シンは仮面ライダーになるべきだ 2回目

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仮面ライダーSIN 第三話

「では、現場からネオ=ロアノーク大佐に状況を説明していただきましょう」

スピーカーからイアン=リー少佐の声が聞こえてきた。受像が安定していないが、ディス
プレイには会議室が映し出されていた。施設は爆散しているため、アンテナを立ててボッ
クスワゴンからの中継である、出力が高いわけでなければ受信機の精度もいいはずがない。
他にも先の大戦で地上に振りまかれたN-ジャマーが干渉しているとも考えられる。ネオと
してはお偉いさん方と顔を突き合せなくてよいぶん、幾分か気楽ではある。

「本来はそちらへ伺って直に報告すべきところでありますが、先日入手したMRの運用がう
まくいっておりませんので……」

ネオがそこまで言ったところでスピーカーから声が聞こえてきた。

「前置きはいい。被害状況と経過を端的に説明してくれたまえ。この会議は君の件だけを
取り扱っていればいいというわけではないのだからな」
「はっ。申し訳ありません。施設は全壊。現在データを修復中ですが、修復チームの見立
てでは半数以上が修復不可能な状態だと報告がありました」
「例のMRのデータもかね」
「残念ながら」

スピーカーの向こう側がにわかにどよめいた。

「施設にいた実験体は?」
「半数が損失、行方不明者も多数。行方不明者に関しては現在全力を持って捜索に当たっ
ています」
「報告ご苦労。この件に関しての指示はまた追って報告する」
「了解しました」

通信が終わってネオはワゴンから出た。外に控えていた部下がネオに報告をする。

「MR装着者3名の意識が安定しました」
「すぐ救護所へ向かう。歩きながら報告しろ」
「はっ!」
「今回は薬物投与はしていないんだろうな?」
「しておりません。上から来たときには機械のデカブツがなんの役に立つのかと思いまし
たが、意外に使えるようです」
「記憶を操作するって、例のやつか。あまりいい気分はしないな」

報告を聞いているうちに救護所に到着していた。
14931:2006/05/13(土) 17:27:09 ID:???
「君はここで待っていてくれ。続きは出てから聞く」
「了解しました」

中に入ると巨大な機械のゆりかごにMR装着者の3人が寝そべっていた。

「よう!気分はどうだ?」

ネオの声を聞いて3人が起き上がった。

「ネオ!」

金髪の少女がネオに飛びついてきた。ネオは少女の頭を優しくなでる。

「元気になったか?」
「うん、ステラ元気になった」
「おっさん、俺たちの心配はなしかよ」

頭の後ろで腕を組んだ水色の髪の少年がネオに軽口を叩く。

「ひがむなよ、アウル」

緑髪で狐目の少年がアウルの方に手をやって言った。

「ちぇ、スティングはすぐいい子ぶるよなー」

アウルがふくれっつらをしてスティングに答えた。

「皆、元気なようだな」
「元気も元気。次の任務はまだかって退屈してるぜ」
「気持ちは分かるが今はまだ休め。いきなりMRで実戦だ。自覚は無くとも体に疲労が蓄積
されているはずだ」
「ちぇー。ここにいるのって退屈なんだよな」

アウルはそう言うとゆりかごに座り込んだ。そんな3人の様子を見てネオの口元は緩んで
いた。

「じゃあ、俺は仕事があるから」
「ネオ、行っちゃうの?」

ステラが寂しそうにネオの顔を見上げた。ネオはポンとステラの肩を叩いて言う。
15031:2006/05/13(土) 17:27:57 ID:???
「大丈夫、すぐ帰るさ」

救護所から出ると部下がネオに声をかけた。

「無邪気なものですね」
「だが、あの子達にMRを装着させて戦わせていることを思うと、な」
「仕方ないでしょう。彼らはそのために研究費を投じて育てられたのですから」
「ここにいた奴らもそうだったのかね」

