【HATE】ヘイトSS書きまくろうぜ【憎悪】

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1通常の名無しさんの3倍
「ヘイトだ!」と魔女狩りのように叫ぶ奴らは、本当のヘイトを
知っているのだろうか? 
言葉狩りに怯えるのは商業作家だけだ。
お前らの本気の憎しみを、思いっきりディスプレイにぶつけろ!
キャラヘイト、陣営ヘイト、その他思いつく限りの憎悪を書きまくれ!!!!!
2通常の名無しさんの3倍:2006/10/30(月) 23:10:55 ID:u+IqXfN9
ヘイトだ!
3奴婢:2006/10/30(月) 23:11:39 ID:???
オレは奴婢だ。
母親が奴婢だから、その子供は奴婢だ。
妹が一人と、彼女の赤ん坊がいる。
オレたちは黒い縮れた髪、黒い肌と黒い目だが、妹だけピンクの髪をしている。
あの子が生まれたとき、周囲の奴婢の女たちが大騒ぎしていた。
奴婢の先祖がピンクの髪と青い目をした穢れた血を持つ女だったそうだ。
だから、その女に似てしまった妹は、村の子供達から苛められて育った。助けてやりたか
ったが、そんなことをすると妹もオレも殺されてしまうので、黙って見ていた。
オレたちの婆さんと同じ世代に、目が青い老女がいて、彼女もそのことでずいぶん苛めら
れたとかで、妹が血だらけになって帰ってくると、よく世話を焼いてくれた。
俺たちの仕事は、畑の世話だ。とうもろこしを植えて、面倒を見る。
村の男たちは牛を飼う。彼らは似た色、同じような模様の牛をすべて見分けることができ
る。しかしオレたち奴婢の見分けはつかない。オレたちは村人の区別も、奴婢仲間の区別
もつくが、牛の区別は一向につかない。
人間と奴婢は、そういう能力が違うのだという。
奴婢は三歳で肩に焼印を押される。オレは泣き叫んで気絶したが、妹は気丈に耐えたと母
親が言っていた。ただ妹が苛められるようになったのは、ピンクの髪のせいだけでなくそ
のことも原因らしい。
奴婢の祖先は人間に逆らった、人間によく似た動物だったらしい。妹はその先祖の髪と人
間に逆らう気性を受け継いだと思われたのだ。
だがいまオレの隣で子供をあやす妹は、あまり上手に口が利けない。畑での作業も他の女
よりとろい。これもまた、奴婢に流れる動物の血だと、村人は言う。
オレたちは動物だから、男は12の年に去勢される。剃刀で金玉を切り取られるのは怖かっ
たが、奴婢の男が一人前になる儀式だから、なんとか泣かずに耐えた。
4奴婢:2006/10/30(月) 23:12:26 ID:???
村の男が奴婢の女に子供を産ませる。
それでも穢れた血を持った、妹のような子供が生まれる。
彼らは服という布をまとっているが、オレたちは裸だ。陰茎をぶらぶらさせながら歩くオ
レたちを、村の人間の子供が嘲笑う。金玉がなくても、やることはやれる。妹はオレとす
ると嬉しそうだが、村の男にやられると、ぼこぼこにされることが多い。ピンクの髪を切
ってやりたいと思うが、あれは穢れのしるしなので、子供のころから伸ばしっぱなしだ。
オレ達が穢れたヒトモドキの血を持っているのを忘れさせないために。
妹の子供は、幸い見た目は人間だ。
母はピンクの髪の赤ん坊を産んだために、そのあと村の男たちに相手にされなくなったと
いう。ただ大きな腹を抱えて畑作業をするのは大変だから、自分は楽をしたかもと歯の抜
けた顔で笑う。
働けなくなった奴婢は殺されて畑の肥料にされる。
赤ん坊を5人も6人も産んだ女は、年を取るのも早い。
オレの婆さんは沢山の子持ちだったが、食料の無駄使いだと、オレが去勢された年に殺さ
れた。奴婢の死体が埋められた土地に生えるトウモロコシが、オレ達の食料だ。
だから働けないヤツは、死んでくれないと困る。
奴婢には、たまに異常に丈夫なヤツが生まれる。実を言うと、オレがそうだ。
村の男の三倍を超える荷物を持つことができる。
一方、ひ弱で育たない子供も多い。
そいつらも畑の肥やしになる。妹の下に弟もいたが、生まれてすぐに死んだ。
赤ん坊の骨は柔らかいから、あっというまに土になっただろう。
5奴婢:2006/10/30(月) 23:13:16 ID:???
このところ、村に落ち着きがない。
牛を追って村を出ていた男たちが帰ってきて、集まっては話している。
奴らはオレ達に言葉がどの程度わかるか、大して興味はないから、オレは耳に入ったこと
をしっかり覚えた。
奴婢には妹のように、頭の働きがゆるい者も多いし、そもそも人間でないから、村人はあ
けっぴろげに色々言う。オレは多分村人と同じくらいの頭があるようだ。
どうやら、このあたりを平らげようとしている奴がいるらしい。そいつはとても強い兵士
と武器を持っていて、とてもこの村が敵うものではない、ということだ。
オレは村から出たことはないが、他にも同じような村があるのは知っている。
そして死んだ婆さんが言ってたことだが、オレたち奴婢の祖先の女は、夜空の星の間から
やってきたらしい。
そんなところに動物が住んでいるとは思えなかったが、婆さんの昔話を大人しく聞くだけ
の分別はオレにもあった。
まあ、オレは毎日畑の世話をして、家族の分のトウモロコシをもらって食べて出すだけだ。
奴婢の女に相手をさせると、牛の乳をくれる男は結構いたが、妹はアレなのでそういうい
いものはもらえない。種をもらえるだけで幸せなのだ。オレが突っ込んでやったって、子
供は生まれないんだから。
季節が変わるころ、オレ達奴婢は広場に集合させられた。子供を含めて、50人ほどだ。
めったに顔を見ない村長がいて、奴婢を全員殺すと言った。
男たちが山刀を持って、囲いを作る。
まずオレ達男が集められた。
女より力が強いから、先に始末しようということだろう。
跪くように言われ、オレを含めた男たちは同じ体勢をとった。
順番に、山刀が振り下ろされる。何度か打たれると、首がころりと落ちて、穢れた血が噴
き出した。
オレの番が来た。
あんまり何度も山刀を首にぶつけられると、痛いだろうと思う。
しかしもう刃こぼれしていたのか、首に頭に、がんがんと打ち付けられた。
オレは死にながら、ばあさんが言っていた祖先が住んでいたという星の世界に行ってみた
いと思っていた。
母親は妹の心配より、自分の望みを考えてしまう。
だからオレは奴婢であり、動物だったのだ。
6通常の名無しさんの3倍:2006/10/30(月) 23:18:49 ID:???
ヘイトSSの第一人者、ゴキラ大先生にお越し願わねばなるまい。
7通常の名無しさんの3倍:2006/10/30(月) 23:23:46 ID:???
>>1
その試みは面白そう

このSSなかなか読み応えがあるな…
8通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 00:00:45 ID:???
真の(ガンダムSEED〜Revival〜)か!
9通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 00:04:57 ID:???
なにヘイトでもいいの?ラクシズ限定?
10通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 00:06:20 ID:???
>>1読む限りじゃんなことないだろ。
人が肉しみぶつけて書いたものに興味津々ですよ。
11k.w ◆Mc.k.w/a1A :2006/10/31(火) 00:07:47 ID:???
なにこの創作レベルタカス
12通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 00:14:05 ID:???
>>9
10だが意味のわからないレスをしてしまった。
ラクシズ限定ではない、何のヘイトでも可であろうということを言いたかった。
13通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 00:26:28 ID:???
ヘイトって、ダイモンズ・ヘイトの事?
14通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 00:32:49 ID:???
神スレの予感
15通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 02:01:31 ID:???
コーディヘイト、ラクスヘイトの未来の話か。
ラスト二行がすげーcool
16通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 03:30:00 ID:???
挑戦してみようかと思ってるんだが、文章組み立てるのって難しいね。
奴婢は読んでて泣きたくなるな。
17通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 10:16:42 ID:???
>>13
シンが家族と両腕をラクシズに奪われて、鉄の腕で復讐する話か
18通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 13:16:00 ID:???
レベル高いな
19通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 13:56:06 ID:???
>>10
ソードマスターヤマト思い出した
20通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 20:42:45 ID:???
ヘイトといえば、両腕が鉄の人しか知らないんだが・・・。

21通常の名無しさんの3倍:2006/11/01(水) 01:53:44 ID:???
ヘイトって言うとかつての殺意スレのノリが思い浮かぶなあ
ところで両腕鉄のヒントくだちい
22通常の名無しさんの3倍:2006/11/01(水) 18:55:03 ID:???
わざわざ専用スレ立てなくても一杯あるぞ
種・種死の世界にXキャラがいたら-コーヒー20杯目-
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1160845575/
もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら4
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1161271669/
もしカミーユが種・種死の世界に来たら2
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1161360864/
もしシンじゃなくてマユが主人公だったら19
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1158675184/
23狩猟:2006/11/02(木) 00:40:51 ID:???
「あら、カガリさん。気球にお酔いになりまして? お顔の色が優れませんわ」
「いや、なんでもないんだ」
 カガリ・ユラ・アスハはラクス・クラインの問いを否定した。気球は巨大なものだった
ので、キャビンの広さは十分にあるし、彼女は乗り物酔いしない体質だ。
 キラとアスランがライフルを構えて、遠くに見える獲物を狙っている。
 パーンという軽い銃声。そして弾丸を受けて倒れる獲物。
「せっかくの狩りですもの。わざわざ大洋州まで参ったのですから、楽しまなくては」
 にっこり笑うラクス。獲物を仕留めて微笑む男たち。
 なぜ自分はこんなところにと、カガリは思う。
「ああ、そうだな」
 地に伏せた獲物にディンゴが寄っていくのが見える。あれがカンガルーかなにかであれば、
カガリはこんな思いはしない。しかし気球から狩られているのは、ナチュラルという彼女と
同じ種族の人間だった。
24狩猟:2006/11/02(木) 00:41:38 ID:???
 たった二年前のことだ。
 オーブ軍とラクスたちはメサイア攻防戦に挑み、世界の独裁者を目指していたプラント
のデュランダル議長を倒し、戦争を止めさせた。ラクス・クラインは請われてプラント議
長となり、戦後処理のため地球に赴いた。各国首脳が集まっての会談で、当然カガリも戦
勝国の元首として参加した。
 そこで、度肝を抜く事態が起こったのだ。
 ラクス率いるザフト兵が各国首脳を拘束し、伏せてあった兵士たちが会場の護衛を撃ち
殺した。そして彼女は、鈴を鳴らすような美しい声で言った。
「皆さん、わたくしに従っていただきます」
 会場のモニターにワシントンD.Cが映し出された。そこに三体のモビルスーツが降下し
てくる。カガリにとってはよく知る機体だった。ストライクフリーダム、インフィニット
ジャスティス、そして大破したはずのデスティニー。
 迎撃に上がってくる相手などものかは、三機は大西洋連邦の首都、旧アメリカ合衆国建
国以来他国の軍隊の侵入を許したことのない街を完全に破壊した。
「次はニューヨークですわ」
 核動力の三機にとって、ワシントンからニューヨークは遠くない。
 ビッグアップルと呼ばれる世界一の商業金融都市だが、どれだけの防衛もたった三機の
モビルスーツの前に無力だった。
 落とされたウィンダムがメトロポリタン美術館に墜落した。密集したニューヨークでは、
撃墜された連邦の機体が街の被害を広げていった。
「大統領、いかがです? プラントに降伏しますか」
 ラクスはザフト兵に拘束された首脳たちを澄んだ瞳で見渡した。
「次はどこがよろしいかしら。ブリュッセル? 少し遠いですけれど、南京?」
25狩猟:2006/11/02(木) 00:42:31 ID:???
 ラクス・クライン率いるプラントは地球をその足元に置き、コーディネーターによるナ
チュラルの支配が始まった。オーブだけはこれまでの友誼を鑑みて、独立国であるしナチ
ュラルも『名誉コーディネーター』の称号を受けている。しかしコーディネーターとナチ
ュラルの結婚は禁止されたし、カガリの周囲の官僚たちにもだんだんとコーディネーター
が増えていった。
 プラントから次々と降りてくるコーディネーター達。今は彼らがラクスの意を受けて世
界を支配している。
「地球のナチュラルに、食糧生産以外の技能は必要ありません。食料を消費するだけの都
市住民が死ねば、ブレイク・ザ・ワールドの影響の異常気象も乗り切れますわ。人口が半
分になればいいだけですもの」
 ラクスはこう言ってころころと笑った。
 その結果がこの、ナチュラルハンティングだ。地球に降りてきたコーディネーターなら、
一度は楽しむという遊び。
 デュランダル議長の言に乗って兵器産業を破壊したため、ナチュラルは反撃しようにも
兵器の補給が利かなかった。いま兵器を生産しているのは、プラント本国とオーブのモル
ゲンレーテだけだ。国を守る手段をなくしたナチュラルは、圧倒的少数のコーディネータ
ーに支配され、搾取されている。
 世界中にここと同じような狩猟場が設けられ、ザフトの軍人は射撃練習をナチュラル狩
り以外にはしなくなったほどだ。
 アークエンジェルのクルーには特権として子供をコーディネーターにする権利が与えら
れた。ムウ・ラ・フラガとマリュー・ラミアス夫妻は、その権利を行使せずナチュラルの
子供を妊娠した。カガリからみれば彼ららしい選択だったが、ラクスは侮辱と受け取った
ようだった。その証拠に、フラガ夫妻はオーブの高級住宅地でバラバラ死体になった。二
人とも体が100以上に切り刻まれ、マリューの子宮から3センチほどの胎児が取り出され
たうえやはりみじん切りにされていた。
 オーブだけでなく他の地域でも、コーディネーター支配に反抗的なナチュラルがナイフ
で切り裂かれて殺される事件が多発するようになった。
 カガリは犯人を知っている。人に見られても平気で人間を切り裂き続ける青年、赤い瞳
からブラッド・アイド・リッパー。支配層に近いナチュラルからこう呼ばれて恐れられて
いるのは、デスティニーのパイロット、シン・アスカだった。彼は以前の戦争で家族をカ
ガリの父ウズミの失政で亡くしたと信じ込んでいるので、彼女に強烈な憎しみのこもった
目を向ける。しかしその能力でラクスに気に入られている。今日はシンはプラントに行っ
ていて留守なのが、カガリにとって唯一の救いだ。でなければ、彼もこの気球に乗って、
カガリの前でナチュラルを殺すことを楽しんだだろうに。
 しかし血を分けた弟のキラ、初めてのコーディネーターの友人だったアスラン、彼らは
なんと変わってしまったのだろうと思う。
 キラとラクスは恋仲ではあったが、少し前までは姉の自分のことをとても大事にしてい
たのに、今ではよそよそしいと感じる。アスランは指輪までくれた仲だったが、彼の翠の
瞳にはもう愛情も執着もなく、ただオーブの元首という地位への一応の敬意があるだけだ。
 この気球に乗っているのが、自分以外全員コーディネーターであるという事実も、カガ
リを憂鬱にさせる。いやナチュラルハンティングに付き合わされるナチュラルは自分だけ
で十分だと思うのだが、ラクスの気分次第でいつ自分が獲物にされるかわからない恐怖が
ある。自分が要らなくなったとき、シン・アスカに下げ渡され生きたまま切り刻まれるの
だろうと、予想はしている。
26狩猟:2006/11/02(木) 00:43:23 ID:???
 また銃声が響いて、ナチュラルが殺された。
 コーディネーター達は心底楽しそうだ。
 ラクスが大きなお腹をなでながら言う。
「あら、この子も喜んでいるようですわ。豊かな世界に子供を生かしてやりたいと思うのが、
親の情ですもの」
 キラはコーディネーター一世であるが、普通のコーディネーターより多くの遺伝子を操
作されているせいで自然な生殖能力がない。しかし多様性を失った遺伝子を持つ二世同士
の子供を作ることを可能にしたプラントの遺伝子工学は、キラとラクスの子供を作ること
に成功した。倫理的に問題ありということでクローン人間と同じく禁止されていたES細胞
から精子を作り、そのキラの精子とラクスの卵子の両方に遺伝子操作をして受精可能にし
たのだ。
 いまラクスの子宮の中にいる赤ん坊が、どれだけキラとラクスの遺伝子を持った子供な
のかカガリにはわからない。それなら、彼女自身とキラが姉弟だというのも、遺伝子上ど
の程度の共通性があるのか。このゴンドラでナチュラルを狩って楽しむキラはラクスの配
偶者のコーディネーターで、カガリ・ユラ・アスハの弟ではないと内心で思った。
「アスランは射撃が上手いな。シンはナイフを持たせればすごいし、僕はモビルスーツだ
けってこと?」
 キラが軽口を言って周囲を笑わせる。
「あら、わたくし、アスランもシンも好きですけれど、一番好きなのはキラ、あなたです
わ」
 ラクスの答えはカガリにとっては歯が浮くような不快感を伴ったが、みなが笑った。キ
ラはあのワシントン攻撃の後、カガリにとって遠い人間になった。彼女への憎しみを露に
するシン・アスカと仲良くしている。キラとアスラン、そしてシンの三人が話している姿
はラクスの近くでは日常的に見られる。彼らの姿に、同志、共犯者の匂い、そして妖しげ
な同性愛まで嗅ぎ取ってしまうのはおそらく被害妄想なのだろうが。
「わたくしはいまお腹がこんなですから狩りに参加できませんけど、カガリさんは楽しま
れたらいかがですの?」
 ラクスの言葉は命令に等しい。
 カガリはオーブの人民を狩りの獲物にされたくなかった。ナチュラルで銃の訓練を受け
たことがある程度の彼女がこの距離から狙撃したとして、目標に玉が当たる確率は何万分
の一だろう。
「カガリ、このライフルはナチュラル用のスコープがついているから」
 アスランが優しい声でライフルを持ってくる。ナチュラルとコーディネーターでは基本
の視力が違うのだ。アスランは紳士だ、初めて会った時から。ただそれはコーディネータ
ーとしてであり、ナチュラルを同じ人間だと思ったことはないのだろう。
 カガリはライフルを手にとってその重さとともに人間の命の重さを感じた。
 とりあえず一発撃てば、お付き合いとしては十分だ。自分はオーブの元首であり、そこ
いらの軍人とは違うのだから。
 そう思って適当に引き金を引いた。
 あたるはずがないと思っていた。しかしカガリのスコープの中、女と思われる姿がばっ
たりと倒れた。
「まあ、お見事ですわ、カガリさん」
 ラクスが聖母の微笑みを浮かべて言った。
27通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 01:11:35 ID:???
まさに黒ラクス
続きがあるのなら読みたいな
28通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 02:27:25 ID:???
さすがヘイト専門スレって感じですな。ラクスやシンが真っ黒。
29通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 02:40:10 ID:???
>>21
遅レスだけど、チャンピオン連載中の漫画。
原作は手塚治虫だったりする。
30通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 02:41:39 ID:???
ここまで突き抜けてると逆に読んでて楽だな
おもしろかったよ
31通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 02:42:55 ID:???
>>29
ありがとう。商業の漫画だったのか
種の二次でそういうのがあるのかと思った。
32通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 03:00:50 ID:???
ここまで黒いのは初めて見たw
それhそうと人間狩り=手塚治虫という俺の思考は古いのかもしれない
33通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 03:05:40 ID:???
火の鳥でも人間狩りはあったし鳥獣大系(だっけ?)でもやってたよな
34通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 03:10:38 ID:???
それって鳥人大系? 手塚も黒い人だったから。
ヘイトSSと銘打たれると、許容範囲がひろがるな。GJ
35通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 04:31:40 ID:???
また一風変わった趣旨のスレだな
36通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 05:12:51 ID:???
ヘイトってのはもっと電波ゆんゆんで読みたくなくなるくらいにキモイ文章だぞー
スレに手塚氏の名前が出てくるんじゃ高尚すぎる
低レベルかつ下品で悪意ありまくりじゃないと
37通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 05:25:04 ID:???
ヘイトSSの定義を教えてくれ
38通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 05:59:33 ID:???
キモくなるアンチSS
原作ではなかった欠点をわざわざ作りまくって叩きまくり殺しまくり
断罪する奴はダブルスタンダードなのはデフォ
まわりも一緒になって理不尽なまでにヘイトしまくりとかそんなん?
39通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 07:48:01 ID:???
いやぁ、ここに投下されたやつ、どっちも読み応えあるわ。
40通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 07:53:29 ID:???
だから読み応えがあるとかおもしろいとかまともな肯定ができるならヘイトじゃなかろう
常人には理解不能っていうか理解したくないと思わせなきゃ
41通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 10:21:32 ID:???
まあ、ヘイトの定義なんて人それぞれだろうし、そんなに厳密に定義しなくても
黒い感じのものってくらいの広義的解釈で自由に書いてもらっていいと思うな。
まあ、とことんイカレてるやつも読んでみたいけど。
42通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 11:12:36 ID:???
ヘイトSSって、字義的に考えると何かへの憎しみを込めた作品のことだろう。
いま上がってる二作とも、総合SSスレに載せたらヘイトだと叩かれるだろうし。
電波ゆんゆんも読みたいので、そういう書き手さん、こないかな。
43通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 12:45:58 ID:???
ヘイトって、嫌いキャラを殺したり、酷い目に合わせるのも入るわけ?
フランス&ロシア革命の王家のような目に合わされるラクシズとか、
「俺ももうお前を可哀相だと思うのに疲れたよ」と凸に言い捨てられ去っていかれるキラとか。
44通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 13:06:52 ID:???
他のSSスレでは書きにくいSSならなんでもいいんじゃないか
45通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 13:27:32 ID:???
ヘイトとはもともと宗教の言葉でLOVEの反対の言葉と聞いた。
この二つはそれに則って書いているんじゃないかな。
46通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 15:03:53 ID:???
>>38
に加えて、ヘイト対象キャラとその作品で対立関係にある
あからさまに作者自身の好悪を投影したキャラが、
第三者から見て気持ち悪いぐらいに「完全無欠」だったりすると、
『ヘイトSS』らしく見えると思うね。

元々がSSに対する侮蔑の評価を意図した言葉だから、厳密には定義など無いのでしょうな。
47通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 23:31:53 ID:???
このC・Eも、三回もの戦争が終わり、完全な世界平和が実現され、
俺たちはラクス様やオーブの思想のもと永遠に平和を謳歌するはずだった・・・
しかし、俺たちが命がけで掴み取った平和は壊された。あの2機のMSによって。
白い一体は地球、残りの一体は宇宙から突然現れた。
ヤツらは目に付くものを片っ端から破壊した。まるでこの世界を全て消し去りたいかのように。
プラントからオーブに戻っていた俺・・・かつてシン・アスカと呼ばれていた男は、
ユーラシア大陸を完全に破壊し尽くし、今オーブに迫ろうとしている白い機体の迎撃に参加した。
が、あの「ヒゲ」の力は圧倒的だった。バリアによってこちらの攻撃は全く通じないのだ。
相手のビームの威力でもケタ違いで、一発で何隻もの戦艦が撃墜され、「無敵戦艦」と謳われた
あのアークエンジェルですら最初に撃ったビームライフルで跡形もなく吹き飛ばされた・・・・
アスランの自爆による核爆発で、多少はダメージを与えられたようには見えた。
しかし、ヒゲの装甲は瞬く間に再生を始め、自爆が無駄だったかのようにダメージを消し去ってしまった。
防衛ラインは瞬く間に突破され、ヒゲはオーブ本土へあっさりと上陸してしまった。
そして、俺は見てしまった。白いヒゲのMSの背中に光る蝶の羽を・・・
それからどうやって逃げたのかは覚えていない。気がつくとアメリカ大陸の基地にいた。
そこでヒゲによってオーブが島ごと消されもう地図にはない事、
もう一機のMSによってコロニーも全て壊滅した事、そして現在地球に残っている都市がこのアメリカ大陸にしかないという事を。
続々とプラントや他の国の戦力が、ここ北米に集結しつつあるという事も聞いた。
その中には、キラさんもいた。彼はプラントが落ちた時にラクス様を失っており、その怒りを顔中に滲ませていた・・・
ヒゲは地球に降下してきたもう一機のMSと争っており、
そこで、二機の争いに乗じて、全軍で総攻撃をかけるという作戦が採られた。
やはり二機の力は圧倒的だった。キラさんはヒゲではない方に突撃を仕掛けたが、
体をバラバラにし、全方位から攻撃してくる攻撃に、いつも自分が敵にするように、機体の両手両足をもがれた。
相手は彼ほど優しくなく、結局掌でコクピットをぶち抜かれた。
ヒゲともう一機との戦闘が激化すると、二機の背中であの蝶の羽が光っていた。
凄まじい衝撃波が発生し、その余波で、俺の機体は主翼をやられ、墜落した。
その羽の光に触れると、2機以外の全てのものが分解されていった。
そのうちに、蝶の羽の大きさ広がっていき、地球を包むほどの大きさになるんじゃないかと思えた。
まだ2機は戦っている。駄目だ・・・視界が擦れてきた・・・最後に俺の目に入ったものは・・・
光の繭に包まれた2機のMS・・・
ああ・・・マユ・・・おれもすぐそっちに・・・・
48通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 11:58:04 ID:???
オーブ連合首長国総司令部

「キラ・ヤマトから通信だと?」
「代表との会談を求めている。とりあえず、私のところで止めてあるが、どうしたものかな?」
「愚にもつかぬ恨みごとなど、付き合うだけ時間の無駄だ。一々、代表が対応せねばならん問題ではない――通信があったという事実だけを伝えればよかろう」
「やはり、それがベストだな。で、通信はどうする?実は先方はもう6時間近く、こちらの回線の接続を待っている」
「6時間……?」
「例のプラント方面の懸案が累積しているのでね。重要度の低いこっちは、たった今まで放ったらかしになっていた。さぞや怒っているだろう。一応、イレブンに相手をさせているがね」
「……ふむ。通信をこちらのデスクに。私が相手をする」
「頼む」
「おや、ロンド様?」
「回線をこちらへ」
「それはありがたい。もう処置無しですよ。あとの始末はよろしくお願いします」

「……ロンド・ミナ・サハク!?」
「敵に身を投じたのなら、首尾一貫して敵に徹して欲しいものだキラ・ヤマト。未練がましく愚痴を垂れる為に、実姉に通信を入れてくるとは、貴公も腰の定まらぬ男よ」
「――愚痴だと?僕は貴女達がオーブで行ったことを断罪するために帰ってきたんだ!貴女如きに用はない。カガリに繋げ……!」
「無用のことだ、貴公は我らを酷く恨んでおるようだが、国の為に何事も為すことが無かった人間が他人に対する批判だけを逞しくする様はあまり見栄えのよいものではないぞ?」
「なんだと……!!その何事かを為す機会を僕から奪ったのは貴女たちだろうが!」

「冷静に考えろ。統一戦争終結後、政府の中枢から貴公が遠ざけられたのは、純粋に能力の問題だ。要は、当時の貴公が政府のために何ができたかということだ。
 HS通信網の整備ができるとか、地球連合加盟国間の意見調整がとれるかとか、プラントの政治情勢に通じているかとか……」

「『まず決める、そしてやり遂げる』、オーブを平和で豊かな理想郷にするという夢があったんだ。この信念で――」

「左様、信念は尊い。ところが信念だけでは国は建たず、政府も動かぬ。血のバレンタインから始まった動乱の最中、信念の士が世界中から群がり、起こり、奔走したが、そのおかげで世運が大回転し、
 オーブの再生が成せた――ところがだが、誰も再生されたオーブを運営する経験をもったものがおらぬ。まして、世界の中でオーブをどう打ち立てれば良いかということになると――
 ――諸士の議論は喧しく論ぜられても、国家百年の大計をたてる経世の才も、文明を興す技術の才も実に少ない――貴公は、信念と言う」

「……信念なくして国は成り立たたない!」
「ところがその信念は、代表府の倉庫にも庭にも、山済みする程あるのだ。”信念がございます”というのは保険屋の持ってくる洗剤と同じで、そんなものは何万個積み上げてもどうにもならぬ」
「き、貴様っ!!」
「煩わしい通信は今後一切、ご遠慮願おう。どうしてもオーブ政府に意見を言いたいことがあるのなら、オノゴロ・タイムズの新聞広告でも買い取るのだな――代表は朝夕、これに目を通している。運が良ければ目にとまろう」
「待てっロンド!」
「通信を切れ」
49通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 16:04:58 ID:???
これじゃ単なるつまらなくしたSSだろ…
50通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 20:07:22 ID:???
もっとダークで偏ってて最悪なSSが必要だな
51通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 21:43:23 ID:???
ああびっくりした、>47と>48が続いてるのかと思った
>47さんは分かりやすかったけど、>48さんはどんな情勢になってるのか皆目見当が付かん
52電波ってこんな感じ?:2006/11/03(金) 22:13:26 ID:???
ラクス・クラインのプラント評議会永世議長就任式典には、
プラントのみならず地球からも多くの参列者が詰め掛けた。
彼女がキラを始めアスラン、カガリらと共に姿を現すと、押し寄せた民衆から歓呼の声が上がった。

―彼女達がこの時の歓声を忘れなければ、あるいはあのような末路は避けられたかもしれない―


ベル●イユの●ラをパクってみた。反省はしていない。
53通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 22:17:50 ID:???
ヘイトSSも難しいな。
541/2 >>48の流れで:2006/11/03(金) 22:23:42 ID:???
destinyから10年後の世界。
10年前に勃発したろプラント(デュランダル)対オーブの戦争は熾烈を極めたが、 それが収拾した後は、とりあえず平和な時代が続いていた。

しかし、プラント(ラクス)が地球侵攻作戦を開始したことによって、地球は再び戦乱の時代を迎える。
強大な直衛軍を率い、オーブに来寇するキラ・ヤマト。
それに立ち向かうは異端の才人、オーブ軍司令サイ・アーガイル。
豊饒なる才気は、ラクス達の妄想を打ち砕けるのか……?

==================================

「司令、敵軍から通信です。 キラ・ヤマト……ザフト軍総司令官です」
「……よし繋げ」
「は、はい」

「……久しぶりだね、サイ」
「まったくだな。こんな形でまたお目にかかれるとは思わなかった」

「――何か僕に言いたい事があるんじゃないのかな?」
「……そのザフト軍の白い軍服、お前さんにゃ似合わんな」

「……それだけなのか?」
「郷里の裏切り者め――!!と、でも言って罵倒して欲しいのかな?」

「罵倒を受けるべきは君達だ。今のオーブはウズミさまが掲げた『中立理想』を見失っている。僕達はそれを糾弾するために『プラント』の人達の『協力』を仰ぎ、軍を興して『オーブ』に帰ってきたんだ」
「何も知らない『プラント』の民衆を巻き込んでか?貴様、『アスハ代表』の弟という立場を良いことに、厳重に管理していたオーブ軍『防御システム』の情報を『ラクス』に売ったな……? そのおかげで<ヘリオポリスU>は沈んだぞ……」

「夢を捨て、理想を捨てては人は生きられないんだ……そうだろう、サイ?」
「やめろ!貴様は所詮、時代と食い違ってしまった人間だ。もはやお互い、通じる言葉はあるまいよ」

「誰が決めた時代だ!カガリ・ユラ・アスハの下で、君達が創り上げ『「時代』など僕たちは決して認めない!」
「・・・・・・・」
552/2:2006/11/03(金) 22:25:45 ID:???
「サイ!何かいってみたらどうだ……!」
「……お前と議論するつもりはない。 自分達の意にそぐわない世間に復讐を企てるだけの下らん奴らなんかとな」

「……なにぃ」
「そんなアジ演説は、そっちの茶のみ友達とでもしてろよ、お月様。 お前のような奴が総司令官とはプラントの人材もよほど払底しているらしいがな」

「サイ……かつて僕達はデュランダル・ロゴスを打倒して世界を平和に導いた。しかし、君達の所為で代わりにオーブに出来たのは『酷府』だ。『オーブ』の人々は泣いているぞ! 
 君達の説いたく国権>の伸張というものは、人々の惨々たる犠牲の上でしか成立しない。いかに外観が華麗であろうともね!!」

「――実行の苦しみを知らん輩は、臆面もなく浮っついた理想論を吐きやがる。おい、お前はどこの小学生だ?踏み越える犠牲なくして時代の壁は越えられん」

「開き直るなよ、サイ!何かを為すために犠牲を生むことを前提とするのが君達の政府なら、いっそ滅びて昔に戻ってしまえばいいんだ……!」
「……」

「僕らはこんな時代を作るために命を的に戦ったわけではないだろう……・違うか!?」
「……無為に話をでかくするな。お前がオーブを愛してたのは知っている。 だが、人には向き不向きがある。 お前さんの器量じゃ前線の指揮官は無理だ」

「そんなことを誰が決めたんだんだ……!」

「――俺だ。俺の定規に添わぬ人間は全て葬り去る。それが10年前、あの時の俺の正義だった」
「サイ!この奸物め!己の罪科の大きさに目を瞑るのか!?」

「……もう話しは仕舞いだ。お前が結局はラクスに加担したことは残念だが、これも時代の潮目に生まれた者の不幸と諦めよう。
 今のオーブは俺自身が腹を痛めて生んだ赤ん坊みたいな肉体的実感がある。国家改革という男の仕事の結界に、お前のようなバカは要らん」

「僕達はかつてのオーブの理想を蘇らしてしてみせる!お互いの理想を掛けて勝負だ!」
「……」
56通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 22:59:49 ID:???
おお、なんか銀英伝ぽいな。続きが読みたい。
57通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 23:42:41 ID:???
ヘイトなんだろうか?
58通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 02:02:29 ID:???
キャラ改変は二次創作の徒花だが…これはサイじゃないなwww
59通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 02:11:01 ID:???
真のヘイトって言うのはそれこそ一心不乱に対象を憎まなければならないだろ?
対象とは直接的関わりの無い個人的ルサンチマンも相手にしょいこませて、
文面の端から
「コイツが憎い、コイツはカスだ、コイツを叩き潰すのが万人に共通する絶対正義だ、
コイツを擁護する奴はこの世に存在する資格をもたないゴミだ、
そしてコイツをぶっ叩いているオレ様は万民から愛され、高貴で、絶対正義だ、
オレ様の思考の作品を読んだ奴はオレ様に無条件で完全同意して当然だ」
ってオーラがにじんでくるもんだろ?
(書いてて気分悪くなってきた)

まず物語として成立させようとか、文章としてまともにしようとか余裕があるやつは、
ヘイトのつもりで書いても案外ヘイトっぽくないものを上げてしまうんじゃないか?
60通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 04:23:34 ID:???
ここの場合下手な所で投下するとキララク厨他の突撃が怖いような内容のSSを書くって意味だろうから
あんま言葉の意味を細かく考えなくていいんじゃないかなぁ
61通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 06:00:10 ID:???
軽度のキャラアンチ程度ではヘイトSSは書けない
それこそ関連スレを粘着荒らしするような言葉の通じない常識の理解できない基地外が書くのがヘイトSSだろ
多少欝っぽい人間がガチで精神を病んだ人間のマネはできないのと一緒
62通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 10:05:15 ID:???
でも本音を言えば「真のヘイト」よりも「面白いSS」を読みたい。
63通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 11:00:22 ID:???
とはいえ、別にさしたる興味もない脇役キャラの扱いが
いまいちだったらしいとき、「キャラヘイトだ」と言われたことがある。
この板、簡単にヘイトヘイトとレッテル貼るのは好きだと思う。
64通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 13:01:31 ID:???
この板の住人がホントに好きなのは「互いにレッテルを貼って喧嘩すること」。
ま、ここじゃ他のスレでヘイトのレッテル貼られそうなSS書きたい書き手が、
好きに書けばいいんでないの?
65通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 14:39:26 ID:???
それじゃ荒らされだしたら耐えられない
ここはある種の開き直りなんだから
他で叩かれたくないからここで書くっていうのは少し違う気がする
661/3 >>48の流れで:2006/11/04(土) 19:49:43 ID:???
オーブ連合首長国オノゴロ総司令部――代表府執務室――

カガリ・ユラ・アスハ代表首長が率いるオーブ軍首脳部による作戦会議が検討されていた。
ロンド・ミナ・サハク総合作戦本部長。
レドニル・キサカ参謀本部長。

カガリは沈痛そうにキサカにこれまでの経過を報告させる。

「……キサカ参謀本部長。現在の作戦状況の説明を」

「――はっ。先ず現在の戦況を説明しますと、ディアッカ・エルスマンの部隊を先鋒とした『ザフト』遠征軍は再開発宙域地区の占領後、 
 その基地化をほぼ完了したものと思われます。これに対し、アーガイル司令率いる<クサナギW>を中心とした我が軍の機動艦隊が防衛ラインを形成し……交戦中です」

「……これまでの被害は――?」

「開戦当初に失われた<ヘリオポリスU>及び護衛艦隊とMS部隊が完全撃破され、占領された各拠点に備蓄されていた燃料、各種整備を多数鹵獲されました。
 その他の戦力、人員等は、後方に即時に撤退させた為に実質的な被害はありません」

今までのキサカの報告を黙って聞いていたロンドが発言する。

「……分散していた戦力を後方に下がらせた件、これについての文句は無い――
 各自がバラバラに反撃しても、ディアッカ・エルスマンの部隊に各個撃破されただけであろうな――だが、まんまと敵方に物資の現地補給を許した件――これは拙かったぞ」

「……」
672/3:2006/11/04(土) 19:54:39 ID:???
カガリは黙っている。キサカは受け答える。

「敵は、これ以上にないというタイミングをもって、こちらの『防御システム』の体勢の隙間を突いたのだ……そう……ゾッとする程の完璧な奇襲だ。
 あれだけの膨大な物資を後方に引き揚げる時間も輸送力も我が軍には無かったのだ」

「――焦土戦術はどうしたのだ?どうせなら、敵の手に渡る位ならば、いっその事焼き尽くしてしまえば良かったのではないのか?」

「むろん、検討したさ。だが、あそこは辺境宙域の再開発区域として『大洋州連合』との協力のもと、此処10年余りの間に、莫大な資金と技術を投下しているのだ」
「……大洋州連合の大使どもと『連合総議会』か」

「……彼らの意見を無視し、そして我々の一存だけで破壊するとすれば『オーブ』と『大洋州連合』の関係に無視できない問題を生じかねない――そう結論に達したのだ」
「……ふむ。やはり、いずれ折をみて、『連合総議会』の権限を縮小する手を打たねばならぬな……これは、我々の弱点だ」

「しかし、それを実現するには政治的根回しだけで、後5年はかかるだろう。『連合総議会議長』や他の『氏族』連中も黙っておるまいよ」
「カトウか……たしかに厄介だ。あの男と議員連中や俗物の『氏族』連中がいなければ、とうに代表府を中心とした中央集権体制が『オーブ』に実現していただろう」

「オーブは決して一枚岩じゃないわ。仮に、そこまで計算して『ラクス』達が『ザフト』軍を動かしているならば、向こうはこちらの泣き所を知り尽くしてるに違いないわ」

カガリは二人の意見を締めくくる。
683/3:2006/11/04(土) 19:55:27 ID:???
「これを指揮した『ザフト軍』の作戦参謀や軍司令官は優秀です。今から弟子入りをしたいくらいですな」
「――私も同感よ」
「……」

ロンドが続けて発言をする。

「――だが、たとえ中央から遠く離れた再開発宙域とはいえ、このまま領内を占領され続ければ結局、『オーブ』は崩壊するぞ。
 弟子入りどころか、『ラクス』の『奴隷』としてこき使われる事となろう」

「『ラクス軍』は占領地の人員を『ザフト』軍配下の部隊の軍勢に加えてるものね。冗談じゃなくてそうなるわよ」
「……代表、占領拠点は、速やかにに奪還せねばなりません。成るべくなら、インフラを傷つけずに」

キサカも冗談を抜いた発言をする。カガリは頭を抑えながら

「……頭が痛い事ばかりだわね」
「カガリ。頭痛薬を用意しようか?」
「冗談よ……ミナ」

キサカが発言する。

「代表……戦争は一連の戦闘に勝利したからといって、最終的な『勝利』に結びつく物ではありません」
「戦争とは……軍事的な勝利、経済的圧迫、兵站の確保、敵情勢を利用、政治的状況など幾十の……文字通りの幾十もの要素によって勝つものよね」

カガリも力強く受け答える。

「その通りだ。戦いはまだ始まったばかりだぞ」

ロンドの強い言葉が後押しをした。
69通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 20:46:54 ID:???
面白いんだが・・・。カガリの女言葉にすげー違和感。
70通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 20:59:49 ID:???
GJ!
やはり荒れた流れを断ち切るのは空気を読まずに投入される良SSに限る。

……と荒れる原因(暴れてないけど関係ないレス付けてた)の一人が言ってみる。

空気を読まないと空気を読めないってやっぱり違うよね。
大勢に流されることが事態を悪化させることもあるし。

それはともかく、オーブ側に裏切り者の存在が暗示されるとことかサスペンスフル。
「戦争とは……」のごくあたりまえの一般常識を言ってるだけの部分が、
種シリーズ全体への強烈なアンチ発言となってるところがなんと言うかワラタ
71通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 21:24:33 ID:???
どこらへんがヘイト?
72通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 21:29:15 ID:???
全然ヘイトとは思えないが、ここ以外ならヘイトと断じられそうな感じ
73通常の名無しさんの3倍:2006/11/05(日) 13:51:17 ID:???
本編では一応『平和の歌姫』ってことになってるラクスが、
侵略戦争をしかけてくるってのは、一応はヘイトでしょう。
ヘイトと言っても、本来の意味のヘイトではなく、
二次創作界での専門用語みたいな意味でのヘイト。
ぜんぜん電波でキチガイではなくても、キャラが本来のキャラから
ねじ曲げられて書かれていたりするとヘイトと言われたりする。
ヘイトと呼ばれるものは広い意味で言うと色々あるわけなんだけど、
このスレは、ダークでキモいのじゃないと駄目なスレなんでしょうか?
74通常の名無しさんの3倍:2006/11/05(日) 14:18:24 ID:???
 C.E.724。幾度と無く繰り返された世界大戦と、広域破壊兵器の濫用による気象変動によって、
宇宙からはコロニーが消え、地球はその居住可能エリアを大きく狭める事となった。人民委員長
ラクス=クラインVer.13は
『明日を迎える為に』という大義の元、有史以来最大規模の、人類に対する粛清計画を
統一議会にて可決させる。生存を許される為の遺伝子調整費用は、平均所得の実に17倍。事実上の
間引きであった。『処刑人』はいにしえの英雄、脳髄のみを大量にクローニングされ、プラグで
システムに直結されたキラ=ヤマトの駆る量産型フリーダム『リベレイター』。
 かつて世界を3度に渡って滅ぼし20億を殺した破壊の天使が群をなし、凍て付いた
灰色の空を飛ぶ。
 滅びゆく母なる大地は屠殺場と化し、ナチュラルもコーディネイターもみな等しく、不良と
判断されたカボチャやキャベツのように潰されていった。しかし、虐殺劇は1人の男によって
計画変更を余儀なくされる。

「地球の方々、只今戻りました。お元気ですか? クライン委員長」
 かつて探査という名目で外宇宙に放逐された、血の色の瞳を持つその男は。
「宣戦布告を致します。……全てを薙ぎ払ってやるよ。すべてを」
 651年前と寸分変わらぬ姿。変わらぬ心で。有機物に侵食された異形の戦艦とモビルスーツを
引き連れて。

「手に入れたのですね、シン=アスカ。羽鯨の力を。……それは正しく使わねばなりません。
お渡しなさい」
 虐殺は戦争に変わり、疲弊しきった地球を最期の業火が焼き尽くす。
「僕はラクスの手、ラクスの剣。自由、平和、世界を護るための力……」
 キラ=ヤマトの脳髄による、外部スピーカーを通じての大合唱。しかし、羽鯨の力が彼の心を
震わせる。
「ラクスの……ラクスの……え?君は……フレ、イ?」

 無数のケーブルが背中と首筋に突き刺さったラクスが、悠然と歩む。終末の女神が
向かう先は、自分以外の誰一人として立ち入らせない彼女だけの聖域。
「ちゃんとお休みになっていらっしゃいますか? キラ」
 枯れて朽ちた花に囲まれた、幼児ほどのサイズのミイラ。両手足が無いそれを、彼女は愛しげに
抱き上げる。
「今日も世界は平和です。みなさまの夢は、同じですよ」

 外宇宙探査船を母体とした宇宙戦艦。その巨大な眼球を思わせるブリッジ。
既に蒼を失って白と赤茶色に彩られた地球を、2人の少女に寄り添われたシンが眼下に臨む。
「あれが地球だ……俺が出て行った頃は、もっと綺麗だったんだ。蒼くて、真っ白な雲が
あってさ。……見える?『マユ』、『ステラ』」
 光を映さない虚ろな瞳をシンに向け、少女達は頷いた。
「こんなじゃ無かったら、一緒に住みたかったけど……良いや。壊して、新しく創ろう」
 シンの全身に走る、幾重もの赤い光。それらが瞳に集約される。
「それで、全部終わったら3人で暮らすんだ」
 再び頷く少女達。艦橋の真下で巨大な輝きが生まれ、光条となって地球へと疾っていった。
大気を貫き、衛星軌道上から視認できるほどの爆風と円状の衝撃波が上がる。
「3人だけで、暮らすんだ」
7574です:2006/11/05(日) 14:20:20 ID:???
淡い期待を抱いてファイナルプラスを見ました。シン、キラ、ラクスの苦悩が描かれると
思っていました。最終的にはシンに焦点が当たって、主人公らしくなると思っていました。
見終わりました。

見終わりました。
76通常の名無しさんの3倍:2006/11/05(日) 14:32:48 ID:???
>>73
他スレではヘイトだなんだってうるせーけど
本当にキモいヘイトっていうのはこういうもんなんだよ!

って主旨じゃなかったっけ?
77通常の名無しさんの3倍:2006/11/05(日) 15:47:21 ID:???
「私は死ねぬ……真のオーブを守る為には」
真だ偽だって区別がコッケイだね。
「貴様が……たった一人でここを陥としたと言うのか」
一人じゃねえよ。他にもいるぜ。
「オーブ軍、ではないな」
イッパンシミンさ。アンタが見捨てた国の、無力な棄民さ。ロンド・姉・サハク様。
ヘリオポリスを貸したのアンタだったんだってな。オーブが攻撃されてた時はアフリカにいたんだって?
冷たいねえ。大西洋と仲良くしてたなら、政府が自爆した後で国乗っ取ってくれりゃ良かったじゃねえか。
アンタがこんな雲の上じゃなくオーブの地面で支配者してくれりゃあ俺の家族は死ななかったぜ。
ああ、アンタにとっちゃアスハ首長の言う事に文句言わなかった人間は国民じゃないんだよな。
ウチの隣に住んでた一家はサハクの民だっつって宇宙に上がったぜ。モルゲンの技術持ちは強いよな。さっき殺しちまったかな?
普通のリーマン一家だったウチはここまで来れなかったよ。親父は占領されたら食うに困って真っ先に自殺しちまったし。
姉貴が資格とれって言ってたのを真面目に聞いときゃ良かったなあ。…どうでもいいな。
ウズミが税金で作った場所占拠して、働かなくてもメシが食える生活は快適だったかい。もう終わるけどな。
「私は真のオーブ…お前達民の為に」
まだ言ってんのかよ。アンタが俺に一体何をしてくれたってんだ?
結局。現実を変えることより理想を選んだアンタにゃ大事なんて成せやしないのさ。
「カガリ・ユラなら可能だとでも言うのか。その為に邪魔な私を殺すと」
カガリ?あんなもんとうに死んでるぜ。アンタまでハリボテに騙されてたのかよ。
あいつもアンタも。国民より世界市民優先するような政治家なんざいらねえのさ。
…やっぱアンタも特製のコーディなんだな。こんだけ喰らってよく息が続く。
まあもう終わりだろ。じゃあな、女王様。
「お前が理解できぬ」
だろうな。
プラントに逃げたヤツ、外国に逃げたヤツも理解なんか出来ないだろうさ。
酷い国だった。酷い支配者だった。昔は幸せだった。
そうやって想い出にして、人として今を生きてるだろうからな。
だが俺達は、俺は、もう国なんざいらねえ。獣のように生きて、殺されればいい。
今はもう、それでいいんだ。
78通常の名無しさんの3倍:2006/11/05(日) 19:33:28 ID:???
>>74>>77もGJ!どちらも憎しみが篭ってて良かった。
>>74は世界も壊れてて良かった。
>>77はアスハだけでなくサハクにも恨み持つ者がいるってのが良かった。

どのSSも、続きがあれば更に狂った世界が展開されそうな雰囲気でみんなGJ
79通常の名無しさんの3倍:2006/11/05(日) 22:42:26 ID:???
ヘイトってのは例えば
主人公はオリキャラで最強でモテて他のキャラはほぼすべて否定して
女性キャラはみんな主人公に惚れて
正直最後まで見る気がしない某サイトに載っているようなエロ小説のことを言う
80通常の名無しさんの3倍:2006/11/05(日) 22:52:26 ID:???
それって 主人公=俺マンセー>>>>>>>他キャラ否定 でhateしてなくね?
メアリ・スーと断罪系とヘイトは別物だろうか?
まあ何でもいいけど
811/3 >>66の流れで :2006/11/06(月) 11:26:22 ID:???
同時刻――ザフト遠征軍 ディアッカ・エルスマン部隊、旗艦『バスカーニュ』の艦橋。

ブリッジでは『ザフト遠征軍』の先鋒隊指揮官を任された『ディアッカ・エルスマン』が腕を組み戦況が映り出されたスクリーンを黙って凝視していた。

ピーピーピー

緊急警報がブリッジに響き渡り各クルーが忙しなく動き回る。
だが、それでもディアッカは泰然とした姿勢を崩さなかった。
指揮官の動揺は全軍の瓦解に繋がりかねないことをこの男は熟知していたのだ。

オペレーターからの伝達を副官であり、元ミネルバクルーである『バート・ハイム』が緊急報告をディアッカに通達する。

「空間歪曲波を感知しました!敵機動艦隊によるものと思われます!」

「……出てきたか」

デイアッカは呟く。規定の事実を淡々と語るように。

「敵旗艦を確認!この機動戦艦は当方のデータにありません。敵の新型と思われます!」

「いやはや……他にまだ機動艦隊をオン・ステージできるだけの国力を備えていたのだな――オーブは・・・・・・
 やはり、この国が備えている潜在能力には計り知れないものがあるな……厄介だよ。おい、向こうの指揮官は誰だか分かるのか?」
822/3 >>66の流れで :2006/11/06(月) 11:27:17 ID:???
ディアッカは指揮官の情報を提示させようとした。大方決まっているだろうが・・・・・・
だが彼は意外な人物の名前を耳にして驚愕したのだ。
副官であるバートの指揮のもとで情報が整理されたその情報を耳にして。

「少々お待ちください・・・・・なんだと?そうか、わかった。
 たった今、判明致しました。オーブ側の総司令官は、『サイ・アーガイル』将軍です」

「――サイ・アーガイルだと・・・・・・?確か――あの男は、10年前の政治闘争に敗れて、ずいぶん昔、野に下ったという噂だぞ?情報は確かなのか……?」

「はい、向こうのノン・スクランブル通信を傍受した情報です。間違いはありません」

彼は呆気に囚われた。

「おいおい、まさか10年近く民間に引っ込んでいた人物を引っ張りだして総司令官に据えてくるとはな。
 ――きっとカガリ……アスハ代表の独断に違いないな。オーブ軍司令部の混乱ぶりが目に浮かぶようだな・・・・・・」

ディアッカは溜息をつく。これはただ事ではないぞ。嫌な予感がする。
彼は直感的にその事を悟った。
833/3 >>66の流れで :2006/11/06(月) 11:30:29 ID:???
副官であるバートも困惑しながら彼の上官に相槌をうつ。

「それは、我が軍の『総司令部』も同じです。最初から、敵防衛軍の総司令官には代表府首席補佐官兼、
 総合作戦本部長『ロンド・ミナ・サハク』が出てくると完全に決め付けてましたから・・・・・・健康問題等のアクシデントでもあったのでしょうか?」

ディアッカは大きく溜息を吐きながら、副官の疑問に答える。
彼自身も無論納得していない言葉なのは承知の上で。

「――わからんな……ただ一つ、はっきりしていることは、あの『カガリ・ユラ・アスハ』が予想されて然るべき周囲の混乱を無視してまでも『総司令官』に据えるほどの人物だということだよ。
 彼女は、まるで運命を味方につけたような神業的な人事配置の妙と人使いのテクニックで、人種多様なオーブをこれまで統べて来た人物だからな……」

副官も流石にその事を疑問を差し挟む事はできない。嘗てこの上官は『オーブ』で戦ったのだから。
その時、オペレーターから『友軍』から『上級指揮官クラス』の『秘密通信』が入ったと連絡が入る。
バートはそれを受けディアッカに報告した。

「……隊長、本営の『ジュール』作戦司令から『特務通信』が入ったそうです」

「イザークが・・・・・・?わかった、通信を繋げ」

「はっ!」

一瞬、躊躇したがディアッカは通信に出ることにした
84通常の名無しさんの3倍:2006/11/06(月) 13:53:05 ID:???
これはヘイトというよりも別の要素で叩かれるSSではないだろうか
85通常の名無しさんの3倍:2006/11/06(月) 17:12:26 ID:???
まあ、続きが書かれてラクス様が登場したら、オーブに攻めこんだ理由がとんでもなくヘイトかもしれないし。
ただでさえ難しいジャンルだし「これはヘイトじゃない」と厳しく注文つけて敷居を上げて誰も書かなくなるよりは、
例えば「理解不能な電波を読みたい」とか自分の好みをリクエストしておいて待ってて、
たくさん書かれるうちの幾つかが自分の気に入る作品になるくらいでいいんじゃないかな。
俺的には、自由に書いてもらっていろんな種類のを読みたい。
まあ、憎しみぶちまけたキチガイSSは俺も読みたいわけだけど。
86通常の名無しさんの3倍:2006/11/06(月) 19:25:37 ID:???
>84
これはきっとサイへイトなんだよ。
静かな余生を送っていたサイをラクシズが惨殺するという…なんと惨いことを…
871/4 >>81の流れで:2006/11/06(月) 23:16:54 ID:???
正面のスクリーンに派手な軍服にトーガを纏った銀髪の物憂げな青年が映る。
その姿はまるで古代の王侯貴族のような佇まいだ。

『ラクス・クライン』はプラントの『議長』の座に就任した。
あたかも周囲が自然に彼女のを担ぎ上げたように見せかけて。

『あの女』がプラントの政局の『中心』となってからおかしな風潮がはやり始めたのだ。
彼女のスタイルを追従するかの如く、取り巻き連中が『真似』をし始めた。
ディアッカはその事を苦々しく思いながらかつての『友』をまだ見捨てる事ができないでいる自分に自嘲する。
そして、変わり果てた友の姿を凝視した。

「ディアッカ、オーブ側の主力部隊が現れたか……」

「……ああ。序盤の勝利は、相手の寝込みを襲ったようなものだからな。敵味方双方、真の戦いはこれからになるだろう」

銀髪の彼は物憂げに呟く。『蠅』を早く叩き潰せと言うが如く。

「うむ……とはいえ、『ラクス様』の下で幾多の戦いを勝ち抜いてきた『我ら』が軍団の前に、如何ほどのモノでもあるまい……すみやかに排除せよ」

「……」

デイアッカは苦々しく思う。『ラクス』の名前で何もかも思う通りになるとまだ幻想を抱いているのか貴様?と

「……どうしたのだ?ディアッカ」

「……敵主力の指揮官はサイ・アーガイルだ」

「……誰だ、それは?」

イザーク、貴様!! 
その反応に一瞬、憤怒の感情が跳ね上がる。

「……今、そちらに詳しいデータを転送する。見てくれ」

怒りを内心で抑えながら副官にデータの転送を命じた。
882/4 >>81の流れで:2006/11/06(月) 23:18:21 ID:???
「……ふむ……これか。『――10年前の争乱においてアスハ代表を補佐……』
 ほほぅ?ほんの一時期ではあるが『あの女』に代わり、実質的にオーブの施政を裏から支配してきた時期があるのか。ふっ、ユニークな経歴だな」

「我々が、一時的に共闘していたあの時期、俺は、サイ・アーガイルと共に戦った」

イザークはそのデッアッカの発言を完全に無視していた。『敵将』のこと知っているディアッカ。
だが、イザークのその様子は『敵指揮官』の情報をディアッカから得ようとこれっぽっちも考えていないのだろう。

「往年の影の権勢家――帰ってきた『英雄』というやつなのか。優秀な男なのか?」

「……ああ。面白い男だ」

適当に答えながらイザークは興味なさげにディアッカから送られた資料を斜め読みを終了する。
所詮は『ナチュラル』であり、大した人物ではないとたかを括っているのだ。

「しかし、この資料を見る限りに措いてはどちらかといえば、その資質は『軍人』というより、『政治家』のそれだな」

「……」

ちっぽけな『小国』の胡散臭い『政治屋』ごときが戦場に出てきてどうするのだ?と言いたげだ。
自分達の足元にも及ばない『路傍の石』程度に考えているのだろう。イザークは興醒めしながら言い放つ。

「かつての名を馳せた『英雄』なら、軍内に少々の影響力はあるのだろう。だが、一度権力の座から堕ちた人間……実際は何の力もあるまい?」

「だが、イザーク。俺の経験において影響力は力であるかと」

イザークの『楽観論』に対して敢えてディアッカは反論をする。
893/4 >>81の流れで:2006/11/06(月) 23:19:16 ID:???
イザークはそのディアッカの反論に苛立ちを感じてきた。
眉が斜めになり表情も『癇癪』を起こす寸前になりつつある事も自分では気が付かない。
何故、自分の『深慮』な『智謀』で導き出した『友人』としての『忠言』に対して礼も言わず、歯向かおうというのだこいつは?

「どうしたと言うのだ――ディアッカ?このサイ・アーガイルという男はオーブが敗色ムードを払拭するために担ぎ出した民衆受けする客寄せの『珍獣』に過ぎんだろう?」

「……その認識はどうだろうか?彼はアスハ代表に全幅の信頼を得ている数少ない人間の一人だ」

更にイラつく……!
自分でも気が付かないうちに額に青筋が浮かび始めた。

「――『あの女』は、優秀な側近に政務を任せきりの『お飾り」だという噂ではないのか?」

「優秀な側近を抜擢し、それに一切合財すべてを預けてしまえる度量というのも、ある意味、恐るべき才能だろう」

まだ言うのかこいつ……!

「……何が言いたいのだディアッカ?もしや、優勢な敵主力部隊を前にして、恐れをなしたのではあるまいな?」

「……わが隊は、全軍の布陣から見ても、敵領土の中へ突出しすぎの観がある。ここは一度、部隊を後方へ下げ、態勢を立て直すことを提案したいのだが……」

こいつ!賢しげに!俺に意見を言うのか!『ラクス様』に信任を受けているこの俺に!!
たかが、『備編成軍』の指揮官に癖に!!
しかもその『地位』を貴様に与えてやったのは『俺』なのだぞ!!

終に堪忍袋の緒が切れた。長年の『友情』に免じて黙って聞いていればいい気になりおって!!

「越権行為だぞ!ディアッカ!!『予備編成軍』の指揮官の分際で、『ラクス様』の――総司令部の作戦に異議を唱えるつもりか貴様?!」

「は……申し訳ありません」
904/4 >>81の流れで:2006/11/06(月) 23:20:07 ID:???
『予備編成軍』それは『ラクス』によって選抜された自称『エリート』ではなく、その実態は『旧ザラ』派の残党や『元デュランダル』派から無理に徴集された『混合部隊』であった。
それを指揮し序盤のオーブ軍を撃ち破った実働部隊がディアッカの部隊である。『ラクス』の忠誠を誓った事を証明する為に最前線で戦わされるのだ。
彼らを護る為にディアッカは様々な方策を練らねばならなかった。そう、『本営』の命令を逆らう事はできない。

「お前は、前線部隊を率いて、オーブ軍撃破を考えていればいい!ただちに進撃を開始せよ!よいな!!」

「……はっ……了解致しました」

怒りで青ざめたイザークの表情を最後に通信が切れる。
理不尽な命令とともに。

「……通信切れました」

「むぅ……」

憂鬱そうなバートの言葉と同時にディアッカは唸る。この後の展開をどうするのか?

