぐっ」
他に三人が入ってきた。妹のジャネットの他、ブラジリアンのレゲェヘア―の長身、ハクソン・ドミニク・レフォード、
そしてモデルスタイルでアジアンフェイス(台湾出身)のエルージャ・ライム。彼等はルーガの二期上だった
「お前が無駄に暴れてもMSは出てはこない、いいから寝てろ!」 肩を掴みレフォードが抑える。だが無常にも払われた
「あれを使ってでも出るからな…!!」 言いながら飛び出した
「あれって何だい、妹さん」 「…新しいエールユニットとホバリング装甲です。でもまだ試作で…追わなきゃ・・・え」
以外にも抑えたのは父親だった 「行かせなさい。オークはそういう子なのだからな」
保守
それは世界再構築の最中での出来事であった。
数発の核弾頭が日本の本州を悲劇的に破壊した。
当時日本は中立を宣言していた。
だが、生き残るために北米連邦軍の駐留を認めた。
これに対し、中華連邦(支那、朝鮮主体)は焦った。
そして、北米軍の到着と共に核を日本に放ったのである。
本州は壊滅した。
残った九州には、東アジアの傀儡政府が樹立される。
北海道はかねてより狙っていたユーラシアが併合した。
これにより北米軍は極東軍の主力を失ったと中華首脳は考え、油断した。
実際にはフィリピンやグアムにおり、日本に来た部隊はダミーであった。
この戦力をもって北米軍は中華軍を壊滅に追い込む。
それから。
世界会議によっていくつかの地域統合国家が登場する。
だが、その中に日本の名前は無かった―――――
時はC.E,71、新たな世界大戦の最中にあった。
この時、地球連合の構成国である東アジア共和国はザフトと
更に厄介な敵と戦ってた。
その組織を皇国解放軍という。
長らく南京の統治下に置かれひたすら差別され、
虐げられてきた日本人の怒りが頂点に達した時、一人の男の
呼びかけにより組織された。
現在では構成員200万人という一大武力組織である。
彼らはザフトの協力を仰ぎ、現在では関東、中部を制圧する
ほどになっている。
東アジア軍はカオシュン宇宙港の防衛に軍の大半を注いでいる
ために日本に大した戦力を配備できない。
そこにつけ込んだのである。
だが、それでも天皇が幽閉されている博多までたどり着くのは
容易なことではない。
関西制圧後、膠着状態のまま冬まで時間は過ぎる。
冬。下関攻略作戦が開始された。
今回は解放軍単独としては初の大規模侵攻戦だった。
その結果、下関は陥落した。
だが・・・解放軍は動員数30万人中26万人が死に至った。
東アジアは細菌兵器を使用したのである。
瞬く間に前線部隊は壊滅。後方部隊も甚大な損害を受けた。
無論、使用した東アジア側も12万といわれる部隊の半数以上が
行方不明・戦死となっている。
ここにきて東アジアは一時停戦を提案する。
主力に大損害を受けた開放軍は止む無く応じた。
この頃、ユーラシア極東軍が南下して青森に大規模な基地を
築いていた。
これ以上作らせてはならないと解放軍は転進し東北へ向かう。
青森の戦いはあっさり決着がついた。
現地司令官が寝返ったのである。彼の祖父は日系人であった。
青森にいた大部隊も合流し、解放軍は松前、札幌を攻略する。
ユーラシア軍は潰走し樺太まで撤退する。
しかし、彼らには一時の安らぎも無かった。
解放軍はMSを手に入れていた。それを少数ながら投入したのである。
所詮旧世代の武装しか持たないユ極東軍第三軍は壊滅する。
この段階でハバロフスク州政府は降伏を宣言した。
一方、南方では未だに膠着状態が続いていた。
日本側は散発的に奇襲をかけるがなかなか上陸できない。
そんな中、情勢に変化が生じた。
ザフト軍がカオシュンに対して大規模作戦をかけたのである。
東アジアはもう日本に構っている場合でなくなった。
1月中旬、博多は無血開城した。
ここに来て、とうとう皇国開放軍は政府を樹立する。
本州で数少ない汚染が少なかった埼玉を国府とした新・日本帝国の建国を宣言する。
ただ、承認したのは南アフリカ統一機構のみであった。
それから数ヶ月。皇国解放軍は帝国軍として再編していた。
沿海州への上陸を試みるが降伏から一転、援軍を得たハバロフスク州政府は
徹底抗戦を宣言した。
また、南方で日本は奄美大島を占できたが、琉球諸島はザフト管轄となった。
その頃、ザフトが連合主力隊のいるパナマを叩くとの噂が流れだした。
パナマは現在大西洋連邦領であり主力隊の大半も大西洋連邦である。
一方、アラスカにはユーラシアの極東海上艦隊・陸上部隊、東アジアの
陸空部隊が配備されていた。
大西洋の潜水艦隊もいたが、前二カ国の軍備は益々増強される傾向にあった。
これプロローグだよね?