ネオは焼け落ちた施設を眺めてそう呟いた。シールドが厳重に施された特殊施設用のMAが
施設を解体し、次第にそこには何も無い更地に戻っていく。薬害汚染や放射能漏れの恐れ
がある以上、この区画は当面閉鎖だろう。あの3人が育ったロドニアの研究所も今は更地
になっている、そうネオは聞いていた。


その頃、シンは居候先のデュランダルの家から程近い学校にいた。昨夜、デュランダルと
アレックス、そしてデュランダルの息子のレイが家族会議を開いてシンを学校に通わせた
方がいいだろうという結論に達したのだ。当のシンは渋々という感じで乗り気ではない。
唯一幸いなのはレイと同じクラスだということだろうか。

シンが通うことになった学校は文武両道をモットーにしており、進学校ながら武道や体育
の時間が毎日ある。今日は格闘術の授業だった。プロテクターを付けたフルコンタクトの
格闘だ。目や金的といった急所への攻撃以外は何でもありというきわめて雑多なルール。
それだけを聞かされて2人のペアで戦うことになる。「訓練」を受けていたこともあり、
シンはあっという間に10人を勝ち抜いていた。

「あいつ強すぎないか?」
「転入生か?アイツちょっと異常だよ。気がついたら懐に入られてて寸止めされて終わり。
まるでバケモノだな」

試合開始から数十秒で勝負をつけるシンにクラスメイトはざわついていた。

――バケモノか

その声はシンにも届いていた。
15131:2006/05/13(土) 17:28:45 ID:???
「おい、やろうぜ」

ヨウランがシンに声をかけた。互いに一礼をした後ヨウランが構えた。シンは特に構えら
しい構えも取らずにヨウランに近づいてくる。ヨウランはシンが間合いに入ったところで
腹部を狙って蹴りを繰り出した。しかし、シンはひざから下が伸びきる前に蹴りを手では
らう。なおもシンは近づいてくる。その後もヨウランはパンチを放つが、そのほとんどが
払われるか避けられるかである。シンはじっとヨウランを見ているだけで仕掛けようとは
しない。ヨウランはシンが何を考えているか分かなくなっていた。

「そこまで!」

教官のフレッドの声でヨウランは構えを解いた。フレッドはこの学校の鬼教官、時代が時
代なら鬼軍曹といったところだろう。実際自慢は先の大戦でMS装着者として最前線で戦い、
名誉の負傷で後続の育成のために教官になったことだ。スキンヘッドで褐色の肌をしてお
り所々から引きつり傷がのぞいている。

「なっちゃいないな。二人ともそれでやる気あるのか?」

ヨウランは押し黙ったまま下を見ている。シンはフレッドと目をあわせようとしない。フ
レッドは鼻で笑ってレイの方を見た。

「レイ。シンとやってみろ」
「はい」

周囲がざわついた。学年主席のレイとの対戦だ。大人気ないことをするという声もあれば、
シンの実力を認めたということなのかという声もある。皆、練習の手を止めてこの二人の
対戦を見届けようとしていた。シンとレイは互いに一礼を交わし、試合を始めた。先に仕
掛けたのはレイだった。ローキックがシンの軸足に入る。

――早い!!

ヨウランの時のように避けたり払ったりすることはできなかった。だが、さほど威力はな
く、生身でMSと戦ったときに比べれば蚊が刺したようにしか感じない。逆に蹴ったレイの
方がダメージを受けているようだ。とっさに離れようとするレイの懐にシンは飛び込もう
と踏み込んだ。勢いそのままに左フックをレイのボディに叩き込んだ。だが、振り抜いた
ときにはレイはその場にいなかった。反応も極端に早い。

――ウソだろ!?

