【相互】種死&リリカルなのはSS【乗り入れ】その2
まだあと30k強いけるからなぁ
というか明らかに次スレ立てるの早すぎ
828 :
次スレ1:2007/01/26(金) 22:18:18 ID:???
1ヵ月以上も投下ナシの人達はもう打ち切り?
まだだ、まだ終わらんよ!
気長に待とうぜ。
831 :
黒い波動:2007/01/28(日) 13:38:03 ID:???
「はじめまして、君の保護監察官を担当することになったグレアムだ。以後、よろしく頼むよ」
想像とは違う気さくな声に、少し拍子抜けする。
ここはとある控え室。
私はついさっき閉廷した裁判を思い出す。今までの裁判の長時間振りが嘘のような随分あっさりとした判決の言葉。無罪と言われたときの、あの嬉しさ。傍聴席では皆が嬉しそうな顔でこちらを見ていた。
ただ、一人。シンを除いて。
「何か、考え事かね?」
「あ、すいません」
いけない。シンの事は心配だけど、だからといって目の前のグレアム提督の話を疎かにするわけにはいかない。
私は手首に輝くブレスレットを反対の指で触りながら、聞くべきことに集中する。
保護監察官の人柄にも驚いたが、その口から発せられた言葉にはもっと驚いた。
何の制約も課さない。事実上の完全な自由。それはグレアム提督の私への信頼の表われだ。それを裏切るわけにはいかない。
私は頭を下げ、退室しようとしたのだが
「最後に、一つだけいいかね?」
グレアム提督が私を止めた。
「はい、何でしょうか?」
「彼は、シン君はどうかね?」
「は?」
驚いた。何故ここでシンの名前が出てくるのかを。何故彼の名前を知っているのかを。
話を聞くと、どうやらグレアム提督はシンの暫定的な保護者役という事らしい。
「あまり会う機会は無いのだがね。だが、やはり気になってね」
(どうしよう?)
正直に言うべきか。いや、この人がシンを本当に心配しているという事は分かる。なら、言うべきだろう。
「その、ですね」
私は今朝あった出来事を、グレアム提督に語り始めた。
832 :
黒い波動:2007/01/28(日) 13:38:57 ID:???
朝。自室で裁判に行く準備をしていると、通路を慌ただしく駆ける足音に気付く。
(どうしたんだろう?)
手を止めて通路に出ると、医者と思しき人間が急いで走っていく姿があった。
(あっちは、確かシンの部屋)
何があったのだろうか?心配だ。だが、もたもたすれば裁判に間に合わなくなってしまう。
(だけど)
私は、少しだけという制約を自分に課して、シンの部屋へと向かった。
シンの部屋の近くまで来ると、エイミィさんがいたので話を聞いたが、彼女にもよく分からないということだった。
シンの部屋は閉ざされており、その中からはシンの慟哭のような声が聞こえてくる。
もう少し近づいてみようと思ったが、現場に駆けつけたクロノによって裁判の準備へと戻されてしまった。
転送ポートに向かう途中、アルフが調べてきてくれた話によると、シンは今眠らせているらしい。何でもちょっとした錯乱状態になっていて、薬で強制的に沈静させられたという。
ますます心配になったが、医者が言うには起きたらケロッとしていることだろう、と言う話らしい。
どんなに気になっても、私が看病に行けるわけじゃない。今は医者の言うことを信じることにした。
シンからのブレスレットを見つめる。
(大丈夫だよね?シン)
私はシンの事で頭が一杯になりながら、裁判へと向かうことになったのだった。
今朝の話を語り終える。
すると、あれだけ穏やかだったグレアム提督の顔が険しくなっていて
「あの男」
怒りを押し殺した声で、ただそれだけを呟いた。
グレアム提督との面接の後、私はアースラへと戻った。
どうやら今までと生活はそこまで変わらないらしい。
私はまずお世話になった人達にお礼を言い、そのあとすぐにシンが眠っているメディカルルームへと向おうとした、が
「!?」
艦内に警報が鳴り響く。
「何が?……とにかくエイミィさんたちと合流しよう」
私は目的地を変え、急いでブリッジへと向かう。
(いやな予感がする)
皆が慌ただしく動く中、私は目的地に到着した。
「この警報は何です……なのはっ!!」
ブリッジの扉を開くと、そこに映し出されていた映像に、私の良く知る人物が映っていた。
私の一番の親友。
高町なのはが、何者かに襲われていたのだった。
833 :
黒い波動:2007/01/28(日) 13:39:45 ID:???
