シン女難スレ 第2話

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1通常の名無しさんの3倍

       〃´⌒☆
       !(((!´゙リ))   女 難 の 予 感 !
       |リ*゚ヮ゚ノ∩
        (つ  /  
    ,へヘ しーJ
   /〃⌒⌒ヽ  〃Y"⌒`Y"ヽ     ここはシンと絡みのない女性キャラのカプに萌えるスレです
   〈〈 ノノ^ リ))  ((((`´)))) )     前スレ↓
    |ヽ||*゚ヮ゚||  . 从゚ヮ゚*从(      シン女難スレ
    と  ⊃((_   と  つ        http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1129718066/
  , "⌒` 、 〃´   `ヽ .⌒ノメ、
 ルハノルノルi ( (( ))ノ i((( ´゙!リ))
⊂ルレ゚◇゚ リ W ´∀` W i、゚ヮ ゚lソ(
  ヽ   つ⊂     ⊃と  とヽ) )
  し―-J   し―-J   し―-J
2通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 12:44:19 ID:???
女難要員(順不同)

マユ、コニール、メイリン、タリア、ミーア、アビー、ヒルダ、
ラクス、カガリ、フレイ、ミリアリア、マリュー、ナタル、シホ、アイシャ、アサギ、ジュリ、マユラ、
カリダ、エザリア、エノア、ヴィア、ロミナ、“かあさん(アウルママン)”、マーナ(笑)
3通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 13:12:18 ID:???
>1乙です!
この時間だと人いないね。
4通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 13:19:20 ID:???
>>1 スレ立て乙です
>>3 即死しそうな勢いだな。
5通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 13:22:50 ID:???
>>1乙です!

職人さん、来ないかなぁ。
6通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 13:48:01 ID:???
>>1
乙!
がんばって保守だ
7通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 14:45:00 ID:???
>>1


マターリ行こう
8通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 16:38:36 ID:???
…俺が寝起きだからか? >>2にルナマリアの名前を見付けられんのだが
9通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 16:43:05 ID:???
>>8
ステラとルナマリアは本編であったカプだから対象外だ
>>1
10通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 18:18:19 ID:???
スレ立てれなかった俺が>>1乙!
11通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 18:29:57 ID:???
保守の>>1

12通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 23:19:15 ID:???
>1新スレ乙です

前スレであったギャルゲ妄想も面白かったなあ
13通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 23:34:51 ID:???
俺今ミリアリアルート入ったんだけどいつも刺殺BADENDになっちまう
これってどの選択肢選べばGOODにいけるんだ?
14通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 23:44:49 ID:???
>>13
それなんてかまいたちの夜?
15通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 01:45:55 ID:???
前にギャルゲー板あたりでみたことあるんだが
架空の実在しないゲームをやってるつもりになって
攻略や実況を書き込んだりきいたりするスレ展開がなかなか面白い
職人を待つ間そんな感じでスレを盛り上げてみたらどうだ
16通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 03:08:47 ID:???
>>13
それは共通ルートのときにディアッカに会っているからだよ
ディアッカに会った時点でミリルートはBADにしかいけない
3日目に”上級生のクラスに行く”って選択肢選ばなきゃOKだよ!
17通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 06:24:07 ID:???
>>9 さんきゅう、このスレの基本をド忘れしてたよ
18通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 10:28:37 ID:???
しかし新スレも立てれてよかった。後は大人しく神を待つ他力本願な俺
19通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 10:30:24 ID:???
ミーアへの分岐点が分からないのでお願いします。

中間テストまでにラクスとある程度、仲良くならなければ
いけないそうなんですが……

20通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 12:47:53 ID:???
>>16
d
毎日のように炒飯食いに行ってたわ
昼飯代浮くから助かってたんだが楽しちゃいけないな

>>19
中間テストまでは毎週末根気でラクスをデートに誘え
ただし公園とか雑貨店とかラクスが好きそうな場所だと仕事で断られることが多い
だからあえてゲーセンとかカラオケボックスとかに誘って
ラクスの代わりにミーアが来るように誘導汁
21通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 17:16:38 ID:???
ダメだ、シホが登場すらしてくれない。
いちおうマユ、メイリン、カガリ、ミーア、タリアまではクリアしたんだけど。
あと、BADのレイやハイネとの炒飯EDも見ました。

やっぱりアークエンジェル組もやんなきゃダメなの?
22通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 17:26:49 ID:???
「早く起きなさいよ!まったく、毎朝起しに来る私の身にもなってよね!」
・勝気でお節介好きの幼馴染、フレイ・アルスター

「──あら、どこかでお会いした事ありました?」
・天然気味の学園のアイドル、ラクス・クライン

「いつまで立っても子供ね、あたしがいないと何にも出来ないんだから」
・隣に住む小さい頃からの姉代わり、ルナマリア・ホーク

「シン、ギュって・・・して」
・突然出会った電波系?ステラ・ルーシェ

「先輩、一緒に帰ってもいいですか?」
・ルナの妹で自分を慕ってくれる、メイリン・ホーク

「え?遊びに連れてってくれるの?ラッキー!」
・中学からの悪友、ミリアリア・ハウ

「あなたのようないい加減な人、嫌いです」
・何故か自分を避け続ける先輩、アビー・ウィンザー

「何だよ?!わ、笑うな!私にだって苦手なモノくらいある!」
・勝気で強気、その正体はお嬢様?カガリ・ユラ・アスハ

「お兄ちゃん!また寝ぼけてるぅ〜」
・最愛の妹、マユ・アスカ

「シン!へへへ〜会いに来ちゃった!」
・ラクス?それとも別人?謎の隠しキャラ、ミーア・キャンベル

総勢10人+α!シン・アスカは誰のハートを射止めるのか?!

PC用ソフト「女難しようぜ(仮)」

初回限定版特典
ランダム封入の海洋堂製1/12フィギュア(全10種+1種)
豪華装飾目覚まし機能つき置時計
(通常の10人+隠しキャラ数名の時報と目覚まし音声入り)
23通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 18:28:59 ID:???
>>21
シホは、一回遺作のBADのクリアしないと出ないぞ?
取り合えず、初回は我慢して遺作と一緒に部活がんばるんだ
24通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 18:52:23 ID:???
>>20
サンクス、も一度最初からやってみるよ。


ところで18禁追加ディスクが発売する、みたいなことを
聞いたのだがマジですか?
それともガセ?

25通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 19:04:13 ID:???

このゲーム、精神的NTRがある、と聞いたのですが
素人が手を出して大丈夫ですか?

(^_^;)
26通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 19:04:47 ID:???
>>24
解析したやつがいるが全女性キャラクリするとそのまま18禁モードに入れるようだ
むやみに容量がでかいと思ったらこんな芸をしてくれる。流石だな
27通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 19:28:51 ID:???
あと一人でコンプなんだが、どうしてもアビーがクリアできん!
何度やっても所詮他人BADENDになってしまう……
何か注意点を教えてくれないか?
28通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 19:32:27 ID:???
>>27
アビーの好感度は他キャラの状態によって左右されてしまうから
他のキャラも適当に扱ったら絶対に落とせない
29通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 19:32:43 ID:???
そろそろ皆のお気に入りのシーンを聞こうじゃないか。

俺はメイリンを巡って、夕暮れの河原でアスランに一騎打ちを挑むシーンだな。
種割れカットインがマジはんぱねぇ、あそこは。
30通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 19:41:44 ID:???
俺はパーティー会場でカガリに女性らしい言葉を強要するシーン
「大声出したらばれるぞ」とか「そんな言葉遣いじゃはしたないでありますよー」とか
シンに翻弄されまくるカガリが可愛かった
最後の「・・・ありがとう」もたまらんね

あとはフレイとミリアリア絡み全般
ツンデレたまんねえ
31通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 20:16:56 ID:???
俺は子供時代の回想でフレイがいじめっ子からシンを庇うところだな
あれはいいツンデレ幼女だった
32通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 20:20:31 ID:???
>>31
あれたまんねえよな
「なによ!シンのくせにぃ・・・」
(*´д`)ハァハァ
33通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 20:34:27 ID:???
なんかシンの女難じゃなくてシン主役のギャルゲ妄想スレになってるな・・・





ところで、何時になってもミーアが出てこないんだが、もしかしてラクスの好感度とか関係有るのか?
34通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 22:01:51 ID:???
>>28
ありがとう! そういやぁ、いっつも他のをテキトーにやってたからなぁ……
これでコンプできるぜ!

>>33
他キャラよりけっこう高めでないと出ないぞ
35通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 22:04:45 ID:???
>>33
ミーア>ラクス≧他キャラ
ぐらいじゃないと出ないぽ
36通常の名無しさんの3倍:2006/01/19(木) 09:59:18 ID:???
ギャルゲー妄想→ハーレムもあるよ
アニメ化→女難
37通常の名無しさんの3倍:2006/01/19(木) 12:45:40 ID:???
アニメ化決定だと
メインヒロインはフレイかラクスかダークホースでミリか大穴でマユか
38通常の名無しさんの3倍:2006/01/19(木) 13:34:46 ID:???
ハーレムもあるですと!?

ならば双子丼や姉妹丼、3人娘丼なんかも
あるわけか?
( ̄口 ̄)
39通常の名無しさんの3倍:2006/01/19(木) 15:15:20 ID:???
第1話「その 素敵な運命を…」(各キャラ顔見せ)
第2話「その 特別な姿に…」(カガリ)
第3話「その 控えめな少女と…」(メイリン)
第4話「その 届かない想いは…」(フレイ)
第5話「その あるはずのない唄を…」(ミーア)
第6話「その 守りたいものは…」(ラクス)
第7話「その 意外なお仕事を…」(ミリアリア)
第8話A「その 憂鬱な偶然ったら…」(全員登場)
第8話B「その 運命のヒーローってば…」(シンひとり芝居)
第9話「その 影のような少女は…」(シホ)
第10話「その 穏やかな休日は…」(アビー)
第11話「その 暁の日々を…」(アサギ、マユラ、ジュリ)
第12話「その やわらかな記憶は…」(マユ)
第13話「その まっしろな世界を…」(全員登場)
40通常の名無しさんの3倍:2006/01/19(木) 19:05:22 ID:???
>>39
そのアリアなアニメはすごく見たいです
41通常の名無しさんの3倍:2006/01/19(木) 23:57:26 ID:???
ツンハート

来春アニメ化決定
〜数日後〜
クライン邸の一件から数日がたった。あの後、ラクスは
「お父様ともう一度話し合ってみますわ」
と言って微笑んだ。シンは、その言葉を信じてラクスが学園に帰ってくるのを待っていた
シン「でも、歌の勉強ってのも将来を考えるなら必要だよな・・・。どうするんだろう?」
そんな思いを巡らせながら校門くぐると、そこには見覚えのない校舎が増えていた
シン「・・・・・えぇ?!昨日まであんなのなかったよなぁ?」
次々と登校してくる生徒達も同様に、その建物を見上げている。どうやらシンの勘違いではないらしい。
呆然と立ち尽くしていると、後ろから怒声が飛んできた
?「オラオラァ!なーに突っ立ってんだよ?どけ」
?「邪・魔ですよ!」
シン「あ、悪い・・・」
シンが謝りながら振り向くと、柄の悪そうな金髪とオレンジ髪の少年がズカズカと新校舎に
向かっていく所だった。2人ともなんとなく不機嫌そうだ。
シン「なんだよ、あいつら?ここの生徒・・・だよな?」
あまり見覚えのない2人に首を傾げていると、もう1人こちらに向かって歩いてきた
?「あ〜、悪いね。あいつら気が立ってんだ。理不尽なことが多くて・・・さ」
これまた柄の悪そうな緑髪の少年は、シンの横を通り過ぎながら謝ってくる。見た目ほど横柄ではないのかもしれない。
とはいうものの、依然として謎が残ったままであり、シンの頭はいよいよ混乱しだした。
すると、いつの間にか目の前に鮮やかなピンクの髪が踊っていた。
ラクス「おはようございます、シン」
シン「ラクス!学園にこれるようになったの?」
ラクス「はい、おかげ様で。やはり、シンとは離れたくありませんでしたから」
そう言って明るい笑顔を見せる。すっかり元気が戻ったようだった。
シン「よかった。・・・でも、留学の話は?」
心配そうに聞き返す。ラクスと会える事は嬉しいが、自分のせいで留学を諦めたとなると心苦しくもある。
だが、ラクスは笑顔を崩すことなく朗らかに答えた
ラクス「大丈夫ですわ、シン。わたくし、今日から”芸能科”に通うことになりました」
シン「げ、芸能科?」
なにそれ?と聞き返そうとすると、また後ろから声が聞えてきた
?「それはボクから説明させてもらいましょう」
シン「あ、アズラエル先生?」
そこには元ラクスのクラス担任、ムルタ・アズラエルが立っていた
アズラエル「フフフ、シン君。驚いてくれているようで何よりです」
いつものようにニヤリとした軽薄そうな笑みを浮かべる
シン「どうゆうことですか?先生!」
ワケが分らないシンは取り合えず説明を求めた
アズラエル「いやぁ、今回うちの学園に”芸能科”なるものを新設することになりましてねぇ。ラクスさんには
      そこに編入してもらうことになったんですよ。ちなみに学科長はボクです」
シン「じゃあ、この校舎は・・・」
アズラエル「はい、急ピッチで作らせたんですが・・・いいデキでしょう?」
自慢げに語りかけるアズラエル。そのスケールの大きさにシンは笑うしかない
アズラエル「もちろん、一学科とはいっても十分な教育をしていくつもりです。海外の学校にも劣りませんよ?
      クラインさんも納得してくれました」
どうやら、先日アズラエルがクライン邸に行ったのはこの事が関係しているようだ。
シン「でも・・・芸能科って、生徒ラクスだけですか?」
疑問に思ったシンはそう尋ねる。もし、ラクス1人だとしたらどエライ事だ。
アズラエル「そんなワケないでしょう。ほら、こっちに来なさい」
アズラエルが手招きすると先程の3人組が嫌そーな顔をしながらやってきた。
アズラエル「紹介しましょう。オルガ君にクロト君、そしてシャニ君です」
金髪、オレンジ、緑を順に指しながら紹介するアズラエル。3人は終始無言。よっぽど不機嫌らしい・・・
ラクス「まぁ、あなたたち!お久しぶりですわね」
意外な事に3人に声を掛けるラクス。なんだかとても嬉しそうだ
シン「ラクス・・・知りあ、おわッ!」
シンが尋ねようとすると、いきなりクロト、と呼ばれた少年がシンを押し倒して身を乗り出してきた
クロト「おおー、久しぶり〜!会いたかったよ」
その勢いに気圧されながらも笑顔で応対するラクス
ラクス「え、えぇ・・・元気そうですわね。オルガさんもシャニさんも」
シャニ「ど〜も」
オルガ「ハッ!こういうことかよ、アズラエルのおっさんよォ」
どうやら3人にもそれなりの事情があるらしい。だが、シンとしては何だか面白くない。
シン「お前ら・・・何んな、ぐぇっ!」
やっと立ち上がったと思った瞬間、再び誰かに押しつぶされるシン。その上には3つの影・・・
?「シン様ぁ〜!お久しぶりですぅ」1つはメガネっ娘
?「あはっ、やっと会えたねシン君!」1つは栗色のショート
?「ちょ、あたしのスペースがないじゃない!シン、こっちよ」そう言ってシンを引きずる金髪
例によって例のごとく、3人娘だった。
シン「お、お前ら・・・何なんだよ?!」シンはまた疑問の渦に叩き込まれる。
あれほど嫌われていた自分が何故?!
ジュリ「つれないですね、シン様」
アサギ「どうだっていいじゃない!ねぇ?」
マユラ「そーそー。あ、ネクタイ曲がってるよ」
ベタベタとまとわり付く3人娘。シンはもう叫ぶことしか出来なかった
シン「お前ら、一体何なんだぁぁぁーーー!!」
ブチッ!
その時、シンは確かにそんな音を聞いた。嫌な予感をしながらそーっと振り向く
ラクス「あらあら、楽しそうですわね?シン」
背中に火山を背負ったラクスが立っていた・・・。
シン「え?あぁ、あの、これは・・・」
何か誤解してない?そんなニュアンスを伝えようとするシンだったが、首に3人娘がしがみ付いている
状態では説得力がない。
ラクス「シンが3人と仲良かったとは初耳ですわ。フフフ・・・よろしいではありませんか」
シン(なんでー?なんでこうなるのー?!)
ラクスの氷のような笑顔の前に何も言えないシンだった
ラクス「わたくし、もう授業ですので失礼します。さ、オルガさん、クロトさん、シャニさん行きましょう」
クロト「はーい、んじゃな!赤目」シンにべーっと舌を出しながら去っていくクロト
シャニ「はぁ、ウザったい・・・」無関心に通り過ぎていくシャニ
オルガ「ったくよォ・・・」ブチブチと文句を垂れながら着いていくオルガ
その3人を引き連れているラクスはさながら女王のようだった・・・
シン「ラ〜ク〜ス〜!」
後にはシンの空しい声だけが響いていた

〜アズサイド〜
そんな光景を一歩離れた所から眺めるアズラエル。その口元は薄く笑っていた
?「すべて・・・思い通りですか?アズラエル先生」
アズラエル「おや、これはこれは。おはようございます、ナタル先生」
そこにはナタルが立っていた。その目には以前のような警戒の色がない
ナタル「見事・・・ですね」
アズラエル「はて、何のことでしょう?」
アズラエルは何も分らない、というように首を振る
ナタル「学園の資金源であるクラインを手放さず、芸能科学科長という揺るぎない
    自分のポストを手に入れ、ラクス・クラインという広告塔を配置し、
    さらには学園で疎まれている不良達を全て配下に加えた・・・という所でしょうか?」
アズラエル「そんな大した事ではありません」
ナタルの言っていることは本当だった。あの日、クライン邸でシーゲルとアズラエルが交わした
約束、それがこの芸能科の存在である。アズラエルは前からこの学園のシステムを変えたがっていた。
そのためには、ある程度権力のある”ポジション”が必要である。そこでアズラエルは今回の騒動に
目をつけた。まず、シーゲルに「ラクスが留学しなくとも、歌を学べる最高の環境を自分が用意する」
と吹き込み、学園の援助金を自分に回してもらう。
シーゲルがこの提案を断る可能性もあったが、保険としてシンを連れて行った。そしてアズラエルの目論見通り
シンはラクスを引き止めた。自分の娘が「留学は嫌だ」といえば、シーゲルとて別の方法を考えなければならない。
そこへこの芸能科の提案を持ち込む、というわけだ。
学園側へは不良の更正という名目でこの提案を了承させた。実際に学園側では、嫌な仕事をアズラエルが
引き受けてくれる形になるため、諸手を挙げて喜んだ。それがアズラエルの実績を上げることになるのも知らずに・・・
全てはアズラエルの思うように事が運んだのだ。
アズラエル「今の教育では、落ちこぼれはいつまで経っても這い上がる事はできません。それが嫌なんですよ
      彼らにだって、何か1つくらい取り得ってものがあるでしょう?」
ナタル「それを見つけさせるのが、この芸能科だと?」
アズラエル「ええ、そういうことです。実際、シャニ君は音楽に造詣があるようですし、
      オルガ君に至っては、特撮のレギュラーをこなしたこともあるそうですよ?」
ナタル「彼らにそんな妙技が・・・」
ナタルはアズラエルの慧眼に素直に感心した。そしてこの人に着いていくのも悪くは無い
と思った・・・
46通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 09:17:44 ID:???
やっとラクス編が終わりました。スレも2スレに突入して何よりです
なんか最近職人さん減っちゃったけど、このまま続けても大丈夫ですか?
47通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 09:45:08 ID:???
通学中に携帯から読ませて貰いましたwGJ!!
続けてください(`・ω・´)
48通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 11:57:29 ID:???
うひょーっ!
>>46GJ!
こんなどんでん返しがあるとは努々思うまい・・・
49通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 16:08:08 ID:dDzY2qCW
続けていってください GJ!
5049:2006/01/20(金) 16:09:07 ID:???
sage忘れた・・・orz
51通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 17:01:17 ID:???
>>46
GJです。ゾルダネタは笑いましたw
52通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 07:22:25 ID:???
やべ、保守っと
53シンの学園生活・フレイのお見合い?編:2006/01/21(土) 09:19:34 ID:???
〜昼休み〜
シンとヨウランがパンを買い、教室に戻ってくるとそこには人だかりが出来ていた。おかげで教室に入れない。
シン「何だよ、これ・・・」
シンが不思議に思って中を覗き込むと、その中心には見覚えのある人物が立っていた。
キラ「はははっ!キミ達、押さないでくれよ」
シン「あ!アイツ・・・キラ・ヤマト!」
思わず大声を上げてしまう。だが、そんな声も大勢の女子の前ではかき消されてしまう。
シン「何なんだよ、これは?」
ヨウラン「あれ?お前、知ねーの?これ、キラ・ヤマトのファンクラブだぜ」
ヨウランが事もなさげに言う。シンにとっては初耳だった
ヨウラン「この学園は規模がでかいからねー。特定の男子や女子には”ファンクラブ”があるのよ。
     まぁ、ツラのいいヤツの特権ってやつだな」
シン「へぇ〜あの性悪にファンクラブ、ねぇ・・・」
入学当初、キラに苦渋を舐めさせられたことをシンは忘れていない。だからこそ、この光景が余計に信じられなかった。
ヨウラン(コイツって、自分が興味ないことって本当にどうでもいいのな)
ヨウランとしては、こんな事も知らなかったシンに対して驚きなのだが・・・
すると、1つの怒声が飛んできた。
?「キラ!何をやっている?」
シン「あれ?アスランさんじゃないか?」
見ると、生徒会長であるアスラン・ザラが人だかりを掻き分けてキラに怒鳴っていた。
シン「生徒会長も大変だな・・・」
ヨウラン「それだけじゃないぜ?確か、アスランさんはキラ・ヤマトの幼馴染だ」
ヨウランは得意の情報網をひけらかす。この事実にはシンも驚いた。
シン「そ、そうなのか?」
ヨウラン「ああ、そうだぜ」
シン「でも・・・」シンは再び、人だかりに目を向ける
アスラン「キィィラァァァ!」
シン「幼馴染以上の関係に見えるよな」ははは、と笑いながら冗談をかますシン。
ヨウラン「いや、間違っちゃいない・・・」だが、ヨウランは以外に深刻そうな顔をしている。その意味がシンには分らない
シン「?」
ヨウラン「なんでもない」
シン「でも、俺の幼馴染があんなのだったらハゲちゃうよなぁ」再び冗談を言うシン。だが・・・
ヨウラン「それも・・・間違ちゃいない」
シン「さっきからなんだよ?」
ヨウラン「別に・・・」
シンはどうやら体育祭の一件以来、アスランを尊敬しているようなのでヨウランは言わなかった・・・
この学園の公然の秘密・・・。アスラン・ザラ、キラと生え際がお友達。通称、凸・・・・・。
しばらくしてやっと人ごみが消える。2人はホッして教室に入ろうとした。
すると中からちょうどフレイが出てくる
シン「や、これからメシ?」
フレイ「そうだけど、”メシ”なんて言わないで!」
シン「なんだよ?カリカリしてんなぁ・・・」
フレイ「む・・・何よ、その言い方?」
シン「別にぃ〜」
今ではすっかりケンカ友達並みの2人である。
ヨウラン「はいはい、出入り口で夫婦漫才しないでね」
2人「「夫婦って何だよ?!(何よ?!)」」
ヨウラン「おーおー仲のいいことで」
結局、クラスではすでに公認と認識されつつある2人だった
      ・
      ・
      ・
お昼ご飯を食べ終えたシンは、することもなく窓から中庭を見ていた。
すると、何故かフレイが大勢の人間に囲まれているのが見えた。
シン(あれって・・・)
シンの脳裏に先程のキラを中心とした人だかりが思い出される
シン(まっさか。あのフレイにファンクラブだなんて)
自分の想像に笑ってしまう。だが、隣のヨウランがシンの希望を打ち砕く
ヨウラン「おぉ、フレイさんのファンクラブもお盛んだねぇ」
シン「ヨウランッ!」
ヨウラン「うげっ・・・く、苦し。ギブギブ〜」
ヨウランの言葉に激昂して思わず襟首を掴んでしまったシン。
ヨウランにとってはいい迷惑である。
シン「どういう事だよ?」
ヨウラン「さっきも言ったろ?男女問わずに、人気のあるヤツには
     ああいうのが出来るんだよ」
シン「へ、へぇ〜。あのフレイがねぇ・・・」
ヨウラン(分りやすい性格してんな、コイツ)
再び下を覗くシン。フレイは嬉しそうに笑っている。先程、自分と会話したときには見せなかった笑顔・・・。
眩しいようなフレイの笑顔に少し心が痛んだシンだった。

55通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 10:38:24 ID:???
嫉妬テラモエス
自分がやきもち焼いてることにすら気づいてないのね
56通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 23:06:21 ID:???
保守
57通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 02:48:43 ID:???
     /)_/)
    < ゚ _・゚> .。oO( ・・・リフレッシュ・・・ )
  ノ) /   |
  \(_,,,_,,,)
58通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 10:14:46 ID:???
>>53-54
やっとフレイ編がキタか!GJ


ところでゲームの話に戻ってしまうが、俺はどーしてもナタル先生が
クリアできん。いつも2学期にドミニオン学園に転属しちゃうんだ。
誰かクリアした人いる?
59通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 10:44:34 ID:???
>>58
ノシ
直前の考査で10位以内になったか?
ご褒美デート発生させなきゃ駄目だぞ
その段階で好感度が高ければ留まってくれる
低くてもデート発生させれば遠距離恋愛ルートになる
個人的に遠距離恋愛ルートおすすめ
60通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 15:51:09 ID:???
すまん、いつもマユラを落とそうとすると三人娘エンドになってしまうんだが
マユラピンエンドはどうすりゃいいんだ?
型番によってのバグがあるってのはきいたんだが・・・
61通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 16:42:08 ID:???
>>60
おまwww俺は3人娘エンドがいけねーよw
逆に聞きたいぜ。どうやったら3人のハーレムになれんだ?
62通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 17:33:57 ID:???
>>61
ハーレムとは名ばかりの抜け駆け厳禁友達エンドだ('A`)>三人娘エンド
俺の場合マユラが出るイベント出来るだけ発生させて好感度上がるように頑張ってたらいつもだ・・・
つか今書いてて気付いたんだが三人娘一人ずつデートに誘えるようになったら
個人イベント以外発生しないようにすればいいのか?
63通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 18:47:54 ID:???
型番によって三人娘の好感度とデート、イベント回数が一緒くたになるっつーバグが確認されてるよ
公式で修正パッチあるから、落とせ

>>61,62
とりあえず、個人イベントは発生させないように気をつけれ
もし発生しちまったら、残り二人のも発生させればOK
誰か一人でも回数が多いとあら不思議、個人エンドにはやがわり
あとは、三人揃ってるのを狙って話しかければOK
64通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 20:14:44 ID:???
アビーエンディングって難しいのか
帽子脱ぐかな?

初回は適当にやってたらコニールとくっついちゃったぜ
65通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 23:10:34 ID:???
狙うと落とせないコニール

バイク遠乗りイベントのキャラ別のリスト作らないか?
俺もうちょっとでマユ(病弱ルート)で発生しそうだから台詞メモするわ
66通常の名無しさんの3倍:2006/01/23(月) 00:43:33 ID:???
>>61
三人娘は、個々に絶対見なきゃならないイベントがあって、
それを二人以上見ちゃうと個別に行けなかった気がする
ジュリは、メガネを外してアストレイバージョンになるイベントだったんだが、マユラは何だったかな…
67通常の名無しさんの3倍:2006/01/23(月) 09:05:32 ID:???
この流れキモ杉
つか神が投下しにくくなるよ
68通常の名無しさんの3倍:2006/01/23(月) 09:26:13 ID:???
アンタって人はーっ!
69通常の名無しさんの3倍:2006/01/23(月) 16:11:05 ID:???
そういや、前スレのカガリが出てたSSの人はもう来ないのかな?
俺、好きだったんだけど…
〜数日後〜
その日のフレイは、明らかに様子がおかしかった。常に何かを考えているようで、授業中も上の空。
挙句に、教師の話を聞いていなくて、有難く特別課題をくらってしまっていた。
そんなフレイの事が気になり、シンは昼休みに声を掛けることにした。
シン「フレイ、今日はどうした?」
フレイ「ん、何が?」
当人は平静を装っているようである。しかし、付き合いの長いシンには、どこか無理をしているように感じられた。
シン「何がって・・・今日は明らかにおかしいだろ?何かあったのか?」
フレイ「別に何も・・・」
そう言ったまま視線を逸らすフレイ。シンは、直感的に何かを隠していると悟った
シン「何か悩みでもあるのか?だったら・・・」
フレイ「悩みなんてないわよ。私、これからお昼だから」
どことなくシンを避けるような態度で立ち上がろうとするフレイ。やはりおかしい・・・。
シン「おい、待てよ!」
シンは引き止めようと、思わずフレイの腕を掴んでしまう。が、これにフレイが劇的に反応した。
フレイ「──ッ!シンには、クラスメートには関係ないわよ!」
シン「なッ・・・」
フレイ「あ・・・えっと・・・」
シンは唖然とし、フレイは流石に言葉が過ぎたのかと思ったのか、申し訳なさそうに縮こまる。
フレイ「い、今のは・・・ね。違うのよ、シン?」
シン「──そうかよ・・・」
フレイ「え?」
フレイが何とか謝ろうとした瞬間、シンの口から静かに言葉が洩れた。
シン「そうかよ、わかった。分りました!そうだよな、関係ないよな?俺たち、ただのクラスメートだもんな?」
フレイ「ちょっと、シン。今のは・・・」
フレイのことを心配していた自分が馬鹿みたいだった。とても損をしたと思った。そう思うと、もう言葉は留まることを知らなかった。
先日の“ファンクラブ”の光景がフラッシュバックする。
シン「ふん、心配して損した。あ〜あ、やってられないね。早く行けば?今日もあるんだろ?ファンクラブがさ」
フレイ「シン・・・そんな言い方って」
シン「ハッ!今日も待ってるみたいだぜ?」
チラリと窓から中庭を覗きながら続けるシン。
シン「あそこならチヤホヤされていいんじゃない?悩みなんかも親身に聞いてくれると思うぜ?よかったな!」
フレイ「何よッ!そんな風に言わなくたっていいじゃない!」
シン「何だよ?!本当の事だろ。まったく、あんなので浮かれてさ。バカなんじゃ・・・」
フレイ「──バカはあんたよッ!」
シン「が、ふぅ──」
フレイに対する文句を続けていたシンだったが、フレイの放ったパンチが鳩尾に決まり、そのまま崩れ落ちてしまう。
シン「フ、レイっ・・・・・おま・・・」
フレイ「知らない!」
一瞬、躊躇するようなそぶりを見せたが、結局フレイはそのまま去って行ってしまった。
何が悪かったんだろう?自分は、ただフレイの身を案じただけなのに・・・。何でこんな苦しいの・・・?
グルグルと思考が空回りする。何が何だか分らなくなってしまう。そしてシンの意識は闇に落ちていった・・・。



〜放課後・保健室〜
シン「──ん、ハッ?!」
ヨウラン「や〜っと目ぇ覚ましやがったか、このバカ」
シン「ん、ヨウラン?ここは・・・」
少しぼんやりする。ここがどこなのか?今はいつなのか?何だかはっきりしない。
ヨウラン「ここは保健室。んで、もう放課後だよ」
ヨウランにそう言われ、頭が覚醒する。そうだ・・・自分はフレイに・・・
マリュー「あら、目を覚ましたのね、シン君」
横から優しい声が響いてくる。保健医のマリュー・ラミアスだった。彼女は、シンが寝ているベットに近づいてくると、顔を覗きこむ。
マリュー「んー、大丈夫そうかな?立てる?」
シン「あ、はい」
頷きながら立ち上がるシン。ダメージは思ったほどないようだ。
マリュー「うん、大丈夫ね。じゃ、悪いけど私、これから大事な用があるの。鍵、預けていいかしら?」
気分が和むような笑顔でマリューが鍵を差し出す。自分も大丈夫そうだし、いいですよと言おうとした瞬間、
ヨウラン「はい!任せてください!」
とヨウランが元気よく受け取っていた。
マリュー「ふふふ、元気ねぇ。それじゃあ、頼むわね?」
そう言うとマリューはどこか嬉しそうに帰っていった
        ・
        ・
        ・
ヨウラン「今日はまた酷かったな?」
しばらく休め、とヨウランに言われ、再びベットに横になっていたシンに声が掛けられる。
シン「何だよ?」
ヨウラン「フレイさんの事だよ」
夕暮れの保健室の中、携帯を弄りながらヨウランが話しかけてくる。いつものおどけた様な感じを崩さない、落ち着いた喋り方だった。
シン「別に・・・何でもないよ」
昼間の一件を思い出したのか、拗ねたような口調になるシン。ゴロンと横向きになる。
ヨウラン「ははは、“ただのクラスメート”発言がよっぽど効いているみたいだな?」
シン「うるさいなぁ。どうでもいいだろ」
気分が沈む。正直、この話はもうしたくない。だが、そんなシンの思いを知ってか、知らずか、ヨウランは話を続ける。
ヨウラン「冷静そうに見えて、結構直情型だからなぁ。フレイさん。あのときも本気じゃないだろ、多分。・・・・・まぁ、幼馴染のお前には説明不要だったかな?」
シン「そんな事、わかって・・・」
本当に分っているのか?自分はフレイの事をどれだけ知っている?そんな思いが頭を巡る。
ヨウラン「ま、謝るなら早めにしとけよ?お前、引きずると長いタイプだからな」
シン「何で俺が謝るんだよ?悪いのはフレイだろ?」
ヨウラン「どうするかはお前次第だけどな」
そのまま、去っていくヨウラン。シンは釈然としないまま、保健室を後にした・・・
73通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 13:05:48 ID:???
とりあえず、ここまでで

>>67
まぁ、投下は続けるつもりなんでこの流れでも俺はいいですよ。
なんか他の職人さんもこないんでスレ自体が寂しいし。
盛り上げてもらうのは一向に構わないです
74通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 22:59:34 ID:???
新作キテタ!>>73GJ!
続きが気になる展開だな、おい
75通常の名無しさんの3倍:2006/01/25(水) 08:37:54 ID:???
ワクテカだじゃ
76通常の名無しさんの3倍:2006/01/25(水) 12:48:47 ID:???
>>73
めっちゃ乙!やはりツンデレはいいものだ
77通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 08:31:23 ID:???
あれー?過疎ったね・・・
78通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 23:40:35 ID:???
学生さんは忙しいのさ
と、テスト真っ最中な俺が言ってみる
79通常の名無しさんの3倍:2006/01/27(金) 15:36:49 ID:???
盛り上がらんのぉ…
誰か職人来ないかしら?
80通常の名無しさんの3倍:2006/01/27(金) 22:13:08 ID:???
ヒント:若い子はテスト期間中の可能性。フラガマンみたいなおっさんはシラン
81通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 01:10:12 ID:???
おっさんじゃない!
82通常の名無しさんの3倍:2006/01/29(日) 03:40:15 ID:???
hoshu
83通常の名無しさんの3倍:2006/01/29(日) 16:46:14 ID:???
明日らへんから入学試験がはじまるから人減ったんじゃね?
そろそろ受験シーズンだし
84通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 02:06:42 ID:???
保守
85通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 16:59:03 ID:???
保守
86通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 19:15:58 ID:???
もしも、ミネルバに配属されたのが凸じゃなく、シホだったら


シン「何だよ、シグーの改良機?そんな旧式で戦えんのかよ?」
レイ「彼女はヤキン戦の立役者の一人だ」
ルナ「通称、ホウセンカ!女性初の赤服パイロットよ!」

シホ「初めまして。ミネルバ配属になったシホ・ハーネンフースです。よろしく」
シン「あんな旧式で戦えるんでありますか?」
シホ「キミは、シン君ね。戦いはMSの性能だけで決まるわけではないわ」
シン「こっちの足だけは引っ張らないでくださいね」

戦闘中
シン「くっそ〜!あいつらっ!」
シホ「危ないッ!シン、後ろにも注意しなさい!」
シン「今の・・・俺はやられていたのか?」
シホ「レイは右舷を、ルナマリアは左舷!しっかり守りなさい」
シン(すげぇ・・・・。あんな旧式でみんなをフォローしながら戦うなんて。
   あれがヤキンを生き残ったパイロットの力かよ?)


