【嵐の中で】第69次厨腐攻略戦【輝いて】

このエントリーをはてなブックマークに追加
408通常の名無しさんの3倍
日本では市民社会が成立していない
 共同体以外の社会がない。
家族は共同体。会社も共同体。擬似家族主義。村落も共同体。地域社会も共同体。
 →しかし複数の共同体に均等に参加することはできない。
 どの共同体を優先するかで、他の共同体が切り捨てられる。
  →会社人間の構造的発生。会社のために家族が犠牲になるという共同体の倒錯。
 機能集団が共同体となると、構成員は平等なのだが、能力の劣るものは、やがて排除されていく。
(これはイスラエルの共同生活体キブツなどでも事実上おきる現象)

欧米と日本の企業のあり方
欧米…単なる機能集団。一般規範が優先。
→企業が悪いこと(公害・汚職・不良品製造)をすれば
 →外部に企業の犯罪行為を内部告発するのは、市民としての義務である。
(しなかったならば、逆に共謀・共犯として社会から指弾される。)

日本…擬似共同体である機能集団。
→企業を内部告発するのは、共同体規範に対する反逆・裏切り者。
 →その共同体は内部告発者を絶対許さない。社会でも(内心は)許さない。
(共同体は家族。家族を裏切ることは、古今東西、絶対に許されなくてあたりまえだが…)
 裏切り者は、社会全体の敵である。→認めると社会基盤が崩壊するから
・共同体を守るためには、裁判や国会での偽証も平気となる
 →家族に裁判の証言価値がはじめから当てにされないのと同様。)
(ホントのことを誰もいわない。
 もしいったら→なんで本当のことをいっちゃったんだろうと、内部では逆にあきれる)
共同体があれば、言論の自由Freedomはない。


一般的な秘密について
欧米…誰かと秘密の約束をする場合。
 →「宣誓の場合と武力(アームドフォース)でもって威嚇された場合を除いて、このことは誰にもいいません」と条件がつく。
→条件が定義できる人間同士の契約である。
日本…「誰にもいうな」「ああ、いわない」。でも、限定条件をつけない(思いつかない)
 →だから、なんかの事情で暴露しても「ああいう場合だからやむを得ないだろう?」
(契約ではない。ゆうずうむげ。その時々の「事情(ことのなさけ)→事実と感情」の許す範囲で勝手に判断して、
約束を破ることがありうる。(破っても仕方ない可能性がある)