キラ=ブリッツ
アスラン=バスター
ディアッカ=イージス
イザーク=ストライク
ニコル=デュエル
消える主人公・・・
アスランがバスターwwwww
3 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 15:44:42 ID:za2S2mnI
にげと
もうラスティがストライクで良いよ
5 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 15:51:08 ID:GFP47SAk
グゥレイトォ言いながら変形するのか
歴史は変わっていたな…
とりあえずキラとカズイをとっかえてからだ
キラ以外の奴がストライクに乗ってたら、
ストライカーパックが無い状態で毎回出撃してたんだろうか?
10 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 18:48:46 ID:BkwtMkXZ
強奪作戦前に、それぞれの適正に合わせて搭乗機体は決めていたんではないだろうか?
これは運命の3馬鹿にも言えることだが。
11 :
☆名無しさん:2006/01/17(火) 18:55:12 ID:???
お前ら暇人だね★
クソニート氏ね
___ , -―.r−-..、
, . '.´. . . . . . . . `. 、 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.ヽ
./ . . . . . . . . . . . . . . . ヽ/:.:.:.:.:.:;.:.:.:.:.:.:.:.:;:、:.:ヽ:.:ヽ __
/. . . . . . . . . . . . . . . ./:.:.:.:.レ':.:.:.:.:.:.:.:.:ハ lヘ:.:ヘ:.:', ,.:.'´:::::::::::::::::、::`ヽ
!、`ー/. ./∠ _/ . . /._l_. . .l:.:.:.:;:'_./:.ノ:. / l_|」l:.:.:i:.:| /:::;:::::::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ
l:、ミL.| ィ, -=、`//,rト, l .l:.:.:/.:..,`-<:./ '.ィ≠ミ'.l:.:.l:.:| /:::::/:::i::::.|:::::::::';::::';:::ヽ::::::l
|ヽ l. .| .ト、::゚| l::゚ハリ .|:.:.:|:./パ::::}. l゚:::,}リノ:.:l.:.| .l::l:::l:::::l::::|i|::::_::::iト、l:::: |::::::|
| |. ヽ.|. |.¨´ , ` l/レ'|:./lハヘ  ̄ , `゛ソイ:l:.:|::.| |::l:::|::::,..L:l└‐.ィ`=ミ|:::::|:::::l
|.l . .l .l. ト、 - ィl ト:.:.:.l、:.ト 、 f__) ,. イ/:/:.:.l:.:.| l::,イハハ゜:} |゚::::リ!::::l:::::l
!.i .i l .ハ l `r-イ. l. | l,:ヘ:.:.lヽ ハ|` ‐ ´ |/ ソl//.l:/ ´ .l:::::l└' , `¨ .|::::|:::/
.|.i .「:.:`<ヽ. ト、/./|./. ,. - '´| |`ヽ、 |::::::ヽ、 - /|::ノレ' コク
.!.!/:.:.:.:.:.:.\、_,\ヽ、 ./:.:.:.:.:.:l´ ,_ ソ:.:.:.:.`ヽ、 |:::/´ ` ,r '´ レ' コク
./=ミ、:.:.:.:.:.:\−l:.:.llヽ,、ヘ l:.:.:.:.:.:.:「ニ ニ7:.:.:.:.:.:.:.://ヽ レ′./:lノ /:.:.\
/ / ヾミ、:.:.:.:.ヘ. l:.:l|ヽ!.ヽハヽ:.:.:.:.:.l /:.:.:.:.::.:./' /l ,r '´:.:.:.:.:L_/:.:.:.:.:.r>、
/ ー、 i ヽ、:.:.:.ヘ!:リ | yヽヽ:.:.:..l ./:.:.:.:.:/'´ , ' | |ヘヽ:.:.:.:.:l ̄/:.:.:.:./' _ハ
12 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 19:01:25 ID:Wq65To0w
とりあえずこの設定でSS書いてくれるネ申降臨キボン
13 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 19:02:05 ID:BkwtMkXZ
ソードストライク
ミゲル「な、何だこいつ…急に…動きが…」
ブリッツを起動させ、OSを書き換えたキラは、このMSの特徴を頭に叩き込んでいた。
ミゲル「ナチュラルが。生意気なんだよ!!」
ミゲルは重斬刀を構え、キラの乗るブリッツへと近づいていった。
キラ「く、来る?」
キラはすぐさまコンソールを叩き、グレイプニール(アンカー)をジンに射出した。
ミゲルの乗るジンはそれを横へ少し跳ぶ事でかわし、バーニアをふかし、一気に距離をつめた。
そのときだった。ブリッツが横に少し動いたな。とミゲルが感じた次の瞬間、
視界、レーダー。そのどちらもブリッツをロストしてしまったのであった。
ミゲルは勢いのまま、重斬刀を振り下ろすが、ただ空を切るのみであった。
ミゲルはあたりを見回すが黒いMSの影は見えない。そらに居るわけでもないようだった。
ミゲルはめちゃくちゃに重斬刀を振り回すがあたらない。
その時。ミゲルのジンの左後方より、突然アラートがなり、黒いMSが姿を現した。
ミゲルはすぐに後ろを振り向き、重斬刀を振り上げたが、その剣が振り下ろされる前に
ブリッツの『トリケロス』から発生しているビームサーベルによって剣を持つ腕を切り取られた。
ミゲル「な、なんだと!?」
ミゲルは突然のことにうろたえるが、不利を悟り、きびすを返し、コロニーの出入り口へ向かおうとしたが、
スラスターをふかし、逃げるジンに、キラの乗るブリッツからランサーダートが発射され、
ジンのコックピットを貫く。
戦場にミゲルの断末魔ともとれる爆音が響く。キラはその爆発を完全に消えるまで
放心した状態で見続けていた…
アスラン「ミゲルー!!」
アスラン・ザラの叫び声は死者には届いたのか。
ブリッツを見つめるアスラン
アスラン「…キラ。いや、あいつはこんなところにいるはずが…」
その時、味方識別通信が入り、アスランは回線を開いた。
画面には仮面の凄腕の上官、ラウ・ル・クルーゼが映っていた。
ラゥ「アスラン。帰艦しろ」
アスラン「しかし、ミゲルがやられました。自分はあの『G』を…」
ラゥ「今は引け。お前の乗っている機体も大事な『G』だ。失うわけにはいかんよ」
アスランは少し間を置き、了解。と言い残し、コロニー外へと向かっていった。
クルーゼは残りの『G』。ブリッツをどうするかを考えていた。
アスランの持ち帰ったミゲルの戦闘の状況で、「消える」という能力を持っている『G』。