――サイ・アーガイルの事はおいておくとしても、オーブ軍は、序盤線の負けを取り戻す為に有りっ丈の『戦力』を俺の部隊にぶつけて来るに違いない――
――『ラクス』や『イザーク』を含めた上層部の連中は、『カガリ』の力量を舐めまくってるようだし――

頭を振る。
――だが……どうする?……まずい風向きだ……前衛部隊である俺の部隊の崩壊は、全軍の崩壊に繋がりかねない――

「ふむ……」

思考が凝縮しある方向に向かって急速に集中する。

――そうだな……ここはヘタな色気は出さず、大負けをしないことを前提にして気を使うべきかも知れんな。
多少、株を落とすことになっても『逃げ支度』だけはしっかりしておくか――

「おい!バート」

「はっ!」

ディアッカはいくつかの指示を副官のバートに命じた。
91通常の名無しさんの3倍:2006/11/09(木) 02:07:51 ID:???
hate!
92通常の名無しさんの3倍:2006/11/09(木) 06:22:18 ID:???
アスラン・ザラは気が狂った。
理由はわからないが、突然、発狂した。
イーーーッ!ビョン!ホーーンッ!!と叫びながら
ズボンを脱ぎ捨て、パンツを脱ぎ捨て、下半身を露出した。
その恰好で、エターナル艦内の廊下を全力疾走した。
揺れる性器がペチン!ペチン!ペチン!と音をたてながらの全力疾走。
そんな彼を見つけたメイリン・ホークが、ちょ!なにやってん・・・
叫び終わる前に、アスランはメイリンの背後に素早く回り込み三角締めを決めた。
気絶して、くたっと脱力したメイリンの服をアスランは物凄い腕力で引き千切り
破る、破る、瞬く間にメイリンは全裸にされた。
しかし、アスランが完全に狂っていたことは、ある意味、彼女にとって幸運であっただろう。
彼に性欲というものが残っていれば、彼女は犯されていたかも知れない。
乳首を油性サインペンで真っ黒に塗られるという被害だけで済んだのだ。
次にアスランはブリッヂに駆け込んだ。
ファイナル!マッハ!パーーンチ!!と叫びながら、
ラクス・クラインに飛び蹴りを喰らわせた。
コキッ!と音がして、彼女はドッ!と床に崩れ落ちた。
首の骨が折れていた。
その後、彼女が言葉を発することは、二度とできなかった。
次にアスランが向かったのは、キラ・ヤマトがいる部屋だ。
全力疾走しながらアスランは叫んだ。
俺はーーっ!昔からーー!オマエのことがーー!大っキライだっダァーーッ!!
これが、アスランが口にした、最後の人間の言葉だった。
その後、彼は、あばばばばば・・・としか言えなくなった。
キラの部屋に駆け込んだアスランは、全力で暴れた、暴れた、暴れた・・・
93通常の名無しさんの3倍:2006/11/09(木) 09:00:07 ID:???
アスランの跳躍っぷりはすごい
あんな動きしといてシリアスぶっちゃダメだよな
94通常の名無しさんの3倍:2006/11/09(木) 11:08:24 ID:???
なんだこのカオスw
95通常の名無しさんの3倍:2006/11/09(木) 12:59:38 ID:???
このスラップスティックぶりにホレタ
96通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 00:59:41 ID:???
>>92
ちょっとコーヒー吹いたじゃねーかGJ
他のキャラバージョンも見たい
97キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/10(金) 18:00:04 ID:???
○エピローグ

今日は俺の身に起こった事をありのまま話そう、信じてもらえるかどうかは和かんねけど。
あの日は俺の20の誕生日だった、けど部屋に帰って来ても祝ってくれる奴なんか居なければ
今日が俺の誕生日だって事を知ってる奴がいるかどうかも怪しかった。
玄関を空け部屋の電気をつけた俺は散らかり放題の4畳半の部屋へ寝っころがった
とても眠かった。言い忘れたが俺の名前は・・・・いや名前はどうでもいい、それで寝っころ
がってた俺の頭に何かが当たったんだ。見てみるとそれは【ガンダムSEED】のDVDだった。
「そういえば一時期はまってたな、何でこんなもんがこんなとこに・・・・?」
俺はDVDを部屋の隅へ投げ捨てた、それで眠りに付いたんだ、全ては、そこから始まった。

○フェイズ1 「悪夢」

目が覚めると俺は見知らぬ所に居た、辺りを見渡すとどこか街中の様だった。
公園?知らない場所だ、だがどこかでみた記憶がある、どこだったか・・・・・。
俺はベンチに座ったまま寝ていた様だった、目の前にはこれまた誰のかは知らないが
ノートパソコンが置いてある。忘れモンか?貰っちゃうよ?そんな事を考えながら
パソコンに写っていた画面に目をやる、そこではガンダムSEEDに出てくる雑魚MSジンが
建物を飛び交ってる映像が映し出されていた。しかしそれはアニメの二次元画像では
無く、三次元の、しかもCGの様な鮮やかな現実にある兵器の様な感じの映像だった。
「種の実写版が出るなんて聞いた事ねーな、けど画像いいなコレ、何かすげー・・」
俺は独り言を呟きながら画面を食い入る様に見つめた、画面が変わりテレビリポーター
の様な女が何かを言っている、カオシュンがどうとか。何かどこかで見た事がある
光景だぞ?これって・・・・・。突然何者かが後ろから声をかけてきた。
「おいキラ、何やってんだよ、カトー教授がお呼びだぜ?」
そこには高校生位の男女が立っていた、俺に話しかけている様だった。その男女は
パソコン画面を見るなり、カオシュンって隣じゃん、ここも危ないのか?などという話しを
勝手に進めていた。女の方は・・・・・見た事がある、茶髪でセミロングの外はね・・・。
98キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/10(金) 18:00:53 ID:???
「ねぇ聞いてるのキラ?」
その女は確かに俺に向かってキラと言った、男の方も先ほどキラと言った・・・・まさか・・。
俺はパソコン画面を消すと暗くなったモニターを見つめた、そこには確かにキラ・ヤマトが居た。
「・・・・ハハハ・・・んなアフォな・・・。夢か?それとも幻覚か?何なんだ・・・?」
俺は画面のキラ、自分の顔を見ながら青ざめた。
「おいキラ、どうしたんだよ?どっか具合でも悪いのか?」
じゃあこいつらはトールとミリアリアでこのシチュは種の第一話か・・・・・ふざけるな!!
トールが俺の肩に触れようとしたので、俺はその手を掴むと背負い投げを食らわせた。
軽い、柔道は1段だが、ここまで軽い奴を投げた事は無かった。トールはいきなり
投げ飛ばされ受身も出来ずにコンクリートの床へ激突した。
「何するのよキラ!!・・・トール大丈夫?」
トールは腰をもろに打ったのか苦痛に顔を歪めている。トールは立ち上がると
俺に向かって言った
「ひどいじゃないかキラ、いきなり投げ飛ばすなんて・・」
少し怒っているトールにそう言われ、俺は何だかカチンと来た
「ふざけんなカスが、俺が考え事してる時に横からグチグチうるせーテメーがわりーんだろ!
話しかけんなカス!ぶっ殺すぞ!!」
俺にそう言われたトールは引きつった顔で後ずさりすると一言「悪かったゴメン」とだけ言い
ミリアリアと足早にその場を立ち去っていった。
俺は逃げる様に走っていく二人を見つめていた、そこへ後ろからまた唐突に声をかけられる。
「駄目じゃないかキラ、ちゃんと設定どおりにやってくれないと」
振り返るとそこには小太りの中年男が立っていた。
「選ばれたのはきみか、でもあんまり勝手されると僕の神設定が台無しになっちゃうんだよね」
「ああ?何だテメーは?・・・・どっかで見たことあんな、お前」
「僕か?僕は、この世界で言う神だよ、全ての創造主さ」
その言葉で俺はピンと来た。
「・・・・・・ってお前福田じゃねーか!!何が神だこの野郎!」
俺は福田を掴もうとした、しかし福田の胸ぐらを掴んだと思った瞬間福田は俺の
背後に立っていた。
「暴力はいけないよ?ナンセンスだね、戦争はファッションだけどさ」
福田はニヤニヤしながら俺の顔を覗き込む様に言った。俺は寒気がしてきた。
「何なんだ・・この夢は!!誕生日なのに糞プクのご登場とは縁起悪すぎだぜ!」
福田は相変わらずニヤニヤしながら舌なめずりする
「きみはこれが夢だと思ってるのか?頭の中はおめでたいんだねキラ君
どう思おうときみの自由だけど、ちゃんと設定どおりやってくれなきゃキミ、後悔するよ?」
そう言うと福田は俺の肩をポンと叩く
「じゃあがんばってキラ君、後悔するような終幕だけは止めてね、それじゃ」
福田はそう言うとそのまますれ違いさまに去っていった。俺が振り返ると
そこには案の定プク田の姿は無い。俺は自分の頬をつねってみた、古典的な
手法だがこれが一番てっとり早い、傷みは・・・・・感じる、確かに・・・。
俺はパソコンが置いてあるベンチまで戻ると画面に映し出された自分の顔を見た。
ここまで意識がハッキリしてる夢も珍しい・・・痛みも感じる・・・・夢じゃ無いのか?
画面の中の自分、キラと自問自答してみた。そして俺は独り言の様に一言呟いた。
「福田様・・・・俺をチョイスしたのは完全なミスだったなぁ。じゃあお前のネ申設定を
さらに俺がより良き物へと変えてやるよ・・・」
99キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/10(金) 18:03:53 ID:???
公園沿いの道路を見てみると、反対側の道路沿いの道でミリアリアとトールを見つけた。
眼鏡の男と女が数人話している、一人は赤髪のポニーテール。俺の将来の肉便器か。
俺は道路を横切りその集団に交わる、すると眼鏡の男サイが俺に向かって話しかけてきた。
「やあキラ、これからカトー教授の所へ行くんだけど、お前も行くか?」
見るとトールとミリアリアは少し警戒気味だったが、とりあえず行くかという流れになった。
別れ際、俺は将来の肉便器フレイにウインクして挨拶した、フレイはきょとんとしていた。
そのままカトー教授の元へ向かい歩いていると、トールが俺に話しかけてきた。
「マジで何かあったのかキラ?何か雰囲気違うぞ?」
トールの口調は先ほどまで恐れをなしていた相手に対する態度では無い
流石はプク田様の神設定だ。俺は少し考えてから答えた。
「気安く話しかけないでよね?また投げ飛ばされたいの?」
「あ、あぁ悪かったなキラ・・・・・」
トールはひきつった表情で返事をする。そこへすかさず俺の追い討ち。
「それでさ、お前とミリィってもうヤっちゃったの?」
そばに居るミリアリアにも聞こえるように少し大きめな声で言ってみた。
「え・・?な、何言ってるんだよ・・・・お、俺達は・・・・」
返答に困っているトールを見かねてミリアリアが答えた。
「キラ、今日ちょっと変だよ?一体どうしちゃったのよ?」
「うるせーバカ、テメーの外はねの方が100倍変だわ、俺は女子供構わず
気に入らない野郎は投げ飛ばす!言葉に気をつけろ、それでヤったんか?」
ミリアリアも流石に俺の強気な態度に恐怖を感じたのか、一言「まだ」とだけ答えた。
「おいおいおい、まだ童貞君ですかトール君は?プギャーだなおい!んじゃ
俺がミリィの処女を貰っちゃおうかなぁ??」
と言いミリアリアの腰に手を回した、ミリアリアは流石に怒りながらも恥ずかしいのか
頬を赤らめていた。俺の横暴ぶりに流石のトールも黙っておらず「キラ!」と言いながら
俺を掴もうとしてきたが、カウンターで腹に蹴りを入れてやった。それがもろに入り
トールは悶絶しながら倒れこみ嘔吐した、それを見たミリアリアは俺にパシンと
びんたを入れた。何だかムカついた、なので俺はミリアリアの首をグィっと絞めてみた。
抵抗できずに俺の手を引き離そうとがんばっている、少し力を入れれば首の骨が折れそうだ。
「くっ・・・・苦しい・・・・」
涙と鼻水垂れ流し状態のミリアリア、このまま続けると死んでしまいそうなので俺は
手を離した。ミリアリアはそのばにしゃがみ込むと咳をしながら首をおさえている。
見るとサイと今までその存在すら気がつかなかったカズイはおどおどしながら
俺を見ていた、俺は4人に言った。
「これからは俺の事はキラ様と呼べ、いいなお前ら。生意気な態度を取りやがったら
俺がスパコディの名の下に制裁を加えてやる!」
みな黙っていた、俺はふらりとサイに近づくと顔面を軽く殴った、サイはもろに俺の
パンチを貰いその場に倒れこむ、体はスーパーコーディネーターだけあり軽く殴った
だけでナチュラルはひっくりかえる。正直笑えた。
100キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/10(金) 18:04:47 ID:???
「みんな返事が無いよ〜?」
カズイはびくっとすると「はいキラ様」とすぐに返事をした。
サイは鼻血を手でこすりながら眼鏡を探している、トールはまだ倒れている。唯一
ようやくしゃべれる様になったミリアリアが、起き上がり言った。
「キラ・・・・何で・・・・どうしちゃったの?」
俺はミリアリアの腹にかる〜くパンチを入れた、ミリアリアは「ぐえ」と言ってその場へ
倒れこんだ。ミリアリアの髪を掴み自分の目線の位置に頭を持ってくる。
「だ・か・ら、キラ様でしょ?ミリィ?言葉が通じないのかな?」
俺は笑顔でそう言った、ミリアリアは泣きながら「すいませんでしたキラ・・様・・・」
と言った。俺は何だか面白くなってきたので情けなく倒れている男二人と一瞬で下僕と
化したカズイを残し、ミリアリアをつれて裏路地へ連れて行った。ここなら誰も見ていない
ミリアリアは震えながら俺を見ている。自分がこれから何をされるのか大体想像が
ついているのだろう。俺はミリアリアの耳元でささやく様に言った。
「じゃあそこの壁に手をつけてお尻をこっちに出してくれるかな?」
ミリアリアは黙っていたが、俺が「また痛い目に会いたいのかな?」というと素直に
壁に手を当てこちらに尻を突き出した。オレンジ色のロングスタートをめくってみた。
パンツは白だった、プク田の設定も案外無難だなと思った。
「・・・・・い・・・嫌・・・・」
何か言っていたが泣き声で言葉にならない、俺は構わずミリアリアの白いパンツを
下ろしてみた、ミリアリアの性器と肛門が露になる。使い込まれてないだけあって両方
綺麗な色をしている。俺は自分の指を少し舐めるとミリアリアの性器をまさぐってみた。
泣きながら何やらうめき声をあげている、俺は勃起してきたので、チャックを開け自分の
ペニスを出した、流石はスパコディ、デカイ・・・。ミリアリアの性器が段々と濡れてきた。
「何だミリィ、濡れちゃったのか、興奮してるのか?変態だなプギャー」
と耳元で囁いた、ミリアリアは目をつぶって大粒の涙を流している。
俺は自分のいきりたつ一物を無理やりミリアリアの穴に入れた、入れた瞬間ミリアリアは
「うっ」と痛みを感じたのか声をあげた。あとはひたすら突いて、突いて、突きまくる。
ミリアリアの穴の締りはとても締りが良く俺はすぐに吐精した、ペニスを抜くとすこし
血が滲んでいた。ミリアリアの下着でペニスを拭いたがまだ勃起が収まらない。
もう一発ぶちこむか・・・・?いやいやこの後にも色々つかえてるじゃないか、魔乳とかナタルとか。
俺は名残惜しそうにペニスをしまうとミリアリアはその場に崩れる様にしゃがみ込んだ。
すでに涙は枯れ、放心状態だ。足に絡まっているパンツを脱がせミリアリアを立たせた
太ももに血と精液が混じったピンク色の液体が流れている。
表通りへミリアリアの手を引き出て行くとトールがいきなり殴りかかってきた、残念ながら
動きがとても遅く感じる、それで本気か?俺はトールの拳を軽々と受け止めるとサッと
背負い投げを食らわせた。今度は背中から落ちる、そこへ無防備の状態の腹へ蹴りを
3発入れる。「ぐはぁ」と言い、目を見開いたトール、今度は嘔吐ではなく血を吐いた。
感触からして内臓が破れたのかもしれない。ピクピクとトールは痙攣を始めた。
101キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/10(金) 18:05:48 ID:???
トールの状態がやばい事は誰の目にも明らかだった、ミリアリアは「トール!」と叫ぶと
倒れているトールに抱きつき俺を睨み付けた。俺はミリアリアを押しのけトールの
容態を見てみた。息はかすかにしているが吐血と痙攣が止まらない、医療的は知識は
皆無だったがそれでも分かる、こいつはもうすぐ死ぬな。
「キ・・・・キラ・・様・・・・どうするんですか?このままじゃトールは・・・救急車呼んだ方が」
サイがおどおどしながらそう言った、俺はサイを殴る姿勢を取った、サイは慌てて顔を
ガードしようとしたが俺は腹を軽く小突いた。「うっ」と言ってサイは屈んだ。
「トールはここにおいて行こう、もうじき凸が来るから早くカトーのトコへ行くぞ」
俺はそう言ってその場を去ろうとしたがそれまで黙っていたカズイが口を開いた。
「でもキラ様、ここにトールを置いておくと人目がありますが・・・?」
それもそうだ、俺はカズイに裏路地にトールを隠してくるように言った。
それには流石のカズイも難色を示した。もうじきこのコロニーは無くなる訳だし
それと一緒にトールの死体も宇宙の塵と消える。まぁ知ってるのは俺だけだけどね。
ん?いやまだ生きてたなトールは、俺はトールの首を思いっきり踏んづけた。
「グキゴキャ」という独特な音を発してトールは静かになった。静寂がその場を包み込む。
ミリアリアは発狂してその場で気を失った、カズイもサイも目の前の事が信じられずに
俺の顔を見た、俺は一言こう言った。
「お前らもこうなりたいの?なりたくないなら早くこの死体を裏路地に捨ててこいよ」
二人は即座にトールの足と頭を持ち裏路地へ運んでいった、捨て終わって戻ってきた
二人の顔は酷く青めていた。カズイにミリアリアを背負うように言い、俺達はカトーの
元へ急いだ。ザフトはそろそろ攻めてくる、俺がストライクをゲットしそこねると最悪
死ぬかもしれないからだ。すると辺りに爆音が鳴り響いた、何が起こったのかカズイと
サイは辺りを見回していたが俺にはすぐに分かった、凸達が来た・・・ミリアリアと
遊んでたせいで少し時間を食っちまったか・・・、俺は叫んだ。
「カトーの研究所はすぐそこだ!死にたくなければ走れ!」
二人はわけも分からず俺の後を走ってついてきた、見るとハイウエイ上の車両を
ジンとザフトの歩兵が襲撃している。
「あれは確かデュエルとバスターとブリッツだったな・・・、あんな分かりやすい所を
移動すんなよ、アフォかあいつ等?」
そう思いながらも走った先にようやく研究所が見えてきた、モルゲンレーテの工場は
隣か、後ろを見るとサイとカズイはもうすっかり息が上がっていた。
「おまいら根性見せろよ!死にたいのか!?」
「だってこっちはミリィを担いで走ってるんだよ?無茶言わないでよ・・・」
カズイが半泣きで言った。
「分かったよ、がんばったらご褒美にミリィと一発やらせてやる」
「・・・・・本当?」
「ああ、だからがんばってついて来い」
「分かったよキラ様、行きましょう!」
カズイは目の色を変えてまた走り出した、俺は「面白いなこいつは」と思った。
銃声が聞こえる、自動小銃の連射音だ、主戦場は近いな・・・・・。
サイとカズイを静止すると二人にここで待つように言い、俺は中の様子を見てみた。
中ではザフトと作業着連中の銃撃戦が繰り広げられていた。
スッと入り見つからないように隠れながら進む、ザフトは後何人かしか居ない。
奥でマリューが吼えながら銃を乱射していた。そのわきには・・・ストライク。
「あいつは女ランボーか・・・」
102キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/10(金) 18:06:47 ID:???
二階にも誰か居る、良く見るとカガリだった。あぁそうだ、ゴリラをとりあえず
シェルターへ移すのが先だったな・・。俺は見つからないようにカガリの
傍まで移動するとカガリの手を引いて走った、突然の事で何が何だか分からない
カガリをよそに俺はカガリを外へ連れ出しシェルターの前へ行った。
「何するんだよ!お前誰だ!!」
カガリがいきなりつっかかってきた、助けてやったのに恩知らずなゴリラが、礼儀を
教えてやる。俺はカガリの顔面をぶん殴った、倒れたカガリの顔面は両鼻から鼻血が
出て血まみれになっていた。俺はカガリの襟首を掴むとさらに頭突きを食らわせた。
カガリは気を失った、もう少しいたぶってやりたいが今は時間が無い。カガリを
シェルター内へ放り込むと俺は再び工場へ向かって猛烈ダッシュを決め込んだ。
工場へつくとザフト兵が後ろからマリューを狙っているのが見えた。
俺はすかさず近づきマリューへ対し「後ろ!」と叫んだ、マリューは素早く反応し
ザフト兵を射殺した、ストライクの上に立っているマリューは俺を見て言った
「来い!」
俺はふらふら〜っとマリューに近づくと転んだ振りをして胸を揉んだ。
「ちょっ・・・・あなた大丈夫?」
「いえいえ、すいませんね、それより凸が狙ってますよ」
マリューは何の事だと思い、俺が指差した方向を見ると同時に肩を撃たれて
倒れこんだ。撃ったのは赤服のザフトパイロット、言わずと知れたアスラン・ザラだった。
アスランは弾切れか作動不良を起こしたかで自動小銃を捨てるとナイフを抜き
こちらへ向かってきた。俺はその場に立っていたがアスランは俺に近づくといきなり
動きを止めた。
「キラ・・・・!?」
「おう、乙ハゲ」
俺は軽く挨拶を交した、そこへマリューが起き上がり拳銃を乱射しアスランを追い払った。
マリューは何も言わずにタックルを俺に食らわす、俺はストライクのコクピット内に
放り込まれた、すかさず乗り込んできたマリューの胸をまた軽く揉んでみた、やはりでかい。
マリューはそれにも気付かずコクピットのハッチを閉めるとOSを起動させた。
コクピットの中が明るくなる、俺はそれに少し感動を覚えた、俺はMSに乗ってる・・。
倉庫の外にジンが見える、そして横で寝ていたイージスが立ち上がった。
「さて、じゃあとりあえずTMをぶっ殺しますかね」
103通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 20:26:11 ID:???
何だこのサイコなSSは
104通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 20:48:56 ID:7DHOLera
俺=これ書いてる人?
ヘイトの塊でつね
105通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:02:05 ID:???
まさにスレタイにそった作品だな
連投規制にかかったっぽく見えるが
106通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:15:06 ID:???
キラ様乙です
一話からこの調子で最終話まで何人生き残るんだろ
続きキボン
107通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:32:46 ID:???
キャラの性格や行動は原作そのまま+αで
作者(神)の意思で全面的にそれが悪だとされることじゃね?>ヘイト
最初から完全に元の性格の原型を留めてないのはヘイトじゃないんじゃないかね

エヴァだとミサトは原作のセリフや行動を徹底的に悪いほうに解釈されて
結局は上っ面だけでシンジを懐柔して復讐しようとする偽善者
ナデシコのユリカはタダの電波な無能にされてるが
これはキャラの好き嫌いというよりルリをヒロインにするための工作に近い

この板だとクロスSSスレの中でも特にコーヒースレのラクシズが見事にヘイトしてると思う
まぁ俺はヘイトは二次創作を魅せる手法の一つと割り切ってるが
108通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:44:06 ID:???
というかただの小物悪役にされるのがヘイトなんだと思う
突然ファビョッたり部屋のドアを開けるかのようにでやられてたり
まあ言うなれば種死も議長その他ザフトヘイトと言える
109通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:46:16 ID:???
HATE
110通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:48:14 ID:???
ヘイトステイナイト
111通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:50:51 ID:???
ヘイトの解釈は人それぞれだと思うけどそのキャラ厨が作品内で見るに耐える扱いだったらそれがヘイトじゃね?
それと他スレの名前は容易に出すなよお前みたいな奴が居るからSSスレは荒れるんだ>>107お前だよ
112通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:51:13 ID:???
ヘイトって言葉この板の場合気に入らないSSを罵る為に遣われている
108の意見を見るにそう思えてしょうがない、確かに本編はメチャクチャだったけど
戦争もので勝敗のあるものならどちらかが負けるし、みっともなく描かれる事もあるけど
それをいちいちへイトッつってたら世の中の創作ものは殆どヘイトってことになりはしないかな
113通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:53:46 ID:???
hate



━━ vt. 憎む, ひどくきらう; …したくないと思う ((to do)); (人に)…してほしくない ((to do)); 遺憾に思う; すまなく思う.
I hate to trouble you. お手数をかけて恐縮です.
━━ n. 憎しみ(の的); 嫌悪.
…'s pet hate 〔話〕 人の大嫌いな物[人].
hate crime 憎悪に基づく犯罪.
hate・ful ━━ a. 憎むべき, いやな ((to)); 憎しみに満ちた.
hate・ful・ness n.
hate・ful・ly ad.
hate mail 脅迫状, 非難の手紙.
hate speech 憎悪に基づいた演説.
114通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:55:05 ID:???
お前ら
職人が去るからもうその辺で止めておけ
115通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:55:30 ID:???
>>111
信者乙
116通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 21:58:19 ID:???
ナデシコやエヴァの二次は全く知らないけど、ここいらで聞く限り
やっぱり読んだ人がお気に入りのキャラを望むように活躍させてもらえなかったからと
そのSSを「ヘイトSS」とレッテルを貼って断じているように思えるな。
117通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:00:05 ID:???
おおむねあってる。

波長の合うヤツからは神扱いだが
合わないヤツからはヘイト扱い。
118通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:00:20 ID:???
ここのスレ主が望んでるのは憎しみを、思いっきりディスプレイにぶつける事だ
119通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:00:53 ID:???
まあぶっとんだSSが読みたくなる時もあるんだけどね
120通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:01:50 ID:???
>>118
That's right!
121通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:03:01 ID:???
普通の二次創作は飽きたからな、ネタもう使い古されてるし
122通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:11:06 ID:???
この新しい職人が基地外ヘイトなのはガチだな
じゃなきゃ普通こんな長文SS書かない
しかもフェイズ1とか言ってるって事は続き書く気だろうし
楽しみにしてるよ
123通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:11:46 ID:???
カップリングとか興味ないからよく知らないけど、
この板、カプ厨同士の争いとかけっこう多いんだよね?
自分のお気に入りカプを成立させるために
邪魔な対抗馬となるキャラに怨みを込めれば
(例えば、シンステ最高!豚マリア死ね!とか)
ヘイトSSみたいなものが書けるんじゃないかな?
まあ、いろいろとどんどん書いて下さい、楽しみにしてますので
124通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:16:07 ID:???
新しい職人キラ様はカプとか関係無くぶち壊してくれそうだな
125通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:22:05 ID:???
>>124
たしかに、作者=キラ様がフレイ好きかラクス好きで無いかぎりは
キラ様はフレイもラクスもヤリ捨てそうだなw
126通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:24:52 ID:???
つまりこの板で言われているようなヘイトものって書いた人が「これはヘイトです」って言わない限り
誰もそれをヘイトと決めつける事なんてできはしないって事だよな。

奴婢、狩猟は現実にもある人種間の憎しみをコーディとナチュに置き換えて
凄惨に描いているあたりこの板一般の「ヘイトもの」とは一線を画しているな。
127通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:31:17 ID:???
キラ様の続きはあるんだろうか?読みてー
128通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 22:47:42 ID:???
この板でいうヘイトって「キャラクター解釈の違い」レベルだから。
というわけで、このスレではキャラへの憎しみ、種族間の憎しみをがんがん書いてほしい。
真面目なのも、電波系も待ってる。
129通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 23:15:03 ID:???
他スレじゃ「こんなの〇〇じゃない」と言われそうなキャラ壊しも
「俺がキラになった」とか「発狂した」とか「何年か後の話」とか
状況設定の工夫次第で意外と簡単に自然に壊せるんだなあと感心した。
あと俺個人的にはラクスは黒化して悪の女王になっても
キャラ壊しとか思わず普通に納得できてしまう
130通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 23:33:09 ID:???
始まりはプロローグ
エピローグは終わり
131ネタ:2006/11/10(金) 23:51:05 ID:???
ギルバート・デュランダルの野望を食い止めメサイアから脱出するストライクフリーダム
脱出口が見えたその瞬間、キラは白い光に包まれた

キラ「ううっ……ここは……?」
トール「おい、寝ぼけてるなよキラ、カトウ教授が呼んでたぞ」

時はC.E.71年1月25日、運命の歯車は再び回り始めた……


続きよろしく


と書いてて思ったがキラに敵意を持つヤツは大体死んだり懐柔されたりしてるし
キラ自身、基本的に人を恨むようなヤツじゃないから難しいよな
ラクスもアスランもカガリもマリューもフラガも、みんなみんな味方はキラに都合のいいヤツでしかない
132通常の名無しさんの3倍:2006/11/11(土) 00:02:57 ID:???
面白れwとりあえず柔道1段→初段を除けば余裕の及第点だよキラ様
是非とも続けて欲しいね
133キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/11(土) 20:10:44 ID:???
○フェイズ2 「期待と不安」

俺は今ストライクのコクピットに居る、ガノタならば誰であれ憧れる状況だろう。
俺はすごぶる興奮していた、ミリアリアレイプも確かに燃えたが、やはりガンダムの
醍醐味はMS戦だ、キャラ萌えなどは所詮二の次、おまけに過ぎない。
「エロい人にはそれが分からんのです」
俺は自分でギャグを言って自分でケラケラ笑っていた。
「あなた、こんな状況でよく笑っていられるわね!シートの後ろへ、早く!」
一人で楽しんでいると凄い剣幕でマリューが俺に対して邪魔なのでシートの
後ろへ引っ込む様そくしてきた。フン、おっぱい要員め、邪魔はどっちかねぇ
まぁいいっすよ、お手並み拝見といきましょうか、俺は言われた通り素直に引っ込んだ。
マリューはたどたどしくストライクを動かす、知ってはいるが、実際酷いな・・・。
モニターを見るとジンとイージスは既に合流し、何やら話しをしている様だった。
もし仮にだが、ここで凸とTMが怒涛のタッグを組んで攻めてきたらまず負けるだろう
本編でもこの状況でも、しかしネ申プク田はその様なつまらない事はなさらない。
そう、俺が死んだりする可能性があるシチュは絶対ありえない、しかしもし仮に
ここでストライクがザフトに渡ると・・・・連合はまず敗北必死だな、一方的な
パワーゲームになる、そりゃツマラン、そんな事はさせないぜ。ストーリーは大筋
本編に沿って進めてやる、多少の着色しますがね。考え事をしているとイージスが
飛び去っていくのが見えた、やはり凸、へたれだな。そんで後は西川ね
ジンは重斬刀を抜くと斬りかかって来た、しかしマリューはそれに反応する
どころか操縦がまだままならない状態であり「回避」「防御」以前の問題だった。
マリューは急いでPS装甲を起動させ急場を凌いだが、ジンは一度身を引くと再度
重斬刀をストライクへ向け振り下ろした、衝撃で機内が揺れる。しかし案外
揺れは対した事は無い。マリューは「キャー」などと大げさに騒いではいるが
・・・・・本気でやってるのか?全然対したことねーじゃん・・・・。俺は少しがっかりした
もっとこう「うおー」「やべー」と来るかと思ってたんだけど、相手がジンじゃこんな
もんか?それとも「種」だからか?しかし魔乳さん、マジでおっぱいだけの人だな
せめて受け止めろよ・・・。俺は操縦席のマリューの髪の毛を掴むと後ろへ
引っ張った、見学もそろそろ飽きた。
「いたたた、ちょっと何するのよ!!」
「そろそろ交代、つーかこのまま見てたら死ぬし」
「何を言ってるの!?この状況で・・・・」
「だってほら、俺の下僕達も居るんスよ、近くに、守らないと・・・・」
と言って俺が指差したモニターには・・・・誰一人として写ってはいなかった。
「あの糞野郎ども俺を置いて逃げやがったな・・・・後でお仕置きだ・・・」
「・・・?何を言ってるの・・?・・・・ハッ、ジンが来るわ!衝撃に備えてっ!!」
134キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/11(土) 20:11:35 ID:???
マリューが発した言葉と同時に俺はマリューのわき腹に蹴りを入れた、邪魔だから
どけたつもりだったが予想以上に少し力が入ってしまった。マリューはシートから
吹き飛ばされた。骨が砕ける感触があった、マリューの反応は無い、だが大丈夫だろう
だって無敵の魔乳さんだしね♪俺はキーボードを取り出すと、とりあえずOSの書き換え
作業に移った、パソコンの知識はあまり無いがヘルプを見ながらパッパッと
やってのけた、流石はスパコディ・・・いや俺だ!ジンがこちらへ向かって来た、
えぇっと、操縦桿を探す、落ち着いているかに見えた俺だが、この時ばかりは
流石に緊張していた。はたして俺にMSの操縦が出来るか、いやスパコディの俺が
出来無いはずは無い。しかし操縦はどの程度難しいのか、などなどの期待と
不安で胸が半分位いっぱいだった。しかし次の瞬間その二つの幼き感情は見事に
打ち砕かれる、ストライクは左右一本ずつの操縦桿とペダル、ブースターレバーと
数個のボタンで全て動くようになっていた、後は全てMSが自動でやってくれる。
俺は右の操縦桿を少し動かした、ストライクがジンを殴りつける、吹き飛ぶジンを
見て俺は心の底からガッカリした。
「何だこの動作は・・・・これは予めインプットされてる動きしかしないんじゃないのか?
じゃあ種のやたら多いバンクの数々は実はバンクじゃなくてあの動きしか出来無い
ってことなのか・・・?」
ある意味それはネ申設定だ、しかし酷い。操作難易度がアーマードコア並だ。
ジンが起き上がった、俺は一応ボタン配置がどれがどの装置か試す為に色々と
押してみた、もっとも数えるほどしかコクピット内にボタンは無いわけだが・・。
「この赤のボタンがPS装甲、黄色四つはブースターの出力調整、緑は何だ・・?」
俺は緑色のボタンを押してみた、それは頭部バルカンのイーゲルンシュテルンだった。
しかしジンにはあまり効果が無く足止め程度にしかならないものだ。これは今度
そこら辺の通行人に向けて試し撃ちしてみるか、レバーとペダル操作で浮遊だったな?
ペダルを踏み込みブースターレバーを引くとコロニー内ということもあり簡単に空を
飛ぶ事が出来た、ふと俺は思った、何故重力下のコロニー内でこれだけ飛べる?
しかしいちいち「?」付けてたらキリが無い、大体分かったしそろそろあれを殺すか。
メニュー画面に戻り武装選択、アーマーシュナイダーを選んだ。今はこれしかない。
脚部から出てきたナイフを勝手にストライクが掴み取る、ここら辺は流石にオート設定か。
両手にアーマーシュナイダーを装備した、後はこれをTMにブッ刺してゲームセットだな。
ペダルを強く踏むと勝手にストライクが走り出す。
「あれ?まだペダルしか踏んでないんだけど・・・・」
走り出したストライクはジンに向かって半円を描くように回り込む、ジンはストライクを
迎撃するためマシンガンを乱射している様だったがそれが見事に当たらない。
「この距離で・・・外す方が難しいんじゃねーのか?」
がんばってこちらを狙っているジンに対して俺は素直にそう思った。ストライクはジンに
接近すると少しブーストして飛び上がりジンの両肩部へ左右に持っていたアーマーシュナイダーを
交互に突き刺した、ここまでの動作で俺がしたのはペダルを強く踏んだだけ、俺は叫んだ。
「何じゃーそりゃー!!!UCの人たちはな!みんながんばって一生懸命運転してるんだぞ!!
ガンダムファイトとかな!めちゃイテェんだぞ!それ・・・それを、こんなMSなんて名ばかりの
おもちゃで遊びやがってこいつら・・・・マジ皆殺しだ!」
俺が興奮して叫んでいるとマリューが声をかけてきた。どうやら今まで気絶していた様だ。
「き・・・君が一人でこれを・・・・?・・・この子・・・」
その時ジンのコクピットがいきなり開くと中のパイロットが脱出した、それと同時にマリューが叫ぶ。
「ま・・・まずいわ、ジンから離れてっ!」
そういえば自爆するんだったな、けどおもちゃが破裂した所で対した事は無いでしょ。
ジンが爆発した、機体がグラグラと揺れる、だがやはり対した事は無い、マリューの過剰な
反応を除けば。マリューの胸がプルプル揺れている、マジでこの人これしかねーよな・・・。
135キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/11(土) 20:12:34 ID:???
戦闘後、マリューの指示で装備のある所まで案内された、マリューは俺がストライクを自在に
操りジンを倒した事に対して感心していた、もっとも俺はペダルを踏んだだけなんだけどね。
トラックが止まっている、マリューはストライクから降りるとコンテナの側面にあるパネルを
操作していた。コンテナが開き、中に眠っていたランチャーストライカーが姿を現した。
IWSPは無いのか?俺とあれがあれば多分ザフト皆殺しにできるのに。俺は他のコンテナを
見てみた、いくつかコンテナがある、この中のどれかにIWSPはあるのか?しかし
これからはPS装甲のガンダム4機と飽きるまでやりあう羽目になる、実弾主体の
IWSPじゃ駄目か・・。ふとサブモニターに目をやるとカズイとサイ、そして目を覚ましたのか
ミリアリアの三人がマリューに拳銃を向けられていた、何やら話している。あいつら
逃げたんじゃ無かったのか・・。俺はストライクのコクピットハッチを開けると外へ飛び出した。
ストライクから出てきた俺に3人はビックリ仰天といった反応を見せた、しかし当然と言えば
当然の反応だろう。俺からすればこんなおもちゃを動かせない方が池沼だが・・・。
俺は地上に降り立つと、とりあえず3人の腹に一発づつ蹴りを入れた、あまり強く蹴ると
トールの二の舞なので力をセーブして軽く、それでも相当のダメージの様で3人は皆
うずくまっていた。
「お前ら俺がこいつで戦ってる時に俺を置いて逃げ出すとはいい度胸だなコラァ!」
カズイは腹をおさえながらも俺に言い訳をしてきた。
「ご、ごめんなさいキラ様、でも危なかったもんで離れて見てたんです」
それに続いてサイも言葉を発する。
「キラ様、すいません、すいません」
ミリアリアだけは俺に視線を合わせず黙ってうずくまっていた、俺はミリアリアの頭を
掴む、指に力を入れると何やら「うーうー」とうめき声だか泣き声だか分からない声を発した。
顔を覗き込んでみると死んだ魚の様な目をしている、なので思った事を素直に
ミリアリアの耳元で囁いた。
「ミリィ・・・死んだ魚みたいな目してるね、何かあったの?」
俺がそういうとミリアリアは俺を睨み付けた、分かりやすい女だ、いずれ俺を刺そうと
してくるかもしれんし、ここらで誰がご主人様か分からせてやろう。俺はミリアリアの
髪を強く引っ張った、ミリアリアが痛いと言いながら泣いている。横柄な態度をとった事を
謝れば許してやると言うとミリアリアは泣きながら謝る。
「ごめんなさい・・・キラ様」
その光景を見ていたマリューは驚きで何も言えない様だった。
「何です?何か文句あるんスか?」
「・・・・・い、いえ何でも・・・無いのよ・・・」
マリューはわき腹を押さえている、俺はついでに問いただした。
「どうしたんスか?腹でも痛いんスか?うんこですか?それとも女の子の日ですか?」
それを聞いたマリューはひきつった表情をしながら言った。
「いえ、そうじゃなくてね、さっきストライクのコクピットで肋骨をぶつけたみたいで
折れてるかヒビが入ってるかで少し痛むのよ・・」
そうえいば蹴りを入れたな、俺が。確かに俺の蹴りを食らって無事で居るはずが無い
しかしこの場は黙っておこう。
136キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/11(土) 20:15:23 ID:???
「へぇ〜そうなんですか、乳の割にはドジっ子なんスねぇ〜」
そんな話しをしながら俺は思い出した。
「そうだ、そろそろ変態仮面が乗り込んでくる・・・おいお前ら、グズグズすんな、働け
「へ・・・変態仮面・・・って何です?」
「あん?別に気にすんな、さぁ早く作業にとりかかれ、魔乳さん、こいつら使って下さい」
魔乳と呼ばれたマリューは少し邪険な顔をして一瞬俺を見るが、今はそれどころでは
無いのはマリューも承知だ、またいつザフトが攻め込んでくるか分からない。
マリューの指示で3人はあくせくと働かされている、俺は腕組しながら工事現場の
監督の様に4人に「オラァ!チャッチャと動かんかい!」と怒鳴りつけながらストライクへ
乗り込んだ。コクピット内でキーボードを取り出し、メニュー画面を呼び出す。
『ランチャーストライカーを装備しますか?  はい ・ いいえ』と出ている、俺は「はい」を
選択した、するとランチャーストライカーを装備しましたと表示が出た、これで手続き完了。
後は外の連中がランチャーの設定入力を済ませれば完了だ、俺は再び外に激を飛ばした。
「ちんたらしてんじゃねーよ!早くしろ、ザフ公が来んぞ!!」
しかし俺は思った、プク田様は無能で適当だが温厚だ、この作業が完了するか、完了する
直前まで変態仮面のご登場は待ってくださるだろう。だがシグー程度ならストライカーパック
無しでも瞬殺出来そうだ。そう考えているとコロニーの隔壁が爆発し、そこからシグーが
出てきた、続いてメビウスゼロ、きゅぴ〜んブラザーズのお出ましだ、いや親子か?
まぁどっちでもいい、こいつらが来たって事はそろそろ作業完了か、じゃあやりますかね
外でマリューが叫んでいる「装備を!早くっ!」ああ、分かった分かった・・・。
メビウスゼロとシグーが上空でドッグファイトよろしく空中戦をして遊んでいる、シグーが
メビウスゼロを撃墜すると、次のターゲットをこちらへ定めマシンガンを乱射しながら突進
してきた。俺はPS装甲を起動のボタンを押した、間一髪というか・・・・遅いよクルーゼ、多分
シャアとかなら今ので確実に殺ってるぞ、ストライクは被弾したがダメージは無い。
シグーがマグチェンジをしていると、近くの山が爆発を起こしそこからアークエンジェルが
出てきた、シグーはすぐそれに反応するとマシンガンで攻撃を仕掛ける、しかしMSの何十倍
の大きさのアークエンジェルはその攻撃を楽々回避した、俺はこの世界ではじめて驚いた。
「何だあの動きは!?実際に見るとスゲーな・・・。あんなデカイものがマシンガンの弾道を
軽々避けちまった・・・。ノイマンがスゲーのか?AAがスゲーのか?福田がアフォなのか?」
シグーはきびすを返すと再度こちらへ攻撃を仕掛けてくる、しかし無駄だ、効きましぇ〜ん。
しかしシグーはTMのジンよりはまだマシな動きをしている、こいつがもし凸達と一緒に来てれば
ストライクもゲット出来たんじゃねーのか?相変わらずやる気無いな〜クルーゼ隊長は。
俺はアグニをシグーへロックオンし、叫んだ。
「テメーの評価は シャア>ゼクス>カロッゾ>>>>>>>クルーゼの一番最下位だぁぁぁ!」
137キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/11(土) 20:16:31 ID:???
アグニが火を噴く、俺はアグニから放たれた弾道を見つめながら瞬時にその時思った。
マズイな・・・完全にコクピットをロックオンしちまってたから直撃コースだ、変態仮面が死ぬと
後々のストーリーが大きく変わるな・・・・やっちまったぜ・・・・と。しかしそれも杞憂に終わる
シグーは直撃コースであったはずの音速よりは早いだろうビームの弾道を軽々避けた、一瞬
光速で動きませんでした?ビームはシグーの右腕に被弾、爆発、そして弾道はそれを突きぬけ
コロニーの隔壁へ当たり大爆発を起こし、次の瞬間シグーはアグニの威力にビビッて早々と
逃走を決め込んだ、敵も居なくなった事だしもう帰るか、下僕と魔乳を探す、居た、コンテナの
陰に隠れてやがる。俺は話をさっさと進めるために4人をストライクの手の平に乗せると
そのままアークエンジェルへ向かった。甲板に降り立つとアークエンジェルの乗務員が総出で
出迎えてくれた、もっとも心配なのは魔乳とストライクなんだろうけどね。俺はストライクから
降りるとどこからともなく現れたムウが話しかけてきた。
「へぇ〜こいつぁ驚いたな、地球軍第七機動艦隊所属ムウ・ラ・フラガ大尉、よろしく」
マリューとバジルールがそれぞれ挨拶している、それが終わると次に兄貴は俺に向かって
歩み寄って来きてこう言った。
「きみ、コーディネーターだろ?」
その問いに対して俺はハッキリ言った。
「ちょっと違いますね、俺はスーパーコーディネーターですから」
その場に居た全員が黙り込んだ。

○つづく
138通常の名無しさんの3倍:2006/11/11(土) 20:42:04 ID:xlSeMj3O
相変わらずヘイトの塊だなキラ様は
感動した
139通常の名無しさんの3倍:2006/11/11(土) 21:25:24 ID:???
完璧無敵主人公なのに優しいなんていう設定に対するアンチテーゼだな
その気になればキラならやりたい放題しながら周囲を屈服させられるもんな
140通常の名無しさんの3倍:2006/11/11(土) 22:59:18 ID:???
面白い。
続き頑張って
141通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 00:08:47 ID:???
キラ様は種をヘイトしてるのか愛しているのか分からんな
次回は魔乳を毒牙にかけちゃって下さい
142通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 00:33:47 ID:???
皮肉なことにキラ様スゲー面白い
143通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 00:52:49 ID:???
U.C持ち上げて種落とす辺りいい感じにヘイトだな
種MSの簡易すぎる構造はヘイトならではだ
メタな視点はただの最低SSな気もするがそこは置いておこう

あんまりマンセー意見出ると他のSSスレと変わらんからな
あくまでスレの趣旨に沿って楽しもう
144通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 01:06:40 ID:???
二次創作は広義のメタだと思うので、キラ様はメタメタフィクションだなww
145通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 02:16:00 ID:???
しかしヘイトSSという点ではほぼ文句の付け所が無い
この板に居てこれ位の長文書けてこれだけの妄想力あって
尚且つこれだけ種ヘイトな職人そうそういない
146通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 14:11:37 ID:???
ある意味において神
もしくは、このスレにおいては基地外が褒め言葉に当たるのか
147通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 18:05:29 ID:bM9m936I
笑えたけどこれ純粋なSEEDファンが見たらどう思うんだろ
148通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 18:14:43 ID:???
基本的に原作でプラス補正もらってるヤツ
(ラクシズ一党)をヘイト対象にしても、
単に「プラス補正が取れて+-0」になった様にしか感じないと思う。

逆に原作でマイナス補正をもらってるヤツ
(シン・ユウナ他の反ラクシズ陣営)をヘイト対象にすれば、
より一層ヘイト状態が際だつという。
そんな意味でこのSSはイイカンジにヘイトが炸裂しそうで期待度大。
149通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 21:28:45 ID:???
普通の種の二次創作には飽き飽きしてたしこういうの待ってた
150通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 00:54:42 ID:???
突き抜けてしまえばそれは魅力になるよ
このキラ様はエロゲの鬼畜主人公ランスを思い出してしまったw
151通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 06:56:32 ID:???
まったく、キラ様は基地外だな。見てられん
152通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 03:14:17 ID:???
原作版SEEDへのヘイト作品がアニメ版SEEDと見れば、色々つながる
153通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 17:15:29 ID:???
あれはあれで最低SS以下だと思う>原作版SEED
最低なのにそれ以下とはこれいかに
154キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/14(火) 20:50:05 ID:???
アークエンジェルの出港準備が始まった、クルー総出で物資の運搬作業をしている。
俺がストライクで手伝ってやればすぐ終わる作業なんだろうが、面倒なのでカズイ達
と共に客室、と言っても艦内の重要度が低い区画に半軟禁状態にされた。3人を
見ると全員自分はこれからどうなるのかという心配と、突然豹変し凶暴化したキラ
つまり俺への恐怖心で気が気では無い状態であった。一方の俺は少し眠い。部屋の外で
マリューが廊下に出る様に言ってきた、俺達は廊下へ出る。3人はマリューの顔を見るなり
それぞれ「はやくここから出せ」と悲願する、しかし今はシェルターはレベル9、コロニーの
隔壁は閉鎖しており俺達をこの艦から降ろす事も出来無いと説明していた。
「それってアンタ等の怠慢だよな?早くここから出せよコラ」
俺が唐突に発した一言でマリューの表情が曇る。反論はしてこない。
艦内放送でマリューが呼び出された、マリューは近くにあった通信端末でムウと
話をしている、またザフトが攻めて来るという事らしい、それと話しの流れでマリューが
艦長になった様だ、おめでとさん。マリューは一通りの指示を言い渡し通信を終えると
再び俺達に話しかけてきた。
「聞いての通りよ、また戦争になるわ・・」
「あっそう、じゃあ〜がんばってください艦長殿」
俺はマリューにピシッと敬礼した。
「・・・・それで、貴方に頼みがあるんだけど・・・」
「ストライクには乗りませんよ」
俺がきっぱりそう言うとマリューは一瞬動揺した様子を見せた。
「・・・・・ザフトのMSはすぐそこまで迫ってるのよ?」
「そうですか、大変ですね、がんばって下さい」
俺のふざけた態度にマリューもさすがにカチンと来たのだろう少し強気で接してきた。
「アナタ!ザフトと戦闘になればアナタ達も危険なのよ!?それにGとどの道この艦の
秘密を知られた以上あなた方をここから帰すわけにはいかないわ!」
「勝手だな〜、だから要するに俺にストライクでザフトを追っ払って欲しいんだろ?」
「・・・・・・そういう事に・・・・なるわね・・・・頼めるかしら・・?」
「じゃあフェラしてくれたらいいですよ」
「・・・・・え?」
「だからおしゃぶりですよ、してくれなきゃ乗らな〜い」
その場に居た全員が凍りついた。
「あ・・・アナタ本気で言ってるの!?ふざけるのはやめなさい!」
「本気ですけど、してくれないならいいです。それともさっきみたいに銃で脅しますか?
別にいいですよ、ザフトに殺られても、魔乳さんに殺られても同じですからね」
マリューは何も言わない。
155キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/14(火) 20:52:55 ID:???
「じゃあ俺はそろそろ失礼しますね、これから遺書を書かなきゃならないので」
俺がその場を立ち去ろうとした時、マリューが声をかけてきた。
「ちょっと待って!その・・・戦闘後じゃ・・・駄目かしら?今は・・急を要するわ」
「駄目です!チンチンがおっきしてる状態ではストライクには乗れまへん」
「・・・・・・分かったわ・・・。じゃあ・・あっちの部屋へ・・・行きましょう・・・・・」
「いえ、ここでお願いします」
「・・・!?こっ、ここで!?」
「だって時間無いじゃ無いですか、ここの廊下にはこいつらしか居ないし早く早く♪」
俺はそう言いながらズボンのチャックを下ろし、中からペニスを取り出した。
後ろで見ていたミリアリアは、レイプされた時の事を思い出したのか部屋の中へ
逃げていった、サイとカズイはその場を動かない。マリューは俺の一物を見るなり
黙り込んだ、しかし今は本当に時間が無い、こうしている間にもザフトのMSは迫って
来ている。マリューはしゃがみ込み俺のペニスとご対面すると意を決してそれを
咥え込んだ。吸い込む様なディープスロート、なかなか上手い、俺はマリューに声をかけた。
「おおっ!スゲー上手いじゃん魔乳たん!これなら軍人辞めても食っていけるぜ!」
マリューは何も言わずというか言えず、もくもくと俺をイかせる為に頑張ってる。
キラの巨大一物がマリュー口の中に満たされていた、表情を見るととても苦しそう
なのが見て取れた、それに誰も居ないとはいえ廊下、いつ誰が通るとも限らない
マリューの羞恥心は限界だった。俺はマリューの頭を押さえ込むと、無言で口の中に
射精し、口からペニスを抜いた。マリューは喉の奥に突然射精され、かなり
むせこんでいる、その為か目には薄っすら涙を浮かべていた。
「・・・や・・・約束よ・・・早く、ストライクへ・・・」
むせこみながらも必死に悲願するマリュー、俺は見ていて何だか楽しくなってきた。
「じゃあ魔乳さん、次は四つんばいになって下さい」
「・・!?そ、そんな・・・・・」
「冗談ですよ、そんなに喜ばないで下さい。これから出撃前には毎回お願いしますね」
マリューは何も言わず、立ち上がると「お願いね・・」とだけ言いその場を後にした。
言葉は震え、顔は見えなかったが、どうやら軽く泣いていた様だった。後ろの二人は
顔を真っ赤にして今の一部始終を見ていた、目が血走っている。
「そういえばカズイにはミリィとヤらせてやるって約束してたな・・・」
「そ、そうですよキラ様・・・・いいですか・・・?」
「うん、いいよ。お前はよく働くから特別に許可してやる、さぁ!レイプしてやれ!
男になって来い!カズイ!!」
その言葉を聞くと共にカズイは「うおおお!」と叫びながらミリアリアの居る部屋へ
飛び込んでいった。サイはその場を動けずにいる、俺はサイにカズイの援護をしてやれと
命令すると躊躇う様に下を向いた。俺はサイに痛い目に会いたいのかと言うとビクっと
して、カズイの後に続き部屋へ入って行った。戸が完全に閉まって無かったのか
中からミリアリアの悲鳴が聞こえてくる。さて、では俺は戦場へ行きますか
俺は更衣室で素早くパイロットスーツへ着替えると格納庫のストライクの所へ向かう。
すでにストライクはソードストライカーへ武装変更されていた、俺はストライクへ
乗り込み、発進シークエンスと共に出撃した。
「キラヤマトがんだむイキマ〜ス」
156キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/14(火) 20:54:25 ID:???
アークエンジェルから飛び立つと、敵機が4つレーダにー反応した、凸イージスと
西川ジンとおまけだ。イージスとジンは俺のストライクにまとわりつくと攻撃を
仕掛けてきた。しかしそんな攻撃に当たる俺ではない、さっ、さっと回避しながら
様子を見る。アークエンジェルは二機のジンに取り付かれ苦しんでいた。しかし
俺からすれば、たかがジン二機に苦戦されてる様では先は無い、助けてやりたいのは
やまやまだが、ここは自力で何とかしろと、我が子を谷底へ突き落とす獅子の気分で
アークエンジェルを観察していた。もっともジン二機は下手なのか負債補正なのかは
知らないがミサイルが当たらない当たらない、ここまで当たらないミサイルはそうそう
見る事は出来無い・・・。観察中の俺のストライクへジンが攻撃してくる。ウゼーな
西川・・・。俺はマイダスメッサーをジンに対して投げつけた、ジンはそれを避け
再び銃口をストライクへ向けたが・・・・。ここでお約束、戻ってきたブーメランでジンの
足が切り裂かれる、それによりバランスを崩したジンに振り上げたシュべルトゲベールを
決め台詞と共に力いっぱいに振り下ろした。
「生意気なんだよ!売れない歌手が声優などっ!」
ジンは真っ二つになり爆発した。そこへ次はイージスが向かってきた、イージスは
接近してきたが攻撃はせずこちらへ通信を入れてきた。
「キラ!キラ・ヤマト、やはりキラ、キラなのか・・?」
「おう、凸じゃないか、最近また一段と凸が広くなったなぁオイ」
「お前は、どうしてそんなものに乗っている!?」
アスランは俺の冗談を無視して話を進めようとしていた、滅多な事では物語の流れは
覆らないらしい、流石は嫁の脚本、繊細性がゼロだ。見るとアークエンジェルは
ジン二機を何とか倒した様だった、しかしコロニーに対する損害も大きく所々大穴が
空いている。ストライクが外へ流れる気圧へ捕まった、動きが取れない。
そのまま流される様にコロニーの外へ強制的に吹き飛ばされる、ジェットコースターの
様で実に気持ちがいい。「イヤッホウっ」と叫びながらストライクは外へ吹き飛ばされた。
外へ出てコロニーの惨状を見てみる、いやはや酷いものだ。恐らく脱出出来なかった
運の悪い野郎共がいっぱい死んだんだろうな〜と考えていたらAAから通信が入った。
「X105ストライク、X105ストライク、キラ・ヤマト!聞こえていたら、無事なら応答しろ!」
ナタルから通信が入る、心配しているようだが心配なのは俺では無く機体の方だ。
「は〜いキラで〜す、キラは忙しくて、今は電話に出る事ができませ〜ん♪」
「無事か?頭を打ったのか?こちらの位置は分かるか?」
さすがはナタル、通常通りの反応、冗談は通じない、これも甘いキャラ設定のためかプク様?
「はいはい、戻れますよ〜では戻りますね。ご飯とお風呂はお風呂が先でお願いしますよ」
「ならば帰等しろ、戻れるな?」
俺は何だかアホらしくなってきた。
「はーい」
157キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/14(火) 20:55:31 ID:???
俺は大きな声で返事をしてからAAとの通信を切った。しかしヘリオポリス、派手に壊した
ものだ、だがあの程度の戦闘でここまで壊れるなんて、ここは姉歯製か?見ると所々に
死体が浮遊している。皆いきなり宇宙空間に放り出されたのだろう、死に顔が凄まじい・・。
ざっと数えただけで100は下らない、しかしこれは氷山の一角だろう。これは全てプク田様に
シナリオより葬られた影の犠牲者なんだろうなと俺は思った、しかし所詮はブラウン管の中の
出来事、俺は何も感じない。俺はAAへ戻ろうと進路を変更しようとした時、わざとらしくも
偶然的に救命ポットが漂流していた。ああ、肉便器が乗ってるやつだな。俺は何も考えずに
ストライクでそれを抱えるとAAを目指し帰還した。AAへ戻ると、すぐにマードック達が
わらわら集まってきた。俺が持って帰ってきた救命ポットが開かれる、中から避難民が
沢山出てきた。みんなすまんね、俺が見つけたばっかりにこの後遺作にブチ殺される
羽目になっちまってさ。俺は先に心の中でみんなに謝っておいた。その時、今まで気が
つかなかったが服の中に居たトリィが突然起動し、飛び立って行った。
トリィが飛び立って行った先にフレイが居る、フレイは俺に気がつくと話しかけてきた。
「ああ、あなた!サイの友達の!」
「やぁフレイまどもあぜる」
フレイはいきなり抱きついてきた、俺はさり気なくフレイの胸を揉んで感触を楽しんだ。
「ねぇ、どうしたのヘリオポリス!?どうしちゃったの!?一体なにがあったの!?」
「あそこは姉歯製だったんだ、文句はヒューザーの小島へ言ってくれ」
「私、私フローランスのお店でジェシカとミシェルとはぐれて一人でシェルターに逃げて
そしたら・・。これ、ザフトのものなんでしょう?私たちどうなるの・・?なんであなた
こんなところにいるの?」
やれやれ、この世界の人間には俺の崇高なジョークは通用しないらしい、みんな軽く
スルーしやがる・・・。
「多分きつ〜い拷問をされて廃人になるまで人体実験されてタイラントみたいにされる」
「そ・・・そんな・・・・い・・嫌よ私!!」
「嘘ぴょ〜ん♪これは地球軍の艦だから安心せい」
「・・・・・嘘!だってモビルスーツが!」
おお、会話が簡単に修正起動したぞ、さすがはちあきの安い脚本だ。
「あれも地球軍のものだ、もうすぐ兄貴のものになって宇宙の塵と消えるが兄貴は生きてる」
フレイは俺の言っている事に理解が出来ず辺りをきょろきょろしている、どうこうしている
内にどこから沸いて出たか知らないがサイが俺達の元へ駆けつけてきた。
「フレイ!」
「あぁ・・・サイ!」
フレイは俺を突き飛ばすとサイへ抱きついた、ふん、あばずれめ、今に見ているよ・・。
158キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/14(火) 20:57:02 ID:???
その後ポットに乗っていた民間人は全員食堂へと移送された、俺もまだ民間人
なのでそのままみんなについて行った。食堂にはカズイとミリアリアが居る。
俺はカズイの隣に座っていた老人を蹴り飛ばすとそこへ座った。
「やあ、お二人さん、ご機嫌いかが?」
「あ、キラ様。ご苦労様です」
隣に座っていたミリアリアを見ると下を向きながら何かをブツブツ言っている、目は
相変わらず死んだ魚の様だ。これはかなり末期だなぁと俺は思った。
「カズイ〜、ミリィに何か酷い事したんじゃないの〜?」
「いえいえ、キラ様には及びませんよアハハハ」
「こいつめハハハ」
俺達が笑っていると、横に居たミリアリアも突然「ウフフフフ」と笑い出した。しかし目は
相変わらず死んだ魚の様だ。俺はカズイに言った。
「ミリィ・・・ありゃ、かなりヤベーな・・・・」
「そうですかね?でもさっきも初め嫌がってましたけど、段々自分から喜んで
腰振る様になってましたよ。おかげで3回も中田氏しました。それとサイも一発・・・」
「何だよ、結局サイもやったんかよ・・あの野郎善人面しやがって・・・」
俺はサイを見た、サイ達は俺達のすぐ近くに居たが、フレイと共に既に二人の
世界へ入っていた、もっともそんなものは近い内に俺がぶち壊してやるわけだが。
「ちなみに・・・・どこに行くんでしょう?この艦・・・」
カズイが不安そうに俺に問いただしてきた。そこへサイが話の中へ入ってくる。
「一度、進路変えたよね。まだザフトいるのかな、この艦と、あのモビルスーツを
追ってるみたいだったし・・・」
俺達がそう話しているとフレイも話の中に参入してきた。
「え?じゃあなに?これに乗ってるほうが危ないってことじゃないの!やだぁ、ちょっと」
全員が黙り込む、そこへムウが俺を探しにやってきた。
「キラ・ヤマト」
「あん?何だよおっさん」
「おっさんじゃない!マードック軍曹が怒ってるぞ、人手が足りないんだ。
自分の機体ぐらい、自分で整備しろと」
「めんどいな〜何のための整備員だよ。職務怠慢ですか〜?」
ムウは黙ってこっちを見ている、俺もムウを見つめた、そうしているとムウがまた口を開いた。
「今、この艦を守れるのは俺とお前だけなんだぜ」
・・・・話が飛んだのか?俺のせいで?まあいい
「君はできるだけの力を持っているだろう?なら、できることをやれよ。
そう時間はないぞ、悩んでる時間もな」
何か話が繋がってない気がするが・・・それも俺のせい・・・だよな・・?俺が
そう考えているとサイがムウに話しかけた。
「あの!この船はどこに向かってんですか!?」
「ユーラシアの軍事要塞だ。ま、すんなり入れればいいがな、ってとこさ・・・・・
所でこのお嬢ちゃん・・・・大丈夫か?」
ムウはミリアリアを不思議そうに見た。
「あぁこいつですか、こいつはこれがデフォなんすよ、実家が代々陰陽師なんで
今ザフトの奴らを呪い殺そうがんばってるんスよ」
そういえばアルテミスに行くんだったな。でも大した収穫は無くて、最後にはブロッコリーに
ぶっ潰されるんだよな・・・。めんどうだから迂回してもらえないか頼みに行くか。
俺は立ち上がるとそのままブリッジへ行った。

○つづく
159通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 21:01:38 ID:???
おいコラ。なんだこの素晴らしいランス様・・・もといキラ様は!
こうなったら頭がピンク繋がりのアイツも、キラ様の奴隷にしてやれよな!
160通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 21:06:17 ID:???
「頭がピンク」以外の共通点は無いけどな。
おまけに猛毒持ってるし・・・・・
まぁ、キラ様ならそんな毒物女も物ともしないと期待しているw
161通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 21:07:10 ID:???
ここ…一応全年齢板…
162通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 22:20:38 ID:???
気にするな。俺は気にしない。
163通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 23:18:54 ID:???
少しぐらい無茶しても元の流れに簡単に軌道修正するのがバロスw
164通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 23:24:59 ID:???
ミリィが可哀想になってきた
165通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 01:05:27 ID:???
ピンクがいつレイプされるのかwktkするなぁ
166通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 02:20:15 ID:FtXhnIXD
ギャグとドス黒さの微妙なコラボレートがすばらしい
167通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 04:21:38 ID:???
>>166 一般にSSスレはsage進行だし、特にこのスレはsageたほうが。
ヘイトという題材上、エログロがある程度は出てくるSSが多くなる。
ただ、エログロはヘイトの表現方法のひとつであって、目的ではないということだ。
168通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 04:51:41 ID:???
急にスレが伸びたと思ったらなんだこの鬼畜王w
「cv・矢尾 一樹」か?ww
169通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 05:02:59 ID:???
キラ様、あんた最高・・・このスレ流に褒めるなら最低の職人だよ。

もっとガンガれ。マジガンガれ。応援してる。
170通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 08:14:25 ID:???
なんという悪意が満ちたスレ。素晴らしい
171通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 09:42:27 ID:???
じゃあ凸の心の俳句でも想像してみるか。とりあえず種8話


パトリック  「アスラン。ラクス嬢のことは聞いておろうな?」
アスラン    「はい。しかし隊長・・・まさかヴェサリウスが? (ちょっとお〜仕事が増えんのかよお!勘弁してくれよな・・・)」
クルーゼ   「おいおい冷たい男だな君は。無論我々は彼女の捜索に向かうのさ。」
アスラン   「・・・・でも、まだ何かあったと決まったわけでは・・・・民間船ですし・・・・
       (だーかーらーやっかい事はごめんだっーの!)」

パトリック  「公表はされてないが、既に捜索に向かった、ユン・ロー隊の偵察型ジンも戻らんのだ。
アスラン    「なっ・・・・(ふーんそれがどーしたよ?名無しの雑魚が何人死のうがおらしんね)」
クルーゼ    「ユニウス7は地球の引力に引かれ、今はデブリ帯の中にある。嫌な位置なのだよ。
        ガモフはアルテミスで足つきをロストしたままだし。」   

アスラン    「まさか!(よく分からん。何が言いたいのだ?この変態仮面ヤローわよ。)」
パトリック  「ラクス嬢とお前が、定められた者同士ということは、プラント中が知っておる。
        なのに、お前の居るクルーゼ隊がここで休暇という訳にもいくまい。」
アスラン    「あ・・・・です・・・が・・・・(ちくしょあのピンクめ!俺の貴重な休暇を邪魔しやがッたな!)」

クルーゼ   「彼女はアイドルなんだ。頼むぞクルーゼ、アスラン。」
クルーゼ&凸 「は!(あーヤダヤダ。なんであんな電波女の救出になんか俺様が行かなきゃいけねえんだよ〜・・・
       しょうがねえ憂さ晴らしに皮肉のひとつでも言ってやっか)」

アスラン   「彼女を助けてヒーローのように戻れと言うことですか?(俺はごめんだがな)」
クルーゼ   「もしくはその亡骸を号泣しながら抱いて戻れ、かな。」
アスラン   「ええ!(おお!イイこと言うじゃねーか!俺としてはそっちの方が断然いいよなあ!)」
クルーゼ   「どちらにしろ、君が行かなくては話にならないとお考えなのさ、ザラ委員長は。」
アスラン   「・・・・・(世間体ってヤツか?これだから大人ってのは・・・)」


そんで10話のラクス返還あたり。

アスラン   「確認した。ちッ。生きていやがったこのアマ・・・いっそ連合の連中に拷問陵辱された挙句、
       無残に殺されればよかったのによお!)」
キラ     「なら、彼女を連れて行け!」
アスラン   (はいはい・・・・ま、正直こんな産業廃棄物なんぞ俺はいらねえけどなあ。それはともあれ)

アスラン   「キラ!お前も一緒に来い!(俺は・・・俺はお前のケツの味が忘れられないんだよォォォ!)」
キラ     「・・・!」
アスラン   「お前が地球軍に居る理由がどこにある!?(あの船には俺よりウホッ!ないい男がいるッてのか?!)」
キラ     「僕だって・・・君となんて戦いたくない・・・・でもあの船には守りたい人達が・・・・・友達が居るんだ!」

