もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら6

このエントリーをはてなブックマークに追加
38198 ◆TSElPlu4zM

「――!」

 辛うじてデュエルは回避するが、続けて二射目が来る事を注意してか、回避運動に入るが、それでもストライクを追おうとした。
 ストライクはバーニアを噴かすとデュエルを引き離し、アークエンジェルへと向かった。
 その途中、前方に六機のメビウスを確認すると、その一機から通信が入った。
 
「――新型か!あれは俺達が抑える。お前は早く下がれ!」
「――はい!」

 キラは、返事をすると更にペダルを踏み込む。
 メビウス編隊とのすれ違いざまに再び通信が入った。先程の通信とは全く違う人物のようだ。

「おい、新型の!戦いが終わったら、酒の一杯も奢れよ!」
「――はい!みなさん、援護ありがとうございます!」

 キラは少し可笑しそうに笑うと、援護に来てくれた彼らに感謝し、アークエンジェルへと帰艦する。
 アークエンジェルは補給の為、地球軍第八艦隊旗艦メネラオスの後方に控える補給艦へと向かって行った。