種・種死の世界にWキャラがやってきたら 2nd-Stage

このエントリーをはてなブックマークに追加
1通常の名無しさんの3倍
GガンやXが盛り上がってるからWも盛り上げて行こうぜ
職人さん常時募集中

前スレ
種・種死の世界にWキャラがやってきたら
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1155122858/
2通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 06:43:32 ID:???
初の2get
3通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 09:02:03 ID:???
1乙!

次は900ぐらいからテンプレ用意したほうがいいかも。
4通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 09:59:41 ID:???
>>1
エレガントなスレ立て乙
5通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 11:36:47 ID:???
>>1
エレガント乙!
6通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 12:18:26 ID:???
>>1
任務完了乙!
7通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 12:20:43 ID:???
>>1
死神様のお通り乙!
8通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 13:21:03 ID:???
>>1が正義だ!乙
9通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 13:37:51 ID:???
宇宙の心が>>1だ!乙
10通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 13:59:36 ID:???
>>1
ヒート乙テル
11通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 15:29:47 ID:???
教えてくれ・・・俺はあと何回>>1に乙すればいい?
12通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 16:35:55 ID:???
>>11
知りたいかね?昨日までの時点で10万10人+>>1乙だ。

TV版全部の戦死者の数を加えているので、ノシ
13通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 16:38:24 ID:???
ときた版のエピオンのビームソードはスゲー伸びてたなあ。
5,60メートルぐらいあったように思う。
14通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 19:17:19 ID:???
Wスレに前スレが晒しリンクされてたから読んでみたがやっべすげー面白いわw
職人さん続きがんがれ
15通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 19:58:48 ID:???
>>14
Wスレってどこ?
16通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 20:03:11 ID:???
旧シャア板にあるお
17通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 21:39:24 ID:???
エピオンに乗ってもしかしたら凸は戦士としての勘を取り戻すかもな。
弊害は大きいがあれはパイロットを純粋な戦士にするシステムだから
18通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 21:59:04 ID:???
凸程度じゃ即死
19通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 22:06:52 ID:???
俺は1st〜Wまでしか見てないからよくわからんが
種死のキャラってそんなに能力値低いのか?
なんかボロクソ言われてるが
20通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 22:35:25 ID:???
>>19
能力が高いことを示す描写がないだけ。
21通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 22:37:47 ID:???
つまり低いんだな
22通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 22:40:18 ID:???
連携も編隊も組まず、盾さえ構えず棒立ちの量産機をいくら倒してもね…
23通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 22:41:54 ID:???
>>18
というか種世界の人間には使いこなすことはナチュ・コーディどちらにしても不可能だろう。
不屈の意志と強靭な肉体を併せ持たない限り無理。
W五人組・ゼクス・トレーズだけだろうな、使いこなせるのは。
種世界の人間が使ったら良くて発狂、最悪の場合、味方を全滅させて最後に自爆だろ。

トレーズがこの世界の一勢力に力を貸しているのが疑問だ。
基本的に器がとても大きい人だからナチュ・コーディどちらも受け入れそうな人なんだけどね。
24通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 22:56:48 ID:???
>>21
いや描写されてないところでは超人的な働きをしてるかも知れんぞw
25通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 22:57:51 ID:???
>>23
不屈の意思と強靭な肉体?

つ蘊奥のジジイ(病魔補正込みでも東方先生のようにやってくれるに違いない)
つ拳神のアニキ(素で精神も肉体もバケモンだコイツ、流派南方不敗乙wwww)
つ劾の人(肉体精神を戦闘用にギリギリまで先天的にチューンされ、尚且つそれを後天的努力で不屈のチューン)
つロウ=ギュール(腐ってもナチュでハチ補正込みとは言えガンダムOS使いこなし、蘊奥のジジイに生身勝利)
つイライジャとか(不屈と精神力、何よりも努力を諦めない心と置き換えれば彼は主人公補正入りそうなほどに努力家)
その他、外伝の連中

この辺はいけるような気がしないでもない
26通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 22:58:43 ID:???
ロウ、劾、ミナ様辺りなら使えそう
カイト、イライジャ、カナードは心の古傷のせいで暴走しそう
27通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:02:20 ID:???
そりゃWの5人は初期の時点からレベルMAXの
徹底的に鍛え上げられた化け物パイロットどもだけど
種は主役級のキャラですらも無理なのか?
ザフトの赤服とかってエリートなんだろ?一応
28通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:03:26 ID:???
砂漠に降りて動けなくなるエリートです。
29通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:05:29 ID:???
敵機を撃墜して高笑いするヒイロはもう見られないかな?
30通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:08:38 ID:???
劾(ただの傭兵)やロウ(ただのジャンク屋)ですら砂漠戦に即対応してたぞ?
ザフトのエリートってなんなんだろう、、、

まあ、エースって言うよりもルーキーって感じかも試練が。
31通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:11:09 ID:???
その二人は明らかに「ただの」じゃない気がするw
32通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:13:44 ID:???
>>29
もう誰も殺したくないそうですから
33通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:15:32 ID:???
カイト→友情補正(別名運命なんかに頼るな全ての道は共と己で切り開いていくものだ補正)
カナード→プレア冷静化補正(別名ニュータイプが導いてくれる補正)
イライジャ→努力と根性と今まで歩いてきた人生補正(別名真の主人公補正)、が
暴走後にそれぞれかかって暴走状態から立て直せるような希ガス
34通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:16:55 ID:???
まあ、ぶっちゃけ「先生」つーか「料理人」が悪ければ、優秀な生徒も立派な食材も、
出来が悪いモノにしかならない・・・てコトでは?
3534:2006/09/10(日) 23:19:16 ID:???
失礼。前の文、>>27てことで。
36通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:21:27 ID:???
種の最終話時点ですら、主役たちの目的意識や精神的な強さってのが
Wの第一話時点にすら劣るような気がする。
両方最終話で比較するともはや天と地の差があるよな。
37通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:23:56 ID:???
だから種の真の主人公はイライジャだと(ry
38通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:26:39 ID:???
>>36
そりゃ真性ガチテロリストにテロごっこがかなうわけないでしょ。
911テロと学生運動を比べるようなもんだぞ。
39通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:28:32 ID:???
>>37
第一話からなっさけないイライジャの何処が主人公なのかと小一時間ほど(ry
40通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:38:25 ID:???
Wのキャラは全員討ち死に覚悟だしなあ
実際5人中4人自爆スイッチ押したし
41通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:40:18 ID:???
>>39
あんなんだけど1話の時点のイライジャは並コーディの実力はあるぞ。
42通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:47:03 ID:???
そういえばエレガント閣下ってエピオンに乗った事あったっけ?記憶が…orz
4334:2006/09/10(日) 23:50:26 ID:???
外伝は、それぞれのキャラがピンの主人公として立つくらいの、ポテンシャルがあると思うよ。
イライジャにも小説版で、メインの話があったしね。
本編に足りないモノのひとつは、そうした意味での掘り下げだと思う。
対するWキャラは、五人はもちろん端役一人にも、物語に現れない背景を感じさせるものがあったわけで・・・
まあ、これ以上は言わないけどさ。
44通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:50:50 ID:???
>>39
それは第一話ではない
真の第一話を知るために君も今すぐ角川スニーカー文庫小説版アストレイを皆で読もう!!
イライジャが傭兵になってからヘリオポリスまでの葛藤と挫折と再起と不屈が
いっぺんに読めるぜ!!!
45通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:55:37 ID:???
ここでもアストレイ厨が宣伝か
46通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:58:30 ID:???
>>42
乗ってないんじゃね?
最初ヒイロにたくして、次にゼクスが乗ってそのままWHへ行くって流れだったとオモ。
47通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 23:59:45 ID:???
閣下は既にエレガントがあるので
もはやゼロシステムは必要ないのです
48通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:00:25 ID:???
反対に種キャラがW世界にきてMD部隊のど真ん中に飛ばされたらどうなるんだろう
49通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:01:13 ID:???
即死するよキラの攻撃すらマトモに避けられない下手糞だぞ?
50通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:01:54 ID:???
「私には選択すべき未来はなかった」みたいなことを閣下は仰ってたので
エピオンには画面外(試運転あたりで)乗ったと思われる
51通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:04:07 ID:???
>>46
『その名はエピオン』でシステムエピオンの説明で
「私には選択すべき未来は存在しなかった」って言ってるから
一回くらい乗ったんじゃね?
52通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:05:46 ID:???
>>39
何を言うか。
最初はなっさけないのがヒーローの王道じゃないか!
53通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:05:49 ID:???
そもそもモビルドール自体がどれほどの強さなのかよくわからんのだけど
量産型MSに乗った一般兵士じゃまったく歯が立たないくらいには強いんだっけ?
ガンダムに乗ったガンダムパイロットは楽勝で撃破できるが
ガンダムパイロットでもリーオーとか量産MSに乗った時は適わなかったような
54通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:10:10 ID:???
和田にもゼロシステムが搭載されるのかな?
55通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:10:21 ID:???
>>52
そして最後には最強のラスボスに迫る成長をするのも主人公だよねっねっ!!
しかもあくまでも機体としては通常の範疇で!!
56通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:12:01 ID:???
>>44
イライジャが劾と出会ったころの話でしょ。
知ってるけど過去エピを普通1話とは言わないよ。
57通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:12:54 ID:???
>>53
やはり並のMSではいくらGパイロットでもビルゴのバリアに梃子摺るからな。
58通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:14:44 ID:???
>>54
そんなことしたらキラ発狂したまま戻ってこれないぞ?
59通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:15:16 ID:???
情けない主人公が途中から完璧超人になって大活躍するのと
最後まで鬱で通してやる気を見せないまま終了するのとどっちが良いんだろうな?
60通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:16:15 ID:???
>>51
なるほど、画面がすべてじゃない罠。
つーか、そうした深読みさせてくれるとこも含めての、Wの面白さだと再度納得。

>>48
機械の正確な機能に加えてビームが通用しないフィールド、さらにあの数がMDの強さ。
種世界にはこのテの兵器の大量導入は無かったから、出くわしたら泡食うだろうなww
マジレスすると、数で押されたらPS装甲がダウンして戦闘続行不可能になるから、種
の連中には逃げるしか手が無い希ガス。
61通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:18:53 ID:???
W主役級キャラが種世界に飛ばされても
ほぼ全員問題なく生き残れるが
逆だとほぼ全滅ってことか・・・
62通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:19:51 ID:???
ゼロシステムはさりげなく
14歳の少女に使われている
公式かというと微妙なラインだが
63通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:29:59 ID:???
>>62
……コールドショーテル?
64通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:40:17 ID:???
>>62
「右手に鎌を〜」の奴か?
レミングだっけ、機体。
65通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:40:40 ID:???
>>62
ひょっとしてティエルですか?
いまだに読んだ事はないので名前しか知らんのだが。
66通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:43:24 ID:???
>>59
情けない主人公が一念発起して必死で努力して
最後の最後でギリギリの差で完璧超人をぶったおして見せるのがいい
67通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:51:54 ID:???
>>66
完璧超人でもいいとは思う。でも、それゆえの葛藤も、そこから生まれるドラマもないのは
どうかとは思う。
Wだとエレガント閣下がいわゆる完璧超人だったけど、閣下としてのドラマはあったわけだし。
完璧超人が主人公でも、キチンとドラマが存在する良作もあるわけだし。下のはその一例。
つ「一夢庵風流記」
つ「捨童子 松平忠輝」
68通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:53:16 ID:???
>>65
正解
MS操縦を元OZの軍人に教えてもらっただけで
ゼロシステム搭載機を使いこなした
69通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 00:57:11 ID:???
>>66
>>59は二者択一で頼む
例を挙げると前者はキラ。後者はシンジ
70通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:03:30 ID:???
>>69
どちらかといわれれば前者。
後者は心理的に受け付けん。
71通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:08:39 ID:???
ヒイロも超人だけど完璧と言われると首を傾げるな。
72通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:12:46 ID:???
>>69
どっちもイラン
最後まで成長しない主人公も
世界の辛さを見ることがないおかげで“見かけ上”迷わない完璧主人公も
どちらも等しく主人公としては失敗だよ
73通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:14:04 ID:???
Wは能力値の成長より、精神面・人間性の成長やドラマを描いた話だから。
なぜMSでなければならないのかという理由も、
戦況や技術面より精神にウェイトを置いた理由付けになってた。
74通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:21:07 ID:???
W5人vsジェバンニ
75通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:22:12 ID:???
MSが人型である必然性はある意味ではGとWが一番説得力あったと思う希ガス
76通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:24:13 ID:???
>>70 >>72
まあ、やはりこの質問内容じゃ、ほぼ予想通りの答えか。70氏に72氏、答えてくれてありがd

>>71
ヒイロは後、MSの設計・開発さえ出来れば完璧超人だと思う。……何故か任務達成率は最低ですがねw
77通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:34:29 ID:???
>>53
デュオのラストの相手がヒイロ&トロワVerのMDだったよな

ヒイロ&トロワVerが量産されてたら…gkbrモンだが‥ラストの敵がストーリー的に微妙なデュオカワイソス
78通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:39:58 ID:???
>>77
それを言ったらカトルはカマキリ眉毛との突っつきあい、
トロワはカトルのフォローで戦ってすらいないんだが(´・ω・`)
79通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 01:42:34 ID:???
ごひなんか勝ち逃げされたんだぞ
80WEED 5話 前編:2006/09/11(月) 03:58:25 ID:???
アスランは驚愕していた、エピオンの圧倒的な性能に。
彼が知る中でも最高の機体であるフリーダムやジャスティスを遥かに超越する。
その代償なのか武装がヒートロッドとビームソードしかないのは気になるが、
この性能なら例えあのアビスやカオス、ガイアとでも問題なく戦える・・・・・・
いや、圧倒できるだろ。

「あの3機が出てきたら、お前達は先にいけ」
『はぁ?何言ってんですか、あんたは』
『無茶ですよ、アスランさん』

思ったとおりの返答が帰ってくる。

『・・・・・・いや、ここは言う通りにしよう』

トロワだけが違った反応を見せる。

『何言ってんだよ、トロワ、いくらなんでも無茶だ』
『その通りだ、無駄死にになる』
「安心しろ、そうはならない、それに最優先の目的はユニウスセブンの破砕だ、
あの3機に俺たち全員がかかる訳にはいかない」
『でも・・・・・・あの3機に加えて死神が出てきたら』

死神、そのMSについてはアスランも聞いていた、
セカンドシリーズと比べても圧倒的な能力を示した機体。
しかし、このエピオンならば・・・・・・

『あれが出てきたら俺が相手をする、お前達はあれの破砕に全力を尽くせ』

前回死神が現れたときはこのトロワが抑えたと聞く、ならそちらは任せてもいいだろう。
そうこうしているうちにユニウスセブンに辿り着く、あの3機もいる、死神の姿は見えない。
そして、彼らの進路に立ちふさがるように一機のMSがいる。
龍を模ったその機体、アルトロンガンダムカスタムがそこにいた。
81WEED 5話 前編:2006/09/11(月) 04:00:25 ID:???
まるで、落ち行くユニウスセブンを守るかのように、アルトロンがいる。
トロワは、ひとまず五飛が乗っているであろうアルトロンに通信を入れる。

「どういう事だ五飛、これを落とせば地球は大変な事になる」

『正しいのか』

『お前達は正しいのかと聞いている!』

言葉とともにアルトロンが突っ込んでくる。
シンがインパルスで何とか鍔迫り合いに持ち込むがそうは持たないだろう。

『こいつは俺が何とかするからお前等は先に行ってくれ!』

無茶だとトロワは判断する。
アルトロン、そして五飛の1対1での実力はヒイロのウイングゼロと互角かそれ以上だ。
そして、どうやら五飛は本気のようだ。

「シン、無茶だ、お前と俺の二人がかりでやる」

二人掛りなら何とかなるだろう、後はアスランのエピオンに期待するしかないが。

『お前は死神の相手があるだろ!いいから先に行け!俺が何とか抑えてるうちに!』

その言葉とともに、しかしインパルスは弾き飛ばされる。
それでもインパルスは再び接近戦を仕掛ける、何とかアルトロンを抑えるために。

『分かった、シン、ここは任せるぞ』
『そんな!』
『しかし』

アスランのそんな言葉に、
レイとルナマリアの否定的な声。

『シンの行為を無駄にするな!俺たちの役目を忘れたのか!』

そう目的は戦闘では無くユニウスの破壊。
それになるべく多くのMSを次ぎこまなくてはならない。

『分かりました、シン無茶しないでよね!』
「シン、危なくなったら全力で離脱しろ、直線的な機動力なら恐らくインパルスの方が上だ」
『分かってる、こいつもあの死神と同類だろ?とにかく早く行け!』
82WEED 5話 前編:2006/09/11(月) 04:02:24 ID:???
シンの言葉とともに4機は一斉にユニウスに向かう。
アルトロンはそれを阻止しようとするが
インパルスがそうはさせじと再びビームサーベルで切りかかる。
それをトライデントで受け止めた頃には4機はここを離脱していた。

「あんたの相手は俺だ、先には行かせない」
『フン、いいだろう、お前の正義を見せてもらう、
あれを落とす事が悪だというのならこの俺を倒して見せろ!』

何とか1対1に持ち込めた。
しかしここからが問題だ、勝ち目は無い。
何とかユニウスセブンの破砕作業完了まで粘らなくては。
ヒットアンドアウェイ、インパルスの力を100%生かさなくては足止めすら出来ない。

「なんで!あんた達はこんな事を!」
『それが必要な事だからだ!』
「ふざけるな!こんな事が必要なわけが無い!」
                                
「人類は変らなかった、倒すべき敵、倒すべき悪を倒しても、
地球は・・・どの世界も変らなかった!」

五飛は見た、ACで、そしてこのCEで。
かつて兵士だったもののなれの果てを。
聞いた、サトー達の嘆きを。
そして試す事にしたのだ、この世界の正義を。
犠牲の上に作られた平和に、本当に意味があるのかを。
トレーズに成り代わり、自分が悪となる事で。

「ただそこにある平和だけを見て、平和のために戦い犠牲となった兵士を切り捨てた世界を俺は許さない!
俺は犠牲となった全ての兵士達の代弁者だ!」
『だからって、こんな事をしていいはずが無いだろ!』
「なら俺を倒してみせろ!力のない者が!自分の言葉をもたないものが正義を語るな!」

ドラゴンハングがインパルスに迫る。
ビームライフルを撃つが止らない。

「なに!」

ビームライフルごとインパルスの右腕が砕かれる。
武装を失ったインパルスが一瞬棒立ちになり・・・・・・
ほとんど丸腰のシンに、ツインビームトライデントが迫っていた。
83WEED 5話 前編:2006/09/11(月) 04:04:25 ID:???
「くそ!なんだよこいつは!」
「反則だろ!?これ!」
「こいつぅ!」

スティング達は圧倒されていた、たった一機のMSに。
接近戦の装備しか持たないそのMSは、
しかし信じられない機動とパワーをもって立ちふさがる。
こちらの攻撃は当たる気配もない。

アスランもまた驚いていた、ここまで圧倒するとは。
これならこの3機を破壊せずに最低限のダメージを与え捕獲する事も可能だ。
その時、"それ"は来た。
3機の姿が入れ替わる。
84WEED 5話 前編:2006/09/11(月) 04:04:31 ID:???

「なんだ、これは!」

フリーダムが突っ込んでくる。

「キラ!何でこんなところに!」

そう思う間もなく、今までと桁違いのビームが降り注ぐ。
アスランはそれをすんでのところでかわし見る、プロヴィデンスの姿を。
そして最後にソードインパルスがエクスカリバーを振り上げ迫る。
思い出す、トレーズの言葉を。
ラウ・ル・クルーゼは敵だった、間違いなく。
しかし、キラと、シンは違う、違うはずだった。

「止めるんだ!キラ!シン!こんな事をしてる場合じゃないだろ!」

だが3機の猛攻は止まらない、そしてアスランは見た。
エターナルの主砲に打ち抜かれるミネルバと、光の中に消えるカガリ。
そしてエターナルの中で微笑むラクスを。

次の瞬間、エピオンはそのビームソードであっさりとプロヴィデンスを両断。
返す刀でソードインパルスをエクスカリバーごと断ち切る。
そして最後に・・・・・・

「キィラァァァァ!」

フリーダムのコックピットにビームソードを突き立てる。
コックピットの中でキラが爆発に飲み込まれ、その姿が父、パトリック・ザラに代わる。
いやちがう、貫かれたのは自分だ、自分自身の姿だ。
爆散したのはエピオンだった。
フリーダムのハイマットフルバーストをまともに被弾し、そしてアスランは光に包まれる。

「うわぁぁぁぁぁァァァァァ!」

気付くと、エピオンの特徴的なヘルメットを放り出していた。

「はぁはぁはぁはぁ・・・何だ・・・今のは」

現実ではエピオンは無事だ。
何故かアビス、ガイア、カオスも動かない。
そしてアスランは見る、コックピット内に漂うそれを。

「ん・・・なんだ・・・俺の、毛か・・・・・・」
85WEED 5話 前編:2006/09/11(月) 04:06:43 ID:???
『トロワ!こいつはどういう事だ!ザフトはまともなんじゃなかったのかよ!』

トロワ達が来るより前に、デュオはここに辿り着いていた。
そして見たのは、ザフトのMSが何か作業をしているのと、そしてザフト同士で闘っているのだ。

「何者かがこのプラントを地球に落とそうと画策したようだ、ザフトのMSに乗ってな」
『ザフトじゃないのか?』
「少なくともザフトの上位の命令ではないだろう、
デュランダル議長は俺達にこのプラントの破壊を命じた、奴等はただのテロリストだ」
『なんだって、じゃあ俺達のしてることは・・・』
「奴等か・・・それとも何者かに踊らされたな、このプラントが地球に落ちて欲しいと思う何者かにな」
『畜生!ネオのおっさん!やってくれたな!スティング、アウル、ステラ、引くぞ
ザフトはこのプラントを砕こうとしてるんだ!』

全てを察したデュオはすぐにスティングたちに通信を入れる。

『何でだよデュオ、こいつら敵だぜ?』
『どういう事だ?』
『何?』

やはり疑問の声が聞こえる。

「こいつらの作戦の邪魔をしたらこれがそのまま落ちるんだ!
これを落とそうとしてるのはザフトじゃない!俺たちは退くぞ、
お前等も地球には滅茶苦茶になって欲しくないだろ?ステラ、人が大勢死ぬぞ!」

『死ぬ・・・死ぬのはいや、死ぬのは嫌!』
『ちょっと待てよデュオ、何でお前そんな事がわかる』
「理由は後で説明する!今は俺のいう事を聞いとけ!ネオにも俺から説明する」
『はいはい、分かったよ、ステラもこんなだしさー』
『説明はしてもらうぞ』

最後にデュオはトロワに再び通信をする。

「俺たちはとりあえず退くぜ、こいつの破壊、頼んだぜ」
『任せておけ、そのための道具もある』
「それじゃ、また会おうぜ」
86WEED 5話 前編:2006/09/11(月) 04:07:33 ID:???
止っていたカオス達が退いて行くのをアスランは黙って見送っていた。
流石に今は追う気になれない。
それとは入れ違いにシンのインパルスが現れる。

『あれ、逃がしたんですか?』
「シン、無事だったか・・・
ああ、今はユニウスの破壊を優先する」
『シン、相手はどうした、撃破したのか?』

トロワは珍しく言葉に感情を見せている。
まるでシンがここに現れたのが意外だというように。

『ああ、俺もやばいって思ったんだけど・・・・・・
突然翼がある、天使みたいなMSが現れて、
あいつの相手は自分がやるみたいな感じで俺を行かせてくれたんだ』
87WEED:2006/09/11(月) 04:08:32 ID:???
とりあえずここまで、中途半端な出来になってしまった・・・
続きは夜にでも
88通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 04:10:05 ID:???
>「ん・・・なんだ・・・俺の、毛か・・・・・・」

シリアスな展開が一瞬にしてw
89通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 04:12:42 ID:???
俺の毛か激しく吹いたw
んでそうなりつつもゼロシステムに耐え切った事に感嘆した。

あとはこの場にいないのはカトルだけか…ガルナハン辺りで出てくるとか?
90通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 05:11:11 ID:???
雷で目が覚めたら職人さん光臨&アスランの毛が抜けてて
早朝から吹いた。乙!
91通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 05:34:45 ID:???
コックピットに漂う恐怖!振り払えアスラン!
92通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 06:41:45 ID:???
エレガント乙!ヒイロとごひががついに来たー!
こっちはいつの時間から来たんだろ?
アスランの見たZEROシステムのビジョンも興味深い今後の展開楽しみです
93通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 06:59:30 ID:???
最後は毛がなくなって、カミーユ状態になたらおもろそう
94通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 07:17:06 ID:???
全ての毛が抜け去った時、すなわち全ての迷いを振り払ったとき、アスランはシステムを使いこなすことが出来るだろう
95通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 08:42:25 ID:???
結局ヘイト物かつまらん
96通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 09:46:40 ID:???
つ【座敷牢+テレビ種・種死のDVD】
97通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 09:59:13 ID:???
ラクシズ痛めつけるとヘイトヘイト喚くヘイト厨早速出たwwww
98通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 10:02:23 ID:???
>>95
ヘイトされて当然のTV版をレストアして頂いてるという事に気づけ恩知らず。
99通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 10:05:49 ID:???
ヘイト物ってつまり特定のキャラをしつこく踏み台にするってこと?

100通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 10:11:00 ID:???
0083スレで粘着がヘイトヘイト騒いだせいで、
この板のラクシズに害が出たSSをヘイト呼ばわりして荒らすのが
ラクシズ厨の唯一できることだから放置しようぜ。

俺達はただSSを楽しく読んでりゃ良いんだ、わざわざ池沼厨の相手してやることもないさ。
101通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 10:21:26 ID:???
アスランの髪の毛のことじゃないかなあ?
さすがにゼロシステム使ったら、毛が抜けたっていうのは……。
ところで五飛はエンドレスワルツの前の五飛かな? 閣下と再会したらどうなるんだ。
102通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 11:22:59 ID:???
ヒイロと五飛はEWの時の2人みたいやね
103通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 14:11:05 ID:???
ひとつ聞きたいんだがヘイトってなんだ?食えんの?ミニオン?
104通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 14:14:29 ID:???
おれはテレビ版のW0も好きだぜ。
105通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 14:34:37 ID:???
奇数はEW、偶数はTVとか
106通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 14:40:23 ID:???
カスタム表記がないガンダムはTV版か?
107通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 14:51:58 ID:???
>>103
マジレスすっと「憎しみ」的な意味。以後スルーで。エレガントにな
108通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 15:07:12 ID:???
リリーナだしてほすぃ…ゲホゲホ
109通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 15:13:45 ID:???
バーニア出力だけは重い機体を動かす種MSが上じゃなかろうか?
110通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 15:16:30 ID:???
やっぱり先天的な強化(コーディ・強化人間)ではゼロシステムには対応できそうにないな。
アスラン戦闘終了後に髪の毛が全て抜けてそうだ。
W勢は全て後天的な要素でゼロシステムを使いこなしたからな。
キラが乗っても同じ目に遭う予感がする。
アスランは狂わなかっただけ運が良かったのかもね。
111通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 15:21:04 ID:???
サイが乗ったらカトルの二の舞になるかもね。
112通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 15:22:19 ID:???
>>109
種世界のMSって推進剤を使用するバーニアは付いてないんじゃなかったけ?
確か空気を熱して噴出することにより推進力を得るんだろ。
自由とかは電磁推進とかいう機体がバラバラになりそうな推進方法を使ってたと思う。
種世界の宇宙には空気が満たされてるんじゃね。
113通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 15:25:32 ID:???
>>112
そりゃ大気中だけだろ
114通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 15:43:45 ID:???
>>111
どっちかっつーとトラント
115通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 15:51:00 ID:???
>>111
そう言えばゼロシステム使った六人(エレガント閣下を含むなら七人)の内、狂うまで行かなくても錯乱したのはカトルだけだったな
116通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 15:58:13 ID:???
>>112
電磁推進が電磁気力で空気や水を動かして噴射するシステム。
117通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 16:34:36 ID:???
>>115
ヒイロも錯乱してなかったか?初めてゼロに乗ったときに。
118通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 16:39:26 ID:???
ごひ以外は暴走寸前まではいってる。ヒイロは完全に暴走してる。
119通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 16:43:15 ID:???
>>107
そうか、実際本当に分からなかったんだ。

始めるか…俺の自爆ショー…
120通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 16:47:58 ID:???
>>118
俺はW観てないんだが、α外伝やここの話を見る限りでは
ごひは素で暴走してるように見える
121通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 17:48:06 ID:???
ふと思い出したんだけど、Wの5人って確かTV本編の設定でわざと15歳ぐらいの
少年たちより体格小さめ設定で156cmぐらい(3番だけ160cm)だったんだよね
トレーズやゼクスとの差を視覚的にも見せたいからって
だから、無印ラクスより低いのよ
122通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:00:45 ID:???
>>120
ある意味正解w
傍からみれば甚だ迷惑な正義厨
123通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:01:40 ID:???
>>110
肉体的な要素なら種キャラでも問題無いでしょ、問題は精神的な要素。
124通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:03:33 ID:???
そーそーWの5人は妙にチビだった
最初13歳の設定だったて聞いたような気がするんだが
その名残かと思っていた
種キャラの身長てどんくらいだっけ?
125通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:08:48 ID:???
>>120
スパロボ64をやってないお前は、まだ五飛の真の魅力を分かっていない
126通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:19:41 ID:???
前のスレが見れない…orz

>>120
ここで言ってる暴走っていうのは初めてゼロシス使ったときの行動を指していると思われ。
ちなみに他の連中はというと、ヒイロは人質捕られている状態で大暴れ、
デュオは幻覚を見てぐったり、トロワは記憶喪失状態で乗ってキャスリンの
いるコロニーを吹き飛ばしかけ、カトルはヒイロとトロワ相手に大立ち回り。
トラントは発狂、ゼクスは五飛相手に敵前で動けなくなった。
唯一人、五飛だけが初めてでシステムに飲み込まれずに戦い抜いている。

>ごひは素で暴走してるように見える
他の四人とは明らかに性格が違うからね、五飛は。
基本的に五人とも命令や目標の達成のためなら手段を選ばない人種だけど、
その中でも戦士としてプライドが他の四人に比べてかなり大きい五飛は
明らかに異端だし。

なにより閣下に勝ち逃げされていることが尾を引いているんだと思う。
五人の中である意味一番閣下に触れた五飛にとって、その死の上に作られて
いる世界が今までとちっとも変わってないということが、許せないんじゃないかと。
暴走というよりかは、彼なりに考え抜き、閣下のやり方を参考にした上での
平和へのアプローチの仕方だと俺は考えている。

なもんで、WEEDで五飛が閣下と会う時を楽しみにしている俺がいる。
127通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:31:35 ID:???
>>122
まあ、実は正義なんて信じちゃいないんだけどな。
ごひはインテリだし。
128通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:36:26 ID:???
あの性格じゃもって後10年だな・・・


髪の毛
129通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:40:57 ID:???
ごひ15歳の時点ですでにテラヤバスだもんな
トロワのもっさ〜な前髪とデュオのぶっとい三つ編み
どっちにより殺意が増すだろうか
130通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:42:11 ID:???
>>129
眉毛もフサフサなドロシー
131通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:45:21 ID:???
あんなシリアスな内容なのに
ところどころハズシ要素のあるキャラデザがまた面白いよな
美人の女の子にあんな眉毛はないよww
132通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 18:48:56 ID:???
だからこそ、それぞれのキャラに味があるんだがな。
種はみんな同じような顔だしなあ。
133通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 19:08:57 ID:???
>>131
あの眉毛がいいんだよ!なぜわからないんだ、君は!
134通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 19:14:33 ID:???
>>133
何故俺がここにいる!!
135通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 19:14:47 ID:???
>>126
ほらよ、今回だけだぜ。
ttp://www.uploda.org/uporg511830.zip.html
136通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 19:20:57 ID:???
いかんいかん。DLPASSを忘れていたよ。
PASS:gw
137第8話 1/27:2006/09/11(月) 19:21:06 ID:???
ゼクスはトロワを自室に案内すると、自分がこの世界に来た時の状況、そしてザフトに入った動機を説
明し終えた。

「そうか、やはりヒイロだったか」
「どういうことだ?」
「正確な情報としては流れていないが、噂レベルでユニウス7を砕いた天使の話がある」
「そうだったのか……」
「では、俺たちの状況だが……」

トロワの話によると、彼らはリーブラの破壊をヒイロに託し、見守っているた。
そして、ゼロがツインバスターライフルを発射すると同時に空間がブレだし、リーブラとユニウス7の
の破壊の光景がダブったという。その歪みは、異世界にきた状況で安定していた。

「では、この世界に飛ばされたのは……」
「リーブラの破壊作業を寸前までしていた俺達と破壊したヒイロ……お前の場合は…」
「リーブラの動力炉を破壊した後、その大きな破片と同じ方向に飛ばされたのだろうな……」
「おそらくな」
「だが、リリーナが来てないのは間違いないのか?」
「それに関しては間違い無い、ここに来てから、ずっと調べていたが、もし、リリーナ等が来ていたら
 とっくに見つけている。彼女は俺たちとは違う」

それに関しては同感だった。人は集団や社会に属する生物だ。異世界に来て、それらからはぐれて生き
るには、相当の能力が必要だろう。ゼクスでも無理だった。
それを考えると、目の前の少年等の能力に感嘆を禁じえなかった。すでに、この世界についても自分よ
り高い情報を得ている。

「それにしても……」
「何だ?」
「余計な事かもしれんが、少しはノインのことも心配したらどうだ?」
「……彼女は私など忘れるべきだ」
「……なるほど、お前の判断は正しい、確かにヒイロも同じ事を思っているだろう」
「―!」
「つまり俺は、お前がザフトに入ったのを認める。そういうことだ」
138第8話 2/27:2006/09/11(月) 19:22:07 ID:???
ゼクスはトロワの痛烈な皮肉に俯いた。身勝手な自分の考えに苦しんでいるとトロワが別の質問をして
くる。

「ところでデュランダルという男、お前から見てどうだ?信用出来るのか?」
「……貴様らしく無い質問だな。信用など何の保証になる。彼との関係は利害の一致だ」
「言い方が悪かった。異世界の力を見て野心を持つような男か?」
「……それは無さそうだな……私の話には興味を持ってるようだが……どうかしたのか?」
「実はな…」
「トロワ、そっちはどうだ?」
「ああ、やはり例の噂、ヒイロだったらしい、それでゼクスが餌になってくれるそうだ」

突然扉が開き長髪を三つ編みにした少年が入ってきた。そのままゼクスの状況と目的を聞かせる。
何故、ここが判ったのかゼクスは不審に思ったが、よく見ると発信機のような物をお互い付けていた。
これがOZを翻弄した少年の能力かと改めて驚く

「マジかよ……アイツ問答無用で殺したりしねえか?俺だったら絶対に餌なんてしねえぞ」
「リリーナの兄という身分に期待しよう」
「……貴様は」
「こうやって会うのは初めてだったかな。俺の名前はデュオ・マックスウェルだ。お前さん方の言う
 ガンダム02のパイロットだ。よろしくな」
「ああ、ゼクス・マーキスだ。よろしく」
「それでデュオ、どうだった?」
「ああ、デュランダルは白だな」
「何故そう思う?」
「エピオンがあった。厳重に保管してたぜ…つーか、ありゃ封印だな。ゼロシステムは兎も角ガンダニ
 ュウム合金にすら興味が無いらしい」
「なるほど…力の怖さを知る人物か……」
「俺も、そう思うぜ」
「待て、話が見えんのだが?」
「ああ、さっき見せようとした所で、デュオが来たからな…」

トロワはそう言いながら、胸のポケットから数枚の写真を出して、ゼクスに渡した。

「見覚えは無いか?」
139第8話 3/27:2006/09/11(月) 19:23:01 ID:???
ゼクスは手渡された写真を見た。それは宇宙空間に漂うリーブラの残骸の写真だった。そして、それが
どの部分だったかを思い出し驚愕の声を上げる。

「これはどうした!?」
「ここに来てから、帰る方法を探ろうと最初に来た場所の状況を調べていたのだが…」
「で、全員のガンダムのカメラの記録を見てたらコイツが映ってたってわけ」
「この世界では、俺たちの科学技術は危険だ。それがどの部分かは知らんが帰る前に排除しようという
 話になってな」
「ところが、いざぶっ壊しに行ってみれば影も形も見当たらなねぇ」
「重力に捉まったとも思えんし、おそらく何者かが手に入れたのだろう。それでデュランダルが怪しい
 と思ったのだが……」
「つーか、ゼクスはこれが何か判るのか?」
「……ああ」
「あまり、良い答えでは無さそうだが、教えてもらおうか」
「……MSの格納庫…機動設定をしていないがビルゴが60機ほど収納されていたはずだ」

最悪の答えにトロワは俯き、デュオは頭を抱える。ゼクスの説明によるとビルゴUが量産されたので、
途中で使用しなくなったプログラムを入力する前のビルゴを格納庫に置いたままにしていたという。ビ
ルゴは地上用と言っても機動性は低いが宇宙空間でも戦闘可能で、60機もあれば、充分この世界の最
大の軍事勢力となれるだろう。

「機動設定がまだって言ったが、どういうことだよ?」
「MDは目的別に設定を変えるが、これにはまだ初期設定さえしていない」
「と言う事は、これは動かないのか?」
「今の所はな、だが少し調べればアレが無人機で設定しだいで動かせる事くらい誰でも判る。今すぐに
 機動させるのは無理だろうが、時間を掛けて調べれば……」
「ここの連中、ソフト面に関しては俺達以上に思えるしな……やべえぞトロワ」
「ゆっくりもしていられんか……この際だ、デュランダルに協力を仰ぐか」
「マジかよ!」
「本気だ。奴にとっても排除したい代物だろう。それにカトルの事もある」
「カトルがどうかしたのか?」
「ああ、最後の戦いでドロシーと戦って、腹に穴開けられてな……治療しようにも……」
「そういう訳だ。デュランダルに会わせてもらえるか?」
140第8話 4/27:2006/09/11(月) 19:24:00 ID:???
ウナト・エマ・セイランはオーブの行政府内にある私室で書類に目を通していると、息子のユウナ・ロ
マ・セイランが入ってきた。彼の訪問を受けると単刀直入に問いかける。

「カガリ様は?」
「病院へ残してきた。カガリも酷いが子供たちがね……」
「無理もあるまい……一緒にいてやれば、お互い少しは楽になろう」

孤児院の異変を付近の住民が見つけ、その内容がカガリの耳に入った時は、すでに子供たちが病院に収
容された後の事だった。子供たちは誰一人怪我はしていないものの全員が心理的外傷を負っていた。
カガリとユウナは凄惨極まる犯行現場を確認すると、病院に子供たちを見舞った。子供らにとっても、
カガリは優しい姉のような存在で、泣きながら恐怖を訴えると共にしがみ付き、手を離さなかった。
カガリもかつて、共に戦った仲間の死と、キラとラクスの行方不明にダメージを負っていたので、ユウ
ナは彼女に子供たちといるように言い残し、自分だけが戻ってきていた。

「それで、少しは分かったか?」
「錯乱しているけど子供達が言うには、眼の紅い女の子が右手を銃やノコギリに代えて、バルトフェル
 ドとマリューを殺害し、ラクスとキラを連れ去ったらしい」
「……何だそれは?」
「さあ?……それとデュランダル議長って言ってたって……一番年上の子が聞いたらしい」
「……どう思う?」
「不可解の一言さ……赤い瞳の女の子って事からコーディネーターらしいが、裏でザフトが絡んでいる
 と思うのは短絡的だろ」
「たしかにな……実際、今のザフトにとってラクスは、それほど重要な人物でもあるまい」
「まあ、協力はして欲しいだろうけど……それに邪魔になる可能性は残ってるだろ?」
「……だとしても行動がおかしかろう」
「それなんだよね……協力して欲しいなら、こんな真似はしないし、邪魔なら誘拐せずに……」
「だとするとザフトに見せかけた連合の?」
「それも変だろ?」
「何故だ?オーブに本格的に戦わせようと思えば……」
「父上は、今回の話を聞いてザフトに怒りを覚えた?連合だって、オーブが馬鹿の集まりだと思ってる
 訳じゃ無いだろ。こんな子供だまし使うとは思えないよ。やはり目的はラクスとキラの身柄だろうけ
 ど……何のためにって聞かれると正直分からないね……」

それっきり、二人は沈黙した。あまりにも情報が少なすぎる。結局、今は様子を見るしか無いというの
が二人の出した結論だった。
141第8話 5/27:2006/09/11(月) 19:25:00 ID:???
ゼクスに紹介された新たな異世界からの来訪者の話にデュランダルは顔をしかめた。
同席したアスランも呆然としている。圧倒的な力を持つ異世界の兵器を何者かが手に入れたと言うのだ。

「議長、彼らの世界の兵器はそれほど強力なのですか?」
「そうだな……私は専門家では無いから、詳しくは言えんが、我々の既存の兵器が全く通用しない装甲と
 水中でも使えるらしい高出力のビームの刀剣類、さらにMSの重量が10分の1と聞いた時は呆れたね」
「……それ、本当ですか?……」
「議長は本当に、ご存知無いのですね?」
「残念ながら……もし知っていたら君に訊ねるさ」
「では連合が?」

デュランダルがゼクスの質問を否定すると、続けてアスランが質問した。だが、それにも頭をふる。

「あの空域はザフトの勢力下にある。それほどの巨大な物体を、我々に知られずに運び出す事など出来
 んよ」
「では、誰が?」
「誰か?と聞かれれば、やはりザフト軍人の誰かだろうね」
「ですが議長は知らないのでは?」
「ああ、それを手に入れた後、私に伝えなかったのだろうな……」
「はぁ?何だよそれは?」」
「犯人の心当たりがあるのか?」

デュオを制してトロワが質問する。デュランダルはトロワの顔を見ると、情けなそうに苦笑し、犯人の
心当たりを告げる。

「おそらくはクライン派の連中だろう」
「どういうことだ? 俺たちもこの世界の情報は、ある程度知っている。クライン派と言えば、お前も
 その1人だろう?」
「そうなのだが、ここで言うクライン派とは彼らの自称で……そうだなラクス教と言えばいいかな」
「どういうことです!?」

アスランが驚いて質問してきた。

「アスラン、君には言ったはずだよ。私の影響は小さいと、何故そうなったと思う?」
「それは……」
「彼等にとって、私のいる場所は本来ラクス・クラインが存在するべき場所なのだよ」
142第8話 6/27:2006/09/11(月) 19:26:00 ID:???
「なるほど、つまりお前は不当にもラクス・クラインの居場所を奪っている。そう思われているわけか?」
「察しが早いな」

トロワの問いにデュランダルは苦笑しながら肯定する。頭の切れる男だと思った。

「……俺には分かりません」
「君はラクス・クラインの事を良く知っているからね。ではリリーナ・ピースクラフトは、どう思う?」
「え?」
「彼女は異世界で完全平和主義という途方も無い事をやってのけた。何故そんな事が出来たと思う?」
「……………」
「私が、君に異世界の話を聞かせたのは、色々と理由が有ってね、だが、根本的には物事の考え方を多
 角的に見て欲しいからなんだよ。そうだな、これは宿題にしよう。何故リリーナ・ピースクラフトは
 完全平和主義を成し遂げられたのか?これが分かれば、今回のクライン派の行動が理解出来ると共に
 君が今感じている地上での使命へのプレッシャーを和らげる事が出来るだろう」
「それは……」

言いかけるアスランを無視してデュランダルはトロワに顔を向ける

「トロワと言ったね。君の仲間の治療を引き受けよう。ただし条件がある」
「何だ?」
「私と契約をして欲しい。内容は異世界の…おそらくはクライン派の手にした兵器を破壊して欲しい。
 これは、手にしたのが誰かは問わない。あくまで兵器の破壊が最優先だ。それも、この世界に関らせ
 ない内にやってくれるのが望ましい」
「そりゃあ、こっちもそうしたいがな」
「分かった。では、その交換条件としてカトルの治療を…」
「それと、こちらからの情報の提供と君たちが動きやすい様に色々と用意しよう」
「随分と俺たちに都合が良いな」
「……そうか、だが俺達のリーダーはカトルだ。アイツに相談してから決めるが、おそらくOKだろう」
「良い返事を待っているよ」
「決まったら連絡する」

あまりの好条件をデュオは不審に思ったが、トロワが納得して出て行こうとするので、黙って従った。
そして、出る際にアスランを覗き見ると彼は自分の考えに没頭しているようだった。
143第8話 7/27:2006/09/11(月) 19:27:00 ID:???
ラクスはネオに連れられた先で一人の男性と対面していた。あの凄惨な場所から逃れ、キラを大きな病
院で治療してもらい、随分と気が緩んでいた。

「お初にお目にかかる。私の名はロード・ジブリールといいます」
「ラクス・クラインです……連合の方でしょうか?」
「いえ、少し違いますな、ブルーコスモスの盟主を務めている者ですよ」
「―!」
「慌てなくて結構ですよ。ブルーコスモスと言っても色々いましてね、例えばアスラン・ザラが言った
 ような卑劣漢もいれば、貴女のお父上のような人もいます」
「……父が……ブルーコスモス?」
「言い方が悪かったかも知れませんな。ブルーコスモスとは別にカルト集団の様に上の命令を聞く人間
 の集まりでは無いのですよ。それぞれが少しでも地球を本来の在りうべき姿にしたい、そう願う者の
 総称と言ったが良いのでしょう」
「在りうべき姿……」
「たしかに私個人的にもコーディネーターの存在には反対です。ですが既に存在する者の命まで奪おう
 とは思っておりません」
「そうなのですか」
「はい……ただ以前はどうすれば良いのか悩んでいたところ、貴女方親子の存在を知ったのです」
「わたくし達の?」
「その通りです!貴女が仰られたのではないですか?このままではコーディネーターに未来は無いと!
 ナチュラルと共に道を探そうと!」
「それは!」
「貴女がプラントでザフトの暴走を止めようとなさった演説、私はそれを聞いて感動したのです!貴女
 方親娘が目指した共存への道、私がブルーコスモスの盟主になってから、何時の日か是非とも貴女と
 手を結べる。そう願っておりました!……ですが今のプラントは……」
「わたくしの声は届きませんでした」
「そのような事はありません!先のアスラン・ザラの演説は貴女が植えた種に水を撒いただけの様なも
 のです……ただ、彼の場合はコーディネーターによるナチュラルの支配へと移り変わっていた様です
 が……」
「アスランが?」
「お気づきになりませんでしたか? 彼の言い分は、NJCを餌にコーディネーターに従えという内容
 に他なりません。そして、それを邪魔する者は排除すると言ってるも同じです!」

