シンは仮面ライダーになるべきだ 2回目

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○タイトルと概要

前スレから借りてタイトルは『仮面ライダーSIN(罪)』でヒロインはステラ(供養碑)

この世界での仮面ライダーの存在は軍事用のパワードスーツの発展系であるMS
(『仮面ライダーアギト』のG3やG4)に地球外生命体が運用していたシステム
(瞬時変身システムなど)を付加したMasked Rider systemのことで、「仮面ライダー」
という呼称は使われていない。MSとMRの区別はMSが非ガンダム系(ガンダム顔でも
ムラサメのような量産機はMS)でMRがガンダム系、ということで。

自分の都合で作った存在を再び自分の存在で抹殺しようとする勝手さとかその他もろもろに
対する人間の罪という意味合いで罪(sin)……という感じでしょうか。


○背景

外宇宙から来たと思われる生命体の襲撃に対応するため、人類はパワードスーツの
発展系のMA(Masked Armor system)を開発。次第に強くなっていく未確認生命体に
対してMAはより強力な兵器を搭載するために巨大化・肥大化の一途をたどっていった。
だが、サイズが変わらずに強化していく未確認生命体に対して、鈍重なMAでは
対応しきれなくなっていた。また、MAはその運用形態から非人型であることが多く、
増加する戦死者に対して装着者の育成が追いつかないという問題があった。

そこで、軍は体にフィットし、より直感的な操作が可能なMS(Masked Armor system)を
開発。だが、MSは発熱量・装着時の体への負荷など通常の人間に耐えられるものでは
なかった。本来は廃棄される予定だったが、軍上層部の意向によりMSを装着可能な
コーディネイター(調停者・適合者)と呼ばれる改造人間を生み出すことになった。
MSを装着したコーディネイターの成果はめざましく、未確認生命体を拿捕することに
成功し、その解析が急がれた。

そのうち更なる能力強化を図るため、コーディネイターに未確認生命体から抽出された
EVIDENCE-01因子を埋め込むことになった。しかし、拒絶反応が激しく、生きながらえる
ことができたのはキラとアスランの二人だけだった。未確認生命体との戦闘が終結に
むかうにつれ、コーディネイターの脅威を感じ始めた軍上層部はコーディネイターの
処分を始める。それに軍に反発したコーディネイターや、軍の独走を良く思わない
公安部はZ.A.F.Tという秘密組織を作り、密かに抵抗活動を始めた。この内紛によって
未確認生命体による被害は増大し、民衆からの非難の声が高まっていた。

そんな中、キラは人間のために、アスランは改造の人間のために戦い、お互いのMRを
大破させるに至った。その後、キラはフリーダムをアスランはジャスティスを装着し、
未確認生命体の母体である羽クジラを撃破。キラはこの戦闘で行方不明になる。

世界に平和がおとずれ、軍諜報部は平和になって不要の存在となったコーディネイターを
殲滅する方針を継続した。コーディネイターは特殊な検査を行わない限り、ナチュラルと
見分けがつかないため既に社会の中に溶け込んでいた。そのため、いつその危険性が
発露するか分からないからとの判断である。諜報部に追われていたアスランはZ.A.F.Tの
デュランダルに拾われ、後続MR装着者の指導に当たることになった。
その中にはシン・アスカがいた。
3431:2006/04/09(日) 19:32:46 ID:???
○用語

・ナチュラル(自然のままに生まれ・育った者)

改造を受けていない普通の人間。

・エクステンディッド(人類の能力の拡張者)

ナチュラルがMSを装着するために薬物を投与して強化を図った存在。薬物投与の影響で
情緒の安定性に欠ける。それを制御するために「ブロックワード」と呼ばれる語が刷り
込まれており、エクステンディッドがブロックワードを認識すると一旦全ての活動を停止し、
命令を聞くようになる。

・コーディネイター(MSの適合者)

改造人間。いくつか改造のレベルがあり、最高峰のものは未確認生命体から抽出した
EVIDENCE-01と呼ばれる因子を埋め込まれており、「S.E.E.D」と呼ばれる。
S.E.E.Dに目覚めたものは大幅に戦闘能力が向上する代わりに次第に戦うこと以外に
興味を失っていき、最後にはバーサーカーと化す。

・MA(Masked Armor system)

軍用の強化服を進化させてパワーエクステンダーなどの機械を装着したもの。
重装甲で内蔵バッテリーが切れると装着者の力では動かせない。初期のものは人型では
ないものが多かったため装着者に高い練度が要求された。そのため、より身体にフィットした
MSに取って代わられることとなる。しかし、拠点を防衛するためや、移動砲台としての需要、
小型化前の試作機としてその後も製作・改良は続けられることになる。

