1 :
通常の名無しさんの3倍:
阿部「MSプレイか……燃えるじゃないの」
お前もレイヴンなら覚悟はできているな。
やらないか。
4 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 23:28:00 ID:AKqEryiz
――CE70
なんやかんやで資源衛星ヘリオポリスはザフトによる襲撃を受けていた。
「・・・!?このバイブレーション・・・・・・股間にクるじゃないの」
つなぎを着た男性――阿部はハッテンパークのベンチから立ち上がり、シェルターへ向かった。
「あなたは!?あなたも早くシェルターに!」
しばらく彷徨い歩いていると、金髪の少女を連れた少年に出会った。
――あどけなさを残した、無垢な顔立ち。
――まだ穢れを知らない、ピンク色のアナル。
「キミはなかなか・・・やらないか?」
「何を言ってるんです!早く避難しないと!」
「あっちのシェルターに行くのかい?もう遅い。俺がみんな食っちまった」
「おまえ、何を言ってるんだ!今がどういう時か――」
「うるさい黙れ喋るな女」
「・・・・・・」
「僕達はもう行きます!あなたも早く避難を!」
「ほう?俺の尻の穴に避難しようっていうのかい?」
「は・・・?」
「あんな奴に構うな!早く行くぞ」
「喋んなっつったろクソ女頃すぞ」
「・・・・・・」
「と、とにかく!あなたもどこかのシェルターに行ってください!」
「・・・市ね変態」
そう言い残し、二人は走り去っていった。
「・・・まいったな、俺の暴君が暴れ出しそうだ」
少年――キラの尻を見て股間を膨らましつつ、阿部はあてもなく歩き出した。
5 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 23:29:32 ID:AKqEryiz
「・・・・・・ここは?」
幾多のシェルターで男を食いつつ彷徨い、阿部が辿り着いたのは巨大な倉庫。
中は薄暗く、阿部はしばらくの間ここでの性交を妄想していた。相手はもちろん、
先程出会った美少年。
「ンフフフフフフ・・・」
妄想。股間の暴君は服を破らんばかりに猛っている。
腸内に2リットルの小便が注ぎ込まれた辺りで、阿部はあるモノに気付いた。
倉庫の中央で、マグロのように横たわる人型のロボット。
「これは・・・。とぅあ!」
ひとっとびでコクピットハッチに飛び乗ると、阿部は慣れた手つきでハッチを開けた。
「これはモビルスーツ・・・おや?」
コクピット内に放置された冊子。それを拾い、ぱらぱらとページをめくった。
「ふむ、ふむ・・・わかった」
ファミコンの説明書でも読むかのような手軽さで内容全てを理解した阿部は、
シートに座り込んだ。
「良い男に不可能はないのさ」
難なくMSを立ち上がらせる阿部。倉庫を突き破り、全身が露になる。
――GAT110105 インモラルガンダム。幻の六体目のガンダムが、
今ここに立ち上がった。
「おもしろい・・・やってやろうじゃないの」
>>5 >GAT110105 インモラルガンダム
型番がいい男wwwwwww
7 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 01:46:57 ID:Q3vgJsVS
コロニー内は、見るも無残な状態になっていた。
「こりゃ酷いねぇ」
まるで巨大なハリケーンにでも遭ったかのように、
建物や木々は例外なく破壊されていた。
――ジョンと交わった、あのホテル。
――ボブと交わった、あの遊園地。
――ジャッキーと交わった、あの小学校。
その全てが、屍となって阿部の眼下に転がっていた。
「まったく、どこの誰かは知らないけど――」
そう口にした瞬間、また一つのメモリアルプレイスが破壊された。
――そこは、阿部が幼少の頃より愛用していた、ハッテン公園の
公衆トイレだった。
「な、何をするだぁーッ!許さんッ!!」
バーニアを思いっきり吹かし、阿部は機体をそのMSに向かわせた。
ZGMF−1017 ジン
ザフトの量産MSであり、MSを持たない連合にとっては死神のような
機械人形。
ジンはマシンガンをばら撒き、白いMSと交戦していた。
「くっ、こいつ!なんて装甲だ!」
対するMSはGと呼ばれるMS、ストライク。
まともな武器を持たず、動きもデタラメなそのMSを相手に、
しかしミゲルは苦戦を強いられていた。
何しろ攻撃が全く効かないのだ。黄昏の魔弾と称された彼も、
冗談みたいな装甲を持つそのMS相手に、決定打を打てずに
手を焼いていた。
「ちっ、ならば・・・」
マシンガンを捨て、重斬刀を引き抜く。マシンガンよりも数倍の威力のある
これならば、あの冗談装甲を断ち斬る事が出来ると考えて。
そしてストライクに突進しようとした矢先、レーダーに新たな反応が
生まれた。
「なっ!?もう一機!?」
慌ててモノアイをその方向に向ける。
――それは、情報には無かった六体目のG。
肉色のその機体は、猛スピードでこちらに向かってきていた。
「乗っているのは誰だ?・・・おい、応答しろ!ラスティか!?」
肉色のG――インモラルガンダムへ通信を開く。
しかし返ってきた声は同僚のものではなく、どうやったのかは分からないが
一方的に映し出されたモニターの男は軍の者でもなかった。
「俺の名は阿部高和。・・・おまえに淫夢を見せるモノだ!」
にやりと歪むその口元に、ミゲルは何故か貞操の危機を感じた。
/.:: :.: .: : .: ::l.::l'"`ヽ'、::..:. : .:. : : . :ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:|l:.:l `ヽ:、:.:.:.:.:.:. :. :.:.::.',
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.l_'、ト、ASRNヽ'、:.:、:.:..:.、:.、:'、
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:,l'、! へ へ :..l:.ヾ',ヾ'、
ll:.:.,-|:.:、:.ヽ/ \ト、:'、 ``
'|:.l'´|:.:.:.:.:ヽ ■■■■■■■■| `ヾ ここが新しいハッテン場かい?
!:.'、(l:.:.:.:.::、///\___//// !:.:.:ヽ:.l
/:.:.:.`|:.:l:、:.:.:.:`ヾι\/ ,.:':.:.:.:.:ヾト、
. /ィ:.:.:.:.:.l:.ト、!ヽ、:.:ヾ`、 ` ,ィ:.:.:l:.:.:.:ト、:l`
'´l!:.:.:.:.:.ト、!-`ニミヽ:.ヽ__/! ヽl:.ト、トゝ`
l!:.、-  ̄/ | l  ̄ / | |ヾ!┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l -ヾ ̄ l/ l| |___|
9 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 02:38:30 ID:BpFJ4aWQ
良スレ
10 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 02:43:11 ID:ha5h9vRC
ごめん神スレかと思た・・・やべぇ超GJだ
何だ、このクソスレとクソSSは?
死ね
12 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 04:10:24 ID:kut4CgFh
「この野郎・・・ふざけた事を!」
標的を新たなG――インモラルに変え、ミゲルはがむしゃらに突っ込んだ。
――このMSは、やばい。
歴戦の勇士ミゲル・アイマンの研ぎ澄まされた勘が、彼にそう警告していた。
止まらない悪寒。よだつ身の毛。
――あのMSは、自分の中の大切なナニかを奪い去る。
半ばヤケクソ気味に、ミゲルはインモラルに特攻した。
そうでもしなければ、彼のプレッシャーに押しつぶされてしまうから――
「いいねぇ、その声その表情。燃えるじゃないの」
ぺろりと唇を舐め、ジンを迎え撃つ阿部。
いくらPS装甲とはいえ、あの勢いで刀を振り下ろされたらひとたまりもないだろう。
「どぉれ、いっちょ揉んでやるか!」
高速で突っ込んでくるジン。1秒にも満たない距離にあるジンは、
インモラルを断ち斬らんと重斬刀を振り上げている。
「もらったぁ!!」
「っそぉぉぉぉい!!」
振り下ろされる刀。肉色のMSは、その軌跡にそって
左右対称とも呼べるような形に両断された。
「やった!」
そして爆散するインモラル。跡形も無くあっけなく、未知の恐怖は
自分の前から消え去った。やった、勝ったんだ。俺は生き残ったんだ。
鉄也スレで北条真吾が活躍してるから別に今さら
14 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 04:11:52 ID:kut4CgFh
――そう確信したミゲルだったが、現実は・・・阿部はそれを許さなかった。
「な、なにぃッ!!?」
爆散するかと思われたインモラルは、ゆらゆらと姿を揺らして霧散した。
――そこでミゲルは気付いた。今思えば、手ごたえが全くなかった、と。
「しっ、質量を持った残像だと!?」
「そのとおりさ」
「――!?」
背後からの、あの男の声。ミゲルの全身を絶望が抱き締めた。
「いい一撃だったが・・・俺をイかせるには不足だったな」
「バカな!MSにそんな機能など・・・」
「良い男に不可能はないのさ」
・・・実際、インモラルに残像発生機能はなかった。
良い男の為せる業、である。
「じゃあさっそく、イかせてもらうよ」
ジンに背後からがっしりと組み付き、阿部は必殺の武装を展開させた。
「よ、よせっ!」
「ゲイ・ボルグ!」
股間からサーモンピンクのビームバーが伸び、ジンの両足の付け根の間
・・・人で言うところのアナルを突き刺した。
『ゲイ・ボルグ』・・・インモラルの、必殺にして唯一の武装。
股間から伸びる肉色の棒は、MSのアナルに刺す事により
敵パイロットの意識を無慈悲に断ち斬る。
「ア ッ ー !!」
しかしそれは、「殺す」という事ではない。
アナルに突き刺したそれはコクピットを揺らし、シートを変形させる。
肛門の部分に突起・・・使用者のペニスと同じ大きさの突起を形成させ、
パイロットのアナルを突き穿つ。その勢いは厚さ1メートルの鉄板をも貫く。
絶妙な振動と、アナルへの一撃。常人はおろかよく訓練されたコーディネーターも
瞬く間に絶頂に導く、従来の武器の常識を覆す兵器。
それがGAT110105 インモラルに装備された超兵器、ゲイ・ボルグだった。
「いい締め付けじゃないの」
振動は使用者にも伝わる。下着とペニスがこれまた絶妙に擦れ合い、
ほどなくして阿部も絶頂を迎えた。
「まだまだ。もう一発・・・といきたいところだけど」
絶頂を迎えたミゲルは意識を喪失しており、彼のMSは力無くくずおれていた。
「もう終わりかい?最近の若い男はだらしがないねぇ」
仕方なくジンを離し辺りを見渡すと、そこには純白のMS。
ジンが犯される様をずっと見ていた、ストライクガンダム。
阿部は瞳を光らせ、舌なめずりを一つ。
「――いるじゃないの、イキの良さそうなのが」
不覚にも勃起した
バカすぎるwwwwwwww
ヤバスwwww
近づかれたら終わりだwwww
支援・・・いいかな?参考にしてくれれば幸い。
インモラルガンダムがインパルスとかの派生?亜種?っぽいのでこんなん考えた。
※ベンチパーツ
インモラル強化のために作られたパーツの1つ。高起動&高誘のために展開式ベンチ
を用意し、いつでも相手を誘うことが出来る。
武装はベンチフィールドGOOD(NICE?)MANしか増えないが、それ故にベンチについた
高速バーニア(男好色バーニア)で最速を誇る。
※ウォシュレットパーツ
強化パーツの1つ。誘った相手なら100%の捕獲率を誇る。ぶっちゃけ捕獲専用。
※バキュームパーツ
阿部の怒りが頂点(?)に達したとき専用の最大攻撃パーツ。もはや語るまい。
ぶっちゃけ最初以外ウカバンカッタOTL
20 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 20:52:49 ID:4+XwMNiY
「なに・・・?あのMS・・・」
技術仕官であるマリュー・ラミアスは、突如乱入してきた
MSに驚きを隠せなかった。
あの肉色のGは、自分にも知らされていなかったからである。
「おばさん!あれは一体・・・」
「おばさん言うな。私にも分からないわ」
本来一人用であるコクピットには今、キラとマリューが座っていた。
なんやかんやでこうなったのだ。
「敵なのか、味方なのかも・・・」
自分と交戦していたMSを倒してくれたという事は、
少なくとも敵ではない・・・
そう考えたいマリューだったが、どうやらそんな簡単な
問題ではなかったようだ。
「・・・こっちに向かってくる?」
「げ、迎撃します!!」
「待って!まだ敵かどうかは分からないわ!」
「そんな事言ってられませんよ!」
あのMSを見た瞬間から、キラは不吉な感覚に包まれていた。
そしてジンが撃破された時、キラはその感覚が摂理である事を悟った。
――即ち、食う者と食われる者。
阿部という捕食者の前では、キラはか弱い獲物に過ぎなかった。
「ンフフフフフフ」
インモラルは手を腰にあて、ストライクに向かって直進する。
させじとばら撒くストライクのバルカンの弾幕を、上半身だけでかわしながら。
その様は、さしずめメトロノームと言ったところか。カッチカッチと、
リズミカルに体を曲げながら歩み進む。
「ビ・ィ・ムかがーやーくーフラッシュバックにぃ〜、俺の影〜♪」
射程内に入る。キラの命運は、既に阿部のおいなりさんの中だった。
「ミゲル!!?」
と、そこで新たな乱入者が入ってきた。
赤いMS。アスラン・ザラが奪取した、イージスガンダムだった。
そのMSは、死体のように横たわるジンの元へ着陸した。
「ミゲル!しっかりしろ!何があった!?」
「あ・・・」
アスランの声に、ミゲルは意識を取り戻した。
「ミゲル!生きてるのか・・・!」
「あ、あすらん・・・」
「しっかりしろ!すぐにヴェサリウスに運んでやるからな!」
「アスラン・・・た、頼みがある・・・」
「なんだこんな時に!」
「・・・・・・、や ら な い か」
21 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 20:53:56 ID:4+XwMNiY
「・・・・・・!?」
アスランは戦慄した。
あのミゲルが、こんな事を言うなんて・・・
「ああ、分かった。帰ったら相手をしてやる」
――ミゲルが、こんな事を言ってくれるなんて。
(ひぃぃぃぃやっほぉぉぉぅ!)
アスラン・ザラ。彼もまた、ノンケでも食っちまう男だった。
ジンを抱きかかえ、離脱しようとするイージス。頭は今夜の事でいっぱいだった。
「あいや待った!」
しかし、それを許す阿部ではなかった。
イージスに向き直り、阿部は彼に訊いた。もちろんバルカンをメトロノームムービング
でかわしながら。
「ヴェサリウス・・・・・・そこに良い男はいるのかい?」
「え・・・・・・」
突然の質問にアスランは戸惑い、しかし彼は同族である事にすぐ気付いた。
「ああ・・・仮面とツンデレと脳天気とショタが」
「ひゅう。いいねぇ、俺もイっていいかい?」
「その前に一つ訊かせてくれ。・・・ミゲルをヤったのはおまえか?」
「ああ。なかなか良い具合だった」
「ヴェサリウスは貴殿を歓迎する!ついてきてくれ!」
「あいよ、っと」
ジンを抱え飛び立つイージス。阿部のインモラルもその後に続いた。
「ちょっと惜しいけど・・・縁があったらまた会おう、白いMS]
「た、助かった・・・?」
「そう、みたいね・・・」
インモラルの後ろ姿を見て、キラは心の底から安堵した。
「・・・あれっ?あの赤いのに乗ってるのって・・・アス、・・・アスなんだっけ?
アス・・・ザラ、ジラ、ズラ・・・あ、ズラだズラ。アズラン・・・」
かつての友(記憶にナシ)をキラは遠い目で見つめた。
ちょwww感染www
23 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 20:57:17 ID:Mrozc/Tv
ヽ、 / 思 い
昇 俺 お ! ! .い い
..天 の. 前. ! | つ こ
し. バ | !, い と
ろ. ス ノ l′ た
.. タ ゙!ノン)ヽノ 丶
. | ,,ノ' ( y` ヾ、、_ _,.
で / ( ) `'Y´
}f^'^^ ^'^'`' ゝ( /
ノ|L_ ___ ヽ,..、ヾ(
'- 、.....、r‐''´ }f'tr'i ''^'tォー` }j/i',| ゝ
ヽ l.| ´ |  ̄ vijソ.ノ
丶 └、 Fイ ′
/ ', ‐--‐ ,イ ケ|
, ,/. ヽ `''"´,/ ! ^|ー、
/ / _,,」、'....ィ' '|. \、__
. /./ ,. ‐'''"´ ! / , _」__ヾ',
.,'.,' /´ └ 、_ ノi ノ (、_ ``ヾ!
,'/ / ヽ、 ` ''ー 、ィ-─'' r`'^ `
l| ! リ `ぅ ー=、_
| | サ 〉
ト ′ ./''ー- 、,.._
| ヽl / ヽ、
| !,、 ! / ∠_
,イ ヾ' ィ 、 . / ,,ィ'´
あ・・・阿部さんってザフトになったのか・・・・
まぁ地球連合いい男いないしなぁ・・・キラとか以外。
ゲイ・掘る具!
アッー!
>>25 アッー!!
ところでラスティはどうなったんだろう。マリューに射殺される前に
阿部に食われたで補完?それとも脳内?
<お知らせ>
,、 ,,r‐---、,_ .,=@
.|`゙'ー、,、 ,/゜ ,/”,メ-,,、
l゙ `'''ー、,,, _,,,,,,―ー'''",,,-┤ .,/ .│ │
`''ーi、 │广''ー、 __,,,,,-‐'''゙二r‐-x、 .l゙ l ,i´ 丿 |
| .广''''"," ゙l-ーl" .│ ,/゜_,,,,、 │ l゙ | ,/ /′ ,i´
.,,,,,,,,,,,,,,,,,,| ,ド''゙゙゙`l゙ .,、 ││ │ ,/` ,r'" ゙l │ l゙ l,i´ .,/ ,,i´
│ l゙ .l゙ .l゙| .|.l゙ l゙ /` .,/ ,! .l゙ ,l゙ ″ /` .,,i´
.l゙ .l゙ ,l゙ / ゙l .″ / .l゙ l゙ ./ ,l゙ ,i´ .,、 │ .,,r″
l゙ | .| | | ,i´ | ゙l_ ,,/ ,ん┤ /゙l .T"`
.| l゙ l゙ .l゙ │ / \,、 `^ ._,/` │ .│ | |
l゙ .| .| l .―''″._,,,,--'““''〜` .(,,,,_l゙ ゙l .|
│ .l゙ ←″ _,,,,―¬"゛ ` !,,、.|
,,,|,,-←―''''" ̄^ ゙゙''"
今春より、TDNスレには上記のTNOKマークをテンプレに張ることが義務付けられます。
2006年4月以降にTNOKマークの無いスレを立てた場合、8点の減点または免許の剥奪となります。
28 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 21:32:58 ID:4+XwMNiY
ナスカ級高速戦闘艦、ヴェサリウス。
阿部はアスランにブリッジへと案内された。
「アスラン・ザラ、帰還しました」
「ご苦労、アスラン」
迎えたのは、仮面を付けた男。
アスランの属する、クルーゼ隊の隊長ラウ・ル・クルーゼだ。
その後ろには、アスランと同じくクルーゼ隊の隊員であるイザーク、ディアッカ、ニコルが
立っていた。
(うほっ、良い男・・・)
「おや・・・アスラン、その男は?」
「はっ。この男は――」
ジーーーーーッ
「やらないか?」
ジッパーを下ろし、そそり立つ暴君を露にする阿部。
阿部高和独自の求愛行動だ。
「ほう、これは・・・」
「き、貴様!ここをどこだと思っている!!?」
「ひゅう♪グゥレイト」
「む、剥けてる・・・痛くないのか・・・?」
「・・・アスラン?あなた、まさか・・・」
「ほ、ほほほ包茎ちゃうわ!」
「どうだい?これをぶち込まれてみたくないかい?」
自身のモノをゲーセンのスティックのようにぐにぐに弄ぶ阿部。
「ふっ・・・」
クルーゼはそれを一笑に伏す。
「いいだろう、後で私の部屋に来たまえ。ファックのなんたるかを
教えてやろう」
「そうこなくっちゃ」
「アデス、メカニックに伝えろ。彼のMSを整備するようにとな」
「隊長!このような者を我が艦に迎えるなど・・・!」
クルーゼの決定に食ってかかるイザーク。武人気質の彼は、
公衆の面前で性器を曝け出す男を同じ艦に乗せるという事を認められなかった。
29 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 21:34:15 ID:4+XwMNiY
「イザーク、忘れたのか?彼はミゲルを倒したのだぞ?」
「それはたまたまです!」
「彼がナチュラルであっても、か?」
「な・・・!?」
イザークは言葉を失った。
黄昏の魔弾と称されたあのミゲル・アイマンを、ナチュラルであり変態である
この男が倒したという事実。
イザークはアイデンティティの崩壊の危機に陥っていた。
「そういう意味では、彼はこれ以上ない戦力であると言えないか?」
「・・・・・・」
「結論は出たようだね」
話が終わったのを見計らい、阿部が口を挟む。
「ああ。今日からキミはクルーゼ隊・・・いや、そんなものに縛られるキミではないな。
まぁ自由にやってくれたまえ」
「そうさせてもらうよ」
「変態だけど頼りにはなりそうだ。よろしくな、おっさん」
かくして、阿部はヴェサリウスの一員となったのであった。
「おっさんじゃない・・・良い男だ」
何なんだこのスレは……たまげたなぁ。
読んじゃったwww
良スレwww
阿部さんなら戦争を終結させられるんじゃね?
もうテンプレ?っぽいの作ろうかと脳内相談しちゃったじゃまいかwwww
SS職人さんよ、このままじゃおさまりがつかないんだよな
自力で良スレにしようとした責任、最後までとってもらおうか
阿部さんは
>>15といいプロキラスレといい英雄だな
予想通りの展開wwwwwwww
35 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 23:12:03 ID:4+XwMNiY
「アルテミス?」
クルーゼは隊員と阿部に今回の作戦概要を告げた。どうでもいいがクルーゼは
やけにつやつやしていた。
アルテミスとは地球連合軍が所持する軍事要塞で、
その防衛能力から難攻不落と称された要塞である。
軍属なら知ってしかるべきものだが、ごく普通のゲイである阿部は
何の事かさっぱり分からなかった。アルテミスって誰?ゲイの神様?
「詳しい説明は省くが、要するに厄介な要塞なのだよ、あれは!その要塞を見れば
誰もが憧れを抱くだろう!故に許されぬ!あれの存在――」
「隊長。そのキャラはまだ先です。最終話あたりの」
「む・・・すまんなニコル。それで今回の任務だが、こいつを落とす」
ざわ・・・ ざわ・・・
「へぇ、おもしろそうじゃないの」
「バカモノ!あれがどういうものか貴様には分からんのか!」
イザークが激昂した。少なくともあの要塞を知っている者であれば、
おもしろそうなどと口には出来ないからである。
「じゃあ教えてくれよ・・・・・・手取り足取りさ・・・」
「股間に手を伸ばすな!いいか、あの要塞はだな・・・・・・
あの要塞は・・・ディアッカ!説明してやれ!」
「やれやれ。いいかいおっさん、あの要塞には――」
「おっさんじゃない良い男だ。ケツ穴に大根が入るのだという事を
身をもって教えてやろうか?」
「・・・阿部さん、あの要塞には厄介なシールドが張られているのさ」
「シールド?・・・なるほど、ペニスを守る皮みたいなものか」
「・・・・・・!!」
アスランがびくってなった。
「アスラン?」
「ほ、ほほほ包茎ちゃうわ!!!」
36 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 23:13:52 ID:4+XwMNiY
「話を戻すよ。その皮・・・じゃないシールドは『傘』って呼ばれてて、敵機を感知すると
自動で展開される仕組みなんだ。そしてその防御力は折り紙つき・・・今まで幾多の部隊が
それに挑み、敗れたって話さ」
「へぇ・・・」
ディアッカの話を聞き、阿部はアルテミスがどういうものかを理解した。
――つまり、彼女持ちのノンケみたいなものか。
「それでクルーゼ。そんな場所をどうやって落とすんだい?」
「それを考えるために皆を呼んだのだよ」
「・・・・・・」
皆が言葉を失った。そのへん考えてから作戦立てろよ、と。
「・・・・・・僕のブリッツならいけるかもしれません」
皆が黙りこくる中、不意にニコルが発言した。
「ほう?聞かせてもらおうか」
「はい。ミラコロなら見つかんないと思います」
「いい案だニコル。よし、それでいこう」
「早っ」
「決断が早い男ってのはそそるねぇ。脱いでもいいかい?」
「いいわけ――」
「許可する」
「クルーゼ隊長!?」
「そうこなくっちゃ」
阿部は全裸になった。もちろん意味は無い。
「作戦は30分後に執り行う。各自所定の位置で待機!」
「了解!」
クルーゼの号令を合図に、各々は散って行った。
「ンフフフフフフフ」
な…なんだこれは……
すごく…続きが楽しみです…
なんだこのスレwwww
アッー!!!!!!!!!!
TDNの登場も希望!
TDNよりも熊先生が先だろう
な!
楽天の田中くんも忘れずにね!
谷岡と現職K官もな
45 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 00:39:10 ID:4xRjwD/V
「ニコル・アマルフィ、ブリッツ行きます!!」
ニコルはブリッツを発進させた。
同時にミラージュコロイドを展開する。ブリッツノ姿は、カメレオンのように
風景――宇宙の色に溶け込んだ。
「これなら見つからないはずだ・・・常識的に考えて」
静かに、そしてゆっくりと、ブリッツをアルテミスへ向かわせた。
「さてと・・・お昼にしましょうか」
イザークに作ってもらった弁当を広げる。
中にはトンカツがぎっしりとつまっていた。ちなみにコクピット内には、
イザークに持たされたお守りがうじゃうじゃと漂っている。
「うめぇwwww」
ブリッツの初陣に相応しい味付けだった。
と――
ガクンッ!
「!?」
不意に、機体を大きな衝撃が襲った。
「見つかったのか!?」
慌てて周囲を見回すニコル。しかし、敵影と思われるものはどこにもなかった。
「いったい、何が起こって――」
「阿部さんが現れた」
「ひっ――!?」
突如、モニター一杯に阿部の顔が映し出された。
「あ、阿部さん!?どうしてここに!?いや、それよりも・・・・・・ミラージュコロイドなんですか!?」
阿部の機体はブリッツのカメラには映ってなかった。考えられるのは自身の機体と
同じミラージュコロイドだけだった。
「良い男に不可能はないのさ」
もちろんインモラルにミラコロは備わっていない。
良い男の為せる業、である。
46 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 00:41:40 ID:4xRjwD/V
「・・・あなたなら月光蝶とか使えそうな気がします」
「ゲッコーチョー?それは気持ちの良い事なのかい?」
「忘れてください。それより何しに来たんです?今は作戦中ですよ?」
「なぁに、ちょっと楽しもうと思ってね」
「え――」
ぞくり、と悪寒がした。
――考えてみれば、相手は不可視のコートを纏っているので、
今がどういう状態なのかをよく理解してなかった。
「・・・・・・阿部さん、今あなたはどこにいるんですか?」
「決まってるじゃないの。・・・・・・キミの背後さ」
ニコルは悟った。もうオシマイなのだと。
そして、お守りなんていざという時には役に立たないのだという事を。
「さぁ、淫夢の始まりだッフゥゥゥゥゥ!」
「ま、待ってください!今は作戦中ですし、それにミラコロを展開したままで
そのような行為を行うなんて非常識です!」
ミラコロ以前に非常識である。
「ニコル。世界とは観測者がいてこそ成り立つものだ」
「は・・・?」
「誰かが見ているから世界は成り立っている。もしこの世界に生き物が全て消え失せたら、
世界は存在していない事になる。世界を世界と認識する者がいないからね」
「な、何が言いたいんですか・・・?」
「ミラージュコロイドで包まれた俺達は他の誰にも見られない・・・つまり俺達の世界は
俺達二人だけのものなんだ。ならばする事は一つ。人類の起源・・・アダムとアダムの
ように僕達は繋がらなければならないのさ!子孫を残すために!」
「ちょっ、イヴは!?アダムとアダムじゃ子供は出来ませんよ!!」
「問答無用!フンッ!!!」
必殺必中の武装、ゲイ・ボルグがブリッツを貫いた。
「母さん・・・僕の貞操 ア ッ ー !」
数分後、宇宙を漂うブリッツの姿が発見された。
ニコルゥ〜〜〜ww
アッーwwwwwwwww
ハッテンされて発見されたら駄目だろw
ホモゲイザーwwwwwww
ニコル・アナル不意wwwwwww
ホモホモ言われてる種にあえて阿部さんを投げ込む…嬉しいことやってくれるじゃないの。
53 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 01:19:49 ID:4xRjwD/V
「いくら赤服とはいえ、まだ子供か・・・」
ブリッツをヴェサリウスの方角に投げ、阿部はニコルの任務を引き継いだ。
「こちらに気付いていない相手をサイレントファック・・・燃えてきたじゃないの」
ニコル一人では全然足りない。自身の暴君は、新たな獲物を求めて止まなかった。
「へぇ・・・近くで見ると結構な大きさじゃないの」
モニターを埋め尽くさんばかりに、アルテミスは阿部の眼前にあった。
この距離の敵機なら問答無用で展開するはずの傘は、今は何の反応も示していない。
「さっすがミラコロ、そこに痺れる、憧れるぅ」
そして、難なくその防衛機構を通り抜けようとしたその時だった。
「へぶしっ!」
みょよよよよ〜ん
「あ」
なんと、くしゃみと同時にミラージュコロイドが解けてしまった。
突如現れた敵機に、アルテミスは脊髄反射のように傘を展開した。
「やべっ」
作戦は台無し。警報はけたたましく鳴り響き、要塞内の人間に敵が来た事を知らせた。
「あーどーしよ。これぶっ壊せないかなぁ」
難攻不落、無敵の要塞。その要となる、絶対防御の傘。
試しに阿部はそれを殴ってみた。良い男パーンチ!
「フンッッ!!」
ゴシカァァァァァァァァン!
「あ、壊れた」
傘はあっさりと壊れた。重ねて言うが、難攻不落、絶対無敵の要塞の要である。
「なんだ、ラクショーじゃないの」
立て続けに二つ、三つ。面白いように傘は壊れて行った。
「よっと。・・・おや?」
気付けば阿部の周りを、防衛部隊と思われるメビウスが取り囲んでいた。
「へぇ・・・。MAプレイか・・・燃えるじゃないの」
隠す事無く臆す事無く、阿部はゲイボルグを展開させた。自身の象徴を誇示するかのように。
「さぁ・・・楽しませてもらうよ!」
「な、なんだ!?どうしたというんだ!?」
アルテミス基地内。難癖つけてアークエンジェルを拘束していた基地司令は、大きな揺れに襲われた。
「隙ありッ、チェイサー!!」
体勢を崩した司令に、キラは回し蹴りをお見舞いした。
割とシャレにならない音を発し、倒れ伏す基地司令。とりあえず関節の向きが色々オカシイ。
「貴様!何をする!」
「不可能を可能にパーンチ!」
側近と思われる男を沈めたのは、エンデュミオンの鷹ことムウ・ラ・フラガ。
「フラガさん!」
「いくぞ坊主!ここから脱出だ!」
「はいっ!」
キラとフラガは手分けして拘束されていたクルーを救い出し、アークエンジェルへ戻った。
「どうなってんだ、こりゃあ・・・」
ムウが見たその光景は、地獄絵図だった。
辺りを力無く漂う、数多のメビウス。エンジントラブルかとも思ったが、しかしコクピットから
脱出を試みる者は誰一人としていない。
それはムウが戦場で初めて見た、異常な光景だった。
「フ、フラガさん!あれを!」
「あ、あれは・・・」
屍の中心部、災厄の元凶たるMSが、いつからかこちらを見据えていた。
「なんだ、ありゃあ・・・」
「・・・・・・悪魔です、あれは」
「知っているのか雷電・・・じゃなくってキラ!?」
「はい・・・・・・。あれは――」
突如ドックから出てきた、独特のフォルムを持つ白い戦艦。
そしてそこから出てきたMSとMA。
それを見た阿部の口から、自然に言葉が零れていた。
――「うほっ、良い男」
ダメだwww他のキャラも微妙におかしいwwwwww抜け目ねえwww
ヒュ〜♪
このスレは間違いなく新シャアの看板スレになる。
やばい。イザークやディアッカがいつ食われるかwwww
新シャアはアホかと思うスレタイのやつほど良スレだから困るwww
アッー!!
>>59 イザーク「痛い、痛い…」
阿部「ンフフフフフ、坊主、エッチなことは初めてかい?」
とりあえずまとめるか
阿部さん…ガチ変態、ノンケでも食っちまういい男
クルーゼ…仮面のいい男、すでに阿部さんと関係アリ
アスラン…ノンケでも食っちまういい男。包茎
ニコル …阿部さんに食われた
ミゲル …阿部さんに食われた
痔悪化 …阿部さんを恐れている。食われそう
イザーク…阿部さんを敵視している。食われそう
キラ…マッパで走り回るフラグが立った
ムウ…不可能を可能にする男
「こいつっ!」
「当たれぇッ!」
全方位射撃のガンバレル、ごん太ビームことアグニを、肉色のMSに
向かって放つキラとムウ。
「ンフフフフフフフ」
だが肉色G・・・インモラルには、掠りもしなかった。
「ええいっ、どうして!?」
「落ちろ、落ちろ、落ちろッ!!」
当たったと思ったら、良い男武装その1『質量を持った残像』による分身。
赤服でも10秒でミンチに出来るであろうこの包囲射撃を、阿部はいとも容易く
回避し続けていた。
「情欲は障害があるほど燃えるっていうじゃない?」
確実に二人に近付いていくインモラル。キラはもとより、なんちゃってニュータイプの
ムウも背筋を走る悪寒を止められなかった。
遠くに見える、交戦の光。
「頃合か・・・・・・。アスラン、イザーク、ディアッカ!出撃だ!」
阿部を援護すべく、クルーゼは隊員に出撃を命じた。
「了解!アスラン・ザラ、イージス発進する!」
「イザーク・ジュール。デュエル発進!」
「ディアッ(ry」
三機の発進を見届けた後、クルーゼはハンガーへ向かった。
「ニコル。起きるんだ、ニコル」
ブリッツからメカニックの手で降ろされ横たわるニコルにクルーゼは声をかける。
「・・・・・・。く、クルーゼ隊長・・・」
「災難だったな」
「い、いえ・・・。・・・・・・それより隊長、」
「なんだ?」
「・・・・・・や、や り ま せ ん か ?」
「・・・・・・ふっ。そういうだろうと思って準備しておいた」
「隊長・・・」
「さぁ行こうかニコル。また一つ、新たな扉が開かれる」
「なんだこりゃあ!?」
ディアッカは思わず声を上げた。
「これを、あの男がヤったというのか・・・!?」
イザークは驚きを、そして恐れを隠せない。
「阿部高和・・・・・・彼は何者なんだ?」
慣性に従い漂うMA。やはり彼らもムウと同じような気分になった。
いち早く気を取り戻したのはイザーク。
「と、とにかく阿部を援護だ!そして足付きを落とすぞ!」
「足付きって突然いわれてもなぁ・・・」
「脈絡ないぞイザーク」
「うるさいっ!暗黙の了解だ!!俺達は足付きを落とすために動いているんだ!」
「はいはい。それじゃさっさと行って、さっさと終わらせますか」
「キラ・・・・・・おまえはそこにいるのか?」
「そぉれ良い男キャプチャッ!」
「されるかッ!」
バーニアフルスロットルでインモラルの手をかいくぐるメビウスゼロ。
「つれないねぇ」
「ムウさん離れて!」
ムウに気を取られている隙に、キラはアグニを発射させた。
「おおうっ」
それをモロに浴びるインモラル。通常のビーム兵器を遥かに凌ぐ一撃を、
インモラルはまともに喰らってしまった。
「やった!」
「そんなんじゃあ俺をイかすなんて不可能さ」
が、無傷。
「そ、そんなバカなっ・・・バカなっ・・・!!(ぐわわわわ)」
「ザフトの技術力は世界一ィィィィィッ!」
インモラルはザフト製ではないが、そんな事阿部の知った事ではなかった。
「しかしとんでもないな、PS装甲ってやつは」
「それぜってぇPS装甲じゃねぇよありえねぇ」
はいはい良い男の為せる業良い男の為せる業。
「さぁて・・・ど・っ・ち・に・し・よ・う・か・な・・・」
「キラ!!」
そこで、いつかのようにまた乱入者。
「よくやった阿部!あとは俺達に任せて帰還しろ!」
「もうバッテリーやばいんじゃない?」
今回はそれに加えて二機、合計三機のMSが乱入してきた。
「なに言ってんの。まだまだ食い足りないよ」
「馬鹿を言うな!あれだけ長く交戦してバッテリーが持つはずがない」
「良い男に常識は通用しないのさ」
実際、インモラルのエネルギーは満タンだった。
もちろんこれも良い男の為せる業、である。
「いいからおっさんは帰りなって。少しは働かないと緑服あたりに降格されそう
なんでね、俺」
「おまえまたおっさんって言ったろケツにカイラスギリーぶち込むぞ」
「すいませんでした阿部さん許してください」
「キラ!!」
そんな阿部達にはお構いなしに、アスランはストライクへ一直線。
「・・・!?キミはジョニー!ジョニーなのか!?」
「アスランだ!いいからこっちに来いキラ!コーディネーターのおまえがどうして
地球軍なんかに!!?」
「・・・それは!守りたい仲間がここにいるからだ!」
「それは女か!?女なんだなキラ!?おまえはその女の色香に惑わされている
だけなんだ!おまえは昔からそうだった・・・すごく優秀なくせに、どこか抜けてて
おっちょこちょいで、気付けば女などという世界が生み出した害悪に心を奪われる!
目を覚ますんだキラ!女なんかにかまけていても良い事なんて何一つないんだ!
男に必要なもの・・・それは男に他ならないだろう!?だから来るんだキラ!!