残しておけば禍根になるかもしれないが、あえて相手側に残し、その技術を持って
共倒れになることも望んでいた。
しかし、アスランらの強い要望により、また、そのパイロットの実力を測るために
クルーゼは愛機、シグーを駆り、ヘリオポリス内へと向かう。
ブリッツはエネルギーのチャージを完了し、残存したパーツを集めていた。
複合盾『トリケロス』は予備がないが、ストライク用のビームライフルやバズーカは残っており、
いざとなればこれを使うことも可能だった。
マリューはストライク用のパーツのうち、エールは奪取されていたときに装備されていたが、
残りの2つ。ソードとランチャーは残っており、いざとなればこれをブリッツに換装できるように
しなくてはならないと考えてもいた。
そこへアラートがなり、クルーゼ隊が襲来する。キラは再び皆を守るため、ブリッツへと搭乗するのであった…
宇宙空間であればその機体色は保護色であったかもしれない。
しかし、緑もあるヘリオポリス内では、シグーたちに容易に見つけられてしまう。
もっとも、キラたちには逃げる場所もないのだが。
シグーらザフトMS群を確認したキラは、ビームライフルを撃ちはなした。
照準はでたらめで、威力はあれども。といった状況であった。
そしてキラはバスターを確認する。
キラ「…アスラン?いや…戦いなんて」
キラはバスターにアスランが乗っていることを、心の中で否定しようとしていた。
しかし、戦闘はリアルタイムで進攻している。
PS装甲の特徴を理解したクルーゼは重荷電粒子砲の使用を許可していた。
いくら『G』とはいえ、あれを直撃すればただではすまない。いや、あるいはそのままいたみも感じず
死ぬほうがいいのかも知れない。一瞬だけキラはそんなことを頭の中によぎらせた。
その考えが、もう2瞬ほど続いていたら、機体の反応が送れ、その光に直撃していただろう。
相手MSの起動アラート。これは他のコンピュータの出す指示における電波を感じ取り、
自機にロックがかかっている場合、自動回避プログラムがセミオートで働く。というシステムであった。
しかし、反射神経のいい人間。特に強化されたコーディネーターであれば、手動でも避けられるほうが多かった。
手動で避けたほうがその後の行動もスムーズに取りやすく、コーディネーターとナチュラルの差は
その辺に顕著に現れているのだろう。キラはアラートで自ら操縦桿を倒し、避けた。
そして1秒前までブリッツが居たその空域を視認が難しい一筋の閃光が走っていく。
キラは死なないためにも、この戦闘に集中した。しかし、バスター、シグー、ジン。それに対しこちらは
ブリッツが一機のみ。たとえミラージュコロイドで一機をやっても、当然警戒しているため、
すぐに攻撃が集中し、機体は大破するだろう事は容易に想像できた。
キラは、他のMSに注意をしながら、ジンをターゲットに迎えた。
この3機のうち、もっとも倒しやすいはずであったからだ。
しかし、いくらブリッツがジンに勝っているとはいえ、向こうは正規の軍人。かたやこちらは素人。
コーディネーターであるという点では両者等しく、MSの差を腕で詰め寄られている。そんな状況だった。
そこへ一隻の戦艦が大空にせり出してくる。
白い大天使。アークエンジェルであった…
素直に面白い!
18 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 14:40:38 ID:slcUyPPu
続き支援
19 :
映画化の優先順位:2006/01/18(水) 14:44:58 ID:EkeKyNie
ZZ、ザブングル、ダンバイン、エルガイム、そしてドラグナー、といったところか?
ランチャー使わなければ、コロニー崩壊はなかったかもしれない。
イージスやバスターならできそうだがブリッツ、デュエルは微妙。
爆弾の威力はどのくらいなのか
アークエンジェルからザフトMSに対し、砲撃が飛ぶ。
クルーゼは戦艦の火力を侮ることなかれ。という基礎に従い、撤退を命令。
しかしキラは撤退を図る敵を追撃しようとした。
それに気づいたアスランは、機体を反転。エネルギーライフルを撃ち放した。
そのビームはブリッツの左腕をもぎ取り、体勢を崩させた。
アスランはさらに追撃をかけようと、ライフルを連結させる。そのときだった。
バスターの側方から一つの加速した弾が飛んで来、バスターの左肩に直撃した。
クルーゼはその機体に見覚えがあった。それは橙色のMA。メビウス・ゼロであった。
通常力量差のあるMAとMSの戦闘。しかし、パイロットの腕でカバーし、いまだに生き残り、戦果をあげる凄腕のパイロット。
ムゥ・ラ・フラガ大尉がそこにはいた。
ブリッツに、そのフラガ大尉から通信が入る。
「相手さんが引いてくれるんだ。わざわざ蜂の巣をつつこうとするんじゃない」
左腕を失ったブリッツは、ただ引き上げてゆくザフトのMSを見ていた…
アルテミスの傘も破れなかった事に。
換装システムがないと四機相手にバッテリーもたんだろ
最終機体が
キラ:カラミティ
アスラン:レイダー
ムウ:フォビドゥン
+ + .,Å、 +
+ .r-‐i'''''''''''i''''‐-、 + +
+ o| o! .o i o !o +
+ .|\__|`‐´`‐/|__/| + +
+ _,....|_, ─''''''''''''─ ,、 / +
_,..-''"´ `` 'ー-、
,.-'" `ヽ.
/ ヽ
/ ヽ
/,/ ゙;
./,::';' ;' ;i i ,i ; ,i |
/' ;' | ハ ハ. ;'| /|./| / | i / |
,/ ;' / .| | ゙、 | V ゙、 .l | ,:' ソ/,,| ./ !'| ,イ |
| /| | | |''ゝ | ヽ| |/ " ;| / j /| |
| .| l |i゙、 .|` \ / / , ;' .!|
リ ゙、 |.|.ヾ、 ● ● /,:' || |
. 〉| ,i l """ """ / ;' | キングカガリソス
/ ノ' | ゙、 (_人__丿 ;:'ッ ;' ゙、
. ノ/ノ | ゙、/⌒⌒i /⌒ヽ /ノ/ ,ィ ;' ヾ.゙、
-''"´. / ,.ハ i/ | | \ _,.-/ / ,リ ゙、ヾ、
,:',// ゙、 // / ヽ. ゙、
27 :
名無しさん:2006/01/18(水) 18:01:23 ID:ct2X9Pdx
>>26 俺的には、連合CPU三人衆の機体が、寒々しく「フリーダム」とか「ジャスティス」とかの機体名で登場したら、いかにもブルーコスモスらしくてよかったと思うんだけどな。
28 :
age:2006/01/18(水) 18:12:15 ID:nN79SRgC
こういうスレって
>>1 は立て逃げするんだけど
誰かが頑張れば良スレになるんだよな・・・。
て事で
>>14-16様
お疲れ様です
29 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 18:38:25 ID:iiGa4v9r
ブリッツ・・・w
地球じゃバクゥ隊に勝てなさそうw
出てこいブリッツ!でないと傷がうずくだろうが!
