GJ!!
GJ
フレイすごすぎw
「ねぇ・・・あたしのこと、好きなんでしょ?正直に言いなさいよ」
耳元で囁かれる甘い言葉。その言葉の一つ一つが、俺の思考を溶かしていく。
しかし、俺は後一歩というところで踏みとどまっていた。フレイの望む言葉を口にすることだけは、しなかった。
「・・・ま、いいわ」
次の瞬間、俺は強引に床に押し倒された。
「ちょ・・・やめ・・・」
さすがにここでは声がでた。が、俺の言葉は、フレイに対する抑止力にはなりえなかった。
「やめろって言われてやめるくらいなら、最初からこんなことしないわよ」
そう宣言するフレイの表情からは、迷いは読み取れなかった。ただ、妖しく笑う「女」の表情がそこにはあった。
精一杯抵抗すれば、男である俺が、フレイを押しのけられないことはないだろう。
だが、頭の片隅の欲望が、精一杯の抵抗を拒んでいた。金縛りにあったかのように、体は動かなかった。
フレイの顔が、近づいてくる。これを受け入れたら、きっと。俺は・・・
そのときだった。
ほーしのーふるばしょでー(ry♪
突然鳴り響く携帯電話の着信音。俺は、はっと我にかえった。
「やめろよっ!」
俺はフレイを突き飛ばすと、立ち上がった。
・・・それから、どうしたかは、覚えていない。
気がつくと、俺は走っていた。立ち止まって辺りを見回すと、見慣れた街の風景だ。・・・あそこから、ここまで走ってきたのか。
「あれ?シンじゃない。何してんの?フレイとデートしてたんじゃ・・・」
前方から、見慣れた姿が走りよってくる。マユラだった。
「って・・・どうしたの?なんで泣いてるの?」
・・・俺、泣いてるのか。自分でも気づかなかった。まぁ、自業自得なんだろうが・・・。
「・・・ちょっと、あそこで話そうよ」
マユラが俺の手を握って、引っ張ってくる。
「いや、俺は・・・」
俺がためらっている間にも、マユラは強引に、俺の手をぐいぐいと引っ張っていく。
「いいって!あたしがおごってあげるから!わかった?」
有無を言わさぬ口調だった。でも、温かかった。
「・・・うん」
なんとなく、安心できた。今は、ただマユラの明るさだけが、うれしかった。
GJ
フレイはあいかわらず主人公の心にトラウマを残すなw
マユラ登場ですか。暖かい癒しがありますなあw
彼女のキャラクターでシンの重苦しい心を変えてくれることを願いますw
GJ!
だが俺から一言
シ ン も っ た い な い こ と を し た な !
シンはいいなぁ
でもフレイみたいなヤンデレがリアルにいたらストレスで胃潰瘍になりそうだな
まあ、あれだ。取り敢えずマユラに癒してもらえ
学園青春ものから一気に昼ドラみたいになったなwww
シン最後刺されちゃうのか?
そりゃないだろ。
上げるけど良いよね!答えは聞かないけど
保守
はぁー・・・。
マユラと別れ、家路につきながら、今日の出来事を回想する。
結局、あれからマユラに話を聞いてもらって、楽になったといえばなったのだが、根本的な解決には至らなかった。
いくらあんなめちゃくちゃなことをされても、全てを語ることはできなかった。
なんだかんだ言っても、友達なんだ。ひどく自分が矛盾している気もするけど。
「ただいまー」
「おかえりー。遅かったね、おにいちゃん」
リビングから妹が出てくる。
「別に遅くはないだろ」
妹の頭にぽんと手をのせた後、俺は自室に向かった。
・・・疲れた。今日も早く寝よう。
最近、疲れ続きな気がする・・・。
俺は携帯電話をベッドの上に放り投げた。
さっさとお風呂に入って寝たい。そんな気分だった。
寝支度をすませ、ベッドに入る。
急に、フレイの艶かしい表情が浮かんだ。
・・・不謹慎かもしれないが、妙に色っぽかったなぁ。
フレイは、そういう面では、ずっとずっと俺より大人な気がする。
仮にあのままフレイに身を任せていたら俺はどうなっていただろう・・・。
って何考えてるんだ俺は。
頭に浮かんだ不埒な考えを振り払いつつ、また一日が終わった。
遅くなってすみません
キターーーー!