・MS(Masked Suit sytem)

練度の低い装着者にもより直感的に利用できるようにしたスーツ状のパワーエクステンダー。
初期のものは装甲が脆くMAの攻撃の直撃に耐えられなかったが、PS装甲材の利用により
実体弾に対する耐性が大幅に向上した。しかし、その反面装着者に過度の負担を強いることになる。

・MR(Masked Rider system)

MSのうちGUNDAMというOSによって統括された瞬時装着システムやベルト変身システムを
備えたシステム。コーディネイターのうちでも選ばれた者しか装着できない。元々は
外宇宙生命体が用いていたシステムで、GUNDAMという名称も回収したシステムの名称。
技術の詳細は不明で現在の科学力では再現できないが、自己再生能力や生命体を
死滅させるナノマシンを振りまく羽を備えたものもあるらしい。
3531:2006/04/09(日) 19:37:17 ID:???
・軍(the Army)

通常「軍」と言うと地球連合軍を指す。改造人間であるコーディネイターに差別的な面が
あり、排除に当たっている。

・公安部

地球連合の下部組織で上層部が文民であることからコーディネイターに対しては寛容で
多くのコーディネイターが身を寄せている。ここのメンバーとコーディネイターの有力者たちが
Z.A.F.Tという秘密組織を結成し、軍に抵抗している。


○登場人物

・シン=アスカ(インパルス→デスティニー)

改造人間でインパルスに変身する。キラ、アスラン以降の世代で始めてEVIDENCE-01因子に
適合した存在である。それだけに色々な方面から狙われている。「シン」の名は研究所で忌み
子供として扱われ、罪を意味する「SIN」から名づけられた。また、インパルス(衝撃・衝動)の
名はシンの衝動的な性格を戒めるためにデュランダルが命名した。
思春期の少年らしく何かと反発しがちな性格。

インパルスは基本のフォースフォーム、接近戦用のソードフォーム、遠距離戦用のブラスト
フォームにフォームを変えることが出来る。どのフォームでもバッテリーが切れると自動的に
灰色のディアクティブフォームに変わる。本来はカオスフォーム、アビスフォーム、ガイアフォーム、
セイバーフォームという局地対応型のフォームが用意されていたが、カオス、アビス、
ガイアフォームは強奪に遭う。戦力不足を補うためにセイバーフォームを前戦役の英雄
アスラン・ザラが着用することになる。

後にカオス、アビス、ガイアフォームを回収し、紫色のデスティニーフォームへと変身を遂げる。
紫色のデスティニーフォームはシンの体に過度の負荷をかけるため、長時間の使用が出来ない。
限度を超えて使用したシンの目には血涙が浮かび上がるほどである。アスランとの死闘の末に
アスランからセイバーフォームを受け取り。トリコロールカラーの真のデスティニーフォームに
変身する。その際、目から流れ落ちた血涙が変身後も赤い溝となってその痕を残している。
3631:2006/04/09(日) 19:38:47 ID:???
・アスラン=ザラ(セイバー→ジャスティス)

初期MS装着者の改造人間で父親は政治家。未確認生命体との戦闘でのエース。兵士やMS装
着者としての能力は最高クラスの能力をほこるがS.E.E.Dに体をかなり侵食されている。
そのため普段は後続の指導、戦闘時には生身で戦うことが多い。責任感が強く、全体を見
渡す目を持ってはいるが、それが良い方向には働かないことが多い。

カオス、アビス、ガイアが強奪されたため、追撃のためにセイバー(セイバーは議長が
エースであるアスランの復帰を祝して「救世主の復帰」であることからセイバーと命名)
を装着し、そのまま追撃の任に当たることに。シンにEVIDENCE-01因子があることに気付
き、S.E.E.Dの開放と制御方法を教える。その最中でかつての友・キラが変身するフリー
ダムとの戦闘でMR セイバーを破壊・爆散され行方不明に。

その後、かつてのジャスティスに変身して登場。既にS.E.E.Dに精神を侵食されており、
自意識を失ったままシンと戦うことになる。シンとの死闘の後に敗北。変身が解除された
ときに最後の正気を取り戻しセイバーの力をシンに託す。


・キラ=ヤマト(フリーダム→ストライクフリーダム)

最高にして最強の改造人間としてこの世に生を受ける。自分以外のMSやMRを全て破壊する
ことで争いを止めようとしているとキラ本人は言っている。だが、それ以上は何も語らず
に淡々とMSやMRを破壊し続ける。そのため、アスランは自分のようにS.E.E.Dに侵食され
て自意識を失っていると考えている。