戦闘後
シン「すいませんでした!俺・・・・」
シホ「いいのよ、部下を守りのは上官の務めだし。それにキミ、中々スジがいいわ」
シン「そ、そうですか!ありがとうございます」

レイ「どうした、ルナマリア?」
ルナ「なんか気に食わない・・・」
シン「おーい!ルナ、レイ、シホさんが稽古してくれるってさ!行こうぜ!」
ルナ「ふん、一人で行ってきたらいいじゃない?」
シン「何、怒ってんだよ?」



ふと、テスト中にこんな妄想を抱いた俺はもう諦めている・・・
シンが一番のツンデレだw
87通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 19:23:24 ID:???
>>86
うは、いいツンデレw
面白かったです。乙でした。
88通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 20:58:33 ID:???
>86
すんごくGJ
そういうネタを待っていた!
89通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 05:46:09 ID:???
>>86
ツンデレシン萌え

あとはシンミナだな
90通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 18:01:12 ID:???
シホ萌えた

かっこいい
91通常の名無しさんの3倍:2006/02/01(水) 09:33:56 ID:???
ちょ、マーナって…
92通常の名無しさんの3倍:2006/02/01(水) 13:54:00 ID:???
マーナは需要があるのか?
〜校門前〜
帰り道、校門の前までやってくると見覚えのある人物が立っていた。シンがその事に気付くと同時に、その人物は大声でこちらに声を掛けてきた。
ミリィ「やっほー!シン君、おひさ〜!」
シン「あれ?あんたは・・・ミリアリア?」
体育祭で知り合ったフレイの友人、ミリアリア・ハウが嬉しそうに手を振っていた。しかし、シンが声を掛けた瞬間、いきなり不機嫌な顔をする。
ミリィ「ミ・リ・ィ!そう呼んでって言ったけど?」
シン「あ、あぁ。ミリィ?」
ミリィ「よしよし、それでいいのよ」
そう言って満足気に頷く。どうやら、呼び方が気に入らなかったらしい。女はワカラン・・・。シンは改めて心の中でぼやく。
シン「それで何か用?フレイなら大分前に帰ったと思うけど?」
ミリアリアは隣町の学校である。ワザワザ校門で待っていた、という事は友達のフレイを持っていたと思うのだが・・・。
ミリィ「ああ、違うの。今日はシン君に用事があるのよ。って、もうこんな時間!
    とにかく着いて来て」
時計を見ながら慌て出すミリアリア。シンは訳も分らず、腕を引っ張られる。
シン「ちょ、何だよ?!」
ミリィ「あ〜早くして!ワケは行きながら話すから」
そのまま強引に腕を引きずられる。いい加減にシンが抗議の声を上げようとした時、
?「グゥレィトォ!こんなトコでまた会えるとは!」
金髪、褐色肌の軽そうな男が後ろから現れた。体育祭の騎馬戦でシンチームと激戦を繰り広げたアスランチームの1人、
ディアッカ・エルスマンである。
シン「ディアッカ先輩?」
シンの何でここに?という声を掻き消し、一気にミリアリアに詰め寄るディアッカ。一応、知り合いであるハズのシンには目もくれない。
ディアッカ「やぁ、覚えてるかな?先週の日曜日に・・・」
ミリィ「げ?!あの時のナンパ男?」
ディアッカ「ははは、ひどいなぁ。あ、でも覚えていたんだね?」
どうやらミリアリアをナンパしたことがあるらしい。そんなディアッカに呆れつつ、シンは声を掛け続ける。
シン「あのー!ディアッカ先輩っ!」
ディアッカ「お、何だシンじゃないか。あれ?もしかして、この子と知り合い?
      だったら紹介してくれよ。まだ名前も知らないんだ」
まるで、マシンガンのように勝手に喋り続けるディアッカ。シンの事は居ても居なくてもいいようだ。
シン「あのですね・・・」
ディアッカ「というワケで、俺はディアッカ・エルスマン!よろしくゥ!」
シン(って、勝手に自己紹介してるー!)
だったら紹介してとか言うなよ!と心の中でツッコむシン。
ミリアリアは嫌そうというか、ウザそうな顔をしている。ディアッカはそんな事はお構いなしに肩に手を回し出す。
ミリィ「ちょっと!いい加減にしなさーいッ!」
ズガーン!と小気味良い音を立てながらディアッカは吹っ飛んでいった。
ディアッカ「ぐ、ふぅッ・・・!いい・・・パンチだぜ。さ、すが俺の・・・女神・・・」
そのままグシャッと墜落していくディアッカ。シンは心の中で冥福をお祈りした・・・・


〜下校道〜
ディアッカを撃沈したミリアリアは、そのままシンを連れて無言で歩いていく。先程の光景を見たシンは声をかけづらい。
シンはオタオタしているとミリアリアの方から声を掛けてきた。
ミリィ「んで?シン君はどこまで知っているワケ?」
シン「何が?」
ミリィ「はぁ・・・。やっぱり知らないのね」
何のことだかさっぱり分らない。
ミリィ「今日、フレイはお見合いをするらしいの」
シン「・・・・・・は?」
瞬間、シンの頭が真っ白になる。
シン「ななな、何だよ?!それ、どういう事だ?」
ミリィ「さぁ?あたしも詳しくは分らないんだケド・・・。何でも親に無理矢理
セッティングされたらしいわ」
シン「親にって・・・」
フレイの親父さんを思い出す。悪い人ではないが、娘を溺愛しすぎるのと、欲が強いのが欠点だったような気がする。
ミリィ「シン君には言ってなかったか。あの子、結構悩んでいたからね」
その言葉でピンときた。今日、フレイがおかしかった原因、それはこのお見合いのことで悩んでいたのだ。
フレイがどんな気持ちでお見合いの望むのかは分らない。昼間の件も、まだ釈然としない。でも、でも・・・!
そう思うと体が勝手に動いた。勢いよく駆け出す。とにかく、フレイに会うんだ!
ミリィ「お見合いの場所は分ってるんだけどね?どうするシン君・・・
    ってもういない?!ちょっと〜、置いてかないでよ!」
ちなみに場所を知らないシンは小一時間走ったあと、それに気付きました・・・
    ・
    ・
    ・
すっかり暗くなり、夜になった頃。シンとミリアリアは駅前の高級ホテルの前に立っていた。
ミリィ「もう、シン君!ちょっとは考えてよね!」
シン「ははは、ごめん・・・」
場所が分らない、と気付いたシンはミリアリアを探しまた爆走した。結果、ここに来るのが大幅に遅れたのだ。
ミリィ「多分、もう始まってるわね。お見合い」
シン「そうか・・・。しかしデカいホテルだな。ホテル、デュ、デ、ダュ・・・?」
ミリィ「“デュランダル”よ。シン君、英語の成績悪いでしょ?」
シン「う、うるさいなっ!とりあえず、入ってみよう」
誤魔化すように急かすシン。2人はホテルのドアを潜ろうとする。
すると、ホテルマンに止められてしまった。
ホテルマン「キミ達!ここは学生の来るような所じゃないぞ?」
シン「制服なのが拙かったか・・・」
ミリィ「ど、どうしよう?」
ここでイザコザを起こすのはマズい。かといって、このままではフレイに会えないまま・・・。
2人が立ち往生していると、奥から奇妙な人物が現れた。髪はレイのような金髪。そこまでは普通だ。おかしいのは顔に着けている・・・仮面と思しきもの。
?「何を騒いでいるのかね?」
ホテルマン「は、この学生達がいきなり入ってこようとしたので・・・」
どうやら、このホテルマンより上の立場の人間らしい。しかし仮面・・・
シン“な、何だよあれ?おかしくないか?”
ミリィ“おかしいっていうより・・・変態?”
思わず小声で囁き合う2人。
?「ふむ、どれどれ?」
一通りの話を聞いた仮面がシンを見る。何故か仮面越しでも分るような、ネットリとした視線。
シンは背筋が寒くなるのを感じた。
?「ふ、別に構わんだろう。通してやれ」
ホテルマン「し、しかし・・・」
?「何だね?キミも餌食に・・・」
ホテルマン「ひぃッ!ど、どうぞ!」
仮面が一睨みすると、何故かホテルマンは怯え、シン達を通してくれた。
?「ふっふっふっ。最高だな、学生は・・・!」
後ろで仮面が怪しげな笑みを浮かべていることを、シンは最後まで気付かなかった・・・
96通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 10:35:34 ID:???
↑ウマー!!GJ!!
ここってどんなスレなんだろうって思ったので過去ログ読んできたら
シン関係カプにめちゃくちゃ萌えました

シンラクシンフレシンメイetc...テラモエス
97通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 11:06:28 ID:???
>>46
シンラク期待しつつ保守カキコ
98通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 16:26:36 ID:???
英語読めないシンモエス
ラウはやっぱ変態かw
99通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 21:06:02 ID:???
age
100通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 02:58:17 ID:???
SSを書く場合、セリフの前にキャラ名を入れるべきだろうか?
それとも前後の文や、キャラの個性等で区別して入れない方がいい?
どっちが読みやすい?
101通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 03:15:15 ID:???
入れた方が分かりやすいから入れて!!
102通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 06:43:57 ID:???
>>95
ふっふっふっ。最高だな、学生は・・・!←ワロタ
ミリィかわいいよミリィ。
103通常の名無しさんの3倍:2006/02/04(土) 03:06:51 ID:???
お見合い相手は原作と同じくサイなんだろうか
シンにぶっ飛ばされるサイ…サイも悲惨な奴だなぁ…
なんとか”ホテルデュランダル”に入ることができたシンとミリアリアは、そのまま最上階に
位置する高級レストランへと向かった。そこが例のお見合いの場所であるらしい。

〜レストラン前〜
シン「──ここか」
ミリィ「そうね。もう始まってると思うケド・・・」
シン「となると、やっぱ入ってみるしかなさそうだよな」
顔を見合わせる2人。先程入り口で止められたことを考えると、ここも簡単には入れそうにない。
現にレストランの入り口には人が立っており、来店する人をしっかりとチェックしていた。
シン「どうするか・・・」
とりあえず、様子を見るため、遠巻きに眺めるシン。その顔は珍しく思案に耽っている。
と、隣で黙っていたミリアリアが声を掛けてきた。
ミリィ「い、今思いついたんだケド・・・。ふ、二人でさ、恋人のフリして入るのはどう?」
いつもはハキハキとした、積極的なミリアリアだったが何故か小声で恥ずかしそうだ。
ミリィ「べ、別に勘違いしないでね!シン君が好きとかじゃなくて・・・。
    ほら、カップルとかだと怪しまれないかなーって・・・。って聞いてるのッ?!」
シン「わっ!何だよ?大声出すなよな」
ミリアリアとしては、かなり勇気を出して提案したのだがシンは聞いていなかったらしい・・・。
ミリィ「はぁ・・・鈍感。そんなんだからフレイにも・・・」
シン「え?なんだって?今度は小さすぎて聞えないぞ」
相変わらず、鈍感で大事な所を聞き逃すシンだった。
シン「で、何?」
ミリィ「うぅ、恥ずかしいなぁ・・・。だからね──」
先程の提案を改めてシンに話すミリアリア。だが・・・
シン「それは無理だよ」
ミリィ「な、何でよ?あたしじゃ不満があるっていうの?!」
シン「?──何怒ってんだよ?あそこ、よく見てみろよな」
シンが指差したのはレストランの入り口横の注意書き。そこには、正装以外での来店はご遠慮ください、
と書いてあった。
ミリィ「なぁんだ。は、ははは──」
引きつった笑いで誤魔化すミリアリア。
シン「・・・変なヤツ。それよりどうするか・・・」
結局いい案が思い浮かばず、途方に暮れる2人。と、そこに意外な声が飛んできた。
?「あら?シン君じゃない。どしたのー?こんなトコで」
105通常の名無しさんの3倍:2006/02/04(土) 16:25:33 ID:???
ミリィかわいいじゃないか!
おそらく赤面状態で(\\\)こんな感じか?
106通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 00:28:00 ID:???
シンだからこそ許される鈍さだな
ミリィカワユス!
107通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 01:03:39 ID:???
全ッ然関係ないけど、このスレを見る度に[どなん]って酒を思い出す…
108通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 01:05:49 ID:???
ここはもう本格的にSSスレってことでいいの?
109通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 02:21:57 ID:???
独断でよし
110通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 05:28:04 ID:???
ミリ頑張れ!!
シン鈍感すぎだー
111通常の名無しさんの3倍:2006/02/06(月) 01:49:31 ID:???
2月14日
シン「今日は男しては期待せずにはいられない日・・・」
マユ「おはよう、お兄ちゃん!何ブツブツ言ってんの?」
シン「いや、何でもない。それよりマユ。今日って何の日だろうな?」
マユ「えー?何の日だろうね?」
シン「なっ?!(去年までは何も言わなくてもチョコくれていたのに・・・)」
マユ「あははははっ!ウソウソ、ちゃんと分ってるよぉ。はい!チョコレート」
シン「あ、ありがとう(なんだ、よかった)」
チョコを受け取ろうとした時、何か嫌な視線を感じた

・チョコを受け取る
・涙を呑んで我慢する


初めてSSなるものを書いてみた。誰かこの選択肢で続き書かない?
112通常の名無しさんの3倍:2006/02/06(月) 06:13:46 ID:???
>>111
俺むりぽ

バレンタインだとシン大変な気がする・・・大丈夫か
フレイミリィラクスやらチョコのデザインとかそれぞれ違いそうだな値段も
113通常の名無しさんの3倍:2006/02/06(月) 17:47:06 ID:???
>>111
選択肢を選んでリレーっぽくつないでいくのか
面白そうだな。よし!

→・チョコを受け取る
シン「サンキュー!お兄ちゃんは嬉しいよ」(ナデナデ)
マユ「えへへ、大げさだなぁ」
シン「よし、学校行って来るわ」
マユ「いってらっしゃ〜いっ!」

シン「妹からとはいえ、嬉しいな」(ニヤニヤ)
フレイ「おはー。何ニヤニヤしてんの?気持ち悪い・・・・」
シン「おまっ、気持ち悪いって」
フレイ「あ、それより。ホラ、あんたなんて今日は惨めな思いする
だけだろうからさ。チョ・・・」(ゴソゴソ)
シン「え?」
フレイ「(視線がシンの手元へ)何?それ」
シン「はっ?!いや、これは」
フレイ「ずいぶん可愛い物持っているじゃない」
シン(マユから貰ったチョコ。でも妹っていうのは恥ずかしいカモ)

・正直に話す
・嘘を言う


駄文スマソ。こんな簡単なのでいいか?
114通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 00:35:59 ID:???
>>111それいいな、スレも盛り上がるかもしれない


→・正直に話す
シン「えーとこれは・・・」
フレイ「誰からもらったの?」
シン「このチョコは・・・えーとマy・・・」シンがその言葉を言い終わらないうちに誰かの声に遮られた
???「おはよう、シン。」
シン「ラクス?え?ああ、おはよう」
フレイ「さてはこの娘にもらったのね?もうっ、シンなんか最低!!」フレイは走り去ってしまった
シン「フレイ!!」
ラクス「シン?今日はバレンタインデーですわね」

・フレイを追いかける
・ラクスと話す


駄文でスマン
115通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 04:11:28 ID:???
>>114
正直に話してもフレイ行っちゃうのかよw

→・ラクスと話す
シン「そう、だね。今日はバレンタインデーだ。」
フレイに嫌われたと思い込んでいるシンの口調は暗い。
ラクス「そこでっ!わたくしもチョコをあげようと思います。」
シン「ほんとに?ありがとう、嬉しいよ。」
ラクス「いえいえ、シンのためですもの」
──なんだろう?さっきからラクスに微妙な違和感を感じる。

・違和感を正直問う
・何でもない。気のせいだ

ヘタでごめん
116通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 16:40:36 ID:???
とりあえず>>104は気にせずに投下してくれるとありがたい。

・違和感を正直に問う
シン「何か今日のラクス、いつもと違くない?明るいって言うか若いっていうか…」
ラクス「!!?」
シン「う、うわあ!?何か変な事言った?」

急に驚いた顔になるラクス。…あまりに急だからこっちまで驚いてしまった。

ラクス「い、いえ、何でもありません。わ、私はいつも通りです」
シン「まあ、君がそういうならそうなんだろうけど…」

ラクスはいつも少し浮世離れしたところがあって、どっちかと言えば変な部類に入るけど、
今日のラクスは違う意味で変だ。
どうやらそんな疑問を持ったことが表情に出たらしく、ラクスは急にこんなことを言い出した。

ラクス「すいません!私急用を思い出しまして、急いで学校にいかないといけません!ではこれで…」

そう言って走りだそうとするラクス。
…どう考えても急用は嘘だ。絶対嘘だ。

・ストレートに引き留めて問いつめる。
・まだ貰っていないチョコを口実にして引き留める。
・聞くのは学校に行ってからでいい。
・自分も学校へ一緒に走る。

…選択肢多すぎか?
117通常の名無しさんの3倍:2006/02/08(水) 15:04:41 ID:???
→・聞くのは学校に行ってからでいい。

(今引き止めたらチョコ期待してるみたいで嫌だな。学校についてからでいいか。)
シンはもう走り出したラクスを見送った
(とりあえずこのチョコレート鞄の中に入れとこう、誤解されそうだし)






学校に着いた。バレンタインデーのせいか、男達はなぜかそわそわしている。
髪の毛いじったり、鏡を見たりしている。どう見ても不自然だ
ヨウラン「よう、シン。お前はいいよな、どうせフレイやラクス様からチョコもらえるんだからよ」
ヨウランは深いため息をついた
ヨウラン「で、もうもらったんだろ?見せてみろよ」
シン「えーと、いろいろあってまだマユからしかもらってない」
ヨウラン「え?お前今朝フレイと会ってなかった?何かあったのか?」



・ヨウランに状況をすべて話す
・こいつには黙っておこう
シン「ら、ラミアス先生?どうしてここに?」
シンが振り返ると、そこにはマリュー・ラミアスが立っていた。
これからどこかに向かうのだろうか?その姿は、黒にシックなドレスに彩られている。彼女の特徴の1つである、
大きな胸を強調するようなその姿に、思わず喉を鳴らしてしまうシン。
マリュー「それはこっちのセリフよぉ。んふふふ、こんな所に他校の生徒連れ込んで
何やっているのかしらぁ?」
彼女特有の、こちらをからかう様な口調で聞いてくる。別にシンを咎めている訳ではなさそうだ。
興味深そうに、ミリアリアとシンを交互に見つめている。
シン「ち、違いますよっ!これはですねぇ・・・・」
何にしても誤解を解かなくては・・・そう思ったシンは、深い深い訳を話し始めた。
──かくかくしかじか──
マリュー「ふーん、なるほどねぇ・・・」
シン「納得しましたか?」
マリューに話している内に、現状を振り返り、再び気分が沈むシン。そんなシンにお構いなくマリューは楽しそうに告げる。
マリュー「な〜んだ、つまんない。これが他校の女子生徒と密会!──なんてコトになれば
     それをフレイさんに報告して・・・」
シン「うわわわっ!?そ、それよりも先生は何でこんなトコに?」
話がまずい方向に向かってきたので、慌てて話を逸らすシン。
マリュー「・・・・・ちょっと、ね。ある男に約束をすっぽかされたのよ」
途端に苦い顔になるマリュー。聞いちゃまずかったらしい。
マリュー「そんなことより!キミ達、ここに入りたいんでしょう?」
いきなりの提案である。シンとミリアリアはお互い顔を見合わせる。
2人「そうですけど・・・」
マリュー「そうと決まったら善は急げ、よね?」
そう言ってカードをピッと取り出す。
マリュー「面白そうだから手を貸してあげる」
ウィンクをしながら笑う彼女は、とても年上には見えなかった・・・。

〜フレイサイド〜
フレイ「・・・・・」
何気無く窓から眼下の街を見下ろす。こんな日に限って、夜景が綺麗に見えてしまうのは何故だろう?
ここは街内でも有数の高級ホテル“デュランダル”の最上階。そこに位置するレストランである。
彼女はここで今、お見合いをしている。相手は父の会社の上司の息子。名をサイ・アーガイルと言った。
正直、この年でお見合いなどしたくはなかったが、父にどうしてもと頭を下げられ、今ここにいる。どうやら大人の世界も大変らしい。
サイ「──さん?・・・イさん?フレイさん」
フレイ「あぁ、ごめんなさい。ちょっと、ぼーっとしてて」
考え事をしていたために、彼の声が聞えていなかった。ちょっと失礼だったかな?そんな事を考えていると、彼はどことなく愛嬌のある笑みを浮かべた。
サイ「いや、いいんだ。お見合い、なんて言っても実感ないだろう?俺もこの前、
いきなり父さんから聞かされたばかりなんだ」
フレイ「そう、なの?」
てっきり、彼は前々から知っているものだと思っていた。
サイ「正直、こんなやり方はどうかって思う。何か父さん達の会社が大変らしいけど・・・。
   こんな強引な話は」
フレイ「そう、ね」
ああ、この人も同じなのかもしれないな。フレイはそう思った。
サイ「だからさ、今日はお見合いとかどうでもいいんだ。ただ、普通に食事をしよう。
   そっちの方が楽しいだろう?」
そこで自分が気を使われている、と初めて理解する。
フレイ(優しい人、なのかも)
フレイ「ええ、そうね。せっかくいいお店なんだから!損しちゃうわね」
サイ「ほら、やっぱり笑顔が似合うよ」
フレイ「なっ!?」
笑顔でそんな事を言ってくるサイに、知らず知らず顔が赤くなるフレイ。
それから2人は、どちらからともなく笑いあった。
最初から気負いする必要なんかなかったのかもしれない・・・・。そう思うフレイだった。
〜シンサイド〜
ミリアリア(あ〜失敗だったカモ・・・)
楽しそうに笑っているフレイを見てそう思う。やっぱりシンを連れてくるべきではなかった。
マリューはあの後、シンとミリアリアを連れホテルのブティックへと向かい、そこで簡単なスーツとドレス(それでも十分高い物だが)を2人に買い与えた。
こうして、晴れて正装になった2人はマリューと共にレストランへと入った。
だが、フレイは思ったより楽しそうにお見合いをやっており、なんとなく現在に至る。
ちなみにシンはぶす〜っとしたまま、横目でフレイを見ている。
マリュー「な〜んかあの2人、仲良さそうじゃない?」
ミリィ「ちょっ、先生ッ!」
空気を読んでいるのか、いないのか・・・。マリューは能天気に言う。
シン「・・・・・・・・・・・・」
ミリィ(な、なんかさらに機嫌が悪くなったわね)
この空気を変えようと話題を振る健気なミリアリアだった。
ミリィ「そういえばシン君。そのスーツ、似合うわねー!」
シン「────あ?うん、そうか?」
やはりどことなく気のない返事。
マリュー「そうねぇ。ホント、似合うわぁ。ふふふ、私でもクラッときちゃうくらい」
話題が変わったのはいいが、怪しい方向へ変わってしまった。
マリュー「シン君、どうかしら?先生じゃあ年上過ぎる?」
その微笑は女のミリアリアから見ても、とても魅力的だった。
シン「え、あ、あのー?ラミアス先生?」
彼女の隣にはからっぽのワイングラス。いつの間にか飲んでいたようだ・・・。
ミリィ「はいはい、そこまでです!」
危ない雰囲気を感じ、止めに入るミリアリア。
ミリィ(この先生・・・。胸だけじゃなくて、性格もかなり大胆なようね・・・)
ワケもなく焦燥感に駆られるミリアリアだった。

?「ご注文はお決まりでしょうか?」
しばらくして、シンの頭上から店員の声が降ってきた。
シン「ああ、注文ね。えーっと・・・」
慌ててメニュー表に目を通す。だが、そこには当然というか、なんというか英語でしか書かれていなかった。
シン(よ、読めねぇ・・・)
シン「・・・・・お勧めってある?」
何とか誤魔化そうと、適当な事を言いつつ顔を上げるシン。そこには見知った顔があった。
シン「お前、レイじゃないか?!」
レイ「・・・・シン。どうしたんだ?」
そこにはいつも無口な同級生が立っていたのだった。
121通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 08:02:02 ID:???
なんか流れ切ってスマソorz

読みづらいが気に入ってもらえたら嬉しいっす。
122通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 11:05:32 ID:???
GJ!GJ!
123通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 16:09:23 ID:???
>>119-120
GJ!!
124通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 22:58:11 ID:???
GJ!
フレイとサイは初対面なんだな。顔見知りだった場合もそれはそれで面白そうなんだが
レイ・ザ・バレルはレストランの店員の格好をしてシンを見下ろしている。
相変わらずの無口。ほとんど自分からは何も語らない。
シン「いや、お前の方こそ、、、何やってんだよ?」
レイ「む、そうか。シンは知らなかったな。ここは俺のバイト先だ」
事も無さ気に言う。
シン「えぇ?マジで!おまっ・・・こんな所で?」
レイ「気にするな。俺は気にしない」
シン「・・・・・」
事情はよく分らないが、レイがバイトと言うのならそうなのだろう。そう納得することにした。
別にウチの学校はバイトが禁止されているわけでもない。現に同席しているマリュー・ラミアスは何も口を出していない。
(というか既にグラスを5杯以上空けている)
シン(な、なんか急にウチの学校に不安を持ったぞ・・・)
そんなこと考えていると、レイの後ろから新たな声が響いてきた。
?「レイ!何をやっている?お客は1人ではないのだぞ?」
レイ「・・・・・ラウ」
シン「ゲ、あいつ」ミリィ「さっきのへんた・・・じゃなかった、仮面男!」
奥から出てきたのは、先程ロビーで出くわした仮面男だった。
ラウ「む?キミ達は・・・」
レイ「私の同級生、それに高校の保健医です。・・・ラウ、知っているのですか?」
ラウ「先程少しね。んっふっふっふ・・・偶然とは恐ろしいものだな」
ラウ、と呼ばれた男は奇妙な笑みを浮かべながらシン達を見る。その視線にシンは、何故か背筋が寒くなる。
シン「レイ、この人は・・・?」
レイ「ああ、すまない。この人はラウ・ル・クルーゼ。私の兄・・・・のような存在だ」
ラウ「ふむ、何か語弊を生むような紹介だね?」
レイ「あなたの存在自体が語弊のようなものです」
レイにしては珍しく、さらりと酷いこと言う。嫌いというより、ややうんざりした感が滲み出ている。
ミリアリアは、このやりとりについて行けず呆然とし、マリューは何か考えるようにラウに視線を投げている。
マリュー「あなた、どこかで会ったことないかしら?」
いきなりそんなことを言い出すマリュー。
シン(先生、酔っているのか?)
ミリィ(っていうか、仮面にツッコんで欲しいわ・・・)
ラウ「ん?・・・残念だが、私は見覚えはないがね」
マリュー「そう・・・。どうも彼と似た雰囲気を・・・」
そんな会話を続ける2人を尻目にレイはシンに聞いてくる。
レイ「シン。もしや、お前がここにいるのはあそこにいるフレイが関係しているのか?」
シン「まぁ、そんなトコかな」
シンにとってはあまり説明したくないことだ。
レイ「そうか。深くは聞かない」
シンの気持ちを読んだのか、余計な詮索はしないレイ。やはり根はいいヤツなのだ。
ラウ「ふむ、キミはシン君というのかね?」
いきなり声を掛けられる。どうもこの人物は怪しい雰囲気を持っている。
シン「そ、そうですけど・・・。何か?」
ラウ「フフフフ、いいな。実にいい」
シンが返答に困っていると、何やらレイがラウに目配せをしている。
キュピーン
(ラウ!何を考えているのですか?)
キュピーン
(レイ、キミには関係ないのだが)
キュピーン
(・・・・・断っておきますがシンは私の友人です。私にはそして友人を守る義務がある)
キュピーン
(何をしようと私の勝手だと思うが?)
キュピーン
(ギルに報告させてもらいます。よかったですね。明日からまた無職ですよ)
キュピーン
(なっ!?ひ、卑怯だぞ!)
キュピーン
(なら大人しくしていてください)
キュピーン
(・・・善処しよう・・・)

シン「・・・・何やってんの?お前ら・・・」
レイ「気にするな。俺は気にしない」
レイはそう言って軽く微笑むがシンは言い知れぬ何かを感じたのだった・・・・・。
     ・
     ・
     ・
シン「はぁ、俺ちょっとトイレ」
レイとラウが去った後、どっと疲れたシンはトイレに立った。
ミリィ「あ、うん。行ってらっしゃい。ほら、先生!飲みすぎですよっ!」
ミリアリアはいつの間にかマリューの世話係になっていた。苦労人である。
シン「悪いな・・・」
ミリィ「ううん。いいのよ・・・・・って、あれ?」
シンが席を立った後、何気無くフレイの方を見ると・・・・・。
ミリィ「フレイがいない?!」
127通常の名無しさんの3倍:2006/02/10(金) 09:10:35 ID:???
すいませんすいません!女キャラほとんど出てなくてすいません!

>>124
あー、最初から知り合いはぜんぜん頭にありませんでした・・・。
サイの設定は前スレでアイデイアを出してくれた人がいたので使わせてもらいました
128通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 03:07:20 ID:???
↑GJ!
でてくるキャラ全員に萌えてしまう
あとサイをちょっと応援したくなってしまった
129通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 05:18:56 ID:???
ラウ、奴は何物なんだ?w
まさかHGなのか!
130通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 06:50:47 ID:???
ラウワロスw
GJ!
131通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 12:08:14 ID:???
GJ!
132通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 05:52:01 ID:???
キュピーンの応酬ワロスw

ところで議長マダー?
133通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 22:01:20 ID:???
保守
134通常の名無しさんの3倍:2006/02/13(月) 05:00:25 ID:???
おまいら、感想が淡白すぎやしないか?w

まぁいい。それよりキャラのテンプレでも作ってみてはどうか?
基本は職人任せだが、設定は欲しいだろう?
下地をしっかり作れば職人さんが増えるかもしれない
135平警察官兼艦長代理 ◆1pEIfYwjr. :2006/02/13(月) 23:00:02 ID:???
やめろアスハスレが完結したんだが、ここでシンカガやってもいいんだろうか?
136通常の名無しさんの3倍:2006/02/13(月) 23:01:06 ID:???
すまんコテハン消し忘れorz何回やったら気が済むんだよ俺は・・・
137通常の名無しさんの3倍:2006/02/13(月) 23:32:14 ID:???
>>135
前スレでもシンカガはあったのでいいんじゃない?

と、その前に設定を作らないかって案がきてたな。
どうするんだ?このまま学園モノにするか?
138通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 00:14:53 ID:???
>>137
学園モノに一票
139通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 02:26:07 ID:???
設定を作るのはいいが、ガチガチに固めすぎるのも考え物だとはおもうけどな
結局は投下する人の判断でいいんじゃないか?
140通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 02:47:24 ID:???
ある程度の方向性はあってもいいと思う。
何でもアリだと結局何をしたいのか分からないスレになってしまうキガス。
設定があれば職人さんも書きやすいだろうし
141通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 06:39:22 ID:???
俺も学園もので一票
新キャラと旧キャラが絡むのは面白いからな
というわけでシンのテンプレを考えてみた

○シン・アスカ(高校1年生?)
真面目で素直な1年生。ただ年頃のせいか、捻くれた面があるのが玉に傷。
思い込んだら突っ走る傾向アリ。そのせいで、よく災難に見舞われる。
現在、フレイ・ラクスを中心とした多数の女の子から好意を寄せられているが、
本人は超絶鈍感なので気付いていない。


こんな感じだろうか?前スレとか見て、職人さんの設定を引用してみたのだが
間違っていたらごめんなさい!
142通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 11:31:53 ID:???
>>141
シスコンもいれといて。
143通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 05:53:56 ID:???
フレイとシンが絡むスレなんてここしかない
保守!
シン「はぁ・・・。俺、何やってんだろ?」
ここは男子トイレ。軽く水で顔を洗い、鏡を見つめる。自分が今、何をしているのかを静かに自問する。
頭に浮かぶのは楽しそうに笑っているフレイの笑顔。少し前までは、すぐ手に届くところに“ソレ”はあったはずなのに・・・。
シン「もう、帰ろう・・・かな?」
自分がここに居たところでできることはない。気分が沈むだけだ。もう帰ろう。そう思い、トイレを出る。
すると、トイレの脇のスタッフルームから自分を呼ぶ声が聞えた。
?「んんっ。あー、シンく・・・いや、シン。ちょっといいか?」
シン「え?その声はレイか?」
突然のことで驚いたが、よく聞けば馴染みの同級生の声だった。
レイ?「ああ、そうだ。シン、少し頼みがあるんだ。こっちに来てくれないか?」
スタッフルームの扉は閉まっており、レイの声もはっきりとは聞えない。しかし、こちら来て、とは・・・?
シン「何だよ?何やってるんだ?用があるなら出てこいよ。そこ、店員しか入れないんじゃないか?」
レイ?「そうなんだが・・・。今、とても困った状況でな。身動きも取れんのだ」
なんだか声も苦しそうである。しかたなく、スタッフルームに入るシン。
(ガチャ)シン「おーい、何の用・・・・・あれ?」
扉を開ける。しかし、そこには誰もいない。レイの姿どころか誰もいないのだ。
シン「・・・どういうことだ?」
不思議に思いながら、なんとなく中へ足を進める。と、突然背後で扉が閉まる音がした。
シン「なっ!?え、何で?」
そして、ユラリと扉の影から人影が現れる・・・・・・。
?「ふっふっふっ・・・。待っていたよ、シン君!」
シン「あんたはっ!・・・ラウさんだっけ?」
ラウ「覚えていてくれて嬉しいよ、シン君」
シン「あ、あの〜?何で手をワキワキさせながら俺に近づいてくるんですか?」
ラウ「ふっ・・・。あっはっはっは・・・あーーーはっはっはっはっはぁぁぁ!!」
シン「うわぁぁぁぁーー!」
こうしてシンにとって悪夢の夜が始まる・・・。


〜レイサイド〜
料理長「レイ。それ終わったら皿洗っておいてくれ」
レイ「・・・・・わかりました」
そんなシンの受難など露知らず。レイ本人は皿洗いをやっていた。
レイ(まったく・・・ラウはどこに行ったんだ?俺に仕事を押し付けて・・・。
   今度、ギルに頼んで減給だな)
そんな事を考えながらも、黙々と仕事をこなしていく。
キュピーン
レイ「!!?・・・これは?」
突然、顔を上げるレイ。その顔は蒼白になっていた。
レイ「ラウッ!あなたという人は・・・っ!」
どうやらクルーゼの思念が流れ込んだらしい・・・。そして、苦しそうに顔を歪める。
レイ「ウッ・・・が、はぁっ!・・・うぅぅ。くっ!!」
慌ててポケットから錠剤の入った小ビンを取り出し、水もなしにそれを飲む。
レイ「・・・忌々しいフラガ家の血か・・・。くそ、シンは俺のも・・・って、違うっ!
   早くシンを助けに行かねば」
ぶつぶつと独り言を呟くと、レイは颯爽と立ち上がり、駆け出した。


〜シンサイド〜
シン「くっ!あんたって人はぁぁーー!」
シンは必死に逃げていた。扉は何故か開かない。クルーゼは何故か執拗にシンを脱がせようとする。
顔を合わせて以来、ずっと感じていた悪寒が現実となった瞬間だった。
ラウ「ハッ!」
だが、いくら必死に逃げようともこの部屋に入ってしまった時点で、シンには逃げ場などなかったのだった。
結局、最後には隅に追い詰められてしまう。
シン「これがあんたの望みか!!?」
ラウ「私のではない!性欲こそ、人の望み、人の夢、人の業!!」
シン「そんなあんたの理屈ッ!」
ラウ「生憎と私は、両方イケる口でね。ふふふっ、そう怖がることはない」
そう言うと手を伸ばし、シンの頭を撫でる。もはや逃げ場はないのか?!
シン「やめろーーっ!」
ラウ「他者より先へ、他者より前へ、他者より上へ!!!」
シン「あんた、おかしいだろ!?」
ラウ「私は結果だよ。だから知るッ!人は自ら持て余した性欲におぼれて滅ぶとなッ!」
シン「人の話を聞けーーー!!」
ラウ「はーーっはっはっはっ・・・ウゴ?!」
馬鹿笑いをしていたクルーゼだったが、突然グラリと倒れる。どうやら後頭部を殴られたらしい。
レイ「間に合ったか・・・。大丈夫か?シン!」
シン「うっうっうぅぅ・・・レイ?レイなのかっ!?もう・・・だめかと・・・」
レイ「すまない、シン。まさかラウが・・・・・こんな暴挙に出るとは」
倒れたクルーゼを一瞥しながら呟くレイ。その表情は厳しい。
シン「・・・・レイ、この人って」
レイ「・・・・たまにおかしくなるんだ。気にしないでくれ、俺は気にしない・・・
   ことにしている・・・」
苦虫を噛み潰したような顔でそう告げる。このクルーゼという男、レイが無視していない以上、それなりに威厳のある人物だと思うのだが・・・。
シンにはまったく理解ができなかった。
シン「ちなみにレイ・・・。お前にはこんな“病気”はない・・・よな?」
レイは無口だがいい奴で、今までも友人としてうまくやってきた。シンとしては信じたいが、“コレ”を目にした後となると・・・。
レイ「・・・・・大丈夫だ。俺にはこんな悪癖はない」
しっかりと頷くレイ。心配はないようだ。
ラウ「・・・やってくれたな?レイ」
安堵したのもつかの間。いつの間にか、レイの背後に復活したラウが立っていた。
レイ「ラウ!まだ・・・」
ラウ「やはり急ぎすぎたようだな。私が君を感じるように、君も私を感じるのかね?
   レイ・ザ・バレルッ!」
既に、禍々しいほどのオーラを纏っているクルーゼ。その顔は狂喜に彩られていた。
レイ「シンっ!ここは俺にまかせろ。お前は脱出を!」
シン「でもっ・・・お前は?」
レイ「いいからっ!早くしろ」
そう叫ぶとシンを扉の向こうへ押し出し、クルーゼに向き直る。
ラウ「まったくやっかいな奴だよ・・・君は」
レイ(やれやれ、暴走したラウを止めるのは一苦労だな。ギルがいれば話は早いが・・・)
このホテルのどこかにいるであろう、養父の姿を思い浮かべながら、レイはゆっくりと身構えた。
     ・
     ・
     ・
〜その頃、女子トイレでは〜
フレイ「♪〜♪〜」
以外にもフレイは上機嫌だった。あんなに嫌がっていたお見合いだったが、いざ始まってみると気負いするほどのものではなかった。
さらに、相手のサイの人柄に好感を持ったというのもあった。彼は優しく、話題も豊富でちょっとした気配りもできる男性だったのだ。
彼と話が出来ただけでもよかった、フレイはそう思った。鏡の前で化粧を直す手も自然と早くなる。
機嫌はすっかり直っていた。
フレイ(・・・って機嫌悪かったのはシンのせいか・・・)
思い込みが激しく、すぐ無茶をする幼馴染の顔を思い出す。どこか放っておけないアイツ・・・。
冷静に考えてみれば、今日の学校でのことは余裕がなかった自分が悪かったのかもしれない。
でも、私にだって知られたくないことはある。1人で考えたいことはある。そうだ、やはりシンが悪いんだ。
ズカズカと人のプライベートに入り込んできて!
フレイ(ああっもう!何でシンのことなんか考えてるのよ?私は・・・)
ぶんぶんと頭を振り、気分を入れ替える。今はお見合い中。サイ君を待たせるのよくない。
気を取り直してトイレを出る。その瞬間、誰かとぶつかった。
フレイ「きゃっ・・・。ちょっと、気を・・・つ、け・・・シン!?」
シン「あてて・・・。っ?!フレイ・・・」
ちょっと待ってよ!何でシンがこんなトコにいるのよ?え、何で何で?しかも、シンってばスーツだし。
・・・・・子供っぽい、子供っぽいと思っていたけど、こうして見るとシンも結構・・・。って違うわよ、私!
突然の出来事に混乱するフレイ。何だか訳がわからない。
?「フオォォォーーー!!」
シン「ひぃ!?」
そして、シンの背後の扉からは奇妙な雄たけびが聞える。
シン「ええっと・・・。取り合えず!」
フレイ「え、え?何よ?ちょっと、シンってば!」
焦っているようなシンは、いきなりフレイの腕を掴むと一目散に駆け出しなのだった。
混乱するフレイは、ぼんやりと“これって逃避行?”などと考えるのだった。
シンの悪夢の夜は続く・・・・・・。
148通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 07:12:17 ID:???
クルーゼってこんなキャラでいいのかなぁ・・・
女難じゃなくてすいませんorz

設定を決める、という案ですが・・・。どっちがいいんだろうか?
確かに設定があった方が書きやすいけど、自由に書けないという人もいるかも・・・。
どうなんすかね?
149通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 08:46:39 ID:???
>>148
なら、テンプレに「設定はただの目安です。あなたの書きやすいように」とか追加したらどうだ?
150通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 08:47:53 ID:???
>>148
おっと、書き忘れてた
超GJ!
クルーゼ両刀かよwww
151通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 09:19:47 ID:???
>>148
毎度GJ!
最初、シンがシリアスに悩んでいたのにクルーゼのせいで吹いたw
152通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 11:02:15 ID:???
いつもGJ!
俺はシンがシスコン、マユはシンフレ派なら他は何でもこいです
153通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 07:30:56 ID:???
>>152
マユがシンフレを応援しているってこと?
154通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 09:14:10 ID:???
とりあえず、今んとこ出ているキャラをまとめてみた

女キャラ
フレイ、ラクス、ミーア(ラクスと双子?)、ミリアリア(別の高校の生徒とアスカ家
の居候の2パターン)、カガリ(上級生)、3人娘、マリュー、ナタル、タリア(セリフあったっけ?)、
マユ、コニール、メイリン(この3人は出番少)

男キャラ
ヨウラン、レイ、ヴィーノ、アズ、旧3馬鹿、アーサー、クルーゼ、アスラン、
イザーク、ディアッカ、キラ

これぐらいだっけか?
155152:2006/02/16(木) 12:06:45 ID:???
>>153
そうです。シンフレ成就の為にマユはラクスやミリ、クルーゼ
からシンを健気にまもるのです。
でもフレイからするとマユは最大の味方でありライバル。
156通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 23:40:31 ID:???
>>155
よく判らんが、マユの男の理想=シン、女の理想=フレイ
3人でいるのが幸せ!みたいな感じか?
157152:2006/02/17(金) 11:16:47 ID:???
>>156
まぁそんな幹事。
158通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 03:50:32 ID:???
ネタ来てた!
おーシンフレ萌えた
フレイのツンデレっぷりとか、放っておけないとか
いいねw
159通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 08:31:52 ID:???
さあ、続きをワクテカしますかね…
160通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 15:42:28 ID:???
待とうか
161通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 15:31:06 ID:???
保守
162通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 20:15:47 ID:???
hosyuage
163通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 01:02:09 ID:???
保守しとくか。
フレイ「ちょっと・・・いい加減にしてっ!」
シン「え?あ、悪い・・・」
どこをどう走っただろうか?よく覚えてはいないが、相当な距離を駆け回った。シンですら、夢中で逃げ回ったため、
自分達が何階にいるのかも分らない。
シン「あーっと、フレイ?」
フレイの怒鳴り声で我に返ったシンは、気まずそうに声を掛ける。クルーゼの魔の手から逃げた後、
偶然目の前にいたフレイの手をとってココまで来てしまったが・・・。
フレイ「で、シンは何でここにいるの?」
シン「あ〜それはですね・・・」
ものすごい剣幕に押され、思わず敬語になってしまうシン。
フレイ「・・・・・まさかとは思うけど、見てたの?」
この場合、見ていたというのはお見合いのことだろう。フレイに黙って見ていたのは事実だが、俺としてはフレイの事が心配で・・・。
そんなシンの思いなど露知らず。フレイは怒りを露にする。
フレイ「最ッ低!いくらなんでも覗き見は悪趣味なんじゃない?」
シン「なっ?!俺はフレイが心配で・・・」
フレイ「心配って何よ!?シンには関係ないじゃないッ!」
シン「それは・・・幼馴染として・・・」
お互い、相手の経緯もよく分らず、感情だけで怒鳴ってしまう。普段は気が合う2人だからこそ、1度拗れるとトコトン気が合わないのかもしれない。
?「フフフ、感じるぞ。どこだ?シン君!」
そんな言い争いをしているうちに、いつの間にか魔の叫び声が近づいてきた。
シン「ヤ バ イ !フレイっ!とにかく逃げるぞ!」
フレイ「あ、こら・・・話はまだ」
再び、フレイの手を引き逃げるシン。だが、このままではジリ貧である。そう思ったシンは適当な部屋に隠れることにした。
シン「ここは・・・よし、開いてる!すいませ〜ん」
?「おや、君たちは?」
一際際豪華な部屋に強引に入ると、そこには黒髪を長く伸ばした男が立っていた。
シン「すいません。今、dでもない変態に追われていて・・・。匿ってもらえませんか?」
?「おやおや、それは大変だね。変態か・・・ふむ、いいだろう。
会長権限の特例として認めよう。そこのクローゼットを使いたまえ」
シン「ありがとうございます!ほら、フレイも入って!」
フレイ「きゃ、押さないでよ!っていうか状況を説明モガ〜」
親切な男に礼を言い、叫ぶフレイの口を塞ぎながらクローゼットに隠れるシン。なんといっても貞操に危機である。形振りかまってはいられないのだ。
〜クルーゼサイド〜
ラウ「ここか・・・」
レイを蹴散らしたクルーゼは、シンの気配を追い、ホテルのVIPルームの一角まで来ていた。勘が告げている。獲物は近い。
ラウ「お待たせフゥォーーー!!」
ガチャリとドアを開ける。そこには・・・。
?「やあ、君か。随分と久しぶりだな」
ラウ「む?ギルバート!何故貴様がここに?!」
そこにはクルーゼの古くからの親友にして、最も憎むべき仇敵が立っていた。
ギル「はっはっはっ。何を驚いている?ここは私の経営するホテルだよ?私がいるのは当然だろう」
ラウ「ふん、デュランダル財閥の会長とあろう方が・・・。随分と暇なようですな?」
自然と暴走状態も治まり、いつもの口調に戻るクルーゼ。
ギル「そんな会長などと・・・私は大尉だよ、ブラ(ry・・・。
おや、セリフを間違ったかね?」
ラウ「そのようだな。ちっ、忌々しい。私を蹴落とした気分はどうだと聞いているんだ!!」
この2人、昔はある財閥の優秀な幹部だったが、後継者争いの際にギルバートが勝ち、クルーゼは敗れ、
そのまま職ナシになったという確執があった。
ギル「ところで君は何をしている?」
ラウ「おお、そうだった。ここに少年が来ただろう?隠し立てはするなよ」
       ・
       ・
       ・
〜シン・フレイサイド〜
フレイ(う〜、何でこうなるのよぉ・・・)
2人は今、クローゼットの中で息を潜めている。だが中は以外に狭く、ほとんど密着状態で身動きも取れないのだ。
フレイ“んんっ・・・ちょっとシン!ヘンなとこ動かさないでよっ!”
シン“え?ああ、ごめん”
シンはどうやら外の2人を見ているらしい。フレイはなんとなくシンの背中を見つめる。
フレイ(こんなに大きかったっけ・・・)
そういえば、昔からこの背中を見ていたような気がする。自分の方がシンの面倒を見ていると思っていたが、振り返ればいつも助けられていたような・・・。
シン“あの2人、知り合いなのか?くそっ・・・。フレイ、もしもの時は俺が守るからっ!
   だからフレイは逃げてくれ“
その言葉に気付かされる。シンはいつだって私を守ってくれた。いつも全力で、無茶をして・・・。
フレイ(守る、か・・・)
今日だって自分のために馬鹿なことをやってここに潜り込んだのだろう。そんなシンが素直に可愛いと思った。
そしてシンに気付かれないように、そっと背中に顔を埋めた。
〜ミリィ・マリューサイド〜
マリュー「うぅん、もう飲めなぁ〜い」
ミリィ「センセっ!しっかりしてくださいよぉ」
グデグデに酔ったマリューを抱えながらホテルを出るミリアリア。今日は散々だった。結局、シンもフレイも戻ってこなかったし・・・。
そう思って前方を見ると、なんとシンとフレイが楽しそうに笑いながら歩っているではないか!
ミリィ(ちょっとぉ、どういうコト?!)
混乱していると後ろから声がかかる。
サイ「君、ちょっといいかな?」
ミリィ「は、はい?」
振り向くとそこにいたのはフレイのお見合い相手のサイ・アーガイル。
サイ「君たち、フレイさんの知り合いだろう?」
ミリィ「え?何で知ってんの?」
驚きである。相手は自分達の顔を知らないはずなのに。
サイ「そりゃあ、チラチラこっちを見ていたからさ・・・。何か気になっちゃって」
ミリィ「あちゃぁ・・・気付いていたのか」
サイ「あ、でもフレイさんは気付いてなかったみたいだけど」
このサイという男、意外と侮れない。
ミリィ「それで?あたし達に何か用?」
サイ「うん、フレイさんに今日は楽しかったって伝えて欲しいんだ」
ミリィ「え、それだけのために?」
サイ「それと・・・・・」
そこで言葉を切ると、シンの方を見る。
サイ「彼に“今度は負けないって”。・・・俺も、フレイさんのコト好きなったみたいだから」
ミリィ「え、えぇ?!」
サイ「じゃあ!」
そう言ってサイは去っていった。その背中を見送りながら、ミリアリアは誰かを好きになるのはすごいな、と思った。
ミリィ(あたしも・・・)
頭の片隅を過ぎったのは、シンの顔だとも気付かずにミリアリアは歩き出す。
マリュー「ん〜、もう1軒!」
ミリィ「あ、この人忘れてた・・・」
〜シン・フレイサイド〜
フレイ「それでぇ?なんで今日はここに来たの?」
シン「だ、だから、フレイの事が心配で・・・」
フレイ「ふ〜ん。私が心配だったんだぁ?」
シン「う・・・か、勘違いすんなよっ!俺は幼馴染として・・・」
シンは何故かフレイに絡まれていた。2人で無事脱出した後、フレイはずっとこんな感じだった。
シン(ったく、さっきまで怒っていたのに・・・ワケわかんねーぞ?)
フレイ「ふふふっ。アリガトね、シン」
でもやっと見れたフレイの笑顔。この笑顔をずっと手放したくないと思った