いや、ミラコロですから…
1番装甲硬そうなストライクから1番柔らかそうなブリッツに
民間人を収容し、アラスカ基地を目指し長い航海を決意したAA。
まずはヘリオポリスを出たところで出くわすだろうクルーゼ隊が最初にして最大の壁であった。
一方クルーゼ隊も連合の新造戦艦を『足つき』と称し、追撃を決行する。
ヘリオポリスから脱出するAA。そして迫りくる『G』達。
艦長代行、マリュー・ラミアスは民間人であるキラを戦場に送り込むことにことさら積極性をもっていなかった。
しかし、今は非常のときであった。
ムゥの必死の説得により、なんとかキラをブリッツに搭乗させ、向かってくる『G』を迎撃しようとした。
やがてやってくる『G』4機。まずは手始めに。とでもいわんばかりにディアッカのイージスがスキュラを放つ。
距離が離れていた分もあり、AAに直撃はなかった。
スキュラが合図かのように、ブリッツにも感知できるほどの距離まで迫ってくる敵MS。
キラはがむしゃらにビームライフルを撃つが、あたらず、ストライク、イージス、デュエルに囲まれてしまう。
ムゥはためらった。いくらなんでも1対3は不利すぎるが、残る一機はバスター。
AAをその火力をもって攻められてはひとたまりもないことは明らかだったからだ。
ブリッツの前にまず現れたのはストライク。白を基調としたそのMSは、自らの間合いに入ると、
ビームライフルを構えた。
交差するビーム。そこへ別の角度から、ストライクにあたることもかまわずに撃たれたかのようなビームが。
イザーク「ディアッカ!?何のまねだ」
ディアッカ「おやおや。てこずってるから手伝ってやったんだよ。ついでにお前も死ねば手柄は俺だけのもの」
イザーク「なんだと!?」
キラは多少動きが鈍ったストライクにアンカーを放った。
グレイプニールはストライクの左肩を少しえぐることに成功していた。
そこへデュエルが割り込んでくる。ビームライフルを撃つがあたらず、グレネードを放てば、
ランサーダートに迎撃されてしまった。
その一部始終を見ていたムゥは、ミサイルを撃ち込み、さらにAAに近寄り、確実に大きいのをあてようとする
バスターの迎撃に向かっていった。
メビウスのガンバレルはPS装甲があれども、無視できるものではなかった。いざとなれば武器破壊もありうるからだ。
アスランはまずはそのMAをターゲットにするように決めた。
一方キラは、3機の『G』が交互に攻めてくるが、お互いの連携が取れていない様子を読み取っていた。
そして、デュエルがビームサーベル2刀流でキラへ向かってきた。
すると、ストライクとイージスはAAにターゲットを変更し、進路を変えてバーニアをふかして行った。
キラはAAへ向かおうとするが、デュエルの攻撃は的確に足止めの効果があった。
その時。キラの中で何かが変わった。
デュエルのビームサーベルを、片方はシールドで受け、もう片方のビームサーベルを持つ腕を、そのまま
ランサーダートで撃ちとめ、グレイプニールにより、ニコルのデュエルの胸部を捉え、握り潰した。
ニコル「痛い…痛いよ…かあさん…」
そしてそのままAAに向かった2機へと進路を転進し、ビームライフルを連射した。
ブリッツはPS装甲が消えたが、AAのゴットフリートにより、ストライクとイージスは散らされ、
アスランもメビウス相手に苦戦。
クルーゼは撤退を指示。ニコルの件もあり、『G』は素早く撤退を完了していった。
ムゥはブリッツに通信を入れるが、キラは息を切らし、焦点の定まらない目で宇宙空間を見続けていた…
>>ニコル「痛い…痛いよ…かあさん…」
GJ!!!お疲れ様です
34 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 22:35:03 ID:slcUyPPu
ニコル死んだ?
ニコルはイザーク状態(額に傷、キラをヌッコロそうと決意)
36 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/19(木) 10:47:12 ID:XdUNp7/8
続き支援
僕の顔にぃ・・・
むしろ、素ストライクに乗って、ナイフ2本で突っ込んでくるアスランはアスランでおもしろいかもしれない。
アルテミスへ到着したAA。修理をしている間、クルーは個室に軟禁状態となっていた。
そこへアラートがけたたましくなり、衝撃が走る。
その原因は、彼方から3機のMSが砲撃をしていることだった。
その衝撃で電気系統は混乱し、扉のロックまで手が回らない状況になっていた。
デュエルは損傷し、後方に回されたが、
バスター、イージス、そしてジンの重荷電粒子砲を大幅に出力を上げたものを装備したストライクが
アルテミスへ逃げ込んだAAをいぶりだそうと、超長距離から砲撃を仕掛けていた。
AAに戻った主なクルーは、アルテミスから敵を離そうと司令部に通達しつつ、出撃する。
キラはブリッツに乗り込み、ザフトを迎え撃つ。
そして、射程内にまでくると、ミラージュコロイドを発動し、3機の『G』から姿を隠した。
メビウス・ゼロを牽制しながら、消えたブリッツに対し警戒を怠らない3機の『G』。
しかし、キラは、後方の戦艦、ガモフの前に現れ、ビームサーベルを一閃した。
損害は少ないものの、意表を突かれたアスランたちは、きびすを返す。
そこへ、AAからローエングリンが飛ぶ。
幸いにもガモフ、そしてMSに損害はなかったものの、意表を突かれた事は、事実であった。
そしてムゥのメビウスがストライクの武器を破壊する。ストライクはナイフとバルカンのみになり、
明らかに戦闘続行は難しくなった。
しかしアルテミスは半ば壊滅的で、戦果とするには十分であり、『G』の報告の件もあり、
アスランたちは撤退、本国へと向かっていく。
AAはアルテミスへ向かおうとするが、司令部に拒絶され、やむを得ず第8艦隊と合流するため
進路を取り、進むことを決意。着艦したキラは、ブリッツのコックピットで眠りの中へ落ちていた…
ニコルはストライクに指を潰されてピアニストとしての将来をめちゃくちゃにされました
故にストライクをぬっころそうと半狂乱になって追い掛け回します
>>40 そしてキラに倒され地球軍に捕まり強化人間に・・・
ではニコルをフォビドゥンのパイロットに
43 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 00:50:30 ID:tSPnOTRj
あげ
あがれー
45 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 15:28:53 ID:a7+5GIM4
次は大気圏突入だなw
アルテミスで満足に補給を受けられなかったAA。
ことに、水の枯渇は死を意味した。
ナタルの提案により、デブリベルトで水の確保に向かうAA。
到着すると直ちに作業ポッドにより、作業が行われていった。キラはブリッツで警戒しながら、
作業に邪魔な障害物を取り除いていた。
デブリの電波や磁場により、ここではただでさえNJの影響があるレーダーが、さらにその精度が低下する場所である。
キラはレーダーをOFFにし、目視で周囲を確かめていた。そこに、不審なものを発見する。
偵察型のジンであった。キラはすぐさまミラージュコロイドを展開し、警戒しながら近づいていった。
ジンはこちらの作業ポッドに気づいているわけではなく、さらに、何かを探しているような雰囲気だった。
ゆっくりと動きながら、その光るモノアイを左右に動かすジン。そしてその瞳が、ついにAAの作業ポッドを発見してしまう。
はじめにモノアイを。次に頭部を動かし、そしてスナイパーライフルを構えるジン。目標はポッドだ。
キラはミラージュコロイドを中断し、ビームサーベルでその銃身を切り、スラスターで後ろ側に加速度をつけるジンを、
さらにビームサーベルで切り裂いた。
ジンの爆発は他の作業ポッドにも感知され、キラは作業を急ぐよう求める。そこに、一つ不審なものを見つける。
今度見つけたものは、まだ新しい、救命脱出ポッドであった。キラは最後の作業ポッドがAAに向かうと、
その後を追い、救命ポッドを回収し、AAへと帰還する。
AAではそのポッドを慎重にあけ、確かめようとした。しかし、そこから出てきたのは、
およそ戦場とはかけ離れた場所にいるべきな、少女。だった。
傍らにはピンク色の丸い、騒がしい…ハロがついていた。
キラはその少女の手をとり、床にゆっくりと降ろした。
47 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/27(金) 11:07:30 ID:BEElvTQG
GJ
保守GJ!