俺ならおまえを救ってやれる!おまえを絶対に離しはしない!」
「いやぶっちゃけおまえが嫌だからなんだけどね。キモイし」
「キラ・・・!そうか、おまえは洗脳されてしまったんだな。だが大丈夫だ!俺なら
おまえを正気に戻してやれる!だから(ry」
「うぜー・・・」
「坊主、引き上げるぞ!このままじゃお互い餌食だ!」
「分かりました!・・・じゃあね、ジャッキー。今度会う時は、僕はキミを討つ。
絶対に。確実に。完膚無きまでに。ナメック星人でも再生を諦めるくらいに」
キラとムウはアークエンジェルに戻った。
「二機とも戻ったわね!?全速前進!この空域をマッハで抜けるわ!ほらノイマン、
さっさとGO、GO、GO!!!」
「サー、イエッサー!!」
ばびゅーーーーーーーーん
「キラ・・・・・・」
「ちぃっ、逃がしたか!」
「さぁて、終了終了っと。とっとと帰ろーぜ」
そして残された彼らも、ヴェサリウスへと帰投した。
その中でただ一人、走り去ったアークエンジェルを見つめる者、阿部高和。
独り言のように彼は呟いた。
「・・・次に会う時は、もっと良い男になっていてくれよ?・・・キラ・ヤマト」
ちょwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww最高wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とりあえずまとめるか2 ちょっと見た感じつき
主要人物
※ザフト側※
阿部さん…ガチ変態、ノンケでも食っちまういい男。たぶん最強の人。一応ナチュラル。
クルーゼ…仮面のいい男、すでに阿部さんと関係アリ。阿部のよき理解者(?)
アスラン…ノンケでも食っちまういい男。包茎キラたん大好き。
ニコル …阿部さんに食われた。ショタタイプ。
ミゲル …阿部さんに食われたことによりホモ?道に目覚める。クルーゼとアスランと関係ありえそう。
痔悪化 …阿部さんを恐れている。食われそう。脳天気属性。(能天気?)
イザーク…阿部さんを敵視している。食われそう。ツンデレ属性。料理がうまい。お守りを異常に持ってる。
※地球連合側※
キラ…マッパで走り回るフラグが立った。アスラン嫌い市ね。
ムウ…不可能を可能にする男 (もしくは不勃起を勃起に変える男?)
マリュー…ノイマンをこき使う女
ノイマン…↑の人にこき使われる人
※オーブ
カガリ…阿部に喋るないわれた人
※実際との変更点など
・全員の性格(と性癖など)がかなり違う。
・何故かミゲルが生存してる。
・インモラルガンダムという未知のガンダムが居る。形式番号はGAT110105
・阿部はナチュラルで、実力はキラより圧倒的な強さ。いい男のみ見せる技が出せる。
・インモラルの武器はゲイ・ボルグ一丁のみ。
・インモラル+阿部の専用良男技は
1.質量を持った残像を出せる(インモラルにそんな機能は無い)
2.ミラージュコロイドシステム(インモラルにそんry)ただしクシャミ1発で解ける。
3.エネルギーが無限大
こんなんでどうっすか
ヤマジュン補正が半端ねぇなwwww
>>68 専用良男業
4.アグニ直撃でも無傷な超装甲
>>70 ごめ。忘れてた。追加して直したのでもう1回。
主要人物
※ザフト側※
阿部さん…ガチ変態、ノンケでも食っちまういい男。たぶん最強の人。一応ナチュラル。
クルーゼ…仮面のいい男、すでに阿部さんと関係アリ。阿部のよき理解者(?)
アスラン…ノンケでも食っちまういい男。包茎。キラたん大好き。
ニコル …阿部さんに食われた。ショタタイプ。ちなみにロ○ン・セ○ックと同じ声優。
ミゲル …阿部さんに食われたことによりホモ?道に目覚める。クルーゼとアスランと関係ありえそう。
痔悪化 …阿部さんを恐れている。食われそう。脳天気属性。(能天気?)
イザーク…阿部さんを敵視している。食われそう。ツンデレ属性。料理がうまい。お守りを異常に持ってる。
※地球連合側※
キラ…マッパで走り回るフラグが立った。アスラン嫌い市ね。
ムウ…不可能を可能にする男 (もしくは不勃起を勃起に変える男?)
マリュー…ノイマンをこき使う女
ノイマン…↑の人にこき使われる人
※オーブ
カガリ…阿部に喋るないわれた人
※実際との変更点など
・全員の性格(と性癖など)がかなり違う。
・何故かミゲルが生存してる。
・インモラルガンダムという未知のガンダムが居る。形式番号はGAT110105
・阿部はナチュラルで、実力はキラより圧倒的な強さ。いい男のみ見せる技が出せる。
・インモラルの武器はゲイ・ボルグ一丁のみ。
・インモラル+阿部の専用良男技は
1.質量を持った残像を出せる(インモラルにそんな機能は無い)
2.ミラージュコロイドシステム(インモラルにそんry)ただしクシャミ1発で解ける。
3.エネルギーが無限大
4.アグニ直撃でも無傷な超装甲
誰かインモラルガンダムをスクラッチしようぜ
馬鹿だねぇ、じつに馬鹿だねぇw
何気なくキラもいいキャラしてんなあ
ノーマルなんでホモの凸が嫌いなんだな
ザフト変態部隊vsノーマルAA組の対決かよw
人体解剖図みたいなテクスチャが貼ってあるんじゃね?
そりゃ赤黒いピンクにきま・・
アッー!!!
人の肌を思わせる生々しい色合いだと思ってる
形式番号は
GAY110105
ゲイいい男
でよくないか
キラ「隙あり…チェイサー!!」www
インモラルミラコロはモザイクトーンだと思っている。
本編のキラよりかなりまともな性格に思えるのは気のせいだろうか?
キラ凸のやり取りが、まんま初期のキラプロだなw
北条真吾=阿部高和だからまったく違和感ないな
ディアッカあたり危ない気がするwwwwwwwwwwwwww
>>85 AAに寝返るタイミングが早まるんじゃねwwwwwwwwwwwwwww
ファミコンの説明書ってあたり時代を感じるな
>>79 フェイズシフトオフ時はGAT-X110105、起動すると何故かGAY-*110105になる、
ってのはどうかな?
, '´  ̄ ̄ ` 、
,:ヽ.r.、 i r-ー-┬-‐、i
ヽヾヾ.ヽ、 | |,,_ _,{|
''=、:;‐! `_,,',,. ゙ゝ''フ N| "゚'` {"゚`lリ
゙ゝ、__'、__,ィ''´ヽ、 .ト.i ,__''_ !
!;\_,ノ::::::::::`ヽ-.、,,,_,.;;'" ̄`ー`'、/ l\ ー .イ
\::::::::::::::::::ノ `ヽ- '" ̄`ヽ`:.、 .;://'
\:::::::/ ,,,ヽ;:::>''"ヽ、,
`ー' ̄`ー──-、. `!:::::i‐" \:::i‐`'‐、
ヽ `!:::l ヽ!、 iヽ
ヽ ヽ:i |;;`l ,!::}
ヽ |:! `'' .ノ:/
| i:l | l
`、 |:| ,r-. 、 | !
ヽr‐ュ''''''''''´,,,,,,!_'i、 .| !
,:!-─‐‐ェ-、 |"' ゙、l l、
,. '´ |:| ゝ.!_.-{, ゙i
,.-'" i:| ''、. ,.:.l ノ,
,.. -'"´ l:l :. レ':::l
>>89 やべえ、驚くほど様になってやがるw
さすが、いい男は何を着ても似合うな
すぐ脱いじゃうから意味無いけどねwwww
>>89 まるでもともとこういうAAだったみたいだww
94 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 01:00:51 ID:bn58UOEc
「足付きが先遣艦隊に合流するという情報を入手した。
よって我々はそれを襲撃し殲滅する!」
ブリーフィングルームに集められた5人に、クルーゼは開口一番そう告げた。
「作戦は30分後に執り行う。各員所定の位置で待機だ。・・・以上、解散」
事を全て告げ、クルーゼは全員に背を向けた。
「いや以上じゃなしに。もうちょっと詳しく」
それを引き止めたのはイザーク。あまりの無茶振りに口調がおかしくなっていた。
「素晴らしく簡潔かつ明瞭な説明だったと自負しているが?」
「いえ、そうですが・・・もうちょっとこう・・・ディアッカ!」
「やれやれ。相手の戦力はどれくらいなんです?」
「それを訊くか・・・。知ればやる気をなくすと思い、黙っていたのだがね・・・」
つまりやる気のなくなるような戦力差であるという事だった。
「つまりよりどりみどりって事かい?」
隊員より頭一つ大きいこの男は阿部高和。今日は全裸でブリーフィングに
参加していた。
「そうだ。良い事を言うな、阿部。ますます気に入ったよ・・・」
「俺はいつでも準備OKだぜ、クルーゼ・・・」
ブリーフィングルームに入った時から勃起しびくびく震える暴君を
握り、その先端(亀頭)をクルーゼに向ける阿部。透明の液体は絶えず
床に滴り落ちていた。
「貴様!神性なる作戦室を汚すとは何事だ!」
「別に汚くはないさ。・・・なんなら舐めてみるかい?」
「お断りだ!」
「つーかおっさんなんで全裸なんだよ」
「いい加減にしとけよおまえ血便しか出ない尻穴にしてやろうか?」
「すいませんでした許してくださいもう言いません」
「話はまとまったようだな。では解散だ」
強引に話を締め、クルーゼはブリーフィングの終わりを告げた。
「阿部さん!」
ハンガーへ通じる通路で、阿部はニコルに声をかけられた。
「ニコルじゃないの。どうしたんだい?」
「この前の話です」
「ああ・・・」
この前の話とは言うまでもなく、アルテミス攻略戦におけるミラコロプレイの事だ。
「今後はあのような状況下での行為は謹んでください」
「ああいうのは嫌いかい?」
「好き嫌いの話じゃありません!ヘタをすれば命に関わるんですよ!?」
「俺は平気だけどね」
「僕が危ないんです!ですから今後そういった行為をしたくなったのなら・・・
・・・その・・・夜ならいつでも空いてますから!それじゃ!」
一方的に話を打ち切り、顔を真っ赤にしながらニコルは走り去っていった。
「・・・・・・ひゅう♪可愛い事言ってくれるじゃないの」
95 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 01:01:48 ID:bn58UOEc
ところ変わってアークエンジェル。
なんやかんやでピンクを拾った一行は、先遣艦隊に合流すべく指定ポイントへと航行していた。
「ノイマン。あとどれくらい?」
「20分といったところであります、サー!」
「5分で到着させなさい」
「サー、イエッサー!」
「やはりザフトは襲撃してくるでしょうか?」
彼女はナタル・バジルール中尉。この艦唯一の常識人だ。
「さぁ?」
「さぁ・・・って、あなたは艦長でしょう!?そういった事を考えるのが仕事のはずです!」
「私技術仕官だもの。難しい事はあなたに任せるわ」
「それでも艦長はあなたです!自覚してください!!」
「めんどい。パス」
「こいつはダメだ・・・・・・早くなんとかしないと・・・・・・」
ナタルの常備薬(胃薬)は底を尽きかけていた。
AAの食堂。そこにはヘリオポリスで拾った少年達が食事をとっていた。
「もうすぐ地球に降りられるみたいだね」
色眼鏡の彼はサイ・アーガイル。もうじき地球に降りられるという事で、今は緊張を解いていた。
「早くママの料理が食べたいわ。ここの料理鬼マズだもの」
「言えてるなミリアリア。あ〜あ、母ちゃんビデオ撮っといてくれてるかなぁ?」
「フヒヒヒヒ・・・・・・」
外ハネのミリアリア、天パのトール、変な頭のカズイも、戦場から開放されるという事で
大きく安堵していた。
「・・・・・・」
かたり、とサイの隣りに座っていた少女が席を立つ。
「?どうしたんだフレイ?もう終わりか?」
「そうじゃないけど・・・」
DQNっ娘のフレイはサイから椅子一つ分横にずれ、そしてまた座った。
「シャワー・・・浴びてないから・・・」
AAは水不足のため、給水制限がかけられていた。飲み水だけで精一杯、シャワーに使う
余裕など少しもなかった。
「フレイ・・・」
サイはフレイを追いかけ、横に座る。
「汗くさいのがたまらないんじゃないかぁ」
「やっぱあなた変態だわ婚約解消していいかしら?」
「つれない事言うなよフレイ〜。もうお互い知り尽くした仲じゃあないかぁ」
「アンタがコーディネーターだったらぶち殺しているところだわ・・・」
「・・・・・・!?」
コーディネーターという単語に反応したのはキラ・ヤマト。彼はクルーの中で唯一コーディー
である人物だった。
「あ・・・。べ、別にキラの事を言ったわけじゃないのよ?ホントよ?」
「そ、そうだよキラ。おまえは友達じゃないか!」
「わ、私たち別に気にしてないから。うん、ホントに」
「ほ、ほらキラ!俺のポテトやるよ!」
「フヒヒヒヒ・・・」
たった一人のコーディーという事で、もはや腫れ物扱いだった。
96 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 01:02:53 ID:bn58UOEc
「はぁ・・・」
とぼとぼと通路を歩くキラ。彼らのあまりによそよそしい態度に、精神は疲弊していた。
手には食事の乗ったトレイ。先日拾ったピンクの分だった。
「あー、ピンクさんピンクさん?ハローハロー?」
声を掛け、ドアを開くキラ。
――そして眼前に、トラウマがたくさん転がっていた。
「げぇっハロ!?」
「あら?あなたは・・・キラ様?」
固まるキラに声を掛けたのは、先日拾ったピンクことラクス・クライン。暇さえあれば歌う彼女は、
連日連夜クルーの安眠を大いに妨害していた。
「お食事を持ってきてくださったのですね?」
「う、うん・・・」
意を決し、部屋の中に入るキラ。
「ハロ、ハロ。ウホッ、イイオトコ」
「ひぃっ――!?」
「あらあら。こらハロちゃん。キラ様を驚かせてはいけませんよ?」
ハロを鷲掴みにし、思いっきり壁に投げ付けるラクス。色々な部品が散乱した。
「え、えと・・・ピンクさん、お食事です・・・」
「名前、覚えておりませんの?」
「いやっ・・・えと、ラスクさん、でしたよね?」
「そんな美味しそうな名前ではありません。ラクスですわ」
「そ、そうそう、ラクスラクス。食事、ここに置いときますね」
ぎこちない動作でトレイを置き、キラはそそくさと部屋を出た。
――ハロで埋め尽くされたあの部屋は、かつてのストーカーを彷彿させていた。
「あらあら・・・照れ屋さんですのね」
そんな事は露知らず、自分の魅力にイっちまったと解釈したラクスは、
「もう、しょうがないわねぇ」といった表情で食事に手をつけた。
「・・・・・・マズっ」
もはやどこに突っ込みを入れていいのか分からんwwwwwwww
ディアッカが遺作のブレインなのかw
つか、料理本気でまずいんだな
イザーク常識あるのに馬鹿すぎwwwwwwwwwwww
カズイがフヒヒとしか言ってないwwww
ラクスまでいいキャラしてやがるwww
・・・と思ったが、考えてみれば、この頃のラクスは悪くなかった
102 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 02:33:33 ID:Ah7+3KND
「阿部高和、インモラル行くよっ!」
「アスラン・ザラ、イージス出るっ!」
「イザーク・ジュール、デュエル出るぞ!」
「ニコル・アマルフィ、ブリッツ行きます!」
「ディアッ(ry」
ヴェサリウスから光の尾を引いて、MS隊が出撃した。
「見えました、先遣艦隊です、サー!」
「ちゃっちゃと合流するわよ」
「あの、艦長・・・万一に備えてコンディションレッドを・・・」
「日本語でおk」
「・・・・・・キラ・ヤマトとフラガ少佐はモビルスーツデッキで待機。敵襲に備えよ」
「ねぇキラ!」
デッキに向かう途中、フレイと出会った。
「なにフレイ・・・うわ汗くさ」
「大丈夫よね!?パパの船は沈まないわよね!?」
「大丈夫だよ。敵が来るとは限らないんだし。あと少し離れてよね」
「そっか・・・そうよね、来るとは限らな――」
――敵影発見敵影発見!ザフトと思われます!パイロットはただちに出撃してください!
「来たじゃないのよ!」
「僕にキレないでよ・・・」
「坊主!そんなとこでぼさっとしてないで出るぞ!お嬢ちゃんは・・・うわくさっ」
「お願いよキラ!?パパを守ってね!」
「へーへー」
「キラ!今日はどれで出る!?」
マードック整備班長は、今回使うストライカーパックをキラに尋ねた。
「ランチャーで」
「またランチャーか。たまにはソードとかどうだ?」
「――!?じょ、冗談じゃありません!ランチャー一択で!」
キラがランチャー以外を・・・とりわけソードを嫌がる理由は、あの肉色のGにあった。
ソードストライカーは、その武装から必然的に接近戦になる。あの対艦刀は、遠距離では
単なるオブジェに過ぎないからだ。
しかしそうなると、あのインモラルと接近戦をしなければならなくなる。
――同じくインモラルの得意とする、接近戦を。
彼に接近戦を挑んで勝てるとは、キラは到底思えなかった。どうシミュレートしても、ストライクが
インモラルに犯される映像しか浮かばない。
そしてエールでは火力不足、インモラルを倒すには至らない。
結果、キラはランチャー以外で出撃するという選択をばっさりと切り捨てたのだ。
――もっとも、インモラルにはアグニすら効かないわけだが。
「よし、いいぞキラ!」
「はい!キラ・ヤマト、ストライク行きます!!」
103 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 02:34:33 ID:Ah7+3KND
「流れ〜る〜精液、後で後で拭け〜♪狙い定〜め〜る〜、ケツがターゲット〜♪」
「ア ッ ー !」 「ア ッ ー !」 「ア ッ ー !」
次々とメビウスにゲイ・ボルグを突き刺すインモラル。今日も絶好調だった。
「阿部!先行し過ぎだぞ!」
「いいじゃないの。俺は良い男なんだぜ?やられはしないよ」
「そういう問題じゃない!俺達はまだ一回も戦闘をしてないんだぞ!赤服にも立場というものがある!」
アカデミーでの成績優秀者に与えられる、真紅の軍服。これはエリートの証なのだが、
イザーク達はまだエリートらしい事を一度もしていなかった。
「まぁまぁイザーク。チャンスはいくらでもあるさ」
「しかし!!」
「皆さん!足付きからMSが!」
「ひゅう♪メインディッシュが来たじゃないの」
「阿部!奴らはこの俺が――」
「キラ!!!!!」
イザークの言葉が終わらぬ内に、イージスはAAの元へと飛んでいった。
「敵は!?」
戦場に出たキラは周囲を見渡す。いつかの焼き直しのように、メビウスが宇宙を漂っていた。
「くっ!やはりあいつなのか・・・!」
キラは緊張を高め、周囲に気を張る。
すると、その警戒網を突破する一機のMSが目に映った。
「あれは・・・イージス!?」
「キラ!!」
それはかつてのストーカー、アスラン・ザラの機体だった。
インモラルよりはマシだとはいえ、キラにとっては会いたくないMSだった。
「トーマス!君はまた!」
「アスランだ!いいからこっちに来るんだキラ!」
イージスはMA形態になり、がばっと足を広げた。
「うわキモ。フラガさんあれの相手お願い」
「いいけどなキラ。それじゃあ肉色の奴を頼むぜ」
「前言撤回。そっちはフラガさんに頼みます」
「あっちの方が貧乏くじなんだが・・・じゃあ任せたぞ!」
フラガのメビウスゼロは、インモラルの方へ向かった。
「キラ!ようやく二人きりに――」
「ていっ」
キラは無造作にアグニを乱射した。
「ふぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
慌てて回避するイージス。変態ストーカーだが、さすがは赤服といったところだった。
「いきなり何をするんだキラ!危ないじゃないか!」
「ちっ」
「・・・そうか!あの艦におまえを惑わせた奴がいるんだな!?待ってろキラ、今すぐそいつを消してやる!」
「なっ・・・!よっせーーー!!」
イージスは再び足を広げ、AAのブリッジに向けてスキュラを発射した。
104 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 02:35:31 ID:Ah7+3KND
「敵の砲撃、来ます!」
「回避ィッ!!」
「イエス、サー!!」
明らかにかわせないであろう距離、速度のビームを、ノイマンは実に正確な操舵でそれをやり過ごした。
ぶっちゃけ彼は、不可能を可能にする男よりもよっぽど不可能を可能にしていた。
「よっしゃあ!」
拳を握りガッツポーズをするノイマン。してやったぜという顔だった。
「おいノイマンあんま調子のるなよ?」
「・・・・・・イエッサ」
フレイの父親の乗る戦艦は、インモラルによる襲撃を受けていた。
「だ、だだだだ大丈夫なんだろうな艦長!?」
「心配いりません。見てください我が艦隊を。圧倒的じゃあありませんか」
「そそそそそうだよなしししし心配なんてないよな!?」
確かに艦の数は膨大だった。未だに一つも落とされず、この艦を守るように陣を敷いていた。
「未だに彼らは一糸乱れぬ陣形。敵を退けるのも時間の問題です」
――しかし彼らは知らない。インモラルの取った、恐るべき撃墜方法を。
「これで六つ目!いよいよパンツがぐしょぐしょじゃないの!」
艦から離れ、インモラルは新たな標的を目指した。
インモラルの武装ゲイ・ボルグは、敵機のシートを変形させアナルに一撃を加えるというもの。
しかしそれは、MS、MAに限った事ではない。
その気になれば、戦艦背部に突き刺してその全てのシートを変形させる事だって可能なのだ。
そして阿部がその気になった今、もはや戦艦は単なるでかい的に過ぎなかった。
「フンッ!!」
七つ目の戦艦にゲイ・ボルグを突き刺す。
艦内全ての人間が、同時に「ア ッ ー !」と声を上げた。
「さぁて、残るは・・・」
阿部が目を向けたそこには・・・・・・フレイの父親が乗る戦艦があった。
105 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 03:01:49 ID:fx0VRBSb
良スレ
>「流れ〜る〜精液、後で後で拭け〜♪狙い定〜め〜る〜、ケツがターゲット〜♪」
>「ア ッ ー !」 「ア ッ ー !」 「ア ッ ー !」
シャアッーが来るワロタ
議長に聞かせてーww二重の意味で
私は未成年だろうが平気で喰ってしまう男なのだよ?
108 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 06:07:04 ID:jEktV9I7
フレイ・アルスターは焦燥に駆られていた。
突然の敵襲、そして次々と撃墜(レイプ)されていく味方に、
フレイの不安はみるみる内に膨れ上がっていた。
「このままじゃ・・・パパの船も・・・」
嫌な予感がしていた。パパの艦は厚く守られているとナタルは言っていたが、
その言葉を聞いても何故か全く安心できなかった。
――軍がダメなら、私がなんとかしないと・・・
フレイが今向かっている場所は、先日保護したピンクの部屋。
なんでも偉い人の娘だとかいう話で、ならば彼女を使えば戦いを止められるのでは
とフレイは考えていた。
フレイはノックもせずに、彼女の部屋のドアを開けた。
「邪魔するわ」
「あら?あなたは確か・・・」
ハロに囲まれるピンクの少女。彼女は戦時下であるにも関わらず、優雅な
笑みを浮かべていた。
「ちょっと顔貸して」
「え?・・・もう、フレイ様ったら。いくら私が美しいからって顔を取り替えたいなんて・・・
わたくし達はアンパンマンではないのですよ?」
「うっさい。いいから来なさい」
「あらあら、そんなに強く引っ張って・・・・・・少し汗臭いですわね」
鼻をつまみながら、ラクスはフレイに引っ張られていった。
「邪魔するわ」
ブリッジ。戦闘中という事もあり、みんなピリピリしていた。
「アルスター!今は戦闘中だ!部屋に戻れ!!」
「まーまーナタル。で、何か用?ってかちょっと臭うわよあなた」
「パパの・・・パパの船はどうなってるの!?」
「ああ、あれ?あれなら心配ないわよ。ほら、ちゃあんと守られて・・・・・・あれ?」
マリューは目を凝らした。すると、パパ艦のすぐ近くに小さな点がある事に気付いた。
「ね、ね、ナタル。あれって何?」
「敵MSでしょう・・・・・・常識的に考えて」
「・・・・・・!?」
フレイの顔からさっと血の気が引いた。
――このままじゃ、パパが死んじゃう!
「今すぐ相手に伝えて!パパの船を攻撃したらこの娘を殺すって!!」
109 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 06:08:18 ID:jEktV9I7
「そぉれ!次はおまえの番だ!!」
沈黙した戦艦を蹴り、一番奥の戦艦に向かうインモラル。
「本物の絶頂を味わわせちゃうよ!」
と、そこで突如回線が開いた。
「おやおや、なんだってんだい・・・お楽しみの最中なのに」
『ザフト全軍に告ぐ!!』
よく通る声。どうやら敵からの通信のようだった。
「うわ女だ」
嫌悪を露にする阿部。自身の暴君が萎えかけた。
『こちらはザフトの歌姫ラクス・クラインを保護している!そちらの出方によっては、当方は
彼女にイロイロな事をしでかす用意がある!!』
それは脅迫だった。プラントの歌姫を盾に、彼女は停戦を呼びかけている。
「へぇ・・・」
「人質だと!?」
イザークもまた嫌悪した。ただし、声の主の性別ではなく、彼女の言葉そのものに。
「やってくれるじゃないの、ナチュラルも」
『軍を引けば彼女の安全は保障する!だから軍を引かれたし!!』
「卑劣な・・・!!」
「どうするイザーク?おとなしく引き下がる?それともシカトしちゃう?」
「俺に訊くな!!隊長は――」
『イザーク、ディアッカ、ニコル。ここは引くぞ』
今度は男性の声。聞きなれたその声は、クルーゼのものだった。
「隊長!むざむざ背を向けるというのですか、あの卑怯者どもに!」
『厄介な事に彼女のファンは多い。プラント国民まで敵に回すわけにはいかないのだよ』
「しかし!!」
「りょーかい。行くぜ、イザーク」
「なっ・・・貴様まで!」
「どうしようもないでしょうイザーク。それとも何か良い案でも?」
「そ、それは・・・」
「冷静になりましょうイザーク。国民のみならず議会も敵に回す事になってしまいます」
ラクスの父シーゲルは、それはそれは偉い人間で、彼の一声はヴェサリウスの解散すら
容易に可能とする。
イザークは悩んだ末、苦渋の決断を下した。
「・・・くそっ!引くぞ貴様達!」
110 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 06:09:27 ID:jEktV9I7
「キラ!あんな卑怯者となぜ共に行動する!」
ナタルの脅迫は、当然アスランにも届いていた。
「彼女・・・君の婚約者なんだってね・・・?」
「・・・!?ち、違うぞキラ!それは親同士が勝手に決めた事で、俺の心はいつでもおまえに――」
「引きなよ、マックス。婚約者を見殺しにする君なんて見たくない・・・」
――だから早く消えてよね。もううんざりなんだよ君にはさ。
「キラ・・・。分かった、ここは引く!」
やけに潔いアスランだが、彼は見事に曲解していた。
――そうか、キラは俺に男らしくあって欲しいんだな!婚約者を盾にされ、血涙を流しつつ
身を退くという漢に!ああ分かったぞキラ!おまえの中の俺はいつだって男らしいさ!!
「しかしどうか忘れないでほしい!俺の心はいつだっておまえで一杯だという事を!!」
「はいはい分かったからさようなら」
「バジルール中尉ぃぃぃぃっ!!」
ブリッジにマリューの怒鳴り声が響く。皆が彼女に目を向け、
そして彼女はこう言った。
「GJ!」
「・・・・・・・・・・・・どうも」
ナタルは複雑な気持ちになった。
「あんま褒められたものじゃないけど・・・ま、仕方ないか」
「そうよね少佐・・・・・・ってなんでここにいんの?戦闘は?」
「え!?・・・あー、その、あれだ。お腹痛くなっちゃってさ!なはははは!」
戦艦すら貫くインモラルが怖くて逃げてきた――なんて言えるわけがなかった。
「そう・・・。腹痛じゃあ、しょうがないわね」
マリューはあっさり信じていた。無能艦長、ここに極まれり、である。
「そうそう。なはははは!」
「胃が・・・・・・・・・・・・おや?」
ザフトは皆退いたと思ったが、まだ一機残っているのをナタルは発見した。
『そこのMS!!ただちに帰還しろ!歌姫がどうなってもいいのか!?』
再三の警告。阿部は耳障りな声だなぁと思いつつ、彼女に問うた。
「俺が退けば彼女は助かるのか?」
『そうだ!彼女が大事ならすぐに退け!』
「だが断る!この阿部高和がこの世でもっとも嫌いな事の一つは、
女に指図される事だ!!」
『なっ――!!』
絶句するナタル。そんなナタルにはお構いなしに、阿部はパパ艦をゲイ・ボルグで
刺し貫いた。
『いやぁぁぁぁぁぁっ!!パパぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
さっきの女によく似た声の悲鳴が、コクピット内にこだました。
「うわまた女だうざっ」
111 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 06:10:50 ID:jEktV9I7
「嘘つきッ!!!!!」
キラに出会うなり、フレイはそんな言葉を浴びせかけた。
「・・・へ?」
「パパの船を守ってくれるって言ったじゃない!!」
「いや君のパパ死んでないし」
妙な性癖は発祥したものの、今回の戦闘での死者はゼロだった。当然フレイパパも
生きている。妙な性癖は発祥したが。
「いいえ、奴はとんでもないものを盗みました。・・・・・・フレイパパの貞操です!」
「黙ってろサイ。ぶち殺すぞ」
「(・ω・)」
「コーディネーターの上に役立たずなんてもう最ッ低!!」
そう捨てゼリフを残し、フレイは走り去っていった。
サイは彼女を追いかけ、残ったのはキラとラクスだけになった。
「どうかお気になさらないでキラ様。あなたはよく戦いました。・・・まぁ戦闘を止めたのは
わたくしですけど。美しき者は荒ぶる戦士をも静める・・・ああ、自分の美しさが恐ろしいですわ」
「・・・・・・」
アクの強い女に挟まれて、キラは思った。
――あー、しんど。
ラクスが面白すぎw
やっぱこいつが一番手強そうだな
阿部さんは自由より不殺が上手いな
妙な性癖は発祥するがwwww
正直、この阿部さんなら髭どころかイデオンにもゲッターエンペラーにもデモベにも
勝てるんじゃないか?
キラがマジでしんどそうだなw
何となくマリュー=あずまんがの担任を連想した
>>114 / チ |/ ! l ! | {
ィ´ーケ __ lイ ハ l `ヽ
∠ヽ 7 _ - .、 / ̄`ノイ
ハl ! '´  ̄ 二`、ー 、 /-_ !/
l { ! | <T::丁 ゝ ! イ:::レ'` リ
ヽ、ヽミ  ̄ l  ̄ l
!ヽ` l | l
`)`ハ l l
`Y ヽ - / / どうかな?
_/{ ヽ 、__ , /
´/l!ヽ ヽ ー − ´ /
. l ll ヽ. \ / `丶、
! ヾ、 \ \ /ノ ヽ` ー- ._
ヽ ヽヽ `丶、 ` ー― / ヽ
次は大気圏突破あたりか。
>>114 デモベのコパイはアルだぞ。
……阿部さん、女性パイロットはどうするんだろ
ここまで共感できるキラも珍しいなwwww
121 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 11:42:56 ID:fx0VRBSb
類まれな良スレ
すごく……良スレです……
まともなキラと何故か一人だけ汗臭いwフレイがどういうプレイになるのか、ある意味期待w
「なんやかんや」に含められる? それともフヒヒヒやムウが(と)絡む?
フレイは既に汗臭いキャラ固定かwww
>「ディアッ(ry」
発進のときくらい最後まで言わせてやれよwwww
ディアッカカワイソス
すごく…おもしろいです…
,, - ―- 、
,. '" _,,. -…; ヽ
(i'"((´ __ 〈 }
. |__ r=_ニニ`ヽfハ }
. ヾ|! ┴’ }|トi }
. |! ,,_ {' }
「´r__ァ ./ 彡ハ、
ヽ ‐' ニオ"~" "'j,
..ヽ__,.. 'ヘ',ヘ7_,-''´ ヽ
゙ヾ、_>>''´ ',
r‐'´,ィ_,ィ ',
,.-'''‐、f'y'-'"´メ_f´ ___ ',
/ 、ヽ,`; 〉 /,.-''"{ / \ ',
〈,.、ヾ、Y゙1 '´ |/ ヽ.}
{ ヾ`''′l r- 、 ハ _,. -- 、{,
/.! "ヘ ヽ |、 } ヽ / _ゞ/r' ハ
lヾ、__ノ`ヽ ヽ ヽ、゙7 ヽ ヽ、ニニシ′|
| |゙ヽ', ~ ヽ }
. | } /ヾ ヽ \ ハ
ヽ /ノ ', `` ヽ`丶、ノ ',
ヾー' / } ヽ ',
`" { ', ヽ
ヽ 〉 }
} ,-1 !_ __,. -‐''7
ヾー―---‐''ニ-''1 |_゙く. /
/{ `−―''"~ | ノ } 丶、,∠,,,,,....._
/{{ j ,.-'´ | \丶、  ̄~''ー―‐ ,,.._
} ト, r'‐''"~ ! `ヽ、 7
ノ 'll | | \ , '
/ ll } | \ , '
f ll ! | 丶 , '
i! ll | / 〉,.'
ヽ ll / / //
`ヽ | ヽ、 ヽ / 〃
', | | / `ー--イ 〃
', | | `1 { 〃
ヽ l! | `ヽヽ「'、ヽ 〃
ヽll l l ゙ヾ.ヽヽ} //ヽ,,.、__
ヾ l l `'' _-_'ノ }
| ', _,.-ニ;''´ |~`ヽ、
| ', _ _ニ‐''" スヽ、 } \
! ヽ _ -ニへ、__/ `ヽヽ、,,.r―' \
` ー‐ ニニ -‐''´ `ヽ、 ヽ `ー 、 \
\ ヽ `ヽ、 \
ヽ \ \ ヽ、
ヽ \ \ \
> 「ディアッ(ry」
新種のウルトラマンのかけ声?
_,r'´::::::::::::::::::::::::::`'、.
{::::::::rr-‐-‐'^i::::::::::::::i.
.. ゙l'´゙《 __,,,ゝ:::r、:::::l
ト=r;、 ゙"rィァ‐リメ }:::::} や ら な い か
゙i`"l  ̄ ソ::::l
゙i. ゝ^ , /:::::i.
. トヽ ゙こ´ /イ::ヾ ___
_,,,.._l ゙ヽ、 / -lr'''" ̄ーァイ/ゝ'、_ __
,.-''"ニ=、` `丶、 ヽT7/ ノj 7 ノ /⌒''''フ  ̄ ̄ ̄ ̄/ \
. /  ̄ ヽ ヾヽ ヽ、゙l {/ ノ 〈 l l , ' / /, ' j ト,
{,.-‐ \゙、 } ゙、',゙、 r、 l l./ / // , `ヘ'、
'、 丶 ! 'l l l __ノ‐ヘ|l フ`−―――ー-、 l ,.-‐トゞ',
l \゙、 , l l l /_ -= 、} レ / ヽj/-;‐;三ニヘ
`, 、 `l| l l l ./ ー‐1 l Yノ/ ',゙'、
ヽ ` - 、 ゙、! |y7'´ 、ニ`ァ | {/j ∨
ヽ `− ヽ __/{ { ,.---rニ'' | 7 , ' /, }
ヽ _ -‐7~,.イ, ハ | / l ヽ | ヽ1 {、ノ'´ U
ヽ { //‐'´'´l l `ll7, , l ! | '-'
ヽ 丶 ヽヽi{ l | |.! |
l ', _>! ! | |l, !l
| ゝ ---‐ ''´_ l l lハi}
ヽヽ __ ,.ニ‐‐フコ / 」 l'
// / ,.‐_ニ‐'/ , /、 ',、
/ / , ', '´/ r'7 /, l ` ',',
', /// l ,' l|} l',
/ ./// l l l' l { !,'、
l // l / l ヾ .}l ',
j .// ,' _/、ハ ', } ', ',
レ'/ / //| l. / //
{/ \_ /-―-、_ノ // | Y /'
`ー--` =/`ーz-、 ヽl 、ノ| l Y
{ァ;ァ彡≡=ミ、∨ ./ l ',
/''´ }!} /丶 l ',
j 、__ .l/ l 丶. ',
{-、`ヽ、\ 丿 l \ ',
`ヽ、_-;y' ̄ . ', 丶、 '、
', i ヽ `ヽ ヽ
ヽ\ ヽ \ \
゙ヽヽ. 、 丶 ___メ,
\゙i l r'ニ, /゙`、
ヽ l、」 '´ _/'ニニ」
', r'フ/ ゙、
∨'_/ .',
`ヽ '、
{、_____}
゙''−----‐'''′
何この神スレwwwww
コーラ吹いたwwwww
______
,,..-‐";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` 、
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|;;;;| ヽ` |;;;;;|
.|;;| ,-;;;;;;;;;;"フノ ヾ`;;;;;;;;;;;;;;;ヽ |;;;;|
,,ト;| ',,_==-、く >゙-==、 |/ i
|i 、| ' ̄"彡| || |
|'. (| 彡| |)) |
! 、| i,"(_ ,, 、, |" i
ヽ_| ` .|_/
.|゙ 、,.−-‐ 、,, | ああ…次はキラだ…
゙、 '  ̄ニ ̄ /
、  ̄ ̄ , '
/|:` 、 ( , "::::|,`メ、
/ |:::::: ` ー---― ":::::::::::j/ `|、
. // ',:::::::::::::::::::::||::::::::::::::::::/ ! |`i.、
_ -─ ': // ィヽ::::::::::::::::::||:::::::::::::::/ へ | |: `ー- 、
,. -‐ ´: : : : : // / | ヽ::::::::::::::||::::::::::::// \ .| |: : : : :` ‐- 、
_. ‐ ': : : : : : :_. -‐// / j \:::::::::||:::::::::/ \ `,.| |``‐-、: : : : :``‐ .、
/i: : : : :_. -‐ ' // | / \::::||:::/ \ | | | `‐ 、: : : : : :`ヽ
|: : : i´ / / } _, -'./ .|/ \/ `ヽ| L`ヽ `丶、: : : / |
.|: : :.| ゝ' ./l- ' _. -' / `ヽ`丶 ソ: : ./ .|
|: : :.|/- ',. -:::::::/ / |`ヽ `ヽ、 /: : / |
.|: : :\ \::::::::i / |::::::::::> >: : / |
133 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 21:09:24 ID:qeU6q+Sr
ぐ、軍服がw
>「いいえ、奴はとんでもないものを盗みました。・・・・・・フレイパパの貞操です!」
>「黙ってろサイ。ぶち殺すぞ」
>「(・ω・)」
カリオストロかよwwwwwwww
サイのリアクションに吹いた
似合いすぎだろwwwwwww
職人GJwwwwwwww
一番原作に近いキャラって誰だ?