相変わらずGJです
誰かが部屋に入ってくる気配を感じ、俺は目覚めた。
「おはよう、シン」
「あー、おはよ、メイリン」
メイリンはにっこりと笑って、俺を見下ろしている。
えっと、なんでメイリンがいるんだっけ・・・。
あー、そういえば朝迎えに来るみたいなこといってたなぁ。
時計を見ると、いつもの起床時間より40分ほど早かった。
「ちょっと待っててくれ」
俺はメイリンを部屋に残し、一階に降りた。顔を洗い、歯を磨いていると、段々と目が覚めてきた。
トイレを済ませ、二階へ戻る。
「えっと、ちょっと出てくれるか?」
「え?」
「いや、着替えるから。」
「あ、ご、ごめんっ」
メイリンは、頬を赤らめて部屋を出て行った。
俺はさっさと制服を着て、バッグの中に筆箱とノートをてきとーに詰め込むと、部屋を出た。
「そんじゃ、いきますか」
「うん」
一階へ降りると、母親が弁当を持って待っていた。
「珍しく今日は早いじゃない?」
「まぁ、メイリンが迎えにきたからね」
母親から弁当を受け取り、バッグに入れ込む。
「よかったじゃないの。遅刻しないで済むし。メイリンちゃん、シンのこと、頼むわね」
「はいっ!あ、おじゃましましたー」
「・・・いってくる」
メイリンより俺のほうが年上なのに・・・。
「あ、そういえば朝ごはん食べなくてよかったの?」
「大丈夫。パンかおにぎりか買って食べるから」
それに、今更言われても困るっての。正直、朝ごはんを食べるのは俺にとって不確定要素なので、抜かそうが抜かさまいが、どっちでもいいことなのだ。
「・・・ねぇ」
「なんだよ」
「シン、歩くの速い」
「・・・ごめん」
ちょっと遅れそうだったメイリンに歩調をあわせる。速いと言われても、普段一緒に歩かないんだから、仕方がない。
些細なことで、昔と今との違いを感じてしまう。
「たまには早く学校行くのも、悪くないでしょ?シン、いっつも遅刻ぎりぎりだもんね」
ちょっとニヤケているメイリンだったが、なんだかうれしそうにも見えた。
「・・・たまには、な」
まぁでも、確かに悪くはない。いつも駆け抜ける道を、ゆっくりなスピードで歩くと、いつもと違った風景に見える。
それに、なぜかいつもより風を心地よく感じるような気がした。
他愛のない話をしながらのろのろと歩いていると、あっと今に学校についた。隣に人がいるって、案外いいもんだ。
「それじゃ」
「うん。授業中寝ちゃだめだよー」
俺とメイリンは学年が違うので、もちろん違うクラスだ。メイリンと別れると、俺は自分の教室に向かった。
まだ続きそうなんですが、構いませんよね?
どんどん続けちゃってくれ
いつも楽しみにしてるYO
GJ
いつも楽しく読んでます。
これからも頑張ってください。
GJ
「あー、まずはみんなに自己紹介してもらおうと思う」
教壇に立った、これから俺達の担任となる教師が言った。
高校に入学した、俺が一年の時である。まぁ、普通の展開だ。
担任が名前を読み上げ、呼ばれた者は名前とか趣味とかを言っていくのである。
順調に自己紹介は進んでいき、俺の順番がやってきた。
「えー、シン・アスカ」
俺は起立し、名前とてきとーな趣味を言うと着席した。
自分の番が終わるとなんだか時間の進みが遅く感じられ、けだるさが増してくる。
俺の座った席は一番窓際の席だったので、頬杖をかきながら外の景色を見ていた。
そうしている間にも、着々と自己紹介は進んでいった。
「あー・・・まぁ、みんな知っていると思うが」
そんな時、突然変なニュアンスを含んだ担任の苦笑混じりの声が聞こえ、俺は視線を担任にやった。
・・・どういう意味だ?