〜ギル・レイサイド〜
ギル「いい友達を持ったな、レイ」
レイ「はい」
結局、暴走クルーゼを止められなかったレイ。服装はボロボロだが、顔だけは何故か綺麗なままである。
レイ「今回はラウにしてやられました・・・」
ギル「そう自分を責めるな。彼も彼なりの苦しみを抱えているのだ」
悔しそうに顔を俯けるレイに優しく微笑むギル。
ギル「さぁ、夏休みも近い。君は青春を謳歌したまえ」
レイ「はい。では、失礼します」
レイは音もなく退出する。まるで忍者並みである。
ギル「ふむ・・・ラウ・ル・クルーゼ、クビっと」
こうしてクルーゼは再び無職になるのだった・・・・・・。
168通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 03:12:12 ID:???
一応フレイ編終わりです。
次は夏休みバイト編ですかねー
169通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 03:22:00 ID:???
すいません。20と21の間に入れ忘れましたorz



      ・
      ・
      ・
ギル「2人とも。もう大丈夫だよ」
その声と共にクローゼットから這い出てくる2人。
シン「た、助かったぁ〜。ありがとうございます!」
見上げると男はニヤリと笑うだけだった。全てを知っている・・・そんな笑顔だった。
シン「でもどうやって追い返したんですか?」
ギル「なに、造作もない事だよ。彼は私に頭が上がらないのでね」
そう言って、なにやら薬の入った小瓶を揺らす。シンにとっては訳が分らない。
ギル「さぁ、もう行きなさい」
2人「ありがとうございました」

170通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 19:53:44 ID:???
GJ
ラウこえーw
サイほれちまったのか
シンにライバル出現だな
フレイの背中に顔埋めるところ可愛いっぽい
171通常の名無しさんの3倍:2006/02/23(木) 04:28:24 ID:???
超乙!
フレイ最高ー!!
夏休みバイト編楽しみにしています!
172通常の名無しさんの3倍:2006/02/24(金) 09:34:52 ID:???
ネタきてんのに人いねーな…
受験シーズンだから?とにかく続き期待してるぜ
173通常の名無しさんの3倍:2006/02/25(土) 16:35:44 ID:???
GJ!!
続き期待してます
174通常の名無しさんの3倍:2006/02/26(日) 03:39:40 ID:???
がんばって保守
175シンの学園生活・夏休みバイト編:2006/02/26(日) 17:40:41 ID:???
〜夏休み〜
季節は夏真っ盛り。外は炎天下である。
シン・アスカは特にやることもなく、家でゴロゴロしていた。入学からこっち、
様々なことがありすぎて疲れていたのだ。
シン「う〜〜あぁ〜〜」(ゴロゴロ)
アスカ家のリビングで、冷房に当たりながら意味もなく転がってみる。
邪魔なことこの上ない・・・。その姿に妹のマユが呆れた声を出す。
マユ「もう、お兄ちゃん〜!だらけすぎっ!」
シン「そんなこと言うなよマユ。お兄ちゃんは疲れているんだよ」
マユ「疲れているって・・・夏休みに入ってから何もやってないじゃない?」
シン「何て言うか──精神的って感じ?」
マユ「はぁ・・・。あ、そう・・・。お兄ちゃん、部活やってないんだから
   バイトでもすればいいのに」
シン「んー?バイトかぁ・・・」
そう言われ、ふと考える。確かに自分は無駄な時間を過ごしている・・・気がする。──バイトもいいかもなぁ
マユ「あ、もう時間だー!それじゃお兄ちゃん、あたし出かけてくるね〜」
シン「・・・え、何?出かけるのか?」
バイトについて思いを馳せていたシンは、咄嗟に反応できなかった。よく見るとマユは外出着に着替えている。
シン「ドコに行くんだ?友達と一緒か?まさか男はいないよな?帰りは何時頃だ?」
矢継ぎ早に質問する。シンとしては、可愛い妹のためを思ってのことなのだが、
ヨウランなどに言わせれば「お前、一歩間違うとシスコンだぜ?」との事である。
それでも心配なものは仕方が無いのだ。
マユ「お、お兄ちゃん落ち着いて。あたし、夏休みにバイトをすることにしたの!
   それで昨日、面接に受かって今日から仕事なのよ」
シン「な〜んだ、バイトかぁ・・・・・って、バイトォォォ?!バイトってあれか?
   アルバイトか!?アルバイトってヤツなのか?お前、危ないだろっ!」
怒涛の如くマユに詰め寄るシン。その顔はハッキリ言って怖い。
マユ「い、いや・・・まぁ〜そのー・・・。アルバイトだけどぉ・・・」
冷や汗を流しながら歯切れの悪い答えを返すマユ。
シン「だめだ!絶・対・にダメだッ!」
マユ「何よ!マユだって子供じゃないモン!お兄ちゃんが何と言おうとあたしはバイトに行くからねっ!」
そう宣言すると、ポケットから何かを取り出し、通せんぼをしているシンに向かって投げつける。
マユ「お兄ちゃんの弱点は知ってるんだからね。必殺、フレイさんのスクール水着の写真っ!!」(バッ!!)
シン「な、何?!」
マユの思いがけない言葉に反応し、放られた写真に飛びついてしまうシン。
マユ「ふっふっふ・・・。お兄ちゃんもワンパターンねぇ」
そのスキに家を飛び出していくマユだった・・・。

シン「くそっ!マユのやつ・・・。でも、フレイの・・・」
まんまとマユにしてやられたが、写真は押さえた。ゴクリと唾を飲み込み表をめくる。
そこには・・・。
シン「・・・ぐはぁっ!」
スクール水着姿のヨウランがにこやかに笑っていた。
シン「ま、マユのヤツ〜・・・」
176シンの学園生活・夏休みバイト編2:2006/02/26(日) 18:15:05 ID:???
シン「マユ・・・外は危険がいっぱいなんだぞ?」
マユが出て行った後、シンは一人で悲嘆に暮れていた。
シン「だいたい、バイトだなんて・・・」

〜以下シンの妄想〜
マユ「いらっしゃいませぇ〜☆ご注文はお決まりですか?」(フリフリの制服で)
キラ(シンの妄想では悪役は大概コイツ)「う〜ん・・・ってキミ、可愛いねぇ」
マユ「やだ、お客様ったら。本当のこと言わないでくださいよぉ♪」
キラ「決めたよ、注文はキミにしようかな?」(ニヤリ)
マユ「え?あの〜お店、間違えてません?」
キラ「間違えてないさ。フフフ、僕は優しいよ?」
マユ「あぁ〜、お兄ちゃーん!」
〜妄想終了〜

177シンの学園生活・夏休みバイト編3:2006/02/26(日) 18:17:11 ID:???
シン「マユーーー!!」
肩で息をしながら怒りに燃えるシン。(完全に一人芝居)
シン「ダメだダメだダメだぁぁーー!マユが危ないッ!」
と、ここで傍と現実に帰る。マユは何故、いきなりバイトなどし出したのだろうか?
シン「──お金が欲しい・・・とか?」
ありそうな事を考えてみる。
シン「そうか!だったら俺もバイトして、お金を稼いでマユに楽させて、バイトをやめさせればいいんだ!」
これぞ名案!とばかりに立ち上がり、吼えるシン。
シン「よし!早速、情報誌を買いに行こう!」
       ・
       ・
       ・
〜んで近くの公園〜
シン「う〜ん、やっぱりすぐ始められるようなバイトはないか・・・」
コンビニでアルバイト情報誌を買い、いろいろと探してみたものの、そう簡単には見つからないのだった。
シン「・・・なるべく多く稼げる所・・・」
?「お、シンじゃんか!ちょうどいいトコだったぜ」
シン「ん?あぁ、ヨウラン。それにレイ」
シンが頭を上げると、そこにはヨウランとレイが立っていた。
ヨウラン「よぉ!これからお前の家に行こうと思っていたんだ」
レイ「うむ、都合がよかった」
シン「何か用か?俺、今忙しいんだけど・・・」
シンとしては、マユ>>>>>>ヨウラン・レイである。できれば面倒は避けたい。
ヨウ「お前、バイトする気ない?」
だが、ヨウランの言葉はシンにまさしくとって天の声だった。
シン「!?やる!やるよっ!いや、やらせてください!!」
ヨウ「お、おう・・・。何だ?妙なテンションじゃないか?」
流石のヨウランも引き気味である。
シン「いやぁ、助かったよ。お前はやっぱりいいヤツだな!で、いつから?」
ヨウ「これからすぐ面接なんだけど大丈夫か?人手不足らしくてさ。
   俺とレイ、それからお前の三人なんだけど」
シン「俺は大丈夫だけど・・・レイ、お前バイトしてるだろ?」
不思議そうにレイを見る。あまり思い出したくない記憶だが、レイは確かホテル”デュランダル”
でバイトをしているはずだ。
レイ「問題はない。それに・・・ヨウランの言うバイト先の内容に興味があってな」
シン「そうか。で、バイト先って?」
ヨウ「それは行ってのお楽しみってヤツだよ!」

こうして三人は謎のバイト先に向かうことになった。そこに待っているものも知らずに・・・。
178通常の名無しさんの3倍:2006/02/26(日) 20:31:44 ID:???
続きが気になるなwww
179通常の名無しさんの3倍:2006/02/26(日) 20:50:26 ID:???
>>175-177
今回もGJ!
てか、マユよりもシンに萌えたw
180通常の名無しさんの3倍:2006/02/27(月) 01:56:12 ID:???
>>175-177
すごく続きが気になる。いつもながらGJ!!
181通常の名無しさんの3倍:2006/02/27(月) 07:06:26 ID:???
            rー''";::`:::、::::::::::::`丶、
            ,.'"::::i:{::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::`ヽ、
             /::::::::::::;r;、::::::::::::、::::::::::::::::::::::::::ヽ
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         |:::;::;::i::::|ヽヽ、l:i:::::::/:::/i:;イ::::::::/::::::::::l
         {::;i:::;:::;::i7テfミ,/'i::::/i/ナニl::::::/::::::|::::l
         'l:l ';::;:::ゞゞ‐'‐, j:ノ 7テラ'7;イ:::::::;イ::::l
          ヾ ';:i!、:i    ' ′   ̄`゙"/::::::::::iリ}:l
            リ!:ヾ  丶      彳:::::::::j'"::::!   
             j:::::ヽ `−     /:::::::::::;::::::::;:{ 
             i::;ィ::/ヽ.___.... -‐/::;イ7:ィ:;i:;!;j:,/  
           ,r‐'''''',ア~ |:::::::'''" リ |:Y|l l!.l"´    
           /   ∧ /! ,   ! lソ.|
          /! ム::」./::.∠...., -'´ i! ヽ      
          /i/「::::::;ゝr=ミ、   /.  \
        //  └ァ:::::く::::::::> //    _,,ュ_
        / /   く::/l:::::ャー'`'"   ,.r‐'''´ Y
        ゙i i    | ,..レー''    i / _... -‐'''''゙i
        ! i:..   ´         .l./‐'/  /  l、
          Li:::::::.....       ..::i': /  /   !ヽ
          l:::::::::::i.::::::::::.......:::::::::`l /      ヽ
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        / 、 :::::::l ::::::ヽ :::::::::" .::.゙i 、_ |
       /   i : :.. ::::::::丶    :: !.   l
      〈   i  ゙"::::::::::::::::.    "  ヽ、._|
      t''''゙:}、  i    """:::::       }::::\
     ゙i:/:::!ヽ、 !            /ヽ::::::::/
     /:::::::\ヽ、        _,,,..-'::::::::::`:<
    \:::::;:::::::ヽニー-ェ==ー'''':::::::::::::::::::::::::::::::>
      `ソ:::::::;:::::::: ̄::::::::::::::::i:::::::::::::::i:::::\::::/
      /::::::::i::::::::::::::l:::::::::::::::::l:::::::::::::::l:::::::::::<、
      ` 、_:i::::::::::::::::l:::::::::::::::::l::::::::::::::::l:::::/ij、>=_
        l:::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::::::」'´:.|__゛   ̄'''''ー、
        `‐t=、、、_l ::::::::::::::::l:::;=‐''´:.:.:.:l   ̄'''''ー-r´, i
            i:.:.:.:.:└--‐イ´´`:.:.:.:.:.:.:.  l  ハァハァ  | i i
.            l, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:""  |       | i

182通常の名無しさんの3倍:2006/02/27(月) 11:00:54 ID:???
GJ!
183シンの学園生活・夏休みバイト編4:2006/02/27(月) 18:20:30 ID:???
〜ところ変わって喫茶店・ヘリオポリス〜
この夏休み、フレイ・アルスターはアルバイトをしようと計画していた。
その理由はシン・アスカ。自分のシンへの気持ちを少しは自覚したフレイは、
夏休みが明けるとすぐのシンの誕生日に(9月1日)何かプレゼントをしようと思ったのだ。
そのための資金を稼ぐため、アルバイトを探していたのだが・・・。

フレイ「中々いいバイトってないのよねぇ・・・」
ミリィ「いきなり呼び出しておいて、そんな相談されてもねぇ・・・」
ハァ・・・と二人してため息をつく。フレイは真剣に、ミリアリアは呆れ顔で向き合って
コーヒーを啜っていた。
フレイ「だってミリィ、そういうのに詳しいじゃない?バイト掛け持ちでやってるし」
ミリィ「まぁ、そうだけど。いきなり言われてもね」
そう言いながら、からかうような顔でフレイを覗き込む。
ミリィ「でもシン君のためにフレイがそこまでするなんてねぇ?」
フレイ「別にそんなんじゃ・・・。か、勘違いしないでよっ!私はお礼も含めて・・・」
顔を真っ赤にしながら弁明するフレイをニヤニヤ笑いながら見つめる。初々しくて可愛いものだ。
そんなフレイのために協力してやりたいと思うミリアリアだったが・・・。
ミリィ(う〜ん、、、正直、そんなにうまい話はないわよね)
フレイ「ちょっとっ!聞いてるの?」
ミリィ「あ、そうだ!」
フレイ「な、何よ?」
突然の大声に驚くフレイ。
ミリィ「今、思い出したんだけど駅前にオープンした喫茶店で、確かバイト募集していたわよ?」
これは間違いない。今日、ここにくる途中で見かけたのだ。
それを聞いたフレイは目を輝かせる。
フレイ「それ本当?」
ミリィ「うん、マジ。人手不足だから面接しだいで即採用だってさ」
まさに渡りに船。これ以上の好条件はなかった。
フレイ「よかったぁ。それじゃ、さっそく行ってみようかしら?ミリィはどうする?」
ミリィ「あたしも心配だから(面白そうだから☆)着いていくわ♪」
フレイ「そう。じゃ、行きましょ」
こうしてフレイとミリアリアはバイトの面接を受けることになった。運命の糸は少しづつ絡まっていく・・・。
184シンの学園生活・夏休みバイト編5:2006/02/27(月) 19:30:43 ID:???
〜またまた変わってクライン邸〜
ガシャーン!と皿が割れるような甲高い音が響き渡る。
ラクス「あらあら、また失敗ですわ・・・」
注意しつつ割れた皿を拾い上げ、落ち込む。
ラクス「うぅ・・・お料理とは難しいですわね」
アサギ「ラクス様ー?また厨房ですか?」
ジュリ「いいですよ〜。私達が片付けますから〜」
マユラ「でも急にどうしたんです?料理なんて?」
音に導かれるように、慌しく3人娘が姿を現す。手早く割れた皿を片付けながら
疑問を口にした。ここ最近のラクスは変だった。今までやったこともない料理や洗濯、掃除などを
自ら進んでやろうとするのだ。(しかし10割失敗)
ラクス「いや、まぁ、なんと言いますか・・・」
ラクスの答えは歯切れが悪い。もじもしと恥ずかしそうに顔を伏せながらきえそうな声を絞り出す。
ラクス「そ、その・・・男の方は、お弁当を作ってくれるような・・・
    お、女の子らしい人が好みなのでしょう?」
マユラ「はぁ、そういう方もいますね」
アサギ「で、家事に手を出しているんですか?」
ジュリ「それって・・・シン様にために?」
ジュリが”シン”という単語を出した瞬間、ラクスの頭から火が上がった。
ラクス「ち、ちちち違いますっ!わたくしはただ、女らしさを身に付けようと、とと」
混乱しすぎて上手く喋れないらしい。
そんなラクスを放っておいて、3人娘は例のごとく隅に集まって談合を開始する。
アサギ「どう思う?」
マユラ「100%シン君のためでしょ。う〜でも、ラクス様には悪いけどこれ以上、シン君と
    接近させたくないなぁ・・・」
例え、ご主人様といえど恋敵。実にリアル思考の3人娘だった。
ジュリ「まぁ、ラクス様が家事覚えるのはいいんじゃない?私達の仕事楽になるし」
アサギ「それもそうかぁ・・・」
ジュリ「そこでコレ♪今朝の新聞に入っていたんだけど」
そう言って取り出したのは一枚のチラシ。そこには”アルバイト募集”とあった。2人はまじまじとそのチラシ
を覗き込む。
アサギ「これ・・・いいカモ」
マユラ「確かにココなら料理やら、女らしさは確実に身に付くわね」
ジュリ「しかもぉ、アルバイトで時間が取られればシン様と一緒にいる時間も減るわよ☆」
3人「可・決!」

185シンの学園生活・夏休みバイト編7:2006/02/27(月) 19:41:31 ID:???
ラクス「あ、あの〜?あなた達・・・何を?」
しばらく放って置かれたラクスが恐る恐る声をかける。すると、満面の笑みを浮かべた3人娘が擦り寄ってきた。
アサギ「ラクス様ぁ、ここは1つ。アルバイトなんていかがです?」
ラクス「あ、あるばいと?」
マユラ「そうですよぉ。ココですと接客業が中心なんですけど、人に尽くす、という意味では
    女らしさが身に付くと思いません?」(チラシをラクスの前に差し出す)
ラクス「そう、ですか?た、確かにここに載っている服装はフリフリで女の子らしいですわね」
徐々にその気になってくるラクス。あと一息と感じた3人は、一気に攻め立てる。
ジュリ「社会経験の1つにもなりますよぉ。どうですぅ?」
ラクス「で、でもわたくし、お料理が・・・」
マユラ「それは心配いりません!ココ、ウェイトレスも簡単な料理を作るんですよ。
    ラクス様にご氏名が入れば、料理の練習ににもなりますよ〜」
ラクス「そ、そんなんですの?なんかぴったりですわね」
どうやら決意が固まったらしい。ここぞとばかりに3人は後押しする。
アサギ「まさに一石二鳥!」
ジュリ「今のラクス様のためにあるようなものです!」
ラクス「わかりました。やってみましょう!では、わたくし出かけて参りますわね」
3人「いってらっしゃいませ〜〜!」



ラクスが出て行った後・・・
3人「フッ・・・申し訳ありませんね、ラクス様」

3人は知らなかった。この判断が運命を紡ぎ出す1つに組み込まれているということを・・・。
186通常の名無しさんの3倍:2006/02/27(月) 20:48:14 ID:???
>>183-185
GJですた!
バイト先はなんだ〜?
187通常の名無しさんの3倍:2006/02/27(月) 22:56:21 ID:???
バイト先、メイド喫茶かな…
だったら萌え死ぬorz
188通常の名無しさんの3倍:2006/02/28(火) 01:52:48 ID:???
なんでこんなに萌えるんだ
シンになりてー
フレイのバイト姿可愛いだろうな
ドジなラクス萌え(*´Д`)

続きまだー
189通常の名無しさんの3倍:2006/03/01(水) 14:14:23 ID:???
続きをwktkしてる&保守だ
190通常の名無しさんの3倍:2006/03/01(水) 22:11:09 ID:???
ヨウ「シン…なんかお前やつれていないか?」
シン「き、気のせいだ。」
ヨウ「まぁ無理すんなよ、お前が倒れたら大変だろうが。」
ヴィ「そうそう、無理すんなよ!」
シン「おう、でもホント大丈夫だから。」
そう言って歩き出すが、数歩あるいて倒れこむシン。
ヨウ「!!おい、まじかよ!」
ヴィーノ「!だから言ったのに!」
こうしてシンは医務室に担ぎ込まれていってしまった。
タリ「と、いうことがあったの、みんな最近シンのこと搾りすぎていないかしら?」
メイ「わ、私じゃないですよ先生!きっとアビーですよ!」
アビ「確かに私はシンに誕生日に子供が欲しいと言って屋上で(自主規制)しましたが倒れるほどでは…。」
コニ「搾ったんじゃないかよ!お前が犯人か!」
アビー「搾ったのではないです、合意の上での(ご想像にお任せします)です、それに私だけではないはずですよ。」
ねぇみなさんとあたりを見回すアビー。
数人と言うか全員がとっさに目をそらす。
フレ「…なによ、べ、別に私がシンと(好きな言葉をお入れ下さい)も今回のことには関係ないでしょ!」
カガ「お前(妄想にお任ry)までしてたのか!?なんだよ、私には(自主ry)までしたことしか無いのにアイツ!」
マユ「ウソだ〜この前(バキューン)てたくせに!マユなんか(ピー)で(パオーン)で(ガオー)だけなのに!」
カガ「なっ!?十分だろ!それにお前あいつの妹だろ?」
マユ「ちっちっち、義妹だよ、間違えないでね!」
フレ「なーにが、ちっちっちよ!アンタじゃシンのこと満足させられないでしょ!」
マユ「フッ、(穴埋め問題です)しか能がない人に言われたくないでーす。それにお義兄ちゃんは年下好きなんだから!」
タリ「それは聞き捨て、」
マリュ「ならないわね。」
ナタ「どういうことか説明、」
ヒル「してもらおうじゃないか?」
マユ「出たな!熟女教師組み!!お義兄ちゃんは私達年下のものだ!」
メイ「そうですよ!それにモラルは守ってくださいね!」
タリ「黙りなさい未発達、それに貴方達ほど(ターンホイザー)はしてないわ!」
ミリ「教師だもんね、流石に私達みたいに学校で(パパラッチ)は無理よね〜。」
マリュ「そんなことないわよ、保健室でなら(ローエングリーン)し放題なんだから。」
ナタ「それはズルイですよ、ラミアス先生!私なんか最近は(バリアント)しか出来ないというのに!」
ヒル「あれ?バジルール先生も学校で(ジェットストリームアタック)していなかったかい?」
ナタ「ハーケン先生!?貴女こそ体育倉庫でシンと(ウォンバット)してたじゃないですか!」
191通常の名無しさんの3倍:2006/03/01(水) 22:14:34 ID:???
コニ「うあー、あいつも大変だね。」
シホ「あれ?コニールちゃんも(ディープアームズ)てなかったかしら?」
コニ「ちっ、違う!アレはアイツが(秘密の坑道)だったから(地元ゲリラ)ただけだ!
   別に、私はアイツと(ガルナハン)なんて思ってないからな!!」
シホ「まぁ、結果は変わらないですけどね。みんなお盛んですね。」
アビ「そういう貴女は家庭科室で(進路クリア)たのでわ?」
シホ「放送室で(ジュール隊)ていた貴女程ではないですよ。」
アビ「………。」 ゴゴゴゴゴゴゴ
シホ「………。」 ゴゴゴゴゴゴゴ
ラク「落ち着いてください皆さん!今はシンと(エターナル)たお話をしている場合ではないでしょう!」
マリュフレ「黙れ、この貧乳。」
ラク「ふふふふ、別にシンに好かれてさえいればその無駄に大きい胸なんて必要ありませんわ!」
ミーア「いいえ、シンは大きいお胸の方が好きなはずよ!だって(ピンクザク)したら喜んでいたもの!」
ラク「嫌がっていたの間違いではありませんか?私が(静かな夜)ときのほうが嬉しそうでしたわ。」
ミーア「そんなこと無い!シンは(デスティニープラン)が好きなの!」
メイ「ちがうよ!きっとシンは美乳好きだよ!この前(システムオールクリア)とき褒めてくれたもん!」
コニ「なんか…こうして聞いていると私がした(放送禁止)なんてたいしたこと無いじゃないか!
   アイツ〜!今度あったら(ご自由に想像してください)てやる!」
アビ「コニール、ツンデレでシンを落とそうとしても無駄です、シンは素直クールが好きなんですから。」
コニ「落とそうとしてない!この素直クール女が!それにきっとシンはツンデレ派だ!」
カガ「そうだぞ!きっとあいつはギャップに弱いんだ!この前(アカツキ)ときもいつもより凄かったんだからな!」
アビ「そうですか、なら今度私も試してみるとしましょう。マンネリは敵です。」
ナタ「まて、シンは(自主規制)だ!」
ヒル「いいや(自主ry)だね!」
マユ「―――!」
メイ「――!」
………
@会議室の外。
レイ「これでは倒れるわけだな。」
ヨウ「ってか何人と(整備)してるんだよあのラッキー女難スケベは!」
レイ「まったくこの会話が聞かれていたら、学校中の男女揃って敵に回すことになるな。」
ヨウ「まぁ盗み聞きしている俺らが言うことじゃないよな。」
レイ「気にするな、俺は気にしない。」
………
@保健室にて。
ヴィ「ったく言った傍から倒れてんじゃねーよ。」
シン「ぐ〜すぅ……すぅ……。」
ヴィ「のん気に寝てんな〜。ん?なんだ?寝言か?」
シン「やめ……マーナさ…死ぬぅ……。」
ヴィ「ちょっwwwwマーナwwww」
192通常の名無しさんの3倍:2006/03/01(水) 22:15:51 ID:???
勢いでこんなものを書いてしまった。今は反省してるorz
193通常の名無しさんの3倍:2006/03/02(木) 01:08:50 ID:???
テラワロスwww
194通常の名無しさんの3倍:2006/03/02(木) 06:33:05 ID:???
頭痛くなりそう
女の声がギャーギャーとw
()めっちゃワロス
()のまま捉えたらおもろい
195通常の名無しさんの3倍:2006/03/02(木) 06:43:59 ID:???
エロス最高ー!
196通常の名無しさんの3倍:2006/03/02(木) 07:01:31 ID:???
久々にわろた
197通常の名無しさんの3倍:2006/03/02(木) 10:44:44 ID:???
なぜかルナだけいねえwwwww
198通常の名無しさんの3倍:2006/03/02(木) 11:25:33 ID:???
>>197
>>1>>9にあるように本編で絡みがあったから
このスレでは除外ってことになってるみたい。
199シンの学園生活・夏休みバイト編8:2006/03/02(木) 20:28:09 ID:???
〜駅前大通り・ガモフ〜
イザ「今日、貴様らを呼んだのは折り入って頼みがあるからなんだ」
ディア「何なんだよ?このクソ暑い中、外に呼び出してさ?」
アス「イザーク、悪いが俺は忙しいんだが・・・」
3人は駅前の大通りを歩いていた。アスランとディアッカは朝、突然かかってきた
イザークからの電話に呼び出されたのだ。
イザ「うむ。実は、俺の家に居候している従妹、分るよな?」
ディア「あぁ、シホちゃんだろ?現在、高校2年生。部活は弓道部。好きな花は鳳仙花。
    彼氏等は今のところナシ・・・っと」
ドコからともなく手帳を取り出し、スラスラと答える。凄まじい情報網である。
イザ「き、キシャマぁ!何でそんなに詳しい!?」
ディア「え?男として当然だろ?」
アス「・・・そんなワケあるか・・・」
呆れ返りつつも、両者を抑え、先を促すアスラン。彼には気苦労が絶えない・・・。
イザ「・・・そのシホなんだが、最近俺に黙ってバイトを始めたらしい」
アス「それぐらいいいじゃないか。イザークはシホに過保護すぎるんじゃないか?」
イザークのシホに対する徹底ぶりは学校でも有名だった。シホ自身、それを嫌っているわけでは
なさそうだが、あくまで従兄としてのイザークを好いているようだった。
イザ「まぁ聞け。普通のバイトならいいんだ・・・。だが、聞くところによると
   何でもかなり如何わしいトコロらしい・・・」
アス「如何わしい?」
イザ「ああ。変なコスプレのような格好をし、客に対して”ご主人様”とか
   言うらしいのだっ!」
アス「・・・・・変わったバイトだな」
アスランには正直、想像もつかない。どんなバイトなのだろうか?
イザ「そこでッ!今日はそのバイト先を探す!そして、噂通りならシホを辞めさせるんだ。
   お前達にはその手伝いをしてもらいたい!!」
頭を下げ、懇願するイザーク。その姿は必死だ。
アス「悪いんだが・・・。俺はパスしたい。親友が最近、変な商売に手を出してな・・・。
   そっちの方が・・・」
以外に薄情な男、アスラン・ザラ。
ディア「そんなことかよ。だったら探すことないぜ?シホちゃんのバイト先は俺が知っているよ」
イザ「ほ、本当か!?ディアッカっ!」
ディア「あぁ。俺の常連の店にいるぜ?・・・でも、別に如何わしくはないけどなぁ」
イザ「よし!案内しろ!」
ディア「あ、おい!勝手に歩き出すなよ。その店、こっちだぜぇ?」
アス「あ、あの〜俺の意見は・・・?」
イザ「行くぞぉぉぉー!!」
こうして、全ての役者が1つの場所へと揃うことになる・・・。
200通常の名無しさんの3倍:2006/03/02(木) 22:13:37 ID:???
シホもバイトしてるんか
201通常の名無しさんの3倍:2006/03/03(金) 08:19:52 ID:???
レイの女難も面白そうだ
202通常の名無しさんの3倍:2006/03/04(土) 01:03:38 ID:???
保守
203通常の名無しさんの3倍:2006/03/05(日) 02:32:50 ID:???
この保守は俺の意思だ!
204通常の名無しさんの3倍:2006/03/05(日) 04:22:16 ID:???
職人さんに感謝の意を込めて!
205通常の名無しさんの3倍:2006/03/06(月) 12:29:10 ID:???
>>192
GJ!そして>>199毎度乙&GJ!
206シンの学園生活・夏休みバイト編9:2006/03/07(火) 04:57:28 ID:???
〜メイド喫茶・アークエンジェル前〜
シン「バイト先って・・・ココデスカ?」
ヨウ「そうだけど?」
シン「・・・・・」

シンが疑問に思うのも無理はない。ここは、どこからどう見てもメイド喫茶である。
そう、今巷で話題のメイド喫茶。人によっては、そこはまさく楽園である。しかし・・・。
シン「ここって、男でもバイトできんの?」
ヨウ「あぁ、それは問題ない。男は裏方担当だから」
シン「裏方って何さ?」
ヨウ「ん〜、イロイロあるけど?指名が忙しい女の子の変わりに料理作ったり・・・」
仕事内容にやけに詳しいヨウランだった。
シン「ちょ、ちょっと待て!客は”女の子の手作り料理”が目当てなんだろ?」
メイド服の女の子が、コーヒーを入れてくれたり、手料理をご馳走する。
それがメイド喫茶の売りだったように記憶している。
ヨウ「そんなのイチイチやってたら大変だろ?大抵は裏で別の人間がやってんだぜ?」
シン「詐欺だ・・・」
世の中の理不尽さを思い知るシンだった。ふと、横で黙っているレイに目を向ける。
シン「そういえば、レイはバイト内容に興味があるって言ってたよな?」
レイ「その通りだ」
シン「・・・・・・メイドに、興味アルノデスカ?」
レイ「何故片言になる?・・・まぁ、メイドには興味がある。
   気にするな、俺はとても楽しみだ」
相変わらずワケの分らない友人である。
シン(レイって、そんな趣味があるのか?!)
レイ(めいど・・・。どんな職かは知らんが、ギルが1人欲しいと言っていたな。
   いい参考になる)

ヨウ「で、どうするんだ?やる、やらない?」
この店に入るのは気が引けるが、他にバイトがないのが現状である。シンは仕方が無く頷く。
シン「わかった、やるよ!」
ヨウ「おーっし!決まりだな」

?「あれ、シン?」
シン「ん?・・・ふ、フレイ、それにミリィ!?」

?「あら?皆さんおそろいで・・・」
ヨウ「あら、ラクスさんじゃないの?」

?「ここでいいのかー!!どぉなんだッ、ディアッカ!!」
?「うるせーなぁ」
レイ「・・・・・先輩方」

 バ ッ タ リ 

全員「 何 で お 前 ら が こ こ に い る の ? 」

こうして、9名のメンツが一同に会した。
207通常の名無しさんの3倍:2006/03/07(火) 12:28:14 ID:???
ほしゅ
208通常の名無しさんの3倍:2006/03/08(水) 06:19:25 ID:???
議長…w
209通常の名無しさんの3倍:2006/03/09(木) 02:09:01 ID:???
http://a.pic.to/4gznh

ハロカプ3より
210通常の名無しさんの3倍:2006/03/09(木) 07:19:15 ID:???
うっわー羨ましい
だがピンク率たけーw
211通常の名無しさんの3倍:2006/03/10(金) 19:19:59 ID:???
そういや俺マユのフィギュア持ってる
一発で当てた
212通常の名無しさんの3倍:2006/03/11(土) 21:40:26 ID:???
学校の卒業と同時に色々取られるシン
213通常の名無しさんの3倍:2006/03/12(日) 18:41:57 ID:???
保守
214通常の名無しさんの3倍:2006/03/13(月) 20:06:10 ID:???
保守
215通常の名無しさんの3倍:2006/03/13(月) 21:36:51 ID:???
>>209
ハロカプってデキ悪くね?3は大丈夫なん?
216通常の名無しさんの3倍:2006/03/14(火) 10:08:58 ID:???
いや出来悪い
もっと力入れて作れば売れるだろうに
217通常の名無しさんの3倍:2006/03/14(火) 23:59:54 ID:???
正直、ハロカプなんかよりキャラクターズの方が出来が(ry
218通常の名無しさんの3倍:2006/03/15(水) 00:41:41 ID:???
戦後、ラクス・クラインはプラントに帰国した。
ザフトで数々の戦果を挙げた英雄、シン・アスカはその実績を買われ、
ラクスの護衛に付くことになった

ラクス「申し訳ありまん。お仕事、忙しいのでしょう?」
シン「いやいや!とんでもないっスよ。とても光栄なことだと思ってます!」
ラクス「でも、ザフト軍での仕事もあるでしょうに・・・・・」
シン「本当に大丈夫ですって!それに・・・俺、ラクスさんの歌、好きなんです」
ラクス「・・・え?」
シン「こんなこと、みんなから言われているかもしれないけど、癒されるっていうか」
ラクス「まぁ!嬉しいですわ」
シン「戦場じゃあ、俺もよく聞いてましたよ」
ラクス「そんな・・・・面と向かって言われると照れてしまいます・・・」
シン「特に、quiet night C.E 73なんか好きですね!」

 ピシィ!!

シン「あと、EMOTINなんかも好きです!」

 ビシィ!!!