この家に今いるのは僕とはやてちゃんだけだ。
はやてちゃんには四人は買い物に行ったと伝えてある。
「ほな、夕飯作って待ってようか」
その言葉に従い、僕は今台所でじゃがいもの皮を剥いていた。
(これも、大切なことだ)
四人がしていることを考えると、少し歯がゆさを感じる。
皆は今、闇の書の蒐集を行っているはずだ。
(なのに僕は……)
こうして留守番だ。
シグナムさんからは充分な戦力になるという言葉を聞いたが、やはり僕が同行すると邪魔になるのだろうか。
(いや、違う)
そうじゃない。考えても見ろ。守護騎士たる四人が、僕一人に主の護衛を任せたのだ。それは信頼の証じゃないのか?
「キラ君、どうしたん?」
「いや、なんでもないよ。じゃがいもの皮、剥き終わったよ」
「ありがとぅ」
彼女の笑顔を見て思う。
この笑顔を、翳らせたりはしないと。
(みんな、頑張って)
一刻も早く、闇の書を完成させないと。
834 :
黒い波動:2007/01/28(日) 13:42:00 ID:???
(この世界に、こうした形でまた来ることになるなんて)
私を変えた友の住まう世界。
(ううん、今は感慨に耽っている場合じゃない)
なのはと交戦している敵はまだこちらに気付いていないはずだ。
(なのは)
「フェイトちゃん、急いで!!なのはちゃんが!」
「バルディッシュ!」
なのはたちの位置情報を受け取り、その方向に進路を取る。
景色が勢い良く後ろに流れていく。目的地が迫る。
「いくよ、バルディッシュ」
『Scythe Form』
私の戦友が鎌のような形状に変形する。
なのはに迫る赤い少女に向けて、手加減なしの一撃を振るう。
「はっあぁぁ!」
「何?」
寸前で防御されるが、なのはから引き離すことには成功した。
「フェイトちゃん!」
なのはの驚きの声。なのははボロボロだった。
「話は後で。今は」
目の前の少女はこちらを注意深く伺っている。
(許さない)
魔力刃が鋭く煌く。
気合一閃。踏み込みとともに相手へと接近する。
「ちい」
相手も消耗しているようだ。逃がしはしない。バルディッシュを横なぎに振るう。相手は防御より回避を選んだようだが、それは間違い。こちらのほうが数段速い。
「くっ」
さすがに一撃では吹き飛ばせないが、それなら次の一撃を撃ち込めば良い。
イメージするのはシンの連撃。あの流れるような攻撃を、私もバルディッシュで再現する。
「はあああああああ」
防御はなかなか厚かったが、四撃目で相手の障壁を砕き、五撃目で相手に直撃させた。
相手は吹き飛ばされた勢いを利用して、こちらから大きく距離をとった。
後方から遅れてきたユーノがなのはに回復を施している。
「ユーノ、なのはを」
「分かっている。フェイトも気をつけて」
ユーノがいれば安心だ。彼の結界を破れるような攻撃などそうそうないのだから。
835 :
黒い波動:2007/01/28(日) 13:43:25 ID:???
私は敵を追撃するべく空を翔る。
「あれは!」
厄介なことになった。敵が一人増えている、二体一を覚悟したが、さきほど戦った少女の方は転移で離脱した。
思った以上に消耗していたのだろう。
代わりと言うように、剣士のような女性がこちらに剣を向ける。
「管理局の者だな?」
「あなたたちは?」
「答える義理は」
彼女の魔力が漲っていく。
(来る)
「ない!」
言葉とともに一気に距離を詰めてくる。おそらくは接近戦型。だけど、私も。
「はあ!」
共に魔力の斬撃を放つ。互いの一撃は互角。一瞬の鍔迫り合いの後、更なる一撃を互いに放つ。
「く」
今度は私が打ち負けた。パワーでは彼女の方が上のようだ。
(なら、私は)
いったん距離をとり、自身の速度を上昇させる。相手もこちらの加速に対応するように追ってくる。
しかし。
(スピードで、挑むだけだ)
私は魔力を集中させて最大速度まで一気に加速する。
「!」
相手も一瞬こちらの姿を見失ったようだ。絶好の好機。
背後に回り、サイズを叩きつける。
しかし、寸でのところで防御されてしまう。
『defenser』
バルディッシュが障壁を展開させる。
ぎりぎりのところで相手の繰り出した蹴りをガードす
「あまい」
蹴りの反動を利用して、手に持つ剣で斬りつけてくる。
(鋭い)
彼女の斬撃はそう表現するのが相応しい。シンも似たタイプだが、彼以上に苛烈な一撃だ。
なんとか凌ぎきると、体勢を立て直すため、再び距離を取る。
836 :
黒い波動:2007/01/28(日) 13:44:11 ID:???