本編じゃないよね?
と火葬戦記恐怖症気味の俺が怯えております
>>80 一応プロローグだよ。
本編の内容をどうするか悩んでるから止まってるけど。
>>82 なんの事かよくわからんが好きにして良いよ。
アムロでさえ、ぱっと見も名前も完全に欧米人なのに何の意味があるのか日ハーフだっけ?
たしか出身が九州だったな。宝島の別冊に書いてあった。
あげ
解放軍!解放軍!
作者お疲れ!続きめっちゃ期待してるよ
しかし帝国軍か…すっげぇ入隊してえwwwシナやチョンの顔をmsで吹っ飛ばしたい
出来ればオリキャラを多数起用しそのまま仮想戦記のノリでやってほしい、たまに本編と絡めたりとか
後あいつがこの時期にこんな所に居る!みたいな本編との絡みもおもしろいかもね
88 :
通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 21:34:04 ID:o2iC+bpb
あーじゅ
89 :
1(前半ss作者):2007/05/27(日) 12:06:18 ID:ZgRXCpml
>なんの事かよくわからんが好きにして良いよ
そうか、なら俺が独立しよう。このスレは頼んだぞ。なんかあったら呼びに来い
>>89 出来ればあなたのサイトを教えて頂きたいです・・・
どこかしりません。。。
91 :
89:2007/05/28(月) 01:15:33 ID:???
sageほ
あ
慎ましく保守
ぷり
俺は田中太郎。
現代は東京に住んで‘いた’。
…そう。過去形だ。
前大戦の折、日本は東アジアとユーラシアを破り独立を果たした。そりゃもうすごかった。北方司令官だった父さんが帰って来た時は、嬉しくて泣いたよ。そんときに父さんは‘お土産’を持って来た訳だが…まあ、それはまた今度。
けど、そんなお祭気分もすぐにぶち壊しになるような事態になりつつあるなんて、その時の俺は知らなかった。
「ユニウス条約」。
その条約は、スカンジナビア連合王国発案で、地球連合とプラントの間で締結された和平への…平和への道だ。
そう、連合とプラントにとっては。
その条約にはこういう一文がある。「国境線を開戦時のものに戻す」、だそうだ。
そりゃ、南米合衆国や汎ムスリム会議なんかは良いだろう。併合されてたんだから。
アフリカ共同体なんかは政府が潰れてるから統一機構がそのまんま占領してたけど…。
日本もその条文通り、また東アジアに併合されろ、と。
当然みんな怒った。
東アジアが攻めて来たけど追い払った。あいつら、「日本の独立を容認する」なんて事を書いた癖に何処吹く風だ。
結局、総理が大西洋連邦の…コープランド大統領と会合を開いて、その中で大西洋連邦が、日本を主権国家だと認めた。それを見た他の国も、相次いで承認した。ふざけんな。今まで「テロリストに占拠された東アジア・ユーラシア領土」とかほざいてたくせに。
・・・まあ、そんな訳で日本は主権国家になった。
そして、しばらく…しばらくってもほんの少し平和な時が来た。
けど…それは、本当に少しの時間だった…。
ブレイク・ザ・ワールド。
コーディネーターの過激派が起こした前代未聞のテロ攻撃だ。
これにより、日本は東京や博多が消滅した。
幸いにも、俺達一家は埼玉にいたから、なんとか凌げた。それでも、どんなに酷い事になっているかは予想できる。
その後、やや間を置いて、連合がプラントに宣戦した。いきなり核攻撃をしたらしい。
やれやれ、やっぱり紙切れなんかじゃ平和にはならないんだよな。
新たな大戦が始まった夜、俺は父さんに連れて行かれた。何やら倉庫に。
そこで見たものは―
「これは・・・モビル・・・スーツ・・・?」
「そうだ。連合が開発した、デュエルをベースに我々が独自に改良したものだ。」
「・・・なんで、これを俺に見せるんだ?」
「また、戦いが始まってしまった。恐らく、日本も逃れる事は出来まい。その時に、守るための力だ。私の息子であるお前には、絶対に見てもらわなくては困る。」
「俺は…戦争なんかしたくないよ。」
「戦争を進んでしたい人間などそうそうはおらん。いるとすれば、タガの外れた病人だ。だが、それでも戦う時は戦わなければならない。言葉だけでは、そうそう守れるものは無い。」
「ああ、そうだ。でも、俺は人殺しは真っ平だね。」
「・・・それで良い。」
「・・・え?」
「戦争とは、とどのつまり人殺しだ。どんな大義、理想を掲げていようが…所詮、卑しい行為に過ぎぬ。」
「・・・。」
「話が長かったな。さあ、屋敷に戻ろう。」
「あ、ああ・・・。」
そして、その路が、父さんとの別れでもあった。
ズガガガガガ!!