シン「今まで曲よりも明るい感じで・・・すぐ気に入ったんですよ!」
ラクス「・・・・・あらあら、それはよかったですわねぇ?」
シン「え、知らないっスけど?・・・・・なんでバット持ってるんですか?」
ラクス「いえいえ、頭の悪い方を修正しようかと思いまして♪」
シン「何言って・・・わぷっ!」

ミーア「きゃあ〜!嬉しいっ!ザフトのエースさんにそう言っていただけるなんてぇ」
シン「ちょっ、見えない!む、胸が顔にあ、当たって・・・」
ミーア「あら、ゴメンなさぁい♪もうっ、エッチねぇ・・・」
シン「アンタが押し付けたんだろ!って、ラクスさん!?・・・が2人?」

ラクス「あらあら、相変わらず下品ですこと。ミーアさん?」
ミーア「あ〜ら、最近はとんと新曲も出されなくなったラクス様じゃないですかぁ?」

シン「・・・・・何か、黒いオーラが・・・!てか、何で俺を挟んで睨み合ってるんだァァァーー?!!」
219通常の名無しさんの3倍:2006/03/16(木) 06:21:45 ID:???
ミーアのおっぱいに挟まれたら苦しいけど
ラクスなら大丈夫やな
220通常の名無しさんの3倍:2006/03/17(金) 17:50:45 ID:???
age
221通常の名無しさんの3倍:2006/03/19(日) 04:58:26 ID:???
保守
222通常の名無しさんの3倍:2006/03/19(日) 12:39:44 ID:???
>>219
どっちにしても挟まれて〜w
223通常の名無しさんの3倍:2006/03/20(月) 02:02:08 ID:???
保守
224通常の名無しさんの3倍:2006/03/20(月) 18:50:13 ID:CthfEInE
age
225通常の名無しさんの3倍:2006/03/21(火) 14:17:56 ID:tzDIDkDr
( ̄ー ̄)ニヤリッ
226通常の名無しさんの3倍:2006/03/22(水) 00:41:35 ID:???
シンの学園生活を書いている者ですが、引っ越しで忙しいので数日後には更新できると思います
待っている人いるかな?
227通常の名無しさんの3倍:2006/03/22(水) 00:42:39 ID:???
>>226
待ってるよ〜!!
228通常の名無しさんの3倍:2006/03/22(水) 06:50:15 ID:???
同じく
229通常の名無しさんの3倍:2006/03/22(水) 09:37:15 ID:bl/Tl3FJ
(´・ω・`)
230通常の名無しさんの3倍:2006/03/22(水) 23:38:08 ID:???
正座しながら待ってる!
231通常の名無しさんの3倍:2006/03/23(木) 00:42:17 ID:???
>>226
待ってます!
232通常の名無しさんの3倍:2006/03/23(木) 11:40:33 ID:aTaXGvRz
保守
233通常の名無しさんの3倍:2006/03/23(木) 19:34:48 ID:???
保守
234通常の名無しさんの3倍:2006/03/24(金) 20:01:59 ID:uZpWvcda
保守
235通常の名無しさんの3倍:2006/03/25(土) 12:55:54 ID:???
>>230はそろそろ足が痺れたんじゃないか?
236通常の名無しさんの3倍:2006/03/25(土) 18:49:26 ID:???
多分、小さい座椅子使ってるんじゃね?
ホラ、正座のフリして座れる小さいのあったじゃん
237通常の名無しさんの3倍:2006/03/25(土) 19:22:38 ID:Pg7pm+d2
保守
238通常の名無しさんの3倍:2006/03/26(日) 08:12:19 ID:???
保守
239通常の名無しさんの3倍:2006/03/26(日) 18:51:57 ID:PMBngHRr
保守
240通常の名無しさんの3倍:2006/03/27(月) 20:59:42 ID:RBJzkAtI
保守
241通常の名無しさんの3倍:2006/03/28(火) 23:59:25 ID:???
ネタきませんね
242通常の名無しさんの3倍:2006/03/29(水) 19:38:13 ID:???
>>241
 自 分 で 書 け 
243通常の名無しさんの3倍:2006/03/30(木) 13:11:34 ID:7Z0tJvGv
保守
244通常の名無しさんの3倍:2006/03/31(金) 15:58:57 ID:Jd8AbCjA
保守
245通常の名無しさんの3倍:2006/03/32(土) 16:37:07 ID:D6TRDp2S
保守
246通常の名無しさんの3倍:2006/04/02(日) 03:06:53 ID:???
ほす
247通常の名無しさんの3倍:2006/04/02(日) 15:32:16 ID:bgtNBD0q
248通常の名無しさんの3倍:2006/04/03(月) 00:08:05 ID:YSATSomc
保守
249通常の名無しさんの3倍:2006/04/03(月) 12:22:03 ID:MIj7czIZ
ぱっと見VIPかと思ったw
250通常の名無しさんの3倍:2006/04/04(火) 03:51:11 ID:???
保守で1000目指す
251通常の名無しさんの3倍:2006/04/05(水) 07:49:19 ID:???
保守
252通常の名無しさんの3倍:2006/04/05(水) 10:06:48 ID:???
「保守」という言葉がスレに書かれた時・・・
そのスレは既に死んだも同じィィ!!
253通常の名無しさんの3倍:2006/04/05(水) 16:23:25 ID:???
>>252
じゃあこのスレ6レス目で死んでるなwww
254通常の名無しさんの3倍:2006/04/06(木) 21:48:02 ID:???
保守
255通常の名無しさんの3倍:2006/04/08(土) 00:33:16 ID:???
保守
256通常の名無しさんの3倍:2006/04/08(土) 09:31:45 ID:???
保守
257通常の名無しさんの3倍:2006/04/09(日) 07:29:16 ID:???
age
258通常の名無しさんの3倍:2006/04/10(月) 08:47:27 ID:???
保守
259通常の名無しさんの3倍:2006/04/12(水) 00:50:53 ID:???
保守
260通常の名無しさんの3倍:2006/04/13(木) 00:38:30 ID:???
保守
261通常の名無しさんの3倍:2006/04/14(金) 00:23:53 ID:???
保守
262通常の名無しさんの3倍:2006/04/15(土) 19:18:03 ID:???
保守ばっかじゃん
263通常の名無しさんの3倍:2006/04/15(土) 21:35:37 ID:???
>>262
ヒント:行間


…駄目?(´・ω・`)
264通常の名無しさんの3倍:2006/04/16(日) 02:47:53 ID:???
>>263
どっかの嫁と同じこと言うなよw
265通常の名無しさんの3倍:2006/04/17(月) 04:47:18 ID:???
hage
266通常の名無しさんの3倍:2006/04/17(月) 11:00:51 ID:???
hage
267通常の名無しさんの3倍:2006/04/18(火) 09:51:24 ID:???
hage
268通常の名無しさんの3倍:2006/04/20(木) 00:49:45 ID:???
hage
269通常の名無しさんの3倍:2006/04/20(木) 20:24:34 ID:???
何このカオスっぷりwww
270通常の名無しさんの3倍:2006/04/21(金) 10:07:32 ID:???
homo
271通常の名無しさんの3倍:2006/04/22(土) 23:32:03 ID:???
女難?
272通常の名無しさんの3倍:2006/04/23(日) 03:00:58 ID:???
保守
273通常の名無しさんの3倍:2006/04/24(月) 01:44:50 ID:???
うんこっこ
274通常の名無しさんの3倍:2006/04/27(木) 23:36:32 ID:???
おもしろいんで保守
275通常の名無しさんの3倍:2006/04/30(日) 04:41:29 ID:???
保守
276通常の名無しさんの3倍:2006/05/02(火) 03:09:21 ID:???
保守
277通常の名無しさんの3倍:2006/05/02(火) 21:50:25 ID:???
hage
278通常の名無しさんの3倍:2006/05/05(金) 07:21:57 ID:???
職人さんはもうこないのか?
279通常の名無しさんの3倍:2006/05/06(土) 00:36:14 ID:???
かもなー
どうする落とす?
280通常の名無しさんの3倍:2006/05/06(土) 01:42:35 ID:???
落としたほうが賢明かも知れんね
281通常の名無しさんの3倍:2006/05/06(土) 14:39:58 ID:???
最後の投下から2ヶ月も経ってないんだし、
もう少し保守ってても良いんじゃない?
282通常の名無しさんの3倍:2006/05/07(日) 07:42:40 ID:???
職人さんが来るまでの間雑談でもして待とうよ。
そんな訳でシンフレ萌え。
283通常の名無しさんの3倍:2006/05/07(日) 18:32:45 ID:???
よし、ならオレは黒ラクシンだ
284通常の名無しさんの3倍:2006/05/08(月) 00:04:36 ID:???
やっぱシンシホだよな
285通常の名無しさんの3倍:2006/05/09(火) 00:10:06 ID:???
ならシンミア(*´Д`)
286通常の名無しさんの3倍:2006/05/09(火) 00:34:18 ID:???
ならば俺はシンアビ
287通常の名無しさんの3倍:2006/05/09(火) 18:50:34 ID:???
じゃあ、シンサラ
288通常の名無しさんの3倍:2006/05/10(水) 10:50:27 ID:???
シホ&アビ→シン
これどうよ?
289通常の名無しさんの3倍:2006/05/11(木) 00:39:00 ID:???
ラクシンがいい
ラクスに困らせられるシンが好き
本編では二人とも嫌いだったのになぜかこのコンビになると好き
290通常の名無しさんの3倍:2006/05/11(木) 18:57:14 ID:???
>>190-191
ガクガクブルブルガクガクブルブル((((゜д゜;))))これが信濃忍法・筒涸らしか……
291通常の名無しさんの3倍:2006/05/11(木) 18:59:45 ID:???
>>284
それはイイが遺作はどうなるんだね?
292通常の名無しさんの3倍:2006/05/11(木) 23:06:48 ID:???
>>291
絶対、シホはお姉さん気質だと思うんだ。
よって年上(同年代?)の遺作よりシンで!
293通常の名無しさんの3倍:2006/05/12(金) 01:22:16 ID:???
エザリアシンの続きマダー
294通常の名無しさんの3倍:2006/05/14(日) 00:56:40 ID:???
女難とは少し違うが、あのエザシンは秀逸だったなぁ…
295通常の名無しさんの3倍:2006/05/14(日) 12:34:58 ID:???
ケヒョヒョ
296通常の名無しさんの3倍:2006/05/15(月) 22:02:33 ID:5N1LaKrA
hage
297通常の名無しさんの3倍:2006/05/17(水) 22:45:09 ID:???
誰か新たな職人さんはいないのか?
298通常の名無しさんの3倍:2006/05/17(水) 22:51:13 ID:???
文才が無いからといって諦めてはいけない
想像したままを書けば、あとは自然と文章がついてきてくれる

というわけで>>297、君が書いてみればいいじゃあないか
299通常の名無しさんの3倍:2006/05/19(金) 01:36:56 ID:JGBzhD/1
保守
300通常の名無しさんの3倍:2006/05/19(金) 02:00:24 ID:???
とある休日

フレイ「シーンー!起きなさいよぉ」
シン「・・あー、うん・・・zzzz」
フレイ「今日は休みの日だから買い物付き合ってって言ったでしょ!」
シン「連ザにハマって・・・寝たのついさっきなんだよぉ・・・」
フレイ「何言ってんのよ!ほら、さっさと起きなさいよ!」

フレイは寝ているシンの上にまたがり手を引っ張った
上半身をなんとか起こしたシンだったが、

シン「zzzzz・・・」
フレイ「ちょ・・・こっちに倒れてこないでよぉー!」

引っ張りすぎてバランスを崩すフレイ、そしてフレイに向かって前呑めりに倒れ込むシン

「いったーっ・・・・ん?」

フレイが目を開けるとシンがフレイの膝枕で熟睡していた

フレイ「あんたねぇ・・・いいかげんに・・」

しなさいよ!と拳骨を振り上げたが、シンの寝顔を見て動きが止まる
いつもは荒々しいシンがまるで子犬のように寝息を立てているのを見て
フレイはふっと笑顔になる

フレイ「・・まぁたまにはこんな休日でもいいかもね・・」


以上、SS初カキコ
笑ってくれて構わんよ
301通常の名無しさんの3倍:2006/05/19(金) 02:04:24 ID:???
いいじゃないですか!と偶然の即レスw
302通常の名無しさんの3倍:2006/05/19(金) 08:22:02 ID:???
なんだよクソッ!
微笑ましいんだよ畜生!

GJ! 超GJ
303面接・前編:2006/05/19(金) 09:37:48 ID:???
シン「え〜ではこれから彼女審査会の面接を始めたいと思います。
では最初のグループの方々、自己紹介をどうぞ」

ラクス「ラクスですわ」
ミーア「ミーアよ〜」
フレイ「・・・フレイ・・」
マユ「マユだよ!」

シン「ではまず皆さんの長所を教えてください」

ラクス「正義を愛する心だけは誰にも負けませんわ」
シン(この人の正義論って・・・まあいいや)
ミーア「人前でもあがらないことかな!」
シン(そうだろうな)
フレイ「えと・・早起き?」
シン(小学生かよ・・・・)
マユ「締まりが強いと言われます」
シン(おや?おかしな子がいるぞ)

シン「では次に、短所を教えてください」

ラクス「うーん・・時々言ってることが矛盾になってしまいますわね」
シン(補正がついてるからな)
ミーア「好きな人に熱中して周りが見えなくなることかな」
シン(あーそうかも)
フレイ「・・怒りやすいこと・・」
シン(うん、君のおかげで生傷が絶えたことはないよ)
マユ「お兄ちゃんと仲良くしてる女を見ると殺意の波動に目覚めます」
シン(それなんてカプコン?)



後編に続く
304面接・後編:2006/05/19(金) 09:51:35 ID:???
シン「じゃ次は最近の趣味を教えてください」

ラクス「歌を歌うことと布教活動ですわ」
シン(え・・布教すか?)
ミーア「歌と踊りのレッスンにハマってるわね〜」
シン(へぇ)
フレイ「・・ルービックキューブ」
シン(ちょ・・レトロなの来たよ!!)
マユ「四十八手の研究」
シン(兄として更正させるべきだろうか?)

シン「では最後に、もし彼女になったらどうしますか?」

ラクス「私が彼女になったら私の膝枕で子守唄を歌って差し上げますわ」
シン(・・・いいかも)
ミーア「ドラクエのパフパフとはなんたるかを教えてあ・げ・る☆」
シン(ゴクッ・・・)
フレイ「べ・・弁当くらいなら毎日作ってあげるわ・・」
シン(何照れてんだフレイの奴?)
マユ「もうAVやエロ本は必要ないよ!だって毎日が(ry」
シン(俺本当にこいつと血が繋がっているのかな?)

シン「以上で面接を終了します。では次のグループの方々、自己紹介をお願いします」

メイリン「メイリンです」
アビー「アビーです」
コニール「コニールです」
クルーゼ「クルーゼだ」
シン「さて、と。昨日徹夜で作った釘バットの出番が来ましたか」
305通常の名無しさんの3倍:2006/05/19(金) 19:04:39 ID:???
ちょwクルーゼwwwwww

っていうか釘バットって徹夜しないと作れないものか?www
306通常の名無しさんの3倍:2006/05/19(金) 19:13:36 ID:JGBzhD/1
>>303->>304GJ!
ageる
307通常の名無しさんの3倍:2006/05/21(日) 21:05:28 ID:???
保守
308通常の名無しさんの3倍:2006/05/21(日) 21:50:56 ID:???
>>303-304
職人さん、GJです。
でも前半、フレイの役が違いませんか?
なんかステラっぽく感じたんですけど・・・

<<305
分かりきっている事ですが、それは打つ釘の数によって変わると思います。
と、いうか徹夜して作る釘バットって・・・
一体どれだけの釘が使われているか気になるwww
309通常の名無しさんの3倍:2006/05/22(月) 08:32:33 ID:???
保守
310通常の名無しさんの3倍:2006/05/23(火) 12:27:56 ID:???
>>304
マユたんテラコワスww
なんだかんだでやっぱラクスの膝枕はポイント高いっすねw
311通常の名無しさんの3倍:2006/05/24(水) 12:31:32 ID:???
女難って、胸キュン?
それとも胸ズキュン?
312通常の名無しさんの3倍:2006/05/25(木) 09:30:52 ID:???
>>311どちらも可
313通常の名無しさんの3倍:2006/05/26(金) 13:24:03 ID:wrZbD6qj
age
314通常の名無しさんの3倍:2006/05/26(金) 16:00:23 ID:???
ラクス「シン〜」
フレイ「シン・・・」
ミーア「シーンー!」
マユ「お兄ちゃ〜ん」
メイリン「シン(先輩)」
コニール「シン!」
アビー「シンさん」
マリュー「シンくん」
クルーゼ「アーッハッハッハ」
タリア「アスカ」
マーナ「まぁまぁまぁまぁ」

シン「・・・・・」


カガリ「で?私に頼みって何だ?」
シン「カガリの権限でオーブでに一夫多妻制を認めさせてくれないか?」
カガリ「だが断る」
315通常の名無しさんの3倍:2006/05/26(金) 17:39:37 ID:???
さり気にクルーゼが混ざっているのに噴いた。
316通常の名無しさんの3倍:2006/05/27(土) 21:46:18 ID:???
>>314
レイ「ラウ!シンは渡しませんよ!シンタンは俺の(ry」
317通常の名無しさんの3倍:2006/05/30(火) 01:29:29 ID:???
大体何で狂うぜがいるよ?
318雑誌インタビュー風:2006/05/30(火) 22:59:08 ID:???
──えー、今回は話題のモテ男ということでシン・アスカ君にお話を聞きたいと思います。
シン:え?俺がモテるって・・・。そんなわけないじゃないですか

──(無視して)最近では、歌手のラクス・クラインさんとの密会が報じられましたが?
シン:あ〜、彼女とは別に・・・何ていうか普通の友達ですよ?(笑)

──ほほぅ。少し前には、政治家の一人娘とも話題になりましたよね?
シン:ふ、フレイの事ですか?や、別に彼女ともやましいことは・・・・・(汗)

──二股ですか?
シン:そんなんじゃ!・・・ないですけど

──そういえば、彼女達って前にも一人の男の子を取り合っていたんですよねぇ・・・(しみじみ)
シン:やめてよね、俺が本気になったら、いくらキラさんでも敵うはずないだろう?

──・・・・え?
シン:ん?なんですか?

──(気を取り直しつつ)い、いえ!何でもないです。続きまして・・・・・
シン:あ、すいません。メールだ
319雑誌インタビュー風:2006/05/30(火) 23:07:24 ID:???
──あ、あの〜?
シン:メイリンからかー。まったく、今日は忙しいって言っておいたのに

──すいません、シンさん?
シン:あ、電話。もしもし?・・・カガリか。え?大丈夫だよ、今日は帰るってば

──・・・・・・
シン:だから!もう、アンタはほんとに聞きわけがないな!

──・・・・・・
ミーア:(突然乱入)シン!来ているなら言ってくれればいいのにぃ
          あたしが今日、収録があるのは知っていたでしょうぉ?
シン:わぷっ!胸、胸を押し付けるな!

──・・・・・女難、ですねぇ。昔はあなたの上司がにたような境遇に・・・
シン:ああ、昔はモテたってやつ?今頃、部屋でどーんと落ち込んでんじゃない?(笑)

──以上、ブラック・シンさんのお話でした〜
320通常の名無しさんの3倍:2006/05/31(水) 00:44:47 ID:???
>>318-319司会者が誰か気になるぜ
321通常の名無しさんの3倍:2006/05/31(水) 19:05:58 ID:???
>>314
ところでタリアは「シン」と呼んでいたはず
322通常の名無しさんの3倍:2006/06/01(木) 08:47:13 ID:???
ほす
323通常の名無しさんの3倍:2006/06/01(木) 20:59:49 ID:???
シン黒いw
タリアのシン呼びはなぜか萌えた
年齢差があるのがまたいい
324通常の名無しさんの3倍:2006/06/02(金) 23:05:30 ID:???
シンにはタリアくらいの年齢の女性があってる気がしないでもない
325通常の名無しさんの3倍:2006/06/03(土) 09:14:15 ID:???
年の差カップルにも程があるだろ
326通常の名無しさんの3倍:2006/06/04(日) 02:23:34 ID:???
シン何歳?タリア何歳?
327通常の名無しさんの3倍:2006/06/05(月) 01:00:54 ID:???
シン16歳、タリア29歳。
328通常の名無しさんの3倍:2006/06/05(月) 16:43:20 ID:???
ええ!?
タリアって25くらいじゃないの?
329通常の名無しさんの3倍:2006/06/06(火) 08:39:57 ID:???
25であの声はないだろう
330通常の名無しさんの3倍:2006/06/07(水) 12:24:32 ID:???
キシリア様は24なんだけど…
331イザーク専用アビス:2006/06/07(水) 18:03:23 ID:???
向坂雄二「ズバリ、お前には女難の相がありありと出ている!」
332通常の名無しさんの3倍:2006/06/09(金) 11:05:30 ID:???
小山はいっそあられちゃんでタリアやってくれたらよかったのに
333通常の名無しさんの3倍:2006/06/11(日) 17:01:43 ID:???
>>332
ミネルヴァ最強っすね
MSいらないな
334通常の名無しさんの3倍:2006/06/13(火) 03:02:49 ID:YdKBMPvZ
hage
335通常の名無しさんの3倍:2006/06/15(木) 21:09:36 ID:???
保守
336通常の名無しさんの3倍:2006/06/16(金) 16:00:58 ID:???
今気付いたけど、>>2にエリカ・シモンズがいないね。あとアストレイキャラはナシ?
337通常の名無しさんの3倍:2006/06/16(金) 22:35:19 ID:???
>>332
最近なら、ブラックラグーンのバラライカで
怖すぎて恋愛対象にするの不可能ですけど
338通常の名無しさんの3倍:2006/06/17(土) 21:30:07 ID:???
>>336
>>2をまとめた者だが、失念してたorz
339通常の名無しさんの3倍:2006/06/19(月) 14:37:43 ID:???
アストレイ関係はミナ様・樹里・ロレッタ・風花・ジェーン(白鯨)・レナ(乱れ桜)・セトナ・リーカに・・・
え〜と、もっといた気がするんだが・・・。 あっ無印で忘れてた!アイリーン・カナーバ女史!
340通常の名無しさんの3倍:2006/06/20(火) 21:08:59 ID:???
アストレイはわからん
341通常の名無しさんの3倍:2006/06/22(木) 02:57:30 ID:???
ほす
342通常の名無しさんの3倍:2006/06/24(土) 00:33:24 ID:???
保守
343通常の名無しさんの3倍:2006/06/26(月) 00:47:20 ID:???
アストレイは知らんが、「乱れ桜」には興味がある
344通常の名無しさんの3倍:2006/06/26(月) 10:45:37 ID:???
乱れ桜ってのは容姿じゃなくて戦法を形容した渾名だ
なお、レナ・イメリアはかなりのベテランパイロットでMS教官も務めた人物なので、少しおば…ゲフンゲフン
345通常の名無しさんの3倍:2006/06/27(火) 09:25:37 ID:???
それを言うならエザママはCE.71時点で16歳の子持ちって事はいいお年っしょ。
346通常の名無しさんの3倍:2006/06/27(火) 15:07:27 ID:???
でも見た目は、エザリアママンやロミナママンの方が若いw
347通常の名無しさんの3倍:2006/06/27(火) 19:41:53 ID:???
そりゃあれだ。ナチュとコーディの差。
348通常の名無しさんの3倍:2006/06/29(木) 00:27:57 ID:???
年上がいい
349通常の名無しさんの3倍:2006/07/01(土) 06:24:24 ID:???
保守
350通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 12:40:06 ID:N/7H8MHj
ほす
351通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 15:56:28 ID:???
シン「はぁー。やることのない日曜ってのは本当に暇だなぁ。」
そんなことを言いながら俺は通りを歩いている。
こんなセリフを学校の先生が聞けばまず「勉強しろ」というだろう。
しかし、そんなものはテスト前以外する気はない。
とりあえず俺はゲーセンに入ることにした。

シン「さて、何しようかな・・・。」
暇つぶしにきたんだから長くできるやつがいいよな。
となるとメダルゲームか?
そんなことを考えながら俺は店内を歩く。
そこでクレーンキャッチャーが目に入った。
しかし男が一人でクレーンキャッチャーをやってるのはむなしいな。
それに金かかる割りに時間がつぶせないし。
シン「ん?」
ふと目が留まる。
そこには一心不乱にクレーンキャッチャーをやる女の子がいた。
全然取れないらしく何度もお金をいれている。
???「・・・あ。」
あ、また取れなかった。
それでも彼女は諦めないらしくさらにお金を入れた。
何やってんだか、そんなに欲しいのかなあれ?
だいたい同じ物が入っている隣の方がとりやすそうに見えるんだけどな・・・。
まぁいいか。
俺はその場を後にし、店内の奥へと移動した。
352通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 15:57:36 ID:???
>>351
シン「ふぅ。」
最初に買ったメダルは増えたり減ったりしながらついにはなくなった。
さて、かなり時間も潰れたし最後に連ザでもやって帰るか。
そう思い俺はアーケードゲームの方に行こうとしたが、
目にはいったものによってその考えは打ち消された。
???「・・・・・・・・・・・。」
まだやってんのかよ・・・。
ってかいくら使ってんだ、あの子?
俺がゲームしてる最中、ずっとやっていたら相当な額になっているはずだが・・・。
そして、また取れない。
その子はまたさらにお金を入れようとした。
シン「ああ、もう!!」
俺はいてもたってもいられなくなり彼女の横に立ち同じものが入っているクレーンキャッチャーにお金を入れる。
シン「なぁ、どれが欲しいんだ?とってやるよ。」
???「・・・え?」
俺の声に手を止めそのピンク色の髪が少し揺れてその子はこっちをむく。
あれ?
その子はサングラスをかけていた。
何でサングラス?
その子にサングラスは違和感バリバリだった。
俺の周りにサングラスをよくかけている女性がいないせいか?
いや違う。
なんつーかファッションでサングラスをしてるというよりは、お忍びで来てますって感じがするからだ。
しかもサイズが合ってないのかすぐずれてくる。
???「えっと・・よろしいのでしょうか?」
おっとそうだった、とってやるっていったんだっけ。
シン「ああいいよ。どれがいいんだ?」
俺はその子にきく。
353通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 15:58:26 ID:???
>>352
???「では・・これを・・・。」
そういってその子は中にある一つに指をさす。
むぅ、なかなか難しいものを選ぶな。
しかし言った手前やらないわけにはいかない。
俺は慎重にボタンを押しクレーンを操作する。
そしてボタンを押した。
後はクレーンが頑張ってくれるのを祈るしかない。
てかここで取れなかったら俺かなりかっこ悪くない?
・・・がんばれクレーン!
すべてはお前にかかっている!
いけ!いくんだ!クレーン!!
そんな俺の祈りが通じたのかクレーンはそのキーホルダーをつかみ戻ってきた。
よくやったクレーン、お前には感動した。
まぁそれもこれも俺がうまく移動させたからな。
8:2くらいで俺の手柄だな。
シン「はいよ。」
そういって俺はその子にとったものをわたす。
???「あ、ありがとうございます。(///)」
紅くなりながらお礼を言う彼女はとても可愛く
そして
ずれたサングラスによってみえた蒼い瞳が印象的だった。
354通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 15:59:56 ID:???
>>353
シン「いや・・・・・。」
なんだか気恥ずかしいな。
???「あ・・どうかしましたか?」
そんな俺を気にせず話しかけるその子。
シン「ああ!?い、いえなんでもありません!!」
おもわず大きい声をだしてしまったよ。
多分顔真っ赤だな俺。
シン「で、ではこれで・・・。」
ここにいるのは恥ずかしい。
とっとと帰ろう。
???「あ、あの・・お名前教えてもらえませんか?」
お名前ときましたか。
でも俺はこれ以上恥ずかしい思いはしたくない。
シン「いえ、名乗るほどのもんでもないですから。」
そういって俺はそそくさとその場を後にした。
355通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 16:00:58 ID:???
>>354
-次の日の昼休み-
俺は皆と食事をしていた。
それも教室にきた一人の生徒によって途端に騒がしくなる。
男子生徒「ラクス・クラインがきたぞー!!」
その男ははいってくるなりそう叫んだ。
ヨウラン「マジかよ!!早速会いに行かなきゃ!!」
ヴィーノ「そうだな!!」
そういって二人は行ってしまう。
・・・誰だラクス・クラインって?
フレイ「・・・あんたもいかないの?」
一緒に食事していたフレイはそういった。
シン「ってかさ・・ラクス・クラインって誰だよ?」
その質問にフレイはまるで珍獣でも見たかのような顔をした。
いや、そんなに驚くか普通。
フレイ「あんた・・・彼女を知らないの?」
シン「知らないから聞いてるんだが・・・。」
フレイ「はぁ。ま、あんたそういうのに疎いからしかたないかもね。」
だから誰なんだよ、そのラクスってやつ。
シン「はやく教えてくれよ。」
フレイ「歌手よ。しかもトップクラスのアイドルね。」
なるほど、だからここまで・・・。
フレイ「しかも親衛隊の人々は『ラクス教』って呼ばれるほどのものよ。」
もはや宗教かよ。
ま、別に興味があるわけじゃないからいいけど。
356通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 16:01:51 ID:???
>>355
フレイ「まぁあんたみたいなやつがいっても相手にされないでしょうけどね。」
なんだよ、なんか棘のある言い方だな。
シン「ふんっ。」
つーかメシが少し足んないな。
売店でもいくか。
そう思い席を立つ。
フレイ「なによ。結局アイドルだと知ったら会いに行くわけ?」
シン「ちげーよ。メシが足んないから売店行くだけ。」
フレイ「あっそ。」
そういって、フレイはそっぽを向く。
俺も売店に向かうため教室を出た。

シン「よかった、まだアンパンが一個残ってて。」
袋をあけアンパンを口に入れる。
さて教室に戻るか。
そう思って階段にさしかかったところ上のほうが騒がしい。
多分ラクス・クラインがいるのだろう。
メンドイな人だかりを抜けるのは・・・
357通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 16:02:58 ID:???
>>356
-その頃上では-
信者「ラクス様!今日もお美しい!!」
ラクス「あ・・ありがとうごさいます。」
ファン「すいません!サインください!!」
ラクス「はい、わかりました。」
ラクス(はぁ・・)
ラクスは悩んでいた。
色々悩みはあるが目下の悩みは昨日のことである。
昨日のこととは今鞄につけているキーホルダーをとってもらったことである。
悪戦苦闘している時颯爽とあらわれていとも簡単にとってくれた。
お礼をしたかったのに名前もいわず去ってしまった。
あの紅い瞳の男の子。
彼女の家は一般的に大富豪に分類されるほどの大きな家だ。
大きい家というのはその分厳しいこともあるし、また幼い頃からアイドルとして育てられたせいで、
彼女はほとんど男の子(こと同年代の)とは話したことがなかった。
また話しても、社交界や、ファンの人々でどこか彼女に一線おく感じであった。
その彼女に対等に話をしてくれた。
しかもどうしても取れなかったキーホルダーを取ってくれた。
そのせいで昨日からその男の子のことが頭から離れない。
ラクス(はぁ・・・・・・・)
もう一度会いたい。
その思いが心にずっと残っていた。
358通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 16:03:55 ID:???
>>357
その思いが心にずっと残っていた。
ファン「・・・・・さま!ラクス様!!」
ラクス「あ、すいません。なんでしょうか?」
ファン「このキーホルダーってかわいいですねぇー!」
ラクス「あ、それは・・・。」
あの男の子との唯一の繋がり。
そのキーホルダーを周りの人々が鞄ごと取り合う。
信者「ぬお〜〜〜!!これはぁ!!」
ファン「これってクレーンキャッチャーであったぁ〜。早速とりにいかなきゃ!!」
ラクス「あ、あの・・・。」
いくら技術が進歩したとはいえ所詮はキーホルダーである。
それほどの耐久力があるわけでもなくあっさりと鞄から取れ階段を落ちる。
ラクス「あっ」
ほとんど条件反射でラクスは人ごみを抜け出し階段から転げ落ちるキーホルダーに向かっていった。
359通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 16:04:51 ID:???
>>358
シン「さてどうしようかな?」
上から聞こえるざわめきに俺は頭を抱える。
遠回りはしたくないんだよな。
そんなことを考えていたら足元に何かが転がってきた。
シン「ん?・・・これは。」
たしか昨日あの子にとってあげた奴と同じじゃないか。
思わず手に取る。
すぐに階段の上のほうから誰かが降りてきた。
もしかしてこの子のか?
シン「これ、きみの?」
まあ間違いなくこの子のだろう。
ラクス「は、はい。そうです。」
そういってその子は顔を上げた。
シン「え!?」
ピンク色の髪。澄んだ蒼い瞳。
間違えるはずもない。
昨日の女の子だった。

つづく

初投下のくせに長編になるかもしれないんですが続けてもいいですか?
360通常の名無しさんの3倍:2006/07/02(日) 16:39:41 ID:???
>>359
問題ない、存分にやりたまえ・・・・
361通常の名無しさんの3倍:2006/07/03(月) 01:06:15 ID:???
保守してきた甲斐があったというものだ・・・
GJ!
362通常の名無しさんの3倍:2006/07/03(月) 16:31:06 ID:???
キター!!!
こういうのを待っていた!!
363通常の名無しさんの3倍:2006/07/03(月) 16:56:06 ID:???
>>359
我々は君の様な存在を待っていた
GJ!
364通常の名無しさんの3倍:2006/07/04(火) 01:30:21 ID:???
とても萌えです
このスレ保守しててよかった
ほんと萌えネタ乙!
365通常の名無しさんの3倍:2006/07/04(火) 01:47:41 ID:???
英雄の誕生を心より祝う
366通常の名無しさんの3倍:2006/07/04(火) 17:26:23 ID:???
>>359
ラクス「あ、あなたは・・・。」
むこうも気づいたみたいだ。
しかしあの子がラクス・クラインだったなんてな。
あのサングラスは本当にお忍びできてたからだったのか。
というかこれ渡さないと。
シン「はい、これ。」
俺はそのキーホルダーを差し出した。
ラクス「あ、ありがとうございます。」
シン「しかし・・驚いたな。まさか同じ学校だったとは。」
本当に驚きだった。
すごい偶然もあるもんだ。
ラクス「はい、私も驚きました。」
そういいながら彼女は微笑んだ。
うわっ、可愛い。
あまりTVとか観ないけどアイドルの笑顔ってこんなにすごいものなのか。
思わず見とれてしまった。
ラクス「えっと・・どうかしました?」
シン「な、なんでもないですよ・・。」
ラクス「?」
シン「い、いやほんとなんでもないですから。」
俺はこの場をどう立ち去ろうか考えていた。
その時。
367通常の名無しさんの3倍:2006/07/04(火) 17:27:32 ID:???
>>366

ズドドドドドドドドド

シン「へ?」
階段の上からすごい音が聞こえてくる。
信者「なにをやっているかぁーーー!!」
ファン「あんたが落としたんでしょーが!!」
げ。
取り巻きの人々が上から降りてきているようだ。
あんなのに巻き込まれたら大変だ。
この機に乗じて逃げよう。
そう思い俺は彼女に軽く
「それじゃ。」
とだけ言うとそのまま立ち去ろうとした。
が・・・
思わぬことでそれは止められてしまった。
ラクス「待ってください・・・。」
彼女が俺の手をつかんでいる。
シン「え・・・?」
なんでラクス・クラインが俺の手を?
ラクス「お名前・・教えてもらえないでしょうか?」
彼女は恥ずかしがりながら、それでも明確な意思をもった目で言う。
368通常の名無しさんの3倍:2006/07/04(火) 17:28:31 ID:???
>>367
そんなに俺の名前を知りたいのか?
というか俺の名前なんて知ってどうするんだ?
まあいいか、名前ぐらい。
シン「わかったよ、俺の名前は・・・」
そういいかけた時。
ファン「あーーーー!!ラクス様が誰かと手をつないでるーーー!!!」
信者「なにぃ!!!!!!」
シン「は?」
なにが起こった?
信者「誰だその不届き者はぁ!!!!」
ファン「壁の影に隠れて見えないわよーーー!!」
信者「許せねぇ!!捕まえろぉーーーー!!!!!!!!」
えーと・・・・・・俺やばい?
・・・・・逃げよう。
その考えに行き着いた時にはもう走り出していた。
信者「ちょっと待て・・あいつ逃げたぞぉーーーー!!」
俺は振り返りもせず走り続けた。
369通常の名無しさんの3倍:2006/07/04(火) 17:29:43 ID:???
>>368
シン「はぁはぁ・・・・・つ、疲れた・・・。」
ここは視聴覚室。
ほとんどの授業では使われないためまず無人だ。
普通は鍵がかかっているはずだが扉の鍵が微妙に壊れている。
少し機械をいじれる奴だったら空けられるのだ。
昔ヴィーノに教えてもらってよかった。
そこから侵入したというわけだ。
シン「なんとかまいたか?」
俺はその場にへたりこむ。
まったくファンって奴らは・・・
シン「ほんとこえーな・・・。」
ラクス「あらあら、そうでもありませんのよ。」
シン「そんなこといったって・・・・・ええええええ!!??」
なんでラクス・クラインがここにぃ!?
シン「どうしてここにいるんですか!?」
ラクス「えーと・・て、手を繋いでましたから・・・。」
そういえばずっと繋いだままだったような・・・。
なにやってんだ。
シン「いや、離せばいいじゃないですか?」
一緒に終われる必要はないのに。
ラクス「え・・でもまだ名前をうかがっておりませんし・・・。」
シン「はぁ・・・。」
名前くらいでついてくるかふつー。
ラクス「それに昨日のお礼もまだしていませんから。」
・・・なんていうか義理堅い子だな。
シン「お礼なんていいって。」
ラクス「でも・・・。」
俺はお礼なんていらないんだけどな。
でもこの子の気持ちがそうでないのかも。
シン「んじゃ、ジュース奢ってくれるくらいでいいよ。」
ラクス「はぁ・・・。」
このくらいで十分だろう。
370通常の名無しさんの3倍:2006/07/04(火) 17:30:49 ID:???
>>369
シン「それに・・・こんなに走らせてしまったってのもあるから。」
さすがに俺のスピードで走らされたんだ。
よくみると呼吸が荒い。
シン「というか・・・この走らされたことで貸し借りなしってことでいいよ。」
ラクス「えっ?」
そうこれでいいだろう。
変に恩義を感じる必要はないと思うし。
俺はただキーホルダーを取っただけだ。
ラクス「そうですか・・・。」
シン「そうだよ。」
さて、俺も早く教室に戻らないと。
というか走っている最中チャイムが聞こえたような。
そう思い時計を見るととっくに授業が始まっている時間だった。
あーあさぼっちまった。
俺はまあいいとして彼女はまずいだろ、アイドルなんだし。
ラクス「・・・・・。」
当の本人は何か考えごとをしている。
シン「さ・・もう教室に帰ったほうがいいと思うよ。」
俺は彼女を促した。
しかし、話はあらぬ方向にとんだ。
ラクス「あの・・やっぱりジュース奢らせてもらえませんか?」
なんでまた?
キーホルダーにそんなに恩義を感じるものなのか?
シン「いや、やっぱ悪いし・・・。」
ラクス「そのかわり・・・」
そのかわり?
一体なんなんだ?
ラクス「私と・・お友達になっていただけませんか?」
シン「・・・・・・・え?」

つづく
371通常の名無しさんの3倍:2006/07/05(水) 00:50:26 ID:???
GJ
なんかラクスっぽい!やっぱ天然可愛いちゃんでは
終わらないところがあるw
シンもシンらしい
ラッキースケベでいい思いはしてるんだけど
やっぱどこか幸薄な奴だw
372通常の名無しさんの3倍:2006/07/05(水) 11:30:16 ID:???
>やっぱどこか幸薄な奴だ

そんなのはラッキースケベで帳消しじゃ!!
373通常の名無しさんの3倍:2006/07/05(水) 20:41:19 ID:???
GJーー
学園もの好きだわ
374通常の名無しさんの3倍:2006/07/06(木) 12:44:05 ID:???
神は!?神はまだ来ておらぬか!?
375通常の名無しさんの3倍:2006/07/07(金) 01:56:42 ID:???
>>370
シン「友達・・・ですか?」
なんで俺と友達なんかになりたいんだ?
よくわからない。
シン「えーと、なんで俺と?」
ラクス「あ、あの私この仕事のためにあまり学校に来れないんです。」
そりゃあそうだな。
ラクス「それで、学校であまり親しい人というのがいなくて・・・。」
はぁ。
ラクス「ですから仲良くできる人が欲しいなと思っていたんです。」
シン「それは良くわかりますが何で俺なんですか?」
俺じゃなくてもいいはずだ。
さっき俺を追いかけてきた人達の誰でもいい。
同じお願いをすれば喜んでOKするはずだ。
ラクス「いえ、シン様がいいのです。」
え?
ラクス「ファンの人々もいい人達ですがどこか私に一線おく感じです。」
まあ相手がトップアイドルだったらそうかもな。
ラクス「でもシン様はそうではありませんでした。普通の女の子として扱ってくれました。」
シン「あの・・・クレーンキャッチャーの時はアイドルだって知らなかっただけなんですが・・・。」
ラクスはくすっと笑い、
ラクス「それはわかっています。あの時と今では少し反応が違いますから。」
さすがアイドルだな。
見るとこをちゃんと見ている。
ラクス「ですが、それでも今あなたはこんなにも普通に接してくれているではありませんか。」
そういわれると俺って人によって接し方を変えることって少ないな。
376通常の名無しさんの3倍:2006/07/07(金) 01:57:58 ID:???
>>375
ラクス「友達によそよそしさがあったら変です。やっぱりお互い対等な関係が友達に必要だと思います。その点シン様はそんなことありませんから。」
うーん、そういわれるとそうかぁ。
ラクス「ですから、お友達になっていただけませんか?」
ま、別に減るもんじゃないし彼女も学校で話す相手が欲しいのだろう。
ラクス「あの・・・駄目ですか?」
シン「いや、いいよ。」
俺はOKする。
ぱあっと彼女の表情が明るくなった。
ラクス「本当ですか、嬉しいです。」
そういって彼女は顔を綻ばせた。
やはりこの子は笑顔が様になるな。
ラクス「あ、では早速教えて欲しいことがあります。」
シン「ん、何?」
ラクス「私、今まで親しい友達というのがいなかったので友達づきあいというのがわからないんです。それを教えてくれませんか?」
ああなんだそういうことが。
シン「うーんそうだなぁ・・・あ!」
ラクス「どうしました?」
シン「じゃあまずそのシン『様』ってのやめてくれる?」
ラクス「え?」
きょとんとした顔。
シン「だって友達なのに『様』ってのはおかしいじゃないか、よそよそしさはいけないんだろ『ラクス』?」
ラクス「あ・・・」
シン「ね、だから俺も適当でいいよ。」
そうだ、友達なんだしこのくらいが丁度いいだろう。
ラクス「え・・っと、その・・で、ではシン君・・・でいいですか?(///)」
テレながら言う彼女。
まだなんかこそばゆいな。
でもまあはじめはこのくらいでいいか。
377通常の名無しさんの3倍:2006/07/07(金) 01:59:01 ID:???
>>376
シン「わかった、いいよ。」
ラクス「後はどんなことがありますか?」
シン「後は・・・」
後は何だ?
まぁ意味もなくだべったり、どっか遊びに行ったりくらいかな?
あ、そうだ。
シン「ケイタイの番号交換しよう。」
これは忘れては駄目だな。
ラクス「そうですね、登録しましょう!」
やけにはりきってるな。
そういってポケットを探るとケイタイが出てきた。
と思ったらまた出てきた。
さらに出てきた。
シン「ラクス・・・ケイタイいくつ持ってるの?」
ラクス「3つです。仕事用と家用、そして友達用です。」
すごいなおい。
ラクス「友達用は今まで誰とも交換する機会がなかったので、シンさ・・シン君がNo.001です。」
だから嬉しそうだったのか。
そして二人で交換する。
ラクス「ふふふ・・・・・」
よほど嬉しかったのかケイタイを見ながら笑っていた。
それを見てるとなんだかこっちまで嬉しくなるな。
シン「後はそうだな、一緒に昼飯食べたり、一緒に帰ったり、どっかに遊びに行ったりとかだな。」
こんなもんかな?
それをきいてラクスが少ししょんぼりする。
ラクス「あまり学校に来ないので一緒に食べるのはできませんし、帰りは車の迎えが来ますし、休日はほとんどないですし・・・。」
この辺は仕方ないよな。
つか車で迎えがくるのか・・・。
378通常の名無しさんの3倍:2006/07/07(金) 02:00:22 ID:???
>>377
シン「ま、都合がついたらってことだな。相手の予定にあわせるのも友達付き合いには大切だし。」
ラクス「そうですか・・・。」
シン「そう。」
そんなことを話しているうち

キーンコーンカーンコーン

シン「え?」
ラクス「あら?」
これ終わりのチャイム?
さっきの時間まるまるサボっちまったのか。
シン「さすがに次は出たほうがいいな。」
ラクス「そうですね。」
そう思いこそこそ視聴覚室から出る。
シン「あ」
ラクス「?」
シン「俺のことは極力言わないで欲しいんだが・・・。」
ラクス「え、なんでですか?」
言うつもりだったのか?
だとしたら絶対にさけなければ。
これがファンに知れたら俺がやばい。
手を繋いだだけであれだけ追われるんだ。
命の保障なんてない。
シン「ファンの人がちょっと怖いですから・・・。」
本当はちょっとどころじゃなく怖い。
ラクス「あらあらそうですか?」
シン「そうです。」
ラクス「・・・わかりました。秘密にします。」
よかった。
ラクス「秘密を共有というのも友達っぽいですから。」
そういうとらえ方もあるか。
シン「んじゃ。」
ラクス「はい、それでは。」
そういって二人は分かれた。
379通常の名無しさんの3倍:2006/07/07(金) 02:01:38 ID:???
>>378
結局俺はサボった時間はレイが機転をきかせ保健室に行ったことになっていた。
ありがとうレイ。
お礼を述べたらいつも通り「気にするな、俺は気にしてない。」といっていた。
けど、俺がどこで何してたかはちょっと気になってるみたいだった。
こいつにだったら話しても問題ないかもしれない。
新たな友人としてラクスに紹介するのもいいかもしれん。
そんなことを考えながら帰路に着いた。
あ、夕飯食べたら早速ラクスにメール送ってみるか。