アスラン   「・・・くっ・・・ならば仕方ない。次に戦うときは・・・・俺がお前を討つ!
       (まあテキトーに手加減はしとくか?しょうがねえ・・・)」
キラ     「・・・僕もだ・・・!」
172通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 13:09:03 ID:???
ヘイトの割りにはフレイやムウの台詞とか、生じっかなライクより良く見てるな。
型通りの台詞しか喋れない種キャラが、まさに福田の人形みたいでワロス。これからカズィやミリのように狂っていくのか・・・。
173通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 13:44:53 ID:???
ミリィが自殺しないか心配になってきた
174通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 17:26:51 ID:???
上辺だけは原作の設定を重視したタイプのヘイトSSなら
ttp://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Palette/1181/1kuroLacus.html
これが秀逸だと思う。
175通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 17:41:14 ID:???
ここのキラとランスはまったく似てないと思うが……
信者がマンセーするだけのスレにならないか心配だ
176通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 19:52:42 ID:???
このスレは作者の好き勝手に憎悪を垂れながしゃいいのさ。
177通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 20:47:53 ID:???
ドコのSSにも言えることだが
共感できればマンセーし、できなければスルーするだけのことさw
178通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 20:51:19 ID:???
微妙かよwまあ確かに絶妙とは言い難いが
179通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 21:20:46 ID:???
SSへの罵詈雑言はここでは賞賛の言葉になるのか、面白いな
普通に褒めても賞賛だろうし、レスがつけばつくほど人気者って事になりそう。
180キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/15(水) 23:45:39 ID:???
○フェイズ4「守りたいモノ」


ブリッジではナタルとマリューが何やら作戦会議をしている、ナタルが俺に気付いた。
「今は作戦会議中だ、そしてここは関係者以外は立ち入り禁止だぞ、食堂へ戻れ!」
マリューも俺に気がつく、しかしその俺を見る目は何か嫌な物を見た時の顔だ。
俺はとりあえずナタルに言葉を返す。
「もう関係者じゃないですか、ねぇ?ラミアス艦長?」
話を振られたマリューは「え、えぇ、そうね」とだけ言い、顔を伏せた。出撃前の事が
やはり気まずいのか、俺と目を合わせたく無いらしい。
「しかし艦長!」
ナタルは構わずキャンキャン吼える。俺はとりあえずバジ子を無視して話した。
「アルテミスの傘に行くのは止めた方が無難っすよ、それよりヴェサリウス振り切って
このまま地球軌道上の第八艦隊と合流した方がいいんじゃないすかね?」
俺が本来知らないはずの名前をポンポン出したので二人は驚いた。
「キラ・ヤマト!何故貴様がその様な事を知っている!?」
俺は一瞬返答に困った、あんまりここで変な事言うとザフトのスパイだと思われる
可能性もある。それに物語の進行もややこしくなるだろう、しかしアルテミスだけは
避けてもいいはずだ、スペエディでもカットされてるし、ウゼー目に合うし。
「俺のいう事は聞いておいた方がいいと思いますよ?」
「ふん、大方お前は軍事マニアか何かなのだろう?しかしこの艦は既にアルテミスへ
進路を取ってる、その為の作戦会議中だ、お前はさっさと食堂に戻れ」
ナタルの横柄な態度に俺はカチンと来た。
「あぁ?ババァ!何も知らないくせにキャンキャン吼えやがってウゼー、
そんなんだからその歳にもなって未だに処女なんだろうが!魔乳さんを見習え!
すばらしいテクをお持ちだぞ!」
俺の暴言にブリッジ内は静まり返った、クルー全員がこちらを見ている。それと
同時にナタルが顔を真っ赤にして俺に掴みかかってきた。
「き、きっさま〜」
しかし所詮はナチュラルの女の腕力、俺はひょいっとナタルを振り払うと
そのまま腕を捻り、その場へねじ伏せた。
「は、離せ!」
「嫌ですよ、凶暴なおばさんが怖いですから、顔真っ赤ですよ?図星でしたか?
俺が卒業させてあげてもいいんですが、生憎・・・忙しくて。」
181キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/15(水) 23:46:56 ID:???
と言ってちらっとマリューを見る、マリューは俺と目が合うと視線をそむけた。
俺は「かわいそうに」と言って空いている手でナタルの頭をナデナデしてあげた。
ナタルはさらに顔を赤めた、耳まで真っ赤だ。クルーの中には軽く笑っている
者まで居る。マリューはどうすればいいか分からずオロオロしていた。俺は手を
離してあげた、ナタルは俺を押しのけると凄い剣幕で俺を睨み付ける。
その時オペレーターの小太りが叫ぶ。
「大型の熱量感知。戦艦のエンジンと思われます。距離200、イエロー3,3,17。
マーク02、チャーリー!進路、0シフト0」
「気づかれたの!?」
「だがだいぶ遠い・・・・」
「目標、本艦を追い抜きます。艦特定、ナスカ級です!」
とこんな感じでこいつらは完全に俺を無視し始めた、俺はつまらなくなったので
みんなに気付かれない様にマリューを連れてブリッジを出た。
「・・・・何?」
マリューの俺に対する態度は明らかに悪い。これから俺が何を言うか大体
察しがついているのだろう。
「これから戦闘ですよね?じゃあまたお願いします」
「・・・・・・・・・・・・・」
マリューはかなり憂鬱そうな面持になる、しかし断れない。
「そんな嬉しそうな顔しないで下さい」
「・・・・・あの・・・手でするのじゃ駄目・・・かしら・・・?」
「駄目ですね、じゃあ今回はそのおっぱいで挟んでください」
「・・・・・・肋骨を骨折してるの・・・・それは・・・無理よ・・」
そういえばそうだ、しかしこの世界なら死なない程度の怪我の直りは
以上に早い。まるで忘れ去られたかの様に。なに、すぐに良くなるよ。
マリューに連れそられ俺達は使われていない倉庫へ入った。マリューは
俺のズボンのファスナーを降ろすと半立ちになった一物を取り出す。
「おお!積極的!やる気満々ですね、嬉しいっスよ」
「アナタの為じゃない・・・・この艦に居る私の部下を守る為よ・・・・・」
マリューは俺のペニスをパクっと咥える、そのまま頭を前後に動かしピストン運動を
する、相変わらずすばらしい、下手な風俗嬢顔負けだ。薄暗い倉庫の中、俺のペニスが
マリューの唾液でテカテカと光っている、そろそろ限界だ。俺はマリューの口から
ペニスを引き抜くとマリューの顔面へ向けて射精した、突然顔射されマリューは
精液が目に入ったのか「キャ」と言って顔をそむける。俺のドロっとした精液が
マリューの顔を滴り落ちる、勢い良く飛んだのでマリューの髪の毛や制服にもかかっていた。
「いきなり顔になんて・・・・ヒドい・・・・」
マリューは震えた声でそう言うと、ハンカチで顔を拭いていた。もっとも髪についた
精液はそう簡単に落ちない、制服についた分もそうだろう。
「ありがとうございました〜、んじゃみんなを守る為にもまたお願いしますね」
俺はマリューをその場に残し倉庫を後にした。
182キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/15(水) 23:47:53 ID:???
廊下を出て食堂へ戻ろうと来た道を戻っているとカズイとサイが地球軍の軍服で現れた。
「僕たちも艦の仕事を手伝おうかと思って。人手不足だっていうもので・・・」
俺は何も聞いていないがサイが勝手に答え始めた。
「ブリッジに入るなら、軍服着ろって言うんですよ」
カズイも着ている、ミリアリアは駄目だったんだろうな。しかしあんな奴に発進
シークエンス毎回任せてたらそれこそ呪われちまうかもしれんしな。・・・そろそろ
戦闘が始まる、いきなり1対4で少しきついが・・まあ、俺なら何とかなるだろう。
更衣室でパイロットスーツに着替えていると、ムウが声をかけてきた。
「ほぉ、やっとやる気になったってことか、その格好は」
「そうですね、でも結構初めからやる気はあったんですけど・・・」
「・・・・・・そうだったのか?だが意味もなく戦いたがるやつなんざそうはいない
戦わなきゃ守れないから戦うんだ、俺はな」
「俺は守りたいものは別に無いんですけどね・・」
「うん、そうか、なら作れ。よし、じゃあ、作戦を説明するぞ」

アークエンジェルがローエングリンを撃ち放った、目標はクルーゼ隊だろう
遠距離なのでナスカ級は楽々と回避していたが、そもそもこれは距離の問題なのだろうか?
何故こんなバカでかいモノが高速で迫り来る飛来物を楽々避けれる?そのくせMSには
弾がドカドカ面白い様に当たる、まったく変な世界だ、もっともこちらじゃそれが普通
なんだろうけどな、りんごが木から落ちるのと同じで。じゃあ行きますか、装備はエールだな
作戦は兄貴が変態仮面の艦にこっそり近づいて攻撃するんだったな。俺はストライクへ
乗り込む、カタパルトにグリーンライトが出た。
「キラヤマト、ガンダム、出るぜ!」
カタパルトから勢い良くストライクが射出される、毎回思うのだがあまりGを感じない、いや
それなり圧力は感じるが、このクラス発射だと普通4〜5Gはかかるのが普通じゃないのか?
ジャットコースターが大体2〜3G、しかし今俺が感じたのはジェットコースターにも満たない。
これもプク様の無能が作り出した世界の原理か、まあ俺は楽でいいんだけどな。しかし
出撃時の台詞が決まらない・・・。「キラヤマト、ガンダム出るぜ」はやはりイマイチだ・・。
そんな事を考えていると前方からイージスが接近してきた。
「キラ!」
「コンバンワ凸、いやコンニチワか?宇宙だとイマイチ時間がピンと来ないよな?」
「やめろ、剣を引け!キラ、僕たちは敵じゃない。そうだろう!?なぜ僕たちが戦わなくちゃならない!」
「そうか、しかし俺は今それどころじゃないんだよ、出撃時の決め台詞を考え中だからな」
「同じコーディネーターのお前が、なぜ僕たちと戦わなくちゃならないんだ!」
「お前の出撃台詞は「アスランズラ・○○出る」だったよな?やっぱ「出る」じゃ無くて「行くぞ」の方が
いいのか?困ったねぇ・・・」
「やめろ、キラ!」
「でも「行く」より出撃の方がいいのか?あんまり複雑にすると言い難いだろうしなぁ・・・」
「お前がなぜ地球軍にいる!?なぜナチュラルの味方をするんだ!!」
183キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/15(水) 23:48:58 ID:???
いい加減にこの全く脈絡の無い凸との会話にも飽きてきたぞ・・・ってかよく会話として成り立ってるな。
どうやらプク田様はまだ敵である凸に完全なAIをお与えになられていない様だ。
「あのふねには!下僕達が・・・・俺の大切な肉便器達とその他おまけが乗ってるんだ!」
俺はそう叫ぶとイージスへビームサーベルで攻撃した、しかしヒョイっとそれを交す、流石は
アスランと言ったとこか。そこへデュエルが横槍を入れてきた、そういえばすっかり忘れていたな。
しかし所詮は遺作、アスランほどの腕は無いので簡単に避ける事が出来る。そろそろ
兄貴がナスカ級のどてっぱらに穴を開けてくれるはずだ、それまで持ちこたえるか。
適当にビームライフルでイージス、デュエルを牽制しながら2機と距離を取る。
見るとアークエンジェルはバスターとブリッツから攻撃を受けている、あの攻撃でも下っぱの
乗務員が何人か死んでるんだろうな〜哀れだ、しかし気を抜いてはいられない。
前回の戦闘とは違い今回は同性能のMSと1対2だ、もっとも動きはトロく感じるが。
そうしている内に、二機の動きが止まる、兄貴が奇襲に成功した様だった。
しかしそれでも攻撃の手を緩めないデュエル、弱い犬ほどよく吼えるとは正にこの事だな・・。
ちらっとエネルギー計を見ると先ほどまで7割以上はあったエネルギー残量がいきなり
1割を切っていた。ビームライフルを撃ちすぎた?いやいや、一応考えて使ったぞ
・・・・・・待てよ、確か今回の本編の題名は・・・「フェイズシフトダウン」・・・・・・。
そういう事かよプク田ァゴラァ!!俺はこの場から逃げようとしたがMA形態のイージスに
鷲づかみされる。
「気持ち悪い捕まえ方すんなよ凸!離せよ!この野郎!キモいぞ!」
「このままガモフへ連行する」
「えぇ?ぜってー無理!ザフトの制服ダセーし、クルーゼ隊はキモい奴しかいない!」
「お前はコーディネーターだ。僕たちの仲間なんだ」
「一緒にすんなハゲ!あんなキモくてダセー緑色の作業着みたいな制服いやだああああ!!!!」
「いい加減にしろ、キラ!!このまま来るんだ……!でないと僕は
お前を撃たなきゃならなくなるんだぞ!」
「黙れハゲ!へたれハゲ!きもいハゲ!死ねハゲ!」
「血のバレンタインで母も死んだ。僕はっ」
その時突然現れたメビウスゼロがイージスを攻撃する、被弾した衝撃でストライクを
離すと、MA形態を解除しMS形態に戻る。
「坊主!離脱しろ!アークエンジェルが、ランチャーを射出する!」
どうやら兄貴が救出してくれた様だった、なるほどなるほど、一応きちんと真面目に
本編通り行動すればやっぱり死んだりする事はまず無いみたいだな。
「後ろにも、まだでかいのがいるんだぞ!早く装備を確保!」
184キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/15(水) 23:50:03 ID:???
アークエンジェルからランチャーストライカーが射出された、・・・撃ち落されないか?
だがランチャーストライカーへ対する射撃のみ何故か当たらない、これが・・・
これが負債補正なのか・・、すごい、それに・・不自然だ・・・。しかしそんな事を
気にしている場合ではない、俺のストライクはすばやく装備を換装するとこちらを
狙っているデュエルをアグニで攻撃した、右腕に命中。その後もアグニを乱射し続けた。
4機は勝ち目が無いとビビッて逃走を図る、何とか勝った・・・。だがやはり予想通り
苦戦した。フリーダムを手に入れるまでは、これが延々と続く。補正があるので
負ける事は無いだろうがやはりめんどうだ・・・・・。俺は疲れた体を休める為にも
早くAAへ帰還しよう。カタパルトへ着艦すると毎度の様に整備士がわらわらと
集まってきた、みんなごくろうさん。しかし疲れた、やはり出撃前に射精するのは
良くないのか?それとも今回の戦闘がきつかったからか?俺はコクピットから
降りるのもダルかったのでそのままストライクの固いシートで体を休めていた。
俺がなかなか出てこないので外の奴らが何やら話しこんでいる。
「おやおや・・・、おい!なにやってんだ!こらぁ、キラ・ヤマト」
外からムウが心配してか声をかけてきた。
「もう終わったんだ。ほらもう、とっとと出て来いよ、お前も俺も死ななかった。
船も無事だ。上出来だったぜ」
いや・・・・動くのがめんどいだけなんだが・・・・。まぁいいや、俺はコクピットから出て
そのまま自分の部屋と言っても雑居室だが、そこへ帰ろうとした。ムウが
再び声をかけてくる。
「ちょっと、言い忘れてた」
「何を?」
「ストライクの起動プログラムをロックしておくんだ。君以外、誰も動かす
ことはできないようにな」
俺は軽くムウの腹を殴った、「うっ」という顔をする。
「いいけど人にモノを頼む態度では無いですな大尉?」
「・・・・あ、ああすなまかったなキラ。じゃあお願い出来るかな?」
ムウはあまり俺とはやりあいたく無いのだろう、気を使ってか態度が少し変わる。
「仕方ないな、まぁいいっスよ」
俺はストライクに再び乗り込むと起動プログラムをロックしておいた、って言うかこんな
事はテレビの電源を消すのと同じ行為だぞ!?何故ここの人間はそんな事も出来ない!?
まあいい、言い出したらキリが無い、少し寝るか・・・。そろそろアークエンジェルはアルテミスへ
到着した頃だろう、あまり時間は無いが一睡したい。俺はそのまま自分の寝床が
ある雑居部屋へ帰っていった。


○つづく
185通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 00:00:00 ID:???
1日に二回も進めてくれるとは…やるなキラ様!
186通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 00:51:36 ID:???
♪キラ(様)は 名無しを裏切らないー
♪名無しも キラ(様)を決して見離さないー
187通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 00:53:17 ID:???
ヘイト全開だな、手放しで喜ぶことはスコッパーである俺には難しいが
メタ的な視点から見た珍しいシチュエーションのSSだと思う

まぁほどほどにな、コーヒースレみたくらないように
188通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 01:13:34 ID:???
どんな種ファンでも少なからず作品に不満を抱えてるから
こういう皮肉たっぷりのSS見ると逆に笑える
189通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 01:14:53 ID:???
あれでも一応「俺キラ」の台詞に反応するところもあった他キャラに対して
凸は完全に両澤脚本の呪縛に絡め取られてるのか・・・。
190通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 01:53:53 ID:???
>うん、そうか、なら作れ。
何かこの台詞がツボに入ったw
191通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 18:51:18 ID:???
ユウナ「斬刑に処す、そこの6アースダラー無用と思え」
ラクシズ「うわあぁっ!?」
192キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/17(金) 22:40:47 ID:???
フェイズ5「人間の限界」

外が何やら騒がしい、自室の二段ベッドで寝ていた俺はその物音で目を覚ました。
部屋から外の様子を見てみると、自動小銃で武装した宇宙服姿の兵隊が艦内を
うろついていた。そうかアルテミスへ入ったんだったな・・・。ストライクのパイロット
つまり俺を探してるのか?・・・・めんどいな、俺はもう一眠りしようと部屋のドアを閉め
欠伸をして、そのまま布団へ戻ろうとした。しかし俺はある事に気がついた。
何か寒い・・。俺は今トランクス一丁の姿だ、しかし今まではそれでも平気だった。
何故だ?・・・艦内の温度が下がってるのか?人が沢山入ってきて、外気が入ってきて
それで寒いのか、クソ。俺は自分のズボンと上着を探した、しかしそれがどこにも無い。
おかしいぞ?さっきまではあったはずだ・・・。サイとカズイが隠しやがったのか?
布団一枚では寒さは凌げない・・・・。俺は仕方なくサイとカズイを探すための外へ出た。
普段ならその辺を歩いている奴を倒して服を奪う所なんだが、今は銃を持った連中が
うろうろしている、流石にそれはやばい。奴らが居るのは確か食堂だったな。俺は
寒さと戦いながら食堂を目指した。食堂の中をのぞくと、クルー全員が集められている。
ノイマンが何やらアルテミスの指揮官、ガルシアと話している、俺はサイとカズイを探した。
居た、隅っこに固まってやがる、ミリアリアとフレイも一緒か、俺はそーっと連中に
近づき、一番近くに居たサイの背中を軽く殴った。サイが痛みで顔を歪める。
「俺の服を返せ、殺すぞ」
「え?あ、キラ様?何でそんな格好、いやそれよりマズイですよ、今は。
あいつらキラ様を探してますから」
そういえばそうだ、メンドクサイ・・。服をゲットしたら一気にここから離脱してやる。
「サイ、カズイ、俺は今死にそうな位寒い、お前らの服をよこせ・・」
「えぇ?この状況でですか?無茶言わないで下さいよ〜・・・」
そんな感じで話していたら運悪くアルテミスの兵士に見つかった。
「そこ!静かにしろ!」
俺達はマズイ・・・と思い皆口を閉ざした、司令官のガルシアがトランクス一丁の俺に
不審を抱きこちらへ近づいてくる。ガルシアは俺の前に立つと俺に問いただした。
「何故君はそんな格好をしている?」
「いや、追い剥ぎに会いましてね、艦内で。世の中物騒になったもんですよね」
「・・・・・・・・・」
ガルシアは黙り込んで俺を見る。
「こんな裸の大将がMSのパイロットのわけが無いな・・・」
ガルシアはそう言うと、近くに居たミリアリアに目を向けた。ミリアリアは相変わらず
俯きながら何かをブツブツ言っている。俺の服を奪った野郎を呪い殺せミリィ!
ガルシアは唐突にミリアリアの手を掴み立ち上がらせ羽交い絞めにした。
ミリアリアが「うーうー」と唸りながらジタバタしている。
「女性がパイロットということもないと思うが、この艦は艦長も女性ということだしな」
「あうー!うー!あうー!」
193キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/17(金) 22:41:40 ID:???
ミリアリアはさらに激しい声で唸り声を上げながらジタバタし始めた、しかし寒い
この際、ミリアリアがどうなろうと俺の知った事では無いが、今現在の問題は俺が
寒さにより激しい尿意を催しているという事だ。俺は立ち上がってガルシアへ言った。
「すんません、ちょっとトイレへ行かせて貰えないでしょうか?ついでに服を貰えると
助かるんですが・・・・」
「うるさい、座っていろ」
「いや、実は俺がMSのパイロットなんスけど・・・もう限界なんですよ・・・早くトイレへ・・
そうしたらロック解除しますから、ね?」
「ボウズ、彼女を庇おうという心意気は買うがね・・・。あれは貴様のような
裸の大将が扱えるようなもんじゃないだろう。ふざけたことをするな!」
ガルシアは俺に殴りかかってきた、しかし遅い・・。尿意で限界の俺でも軽々避けれる。
俺はガルシアのパンチをひらりと交すと柔道一段・・・では無く初段の腕前を
見せ付けた。俺の背負い投げで地面に叩き付けられるガルシア、宇宙空間なので
重そうな中年男も軽々投げ飛ばせる。
「お前は勘違いをしてる!俺はただトイレへ行きたいだけだ!ついでに服もよこせ!」
副官らしき男が「指令!」と声をあげ、周りの兵士達が俺に銃口を向ける。
「俺がパイロットだって言ってるだろ!服を着てない事がそんなに変かよこのハゲ!」
その時ミリアリアがいきなり倒れていたガルシアへ馬乗りになり、笑いながら顔面を
殴り始めた。マウントポジションを取ったミリアリアは最強で、ガルシアは防御も
出来ずにただひたすら殴られ続けた、兵士達の銃口がミリアリアへ向く、副官が慌てて
ミリアリアを取り押さえたが、ガルシアはピクピクしていて動かない。副官は腰の拳銃を
抜くとその銃口をミリアリアへ向けた。俺はこの混乱に乗じてトイレへ行こうとこの場を
逃げようとしたその時、サイが副官に飛び掛った。
「やめてください!」
しかしすぐに突き飛ばされた。それを見ていたフレイが言う。
「きゃあ!サイ!ちょっとやめてよ!キラが言ってる事は本当よ!その子がパイロットよ!」
テッ、テメー!このバイタが!このタイミングで何を言いやがる!状況見ろよ!
副官がフレイへ「貴様らいい加減にしないか!」と怒鳴りつける、しかしフレイも負けじと言い返す。
「嘘じゃないわよ!だってその子、コーディネーターだもの!」
この場に居た全員が静まり返った、ミリアリアだけが相変わらず下を向きながらぶつぶつ
呟いている。俺は諦めて投降する事にした。
194キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/17(金) 22:42:50 ID:???
その後、俺はストライクのコクピットまで連行され、ロックの解除を要求された。
トイレにはまだ行かせて貰ってないし、未だにトランクス一丁のままだ。俺はこの時
思った、こいつらは鬼畜だ、ブリッツが特攻してきたら混乱に乗じて皆殺しにしてやる。
ミリアリアに半殺しにされかけたガルシアが傷だらけの顔で俺を見ている。
「OSのロックを外せばいいんですか?」
「まずはな。だが君にはもっと色々なことができるんだろう?」
「ここで小便を漏らす事は今すぐ出来ますよ」
「例えばこいつの構造を解析し、同じものを作るとか。逆にこういった
モビルスーツに有効な兵器を作るとかね」
「つーかよく生きてましたね・・・。てっきりミリィに殺されちゃったかと思いましたよ
本当にナチュラルなの?あんたもコーディネーターじゃないの?」
「だが君は裏切り者のコーディネーターだ」
ちっクソハゲめ偉そうに、結局その決め台詞かよ。それよりブリッツはまだか・・・・?
その時、辺りに爆発音が轟く、待ちに待ったブリッツの襲撃だ。俺はそれと
同時にコクピット周辺に居たガルシアと兵士を蹴り飛ばし、コクピットのハッチを
閉め、周りに居た兵士に向けイーゲルンシュテルンをお見舞いする。75mm弾の
雨が兵士達を肉の塊へと変える。辺りは血と肉が散乱していた、逃げようとしていた
兵士にもイーゲルンシュテルンを撃ち、ドック内の敵は文字通り皆殺しにした。
しかしここで遊んでいる時間もそうは無い、ザフトが来るし、尿意が限界だ。
アークエンジェルと合流する為にドックを出る、施設から出たところでブリッツが
待ち構えていた。お前は実によくやってくれたがもう邪魔だ、早くかえれ。
ブリッツが左腕内蔵兵器グレイプニールで攻撃を仕掛けてきた、それに呼応し
ロケットアンカーパンツァーアイゼンで迎撃、二つはお互いに衝突し合うと火花を
散らした。素早くきびすを返すとそのままその場を離脱しアークエンジェルへ
乗り込んだ、何故かブリッツは追ってこない。ありがとうございます負債先生。
これでようやくトイレへ行けます。AAはストライクが着艦したのを確認すると
全速力で崩れ行くアルテミスを後にした。コクピットをハッチを空け外へ飛び出る
格納庫の奥にも確かトイレが一つある、これでやっと・・・・。しかしそのドアを開け
一番最初に目に飛び込んできた光景に俺は絶句した。そこにはムウが今にも
破裂しそうな位、膨張した自分の一物を握り締めていたのだ。
「あわわわわ、お前何入って来てんだよ・・・・」
運悪くムウはズボンとパンツを完全に脱いで横に畳んでいた、ムウはそこへに手を
伸ばそうとしたが、それより早く俺はムウの肩を掴むと、そのまま外へ投げ飛ばした。
ここのトイレは普段使う者が少ない、恐らくムウの憩いの場だったのだろう。問題点は
鍵をかけ忘れた事だ。しかし戦闘後によくやるな・・・。俺は誰も居なくなったトイレの
ドアを閉め鍵をかけ、そして溜まりに溜まった小便を放出した。これは・・・・開放だ・・・。
外がとても騒がしい、凄まじい叫び声とドアを叩く音がする、しかし俺は今
ものすごく幸せだった。

○つづく
195通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 23:21:45 ID:???
キラ以上にミリが狂いだしたな。
ttp://nekobako.sh4.jp/nikki/miri.gif
この顔で口元緩めて「あはははhははhは・・」とか言いながらガルシア殴ってたんだろうな・・・。
196通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 23:24:43 ID:???
もうわけわからんねwなんなんだこの素敵過ぎる展開はww

197通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 23:38:30 ID:???
追い剥ぎしたサイ達はやっぱ後で殴られたりしたのかね?
198通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 00:05:40 ID:???
>恐らくムウの憩いの場だったのだろう。問題点は
>鍵をかけ忘れた事だ。しかし戦闘後によくやるな・・・。

むしろ、生きるか死ぬかの瀬戸際を潜り抜けてきた直後だからこそ
おっきしちゃうのではなかろうか。
それを摘み出したキラ様はやっぱり鬼だ。
199通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 02:04:08 ID:???
ムウwww
200通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 03:35:18 ID:???
先生これからもがんばって下さい
201通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 10:53:48 ID:???
本当にキラ様わ悪いヤツだなぁ<誉め言葉
202通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 14:49:51 ID:???
アンタ何やってんですかwwwwwwwwww
ムウwwwwwwww
203通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 15:40:31 ID:???
>>202
むしろ本編ムウより人間臭くて好感触なのがなんともかんとも・・・・w
204通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 17:37:30 ID:???
キラ様にびびってオナニーしただけのムウが好感とは
お前の感性を疑うよ。
205通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 18:01:44 ID:???
キラ様が何言おうが(一部除き)キャラの台詞はそのままな所に作為を感じる
落とし所はその辺にあるのか?
206通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 18:05:25 ID:???
つーか、今回のネタはマジ“人間”の限界やねぇ
コーディネーターといえどもコレばかりは。

なのにシナリオ通りの展開するガルシア等々
そりゃ殺したくもなりますわ
207通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 19:33:01 ID:???
ちょっと横道それても結局は本編通りに進むとこは確かにクサいな…なんにせよ先が楽しみだ

208通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 13:47:40 ID:???
保守age
209通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 21:32:20 ID:???
例えて言うなら「クリス・クロス」みたいなもんなのかな。
悪意に満ちた仮想種世界で足掻く主人公「キラ様」

ただこの世界は相当手ごわそうだけど。
210キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/21(火) 18:14:26 ID:???
フェイズ6「覚醒」

人間が生きていくには色々必要な物がある、しかし無くてはならない物、特に
欠かせばすぐに生命の維持を脅かす物が最低でも2つある、水と空気だ。
本来人が住むべき場所では無い宇宙空間にはこの二つが存在しない、なので
作り出す必要がある。空気は作り出す事は可能だ、どういった原理かは
知らないが今のところは・・。問題は水だ、こればかりは作り出す事が不可能。
なので俺達は今、水を求め、さまよっていた、この広い宇宙と言う海原を。

俺は出撃も無かったので、格納庫でマードック達の仕事ぶりを見ていた。しかし
何とも手早い、こいつとノイマンだけは本当にネ申だ、恐らく現実の世界でもちゃんと
食べていけるだろう。コーディネーターを遥かに凌ぐ能力を持つナチュラルが
この世界には多く存在する。もっともそれは神の適当な采配による所が
大きい訳だが。しかし男があくせく働いてる様を見ていても面白くも何とも無い。
俺は飽きたので食堂へ行ってみた、何だか少し腹が減った。そこにはサイと
フレイ、カズイにミリアリアいつものメンバーがたむろしている、俺はカウンターで
飯を注文しようとした。この世界でも腹は減るし、便所も行かなきゃならない。
アニメなんだからその辺の必要性はカットして欲しかったんだけどな・・・。
サイとフレイが何やらコソコソ話をしている、何だ?サイに即されフレイが俺に
話しかけてきた。
「・・・・・あ、あの、キラ?」
「何だコラ?ああ?」
俺のいきなりの強気な態度に少し怯んだフレイ。しかしここまで来て引き下がる
訳にもいかず続きを言う。
「この間は、ごめんなさい。私考え無しにあんなこと言っちゃって」
「あんなことって〜どんなこと〜♪」
「アルテミスでキラがコーディネーターだって・・・」
そういえば、このあばずれは俺を売りやがったな、ここらで誰がこの艦のボスか
教えておいてやろう。
「あれは本当に酷い目に合っちゃったよ、トランクス一丁で何時間もトイレ我慢
させられたし、寒くて苦しくて本当に地獄だったよ〜。あ〜あ誰かを同じ目に合わせたいな」
211キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/21(火) 18:15:22 ID:???
そう言いながら俺は全員の顔を見た、カズイとサイは俺と目が合うとビクッとしてそのまま
目を背けた、ミリアリアは相変わらずブツブツと怨念を唱えている。俺はフレイを見た。
弱気で後ろめたそうな目をしている、俺の標的される事を恐れているのだろう。
「じゃあ俺の受けた仕打を味わってもらう為にここで服脱いでおしっこしなさい」
その場に居たミリアリアを除く全員が静まり返り、フレイは逆切れ気味に反論してきた。
「い、嫌よ!そんなの!アンタ頭おかしいんじゃないの?バカ!変態!」
まぁ当然の反応だな、実際今のフレイが俺の言う事をすんなり聞くとも思えない
しかし俺には考えがあった。フレイをここで陵辱するのは簡単だが、こいつには後で別の
働きをして貰わねばならない、ピンクの髪のお客人がいらした時の盛大な歓迎パーティーの
主催をね。なのでここは・・・。
「そうか、じゃあここは婚約者のサイ君にケジメをつけていただきましょうか
フレイ、サイの金玉を片方握り潰しなさい」
今度はサイの顔が引きつる。フレイは「嫌よ!そんなのアンタ頭おかしいんじゃないの!?」と
同じ台詞を連呼している。サイが逃げようとしていたのでカズイに命令して取り押さえさせた。
「や、やめろカズイ、た、助けて下さいキラ様、何で俺が・・・?」
「連帯責任だ、仕方ねーだろ?でも選ぶのはフレイだし、どうする?ここでおしっこする?
それとも金玉潰す?ちなみに金玉は片方潰れても、もう一個あれば子作りに問題は無いよ」
俺は正直フレイがどちらを選ぶか見たかった、ここで恥を晒すか、若しくは他人を傷つけるか
個人的にはフレイの放尿ショーが見てみたわけだが・・・・。フレイはそれまで青ざめた顔で
真剣に悩んでいたが、俺のその一言を聞くとサイの顔を見て一言謝る。
「サイ・・・・ごめんなさい・・・」
何?こいつ潰す気か?そんなに放尿ショーは嫌か?・・・・まぁ嫌だろうな・・・・。
「ややややや・・・止めろフレイ、うやややあああああ、止めろ!止めろぉ!!」
震えで声にならないサイ、それをよそにフレイはおそるおそるサイのズボンと下着を
引き下ろす。サイの一物が露になった、それを見たフレイは一瞬動きが止まる。
少し躊躇い気味だ。ごくりと唾を飲むフレイ。
「早くしないとみんなの前でおしっこもしてもらうよ〜?」
俺がせかすとフレイはそ〜っと優しくの睾丸を握り締めた。
「おおおう?うわわわわあああ!!止めてええええええ!!」
サイが叫ぶ、フレイは意を決すると勢い良くそれを握り潰した。
「あぎゃああああああああああああああああ!!!!!!!!」
212キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/21(火) 18:16:12 ID:???
グチャという効果音と共にすさまじい叫び声が食堂に響きわたった、カウンターから
食堂のおにいさんが何事かとこっちを見ていたが、俺が「見てんじゃねーぞコラ」と言うと
すぐに引っ込んだ。サイは泣き叫びながらうずくまっている、あらら・・かわいそうに。
カズイはかなり困惑している、ミリアリアはこの状況でクスクス笑っていた、そして当の
フレイはというと目には涙を浮かべ、手は震えていたが、口元には笑みを浮かべている
こいつもブッ壊れたか・・・?しかし少し間を置いてフレイは俺に問いかけてきた。
「ねぇ・・・キラ・・・・・もう片方も、やっちゃっていい・・・?」
意外な反応に俺は驚いた、こいつ今のでSの道に目覚めやがったか・・・。仮にも
サイは婚約者だろ?さすがはフレイ様だ・・・恐るべし・・・。
「それはさすがにマズいだろ、サイがショック死するかもしれん」
俺はとっさにそう答えた、サイがどうなろうと別に構わないが、ここでもう一つを潰させると
フレイ様は完全に覚醒する、そんな気がした。そこまで行くと後々相手をする俺が面倒だ。
フレイは惜しそうに悶絶するサイの姿を眺めている、まるで自分の手料理を食べてくれている
夫を見るような目で。そこへ艦内放送が入り俺達へブリッジまで来るように呼び出される
しかし今はそれ所では無い。フレイにサイを医務室へ連れて行く様に言い、カズイには
食堂で軽く「事故」が起こったので先に行ってそれをマリュー達に上手く説明する様に
向かわせた。用件は多分ユニウス7へ行って物資の補給をするんだろう、面倒なので
行きたくは無いが仕方ない。俺があそこに行かねばピンクが手に入らないし。俺は
出てきた飯を食べながらそんな事を考えていた、横から何やらブツブツと念仏が
聞こえてくる。見るとミリアリアがまだ席に座っていた。何を言っているのかと耳を
傾けてみたが、解読不能、と言うか言葉にすらなっていない。これは恐らくバグなの
だろう、元々安い人格のこいつらは少しイレギュラーな事が起こると案外簡単に
キャラ崩壊を引き起こす、フレイにしろカズイにしろそうだ、それにちあきの無能な
脚本ではある程度行くところまで行くと修復不能なのだろう。しかしそれでも何事も無く
ストーリーは進行していく、そこはすばらしい。俺は食べ終わったトレイをその場に
放置して、ミリアリアに「早く寝ろよ」と言うと、彼女は「あうー」と返事をした。俺は食堂を
出て、ブリッジへ向かう。するとその道中の廊下にサイの痛々しい悲鳴が響き渡った。
フレイ、もう片方もやりやがったか・・・。まあやるだろうとは思ってたんだけどな・・・。
213キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/21(火) 18:18:13 ID:???
俺がブリッジへつくとさっそくミーティングが開始された。まずマリューが説明する。
「私達は今、デブリベルトに向かっています、デブリベルトには宇宙空間を漂う様々な
ものが集まっています。そこには無論、戦闘で破壊された戦艦などもあるわけで・・・」
「まさかそこから補給しようって言うんですか?」
カズイが言う、それに反応してマリューがまた説明をする。
「あなた達にはその際、ポットでの船外活動を手伝ってもらいたいの」
「余り嬉しくないのは同じだ。だが他に方法はないのだ。我々が生き延びるためにはな」
困惑するカズイを尻目に俺は質問してみた。
「金目のものがあったら貰っちゃってもいいですか?」
俺の不謹慎な発言にマリューは反論してきた。
「駄目よ、私達は失われたものたちを漁りまわろうと言うんじゃないわ。ただ、ほんの少し
今私達に必要なものを分けてもらおうというだけ。・・・生きるために」
「分かりましたよ、じゃあ死体から金歯引っこ抜いたりするのは止めておきましょう。
そういえば兄貴の姿が見えない。あの後トイレから出たらムウは居なかった。周りの整備員は
爆笑していた記憶がある、俺はマリューへ問いただしてみた。
「んで、フラガ大尉はどちらへ?」
その名前が出た瞬間二人の顔が赤くなった、そしてナタルが一言言う。
「我々はあの時、ドッグ内で何も見てはいないっ!」
え?お前らあの時格納庫に居たのか?・・・・・兄貴も相当運が悪かったなこりゃ・・。
「それで、兄貴はどこへ?」
「少し気分が悪いとの事で今は自室で療養中よ・・・・」
マリューが説明する。
「じゃあまた部屋でもシコシコしてるんですかねぇ?」
ナタルの顔が見て分かるほど赤くなる、この人は本当に処女なんだろうなと俺は思った。
しかし強敵だ、恐らくこの艦で一番攻略が難しいだろう。なんせ銃で撃たれても全く
怯まない女だ、少しレイプした位じゃビクともしないだろう。しかし逆を言えば、もし
こいつをどうにか出来ればAAは支配出来る。近い内に攻略法を考えておかなきゃな。
ミーティングが終わり何人かが宇宙服に着替えミストラルに乗リ込む準備をしている。
俺はいつも通りマリューを呼び出し、倉庫へ連れて行った。しゃがんだマリューの顔の
前に俺がペニスを出すとマリューが一言言った。
「あ・・・あの、出すときは・・・・その・・外に、お願いできないかしら・・・?」
それだけ言うと、マリューはパクリと俺のペニスを咥える、もはや慣れたもので始めは
ぎこちなかった動きも今はスムーズ、舌使いなども最高だ。
「魔乳さん、そろそろイきそうなんスけど・・・・」
214キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/21(火) 18:19:52 ID:???
俺はそう言ってからマリューの頭をガッと押さえ付けた。突然の俺の暴挙にマリューは
何とか口からペニスを外そうとがんばってはいたが、俺の腕の力には勝てない。
マリューが抵抗すればするほどペニスは喉の奥に突き刺さり、俺の亀頭が刺激され
一方のマリューはとても苦しそうだった。しかしもう限界だ、マリューの喉の奥へ
大量に射精する、口からペニスを抜くといつもの事ながらマリューは嘔吐する様な
感じで咽ていた。目に涙を浮かべ、相当苦しそうにしているマリューを見ていると
何だかさらに欲情してくる。
「ア・・・アナタ・・・!止めてって言ったじゃない!」
マリューが何とか一言俺にそう言い放った、結構ご立腹気味だ。
「ゴメンナサイ魔乳さん」
「・・・・・・・・」
「苦しんでる顔も最高に可愛いよ♪」
「・・・・・・・・」
「じゃあ次は本番やらせてね♪」
「・・・・・!?そ、それは・・・・・嫌よ・・・・・お願い、それだけは・・・・・」
やっとマリューは俺の言葉に反応した、もっともあまり肯定的な意見では無いが。
「何で嫌なの?」
「・・・・・わ、私は・・・」
「この船のみんなを守るんでしょ?」
「・・・・・うぅ・・・・・・」
「それとも魔乳さんがストライクで出る?出てって瞬殺されてくるぅ?グゥレイトォ」
「・・・・・でも・・今週は・・・生理なの、だから来週まで・・まってくれないかしら?」
アニメキャラの分際でいっちょ前に月経があるのかこいつらは・・・?俺は負債の無駄な
設定に少し驚いた、ここでその真偽を確かめる為にもマリューを裸にしてやろうかな?
しかしあんまりマリューの気を損ねるとそれこそ出撃前恒例のこの行事も取り止めに
なる可能性がある・・・マリューが本気で権限を行使すれば、俺を無理やりストライクへ
縛りつけ戦わせる事も不可能では無いはず、無論そうすれば俺の士気は下がるし
ザフトへ投降される可能性もある。もしかしてそれを恐れての事か?しかしここで俺の
ご機嫌を取ったからと言って俺が完全にAA側に居るとも限らない。どちらにしても
俺の暴挙をこのまま許しておくとは。それがこの女の優しさと言う名の甘さなんだな。
215キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/21(火) 18:21:25 ID:???
軍人向きじゃ無い、ましてや人の上に立つ器じゃ無いな、だから体で俺を繋いでおくしか
出来無い、惨めだな。俺はマリューの頭をナデナデしてやり、倉庫を出た。更衣室へ
行き、着替え、ストライクへ乗り込んだ。そういえば出撃文句をまだ決めてない、どうするか?
「キラ・ヤマトだお!ガンダム出るお!お、お、お、みんな俺に続くんだお」
・・・・ねらー風も悪くは無いが・・・・こっちの世界だとこれじゃただの池沼だな・・。
ストライクはAAのカタパルトから出撃すると、そのままラクスのポットの捜索へ向かった。
ユニウス7が見える・・・。崩壊したユニウス7、辺りに散らばる無数の死体はヘリオポリスの
比では無い、つーか辺り一面ガラクタと死体だらけだぞ・・?本編じゃ描写が曖昧
だったが、実際に見るとこれは相当ヤバイ。これはコロニー跡内部ってのも相当ヤベー
だろうな、俺は船外活動チームのナタルに連絡を入れた。
「・・・・・どうしたキラ・ヤマト?」
「何かを発見しました、敵かもしれないので一応見てきます。そっちには合流出来ません」
「そうか、気をつけろ」
これで良し、面倒な作業は無能な下っ端どもがやれ、俺はここで見張っててやるからよ。
でも敵といっても確か偵察型のジンだけだったよな?あの4機も居ないし楽勝だなこりゃ。
俺は辺りをもう一度見渡した、かなりユニウス7の跡地は広大だ、これが地球に落ちた日には
それこそ終わりだろう。人類滅亡の為の道具がこの世界には多すぎる、それを使おうとする
頭のおかしな奴らの数も。そう考えているとかなり遠くだがジンを一機発見した、まだこちらには
気がついていない、ミストラルを見つけて攻撃してきて俺が殺すんだけど、先に見つけたし
面倒だから今殺そう、俺はジンにビームライフルの照準を合わせた。しかし、あのジン
かっこいいな、俺は遠目に見ながら思った。ザフトのMSは何気にかっこいいのが多い、あの
偵察型ジンはその中でも特にいいデザインをしている、ここで殺しちまうのは勿体無い。
何とか鹵獲できないかな・・・?そーっと気付かれない様にジンに近づいた。長距離偵察型と
いう事もあり、こちらには気がついていない。ある程度の距離まで行くと、一気にブースターを
加速させジンに急接近した。ジンはこちらに気が付いたが、それももう後の祭り、ストライクの
ビームライフルは至近距離からジンのコクピットを完全にロックしていた。俺はジンに通信を入れる。
「手を上げてMSから出て来い、ぶっ殺すぞ」
ジンのコクピットが開き、中から二人のパイロットが出てきた。こいつは二人乗りかよ・・。
俺は持っていた拳銃のスライドを引き弾を装填すると、コクピットのハッチを開け、銃口を
二人へ向ける。さてどうするか?殺すか、それとも捕虜にするか・・・。ここは捕虜にした方が
俺のポイントは高いだろう、しかし俺の目的はあくまでジンだ、こいつらはぶっちゃけ
どうでもいい。しかし近くから見るとマジでかっこいい、これが俺の物に、と考えただけで
かなり嬉しくなった。その内Gジェネみたいに色々鹵獲してAAの格納庫を俺のコレクションで
いっぱいにしてやるぜ。丁度いい所にロープが漂流していたので俺はそれで二人を縛りつけ
ストライクの頭部の角の部分にくくっておいた。ジンの背中を引っ張りこの場を離れる。
216キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/21(火) 18:23:10 ID:???
さて、ラクスはと・・・・あ、いたいた。都合良く脱出ポッドが目の前にプカプカ浮いていた。
流石はプク様、俺とラクスの赤い糸は絶対らしく、捜す前に見つける事が出来た、ストライクの
空いている方の手でポッドを掴むと俺はその足でAAへ帰還した。荷物が多かったので
着艦に少し手間取った。ポッドはどうでもいい、その辺に適当に置き、ジンは傷が付かない
様に丁寧にストライクの横へ並べた。ストライクから降りるとマードックが露骨に嫌そうな
顔をしている。整備対象が増えたからか?ミストラル組はもうみんな帰還していた様で
俺の土産の前にわらわら集まっていた。
「何ですかこのジンは・・・?」
唐突にカズイが聞いてくる。
「いいだろ?俺が捕獲したんだ、欲しいか?やんない」
俺達が話しているとナタルが割り込んできた。
「つくづく君は、落し物を拾うのが好きなようだな・・・。しかしジンまで拾ってくるとは・・・・・」
ナタルは少し呆れ気味だ、なので俺は言った。
「これは拾ったんじゃ無くて投降させたんですよ。ほらあそこに敵の捕虜が・・・」
と言ってストライクの頭部を指差した、だがその先には千切れたロープが踊っているだけだった。
くそ、逃げやがったか・・・。残念な事に逃げられた様だ、かなり強く結んだはずだったのだが・・。
良く見るとロープの辺りに無数の血痕がある。まさか、あの二人デブリに当たって・・・。
ナタルはそれを悟ってか、ため息をつく、それに関してもう言及はしない様だった。
全員の興味はジンからポッドへ移った、マードックが端末で外からロックを解除しようとしている。
それと同時にその場に居た暇そうな奴らがどこから持ってきたのか自動小銃を構える。
「開けますぜ」
マードックの合図と共にポッドが開かれ、中からラクスとハロが出てきた。
「ありがとう、ご苦労様です」
そのままフラフラと空中を漂う、一番後ろに居た俺の所まで流されてきた、俺がラクスの
手を掴む、ラクスは俺の手を支えにして何とか地面へ降り立った。そして一言。
「ありがとう」
近くで見ると案外美人だ、まぁ顔は徐々に変化していくわけだが、そして次に
「アラアラアラ?これはザフトの船ではありませんのね・・・」
その徐々に失われていくだろう天然さも今はかーいーよ。ラクス様・・・。
地獄の一丁目へようこそマイハニー。

○つづく
217通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 18:30:47 ID:???
サイー!w
このシーンは読んでるだけで痛くなるな
218通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:12:47 ID:???
サイとムウは終わったなw
お次はいよいよラクス責めですねキラ様期待してます
219通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:19:35 ID:???
>>218
ラクス責めとか大量のラクスがキラさまにデムパコールするのかと思った
220通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:29:03 ID:???
>>219
昔、ミーアが分身してる改造画像思い出したw
221通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:36:46 ID:ZS1EFVKd
金玉潰しとかよく考えるな
本当にヘイトの神だよキミは
222通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:42:17 ID:???
ageるなって
223通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:42:51 ID:???
ハァハァする俺は変態かもしれん。
224通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:46:48 ID:???
>>223
金玉潰しにですか?
変態ですね
かく言う俺も少し笑ったけど
225通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:48:51 ID:???
この電波SSでハァハァできる兵もいるのか
226通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 20:19:46 ID:???
ハニーとジンをお持ち帰りかwジンはムゥ乗せた方が良さそうだが…キラ様はサイにでも強制的に乗らせるんだろうなぁ
227通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 20:35:50 ID:???
世の中には寝取られやサイコ女に襲われるシュチュエーションにハァハァできる猛者がいるからなw
228通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 21:09:24 ID:???
>>226
それが普通のSSスレの予想なんだけど
ここまでの流れ見てキラ様がそんな普通な事をするとは思えない
229通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 21:23:52 ID:???
>>偵察型ジンはその中でも特にいいデザインをしている、ここで殺しちまうのは勿体無い。
俺とは天と地ほどにステキなキラ様だが、この瞬間は「魂のシンパシー」を得た!
230通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 21:27:29 ID:???
>>228
普通じゃないとなると、S女とM男のコンビとか?
231通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 21:31:03 ID:???
種初期のMS群のカコヨサは異常w
ミゲルのジンが実体弾ぶっ放し、ストライクがアーマーシュナイダーで吶喊する所はやたらめったらカッコイイ。
火花散り、硝煙くすぶる戦場でこそ映える男の兵器って感じがいい。


某所に誤爆しちまったぃ('A`)
232通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 22:40:49 ID:???
サイのシーン読んでたら、なんか股間の辺りが痛くなった。金玉キューってなる。
233通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 01:38:17 ID:???
狂ってる、狂ってるよ〜(褒め言葉)

>元々安い人格のこいつらは少しイレギュラーな事が起こると案外簡単に キャラ崩壊を引き起こす
友達計3人にレ○プされた上恋人も惨殺されたミリアリアは壊れてもしょうがない気がするが、フレイはまさに「様」つけて呼びたい壊れぶりw
かと思えば「それがこの女の優しさと言う名の甘さなんだな。
軍人向きじゃ無い、ましてや人の上に立つ器じゃ無いな、だから体で俺を繋いでおくしか
出来無い、惨めだな。俺はマリューの頭をナデナデしてやり、倉庫を出た」とシリアス風味を織り込むのも上手。

普通のSS書いてもかなり面白いの書くスキル持ってるんじゃなかろうか。
234通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 05:38:05 ID:???
「キラ・ヤマトだお!ガンダムでるお!お、お、お、みんな俺に続くんだお」

吹いたwww
235通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 09:01:06 ID:???
>>234
ところで、ネタが解らないと池沼だとかいてあるが、実際に言っちゃったんだろうか?
それとも考えただけなんだろうか
236通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 13:57:56 ID:???
いやこのキラ様は本当に糞だな本編のキラが普通に見えるよww
こんな下手なSSを人目に晒すなんて書いてる奴はとんだドMですね
237通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 14:54:09 ID:???
なんかエアロバキバキ並の糞ブログぽくてワロタw
238通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 15:56:56 ID:???
やったぞキラ様!アンチが来た!これはもう才能を認められた証拠だよ。
次回期待してます
239通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 16:46:52 ID:???
ここのキラ様はケンコウのキラくらい凶悪な笑みを浮かべてらっしゃるんだろうな
240通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 17:02:30 ID:???
普通に見えるキラってwwww
俺らが見たいのは糞で基地外なキラ様だ
241通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 17:42:35 ID:???
種のキラは糞だけど種死のキラは超糞
そしてここのキラは最高に糞
これで納得しとけ
242通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 18:17:59 ID:???
強い毒は薬になるってばっちゃが言ってた
強い糞は薬になるってばっちゃが言ってた
243通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 03:51:26 ID:???
さっき再放送でピンクが来た所をやってた。
SSと同じぐらいの場面だし、これからSSの方はどんな展開になるのかwktk
244通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 19:18:29 ID:???
こんな風に描かれても共感が持てるというのに・・・
モロザワとか言う脚本家は本当にプロなのか?
245通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 20:18:56 ID:???
こんな風に書かれてるから共感持てるんだろ?
本編のキラが嫌いって前提あってのことだ。
246通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 21:10:34 ID:???
トール変死
ミリィ廃人
サイ種無し
フレイS狂い
マリュー性奴







カズィパシリ
247通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 22:09:35 ID:???
>>245
本編のキラもここまで突き抜けた下種な悪党ならファンになったかも
キラは中途半端なんだよな ありとあらゆる意味で
248通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 23:46:31 ID:???
それなんてエロゲ?
てかそんなガンダムじゃ企画通らないし
249通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 00:13:08 ID:???
>>248
言われてみる全く持っておしゃる通り
子供も見るアニメの主役じゃ無理だわな
悪役ならともかく
250通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 00:21:57 ID:???
マリューは下手に下を犯さないで、口だけ徹底的に犯して欲しかったな。

……と思ったが、まだバジルール少尉がいるのねん(・∀・)グヒヒッ!!
両手を後ろ手に組ませて、口だけでジッパーを開けさせ、口だけでイチモツを取り出させ、
そして、口と舌だけでペニスをしごかせ、玉をチュパチュパ美味しそうに吸わせ、最後に、
舌の上でよ〜くザーメンを転がしテイスティングさせてから嚥下させる。

でも、処女。
だが、それが(・∀・)イイ!!
251通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 00:54:37 ID:iNNhsZj1
よーし、ナタルは処女のままアナル性奴にしようぜ!
252通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 01:02:04 ID:???
>>251
ageるなボケ!知ったかぶりのクサレ粘着荒らしが来たらどーするつもりだ!


・・・・・・・まあ、ナタルはんの件に関しては一考の余地あり、だとはお、思うが、な。
253通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 01:34:55 ID:???
>>246
本編とたいして変わらないのが一人居るwww
254通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 01:51:01 ID:???
エロパロ板でもいけば?
255通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 03:03:48 ID:???
キラタン「や、やめてください!警察呼びますよ!」
俺「へっへっへ…恥かくのはお前だぜ?おらおらおらっ」グチュグチュグチュ
キラタン「あああんっそんなえっちなところ触らないでぇっ!」
俺「ほら、大声だすとまわりに気付かれるぜ?
って言ってもみんなiPodとケータイに夢中でお前のことなんか気付きもしないか」
キラタン「いや…いやぁっ僕男のコなのにっ」
俺「オラっ!ちんぽぶちこむぞ!」
キラタン「それだけはだめぇ!!おねがいやめてぇぇ」
俺「ふんっ!おおっいい締まりだ!」
キラタン「いやあああああん!!はふぅ…あんっあんっあんっ」
俺「おらっおらっおらっどうだこの極太ペニスは!!」
キラタン「あんあんっ!そんなに奥まで入れちゃいやぁっ!大きすぎるぅ!」
俺「おらっおらっオラオラオラオラオラオラ!!ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」
キラタン「あ゙ーーーっ!!あ゙ーーーーっ!!らめぇぇぇぇぇぇ!!」
256通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 03:04:57 ID:???
アスラン「そこまでだ!キラを離せ!」
キラタン「あしゅらん…たしゅけてぇ…ひゃああっ」
俺「くっくっく…そんなこと綺麗ごと言ってるがてめー、本当は混ざりたいんだろう?
俺と一緒にキラをあんあん言わせたいんだろう?」
アスラン「なっ…馬鹿な!」
キラタン「やんっやんっ僕もうらめぇ…」
アスラン「き、キラ…!」
俺「素直になれよ。ほら、愛しのキラタンの可愛いお口がてめーのビンビンちんぽをしゃぶりたいってよだれ垂らしてるぜ」
アスラン「う、うう、俺はっ…そんなことっ…」
キラタン「あ…あんっ…おかしくなっちゃうよぉぉ!!!やだぁぁ」
俺「ほら、なんならアナル使わせてやるよ…」ズポンッ
キラタン「はうんっ」
俺「…ぱくぱくしながら『早く突いて』って言ってるのがわかるだろ?俺の指に吸い付いてきやがるぜ」
アスラン「あ…ああ…キラ…キラが…誘ったんだ…俺は悪くない…!」
俺「そうだ!!はっはっは!!やっと素直になったな!悪いのはキラタンさ、俺もお前無罪だ!」
キラタン「いやっいやっやだよぅ!アスランやめてー!!いやあーーー!!!ひゃあああんっ」
アスラン「これが…キラのなか…!うおおおおおおお!!!!!!!!」
キラタン「やあああああああああっあっあっあっはげしすぎるぅ〜あひゃっらめっやあっやだっ…やめてっ…」
俺「ひゃっははは、親友のちんぽは泣くほど美味しいか!!おらアスラン、もっと激しくしてやれ!!」

257通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 03:05:41 ID:???
アスラン「すごい…キラのなか…熱くて締め付けてくるっ…キラっ…好きだったんだっ…ずっと…!」
俺「はっはっは、性欲に任せて告白か!!男ってのはいつでも単純だよなあ!!
なあキラタンよ!いつの間にかちんこおっ勃ててうっとりしてるけどよお!!」
キラタン「ぼくもうらめなの…なにもかんがえらんないのぉ…ながいおちんぽっきもちいいのぉっ…ひゃあん」
アスラン「キラ…好きだっ!キラ!愛してる!なかに…中に出すぞっ!!いいな!!」
キラタン「あんっあんっアスランのペニスよすぎるぅ〜!!
もっといっぱいえっちなことしてくだしゃい〜〜!!」
アスラン「くっ…キラァアアァァアアア〜!!!!はひゅっ」
キラタン「ひやあっ出てるっアスランのがぼくのなかでビクビクしてるぅっまだとまんないよ〜!!」
アスラン「ふぐっキラっこれが俺の全てだっ受け止めてくれっ!!」
キラタン「やあんっまだ出てるうっこのままじゃぼく赤ちゃんできちゃうよぅっ
あしゅらんの赤ちゃん生み付けれちゃうよぅっ」
アスラン「ぅぅ…キラ…俺…幸せだ…ガクッ」
キラタン「あしゅらん…?あしゅらんっ!?」
俺「盛り上がってるとこ悪いが、今度は俺がお前に種付けする番なんだぜ!
せいぜいよがれよ!おらっ」
キラタン「あああっ嘘っいやあっあしゅらんたしゅけてぇっ!!もういやああ!!」
258通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 06:01:08 ID:???
すごいな、キラ様は・・・
まだラクスにも会ってないのになんだこのカオス世界wwwww
259通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 09:28:37 ID:???
>>250-252 おまいら、ナタルが憎くて憎くて、憎悪の炎を燃やしているのか?
普通にエロ萌えしたいのなら、エロパロ板へ。まず>>1を読み直してからな。
260通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 13:05:54 ID:???
何言ってんだ。憎いからこそキラ様に陵辱してもらうんじゃないか!
エロ萌えが見たいんじゃない。キャラへの憎しみに彩られたエロ調教が見たいだけだ。
261キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/24(金) 16:46:38 ID:???
○フェイズ7「神に選ばれし者」

俺は格納庫で手に入れた強行偵察型ジンのOS書き換えをしていた、元々俺の
趣味の機体なので戦闘で使う気はさらさら無かったが、一応暇なので。
しかし複座のMSとはめずらしい、パイロットと観測手の二人一組で運転する
わけだが観測手だけならナチュラルでも出来そうだ、もしこれで遊びに
出かける時は暇そうな奴を乗せて行こうと考えていた。俺はマードックに
機体の整備を頼んでおいた。敵軍の機体をマニュアル無しで整備する
マードックの技術は本当に凄いと思う、俺は「今度マリューとヤらせてやる」
とお礼をすると、マードックは何を冗談をという顔をしていた。
俺はそろそろ昼食の時間なので、食堂へ向かっていた。食堂に行くとフレイと
カズイが何やらもめていた。どちらがラクスの餌を運ぶかということらしい。
フト見るとミリアリアは二人が口論しているすぐ近くに座っていた、いつもながら
俯きブツブツと念唱中だ。そして隣にはサイが座っていた、俺は回りこんでサイに
「無くなった金玉の調子はどうだ?」
と挨拶した。しかしそこに座っていたサイは俺の知っているサイでは無かった。
頬が異常に痩せこけ、血走った目をカッと見開いている、一言で言えばとてもヤバイ。
危ない薬を3種類位乱用している様な人間の顔だ、人は一日でこんなに豹変する
ものなのかと俺はサイを見て思った。俺が話しかけてもサイは全く微動だにしない。
まっすぐ何も無い空間、つまり目の前の壁を注視している。やれやれ
こいつもバグで壊れちまったか・・・。カズイとフレイの口論は激化の一方だ
俺は自分の食事を注文した。食べながらこいつらの喧嘩を見物しよう
それにそろそろ・・・。
「こんにちわ」
その一声でフレイとカズイは口論をピタリと止めた、来たか・・・・・。
分かっていたが俺は一応振り返るとそこにはラクスが立っていた、足元にはハロ。
ラクスはつかつかと食堂の中へ入ってきた。
「まあ、驚かせてしまったのならすみません。わたくし、喉が渇いて。それに
笑わないでくださいね。だいぶおなかも空いてしまいましたの。こちらは食堂ですか?
何かいただけると嬉しいのですけど」
262キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/24(金) 16:47:35 ID:???
どーぞ、どーぞ、むしろお待ちしておりました。しかしカズイとフレイはその
ラクスの言葉に難色を示す。
「か・・・鍵とかしてないわけ・・?」
「やだ、何でザフトの子が勝手に歩き回ってるの?」
その言葉に反応したラクスは忠実に電波な答えを発する。
「あら?勝手にではありませんわ、わたくしちゃんとお部屋でお聞きしましたのよ
出かけても良いですかーって、それも三度も。それに私はザフトではありませんわ
ザフトは軍の名称で正式にはゾリアックアライアンスオブ・・・・」
すばらしき電波な解答にカズイとフレイは言葉を失った、もっともそれが普通な
反応なんだろうが。しかし我らがフレイ様、ここで電波などには怯まない。
「なっ・・何だって一緒よ!コーディネーターなんだから!」
「同じではありませんわ、確かに私はコーディネーターですが軍の人間では
ありませんもの。アナタも軍の方では無いのでしょう?でしたらわたくしとアナタは
同じですわね。ご挨拶が遅れました、わたくしは・・・・」
とラクスが手を差し伸べる、さぁ来るぞ、来るぞ、フレイ様の反撃が・・。
「ちょっと!止めてよ!」
フレイは少し後ずさると両手を引っ込めた、しかし・・この二大悪女同士の頂上決戦も
これが最初で最後なんだよなぁ、本編では。まぁここでもその通りに行くと思うな。
お前らの戦いは俺がしっかり盛り上げてやるからさ。
「冗談じゃないわ!何で私がアンタなんかと握手しなくきゃなんないのよ
コーディネーターのくせに馴れ馴れしくしないで!」
フレイのその一言で室内が静まり返り、ミリアリアの念仏だけが静かに聞こえる。
ラクスはフレイに罵倒されたにも関わらずあまり効いてはいない様だ、一方の
フレイはラクスを睨み付けている。やっぱりラクスの方が少しばかり役者が上かぁ。
じゃあここで援護射撃いきますかね。俺は叫んだ。
「そうだ髪の色がキモいぞ!!キ・モ・い!キ・モ・い!」
俺は手を叩きながらそう言い、ちらっとカズイに目をやる、カズイは俺と目が合い
頷くと自分も手を叩きながら参加してきた。
「キ・モ・い!キ・モ・い!キ・モ・い!」
流石は従順たる俺の僕だ。それを見ていたフレイも手を叩きながら
「キ・モ・い!キ・モ・い!キ・モ・い!」
と乗ってきた。しかしそれでもラクスには全く動じる気配は無かい。この自分に
向けられたキモいコールの中でもケロっとしている。俺はキモいコールを一度中断した。
263キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/24(金) 16:48:35 ID:???
やはり電波女・・・一筋縄ではいかない・・・。俺は立ち上がりラクスの近くに行くと
「こいつ何か変な臭いがするぞ!ヤバい臭い鼻が曲がる・・・ハイ!く・さ・い!」
とキモいコールから次は臭いコールへと攻撃を切り替えた、当然それに呼応しカズイと
フレイも「く・さ・い!く・さ・い!」と攻撃を再開し始めた。俺はさらにそこに
キモいコールを追加し、「き・も・い!」と「く・さ・い」のダブルアタックで攻めた。
しかしきもいとくさいの織り成す波状攻撃にもラクスはビクともしない。少し不快そうな
ため息交じりの顔で「ふぅ」とだけ言うと食堂から出て行こうとしていた。流石は
ラクス・クライン、神に選ばれし女よ。普通のいじめなど通用しない。しかし逃がさん!
このままお前を逃がしたとあってはキラ様の名折れだ。俺はラクスの後ろにいたハロを
思いっきり蹴っ飛ばした。ハロはボールの様に食堂の中を跳ね、入り口とは反対側の
奥のほうへ飛んでいった。それを見ていたラクスは
「あら?ピンクちゃん?」
と言ってハロを取りに再び俺達の方へと近寄ってきた。俺はラクスの髪飾りをさっと
取った。案外簡単に取れた。俺が髪飾りを見ているとラクスが「返して下さいませ」と
俺から強制的に奪い返そうとしてきた。俺はラクスを押しのけようとしたが、ラクスの
力は尋常では無かった。俺の左腕があっさりと跳ね除けられてしまい、髪飾りを
持っている右腕を捕まれる、痛い、ラクスの握力は半端では無かった。俺は少し恐怖を
感じラクスを蹴り飛ばした。迂闊にもかなり力を入れて蹴ってしまい、ラクスは5mほど
吹き飛び、そのまま食堂の壁に激突してその場に倒れた。やばいな・・・死んだかも。
しかし次の瞬間、それが杞憂であったと思い知らされる。ラクスはむくりと起き上がると
近くに転がっていたハロを見つけ「まぁピンクちゃん、こんな所に居ましたのね」と
喜んでいた。こいつは・・・・バケモノだ。俺の本気の蹴りを食らって平然としてやがる。
その時だった、それまで何も言わず静かに座っていたサイがいきなり立ち上がると
「あああああああああああああ!!!」
目を見開き叫びながらラクスへ突進して行き、飛び膝蹴りを食らわせた。ラクスは顔面に
それをもろに食らい倒れる、俺は一瞬何が起こったか分からなかったがとりあえず
チャンスだと思い、俺は近くにあった椅子を掴むとそれを思いっきりラクスへ振り下ろした。
それが倒れていたラクスの背中にヒットし「ぐえ」というラクスらしからぬ悲鳴をあげた。
「お前ら!続け!」
俺の掛け声と同時にフレイとカズイが特攻を仕掛けた。カズイは起き上がろうとする
ラクスの頭をこれでもか!という位踏み付けまくり、そこへフレイが「みんなどいて!」と
叫びながら、渾身の力で食堂の長テーブルを持ち上げ、縦向きにしてラクスの上に叩き付けた。
さすがにこれで・・・・。そこへとどめと言わんばかりに、どこからともなく笑いながら
現れたミリアリアが倒れていたラクスへナイフを振り下ろそうとしていた。
264キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/24(金) 16:49:57 ID:???
いや、それはマズイ・・。俺はとっさにミリアリアの右腕を掴みナイフを取り上げ
ようとしたが、ミリアリアの力も案外強く、ナイフを取り上げるのに少し手間取った。
ここでラクスを殺すとフリーダムが手に入らなくなる。しかし・・・俺は倒れている
ラクスを見下ろす、これだけの猛攻だ、流石に死んだんじゃないか?勢い余って
少しやり過ぎたか・・・?カウンターから食堂のおにいさんが何事かとこちらを見ていたが
俺が「見てんじゃねーぞコラ」と言うとすぐに引っ込んだ。そこへすかさずフレイが再び
長テーブルを倒れていたラクスへ振り下ろした。グキャという鈍い音が食堂内に響き渡る。
「おい!ちょっと待て!」
俺が制止したが、フレイは再度長テーブルを振り上げるとそれをラクスへ振り下ろす。
グチャ・・・という肉が潰れる音それを聞いたフレイは息を切らせながらとても嬉しそうに
ニヤニヤと笑っていた。サイは血走った目を見開き、微動だにせず倒れているラクスを
見ている、ミリアリアは「クスクス」と笑みを浮かべていた。
唯一この中でまともなカズイが言葉を発する。
「やりましたねキラ様!俺達の勝利です」
これは勝利なのか・・・?俺はカズイに何と答えようか考えていたら、ラクスがむくりと
起き上がった。
「痛いですわ・・・皆さん・・酷いですわ・・・」
少し涙目なラクスの顔を見た俺は驚愕した。い、生きてるぅ!?しかも「痛い」程度で
済んだのか・・・。これがラクス・クライン・・。なるほどプク田が何故この二匹の
雌犬を衝突させなかったかやっと分かったぞ。レベルが違いすぎる、まともにやりあえば
まずまともなフレイに勝ち目は無い、もっとも今の覚醒したフレイ様なら話は別だが・・。
フレイは長テーブルを捨てると今度は武器を椅子に持ち替え、それをラクスへ振り下ろした。
一撃目が頭部にもろに当たり、倒れた所へ乱打乱打乱打。大声で笑いながら激しい攻撃を
繰り出すフレイに触発されたサイがまた「ああああああ!!」と目を見開き、叫びながら
椅子を手にすると一緒になってラクスを滅多打ちにした。ミリアリアもクスクスと笑いながら
近くに落ちていたハロでラクスを殴っている、まさに異様な光景・・・。俺はフレイと
サイにそれぞれ背負い投げを食らわせ、ミリアリアからハロを取り上げるとラクスを
立たせる。俺に投げ飛ばされたフレイが俺を睨み付けた。
「ちょっと、痛いじゃない!何すんのよ!」
「お前ら!こいつが何をしたって言うんだ!もう止めるんだ!」
俺はそう全員に言うとラクスの手を引っ張り食堂を出た、ラクスは俺の手に捕まり
歩いてくる。やはりあれだけの攻撃を受けただけあり、相当なダメージを負ったのだろう
フラフラしている、もっとも普通はあれで死んでいなければおかしいわけだが・・。
265キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/24(金) 16:50:51 ID:???
ラクスの部屋へつくとラクスは椅子に腰掛けた。
「またここにいなくてはいけませんの?」
それはそうだ、お前が居るとそれだけで何故か全員凶暴化する・・・。
「つまりませんわ・・・一人で・・・。わたくしもみなさまとお話しながらお食事を
いただきたいのに」
本気で言ってるのか?あそこにはまともにお話できる奴はあんまり居ないぞ。
「残念ですわね・・・。でもアナタは優しいんですのね」
それも本気で言ってるのか?元々俺がみんなの凶暴化に火をつけたのが始まりだ。
だが俺がラクスをあの場から助けだしたのも事実、もっとも頃合を見てラクスを助け出したのは
その言葉を引き出す為なんだが。
「いえいえ、実は僕もコーディネーターですから」
「でも、あなたが優しいのは、アナタだからでしょう?」
・・・・あれだけの事が起こったにも関わらず話の流れは元に戻りつつある・・・。
すげぇ脚本に毎回恐れ入るよ。しかしある程度はすでに予想通りだ、ここでフレイに全ての
罪をなすりつけ、俺は最終的に「いいひと」に。ラクスの機嫌を損ねるとそれこそフリーダムが
手に入らなくなるからな。全てはあの機体のために、こいつを潰すのはその後でも遅くは無い。
「お名前を教えていただけます?」
「がもうひろしです」
「・・・・・・・・・・・」
「間違えました、キラです。キラ・ヤマト」
「そう・・・ありがとう、キラ様」
俺は部屋を出る、廊下を歩いているとラクスの歌声が聞こえてきた、とりあえず
スピーカーも無いのに何故廊下にまで歌が聞こえてくる?俺は不思議に感じた。
「静かな〜この夜に〜あなたを〜待ってるの〜・・・・」
ポケットに手を入れるとラクスの髪飾りが入っていた。これを返すのは最後でいい。
奴を凸に引き渡す直前、その方が印象深いはず。ラクスの歌声はまだ聞こえてくる。
しかしこの歌唱力で歌姫とはちゃんちゃら笑える、所詮はどいつもこいつもつまる所
親の七光りか、嫌だねぇ、どこの世界でも生まれた時から勝ち組は決まってやがる。
だがラクスだけは七光りと神の加護を受けている、補正という名の過剰なまでの加護を。
攻撃は基本的には当たらない、そして当たったとしても効かないの二枚腰。こいつは
かなり難儀しそうな予感がするなぁ・・・。俺はラクスの髪飾りをポケットにしまい
自分の寝室へ戻っていった。

○つづく
266通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 17:05:09 ID:???
キモイコール吹いた
267通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 17:16:10 ID:???
キラ様w
消防のいじめから暴力団の喧嘩って、攻撃がレベルアップしすぎじゃないのか?
くさいコールに普通に参加してるフレイにワラタ。
268通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 17:19:23 ID:???
噴いたw
容赦ないなwww
269通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 17:25:00 ID:???
>頬が異常に痩せこけ、血走った目をカッと見開いている、一言で言えばとてもヤバイ。
>危ない薬を3種類位乱用している様な人間の顔だ

良かったなサイ。
まともだった頃よりキャラが立ったぞwww
270通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 17:30:17 ID:???
がもうひろしwww
271通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 17:30:42 ID:???
がもうwwwwwwwww
272通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 17:41:21 ID:???
ラクス最強wwwwwwwwww
273通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 18:19:19 ID:???
ピンクレイプはおあずけなのか…?
あの糞ピンクが泣き叫ぶのを楽しみに待ってる
274通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 20:40:13 ID:???
ラクス硬ぇwww
超人硬度10の悪魔将軍ですかラスクはwww
ミリィのナイフで更に吹いたw
そいつはピンクだ痔悪化じゃねえwwwwww
サイがサイコになってるしwwwwww
275通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 20:49:15 ID:???
だめだww 笑いが止まらんww 
キラ様が下種すぎて吹いたww
276通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 21:09:33 ID:???
ここって、サルーイン様万歳スレじゃないの?
277通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 21:35:24 ID:???
これが嫁補正の力か…ミリやサイとはエラい違いだなラクス

つかがもうひろしワロタwwww
278通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 22:20:05 ID:???
キラ様&覚醒フレイ&覚醒ミリミリア&他2名でやっと
> 「痛いですわ・・・皆さん・・酷いですわ・・・」
程度……ラクス硬すぎ!!!