その速さはMS装着者としての訓練を受けている者と同等、いや、それ以上かもしれない。
この調子では自分が手数だけをもらって試合には負けて終わってしまう。シンは迷わず再
びレイの懐に飛び込んでいった。
15231:2006/05/13(土) 17:29:40 ID:???
その頃、理事長室では理事長のタリア・グラディスとシンの保護者であるギルバート・デ
ュランダルが面談を行っていた。タリアは灰色の無地の封筒から取り出した書類に目を通
しながら頭を抱えていた。

「彼の経歴を見せてもらったけど、これ、本当なの?」
「カナーバ議員を通して公安に調べてもらったものだ。まず間違いはないだろう」
「そう……。あの子、オノゴロにいたのね」

タリアが目を伏せてため息をついた。オノゴロは先の大戦での激戦地の一つである。軍は
MS生産所であるモルゲンレーテを確保するために進軍した。しかし、当時自治区だったオ
ノゴロ一帯、オーブの代表ウズミ=ナラ=アスハは深刻化する軍と公安の対立に加担する
ことを嫌い、軍の駐屯に異を唱えた。オーブにはコーディネイターが多く居住していたこ
ともあり、ブルーコスモスの代表ムルタ=アズラエルはオーブで新型MRのテストを兼ねた
侵攻を行い、オーブは焦土と化した。

「モルゲンレーテを抑えるために武力侵攻したときに居合わせ、そのまま軍に捕えられた
ようだ」
「『主義者』が彼をコーディネイター(改造人間)だと分かって生かしておく理由があっ
たの?」

タリアの言う『主義者』とはブルーコスモスの隠語である。「青き清浄なる世界のため
に」をスローガンとしたブルーコスモスはコーディネイター排斥を主張している。コーデ
ィネイターでなければ高機能なMSやMRの装着の負荷に耐えられないにもかかわらず、彼ら
はドーピングを初めとした、いわば後天的強化でそれを補おうとしていた。

しかし、アズラエルが戦死したことでアズラエル財団がスポンサーから降り、戦中に核兵
器や国際条約を無視していた経緯もあり、過激派は軍の中枢から退けられていた。現在で
は昔日までの力も金も無くなり、時折過激派がテロ行為をしては逮捕者が出ている程度だ。

「『主義者』が彼にエクステンディッド(強化人間)の改良のための利用価値を見出した
か、あるいは彼を探していたか。いずれにせよ何かしらの研究材料にされていたことは事
実だ」
「教えてちょうだい。あの子の場合は何なの?」
「MRの装着者だ」

顔色一つ変えずに、いやむしろ微笑んでいるとも取れる表情でデュランダルが言った。タ
リアはしばらく黙り込んで一言こう言った。

「頭が痛いわ」
「できるだけ頭痛の種を取り除けるようには努力させてもらうよ」
「是非そうしてもらいたいものだわ。さ、用事が終わったら出て行って」

そう言ってタリアはデュランダルを部屋から追い出した。面談用のソファーから理事長の
席に深々ともたれかかった。結局こうしてまた1人問題児を抱えることになってしまった。
タリアは頭を抱えているうちに本当に頭が痛くなってくるような気がした。
15331:2006/05/13(土) 17:30:27 ID:???
シンとレイの試合は時間いっぱいまで行われ、延長戦に入った。手数はレイの方が多いの
だが、有効打はでていないシンの攻撃を避け続けていてかなり息が上がっている。他方、
シンは手数は少ないものの果敢に攻め続けている。このまま続けばレイの足が止まり、自
分が有利になるだろうとシンは思っていた。

「よし、始め!」

フレッド教官の声と共にシンは一気に踏み出して間合いを縮める。

――いける

シンは今度こそはと思って攻撃を繰り出すのだが、今回もむなしく空を切るだけだ。施設
で訓練を受けた自分の攻撃が生身の人間に避けられている。この事実がシンにはショック
だった。シンは最大のスピードで攻撃を仕掛けている。それでレイが避けられるのなら、
シンが動作を始めたとき、もしかしたら動き出す前にシンの動きを予知する必要がある。

――そんなことがあってたまるかよ!!