メイド「お嬢様おかえりなさい。」
ラクス「・・・・・・・は、はい!」
メイド「?」(ラクス様どうかしたのかしら?)
ラクスはその後普通に授業を受け、家に帰った。
しかし彼女の心は普通などではなく喜びに満ち溢れていた。
もう一度会いたいと思った相手。
その相手にまた会え、さらに同じ学校だった。
しかもこんなに仲良くなれた。
心の中はシンのことで一杯だった。
マユラ「ねぇ、今日のラクス様なんか変じゃない?」
アサギ「たしかに変ね。」
ジュリ「これはもしかして・・・」
三人「恋!?」
この三人、クライン家に仕えている中でラクスの世話係になっており年も近いせいかラクスの良い友達だった。(ラクスのケイタイでは家用だが)
アサギ「きゃ〜〜〜!!」
ジュリ「あのラクス様にも春が!!」
マユラ「相手はだれなのかしら〜!?」
この頃の年頃の女性というのはこの手の話が大好きらしい。
当のラクスは部屋で今日の事を何度も思い返していた。
380通常の名無しさんの3倍:2006/07/07(金) 02:03:51 ID:???
>>379
♪〜〜♪♪〜〜〜〜〜♪〜

不意にケイタイが鳴る。
なったケイタイは友達用。
一人しかいない。
ラクスは不意に胸の鼓動が高鳴っていくのを感じた。
送られてきた初めてのメール。
内容は

今日は色々あったな。
またなんかあったらメールするよ。
あ、こんな感じでなんか雑談みたいなことをメールで送るのも友達っぽいな。

と、どこにでもある普通のもの。
しかし彼女にとっては紛れもなく望んだものだった。
ラクス(えっと・・なんてかえせばいいのでしょう?)
迷った挙句彼女は一文書いて送った。

シン「お、ラクスから返ってきたか。内容は・・・」

こちらこそ友達としてよろしくお願いします。

なんとなくラクスっぽいな。
そんな風に思うシンだった。

つづく
381通常の名無しさんの3倍:2006/07/07(金) 02:53:04 ID:???
夢のような話だw
シンも満更じゃないっぽいし
382通常の名無しさんの3倍:2006/07/07(金) 20:39:05 ID:???
GJ〜〜〜〜!! さすが最高です!ラクス嫌いでしたが好きになりました
383通常の名無しさんの3倍:2006/07/08(土) 03:09:00 ID:???
ラクス可愛い
384通常の名無しさんの3倍:2006/07/09(日) 19:57:38 ID:???
シンラクもいいね
シンミアもいいけど
385通常の名無しさんの3倍:2006/07/11(火) 10:23:37 ID:???
学園!学園!
シンラクローマの休日!
386通常の名無しさんの3倍:2006/07/11(火) 10:32:58 ID:???
既に顔見知りのフレイの動向にwktk
387通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 00:14:23 ID:???
↑フレイは話の相槌のために出したのであまり出番はないと思います

>>380
あの日から俺たちはよくメールをする。
内容は他愛のないものばかりだが楽しい。
まあラクスがほとんど学校に来れないからメールしか手段がないせいもあるだろう。
それで、今日たまたま学校に来れたラクスと昼飯を食べることになったんだが・・・

シン「これはすごいな・・・」
ここは視聴覚室。
ラクスと会う時はいつもここな気がする。
まああまり人目につきたくないと思うとここが一番いいのだが。
で、俺がすごいと言ったのは目の前に広がる光景のことだ。
重箱の弁当が一段ずつに分けられ5個置いてある。
中には色とりどりの食材が所狭しと敷き詰められておりどれもこれもうまそうだ。
一見正月と間違えそうな状況である。
何人分なんだこれ?
ラクス「ちょっと作りすぎてしまいました。」
ちょっとじゃないな。
俺が昼飯用に買ったパンは明日におあずけだなこりゃあ。
シン「ってかこれ全部ラクスが作ったの?」
ラクス「いくつか家の人に手伝ってもらったものもありますが、ほとんど私です。」
ラクスの言っていることは本当で、昨日の夜から仕込みをして朝早くから作り上げた。
手伝ったのはもちろんあの三人娘。
正確に言うと夜厨房で仕込みをしているラクスを見つけ嬉々として加わったのだが。
ちなみにその時の会話はこんな感じである。
388通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 00:16:07 ID:???
>>387
マユラ「ラクス様がお弁当作っていくなんて驚きです!」
ラクス「いえ、お友達と昼食を食べるので・・・」
アサギ「と、友達!?」
ジュリ「誰なんですかその人は!?」
ラクス「まあ・・・・・」
マユラ「何恥ずかしがっているんですか?」
アサギ「言ってくださいよー。」
ジュリ「まさか脅されてるとか!?」
ラクス「シン君はそんなことしません!!」
三人「君!!??」
アサギ「ってことは男!?」
マユラ「なんて羨ましい男でしょうか、世界のファンが聞いたら卒倒しますね。」
ジュリ「ラクス様にもついに彼氏ができたんですか!」
ラクス「あ・・あのお付き合いしているわけでは・・・」
マユラ「でも、これはそのシン君のために作っていくんでしょ?」
ラクス「ま、まあ・・・」
ジュリ「あ、それとも他にも誰かいるんですか、お友達?」
ラクス「まだシン君だけですけど。」
アサギ「では決定だね。」
ジュリ「そうね。」
マユラ「間違いない。」
ラクス「?」
三人「ラクス様。」
ラクス「はい?」
三人「シン君のこと好きでしょ?」
389通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 00:16:53 ID:???
>>388
ラクス「・・・そそそそそんなことありません!」
アサギ「ラクス様顔真っ赤。」
ラクス「い、いや・・・」
マユラ「いえ真っ赤です。」
ラクス「それにシン君が私と付き合いたいと思っているかどうかわかりませんし・・・。」
ジュリ「ラクス様と付き合いたくない男なんていませんって。」
ラクス「でも・・・」
マユラ「大丈夫です。ラクス様は魅力的ですから。」
ラクス「はあ・・・」
ジュリ「でもそうと決まったらその彼氏のために頑張らなくては。」
ラクス「ですから彼氏ではないんですが・・・」
アサギ「そうですね。この弁当も最高のものにしなければ!」
ラクス「あの・・・」
マユラ「でははりきっていきます。」
ラクス「・・・・・・」
アサギ「男の子ですからたくさん作っても大丈夫ですね。」
マユラ「では大きな弁当箱を用意します。」
ジュリ「せっかくですから重箱を使いましょう。」
ラクス「えーと・・」
アサギ「なにしてるんですかラクス様。」
マユラ「基本的にラクス様が全部作るんですよ。」
ジュリ「男性は女性の手料理に弱いですからね。」
ラクス「は、はい!」
390通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 00:17:50 ID:???
>>389
こんな感じで作り上げられたためものすごい量になっている。
結局朝もこの三人はこんな感じで手伝ったのだが。

シン「とりあえず・・いただきます。」
待っていてもこの弁当は減らない。
まず食べよう。
ラクス「では召し上がってください。」
ラクスはそういって俺のほうにその弁当を差し出した。
うーむ色々あって迷うな。
俺はとりあえず玉子焼きを食べてみた。
シン「・・・うまい。」
程よい焼き加減で味付けも申し分ない。
こんどは野菜炒めに手をつけてみる。
これもちゃんと火が通っており塩加減も絶妙だった。
シン「うまいよラクス!」
ラクス「そうですか・・・うれしいです。(///)」
本当に上手い。
この上手さならもしかしたら全部食べられるかもしれない。
シン「でもラクスって料理が上手だったんだな。」
ラクス「以外ですか?」
シン「うーん、芸能人ってあまり料理している暇がないように思えるから。」
学校にこれないほど忙しいし。
ラクス「料理を作るのは結構好きなので暇な時は自分で作ったりしていますから。」
なるほど、そういうわけか。
シン「これも良くできてる。すごいよ。」
ほんとにすごい。
できれば持ち帰りたいくらいだ。(量的にも)
391通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 00:18:50 ID:???
>>390
シン「これだけできれば良い奥さんになると思うぞ。」
ラクス「えっ!?」
ん、どうした?
なんで顔真っ赤なんだ?
シン「顔赤いぞ、どうした?」
ラクス「だって・・・・・(///)」
だって?
ラクス「家の人以外ではじめて料理を食べてもらった人に良い奥さんなんていわれましたから・・・(///)」
シン「あ・・ご、ごめん!」
ラクス「い、いえ・・・」
シン「・・・・・・・」
ラクス「・・・・・・・・」
なんか意識しちゃって会話が続かないな。
そうして二人は黙々と食べ続けることとなった。

結局俺たち(ほとんど俺だけど)食べきった。
よく食べきったよ本当に。
今日の夕食はいらないな。
しかし腹がいっぱいで動けん。
でももう少しで昼休みが終わるし。
どうしよう。
ラクス「あの・・・」
シン「ん、なに?」
弁当の重箱を片付けていたラクスから不意に声がかかる。
ラクス「今週の日曜日は空いておりますか?」
シン「ああ、空いてるよ。」
392通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 00:19:57 ID:???
>>391
学生は部活やバイトでもでもない限り暇だよ。
ラクス「私も仕事が休みですのでよろしければ何処かにいこうかと思いまして。」
そうか仕事休みなのか。
シン「ああ、いいよ。どこに行くか決めてるの?」
ラクス「それはまだ・・・」
そうか・・・。
あ、いいこと思いついた。
シン「ラクスってこの町で遊ぶ時ってどうしてる?」
ラクス「?あまり時間が取れませんからクレーンキャッチャーがほとんどですけど。」
シン「じゃあ俺が色んなとこ案内するよ。」
ラクス「え、本当ですか!?」
シン「それでどうだ?」
ラクス「はい、面白そうです。」
よかった、いい案だったみいたいだ。
シン「もうすぐチャイムも鳴るし・・・」

キーンコーンカーンコーン

言ってるそばから鳴ったな。
シン「じゃあまたメールで連絡するよ。」
ラクス「はい、楽しみにしてます。」
そういって俺たちは視聴覚室から出る。
つーか腹が・・・・・。
後五分くらいチャイムが遅くてもよかったな。

つづく
393通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 01:17:22 ID:???
GJです!
やべ、本編じゃラクス好きじゃなかったのに……
くやしいっ……でもこのスレのラクスは意識してしまう……
394通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 04:01:32 ID:???
アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound19
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1152624233/

予選08組 7月12日(水)
投票時間は01:00:00〜23:00:59です。

<<ステラ・ルーシェ@機動戦士ガンダムSEED DESTINY>>

応援よろ
395通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 05:37:15 ID:???
>>393
種初期のラクスはほぼ天然ヒロインだったから
それを受け継いだ創作と受け継がなかった続編の違いだよ
396通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 06:16:31 ID:???
>>387-392GJ!シンラクもいいね


>>393クリムゾン乙
397通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 07:25:29 ID:???
ほんとシンいいなぁ〜
アイドルに弁当作って貰ってさー
シンラク萌え
立場の違いがまたイイ
398通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 15:56:51 ID:???
728 (子) ◆U07733UhFQ sage New! 2006/07/10(月) 23:05:26 ID:/ASXj+nE
有効コードがある票の順位
1位 774票 真紅@ローゼンメイデン トロイメント
2位 452票 ナツキ・クルーガー@舞-乙HiME
3位 418票 塚本天満@スクールランブルシリーズ
4位 393票 市川まゆら@極上生徒会
5位 354票 メディア@ぱにぽにだっしゅ!
6位 313票 カミュ@うたわれるもの
7位 290票 ミルロ@ふしぎ星の☆ふたご姫シリーズ
8位 284票 レヴィ@BLACK LAGOON
==本戦進出ライン==
9位 270票 ルナマリア・ホーク@機動戦士ガンダムSEED DESTINY

.     /::::}/:::::::::::::::::::    ...... :::::::::::::::::::::::::::::`丶、
  ,   /:::::/::::::::::::::.... ::::::::::::;;;:::::::::::::::::::::::::::::\ー―--\
 j{  ,':::::::::::::.. . :::::::::::::::::::ヽ`丶、:::::::::、:::::::::::::`ヽ、
 l:', {::::::::::......::::::::::::::::、::ヽ、::::ヽ  `ヽ::::ヽ::::::::::::ヾ、`
 l::ヽ.'、:: . ::::::::::::::::::::::ヾヽl \::ヽ "´\:ヽ:::::ト、::::`ヽ、
 ヽ::::``:. :::.::::::::::\‐-、::ヽ ̄`ヽ:ヽ  =彡、i、:::\``ー-`-
  `゙ゝ:::::::::::::::ヽ、__\'`ヽi ,ィ  ヽ:',` 、   ヽ、:::ヽ        
.   }::::::::::::::::::::::::`ヽ、=='´   ``  !     } ``‐ヽ  すげぇじゃん、ルナ!流石だよ!
.   ';:::::::::::::::::::::::::::、_二=-      _..'‐  ハ        もう少しで本戦行きだったね!
.    ';::::::::::::::::::::::::::::ヽ、      '´ -‐ ∧::'、   
.    ';::::::::::{ヽ:::::::::::::::::丶、           {、:l`゙`
      l::;i:::::;ヽ_';、:::::::::::::ヽ、ヽ、   _ .... ヘ{゙`      
     }八:::{ヽ::i!::::::::::::::::、_`< ̄     {     建前

------------------------------------------------------

        /::::: .:: .: . ..::::: ::::::: ::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ::: : :
.       /:::: .:::..:: ..::::::::: .:::::: ::: . :::::::::::::: .::::::::::::::::: ::::::::::::::::: :::::::::: : :.
     /::::::::::::::::::::::::::: ::::: : ..: .::::::::::::: .:::::::::::::::::: .::::::::::::::::: :::::::::::: ::.
    ノィ::::::::::::::::::::l:::::. ::::: .::: ::::::::::::: .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    ''´//l:::::::::::::::::l:::::::.:::::: .:::::.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    〃. !::::::::::::::;;l::::::::::::::.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (ぷっ、本戦進出できねーでやんのw
    /'  l:::::::::::::/_l::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::l::::::;イ::::::::,イ::::::::;::::::::::::::::::::::::         さすがヘタレクイーンだぜw)
        l::;イ::;i::{ /l;イ:::::::::;::::::::::;i::::l、:::::::/l::::/ l::::::/|:::/l::;イ::/::::::::::::::
        i/ l/ l::'、/(|::::::::::::;:::::::ハ:lrl::::/ミl::/`l::::/  l::::l_l/_lイ:::::::;イ::::::
          l::::/;、!;l:::::::::::;::/! リ-l:/―i/ ,'::/  /i::/ ' /:::::;:/ |::::/
         i:/ !l;`l:::::::::::リ::',   ′ l' /:/   '、l/  /::::::/リ l:/
          ´ r'',1:';::::::::::::::::'、     /'´   / /:::;i::∧  '′
         // lハ::::::::i;::::ト;',    、__.._'´, 1::::::/l/',イ
           / /    ';:::::ハ::l`ヽ、   `‐ ニ '∠_ ヽ/'/./
        / r'     rハ/  ヾ   `ヽ、  /l ヽヽ// ∧
     _,,..-ヘ ヽ    l {          ̄   /'//{. / `゙'''ー-   本音
399通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 22:43:13 ID:???
女難がやりたきゃ荒川稔久と會川昇に脚本書かせろよ福田さん。
あの二人なら嫁よか余程面白い展開だったろうに。

皆はどう思うよ?
400通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 22:46:48 ID:???
ロボ物の本編で女難メインで行かれても困るなぁ
それ以前に面白い作品になるなら誰でも
401通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 22:48:37 ID:???
>>400

つナデシコ
402通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 22:57:53 ID:???
あかほr…いやなんでもない
403通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 22:59:38 ID:???
>>402
奴はその投げ遣りさ下品さに置いて負債同様!
404通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 23:02:02 ID:???
まあ荒れるからやめておこう

ところでマユを生かしつつステラエンドってどうやるんだ?
どうやってもステラが死ぬんだが
405通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 23:37:47 ID:???
>>404
それ何の話?劇場版?スペエディ?
406通常の名無しさんの3倍:2006/07/13(木) 01:20:12 ID:???
ここでのネタのことだろう
407通常の名無しさんの3倍:2006/07/13(木) 01:45:43 ID:???
>>404
いくつか条件があった気がするんだが・・・
たしかステラに会う前に、ネオと知り合いになっておくってのがあったと思う
408通常の名無しさんの3倍:2006/07/14(金) 11:48:47 ID:???
ほしゆ
409通常の名無しさんの3倍:2006/07/16(日) 01:00:39 ID:???
保守
410通常の名無しさんの3倍:2006/07/17(月) 01:32:36 ID:???
ネタ待ち
411通常の名無しさんの3倍:2006/07/18(火) 22:25:40 ID:???
シンラク待ちます!
412通常の名無しさんの3倍:2006/07/20(木) 00:33:47 ID:???
ハチクロってシンラクっぽくみえる
ハチクロ読んだことないんだけど見た目とか
413通常の名無しさんの3倍:2006/07/20(木) 00:56:04 ID:???
ハチロクに見えた俺はどうすればいい

それはともかくアビーってどうすれば会える?
414通常の名無しさんの3倍:2006/07/20(木) 12:29:43 ID:???
うーん、シンは竹本でも真山でも森田でも野宮でもないと思うのだが・・・。
あー、でもフレイ→あゆ・シン→真山・ラクス→理花さんとか面白いかも・・・。
415通常の名無しさんの3倍:2006/07/20(木) 13:55:52 ID:???
ハチクロっておもろい?
416通常の名無しさんの3倍:2006/07/21(金) 18:05:21 ID:???
シンラク萌え
417通常の名無しさんの3倍:2006/07/22(土) 00:13:56 ID:???
>>413
アビーは放送室にいるよ
ただ、先に廊下でメイリンにぶつかっていると
放送室にはメイリンしか出てこないから注意だ
418通常の名無しさんの3倍:2006/07/22(土) 00:33:10 ID:???
thx
いつもメイリンに会ってたよ
419通常の名無しさんの3倍:2006/07/22(土) 20:53:15 ID:???
放送室でメイリンと放課後二人きりになりたいんだけど
420通常の名無しさんの3倍:2006/07/23(日) 00:58:08 ID:E1iTJ6D0
上げ
421通常の名無しさんの3倍:2006/07/24(月) 20:45:57 ID:???
保守
422通常の名無しさんの3倍:2006/07/24(月) 21:00:29 ID:???
>>419
昼休みに放送室に行くとメイリンが仕事してるから
わざと邪魔をするを選択
そうすると居残りで仕上げようとするから
放課後にもう一回行って
俺も手伝うを選択

ただし評価を高くしておかないと手伝うを選択しても断られるから注意
423通常の名無しさんの3倍:2006/07/25(火) 01:26:30 ID:???
>>422
なるほど助かった
まだ評価が低いからあげる努力するよ
424通常の名無しさんの3倍:2006/07/26(水) 04:09:12 ID:???
保守します
425通常の名無しさんの3倍:2006/07/28(金) 01:34:37 ID:???
ほしゅ
426通常の名無しさんの3倍:2006/07/30(日) 00:22:07 ID:???
保守
427通常の名無しさんの3倍:2006/07/30(日) 19:11:45 ID:???
保守あげ

俺も何か書いてみっかな…
428通常の名無しさんの3倍:2006/07/30(日) 20:01:39 ID:???
アニメ最萌トーナメント2006投票コード発行所
http://banana236.maido3.com/~bs5114/a06/

アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound69
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1154179730/


2次予選5組 7月30日(日)
投票時間は01:00:00〜23:00:59です。


<<ステラ・ルーシェ@機動戦士ガンダムSEED DESTINY>>
<<カガリ・ユラ・アスハ@機動戦士ガンダムSEED DESTINY>>
<<ルナマリア・ホーク@機動戦士ガンダムSEED DESTINY>>

<<エマ・シーン@機動戦士Zガンダム A NEW TRANSLATION>>
429通常の名無しさんの3倍:2006/08/01(火) 04:38:30 ID:???
保守
430通常の名無しさんの3倍:2006/08/03(木) 01:59:58 ID:???
ほしゅ
431通常の名無しさんの3倍:2006/08/04(金) 20:12:35 ID:???
432通常の名無しさんの3倍:2006/08/05(土) 02:29:27 ID:???
ハイネ先輩って乳首出し過ぎじゃねw
433通常の名無しさんの3倍:2006/08/06(日) 22:19:38 ID:???
保守
434通常の名無しさんの3倍:2006/08/07(月) 01:28:57 ID:???
あげ
435通常の名無しさんの3倍:2006/08/07(月) 12:14:15 ID:???
取りあえず、このスレのシンはクリスマス前とホワイトデー前は頑張って働いて
皆へのプレゼントを購入するのは義務になるな。
436通常の名無しさんの3倍:2006/08/08(火) 08:02:44 ID:???
しかも相手からもらった金額の三倍返しでな
437通常の名無しさんの3倍:2006/08/10(木) 10:08:35 ID:???
保守
438通常の名無しさんの3倍:2006/08/11(金) 22:15:25 ID:???
保守
439通常の名無しさんの3倍:2006/08/11(金) 23:02:03 ID:???
ナタル先生やステラのところに行こうとするとハイネ先輩が現れて邪魔されますどうすればいいですか
440通常の名無しさんの3倍:2006/08/12(土) 14:42:26 ID:???
先生と会いたければ先にステラに、
ステラに合いたければ先に先生に会う様にしてるけど……

いつもこうしてるけど、他にやり方ある?
441通常の名無しさんの3倍:2006/08/15(火) 17:49:34 ID:???
保守
442通常の名無しさんの3倍:2006/08/15(火) 18:42:27 ID:???
>>439
>>440
ハイネ先輩がガイアに襲われるイベントを出すとステラのところには出てこなくなる
ただイベントの出し方がよくわからん
あとナタル先生のとこだったら定期テストで補修ギリギリの点数をとって補修でポイントを稼ぎまくるといい
俺は普通にやってもテスト補修になるけどな
443通常の名無しさんの3倍:2006/08/15(火) 23:52:54 ID:???
アビーと廊下でぶつかったら帽子が脱げるCGあるってホントか? デマか?
444通常の名無しさんの3倍:2006/08/15(火) 23:56:50 ID:???
>>440
>>442
二人ともthx
他にも方法が無いか探してみるよ
445通常の名無しさんの3倍:2006/08/17(木) 19:15:10 ID:???
上げ保守
446102:2006/08/18(金) 12:54:11 ID:???
age
447通常の名無しさんの3倍:2006/08/18(金) 13:00:16 ID:???
>>446
すまん、名前は通常の名無しさんの3倍で
それでage
448通常の名無しさんの3倍:2006/08/18(金) 13:02:40 ID:???
age
449通常の名無しさんの3倍:2006/08/18(金) 13:06:29 ID:???
age
450通常の名無しさんの3倍:2006/08/18(金) 13:59:58 ID:???
age
451通常の名無しさんの3倍:2006/08/18(金) 18:14:36 ID:???
あげ
452通常の名無しさんの3倍:2006/08/18(金) 18:19:46 ID:???
良いね、このスレ
453通常の名無しさんの3倍:2006/08/18(金) 18:26:40 ID:???
うらやましいな、シン
454通常の名無しさんの3倍:2006/08/19(土) 12:01:16 ID:???
age
455通常の名無しさんの3倍:2006/08/19(土) 15:25:28 ID:???
あげ
456通常の名無しさんの3倍:2006/08/21(月) 13:13:40 ID:???
age
457通常の名無しさんの3倍:2006/08/21(月) 13:16:10 ID:???
















age
458通常の名無しさんの3倍:2006/08/21(月) 13:56:54 ID:???
ハーレム!!
459通常の名無しさんの3倍:2006/08/22(火) 17:03:17 ID:l0rkid5W
age
460通常の名無しさんの3倍:2006/08/22(火) 17:08:51 ID:l0rkid5W
バイトネタSSの続き、まだー??
461通常の名無しさんの3倍:2006/08/22(火) 17:16:30 ID:???
ゲーセンで滅殺イベントが起きない。
いつも、オルガが出てきてカツアゲされて終わってしまう。
もしかして、先にナタル先生調教イベントをクリアしたのがまずかった?
462通常の名無しさんの3倍:2006/08/22(火) 20:07:38 ID:feQA6Ehn
>>461
調教してもしなくても当たる
463通常の名無しさんの3倍:2006/08/22(火) 20:10:15 ID:feQA6Ehn
あげ
464通常の名無しさんの3倍:2006/08/22(火) 20:24:51 ID:feQA6Ehn
ha-remu
465通常の名無しさんの3倍:2006/08/23(水) 18:42:36 ID:LC/y1+NT
age
466通常の名無しさんの3倍:2006/08/24(木) 11:02:07 ID:???
ヒルダさんとなかなか会えないんだけど、どこ行けば会える?
467通常の名無しさんの3倍:2006/08/25(金) 21:46:35 ID:???
ラクスのコンサートが手っとり早いよ
468466:2006/08/26(土) 09:58:42 ID:???
>>467
なるほど、ありがとですだ
469通常の名無しさんの3倍:2006/08/26(土) 18:36:56 ID:CavXbxEK
age
470通常の名無しさんの3倍:2006/08/27(日) 23:28:34 ID:???
つかまじアビークリアできねぇ…全然イベントはおきねぇし、何か条件あるのか?
471通常の名無しさんの3倍:2006/08/28(月) 18:02:24 ID:???
「・・・・・・・・・」
あぁ、これはどういうことだろうか?目の前の状況がまったく把握できない
さっきから後ろの席に座るフレイの視線が、氷柱のように俺の背中に刺さる

「あの・・・コレは何ですか?」
恐る恐る机の上に載っているモノを指しながら、俺は目の前の人物に尋ねる
「お弁当ですよ。私がシン君のために作ったお弁当です」
目の前の人物、アビー・ウィンザー先輩はさらりの言ってのける
瞬間、後ろから無言のオーラが噴出す!
(じ、冗談じゃないぞ?!何で俺ばっかりこんな目に・・・)

俺は何とか息を整えると、後ろを振り返った
「なぁ、フレイ?」
次の瞬間、俺の顔面にパンチがめり込んでいた
「あ〜ら、ごめんなさい。蚊が飛んでいたのが鬱陶しいくて」
「い、今は秋だ・・・」
フレイは立ち上がると、こっちを見向きもしないで行ってしまった
(くそ〜!!)
ヨウランなどから言わせれば、俺はとてもおししい状況にいるらしい
だが、これのどこがおいしい状況だ?!確かにいろんな女の子の言い寄られるのは嬉しい
けど、これじゃあ身が持たん!!

「大丈夫ですか?」
俺が起き上がると、アビー先輩が冷たいおしぼりを当ててくる
「シン君の赤い瞳・・・いつ見ても綺麗ですね」
「っ?!」
真顔でそんな事を言う
俺は自分の顔が赤くなるのを必死に堪えた
「さ、2人でお弁当を食べましょう」
そう言って俺を引きずっていく
いつもクールで、口数の少ないアビー先輩に俺は何故か逆らえないのだった・・・
472通常の名無しさんの3倍:2006/08/28(月) 22:28:56 ID:mLGRZOCG
軽く、乙。
続きが気になる!!
早く続きをプリーズ!!
473通常の名無しさんの3倍:2006/08/28(月) 22:32:44 ID:???
>>472
sageするの忘れた。
釣ってくる。
474通常の名無しさんの3倍:2006/08/29(火) 00:59:57 ID:???
保守して待ってた甲斐があったぜ!
475通常の名無しさんの3倍:2006/08/29(火) 22:37:30 ID:???
うひょー素直クールなアビー先輩のご登場だ!!!
476通常の名無しさんの3倍:2006/08/31(木) 07:24:15 ID:???
フレイたまにも萌え
477通常の名無しさんの3倍:2006/09/01(金) 16:34:00 ID:9u2/PPWb
シン誕生日おめ
478通常の名無しさんの3倍:2006/09/01(金) 21:59:15 ID:???
誕生日にちなんで

ラクス「明日はシンさんの誕生日です。」
ラクス「でも何をあげればよいのでしょう?」
マユラ「ずばり手作り品ですね。」
ラクス「きゃっ!なんでいきなり現れたんですか!?」
ジュリ「そんなことより手作り品ですって。」
ラクス「手作り品?」
アサギ「そうです。昔から男ってのはそういうものに弱いんです。」
ラクス「はあ・・・」
マユラ「というわけで今から作りましょう。」
ラクス「まず、何をつくればいいか・・・」
ジュリ「そうですね、それは・・・」

ラクス(結局朝までかかってしまいました)
ラクス(とりあえず何時渡しましょう?放課後くらいで・・・)

放課後
ラクス「えっと・・シンさ・・・」
マユ「お兄ちゃーん。はい、プレゼント!」
シン「え?」
マユ「今日はお兄ちゃんの誕生日でしょ。だからプレゼント!」
ラクス(私以外にもプレゼントを・・・)
シン「おお、ありがとう!!」
ラクス(こんどこそ・・・)
ラクス「シンさ・・」
フレイ「ふーん、今日アンタの誕生日だったんだ。」
ラクス(あ、また・・)
シン「ああ、まあな。」
フレイ「じゃあ何かあげないとね。」
シン「いや、無理にくれなくても・・・」
フレイ「べ、別にアンタの誕生日なんか知らないけど私の誕生日にはちゃんと返すのよ!」
シン「それが目的か。」
フレイ「・・・はい、これ。」
シン「ありがとな。」
フレイ「・・ち、ちゃんとお礼してよね。」
479通常の名無しさんの3倍:2006/09/01(金) 22:01:11 ID:???
シン「わかってるよ。でもいきなり用意したにしちゃあ、ちゃんと包装されて・・・」
フレイ「関係ないでしょ!!」
ラクス(ああ・・・)
アビー「シン、今日は誕生日だったな。」
シン「・・マユもだけどなんで普通に他のしかも違う学年のクラスに入ってくるんですか?」
アビー「シン、今日は誕生日だったな。」
シン「はい。(華麗にスルーですか)」
アビー「プレゼントだ、受け取れ。」
シン「えっと・・・プレゼントはどこですか?」
アビー「何を言っている、目の前にあるだろ。私がプレゼントだ、さあ食べてくれ。」
シン「ブッ!」
ラクス(えっ!?)
フレイ「ななななな何言ってるんですか!!」
マユ「そういう手もあったわね・・・」
アビー「なんだ嫌なのか。なら何が嫌かいってくれ、すぐにでも改善する。」
シン「あのー・・・」
フレイ「駄目に決まってるでしょ!!」
マユ「そうよ!お兄ちゃんは私のものなんだから!!」
フレイ「アンタどさくさに紛れて何言ってんの!!」
アビー「そうだぞ、彼は私のものだ。」
フレイ「そうじゃない!!」
ラクス(・・・はっ!展開に流されてしまいそうだった。渡さなきゃ)
ラクス「シn・・・」
ナタル「シン、いるか・・・」
シン「はあ、何ですか?」
ナタル「ちょっと手伝って欲しいことがある。」
そういうと叫んでる三人を尻目にシン君はナタル先生に手を引かれ行ってしまった。
ラクス「・・・・・・」
480通常の名無しさんの3倍:2006/09/01(金) 22:02:13 ID:???
ナタル「すまんな・・・一人で運ぶと大変な量になってしまうのでな。」
シン「いえ・・・」
ラクス(なんだか仲良さげに話してますわね・・・というかこれでは私が尾行してるみたいです)
ナタル「あ、それをそこにおいてくれ。それでおしまいだ。」
シン「はい、よいしょっと。それでは・・・」
ナタル「ああ、ち、ちょっと待ってくれるか?」
シン「なんですか?」
ナタル「・・・プ、プレゼントだ。他意はないぞ。手伝ってくれた御礼だ。」
ラクス(ナタル先生まで!?)
シン「え!?でも・・・」
ナタル「受け取ってくれないのか・・・?」
マリュー「ちゃんと受け取ってあげなきゃだめよ、シン君。」
ナタル「マリュー!?」
シン「マリュー先生?」
マリュー「だってそれは一週間も前から選んで・・・もごっ」
ナタル「あああ!!なんでもない!!もういっていいぞ!!」
シン「はあ・・・」
ラクス(・・・・・)

メイリン「はいどうぞ。」
シン「ありがとう、メイリンにはいつもお世話になってるしな。」
ラクス(・・・・)

ミリアリア「これプレゼント。お返しはこれとこれとこれで!」
シン「お返しに指定があるの!?」
ラクス(また・・・)

ミーア「シン〜、プ・レ・ゼ・ン・ト〜」
シン「これ何?」
ミーア「おっ○いチョコよ。私にぴったりでしょ〜」
ラクス(ミーアまで!?)
その後もシン君はいろんな人からプレゼントを貰っていた。
481通常の名無しさんの3倍:2006/09/01(金) 22:03:32 ID:???
帰り道
ラクス(結局渡せなかった)
シン「なんだか今日はとても疲れた・・・」
シン「この公園・・・なんだか懐かしいな、ちょっと休んでくか。」
ラクス(ここは・・・!)
そこは小さい頃シンと遊んだ公園だった。
シン(小さい頃はよくここで遊んだな・・・)
シンはベンチに座っている。
ラクス(・・・よしっ!!)
シン「ふう・・・」
ラクス「あの・・・」
シン「えっ・・・ラクス!?」
ラクス「なんだか久しぶりですね・・・この公園。あ・・・となりいいですか?」
シン「う、うん。・・・・・・・そうだな、小さい頃は良く遊んだな。」
ラクス「今ではほとんど話さなくなってしまいましたね。」
シン「そうだな・・・」
ラクス「でも・・・できることなら・・・・・」
シン「ラクス・・・・・・・」
ラクス「あ・・・シン君、これ誕生日プレゼント・・・です。」
シン「えっ・・ありがとう・・・あけてもいいか?」
ラクス「はい・・・」
シン「これはお守り?」
482通常の名無しさんの3倍:2006/09/01(金) 22:05:30 ID:???
ラクス「そうです、私が作ったんであまり形のいいものじゃないですけど・・・」
シン「そんなことない、ありがとう・・・今日貰った中で一番うれしいよ。」
ラクス「シン君・・・」
シン「ねえ・・・ラクス。」
ラクス「はい・・?」
シン「さっきの事だけどさ・・・俺、もっとラクスと話がしたいな・・・昔みたいに。」
ラクス「シン君・・・」
シン「駄目かな・・・」
ラクス「そんなことないです・・・私もシン君と・・・・・」

草の陰
アサギ「くう〜いい雰囲気じゃない」
ジュリ「あんな風な彼氏欲しいなぁ」
マユラ「ラクス様も幸せそうですね。」
アサギ「このままキスとか・・」
ジュリ「いや、朝帰りもありえるかも。」
マユラ「きゃ〜」

そして二人は手を繋いで公園から出て行きましたとさ。

そのころ
ラウ「ええい!!レイそこをどけ!!」
レイ「いいえ、どきません!!」
ラウ「せっかくのシン君の誕生日なのだぞ!!」
レイ「だからです!させませんよどんな変態行為も!!」
ラウ「レイィィィィ!!!!!!」
レイ「かかってきなさいラウゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」

すいません、こんな単発ネタ書いてないで>>392の続き書いてきます
483通常の名無しさんの3倍:2006/09/01(金) 22:33:45 ID:???
GJ!!!!!!!!!!!!!!!
484通常の名無しさんの3倍:2006/09/01(金) 23:01:22 ID:???
ちょwシンたんモテモテwww
そして最後の死闘にワロタ
485通常の名無しさんの3倍:2006/09/02(土) 10:21:53 ID:???
>479
カギャリン以上に男前なアビりん…これはこれで
486通常の名無しさんの3倍:2006/09/02(土) 17:26:53 ID:???
ミゲル「…先輩、どうしてシンの奴だけほーこたんフラグが立つんでしょうね」
ハイネ「よし、俺達とシンの何が違うのか調査だ!」


ミゲル「はい。というわけで僕達は今シンを尾行しているところです」
ハイネ「おっ!早速ステラちゃんが登場だ!」

シン「よっステラ」
ステラ「あ、シン!あのねあのね、今肉まん買ってきたの。」
シン「へぇ、うまそうな匂いだな」
ステラ「うん!シンにも一個あげるね」
シン「マジ!?ありがとステラ」


ミゲル「食いてぇぇぇぇぇ!!」
ハイネ「むしろステラちゃんの二つの肉まん食いてぇぇぇぇぇ!」


ミゲル「さぁ次は…フレイたんがキターーーーー!」

フレイ「シン!」
シン「わっ!なんだよ脅かすなよ」
フレイ「あんたまだ宿題やってないでしょ。その…ノート見るかなって思って…」
シン「ホントに!?サンキュなフレイ」
フレイ「かっ勘違いしないでよ!別にあんたに見せる為に早くやったんじゃないんだからねっ!///」
シン(ツンツンしてるなぁ)


ミゲル「ほーこたんの真骨頂ツンデレキャラキターーーーー!!」
ハイネ「あれか!?俺達がほーこたんLOVEなの知ってていじめてんのか!?」



後編へ続く
487通常の名無しさんの3倍:2006/09/02(土) 17:50:36 ID:???
ミゲル「さて次は…ナタル様降臨ですか!」


シン「こんちわナタル先生」
ナタル「こらシン!お前最近遅刻が多いぞ。もっと学生としての自覚をだな…(ry」

シン「うへぇ…小一時間説教くらった…」


ミゲル「(´・ω・`)ウラヤマシス」
ハイネ「お姉キャラ萌え〜」



ちびレイ「おにーちゃん、めんでるってどこ?」
シン「へ?ああ、この先のタバコ屋を曲がってまっすぐ…」
ヴィア「レイ!ダメじゃない人様に迷惑かけちゃ!」
ちびレイ「え?だっておかーさんがきっかけつくりたいからはなしかけろっt」
ヴィア「おほほほほ!すみません家の子が迷惑かけて…」
シン「いえ、迷惑なんてそんな…」


ミゲル「あんなチョイ役までフラグ立ちだと!?」
ハイネ「手当たり次第かよ!?この野郎生意気なぁっ!」



ミゲル「先輩…結局俺達とシンの違いってよくわかりませんでしたね」
ハイネ「…じゃあお前、どんなキャラならモテると思う?」
ミゲル「は?」
ハイネ「そういうことだろ?
    割り切れよ…ここはシン女難スレで…俺達は…ただの脇役なんだからさ…」
ミゲル「つかその言葉が真理なんですけどね」




勢いで書いた今は反省(ry
488通常の名無しさんの3倍:2006/09/03(日) 00:03:18 ID:???
GJ!!
489通常の名無しさんの3倍:2006/09/04(月) 10:51:30 ID:???
ミゲルハイネの気持ちはよくわかる
490通常の名無しさんの3倍:2006/09/05(火) 18:23:02 ID:???
ママンキャラいいよなぁ
ママンのでるSSがもっと見たいっとかいってみる
491通常の名無しさんの3倍:2006/09/07(木) 14:46:10 ID:???
GJGJ!
なんか新鮮な感じなんだよなここwww
492通常の名無しさんの3倍:2006/09/09(土) 10:01:35 ID:???
493通常の名無しさんの3倍:2006/09/09(土) 22:45:59 ID:???
494通常の名無しさんの3倍:2006/09/09(土) 23:00:50 ID:???
age
495通常の名無しさんの3倍:2006/09/10(日) 21:32:00 ID:???
保守
496通常の名無しさんの3倍:2006/09/12(火) 14:42:26 ID:???
ほしゅ
497通常の名無しさんの3倍:2006/09/14(木) 20:27:37 ID:???
保守
498通常の名無しさんの3倍:2006/09/15(金) 21:55:18 ID:ghzS9wvE
良スレ、age
499通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 04:27:03 ID:???
まーつーわ
500通常の名無しさんの3倍:2006/09/17(日) 16:49:26 ID:???
500
501通常の名無しさんの3倍:2006/09/18(月) 20:07:12 ID:???
シンラク!
502通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 02:43:43 ID:???
「くっ……まいったな……」
「どうしましょう……」
もう授業のチャイムは鳴った。
それなのに今俺とラクスは狭い掃除用具入れの中だ。

……説明しよう。事の発端はヴィーノの考えた悪戯だった。
俺が掃除用具入れに隠れて開けた奴を脅かす。こんな他愛のないネタだった。
が、ラクスが開けた。そしてびっくりした拍子に掃除用具入れを叩いてしまったのだ。
その振動で上に乗っていたバケツが落下したわけだ。
「危ない!!」
気がつくと俺はラクスを引き寄せていた。
が、ここでトラブルが起きた。
落ちたバケツがドアにヒットし、ドアが締まりかけの状態になったのだ。
更に出る暇もなく先生が入って来て、俺達に気付かずにドアに鍵をかけたのだ。
「お前らこの年になって鍵一つかけられないのか!?
 使ってないときは……」
ヴィーノが何か言おうとしたようだがチャイムの音で相殺され、
ヨウランが「面白そうだからこのまま……」と小声で喋る声も聞こえた。
そして現在に至るわけだ。

あまり騒ぎは起こしたくない、とラクスが言ったので俺達は静かに一時間をやり過ごすことにしたのだ。





書いてみただけ。別に続かない
503通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 19:19:14 ID:???
おとなしめのラクスはやっぱ可愛いと思うんだよ
504通常の名無しさんの3倍:2006/09/20(水) 20:20:22 ID:???
掃除用具入れの中って・・・真中状態だな
505通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 00:20:10 ID:???
シン・マナカ
506通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 09:52:30 ID:???
中の人一緒だしね
507通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 10:00:59 ID:???
ほしゅ
508通常の名無しさんの3倍:2006/09/26(火) 01:01:34 ID:???
hosyu
509通常の名無しさんの3倍:2006/09/28(木) 00:26:21 ID:???
保守
510通常の名無しさんの3倍:2006/10/01(日) 16:18:24 ID:???
保守
511通常の名無しさんの3倍:2006/10/03(火) 08:09:07 ID:???
ゲーセンに行ったらすごいメイクの姉ちゃんに気に入られた
次の日、野良犬につきまとわれてるのを助けてみた
これもフラグか?
512通常の名無しさんの3倍:2006/10/03(火) 09:44:25 ID:???
>>511
フラグでしょう
513通常の名無しさんの3倍:2006/10/05(木) 07:39:11 ID:???
保守
514通常の名無しさんの3倍:2006/10/05(木) 17:59:04 ID:???
下がり過ぎ
515通常の名無しさんの3倍:2006/10/06(金) 17:57:07 ID:???
hosyu
516通常の名無しさんの3倍:2006/10/06(金) 18:52:20 ID:???
連ザplus、本当にシンでハーレム作れそうな勢いだな…