嫁脚本の修正力恐るべし。
279通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 22:28:19 ID:???
流石にこれは話の流れが変わるか、と思ったら…。
軌道修正のレベルがハンパないなwww
280通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 22:29:07 ID:???
キラ様がビビるほどの握力ってなんだこいつは
281通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 23:45:30 ID:???
全然ヘイトしてない
ラクスの電波発言黙らせて顔面を叩き潰せ
282通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 23:48:20 ID:???
>281
だったらお前がラクスへイト書けばいいよ!
さあその無駄で虚しく意味の無い憎しみを今すぐヘイトSSに!
283通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 00:09:29 ID:???
キラ様がラクスを穴奴隷と化するまで調教した挙句、お古は用済みとばかりに凸に返す。
清純だと思ってたラクスが返ってきたとたん、いきなり凸の股間にむしゃぶりつきあまつさえ
「こんな・・・こんなのじゃ満足できませんわ!キラ様の、キラ様のぶっといのがいいのォ!それでなきゃわたくしイケませんわぁ!」
とかラクスに言われて寝取られ発覚、しかもそれが元因で凸が不能になる・・・・そんな感じで頼む。
284通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 01:16:49 ID:???
>>283
そういう話なら、そこらのエロ同人誌でも読めると思うが

しかしガモウと言い、この職人なにげにネタの引き出し多そうな気がするwww
もっとはっちゃけて欲しいもんだ
285通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 01:17:50 ID:???
>>283
そこまで構想できてるならおまいが書けよw
286通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 01:18:35 ID:???
エロパロ行けよ
ローカルルールくらい読め
287通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 01:46:09 ID:???
>「お前ら!こいつが何をしたって言うんだ!もう止めるんだ!」
おまいが言うなw

>あそこにはまともにお話できる奴はあんまり居ないぞ。
おま(ry

それにしてもラクスは最強だな。
RPGで言えばナタルが堅実に育てた強キャラで、ラクスはバグ技で「HP99999999999999999999」とかになってる感じか。
福田の一番お気に入りだから、攻略するには造物主に叛逆する覚悟がいるぞ。
288通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 01:51:22 ID:???
もしかしたらラクスは魔王の血でも飲んだのかもしれんな。
もはや、この魔王少女を倒すには魔剣か聖刀でも持ってこんとw
289通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 02:05:02 ID:???
カオスは次回作まで待たんといかんぞ。
まぁ、その時まで待てば、50円で容易に入手は出来るのは救いだが……。


日光は……、も、もしやサンライz(ry
それならば、あるいは魔王ですら倒せるかも知れんが、
日光自身が創造神の暴挙を黙認している現状があるわけで……。
290通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 02:10:02 ID:???
>>「お前ら!こいつが何をしたって言うんだ!もう止めるんだ!」
>おまいが言うなw
言ってるだろ?「フリーダムを手に入れるまで」だって
あえて優しそうに振舞うキラ様にジゴロの素質も十分だ!
まぁ、種世界のキャラがバカすぎるところに起因してるとも言えるが・・・
291通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 09:24:35 ID:???
まぁこの分で行くと苦労して自由手に入れて「いよいよこの糞脚本を(ry)
」とやろうとした途端に自由の戦闘能力が下方修正を喰らうんだろうなw

敵のジンやらが「連ザの後半ですか?」みたいなインチキステップで攻撃
避けたり、連合3馬鹿がありえない連携見せたり、自由の装甲も発泡
スチロール並みになったりするんだよ、多分。
292通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 18:55:49 ID:???
そこで捕獲したジン偵察型に乗って獅子奮迅のかつやくをするんですよ、もしくはチェーンソー
あとLちゃんマダー
293通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 20:51:16 ID:???
>>291
いや、多分その逆でフルバーストを構えると敵MSが動かなくなるとかじゃねw?
294通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 18:57:35 ID:???
CEの人間は猫と同じで、突っ込んで来たり、迫って来たりされると、びっくりして止まっちゃうんだよ。

キラも良く、二秒も静止して、ビーム盾で受けてから移動とかしてるし。
295キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/28(火) 18:28:05 ID:???
フェイズ8「疫病神」

廊下に出るとけたたましいアラートの音が鳴り響いている、放送で第一戦闘配備を
呼びかけていた。フレイが俺の元へ走ってやってくる。
「キラ、戦闘配備ってどういう事?先遣隊は?大丈夫だよね?
パパの船やられたりしないわよね?」
「うん、大丈夫、大丈夫。俺に!まかせとけぇぇぇええ!!」
俺はそう言って再び走り出した、今回は流石にマリューにおしゃぶりを頼む暇は無い。
しかし、大丈夫じゃ無いんだよなぁこれが。まぁお約束でしょ♪更衣室でパイロット
スーツに着替えストライクへ乗り込む、装備はエール、よし、行くか。
「キラ様のストライク出るぞ〜、道を明けろや」
出撃し、先遣隊の戦艦を探す、居た。地球軍のショボイ艦隊が満足に反撃も出来ずイージスに
潰されていく、流石は凸だ、しかしパパンの船はやらせんぜ。暇なので少し運命に逆らって
みましょうかね。敵はジン3機とイージスの計4機か、楽勝だな。俺は後ろからイージスへ
斬りかかった、俺の振り下ろしたビームサーベルはイージスの頭部を完全に捕らえていた。
しかしイージスは半端無い反応速度でシールドを構え、俺のビームサーベルを薙ぎ払うと
俺の機体に蹴りを入れてきた、機体が揺れる。しかし決定打となる武装を多数揃えている
くせに何故蹴りなんだ?甘いぜ凸!だがそれでも初めて蹴りを貰った、俺は少し屈辱だった。
機体のバランスを直しシールドとビームサーベルを構える。どうする?先にジンを殺るか?
しかしイージスの猛攻は凄まじく俺にターゲットチェンジを許さない、しかもパパンの船を
気にしながら尚且つジンにも目をやり、今日もムウは引きこもりという状況だったが
俺とイージスは互角、いや僅かながら少し俺が押されている・・・凸は、こんなに強かったか?
それに今日は凸が一度も話しかけてこない、いつもはペラペラとうるさい位に話しかけて
くるのに。俺が変な事ばっか言うからへそ曲げたか?それとも、殺る気か?俺を。
パパン船は搭載していたメビウスも全てやられ、ほぼ無防備の状態だった。取り付こうと
するジンを俺がビームライフルで狙うが、何故か当たらない。照準は完璧のはずだったが
ジン3機はジンらしからぬ機敏な動きで俺の攻撃を回避する、ジンってこんなに強かったか?
そしてジンに気を取られていると、前からはイージス、なので俺は凸に対して防戦一方だった。
どうこうしている内に水色のナスカ級が接近してきた、ナスカ級の主砲が火を噴きパパン船の
主砲の砲身がトイレットペーパーの芯の様に吹き飛んだ、ジンが対空砲火を軽々避けパパン船に
取り付こうとしている。やっぱり無理か、結構がんばったんだけどねぇ・・・。ジン二機が
パパン船にミサイルとバズーカを撃ち込み、パパン船は爆発した。恐らく今頃AAの中は
フレイがヒスを起こして大変な事になってるんだろうな・・。しかし、何故この俺が今日は
一機も落せない?どういう事だ?今日はやたらと敵が強く感じた、残りのジン3機もこちらへ
目標を定め攻撃してくる、だがそろそろここでバジ子が助け舟を出してくれるはず・・・。
俺がそう考えていると放送が入った。
296キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/28(火) 18:29:17 ID:???
「ザフト軍に告ぐ、こちらは地球連合軍所属艦アークエンジェル、当艦は現在プラント最高
評議会議長シーゲル・クラインのご令嬢、ラクス・クラインを保護している。偶発的に
救命ポッドを発見し、人道的立場から保護したものであるが、以降本艦に攻撃が加えられた
場合、それは貴官らのラクス・クライン嬢への責任放棄と判断し、当方は自由意志でこの件を
処理するつもりである事をお伝えする!!」
さすがバジ子、こんな長い台詞を噛みもせずぺらぺらと、しかし初めからこの手法を使えば
良かったのに・・・。と思った。凸は「卑怯な!」と叫んでいる。フン、戦争なんじゃ
卑怯もクソもあるかボケ。大体お前らも色々とヒデェ事はしただろ、コロニー壊したり。
「彼女は助け出す、必ずな!」
凸はそういい残すと離脱していった、俺は去り行くイージスの背中に発砲した、命中したのか
背中が爆発し、イージスは振り返りこっちを見ている。しかし、また何事も無かったかの様に
退散していった。凸怒ったかな?でもこれが戦争なんだよ、敵に背中向けるってそういうことだ。
お前らがやってるのは卓上の遊戯なんだよ。俺はそこには居ない凸へ向かって言った。

俺はAAへ帰り、着替え、廊下を歩いていた。聞いた話によればフレイはブリッジでラクスの
指を3本折ったらしい、覚醒したフレイはSの塊だ。恐ろしい話だぜ全く・・・。部屋から泣き声が
する。フレイか。俺は泣き声がする部屋へ行ってみた。しかしその部屋にはフレイしか居ない
フレイはベッドにもたれて一人で泣いていた。俺は一言フレイに。
「あ〜・・・悪かったって」
と謝った、それを聞いたフレイはいきなり飛び掛って来る。突然の事で俺は回避できず
フレイに馬乗りにされ、首を絞められた。くっ、こんなあばずれごときに・・・。しかしフレイの
握力は半端な力ではなく、先日ラクスに掴まれた時の事を俺は思い出した、あの時も
ラクスはすごい力だった、それにミリアリアもだ・・・。どいつもこいつも一晩でレベルアップ
しやがったのか?フレイは俺の首を絞めながら叫ぶ。
「大丈夫って言ったじゃない!僕たちも行くから大丈夫だって!何でパパの船を守って
くれなかったの!何でアイツらをやっつけてくれなかったのよ!!」
フレイはさらに俺の首を絞める力を強めてきた。クソっ!すげぇ力だ・・・・・スパコディの
俺が・・・こいつほんとにナチュラルか?
「アンタ・・自分もコーディネーターだからって本気で戦ってないんでしょう!!」
俺はフレイのわき腹に何とか膝蹴りを食らわせ、体勢が崩れたフレイを投げ飛ばした。
297キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/28(火) 18:30:04 ID:???
フレイは投げ飛ばされた拍子に二段ベッドの柱に頭を打ちガクリと気絶した。ふぅ・・。
ここまで凶暴になり、さらにその刃を俺にまで向けてくるとは・・・、金玉潰しはやっぱ
マズかったんかな?でも済んだ事を言っても仕方が無い、ここで後悔すればサイの
金玉が復活するわけじゃ無いんだ。そう、今俺に出来る事と言えば・・・。俺はフレイを見た。
スカートから伸びる太もも、なかなか良い体をしている・・・。しかし、ここでフレイに
欲情するのは危険だ、行為の途中でフレイが目を覚ました場合、サイの二の舞に
なる可能性がある、と言うより絶対そうなる。フレイが目を覚まさない内に俺は
外に出た。しかし、疲れた・・・。何だか今日はキラになってから初めて全く思い通りに事が
進まなかった。俺は通路の踊り場へ出る。ここは艦首の真下、外の景色が良く見える。
俺がボーっとしているとどこからとも無くラクスが現れ俺に話しかけてきた。
「どうなさいました?」
「あなたを待っていたんですよ〜でも勝手に出歩くと危険ですよ?この船には
危ない人がいっぱい居ますから」
「でも、このピンクちゃんは、お散歩が好きで・・・というか、鍵がかかってると
必ず開けて出てしまいますの」
見ると足元でラクスのハロが「ミトメタクナイ」と叫びながら転がっていた。
「戦いは終わりましたのね」
「どうやらそうみたいですねぇ・・・」
「なのに、悲しそうなお顔をしてらっしゃるわ」
「凸がいきなり強くなってしまったので少しムカついてました」
「・・・凸?」
「アスランザラです」
「そうでしたの・・・彼も貴方もいい人ですもの。それは悲しいことですわね」
「アスランヲシッテイルンデスカ?」
「アスラン・ザラは、私がいずれ結婚する方ですわ、優しいんですけどもとても無口な人」
「そうですか、アスランは・・・・・」
ここで俺は大きく息を吸い込んだ。
「僕の大親友でぇぇぇえええす!!!!!」
お前の耳に届いたか、カズイ?なら走れ!さっさとフレイへ告げ口しに行けや。
「失礼しました、んで、凸とはもうヤったんですか?」
「でも、このハロをくださいましたの!私がとても気に入りましたと
申し上げましたらその次もまたハロを」
「つまり同じ物しかくれない凸にはプレゼントのセンスが無いと・・?」
「お二人が、戦わないで済むようになれば、いいですわね」
「うん、次は殺すけどね」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「うん、戦わずに済むとイイネ」
「そうですわね」
298キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/28(火) 18:30:56 ID:???
ラクスはにっこり笑った、優しく可憐な笑顔、あぁ、壊したい。・・・おいおい、俺はフレイか?
この場を去っていくラクスの後姿を見ながら俺は一人ボケ突っ込みをしていた。
しかしお前が来てからマジで散々だよ・・・・・。俺はそう自分で言ってハッとした。そうだ
あいつが来てから周りの奴らがいきなりパワーアップしやがったんだ!フレイとか凸と
ジンがいい例だ。ホントだったらあの戦闘も俺が敵を皆殺しにして、パパンも死なずに済ませれた。
いつもなら・・。しかし、ならば何故俺もパワーアップしない?何故俺だけ・・・・。違うな・・。
回りが強くなったんじゃない・・・・俺が弱くなってるんだ・・。あの疫病神がっ・・・。
俺の中で段々と怒りが込み上げてきた、あの糞電波のせいで俺は散々な目に、そう思うと
いてもたってもいられず、俺は猛烈ダッシュを決め込みラクスを追いかけた、居た、廊下を
フラフラ歩いてやがる。俺はそのまま猛烈ダッシュでラクスへ急接近しラクスが振り返る直前に
首元に渾身の力を込め蹴りを入れた。ラクスはその反動で吹き飛び廊下の壁の角に激突
俺はそこでサッと物陰に隠れラクスの様子を伺う。倒れたラクスは首が曲がってはいけない
方向、ちょうど後ろへ180度ひん曲がっていた。やばいぞ・・・少し力を入れすぎた・・・。
能力が落ちているとはいえこの俺の渾身の一撃だ、殺っちまったぞ、どーすんだよ・・・。
しかし次の瞬間、俺はとんでもない光景を目の当たりにする。ラクスは何事も無かったかの様に
むくりと起き上がり、両腕で首を掴むと、グキゴキャゴキという凄まじい音を鳴らしながら
強制的に頭の位置を元に戻した。・・・ありえない。俺は物陰から見ていて恐怖を覚えた。
やはりあれは人間ではない。だって折れた首の骨を自分で治したもん・・・。過剰とも思える
補正と言う名の加護により、奴は人という存在を超越し、もはや神にも近い状態だ。この時俺は
ラクスはすぐにでも返還すべきだと悟った。元々今の俺に手に負える相手じゃない。俺は
そのまま部屋に戻って寝る事にした。今の内に寝ておいて夜中に起きる、そしてあのバケモノを
凸に返してやる。

皆が寝静まった深夜、と言っても宇宙には夜も昼も無く基本24時間交代制のAAに全員が
寝静まる時など存在しないわけだが、俺の時間感覚で行くと今が丁度その時だ。俺はラクスの
寝ている部屋の入り口を廊下の角から覗く、よし、周りに人は居ないな、じゃあ今の内に・・・。
しかし俺が部屋へ踏み込もうとドアの前に立った瞬間、いきなりラクスの部屋のドアが開き
カズイが出てきた。しかしカズイはズボンとパンツを下げ、一物を丸出しの状態で入り口に
立っている。何だこいつ?ラクスとヤリやがったのか?しかしカズイの様子は少しおかしかった。
カズイはヨダレを垂らしながら口をパクパクしている、目の前の俺に気が付くと声にならない
声で一言
「・・・キラさ、ま・・・・俺は・・・・」
と言ってそのままドサッと倒れこんだ。何だ?夜這おうとした所をラクスに返り討ちにされたのか?
しかしカズイに目立った外傷は無い。俺は意を決して部屋へ入ってみた。一番最初に俺の目に
飛び込んできたのは無残にも破壊されたハロ。俺はベッドを覗いてみる。そこには下半身裸で
大股を開いて寝ているラクスが居た。プラント人がラクスのこの光景を見たらどう思うんだろう?
299キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/28(火) 18:33:09 ID:???
しかしこいつは就寝中、じゃあカズイは一体誰にやられたんだ?いや、ラクスしかこの部屋には居ない。
どういう事だ?俺はラクスの頭を軽く小突いた、それでも起きる気配は無くスヤスヤと寝ている。
ラクスの性器からは恐らくカズイのものだろう精液が垂れていた。やっぱりヤリやがったか。
俺はカズイが手をつけたラクスをヤル気などさらさら無かったがこのまま起こすのは勿体無い
この際カズイの事は保留にしておいて、散々煮え湯を飲まされた仕返しをしてやる。ちょっと
悪戯してみよう。机の引き出しを探って見ると油性マッキーハサミが出てきた、こいつでラクスを
美容整形してやろう。まず額に「肉」は基本だな、ラクスの額に肉と書く。次に髭を書いてやろう
鼻下と顎部分を黒く塗りつぶす、おぉ!なかなかいい女だぞ。さらに目の周りも黒くしておこう
パンダみたいだ。次は髪型を今よりもっとイケてる髪型にしてやるぜ。さてどんながいいか・・。
モヒカンか角刈りだな・・・・。モヒカンだ、俺のセンスがそう告げている。俺は歌いながら
ラクスのピンク色の髪の毛をサクサク切り落としていく「静かな〜この夜に〜アナタは〜モヒカン〜」
・・・・・しかし、こいつは誰だ?出来上がった作品を見て俺は思った、この目の前の作品を
文字で表現する程、俺には文章力は無い、ご想像にお任せしよう、だが一つ言えるのは
こいつはあれだな、ヤベェ・・。散らばった髪の毛をキレイに片付け、俺はラクスを起こした。
「お客さん、終わりましたよ」
ラクスは目頭を擦りながら「フニャ?」という顔をしている。悪いけど全然可愛くない・・・・。
「あら?キラ様?どうなさいましたの?」
「ここに居ると遅かれ早かれアナタは殺される、だから逃がしてあげます。一つ貸しということで」
俺はラクスを毛布で完全に包み、ハロの残骸を持つと、ラクスをひっぱり部屋を後にした。
廊下で人とすれ違うたびにモゾモゾ動く毛布の塊を奇妙な目で見ていた。しかし毛布が無ければ
もっと奇妙な視線が彼女を襲うだろう、それはここでは無く、ヴェサリウスの中でお願いしますね。
更衣室にラクスを連れて行き、宇宙服に着替えさせる。これで万事オッケーだ、見張りの
整備員へ後ろから近づき首の骨を折り始末し、俺とラクスはストライクへ乗り込んだ。ストライクの
中から遠隔操作でカタパルトハッチを開放、ストライクは発進シークエンスも無しのまま飛び立った。
俺はAAから飛び立つと同時にヴェサリウスに通信を入れた。
「こちら地球連合軍、アークエンジェル所属のMSストライク!ラクス・クラインを返してやろう
ありがたく思え。ただし、ナスカ級は艦を停止、イージスのパイロットが、単独で来ることが条件だ。
この条件が破られた場合、この女の腸を引きずり出して、それで大縄飛び大会を決行する
その時は奮って参加してくれ」
300キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/11/28(火) 18:34:29 ID:???
俺の脅しに乗り、イージスがこちらへ近づいてきた。早くね?まぁいいや。イージスはストライクの
前でぴたりと止まるとビームライフルを向けた。アラートが鳴らないという事はロックはして無い。
相変わらず甘いな凸、ストライクもイージスへビームライフルを向けておいた。
「凸か?」
「・・・・・・・・・・」
「えー、そちらにアスラン・ザラ様はいらっしゃいますでしょうか?」
「・・・そうだ」
「じゃあコクピット開いて出てこようか、手は頭の上だよ?」
「その前に彼女が本物かどうか確かめさせろ」
「はぁ?信用無いなぁ〜、俺ら友達だろ?んで、確かめるってどうやって?」
「彼女の顔を見せろ」
「あぁ、そんな事かいいよいいよ・・・・・・」
って顔はヤバイじゃん!!!俺が美容整形しちまったよ!!!どーすんだよオイ!!
「・・・・どうしたキラ?」
この状況はひじょ〜にマズイ・・・・どうする、俺?

○つづく
301通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 18:41:58 ID:???
>>300
カードは4つ。

○ そのままラクスの顔見せて強引に返す。
○ いきなり凸を撃つ。
○ ラクスを宇宙に放り出してトンズラ。
○ マスクを被せてハッタリをかます。「クライン族は素顔を知られると、一族の掟に従って死ななくちゃいけないんだ!」

どーする?どーするよ俺?!
まあ、それはともかくGJw
302通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 19:02:16 ID:???
GJ!w
多分カズイはフレイの差し金だろうが…何があったんだろう
303通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 19:22:32 ID:???
ミリィはレイープ、トールは惨殺の割には、あんまりラクスヘイトじゃないな、こいつ・・・とか思っていたが、間違いだったw
>両腕で首を掴むと、グキゴキャゴキという凄まじい音を鳴らしながら強制的に頭の位置を元に戻した。
>補正と言う名の加護により、奴は人という存在を超越し、もはや神にも近い状態だ。
そうとう負債のラクス無条件肯定主義を嫌ってるんだな。





・・・のわりには、そんなラクスの指を折りつぶすフレイの今後がものすごく気になるわけだが。
304通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:37:06 ID:???
乙であるよっ!

>ラクスは何事も無かったかの様にむくりと起き上がり、両腕で首を掴むと、
>グキゴキャゴキという凄まじい音を鳴らしながら強制的に頭の位置を元に戻した。
ラクス怖いよ、修正力怖いよ(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

とりあえず、返すと同時に凸ごとビームサーベルでミンチより酷く……いや、再生過程を見る羽目になるから却下だな、この案は。
305通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:56:48 ID:???
宙域に裸で放り投げりゃきっと…
306通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:10:55 ID:???
ラクスは平気だった。それどころか、水中で泳いででもいるかのように
手足を動かして物理法則を無視してAAに帰ってきたのでキラはそのうち
考えるのを止めた。
307通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:45:35 ID:???
今回も吹いたww つーか、毎回何かしらの種の理不尽な所を
キッチリ突っ込んでる所がいいなww
308通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:11:04 ID:???
>>307

>お前らがやってるのは卓上の遊戯なんだよ。
キラ様にリアル主人公やって欲しくなってきた
309通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 00:15:56 ID:???
面白過ぎだwwラクスちゃんと返せんのかw?

そういやこの後は再度変態仮面のご登場か。キラ様はシグーはどのように処理なされるのか…流石にゲトは出来ない…よな?
310通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 02:00:23 ID:???
>>309
福田補正が付いて、シグーが自由より強くなる
あるいはストライクがボールより弱くなると予想

はじめは暇つぶしに時折見るだけだったこのスレを、いつの間にか毎日確認してる俺がいる・・・。
311通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 05:32:31 ID:???
ちょww
ラクス石仮面でも被ったのか?www

本当に毎回このSSの噛み合ってない会話は笑えるwwww
312通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:06:25 ID:???
というかスルーされてるが背中にビームライフル食らって無傷のイージススゴスwwww
313通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 17:27:46 ID:???
ここのサイコなサイなら土下座じゃなくてよつんばいになって暴走EVAのごとくバクゥと戦ってくれそうだ
314通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 22:32:30 ID:???
陰陽師ミリィwwwの呪いという名の加護を得たサイが
某帝都を滅ぼす者の如くAAの上に立つ姿を妄想したw
315通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 23:12:59 ID:???
>>312
> 命中したのか背中が爆発し、
> しかし、また何事も無かったかの様に退散していった。
いや、いくなんでもこれを見る限りは
316通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 17:50:13 ID:???
ラクスの特殊能力
・液体を気化させる事が出来る
・目から体液を噴出する
・首が斬れても死なない
・時間を止める事が出来る
317通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 18:58:58 ID:???
それなんてDIO?
318通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 14:27:34 ID:???
ちょっと新たなるヘイト?を考えてみた。

ヘリオポリスにいたオーブ軍訓練教官は戦闘に巻き込まれ部下ともども
AAに乗りこんだ。
中立国コロニーで好き勝手を行い甘っちょろい考え方の大西洋連邦の兵士を
口汚く罵る訓練教官。


新番組
もしもハートマン軍曹がAAに乗っていたら
放送日未定。
319キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/02(土) 18:01:45 ID:???
○フェイズ9「嘘という名の真実」

俺は今この上ないピンチを迎えいた、しかしその全ては因果応報なわけだが・・・。
「どうしたキラ?」
「アスラン、僕たち友達だよね?だったら確認とか野暮な事止めようよ、これってわがまま?」
「何か怪しいな・・・」
「怪しくなんか無いよアスラン、愛してるよアスラン、大好きだっちゃ」
「一体何だっていうんだキラ!?・・・まさかお前俺を騙してるんじゃ無いだろうな?」
このクソハゲ!こんな時だけ知能を発揮しやがって!
「この前、後ろから撃ったの怒ってるのアスラン?あれはライフルの暴発だよ?」
「・・・・・・・・」
「とりあえず出てきてよアスラン、ね?」
「それはできない・・・キラお前は変わってしまった、お前は・・・・俺の知ってるキラじゃない!」
突然ストライクのコクピット内にアラートが鳴り響く、あの野郎!ストライクををロックオン
しやがったか・・・・。仕方ない、こうなれば・・・・。
「アスラン、アークエンジェルの主砲がこっちをロックしてるの忘れないでね」
「・・・・何!?」
「ちなみに陽電子砲もナスカ級をロックオンしてるよ、棒立ちの状態で避けれるかな?」
「くっ、キラ・・・・!」
「俺はただラクスを返したいだけだ、ハッチを開けて出て来いや、どの道お前が変な
動きをすれば主砲と陽電子砲が火を吹くぜ、派手な花火が見たいか?さぞキレイだろうなぁ!
けどお互いやっぱ生きて帰りてぇよな!?」
もちろんそれは全て嘘だ、しかしこの状況下でこのハッタリは十分通用する。恐らく
現にAAはヴェサリウスもイージスもロックしているはずだ、そして俺の事も。
アスランは諦めコクピットのハッチを開け出てきた、危ない危ない・・・・・。
俺はストライクのコクピットハッチを開くとアスランと対面した。俺はラクスに言う。
「さぁ行きなさい、もうここへ戻ってくるんじゃないぞ」
ラクスの背中を蹴り飛ばす、ラクスはそのままフワフワとイージスの方へ飛んでいったが
少し蹴りの照準が狂ったのか、コクピットを狙ったはずが大きく反れ、イージスの脚部へ激突した。
320キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/02(土) 18:05:26 ID:???
アスランがイージスから降りラクスを助けに行くのがみえる、俺はその隙にハロの残骸を投げ
コクピットを閉じると足早にその場を立ち去った。あのラクスの顔を見たアスランの反応を
見てみたい気もするが、少し怖い気もする。何にせよ猿並みの反応しか期待できない、その
リスクを考えるとこの場はすぐに立ち去るほうが無難だろう。俺がイージスと距離を取ると
同時にヴェサリウスは待ってましたとばかりにエンジンを起動させシグーが発進してきた。
夜道の一人歩きは危険だよクルーゼ隊長?俺はきびすを返すとシグーへターゲットを定め
ビームライフルを撃ち放った。シグーはすぐに回避しガトリングシールドを乱射しながら
こちらへ接近してくる、あまり喰らい過ぎるとPS装甲がダウンしちまうが・・・しかし動きが
トロいぜ。ラクスが居なくなって俺の能力も元に戻ったか、俺はビームサーベルを抜くと
こちらへ高速接近してくるシグーを叩き切ろうとした。その時だった。シグーは動きをピタリと
止める。何だ?・・・・あぁそう言えばラクスが戦闘を止めるんだったな・・・。余計な事
しやがって・・・。シグーが反転し、そのまま帰還していく、俺はその背を撃とうかと思ったが
ラクスの手前それはマズイだろうと思い止めておいた。そういえば・・・・髪飾り返すの忘れたな。
誰も居なくなったその場を後に俺もAAへ帰還した。

俺がAAへ帰還すると早速半ギレのナタルに捕まり俺は艦長室へ連行された。
艦長室のデスクにはマリューが座っていた。俺はそのデスクの前の椅子へ座らせれた。
「貴様、あれはどういうつもりだ!?」
「あの人質はラクス・クラインを装ったスパイでした。奴の目的はこの艦とMSの
情報収集。それが終わった奴はストライクを奪取し、そのままクルーゼ隊に
合流するつもりだったんです」
「まさか・・・・・?」
「いえ本当です、自分は人質にされ、奴はカズイと見張りの整備員を殺害し、
回収に来たイージスと合流を果たそうとしました。そこで自分が抵抗し、データを
破壊、奴を機体の外へ投げ出し辛くも帰還しました」
「確かに貴様が彼女をストライクのコクピットから投げ出す光景は我々も
光学映像で見ていたが・・それにカズイ・バスカークは生きているぞ?」
何?カズイは生きていたのか・・・?しかしそんな事はどうでもいい。
「いえ、カズイの件はともかく、他は全て事実です。私は早い段階から気が付いて
おりました、自分が早くから気付く位ですから艦長達も既に気が付いていらっしゃったと
思っておりましたが?」
321キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/02(土) 18:07:19 ID:???
俺は二人の顔を見た、俺が予想外な事を口走り二人は困惑しているのが手に取る
様に分かる。
「しかし、証拠が無い、それに彼女を連れてきたのは紛れも無く貴様だ」
ナタルが反論してくる、俺の言っている事は半信半疑といった所なのだろう、しかし
そこにはいつもの強気さは無い。
「確かにそうですけど、あの時は自分は善意の気持ちで救助活動を行いました。
まさかそれがスパイだったなどと誰が気が付くでしょう?目の前の救難ポッドを知らん
顔で見過ごす事など自分には出来ませんでした、それにバジルール少尉は確か
彼女をダシに使い停戦を呼びかけましたよね?」
ナタルの顔色が曇る。
「それは今回の件とは関係無い!彼女がスパイであったという決定的証拠が
無いのなら貴様の今回の行動は、軍法第3条B項に違反、第10条F項に違反
第13条3項に抵触する!」
ナタルは何とか俺に罪を被せたいらしいな、やれやれ、典型的な駄目な大人だなぁ
しかしこの俺がお前なんぞに負けるとでも思っているのか?俺も負けじと反論する。
「僕、正規の軍人じゃ無いですから。それにあれって彼女がスパイを装った民間人で
あると分かっていた上での行動だと思ってましたよ。マジ物の民間人であんな事したら
ヤバイっすよね?」
俺のこの一言でナタルは完全に沈黙した、そこへ追い討ちをかけるとどめの一言。
「この事をハルバートン提督がお知りになられたら何とおっしゃるでしょうねぇ?」
俺が意外な人物の名前を出した事で二人の顔色がかなり曇る、マリューもナタルも
もう何も反論できず下を向いていた。
「まぁ僕の今回の言動は客観的に見て白黒はっきりしてませんが、それは本来なら
いち早くそれに気付くべき立場に居たにも関わらず何も知らず気付かず、ただいたずらに
騙された人よりもよほど強い説得力を持っている事は確かです、正規の軍事法廷で
裁かれるべきなのはどっちでしょうね?」
そう言いながら俺は席を立った。ドアを開け外へ出る、これで奴らは当分俺に
対して偉そうな態度は取れまい。しかしカズイが生きてたとはな、少し様子を見に行くか。
ヤツが誰に襲われたのか気になる。俺はその足で医務室へと向かった。室内を覗くと
いくつかあるベッドの一番奥にカズイが眠っている。俺はカズイを揺すって起こした。
「おいコラ、起きろや、殺すぞ」
「・・・う〜ん・・・?ん?キラ様・・?」
「お前生きてたのか、死んだと思ったぞ?んで、誰にやられたんだ?ラクスか?」
「はい?やられた?何の事です?」
「お前ラクスの部屋の前でいきなりぶっ倒れただろ?記憶飛んだか?」
322キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/02(土) 18:08:34 ID:???
「・・・あぁ、いえ、あれは誰かにやられたわけでは無いんですよ、その逆に俺は
ヤリました」
「あ?どういうことだ?」
「俺はまず部屋に入って、何かうるさいピンク色の玉を踏み潰して・・・。あの女が寝てたんです
それで、ヤツの服を脱がせて、俺は奴のまんこにぶちんこでやったんです。それでイッた
瞬間に頭の中で何かが蠢く様な・・・何て言うかこう、電波が入って来る様な・・・」
そこまで言いかけるとカズイはいきなり黙り込んだ。そして次の瞬間、いきなり白目になり
泡を吹き出しながら痙攣を起こした。
「あがが、あがあが、ギャギャギャ・・いいい・・・・がががが」
カズイはヨダレを垂らしながらとても苦しそうにしている、俺は何だか面白かったのでそのまま
見ていた。つまり早い話がやられてしまったわけだ。ラクスのピンク色の怪電波に・・・。
俺は何だか飽きてきたのでそろそろ部屋へ戻ろうとした時、医務用のテーブルの上に箱に目が行った。
何気無く置かれた特に変哲も無い箱に俺は何故か興味をそそられたので痙攣しているカズイを
方っておき、その箱を開けてみた。中には下剤と浣腸がいくつか入っている。これはこれは。
また攻撃オプションが増えてしまいましたなハハハ。箱の中身を全て上着のポケットに入れ
そのまま医務室を後にした。カズイ、あれは恐らく後遺症だな。耐性の無い奴がラクスの電波を
もろに喰らうとあぁなる。全く恐ろしい話だ、もっとも今の俺に。というか真っ当なキラじゃ
無い俺にその耐性があるかどうかは正直分からないが・・。そう考えながら歩いていると廊下の
先にフレイが居た。フレイは俺を見つけると何も言わずこちらへ近づいてくる。そういえば
まだこの船には障害があったな、さぁ・・・・どう出てくる?俺を殺すか?しかし電波も
居なくなり今の俺には前の力が戻った。お前なんぞ返り討ちにしてやるよ、俺はフレイが
飛び掛ってくると予想し、いつでも迎撃出来るように気が付かれ無い程度に軽く構える。
しかしフレイは飛び掛ってくるどころか俺に対して詫びを入れてきた。
「キラ、あの時は、ごめんなさい」
何?ここで本編通りに戻るだと?少し無理があるんじゃねぇのか・・・?
「あの時は私、パニックになっちゃって、凄い酷いこと言っちゃった、本当にごめんなさい」
「では貴女はパニくると平気で人の指の骨を折ったり首を絞めたりするんですか・・?」
「貴方は一生懸命戦って、私達を守ってくれたのに、私・・・・」
俺は何も言わずフレイの顔面を軽く殴った、話している内に前に首を絞まられた恨みを
思い出したからだ。フレイはもろに俺のパンチをもらい両鼻から鼻血が出ていた、いきなり
殴りつけた俺をすごい剣幕で睨み付けている。俺はフレイに向かって言い放った。
「今のは首を絞められたお返しだ、何だその顔は?本当に悪かったと思ってんのか?
ほんとは演技なんじゃねぇの?何か変なことたくらんでるんじゃねぇの?」
俺の言葉に対し、フレイは一瞬ギクリという反応を見せたが、何事も無かったかの様に鼻血を
垂らしながら話を進める。
323キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/02(土) 18:09:42 ID:???
「私にもちゃんと分かってるの!貴方は頑張ってくれてるって・・・なのに・・・」
「なのに首を絞められましたぁ!だからここでお互いの関係をゼロにしておこうぜ!」
俺は叫びながらフレイの顔面を殴った。
「これはサイの金玉の分!」
「これはこれはラクスの指の骨の分!」
「これはクリリンの分!」
「そしてこれは、俺の怒りの一撃だぁぁぁ!!」
立て続けに4発殴った、しかし俺のバカでは無い、叫びながらも力はちゃんと力はセーブしている。
これから肉便器になってくれる相手をむざむざ殺すかよ。フレイは顔面血まみれになりながら
フラフラしている。やっと立っているという状態だろう。
「・・・戦争って・・・嫌・・よね、早く・・終われば・・いいのに・・・」
「ここには人生オワタな奴がいっぱい居るけどな」
俺とフレイが話していると廊下にアラームが鳴り響き、第一戦闘配備を知らせる放送が
響き渡った。俺はそのまま更衣室へ向かおうとしていたら廊下の突き当たりで女の子と
ぶつかった。俺は女の子の手を取り「気をつけんかい!このガキャ!ブチ殺したるぞ!」
と凄みを利かせ脅す。その子はいきなり泣き出した、そこへフレイが出てきて
女の子を慰めている、確かこんなシーンあったなぁ、その前に血まみれの顔をどうにかしろよ。
女の子かなり引き気味だぞ・・。ん?待てよ?ここでフレイが手をぎゅっとするんだった様な・・・。
「おい!フレイ!」
「なぁにキラ?」
「止めておけよ?相手は何の罪も無い子供だぞ?」
「何を?」
「いや、いい」
俺は足早にその場を立ち去った、早く更衣室へ行こう、罪無き子供の悲鳴なんて流石に
聞きたくない。しかし無情にも廊下中に響き渡る女の子の悲痛な叫び声が俺の耳に届く。
俺はやれやれと思い更衣室へ、その中には珍しくムウの姿があった。ムウは俺に
気が付くと後ろめたそうな感じで話しかけてきた。
「・・・・・久しぶりだな・・・・」
久しぶりの兄貴は、とても暗かった、そしてとても元気が無かった。
324キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/02(土) 18:11:03 ID:???
「あれから調子はどうよ?」
「・・・・・あぁ・・・・・・・・」
「休んでる時もシコシコしてたの?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「久しぶりの出撃だろ?足引っ張るんじゃねぇぞ?」
「ごめんな・・・・・・・・」
そう言うとムウはそそくさと格納庫へ行ってしまった。まるで別人の様だ、まぁだが
バグとまではいかなかったみたいだな、流石は子安、嫁のお気に入りだ。けど次にまた
何かあれば奴も壊れるだろう、そんな感じだった。俺も急いで着替え格納庫へ行き
ストライクへ乗り込む、敵はデュエル、バスター、ブリッツの雑魚三兄弟、楽勝だ。
「キラヤマト!ストライク、行くぜ!」
うん、決まった。俺の掛け声と共にストライクが発進する。敵は・・・・・居たデュエル。
ビームサーベルを抜いたデュエルが襲ってきた、しかし一人で大丈夫か?動きが
トロく感じるぜ?俺は楽々とデュエルの攻撃をシールドで受け止め、蹴り飛ばした。
しかしこいつらとの差も歴然だなぁ、もうめんどくせぇからここで殺しちまおうか?
そう考えてきた矢先AAからブリッツに取り付かれたので助けて欲しいとの通信が入る。
AAの連中の仕事は俺の足を引っ張る事かよ?しかし俺は今日ここで初種割れをするはずだ
このまま余裕でこいつらを片付けるとマズいのか?どうこうしている内に再びデュエルが
格闘戦で攻めてくる、まいったな・・・・こいつの動きがトロ過ぎる、もっとがんばれよ
遺作、俺が種割れしないだろう?俺は襲い来るデュエルを蹴り飛ばす、真面目にやってるのか
こいつは?仕方ない、先にブロッコリーを始末するか、俺は反転しAAへ直行した。艦首の真下で
ブリッツが頑張って装甲を削っている、俺はブリッツへ斬りかかった。元々俺の接近を
感知していたブリッツはその場から回避するがそこへすかさず蹴りをお見舞いする。その隙を
突きデュエルが後ろからビームサーベルで不意打ちしてきた。待ってました、これで種割れ?
しかしとても残念な事にデュエルの動きは遅すぎた、何だかわざとやっているほど遅すぎた。
そんな相手に種割れは発動する訳も無く、俺は脚部から瞬時に抜いたアーマー
シュナイダーをデュエルのわき腹へ突き刺した。俺の体には何もおきない
何だよ、今日は本編どおり動いてやったのに。その時前方に無数の光が見えた
ハルバートンの第八艦隊だ。それを確認したブリッツは、負傷したデュエルと共に
この空域から離脱していく、こちらへ背を向けて。お前らいい加減に学べよ、俺は
背中を向けて逃げていくブリッツとデュエルへビームライフルを乱射した。2機の背部に
何発かが命中し、爆発した。二機は一瞬こちらを振り向き、睨み付ける様に俺を
注視するとそのまま闇の彼方へ消えていった。やれやれ、種割れは次までお預けか
俺は軽くため息をし、俺はAAへ帰還した。ストライクが着艦するとAAはそのままの
進路で第八艦隊と合流し、船体を旗艦ミネラオスの横へ着けた。俺はストライクから
降りると窓から外の光景を見た。すごい数の宇宙艦隊だ、だがこれだけの数でも簡単に
全滅するのが種クオリティー、まぁ別に雑魚が何匹死のうと俺には関係ないけどね。
325キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/02(土) 18:12:40 ID:???
そういえば俺はここでこの船から降りるって選択も出来るんだよな?あ、でもそうすると
避難船を撃ち落されてゲームオーバーか、この俺が乗ってるんだからそんな事は無いと
思うが・・・。俺はそんな事を色々と考えていた、もっとも降りる気などさらさら無かった
わけだが。しかしこのまま乗っていても正直あまり面白くは無い、みんな神の望み通り
動き喋り、俺が何かするとすぐ壊れやがる。ちなみに俺が今どうにかしたいのがナタル
壊すだけなら簡単だろうが、こいつだけは何とか壊さず今のままで苛めてやりたい。
ミネラオスを見つめながらそう考えていた俺はフトある事を思いついた。そうか・・・
この状況ならいける・・・だが本当に上手くいくか?いや・・・この世界は素晴らしい
才能だけでどうとでもなる。99%の努力は1%の才能の前でゴミほどの価値も無い。
問題は話をどう上手く切り出すかだが・・・・何とかなるだろう。何故なら奴が言う事は
ある程度あらかじめ分かっているんだから。

○つづく
326通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 18:25:29 ID:???
そういやイザークはこの戦いで額に傷を負ったんだっけ?
背中打たれて背中にも傷ができてなきゃいいのだが。それにしてもこのSS・・・サイッテーーーーー!(誉め言葉)
327通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 19:59:17 ID:???
>何だよ、今日は本編どおり動いてやったのに。その時前方に無数の光が見えた

人の予想の『斜め下』を行くのが負債クォリティだからな。
キラ様には油断無く『サイテー道』を究めてもらいたい!
328通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 21:18:33 ID:???
今回も吹いたww 
惚れ惚れするほど悪党だな ここのキラ様はww
329通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 21:36:08 ID:???
>何?ここで本編通りに戻るだと?少し無理があるんじゃねぇのか・・・?


種クオリティwwww
330通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 21:46:24 ID:???
>俺は女の子の手を取り「気をつけんかい!このガキャ!ブチ殺したるぞ!」
>「止めておけよ?相手は何の罪も無い子供だぞ?」
相変わらずダブルスタンダードはキラ様のお家芸だな!

しかし、疫病神が居なくなって、上官相手に大立ち回りとは、さすがだな。
この調子で人生オワタ組がどんどん増えていくのか。
331通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 22:16:25 ID:???
>「これはクリリンの分!」
お前という奴はwwwwwww
332通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 00:23:21 ID:???
相変わらず種の修正力は凄いな…。
キラ様も最低っぷりを遺憾なく発揮してるし…(誉め言葉)

キラ様はヘイト世界の神だね
333通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 00:46:30 ID:???
クリリンの分には吹いたw

しかし兄貴が不憫でならない(´・ω・`)
オマケにキラ様はまた何か悪巧みを思い付いたみたいだし……。



次回がすっげぇ楽しみだwwwww
334通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 20:06:18 ID:???
335通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 20:38:46 ID:???
336通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 08:57:29 ID:???
>ちなみに俺が今どうにかしたいのがナタル
>壊すだけなら簡単だろうが、こいつだけは何とか壊さず今のままで苛めてやりたい。

この2行に、俺とキラ様の魂レベルでの繋がりを感じた
337通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 03:26:47 ID:???
さて次にアスランが出てくる時が楽しみだwww
しかしキラ様、ラクスが居なくなって絶好調だなw
今まで以上に大暴れだよww
338通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 18:06:17 ID:???
ハルバートンの「自惚れるなよ。戦争は君一人の力だけでどうにでもなるものではない」って
言葉がいかに白々しく視聴者の耳に響いたことかよく分かりそうだなあ〜。
種シリーズの戦争は、1人のスーパーエース>>超えられない壁>>その他大勢だからな。
キラ様が単機でクルーゼ隊潰しても、壊れたオモチャのごとく同じセリフ言いそうで怖いがw
339通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 18:14:36 ID:???
知障ハルバートンって邪魔なだけだからキラ様が謀殺すんじゃね?w
340通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 18:32:20 ID:???
>>339
ジャマイカン@SEEDめちゃくちゃ見てぇw
341通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 22:21:26 ID:???
「その涙はなんだ!お前の涙で地球が救えるのか!?」だっけ?
レオの中の人が言ったのって。あれって至言だよなあ。
キラにもあれぐらい言ってやりゃよかったのにw
342通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 22:26:18 ID:???
キラ様マダー チンチン♪
343キラ様 ◆15kd2wtP2Y :2006/12/06(水) 19:31:21 ID:???

○フェイズ10「交渉」

俺が再び格納庫へ戻ると、ムウが必死に自機のメビウスゼロを自分で修理していた。
「バスターなんかにやられるなよおっさん、つーか何でそんなに急いで修理してんの?」
「・・・・・・・不安なんだ・・・・・・」
「え?何?」
「・・・・不安なんだ、壊れたままだと・・・・俺には、もうこれしかないから・・・」
「マードックにやってもらえばいいじゃん?」
「・・・・・・悪いから・・・・・・」
兄貴は変わってしまった、種キャラの中では珍しく頼りのなる存在だった兄貴の背中が
今はとても小さく見える、何だか少し可哀想だ。俺が兄貴の働き振りをいているとそこへ
今度はマリューがやってきた。
「ちょっといいかしら?」
「何です?」
「私自身、余裕が無くて、貴方とゆっくり話す機会を作れなかったから、その
一度ちゃんとお礼を言いたかったの」
「それじゃあお礼はおしゃぶりでお願いしますね」
「・・・・・。貴方には本当に大変な思いをさせて、ほんと、ここまでありがとう」
「魔乳さんのフェラテクがあったからこそですね」
「・・・・・・いろいろ無理言って、頑張ってもらって、感謝してるわ」
「いえいえ、こちらこそごめんなさいね、無理言って」
「・・・・私は・・・いいのよ、それに口には出さないかもしれないけどみんな貴方には感謝してるのよ?」
「魔乳さんは口に出したら怒りましたけどね」
「・・・・・・こんな状況だから、地球に降りても大変かと思うけど・・・頑張って」
「じゃあ最後にお別れのおしゃぶりして下さい」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「感謝の気持ちは嘘だったんですか?」
「・・・・分かったわ、アナタは・・・・本当にがんばってくれたものね、みんなの為に・・・」
「じゃあさっそくお願いしますね」
そう言って俺はチャックを降ろしペニスを取り出した。
「え?こんな所で・・・・・!?」
いきなり格納庫のど真ん中で一物を曝け出した俺にマリューはかなり困惑していた。俺は
煮え切らないマリューの頭をガッと掴むと無理やり自分の一物をしゃぶらせた。こうなって
しまえばもうマリューに勝ち目は無い、マリューは仕方なくなされるがままに辺りを気にしながら
俺のペニスを舐め始めた。
344キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/06(水) 19:33:11 ID:???
「ほら、魔乳さん、早くイかせてくれないと誰かに見つかっちゃいますよ?」
「・・・・・・・・・・」
マリューは何も言わず、と言うか言えずに黙々とおしゃぶりを続けている。しかし物陰とはいえ
格納庫、整備員の一人が俺達の事情に気付き、一人また一人と俺達の周りに整備員が集まってきた。
マリューはもう気が気で無いらしくかなりテンパっていた、しかしここ数日全く射精していなかったので
おしゃぶりが開始されてからものの数秒で俺は果ててしまった。またも予告無しで口内射精だったが
マリューはむしろこの状況に対して完全に気を奪われている様で少し咳き込んでいるが俺へ何も
言ってこない。俺はみんなに対して言った。
「今日は特別サービスでラミアス艦長が整備の皆さんをスッキリさせてくれるそうです」
その俺の発言にその場に居た整備員全員から歓喜の声が沸きあがる、マリューはもう頭が
真っ白といった所だろう。
「ちょ・・・アナタ・・・何言ってるのよ・・・」
「じゃあまずマードックさんね、他の人はチャックを開けて一列に並んでください」
俺がそう言いながら指示を出すとみんな驚くほど素直に列を作った。マードックがニヤニヤ
しながら近づいてくる。
「驚いたぜ坊主、本当だったんだなぁ、ラミアス大尉にしてもらえるなんざ夢みたいだぜ
俺達この部隊に配属されてからずっと夢だったもんなぁ」
マードックがそう言うと、並んでいる全員がうんうんと頷いた。そういえばこいつらは元々
マリューの直属の部下だったな、マードックが一物を取り出しマリューの前へ突き出した。
「へへへ、じゃあ大尉、お願いしますぜ」
マリューは張り詰めた線が切れたかの様に大人しくなり、素直にマードックのペニスを
パクリと咥えた、マードックは泣きながら喜んでいる、そんなに喜んでもらえて俺も嬉しいよ。
並んでいる整備員の列を見ると、さり気なく後ろの方にムウも並んでいた。あの野郎・・・・。
しかしこれで兄貴が元気になってまたちゃんと戦ってくれれば俺も助かる、まぁいいか。
俺は整備員達の人だかりから離れ、ストライクの前へ立った。そこへダンディーな髭の
中年が話しかけてきた。
「降りるとなったら、名残惜しいのかね?」
おお、ハルバートン提督ちゃん、待ってたよ。
「キラ・ヤマト君だな?報告書で見ているんでね」
「これはどうも」
「しかし、改めて驚かされるよ。君達コーディネイターの力というものには、ザフトの
モビルスーツに、せめて対抗せんと造ったものだというのに、君達が扱うと、とんでもない
スーパーウェポンになってしまうようだ」
いや、それは違う、ナチュもコーディも関係無く俺だからだ、神の加護をふんだんに受けた俺だから。
つーか逆に言えばお前らが何も出来なさ過ぎなだけだけどな。
「君の御両親は、ナチュラルだそうだが?」
「多分そうだったと思います」
「どんな夢を託して、君をコーディネーターとしたのか」
「多分スーパーサイヤ人とかにインスパイアされたんじゃないですかね?」
「何にせよ、早く終わらせたいものだな、こんな戦争は」
・・・・そろそろここら辺で切り出してみるか・・・。
345キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/06(水) 19:34:09 ID:???
「ここまで、アークエンジェルとストライクを守ってもらって感謝している
良い時代が来るまで、死ぬなよ」
「あの〜・・」
「ん?」
「僕は、これまで全然戦争とか関係ない世界で生きてきました、こんな事はテレビの向こうの
違う世界の事だって思ってました、でもここで戦って、その、何ていうか、僕たちは何と
戦わなきゃならないか少し分かった気がしました」
「どういうことかね?」
「つまりこんな僕でも何かのお役に立てればと思いまして・・・」
「君が何を悩むのかは分かる。確かに魅力だ君の力は、軍にはな。だが君が居れば
勝てるということでもない。戦争はな、うぬぼれるな!」
「いや、別に悩んでるわけじゃ無いんですよ・・・・」
「その意志があるならだ。意志のない者に、何もやり抜くことは出来んよ!」
ハルバートンは自分が言いたい事を言うとそのまま格納庫を後にしようとした。ちくしょう
話を切り出す暇も無かったな・・・・だがこの千載一遇の好機を誰が逃すかよ。俺は背を向け
去り行くハルバートンに向かって叫んだ。
「チョット待ってください!!」
「・・・ん?」
「キラネットヤマトの本日の目玉商品はこちら!GAT-X105ストライク!見てください、強そうですね〜
かっこいいですね〜、いや実際強いの何のこれで今まで何人ものザフトを倒してきましたから。でも
その秘密はこの機体の性能ではなく実はこれに搭載されてるOSに秘密があるんですね。このOS実はこの
わたくしキラヤマトが開発したOSなんですよ〜、これはコーディネーター用ですがナチュラル用も
開発可能でございます」
「・・・・・?」
「このキラネット特製OS、搭載したその日からどんなMSでもシュワちゃんびっくりのばけものに
変貌いたします。もちろん送料はキラネットで負担いたします、接続工事料も今なら無料!親切な
キラヤマトの初心者講習もおつけします!お申し込みは今すぐ!キ〜ラネットキラネット♪
フゥワ♪フゥワ♪夢のキラネットヤマト〜♪」
「・・・・・何が・・・言いたいんだ?」
ハルバートンは酷く困惑した表情で俺を見つめている。
「つまりですね、僕のこのOS開発の腕を軍に売り込んでいるわけですよ、単純に言えば
志願という形になるんでしょうかね?もっとも一兵卒としてでは無く技術者として
VIP待遇でという形になりますけどね」
「・・・・それは何の為にだね?」
「この戦争を一日でも早く終わらせる為に、と言うのは建前で本当は自分の為ですかね?
でもザフトを敵にまわしたコーディネーターはこうして生きていくしか無いんですよ」
「・・・・・・・・・・」
346キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/06(水) 19:35:02 ID:???
ハルバートンは俺の話を聞くと黙り込んで何かを考えている、俺が突拍子も無い事を言ったので
色々と頭の中を整理しているんだろう、それが出来るだけでも種キャラとしては上位ランクだよ。
だから長生きできないんだけどね、結局生き残るのはプク田の手足のバカばっか〜。
「それで、キミはその開発技術と引き換えに何を望んでいるのかね?」
おお、食いついてきたぞ!流石は知将、見る目が違うぜ。
「そうですね、大西洋連合での地位なんて魅力ですね」
「・・・つまり将校待遇での入隊を希望ということかね?」
「お話が早くて助かります。それにそれなら提督殿の一存でどうとでもなるんじゃないですか?」
「・・・・限度はあるがな」
「別にいきなり将軍にしろとは言いませんよ、子供の頃から大佐という響きに憧れていたので
ぜひ大佐にして下さい」
「・・・無茶を言うな・・・」
「無理ですか?」
「常識で考えたまえ」
「じゃあ大尉くらいでいいです」
「・・?随分と位が下がったな?それなら私の権限で何とかならん事も無いが・・・。
本当にそれでいいのかね?」
「えぇ、まぁ今の自分にはそれ位が丁度いいかもしれませんね」
「・・・・よかろう、では私からアラスカ本部へ手続きはしておく、暫定だが君を大尉で迎え入れよう
制服と階級章を手配しておくので後ほど受領してくれたまえ」
「ありがとうございます」
「元はといえば我々大人がおこした戦争にキミらを巻き込んでしまったのだ、君はその逆風にも
めげず生きていこうとしている。私は、応援しているよ。ではストライクとこの船を頼む。
キミならすぐに大佐にでも将軍にでもなれるさ」
「はい」
俺はビシッと敬礼を決めた。よしよし上手くいったぞ、ゴリラの身内人事じゃないんだから
流石に大佐が無理だって事くらいは分かってるよ。俺の狙いは元々大尉、そう、愛しのバジ子の
上官というポジションだよ、キラネットの交渉術を見たか。しかし提督殿、3時方向距離20mでの
祭りを見て見ぬふりしていくとは・・、それとも気付かなかったのか?まぁいいや。
整備員達はまだまだ長蛇の列が続いている、マードックなどまた並びなおしている様だった。
さて、じゃあそろそろクルーゼ隊が総攻撃をかけてくるだろうし俺はパイロットスーツに着替えると
しましょうかね。俺は格納庫を後に更衣室へ向かった。ドアを開け中へ入るとフレイが俺の
パイロットスーツに着替えている最中だった。
「お前何してんだよ?」
「貴方、行っちゃったと思ったから・・。私、みんな残って戦ってるのに、最初に言った私だけ
だから私!・・・私が!」
347キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/06(水) 19:36:19 ID:???
・・え?みんなってもしかしてサイとかも志願したの?いや、あいつら廃人組に自分の意思が
あるわけが無い、こいつ・・・・無理やり志願させやがったな・・・・。相変わらず好き勝手
し放題だな、許せん。少しここらでお灸をすえてやらねば。
「それでサイの金玉の分もがんばって戦う気なの?」
「だって・・・私・・・」
「偉い!じゃあ俺の分も戦ってくれよな!俺はブリッジから見てるからさぁ、応援してるぜ!」
「え・・・あ・・・キラ?」
「動かし方は分かるよな?兄貴も援護してくれるはずだし数はこっちの方が多いんだ、
大丈夫、大丈夫、パパンの敵を討つためにもザフト皆殺しにして来いや」
「・・・そ、そんな・・・私・・・操縦なんて・・・」
「今しようとしてたじゃん?じゃあ何か、やっぱり何か悪巧みしてるわけ?怪しいな〜?」
流石のフレイも冷や汗タラタラの状態だというのは手に取る様に分かった。キラみたいに
ほいほい騙される思ってんのかアバズレが、さて、どう出る?
「・・・わ、分かったわ!で、出るわ・・・私、あなたの分まで戦う・・・」
「うん、分かったじゃあがんばってね、俺の想いが貴女を守るわん」
そういい残すと俺は更衣室を出た。奴はどうせビビッて出撃なんて出来ずに泣き付いてくるだろう
そこを付いて苛めてやる。じゃあ俺はブリッジでクルーどもをビシビシしごきに行きますか。
俺はそのままブリッジへ向かった、ブリッジのドアを開け中へ入るとクルー全員が俺の顔を見て
驚きの表情を浮かべた。ナタルが俺に向かって話しかけてきた。
「ストライクは発進したはずなのに何故貴様はここに居る!?」
「はい?」
ナタルはCICから通信機を奪い取るとストライクへ向けて喋りかけた。
「おい誰が乗っている!?」
「フレイです!フレイ・アルスターです!!ちょっ、これ言う事聞かない・・!!」
窓から外を見るとストライクがジタバタしながらビームライフルを乱射している、とても危ない・・。
しかしフレイ・・・本当に出るとはなぁ・・・。何で整備員とかは誰も止めなかったんだ?
いや・・・そういえば整備員連中は今お祭りの真っ最中だったな・・・・。しかし酷い動きだ
あれは撃ち落してくれと言わんばかり、宇宙でのゼフィランサスより酷い・・・。俺はとりあえず叫んだ。
「よし!じゃあ俺が艦の指揮を執る!ローエングリン一番二番発射準備!」
「貴様!何の権限があってそんな事を!!」
ナタルがキャンキャン喚いている。
「ハルバートン提督から何か俺宛に荷物が届いていないか?」
「・・・・、これか?」
流石は提督、いや種世界、仕事が早いぜ。俺はナタルから荷物をぶん取ると箱を開け中から制服と
階級章を出し、それをクルー全員に見せ付けた。
「ハハハ!全員これを見ろ!ハルバートン提督の名により俺は今日限りで地球連合軍の大尉となった!
つまりお前ら雑魚どもよりも上官だ!分かったら言う事聞かんかい!」
「・・!?そ・・そんな・・・まさか・・・?」
348キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/06(水) 19:37:20 ID:???
俺は艦長席にドンと腰かけた、これはこれでまた気分がいいな。俺はうるさいナタルを放っておき
ノイマンとチャンドラに指示を出した。
「よし!気を取り直してローエングリン一番照準!目標ナスカ級!」
「・・・い、いや、ここからでは射程外です、それに斜線上には地球軍艦隊が・・・」
「じゃあ届く位置まで移動しようか、アークエンジェル全速前進!」
そこへナタルが会話に割り込んできた。
「貴様!どういうつもりだ!?」
「バジルールゴラァ!!テメー何だその態度は!それが上官に対する態度か?ああ?」
「・・・くっ」
ナタルはとても悔しそうに俺を睨み付けている、とてもいい気分だ。
「レッド35、チャーリー、距離40よりジン3、接近してきます!」
「何ィ!?ジンのくせに生意気だ!ゴットフリート照準!」
「駄目です!味方にも当たります!」
「かまわん!どうせ遅かれ早かれ見方は全滅する!ゴットフリート一番!テェー!!」
いやぁ、一度叫んでみたかったんだよね、このテェーってやつを、実に爽快。俺の掛け声と共に
発射されたゴットフリートはジンを見事貫き、貫通した弾道はその先に居た地球軍の戦艦の
ブリッジへ命中した、チャンドラが青ざめている。まぁこれはご愛嬌でしょう。
「よし、ここでローエングリン照準!目標、目の前に居るジン!」
「・・・それは無理です!」
「やれ」
「無理です!!」
「やれ」
「無理です!!!!」