『Photon lancer』
牽制に放った雷撃の槍が、敵の追撃を阻む。
「アークッセイバー!」
ここからは私の番だ。サイズの魔力刃が相手に向かって飛んでいく。私はその雷撃の影から接近する。威力を拡散させる代わりに攻撃範囲も拡散した雷撃は、私を完全に隠し切る。
防ごうとした雷撃の影から現れた私に虚をつかれてできた隙を逃さずに、私はバルディッシュを振りかぶる。
再び生成した魔力刃で、今度こそ捉えた。
「くっ」
直撃した一撃は、彼女を空から叩き落す。
だが、撃墜にまでは至らなかったようだ。
体勢を立て直した彼女はこちらとの距離を少し詰め、再び撃ち合い、鍔迫り合いになる。
「やるな」
「あなたも」
互いに互いの実力を認め、四度距離を取る。
「先程は失礼した。改めて名乗らせてもらおう。我が名はシグナム。剣の騎士だ」
「管理局嘱託魔導師、フェイト・テスタロッサ」
「テスタロッサ、か。お前相手に手加減はできんようだ」
「?」
目の前の女性、シグナムが剣を構える。
そして。
『Nachladen!』
彼女の持つ剣に、変化が起こった。
837 :
黒い波動:2007/01/28(日) 13:46:52 ID:???
どうもこんにちは。はやての言葉が分かりません。
俺も今からもう一度アニメを一通り見てくるつもりですが、アドバイスなどがあったらよろしくお願いします。
乙。
シン、やっぱ洗脳されたのか?
それとも記憶が戻っていつもの正確に戻った+キラへの怒りなのか。
むしろ記憶戻りかけて、完全に戻るのを恐れているとか
投下乙
シンの記憶が戻ったほうがいいのか、暗黒面に落とさないほうがいいのか。
うーむ、グレアムの意図がよく読めない。
後1話分の容量あるかな?
残り25KB
あと少しで完成だから。出来れば明日の夜に投下する。
もし途中で要領切れになったら次スレに、その話の最初からまた投下する予定
ちょっと醤油飲んでくる
845 :
844:2007/01/29(月) 00:18:52 ID:???
誤爆です。申し訳ありません…
>844
自殺志望者か?
醤油直飲みは危険すぎるぞ
>>844 俺の爺ちゃんが徴兵検査で落とされる為に、わざと醤油一気飲みしてから行ったとか聞いたことあるなあ
醤油の致死量は体重60kgの人で168ml〜1500mlです
原因は20%くらい含まれる食塩です
1リットル飲むと消化管を痛め、神経、循環器障害、赤血球の破壊、肝臓障害、腎臓障害を起こして死亡します
脳細胞が急激に萎縮し、くも膜下出血を引き起こすこともあります
>>848 168ml〜1500mlって幅が広いな。
10時頃に投下します
そろそろ時間なので17話投下。
機動戦士ガンダムし〜どD´s 第17話前編
ある晴れた朝。
今日は別段何もすることも無いシンは久しぶりに朝から家でゆっくりとしている。
「ふぅ」
そういえば、たまに朝からシグナムのトレーニングに付き合わされたり、デスティニーの調整でアースラに言ったりと、ここ数日朝から暇という事がない。
たまにはこうやって朝から昼寝(昼寝と呼べるかは疑問)するのもいいのかもしれない。
そこへ……
「おーいシン、いるかー?」
ヴィータがシンの部屋に来た。
またゲームでもさせられるのだろうか。
「いるけど、なんだ?」
「昼から用事あったら一緒に出かけねえか?」
合わせたい人がいる、とヴィータは言うので、友達でも出来たのかと思いながらわかった、というシン。
そのあとヴィータはリビングに戻ったみたいだった。
ふと、財布から一枚のチケットを取り出す。
数日前に美由希にもらったチケット。
「どういうつもりなんだ?」
シン自身、恋愛には疎いことは自覚している。
だが、流石のシンでもデートに誘われたことだけがわかる。
「どうすりゃいいんだよ……」
遊び感覚のデートなのか、本当に自分が好きでデートに誘ったのか全然わからない。
もし後者だとしたら、自分がいつ彼女に好意的なことをしたかわからない。
あるとすれば、彼女がナンパされているところを助けたぐらいだが、流石にそれは無いだろうと持った。
まあ、今考えても始まらない。そう思ったシンはベッドにもぐり朝から昼寝を始める。