遺作痔悪化あたりか?
ってかヘリオポリス組がwwwww
ていうかクルーゼがガチホモなら
レイもやばいんじゃね?
どっちも猫ならおk
あらいめんとゆーゆーってエロ漫画に阿部さんが・・・
>>139 いや、自分と遺伝子同じ相手にアッー!な真似は・・・。
まあレイもガチホモって話なら別だが。
そろそろライバルがほしいな。
新キャラ サムマン・ノーマルの登場だな
レイもガチホモか……
今からシンの処女が心配になってきた
多田野登場キボンヌ
多田野はやっぱアレか
始めは攻められっぱなしだけど逆転して攻めるのか
149 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 01:20:59 ID:vU4189Xx
ヴェサリウス、ブリーフィングルーム。
いつものように隊員と阿部はクルーゼに呼び出されていた。
「では今回の任務だが――」
あるっ晴れ〜た日〜のこと〜
「すまない、少し失礼する」
クルーゼは懐から携帯電話を取り出した。
「ああ、私だ。ラウ・ル・クルーゼだが。・・・・・・ああ、キミか。ふむ、ふむ・・・
・・・そうか、分かった。すぐに人をやろう」
ピッ
「諸君。足付きからラクス・クラインを引き渡したいとの連絡があった」
「ラクスを!?」
真っ先に反応を示したのはアスランだった。親同士が勝手に決めた事とはいえ、
一応は婚約者なのでほんのちょっぴり心配していたりする。
「ああ。受け渡しは10分後、MS一機で来いとの話だ」
「そうですか・・・しかし一体どうして?人質としてならこれ以上ないという
カードなのに・・・・・・」
「向こうにも色々と事情があるのだろう。さて、では誰に行ってもらうかだが――」
「自分が行きます!」
真っ先に手を挙げたのはこれまたアスラン。親同士が勝手に(ry
「いや、キミには遠慮してもらいたい」
「何故ですか!?」
「あちらが指定してきたのだよ。・・・アスランと阿部以外の者を向けるようにとな」
「そんな!!どうして!?」
「さぁてな・・・。それで、だが・・・・・・イザーク。キミに任せる」
「はっ!了解しました!」
「ではイザークはデッキにて待機。他の者も警戒は怠らないように。以上、解散」
150 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 01:22:04 ID:vU4189Xx
なんやかんやでラクスを返す事にしたAAクルー。
「じゃあお願いします。あ、それと・・・そっちのMSはアスランと変態ガンダム以外で」
話を終え、キラは電話を切った。
「本当によろしいのですか?わたくしを返してしまって・・・」
モビルスーツデッキ。ノーマルスーツを着てキラの横に立つラクスは、心配そうな表情で
キラの顔を覗き込んでいた。
「うん。みんなで決めた事だから。何の問題もないよ」
AAに設置された意見箱には、こんな意見がぎっしりと詰まっていた。
――ピンクの歌がうるさくて眠れない。
――あの丸っこいのが気持ち悪い。
――コーディネーターなんかと同じ船には乗れないわ!
――あのような策を取った者が言うのもおかしな話だが、やはり人道的に考えて
返すべきだと判断しました。
――めんどいから返して。
――フヒヒヒヒ・・・
などなど。皆がラクスを返したがっていた。
「でも心苦しいですわ。わたくしが帰ってしまったとなれば、悲しむ方が大勢現れるのも
事実。全人類のアイドルとしてはまことに遺憾ですわ」
「・・・・・・・・・・・・そーだね」
てきとーに返事をして、キラはラクスと共にコクピットに入った。
「じゃあ、行くよ」
「あん、キラ様・・・そのようなところを触られては困りますわ。わたくしの体はもはやわたくしだけの
ものではないのです。このような地でわたくしが汚されたとあっては、自殺する者が後を断ちませんわ」
「手ぇ触っただけじゃないか・・・」
「もう、キラ様ったら分かっておりませんのね。わたくしのような美しきアイドルには気軽に触れて良い箇所
などないのです。事実、数多の男性がわたくしに触れたいと思っている事でしょう。何故ならわたくしは――」
「・・・・・・」
――めんどくせー女だなー
151 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 01:23:44 ID:vU4189Xx
「ん?来たか・・・」
遠くに見えるバーニアの光をイザークは確認した。
「敵機を落とす絶好のチャンスだが・・・致し方あるまい」
相手は憎きストライクだが、ラクスごと落とすわけにはいかない。もしラクスに何かあれば、
ヴェサリウスはもとよりエザリアママンが良くない事になるからである。
『こちらストライク。聞こえますか?こちらストライク』
相手からの通信。その声は、自分と同い年のそれだった。
「聞こえている。こちらはヴェサリウス所属のデュエルだ。ラクス・クラインを引き受けにきた」
『了解。今そちらに渡します。ハッチを開けてください』
言われたとおりに、イザークはハッチを開けた。
視界の先には、同じくハッチを開けたストライク。
「じゃあそっちにほん投げますから受け取ってください」
キラに投げられ、ふよふよとデュエルに向かうラクス・クライン。
と――
「あっと・・・バランスを崩しましたですわ」
ガリッ
「ふごぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
デュエルのハッチにつまづいて体勢を崩したラクスの手(爪の長さ5センチ。鋭利)は、ヘルメットをぶち破りイザークの顔面を
斜めに掠めた。
「うわ、痛そ」
「痛い、痛い、痛いィィィィィッ!!!」
ヘルメットの隙間から血を流すイザーク。その整った顔には、痛々しくも生々しい傷が付いていた。
「えっと・・・僕のせいじゃないからね!それじゃ!」
そう言って、ストライクは飛び去っていった。
「さよーならーキラ様ー。わたくしを思い出して夜な夜な悶々するかと思いますが、
神の試練だと思って耐えてくださいましねー」
呑気に手を振るラクス。その後ろでは未だイザークが悶絶していた。
「さぁ、帰りましょ・・・あら?」
流れ出る血液。
それを見たラクスははっとし、イザークに言った。
「そんなに興奮しないでくださいですわ♪いくらわたくしが(ry」
イザークが被害にw
GJ!
クルーゼの着メロと意見箱バロスwww
カズイww
クルーゼwww大胆不敵じゃねーかwwww
もし教室内だったら戦死だぞwwwwwww
155 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 02:56:41 ID:SghTSO9b
おいwwキラww電話帳見せろwwwwwバーローwwww
156 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 05:01:36 ID:AXbxRIMe
『阿部さん!応答してください!!』
「・・・・・・」
宇宙を漂うインモラル。
しかしその動きは完全に静止しており、扇情的な肉色の装甲は
フェイズシフトダウンによって灰色になっていた。
「・・・・・・俺は」
力なく漏れた言葉。阿部の戦意は氷点下を下回っていた。
――30分前、ブリーフィングルーム。
なんやかんやでラクスを本国に返し、彼らは新たな任務に就く。
「今回の任務はこれこれこういうものだ。以上、解散」
「いやいやいや」
いつもながらのぞんざいな説明で隊員からツッコミを受け、渋々説明した作戦の内容
は、八艦隊と合流したAAの大気圏突入阻止及び殲滅というものだった。
「今回の任務は今までにない困難なものになると思う。各員、いのちだいじに」
「燃えるじゃないの。ガンガンイかせてもらうよ」
「ようやくまともに戦えそうだな。ま、いろいろやってみるさ」
「皆さん、実は無補給でここまでやってきましたから、エネルギー節約してくれと
メカニックの人が言っていました」
「今日こそカタをつけてやる!貴様ら、俺にめいれいさせろ!」
「キラはおれにまかせろ!」
そう意気込みを露にし、皆はデッキへと駆けていった。
「ラミアス艦長。ハルバートン提督からの通信です」
「繋いでちょーだい」
通信を繋ぐと、モニターに初老の男が映し出された。
「久しぶりだな、ラミアス」
「はっ。提督もお変わりないようで」
「この歳だ、そう変わりはしないさ。君の方は・・・また大きくなったようだなウヒヒ・・・」
「ナタル、ローエングリンお願い」
「まぁ待て落ち着けラミアス。貴殿らが地球に降りるという事で、頃合を見計らってザフトが襲撃
してくるだろう。我々はそれを防ぎ、貴殿らを最大限援護するつもりだ」
「はっ。痛みいります」
「だからもし我々が全滅しようとも、貴殿らはどうか気にせず降りてほしい。それが我々の任務だからな」
「はっ。カケラほども気にしません」
「・・・・・・。話はそれだけだ。それじゃ、武運を祈る」
通信が切られ、提督の顔がモニターから消えた。
「ラミアス艦長。提督の意思を無駄にしないためにも、確実に地球に降りましょう」
「分かってるわ。それよりナタル」
「なんでしょう?」
「あのおっさん、誰?」
「・・・・・・」
157 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 05:02:45 ID:AXbxRIMe
「阿部高和、インモラル出るよ!」
「アスラン・ザラ、イージス出るっ!」
「イザーク・ジュール、デュエル出るぞ!」
「ニコル・アマルフィ、ブリッツ行きます!」
「ディアッ(ry」
コピペのようなセリフを合図に、全てのMSが発進した。
遠くに見えるは八艦隊。威風堂々と、AAを支援するべく並んでいた。
「ひゅう♪事欠かないねぇ、軍隊ってのは」
「阿部!今日くらいはおとなしくしとけ!」
「俺に言われてもねぇ。そういうのはコイツに訊いてくれ」
そう言って、阿部は己の肉棒の映像をデュエルに送った。
「ば、バカモノ!!戦場で全裸とは何事だ!!」
「顔真っ赤にしちゃって・・・可愛いじゃないの」
「いいから映像を消せ!前が見えん!!」
「おいおいおっさん、あんまりイザークをからかうなって」
「阿部高和のアナル拡張講座〜。今日の被験者はディアッカさんですさぁケツ向けろ」
「すいませんすいませんホントすいませんもう言いません」
「そろそろ戦闘区域に入ります!」
ニコルの声を皮切りに、艦隊から視界を埋め尽くさんばかりのメビウスが発進した。
「アーガイル!状況は!?」
「は、はい!戦艦二隻沈黙!メビウスも次々と蹴散らされていきます!」
「まずいな・・・このままでは持たんか・・・」
ナタルは唇を噛んだ。
八艦隊の戦力はそれはそれは素晴らしく凄まじいものなのだが、敵の戦力はそれを大いに
上回っていた。
奪取されたGに関してはナタルの想定の範囲内・・・しかし、インモラルというジョーカーは予測を
遥かに上回るものだった。
瞬殺と言うには生温いほどの瞬殺。まさにアッーという間に、八艦隊は次々と落とされて(犯されて)
いった。
「やむを得まい・・・ラミアス艦長!ヤマト少尉とフラガ少佐の出撃許可を!」
「あいよっ」
「・・・そういうわけだ。頼んだぞ、二人とも」
そうナタルはデッキで待機している二人に告げた。
「絶好調であるっ!」
「ア ッ ー !」
数えるのも億劫になるくらいの敵機を落としていく(犯していく)阿部。
「阿部!また貴様は!!」
「やれやれ」
「カツ丼うめぇwww」
そして彼らはまた、手持ち無沙汰だった。
「キラ・・・」
そんな中でただ一人。アスランはキラの姿ばかりを求めていた。
158 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 05:04:22 ID:AXbxRIMe
「モビルスーツデッキより入電!両名とも出撃不能との事です!」
「何故だ!理由を説明しろ!!」
「フラガ少佐は腹痛、キラは胃を壊しているとの事です!」
「なんだと・・・!」
フレイ、ラクスというアクの強い女に挟まれていたキラは、心労が祟って胃を壊していた。
フラガは仮病である。
「ラミアス艦長!あなたからも何か言ってください!!このような甘え――」
「病気じゃあ、しょうがないわね」
「・・・・・・。ケーニヒ、胃薬を持ってきてくれ」
ナタルさんの胃も限界だった。
「突き穿つ死棘の肉棒ッ!!」
「ア ッ ー !」
因果を逆転させたのではと思わせる正確無比な一撃は、また一機のMAを貫いた。
「さぁて、お次は・・・おまえさんだ!」
阿部のレイプに恐れをなして逃げるメビウスに、阿部は照準を合わせた。
「逃げられると逆に燃えてくるタチなんだよね!」
逃げるメビウスにあっという間に追いつき、阿部はそそり立つゲイ・ボルグを突き刺した。
――それは阿部にとって最大の悲劇となった。
「あんっ♪」
「――!!!???!!!???」
甘く高い声。
あまりに柔らか過ぎる肉体。
「こ、こここいつははははは・・・」
――女だった。
知らなかったとはいえ、阿部はこの世で最も忌み嫌う女を貫いてしまった。
あっちゅー間にPS装甲はダウンし、ゲイ・ボルグも消失。
そしていつしか、インモラルの周囲が赤く染まり始めた。
「――(テロレロリン!)!?今日は波平だ!私の勘がそう告げている・・・」
『カツヲです。中島の奴がまた――』
「馬鹿な・・・」
次回予告が永井一郎でなかった事にショックを受ける我らがクルーゼ隊長。
戦闘中だというのに、呑気にコタツに入りながらテレビを見ているから困る。
「さて、そろそろカタがついた頃かな・・・」
半纏を着たままブリッジへ。兵達の士気が若干下がった。
「アデス艦長。戦況はどうなっている?」
「ご覧のとおりです」
クルーゼはブリッジから戦場を見渡した。
そして、ある異常に気付いた。
「いかんな・・・このままでは地球に落ちるぞ」
そう言うとクルーゼは無線機を手に取った。
「イザーク、ディアッカ、阿部。すぐに後退しろ。そのままでは大気圏を抜けられなくなるぞ」
159 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 05:06:17 ID:AXbxRIMe
「なんだって!?・・・・・・つまりどういう事だディアッカ!?」
「引力に引っ張られちまうって事さ」
「・・・・・・。つまりどういう事だディアッカ!?」
「・・・ここにいちゃヤバイって事。さっさと退かないと地球に落ちちまうってさ」
「そうか・・・。よし、少し下がるぞディアッカ!!」
「言わずもがなってね!」
バーニアを吹かす両機。
「・・・・・・。ディアッカ、全然上がらないんだが」
「・・・・・・俺もだ。手遅れってやつじゃないか?」
「と、いう事は・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・」
「・・・地球に落ちちまうって事」
「なんだと!?」
既に降下は始まっていた。もはやMSの出力ではどうにもならないほどに。
「なんと、イザークとディアッカは手遅れだったか・・・」
ふむ、とクルーゼは顎に手をやった。
「よし、ならばいっそ降下させてしまおう。ザフトの勢力圏に落ちる事を祈ってな」
「大丈夫でしょうか?降下の隙を狙われたらひとたまりも・・・」
「大丈夫だ。あの男ならなんとかしてくれるだろう・・・」
「・・・あの男でありますか」
「阿部!応答しろ、阿部!!」
しかし、いくら呼んでも阿部からの返事はなかった。
「・・・どういう事だ?電波障害・・・ではなさそうだ。もしや落とされ・・・いや、それこそありえん」
しばらく悩んだ末、クルーゼはニコルに通信を入れた。
「ニコル。イザークとディアッカが地球に降りる。それを援護するよう阿部に伝えてくれ」
160 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 05:07:44 ID:AXbxRIMe
「了解!」
通信を受けたニコルはインモラルの位置へと向かった。
「ええっと・・・あ、いたいた。――えっ!?」
明らかな異変だった。あの精力旺盛なインモラルが、身動き一つせずに漂っていたのだから。
「阿部さん!応答してください!!」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
しかし返事の代わりに、呻き声に似た声が返ってきた。
「・・・・・・俺は」
「!?阿部さん!?なにがあったんですか!?」
「・・・・・・おんなをおかしてしまった」
「――!?」
ニコルは戦慄した。
今のニコルなら阿部の気持ちが手に取るように分かる。女を犯すという事は、それは考えるだけで
おぞましいものなのだ。
「阿部さんの心は壊れかけている・・・僕がなんとか・・・そうだ!」
妙案を思いつき、ニコルはまだ動いているメビウスへ向かった。
「そこのあなた!」
「へ?」
「あなたは男性ですか!?」
「そ、そうだけど――」
「ならば良しッそいやーーー!!」
グレイブニールでメビウスを引っ掴み、遠心力を利用してインモラルの方へと投げ付けた。
「阿部さん受け取ってください!」
「・・・・・・鬱だ死のう」
未だ放心状態の阿部。気分はずんずんとダウンしていく。
と、そこで機体に衝撃が走った。
「・・・・・・ん?」
目を向けると、股間の部分にメビウスが引っ付いていた。
「ひっひぃ〜っ!」
パイロットの声は、男性のもの。
「・・・・・・。――!?」
それを確認した阿部の行動は、脊髄反射の領域だった。
手早く敵機を掴み、そしてゲイ・ボルグの展開ボタンを押した。
「ア ッ ー !」
聞き慣れた嬌声。そして幾度となく感じた・・・・・・快感。
「ひょぉぉぉぉぉぉぉうッ!!阿部さんふっかぁぁぁぁぁぁつ!!」
暴君はフルエレクチオン。装甲もいつもの肉色に戻った。
「阿部さん!」
「さんきゅーニコル、助かったよ!」
「それよりクルーゼ隊長からの通信です!地球に降下するデュエルとバスターを援護
せよとの事です!」
「あいよっ!阿部さんにお任せ!」
「お、いたいた」
ほどなくして、阿部は引力に引っ張られる二機を発見した。
「お二人さん、平気かい?」
「阿部!今まで何をしていた!?」
「まぁまぁイザーク。それより阿部さん、あんたも降りるのかい?」
「援護しろって言われたからね。俺もイかせてもらうよ」
三機は順調に地球へと降下していく。遠目にAAも見えたが、肝心のストライクが出ていない
ので阿部は無視する事にした。
「しっかし暑いねぇ。窓は付いてないのかな、この機体・・・」
「あるわけないだろ!!」
「じゃあハッチを開けるしかなし、か」
言うが早いか、阿部はコクピットのハッチを開けた。
「ば、バカモノ!!死ぬつもりか!?」
「そりゃあマズいってもんだぜ、阿部さん!」
しかし次の瞬間、二人は絶句した。
「ひゅう♪いい風じゃないの。暴君も大喜びだ」
「「・・・・・・」」
こうして阿部は、身を晒したまま大気圏を突入した。もち全裸で。
「無事降りたか・・・アデス!降下予測ポイントは!?」
「だいたいこの辺りです」
「ほう・・・そこなら安心できるな」
『クルーゼ隊長!!』
と、アスランからの通信が入った。
「どうしたアスラン」
『キラがいません!』
「ふっ・・・そういう事もあるさ」
『ですが・・・このままでは収まりがつきません!』
「代わりに私が相手をしてやろうというのだよアスラン・・・」
『――!?了解!ただちに帰還します!!』
『隊長・・・僕には?』
「もちろんニコルも一緒だ。今夜は三人で楽しもうじゃないか・・・クックック」
「・・・・・・」
ヴェサリウス一般兵の士気はだだ下がりだった。
一つ聞きたい
貴方はもしやVIPで有名な職人さんでは!?
>>162 別人です。影響はめちゃめちゃ受けてますが。
やはりかwwwwwww
このまま突っ走ってくれwwww
腹イタイwww
アデスや部下が哀れすぎるw
次は砂漠だっけか?ヨーグルトソース・・・危険な響きだ
ステュッステュッ
ブリーフィングルームワロスwww
「さくせん」かYoooo!!!!!
>へんじがない。ただのしかばねのようだ。
DQかよwwwwwww
今更だけど阿部さんて阿部寛じゃないよな?
>>171 今まで何度もフルネーム出てたろ! それにも気付かない貴様はゲイボルグでアッー!の刑
>>171 本当に知らないなら
ヤマジュンパーフェクトや糞みそテクニックで
ぐぐって味噌
, 'i´ヽ ゙i'、
i:::ヽ,:l__,l,.ノi
|::::ヾ,| !|ソ:|
|::::ヾ,|.:V:|ソ:| 遅かったじゃないか・・・
|::::ヾ,|:: :|ソ:|
/ト、_::::|:: :|;イ、
,.、-  ̄/ |  ̄ ̄/ | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
>>144 その議長のDプラン怖え!
ていうか阿部さんが背後に立つだけで
ラクシズの強行手段に凄い説得力が出るな
議長の目的は人類ふたなり化計画じゃなかったっけ?
阿部さん倒すには女のパイロット揃えればいいのかwwww
ってか
>「カツ丼うめぇwww」
ってニコル何やってんだwwwwwwwww
オーブ三人娘に期待
なんか色々と忘れられなくなったメビウスの女パイロットが、最強のライバルとして阿部さんをストーキング…
まとめをどうか
主要人物(むしろ登場人物)
※ザフト側※
阿部さん…ガチ変態、ノンケでも食っちまういい男。たぶん最強の人。一応ナチュラル。
クルーゼ…仮面のいい男、すでに阿部さんと関係アリ。阿部のよき理解者(?)
アスラン…ノンケでも食っちまういい男。包茎。キラたん大好き。阿部の登場により異様に影が薄い。ラクスからみればストーカー。キラから見ればキモいやつ。報われない人の一人か?
ニコル …阿部さんに食われた。ショタタイプ。ちなみにロ○ン・セ○ックと同じ声優。夜ならいつでも空いているらしくOKらしい。
ミゲル …阿部さんに食われたことによりホモ?道に目覚める。クルーゼとアスランと関係ありえそう。影が薄いというか途中から見なくなった。
痔悪化 …阿部さんを恐れている。食われそう。脳天気属性。(能天気?)脱走が早まる予感。イザーク(遺作)のブレインらしい。実際は不明。
イザーク(遺作)…阿部さんを敵視している。食われそう。ツンデレ属性。料理がうまい。お守りを異常に持ってる。ツンデレなので人が居ないときに誘うとOKかもしれない。常識があるのに馬鹿。
※地球連合(アークエンジェル)側※
キラ…マッパで走り回るフラグが立った。アスラン嫌い市ね。阿部恐怖症。AA内部では腫れ物扱い。ラクスをラスク(実際この食べ物はおいしいよ)やピンクさんと言った。ラクスの魅惑にイっちまったと勘違いさせられる。
ムウ…不可能を可能にする男 (もしくは不勃起を勃起に変える男?)
マリュー…ノイマンをこき使う女。「私技術仕官だもの」で艦の難しい仕事を放棄するすごい人。
ノイマン…↑の人にこき使われる人。影は0に近い。サーとかサーイエッサーとかしか言ってない。虚しい。
※オーブ※
カガリ…阿部に喋るないわれた人
※実際との変更点など※
・全員の性格(と性癖など)がかなり違う。現状最高に違うのはラクスだと思ふ。
・何故かミゲルが生存してる。
・インモラルガンダムという未知のガンダムが居る。形式番号はGAT110105
・阿部はナチュラルで、実力はキラより圧倒的な強さ。いい男のみ見せる技が出せる。
・インモラルの武器はゲイ・ボルグ一丁のみ。
・インモラル+阿部の専用良男技は
1.質量を持った残像を出せる(インモラルにそんな機能は無い)
2.ミラージュコロイドシステム(インモラルにそんry)ただしクシャミ1発で解ける。
3.エネルギーが無限大
4.アグニ直撃でも無傷な超装甲
※追加人物※
※地球連合AA(アークエンジェル側)※
ナタル…AA(アークエンジェル)唯一の常識人。マリューにより常備薬の胃薬をすぐ切らしてしまった。早く艦を降りたいって思ってるんじゃないかと。
サイ…色眼鏡。フレイ曰く変態。コーディネーターだったら殴られるところだった。
変な頭のカズイ…フヒヒヒヒとしか喋らない(喋べってない)
天パのトール…名前のとおりテンパ。そんだけ。
外ハネのミリアリア…アークエンジェルのオペレーター(だったかな)。以上。
フレイ…DQNっ娘。以上。
アークエンジェル(AA)…人ではないが便宜上。料理がミリアリア曰く鬼マズ。ラクスにも「マズッ」と言われるほどまずいらしい。どんな料理だ。
※ザフト側※
ラクス…現在はアークエンジェルの捕虜。コーディネーター。ハロを鷲掴みにし、思いっきり壁に投げ付ける辺り性格が実際とかなり違う(ヤバイ)んじゃないかと思う。
本文を見る限り真人間でも世間知らずでも無い代わりにちょっと危ない。連日連夜歌を歌い、クルーの安眠を大いに妨害していた。
ハロ…ラクスの持ちハロだからピンクだと思われる。初登場の一声目が「ハロ、ハロ。ウホッ、イイオトコ」というおいしいキャラクター(?)その後ラクスにより粉砕。
色々追加したりしてみたんだが、どうだ?(改行エラー吐かれたので詰めてみますた)
>>183 す・・・すまない。色々見てみたらどうやらページミスのようだ・・・
すまん。忘れてくれ・・・(むしろこれ以上は追加できないんじゃないか)
フレイの項目に
超 汗 臭 い
が無いぞ?
186 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 20:51:14 ID:aIHCC8pL
いつものようにブリーフィングルームに集まる面々。
しかし、そこはヴェサリウスのものではなかった。
加えて言うなら、集まったのは阿部、イザーク、ディアッカの三名のみ。
ここはザフト軍北アフリカ駐留軍基地。
運良くザフトの勢力圏に落ちた三人は、その基地司令に出頭するよう命じられていた。
「ようこそ諸君。僕がこの基地の責任者、アンドリュー・バルトフェルドだ」
彼らを迎えたのは基地司令のアンドリュー・バルトフェルド。三十路を迎えた
ばかりのナイスガイだ。
「はっ!こちらはヴェサリウス所属の――」
ジーーーーーーーーッ
「や ら な い か ?」
相手がナイスガイならば阿部の取る行動は一つ。ツナギのジッパーを下ろし、
天を貫かんばかりの暴君を曝け出した。
「あ、阿部!!こんな時に貴様は!!」
「まぁまぁおかっぱ君、落ち着きたまえ」
激昂するイザークを嗜めるアンディ。
「キミが噂の阿部高和かい?」
「噂になるような阿部高和は俺だけだと思うけど」
「ほう・・・そうかそうか・・・」
阿部のイチモツをまじまじと見つめるアンディ。
「いいだろう。後で僕の部屋に来たまえ。砂漠の虎の名が伊達ではない事を
証明してやろうじゃないか」
「そうこなくっちゃ」
「・・・・・・。なぁディアッカ。俺達就職先を間違えたんじゃないか?」
「言うなよイザーク・・・」
「あー、まぁ、あれだ。近くに足付きも落ちてきたみたいだし、君たちの奮闘を期待
させてもらうよ」
「はっ!対足付きの経験を存分に活かしてみせます!!」
「それは頼もしい」
「・・・・・・」
「おや?どうしたねおかっぱ君?腑に落ちない顔をして」
「い、いえ・・・。この辺りでカタコト女に嫌味を言われるような気がして・・・」
「何を言ってるんだ君は?そんな女はこの基地にはいないよ」
「そ、そうですか・・・」
アイシャはオミットされました。
187 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 20:52:25 ID:aIHCC8pL
燦々と照りつける太陽。場所が場所だけにその勢いは凄まじく、その熱はもはや致死熱
とも言えるものだった。
そんな中、阿部はレセップスの甲板に上がり日光浴を始めた。全裸で。
「ひゅう♪刺激的じゃないの」
熱したフライパンとさして変わりのない甲板に仰向けに寝転ぶ阿部。露になった暴君も、
久しぶりの太陽にはしゃいでいるのがガチガチだった。
「となり、いいかい?」
そこにアンディがやってきた。彼も阿部と同じく日光浴をしに、そして彼も阿部と同じく全裸だった。
「となりと言わず、跨ってもいいけどね」
「はは。さっきの今だ、それは遠慮させてもらうよ」
阿部のすぐ横に寝転がるアンディ。滴る先走り汁が、甲板に落ちて蒸発した。
「おやおや。砂漠の虎ともあろうお方が弱気な事で」
「そう言うなよ。キミ相手に一分も持ちこたえられたのはひょっとして僕が初めてなんじゃないか?」
「いや、おまえの他にもう一人だけいた。クルーゼという男を知っているか?」
「もちろんだよ。彼と僕はアカデミーの同期でねぇ」
「なるほど。どうりで」
「僕はクルーゼの奴が好きでねぇ。アカデミー時代は毎晩慰めあったものさ」
「他の奴とは年季が違うって事か」
阿部相手に分単位で持ちこたえられたのはクルーゼとアンディだけだった。ミゲルやニコル、
そして数多くの連合兵は1秒と持たずに昇天してしまった。
「時に阿部くん。ダコスタくんにはもう会ったかい?」
「坊主の彼かい?声がディアッカによく似た」
「そうだ。彼はなかなかスジが良い。良かったら今晩あたり誘ってみてはどうだい?」
ダコスタとはアンディの副官で、男所帯の北アフリカ軍基地におけるアンディのお気に入りだった。
「いや、それには及ばないさ」
「若い男は嫌いかい?」
「――いや、もう食っちまった」
>「――いや、もう食っちまった」
やべえなんかカッコいいと思っちまったwwwww
舞台が砂漠になった途端、ものすごい暑苦しくなったw
ビビアン消えたw
いやもうザフト本気で終わんじゃね?いい男のせいで衆道がガンガン増えてるし
しかし、
>アイシャはオミットされました。
これはひどいwww
>>191 まあ、日本の戦国時代もこんなもんだからなあ・・・
ヤマジュン視点で見る戦国史
1467 応仁の乱勃発。うわあ・・・これは戦乱の世の幕開けですね
1508頃 宇佐美定満、女を絶つ。主君謙信から女を勧められるまで以降40年近く続く
1527 高坂弾正誕生
1530 長尾景虎(後の上杉謙信)誕生
1540頃 高坂弾正、武田晴信(後の信玄)から「小姓やらないか」の誘い
1550頃 陶晴賢、主君・大内義隆から吉川元春と義兄弟の契りを結ぶよう勧められる
那古野勝泰、簗田弥次右衛門とウホッの契りを結ぶ
1559 前田利家、織田信長オキニの小姓を斬って出奔
1560 桶狭間で今川義元討たれるも、息子氏真、男色含む酒色に溺れる
1565 森蘭丸誕生
1570頃 蒲生氏郷、人質に出された先の信長から「小姓やらないか」の誘い
宇喜多直家、敵のガチホモ武将に男の刺客を送って寝首を掻く
1573 武田信玄死去。高坂弾正、葬儀を一手に取り仕切る
1575 浪人していた井伊直政、鷹狩り中の徳川家康から「小姓やらないか」の誘い
1575頃 直江兼続、上杉謙信から「小姓やらないか」の誘い
1578 上杉謙信死去。ただの一度も女ともしなかったガチホモ人生に幕
同じ年、高坂弾正死去
1582 本能寺の変。過熱した本能寺は、遂に危険な領域へと突入する
1584 蘆名盛隆、アッー!してもらえないことを逆恨みした家臣に斬られる
1587 大崎義隆の小姓同士が主君の寵愛を巡って対立。内乱にまでハッテン
1599頃 美男子で知られた片倉重綱、欲情した小早川秀秋から激しいストーキングを受ける
1610頃 木村重成、豊臣秀頼から「小姓やらないか」の誘い
1615 豊臣家滅亡。なんだこの結末は・・・たまげたなぁ
クルーゼと虎の関係が逆になってるwww
194 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 22:01:44 ID:2CHGa1Kg
ところ変わってアークエンジェル。
なんやかんやでレジスタンス『明けの砂漠』と合流し、バカ姫とランボーを
AAの乗組員として迎えた。
そして夜。AAの外で言い争う男女の姿。
「もうっ!いい加減にしてよサイ!」
「いいじゃないかぁ最近ご無沙汰だったんだしぃ」
「ちょっと触らないでよ!」
「うはっこのスメルたまらん♪」
嫌がるサイを振り払うフレイ嬢。AAに乗り始めてからというもの、サイの変態性が
露になりフレイはうんざりしていた。
「あーもう、ちょっとうるさいよ君たち」
フレイとサイの言い合いに目を覚ましたキラがAAから出てきた。
「キラ!!」
キラの姿を発見したフレイは、キラに駆け寄り身を隠した。
「ちょっ、くっつかないでよ・・・服に臭いが・・・」
「キラ!そこをどくんだ。僕はフレイと話をしているんだ。だからどくんだ。なっ?」
「あーそうっすか。じゃ、僕は寝るから。静かに騒いでよね」
AAに戻ろうとするキラ。そのキラの手を、フレイは引いた。
「ま、待ちなさいよ!」
「何さ・・・僕は疲れてるんだ」
「私・・・・・・ゆうべはキラの部屋にいたわ!!」
「・・・・・・(ずがんぼーん)!!!??」
フレイの爆弾発言に、サイの配色が反転した。
「ど、どどどういう事だよフレイ!?」
「どうもこうも言葉どおりよ!ね、キラ」
「なんでそういう嘘吐くかなぁ」
「なんだ嘘かぁ脅かしやがってぇ」
「ちょっ!口裏くらい合わせなさいよバカキラ!!」
「面倒事に巻き込まないでよね」
「コーディネーターのくせに空気も読めないなんて最ッ低!!」
キラを突き飛ばし、フレイは走り去って行った。
「・・・・・・。はぁ」
服に付いた砂を払い、AAに戻ろうとするキラ。
「キラ・・・。いくらフレイが良い女だからって手は出さないでくれよ?」
「出さねぇよあんなの」
「――!?!?!?キラァァァァァァァァ!!」
フレイを『あんなの』呼ばわりされ、ついカっとなってキラに掴みかかろうとするサイ。
しかしあっさりかわされ、逆に関節を極められてしまった。
「やめてよね。あんな汗臭い女、部屋に入れたらファブリーズが足りなくなるじゃないか」
「くっ・・・!?」
振り解こうにも、キラの腕力はサイのそれを圧倒している。コーディネーターは伊達
ではないのだ。
それでもサイは吠えた。
「そ・・・それがたまらないんじゃないかぁ〜!!」
「・・・・・・」
キラは思った。
どうしてこいつらのために戦っているのだろう、と。
キラがさめたツッコミ役にwwwww
ところで俺のキンタマを見てくれ。こいつをどう思う?
,.―-- ..,,_ ___
ノヽ'- 、 `,'ー‐.、 ,,ノ' ´ ` ''ヾ、
, -‐'ー' ,.....,, / ', .. / ヽ
r' , , '´ /`ヽ./ヽ, `ヽ、 . }f^'^^了t^'^'`'ー1 l
'、'.r' /, , /, ,.、!_./ヾ, ,ヽi.! |L_ ! ___ { ,..、|
ノ ,イ.! i /,イ.ィ/ ./ ゝ/ !' }f'tr'i ''^'tォー` }j/i',|
〈 rヾ ! ;'!、!'リ!'`ー/ _,/.! i ,ヽ l.| ´ |  ̄ vijソ.!
i、 ! i, ',.l', く'_,、 r'_,,ノ_,ノ/リ'i .丶 └、 Fイ l′
ノ,' ゝ' .!i'i. ,、 !'ー/ ./ / ', ‐--‐ ,イ ケ|
く ヽ 、 !i ノノヽ! `' -.、!' i 、', , ,/. ヽ `''"´,/ ! ^|ー、
く.,-'ヾ,ヾ、 i、 -‐‐,イi.V i .!' ./ / _,,」、'....ィ' '|. \、__
,. ィ'ヽ,.ヾ.、_',. ヾヽ, _ノ、__.! i ! i. . /./ ,. ‐'''"´ ! / , _」__ヾ',
,. -'" ,! `ヾー_'、 ノ‐'´!!  ̄ "''ー- 、_ .,'.,' /´ └ 、_ ノi ノ (、_ ``ヾ!
,.. -‐'" / /i'、i'ヽ.,'.! _,,..- / ,'/ / ヽ、 ` ''ー 、ィ-─'' r`'^ `
r‐'"´ ,/ / ,' !/,.イ ,' _,.- '´ /!'ー- ..,_ .l| ! リ `ぅ ー=、_
!i ,,.. - '´ ,イヽl/ ´ ,' ,' ,'´ / / , ‐''ー`!| | サ 〉
すごく…大きいです…
なんかオーフェンのキリランシェロ臭がするw
198 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 23:33:19 ID:5I7rH57d
「んじゃ、ちょいと出かけてくるよ」
軍服から私服に着替えたアンディは、阿部たちにそう告げた。
「バルトフェルド隊長!こんな時にどこへ行くというのですか!?」
「そうカッカしなさんなおかっぱ君。基地司令にだって羽を伸ばしたい時は
あるものなのだよ」
「しかし!我々は一刻も早く足付きを――」
「まぁまぁイザーク。ここはザフトの勢力圏だ。奴らだって簡単には逃げられは
しないって」
「そういう事だ。良い事を言うねぇ、ガングロくん。今晩、どうかな?」
「遠慮させてもらいます」
「おや残念。じゃ、基地の事は任せたよ。それじゃノシ」
オアシスを中心に造られた町に、キラとカガリは買い物に来ていた。
クルーから渡されたメモを手に、次々と商品をカゴに入れていく。
「ええっと・・・シャンプーに石鹸、あとトイレットペーパーか」
「なになに・・・胃薬、ファブリーズ・・・PS3!?おいキラ!PS3ってなんだ!?」
「最新のゲーム機だよ。物売るってレベルの値段じゃないけど」
「そうか・・・じゃあこっちのバーチャルボーイでいいか。あとは・・・『フヒヒヒヒ』!?おいキラ!