○つづく
349通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 19:42:29 ID:???
キラ様やべえw
そしてハルバートンが凄い人に思えてきた
350通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 19:49:50 ID:???
キラ・ネット吹いたw
じゃあ毎度おなじみな事言いますか。キラ様ってば本当にサイッッッテーーーーーーーーーー!(当然誉め言葉)
351通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 20:32:00 ID:???
キラ様何を考えておられるのかと思ったら…キラネットって技術提供かよww

しかもフレイが出撃しちゃってるしwストライク落ちたらどうすんだw…と思ったが補正かかって落ちないだろうし、
落ちてもダガーと三馬鹿機体があるから別にいっか

いよいよ本格的に脱線してきたなぁ…これからが楽しみだわw!
352通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 20:47:11 ID:???
毎度毎度同じような感想で申し訳ないが
キラ様マジで悪党だなwww
これでナタルもキラ様の餌食にww
353通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 21:20:48 ID:???
>>351
撃たれた瞬間に女王モード発動して敵を全滅させてしまうフレイ様を想像した俺
354通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 23:27:51 ID:???
>>353
コディ用のOSで狂犬のような戦いをする種割れフレイか・・・、見てみたいような、見たくないような・・・。
355通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 23:42:01 ID:???
ドサクサにまぎれて並んでるムウワロスwww
356通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 23:55:24 ID:???
>あいつら廃人組に自分の意思があるわけが無い

ヒドスwww
兄貴の復活フラグも立ってますます目が離せんなww
357通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 00:29:08 ID:???
>>355
俺もワロタ
「バジ子」もワロスw
358通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 01:03:15 ID:???
まさか艦長になるとは…。
完全に予想GUYだったわw
しかもマリューを壊して艦長の座から引きずり降ろしてるし、マジでキラ様は鬼wwww
359通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 01:06:56 ID:???
(・ω・)素朴な疑問…、仮に修正力で砂漠編に行ったら志願兵で大尉になったから…、大尉だと砂漠編からは小佐マリューに逆らえないんじゃ…。

まぁキラ様がそんな事気にするわけないかwww(誉め言葉)
360通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 01:07:53 ID:???
キラ様と話がかみ合う稀有な人キターw


最高の戦闘力に次いで艦内最高の権力まで手に入れて、キラ様はますますいい方向に馬鹿っぽくなってきたな。
今日限り→今日付け、見方→味方等の書き間違いまで計算されてんじゃないかと勘ぐるほどw
名無しの命をゴミカスとも思わない辺り、福田がやる以上に鬼畜だw
361通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 16:32:36 ID:???
浣腸はいつ使うんだよ?
期待してるぜgj
362通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 18:16:34 ID:???
>>「バジルールゴラァ!!テメー何だその態度は!それが上官に対する態度か?ああ?」
ちょwww盟主王かよwww
363通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 23:52:56 ID:???
きっと後日、ナタル艦長はこう思うでしょう。
「こんなアホ盟主のお守りなどキラ様を相手にするのに比べたら可愛いものだ」・・・と。
364通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 01:45:38 ID:???
>>363
むしろキラ様を見てたせいで、ブルーコスモス思想に共感するようになって
盟主が救世主に見えてくるとか
365通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 08:01:36 ID:???
>>364
トラウマ持ちが増えるのかwww
366キラ様 ◆15kd2wtP2Y :2006/12/10(日) 20:42:22 ID:???
○フェイズ11「狂いだした歯車」

眼前では地球軍のメビウスや小型戦艦が面白い様にジンに潰されていく、・・・一方的だ
これはもう戦闘じゃ無く殺戮ゲームの様相を醸し出している。ならばやっぱりここは
ローエングリンしかないじゃないか。しかしチャンドラは俺の再三に渡る命令を拒み
ナタルへ指示を仰いだ。
「バ、バジルール少尉・・・ど、どうすれば・・・」
「バカ野郎!早く撃てや!責任はラミアス艦長がとってくださるはずだ!心配すんな!」
俺とチャンドラのやりとりを見かねたナタルは突然指示をだした。
「スレッジハマー照準、敵モビルスーツ!」
「おい!勝手に命令すんなカス!」
しかしチャンドラは頷くとジンに向けストレンジハマーを発射した。5発撃ちだされた
ミサイルの内、一発が腹部へ命中し、ジンは木っ端微塵になった。俺は何も言わず立ち上がり
チャンドラへ近づくと胸倉を掴み頭突きを軽く喰らわせた、もちろん軽く。壊れた眼鏡
が宙を舞いチャンドラが頭を押さえながら悶絶している。
「誰がミサイル撃てって言った!あ?ブチ殺すぞ!!」
ブリッジ内が静まり返る、彼らからすれば、外にはザフト、中には俺で逃げ場の無い状況、まさに
地獄といった所だろう。俺はナタルを睨み付けた。ナタルは俺の気迫に一瞬怯んだが
また強気の姿勢を崩して居ないようで、俺へ対して負けずに睨み返してくる、生意気な。
「何だその目は!その態度は!それが上官に対する態度か!?」
俺の発言に対してもナタルは凛とした姿勢を崩さずに俺を睨んでいる。その時トノムラが叫んだ。
「セレウコス、カサンドロス轟沈!」
俺が外の様子を見ると戦闘開始からまだ数分しか経って居ないにも関わらずもう戦艦の数が
当初の半分位に減っていた、ここでもたもたしているのはあんまり良くないな、バジ子の処遇は
また後だ、とりあえず逃げよう。俺はトノムラに指示を出した。
「おい、通信をハルバートンの艦に繋げ」
ブリッジ中央のメインモニターにミネラオスのハルバートンの顔が映し出された。
受話器を持ったハルバートンが答える。
「なんだ?・・・ヤマト大尉?ラミアス艦長はどうした?」
「ラミアス艦長は負傷しまして、代理で自分が艦長をやらさせてもらってます、許可を下さい」
「負傷だと?まぁいい、分かった。・・・それで用件はそれだけでは無いだろうな?」
「アークエンジェルはこのまま艦隊から離脱してこのまま地球に降下しちゃおうかと
思ってるんでそれの許可も下さい」
「なんだと!?」
「あいつらの狙いは俺らだと思うんで、俺らが居なくなれば第八艦隊も全滅せずに済むかな〜
何て思ったんですけどね?」
367キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/10(日) 20:44:13 ID:???
「キミは無茶な事を考えるな、いいだろう。アークエンジェルは直ちに降下準備に入れ
限界点まではきっちり送ってやる。送り狼は、1機も通さんぞ!」
「ありがとうございます、ではお願いしますね」
ミネラオスとの通信を切ると俺はナタルを見た、ハルバートンがあっさり代理艦長のポジションを
自分ではなく俺へ託した事で相当不服そうなのが見て分かる。
「聞いたよね?俺が今から正式に艦長だから、おい!降下準備開始しろ、変なゼリーみたいなの出せ!」
俺が好き勝手命令するのに対してナタルはもう逆らう権限も無くなり、黙って俺を見ている。
唐突にナタルが俺へ対して問いただしてきた。
「・・・・、ストライクはどうなさる・・おつもりですか・・・?」
「あ、そういえば忘れてたぜ、アンカーとか無いの?」
「ありますが・・・・」
見るとストライクはアークエンジェルからかなり離れていっていた。あらら、アンカーの
射程外かよ・・・。
「仕方ない、俺がジンで出て回収してくるよ」
「危険です!アークエンジェルもストライクももう地球降下シークエンスフェイズ2に入っています!」
「馬鹿野郎!今さっき命令したばっかりなのに何でもうそんなに進んでるんだよ!」
「・・・・・・・・・・」
トノムラは俯き黙り込んでいる、まぁ面倒な展開はチャチャッと進行が種クオリティー、仕方が無い。
それにストライクは確か単独で大気圏降下出来たはずだ、だから機体の方は無問題、問題は中身だ。
「大気圏降下限界点まで、あと4分、融除剤ジェル、展開用意!」
「ストライクと通信を繋げ」
俺がそう命令すると、ブリッジの正面画面にストライクのコクピットが映し出された。
「フレイがんばってるか?今から大気圏降下するから準備しろ」
「何か、苦しくなってきたわ・・・それに暑い・・・助けて、助けて、誰か!!」
「お〜い、しっかりしろ〜、とりあえずストライクの説明書を取り出して突入の仕方を見ろ」
「ううぅぅうう・・・」
俺とフレイのやりとりへ名無し通信兵Aが割って入る様な感じで報告を入れてきた。
「修正軌道、降下角、6,1、シータ、プラス3、降下シークエンス、チェック終了
システム、オールグリーン」
準備完了の報告を聞き、俺はフレイとの通信を一旦終了し、ハルバートンへ通信を入れた。
「じゃあ閣下、行ってきますね」
「うむ。アークエンジェル、降下開始!」
「降下開始!機関40%、微速前進、4秒後に姿勢制御」
368キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/10(日) 20:45:07 ID:???
ハルバートンの降下開始の命と共にノイマンが独り言を言いながら艦体の角度を変え
アークエンジェルは地球へ降下を開始した。そこへ第八艦隊の弾幕を突破してきたバスターと
デュエルが強行してきた、二機は防衛線を張っている戦艦を次々潰しこちらへ接近してくる。
第八艦隊、ちゃんと狙えよ・・・・、しかしまずいな、ストライクは完全に無防備の状態だ・・・。
今来られると流石の負債補正でもカバーしきれないかもしれない・・・。兄貴へ頼もう。
俺は格納庫へ連絡を入れた、しかし誰も出ない。あいつらこの非常時にまだお祭り中かよ!!
どうこうしている間にバスターとデュエルはストライクを見つけるや否やいきなり攻撃を開始した。
しかし当たらない、何故か二機の攻撃は当たらない。どうやら俺の杞憂だった様だ、負債補正は
伊達じゃない!しかしこのままだとストライクとAAはどんどん距離が広がる、俺はストライクへ
通信を入れた。
「フレイがんばれ!あいつ等を殺せなんて贅沢は言わないからせめて生き残れ!」
「苦しい、熱い熱い・・・助けて・・・」
よく見るとストライクのコクピット中は気温が上昇しているのか真っ赤に染まってる。フレイの
体には大気圏突入のGと摩擦熱で相当な負担がかかってるのだろう。しかし何故ストライクのコクピットが
クラウンのザクの様な感じになっているのか俺は考えた。ガンダムが大気圏突入出来無いなんて
バカな話は無い、じゃあ何故だ?・・・・待てよ、大気圏突入は地球に対して機体の角度を直角にして
シールドを構えて降りるのがデフォだ、ストライクは今ジタバタ動いているこのままの姿勢で行くと
流石にやばいんじゃないか・・?俺の中で急に不安が芽生えてきた。
「・・・フレイ?とりあえず機体の体勢を直そうか?」
「あ、熱い、・・・熱い!熱い!・・助けて!熱い・・・」
フレイに耳にはもう俺の言葉は届いていない様で、取り乱し、ジタバタ暴れながら叫び続けている。
その拍子にフレイの被っていたヘルメットが取れ、フレイの顔を見たブリッジクルー全員は凍りついた。
コクピット内の温度上昇により髪は縮れ、顔の皮膚は爛れて水ぶくれがあちこちにできている。
どうやらコクピット内部は相当温度が上がっている様だった、しかし泣きながら助けを求めるフレイを
助ける術は無い。
「うううぁぁぁううう、熱い熱い、助けて・・・私、死にたくない・・・」
「・・・・・回線を切れ・・・・・」
俺はトノムラへ命令を出した、トノムラは一瞬躊躇したが、仕方なくストライクとの回線を切断した。
ブリッジには重たい空気が流れている、自分達がフレイを見殺しにしたという様な空気が。
「まぁあれは仕方無いでしょ!大丈夫、大丈夫!あいつはもう助からないだろうから後で何か
言われる心配は無い。それよりいいかお前ら!俺の命令を無視して勝手な行動を取った奴はああなる!」
そうだ、俺は別にフレイへ命令しては無い。
「ローラシア級、接近!」
次から次へと!だがあれの狙いはハルバートンのはずだ、それの心配もいい、それよりストライク・・。
俺の心配を他所にガモフとミネラオスはお互い至近距離から撃ち合い、双艦とも爆破した。何故
このザフト優勢の状況で特攻する必要があるのか分からないが、それより・・・。
369キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/10(日) 20:46:45 ID:???
「フェイズ3!融除剤ジェル、展開!大気圏突入!」
ちっ、間に合わなかったか。しかしあの2機と絡み合いながら降下したら、ストライクはまず間違い
無くザフト側に回収されちまうな、仕方ない、後の事は後で考えよう、フレイは生き残れるのかなぁ・・?
ミネラオスから発進した脱出艇をデュエルが撃ち落した。しかしこればかりはいつ見ても許せんな
あのオカッパはアラスカできっちりブッ殺してやろう。
「本艦とストライク、突入角に差異!このままでは降下地点を大きくずれます!」
名無し通信兵Bが言った、それはそうだろうな。しかしどうするかな?このままストライクを無視して
アラスカへ行くか、それとも砂漠へ行くかだが・・・仕方ない、砂漠へ行くか・・。俺はノイマンへ
指示を出した。
「とりあえずストライクと同じ角度で降下しろ、降下地点の多少の距離のズレは構わない、見失うな」
「しかし!それでは艦も降下地点が!」
今まで黙っていたバジ子がここで反論してきた。
「黙れ!ストライクが無しでアラスカへ行っても門前払いさせられるぞ!大体いっつもキャンキャン
うるせーんだよ!!」
「・・・くっ・・・・」
アークエンジェルは大気圏突入へ入り、とりあえず当面の脅威は取り除かれた。しかしフレイはきっと
助からないだろうな、これから肉便器となってくれるはずだったフレイが死に俺はだんだんとムカついてきた。
考えてみればフレイとは結局一発もヤッていない。俺は艦の指揮をナタルへ任せ格納庫へ向かった。
これから当面はストライク無しの戦闘が予想される、砂漠じゃジンも使えないしスカイグラスパーの
調整をしがてら魔乳祭りの様子を見に行った。しかし格納庫を覗くと祭りは既に終わっており、整備員達は
みな各自黙々と作業をしている。俺を見つけたマードックが話しかけてきた。
「いやぁ〜キラの旦那、みんな大喜びでした、これからは旦那と呼ばせて貰いますわ」
「おお、良かったな、んで魔乳さんは?」
「部屋へ帰って行きやした」
「フラガは?」
「うっひょ〜♪とか言いながらそのまま艦長を追いかけて行きやした」
「そうか、多分魔乳は壊れたな、それでスカイグラスパーは?」
「旦那あれに乗るんですかい?俺はまたジンに乗ると思ってたんで今調整作業してますが・・」
「陸地であんな機体が役にたつかよ、でもあれも遠距離からの狙撃とかで案外使えるかもな
とりあえずスカイグラスパーの調整しておく」
「了解しやした」
俺はスカイグラスパーのコクピットに乗り込み調整作業を開始した、恐らく動かし方はエースコンバットの
エージーモード並みだろうな。スカイグラスパーの調整をしていると大気圏降下完了の放送が流れた
全然Gとか無かったな。Gどころか着地の振動すら無かったぞ?流石は種世界だ。調整も終わり、俺がブリッジへ
戻るとナタルが地図を見ながら憂鬱な表情を浮かべている。
「どうした?」
「・・・・降下予定ポイントから大きくズレた、と思っていただけであります・・」
「それが俺のせいだって言いたいのか?」
「・・・・いえ・・・別に・・
370キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/10(日) 20:48:35 ID:???
「そう言えばストライクは?」
「一応辺り一体に索敵をかけましたがこの辺りには無いようです・・・」
「それも俺のせいか?」
「・・・・・・・・」
「何か言えよコラ?」
「・・・いえ・・・」
「ああ!?声が小さくてよく聞こえねーぞ!根性叩きなおしてやるよ!腕立て伏せ30回だ!」
「何故自分が!?」
「命令だ、早くしろ!!50回に増やされたいか!!」
「・・・・うぅ・・」
ナタルは命令という言葉に弱いらしく、うつ伏せになるとそのまま腕立て伏せを開始した。
軍人の鑑だ、俺はがんばって腕立て伏せをしているナタルを見ながら考えた。ストライクはAAと
一緒に降下したんだからこの広い砂漠のどっかに落ちたのは確かだ、しかし無いという事は
降下地点がやっぱり微妙にズレてたんだろうな、しかしストライクは無くなりフレイは恐らく死に
ストーリーの歯車が微妙に狂いはじめて来ている・・・。どの道はやいトコ探さないと、それまでは
スカイグラスパーでがんばるしか無いか。突然横に居たチャンドラが叫びだした。
「本艦、レーザー照射されています!照合!敵照準と確認!」
来たか・・・・俺は艦長席に座ると指示を出した。
「総員!第一戦闘配備!アンチビーム爆雷装填!Nジャマー展開!ローエングリン、ゴットフリート
バリアント起動!スカイグラスパー、フラガ機発進準備!俺のジンとスカイグラスパーもスタンバイさせとけ!」
戦闘配備を知らせる警報が艦内に響き渡る、待機していたクルーが次々にブリッジへ入って来るが
そこにはやはりマリューの姿は無い。まぁいいや。じゃあストライク無しのAA戦いを奴らに
とくと見せつけてやりますか。

○つづく
371通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 21:43:01 ID:???
投下乙です。

ロースト・フレイ様ワロスwwwww
372通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 22:34:46 ID:???
投下・・・とても・・・乙です。

>動かし方はエースコンバットのエージーモード並み
び、微妙ですw
種世界ならイージーからノーマルあたりでは?
吉良様にはZEROのメビウス1なみの機動を期待します。
373通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 23:14:15 ID:???
ヘリポリ組が全滅しちまったw
ストーリー上かなり重要なフレイにすら、容赦が無いな・・・。
374通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 23:55:42 ID:???
キラ様、今回も痺れる悪役っぷりで…(誉め言葉)。

ストライク無しAAの戦闘が楽しみだw
フレイが居なくても新しい玩具(自由)は貰えるだろうけど…、フレイで遊べないってのはそれはそれで辛いだろうなw
375通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 23:59:50 ID:???
フレイ様まで逝かれてしまわれたか…つかまだヤってないとかwまあ今回に始まったことじゃないけどw

しかしストライクがないのに犬相手に勝算があるのか…何をやらかしてくれるのやら
376通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 00:06:35 ID:???
キラ様マジでサイテーだなww(誉め言葉)
つーか本当に下種だww  ろくでなしだww 屑だww
まあこの先の展開はストライクなしでもどうにかなるでしょ
虎はぶっちゃけ無能だしww
377通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 00:16:57 ID:???
みんな負債補正を甘くみてないか?フレイはきれいな顔で、ストライクとともに帰ってくるに決まってんだろ〜〜〜〜!
まったくよー。本当に・・・本当に、ほんっっとーーにキラ様ときたらもう・・・・

サイッッッッテーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!(毎度おなじみ)
378通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 05:11:13 ID:???
キラ様フレイは結構好きなのかなと思いきや裏をかくようなこの仕打か
あんたマジで神だな
379通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 07:11:43 ID:???
>377
途中で負債が更迭さえれて禿頭の人が監督になって。
フレイが復讐に燃える強化人間になってラスボスになったりして。
380通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 07:38:14 ID:???
そんな展開になったら、興奮のあまり、全身ありとあらゆる穴から、
いろんな液体を噴射してしまう。
381通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 21:34:48 ID:???
いくらキラ様でも生き残れんなw
最悪精神崩壊だ。
382通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 22:28:02 ID:???
監督が「握乃手紗貴」に変更
好き勝手に種世界を蹂躙していたつもりが所詮ヘイトキャラという名の
駒だった事を思い知らされ散って行くキラ様
383通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 21:20:39 ID:???
初期のような短編もまた読みたいな
と、読み専がクレクレしてみる
384通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 21:38:19 ID:???
久々に初期の方読んだんだが本当に黒いな
だが人間狩りの話は妙にお気に入りだ
385通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 06:49:37 ID:???
今のキラ様も面白いが、初期に投下されてる短編もどれも面白い。
386通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 20:16:30 ID:???
確に面白いね。
救い様のない話ばかりだけど、それがまた良い。
387通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 02:45:19 ID:???
>>368
これすげwwwwwwwwwwww
388通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 02:51:14 ID:???
>>3
ちょとこれww初めて来たスレでこんなにガクブル笑えるとは
389通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 03:11:35 ID:???
>>74
暴走する74に萌えwwwww12時に寝るつもりだったのにww
390通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 11:14:34 ID:???
>「危険です!アークエンジェルもストライクももう地球降下シークエンスフェイズ2に入っています!」
>「馬鹿野郎!今さっき命令したばっかりなのに何でもうそんなに進んでるんだよ!」

wwwww
391通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 12:30:43 ID:???
キラ様の恋しい季節になって参りました
392通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 15:50:42 ID:???
キラ様は毎回引きが上手いよな。
次回どうなっちゃうんだ?と思わされて早く続きが読みたくなる。
他の人も、小ネタ、短編、長編、なんでもいいから書いてくれさい。
393キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/16(土) 18:58:08 ID:???
○フェイズ12「堕ちた英雄」

アークエンジェルへ敵艦からミサイルの雨が降り注ぐ、Nジャマーの影響で精密な
射撃は無理にしても、それが一発でも艦首へ命中すれば終わりだ。そういう意味では
戦艦クルーというのもまんざら楽では無いかもしれない。もっともこちらには補正が
あるので間違っても攻撃が艦首へ当たるなどという事は無いのだが。
「第一波、ミサイル攻撃6発!イーゲルシュテルンにて迎撃!」
「砂丘の影からの攻撃で、発射位置、特定できません!」
と言った感じでクルー全員が全く状況に対応出来ていない状況だった。ナタルは腕立て
伏せを中断し、戦闘へ参加しようとしていたが俺が制止した。
「おい、まだ20回くらいしかしてないだろ?80回に増やされたいのか?」
「し、しかし、今はそれどころでは!」
「黙れ、これは命令だ」
「・・・・・・!!!」
ナタルは再び腕立て伏せを開始した、俺はバテ気味になりながらも必死に腕立て伏せを
がんばるナタルを横目に少し考え事にふけっていた。今頃なら俺はフレイとHしてた
はずだ、しかし現状はどうだ?何だこれは?肉便器は死にストライクは無くなり散々だ
本編のキラの方がよほどいい思いをしている。では何故そうなった?と俺が思考していると
横でトノムラが叫ぶ。
「5時の方向に敵影3、ザフト戦闘ヘリと確認!ミサイル接近!」
「うるせーバカ!ミサイルごときでうろたえるな!少し黙ってろ!」
俺が怒鳴りつけるとトノムラは静かになった。トノムラだけで無くブリッジクルー全員が
静かになり、ナタルの腕立て伏せによる荒い呼吸と敵の攻撃の爆音だけがブリッジ内に
静かに鳴り響く。俺は思考を再開させた。つまりどうやら嫁のデリケートさ皆無の脚本にも
修正不可能点は確かに存在する様だ、今回のこれが正にそう。つまりストーリーの核となる
キーポイントでそれは起こり易い。物語のアキレス腱・・・・、やはり慎重に事を選ばねば
俺も少なからず割を喰らう事は実証された、今後こういった選択肢はますます増えるだろう。
それでも補正があるので死ぬ事は無いだろうが・・・。俺はフト思った、先ほどから艦の揺れが
激しくなっている、俺はトノムラに問いただした。
「おい、どうした?さっきから何か揺れ激しくなってねぇか?」
「現在TMF/A-802バクゥ五機による攻撃をうけております」
「ああ!?MS出て来てるなら早く言えよバカ!落されんぞ!」
「しかし黙っていろと・・・・」
394キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/16(土) 19:00:38 ID:???
俺は広域レーダーでバクゥの位置と動きを確認してみた。どうやらバクゥはイーゲルンシュテルンの
射程ギリギリまで接近し攻撃、離脱のヒットアンドアウェイ戦法を取っている様だった。
自動迎撃のスレッジハマーもゴットフリートも軽々と回避されている、このままでは落ちるのは
時間の問題だ、やはり俺が出るしか無いか・・・。俺は艦長席へ備え付けてある受話器を取ると
格納庫へ通信を入れた。
「ジンをすぐ出れるようにしておけ!今そっちに行くから」
受話器を置き、今度はブリッジクルーへ命令を出した。
「ジンのコクピットから命令を出す、バジ子がサボらない様に見張ってろよ」
俺はそう言い放ちブリッジを後にした。格納庫へ付くとジンがいつでも出れますとばかりに
コクピットの蓋を開いて待機していた、本当に整備班連中の仕事は確かで助かる。
良く見るとスカイグラスパーは二機とも待機状態のままだった。俺はマードックに問いただした。
「兄貴はもう出たんじゃ無かったのか?」
「え?えぇ・・・それが・・・」
マードックが格納庫の奥を指差した、その先にはあの例のトイレ、ムウからすれば忌まわしき
はずのあのトイレがある。・・・・何をしている、いや、何故今している・・・?
俺達がトイレを見つめていると、突然トイレのドアが開き中からムウが独り言を言いながら出てきた。
「ちくしょう、何だってこんなに揺れるんだよ・・・、全然集中出来無いじゃないの・・・」
「またオナニーかよ・・・・お前も懲りないな」
俺が声をかけるとムウは一瞬反応したが、また何事も無かったかの様な振る舞いを見せた。
都合の悪い事はシカトかよ・・・。俺はスカイグラスパーに乗りこもうとするムウの腕を掴んだ。
「何だよボウズ?俺にその気は無いぞ?」
「俺もねーよ!お前は俺と一緒に来い」
「だから俺にその気は・・・」
「うるせー!いいから来いやカス!!」
俺はムウの腕をひっぱりジンの複座へ押し込み、自分もジンに乗り込んだ。
「キラヤマトだ、出るぞ」
カタパルトハッチが開かれる、しかしカタパルトからの機体打ち出しはしない、そんな事を
すればバクゥのいい的になりに行くだけだ。開かれたハッチから外の様子を見てみた、バクゥが
一機居る、まずはあいつを殺るか。俺はムウに言った。
「おい、今から奴を狙撃するからお前は奴の動きを読んで俺に知らせろ」
「はぁ〜?そんな事、出来るわけ無いじゃないの」
「・・・・何の為にお前を連れてきたと思ってるんだよ?キュピ〜ンやれよ」
「出来無い」
「何だと?お前は不可能を可能にするんじゃねーのかよ?」
「せめて艦長がフェラしてくれたら出来るかもしれないけどな〜」
・・・・・お前は俺か?人間一度堕ちるととことん腐っていくな、種キャラでもそれは例外では無い
395キラ様 ◆vKgxGByzLo :2006/12/16(土) 19:02:51 ID:???
まぁすぐに嫁に性格を矯正されるだろうが、しかしムウが使えないとなるとどうするか・・・。まぁいい
適当に撃ってみるか・・。ジンのスナイパーライフルの照準をバクゥに合わせた。バクゥの移動速度と
ライフルの弾速を考えるとこの辺か?引き金を引いて見る、発射されたライフル弾はバクゥの左足を
撃ち抜き、高速で移動していたバクゥはバランスを崩し、砂煙を上げながら地面を転がっている。
腹を空へ向け倒れているバクゥのコクピットへ追い討ちをかける様にもう2発撃ちこむとバクゥは爆発した。
「うっひょ〜、やるじゃないの!」
後ろのムウが喜んでいる、そういえば居たなこいつ。
「よ〜し、それじゃ俺もがんばらないとなぁ!!」
急にやる気が出てきたのか、ムウはそう言うとレーダーの装置を弄り出した。しかし使い方が
分からないのか、意味の無い、動きをしている。俺はムウに言った。
「おい、あんまり変な所触んな、壊すぞ」
「大丈夫♪大丈夫♪なんてったって俺は不可能を可能に・・・・ん?何だこれ?」
ムウが何かのレバーを引っ張った、何となく見覚えのある赤いレバー、それってもしかして・・。
コクピット内に突然アラートが鳴り響く、敵にロックされた時とは異なる独特のアラート音。
メインの画面に時間表示が出ている、残り2分58秒と。こいつ、よりによって最悪な事を・・・・・・。

○つづく
396通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 19:19:20 ID:???
ちょ、自爆装置
397通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 19:36:17 ID:???
>・・・・何をしている、いや、何故今している・・・?
こういう突っ込みうますぎwwキラ様相変わらずひでー奴だなww
平井絵から楳図かずをの絵に変換されていくww
398通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 19:40:33 ID:???
兄貴が痔より迂闊になってるww
399通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 20:12:28 ID:???
兄貴何やってんだよwwwww
400通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 01:16:14 ID:???
>・・・・・お前は俺か?人間一度堕ちるととことん腐っていくな
堕落するまでもなく最初から腐ってるキラ様ワロスw
401通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 01:23:41 ID:???
今回も吹いたwww
つーかやっぱり最低だな キラ様はww
402通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 03:20:38 ID:???
あ、兄貴がw
キラ様に珍しく同情致しました。
403通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 01:26:06 ID:???
キラ様まだ〜?
404通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 20:20:21 ID:???
ちょっとSSを書いてみたんだが、投下おk?
405通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 21:32:08 ID:???
どんなのだろう?
投下してみて。
406通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 23:36:42 ID:???
第00話『プロローグ』

=======================

「ステラたんハァハァ」

黙々と自慰を続ける男がそこにいた。
パソコンのモニターは絵師が描き出したステラ・ルーシェの裸体を映し出している。

「ウッ……」

罪悪感を伴った快楽は終わりを告げ、男は華奢な体をベッドに預けた。
この男、頭脳と性欲だけは並々ならぬものを持ち、二次元の世界、特に『ガンダムSEED』の『一部』のキャラクターを溺愛していた。
放送終了から既に1年が経過し、他の二次元愛好者たちが『ハルヒ』だの『NHKにようこそ』だのに現を抜かしている情勢にも関わらず、男は『ガンダムSEED』のお気に入りのキャラクターを愛し続けていた。
そういった意味では男は純粋であり、そして孤高だった。

――ご褒美をあげよう――

神はいつも男を見ていた。歪んだ純情といえども、一途に何かを愛する彼の姿に神は感心すらしていた。

――そして、神は彼に微笑んだのだった。

=======================
407通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 23:37:58 ID:???
「何じゃこりゃあああ!!!!」

男の叫びが街中に響き、人々は不審者を侮蔑するような目で男を一瞥した。
実際、彼は不審者だった。合幅のいい男が、橙色の胴着に身を包んで道端に立ち尽くしているのだから。
どんなに記憶を紐解いてみても、男はこのような結果を引き起こす原因を見つけることはできなかった。

「ちょ……どうすんだよ……俺……」

働かない頭を最大限に酷使し、男は現状把握に努めた。
そこで分かったことは――
自分が『ガンダムSEED』の世界にいるということだった。

「はぁ……何でだ……?」

途方に暮れ、男は公園のベンチに腰を降ろした。
情報収集に精を出したためか、喉の渇きが彼を襲った。
ポケットに手を入れ、財布を取り出そうとした所、不幸にも財布は入っていなかった。しかし、代わりにポケットに入っていたのは二つの封筒。
男はそのうちの一つの封を乱暴に切り、中身を確認した。

「『ヤムチャ程度の身体能力を与えた。金は餞別だから、後は好きにしろ』

……はぁ?」

その中身は男を混乱の極地に追い遣った。
確かにひ弱な体付きから筋骨隆々とした体つきになっていたが、それが益々彼を困惑させた。
408通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 23:39:04 ID:???
「まぁいいや。
……金ってなんだ?」

現在、ジュースも飲めないような状態である。
ひょっとしたらもう一つの封筒に紙幣でも入っているのではないかと思い、先程とは違って丁寧に封を切った。

「1000億ドルぅぅぅ!!??」

そう。その中身は札などというケチなものではなく、総額1000億ドルもの資産明細が記されたメモがあったのだ。

「くぁwせdrftgyふじこlp」

声ともつかない声を出しながら、男は現実を受け入れようとしたが、冷静になった頃には――

「「「フリーズ!」」」
「ひぃぃぃぃ!!」

――警察が周囲を囲んでいたのだ。
度重なる奇声によって、地域住民に通報されたのである。

=======================

警察の取り調べは直ぐに終わった。というよりろくな取り調べも受けずに、丁重に自宅まで送り届けられたのだ。
金の力か、はたまた権力があるのか、男は知る由も無かったが――

「でけぇぇぇ!!!」

――巨大な邸宅を見たとき、両方があるのだろうと男は推測した。

「ヤムチャ様。お帰りなさいませ」

執事とおぼしき老紳士が門に出迎えに来た時、男はこの世界での自分の名前を知った。
409通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 23:41:10 ID:???
「お、おう」

戸惑いながら返事をすると、男もといヤムチャは自室に案内された。
豪華な家具をしつらえた部屋は、元いた世界の安アパートとは雲泥の差だった。

「好きなこと……か……」

ヤムチャはキングサイズのベッドに倒れこみ、これからのことを考えた。
この世界でしたいこと――

「ハーレムだな」

ヤムチャはあくまでも純粋であったのだ。

=======================

ヤムチャのその後の行動は迅速であった。
軍需産業を牛耳る『ロゴス』とコンタクトをとり、潤沢な財産をばらまいて瞬く間にその幹部にのし上がったのだ。

「これでステラたんとの関係が……うはwwww」

そしてもう一つ――

「あとラクシズを打倒せにゃな」

彼の『一部』にラクス・クラインは入っていなかった。
彼はクライン派のせいで物語が破綻したと考える。その打倒のためにもロゴスに身を置いたのであった。

「奴を、ラクスを屈服させてやる……!」

――運命は変わろうとしていた――

つづく
410通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 23:49:43 ID:???
ヤムチャキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!
とうとうこのキャラが進出したかw
411通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 00:25:04 ID:???
なんでここでヤムチャなんだよ!アホじゃねーの?バーカバーカ死ねじゃない氏ね!氏ね氏ね氏ねー!



・・・・こほん。で、続きは書くのかな?出来れば続きを読みたいの・・・な、なんでもねえよバーカ!
412通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 00:43:13 ID:???
新たな職人さんかな?
とりま続ききぼん
413通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 01:37:32 ID:???
ヤムチャ程度の身体能力てwww
空飛べるんじゃねーか?wwwww
414通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 01:58:18 ID:???
問題はどの辺りのヤムチャかという事だ
最後あたりまでいけば山ぐらいは壊せるだろうが最初だとただの喧嘩が強いチンピラだろ
415通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 02:03:06 ID:???
橙色の道着だから亀仙流にはいった以降だろうな
種SS界にヤムチャが登場したのが嬉しい
416通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 16:45:05 ID:???
とりあえず、初っ端からステラたんハァハァで始まるSSを俺は一度たりとて見たことないw
ヘイト対象はラクシズなんだろうなぁ、とにかく期待するZE
417通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 00:31:08 ID:???
メタフィクションではキラ様という先輩がいるが、萌えに
焦点を絞ったヘイトSSという意味で、期待する。
418通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 19:21:48 ID:???
体験物はメタフィクションというのとはまた違うと思うがw
419通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 23:30:30 ID:???
キラ様まだかしら
420通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 01:55:45 ID:???
年末だし色々と忙しいんじゃないかな。
マターリ待つべし。
421通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 18:37:51 ID:???
あげとこか
422通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 18:43:58 ID:???
>>421 ageるより保守れ
423通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 22:32:07 ID:???
キラ様へ
年末で色々と急がしいと思います。
ですからご無理をなさらずご自身のペースで執筆してください。
最ッ低(褒め言葉)のキラを見たいのでガンガってください。
424通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 01:47:43 ID:???
無理に投稿するよりクオリティが高いのをキボン。
425通常の名無しさんの3倍:2006/12/27(水) 00:58:51 ID:???
虐殺AA貼ってるような人たちはここでSS書いたらいいのになあ
と、ぼやきながら保守
426通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 20:49:44 ID:???

「戦争はヒーローごっこじゃないッ!」


・・・・いつか誰かが俺に言ったセリフ。
そうだよ、その通りさ。戦争にヒーローなんていやしない。戦って戦って、殺し殺して殺されて・・・・
そして消えていくだけさ。俺たち兵士って奴は、な。

そういや前に戦場に乱入してきたトンチキがいたな。
青い翼を持った白いMSに乗ってな。MSの腕や足ばかり器用に撃ち抜いていたけど・・・馬鹿な奴さ。
後ろから撃たれたビームが偶然コクピットを直撃してあぼーんだ。

ラクス  「・・・・?フリーダムとバルドフェルドさんのムラサメの信号が・・・え・・・?」
マリュ― 「まさか・・・!」
オーブ兵 「カガリ様のニセモノめ!よくも我らをたぶらかしおって!」
カガリ  「え?お、おいお前ら私はオーブ代表・・」
オーブ兵 「まだ言うか!死ねッ!」

ああ、そうだった。あのピンクのMSもオーブ軍に撃墜されてたな。
あれに乗ってたのが本当にアスハだったかどうかは知らんが、本物だったら自分の国の兵士に殺されりゃ世話ねえよな。

トダカ  「・・・・・そうか。お喜びくださいユウナ様。カガリ様を騙ったニセ物は我が軍のMSが撃墜しました。」
ユウナ  「え?だ、だってあれは愛しのカガリのニセ物か、もしくは操られて・・・・あ、あれ?」
トダカ  「我々は命令を遂行するだけですから。」


死ぬ。みんな戦場で死んでいく。だけど俺たち兵士は戦って死ぬのが仕事だもんな、そりゃしょうがねえ。
でもな、たま〜に戦う意義だとか正義だとか余計なことを考えるバカもいるわけよ。

アスラン 「聞けシン!議長やレイの言うことは・・・」
シン   「んなこと誰も聞いてねえよ。裏切り者は死ね・・・・それだけだ!」

で、俺はアスランとメイリンの乗ったグフにアロンダイト突き立てて、トドメにパルマフォキーナ喰らわせて
グフを完全に無力化してさ、基地へ連れ帰ったんだ。
いやーすごかったらしいぜグフのコクピット。黒焦げになった2人の死体が発見されたらしくてさ、
それを見たルナがゲーゲー吐いちまった。で、その後ルナは精神に異常をきたしたそうで基地の病院に入院したらしい。
俺とレイで見舞いに行ったんだけど・・・・

ルナ   「返せ!メイリンを私の妹を返してよ!アスランを返してよこの人でなし!鬼畜!死ね!あんた達2人とも死んじゃえッ!」
シン   「うるせえ!(バキッ!)」
ルナ   「ぐッ!」
レイ   「・・・・俺は部屋を出ていよう。」
シン   「すまんな。コラおとなしくしろこのアマァ!」
ルナ   「な、なにすんのよ!やめ、いやあああああ・・・・・・・!」

・・・・まあ、ある意味ルナは幸せかもしれんな。だって死なずにすんだんだからよ。
泣き叫ぶルナをレイプしながら俺はベルリンでの事を思い出していた・・・・・・・ステラの事を。
427通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 20:50:45 ID:???
タリア  「シン、出撃は中止よ。」
シン   「え・・・どうしてですか?連合の大型に現地のザフトやられまくってんでしょ?」
タリア  「その現地のザフト軍が敵大型の撃墜に成功したみたいなの。敵の足に
      しつこく攻撃をかけて、転ばしたのが良かったらしいわ。」
シン   「なんだそりゃ・・・」

俺は救助作業を手伝うべくベルリンの町に降り立った。そこで見たものは全裸でボロボロになって死んでいる、ステラの死体だった。 

シン   「・・・あの、この女の子はいったい・・・・・?」
市民   「あのMSのパイロットだよ。引きずり出してみんなで復讐してやったのさ!輪姦して、銃で両腕両足撃ち抜いて
      泣き叫ぶ女をさんざん弄ってから最後はレイプしながら首締め」

ぱーん。

俺はそいつの頭を拳銃で撃ちぬいた。ゲスが!しかしなぜステラがこんなめに!あのネオとかいうのにちゃんと頼んだはず・・・


ザフト兵 「そういや攻撃をしかけてきた連合の司令官は、撃墜されて捕虜になったんだって?」
ザフト兵 「ああ。今はミネルバに連行されて治療と尋問を受けているとか・・・」
シン   「・・・・・」

その夜。俺は警備のやつを買収してあいつの部屋に侵入した。

ネオ   「ん・・・・ぐっ!」
シン   「・・・おい。なんでステラがあんな所で、あんな悲惨な死に方してんだよお〜。」
ネオ   「ぐ・・・ぼ、ぼう・・・ず・・・や、やめろ首を締め・・・・」
シン   「俺、あんたに言ったじゃん。ステラを戦争とは関係ない、優しい世界に返してやってくれって・・・・・
      なのになんであそこでステラ死んでんの?なんでてめーはのうのうとここで生きてるの?ね、なんでさ?」
ネオ   「ゲ・・・・ゴ・・・ガ・・・・・・・・・・・・・・」

シン   「・・・・・・・・動かなくなっちゃった。まあいいや、あの世でステラに詫びてこい。」


俺はネオを縊り殺したのになぜか罪には問われなかった。まあ色々と大人の事情があるみたいだが、どーでもいい。
でも時々思うんだよな。俺何のために生きてるんだろ?何で軍人になって戦ってんだろってな。
普段そーゆーことをあまり考えないことにしてるんだが・・・・ナーバスになってんのかな俺。

その後、戦争はザフトの圧勝に終わったみてーだ。
連合はアルザッヘルをレクイエムで撃たれてあぼーん、オーブはラクス・クラインを旗頭に奇襲をかけてきたんだが
あっというまに各個撃破されてこれまたあぼーん。
ラクス・クラインは戦犯となり、世界の平和を乱した希代の悪女として銃殺刑に処されることとなった。

・・・・そして俺は今、拳銃片手にラクス・クラインの処刑場に立っている。
428通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 20:52:35 ID:???
ラクス  「・・・・」

おーおー気丈な目してるねえ〜。なんでも処刑までの毎日、ザフト兵のみなさんに輪姦されたらしいが
よく壊れなかったもんだ。精神力はたいしたもんだぜ・・・・・・さて。

シン   「どーも初めまして。俺があんたの人生に幕を下ろす、処刑役のシン・アスカどえ〜す♪
      さて刑を執行する前にさ、何か言いたい事ある?」
ラクス  「・・・・・憶えておきなさい。遺伝子で世界を支配しようとする考えは間違っています!いずれ・・・」

ぱーん!

俺はこのアマの右足ふとももを撃ち抜いた。
シン   「誰もんなこと聞いてねーよ。俺が聞きてえのはい・の・ち・ご・い♪
     『お金ならいくらでも出しますから助けてください〜』とかそういうの。ドゥーユーアンダスタン?」

ラクス  「・・・・誰が!いいですか!私たちが敗れてもいつかその志を受け継いでくれる方々がきっと現れます!
      そのときまでせいぜい、いい気になってなさいッ!」
シン   「志ねえ〜〜あ、そうだ!あんたに見せたいもんがあったんだっけ。おーい持ってきて〜〜!」

俺の合図でザフト兵の皆さんが、布を被せられた荷台をたくさん押してやってきた。

シン   「これは死ぬ行くあんたへの、俺からのプレゼントだ・・・・・中身はなんだと思う?」
ラクス  「・・・・?」
シン   「じゃあお見せしましょうか。じゃ〜〜〜ん♪」

俺は荷台の布を取り払った。そこには・・・・
429通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 20:53:46 ID:???

ラクス  「ッ!ひ、ひいィ〜〜〜!い、いやあああああああッッ!!」
シン   「いやーすごい死体の山だねえ〜〜。おや?この顔には見覚えがあるぞお〜?これはアスランだな?
      これはカガリ・ユラ・アスハ・・・・うわーすごいや。キラ・ヤマトやラクス・クラインそっくりなのもいる〜〜♪」
ラクス  「あ・・・・ひっあ、ああ・・・・」

シン   「全部露見してんだよ。あんた自分のクローンや子供を密かに作ってたんだろ?で、資金や軍隊をも隠し持って
      いつか自分たちの分身が世界を征服するための布石を打ってたんだ。違うか?」
ラクス  「う・・・・うう・・・」

シン   「残念だったな。クライン派を根こそぎ逮捕して拷問にかけて、全部ブッ潰させてもらッたぜ。
      資金に軍備はすべてプラントが押さえた。あんたのクローンに子供は皆殺し、保存してあった精子に卵子に電子データ、
      すべて破壊したそうだぜ。千年待ってもあんたの言う志を受け継ぐ者なんて出やしないんだよ。」

ラクス  「う・・・・うわあああ!なんですの!なんなんですのよあなた達は!私の完璧な計画をすべて台無しにしてッ!
      キラを返して!アスランをカガリさんを返しなさいよおッ!ひとでなし!死ね!私から全てを奪ったあなた達全員
      死ねばいいんだわ!」
シン   「そうだよ〜〜♪俺はそーゆー負け犬の遠吠えが聞きたかったんだよ〜〜〜〜♪じゃ、さよならだ。」

ぱーん。


10時24分、ラクス・クラインの死亡確認っと。
ふう、これで終わったな・・・なにもかも。俺もさすがに疲れたぜ。
まだ弾は残ってるか。じゃあこう、こめかみに銃口をあてて、と・・・・・・じゃあ俺もさよならだ。



ぱーん。


                                                 (終わり)
430通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 20:54:20 ID:???
 オーブ首長国がプラントに降伏したのはメサイア会戦から一週間後の事だった。
 メサイア会戦、この戦いはザフトにも多大な出血を強いた。
 連合軍から奪取した超兵器レクエイム用の中継ステーションを破壊され。
 今次戦役開戦以来の歴戦の部隊も幾つか壊滅した。
 しかし、オーブ宇宙軍とザフト一部の造反部隊による同盟艦隊の大半が、機動要塞
「メサイア」搭載のネオ・ジェネシスの露と消えたことで戦況が一変した。
 ネオ・ジェネシスの射程内にあったザフト艦は予め発射を知らされていたため、運悪く
推進機能等に故障を生じていたり、乱戦に巻き込まれていたごく少数の不運な艦やMS
を除いて回避に成功した。
 この情報はある内通者によって反乱軍の旗艦エターナルに知らされたが、時既に遅く
回避は間に合わなかった。
 エターナル座乗のラクス・クライン始めクルー、そして護衛のMS、全てが分子のチリ
と化した。

   当然である。
   予め回避を知らされていた味方艦が逃げ切れないのに、遅れてそれを知った
  敵艦が逃げられるなどというご都合主義があるはずはない

 そして…それでも戦況をひっくり返しかねない力を秘めたアーク・エンジェルと三機の
最新鋭MSは…。
 オーブの秘匿MS、アカツキは…AAを狙ったザフトの歴戦艦ミネルバの陽電子砲・
タンホイザーの直撃をくらい、庇おうとしたAAごと粉砕された。
 アカツキは「ヤタノカガミ」を始め非常識なまでに強力な耐ビーム能力を持っていた
が、身を挺しての徒労に終わった。
 
  当然である。
  陽電子砲はビームではない、いくら耐ビーム能力があろうとミラーコーティング 
  防楯があろうと陽電子リフレクターなしで耐え切れる物ではない。 

 ラクス・クライン一派が秘密裏に用意したMSの一機、∞ジャスティスは…。
431通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 20:56:43 ID:???
 アスラン・ザラは勝利を確信していた。
 シン・アスカは確かに手強い、しかし、その乗機ディスティニーの手にした大剣
「アロンダイト」の軌跡は見切れた。
 脚部にマウントされたビームブレイド「グリフォン」でディスティニーを蹴散らそう
とした刹那、心臓部とも言うべき小型核融合炉が突如停止した。

  当然である。
  軍の正規仕様の機体ですら熟成不足と搭載を断念した核融合炉が
 規模は大きいとはいえテロリスト集団が、運用テストもなしにいきなり
 実戦に投入し何もトラブルが起きないなどという事は僥倖に過ぎる。

  反応に齟齬が生じても核融合炉は核分裂炉とは違い爆発しない、ただ
停止するのみ。
 すぐにバッテリーの予備電源に切り替わったが、エースパイロット同士の
戦いではコンマ一秒の動作不良が命取りだった。
 ビームブーメラン、フラッシュ・エッヂUが近接戦闘時のサーベル形態と
なってジャスティスのコックピットを貫き、アスラン・ザラの悩み多き人生を
終わらせ、絶え間ない煩悶と生え際の後退から永遠に解放した。

  そして、ディスティニーはメサイアへと向かった。

 キラ・ヤマトは焦慮していた。
 レジェンド・ガンダムを撃破したはいいが、レクエイムを破壊しに向かった
はずのAAの動きが見えない。
 まさか…と思いつつ、単機レクエイムへと賭けつけこれを破壊する事に
成功した。
 その直後、数十機のMSに包囲された。
 得意の「マルチロック・フルバースト」でこれを退けた…つもりだったが。
ロックした十数機のうち、撃破されたのはわずか三機に過ぎず、ロックから
洩れた機体と共に乗機ストライク・フリーダムに集中砲火が浴びせられる。 
432通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 20:58:09 ID:???
   当然である、敵機の未来位置予測した公算射撃
  なら、あるいは0秒着弾の光学兵器かそれに準ずる
  高速のビームならまだしも、視認できる低速ビームを
  敵機の現在位置に発射したところで命中する確率は
  数十パーセントに過ぎない。

 並外れた運動性で回避しようとしたキラだが、フルバースト
が半分も当らなかったことで包囲網は破れておらず、数箇所
に被弾。
 損傷したミーティアを切り離した直後に別方向からの援軍の
一斉射撃を食い、 バーニアとドラグーンの一部が破損した。
 さらに援軍が続々到着し、キラの機体はピラニアに食い尽く
される牛のように破壊されていった。
 今までラクス・クラインとその一党に訪れていた望外の僥倖。
 それらがこの戦いの途中から、まるで夢から覚めたかのように
消え去り、厳しい現実に直面したがごとく、彼らは戦術と数的優位
の前に為す術もなく押しつぶされた。
 
 その戦いの直後、今度こそ本当に裏切り者アスランを討った真の
英雄としてメサイアに凱旋したシンは労いの言葉をかける議長に対し
こう言い放った。
 「普通に、平和に暮らしている人達は守られるべきです」
 暗にレクエイム使用を批判する言葉とも取れたが、議長はそれを
シンが自らの手でオーブの政権を倒す覚悟ととって賞賛した。
 「オーブの一般市民に被害が及ばぬように、アスハ政権とその走狗
だけを倒す、そう言うのだね?」
 議長の問いにシンは頷いた。 
433通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 21:00:30 ID:???
 シンを事実上の総大将とする第二次オーブ侵攻戦は極めて短時間で終わった。
 宇宙戦闘可能な兵力の殆どを送り出したオーブにはまともな戦力は残ってない。
 何より、あれだけ熱烈にアスハ政権を支持していたオーブ国民が、憑き物が落ちた
かのようにカガリ・ユラ・アスハを見限ったのだ。
 流石に先日もオーブに侵攻したザフトに対して好意的ではいられなかったが。
 
 降伏調印式。
 名目上、侵攻軍のトップであるカーペンタリア駐留軍司令と共に出席したシンの
視界に、カガリ・ユラ・アスハが映った。
 目の下に隈が出来て、蒼ざめた顔をしている。
 そしてシンを見つけるや叫んだ。
 「お前が、お前がアスランを、この人殺し!」
 周囲の人間が宥めるが狂ったように叫ぶカガリにシンはゆっくり近づいた。
 そして…。
              (( 
        バキッ!! 〃´   `ヽ
   。 "⌒` 、. ゚( (( ))ノ i      人殺しはお前だろ 
  .゚ 。ハノルノノ〉从 (`Д´#W      お前らのせいでどのくらい
   。・ルレ,;゚;◇(,;⊂ (    )つ  ̄==!  無駄な犠牲が出たと
    と ,;;; つ ・  し ノ  三==   思ってんだ!
    O,,*,,つ      ∪≡=== 

 敗戦国とはいえ敵国の元首に暴力を振るったシンを司令官は「形の上では」叱責し、
オーブ側に「形だけは」謝罪した。
 そして調印式は滞りなく進み、カガリに代って高官が調印した瞬間。
 「これでオーブの主権は一時的にザフト進駐軍に委託された、さてシン・アスカ、そこ
にいる女はもう一国の元首でもなんでもない、それどころか地中海戦線でのテロ活動
の容疑者だ、君に取り調べを委ねる、憲兵一個小隊を臨時に君の指揮下に置こう」
 カーペンタリアの司令はシンの地上での戦いも知っていたし、その境遇もよく知って
いたのだ。
434通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 22:57:57 ID:???
キラ様キター!!っと思ったら…まあいいやGJ
435通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 00:10:36 ID:???
>>426-429 >>430-433
GJ! 
ヘイトSSと言うよりも嫁補正の無くなった世界って感じだな
436通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 11:51:50 ID:???
>>426-429
>>430-433
涙出た。
ラクシズが淡々と理に則って滅ぼされていく様に感動して。
GJ!
437通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 13:35:43 ID:???
>>426-429
なんというSS…!
文章から憎悪が滲み出しているのが手にとるようにわかる…!
素晴らしいヘイトだ!
438通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 13:47:01 ID:???
まったく、このスレはひどい。

いいぞいいぞ、もっとやれ!
439通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 14:25:53 ID:???
>ふう、これで終わったな・・・なにもかも。俺もさすがに疲れたぜ。
まだ弾は残ってるか。じゃあこう、こめかみに銃口をあてて、と・・・・・・じゃあ俺もさよならだ。

この最後は斬新だ!!だが、悪くない。
440通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 15:08:54 ID:???
>>430
>ある内通者
当然戦後反乱罪で処刑されたんですよねw
441通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 15:14:41 ID:???
>絶え間ない煩悶と生え際の後退から永遠に解放した。 
ヘイトじゃないな、むしろ優しさだよコレw
442通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 15:40:33 ID:???
>ヘイトじゃないな、むしろ優しさだよコレw
やっぱりシンは優しいヤツだな
443通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 19:13:03 ID:???
次の作品に期待して保守
444通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 19:12:24 ID:???

・・・・・『僕』はべッドの上で目を覚ました。


どこだろうここは・・・どうやら病院みたいだけど・・・・いてて!か、体が思うように動かない!なぜ・・・・?
そのとき部屋に看護婦が入ってきた。その看護婦さんは目を覚ました『僕』を見て、かなりびっくりしたみたいだ。

「先生!先生ー!患者が目を覚ましました!すぐ来てください先生ーーー!」

・・・すぐに医者の先生が飛んできた。『僕』の事を診察しながらしきりに「奇跡だ奇跡だ」と言ってる。
どういう事なんだろう?聞いてみることにした。

「君は2年くらい前、瀕死の重傷を負ってこの病院に担ぎ込まれたんだ。というのも君の体があまりに酷い状況なもので
 どの病院もさじを投げるてしまってね・・・あちこちたらい回しにされた挙句こんな場末の田舎の病院で
 君はなんとか治療を受け、それからずっと眠り続けていたんだ。」

そんなに眠っていたのか?『僕』は・・・・ううっお、思い出せない!『僕』は何者なんだ?
どうしてこんな全身火傷の酷い傷を負っているんだ?あまつさえ僕の顔には醜い縫合の後が・・・これはなんなんです先生!

「君と共にもう1人、患者が運ばれてきたんだ。そっちはもう手遅れでね・・・・せめて瀕死の君を助けるために
 その人の体を使えるだけ使ったんだ。その皮膚も彼から移植したものなんだ。すまない・・私の技術が未熟で・・・」

そうだったのか。いいんです先生すいません。ぼ、『僕』は・・・

「いや、いいんだ。さあまずは明日からリハビリを始めよう?君の体の四分の一くらいは他人のものなんだ、
 普通の生活が出来るようになるまで一緒にがんばろう!」

は、はい!よろしくお願いします!
445通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 19:13:26 ID:???

・・・・そして『僕』が目を覚ましてから1年弱がすぎた。
リハビリは好調で、なんとか歩いたり走ったりできるようになった。
いま『僕』は病院の手伝いをしながら、自分の記憶を取り戻せるように色々がんばっている。
でも・・・どうしても思い出せない。『僕』は誰なんだ?なにかとても大切なことがあったような・・・・

ある日。『僕』は病院のテレビをふと見たんだ。
そこには戦争の終結を報じるニュースが流れていた。

「・・・お伝えいたします。先日ザフト軍とオーブ軍との間で行われた会戦は、オーブ軍の圧倒的勝利に終わった模様です。
 これを受けてオーブ代表のアスハ氏はプラントとの和平を提案。これをプラント側は受諾したとのことです。なおー」

・・・・・

「やれやれ。これでやっと平和になりますかね。」
「ほんとですよ。ブレイク・ザ・ワールドからこっち、世界中のどこもかしこも傷だらけだというのに
 戦争なんかしている場合じゃないでしょう。もうこんなことは2度とごめんですよ。」
「お・・・あれがオーブを勝利に導いた元勲たちか。みんな若いなあ。」

「・・・・・・あ・・・あ、あ・・・・!」

テレビの中には。にこやかな顔で微笑む4人の男女の姿があった。

そのとき突然!『僕』の記憶が蘇った。
テレビの中の4人には見覚えがある!あ、あのピンクの髪の女の子は以前宇宙で『僕』が助けた女の子だ!
金髪のは確かヘリオポリスと砂漠で出会ったウ、ウズミ代表のむ、娘さんで、
そしてあれは・・・あれは!ア、アスランじゃないか!『僕』の幼友達!い、生きていたんだ。よ、良かった・・・で、でも・・でも!

『僕』は信じられないものを見た。いや信じたくないと言った方がラ正しいのかもしれない。
ラクスさんの隣りに立っている男。そ、そいつ・・・そいつは・・・そいつは誰だ!誰なんだーーー!

「なお、今回の会戦において多大なる戦果を上げたオーブ軍准将、キラ・ヤマト氏は・・・」

違う!そいつがキラ・ヤマトなはず、ない!なぜならキラは・・・キラ・ヤマトは!


「この僕だからだあァァーーーーーーーッ!」


『僕』ことキラ・ヤマトは。孤島での戦いでアスランのイージスの自爆を受けて瀕死の重傷を負った。
それから3年数ヶ月、僕が田舎の病院にいる間・・・・世間ではなにがおきたんだ?そ、そうだ父さんに母さんは?
サイやフレイにカズィ達は?彼らも無事なんだろうか・・・・?

記憶を取り戻した僕は、いてもたってもいられなくなって病院を飛び出しオーブに向かった。
446通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 19:14:26 ID:???

そして僕は故郷であるオーブに帰ってきた。
とりあえず事情が知りたいのでカガリに会おうとしたんだけど・・・


「なんだと?アスハ代表に面会?帰れ帰れ、お前みたいなのに代表がお会いするわけなかろう。」

キ、キラ・ヤマトが会いたいって伝えてください!そう言えば必ず会ってくれるはずです!

「バカ言うな!よりにもよって准将のお名前を持ち出すとは・・・お前みたいなびっこ引いている醜い男がキラ様のわけなかろうが!」

お、お願いします!お願いします!

「失せろ!さっさと消えないと撃つぞ!」


・・・・僕はオーブの軍人さんに蹴り入れられて追い出された。
これからどうしたらいいんだ・・・もうお金もないし・・・・はあ・・・・

「ね、ねえあれ・・・もしかして?」
「まさか!」

え?ああ・・・こ、この声は!とても、とても懐かしいこの声は・・・!