ラクスは息を呑んだ。アスランの演説で何故か感じた憤りの正体が分かった気がした。
144第8話 8/27:2006/09/11(月) 19:28:08 ID:???
「私は貴女こそがプラントの議長になるべきだと、そう思っているのですよ」
「わたくしは……」
「確かに今は無理でしょう、ですが期待しているのは私だけでは無い、それだけは覚えておいていただ
 きたいのです」
「………はい………」
「貴女がお望みなら、その為の力を貸す…と言いたいところですが、そういうわけにも行かないでしょ
 う……無念です」

俯き残念そうな表情をするジブリールにラクスは笑って答える。

「お気になさらないで下さい。本来ならブルーコスモスの盟主がコーディネータのわたくしと、こうし
 て会話しているのさえ許せないと言う者も多くいるでしょう……ナチュラルの中にも、そしてコーデ
 ィネーターの中にも……」
「遺憾な事ですな……」
「はい……ですが、貴方とこうして話せたことを大変嬉しく思えますわ、ロード・ジブリール殿」
「私もです。何か御用があれば何時でも申し付け下さい」
「……では、早速お願いがあるのですが……」
「何なりと」
「宇宙へ行くシャトルをご用意していただけないでしょうか」
「シャトル!…まさかプラントへ行かれるお積もりですか?」
「はい」
「危険です!貴女にもしもの事があれば!」
「ご安心ください、わたくしに協力してくださる方々は大勢います」
「本当ですか?」
「はい、無理を言って申し訳無いとは思いますが…」
「いえ、お気になさらずに……ですが、言われてみれば貴女に協力する者がいるのは当然の様な気もい
 たします。私がコーディネーターで、プラントで住んでいればデュランダルでは無く貴女を支持する
 でしょうから」
「ありがとうございます」

握手を交わすと、ジブリールはラクスの退出を玄関まで見送り、彼女の機嫌を取った。
そして、部屋に戻るとマユの仕事に満足する。今のラクスに正常な判断は出来ないだろう。心の奥底に
ザフトへの不審と怒りを植えつけられ、ちょっとした事でもマイナスに考える。そういう心理状態に
なっていた。かつての婚約者で共に戦った男の言葉さえ、悪く捉えるのだ。
145第8話 9/27:2006/09/11(月) 19:29:00 ID:???
ラクスを見送った後、部屋で作業を続けると、ラクスを宿泊先のホテルまで送ったネオが戻ってくる。

「随分と上手く行きましたな」
「まったくだ。やはりクライン派の存在は本当だったらしい」
「それにしても良く言いますな」
「何をだね?」
「明るい共存、まさか本気で言ってるわけは無いでしょう?」
「……いけないかね?」
「は?」
「コーディネーターを全て殺せば、反発が来るのは当然だろう?」
「それはまあ…」
「それにコーディネーター無しでは、今の世の中は動かん、アスラン・ザラの言った通りさ」
「……ではアスラン・ザラに同調すると?」
「まさか!……私の言う共存とは効率の良い支配の事だよ。危険なコーディネーターを上手く監視する。
 以前は、それが失敗したから反乱が起きたのだよ」
「……なるほどね」
「理想的な支配とは、支配されている者が、支配されている事に気付かん事だよ」

ジッとネオを見つめるが、ネオにその視線の意味は分からなかった。ネオは居心地が悪くなり話題を変
える。

「それより大丈夫ですかね?」
「今度は何だね?」
「クライン派ですよ。藪を突付いて出てくるのが蛇で済めば良いのですが」
「君も心配性だな……だが、確かに気を付けるとしよう」
「余計な事を言って申し訳ありません」
「気にするな。ところでマリュー・ラミアスの死に様は聞いたかね?」
「ああ、聞きましたよ。流石と言うか……本気で怖い娘っ子ですな」
「……そうだな」
「そんな事より、子供を1人も殺していない事に驚いたんですが?」
「それには私も驚いている。てっきり皆殺しにして帰って来ると思ってたからな」
「盟主の命令では無かったのですか?」
「何故、そう思う?」
146第8話 10/27:2006/09/11(月) 19:30:00 ID:???
「あの娘っ子、盟主が言わなければ殺すでしょう?」
「普通はそうだな」
「だから、てっきり生き残りにラクスと同じ情報を与え、それがオーブに伝わるように…」
「確かに最初は、それも検討したがね…オーブは代表は兎も角、裏にいるセイラン親子、特に息子の方
 は、意外と切れ者でな……今回の件も馬鹿正直にザフトの仕業とは思ってないだろう」
「なるほどね……では連合を疑う可能性も?」
「当然、疑っているだろう……だが、証拠は無い、マユは存在しない人間だからね。だから君は…」
「わかってます。以後オーブと関る時は注意しましょう」
「それで良い、さて、ラクスが宇宙へ上がったら、君には戦場へ戻ってもらう事になる」
「それが仕事ですからね。それに今回の仕事よりは気が楽です」
「ああ、すまなかったな」
「いえいえ、では失礼します」
(かつての恋人の死を、そんなこと…か)

ネオが退出すると、手元の資料を見ながら、再びマユの事を思う。ネオにははぐらかしたが、ジブリー
ルは今回のマユの異変に心当たりがあった。
その資料は1人のパイロットの事を詳細に書かれていた。

「ミネルバ所属のインパルス……そのパイロットがシン・アスカとは」

マユがラクスの誘拐任務を実行していたのと同じ時間、少し離れた海で戦闘が起きていた。カーペンタ
リア攻略の連合艦隊と迎撃に出たザフト軍との戦い、連合は新型MAザムザザーを使用したのだが、た
った一機のMSに全滅させられたのだ。
そのパイロットがマユの兄と聞いて詳細を調べたのだが、妹を含めた家族を全て失ったと思った彼は、
最初は荒れ気味だったが、最近では友人もおり、軍人としても優秀で、とりわけ異常な性格では無かっ
たはずだ。しかし……

「戦いぶりも脅威だが、最初に撃墜したザムザザーといい、その後も……」

シンは撃墜する際、ことさら相手を怯えさせる様な事を言っている事が通信記録に残っていたのだ。
まるで、マユを思わせる言動があり、これが本性かとも思ったが、マユ自体あんな性格になったのは、
後天的なものだ。

「兄は妹が乗り移ったように凶暴になり、妹は普段は見られない甘さを見せたか……」
147第8話 11/27:2006/09/11(月) 19:31:00 ID:???
その後、ジブリールはMSを製作している工場に移動した。

「わざわざお越しいただき恐縮です」
「かまわん、それよりアレはどうなっている?」
「こちらです」

案内された先には建造中のMSが一台あった。マユが乗りたいと希望したMS……最初はフリーダムを
希望し、それが無理だと知ると次に出たのがこの機体だった……それをただ再現するだけでなくセカン
ドシリーズから得た技術で強化させた機体だった。

「GAT-X131-2 カラミティMk-2です。カラミティの弱点の格闘戦を補うため、ソードカラミティと同様
 に2本の対艦刀を装備していますが、ソードカラミティと異なり、シュラークは付けてますし、スキ
 ュラの威力も以前の物より、パワーアップしています」

その外見はGAT-X131カラミティに比べ、腰に2本の対艦刀を取り付けるパーツが追加された以外は殆ど
変わらない物だった。

「ただ、欠点として手持ちの武器が対艦刀以外の使用が……」
「武器の持ち替えが出来んのか?」
「いえ、全くではありません。腕の機動は問題無いのですから、ナイフや実弾兵器なら使えます。ただ
 元々燃費があまり良くありません……それでトーデスブロックとケーファー・ツヴァイは……」
「なるほど、燃費の悪さを改修するために武器を絞ったのか?」
「はい、その通りです」
「NJCの装備が上手く行けば良かったのだがな……」
「申し訳ありません」
「まあ良い、それより追加で依頼がしたい、この機体の外部マイクの使用と特別な機体以外との通信が
 出来ない様にしろ」
「は?」
「特別な機体とは所属する隊長機等だ。分かったな?」
「はい!それなら通信する側に別の通信機能を取り付ければ……」
「それで良い」

指示を終えると再びカラミティを見上げる。災厄を意味する名前を持つMS、かつてマユから全てを奪
った事件の共犯者。今度はどのような災厄を撒き散らすのか…ジブリールは黙って見続けた。その心の
内を誰にも見せないように。
148第8話 12/27:2006/09/11(月) 19:32:01 ID:???
「本当にお世話になりました」
「かまわんよ、そんな事より君たちとは常識というものについて、一度話をしたいのだが?」

デュランダルはアスランとゼクスを伴い、カトルの病室を見舞った。訪れた時は麻酔が覚め、付き添っ
てるデュオと話をしていた。
結局カトルは内臓を傷付けており手術が必要だったのだ。それまで痛みを我慢していたカトルにデュラ
ンダルは、呆れた様な口調で話しかける。

「議長、彼らを基準に我々の世界の人間を計るのは止めて頂きたいのですが」
「アンタに言えた義理じゃあ無えよな」
「少なくとも貴様等よりはマシだと思ってる」
「私から見れば、あまり変わらんがね……それよりもこれを」

談笑を交わすと、デュランダルは彼等4人分の市民カードと現金等、プラントで生活するのに必要な物
を差し出す。

「重ね重ねありがとうございます」
「……意味は分かってるね?」
「ああ、俺は最初、分からなかったけどな」
「約束します。僕達は、あくまで異世界の住人です。決してこの世界に深くは関りません」
「―!」

ようやくアスランは彼等への好条件の意味を理解した。彼等も生きる為には食事だけでなく他にも必要
な物が出てくるだろう。それは結果的にこの世界との関りを広げる事に繋がりかねない。
さらに、それを手にするためには、最悪人を襲う可能性も出てくるのだ。それは彼等が望まなくても、
生きるために仕方が無いと判断する事もあるだろう。
デュランダルとの差を痛感する。これは何も異世界から来た人間に限った事では無いのだ。移民問題等
でも通用する事だ。最悪を予想して未然に防ぐ、それは政治の基本だった。

「ところで、宿題の答えは出たのかい?」

考え込むアスランにデュオが問うと、周りが一斉にアスランを見る。アスランは小さく頷くと自分の答
えを語りだした。

149第8話 13/27:2006/09/11(月) 19:33:01 ID:???
「これは当たり前の事ですが、リリーナ・ピースクラフトは決して神ではありません。
 ですから、彼女が彼等と共にこの世界へ来ても完全平和主義を成し遂げるのは不可能だと思います。
 何故なら、彼女はこの世界ではカリスマが皆無だからです」

デュオが驚いた顔をする。少なくとも彼の知る限り、リリーナほど人を引き付けた存在はいないはずだ。
アスランはデュオの様子に気付いて、少し補足を入れる。

「ここで言うカリスマとは魅力と少し違います。魅力のある人物は周囲の人間には慕われても、見知
 らぬ他人を動かすことは出来ません。歴史上の英雄が持つカリスマは個人的な魅力とは別のものだと
 考えます」

デュランダルもデュオの様子に気付いたのか、別の角度から話を振ってきた。

「なるほど、ではトレーズ・クシュリナーダはどうだね?」
「彼の方は、この世界でも通用するでしょう。何故なら彼の持つカリスマは『究極の軍人』とも言え
 る能力にあるのですから。類まれな容姿と名門の出自に加え、軍人として必要な能力の全てが、当代
 最高の能力。それは彼の様になりたい者、彼の元で戦えば勝てると思う者などを引き付けます。
 もし、彼がザフトにいれば、俺は彼の下で働ける事に喜びを見出していたでしょう。武に生きる者に
 とっては強とさは最大の価値感です。そしてトレーズの強さは単純な戦闘能力に留まらない」
「そうだね、彼に比べ、リリーナ・ピースクラフトは、そういった能力を持っていない」
「はい、ですが人々は彼女を選んだ。それは彼女が歴史を動かす上で最も必要なカリスマの持ち主だ
 ったからです」
「ちょっとタンマ!お前さん、さっきは「カリスマが皆無」って言ったよな?」
「その前に、「この世界では」って付けただろ、トレーズのカリスマが人の『理想』だとすれば彼女の
 カリスマは人の『願望』なんだ。君たちの世界は戦乱が続き、多くの人々が平和を欲していた。そし
 て、その望みを叶えてくれる存在がリリーナ・ピースクラフトだった。
 逆に言えば、あれほど圧倒的な能力で人を引き付ける『理想』のカリスマ、トレーズ・クシュリナー
 ダより、明らかに能力の劣るリリーナ・ピースクラフトが持つ『願望』のカリスマ性の方が人々に支
 持されるんだ」
「……願望ね……」

リリーナに限らず、歴史を動かす者は人の願望を聞き届け、それを実現する能力さえあれば良いのだ。
逆に見れば歴史的英雄とは、その時代の人々の思いの代弁者と言える。
150第8話 14/27:2006/09/11(月) 19:35:00 ID:???
デュオは頷く、彼自身は貧困のどん底を経験しながら成長した人間だ。生きていく為には奇麗事を言っ
てられない。そんな彼にとって完全平和主義とは甘い理想論だった。
彼はリリーナを信じていたかと問われると首を傾げざるを得ない。
だからこそデュオはアスランの話に興味があった。

「ですから、何故リリーナ・ピースクラフトが完全平和主義という途方も無い、俺から言わせれば絵空
 事を出来たかは、結局人々がそれを望んだからだと思います。他にも彼女の両親が作った土台とか細
 かいことは幾つもありますが……」
「そうだね、私も同意見だよ」
「議長の言われた俺の気が楽になるって意味……もし俺の意見を人々が望んでるのなら、それは自然と
 成し遂げられるって事ですね」
「その通りだ。少しは楽になったかね?」
「はい、確かに緊張は残っていますが、やっていけそうです」

アスランは確かに気が楽になっていた。自分の考えは人々が望んでくれると信じていたし、もし失敗し
ても、それはそれで諦めも付く。そう思っているとデュオが手を上げて、もう一つの問題点クライン派
の事をぶり返した。

「でも、ラクス本人は兎も角、その信者はアンタ等を信じてないよな」
「その通りさ、アスラン、その答えも見付けたかね?」
「はい、ラクスとリリーナ・ピースクラフトには決定的な違いがあります。この前、議長が言われたラ
 クス教と言う表現、あれは、そのままの意味なんですね?」
「そうだ」
「は?」
「ラクス・クラインの存在は神に等しいものに成ってしまった」 
「はあ!ちょっと待て!そんな大層な代物か?」
「大層な代物じゃ無いさ、ただ神は人間に何も伝えない、だから人間が勝手に想像するんだよ。神の考え
 とやらを」
「ああ!」
「そして、ラクスは人に問いかけはした。共に考えようと提案もした。だが、何一つ自分から答えを出
 してはいないんだ」
151第8話 15/27:2006/09/11(月) 19:36:00 ID:???
それは、教会で育てられた事のある不信神者のデュオにとって、分かりやすい例えだった。

「つまり、この世界のクライン派改めラクス教の連中ってのは、現状に不満を持った人間がラクスだっ
 たら「こうしたのに」って、自分勝手な想像をしてる連中の集まりって事かよ?」
「そうなんだ。誰もラクスの本心を知らないのにな」

だが、デュオには彼等の気持ちが分かる気がした。彼の周りにもそういった人物はいた。それに自分自
身もそれに近い感覚で戦った気がする。

「それだったら、俺も似たようなものかも知れねえな」
「え?…デュオ?」
「現状への不満って奴さ、最後の戦い…俺達はゼクスとトレーズさえ消えてくれれば、後はリリーナが
 上手くやってくれる。それが暗黙の了解だったけどさ、俺はリリーナの事はゼクスやトレーズよりか
 マシって程度にしか思ってなかった」
「そうだったんですか……」

カトルが驚いたように呟く、デュオはリリーナに好意的だったはずだ。少なくともヒイロは別として、
4人の中で一番彼女に親しみを持っている気がしていたのだ。

「だが、君の場合はリリーナに自分の理想を押し付けてはいないのだろう?」
「そりゃあ、そうだけど……」
「こちらが、厄介なところは俺達の提案に不満を持つ者は、不満の内容が違ってもラクス・クラインを
 信じれば何とかなる。そう思っているところなんだよ」
「実はあの後、更に厄介な情報が入ってきてね」

そこで、デュランダルが告げた出来事はアスランにとって、いや、ここにいる全員にも衝撃的な出来事
だった。ラクスとキラが行方不明の上にバルトフェルドとマリューの死、さらに犯人の確認は取れてい
ないが黒幕としてデュランダルに容疑がかかっているという。

「いったい、誰が?」
「まさか、クライン派がラクスを動かすためとか?」
「それは無いだろう、彼等にとってラクスは神に等しいのだから、もし彼女が動かなければ、それが神
 の意思なのだからね」
152第8話 16/27:2006/09/11(月) 19:37:00 ID:???
「ここで、実は本当にデュランダル議長が黒幕でした。って事は?」

デュオが冗談めかして言うと、デュランダルは笑いながらアスランに向けて質問した。

「実はそうだと言ったらどうする?」
「え?」
「君だって知っているだろう?私は最初、ラクス・クラインにプラントへ戻るように要請した。だが君
 の登場で彼女は不要になったんだ。さらに私の言うことを聞かないクライン派の存在……充分に動機
 があると思うがね」
「……さらに付け加えれば、議長はラクスを快く思っていないですね?」
「その通りだ。彼女には失望させられたからね」
「やはり議長の仕業ではありません」
「……何故そう思う?」
「議長はラクスに期待しているからです」
「―!」
「議長がラクスを快く思わないのは、彼女に期待しているからです。もし本当に失望したのなら歯牙に
 も掛けません」
「……その通りだよアスラン、良く分かったね。私は今でも、彼女に君と共に立って欲しいと願ってる」
「最近はずっと一緒にいましたから、議長はラクスに対して本気で怒ってらっしゃる。そして、失望し
 た人間に構うほど暇では無い人です」
「良く人を観察するようになった。随分と成長したね」
「議長のおかげですよ……それで、お願いがあります」
「何だね?」
「ラクスを叱ってやってくれませんか、彼女には慰めてくれる人間はいますが、叱ってやれる人間は、
 いません。俺はこれから地上へ向かいます。それに未熟ですから、自分の事で頭が一杯になるでしょ
 う……だから」
「分かった…約束しよう」
「ありがとうございます」
「もっとも、彼女が宇宙に上がる保障は無いのだが?」
「いえ、彼女が無事でいるなら、必ず宇宙へ上がります」
「君がそういうのなら……カトル君、改めて頼むよ、彼女が無茶をする前にビルゴを破壊して欲しい、
 無論、こちらも例の残骸のありかを急いで調べよう」
「わかりました。僕たちも全力を尽くします」
153第8話 17/27:2006/09/11(月) 19:38:00 ID:???
「なあ、盛り上がってるとこ悪ィんだけど、そもそも何でラクス・クラインは隠遁なんかしたんだ?
 アイツが最初から責任取ってりゃ、これまでのゴタゴタは無かったろ?」
「それは……」

アスランは最初は口篭ったが全てを伝えた。キラ・ヤマトの存在、そして彼が傷付いたのを見捨てる事
が出来なかった事

「なるほどね……」
「でも、たしかに同情はしますが、自分の責任を自覚していられませんね。そこがリリーナさんとの違
 いでしょうが…」
「は?……ちょっと待てカトル!リリーナだってヒイロが同じ状態になったら、全部捨てないか?」
「何言ってるんですか?そんな事ありませんよ。現にサンクキングダムにいた頃も公務を優先して、ヒ
 イロとは殆ど会っていませんでしたよ」
「マジかよ!……なあ、俺ずっと疑問に思ってたんだけどさ、俺とお前らのリリーナのイメージが随分
 と違う気がしねえか?……」
「それは僕も思っていました。デュオはリリーナさんに馴れ馴れしいというか……」
「私も興味あるな」
「俺も」
「私も是非聞きたいものだが、君はリリーナ・ピースクラフトをあまり認めていない様だが?」
「認めていない訳じゃ無えけど……」
「そう言えばデュオは僕より先にリリーナさんに会っているんですよね?」
「あ!……それだ」

デュオはポンと手を叩くとリリーナと最初に会った出来事を話だした。その内容はアスランの想像して
いた、完全平和主義という偉業を成し遂げた聖女のイメージを粉砕するものだった。

「……それ、本当ですか?」
「本当だって!俺、助けたはずなのに銃向けられたんだぜ」
「……意外だったな……ゼクス?」
「おまけに潜入を誤魔化すため、学生に扮していた時はストーカー並のしつこさでヒイロ追っかけてた
 な、突然現れた時はビックリしたぜ……考えてみれば、どうやって調べたんだろうな」
154第8話 18/27:2006/09/11(月) 19:39:06 ID:???
デュオが納得し、沈んでるゼクスをデュランダルが慰めているとアスランがポツリと呟いた。

「俺は分かる気がする」
「ん?」
「そもそも、アレだけの偉業を成す人物だ。情が深い人間なのは当然だろ」
「まあ、そうだな」
「ラクスとリリーナ・ピースクラフトの最大の差は、好きになった男の違いかも知れない……たしかに
 カトルの言う様にリリーナ・ピースクラフトは責任感が強いし公務を優先する。でもそれは、そうす
 る事をヒイロ・ユイが望んでるからじゃ無いか?」
「言われてみれば、そうですね。少なくともヒイロは公務を放棄して、自分に会いに来る様な女性が好
 みとは思えません」
「でもキラはあの時、誰かが隣にいなければ本当に壊れていたかもしれない。そんな状態だったんだ」

たしかにカトルはリリーナが公務を放棄したり無責任な行動をとるイメージが湧かないが、それはリリ
ーナがキラを好きになるイメージが湧かないのと同質の問題だろう。
もしキラがヒイロ同様、自分より公務を優先する人物が好きで、無責任な行動をするラクスを突き放す
男だったら、ラクスの行動は随分と変わっている気がする。
そして、デュオがリリーナを大きく見ていないのは、リリーナの根の部分を知っているからで、前のア
スランがラクスを見る目と同じなのだ。
リリーナもラクスも強い情を持った女性で、ただ二人は、その情が向かう方向が違ったのだ。

「……これはラクスよりキラ・ヤマトを叱った方が良いのかな?」
「そうですね……そして、もう一つ」
「ん?」
「ヒイロ・ユイは絶対に元の世界へ返すべきです」

そうでなければ、リリーナ・ピースクラフトがあまりにも憐れな気がする。彼女が何のために完全平和
主義という途方も無い事をやってのけたか、アスランは分かった気がした。そして、それはゼクスが決
意する際に出した答えと同じものでもあった。
アスランはゼクスに向き直り、その意思を告げる。

「貴方の望み、是非とも叶えるべきです。俺は貴方に随分と教えを請いました。そしてプラントを核の
 攻撃から守ってもいただきました。今度はこちらがお返ししたい。協力させて下さい」
「ザラ大使……」
155第8話 19/27:2006/09/11(月) 19:40:06 ID:???
「なあ、俺も手を貸そうか?」
「デュオ?」
「何かさ、手伝いてぇって思ったんだ。アンタのこと」
「……悪いが、それは出来ない」
「何でだよ?言っておくが、俺がいればかなりの戦力アップになるぜ」
「だからさ、君たちは強い。そして、その力はこの世界のものじゃ無いんだ。君たちの力は、この世界
 のバランスを壊しかねないんだ」
「それは……」
「ラクスは過去に、こう言ってる。何かを成すには、想いだけでも、力だけでもダメだ。両方が必要な
 んだと、確かにそれは正しいのかも知れない、逆に力で押さえつけた結果、より良い未来が手に入る
 場合もある。
 でも俺がやろうとしているのはリリーナ・ピースクラフトと同じなんだ。想いが受け入れられれば、
 それが力になる。君たちが彼女に力を貸したように……俺に必要な力は、この世界の未来を生きる人
 達が、自らの意思で貸してくれる力なんだ。
 もし、俺と同じ未来を望む人が、少なければ俺は負ける。だがそれで良いんだ。それが、この世界の
 人たちが望んだ未来なのだから……この戦いは人々に未来を選ばせる戦いなんだ。デュオ、君はこの
 世界の未来を共に生きるつもりなのか?」
「……悪かった。俺にも待ってる奴がいる」
「気持ちだけは貰っておく……ありがとう」

デュオに礼を言うとゼクスに向き直る。

「デュオにあんな事を言っておいて矛盾してるのは充分承知でお願いします。今後とも、貴方の考えた
 アフターコロニーの物語という御伽噺を俺に聞かせて下さい。貴方の話は俺に足りない物を教えてく
 れる」
「…………喜んでお聞かせしましょう。私の考えた拙い物語を」
「ありがとうございます」

それはアスランの決断だった。異世界の力を拒絶し、自分たちの力で未来を切り開くという。
そのアスランをデュランダルは笑顔で見つめていた。弟子の成長を喜ぶ師のような笑顔で、そして自分
の役目を宣言する。

「では宇宙の事は、私が引き受けよう、ラクスの事もね。その代わり地上は君に任せるからね」
「議長……ありがとうございます。未熟者なりに努力しますので」
「ああ、期待しているよ」
156第8話 20/27:2006/09/11(月) 19:41:05 ID:???
デュランダルはアスランが、これほどの短期間で成長するとは思っていなかった。そして、その切欠を
与えた人物に一度会いたいと願った。

「まったく……ヒイロ・ユイには感謝せんとな。君にこれだけの力を与えたのだから」
「そう言われると照れますが、俺も会いたいと思ってます。俺に切欠をくれたのは間違い無く、オーブ
 で会った、ブレイク・ザ・ワールド事件で家を失った少年なんですから……それにしても偶然ですね
 俺がオーブで会った少年と彼等の仲間が同じ名前なんですから」
「「「「え!!!!」」」」
「え?……どうかしました?」
「す…少し、待っててくれたまえ!」

(ちょっと待て!アスランが会ったヒイロって俺達の知ってるヒイロじゃ無かったのか?)
(僕もそう聞いてましたが?)
(いや、話の流れから私は確かにヒイロ・ユイだと確信したが?)
(その場に私もいたが……しかし言われてみれば確信はしていたが、確認はしていなかったはずだ)
(じゃあ、アスランだけが気付いていないって事か?)
(……そうなるな)
(だが、普通は気付くはずですが?)
(思うに例の事件の少年はアスランに大きな希望を与えた。それが嘘だとは認めたく無いのだろう)
(……本能的に真実に気付くのを拒絶していると?)
(おそらくそうだろう……ここは黙っておいた方が良かろう、今の彼にはショックが大きすぎる)
(議長がそう言われるなら僕は構いませんが……)
(でも、大丈夫なのかよ!アイツ……不安になってきた!)
(落ち着きたまえ、ゼクス、彼の事を頼んだぞ)
(わ、私がですか?)

密談を済ませるとゼクスは、キョトンとした顔でこちらを見ているアスランの前に進み出た。

「今後は貴方のご指導もする事になりました。これからもよろしくお願いします」
「こちらこそ」

握手を交わしながら、この未来の大器の教育も悪くないと思い始めていた。
157第8話 21/27:2006/09/11(月) 19:42:04 ID:???
アスランの予想通り、ラクスは宇宙へ上がり、前大戦後、エターナルを始め、彼女等の使用した兵器を
隠し、また新たな兵器を開発している。ファクトリーに到着していた。
出迎えたダコスタに挨拶すると、バルトフェルドの死を伝えた。

「……連絡は受けています……」
「申し訳ありません……わたくしは何の役にも立てずに……」
「いえ!ラクス様が責任を感じる必要はありません! 悪いのは…」
「落ち着いて下さい……憎しみに囚われてはなりません」
「はい……それよりラクス様に見て頂きたいものが」
「急ぎでしょうか?」

そういうと横に付き添ったキラを見る。キラは傷が完治しておらず、痛みの為か汗を滲ませていた。

「僕のことは気にしないで」
「そんなわけには…」
「大丈夫です。時間がある時で構いませんから…ただ、少しでも早く見てください……とても凄いもの
 ですから」
「……わかりました」

そう答えるとラクスは、用意された私室へ移動するとキラをベッドに寝かせ、服を脱がせるとタオルで
汗を拭きはじめた。

「痛みは…大丈夫ですか?」
「うん…ありがとう」
「……ごめんなさい……」
「ラクス?」
「デュランダル議長の狙いは、わたくしのはずなのに……キラにまで」
「そんなこと無いよ。僕の方こそラクスを守ってやれずに」
「違います。キラはわたくしを守ろうと……」
「でも、守れなかった……おまけに、こんな怪我をして、ラクスに迷惑を」
「わたくしは迷惑だなんて、思っていませんわ」
「……以前も苦労かけたし…―!」

話しかけるキラの口をラクスの唇がふさいでいた。
158第8話 22/27:2006/09/11(月) 19:43:00 ID:???
「わたくしは、キラが好きなんです……キラのためなら、どんな事でも出来ますわ」
「……ラクス」

キラはラクスの温もりを感じながら、バルトフェルドの言葉を言うべきか迷っていた。
ここに来て、改めて思ったラクスの力の大きさ、これならばデュランダルが危険視するのも、当然な気
もするのだ。
だが、それもバルトフェルドに言わせれば、ラクスが何の努力もせずに手に入れた物なのだろう。

(ラクスは利用されている)

キラは、その言葉が正しいと思い始めていた。実際は努力せずに、これだけの力が手に入るはずが無い
のだ。
だが現実に、これだけの力を持っているでは無いか、それが何故かと考えれば、ここに集まっている者
は何らかの理由でラクスを利用しようとしていると思えば筋が通る。
だが、もしそれをラクスに言えば…

「何かお悩みですの?」
「え?……いや、さっきダコスタさんが言ってた凄いものって何かな…って」
「それでしたら、わたくしが確認してきましょうか?」
「……うん、お願い」
「では、行ってまいりますわ」
「……楽しみに待ってる」
「はい♪…少しだけ、お待ちくださいね」
「…………………………ラクス……」

ラクスが部屋から出て行くと、言いようのない不安が込み上げてきた。
もし、ラクスにバルトフェルドの言葉を言って、前のバルトフェルドの時の様に否定してきたら?
もし、それで怒ってラクスに嫌われたら?

「ごめんなさい……バルトフェルドさん……僕は……」

右腕を失い左手の指まで無くした、自分の身の回りの事さえ出来ない。そんな今の傷付いたキラはラク
スがいない事など考えられなかった。
159第8話 23/27:2006/09/11(月) 19:44:00 ID:???
ラクスはダコスタに案内され、MSの大群を目にしていた。漆黒のボディに巨大な肩、頭部の特徴とい
い、今までのMSとは大きく異なるデザインのMSだった。

「実は、これ拾った物なんです」
「落ちていたのですか?」
「そうなんですが……我々は神の贈り物と言っています」
「?」
「このMS、凄い材質で出来てまして、硬度も凄い上に重量は10分の1くらいなんです」
「本当なのですか?」
「ええ、しかもこれ、無人機なんですよ」
「無人機…とは?」
「人が中に乗らずに動かせるらしいんです。まだ、稼動まで至っていませんが近いうちに」
「では、このMSなら人が死なずに済むんですか?」
「その通りです。今はプログラムを入力してる最中でが、キラさんの戦闘データを入れる予定ですので
 味方は勿論、敵の方も…ラクス様の望まれる戦いになるでしょう」
「まあ……」

ラクスは、そのMSを見上げる。無骨な外見に似合わず、作った者は心の優しい人間だろうと思った。

「ところで、このMSの名は?」
「ビルゴと言うようです……乙女座の意味です」
「美しい名前ですわ」

ジッとビルゴを見上げる。このMSがあればキラが傷付かずに済む。そう考えるだけで嬉しく思える。
人が死なずに済む戦争。まさに理想では無いか?

――本気で言っているのか?――

ふと、誰かに声を掛けられた気がして、辺りを見渡す……だが誰もいなかった。
そして、もう一度ビルゴを見上げると、何とも言えない恐怖感が体を包み込む。

「それでは、後はお願いしますね」

恐怖を振り払うようにダコスタに声を掛けると、キラの元へ急いだ。今は一秒でも早くキラの肌で暖め
てほしいと願っていた。
160第8話 24/27:2006/09/11(月) 19:45:01 ID:???
北欧の一都市……そこはヒイロ・ユイにとって、懐かしい場所。
地名も建物も重なるものは、全く無かったが、そこは確かにサンクキングダムが在った場所だった。
彼は、今その地に辿り着いていた。そこの安宿に腰を落ち着け、何をするでも無く彷徨っていた。

部屋から窓の外を眺める。懐かしい風景など何処にも無いが、何故かそうしていた。
今の彼を、ゼクスが見たら最悪の予想が実現した事に気付くだろう。ヒイロ・ユイは諦めたのだと。

「俺にはお似合いの末路だな」

自嘲気味に呟く、すでに情報の収集も行っていない、彼は自分の罪が許されないものだと自覚し続けて
いた。よって今回の事は自分にとって、最も重い罰、彼のいた世界とリリーナを心配しながら確かめる
事も叶わない、不安に苦しむ毎日を送れという罰だと認識していた。

「お兄さん、ちょっと良いかい?」
「……何だ?」

部屋をノックして、宿屋の女主人が入ってくる。

「お兄さん、暇なんだろ? 良かったら手伝ってくれないか? 給金出すからさ」
「………宿代は毎日払ってる」
「そう怒らないでおくれよ。ほら、こないだのザラ親善大使の演説以来、この辺りも戦争の空気が漂っ
 てきてね……この宿も男手が足りないんだよ」
「戦争が?」
「ああ、この辺はユーラシア連邦から独立したがる気風が強いからね。あの演説聞いて血の気の多い男
 共が、独立運動の準備始めてるんだ」
「……余所者の俺に言って良い話では無いな」
「そうなんだろうけどさ……アンタ信用出来そうだ。私はこんな商売やってるからね。これでも人見る
 目はあるんだよ」
「……手伝いの内容は?」
「やってくれるかい、簡単な力仕事だよ。野菜とかを運んで欲しいんだ」
「わかった」
「助かるよ。じゃあ、来ておくれ」

ヒイロは、このまま無為な日々を過すのだろうと思い定めた。自分に相応しい罰だと思いながらリリー
ナの顔を思い浮かべる。だが彼女は笑顔を見せてはくれなかった。
161第8話 25/27:2006/09/11(月) 19:45:59 ID:???
「かっこいいねぇ〜凄く恐そう」
「気に入ってくれたか?」
「うん♪ありがとう、ジブ♪」

ロード・ジブリールはマユを伴い、先日のMS工場へ来ていた。そこには、まだ完成していないカラミ
ティが立っていた。

「ところで、聞きたい事があるのだが、先日の任務では、何故子供を1人も殺さなかった?」
「え?あれはツマラナそうだったから」
「何故そう思った?」
「ん〜〜……あれ?何でだろ?……弱そうだったから……でも、それなら何時もだし……あれぇ〜?」
「普段の君なら、ラクス・クラインの目の前で殺しているはずだ」
「そうなんだけど……惜しいことしたな……何でだろうね?」
「何時もと違った事はあったか?」
「ん〜…そう言えば誰かに見られている様な気がして、何だか温かかった」
「……時間は?」
「え?……えっとねぇ〜…気付いたのがラクスのいる部屋に入った時で、アビスが来る少し前に消えた」
「……そうか」

ジブリールは、その時間がインパルスのパイロット、つまりマユの兄が驚異的な力を発揮している時間
と、ほぼ同じだということに気付いた。やはり、この兄妹は何らかの条件で精神的な繋がりにパスが通
るらしいと仮説を立てる。

「どうかしたの?」
「いや、何でもない」
「ねえねえ♪それより、お願いがあるんだけど」
「何だ?」
「マユのお兄ちゃんを探して♪」
「―!……お兄ちゃん?」
「あのね、この前ラクスを誘拐した後、夢を見たんだ。それでマユのお兄ちゃんが生きている事を思い
 出したの」

マユを見ながら、どうやら自分の仮説は間違い無いらしいと実感した。
162第8話 26/27:2006/09/11(月) 19:48:18 ID:???
「……そうか、会いたいのかね?」
「うん♪」
「……だが、今の君を見れば悲しむかもしれんぞ?」
「え?…そんなの関係ないよ」
「何故だ?」
「だってね、お兄ちゃんが、どう思っていようと殺すのに関係ないでしょ?」
「兄を殺したいのかね?」
「うん♪……だから、お願い…」
「何故、兄を殺したいのだ?恨んでいるのか?」
「恨み?……何それ?……マユはただ、お兄ちゃんを殺したら、頭痛いのも体が熱いのも消えて、楽に
 なれると思うんだ♪」
「何故、そう思うのだね?」
「夢のお告げ♪……ダメなの?」
「……分かった。探してみよう」
「やったぁ♪ ありがとうねジブ♪」

無邪気に、そして不気味に喜ぶマユを見ながら、前からの疑問を聞こうと決意する。

「マユ、君は私を殺したいとは思わんのか?」

前から感じていた疑問。マユは強化人間としては致命的な欠陥のある失敗作だ。その強靭な肉体を作る
ために与えられた薬物と、戦闘力を高める催眠学習の影響で、あらゆる洗脳やコントロールを受け付け
ない体になっているのだ。言わば何時こちらに牙を剥くか分からないモンスター、ジブリールはあえて
その怪物を放し飼いで飼っているのだ。この危険を肌で感じてこそコーディネーターへ立ち向かえるの
だと自分を戒めていた。

「へ?…だって面白く無いに決まってる」
「私は面白く無いか?」
「うん、だってジブって、弱いくせに図太いから、戦ってもすぐ死ぬだろうし、脅したって怯えも命乞
 いもしないに決まってる。マユが今まで見てきた人間の中で、殺しても面白く無い人間コンテストの
 ダントツ一位だもん」
「……それは光栄だね」
「貶してるの!」

隣で怒るマユを無視して、再び思い悩む。おそらくインパルスのパイロットはファントムペインの3人
でも手に負えないだろう、そうするとマユを使うしか手は無いが、彼女を兄と接触させるのは危険だと
予感していた。ジブリールにしては、珍しく決断を躊躇っていた。
163第8話 26/27:2006/09/11(月) 19:49:17 ID:???
「シン、ここにいたか」
「ん?レイか……何だ?」

シンがカーペンタリア基地の兵舎の屋上に1人佇んでいるとレイが声を掛けてきた。

「ルナが探していたぞ」
「何か用かな?」
「……別に用事があるわけでは無いだろうが…」
「なら、後でいいや」

シンはそう呟くと空を見上げる。レイはその様子にルナマリアに同情して苦笑した。
そして、シンの考えている事が分かっているので、その事を話しかける。

「到着は明日か」
「……ああ」
「気になるか?」
「……この前、最後に会った時、俺あの人をぶん殴ったんだ」
「そんな事を気にする人では、あるまい」
「そうだろうけど……たださ…でかくなったよな」

シンにとって、アスラン・ザラは何時の間にか巨大な存在になっていた。以前は年上だから敬語は使っ
ていたが、決して尊敬や崇拝の対象では無かったはずだ。
しかし、今や基地の誰もが到着を心待ちにし、明日は基地の人間が総出で出迎える事になっている。

「もう、俺なんかと話が出来る人じゃ無くなったんだよな」
「そんなことは無いさ、あの人はミネルバに乗るんだぞ」
「……でもさ…」
「お前はギルとも話せるだろ?」
「議長はレイの親父さんみたいな存在だろ? でもアスラン・ザラは…」
「そんなに構えると悲しむかもしれんぞ、案外ああいった存在の人は、心を許せる人間が少なくて寂し
 がり屋が多い」

レイの言葉を聞きながら、もしアスランと合ったらどんな顔で話しかければ良いか、それすら分から
ない自分が酷く矮小に感じ、自己嫌悪に陥りそうだった。
164第8話 あとがき:2006/09/11(月) 19:51:08 ID:???
26/27が2つ……ごめんなさい

第一部完、てな内容ですので今回はあとがきを入れます。
まずは、おわび……グロ表現に関しては以後気をつけます。言い訳みたいですが、文章に慣れていない
ので、少しでも分かりやすくしようと心掛けているんですが、余計な所にまで力が入った様です。
そういった事ですので、指摘されるまで自分では気付かない事もありますし、批判は甘んじて受けます。

おわびパート2……300mm、自分でもビックリです。300mのつもりだったんですが、この辺が
文章に慣れていない証明です。見直しはしてるんですが、思い込んだら…ってやつです。これも以後、
気を付けますが、多分完全には直らないでしょう。上手く脳内変換をお願いします。

内容に関しては、最後までストーリーは決まっています。ですから、あまり要望されても変更は効かな
いので、それだけは断っておきます。ストーリーに影響が無い内容なら検討しますが、少しでも影響が
あるのは無視させていただきます。ちなみに生き残りメンバーも決まっていて、ラストの会話シーンは
すでに出来上がっているので、突っ走らせていただきます。

最後に他にも作品との区別のためタイトル付けようと思います。
異論がなければ、前スレで別作品ので希望された『W DESTINY』を次から、こっちで使わせて
もらいたいのですが、よろしいでしょうか?……これ自分の作品の内容にピッタリのタイトルだと思っ
たので……

165通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 19:56:45 ID:???
GJ!!GJ!!
ここの連中の言うこと何て気にせずに思うがままに書いて下さい
166通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 20:06:37 ID:???
GJ!
いいですね、批判も色々あるでしょうが基本的に何でもありという感じで書いた方がいいと思いますよ。
「W DESTINY」も悪くは無いですけど一つ意見を言わせていただければ「DARKNESS turns the LIGHT」はいかがでしょうか?
暗闇から光を見つける、という意味を込めて。
167通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 20:10:16 ID:???
ラクスとことん馬鹿すぎだーーー!
謎の声が言ってるように誰も死なない戦争なんて本気で言ってんのか?
読んでる途中(リーブラ残骸出現)でいやな予感がしたんだが期待を裏切らない展開に作者さんGJ!