フヒヒヒヒってなんだ!?」
「・・・捨てちゃいなよそんなメモ」
そんなこんなで会計を済ませ、二人はオープンカフェにやってきた。
更新早すぎwwww
>>198 バーチャルボーイwwwバーローwwwwwww
カガリちょっとカワユスw
201 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 23:35:21 ID:5I7rH57d
「私はケバブだ!キラは!?」
「ラーメンと餃子。あ、ラーメンはメンマ抜きで」
「そんなのないぞキラ」
「じゃあケバブでいいよ」
ほどなくして料理は運ばれてきた。
「やっぱケバブにはチリソースだよな!」
どばどばどば
「うわ・・・」
チリソースの海を見てキラが引いた。
「ん?・・・おいキラ!ケバブにはチリソースだろ!?」
「え・・・?でも僕はヨーグルトの方が・・・」
「うるさい!ヨーグルトソースなどケバブに対する冒涜だ!!」
「なんだよ冒涜って・・・あ、ちょ、勝手にかけないでよね!」
「いいから任せろ!ケバブはな、チリソースを海のようにかけまくるのが正しい食べ方なんだ!」
「やめてよね!早死にしちゃうじゃないか!」
ソースの奪い合いを始める二人。他のお客様に大変ご迷惑をかけていた。
「あいや待った!!」
と、そこで男性が声をかけてきた。あまり趣味のよろしくないグラサンとアロハシャツの、
中年の男性だった。
「なんだおまえは!?私は今忙し――」
「黙ってろ」
「・・・・・・」
「あの・・・あなたは・・・?」
「そんな事よりキミ。ケバブにはヨーグルトソース、これが常識だろう?貸してみたまえ」
ヨーグルトソースを手に取り、男性――アンディはキラのケバブにそれをかけ始めた。
「いいかい少年?ケバブはな、ヨーグルトソースを海のようにかけまくるのが正しい食べ方なんだ」
どばどばどば
「どうして二人とも限度ってものを知らないのさ・・・」
「あ、あ、あ〜!!おまえ!!何をしてるんだもったいない――」
「黙ってろ」
「・・・・・・」
「ほら出来上がりだぞ少年。じっくりと堪能するがいい」
「・・・・・・」
キラの前に差し出される、真っ白な何か。見た目からはケバブのケの字も見えなかった。
202 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 23:36:26 ID:5I7rH57d
「・・・・・・あなたにあげます」
皿をつき返すキラ。こんなの食った日にはトイレが自室になる事受け合いだった。
「ほう、いいのかい?僕は人のケバブでも食っちまう男なんだよ?」
「いいです」
「そうかいそうかい。それじゃ遠慮なく・・・」
「おまえ!人の物を食べるなんてなんて図々しい奴――」
「ていっ」
罰ゲームのパイのように、アンディはカガリの顔にケバブを投げ付けた。
「ああ〜っ!私の服が!」
白濁液まみれになったカガリ。ノンケならば興奮モノだ。
「ああ、これは失礼。お詫びに替えの服をプレゼントしよう。さ、私の家に来たまえ」
そう言って、アンディはキラの手を取った。
「あの・・・服汚れたのはカガリなんですけど・・・」
「細かい事を気にするなよ少年」
「細かい事ってかそれが全てなんだけど・・・」
「いいから来るんだ少年。さぁ、さぁ、さぁ!」
「そんなに引っ張らないで・・・カガリ、じゃあ荷物お願い」
そうして、キラとアンディは去っていった。
真っ白になったカガリは、しばし呆然としていた。
203 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 23:37:12 ID:5I7rH57d
プール付きの豪邸。アンディの自宅だった。
その一室。全く服の汚れていないキラに、アンディは着替えを渡した。
「さぁ、これに着替えるんだ」
「・・・あの、着替え・・・ですよね?」
「もちろんだよ少年」
「なんで布切れ一枚なんですか・・・?」
「ここは僕の自宅だよ?僕好みの服が置いてあるのは自明の理じゃないか」
「・・・・・・返します」
そう言って、キラはビキニパンツを返した。
「つれないねぇ」
「・・・・・・あの、もう帰っていいですか?」
「残念だがそうはいかない。・・・キミ、足付きのクルーだろ?」
「――!?」
ばっと身を引くキラ。しかし入り口は屈強な男たちに阻まれていた。
「戦争ってのは嫌だねぇ・・・キミみたいな少年まで駆り出される」
「・・・・・・」
「しかも厄介な事に戦争には明確な終わりが無い。得点も、制限時間も。ならどうやって勝ち負けを決める?
どこで終わりにすればいい?」
「どちらかが降伏文書に調印した時だと思います。常識的に考えて」
「・・・・・・・・・・・・。ならどちらかが滅びるまで戦うしかなかろう!」
「人の話聞けよ」
「僕が言いたいのはそれだけだ。帰るといい」
「はぁ・・・お邪魔しました」
屈強に連れられて、キラは家を出た。
同時刻、アークエンジェル。
「何よこれ!?このトーレットペーパー二枚重ねじゃないじゃない!」
「シャンプーの銘柄が違うわ!金髪のくせに買い物も満足に出来ないなんて最ッ低!!」
「ね、ね、ナタル。PS3って赤かったっけ?」
「誰が正露丸を買ってこいと言った!」
「フヒヒヒヒ・・・」
そこには、クルー全員に責められるカガリの姿があったという。
カガリの扱い吹いたwwwやっぱりこうなるのかwwww
キラ空気嫁www
ホモには黙れの一言でかたずけられるカガリワロス
ヨーグルトソースwwwwwww
このあとは無人島編か・・・
少なくともこの世界なら
カガリは無駄に鼻っ柱高くならないし
フレイもDQNではあるけど大暴れはしないし
キラはツッコミ役として常識人としての立場でいられるわけだ。
いいこと尽くめじゃね?
これもいい男のなせる業か?
誰も死なないしな
社会的には大量虐殺してるけど>阿部さん
ここのキラはAAに守りたい程の友達はいない、かといってザフトに行くわけにもいかない。
ナタルの胃薬、キラに分けたほうがよくね?
このスレのキラは正当な意味で心配になるwww
なぜだ! ヨーグルトソースのところで何故阿部さんのヨーグルトソースが出てこないんだ!
戦艦を落とすときには男だけを貫いているのか?
GJ!更新早いから常時wktkですよ
それは私のヨーグルトソースだぁ!
>>216 AAは女多いけど、実質ノイマン一人犯られたら終わるからなあ
220 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 01:07:26 ID:d0KubhRv
「隊長!足付きを発見しました!!」
「ああ、こちらでも見えているぞダコスタ君。総員、戦闘配置に付け!
戦争をやるぞ!」
アンディの号令がブリッジに響き渡る。
ザフト北アフリカ軍の旗艦、レセップス。足付きを発見したという事で、
ブリッジ内には緊張が走っていた。
「バクゥはありったけ出せ!ディンもだ!足付きは我々が仕留めるぞ!!」
そう声を張り上げるアンディに、しかしMSデッキからの反応はなかった。
「どうしたんだ諸君。なぁに、恐れる事はない・・・砂漠ではバクゥが王者なのだからな!」
そう檄を飛ばすも、以前デッキからの反応はなかった。
「どうしたというんだ一体・・・」
何事かと思案していると、ダコスタの小さな悲鳴が聞こえた。
「どうしたダコ・・・君か。あまり兵を脅かさないで欲しいねぇ」
モニター一杯に阿部の顔が映し出されていた。
「それで、何か用かい?」
「ああ。おまえさんに伝えたい事があってね」
「ほう?」
「パイロットは全員出られないよ。まぁイザークとディアッカは大丈夫だが、彼らは
地上戦は初めてだからねぇ」
「・・・どういう事だ阿部?パイロット達に何があった?」
「ゆうべ俺がみんな食っちまった」
北アフリカ基地のパイロットは、前夜に漏れなく阿部の餌食になっていた。
――「ンフフフフフフフフ」 ヒタヒタヒタ
――「ひぃ〜っ!!」
――「そいやっ!」
――「ア ッ ー !!」 ♯
※♯ くりかえし
こんな感じで。
彼らにはあまりに激しすぎた行為だったので、パイロットは全員寝込んでいた。
「その見境のなさ・・・・・・僕は嫌いじゃないねぇ。うん、実に良い」
「隊長!でもだったらどうするんです!?このまま足付きを逃がすのですか!?」
「いいや、そんな事はしないさ。・・・・・・僕が出よう」
「隊長自ら!?」
「ああ。デッキに入電、ラゴゥをスタンバイさせよ!・・・さぁ、行こうかダコスタくん」
ダコスタを連れて、アンディはブリッジを出た。
221 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 01:08:47 ID:d0KubhRv
MSデッキ。
ブルーの犬が並ぶ中、一つだけ色の違う犬が鎮座していた。
TMF/A-803 ラゴゥ
複座式のMAで、アンディ専用の機体だった。
アンディとダコスタは、目を覆いたくなるような恥ずかしいデザインのパイロットスーツを着て
デッキに来ていた。
「準備はバッチリだな!?」
「はい!いつでも行けますぜ!!」
「ようし、良い子だ。じゃあ乗り込むぞダコスタくん」
「すいません隊長。その前におしっこ行ってきていいですか?」
「ああ、構わんよ。私は中で待っているから早く済ませるんだぞ?」
「ふぃ〜・・・っと」
ピッピっと先端に付いている尿を落とし、ジッパーを上げる。
「隊長に恥をかかせないためにも、僕が頑張らないと・・・」
蛇口を捻り、水を流す。軽く手をすすいだところで、ダコスタは鏡を見た。
「髪、伸びてきたかな・・・」
頭を左右に振り、髪をチェックするダコスタ。
すると――
「ンフフフフフフ・・・」
「――!?」
鏡の中に、自分とは別の男性の顔が映し出された。
「あ、あなたはア ッ ー !!」
そこで、ダコスタの意識は途切れた。
「遅かったなダコスタくん。じゃあ行くぞ!」
後ろに人が座ったのを耳で確認し、ハッチを閉めるアンディ。
しかし、そこに座っていたのはダコスタではなかった。
「獣姦プレイか・・・燃えるじゃないの」
「君は・・・・・・阿部!?」
「こんな良い男、俺以外にはいないでしょ?」
振り向くと、そこには阿部が座っていた。全裸だった。
「ダコスタならトイレでおねんねさ。今頃悦楽の夢を見ているに違いない」
「・・・そうか。ナニをしたかは訊かんが、それなら君に手伝ってもらうとしよう」
「そのつもりさ」
ラゴゥがデッキから勢いよく発進した。
222 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 01:09:58 ID:d0KubhRv
「敵MA、発進しました!!」
「数は?」
「一機です!」
「たった一機で向かってくるとは・・・。艦長、どう思われますか?」
「みんな病気なんじゃないの?」
「・・・・・・」
いつもどおりのてきとーな発言に黙り込むナタルだったが、今回ばかりは的を射ていた。
「と、とにかくこちらもMSを発進させます。よろしいですね?」
「あいよっ」
「そういうわけでヤマト少尉。敵機を殲滅してくれ!」
キラ・ヤマトは安堵していた。
敵は一機、しかも相手はあの肉色のGではなく黄色い犬。
心置きなく、キラはソードストライカーをストライクに装備させた。
「坊主!ソードの使い方は分かるな!?」
「はい!斬って斬って斬りまくればいいんでしょう!?」
「そうだ!よし行け!!」
「キラ・ヤマト、ストライク行きます!!」
「お、来た来た。阿部、操作方法は分かるか?」
「分からん」
「シートの下に説明書がある。読むといい」
「・・・これか」
厚さが10センチほどある分厚い冊子。
阿部はそれを、まるで挟んだ栞を探すかのようにパラパラとめくり、そして本を閉じた。
「全部覚えた」
「さすがは阿部高和・・・味方であって嬉しく思うよ」
「嬉しい事言ってくれるじゃないの・・・って、あれは・・・」
遠目に見える敵機。それは、阿部が焦がれていた白いMSだった。
「知っているのか阿部?」
「ああ。キラ・ヤマトという良い男が乗っているMSだ」
「キラ・ヤマト・・・・・・あの少年か」
「面識があるようだねアンディ」
「ああ、ちょっとな。それじゃいっちょ、気合入れていくぞ!」
223 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 01:11:13 ID:d0KubhRv
交錯する剣と剣。
戦いの火蓋は、お互いの斬撃をもって切り落とされた。
「ひゅう♪見ない装備だと思ったら、以外に強いじゃないの」
「このラゴゥと互角に渡り合えるとは・・・」
『アンディさん!?そこに乗ってるのはアンディさんですか!?』
「ああそうだ少年、僕だよ」
『もうやめてください!そんな犬っころ一機で僕に勝てるわけありませんよ!!』
「言ってくれるじゃないかキラ君。しかし僕は前にも言ったはずだよ?戦争に明確な終わりの
ルールなど存在しないとな!!」
『いや、だから降伏文書に調印すれば終わりますって』
「だったらお互いどちらかが滅びるまで戦うしかあるまい!」
『だから人の話聞けよ』
「問答無用、そいっ!!」
口に備え付けられたサーベルを一閃。しかしストライクは難なくかわす。
『こんな事をしたってなんの意味もありません!降伏してください!』
「だから戦争に明確な終わりの(ry」
『だから降伏文書に(ry』
互いの話は平行線を辿っていた。
「・・・・・・阿部さん暇なんだけど」
ぽつりと呟いたその言葉。
その言葉と同時に、ストライクの動きが止まった。
『――!?!?!?!?あ、あなたはもしかして・・・』
「や ら な い か」
『ひ――!?』
くるりと踵を返すストライク。そのまま猛スピードで一直線に、彼はAAへ向かった。
「逃げられると・・・・・・燃えてくるじゃないの!アンディ!」
「分かってる!逃がしはしないさ!!」
それを同じく猛スピードで追いかけるラゴゥ。砂漠の王者の名は伊達ではなく、みるみる内に
その距離は詰まっていく。
『く、来るなーーーーー!!!』
慌ててシュベルトゲベールを投げ付けるストライク。恐怖に駆られての行為だが、それは
正確にラゴゥへ向かっていた。
「――阿部、右に回避だ!」
「右ってどっち?」
「お箸を持つ方ああもう間に合わ――」
ざくっと、シュベルトゲベールはラゴゥの胴体に突き刺さった。
「阿部!!」
「アンディ!!」
そして、ラゴゥは爆発、炎上した。
224 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 01:13:03 ID:Z3PznI8q
砂漠のど真ん中。
阿部とアンディはレセップス目指して歩いていた。
「ふぅ・・・防災頭巾がなければ即死だった」
「備えあれば憂いなしだねぇ」
全裸の男が、砂漠に二人。
燦々と照りつける太陽の中を、良い男たちは歩いていた。
>>224 ちょwwwwヘルメットじゃねーのかよwwww
ドリル並みの防御力ですな、防災頭巾。
阿部さんの絶倫振りと職人さんの仕事の速さに脱帽。
防災ずきんってあれかwwwwwあれなのかwwwwwwwwww
「お箸を持つ方」じゃなくて、「シングルプレイに使う方」と言ってたら避けられたかな?
230 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 01:54:38 ID:jZFn+Lzg
231 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 01:58:51 ID:Z23JkFmP
フヒヒヒで絶対笑ってしまうぜ
まとめマダー?
まとめ(砂漠編)
ザフト
阿部さん…もはや説明不要のいい男
クルーゼ…阿部さん相手に一分持ついい男
アンディ…クルーゼと互角のいい男、お気に入りはダコスタ君
ダコスタ…アンディのお気に入り
虎の部下…一人余さず撫で喰われた
イザーク…まだ食われてない、お馬鹿
痔悪化…ディアッry、まだ辛うじて食われてない
連合
キラ…阿部さんに加え、虎まで狙っている。常識人
サイ…匂いフェチ
フレイ…汗臭い、超汗臭い
魔乳…無能、無気力、無問題
ナタル…胃薬クイーン
カズィ…フヒヒヒヒ
トール、ミリアリア、ノイマン…背景
カガリ…黙らされる女、白濁まみれ
アイシャ、チャンドラ…シラネ
この調子でモラシムまで出てきた日にゃあ……
235 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 04:20:28 ID:5Pmwbwef
砂漠の虎との熱い一夜を過ごし、そして別れの朝。
「もう行くのかい?」
「ああ」
「それは残念だ。どうだろう?君さえよければ北アフリカ軍に――」
「おっと、その先は言いっこなしだぜアンディ」
「ふっ・・・そうだな。君ほどの男を砂漠に留めるなんて野暮ってもんだったな」
「そういう事よ。機会があったらまた寄らせてもらうよ」
「ああ。その日を心待ちにしているよ」
こうして、阿部、イザーク、ディアッカは北アフリカ駐留軍基地を去った。
「・・・。なぁディアッカ。俺達何もしてな――」
「その先は言いっこなしだぜイザーク・・・」
海上を行くアークエンジェル。
砂漠を抜けたとあり、皆は緊張を解いていた。
「で、ナタル。次はどこ行くの?」
「オーブです。いい加減補給しないとマズい事になりますので」
「マズいのは食事のみにあらず、か」
雑誌を顔の上に乗せ、リラックスモードのマリューさん。次第にうとうとしてきた。
「しかしこの紅海もザフトの勢力圏内・・・何事もなければいいが・・・」
皆がリラックスムードの中、ナタルだけが気を張っていた。
「紅海を航海・・・・・・ぷぷっ」
ノイマンの後頭部に雑誌がヒットした。
アークエンジェルの甲板。
「良い風だな・・・・・・」
キラはその上で風を感じていた。
『や ら な い か』
「――――」
砂漠での死闘。阿部のその一言を思い出し、キラは身震いをした。
――あれで死んでくれてりゃいいけど・・・
もちろん死んでなどいない。阿部さんは爆発ごときでは死なないのだ。
「げろげろげろ〜」
そんなキラの横で、フレイは盛大に嘔吐していた。
「・・・・・・」
236 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 04:22:25 ID:5Pmwbwef
場所を移動するキラ。すぐ傍で吐かれては、爽やかな風も台無しというものだった。
キラは適当な場所に腰を下ろした。目を閉じると、風に乗ってカモメの鳴き声が聞こえた。
「ああ、落ち着く・・・」
――フレイ・・・気分はどうだい?
――げ、サイ。こっち来ないでよ、ますます気分が悪くなるわ。
――つれない事いうなよフレイ〜
――うるさい!あっち行・・・げろげろげろ〜
――ああ、そのゲロ臭さもたまらない!
「・・・・・・」
全然落ち着かなかった。
「よ、キラ!」
そこで、少年のような少女の声が頭上から聞こえた。
「あ・・・カガリ・・・」
砂漠で拾ったバカ姫ことカガリ・ユラだった。
「なに辛気くさい顔してんだ。あっちでみんなと話せばいいじゃないか」
「みんなって・・・ゲロ吐いてるフレイと変態しかいないじゃないか」
「いちいち細かい事を気にする奴だなぁ」
「・・・・・・」
とりあえずおまえと砂漠の虎は『細かい事』の意味を辞書で調べろ、とキラは思った。
「おまえ最近疲れてないか?」
「え・・・?」
「あんまり無理するなよ?たまには他の人も頼っていいんだぞ?」
「うん・・・」
とは言われたものの、現状で頼りになるのはナタルくらいだった。
・頼りにならねー人リスト
1、無能艦長
2、仮病少佐
3、変態色眼鏡
4、汗くさフレイ
5、フヒヒヒヒ
6、おまえ
7、その他大勢
どう考えても自分が頑張るしかなかった。
「そういえばランボーさんは?未だにセリフないけど・・・」
「え?・・・ええっと・・・オミットされたんじゃないか?」
「一緒に乗ってきたじゃないか・・・」
ランボーことキサカはオミットされていません。
237 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 04:23:37 ID:5Pmwbwef
モビルスーツデッキ。
そこに設置されたシミュレーターで、トールは訓練をしていた。
――ぱかぱぱっぱぱー♪New Recoad!!
最高得点を叩き出したトール。どう見てもゲームの筐体です本当にありがとうございました。
「お、やったなトール!」
それを横で見ていたのは仮病少佐ことムウ・ラ・フラガ少佐。もはや地に落ちたエンデュミオンの鷹とはいえ、
トールにとっては頼れる先輩だった。
「これなら俺もスカイグラスパーに乗れますよね!?」
言いながらトールは、スコアランク1位の場所に自分の名前を入れた。やっぱりどう見てもゲー(ry
ちなみに2位以下は『HUHIHIHIHI』で埋まっていた。暇なカズイが遊んでいるのだろう。
「ああ!是非とも俺の代わりに頑張ってくれ!!」
「はい!ようし、見てろよキラ・・・敵MSとの一騎討ちに颯爽と乱入して、俺が敵を落としてやる!!」
「いや・・・それはやめた方がいいんじゃないか?俺の勘もそう告げてるし・・・」
なんという良スレ・・・
舞台は紅海……濡れ場の予感
キラ…阿部さんに加え、虎まで狙われている。常識人
じゃね?
僕は、このフリーダムですべてを薙払う!
やべっ、おもしろすぎw
これはw
キラとアスランがラスク教に洗脳されることも
天パ逝って、キラ切れるってのも無いなw
イージスでストライク捕獲、アスランがキラを貫こうとするも、
セーフティーシャッターがアスランの方について(被って)いて、アッーならず
という、今後の展開を予想した。
>ちなみに2位以下は『HUHIHIHIHI』で埋まっていた。
それの最高得点はたいしたこと無いだろうwwww
>>244 包茎を馬鹿にするなー!
エロいことくらいできるわ!!
終盤の三隻同盟軍を考えると恐ろしいな。
キラ発狂するんじゃないか
キラがまともだと、まさに悲劇の主人公w
で、種世界にはドラフードはあるのかね
イザークとディアッカの哀愁が何ともwwww
フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ
253 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 18:46:51 ID:3GdCDsJe
「ワシがこの艦の艦長、マルコ・モラシムであるッ!!」
インド洋に展開するザフト軍、その旗艦クストーのブリッジに、
阿部、イザーク、ディアッカの三名は集まっていた。
「はっ!こちらはヴェサリウス所属の――」
「うほっ、良い男」
髭もじゃでいかつい顔のモラシムは、美形揃いのザフトの中では異質だった。
しかしそこは阿部高和。中年特有の渋さと頑固一徹なその顔に興奮を隠しきれなかった。
と、ジッパーをヘソの辺りまで下ろしたあたりで、モラシムに肩に手を置かれた。
「とりあえずおまえはワシの部屋に来い。な!」
「ひゅう♪話が早いじゃないの」
「おまえ達は適当にしていて構わん。用があったら呼ぶ。以上だ」
そう言って、モラシムは阿部を連れてブリッジを出た。
「あ、阿部が股間を晒す前に誘っただと・・・!?」
「イザーク・・・おまえ毒されてきてないか・・・?」
「艦長!艦後方、海中に敵影です!」
アークエンジェルでは、敵機を発見したナタルが張り切っていた。
「あ、そ。じゃあストライク出して」
「ストライクは水中での運用を想定されていません!無茶です!!」
「じゃあスカグラで」
「もっと無茶です!!」
「じゃあストライクしかないじゃない。出して」
「・・・ああもう!ヤマト少尉!敵が来た!相手は海中でストライクは地形適応海Cだが
なんとか頑張ってくれ!」
「了解しました!・・・ところでマードックさん、地形適応海Cってなんですか?」
「平たく言やぁ、Ez−8がゴッグに落とされるみたいなモンだ」
「・・・・・・死ねって事ですか?」
「大丈夫!そのためのバズーカだ!心配するな!!」
「いや武器云々じゃなくて機体の事言ってんだけど・・・」
「ストライク発進するぞぉ!」
「ちょっ勝手に――」
ストライクが強引に射出された。
254 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 18:48:41 ID:3GdCDsJe
「敵機、発進しました!」
「ようし、こちらもMSを出すぞ!グーンをありったけ出せ!」
「モラシム隊長!我々にも出撃許可を!!」
「ならん!貴様達のMSは海中での運用は想定されていない!なにせ地形適応海Cだからな!!」
「なんですかその地形適応海Cというのは!?」
「Ez−8がゴッグに落とされると言えば分かりやすかろう!」
「それはお手上げだな。イザーク、メルブラやろうぜ」
「ふざけるなディアッカ!我々はまだ戦果を挙げていないのだぞ!?」
「いくらなんでも海中じゃ無理ってもんさ。餅は餅屋ってね」
「くそっ、またなのか・・・!」
「ところでマルコ。俺はどうすればいい?俺のインモラルは空陸海宇男Sなんだけど」
「貴殿も待機していてくれ。紅海の鯱の異名、とくと見るがよい!」
「そういう事なら我慢しよう。・・・あー、そこのおまえ。ちょっと部屋に来てくれるかい?
なぁに、痛い事はしないさ・・・ンフフフフ」
強引に射出され、海中に潜るストライク。
バズーカを片手に敵機を探っていた。
「大丈夫かなぁ・・・なんかギシギシ言ってるけど・・・」
水圧に軋む機体を不安に感じつつも、キラは律儀に任務を遂行した。
「・・・あれかな?・・・・・・って、なにアレ?」
青い視界の中、こちらに向かってくるMS。
その独特のフォルムは、いくら海の中だからってそれはないだろうというものだった。
「どう見てもイカじゃないか・・・」
UMF-4A グーン
三角形に手足の付いたそのMSは、容姿の愛らしさからプラントの女子高生の間で大人気だった。
「ばっはっはっはっは!あの愛らしい姿を見れば殴る蹴るの暴行は加えられまい!」
大きく高笑いをするモラシム。そのフォルムに魅入られ、数多の連合兵が戦意を喪失した
のは有名な話だった。
「艦長!!」
「どうした!もう片が付いたのか!?」
「い、いえ、それが・・・」
言いにくそうに口ごもる部下A。そして彼は、意を決してこう言った。
「グーンが・・・・・・蹴散らされていきます!!」
255 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 18:50:14 ID:3GdCDsJe
ストライクは水中用のMSではない。戦場が水中だという事だけで大きなハンデを背負っている。
しかし、それを差し引いても相手のMSは弱すぎた。
「やめてよね。そんなコスト200で耐久力が390しかないっぽいMSが
ストライクに敵うわけないじゃないか」
そう言いながらグーンに殴る蹴るの暴行。三角形が凹み、グーンは泣きながら逃げ帰っていった。
ちなみにバズーカは水中では使えません。常識的に考えて。
「チェイサー!!」
背後に回ったグーンに回し蹴り。またもや三角形を凹ませ、グーンは吹っ飛んで行った。
「ば、バカな・・・全滅!?たった一機のMSに、三分ももたずにか!?」
出した12機のグーンは、もれなく頭に凹みを付けて帰ってきた。
「艦長!どうしますか!?」
「くっ・・・!やむをえん、後退だ!!」
モラシムの号令を合図に、アークエンジェルから距離を取るクストー。
モラシムの誤算はたった一つ。
キラは、イカに萌えるような人間ではなかった。
あれ、まるでキラが主役に見える
ぬこのMSだったらなあ・・・
グーンたんに殴る蹴るの暴行を加えるなんて…阿部さんに食われてしまえ!
Gジェネにメルブラに連ザかよwww
インモラル全適性Sはすごすぎwwwww
Ez-8がゴッグに凹られる…スパロボインパクト!
インモラル・・・女適性は無し何だろうか
むしろ男適正はEだよな
>>263 Aッー、ンギモッチE!!、汚いAなだなあ、しゃBれよ
アッー!アッー!
今はいいのさ 全てを忘れて 一人残った ノーマルな俺が
この戦場で 尻を向ければ 地獄に落ちる
アッー!アッー!
ビーム輝く フラッシュバックに 阿部の影
アッー!アッー!アッー! アッー!アッー!アッー!
流した冷や汗 後で後で拭け 狙い定める ケツがターゲット
アッー!アッー!アッー! アッー!アッー!アッー!
ジェットストリームアッータック
ヒルダ→阿部で
三人で連結電車ごっこしながらターゲットのケツに連結機をたたき込む、コンビネーション業
268 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 22:05:44 ID:AZGYBIkH
「失礼する」
クストーのブリッジに、怪しい者ですと全身で主張する男が入ってきた。
「おお、クルーゼじゃないか!?」
「久しいなマルコ。景気はどうかね?」
「そんな事よりワシの部屋に行こう。な!」
「いたしたいのはやまやまだが、その前に仕事を済まさせてもらう」
「ほう?何用でここに来たのだ?」
「ああ・・・阿部たちを引き取りにきた」
ヴェサリウス、レクリエーションルーム。
「やっぱり落ち着くねぇヴェサリウスは」
そう言いながら全裸でソファーに横たわる阿部。
成り行きで乗った艦だが、もはや阿部にとってヴェサリウスは
自宅のような場所になっていた。
「阿部!それはクルー共用のソファーだ!全裸で寝そべるとは何事だ!!」
「気にするなよ。なんなら気にならなくしてやろうか?」
「お断りだ!!」
「まぁまぁイザーク。いいじゃないですか全裸だって。
そんな目くじら立てるような事でもありあせんよ」
イザークを諌めたのは、お久しぶりのニコル・アマルフィ。あちら側の世界の住人
となったニコルは、阿部が全裸でソファーを使おうが別に気にならなかった。
「ニコル・・・」
ニコルが遠い世界の住人になったのを感じ取り、イザークは悲しそうな顔をした。
「おや?そういえばディアッカとアスランは?」
「あいつらなら風呂だろう」
「そうかい。・・・・・・じゃ、裸の付き合いといこうじゃないの」
269 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 22:07:01 ID:AZGYBIkH
ヴェサリウス大浴場『仮面湯』。
ディアッカとアスランは、今までの長旅の疲れを癒していた。
「ふぃ〜、生き返るねぇ〜」
湯船に浸かり息をついたのはディアッカ。砂漠に海にとあって、まともな風呂に入るのは
久しぶりだった。
「・・・・・・」
見ていて痛々しいくらい慎重に頭を洗っているのは、変態ストーカーことアスラン・ザラ。
父親があのザマなので、将来の自分を思えば慎重になるのも致し方ないところだった。
おそらく一日で一番気を遣うであろう作業を終え、アスランも湯船に浸かった。
「なぁアスラン。湯船に手拭いを入れるのはマナー違反だぜ?」
「べ、別にいいじゃないか!気にするような間柄でもないだろう!?」
「ん?おまえの手拭いちょっと破れてるな見せてみ」
「ちょバカやめろ引っ張るなおいおまえマジぶっ殺すぞ」
「なんだよアスラン。手拭いが取れない理由でもあるのか?」
「ほ、ほほほ包茎ちゃうわ!!」
「まだ何も言ってねぇよ・・・」
アスランとディアッカが言い争っていると、浴室のドアが開け放たれた。
「ひゅう♪俺も仲間に入れてくれよ」
彼らの諍いをアレな行為と勘違いした阿部は、ルパンのように湯船にダイブした。
「阿部じゃないか。久しぶりだな」
「やべっ!!!」
落ち着き払ったアスランとは対照的に、ディアッカはクロールで戦線を離脱した。
「ンフフフフフフフ」
もちろんそれを許す我らが阿部さんではない。顔だけを湯船から出して、
何泳ぎともつかない水泳方法でディアッカに迫っていく。
「人外かあいつは!?」
「ンフフフフフフフフフ」
『あー、クルーゼ隊隊員及び阿部に告ぐ。至急ブリーフィングルームに集まれ』
と、浴場に備え付けられたスピーカーからクルーゼの声が聞こえた。
「阿部、ディアッカ。俺は先に行くが、おまえらもすぐ来いよ」
「ちょっ助けてくれよアスラン!!」
「ふっ・・・悪くないものだぞディアッカ。同性に貫かれるというのも」
「じょ、冗談じゃないっての!」
「ンフフフフフフフフフフフフフ」
「集まったか。ではブリーフィングを始める」
いつものようにブリーフィングルームに集まった面々。
「・・・・・・」
命からがら逃げ切ったディアッカは明らかに憔悴していた。
「・・・大丈夫かディアッカ?」
「ああ・・・。阿部さんが石鹸で転ばなかったら即死だったぜ・・・」
「さて今回の作戦だが、足付きがオーブに向かっているのは知っているな?」
無言で頷く隊員達。
「我々はそれを阻止すべく足付きに攻撃をかける!以上、解散」
「はっ!!」
270 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 22:08:56 ID:AZGYBIkH
「本当にこんなので飛べるのか?」
デュエルの足の下にあるメカを見て、イザークは少しだけ不安になった。
無人フライトユニット、グゥル。飛べないMS用に開発されたサポートユニットだ。
「心配するなイザーク。テストは俺達が済ませておいた」
砂漠編とグーン編で暇だったアスランとニコルは、これでもかというくらいグゥルの飛行
テストを行っていた。インメルマンターンもお手の物だった。
「おい阿部!貴様も早く装着しろ!」
「I can FLY!!」
イザークの言葉を無視してヴェサリウスから飛び出すインモラル。
そのまま海面に叩きつけられるかと思われたインモラルは、しかし引力に
逆らうように宙を舞った。
もちろんインモラルに飛行機能は備わっていない。
良い男の為せる業、である。
アークエンジェル、ブリッジ。
「ラミアス艦長!オーブ領海内にオーブのものと思われる艦隊が集結しています!!」
「なんで?」
「オーブというのは昔から中立を――艦長!相手の艦からの通信です!」
「繋いでちょーだい」
通信を繋ぐと、モニターに軍人の姿が映った。
『こちらはオーブ首長国軍艦隊!貴艦はオーブの領海に侵入しようとしている!ただちに転進されたし!』
「なんで?」
『我がオーブは中立国だ!いかなる国の介入も受けつけない!!』
「いいじゃないちょっとくらい。ちゃっちゃと補給してちゃっちゃと出てくから」
『ならん!繰り返す!転進されたし!!』
「ナタル。ローエングリンお願い」
「そんな事をしては補給を受けられなくなります!!」
「どちみち一緒じゃない。ぱっぱとやっちゃいましょ」
「ああもう・・・ケーニヒ、何をしている!胃薬だ!!」
「待ってくれ艦長!」
と、ブリッジにカガリが入ってきた。ランボーも一緒だ。
271 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 22:10:21 ID:AZGYBIkH
「どしたの?」
「私に話をさせてくれ!」
言うなりカガリは通信機を引っ手繰る。
「私はオーブ首長国代表、ウズミ・ナラ・アスハの一子、カガリ・ユラ・アスハである!」
『――!!?ま、まさかその声は・・・!!』
「繰り返す!私はカガリ・ユラ・アスハである!私をアスハと認めるなら道を開けろ!!」
『は、はいぃ!!何をしている、さっさとあの艦を受け入れるんだよ!!』
ほどなくして、艦隊の一部に隙間が出来た。
「あらびっくり。あなたお姫様だったの?」
「そうだぞ!驚いたか!?」
「ええ驚いたわ。一国のお姫様がPS3とバーチャルボーイの区別もつかないなんて」
「・・・・・・」
「――!?ラミアス艦長!後方よりMS接近!!」
「あっそ。じゃストライク出して」
「ダメです!ストライクは塩水にやられて未だに整備中です!!」
「じゃスカグラで」
「了解!そういうわけで少佐・・・なに?お腹が痛いだと!?ふざけるな!そんな言い訳――」
「まぁまぁナタル。腹痛じゃあ、しょうがないわよ」
「しかし!!」
「私が出るぞ!!」
そこで立候補したのはカガリだった。
「しかし貴様はオーブの――」
「いってら」
「艦長!!」
「だってしょーがないじゃない。それともこのまま落ちる?」
「そ、それは・・・」
「じゃあ行ってくるぞ!戦果を楽しみにしておけ!!」
そう意気込んで、カガリはデッキに向かった。
ディアッカ奇跡の生還だなwww
刺されることに関する回避にかけては神業wwww
273 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 22:12:20 ID:AZGYBIkH
「クルーゼ隊長!オーブ艦隊からの通信です!」
「繋げ」
すると映ったのはさっきの軍人。
『こちらはオーブ首長国艦隊!貴艦はオーブの領海内に侵入しようとしている!ただちに転進されたし!』
「ほう・・・何故引かねばならない?」
『それはこちらが中立国のオーブだからだ!』
「それがどうした!私はラウ・ル・クルーゼだぞ!!」
『知るか!!そんなのオーブ領海に侵入する理由にはならん!!』
「あるのだよ私には!!この世でただ一人、オーブ領海に侵入する権利がなぁ!!」
『・・・・・・』
返事の代わりにオーブ艦隊が発砲してきた。
「ぬぅっ・・・!アデス、撃ち返せ!!」
「無理です隊長!ただでさえこの艦は大気圏内で運用したためにガタがきているんです!
ここは引きましょう!」
「ぬぅ・・・」
「隊長!イージスが流れ弾に当たって落ちました!!」
「なんだと・・・?」
「我々を援護してくれているのか・・・?」
オーブ艦隊は後方のヴェサリウスに砲撃を浴びせていた。
「らっきー」
「何があったかは分からんが好機と見るべきか・・・アーノルド!そのまま全速前進だ!」
「サー、イエッサー!」
「あ!」
「どうしたハウ二等兵!?」
「スカイグラスパーが流れ弾に当たって落ちました!!」
「なんだと・・・!」
「うわ役に立たねー」
「そんな悠長な事を言っている場合ではありません!彼女はオーブの姫なのですよ!?
彼女が落とされたとあっては代表に会わせる顔がありません!!」
「だいじょぶだいじょぶ」
「・・・・・・なんでそんなにポジティブなんですか?」
「だって出撃許可したのあなたじゃない」
あっけらかんと、マリューは言った。
「いえ・・・・・・許可出したのはあなたですよ?」
274 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 22:24:36 ID:KM6Umcq2
良スレすぎるだろww
痔は案外最後まで逃げ切るやも知れんが、遺作はほぼ確実に処女散らされちまうんだろうなあ
一体どこで喰われるやら
腐女子的にはどうなんだろうなw
いや、阿部だけが脅威じゃないだろw<遺作の純潔
ニコルとかニコルとかニコルとか西川とかさw
>275
痔がAAの捕虜になって、アスランがプラントに戻った直後とか。
シンは阿部さんに大切な家族や恩人を掘られるんですね!