「ラクス・クライン」
「はい」
呼ばれたのは俺の隣の席の少女だったようで、律儀にもはいと答え、起立した。凛とした声色だった。
「わたくし、ラクスクラインと申します。どうぞ、よろしくお願いいたします」
それだけ言うと、その少女は着席した。そのときだけ、教室中の空気が張り詰めていたように感じられた。
「あー、次は・・・」
担任の教師が次の生徒を指名し、また自己紹介は進んでいった。
番外編です
それから数日間の間、俺は順調にクラスの中に友人を増やしながら、慣れない高校生活を送っていた。
とはいえど、中学時代の友人も数人いたので、それほど気負うほどのものでもなかった。
そんなある日のお昼時だった。
俺は登校時に買っていたパンを昼飯にしながら、中学時代の友達、新しくできた友達と昼食をとっていた。
「それにしてもさー、体育の教師って変態じゃね?」
「えーと、アーサー、だっけ。なんでだよ」
「そーそー。あいつさ、職員室でエロゲしてるって噂あるぜ」
「はぁ?ちょ、まじかよ」
「ありえねーだろ」
ゲラゲラと笑いながら噂話をする友達の会話を耳に挟みながら、俺はふと隣の席の少女を見た。
少女は昼ごはんを食べず、かばんを開けては閉じ、ため息をついている。
考えるより先に、俺は動いていた。少女の肩をトントンと叩くと、ピンクの髪の少女は驚いた様子でこちらを向いた。
「昼ごはん、ないの?」
少女は不意を突かれた様子だった。
「あ、は、はい、家に忘れてきてしまったようで・・・」
一拍遅れて、慌てたように返事を返してくる。
「だったら」
俺は袋からクリームパンを取り出すと少女の目の前に差し出した。
「これやるよ」
「し、しかし・・・あなたが困ってしまいます」
「大丈夫だって。俺の分まだあるから」
俺はそれだけ言うと、受け取ろうとしない少女の机にクリームパンを置くと、友達に向きなおった。
「あ、ありがとうございます」という声が聞こえたが、俺は聞こえないふりをしていた。
なんでだって?
そりゃ恥ずかしかったからだよ。
俺が向き直ると、友達は噂話をやめていた。
というより、教室中がシーンとなっている。
・・・あれ?
誰も言葉を発する物はおらず、殺伐とした空気の中、無遠慮に鳴り響くチャイムが休み時間の終わりを告げた。
「なあ、次の授業なんだっけ?」
中学時代からの友人、ヨウランに聞くと、ヨウランは哀れみを含んだような目で答えた。
「・・・歴史だよ」
「あ、そっか。さんきゅ」
この時の俺は、特にその理由を考えることもなく歴史の教科書とノートをバッグから出し、机に広げた。
まもなく歴史のサトー先生が教室に入ってきて、授業が始まった。
―そして、授業が始まってから20分が経ったころ、俺は順調に夢の世界へと向かっていた。
正直、俺は自分の寝方に自信があった。中学時代、ほとんどバレたことがなかったからだ。
だが・・・
頭部に走った激痛で俺は目覚めた。
いてて・・・と頭部をさすりながら顔を上げると、サトー先生が目の前に立っていた。
まさしく、鬼の形相だった。俺の眠気は一瞬にして覚めてしまった。
「貴様、いつもいつも寝よって・・・。今日の放課後、罰当番だ!廊下と階段を掃除して帰れ!」
「・・・はい」
俺は羞恥で赤くなった顔を隠そうと、俺はうつむいた。
授業が終わると、友達が数人集まってきた。
「いやー、いくらお前の寝方でも、サトー先生には通じないみたいだなぁ」
「災難だなぁ。まぁ、がんばれ」
「・・・うるさい」
俺はため息をつきながら、うつむく。
「それにしても、お前って結構大胆だよなぁ」
「・・・授業中寝るのは俺の癖なんだよ」
中学のときは殆どばれなかったから自信あったんだけどな・・・。
「いや、そうじゃなくて。さっきの昼のことだよ」
友達は少し声を潜めながら話す。
「昼?ああ、隣の席の・・・クラインさんだっけ。あの人にパンあげたこと?」
「そーそー。お前ほんと大胆だなぁ。うらやましいよ」
「なんでうらやましいんだよ?」
「はぁ?なんでって、お前、そりゃ・・・」
怪訝そうな表情になる、まだ付き合い始めて間もない友達。そこで、ヨウランが間に入ってきた。
「あー、無駄無駄。こいつ、昔からそーゆーこと興味ないやつだから」
・・・そーゆーこと?