「あなた・・・もしかしてキ、キラ?キラな、の?」
「お前!その姿はいったい・・・・!」

ああ・・・この2人は・・・この2人は!ひとりはかつての僕の友達・・・
もうひとりはいつか謝ろうと心を痛めていた、かつての憧れのひと・・・・・


「サ、サイ・・・それにフレイ!」
「キラ!」
「・・・キラぁ!」


・・・こうして僕の時間が再び動きだした。




勢いで書いた。後悔はしていないが、続きを書くかどうかは知らん。
447通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 19:32:30 ID:???
GJです
キラ複数クローン説はSSにすると面白いネタだよね
それにしてもフレイが生きてるって事は本編通りの歴史を経てるわけじゃないのね
448通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 20:18:50 ID:???
wktk
449通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 20:42:30 ID:???
田舎…キラ…重傷…圭一か!!
なんか面白そうだから楽しみにしてるよ
今年最後のSS
450通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 20:44:04 ID:???
GJ!と書きたかったんだ…何早漏れしてんだ俺orz
451通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 21:12:47 ID:???
つーか、手遅れだったもう一人の患者って・・・
つまりクローンはキラだけじゃないってことか
452通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 21:54:51 ID:???
>>451
もう一人はアスランじゃね?
砂漠でカガリに会ったって言ってるし、多分イージス自爆までの『一人目のキラ』なんだよ。
453通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 21:56:37 ID:tMAVBlrt
>田舎…キラ…重傷…圭一か!!
そうすると、ラストは・・・・いや。結論を急ぐのは止めよう(ニヤニヤ)
454通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 23:15:20 ID:???
すまねえ・・・続きを期待してもらって恐縮なんだが、
実を言うとこの後の展開をほとんど考えていないんだ、すまん。

次はせいぜいキラ(一人目)がサイのつてで、なんとかアスランに面会したが違和感を感じて・・・とかそんな程度。
そんでキラ君は真相を確かめるべくラクスやクローンキラに会おうとするのだが、
そこにシン率いる反政府グループの活動にまきこまれて、いやおうなく戦いの渦に・・・
て、これじゃ下手すると第2のリバになっちゃうじゃん!
自分にはとても長編書く器量がないので構想だけ置き捨てて逃げます。キラ様まだかなあ〜。


・主人公キラ君はオリジナルの一人目。イージス自爆で死にかけた。

・イージス自爆から逃げられず本物のアスラン死亡。アスランの体で使えそうな部分がキラ君に移植された。
 ので、ある意味アスランはキラ君の中で生きているとも言える。後々2人分の種がダブルで割れるなんてのも考えたが・・・厨すぎるな。

・フレイは当初の予定とおり広報部に配属され戦後除隊した。実は2人目キラの目の前で死んだのはラクスが用意した影武者。
 その目的は2人目の戦闘モチベーションを上げるため。そのせいで現在フレイは戸籍上死亡扱い。だがそのかわりラクスから
 毎月多額の生活費が振り込まれている。

・クローン凸は出来が悪いらしく、色々不安定。イージスで自爆の事を考えようとすると酷い頭痛に苛まれる。
 意味不明なことを口走る。クローンキラの元に帰ろうとする帰巣本能がある。

・クローンキラは2人目がヤキンで死亡。2年かけて調整されたのが3人目だがシンに殺される。現在のは4人目。
 感情を犠牲にする代わりに戦闘能力が高い。戦いの最中に笑うと強くなる。俗に言うウ○ーズマンスマイル。

・シンはラクス、カガリに屈したふりして地下で反政府組織を作ってる。

・全ての元凶は言うまでもなくラクス・クライン。

・ちなみにキラ君が療養してたのは雛見沢村。君子危うきに近寄らずな性格だった為、知らず知らずに生き残ったようだ。
 運がいいんだか悪いんだか。



・・・・こんなとこだろうか。
455通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 23:24:35 ID:???
>>454
いやいや、面白そうだよこれ。是非読みたかった。
全てをなくして傷だらけなんて悲壮なキラ君は本編じゃどうあっても拝めない代物だとおもうし。
ダブル種割れもなんかリスク背負わせて悲劇の材料にすれば良さげ。
それに厨臭かったらそれはそれでこのスレ的には美味しいんじゃないか?
と、ROM専が好き勝手言いますが気にしないでくれ。とにかくGJでした。
456通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 23:25:44 ID:???
設定をベラベラ喋るあたりヘイトというよりは単なる厨SSだな
457通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 23:33:51 ID:???
このスレにはまだキラ様とヤムチャという2大スーパーヘイトスターがいるじゃないか!
今後はそっちに期待しようぜ。
458通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 03:40:24 ID:???
しかし厨要素はヘイトにはお約束じゃないか
459通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 04:00:08 ID:???
もしもロウがキラを助けてなかったらを考えるスレ
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1155986338/

このスレのパクリ?それとも影響されてるだけ?
後者でまだ続ける気ならこっちのスレで書いてみてもいいと思う
460通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 12:48:59 ID:???
いくら厨ヘイトSSでも、設定丸かぶりは感心しないな
461通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 16:48:02 ID:???
設定まるかぶりとは言ってもキラクローン説とか何人目とか、この板ではよく言われてるし
職人さんがそのスレ知ってるかわかんないのにそんなこと言ってもな
462通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 17:14:43 ID:???
>>461
禿胴
何をいまさらだ
463通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 17:39:47 ID:???
好きなキャラ キラ(一人目) 
嫌いなキャラ キラ(二人目以降)
なんてレスよく見るしw
464通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 20:24:08 ID:???
だがその気持ちは分かるw
465通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 22:08:56 ID:???
>>459がバカでFA?
466通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 22:37:45 ID:???
>>454
>・ちなみにキラ君が療養してたのは雛見沢村。

ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwww
467通常の名無しさんの3倍:2007/01/01(月) 23:59:06 ID:???
つまり医者は入江先生だったのかw
468通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 00:08:52 ID:???

ムウ  「ふう〜〜〜!まいったなあ!」

ムウ・ラ・フラガは自室のベッドに倒れこんだ。
ヘリオポリスが崩壊し、避難民を乗せたアークエンジェルは孤軍奮闘、クルーゼ隊に追われながら友軍と合流しなければならない。
あまりに絶望的な前途にムウは頭が痛い。

コンコン・・・・

ムウ  「誰だ?こんな夜更け(?)に・・・どうぞ。」
ナタル 「失礼します。フラガ少佐。」

ムウ  「バジルール少尉・・・・こりゃお堅い少尉のすることとは思えんですな。男の部屋に女性である少尉が訪ねてくるとは。」
ナタル 「事が事ですから。取引の交渉にはここが一番安全なので・・・」
ムウ  「安全?取引・・・って何を?」
ナタル 「唐突ではありますが、少佐はラミアス大尉の能力についてどう思っていらっしゃいますか?」
ムウ  「能力?」
ナタル 「彼女は軍人であるとはいえ、所詮技術仕官です。この新造戦艦を指揮する者としての能力にはいちじるしく
     欠けていると私は思うのでありますが。」
ムウ  「まあ・・・・そりゃー、ねえ?それに彼女は妙に人情に厚いところもあるしなあ。」
ナタル 「任務を達成するためのは時として部下を見殺しにすることも必要となります。彼女にはそれができない。」
ムウ  「できなきゃ俺たち全員死ぬ・・・段々分かってきたぞ。少尉の言いたいことが。」

ナタル 「話が早くて助かります・・・・要は。形はラミアス大尉が艦長ということにして」
ムウ  「実質は君が艦を支配する。だけど少尉はお堅い言動をするからマリュ―さん、言う事聞かないかもよ?」
ナタル 「だからですよ。私は軍人としての正論を通します。しかしそれだと大尉は反発する・・・・」
ムウ  「分かった!それで俺にマリュ―さん側について擁護しろってんだな?で、巧妙に誘導して俺達の望む形で
     彼女に指揮させる、と?」

ナタル 「その通り。この案を遂行するためには少佐の協力がどうしても必要なのです。」
ムウ  「ふう・・・・ん。そりゃー俺も宇宙の藻屑になりたくないからさ、協力は惜しまないけど・・・どうもひっかかるな?」
ナタル 「何がです?」
ムウ  「君の提案にはどうも別のものの匂いも感じる。任務を遂行するという使命感以外のなにかが、ね。」
ナタル 「・・・・・・・うふふ♪」
469通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 00:09:56 ID:???

ナタル 「そう・・・その通りよ。私は、私自身のためにアラスカに無事辿り着きたいの。こんな所で犬死なんてまっぴらだわ。」
ムウ  「おお?いきなり性格が変わったな。もしかして今のが本当のナタルさん、かな?」
ナタル 「そうよん♪私の家が代々軍人の家系だってことは知ってるでしょ?そのせいで色々うるさくてね〜
     ここらで1発、派手な実積を作っとかないと結婚もできないのね〜私のば・あ・い♪」

ムウ  「うーむ、アークエンジェルを無事アラスカに辿り着かせれば、確かに将校としての評価がかなり上がるだろうなあ。」
ナタル 「そうでしょ〜♪それでね?とりあえず新造戦艦の艦長さんにでもなれれば円満退職できると考えたのよ私は。」
ムウ  「じゃあ今ナタルさんがアークエンジェルの艦長やればいいじゃん。」
ナタル 「いやよお〜。こーんな厳しい状況で、もし采配ミスっちゃったらぜーんぶ私の責任になっちゃうじゃない!
     だから〜責任はみーんなラミアス大尉にとってもらってね〜?私としては美味しい部分だけを頂きたいわけ♪」

ムウ  「うわー悪い子だな〜君は。」
ナタル 「少佐だって望みはあるんでしょ?ねえもし今のこの状況を生き延びられたら何がしたい?」
ムウ  「俺?俺は・・・そうだな、正直もう戦争はうんざりなんだよな。だから好きな女はべらせて、
     辺境の基地で教官でもしてのんびり余生を送りてえな。」
ナタル 「私に協力してくれたらその望みかなえてあげるわよ?無事アラスカに到着して、ラミアス大尉に責任全部おっかぶせて、
     手柄だけ私達もモノにして出世できれば、いくらでも口利きできるわ♪」


ムウ  「本当に悪い子だなあ君は♪」
ナタル 「じゃ、取引成立ね?」
ムウ  「俺と君との、ささやかな密約さ・・・」
ナタル 「あ・・・・♪」


その後。ムウとナタルの絶妙のコンビネーションが炸裂し、アークエンジェルは無事アラスカへと辿り着いた。
もしもこの2人が同盟を結んでいなかったらAAの浮沈艦伝説はありえなかった・・・・・かもしれない。
そして2年後ー


キラ  「ラクス。アークエンジェルの艦長には君がなるのかい?」
ラクス 「いいえ?マリュ―さんにやってもらおうかと思っていますわ。」
キラ  「え、なんでさ?言っちゃあ何だけどあの人は艦長としては無能に近いよ?オーブ軍から有能な指揮官を
     回してもらった方がいいんじゃない?」

ラクス 「おバカさんですねえキラ♪マリュ―さんの方が私達のいう事をはいはい聞くし、何よりいざというとき
     責任を全部押し付けられるじゃありませんか♪」
キラ  「ああ!なるほど、納得したよ!」


マリュ―・ラミアス。本人が知らないだけで所詮はこの程度にしか思われていない女であった。
470通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 05:39:58 ID:???
何かキラ様が来なくなってから雑魚職人が沢山沸くスレになったなぁ・・
471通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 07:44:28 ID:???
>>470 確かにキラ様の方が上だと思うが雑魚と言うのはやめようや
472通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 15:14:38 ID:???
もっと憎しみを
473通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 15:50:52 ID:???
Please more HATE !!
474通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 16:13:09 ID:???
今過去ログ全て読んだがキラ様面白いな

475通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 17:21:47 ID:???
ヘイトね。じゃあこんな感じでどうだ

オーブニュースより

今日未明、XX地区の孤児院で火災があり、職員児童とも全員焼死しました。
現在警察と消防は出火の原因と身元の特定を急いでおります

 続きまして先日のブレイクザワールドについてです。
プラントのデュランダル議長は一部の過激派による犯行を食い止められなかったのは
非常に残念であり、被害にあった地域に深くお詫びする。被害を受けた地域に対して援助物資と
救助隊の派遣をする準備があり要請があればすぐに派遣すると発表しました。
 
 一方大西洋連合のジョンコープランド大統領はユニウスを落とそうとしたのはコーディネーターだが
それから地球を守ろうと命をかけたのもコーディネーターである。彼ら全員を宇宙の化け物と
呼んで敵対視する一部の人間の扇動に乗ってはならない、あの2年前の悲惨な戦争を繰り返すべき
ではない、とし連合各国に自省を求めました。

両首脳は近日中に首脳会談を開催することに合意し、今回の事件の決着とこれからの地球圏の未来について話合う模様です。
476通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 17:42:01 ID:???
いいね
477通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 17:53:05 ID:???
たった2行のニュースのおかげで世界が普通に動けるようになるなんて…!
478通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 18:53:26 ID:???
ヨッピーがやってくれた…!
479通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 22:15:00 ID:???
実にシンプルで良いな。

ところでみんなに質問なんだが、このスレにあるキラ様と言うSSは一体ナニをヘイトしてるんだ?
種という世界そのものをヘイトしているのか、それともキラ様自身をヘイトしているのか、どっちなんだ?
480通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 22:57:58 ID:???
『機動戦士ガンダムSEED』という作品に対してじゃないかな。強いて言うなら。
ヘイトっつーか、さあこいキラに近いノリだけど
481通常の名無しさんの3倍:2007/01/02(火) 23:46:45 ID:???
>>479作品全体だろうな。俺の中ではキラ様は

普通のSS→種、種死の糞設定に従う、もしくは無理のない範囲で何とか解釈を加えたもの。
キャラ救済、if系など様々で、辻褄さえあってれば大概はふつうに面白い。

ヘイトSS→種、種死の糞設定をガン無視して、嫌いなキャラを叩いて叩いて叩きまくる。
キャラを叩くために書いたストーリー展開のためか、展開が原作以上に理不尽で嫌キャラ厨でもなきゃ面白くもなんともないぼみょうなものが多い。

この2つの折衷みたいな感じ。負債の糞設定を皮肉を効かして面白おかしく叩く、この痛快なストーリー展開がいい
482通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 00:46:35 ID:???
ネオ  「ステラ。せっかく帰ってきてもらったのにすまんが、またお前を戦場に出さないといけないんだ・・・
     ジブリール氏の命令でな。俺としても拒否できなくて・・・・すまん。」
ステラ 「ネオ・・・」
ネオ  「だが安心しろ。出来る限りの研究データをデストロイのコクピットに詰め込んだ。お前の記憶も操作していない。
     あの坊主のこと覚えているだろ?それにベルリンで暴れていれば必ずミネルバが来る。つまり・・・」
ステラ 「シン?シンがくる?」
ネオ  「そうだ。あの坊主が出てきたら接触して助けを求めろ。きっとステラをなんとかしてくれるハズだ。」
ステラ 「うん!わかった・・・!」

ネオ  「よし・・・そろそろ時間だ。出撃するぞ!」


・・・・炎と化したベルリンでステラはずっと待っていた。自分を助けにきてくれる白馬の王子様、シン・アスカがやってくるのを・・・
そしてミ遂にネルバが到着、インパルスが発進してきた。

ステラ 「シン・・・シン!ステラだよ!待っていた・・・ステラを助けてくれるって、守ってくれるってずっと・・・」
シン  「この野郎・・・!こんなに沢山の人を殺しやがって!俺がブッ潰してやるッ!」

インパルスのビームサーベルがデストロイの装甲を切り裂いた。

ステラ 「シ、シン?ステラだよ!私ここにいるの・・た、助けて・・・・!」
シン  「ケッ!この程度じゃまだ倒れねえか!んじゃあ」
ネオ  「や、やめろ坊主!そいつは・・・」
シン  「うるせえ!邪魔すんなッ!」

インパルスのビームライフルが、ネオが搭乗しているウィンダムのコクピットを貫いた。

ステラ 「い、いやあああ!ネオ!ネオーーー!」
シン  「心配すんなよお〜次はてめえだ・・・殺された町の人たちの分、た〜っぷりと苦しみ抜いてから死んでもらうぜえ〜〜〜?」
ステラ 「ひ、ひい・・・怖い・・・シン怖い・・・殺される、ステラ、シンに殺される・・・!死ぬのはい、いや・・いやああああ!」

後はもうなぶり殺しだった。
あっさり懐に入られたデストロイに俊敏なインパルスを倒す術はなく、
ステラは死の恐怖をたっぷりと味わいつくしてから・・・シンに殺された。


戦いは終わった。廃墟と化したベルリンの町を見ながらシンはある女の子に想いを馳せるのだった・・・

シン 「ステラ・・・今ごろ何してるのかな?あの子には幸せになってほしいよな・・・・いや、きっと幸せな人生を送るさ。
    殺し合いとは無縁の優しい世界の中で、さ。」
483通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 02:42:13 ID:???
GJ・・やるせないけど
シンが後で気付いたら発狂しそう
484通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 02:49:47 ID:???
まあ普通に考えればこうだよな。もっともこれは黒御大でもTVじゃ流せないよなー
485通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 08:39:49 ID:???
テレビじゃないけど 黒御大の作品で似たようなシチュなかったか? 作品名忘れたけど
486通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 08:56:44 ID:???
ラーゼフォンの「ブルーフレンド」思い出した
まあ洗脳されてるとはいえ都市破壊やっちゃったステラの場合は
あれと違って自業自得な面もあるが
487通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 09:31:48 ID:???
ああ それだ・・思いだした しかしこれは何ヘイトなんだ? ステラ? それともシン?
488通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 09:39:33 ID:???
「本来ならステラはキラではなくシンに殺されて成長の踏み台にさせるべきだった」に対するヘイト。
489通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 14:47:45 ID:???
>>433の続きが読みたい
いきなり虐待AA出てくるのにワロタが425への皮肉かw
490キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/03(水) 19:45:54 ID:???
○フェイズ13「砂漠に舞う天使」

「テメェ・・・やってくれるじゃねーかコラ・・」
俺はムウに一言言った、ムウは何の事だと言っている。どうやらまだこの状況に気が
付いていないらしい。こうなってしまうと、神の意思は関係無く、自爆は免れる事は出来ないだろう。
「おいおい、何なんだよこの音は?一体どうしちまったんだよ?」
何も知らないムウがうるさく問いたずねてくる、いい気なモンだな。このままジンと
共に貴様はここで散ってくれ・・・。俺はコクピットから出る為にシートベルトを外そうとした
その時バクゥが一機、イーゲルンシュテルンの弾幕を掻い潜り、こちらへ猛スピードで特攻を仕掛けてきた。
マズイ・・・。とっさに狙撃銃を捨て、腰の重斬刀を抜いたが、それより早くバクゥの頭部左右に
展開していたビームサーベルがジンの右腕を切り裂く。宙に舞うジンの右腕、だが本来なら右腕に留まらず
今ので機体ごと真っ二つだろう。この俺が・・・、ジンとはいえ反撃も出来無いとは・・・。
俺は段々と怒りが込み上げてきた。
「・・・・これが補正無しなら終わりだったって・・・・そう言いたいのかよ!アンタはっ!!」
その時、頭の中で何かが弾ける感じがした、何だか頭の中がとてもスッキリした様な感じが・・・。
もしかしてこれって種割れじゃねぇ!?よっしゃ種割れゲット!!ウハァ!
俺は童貞を捨てた高校生の如く一人で喜んでいた、そこへすかさず、先ほどのバクゥが再び
襲ってきた。バクゥは飛び上がると上空からジンへ対して体当たりを食らわせて来た。
そのままバクゥに馬乗りにされ倒れるジン、種割れしたはいいが何も出来無い・・・・クソ!
残った左腕でバクゥの頭部を何度も殴りつけたがビクともしない、バクゥはコクピットを
光る一つ目でギロリと睨み付ける。ヤベェぞ、このままだとミューディになっちまう、どうする?
ピンチにも関わらず俺は冷静にこの状況の打開策を考えて見る。フト、今俺達が居る位置が丁度
カタパルトの進路上である事に気がつくと、俺はすぐさま格納庫へ通信を入れた。
「ソードストライカーをすぐに射出しろ!早くっ!!」
今の打開策はこれしかない・・・・。うまくいけよ・・。命令を出した数秒後にソード
ストライカーが勢い良く射出されてきた。相変わらず仕事が早いぜマードック。射出された
ソードストライカーの先端、対艦刀部分がバクゥに勢い良く突き刺さり、その勢いで
バクゥは串刺しになったまま吹き飛んでいった。ハハハ、見たか・・・。その光景を
見ていた別のバクゥがこちらへ襲い来る。俺は残ったジンの左腕で瞬時にバクゥから対艦刀を
引き抜きそれを構えた。先ほどのバクゥと同じ、高速ですれ違い様にビームサーベルでの
攻撃をする気なのだろう、だが今度は相手の動きが良く見えるぜ・・・。シュベルトゲベールを
振り上げ、それを思いっきり振り下ろした。正面のターゲットに対する攻撃オプションの無い
バクゥは成す術無く振り下ろされたシュベルトゲベールを背部にモロに受け、轟沈した。
491キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/03(水) 19:46:47 ID:???
これで3機殺った・・・。後、2機か。しかし時間が無い、チラリとモニターを見ると
残り時間は60秒を切っていた。そろそろ頃合か・・・・。脱出しようとシートベルトを外した瞬間
いきなり俺は後ろから肩をガッと掴まれた。
「おいおい、どうしたんだよ?便所か?少し位がまんしろよ?」
どうやらムウはまだこの状況に気が付いていない様だった。俺はこのアラート音とモニターの
カウントは何だと思う?と尋ねて見た。ムウは「はて?」と目を閉じ考え込んだ。まるで
一休さんの様な考え方をしている。ポクポクポク・・・・チーン。ムウは閉じた目をカッと
見開くと瞬時にシートベルトを外し、コクピットのハッチを開くボタンを必死に探していた。
「クソ!ヤバイぞ坊主!!この機体は・・・・・自爆する!!!」
・・・・・ええ、そうなんですよ。もう、あえて何も語りません。でも、だから困ってるんですよね
って今はそれどころじゃ無い。残り時間は30秒を切った、俺はコクピットのハッチを開けた。
飛び降りても下は砂地だ、怪我をする事は無いだろう・・・。そこへ三時方向よりバクゥが接近
してきた。流石にヤベェ、どうする?回避?防御?反撃?・・・・いや。俺はアークエンジェルへ
通信を入れた。
「ゴットフリート照準!!目標・・・・俺のジンだ!!撃て!何も聞かず撃て!いいな!!」
俺はそう叫びながら、そのままジンから飛び降りた。上手く着地出来ずにそのまま砂地に叩き
つけられる、さほど痛くは無かった。それと同時にアークエンジェルより放たれたゴットフリートが
ジンを貫き、その先に居たバクゥをも貫いた。ジンの陰になり射線が見えず、しかもジンへ向け直進していた
バクゥは回避も出来ず、正面に大きな風穴を開けられ、爆発した。それと同時にジンも爆発を起こした。
俺の周りに焼けた鉄の破片が降り注ぐ。助かった・・・・。俺はため息をついた。
立ち上がり、アークエンジェルを見る。戦闘で気が付かぬ内にアークエンジェルから遠ざかっていたんだな。
距離は大体500m位か・・・・。急がねば、俺はアークエンジェルへ向けて走り出した。バクゥは
少なくとも後一機どこかに居る。今来られるとまずい・・・。そんな事を考えながら砂地を走っていた
俺は何かに躓き転んだ。何だこれは・・・?俺は振り返りその障害物を睨みつけた、それはムウだった。
ムウはむくりと立ち上がると、冷静に体についた砂を手で払っている。こいつ・・・生きてたのか・・。
しかし時間が無い、俺は前を向き再び走り出した。そうするとムウが何も言わず無言で後ろから
付いてくる。奇妙な男二人のマラソン大会、何とかアークエンジェルまで辿り付いたが砂地での
ランニングは想像以上に体力を消耗する、俺は少し疲れた。一方のムウは息も切らさず何も言わずに
そのまま格納庫のトイレへ早足に直進していった。奴は自分の場所へ還っていったか・・・。俺はそのまま
ブリッジへ直行した。廊下を走っていると艦が酷く揺れている事に気が付いた。バクゥは後一機のはず
MS一機の火力でこの揺れはおかしいぞ・・・?ブリッジに着くと全員が幽霊を見た様な目で俺を見た。
「い、生きていらしたんですか・・・?」
「当たり前だろ!自殺したかと思ったか?それより何だこの揺れは?」
「南西、20qの地点の敵艦からの艦砲射撃です」
492キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/03(水) 19:47:35 ID:???
俺はやれやれと言いながら艦長席へ座わろうとした、そこにはナタルが座っていた。ナタルは
俺と目が合うとバツの悪そうな顔をしながら、ゆっくり立ち上がり俺に席を譲った。
「勝手に座ってんじゃねーよカス、どけや」
俺はナタルの腹に蹴りを入た、ナタルは苦しそうにその場にかがみ込んだ。俺はそれを他所に
各員に指示を出した。
「チャンドラ、艦砲の射線から発射位置を特定しろ!トノムラ、ローエングリン起動、発射準備!
ノイマン、アークエンジェルを地上50mに浮上させ位置を固定させろ!」
俺の指示でみんなせかせかと動き出した。
「敵艦位置補足、レーダーに表示します。Nジャマーの為、誤差150m!」
「ローエングリン、スタンバイ!いつでも撃てます!」
「アークエンジェル浮上完了!位置固定!」
みんなやれば出来るじゃん、俺は嬉しいよ。
「よし!アークエンジェル回等50、ローエングリン一番、二番照準、目標南東距離20q敵旗艦!・・・テェー!!!」
俺の掛け声と共に二基の陽電子砲が火を吹いた、地上だろうが恐らく20qは有効射程範囲内だろう。
「どうだ?やったか?!」
「・・・・敵艦・・・沈黙!!」
ブリッジ内に歓喜の声があがる、しかしそれは次の瞬間の激しい揺れと轟音により掻き消された。
「攻撃か!?どこからだ?」
「二時方向、バクゥです!!」
「ちっ、そういや一匹残ってたっけな・・・。迎撃、バリアント照準!」
「駄目です、浮遊している為、射角が合わせられません!ゴットフリートも同様に仕様不能」
そうか、こっちは浮いてるから振動も激しいのか・・・。火器が全く使えない、イーゲルンシュテルンも
角度的に無効だろうし、しまったな・・・。
「バクゥさらに接近!このままでは数秒後に艦底に潜られます!」
「急いで着地しろ!」
「駄目です、ローエングリンの反動に備え位置固定していた為、間に合いません!!」
クソ、真下に入られたらこちらは反撃出来ずにやられ放題だ・・・・どうするか・・。
いや、一つだけ手はあるしかしこちらの負担も・・・。まぁいいか、どうせブリッジまで被害は及ぶまい・・・。
「ノイマン!バクゥが艦の真下に入ったらエンジンを止めろ!」
「・・・え?」
「奴が下に入った!今だ!早く!!」
493キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/03(水) 19:48:23 ID:???
ノイマンは言われた通りに全エンジン制止の作業に入った。色々な装置のスイッチを切り
アークエンジェルのエンジン完全にストップすると、浮遊能力を失った巨大な鉄の天使はそのまま重力に従い
地上へ落下した。凄まじい振動と轟音が艦内を襲う、全く、今日はうるさく揺れる日だ。下が砂地なので
そこまでの衝撃は無かったが、俺も含め、皆シートから投げ出された。
「・・・・全員無事か?バクゥは・・・?」
起き上がったトノムラがモニターを確認している。
「敵機影ロスト・・・・敵部隊・・・完全に沈黙しました」
フゥ・・・やれやれ、これだけの小部隊叩くのに随分苦労しちまったな。辺りを見ると全員無事の
様だった。俺は艦長席に座り、備え付けの受話器で格納庫へ連絡を入れた。
「全員無事か?」
「・・・・えぇ旦那、全員無事ですわ、しかしやるなら一言言ってくれねぇと・・・」
「ワリィ、ワリィ、次は言うからよ。それよりスカイグラスパーをスタンバイさせておいてくれ」
「まだ敵が居るんですかい?」
「いや、敵の旗艦がどの位やられてるか確認に行く。ひょっとしたら生きてるかもしれないから
逃げられる前にトドメ撃つ。ランチャーストライカーを換装させておいてくれ、すぐ行く」
俺は受話器を置き、トノムラに艦内の被害状況をまとめておくよう指示を出し、ブリッジを出た。
廊下を歩いていると「シュコーシュコー」という独特な空気音と念仏が聞こえた。振り返ると
そこにはサイとミリアリア、それにカズイの三人が居た。良く見るとカズイは顔半分を覆う位の
マスクの様な装置をつけていた、背中に何やら機械を背負いそこから伸びたホースがマスクに繋がっている。
シュコーという空気音はどうやらカズイから出ている様だった。
「お前らそういえば志願したんだったな・・・」
声をかけると、カズイとサイは俺に気が付き振り返った。ミリアリアだけは反応せず、相変わらず
俯きブツブツと言っている。サイは相変わらず血走った目をカッと見開き俺を見ている。あまり目を
合わせたく無いが、良く見ると眼鏡の左レンズにヒビが入っている。先ほどの衝撃で壁に打ち付けたのか?
喋る事の出来無い二人に代わってカズイが俺に話しかけてきた。
「シュコー、あ、キラ様、シュコー、お疲れ様です、シュコー」
カズイの声は機械の音声の様な声だった、しかも喋るごとに独特の空気音が目立つ、お前は
ダースベイダーか?
494キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/03(水) 19:49:11 ID:???
「お前何でそんなのつけてんの?目立とうとしてるの?」
「シュコー、いえ、これが無いと、シュコー、息がちゃんと、シュコー、出来無いんですよ、シュコー」
そういえばこいつはラクスのピンク電波にやられちまったんだったよな。ダークサイドならず
ピンクサイドへ堕ちたか、哀れな・・・。もう少しこいつらと遊んでいたいが生憎今は忙しい
それにサイの視線も嫌だしな。俺は3人と分かれ格納庫を目指した。格納庫では既にスカイグラスパーが
注文通りアグニをビシッと構えスタンバイしていた。キミらは本当に仕事が早くて助かるよ。
俺はスカイグラスパーに乗りこんだ。
「メビウス1、出るぞ!」
そう叫び、発進する。ストライクとは一味違った加速時のGがまた心地良い。じゃあひとっ飛びして
レセップスの被害状況を確認しに行きますか。見るとレーダーに3つ反応がある、しかしそれはMSでは無く
ジープだった。レジスタンスか?ゴリラも取り越し苦労だったなぁ・・・。そう言いながら識別を見ると
それはザフトのコードであった。ザフト?明けの砂漠じゃないのか?・・・・・じゃあ砂漠の虎か!
俺は高度を下げ、ジープの上空を通過した。チラッとバルトフェルドの顔が見えた、その表情にいつもの
余裕は無く、少し引きつった表情をしていた。見つけちまったモンは仕方無いよな・・・・死ね。
スカイグラスパーを旋回させ、ジープへ対して機銃掃射を行った。凄まじい砂煙が巻き上がり、ジープが
爆発し、その破片や人が燃えながら吹き飛んでいる。一旦距離置き、さらに急旋回。今ので死んだとは
思うが念の為だ、対地ミサイルを二発、燃え上がるジープへ向け放った。フォックス2であの世へ行きな。
ミサイルが燃え上がるジープへ命中し、ジープは原型を留めない位の大爆発を起こした。
「ひゃぁぁあっほぉぉぉう!!ナイスキル!ナイスキル!」
いやぁ、動け無い的を撃つのは楽しいなぁ。一瞬確認したが、あたり一面火の海だ、あれでは生存者は居まい
では、御機嫌よう。俺はこの場を後にした。しばらくするとレセップスの残骸らしき物質が見えてきた、
艦首や甲板を含め、上部半分がローエングリンで削られ無くなっている。脱出している乗務員の集団が
居たのでとりあえず機銃掃射で始末しておいた。しかし乗務員が生きてるって事はレセップスにも
無事な箇所があるって事だよな・・・?艦体下部の丸いハッチ、あれは格納庫か?あそこら辺が無事って
事は搭載機体も無事って事か?俺はアークエンジェルへ通信を入れた。
「敵旗艦完全に轟沈、この場は完全に制圧した。アークエンジェルはそのまま進路を南西20qへ取れ。
敵艦内部を捜索する、兵士を20名、完全武装で格納庫へ集結させておけ」
俺はそう命令し、スカイグラスパーを砂地へ無理やり着地させた。アークエンジェルが来る前に先に
内部を少し見ておきたい。俺は拳銃を構え、先ほど機銃で肉塊に変わったレセップス乗務員が脱出
したのであろう小さなハッチから中へ入った。はしごを上るとそこは格納庫の中だった。
やっぱり格納庫は無事か、いいね、いいね、さて戦利品はと・・・見るとそこには砂漠戦仕様の
ジンが二機ハンガーに格納されているだけだった。そういえばバクゥは俺が皆殺しにしたんだったな・・。
クソ!またジンか!しかもグレードダウンじゃねーか・・・。俺はがっかりしながら来た道を
戻ろうとしたその時、格納庫の奥の壁がいきなり爆発し、俺は軽く吹き飛ばされた。何だ一体?
エンジン部分の爆発か?危ないから早く帰ろうと、フト爆発した方向を見て俺は足を止めた。
崩れ落ちた壁の向こうにMSがもう一機格納されていた、しかもそれはジンでは無く四足、しかも
砂漠の虎専用機、ラゴゥであった。
「こりゃまた・・・大物じゃねーか。でも・・・また複座か・・・」

○つづく
495通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 19:55:38 ID:???
キラ様ktkr!
496通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 20:04:39 ID:nAU7/+6c
キラ様キターwwwwwwwwwwwww
新年早々誰も考え付かない様な戦法とネタの数々乙です
497通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 20:06:03 ID:???
ごめん上げちゃった
498通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 20:44:13 ID:???
ベイダーカズイの今後の活躍に期待ww  
499通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 20:51:28 ID:???
ちょw虎死んだw
アイシャも死んだのかな
500通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 21:07:44 ID:???
AAでバクゥを押しつぶしちゃったシーンは、もしかして冒険王版ガンダム漫画のパクリ?
あれを種でやるとはあまりにヘビーすぎだぜw

この分だといずれグーンが宇宙で活躍する日もくるかもしれないな!
501通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 21:31:43 ID:???
イーゲルシュテルンは負債補正を受けると、艦の腹にも届く。
502通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 21:39:10 ID:???
>>500
くそっ、しょうがねぇな!www
503通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 22:08:03 ID:???
ヤベぇな
今までネタとして読んでたのに、今回の戦闘は思わず手に汗握っちまった
キラ様、マジでレベル高杉
504通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 22:09:15 ID:???
これはナカナカ良い!GJです!
だんだん吉良様の良さが分かってきたよ。
基本的にクソッタレでヒトデナシ、まさに人間の屑を地で逝く主人公だが、原作のキラとどっちが良いかといわれれば、こっちを選ぶな。
欠点を補って余りある主人公の積極性が良い。(善悪関係なく……今の所、悪しかないがw)

……なんか、「お前はヘイトSSに何を求めてるんだ」的な感想になってしまったよ。
505通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 22:20:07 ID:???
負債戦闘がいかに糞かというヘイトが伝わってきました
506通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 23:18:03 ID:???
キラさまぁっ!!
507通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 23:26:19 ID:???
何かキラ様が無事に自由をゲットできるのか不安になってきた
あるいは敵になった自由と正義を、量産機で仕留めるキラ様でも一向に構わん
508通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 23:32:11 ID:???
キラ様種割れ会得オメ!おまけにいいトコでピッタリのシンのセリフが出たw
509通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 23:37:14 ID:???
このスレには色々なヘイトSSがある。面白いのもあればつまらんのもある。
だがこの言葉はキラ様にしか言えない。いや言うことを許されない・・・すなわち



キラ様ってば、超サイッッテ――――――――――――――ッッ!!!
510通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 23:44:31 ID:???
>>507
自由はフレイの焼死体がコクピットにへばりついてるだろ・・
511通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 00:05:52 ID:???

それは、ストライク…
512通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 00:39:14 ID:???
まあ、ある意味究極の自由(落下)ではあるがw
513通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 02:44:55 ID:???
小文字の作者であるキラ様が物語内で好き勝手をしつくすとそのぶんだけ、
大文字の作者キラ様 ◆vKgxGByzLo氏が種を愛しているのが透けて見えますね。
514通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 02:57:14 ID:???
ヘイト度は低いが戦闘が普通におもしれぇ
515通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 04:33:54 ID:???
GJ!!!
このSSは、数多有るヘイトの中で極稀に出現する神クラスのSSだな。
基本的にヘイトって文章自体が糞な場合が殆どなんだが、このSSは文章は普通にしっかりしてるし、ネタも豊富だ。
そして、一番面白い所は、主人公マンセーじゃない、という所だろう。
これは作品と言っても良いレベルの物だな。
本筋からどんどん外れてきてるし、これからさらに面白くなりそうだ。
種世界を壊してくれ!キラ様!!!
516通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 05:32:44 ID:???
物語の転換点、そこに種世界攻略の鍵があるな。
ラクスを滅するのは、自由をゲットした直後が一番望ましいな。
クスィフィアスに詰め込んで、太陽か、もしくは太陽系外へすっ飛ばそう。
機銃掃射で死にそうにないし、ビームで焼いても再生しそうだしな。
これが一番ベストだろう。
……転換点なら、補正が緩んで通常兵器でも殺れるかも知れないな。
517通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 11:47:33 ID:???
明日から仕事始めだが、その前にキラ様のサイテーッ!!な御姿を拝めて良かった。
518通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 13:36:32 ID:???
>>516
ラクスは…二度と地球に戻れなかった
鉱物と生物の中間の生命体となり、永遠に宇宙空間を彷徨うのだ 
そして死にたいと思っても死ねないので
そのうちラクスは考えるのをやめた
519通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 13:56:59 ID:???
>>518
古い使い古されたネタを……。終わってんな、お前
520通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 14:29:06 ID:???
>>518
フリー○さまか!
521通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 14:44:56 ID:???
   ∩___∩         |
   | ノ\     ヽ        |
  /  ●゛  ● |        |
  | ∪  ( _●_) ミ       j
 彡、   |∪|   |    >>518
/     ∩ノ ⊃  ヽ
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /
522通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 14:49:15 ID:???
>>520
カーズ様だろw
523通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 14:51:09 ID:???
兄貴また戦闘直後のおなぬーかよwwwww
そしてまた複座wwwwww
つか兄貴の生命力ハンパねーなwwwwwww
524通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 14:53:37 ID:???
一気に書き込みがw
みんな毎日更新は無いかチェックしてたんだな。
525通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 15:33:52 ID:???
どんな題材を扱おうと、面白くなるか糞になるかは書き手の力量次第って事だな。
このSSを見るとそれがよく分かる。
ヘイト系という難しい物を使って、これだけ面白くできるんだからな。
526通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 17:10:29 ID:???
たしかに面白いが、過剰に褒めるなよ?
いや、これから先の話な
527通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 17:54:36 ID:???
スレすごい伸びてると思ったらキラ様が光臨なさってたのか
あれからどう話を進めるのかと思ってたけど
相変わらず上手いね
528通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 17:56:00 ID:???
>>523
ローエングリン直撃でも死なないからな
ジンの自爆程度じゃどうって事無いだろ
529通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 19:52:31 ID:???
吉良様の後じゃせっかく書いた駄文が投下できないぜ!
530通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 19:57:47 ID:???
気にするな!バッチこー――い♪
531通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 20:04:04 ID:???
憎悪がこもってさえすればここではOK。
532通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 20:09:55 ID:???
むしろキラ様へのねたみをうらみに変えて書きなぐればよくね?
533通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 21:21:12 ID:???
OCNの制限のおかげで書き込めなかった遅レスではありますが
今回もサイコーだww
つーかめちゃくちゃキラ様有能だなwww
魔乳とは大違いだww
>「・・・・これが補正無しなら終わりだったって
・・・・そう言いたいのかよ!アンタはっ!!」
シンの台詞のパクリですなww
シンが言うと小物臭く聞こえるのにキラ様だと笑えるのはなぜだろう?
534通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 23:50:31 ID:???
ふと思った。種死のキラの行動と思考をそのまま書けばこの上ないヘイトSSが楽に出来上がる、と。
それじゃ正確にはヘイトではないだろうが、おそらく並のヘイトSSが裸足で逃げ出すようなヘイトSSになる確信がある。
535:2007/01/05(金) 12:49:13 ID:???
私の名はカガリ・ユラ・アスハ。通称「オーブの馬鹿殿」だ。
判断力も政治能力も交渉術も持ち合わせていない、ただの理想主義者。それが私に対する大半の評価だ。
しかし馬鹿殿、大いに結構。上に立つ人間は馬鹿な方が、下がしっかりまとまるというものだ。
その証拠に見ろ、このオーブ国民の団結力。
どいつもこいつも盲信者のように「カガリ様カガリ様」と連呼している。逆に怖い。
まぁ、そんな状況だから他国や連合の介入も確かにあるが、私はただ適当に理想論を振りかざしていれば、それでいいのだ。
周りは「ああ、またお飾りがなんか言ってるよ」くらいにしか思わず、あとは連中が勝手に話を進めてくれる。
あとは私は悔しそうに唇をかんでいればいい。もしくは、少し涙ぐむのも有効だ。
これで「政治のことをまるで解っちゃいない馬鹿殿が、また理想論を言って怒られている」の図が完成する。

周囲が私を政権のお飾りとして扱うが、こちらもその方が気楽で良い。
時々政務放棄してキラのところへ遊びに出かけても、特にお咎めなし。必要なことはキサカがやってくれる。
マーナはあれこれ口やかましいが、基本的に甘い。
そう、結局のところ、うちの連中は私には何を言っても無駄だと思って、自分たちで的確に物事を進めてしまう。
私はとりあえず国民に向かって笑っていれば、政権への支持率もなぜか落ちない。
理由は良くわからないが、国民はアスハを思いのほか信奉しているようだ。
私が馬鹿殿でいる限り、オーブは今後も安泰と言ってもいいだろう・・・・



そう思っていた時期が、私にもあった。
536:2007/01/05(金) 12:50:00 ID:???
今、私は絞首台へと歩を進めている。
その周りを囲むように、かつて私に向かって歓喜の声を上げていた国民が、今は罵倒や怒号を浴びせている。
私は地球とプラントを混乱に貶めたラクス・クライン率いるテロリスト集団の共謀者として、処刑されようとしているのだ。

アーク・エンジェルの乗組員はすでに殺されている。ほとんど私刑のようだったと、面会に来たマーナが教えてくれた。
私は立場上、形ばかりの裁判を経てから処刑ということになっていた。
首謀者とされているラクスも、先日プラントで公開処刑されたらしい。
残念ながらそのとき私は投獄の身だったため、その中継放送を見ることができなかった。
ラクス。優しさと強さを兼ね備えた歌姫。でも、いつもなんでもお見通しのような顔をして、馬鹿な私を見下していたな。
ちなみにラクスを銃殺したのはアスランだという話だ。アスランは再びザフトに寝返ることに成功したらしい。
議長に土下座して謝ったとか、メイリンを差し出したとか自分の尻を差し出したとか色々言われている。
奴のこうもりっぷりには本当に呆れる。あの議長が、そんなフラフラ野郎をいつまでも飼っているわけがない。
きっと適当に利用されてから、そのうち消されるだろう。ていうか、そうなれ。死んでしまえハツカネズミ。

絞首台の上にのぼる。はぁ、よりによって絞首刑か。苦しいし汚いし、いいとこなしだ。どうせならギロチンの方が良かったな。

そういえば、キラは大乱戦に乗じて、うまく逃げたらしい。まったくどこまでも神に愛されている男だ。
もしかしたらどこかで反撃のチャンスを狙っているかもしれないけど、でももう無理だな。
あいつの無敵の機体を修理してくれる場所はどこにもない。あいつは一人じゃ何もできない。
もしかしたらどこかで野たれ死んでいるかもしれない。いっそその方があいつのためにもいいだろう。
キラ。遺伝子上では私の兄弟。悟りを開いたのか、妙に達観しているのが気持ち悪かったが、今となっては懐かしさすら覚える。

首に荒縄をかけられ、縛り具合を調整される。いよいよだな。
ふと、私の死に際を今か今かと待ち続ける群衆の中に、見知った顔を見つけたのは、死に際の奇跡とも言うべきか。
シン・アスカ。
今はザフトの英雄とはいえ、彼とてオーブ出身者だ。そこにいてもおかしくはない。いや、いて然るべきだ。
彼こそが一番私の無様な死を望んでいるはずなのだから。
よく見えないが、きっと彼は喜んでいるに違いない。それとも、自分の手で殺すことができずに、悔しいだろうか。
お前と会ったとき、馬鹿をやらずにちゃんと誠意ある対応を取っておけばよかったと、今更ながら後悔しているよ。
所詮私は馬鹿殿だからな・・・

視界が悪いのは、いつの間にか涙があふれてきたせいだった。
私の泣きっ面を見て、国民はますます侮蔑と罵倒の声を張り上げた。
私自身、最期の時まで馬鹿殿を気取るつもりはなかったのだが、出てきてしまったものは仕方がない。
荒縄で両手を縛られているため、涙をぬぐうこともできないので、あきらめてそのまま所定の位置に立って、目を閉じた。
すぐに足場がなくなって、一瞬の浮遊感の直後、痛みと苦しみが襲ってきた。




ああ、久しぶり、お父様。
537通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 14:53:28 ID:???
こういう淡々としたのもまたよいな
538通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 14:56:21 ID:???
凸寝返ってんのが笑ったw
539通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 15:00:11 ID:???
凸が一番かっこ悪いな
540通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 15:03:43 ID:???
凸の場合は本編の醜態をそのまま描写してやることが最大級のヘイトになる
541通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 15:27:47 ID:???
凸w蝙蝠極めすぎだろw
542通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 15:49:45 ID:???
>>538-541まで凸で並んでいてちょとワロタ
543通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 17:06:55 ID:???
>>542
ジェット凸リームアタックってかw
544通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 17:22:18 ID:???
カガリが何かかわいそうと思ったのは俺だけかな?
545通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 17:49:10 ID:???
本編より頭がいいところが最大のヘイトだな
546通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 18:04:23 ID:???
やはり4馬鹿ヘイトは書きやすいんかな。
547通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 18:44:00 ID:???
書き手次第だろうそれは
548529:2007/01/05(金) 20:32:52 ID:???
キャラを原形とどめないほど破壊するのが俺なりのヘイトだと思うので
種死第一話冒頭のファントムペイン組、改悪してみた。続くかどうかはわからないw

  PHASE-1 『変態と委員長とコンビニバイト高校生』

 コズミックイラ73――全てが狂っていたあの戦争から二年。
 プラントの軍事工廠コロニー、アーモリーワンでは新造艦“ミネルバ”の進水式が行われることとなっていた。
 その中枢エリアからは遠い、『海』に面した道路脇に、人目を引く三人の男女。
「コーディネイターの国っていやねぇ。海と空がどこまでも続いてないなんて、吐き気がするわ」
 男二人、女一人と言う編成だが、女言葉で喋っているのは金髪の少女ではない。水色の髪を
頻繁に整えつつ、鏡に映った自分に陶酔している少年だ。
「そうは言いますがアウル、地球の海にも面積と言うものはありますし、空の面積にしても
 地球と同一の中心を持つ地球以上の半径の天球を擬似的に設定すれば、求めることが可能で――」
「そういうことじゃないと思うんスよステラっち。要はロマンっス、ロマン」
 一人目の変態=アウル・ニーダにやたら夢の無い言葉で応じた少女はステラ・ルーシェ。
そして、ステラに対して益の無い結論を提示してみせた緑髪の少年がスティング・オークレー。
 彼らはコーディネイターではなかった。が、戦艦の進水式などを地球からはるばる見に来た
酔狂なナチュラルでもない。
 先の戦争において生み出された第三の人類――強化人間。
 地球連合が兵器として改造を加えた、あるいは作り出した存在。彼らに人権は無い。
扱いは『モノ』であり、生体CPUというモビルスーツのパーツに過ぎないものだったのだから。
 当然ながら、連合の生物兵器が停戦中とはいえ敵国であるプラントのコロニーに居るのは
それなりの理由がある。
 ミネルバに配属される予定の新型MS。バッテリー駆動機でありながら、核動力MSに匹敵する
性能を持たせられた“セカンドステージ”の機体。それらを奪取することで、連合の
技術的な遅れを改善すると共に、過剰な性能の兵器を政治的カードに使うことも出来るらしい。
 ――が、実際のところ彼らに知らされるのは、実行する任務内容のみ。その理由や
バックグラウンドへの詮索は許されない。
「あらぁん、お迎えが到着したみたいねぇ」
 彼らの前に一台のジープが付ける。ザフト軍服を着た運転手は当然、内通者である。
「予定時刻より二分以上も遅れています。状況によっては計画を一フェイズ繰り上げますので
 その際の責任はあなた方に問います。訴えがあるなら、ロアノーク大佐へどうぞ」
 ネオ・ロアノーク。『猫耳の変態仮面』として、連合軍では実在の人物かどうかも
怪しまれていた存在――その名を出されて青ざめる兵士に、スティングがけらけらと笑い
追い討ちをかける。
「運ちゃんお気の毒。ステラっちはデートに遅れる男を許さないのでぇす。あとで
 猫耳仮面にこってり絞られて反省しなさいな――落ち込むなよ、ビーフジャーキーやるから」
 差し出された乾燥肉をくわえながら、兵士はアクセルを踏み込んだ。今日は厄日だ。
なんだかビーフのピリ辛な味付けで泣けてくる。
 助手席でスティングがアサルトライフルを弄くりながら、気だるげにぼやいた。
「ほんじゃま、予定より派手に立ち回っても俺らにゃ超過勤務手当てなんぞ出ないわけだし
 基本は隠密行動ってことで……行きやすか、忍者ごっこ」
<ここまで>
549通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 21:18:44 ID:???
続きはいらない、他のヘイトSS読んで出直してこい
550通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 21:23:09 ID:???
とりあえず二度とかかなくていい
551通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 21:29:01 ID:???
ヘイトというか・・・でんぱ?
552通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 21:58:45 ID:???
作者ヘイトだなw
553通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 22:18:53 ID:???
これはヘイトじゃなくギャグだろwwwwwwww
スレ間違ってるよ、多分
554通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 22:49:03 ID:???
キャラが一切傷ついていないからヘイトに見えないな
555通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 23:28:54 ID:???
これはでむぱかな…ちょっと違う
556通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 23:33:46 ID:???
キャラ原型とどめないほど破壊すればただの名前同じだけのオリキャラでしかない。
ヘイトでもなんでもない。最初からやり直し、書き直せとしかいいようがない。
557通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 00:10:56 ID:???
種死、第1話の会談で。

ギル  「姫は先の戦争でも自らモビルスーツに乗って戦われた勇敢な御方だ。」
カガリ 「・・・・・」
ギル  「また最後まで圧力に屈せず自国の理念を貫かれたオーブの獅子、ウズミ様の後継者でもいらっしゃる。
     ならば今の世界情勢の中、我々はどうあるべきか・・・・」

ドンッ!(カガリは両足を机に叩きつけた)

そして胸から葉巻を取り出すとライター最大火力で火をつけ、美味そうに吸うのであった・・・

カガリ 「・・・・ふう〜〜〜」
ギル  「あ、あの姫・・・?」
カガリ 「なあ〜親は関係ねえだろう?親はよお〜〜〜!」

凸   「代表!不発弾の解体準備、整いました!」
ギル  「え、え?」
カガリ 「あー、この基地で前大戦で落とされた不発弾が発見された。よって今から解体するので今すぐザフト軍はこの基地から出て行け。」
ギル  「ふ、不発弾って姫が持ってきたんじゃねーかよう!ど、どんな教育うけていやがったんだ!親の顔が見た・・・・あ。」
カガリ 「おう!てめー2度も言わせるなよ!親は関係ねーだろ親はよお!(ピッ)・・・んん〜〜〜?」
ギル  「あー!てめえ爆破スイッチ押しやがりやがッたな〜〜〜〜!?」

カガリ 「総員徹収〜〜。遺憾ながら爆弾の解体作業には失敗した!よってここからすみやかに離脱する!」
ギル  「ああ〜〜やめて!基地を爆破しないでください!なんでも言うこと聞きますから〜〜〜!」
カガリ 「・・・・じゃあ我が国の人的資源と技術の軍事利用をすぐさまやめろ。」
ギル  「そ、それは・・・」
カガリ 「爆破30秒前〜〜♪」
ギル  「分かりました!やめます!技術者全部、オーブに帰国させます―――ッ!」

カガリ 「ならばよし!帰るぞアレックス!」
凸   「はッ!」
ギル  「う、うう・・・・な、なんて恐ろしい・・・!あれがオーブの新たな代表とは・・・」
558通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 00:18:55 ID:???
それ原哲夫の漫画だっけ?
559通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 00:23:46 ID:???
それはヘイトじゃなくただのパロディだ
560通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 01:24:54 ID:???
ぶっちゃけキラ様とかこのスレの大多数が
「名前同じだけのオリキャラ」の話だけどな(´_ゝ`)
561通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 01:31:09 ID:???
キラ様は最低SS風に分類するところの体験物って奴だからな。
本編とやらのキラ当人ではないのは仕方ないだろう。
562通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 02:11:49 ID:???
俺もなんか書きたいんだが
とりあえず嫌いなキャラをけなしてみたり痛め付けてればおk?
563通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 02:28:44 ID:???
とりあえず読んで感じたことは
1.ただ単純にキャラの性格を変えただけにしか思えない
2.自分の持ちネタや行き当たりばったりの考えを種死に合わせたように感じる

まあキャラの性格が定着してしまってるので、性格が変わった根本的な理由を話しの中で出せたらいいかと思う
腕に自信が付いたもう一回投下してみ
564通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 02:31:31 ID:???
スマソ 誤爆
565通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 02:33:02 ID:???
えぇい、どこからの誤爆だ!?
566通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 09:24:50 ID:???
あまりにもこのスレになじんでて、誤爆に見えんw
567通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 17:02:43 ID:???
誤爆って言わなくても十分大丈夫だったと思うw
568通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 17:18:48 ID:???
キツイ言い方の中に丁寧さが感じられるこのレスは……新人職人スレの誤爆か?
どちらにせよ違和感ないなw
569通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 21:16:18 ID:???
スレタイ見ていっちょ書いてやろうと思ったが
一通り目を通して断念
ダメだ、ここの神(キラ様)とネタが被ってるw
570通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 21:28:14 ID:???
どっかのスレ見てて思いついたネタ
キラの妄言「触るな、補給はいらないから」ってのがあったので、そこで補給がいらないわけねーだろと突っ込みまくり。
当然レールガンなど問題外で弾切れ、さらにはビームは撃てなくなる。最後はフリーダムが被弾しまくって爆発して終了。

……問題は、こういう文章をどっかで見た記憶があるんだよな。
571通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 23:30:35 ID:???
種36話の事なら「(整備や補給)は<今の所は>不要でしょう」と言ってるが
そこ以外で「補給なんざ永遠にイラネ」なんて言ってたのかね
572通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 23:47:35 ID:???
まぁ補給の意味での「触る」とデータを取る意味での「触る」とは
区別して言ってたわけだな

キラ「これ核で動いてっから、エネルギー補給はすぐには必要ねーよ」
AAクルー「マジで!? どこでゲットした?」
キラ「るせーな。データパクるような真似したらぶっ殺すぞ」

って言うのが大意
573通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 23:52:38 ID:???
読解力?の問題かな
574通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 00:33:42 ID:???
サルファでキラがその台詞言ったら、
「いや、そんな事お前に言われるまでもないから、とりあえず落ち着けよ」
ってニュアンスの事をアムロに言われてて吹いたw
575キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/07(日) 01:13:54 ID:???
○フェイズ14「ストライク奪還作戦」

どこまでも砂の海原、ここに居ると世界が砂で埋まってしまった様な、そんな錯覚すら
覚える。俺は地平線の彼方を眺めていた、この砂漠のどこかに俺の愛機ストライクは居る。
そうだ、ストライクはきっと俺の助けを待っているはずだ。何故なら奴の主人は他でも無い
この俺なのだから。まぁフリーダム手に入っちゃったらもう用済みなんだけど・・・・
それでも、必ず探し出してやる待ってろよ、ストライク!!

レセップスの中で待つ事10数分、ようやくアークエンジェルがたどり着いた。先ほどから少し
砂嵐が酷くなりつつある。レセップスの格納庫内にあったゴーグルを拝借し、俺はアークエンジェルへ
向かった。左の足先、つまり左舷カタパルトから艦内に入ると、格納庫の中では武装した兵士が
ジープに乗り込んでいた。その中にはサイやミリアリアの姿もあった、どうやらアークエンジェルは
よほど人手不足らしい、しかしこの子達にこんなあぶない物を渡しちゃいけないでしょ・・・。
俺は二人に近づき、素早く銃を取り上げた。ミリアリアが「あうー、あうー」と言いながら
返せと言っている。誰が返すか・・・。取り上げた銃器類を近くの兵士Aに渡した。
「こいつらに武器渡すなよ・・・・死にたいのか?」
「いえ、何せ人手不足なので兵の数は多い方がいいかと思いまして・・・」
「こいつらが武装すればアークエンジェルの人手がさらに減る羽目になるぞ・・・」
兵士Aは俺の説教を聞きながらも、俺から手渡された武器類を見て少し疑問の声をあげた。
「・・・・・あれ?あいつらには手榴弾も渡したはずなんだけど・・・・・」
何だと!?んな危険なモン渡すな、三回位死ぬ羽目になるぞ!!俺はサイとミリアリアを
ジープから降ろした、サイのズボンの両ポケットが異様に膨らんでいる。勃起にしては
デカすぎだよね?サイのポケットからは手榴弾3つが出てきた、それも兵士Aに返してやる。
フト見るとサイ達が乗っていたジープにもう一人変な格好の奴が乗っている。マスクにゴーグル
ヘルメットどこからどうみてもダースベイダーです、本当にありがとうございました。
「シュコー、あ、キラ様、シュコー、ご苦労様です」
「お前ら3人は行かなくていいよ・・・・代わりに・・・」
俺がそう言いかけた時、アークエンジェルの周りにジープが数台集まってきた。レジスタンスか・・。
俺はサイとミリアリアをベイダー卿に任せ、強そうな兵士数名を引き連れて外へ出た。
「やぁやぁ皆さん、地球軍第八艦隊所属、アークエンジェル艦長キラ・ヤマトです」
俺が名乗り出ると、レジスタンスの一人が口を開いた。
「あれー?第8艦隊ってのは全滅したんじゃなかったっけ?」
「あ?テメーもゼンメツさせたろかこのガキャ」
俺がそう言ってメンチを切るとその少年は黙りこんだ、その代わりにリーダーらしき男が
前に出る。
576キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/07(日) 01:14:43 ID:???
「俺達は明けの砂漠だ。俺はサイーブ・アシュマン、地球軍の新型特装艦アークエンジェルだろ?
クルーゼ隊に追われて、地球へ逃げてきた・・・。さてと、お互い何者だか分かってめでたしっ
てとこだがな、こっちとしちゃぁ、そんな厄の種に降ってこられてビックリしてんだ。こんな
とこに降りちまったのは事故なんだろうが、あんた達がこれからどうするつもりなのか、
そいつを聞きたいと思ってね」
一方的なサイーブの問いかけに対し、俺は考える事無く答えた。
「実は俺達、砂漠にちょっと落し物しちゃってね。あんた達拾わなかった?MSなんだけど」
「それはザフトのMSか?」
「いや、地球軍製の新型機なんだけどね。白と青の」
「俺達は知らないな」
やはりこいつらは拾ってはいないみたいだな、じゃあやっぱりザフトの手に渡ったか・・・。
さっさと取り返さないとな。
「じゃあとりあえずMS探しがてらザフトぶっ殺そうか、協力してくれるよな?」
「へ!話そうってんなら、まずは手榴弾を収めてくれ」
はい?手榴弾?何言ってんだこいつ・・?こっちは銃すら構えていない・・・・・。
と俺が後ろを向くと、サイがプルプルしながら手榴弾の安全ピンを抜こうとしている、
まだ隠し持ってやがったか!サイが安全ピンを引き抜くと、手榴弾のレバーがクルクルと勢い良く
飛んで行き、上部から黒い煙が出てきた、そしてサイは目を見開き「ああああああ!!!!!!」
と叫ぶとそれを俺達の居る方へ投げつけてきた。
「やべぇ!!伏せろ!!」
俺はそう叫びながらとっさにジープの陰に隠れた、それと同時に辺りに轟音と爆風が吹き荒れる。
砂煙が辺りを激しく渦巻き、前が見えない。砂漠で手榴弾を使う場合は後々の事も考えた方が
いいみたいだな・・・。近くで聞き覚えのある声がする。
「アフメド・・・!!しっかりしろ!アフメド!」
「カガリ・・・俺・・・お前・・うっ・・・・」
「アフメド・・アフメド・・・うう・・アフメドぉぉぉ!!!」
それはカガリだった、いやぁ〜こんな所で再開できて嬉しいよカガリ、カガリ、カガリィ〜。
俺はカガリの背中に抱きつき、胸を揉んでみた。
「ぇえぇい!!離せこのバカっ!」
カガリは俺に肘鉄を食らわせてきた、突然の事で流石の俺も回避できず、もろにそれを
貰ってしまった。
「糞ゴリラ、何しやがる!!」
「貴様こそ何だ!?」
「俺はお前の・・・・・・いや、何でも無い。それより俺の事、覚えてないかな?」
「・・・・・知らない・・・」
577キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/07(日) 01:16:21 ID:???
あの時殴りまくったから記憶が飛んだのか?こいつは元々オツムの弱い奴だからな
しかし・・・。俺は辺りの状況を見てみた、俺が連れてきた地球軍兵士は皆、体がバラバラに
吹き飛んでいる。レジスタンスの連中も何人かくたばった様だ。サイの奴ヒデェ事しやがる
ラディンみたいな野郎だ・・・。サイーブが起き上がり、俺の所へ近づいてきた。
「これがアンタ達の返答かい?」
「・・・いや、勘違いするな。あれは多分、歓迎用のクラッカーと手榴弾を間違ったんだ
・・・よくある事だ」
「・・・・・・・・・」
「いやぁ、こっちの兵士もみんな死んじゃったし、痛み分けって事で・・・・」
俺達が話していると半泣きのカガリが割って入ってきた。
「なんだと貴様!見ろ!みんな必死で戦った・・・戦ってるんだ!
大事な人や大事なものを守るために必死でな!」
俺は意味不明な事を叫ぶうるさいゴリラを黙らせるのと、先ほどの肘鉄の仕返しも兼ねてカガリの
こめかみ部分をぶん殴った。メリメリという音と共にカガリはその場で回転し、そのまま倒れた。
そして俺は倒れたカガリに言い放った。
「気持ちだけで・・・・一体何が守れるっていうんだ!」


その後、レセップスからラゴゥとジンを接収し、艦は完全に破壊した。倒したバクゥも一応
回収し、俺達はサイーブの案内の元、レジスタンスの基地へ招かれた、まるで手榴弾の件は
無かったかの様な雰囲気だ。いや・・・・無かったんだろう。そうだよ、誰かが死んでも
5分後にはそいつの事なんか綺麗さっぱり忘れてるのが種クオリティーだし、また適当な時に誰かの
回想シーンで出れたらイイネ。レジスタンスは早速アークエンジェルの修理と補給を行ってくれた。
現状、今の俺達の目標地点はアラスカだ。しかしそこにたどり着くには、太平洋に出なければならない
それにはバナディーヤのザフト軍基地を通過する必要があるらしい。基地攻略・・・。ただ陥落を
目標とするならローエングリンを乱射すればカタは付くが、ストライクの件はどうする?恐らく
バナディーヤにあるはずだ。現状の戦力で、基地に乗り込んで、ストライク取り返して、基地潰して
ハイサヨナラはとても厳しい。俺はアークエンジェルの格納庫で整備されているラゴゥを眺めながら
そんな事を考えていた。鹵獲機体の整備が一通り終わり、マードックが話しかけて来た。
「旦那、終わりやしたぜ。ジンと複座の四つ足はすぐにでも使えやすが・・・・」
マードックはちらりとバクゥを見た。
「損傷が少なかった2機を見たんですが、一機は右前足が折れてて高速戦闘には使いモンになりませんわ
普通に移動するだけなら足三本でもイケるみたいですが、それともう一機は背中の武装が修復不可能で
フレームもひん曲がってる様ですわ。こっちも戦闘は厳しいかと・・・」
578キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/07(日) 01:17:40 ID:???
あんまり嬉しい知らせじゃないなぁ・・・。俺はトボトボとブリッジへ帰った。こっちの世界に来てから
最近全然楽しくない、何かイライラするなぁ〜!!そう思っていた所へナタルが俺に話しかけてきた。
「ヤマト大尉、レジスタンスのリーダーが話があると・・」
ほほぅ、こいつは良い所へ獲物が来たな・・・。
「おいバジルール中尉!声が小さいぞ!!何言ってんだか分かんねぇよボケ!!」
「レジスタンスのリーダーが話があると言っておりました!」
「聞こえねぇって言ってんだろカスが!!」
「申し訳ありません!!」
「捻じ曲がった根性叩きなおしてやるよ!発声練習!あ!い!う!え!お!あ!お!さぁやれ!」
「・・・・・あ!い!う!え!お!あ!お!」
「声が小せぇって言ってんだろコラ!テメーは耳も聞こえねぇのか!?ああ!?」
「申し訳ありませんっ!!!」
「俺が戻ってくるまで発生練習しとけや!さぼったら懲罰房行きだ!・・・ノイマン!!」
「・・・え?、あ、はい?」
「バジルール中尉がサボらない様に見張ってろ」
俺はそう言い放ち、ブリッジを出た。ナタルをいじめるとスッキリするな。少し気分が良くなり
軽い足取りでレジスタンスの本部へ向かった。本部では対ザフト戦の作戦会議が開かれていた。
レジスタンスの話によれば、俺が撃破したザフト車両に砂漠の虎らしき人物の死体は無かったという。
黒こげ死体をどう判別したのか知らないが、奴は生きていてもおかしくは無い。奴にも少なからず
強力な負債補正があるのだから。だが、それでも奴が五体満足で居るとは思えない・・・。
どこまで無事か少し確かめたい気がするなぁ・・・、しかしどうやって・・・。ん?
そう言えば、あるじゃないか機会が、しかも虎の巣にまで招かれるという絶好の機会が。
待てよ、これは上手く行けば簡単にストライクを取り返せるかもしれないぞ。
「ちょっといいですか?」
俺がいきなり発言したので、皆が俺に注目した。
「虎を倒すいい作戦がある。しかしこれはアナタ方レジスタンスの協力が必要だ」
「どんな作戦だ?」
サイーブは案の定乗ってきた。元々現状の戦力では虎に太刀打ち出来無いこいつらにとって
藁をも掴む気持ちなのだろう。俺はみんなに作戦を説明し始めた・・・・・。
579キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/07(日) 01:18:32 ID:???