ラクシズが安易に力を行使しようとしてるのに比べ議長はスゴイ大人だ。
X運命氏の書く真議長と同じくらいイイ。
普通ならホイホイ飛びつくような技術の塊を前にしてこういう態度が取れるなんて・・・
(データは取ってるかも知れんが)
彼なら真なるディスティニープランを提示できるかもしれない。(原作とは違う奴ね)

W組と議長が内緒話している所でワロタ。

ジブリールがパパになってる所もイイ。
何かスゴイジブリールが人間臭くみえた。
キラも考えているみたいで微かに(ホントに微かだが)期待できるかも知れん。
168通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 20:23:58 ID:???
期待上げ
169通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 20:29:28 ID:???
>>166
あんまり厨臭い名前、タイトルもどうかと思うぞ?
170通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 20:34:19 ID:???
職人さんGJ!おもしろかった。一部完了乙です。
ラストまで決まってるならそのままサクッと突っ走ってください。
アスランのリリーナとラクスの比較とか面白かったんだけど、
その後MD見て喜んでるラクス見て嗚呼…。
そして抜け殻ヒイロはどうなるんだ〜。既に思い出に生きている。
続きお待ちしております。

171通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 20:56:06 ID:???
ラクスがMDシステムを知ったら、本当にこういう反応しそうだな
全く違和感がねえ
172通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 20:57:33 ID:???
ラクスよ・・・人工知能は敵味方の区別は付いても投降してる兵士と
特攻してる兵士の区別が付くかどうかとか考えなかったのか?
173通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 20:58:53 ID:???
戦場で自軍の兵士が死なないからって考えだったらマジ外道
174通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 20:59:57 ID:???
痔部も野心がありながら人間的な感情の幅があるのも良いな。
175通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:07:48 ID:???
いや、というか…デュランダルが主犯だよといった犯人たちが連れて来たのがブルコスの盟主のとこってとこに何故疑問を持たない?(汗
176通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:12:24 ID:???
Xコーヒースレも含めて、毅然としたアスランや賢明なユウナが登場する
SSが増えてきて、読みごたえはあるんだけどうっかりするとついつい
混同しそうになる事も…
177通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:15:25 ID:???
>>173
>戦場で自軍の兵士が死なないからって考え

この考え自体はいいと思うんだ。
問題はWでも語られていたけどボタン戦争に再来にあると思うし。
馬鹿負債は「男なら戦え」とかわけの分からんこと言ってたがW世界では最終的に平和とは黙っていれば手に入る物ではなく
人間が動いて苦労して獲得するからこそ価値がある、となっている。
だからこそトレーズはMDを否定したわけだからな。

よく考えたら種世界でMDは作戦行動を取れるのかな?NJの問題も有るだろうし(通信の面で)
まあ種世界にとって作戦なんて有って無きに等しいから意味はないとは思うんだが。
種世界のMSは連携考えなくてもよさそうだし「MS壊してはい終了」のラクシズにはぴったりかもしれんがね。
戦場に移動してMDだして回収して終わりみたいな。
178通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:16:28 ID:???
GJ!
シンとマユの精神的なリンクか・・・
種割れ時にお互いの性格が一部交じり合ったような感じになるのなら、
どちらかが死んだとき、残った方にその精神が取り込まれたりして・・・
シンは理性を残したままの狂戦士化、マユは戦闘能力を維持したまま昔の心を取り戻したりとか・・・

キラは利用されている、という思いが残っているのでやたらあっさりアスランの側につきそうだが、
問題はここのやたら気弱なキラがラクスを説得できるかと言うとこだな。
179通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:17:37 ID:???
さすがだ職人さん
GJ以外に贈る言葉がないな
180通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:17:52 ID:???
神展開だな。ヒイロがついに出てきたが・・・・・
どうすんだ、なんか燃え尽きちゃってるよ。
181通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:20:29 ID:???
あとあれだ、MDに対するラクスの考え方・・・・、美しくないな・・・・
ドクターJにも劣る倫理観。
182通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:20:54 ID:???
GJ。
執筆早いなと思ったら既に話の筋を決定されていたとは。
この力量なら間違いないと思うので是非最後まで突っ走って下さい。

しっかし改めて考えるとビルゴみたいなMSを何百機と相手にして
生き残ったW勢マジ化け物。
(まーパワーバランスの設定なんてまだまだいい加減だった時代の作品だけど)
183通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:21:50 ID:???
W SEED作者氏乙です!
これからも楽しみにしています
政治屋になろうとするアスラン、師匠の議長がイイ
184通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:27:11 ID:???
「−」付けると読みやすいと思うんだ

「W−DESTINY」じゃダメなん?
185通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:30:10 ID:???
ここのラクスは閣下からMDに頼った魂のこもらぬ戦闘に何の意味があるのかと言われるだろうなぁ。
186通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:37:52 ID:???
やはりラクスはエレガント分が足りないのかなぁ
それと、キラは憎めないヘタレに見えるよ

ラクスに語りかけてくる声があるのは
虎の意見があればこそだと思っている俺は虎スキー
187126:2006/09/11(月) 21:40:27 ID:???
>>175
襲ったマユはプラントの人間。その後アウル率いる連合軍に助けられたと思っているから。

実際は連合軍の自作自演のお芝居なんだけどね。

>>135
恩に着る。おかげで『W DESTINY』を1から見直せた。
188通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:42:31 ID:???
何を言うか・・・・・・世界の独裁を目論む女が何を言うのか!
189通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:46:20 ID:???
アスランとゼクスが歳の差ひとつと気付いて
麦茶をこぼした。
190通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:49:11 ID:???
>>189
アッー!
そいうわれれば五人組はシンたちより年下なんだよなー
191通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:50:18 ID:???
なぁにブライトさんやシャアだって(ry
192通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:51:34 ID:???
>>175
虎とかの死で正常な判断むりぽな状態

ところでキラのデータが入ったMDって不殺するのかな・・・?
あとビルゴの技術を取り込んだ新型自由、正義、戦艦もでてきたらマジ世界最大の脅威になるなラクシズ
世界のど真ん中にいるあたり、ウルカヌスよりタチが悪いw
193通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:54:53 ID:???
>>192
しかしまぁ無人機まで使って相手も死なない戦争つったら
まさにゲームそのものだよな
194通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:56:42 ID:???
このスレの小説初めて見たが面白いな。つーか途中からだから全然話が読めんw
マユが強化人間?ヒイロが世捨て人?
でも文体も上手いしびっくり。誰かまとめサイトを(ry
195通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 21:59:03 ID:???
ビクターゲイツの方がまだましだなw
ところでCE技術とOZMSが融合したら
ズゴックガンダムやらビグザムガンダムやらジオングガンダムが出てきそうじゃね
196通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:05:34 ID:???
>>186
あの声の主、もしアニメだったら誰になるんだろうね

・虎
・パトリック
・クルーぜ
・サトー
・ウズミ
・シーゲル
・ドクターJ
・デルマイユ

ざっと挙げてみたけど他にもありそうな人は…
197通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:05:38 ID:???
W放映当時リリーナのキャラが前半と後半で全く別物だったのに違和感があったから
デュオとカトルでリリーナ像に180度の偏りがあるのの理由がなんか斬新だった
まあ全部が全部ヒイロのために演じてたわけではないとは思うが全くないわけでもなさそうで
198通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:06:10 ID:???
まあ監督がちが・・・げふんげふん
199通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:06:40 ID:???
>>195
ハイゴッグガンダムはー?
200通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:09:20 ID:???
暴れまわってた頃のリリーナはまだサンクキングダムがどうとか知らない、ないしあんま意識してない頃でもあったしな(うろ覚え)
201通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:09:51 ID:???
保管庫欲しいな
ここって職人さんは一人?
全部1本の話なのか?
202通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:10:30 ID:???
>あとビルゴの技術を取り込んだ新型自由、正義、戦艦もでてきたらマジ世界最大の脅威になるなラクシズ
「敵機を爆破させずに戦闘不能にする」
とかいう命令に
「コクピットを攻撃し、できる限り敵機を爆破させない」
という結論を出したりしてな
203通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:11:18 ID:???
>>201
今は二人だな
204通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:11:45 ID:???
アスクレピオスとグリープとハイドラのことかーw
ちなみにビクターゲイ『ン』ツな。ゲイツではない。

ラクスはゲインツと大してかわらないと思う。
思想の根っこは同じだけど、力を振りかざし続けるか、戦争なったら力を振りかざして戦争終わったら後は知らんぷりかの違いだけだと思う。
205通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:13:43 ID:???
>ラクスは、そのMSを見上げる。無骨な外見に似合わず、作った者は心の優しい人間だろうと思った。

ちょっと、逆逆w
206通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:14:39 ID:???
この世界に来てないのにリリーナの存在感がなんとも言えんw
207通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:20:07 ID:???
>>177
ビルゴは主に画像認識だからカメラアイの点滅で通信できるかも。
それにW世界はEMC技術が凄い発達している設定だからNJ下ぐらい大丈夫じゃないの?
NJの電波妨害なんてたいしたことないし。
208通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:21:23 ID:???
winnyでデストロイやレクイエムのデータがでまわっちゃうくらいだからな>電波障害
209通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:22:27 ID:???
ビルゴ2でないのが救いだ。
210通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:22:35 ID:???
>>166
腐女子
211通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:24:49 ID:???
Gパイロットデータ搭載ヴァイエイトとメリクリウス投入してみたい気分
212通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:25:39 ID:???
ただ2だったら格闘能力も何気に高いからキラの通り魔切りも再現できたろうね
213通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:30:46 ID:???
>>210
何だその厨っぽいタイトルは。腐女子?負債マンセーでもしてなさいよ。
214通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:31:06 ID:???
>>195
ズゴックガンダムとジオングガンダムのようなものならWの外伝で存在してる。
215通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:32:29 ID:???
間違えた。>>166だ。210、すまんな。
216通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:33:21 ID:???
>>195
アスクレプオスの事かグリープの事かハイドラの事かーーーっ!!!
まぁ、アレもWだからな。G-UNITだけど。
出来れば主人公&メル・ヴァイ乗りの元ガンダムパイロット候補姉妹付きで......
217通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:44:56 ID:???
>>202
「不殺」もプログラムした場合は、正確に計算して即死しない程度の打撃を
コクピットに確実にヒットさせて、死者の代わりに身障者を量産してのけるとか…
218通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:46:11 ID:???
>>217
実は撃墜するより効果的だよな、それって。
219通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:48:36 ID:???
負傷者増やして人員割かせて・・・ってえげつなさがアップしとるw
220通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:49:30 ID:???
キラのデータ入れても、ビルゴだしなぁ・・・
大した脅威にはならない気がするんだ
221通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:50:55 ID:???
MDで一番強いのってビルゴ?
222通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:52:16 ID:???
スコーピオ>ビルゴV><メリ&ヴァイ>ビルゴU>ビルゴ
223通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:52:34 ID:???
ゼロシステム応用したMD制御(ドロシーがつかってたやつ)とか
それに近いシステムつくっちゃったら恐いかも。
無さそうだけど。
224通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:52:52 ID:???
>>178
サガフロのブルーとルージュを何故か思い出した。
225通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:53:46 ID:???
キラのデータいれてもな。MDの恐ろしさは集団行動にあるから
単独行動しかできないきら製だとむしろ戦力おちると思う
226通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:54:57 ID:???
対人地雷の戦略そのものだな。
わざと命に関わるほどの爆発力にしないでおいて、自力では動けなくなる
敵兵を増やして作戦遂行、移動、救護活動やその必要な医薬品等の物資に
多大な負担をかけるという…
227通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:57:58 ID:???
>>220
正直キラのデータ入れてもキャノン一門で確か連射の利かないビルゴだし、何時も勝手に敵陣突っ込んで一時停止→フルバーストバカリだから餌だよな....
しかも協調性皆無だからさらに。

実際フル装備のサーペント位じゃなきゃキラのデータ載せる意味が無い。
228通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 22:58:09 ID:???
ビルゴ自体のスペックもそうだが表立ってパイロットを募集できないラクシズがMDシステムを掌握するとかなりヤヴァイな
229通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:00:47 ID:???
ビルゴは設定上はトーラスより少し劣る程度のスピードはあるはずなのにTVだと防御姿勢ばっかだから特にデータとか意味なさそうだな
トーラスやU、Vは結構動いてるから意味ありそうなんだけど
230通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:03:58 ID:???
>>198
しかし(監督変わって)キャラ激変に気づいたって事は、洞察力があると思うよ
231通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:06:14 ID:???
いまだ動きのない五飛はどうしてるのだろう
232通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:07:40 ID:???
俺が悪になってやるゴルァ!!と言ってるのはもうひとつのほうだっけ?
なんか俺ん頭の中でごっちゃになってる
233通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:11:57 ID:???
ああそういや五飛登場してねぇな。
五飛らしくいっちょインパクトある登場を期待する。
234通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:13:06 ID:???
ACE2みたいにラスト2話でとうじょ(ry
235通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:14:30 ID:???
今職人が2人いて話は2パターンあるんだっけ?
どっちに誰々が登場済○○陣営に所属とか
読解力のないおれに状況整理きぼんぬ
236通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:15:49 ID:???
仲間になった次の話でナタクの性能を試そうとして
そのままエンディングを迎えた人


237通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:17:50 ID:???
あれ…?ACE2で五飛そんなに登場遅かったんだっけ。

とりあえず五飛はラクスに説教してくれ。
238通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:17:51 ID:???
あまりの扱いに泣けるなそれは
239通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:20:20 ID:???
>>237
初登場は中盤くらいなんだけど・・・仲間になるのがラスト1話前

>>236
240通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:37:38 ID:???
はさみつけの威力は凄いよね
241通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:37:50 ID:???
ラクスのMD使用はまったく否定のしようがない。
242通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:39:42 ID:???
>>235
W SEED氏版
ヒイロ・世捨て人状態。ゼロはオーブにほったらかし?
デュオ&トロワ&カトル・議長の保護の下、当面の目的はビルゴの破壊 
ゼクス・凸の家庭教師(みたいな物)今はセイバーを愛機にしてる。

weed氏版
ヒイロ・機体はEW版。ユニウス落下騒動の中、アルトロンと交戦中。
デュオ・連合所属。現在はファントムペインと行動してる。戦後のAWから来た。
トロワ・ミネルバに所属。リーブラを破壊してるときのAWから来た。
五飛・サトーらに協力。台詞から察するにEWの時代から来た?現在はゼロと交戦中。
閣下・議長の側近をしてる。エピオンを作りアスランに託した。

こんな感じだと思う。
243通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:40:06 ID:???
この場合この世界に過ぎた力をもたらす
異世界の兵器をなんとか破壊して排除しようとしている
デュランダル議長のほうが正義ですよね?
244通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:42:21 ID:???
まあ使い方にもよる。ラクスの使い方は間違いだけど。
245通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:42:25 ID:???
>>242
ありがとう
もう一回読み込んでくるよ
どっちも面白いなー
246通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:45:07 ID:???
ビルゴがあれば最初の辺りはほとんど無敵といっていいだろうが
調子に乗りすぎると一騎当千のガンダム達が襲い掛かってくるんだから正に諸刃の刃だな
247通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:47:15 ID:???
ヒイロが物凄い勢いで朽ち果てていってる・・・。
248通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:49:28 ID:???
>>246
つうかラクスはビルゴで何すんだ?
249通常の名無しさんの3倍:2006/09/11(月) 23:49:41 ID:???
まー臨機応変に対応できそうでできないようなキャラではあるが・・・
やっぱ誰かが任務を出してくれないとダメっぽいw<ヒイロ
トロワとかデュオは雑草魂でどこででもやってけそうだしどっちの話でも実際やってる罠
250通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:02:09 ID:???
>>246
プラネイトディフェンサーとガンダニュウム合金でCEMSクラスならば無敵に近い防御力を持ってるからな。
W世界のレーザーライフルくらいを持ってこないと破壊できない。
種世界でビルゴを撃破できる攻撃力を持ったMSってデストロイくらいかな。
でもビルゴって基本的に3機1組で防御の死角を無くしてその上連携行動するから
W組じゃなきゃ撃破出来なさそうだ。

何か書いてて思ったんだが、ビルゴが60機もあれば種世界の全勢力を敵に回しても勝てそうだ・・・
議長が危惧するわけだ。
251通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:02:48 ID:???
>>242氏よ、状況説明多謝。
ただ、WはAW(アフターウォー)ではなくAC(アフターコロニー)な。
AWだと]だからwww
252WEED 5話 後編:2006/09/12(火) 00:10:49 ID:???
確実にインパルスのコックピットを貫いたであろうトライデントは、
頭上から降り注いだビームライフルの一撃でインパルスを捕らえていたドラゴンハン

グが貫かれた事により空振りに終わる。
そこにあるのは翼あるMS。
先ほどインパルスがそうしたようにビームライフルを投げ捨て、
ビームサーベルを引き抜きアルトロンに切りかかる。

「・・・・・・行けって言うのか?」

どうやらそういう事のようだ、
アルトロンはそのMSに気をとられているのかインパルスの事は完全に無視している。
これ幸いとばかりにシンは離脱する。


「ヒイロ、貴様か!」
『・・・・・・』

五飛が通信を入れるが返事はない。
返答は強烈な一撃だった。
トライデントで受けるが次の瞬間その距離でマシンキャノンが放たれる。

「くっ!」

マシンキャノンでアルトロンの装甲は破れないが確実に衝撃は来る。
ウイングは飛び退くと先程投げ捨てたビームライフルを拾い連射する。
五飛はそれを避け、残ったドラゴンハングを放つ。
それをすんでのところでビームサーベルで払いのけ、再び接近戦を仕掛ける。
激闘は続く、落ち行くユニウスセブンとともに。
253WEED 5話 後編:2006/09/12(火) 00:11:54 ID:???
『我等コーディネーターにとって!パトリック・ザラの取った道こそが唯一正しきもの

と!』
アスランは地球の重力に引かれながら、エピオンのコックピットで思い出す。
トロワやルナマリア、レイたちを先に戻してユニウスをできるだけ砕こうとした彼ら

の前に現れた数機のジン。
その中のリーダー格の男が放った最後の言葉である。
そんな事はないはずだ、自分達は正しい事をした、だから戦争は終わったはずだ。
しかし、それを良しとしない者達がいた。
ゼロシステムの影響もありアスランは混乱していた。
もしかしたら自分達は間違っていたのか?
だから倒すべき敵としてキラやラクスが・・・・・・
ならばシンは?彼は関係がない。
ザフトも敵だという事か?
敵も味方も、正義も悪も、自分のすべき事もわからずにスランは落ちていく。
254通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:12:48 ID:???
正面から戦ったら死ねるだろうけど、捨て身で取り付いて自爆すれば倒せないことはない>ビルゴ
リーオーでもこれで多少は戦えてる。どんくらい囮が必要になるかは分からないけどw
255WEED 5話 後編:2006/09/12(火) 00:13:46 ID:???
ミネルバは落ちてゆくユニウスセブンをタンホイザーで砕くため降下する。
しかし・・・・・・

「まだです!まだ巨大な塊が」

タンホイザーの一撃をもってしても砕ききれない。
もはやタンホイザーは撃てない。
これが落ちれば地球は甚大なダメージを受けるだろう。
ミネルバのクルー誰もが深い絶望にとらわれたその時。

「待ってください!ユニウスセブンに先行する機体が一つ!
インパルスでもエピオンでもありません!」
「何ですって!」

翼を持つMSが一機ユニウスセブンに先行する。
そのMSは巨大なライフルを構えるとユニウスに向ける。
ユニウスの最後の巨大な塊。
大気圏に突入する衝撃の中で、そのMSから放たれた圧倒的な衝撃は。
正確にユニウスの中心を捉え、貫いた。

その光景を五飛も見ていた。
見慣れた機体、W0。
間違いなくヒイロの機体だった。
ならば今闘っているのは誰なのか。
それが隙だった。
もう一機のウイングがその一瞬隙をつきアルトロンに蹴りをいれる。
それだけでアルトロンは地球の重力に捕われ落ちていく。
ウイングは蹴りの衝撃を利用して、逆に重力から逃れる。

「貴様ァァァァァァッ!」

アルトロンは落ちてゆく、地球に向かって。
256WEED 5話 後編:2006/09/12(火) 00:14:40 ID:???
クライン派、ファクトリー。
ザフトクライン派の兵器製造工場に一人の少女が現れる。
少女は真っ直ぐと、このファクトリーの責任者の一人の元へと歩く。
コンソールに向かい、何かの作業をしている男。

「お久しぶりですわ、ツバロフ技師長、やはりあれが必要になりそうですわ」
「おお、ラクス様!そうですか!」

ツバロフは喜色満面に喜ぶ。
この世界でこそ証明できる。

「きっとラクス様のお力になりましょう、私のモビルドールは」
「ええ、兵士を必要としない兵器、素晴らしいですわ、
これで戦争の犠牲が少しでも減らせる」
「はい、そして強力です、このMDは必ずラクス様に勝利をもたらすでしょう」
「ええ、完成を楽しみにしていますわ」

少女は嬉しそうに微笑む、まるで新しい玩具を手にしたかのように。
257WEED 5話 後編:2006/09/12(火) 00:16:13 ID:???
ヒイロはウイング0をバードモードに変形させ、もう一機のウイングに接近する。

「どうだ、兄の情報は見つかったか」
『それどころじゃないですよぉー、初めての戦闘なのに一人で放り出すなんて』

戻ってきた声は少女のそれだ。

『ザフトにいるのは分かるのに・・・』
「ウイングゼロのツインバスターライフルでなければあの塊は破壊できなかった、
まだチャンスはある」
『そうですけど・・・・、あ〜あ、本当に会えるのかなぁ・・・・・・』
「情報によると死んではいないようだ、
しかし、これから調べるのは難しくなりそうだな」

おそらく、この事件がきっかけでザフトと連合の関係は悪くなるだろう、
そしてこの事件の黒幕がロゴスなら、確実に。

「戦争になる・・・・・・か」
『は?どうしてですか?』
「連合はこの事件の黒幕をザフトだと断定するだろう、
ブルーコスモスはそれを利用してプラントに攻撃を仕掛けるはずだ」
『え〜、それじゃあザフトにいるお兄ちゃんの事、余計に
調べるの大変になるじゃないですか!』
「だから難しくなると言った、安心しろ、お前の兄は探す、それが今の俺の任務だ。
ピースミリオンに戻るぞ、マユ、今後の話はそれからだ」
『は〜い、あ、そうだ、ヒイロさん、ピースミリオンにもどったら、
地球に行っていいですか?』
「何故だ?」
「なんか、地球にいるような気がするんです、お兄ちゃんが」

戻る前にヒイロは地球を見る。

(五飛、戦争がはじまるぞ、あの惨めで悲惨な戦争が、
お前はもう一度あれを繰り返したいのか)

そして、ウイングガンダムゼロとウイングガンダム"セラフィム"
2機のウイングガンダムは帰還する、探し人とニアミスした事も知らずに。
258通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:18:17 ID:???
ウイングガンダムZERO TV版と劇場版かーーーー!!


259WEED 5話 後編:2006/09/12(火) 00:18:50 ID:???
投下完了
基本的に描写のない部分はほぼ原作と同一の展開です
W DESTINY氏と一部展開が被ったときはorzに

とりあえず、話に一段落ついたので次回からはWメンバー各々が
CEに来た頃の話でも書いてみようかなと。
260通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:18:49 ID:???
マユが劣化ゼロでごひとまともに戦ってたことか。
ていうかヒイロのゼロはテレビ版だよな。
261WEED 5話 後編:2006/09/12(火) 00:21:12 ID:???
ヒイロのゼロはTVです
マユのは超マイナー機体ウイングガンダムセラフィム
一応ゼロシステム搭載機
ティエルを出そうと思ったけど断念して
同じ兄を探すという境遇を利用してマユでいいかと
262通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:30:56 ID:???
まさかマユはゼロシステム使えるんじゃないなろうな。
ゴヒとある程度まともに戦えていたことから考えて「使える」と判断した方がよさそうだけど髪の毛が心配だぜ。
WEED氏のラクスはW運命氏のラクスよりも糞みたいだな。
兵士でも軍人でもないのに兵器を見て笑えるんだから。
263通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:38:39 ID:???
兵士でも軍人でもないからこそじゃない?<ビルゴを見てにっこり
人の命を失う事の無い綺麗な兵器とか考えてそう。
264通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:40:02 ID:???
ま、マユの髪が―――ッ!?

まあ、毛根絶滅しそうなアスランよりはまだ余裕あるかと思うがw
265通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:42:32 ID:???
ちょっと待て、ZRROシステムを使うとその代償に髪の毛を失うのかよ!!!

とてもいいじゃない、命失うよりはマシ。
266通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:44:48 ID:???
俺は絶対乗りたくないがな・・・
267通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:44:48 ID:???
職人さんGJ
しかしマユがああいうあっけらかんとしたイノセンスロリキャラってのは
なんかそういう公式設定でもあるんだろうか?
どうも、この手のノリはWと合ってない気がするんだが

言うなればエレガントさが欠けているっつーか
マユが登場するときだけ空気が違うように見える
Wの女性はキャスリンからマリーメイアまで、総じて独特の気品と芯の強さが
あったからだろうか。
W DESTINY氏とWEED氏、双方ともマユがヒイロたちと絡むとちょっと違和感が拭えない
268通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:45:20 ID:???
>ZRROシステム

ZURUシステム、ってのが頭に浮かんだw
269通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 00:47:31 ID:???
>>268
ZURAシステムの間違いではないか?
270WEED:2006/09/12(火) 00:50:34 ID:???
本編での数少ない台詞が、マユでーす!だからな
271WEED:2006/09/12(火) 00:52:31 ID:???
>>267
途中で切れた
本編での数少ない台詞が、マユでーす!だからなのか
あんなキャラになった
272通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 01:03:37 ID:???
マユはキャラが立つより前に死亡したキャラだから、描く人事に違うマユがいる。
正統派の妹キャラから、ツンデレ、キモウト・・・多分ジェノサイドサユは最右翼かも。
個人的にはWEED氏のロリマユと、ヒイロの凸凹っぷりには期待してます。
273通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 01:34:11 ID:???
マユは自分が助けた機体にシンが乗ってたのを気付けなかったか。
274通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 01:46:52 ID:???
ゼロシステムってパイロットが誰かとかくらいは分かるんじゃなかったか?
あれってゼロシス同士だけ?
275通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 02:12:51 ID:???
>>274
B.F.Pでゲインツの事は分かったみたいだから
ある程度の重要人物のデータも入ってるんじゃなかろうか?>ゼロシステム
276通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 02:58:15 ID:???
流れニコるがパイロットとしての技能って

ごひ≧ヒイロ=ゼクス>デュオ>トロワ>>カトル

な印象があるんだが…実際どんなもん?
277通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 03:03:21 ID:???
トロワ≧ヒイロ>ゼクス=五飛>デュオ>カトル
ゼクスと五飛は接近戦万歳のエピオンとナタクでヒイロと互角というのがなんとも
278通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 03:12:42 ID:???
ごひ(ナタク)はシステムなしでツインバスターなしのゼロに優勢
ゼクス(エピオン)はシステムありで同じ状況のゼロに敗北

ゼクスが最終戦でメットを外してたからシステムは使ってなかったともいえるが・・・
279通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 03:56:11 ID:???
ごひは近接戦闘なら、AC世界ではトップではなかろうか。
EWで、ゼロが『ごひ格闘半端ねーからツインバスター使えよアホ』
の提案無視して格闘貫いた結果がアレ。
280178:2006/09/12(火) 03:58:23 ID:???
WEED氏GJ!
面白い展開になってきたな。
まさかピースミリオンまで来てるとは・・・
ヒイロの落ち着き振りからするとまさかリリーナも来てるのか?

>>224
いやそれ思い浮かべながら書いたしw
281通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 04:08:46 ID:???
しかし、描写の無い名有りキャラが生き生きとするというのも皮肉なモンだね>マユ
本編では存在意義すらあったかどうかも判らないぐらいだったのに・・・
かたや
・最凶のジェノサイダー
そして
・生き別れた兄を捜すけなげな妹

・・・結局「」じゃガンダムは無理ってことか・・・
282通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 04:34:10 ID:???
ぶっちゃけ、少なくとも
有能で国を愛してるユウナ
迷いを吹っ切ったアスラン
成長するシン
敵役としてのラクス
これらがないと種死でクロスやるのは難しいかと
本編のままだとどうしようもない気がする
283通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 04:38:25 ID:???
>>282
>有能で国を愛してるユウナ
もともとユウナは端役だったんだし、
何らかの形で成長したカガリでもそこは代用できる希ガス。

まあ最近の良作の数々を見てそう考えるのはよく分かる。
284通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 04:53:01 ID:???
でも、カガリよりユウナがまともな方がしっくりくる
なぜだろう?
285通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 05:21:41 ID:???
>>282
アンチ、キラ、ラクスで落ち着くと
286通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 08:40:33 ID:???
てか、もしビルゴがキラ戦法でくるなら何度も何度も決めポーズやるのか?
287通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 08:52:51 ID:???
>(思うに例の事件の少年はアスランに大きな希望を与えた。それが嘘だとは認めたく無いのだろう)
>(……本能的に真実に気付くのを拒絶していると?)
>(おそらくそうだろう……ここは黙っておいた方が良かろう、今の彼にはショックが大きすぎる)
>(議長がそう言われるなら僕は構いませんが……)

ズラは何を騙されたんだっけ・・・?
288通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 08:56:28 ID:???
>>285
身勝手さ、独善さについてはそっくりだった0083スレや元祖コーヒースレもある。
まあ両方とも負債世界ではない(UC、AW)けど
289通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 09:18:38 ID:???
>>274-275
ヘビーアームズをヒイロに届けたサリィを予測してた
290通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 10:00:00 ID:???
>>287
ヒイロはアスランと出合った時、自分の素性をブレイク・ザ・ワールドで家を
失った人間(ナチュラル)と偽っている。
アスランは、そんな少年がこのままコーディネーターを憎む事にならない様
コーディネーターを弁護。その結果、ヒイロがコーディネーターに理解を示し
(実は熱弁かますアスランがうざかった)その会話の流れで、アスラン覚醒の
切欠を与える。
アスランにとって、ヒイロはコーディネーターを憎みかけたが自分の言葉で
憎むのを止めたナチュラルの少年。
ちなみに、その時ヒイロは生活費のためアスランの貯金をハッキングで盗んで
いた状況
291通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 13:18:27 ID:???
サンクス。そういえばヒイロ、ズラの金を引き出してたよなw
292通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 13:44:23 ID:???
昨日・本日で一気読みしました
W-DESTINY氏もWEED氏もGJです!!
お2人ともシリアスと笑える部分のバランスが好きです
しかし、2作品ともラクスは「特に深く考える前に力を与えられる哀しさ」がある気がします
しかもW-DESTINY氏はそこを指摘し正さねばと考えている人間がいても、その声が届かなかったり
指摘するとこで失うことを恐れたりと、いっそう哀れですなラクス自身も周りの人間も。
293通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 14:44:31 ID:???
MDの存在を知って、「これを作った人は心の優しい人に違いない」とか思っちゃうラクス様が哀れに見えた。

やっぱりこの人は、何も知らない天然で世間知らずなお嬢様なんだな……なのに、神輿に担がれて勘違いしちまったんだよな……。
294通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 14:54:20 ID:???
俺はAIの殺戮兵器を拾って「神の贈り物」なんて呼べるラクス派も恐ろしいよ。
295通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 15:21:35 ID:???
普通無人兵器が60機も列をなしたら誰だって抵抗を覚えると思ったがクライン派は違うようだ、穏健派のくせに。
議長との力に対する姿勢のギャップが凄いな。
296通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 16:13:34 ID:???
>>282
ラクスが敵役でユウナなどがカッコよくって決まっているのはXスレを初めとするスレの影響か?
しかしなんで新シャアのクロスSSはラクスは敵ばっかなんだろう・・・
ユウナやアスランは原作と違って真人間にしてもいいけどラクスは原作通りって言うのがな(カッコイイユウナやザラが嫌いなわけではない)
まあ理由は原作での行動なんだろうけどさ、ユウナなどと同じくラクスも負債の被害者なのになぜこの差。
ここではラクス&キラが更生フラグついているので期待してます。
297通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 16:14:14 ID:???
ラクスたちは武力で成し遂げることの味を占めちゃったんだろうな。
298通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 16:24:19 ID:???
>>296
劇中で優遇された奴とそうでない奴の差
299通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 16:38:38 ID:???
>>296
あまりにも本編のラクス達が強すぎて、まともに作ろうとすると敵役しかやれないからじゃないの?
連合大幅強化&ラクス達弱体化ならともかく。
300通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 16:40:15 ID:/m1d4UpL
>>296
本編の辻褄をあわせようとするとどうしてもラクスが悪役やるしかないんだよな。歌姫やってたころのラクスは演技とか福田自身がインタで言っちゃったのも原因かな。
301通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 16:59:24 ID:???
ここのラクスは、歳相応のナイーブさと愚かさを持った少女として描かれているから、
他スレSSの電波ラクスに比べると随分とまともだし、好感も持てるよ。

(年齢不相応に聡明で賢くしても、却って気持ち悪いだけ)

302通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 17:23:03 ID:???
何もかも悪いのは負債ってことで決定!
なんで電童からあんなに変わっちゃったんすか福田監督・・・
303通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 17:24:08 ID:???
>>297
どう考えても「力だけ」の奴らです。
「想い」は何処に逝ったんでしょうか?

プラントってあのくらいの年齢で大人扱いなんだよな・・・
教育が根本的に間違ってるんじゃないか?
304通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 17:27:27 ID:???
>>296
シンや議長を主人公サイドにすれば必然的にキララクが悪役になるだけのこと
305通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 17:34:11 ID:???
>>295
「力」は基本的には道具と同じ位置にあるものだからな。
それをどう使うかによって、そいつの人間性が分かる物だから。
議長ならMDを手に入れても余程の非常事態(プラント本土への攻撃とか)でも起きない限りは使おうとしないだろうし。

ラクシズって本編のアズラエルやパトリック、ジブリールとなんら変わりないんだろうね。
たぶんこいつらも核とか戦略兵器なんか平気で使うんじゃね?
306通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 17:51:15 ID:???
>>296
キラ、エターナル、最新鋭MSの数々、プラント内のクライン派、兵器工場ファクトリー、
情報組織ターミナル、ジャンク屋ギルド、スカンジナビア王国とのコネと、
これだけの戦力とプラント市民への強大な影響力をラクスは単独で所持している。
こんなのを主役にまともに書こうと思ったら難しすぎる。
307通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 18:03:11 ID:???
キラ、ラクを主人公にして本編と同じものを再現すると圧倒的力を
もつ主人公が雑魚をなぎはらう話にしかならないし
308通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 18:12:25 ID:???
種死じゃなく種ならキラ、ラクの主人公でもなんとかなりそうだな
やっぱ天然のままのほうが良かったよ
309通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 18:24:50 ID:???
天然ぶってた頃から電波に反吐が出ていたんだが
310通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 18:28:27 ID:???
あれが演技で腹黒でしたよりはそのままただの電波の方がまだ良いと思うよ
311通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 19:16:16 ID:???
まとめサイトまだー??
312通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 20:23:29 ID:???
ラクスをまともに考えたら、さっさとプラント行って議長にでもなれよとしかならん。
313通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 20:50:26 ID:???
双方ラクスはモビルドールを「誰の良心も痛まない素晴らしい兵器」と思ってるのかな…


てことはラスボスは巨大なチンポコユリMAにのってくるラクスか!


どえーっ!もうムチャクチャザンスーッ!
ち、超スーパーすげぇどすばい…
314通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 20:52:37 ID:???
トレーズ閣下が否定したモビルドールなんて使ってたら五飛がぶち切れそう。
315通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 20:54:32 ID:???
うわー60機のビルゴとかをごひが一人で…
CEの戦略プログラムなら出来ちゃいそうな気がするのはなんでだ…
316通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 20:58:07 ID:???
つうか、ごひがゼロに乗った時、45機ぐらいのMDビルゴを1機で一掃してなかったっけ
ヒイロも「45機か、余裕だな」とか言ってた様なw
317通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 21:00:13 ID:???
40機だな
318通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 21:02:07 ID:???
>>313
い、違和感がねえwwwってあの漫画って主人公のキャラ改変凄すぎだよな。
周りは少し熱血寄りなぐらいだが、主人公「だけ」異様に熱い+ギャグってるし。
(戦闘前にオニギリ持ち込むなっつーのwww)

禁断の力って謳っている割に核が切り札どころか抑止力なんて知ったこっちゃなく
ボコボコ撃たれているCEなら、事情も碌に知らない陣営がMD見つけたら、
そう思っても仕方が無いかも。そうでもなくともコーディネーターは絶対数が
2000万程度なんだし(小説版アストレイで確認)
319通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 21:04:12 ID:???
>>316
それどころかサンクキングダムでゼロとエピオンで数百〜数千単位でけちらしてなかったか
ソースは知らんが
320通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 21:08:19 ID:???
ゼロのグルグル撃ちは凄い倒してるように見える。
321通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 21:49:45 ID:???
だってありゃ反則武器だよ
ひとたまりもねえ
322通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 21:55:25 ID:???
>>311
お前が作れ。
323通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 22:35:52 ID:???
EWではトロワが「1人50機。余裕だな」って。
ガンダムパイロットどころかトーラスに乗ってるノインまで含めて言ってたな。
324通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 22:41:22 ID:???
しかもあくまでもパイロットは殺さないように
手加減してMSだけ破壊してたんだよな
まあある程度片付けたあと最後はお約束の弾切れビーム切れしてたけどw
325通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 22:43:02 ID:???
弾切れしたらヘビーアームズはまったくの
役立たずになるのはどうにかならんのかと・・・
326通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 22:47:00 ID:???
>325
何を言ってるんだ
ビームサイズを受け止めるナイフが残ってるじゃないか
327通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 22:47:29 ID:???
キラが主役に返り咲くのは不可能じゃない。
ただし、ラクスとは袂を分かってもらう必要があるけどなw
328通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 22:49:50 ID:???
>>326
EW版の事では?
329通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 22:52:54 ID:???
あんな小さなナイフで何が出来るんだ
毎回切り揉み回転しながら敵に突っ込むのか
330通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 22:56:43 ID:???
>>329
超級覇王電影弾ぶっぱなすトロワを思い浮かべた
331通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 22:57:54 ID:???
>>330
そ  れ  だ
332通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:07:25 ID:???
>>325
ダブルガトリングで殴ればいいじゃない。ヘビーアームズは結構運動性いいから格闘戦もできるだろ。
333通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:08:03 ID:???
http://wctts.hp.infoseek.co.jp/

埋もれるのは惜しいので作ってみた
とは言え、まとめサイト作るのは初めてなので、内容・表記等に過不足あれば指摘願いたい

見た目はおいおい何とかするのでしばらく待って欲しい… orz
334通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:09:00 ID:???
>>330‐331
奴ならシュツルム・ウント・ドランクの方が…
335通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:10:02 ID:???
飛べるからそのままとー!って言いながらジャンプしてキックすればいい。
336通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:11:08 ID:???
>>333
乙!
337通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:16:32 ID:???
>>333
超乙
338通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:19:52 ID:???
>>335
トロワは弾薬・ミサイル満タン状態のヘビーアームズで三回転反捻りジャンプができるからな。
339通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:32:43 ID:???
>>333
GX-Pとかけてac195とかにすればよかったではないか>URL
340通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:49:12 ID:???
>>330
想像して麦茶噴出したwwwwwww
341通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 23:59:30 ID:???
オーブに置きっ放しの自由が気になる。
342通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 06:32:10 ID:V91B4iwb
>>333
ち、超スーパーすげぇエレガント乙どすばい…
343通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 06:34:18 ID:???
すまんageるつもりはなかったのだが…うかつだった

始めるか俺の自爆ショー…
344通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 07:11:19 ID:???
>>333
ハイパーオーラ乙斬り
345通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 09:13:41 ID:???
>>333
乙レガント
346通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 09:28:49 ID:???
>>313
>ラクスはモビルドールを「誰の良心も痛まない素晴らしい兵器」と思ってるのかな…

ネタ繋がりで言うと、彼女のコーディネイト部分は「エゴを強化した」のかも…とか。

スレ違いスマソ
347通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 09:33:36 ID:???
それはこのスレ住人にも言えるな
348あくま@平成の破壊神:2006/09/13(水) 11:52:22 ID:???
1/100ブルーフレームのインスト呼んだ


「命を粗末にするMS乗りは二流だ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


( ´,_ゝ`) プッ ・・・・・・・・・"(((( ´,,_ゝ`)))) ププッ プルプルッ" ・・・・・・・・

( ´,_ゝ`)プ━━━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!!!!!!!!!!!!

Wへのあてつけか?
349通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 11:59:37 ID:???
いいコーディは死んだコーディだけなのに
350通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 12:13:01 ID:???
Wの奴等はガンダムパイロットであってMS乗りじゃねぇ
351通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 12:14:13 ID:???
×: Wの奴等はガンダムパイロットであってMS乗りじゃねぇ

○: Wの奴等は(現在)ガンダムパイロットであって傭兵じゃねぇ
352通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 12:19:34 ID:???
の割にはごひ以外機体は選ばないけどね。
353通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 12:22:36 ID:???
ごひも別に選らばなそうだが。
354通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 12:46:26 ID:???
>>353
やつはナタク以外乗りたがらない
355通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 12:48:41 ID:???
なんのためらいもなくゼロに乗ったが
356通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 16:02:32 ID:???
レディ・アンVer2もMDを兵士が死なない良い兵器と勘違いして
トレーズに注意されてたな
357 ◆GRYG3ooRB6 :2006/09/13(水) 16:24:49 ID:???
>>348
あの世界は馬鹿しかいないからね
358通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 16:36:27 ID:???
>>348
別に普通の考えだが…生き残るのがエースだろ?
W連中は特攻野郎。だからTV最後のヒイロの台詞が生きてくる。
359通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 16:41:35 ID:???
>>348
死んだらそこで人生終了だし、当然の言葉だと思うよ?
軍ならMSのパイロットは一日一夕で育成出来る者ではないから尚更。
MSは簡単に作れても、パイロットは簡単に作れません。

……あれ、もしかして俺達釣られた?
360通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 17:30:37 ID:???
>>359
ただ、Wの奴らはちょっと事情が違う。
あいつらはMS乗り以前にテロリストだからな。
任務に失敗及び遂行不可能と判断したなら、その存在を抹消するために自爆するというのはテロリストや諜報員にとっては常識だろう。
361通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 17:33:03 ID:???
>>360
そんなのみんな分かってるだろ。
362通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 17:58:07 ID:???
皆さんの自爆状況
ヒイロ・・・立派に自爆しガンダムは壊れたがヒイロは重傷止まりw
デュオ・・・自爆装置故障により失敗オズに捕まった
トロワ・・・自爆しようとしたらキャスリンにぶん殴られてやめた
カトル・・・自爆装置押したらコクピットが開いて中の人を逃がしてくれた
ウーフェイ・・・EWでヒイロの自爆汁!を丸無視こいつだけは自爆する気なんかないと思われる
363通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 18:24:03 ID:???
>>348
君はもっとOZを学んでくれたまえ…
364通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 19:01:14 ID:???
>>333
乙!です!
>内容・表記等に過不足あれば指摘願いたい

との事ですので、早速お願いが……
W-DESTINYとWEED以外は不要かと思うので消した方がスッキリするかと
それと、2作品の大まかな雰囲気の違いを紹介文で入れてくれた方が良いかな

特に黒マユの生息地はW-DESTINYの方と出しといた方が、他所で黒マユの事を
聞いてからこのスレに来た人はWEEDのマユを見てビックリする気が……
365通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 19:04:10 ID:???
5人の博士って各々得意分野が違うんだな。
開発したMSが個性豊かなのはこのせいか・・・。

ドクターJ・ビーム兵器研究の権威
プロフェッサーG・ステルス技術の権威
ドクトルS・火器管制システムの権威
H教授・コクピットシステムのエキスパート ゼロシステムの基本を構築?
老師O・モビルスーツの機体駆動のエキスパート
366通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 20:16:01 ID:???
老師Oは五飛の師匠だしな。
ピースミリオンのステルス性はプロフェッサーGのお陰か。
367通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 20:19:30 ID:???
ハワードがバーニア関係なんだっけ
368通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 20:26:53 ID:???
そう。
それでゼロにはハワードが開発に携わってなかったからトールギスのバーニアがまるで面影もない羽パタ仕様に・・・
みたいなこと(若干描き方が違うが)がPGゼロカスの冊子に載っていた。

本気でTVゼロを歴史から抹消したいらしいな
369通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 20:28:53 ID:???
>>348
一流とか二流とか言ってる時点で糞だよなw
370通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 20:29:34 ID:???
つまりアレか
ハワードの設計思想が残ってたバージョンがTVゼロで6人の力が曲がりなりにも合体だ!!
コイツはすごいぜ!! なワケかTVゼロは。
371通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 20:32:27 ID:???
>>367
そうだったのか
言われてみればトールギスの大気圏離脱ブースターを作ったり
ピースミリオンの緊急加速ブースターも作ってたよな
372通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 20:44:21 ID:???
俺……TV;ZERO好きなんだけどなぁ…。
373通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:08:43 ID:???
TV版のゼロの方がモビルスーツらしくて好きだな。MSっていうかメカとして硬質さが出てる気がする。

カスタムはどうしてもあの羽に目がいっちゃって、性能とかどうなってんだろう?って疑問が・・・・・・
まあどちらも主役機として充分イイと思うけど。
374通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:24:32 ID:???
EWでバッサバッサ羽ばたいた時は正直目を疑った
375通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:30:34 ID:???
EW版ゼロは腐女子の力であるべき姿を失った黒歴史。
TV版ゼロこそが真の姿。
376通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:32:44 ID:???
キャラだけじゃなくガンダムまで萌え仕様になったというのか?
377通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:37:10 ID:???
つまり種とかで逆を言い変え裏を返せば
ストライクこそが真の種主人公機で
フリーダムのウンコッタレは腐女子の力であるべき姿を失った黒歴史だって
そういう事だね!?
378通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:37:20 ID:???
(言えない・・・・。ゼロカスのほうが好きだなんて言えない・・・・)
379通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:45:10 ID:???
デスヘルカスタムなんかゴキブリみたいになったというのに・・・・・・
380通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:47:09 ID:???
ヘルの時点で十分ゴキブリ。
でも大好き。
381通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:50:23 ID:???
>>365
違う、プロフェッサーGがビーム兵器専門でH教授がソフトウェア専門だ。ドクターJは〜専門とかいう記述は無い。
382通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:55:08 ID:???
小学生のときはゼロカスの翼に驚愕したなー
383通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:55:50 ID:???
EWゼロの方が好きだな。TVゼロはロケット型ブースターがなんか受け付けない
384通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 21:56:06 ID:???
砂岩はカスタム化による弱体化が大きいと思う。
385通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:00:08 ID:???
>>375
俺が聞いた話では腐女子は関係なく、カトキ自身の意思であのデザインにしたらしい

TVでトールギスとか風神雷神のデザインで趣味に走りすぎって誰かに言われて
じゃあ本気のデザイン見せたる!で出来たのがEWガンダム+トールギスVらしい
386通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:10:27 ID:???
TVとEWの各ガンダムって、AC世界の住人の目にはどう映ってるんだろう?
同じもの?それともやはり別々?
たしかポケ戦のMS群も制作当初は、商売上一見新デザインの改良型に見えるけど
実際にはファーストTV版の各機体とまったく同じ存在である…ということに
なっていたはずが結局別物にされたと聞くが。
387通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:12:10 ID:???
ちなみにシドミート氏が一番好きなガンダムは
ゼロカスとの事
理由は、囚われのお姫様を助け出す白馬の王子という物語
にマッチした機体とのこと。

要はどんな奇抜なデザインの機体であっても、物語上の必然性があれば
厨ではないし、逆もまたしかり。
388通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:17:10 ID:???
実際の白馬の王子様は助け出すどころか囚われのお姫様もろとも
お城を吹っ飛ばそうとしたがなw
389通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:18:14 ID:???
>>386
お前何言ってんだ…?まさかTV版がEW版に改造されたと思ってんのか?
390通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:22:52 ID:???
EW版での設定では、初期の機体から乗り換えて以降はずっとあの機体のままだったっつー設定になってる。
つまりTV版と機体が違うように見えるのは単なる大人の事情であって、
劇中では変わっていないことになっている。
それにしてもゼロの機体設定はいつ見ても燃えるな。エピオンの方が燃えるが。
391通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:25:11 ID:???
初代ウルトラマンの顔三変化みたいに傍から見れば別人28号でも
実際には同じ物で劇中人物の指摘もなし、てことかな。
392通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:26:30 ID:???
所で思ったんだけどヘビーアームズカスタムって本当は
ヘビーアームズ改カスタムになるんじゃないのか?
393通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:32:39 ID:???
>>392
>>390を見る限りヘビーアームズカスタムがヘビーアームズ改と言う機体パラレル設定だと思うんだが。
394通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:35:50 ID:???
>>393
カスタムはテレビ版と区別するための呼称に過ぎない。
395通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:40:31 ID:???
バンダイがプラモ化の都合で勝手につけただけだもんな。>〜カスタム
396通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:41:54 ID:???
EWは機体の見た目が違うだけです。
397通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 22:45:57 ID:???
てことはなんだ、EW版のゼロもシールドかなんか追加したら鳥形になれるのか。
いや、太陽近くから飛んできた時のアレじゃなくて。
398通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 23:35:55 ID:???
>>397
何故そうなる…
まあ横にして半身を180度回すだけの変形だから、アーリータイプの盾持ってくりゃできんことないが。
399通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 23:42:33 ID:???
バードモードへの変形なんて鳥の絵を描いたシートがあればゴッドガンダムでもできるよ
400通常の名無しさんの3倍:2006/09/13(水) 23:51:59 ID:???
キサマ、、、さてはリアルタイム世代だな!!?
実はおれもおれもwwww
401通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:01:41 ID:???
たとえパーツが切れて修理できなくてもデスサイズからガメて修理すればいい(ヒイロ的整備論)
402通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:03:28 ID:???
たとえパーツが切れて修理できなくなってもデスサイズからガメて修理すればいい。(ヒイロ的整備論)
403通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:11:27 ID:???
何でこんなにがんばれドモン君ネタがw
404通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:14:10 ID:???
な…何この神スレ…、素直に面白いんやけど…。
今まで来なかった自分を激しく後悔したよ…。
自分もロム専の住人になって良いですか?
405通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:18:23 ID:???
>>404
誰かが「ダメだ!」と言ったら君はどうする気だ?ん?
406通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:21:59 ID:???
>>405この場合シンプルに答えた方が良いと思うので、
答えは【それでも来ます。】
407通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:26:01 ID:???
解体されてパーツ盗られるわ公開処刑されるわ
デスサイズって哀れな機体だよなあ
パイロットともども運がなさすぎ
408通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:28:27 ID:???
3回も敵に捕まったマヌケはデュオだけだったりする
しかも1回は味方からの騙まし討ち
ヒイロにたいしてはもっと怒ってもいいと思うんだがなw
409通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:28:45 ID:???
ウイングだって十分悲惨だぞ、パイロットに壊されかかったり自爆されたり何度か捨てられたり挙句の果てにはリーブラ主砲の餌食になったり
410通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:31:26 ID:???
種世界に来たW勢は今のとこどっちの話でもそつなく活躍してるが
そういうとこ踏まえるとそろそろドジ踏みそうだなあ
411通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:32:26 ID:???
ウイング>>>(持ち主に捨て去られた壁)>>>デスサイズ>>>その他
412通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 00:33:50 ID:???
ウイングはあれだ、持ち主に冷遇されてる哀しき機体
デスサイズは持ち主は大事にしてるんだが他人に酷い目にあわされてる
その差だな
413通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 01:26:21 ID:???
ウィングの何が悲惨かって、第一話でいきなり(ゼクス搭乗とはいえ)
リーオーに落とされたところだと思うんだが
414通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 01:32:29 ID:???
ウイングガンダムの歴史
 ・第1話でいきなり海没の黒星スタート
 ・第2話で持ち主に破壊されかかり(2の人のお陰で未遂)、陸に姿を現したのは4話
 ・第6話でヒロイン救出!…だが、第7話でノベンタ元帥達を真っ二つ
 ・第10話でシベリアに散る
 ・第14話で爆破(ダミーだったが)、本物は水中
 ・第16話でライバルとの決闘…を行ったのは借り物のヘビーアームズ、ウイングはおるすばん
 ・第18話〜26話までまたしてもおるすばん、場所はやっぱり水の中
 ・第31話で再びリリーナ救出、しかし33話〜34話で敗北・ルクセンブルクに放置プレイ
 ・第46話で修復済の姿を見せるも、エレガントをかばって速攻で大破

エサマスター(火炎放射とか「新型が泣くよ?」とか)と言いセイバー(活躍せずに達磨)と言い、
アナザー系の非ゲテモノ可変ガンダムって悲惨な機体が多いな。
415通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 01:38:24 ID:???
しかも仮にも主役ガンダムだから尚更悲惨さが際立つ。持ち主が15年前に作られた欠陥品のお兄さんにうつつを抜かしたばかりに
416通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 01:59:40 ID:???
ヒイロに愛機という概念がないんだからしゃーない。
リーオーもウイングもヒイロにとってはMSで消耗品。それ以上でもそれ以下でもない。
417通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 02:20:48 ID:???
>アナザー系可変
LOブースターの事か、、、グリープの事かー!!!!

