【嵐の中で】第69次厨腐攻略戦【輝いて】

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406通常の名無しさんの3倍
欧米における民主主義的批判とは何か
・批判というのは相手の発言を受け止めて、存在を認め、検討すること。
・批判をすることにより、元の説を発展的に解消し取り込むという意味でもある。(止揚)
→徹底的な批判・反論をすることは、批判する説を解説・継承することになる。
→言論の自由に基づいて、なんらかの一つの段階・決断に達する方法論である。

日本における決断の方法論とは、公開された論争・批判・検討によるのではない。


「言論の自由」と「共同体規制」
市民社会(シヴィル・ソサエティ) 欧米民主主義の社会基盤
→すべての人を一般的規範が支配する社会
 (均等・平等・例外なし・差別なしをめざす。特権や身分的支配・隷属関係を否定。)
 すべての組織は人間同士の契約により、組織としての機能を果たすために形成される。
 市民同士は、同じ市民として義務はもつが、過分の負担が要求されるほどではない

共同体とは?
伝統社会…共同体のなかにいる人間だけが人間である。
共同体内部と外部では規範・倫理が違う。共同体内部は「特別」扱い。
市民社会では、共同体は「家族」などごく狭い範囲になる。
地縁・血縁・感情的なつながりを基盤とする共同生活の場所。
無条件の相互扶助と相互規制があり、特別の存在目的はない。利益配分は平等。
とりたてて言えば、存在することだけが存在目的。共同体内部ではかばいあう。
・外部に発言する内容と、内部に発言する内容がまるで違って当たり前。
 →共同体内部では、その範囲内においては相当に率直に意見が言える。
 →→同時に、言論のFreedomが完全にあるわけではなく、発言の権利より共同体の利益が優先される。(私的ヒソヒソ話で、外部にはいっさい出さない会話)