49 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/29(日) 12:59:20 ID:VR4MGJRR
保守
50 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 13:07:02 ID:gD7cv8k/
保守
51 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 05:17:52 ID:0gwj4E4b
保守
あがれー
少女、ラクス・クラインは、とりあえずの形で尋問を受けることになった。
ムゥ「とは言っても…どうするんだ?」
ナタル「とりあえずは人道的立場から保護。あとはこちらに従ってもらう。と言うことでいかがでしょう?」
マリュー「そうなるのね…」
ラクスは個室に軟禁と言う処置が下された。
しかし、ヘリオポリス組は、やはりコーディネーターに対し、偏見を持っていることが多いようだった。
そんな折、ラクスがふらふらと部屋から出、艦内を回っていた。そして食堂についてしまう。
ラクス「あら。こんなところがありましたの」
フレイ「!?何よあんた!!どうやってきたのよ」
ハロ「テヤンディ!!」
ハロに搭載されている小型の高性能コンピュータでロックを解除でき、それで歩き回っていたのであった。
ラクス「お近づきのしるしに…」
ラクスは右手を差し出してくる。
フレイ「嫌!!この娘、コーディネーターなんでしょ!?医療とかに使われるんじゃなくて、勝手に遺伝子組み替えた。
そんなの気持ち悪いじゃない!!」
キラは食堂の前の廊下に立って、その声を聞いていた。そこに警報がなる。
マリュー「総員第一戦闘配置」
ザフトが襲い掛かってきたのであった。
キラはラクスをすぐさま部屋に戻し、出ないように言い残し、MSデッキへ走り去ってしまう。
ザフトは、例のGの集団であった。しかし、やはりデュエルはいないようだった。
しかし、他にシグーやジンの姿が確認されており、陣容は厚かった。
キラはブリッツに乗り込み、カタパルトで虚空へと躍り出す。
ムゥのメビウスも出撃する。
そうして、戦闘が始まってしまう。キラは「ちくしょう」と一つ吐き捨てて、目前の敵を見据えた…
他スレでSS書いたり、他事で忙しいのでかなり不定期になるので…
GJ!
−オーブ近海にて−
遺作「もう下がれ!貴様の負けだ!!」
炒飯「何を!?」
遺作「やめろディアッカ!これ以上戦いたくはない!!」
炒飯「何を今更!撃てばいいだろうが!!お前もそう言ったはずだ!!
お前も俺を撃つと、言ったはずだぜ!!」
遺作「そんな事言っとらんわ!!(バキッ)」
(イージスPSダウン)
遺作「・・・これで!!」
キラ「ディアッカ下がって!!でやぁぁぁ!!」
遺作「なっ!?(ザシュ)」
キラ「ディアッカ・・・逃げ・・・」
炒飯「な・・・(何やってんだよ、お前敵だろ!?)」
キラ「・・・サイ・・・僕の・・・トリ、イ・・・(あぼーん)」
炒飯「あ・・・あ、あ・・・(アンタは一体何なんだァーー!!)」
デコ「キラァーーーー!!」
遺作「うぉあ!?何だアスラン、いきなり!?」
デコ「今まで・・・お前(遺作)を討たなかった俺の甘さが・・・お前(キラ)を殺した!!
俺が・・・お前(遺作)を討つ!!」
遺作「ハァ!?おま、ちょっ、待っ!あいつ敵だろ!?何で俺を狙うんだよ!?」
デコ「キラは!危なっかしくて・・・甘ったれで・・・すぐ泣いて!でも優しい、いい奴だったんだぞ!!」
遺作「俺の話を聞けーーー!!」
ニコ「ようやくお出ましか、ストライク・・・この傷の礼だ、受け取れぇーー!!」
遺作「お前もかァ!!しかも第一クールはもう終わってるだろうが!!」
56 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/04(土) 01:26:56 ID:1fcS3ral
オーブ近海ではナイフ持って突っ込んできたストライクを背後から一閃で
アスランはどうやってキラに組み付くのだろう・・・
いや、ディアッカがイザークに組み付けば問題ないのか?w
何とも乙ですわ
保守
保守
保守
保守
保守
保守
キラのブリッツにまず向かってくるは、ジン用の重武装を持つストライクであった。
キャパシティがジンよりもはるかに高く、大型ミサイルは早々に使い切ればあとは捨てるだけ。
故にジンのD装備、大型ミサイル、脚部ミサイル、重荷電粒子砲を惜しげもなく装備したストライクが立ちはだかる。
イザーク「貴様!!ニコルをよくも…あいつは…あいつのピアノはぁー!!!」
まずは先手を取り大型ミサイルを2発うちはなつ。
キラはビームライフルで一つを落とし、もう一つを避けた。そこに変形し、捕獲しようとイージスが突っ込んでくる。
ディアッカ「いい加減!!抵抗してんじゃねぇ!!」
キラはミラージュコロイドでイージスから身を隠し、からぶったことを確認するとコロイドを解除した。
一方クルーゼとジンはムゥのメビウス・ゼロと戦闘していた。
いくらムゥがナチュラルとはいえエースであろうとも、MAとMSでは戦闘性能が違い、さらに
数の上でも違っていた。
回避に徹しつつ、タイミングを見計らいガンバレルを向ける。一機のジンがガンバレルから放たれる砲弾に散った。
そしてバスター。アスランである。戦場から天頂方向に控え、戦局を見ていた。
アスラン「キラ…俺は…お前を…撃つぞ」
一人つぶやき、バーニアを吹かす。ターゲットは白い戦艦、アークエンジェル。
バスターの連結、高インパルス衝撃砲を構え、慎重に照準をあわせ、一つ息を吸うと、アスランはトリガーを引いた。
一閃のビームがAAの後部翼に直撃する。
マリュー「隔壁!!弾幕も」
指揮席から支持を下すマリュー。数の上で圧倒的に不利であった。