最後は分解されて三個一G-UNITだもんなァ、、、そら悲惨だわorz
418通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 03:44:43 ID:???
>>414
実質1クールも登場してないじゃないか
419通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 06:01:22 ID:???
>>416
ある(と思う)
2話での「俺が始末する」のシーンでは覚悟を決めた感じだった
そういうシーンが少ないからな、ヒイロはw
それなりに愛着はもってるが邪魔になる、マイナス要因になる場合は容赦なくって感じか
420通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 10:38:07 ID:???
昔から”デュオ=世渡り上手に見えて一番貧乏くじを引きやすい”が私の中の常識
421通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 10:53:25 ID:???
>>417
悲惨言うても緊急事態だったやん。
まあ、組み換えやっても大丈夫な機体だったけど機材無しでどうやったんだと言う疑問が残るんだよな。
422通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 11:27:22 ID:???
>>417
 あ れ は む し ろ 
  悲 惨 と 言 う よ り も G − U N I T 最 大 の
 見 せ 場 だ ろ う が 
423通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 15:08:05 ID:???
G−UNITという機体の特質を一番押し出した感じだったとは思う。
あんな事やれるMSはシリーズ通して居ないはずだし。
424通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 15:33:39 ID:???
あそこで鳥肌立てた
425通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 18:43:05 ID:???
LOBはともかくグリープはゲテモノだと思うの。
426通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 19:20:45 ID:???
職人さん今夜はこないかな
427通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 19:23:27 ID:???
ごひはしょっちゅうガンダムに話しかけているがカトルも同じくらい話しかけてるな。
428通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 19:23:30 ID:???
>>425
ゲテモノじゃねぇぇぇぇぇよ!!!
キチンと主人公してるじゃねぇぇぇぇぇか!!!

造形の事で言うなら自由とかカスタムのがよっぽどゲテモノだ
逆言えば、WアーリーとWゼロは最高
429通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 19:39:26 ID:???
>>428
正統派≠主人公だって。ゲテ主役でもいいじゃない。
腿が太くてライフルオプションでビグザムなんだぜ?
430通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 19:42:44 ID:???
そうだ!グリープはゲテモノゲテモノ言われるがアレはゲテモノじゃない!

イ ロ モ ノ だ!!!

アレはビグザム(MA時)+デスサイズ(MS時)+戦闘機(足)な機体なんだぜ?
因みにゲテモノってのは見た目が禍々しいとか存在自体外道なのを指す。
例えばXのヴァサーゴ、アシュタロン、ベルフェゴール系とかな。
431通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 19:47:13 ID:???
>存在自体外道
じゃあプロトアストレイもゲテモノだって言うのか、あんた達は!!!
どう見ても存在って言うか名前が直訳外道です本当にありがとうございました
でも、そんな名前が僕らの誇りさ!!!
432通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 19:53:34 ID:???
印象深かったシーン

叱ってくれ・・・ナタク!
僕に降りろって言ってるのかい?サンドロック・・・
なあデスサイズ簡単にやられんなよ・・・大丈夫だよな・・・な?大丈夫だよな?

ウイングとヘビーアームズにも何かあっただろうか思い出せない
433通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 19:55:21 ID:???
う〜ん、初代ガンダムでも喋れたんだがね、一言だけ。
434通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 19:56:38 ID:???
>プロトアストレイもゲテモノだって言うのか、あんた達は!!!
それは"王道では無い"って意味じゃなかったか?
まあ、GFは十分ゲテモノに入れそうだがどっちかと言うとイロモノな気も....
取り敢えずリジェネレイトと和田は十分ゲテモノだよな
435通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:04:02 ID:???
ウイングには無いが、ゼロには『出撃Gチーム』でゼロシステムのシステム移植中
(サンドロックに組み込むアレな)に「解っている」とゼロに語っている。
それと最終回で「ゼロ、俺を導いてくれ・・・」と言っているが。
(直後五飛がエピオンとの決闘中に飛ばされたバスターライフルを持ってきてくれる)
トロワも「最後まで諦めない。この機体に乗って学んだことだ・・・」と言っているが
別に機体に対してじゃないんだよなorz
ゼロに対してもゼロシステムかもしれんし・・・
436通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:06:15 ID:???
>>434
道を外れて、が本義で
王道ではない、は転じた意味じゃなかったかアレ
437通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:10:27 ID:???
それを言ったらGに出てくるガンダムなんてゲテモノだらけジャマイカ
438通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:12:48 ID:???
ここで俺が「自由はカッコよくて全ガンダムシリーズ通しての好きな機体トップ2に入るぜ!」って言ったら叩かれそうだから言わないでおこう
439通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:22:07 ID:???
別にどこかのゴキラブリみたいに歴代最強とか叫ばなきゃ悪くてヌルーされるだけだろ
440通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:22:52 ID:???
>>437
GにおけるあれらっつーかMFっつーかガンダムは、
ぶっちゃけあの世界においては、それぞれの国の威信をかけて作り上げたド正道の機体達だから外道じゃないんだ
などとGを弁護してみる
441通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:25:18 ID:???
>>440
ネーデルガンダムなんて風車に擬態して戦うことなく予選突破したし、
マーメイドガンダムはずっと水中を泳ぎ続けることで戦うことなく予選を突破だ。
素晴らしい性能だ。
442通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:28:21 ID:???
兵法だな。無駄な戦闘をしない。敵の意表をつく、有利な状況に持っていく、素晴らしい基本だ。
443通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:37:27 ID:???
そう考えたらデビルガンダムなんて理想的な機体だ。
444通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:38:52 ID:???
Gガンダムだけはまともに見たことないんだが
なんか激しく違うんだなということが一連のレスでわかった
445通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:50:32 ID:???
>>443
師匠があれほどまでに執着して希望を見出したのもそう思うと判ってくる気がするね?
446通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 21:30:12 ID:???
やっとまとめ見た
とりあえず今日の晩飯がハンバーグだったのは勘弁してくれと思った
447通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 21:47:07 ID:???
タマネギも混ざってるから大丈夫
448通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 21:55:30 ID:???
Wの後期OPは正直手抜きだと思っているが、最後2話のバージョンは良い。
449通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 22:19:09 ID:???
ゼロが発進するシーンで音に合わせて3回アップになるシーンが最高だ
450通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 22:28:50 ID:???
>>449
いや、その直前にヒイロが操縦桿を目いっぱい押し込んでフルスロットルにするところが最高。
451通常の名無しさんの3倍 :2006/09/14(木) 22:29:18 ID:???
そう言えば初期OPでもウィングは悲惨だったなw
452通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 22:31:21 ID:???
453通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 22:31:25 ID:???
>>448
出来も良かったが(ゼロの発進シーン)最終2話のみ入れたのは英断だよな。
あれも高松マジック?
454通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 22:36:23 ID:???
・・・なんだ雑談スレか・・・?
455通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 22:46:48 ID:???
作者さん待ちです
456通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 22:57:05 ID:???
っつーかぶっちゃけOPはずっと製作を続けてて、完成したのが最終回間近ってだけらしいが。
監督が途中で変わったり、製作現場はいろいろゴタついたらしい。
だから人によっては、監督が代替わりした前後でキャラの性格が違ってるよとか言う。
確かに変化してると思うが、劇中で成長しただともいえると思う。微妙。
457通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 23:01:27 ID:???
前半の性格なリリーナのままだったらサンクキングダム編も刺激的な展開だったのに。
458通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 23:20:36 ID:???
初期の高飛車なままのリリーナが世界の女王様になったら・・・えらいこっちゃ
459通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 00:07:01 ID:???
ゼロから降りたヒイロの体が光っててカトルが光に触れてヒイロの記憶を見るシーン
あれはゼロシステムの力?それともカトルはNT?
460通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 00:09:51 ID:???
うちゅうのこころ
461通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 00:14:26 ID:???
黒カトル「今度からヒイロに対してはこれをネタにゆすろう」
462通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 00:25:38 ID:???
>452
よく見ると冒頭の左に加速するシーンはちっこい御椀型バーニアしか吹かしてないんだな
463W−DESTINY 第9話 1/23:2006/09/15(金) 21:41:03 ID:???
カーペンタリア基地を熱い日ざしが降り注ぐ中、シンはミネルバのクルーと共に滑走路に整列する集団
の中にいた。
基地の業務を必要最小限の人数に止め、それ以外の人間は全て集まっている。

「凄いわね……今、敵に襲われたらどうするの?」
「レーダーの監視員は残っている。そもそも彼等が残っていないなら、誰がもうすぐ到着するのを伝え
 たのだ?」
「そりゃあ、そうだけどさ……何か、あの人の出迎えがここまで大げさになるなんて」
「今や、それだけの価値がある人だ」

レイとルナが小声で話すのを耳に入れながらシンはずっと空を眺めていた。もうすぐ来る……そう思い
ながら……

「見えたぞ!」

誰かが指を差すと、その方向から一機の輸送用の大型シャトルが、こちらに向かってきた。そして、周
りが騒がしくなる。皆、興奮しているのだ。

「全員静粛に!ザフト軍人の品位を貶めるな!」

各部隊の上官らが部下を叱責する。ミネルバ隊も艦長のタリアが叱責するが、叱責される側の代表が副
官というのが締まらない話だ。

やがて、着陸したシャトルが止まり、ハッチが開くと一人の青年が姿を現した。

『全員、アスラン・ザラ親善大使に…敬 礼!!!』

スピーカーを使い、基地の副指令が号令を掛ける。ザフト兵は一斉に敬礼し、その男性を迎えた。

(アスラン・ザラ……)

シンは心の中で、迎えた男性の名を呟いた。
464W−DESTINY 第9話 2/23:2006/09/15(金) 21:42:00 ID:???
アスランは姿を見せると、ハッチに取り付けられた階段を降りようとせず、周りをゆっくりと見渡して
いる。遠くて表情も分からないが、シンはその途中一瞬目が合った気がして、心臓が跳ね上がった。

「何か、凄いね」
「静かに!」

ルナの呟きをレイが嗜める。ルナの言うとおり、評議会の制服に身を包んだアスランはシンの知ってい
るアスランとは別人に見えた。
そして、しばらくアスランが動かずにいると、アスランの後ろにいる男性が耳打ちをしだした。
その男性は、長身を赤服で身に包んだ長い金髪を持った男でシンには見覚えが無かった。
男性が身を引くと、アスランは大きく息を吸い……

「勇敢なるザフト兵諸君!!!」
「「「!!!」」」

マイクも使わずに兵士に語りかける。その声は遠くまで届き、シンの耳にもはっきりと聞こえてくる。

「2年前、私も諸君等と同様に戦場を駆け抜けた人間の1人だ!……それゆえに君達の気持も理解して
 いるつもりである!
 かつて、戦った後、何も手に入らなかった虚無感! そして今度は戦場に立ちながら相手を憎むなと
 いう理不尽とも思える命令!

 戦場に立ちながら、相手を憎むな……それが非常に困難なことは重々承知である!……
 しかし!私はあえて命ずる!憎しみに駆られて敵を討つなと!どうしても憎むなら、その様な命令を
 下した私を憎むといい!

 だがこれだけは憶えておいて欲しい!……そうして戦い続けた君達が獲得するのは、互いの憎しみと
 疑心に満ちた世界では無く、安心して家族や友人、そして恋人とすごせる世界を獲得出来ると言う事
 を……

 君達の前で、このアスラン・ザラが約束する!
 そのためにも、是非、この困難な闘いで諸君等の力を貸していただきたい!
ナチュラルとコーディネーターが手を取り合える。新たなる世界のために!!!」
465W−DESTINY 第9話 3/23:2006/09/15(金) 21:43:01 ID:???
辺りが静まり返ると、何処からか拍手する音が聞こえ、やがてそれが伝染すると最後は歓声に包まれた。

「「「新たなる世界のために!!!」」」

次々と兵士達が連呼しアスランを称える。

「…………あ……」

その熱狂に、シンはただ呆然とするしか無かった。そしてアスランは階段を下り始め、歓声に沸く兵士
の間を前へ進みだした。

「……ねえ、本当にあの人?」
「……間違いなく」

シンはアスランの変化に戸惑っていた。そしてルナとレイの会話から二人も同じ気持なのだろうと思い
彼等に声を掛けようとしたが、アスランが近付いてきたので、そちらを注視する。
やがて、ミネルバ隊のいる集団の脇を通り、シンの目の前を通り過ぎたが、アスランの眼は遠くを見つ
めており、一瞬たりとシンと目を合わせることが無かった。

「あ?……」

シンは、少しは期待していた事に気づく。アスランと目が合ったら、何か反応してくれると。
だが現実はアスランにとってシンなど、もはや取るに足りない存在なのだと実感するだけだった。

「何か、完全に別世界の人になっちゃったわね……シン?」

やがて、解散の指示が出て皆が散り行く中、シンは呆然としているところをルナに声を掛けられ、慌て
て返事をする。

「ああ、俺たちなんかとは見えてる物が違うんだろうな」
「そうだね……シン、今度から変な事を言ったらダメだからね」
「……言えるわけ無いだろ」

シンは改めてアスランが気安く声を掛けられる存在では無くなった事を実感した。
466W−DESTINY 第9話 4/23:2006/09/15(金) 21:44:00 ID:???
アスランは与えられた執務室の椅子に腰を下ろすと、大きく息を付いた。

「いや……凄かったな……」
「凄かったな…ではありません!」

ゼクスに一喝されて、身を竦める。オドオドとゼクスを伺うと、彼はアスランの前に仁王立ちし、説教
を開始した。

「まったく!……いきなり足が竦んで動けなくなるとは……情け無いにも程があります!」
「そう言われましても、ハッチが開いたら目の前に、あれだけの人数が……それに階段の下にいた基地
 指令、前の俺の上官ですよ」
「今は貴方の部下です。貴方には彼等に命令する権限が与えられております」
「いや…それは……でも、大声を出すと動ける様になるって本当だったんですね」
「あの演説が、緊張で動けなくなったための緊急処置と知れば、兵士たちは嘆きますな」
「……すいません……」
「議長が手配したサクラが、反応してくれたから良かったものの……」

本来、演説は階段を下りてから始める手筈だった。しかし、アスランが緊張で動けなくなったため、あ
の場で始めたのだが、それはゼクスにとっても賭けだった。
最初に拍手を始めた者は、デュランダルが手配したサクラだったが、最初は戸惑ったろうとゼクスは同
情する。

「それに兵士等の間を歩く際は、一人一人と目を合わせる様にするべきです!」
「無理です!あんなに熱い視線を送られていて、あれじゃ俺が凄い人みたいじゃないですか!」
「凄い人なのです!」
「そう言われましても……元の世界でゼクスさんは平気だったんですか?」
「私はこれでも王家の生まれです。この程度はものごころ付く前から経験し続けてます。ですから軍人
 になっても困った事はありませんな……ちなみにリリーナは養父に英才教育を受けていたようで、わ
 ざわざ、外交の場にも連れられていた様です」
「……ズルイ……俺とは基礎が違うじゃないですか……」
「その通りですな、貴方とは基礎が違います……よって、今後ミネルバ出港までの一週間は、その基礎
 を叩き込むための特訓をさせていただきます」
「特訓?」
467W−DESTINY 第9話 5/23:2006/09/15(金) 21:45:00 ID:???
アスランは、その響きに嫌な予感を感じながらも続きの言葉を待つ。

「まず最初に私に対する言葉使いと態度を変えていただきます。今後、私には敬語の使用を禁止します。
 同時にゼクスと呼び捨てで、お呼び下さい」
「え!」
「言うなれば部下に命令を下すように!……事実、私は部下ですから」

驚愕の声と同時に、ゼクスを見上げる。一つだけとは言え年長で、長身で王家出身の威圧感を持ち、髪
もフサフサのこの人物に命令を下さなければならないかと思うと胃が痛くなってくる。

「次に、ここの基地指令は貴方の元上官と言いましたな……よろしいでしょう、協力して頂ける様に依
 頼します」
「な、何をですか?」
「……ですか?」
「……な…何を?」
「出来るだけ時間を取っていただき、食事などを同席してもらいましょう」
「え!……緊張して食事が美味しく感じない気が……」
「無論、先方は貴方に敬語を使って頂きます。そして貴方は先方を部下として対応してもらいます」
「あ………う……え……」
「何しろ貴方は今後、各国の指導者と対面する事になります。その中には、様々な方がいることでしょ
 う……そうですな、事情を話せば基地指令も本人だけで無く、良い人物を見繕ってくれるでしょう」

アスランは、その光景を想像して絶句する。以前は会うだけで緊張した人たちと食事しながら、向こう
は自分に敬語で話しかけてくるのだ。

「それでは、基地指令の元へ行ってまいりますので、しばらくお待ちください」
「あ……行っちゃった……」

アスランは、これからの一週間を想像すると、胃が痛くなり頭を抱えながら蹲った。



468W−DESTINY 第9話 6/23:2006/09/15(金) 21:46:00 ID:???
それから三日がたち、アスランは優雅で緊迫感に満ちた朝食の席に付いていた。

(……何で、こんなに増えてる?)

朝食の席は、長方形のテーブルにアスランを主席に配置し、左右に基地指令と副指令を筆頭に、基地の
主要メンバーがずらりと並んでいた。

「それにしても、ザラ大使と同席させて頂けるとは光栄の至り」
「まったくですな」
「そ、そう言ってもらえると、私としても嬉しく思う」

緊張しながら返事を返す。この席にいるメンバーの顔をアスランは全員知っていた。
つまり、元上官として……さらに言えばアスランはザフトを裏切った過去がある。

「おや?ザラ大使……食事が進んでおりませんな」
「お口に合わなかったのでしょうか?」
「これは、いかんな……コック長へ厳重に注意せねば」
「そ、そんな事はありません!美味しいですよ!」
「「「「……………………………………」」」
「あ…そんな事は無い、実に美味しい」
「そうですか、それは良かった」
(……絶対に皆、知っている)

アスランは確信していた。彼等が特訓の内容を理解して、あえてこの様な言動を取ってると……
しかし確認するにも聞きようが無く、このプレッシャーに黙って耐えるしかなかった。
さらにプレッシャーを増幅しているのが、アスランの背中にいる。

「………………………………」

ゼクスは食事には参加せず、辺りを威圧する様にアスランの背後に直立不動で控えていた。

(……助けて……)

アスランの心の叫びに応えてくれる者は、誰一人いなかった。
469W−DESTINY 第9話 7/23:2006/09/15(金) 21:47:00 ID:???
その後、ゼクスは別室で食事を始めた。アスランは基地指令等に基地を案内されている。
基地案内と言っても、内容はアスランの考えを、基地の者に語って聞かせる事だ。今のアスランに必要
なものは、誰の前でも萎縮する事無く、自分の意見を語って聞かせる能力だとゼクスは考えていた。

「こんな場合、あの人なら……」

アスランの教育をするようになってから、ゼクスはリリーナの養父の事を思い出すようになっていた。
ノインの話だと、リリーナはサンクキングダムの元首になった時、国主として必要な能力は、全て兼ね
備えていた。
普通なら、あの年齢では有り得ない事だが、ゼクスには思い当てる節があった。それがリリーナの養父
の存在である。
彼は元々サンクキングダムに仕えていた重臣で、ゼクスも幼少の頃、世話になっていた。そしてサンク
キングダムが崩壊してからは、リリーナを養女として育て、外交の仕事の場に連れて行く。
無論会議の場までは入れないが、あの年齢の少女の多感さが、周りの空気を察しないはずが無く、世の
中の事を認識していったのだろう。
そして、死の直前にリリーナに出生の秘密を打ち明けた事から、最終的にはリリーナにサンクキングダ
ムの復興をさせようと画策していたのは間違いないと思っていた。
だが、彼が凄いと思うのはリリーナの父親を同時に勤めていたことだ。未来の主として教育をしておきし
ながら、親の愛情をも与えていた。おそらくリリーナは、実の両親より養夫婦にこそ愛情を抱いていた
だろう、それがリリーナにとって、どれほど大きな影響を与えたかを考えると、頭の上がらない存在だ
った。

「敵わんな……それに比べ私ときたら」

AC世界の影の功労者に比べると自分という人間を嫌悪してしまう……

「こうも、胸が高鳴るとは……つくづく度し難い男だ」

ゼクスはこれからの予定を楽しみにしていた。彼が搭乗する戦艦、ミネルバのパイロットとの顔合わせ
と同時に彼等の力量を測ろうと思っていたのだ。
アスランの教育より、戦士との触れ合いに胸が高鳴る……リリーナだけでなく、その養父にも顔を合わ
せられない自分に呆れる想いだった。
470W−DESTINY 第9話 8/23:2006/09/15(金) 21:48:00 ID:???
(……この人は、たしか……)

シンはその人物に見覚えがあった。遠くて、はっきりとは顔が見えなかったが、アスランが地上に降り
立った時、彼に耳打ちをしていた人物だと思い出す。
紹介では、プラントへの連合の核攻撃の際、核ミサイルを全て落ち落とし、その功績でフェイスに任命
された人物だった。

「ゼクス・マーキスだ。本日付で、このミネルバのMS隊の隊長をする事になった。今後はよろしく
 頼む」
「「「はいっ!」」」

敬礼を返しながら、不快感を抑えられない。今までミネルバのMS隊は、シンの他レイとルナマリアの
三人でやってきた。
三人は、レイが戦闘面でのリーダー、ルナマリアがムードメーカーを含める精神的な支柱、そして操縦
技術の最も高いシンがエースと役割が分担されており、今回入ってきたゼクス・マーキスは異物としか
感じられなかった。
プラントへの核攻撃を防いでくれた事には感謝するが、それとこれとは別問題だとシンは思っていた。

「諸君等のこれまでの功績は拝見させてもらった……実に見事だ。とてもルーキーとは思えん」
「「「ありがとうございます!!」」」
「特にシン・アスカ、先日の働きは歴戦のパイロットでも、こうは行くまい」
「光栄です!」

だから、アンタなんか要らないんだよ。と内心で付け加える。

「そして、最初のフォーメーション……自分たちの戦力を把握している……考えたのは誰だ?」
「私です」

答えるレイを見ながら、レイほどこの部隊を知っている人間はいないと実感する。
何より、レイは敵を甘く見ない。そんな人間はザフトでは稀有の存在だ。そのレイがゼクスが来たせい
で、パイロットスーツを白から赤に変更していた。

「良く考えたな。大したものだ……」
「そう言って頂けると光栄です」
「…が……今後はどうする気だ?」
471W−DESTINY 第9話 9/23:2006/09/15(金) 21:49:00 ID:???
「え?」

問われたレイでは無くシンが反応する。たしなめる様に隣でルナマリアが目配せをしてきて、大人しく
したが、不満は消えなかった。

「私は今後の戦闘では、どうするかと聞いているのだが?」
「……はい、基本的には同じですが、隊長が入った事で、更に外からの攻撃に機動性が加えられます」
「……なるほど、今まで通りシンが囮を勤め、貴様等は外からの狙撃、そして私がセイバーの機動性を
 生かして敵の脆い所を突けと?」
「その通りです」

シンはそれを考えると、この男にも価値があると思った。セイバーなら敵の集団を迂回して、上下左右
あらゆる方向から攻撃が加えられる。
それは小隊行動を取る連合には効果的だ。バックアップしようにも全く異なる方向から攻撃が来れば、
対処しづらい。

「……他に意見はあるか?」
「「「……………………」」」

何を言っているのかシンは疑問に思う。レイの作戦は悪く無い。新しく入ったセイバーの性能も充分に
把握しているではないか。

「貴様等は認識が甘いようだ」
「なっ!」
「シン!」

激高するシンをレイが抑える。だがゼクスはそれを無視して話を続ける。

「口で言うより体で教えた方が、分かりやすいだろう……これより模擬戦を行う」
「―!」
「内容は貴様等三人がかりで、私を落とす事だ」


472W−DESTINY 第9話 10/23:2006/09/15(金) 21:50:03 ID:???
(なめやがって!)

シンは怒りを滲ませながらフォースインパルスを機動させる。

『では始める。好きな様に掛って来い』

シンは上空をMA形態で旋回するセイバーにビームライフルを撃ちながら接近する。だが、セイバーは
セカンドシリーズ最速と言われるだけあって、高速移動で接近を避け長距離からアムフォルタス、プラズ
ズマ収束ビーム砲を撃ってくる。

「クソッ!チョロチョロと、蝿みたいに!」
「シン、落ち着け!」

レイが一声掛けるとオルトロスをセイバーの進行方向に放つ、続いてルナマリア機も同様に動きインパ
ルスとセイバーとの距離が狭まってきた。

「……そうか」

シンはレイの考えを読むと、セイバーの動きを予測しながらライフルを撃ち、距離を縮める事に専念す
る。万能型のセイバーと距離を取って戦えば不利は否めない、だからフォースインパルスの土俵である
中近距離に持ち込まなくてはと判断する。

『ほう…少しは考えてるな』
「どういたしまして!……これで……俺の距離だぁぁ!」

この距離なら、セイバーの長射程武器のアムフォルタスは連射製の遅いデカブツに過ぎなかった。

『だが、私の距離でもあるな』
「え!?」

セイバーは変形しMS形態になる事で方向を変えると、再びMA形態になり、インパルスに突っ込んで
来た。
473W−DESTINY 第9話 11/23:2006/09/15(金) 21:51:00 ID:???
「な!…だが!」

レイは一瞬虚を突かれたが、すぐにオルトロスでシンの援護を行う。
だが、セイバーは高機動で的を絞らせずにインパルスに接近すると、直前でMS形態になりビームサー
ベルを抜いた。

「正気かよ!」

セイバーは近距離から遠距離まで全ての武装を備え、同時に高機動を兼ね備えた万能MSである。だが
万能だからこそ特出した物が無く、遠距離の場合はブラストに近距離の場合もソードシルエットのイン
パルスに劣る機体だった。そしてフォースは中近距離、ライフルの撃ち合いやサーベルの斬り合いでは
インパルスに部があった。
だからこそセイバーはMA形態での加速性を生かして、相手の苦手な距離へ移動して戦うのが、基本戦
術なのだが……

「ワザワザ、こっちの土俵に!」

シンは接近するセイバーに対応して、ビームライフルを捨て去りビームサーベルを抜き斬り結ぶ。

『だから認識が甘い!』
「クッ!」

想像以上に速い斬撃に戸惑う、だが勝てない相手では無いとも同時に思った。

「確かに強いけど!」

一旦、距離を取り、仕切り直そうとすると……

『認識が甘いと言ったはずだ』
「えっ!?…ちょっ!」

セイバーは再びMA形態に成ると、インパルスから離れレイとルナのザクの方へ向かった。シンは攻撃
しようにも先程ライフルを捨てた為、慌てて追いかけ始める。
474W−DESTINY 第9話 12/23:2006/09/15(金) 21:52:00 ID:???
「こっちに!?」
「最初から、こっちが狙いか!」

加速の差があり、インパルスはセイバーから離されていく。
二人は慌ててオルトロスを放つが、セイバーは回避しながら接近し、二人の中間地点で立ち止まった。

「え?」
「クッ!」

一瞬、攻撃を躊躇う。まさか挟まれる位置で立ち止まるとは思ってもみなかったのだ。

『雑魚は放っておいて、まずは頭からやらせてもらう』

そう宣言するとレイの方へ向かってくる。

「なめるな!このぉ!」

雑魚扱いされ、挙句に背中を見せられたルナは怒りに任せオルトロスを放つ。が……

「なんで!?」
「チィッ!」

だが、セイバーは背中に目が有るかの様に避けると、ビーム光はその先にいたレイ機に当たりかける。
レイはオルトロスを回避したが、その時はセイバーに接近を許していた。遠距離様のガナーに万能機が
接近した。それが意味するものをレイは充分理解した。

『まずは一機』
「……………」

レイ機にサーベルがヒットし、戦闘不能のブザーが鳴る。

「レイ!……クソッ!」
『悔しがるのは構わんが、サーベルだけで私とやり合う気か?』

シンはライフルを構えながら近付くセイバーを憎々しげに見つめた。



475W−DESTINY 第9話 13/23:2006/09/15(金) 21:53:00 ID:???
模擬戦を終えると、シンたち3人はカーペンタリア基地の整備工場にMSを預け、徒歩でミネルバへ戻
っていた。
ミネルバより、基地の整備工場の方が充分な修理が出来るからだ。つまり模擬戦とは言え、3人の機体
はそれだけのダメージを負っていた。

「何なんだよ!クソッ!」
「……完敗ね……結局、あれから何度やってもダメだったし……」

鬱憤を晴らす様に叫ぶシンに、落ち込むルナ、レイは先程から一言も喋らない。3人ともこれほどプラ
イドを傷付けられた事は無かった。3人がかりで1人を倒せなかったのだ。
特にシンの怒りは大きかった。

「何でだよ! あそこまで手が出ないなんて、絶対に可笑しいって!」

シンはゼクスのセイバーを強いとは思ったが、絶対に勝てない相手とは思えなかった。その思いは今で
も変わっていない。
だが、現実は手も足も出ずに完敗である。まるでキツネに摘まれたようだ。

「でも、現実は認めないと……強いわよ、あの人」
「強いのは分かっ……あ?……アスランさん?」
「え!?」

ルナの言葉に反発しかけた時、シンの目にアスランの姿が入った。その呟きにルナも反応し、シンの視
線を追う。
そこには人目の付かない所に一人佇むアスランがいた。そして、彼もシンの存在に気付き二人の視線が
合う。

――困るな。だが、俺に何が出来るというんだ?――
――人質だよ、オーブは仕方なく連合に参加したって、議長に訴えるためのね――

シンの脳裏に最後に会ったときの言葉が蘇る。あの時は互いに無力に嘆くもの同士だったのが、今やア
スラン・ザラはザフトのヒーローで、シンには手の届かない人間になっていた。そして、そのヒーロー
は、シンの方に一歩近付くと……

「シィィィィィィンンン!!!」
「何なんだ!? アンタはぁぁぁぁぁ!!!」

……泣きながら抱きついて来た。そしてその気持悪さにシンは心の底から突っ込みをいれた。
476W−DESTINY 第9話 14/23:2006/09/15(金) 21:54:00 ID:???
ミネルバのブリッジではゼクスとタリアが今日の模擬戦について語り合っていた。

「本当に大したものね。正直言って、うちの子たち…もう少しやれると思ってたけど」
「いえ、実際に彼等の腕は優れていますよ。ただ、実戦の…特に乱戦の経験が足りないだけです」
「実戦?」

その言葉にタリアは眉をひそめる。確かに言ってる事は正しいのだろうが、それでは目の前の男はどう
なのかと疑問に思う。
タリアの目から見て、確かにこの男は歴戦の戦士の風格が漂っているし、実際に自分の部下が先程完敗
したばかりだ。
だが、疑問なのは何故そのような人間の存在が、自分の耳に入らなかったのかだ。資料には先のプラン
トでの戦闘以外は目立った戦歴は無かった。
これが資料通り、才能は有っても戦いに恵まれずに埋もれていたが、先の戦いでその能力が開花した者
と言うなら分かる。実際にタリアはそういう人物だと思っていた。
しかし今の台詞はそれを覆した。敏感なタリアは彼の戦歴は、おそらく自分以上だと感じた。

「貴方は…」
「それに、レイは私の意図に気付いてくれた様です」
「……貴方の意図?」

話の腰を折られたが、タリアは気にしない振りをして聞き返す。彼が言外に聞くなと言っていると感じ
たからだ。

「我々の任務……それゆえの今後の戦いの内容をです」
「……なるほでね」

タリアの隣で、アーサーが内容の意味を聞こうと目配せする。彼以外のブリッジのクルーも聞き耳をた
てるが、それを無視して愚痴を呟く。

「でも、もう少し部隊を増やせなかったのかしら?護衛がミネルバと潜水艦2隻だなんて……」
「それに関してはザラ大使の意思です」
「彼の?…どういうこと?」

タリアの質問にゼクスはブリッジのクルーにも聞こえる様に答えた。
477W−DESTINY 第9話 15/23:2006/09/15(金) 21:55:01 ID:???
「最初はミネルバ一隻で良いというザラ大使に、反対の声が出ました。当然でしょう危険極まりないで
 すから……ですが、あの方は自分の目的は、地上の各国との友好であり、戦争では無い。甘いかもし
 れないが、行った先で武力で開放したというイメージを作りたく無い。と」
「……本気で甘いわね……でも彼らしいわ」
「それに、ミネルバのパイロットを歴戦の兵、例えばジュール隊のメンバーと入れ替える意見も出まし
 た。あそこのメンバーはザラ大使とは懇意ですから……しかし、それにも今回の行動では若い、それ
 も2年前の戦いで手を汚していない人間の方が良いと仰られました。さらにミネルバのパイロット、
 いえ、パイロット以外のクルーも彼は信頼出来る人間だ。安心して身を任せられると」

それを耳にしたブリッジクルーが感激しているのをタリアは感じた。

(上手いものね)

目配せするが、ゼクスは平然としている。

(本気で何者なの?……この男)

再び疑問が湧き上がる。戦闘力だけでなく、人身の掌握術まで身に付けている。それは本来アスランの
ような立場の人間に必要なものだ。
おそらくデュランダルは、そういった腹芸の出来ないアスランをフォローするべく、彼を付けたのだろ
う。

「ところでお願いしたい事があるのですが」
「……何かしら?」

タリアは自分が彼の正体に悩むたびに、タイミング良く口を挟む事に内心驚いていた。

「その……ここでは」
「わかったわ。移動しましょう」

そう言うと、後のことをアーサーに指示するとブリッジを後にした。そしてドアを出た途端に中から、
歓声が起こり、アスランの事を話す声が聞こえてきた。

(本当に上手いものだわ……この男)

自分をブリッジから引き離し、気を緩ませてアスランの事を互いに話させる。おそらくミネルバのクル
ーはアスランのために喜んで働くだろうとタリアは感じていた。
478W−DESTINY 第9話 16/23:2006/09/15(金) 21:56:01 ID:???
ゼクスとタリアはしばらく黙って歩いていたが、やがてタリアが口を開く。

「ところで、用は終わったのではなくて?」

ゼクスは苦笑する。自分の狙いの一つ、ミネルバのクルーにアスランを尊敬させて、心から彼のために
働かせるという目論見を彼女は読んでいた事に気付く。
さらに会話の流れから自分の正体に疑問を持っている事にも感づいていた。聡明な女性だと思う。頼も
しくは有るが、同時に注意せねばならない存在と思った。
だが、今は聡明さを頼る時だった。事実、彼女に頼みたい事があるのだ。

「いえ、別に本当にお願いもあるのですよ」
「何かしら?」
「ザラ大使の事です。艦長は大使の人なりをご存知ですよね?」
「ええ、ある程度は」
「では、今の彼の心境は?」
「……無理してるわね……それもかなり」
「その通りです。さらに……」

ゼクスが現在アスランに課してる特訓の事を告げるとタリアは笑い出した。

「それは彼には辛いでしょうね……胃に穴が開かないか心配だわ」
「はい……ですが必要な事です。それに今後は本当のお偉いさんとの交渉が待っているのですから」
「それもそうね……で、お願いとは?」
「出港してからはミネルバで、あの方が安らげる場所を用意して欲しいのです」
「……なるほどね」

タリアはゼクスを意外と優しい男だと見直した。得体の知れない人間ではあるが、悪い男では無いし信
用しても良いと思っていた。
そして、依頼の内容を検討する。単純に安らげる場所と言っても愛人でも用意して、部屋を宛がうわけ
にもいかない。むしろアスランにそんな事をしたら、余計にストレスを溜め込むだろう……すると、タ
リアの目に食堂の中の光景が目に入った。

「……でも、心配はいらないみたいよ」
「え?……―!」

ゼクスはタリアの視線を追い、食堂の中の光景を見ると絶句した。
479W−DESTINY 第9話 17/23:2006/09/15(金) 21:57:00 ID:???
シンは先程アスランと会ってから、急にうどんが食べたいと言われたのでミネルバの食堂に連れて来て
いた。そして、ついでにアスランの愚痴に付き合わされていた。
ちなみにうどんはシンの要望で入ったが、実際はインスタントで粉末スープを溶かしたものに、冷凍の
麺を解凍して入れただけだが、それでもアスランは満足らしい。

「へぇ〜、政治家になるって大変なんですね」
「そうなんだよ。もう毎日毎日……周りはお偉いさんで、後ろからはゼクスがプレッシャーかけるし……」
「それで、胃に優しいうどんを食べたいと……」
「そうなんだ……ところで、ワカメをトッピング出来ないか?」
「ええと聞いてきますけど……ワカメって胃に優しかったですか?」
「大丈夫、ワカメは別腹だから」
「変な別腹ですね……じゃあ聞いてきますよ」

シンが食堂のカウンターへ向かうとルナが話し掛ける。

「でも、随分と変わったって思ってたけど……実際は変わってないんですね」
「そんな急に変わるわけないだろ……無理してるんだよ」
「ご愁傷さまです……それにしても新しい隊長さん、怖い人ですよね」
「普段は優しいけど……」
「ワカメ頼んできましたよ……それより隊長ってどんな人なんです?」
「う〜〜ん……どうと言われても……」
「何か、時代がかってるって言うか……MSより甲冑の方が似合いそうよね」
「言葉使いも、サムライっぽいし……」
「サムライってより騎士って方じゃない?」
「ああ、そんな感じ」
「実際は王子様なんだけど……」
「へ?」
「いや、何でも無い……それよりうどんは?」
「ちょっと行ってきますね」

シンが一度カウンターへ行くと今度はどんぶりを持って戻ってくる。そしてアスランが嬉しそうに受け
取ろうとすると直前で立ち止まった。

「シン?……どうした?」
480W−DESTINY 第9話 18/23:2006/09/15(金) 21:58:00 ID:???
立ち止まったシンに訝しげに尋ねると、シンは視線を泳がせながら変わった質問をしてくる。

「……その……普段、後ろから感じるプレッシャーって、どんな感じです?」
「は?……え〜と、そうだな……背中がちりちりする…ていうか、今感じている……」

アスランは、そっと後ろを振り返ると、そこには今、最も会いたくない人物が仁王立ちしていた。

「これはザラ大使、この様なところでお食事とは」
「あ………ど、どうも」
「お腹がお空きなら、そう言ってくだされば良いものを……すぐに用意させます」

ゼクスはそう言うとアスランの腕を取り、外へ連れて行きだした。

「……うどん……ワカメ……」
「そうですな、基地指令に時間が空いているか確認しましょう。出来れば、ご一緒して頂ましょう」

アスランはシンたちに助けを求める視線を送るが、見事に目を逸らされてしまう。
そして、ゼクスは泣きそうな顔のアスランを連れながらドアの前まで来るとレイに声を掛ける。

「それで、今後はどうする?」
「はい、まずはシンのシルエット換装時に敵に攻撃をされない様フォローする訓練を、同時に私とルナ
 マリア機は、どのウィザードを装備している時でもビーム突撃銃とビームトマホークを使える訓練を
 します。次に一機で敵を複数引き付ける戦術と複数で一機を出来るだけ短時間に倒せる戦術を検討し
 ながら…」
「今回の模擬戦の意味は分かったようだな」
「はい」
「では、基本的な指示は貴様に任せる」
「え?」
「私は面倒を見ねばならぬ人間が他にもいてな……」

ゼクスはそう呟くとアスランに目を移す。

「……だから、貴様が訓練の指揮を取れ。出港前に再び報告に来い」

それだけ言うとゼクスは再び歩き出し、アスランを連れて去って行った。
481W−DESTINY 第9話 18/23:2006/09/15(金) 21:59:07 ID:???
去って行くゼクスにレイは敬礼を送る。それを見ていたシンはレイに質問してきた。

「なあ、今回の模擬戦の意味って何だよ?」
「ごめん、私も分からなかった」

続けてルナも聞いてきたので、レイは二人に向き直ると、椅子に座りシンとルナもそれに倣う。

「そうだな、今回ので分かったが……シン、お前はあの人と戦えば、絶対に勝てないと思うか?」
「それは無い!……けど、実際は…」
「いや、俺が思うに1対1なら勝つこともあるはずだ」
「でも今回は3対1で1回も……」
「それは、俺とルナが足を引っ張ったからだ。厳密に言うなら、お前も俺達の足を引っ張った」
「はぁ?」
「俺達は自分では、息が合ってるつもりだったが、今回は違った。俺は最初ルナの攻撃でやられかけた」
「それは……」

ルナが落ち込んだ声を出して俯く。

「気にするな。済んだことだ。むしろ、隊長に教えられた。俺達の欠点をな」
「欠点?」
「俺はナチュラルを見下していないつもりだったが、実際は違った」

レイが最初に考えたフォーメーションはシンが1人で複数を引き付け、残りの2人で撃つというものだ
った。つまりはシンが1人で戦える前提の作戦だったのだ。

「でも、あれは見下したってより、冷静に戦力を計算してのことでしょ?」
「そうなんだが……そうだな、連合にとって今1番恐ろしいのは誰だ?」
「そうね……実感が湧きにくいけど、さっきここからドナドナの小牛の様に連れて行かれた人?」
「……ドナドナの小牛かどうかは置いておくがアスラン・ザラだ」
「…それで?」
「連合としては、あの人が搭乗するこの艦を沈めたいだろうな……で、シンだったら?」
「……俺が連合の指揮官なら、大艦隊を派遣するのが、手っ取り早いと思うけど……そしたらザフトも
 増援を呼んでくる事ぐらい検討が付く……だったら………少数精鋭の部隊を当てる」
482W−DESTINY 第9話 20/23:2006/09/15(金) 22:01:00 ID:???
「そうだ、連合の最強の兵が俺達の相手だ」
「なるほど……連合の最強の兵……アイツ等ね」

ルナの呟きに、全員の心に共通の敵が描かれる。アーモリーワンからセカンドシリーズを奪った相手、
シンたちは突然の事件に戸惑いながら初めての実戦を経験した。無我夢中で戦い、そこで感じた苦い経
験……そして敵は自分たち3人と互角以上に戦ったのだ。

「だけど、今度やったら勝てるさ!俺たちは以前の俺たちじゃ無い!」

シンが実戦を、それも大規模な戦闘を経験したアドバンテージを上げるがレイはあっさりと否定する。

「向うは奪った機体だった。それに比べ俺達は訓練とは言え、何度も乗り込んだ機体だった」
「……それは……」
「それにだ。敵が奴等とは限らん、もし奴等以上の敵がいれば、そいつも来るぞ」

レイはそう言うが彼等……ファントムペイン……以上の敵がいるとはレイも本気では思っていなかった。

「だから、俺達は自分以上の敵と戦うための訓練しなければ……今回の模擬戦の様に振り回された時に
 冷静に対処出来ないと死ぬことになる」
「それで、今回の模擬戦か……」
「私たち以上の腕を持つパイロットにどう対応するかを見たかった…いえ、出来ないと知ってて見せ付
 けたのね、私たちの欠点を……だったら!」
「訓練に行くぞ。ザラ大使の出港まで時間が無い」
「ああ……そして、今度こそ奴等を倒してやる!」




そして、出港を翌日に迎えて、レイはゼクスに報告に向かっていた。

「すまなかったな、任せっきりで」
「いえ、それで私たちの訓練はどうでしょうか?」
「……すぐに良くなるとは思ってなかったが……驚いたよ予想以上の伸びだ」
「ありがとうございます!」

ゼクスは本気で感心していた。彼等の伸びは想像以上だったのである。もう一度3対1でやり合ったら
確実に負けると実感した。


483W−DESTINY 第9話 21/23:2006/09/15(金) 22:02:07 ID:???
「ですが、やはり現状ですと奴等には……」
「例の強奪犯か?……確かに厳しいな。特にアビスに対抗するには……」
「護衛のアッシュが、どれだけやるかによりますが、PS装甲を持つ相手だと決め手が有りません」
「そうだな、自分が劣ることを理解して、牽制に徹してくれれば良いのだが……コーディネーターとい
 うのは、我が強すぎる」

そこまで言ってレイが眉を顰めるのを見た。タリアもそうだが彼も感が良い事に気付く、要注意人物の
1人と認識しながら、慌てて言い加える。

「それに私も無理だな。セイバーはビーム兵器が主体だ」
「やはりシンでしょう。PS装甲の機体ですから互いに決め手を欠きます。水中では向こうが有利です
 が、こっちにはデュートリオンビームがあります。あとはソードでバズーカーを持たせて…」
「ジワジワと削りあいか……シンは納得したか?」
「最初は嫌がっていましたが納得してもらいました」
「良く言い聞かせたな」
「付き合いが長いだけです……それで隊長にはカオスを警戒して貰えますか」
「妥当だな……分かった」
「お願いします」
「ところで…………仲が良いのだな貴様等は」
「……はい」
「だが、これから私達がやるのは戦争だ。人は死ぬ」
「……分かってます。ですが出来るだけ彼等を死なさない様にします」
「フッ…ここで、貴様等は私が死なさん…とでも言えば良いのだろうが、生憎と私は、そんな人間では
 無い」
「………………………………」
「実際、戦争とは人と人の殺し合いだ。それなのに相手を殺す気でいながら、自分が死ぬ事を考えない
 など虫が良すぎる。言うなれば死ぬ覚悟の無い奴は戦場に立つな!……違うか?」
「……違いません」
「無論、死なない努力をするのは当然だ。むしろそんな当たり前の事を一々口に出して言う奴は馬鹿と
 思っていい。だから貴様は戦場に立つ以上、死ぬことも、仲間を失う事も覚悟しておけ」
「………………はい」
「だから言っておく、死ぬからには無駄死にをするな。後の兵士が少しでも楽になる様に、相手の戦力
 を殺げ、少なくとも相手の情報を引き出すのだ。後の兵士のために」
「……後の兵士?」
「人は何時か死ぬ、だが残された者に何かを残せば、それを受け取った者の中で生きることが出来る」
「あ!……」
484W−DESTINY 第9話 22/23:2006/09/15(金) 22:03:55 ID:???
「説教臭くなってスマンな。それに死に急げと言ってる訳では無いから誤解するなよ……それともう一
 つ、今後も貴様が指揮を取れ」
「え?」
「前にも言ったが、私は貴様等以外に面倒を見ねばならぬ人間がいてな……だから私が貴様の指揮に合
 わせる。明日からはパイロットスーツを白に戻せ、貴様にはその資格がある。以上だ!」
「……はい!ありがとうございます!」

退室するレイを見ながら首を傾げる。何故あんなに嬉しそうだったのだろうと、白に戻った程度で、あ
んなに喜ぶ人間では無いと思っている。
自分は異世界の人間ゆえに、あまり出張りたいと思っていなかったが、ここに来てレイという優秀な人
材に出会えた。
ゼクスはレイの聡明さが気に入り、逆に厳しいことを言ったつもりだった。嫌われるだろうが、その方
が彼のためになると思っての事だ。

「分からん男だ」

閉められたドアを見ながら、ポツリと呟いた。





「レイ!どうしたんだ?」
「え?…シンか……どうかしたのか?」
「いや、こっちが聞いてるんだけど……何か良い事でもあったのか?」
「何故、そう思う?」
「……らしく無えぞ!まったく……聞いてるのはこっちなのに……」
「いや、すまなかった」
「まあ、良いけど……何か嬉しそうに見えたからさ…」
「……そう見えるか?」
「ああ見える」

レイは自分が喜びを隠せていない事を悟った。

「いや、さっき隊長に今後も指揮を任すと言われて……それに白に戻った」
「ホントかよ?」

485W−DESTINY 第9話 23/23:2006/09/15(金) 22:05:21 ID:???
レイは自分の事のように喜んでるシンを見て、嬉しくもあり、同時に罪悪感を覚えた。
嬉しい本当の理由は、そんな事では無い、ゼクスに言われた言葉がレイを力付けていたのだ。
例え死ぬことになっても、何かを残せば、その人の中で生きる事が出来る。それは体に爆弾を抱えたレ
イにとって、確かな光明となっていた。

「やはり、お前に頼もう」
「は?…何が?」
「いや気にするな。ただの独り言だ」
「……まあ良いや」

レイはゼクスに言われずとも死ぬ覚悟など、とっくに出来ている。それも戦場に立つ前にだ。
しかし自分は死に対して本気で向き合っていなかった事に気付いた。今までのそれは達観の諦めでしか
無いのだ。
だが、今は違う。何をすれば良いかまでは分からないが、目標は出来た。死ぬまでに何かを残そうと、
それもシンに残しておきたいと願っていた。

(隊長には悪いが、やはりお前とルナは死なさない……)





その翌日、太平洋上を運行する空母、JPジョーンズのブリッジでは指揮官のネオ・ロアノーク大佐が
標的の動きを察知し部下のスティングとアウルに声を掛ける。

「ミネルバが出港したとの情報が入った。というわけで行きますかね。ザラ大使殿へご挨拶に……」
「砲弾のプレゼントを添えてな」
「そういうこと……ところでお前ら、ステラはどうした?」
「外で海を見てるってさ」

ステラ・ルーシェは甲板に座り海を眺めていた。ただ、その美しさを楽しむために……彼女の視線の先
にミネルバがいる事も、そこで待ち受ける少年との戦いと出会いの運命など知りもせずに……
486通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:08:08 ID:???
487通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:08:43 ID:???
超GJ!
ゼクスのセリフはやっぱワーカーとの付き合いからか……
488通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:19:41 ID:???
アスランがワカメ中毒なんじゃ?
ザフトじゃアスラン頭部はトップシークレット扱いにする必要があるな。
489通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:21:06 ID:???
アスラン…確実にエレガントな男への階段を登って行ってるな…w
そしてゼクス、男だねぇ!!
490通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:25:34 ID:???
良い意味でヘタレてるアスランが人間臭くていいですねー
やっぱどこぞのピンクみたく超然としてると親しみがわかない
あ、キラは人間臭いといっても単なるヒモなので親しみ以前の問題ですが(w

…Wサイドの主人公である、ヒイロの出番のなさが悲しいなぁ
491通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:27:13 ID:???
燃え尽き症候群ですから。
492通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:30:44 ID:???
さすが1対多数の実戦経験が豊富なだけの事はあるな>ゼクス
493通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:38:24 ID:???
やっぱ虹色ビームバンクで棒立ちMS勢を倒してきたキラとは違うぜ。
494通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:50:49 ID:???
「後の兵士のために」キターーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

トールギスで突っ込んだあいつは漢だった。名前忘れたけど。
495通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:56:03 ID:???
GJ!!
ゼクスがレイにいった言葉は彼が意図していないにしても
クローンとゆう特殊な生まれのレイにとっては一つの答えなのだろう。
ゼクスをクルーゼの幼少期に会わせてやりたいな。

アスランの毛根の冥福を祈る!!!