翌日、俺はバナディーヤ市外にカガリと共に居た。まずは作戦の第一段階、アンドリュー・
バルトフェルドとコンタクトを取る為だ。ここでもし奴が死んでいるなりで現れなければ
作戦は中止。そして情報漏えいを防ぐ為、この作戦内容はレジスタンスのトップ連中と俺
兄貴、マードックとノイマン達の重要クルーにしか知らせていない。もちろんカガリも
作戦内容は知らせていない、今日はただの買い物という事で外に出た。前を歩いていた
カガリが唐突に口を開いた。
「おい!何ボケッとしてる。お前は一応護衛なんだろ?」
フン、何も知らない雌ゴリラが・・・。手榴弾の件はカガリも例外では無く、と言うより
こいつは最たるもので、あれから何も言及はしてこない、もちろん俺が殴り飛ばした事も。
まるで本当に何も無かったかの様に・・。まぁこちらからすれば都合が良いのだが。買い物も
終わり俺達はオープンテラスのレストランの椅子に腰掛けた、カガリが勝手にウエイターに
オーダーをしている。さて、そろそろ来る頃か・・・?生きていれば・・・。チラリと後ろを
見ると、住人に扮したレジスタンスのメンバーが新聞を読むフリをしながらこちらを見ている。
カガリは買い物袋の中身を確かめていた。しかし遅い、虎はまだ現れないのか・・・?俺は
退屈だったのでフトあるいたずらを思いついた。この前、偶然医務室で手に入れた下剤
このゴリラに使ってみよう。テーブルの上の自分の水に素早く下剤を入れ、それを瞬時にカガリの
物と取り替える。よし、上手くいった。
「まぁ、水でも飲んで落ち着けよ」
と言うと、「あぁ」と一言言い、カガリはコップの水を全て飲み干した。ククク、馬鹿め・・・。
さて、どれ位で効き目が出てくるのかな?そしてその時の反応が楽しみだ、さて、じゃあ虎を待つか。
ウエイターが料理を運んできた。運んできた料理を見てカガリが独り言を俺に顔を見ながら言った。
「ドネルケバブさ!あー、疲れたし腹も減った。ほら、お前も食えよ。このチリソースを掛けて・・・」
そうだ、そうだ。このタイミングだ、このタイミングで出てくるんだった。ソースがどうのとか言って
出てくるんだったよな、ホラ、ゴリラがチリソースをかけようとしてるぞ?さぁ出て来い!しかし
そこに虎らしき人物は居なかった。現れない、やっぱり死んじまったのかなぁ・・?あ〜あ・・・。
俺はガッカリしながら後ろのレジスタンスに作戦中止の合図を送ろうとしたその時、俺は奇妙な
人物を目の当たりにする。全身包帯グルグル巻きのミイラ男がフラフラとおぼつかない足取りで
こちらへやってくる。顔は包帯で分からないが、目はかなりイッちゃっている、そして口元には
ヨダレを垂らしている。そのミイラ男は手にソースのボトルの様な物を持っていた。・・・まさか?
ミイラ男は俺達の席の前に立つと、突然叫びだした。
「あいや、ままmままったたたぁ!ちょ、ちょ、ちちちょっと待ったぁ!
ケケケケバブにチリソースなんんnんてナにををいってるんだぇ!このヨーグルトソースを
かかkかけるのが常識だろうがああああんんん・・・」
重度の言語障害に陥っているその男は紛れも無く砂漠の虎だ、やっぱり生きてた・・・しかし
これは本当に本物の砂漠の虎か??どっかの精神病院から脱走してきた患者じゃないのか?
580キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/07(日) 01:20:19 ID:???
「いいいいいや、じじょじじじじ常識というよりもももも、もっと、こうこうこううううう
んにににーそう!ヨヨヨヨーグルグルトトソースを掛けなななないなんて、こっこっこの
料理に対すすすりりりする冒涜だだだだよおもも」
「なんなんだお前は!見ず知らずの男に、私の食べ方にとやかく言われる筋合いはない!」
カガリの反応は至って冷静だった。この世界の人間はバグを起こしたキャラに冷たいな・・。
いや、過剰な反応を起こさない分、それが別の意味での暖かさなのかもしれないが・・・。
そこへ銃を乱射しながら数名の男達が叫びながらこちらへ走ってきた。
「青き正常なる世界の為にィ!!」
ブルーコスモスか、アークエンジェルが誇る無差別破壊テロリスト、サイに比べれば
何とも生易しい連中よ。包帯男が叫ぶ。
「かっかっかか構わん!わん!わん!全ててて排除しる!謝罪しる!」
それと同時に潜んでいたザフト兵による一斉放火がブルーコスモスを襲う、ザフト兵の
激しい銃撃によりブルーコスモスは全員蜂の巣になった。一人、士官らしき男が
包帯男の元へ駆け寄ってきた。
「隊長!御無事で!」
ダコスタ・・・。お前も大変だなぁ、隊長がこんなになっちゃって・・。ダコスタは
部下に隊長を勝手に出歩かせるなと叱咤していた。そりゃごもっともな話だ。
「あぁぁぁぁああああ・・・。わわわわたしははへへ兵器だ。彼のおかげげげげででなますて」
ドサクサに紛れてチリソース塗れのカガリはそれを聞いて一言言った。
「あ・・・アンドリュー・バルトフェルド・・・砂漠の・・・虎」
いや、かなり疑わしいけどな。でも生きてたみたいだな虎よ、俺は後ろのレジスタンスに
決行の合図を送った。レジスタンスはその合図を確認すると、フッと消えて行った。
この作戦は色々と準備が要るからねぇ、まぁここまでは本編通り、お楽しみはここからだ。
ストライク奪還作戦、開始!

○つづく
581通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 01:30:39 ID:???
ふと思いついた。

キラ   「補給に整備なら今のところ無用でしょう。あれにはNジャマーキャンセラーが搭載されています。」
ムウ   「Nジャマー・・・キャンセラー?!」
マリュ― 「・・・・」
チャンドラ「じゃあこれ、核で動いてるってこと?!」

キラ   「データを取りたいと仰るのならお断りして、僕はここを離れます。
      奪おうとされるのなら敵対しても守ります。」
マリュ― 「キラ君・・・」
キラ   「あれを託された、僕の」


バキュー――――ンッ!


キラ    「・・・・が・・・は・・・?(ばたっ)」
ムウ    「お・・・・・おいマリュ―!お前キ、キラを撃つなんてどういう」
マリュ―  「鴨がネギしょってきたって・・・・このこと、かしらね?」
ムウ    「え?」
マリュ―  「私達・・・アラスカで捨石にされそうになったわよね?戦場を勝っ手に離脱した今のAAはまぎれもなく脱走者だわ。
       もっと言えば反逆者よ。とても原隊へは戻れそうもないわ。」
ムウ    「・・・・」

マリュ―  「でもNジャマ―キャンセラー搭載の新型MSを手に入れた・・・となれば話は違うでしょ?罪が許されるどころか、
       クルー全員が二階級特進ものの大手柄よ・・・?」
ムウ    「そ、そのためにお前はキラをう、撃ったの、か?俺たちを助けてくれたキラをッ?!」
マリュ―  「自分の身と・・・・既に死亡扱いの子供と。ムウならどっちをとる?」

ムウ    「ぐ・・・・キ、キラ・・・すまねえ。でもお前も悪いんだぜ・・・?すでに死んだ、用済みの役者のクセに
       のこのこやってきてまた舞台に上がろうとするんだからよ・・・・」

マリュ―  「さあみんな!このMSを積み込んでパナマに向かうわよ!」
サイ    「この死体はどうします?」
マリュ―  「ほっときなさい。それはアラスカに攻撃を仕掛けてきた『ザフト兵』よ。」
ミリィ   「キラ・・・バカねえ。最後まで本当にバカな子なんだから・・・」


こうしてラクス・クラインから新たな剣を託された少年、キラ・ヤマトは仲間に撃たれて死んだ。
582通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 01:31:44 ID:???
乙!キラ様
虎壊れてるwww
さすがにこの世界はどうなるか予想がつかねえww
583通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 01:31:51 ID:???
キラ様キタ!!!
サイワロス
584通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 01:40:19 ID:???
サイが無差別テロリストにクラスチェンジした。
585通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 01:40:54 ID:???
>ラディンみたいな野郎だ・・・。
とりあえず笑いが止まりませんでしたGJ
それよりもカガリのその後が気になる・・・
586通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 01:55:36 ID:???
ミイラ男化してもシナリオ通りに来る虎ワロスwwww
んで、キラ様はEVOLVEやんのかね?どうなるか今からwktk
587通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 02:15:56 ID:???
アスラン級の重要人物だと、黒焦げの炭人間になっても強制出演させられたりしてなw
588通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 02:37:55 ID:???
凸クラスだと負債の加護も強いから再生するだろ、ラクスみたいに
589通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 02:57:40 ID:???
>>581
なにげに名作
GJ
590通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 03:43:49 ID:???
GJ!!!
虎wwwてっきり死んだと思ってたのに生きてるYO!!!www
でも、これは…役に立つのか!?

そして、レジスタンスが何気に優秀そうだよ。(仲魔殺されてんのにw)
キラ様に使われると使えん奴らでも優秀になるみたいだ。(仲魔殺されてんのにww)
ある意味、負債補正よりやばいぜ。。(仲魔殺されてんのにwww)

サイは一体どうなるんだろうか…
オーブでの行動に激しく期待!w

>>581氏もGJでした!
本編でもこのくらい狡猾だったらなぁ。
591通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 03:57:41 ID:???
>本編でもこのくらい狡猾だったらなぁ。
>本編でもこのくらい狡猾だったらなぁ。
>本編でもこのくらい狡猾だったらなぁ。
>本編でもこのくらい狡猾だったらなぁ。

SSスレの禁句キター!!
592通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 05:57:19 ID:???
>本編でもこのくらい狡猾だったらなぁ。
普通のスレでは禁句かもしれないが、このスレにおいては賛辞だろう
もっとやれ
593通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 08:32:14 ID:???
>誰かが死んでも5分後にはそいつの事なんか綺麗さっぱり忘れてるのが種クオリティーだし


ヘイトの名言だwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
594通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 09:16:38 ID:???
アフメドw…で直後にお買い物かwww
なんか微妙なとこで負債クオリティーが出てるなwwww
595通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 09:36:51 ID:???
次が楽しみだw
アイシャは大丈夫なのかなぁ。
あとカガリのピーゴロゴロもw
596通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 09:39:24 ID:???
PPキャンディ思い出した
597通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 11:03:37 ID:???
次にバグるのはカガリか…
まさかと思うがスカトロネタが(ry
598通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 11:29:30 ID:???
キラ様乙

>>569
とりあえずどんなプロットだか書いてみ
似てると変に遠慮するやつがいるが、SSスレには既出の作品と設定そっくりのSSを平然と
投下するやつもいるから気にする必要ないと思うがw
599通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 11:46:38 ID:???
カゴリに限りスカトロネタはありだと思うお
楽しみにしてるお
600通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 14:56:36 ID:???
今回もGJ!!
つーか相変わらずヒデェww
可哀想に今度はカガリが餌食にww
つーかさ、サイって生きてんのww
601通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 15:20:34 ID:???
>>600
登場即死、死体放置のトールと勘違いしてないか?
サイはフレイに金玉潰された方。
602通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 16:56:29 ID:???
嗚呼キラ様、どうして貴方はそんなにヘイトなの?どいつもこいつもイカレ過ぎて、
まともなのは脇役連中ばかりじゃないですか!まあそこがイイんだけどww
ところでキラ様、ナタルの発生練習

あ、『え』、い、う、え、お、あ、お

がふつうなんじゃないか?あ、別にいじめるなって意味じゃないよ。どんどんいじめてやって下さいw
603通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 17:22:13 ID:???
>>598
以前から、種死でプラントに向かう途上の凸と精神入れ替える体験物を考えてて
そういう最低テイストがこのスレには似合うと思ったんだが
同じ体験物でこんな凄いのがあるととてもとてもW
604通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 17:26:07 ID:???
>>603
まあやってみろや。キラ様以外も読んでみたいからな
605通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 18:57:14 ID:???
魔乳はどこに逝ったのでしょうか?
606通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 19:13:27 ID:???
凌辱ゲリラ狩り状態で精神が逝ってしまいました
607通常の名無しさんの3倍:2007/01/07(日) 20:35:32 ID:???
>>601
そうじゃなくてキラ様に手榴弾投げた件の
報復でぶち殺されたんじゃないなのかなと思ったんだが
608通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 05:19:45 ID:???
やっぱり本編が最強の H A T E だと思うんだな……
609通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 06:31:29 ID:???
というか、本編を「普通」に描写すれば、それだけでヘイトになる素敵仕様。
610通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 08:55:44 ID:???
本編はまさにダイモンズ・ヘイト(悪魔の憎しみ)
611通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 09:04:26 ID:???
本編のどこに憎しみがあるっていうんだ?
あるのは愛さ!これだけに尽きる!キャラへのこれ以上ない過保護バリバリの偏愛こそ801アニメの真骨頂だ!
612通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 09:29:14 ID:???
>>610
ああ、俺のゼスモスが発動しそうな出来だったよ
613通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 10:27:11 ID:???
>>611
いや、その偏愛をなくすとね、ヘイトに早変りするのだよ。
614通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 10:32:13 ID:???
>>610
両腕を奪われ家族を惨殺されたシンが、鉄の義手をつけてラクシズに復讐する話ですか?
615通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 11:00:46 ID:???
片腕なくしたマユが(ry
616通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 11:40:19 ID:???

「あのクソ野郎・・・!」

俺はあいつの事をクソ野郎と呼ぶ。
もちろん心の中で、の話ではあるが・・・・クソ野郎は俺に対してとことん反抗的な態度をとりやがる。
ユニウスセブンの破砕作業では、不器用な態度ではあったが俺を尊敬のまなざしで見ていたクセに・・・・
俺がザフトに復隊してミネルバMS隊の隊長に就任したとたん、何が気に入らないのかとたんに俺に逆らうようになりやがった。

我侭なガキの対応には大人の対処に限る・・・・・そう思って今まで我慢してきたが、もう限界だ!
あのクソ野郎には軍隊の上下関係ってやつを体で憶えてもらう。俺に逆らってただで済むと思うなよ・・・・!


その日。インド洋沖での戦いであのクソ野郎はさっそく俺の命令を無視しやがった。
下がれっつてんのにバカみたいに突撃しやがって!てめーがいなくなったせいで手薄になったミネルバが落とされたらどーするんだ!
おまけに連合の基地に攻撃かけて、勝っ手に民間人を解放したりするしよ〜〜。
しょうがないので一発平手で打って叱った。これでもかなり押さえている方なんだぜ?それをあのクソ野郎は――――

「殴りたいのなら別に構いやしませんけどね!けど!俺は間違ったことはしてませんよ!
 あそこの人たちだってあれで助かったんだ!」

そのとき。俺の中で何かが音を立てて切れた。


ドガッ!(シンの腹に遠慮なしの前蹴り)

「が・・・ッ!?」
「ざけてんじゃねーぞ・・・・このクソが!てめーの青臭せえ正義感なんざ誰も聞いてねーんだよ!問題なのは!
 てめーが『俺の命令を無視した』という事実だ。今日はそのことをたッぷり体で憶えさせてやんよ・・・」


その後のことはあまり憶えていない。
ただ俺は「ごめんなさい許してください」と泣き叫ぶシンを馬乗りに跨ってひたすら殴り続けた・・・うん、それは間違いないな。
見るに見かねてシンへのリンチを止めにきたルナやレイの足元を拳銃で撃って威嚇し、
そこらへんに置いてあった鉄パイプなんかも使って、俺はひたすらシンに軍隊の掟ってヤツを思い知らせた。

ざまーみろ!上官に対して生意気な口を聞くからそんな目にあうんだぜッ!
617通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 11:41:18 ID:???

「どういう事、かしら?仲間をリンチにかけるだなんて・・・・どういうつもりなのアスラン!」


・・・1時間後。俺は艦長室に呼び出されて事の次第を詰問された。
たぶんレイだな。あの野郎がこのおばはんにチクリやがったか・・・・後であいつも締めてやる。

「シンは全治1週間よ。隊長のあなたが部下に暴力をふるうだなんて!」
「1週間?そのくらいで治るんならいいじゃないですか。来週の放送までには完治するんだから・・・」
「そういう問題じゃないでしょう!」

うるせえおばさんだなあ・・・てめーはイジメ問題を抱えた教師かってーの。
そうだな・・・ここで切り札を出すか。今後一切、このババアが俺の行動に文句をつけられなくなるようにな。

「そういえば・・・・話は変わりますけど艦長には息子さんがいるんですって?」
「ッ?!」
「そんで現在、その息子さんは不治の病にかかって入院してるんですよねえ〜〜?」
「な、なにが言いたいの・・・・・・?」

「最愛の息子の命を助けるため、誰かさんは死に物狂いで働きました・・・・けど大した学歴もなければ能力もない誰かさんは、
 高額な手術の費用を捻出するなど、とてもできそうにありませんでした♪そんなとき・・・疲れ果てた誰かさんは
 新聞の見出しを見て愕然とします。そこにはかつて自分が捨てた男がプラントの新議長になった、という記事が」
「や、やめて・・・」
「誰かさんは恥も外聞もなく、その男に高収入の仕事が欲しいと泣きつきます。
 慈悲深い男は彼女の体をさんざんオモチャにした挙句、その見返りとして新造戦艦の艦長という職につかせてあげましたとさ。」
「な、なんでそれを知って・・・」

「まあ、普通に考えれば誰だっておかしいと思うよなー?前大戦でなんの活躍もない無名のおばはんが
 いきなり新造戦艦の艦長さんだぜ?こいつはセイバー受領のときにその男、本人の口から直接聞いた話だけれど、
 この話がミネルバクルーの間に流れたら大変ですよね〜〜?最悪、艦が機能せずに職を追われるなんてことも・・・・」

「わ、わかった!いえわかりました!私は今後一切、あなたの行動に口を出したりしないわ!だから!」
「・・・物分りのいい女は嫌いじゃありませんよ?では失礼しますか・ん・ちょう♪」


さ〜て、これで俺のやることに口を挟むバカはレイぐらいなもんだな。
あいつは議長と繋がりがあるらしいから、慎重に対処しないと・・・・ククッ楽しくなッてきやがッたぜ。
今日からミネルバの影番はこの俺、アスラン・ザラ様だ!
618通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 12:10:07 ID:???
完全な二番煎じだな
619通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 12:24:57 ID:???
そうか・・・じゃあ続き書くのやめるわ。
あれを意図したつもりはまったくないが、結果的に似ちまうんだよ。今後はこの手のキャラ改変ものは難しくなるか・・・
620通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 12:26:56 ID:???
アスランの喋りがJOJOっぽくて良い
621通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 12:27:47 ID:???
ヘイトSSを書きまくるスレなんだから自由に書けばいいんじゃないかな
622通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 14:54:02 ID:???
種自体がファーストの絞りカスみたいなもんなんだ。二番煎じでいいじゃない。『素』が原作より濃いんだからw十二分に面白いよ
623通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 14:59:00 ID:???
GO!ヘイト!MORE!ヘイト!
624通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 15:03:16 ID:???
中年売女ババアにそうならざるを得なかった背景を付けてるのがいいね
625通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 15:49:24 ID:???
ミネルバに対するヘイトは珍しいな
何せ本編が一番のミネルバヘイトだから・・・
626通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 15:53:04 ID:???
もっと頭の悪い感じのヘイトSSがあってもいいと思うんだ。
627通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 15:55:50 ID:???
本編以上に頭悪くできないよ。
628通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 16:01:36 ID:???
なんつーか、シンヘイトだな。種ヘイトではない。
ヘイトならいいのがこのスレなんだろうけど、キラ様とはまた違う。
629通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 16:06:16 ID:???
キャラを改変しまくって低脳ヘイトを書こうとしても、
本編がすでに低脳だから、それ以上の低脳となると
ヘイトじゃなくてギャグになっちゃって、逆に楽しいものに
なってしまう場合があるんだよなぁ。
630通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 16:12:15 ID:???
というかキラ様は中の人が別人だからいいが
>>616のは単にアスランが調子に乗ってるようにしか見えん
631通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 16:14:38 ID:???
ヘイトスレに置いて調子に乗ったアスランの何がいけないんだ
632通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 16:39:44 ID:???
本編も方向が違うだけで調子に乗ってる。
問題ないと思うが。
633通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 17:24:02 ID:???
調子に乗りまくったあげく、足下すくわれて破滅、今までのツケが一気に返ってきて惨めったらしく破滅って感じだと面白いかも
634通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 17:29:30 ID:???
さあこいキラはそんなオチじゃなかったっけ?
ここのキラ様と同じく憑依モノで好き勝手に動くが
やりすぎて狂った種キャラに惨殺されるラスト
635通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 17:45:37 ID:???
いや、そんな酷いオチじゃねえよw
あの『俺』はキラとは別人だ。
キラ自身は悲惨な最期を遂げたけどさ。
636通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 17:55:41 ID:???
>さあこいキラ
kwsk
637通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 18:06:31 ID:???
>>636
「さあ来いキラ、俺と戦え!」でググれ。まとめがまだあったはず。
「もういいキラ、俺と代われ」が第一部だから注意な
638通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 18:12:42 ID:???
>>637
トン
しかし残念なことに更新とまってて途中までしかログ保存してないな
もうにくちゃんもないし…
639通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 18:23:50 ID:???
>>635
憑依モノってのは俺の勘違い
ついでに俺が見たラストは一部だったか
640通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 18:37:01 ID:???
>>638
いや、まとめサイトが最初から最後まで揃えてくれてるんだが……
これ以上はスレ違いだからレスしないが、ちゃんと探せばあるよ?
641キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/08(月) 20:08:21 ID:???

○フェイズ15「トロイの木馬」


俺とカガリはバルトフェルドの車に乗せられバルトフェルドの屋敷へ連れて行かれた。
しかし基地という程の防御施設は特に見当たらない、これを落せない明けの砂漠は
相当やる気が無いのか、アフォなのかのどちらかだろう。敷地内に入ると格納庫があった。
その一帯だけは一応軍事施設だけあり、警備兵や対空機銃などが配備されていた。
ジンやバクゥがずらりと並んでいる、そしてその中に見覚えのある機体、ストライクも
陳列されていた。どこか懐かしさを感じる。待ってろ、すぐに助け出してやるからな。
しかしあまりキョロキョロしていると怪しまれる、今はなるべく目立つ行動は控え
慎重に・・・。フト横のチリソース塗れのカガリを見ると、真っ青な顔をしている。
「おいゴリラ、どうした?ビビッてんのか?」
「・・・・・少し、気分が悪いだけだ・・・」
カガリは腹部を押さえていた、どうやら下剤が効いてきたみたいだな。でももう
屋敷に着くし、トイレ貸して貰え、そこで存分に出して来い・・。
車が止まり、俺達は降りる様に命じられた。包帯男が自分と来いと言っているので
俺とカガリはその後に着いて行った。包帯男バルトフェルドはフラフラしながら
屋敷の中に入っていく。まるで酒が入っている様な感じの歩き方だ・・。
廊下を歩いていると、水商売風の女が話しかけてきた。
「コノコデスノ?アンディ?」
前から思ってたんだが、この女をどこの東南アジアから買ってきたんだテメーは?
羨ましいじゃねーかコラ。
「ああああああ。かっかかか、彼女をどうにににかしてやってくれれれれ。チリリリRソースと
ヨーググッググルトソースとおぉおお茶を被っちまったんだだばばば」
「アラアラケバブネ〜ダイジョウブヨスグスムワアンディートイッショニマテテ」
アイシャはそう言ってカガリの手を引き、どこかへ連れて行った。すると一人残された俺に
包帯男が至近距離からブンブン両手を振りながら話しかけてきた。
「おーいいいいいい!きっきききっきみはこここっちだだだっだ」
642キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/08(月) 20:09:21 ID:???
俺は屋敷の一室、恐らく応接間だろう、テーブルとソファーしかない部屋へ通された。
俺がソファーに腰掛けると、包帯男が両手にマグカップを二つ持って現れた。
「ぼぼぼっぼぼくはコーヒヒヒヒーには、いささささささか自信があっあっああってねぇ」
こんな奴が淹れたコーヒーなど飲みたくも無い、ホントにちゃんと豆ドリップしたんだろうな?
目の前に指し出せれたカップを見て俺は言葉を失った、カップには重油が入っていた。
これを飲めと・・・?見るとバルトフェルドはそれをゴクゴクと上手そうに飲んでいる。
おい、ちょっと待てよ、死んじゃうぞ・・・。バルトフェルドは重油を一気に半分くらい
飲み干すと黒い煙を吐き出し、カクカクと体を上下に揺すり始めた。大丈夫かこいつ・・?
「どどどどどう?コーヒーのののの方はぁ?」
「いや、これコーヒーじゃ無いから・・・」
俺達が話していると、部屋のドアが開きアイシャが入ってきた。アイシャは何も言わず
バルトフェルドと俺からマグカップを奪うとそれを部屋の外に居た兵士に手渡した。
そして改めて何事も無かったかの様に、アンディ〜と言いながら部屋へ入ってきた。
アイシャは部屋の外に居たカガリを引っ張ってきた。カガリは緑色のドレス姿だった。
恥ずかしいのか、少しうつむき照れている。俺はカガリと目が合ったので何も言わず
「プッ」と鼻で笑ってみた。
「くっ・・・・テメェ!!」
カガリは拳を握り予想通りの反応をしてくれた、しかしその直後、ビクッとすると急に
大人しくなり、腹部を押さえ始めた。何だ、お前まだ便所行って無いのかよ・・・。
「ドドドドレスもよくっくくく似合うねぇ。といういう言うか、そういう姿も
じじじ実にいいいいたに付いてるかっ感じだっだだだ」
「勝手に言ってろ!」
「しゃ、しゃしゃししSしゃべらなきゃキャキャキャ完璧」
いや、むしろお前は喋るな・・・。
「そう言うお前こそ、ほんとに砂漠の虎か?何で人にこんなドレスを着せたりする?
これも毎度のお遊びの一つか?」
「ドレレレRレレスを選んだだだだっだのはアイシャだしししぃぃぃ、毎どっどどのお遊びとは?
いいいいいいい目だねぇ。真っ直ぐで、じじじつにいいいいいいいいい目だ」
「くっ!ふざけるな!」
そう叫んだ、着後カガリはビクッとして大人しくなった。強気な態度とは裏腹にカガリの顔は
真っ青だった、そして額には汗を滲ませている。どうやら、腹痛が本格的に便意に変わった様だ。
あんまり力むと漏らすぞ?俺はカガリの耳元で囁いた。
643キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/08(月) 20:10:17 ID:???
「おい、何でさっきトイレ行かなかったんだよ?」
俺の突然の問いかけにカガリは驚きながら顔を赤らめた。
「な・・・何でだよ・・・?」
「いや、うんこしたそうな顔してるから」
「・・・・・したくない・・・」
カガリの答えはいたって冷静だった、肛門に全エネルギーを集結させているカガリにとって
キャンキャン吼えるだけの余力などもう無い。俺達がヒソヒソ話していると、一人蚊帳の外の
バルトフェルドがいきなり言葉を発した。
「き、きききも死んんんだ方がっがががマシなクチチチチかね?」
仲間外れで面白くないからってそれは酷いんじゃないの?最もちゃんと喋れて無いから
その言葉も効果半減だけどな。当のカガリはバルトフェルドの問いかけを無視している
と言うより答える余裕は無い。バルトフェルドは今度は俺へ対して問いかけてくる。
「そそそそそっちっちっちちのかっ彼、君はははははどう思もももってんの?」
「誰かさんがうんこを我慢してる件についてか?」
「どどどうなっなっなななたらこのののの戦争は終わわわると思う?モビビビビルスーツの
パッパパパパイロットとしては」
カガリは何も言わず俯いている、もう目の前の包帯男の言葉などカガリの耳には届いて
いないのだろう。俺はカガリの胸を揉んでみた、カガリは俺の手を軽く払うだけで一切反撃してこない。
「はっはっはっは。あああああまり真っまっ直ぐぐぐぐすぎるのもももももんもん問題だぞぞぞ
せせ戦争にはははは制限時間も得くく点もないいいい。スポーツのしし試合のよううううなねぇ
ならどうやややっやって勝ちかちかち負けをををを決めるるる?」
バルトフェルドは一人で話を進めながら立ち上がると、近くにあった戸棚から拳銃を出した。
「てっててて敵であるるる、ももものを全てほろろろぼして・・・かっかね?」
カガリは拳銃を向けられても全く無反応でそのままソファーに座っている。俺は立ち上がり
カガリの手を引き、部屋の隅へ移動した。
「やややっ止めた方うううが賢けけけけ明だなぁ。いくららららら君がバーバーバーサーカーでも
あああっ暴れて無事にこここここから脱出でききききるもんか」
「いや、お前が相手なら簡単に出れると思うぞ?」
「こここここに居るののののはみんんな君ととっとと同じ、コーディディディネーター
なんだっだからなねぇ」
「コーディディディネーターなんてここには一人も居ませんが・・・・・」
カガリはバルトフェルドが何を言おうと無反応、足をモジモジさせながらひたすら人間の限界に
挑戦していた。俺は話しながら、時計を見た。街で作戦開始の合図を出してから28分32秒経過している。
もうじきトロイの木馬が来る頃だな、そろそろお遊びも終わりにしますか。俺がそう考えていると
部屋にダコスタが入ってきた。
「失礼します。隊長、レセップス搭載機が二機、こちらへ帰還してきます・・・
一時はシグナルロストしたバクゥですが・・・・どうなさいますか?」
644キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/08(月) 20:11:13 ID:???
「うふふふふふ、ややややっぱり、どっどどどちちちらかががががが滅びなななっななくては
なららららんのかねぇ」
「・・・・隊長!」
「何だだだだだ、ダコスタくんくん?」
「だからバクゥが・・・」
「かっかかか帰りたまえ。はっははは話せて楽しかったよ。よかよかよかったかどどどどうかは
分からんんんがねぇ。またたたた戦場でな」
ダコスタを無視して喋るバルトフェルドに連動して、部屋の隅に居たアイシャが入り口のドアを開けた
しかしここで帰る訳にはいかないんだよね。俺は再びソファーに腰掛けた。カガリはもう無闇に動きたく
無いのかその場に立ったままモジモジしている。
「帰る前にさ、俺の機体返してくれよ?」
「なっななんの事かかかかね?」
「空から降ってきた地球軍の新型、Gってコードネームが付いてるやつだよ。お前らの
呼び名はストライクか?」
それを聞いたダコスタはいきなり腰の拳銃を抜き、それを俺に向けた。
「お、お前!あの機体のパイロットか!?」
「それを知ってて俺をここに招いたんじゃ無かったのかよ?」
ダコスタはバルトフェルドを見た。アイシャは知ってか知らずか表情を変えないでいる。
バルトフェルドが口を開いた。
「かっかかか帰りたまえ。はっははは話せて楽しかったよ。よかよかよかったかどどどどうかは
分からんんんがねぇ。またたたた戦場でな」
再度同じ言葉を繰り返す所にこいつの知性の無さを感じる・・・。重油の飲みすぎで頭が
オーバーヒートしてるんじゃないか?その時、静かな室内に俺の時計がピーピーと鳴り響いた。
時間か。俺は立ち上がり、ポケットに手を入れた。ダコスタはその動きを逃さず、銃を向ける。
「動くな!ポケットから武器を出して手を上げろ!!」
「別に武器じゃ無いんだけどね・・」
俺が取り出したのは5p程のキーホルダーだ、ダコスタは俺が取り出したものが武器では無い事を
確認しつつも、外に居た警備兵を部屋へ呼び寄せた。それ際も銃の照準は俺から外さない、
外で待機していた兵士が数名、部屋へぞろぞろと入ってきた。しかし、基地外虎に比べてこいつは
かなり優秀だな。砂漠の虎が名将なのはこいつの補佐があっての事なんじゃないのか?俺達は部屋の隅に
追いやられ、壁を向いて跪くように言われた。今のカガリにそんな事出来るわけ無いだろ?出ちゃうぞ?
カガリからすれば前門の虎、肛門のうんこといった所で、最大にピンチ状態だ。一方、空気の
読めない虎はまだ一人で明後日の方向に「帰りたまえ」と言っていた。俺はカガリに耳元で俺が肘で
突付いたら、耳を塞いで目をつぶれと言った。カガリは俺がこの場を打開する方法があるのだろうと
一応理解出来たのか、青ざめた顔で頷いている。
「おい、喋るな!早く跪け着け!!」
645キラ様 ◆vKgxGByzLo :2007/01/08(月) 20:12:13 ID:???
ダコスタが叫ぶ、しかしお前は兵士としては優秀だ、判断も的確だしな。もしかしたらザフトで
一番優秀かもしれん。だけど、所詮は種キャラだな、詰めが甘い。俺からキーホルダー奪わなきゃ駄目ジャン。
その時、屋敷の外で爆発音が鳴り響き、それと同時に自動小銃のフルオート射撃音が聞こえてきた。
部屋の兵士達がその音に気を奪われている隙に、俺はカガリを肘で突っついた。カガリが目を閉じ耳を塞ぐ。
俺はキーホルダーの金具部分を思いっきり引っ張り、それをダコスタ達へ投げつけ、目を閉じ両手で
しっかりと耳を塞いだ。それと同時に、激しい光と爆音が室内を包み込む。俺が投げつけたのは
キーホルダーに似せた小型スタングレネード、作戦前にレジスタンスから貰った物だ。振り返り部屋を
見渡すと、全員芋虫の様に背中を丸め倒れている、小型でもスゲェ威力だぜ。すぐに外の警備兵が
室内に入ってきた。俺は素早く床の自動小銃を拾い、警備兵を始末した。ドアから顔を出し、廊下の
様子を見を見てみる。誰も居ない、俺はポケットに詰めれるだけマガジンを詰め、倒れているアイシャを
背負い、カガリの手を取り部屋を出た。しかしカガリの足取りはとても重い。
「なぁ、後ろ向いててやるからそこでうんこしていけよ?」
「・・・・・む、無理だ・・・出来無い・・・」
「でも、出そうだろ?」
「・・・・私に・・・構うな・・・」
「そうはいかねーよ、じゃあさっさと屋敷を出ようぜ?そうすればトイレ行けるし」
「・・・あぁ・・・分かった・・・・」
カガリは声を振り絞り答えると、ゆっくりだが走り出した。俺がカガリの手を引っ張り、何とか
屋敷の外に出た。外ではレジスタンスが警備兵と銃撃戦を繰り広げている。どうやら作戦は上手くいった
様だな。俺は近くに居るバクゥを見上げた。このバクゥは俺が前に倒した奴だ。AAで改修し、俺が
ナチュラルOSに書き換えた、弾薬庫を空にしてそこにレジスタンスの武装メンバーとサイ、ミリアリアを
詰め込めるだけ詰め込み、ザフトの識別コードで敷地内に入り込んで、対空兵器と格納庫を制圧
それと同時に俺はストライクを確保、兄貴のスカイグラスパーが運んでくるソードストライカーを
換装し、基地内で暴れまわる。その後、増援のサイーブ率いる車両チームとアークエンジェルが
残存兵力を掃討し、ゲームセット。紀元前に考えられた作戦がここでは普通に通用する、全く笑える
話だ。しかし完璧とも思えた事が何かの拍子で脆くも崩れ去る事はよくある。俺はこの時
想像もしなかった。もう二度とストライクのコクピットに座る事が出来なくなるなどとは。

○つづく
646通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 20:16:37 ID:???
・・・・やっぱフレイか?ストライクにはもう彼女の怨念と肉片がびっちりこびりついてはなれない、のか?
647通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 20:23:35 ID:???
違うものがびっちりこびりついたせいな気もするがな
648通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 23:05:48 ID:???
ダコスタGJ!





い、いやキラ様GJ!!!

>もう二度とストライクのコクピットに座る事が出来なくなるなどとは。
カガリ・・・阻止限界点を超えたのか・・・
649通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 23:17:38 ID:???
>アイシャを背負い

どさくさにまぎれて何やってんだw
650通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 23:50:02 ID:???
虎ロボットかよww確かにしゃべり方がターミネーターの壊れ際に似てるかも
>前門の虎、肛門のうんこ
ウンコ-(・∀・)-!!いいセンスだwしかもトロイの犬wwしょぼいアガメムノンと肉片と化してるヘレネww
いや人妻はストライクか?どっちにせようんこアキレウスのおかげでダメになりそうだけどw
欲を言うなら最後の試合がダイジェストだったのがちと勿体無かった気が
にしても相変わらずいい仕事してますな!これからも頑張って下され!
651通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 03:03:25 ID:???
さすがはキラ様、今回も素晴らしい鬼畜っぷりw
さりげなくアイシャを忘れない貴方に惚れますた!!
(・∀・)・∀・)・∀・)ジェットストリームスゲー
652通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 07:07:05 ID:???
今回も素晴らしいクズっぷり GJ!!
アイシャは肉便器確定かよww
>もう二度とストライクのコクピットに座る事が出来なくなるなどとは。
フレイの幽霊でも憑いているのだろうか?

653通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 10:16:18 ID:???
キラ様GJ!!
654通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 10:42:05 ID:???
パターン1 ゴリラが粗相
パターン2 ミンチより酷いフレイが鎮座
パターン3 イカれた虎が何かいらんことをしてた 
655通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 16:43:56 ID:???
>「どどどどどう?コーヒーのののの方はぁ?」
>「いや、これコーヒーじゃ無いから・・・」

コーヒー吹いたよw
656通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 20:59:38 ID:???
さりげなくアイシャ背負って逃げるネタは
個人的にはさりげなく列に並んでるムウに続くヒットだw
657通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 00:08:00 ID:???
突撃部隊にサイとミリィが居るのなwwwww
658通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 00:13:24 ID:???
>マグカップを奪うと
アイシャ冷静でワロタ

このままいくとキラ様は近親相姦もあっさりやってくれそうだなww
659通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 02:50:23 ID:???
正直キラ様のSSはネタが随所に散りばめられていて大変素晴らしい
次回への布石も上手だしここまで書ける職人は新シャアには居ないと思う
この話が完結してまた書いてくれるなら次はヘイト以外のSSが読んでみたい
660通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 03:26:43 ID:???
虎・・・ただでさえブレンドをグラムじゃなくパーセントで行うほど疎いのに、狂ったら黒ければ何でも飲むのかw
661通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 18:09:47 ID:???
虎ボットで、ゾイドジェネシスのゲオルグ少将思い出した。
死んだと思ってたら、ポンコツアンドロイドになって帰ってきてバロスwww
6621/3:2007/01/10(水) 21:08:18 ID:???
朝、目を覚ましたらムッチャ生え際後退してました…。

「なんじゃこりゃーっ!」(やや広島訛りで)
僕は目の前の鏡に映る物に驚愕してしまう。
夢遊病の気はないはずなのだが、ベッドで寝ていたはずの僕が目を開けると、どこか
の公衆トイレの手洗い場の大鏡の前だったのだ。
しかも鏡に映っているのは、自分とは似ても似つかない、哺乳類ではなく両生類から
進化したのではと思わせるインスマス顔。
まあインスマス顔の中ではイケメンの部類なのが救いだが。
そして一際目立つ、危うい生え際。
間違いない、こいつは「CEの赤い蝙蝠」アスラン・ザラだ。
一々四文字使うのは面倒だから「凸」と表記しよう。

しかし、なぜ鏡に自分の顔ではなく凸が映ってるのだ?
疑問が脳内で提示されると同時に、回答が浮かぶ。
ああ、これがいわゆる最低SSの定番の一つ「体験もの」というやつか、と。
その手の物を読む度に「妄想プゲラ」と思いながらそれなりに楽しんでいたが、それが
実際に僕の身に起きてみると、どうやら彼らは妄想を書きなぐっていたのではなく、
実体験を記していたらしいなという事がわかる。
まあこうなってしまっては仕方ない。
これが夢ならいつか覚めるだろうし、現実なら現実でなるようになるしかない。
レット・イット・ビーでセ・ラヴィでケ・セラセラだ。

それでも疑問が残る。
別に好きでもなく、自己投影したこともない凸に「憑依」したのはなぜなんだろうと。
ちょっと考えて、ある結論に至る。
6632/3:2007/01/10(水) 21:09:59 ID:???
多分凸になったという事には、好き嫌いを超越した意義があるのだろう。
この男がもう少し主体性を持って行動していれば、種世界はかなり違った流れになった
はずなのだ。
何しろ凸というやつは、主体性ゼロのくせに妙に意固地で他人の言うことに素直に耳を
貸さず、それでいて何かの拍子にあっさりとそれまでさんざん固執していた信念というか
妄執を捨て去ってしまうという、救いようのない人格破綻者だ。
だからちょっと世界の因果律を変えただけで、異世界から来て種世界の負債補正を破壊
していく少年を逆恨みしてダークサイドに落ちたり、自らを含めたコーディネイターの存在
意義を見失い、去勢しスキンヘッドにしてブルコスの戦闘奴隷に身を落としたりする。
もちろんテレビアニメの通りに行動すればとりあえず生命の安全は保証されるだろうが。
ニートに達磨にされたり、後輩に「あんまり強くないよね」とか「正直困ります」とかバカに
されたり、錯乱していると言われ撃墜されたり、ピンクに重傷の身で強引にMS
に乗せられたりするのはまっぴらだ。
僕は僕のやりたいようにやる、自分ではなく凸の力だけを借りて…待てよ。
ふと心配になったことがあり、頭の中でMSの操縦法をイメージしてみる。
コクピットで操縦をしている自分の姿が、動作までリアルに脳裏に浮かぶ。
どうやら凸の能力はそのまま残っているようだ。
それに操縦の技術論的裏づけまで理解できている。
何せコーディネイターという連中は、ニートや凸を始めとてもお世辞にも「知恵」があるとは
思えない言動だが、計算力・記憶力・数学的応用力やらは優れている。
まあ遺伝で作れる「頭のよさ」なんてのはその程度だろう。
何はともあれ身についたMSの操縦法や、たぶん必要となるであろうコーディネイターとして
の能力がそのまま残っているのはありがたい。
それがなかったら、そもそもセイバーで地球に向かうことすら出来ないのだから。

ともかく凸の力は使えることがわかった
そう、こんな主体性のかけらのないやつに力など不要だからね、僕が有効利用してやる
から有難く思って欲しいもんだ。
種世界の歴史改変、それが僕が凸になった意義に違いない。
根拠はないがきっとそうだ。
6643/3:2007/01/10(水) 21:11:22 ID:???
その前にとりあえず「この世界」での凸=僕が置かれている状況を把握しておく必要が
ある。
そもそもここはいつのどこだ?種死時代なのは間違いないが…。
もしメサイア攻防戦が終わった後なら歴史改変も何も今更どうしようもない。
その時ふと、脳裏をよぎるシーンがあった。
凸が今僕が鏡で見ている服装で、洗面していたシーンが。
突っ込みいれながら不真面目に見ていた種死のなんということはないシーンを鮮明に
思い出せるなんて。
おお、自分の記憶を整理する能力も工事要しているとは有難い。
そう、アレは確か、凸が汚ー侮、いやオーブの特使という名目でプラントを訪れた回で
あった。
とすると、僕はシャアモドキに会見する前の凸に憑依してしまったらしい。

これからシャアモドキと会見して、あの種世界では珍しく頭の切れる人間相手に腹の
探り合いをしなきゃならないかと思うと胃が痛い。
何しろあのワカメ頭、ピンクとその一党に対してはその他に対するのとは別人のように
杜撰な対応するくせに、凸には割と的確な対応をしていたからね。
まあ撃墜させただけで止めを刺さなかったのは詰めが甘かったが。
コックピットを貫かれ爆発したMSに乗ってた人間が生きてるなんて想定外なんでそこ
を責めるのは気の毒だろう。
しかしある意味で絶妙のタイミングだ。
ピンクと手を組むつもりはこれっぽっちもない以上、シャアモドキ議長の力を最後の最後
まで利用させてもらう必要がある。
そのためには会見の前に入れ替わる必要があったが、早すぎると面倒だ。
特に凸がキラキュン恋しのあまり、何をトチ狂ったのかその姉であるゴリラに指輪を渡し
あまつさえキスした瞬間なんかに憑依してとしたら、その場で嘔吐して吐瀉物を咽喉に
詰まらせあえなく絶命していたところだ。
好機と捉え、まずはシャアモドキに取り入らなくては。

665通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 21:14:04 ID:???
アイシャ肉便器確定としても魔乳はどうすんだろう?
キラ様曰く、素晴らしいテクをお持ちなのにまだパイズリも本番もやってねーじゃん
666通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 21:25:17 ID:???
>>662
新作乙!他二次ネタに吹いたw
667通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 21:28:03 ID:???
>朝、目を覚ましたらムッチャ生え際後退してました…。 

みさくら吹いたw
668通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:23:32 ID:???
他二次ネタはどこのか伏せじでいいからしりたい
669通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:36:39 ID:???
>>668
下記のアドレス飛べば見れるけど、過剰な期待は禁物。
福田・両澤を憎むあまり作者自身が負債と同じレベルにまだ堕落した好例だからね。
鼻くそほりながら「フーンw」ぐらいの気持ちで見ておけばおk


「G●ndamWing-Portable」
ttp://fhp.jp/GW-P/


あぁ、でもヘイト的見ればかなりの良作かもw
670通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:38:08 ID:???
Zと黒本だろ?
671662:2007/01/10(水) 22:40:03 ID:???
>>669
ちょっと待て、それ俺初見なんだがw

>>668
「種死の世界」「Xキャラ」と
「クルーゼ」「生存」で検索
672通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:44:20 ID:???
>>671
トン

>>669
>>670
この知ったかどもめw
673通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:44:45 ID:???
ありがとう、さっそくみてくるわ。
674通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:51:19 ID:???
>>671
黒本は勘違いと認めるがまさか現行の方とは思わなかったw
しかもそっちスレタイ変わってるってwww
675669:2007/01/10(水) 22:53:10 ID:???
すまん、俺が勘違いしてたようだ。

>去勢しスキンヘッドにしてブルコスの戦闘奴隷に身を落としたりする。

をキチガイマユの出て来るSSと同作品と思い込んでた。
676通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:06:41 ID:???
凸は信じやすく影響を受けやすい性格のまま、負債補正をとると、どーしよーもないキャラになるからな。
ブルコス凸、けっこう好きだな。
普通の人間が凸に憑依すると、どうなる? まずセイバーでオーブには行かないだろう。
677通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:08:32 ID:???
そもそもオーブに断り無しにザフト復帰しないって
678通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:09:02 ID:???
>>676
この「僕」は決して「普通の人間」ではなさそうだがなw
679通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:11:13 ID:???
>主体性ゼロのくせに妙に意固地
凸のわけのわからん性格を見事に一言で言い表してるなw
680通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 01:07:30 ID:???
キラ様光臨かと思いきや何か変なの沸いてる
681通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 01:21:48 ID:???
何でSSスレである程度人気出ると
こういうのが沸くんだろうね?
どうでもいいけど他スレの名前出すなよ
682通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 02:25:55 ID:???
でもこの憑依凸の行く末はちょっと見てみたい。
683通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 02:39:06 ID:???
別にここはキラ様のスレでもなんでもないぞ
そもそも今回の作者は投下すべきかどうかあらかじめ聞いてたんだから
今になって文句言ってんじゃねえよ
684通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 02:45:18 ID:???
680や681は662に対して文句言っているのか?
てっきりヘイトスレだからといって他スレSSまでヘイトするやつをたしなめてるんだと思ってた
685通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 02:46:12 ID:???
追記
662の続き待ってるぞ
686通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 02:51:21 ID:???
>>684
他スレのSSを話題にはしてるけど
貶してるやつなんていないじゃない
687通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 02:56:15 ID:???
688通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 04:11:12 ID:???
キラ様と対比して凸様と呼べばいいのか?
689通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 05:52:32 ID:???
何だキラ様狂信者が暴れてるのか?
キラ様の中の人も大変だなw
690通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 08:03:42 ID:???
>>684
違うんじゃね?SSの内容と関係なく凸がどーたらという議論にもっていくバカに言ったのではないかと。

最近こういうのって他スレでもよく見かけるんだよな〜〜。どこもスレ違いなのに平気でラクシズがどーの、
凸がどーのって・・・・はっきり言ってウゼェ。
691通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 08:22:11 ID:???
>>688
凸乙とか。
692通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 09:13:20 ID:???
とりあえずこの凸には、第二のキラ様「凸様」になって欲しい。
…できるかなぁ?
693通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 10:49:19 ID:???
>>690
どっちにしろ自治厨ウゼェ
694通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 11:26:15 ID:???
神職人の二番煎じも
ウゼェ自治厨も
SSの内容と関係なく凸がどーたらという議論にもっていくバカも
他スレの名前を平然と出すアフォも
人気スレでは珍しくないし別に気にもならない


俺はキラ様のSSが読めればそれでいい
695通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 11:30:23 ID:???
みんな、とりあえずどんどんヘイト書きまくれって!
他人の感想なんぞ気にするな!
己のヘイトをぶちまけろ!
696通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 11:35:24 ID:???
>>695が上手くまとめた所でこの流れは終了しましょう
697通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 11:49:04 ID:???
ヘイトスレだからこそキャラ叩きはありなのかと思ってたw
698通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 11:51:55 ID:???
叩きたいならSSで叩けっていうのがルールじゃね?
699通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 12:05:06 ID:???
>>1に書いてるやん。
>お前らの本気の憎しみを、思いっきりディスプレイにぶつけろ!
>キャラヘイト、陣営ヘイト、その他思いつく限りの憎悪を書きまくれ!!!!!

これでFA。
700通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 12:09:35 ID:???
ミネルバの格納庫の片隅で――――ヨウランとヴィーノがタバコ吹かしながらダベってた。

「あ〜あ、毎日毎日オイルまみれの整備ばかりでやってらんねー。」
「それによーパイロットの連中は日々機体をベストに仕上げている俺たちに感謝してんのかよ?」
「そうだよなー・・・・クソ!アカデミーの頃から狙ってたルナは復隊してきた英雄様にべったりだしよー、
 シンの野郎は最近俺たちのと話しやがらねーし、レイは俺達を見下しているような気がするし・・・・おもしろくねえ!」

「んじゃあよ?ここらであいつらの機体の整備、こっそり手を抜いとかね?俺たちの重要さをパイロット連中に思い知らせるためにさ。」
「そりゃ別にかまわねえけど・・・・そゆ事したらマッドの親父がうるさいんじゃね?」
「だからさー俺たちにしか分からない整備個所ってのがあんだろ?あの親父は最新技術にうといしなー。」
「そうだな・・・・・・んじゃ、いっちょやんか?」
「おお!見てろよパイロット連中のアホウどもめ!反応がイマイチな機体で死にそうな目にでもあいやがれ!」


〜そんで28話以後〜

「・・・こりゃひでえな。ザク2機は大破でセイバーはバラバラ、なんとか無事なのはインパルスだけか。
 あいつらの腕前ならこうは簡単にやられないはずなんだが・・・・?う〜む・・・・・」

「やったな相棒。」
「へッこれで思い知っただろ。あのバカ連中もよ〜。ケケケッ♪」



・・・・・・むう。自分で書いといてなんだが、あんま面白くないな。
701通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 12:38:25 ID:???
>神職人の二番煎じ
ファンネルのパクリを見て「ドラグーンのパクリ」とか言い出す類の馬鹿発見w
体験物、それも本編ヘイトテイストなんてSSではよくあるネタなのに
702通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 12:39:38 ID:???
>>701
まあ一応フォローしとくとキラ様は劣化コピーのドラグーンと違って出来がいいけどな
703通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 12:42:49 ID:???
>>696スマソ、専ろだ丁度>>695までしか読み込んでないままレスしちゃった

あと書き方間違えて自演みたいになったが
701=702ね
704通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 12:53:09 ID:???
まあ大抵は本編ヘイトというより特定キャラヘイトだと思うけどな
エヴァSSでシンジに憑依するパターンの大半占めるネルフヘイトとか
705通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 12:57:33 ID:???
>>700
ハイネは整備士たちにも気さくに話したりしてそうだから
意外と意気消沈してたりするかも・・・ヘイトじゃ無くなっちまうが
706通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 16:00:24 ID:???
>>700
ナイスヘイト・・・と書きたいところだが、むしろ本編の破綻っぷりのフォローになってる気がするw

つーか種の場合、本編がひどいから、なまじヘイトを書いても本編補完になることが多いから困る。
707通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 16:12:51 ID:???
それは酷過ぎる話だな、オイwww
708通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 16:55:49 ID:???
体験物SSで何らかのヘイトがないのって見たことないんだが
例外知ってる人いる?
709通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 17:07:25 ID:???
スレ違いな質問は他でお願いしますね
710通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 19:09:32 ID:???
>>700
>なんとか無事なのはインパルスだけか。

シンは本編であの二人とは仲がいいみたいだったし
インパルスだけ手を抜かずにちゃんと整備してたわけか
711通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 20:21:28 ID:???
>>710
>シンの野郎は最近俺たちのと話しやがらねーし、
運が良かっただけじゃないか?
712通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 20:50:36 ID:???
画面に映ってない時はシン、ヨウラン、ヴィーノの3人で愚痴ってるんだろーなとか想像してたな、放送当時
713通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 21:04:52 ID:???
最近キラ様を筆頭に面白いんだが、なんだかヘイトが薄まっている気がする。
当初は、ラクシズの扱いが悪いだけでヘイトと騒ぎ出す奴に本物のヘイトを
見せてやるってスレだったのに、今じゃ>>669みたいなのが堂々と書き込んでる。
714通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 21:21:37 ID:???
>>713
そうだな。自分もそう思うわ。
初期の短編は強烈だもんな。
読んでて引いてしまうくらいのものが読みたい。
715通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 21:58:18 ID:???
ちょっと前まではキラ様のSS投下があっても、ほんの数レスしかつかなかったのに
今は投下が無くてもレスが多いね。
住人が結構増えたのかな。
716通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 23:00:16 ID:???
キラ様は他所でも話題になる事があるからね。それで増えた可能性はあるな。
だからって、スレの意味を分かってない勘違い君に増えられてもウザイが……
717通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 23:20:27 ID:???
自分でも書いてて思うが、ヘイトSSって簡単に見えて以外に難しいもんがあるんだよな。
書いててこれはヘイトとは違うかなー?と思うことをしばしばで・・・・・中々奥が深いぜヘイト。
718通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 00:25:42 ID:???
究極的にひねくれた”愛情”が必要だからな
719通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 01:39:34 ID:???
↑スレ違いになるがいわゆるアンチ巨人も巨人ファンって奴か?
720通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 02:01:30 ID:???
>>719
巨人が負けるのを見たくてナイター見るタイプは巨人ファンだな
巨人を見るだけで不快になるタイプのアンチは無論ファンではない
種で言えば、本編見てこんな板に来てるアンチはファンのうち
721通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 04:55:40 ID:???
短編ならともかく長編でヘイトって本当はかなり難しいんじゃないのかな

722通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 05:01:59 ID:???
>>713
いや、筆頭にって言うかキラ様だけだと思うんだが
薄まっていないヘイトと面白さを同時に醸し出しているのは
723通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 18:33:34 ID:???
このスレの避難所つくろうよ
724通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 20:19:19 ID:???
禿しく同意。投下も避難所にしたほうがいいかもなw
725通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 20:23:21 ID:???
必要な程荒れてる?
726通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 20:27:35 ID:???
2chが閉鎖するから?
727通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 20:41:48 ID:???
したらばかわいわいならすぐスレ立てれるけど
避難所立てるならライブドアに板ごと用意した方がいいのかな?
このまま2ちゃんとキラ様を心中させたく無い
728通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 20:56:03 ID:???
リバ以降ちょっと人気が出るとこの流れになるのが悲しい
729通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 21:12:15 ID:???
いやまだどう動くかはわからんが閉鎖騒ぎが出ているからだろ。
個人的にはもうしばらくは様子見でいいと思うが。
730通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 21:21:31 ID:???
閉鎖はひろゆきの釣りだったみたいだぜ
731通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 22:29:52 ID:GaNwqMr0
な、なんだ(ry
732通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 23:31:36 ID:???
差し押さえられると実質閉鎖だけど、今の所は差し押さえ申請中らしい。
ということらしい。
7331/3:2007/01/12(金) 23:41:05 ID:???
「な、なんだってー!!」(AA略)
気がつけばそこはコクピットの中でした

ありのまま、今起こったことを話すぜ!俺はさっきまで、セブンでレジ打ちやってta
と想ったら、いつの間にかコクピットっぽい場所にいた。何を言ってるのか(以下略
しかもモニターには、ゲイツRがフル武装で突っ立ってるのが映っているし…なんだこの状況?

『いいか、コクピットを狙わなければ何処を狙っても構わん。好きなだけやれ』

外から野太いオッサンの声が聞こえてくる
コクピットを狙わなければって…え、戦えってことか?もしかして演習、とかそういう奴か!?

『シン、お手柔らかにな』

ゲイツRから関俊彦声が聞こえてくる
レイか!?そんで、シンって呼びかけてるってことは…まさか…

(新シャアとかでよく見かける…体験物SS?ああいうことか!?)
7342/3:2007/01/12(金) 23:43:05 ID:???
三次元人がKIRAに憑依したり凸に憑依したり盟主王に憑依したりパトに憑依したりして、
種世界で好き放題やる…そんなSSは良く見かけてたが…
自分がソレと同じ状況に陥るって想像できねーよ!
まあ、いい。偽善者キラや紅いビッチ…じゃなくて紅い蝙蝠のアスラン
それに好戦的なラクス教祖様や脳足りん首長のバカガリとかに憑依できなかったのは残念だが、シン=アスカに憑依したのは好都合と言える
元々、俺はキラやアスランよりもシンに共感していたからな。
まあ、最後の最後に電波にヤラれたり、
アスランに戦争はヒーローごっこじゃないと言われて言い返せなかったり、
キラとアスランを殺せなかったりしたのは正直ダメダメだったが…まあ、いい。
レイがゲイツRに乗ってると言うことは今はアカデミー時代。なら、まだ奴らを殺すチャンスはある

「ククク…クハハハハハハハ!」

そうさ!これはいい!これこそ天佑というものだろう!
種世界の歴史を知る俺が、シン=アスカという邪神もとい負債に冷遇された主人公(元)に憑依し、負債の脚本をぶち壊しにする…
どうしてこういうことになったのかは知らないが…負債に思い知らせてやろう。クダラないオナニー脚本に嘆いたファンの怒りと言うものを…
7353/3:2007/01/12(金) 23:44:03 ID:???
「そうと決まれば、まずはあのシャアもどきと接触しなければな。
アカデミー時代なら、たしか遺伝子工学の教授をやっていたはずだ…ドラマCDが正しければ、だが
とにかく、プレステ装甲なんていう非効率的なものよりも、陽電子リフレクターやガンダニュウム装甲などの兵器の開発。
後は俺の知る限りの未来を奴に教えて、この世界をよりよい方向へぶげらっ!」

突然コクピットが揺れ、モニターに顔面をぶつける
痛いってレベルじゃねーぞ!ていうかなんだ!?
モニターの外を見る。そこには、ビームクローをコクピットに突きつけてきているゲイツRの姿があった

……あ、そうだ。いい成績とってインパルス受領しないとね

とりあえず現実から眼を背けることにしてみた
736通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 23:46:59 ID:???
流石に三つ目ともなるとなぁ
737通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 23:48:21 ID:???
('A`)
738通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 23:49:30 ID:???
朝起きたらシーゲル・クラインでした
どうしろと

体験物主人公らしく一通り混乱したり、嘆いたりした後、現状を把握するため情報の整理を始めることにする
俺は種にはあんま詳しくないんだが、たしかシーゲルってラクスに殺されたんじゃあ……
いや、直接的にではないが、ラクスがフリーダム盗んだせいで政治生命終わったところを撃ち殺された……だったか
今のうちに消すか……いや、死なないようにだけ注意してラクスに丸投げすれば、途中経過はともかく最終的な勝ちだけは拾えるはず
どうしようも無くなった時の保険として残しておくべきか
まあラクスに頼るなんてマネはしたくないし、最期の手段としてな
自分で出来るだけやって、原作よりいい状況になれば俺的には勝ちだろう
何とかなる、かな


この時、俺はまだこの世界を、この状況をなめていた
原作の知識とシーゲルの権力があれば、俺でも多少は立ち回ることはできる……そんなふうに思っていた
だがこの世界には、俺の知る原作の種世界とは差異があった
現状を把握するために、この世界の情報収集を始めた俺は程なくそれに気付き……絶望した


「ウェーハッハッハ地球にNJを撃ち込んでやったニダ!」
「ホルホルホルこれでナチュラルはエネルギー不足でジワジワと苦しんでくたばっていくニダ。いいきみニダ」
「ウリ達コーディネーターが宇宙最優秀民族であることが証明されたニダ!プラントマンセー」
「ナチュラルは血のバレンタインを反省し謝罪と賠償を汁!」

orz
プラントオワッタ……モウオワッテタヨ



色々あって半年後……こうなってた

「シーゲル!!ウリ達と一緒にプラントを創ったお前が、なぜプラントに核ミサイルを撃つニダ!」
「プラントに住む者は自分達のことしか考えてない、だから抹殺すると宣言した」
「下等なナチュラルならともかく宇宙最優秀民族のウリ達に罰を与えるなど許さんニダ!癇癪起こる!!」
「このわたし、シーゲル・クラインが粛清しようというのだよ、パトリック」
「ファッビョーン!!」

続かない
739通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:00:09 ID:???
>>738
ヘイトらしく、コーディに史実を上回るダメっぷりが発動し取るな
740通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:07:35 ID:???
憎しみさえあればいい
7411/5:2007/01/13(土) 00:21:21 ID:???
「シン、さっきのあの様はなんだ?」

あの無残な実践演習の後、昼休みになったので食堂でラーメンを食っていたらレイに話しかけられた
どうやら、レイはあの演習の結果が気に食わないらしい
シンが手を抜いた。だからレイは勝った。そういう風に言われるのが嫌なようだ

「俺だって調子悪い時だってあるさ」

嘘だ。調子悪い以前に、MSの操縦なんてできないのだ。だからこうして、飯を食いながらMSの操縦教本を読んでいる
幸い、CE0072ともなればある程度MSに関するノウハウも蓄積されてることだし、操縦も車がMTからATになったように簡略化されてきている
最も、それだけじゃないと想うのだが…それがなんなのかはわからない

「…ルナマリアみたいなことを言うのだな」
「は?アイツがどうしたんだ?」

あのビッチがどうしたんだ?

「先ほどの事だがな、ルナマリアがマーレに負けた」
「当たり前だろ、あのルナマリアがマーレに勝てるわけじゃないじゃないか」

マーレとはアストレイに出てきたあいつの事だろう
アビスのパイロットに選ばれるほどの実力者が、あの射撃をすれば外すビッチに負けるはずないじゃないか
7422/5:2007/01/13(土) 00:23:24 ID:???
「いや、問題はそこじゃない。ルナマリアは先ほどのオマエのように何もせず負けたんだ」
「…は?」

……嫌な予感がしてきた
体験物SSにおいて、体験者は1作品1人がセオリーというか常になっていた。だけど…それが1人以上だったら?
…嫌、そんな事あるはずない。それに、仮にそうだとしてもきっと同じアンチラクシズさ。そうだろ!?

