ないシーンをあたかもあったかのように言うスレ 2

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463通常の名無しさんの3倍
宇宙征服を企むオーブの切り札、戦略級殲滅兵器コロニーレーザー砲『ヘリオポリス改』の破壊に向かったザフト最後の希望のミネルバ。
ザフト艦隊を囮にミネルバはヘリオポリスの最深部を目指すが、残っていた拠点防衛用MSをルナとレイに任せ、シンは単身先へと急ぐ。
デスティニーを高機動モードで駆るが、ムラサメプラスC1 Bst型”蜂鳥”に追いつかれ、貴重なエネルギーを節約しながら戦うシン。
コロニーレーザー中心部に待ち受けるのは理想に狂ったオーブ首長のカガリ・ユラ・アスハ。『オーブが世界を統べ、理念を守らせる。
それが世界を平和に導く最後の手段だ!邪魔をするな!』未来永劫の平和のためならば、今のこの世界を焼いてもかまわないという狂気。
かつてオーブの民であったシンは怒り狂う、『アンタの理想のために人を殺すのか!国はみんなを守るために存在するんだ!
理念で国を焼くのはアスハのお家芸だな!そんな狂った理念、アンタごと叩き潰してやる!』戦争で妹を亡くしたシンは吼える。
『プラントは地球の潜在的な恐怖にしかならない!ならばコーディネータは地球に降り、ナチュラルと融和しなければ、平和は訪れないんだ!』
『オーブはコーディネータとナチュラルが共存する国だったんだ!そこからコーディネータの居場所を失わせたのはアンタだろうが!』
『オーブを守るには連合との迎合は仕方がなかったのだ!』『犠牲の上でしか成り立たない理想を口にするなら、アンタが犠牲になれ!』
カガリの駆る黄金のMSアカツキと激しい鍔迫り合いを繰り広げるデスティニー。一瞬の隙を突いて、アカツキの背後のコロニーレーザーの
発射台へとビームライフルを撃つが、アカツキはそれを機体の特殊鏡面装甲で反射させ、デスティニーは逆に左足を失ってしまう。
ビームライフルの残りエネルギーはあと1発分、コロニーレーザー破壊分しか残っていないが、アカツキがいては邪魔されてしまう。
『世界の平和と未来のために死ね!』『死ぬのはアンタだ!』アカツキのビームソードがデスティニーの頭部を斬り飛ばす。
が、デスティニーは止まらない。潜り込むようにしてビームライフルの銃身でアカツキを突き、そのまま発射台へと押し付ける。
『アンタも一緒に吹き飛べ!』そしてそのままゼロ距離射撃。デスティニーの全エネルギーを込めた1発が発射される。
アカツキの特殊鏡面装甲で跳ね返されたレーザーと銃口から発射され続けるデスティニーのエネルギーが激しくぶつかり合う。
『オーブの理念を示すこの機体にそんなのが通用するか!お前たちはおとなしく従って、オーブの理念の礎になれ!』
『デスティニーは運命に従うんじゃなくて、運命を切り開く力だ!理念なんてくだらないものに縛られたアンタになんか負けるか!』
シンの叫びとともに搾り出されたデスティニーの全エネルギーがアカツキの装甲を、そして背後の発射台をも撃ち抜く。
爆散するアカツキ、そして発射台。チャージされていたエネルギーが行き場を失い、爆発を始めるするコロニー。
シンは脱出を試みるが、推進剤や全エネルギーを使い果たしてしまっていて、思うように動けずに爆発に巻き込まれてしまう。
そこにやってきたレイのレジェンド、片腕片足の満身創痍の状態だったが自らを楯にするようにして、デスティニーを引っ張っていく。
コロニーから脱出。そこでレジェンドも動けなくなり、ルナのインパルスの胸部と脚部を爆離して、コアスプレンダーにしがみつくシンとレイ。
メイリンからの通信がルナに届く。終戦協定が結ばれた、世界は救われたのだ。ミネルバの脱出ランチでみんながシンたちを出迎える。
『自分には帰れる場所も、守りたいものも、待っていてくれる仲間もいる』シンは涙をこぼす。妹を亡くして以来の涙はうれし涙だった。
そして流れるエターネル・ウィンド。そして、スタッフロール。

種死の劇場版は神アニメですね。……TVで流れた同人版なんて知りませんとも、ええ。