ただつくづく種は心に残る名言が無いアニメということを再確認してしまった。
人間に厚みがないというか、生活感がないというか、まっ改めていう必要はないが。
SSの中ではあるがXスレのカトックは、非常に分かりやすくディスティニープランを否定してみせたしね。
実際のアニメの中でも同じこと言いそうと感じてしまう。
496通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 22:58:15 ID:???
このまま成長すればアスランは
「事は全てエレガントに運ぶのだよ…」
とか
「君ももっとザフトを学んでくれたまえ」
とか
言い出すんだな!

アスラン!貴様はそうなるために何本の頭髪を犠牲にしてきたのだ!
アスラン「聞きたいかね?今日までに十万とry」
497通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 23:08:20 ID:???
職人さん相変わらずGJ!!!
アスランとレイにゼクス(あとこっそりワーカー)が絡んですごく面白かった。
髪の毛フサフサ吹いた。大きいお兄さんことライトニングカウント大活躍やな。

498通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 23:09:25 ID:???
>>495
種で心に残ったのは「やめてよね(ry」ぐらいだな。
499通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 23:25:00 ID:???
ゼクスとレイの会話で思ったけどアビスにとってデスサイズは天敵だな。
500通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 23:30:39 ID:???
種にあったのは生活観ではなく、性活感のみか…
それにしてもGJ!ゼクスとレイの会話が脳内フルボイスで
違和感無く再生されますた。
501通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 23:33:23 ID:???
クルーぜの台詞は結構印象強かった
502通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 23:34:28 ID:???
こっちの話ではヒイロは世捨て人で五飛は未登場だっけ?
デュオ、トロワ、カトルは何してんだったっけか?
503通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 23:39:22 ID:???
カトルは入院中
他はザフトで働いてる
おもにラクシズが手に入れたビルゴの破壊のため
504通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 23:50:44 ID:???
大体これであってるはず

ヒイロ→情報手に入れてから、とくに行動してない
トロワ、ウーフェイ、デュオ→ザフトで仕事
カトル→ザフトで入院中
ゼクス→アスランの部下になり、ともに行動

ゼロ→封印中
ナタク、デスサイズ、ヘビーアームズ、サンドロック→ザフトで整備中?
エピオン→ザフトで封印中

虎、マリュ−死亡。キラは連合で治療中。ラクスは連合でビルゴを使えるようにしてる
ほかの運命組は大体ストーリーどおりかな?
505通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 23:54:41 ID:???
キラは一応ラクスに同行してたはず。
506通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 00:02:19 ID:???
WEEDのほうが連合にデュオ、ザフトにトロワ、
ヒイロがマユと行動中とバラけてるんだっけ。
507通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 00:23:08 ID:???
>人は何時か死ぬ、だが残された者に何かを残せば、それを受け取った者の中で生きることが出来る
無意識にレイの心に響く台詞が出るゼクスが素晴らすぃい!!

504さん、ごひはまだ出てないから未確認で・・・
あれもスタンドアローンが多いから
508通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 00:29:28 ID:???
WD氏乙!しっかし人物の心理描写がバカみたいに上手いな…
ステラとシンの出会いを予感させる引きだったし、これからの展開にも期待!
あれ?なんかシンが主人公してるような気がw
509通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 00:30:52 ID:???
トレーズ派からは忠誠心を感じるが、ラクス派からは狂気を感じる。
510通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 00:40:23 ID:???
人は自分たちを理解してくれるもののタメに忠義心を感じ
自分たちの理想を投影させてくれるもののタメに狂信的な狂気を発生させてしまうものなんだよ

前者が今回のレイ。
後者が本編のラクシズと置くと判りやすい。
511通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 01:04:32 ID:???
何気にレイ死亡フラグっぽいw
512通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 02:48:12 ID:???
死亡フラグっつてもね、最初から死ぬのがわかってるキャラだし
無駄死でなければ、最後にこんな積み重ねが活きるんじゃないかな

詰る所WD氏GJと言う事で
513通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 03:05:18 ID:???
そう言われるともう何も言えないぜ
514通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 03:09:16 ID:???
>>512
つ「Xスレの西川さん」

まだわからんよ
515通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 03:26:51 ID:???
アレも散り際を派手にするための遠大な演出にしか見えんが
まぁスレ違いだ
516通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 05:28:45 ID:???
シンルナレイいいな
まじでレイに泣いた…
517通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 06:43:25 ID:???
ゼクス最強かと思ったら、シンルナレイ三人組≒ゼクスになったのか。
バランス調整?何はともあれグッジョブだ。

ところで背中が煤けちゃったヒイロの出番はどうなったんだろう。
518あくま@平成の破壊神:2006/09/16(土) 07:09:31 ID:???
WDって・・・・・・・・・・・お前等馬鹿だろうw
519通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 09:06:10 ID:???
>>517
戦闘は単純なパラメータで決まるわけじゃないからな
精神状態や状況、相性などによっていくらでも結果が変わる
勝負に勝つってのは、相手を力で上回ることじゃないからな
520通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 10:19:30 ID:???
エピオンに乗っちゃえば最凶だろうけど。
521通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 11:49:03 ID:???
そりゃエピオンに乗ってりゃ反則だが、今はセイバーに乗ってるからな
ゼクスの技量がシン達一人一人の三倍以上あったとしても、それだけで必ずしも勝てるわけではない
522通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 11:51:34 ID:???
それにしても禿げ笑えるなー
心労のあまりどんどん抜け落ちてくんじゃないかw
そういやW世界の禿げはまだこっちにはきてないのか
523通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 12:28:40 ID:???
凸はもっと面の皮が厚いイメージあるな
どっちかっていうとこういうエピはカガリで見たかったが、ミリアルドはGJ!
レイも頑張れ
524通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 14:23:25 ID:???
あれだ
Wキャラマンセーなのは名無しの声がうるさいせいだと最近気づいた
525通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 14:38:20 ID:???
Wキャラつうかゼクスと閣下しかマンセーされてないがな
ヒイロとか何やってんだ?だし
526通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 15:16:02 ID:???
だわなー。なんかSS褒めてるっていうより、Wキャラ褒めて種死キャラ貶めてる感じだ>住人の感想
527通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 15:27:27 ID:???
( ´_ゝ`)
528通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 15:40:39 ID:???
そうか?
ラクス方面は今回の悪役だし否定できんが
アスラン、シン、ルナ、レイ方面は概ね
皆あたたかく見守ってるふいんきじゃね?
529通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 15:46:32 ID:???
>>526は他のクロスオーバースレでも、良識派を装って少しでも種側のキャラ
(ことにラクス派)の扱いが気に食わないとすぐヘイトだヘイトだ云々と
言いがかりつけて荒らすタイプの奴だから構っちゃいけない。
530通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 16:50:28 ID:???
シンルナレイとゼクスが信頼関係を構築して行く様にほのぼのしたw
531通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 17:42:20 ID:???
ここにも潜伏ラクソ厨がいるのか
532通常の名無しさんの3倍::2006/09/16(土) 17:54:46 ID:???
ゼクスいいなぁ・・・。

ミネルバ三人組活き活きしてるよ・・・。
W主人公組みの行動含め、続きが楽しみだ。
533通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 19:05:15 ID:???
アスランが適度に笑わしてくれながらも、大きく育っていくところが見所だと思う。
Wキャラも非常にイイ!
534通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 19:11:05 ID:???
この職人はこういう明るいシーンがあるからグロシーンも輝くということ
を解ってるいい職人だ。
535通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 20:24:49 ID:???
ここの住人にとって一番の心配は最後まで毛が生えているかどうかだろ
536通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 20:32:55 ID:???
それ心配っていうか楽しみ
537通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 21:02:54 ID:???
疑問なのは、アスランの進行についてカガリはどう思ってるかってことだなぁ。
ハゲが好きな女は少数派だと思うが、カガリはその少数派になるのかどうか。
フラれるのならそれもまた笑えるが。
538通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 21:05:10 ID:???
ガンダニュウム合金でカツラを作る。
539通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 21:44:46 ID:???
だっ…誰か外して…このヅラを(溺死
540通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 21:55:24 ID:???
カッパの凸か
541通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 21:59:15 ID:???
ゼロカスの羽を参考にしたヅラ
542通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 22:00:51 ID:???
>>541
抜け毛するヅラか
543通常の名無しさんの3倍::2006/09/16(土) 22:10:38 ID:???
走ると羽のように飛び散るヅラか・・・。
544通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 22:13:05 ID:???
ゼロシステムで脱毛しない未来を導いてもらえばいい
545通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 22:14:52 ID:???
しかしシステムを作動させると抜け毛が増える
546通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 22:16:36 ID:???
>>544
ゼロの見せた未来に髪はなかった。
547通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 22:25:10 ID:???
>>544
「ゼロは何も答えてくれない…」






…それでも問いただしたら「その…ゴメンナサイ…」とか返ってきそうだ
548通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 22:32:42 ID:???
>…それでも問いただしたら「その…ゴメンナサイ…」とか返ってきそうだ

最後は「アキラメロ」だったりしてねw
549通常の名無しさんの3倍:2006/09/16(土) 23:07:41 ID:???
かえって抜け毛が増えるだけだから使うだけ無駄と思うw
550WEED 0話 前編:2006/09/17(日) 01:25:49 ID:???
ヒイロとその少女が出会ったのは2年前、連合のオーブ侵略の最中だった。
いや、出会った、というのは正確ではないのかもしれない。
実際のところは救出した、だ。
そもそもヒイロはカトルの、自分達のガンダムを太陽に投下するという
話を飲みカトルの元へ向かう途中だった。
しかし、気付けばヒイロがいたのは彼の知らない地球。
ウイングゼロを隠し情報を得るために世界中を周った。
やがて、辿り着いたのはサンクキングダムとよく似た思想を持つ国、オーブだった。
そしてその頃だ。
連合によるオーブ侵攻があったのは。
この頃、ヒイロにはこの世界に関わる気持ちが薄かった。
この世界は自分の世界ではない。
だからこそ関わるべきではない。
しかし戦火に燃えるオーブ、そこでヒイロは出会った。

少女の姿は悲惨なものだった。
片腕は千切れ飛び、大量の出血をし、誰が見ても死んでると判断できるものだった。
案の定、このあたりの救助も終わり、救出隊も彼女を死んだとみなし放置したのだろう。
しかし、ヒイロは見た。
彼女の胸が僅かに上下したのを。
すぐに止血などの応急処置を施した後、野戦病院へと向かった。

本来この世界と関わるつもりのないヒイロが、この少女を助けたのは、
もしかしたら代償行為なのかもしれない。
彼が殺してしまった少女と子犬の。
少女、マユ・アスカの治療には1年の時を要した。
551WEED 0話 前編:2006/09/17(日) 01:26:45 ID:???
マユが回復した頃。
プラント周辺宙域で謎のMSが漂流していたところ発見された。
その機体はザフトでも連合でも確認された事のないMSだった。
ザフトはそのMSを拘束、搭乗者は素直に従った。
その後の調べにより搭乗者の名はトレーズ・クシュリナーダ、
機体名はトールギスという事が発覚。
しかしそれ以外のことは不明だった。
正確にいうならばトールギスに存在していたデータは、
プラント議長、ギルバート・デュランダルにより隠匿された。
その内容があまりにも突拍子がなかったため、あるいは危険だったため。
様々な諸説が流れたが表に出る事がなかった。
デュランダルはトレーズを客人として向い入れ、
その後、プラントでの戸籍を作り自らの側近とした。
トレーズは自らの能力を有用に活用し驚くほどの短期間でザフトの中心部まで辿りつく。
彼の能力を見た誰もが、彼がコーディネーターだと疑いもしなかった。
そんなある日の事だった。
552WEED 0話 前編:2006/09/17(日) 01:29:02 ID:???
「やれやれ、困ったものだな」

デュランダルは自らの執務室で一枚の企画書に目を通すとやれやれと首を振った。
そしてそれをトレーズに渡す。

「これを見てくれ」
「ディスティニープラン要項?ギルバート、これは?」

「一部の議員が提出してきた、それなりに賛同者もいるらしい、君の意見を聞かせてくれ」

トレーズはしばらくそれに目を通すと一笑に付した。

「彼等はこんな事を本気でできると思っているのか?これは社会が人を支配するシステムの構築だ、
これが施工された世界は確かに一時的に平和になるだろう、だが、人が人である以上、

このシステムの破綻は目に見えている。
人は社会に依存する事はあってもそれに支配される事を良しとはしない。
歴史を紐解いてもあらゆる社会主義国家が成功を収める事が出来なかったのはそれゆえの事だ。
もしこのような究極の社会主義体制をつくるなら、それこそ遺伝子レベルでの抑制をしなければならないだろう、
あらゆる欲求、好奇心の抑制だ、欲求を無くした人間に進歩はない、あるのは緩やかな破滅だろう」

確かに、自分の才能が使われる場所を定められているのは楽な事だ。
しかし誰もがそうではない。
自分の道は自分で決めたい人間はいくらでもいるだろう。
そういった彼等を従わせるには生まれた時からそうなるように仕向けるしかない。
あらゆる欲求を消せば、従う事に疑問を抱かなくなる。

「他にもいくつか否定要素はあるが、例えばこのプランには決定的な要素がかけている、後天的な要素だ」

人は生まれつきで完全に能力値が決まっているわけではない。
生まれついての資質より後天的な物の方がその人生において遥かに重要な役割を果たす。

「そう、ナンセンスな事だ、人が人である以上、そして人に〜をしたい、という欲求が


ある以上、このプランは意味をなさない・・・・・・少し考えれば分かる事だが、こ

のプランは一部のものにとって非常に都合がいい」

「つまり、コーディネーター至上主義、旧ザラ派、そして一部の支配者か」

旧ザラ派の者たちは今現在も確実にこのプラントに残っている。
彼等は今でこそ表立ってその姿勢を見せないが機会は狙っている。
ディスティニープランは人類総コーディネーター化への布石、そういう事だろう。

「やれやれ、私の任期中は色々大変そうだよ」

そう言うと、デュランダルは再び深いため息をついた。
553WEED 0話 前編:2006/09/17(日) 01:30:57 ID:???
どうやらこの世界の医術はACの世界よりも上のようだ。
しかし、義手を付け、傷跡がある程度消えた後も、マユの心は死んでいるといえるような状態だった。
無理もない、爆発の衝撃で覚えてないとはいえ片腕を失い、そして家族を失ったのだ。
ちょうどマユの体が回復した頃だ。
アメノミハシラ付近でピースミリオンが発見されたのは。
ヒイロはオーブ上層部、そしてピースミリオンのハワードに独自にコンタクトを取った。
ハワードとヒイロ、そしてオーブ上層部の協議の結果、
ピースミリオンはジャンク屋の船としてオーブに登録される事となる。
宇宙に向かうというヒイロにマユは自分もついていくと主張した。
彼女なりに判ったのだろう。
ヒイロが普通でないと。
彼女は力を欲した。
自らの兄と同じように。
もしかしたらそれは、守る為の力ではなく復讐するための力だったのかもしれない。
しかし、ヒイロは拒まなかった。
このままマユを置いておいては彼女が何をするか判らなかったのだ。
ならば自分の目の届くところに置いた方がいいという判断だった。
流石はコーディネーターというべきか、マユは腕を上げた。
ザフトで赤を纏うまでになった兄のように。
ある意味では、兄以上かもしれない。
まずは機体が違った。
生まれて始めて乗り操縦したMSがウイングゼロ。
無論ゼロシステムは外してあったが。
場所が宇宙空間でなければとんでもない事になっていたかも知れない。
そして、模擬戦の相手が常にヒイロだったことが大きかった。
この世界でヒイロ以上の相手を探すのは難しい。
キラ・ヤマト、アスラン・ザラが匹敵するぐらいか。
プログラムではなく生きた最高の教材がそこにいる。
それがマユの才能を引き出し育てた。
しかし、彼女はそれだけでは納得しなかった。
ゼロシステム。
それは、ピースミリオンにあったデータとガンダニュウム合金で造られたMSウイング

ガンダムセラフィムの完成後、マユの初めての実戦での事だった。
554WEED 0話 前編:2006/09/17(日) 01:33:37 ID:???
アメノミハシラ、つまりロンド・ミナ・サハクの依頼での海賊退治をしばしばヒイロは行っていた。
ピースミリオンの保護の代償としてだが問題はない、
それほどヒイロとウイングゼロはこの世界では圧倒的な存在だった。
ヒイロはセラフィムの完成を機に実戦訓練としてマユを連れて行った。
しかし、彼が思いもしない誤算がそこにあった。
マユがセラフィムにゼロシステムをセットアップしていたのだ。
元々セラフィムはゼロシステム搭載機。
コーディネーターのマユにとっては容易な事だったのだろう。
そして案の定マユは暴走した。
もしもヒイロがいなければ大惨事になっていたかも知れない。
かつてのカトルの時と同じように。

「お前にはゼロシステムの使用は無理だ、これは封印する」

ヒイロの言葉に、マユは反発する。

「でも!私にはそれが必要なの!」
「分かっているのか、もし俺がいなければお前とセラフィムは確実にピースミリオンを襲っていたぞ」
「そんな事分かってる!でも!私には力が必要なの!」
「何のためにだ、力を持って何をする、お前には力を手に入れる理由はないはずだ」
「力がなければ無くしちゃう!また大切なものを!」

ヒイロは迷っていた、思えば彼女に戦う力を与えたのは間違いだったのかもしれない。
しかし、全てを失った少女にそれはより所でもあった。
そんな彼女の全てを否定する言葉を、ヒイロは突きつけた。

「お前にまだ、守るべきものがあるのか」
「あ・・・・・・・・・」

そう、マユには何もなかった、家族も友人も生活の場、彼女の世界はあの時壊れてし

まったのだ。

「でも・・・だって・・・・・・、またできるかもしれないし・・・」
「ゼロシステムはその大切なものを、今度はお前の手で壊させるかもしれない。
アメノミハシラで暮らせ、元々お前はオーブの人間だ、サハクも悪いようにはしないだろう」

ヒイロの言葉に反論できないマユはその日のうちにアメノミハシラへと、移されていった。

555WEED:2006/09/17(日) 01:34:13 ID:???
今週は夜勤が悪夢のようだった
続きは明日あたり
556通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 04:48:51 ID:???
>>555
乙っす
守るべきものが言えないって悲しいな・・・
557通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 06:36:23 ID:???
>>555
夜勤乙。
ちゃんと睡眠と栄養をとって、アスランのように進行しないように気をつけろ。
俺は激しく進行中だがな・・・・・・
558通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 09:16:52 ID:???
http://www.youtube.com/watch?v=Pj654RILTC4
SS投下まで、ヒイロの活躍をお楽しみ下さい。
559通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 10:15:39 ID:???
負債を批判しながらやってる事は負債と
同じって事、気づいてるのかね此処の住人は
560通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 10:37:00 ID:???
またヘイト厨が沸いた。
561通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 11:26:50 ID:???
>>558
いいもの見せてもらったぜ。
evolveだと、EWの後にWZeroが回収されて修復、隠蔽されていたって設定なのか。
しかもビルゴも健在だし。
歴史の表舞台には出てこなくても、けっこうMSは残ってるってことなのかな。
この辺の設定で続編を作ってくれないかねぇ・・・・・・
562通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 11:30:28 ID:???
>>559
ぼくわ味噌と糞の区別がつきません、なんて自白しなくていいからw
563通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 11:37:14 ID:???
水洗トイレメーカーは流れ具合を確認するのに味噌を使うそうな
マジで
564 :2006/09/17(日) 11:46:57 ID:???
徳川家康は、合戦中にもらした糞を、味噌と言い張ったらしいな。
565通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 14:36:15 ID:???
黒マユ描いてみた。が、誰だこれは。
先にあやまりますごめんなさい。
ttp://pic.skr.jp/src/img20060917143206.jpg
566通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 14:38:07 ID:???
>>555
内容はともかく、読みにくい
不自然な改行、どうにかならんのか?
567通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 14:49:51 ID:???
>>565
馬鹿な! おっぱいが大きすぎる…!
568通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 15:00:49 ID:???
黒マユコワスwでもうまいな
569通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 15:03:49 ID:???
>>565
マユって、種の時点で9歳か10歳じゃなかったっけ・・・
何だこの胸はwww
570通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 15:11:21 ID:???
せいしょうそくしんざいとかつかってきょうせいてきにからだをせいちょうさせたふくさようだよ
かいぞうひろいんのおやくそくだねっ!!
571565:2006/09/17(日) 15:15:58 ID:???
>>567,569
任務了解。多少貧乳にした。
お好みの方で。
ttp://pic.skr.jp/src/img20060917151430.jpg
572通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 15:19:40 ID:???
黒マユのCVも坂本真綾でいいのか?
573通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 16:02:58 ID:???
>>571 
おお、GJ。貧乳+太い脚が工作員っぽいな
何より超コワス
574通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 17:54:39 ID:???
スパッツは憧れのヒイロ先生の真似でつか?
575通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 19:18:44 ID:???
どうみても、シンより年上です
576通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 23:27:04 ID:???
ポーズが通報シマスタに見えた
577通常の名無しさんの3倍:2006/09/18(月) 00:34:34 ID:???
WEEDのヒイロは18歳になってるってことか。
背丈はちゃんと伸びてるんだろうか…
578通常の名無しさんの3倍:2006/09/18(月) 00:55:09 ID:LQk79a9F
>>555
スパロボのとんでもプロローグみたいなのはカンベン 。・゚・(ノд`)・゚・。
579通常の名無しさんの3倍:2006/09/18(月) 08:09:18 ID:???
そろそろまとめページだ。
いいから早く誰か作れ。
580通常の名無しさんの3倍:2006/09/18(月) 08:54:22 ID:???
自分で作ればいいじゃない
581通常の名無しさんの3倍:2006/09/18(月) 09:30:49 ID:???
更新されとらんよ
582通常の名無しさんの3倍:2006/09/18(月) 20:23:51 ID:???
583通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 11:21:19 ID:???
今さらながら>>479-480で凸が食えなかったワカメうどんはどうしたのだろうと気になった。
やはり、シンレイルナあたりが食ったのだろうか・・・。
584通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 11:47:29 ID:???
ゼクスだよ
585通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 17:37:18 ID:???
ここのSSに触発されて記憶を完全なものにするためWのDVD借りて見始めたんだが…リリーナ様とノイン辺りのの電波がキッツい…こんな電波な方々っったっけかorz
586通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 17:51:01 ID:???
>>585 と同じくここのSSを楽しむために見直してるんだが、先にエンドレスワルツから見た
せいもあって、リリーナの発言に違和感が・・・人間変わるもんだね。
種死を見たあとのせいかガンダムがぼっかんぼっかん壊れるのがたまらん。
Wのガンダム系は壊れないイメージがあったんだがOPからしてウイング腕
切られてるし、1話でリーオーバズーカで左推進ユニット破損って、もろっ!
年取ってから見直すせいで政治、軍事面含めてやたら面白い。
トレーズ閣下のエレガントイメージが固まってたが前半見てると暗殺しまくりでまじ非道。
587通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 18:37:18 ID:???
Wはもともと電波アニメなんだぜ

というか俺は逆にトミノ系のガンダム見てないw
588通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 19:08:29 ID:???
Wで電波キャラじゃないのなんて5人もいなさそうだよな
589通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 19:19:28 ID:???
Wはもともと腐女子御用達の電波アニメだったからな。
自爆しても死なないヒイロ、私を殺しにいらっしゃいと叫ぶリリーナ、
眉毛が印象的なあいつ、めがね取ると性格まで別人のレディ・アン等
ギャグにするには最適な連中ばかりだった。
590通常の名無しさんの3倍  :2006/09/19(火) 19:38:16 ID:???
確かに電波だったけど、種、種死みたくワケワカな印象はないんだよな。なぜか。ひょっとしてオレだけか??
591通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 19:43:39 ID:???
まぁ後半は監督まで変わったしね。
592通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 19:48:28 ID:???
ヒイロ・・・殺す殺すうるせえ、ありえないほど頑丈、下着姿でうろつく危険人物
デュオ・・・死ぬ死ぬうるせえ、自称死神だがなぜか不幸な目にあうのはいつも本人
トロワ・・・どういう原理で猛獣を手なずてけるのかわからん、無意味に派手なアクションスター
カトル・・・他人の心が多少読めるってことか?だが宇宙の心がヒイロって結局なんなんだ
五飛・・・価値観が独特すぎて理解不能、自分で仮死状態にもなれるビックリ人間
リリーナ・・・前半見る限りじゃどう考えてもこいつが外交官なんか無茶だと思うんだが
593通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 20:03:52 ID:???
リリーナは全編通して登場するキャラクターだからね。
だからその中で見聞きしたものから自分なりの答えを出していく。

ラクスはそうじゃない。
アレは最初ちょろっと出てきて何故か後半でいきなり中心人物として再登場する。
だからなにを考えているのかとかわけがわからん人物となってるんだよな。

まぁ何が言いたいかというと、リリーナは「キャラクター」でラクスはただの「記号」に過ぎない。
594通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 20:08:11 ID:???
ラクスはああする以外にキラ達主役勢の話に絡めるのが困難なキャラだったと思う。
だって歌姫のままじゃあ何もできん。
595通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 20:09:32 ID:???
種の時点じゃ完全にキャラクターとしてのヒロインはフレイだったもんなー
596通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 20:14:01 ID:???
種しか見てないが、ラクスはマジでわけわからんかった。
そもそもキラがストライク撃墜されて→ラクスの看病シーン。全然つながってねぇ!!意味わかんねぇと思った。
陣羽織きてエターナルとかいう恥ずかしい名前の戦艦で出陣するところも意味不明。
お前はいったい何がしたいのかと。
597通常の名無しさんの3倍  :2006/09/19(火) 20:18:56 ID:???
>ラクス
歌姫なんだから、戦争介入はともかく平和の象徴の位置で大人しくしてろよと。
戦闘指揮は虎にまかせろよと。
598通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 20:30:18 ID:???
> 眉毛が印象的なあいつ
むしろ「はやく戦争にな〜れ」だろ?
599通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 20:51:28 ID:???
>>596
ていうか、キラとラクスが何でくっついてんの?って感じだった。
600通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 21:03:55 ID:???
>ていうか、キラとラクスが何でくっついてんの?
もちろん「ラクス教祖様」の下僕1号に決まってるじゃないかw
601通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 21:05:25 ID:???
むしろラクスは出さない方がいいキャラだった。
出すなら無理にキラ達に絡めるべきではなかったし、戦いの場に関わるべきでもなかった。
「プラントの歌姫」という立場なら、それに応じた活動を全編通じて行っておくべきだった。

せっかくプラント本土にいるんだから、その辺を利用して、ね。
602通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 21:35:16 ID:???
大分昔にキララクは姉弟だったらよかったのにというのを見たな
そしたらSEEDを持つ物的にも扱いやすいしラクスがキラを助けようとする理由もあり
フレイは捨て石にならず、とかなんとか
603通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 22:36:10 ID:???
とりあえずカトルには「早く宇宙に空気作ってくれよ」と言いたい。
604通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 23:18:47 ID:???
>>602
確かに、実質ヒロインだったのに使い捨てられたフレイ様カワイソス。
605通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 09:55:03 ID:???
復讐の為に身体すら開いたって、本当ですか?
606通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 10:34:45 ID:???
>>605
マジ。
キラを体を使ってAAを護るよう仕向けて同士討ちになるのを願ってた。
因みに行為の後キラが消えてから狂笑しながら涙を流すシーンが有る
607通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 11:04:27 ID:???
たぶん、負債がほーコ嫌いなんだよ。だって、あてられる役全員死亡だぜ
フレイにナタル、ステラ。あとヴィア・ヒビキにちびレイ。

それに桃ガン(Sルージュ)には最初フレイが乗る予定だったのに
当時、贔屓だった進藤女史に「ガンダム乗りたい?」って聞いて
「乗りたい」って答えたから、乗り手がカガリに変わったって噂聞いた事あるし
ま、その進藤女史も鈴健を庇ったら、種死でのカガリの扱いがアレだったけどね
608通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 12:59:05 ID:???
とりあえず、戦争モノでカップルとか女難とか馬鹿じゃねーの?
と、負債に言いたい。
609通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 13:00:58 ID:???
カガリは好きじゃないが中の人は好きだ
610通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 15:43:40 ID:???
某スレで発見したぞ。

507 :通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 08:27:34 ID:???
><ガンダム世論調査って?>
>ガンダムに関する世論調査を行っています!
><第15回結果発表>
>第15回は日本の総理大臣になってもらいたいキャラクターはだれ?です。
>あなたの好みはメジャー?それともマイナー?
>■投票結果
>有効投票数:19,155
>1位 シャア・アズナブル    23.0%

>2位 カガリ・ユラ・アスハ    15.8%

>3位 リリーナ・ピースクラフト  8.9%
>4位 ブライト・ノア         8.6%
>5位 トレーズ・クシュリナーダ  6.4%
>6位 ギレン・ザビ          5.9%
>7位 ハマーン・カーン       5.8%

>8位 シーゲル・クライン      5.0%

>9位 エギーユ・デラーズ     4.3%
>9位 ギルバート・デュランダル 4.3%
>http://www.gundam.channel.or.jp/event/research.shtml

好き勝手絶頂やってる内に国から逃げ出して、国が再建した後も奇麗事をほざいてた奴と
もれたら国が滅びかねない自国の軍事機密を他の組織に流したり、娘の教育すらできない奴がトップテンに入ってるのに驚いた。
611通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 16:01:54 ID:???
>>610
鷹派が多いな・・・中立派と言えばリリーナとブライトとシーゲルか?
でもギレンやエギーユが総理になったら中国みたいに超極右+言論弾圧国家に
なりそうで嫌だな。それでもカガリよりはマシだが
612通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 16:59:02 ID:???
>>608
お前さん、Vガンのマーペット&オリファーと
カリンガ&キスハールのこと知ってて言ってんのかい?
613通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:14:26 ID:7Voe+nJ7
がんばれ
614通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:17:22 ID:???
615通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:18:27 ID:???
>>610
>2位 カガリ・ユラ・アスハ    15.8%

はあ!?こんな無能は内閣入りすらおこがましい。
616通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:38:52 ID:???
>>608
別に戦場で恋に落ちたって不思議はない。
種や種死はそれがほとんどメインになって、本来ちゃんとやるべき戦争のことや政治的なことがグダグダになってるから悪いんだろうよ。
617通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:40:09 ID:???
まて、カガリが総理なんて論外だが、国民の人気取りのためだけの内閣入りというのはありえるんじゃないか?
618通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:40:46 ID:???
>>616
不思議ではないが種は過程抜きで唐突すぎる。
619通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:44:02 ID:???
>>615
あんなやつ内閣入りどころが、政治家にもなってもらいたくないわ。
620通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:46:28 ID:???
>>617
オーブ軍限定の人気では…
621通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:49:37 ID:7Voe+nJ7
がんばれ
622通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:50:24 ID:???
>>617
なったとしても無能ゆえにネット上で滅茶苦茶叩かれそうだなwwwww
623通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:51:17 ID:???
>>617
田中真紀子的な使い捨て方か

仮にカガリが政治家で国民に人気があるのなら
そういうやり方はあるかもな
624通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 17:53:59 ID:???
>>618
確かにそうだ。もうすこしそれを臭わす演出があればよかったのに……まぁ、あのストーリーじゃあこんな細かいところ改変しても意味ない気がするが……
625通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 18:01:05 ID:???
>>623
この書き込み見て

「カガリの所属する政党は社民か共産党かなぁ?」

なんて思った俺は色々毒されてるか?
626通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 18:11:56 ID:???
くそ、こんな投票があったとはな、レディアン特左にいれたのに。
627通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 18:40:21 ID:???
カガリが内閣入りするとしたら真紀子と同じ扱いでいいと思うが、
カガリは断じて真紀子ほどのアレではないと思う。
というか真紀子は他の追随を許さない圧倒的ナンバーワンなアレだからな。
そうだな・・・・・・小渕優子(故小渕首相の娘というだけで当選)くらいだろ。
628通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 18:54:43 ID:???
カガリ「自衛隊を派遣するなんて日本の精神に反する!」
結果 自衛隊それでも派遣
現地にて・・・
カガリ「自衛隊の皆、日本に帰れ〜」
自衛隊員「あっ首相の病気はじまったよ・・・何度も言いますが国として決まったのだから帰れませんよ」
カガリ泣く
カガリ「うわぁぁぁぁ〜ん」
そうするとマシンガン持った愚弟登場
キラ「カガリは今泣いてるんだ〜!」
自衛隊員「何打ってるんですか!ってあっ」
テロ組織のメンバーに都合よく弾当たる
テロメンバー「やはり日本は最初から占領する気できたのか!応戦しろ〜」

って事になりそう・・・
629通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 18:55:43 ID:???
それホントにありそうだ!
630通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 18:58:04 ID:???
>>519
人間変わったのは作ってる方ってオチだからな
631通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 19:02:59 ID:???
カガリみたいに無能なヤツなら、周りでフォローすることもできようが

ラクスみたいに下手に有能で電波なヤツは、自分で何でもできてしまう分
目も当てられない
そして、世界は斜め下の方向へ・・・・・・
632通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 19:14:26 ID:???
>>631
有能か?アレが。
ただ毒電波ゆんゆん飛ばしてれば周りが色々整えてくれるんだ、そりゃ一見有能にも見えるわな。
633通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 19:15:31 ID:???
カガリが本当にただ無能なだけなら無害なんだろうが、親の七光り盾に税金や国施設使って
やりたい放題だから
ラクスはキラ押しつけて、あとは藪さえ突かなければ静かに隠遁生活おくってるかもよ
どっちにしても自分の正義を他人に武力で押しつけるような奴はごめんだけどな
634通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 19:31:40 ID:???
カガリは空気読めずにアホ発言しちゃうんだろうな。
635通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 19:59:52 ID:???
東方不敗・トレーズ・リリーナの誰かが政治家やるなら俺はついて行く
ラクスなら国捨てて海外逝く
636通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 20:03:30 ID:???
>>634
まるで隣国の酋長みたいだな。
637通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 20:05:38 ID:???
無能な働き者は処刑するしかあるまい。
638通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 20:21:30 ID:???
カガリといいラクスといいもう少しだけでもいいから、どういう思考からどう考えてこうしようと考えたと詳しく言うのを本編で書いて欲しかった
と思うのは私がアホで理解できてないだけだろうか?
今SS考えてカガリをどうにかしようと思ってるんですがモノを考える描写がとてもカガリに似合わないように見える

……最後は私にその腕がないだけかorz
639通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 20:23:47 ID:???
本編未登場で設定だけの存在だけど、デューサー教授なんてどうだろうか。
ガンダムファイトを提唱し、世界から戦争を消し去った功績は物凄いと思うんだが。
640通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 20:31:14 ID:???
>>636
となると、もしカガリが大西洋連合へ行ったら、インディアンの酋長杖をもらっちゃうんですね。
641通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 20:58:30 ID:???
周囲を動かすことができるのも才能。
方向性とかはともかく、ラクスが有能であることは間違いない。
642通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 21:11:36 ID:???
>>638
カガリはそれなりにいろいろ考えてるだろうが、
頭が悪い+考えがまとまるよりも先に状況が動き出してしまって、
結局その場の勢いで行動せざるを得なかった、と理解している。
ラクスはよくわからん。
643通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 21:13:51 ID:???
レス番進んでたから新作キターとワクテカしたら
何だよオマイラ・・・
644通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 21:32:32 ID:???
>>639
俺は凄いとは思うんだが
ガンダムの世界観的にはガンダムファイトって戦争のゲーム化そのもの
ってことになるんじゃないのか
645通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 21:37:23 ID:???
>>638
悩む描写はあるにはあるが、基本的に自己中心的というか
シンに責められて反省するどころか身内庇った時点で成長は無理だと思ったorz
646通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 21:38:07 ID:???
>>644
ボタン戦争よりはましだろ。
647通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 21:50:51 ID:???
カガリの思考は全て父親・ラクシズ等の内に向かった
理想と現実のギャップに対してであって、その身分に
あってしかるべき、国益・国民への影響等を考えに
入れないから、あんな阿保みたいな結果をよんでしまう。
648通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 21:51:46 ID:???
>>646
どっちがましかってことじゃなくて
ガンダム世界的には兵士の一人一人が命がけで戦って勝ち取るから平和は尊いって思想が主流なんだろ
ガンダムファイター一人だけに戦わせるガンダムファイトはその思想からは外れるやりかたじゃないか
649通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 22:07:57 ID:???
でもGガンほどのトンでも科学世界だと現代の思想をそのまま持ち込んで良いのか分からん
他のガンダムは近未来風だが、Gだけは遠未来だし
650通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 22:09:18 ID:???
>>641
動かせるのはただカリスマがあるだけ
動かした上で、行動を取りまとめられる奴が真の有能な奴
651通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 22:13:59 ID:???
頭イってる指導者にカリスマがあったら最悪だろ
652通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 22:20:03 ID:???
>>648
リングにされる地球人類は皆必死で戦っているんだッ!!! 生き延びているんだッ!!!!
653通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 22:21:32 ID:???
>>648
拳を交えたら友だし下層から這い上がるための手段だしそもそも世界は平和なのでノープロだと思います
っつか、シャッフル同盟ッつーシステムがうまれて受け継がれていってるた時点でナントカしていけると思う
654通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 22:27:59 ID:???
カガリの自己中で了見の狭い言動は、スタッフがワザとさせてんだと思ってた。
そんで話が進むにつれて大勢の人間と関わりあい、学んでいく姿を後半で見せるはずだ、と。
しかしちっともそんな機会はなく、活躍の場面が本来の立ち位置でないMSでの戦闘……と来た日にゃあガックリきた。

このスレでアスランがヒイロに感化され、ヘタレながらも前進しようとする姿勢がかっちょよかったから、
カガリもリリーナあたりに指導してもらって、かっちょええ代表になってもらいたいなー、と。
ラクスじゃ模範にならないから。
655通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 22:55:29 ID:???
お前ら雑談もたいがいにしとけよ。とくにGガンはスレ違いだろ。それで作品投下妨げるのは本末転倒だとは思わんか
656通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 23:41:00 ID:???
>>654
WDのカガリは充分成長してるだろ?
自分の能力を客観的に見た上でユウナに任せてるんだから、下手に有能な独裁者
より、よほど良い。
ある意味カガリ=馬鹿という意見が定着してる以上、理想的な状態の気がする
657通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 23:58:50 ID:???
今Wの10話『ヒイロ閃光に散る』を見てんだがこの時点で最強ごひみたいだな。そんな俺ごひ厨
658通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 00:24:51 ID:???
最強はトロワだろうがな。もろに池田のお気に入りつか池田キャラだから。
659通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 00:28:53 ID:???
>>657
その頃のごひはトレーズに負けてヘタレてるよ
660通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 03:13:28 ID:???
これ まとめサイト無いの?
661通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 03:26:59 ID:???
>>660
>>333
更新停滞中
662通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 08:57:45 ID:???
>>657-658
最強厨はカエレ
663通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 09:49:50 ID:???
>>638
大丈夫、あの描写であそこら辺のキャラの思考を理解できるのは
キャラ厨な人たちでもかなり難しいらしいから。
むしろ理解できる人は相当電波が進んでいると思われ。

ついでに、カガリの考える描写は本来描かれるべきモノを省いた負債作品の影響ですな。
664通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 10:52:48 ID:???
>>642>>645>>638
今起きてPSPつけたら三人もレスが返ってきてた、ありがとうございます
自分で考えて何とかしたいと思います

オーブで政治云々をカガリに教えられるのって……原作にいるのはユウナかサハク家ぐらいかな?
父親は「理念守る」ばっかりで話聞きそうに無いしトダカ氏とか軍人に聞くのもおかしい気がするし
ここまで書いてスレ違いに気づいたので以下そのままの流れでどうぞ
665通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 10:56:50 ID:???
>>664
×>>638
>>663
自己レスしてどうするよorz
666通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 19:31:19 ID:???
スパロボでW勢が使いやすいつうかお勧めなのある?
昔やったのどれだったか忘れたがほとんど出番なかった
667通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 19:49:14 ID:???
>>666
そんなのはロボゲー板で聞きなよ。まあ一応答えておくが、αが一番いいんじゃない?
α外伝だと方向音痴のマサキの行方を捜すためにゼロシステムを使うシーンもある。
2次3次だと単にいるだけキャラになる。
668通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 19:56:08 ID:???
>666
αシリーズは外伝以外は全部結構強い(外伝は弱くはないが少し性能ダウン)
Fはゼロカスになれば1軍上位だけど、それまでは2軍(ゼロカスが神性能)
他の機体は2軍どころか3軍に近い
RとAは1軍で使えはするけど、そんなに飛びぬけて強いわけではない
他はやったことないから知らん。
669通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 20:02:07 ID:???
おおスレ違いなのにありがとう
昔やったことあるのはFだった
αはやってなかったんで中古屋で買うことにするよ
670通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 21:25:45 ID:???
スパロボFでは3流どころか説得を間違えたら5人揃うことも危ないというか
絶対確実に仲間になるのが五飛くらいだったような記憶が…
671通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 21:30:09 ID:???
>>666
Aは確かに強いがゼロカスやトールギスVは燃費が悪すぎる。攻撃力もあんまりないし。
672:W−DESTINY 第10話 1/24:2006/09/21(木) 22:00:00 ID:???
アイリーン・カナーパは起床すると、すぐに現在の非公式の部下、ハイネ・ヴェステンフルスの連絡を
受けるのが日課になっていた。

