さて、これを読まれた方はどのように感じられたことでしょうか。
欧米の考え方はメチャクチャひどいもんだと私は思いました。
奴隷がこんなにとんでもない扱いをうけうるものだとは、想像を超えていました。
(認識が甘さといわれればそれまでです!)
同時に、日本の考え方も実に欠陥の多いヒドイものです。
人間は、東西で、それぞれこんなバカなことを考えてきたのかと、少々げんなりしてしまいます。
比較というのはまったく面白いものです。
双方を比べることで、気がつかないでいた長所・短所が見えてきます。
そしてもっとヒドイことに、欧米と日本は、このありさまでも現代世界の「もっともマシ」な部分であり、
現代文明の中心であることは間違いないことを考えると…コマッタモノではありませんか。
(しばらく寝込みたいが立ち直って…)
Freedomに「自由」の訳語をあてたのは、森山多吉郎 (栄之助)とされています。
幕府の翻訳官で日本初の英語通訳とのことです。
「自由」をそのまま読むと、「おのれをもって良しとする」であって、「ほしいまま」の意味となります。
古来の「自由」の使用方法そのままであり、「権利」という意味が抜け落ちてます。