シン「あんたって人はーー!!」
シン「アッー!!」
大丈夫、マユは無事さw
痔「冗談じゃないっての!」
ここで原作のセリフきたwwww
>>275 待て。もっと簡単なことを見落としている。
ディアッカを漢字にすれば「痔悪化」だ。
そして、痔が悪化するとすれば…!
284 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 23:28:04 ID:dfoAelsb
海に浮かぶ、小さな孤島。
運悪く流れ弾にぶち当たったイージスは、なんとかそこに不時着した。
「くそっ、ついてない・・・」
どのボタンを押してもイージスは反応を示さない。どうやら壊れてしまったようだ。
「しょうがない、助けを待つか・・・」
ハッチを開け、アスランはイージスから降りた。
直後――
ゴンッッッ
「・・・・・・」
同じく流れ弾にぶち当たったスカイグラスパーが、イージスの後頭部に直撃した。
「な、なにしてくれてんだおまえ!」
いきり立ちスカイグラスパーの元へ向かうアスラン。
そこから出てきたのは――
「あたた・・・」
「うわ女だ」
カガリ・ユラ改めカガリ・ユラ・アスハ。意気込んだはいいが速攻で落とされた
バカ姫様だった。
「ん?なんだおまえは!ザフト――」
「黙れ」
「・・・・・・」
そのまま背を向け、アスランは去っていった。
「これで、よしっと」
イージスから運び出したサバイバルキットで料理をするアスラン。
今日は金曜日なのでカレーだった。
「時間の感覚が無に等しい潜水艦隊は、曜日を忘れないために毎週金曜日は
カレーと決まっているんだ」
どうでもいい豆知識を誰にともなく披露し、カレーを皿によそった。
「おっと俺とした事がスプーンを忘れているじゃないか」
カレー皿を放置したまま、アスランはイージスの元へ向かった。
285 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 23:29:10 ID:dfoAelsb
五分後――
「な、ない!?」
いっぱいあったカレーは、カス一つ残さずたいらげられていた。
「誰がこんな事を・・・」
カレー皿を手に取るアスラン。
「ペロ・・・・・・これは女の唾液!・・・おぇっ」
アスランは嘔吐し、そして心に誓った。
「あの女、俺のメシを・・・・・・許さんッ!!」
「出てこいやボケナスゥゥゥゥゥ!!」
どぱらたた、とマシンガンを乱射するアスラン。
空腹で心は苛々、ましてやそれが女によってもたらされたとあり、アスランは錯乱していた。
カサッ
「そこかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
物音のした場所にハンドロケットを叩き込む。木々を巻き込み、その一帯は焦土と化した。
「・・・・・・ちっ、ただの蛇か」
単なる真っ黒い紐にしか見えない蛇の残骸を踏みつけ、アスランは捜索を再開した。
「見える・・・そこっ!!」
物音がするたびに重火器を乱射しまくるアスラン・ザラ。
騒ぎを聞きつけたヴェサリウスが迎えにきたのはそのすぐ後の事だった。
ちなみにカガリ。
「Zzz・・・・・・」
灯台下暗し。スカイグラスパーのコクピットで、カガリは呑気に眠っていた。
なにもなかったwwww
アスランwwwww吐くなよwwwwwww
「出てこいやボケナスゥゥゥゥゥ!!」で吹いたwww
バーローwwwww
フラグすら勃たねぇww
つか、ヴェサリウス便利な艦だな
このバカ姫はカレーをナベごとスプーン無しで5分で食ったとw
しつけをした(?)親の顔が見てみたいw
>>289 もちろんヴェサリウスに大気圏内航行機能は備わっていない。
良い男の為せる業、である
>>290 この業界の偉大なる先達、ウガンダ=トラさんの名言に
「カレーは飲み物だ」とあります(内山くん、松村など談)。
つまり、このカガリにはデブタレ属性が(ry
阿部さんのバタフライ効果が凄すぎるw
全部読んだ
いいスレだなぁ
295 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:46:51 ID:UhV136YA
「潜入捜査だよ諸君。以上、解散」
お馴染みのブリーフィングルームにお馴染みの面子。
毎度の事ながらのぞんざいな説明で、作戦の説明は始まって終わった。
「隊長!たまにはちゃんと説明してください!!」
そしてイザークが食ってかかるのも毎度の事。
とにかくクルーゼ隊は、オーブへの潜入捜査を敢行した。
オーブのモルゲンレーテ。
補給の見返りにと、キラは自分のOSを技師に提供していた。
「すごいわねコレ。これあなた一人でやったの?」
責任者のエリカ・シモンズ。綺麗なおねぃさんだ。
「はい。緊急事態でしたので上手く出来てるかは分かりませんが・・・」
「そんな事ないわ。ねぇ、よかったらうちで働かない?」
「キラ・ヤマト16歳、出身はヘリオポリスです!よろしくお願いします!」
「じゃあ向こうで必要書類に記入を――」
「あいや待った!」
別室に移ろうとするキラとエリカを止めるムウ。
「なんですかフラガさん?」
「いやいやなんですかじゃなくてキラ。おまえこそなんですか?」
「僕はただここに就職しようと思っているだけですよ」
「おいおいキラ、冗談言っちゃあいけないぜ。俺一人でAAを守れっていうのか?」
「・・・・・・今まで僕一人で守ってきたんですけど」
「冗談キッツイぜキラ。あ、お姉さん、さっきの話はナシの方向で」
「ちょっ勝手に決めないでくださいよ!それに実際戦ったのは僕一人――」
「細かい事は言いっこなしだぜ」
「・・・・・・どうして僕の周りの人間は『細かい事』の意味を履き違えた人ばかりなのだろう・・・」
296 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:48:36 ID:UhV136YA
「あれれ〜?この子ってひょっとしてあのキラ・ヤマト?」
そこに三人の女性が現れた。
金髪のアサギ、倉田雅代のマユラ、眼鏡だった。
「うほっ、良い女」
「・・・・・・その言い方やめてもらえません?嫌な事思い出しそうになるんで」
「結構カワイイ子じゃない♪どう?これからお姉さんたちと食事でも行かない?」
「いやっ、あはは・・・」
美人三人に囲まれて、キラはまんざらでもなさそうだった。
「・・・あー、こほん。んっ、ん〜。あーテステス」
わざとらしく咳払いをするムウ。三人娘の目が集まった。
「キミたち、エンデュミオンの鷹という人物を知っているかい?」
「・・・・・・誰?」
「さぁ?ジュリは知ってる?」
「知らないわ・・・」
「何を隠そうこの俺がエンデュミオンの・・・・・・え?」
「ねぇねぇ、それより早く行きましょうよ〜」
「お姉さんなんでもご馳走してあげちゃう!」
「キラ君は何が食べたい?」
「あ、じゃあラーメンで」
キラの手を引きつつ、三人娘は去っていった。
「・・・・・・。あの、エリカさん。一人で泣ける場所ってありますかね?」
「トイレならあちらです」
「・・・・・・」
「ここがオーブか・・・随分栄えてるじゃないか」
着慣れない作業服を着て、アスラン以下クルーゼ隊四名はオーブに潜入していた。
ちなみに阿部はいない。彼は目立ちすぎるので、潜入には向かないからだ。
「さぁて、足付きはどこかね、っと」
「工業地帯の方へ行ってみましょう。たぶんそこにいるはずです」
「そうだな。イザーク、車を回してくれ」
「任せろ!」
そういうとイザークはおもむろに道路へ飛び出し、走行中の車を止めた。
「あ、危ないじゃないか!!」
「やかましい!!」
文句を言う運転手の男性(38)をGTAのように車から引きずり出すイザーク。
「乗れ貴様達!」
「おまえ、それは俺の車――」
「ていっ」
掴みかかってきた男をイザークは拳で黙らせた。
「さぁどうした貴様達!?乗らんのか!?」
「イザーク・・・・・・潜入捜査の意味、分かってますか?」
297 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:49:56 ID:UhV136YA
「ふぃ〜、食った食った」
三人娘との昼食を終えたキラは、一人工業地帯にある倉庫の横で食休みをしていた。
「ごはんは美味いしお姉さんは美人だし・・・やっぱここに就職しよっと」
そう決意をしたキラの耳に、不快で不穏なタイヤの音が聞こえた。
「ん?・・・なんだあの車うわやべこっち来る――」
フェンスを突き破った車は、そのまま蛇行しつつキラのいた場所に突っ込んできた。
「ずひょぉぉぉぉぉぉぉ!!」
間一髪。あと1秒遅れてたら、キラは車と壁に挟まれてご臨終だった。
「あ、危なかった・・・・・・」
ばくばく言う心臓を抑えつつ、キラは運転席を覗いてみた。
「だ、大丈夫ですか〜?」
「あたた・・・」
そこにいたのは銀髪おかっぱの少年。よく見ると、他に三人の少年も乗っているようだった。
「青少年の無謀運転・・・どこの国でもあるんだね」
「大丈夫か貴様達・・・?」
「無茶し過ぎですよイザーク・・・」
「まったくだぜ。っとやべぇ!警察はどうなった!?」
少年達は無事なようだった。
ほっと安堵するキラだったが、後部座席に座っていたある男の声を聞いて表情が一変した。
「これじゃあクルーゼ隊長に会わせる顔がない・・・」
「――!?!?!?」
アスラン・ザラ。幼馴染兼ストーカーで、最も会いたくない男ランキング二位に位置する者だった。
(やべっ――)
気付かれる前にその場から離れ、キラは携帯電話を取り出した。
「もしもし、警察ですか!?あの、工業地帯に性犯罪者です!え?・・・・・・はい、たぶんその車泥棒
だと思います。ええ、ええ・・・お願いします。一生出られないようにしてください」
ピッ
「今度こそさよならだねスティーブ。・・・大丈夫、心配しないで。余罪は全部僕が証言するから」
キラw凄い幸せそうだなw
さらばアスラン
キラの判断能力はすごいな。
あ、スパコディだったんだっけ。
キラここで下船しそうだなwwww
キラ素直だなwwwwwwwwww
それでも阿部さんならきっと(キラをAAに乗船し続けるように)なんとかしてくれる……
キラ、いい根性してるね。腐女子的には阿部さんはいい男だけどちょっと
インパクトが弱いんで、教授(by田亀源五郎)くらいのバリSキャラがAAに
ほしいかな。キラが根性座ってきたんで、ここらでMに調教されるのも(・∀・)イイ!!
304 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 05:20:56 ID:K0H2J5ER
「ふむ・・・そうか。分かった。もうしばらく持ちこたえろ。すぐに人を向かわせる」
ピッ
「なんだい?彼氏からのラブコールかい?」
ヴェサリウス、クルーゼの自室。
裸の男と男がベッドの上に座っていた。
「似たようなものさ。アスラン達がオーブの警察に追い詰められているそうだ」
「へぇ・・・」
「そういうわけで阿部。彼らの救出に向かってもらいたい」
「りょーかい。・・・好きにやっていいんだろ?」
「ああ・・・・・・思うままにやるといい」
「・・・・・・燃えてきたじゃないの」
オーブ、モルゲンレーテ。
アスラン以下四名は、警察に追い詰められていた。
「くそっ!このままでは捕まるのも時間の問題か!?」
警察の包囲は完了していた。技術者はとうに非難しており、オーブ警察は
持久戦の構えを見せていた。
『あーあー、キミたちは完全に包囲されている!すぐに出てきたまえ!』
「ニコル!隊長からの連絡は!?」
「援軍を送ってくれるそうです」
「今からか!?到底間に合わんぞ!!」
「でも今はそれを待つしかありません」
「・・・くそっ!」
イザークは祈った。このまま援軍が来るまで突入を待ってくれと。
もし警察に捕まりでもしたら、緑服に降格どころか除隊もありえるからだ。
『あーあー、繰り返す!キミたちは――』
「そのままオウムのように繰り返していろ!」
「イザーク、声がでかいぞ!」
『・・・・・・。そうか、そういう態度を取るのだな。ならやむをえまい・・・』
「いよいよやばいんじゃないの?俺達さぁ・・・」
「くそっ!ここで終わりなのか!?」
「父さん、僕のピアノ・・・」
「キラ・・・」
四人の呟きが終わると同時に、号令がかかった。
『全員、突撃!!』
扉をぶち破り、なだれ込んでくる警察の方々。
もうダメだと思った瞬間、アスラン達の耳に聞きなれた声が聞こえた。
「――そこまでだ」
305 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 05:23:09 ID:K0H2J5ER
――逆光を背に、彼は立っていた。
長身でがっしりとした体つき。一糸纏わぬ姿のその男は、
まるで特命係長TDNのようにそこに立っていた。
「な、なんだねキミは!?そんなあられもない格好で・・・!」
「ふっ・・・ただのお節介な良い男さ」
「ふざけるでないよキミ。さ、キミもこっちに――」
「――――」
警察の一人が阿部に手をかけた瞬間に、事は終わっていた。
くるりと相手の体を反転させ、尻穴めがけて己の肉棒を突き穿つ。
まばたき一つの間に、その警察は「ア ッ ー」と声を上げてくずおれた。
「な・・・!?き、貴様!」
どよめきたつ警察。彼らを前に、阿部は不敵に笑いこう言った。
「――ダンスパーティーの始まりだ!」
「ア ッ ー !」
それは一方的な、争いにすらならぬ蹂躙だった。
まるでウェーブのように倒れていく警察。瞬間移動しているのではと思わせるような
スピードの阿部を彼らの目は捉える事が出来ず、気がついたら肉棒に貫かれていた。
「ンフフフフフフフフフ」
「ひっ!た、助ア ッ ー !」
「た、田中ア ッ ー !!」
ズボンと下着を易々と貫き、阿部はそそり立つ暴君をアナルに突き刺していった。
「こ、これが阿部高和の実力なのか――!?」
「あいつはもう、人じゃない・・・」
イザークとディアッカは驚きを隠せない。アスランとニコルは、物欲しそうに阿部を見ていた。
ダンスパーティー開始からわずか二分。70人はいたであろう警察は、一人残らず倒れていた。
「おやおや、もう終わりかい?もう少し手ごたえがあると思ったんだけどねぇ」
まだまだ物足りないといった様子の阿部。
そして彼は視界の端で、たった今開かれたドアを捉えた。
「ねぇキラくん。晩ご飯うちで食べない?」
「あ、ずるいよアサギ。キラくんは私の家でごはん食べるのよね〜?」
「私美味しいラーメン作れるのよ?」
「いやぁ、あはは・・・どうしようかなぁ・・・」
キラ・ヤマト。三人娘に囲まれて、何も知らずに彼はこの場所に現れた。
「・・・ようやく会えたな、子猫ちゃん」
306 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 05:25:07 ID:K0H2J5ER
「って、えぇっ!?ちょ、なにコレ!?」
横たわる警察官を見て、キラは驚きの声を上げた。
「いったい何が・・・――!!!?!?!?!?!?!?」
そして彼は見てしまった。
その倒れる警察官の中で、たった一人仁王立ちをしている男を。
ヘリオポリスで出会い、そして幾多の戦場でまみえた男。
「あ・・・・・・あ、あ な た は ・ ・ ・ !?」
「久しぶりだね、キラ・ヤマト。・・・では再会を祝して――」
阿部は両手を腰に当て、
「――そのヴァージン、貰い受ける!」
――弾丸のような速度で疾駆した。
「ひ――」
キラは動けない。蛇に睨まれた蛙のように、体が固まって動かせなかった。
「――獲った!!」
そして阿部が射程圏内に入った瞬間、阿部の最も不愉快とする声が聞こえた。
「イヤ〜〜〜〜!」
「うわウザ」
思わず足を止める阿部。女の嬌声はいつ聞いても不快なものだった。
「そこをどけ女。つーか死ね」
「イ〜ヤ〜!キラきゅんはあなたなんかじゃ似合わない〜!」
「・・・・・・きゅん?」
「そうそう!やっぱキラきゅんは、線の細い男の子とじゃないと!」
「・・・・・・男の子?」
「やっぱキラきゅんは受けよね〜!あ、でも以外に攻めもイケるかも!?」
「・・・・・・受け?攻め?」
ぽかんと口を開けるキラ。
「いいからそこどけ女。つーか死ね」
「何を言っているのあなた達!」
そこへ、エリカ・シモンズが入ってきた。
「キラきゅんは受け!そんなの常識でしょ!?」
「・・・・・・受け?常識?」
「「「ですよね〜!!」」」
「・・・・・・」
やっぱここに就職するのはやめよう、とキラは思った。
「ビキビキ(♯^ω^)」
阿部さんは大層ご立腹なご様子だった。
と――
「――ふっ!」
こめかみめがけて飛来するナイフを、阿部は指で受け止めた。
「何奴!?」
ナイフの飛んできた方向に目を向けると、そこに一人の男性の影。
「俺かい?俺はエンデュミオンの鷹、ムウ・ラ・フラガ。・・・貴様の悪行もここまでだ!」
そこには、仮病少佐ことムウ・ラ・フラガが立っていた。
「――うほっ、良い男」
307 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 05:27:31 ID:K0H2J5ER
MAではMSに太刀打ち出来ない。これは戦争をやる者にとっては常識だった。
フラガは並のMS相手にならばMAで対抗出来るものの、インモラルが相手とあっては
さすがに敵わないと自覚していた。
しかし今回は白兵戦。フラガは、今こそが勝機であると確信していた。
「キミが相手をしてくれるのかい?」
「ああ。俺がおまえの相手・・・・・・そう、おまえの最後の相手となる男だ!」
「へぇ・・・面白い事言うじゃないの」
再び両手を腰に当てる阿部。
「――覚悟してもらう!」
対するフラガは銃を構え、ためらいなく阿部に向かって発砲した。
「甘いぞ!!」
ヒタヒタヒタヒタヒタ
仁王立ち姿勢のままヒタ歩く阿部。体を左右に高速で移動させながらのその歩法で、
阿部は弾をかわしつつ残像を発生させながらフラガに向かっていく。
「こいつ、化け物か!?」
「化け物じゃない、良い男だ」
「なに――!?」
気付けば、背後からの声。
フラガは完全にバックを取られてしまった。
「その穴、貰い受ける!!」
そしてフラガのケツに暴君を突き出す阿部。
しかし――
「――!?」
「悪く思うなよ阿部・・・こんな時のためにケツに鉄板を仕込ませてもらった!」
「フンッッ!!」
「ア ッ ー !!」
――鉄板など、阿部にとっては紙同然だった。
「・・・っぉおう、なかなか良い締め付けじゃないの」
「ば、バカ・・・な・・・」
腸内に精液が流し込まれ、どさりとフラガの体が地に落ちた。
「フラガさん!!」
「さぁ・・・次はキおまえさんの番だ」
「ひ――!?」
お次はターゲットをキラに絞る阿部。
キラの貞操もここまでかと思われた時、モルゲンレーテを大きな揺れが襲った。
「――っと。何事だい?」
「阿部!軍だ!軍が動き出したぞ!!」
「あーらら。それはちょっちまずいんじゃない?」
「阿部さん!乗ってください!!」
手際よくパトカーを奪ったニコルは、車を阿部の横に付けた。
「名残惜しいが・・・仕方ないか」
そう言い、パトカーに乗り込む阿部。
「今日のところは引こう。しかし――おまえの貞操は俺のモノだという事を忘れるなよ?」
そうセリフを残し、阿部はモルゲンレーテから去った。
「・・・・・・た、助かった・・・」
安堵したキラは、腰を抜かしてしまった。
308 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 05:28:45 ID:K0H2J5ER
「フラガさん!フラガさん!!」
気絶したフラガに声をかけるキラ。
「フラガさん!起きてください!!」
「・・・・・・。き、キラ、か・・・」
キラの呼びかけに反応し、フラガはうっすらと目を開いた。
そしてフラガはキラの手を握り、彼にこう言った。
「・・・・・・、や ら な い か ?」
「ひ――!?」
キラはフラガの頭を思いっきり蹴飛ばした。
キラがまともすぎて困るwww
311 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 08:04:23 ID:Tb8nN5p+
とうとうムウさんまで・・・
やばいwwwww
このムウはAAをかばってくれない
あぁ、急に格好付けるからw
頼む!否ホモで否腐な誰か、キラの仲間になってやってくれ!このままだとキラが過労死してまう
あと俺の腹筋も過労死しそうだwwwww
こんなにキラに同情したくなる種SSが存在するとは……
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:.... .... .. . く / 三三三∠⌒>:.... .... .. .:.... .... ..
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... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝムウ… 無茶しやがって…
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
三三 三三 三三 三三
三三 三三 三三 三三
あと出てない人物っつーと・・・連合の馬鹿軍団か、あとプラントの偉いさんくらいか
連合の馬鹿軍団がオミットされて、代わりにTDNとTNOK、HTN、DBが出てくるに2000ペリカ
キラはイザークやディアッカと協力して第三勢力立ち上げればいいと思うよ。
遺作、痔、アデス、ナタル辺りか、手伝ってくれそうなのは
後は登場してない人々
>>319 漏れもそれがいい気がしてきたが
今までキラが背負ってた分の気苦労も
ナタルが一人で背負う事に・・・
やっぱりここのブルーコスモスは反同性愛組織なのか!?
>>318 そこで幼少時代にガチホモコーディネーターに掘られてトラウマになった
アッーズラエルが反コーディ兼、反同性愛の部隊を引き連れ参上、ナタル快く編入
>>323 だがそれだと常夏3人組のお相手は誰になるんだ?
いくら異性愛でも3人×ナタルは鬼畜だと思うのだが。
やはりここは3人のうち2人を女にして、アズラエルをいれて4人でのグループ交際を(ry
クルーゼは全人類(♂)をホモにすることで人類の滅亡を図ってるんだな
AAから降り、やっと胃薬生活から解放されると喜ぶナタル。
しかし、ドミニオンで待っていたのはガチホモ常夏とガチホモ盟主だった…
やはりトールは生き残るもアッー!に目覚めたためミリアリアと別れ、
トールを撃墜したホモと勘違いされディアッカは殺されそうになるんだろうなぁ。
ふと疑問に思ったがインモラルってどうして阿部専用とでも言うべき仕様だったんだろう?
阿部が乗ったことによりデビルガンダムみたいに進化したのか?
ゲイ・ボルグは女にも効くみたいだから、ただのスケベな開発者が作った・・・のか?
あるいは、連合のゲイ(アッーズラエル?)専用として開発されたとか
違うよ、阿部さんが乗るまでは普通のガンダムだったんだ。
阿部さんが乗ることにより、最凶のゲイガンダムに・・・
これぞ、良い男の成せる技
ザフトに対抗できそうなのって盟主王と常夏くらいだよなー
阿部さんはもう無理、誰も勝てない
そうだ、盟主と常夏なら・・・奴らならさらに面白いことをやってくれる・・・っ!!
対阿部さん用に盟主が「ドキッ!女の子だらけのエースパイロット部隊」を作るとか・・・
上下2人乗りのMS作って下側に女乗せればよくね?
女の子のパイロットばっかりだと、キレた阿部さんが容赦なく殲滅しそう。
男は不殺だけど、女は殺すでしょ。
338 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 16:40:32 ID:QVSQjznS
ザムザザやゲルズゲはある意味危険だな
ニュータイプ部隊ならぬ、ニューハーフ部隊ならどうだ?
阿部さんは核すらも効きそうにないのでおにゃのこ部隊で足止めが有効ではあるんだろうな
もしくは連合側が良い男を揃えまくって阿部さんを勧誘するか
とにかく戦争を終わらせる『鍵』は阿部さんそのものだよな
いくらいい男を揃えても一人一秒じゃ足止めにもならんのでは?
高梨さんなら阿部さんも平気。ナルシストだから
343 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 18:57:02 ID:Sb4G84/T
阿部さんにやられたら社会的に抹殺されるからな。
ところで女がゲイボルグでやられたら百合になるの?
>>343 ケツをヤられると快感属性が付くだけじゃないのか?
これが漢の夢!
漢の望み!!
漢の業!!!
漢はホモる、ホモるべくして!
青き正常なる嗜好のために!
青き?
ああ 青姦か
107 名前: ◆tENKuPIIig : 2007/01/25(木) 20:01:04
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1169213701/ /:::: :::::: :::::::::::::: :::::::: ::: ::::::::::: :::: ::: :: :::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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ヽ:::::::::l:::::::::l:i::::::::::::::::::!ニl!'l::::/''''ナー!::::::::::ノ〃' l;;;;:ソヘ::::::l::ト、::::::::| ヽ;:;::::!
. ヽ:::l:::!i::i;::::l:ト;:::::::::::::|;:=イハ/'`i.ヽ. i:::::::; ' ー'"´ }:::;::::l l:::::::::! 'l',l::!
ヽ'、::l' !ヽ::'!ヽ:::::::::::|, ゝ;;;;::ィ'' /:::/ ; i:::l l::! `!:::::| ゙'!
ヾヽ:ヽ、ヽ::::'i、:::::::i´ ̄´ // ヽ ハ:! !l !::::!
ヽ:::i、ヾ、::ヽヽ::! '" ::::/ / ! ' l::::l
ヾ、'、:`ヾ、、゙ _,:. ィ /! |:/
ヽi、r'ヽ、 `"´-‐' / l ' やばいwwww寝る前に読んだスレが面白すぎて寝れないwww
,i '、 ` ‐ 、_ / |
,. -‐''| /〉,.r┐"´`゙. ‐‐'" ト 、_
-‐'" | !l .| .| l /' `ヽ 、
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1169658518/
種世界に阿部さんがいる事で恐るべき影響が!!
サイクロプスやジェネシスが人間をインポテンツにする、長い目で見ると大量殺戮兵器
プロヴィデンスのドラグーン一つ一つがペニス型、オールレンジで敵機をアッー!
前者が発生すると阿部さんに寝返りフラグが!?
350 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 21:30:42 ID:Tb8nN5p+
続きが楽しみだwww
>>345 「私は結果だよ!だから知る!!」
「そんなあなたの理屈!!」
キラが言い返せている・・・!!!
阿部さんは原作通りつなぎで登場すべきだった
>>352 >>4より
>つなぎを着た男性――阿部はハッテンパークのベンチから立ち上がり、シェルターへ向かった。
最初はしっかりとつなぎ姿
パイスーをつなぎに改造
フラガが艦内の男性クルーを食ってますた
ゲイボルグだけだと寂しいから新装備考えようぜ
アーマーシュナイダーの代わりにアーマーバイブレーダーとか
いい男は道具なんかに頼らないのさ。己のごんぶとのみで勝負するもんだ。
かつてここまでハラハラさせられるSSはあっただろうかw
誰も命の危険はないというのに
続きが投下されるたびにドキドキだぜw
キライザディアのケツの危険にハラハラwwww
少佐の散り様は見事だったなw
>>361 あの一回「やった!勝てるぞ!」って雰囲気になるがあっさり破られるかませ犬っぷりwww
阿部さんが生身で大気圏突入していた事から鑑みるに……
インモラルはむしろ阿部さんの力をセーブする、リミッターの役割なんだよ!
少し気になる点がある。
阿部さんは突くのはもちろん、突かれるのもお手の物だったはず・・・・・
阿部さんが突かれることによってアッー!したとき、我々はインモラルの真の恐ろしさを目の当たりにするのではないだろうか。
365 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 01:01:19 ID:EdTvyxu8
まさか・・・
対になる機体があって、そいつと合体?
ミーティアッー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
368 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 01:13:37 ID:NMg+Qfwl
オーブ首長国、アスハ邸。
マリュー、ナタル、ノイマンが、AAの代表として集まっていた。
「補給、感謝します。ウズミ代表」
「うむ」
髭でロンゲのこの男性はオーブ代表のウズミ・ナラ・アスハ。
その厳格な顔つきは、見る者誰をも萎縮させる。
「領収書は連合にお願いねん」
「ラミアス艦長!代表の前です、もっとビシっとしてください!」
「しんどいじゃない」
「しんどくてもです!!」
「ああ、良い良い」
相も変わらずだれているマリューを前に、別段気にした様子のないウズミ。
彼は器が大きいのだ。
「代表!大変です!!」
と、そこへ、オーブの軍人が部屋に入ってきた。
「なにごとだ?」
「はっ!モルゲンレーテを包囲していた警官70名が全滅したとの事です!」
「なんだと・・・?それで警官達は無事なのか?」
「はっ・・・。それが、命に別状はないのですが・・・」
「なんだ、はっきり言いたまえ!」
「は。その・・・・・・妙な性癖が発祥しまして・・・」
「妙だと?妙とはなんだ!報告は明確にしろ!!」
「その・・・・・・男色のケが・・・」
「なんと・・・・・・」
ウズミは軽く驚き、そして少しの思案の後、彼に告げた。
「よし・・・ならばその70名を後で私の部屋によこせ」
「は・・・?そ、それでどうされるおつもりで?」
「ふっ・・・・・・ちょっとダンスパーティーを開こうと、な」
「はっ、了解しました!失礼します!」
そう言って軍人は部屋を出ていった。
369 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 01:15:37 ID:NMg+Qfwl
「あー、で、なんの話だったかな?そちらの男性クルーを貸してくれるという話だったか?」
「違います。それより一つお尋ねしたい事があります」
「ほう?なんだね?」
「ヘリオポリスで強奪されたG・・・・・・その中にあった肉色のMSの事です」
「ああ、あれか・・・」
「あれは一体なんなのですか!?明らかに他のGとは違います!
撃墜方法も・・・・・・その、なんと言いますか・・・」
セリフの途中で、ナタルは顔を真っ赤にして口ごもってしまった。
「あれはGAT110105 インモラル・・・・・・」
そんな彼女の胸中を察し、ウズミは遠い目をして語り出した。
「殺さずして敵を落とす最強の近接戦闘MSとして、私はそれを開発させた。
しかし乗りこなせる者はついぞ現れず、仕方なく私はそれを放棄したのだ。
だが風の便りではそのインモラルは戦場を駆けているという・・・
いやまったく、これほど嬉しい事はない」
目に涙を浮かべながら、ウズミはインモラルを語った。
よほど思い入れがあったのだろう。
「代表、事態はシャレになっていないのですが」
「なんと!?殺さずして敵機を落とすMSのどこがシャレになっていないと言うのだね!?」
「問題は生死ではなくその後です。彼に落とされたパイロット達は離婚をしたり婚約解消
をしたりで大変なのです。裁判所とか」
「逆に考えるんだ。『離婚しちゃってもいいさ』・・・そう考えるんだ」
「解決になってません代表!」
「ねぇナタルまだぁ〜?私お腹すいちゃった」
「そのへんの物でもつまんでてください!!」
「へいへい。・・・・・・あら、このメロン美味しいじゃない。ノイマン、ちょっとタッパー持ってきて」
「サー、イエッサー!」
「お父様!!!」
突如、部屋の扉が勢いよく開いた。
「なんだカガリ。父は今忙しいのだよ出ていきなさい」
「どうして私がAAを降りなければいけないのですか!?」
「その事か・・・。おまえはオーブの姫だ。だからおまえはオーブにいる義務がある」
「そーそー。それに意見箱にもぎっしり入ってたわよ、あなたへの苦情が。やれいびきが
うるさい、メシ食いすぎ、役に立たない、ってね。ま、あのごはんを五人前もたいらげられる
のは尊敬に値するけどねー」
タッパーに部屋中の食料を詰めながらマリューは言った。
370 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 01:17:42 ID:NMg+Qfwl
少しヘコみながらも、カガリは続けた。
「だが!それでも私はあそこにいたいんだ!!」
「聞き分けるんだカガリ」
「私にはこの戦争を見届ける義務がある!」
「・・・・・・。カガリ、もう一度言ってみろ」
「え・・・?」
「もう一度言ってみろ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。わt」
「バカモノ!!」
すぱぁぁん!!
「――!?」
「――!?」
「――!?」
「おまえはオーブの姫だ。だからおまえがまず考えるべきはオーブの事だ。
戦争を見届けるのも結構だがな、まずはアスハとしての義務を果たすんだ」
「お、お父様・・・」
「かくいう私もな、オーブのため民のため、したくもない結婚をして抱きたくもない性別
の人間を抱いたものだ・・・。あの時の辛苦は一生忘れん・・・」
「お父様・・・・・・結構傷つきますそれ」
「だからおまえもオーブのために頑張るんだ。彼らには彼らにしか出来ない事が
あるように、おまえにはおまえにしか出来ない事があるはずだ」
「お父様・・・」
「見ろ・・・夕日も応援してくれているぞ」
ウズミが指した方角には、地平線に隠れつつある赤い太陽が一つ。
「は、はいっ!」
涙を流しながら、カガリは大きく返事をした。
その中で一人、ナタルが時計と夕日を交互に見ながらどうなってんだという顔をしていた。
371 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 01:26:39 ID:hJr4X1Ru
>>364 そのときイデが発情した
ガチホモいないのは連合だけなのか!?
372 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 01:30:31 ID:zOSZEncK
……この調子じゃ盟主王もヤバイな
このウズミは女らしい声を出されると虫酸が走るからせめてガサツに育てたと予想
>カガリ
すごく…………… まとめが欲しいです……………
376 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 02:24:14 ID:QTYBD7yg
ディアッカ…阿部さんとのタイマンで唯一逃げ切った漢
しかしウズミ様70人も相手できるなんて……
阿部さんとの出会いが楽しみだw
まとめ(紅海〜オーブ編)
ザフト
阿部さん…もはや説明不要のいい男。当然不可能は無い
クルーゼ…今日も絶好調。悩みなど無い
モラシム…ヒゲが渋い、中年のいい男
アスラン…いい男の為、無人島のカガリフラグを完全無視。彼の愛はキラに届くのか?
ニコル …立派ないい男(受け)に成長した
イザーク…Mr.GTA。レンタカーも運転も実に大雑把。最近阿部さんに慣れて来た感アリ
痔悪化 …阿部さんに迫られるも、奇跡の生還を果たす。もはや彼のヴァージンは風前の灯か
AA
キラ …苦労人。いい男、腐女子、無能、悪臭に囲まれて綱渡り状態。正に逃げ場無し
フラガ…阿部さんに挑んで返り討ち。いい男に生まれ変わった
魔乳 …無能、無価値、無駄飯食い
ナタル…彼女がいなければAAは沈む。胃薬女帝
ノイマン…相変わらず「サー、イエッサー」しか言って無い。ある意味軍人の鏡
トール…謎の人物『フヒヒヒヒ』の記録を抜いてスカグラ搭乗券を勝ち取る。色んな意味での死亡フラグ成立
サイ …真性匂いフェチ
フレイ…汗臭い、ゲロ臭い、DQN臭い。臭い臭いの三拍子揃いました
フヒヒ…カズィ
オーブ人民共和国
カガリ…野生のゴリラ?彼女の辞書に礼儀作法と言う言葉は無い
ウズミ…インモラルを作らせた張本人。当然いい男
エリカ…腐女子
アサギ…腐女ry
マユラ…腐ry
ジュリ…ry
ミリアリア、チャンドラ、ミゲル、キサカ…ドンマイ
380 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 03:51:59 ID:iQ/u0IVe
「阿部。キミに頼みがある」
クルーゼの自室。
裸の男二人が、ベッドの上で語らっていた。
「なんだい?なに、遠慮する事はない・・・そういう仲だろ、俺達?」
「ふっ。いや実はな、いきあたりばったりで地球に降下したはいいが、
宇宙に帰る手段がなくてな・・・。そこで、だ。キミは自動車の修理工を
していたと聞いた。だからもし可能ならば、大気圏離脱用のブースター
などを造ってもらいたいのだが・・・」
「なんだいそんな事かい。・・・分かったよクルーゼ、この阿部さんにお任せだ」
「そういうわけで、今回の任務は阿部は出撃できない」
ヴェサリウス、ブリーフィングルーム。
足付き討伐の作戦会議を行うため、クルーゼとクルーゼ隊はそこに集合していた。
「隊長!いくらなんでも自動車の修理工がそんな事が出来るわけありません!!