ストライクとイージスとに戦闘状態となっているブリッツ。
ミラージュコロイドを多用し、回避と奇襲を繰り返すが、消えたまま攻撃を行おうとすると、
2機が、それぞれをカバーし、ブリッツが現れた瞬間に、攻撃を受けていない機体が狙撃するため、
ブリッツは回避せざるを得ず、決定打にかけていた。
そして、キラはアラートの音を聞く。
キラ「ミラージュコロイドが!?」
多用のし過ぎで、ミラージュコロイドが欠乏し、使用不可になってしまったのである。
その機を付き、イージスは変形し、中央の砲門にエネルギーを収束しだした。スキュラである。
ディアッカのコックピットの威勢と同時にスキュラが撃たれる。しかし、それを避けることに専念していたキラは、
当たらずにすんだ。そこへ、ミサイルが飛んで来る。ストライクの大型ミサイルであった。
一つを頭部にくらい、PS装甲の頭部の、装甲が多少はがれた。もう一つを左脚部にくらい、バランスを逸してしまう。
そこにストライクは重荷電粒子砲をうちはなつ。
キラは急いで機体の体勢を整え、回避しようとするが、頭部に直撃し、頭部が吹っ飛んでしまう。
クルーゼは、的確に回避するメビウス本体を狙わず、攻撃の源、ガンバレルに集中していた。
そして他のジンがメビウス本体を狙っている隙を見て、左腕のガトリングを打ち放し、ガンバレルの一つを破壊する。
クルーゼ「ははは。ここまでだ。ムゥ・ラ・フラガ!!」
次のガンバレルを狙いにかかるクルーゼ。ムゥはガンバレルを機体近くまで戻し、やり過ごそうとした。
一方AAの艦橋では、この攻勢に耐え切れないかもしれないという思いが駆け巡っていた。
そこに、砲術管制を担当しているナタルから進言がある。
ナタル「艦長!!ローエングリンの許可を」
ローエングリン。大々的な威力を持つ、AA最強の武装であった。
バスターからミサイルが飛んで来、対空機銃で打ち落としつつある中で、マリューは許可を出した。
ムゥ「射線上の味方は退避しろ!?ったく。無茶言ってくれて」
ムゥは機体の方向を急に曲げ、それを3回繰り返した後に、加速をかけた。
クルーゼはその動きを見、加速をかけたところで判断した。
クルーゼ「全機!!退避しろ!!」
その命令はやや遅かった。マリューの号令の元、AAの足から、強力な砲撃が飛んでいた。
それはジン部隊をなぎ払い、衝撃波はクルーゼのシグーの脚部を破損させた。クルーゼは退却を指示する。
戦力の低下を受け、『G』3機も撤退し、戦闘は一旦の終結となった…
GJ保守
GJ続き支援
保守
保守
保守
続きはまだか!
アルスター次官が、軍艦に乗り、AAを迎えに来ているという情報が寄せられたのは、
それからしばらくしてからのことだった。
援軍の知らせにAAの艦橋は士気が上がっていた。
一方、接近してくる艦影を、ヴェサリウスでも捉えていた。単純な推測で、あの足つきの援軍であると理解できた。
クルーゼは足つきに陽動をかけつつ、援護の艦影を撃破し、士気を落としたところで、改めて足つきを
本格的に攻め、降伏、または撃破することをもくろんでいた。
ちょうど補給部隊と合流する際、負傷したニコルと『G』、デュエルを受領したこともあり、
戦力的には十分であった。
アサルトシュラウドを装備したデュエルには、ニコルがパイロットをやっていた。
ニコル「ブリッツ…許せない…僕の…僕の指を!!」
ニコルは傷つき動かなくなった右手を義手に変え、ヴェサリウスに戻ってきた。MSの操縦には問題ないが、
ピアノを華麗にひくほどの指使いは取り戻せなかった。
イザーク「ニコル。出撃だ。いけるな」
ニコル「当然!!あの機体は僕にやらせてもらいます!!」
デュエルが再び戦場に舞う。後にストライク、イージスと続く。
クルーゼ「アスラン。戦艦を一気に叩いたら足つきに向かう。いいな」
アスランとクルーゼ。それに他のジン部隊は援護の戦艦に向かう。対艦攻撃ならばバスターはおあつらえ向きだった。
ミリアリア「敵MS。数3!!イージス、ストライク、それに…デュエルです!!」
『G』3機が迫ってくる。もう少しで合流できるはずであったのに、邪魔が入ってしまった。
しかし、目前の事務次官の乗る艦隊も攻撃を受けているようだった。
マリュー「突破します!!キラ君。時間を稼いで」
MSデッキにいるキラに、マリューが指示を出す。
キラはブリッツに乗り込みながら、敵の情報を聞いていた。
キラ「デュエル?戻ってきたのか…」
以前グレイプニールでコックピット周りを破壊し、それ以来姿を見せていなかったデュエルを確認した。
ブリッツがカタパルトで射出される。
虚空の宇宙に真っ黒なMS。目前に見える3機のMS。
いくらムゥのメビウスの援護があるとはいえ、難題を背負い、キラは息を呑んだ。
デュエル・ASが一気にバーニアを吹かす。距離を詰め、接近戦で撃破しようという意気だった。
キラはビームライフルを撃ち、牽制するが、アサルトシュラウドにより、運動性も向上したデュエルは、
巧みにかわしつつ、ビームサーベルを繰り出してきた。
複合兵装盾、『トリケロス』で防ぎ、後退しつつビームライフルを放つ。
デュエルも盾でビームを防ぐ。
そこに、ストライクとイージスがやってくる。
ディアッカ「熱くなるのは結構だが、俺たちを置いてきぼりかい」
軽口を叩きつつ、ブリッツに接近してくる3機の『G』。
そこにAAから砲撃が飛び、散開しつつ、ブリッツをターゲットにいれる。
メビウス・ゼロの砲撃を回避しつつ、イージスが変形し、スキュラをうちはなつ。
キラはぎりぎりで避け、ストライクのビームサーベルを盾で防いだ。
マリュー「前方の援護艦隊の動きは!?」
ミリアリア「だめです。現在交戦中!!」
どちらも敵に囲まれ、まさしく四面楚歌であった…
GJ続き支援
機体乗換えはこんな感じでどうよ?