「なぁ、なんなんだよ」
「なんでもねーって」
にやけながら答えるヨウラン。
・・・なんか企んでやがるな。直感的に分かった。
まもなく、休み時間は終わった。それからホームルームが終わるまでの間も、俺は懲りずに授業中爆睡していた。
GJ
GJ!
なんかシンらしいやwww
だねw
ぶっきらぼうだけど優しいって感じが良い。
「くっそー・・・あいつら・・・」
誰もいない階段を箒で掃きながら、俺は先に帰った級友に恨みをはせていた。
「掃除終わるまで待っててくれてもいいじゃないかよー・・・」
本当は掃除なんてせずにとっとと帰ろうと思っていたのだが・・・。
どうやら罰当番の話は担任まで回っていたらしくホームルーム中に釘を刺されたので、掃除せずに帰るという俺の作戦は脆くも崩れさった。
それにしてもなんなんだよあのサトーってやろーは。この棟の階段から廊下、全部やれだなんて不可能だろ!
「だー!もう、やればいいんだろ!やれば!」
半ば自暴自棄になり、大声で叫びつつも俺の手は従順に動いていた。
「あのー・・・」
「っ!?」
誰もいないと思い込んでいた矢先に突然後ろから声をかけられ、俺は思わずすくみあがった。
慌てて振り向くと、そこにはなぜかクラスメイトのクラインさんが立っていた。
しかも箒を持って。
「えっと。あー・・・」
なんというか。この時、俺はものすごく混乱した。
まず、頭に浮かんだのはいつの間に?という疑問だった。その次に、クライン・・・さんが箒を持って現れたということが、どういうことを意味してるのかは分かる。
が、なぜ彼女が?数日前初めて会っただけだというのに。特に喋った記憶もないし。
「お手伝いさせてくださいな」
彼女は柔らかく微笑みながら、俺が予想していたことを言った。
「いや、でも罰当番は俺だし・・・」
「お手伝いするくらいなら構わないと思います」
「でも、ばれたら怒られちゃうぞ」
「そのときは、私が勝手にやったことですから。構いませんわ」
さすがにここまで言われては、断るのも悪い気がしてきた。
「そっか。えっと、ありがと」
面と向かってありがとうと言うのが恥ずかしかったので、掃除をするふりをして彼女に背を向けた。
背中で彼女が「いえ」と言うのがわかった。
とりあえず、なぜ?という疑問は胸にしまっておいた。
GJ
GJ
GJ!
最近普通に平和な世界のラクスなら普通に萌えられるようになってきたよ。
「やっと・・・終わった・・・」
「やりましたわね!」
結局、手伝ってもらったので掃除は一時間ほどで済んだ。
もし一人でやっていたら、どれくらいの時間を要しただろうか。
「それじゃ、俺先生に報告に行って来るから。よかったら、教室で待ってて。」
俺はそれだけ言うと、職員室へ急いだ。
サトー先生は・・・いた。
「あ、あのー。掃除終わりました」
ちょっと引き気味に話しかけると、サトー先生はこちらを向いた。どことなく罰の悪い表情だった。
やっぱ、怒られるんだろうなぁ・・・。
「そ、そうか。まぁ、なんだ・・・。よくがんばってくれた」
「え?」
俺は思わずえ?と声に出してしまった。俺が思っていたこととは全く正反対のことが起こったからだ。
「え?とは何だ。・・・まぁ、その、腹も空いたろう。これでも食え」
サトー先生は、コンビニの袋から菓子パンをとりだすと、俺に差し出してきた。
「あ、はぁ。ありがとうございます・・・?」
わけが分からないまま、俺はパンを受け取った。
「うむ。それじゃ、気をつけて帰れ。あと、授業中は真面目に話を聞くように」
最後に一言だけ釘をさされたが、あっさりと終わった。
不思議な気分になりながら、俺は彼女が待っているであろう教室へ戻った。
がらんとした無機質な教室の中に、彼女はいた。ただ一人で。
教室に入ると、彼女はこちらを向き、笑顔で言った。
「お帰りなさい」
俺と彼女しかいない教室に、軽やかな声が響く。
「あ、ああ、うん、ただいま・・・」
俺は一瞬どう答えていいのか迷ったが、ただいま、と答えた。
GJ!