「彼女を外へ?」
プレシアは研究室で、クルーゼはマユを一度外の世界に連れて行きたいと言い出した。
「われわれはともかく、彼女は一度精神的にも休暇が必要でしょう」
どの部屋もそうなのだが、今彼女が使っている部屋は、本当に必要最低限のものしかない。
だから、彼女を外の世界へ自分が連れて行って、少しでも気を紛らわせようといった。
実は、単にクルーゼが地上の情勢を知りたいだけだった。
だが、そう何回も地上へ降りることは出来ない。
そのためにマユを少し利用しようとした。
プレシアはしばし考える。
そこでさらに何か言おうと思ったが、あまりいすぎるとこちらの意図がばれると思い、これ以上は言わなかった。
そして出た答えは。
「わかったわ。いつ行くかはあなたの好きにして頂戴」
最近魔法の練習ばかりで、休憩代わりにはちょうどいいとおもった。
以前、フェイトがいた時ならこんなことは言わなかったはず。
知らず知らずのうちにアリシアがいたときの自分になりつつあることに戸惑うプレシア。
それを見て、プレシアにばれないように微笑を浮かべながら、クルーゼは部屋を出て行くのだった。
「くっ…また……」
ムゥはあてがわれた部屋で頭を抑える。
このところ、こうやってたまに変な感覚が起こる。
この感覚は、以前に何度か感じていた。
それは、一人の男が関係していた。
「ラウ・ル・クルーゼ……」
ラウ・ル・クルーゼ。自分の父が作ったクローン。
ムゥとクルーゼ、お互いは互いを感じ取っていた。
だが、今クルーゼはいない、奴は死んだ。そうキラから聞いた。
だが、この感覚はラウ・ル・クルーゼそのものだった。
もしかしたら、同じクローンのレイ・ザ・バレルのものかもしれないし、もしかしたら父親のクローンがまだほかにいて、自分のようにこの世界にと飛ばされたのかもしれない。
……なんかこの世界へ来てから調子がおかしい。
そう思い、気分転換にアカツキの調整でもしようかと思い部屋を出て行こうとしたとき、ちょうどレイと鉢合わせになる。
ちょうどいい、あいつも変な感覚を感じているかどうか聞いてみるのもいいだろう。
「おい、坊主」
ムゥに呼ばれてレイは動きを止めてチラっとこちらを見る。
「何ですか?」
まあ元は敵だからわかるが恐ろしく無愛想に答えるレイ。
「最近なんか変な感覚に襲われる感じはしないか?」
いわれてそういえば、と考えるレイ。
確かに数日前くらいから誰かに呼ばれるような……そんな感覚は確かにある。
「ええ、たまにですが」
それを聞いたムゥがレイに少し聞きたいことがあった。
「聞きたいんだが、坊主とクルーゼ以外にお前のクローンっているのか?」
そういわれて、そういえば、と考え込む。
「一人はいたとお思います。あとは知りませんが……」
確かにあと一人、自分達と同じクローンがいた。
だが、レイは彼の名前しか知らない。
確かその名は、ブレアといったか。
それを聞いて、ムゥは驚いていた。
いったい自分の父親はそこまでしてでも跡取りを欲したのか。
「ですが彼はすでに死んでいます。アルのクローンで残っているのはおそらく俺だけなはず」
そうだ、彼は死んだ。
どうやって死んだかはわからない。ただ、自分とクルーゼ以外のクローンが死んだと聞いた。
情報源は確かそいつと関わりを持っていたジャンク屋と傭兵だとギルから聞いた。
だが、それを聞いて、逆にムゥは不思議に思う。
じゃあ俺と彼も知らない別のクローンでもいるというのだろうか。
「わかった。スマンな邪魔をして」
そういってムゥはアカツキが格納されている格納庫へといった。
カツン。
さっきからこの音がちょくちょく聞こえてくる。
ヴィータに着て欲しいところがあるといわれて、シンが連れてこられたのは近くのゲートボール場。
話を聞くとヴィータはよくここに来てゲートボールをするらしい。
シンはそれを未定外装にヴィータを見た。
勿論ゲートボールだから回りは爺さんばあさんばかり。
それ以前にヴィータがゲートボールをしていることに驚いた。
おく言う地味な(失礼)者をするなんて思わなかった。
それに……
「ゲボ子ちゃん、いらっしゃい」
え?ゲボ子ちゃん?