NJC搭載機
キラ:フォビドゥン
アスラン:レイダー
クルーゼ:カラミティ
連合MS(バッテリー式)
シャニ:フリーダム
クロト:ジャスティス
オルガ:プロヴィデンス
その他
マリュー:ドミニオン
カガリ:ピンクブリッツ
ムウ:ブリッツ・改(改良点は格自で決めて)
ナタル:アークエンジェル
ムル太:ガオガイガー(ネタ)
おもしろす
種死で乗る機体は、ヨップが乗ってきたアッシュを奪う方向で
79 :
14からの奴:2006/02/15(水) 18:30:35 ID:???
>>76 別スレ(一本槍スレ)で、予定として、
キラ→ずっとストライク(中身は一度オーブで改修受けて20%ぐらい増し)
オルガ:カラミ→自由(奪取) 非ガンダム
クロト:レイダー→正義(奪取) 非ガンダム
シャニ:フォビ→核MS(奪取)+Gパンツァー(フォビの) 非ガンダム
ムゥ:メビウス・ゼロ→スカグラ→デュエルダガー→フォルテストラ装備
サイ:スカグラ(一回だけ)→バスターダガー
トール:メビウス→スカグラ(イージスもどきにあぼん)
アスラン(ずっとザフト):ジンハイマニューバ→イージスもどき(自爆)→未定 非ガンダム
クルーゼ:シグー→ゲイツ→プロヴィ 非ガンダム
イザーク&ディアッカ:ジン→適当なMSに剣と大砲をそれぞれ持たせる 非ガンダム
ニコル:ジン→ミラコロジン(ストライクにあぼん)
ナタル:ドミニオン
マリュー:アークエンジェル
で、ブルコスとザフトと連合の3つ巴になるように考えていた…
意外と似たような考えでビクーリ
「キラァッ!!お前がニコルを・・・ニコルを殺したァ!!」
アスランの絶叫が森の中を響き渡る。
オーブから出てきたキラ達をザラ隊が強襲、その戦闘でキラは誤ってGのパイロットの一人、ニコル・アマルフィを殺害してしまった。
いままでは友人であったキラを撃つ事に躊躇いがあったアスラン。しかし、ミゲルに続きニコルまで殺された事についに迷いを捨て、キラを討ちにかかった。
「アスラン・・・!」
アスランをかばう為に出てきたブリッツ、そして恐らくはアスランの友人であっただろうパイロットを殺してしまった事にキラは未だに動揺していた。
そのせいで未だ攻勢に出ることが出来ず、ミラージュコロイドで姿を隠し、距離をとっていた。
「キラァ!出て来い!!俺が、お前を討つ!!」
一方アスランは仲間を殺された事により激しく激昂し、先程からガンランチャーを乱射していた。
頭に血が上っているが故に無茶苦茶な事をしている様に見えたその行動もキラを討つ為の布石である事に、キラは気付けずにいた。
ただ、自分に対する怒りが暴走しているのだと感じ、恐怖しているだけだった。そしてそれ故にアスランが放った収束火線ライフルに対する反応が遅れてしまった。
「!?く・・・!どうやって?」
しかしキラはすぐに気付いた。辺りの木が全て薙ぎ払われている事に、そして何故アスランが自分を捕らえる事が出来たのかという事に。
光学迷彩・ミラージュコロイドは辺りの光を屈折させる事により自機の姿を隠蔽する装置だ。しかし、コロイド粒子によって無理やり光を曲げているわけだから機体の存在する空間は微妙に歪んで見えてしまう。
他にも機体の出す音や足跡は隠す事が出来ない、という弱点もある。
周りに何も存在しない宇宙空間ではそれをカバーする事が出来たが、地上では大気や地面などが存在する為、ミラージュコロイドをもってしても完璧に隠蔽する事は出来ないのである。
それらの弱点を利用し、アスランはガンランチャーで樹木をなぎ払い、キラを捕捉する為に視界を広げたのだった。
同時に足跡を発見しやすいように足元に砕いた柔らかい木片を設置する事も同時にやってのけたのである。
全てを理解したときキラは戦慄した。今までとは違う、アスランは本気で自分を殺そうとしている事に。
しかし、だからといって黙ってやられるつもりもなかった。
キラはすぐにミラージュコロイドを解除してビームサーベルでアスランに斬りかかった。
「後方支援用のバスターが相手ならッ!」
未だに砲身を連結させたままのバスターの腕をそのまま切り落とそうとした。相手が至近距離で高出力のビーム兵器を撃てば自機も被害を受けるという事を利用して。
しかし、キラはやはりどこかで油断していた。アスランが本気で自分を殺す筈がない、と。 機体を激しい衝撃が襲う。
「グァ・・・!くッ・・・!?」
あの距離で攻撃できるはずがないと信じていたキラは完全に不意を突かれ、ブリッツの頭部を破壊された。
そして、アスランのとった攻撃方法を見て唖然とした。
「槍・・・?」
そう、アスランは連結させた砲身を腰から切り離し、更にその先端からビーム刃を出現させていた。
ビームサーベルはコロイド粒子の磁場形成理論を応用した技術でビームをその場にとどめる事で発現する。
つまり理論上はビームライフルをビームサーベルにする事も可能なのだ。
しかし当然ライフルとサーベルでは出力が違う。その切り替えを咄嗟に行うには相当の慣れが必要である。必要なはずなのである。
しかしアスランはそれを平然とやってのけた。偶然ではありえない。バスターに搭載されていた機能でもない。
キラを殺すためだけに訓練を重ね、そして可能にした事なのだろう。
「(僕を殺す為だけに、それだけの事を・・・?)」
キラは迂闊な事に、余りにも迂闊な事に、自分を殺そうとする相手の前で自失してしまった。
81 :
80の続き:2006/02/16(木) 18:54:56 ID:???