正直サトー先生のツンデレ具合に萌えた俺ガイル
パンを渡すときの顔が連ザU信頼度MAXのサトーさんに変換された
これはヤバいw
ラクスに掃除を手伝わせてしまったorラクスに何か言われたから
「ぎこちない笑み」してるんじゃないのー?
あ、「罰の悪い表情」だった。スマン。
読みながらモニタの前でにやけてしまった。
いるんだよな。こういう先生。俺が高校のころに世話になった先生にそっくりだ
「ところで、なんで手伝ってくれたの?」
俺は傍らを歩く少女にたずねた。
結局、外もなかなか暗くなっていたので一緒に帰ることになったわけだ。まあ、事の成り行きってやつだな。
「お昼のときに、パンを譲ってくださったので・・・」
傍らを歩く少女、クラインさんはにこっと笑うと、そう答えた。
「・・・たったそれだけで?」
「はい」
「・・・そっか。さんきゅ」
いまどき、珍しい子だなぁと思った。普通、パンをもらったくらいでここまでできないだろ。
「いえ!私、うれしかったので・・・」
時折強く吹き付ける風が、クラインさんのピンクの長い髪を弄んでいく。正直、素直に可愛いと思った。
俺は彼女の顔を無遠慮に見つめていた自分に気づき、頬が赤らむのを感じた。
「あのさ、なんか飲む?おごるけど」
俺はそんな自分を振り切るように自販機に駆けた。
「え?いえ、私は・・・」
「いいって。手伝ってもらったお礼だよ」
俺は自分の分のジュースをさっさと買い、彼女の判断を促した。
「いえ、しかし・・・」
「じゃあこれでいい?」
俺は無難にスポーツドリンクのボタンを押すと、出てきたペットボトルを取り出し彼女に渡す。
GJ!
GJ
ここのラクスはええ娘や…
しかしラクスほど二次創作で評価の変わるキャラもいないな
元が電波で教祖だからな
「あ、ありがとうございますっ」
クラインさんはボトルを受け取ると、飲まずにバッグに直した。
「・・・あ、嫌いだった?」
「い、いえ、そんなことは・・・」
ぴぴぴぴぴ・・・気まずくなりかけた時、無機質な音が流れた。
「あ、ちょっと失礼しますわ」
クラインさんはバッグから携帯電話を取り出すと、口元を手で隠しながら話始めた。
「あ、こんばんは・・・はい・・・えっ?お仕事ですか?・・・」
聞くのは悪いと思いながらも、耳に入ってくる分は仕方がない。
俺はアップルジュースを飲みながら、聞いてない振りを装っていた。
「・・・明後日からですか?・・・い、いえ・・・はい、では・・・」
そう言って、クラインさんは電話を切った。きっとアルバイトか何かの電話だったのだろう。
「す、すみません・・・」
「いいけど。バイトの電話?」
「いえ、アルバイトというわけではありませんわ」
苦笑気味に答えたクラインさんだったが、少々奇妙なニュアンスだった。
仕事って言ってたし、バイトじゃないってんなら・・・何なんだ?
高1で仕事?なわけないよな。
・・・もしかしたら家が貧乏で仕事しなきゃいけないとか?
でも仕事って言ってもこの歳でできる仕事なんてほとんどないよな?
まさか・・・体を売ってるとか・・・?
「そ、そうなんだ」
この時俺の妄想は一人歩きしていた。完璧に。
「あ、あのさ」
「はい?」
クラインさんは不思議そうにこちらを向く。このときの俺は何を思ったのか、とんでもないことを言った。
「困ったことがあったら、俺に相談して。俺にできることだったら何でもするからさ」
「え・・・?」
一瞬、クラインさんがきょとんとなったが、気にならなかった。
「あ、あの・・・でしたら、早速ですが相談・・・というより、お願いがあるのですが・・・」
「・・・何?」
「そ、その・・・と、友達になってほしいのです」
「・・・は?」
今度は俺が拍子抜けするほうだった。
最近暑くなってきましたね
GJ、シンエロスw
GJ
そろそろ新スレが出来る時期か
ほしゅ
age
なんか荒らしが最近いるなあ。新シャア板に・・・。