それを聞いて元気に手を振るヴィータ。
おそらくゲボ子とはヴィータのことだろう。
名前の由来は多分…
ゲートボールをする子供→ゲボ子
だろうか。
しかも、とうのヴィータはその名前を気に入っているみたいだった。
「じーさん、ばーさん。紹介したい奴が居るんだ」
そういいながらシンの腕を引っ張りながら爺さんばあさんに近づくヴィータ。
「こいつ、シンって言うんだ」
「ども、シン・アスカです」
ヴィータに紹介されて、とりあえず自己紹介するシン。
「ゲボ子ちゃんのお友達かい?」
ヴィータは爺さん達に、今度来るとき紹介したい奴がいるから連れてくるといっていた。
「まあ、そんなもんです」
そういうと、ヴィータが怒って答える。
「ちがうだろ。おまえはあたしらの家族だろ」
ヴィータにいわれてはやてが言ったことを思い出す。
(これでシン君も家族の一員やな)
本人はすっかり忘れていたが、すでにシンは八神家の一員である。
その後、少し爺さんばあさんと話をして、ヴィータにゲートボールを一緒にしようといわれたが、今はする気じゃないから別にいいと言ってシンは見学することにした。
ヴィータは爺さん達と楽しそうにゲートボールをしていた。
このゲートボール。かなり地味で(主にお年寄りがするから当たり前だが)する分には面白いだろうが、見てるほうには全然面白くない。
ルールを知らないというもの一つの理由だろうが……
シンはそう思いながら、昨日のことを思い出す。
(結局、人って運命からは逃れなれないのかな?)
こう自分で言ったが、じゃあ、自分の運命とは何なのか。
家族、ステラ…大切なものを守れなかった自分………
もしかしたら、それが自分の運命なのかもしれない。
結局自分は、何も守れない。それが彼の運命なのか。
(俺は……)
「おーい」
気付くと、ヴィータが目の前に立っていた。
「いったいどうしたんだよ?」
どうやら自分を心配してくれているらしい。
「なんでもないさ。ただちょっと考えことをしてるだけだよ」
それを聞いてむっとするヴィータ。
ヴィータは内緒ごとは嫌いなのはわかる。
だが、このことを話しても、小さいヴィータにはわからないかもしれない。
闇の書とか何とかって言ってたけど、まだ小さい子供だ。
シンはそう思っていた。
実際は、シンよりもはるかに年を食っているのだが、シンはまだわかっていない。
「ただいまー」
美由希望は学校から帰り、恭也の「お帰り」という声を聞いて、彼女は急いで自分の部屋で着替えの準備をする。
今日は恭也と剣術の稽古があるのだが、学校で友達との話で少し遅れてしまった。
そのため着替えるために少し急ぎ足で部屋に入る。
その時、玄関に例のチケットを落としたとも知らないで。
恭也はすでに準備が出来ていたため、先に道場に行こうとした。
「ん?」
そのとき、床になにか紙切れがあることに気付く。
何かと思うとそれは少し前に出来たテーマパークのチケットであった。
自分が家に入ったときは見当たらなかったし、家には自分と美由希しかいない。
「美由希のか?」
そう思ったとき、美由希がちょうど降りてきたところだった。
ちょうどいい、このチケットのことを聞くことにした。
「美由希。これお前のか?」
美由希はそういわれて彼の手にある子を見て、え?疑問符をあげる。
いつの間にかあのチケットを落としたのだ。
見る見るうちに顔が赤くなって、すぐにチケットを受け取り、速攻で自分の部屋に持っていく。
何が何だかわからずにいる恭也。
美由希はすぐに戻ってきてきた。
「さ、恭ちゃん。早く練習行こう」
いかにも動揺しながら美由希は言う。
ああ、といいながら、恭也は美由希の後に続くように道場に言った。
その帰り道、ヴィータはまだむっとしていた。
まだ機嫌が直ってなかったのか……
「まだ怒ってんのか?」
シンがそういうと、「別に」とそっぽを向く。
どうみても怒っている。
しかたない、といった感じでシンは正直に話す。