「……そう、やっぱりダメか」
『申し訳ありません……何と言っても、使える人員が限られてますから……』
「それは分かってるわ……でも、何としてでも探さなくてはいけないの」
『それは承知しています。俺だって、あんな化け物を野放しにする気はありませんよ』
「ごめんなさいね……貴方だって頑張ってるのに」
『いえ、それでは引き続きビルゴの探索任務に戻ります』
「よろしくね」

カナーパは通信を切ると大きく溜息をついてから愚痴を口にする。

「何で、受けちゃったんだろ……こんな依頼」

評議会を辞任したカナーパは、現評議長ギルバート・デュランダルから非公認の依頼が来たときにイヤ
な予感はしていたが、実際に聞いてみると耳を疑う様な内容だった。
1つが異世界から来た無人MSの探索の指揮、しかも、それをラクス・クラインが入手したらしいとの
情報を添えてだ。
異世界からの強力な兵器ということで公には出来ない上に、相手がクライン派という事で使える人員ま
で限られてくる。現在の部下はデュランダルの信任厚いハイネの他に十数名のみだった。
しかし聞いた以上は後戻りは出来ない、最初にそう言われたし、この任務がどれだけ重要か判っている
つもりだ。

「まったく、あの娘ってば、なんて事やってくれるのよ!……まあ、あの娘が悪いって事でも無いんだ
 ろうけど」

だが、愚痴ぐらい言わなければやってられなかった。そしてカナーパはラクスを知っていたし、彼女を
取り巻く状況も察していた。

「だからって、少しは先の事を考えなさいよ。ああ〜前の事、思い出してきた」

カナーパは胃を抑えて蹲る。以前もラクスは戦争を止めた後、行方をくらまし、後始末をする事になっ
たカナーパは何とかユニウス条約まで漕ぎ着けたが、条約はプラント不利だと言われ市民に散々叩かれ
る事になった。
673:W−DESTINY 第10話 2/24:2006/09/21(木) 22:01:00 ID:???
その結果カナーパは評議会を辞職し、現在にいたるが、自分としては、あれが限界だったと思ってるし
後任のデュランダルも認めている。そもそもプラントの最初の目的は、理事国からの独立と言える。そ
れが停戦条約を結んだのだから、相手に国家と認めさせたも同様なのだ。事実上の勝利である。
だが現実問題として、世間ではカナーパは失敗したがラクスだったら上手くやっていたと思われている
のだ。

「私が悪いんじゃ無いわよ……多分」

そして、その思いが現在のクライン派、デュランダルの言うラクス教へと繋がっているのだった。最近
独り言が増えてるが、愚痴を言いたくなるのも無理は無いと自分では思っていた。

「やってくれると言えば、あの子も良くやるわね」

そう言って庭を見下ろす。そこには石畳の上で、変わった舞を踊る1人の少年がいた。武術の稽古らし
いが、あまり合理的な訓練には見えない。

「……これに関しては……役得かな」

デュランダルのもう1つの依頼、それが彼等4人の保護兼監視役である。
異世界から来たという少年達は、クライン派が手に入れたビルゴの破壊を目的としており、現在は同盟
関係とも言える。
そして、女性として嬉しい事に異世界から来た4人の少年は頭に美を付けても異論の無い顔立ちだった。
そんな少年たちとの共同生活は、議員を辞職して以来、1人で暮らしてきた彼女にとっては、ささやか
な楽しみになっていた。
そうして、庭にいる少年を見ているとドアがノックされる音がした。

「開いてるわよ」
「失礼します」

ドアを開けて入ってきたのは、異世界から来た少年のカトルとトロワだった。

「おはよう、体の方は大丈夫なの?」
「気を使って頂いて申し訳ありません。ですが平気です」
「見た目からは想像出来ないほど頑丈ね」

カナーパはカトルの体力に驚嘆していた。彼は先日まで重傷で入院していたのだ。
674:W−DESTINY 第10話 3/24:2006/09/21(木) 22:02:00 ID:???
「そんな事より、今日の成果は?」
「トロワ!」

早速用件を聞き出すトロワをカトルが注意するが、カナーパは気にせずに結論を言う。

「残念ながら……」
「そうか、データーを見せてもらえるか」
「ええ、これよ」

そう言うと、先程ハイネから送られてきたデーターを見せる。その中にはクライン派の潜伏先として、
怪しいと思われる場所と、そこを調べた記録が記載されていた。

「見つからないわ、情けないとは思うけど……」
「お前らの事情は理解している。ある意味クーデター軍が立てた臨時政権みたいな物だとな」
「……相変わらずキツイわね……」
「そんな!僕は凄いと思いますよ。僕達の常識から言わせれば、後2,3回は権力争いの内戦が起きて
 も不思議じゃ無い状態なのに、これだけ安定してるんですから」

トロワの発言は的を獲ている。プラントが正式に独立したのは、先の大戦の後の事だし、ザフトが出来
てからでも、大して年月が経過していないのだ。
そんな国家にマトモな治安維持が出来てる事の方がカトルに言わせれば奇跡に近いのだ。

「……カトル、わざと言ってる?…それが起こりそうで苦労してるんだけど?」
「いえ、そんな意味じゃ……」
「いいわよ別に、怒ってるわけじゃ無いわ」
「そんな事……本当は僕等が始末しなければならない問題なのにアイリーンさんに苦労をかけて…」
「違うわよカトル、現にアレを手に入れて隠蔽しているのは私達の世界の人間なのだから、それに貴方
 達が派手に動いたら、問題が大きくなるのは間違い無いわ。
 だから、今の関係…私達が捜索して、貴方たちが破壊する。これしか無いの」
「それは分かってますが…」
「カトル、あまりアイリーンを困らすな。こちらが罪悪感を持てば彼女まで持ってしまう。俺達の敵は
 ビルゴを隠蔽している奴らだ。そして互いに出来る事をする。それで良いだろ?」
「そう言ってくれる方が助かるわ。トロワ」
「気にするな。それより俺が気付いた点がある」
675:W−DESTINY 第10話 4/24:2006/09/21(木) 22:03:00 ID:???
トロワは、自分たちのMSが作られた経緯を話し、それに照らし合わせてクライン派の隠蔽先を絞る事
を提案し、情報を出し合う。

「なるほどね……だったらジャンク屋のルートから割り出してみるか……」
「その辺は任せる。今のところ俺たちに言える事は、他になさそうだ」
「デュオだったら、ジャンク屋に詳しいですから、戻ってきたら聞いてみましょう。この世界とは違う
 ところもあるでしょうが…」
「そうね……明日はトロワが留守するのね?」
「ああ」
「その……」
「気にしないで、貴方たちの判断は妥当よ」

カナーパの家に4人が揃うことは無かった。何故なら偵察と称して必ず誰か1人はMSで外に出ている
のだ。
だが、実際は彼等が拘束される事を警戒しての行動だった。もし残ってる3人をどうにかしようとして
も残った1人が攻撃を加えてくる。そうなれば機体性能の差からザフトは大打撃を受けるのは間違い無
かった。
彼等との関係は、あくまで同盟である。その巨大な力を自分の物にしようと欲すれば、必ずその力で反
撃を喰らう。決して部下でもなければ同士でも無い。

「気を許して貰えないのは残念だけど、同時に安心でもあるわ」
「そう言って頂けると助かります」

それはカナーパの紛れも無い本心だった。これだけ警戒心が強ければ、迂闊に他の勢力と手を組む心配
は無いと言うものだ。こちらはルールさえ守っていれば、共通の目的にその力を利用させて貰えるのだ
から。

「……でも、全てが終わったら一度で良いから、皆で食事を取りたいわね」
「そうですね。僕もそう思います」
「そう言ってもらえて光栄だわ。ところで、ゼクスからの連絡は?」
「残念ながら……どうやら最悪の予想が当たったみたいです」

アスランのカーペンタリア基地到着は世界中に放映されている。そして最初に降り立った時の映像には、
アスランのすぐ後ろに控えるゼクスの姿が映っているのだ。もしヒイロが見ていたら黙っているはずが
無かった。カトルは彼を思い心配そうに呟く。

「いったい、何処で何をしてるんですか……ヒイロ」
676:W−DESTINY 第10話 5/24:2006/09/21(木) 22:04:00 ID:???
JPジョーンズの指揮官ネオ・ロアノークはミネルバを補足するとスティングとアウルを呼び出した。
この位置ならカーペンタリアからの援軍が来る前に片付けられると判断していた。

「喜べ、お前ら……我等がザラ大使殿との面会の時間が近付いてきたぞ!」
「やっとかよ!待ちくたびれたぁ」
「その分、たっぷりと素敵なプレゼントを叩き込んでやらなくちゃな」
「気合入ってるね〜お前ら……ところで何でステラがいる?」

ネオは呼んでいないステラがいることを問いただした。今回の行動では彼女の活躍の場は無かったから
だ。

「……ステラも…あいさつに行く…おデコの広い人に」
「う〜ん、大使は人気者だな……でもなステラ、お前はお留守番だ」
「……イヤ、ステラも行く……お留守番は嫌い」
「ステラ、今回は諦めろ。ネオも意地悪で言ってんじゃ無いだろ」
「……なんで?」
「だからさっきから言ってんだろ、ガイアは空飛べないし、泳げないじゃん」
「……う……」
「今回は海のど真ん中だから、ガイアは無理なんだ。分かってくれよ」
「……うん」

ネオは項垂れるステラの頭を撫でながら、今回の作戦の主役のアウルに向き直る。

「そういうわけだ。アウル…お前の出番だぞ」
「オ〜ケェ〜、ついでにミネルバのMSも全部潰してやるよ」
「馬鹿言ってんじゃねぇよ。そいつ等は俺の獲物だ」
「良いじゃんよ、別に」
「お前ら、少しは俺の話聞こうという気にならないのか?」
「はぁ?話なんかあんの?」
「ああ、向うはミネルバ1隻って事だが、実際は潜水艦の護衛も付いてるはずだ」
「そりゃあ、そうだな」

ネオの言葉に納得したようにスティングが頷く。アスランは実質上の地上におけるプラントの総大将で
ある。いかに本人の目的が戦う事で無いとは明言してても、それが建前で実際は各地での開放戦の支援
だというのは明白だった。
677:W−DESTINY 第10話 6/24:2006/09/21(木) 22:05:00 ID:???
「だから、アウルはそいつ等をやってからミネルバを落とせ、出来るだろ?」
「当然じゃん」

アウルは自信ありげに断言する。実際に自信があった。彼のMSアビスは水中戦用のMSで、おまけに
PS装甲が装備されている。ビームの使えない水中でビームでしか破壊できない装甲、事実上無敵だと
思える。
実際は通常弾でも何発も攻撃が当たればエネルギー切れでPSがダウンするので万全とは言えないが、
要は当たらなければ良いのだとアウルは思っている。
今やアビスは完全にアウルの愛機と成っており、ザフトのMSの攻撃など易々とは当たらないはずだ。

「で、俺達は空から攻撃、ミネルバのMS部隊はこっちに来るぞ!」
「任せろ。カーペンタリア沖では、活躍したらしいが、ザコを幾らやったって俺の敵じゃねぇ」
「強気だねぇ……だが油断するなよ。あいつ等も今まで寝てた訳じゃ無いだろ?」
「だが、俺達だってそうだぜ」

そのスティングの様子を見てネオは苦笑する。スティングは気の強い男だった。普段はアウルとステラ
の兄の様に2人のフォローに回っているが、実際は誰よりも強くあろうと自分を鍛えている。
先のカーペンタリア沖の戦いでは、アウルがラクス誘拐の任務の支援を行ったため出番が無く、その間
に因縁の敵のミネルバのMS隊、特に奪取しそこねたインパルスが活躍した事に、腹を立てていた。

「まあ気負うなよ2人とも、今回は相手の戦力を計る意味合いもあるんだ。無理する事は無い」
「分かってるって、だけど落としちゃうよ」
「だな、あんまりデカイ顔されても目障りだ」
「よし、そいじゃあ行きますかね。ステラ、留守番頼むぞ」
「うん、いってらっしゃい…スティングとアウルも…」
「良い子にしてろよ」
「そいじゃあねぇ〜」

スティングはステラの頭を軽く撫で、アウルは手を振ると、ネオの後に付いてブリッジを出る。
ステラはそれを寂しそうに見守っていた。
678:W−DESTINY 第10話 7/24:2006/09/21(木) 22:06:01 ID:???
「随分と爽やかですね……」
「そりゃあそうさ、やっとカーペンタリア基地から出港出来たんだ」

ジブラルタルへ向け出港したミネルバの甲板で、アスランが嬉しそうに歩いているのを見つけたシンは、
呆れた様に声をかけた。
そのまま2人して海を眺める。

「シンとは、前もここで話したな……」
「ああ!…そう言えば、あの天使MS!どうなったんでしょうか!?」

シンは今まで忘れていた事を思い出す。ユニウス7を破壊したMS、明らかなオーバーテクノロジーの
機体は、その後行方を眩ましたままだった。
シンとアスランが、こうして親密に話せる様になったのも、あの異質な姿を見た者同士になったからだ。
その前は、どちらかと言えば険悪な関係だったのだ。

「え、え〜と……どうなったんだろうな?」

そして、アスランは今はそのMSの正体を知っている。その名はウイングガンダムゼロ、異世界のMS
で、単機で複数を倒す事を前提に作られた機体。さらに彼の護衛であり、シンの上官を勤めるゼクス・
マーキスのかつての愛機であり、同時に因縁の相手の愛機だった。

「どうって、もしアレが連合のだったら大変ですよ!俺達を襲ってくるのは連合の最精鋭ですよ!」
「それは無いさ、もしアレが連合のだったら核なんか使わない、アレを一機投入するだけで、この前の
 プラント攻めでケリが付いてたろ?」
「え?……なんでそう思うんです?」
「え?……」
「確かに攻撃力は凄かったけど、それだけで勝てるなんて……」
「あ!」

アスランは失言を悟った。アスランはゼロの正体を知っているから、あの機体にこちらの攻撃が通じな
い事も、そちらの常識では考えられない軽量ゆえの機動性も聞いているが、シンにとっては攻撃力の高
い変なMSでしか無いのだ。

「……何か知ってます?」
「…イヤ!知らない!…そんな気がしたんだ。だいたい考えてみろ。あんな攻撃をするMSを常識で考
 えたらダメだろ!」
679:W−DESTINY 第10話 8/24:2006/09/21(木) 22:07:00 ID:???
「そう言われれば……」
「だろ!それに……」

アスランは畳み掛ける様に、あのMSの非常識さを訴える。こんな場合は相手に呆れさせてマトモな思
考を放棄させるのが1番良いと判断したからだ。

「……ホント…変なMSですよね……」
「分かってくれたか!」

アスランは、こうやって相手を丸め込んでる自分を見てると、特訓の成果が出ているのを感じた。
どのような状況でも、自分の意思を伝える。それがアスランに課せられた特訓だった。

(最初の実践をこんな形で行うなんて……)

思考するのを放棄して、ボーとしてるシンを見ながら自分に呆れる思いだった。

「あ!そうだ。俺アスランさんに聞きたい事があったんですよ」
「ん?なんだ?」
「隊長に乱戦の経験不足を指摘されたんですけど、アスランさんはヤキンで経験してますよね?」
「ああ、結構あるな」
「隊長って浮世離れしてる感じで、言ってることが分かり辛いんですけど、アスランさんは何に気を付
 けました?」
「そうだな……」

後輩に助言するため、アスランは自分の過去の戦いを思い出す。

「……あ〜、基本的に俺達は連携が下手だった。お前たちと違って」
「は?」
「その……俺達って常に少数で多数を相手しなきゃいけないだろ?」
「ええ、人数が向うは多いですから、こっちは質でカバーですもんね」
「だから、取り合えず周りの敵を打ち落とす。そんな感じだったな」
「……え〜と」
「連合から強奪した機体、ディアッカなんか支援砲撃用のMSだったのに敵に突っ込んでたし…」
「それ、ダメな人じゃないですか?」
「そうとも言うけど、そうでも無い」
「は?」
680:W−DESTINY 第10話 9/24:2006/09/21(木) 22:08:00 ID:???
アスランは頭をかきながら苦笑する。

「実際にそれで生き残ってるからな、アイツは……一回敵に捕まったけど」
「え〜と……」
「俺なんかが面倒見なくても大丈夫だった…てことさ」
「それって……」
「仲間を信じろよ。乱戦で下手に仲間を救おうと焦ったら、逆に味方に当たりかねない。ルナはそれを
 やったんだろ?」
「そうですけど……」
「まあ、俺の行動は参考にならないけど…そう言えば1人凄い人を知っている」
「誰です?」
「ムウ・ラ・フラガ……俺達は4人でストライクを攻撃していた時、この人がストライクをカバーして
 いたんだ。空間認識能力に優れているから、周りの状況を捉えていてさ、フォローが上手いんだよ。
 でも、後で冷静になってみると、この人の凄さを理解できる様になるんだが、戦っている最中はスト
 ライクしか目に入っていなかった。何故か分かるか?」

ムウ・ラ・フラガの名はシンも知っていた。ナチュラルのMA乗りでありながら、ザフトのMSパイロ
ットと互角以上に戦った人物で、後にストライクに乗り、ヤキン・ドゥーエの戦いで最後は戦死した人
物だ。

「え〜と、その人ってエンデュミオンの鷹ですよね……だったらMAに乗ってたし、脅威と思えなかっ
 たとか?」
「半分正解かな、もう半分は行動が目立たないんだよ。無理して攻撃してこないし、実際にストライク
 の方が強いからな。だから最初にこの人を落としていれば、その後のストライクを落としやすかった
 んだろうな……」
「つまり、闇雲に敵を落とすより、落とす順番を考えろと?」
「そう取っても良い…それと、無理にフォローせずに、ある程度は仲間の腕を信じろ。ルナマリアだっ
 て、お前やレイには劣ると言っても、彼女を落とせる連合のパイロットは、そう多くはいない。まし
 てや、あっさりとやられる女じゃ無いだろ」
「なるほど……それにしても…」
「ん?」
「やっぱり戦闘の事は凄いですね。それに生き生きしてる」
「え?…そうか……」
「はい、なんだ…」

言いかけたシンを遮る様に警報が鳴り響く。続いてメイリンの放送がシンに事態の急を告げた。
681:W−DESTINY 第10話 10/24:2006/09/21(木) 22:09:00 ID:???
『コンディションレッド、コンディションレッド!連合軍空母が一隻接近中、各員戦闘配置へ!』

「空母!?…アスランさん!」
「分かってる。俺は部屋へ戻るから、後は頼むぞ」
「はい!」

シンは返事をすると、途中で合流したレイと話しながら愛機の元へ駆けつける。

「空母って詳細は?」
「分からん、MSに乗り込んでから指示を待つ」
「了解」

レイとハンガーで別れると、コアスプレンダーに乗り込み計器をチェックする。そして終了すると同時
にメイリンの報告が入ってくる。

『空母よりMSの発進を確認、機体の種類はウィンダム9機……それとカオスです!」
「―!」
「……来たか」

シンの背に緊張が奔る。想定していたとはいえ、やはり強敵の襲撃に身が引き締まった。

「隊長……アビスの警戒を呼びかけましょう」
「そうだな、メイリン!特務隊ゼクス・マーキスの名で護衛の潜水艦に通達、アビスも来る可能性が高
 い。厳重に警戒をさせろ。ついでにミネルバ所属レイ・ザ・バレルの指揮に従えとな!」
『え!……りょ、了解です』
「隊長……」
「やれ!私にはカオスを任せるのだろ」
「はい!」
「……ところで、俺がアビスに当たるんじゃ?」
「……レイ、シンが質問してるぞ」
「あ!ま、まずはアッシュに任せる。彼等にも面子があるからな…もっとも本当に落としてくれるか、
 ダメでも足止めくらいは期待したい……だが、無理と判断したら、すぐに水中へ行ってもらう、だか
らその間にお前は出来るだけウィンダムを落とせ」
「了解!」
682:W−DESTINY 第10話 11/24:2006/09/21(木) 22:10:00 ID:???
「メイリンは聞いての通りだ。シンがフォースで出たら、すぐにソードシルエットとバズーカーの射出
 準備をしておいてくれ」
『了解!』

シンにとって、レイが指示するのは嬉しいが弱冠の硬さが感じられるのが気になった。おそらく相手の
強さを感じ取っているのだろうと心配する。
それにシンも緊張していた。いや恐怖していた。

「では、隊長として一言だけ貴様等に言っておく。敵はカオスがいる……」
「はい」
「強敵ですね」
「そうだ。しかし今回カオスが来たという事は、奴が連合トップの実力者という証拠だ。よって奴等相
 手のシュミレーションをしてきた貴様等は充分に対応出来る。自信を持て!」
「「「了解!」」」

シンは緊張が解れるのを感じた。そして自分の恐怖の正体を悟る。シンはあの天使型のMSが連合のM
Sとの可能性をまだ捨ててなかったのだ。
そして、もしアレが出てきたらと恐れていたのだった。だが、その可能性は無くなったと言える。

『シルエットハンガー1号を開放します。フォースシルエットスタンバイ、シルエットフライヤーを中
 央カタパルトにセットします。気密シャッター閉鎖、非常要員は待機してください。中央カタパルト
 オンライン、発進位置にリフトアップします。コアスプレンダー全システムオンライン、発進待機願
 います。
 ザク、レイ・ザ・バレル機発進スタンバイ、全システムオンライン。発進シークエンスを開始します。
 ルナマリア機発進スタンバイ。ウィザードは両機ともガナーを装備します
 セイバー、ゼクス機、発進スタンバイ。全システムオンラインを確認しました。気密シャッターを閉
 鎖します。カタパルトスタンバイ確認』

メイリンの声に反応し各自発進体制を整え、順次出撃する。

『射出システムのエンゲージを確認。カタパルト推力正常。進路クリアー。コアスプレンダー発進、ど
 うぞ!』
「シン・アスカ、コアスプレンダー行きます!」
「レイ・ザ・バレル、ザク、発進する!」
「ルナマリア・ホーク、ザク、出るわよ!」
「ゼクス・マーキス、セイバー、出るぞ!」
683:W−DESTINY 第10話 12/24:2006/09/21(木) 22:11:01 ID:???
前をセイバー、後ろにインパルス、その両脇をグゥルに乗ったザクが並び、飛行して距離を縮める。

「敵が射程に入ると同時に、セイバーのアムフォルタスとザクのオルトロスを同時に放つ!」
「了解!」
「射撃後はインパルスが前衛に!」
「了解!」

そして、敵機が射程に入ると一斉にそれぞれの長距離砲を放つ。

「いけ!」

4本の巨大なビーム光が連合のMS部隊に向かうが、相手はそれらを全て交わして前進してきた。

「全部かわすなんてね……」
「覚悟はしていたが……シン!前を頼むぞ。見ての通り、今までの敵とは違うから気を付けろ!」
「分かってる!」

シンはインパルスのスラスターを全開にして前へ出る。すると、それを狙っていたかの様にカオスが単
独で突進してきた。

「カオスか!」
「今度こそ決着付けようぜ!」

カオスはビームライフルを乱射しながら、接近してくるが、インパルスは左に向きを変え、カオスと距
離を取ろうとする。

「逃がすかよ!」

スティングはインパルスを落とすべく追撃を試みるが、突然の横合いからの攻撃に慌てて機体を回避さ
せた。

「何ぃ!?」
「アレを避けたか…脇が開いたと思ったんだが……良い腕だカオスのパイロット!」
「新型か!」
684:W−DESTINY 第10話 13/24:2006/09/21(木) 22:12:00 ID:???
スティングは見慣れないMAに標的を変えライフルを撃つ。そして、見事にかわして行くMAを見なが
ら、その性能を把握していく。

「……その形状…こっちと同じくMSに変わりそうだな……だったら!」

カオスをMA形態にすると、カリドゥス改複相ビーム砲を放つ。避けられるが関係無い、これは相手に
接近戦をさせるための呼び水だ。

「どうした!どうした!近づけないのかよ!」
「そんなに接近戦が望みなら!」

ゼクスは機首の向きを変えると、カオスに急速に接近する。そしてカオスも迎え撃つ様にMS形態に戻
るとビームサーベルを抜いた。

「さぁあ!来いよっ!新型ァァァ!」
「いいだろう!」

ゼクスも直前でMS形態になるとビームサーベルを抜き、そのままの勢いで斬りかかる。



予定通りゼクスがカオスを引き付けている間に、シンたちはウィンダムを落としに掛かるが、相手の実
力は高く、思ったようには行かないでいた。

「ちょろちょろと!コイツ等ぁ!」

シンが苛立ちの声を上げながらビームライフルを撃つが、ウィンダムは高速で回避し、的を絞らせてく
れなかった。
その時、ルナのオルトロスを避けてバランスを崩したウィンダムが目に止まり攻撃を仕掛けるが…

「また、コイツかよ!」

…タイミング良く、色違いのウィンダムの牽制の攻撃を受け、落としそこなっていた。
先程からこうして、落とせそうなチャンスが来ても、この隊長機と思える機体の牽制で全て潰されてい
た。
685:W−DESTINY 第10話 14/24:2006/09/21(木) 22:13:02 ID:???
「さっきから、コイツは……あっ!」

紫にカラーリングされたウィンダムを睨んだ時、以前戦ったガンバレル装備のMAを思い出した。
そして同時に、出撃前に交わしたアスランとの会話を思い出す。

「レイ!あの隊長機、アイツだ!…以前アーモリーワンで襲ってきたガンバレルを使う奴!」
「何?……(そうか、この感じ)」
「アイツの空間認識能力だ!その所為でこっちの…いや、全体の動きを把握している!」
「それでか……ルナ!お前はあの隊長機を狙え!無理して当てなくても良いから、絶対に休ませるな!」
「オーケェっと!」

ルナのオルトロスが連続で襲ってきてネオは動揺した。

「何、考えてんだコイツ?そんな適当に撃ったら当たるわけ…―!」

ネオはルナのザクに意識を集中してる間に、後方でウィンダムが落とされたのを感じた。

「……なるほど…やるもんだ。各機!悪いが一々面倒を見ていられなくなった!各自で対応してくれ!
 ただ、無理して攻撃する必要は無い。以上!……さて…」

ネオは指示を終えるとルナマリアをターゲットに定める。

「…そんな重いもの背負っていたら、近付かれたとき困るだろ!」

急速に距離を縮めるネオのウィンダムを見ながら、ルナはオルトロスを収納し、ビーム突撃銃を構えて
放つ。

「こっちだって、対応済みなのよ!」
「ルナ!…シン援護に…」
「ルナを信じろ!やれるなルナ!」
「当然!…私が引き付けるから、さっさと他の奴を!」
「……分かった!シン!多少強引でも構わん!行くぞ!」

レイは、そう叫ぶとビーム突撃銃とビームトマホークを構え、敵の真ん中へ突進して行った。
686:W−DESTINY 第10話 15/24:2006/09/21(木) 22:14:00 ID:???
「クッ!…ホントにやるねぇ〜こいつ等」

ネオの表情に焦りが浮かぶ。すでにウィンダムは4機落とされている。それに比べ自分は赤いザクを落
とせずにいるのだ。
このままでは自分が落とす前に味方のウィンダムが全滅してしまう。

「アウル!どうしてる!?」



丁度その時、ミネルバの船体に激しい衝撃を加えられ、タリアが確認を取っていた。

「メイリン!被害を報告!」
「水中からの魚雷です!すでにアッシュは5機撃沈、残りは3機しかいません!」
「何、やってんのよ!……仕方ないわね!シンを呼び戻して!」
「了解です!こちらミネルバ!シン…」



シンが5機目のウィンダムを落としたとき、メイリンからの連絡が入った。

「クソッ!…レイ?」
「シンは戻れ!最初の予定通りだ。俺はルナと合流する。アイツも限界だ」
「分かった!ここは任せる」

シンはこの場を離脱し、ミネルバまで戻るとメイリンに通信する。

「メイリン、予定通りソードとバズーカーを…それとデュートリオンビーム」
「了解、デュートリオンビーム照射。続けてソードシルエット発進どうぞ!」

インパルスはデュートリオンビームを受けながら、シルエットをソードに換装した。そしてエネルギー
の回復を確認すると、バズーカーを受け取り水中へと潜った。

「アビスは?……あそこか」
687:W−DESTINY 第10話 16/24:2006/09/21(木) 22:15:01 ID:???
アビスは海中を自由自在に動き回り、周りのアッシュを完全に翻弄していた。

「マジで強そうだな……クソッ!やるしかないか!」

シンはアビスを狙いバズーカのトリガーを引く。だがアビスは簡単に避けると、進路をインパルスに変
え魚雷を撃ちながら接近してきた。

「何?僕とやろうっていうの?」

魚雷は何とか避けたが、擦れ違い様にM68連装砲が放たれ、インパルスに命中した。

「ぐあっ!…この野郎ぉ!!」

コクピットを襲う振動を歯を食いしばって耐え、再びバズーカーを放つ。立て続けに4発撃って、当た
ったのは1発だけだった。
しかし、それでも被弾させたのは間違い無い、気を取り直して再度アビスと対峙した。

「向うにだって、水中じゃ一発でインパルスを落とせる武器は無いんだ。やれる!」
「ちょっと当たったくらいでさ!」

接近するアビスにバズーカーを打ち込むが、今度は弾丸を避けずに近付き直前でMS形態に変形すると
ビームランスを突きつけてきた。

「接近戦をしてくれるなら!」

シンも対艦刀を抜いて対応し、ビームランスを弾いた。その勢いにアビスが体勢を崩し横に流される。

「甘いね」
「なっ!?」

対艦刀の斬撃にバランスを崩したと思ったのだが、左肩のシールドの先端、M68連装砲の銃口がインパ
ルスに向けられている事に気付いた。

「しまっ…―!」

反応しようにも、すでに手遅れで、連装砲の連射を喰らってしまっていた。
688:W−DESTINY 第10話 17/24:2006/09/21(木) 22:16:00 ID:???
シンは完全にアビスに押されっぱなしになっていた。こちらの攻撃も当たりはするが、それを遥かに上
回る攻撃を受けている。そして、衝撃は歯を食いしばって耐えれるが、バッテリーの残量が目に見えて
減っていくのを焦りの目で見つめていた。

「そろそろヤバイか……メイリン!レイに伝えてくれ、そろそろバッテリーがヤバイ!」
『了解!』

シンはメイリンからの連絡まで、バッテリーの消費を抑えるべく、防御に徹し時間を稼ぐことにした。

「急に大人しくなって何だよコイツ?びびったの?」

一向に攻撃してこないインパルスに向け挑発的な笑みを浮かべながら、アウルはビームランスを叩きつ
けた。インパルスは対艦刀を構えて防御するが、アビスの猛攻は一向に収まらない。

「―クッ!……メイリン、まだか?」
『シン!今からアッシュが牽制をかけるから、その間に浮上して!』
「分かった!」

アウルは今まで大人しく下がっていたアッシュが突然攻撃してきた事に、一瞬だけ驚いたが、すぐに気
を取り直し、反撃に移る。

「何だよ?死にたいの?……だったらさ!」

アビスをMA形態に変形させるとアッシュに向かう。だがアッシュはアビスが近付いてくると途端に逃
げ始めた。

「は?…何なんだよ、コイツ等?……ん?」

そして、インパルスが海面で停止しているのに気付く。逃げるだけのアッシュよりインパルスを落とそ
うと向きを変えると、またアッシュが攻撃してきた。

「あ〜ぁ!もう!鬱陶しいっ!」

毒づきながらアッシュを攻撃するが、相手は攻撃する意思が稀薄なため、すぐに下がって行った。
689:W−DESTINY 第10話 18/24:2006/09/21(木) 22:17:01 ID:???
「上手くやってるな……こっちは?」

デュートリオンビームの照射を受けるシンは、牽制に徹するアッシュを見ながら、バッテリーのゲージ
を見守る。
アッシュの動きはレイの指示だった。インパルスのバッテリーが回復するまでの時間稼ぎ。アスランの
護衛に選ばれた程のパイロットだからプライドも有るだろう。しかし今はアビスの性能を認め、無理を
してこなかった。

「辛いだろうな……アンタ等の無念、俺が晴らす!メイリン、バズーカ射出!」

バッテリーの回復を確認すると、残弾の少ないバズーカーをミネルバに引っ掛け新しいバスーカーを受
け取り、再び海中に潜った。

「さあ、第2ラウンドの開始だ!」

シンは叫びながらバズーカーをアビスに向けトリガーを引いた。




「この野郎!」
「まさか、これ程とは……私の見積もりが甘かったか」

ゼクスはカオスを押してはいたが、決定打を当てられずに苦戦していた。強奪された後からユニウス7
破砕作業中までの戦闘記録を見ていたが、あの頃に比べ、かなり腕を上げている事が分かった。

「今の内に倒しておきたい相手だが……チッ!」

指揮官機、ネオのウィンダムの攻撃を避ける。シンが下がってからは再びネオが支援の上手さを発揮し、
こちらのチャンスを潰していく。
先程まで1人で抑えていたルナマリア機はダメージを負っていて、レイの支援に回っていた。

「ここは少し無茶をするか」

ゼクスはセイバーをMAに変形させると、カオスを置き去りにして、別のウィンダムに突進していった。
690:W−DESTINY 第10話 19/24:2006/09/21(木) 22:18:00 ID:???
「逃がすかよ!」

スティングが慌てて追うが加速性がセイバーに劣るため離されていく。さらに射撃を加えようにも射線
の先には味方機がいるので撃つことも出来なかった。

「なっ!」

突っ込んでくるセイバーに気付いたウィンダムのパイロットはビームライフルで迎撃を試みるが、セイ
バーは回避しながら接近し、そのままの加速でMS形態に戻ると、盾を構えビームを弾きながら体当た
りを加えた。

「ぬおぉぉぉぉぉ!!!」

ゼクスは気合を入れて衝撃に耐えながら、その反動を使い指揮官機…ネオの元へ機体を向ける。

「殺らせてもらう!」
「正気か!?―このパイロット!」

ネオ機に向けて、セイバーがビームサーベルを振るった。ネオは常識はずれな動きをするセイバーに戸
惑いながらも、何とか下がって致命傷を避けるが、右腕を失ってしまった。

「まだだ!」
「チッ!」
「させるかぁ!」

ゼクスが2激目を加えようとしたところで、スティングのカオスがビームライフルを放ち、ゼクスとネ
オの間に割って入る。

「カオス!」
「テメェ―!俺を無視してんじゃねぇよ!」
「スティング!そいつを頼む!」

ネオは危機を逃れ、気を落ち着けながら戦場を見回したが…

「あらら〜〜……もしかするとヤバイ?」
691:W−DESTINY 第10話 20/24:2006/09/21(木) 22:19:00 ID:???
すでに戦場にはネオとスティング以外、ウィンダムは3機しか残っておらず、その内1機もレイとルナに
追われ絶体絶命だった。

「アウル!そっちはどうだ?」

レイとルナに牽制をかけながら、アウルに通信を入れる。

「うるせえよ!ボケェ!邪魔すんなよ!…チクショー何だよ?コイツ」

その頃アウルもインパルス相手に辟易していた。明らかに自分の方が優勢だし、すでにPSダウンを起
こしても当然なほど砲撃を加えている。しかしインパルスは未だに健在だった。

「変だよコイツ……」

ネオは通信からアウルも上手く行っていない事を悟ると撤退を決断する。

「よし、今日のところは帰え…って、全機撤退!アウル、スティング帰るぞ!」

レイの砲撃でウィンダムが落ちたのを見て、ネオが慌てて撤退を促す。

「クソッ!…憶えてろよ赤いの!」
「ああムカツク!」

退却を始めるカオスを見ながら、ゼクスはセイバーのバッテリーの残量を確認して追撃を諦めた。おそ
らくレイも同意見なのか、追う気配を見せない。

「隊長、追撃したいところですがバッテリーが…」
「ああ、私も同じだ。ルナマリアは?」
「え?…あ、ハイ!こちらもです」
「……そうか、全機!ミネルバに戻るぞ」
「「了解!」」
「シン!聞こえたか?」
「聞こえてます。これよりミネルバに帰還します」

シンは苛立たしげな気分を抑え返事した。正直アビスの相手はウンザリしていた。
692:W−DESTINY 第10話 21/24:2006/09/21(木) 22:20:00 ID:???
母艦に戻りながらネオは、予想以上の実力を持ったミネルバのMS部隊をどうするかで頭を抱えていた。
今回は連合から選りすぐりのパイロットを集めながら勝てなかったのだ。次は今回より質の低い部隊で
戦わざるをえない。
やはりアビスに期待するしか無いが、それにはインパルスが邪魔だった。

「アウルの話からすると奴は着艦せずともバッテリーを回復する手段があるようだな」
「は?何だよ、それ?」
「お前らの機体にも何か、通常パターン以外のバッテリーの補充方法があるらしいんだ。俺には詳しく
 分からん。そのシステムも現状では使えないから気にするなって言われてるだけだからな」
「使えねぇ奴」
「そう言うなよ……でも対策は思いついたぞ」

ネオはインパルスさえ落とせば、アビスを邪魔できる敵はいないと踏んでいた。新型は明らかに空戦タ
イプだし、水中では武装を変えても機体のデザインから水中での抵抗は大きいだろう。おそらくインパ
ルスに劣ると思える。
それにもし新型が水中に行っも、カオスがフリーになれる。

「今度はどうすんだよ?」
「要は母艦から引き離せば良いのさ。ついでに次はステラにも手伝って貰おう」
「ん?何すんだ?」
「戻ったら説明する。ステラも交えてな」

ネオは頭に、この辺りの地図を描く、そして開発中の前線基地の存在を思い出し、そこで戦おうと決め
ていた。

「まあ、作戦があるならいいや、それにステラも仲間に入れてあげないと可愛そうだしね」
「そういう事。スティングも分かったか?」
「……ああ」
「……ご機嫌斜めだね」
「あの新型……次は絶対に落としてやる」
「期待はするが……無茶はするなよ」

スティングの苛立ちが通信機ごしに伝わってくる気がした。
693:W−DESTINY 第10話 22/24:2006/09/21(木) 22:21:00 ID:???
「結局、カオスもアビスも落とせませんでしたね……」

ゼクスはミネルバに着艦し、セイバーを降りるとレイに声を掛けられた。その表情は軽く沈んでいる。

「そうだな……すまなかったな任されたというのに」
「いえ、そんな!」
「言い訳がましいが、強かったよ。あのパイロット……シンと互角かそれ以上だろう」

そう言うとセイバーを見上げる。エピオンとは言わない、せめてトールギスだったらと思う。だが、そ
れは相手も同じだ。逆に空中ではカオスよりセイバーの方が優れているのだ。不慣れな操作系や機体の
特色の違いを言い訳にはしたくなかった。

(もっとこの世界の機体に慣れんと、これからが厳しいな……)

機体を壊さない様に、抑えて動かしていたが、それではカオスに勝てないだろう。だからと言って最後
のような無理矢理な挙動を連続でさせると機体が持たなくなってしまう。ここはプラント本国でも基地
でも無いのだ。壊れたからといって、すぐに新しい機体を持ってきてはくれない。
考え込んでいるとレイは自分の言葉を嫌味と捉えて落ち込んでると感違いしたのか、声を掛ける。

「正直、私もカオスがあれだけ強いとは思っていませんでした。それに隊長はカオスを相手にしながら
 私達の事も見てましたし……」
「一応は隊長だからな……それにしても今回の指揮は良かったな。ルナマリアの限界も見極めていたよ
 うだしな」
「それは……申し訳ありません……」
「ん?何がだ?」
「以前隊長に言われた仲間を死なせる覚悟……俺には難しいです」
「……そんな事か、すぐに出来ると思わんさ、それに死なせない努力をするのは当たり前だとも言った
 はずだ。今回の貴様の動きは間違っていない」
「はい」
「それに私達の任務はザラ大使の護衛だ。ザラ大使が無事なら私達の勝ちだ」
「そうですね」
「さてと……私はこれから補充の件も含めて艦長と話し合ってくる。このまま進むのは危険だからな。
 貴様は2人のケアを頼む。シンはストレスが溜まってるだろうし、ルナマリアは自分より強いパイロ
 ットを1人で引き付けていたのだ。かなり参っているだろう」
「了解です」
「その後はゆっくりと休め、以上だ」
694:W−DESTINY 第10話 23/24:2006/09/21(木) 22:22:00 ID:???
ルナマリアはMSから降りると、その場にへたり込んでいた。ホッとした途端、急に恐怖感が襲ってき
たのだ。敵の隊長機は自分より強かった。その相手を懸命に引き付けた結果、何度も死ぬかと思った。

「ルナ、大丈夫か?」
「……シン…」

シンを見ると体が疼くのを感じた。ルナは、死の恐怖に襲われた者は子孫を残そうと体が反応し、簡単
に欲情するという話を思い出した。実際、軍ではその手の行動に寛容だった。自分とシンがそんな関係
になっても咎められる事は無いだろう。

「何か、顔が赤いぞ?本当に大丈夫かよ?」
「な、何でも無い!」

このまま抱きつきたい気分を抑えて、慌てて返事をする。ルナはシンが好きだったが、だからと言って
簡単に関係を持つ事が出来ない理由があった。
プラントでは婚姻統制をしている。コーディネーターにとって恋愛と結婚は別のものだった。いくら相
手の事が好きで結ばれても子供を作れるケースは稀で、ほとんどは遺伝子を操作した代償か子供が生ま
れないのだ。
だからコーディネーターにとって好きになった相手と子供が出来るかどうかは最大の関心事の1つだし、
それで付き合ってもいないのに調べたがる人間は後を絶たない。
ルナもメイリンに頼み、シンとの相性を調べた結果、2人は稀なケースだと分かったのだ。あの時の嬉
しさは今でも忘れられない。
だが逆に、恋愛だけや肉体だけの割り切った付き合いは出来ないのだ。

「そうか?……何か様子が変だし無理はするなよ」
「……そ、そうね……うん」

ルナはシンの様子を見て溜息をつく。多くの恋人達は遺伝子の壁に苦しむが、ルナの最大の敵は運命の
人の鈍感さだった。ろくに恋愛経験も無いのに、この鈍感な人間相手に失敗の許されない戦い。それに
比べれば連合のエースとの戦いなど軽いものだと気を取り直し立ち上がる。まだ恐怖感が消えずに足が
震えるが、それを悟られないように我慢した。ちょうどその時、ゼクスと話し終えたレイが来た。

「2人とも大丈夫か?」
「俺は怪我は無いけど……アビスがむかつく」
「大変だったろうな……ルナは?」
「私は大丈夫…そうだ!シャワーを浴びたら食堂に集合!皆でシンの愚痴に付き合おう!」

体は疲れていたし、シンの愚痴を聞くというのも建前だ。ただ自分の中の恐怖感が消えるまでシンには
近くにいて欲しい、ルナは2人の背中を叩くと震える足を抑えながらシャワールームへ向かった。
695:W−DESTINY 第10話 24/24:2006/09/21(木) 22:23:15 ID:???
「強いな……ルナは」
「ん?……そうだな」

シンはレイの言葉に良く分からないが反応する。実際にルナは強い女性だと思っている。

「なあ、隊長でもカオスを落とせなかったのかよ?」
「ああ、俺たちが思っていた以上に強くなっている。アビスはどうだった?」
「こっちも…水中でこっちの動きが鈍かったってのも有るけど、俺が1発当てたら向うは3倍以上は当
 ててきた」
「そうか……おまけにガイアが残ってるしな、あの3機と例の隊長機がまとめて来たら厳しいな」

レイは敵の戦力とミネルバの戦力を比較すると、自分が敵の隊長と互角、ゼクスとシンはカオスとアビ
スと互角だと思っている。その事をシンに話すと…

「隊長はカオスに優勢だったんだろ?」
「そうなんだが、それでも簡単には勝たせてもらえんだろう。その間にルナがガイアを抑えられるか」
「ガイアの実力か……どんなパイロットかな?」
「……少なくとも前に戦った時は、カオスやアビスのパイロットと同レベルの腕だったな」

過去の戦いを思い出し、他の2機のパイロットと同様に強くなっている場合、こちらの不利を感じた。

「でも悩んでたって仕方ないさ、大体ガイアが出てくるとしたら、アビスも地上で戦うんだろ?」
「そうか……アビスは地上では支援用の機体か……」
「水中と違って動きは鈍くなるはずだし、地上で1対1なら、それほど怖い敵じゃ無いだろ?」
「……だが、甘く見ると痛い目に合うぞ」
「それは分かってるって、でも難しく考えすぎるのもマズイだろ?」
「そうだな……だがマズイと言えば……」
「ん?」
「早くシャワーを浴びて、食堂に急がなければルナを待たせてしまう……」
「ゲッ!?……怒ってたりして……」
「急ぐぞ!」
「おう!」

ルナを怒らせる方が敵のパイロットより恐ろしい……そう思いながらシンはシャワールームへ走った。
696通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 22:36:49 ID:???
おおっ!?種キャラが連携している!
697通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 22:42:02 ID:???
相変わらず、ごひだけ台詞ないなw
698通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 22:44:56 ID:???
W−DESTINY乙です!!レイが主人公してるよ!!ゼクスがお兄さんぽくてイイナ!
シンもイイ意味での悪ガキというか。それにつられてファントムペインも
如何にもライバルという趣が・・・・・・しかし、ゼクスと互角なオクレ兄さんって
微妙に違和感が・・・・・・www
699通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 22:48:05 ID:???
>>698
原作じゃオクレ兄さんはクルクル回っているいるだけの凸セイバーと五分だったからなあ。
700通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 23:36:46 ID:???
相変わらず燃え尽きて出番のないヒイロはともかく、W勢は少しの出番でも存在感があるなー
ムウの話のあとにネオの戦闘を書くのは巧いと思いました
私ら読者観点からすればさっき話てた人だよとツッコミますが、戦ってるシンたちからすればとんでもない相手だしなぁ
しかしルナマリアがえらい可愛い(w
701通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 23:37:20 ID:???
GJ!!
種世界で戦闘が成立してるよ・・・スンゲェーーー!
ムネオの地味な強さの描写が非常にGOODです。
そうか、ムネオは縁の下の力持ちだったわけですね。
となると無印の段階で奴らが生き残れた理由はムネオが要所要所をカバーしてくれた結果なのか。
同じ理由でレイもかっこいいぜ。
ちゃんと仲魔のアフターケアもやってるし、冗談まで言えるようになってる。
このまま成長を続ければギル離れもできそうだ。

ゼクスは全力を出せないことへのストレスが溜まりそうな状況ですね。
そんなことを言い訳で言うような人ではないだけにきついだろうなー。(「本気じゃなかった」なんていう人じゃないしね)
アスランとちがって髪は大丈夫だろうけど。
せめてセイバーの関節部だけでも強化できたらいいんだが。

>シンを見ると体が疼くのを感じた。
・・・ルナに萌えた。

ゼクスがこのまま大人を量産してくれれば、種世界(今の所プラントのみ)の未来は明るいぞ。
702通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 23:39:20 ID:???
ネオ機に向けて、セイバーがビームサーベルを振るった。ネオは常識はずれな動きをするセイバーに戸
惑いながらも、何とか下がって致命傷を避けるが、右腕を失ってしまった。

「まだだ!」
「チッ!」
「させるかぁ!」


夢の子安対決ktkr
703通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 23:43:27 ID:???
間接部の強化・・・

パワーローd(ry
704通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 23:51:37 ID:???
ゼクスとネオかw
そういえばデュオとレイも同じだっけ中の人
705通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 23:58:01 ID:???
凸がデュオの声を聞いたとき「クルーゼ隊長!」とのリアクションが起きてもいいのだが
706通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 00:02:06 ID:???
いやでも口調やふいんきがぜんぜん違うしよ
707通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 00:10:35 ID:???
ホント安定して面白いな。どのキャラがいつ死ぬか分からないのがドキドキもんだけどw
シンに欲情するルナに萌えつつもGJ!
708通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 00:17:42 ID:???
ばんばん死んでしまう種死キャラはともかくほとんど不死身な気がしていたWのキャラも
展開次第ではこの世界で死ぬなんてことあるんだろうか?
709通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 00:37:27 ID:???
しかし種は恐ろしい事に、クルーゼ≠ジョージ・アルスターの
声優つながりを平然と本筋に絡めてやりやがった実績があるからな・・・
710通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 00:38:13 ID:???
>>708
その辺は作者次第だが、クロス先の死者はないんじゃないか?
虎や魔乳の死だってマユの狂気や、ラクスにプラントを憎悪させるためなど演出、展開上の理由がある
意味も無い死人は作品の質を下げるが、意味のある死は作品の質を上げるもんだ
711通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 00:49:56 ID:???
死ぬっつーかライフが0になったら元の世界に強制送還になったりしてw
W−DESTINYのほうのWキャラ(年少組)は元の世界に戻るのが前提で
種世界には深くかかわらないことを条件にしてるみたいだが
WEEDのほうはなんかもうこのまんまこっちの種世界で生きてくってのもアリかな〜って
ふいんきだったよな(少なくともデュオは)
712通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 01:09:15 ID:???
>>711
>W−DESTINYのほうのWキャラ(年少組)は元の世界に戻るのが前提で
>種世界には深くかかわらないことを条件にしてるみたいだが
いま気付いた、W-DESTINYはWキャラが種死キャラを導く物語なんだ
アスランもレイもシンも良い方向に引っ張られてる気がする
713通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 01:28:11 ID:???
GJ!!