「…ま、まあ…生理が酷かったんじゃないか?」
「そういうものなのか?」
「そういうものだろ」

とりあえず、近いうちにデュランダルと会って話をしてみたい、ということだけレイに伝えて食堂を後にすることにした
……ビッチにアンチが…なんか、無い気がしてきたな

教室に戻ると、ビッチが席についていた。何か本を読んでいるが、ここからじゃ何を読んでいるのかわからない

「よっ」
「…なんだ、シン?」

隣の席に座ってビッチに話しかける。ビッチの反応は凄く汚らしいものを見るような目付きだ…こんなにシンってビッチに嫌われてたのか?
7433/5:2007/01/13(土) 00:25:02 ID:???
ビッチが読んでいる本をチラ見した

――”歌姫の騎士 −戦場で芽吹いた恋−”

…表紙には、ラクスとキラのツーショットが映っていました

「…そういうの興味あったっけ?」
「そういうあんたは無いんでしょうね」
「あ、あはははは…」

嫌な予感がしてきた。いや、予感じゃない。確信だ
コイツ…まさか…

「でもさ…アイツらってやってる事テロリストだったよなあ…なんで、こう英雄視されてr「ふざけないでよ!!」

突然ビッチが机を叩き声を荒げながらこちらを睨み付けてくる

(こ、コイツ…確定だ!)
「ラクス様たちは戦争を終わらせようとして戦ったのよ!?なんでそのラクス様たちをテロリスト呼ばわりできるのよ!」

ビッチは原作ではラクス信者…というわけじゃなかった。なのに目の前のビッチは信者…
確定だ!こいつも体験者…しかも中身はラクス信者!!
7444/5:2007/01/13(土) 00:26:18 ID:???
「い、いや…落ち着k「どうせアンタは何をやるのかとか明確な意思も目的も持たないでヒステリックにラクス様たちを批判していい気分になってるだけの癖に!」
「お、おい落ち着けよルナマリぐふっ!」
「し、シン!?」
「おい、誰かコイツ止めろ!」

結局その後は、クラスメイトたちが暴れるビッチを取り押さえてその場を沈静化したが…
…怖いですね、信者って。ヒステリックなのはオマエらだろ、と言いたくなりましたよ

幸い、ビッチもアレ以上暴れるのはマズイと想ったのか、

『突然取り乱してごめんね…でも、ラクス様たちをああやって罵らないでほしいの』

と謝ってきたので、俺の方も適当に謝っておいたが
先が思いやられる。あのビッチが何を考えてるのかわからないが、間違いなくラクシズに味方するつもりだろう
となれば…俺がラクシズに敵対するような素振りを見せれば、最悪…こ、殺される!
急がないと…ついでに、ビッチが左遷されるようにデュランダルにも働きかけて…ユニウス条約も形骸化してることだし、早期に核エンジン搭載MSの量産を…
とりあえず、シンの家に帰ろう。幸い、ここらの生活に関する知識は不思議とあるので、迷うことなく寮の自室前まで来れた
7455/5:2007/01/13(土) 00:27:06 ID:???
「シン!」

自室に入ろうとした途端、ヴィーノに声をかけられる
大分息切れしているみたいだが、何かあったのか?

「どうしたんだ?」
「と、とにかく居間までついてきてくれ!」
「は?お、ちょっと待てよ!」

何のことだと問いかけようにも、ヴィーノは早く早くと急かすだけで何も答えてくれない
ヴィーノに連れられて寮の居間に連れてこられると、そこにはヨウランに宥められながらどうしよう、どうしようと呟いているメイリンの姿があった

「おいおい、いったいどうしたんだよ」
「!?シン!お姉ちゃんが、お姉ちゃんが!」
「何でも、ルナマリアが突然ラクス様やアスラン=ザラ、それにヤキンのフリーダムのポスターとか本を買ってきて部屋に篭って出てこないらしい」

…あ、そういうことですか
つまり、ビッチは中の人効果で引き篭もりになったってことですか

「あんなの、お姉ちゃんじゃない…」
「なあ、どうすればいいと思う?」
746通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:34:07 ID:???
アホ毛に信者と来たか
747通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:36:39 ID:???
二匹目のドジョウならぬ三匹目のドジョウで正直どうかと思ったが
悪くない展開だ
748通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:40:10 ID:???
体験物ってのは、ルナとメイリンのように繋がりがデカイ人間の一方を使うと面倒になるな。
749通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:40:26 ID:???
腐女子ヘイトktkr
750通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:49:28 ID:???
腐ナマリアはちょっと面白かった
751通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:58:12 ID:???
「ですがデュランダル議長を信じる者でもありません。我々はもっとよく知らねばなりません。
デュランダル議長の真の目的を。 」

「ええい!」

その時、焦る議長の横を一人の夫人が通り過ぎ、ミーアの横に立つと、ミーアを安心させるように
にこりと微笑んだ。

「ラクスさん、とりあえずラクスさんと呼ばせていただきます。わたしはロミナ・アマルフィと申します。
前大戦時、あなたと共に戦ったというキラ・ヤマトに殺されたニコル・アマルフィの母です。いいえ、
母でした」

「それは・・・それはお気の毒でした、おばさま、しかし・・・」

「いたわっていただく必要はありません。ラクスさん、わたしの息子はザフトの信頼を守って、戦友を
かばうために崇高な戦死を遂げたのですから。」

「そうですか、いえ、おばさまはまさにザフト軍人の母の鑑ともいうべき人です。おばさまの賞賛すべき
精神は必ず厚く報われるでしょう。」

「ありがとうございます。わたしはただ、ラクスさんにひとつ質問を聞いていただきたくて参ったのです。」

「それはどんな質問でしょう、私が答えられるような質問だといいのですが・・・」

「あなたはいままで、どこにいました?」

「は、なんですって?」

「わたしの夫は息子を失った悲しみに耐え、プラントのために働きました。今も働いています。ラクスさん
あなたはどこにいました?夫が戦争の早期終結の祈りを託したフリーダムを奪ってまで、ご自分の理想を
実現しようとなさったあなたはどこにいました?」

「おばさま・・・」

「あなたはどこにいました? プラント市民の多くは肉親、知り合いを失くしながらもプラント再建のために
働いています。今、デュランダル議長の言葉に疑問を投げかけるあなたはどこにいました?
あなたは、もしかしたら本当にラクス・クラインなのかもしれません。ですがご自分が犯罪を犯してまで
なそうとした事の責任はどうなさったの?
人がしている事を批判するのはたやすい事です。あなたは、ご自分が主張したことの実現のために、
戦後、何か実行なさったの?」


「歌だ!歌を流せ!(虎)」

『しずかな〜♪このよるに〜♪』
752通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 01:10:54 ID:???
>>738
またか体験物かと思ったらいい意味で馬鹿馬鹿しくて笑えたw
753通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 01:19:19 ID:???
腐女子verルナマリアわろたw
754通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 01:26:00 ID:???
>>751
ロミナママGJ!
755通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 01:47:25 ID:???
>>751
それなんて銀英伝?w
756通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 01:51:33 ID:???
「偉大なる力には大きな責任が伴う!合掌・・・藤岡弘」
なぜかこんな言葉が、頭に浮かんだ
757通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 02:35:19 ID:???
キレたラクスに銃床で殴り殺されますよママン。
758通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 03:59:31 ID:???
一応作っておいたからもし2ちゃんが閉鎖なり機能不全に陥ったら
みなさんここへ発進ど〜ぞ
http://jbbs.livedoor.jp/anime/4734/
759通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 17:00:26 ID:???
    .    .    (   
            , "l" 、  
      :;と⌒⌒(.;゙;◇;゙;..)つ     
""""""""""""" ∪ """"""""""""" 

波打ち際に倒れているカガリちん
そこへ偶然学校の「生活科」の授業でフィールドワークのような潮干狩りに
小学生達がやって来ました。
好奇心旺盛な男の子たちがカガリちんを発見し、「変な生き物がいるぞ」と
遠巻きにします。
「コレ、チンポみたいな頭してる」と大喜びですが、やはり怖いので直接手で
触れず、棒でつついたり、小石を投げつけたりして反応をみます。
「危険な生き物かもしれないからもっと離れなさい」と彼らを制すべき担任の
女教師(29歳独身、女子高・女子大出身)はあまりに破廉恥なチ○ポ頭を目
にして赤面し、言葉を失っていたのでした
760通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 17:03:01 ID:???
  ↑
誤爆スマソ










広い意味ではスレ違いじゃないかもしれんがw
761通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 17:22:06 ID:???
囲むスレか?
762通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:52:54 ID:???
やべ、ちょっと笑ったww
763通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 19:00:14 ID:???
>>762
囲むスレに後編もあったぞw
764通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 20:05:42 ID:???
>>759
お前ら今年も囲んでいたのかw
765通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 21:54:11 ID:???
体験キャラが一同に集結!
体験キラ:キラ様
体験アスラン:アスランハーレム厨
体験シン:アンチラクシズ
体験レイ:キラフレ厨
体験カガリ:シン厨
体験ルナ:キララク厨
体験メイリン:ユウナ厨
体験アビー:アーサー厨
体験ヒルダ:キラアス腐
体験バルトフェルド:フラマリュ厨
体験マーレ:アンチシン
大惨事なことになるのが見たい、設定集だけでも
766通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:03:28 ID:???
体験ラクス物とか見てみたいな。
結構なヘイトが生まれそうだ。
767通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:31:42 ID:???
>>766
体験ラクスは
某盟主憑依物サイトの
投稿であったが止まってるなぁ
768通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:34:45 ID:???
ラクスはやばいなw
鶴の一声で世界を動かせる。
769通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:57:17 ID:???
って言うか、ラクスになったら簡単に物事が運んじゃうから
面白みが見出せないんだと思うよ
770通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:59:19 ID:???
体験ネタがあまり乱立すんのもどうかと・・・・・違う切り口のヘイトも見たいし。
771通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:02:57 ID:???
体験ラクス
ラクスパワーで世界征服してやる!
あれ? なんかこの世界違和感なくね?
ちょwwwクロスオーバーでラクシズアンチwwww
みたいな流れでラスボスはシンルナレイハイネカガリネオステラアウルスティングマーレリーカコートニーその他他作品軍団
しかも全体的に超パワーアップ
772通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:42:10 ID:???
できればスタンダードな「憎悪」を前面に出したものが読みたい。
このスレの第一作「奴婢」なんて、種関係の言葉は一言も出てこなかったけど、
コーディヘイトの未来社会だってわかったじゃん。ああいうヘイトSSもあるんだから。
773通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 00:40:34 ID:???
奴婢はレベル高すぎだろう
正直あれをヘイトの括りに収めるのはどうかと思う
774落下無残:2007/01/14(日) 00:52:33 ID:???
 自分は死んだのだろうと思った。
 しかし目を開けたら、そこは見慣れたミネルバの船室だった。ただ違っているのはパイロ
ットスーツを着た自分が両手両足を拘束されていること。そしてシン・アスカとレイ・ザ・
バレルという生意気な部下達が、部屋に入り込んでいることだった。
「お前達、なにをしている」
 声が乾いているのは、アスラン・ザラ本人も認めざるを得ないものだった。何時間水分を
摂っていないのかわからない。戦闘は昼間だったが、この船室には遮光カーテンが引かれ、
明かりは天井の蛍光灯が頼りだ。
「なにって、死人で遊ぼうって感じかなあ、レイ?」
 いつも気に障る小生意気なシンの声。
「ああ。クレタ沖の戦闘でアスラン・ザラはMIA、機体が海に落ちて生存不能ということで
戦死判定がでた。家族がいるわけでなし、悲しむ人もない。愚かな兵士の孤独な死だな」
「な、なにを、お前達。俺はこうして生きているし、確かに機体は失ったが、ザフト一のモ
ビルスーツパイロットに変わりはない」
 年若の二人がけらけらと笑った。
「フリーダムに切り刻まれて、なんでそんなに自信あんの、あんた? オレやレイなら、絶
対にあんな醜態はさらさないけど」
 シンの赤い目にあからさまな嘲りが宿る。アスランにとって、他人が自分を優遇しない、
あまつさえ下に置くというのは我慢できない屈辱であった。
「なに…をっ」
「あなた、アスラン・ザラの亡霊をシンと俺が貰い受けたわけです。もう役目は終わったか
ら好きにしていいと」
 レイの人形のような顔から偉そうな言葉が紡がれる。アスランは頬を紅潮させた。
「そんな、議長が許すわけがない! 俺はフェイスだ」
「でも、許してくれたんですよ、議長。な、レイ」
 レイが頷く。
「亡霊にフェイスは必要ないよな」
 シンのナイフがアスランのパイロットスーツの翼の紋章を切り抜いた。そこだけ生のひんやりした空気が当たる感覚。
「なに? 乳首立ってる」
 シンがナイフをぐるりとまわして、彼の左乳首を簡単に抉り取った。痛みより驚きが先に
たち、アスランは何もいえなかった。
「あなたは自分がミネルバでいかに無能だったか、考えたことがありますか?」
「なにを言う、レイ! 俺は優秀なセイバーのパイロットでモビルスーツ隊の指揮官だ。
お前達は俺の部下でいられる幸せをわかっちゃいない」
 切られた乳首から、たらたらと血が流れていく。たいした傷ではないが、部下にやられた
という事実が、彼の自尊心を逆撫でした。
「こいつ、マジで馬鹿だな。議長にちゃんと報告しとけよ」
 シンにレイが言っている。議長に報告?
 確かに民主主義のプラントでは一兵士が元首にメールを送ることはできるが、それは秘書
官達が読む。シンの言いようだと、レイは直接のルートを議長に持っているように聞こえる。
 シンは胸元から股間まで、パイロットスーツを切り裂いた。一緒に下着も切り裂かれて、
アスランの性器が露出する。
「へえ、隊長はずいぶんとお粗末な一物をお持ちですな。俺、アンカットって初めて見たや」
 じろじろ眺めて、いかにも見下げたように言われた。
「アスランの父親のパトリック・ザラはコーディネーターとして早く生まれた分、ジョージ
・グレンの特質を真似ただけの存在だ。お前の両親のように、コーディネーター技術が花開
いたC.E.30年代の遺伝子は引いていないからな」
 これは、自分の優秀な遺伝子を馬鹿にされたということだろうか? 父は、早くからプラント設立に尽力し、自治権を認めさせた立派なコーディネーターの政治家だ。
775落下無残:2007/01/14(日) 00:53:19 ID:???
「ああ、そのころには一物を大きくするとか、包茎じゃなくする遺伝子操作がなかったって
ことか」
「シンのは立派だからな。いい時期に親が遺伝子操作を受けたのだろう。それに彼は父親が
四十代中盤の子供だから、精子自体が若いものより遺伝子異常を持っている確率が高い」
「じゃ、レイはヤキンでなくなったお兄さんと年が離れてるから、そこから両親の年齢を
考えると、もともとの遺伝子であれがでっかいんだな」
 レイの、ヤキンで死んだ兄? アスランはレイの記録を見たがそんなものを読んだ記憶はない。
「ヤキン?」
「ヤキン・ドゥーエの戦いでレイの兄さんが戦死したって、ザフト兵なら誰でも見れるデ
ータベースに載ってるけど、もしかして、知らなかったなんてことないですよね。あんた、
優秀なんでしょ。部下のプロフィールも把握してんないなんて、ありえないよな。だって、
あんたが殺したかもしれないのに、レイの兄さん」
 シンの真紅の瞳に憎しみが閃いたような気がして、アスランは鼻白んだ。
 自分は確かにヤキンでザフトを敵として戦ったが、それは正義のためだ。父を討つ覚悟
でジェネシスに乗り込んだ彼の勇気と決意など、このガキどもにわかるものか。
「テロリストの頭目、ラクス・クラインもこれと同じような親の年回りで生まれているな」
「二人して、父親の精子が古くて、お頭がいかれたのかね。こいつらの子供ができたら、ど
んな馬鹿になったことやら」
「約束だ。ルナマリアを呼んでやらないと」
 レイが電話をかけた。
「あいつはニンフォマニアだから。といっても、ホントにこれでもいいのかね」
 シンがナイフの先でアスランの性器をつつきまわす。
 電話を切ったレイが言う。
「男女年齢を問わない淫欲だから、ニンフォマニアだ」
 アスランは自分だけでなくクライン親子まで蔑まれて、唖然とした。
 親の決めた婚約者とはいえ、プラントで最高の遺伝子を持つカップルと称された二人な
のに。この馬鹿どもは、彼らを遺伝子異常が産んだ欠陥品扱いする。オーブからの移民者シ
ンは物を知らないだけとしても、プラント生まれのレイまでもが……。
「テロリスト艦、アークエンジェルの連中と接触してラクス・クラインとの連絡ルートを作
るのが、あんたの任務だったはずだ。オーブの代表カガリ・ユラ・アスハを名乗る女と会
っておきながら報告をあげない、更にはザフトから盗まれたフリーダムと痴話喧嘩みたい
な会話をして落とされる。アークエンジェルから相手にされてないし、なさけねー」
「キラは、キラはいつか俺の気持ちをわかってくれる。いまはキラもカガリも錯乱している
だけだ!」
 アスランは自分の過去と存在を否定され、叫んだ。
「錯乱していたのはあなたです、そして今も、アスラン・ザラ」
 レイの声はどこまでも冷ややかだった。
776落下無残:2007/01/14(日) 00:54:07 ID:???

       *   *   *

「はーい♪ 呼び出しありがと」
 ルナマリア・ホークの明るい声が響く。アスランはなぜこの少女がザフトの誇り高い赤
服なのか、一応アカデミーでの成績には目を通したものの、理解できずにいた。
 試験の成績は確かにいいが、どの教官も歯に物が挟まったような褒めかただ。あの我儘な
シンでさえ、性格に問題はあるが優秀という但し書きが付いているのに。
 ただ、アスランは手指足指のずきずきする痛みに、思考力が低下しているのを感じていた。
「あら、あんたたち、早速指を切り取って遊んでたの」
「お前が来るまでの暇つぶしさ」
 シンとレイが切り取った――御丁寧に一関節ごとに――手足の指、それをまとめてダストシュートに入れたようだ。
「ちゃんと生ゴミ再生用のダストシュートに捨てるのが、艦長との約束だしさ」
「なら、ちいさくしなきゃね」
 ルナマリアはアスランの局部を見て、喉の奥で哂った。
「子供のみたい。わたし、けっこう10歳以下の男の子をむりやりやっちゃうの、好きなんだ」
「誰も『けっこう』とは思っていない」
 冷静なレイの声。
「はいはい、あんたは自分と同い年以上の男にしか興味がないもんね」
 ルナマリアはアスランの勃ちかけの性器を手でなでると、自分の下着を下ろし、女性器の中に埋め込んでいった。
 彼女が体をうごめかすたびに、酸っぱい匂いが立ち上る。
 シンはその匂いが好きだった。
「キスしよう、レイ」
 そう言って友人の首に腕を絡める。
「お前はこの下り物臭い匂いによく耐えられるな」
 顔をしかめながら、レイはシンの抱擁を受け入れた。
「オレは女も男も好きだからな」
「節操なしめ」
 二人が抱き合い、ディープキスするのが、ルナマリアに犯されているアスランの目に入っ
た。しかし自分の性器が痛くて、それどころではない。
「はーい♪ 坊や、もうちょっと締め付けると剥けるからね」
 ボーイッシュでキュートなタイプと思っていたルナマリアが、男を犯すような女だとは
アスランは考えたことはなかった。しかしシンたちに切り取られた指からの出血は止まり
つつあるがじんじんと痛いし、ペニスの皮を締め付けられて、女陰の中でもてあそばれて、
そこからも出血したようだ。
 接合部分から血が漏れる。
「いいッ! 処女になった気分」
「血はアスランの血だぞ」
 抱き合って、シンと唇を吸いあいながらレイ。
「あんたはだまってて。あたしの気分の問題なんだから!」
 ルナマリアの白くて丸い尻が蠢くのが二人には見える。レイは汚いものでも見るように
目を背けていたが、シンは彼女の穴は二つともに好きだった。
 ルナマリアだけが楽しんだような性交が終わった。彼女は精液に濡れた陰部をぬぐうこ
ともせずに下着をずりあげた。レイに『ニンフォマニア』と呼ばれていたから、ミネルバの
嫌われ者アスランの精液でも彼女には意味があるものなのだろう。
「アスラン、お尻も絶対初物よ。しないの?」
「オレ達にはお前と違って好みというものがある」
 毅然としてレイが言う。
777落下無残:2007/01/14(日) 00:54:53 ID:???
「オレ、やってみたかったことがあるんだ。眼球を抉り出してファックするっていうの。こういう機会じゃないとできないじゃん」
 童顔だが欲望はきついシン。更に言う。
「レイはアカデミーの授業で人体解剖がないのが不満だったよな?」
「ああ。生体解剖、オレにとっては忌まわしくも魅力のある言葉だな。お前が眼窩ファッ
クをすると、脳髄は破壊されるが」
 童貞を失ったばかりのアスランには、夢か現かという強烈な話だった。
 こいつらは裏ポルノの世界に生きているのだろうか? プラントの教育はそんなに荒廃
しているのだろうか。アスラン自身は基礎教育を月の自由都市コペルニクスで送ったので、
コーディネーター、ナチュラルを問わず宇宙で生きていくためにはという実学を学んだこ
とを誇りにしている。そして親友のキラ・ヤマト。彼とは行く道が違ってしまったが、彼に
落とされたことを後悔してはいない。お互いが望むのが平和なら、必ず理解しあえるはず
なのだ。
「ま、わたしはそういう趣味はないから、あとは二人で楽しんでね」
 ルナマリアは嫣然と微笑むと部屋をあとにした。

       *   *   *

「綺麗な緑色のでっかい目玉だな」
 シンはナイフでアスランの右目の上瞼からナイフを入れ、上下の瞼を取り去ると、馬なり
になって指を突っ込んで彼の右目を神経ごと抉り取った。
「これ、記念に置いとけるかな」
「とりあえず生理的食塩水に浸して、あとは先生に処理してもらえばいい」
 視野が三分の二になったアスランは、本当に彼らが言うように議長や艦長、軍医までぐる
なのかと思う。両手両足の手指と片目を失った兵士は、パイロットとしての価値がない。
シンが用意していたらしいプラスチック容器に自分の眼球を入れるのを見て、アスランは
吐き気がした。
「レイ、そろそろ開腹する?」
「ああ。臓器を取り出す容器も準備したしな」
 自分の周りに多くの医学用容器が置いてあることに気がついた。
「どうしてお前らは、オレにこんな理不尽な行いをするんだ。部下としてよくしてやったじ
ゃないか、二人とも。特にシンには、お前が捕虜を逃がした時に弁護してやったのに……」
 右目の跡から真紅の涙を流しながら訴える。
「あんたはなにもわかってないだろ。どうしてコーディネーターとナチュラルが争うのか
も」
「自分が憎まれていると気付かず、ザフトに戻った間抜けだ。ヤキン・ドゥーエで何人のザ
フト兵が死んだか、彼は知らないだろう」
 確かにアスランは知らなかった。知る必要があるとも思えなかった。ヤキンでも各国の軍
人の犠牲の上に和平が成り立ったのだから、自陣営の死者が何人でというのは、彼には戦人
らしからぬ計算に思われた。
「こんなになっても偉そうで不服そうな顔してんな」
 あきれたようにシンが言う。二人で切り刻んだので、アスランには二の腕の真ん中辺りま
でしか腕はないし、脚も太腿を切り刻まれている。AD20世紀まで東アジアで行われていた百
刻みの刑並みだ。
「まあいいや。こいつのめんたまに突っ込んで、脳みその中にションベンしてやるよ」
 シンはズボンを下ろして男性器を見せ付けた。
778通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 00:58:53 ID:???
取り敢えず改行を何とかしろ
779通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 01:04:37 ID:???
拷問中にしては凸が冷静だな
コーディネーターは痛覚が鈍いのか?
780通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 01:19:07 ID:???
>779
解体されているところを見せ付けるために
麻酔を打っている可能性がある。
781通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 01:20:06 ID:???
うわきっついな(褒め言葉)
782通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 01:32:15 ID:???
アスランどうしようもないくらいバカで空気が読めないなw
普通は裏切り者はその家族や仲間に報復されても文句は言えないのに
シン、ルナ、レイの性癖をいい感じに歪んでいるよなww
ある意味このスレに相応しい内容だなw
783通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 01:49:37 ID:???
アスランが本編中色々鈍かった事の揶揄だと思った>拷問中の冷静さ
784通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 02:37:04 ID:???
久々に正統派なヘイトが来たな
785通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 02:40:07 ID:???
>>774-778
GJ!
グロより(ルナマリアの)エロに目がいってしまうのは男の性だなw
「百刻み」ってのは中国の「凌遅刑」ってのと同じなのかな?
「凌遅刑」の方は百どころか数千の肉片に解体することもあるらしいけど……。


>>778
所々改行し忘れてる所があるけど、全体的には見やすいのでは?
786通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 03:02:40 ID:???
最後にアッーな例の決まり文句があるのにクスっとしてしまった
787通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 03:49:11 ID:???
>>785
あれじゃね?旧日本軍がやったという伝説の拷問。事実関係は知らんし凌遅刑ってのも知らんが。
爪先から1cm〜数cmずつ刻んでいくってやつ。
788通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 03:58:46 ID:???
>>787
× 旧日本軍がやった 
○ 旧日本軍がやったと中国が捏造した

陵遅は中国の文化であり、日本にはそういう発想自体がない
789通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 04:39:57 ID:???
凌遅刑は結構昔からある有名な処刑方法の一つ
790通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 05:20:01 ID:???
 朱元璋「明太祖洪武帝」 (1328-1398) 
              __ 
             /;;;;;;;;;;;;;\ 
            /;;:::::::::::::::::::::::\ 
       ∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋ 
            L::;;,__     ..:::ゝ 
          //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽ 
          / ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ 
         /j/三三三三三三三三三三ヾ 
         l::||::::              |l   
        / ̄\ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′||   
      r┤    ト::::: \___/     ||       
     /  \_/ ヽ:::.  \/    ,ノ     
      |   _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__ 
      |   _)_ノヽ\  ハ // /    ヽ    
     ヽ____)ノ      ̄ ̄ ̄   /     ヽ 

          「 凌遅三千刀、滅九族!」 
791通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 06:02:55 ID:???
>>日本にはそういう発想自体がない
首切り落として晒し首とか釜茹でとか水責めとか磔とか色々思いつくけど。
792通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 07:04:07 ID:???
ジョルジュ・バタイユが影響を受けたことで有名な百刻みですか。
あれの写真は、手足を切られた青年の表情に強烈なエロティシズムがありましたが、
アスランにそれがだせるかなあ?
793通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 07:31:41 ID:???
>>791
凌遅刑の事。日本人じゃせいぜい鋸引きだよ。
794通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 11:40:58 ID:???
陵遅刑もそうだが、人肉食文化も日本にはないのに
「日本兵が殺した中国人の生き肝を食べた」とか言う「証言」もあるなw
自分たちがやるから日本人もやるだろうという思い込みからのでっち上げ
795通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 11:58:54 ID:???
氏賀Y太ktkr

ここのヘイトは無茶苦茶レベル高いな
ほんっとにサイテーだよ!(褒め言葉)
796通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 12:03:48 ID:???
今までヘイトSSってハナからバカにして読まずにいたんだけど、
ここの作品群を読んで、意外と奥が深いことを知ったわ・・・
797通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 13:40:22 ID:???
ヘイトで結構文章力あるって稀有だよなw
エヴァとかのヘイトと比べると遥かに文章てしてのレベルが高い。
まあそういうのは天然なんだがw
キラ様とかなんか普通の娯楽作品レベルだもんw
SEEDリバイバルだか何かもヘイト臭かったよな。
798通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 13:48:05 ID:???
>>797
ログ読んでこい
799通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 14:02:52 ID:???
>>792 これですな。
ttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/43/7604ddb86274dea4be726f370121c2d6.jpg
モノクロだけどグロ注意。踏むのは自己責任で。
800通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 14:06:37 ID:???
正直キラ様は面白いが
文章力があるかと訊かれればNOだと思うぞ…。
801通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 14:09:29 ID:???
>>800
>>798に対してのレス?
798はよそのSSに対してヘイトだのなんだの抜かす797に苦言したつもりなんだが
802通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 14:52:05 ID:???
他スレがどうのこうの、どーでもいいんだよ
803通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 15:36:56 ID:???
>>801
いや、>>797に対して。いくらなんでも娯楽作品と言っちゃ本職に失礼。
804通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 15:50:30 ID:???
まあまあ、ここは「>>797死ね」でいいじゃないか
805通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 15:56:26 ID:???
>>777
肝が小さい俺はなんか吐き気しました(ほめ言葉)
806通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 16:15:13 ID:???
>>794
つ薩摩
807通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 17:51:16 ID:???
>>797はさりげなく自分の嫌いな作品を混ぜて正当化しようとしているのがポイント高いね。
wをアホみたいに多用している点も評価できるよ。


いや、高いっつっても駄目人間ポイントがだけど。
808通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 18:16:35 ID:???
キラ様は確かに文章力は今一つかもしれないが
ネタ発想の点では新シャアで右に出る職人はいないと思う
809通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 18:53:38 ID:???
>>797はまともにSSも読めない頭の弱い子だから
810通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 19:11:19 ID:???
文章力ってのは人に見られている内にある程度改善されるけど、センスばかりはどうしようもないからなあ
キラ様サイコーなんて言うつもりは毛頭ないが
811通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 19:11:20 ID:???
お前らがヘイトしあってどうするw
812通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 19:19:39 ID:???
つまりキラ様サイテーと言う事かw
813通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 19:46:06 ID:???
>>812
それさ、このスレでは最高に褒め言葉じゃねーのww
814810:2007/01/14(日) 19:57:23 ID:???
>>812-813
お前らって俺の期待通りのレスしてくれるなw
815通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 20:29:05 ID:???
>>813
その言葉を作者さんが言うとかっこいいよな。
「ありがとう、最高のほめ言葉だよ」ってw
816通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 21:30:45 ID:???
>>810-815
そんなお前ら大好きだw
817通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 21:53:17 ID:???
>>774 Good Hate!
種は原作に近いほうがヘイトだというのは真理だ、アスラン、人間の屑。
シン、レイ、ルナマリアは性格改変があって、これも一種のキャラヘイト
なのに、気にならないや。不思議だ。
818通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 22:05:49 ID:???
>>817
あれかな?ラクシズに精神汚染されることを思えば、淫乱だのサディストくらいは
十分正常範囲ってことなのかもな。
819通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 22:22:04 ID:???
このSSのシン・レイ・ルナは「おかしな人間」
ラクシズは「人間としておかしい」
似てるようで違うw
820812:2007/01/14(日) 22:32:30 ID:???
こちらこそ期待通りの反応で嬉しい限りだ
ではキラ様を待つか
821通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 22:50:51 ID:???
感想言うだけのクソどもの内ゲバなんてどうでもいいから作品投下希望。



このレスも厨かつヘイトっぽくね?
822通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 22:54:19 ID:???
ここではヘイトというのは誉め言葉なのでしょうか?
823通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 23:46:13 ID:???
誉め言葉など存在しない
824通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 00:04:44 ID:???
荒れるなんてヘイトの極みだね
825通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 00:04:58 ID:???
キラ様投下後に現れる↓こいつとその眷属が嫌い。
死ねよ。

>>326 >>350 >>377 >>509
826通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 00:27:38 ID:???
スレ荒らすバカとその眷属が嫌い。死ねよw
827通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 00:43:07 ID:???
>>826
つ【鏡】
828通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 12:07:35 ID:???
煽りなぞどうでもいい

ヘイトSSをくれ
829通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 14:35:35 ID:???
俺の名前はキラ・ヤマト。
誰もが畏れ敬う宇宙ちゃんぽんだ。
今俺が手掛けている仕事は「マンハント」とう番組のPだ。
毎週末、抽選で選ばれたゲームどもにわずかばかりのサバイバルアイテムを渡して野に放ち、
それをマハが追い詰め、狩り出す様を全世界に生放送して高視聴率を叩き出している。
某局の竹Pとは大親友で、業界の仲間内では“竹ちゃんキラちゃん"と呼ばれたりも。
先日、2人で東アジア共和国に表敬訪問した際は、金主席から直々“名誉人民”の称号を授かった。
竹ちゃんは今もブレイク・ザ・ワールドの後遺症に喘ぐ東アジア沿岸部で人道支援の名の下に
様々な活動を組織し精力的に働いている。
Pの枠に収まりきらない本当に凄い奴だと思う。
さて、話を戻すが、先日放送の「マンハント」では、プラントから移送されてきた旧デュランダル派の
政治家や官僚、軍人たちがフィーチャーされた。
その中にはかつてミネルヴァに乗艦していたシン・アスカやルナマリア・ホークといった見覚えのある
名前もいくつか散見し、作り手としても一層みwなwぎwっwてwきwたwわけだが、かつてグラディス
の語った彼女の幼い息子までその中にいたことにはさすがに驚きを隠せなかった。
いずれにしても、奇縁に恵まれ思わぬ所で守るつもりもなかった(というか、すっかり忘れていた)
タリア婆との約束が果たされ、私キラ・ヤマトちゃんぽんは感無量であったとさ。
小僧に「やあ、僕、キラ・ヤマト。君のお母さんを要塞ごと吹き飛ばしたのは俺様だっぴょーん!」と
おどけながらファースト・コンタクトを図ったら、メチャクチャ気に入られてしまった。
素直ないい子だ。今度の企画で、爆弾を仕込んだ花束持たせて、大西洋連邦に救う資本主義の豚
どもを吹き飛ばす子役に使ってやろう。
マンコとケツにダイナマイト突っ込んで100メートル走させたカゴリみたいに、最後に派手に散って
くれると、かなりおいしい絵が撮れそうだな。
飛び散った雌ゴリラの肉片を焼肉と称してアスラソに食わせたら、何も知らんと「こらウマイ!こら
ウマイ!」と喜んでおったわ。
豚マリアがくたばったら、ソテーにしてまたヤツに食わせるのも面白いかもしれんな。
これがホントの“ホーク・ソテー”、なんつってwww
830殺してください ◆UkrVh9uDk6 :2007/01/15(月) 15:10:40 ID:???
831通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 15:27:05 ID:???
>>829 つまらん。SSスレじゃなくて、アンチスレに書け、こんなの。
832通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 16:05:11 ID:???
それはアンチスレに迷惑だろが

キラ様に影響されてヘイトじゃなく電波が増えてきたな…
833通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 16:10:37 ID:???
以前>>716が危惧していた事が現実になった・・・・・
俺もちょっとネタ考えてみるか。流れを断ち切るために
834通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 16:10:51 ID:???
こういう頭の悪いタイプのヘイトも嫌いじゃないw
835通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 16:15:47 ID:???
神と同じことをすれば絶賛されると思ってる香具師が増えてるということか
836通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 16:20:45 ID:???
>>835
>同じこと

同じ事じゃなくて真似事
837通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 16:43:09 ID:???
初期の「奴婢」「狩猟」みたいな、クールかつシュールなヘイトをキボン。
838通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 16:55:33 ID:???
あの二作品は出来は悪く無いが
「種のヘイト」と言うこのスレ本来の目的からはズレてる

これが種のヘイトって初めから知ってて読まなきゃ
そうだって分かんないし
839通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 17:28:05 ID:???
>>838 ?? 詳しく説明希望。この板が新シャアで、ヘイトSSがタイトルについてる以上、
読者は「種シリーズのヘイト」と思って読むだろう。
840通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 17:29:12 ID:???
>>838
「狩猟」で種だとわからない奴はこの板に来てないだろ…
841通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 17:45:26 ID:???
新シャア板に来てる来てない、読者がどうとか以前にガンダムSEED固有の特徴を活かしてない
言ってしまえば原作が種じゃなくて他のアニメの脚本やキャラでも引用するのに難しくない
それじゃヘイト半減だ



と個人的に思っただけ
842通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 17:47:39 ID:???
>>841
ヘイト作品いくつか紹介してくれないか
君がいいと思うのを
843通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 17:51:23 ID:???
このスレ変な奴も結構増えたな('A`)
844通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 17:52:30 ID:???
これじゃ投下なんてとても無理だ
845通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 17:55:58 ID:???
まあ、コーディとナチュの確執を種らしくないという読者のいるスレに書きたい職人はいないだろうな。
846通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 17:56:51 ID:???
>>842
キラ様はこの際置いておいて
短編なら>>535-536がこのスレで一番良かったと思う

下手にエロとかグロとかに走らず
キャラの急所を上手く突いてる所が好き
他のキャラの話も読んでみたい


>>843
悪いけどキラ様が光臨する以前から居る
あんまり目立った事言わなかっただけ
847通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 17:58:14 ID:???
そろそろ容量的に次スレが要るな
848通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 18:54:38 ID:???
>>838>>841>>846
>個人的に思っただけ
なら己の主観をさも正しくて「あの作品はこのスレの趣旨からずれてる」
といういい方は如何なものか
849通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 18:56:42 ID:???
それが2ちゃん
850通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 18:57:40 ID:???
>>842
SSなんて10個見りゃ8個がヘイトだ
851通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 18:58:12 ID:???
7個位だろ
852通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 19:18:26 ID:???
偉そうなこと言って、好きなのは死刑SSか。ヘイトスレらしいぜww
853通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 19:20:30 ID:???
細かいなw
854通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 19:34:07 ID:???
憎しみ溢れた電波作品が見たい
憎みすぎて文章崩壊してるくらいの

昔あった腐女子の感想スレで
何処かのサイトでフレイが妊娠してリンチされるSSがあるって聞いたんだけど
読みてぇええええ!!どこにあるんだそんなの!!
855通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 19:43:35 ID:???
いま聖書の出エジプト記読んでるんだが前半イスラエル人のエジプト人ヘイトSSで吹いたw
なんか読んでて憎しみ漂ってキテルゼ、ヘイトSS書くやつ一回これ読んでみろって絶対参考なるから
856通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 19:49:59 ID:???
スレの容量限界っていくつだっけ?
857通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 19:53:14 ID:???
500kb
858通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 20:43:24 ID:???
あるザフト兵の母親への手紙〜


お母さん、お元気でしょうか。
地球連合との開戦から数ヶ月、僕は地球と宇宙の戦場を行ったり来たりの毎日です。
MSでの戦闘は見た目ほど容易ではありませんが、これでもなんとか慣れてきました。
近くプラントに帰国できそうなので、決まり次第追って連絡をいたします。それでは・・・お体に気をつけて。

お久しぶりです。
戦況の激化にともないプラントに帰国できませんでした・・・・すいません。
僕は現在、数々の戦果が認められてMS小隊の隊長に任命されています。
数人の部下と新型の隊長機シグーを与えられて責任の重大さを噛み締めています。
この戦争が早期に終結することを願って・・・・・また手紙を書きます。草々


お母さん聞いてください!
僕がザフトのエリートだけに配属を許される、特務隊に転属される事となりました!
しかも・・・しかもですよ!この僕に極秘裏に開発されている最新型MSが与えられるんです!
その名もZGMF−X1OAフリーダム!いい名前でしょ?まさにコーディネイターの自由を勝ち取るに相応しい機体です。
それと・・・・・これは極秘なのですが・・・・どうやらこのMSには密かにアレが積み込まれているらしいのです。
その、Nジャマーキャンセラーが。これは秘密ですよ?なにせ条約違反の技術なんですから・・・・

ともあれ僕はつい昨日、ザラ新議長に直々の激励をされました。もう感激のあまりどうにかなってしまいそうです!
僕はこのフリーダムで必ずや我等コーディネイターの未来を掴んでみせます。それでは今日はこのあたりで!ごきげんよう。


「・・・・これらの手紙の内容は?」
「外部には一切漏れてはいません。ふふ、彼の手紙を秘密裏に検閲して監視していたかいがありましたな?
 Nジャマーキャンセラー搭載の新型MSが密かに建造されていたとは・・・・」
「いえ。秘密が漏れる可能性がここにあります・・・・あなたのそのお口から、ね?」
「え?な、なんで私に銃を向けるのですか!私はあなたに忠誠を誓った子飼いの部下でしょう?!ラク」

バキュ―――――ン!

「さて。わたくしも・・・そろそろ動き出すとしますか。」


・・・・・信じられません。僕が受領するはずだったフリーダムが何者かに強奪されたのです・・・
しかも手引きしたのはあのラクス・クライン・・・どうして?どうして我等がプラントの歌姫がこんな事を・・・・・
僕は代わりに新しくロールアウトした新型ゲイツを受領しました。
地球じゃザフト地上軍が次々と惨敗しているようです。く・・・・・クソ!クソ!負けて、負けてたまるか!
我等コーディネイターの未来を奪おうとする奴等は僕がみんな殺してやるッ!MSの性能なんか根性でカバーしてやるさ見てろよ!
859通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 20:44:23 ID:???

ヤキン・ドゥーエにおける、とあるMSの通信記録〜


ガガ・・・・ガガガ、ピ―――

「くそ!どうなッてるんだこれは!なんでオーブ製のMSが乱入してきやがる・・・・お、おいお前等、前に出すぎだ!
 あ・・・あ―――!ア、アストレイと相打ちに・・・・ち、ちきしょう!ちきしょう―――!よくも俺の部下を殺しやがッたな!
 殺してやる!連合もオーブも関係あるか!てめえら全員俺の敵だ――――ッ!ん?な・・・・・な、な、な!」

「フ、フリーダム?お、俺が受領するはずだったMS・・・なんでこんな所に!それにあれはジャスティスに・・・
 専用運用艦エターナルじゃないか!どうして・・・!どうして俺たちの希望が俺たちを攻撃してんだよぉぉぉ―――――ッ!」

「や、やめろー!やめてくれえ――――!ザフトのMSや戦艦で俺の戦友たちを殺さないでくれ!お願いだよお〜〜〜!
 俺たちからコーディネイターの自由を奪わないでくれ!正義を、俺達ザフトの正義を返してくれ・・・・・!
 頼むよ!頼むから俺達コーディネイターの、永遠に続くはずの未来を盗むなあァァ!うおおお―――――――!!」


・・・・通信記録はここで途切れている。
これはヤキン・ドゥーエで撃墜された、とあるMSから回収されたものである。当然パイロットは戦死していた。
パイロットの氏名は定かではないが、認識プレートの切れ端からは僅かにキ・・・・ヤ・・・それだけしか判明しなかった。
全ては歴史の闇の中・・・・しかし我々はこの尊い犠牲を忘れてはならない。
彼等戦場で散った兵士の犠牲を無駄にしないためにも、今後よりよい未来を築いていかなくては。

この本の著者である私は切にそう願うのである。



ラクス・クライン著
「戦争の悲劇と平和な未来への誓い」より抜粋
860通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 20:45:51 ID:???
あと50か
861860:2007/01/15(月) 20:48:58 ID:???
あぶね、リロってなかった。
ラクスこえぇ…((((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
862通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 20:51:16 ID:???
ちょwラクス黒いどころの話じゃねー
863通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:10:51 ID:???
キ・・・・ヤ・・・って誰だ
オリキャラ?
864通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:22:33 ID:???
キバヤシ
865通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:28:56 ID:???
まぁ本当の政治家なら
このくらいの黒いことをしてても不思議じゃないけどな
866通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:32:37 ID:???
ここでSSスレのお約束
そんなラクス様だったら崇拝してた
867通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:36:11 ID:???
>>859
((((;゜д゜)))ガクガクブルブル
868通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:39:21 ID:???
>キバヤシ
な!なんだってぇぇぇぇぇぇぇ!!
869通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:42:44 ID:???
キバヤシ「ラクス・クラインの陰謀は、すべてノストラダムスの予言とおりだったんだよ!」
870通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:54:21 ID:???
実際にラクスがこんなヤツなら
もっと種のストーリーが楽しくなったに違いない
871通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:58:03 ID:???
なにをいまさら
872通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 22:00:52 ID:???
ここで>>859のゲイツ乗りがキラ・ヤマトだったという大胆予想
キラさんアンタ何人いるんですかwww
873通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 22:02:39 ID:???
5人いるといわれてるな
874通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 22:03:49 ID:???
>>872
大胆も何も敢えてそれを匂わせてるんじゃん
875通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 00:18:21 ID:???
劇場版が、高いカリスマ性を持つ女にキラが洗脳されて、ラクスは新しいキラを出して、
キラ同士、電波洗脳女同士の戦いになるなら見にいくと、このSS読んで思った

ところで次スレをそろそろ考えないといけない時期だが、1の文章はどうする?
俺はいまのままがいい。
876通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 02:07:41 ID:???
なんかメタルな感じするしな>>1
877通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 02:12:42 ID:???
>>1にはなんか感じるものがある
878通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 04:48:58 ID:???
ついでに避難所のアドも入れておこうぜ
879通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 05:13:32 ID:???
クロスのまとめサイト茂名。
Xクロスの最新話で議長が死んだやつが本編に対する嫌味に溢れていい感じ。
880通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 09:16:05 ID:???
>>1
今日はヤムチャを犯したぜ!明日はキラ様掘ってやる!サツガイせよ!サツガイせよ!
881通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 15:56:22 ID:???
次スレも>>1を採用でひとつ。
882通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 17:04:18 ID:???
>>880
キラ様は女だと思うんだが
883通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 17:05:02 ID:???
>879
クロス系が本編へイトじゃない話なんか見たことないね
884通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 17:31:48 ID:???
>>878 避難所と前スレのアドレスは2でいいだろう。
ここはヘイトSSを書くスレだ。語りたい奴はそういう趣旨のスレ立ててやれ。
885通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 19:25:11 ID:???
>>883
だから〜! ヘイトの意味も知らんくせに、そんな言葉を憶えたての
幼児みたいにヘイトを連呼するなっつーの。

ヘイトって言葉はラクシズの扱いが少し悪いだけで使うほど軽いモノではない。
886通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 19:26:42 ID:???
そうだよな…
このスレにいる連中だって本当のヘイトをまだ知らない
887通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 19:44:49 ID:???
本当のヘイト…クソっ!どれほどのものなのか想像も出来ねぇぜ!
888通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 19:56:31 ID:???
>>885のヘイトの解説に期待
889通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:08:09 ID:???
ケツの穴に電気ドリル突っ込んで串刺し
890通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:08:21 ID:???
一昔前のE○AとかKa○onとかのSSにはSAN値がマイナスに逝ってるとしか言いようのないヘイトがあったなぁ・・・
891通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:11:24 ID:???
>>890
前者だと牛ビール無能、髭陰謀
後者だとイチゴサンデーうぐぅあぅーぽんぽこたぬきアイス奢れ攻勢
が目に付くね
892通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:13:06 ID:???
ここはオチスレじゃないから他所池よ
893通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:14:31 ID:???
でだ、この辺を前提にするとヘイト設定の一例を考えてみた。

キラ:まさにキラー。不殺と見せかけ例外無しの皆殺し。
ラクス:ちゃんと歌います。ボェー
アスラン:裏切らず、カガリと一緒に最初から狂信の道を行く
カガリ:↑と言った割に無視されてる。
って所か。
私では電波が足りない……
894通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:14:35 ID:???
ヘイトSSの定義が明確に出来ない以上、作者本人が
「これはヘイトです」と自己申告しない限りヘイトかどうか分からないだろ
895通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:18:46 ID:???
>>894
ヘイトがどうのうるさく吼える香具師に限ってそこんとこ明確に出来無いアフォ揃いのこの板だから大目に見てやれ
896通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:28:12 ID:???
主観であれはヘイトだと決めつけて糾弾してる奴は
自分がそのSSをヘイトしてる事にはどうおもってんのかね
897通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 21:38:02 ID:???
俺が正しい他は間違ってる
だから俺はヘイトなんてしてない

とか?
898通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 22:59:46 ID:???
いい加減容量ヤバイから建てた。

【HATE】ヘイトSS書きまくろうぜ2【憎悪】
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1168955875/
899通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 23:23:21 ID:???
>>885
ここで「ヘイト」だの「サイテーw」だの嬉々として連呼しているヤツらは他作品の二次も含めて
SSという物自体をあまり読んだことがないんじゃないかな?
実際、そういった連中は「ヘイトSS」も「最低SS」も、「あえてヘイト的要素を入れたような良作」も、
ろくすっぽ区別もつけられんと、二言目には「ヘイトだw」と、>>1にあるヘイト狩りと同様に脊髄
反射して喜んでいるだけなんだろうね。反応するベクトルが逆なだけでさ。
どちらかと言うと、このスレに投下されてる作品群は、ヘイトSSというよりもケレン味と(メタな)
皮肉に満ちた良質なギャグSSって感じだし、>>1の趣旨を考えなら、そろそろ本道を突き詰めた
憎悪と狂気、被害妄想に満ち満ちた、糞のような“本物のヘイトSS”を投下してもらいたい所。
900通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 00:09:40 ID:???
はいはいじゃあここらで『ヘイト』についての議論は終わりにしようか。
結局全部読み手次第なんだからさ、
各々勝手に『これが本当のヘイトだ』と思ってればそれでいいじゃない?
せっかく盛り上がってきたのに
一々他人の見方にまで口出して職人さんの批評まで始めちゃう評論家気取りさんが現れるとさ、
職人さんもきっと投下し辛いと思うんだよ。
もしこのスレに長生きして欲しいだったら、心静かに自分が望む職人さんを待ってたほうがいいよ。
住人同士で叩き合ったてなんもいいことないんだからさ
901通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 01:11:44 ID:???
書き手としては、普通に書いてるSSでもヘイト扱いする連中がいるんで、
ここで短編を書き捨てごめんのヘイト(自分にとっては)短編書いたことある。
こういう場があると、ガス抜きできていいと思う。
902通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 04:07:43 ID:???
もう憎しみとオナニーのはき捨て場所でいいと思うんだ
903通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 07:54:41 ID:???
そもそもスレタイ読めてない奴が多いんじゃないのか
904通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 17:55:33 ID:???
>>899>>900が同じ人物にしか見えない僕はどうすればいいの?
905通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 19:45:54 ID:???
899 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 23:23:21 ID:???
>>885
ここで「ヘイト」だの「サイテーw」だの嬉々として連呼しているヤツらは他作品の二次も含めて
SSという物自体をあまり読んだことがないんじゃないかな?
実際、そういった連中は「ヘイトSS」も「最低SS」も、「あえてヘイト的要素を入れたような良作」も、
ろくすっぽ区別もつけられんと、二言目には「ヘイトだw」と、>>1にあるヘイト狩りと同様に脊髄
反射して喜んでいるだけなんだろうね。反応するベクトルが逆なだけでさ。
どちらかと言うと、このスレに投下されてる作品群は、ヘイトSSというよりもケレン味と(メタな)
皮肉に満ちた良質なギャグSSって感じだし、>>1の趣旨を考えなら、そろそろ本道を突き詰めた
憎悪と狂気、被害妄想に満ち満ちた、糞のような“本物のヘイトSS”を投下してもらいたい所。


900 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 00:09:40 ID:???
はいはいじゃあここらで『ヘイト』についての議論は終わりにしようか。
結局全部読み手次第なんだからさ、
各々勝手に『これが本当のヘイトだ』と思ってればそれでいいじゃない?
せっかく盛り上がってきたのに
一々他人の見方にまで口出して職人さんの批評まで始めちゃう評論家気取りさんが現れるとさ、
職人さんもきっと投下し辛いと思うんだよ。
もしこのスレに長生きして欲しいだったら、心静かに自分が望む職人さんを待ってたほうがいいよ。
住人同士で叩き合ったてなんもいいことないんだからさ
906通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 20:19:48 ID:???
>>904氏ねばいいと思うよ
907通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 04:15:23 ID:???
>>905
このスレでの「サイテーw」は、GJと同じ意味だぞ
908通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 04:52:19 ID:???
>>907
俺は某SSスレでの「これ、サンライズに持ち込みましょうよ!」に似てると思う。
ごく少数の住人が繰り返し同じことを叫んでははしゃいでるだけで、一歩引いて
見ているこちらからすると、相当キモイ姿に映る。
とりあえず、少しもちつけと言いたい。
909通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 04:59:30 ID:???
いや、同じじゃ無いだろ・・・
910通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 07:41:57 ID:???
キラ様はヘイトSSじゃないという意見も何回も出てるわけだし。
911通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 10:44:19 ID:???
キラ様はヘイトととれる部分もあるが、基本的にスラップスティックメタフィクションだろ。
なにより職人が種好きなのが伝わってくる。
912通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 11:10:49 ID:???
きもい とか書く奴は2つに分けられる

1、本当に気持ち悪いものに対して使う人
2、自分が理解できない(理解しようとしない)ものに対して使う奴

2は、ただ自分の無知を棚上げにして使う場合がほとんどだ
913通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 11:32:21 ID:???
>>908
お前がログをよく読まないでレスしてるか、あるいは読んでも経緯が
理解できないバカだということはわかった
914通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 14:05:36 ID:???
感情を激しく出すヘイトSSは、短篇に向いてる。アフターなら長編も可能だろうな。
915通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 14:40:25 ID:???
>>908にしても、>>913にしても何でそんなに必死なの?
顔真っ赤にしちゃってさ。

良くも悪くも、ここが所詮掃き溜めに過ぎないことを理解してさえいりゃ、もう何でもいいよ。
というわけで、投下よろ↓
916通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 18:59:51 ID:???
ヘイトかどうかはあくまでも指標に過ぎない!

問題はそれが面白いか否かだ!!
917通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 19:36:37 ID:???
ここで俺らが議論すればするほど、職人さんがSS投下しづらくなるだけだぞ。
918通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 03:53:55 ID:???
>>917
職人さんは、次スレに降臨しているよ。安心してここで骨を埋めてくれ
919通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 05:43:15 ID:???
>>918
さり気ない一言に吹いたw
920通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 13:36:37 ID:???
とりあえず後33KBってぐらいみたいだから埋め立てなりなんなりしないか?
921通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 18:29:43 ID:???
書き捨てするなら、今がチャンス!
922通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 21:22:15 ID:???
>書き捨てするなら、今がチャンス!

目を覚ましたらラクス=クラインだった
最初の10秒はあまりの出来事に呆然とし
次の10秒は「ええぇぇぇぇぇぇぇ!!」と叫び
そして次の60秒で自分をこんな姿にした悪魔だか・・・どうせプクダだろうが・・・に
ひとしきり頭の中で思いつく限りの罵声を浴びせた。

「・・・よりによって桃色電波かよ・・・鬱だ。死のう」

こうですか?
923通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 21:46:34 ID:???
んじゃあテケト―に書いてみるわ。

凸   「キラ・・・カガリ。」
キラ  「アスラン・・・・」
カガリ 「どういう事だアスラン!お前・・・ずっと、ずっと心配していたんだぞ!
     あんなことになっちゃって連絡も取れなかったけど。でも・・・・・なんで!
     なんでまたザフトに戻ったりなんかしたんだ!」

凸   「すまない。だが俺は・・・・ん?いい眺めだなここ。見てみろよみんな・・・この美しい海を。」
キラ  「(つい後ろの海に振り向いて)え?そうかな・・・」
カガリ 「(同じく)ん?」
ミリィ 「(2人に釣られて)あら・・」

ターン!ターン!タ――――――ンッ!

キラ  「がッ・・・・?!」
カガリ 「ぐッ!」
ミリィ 「う、うあああ?!」

凸   「・・・・」

ズザザザ・・・・・(崖の上からルナマリアが滑り落ちてきた)

凸   「見事だルナマリア。ナイス狙撃だったぞ。」
ルナ  「アスランがターゲットの注意を逸らしてくれたからですよ。それにしても・・・・バカな連中ねえ。
     テロリストである自分達が狙われているってこと、本気で気付いていなかったのかしら?」

凸   「こいつらは昔からそうさ。さて・・・これで話し合いに見せかけたキラとカガリの暗殺任務はコンプリートだ。
俺の言ったとおりミリアリアだけは生かしておいただろうな?」
ミリィ 「うう・・・ア、アスラン・ザラ!あ、あんた・・・・!」
ルナ  「ええこのとーり。ちゃーんと足を狙って撃ち抜きましたから♪」

凸   「こいつにはAAへの連絡手段を吐いてもらわなきゃならんからなあ。ククク、楽しくなってきた。
     ん?そうだ・・・いっそこいつを教材にシン達に拷問の練習をさせるかな?どこまで責めると人間は壊れるか、
     どこまでの責めなら大丈夫か・・・・・てな?」  

ミリィ 「ひ!あ、うああ・・・・た、助けて!助けてくださいお、お願い!お願いします――――――ッ!」
凸   「だ〜め♪ミネルバでたっぷりと地獄を見てから情報吐いて死んでもらうぜ。あ〜あ、それにしても君も災難だねえ?
     あの連中と繋がりがなければこんな目にあわなかったろうに。ま、一足先にあの世に行ったキラ達を憎むんだな。」


ルナ  「ではではテロリスト一名様、地獄の1丁目にごあんな〜い♪」
ミリィ 「い、いやああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」 
924通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 23:22:17 ID:???
>>923
凸が狡猾で残忍&ルナマリアの射撃が上手いなんて!!
その後のミリィが気になりますな
925通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 03:40:45 ID:???
>>923
最終的には四肢切断されて達磨になった状態でゴミ捨て場行きか
炒飯のダッチワイフってことで
926通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 10:32:54 ID:???
>>925こんな感じか?

「ちやーす!ディアッカ・エルスマンさんにお届けものですー。」
「なんだこりゃ?やけにデカい荷物だな。送り人は・・・・アスランか。中身はなんだろうな?(ごそごそ)・・・ッ?!」

その箱の中には。両手両足を切断され、歯を全て抜かれ、体中傷だらけのすっ裸で拘束されているミリアリアの姿が・・・・・
「んー!んー!」
そして箱が空けたときに再生されるようセットされていたのか、付属のテープが再生された。


『よう!ディアッカ元気か?この間俺がプラントに逝ったときは世話になったな・・・・その礼といっちゃあなんだが、
 ちと遅いお歳暮をお前に贈るわ。こいつ俺たちザフトに仇なすテロリストの一味でさ、情報吐かせるためにみんなで
 さんざん拷問にかけてやったんだ♪まあ情報も手に入ったし、殺してもいいんだけどそんじゃつまんねーからお前にやるよ。
 俺からのプレゼントせいぜい可愛がってやってくれや。んじゃシーユー。』


「ア、アスラン・・・あの野郎!お、俺のミリィになんてことしやがッたんだ!許せねえ・・・許せねえ!」

ディアッカのアスランへの怒りの言葉。それを聞いたミリィは一筋の光明を見た想いがした。
この人なら私を助けてくれる!助けて!お願い私を助けて!
しかしその想いはすぐに打ち砕かれた。なぜなら・・・・

「許せねえ・・・・そうさ許せねえよなあ?俺のミリィをこんな・・・・こんな素敵な雌奴隷に仕上げてくたなんてよお!」


ディアッカの化け物じみたモノが、ミリアリアを見て凄まじい勢いで勃起していた。
927通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 13:23:01 ID:???
>>923
途中くらいまではヘイトというよりむしろ本編よりもまさもな対処に見えてしまうのが
種死だなぁw
928通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 14:54:38 ID:???
>>923>>926を見た勢いで作ってみた

[なぜなに?しーど]

「ねえねえ、魔乳お姉さん」
「なぁに?トールくん」
「どうしてエロスマンはあんなボロ雑巾みたいなミリィを雌奴隷だと思ったの?
 僕だったらあんな生ゴミみてもキノコがおっきしないよ」
「そうねぇ・・・確かにディアッカの性癖が異常だから、というのもあるわね」
 でもミリアリアは一見虐待されただけに見えるけど、
 実はディアッカの言うとおり素敵な雌奴隷と言える状態にもなってるのよ」
「え?どういう事?」

「まず手足を切ってあるわよね
 これは言うまでも無く逃げたり、抵抗したり出来なくする為
 次に歯を全部抜いてあるのは咥える時に歯が邪魔にならなくする為よ
 これで歯が当たる事を気にせず思いっきりおしゃぶり出来るの
 どう?雌奴隷に最適でしょ?」
「うーん・・・でも拷問してたまたまそうなっただけじゃないの?」

「一見そう思うわよね?
 でもね、歯を抜くのは口を開けさせたりと色々手間が掛かって大変なの
 効率で言えば爪を剥ぐ方が簡単で手間も時間も掛からないのよ」
「へー・・・じゃああのハゲは拷問が終わった後で
 わざわざエロスマンの為にミリィの歯を全部抜いておいてあげたの?」
「うん、きっとそうね・・・
 トール君や皆もアスランを見習って友達を大事にしてね
 マリューお姉さんとの約束よ♪」
「うん、分かったよ。魔乳お姉さん」
929通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 14:48:43 ID:???
アスランの優しさに涙し、直後トールがナチュラルにアスランをハゲ呼ばわりしてるのに噴いた
930通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 16:09:12 ID:???
だってトール君を首チョンパした漢だからなハゲ。
恨み辛みの一つも言いたくなるさw
931通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 07:45:19 ID:???
age
932通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 13:28:53 ID:???
テスト
933通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 14:54:31 ID:???
声優陣と富野が組んで福田を潰すって内容の
負債ヘイトSSがあったなそういえば…
一般のサイトだけど
934通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 15:00:02 ID:???
おせーて
935通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 15:05:08 ID:???
>>934

探したらあった。投稿掲示板のひとつだった

ttp://water.10gallon.jp/bord/test/read.cgi/work/1122372847/l50
936通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 18:26:23 ID:???
いつの間にか2スレ目が落ちてる件
937通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 18:35:10 ID:???
【HATE】ヘイトSS書きまくろうぜ2【憎悪】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1168955875/

鯖移動です
938通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 19:34:36 ID:???
>>935
文章力はこれっぽっちもないし
独善的で、書いた本人自体が負債を越えるほど腐ってるが
憎悪をひたすらぶつけただけのヘイトっぷりが素晴らしい
939通常の名無しさんの3倍:2007/01/29(月) 10:09:07 ID:???
age
940通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 12:51:32 ID:???
>>938
トミノのキャラを全然掴んでないしなw
941通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 13:48:34 ID:???
ケロロだって「わたし」じゃなくて「我輩」だろww
でもこのノリはかなりいい。これぞヘイト。
942通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 18:01:41 ID:???
次スレ立ってるんなら埋めたほうが隠者ね?
943通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 18:57:42 ID:???
soremosouda
944通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 19:31:13 ID:???
945通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 20:03:07 ID:???
カツ丼うめぇwww
946通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 20:23:49 ID:???
>>940
あれじゃまるで禿御大が普通の常識人だよなwww
947通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 22:04:04 ID:???
ume
948通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 22:07:23 ID:???
ume
949通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 22:09:12 ID:???
950通常の名無しさんの3倍:2007/01/31(水) 18:13:59 ID:???
umeeeeeeeeeeeeeee
951通常の名無しさんの3倍:2007/02/01(木) 08:30:42 ID:???
>>946
あの人はブク田負債とは別のベクトルで駄目人間だからなw
952通常の名無しさんの3倍:2007/02/01(木) 23:52:06 ID:???
さらしage
953通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 16:50:21 ID:???
フレイスレみてみろ、ラクスが邪神化してるぞ
954通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 19:37:49 ID:???
ume
955通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 19:52:28 ID:???
>>953
職人自身?
あっちこっちで宣伝してるが、少しうざいですよ
956通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 20:41:15 ID:???
ume
957通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 22:31:00 ID:???
958通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 22:33:22 ID:???
ume
959通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 22:38:00 ID:???
ume
960通常の名無しさんの3倍:2007/02/02(金) 22:43:45 ID:???
ume
961通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 00:38:39 ID:???
さっさと埋めようぜ
962通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 10:07:12 ID:???
soremosouda
963通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 10:11:13 ID:???
ume
964通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 12:33:14 ID:???
ume
965通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 12:34:16 ID:???
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966通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 17:02:59 ID:???
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967通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 17:03:50 ID:???
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968通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 17:11:47 ID:???
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969通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 17:14:37 ID:???
970通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 17:20:31 ID:???
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971通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 17:29:22 ID:???
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972通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 17:31:12 ID:???
973通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 19:16:21 ID:???
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974通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 19:27:06 ID:???
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977通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 20:20:52 ID:???
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982通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 23:14:30 ID:???
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983通常の名無しさんの3倍:2007/02/04(日) 00:34:37 ID:???
うめっ〜w
984通常の名無しさんの3倍:2007/02/04(日) 09:46:45 ID:???
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1000通常の名無しさんの3倍:2007/02/04(日) 11:01:54 ID:???
ようやく1000ゲット、長かった・・・
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