シンは自分にそう言い聞かせて足を動かし続けた。だが、すべての攻撃がすんでのところ
でかわされてしまう。一発一発の攻撃が空をきるたびにシンの体力が消耗していく。だが、
それは回避し続けるレイも同じだった。

レイは延長戦前には肩で息をしていた。一発でも攻撃を受ければ万に一つも自分が勝てる
見込みは無い、レイはそう思っていた。実際に戦ってみて分かったのだが、シンは確かに
強いのかもしれないが、攻撃パターンが一本調子で直線的だ。速さにさえ付いていければ
かわすのはそう難しいことではない。だが、その速さを支えている足が限界に近づいてき
ている。現に延長戦前からシンの攻撃が身をかすめ始めている。

「うおぉおおおお!!」

シンが腰をグンと落として突進してきた。体ごとぶつけてくる気だ。レイはギリギリまで
ひきつけて左に飛んだ。シンの半身がレイのそばを通り抜けようとしていた。そのときだ
った。シンは一気に足幅を広げてブレーキをかけ、無理な体勢から体をひねって裏拳をレ
イの顔面めがけては放った。レイはとっさに首をひねって顔の向きを変えたが、シンの裏
拳はレイの後頭部に命中する。

「そこまで!!」

フレッド教官のドスの効いた声が辺りの空気を震わせた。シンは足がもつれて倒れこみ、
レイはダメージを受けたがその場に立っていた。
15431:2006/05/13(土) 17:31:14 ID:???
「まあ、引き分けでいいだろう。これ以上延長すれば集中力も欠けてくる。あらぬ怪我で
もされても困るしな」

シンは飛び跳ねて起き上がった。

――引き分けかよ

シンはレイの方を見た。立ち尽くしたままじっとその場を動かない。冷静を装ってはいる
が、シンの拳は確かに頭蓋骨に当たったのだ。普通の人間なら脳しんとうを起こしている
はずだ。もっとも、レイの場合は普通ではないのかもしれないのだが。

「なんだ?何か不満でもあるのか?」
「……いえ」

フレッドに言われるまでも無く、シンには不満が残っていた。フレッドはそんなシンの顔
を見てふんと鼻で笑う。シンはこういう態度が好きではなかった。シンの表情が更に曇っ
たのを見てフレッドはまた笑った。

「まあ、いい。今日の授業はこれで終わりだ。皆着替えてさっさと帰れ」

フレッドの言葉を聴いて生徒はぞろぞろと武道館を出て行く。シンも武道館を出て行こう
とすると後ろから肩に手をかけられた。

「なんだよ」

振り向くと、何もしていない試合の相手、ヨウランとその隣にディーノがいた。

「すげーじゃん。レイと互角なんて」
「そうそう。オレなんて殴っても蹴ってもレイにかすりもしないのに。きっちり最後に当
ててたよな。ここのところにさ」

ヨウランがディーノの耳寄りの後頭部をさす。それがシンの警戒心を煽った。あの速さの
攻撃が正確に見えているとしたら、この二人は普通の人間ではない。自分と同じコーディ
ネイターだ。しかし、いくら社会に溶け込んでいるとはいえ、それを快く思わない人間は
少なからずいる。おおっぴらに自分がコーディネイターであることを明かせば『主義者』
が黙っていないだろう。特にシンは追われている身だ。だが、レイとの戦いで熱くなって
ついそれを忘れていた。レイとの戦いで荒くなっていた心臓の鼓動が更に激しくなってい
た。
15531:2006/05/13(土) 17:32:02 ID:???
「うーん、やっぱりきついよ」

賃借ビルの15畳にも満たないワンフロアの一角にミリアリアとオレンジ色の偏光グラスを
かけた金髪の男、サイ=アーガイルがいた。サイはそう言いながら背伸びをしていた。夜
半にミリアリアが仕事場に押しかけてきてそれからずっと写真の解析にかかりっきりなの
だ。

「どうにかならないの?」
「多少はきれいに出来るけど結局『それらしきもの』があるとしか言えないだろうね。こ
れだけならボール紙切って着てる人かもしれないとも言えそうだし。ほら、こんな感じで
ね」