……なんだが、ちょっと気になった点。
>アイリーン・カナーパ
アイリーン・カナーバ、でない?
あと、本編見る限りかなり(言葉使い含め)男性的なんで、カナーバが妙に女性してて違和感。

重箱なんでスルーしてOK。

後半は文句なく、GJ!!
714通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 02:33:28 ID:???
職人さんGJ!
ここのシンレイルナマリアの友人関係が好きだ。
715通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 02:50:36 ID:???
…本編のオクレがここまで強かったら、50円にはなっていないな。
連携の有無で強さが変わるウィンダムやアッシュに燃え。そしてルナに萌え。

>>713
>カナーバが妙に女性してて
好みの少年達と共同生活を送っていれば、オンナとしての顔が出るのも分かる話だけどな。
716通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 03:11:33 ID:???
なんだこのスレ、神じゃないか!?
とかく作者さんGJ
それしか言えないや

なんか新シャアのクロスオーバースレって作者さんの技量高いのが多いなぁ。テラウラヤマシス
717通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 10:10:24 ID:???
>>706
まぁ、デュオは陽気な口調だけどレイとクルーゼは冷静な口調だしな
声色も違うし
718通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 11:16:11 ID:???
>>672-695
だから不自然な改行すんなって言ってんだろ!
もしかして携帯から書き込んでるのか?
719通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 11:19:17 ID:???
GJ!
720通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 12:25:32 ID:???
GJ!!

種でまさかこんな面白い戦闘が見れるとは思わなかったぜ!!
721通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 12:46:16 ID:???
>718
どの辺が不自然な改行なのかを詳しく説明希望
722通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 12:59:30 ID:???
声優ネタは極力ヤメレ
腐のにほひがする
723通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 14:50:38 ID:???
>721さん
多分、718さんの言ってるのは1行に何文字までって決めているような改行の事だと思う。
文章としての区切りがちょっと合わないんだと思う。

たとえば
>そう言うとセイバーを見上げる。エピオンとは言わない、せめてトールギスだったらと思う。だが、そ
>れは相手も同じだ。逆に空中ではカオスよりセイバーの方が優れているのだ。不慣れな操作系や機体の
>特色の違いを言い訳にはしたくなかった。

この部分は
>そう言うとセイバーを見上げる。エピオンとは言わない、せめてトールギスだったらと思う。
>だが、それは相手も同じだ。逆に空中ではカオスよりセイバーの方が優れているのだ。
>不慣れな操作系や機体の特色の違いを言い訳にはしたくなかった。
って改行する方が718さんは自然だと言いたいのだと思う。

それか地の文と台詞の間に必ず改行が入っている点かな。

だけどそれは書き手読み手の好みの部分があるから、
気になる人は気になるし、気にしない人はしないよね。
ただ、それを押し付けるて「こうしろ!!」ってのはあまり宜しくないと思う。

おれ個人としては気にならないから別に今のままで構わないな。
724通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 15:58:50 ID:???
>>817
隊長・・・酸素欠乏症に(ry

くらい言ってくれるかもしれn
725通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 16:56:14 ID:???
ゼクス、そんなに速く動きたいんなら


射撃武器全部おろしちゃえばいいのに
726通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 19:08:38 ID:???
それなんてエピオン?
727通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 19:36:01 ID:???
普通にヴェスバー擬き邪魔なら取っ払って代わりにバッテリー積んだ方が良いと思う。
俺なら光波防御滞付けて攻防一対狙うけど。

後ビームライフルをビームピストル(黒のショーティーとか?)やアップサイジングしたリボルバーでも持たせば良い。
使い捨てミサイルポッド付けたり誘導ミサイルとかでも有効だぞこの場合。
728通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 19:41:25 ID:???
>>725
お前はセイバーの事をなんにも分かってない
729通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 19:41:44 ID:???
ライトセイバーガンダムでも作るのか?

ttp://sanseidou.web.infoseek.co.jp/mazz.htm ライトスコープドッグ
ttp://www.din.or.jp/~nomoken/s/s_edtako.htm スコープドッグ
730通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 19:58:12 ID:???
>>729
小型ソーラレイ擬きがトランスフォームするセイバーが………
731通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 21:18:21 ID:???
>>727
ゼクスはトールギスで散弾を撒き散らすミサイル使ってたな。
732通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 21:52:40 ID:???
そういや種世界でWの5人が強いのはACのガンダムあっての強さなんかな
種の機体に乗ったらコーディネーターとどっこいどっこい?
まあ経験値が半端ないからザフトトリオとかに負けるようなことはないだろうが
733通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 21:54:18 ID:???
コーディネーターごときじゃ無理だろ…
734通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:02:27 ID:???
いちおうナチュラルに該当するのか・・・
いやでもなんかそう呼ぶのは異様な違和感あるなw
副作用のないブーステッドとか
735通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:06:55 ID:???
>>732
奴等はね?
向こうの量産機に乗っても半端ない強さを発揮するのよ
ってーか、元々優秀な戦闘者だったからガンダムパイロットに抜擢されたっつーか
736通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:14:56 ID:???
種世界じゃコーディネーターでも良くてアレックスやミュラーレベルじゃね。
737通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:18:43 ID:???
巣の状態でコーディ以上の能力値の奴らが
一騎当千の殺戮兵器に乗って異世界からやってきたわけか
そら一刻も早くお引取り願いたいよな
738通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:22:38 ID:???
ないより戦術を考える能力がCEの人間を大幅に上回っている。
739通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:27:32 ID:???
最新MSを配備される特殊部隊があの体たらくだし…
740通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:31:47 ID:???
テスタメントの強奪か、、、
あれはすごかったよな
741通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:34:11 ID:???
いやぁ、体の頑丈さという点ではコーディネイターの方がWの5人+ゼクスとかより強そうだ。
キラが大気圏突入して後遺症で高熱にうなされてたとき、
あれだけの高温にさらされて寝込むくらいで済むのは異常とか言ってたし。
初期の方はコーディネイターの異質さが前面に押し出される場面が多くて、印象に残ってる。
ヒイロもあの病院から飛び降りて骨折で済むような変態だが、あれは受身とか体術がすごいのであって、
体そのものは多少頑丈ってくらいだろうし。

コーディネイターって体を作るたんぱく質とかの辺りから違ってそうな感じがする。

ヒイロたちW勢は訓練で向上する能力の部分はほぼ最高峰だけど、
コーディネイターたちは鍛えられない部分も強いんだと思う。
742通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:34:13 ID:???
>>735
何せGパイロットに選ばれなかった女候補生でさえメリクリウス・ヴァイエイトで大暴れしてたもんな。
にしてもWキャラ繋がりで奴等も来てないかねえ。
P-]何てシンにピッタリなシロモンなのに。
743通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:38:02 ID:???
>>741
そりゃキラだけで他のコーディ連中は大差ないようにしか見えない。
だいたいあの医者の言うことは当てになるのか?
パイロットスーツには保温機能が付いているはずだぞ。
744通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:39:52 ID:???
ガンダムを破壊する爆発で吹っ飛んだヒイロは死にはしなかったが
一応1ヶ月以上意識不明の状態で生死を彷徨ったんだから
まだどうにか人間ぽいんじゃないかと
でも冒頭の高さ50階から落ちて足の骨折だけは正直気持ち悪いと思ったw
745通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:40:32 ID:???
正直異質というほどたいしたようには思えない。
746通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:41:19 ID:???
>>744
どこが人間ぽいんだよw
747通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:42:17 ID:???
>>744
確かその理由の中に下が砂地+パラシュート(高度不足)ってのがなかったっけ?
748通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:44:10 ID:???
キラの場合はコーディネイターだからというより嫁補正が透けて見えるのが・・・
749通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:49:19 ID:???
>>732
例えばF1レーサーがGT選手権に出るようなものでは?
改造車同士ならF1レーサーもGTのドライバーと、それほど違わないだろ
慣れている分GTのドライバーの方が有利なくらい
750通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:49:19 ID:???
じゃあ次は酸欠状態で数分気絶(仮死)していた
デュオとウーフェイ(ついでに博士達)の
脳細胞が無事だったことの説明を頼む
751通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:51:35 ID:???
>>750
脳細胞も仮死してたんだよ。
752通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:55:00 ID:???
>>750
代謝落として寝てたんじゃねーの?
実際に、溺れた人間が呼吸停止何十分後かに蘇生したってケースはあるし。
幼児で、冷水で溺れたっていう条件つきだと最高3時間まで記録がある。
その辺を努力と根性で操作できるのがW勢で、生まれつきできちゃうのがコーディネイターだと思う。
753通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:55:34 ID:???
できてるのか?
754通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 22:57:08 ID:???
アストロスーツで宇宙空間にほりだされたトロワは期間限定でパーになったぞ
何日くらい漂ってどうやってコロニーに辿り着けたのかは不明だが
そもそもアストロスーツってどんくらいもつんだろ酸素
755通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:01:55 ID:???
>>752
コーディにそんな設定は無い、大体怠けたコーディはナチュラル以下だ。
コーディは資質の関係で要領がいいから常人より伸びが速いが、それは本気になれないって事に直結する
だから本気で努力したナチュラルにはなかなかコーディは勝てない

後、大気圏突入にはAAのサポートがあるし、同条件で大気圏突入したナチュラルは二人とも意識を保ってる事から見ても単にキラがヘタレだっただけだと思うぞ?
一人はPS装甲込みで、もう一人は最初からデブリ突入とは言え発泡金属製だしな
756通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:03:41 ID:???
あの医者はヤブ。というか、何故コックピット内の温度を知っているんだ?
757通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:04:12 ID:???
できてない。というよりそういう話じゃない。
それより>>741よ、ちゃんと冒頭見ろ。ヒイロの身体能力は 常 人 の 大 人 の 2 倍 以 上
受身だの体術の話はしとらんよ確か
758通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:04:41 ID:???
>>756
キラきゅんが即席で設定したOSだってログくらいは吐くでしょう。
759通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:05:17 ID:???
>>747
正確には、傾斜角70度くらいの崖に着地してずりずりクルクルごろごろ→砂地ゴロゴロドバサ

パラシュートは開いてすぐ切り離した

760通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:06:20 ID:???
>>758
わざわざ医者がそんなの調べるのか?
それに室内温度っていちいち記録するもんなのか。
761通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:06:22 ID:???
>>755-756
コックピットがそんなに高温だったのに何事もないように無事な折鶴にワロスしてたよ俺は
762通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:07:24 ID:???
ゼロ(MS形態で)でリーブラを追い越すときに加速しながら突入してさらに離脱したヒイロはなんともなかったよな
しかもヘルメット外してたし
763通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:08:41 ID:???
>>759
まああの時デュオがいってたようにあの時点で開いても大した効果得られなかったのだがな
764通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:09:12 ID:???
>>760
普通は調べるでしょ。治療の参考になる。
>>761
高熱っていっても、100度はさすがに超えないと思う。
普通の人間のたんぱく質は60度あたりで変質して戻らなくなるから、
おそらくキラの体温はそれに近いくらいまで上がったんだろうと、
放送当時は思ってた。コーディネイターは怖いなぁとマジで思った。
765通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:11:06 ID:???
温度高くても湿度低ければ100度とかでも人間平気だよ。サウナが良い例
766通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:11:24 ID:???
>>764
つうかあのシーン以外は全然優れている様な描写はなかったけど。
大気圏突入の温度に耐えたということにばかり拘りすぎだ。
767通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:13:48 ID:???
コーディの最大の特徴はタイピング速度
768通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:14:45 ID:???
そんなしょーもない・・・
769通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:15:11 ID:???
>>759
おお、dクス
やっぱ忘れてるもんだなぁ
770通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:15:18 ID:???
>>764
その後の砂漠戦とかはコーディはアホだなあ…と笑うしかなかったけどな。
771通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:17:01 ID:???
>>741
蛋白質の質が違うって?どんなに遺伝子いじくろうが蛋白質は同じ蛋白質じゃないか?
なんかその話聞くと何の錬金術?みたいに見えるんだが
772通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:17:53 ID:???
アスラン、シン、レイ、ルナはどうにか再教育できそうだけど
キラはもうどうにもならないのだろうか・・・
773通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:18:21 ID:???
>>767
アストレイ小説によると高速タイピングなんてCE世界ではコーディネーターでないとできないらしい。
774通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:18:34 ID:???
>>770
確かに。最大の笑いどころは、四足歩行の肉食獣型のMAが登場するところ。
なんかへたくそな声優と虎が一緒に乗ってた。あれは笑うしかなかった。
もしかしてコーディネイターってあほなのか?と思い始めるきっかけになった。
まあぶっちゃけ子供のおもちゃ対策だとは思うが・・・・・
775通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:19:34 ID:???
>>767
前スレの304より

>ヒイロ何かコンピューターに「人間ではない」なんて判断されてるしな。
情報処理能力もコーディネーターとはさほど変わらない、むしろ並の奴よりかは遥かに上だろう。

EWなんかではヒイロは厳重にロックされているはずのコロニー制御システムの外部状況と命令系統の暗号情報を引き出し、
トロワがそこまで何とか解除していった手順を読み取り、そこから得たパスワードを流用して現在の進行状況の把握をする
……なんてのを、使われているコンピューターの特性を知るための軽いウォーミングアップという程度でやっちまう(何言ってんのか分からんが)

以下抜粋

デュオ、制御コンピューター内に用意されていた何百というトラップをくぐりぬけ、何十というセキュリティロックを解除
↓残り時間5分を切る、間に合わない
プログラムをそのままにして制御駆動回路を直接操作し、本来の速度を『SPECIAL MODE』と誤認させる方法を立案

コンピューターに絶えずインチキなデータ(ダミープログラム)を送り続ける必要がある

デュオ、コンソールの下に潜りこんでコンピューターの回線パネルを引き出し、二倍の重力下の中、顕微鏡サイズの回路を切断接続

ヒイロ、ダミープログラム完成、コンピューターに入力しつつ、同時に制御駆動回路の接続を切断

トロワがその間正面モニターでコロニーのライフシステムの維持(約200近くあるブロックの大気漏洩の防止、隔壁の安定、環境装置の制御など)を全て、
猛スピードでロールアウトする数値を冷静に読み取り、僅かな数値の変化も見逃さず手動で行う(この作業には瞬き一つも許されない、驚異的な集中力が要求されるらしい)

ヒイロ、中央コンピューターの演算処理能力のスピードを遅くするための遅延回路を組み込む

中央コンピューターは真空管制御よりもやや遅いくらいの速度にすることができる上、ダミープログラムから出るバグを瞬時に修復可能となる

正常化


正直全く分からんが、タイムリミットが5分を切っていた事から判断してここまでの作業をそれ以下の時間でこなした事になる。
コーディネーター用のOSも応用がきくとか言って動かしそうなのも想像に難しくない。



そんなにコーディが凄いとも思わなくなってきたよ漏れは
776通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:20:33 ID:???
>>771
コーディネイターの体ってたんぱく質によく似てるけど異なる物質でできている、とか。
SFで定番の珪素生物とかを連想したよ。
777通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:23:13 ID:???
>>775
>トロワがその間正面モニターでコロニーのライフシステムの維持(約200近くあるブロックの大気漏洩の防止、隔壁の安定、環境装置の制御など)を全て、
猛スピードでロールアウトする数値を冷静に読み取り、僅かな数値の変化も見逃さず手動で行う(この作業には瞬き一つも許されない、驚異的な集中力が要求されるらしい)

コロニーのライフシステムを手動で制御したのか。まさに人間CPU
778通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:23:33 ID:???
>>776
その3人が異常なんだよ・・・
779通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:25:01 ID:???
コーディネーターが3人いたところで
>>778の作業ができるのか???という疑念が
780通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:26:16 ID:???
>>775だったレス番間違い
781通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:26:47 ID:???
>>779
負債補正尽きキラが三人いればできそうな気がする。
782通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:27:49 ID:???
>>776
擬似合成蛋白質でもよくね?
珪素だと色々と逸脱しすぎる
783通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:29:04 ID:???
>>774
しかも、まだ近接武装がないバクゥで格闘戦挑んでるし、もうアホかと。
784通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:36:09 ID:???
>>773
つロウ=ギュールの高速タイピング
785通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:37:39 ID:???
>>784
G・G曰くコーディネイター(調整者)じゃないかw


言いたくなっただけなんだよ…
786通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:38:11 ID:???
だからナチュラルがキラと同条件かそれに劣る装備で大気圏突入して余裕のよっちゃんで生還してるっつってんだろ
しかもキラが意識失ったのに対してナチュラルは二人とも最後まで意識保ってる上に一人は姿勢制御まで常時こなしておる
787通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:40:16 ID:???
キラのすごさも怪しくなってきた件に関して
カガリに腕力で負けることといい
ひょっとしてスパコディの資質スペックは凄くても、キラ自身は凄くないんじゃ、、、
788通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:41:16 ID:???
負債力をもってしてもキラの駄目さがフォローしきれないのか?
789通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:43:31 ID:???
逆だ
負債力が甘やかすからキラ本来の凄さが伸ばされないままに殺されてしまう
デルタフリーダムを手に入れ、自分も一念発起して自分からパイロットとして鍛えなおしてもらうような凄さがTV版でも見たかった
というか逆境寄越せ逆境!! ロボットアニメ最大の見せ場を奪うとは、負債キサマ鬼か!!
790通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:44:01 ID:???
マジレスすると、結局は作者がどう設定するかなんだけどね

XスレのSS二つだと、片方のキラはX世界の雑魚に負けるほどショボイけど、もう片方は最強だし
791通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:45:29 ID:???
>788
補正ですごいのはパイロット能力と頑丈さで
他は大して補正掛けられてない
とくに身体能力ではW5人と比べる価値もないくらい
792通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:45:41 ID:???
キラの凄さは資質だって改の人も言ってた、
それを伸ばさないから駄目だとも。

精神力鍛えて肉体鍛えればキラは間違いなく伸びていい主人公いいキャラになるのだが(設定的に)それを負債が作中で甘やかす
まるで過保護なアホ親見てるようだ
793通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:46:01 ID:???
嫁補正を付けるかどうかだな。
794通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:47:31 ID:???
>791
あいつらのは身体能力の凄さもあるけど、
それ以上に経験とそこから来る応用力が凄いと思う
種内では劾くらいしか同じようなタイプのキャラはいない
795通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:51:15 ID:???
種の調整者に対してWの連中は超越者って所だろう。
人間じゃないだろあいつら…。
美形シールドもあるし。
796通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:51:33 ID:???
んでもって主人公達の精神力が全然ちがわあな
負け続ける戦いをそれでも止めないしぶとさが売りだからあっちは
797通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:52:15 ID:???
キラは根性がなさすぎる。
798通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:53:21 ID:???
>>791
そんな特別なモンじゃない
ただ才能が有って、それを伸ばし続けてきただけのナチュラルだ。
種でも(外伝に)同類は結構いる。

つまり一行で要約するとアレだ、
「俺のはワザ(技術)だ、人間にはまだ未知の部分がある」
799通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:54:44 ID:???
>>798
>>791>>795
盛大にミスった、、、
800通常の名無しさんの3倍:2006/09/22(金) 23:57:08 ID:???
種キャラの精神値じゃあ敵軍にとっ捕まって拷問され
守ろうとがんがってたコロニーには裏切られ
止めに愛機を見せしめに公開破壊された時点で自殺しそうだな
801通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 00:02:03 ID:???
いいえ
むしろファビョった挙句ブレイクザワールドとか起こします
802通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 00:10:56 ID:???
いいとこキレちゃってアハハ・・・アハハハハハ(狂笑)なカトル系かな
つかデュオ立ち直り早すぎだ
せっかく脱獄したのに写真つきで指名手配されてるっつうのにろくな変装もせず
街中をうろつき挙句の果てに何日も経ってないのにOZの新兵募集に紛れ込みあっさり見破られて
紆余曲折の末また捕まって捕虜になってるってOZから見たら馬鹿極まりない行動だろ
803通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 00:13:16 ID:???
>>742
ユニットチェンジって種とは相性良さげだよな。シルエットとかの延長と考えれば
種世界で模倣できそうだし。性能は落ちるがな(っていうかあの設定ウソ臭い・・・
グリープとかハイドラがゼロの3倍強の出力って・・・)
イメージ的にはシン→グリープ、レイ→アスク、ルナ→LOかな?
804通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 00:15:57 ID:???
シン→グリープ
レイ→ハイドラ(オールレンジ攻撃あるし)
ハイネ・凸→アスク(兄貴分)
ルナ→ジェナミスLOブースター(射撃屋)
805通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 00:24:52 ID:???
>>804
ハイネ→LOブースターorメルクリウス
ルナ→ヴァイエイト(駄ニメに合わせて)orアスクレプオス(格闘戦得意と言う死に設定)
凸→カスタムMS・レオン
806通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 01:08:14 ID:???
G-UNITの機体はスペック表記の仕方が違うだけで
実際には正史連中と大差ない性能だそうですよ。
たとえばエピオンとハイドラならエピオンの方が性能は若干上らしいです。
ソースはときた洸一のムダ話blogでのときた発言。

前にどっかで書かれてた奴のコピペだが、これの真相が知りたいところ。
807通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 08:25:46 ID:???
個人的にはTVキャラはTVキャラ同士、ときたキャラはときたキャラ同志の方がまとめ易い気がするな。ときたのMSの設定ってなんか髭を越してる時とかあるし
808通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 14:45:38 ID:???
ビルゴがびゅんびゅん飛んでたり、ゼクスがNTだったりするからなぁ
809通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 15:24:19 ID:???
トロワ辺りがラクシズに加入しそうだな。
「俺には昔からこんな姑息で薄汚れた組織がお似合いだと思っていた」と志望動機を喋りながら。
そこに丁度潜入していたヒイロが・・・・
810通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 15:47:37 ID:???
>>809
ト「俺には昔からこんな姑息で薄汚れた組織がお似合いだと思っていた」
ラ「残念ですが今回のお話はなかったことにさせていただきますわ」

ヒ『……何故だ?』

こうですか?わかりませn
811通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 15:51:33 ID:???
あれだ、ヘビーアームズを手土産にしたら採用してくれるかも
812通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 15:57:26 ID:???
どちらにせよW系ガンダムMSのコンセプトは零とエピオン除くは10分と言う制限時間が付いているから
まあラクシズとか補給の出来る所においておくと結構脅威か

理由:10分で弾薬を撃ちつくす、奇襲から立ち直る時間、増援の危険性、退避経路の確保等等劇中を見ていればちょっとはわかるカナと
813通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 17:25:06 ID:???
劇中の戦闘時間が10分だという設定は無いんだが
814通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 17:26:37 ID:???
>>812
そんな時間制限聞いたことないな。
815通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 18:44:27 ID:???
>>812
劇中の描写時間のことをいってるのか?それだったらウルトラマンなんて確実に3分以上戦ってたりするんだが
816通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 18:45:41 ID:???
ぶっちゃけた話、議長やアスランがここまでまともなキャラなら
Wキャラはいらない気もする
817通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 18:47:50 ID:???
>>816
アスランはまだ教育が必要だし、対ラクス用の戦力でもある。
818通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 19:03:21 ID:???
ゼクス戦で3時間以上戦ってるし
819通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 19:06:07 ID:???
南極のヘビーアームズ対トールギス戦だな
820通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 19:10:57 ID:???
にしても今のところ面白くわあるが、この先を考えると凸はヘボくなってる上キラは使い物にならないからなんか張り合い無いな。
ビルゴもキラのデータを入れるとはいえ、W勢を長期に渡り苦しめる要因にはならねーだろうし
821通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 19:14:00 ID:???
>>811
そんなことしたらラクスがデータ流用してサーペントでも作り出してますます戦況が拡大するだろ。
模擬戦でもして戦闘データ見せるだけで十分だと思うが
822通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 19:15:43 ID:???
既にビルゴがあるけどな
823通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 19:18:17 ID:???
>820
ビルゴ相手だとACのガンダム要るけど、使うと今度は
100機いても楽に倒すだろうしな。
まあ暫くゼクス以外は大人しくさせとけばいいんでないか?
おれはゼクスの活躍だけでいまんとこ面白いし
824通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 19:26:26 ID:???
まぁ、ヒイロ、トロワ、デュオ辺りはラクシズに普通に潜入しそうだよな
825通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 20:04:23 ID:???
>>821
ガンダニュウム合金は、この世界では一種のオーパーツだから生成できんだろ。
ビルゴのビーム砲やプラネイトディフェンサーとかも再現不可能だろうし。

MDシステムを流用した劣化品ができればいいトコじゃね?
それだけでも種世界の住人からしてみたら脅威だろうし。
瞬間加速度が8Gを超えるような化け物はコーディでも対応不可能だろうしね。
826通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 20:06:11 ID:???
8G加速をするには重すぎます
827通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 20:10:16 ID:???
>825
ゴーストX9が制御用AI付でやってこられるよりかはましだろ。
828通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 20:47:41 ID:???
>>825
コーヒースレみたく生成される展開でもおもすろいとはおもう。
ガンダニュウム抜きならビーム砲は構造材からして真似できないだろうが、プラネイト真似できないでも陽電子リフレクターという愉快な素材がある品
829通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 20:55:36 ID:???
>>827
シャロンの人格のベースがラクスだったら世界は終わりだな
830通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 21:07:22 ID:???
>829
ゴーストX9を拾ったラクシズがAIのベースをラクスベースにして
量産化した結果、暴走して全世界の軍事力を持つ可能性のある全ての
勢力(ラクシズ含む)に無差別に攻撃を仕掛ける姿が思い浮かぶんだが。
まあ完全自立型の無人兵器がトレーズが忌み嫌うのはそういった側面
もあるかもしれんがなー。
831通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 21:32:13 ID:???
>>830
>軍事力を持つ可能性
種世界の人間全てを目標にするということですね。
832通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 21:37:28 ID:???
大気圏突入について、一言言わせてくれ!

同じように大気圏に突っ込んだのに
痔悪化のバスターにはシールドすら付いていなかった件について
833通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 22:51:09 ID:???
>>832
+爆装もしている。
834通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 23:12:20 ID:???
オーラバリアでもあるのか、あるいは材質がガンダニュウムだったとか。
835通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 23:14:54 ID:???
グゥレイトォ 温度だけは高いぜ

こんなノリでなんとかなる 多分
836通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 23:44:20 ID:???
グゥレイトォ!肌が黒くなっちまったぜ

的な
837通常の名無しさんの3倍:2006/09/23(土) 23:51:48 ID:???
>>835
>>836

貴様らコーラ代返せ
838通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 08:45:40 ID:???
>>828
ガンダニュウム合金は作るのに掛かるコストが半端じゃないからなあ。
宇宙の特定地点でないと作れないし、職人技による面も大きい。
839通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 08:53:43 ID:???
無駄な雑談ばっかりでツマンネ・・・。
では失礼いたします。
駄文失礼いたしました。
840通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 18:25:16 ID:???
ちょwwいきなり雑談なくなったぞwww
なんか急にさみしry
841通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 18:54:49 ID:???
まあ焦らずにコーヒーでも……

って、コーヒー入れてくれる人が死んでた〜ァッッッ!?
842W−DESTINY 第11話 1/21:2006/09/24(日) 19:25:00 ID:???
キラは両手両足を失ったフリーダムの中で涙を流していた。信じられない戦いだった。こちらは何発も
攻撃を当ててるのに、相手には傷1つ付かないのだ。
ビルゴは機械のような動きで……事実機械なのだが……フリーダムの両手両足を破壊すると、興味を無くしたかのように、淡々と通り過ぎていった。キラはそれを黙って見ているしか無かった。

(……嫌な夢を見たな……)

キラは夜中に目を覚ますと夢の内容を思い出す。ラクスが手に入れたMSビルゴと自分が戦っている夢。
あんな夢を見た理由は分かっている。今日の実験でビルゴの特殊防御システム、プラネットディフェンサーが起動したのだ。ただでさえ頑丈な装甲の上にPDを展開すると、あらゆる攻撃が効かなくなった。
それを見て狂喜する研究員を尻目に、キラは暗然たる気分になっていた。

(あれは戦いでは無い……単なる処刑だ)

キラは情事の後、一糸も纏わぬ姿で眠ったラクスを見つめる。彼女の意思1つで、あの処刑道具が戦場へ出ることになる。

(でも、ラクスも怯えていたな……)

PDを展開したビルゴが、あらゆる攻撃を防いでいる姿を見て、ラクスは確かに怯える表情をしていた。
それは先程までの情事の激しさからも、その事が伺える。恐怖しているのだ。

(……怖い思いをさせてゴメン……)

ヤキン・ドゥーエの戦いの後、プラントで手に入るはずの物を全て捨てて、彼女はキラの元へ来た。
精神の安定を欠いてた当事のキラは、そんな彼女に縋るようになり、半ば無理矢理に純潔を奪った。
それでもラクスはキラに尽くし、キラはラクスの肌に安らぎを感じながら精神の安定を取り戻した。
だから基本的に2人の情事は、キラの求めをラクスが受け止めるのが普通だった。
しかし、ここに来てからはラクスの方から求めてくる様になっていた。おそらく、あの時の恐怖が消えないのだろう。
ただ羞恥心が強いため、はっきりとは言わない。キラは腕が使えないため体をラクスに拭いてもらっているが、その時にキラの性感を刺激してくる。
そして、キラの反応を慰めるためと自分に言い訳してから、行為に移るのだ。おそらく義手の手配が遅れているのは、ラクスが急がせないからだろう。もしラクスが急がせれば、ここの連中は、すぐにでも用意してしまうはずだった。

(……そう考えると、可愛いんだけど、ちょっと怖い話だな……)
843W−DESTINY 第11話 2/21:2006/09/24(日) 19:26:00 ID:???
キラは尿意を催しトイレに向かった。トイレは部屋に付いてるし、今は全裸だから手が利かなくても、
大丈夫だった。
排泄を終え、トイレの水を流した後、そのまま再び現状を考える。
キラはビルゴに嫌悪感を持っていた。そもそもビルゴ……乙女座というネーミングが信じられない。
あの姿と性能の何処をどう取ったら乙女になるのだろうかと思う。
そしてビルゴに自分の戦闘プログラムが組み込まれるという事がより一層気に入らない。

(……何でだろう?……)

その嫌悪感の理由を探る。ある意味クライン派の皆が言うとおり、理想的な兵器と言える。
人が死ぬのが嫌で、キラは戦場では相手を殺さない様に心掛けていた。しかし現実はキラが幾ら手加減
しても、回りのパイロットは殺し合っているし、自分が戦闘不能にした敵が別の相手に討たれるのを見たこともある。
だがビルゴを使えば、それが防げるのだ。自分と同様に相手の戦闘能力だけを奪い、決して殺さない。
自分のしたい事を忠実に守ってくれる兵器。これの何処が不満なのか分からなかった。

「嫉妬してるのかな?」

思わず声に出して呟く。動けない自分に代わり、より忠実に戦える機械。そして同時にラクスにとって
自分はどんな価値があるのか考える。
おそらく望めば何でも手に入る女性、それがラクスだ。そんな彼女にとって自分は何か?
恋人?……確かにそうだが、今の問題はラクスが何故自分を選んだかだ。そして思い浮かぶのは、あの男の言葉……

――知れば誰もが望むだろう、君のようになりたいと

(……結局、僕にはそれしか無いのか?)

最高のコーディネーター、それが自分の価値なのかと思うと気分が重くなる。そして、その能力が最も発揮できるのが戦場だった。
実際、その力を使ってラクスの元で戦った。ラクスにとってキラ・ヤマトとは彼女を守る兵器としての
価値しか無いのではないか?
だから自分以上にラクスを確実に守れるであろうビルゴに嫉妬しているのか?

「………でも、何か違う気がする……」


844W−DESTINY 第11話 3/21:2006/09/24(日) 19:27:00 ID:???
ラクスはキラが起きた拍子に目が覚めてしまった。寝起きの頭でキラの温もりを求めて手を動かすが
そこには愛しい人の感触が無かったため、慌てて身を起こす。

「―!……キラ?」

辺りを見渡すとトイレの電気がついているのに気が付き安堵の溜息を付く。
そして脳裏に浮かび上がるのは、ビルゴの力の片鱗。まだ完全に起動していないとは言え、あのMSが
尋常では無い能力を持っているのは、充分に分かっている。
その力が自分を守ってくれるのだ。だが、それなのにあのMSを好きになれない自分がいる。
最初に見た時は頼もしいと思った。それに乙女というネーミングと無人機という設定から、作った人間
は争いを好む好戦的な人間では無く、人の死を厭う者だと想像している。
だが、実際はビルゴの名の由来も作った人間の事も知らないのだ。

(一体あれは、誰がどのような気持で作ったのでしょうか……)

そこまで考えて別の疑問が湧く、何故自分はそんな事を気にしているのだろうと、以前はその様なことを考えなかったはずだ。
その時、何故かバルトフェルドの姿を思い起こした。そして同時に無残な最期が浮かび上がる。

「―!……キラ?……」

急に体が震えてくる。早くキラに戻ってきて欲しい。そこで気付く、キラは何時までトイレに入っているのかと、目が覚めてから結構な時間が経っている。トイレを流す音も聞こえた。それなのに戻ってこないのは何故か……

「え?……まさか……」

脳裏に浮かぶのは、あの惨劇、紅い瞳の少女、もし彼女がここに来ているとしたら……起動前のビルゴ
など何の役にも立たない。ここにいる人間は全員彼女の手に掛かるだろう。
そして想像してしまった。あのトイレの中にキラはいるのか?もしかしたら1人では無く、あの少女が
中にいて、すでにキラは……バルトフェルドのような…マリューのような姿になっているのでは?

――アンタが最後の1人だよ……ラクス・クライン

そしてドアを開けると、あの少女が笑っているかもしれない……
845W−DESTINY 第11話 5/21:2006/09/24(日) 19:29:06 ID:???
不安に駆られたラクスは一糸も纏っていない事も気にせず、ベッドから立ち上がるとキラの居るはずの
トイレのドアを叩いた。

「キラ!返事をしてください!」
「ラクス?…どうしたの?」

ドアが開くとキラが驚いたような顔で立っている。その姿に安堵すると温もりを求めて抱きつく。

「良かった……」
「え?……ラクス……」

裸のまま抱き合う。ラクスにとってキラは、歌姫でも無く、議長の娘でも無い、本当の自分を
見つめてくれる唯一の人間だった。もし彼がいなかったら自分は生きていけないだろう。
そして今、彼の胸の中で抱きしめられている。それは至福の時間だった。

「キラの匂いがします」
「……うん」

キラは片腕でそっと抱きしめる。内心トイレで自分の匂いがすると言われるのは微妙だったが、それでも

腕の中の少女の魅力には逆らえない。
ラクスの肌の柔らかさと温もりを感じながら、改めて彼女を手放せないまでに虜になっている自分に気付

く。

「ラクス……君を両手で抱きしめたい」
「え?……分かりました。わたくしも、そうしてほしいです……急ぐようにお願いしてみますわ」
「うん、ありがとう」

半分本音で半分は嘘。キラは1人で思考していたのを途中で中断したため、別の答えを得る前に
ビルゴへの対抗心だけが残っていた。そのため戦う力を欲したのだ。ラクスを他のものには渡さない。
雄の本能が力を求めた。そして違う雄の本能が、抱き合っている内に反応してラクスの腹部に当たってい

た。

「キ、キラ……その……慰めましょうか?……」
「…う、うん、お願い」

互いを想い合うがゆえに、真実に届きそうで届かない、彼等のいる闇は未だに深かった。


846W−DESTINY 第11話 6/21:2006/09/24(日) 19:29:52 ID:???
ルナマリアは目覚めると、隣で眠るシンの温もりを求めて、手を伸ばし……

「って、どうせ最初っから、いないわよ!毎晩毎晩、寂しい夜を過してますよ!!!」
「ほにゃぁ!……ふえ?お姉ちゃん…何、朝から大声出してんのよ?」

朝一番にルナが起床と同時に大声を出し、隣のベッドで熟睡していたメイリンは巻き添えをくらって
快適とは言いがたい目覚めを迎えた。

「あ、ゴメン……何となく桃色空間が憎らしくって……」
「何、訳の分かんない事を……って、中途半端な時間に目が覚めたなぁ、起床時間までは結構あるし、
 2度寝するには足らないし……」
「うわっ…ホントだ」
「まったく……そんなに欲求不満なら、私がブリッジに入っている間にシンを誘えば良いじゃない」
「え?だって……赤ちゃん出来たら困るし///」
「……何かむかつくけど……でも、ぐずぐずしてたら他に恋人が出来るわよ」
「は?大丈夫よ。シンを狙っている子なんて他にいないし」
「……レイとか♪」
「イヤァァァァァァァ!嫌な思い出がぁぁぁぁぁぁ!!!」

ルナ達がザフトのアカデミーにいた頃、トップ争いをするシンとレイは女性にとって憧れの対象だった。
だが2人とも元々愛想が良くないし、恋愛には興味が薄いため女性のアプローチを拒絶していた。
そんな時、2人は仲が悪かったのが急に親しくなり始めたのだ。実際はルナが仲を取り持ったのだが、
それを知らない人間は2人の関係を邪推しだした。特に1部の女性の間では希望が混じり、男色との噂が
流れたのだ。
さらに、この手の女性は性質が悪く、2人と仲が良いルナに近付くなと、陰湿な嫌がらせを始めたのだった。

「さてと…無理矢理起こされた仕返しは終わりっと」
「ゴメン……それよりアンタはどうなのよ?」
「ふえ?……私?」
「この人は良いっての、いないの?……例えば隊長とか?」
「う〜ん、格好良いとは思うけど、近寄りがたい」
「それは確かに……変な威圧感あるしね…」
「聞くところによると、良い人らしいけど……」
「へ?誰が言ってるの?」
847W−DESTINY 第11話 6/21:2006/09/24(日) 19:31:05 ID:???
ルナは思わず聞き返してしまった。ルナは未だにゼクスの威圧感に馴染む事が出来ずにいるのだ。
レイは随分と尊敬している様子だが、ルナとシンは実力は凄いがお近づきにはなりたく無いというのが
共通の意見だ。

「ヴィーノが言ってたよ。ついでにレイだけでなくヨウランも落ちたって」
「は?……何があったの?」
「それがね、ゼクスさんってMSの操縦が荒っぽいでしょ、だからこの前の出撃だけで、セイバーが
 結構、痛んでたんだって」
「ふんふん」
「それでね、セイバーの整備担当のヨウランがゼクスさんの悪口を言いながら整備してたら……」
「ま、まさか……」
「後ろにいたのよ」
「怖っ!それ凄く怖っ!」

ルナは自分がヨウランの立場になって想像する。悪口を言っていたら、後ろで威圧感を振りまく
ゼクスが立っているのだ。

「……え?それで何で尊敬するのよ」
「うん、その後ね、ヨウランは謝ろうとしたんだけど、逆に喜ばれちゃって……」
「は?」
「何か『私の機体を整備する人間が、MSを真剣に扱う者で良かったよ。迷惑を掛けるが、
 これからもよろしく頼む』とか言って、差し入れのジュースをくれたって」
「…なるほど、確かにいい加減に整備する人間だったら、機体のダメージが大きくっても気にしないし
 ……それにしても差し入れとは……やるわねロン毛」
「まあ私にとっては未だに怖い人だけど……」
「そうね……じゃあ他に好みの相手は?」
「う〜ん、最初はアスランさんが良かったけど」
「あえ!メイリンって禿が好きなの!?」
「禿げてないでしょ!……まだ」
「何気に言うわねアンタも……」
「それは置いといて、ただ最近は偉くなりすぎちゃって……」
「は?アンタってエリート嫌いだっけ?」
「……あのね、アスランさんってザフトのNo.2よ。単なるエリートで済む人間じゃ無いのよ」
「おお!そう言えば!」

最近シンと一緒にいる事が多いので、必然的にルナも話すようになったが、アスランは事実上ザフトでは
デュランダルに次ぐ影響を持つ人間なのだ。
848W−DESTINY 第11話 7/21:2006/09/24(日) 19:32:19 ID:???
「その人を相手に軽口叩いてるお姉ちゃんって、とんでもないんだけど……」
「う〜ん、でも、それを言うなら議長とだって話すじゃない。アンタだって」
「私はビックリしたわよ!レイの家に行ったら議長がいるんだもん!」

メイリンはアカデミー時代、休暇の間にレイに基礎戦術を習うため、何度か自宅に行ったが、
プラントの最高評議会議長が寛いでいる姿を見た時は本気で逃げ出したくなった思い出がある。

「レイの保護者が議長だってメイリンも知ってるでしょ?」
「それでも本人がいるなんて……まあ話してみたら良い人だったけど…」
「それを考えたらアスランさんだって……」
「でもさ、議長の事だから本音はアスランさんに全部任せて自分は研究者に戻りたいんだろうね」
「あ〜…それは有りそう……てことは今はアスランさんの修行期間?」
「だと思う。アスランさんは影響力大きいし、経験を積めば凄い指導者になれるよ……だから、
 今は議長がバックアップしてるけど、その内全部任せるつもりだと思う」
「……メイリン?」
「だからアスランさんは凄すぎるんだよ……」

メイリンが寂しそうに呟く。この時、ルナはメイリンが本気でアスランに憧れを抱いている事に気付いた。

「でもさ、議長が研究に戻るって決まったわけじゃ無いし、第一何の研究するの?」
「え?………え〜と…デスティニープラン2とか?」

メイリンの冗談交じりの答えにルナは笑い出した。つられてメイリンも笑い出す。

「あの時の議長には参ったわ……延々と愚痴を聞かせるんだもの」
「でも、あれが有ったから議長に会っても緊張しなくなったんだよね」

2人がレイの家に行って、珍しくシンが居なかった日、2人が聞いたデスティニープランという名の
計画の詳細と、その挫折の理由。溜息混じりに話すデュランダルが滑稽で、2人は笑いを堪えるのに
多大な努力を要した。

「シンが知ったら、どんな顔をするかな」
「私も見たいけど、内緒にしろって言われてるからね」

ルナとメイリンは話している内に、いい時間になっているのに気付き、朝食を済ませるため着替えをして
部屋を後にした。



849W−DESTINY 第11話 8/21:2006/09/24(日) 19:33:08 ID:???
ネオはカーペンタリア付近に建設中の基地指令に連絡を取り、援軍を要請していた。

「無理を言うな!ウィンダム30機を全て出せなど」
「正直に言えば30機でも足りないところだ。前回は10機とは言え、精鋭中の精鋭で敗れた」
「だが、基地の建設はどうなるのだ?」
「じゃあ、そこに基地を作ったからといってどうなる?言っておくがアスラン・ザラをこのままに
 しておけば、その基地が完成した頃には、すでに連合は大打撃を受けた後かもしれんぞ」
「それは……」
「そうなったら分かるだろ?そこは最早、前線基地では無く、敵中に孤立して補給も受けられない状態だ


 何時でも潰せる基地の運命……悲惨だぞ?」

基地指令は、その状態を想像して震えた。補給無しでジワジワと潰される運命は遠慮したい。
だが、自分の任務は基地の建設である。勝手なマネは出来ない。
そこで、援軍の数を減らしてもらえる様に打診しようと口を開く。

「分かった。従おう……だが、こちらにも任務が…」
「了承していただいて良かった。では手筈通り、ガイアをそちらに送る。以上だ」
「いや!待ってく…」

ネオは強引に通信を終わらせると溜息をついた。隣に控えるスティングが苛立たしげに質問する。

「おい、あの基地指令分かってんのか?」
「少なくとも自分の身が危ない事は分かっただろうさ、それにウィンダム30機は借りれる」
「……だったら、ステラは俺が連れて行くよ。この期に及んで数を誤魔化したりはしないだろうが」
「頼む。お前が確認をしてくれれば安心だ」
「じゃあ、行ってくる」

ブリッジを出るスティングにネオは謝罪を込めて声を掛ける。今回の作戦ではスティングに足止めを
依頼していた。プライドの高いスティングには酷な命令だが、他に人材が居ないのだ。

「すまないなスティング」
「何がだよ?」
「今回の作戦だ。お前は思いっ切り戦いたいだろうが、あの赤いのは、残念ながらお前より上だ」
「いいさ別に……一応は俺の事を買ってくれていると思ってる」
「それは間違いない、お前以外にアイツを足止め出来る者はいない。俺では5分ももたん」

スティングは黙って手を振るとブリッジを出て行った。
850W−DESTINY 第11話 9/21:2006/09/24(日) 19:34:13 ID:???