しかし、キラがすぐに殺されたりはしなかった。彼は友人に助けられたのだ。・・・最大の犠牲を払う事で。
「キラァッ!!無事か!?」「トール!?ダメだ、来るな!!」
トールの駆るスカイグラスパーだ。トールはそのままバスターを攻め立てた。
キラしか目に入らなかったアスランはその攻撃に不意を突かれ、そのまま体の動くままに反撃した。
ミサイルを放射状に放ったのだ。当然シールドなどない戦闘機がそれをかわせる筈もない。そのまま機体は爆散した。
「トォーーールゥゥゥ!!!」
キラは叫んだ。自分の過失で死なせてしまった友人の名を。もう取り戻せないものの名を。
キラの中で何かが弾けた。砂漠の虎を相手にしたときに感じた力が再び体に沸いてくる。
「ゥアァァーースラァァーーン!!!」
キラは鬼神と化した。それが虎に指摘された「バーサーカー」たる由縁である事に気付かずに。
「キラァァァーーー!!!」
アスランの中でも何かが弾けた。目の前にいるのが自分の友人であったことも忘れて。
それからは筆舌に尽くしがたいような戦闘が続いた。
キラがバスターの肩を砕けばアスランがブリッツの足を切り裂く。そして更にキラは相手の頭部を破壊してアスランはカウンターで右腕を切り落とした。
正に互いを喰らいあう様な、捨て身としか言いようがない攻防だった。
そしてその戦いは唐突に終わる。
ブリッツの動きが鈍りだしたのだ。無論それを見逃すアスランではない。状況を一瞬で看破し、攻撃に移る。
キラの機体、ブリッツはバッテリーがエマージェンシーに入っていた。そしてアスランの機体も。
アスランはすばやく砲身を組み上げ対装甲散弾砲を撃った。もう高エネルギー砲を撃つほどのエネルギーはこちらにもない。
ブリッツはPS装甲で受けたが全てを受けきれず胴体の各所に穴を開ける事となった。パイロットが生きているのが不思議な位である。
しかしPSダウンし機体は動かないという絶好のチャンスである。バスターのエネルギーはゼロ同然で実弾も残っていない。
それでもまだ戦う事は出来る。否、相手を殺す事が、出来る。
アスランはバスターの砲身を使ってブリッツに正面から組み付いた。そして、バスターの自爆コードを打ち込む。
カウントダウンを確認してアスランは機体から脱出した。別に逃げようと思っていたつもりかなかったのだが、体が勝手に動いた。
キラはコクピットから出ることが出来ない。バスターによって抑えられているのだ。
アスランが脱出する様子をコクピットの僅かな隙間から見て、キラは彼が何をしたのか直感した。
ヘリオポリスでも同じ光景を見た。パイロットが機体を捨てて、その機体は、自爆した。
そして、その時と違って今回はそれを防ぐ手段はない。
直後―――バスターとブリッツは閃光に包まれた。
俺、本編見てないんだけどマジ期待。
へたれゲーマーなので連ザで固有名詞は解るが。
あげ
保守
ホシュ
保守
保守
流れを読むと…
キラ=ブリッツ→ラクスの助けでNJC搭載のフォビドゥンへ
アスラン=バスター→奪われたフォビドゥン破壊の為NJC搭載カラミティへ
イザーク=ストライク
ディアッカ=イージス
オルガ=ジャスティス
クロト=プロヴィデンス
シャニ=フリーダム
クルーゼ=レイダー
3馬鹿がメチャクチャ強そうだw
90 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 17:45:01 ID:KJM37Txd
カガリはブリッツルージュなのか?
連合の量産形MSはブリッツダガーか
ストライクダガー、デュエルダガー、バスターダガーに比べたらイマイチ弱そうだなぁ
>>89 変態仮面にはゲテモノカメムシがあう希ガス
>>92 そうするとカラミに乗った奴はオーブでの戦闘で恐ろしい目にあうぞ・・・飛べないから
キラがカラミティに乗ると・・・
アラスカ戦で
大気圏突入→墜落→真下にAA→AA共々あぼーん
アスランがカラミティに乗ると・・・
オーブ防衛戦で
オーブ脱出→脱出するクサナギに張り付けない→あぼーん
他にも色々面倒な事があるだろうしね
(ビームサーベルやビームライフルが無いとPS装甲持ちとまともに戦えない)
保守!
保守☆
全力で保守。
保守
全身全霊を賭けて保守
保守するだけでなく自分で書いたらどうだ、と提案したい
保守。
>>100 私では力不足です。
SSも書いたこともないし、作文すら書けない池沼ですから…。
102 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/03(金) 23:21:02 ID:MJVxhQAz
SS職人は旅にでました。
もう戻ってこないそうです。よって
>>110が続きを書きなさい
外伝で、遺作ストライク対Jのロングダガーとかなら今度書いてみれるかも試練
保守
番外編やってみても良い?
糞長くなるけど、付き合ってくれ
番外編:37話 「神の雷」より
あの時、イザークは友を失った。そして、奪った倒すべき敵に・・・突然現れた
あの機体に今度は命を助けられた。仮にあのまま足つきと戦っていたら そう
考える寒気と、同時にふがいなさから来る怒り。そして、何より敵とは何なのか
という迷い、これが最も自分を悩ませる・・・、を覚える。が、こんなことを
気にしている暇などない。イザークは頭にまとわりつく悩みを誤魔化すように
壁を拳で叩く
この戦いには負ける訳にはいかない。先のJOSH−Aにて、ザフトは地上の戦力
の8割を失った。連合の、味方ごと自爆させるという反吐の出るような方法で。
極めて劣勢になった今、少しでも巻き返す為にパナマのマスドライバーを落とす。
少数で厳しくはある。しかし、グングニール降下までにポイントを占拠するのは
普段の戦局から考えれば問題も起こりようがなかった。所詮はMA。現にMS部隊
に敵ってはいない・・・はずだった。精々、地雷や固定砲台に注意すれば良いと
真横で唐突にジンが爆発した。ビームの様なその閃光に、一瞬何が起こったのか
イザークも分からなかった。敵がその身で教えてくれるまでは
ストライクダガー 連合に残ったブリッツの戦闘データから算出されたものを
使用して連合が生み出した切り札。初のMSである。ブリッツでなくストライク
なのは、特殊兵装では汎用には向かないからだろう。元々あちらのMSなのだから
不可能ではない。OSのサポートによって、マニュアル化した動きではあるが
ナチュラルでも動かせる。それがどれほどの脅威かは考えるまでも無かった。アンチ
ビームシールドすらないジンでは、ビームサーベルを振り下ろし、シールドを扱う
複数のダガー達の前には倒れる他ない。ジンのうちの一機に乗るパイロットも例外では
無かった。近くにはゾノしか友軍はなく、手を借りるには無理がある。正面の機体の
繰り出す横薙ぎのサーベルをかわしたものの、すぐさま他の敵の注意を引く。自分に
向けられるライフルの砲口の暗さに死を覚悟したその時、突然飛び降りた白い機体が
敵機を切り裂き、そのまま隣の敵も撃ち抜いて飛び去った
ストライクである
ここの所、あのブリッツと戦い他とは段違いの経験を積んだイザークにとって、
慣れていない上にOSの影響でマニュアル化されたパターンの見切りやすい動きなど
取るに足らないものだった。
「こんなもの・・・あいつに比べたら!!!」
自分が元になったと思われる機体が共に飛び立った友軍機を潰していく。この状況が
怒りを掻き立て、イザークは加速して行く。自分の進路にある機体を薙ぎ払い、グング