サイがモニターにボール紙や子供向け商品でコスプレをしている写真に次々にフィルター
をかけてミリアリアの写真に近いものを再現する。明らかにMRではないものもここまでく
ればどちらも見分けが付かない。ミリアリアはため息をついた。

「ダメか。無理言ってごめんね」
「こっちこそ、力になれなくて悪かったな」

ミリアリアは首を回してゆっくりと立ち上がった。気がつけばもう夕方だ。時計を見ると
明日の入稿には間に合いそうに無い時間になっていた。

「ニュース見ていい?」
「どうぞ」

ミリアリアはネットのニュースポータルを見た。新着ニュースの項目の一覧を見て気にか
かるものをチェックする。これも仕事のうちだ。先の大戦で戦場になった地域の復興活動
の話や、ブルーコスモス/コーディネイター双方の過激派の衝突のニュース。汚職事件、
凶悪犯罪……日々暗いニュースで埋められていく。仕事とはいえ24時間ずっとこれを見続
けたら気がめいってしまうだろう、ミリアリアはそう思っていた。

「あっ!」

突然サイが声を上げた。

「何よー。急に大きな声出して」
「そこの『軍、新造MRを運用か?』って記事」

ミリアリアはサイに言われたトピックを開いた。署名記者はジェス=リブル。フリージ
ャーナリストの業界では自らMSを装着して戦場を駆け巡る「野次馬ジェス」として有名な
人間だ。彼のレポートによれば、先日焼失した軍施設にMRが運び込まれていた疑惑がある、
とのことだった。
15631:2006/05/13(土) 17:32:48 ID:???
「これが本当だとしたら……その写真……」
「今から会社回ってみて掛け合ってみる!」
「ヤバいことになってるみたいだから、気をつけろよ……。その……」

ミリアリアとサイの二人とも先の大戦に巻き込まれ、恋人を失っていた。サイの場合は家
ぐるみの付き合いがあっただけにまだ時々思い出すこともあるようだ。サイは職業柄軍や
公安に深くかかわって命を落とした人間を知っている。ミリアリアにはそうはなって欲し
くなかった。

「分かってるわよ」

ミリアリアは取材カバンを担いで駆け出していった。外に出ると帰宅時間にさしかかって
いることもあり、渋滞が始まっていた。タクシーを見つけては手を上げて合図を出すのだ
がなかなかつかまらない。辺りを見回していると渋滞に巻き込まれてトロトロ走っている
赤いバイクを見つけた。

「あの趣味の悪い赤、もしやとは思うけど……。アレックスー!!」

ミリアリアは手を大きく振った。アレックスはすぐにそれに気付き、無視しようかと思っ
たが

「そこの赤いバイクに乗ってるアレックスー!!ここだってばー!!」

と叫ばれて周りからジロジロ見られ始めたのでやむなくバイクを道につけた。アレックス
はミリアリアに口早に言う。

「オレは忙しいんだけどな」
「そう硬い事言わないでさ。ちょっと用事があるんだけどタクシーが捕まらなくて、乗せ
てってよ」

そう言いながらミリアリアは既に後部シートからヘルメットを取り出している。こうなっ
たら問答をしているよりは目的地に向かった方が早い、アレックスはそう判断した。

「さ、準備はいいわ。早く出して」
「……」

アレックスはミリアリアを乗せて大通りから裏路地へとバイクを走らせた。


第三話 おわり
15731:2006/05/13(土) 18:38:26 ID:???
>>73

頑張ってくだされ。感想は通しで言わせていただきます。

私も構成力や表現力はありませんね。下手くそなので意識的にやろうとするとくどくて分
かりにくくなります。設定は元作品からの孫引きですし……。あまり役に立ちそうには思
わないけれど文章講座とか読んだほうがいいのかな(´・ω・`)


>>読んでくださった皆様

拙文で少しでも楽しんでいただければ幸いです。感想くださった方、ありがとうございま
す。