レイとかアスランとかもその中に含まれそうだが
517通常の名無しさんの3倍:2006/10/07(土) 15:14:08 ID:???
空也・・・シン
雛乃・・・マユ
要芽・・・アビー
瀬芦里・・・ミーア
巴・・・シホ
高嶺・・・フレイ
海・・・ラクス


うん、わかる人だけわかってくれ。
518通常の名無しさんの3倍:2006/10/08(日) 12:35:37 ID:???
初っ端からアビーに犯されるシンか
519通常の名無しさんの3倍:2006/10/08(日) 13:54:16 ID:???
長姉がマユ、海がラクスというのは違和感が・・・
でも海みたいにシンに接するキャラは確かにいないな
ステラやルナとも違うし
520通常の名無しさんの3倍:2006/10/08(日) 20:57:20 ID:???
>>517
帆波と歩笑も入れると、

帆波…ルナ
歩笑…ステラ

になるのか。
521通常の名無しさんの3倍:2006/10/09(月) 13:54:29 ID:???
ラクス「シ〜ン、一緒にお風呂入ろ♪」
ミーア「それならあたしも入る!あ、フレイも入る〜?」
フレイ「なっなんで私がイカなんかと風呂入らなきゃいけないのよ!!」
アビー「あら?シホも入りたいの?」
シホ「あぅwwあぅwあぅ」


こうですかわかり(ry
522通常の名無しさんの3倍:2006/10/11(水) 15:12:13 ID:???
ほしゅ
523通常の名無しさんの3倍:2006/10/13(金) 23:20:05 ID:???
保守
524通常の名無しさんの3倍:2006/10/16(月) 00:06:22 ID:???
保守
525通常の名無しさんの3倍:2006/10/16(月) 02:03:06 ID:???
乙女=ナタル
姫=フレイ
ココナッツ=アビー
先生=マリュー
よっぴー=ラクス

スバル=兄貴
フカヒレ=ヨウラン
隣のクラスの委員長=キラ
オウム=クルーゼ



カニだけが…カニだけが思いつかねー!
526通常の名無しさんの3倍:2006/10/16(月) 21:36:10 ID:???
>>525
その配置だと学園長もクルーゼ?
527通常の名無しさんの3倍:2006/10/16(月) 22:41:41 ID:???
よっぴー=ラクス、ワロスw
ぴったりじゃんw
528通常の名無しさんの3倍:2006/10/16(月) 23:07:45 ID:???
カニ=ルナマリアじゃね?
529通常の名無しさんの3倍:2006/10/16(月) 23:08:26 ID:???
素直はいないのかね?
530通常の名無しさんの3倍:2006/10/17(火) 02:11:23 ID:???
>>525
概ね同意だが俺はこうだな

姫=ミーア
素奈緒=フレイ
531通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 19:42:07 ID:???
532通常の名無しさんの3倍:2006/10/21(土) 14:49:11 ID:???
保守
533通常の名無しさんの3倍:2006/10/21(土) 23:47:52 ID:???
ミーア「ハイ、あ〜ん」
シン「あの〜」
ミーア「ん、な〜に?」
シン「俺はなぜミーアさんの弁当を食べさせて貰っているのでしょう?」
ミーア「あん、そんな細かいことは気にしない。気にしない」
シン「いや・・・俺は一応自分の弁当があるんですが・・・」
ミーア「あたしのお弁当食べるのそんなに嫌?」
シン「そっそうじゃなくて」
ヨウラン「羨ましい奴め」
ヴィーノ「ホントホント」
シン「ヨウラン!ヴィーノ!」
ヨウラン「今日はフレイ、休みで良かったな〜」
ヴィーノ「ラクスさんも仕事で早引けしたし」
シン「おい!」
ミーア「こーら、こっち向いて。ハイあ〜ん」
シン「・・・そんなにくっ付かないでくださいっ」
ミーア「どうして?」
シン「あの・・・胸が・・・」
ヨウラン「ちっ、このラッキースケベめ」
ヴィーノ「世の中って不公平だよな・・・」
ヨウラン「フレイが来たらこの事言ってやる」
シン「は?」
ヴィーノ「ラクスさんにもこんなラッキースケベには
     近づかないよう言ったほうがいいかもな」
シン「おい!」
ミーア「あの2人のことは気にしない。ハイ、ちゃんと食べて」
シン「・・・・・・・・・・おいしいです」
ミーア「良かった」



なんとなく書いた反省はしていない
534通常の名無しさんの3倍:2006/10/22(日) 13:38:40 ID:???
>>533
いや、全然いいよ〜〜
GJ!!
535通常の名無しさんの3倍:2006/10/25(水) 00:43:06 ID:???
GJ!
そして保守
536通常の名無しさんの3倍:2006/10/25(水) 15:59:59 ID:???
亀ですまん!GJ!
537通常の名無しさんの3倍:2006/10/28(土) 12:41:29 ID:???
保守
538通常の名無しさんの3倍:2006/11/01(水) 03:48:06 ID:???
ほす
539通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 00:53:51 ID:???
ほしゅ
540通常の名無しさんの3倍:2006/11/07(火) 01:47:36 ID:???
ほす
541通常の名無しさんの3倍:2006/11/08(水) 00:43:56 ID:???
542シン・アスカの真実:2006/11/08(水) 00:47:04 ID:hoC2X3t3
ボクははっきりいって女難はありませn。
543通常の名無しさんの3倍:2006/11/08(水) 13:05:31 ID:???
じゃあラッキースケベ
544通常の名無しさんの3倍:2006/11/08(水) 21:24:02 ID:???
age
545通常の名無しさんの3倍:2006/11/10(金) 09:16:54 ID:???
クリスマスに向けて何かネタ考えようかな・・・
546通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 15:55:11 ID:???
もうすぐだな…クリスマス
果たしてシンは誰と過ごすのやら
マフラー何個もらうのやら…
547通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 07:44:29 ID:???
保守
548通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 15:33:45 ID:???
ttp://ranobe.com/up/src/up149898.jpg
姉妹に囲まれたシン
549通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 01:12:27 ID:???
>>548
キラみたいなシンだな
550通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 09:15:14 ID:???
551通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 10:20:32 ID:???
じゃあ、シンラク、キラメイ、アスルナで架空戦記物でも考えますか。
552通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 13:53:29 ID:???
保守
553545:2006/11/22(水) 22:57:41 ID:???
今、がんばってクリスマスネタ考え中・・・・・・・
なんとか投下できるようにがんばるよオレ
554通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 09:48:42 ID:???
>>553
頑張れ
555通常の名無しさんの3倍:2006/11/26(日) 10:39:33 ID:???
PHASE-1
「怒れる瞳」

「彼のおっしゃりたい事はわかりますが、ブルーコスモスは組織と言う頼も、主義者の集まりですわ。ですからテロを根絶するのは困難ですわ」
ラクスはヘリコプターの中で、ザフトサンディエゴ基地で起きたブルーコスモスの自爆テロの事で、対応が生温いとタカオ国防委員長から、非難の声が上がっている報告を随員から受けていた。
「ですが、このままと言う訳には……」
「取り敢えず、デュランダル外交委員長に対応を一任し、外交ルートを通じて大西洋連邦に抗議する事に変わりがありません」
「わかりました」
随員達は内心では溜息を付きながら了承した。
『ラクス様、基地司令部前に着陸します』
パイロットの声の次に、ヘリコプターは緩やかに着陸し、扉が開いた。

ラクスは優雅な、身の熟しでヘリコプターのタラップを降りて、出迎えの軍人達の中を司令部の入口に向けて歩いた。
するとラクスは、出迎えの軍人達の中に赤服の三人を見つけ、その中に愛人のシン・アスカの姿を確認し円満の微笑を向けた。

「ラクス様、オーブの姫がご到着しました」
そこに、かつての戦友にして盟友でもあるオーブ連合首長国代表カガリ・ユラ・アスハの到着を知らせる連絡が入った。
(いよいよ、始まりますわねうふふっ)
ラクスは内心の笑みを隠しつつ連絡員に告げた。
「そうですか。…では、さっそく、お会いするとアスハ代表に伝えて下さい」
「畏まりました」
(そう始まりの始まりがこの日から始まるのです)
ラクスはこれから自分が描く、流血に彩られた歴史に思いをはせた。


〜続く〜。
556シンナタでやってみた(1/3):2006/11/26(日) 23:48:23 ID:???
「まいったな、コレは」

校舎のエントランスから、土砂降りの雨に打たれる校庭を眺めつつ、ナタル・バジルールは溜息にも似た声を
漏らした。珍しく残業もなく、生徒達とほぼ変わらぬ時間に帰れそうだったと言うのに、よもやにわか雨に足
止めを喰らおうとは、と。
電車通勤のナタルは、学校から最寄駅までを歩いていかねばならないのだが、生憎と今日は傘を持って来てい
なかったのだ。

さて、どうしたものか。駅までは歩いて約15分。その間この雨にさらされ続けると言うのは、選択肢として
は最低だな。せめて雨脚が和らぐの待ちたい所ではあるが。

「うわあ、すっごい雨だよお兄ちゃん」
「な? 傘持って来て正解だったろ」
「うん!」

背後から聞こえてきた声――片方には、はっきりと聞き覚えがあった――に思考を断ち切って振り向けば、そ
こには、ナタルが担当するクラスの生徒、シン・アスカが、初等部の女生徒と一緒に立っていた。

「ああ、アスカか。君も今帰りか?」
「あ、先生。はい、先生も今日は終わりですか? あ、こっちは俺の妹でマユって言います。マユ、俺の担任
のバジルール先生だ」
「あ、あの……こんにちは」

マユと呼ばれた少女はやや怯えを滲ませながら、上目遣いに小さく会釈してみせた。今にもシンの背後に隠れ
てしまいたそうなその様子に、ナタルは軽い苦笑の衝動を覚えたが、どうにか飲み込み、穏やかに微笑んでみ
せた。

「お兄さんの担任をしている、ナタル・バジルールだ。よろしく」
「マユ・アスカです……よ、よろしく」

まあ、無理もないのだろうな。担当しているクラスの生徒ですら、私の事は恐れおののく勢いだ。初等部の子
では、なおさらなのだろう。

そうは思ったナタルだったが、よくよく考えて見れば、今目の前にいるこのシン・アスカと言う生徒は、別段
自分を恐れるような素振りと言うものを、見せた事がないと気付いた。怒ればしゅんとして見せたりはするし
、実際シンは、ナタルによく叱られはするのだが、それでも決して自分を避けようとするような素振りは、見
せた事がなかった。
生徒でナタルを避けようとしないのは、後はせいぜい生徒会長で剣道部員でもあるアスラン・ザラか、クラス
委員長のレイ・ザ・バレルぐらいのものだ。

ああ、いや。もう一人いたな。まあ、あれはむしろなれなれしいとでも言うべきか。全く。

惰弱な顔が思い浮かび、眉間に皺が寄る。それを見て、マユはとうとうシンの背後に隠れてしまった。
557シンナタでやってみた(2/3):2006/11/26(日) 23:49:08 ID:???
「どしたんだよ、お前」
「だって……その」
「変なヤツだなあ……と、先生、傘持って無いんですか?」
「ん? あ、ああ」

マユの態度に、しまったなと思っていたナタルは、一瞬反応が遅れてしまい、頬に血が上るのを感じた。

「置き傘があったと思い込んでいてな。折り畳みも無い。まあ、少々待てば雨脚も弱まるだろうしな」
「いやあ、どうすかねえ、コレ。どうです、駅までだったら、俺とマユは駅前のスーパーに寄りますから、一
緒に行きます?」
「ちょ……お兄ちゃぁん」
「良いだろ? 先生困ってるみたいだし」
「う、うん。それは、まあ」
「あー、いやアスカ。構わんよ。私はどうとでもなるから」
「どうとでもって事はないでしょう。雨に濡れて風邪でもひいちゃなんだし。さ、行きましょうよ、ホラ」

シンは自分の傘を広げると、ナタルを誘った。どうやら、入れと言う事らしい。

「しかし、だなあ」
「だって、マユと俺じゃ身長差があるし、先生とマユじゃなおさらでしょ? 折角早く帰れるんなら、それで
良いじゃないですか」

ほら早く、と手招きするのに、何故抗え切れなかったのか、ナタルには、まだ理解できなかった。それよりは
、仕方ないなあなどと言いながら自分の傘で後をついてくるマユの心境の方が、ナタルには余程に解り易かっ
た。

仕方なしに、シンと同じ傘で並んで駅まで歩く。その間、黙りこくるのも流石にどうかと思い、ナタルは色々
話しかけてみようと思った。特定の生徒とあまり近しくなりすぎるのは、ナタルにはあまり良い事だとは思え
なかったのだが、まあこの場合は仕方ないだろうと思ったのだ。

「君ら兄妹は、今ご両親とは別居してるのだったな、そう言えば」
「ええ。オヤジ……じゃない、父の仕事の関係でして。何しろ一人じゃ何もできないからって、母も一緒に向
こうに」
「大変だな……自炊しているのか」
「まあ、慣れてますから。最近は妹も料理出来るようになって来ましたから多少楽ですしね」

微笑んでそういう赤い瞳に、ナタルは、不意に思ってもみなかった言葉、口に上ってくるのを止められなかっ
た。
558シンナタでやってみた(2/3):2006/11/26(日) 23:51:37 ID:???
「すまん、アスカ」
「は……え?」
「私はな、一時期、君と言う生徒を誤解していた」

ナタルの急な謝罪に、シンは虚をつかれたように、間の抜けた声を出した。

「あの……誤解って?」
「君は、剣道部に誘われていただろう。だのに、それを受けずずっと帰宅部で」
「ああ、まあそうですね。ザラ先輩には、それで睨まれてるみたいですね」

苦笑してみせるその笑顔が、ナタルには、何故だか、とても。

「私もな、君をだらしないヤツだと思っていたのだ。折角誘われているのに、求められているのに、だらだら
生活しているんだろうなどと。誤解だった。すまない」
「え、あ、いやあ……まあ、だらしないってのは、多分当ってますから」

そういう、普段とはまるで違う、しどろもどろな口調さえも。ナタルには、とても、とても。

「そう卑下するな。妹さんの態度を見ても解る。彼女は君を頼りにしているのだろう? そして、君はそれに
応えようとしている筈だ。部活と妹さんと、どちらをより大事に思うか。その判断の差でしかない。だから」

君は、もっと自分を誇って良い。胸を張って良い。

そうしたナタルの言葉に、シンは頬を赤らめ、頬を掻いた。その照れた姿も、また。

「お兄ちゃん! スーパー着いたよ!」

振り向けば、マユが少しふくれ面でこちらを睨むように見ていた。見回せば、確かにいつのまにか駅前まで来
ていた。

「ああ、ここからなら、もう駅まですぐだからな。今日はすまなかったな、アスカ」
「あ、いえ。じゃ俺とマユはこれで」
「うん。また、明日な」
「はい、また明日」

マユに腕を引っ張られ、スーパーへ入っていくシンの背中を見つつ、ナタルは言葉を反芻した。

また、明日。そう、また明日会おう、シン・アスカ。

明日になれば、また会える。今日のように、顔を間近に見るような事は、滅多に出来ないだろうけれど。でも
、会えるのだ。あの、短気で、ぶっきらぼうで、早とちりで、でも真っ直ぐで、初々しい少年に。

明日から、しばらく傘を持っていくのはやめにしようと、ナタルは考えながら、駅へと踵をかえした。何故そ
んな風に思ったのかは、今ひとつ彼女にも定かではなかったのだが。

【チラシの裏】
唐突に思いついたんでやってみた。が、あんまり女難になってないし、ネタとしてもどんなもんだか。お目汚しスマソ
559通常の名無しさんの3倍:2006/11/26(日) 23:54:16 ID:???
>>558 のタイトル、(3/3)が(2/3)のままだ……orz
560通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 01:25:13 ID:???
いやいやGJ、そして
>>555
何が始まるんだろう・・・
wktk
561通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 01:25:28 ID:???
いいじゃないか ささやかなGJを贈らせてもらおう
562通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 05:32:45 ID:???
『シン・アスカ、士官候補生は大至急、応接室にまで来て下さい』
シンは一日のカリキュラムを終えて、レイやルナ達と一緒に宿舎に帰るつもりでいたのだが、そこに呼び出しを受けたので合った。
「シン、貴方、また何かをやらかした?」
「何も、遣っていない」
「じゃあ、なんで呼び出しをくうのよ」
ルナマリアの疑問はもっともだったが、そこにレイが口を挟む。
「待てルナマリア。お説教の呼び出しなら校長室で合って応接室ではない」
「……それはそうね」
レイの指摘はごもとっもの表情が二人に出ていた。
「じゃあなんの呼び出し何だよレイ」
「わからない。取り敢えず、応接室に行ってみるんだシン」
「わかったよ」
シンは疲れている所に、訳のわからない呼び出しを受けてツンツン、しながら応接室に向かった。

563通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 05:54:32 ID:???
「シン・アスカ士官候補生です」
「おはいりなさってくださいな」
シンは応接室の前に到着すると扉を叩いたが、返って来た声は校長や教頭でもなく女性の声で合った。
(女の声!)
「失礼します」
シンは声に、疑問に思いながらも扉を開けて応接室に入ると、そこには一ヶ月前に10代の若さでプラントの国家元首になった、プラント最高評議会議長ラクス・クラインがいた。
「どうぞ、お座りになって下さい」
ラクスは応接室に入って来たシンに、対面の席に座るように進めた。
「あ、あの」
シンは戸惑いながらも、周囲を見渡すとシン以上に困惑している、アカデミーの幹部達の顔が合った。
「それでは、皆さん方は退出して下さい。ここから先は、シンと私の二人にして下さいな」
「は、はあ」
ラクスの円満の笑みと反論は許さないオーラが応接室を支配した。
「……わかりました」
何かを言いたそうで諦めに満ちた顔で、彼等は応接室を出ていった。
「あ、あの」
「どうぞ、お座りになって下さいな」
ラクスの再度の進めで、シンは鞄を持ったままラクスの対面の席に座った。
「………………」
その後、ラクスはシンを品定めするかの如く、紅茶を飲みながらシンを上から下まで見詰めた。
(な、なんなんだよ、この空気は)
〈カチャ〉
「やはり、思った通りの片ですわ」
(ハッ?)

564通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 06:30:05 ID:???
「あ、あの、それはどういう意味ですか……」
シンとしては、自分の置かれた情況が把握出来ないでいた為に、困惑の情況から抜け出せないでいた上に、ラクスから出る独特のオーラが、シンを圧迫圧倒していた。
「シン・アスカ、今夜は暇ですか」
(何なんだ。この人)
「あの、要件はなんでしょうか」
多少のいらつきを感じながらも、そのいらつきを押さえながらもシンはラクスに対応した。
「ディナーのお誘いですわ、シン・アスカ」
「……ディナーですか?……」
「はい」
「…………」
シンは益々、訳がわからなくってきた。ディナーのお誘いはわかるとして、何故、その相手が自分なのかとの疑問不が頭の中を飛び交っていた。
「おいやですか」
ラクスの悲しげな顔をした問いに、シンは良心と贖罪意識が擽られてしまい。
「い、いいえ、とんでもありませんラクス・クライン議長。喜んで、お誘いをお受けします」
と勢い込んでラクスの誘いを受諾してしまった。
「まあそうですか。それでは、早速と参りましょうねシン。駐車場に車を待たせてありますから」
ラクスは満面の笑みで立ち上がり、シンの両手と鞄を持ち強引にシンを応接室から連れ出そうとした。
「あ、あの、今すぐにこれからですか!?」
シンとしてはせめて、着替えるかシャワー位、浴びてからにしたいと思ったのだが……。
「二人でお食事でもしながら、ゆっくりと今後の私達二人の事でお話しでもしましょうシン」
(今後?今後の事?)
「時間は宝石よりも貴重ですわシン」
「あ、はい」
「さ、参りましょう」
シンはラクスの満面の笑みと、ラクスが醸し出す独特の空気に逆らえず、ラクスの誘いに乗ってしまったのである。
565通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 07:11:44 ID:???
「……う、うーん、ここは何処だっけ」
シンはゆっくりと目を覚ますと周囲を見渡した。見慣れない部屋に居る事に気が付くと、シンは上半身をダブルベッドから起こした。すると次第に、右腕から痺れと重たさを感じたシンは右隣を見ると、スヤスヤっ眠る全裸のラクスの姿が合った。
「……えーと、これって確かだよな……」
シンは走馬灯のように、ラクスとの甘い夜の事を思い出した。
「……そうだ俺は……、彼女の事を」
シンはラクスを起こさないようにベッドから放れてバスルームに入り、シャワーを浴びながら昨夜の事を思い出していた。
流される形ではあったが、初めての女がプラント最高評議会議長のラクスでそのラクスの初めての男になった自分。ラクスの甘い身体と自分に身も心も捧げてくれたラクス。シンの意識は自分でも不思議な高揚感に満ちていた。


「ふう、さっぱりした」
シャワーを浴びてさっぱりしたシンはベッドに戻るとスヤスヤと眠るラクスの髪の毛を、愛おしさと独占欲の両方の思いでラクスの髪の毛を撫でた。



「ホギャア、ホギャア、ホギャア、ホギャア」
けたたましい赤ん坊の泣き声が児玉する。
「産まれた!」
暫くして、分娩室から一人の看護士が産まれたばかりの赤ん坊を、抱き抱えて出て来た。
「ヤマトさん、おめでとうございます。3600cの元気な男の子です」
キラは、両親と一緒に産まれたばかりの我が子を身いやる。
「うわあ、可愛いわ」
「よかったなキラ」
「うん、ありがとう。父さん、母さん。あ、看護士さんフレイは」
「大丈夫ですヤマトさん、いったて元気ですわ」
キラはホッとした。
「お会いになりますか」
「はい」
キラはそっと我が子を抱きしめ、疲れ切った顔をしていたフレイに近付く。
「フレイ、よく頑張ったよね」
「うん、キラ」
二人は愛おしい思いで、産まれたばかりの赤ん坊の顔を見る。
「ねえキラ、名前をどうするの」
「そうだね、色々と考えたけれど昴に決めた」
「…昴…、いい名前」
フレイは昴の名前が付いた我が子の頭をそっと振れて子供の健やかな成長を祈っていた。


〜続く〜
566通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 23:42:59 ID:???
おぉ?>>555の続きかな?
取りあえずGJだぜ!
エロありな方向だと嬉しい
567通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 09:14:08 ID:???
・・・・・・・シン女難?
568通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 10:29:25 ID:???
「まあ、カガリさん。お久しぶりですわ。かれこれ2ねんぶりですね」
「ああ、ラクスも元気そうでなによりだ」
会談をおこなう執務室にカガリが入室をすると、ラクスはカガリに近付きかつての戦友、カガリとの再会を表面的に喜んだ。そしてラクスは、カガリの随行員にかつての婚約者アスランの顔を見たが、敢えて知らぬ降りをしてカガリに、ソファを勧める。
「お国の方はいかがですか?カガリさんが代表となられてからは、様々な問題を解決なされた聞き及んでいますが」
「表向きはな、…だが、難問が次々と……だ」
確かに、表面的に見ればオーブの復興は著しいが、次から次えが現実だった。
「…所で、キラはお元気にしていますか?」
ラクスは陰りのある表情を見せたが、恋愛に関しては鈍いカガリはラクスの変化に気付かなかった。
「ああ、ここに来る前に会ってきた。子育てに忙しく毎日が戦争だと、笑っていたぞ」
「……そうですか。所で、この情勢下、カガリさんがお忍びで、火急な御用件とは、どうなされたのでしょうか」


〜続く〜
569通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 06:32:50 ID:???
>>568続き待ってるぜ
570通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:57:06 ID:???
久しぶりに来たらネタ来てる!
テラウレシスw
571通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 02:02:30 ID:???
こないだシンナタで書きこんだ者です。またシンナタで思いついたんで、投下します。
……シンは直接出てこないんだけども。
572通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 02:03:13 ID:???
一体全体、何でこんな事に――

いきなりだが、ナタル・バジルールは、居酒屋の座敷席で、生ビールの中ジョッキを前に、脂汗を流していた
。別段、彼女が下戸と言うわけではない。問題は、中ジョッキの向こう――より正確には、テーブルの向こう
側で、興味津々と言った顔つきでこちらに身を乗り出す二人の同僚だった。
ウェーブのかかったロングヘアに、豊かな――豊かすぎるとも言える胸を組んだ腕に抱える女性、学園の保健
医マリュー・ラミアスと、オレンジ色のショートカットをオールバック気味にまとめた髪と、何よりその眼帯
が印象的な体育教師、ヒルダ・ハーケン。
今ナタルは、飲み会と称した尋問の場に引っ張り出されていた。

「ねえ。だから正直に白状しちゃいなさいな、ナタル」
「そうそう。お上にも慈悲ってもんがある。ここではっきり言ってくれさえすりゃあ、悪いようにはしないか
らさ」
「だから、今気になってる人がいるんでしょう? それが誰なのか言ってくれさえすれば良いのよう」
「さあさあ。きりきり白状なさいって」
「白状と言われてましても……」

マリューが促し、ヒルダが追求する。畳み掛けるようなコンビネーションは、もう一人加わればジェットスト
リームアタックと呼んでも構わないだろう程の勢いで、ナタルを追い込んでいた。
ここ最近、ナタルの調子がうわついていると感じたマリューとヒルダが、きっとそこに男の影が、と思い込ん
だのが、事の始まりだった。二人は、飲み会と称してナタルをこの居酒屋まで引っ張って来ると、「とりあえ
ず」のビールもそこそこに、質問攻めを開始したのだ。

学園でも屈指の堅物であるナタルに、男の影が。二人ならずとも、気になる話ではあった。とは言うものの。

――気になる男性と言われても、返答に困るのだがなあ。

それが、ナタルとしては正直な所だった。とは言うものの、そんな返答を許す2連星でもない。

「やっぱり、アレ? アズラエル先生?」
「いやいや、存外トダカ先生辺りってのは」
「あー、さすがにそれは不倫っしょ。あ、もしかしてフラガ先生……とは、仲悪かったわね」
「うーん」
「うーん」
「いやあの……ですから私は別に」

追求されるあまり、ナタルはここ最近の自分の心理を振り返ってみた。

異性、異性か。とは言ったものの――いや、待てよ。

そうして思い浮かんだのは、一人の男子生徒だった。名を――シン・アスカ。
573通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 02:03:49 ID:???
あの雨の日以来、ナタルはシンの事を気にかけるようになっていた。そして、それに呼応するかのように、
シンとの意外とも思える交流の場が増えていた。

例えば――ある日曜日、休日出勤の帰りに、こっそり楽しみにしていた月刊少女サンライズを買う所をシンに
見られてみたり。その時は、シンがそれを当たり前の事と受け止めてくれたのが、ナタルにはとても嬉しく思
えた。

――そう言えば、あれは「二人だけの秘密」になっていたな。ふふ、なんだかくすぐったいな。

例えば――体育祭のしめに行われたフォークダンスの時、足りない女子の員数合わせで列に入って、シンと
踊ったりもした。あの時は、キャンプファイアーの火に照らされたシンの赤い瞳を見るのが、ナタルには、
やけに照れくさく思えてしかたなかった。

――「先生みたいな美人と手ぇつなげるなんて、ラッキーですよ」か。ませた事を言う。

そんな事を考えていたせいだろう。ぽつりと、ナタルの口から、「シン」と言う名前がこぼれた。
こぼれて、しまった。
574通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 02:04:10 ID:???
「ナタル……あなた、今何て言った?」
「シン……って、もしかして、シン・アスカの事か?」
「へ? あ、い、いや!」
「ちょっと待って。何でそこでヒルダ先生まで反応するのよ」
「マリューさんこそ」
「私の事は良いでしょ」
「よかないでしょうよ。さてはマリューさん。あなたシンが保健室に行った時に、何か良からぬ事を」
「良からぬって事ぁないでしょう?! 私はただ熱出してベッドで寝てる彼の顔を起きるまでじーっと見てた
だけよ!」
「充分でしょうが! アタシなんかマラソンの時にシンの生足見詰めるぐらいしか出来ないだよ?!」
「そっちだって充分いかがわしいじゃないのよ! どーせヨダレでも流して見てるんでしょ?!」
「そっちこそ寝顔を見るだなんていやらしいじゃんじゃないのかい?! どーせ寝てるシンのほっぺたに触っ
たりもしてるんだろうが。アタシなら絶対やる!」
「いや、あの……お二人とも……」
「くきーっ!」
「くきーっ!」

一体全体、何でこんな事に――

ナタル・バジルールは、かなり深刻に、途方にくれる破目となった。
なお、この騒ぎは10分後に彼女達三人が店員によって丁重にお帰り願うまで、続いていたと言う。

どっとはらい。
575通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 02:04:55 ID:???
以上、シンナタネタでしたー。お目汚しスマソ。
576通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 03:41:37 ID:???
シンテラウラヤマシス!
GJですたーーー!


しかしトレードマークとはいえ、ヒルダは眼帯付きの先生なのかw
577通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 04:17:43 ID:???
眼帯付きというとギャグ漫画日和にでてきたギャルゲーを思い出してしまう
578通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 05:31:16 ID:???
ワロタw女ってこわいな
579通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 20:40:56 ID:???
シンナタGJ!!!!!
580通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 00:48:03 ID:???
保守
581通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 00:34:01 ID:???
保守
582通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 01:08:06 ID:???
hosyu
583通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 05:27:19 ID:???
ルナ「シン何やってるの?」
シン「何って、バイクのメンテさ」
ステラ「シーンー、遊びに来たよ」
シン「ステラまで。ごめんよ、今バイク直してるんだ」
ルナ「ステラ邪魔しちゃ駄目よ」
ステラ「ルナは〜?」
ルナ「私はいいのよ、終わったら、後ろに乗せてもらうんだから」
ステラ「うぇ〜い、私も〜」
ルナ「だ〜め、シートは一つなんだから」
ステラ「私も乗りたい…」
ルナ「じゃあ、シンに決めてもらいましょ?ねぇシン?どっちを1番に乗せたいの?」シン「え?どっちって…」
ルナ&ステラ「どっち!?」
シン「そんな事言われても」
マリュー「あら〜バイクなんて持ってたんだぁ〜」
シン「あ、マリュー先生、それにナタル先生まで…(やばい、なんか、やばい気がする)」
ナタル「マリュー先生と買い物の途中で見かけたのでな」
シン「あ、そうだったんですか」
ルナ「シーンー?さぁ、はっきり決めてちょうだい!」
ナタル「あらあら〜どうしたの?」
ステラ「うぇ〜い、シンのバイクに乗せてもらうの〜」
シン「いや、だから…」
ナタル(シンのバイクでタンデム、いい!)
マリュー「あら、いい考えね〜、私も乗せてもらおうかしら〜」
ナタル(しかし、教師としての立場がある者が、そんな事をしてもいいのだろうか?)

続く
584通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 05:47:48 ID:???
続き

ルナ「じゃあ、ジャンケンで決めるのはどう?」
ステラ「わかった〜、ステラじゃんけん」
マリュー「じゃあ、私も混ぜてもらおうかしら?」
ルナ&ステラ&マリュー「さ〜いしょは〜ぐ〜」
ナタル「ぐ〜」

シン「何で、こんな事になるんだ。タンデムも何も今付いてるのシングルシートなのに」

4人「じゃんけんぽん!」
チョキ、チョキ、チョキ、パー
ナタル「か、勝ってしまった。」
ルナ「先生?いつの間に…」
ステラ「うぇ〜い、乗りたかったのに〜」
マリュー「ナタル、あなた…、そんなに乗りたかったの?」
ナタル「い、いや…そんなつもりでは…。マリュー先生こそ!」
マリュー「私が勝っても譲るつもりだったし、ね〜。いきなり参加したからびっくりしたわよ〜」
ナタル「あうあう…」


ルナ「シーン、決まったわよ」
シン「はぁ〜、で、誰?」
ルナ「ナタル・バジルール先生。よかったわね〜」
シン「俺は別に…」
ナタル「シン・アスカ。私が乗せて貰う事になった。よろしく頼む」
シン「はぁ、こちらこそ…」
585通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 05:59:42 ID:???
ナタル「ちなみに、ヘルメットとかはあるのか?」
シン「すみません、1個しかないんですよ…」
ナタル「そうか、仕方ない。マリュー先生!行き先追加です。バイクショップに行きましょう!」
ナタル「はいはい、分かってます。付き合うわよ。シン君またね〜」
ナタル「きちんとメンテナンスしておけよ?では楽しみにしてるからな?さ、先生行きましょう」

ルナ「あ〜あ、途中から来ていい所取られちゃったな〜」
シン「勝負で負けたんならしょうがないだろ?ルナはその次でさ…」
ステラ「うぇ〜い、次はステラが乗る〜」
ルナ「じゃあ、また次もじゃんけんね?今度は負けないからね!」

シン「またやるのか?1人で飛ばしたいのになぁー」
ルナ「じゃあシンまたね…………、あれ?いたんだヨウラン」
ヨウラン「俺って一体……」
586通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 06:03:10 ID:???
思い付きで書いてみた。
後悔はしてない。
あんまり面白くなくてスマソ。
587通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 06:30:44 ID:???
シンのバイクはこれでいいのか?
ttp://www2.odn.ne.jp/twmc/new_page_15.htm
588通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 06:52:41 ID:???
>>587
すまない、携帯からなんで見れないよ………orz
589通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 04:45:43 ID:???
GJ!ナタル先生まじ可愛いよナタル先生

>>587それならショックだよなw
590通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 04:09:24 ID:???
hosyu
591連ザUがこんな感じならよかったのに:2006/12/15(金) 13:23:32 ID:???
キラ対決ミッション『キラ・ヤマト』にて


シン「あんたは俺が討つ! 今日、ここで!」
キラ「やめてよね、いくら何でもプロトジンには負けたくないじゃない?」
シン「ふっふっふ……今日この日のために、大勢のキャラの好感度をMAXまで
   上げてきたんだ! そのうち増援に来てくれる!」
キラ「いや、何かズルいよそれ! 1vs1じゃないんだ!?」
シン「存在そのものが反則なあんたには……あ、来た!」

増援>ルナ、ステラ、カガリ、ラクス、ヒルダ、アサギ、マユラ、ジュリ

シン「おーい! こっちだー! ……って、あれ? 何か多くない?」
キラ「……何か揉めてるみたいだね」



ルナ「いよいよ決着をつける時が来たようね……」
ステラ「ステラ……シン、守る……!」
カガリ「お前達は下がれ! 私がシンを援護する!」
ラクス「あらあら……貴女方の出る幕はありませんわよ?」
ヒルダ「素人は帰りな! シンのことはあたしに任せときゃいいんだ!」
アサギ「私達だって!」
マユラ「負けないわよ!」
ジュリ「シンは渡さないんだから!」

仲間割れ>
ルナ、ステラ、カガリ、ラクス、ヒルダ、アサギ、マユラ、ジュリが戦闘を開始しました。




キラ「……………………」
シン「ああもう! 何でいつもこうなるんだよ!」
キラ「いつも? いつもこんなことやってるの?」
シン「ああ……こんなことなら、サトーさんやババさん辺りを誘っとけば……。
   あ、アークエンジェルとミネルバとドミニオンまで!」
キラ「……何か悔しいから、とりあえずハイマットフルバースト」
シン「アーッ!」
592通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 14:49:09 ID:???
ワロタwwww
この連座やりたいけど難しそうだ
593通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 16:01:20 ID:???
今だけはキラの行動を許す!!
594通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 08:56:48 ID:???
おまいら当然、連座2+のP.L.U.Sモードにおける女性キャラの信頼度はMAXだろ?
595通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 11:43:21 ID:???
当然
596通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 17:45:48 ID:???
>>594
何当たり前の事を言ってるの?
敵対したらすぐに協力ミッションで補いますよ。
597通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 06:36:51 ID:???
一応これでシン主役のIF物は出来た訳だから
このままギャルゲー化にも踏み切ってくれないだろうか?
598通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 08:45:22 ID:???
劇場版が人気でてそれ以降公式でSEEDものでなければ5,6年後に出るとみた
599通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 19:38:55 ID:???
連ザ2PLUSのP.L.U.Sモードで女性キャラがシンに対する好感度最高になった時の
セリフ書いちゃっていい?
600通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 20:37:06 ID:???
YOU書いちゃいなYO!
601599:2006/12/18(月) 22:07:45 ID:???
じゃあ書くぜ?ネタバレになるから嫌、っていう人はスルー推奨。









「シン、しっかり私を守ってよね!」
byルナマリア・ホーク

「シン…好き…」
byステラ・ルーシェ

「死なせないからな…お前」
byカガリ・ユラ・アスハ

「いつでも貴方を見守っていますからね」
byラクス・クライン

「あたしの部隊に来なよ。可愛がってやるよ」
byヒルダ・ハーケン

「二人で護るわよ、私達のオーブを!」
byアサギ・コードウェル

「君のハート、狙い撃ちよ!」
byマユラ・ラバッツ

「もうあなた無しではやっていけないわ」
byジュリ・ウー・ニェン


おまけ
「主役はお前だ。ビシッと決めろよ!」
byマーズ・シメオン

マーズさん(つД`)
602通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 23:14:30 ID:???
マーズぅぅぅぅぅ
603通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 23:25:25 ID:???
>>601
オーブ三人娘が情熱的だなあ
昔、どこで見たか忘れたが、シンの両親がモルゲンの関係者だった縁で、シンが三人娘と幼なじみだったという設定のSSを思い出した
604通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 23:50:01 ID:???
しかし女性陣よりマーズに萌える日が来るとは思わなかったぜ。
PS2はやたらシンに甘いと聞いたが・・・
605通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 04:54:06 ID:???
>>598
これだけ萌え産業が活性化してる状況で5・6年も後に出すなんて
正気とは思えないんだが、出すなら関連商品や外伝作品が未だに作られている
今位しか無い様に思う

>>604
まぁ放送終了から一年経ち媒体を変え、ようやくあるべき場所(主人公の座)に
座れたって所か
シンはヒルダの好感度を最大にしたようです。
因みにマーズとヘルベルトは好感度最悪のままです。


ヒルダ「……という訳で、今日からこいつをウチの部隊に入れることになった。
    あんた達、可愛がってやんな」
シン「シン・アスカです。よろしくお願いします!」
ヘルベルト「……なあ、姐さん。ちょっといいかい?」
ヒルダ「何だい?」
マーズ「俺達ぁ、FGの先輩に倣って『黒い三連星』で通してるよな?」
ヘルベルト「だが、そこに追加メンバーなんか入れたら、もう『三連星』じゃ
     なくなっちまうんじゃないのか?」
マーズ「第一、その新入りにジェットストリームアタックが出来んのかよ」
ヒルダ「ゴチャゴチャうるさいね……『三連星』だから三人じゃなきゃいけない
    なんて決まりでもあるのかい? だったらチャンバラトリオが四人いた
    って事実をどう説明する気だい?」
ヘルベルト「いや、それは特殊な例じゃないのか?」
ヒルダ「ジェットストリームアタックが出来るのか、って点も心配ないよ。
    こいつだってエースだ、ジェットストリームアタックの一つや二つ……」
マーズ「いや、一つや二つで片付けるなよ! 俺らの必殺フォーメーションを!」
ヒルダ「はいはい、黙んな! 顔見せは済んだし、今日はこれで解散だよ!」
マーズ「チッ、わかったよ……」
ヘルベルト「何だってこんな奴が……」


〜マーズとヘルベルトが去った後〜

シン「ヒルダさん……俺、やっぱり歓迎されてないみたいですね」
ヒルダ「ウチのバカ共より、あんたの方が腕が立つ。そのうちあんたを認めるよ。
    それに……」
シン「それに?」
ヒルダ「あんたと一緒にいたかったから、さ……来てくれて嬉しいよ」
シン「プッ……公私混同じゃないですか、ヒルダさん」
ヒルダ「た、隊長を笑うんじゃないよ……それに、あんたをザフトから引き抜く
    のに、あたしがどれだけ……」
シン「わかってますって。俺がこっちまで来たのだって、ヒルダさんを守りたい
   って思ったからです」
ヒルダ「その言葉……嘘はないかい?」
シン「当然。ヒルダさんは、俺が守ります」
ヒルダ「……嘘つきは、嫌いだよ……」ギュッ


姉御キャラはツンデレ率が高いから困る。
607通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 09:45:48 ID:???
めっちゃヒルダ萌えんじゃねーかw
608通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 10:17:21 ID:???
アスラン「シン……お前は、俺と戦う度に俺を裏切り者呼ばわりしているが、
     このゲームではお前の方が裏切り者じゃないのか?」
シン「何でだよ!」
アスラン「この前俺とローエングリンゲートを潰したと思えば、いつの間にか
     連合の味方になってガンダム強奪してるし、ミネルバ隊と敵対した
     かと思えば、ムラサメに乗って連合と戦うし……」
シン「うっ……」
アスラン「いくら全キャラ好感度MAXを目指しているとは言え、その八方美人は
     やがて全てを敵に回すぞ!」
シン「う、うるさい! ちょっとムネオさんと協力ミッションやってくる!」
アスラン「待て、シン! このままじゃ本当に誰かに刺されるぞ!」
シン「フェイスミッションでスタゲ使ったら、ファントムペイン連中の好感度が
   下がったんだ! じゃあ上げるしかないじゃないか!」
アスラン「シン! それは俺の台詞だ!」