ちゃんとしたところで工事してもらうべきです!!」
異を唱えたのはイザーク・ジュール。ちょっぴりお馬鹿な常識人だ。
「孔子曰く『良い男に不可能はない』・・・・・・故に可能であると私は見るがね」
うんうんと頷いたのはアスランとニコル。阿部の良き理解者たちだ。
「しかし!!」
「まぁまぁイザーク。もうなんだってアリだぜ阿部さんはよ」
「そうだディアッカ。良い事を言うな・・・今晩あたりどうかね?」
「遠慮します」
「それは残念・・・。では各員モビルスーツデッキで待機。足付き発見と同時に
攻撃をかける。以上、解散」
「「「「はっ!」」」」
アークエンジェルのブリッジ。
オーブから出たAAは、早速敵に発見されていた。
「艦長!敵MSが発進されました!!」
「んじゃいつものとーりお願い」
「フラガ少佐、ヤマト少尉!敵機を撃退してくれ!!」
381 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 03:54:00 ID:iQ/u0IVe
「どういう事ですかマードックさん!?」
モビルスーツデッキでは、キラとマードックが言い合いをしていた。
「いや、俺に訊かれてもなぁ・・・」
「どうしてランチャーとエールじゃいけないんですか!?」
「いやそれがな・・・不思議な事にランチャーもエールも壊れちまってなぁ・・・
昨日までは大丈夫だったんだが・・・」
「そんな・・・!」
キラの胸を絶望が包み込んだ。
エールとランチャーがダメなら、ストライカーパックは必然的にソードになる。
という事は、あのインモラルと接近戦をしなければならないという事になる。
――ダメだ、絶対にヤられる・・・そしてフラガさんみたいになる・・・
「あんまり無理言うなよ、キラ」
と、背後からフラガが肩を組んできた。
「無い物ねだりはみっともないぜ?」
「ちょ、離れてくださいフラガさん!どこ触ってるんですか!!?」
強引にフラガを引き剥がすキラ。フラガはもう、性癖に限っては昔のフラガではなかった。
「そんな事よりキラ、風呂に入ろう。男と男、親睦を深めるには裸の付き合いが一番だろ?」
「僕は親睦を深めるつもりなんてカケラもありません!それに敵が来てるんですよ!?」
「なぁに、どうせまたノイマンが逃げ切ってくれるさ。それよりキラ、風呂に入ろう」
まさに前門の虎、後門の狼。ナタルに分けてもらった胃薬も、もう底を尽きそうだった。
「ああもう!出ます!出ますよ!!マードックさん、ソードを付けてください!!」
キラは思案した挙句、ソードで出撃する事を選んだ。
――要はあの肉色が出てこなければいいんだ・・・
僅かな可能性に、キラは賭けた。
382 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 03:55:28 ID:iQ/u0IVe
そしてキラは賭けに勝った。
出てきたのは四機。イージス、デュエル、バスター、ブリッツ。
これ幸いとキラは、獅子奮迅の働きを見せた。
「な、なにィッ!!?」
「非グレイトォ!!?」
「うわぁ〜っ!!」
あっという間に三機。不幸の連続で皆忘れているかもしれないが、キラは最強のコーディーなのだ。
そして残るは、キラブリッジ大佐ことアスランの乗るイージスだけとなった。
「今日こそやらせてもらうよ、ストーカー!!」
「キラ!俺はストーカーじゃない!おまえの無二の親友じゃないか!!」
「やめてよね。つかどうして僕の周りには変態しか集まらないんだろう・・・」
己の不幸を呪うキラ。
そして不幸を呪いつつも、イージスをめった斬りにしていく。
「や、やばい!バッテリーが・・・!!」
イージスの色が灰色に変わっていく。
風前の灯火。キラは勝利を確信し、シュベルトゲベールを振りかぶった。
「まずは一つ!因果の鎖を断たせてもらうよ!!」
と、斬りかかろうとした時、イージスのすぐ傍にMSが現れた。
「アスラン!!!」
ブリッツだった。既に片腕は失われており、ランサーダートを握りながら突進してきた。
「――!?」
咄嗟に標的を変え、ブリッツに刀を振るストライク。
――そして吸い込まれるように、シュベルトゲベールの刃はブリッツのコクピットに埋まった。
「あ、ああ――」
「ニコルッ!!!」
熱に赤く光る刃を腹に埋め、ニコルはアスランに告げた。
「アスラン・・・・・・逃げ――」
そして、ブリッツガンダムは爆発した。
「ンニコルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」
同日、某時刻。
オーブ近海、孤島。
「あたた・・・」
原型を留めぬコクピットから這い出す、一人の少年。
「ふぅ、危なかった」
ニコル・アマルフィだった。パイロットスーツはぼろぼろに破けているものの、
体は別段傷ついた様子はない。
「阿部さんのブロマイドがなければ即死でした」
シャツを捲ると、そこには良い男が映ったブロマイドが仕込まれていた。
このブロマイドこそ、ニコルの体をシュベルトゲベールから守った盾だった。
胸ポケットに入れた懐中時計が銃弾を止めてくれたとかそんな感じで。
「へくしっ!・・・うう寒。早く迎えにきてくれないかなぁ・・・」
ちょwwwwwwwww阿部の御加護がwwwwwwwww
阿部さんに掘られて「種は飛んだ」といいながらトコロテンしてご臨終ですか?
糞ワロタwwwwwwwwwww
386 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 05:37:46 ID:gYnQ32Rm
「ふむ・・・そうか・・・分かった」
ピッ
「阿部」
ヴェサリウス格納庫。
ブースターを製作している阿部に、クルーゼは声をかけた。
「なんだい?またおねだりかい?」
「いや・・・・・・ニコルが落とされたそうだ」
「へぇ」
かちゃかちゃと、阿部は手を休めない。
「あまりショックではないようだな」
「そりゃそうさ」
ボルトをきゅっと締め、手拭いで汗を拭う。
「――だって彼はまだ生きてるからね」
そんな事は知らない三人は、更衣室でニコルの死を悼んでいた。
「くそっ、くそっ、くそっ、くそっ!!」
ガンガンとロッカーを蹴るイザーク。流石は赤服、あっという間にロッカーは
「おらっ出てこんかい!」のAAみたくボロボロになった。
「あいつが逝っちまうなんて・・・・・・」
ディアッカも深い悲しみを露にしていた。
そんな中、アスランは一人静かにロッカールームを出る。
――本来なら脱ぐはずの、赤い軍服を着て。
「アスラン!!貴様どこへ行く!!」
イザークの声に振り向くアスラン。その顔は、固い決意を表していた。
「決まっているだろう。・・・・・・キラのところへだ!!」
387 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 05:39:47 ID:gYnQ32Rm
アークエンジェル。敵に見つからないように、AAは岩場の隙間に身を隠していた。
「やったじゃないキラ!」
ブリッツの撃墜を聞いて、フレイがキラに駆け寄ってきた。
「フレイ・・・・・・」
相変わらずの酷い臭いだったが、キラはリアクションするのも億劫だった。
「敵を一機やっつけたんでしょ!?すごいじゃない!」
「――!?やめてくれよ!!」
「き、キラ・・・」
キラは喜べなかった。
殺すつもりはなかったとはいえ、キラはこの手で人を殺してしまった(と、思っている)のだ。
初めて人を殺した――そのショックで、キラは深く落ち込んでいた。
「人を殺してやっただなんて・・・どうしてそんな事が言えるんだ!!」
「なによバカキラ!コーディネーターのくせに人の褒め言葉を素直に受け取れない
なんて最ッ低!!」
そう言ってキラを突き飛ばし、フレイは走り去っていった。
「・・・・・・」
よろよろと身を起こすキラ。
そこで、また一人キラの元へ駆け寄ってきた。
「ごくろーさんキラ」
フラガだった。さっきも出撃してこなかった事から、性癖は変わっても仮病癖は
変わっていないようだった。
「さ、戦闘も終わった事だし、風呂に入ろう」
そう言ってキラの手を引くフラガ。
「や、やめてください!!」
今度は純粋な嫌悪から声を荒げた。
「いいじゃないかキラ。ほら、いっぱい汗かいてるだろ?だから風呂に入ろう」
「もう勘弁してよ・・・・・・」
キラの精神も限界だった。
「艦長!敵の反応です!」
「数は?」
「二機です!イージスとバスターかと思われます!!」
「あ、そ。んじゃいつものお願い」
「フラガ少佐、ヤマト少尉!敵機の撃退に当たってくれ!!」
「あ、でもだいじょーぶかしらあの子?なんかヘコんでたけど」
「それでも出てもらわないと。ここで落ちるわけにはいかないんです」
そう言いながら、ナタルはキラに同情した。
同じ苦労人同士、彼女らには通じ合うものがあった。
「ここを抜けたら、ヤマト少尉には休暇でも与えないとな・・・」
「ディアッカ。俺はストライクをやる。おまえは足付きを頼む」
「りょーかい」
そう言葉を交わし、イージスとバスターは分かれた。
ちなみにデュエルはお休み。MSの破損が酷い事に加え、イザークの精神状態が芳しくなかった。
「さぁ、出て来いキラ・・・」
388 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 05:42:41 ID:gYnQ32Rm
開けた場所に、キラは一機のMSを確認した。
「あいつ・・・・・・くそっ!」
突如直ったエールストライカーをくっ付けたストライクを、そのMSの前に降ろした。
『キラ・・・・・・』
「たった一機でどうしたの、ストーカーさん。・・・・・・友達の敵でも討ちにきたの?」
その言葉は両刃の剣。自身の心も傷つけた。
『キラ・・・・・・聞いてくれ』
「・・・・・・なにさ?」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一緒に逃げよう!』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
キラの目が点になった。
『キラ!おまえはニコルを殺した!だけど・・・・・・それでも俺はおまえを憎みきれない!
しかし、だからおまえをヴェサリウスに連れて行くわけにはいかない!おまえを連れて
行けばイザークたちが黙っていないからな!・・・・・・そこで俺は考えた。お互いの立場が
丸く収まる方法を。ニコルを殺したおまえと、ニコルを殺された俺・・・双方がなんの問題も
なく一緒にいられる方法はそう!駆け落ちしかないんだ!!だからキラ!俺と一緒に
遠くへ行こう!!そして二人でやりなおすんだ!!誰もいないどこかで、二人っきりで!』
「・・・・・・」
アスランの演説を聞いて、キラの胸にある感情が沸きあがってきた。
「・・・・・・ホント、もう、さぁ」
――や ら な い か 。
――一緒に風呂に入ろう。
――コーディネーターのくせに○○なんて最ッ低!!
――キラ!!俺と来るんだ!!
「――いい加減にしろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ぱりーん
積もり積もった鬱積に、キラの種が弾けた。
『き、キラ!!』
「もううんざりなんだよぉ!!!」
常識を遥かに超えた動きでイージスに襲い掛かるストライク。
『そ、そんな声を出されると・・・・・・・・・・・・興奮するじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
そして、アスランの種も弾けた。
「思い出したぞアスラン!!おまえ、昔っから僕の事を付け回していたな!!」
『当たり前だ!キラの後をつける事こそ至上の喜びなんだ!!』
「おまえがうちに来るたびに僕のパンツが無くなっていった!!」
『キラの下着なんだぞ!なら盗むしかないじゃないか!!』
「僕が風呂に入ると絶対におまえも入ってきた!!」
『おまえと裸の付き合いがしたかったのだと何故分からない!!』
「好きだったリカちゃんに不幸の手紙を送りまくったのもおまえだ!!」
『害虫を駆除して何が悪い!全部おまえのためなんだキラ!!』
「ママのブラジャーを盗んだのもまたおまえだ!!」
『いや、それは俺じゃないだろ。常識的に考えて』
389 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 05:44:52 ID:gYnQ32Rm
ばしゅんばしゅんと交錯する刃と刃。
互角に見える戦いも、しかし急な修理で出撃したイージスが押されていった。
『このままじゃ・・・・・・そうだ!』
「覚悟しろアスラン!おまえなら殺しても僕はヘコまない!!」
『おまえの両親がセックルしているとこ、俺は見たぞ!!』
「え――」
不意にストライクの動きが止まった。
両親のセックル・・・頭では理解していても、それは思春期を迎えた少年にとっては
ショッキングな事なのだ。
『隙ありだ!!』
「しまった!?」
同じ頃、バスターはというと。
「ヒュ〜♪そんなところに隠れていたのかい」
岩場に隠れるAAを、ディアッカは発見した。
「よっしゃあ!こりゃ勲章モノだぜ!」
そう意気込んでAAに近付いていくバスターだったが、不意にぬかるみに足を取られた。
「うぉっ!?」
ずるずると滑るバスター。
そしてようやく落下が止まったと思ったら、目の前にローエングリンの発射口が見えた。
「まずっ!!」
慌てて機体を動かそうにも、関節が良い感じにハマってしまったため身動きが取れなかった。
「やべぇwwww」
主砲の発射口は、じっとこちらを見つめている。
「くそっ!やむなしってか!」
ディアッカはハッチを開け、AAに向かって両手を上げた。
「艦長!敵が投降の意思を示しています!」
「ローエングリンてー」
「艦長!!」
「だってめんどいじゃない。この前のピンクだってすげー迷惑だったし」
「投降した者を撃ってはいけないと教わらなかったのですか!?」
「だって私技術仕官だし」
「関係ありません!ケーニヒ!捕虜を収容しろ!」
「トールはフラガ少佐と訓練中です」
「またフラガ少佐は・・・!ならばアーガイル、おまえが行け!」
「り、了解!」
「結局こうなるのよね・・・面倒が起きなきゃいいけど」
390 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 05:46:31 ID:gYnQ32Rm
背後からがっちりと、ストライクはイージスに捕まった。
「くそっ!汚いぞアスラン!!」
『目的のために手段は選ばない男だぞ俺は!!』
「くそぉっ!!」
どのレバーをどう動かしても、イージスの捕縛からは逃れられなかった。
『さーて、どこに行こっかなぁ♪どうせなら誰もいない無人島がいいなぁ。無人島で
キラと二人きり・・・・・・ああ、想像しただけでエレクチオン・・・』
「――!?」
キラの背筋に悪寒が走った。
冗談じゃないと思い、キラはコンソールの下にあるキーボードを引き出した。
「こうなったらしょうがない――」
キラはそれにある番号を入力した。
――自爆コードである。
「3、7、5、6、4、っと」
入力完了と同時に、キラはハッチを開けて脱出した。
「・・・・・・さよならアスラン。間違っても僕に取り憑かないでよね」
『んっふっふっふ・・・なぁキラ、おまえはどこに行きたい?おまえの――』
そしてストライクとイージスは、共に爆炎に包まれた。
「あ、ちょ、そんな盛大に爆発するなんて計算外――」
この日、オーブ近くの孤島に大きなキノコ雲が上がった。
ヤザンスレのヤザンと阿部さんを競演させたい
余計な物を混ぜると大概のSSは糞化するからやめれ。
種と阿部さんだけで十分。
キラがまともな二次創作なんて初めて見たよ。
何となくマクロス+の香りのする掛け合いでつね
のちに和解は成立するんだろうか?
395 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 07:53:15 ID:Bgi44SVO
ストライクとイージスはこれで大破だよな
後継機はどうするんだ?
アストレイキャラの安否が気になる。
ガンダム精子 アッーストレイ
ロウ ジャンク屋、愛刀ガーベラストレードで誰彼構わずやっちまう良い男
ガイ 傭兵 精神調整云々でガチホモ イライジャと深い仲
うぁ、インモラルの型式番号を
「GATI」110105
だとガチで思ってた。
「1」が多くて読み飛ばしてたわww
ウズミんが作ったんだよな。アカツキはさらにえらいことになっていそう
リカちゃんwwww
アッー!カツキ
アスラン、キラの両親の合体見たのかよ何やってんだwww
自爆装置の暗証番号がキラの置かれてる状況をよく表してるのもワロス。
男色スレの曹操並みに哀れすぎる。
支援SS書いたんだけど投下していい?
406 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 12:26:19 ID:QTYBD7yg
「投稿していい?」なんてことばは必要ねぇ、なぜなら「投稿する」と心の中で想ったのならその時すでに行動はおわっているんだ!
>「トールはフラガ少佐と訓練中です」
>>404 いや、そこは押されて心理戦に持ち込んだわけだから。
…と書いたが、このスレの凸は嫁妄想を超えるキラストーカーなんだったw
幼少の時代から、夜な夜なキラの家の窓に張り付いて中を覗く凸…
ガクブル
幼少の時代といえば、阿部さんも幼少の頃からハッテン公園のトイレを愛用してたんだよな・・・
こいつらは生まれた時からいい男なのか
410 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 13:02:42 ID:zOSZEncK
ちょwwwキラが自爆コードをwww
411 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 16:18:19 ID:WdxfYF3q
種嫌いだったけどこのスレ見たら好きになった(・∀・)
*
>「ああもう!出ます!出ますよ!!マードックさん、ソードを付けてください!!」
これがアッーな意味だと思った俺は勝ち組
イザークがツボったwww
GTAwww
サハク家の面々は、インモラルについてどう考えてたんだろう?
ここのキラ、イカスwwwwwwwww
種以外の二次創作で、阿部さんが活躍する話って有りますか?
この調子だと痔悪化はミリアリアじゃなくてトールに襲われそうな気がする
どうでもいいけど阿部さんは
メモリアルスポットを破壊したザフトと
行動を共にする事に何の疑問も
抱いてないのだろうか
ようやくキラの周りに(性癖が)まともな人が加わったか
イザークはディアッカと再開するときに泣きつくのか
それとも既に食われているのか…w
>>420 メモリアルスポット<<<<<いい男たち
こうじゃね?
メモリーなんてまた新しく作っていけばいいのさ
今の阿部さんは宇宙全てがメモリアルスポットだからなあ。
>>374 ホントはスパコー完璧美少年のキラのほうを貰い受けたかったけど
何かの手違いがあっただけじゃね?
あれだろ、手元に届いて「わっ、女だ!」
でもカガリの方が逞しい体してんだろ?
逞しければ性別なんてどうでもいいっていうのかよッ!
常夏がアッー!されたら薬はいらなくなるんだろうな
むろんいい男(ry
434 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 23:06:55 ID:WdxfYF3q
ミナゴロシ吹いた
阿部さんVS全裸スレキラ
出会った瞬間判りあって終了
437 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 00:39:45 ID:pFADa4VA
アークエンジェル、艦内通路。
モブキャラ二人に腕を繋がれて、ディアッカは連行されていた。
「ほら、ちゃっちゃと歩かんかい!」
「たっ!?おいおいおっさん、捕虜を銃で突付いていいって軍学校で習ったのかよ?
捕虜暴行罪で訴えちゃうよ?なんたって俺の親父は――」
ディアッカの父親はプラント最高評議会の議員だった。
「俺の、親父は・・・」
議員の息子が、敵の捕虜になった。
これはもう立派な不祥事であり、ディアッカの父タッド・エルスマンの立場が
危うくなるのは明白だった。
「・・・・・・くそっ!」
そう悪態を吐くと、ディアッカはしくしくと涙を流している少女を見つけた。
「しくしくしく」
外ハネの女の子――ミリアリア・ハウだ。
こっちの事情も知らずにああも人前で泣く女の子に、ディアッカは
気付いたら言葉を浴びせていた。
「なに泣いてんの?バッカじゃない?」
「――!?」
「そんなに俺が怖い?それとも、バカでノンケなナチュラルの彼氏でも
ゲイに食われたぁ?」
「・・・・・・」
「ったく、泣きたいのはこっちだっつーの」
「黙らんか!いいからキリキリ歩け!!」
ミリアリアの刺すような視線を背に、ディアッカは連行されていった。
同艦、医務室。
アークエンジェルに乗る際にすっ転んで出来た傷の治療のため、
ディアッカはここのベッドに寝かされていた。もちろん手足は縛られており、
ディアッカは思うように動けなかった。
「さっさとして欲しいもんだねぇ。まったく、これだからナチュラルは・・・」
包帯が切れたからと、軍医は席を外していた。
ディアッカはしばらくの間天井を見つめながら時間を潰し、そしてドアの
開く音に反応して顔を向けた。
「しくしくしく」
入ってきたのは軍医ではなく、ミリアリアだった。
「おいおい、まだ泣いてんのかよ?」
「・・・・・・」
「勘弁してほしいぜ、ったくさぁ。大体、泣くほど怖いんなら軍になんか入るんじゃねーっての」
「・・・・・・」
「それになに?この艦子供ばっかじゃん。そんな艦に今まで――」
そしてディアッカが再びミリアリアに目を移した時、
そこにはモノスゴイ形相でナイフを振りかぶる女の子の姿があった。
438 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 00:41:45 ID:pFADa4VA
「やべぇwww」
たまらず身を起こしてナイフをかわすディアッカ。ナイフが枕に埋まった。
もちろんこのナイフはおもちゃです。土曜の六時にモノスゴイ形相をした女の子が
ナイフを振り回す画なんて放送できません。
「おいおい!いきなりなにするんだよ!!」
「・・・・・・なんで、」
再びナイフを振りかぶるミリアリア。
「――なんで、トールがゲイになっちゃったのにアンタはノンケなのよぉ!!」
「ハァ!!?」
〜回想〜
「あ、トール・・・・・・ってどうしたの?なんかフラついてるけど」
「あ、ありのまま、今、起こった事を話すぜ・・・
『俺はシミュレーターのシートに座っていたと思ったら、フラガ少佐の上に座っていた』
な、何を言っているか分からないかもしれないが、俺も何が起こったのか分からない・・・
アナルがどうにかなりそうだった・・・
フラガ少佐がシートに擬態していたとか、何故か初めからケツの部分が破れていたとか、
そんなチャチなモンじゃあ断じてねぇ・・・
もっと恐ろしいゲイへの目覚めの片鱗を味わった気がしたぜ・・・」
「と、トール・・・?」
「そういうワケだから俺達別れような?あ、フラガ少佐!一緒にお風呂入りませんか!?」
〜回想終了〜
「俺関係ねぇじゃん!!逆恨みですらねぇ!」
「うるさい!細かい事ぐちぐち言わずに刺されなさい!!」
「ちょ、細かくねぇよ!俺無関係だっつの!!」
どたんばたんと争っていると、臭いに乗って彼女が現れた。
「あ、あんたたち・・・・・・」
「ちょうど良かった!そこの臭い人、この子どうにかして!!」
「ふ・・・・・・不潔よ!!」
素早く引き出しから銃を取り出し、銃口をディアッカに向けるフレイ嬢。
もちろんこの銃もおもちゃです。土曜の六時に(ry
「状況よく見ろって!どう見ても俺の殺害現場が出来上がる一歩手前だっつの!!」
「うるさい!コーディネーターのくせに言い訳するなんて最ッ低!!」
「責任取りなさいよ!!」
「ダメだこいつら話つうじねぇwww」
「何をやってるんだ!!」
と、そこへフラガが入ってきた。
「フラガ少佐・・・」
「わ、私達は別に何もしてないわ!そ、そうよねミリアリア!?」
「いいからおまえ達は部屋に戻れ!!」
そう一喝して、フラガは二人を帰した。
「ふぅ・・・・・・。やれやれ、助かったぜおっさん」
「おっさんじゃない!・・・・・・良い男だ」
「・・・・・・」
ディアッカは直感した。
この男は、阿部と同じ世界の人間なのだと。
>>436 ちょwwwあそことのコラボは最凶すぐるwwww
いかんwフラガにやられるw
逃げ場無しかw
ディアッーーーーーカwwwww
まるでT−ウイルスだなw
>443
同じこと考えたw
G(ゲイ)ウィルス
クローゼットに潜んでいたアスランに襲われるキラが浮かんだw
今追いついた。
とりあえずGJGJGJGJGJ!!
いや、フラガが刺されるのかもしれん―――
ムゥがいい男化した展開から、まさかこう繋がってくるとはなあ
まさしく、いい男が為せる構成力だな
ミリアリアも一応フラガのせいだと知ってるしなw
ディアッカ逃げてーー!!超逃げてーーー!!
つまりアルタフラガは女とするのが嫌だったからクローンを作ったんだよ!(AA略
今ヤられたら縛り属性にも目覚めそうw
有線ガンバレルの亀甲縛りだな
恐ろしすぎる世界だw
キラとディアッカに感情移入すると、
下手なホラーより怖い
455 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 01:47:29 ID:4xZCYv6q
ヴェサリウス、格納庫。
「よしっ完成だ」
阿部はわずか一日で、大気圏離脱用のブースターを完成させた。
「ほう・・・すごいものだな、阿部」
「よしてくれよクルーゼ。これくらいの事、自動車修理工にとっちゃ朝飯前なんだぜ?」
「そうか・・・では次のメカニック募集要項には自動車修理工経験者優遇とさせよう」
「そいつは嬉しいねぇ。で、いつ宇宙に上がるんだい?こいつはいつでも準備OKだぜ?俺と一緒でな」
「まぁそう急ぐな阿部。その前にやらねばならぬ事が山積みでな・・・」
「へぇ・・・」
「まずは散った部下を回収せねばならん。今もどこかで、アスランとディアッカとニコルは助けを
待っているだろうからな」
「それもそうだな。で、俺はどっちを回収すればいい?」
「いや、その前におまえにはやってもらいたい事がある」
「なんだい?」
「・・・・・・イザークだ」
456 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 01:49:23 ID:4xZCYv6q
ヴェサリウス、イザークの自室。
仲間を三人も失ったとあり、イザークは塞ぎ込んでいた。
「くそっ、くそぉっ・・・」
同じ釜の飯を食った仲間・・・それが一気に三人も失われ、イザークは飯も
喉を通らない状態だった。
イザークはアスランらの消息が絶ったと聞いた時から、ずっと布団にくるまっていた。
「イザーク、阿部だ。入るよ」
と、阿部がやってきた。阿部はイザークの返事を待たずに部屋に入り、ベッドに腰かけた。
「どうしちゃったのよイザーク。らしくないんじゃないの?」
「うるさい!放っておけ!!」
「やれやれ・・・」
阿部はおもむろに立ち上がり、イザークから布団を強引に引き剥がした。
「な、何をする!?」
「イザーク。・・・おまえはおまじないを信じるか?」
「おまじない・・・だと?」
おまじない、とは言うまでもなく女子高生の間で大人気なアレである。
好きな人の名前を書いた消しゴムを使い切ると想いが成就するというものから
ライバルの名前を書いた消しゴムをバラバラに切り刻んで燃やすとライバルが消えるといった
一見するとキチ○イじみた行為まで、その種類は実に様々だ。
そしてイザークはお守り集めが趣味であるという裏設定どおり、おまじないの類も好んでいた。
「元気が出るおまじない・・・・・・教えてやろうか?」
「なんだと・・・?」
「まぁ別に信じないならそれでいい。いつまでもそうしてイジけているといい」
「・・・!?阿部、貴様!!貴様には俺がどんな気持ちでいるのか理解できんのだ!!」
「理解したくもないねぇそんなの。ずっとそうしているなんて、俺には理解出来ないよ」
「貴様・・・!・・・いいだろう阿部。そのおまじないとやらを教えろ!!」
「ひゅう♪そうこなくっちゃ。じゃあまずな、うつ伏せになって寝るんだ」
「こ、こうか・・・?」
「そうそう。そして手の平を地面に付けて、その後に体が平行になるように膝を立てるんだ」
「こ、こうだな・・・?」
「ひゅう♪上手じゃないの」
阿部の指示されたとおり、イザークは姿勢を取った。
――その姿は、まさしく四つん這いだった。
「で、次はどうすればいい?」
「力を抜くんだ。そう、ゆっくりと・・・全てに身を任せるように・・・」
「こ、こうか・・・・・・って、なんかオカシクないかってかどうしておまえは全裸――」
「フンッッッ!!!」
「ア ッ ー !!!」
イザークの嬌声が、部屋に響き渡った。
457 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 01:51:11 ID:4xZCYv6q
『阿部。アスランの居場所が分かった。至急迎えに行ってくれ』
クルーゼからの放送を聞いて阿部はベッドから立ち上がった。
イザークはうつ伏せになり、ぐったりしていた。
「じゃ、行ってくるよ。なかなか良い締め付けだったぜイザーク」
そう言って阿部はイザークの部屋を出た。
残されたイザーク。彼はシーツを握りしめ、涙を流しながらこう呟いた。
「こ、この俺が・・・・・・五秒でイかされただと・・・・・・!?」
悔し涙が、シーツに零れた。
ヴェサリウス、艦内通路。
軍服を身に纏った阿部は、壁に寄りかかってこちらを睨むイザークと出会った。
「アスランが見つかったそうだな」
「ああ。ちょいと迎えに行ってくる」
そう言ってイザークの前を通り過ぎる阿部。
そして数歩進んだ後、背中越しにイザークの声が聞こえた。
「今度は俺がイかせてやる。・・・だからそれまで、誰にもイかされるんじゃないぞ!」
イザークゥウウゥウウゥウウウゥウウウッッッッッ!
orz
ついに、ついに炒飯以外全員阿部に食われたのか…
自動車修理工スゲー
>458
力を抜くんだ。
なんてこった…
×印が付いていないのはあと何人だ?
ディアッカ、今こそローアイアスを使うんだ!
待て、イザークは5秒も保ったのか!!??
466 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 03:25:43 ID:4ZqvL9i5
オーブ市街、オーブ救急病院。
そこには、包帯でぐるぐる巻きにされたアスランが眠っていた。
「Zzz・・・」
ストライクと一騎討ちをしたあの日――
ストライクのミナゴロシコードによる自爆をモロに受け、アスランは重傷を負いつつ吹き飛ばされた。
そして駆けつけたオーブ救急隊員に発見され、この救急病院に搬送されたのだ。
「起きろ、このバカ!」
「あだっ!?」
不意に頭を殴られ、アスランは目を覚ました。包帯に血が滲んだ。
「・・・?ここは・・・」
「オーブの病院だ。おまえ、死にかけてたんだぞ?」
ベッドの横に、女が一人座っていた。
「お、おまえは・・・」
不時着した孤島で出会った少女。少女というにはいささか野生化が進んでいるが、
とにかくその孤島で出会った少女だった。
「起きたか。まったく、一体なにをすればそんなボロボロに――」
「てめぇコノヤロウこの前のカレー泥棒だな!?」
がばっと起き上がるアスラン。体の節々が悲鳴を上げた。
「ぐ、お、お、お、お、・・・」
「カレー泥棒?何を言っているんだ?私はオーブの姫だ、そんな事
するはずないだろう?」
カガリ様の脳みそは都合の悪い事をキレーサッパリ忘れてくれる素敵ブレインだった。
「それより何があったんだ?我がオーブの近くでキノコ雲なんて昇らせて・・・」
「キノコ・・・・・・そうだ、キラ!!」
再びがばっと跳ね起きるアスラン。体の節々が悶絶した。
「ぐ、お、お、お、お、・・・」
「キラだって!?おまえ、キラを知っているのか!?」
「キラ・・・・・・あいつは、俺の・・・」
「分かったぞ!おまえ、キラの友達なんだな!?」
「黙れ!おまえは何も分かっちゃいない!!キラと俺はな、友達という垣根を易々と越えた
仲なんだ!そう!お互いは二人で一人、どちらかが欠けても存在し得ないプラトニックな
関係なんだ!それはもはや純愛を超えた、世界にたった二人のアダムとアダムなんだ!!」
「そうか!すごいな!!」
素直に感心するカガリ様。もちろん、カガリにはアスランの言っている事は理解出来ていない。
本来学校に行かなければならない時期に砂漠でレジスタンスなどしていたため、カガリは
台形の面積を求める事が出来ないくらいのお馬鹿さんだった。
467 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 03:27:59 ID:4ZqvL9i5
「そうだろう!分かったら早くキラを出せ!!」
「なんだと!?あいつは注文したら出てくるのか!?」
「出てくるわけあるか!!おまえが隠してるんだろ!いいから出せ!!」
「なんだと!?私はキラを隠していたのか!?」
「そうだ!そうに決まっている!!そうでなければキラが俺の前に出てこないはずがない!!」
「分かった!ちょっとキサカに訊いてみる!!」
ピッポッパ
「・・・あー、キサカか?私だ、カガリだ。ところでおまえに訊きたいのだが、私はどこにキラを
隠したんだ?・・・・・・いや、『ハァ?』じゃなくて。キラは私が隠したらしいんだ・・・。・・・なに?
キラは行方不明?そんなバカな!?だって私が隠したんだぞ!?いや、『ハァ?』じゃなくて。
・・・ああ、ああ。・・・そういう事か、分かった。じゃあな」
ピッ
「すまん。どうやらキラを失くしてしまったみたいだ」
「すまんで済むかこのバカ!!」
三度体を跳ね起こすアスラン。体の節々の感覚がなくなってきた。
「あのー、アスランさん?」
と、そこで看護婦さんが入ってきた。
「はい、なんでしょう?」
「あの・・・・・・全裸の男性が迎えに来ているのですが・・・」
「阿部か・・・・・・分かった。すぐに行くと伝えてくれ」
「あの・・・・・・警察に連絡してもよろしいでしょうか?」
「いや、よしてやってくれ。あれがあいつの正装なんだ」
「はぁ・・・じゃあすぐに来てください。お年寄りの方とかが心臓発作を引き起こしていますので」
「了解、すぐに行く」
軋む体を持ち上げて、アスランは病室から出た。
468 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 03:31:00 ID:4ZqvL9i5
「お、来た来た・・・・・・なんだ、酷い格好じゃないの」
ザフト製のヘリコプターの前で、阿部は立っていた。着てきたはずの軍服は、ヘリの中で
脱いでしまったようだ。
「そう言うなよ阿部・・・これでも軽い方なんだぞ?」
「そうかい。んじゃあさっさと乗りなよ。でないと患者をみんな食っちまいそうだ」
「さすがにまた騒ぎを起こすのは勘弁してほしいな」
「そうだろうと思って我慢してたんだ」
とは言われたものの、アスランは茂みの中に倒れる男性の姿を見逃さなかった。
「おい、おまえ!」
すると、病院からカガリが出てきた。
「うわ女だ」
「なんだ・・・おまえに用はないぞ消えろ」
「これを見ろ!!」
そう言ってカガリがポケットから出したのは、エメラルド色の石だった。
「それは・・・?」
「これはハウメアの守り石だ!危なっかしい奴が持つと効果があるらしいぞ!」
「・・・・・・それを、俺に?」
「んなワケあるか!単に見せびらかしたいだけだ!!」
「・・・・・・。ちょっと貸してみ?」
「ああ、いいぞ。汚すなよ?」
「ほい、阿部」
「ていっ」
ハウメアの守り石は、強肩阿部の手によって海の彼方へ投げ捨てられた。
「あ、あぁ〜っ!!おまえ、なんて事してくれるんだ!?」
「黙れ。さ、帰ろうか阿部」
「待て、帰さんぞ!!弁償しろ!!」
「・・・・・・やれやれ」
そう言うとアスランは、足元に落ちていた小石を拾った。
「ほら、これやるよ」
「なんだこれは!?ただの石じゃないか!!」
「バカだなぁ。いいか?これは世界で二つとない形をした貴重な石なんだ。分かるか?
世界にたった一つだけだ。おまえだって、これと全く同じ形同じ大きさをした石は見たことないだろう?」
「・・・・・・。おお、確かにそうだ!!」
「それをおまえにやろうというんだ。怒られる筋合いはないよな?」
「ああ!ありがとうアスラン!おまえ良い奴だな!!」
「そうか。じゃあ治療費を代わりに払っておいてくれよな」
「ああ、分かった!アスハの名にかけて必ず払ってやる!!」
そして、阿部とアスランを乗せたヘリは病院から飛び去った。
後日、アスハ邸――
「おいキサカ、これを見ろ!!これはな、世界に二つとない――」
そこには、カガリのあまりのアホっぷりに涙するキサカの姿があったという。
469 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 03:36:04 ID:FRSzAZCr
バカガリwwwww
のび太なカガリw
某カニを彷彿させるくらいの馬鹿っぷりに愛情を抱いたよ
フカヒレ自重しろ
ディアッカはAAからシミ付きパンティー盗んで装備しないとマジでやばいぞ。
なんというホモスレ・・・
スレタイを見ただけで勃起してしまった
このスレは間違いなく盛る
/ ̄\
| ^*^ |
\_/
ヤバい。カガリに萌えてしまった。
カガリの尻を貫いても、それが女の尻だとは誰も(含む阿部さん)思うまい。
なるほど、ウズミの教育の賜物だな。
かわいそうなのはキサカだけどw
>台形の面積を求める事が出来ないくらいのお馬鹿さんだった。
ゆとり教育実施し過ぎだぞウズミwww
教育するってレベルじゃね〜ぞ!
このスレのカガリは萌える
482 :
405:2007/01/27(土) 14:38:03 ID:???
すまん。遅くなったが、支援SS投下。
彼ラスティ・マッケンジーは焦っていた。作戦行動中に仲間とはぐれてしまったからである。
「イザーク!アスラン!応答してくれ!」
ラスティは必死に無線機に呼びかけるが応答はない。
「故障かよ!くそッ!」
赤服の彼が任務に失敗し手ぶらで帰れば隊から笑い者にされるのは確定だ。
なんとしてでもGを強奪せねばという気持ちがラスティを余計に焦らせていた。
「……ここは?」
やがてラスティがたどり着いたのは巨大な倉庫。薄暗い倉庫の中央にアレは横たわっていた。
「GAT 110105 インモラル…だと?」
報告にはなかった奇妙なMS。コイツを持って帰ればどうにか笑い者だけは回避できそうだ。ラスティはこのGを奪うべく飛び出した時、入口に人がいるのに気付いた。
(…作業服?連合のメンテナンスクルーか?)
ラスティはすばやく後ろに周りこみ作業員に銃を構えた。
「手をあげろ!」
振り返る作業員。
「ウホッいい男」
「死にたくなければ手をあげるんだ!」
「や ら な い か ?」
「話を聞けッ!!」
激昂したラスティは銃をつきつける。
「そんなモノを向けるなよ。勃っちゃうじゃないの…」
そういうと男はジッパーを下ろし、自らの暴君をラスティに見せつける。
「な、何ィ……」
いきり勃った暴君の先からは透明な汁が滴り落ち、ラスティを見て僅かに震えていた。
「こ、こいつ正気かよ?」
ラスティが暴君に一瞬たじろいだ瞬間をもちろん彼は見逃さなかった。眼前から彼の姿が消えた瞬間、ラスティは尻に激痛を感じた。
(この世界でも俺は即死…かよ…)
薄らぐ意識の中熱い塊が自分の腸に注ぎ込まれてゆくのを感じラスティはイかされた…
――数日後、ヴェザリウス艦内
クルーゼ「何?ラスティがまだ帰還してないだと?」
阿部「ラスティ?それはいい男なのかい?」
その後ラスティがどうなったのかは誰も知らない。
誰かキラとナタルとキサカに胃薬あげて。
あとディアッカに神のご加護を・・・
神の加護ならキラにも必要だw
こんな幸薄いキラは初めてだよ
地球連合軍本部-ジョシュア-アラスカ基地
連合士官「大佐殿、連絡がありました。アラスカに向けて航行しているようです。」
サザーランド「あの艦か・・・まさか今まで無事だったとはな。」
連合士官「ハルバートンの怨念でも付いてるんですかねえ。」
サザーランド「まさか・・・そんな事よりもどうだ。今日私の部屋にこないか。」
連合士官「ハッ!もちろん行かせて頂きます!」
通信兵「(なんだこいつら・・・)」
486 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 16:03:41 ID:yi3VtpXk
WKTK
>>405 乙 本当裸スティは目立たん以前のやつだな、名前だけだし
盟主王がガチホモだったら
三馬鹿だけじゃなくスウェンとかシャムスもやばい件
世界の滅びは近いな
キラとナタル、ノンケは少数派に過ぎん
ノイマンさんを忘れないでください…
492 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 17:09:40 ID:l1d3Voa+
サー!
このノリだと種デスはどうなるんだろう・・・
議長のアッー!プランを巡る話だろ?
シン「さすがアナルセックスは阿部のお家ゲイだな!」
阿部「嬉しいこと言ってくれるじゃないのぉ・・・やらないか?」
シン「わ、ちょっとまなくぁwせdrftgyふじこあっー! 」
シンはノンケのままでやたら掘られそうだなw
字悪化はどうなったんだ…ある意味唯一の希望だったんだが…
じらすのも上手いじゃないのw
それもいい男のなせる業か
500
501 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 18:23:26 ID:qtKi/l5c
この世界におけるスーパーコーディネーターとは
・男性誘引フェロモンMAX
・最強の受け属性(いい男どころか腐女子も誘引)
・あまりにも完璧すぎて雌雄による生殖行動の必要がない
の三種類が揃っていることと見るがねェ、小生はァ!