「昨日独り言で言ったことを考えてたんだよ」
それを聞いて、え?とシンのほうを向くヴィータ。
そして昨日独り言で言っていたことを思い出す。
……結局、人って運命から逃れられないのかな……
それを聞いて、ヴィータが言う。
「あんまし考えすぎねえほうがいいんじゃねえか?」
ヴィータらしい考えだなと思うシン。
まあ確かにそうなのだが、つい考えてしまう。
「あんまし考えすぎてると禿げるぞ」
それを聞いてつい噴出してしまうシン。
じゃあ裏切ったあいつは今頃大変だな、と思いながら。
「な、なに笑ってんだよ」
いきなり笑ったシンにヴィータは少しびっくりする。
「なんでもないさ。驚かせて悪かったな」
はなしていると、もう家は目の前だった。
「さ、さっさと家に帰るか」
そういってシンは家に入る。
なにか釈然としないまま、ヴィータも家に入っていた。
17話前編投下完了。
次の後編終わったら18話はデート編になるのでお楽しみに。
GJ
857 :
黒い波動:2007/01/29(月) 22:54:45 ID:???
容量も少なくなってきたんで、次回からは次スレに投下させてもらいます。明日辺りに投下予定。
ガンダムし〜どD´sさん、GJ。早く来たれ、デート回。楽しみっす。
裏切ったあいつ・・・。
アスランのことかー!
あの禿は毛根と一緒に思考能力もどっかにいっちまったがな。
そして敵になると強くなるというZAFTの天敵。
スパロボのキャラみたいな奴だな
橘さんみたいだ。
863 :
黒い波動:2007/01/30(火) 16:21:34 ID:???
一応、報告。次スレに投下しましたので、読んでもいいという人は次スレへといってくださいね。
おかしな点は指摘していただけると助かります。
ガンダムし〜どD´s氏、乙なの!
ただ、ちょっと慌て過ぎかと
誤字脱字が多くて、せっかくのストーリーが……
>種のスーツCDなのはキャラ版
種のスーツCDがどんな物なのか知らないので、何とも言えないです
次回のシン×美由希とマユ登場にwktk
埋め立て用の電波駄文投下
なのはさんがいく第2話 【鎮魂歌なの!】
コズミック・イラ7X年。
この世界に、一つのロストロギア(=古代遺物)と三人の魔導師が紛れ込む。
同時に、この世界から『常識』が失われてしまった。
その影響は三人の魔導師たちにもおよび、各々の精神に影響を受けてしまう。
本来ならあり得ないはずの介入。本来ならあり得ないはずの出来事。
これは、そんな『if』な話。
そう。例えば――
=========================
その宙域に現れたピンク色の戦艦。
そこから発進してくる二機のMS――新型のフリーダムとジャスティス。
ザフトの兵士達に映ったのは、前大戦の英雄機。そして、それらを率いる歌姫の艦。
『こちらはエターナル。ラクス・クラインです』
全周波の回線で、ラクス・クラインの声が響き渡る。
『アレ≠護衛するザフト軍兵士に通告いたします。わたくし達はこれより、その無用な破壊兵器の排除を開始します――』
『ラクス様!?』
『いや……だが、しかし――』
ザフト兵達は戸惑いの声を上げる。
『アレ≠ヘ人が守らねばならないものでも、戦う為に必要なものでもありません! 平和の為にと、その軍服を纏った誇りがまだその身にあるのなら――道を空けなさい!』
ラクスの打ち据えるような言葉に、ザフト軍は一瞬動きを止めるが──
それは動揺などではなく、唖然としてしまっただけだった。
そして、ラクスの言葉の意味合いを理解した彼らは──
『必要ないだと!? ふざけるな!』
『アレ≠フ良さが分からんとは……哀れな奴らめ』
『俺なんか、週に一発は直撃を受けないと落ち着かない身体に──』
『全軍、ザフトの誇りに懸けてアレ≠守れ!』
怒声を上げて一致団結するザフト軍。
が──
『ん? 待て!アレ≠ェ発射体勢に入った。全軍、射線上より退避!!』