シンは敵襲の警報を受け、インパルスへ乗り込んだ。

「またかよ!今度は何機?」
『……34機、正確にはウィンダムが33にカオスが1機』
「は?」
「随分と大盤振る舞いね」
「だが、それ程の数が何処から?」
『分からないのよ……例の空母からはウィンダムが3機だけ……」

先の戦闘で戦った部隊を乗せていた空母を再び補足して、警戒しながら進んでいたが、思わぬ方向から
現れたという事だった。

「カオスは大部隊の方にいるのか?」
『あ、ハイ!そうです』
「だったら、その辺に伏兵を置いていた可能性が高いな」
「手の込んだ事しやがる」
「今は目の前の敵に集中しよう。レイ、指示を」
「ハイ、補充されたのはアッシュ1機とバビが4機だ。よって今回はシンに最初から水中へ行ってもらう」
「了解と」
「我々はバビの援護を受けながら、空中の敵に当たる。ルナ、今回はスラッシュを装備だ」
「でも、ビームアックスは持たないのよね」
「ああ、グゥルに乗って振り回すなら止めんが?」
「遠慮しておく」

グゥルに乗っている以上、ブレイズより軽量のスラッシュの方が運動性が上がるのだ。
さらにハイドラが有るので近距離での火力も望める。

「よし出撃するぞ」
『はい、発進シークエンスを開始します』

メイリンの指示により、それぞれ発進し、シンは1人海へ潜った。

「アビスは……やっぱり来てるか」

シンは内心アビスが来ないことを祈っていた。戦うには面倒な相手だ。それより空の方が良い。
だが、期待も空しく見覚えのある影が急速に接近するのを捉えていた。
851W−DESTINY 第11話 10/21:2006/09/24(日) 19:35:31 ID:???


ゼクスはカオスの姿を見つけるとアムフォルタスを発射した。だが、当然の如くカオスはかわす。
おそらく次は向こうがカリドゥスを放つだろうと身構えるが、カオスは遠巻きに動くだけだった。

「奴らしく無い!何を狙ってる?」

ゼクスはカオスのパイロットは血気の盛んな人間をイメージしている。少なくとも前回の戦いでは、
そう思わせる動きだったのだ。

「ねえレイ……変じゃない?」
「お前も、そう思うか?」
「うん、だってコイツ等……」
「ああ、弱すぎる」

1機、また1機と落としながらレイとルナは不信に思った。前回はあれだけ苦戦したのに今回は呆気ないのだ。

「上質のパイロットが集まらなくて寄せ集めで攻めて来たとか?」
「そうだとして、お前が敵の指揮官なら、そんな連中を率いてミネルバを落とせると思うか?」
「無理……でも集まらないなら仕方なく」
「だからと言って無駄死にさせるのか?」
「うっ……何か作戦が?」
「あるだろうな。少なくとも敵の指揮官はアイツだ。無意味な戦闘はしないだろ」

レイの言葉に色違いのウィンダムを見る。前回同様にフォローをしているが、
味方のレベルの低さに力を発揮出来ずにいた。

「まったく!…使えん連中だ」

ネオは味方機の弱さに呆れる思いだった。この戦時中に基地の建設の警備に回されるくらいだから
期待はしていなかったが、予想以上の弱さだ。

「これでは、もたんな……アウル、まだか?」

ネオはアウルが作戦を上手く達成出来る事を祈った。インパルスさえ破壊できれば、
こちらの勝機は見えてくるのだ。


852W−DESTINY 第11話 11/21:2006/09/24(日) 19:36:42 ID:???
シンは遠巻きに魚雷を放つアビスに苛立っていた。だから近付いてきた時は、こ
のチャンスを逃すまいと焦って対艦刀を振るおうと接近した。

「逃げるなよ!…って!何!」

逃がさない様に接近したのに、予想外にアビスは逃げるどころかインパルスにしがみついてきた。

「さあ、一緒に来てもらうよ」

水中での推進力はアビスの方が遥かに高い。おまけに正面から抱きつくように捕まえられているので、
インパルスはアビスの思うがままに、別の場所へと連れ去られていく。

「何だ!…コイツ何を狙って?」

シンは戸惑っていたが、やがて浅瀬に到着したのに気付いた。足が届く位置まで来たとき、地面を蹴って
アビスを振り払おうとしたが、アビスの方から手を離していた。

「コイツ馬鹿かよ!地上でインパルスと戦り合おうなんて」

水は腰の深さまでしか無い、これなら明らかにインパルスの方が有利だ。確かにアビスには
強力なビーム兵器が多数内臓されているが、当たらなければ意味は無い。
シンは対艦刀のレーザー刃を展開させて身構えるが……

「ステラ、連れてきたよ」
「アイツは!」

……シンはインパルスを見下ろす黒いMSを目にしていた。

「……うん…やっつける!」
「ガイア!」

ガイアはインパルスに向かって跳躍するとMA形態になり、背部のビーム突撃砲を放ちながら
突進してきた。

「うぇぇえい!!!」
「チクショォ!嵌められたか!」
853W−DESTINY 第11話 12/21:2006/09/24(日) 19:37:53 ID:???
シンはインパルスをジャンプさせ、水中から出ると、バズーカーを連射する。
しかし全て避けられてしまい、なおガイアは突進してくる。

「クソッ!…こんな事ならビームライフルも持っておけば良かった」

少しでも水中の抵抗を減らすため、ビームライフルを外していた事をシンは嘆くが後の祭りだった。
地上に着地すると足場を固め、対艦刀を構えガイアに備える。

「来るなら来やがれっ!」
「横がお留守だよっと」
「なっ!」

ガイアに目が行っている間に、何時の間にかアビスも地上に上がってインパルスの死角から
攻撃を仕掛けてきた。

「チィッ!当たってたまるかよ!」

何とかアビスの砲撃を避けるが、バランスを崩したところをガイアが接近して背中のビームブレードで
斬りかかってきた。

「次は…逃がさない!うぇぇい!」
「させるか!」

シンは咄嗟にバズーカーを投げつけて、バズーカー目掛けて胸部バルカンを放つ。
バズーカーはガイアの目の前で爆発し、ガイアを怯ませる事に成功した。
その隙にインパルスを立たせるとシンは息が乱れているのに気付き、呼吸を整える。息が乱れると
思考も乱れる。この状況でそれは避けたかった。

「この場所はマズイ、どっか別の場所へ……よし!」

シンは森の中へと移動する。ガイアの動きを少しでも鈍らせるためだ。

「逃がさないよ。今日こそはね!」

逃げるインパルスに向け、アビスが胸部のカリドゥス、背部のバラエーナ改2連装ビーム砲、
そして両肩のシールドを広げ、内側に並ぶ3連装ビーム砲を一斉に発射させる。
その攻撃をシンは何とか避けるが、ビームの通った後の惨状を見て恐怖する。だが、
止まっていては的になると叫びながら、その場を逃げ出した。

「森は大切にしろぉぉぉぉぉ!!!」
854W−DESTINY 第11話 13/21:2006/09/24(日) 19:39:49 ID:???
生きた心地がしないとは、この事だろうとシンは思う。ガイアとアビス、セカンドシリーズ中、
最も地上戦に優れた機体と支援砲撃に特化した機体に同時に狙われているのだ。
パイロットの腕が自分より低ければ希望も持てるが、そんな物はとっくに消えている。

「…コイツ…逃げるな!」

ガイアが素早い動きで追って来る。1対1でも勝てる自信は無い。

「しつこいよぉ、早くやられちゃえよ」

アビスが砲撃を放ってくる。接近戦なら勝てるだろうが、撃ち合いで勝てる相手では無い。

「チクショォォォォ!何なんだよ!コイツ等ぁぁぁ!!!」

シンは、未だに生き延びてるのが不思議だと自分でも思う。生き延びるための算段として、
チェストフライヤーを敵にぶつけて、コアスプレンダーで脱出する手を思いつくが、
アビスの砲撃を掻い潜る自信は無い。
このままインパルスを放棄して、森に逃げ込めば生き延びれるだろうが、それは論外。

「そんな事したら、アビスがミネルバを落としちまう!」

だからこそ逃げるしかない、しかもアビスが諦めて下がったらアウトだ。ガイアと戦り合っている内に、
ミネルバが沈むだろう。

「うう、レイ!ルナ!…この際、隊長でも我慢するから早く来てくれ!」

今、シンにとって一縷の望みは、誰かが援護に来てくれる事だった。
冷静な頭では、向うもそんな余裕は無いと言ってるが、あえて望みを捨てない。
もし諦めたら、その時点で自分は殺され、続いてアビスの手でミネルバは沈められるだろう、

「あれっ?……ここは?」

シンは森を抜けて、切り拓いた場所に出ると、人口の建物が目の前に在るのに驚きの声を漏らす。
それが建設中の連合の基地と気付いた時、目の前で信じられない光景が広がる。
インパルスに驚いた労働者…おそらく島の住人が逃げ出し、それを止めるため兵士が銃を放ったのだ。

「何やってんだ!アンタ等ぁぁぁぁ!!!」
855W−DESTINY 第11話 14/21:2006/09/24(日) 19:41:35 ID:???
シンの目の前で、逃げ出した労働者が死亡し、基地を囲むフェンスの外の島の住民…
おそらく労働者の家族等が悲鳴を上げる。

「こんな事を…―!」

シンが止めようとした時、森からガイアが現れる。さらにアビスが現れ、カリドゥスの砲口が光を浮かべる。
最初は避けようと思ったが、もし避けたら後ろの基地……基地はどうでもいいが、
中の民間人に被害が出てしまう事に気付いた。

「クソッ!」

シールドを前に掲げる。他のビームなら兎も角、カリドゥスを防ぐのは危険だが、やるしかなかった。
そしてカリドゥスのビーム光がインパルスを襲う。

「っ〜〜〜〜!!!」

光が去った後、シンは自分が生きている事に安堵と驚きを覚える。そして急いでインパルスの状態を調べると、
左腕はシールドと共に消え去り、衝撃で基地のフェンスを背にして尻餅を付いていた。
さらに胸部も大ダメージを負っている。
それでも、ここを逃げ出そうと、インパルスを立ち上がらせようとすると、
目の前に黒いMSがビームサーベルを抜いて立ちはだかっていた。

「ガイア……」

シンは自分の死を覚悟した。ガイアはサーベルをインパルスを切り裂くために振り下ろす。

「………………え?」

サーベルの刃は目の前で止まっている。最初は、これが死の瞬間に起きる現象か何かと思っていたが、
どうも違うらしい、ガイアは本気で攻撃を止めているのだ。

「何、やってんだよステラ!」

ガイアが攻撃を止めた事で、代わりに仕留めようとアビスが背部のビーム砲を放つが、
今度はインパルスを庇うようにガイアが前に立ち塞がり、シールドでビームを防いでいた。
856W−DESTINY 第15話 14/21:2006/09/24(日) 19:43:25 ID:???
アウルはステラの行動に戸惑っていた。何故、敵を庇うのか?今回の作戦は2人で
インパルスを撃破する事なのに、そのインパルスを庇う理由が分からなかった。

「このバカ!何やってんだよ!?」
「この人…守った」
「は?…何言って…って、何だよコレ?」

アウルはガイアと倒れたインパルスの奥の光景を目にした。血に塗れて倒れる民間人と
彼等に銃を向けた状態で、こちらを見ながら怯えている兵士。
さらにはフェンスの外で悲鳴を上げている島の住民。

「…アウルの攻撃…この人が守らなかったら…」
「僕が…クソッ!」

アウルは怒りに震える。民間人を撃つ兵士に、そして撃とうとした自分に……

「ステラ、帰るぞ!」
「…うん」

アウルは基地の兵士に怒りを覚えたが、アウル達エクステンデッドは自軍の兵士やナチュラルの
民間人を殺したり出来ない様に処理されている。
民間人を殺すなという命令は抵抗が無かったが、自軍の兵士を殺すなとの命令には時々反発したくなる。
彼等の自分たちを見る恐れと侮蔑の視線、さらにステラに送る欲望に汚れた視線を見ると
本気で殺したくなる事がある。幸い痛めつけるぐらいは許されているが、それでも収まらない事があった。
そして今回も自分の手で、銃を持った兵士を殺したかったが、殺すのは勿論、
この状況では痛めつける事さえ不可能だった。
だから、一縷の望みを託して、外部マイクのスイッチを入れる。

『今回は見逃してやるよ。お前も…そしてミネルバも攻撃しない』
「え!?……何だよ?」

この後、インパルスがどの様な行動を取るかは分からない、だが何故か、アウルはインパルスが
基地を攻撃して、民間人を助ける様な気がした。

「何度も戦ったからかな?」

外部マイクを切り、独り言を呟く、インパルスのパイロットとはアビスを強奪した時から
何度か戦っている。その内インパルスのパイロットがどんな人間か分かる気がしていたのだ。

857W−DESTINY 第15話 16/21:2006/09/24(日) 19:44:52 ID:???
シンは呆然としながら、去って行くアビスを見守っていた。罠かとも思うが、それは無いと確信する自分がいる。
そもそも、何のための罠だと言うのか?もし、インパルスが万全なら自分を油断させてミネルバを
攻撃するだろうが、この状態でそんな必要は無い、アビスが少し力を発揮すればインパルスは破壊されるのだ。

「だったら、何故?……」

そう呟いたとき、インパルスを守るように立ち塞がっていたガイアが、首を動かしインパルスを見る。

『…守ってくれた…ありがとう…』
「お、おんな!?」

続いて、外部マイクでガイアのパイロットが声を掛ける。MSのマイク越しだから年齢などは分からないが、
それは間違いなく女性の声だった。

『…ばいばい』

最後にそれだけ言うと、ガイアも立ち去っていく。その後ろ姿を呆然と見ながら、シンは呆気に取られたように呟いた。

「守ってくれたのは、アンタの方だろ……」

そして、アビスとガイアのパイロットに思いを馳せる。彼等は何のために戦っているのだろうか?
すでに、彼等の気持ちは分かっている。自分と同じく、この基地の状態が許せないのだ。
何故、そんな人間が戦うのか?

「それが戦争なんだな」

インパルスを立ち上がらせながら呟く。戦争は良い人間も悪い人間も無い。彼等とは戦場以外で
会えば親しくなれる気がしていた。多分、この事が無くても前から薄々気付いてた気がする。

「今は俺とアンタ等の望みは同じなんだよな」

そう言って、立ち上がらせたインパルスを基地に向ける。左腕は失くし、胸部が破損しているため
バルカンも使えない。だが、右手に持った対艦刀が有れば建設中の基地など……

「俺が破壊してやるよ!」



858W−DESTINY 第11話 17/21:2006/09/24(日) 19:48:36 ID:???
スティングはセイバーの猛攻を辛うじてかわしていたが、終に背中を取られてしまった。

「これで終わりだ!」
「クッ!まだ!」

セイバーがビームライフルを撃つ直前に兵装ポッドを操作し、セイバーに向けてポッド自体を放つ。
そして、ビームライフルはポッドを撃ち、セイバーとカオスの間で爆発した。

「何ィ!?」
「間に合ったか!」

爆風を利用して距離を取ると、続けてライフルのビームが飛んでくる。スティングは慌てて全速を出すが
片方の兵装ポッドを失っているので、バランスが悪く真っ直ぐ飛べなかった。だが、それが逆に幸いした。
ゼクスは先読みして撃ったがカオスが真っ直ぐ飛べない為、その脇を通り過ぎたのだ。

「何!?」
「今のは!?」
「スティング!」

ネオが慌ててスティングのフォローをする。だが現状は絶体絶命だ。レベルの低いウィンダムはすでに
10機を切っている。その上、前回の生き残りの2名も落とされてしまっていた。

「限界か!?」
『ネオ、生きてる?』
「アウル!」

ネオは仮面の中で満面の笑みを浮かべる。アウルがやってくれたのかと思ったが、次の台詞に氷ついた。

『帰るよ』
「は?ちょっと待て!お前インパルスはどうした!?」
『見逃した』
「な!?…ステラは!?」
『いるよ。今一緒』
『ん、何?…ネオ…』

驚いて周りを見渡すと、海面を直立して進むガイアの姿が見えた。その下にはMA形態のアビスがいるのだろう。
事態が掴めないが、今やる事は分かった。

「全機撤退だ!スティング続け!」
859W−DESTINY 第11話 18/21:2006/09/24(日) 19:49:55 ID:???
撤退を始める連合軍を見ながらレイは追撃の指示を出した。前回はそんな余裕は無かったが、
今回は撃てば必ず当たるような敵だから、エネルギーのロスは少ない。
ゼクスにも異論は無かった。むしろ賛成だ。何故なら…

「カオス!貴様は危険だ。ここで仕留めさせて貰う!」

ゼクスはカオスのパイロットに、今まで何度か経験した感覚、シンやレイ…そして元の世界にいた
ワーカー等と同じ感覚を感じていたのだ。
つまり、これから更に強くなっていく者の持つ匂いを、カオスのパイロットに感じていた。

「クッ!」
「スティング!」

ネオはスティングを守るべくセイバーにビームライフルを放つが、セイバーは回避しながらカオスに接近する。
カオスは兵装ポッドを1基失っているためスピードが出ない。アムフォルタスの様な大技なら
避けらるだろうが、ゼクスもそれを予期して確実に仕留めるために距離を縮める。

「今度は先のような偶然は起きんぞ!」
「クソッォォォ!」

スティングが避けられない死を予感した時、そのピンチを見ている者がいた。

「ステラ、ゴメンよっ!」
「うぇぇ!?」

アウルは背中にガイアを乗せているのを無視して、アビスをMS形態にすると海面から上半身を出し、
カリドゥスを放った。
ゼクスは予想外の方向からの長距離砲に怯み、同時にアビスの姿に驚愕する。

「クッ!アビスが健在だと!?……レイ、ルナマリア!ミネルバに戻れ!水中を警戒しろ!」

ゼクスは背中に嫌な汗が流れるのを感じた。アビスが健在でここにいる理由を考えると、シンの身に
何か有ったと考えるのが妥当だった。
ゼクスはミネルバをレイとルナに任せた。おそらく攻撃は無いと予想したからだ。セイバーをMA形態にしてシンを探索するため辺りを見渡すと、島の奥から煙が出ているのに気付いた。
そこへ機首を向け進むと、そこには信じられない光景が広がっていた。インパルスが基地を
破壊しているのだ。

「何をしているのだ。あのバカはっ!」
860W−DESTINY 第11話 19/21:2006/09/24(日) 19:51:00 ID:???



スティングは自分が生きている事が信じられない気持だった。
最後の瞬間は、アウルが助けてくれなかったら確実に捉えられただろう。そのアウルがネオに
怒られているのが通信機から聞こえる。

『このバカたれ!何でインパルスを見逃すんだよ!』
『だってさぁ……なあ、ステラ』
『うん、ダメ…』
『何がダメなんだよ!』
『うぇぇえ〜〜』

スティングは、その声を遠くで聞くような気持で今日の戦いを振り返る。最後のアウルに
助けられた所は勿論、その前も絶体絶命のピンチに陥った。
とっさに兵装ポッドを切り離して難を逃れたが、確実に背中を取られたのだ。

『泣ぁかせた〜泣ぁかせた〜♪』
『いや、ちょっと待て!俺が悪いのか!?』
『ネオ…嫌い…』
『おい!』

それに、あの時は真っ直ぐ飛べなかったのが逆に幸いしたが、下手をすれば、
そのまま死んでるところだった。そして同時に、ある考えが閃く。

「そう言えば……真っ直ぐ飛べなかったのは……」
『お前等が遊んでる間、こっちは大変だったんだぞ!』
『遊んでねぇよ』
『うん、がんばった』
『インパルスを落とさなきゃ一緒だろ!スティングなんかホントに危なかったんだぞ!』
『スティングのフォローはネオの仕事だろ』
『うん、スティング、危ないの、ネオのせい…』
『だから待て!お前等…おい!スティングからも言ってやれ!』
「ククッ…そうか、こうすればカオスはもっと強くなる!…待ってろよ赤いの!今度会う時は俺が勝つ!」
『………スティング…壊れた…』
『良い奴だったのになぁ……ネオが悪いんだぞ』
『俺か!俺の所為か!?』
『…ステラ…スティングの分も、がんばる』
「お前等、うるせえよ!ホントにバカな連中だな」
『ちょっと待て!俺もか!』

抗議の声を上げる3人を無視して笑いを噛み殺す。自分の考えが上手く行けば、もっと強くなれる。
それは、この大切な仲間を守れることに繋がるのだ。


861W−DESTINY 第11話 20/21:2006/09/24(日) 19:52:04 ID:???
シンはミネルバに帰還すると、ゼクスの詰問を受けていた。

「何故、勝手な行動をした?」
「……俺は間違ったことはしてませんよ!あそこの人たちだってあれで助かったんだ!」
「……なるほどな、貴様はミネルバよりも、その島の住民が大事だと言う事か?」
「なっ!そんな訳じゃ!……あの時は…」

シンはアビスとの会話を伝えた。それに対する自分の考察も添えて、バカでない限り、
あの状況でアビスがミネルバを襲うとは思わないはずだ。

「それがどうした?」
「は?…聞こえないのかよ!俺はミネルバが襲われないと確信して…」
「だが100%では有るまい。その状況ならコアスプレンダーでミネルバに戻り、警戒するのが当然だ」
「そ、それは……」
「それにだ!貴様は勘違いをしていないか?軍人の仕事は自分に与えられた任務を果たす事だぞ。
 民間人を助ける事では無い!」
「だったら、一般の人が死んでるのを見逃せとでも言うのか!?」
「それが任務で無いならな」
「は?……アンタ、オカシイよ!」
「では聞くが、この後はどうするのだ?」
「この後?……そんなの島の住民を守るために兵を派遣して…」
「貴様に、そんな命令権があるのか!?」
「そ、それは……」
「まだ分からんのか?貴様がいくらその人たちを守りたくとも、貴様に出来るのは今回の様に
 基地を破壊するくらいだ。いや、それすらもザフトという軍隊に貸し与えられたMSがあってこそだ」
「う……」
「今回の件をザフトが無視すれば、どうなる?島の住民は再び連合の兵に強制労働をさせられるぞ。
 それだけでは無い、2度と逆らわない様に見せしめとして、今回逃げようとした者を処刑するかもしれん」
「そ、そんな無茶苦茶な!」
「その無茶をやってたから、貴様は暴れたのだろうが!」
「あ……それは…」
「それに後の事だけでは無い…そもそも貴様さえ、基地の前に行かなければ、最初に殺されたという
 民間人は死なずに済んだ!」
「―!かっ…はっ!…ああああああ!!!」
「―っ!シン!?」
862W−DESTINY 第11話 20/21:2006/09/24(日) 19:53:06 ID:???
ゼクスは知らぬとは言え、シンの禁忌に触れてしまった。シンは両膝を付き頭を抱えて震えだした。

「ああああ!!!…がっ!…」

シンの脳裏に2年前の悪夢が蘇る。戦火を避けるために避難するシンの家族は、
MS同士の争いに巻き込まれて死んだのだった。
そして今回の出来事は、シンが憎む相手と同じ行動なのだと突きつけられたのだ。

「違う!…俺はアイツ等とは…そんなの!」
「シン!落ち着いて!」
「隊長!シンには俺から言っておきますから!」
「……なんなのだ?……貴様に何が?」

ゼクスは呆然としていた。シンは顔を蒼くして震えていて、ルナが後ろから抱きしめている。

「だったら、どうすれば良かったんだよ?」
「俺に頼めば良いのさ」

震えながら、救いを求める様に尋ねるシンに別の方向から声が掛かった。そこには背後に
護衛を従えたアスランの姿があった。
アスランはシンの元へ歩いてくると、肩に手を置き、優しく話しかけてくる。

「ここからは俺の戦いだ。お前達が俺の身を守ってくれたからな」
「……アスランさん?…」
「すでに向うの代表とは連絡を取ってある。後は直接会って、防衛の部隊の配置などを話してくる」
「……あ?」
「お前、俺が何のために、ここにいるのか忘れてないか?俺の目的は連合が圧政をしている場所を
 開放することだぞ。だから、今回みたいな所を見つけたら俺に言え、どうするかは俺が言うから」
「……は…い…」
「お前には頼りない所しか見せてないから、説得力が無いかも知れないけど、信じて待ってろ。
 上手くやってくるから……そしたら信用してくれ。ゼクス、護衛を頼む」
「了解です」

ゼクスはアスランに従った。シンの事が気になるが、今はそっとしておいた方が良いと判断する。

「……お願い…します…」

背後からシンが縋るように声を掛けてくる。ゼクスはまだ知らない、
シンが極めて自分に近い心の闇を抱えている事を…
863W−DESTINY 第11話:2006/09/24(日) 19:54:52 ID:???
何か途中で15話になったりページ数が変になったっりしてるけどゴメン。
反省してきます。
864通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 19:56:06 ID:???
乙です
865通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 19:59:54 ID:???
あらゆる攻撃が効かなくなったということは、
やはりプラネイト・ディフェンサーはTVみたいにある程度の実弾も防御できるか?
866通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:06:24 ID:???
867通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:07:32 ID:???
GJ!論理的かつきっつい説教でした。ただシンの身近に世界を変えていける政治家が居ることは
とても幸運なことだと思いました。本編じゃ罵詈雑言浴びせただけだし、代案も言ってなかった。
僕には戦いしかないのかと悩むキラにカトル達五人があったときの会話が今から楽しみになった。
868通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:08:49 ID:???
流石にレールガンは防げないと思うけどな
869通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:12:09 ID:???
受け流すんじゃね?
870通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:13:08 ID:???
種のレールガンは威力も射程もそれほど優れてるわけじゃねえからなあ。
871通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:13:16 ID:???
ビルゴの装甲が何か知ってるのか?
872通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:15:38 ID:???
>>871
>>868はレールガンをプラネイト・ディフェンサーでは防ぎきれんということかと。
873通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:17:49 ID:???
質はわからんがビルゴの装甲はなんとガンダニュウム合金。量産化に成功したツバロフ技師は
実はすごい。モビルドールに勝てるリーオーほとんどいなかったし、無論エレガントではないが。
874868:2006/09/24(日) 20:18:27 ID:???
>>871
すまん説明不足だた
875通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:20:22 ID:???
>>872
なるほど、てっきり作品の内容のことかと思った。
だって、
>ただでさえ頑丈な装甲の上にPDを展開すると、あらゆる攻撃が効かなくなった。
って書いてるし、問題無いと思ったんで……
876通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:20:45 ID:???
職人さん乙!ロン毛の説教部屋で皆は成長するのだな…。
877通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:21:54 ID:???
つーか、今回エロスだな
878通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:26:10 ID:???
>>873
ガンダニュウム合金の中でも質は低めだけど難易度も低いやつを選んで、
コロニーの労働力をコキ使って人海戦術したんじゃ?
879通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:29:12 ID:???
ルナの寝起きの逆ギレに萌えた…
880通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:34:39 ID:???
GJです!

今回は戦闘シーンが多かったですが、分かりやすくて面白かったです。
強化人間三人組の描写にしても凄く良いですね。

議長はDプラン1(アニメ版のものと考えていいのかな)は、破棄されたようですね。
まあ穴だらけでしたから、ここの議長のような有能な人物なら当然の選択でしょう。
にしてもDプラン2・・・気になるなぁ。(いい意味で)

このSSのキラ・ラクスはアニメ版に比べれば、人間らしくてある程度好感が持てるような気がします。
二人はMDの本質を、無意識の内に感じ取ってるみたいですが、最悪の事態が起こる前に気付いて欲しいものです。
この世界の技術じゃ、下手をするとMDが暴走しかねませんからね。
881通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:37:38 ID:???
職人さんGJ!
ルナマリアの萌え化が順調に進む中、仕草そのものは映像的に可愛いはずなのに、全くそうは思えないラクスが不思議
まあ、今回シンがとった行動はゼクスの言う通り問題は多いですが、民間人のために盾になったことはキラとの対比ができてよかったと思います
存在に気が付いた、気が付かなかった(ていうか気が付こうとしなかった)の差こそありますがそれこそが決定的な差だしなー
しかしどんどんキラのヒモっぷりが加速していくな…気持ちはわかるが、前作ではさんざん世界だの平和だにってたんだから自分の都合くらい我慢しろよ…
882通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:39:06 ID:???
世界だの平和だなんだも全部ラクスの受け売りなんだしょうがないとも言える。
883通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 20:57:45 ID:???
キラがまともな常識人なら種死はマシだったが、ここまで盛り上がらなかったと思う。
ラクスがまともな歌姫なら種死は高評価だったが、DVDは売れなかったと思う。
884通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 21:44:53 ID:???
最後に登場して場を収めたアスランがかっこいい
ホントに成長したんだな、あのハゲ
885通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 21:55:06 ID:???
シンとアウルとステラの間に不思議な共感が…
ステラとの接触がアニメより面白くなりそうで期待
886通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 21:56:27 ID:???
原作通り死んでしまうにしても何か救いがありそうな感じだよな
887通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 22:14:04 ID:???
>>883
なんだかキラとラクスが可哀相になってきた…
888通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 22:52:41 ID:???
燃えあり笑いあり涙ありのファントムペインが良い味出してるなぁ。
お約束のシンステ遭遇だけじゃなくシン⇔アウルの奇妙な友情にも期待してよかとですか?

>>884
>ホントに成長したんだな、あのハゲ
全く持って同意だが、未だにルナに「シンの友人の禿」程度の扱いをされている辺り、
シンと一緒にいる時は相変わらず愛すべきヘタレなんだろうな。(そこが良いんだが)
889通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 23:35:55 ID:???
890通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 23:49:49 ID:???
う〜ん・・・・面白い!
ホント種のクロスオーバーは良作が多くて嬉しいぜぇ。

891通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 23:58:58 ID:???
そういえばこの小説じゃストフリと隠者は出ないんだろうな・・・・多分。

それにしても、エロスだ。
892通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 00:25:03 ID:???
>>890
アニメが糞だからよけいにね。
素材は良かったんだろう。
職人さん達が書いてくれる物がこんなに面白いんだし。
>>891
隠者はセイバーの発展系として出るんじゃなかろか?(Xスレみたいに)
ラクシズはビルゴを分解してパッチワークした奇怪な和田を作り出すかも知れん。

どうもビルゴ(MD)に対抗できるMS・パイロットは種世界には存在しないようですね。
W組に頑張ってもらうしかないのか。
893通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 00:54:29 ID:???
GJ!
なんか泣けてしまった
894通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 01:45:23 ID:???
>>887
ゴキラクソの惨めな現状はコーヒースレですき放題暴れた報いに思えてならない俺ガ要る
895通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 02:44:04 ID:???
>キラはビルゴに嫌悪感を持っていた。そもそもビルゴ……乙女座というネーミングが信じられない。
>あの姿と性能の何処をどう取ったら乙女になるのだろうかと思う。

「自由」と称するバケモノで好き勝手やらかした人間の思う事かッ…
とは思ったがここではまだ再起動してないんだっけか?
つっかフリーダムの機体いまどこにあるんだっけ…
896通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 08:22:37 ID:???
>>895
この小説ではそもそも再生されてないのでは?>自由
897通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 08:33:39 ID:???
>>873
ビルゴの量産はドクターJ達の協力があったんじゃないか?
898通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 08:37:44 ID:???
>>895-896
再生してても肝心のキラが使い物にならない
899通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 09:32:03 ID:???
>>892
大義や気合いがあればリーオーだってビルゴを落とす!
ゼクスの元でさらに成長したシン・レイあたりならあるいは…
900通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 10:31:55 ID:???
>極めて自分に近い心の闇を抱えている
シスコンか。
901通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 12:31:17 ID:???
シスコン&家族を亡くしてるってとこじゃん?

>驚いて周りを見渡すと、海面を直立して進むガイアの姿が見えた。
を読んで何故かガイアが腕組みしてる図が浮かんだ・・・

ってもう900越え!?早っ!
902通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 14:21:32 ID:???
>「だったら、どうすれば良かったんだよ?」
>「俺に頼めば良いのさ」

アスランがシンに「正しい道」を示してる!
そうだ!!俺たちがアスランに求めていたのは、こう言うカッコ良さなんだ!!
903通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 17:26:19 ID:???
>>892
隠者に乗るゼクス……やばい想像しただけで興奮してきた……。
904通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 19:12:58 ID:???
そういやアカツキとかいう機体もありましたな。出なくても特に問題無いけど。
905通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 20:01:37 ID:???
ミーアも此処じゃ黒歴史か・・・・・・
906通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 20:03:16 ID:???
>>905
議長がいい人だしなぁ
907通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 20:30:53 ID:???
>>906
ここの議長は「いい人」というよりも、政治家として有能。
後進の育成にも力を向けているし、力を否定しないが、だからといって安易に力に頼るわけじゃないし。

何処ぞの歌姫と違うからな!!
908通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 20:40:00 ID:???
Wデスのラクスはビルゴに不安を抱いたり、キラの心配をしたりで
更正の可能性はありそうだが、WEEDのラクスは嬉々としてMD作ってるな。
909通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 20:49:46 ID:???
>>908
周りが勝手にやってる部分が多いし、本気で平穏な生活を望んでた
みたいだからな……変な先入観を持たずに見れば、前科は兎も角、
本人はチョットお馬鹿な普通の女の子だし
910通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 20:54:10 ID:???
>>905
こわーい、狂信者の皆さんがいますからね。
911通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 21:04:59 ID:???
>>905
馬っ鹿野ー郎!!
ミーアは素のミーアのままでプラントで地道にファン増やしているに決まっているだろう!!!
少しでもミーアの活躍を疑ったお前には、腕立て腹筋懸垂併せて100回100セットを課す。
912通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 21:56:13 ID:???
>911
そうするとアレか?
ココのミーアは「作られた歌姫」じゃなくて「新たな歌姫」として登場するのか?
913通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 22:18:07 ID:???
>>911
キラの目の前でピンク色の派手なザクが停まり、運転席から若い女が声をかけてきた。

「この先は何も無いぞ」

その女の顔をみてると、かつて共に戦ったカズィを思い出された。
彼はどうしてるだろう?
914テンプレ:2006/09/25(月) 22:26:08 ID:???
    │                   ヽヽ         ヽ             / 
  ─┼─┐││  ─   |   .厂 ̄ ̄|     /      ヽ     ∧     / 
    │  │        .|   ト──メ    /         ヽ   / ヽ   / 
    . ノ  亅    __ノ      /   ∠___ゝ     ヽ /   ヽ /
                     ノ           ヽ     V     V

新シャアでガンダムWについて語るならここでよろしく
GガンやXが盛り上がってるからWも盛り上げて行こうぜ
職人さん常時募集中
現在、SS連載中。荒れ防止のため「sage」進行推奨。

前スレ
種・種死の世界にWキャラがやってきたら TARGET-2
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1157834760/

まとめサイト:
ttp://wctts.hp.infoseek.co.jp/

タイトルロゴ:
ttp://img8.megaview.jp/b1/20060825/img/uzhseuwl10324710.GIF
915通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 22:30:27 ID:???
>>914
とりあえずAAな「ガンダムW」はイラネと思う
あとスレタイ間違ってるぞ、どっから拾ってきた?
916通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 22:31:06 ID:???
>914
すげぇやっつけぶりに吹いた!
しかしGJ!!
917通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 22:34:59 ID:???
>TARGET-2
スレが6以降とかになると何か変な語感になると思ってたからオラは別にこれでもいいよ。
918通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 22:42:02 ID:???
続きは次スレになりそうかな
919通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 23:05:34 ID:???
>TARGET
コーヒーに対してWらしいネームな気がする
920通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 23:15:03 ID:???
自爆 ○機目 ってのは?
921通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 23:16:06 ID:???
ていうか俺が言ってるのはテンプレの前スレ(ここな)の名前が違うという事であって
次をTARGETにする分には異論はないわけだが。
922通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 23:30:49 ID:???
まとめサイト再稼働しないかねぇ
923通常の名無しさんの3倍:2006/09/25(月) 23:43:44 ID:???
>>922
してるだろ
924通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 00:28:05 ID:???
つまり、TARGET-2 じゃなくて TARGET-3 なわけだな?
925通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 02:47:47 ID:???
そういえばアニメWでもヒイロがリーオーに乗って今回のシンと似たようなことしてたよな〜

ってことを思い出した。
ゼクスも色眼鏡コンビに対して粛正してんじゃね?w
926通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 03:28:36 ID:???
次スレは「ワカメうどんワカメトッピング三杯目」
927テンプレ修正案:2006/09/26(火) 03:34:11 ID:???

種・種死の世界にWキャラがやってきたら TARGET-03


新シャアでガンダムWについて語るならここでよろしく
GガンやXが盛り上がってるからWも盛り上げて行こうぜ
職人さん常時募集中
現在、SS連載中。荒れ防止のため「sage」進行推奨。

前スレ
種・種死の世界にWキャラがやってきたら 2nd-Stage
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1157834760/

まとめサイト:
ttp://wctts.hp.infoseek.co.jp/

タイトルロゴ:
ttp://img8.megaview.jp/b1/20060825/img/uzhseuwl10324710.GIF

=============================
AAとっぱらって前スレのタイトル部分修正してみた。
二桁までいくかどうかわからんが、
スレNoは数字一文字より0ひとつ付けて二桁にした方がらしいと思うんだがどうしよう?
2以降のレスに貼るネタは他の人が考えて。
928通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 03:44:03 ID:???
TARGET-03か。
それっぽくていいかも。
929通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 03:52:56 ID:???
WならMISSION-03のほうがらしいと思うよ。
ヒイロ、「任務了解」「任務完了」とかよく言うし。
930通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 06:22:07 ID:???
うーん確かに
931通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 08:45:05 ID:???
>>929
じゃあそれでいこうか。
932通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 08:56:37 ID:???
立てるのは970ぐらいかな?
933通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 12:43:05 ID:???
そろそろヒイロ、デュオ、カトル、五飛の赤福が見てみたい希ガス
934通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 13:59:32 ID:???
五飛の赤福を想像しましたが、違和感バリバリでいや〜な汗が出ましてございます・・・・・・・・
935通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 14:42:17 ID:???
つか誰も似合わんと思う>赤服
あんなダサイの着るくらいならOZのをそのまま持ってきた方が良い。
936通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 15:25:27 ID:???
W5人は私服でいいんじゃ?パイロットスーツは知らんけど。
でもヒイロの私服はどう見てもマラソンランナーです。
937通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 15:29:50 ID:???
デュオは黒服以外着ないだろうしな。
938通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 16:06:59 ID:???
デュオには似合わなそうだな
939通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 17:46:37 ID:???
カトルは似合いそうだな
940通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 17:49:51 ID:???
ヒイロとカトルは前半で学校に潜伏中、赤シャツきてなかったかな体育の時間で。
941通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 18:15:55 ID:???
トロワは普通に似合いそうだ。
>>940
それはヒイロとデュオが学校に潜入してバスケやってたときだ。
942通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 18:16:26 ID:???
>940
それ、4番ではなく2番
943通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 18:32:01 ID:???
>>941
トロワが赤服着てる絵はまとめサイトに上がってるじゃん
944通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 21:21:59 ID:???
ごひとデュオにはザフト赤服は絶望的に似合わなそうだということでFA
他はまあそれなりに
945通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 21:23:57 ID:???
似合わないとか勝手に決めんなよ。絵職人が描かなくなる
946通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 21:27:08 ID:???
実際描いてみてもらって似合うか否か検証しようぜw
947通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 21:29:36 ID:???
五人描くのって時間かかるんだよね
それをおしてやってくれるだろうか…
948通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 21:29:47 ID:???
>>934-944
似合う似合わないの話じゃなく着せてみたいって話してるんだが
949通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 21:32:27 ID:???
>>947
上の似合わないとか必死に連呼してるような連中がいる限り描いてくれんと思うよ
950通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 21:36:17 ID:???
ていうか絵師さんまだいるのかね
951通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 21:38:43 ID:???
>>950
新スレよろしくね
952通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 21:43:10 ID:???
このスレまだ出始めで職人殿が希少なんだから、個人的意見は差し控えて製作しやすい状態を作らねばならんというのに・・・
少しは自重して欲しい
953950:2006/09/26(火) 21:58:09 ID:???
ごめん
駄目だった
誰かよろしく
954通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 22:04:59 ID:???
まとめサイトっていや何でゼクスの赤福姿だけうpされてないんだ?
955通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 22:06:16 ID:???
次スレは「MISSION-03」で確定か?
956通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 22:12:09 ID:???
3rd-Operation 

ってのは駄目かね?
957通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 22:57:58 ID:???
コードネーム「03」ってのは?
958通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 23:05:19 ID:???
>>952
W-Destiny書いてる氏は「筋書きはすでに決まっている」って言ってたな。
あれぐらいハッキリ言われると逆に清清しい
959通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 23:06:26 ID:???
挑戦してみる
しばし待たれよ
960通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 23:17:50 ID:???
新スレ

種・種死の世界にWキャラがやってきたら MISSION03
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1159280185/l50

テンプレ勝手に改変した。
今は反省している。だが私は謝ら(ry
961通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 23:49:23 ID:???
重複スレがまだ残っているが、これは何かに利用できないかね
たとえば雑談専用として再利用するとか
962通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 23:57:19 ID:???
絵描いてた人間ですが私でよければWチーム@ザフト描きますが。
週末くらいになるかも。全員赤福でおK?
963通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 23:58:44 ID:???
おk!おk!
楽しみですな
964333:2006/09/27(水) 00:26:10 ID:???
>954
うp当時見ていたものの保管せず。 orz
まだまとめ作るつもりもなかった頃だった。

…もしよければ、誰か再アップしてくれないか?
965通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 00:36:05 ID:???
>>964

保管している。どこにアップすればいい?
966965:2006/09/27(水) 01:06:26 ID:???
967通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 02:40:49 ID:???
このスレのおかげで、
MGウイングゼロEW版購入しました。フリーダムの隣に置く予定です。
製作意欲高めるために、W見たいと思うのですが
 いきなりエンドレスワルツでも大丈夫でしょうか?
ちなみにスパロバαしてたので、ある程度は知ってます。
968通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 06:17:18 ID:???
個人的にEWは蛇足だと思う
絵は綺麗だしゼロカスタムのデザインは好きだけど
話自体はしょうもない
969通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 06:31:08 ID:???
>>968
どうしても後付け感が拭えないんだよな。
マリーメイアって本当にトレーズの娘か?
デキムが代わりはいくらでもいるって言ってたから
影武者ミネバみたいにそこらのガキを拾ってきたんじゃないの?
970通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 07:34:42 ID:???
>>967
ストーリーは兎も角、プラもの製作意欲のためなら、大丈夫かと。
スパロボやってるなら、ある程度は話も分かってるだろうし
TV版を最初から見るのも、大変だしな
971通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 08:27:57 ID:???
youtube
972通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 08:33:54 ID:???
>>962
凄く似てて上手いから、これからも支援宜しく
973通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 08:36:42 ID:???
>>961
「種・種死のキャラがW世界に来たら」ですすめるのは?
974通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 10:00:54 ID:???
スレが重複したの両方活かそうとすると、過疎る恐れがあると思うのですが・・・
皆様はどうでしょう?
975通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 17:54:00 ID:???
その重複スレってどこにある?
976通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 18:21:45 ID:???
貼れないけど逆パターンのキラがACに行ったらだかの事かと。
「もし」で検索したら引っ掛かるとオモ。
977通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 19:46:21 ID:???
>975
Wの話を無理やりってやつ
978通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 19:55:18 ID:???
あーあったあった
数レスしか進んでないしほっといたら落ちそうだな
979通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 20:08:05 ID:???
落ちた方がいいだろ
980通常の名無しさんの3倍:2006/09/27(水) 22:55:19 ID:???
とりあえず埋め?
981通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 00:02:25 ID:???
>>967です。
とりあえずエンドレスワルツと
ゼロと呼ばれたガンダムとか
ゼロ対エピオンの回を見てみることにしますね。
982通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 00:46:29 ID:???
ゼロvsエピオンは作画があれだけどな
983通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 03:57:30 ID:???
>>967
こうなったら1/100ヘビーアームズカスタムも買ってしまえ!
個人的にWのプラモの中で一番しっかりしてる
984通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 09:17:45 ID:???
個人的にTV版は最初から見て欲しいんだぜ
985通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 19:51:01 ID:???
EW版は、MSの出番が少ないからあんまり好きじゃない。
しかもエンディングで、「これ以降、歴史上にMSが姿をあらわしたことはない」
とか出ちゃって、続編の可能性もつぶされちゃってるし。
悲しすぎる。
986通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 19:54:58 ID:???
そーそー
当時すげー人気あったんだから金儲けにだらだら続き作ろうと
思えばできたんだろうにきっぱりすっきり終わらせちゃってるんだよな
987通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 20:00:39 ID:???
潔くていいんじゃね
988通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 20:01:53 ID:???
>>985
そこで映画版です。
989通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 20:05:25 ID:???
本編が作れないなら外伝扱いであと1,2作品くらい見たかったなあ
小説の右手に鎌を〜みたいなあんな感じのやつでいいのに
990通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 20:07:12 ID:???
>>988
映画版は違うエンディングなの?
991通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 20:10:43 ID:???
>>990
新戦闘シーンがちょっと追加。そしてドロシー。
992通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 20:14:41 ID:???
トレーズ、ゼクス、ノインとかレディあたりの大人組の
サイドストーリーがもうちょっと見たかった…
993通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 20:20:49 ID:???
それは小説版EWで語られてたな。
994通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 21:08:26 ID:???
ume
995通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 21:24:22 ID:???
埋め
996通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 21:31:19 ID:???
うめ
997通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 21:41:47 ID:???
埋めちゃうお(^ω^)
998通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 21:43:21 ID:???
無いものねだりしてもしょうがないだろ。無闇に続編期待する奴は種厨と同レベルだぞ
999通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 21:44:06 ID:???
999ならもうすぐ完成。
1000通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 21:45:06 ID:???
埋まってしまえ
10011001
゚・ *:.。. * ゚
      +゚
 。 .:゚* +     このスレッドは1000を超えました。
     ゚      新しいスレッドを立ててくださいです。。。
    ゚  /ヾー、
       r!: : `、ヽ
      l:l::..: :.|i: 〉
      ヾ;::::..:lシ′       新シャア専用板@2ちゃんねる
         `ー┘          http://anime.2ch.net/shar/