ニール降下地点制圧を目指して向かう仲間達を見送る。その時、奴は現れた
鈍い動きの模造品の中で、唯一見た目の違う、それもよりによってデュエルを思わせる
それ 名をロングダガーと後に知る が他とは段違いの動きで自分のライフルを防いで見せた。
―こいつは、自分以外には止めようが無い―そう察したイザークは仲間を庇うように、
その機体の前に立ちはだかる
「先に警告しておきたい。君には、手加減出来そうに無い。出来ればこの場から退いて
くれ。さもないと・・・」
そう通信回線を開いて言いながらライフルを向ける機体に、一瞬驚いて動きが止まる。
聞いたことがある。連合に居る裏切り者。白いジンを駆り戦う、相手を殺さずに追い払う
コーディネイター「煌く凶星 J 」。目の前の敵がそうなのだろうか。
良く見れば腕や頭部のみをやられ、まだ仲間が生きていたことに喜びはよぎった。しかし
それも大切な・・・死んだ友のコピーが殺さないで戦うなどという行為をしていることに
侮辱されるような怒りで吹き飛ぶ。ニコルの、ディアッカの死を侮辱されているような。
自分やアスランが、死んでいったあのひょうきんなディアッカや優しいニコルが必死で
こうして戦場にこれまで居たのは何だったのか。そんな考えが頭に浮かぶ
そんな言い様も無い憤怒が気付かぬうちにストライクを走らせるイザーク。こうして、
また新たに戦闘が始まった
エールの機動性を活かして左右に移動しながらフェイントを含めた動きでライフ
ルでを撃ちつつ、デュエルは近付いていく。しかし、敵もやはり出来る。お互い
MSを相手にしてきた経験は他とは格段に違うのだ。着実にかわすそのステップを
確認しつつ、イザークは相手の技量を見て取る。しかし、この考えは間違っていた。
実際、相互の技量は互角だったのだが、大戦初期からザフトを相手にして来た経験は
自分を上回っていたのだ。
前方の敵を警戒していたイザークは、これまでに研ぎ澄まして来た感覚で違和感に
気付いた。平地から背の低い木の並ぶ林まで移動していたのだ。エールの機動性を
殺す、敵の策。既にストライカーが殺された状態で、ロングダガーは強烈な突きを
繰り出す。どうにか盾で受けたイザークであるが、相手の渾身の突きによる衝撃の
中懸命に頭を働かせる。普段なら、エールの機動性でこの程度の木々は簡単に踏み
倒しながら戦える。ところが、バッテリーは先ほどまでの猛進の結果尽き出し・・・
どう見ても勝ち目は無い。フェイズシフトダウンも目前となっている。
追い討ちに襲う多数のミサイルをストライクはバーニアを吹かせてどうにかかわす。
しかし、それと同時にフェイズシフトダウンは訪れる。灰色に染まるその機体が自分
の運命そのものかとふと思ったまさにその時、敵機がデュエルのアサルトシュラウドに
似た武装のレールガンを向けているのが見える。空中で動きようがない。もう駄目か
ディンが撃ち出したミサイルによってロングダガーの視界は塞がれた。
邪魔は入ったが、レールガンは直撃したのは確か。殺してしまったが・・・仕方ないと
思うべきか。自問するJは、杞憂だとすぐに知ることとなった。そこには、膝をつき
つつも立ち上がるソードストライクが居たのだ。恐らくはあのディンが持ってきたスト
ライカーで空中換装したのだろう。だが、そんなことはどうでも良い。目の前の強敵に
対応するべく、ロングダガーは大地を蹴る。
ソードストライクのシュベルトゲーベルでの強烈な横薙ぎを身を沈めてかわし、立ち上が
ると同時にロングダガーがサーベルで切り上げる。シールド代わりのパンツァーアイゼン
で防ぐことで飛び散る火花の中、両機の輝きは一層増していく。
弾かれるように二機は飛び退き、ロングダガーはすぐさまライフルの連射で応じる。
「この敵を倒すには・・・一度きりだが一か八か行くぞ!」
盾を向けて防御するのと一緒の動作で、ソードストライクはマイダスメッサーを投げる
ける。ストライクに照準を合わせていた敵は、ほんの少し対応が遅れてかすりながらも
ぎりぎりでかわす。と同時に駆け出して距離を詰める。データが渡っている以上あれが
ブーメランだと分かっているに違い無い。受け取る瞬間を狙ってケリを着ける気だろう。
が、それこそこちらの狙い。ブーメランを受け取る体勢と見せかけて相手を誘い、パン
ツァーアイゼンを放つ。上手く行った。相手の装甲に食い付き、動きを奪うことに成功
したのだ。背後のブーメランがロングダガーの中央を通りこちらに戻る。そう思った時
敵機は強烈な光を放った。
これがフォルテストラの特性である、パージ時の閃光。
凄まじい光にブーメランを取るのがやっとの中、イザークは必死に敵機を探す。パージ
して身代わりにした敵はどこから攻めるか?自分なら・・・。警告音と同時に、迷わず
上に突きを繰り出す。かすかに手応えはあった。が、衝撃でそれを感じる間も無い。
互いにコックピットブロックに掠った一撃を見止める間も無いまま、上段からのシュベル
トゲーベルで仕舞っていたライフルは切り飛ばされ、切り払われたビームサーベルで
後退しつつも肩のビームブーメランが二つに割れる。同等の者同士の生む緊迫の空気。
構え直し、次の衝突に備える両機。
終わりは意外な形で訪れた。
友軍が成功したのだ。グングニールはたちまちにマスドライバーを破壊し、ろくに
対策もしていない連合のダガー達を鉄くずに変える。・・・戦闘は終わった。
目の前の、憎きデュエルの模造品を吹き飛ばすのは実に簡単。うなだれるような目の前
の機体に一撃加えるだけ。
「・・・・・・」
ふと、自分が今何をしようとしているのかという疑問を抱いた。目の前の動かない敵を
潰す。これは八つ当たりでしか無いのではないか。自分は戦いの中に価値を見出す時は
ある。それは自分と同等に戦える相手であってこんなことで では無い。
虚しさを覚えたイザークは、静かに背を向けてその場から離れて行った。その直後に
仲間の残忍な顔を、行為を見て、更に後の再開によって自分の中で何かが変わる。その
きっかけであることに気付くことはなく。
115 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/05(日) 03:31:52 ID:7wvdaDbp
以上。オチも微妙な状態で、長々と駄文書いてしまいますた・・・。一応ageときます
ちなみに、これはMSVで実際にあるデュエル対ロングダガーが元
こんな時間でも職人に会えるもんだ
>>108-
>>114 これが初のSSだったんだけど、どうでしょう?
面白かったよん
い・・・遺作が物スゲエツエエ・・・
>>91 悪いが、勝手にストライクダガーで行っちまったぞ
もう人も居ない。このまま落ち行く運命なのか
123 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/05(日) 20:32:29 ID:7wvdaDbp
もう誰も居ないスレ
それでも、保守。
保守
127 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/08(水) 18:27:59 ID:h/fn1+y1
折角
>>108で新たな職人が書いたんだからもうちょい感想書いたげた方が良いんでね
という訳で、保守age
一応、保守
そうか…PC修理してる間にもう一人…
いやね、他で似たようなのかいてるからなかなかコッチのは…
真夜中に保守
いつでも保守。
保守
ついでにあげ
職人いなくなった?
保守ばっかで感想もなきゃあいなくなるさ
良スレなのであげ