シンはシンで結構酷いことをやってるよね(´・ω・`)
609通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 12:13:04 ID:???
>>606
乙!ヒルダに萌える日が来るなんて予想だにしてなかったぞ
610通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 12:52:26 ID:???
>>608
原作で八方美人をやったアスランには言われたくないなw
611通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 17:19:07 ID:???
>>608
修羅場のヨカーン…いいねぇ、実にいいw
612通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 20:40:59 ID:???
シン×ヒルダもさあ、姐さんエースパイロットと新米パイロットの
戦場のラブストーリーで妄想すればなかなか萌えないか?
シンがラクシズに与するとは思えないから、連座補正をかけるしかないけど。
613通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 21:07:50 ID:???
つかドム三人組って、普通にザフト側の新戦力にするべきだったよね
OPで初めて出てきたとき、
俺はそうなるんだとばっかり思ってwktkしてたら、降下してきた瞬間に「ラクス様の為に!」とか言い出した時はポカーンだったよ
614通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 23:45:11 ID:???
一般的に姉御キャラにはツンデレ分が多いけど、忘れちゃならない要素として
シンもツンデレだってことがあるよな。
だからシン×ヒルダは互いに階級の差やら組織の中のしがらみやら、
自分の気持ちに素直になれないツンな気性やらが相まって、気持ちを伝えられず
ヤキモキしてる様子に萌えるのがいいと思うんだ。

シンフレも両ツンデレカップルだけど、シンヒルとどう違いをつけたものか。
615通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 02:27:49 ID:???
正直、プラスモードで一番萌えたのは

アスラン「お前ならそうするよな!」

アスラン「お前は、俺が守る!!」(覚醒)

です・・・
616通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 02:52:12 ID:???
>>615
スレタイ100回嫁
617通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 09:19:37 ID:???
>>614
フレイよりヒルダのが年上だからある程度精神的余裕があるだろう
ただ、その余裕がシンには悔しいってカンジで
618通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 17:36:57 ID:???
シンは年齢不詳のエクステンデッドを除いて種死最年少だからなぁ
619通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 21:45:28 ID:???
ヒルダを「大人の余裕があるけどやっぱりツンデレな姉御」とみるか、
「戦争ばかりの青春だったからろくに恋愛経験がなく、年齢の割にウブ」と見るかで
シン×ヒルダはかなり違った萌えが見えてくるよな。
620通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 21:49:42 ID:???
ヒルダを「ある程度大人の余裕があるけどやっぱりツンデレな姉御」とみるか、
「戦争ばかりの青春だったからろくに恋愛経験がなく、年齢の割にウブな姐さん」と見るかで、
シン×ヒルダはかなり違った萌えが見えてくると思うんだよな。
621通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 21:53:17 ID:???
ヒルダを「ある程度大人の余裕があるけどやっぱりツンデレな姉御」とみるか、
「戦争ばかりの青春だったからろくに恋愛経験がなく、年齢の割にウブな姐さん」と見るかで、
シン×ヒルダはかなり違った萌えが見えてくると思うんだよな。
622通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 22:12:17 ID:???
>>619-621
連投スマソ
接続がおかしくって更新しまくってたらいつの間にか連投してた。
623通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 22:16:02 ID:???
>>619-621
連投スマソ

当方携帯厨なんだが、調子悪くて書き込めなくて更新しまくってたら
やっちまった……。
624通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 23:12:09 ID:???
>「ある程度大人の余裕があるけどやっぱりツンデレな姉御」
> 「戦争ばかりの青春だったからろくに恋愛経験がなく、年齢の割にウブな姐さん」

この2つは別に相反する要素じゃないぜ
「パイロットや人間的には大人な余裕を持ってても、恋愛方面では経験が皆無に近い為に女としては初心、それゆえにツンデレ」

どう考えてもエロゲ脳です。
本当にありがとうございました。
625通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 23:24:22 ID:???
い、いつの間にかヒルダ祭りになってたーーー?!
626通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 23:39:06 ID:???
ヒルダは原作でも結構どうでもいいポジションのキャラだった分、
連座Uは素晴らしい燃料だったな。

「人前では厳しい隊長だけど、2人っきりだとデレ分出しまくりで
甘えまくりの姐さん」とかもツンデレ的にはアリだな。
627通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 23:55:23 ID:???
んー、ちょっとナタルとかぶり気味な感じ
628通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 00:51:09 ID:???
ナタルの方が好きだなあ
つうか眼帯はねーよギャグ漫画日和か
629通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 02:09:53 ID:???
ヒルダは、あのキャラで根谷声だから某姉御キャラと被るんだよなぁ

ロッケンロール!!とか言って欲しかった
630通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 03:01:47 ID:???
>>628
眼帯のせいで怖い+男だろ、と思わせるが眼帯を外すと…
しかしながら眼帯が有ってこその姐さんだろ、と言うファンにも配慮し
当然(ジェットストリームアタック)シーンでは眼帯の有る無しとヨーグルトソースを
眼帯にかけるか、かけないかが選択出来るぞ
631通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 04:16:49 ID:???
プラスモードのシンは戦闘から帰還してからが本当の戦いだ!
女性陣の襲撃から君は、生き延びることができるか。
632通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 06:56:45 ID:???
眼帯の下には昔戦ってついたちょっとグロめの傷があって、
それがヒルダ的にはコンプレックスだったりしたりして。
で、その傷のことを気にしないような器量のある、
またはバカな男にヒルダは転ぶんだよ。
633ラクス・クラインの贈り物 1/2:2006/12/21(木) 07:47:58 ID:???
シンはラクシズの新米パイロットのようです。



シン「シン・アスカ、プロトジン、行きます!」


ラクス「はあ……」
キラ「ラクス? どうしたの?」
ラクス「いえ……シンがまたプロトジンに乗っていったから……」
キラ「そういえば、シンはいつも低コスト機だよね」
ラクス「戦力ゲージの減りが少なくて助かるのですが、あんな低性能機に乗っていると思うと……。
    この間なんて、ガズウートでデストロイと戦ったのですよ? 心配ですわ……」
キラ「う〜ん……じゃあ、シンに新しいMSをプレゼントしてあげたら? 僕もシンと協力して
   ミッションをクリアした時、Aストライクをあげたよ」
ラクス「まあ、それは名案ですわ! では早速準備をしましょう」



シン「リザルト評価は……Sか。DESTINY目指してまだまだ頑張るか」
ラクス「シン、ちょっとよろしいですか?」
シン「え……ラクス様? 何ですか?」
ラクス「実は、シンにプレゼントがあるんです。格納庫まで来て頂けますか?」
シン「は、はあ……(ラクス様のプレゼントって……?)」
634ラクス・クラインの贈り物 2/2:2006/12/21(木) 07:50:39 ID:???
〜格納庫〜

ラクス「貴方がいつも低コスト機ばかり使うのが気になって……」
シン「え? ああ、あれはリザルト評価を上げるために……」
ラクス「リザルト評価を上げても、貴方に何かあっては……そう思って、新しいMSを用意しました。
    存分にお使いになって下さい」
シン「はい、そりゃどうも……」
ラクス「これですわ。貴方の新しい機体は」
シン「これって……埼玉!? しかも真っピンク!?」
ラクス「プロヴィデンス(ライブ仕様)ですわ」
シン「いや要らないから! そんな余計な仕様要らないから! つーか何これ嫌がらせ!?」
ラクス「モーションは全て女の子で、ラクス・クラインLIVEも使えますわ。可愛らしいでしょう?」
シン「いやいやいや、俺これに乗るの!? 俺これに乗せられるの!?」
ラクス「大丈夫、コスト560の掛け値なしの万能機です。安心してお使いになって下さい」
シン「は、はあ……じゃあ一応……(後で色変えればいいか)」
ラクス「あ、そうそう。OSの設定は変えられませんよ。このプロヴィデンスは永遠に真っピンク、
    エターナル真っピンクです」
シン「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!?」



真っピンク埼玉がその後どうなったか、それは伝えられていない。
だが……

「ピンクの悪魔が跳ねる時、戦場に光の雨が降る」

という民間の伝承が、今もオーブで語り継がれているという……。
635通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 10:03:21 ID:???
>エターナル真っピンクです

吹いたっっ
636通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 10:08:21 ID:???
プラスモードは、フレイ・ミーア・シホを攻略できないのが不満点だな
次はアストレイも入れて、完全版を作って欲しいぜ
637通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 14:07:57 ID:???
>>636
ミーアは一応専用MSを持ってるし、シホはMS乗りで本編に出た経験も有るから
ルートが有っても良さそうなもんだけどな

フレイはなぁ…
マリューとミリィの信頼度を上げておくとAAが、タリアとメイリン(アビー)の信頼度上げておくと
ミネルバが、ナタルとフレイの信頼度上げておくとドミニオンがって感じなら出来るかな?
ミッションは艦の護衛・撃沈のみに絞られそうだが
638通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 22:03:49 ID:???
まあ欲張っても仕方あるまい。
フレイはせめてオペレーターでの出演が欲しいところだが……。
639通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 22:30:58 ID:???
ちょいとあげとくよ
640むーん・らびっと:2006/12/22(金) 11:47:15 ID:???
シンinラクシズは月に補給に立ち寄ったようです。


シン「補給が終わるまでは暇だな……プロトジンも修理中だし……」
ラクス「シン!」
シン「あ、ラクス様! どうしたんですか、こんな所で」
ラクス「私、シンにお願いがあって、ずっと探していましたの」
シン「お願い?」
ラクス「はい。シンにしか頼めないことなのです」
シン「お、俺にしかって……照れるな、一体何だろ……」
ラクス「シン、私のお願いを聞いて下さいますか?」
シン「も、勿論です! ラクス様のためなら、何でも!」
ラクス「そうですか! では、少し目を瞑っていて下さい」
シン「は、はい!」
ラクス「じっとしていて下さいね?」ギュッ
シン「は、はい……(そんなに密着するとラクス様のいい匂いが……)」
ラクス「…………はい、出来ました。目を開けてみて下さい」
シン「はい……って、あれ?」

ぴょこ

シン「ええっ!? 何だこれ、耳!?」
ラクス「ウサギさんの耳ですわ。赤い瞳のシンによくお似合いですわよ」
シン「え、ちょっと何これ? 嫌がらせ? それとも罰ゲーム!?」
ラクス「だって、月にはウサギさんがいるものでしょう?」
シン「ウサギ?」
ラクス「ほら、アジアの童話にあるでしょう? 月にはウサギが住んでいるって。
    でも、実際には月にウサギさんはいなかったので、シンで代わりを」
シン「いや、確かに俺の瞳は赤いけど!」
ラクス「それに、シンがいけないのですよ? この間貴方にプレゼントした
    プロヴィデンス(ライブ仕様)を使ってくれないから……」
シン「いや、でもあれはホントにちょっと……」
ラクス「だから、その罰ゲームも込みですわ」
シン「やっぱり罰ゲームですか!?」
ラクス「今のシンはとても可愛らしいですから、皆さんにも見せてあげましょう。
    月に停泊している間は、そのウサミミを取ってはいけませんからね?」
シン「はい……orz」



シン・アスカ(ウサミミ仕様)が使えるようになりました。
641640訂正:2006/12/22(金) 11:51:55 ID:???
× シン「はい……orz」
○ シン「はい……=orz」

まああんまり変わんないけども。
642通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 14:07:24 ID:???
で、餅つきをしてみんなで食べる・・・と
643通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 00:24:52 ID:???
過疎ってるなぁ。
644通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 00:42:05 ID:???
天然ラクス好きだぁ
645通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 02:07:38 ID:???
>>643
保守しかなかった冬の時代に比べれば、活気があるほうだ
646通常の名無しさんの3倍:2006/12/24(日) 08:43:23 ID:???
さて今日は遂に聖なる夜な訳だが…
シンの財布と精力が心配な日
647通常の名無しさんの3倍:2006/12/24(日) 18:09:35 ID:???
メリークリスマス!!
648通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 09:39:15 ID:???
連座設定で書くとシンinラクシズとシンinファントムペインの二つのルートが
考えられるけど、ファントムペインには女っ気がないから困る。
ラクシズには女性キャラは豊富だけど、ファントムペインにはなぁ。
649通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 14:44:31 ID:???
>>648
いっそ連合ルートと言う事で旧連合と新連合をくっつけちゃえば?
そうすれば女の子はステラ・ナタル・フレイの三人にって
なにこの西川専用ルート
650通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 20:13:41 ID:???
新旧三馬鹿、スタゲ組、更にナタルとフレイとついでにアズラエル……。

えらい大所帯だなw
これだけ集めても女性キャラは4人だけだし。
651通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 11:21:02 ID:???
ステラ:連合高校の一年、七人兄弟の末っ子、フレイのイトコ、ツンデレ

フレイ:連合高校の二年生、ステラのイトコ、ナタルのイトコ お嬢+ツンデレ

ナタル:連合高校の倫理、生活指導担当の教師
フレイのイトコ、七人兄弟のハトコ

種の学園ギャルゲー風にしてみた
ステラルートは終盤で常夏とファントムペインとスゥエンとの対決勝ち抜きイベント

フレイはサイ・キラとの対決イベントが有り、どのルートにもミゲルとハイネが登場

ちなみに対決イベントは連座
652通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 13:17:16 ID:???
連座には登場出来なかったけど、ミューディーとシャムスも忘れるな!

ステラルート→フォビドゥン、レイダー、カラミティ、カオス、アビスと対決。
       好感度によってストライクノワールが出てくることもあるので
       気をつけろ。
フレイルート→キラのストフリ、サイのストライクと対決。
       キラは覚醒を使いまくるので、時間切れを待って一気に攻めろ。
       サイはすぐにストライクを土下座させるので楽勝だ。

こんな感じか?
653通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 15:12:07 ID:???
>>652
そんな感じ
あとステラの場合はネオも入るな
654通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 21:38:12 ID:???
ねぇねぇ、流れ切って悪いけど、SSって投下していいの?
前にバイクネタで投下した者なんだけど。
655通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 21:48:00 ID:???
>>654
大歓迎
656通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 21:48:24 ID:???
どしどし投下しておkだろ。ただでさえ過疎ってんだし。
657ビンで書きますんで、よろしくです。:2006/12/26(火) 23:51:46 ID:???
静かな部屋に一人、大の字に寝そべっている。
シン「はぁ〜、気持ちいいな〜。こんなのんびりするの久しぶりだ〜。」
などと羽をのばしていた。
ここはシンの自宅ではない。
旅館、と言えばいいのだろう。
それもガイドブックの上位にランクするほどの。
もちろん、シンの小遣いを貯めたとしても宿泊代には届かない。

事は数日前に遡る。


シン「あれ?ルナじゃないか。ルーナー」
ルナと呼ばれた少女が振り返る。
ルナ「シンじゃない。シンも買い物?」
シン「ん〜ちょっとCDと本を買いにね。ルナこそ、買い物?」
ルナ「うん、メイリンとね。今、別行動中なの。あの子の買い物時間がかかるから」
ルナ「ねぇシン、本屋に行くなら一緒に行かない?」ルナマリアがシンの顔を覗き込む。
シン「え?メイリンはいいのか?待ち合わせしてるんだろ?」
ルナ「いいのよ。時間来たら電話かけてくるだろうし。ね?ね?」
シン「それならいいか、な?」
ルナマリアがシンの手を取って走りだす。
ルナ「さ、行こ!」


〜続く〜
658ビン:2006/12/27(水) 00:31:48 ID:???
〜本屋にて〜
ルナ「シン何買ったの?」
シン「CDは特に出てなかったから、本だけなんだけど、これ」
ルナ「うん、私も貰った」
二人の手には数枚づつのチケットが握られていた。
『福引券』

と、ルナマリアのバックの中の携帯のメロディーが鳴り始めた。
ルナ「もしもし〜?メイリン?うん、ゴメンゴメン、帰りに何か奢るからさ。うん、分かったわよ。はいはい。じゃあ後でね」
シン「メイリンからだろ?」
ルナ「うん、思ったより早かったな〜。シン、ゴメンね。メイリンの所に行かなきゃ」
シン「ああ、速く行ってやれよ」
ルナマリアのクセっ毛と頭が少しうなだれたように見えたが、シンは気にも留めず、見送った。

シン「さて、買う物買ったし、どうしようかな?」
と握りこんだ、福引券が目についた。
シン「ど〜せ暇だし、やって行くかぁ」


〜続く〜
659ビン:2006/12/27(水) 01:19:13 ID:???
〜福引所〜
レイ「残念だったな。5等のティッシュだ」
シン「あれ?この声はレイじゃないか?」
シン「レイ、何やってんの?」
レイ「シンか。見ての通り福引のバイトだ」
シン「こんなバイトしてたんだ。」
レイ「ああ、所でお前も福引か?」
シン「本屋で貰ったんだ。これで何回出来る?」
レイ「ふむ、これだと3回だな。」
シン「そっか。引く前に、賞品は何かな?」

特賞!ピンク玉:ラクス・クラインのディナーショウ招待!
1位:金色玉:プラント旅行!宿泊は高級ホテル
2位:銀色玉:オーブ高級宿泊施設招待
3位:黒色玉:最新ゲーム本体!
4位:青色玉:ワカメ一年分!
5色:白色玉:残念賞!ティッシュ進呈!

シン「なんか、凄いんだか凄くないんだか。特に4位!ワカメってなんだよ!ワカメって!一年分?誰がいるか、そんなに!」
レイ「全てはギルが決めた事だ。ではシン、福引をやるんだ」
シン「ああ、分かったよ」


〜続く〜
660ビン:2006/12/27(水) 01:22:41 ID:???
今回はここまでで。
ストーリーはもろバレでしょうけど、また後日投下します。
わかりにくい所は、ご容赦を。
661通常の名無しさんの3倍:2006/12/27(水) 09:30:35 ID:???
乙。
続きも期待してる
662通常の名無しさんの3倍:2006/12/27(水) 11:01:53 ID:???
GJ!続きに期待
663通常の名無しさんの3倍:2006/12/27(水) 23:04:14 ID:???
>>659 乙
ワカメ一年分があるなら当てるしかないじゃないか!
664シン:2006/12/27(水) 23:44:44 ID:???
アスラン、アンタって人はぁぁぁぁぁぁ・・・・・・
(本当に可哀想・・・・・・)
665アスラン:2006/12/27(水) 23:45:49 ID:???
シン、同情するなら髪をくれ。
666ビン:2006/12/28(木) 00:31:32 ID:???
〜福引所その2〜
レイ「シン分かっているだろうが、回数は3回だぞ」
シン「分かってるって。この景品なら、黒かな。ピンクも捨て難いけど。青はいらないよな。当たったらアスランにでもやるかな」
ガシッ
アスラン「シン!それは本当か!?本当なんだな?さぁ引け!青を引くんだ!」
シン「ア、アスランさん?あ、あんたこんな所で何やってんだ!」
アスランの両手には袋一杯のティッシュが入っていた。
シン「いや、何でもないや。ったく。じゃあレイ引くぞ」
シンが福引のハンドルに手を掛ける。
ガラガラガラッ
シン「ぁ…」
小さく声を漏らす横で
アスラン「よくやったシン!お前はなんて、凄い奴なんだ!」
レイ「アスラン、はしゃぐのもほどほどに。他の方もいらっしゃいます。正直迷惑です」
アスラン「はしゃぐな?シンが青を引いたんだぞ?それなら、はしゃぐしかないじゃないか!」
嬉しがるアスランを尻目に何かくやしいシン。
シン「これなら白でいいな。なんかむかつく」
アスラン「あっはっはっ、まぁそう言うなシン」
バシバシとシンの肩を叩くアスラン。

〜続く〜
667ビン:2006/12/28(木) 01:01:24 ID:???
〜福引所その3〜
レイ「いいのか?シン。」
シン「いいさ、俺にワカメなんていらないし。それにあんな喜んでるしな。」
レイ「お前がいいなら構わんが。では、あと2回だ」
ガラガラッ
シン「あ〜白かよ〜」
レイ「残念だったなシン」
シン「これでラストか。」
レイ「ん?シン、ちょっと待て。ラウ!こんな時間まで何をやっていたんですか!」
ラウ「すなまい、遅れたのには訳があって……」
レイ「言い訳無用です。罰として1回引きなさい」
ラウ「何?福引をか?面白い。ふんっ!」
ガラガラガラガラガラ
レイ「白ですか。白白、ラウ、今夜の晩飯抜きです」
ラウ「何故だ…。」
レイ「言ったはずです。罰と。さぁシン待たせたな。引いてくれ」
シン「ああ分かった」
(もしかして今の…)
ガラガラ
シン(あれ?なんでレイの奴ベルをもってるんだ?)
ポトッ
カラーンカラーン
レイ「シンやったな」
箱から落ちたのは銀玉だった。
シン「やった〜。レイ、サンキュー。…でもさっきのは…」
レイ「シン!気にするな、俺は気にしてない」


〜続く〜
668ビン:2006/12/28(木) 01:31:07 ID:???
〜福引所その4〜
レイ「シンよくやったな。見事だ」
シン「レイのおかげだよ。」
レイ「やり遂げたのはお前だ」
シン「アスランさん?仇は取りましたよ。あなたの分までね」
アスラン「お前は〜!なんていい奴なんだ!」
シン「って抱き着かないで下さいよ!」
レイ「シン!アスランは少し錯乱している。」
シン「アスランさん離れて下さいよ!ったく。ワカメでここまで喜ぶなんて」
アスラン「ああ、すまない。」
レイ「ではアスラン、景品のワカメですが、一年分なので、後日郵送と言う事でよろしいですか?」
アスラン「そ、そうか。じゃあ、着くまでにレシピを考えるとするか!」

シン「あ〜行っちゃったよ。」
レイ「あんなに喜ぶとはな。シン、所で景品の宿泊の件なんだが」
シン「うん。それも数日かかるとか?」
レイ「ああ。それと、お前を含めて5人まで泊まれるんだが、どうする」
シン「あと4人も?」
レイ「そう言う事だ。まぁ期日までに連絡をしてくれ。勿論1人でも大丈夫だ」
シン「分かった。連絡する」

レイ「シン、お前も、にやけているぞ…」

〜続く〜
また後日に
669通常の名無しさんの3倍:2006/12/28(木) 19:24:28 ID:???
ありがとうおまいらのおかげで連ザUを買う決心がついた。
萌えを求めて、行きます
670通常の名無しさんの3倍:2006/12/28(木) 19:39:40 ID:???
本放送時には大嫌いだったが、連座の影響で一気に
持ちキャラに昇格したラクス様。
プラスモードで育てるうちに情が湧くんだわ、これが。
671通常の名無しさんの3倍:2006/12/28(木) 20:26:42 ID:???
やっと「キラ・ヤマト」クリアして、ステラの協力ミッション出せるようになったから頑張って育ててるけど、
ミッション失敗時と成功時の落差が激しすぎる

成功例「シン…護ってくれる…」
失敗例「アンタ……何なの!」
672シンinファントムペインの日常 1/2:2006/12/28(木) 20:28:04 ID:???
シンinファントムペインはなかなか馴染めないようです。



シャニ「お前、うざいんだよ!」
オルガ「シャニ! テメエもうぜえ!」
クロト「なぁーに熱くなってんだ、ヴァーカ!」
ステラ「じゃまだーッ! ロン! ドラ3つ、6000オール!」
シャニ「お前ぇぇぇぇ!」

シン「……なんつー騒々しい麻雀だよ、こいつら……」
スウェン「全くだ」
シン「そういうあんたは一人オセロかよ! 根暗にも程があるだろ!」
スウェン「因みにスティングとアウルは甲板でバスケだ。参加するか?」
シン「いや、あいつらどこぞのテニス漫画並みに有り得ない動きしてるし……」
スウェン「ファントムペインではそれくらい求められる」
シン「求められるの!?」
スウェン「ノワールの特射をリアルで出来ないようではやっていけんぞ」
シン「俺、入る部隊間違えたかな……」
フレイ「シン、ちょっと」
シン「え? 何だよフレイ、仕事手伝えって?」
フレイ「違うわよ……あんたがもし暇なら、一緒に連ザやらない?」
シン「連ザ? 何でまた」
フレイ「あんなやかましい麻雀やってる連中とか、一人オセロやってる根暗に
    付き合ってても退屈でしょ?」
シン「退屈っつーか、ついて行けないってのが実際のトコだな」
フレイ「最近スタゲに凝ってるのよ。これでもちょっとしたもんなんだから」
ミューディー「な〜に話してんの、二人とも?」
シン「ミューディー。ナタルさんに呼ばれてたんじゃ?」
ミューディー「実は、シャムスに押しつけてきちゃった♪」
シン「きちゃった♪ って……」
ミューディー「あ、それ連ザ? 何よ、フレイと二人でやるつもり?」
シン「ああ、そうだけど」
ミューディー「私も混ぜてよ。地元じゃ、デュエルAS使って恐れられたのよ?」
シン「いや、お前の地元ってどこだよ」
673シンinファントムペインの日常 2/2:2006/12/28(木) 20:29:37 ID:???
ナタル「こら、ホルクロフト少尉!」
ミューディー「やばっ、バジルール艦長だ!」
ナタル「貴様、直ちに艦長室へ出頭しろと言ったはずだぞ!」
ミューディー「あ、あはは……」
ナタル「懲罰は覚悟しておけ。まずは艦長室へ来い!」
ミューディー「い、いやぁ……実は、フレイとシンを賭けて連ザやってたんです」
シン・フレイ「「はぁ!?」」
ミューディー「私もシンと連ザやりたかったんですけど、フレイが譲らなくて……。
     仕方ないから、シンを賭けて二人で戦ってて」
フレイ「ち、ちょっと! あんた、何言ってんのよ!」
ナタル「ア、アルスター二等兵……それは事実か?」
フレイ「そ、そんな訳ないじゃない!」
ミューディー「フレイったら、シンのことになるとすぐムキになるんだから」
フレイ「ちょっとミューディー、やめなさいよ!」
ナタル「くっ……ア、アスカ少尉! 貴様も艦長室へ来い!」
シン「何でだよ!?」
ナタル「か、艦内で騒ぎを起こした罰だ。懲罰ものだぞ、これは」
シン「そんなぁ〜……」
ナタル「それから、アルスター二等兵! そのソフトも没収だ」
フレイ「えぇ〜!」
ナタル(あ、後で、シンと二人きりで……ふふふ……)



シンinファントムペインは毎日大変なようです。
674通常の名無しさんの3倍:2006/12/28(木) 20:44:26 ID:???
GJ!
675通常の名無しさんの3倍:2006/12/28(木) 22:47:30 ID:???
>>671
ステラ撃墜でミッション成功もお勧め
676通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 23:30:07 ID:???
連座小ネタ:自由(キラ)と黄ラサメ(虎)と戦うとこ

シン「自由は…俺が倒す!」
キラ「やめてよね、君が僕にかなうは(ry」
シン「ゴタクはいい、制限時間あるからな!」
キラ「時間くれば君の勝ちなんだけど…まぁ楽勝だし」

シン「くそ、さすが強い…」
レイ「大丈夫かシン!」
キラ「援軍?でも仮面も鎌もない君なんて」
ビー(ライフル一発)
レイ「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
シン「レイー!」
キラ「…どうやら援軍はもういないみたいだね。女の子達も来ないし、こっちは虎が来たし、負ける気がしないよ?」
シン「くそ、やばい!」
虎「坊主!早く機体を上昇させろ!」
キラ「どうしたんですか寅さ…ってうわぁ!?」
ズドォォォォォ(ローエングリン)
キラ「マリューさん、何撃ってんですか!あぁしかも時間切れぇ!?」
マリュー「そうねー、一応援護かしらね(シン君の☆)」
シン「た、助かった…」

ミッションクリア!マリュー(Lv18)の信頼度が最大になりました。



…その後、援軍として戦場に時折大天使がw
677通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 02:43:36 ID:???
シン実力下がってくんじゃないw
678通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 09:18:59 ID:???
レイの中の人って仮面キャラやってたことあるの?
679通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 09:38:48 ID:???
どう考えてもラウのことだろw
680通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 11:23:49 ID:???
>>672
一言だけ言いたい。














ロンで6000オールにはならねえwww
681通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 11:30:54 ID:???
>>681
多分三馬鹿もステラも深く考えてないと思うw
682通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 11:32:35 ID:???
自己レス乙
683通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 01:01:50 ID:???
さて、もうすぐ一年が過ぎるわけだが…シンは誰と過ごすのだろうか?
684通常の名無しさんの3倍:2006/12/31(日) 05:11:20 ID:???
ラクスかミーアは出演しているカウントダウンライブを見に行って終った後
二人でどこかに

マユなら家で大晦日の特番見ながら年越しソバという平均的な過ごし方

他はちょっと思い付かん
685通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 00:15:38 ID:???
アスカ兄妹、ホーク姉妹、レイの五人で近所に有る桜神社に初詣に来ました


シン「参ったな、もうこんなに人がいるよ」
レイ「かなり早めに出て来たつもりだったが、どうやら出遅れた方の様だな」
ルナ「下手するとバラバラになるわよ、メイリン、マユ離れない様に気をつけてね」
メイリン「うん」
マユ「は〜い」(シンの右腕に抱きつく)
シン「うわっ、マユ!?」
マユ「こうやっていればはぐれないでしょ? お兄ちゃん&hearts」
メイリン「むっ…キャアッ!」(正面からシンに抱きつく)
シン「ちょっwwwwwメイリンまでどうしたんだ!」
メイリン「ご、ごめんねシン、誰かに突き飛ばされて(と言いながら上目使いと涙目の
     コンボを使いつつギュ〜っと抱きつく)」
マユ(くっ…やるわね!メイお姉ちゃん!!)
ルナ「ちょっ、ちょっと何してるのよ!アンタ達、ほら離れなさい!」(シンの右腕を
   掴んで引き離そうとする)
シン「い、痛いってルナそんな強く引っ張るなよ!」
??「シーン!!」(後ろから抱きつかれ背中にムニュッとした感触)
シン「この声と感触…ミーアか?」
ミーア「当ったり〜!も〜う行くんなら私も誘ってくれれば良いのに冷たいんだから
    でもこうして偶然会えるなんてやっぱり運命かしらね?私達」
ラクス「あら、いけませんわよミーア。シンさんはせっかくお友達の方々と
    いらしたんですからお邪魔してはいけませんわ」
シン「ラ、ラクス…さん…なんか背中から黒い影が出てる様に見えるんですけど」
ラクス「まぁ、私は別にシンさんが大勢の女の子に抱きつかれているとか
    それなのに私の場所が無いとかそういう事で怒っているなんて事は全く    有りませんわよ?
    それとシンさん、さんなど付けないでいつもの様にラクスと呼んで下さい」
シン「(((( ;゚Д゚)))レ、レイ見てないで何とかしてくrっていねぇっー!
   つか一人で参拝してるし!」


レイ(今年の選挙もギルが当選します様に)
ハイネ(今年こそ連合校のステラたんか、フレイたんか、ナタル先生をGET出来ます様に)
アスラン(今年こそ生え際の後退が止まります様に)
686通常の名無しさんの3倍:2007/01/03(水) 03:07:05 ID:???
>>685
西川、ほの人一筋ww
687シン……お前って奴は……:2007/01/04(木) 12:18:20 ID:???
688通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 12:25:00 ID:???
>>687ってなに?怖くて踏めないんだけど
689通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 14:25:44 ID:???
>>688
シンマユ
690通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 19:29:17 ID:???
>>689
間違っちゃいないんだがその書き方だと誤解すると思う
691通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 22:00:11 ID:???
シン×マユラだな
692通常の名無しさんの3倍:2007/01/06(土) 22:29:26 ID:???
君のハート狙い撃ちよ!
693通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:05:21 ID:???
      〃 ⌒`ヽ
     .| レノル`')ノ; ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
      w; ゚ヮ゚) (_____)
      (   つつ
      (_⌒ヽ
 ⌒Y⌒  ,)ノ `J


         〃 ⌒`ヽ        ファサァ
        .| レノル`')ノ;
         w; ゚ヮ゚)        ))
         /つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ
        ノ   )        \ ))
       (__丿\ヽ ::    ノ:::: )
           丿        ,:'  ))
        (( (___,,.;:-−''"´``'‐'

            〃 ⌒`ヽ  
           | レノル`')ノ シン君、カモーン
            w; ゚ヮ゚ )
           /  _ノ⌒⌒⌒`〜、_
        ( ̄⊂人 //⌒   ノ  ヽ)
       ⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
     パンパン
694通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 03:05:17 ID:???
他の女の子のキラキラコメントは、まだ戦友として信頼されているとも解釈出来るが
ステラとマユラだけはどう見てもギャルゲー化だよな
695キバヤシ:2007/01/09(火) 22:00:26 ID:???
>>694
気付いてしまったか…(AA略
696通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 20:28:39 ID:???
>>694,ジュリもそうじゃない?
697通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:37:01 ID:???
保守
698通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 23:22:52 ID:???
ねぇ、ここのまとめ作っていい?
もしいいなら、初代スレをtxtでうpして欲しいんだけど…
699通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 02:12:29 ID:???
http://up.spawn.jp/file/up65861.lzh.html
前スレのテキストとおまけ
700通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 04:38:16 ID:???
>>698
仮に閉鎖されたらどこに行けば、とも思ってたんで、まとめが作られるのは
二重で嬉しい
701まとめ”管理”人? ◆5Dnj.zIqvQ :2007/01/15(月) 20:56:15 ID:???
レスサンクス。ネタと思われてスルーされるかと思った…。
今、テキストをダウンロードしてゲット。
まずは色々と整理を始めるが…前ログが膨大な量の為、少し時間が掛かる。

何とかこのスレが終わる…(2chが終わる?)前にはやっておくから。
じゃあ、ある程度出来たら報告する。

それと…>>699よ…画像についてなんだが…
お 前 は 俺 か
702通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 21:47:00 ID:mUlqSXSB
>>701
乙、がんばってくれ
告知と活性化を期待してage
703通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:15:11 ID:???
ええっと、ネタあるんだけど中断されてる
シンの学園生活の続きを俺風にアレンジして書いていいかな?
704通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 20:20:03 ID:???
>>703
Go!

俺も独自設定で作りたいんだけど、設定だけ出来てて、話が中々作れない
と典型的なダメな物書きのパターンにはまってる
705まとめ”管理”人? ◆5Dnj.zIqvQ :2007/01/16(火) 22:42:52 ID:???
近況報告。トップページ立ち上げ成功。
観れない時は更新中と思ってくれ。
それと、「こうしたらどうだ?」という意見も募集。

ttp://www.geocities.jp/shinjonan11/index.html
706通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 00:55:51 ID:???
>>705
乙です
ラクス協力ミッション02『戦士に捧げる剣』にて


ラクス『このMSをアスランに届けなければなりません。護衛をお願いします』
シン「任せて下さい。ラクス様、俺から離れないで下さいね」
ラクス『はい』

ピタッ

シン「……ラクス様、∞ジャスティスでデスティニーにくっつかれると非常に
    動きづらいんですけど」
ラクス『え? ですが、シンは先程『離れないで』と』
シン「いや、確かに言ったけど、何か違うでしょ」
ラクス『シンが守って下さるのなら、安心してくっつけますわ』
シン「アンタやっぱりそれが目的かよ!」
敵兵1『あ、いたぞ!』
敵兵2『全機に通達、ターゲットはあのバカップルだ!』
シン「誰と誰がバカップルだァァァァァ!」
ラクス『いやですわ、私とシンがカップルだなんて……』
シン「いや、ラクス様!? カップルはカップルでもバのつくそれだから!」
ラクス『これはもう、後で式を挙げる他ありませんわね♪』
シン「話聞けよ! うわっ、Gザクとか青グフとかいっぱい来た!」
ラクス『シン? シンはウェディングドレスと白無垢、どっちがお好きですか?』
シン「それどころじゃないんだってば! 畜生この白グフ―――!」
ラクス『新居はどうしましょう? いくつかいい感じの物件があるのですが』
シン「あ゛っ、こんな時に敵増援!?」
ラクス『シンはワンちゃんとネコさん、どっちを飼いたいですか?』
シン「クソッ、オクレ兄さんこの野郎!」
ラクス『シン! 聞いているのですか!? 私と貴方の大切な……』
シン「はいはい、わかりました! 愛してますよラクス様!」
ラクス『えっ……(///)』
シン「だからラクス様は黙ってて下さい! いいですね!?」



何だかんだでmission clear
オーブ某高級ホテルにて


ラクス「シン……いよいよですわね」
シン「……何でこうなるの?」
ラクス「だって、シンが私を愛していると、あんなに力強く……」
シン「いや、確かに力強かったですけど」
ラクス「安心して下さい、妨害工作を仕掛けてきた不逞の輩は始末しました。
    見て、ヴァージンロードがあんなに赤く」
シン「アンタいつの間に処女捨てた(初めて人を殺した)んだよ!? 嫌だよ
   こんな血塗られた結婚式は!」
ラクス「では、二人で歩いていきましょう。この敗者の血で彩られた道を」
シン「ホントにアンタは人の話聞けよ!」
キラ『それでは、新郎新婦の入場でーす』
シン「えっ、マジで!?」
ラクス「さあ、このアロンダイトでケーキ入刀ですわ♪」
シン「嗚呼……」



シンとラクス様はめでたく結ばれたようです。
709通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 14:58:57 ID:???
>>707-708
GJ!

シン、強く生きろ(T人T)
710通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 16:29:55 ID:???
>>705 >>707-708
乙です
711通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 19:47:45 ID:???
シンinラクシズとかシンinファントムペインとか、連ザ設定で面白いけど、
どうしてラクシズに与したんだとか、何故ファントムペインに入ったんだとか
その経緯が気になって仕方ないw
ツッコむだけ野暮だとはわかってるけど。
712通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 21:03:53 ID:???
>>711
失せろ
713通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 23:17:54 ID:???
某スレコピペ

224 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 21:03:27 ID:???
連ザプラスの全内容を上手く繋げてSSに出来るような猛者は現れんかなw


225 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 22:08:37 ID:???
同じ戦場で敵味方第三勢力すべてにシンが居るような状況をどう処理する?


226 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/29(金) 22:42:54 ID:???
アレの内容をあえて一本道にすると、大筋はこんな感じか


ザフトの一員として、連合やオーブ、ラクシズを相手に戦うシン
最後はメサイヤ戦で裏切ったアスランを倒し、キラとの最終決戦
       ↓
あらかた敵を倒し終わった後、議長が遂にかねてよりの計画を実行に移すべく本格始動開始
偶然、その真相を知ってしまったシンは、命を狙われかろうじて軍を脱走
ミネルバを始めとするかつての仲間達に追われる事に
       ↓
軍という強大な組織を相手に、孤立無援の戦いを強いられるシン
その元に、かつて戦場で戦いを通じて絆を結んだ者達が陣営を越えてかけつける
       ↓
遂に議長の喉元まで迫ったシンは、レイと対峙する
だがその時、真の黒幕であったクルーゼが時空を越えて登場
       ↓
その戦いの最中、時空震に巻き込まれたシンは、CE71の世界へ
2年前の悲劇の歴史を塗り替えるべく、シンはあらゆる戦場に介入する
       ↓
数多の戦場と悲劇を乗り越え、遂にシンは再びクルーゼと激突する
生存か破滅か、人類の、CEの未来を賭けた、最後の戦いが始まる……


227 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 02:58:36 ID:???
>>226
すげー面白そうだけど、あれだな
ガンダムっていうより、ドラえもんの映画みたいな内容だな
714通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 23:34:29 ID:???
あー、何か?
つまりこれに基づいて各組織での女難を書けってか?
715通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 23:45:10 ID:???
とりあえず>>713内の>>226に一言。
お 前 は 俺 か w w w w w
似た様な妄想しつつニヤニヤしながらやってたよPLUSモードwww
ついでに対戦でも隠者&運命でラクシンにハァハァしながr(ry
PLUSモードは皆仲良しで行けるのが良いネ(男女含め全員好感度MAXb
716通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 00:11:22 ID:???
俺なんて女性キャラは全キャラ信頼度MAX、
男性キャラは信頼度最低にしてプレイしてたぜw

「キラ・ヤマト」とか野郎共が次々と襲ってきて
軽く地獄を体感出来るぞ。
まあハーレムの代償と思えば安いがな。
717通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 00:20:37 ID:???
>>715
同じく
718通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 23:53:54 ID:Miy/NagX
保守
719699:2007/01/21(日) 02:44:28 ID:???
>>701
まとめサイト開設乙
何だけどAAの行間に空白が開いててきちんと表示されない。
      〃´⌒☆

       !(((!´゙リ))   女 難 の 予 感 !

       |リ*゚ヮ゚ノ∩

        (つ  /  

    ,へヘ しーJ

こんな風に。
それと各ページの最後に
>-----------------------------041016011563742 Content-Disposition: form-data; name="userfile"; filename=""
こんなのが表示されてる

画像のは別シリーズなのにつなぐ事前提のような位置にお互いの手があったから
720まとめ”管理”人? ◆5Dnj.zIqvQ :2007/01/21(日) 13:22:15 ID:???
>>719=699氏
過去ログのうpありがとうございます。
早速のご指摘なのですが…何回やってもそうなってしまって、直す方法が全く解らないのですよ。言い訳みたいですけど。
ちなみに作成ソフトはMicrosoft Word。
ヤフーのツールバーを使えない環境なので、これを使って作成しています。
>-----------------------------041016011563742 Content-Disposition: form-data; name="userfile"; filename="" についてですが…すみません、私のミスです。近々修正します…。


>画像のは〜
それが、運命ってものじゃないですか?
721まとめ”管理”人? ◆5Dnj.zIqvQ :2007/01/23(火) 23:47:44 ID:???
こんばんはです。更新遅くて申し訳ありません。
最近私は、仕事で他に手が回らない状態が続いております。
すみませんが、もう少しお待ち下さい…逃げたりはしないので。

あ、それと…前指摘された-----------------------------041016011563742 Content-Disposition: form-data; name="userfile"; filename=""ですが…知恵袋によると、これは私が使用しているパソコンのOSが旧式の為に起こるエラー表示だそうです。
解決するにはパソコンを買い替えるしか無いそうです。
閲覧には何も問題無いと思われますが…万が一の場合は他のホームページ作成プラウザを使う、つまり移転をします。
その時はちゃんと表示しますので…。

では、今日の報告は終わりです。
そして、女難の神がシンに降臨しますように…祈ります。

シン女難の為に!
722通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 23:54:11 ID:???
これ、例えばシンが
男女カップルの女に惚れたり惚れられたりして
三角関係の「女難」ってのもありなのかな?このスレ
723通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 00:23:16 ID:???
>>721
乙です、閉鎖もまぬがれた様ですしじっくり作って下さい

>>722
カプでは無いけど片想い中の女の子と親しくなり、支援している内にやがて・・・・・
とかなら面白そう
メイリンとかミーアとか
724703:2007/01/25(木) 21:47:51 ID:FgCkGuZM
「シン、ちょっと・・・いいかしら?」
その声に振り返ると、そこにはフレイが立っていた。
「うん?何か用?」
フレイの方から声をかけてくる事は珍しいことではない。しかし、今日の彼女は妙にそわそわしていた。
「用・・・はあるんだけど・・・」
「う〜、さむっ!・・・できるなら早くして欲しいんだけど?」
寒いのは当然。季節は冬であり、ここは昇降口。シンは今まさに帰ろうとしていたところだったのだ。
「あ、あのね・・・実は今度の日曜日に友達とどこか行こうって話していたんだけど、
 急用が入ったとかで潰れちゃったのよ。だからシンが暇なら・・・」
「そうなんだ」
「べ、別にシンじゃなくてもいいのよ?!ただ、あんたが一番暇そうだったから。それだけだからね!」
「分ってるよ。急に怒鳴るなよ」
ここがシンにとって、彼女の分らないところである。こうやって遊びに誘ってくれるのだから
少なくとも嫌われてはいないとは思うのだが、いきなり怒ったりする。
う〜む、これが“女心”というものなのだろうか?
「俺は別に・・・」
いいけど、と返事をしようとした瞬間、フレイの姿が目の前から消える。
「きゃあ!」
「は?何だよ、コレ?」
そう叫びながら、辺りを見回す。すると──居た。下駄箱の陰、そこにフレイと見慣れた女子が一人蹲っている。

「ちょ、ミリィ?!あなた・・・」
「フ〜レ〜イ!何よ、あの言い方?いつも言っているでしょ!シン君と話すときは上目使い、そして媚を売るような甘い声で!」
「あなたには関係ないじゃない!それに何よ?媚を売るって・・・」
「女はそれくらいの方がかわいいの!シン君だって」
「──あの〜他校生であるアンタがこんなところで何やってんですか?ミリアリアさん?」
何か話しかけづらい雰囲気ではあったが、おずおずと声をかけるシン。
すると、ミリアリアはハッと我に返り、気まずそうな顔で、
「おほほほ、あたしはただの通りすがりのカメラマンよ。あ、あっちから事件のニオイが〜!」

725703:2007/01/25(木) 21:49:20 ID:???
と去っていくのだった。

しばし呆然とする2人だったが、突然の乱入者は放って置くことにして、とりあえず日曜日に出かけることにしたのだった。
「じゃあ行き先はシンが決めていいからね」
「あいよ、考えとく」
そう言って別れる2人。この時、シンは日曜日に最大の悲劇が訪れることになるなど微塵も思ってはいなかった・・・。


「うぅ〜疲れた・・・」
バイトから帰ってくると、すぐさまコタツにもぐりこむシン。
あまりの疲労感にそのまま眠ってしまいそうだった。
「お兄ちゃん、コタツで寝るのはやめてね。電気代もったいないから」

ブチッ!