変身後のフリーダムは無敵の力を誇り、他のMSを圧倒する。アスランと同じく軍諜報部か
ら追われているため、人前に人間の姿で現れることは少ない。幾度となく軍やZ,A,F,Tの
戦闘の前に立ちふさがり、シンとも戦う。その戦い方はMSの動力部分や武器を狙ったもの
であるが、装着者の命が失われてしまうことも少なくは無い。

・謎のMR

正体不明のMRで何度でも再生・復活する。その度に装着者が変わっているが、全員にひと
つ共通項がある。それは全員が名門フラガ家と何かしらのかかわりを持っているというこ
とである。そのため公安部はフラガ家に目をつけているのだが、背後の議員などの圧力か
ら調査に踏み切れないでいる。
3731:2006/04/09(日) 19:47:52 ID:???
・ステラ=ルーシュ

軍上層部によって訓練を受けたエクステンディッド。Z.A.F.T本部へ輸送中のガイアを強
奪し、変身する。シンがインパルスであることを知らされずにインパルス破壊の命を受け
る。普段はシンのクラスメイトで、シンに好意を寄せている。

・イザーク・ジュール

公安部の第一課所属のコーディネイター。以前の未確認生命体との戦闘ではデュエルに変
身して戦っていたが、母親が政治家だったことからいち戦闘員としてではなく、官僚にな
る。本人はこのことをあまり快く思っていないらしく、近所のアパートに行ってはフリー
ターで元同僚のディアッカに愚痴をこぼしている。アスランとは旧知の仲で、軍諜報部か
ら彼を助けることもある。目下の目的はS.E.E.D適合者の保護であり、新しくMRシステム
に適合したシンをディアッカに探させている。


・ディアッカ・エルスマン

以前の戦闘ではバスターに変身して戦っていたコーディネイター。元は公安部で働いてい
たが背任行為によってクビにされてしまい、現在フリーター。ジャーナリストのミリアリ
アは各地を駆け回っており、最近はほとんど会っていない。食費が無いときは得意料理の
チャーハンで腹をごまかしているが、最近飽きている様子。イザークにシンの探索を依頼
され、引き受けることに。
3831:2006/04/09(日) 19:49:06 ID:???
・ミリアリア・ハウ

フリーのビデオジャーナリスト。軍や公安に強いコネクションを持っていることから、も
っぱらMRやMSの取材に当たっている。シンの変身体であるインパルスを最初に撮影して報
道現場に渡したのは彼女である。

・ギルバート=デュランダル

カフェ「赤い彗星」のマスターというのは仮の姿で、以前はパトリック・ザラの元でMSや
装着者の研究者だった。現Z.A.F.T代表で親コーディネイター議員からの信頼も厚い。軍
諜報部に追われていたアスランをかくまい、住み込みで働かせている。私生活では妻タリ
アと息子レイとは仲良く暮らしている。


・レイ=ザ=バレル

ギルバードの養子でシンの学友。冷静沈着で時々ボケているのか真剣なのかがよく分から
ないときがある。あるきっかけで自分の血縁関係を知り、謎のMRにとりつかれることにな
る。
3931:2006/04/09(日) 20:08:39 ID:???
整理できてるのは今のところこんな感じです(´・ω・`)

話の筋は

・軍の研究所で実験材料にされているシン。Z.A.F.Tから強奪してきたスーツの
 装着実験中にソードフォームにフォームチェンジ(軍はフォームチェンジが
 あることを知らなかった)し、研究所から脱走。その際にガイア、アビス、
 カオスと交戦
 ↓
・脱走の様子がミリアリアのカメラに収められ、インパルスの存在が世に知れる
 ↓
・公安部の上司からインパルスを探すように命じられるイザーク。ミリアリアの
 彼氏であり、元同僚のディアッカに調査を依頼する。
 ↓
・脱走したシンは着の身着のままで隠れていた。だが、子供を事故から守るために
 変身してしまう(1話終了)
 ↓
・通報が軍に知れ渡りインパルスは追い詰められる。死力を尽くして戦うが、
 ディアクティブフォームになってしまう。そこにセイバー参上。
 ↓
・セイバーの参戦もあり、軍を撃退。セイバーに連れられてカフェ「赤い彗星」へ
 しばらくやっかいになることになる(ここで状況や背景説明)
 ↓
・カフェのマスター、デュランダルの息子と同じ学校に通うことになる。
 学校でシンはステラと出会うことになる(2話終了)


連投どころか書き込み始めてなのでガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブルしてます。

ご意見・ご感想いただければ幸いです。