慌てて散開し始めるザフト軍。取り残されるフリーダムとジャスティス。
そして──
桜色の光の奔流が一直線にエターナルへとむかっていき、そのメインスラスターを撃ち抜き破壊する。
『ちょ……直撃です! メインスラスター損傷! 姿勢制御不能!』
『くっ……このような事が──』
オペレーターの報告に、信じられないといった表情のラクス。
さらに追い打ちをかけるように、桜色の高速弾が迫る。その数、十六発。
それぞれが意志を持つかのようにフリーダムとジャスティス、エターナルへと撃ちかかる。
桜色の弾丸は、目標を打ち抜いては旋回し、再び襲いかかる。
頭部や四肢、追加武装であるミーティアを破壊され──文字通り──達磨姿へと変貌するフリーダムとジャスティス。
残ったサブスラスターや武装を破壊されるエターナル。
──アレ≠フ撃墜数。MS二機、戦艦一隻。
そして、アレ≠ヘ──自立航行能力を失ったエターナルのブリッジ前に現われた。
「テロリストなんかに、不必要な破壊兵器扱いされたくないの!」
憤りながらも、ブリッジに照準を合わせるアレ=B
「これ以上抵抗しなければ、命だけは助けてあげるの」
エターナル側もここまでズタボロにされてしまっては、さすがにどうしようもない。
ザフトのMSが次々とエターナルに取りつき、その艦内に乗り込んだ兵士達が内部を制圧していく。
『しかし、圧倒的ではないかアレ≠ヘ』
『ええ。さすがはアレ≠ナすね』
あるザフト艦での艦長と副艦長の会話。
通信回線は閉じられていて、本人には聞こえていないはずなのに――
アレ≠フ耳と左右に結んだ髪がピクピクと反応する。
「ていうか……いつまでも人の事をアレ′トばわりするななの!」
キレたアレ≠ェ砲撃を乱射する。
──アレ≠フ撃墜数。MS二十機、戦艦四隻。
撃墜数、なおも増加中。
=========================
とある移動要塞の最奥部。そこに座する長い黒髪の男。
「……アレ≠ェ『破壊兵器』であるという点だけは、ラクス・クラインに同意だな」
モニターに映るアレ≠フ暴れっぷりを見て、思わずそう呟いてしまった。
と同時に――
アレ≠フ左右に結んだ髪が、やはりピクっと反応した事など、彼は知るよしもなかった。
『ぎ……議長! 今度はアレ≠ェこちらを向いて――』
報告によると、彼のいる移動要塞にアレ≠ェ照準を合わせているらしい。
(……私ともあろうものが、迂闊だったか? だが――)
普通はあり得ない事だった。
「何故、聞こえたんだ!?」
あまりの理不尽さに声を上げてしまう。
彼が意識を失う直前に目にしたのは――やはり、桜色の光であった。
これ程の惨事が繰り広げられようと、死人や重度の後遺症が残る者が出てこないこの非常識な世界は――それなりに平和なのかもしれない。
一応、タイトルをつけてみました。
ちなみに第1話は【大切な人なの】です。
ではではノシ
mada続いてたんだ、このスレ
埋め立て
うめたて
うめたて飽きた
誰かに任せる
{] /⌒ゝ−- 、
rf{]::Kフ /, /i 、 、ヽ
`‐f::∧ //.7オ ト、トlx| !
`ヘ. \lヘ.l〈ヒjヽヒソ! l l
\ `ヽrゞワ ノ! l l
_>vソi!三L_レ'、. ',
/イ / // '"レヘ \\
>べ≠ 〈〈 ,ノ \\トニ三ヽ
∠:::/-くz'∠/\ト、ヽリ)ヨ ) l
/ /V._ 〈〈_」:::{ ) ̄/ //
/ ト,{´ `ヾr-ゝ\ / //
l ! \ 丶:::)、 ヽ//
! l ヽ };イ \`丶
l l ト,/ .l:ソ ___ヽ \
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ト、 ヽ< ト-'l ∨
ヽニー->Yーノ}
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