>>494 「世界に女性は不要、
人工子宮と培養卵子によって良い男だけの世界を目指します!」
とかw
>>491 ノイマンも次回、フラガ少佐の股の上で操艦しかねない
AA内で広がってる感染は、調子こいて掘られたフラガが原因かw
>>1から一気に読んでしまった
このスレはアホ過ぎる…(注・誉め言葉)
それにしても作者さんのネタの豊富さには毎回驚かされるwwww
アッークエンジェル
カガリバカスwww
ここまで突き抜けてれば文句無いわwwwww
俺は逆にまともに仕事するバレルロールさんを引き込むためとか、
ストレスで壊れた菜樽さんがバレルロールの上にまたがらないか心配だぜ
むしろ逆で、ノンケの女でも構わず喰っちまう良い女が登場しないか心配ですw
>>513 つ[ヒルダ]
r=-;:、
.__ i笞jb! 種死に期待しよう、な?
:::::iヾ::::ハ
>>513 そこで、ラクスVSフレイの壮絶女狐大戦ですよ
アラスカ基地に到着したアークエンジェルを待っていたのは軍本部の査問会であった。
「アークエンジェル艦長、マリュー・ラミアスです。」
「同じく副長のナタル・バジルールです。」
「ムウ・ラ・フラガであります。」
「軍政部のウィリアム・サザーランドだ。まあ座りたまえ。」
「まずは、よくぞ、ここまでたどり着いたな。
道中の記録を見るに・・・まあ色々あったそうじゃないか。色々とな。」
サザーランド大佐はマリュー達を見回しながらフラガと目が合った。
フラガのウィンクに頬を緩める。(ふむ・・・エンデュミオンの鷹プレイもいいかもしれん・・・)
「それにしても・・・だ、よくこのような少人数の兵と1機のMS、1機のMAだけで、
ここまで来れたものだな。」
「ハッ!それに関しては、彼・・・キラ・ヤマト少年の力があってこその・・・」
「その少年・・・今はMIAだそうだが?」
「・・・はい。」
うつむくマリュー。キラはオーブ付近での戦闘を最後に、MIAとなっていた。
「しかし、コーディネイターの少年が動かしていたという事ですが、ここに来るまでにMIAと
なったのは不幸中の幸いですな。」
サザーランドの隣の連合士官が呟く。
「ああ、全くだ。」
「まあ、色々とあるだろうが、ひとまず体を休ませたまえ。今まで戦闘の連続だったのだろう?
君達に関する事項は後日通達する。」
これに関してはマリュー達も喜んだ。ノイマン以下、一般兵や
ミリアリアら、民間人達も相当に疲労が溜まっていたからである。
無論、その「疲労」の中には、あの「インモラルガンダム」の出来事も相当に含まれていた。
「ところで、フラガ大尉?後で私の部屋に来てほしいのだが。」
「ウヒョー!まかせな大佐!」
意気投合する二人を前に頭と肩を落とした二人の女性士官は部屋を出て行った。
ウヒョーwwwwwwwwwwww
もうザフトも連合も滅びちまえwww
エンデュミオンの鷹プレイwww
520 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 21:19:02 ID:1r9Ip4Jo
プラントの一角にある、謎の敷地。
「う、う〜ん・・・」
呻き声と共に、キラは目を覚ました。
「・・・・・・ここは?」
薄っすらと目を開けると、キラは自分が酷く趣味のよろしくないベッドに
寝かされている事に気付いた。
「ここはプラントですわ、キラ様」
不意に横から声が聞こえた。
「げ」
声の持ち主はラクス・クライン。キラにとってはあまり会いたくないピンクだった。
「『げ』だなんてキラ様・・・照れ隠しにしてもあんまりな言い様ですわ♪
ツンデレも過ぎると誤解を与えてしまいますわよ?」
「・・・・・・そーっすか」
相変わらずの脳みそお花畑に、キラはこれが夢であってくれと心の中で願った。
だが夢ではない。現実は非常である。
「で、ピンクさん。ここどこ?」
「わたくしの名前、もうお忘れになったのですか?」
「・・・・・・。ラスクさん、ここはどこですか?」
「そんなサクサクした名前ではありません。ラクスですわ」
「・・・・・・ラクスさん。ここどこ?」
「ここはプラントですよ、キラ・ヤマトくん」
ラクスの代わりに、今しがたこの場に現れた長髪オールバックの男が答えた。
「あ・・・あなたは?」
「マルキオ導師、と人は呼んでいます。まぁ、単なる世捨て人ですよ・・・」
「マルキ夫さん、ですか・・・」
そう語るマルキオの目は固く閉じられていた。まるで瞳は、その機能を失っているかのように。
「ああ、この目ですか?いやお恥ずかしい話なのですが、ママレモンを誤って目に入れて
しまった時から私は光を失ってしまいましてね・・・」
「そうですか・・・スゴイんですね、ママレモン・・・」
「そう心配する事はありませんわ、キラ様。マルキオ様は本来の目の代わりに心の眼
・・・邪気眼を持っておられますから、生活に不自由はないのですよ?」
「心眼ですよ、ラクスさん」
「あらあら、わたくしとした事が。お茶目さんですわね♪」
ペロっと舌を出しながら、コツンと自分の頭を軽く叩くラクス。キラの胸に殺意が沸いた。
「・・・で、どうして僕はこんな所にいるんですか?」
「あなたはオーブの孤島で倒れていたのですよ」
「え・・・?」
――オーブの孤島で、倒れていた。
キラの頭に、あの日の出来事が蘇った。
521 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 21:21:20 ID:1r9Ip4Jo
「思い出しましたか?」
「そうだった・・・僕はストライクを自爆させて・・・。そうだ!あいつは!?アスランは!?」
「その事でしたら心配はいりませんわ、キラ様」
「じゃ、じゃあ!」
「ええ。アスランは生きておりますわ」
「・・・・・・マジかよ」
キラの胸に暗雲が立ち込めた。
あの至近距離でミナゴロシコードによる自爆を受けてなお、アスランは生きている・・・
「あいつは不死身か・・・?」
「恋する男は強いものなのですよ、キラ様」
「限度ってモンがあるでしょ・・・」
「そんな事よりキラ様」
ラクスは佇まいを直し、キラを正面から見据えた。
「あなたはこれからどうなさるおつもりですか?」
「え・・・?」
これから、どうするか。
キラは寝惚けた頭をフル稼働して考えた。
「もしよろしければ、わたくしが新しい剣を――」
「この辺にハローワークってあります?」
「・・・はい?」
「いや、だってもうストライクないし。だったらもうプラントで働くしかないじゃない?」
「・・・・・・。もしよろしければわたくしが新しいMSを――」
「要らない」
ラクスの申し出をキラは速攻で断った。
新しいMSを受け取るという事は、それ即ち再びインモラルとまみえるという事――
そんなのはもう全身全霊を込めてノーサンキューだった。
「そうですか。では私が職を斡旋しましょう。さて、なら今日はキラくんの
歓迎会でも開くとしましょう・・・ふふ」
光を失ったはずの目を光らせて、マルキオは奥へ引っ込んだ。
「・・・・・・ロックオン、されましたわね」
「はい?ロックオン?」
「キラ様。マルキオ様の異名をご存知ですか?」
「異名・・・?」
異名というのは、エンデュミオンの鷹とか砂漠の虎とか紅海の鯱とか
そんな感じの、畏怖の対象となる者が付けられる二つ名の事である。
「彼の異名は『砂時計の捕食者』・・・狙った獲物は決して逃がしません」
「ええと・・・話が見えないんだけど」
「彼はノンケでも食ってしまわれる男、と言えば分かるでしょうか?」
「――!!??!!??」
ノンケでも食っちまう男・・・キラには覚えがありすぎた。
痔悪化はどうしたんだあああああああああああああああああああああああああああああああああっー!!!
523 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 21:23:32 ID:1r9Ip4Jo
「それではわたくしは失礼いたしますわ。どうぞマルキオ様と二人っきりで
歓迎会をお楽しみください」
「ちょ!ちょ、ちょ、ちょ!」
そう言って去ろうとするラクスを、キラは引き止めた。
「・・・・・・。新しい剣、お受け取りになりますか?」
「そ、それは・・・」
キラは口ごもる。ここにいてはマルキオに食われるのは確定だとしても、
戦場であの男と再び対峙するのは憚られた。
「・・・・・・怖いのですね?」
「――!?」
「気持ちは分かりますわ。わたくしにも怖いものはありますから」
「ラクスさんが怖いものって・・・」
「自分の美貌と自分の才能と自分の魅力、ですわ」
「・・・・・・」
「で、乗るのですか?乗らないのですか?」
「・・・・・・」
キラは少し考えたあと、あるアイディアが閃いた。
「乗る、乗ります!キラ・ヤマトは新しいMSに乗ります!!」
ザフト軍、秘密の格納庫。
そこに連れてこられたキラは、しかし真っ暗で何も見えなかった。
「ここは・・・?」
「照明、オンですわ」
ラクスの声と同時に、格納庫に明かりが灯る。
その中心に、灰色のMSが浮かび上がった。
「これは・・・ガンダム!?」
「ZGMF-X10A フリーダムガンダム、ですわ」
「フリーダム、ガンダム・・・」
語感悪いなぁと思いつつ、キラはフリーダムと呼ばれたガンダムを見つめた。
「つい先日ロールアウトされたばかりの最新機ですわ」
「これを、僕に・・・」
「ええ。これはあなたが乗るのに相応しいMSですわ」
「ありがとうラクスさん!!」
そう言うやいなや、キラは素早くコクピットに駆け上がり、OSを立ち上げた。
「すごいやコレ・・・・・・ストライクの四倍のゲインがある・・・」
「ザフト脅威のメカニズム、ですわ」
「じゃあ早速発進します!」
PS装甲に電流が流れ、白く染まる。
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます!!」
そして、キラはフリーダムと共に宇宙へ出た。
ママレモンwwwww
525 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 21:25:24 ID:1r9Ip4Jo
宇宙空間。
「さぁて、っと」
キラはシートの下から地図を取り出し、適当な箇所に印を付け始めた。
キラの閃いたアイディア・・・それは、この機体をタクシー代わりにしてどこかへ
逃げてしまおうというものだった。
「もう僕は戦いたくないんだ・・・」
そして、誰も知らない土地で一からやりなおす・・・それが、キラがフリーダムを受け取った真の理由だった。
『キラ様?聞こえますか、キラ様?』
と、不意にラクスからの通信。
「なんですか?僕は今忙しいんですけど」
『アークエンジェルは今アラスカにいます』
「それが何か?」
キラはアークエンジェルに戻るつもりは全くなかった。フラガ少佐がああなってしまった今、
アークエンジェルは危険地帯なのだ。
「僕はアークエンジェルに戻るつもりはありませんよ」
『そうですか・・・。あ、そうそう。一つ言い忘れていましたわ』
「なに?早くしてよね」
『そのフリーダム・・・実は盗品ですの』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
『ですから、それは盗んだMSですのよ、キラ様』
「ちょ!でもコレ、あの格納庫に最初からあったように置いてあったじゃないか!
あそこはラクスさんの格納庫でしょ!?」
『単なる不法侵入ですわ』
「何やらかしてんスかあなたは!」
『あ、今ザフトの方々に盗みがバレましたわ。もうじきそちらにMSが向かわれると思います』
「ちょwww」
『お分かりですか、キラ様。そのMSはザフト製ですので連合には下れません。そして盗品
ですので、ザフトにもまた下れません。例え知らない土地に行ったとしても、そんなMSを
引っ下げてではすぐにバレてしまわれますわ。例え道中でそれを捨てられようとも、その
MSにはあなたの個人データがぎっしりと詰まっておりますので、すぐに身元が判明して
しまう事でしょう。あ、もちろん自爆機能なんてシャレたものは付いておりませんので』
「・・・・・・」
『連合にもザフトにも行けない・・・でしたらもう、行くべき場所は一つしかありませんよね?』
「ま、まさか・・・」
『そう、アークエンジェルですわ。あの艦は何かをやらかしたみたいで、今は連合とは決別
しています。盗品のMSが身を隠すには絶好かつ唯一の艦だと思いますわ』
「――!?」
――ハメられた。あのピンク、僕の目論見を最初から見破ってやがった・・・!
『それでキラ様、あなたはどうなさるおつもりですか?アークエンジェルに行きますか?
それとも、ザフトと連合を相手に孤軍奮闘をいたしますか?』
「――ああもう!分かったよ!!アークエンジェルに行けばいいんだろ!?」
『素直でとてもよろしいですわ。今度サインを差し上げますね♪』
「ちっくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
そしてキラは、不本意ながらも地球のアラスカへと針路を取った。
ママレモンwwwwwマルキオなにやってんだwwwwwwwww
スゲーwwwwww
何この腹黒ナルシストピンクwwwwwww
うはwwwww盛り上がりまくりんぐwwwwwww
邪気眼wwwwwww
エターナルフォースブリザードッ!!!
こんなキラならオーブでニートしてても許す
このスレに来てキラが少し好きになったww
なんかもう純粋に応援したくなったね。うん
どうしよう、俺ここのラクス大好きなんだがw
ここVIP率たけーなwwwwwwwww
本気でここの作者氏の脳味噌を見てみたいぜwww
邪気眼といいママレモンといいキラの追い込み方といい、その引き出しの多さにはビックリだ!
「ノンケでも食ってしまわれる男」率の高さは異常w
砂時計の捕食者ってw
しっかしこの手のスレは何処に行っても凸が空気なんだよなぁ……
いい男の為せる技で何とかして欲しいものだ。
そうか?
凸の演説とキラとの不毛な掛け合いは痺れたぞw
539 :
処刑待ち:2007/01/27(土) 21:43:57 ID:???
影薄い? 影薄いだと?
よくもそんな事が言えるなッ!?
ここの凸は他のどこに行っても通用するくらいのポテンシャルがあるんだが、すぐ側に阿部さんがいるからなあ・・・
キラはキラで異質な存在感放ってるし目立つのはなかなか骨だな。
凸「お前の両親がセックスしているのを見た!」
どんだけ潜んでんだよwwww
今、GジェネPをやっているんだが
インモラルガンダムが使いたくなってきたwwwww
ここの凸は今までに無いキャラなんだが、クルーゼ隊や、阿部さんその他ノンケでも食ってしまう
男達のインパクトが強過ぎて、これからどんどん空気になっていきそうな予感が……
いい加減スレ違いっぽいからしゃぶるよ↓
Gジェネよりスパロボのほうが登場の可能性は高いんじゃないか?
>>545 もうバンプレオリジナル共を全員食ってくれw
■ おすすめ2ちゃんねる 開発中。。。 by FOX ★
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>>543 設計で出るかなwストライク+いい男で
インモラルガンダム
HP99999 EN99999
宇A 空A 地A 水上A 水中A
武装
ゲイ・ボルグ 範囲 1〜∞ 威力99999
ゲイ・ボルグ 範囲 フィールド全体 威力99999 男性パイロットにもれなく変な性癖がつく
キラ・・・哀れにもほどがあるww
それでも自由なら、多分おおよそ自由なら・・・
しかし自由とは程遠い状況、
せめて貞操を守る自由くらいは守ってくれw
こんなにも自由に「強くあってくれ」と願ったのは初めてだ
>>551 嫁補正があるからだいj・・・
阿部さんに腐女子の嫁の力など通用するわけないじゃないか!!!
阿部さん「ふんっ!」
プクタン「アッー!」
森田「アッー!」
竹P「アッー!」
嫁「補正でなんとかするってレベルじゃねーホモ!」
554 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 22:35:03 ID:8bOYCuV+
キラがフリーダムを受け取る数時間前、アークエンジェル。
アラスカへ向かうため、紅海をのんびりと航海していた。
「アーノルド。あとどのくらいだ?」
「あと30分弱で到着します、サー!!」
「そうか・・・」
ナタルはシートに深く座った。
今のところ敵の反応はない。あと30分、このまま何事も起こらないでくれと
ナタルは祈った。
何故なら、今この艦には主戦力となるMSが存在しないからである。
「ヤマト少尉・・・」
呟きながら、ナタルは懐から胃薬の瓶を取り出す。
キラが心底しんどそうな顔をしながら自分の胃薬を分けてくれと言ってきたのが、
随分と昔の事に感じられた。
「そういえばさ、ナタル〜」
心底気の抜けた声。実はおまえ単なる穀潰しなんじゃないかというその女性は、
一応この艦で一番偉い女性、マリュー・ラミアスだった。
「なんでしょう、艦長?」
「あのガングロくん、どうしてる?」
「ああ、彼ですか・・・」
ガングロくんとは、先日無様な投降劇を披露してくれたディアッカ・エルスマンの事だ。
「彼なら――」
勝てるとしたら富野御大くらいなもんだw
556 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 22:36:56 ID:8bOYCuV+
アークエンジェル、捕虜の間。
どう見ても独房です本当にありがとうございましたなこの部屋の一室。
鉄格子の中で、ディアッカは膝を抱えながら隅っこでガクブルしていた。
「・・・・・・(ガクガクブルブル)」
ミリアリアに刺されそうになってから丸一日。ディアッカは心身共に憔悴していた。
〜回想〜
「おっさんじゃない・・・・・・良い男だ」
ミリアリアとフレイにぶち殺されそうになったところを、ディアッカはフラガに助けられた。
「危ないところだったな、少年」
「はぁ・・・どうも」
などと礼をいいつつ、ディアッカは言い知れぬ不安に襲われていた。
「あの・・・良い男さん」
「ムウ・ラ・フラガだ。ムウでいいぜ、兄弟!」
「・・・・・・フラガさん。もう大丈夫ですから、仕事に戻ってください」
「おいおい、つれない事言うなって。・・・・・・お楽しみは、これからなんだぜ?」
「いやっ、ほら俺捕虜っすから!捕虜は捕虜らしく独房にでもぶち込んでくださいって!」
「まぁまぁ。うちの捕虜の扱いは、少し特殊でな・・・」
そう言いながらディアッカに近付くフラガ。もちろん、その特殊な扱いはフラガが今勝手に
作ったものだ。
「ちょ、さっきよりやべぇww誰かボスケテwww」
「良い子だから、おとなしくしな・・・」
ぐっと身を寄せるフラガ。逃げようにも手足は縛られている。
まさに絶体絶命、風前の灯火。
しかしそこで、救世主が現れた。
「なにをしているのですか!」
軍医が戻ってきた。軍医は明らかにおかしな行動を取るフラガを一喝した。
「ちっ、邪魔が入ったか」
「た、助かったぜ・・・」
「フラガ少佐!!捕虜への暴行は重罪ですよ!?」
「あーあー、分かってるって。ちょっとしたスキンシップだよ。なぁ、少年?」
「・・・・・・」
ディアッカは何も言えなかった。
「フラガ少佐はお戻りください。あとは私がやりますから」
「いや、それがねぇ。艦長に頼まれててさ」
「何をですか?」
「捕虜の件だよ。俺に一任するってさ」
「・・・本当ですか?」
「ああ、もちろんだとも。このエンデュミオンの鷹、嘘はつかないぜ!」
当然嘘っぱちである。
「・・・そういう事でしたらお願いします」
「OK。さ、少年。まずはその忌々しい縄を外してやる」
そう言いながら、フラガは縛られたディアッカの手足を解いていく。
その途中でディアッカの体にいきり立ったフラガの暴君が何度も当たり、
ディアッカは泣きそうになった。
「さ、これで良しだ。じゃあ行こうぜ、少年!!」
「・・・・・・はい」
捕虜であるディアッカは逆らえない。
そのままディアッカは、フラガに連れられて医務室を出た。
実は阿部さんは嫁が送り込んだ最終兵器
しかし誤算があった
それは・・・・
558 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 22:39:24 ID:8bOYCuV+
「フンフンフフ〜ン♪」
「・・・・・・上機嫌っすね」
「そりゃあな。何せ・・・・・・うひひひひ」
嫌な笑いをするフラガ。
と、そこで天パの少年が駆け寄ってきた。
「フラガ少佐!!」
「おお、トールか。どうしたんだ?」
「あの・・・今日も操縦訓練に付き合ってもらえませんか?」
「それはスカイグラスパーのか?それとも・・・・・・おまえさんのか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺の、です」
「そうか。しかしなぁ、俺は今・・・・・・ん?そうだ・・・」
フラガの妙案。
「いい事思いついたぞトール!!」
それは、ディアッカにトラウマを植え付ける事となった。
「フン!フンッ!!」
「ア ッ ー !」
フラガの自室。
そこでは、フラガとトールがベッドの上で繋がっていた。
「・・・・・・」
そしてディアッカは、その行為を見せ付けられていた。
「・・・・・・誰かタスケテ」
「そいっ!そいっ!!・・・よう少年!そろそろ欲しくなってきたんじゃないか!?」
「いいえ全く。早く帰してください」
「つれないねぇ・・・っそいっ!!」
「ア ッ ー !」
そして両者は絶頂を向かえ、トールの腸内にフラガの精液が流し込まれた。
「さぁ・・・お次はおまえさんの番だ」
「――!!??あ、あのさ、その前に飲み物なんてどうかな!?」
言うやいなや、ディアッカは冷蔵庫に駆け寄り、ペットボトルを取り出した。
「おう、気が利くなぁ。んじゃ、一本もらうぜ!」
そしてディアッカはペットボトルのキャップを空け、
――気付かれないように、その中にさっき医務室でくすねた睡眠薬を入れた。
「どうぞ」
「おう」
そして程無くしてフラガは眠りに落ち、ディアッカは部屋から脱出した。
〜回想終わり〜
559 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 22:41:29 ID:DBWBPWuN
ディアッカwさすがは狡猾で残念だなw
ああ、もうっ、ヒヤヒヤするぜw
561 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 22:41:55 ID:8bOYCuV+
「・・・・・・(ガクガクブルブル)」
その後ナタルに申請して、ディアッカはここに入れてもらったのだ。
「・・・・・・だいぶやつれたみたいね」
「――!?」
びくっと肩を震わせるディアッカ。しかしフラガではないと知り、そしてほっと安堵した。
ミリアリア・ハウ。自身の殺人未遂犯であり、手に食事のトレイを持っていた。
「その・・・さっきは悪かったわね。ちょっと取り乱しちゃったわ」
「・・・・・・」
ちょっとであのザマなら普通に取り乱した時は近隣住民が血の海に沈むのでは?
そう思ったディアッカだったが、それを口に出す気力はなかった。
「もうすぐアラスカに着くから、それまでの辛抱よ」
「・・・・・・」
「はい、食事。ここに置くわよ。・・・鬼マズだけど、我慢してよね」
そう言ってミリアリアは去った。
「・・・・・・」
そう言えば丸1日何も食べてない事を思い出し、ディアッカは食事に手をつけた。
「・・・・・・うめぇwwww」
ディアッカの精神は、壊れかけていた。
ディアッカが助かって何よりだwwwww
痔はフラグ回避に関しては神がかってるな。
なにこの哀れすぎる痔wwwwww
助かったと思ったらショックで味覚障害かよ。
これ以上酷くならなきゃいいが。
どいつもこいつもwwwwwww
なんだかんだでミリィとのフラグがたった
異次元に新天地を求めてフリーダムで光速の壁を突破してみたら
某X運命宇宙に出て黒鴉艦長にガチ殺意剥き出しで追い回されるここのキラ、
という電波を受信した。
痔悪化かわいそう・・・・・
炒飯作りが唯一の取り柄なのに味覚が・・・・
仲間にじわじわと妙な性癖が感染していき、
作戦ミスで捕虜になったと思ったら殺されかけ、
挙げ句の果てには妙な性癖のおっさんに貞操を狙われ、
安息の寝床は狭い独房だけ
こりゃ廃人一歩手前でもおかしくない
今まとめて全部読んだ 笑いが止まらんww
痔はよくよく頑張るなwwww手に汗握るぜ!
さぁてどこまで耐えるんだ?www
このスレの主人公は
阿部
キラ
痔
ここの痔はまたバスターに乗れるのか?ww
敵はインモラルだぞwww
>キラ
>ナタル
>痔
>キサカ
>ウズミの奥さん
(´;ω;`)つ胃薬
576 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 23:52:54 ID:yv8S/T+R
アラスカ基地。
「〜〜〜♪」
ナタル・バジルール中尉は、とっても上機嫌だった。
アラスカ基地に到着したAAは、上層部の命令により一部のクルーに
転属命令が下った。
その命令を受けたのはムウ・ラ・フラガとフレイ・アルスター。
・・・・・・そして彼女、ナタル・バジルールだった。
「ふんふんふふ〜ん♪」
――これであの艦ともお別れ・・・こんなに嬉しい事はない。
思えばあの艦には、ロクな思い出がなかった。
艦長はだらけきっているし、風紀も乱れに乱れている。そんな中で自分に
のしかかってきた重荷は、消費し続けてきた胃薬の量が語っていた。
「ナタル」
と、通路でマリューに声をかけられた。
「あ、艦長。どうも、ご機嫌麗しく存じますわ♪」
あまりにテンションが上がりすぎて「ナタルさんが絶対に言わない事」スレに書かれそうな
発言をするナタルに対し、マリューはあまり元気がなかった。
「ねぇナタル。ホントに行っちゃうの?」
「はい。それが軍の命令ですから」
「そう。さみしくなるわね」
「そんな事おっしゃらずに。出会いがあれば別れもありますってぇ♪」
ぐいぐい、と肘でマリューをつつくナタルさん。
「・・・・・・なんかムカツクわね」
「まぁまぁ♪それでは、私は上官に呼ばれていますので失礼します!」
びしっと敬礼をして、ナタルは去っていった。
・・・・・・口元を緩めながら。
「・・・・・・で、私は何をすればいいんだろ?」
577 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/27(土) 23:55:18 ID:yv8S/T+R
同じ頃。
ムウ・ラ・フラガとフレイ・アルスターもまた、転属命令の件で上官に呼び出しをされていた。
「フレイ・・・本当に行っちゃうのかい?」
「ええ。命令だもの」
「く、く・・・。俺は悲しいよフレイ・・・」
「サイ・・・」
「もうキミの匂いを嗅げないなんて・・・僕はこれからどうすればいいんだ・・・」
「便器に頭でも突っ込んでなさいよ」
「鬼才現る!!」
「・・・・・・。なんで私こんなのと婚約してたんだろ・・・」
「フラガ少佐!!」
トールがフラガに呼びかける。その顔は涙でぐしゃぐしゃだった。
「トール・・・」
「少佐が行っちゃうなんて・・・・・・俺、俺・・・これからどうすれば・・・」
「・・・なぁに、そんな悲しい顔するな」
ぽん、とフラガはトールの頭に手を置いた。
「おまえはまだ若い。これからいくらだって良い男に会えるさ」
「少佐・・・でも、でも、自分は少佐の事が・・・」
「それ以上言うな。・・・・・・こっちまで泣けてくらぁ・・・」
「少佐ぁ!!」
「トールぅ!!」
がしっと抱き合う両者。
「・・・この艦って異常よね・・・冷静に考えてみると」
そんな彼らのやりとりを見て、ミリアリアは深くため息をついた。
「艦長!ザフトの降下部隊です!!」
ノイマンの声がブリッジに響く。
アークエンジェルに与えられた命令は、アラスカ基地の防衛だった。
「あ、そ。んじゃ、適当にぱっぱとやっちゃいましょ」
「サー、イエッサー!!」
アークエンジェルのエンジンに熱が入る。
同時にコンディションレッドの発令。艦内に緊張が走った。
「アークエンジェル、発進!!」
同日、同時刻、同艦。
「・・・・・・」
ディアッカは、降ろされるのを忘れられていた。
痔悪化・・・フラグか?フラグなのか?
感染拡大・悪性変異・侵食汚染・絶対包囲、.hackのタイトルみたいな状況でキラとディアッカ助かるのかよ。
味覚障害まで起こして哀れ、この先さらなる地獄が展開されると思うと恐ろし過ぎる。
この作者、マジでいい男すぎる
ディアッカ救えるのはキラしかいないんじゃないかwwwww
>>580 おまい、おれが登録した時期を見計らって書き込みした訳じゃないよな?
って事は俺とおまえは愛称が良いって事だ。
つまり、やらないか?むしろ、登録しといた。
>>583 安部は首相だwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
汚いケツの穴だなぁ
こんなウキウキなナタルも最終話で盟主王と一緒に、
「貴方はここで掘られるべき人だ!私と共に!」
でアッー!となるかと思うと・・・・・・
さりげなくノイマンにまともなセリフが!
そしてカズィどこ行ったw
味覚障害か…
バイザーを付け、黒いマントに身を包んだディアッカは
親友であったイザークと再会した
痔「特に味覚がさ…駄目なんだ」
「もうお前に炒飯を作ってあげることはできない」
591 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/28(日) 01:56:08 ID:soWeLmz8
しかしそのイザークも既に阿部に掘られてしまったわけで・・・
劇ナデか
遺作「特にケツがさ・・・ダメなんだ」
本編ではオーブで降りたけど、ここでもフヒヒはオーブで既に降りたのか?
…種死での最終決戦時にAAの倉庫のゴミを整頓してたらフヒヒがみつかったりしてなw
>>593 逆襲のカズィスレみたいに実は阿部に対抗しうるガチホモで
この戦いを終わらせる鍵になるとか。
ここのカズイはやたらとインパクトあるから何かあるかも
フヒヒヒ教の教祖になるとか、芸能人になるとか、フヒヒのアニメ化&ゲーム化とか
このまま種死まで突っ走るのかそれともオーブ戦で歴史が変わるのか
要注目だな
アズラエルがマトモなら自由手土産にドミニオンに降るってのもありか?
ここのキラにとって唯一の味方であり常識人のナタルもいることだし
もしそうなったら痔も連れて行ってくれと泣いて縋りそうだが
しかしこの世界の神はキラを休ませる気は無さそうだしなぁ
自分で身を守る術がある分まだキラの方がましだな(腐っても自由は最新鋭機)
痔はもう時間の問題だろうな・・・
今全部読んだ
勃起しなかった事にえらく安心したぜ
「オペレーション・スピットブレイク・・・キミ達は知っているかね?」
ヴェサリウスのブリーフィングルーム。
阿部、イザーク、そして先日回収されたニコルは、例によってクルーゼに
召集をかけられていた。
ちなみにアスランはお休み。イージスが大破したので、アスランはプラント本国に戻って
新しいMS受領の手続きをしていた。
「いえ、知りませんが・・・」
「そのスピットブレイクが本日発令されたのだよ。よって各員、MSデッキで待機。以上、解散」
「いやだから初耳ですって」
相変わらずクルーゼは人知を超えたぞんざいな説明をし、イザークはそれに喰ってかかる。
もはやヴェサリウスでは日常茶飯事となっていた。
デッキへと続く通路。
「ニコル!」
イザークはニコルに声をかけた。
「はい?なんですかイザーク?」
「忘れ物だ」
そう言ってイザークは、ニコルに包みを渡した。
「これは?」
「カツサンドだ。カツは縁起が良い・・・もう落とされるんじゃないぞ?」
「イザーク・・・・・・ありがとうございます」
「俺達は必ず生き残るぞ!・・・・・・ディアッカの分までな!」
ディアッカはMIA認定されていた。MIA・・・早い話が戦死扱いである。
「はい!」
「見てろよ足付きめ・・・」
そこには、復讐に燃えるイザークの姿があった。
モビルスーツデッキ。
「うわぁ・・・本当に直ってる・・・」
大破したはずのブリッツは、新品同様の姿でそこに立っていた。
「ありがとうございました、阿部さん!」
「いいって事よ。こんなの、自動車修理工にとっちゃ朝飯前なんだぜ?」
「すごいんですね、自動車修理工って・・・」
「イージスと違ってパーツは全部あったし、半日もあればラクショーさ」
「今度僕にも教えてください。やっぱり自分のMSは自分で面倒見たいですから」
「ああいいぜ。手取り足取り教えてやるよ。・・・そう、手取り足取り、な」
「もう、阿部さんったら・・・こんな所で恥ずかしいですよ・・・」
「阿部、貴様!!ニコルを誘惑したら承知せんぞ!!」
「おやおやイザーク。・・・ひょっとして、ジェラシーかい?」
「ば・・・バカモノ!!くだらん事言ってないでさっさとコクピットに上がれ!!」
顔を真っ赤にしながら、ツンデレイザークは阿部に怒鳴った。
「ザフト軍、来ます!!」
アークエンジェル、ブリッジ。サイの声と同時に、皆に緊張が走った。
「見えてるわ。すんごい数ね・・・」
「艦長、どうしますか!?」
「艦を360度回頭!敵を迎え撃つ!!」
「艦長・・・360度じゃ元に戻っちゃいます!!」
「ありゃ?そうなの?」
「・・・しっかりしてください艦長!もうバジルール中尉はいないんですよ!」
「そーだったわね。んじゃ、目の前の敵を順々にやっつけてくって方向で」
「了解!」
そして、アークエンジェルは砲撃を開始した。
「ちっ!ついに連合もMSを持ち出したか!?」
デュエルに向かって、青い色のMSが斬りかかってきた。
GAT-01A1 ダガー
ナチュラル初のMSであり、ストライクの制式量産機だった。
「しかし、そんな動きでは!!」
ずばっと一閃。ダガーは足を斬られ、そのまま身動きが取れなくなった。
「ふん!ナチュラルにしてはよくやった方だが――」
「イザーク後ろです!!」
「にゃにぃ!!?」
いつの間にか背後にもう一機のダガー。至近距離でビームサーベルを振りかぶっていた。
「ちぃっ!!」
慌ててシールドを構えたが、突如ダガーの動きが止まった。
「イザーク、油断し過ぎじゃないの?」
「阿部!」
デュエルを狙ったダガーはインモラルに貫かれ、そのままくずおれた。
「久しぶりのMSプレイ・・・・・・燃えるじゃないの」
「阿部貴様!!遊びではないのだぞ!!?」
「まぁまぁ。ここは俺達に任せてさ、おまえは足付きんトコに行きなよ」
「し、しかし!」
「取りたいんだろ?ディアッカの仇をさ」
「――!?・・・・・・ふん、そこまで言うのなら行ってやる!ここは任せたぞ!!」
そう言って、デュエルはアークエンジェルへ向かった。
「はてさて・・・・・・感動の再会になりゃあいいけどね」
「敵MS接近!!」
「下げ角90!回避ィ!!」
「90も下げたら地面に突っ込んじゃいますよ艦長!!」
「ありゃ?そうなの?」
「頭に分度器を思い浮かべてから物を言ってください!!」
大声を張り上げるサイ。ナタルがいなくなった途端にセリフが増えた。
「敵MS、なおも接近!!」
「とにかくよけなさい!!」
「無理です、サー!!」
既に敵MS・・・ジンは眼前にまで迫っていた。いくらノイマンでも、この距離ではかわせない。
「あ、やばっ」
そして銃口がブリッジに向けられる。
あと1秒もしない内に発射される、という時に、
――上空から、光が一閃した。
「・・・え?」
その光はジンのマシンガンを撃ち抜いた。
「なになに?なにが起こったの?」
『こちらキラ・ヤマト!!』
ブリッジに、聞き覚えのある声からの通信。
「・・・・・・キラくん?」
「キラ!生きていたのか!?」
「キラ!!」
「フヒヒヒヒ・・・」
『下がってくださいアークエンジェル!(超不本意だけど)援護します!!』
「くそっ!まさかこんな事になってるなんてな!!」
アラスカ基地のMSデッキ。
ムウ・ラ・フラガは、素早くスカイグラスパーに乗り込んだ。
「地球軍もやってくれるぜ!」
ムウは基地に不自然な動きを感じていた。
そしてたまたま通りかかった将校を締め上げる(締め付けられる)と、その男は
驚くべき情報を口にした。
「俺達を囮に使いやがって・・・くそっ!!」
その事を伝えるべく、フラガはアークエンジェルの元へと急いだ。
「な、なんだあのMSは・・・」
イザークは驚愕していた。
突如天から飛来した謎の白いMSは、鬼神の如き活躍をしていた。
過剰とも言える数の砲身で、次々と味方のMSを撃ち貫いていく。
しかも、わざわざコクピットを外して。
「ちぃっ!舐めたマネを!!」
グゥルに加速をかけ、一直線にデュエルを向かわせるイザーク。
「貴様ぁ!!どういうつもりだ!!!」
謎のMS・・・フリーダムにライフルを撃ちつつ接近するデュエル。
しかし――
「な、なんだとぉ!!?」
そのMSは常識を超えた動きでそれをかわし、そしてデュエルの足を斬り裂いた。
「くっそぉ〜!!」
落ちていくデュエル。元々性能差が圧倒的であり、パイロット能力も相まってまさに瞬殺だった。
「ふむ・・・・・・匂うな」
ヴェサリウス、ブリッジ。
クルーゼは、何か嫌な感じに纏わりつかれていた。
「匂うと言いますと?」
「ふむ・・・・・・アデス!諜報員からの報告は!?」
「は!それがまだ・・・・・・!?いえ、来ました!諜報員からの連絡です!」
「繋げ!」
「は!・・・・・・は?どういう事だ!?」
「どうしたアデス!報告は明確にしろ!」
「は!それが、その・・・基地内には誰もいないとの事です!!」
「なんだと?・・・・・・ふむ。アデス!基地の見取り図を出させろ!」
「は!」
そしてモニターに映し出される基地の見取り図。
そしてクルーゼは、己の嫌な予感を確信に変えた。
「この空白・・・・・・まさか」
基地の見取り図には、不自然な空白があった。
――まるでそこに、何かが設置されているかのように。
「・・・・・・サイクロプス」
「サイクロプス・・・とは、一体――」
「アデス、全軍に伝えろ!!すぐに退くようにな!!」
「なんですって!?」
通信を受け取ったニコルは、驚きを声に出した。
「どうしたんだいニコル?何が・・・・・・って、撤退だって?」
「どういう事でしょうか・・・?」
戦況はザフトの優勢だ。いくら謎の白いMSが奮闘しているとはいえ、たった一機では
戦況は覆せない。基地が落ちるのも時間の問題だった。
「どういうこったいクルーゼ?」
『地下にサイクロプスが埋められているのだよ』
「サイクロプス?それは気持ちの良い事なのかい?」
『真逆だよ阿部。簡単に言うと、巨大な電子レンジだ』
「・・・・・・へぇ」
『サイクロプスが発動すると、ここにいる全員はぷく〜ってなってパーンってなる。
だからすぐに退くんだ』
と、不意に地面が揺れた。
『いかん・・・もう発動するか。阿部、ニコル、すぐに引け!もってあと3分だ!』
「し、しかし隊長!イザークが・・・!」
『なに?イザークがどうしたというのだ?』
「さっき落とされたって・・・」
『なんだと・・・!?』
「回収してきます!!」
『ならんニコル!・・・・・・残念だが、もう間に合わん・・・』
「隊長!!」
『退くんだニコル。おまえまで失うわけにはいかんのだ・・・』
「隊長・・・・・・くそっ!!」
ニコルはコンソールを叩いた。彼には珍しい行動だった。
『・・・阿部。ニコルを連れて帰還しろ』
そのクルーゼの言葉に、しかし阿部は動かない。
その代わりに、阿部はクルーゼに問うた。
「クルーゼ・・・あと3分と言ったな?」
『ああ・・・正確にはもう2分しかないがな。だからさっさと退け、阿部』
「そうかい。・・・・・・でもつまり、それってこういう事だろ?