耳を劈くような銃撃の音とともに、壁が砕け散る。
「なんなの・・・怖いよ・・・。」
「大丈夫だ。大丈夫だから、安心しろ。」
(側で震えているのは、‘お土産’のエスカ。樺太で孤児になっていたところを父さんが拾って来た。理由は知らない。)
大丈夫、と言うがそんな保障は無い。
ふと、自分の手を見る。ジットリと汗ばんでいる。焦るな。焦って飛び出れば、死ぬ。本能がそう告げていた。
「・・・。」
かなりパニクっている。相手が何なのか。何故、襲われているのか。目的は何なのか。まるでわからない。
「・・・お兄ちゃん・・・。」
ふと、エスカが俺の手を握る。そうだ、少なくとも、俺はこいつを守らなきゃならない。覚悟を決めるのに、そう時間はかからなかった。
「・・・ちっ、やるしか、ないのかよ!」
俺は‘敵’に向かって手榴弾を放った。
一瞬の間。そして、炸裂。轟音とともに‘敵’は吹き飛んだ。
「よし、行くぞ!」
「・・・あ・・・。」
よく見ると、エスカ、足に怪我をしている。これではあるけそうに無い。
「仕方ない、我慢しろよ!」
「ひぁ!?」
俺はエスカを抱えて走る。驚くほど軽い。まあ女の子だしな。・・・いやいや。そんな、一歩間違えたら警察の厄介になりそうな思考を振り切り、隠し通路を下る。
目標はあのMSのあった場所。先ほどの爆発で、奴らの目は倉庫から放せた、はず。確認している暇は無い。
とにかく走る。
「はぁ・・・はぁ・・・よし・・・ついた・・・。」
ここで俺は気付く。パスワードがわからない。
「なんてこった・・・。」
万事休すか。いや。
「これ、わかるよ・・・ロック解除。」
「へ?」
エスカがいとも容易くロックを解除した。俺としては、もう何がなんだかわからない。まだ11歳のはずだが・・・。鈍い音を立てて、扉が開く。そして現われる、鋼色の機体。
「こいつに・・・。」
このMSに乗ったら最後、自分は戦いから逃れられなくなる気がした。横目で小さな少女を見る。・・・何処までも、無垢な碧い瞳で俺を見つめ返してきた。父さんが連れて来たあの日から・・・俺はこいつの世話を見て来たんだ。こんなところで死なせたくはない。
「・・・よし、やるか。」
そう言って、俺はエスカをシートに後ろに固定し、シートに座る。
戦いが、始まった。
ひとまず…一段落かな?
勢いで書いたのと、携帯からなんで、改行規制が
怖くて改行してない部分があるから、
PCから見ると変になっていそう。
すごく文章が稚拙だったりしますが、
生暖かい目で御覧になって下さい。
また、機会がありましたら。
お約束で義理イモはコーディー(第1世代)か強化人間だな。っていうかそうでないとかえって失望。
コーディーのほうが後々軋轢があって面白そう。兄ちゃんは当然ナチュラルだよな?
とりあえず俺は期待するぜ!この程度の量で全体を判断するには足りんが、
つかみは十分だ。GJ!と言わせてもらおう。
>>103 ありがとうございます。
設定については、色々煮詰めている最中なので、
まだはっきりとは言えません。
ちょっと見切り発車すぎたかな。
では。