――あと2分でサイクロプスとやらを壊せば、みんな助かるって」
「こちらムウ・ラ・フラガ!聞こえるかアークエンジェル!!」
フラガはアークエンジェルの前まで行き、通信を繋いだ。
『ふらが?・・・・・・ああ、フラガ少佐ね。で、なんか用?』
「そんな呑気な事言ってる場合じゃない!!地下にサイクロプスが埋め込まれている!」
『さいくろぷす?なにそれ、食べ物?』
「違う!簡単に言うとだな、巨大な電子レンジだ!発動するとぷく〜ってなってパーンってなるぞ!」
『・・・まじ?』
「ああ!だからすぐにここから離脱するんだ!」
『そーね。ほらノイマン!ぼさっとしてないでさっさとトンズラするわよ!!』
「インモラルパーンチ!!」
アルテミスの傘を壊した『インモラルパンチ』で、インモラルは地面を殴った。
「ひゅう♪いるじゃない、イキのいいのが」
穴はあっさりと空き、阿部は地下にあるサイクロプスを見つけた。
「にしても・・・・・・結構な数じゃないの」
サイクロプスは基地の敷地一杯に広がっていた。一つ一つ破壊したのでは到底間に合わない量だ。
「ま、阿部さんにお任せってね」
阿部は手近な発生装置に当たりを付け、ゲイ・ボルグを展開した。
そして――
「フンッッ!!」
貫いた。要領はいつもと同じく、MSを貫くように。
一見すると無駄な行為に思えるが、それは大きな間違いだ。
インモラルのゲイ・ボルグは、相手のコクピットシートを変形させアナルを貫くというもの。
それを応用すれば、マシンの重要な部分を変形させてオシャカにする事も可能なのだ。
そしてサイクロプスは大量の発生装置が連なって出来ているもの・・・
伝染するように、全てのサイクロプス発生装置は起動のキーとなる部分を変形させていった。
そして程なくして、サイクロプスはその稼動を止めた。
最悪の大量破壊兵器を、阿部はたった一機のMSで止めたのだった。
「良い男に不可能はないのさ」
良い男スゲー!
カズイ降りてなかったのかw
阿部の活躍で蒸し焼きの危機は回避できたが、
その場に居合わせた全ノンケ達に貞操の危機が迫る!
フラガが撤退を促したおかげで、AAは阿部さんの襲撃を回避できそうだな
阿部さんかっこよすぎるwwwwwwwwwwwww
今
>>1から読み終えた
腹痛くて寝れないなんて初めてだぞチクショウwwwwww
道下正樹はでないんですか
男も女も好きななヤシが阿部さんに掘られたらどうなるんだろう?
個人的には男狩りの日高良司も出してほしい
フレイは仮面にお持ち帰りさるてないのな。
汗臭いからな・・・
なあ
ミゲル忘れ去られてる件
扱いが難しいからなぁ
大抵生き残っても本国に送られてる気がす
カナードと阿部さんの対決をキボンヌ
それでも、守りたい貞操があるんだぁぁぁぁ!
>>616 ミゲルならきっと本国に戻って弟とアッー!してるよ
そこでハイネとの出会いですよ。
ミゲル「お前とは他人って気がしないな。ところで…」
623 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/28(日) 11:34:32 ID:38wrltKp
カズィーーーー!!!!www
プロキラスレのバーニィはサイクロプス生身でレイプして止めてたけど
ここの場合は行為そのものじゃなくて、内部の変形によって連鎖的に破壊されたのか
はじめて阿部さんのが理論的だとおもた
>>520 >「あらあら、わたくしとした事が。お茶目さんですわね♪」
ペロっと舌を出しながら、コツンと自分の頭を軽く叩くラクス。キラの胸に殺意が沸いた。
俺の胸にも殺意が沸いた
阿部さんこそ真の不殺
ミゲルもニコルもトールも死なない。
ある意味キラが望む不殺の世界がここにある。
どうでもいいけど、上記三人が全員○○ルだw 法則でもあるのか?w
>>624 「暴走を止めるために他を暴走させる… ワシらがよく使う手じゃ…」
ウイングのドクターたちを思い出した。
このスレクオリティ高須クリニックwwwwwwwwwwwww
>>627 ルが付くキャラは大抵死ぬ
ミゲル・アイマン
ニコル・アマルフィ
トール・ケーニヒ
フレイ・アルスター
ナタル・バジルール
ムルタ・アズラエル
オルガ・ザブナック
クロト・ブエル
アサギ・コードウェル
ラウ・ル・クルーゼ
ハイネ・ヴェステンフルス
アウル・ニーダ
ステラ・ルーシェ
レイ・ザ・バレル
ギルバート・デュランダル
生き残ったのはサイとルナマリアくらいじゃないか?
アーノルド・ノイマン
ディアッカ・エルスマン
イザーク・ジュール
死人にシーゲル・クライン
ロメロ・パル
>>633 イザークは当初死ぬ予定だったらしいけどな
アンドリュー・バルトフェルド
ルが付く男キャラは大抵阿部さんに貫かれる
でおk?
盟主王&常夏ピンチ!
常夏は一人足りないけど、一人だけ助かるなんてわけないしなw
641 :
625:2007/01/28(日) 14:13:43 ID:???
>>638 …ッ!キシャマァァ!!
だが悪くないかもしれん…クソッ!阿部さん俺にゲイボルグを!
>>640 むしろ一人だけ助かってアッチの世界の住人になった仲間に狙われるのかもしれん
――西暦2007年1月28日。シャア専用@2ch掲示板において。
一人の男の無謀な発言によって阿部さんはこの世界に辿り着いた。
阿部「君かい?俺を呼んだのは・・・うほっ、良い男」
>>641「あ、阿部さん!?俺はただスレに書き込んだだけなのに!」
阿部「良い男に不可能はないのさ」
もちろんインモラルに時空跳躍機能などない。
良い男の為せる業、である。
阿部「俺のゲイ・ボルグが欲しいんだって?」
>>641「ま、待って!さっきのは冗d」
阿部「フンッッ!!」
>>641「ア ッ ー !!」
・・・皆さん、軽はずみな言動は控えましょう。
本編のシャニは、イザークにビームサーベルで貫かれたらしい
縁起でもない!
>>640 オ「ル」ガ・サブナック
クロト・ブエ「ル」
シャニ・ア「ル」トラス
3人危ないキガス
汚い穴だなぁ
>>638の絵にコメントが
>>641だけとはさみしいなw
殺意が沸く素晴しさだ、出来ればバカガリもかいてくだちい
>>638 石握って殴りたくなった。
とはいえ同人アニメの桃色汚物とは違って、単にムカつくってだけで、キャラとしてはいいキャラかな、と。
アレ?アデスってまだ喰われてないよな?
652 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/28(日) 19:22:44 ID:m/8YWHpN
っていうかアデスってここでの数少ない常識人だよな、な?
実は女装趣味
ナチュラルとコーディの争いはなくなってもゲイとストレートとニューハーフの争いが起こりそうな世界だね。
男も女も極めたバイセクシャルキャラの登場をキボンヌ
ガイとかバイっぽいな
コーディネーターの出生率が低いわけだなw
プロビのドラグーンは遠隔式ゲイボルグと見た
フレイはいつになったら風呂に入ることができるのか。
>>659 他キャラが普通なとこ見ると、たぶん毎日風呂入ってても体臭がキツい
>>660 稲中卓球部の体臭がドリアンな外人くんみたいなもんか・・・
アーガイルさん乙
>>664 無理です無理無理無理。
裂けますっていうか口から出てきて「食人族」のサドルの上に乗って杭を加えてた写真みたいになりますって
。
長いのと太いのが極端になったらアッーも糞もないよ。
男は度胸、何でもやってみるもんさ
ストマックフリーダムとインサートジャスティスか・・・
, '´  ̄ ̄ ` 、
,:ヽ.r.、 i r-ー-┬-‐、i
ヽヾヾ.ヽ、 | |,,_ _,{|
''=、:;‐! `_,,',,. ゙ゝ''フ N| "゚'` {"゚`lリ
゙ゝ、__'、__,ィ''´ヽ、 .ト.i ,__''_ !
!;\_,ノ::::::::::`ヽ-.、,,,_,.;;'" ̄`ー`'、/ l\ ー .イ
\::::::::::::::::::ノ `ヽ- '" ̄`ヽ`:.、 .;://'
\:::::::/ ,,,ヽ;:::>''"ヽ、,
`ー' ̄`ー──-、. `!:::::i‐" \:::i‐`'‐、
ヽ `!:::l ヽ!、 iヽ
ヽ ヽ:i |;;`l ,!::}
ヽ |:! `'' .ノ:/
| i:l | l
`、 |:| ,r-. 、 | !
ヽr‐ュ''''''''''´,,,,,,!_'i、 .| !
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,. '´ |:| ゝ.!_.-{, ゙i
,.-'" i:| ''、. ,.:.l ノ,
,.. -'"´ l:l :. レ':::l
┌─────────────────────────┐
│ . . スタンド名―「や ら な い か」 . │
│ 本体―阿部高和 .│
├───────┬────────┬────────┤
│ 破壊力―A │. スピード―A .│. 射程距離―C .│
├───────┼────────┼────────┤
│. 持続力―A .│ 精密動作性―C .│. 成長性―∞ .│
└───────┴────────┴────────┘
A―超スゴイ B―スゴイ C―人間と同じ D―ニガテ E―超ニガテ
>>668 首を付け替えただけなのに違和感が無いのがスゴイ
数ページのホモ漫画のキャラがここまで活躍するとは…
>>15やこのスレとかスゲーよ…
ヤマジュンのキャラメイクテクニックもすごいが、
>>1のキャラ生かしテクニックも凄いな
いい男たちのなせる技だ
100話使ってもろくにキャラを立てられない負債と、わずか数ページでここまで濃いキャラを立ててしまうヤマジュン
あまりにもクリエイターとしての差がありすぎる
SEEDが低すぎるのもあるが
やっぱやまじゅんはすげーな
SEEDも嫌いじゃないんだけど話まとめるのとか下手すぎだし
ところでスターゲイザーってあったよな。あれはもしかして・・・
もちろんゲイさ〜
アークエンジェル、ブリッジ。
キラを加えたアークエンジェルは、次の目的地を決めあぐねていた。
「ハワイなんてどうかしら?」
「艦長・・・遊びに行くんじゃないんですから・・・」
「じゃーもうどこだっていいわ。決まったら起こしてね」
そう言ってマリューは椅子を倒し、眠りにつく。
地球連合の命令を反故にしたアークエンジェルはお尋ね者になっていた。
結果的にはサイクロプスは発動しなかったのだが、発動前に逃げたという事が
お偉いさんにバレたためだ。
加えてザフト製MSの所持・・・アークエンジェルのクルーは戦犯扱いを受けていた。
サイクロプスの件についてアラスカ基地の部隊は混乱しているものの、時期に彼らからの
追撃を受けるのは明白だった。
「浦賀行こうぜ浦賀。来航しようぜ!艦白いけど」
「あ、俺牛丼食いたい!噂によると牛丼屋って殺伐としてんだってな!」
「そんな事よりヨドバシ行かね?」
「フヒヒヒヒ・・・」
皆の意見は分かれ、なかなか決まらない。
と、そこで久しぶりのあの人の声がブリッジに響いた。
「オーブに行きましょう」
キラ・ヤマト。超不本意ながらアークエンジェルを援護してそのまま乗り込んだ、
死んだと思われていた少年だった。
「キラ・・・」
「あそこなら僕達を匿ってくれるはずです。カガリもいるし」
――すげー頼りになんないけど。それにこんな個人情報の詰まったMS、モルゲンレーテ
でもなけりゃ解体できないしね・・・
「でもあそこって中立でしょ?軍艦を入れてくれるかしら・・・?」
「んじゃあちょっと訊いてみるよ」
ピッポッパ
「・・・・・・あ、もしもしカガリ?キラだけど。これからそっちに行っても・・・え?失くしてごめん?
何を言ってるのか分からないよ。・・・え、アスランが?・・・で、ちゃんととどめは刺したの?
・・・治療したって!?何考えて・・・・・・石?石がどうかしたの?・・・うん、うん・・・。はぁ!?
カガリそれ騙されてるよ。・・・で、話戻すけどそっち行ってもいいよね?・・・え?軍艦は
ダメ?・・・・・・しょうがないなぁ、せっかくお土産持って行こうと思ったのに。あー、別に要らない
んなら・・・・・・お土産が何かって?・・・・・・うん、すごい貴重な石なんだ。世界に二つとないね。
・・・え?言ってない言ってない。カガリは騙されてなんかいないって。・・・あ、欲しいの?うん、
分かった。じゃあ引き換えにAA入港させてよね。・・・うん、分かった、じゃ」
ピッ
「オッケーだそうです」
「んじゃ、決まりね。ノイマン」
「サー、イエッサー!」
交渉が終わったと同時にマリューは目を覚まし、針路をオーブへと向けた。
「パナマだ。以上、解散」
ヴェサリウス、ブリーフィングルーム。
そこではまるでテンプレのような光景が広がっていた。
「つまりパナマを落とせばいいんですね?」
イザークも徐々に慣れつつあった。
「そうだ。あそこのマスドライバーは放置しておくわけにはいかんのでな」
「了解しました!」
「今回の任務には新兵器の投入が予定されている。うまくすれば戦闘をせずに落とせる
やもしれんな・・・」
「はっ!必ずやパナマを落としてごらんにいれます!」
「悪いけど、俺は行かないよ」
異を唱えたのは阿部だった。
「阿部貴様!!遠足じゃあるまいし、行かないで済まされると思っているのか!?」
「落ち着きたまえイザーク。・・・阿部、良かったら聞かせてもらえないかな?非常に好戦的
であるキミが作戦を拒む理由を」
「なぁに、ちょっと同僚を迎えに行こうと思ってね」
「ほう・・・。確かに我々はそろそろ宇宙に上がらなければならんからな。ここいらで回収
をしておかねばな・・・」
「そーゆー事。ってわけで、俺はオーブに行ってくるよ」
「阿部!おい阿部!!」
ヴェサリウスの艦内通路。
「なんだいイザーク?」
「貴様がさっき言っていた同僚って、まさか・・・」
「御名答さ。今オーブに向かってるっぽいから、ちゃっちゃと回収してくるよ」
「ディアッカが生きて・・・!阿部!その任務、俺にやらせろ!!」
「いや、ダメだ」
「何故だ!?」
「オーブってのは中立だろ?そこに堂々と戦艦引っ下げて行けるわけないでしょ。だとしたら
単機での侵入・・・・・・ここからオーブまで補給なしで行けるのって、俺のインモラルしかないでしょ」
「ぐっ・・・・・・確かにそのとおりだ」
インモラルのエネルギーは事実上無限なので、超長距離の飛行も可能なのだ。
もちろん本来インモラルのエネルギーは無限ではない。
良い男の為せる業、である。
「だからイザークはパナマを落としながら待っているといい。それが終わった頃には
ディアッカとご対面って寸法さ」
「・・・分かった。だが阿部!ちゃんと連れ戻さなかったら承知せんぞ!!」
「ああ。そんときゃ好きにしていいぜ・・・・・・ベッドの上でな」
「・・・・・・!?さ、さっさと行ってしまえ!!」
「赤くなっちゃって・・・・・・カワイイじゃないの」
阿部知的www
パナマ基地。
ザフトのMS、ジンは、円柱のような形をした機械を次々と設置していった。
『準備、整いました!』
「よし、起動だ!!」
イザークの言葉を合図に、クルーゼの言っていた新兵器『グングニール』が作動した。
『な、なんだぁっ!?』
すると、今まさにこちらに向かわんとしていた連合のMSが、突如糸が切れたように
くずおれた。
「ほう・・・・・・すごいものだな、これは」
グングニール・・・・・・MSの体に良くない電波を発生させてその機能を停止させる、
まるで猛毒のような兵器だった。
「勝敗は決したか。各員、投降する者を速やかに収容しろ!」
「いやぁ、すごい兵器でしたね」
パナマ基地全土を見渡せる丘の上。
イザークとニコルは、そこで腰を落ち着けていた。
「ああ。連合のMSなぞ恐るるに足らんという事だ」
「・・・今頃阿部さんはオーブでしょうか」
「ふん!ヘマをしてなきゃいいけどな!!」
「相変わらず素直じゃありませんね・・・」
「ば・・・ニコル!突然何を言い出す!!」
「ふふっ・・・」
穏やかな時間が、緩やかと流れていく。
ここでの仕事は終わり。あとは阿部とディアッカの帰還を待つだけと思われた矢先――
『ぐあぁぁぁぁっ!』
「――!?な、何事だ!!」
コクピットから聞こえてきた味方の悲鳴に、イザークは素早くデュエルに乗り込んだ。
「どうした!?おい、聞こえるか!?何があった!!」
しかし相手からの返事はない。
『い、イザーク・・・・・・あれを』
同じくブリッツに乗り込んだニコルからの通信。
「・・・・・・ば、バカな・・・」
イザークは己の目を疑った。
味方MSを次々と蹂躙していく、肉色のMS。
その配色に、イザークとニコルは見覚えがありすぎた。
「・・・・・・・・・・・・い、インモラルだと!?」
!!!
wktkなてんかいだなこれは!!
カガリテラバカスww
そしてラウ、最早目的地だけかwwww
ちょwwwwまさか同型機wwwww
ってかAA白船来航かよwwwww
685 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/29(月) 02:32:57 ID:cbg8h6oe
ドミニオンならよかったわけだな
てちょwww阿部さんなんでwww
これは神の予感!!
同型機だとしたらパイロットは誰なんだよw
エネルギー無限でもパーツは確実に劣化するし、故障することもあるんだが…
まあ阿部さんは自動車修理工だから大丈夫か。
果たしてディアッカの尻は大丈夫なのか。それだけが心配だ・・・
続きが激しく気になる
692 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/29(月) 02:46:56 ID:LvFWtluF
『あーあー、オーブの皆さん』
オーブ近海。
そこには、連合の艦隊がずらりと並んでいた。
まるでオーブを包囲するかのように。
『そこに足付きが隠れているのは分かっています。すぐに差し出してください』
人を小馬鹿にしたような口調で、この部隊の責任者はオーブ軍にそう告げた。
『30分待ちます。それまでに足付きを差し出さなかった場合には――』
責任者――ムルタ・アズラエルは続ける。
『――オーブを攻撃しちゃいます』
「民に避難勧告を出せ!」
「もうやってます!!」
オーブ軍基地。
オーブ首長ウズミ・ナラ・アスハは、そこで声を張り上げていた。
「まさか速攻でバレるとは・・・!」
オーブは再びアークエンジェルを入港させた。
カガリのお願い・・・ではなく、オーブの量産MSの最終調整にどうしてもキラの手が
必要だったからだ。
しかし、今回は前回とは事情が違っていた。
前回のAAは地球軍所属の艦だったが、今のAAはお尋ね者の艦。
中立云々を差し引いても、軽々しく入港させてはいけない艦だった。
ちなみに普通は追跡を撒いたり誤魔化したりしつつ航行するものなのだが、我らが誇る無能艦長様
はクルージングでも楽しむかのようにぽけーっと航行してきたから困る。
「どうしましょうウズミ様!アークエンジェルを差し出しますか!?」
「ならん!事情はどうあれ我らはアークエンジェルを受け入れたのだ!アスハの名にかけて、
我々オーブは最後まで面倒を見る!!」
なんでこんなに人多いんだw
おまいら明日は月曜だぞ
694 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/29(月) 02:49:13 ID:LvFWtluF
「サイ君、状況は?」
「連合艦隊、以前オーブを包囲しています!!」
「あっちゃあ・・・・・・ちょっちまずいかもね」
アークエンジェル、ブリッジ。
連合の標的とされたAAは、出航の準備をしていた。
「無事に抜けられるといーけど・・・」
「ま、無理だろうなこれじゃ」
「あら少佐。もう訓練はおしまい?」
「こんな時にそんな事やってらんないっしょ。俺は静かに楽しみたいタチなんでね」
「あーっそ。・・・で、これからどーしよっか?」
「艦の安全を第一に考えるとこのままここに隠れてた方がいいんだが・・・そうするとオーブがな。
かといってむざむざ敵の前に出たらあっという間に蜂の巣だ」
「・・・・・・で?」
「いやはや、八方塞ってやつじゃないのか?」
「相変わらず役に立たないのねあなた」
「そう言うなって。新しいOSのおかげでストライクに乗れるようになったんだぜ、俺は!」
キラがフリーダムを受け取ったおかげで、ストライクは空きMSとなっていた。
そこでナチュラル用のOSをストライクに組み込み、フラガがそれに搭乗するという事になったのだ。
「そ。また腹痛になんなきゃいいけどね」
「艦長、あとどれくらいですか?」
連合艦隊旗艦、ブリッジ。
金髪の男が艦長に問うた。
「は。あと3分です」
「そうですか。・・・・・・で、彼らの準備は?」
「万全であります!」
「ならいい。・・・・・・くっくっく」
金髪の男――ムルタ・アズラエルは、嫌な笑いを零した。
「あー、もういいでしょ。ちょっと早いけどやっちゃいましょう」
695 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/29(月) 02:50:54 ID:LvFWtluF
「敵戦艦、砲撃を開始しました!!」
「んじゃてきとーに迎撃お願い。少佐、あなたも出てくれる?」
「まーかせときなって!この辺で株上げとかないと、坊主に嫌われちまうんでね!」
「・・・!?て、敵MS・・・・・・ガンダムタイプです!!」
「え?・・・まじ?」
「しかも三機です!艦長!!」
「気張りなさい。んじゃ、少佐――」
「あ、あたたっ!!急に腹が!!」
「・・・・・・少佐」
「は、腹が、腹がぁっ!!」
「・・・・・・大丈夫?お腹出して寝てたりしない?」
アークエンジェル、捕虜の間。
ミリアリアの手で、鉄格子の扉が開かれた。
「・・・・・・出なさいよ」
「ガクガクブルブル」
隅で縮こまっているのは捕虜になったディアッカ・エルスマン。目下精神崩壊中だ。
「この艦なんかやばい事になるみたいだから。あんたさっさと逃げないと死ぬわよ?」
「ガクガクブルブル」
「・・・・・・はぁ。ここ開けとくから、さっさと逃げなさいよ」
そう言って、ミリアリアは去っていった。
オーブ近海、海上。
インモラルガンダムは、ミラージュコロイドを展開しつつ飛行していた。
「さぁて、もうちょいで・・・・・・おや?」
そこで阿部は、本土で瞬く戦闘の光を見つけた。
「戦闘中ってか。ま、忍び込むには都合がいいけどな」
そう呟いて阿部は、本土をぐるっと迂回した。
目指す場所は、アークエンジェルのいるドック。
衛星でも見つけられないそのドックの位置を、インモラルのレーダーは詳細に示していた。
「目的はあくまでディアッカの回収だ。・・・・・・だが」
阿部はぺろりと唇を舐めた。
「あんなにいると、興奮するじゃないの」
尻裂きエド
本名:エドワード・ハレルソン
地球連合軍所属、中尉。
もともとは南アメリカ合衆国一のバイセクシャルで、大西洋連邦による武力併合後、連合軍人となった。
ノンケとしては、平凡な実績しか残せなかった彼だったが、バイセクシャルになり、メキメキと頭角を現すようになった。
特にゲイ・ボルグのサイズの巨大化に抜群の才能を持っており、一度出撃した彼の機体は、
かならず敵のパイロットの返り血(あまりにもサイズがでか過ぎて切れた)がついていたと言われる。
付いたふたつ名は「尻裂きエド」。 だが、その名前に反し、男だけが好きという訳ではなく、
キャバクラで見せる姿からは男好きとは思えない、女好きの青年でもあった。
プレイは、テクニシャンであり、兵士たちの人気もあった。
彼は、3Pのテストを受け持つことが多く、ケツにアレを加えながらファックしたことでも有名だ。
ストライクダガーとM1アストレイ。
両陣営の量産期が、次々と刃を交えていく。
そんな中――
「くそっ!!」
フリーダムはバラエーナを発射したが、しかし亀型MSは両サイドのシールドを構えて
その軌道を逸らした。
「な・・・!?」
「おらーいくぜー!!」
次いで大砲MSによる一斉砲撃。それをなんとか回避するも、
「撃滅!!」
MA形態が非常にカッコワルイMSのハンマーを背に受け、フリーダムは体勢を崩した。
フォビドゥン、カラミティ、レイダー。それぞれ禁忌、災厄、強奪と、どこぞの肉色MSを
象徴するかのような名を冠したMSだ。
「くっ、手強い・・・!」
さすがのキラも、新型三機相手には苦戦を強いられていた。
オーブ首長国。
中立国家であるこの国は今、戦禍の渦の中にいた――
「はっ、はっ、はっ――」
ディアッカは走っていた。
開け放たれた檻から抜け出したディアッカは、オーブ本土をあてもなく走っていた。
致命的なトラウマに加え、この戦乱。恐慌状態に陥ったディアッカは、やがて
MSのドックに辿り着いた。
「・・・・・・」
そこには、放置された緑色のMS。
かつての愛機、バスターガンダムがそこにあった。
ディアッカはコクピットに上がり、OSを立ち上げた。この戦乱の中で、MSのコクピットは
安全地帯とも言えるものだった。ヘタなシェルターよりも、PS装甲に包まれたコクピット
の中は安全だからだ。
「ガクガクブルブル」
震える手でバスターを操縦するディアッカ。すぐにここから逃げ出したかった。
しかし――
「――!!??!!??!!??」
立ち上がると同時に、メインカメラにある機体の映像が映った。
それは、今のディアッカが恐れて止まないMS・・・
肉色のガンダム――インモラルガンダムの姿が、そこにあった。
「おおっと、危ない危ない」
ミラージュコロイドを解き、インモラルはオーブを飛行する。
この戦禍の中、誰も新たなMSを不審に思う者はいなかった。両軍とも目の前の敵の事で
頭がいっぱいで、気にする余裕などなかった。
と――
「アウチ!!」
インモラルに砲弾が直撃した。カラミティの砲撃による流れ弾だった。
インモラルはもちろん無傷。今更砲弾一発で傷つくような装甲ではないという事は
みんな重々理解している事だろう。
阿部がなんとなく目を落とすと、そこには山道を駆ける家族の姿があった。その家族の長男と
思しき少年は、ピンク色の携帯電話を拾い上げて家族のもとへ戻り、再び駆け出した。
「ひゅう♪あの子はなかなか・・・あと二年もしたら良い男になりそうじゃない」
阿部は逃げる避難民の少年に当たりを付けた。
――後のシン・アスカである。
「・・・・・・お、いたいた」
少しして阿部は、立ち上がってこちらを凝視するバスターガンダムを見つけた。
「ようディアッカ。迎えに――」
阿部が言い終える前に、バスターはビームライフルを放ってきた。
「・・・ディアッカ?俺が分からないのかい?阿部さんだよ」
『ガクガクブルブル』
阿部の呼びかけに返事をせずに、バスターはインモラルにビームを撃ち込み続ける。
「ディアッカ・・・・・・。そうか、怖い目に遭ったんだね・・・」
阿部は全てを察すると、両手を広げてバスターに近付いた。
「何も怖がる事はない・・・落ち着くんだディアッカ」
『ガクガクブルブル』
ミザイル、散弾銃・・・そして、連結砲。
ありとあらゆる火器をインモラルに浴びせるも、しかしインモラルは傷一つ負わずにバスター
へと近付く。
そして距離が詰まり、インモラルはバスターの両肩に手を置いた。
『ガクガクブルブル』
「ディアッカ・・・。おまえが今感じている感情は精神的疾患の一種だ。
静め方は俺が知っている。俺に任せろ」
するとインモラルはバスターの体を反転させ、ケツにゲイ・ボルグの発射口を押し付けた。
『ガクガクブルブル――!!?』
「大丈夫、すぐ済む。・・・・・・フンッッ!!」
『ガクガクブル ア ッ ー !!』
「最後のノンケ」があああああああ!!!
『・・・あれ?俺、なんでここに・・・』
「正気に戻ったか、ディアッカ」
『――!?阿部さん!?なんでここに!?ってオイ、戦闘中かよ!!』
ディアッカは正気を取り戻した。
ディアッカの受けた精神の傷は、フラガとトールに見せ付けられた行為によるもの・・・
確かに普通の男性――ノンケならトラウマとなるものだが、そうでないのなら話は別だ。
要は、世界が反転したのだ。表が表のままのディアッカが見せられたあの行為はショッキング
なものだったが、裏が表になったディアッカにとってはショッキングでもなんでもなく、むしろ
どうして参加しなかったのだろうとまで思うようなものだった。
世界が変われば常識も変わる・・・・・・常識がトラウマになる道理はなく、ゲイに目覚めたディアッカ
の精神は今ここに復活した。
「ま、何はともあれ良かった良かった。さ、さっさと帰るよ」
『あ、ああ・・・でも、どうやってだよ?』
「心配するなって。ちゃんと俺が抱えてってやるよ」
『抱えてって・・・ま、おっさんならなんでも出来そうだな』
「またおっさんって言ったなおまえ絶頂死ってやつを体験させてやろうか?」
『すいません勘弁してください今掘られたらマジ死ねる』
懐かしの問答を繰り広げ、さぁ帰ろうという時――
『なんだおまえ、新型か!?』
『うぜぇwww』
『なんだかよく分からねぇが、てめぇらも瞬殺!!』
フリーダムに飽きた三機が、インモラルに向かってきた。
「やれやれ・・・相手してやりたいところだけど・・・」
バスターのエネルギーは、さっきのインモラルへの攻撃のせいで空っぽだった。フェイズシフトダウン
を起こし、色は灰に変わっている。
「バスターにゃ流れ弾でも致命傷だ・・・・・・残念だが、ここは退かせてもらうよ」
『ぁあ!?誰が逃がしてやるって言ったよ!?』
『うぜぇwww』
『まとめて撃滅!!』
襲い来る三機。
しかしインモラルは動かず、三機を同時に視界に収めたまま――
「フンッッッ!!」
気合一発、睨みつけた。
『な・・・っ!!?』
『うぜぇwww』
『か、体が・・・・・・動かねぇ!!』
蛇に睨まれた蛙、という表現がぴったりだろうか。
絶対の捕食者たるインモラルの睨みに、か弱き獲物であるフォビドゥン、レイダー、カラミティは、
まるで金縛りにあったようにその動きを止めた。
「このままヤってもいいんだが・・・あいにくとのんびりもしてられなくてね」
そう言って阿部はインモラルにバスターを抱えさせた。
「おまえらの相手はまた今度。その時こそ・・・・・・淫夢を見せてやるよ」
クロトwwwwwwwwwwwwwwwwww
ついにディアッカが.......
シン一家生存ktkr
遂にディアッカまで・・・
まともな性癖の奴は後何人だ?
キラしかもうノロケいねえwwww
カズィ
ノイマン
三馬鹿 はどうなんだ
ディアッカが怖い目にあったのって元を辿れば阿部さんの所為なんだよね・・・
シンはさすがにあのアスハ親子のせいで家族を失うのは気の毒すぎたか。
だが家族の代わりに純ケツを失う事になるであろう。
自動的にマユにも新しいお兄ちゃんが出来て皆幸せ
シンを出してくれたのは種死編もあるという意思表示ですね!?
家族が生存したら戦う理由がないんじゃね?
軍人にすらならないんじゃね?
オヤジが掘られたのが原因で一家離散すれば理由は問題無い。
勿論掘るのはフリーダム。「フリーダムは、俺が掘る!」
やべぇめちゃGJww
このスレが気になって仕事に集中できんジャマイカ
家族を守れなかった無力を悔やみ軍に入ったから、家族が生存してるなら入隊はしなさそう
70人もの人とダンスパーティーをやっちまう良い男なウズミがいるオーブたぞ?
家族は助かってもシン父はアッーな目にあってるかもしれない
シンに戦う理由がないと決めるのは早急すぎないか
それはそうと盟主王と常夏キター!GJ!
シン視点だとインモラルが自分と家族を守った様に見えて憧れを抱いて軍に入るとか。
718 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/29(月) 09:20:24 ID:svgRS78R
警察が阿部さんに掘られたときにシン父が巻き込まれて掘られたとか
マユが実は弟で父弟を掘られて「家族を奪われた」な状況とか。
母?オミット。
性的にフリーダムな阿部がフリーダムガンダムに乗ってると勘違いするとか
>>717 インモラルに当たった流れ弾=史実ではシンの家族を焼いた弾ってことか。
「あの肉色のMSは身体を張って俺らを助けてくれたんだ」とか。
インパルスがVPS搭載機だからと
全てのシルエットを肉色にするシン
アホ過ぎるなこのSS。
こんな有様では、その内「女と交わりたくなんかないから」と言う理由でクローン技術の促進と肯定が行われたりして。
ザフトの面々は今回で全部食われたし、常夏と盟主王除けば残る男キャラはキラだけか?
尤も、アスランにも狙われてるんだよなコイツ……その内地球圏で生きる事に絶望して、スターゲイザー計画に関わった挙げ句スターゲイザーに乗って外宇宙目掛けて脱出しそうなw
>>724 逆に考えるんだ。
まだまだゲイがマイノリティな地球圏に絶望して、ゲイの王道楽土を築くために外宇宙へ飛び出すんだ!
>>724 ちょwwwおまwww
そりゃ、キラじゃなくて阿部さんじゃねぇのかよw
まぁ、阿部さんなら70年にヴォワチュール・リュミエールをホイホイっと余剰部品で作り出してインモラルに搭載し、本気で外宇宙に飛び出しそうだけどw
>>726 その後、外宇宙でインモラルを改良してターンGAYで帰ってくるのかなwwww
阿部率いる「いい男たち」は、地球を見限り男たちのエデンを作るために宇宙に行く。
阿部は自動車整備で培った技術力をいかし、スペースコロニーを製造した
のちのサイド3である
「マユ、携帯拾ってきたぞ」
「ねぇお兄ちゃん、お兄ちゃんって『攻め』だよね?」
「え?」
「3組のタカシ君なんかいいかも…でもうちのクラスのヨシオ君もいいなぁ」
「な、なに言ってんだ?マユ」
「逆に『受け』でもいいかも…ウズミさまなんかブツブツブツ」
「マ…マユが…俺のマユが…あの肉色のMSのせいで…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
勃てよ、国民!
阿部さんの精子なんて数え切れないほどあるからな
いつの時代に阿部さん本人がいてもおかしくないってことだ
>>699 >――後のシン・アスカである。
後のってことは今はシン・アスカではないと・・・
これは今は苗字が違うけど後に父親がゲイ化して離婚、母方の姓であるアスカを名乗ることになる伏線とみた!
キラ・・・昔旧シャアにあった快男児ブライトスレのシャア並の薄幸ぶりだ、ガンガレ!
そういえばあのメビウスに乗ってて阿部さんに掘られた女はどうなったんだろう
801になったのかなぁ
腐女子になったか、男好きのド淫乱になったか・・・
後の『乱れ桜』である。
なにしろノーマルの男も一発でゲイに変える竿に貫かれたからな…
ただでは済まないだろう
ゲイにも好かれる女になったに一票
しかし女性兵士の増加は阿部さんにとっちゃ死活問題だな。
まさかそれで種死の頃には対阿部さん用にルナやヒルダの様な女の赤服が増えたのか。
インモラルに対女用武装が付くのでは?
ビームライフルみたいな普通の武装が
んで男にはゲイボルグ
シホは……オミットでいいや
インモラルに性別区別センサーが搭載され
ゲイボルグの他にビームライフルとビームサーベルが搭載される
女は駆逐され男はゲイになる
滅びるwwwwwwwwwww
>>744 阿部「滅びる? 莫迦な事言ってるじゃないよ。俺達はいい男だから不可能なんて無い。男同士で交配し、直腸で子供を生む事だって(ry」
……奴ならまじで、やりかねない。駄目だ、リアルに吐き気がorz
ヒビキ博士のクローニング技術と人工子宮に阿部さんの改良を加えれば男だけの理想郷を作る事が可能だ!!
747 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/29(月) 16:08:16 ID:G6dY+ylO
いい男は子孫なんて考えないんだよ…
その時、抱き合い求め合う二人の男たちがいればいいのさ
CEの未来
男は全員ゲイに
人間は全て人工受精で誕生するようになる
女性の商品化、卵子市場が発展する
学校ではゲイの為の性教育が行われるようになる
チャット厨うざい
整然と並んだ数百、数千の阿部さんが一斉につなぎのジッパー下げて
「「「「「 や ら な い か 。 」」」」」
とか言ってくるのか
>>748 コーディネーターの技術で遺伝子をXYに変える事が流行する
必然的に女性が少なくなるので、女性価格が高騰する
卵子生産業界が儲かる