そのマユの言葉と共に無情にも切られてしまうコタツのコンセント。
妹に頭の上がらないシンは、憤慨しながらも自室に戻ることにした。
「くッそ〜マユの奴・・・兄を何だと思ってるんだ?・・・・・育て方間違えたかな?」
そんな愚痴を言いつつベットに横になる。そのまま、眠気に任せ夢の世界へ旅立とうとした矢先──

“壊れ合うからうーごけないー♪”

「何だよぉ・・・」
枕元に投げ捨ててあった携帯が着信を告げる。寝ぼけていたシンは相手も確認せず、電話を取る。
「はい、どちら様ですか?」
<あ、あのっ!シン・アスカさんのお宅でよろしいでしょうか?>
携帯にかけてきといて“シン・アスカさんのお宅”?コイツ、馬鹿なんじゃないのか?
眠気もあり、つい乱暴な口調で応対するシン。
「そうですけど?てか、携帯にかけといて何言ってんだ、アンタ?」
<も、申し訳ありません・・・わたくし、携帯電話というものにかけるのが初めてなもので・・・>

726703:2007/01/25(木) 21:50:26 ID:???
恐縮するように小さくなっていく相手の声。何か違和感を感じながらも会話を続ける。
「んで、どちら様で?」
<あ!申し遅れました。わたくし、ラクス・クラインですわ>
「あー、ラクスさんね・・・ラクス、ラクス、ラクス・・・・・・」
該当する名前を頭の中から検索する。と、同時に眠気が覚め、頭の中が覚醒してゆく。
「ラクスっ?!え、何で?!」
<きゃ・・・大きな声を出さないでくださいな>
確かに彼女に番号を教えたことがある。しかし、今まで一度も彼女からの電話はなかった。
突然の事態に混乱するシン。
「ああ、ごめん!今、ちょっと眠くてさ。ラクスだって気が付かなかった」
<まぁ、お休みのところ申し訳ありません>
「別にいいよ!それで何?」
<実は・・・・>
彼女が言うには、今度の日曜日に初めてのテレビ撮影があるらしい。(ラクスは学生兼アイドル歌手の卵)
それで、一人ではどうにも心細いのでシンにも一緒にTV局に来てもらいたいらしい。
「そんな事か。別にいいよ」
地元の名家のお嬢様であり、さらにはアイドルの卵。そんな境遇のラクスには対等に付き合える友人が少ない。
そんな事情を知っているシンは、ラクスの頼みを快諾した。
<ありがとうございます!では、日曜日を楽しみにしていますわ>
そんな言葉に浮かれるシンだった。

──翌日
「シン、日曜日の行き先、決まった?」
「・・・・・・・え?」
フレイの言葉により、世界が固まった・・・。
727703:2007/01/25(木) 21:52:05 ID:???
悪い不用意に上げてしまった
すまないorz
728通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 02:49:26 ID:???
い、一体どうなるんだー!続きが気になります。
729通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 08:07:56 ID:???
修羅場クル━(゚∀゚)━!!
730通常の名無しさんの3倍:2007/01/26(金) 10:31:23 ID:???
>>726
GJッス!!!
731通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 01:02:41 ID:???
hosyu
732715:2007/01/30(火) 18:31:16 ID:???
亀な上に流れ無視したカキコスマンorz
>>716
>>717
やっぱ色んな人いるもんだなぁ。原作のキャラが崩壊しているが故の独自解釈が多いって事か。
俺の脳内だとキラもシンを弟の様に可愛がる、ちょっとおバカだけどすげー良い奴になってるしな。
まあそう言う独自解釈が多いからこそSSスレが沢山建ってるんだろうけどね。

しっかしPLUSモードベースのSSかぁ・・・
連携向けじゃない運命で隠者(ラクス)を庇いながら伝説(レイ)&埼玉(ラウ)相手に必死に戦うシンとか、
アスランの代わりに正義に乗って自由(キラ)&M1(三人娘)と共にオーブ防衛戦に参加して歴史変えたりとか(自由の流れ弾止めて家族生存とかね)、
『終わらない明日へ』後、ボロボロのAスト(当然三人娘庇った傷アリ)で帰還したシンを涙で迎える女性陣とか、
妄想すれば止まらんがねぇ。それをSSにする自身無ぇわ;
書くとしてもかなり断片的になりそうだ・・・・・・、誰か書ける猛者おらんのかー!?(自分でやれ自分で

それはそうと、>>703殿GJ! b
733通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 20:48:53 ID:1LIS/zHE
レイ対決ミッション06「レクイエムは誰が為に」にて。



シン「レイ……何でっ!?」
レイ「議長の示す世界にお前は邪魔だ! シン、消えてもらうぞ!」
シン「そんな……くっそぉ――――ッ!!」

???「待ちたまえ!」

レイ「ッ!? この感じは……!」
シン「だ、誰だ!?」


   ノ    ./:::ヽ、               l
   r''"´    〈::::::::::`丶、__,,,.. -ォ   、   \
   l    /´ヾl「 ̄ ̄`Τ´   ,'    \   ヽ
  ノ    ノ::.r'7^゙、     l:   ,'\ l:....:. ヽ:.....:./
. /    ゙y´ :{  ヽ    /ヽ   ...}イ |:::::λ:l::::::j
. 〈       {l N--''゙   〈  〉    ヽl::::/リノ::: (
  ヽ!:     リ、|  ,.---、. `Y:| ィ'" ̄ヽリノ /:::::::: i
   |l:    / ヽ_イ......._ノ   |:l ヾー┬''゙  /:::::::::: |
   |l   ∧  ``T´     |!   _,」   〈:::::::::::: ',  “時刻”を超えて、俺、参上!
.   }!.   { l',     ゙r──-┬'"´ レ''"`7!::::: :: ヽ
  ノ::.  l ドf ̄`ヽl ,_,. ===-、,   。 ,'::|!::    \
 (:.:::::}    ト-゙、    {l::r'"`:i:'"`lリ  ゚ ノ::::'、:      ',
.  ヽ::l:    !:::::::ヽ    ヾ、__,〃   ,イ:::::::::\   ト、i
 /:::|:: | l:::::::r=辷_、  `二二´  /_」`!::::::::〈`   | リ
./::::::::|:: |{ |::::::::ト----:\    ,ィ'゙二..イ::::::::::::ヽ   ,'
.{_|:::::::l:::. ヾ`ー':::l:.:.:.:.:.:.:.:.:.、`''''''''i゙| 「:/| :.:.!:::::::::::::_ノ /


シン「……誰?」
レイ「……すまんシン、俺の身内だ」
ラウ「折角の新ネタなのに、ちょっとノリが悪いのではないかね?」
レイ「ていうかラウ! 何故あなたがしゃしゃり出てくるんですか!?
   許しませんよ、いくらなんでも!」
ラウ「知らぬさ! 所詮人は自分の知る事しか知らぬ!」
シン「うわ、逆ギレかよ」
734通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 20:50:13 ID:???
そして、レイとラウのコンビに何だかんだで苦戦しているシン。

シン「くそっ、もう1機落ちちまった……デスティニーで出たのは失敗か?」

味方増援>

シン「え、マジ? よかった、いくら俺でも2対1はツライもんな」
ヒルダ「シン、助けに来たよ!」
ラクス「3人で力を合わせて、この遠くから見たら今一つ見分けのつかない
    埼玉ガンダム2体を倒しましょう♪」
シン「……ていうかアンタら、意気込んで来てる割に何でプロトジン?
   もっといいMSあるんじゃないのか?」
ヒルダ「最近低コスト機でやりこんでてね。クセになるよ?」
ラクス「それにシンがデスティニーですから、あまり高コストなものを選ぶと
    迷惑かと思いまして……」
シン「いや、俺もう1機落ちてるから、出来れば落ちないチョイスを……」
アサギ「シン! 苦戦してるみたいね!」
マユラ「助けに来たよ!」
ジュリ「私達が来たからにはもう安心よ!」
シン「おお、また味方が……って全員プロトジンかよ! 何をどうしたら
   俺の不安が吹っ飛ぶんだよ! むしろ不安で押し潰されるわ!」
カガリ「……ったく、お前は危なっかしい奴だからな」
シン「ノコノコとプロトジンで出てきてるお前に言われたくねーよ!」
ラクス「とにかく、あの変態2名を倒します! 皆さん、シンを支援して!」
シン「いや、片方俺の同僚なんですけど」
カガリ「よし、各機散開して回り込め!」
マユラ「OK、まかせて……ってキャー!」
シン「早っ!? 落ちるの早っ!?」


死に物狂いで奮戦した結果、戦力ゲージ残り10で辛勝したシンだったとさ。




ageちまってスマソ orz
735通常の名無しさんの3倍:2007/01/30(火) 22:18:26 ID:???
>>733-734
GJですぜ

しかし、シンが辛しょ(スーパースキュラ
736通常の名無しさんの3倍:2007/01/31(水) 09:48:07 ID:???
増援が足引っ張ってるから・・・
737通常の名無しさんの3倍:2007/01/31(水) 23:57:06 ID:???
GJ!シンやっぱ優しい奴だ
ラウレイコンビ燃え
738通常の名無しさんの3倍:2007/02/03(土) 13:22:24 ID:???
保守
739通常の名無しさんの3倍:2007/02/05(月) 23:46:26 ID:???
保守
740通常の名無しさんの3倍:2007/02/07(水) 02:10:34 ID:???
hosyu
741通常の名無しさんの3倍:2007/02/08(木) 18:51:39 ID:???
保守
742通常の名無しさんの3倍:2007/02/09(金) 22:23:18 ID:???
期待あげ
743通常の名無しさんの3倍:2007/02/11(日) 07:48:17 ID:???
保守
744通常の名無しさんの3倍:2007/02/11(日) 17:00:15 ID:???
そう言えばセレーネネタは無いな。
745通常の名無しさんの3倍:2007/02/11(日) 17:05:57 ID:???
スタゲよくわからん
746通常の名無しさんの3倍:2007/02/11(日) 17:40:40 ID:???
連ザではソルとセレーネが乗ったスタゲをアサギと一緒に護衛するって
ミッションが有ったね。
学園もので天体部顧問の科学教師にするか、町内の宇宙科学館に勤める研究員か。
747通常の名無しさんの3倍:2007/02/12(月) 20:28:45 ID:???
セレーネは出番が少なすぎてどんなキャラか良く分からない
スタゲ全般に言えることだが
748通常の名無しさんの3倍:2007/02/14(水) 02:17:07 ID:???
バレンタインさて何個もらえるのかなシンは
749通常の名無しさんの3倍:2007/02/16(金) 00:15:30 ID:???

流れ読まずにゴメン

まとめサイトのネタが見れないの俺だけ?
750通常の名無しさんの3倍:2007/02/16(金) 00:25:35 ID:???
同じく。

文字バケと「ページがありません」で見れない。
751通常の名無しさんの3倍:2007/02/16(金) 01:24:47 ID:???
俺もページが有りませんと出る
752通常の名無しさんの3倍:2007/02/16(金) 11:58:58 ID:???
俺も同じく
753まとめ”管理”人? ◆5Dnj.zIqvQ :2007/02/17(土) 00:58:53 ID:???
こんばんはです…ご迷惑をお掛けしております、管理人でございます。

只今、ファイルをうp、そしてリンクしたは良いが、ちゃんとページに飛ばないというトラブルが発生した為、
大規模な工事と原因究明を行っております。

これには時間が掛かると思われますので、もし待てないようでしたら…すみません、無責任ですがギブアップさせて
いただきます。
平日は時間がありませんので、週末の時間を利用して原因究明を行いますので。

皆様に大変ご迷惑をお掛けしている事を深くお詫び致します。

では、原因究明の為に失礼します…
754通常の名無しさんの3倍:2007/02/17(土) 01:05:19 ID:???
>>753
多忙な中、乙です

ここまで頑張られると俺も誰かがネタを投下するのを待つだけとはいかんな
755703:2007/02/17(土) 02:49:01 ID:???
>>753
お疲れさまっすー
何かと忙しいでしょうが、頑張ってください

まぁ、俺も休みが不定期なんでネタが投下できんorz
もう少しお待ちください・・・
756通常の名無しさんの3倍:2007/02/19(月) 00:13:53 ID:???
お、まとめサイトが見れる!
>>753氏乙です!!!
757通常の名無しさんの3倍:2007/02/19(月) 04:29:13 ID:???
ネタは数有るんだが文章に出来ない…
758通常の名無しさんの3倍:2007/02/19(月) 13:17:36 ID:???
>>753
乙なのだが……

例えば、ファイル名に*は使えません。
あとはリンクのファイル名の一部(発見した範囲だと数字や記号「?」等)が全角なのに、
実際にサーバーにあるファイル名のその部分は半角になってるとか、その手のミス発見。
まあ、適当にhtmlソースのリンクを直しておけばいいかと思いますよ。

htmlソースの側でタイポってよくやっちゃうんだよね。
759通常の名無しさんの3倍:2007/02/19(月) 18:34:53 ID:???
>>753管理人さん乙です!!
760通常の名無しさんの3倍:2007/02/20(火) 19:16:46 ID:???
やっと連ザで、オーブ三人娘の好感度最高値まで上げたぜ!
やべえ、三人とも明らかにシンを誘っているとしか思えないよ、キラキラ絵のポーズ!!
しかしパイスー姿もエロいんだよなあ、この娘ら……全くどこまでも妄想を加速させてくれる
761通常の名無しさんの3倍:2007/02/21(水) 19:02:11 ID:???
三人娘をみるためだけに連座買う価値があると思う
762通常の名無しさんの3倍:2007/02/24(土) 08:28:38 ID:???
人いませんね・・・保守
763通常の名無しさんの3倍:2007/02/26(月) 03:22:45 ID:???
一人はいるんですけどね…保守
764通常の名無しさんの3倍:2007/02/26(月) 04:57:31 ID:???
これで二人目か
765通常の名無しさんの3倍:2007/02/26(月) 23:39:14 ID:???
スレを何とか盛り上げようとネタを投下してた時期が懐かしい……。
766通常の名無しさんの3倍:2007/02/27(火) 01:19:20 ID:???
あえて言おう。カソであると!!!
767通常の名無しさんの3倍:2007/02/27(火) 20:47:07 ID:???
age
768通常の名無しさんの3倍:2007/03/01(木) 08:04:29 ID:???
期待保守
769通常の名無しさんの3倍:2007/03/03(土) 23:04:19 ID:???
age
770通常の名無しさんの3倍:2007/03/06(火) 14:46:41 ID:???
保守
771とりあえず投下。:2007/03/07(水) 03:01:41 ID:???
ジリリリリリ・・・
けたたましい目覚ましの音で俺は目覚めた。
カーテンの隙間から日差しが入り込んでくる。
三月にはなったものの、朝はやはり寒いものだ。
俺はあくびをし、うーんと背伸びをする。
時計に目をやると・・・
8時20分!?
・・・。
登校時間は8時30分。
あと10分で学校につかなければならない・・・!
俺は急いで制服に着替えると、バックを引っつかんだ。
リビングの前を駆け抜けると、母がのんきに「朝ごはんはー?」などと聞いてくる。
「いらない!いってきます!」
俺は靴を引っ掛けると、家をでた。
「・・・ちっくしょー!」
俺は叫びながら道を疾走する。
・・・間に合わないことは、わかっていたけど。


772とりあえず投下。part2:2007/03/07(水) 03:36:38 ID:???
・・・視線が痛い。
結局俺は5分オーバーで遅刻してしまった。
それの罰として、今教室の前で正座させられているのだ。
はぁーとため息をついてうつむく。
やっぱ、昨日夜遅くまでゲームやってたのがまずかったか。
まぁ、いつものことだけどな・・・。
「おはようございます、シン」
突然軽やかな声に呼ばれ顔を上げると、ラクスがにっこりと微笑んで俺を見下ろしていた。
「おはよ、ラクス」
ラクスはこの町の名家のお嬢様であり、かつ売れっ子の歌手である。
最も最近はアイドルという職を休業し、学校にくることが多くなっているが。
「なぜ・・・遅刻なさったのですか?」
「なぜって・・・夜遅くまでゲー・・・じゃなくて、勉強してたら寝坊しちゃった」
「あらあら・・・それは大変ですわね。よろしければ、朝お迎えにあがりしましょうか?」
はっきり言って勉強というのはうそなのだが、ラクスはどうやら本気にしたようだ。心配そうに俺を見つめている。
「いや、いいって。大丈夫」
正直、申し出はうれしいのだが・・・。
俺にはそれを受けられない理由があった。




773通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 12:09:09 ID:???
久しぶりに作品キターーーー

続きにwktk
774通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 01:11:19 ID:???
GJ!
いやー久しぶりの作品に感動です。
続きを期待しています!
775通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 01:15:07 ID:???
GJ
776とりあえず投下。part3:2007/03/09(金) 05:13:26 ID:???
「ちょっと!シンに近づかないでっていつも言ってるでしょ!?」
突然の罵声に周囲の目がそちらに集中する。
ラクスも驚いたように声の方に振り返った。
声の主はフレイ・アルスター。
彼女も、ラクスと同じく名家のお嬢様である。
また、顔も結構可愛いらしく、ファンが多い(無論ラクスにもファンは多いが)。
ラクスとフレイはこの学校のアイドル的存在だ。
似通っているところがある彼女らなのだが、決定的に違う物がある。
フレイは周囲の視線を平然と受け止め、不機嫌そうに腕を組んで近づいてくる。
俺の目の前で立ち止まると、隣のラクスに陰険な目を向ける。
「ちょっと!早くどっか行ってよ!」
フレイは正面からラクスを見据える。しばし気まずい雰囲気が場に流れた。
「・・・わかりました。それではまた後ほど。シン、フレイさん」
ラクスは困ったように微笑みながら教室に戻っていった。
「・・・まったく、何が後ほど、よ」
ラクスが教室に戻ったのを確認し、一人ごちるフレイ。
要するに、違うのは性格だ。
正反対といっても過言じゃないくらい、違う。
ラクスはおしとやかなタイプなのだが、フレイはなんというか・・・
いかにも「お嬢様」といった感じで、わがままなところがあるのだ。
そう、理不尽といえるほどに、だ。
それでもファンが減らないのは、それを周囲に許容させるお嬢様のオーラみたいなもののおかげであろう。
とはいっても・・・
正直、ああいう目立つ行動は控えてほしい。特にこういう状況では・・・。
これじゃいい晒し者だ。俺は教室の前で正座させられているのだから・・・。


777とりあえず投下。part3:2007/03/09(金) 05:48:06 ID:???
「だいたいね、あんたもあんたなのよ?シン」
こちらに目を向けると、やはり不機嫌そうにフレイは言う。
正直、俺のどこが悪いのか、いまいちわからないが・・・。
フレイとラクスは犬猿の仲である。
おっとりしているラクスの方は、フレイのことを友達と思っているみたいなのだが、フレイのほうが一方的にラクスを嫌っているのだ。理由はわからないが。
入学当初から、フレイはラクスを気に入らないらしく、ずっとこんな感じだ。
「それで・・・何か用?」
俺は長々と続きそうなフレイの言葉をさえぎる。
・・・それに、目の前で友達の文句を言われるのは複雑だ。というより聞きたくなかった。
「えーっと、来週の日曜、暇?暇よね」
俺はまだ何も答えてないのに、フレイは俺の予定を一方的に決め付けた。
・・・まぁ今に始まったことじゃないが。
「あの・・・俺はまだ何も言ってないんだけど。」
一応反抗してみる。
「どうせ予定ないんでしょ?」
「ま、まぁそうだけど・・・」
・・・情けない、俺。まぁ確かに家でゴロゴロしてるか、妹とゲームしたりするか、くらいしか選択肢は思い浮かばないが。
「いいじゃないの。このあたしとデートできるんだから」
フレイは勝ち誇ったように言う。
「早く教室に入りなさいよ。そろそろ一時間目始まるわよ」
「えっと、一時間目なんだっけ?」
立ち上がりながら聞くと、フレイは苦い面持ちで教えてくれた。
「・・・歴史」
778通常の名無しさんの3倍:2007/03/09(金) 20:20:12 ID:???
おお、早くも続きが!GJ!
なにやら一波乱ありそうですね。続きを期待してます!
779通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 02:16:16 ID:???
hosyu
780通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 09:16:14 ID:???
>>776さんの続きに期待。
781通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 09:17:10 ID:???
このフレイは本当に女王様気質だなw
782とりあえず投下。part4:2007/03/11(日) 10:01:32 ID:???
「無惨に散った命の嘆き忘れ、撃った者らとなぜ偽りの世界で笑うk(ry」
教室内にわけのわからない糾弾が響き渡る。
声の主はサトー先生。
一時間目の授業、歴史の先生だ。
サトー先生は、いわゆる熱血というか・・・なんというか。
武人肌な先生であり、剣術においては達人クラスであるらしい。それを連想させるように、顔に大きく横一文字の傷が入っている。
・・・どうやったらあんな傷が入るのかわからないが。
性格は生真面目で、いい先生だとは思う。
・・・のだが。
「はぁー、それにしても暇だね」
右の席のマユラが小声で話しかけてくる。
「うん。まぁ・・・」
机の上に広げられたマユラのノートを見ると、真っ白だ。
・・・板書しろよ。
「そーいえば、シンとフレイってどういう関係なの?」
唐突すぎる質問に、俺は思わず大声をあげてしまいそうになり、慌てて言葉を飲み込んだ。
「どうって・・・別に・・・てかそんなこと聞く前に板書しろよ」
困惑したが俺はなんとか冷静に反撃の言葉を紡ぎだした。本当に、なんでもない関係なのだが。
「後からアサギとジュリに見せてもらうからいいもんねー。それで、さっきだって廊下であんな話してたし、さっきのが初めてってわけじゃないじゃん」
俺の反撃をさらりとかわし、マユラは身を乗り出して聞いてくる。興味津々といった感じに目は燦然と輝いていた。
「ま、まぁ・・・でも・・・」
「シン・アスカとマユラ・ラバッツ!私語は慎め!」
突然冷や水のように浴びせられた言葉に、俺とマユラはびくっとすくみあがった。
見ると、サトー先生がこちらに鋭い眼光を浴びせていた。
「「す、すみませんっ!」」
俺とマユラはほぼ同時に同じ言葉を吐き、視線を黒板に戻した。
・・・まぁ、助け舟とでも思っておくか。うん、
あのまま、話が続いてたらどうなったか分からない。
いや、もちろん緊張するほうがおかしいのはわかるが・・・本当になんでもないんだから。
俺が安堵の息をついているうちに、ほどなく授業は終わった。
783通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 12:30:13 ID:???
GJ!
3人娘も同じ教室ですか。いろいろ話がふくらみそうですね。
しかしサトーさんw歴史の先生だったんですかw
784通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 12:32:36 ID:???
おお、久しぶりのマユラ登場か。GJです、職人さん。
やっとこのスレにも作品が投下されはじめたー。期待しています!
785通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 12:35:03 ID:???
GJ!
マユラとシンの絡みもあるのかな?とにかく期待です!
786通常の名無しさんの3倍:2007/03/11(日) 22:41:47 ID:???
新作がきてますね。どんな日曜日になるんでしょうか。
今からワクテカですな。
787通常の名無しさんの3倍:2007/03/12(月) 19:46:48 ID:???
age
788通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 00:45:40 ID:???
スゲェどうでも良い話になるが、「シンが冷静だったら」スレのシンだったら
どういう風に切り抜けるのかwkwk
789通常の名無しさんの3倍:2007/03/13(火) 06:21:35 ID:???
冷静じゃなくなりそう
790とりあえず投下。part5:2007/03/14(水) 20:10:25 ID:???
「それで、どうなのよ?」
休み時間が始まるや否や、マユラは俺に質問を浴びせてきた。
「どうって・・・何が?」
「もー、わかってるくせにぃ」
一応とぼけてみせたが、無駄だった。
要するにフレイとの関係、ということだろう。
それを吐け、と。
だが残念ながら俺とフレイはそんな関係ではないのだ。
「別に・・・単なる友達だけど」
俺は憮然とした表情で答えた。
「えー、ほんとにー?」
マユラはニヤニヤしながら顔を近づけてくる。俺がうそでもついていると思ってるんだろうか。
それにしても、フレイやラクスの影に隠れているが、結構マユラも可愛いものだ。
「ほんとったらほんとだ!どうでもいいから早くさっきの歴史、ノートに写せよ!」
俺はぶっきらぼうに言い、マユラから視線をはずした。自分の頬が赤くなっているのが分かったからだ。
「そうむきになってくるところが怪しいんだよねー」
マユラは俺の表情に気づいてないみたいで、実に楽しそうである。
「ほんとに何もないって!そんなこといいからさっさとノート写せって!」
俺は強引に話を打ち切り、机に顔をうずめた。
授業開始のチャイムが鳴るまで、俺はずっとそうしていた。
なんとなく、自分の中で何かが変わっていってるような・・・そんな気がした。

投稿遅くなってすみません。

791とりあえず投下。part6:2007/03/14(水) 20:55:52 ID:???
「今この世界では、我らは誰もが本当の自分を知らず、その力も、役割も知らず、ただときどきに翻弄されて生きていr(ry」
落ち着き払った物腰で、滔々と世界の在り方について語っているのは生物のデュランダル先生だ。
・・・正直こういう話は生物の授業でする話じゃないと思うが。
なんでもデュランダル先生は、かつて有名な遺伝子の研究所にいたらしく、その筋ではかなりの有名人らしい。
また生徒の相談には親身にのってくれ、端正な顔立ちで柔和な笑みと細身の長身で、女子からひそかに人気である。
「今の君達は不当に扱われているのかもしれない。誰も君達自身すら知らないまm(ry」
デュランダル先生の話が続く中、前の席のラクスがふいにこちらを向いて話かけてきた。
「シンは、先生が言う世界・・・どう思いますか?」
「どうって・・・急に言われても」
するとラクスは、いつになく強い意志を宿した瞳で言った。
「そんな世界、私は許しません」
普段おっとりとしているラクスからは、なかなか見られない表情であった。
俺はどう答えればいいのか分からない。
「あら・・・驚かせてしまってすみません、シン」
困惑している俺の表情を見て取ったのか、ラクスはくすりと笑って前に向き直った。
ラクスもああいう顔するんだなぁ。
意外な彼女の一面が見られて、ちょっと得した気分だ。
そーいや次の授業は体育だったっけな。
ぼけーとしながら先生の演説のような授業を聞き流しつつ、俺はただ時が過ぎるのを待った。


すみません、話が長くなってしまいそうです。短くまとめきれないので・・・。
792通常の名無しさんの3倍:2007/03/14(水) 21:22:59 ID:???
GJです!なにげにマユラの出番が増えているw
長くなっても全然OKだと思いますよ!
個人的には大歓迎です。これからも期待しています!
793通常の名無しさんの3倍:2007/03/14(水) 21:25:15 ID:???
サトーに続いてデュランダルかw
しかもこっちもこっちですごい事いってるし。
すごいシュールな授業風景になりそうだwでもそれがいい!
794通常の名無しさんの3倍:2007/03/14(水) 21:27:38 ID:???
>>なんとなく、自分の中で何かが変わっていってるような・・・そんな気がした。

フラグか?フラグがたっているのか?誰のルートに進もうとしているんだ?シンは。
795通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 00:02:07 ID:???
体育の先生って誰だ?この学校色物な先生ばかりいそうな気がw
796通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 00:29:44 ID:???
マユラの連ザ2のプラスモードの台詞は印象的だったよなあ。
なんかフラグたってます、って感じで。
それはそうと職人さんGJ!
797通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 02:32:26 ID:???
案外、ムウあたりになりそう。
798とりあえず投下。part7:2007/03/15(木) 21:36:09 ID:???
俺は授業が終わるとすぐに職員室に向かった。
体育委員である俺は、授業の前に、今日の体育の内容を聞きにいかなければならないのだ。
「失礼しまーす」
がらがら・・・とドアを開けると、まだ授業から帰ってないのか、ほとんど先生はいない。
お目当ての先生はっと・・・視界の左隅にいた。
頭にはヘッドフォンをつけ、なにやらパソコンのディスプレイを凝視している。
「何してんだろ・・・?」
先生はこちらに気づいてないみたいだ。
俺は気づかれないように遠回りして回り込み、そっとパソコンの画面をのぞき見た。
・・・。
なんだ、これは。
俺は絶句した。
ディスプレイに映っていたのは、ほとんど服を着ていない二次元の女の子であった。
しかも大音量で聞いているらしく、ヘッドフォンから音が漏れており、俺にまでキャラクターの声が聞こえてくる。
俺はしばし圧倒された後、本来の目的を思い出した。
「あの・・・先生」
声をかけたがこちらに気づかないみたいだ。
「あのー、アーサー先生!」
声を大きくすると、やっとこちらに気づいたようである。
「や、やぁ、どうしたんだ?シン」
驚いたように振り返り、上ずった声でたずねてくる。
「どうしたって・・・次体育ですから何をするか聞きにきたんです。」
焦りきっている先生に、俺は極めて事務的に返答した。
「あ、そ、そうか、次は体育か。えーと、次はバ、バスケだな。うん、バスケをしよう」
「わかりました」
たった今決定したような物の言い方だったが、俺はそれだけ言うと、すぐにその場から立ち去った。
アーサー先生が学校のパソコンを使ってエロゲをしているという噂があったのだが、どうやら本当らしい。
「失礼しました」
職員室を出るとき一瞬アーサー先生を見ると、またもディスプレイとにらめっこしていた。
・・・こりない人だ。
てか学校であんなのやってていいのか・・・?見つかったらやばいよな、これ。
俺は教室に戻り、今日の体育はバスケであることをみんなに報告した。
体操服とシューズを持って女子が教室を出ていく。
さすがに男女一緒の教室で着替えを行うわけにはいかないので女子は隣の教室で着替え、男子がこちらの教室で着替えることになっている。
俺はさっさと着替えると、シューズを引っつかんで一人体育館へと向かった。
さっきアーサー先生がやってたことは・・・いわないでおこう、とりあえずは。
799通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 22:50:07 ID:???
GJです!
体育の先生はアーサーだったのかw
学校でもやっているのかいw
800通常の名無しさんの3倍:2007/03/15(木) 23:11:45 ID:???
GJ!
濃いな〜、この学校の先生達はw
そういやアーサーがエロゲ好きっていう元ねたはなんだっけ?
801通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 04:02:00 ID:???
アーサーかw
802通常の名無しさんの3倍:2007/03/16(金) 12:03:23 ID:???
GJ!
優しいな、シン。
あえて言わないとは…
803とりあえず投下。part8:2007/03/17(土) 04:57:03 ID:???
「あー、疲れた」
俺は座り込んで、知らず知らずそんな言葉を口にしていた。
今日の体育はバスケである。クラス別でチームを作り、クラス対抗という形で試合をおこなっている。
俺はついさっき試合に出たのだが・・・相手チームのアウルってやつが結構・・・いや、かなり厄介だった。それ以外はなんてことなかったが。
ちなみに勝敗はというと、激闘の末最後の最後で俺がスリーポイントを決め、俺のチームが勝利した。とはいえ辛勝そのものだったが。
ふー、と息をつき隣のコートの女子バスケに目をやる。
ボールをキープしてるのは・・・マユラか。
と次の瞬間、マユラはフリーになっていたジュリにパスを回し、ジュリは間髪いれずアサギにロングパスを出した。
ゴールの近くだったアサギが軽々とレイアップを決めると、息もつかせぬコンビプレーにどっと歓声がわきあがった。
三人はチームメイトと手を叩きあい、無邪気な笑顔を見せる。
ああしてると可愛い子なんだけどなぁ。
「ここで負けるわけにはいきません。みなさん、あと少し・・・がんばってください」
ラクスの凛とした声が響く。
「「「はーい!」」」
三人は同時に答えると、敵に向かっていった。




804とりあえず投下。part9:2007/03/17(土) 05:33:45 ID:???
「あー、かわいいよなぁ、クラインさん」
「そーそー、俺らファンなのになぁ」
振り向くと、悪友のヨウランとヴィーノが軽薄は笑みを浮かべて近づいてくる。
「しかも今度の日曜はアルスターさんとデートときたよ」
「いいよなあー」
二人はいつもこんな調子だ。
「あのな・・・お前ら、誤解してるって」
そう、そしてこの二人は誤解してるのだ・・・
「俺はラクスとそういう関係じゃないし、フレイともそういう関係じゃない。ただの友達だよ」
まあ、多少は・・・仲がよいかもしれないが。
「じゃあなんでラクスとかフレイとか普通に呼び捨てにしてるんだよ」
「お前だけだぞ?それを許されてるのは」
言われてみれば・・・そうだ。俺は言葉に詰まってしまった。
でもそれってそう重要なことなのか?
それに許すとか許さないじゃなくて、気づいたらそうなってたって感じだし・・・。
「なぁ、紹介してくれよー、クラインさん」
ヴィーノが俺の首に手を回してくる。
「やだね」
そもそも俺に紹介する権利などないのだが・・・俺はそう言い放ち、手を振り払うと視線を戻した。
805とりあえず投下。part10:2007/03/17(土) 06:14:41 ID:???
ぼけっとしながら、俺は女子バスケの方を見ていた。
自分では特に何も考えていないつもりだった。
「誰見てんだよ、シン」
別に当のヨウランは、何も考えずに聞いたのであろう。
だが言われて初めて俺は、気づいてしまった。
自分の視線が、いつの間にか一人を追っていたことに。
・・・思えば初めてじゃないのかもしれない。
ただ気づいてないふりをしていただけだったのかもしれない。
こういうのを・・・こういう感情を世間では―
「あ、また試合だぜ。俺達」
ヴィーノのめんどくさそうな声が思考を遮り、俺は我に帰った。
「頼んだぜ、スーパーエース!」
ヨウランが肩をぽんと叩いてくる。
「あ、ああ、任せろ!」
うれしいというか恥ずかしいというか・・・変な感情がこみ上げてきたが、俺は平静を装いコートに入った。
ちなみに女子バスケを観戦していたアーサー先生の目がイッちゃってたことを・・・そうだな、マユラあたりにしゃべったらどうなるだろう。


なんかシンのスクールライフ的SSになってきてるような・・・


806通常の名無しさんの3倍:2007/03/17(土) 09:45:31 ID:???
>>805
上等上等、続き期待
807とりあえず投下。part11:2007/03/20(火) 02:45:22 ID:???
「あー、腹へった・・・」
体育が終わり教室に戻って着替えた後、俺は昼飯にしようとかばんの中に手をつっこんだ。。
思えば今日は朝食もとってない。それにバスケで結構動いたからお腹がすいて当然だろう。
・・・あれ?
しばらくかばんをまさぐった後、俺は異変に気づいた。
・・・ない。
弁当がない。
そういえば・・・
朝、急いでて弁当をバッグに入れるの忘れてたっけ・・・。
なんか一気にテンションが下がった。
仕方ない、今日は学食でいっか。
そう思い立ったとき、ちょうど着替え終わった女子達がぞろぞろと帰ってきた。
その中でも、波打つピンクの髪はひときわ目立つ。もちろん、目立つのは髪だけが理由ではないが。ラクスは体操服を直した後、こちらに向かってきた。
「今日も大活躍でしたわね。ずっと応援していましたのよ、シン」
こういうせりふを、照れもなく言えるラクスはすごいと思うが、同時に俺としては恥ずかしい。
普通に周りに聞こえる声量だったらしく、隣で弁当を広げていたマユラが―
こちらをにらんでいる。・・・なんで?
「ん・・・さんきゅ」
なんとなくラクスにはペースを乱される。いや、悪い意味じゃなくて・・・
「ところで・・・お昼、ご一緒しませんか?」
ラクスはにっこり笑って言った。ラクスが俺にそう言った瞬間、視線が一斉にこちらに集まった気がしたのは気のせい・・・だよな。
なんつーか・・・教室内ならともかく、全学年が集まる食堂ともなるとさすがに・・・
かと言って、嫌だとか・・・むげに断ることもできない。
どうするか・・・迷った末、俺は口を開いた。
「ごめん、俺弁当忘れてきたから食堂いくんだ」
これなら当たり障りないはず。すごいぞ、俺。
もちろん俺としては別に昼飯くらい、いいんだけどさ。ラクスとは友達・・・だし。
でも只今休業中とはいえ、アイドルと一緒にってのはね。フレイのこともあるし。今はフレイが教室にいないのでよかったが。
でも・・・安堵しきっていた俺に、ラクスは一拍置いてこう言ったんだ。
「あらあらあら・・・実は私も今日は忘れてしまって・・・ですから、心配いりませんわ」
では、いきましょうか―ラクスは俺の答えを聞く前に、先に歩き出した。要するに俺がOKするとふんでるってことだ。ラクスにしてはちっと強引じゃないか?
まぁ、ついていかないわけにもいかないし、元々そこまで嫌ってわけじゃなかったので、俺はラクスの後を追って教室を出た。それに、ラクスが何を食べるのか少し興味もあった。
ほんのちょっと小走りで、先に教室を出たラクスに並んだ。
「あんた達・・・どこいってんのよ?」
ちょうどそのときだった。
振り向くと、フレイが立っていた。

一応続き投下します


808通常の名無しさんの3倍:2007/03/20(火) 07:25:39 ID:???
ヘタレだなシンは

修羅場キタ
809通常の名無しさんの3倍:2007/03/20(火) 12:17:29 ID:???
GJ!
これはとうとうスレタイ通りの女難になるのか!?
女の戦いにwktk
810通常の名無しさんの3倍:2007/03/20(火) 20:52:09 ID:???
GJ!
続きにwktk
811通常の名無しさんの3倍:2007/03/22(木) 01:10:12 ID:???
保守
812とりあえず投下。part12:2007/03/22(木) 22:35:20 ID:???
俺は焦るという言葉では足りないくらい焦りきっていた。
いや、俺がラクスと一緒に昼飯を食べようがフレイから文句を言われる筋合いはないのではあるが・・・。
だが言葉を間違えれば終わってしまう。何が終わるかは分からない。考えたくない。
「えっと―」
「シンとお昼をご一緒しようと思いまして」
俺の言葉を遮り、ラクスはにこっと笑い質問を返した。
うん、わかるよ。ラクスに悪気がないのは分かる。
だが・・・
「・・・ふざけんじゃないわよ!あんたね、シンがちょっと優しくしてくれるからって調子に乗らないでよ!」。
ものすごい剣幕だった。シーン・・・と静まり返った廊下に響き渡る罵声。
何事かと窓から首を出してくるやつもいた。
「はい、シンはとても優しい方ですわ」
ラクスはあくまでにこやかだ。あえてつっこませてもらうなら、話がかみあってない気がする。
「・・・とにかく、あたしもいくんだからね。ちょっと待っててよ」
フレイは体操服を直しに教室に入っていった。
「私、フレイさんとお昼をご一緒するのは初めてですわ」
うれしそうに言うラクス。ここまでくるともう・・・いや、何も言うまい。
俺があいまいな笑みを浮かべているうちに、フレイが帰ってきた。
「さ、いくわよ」
こうして、はからずも右はラクス、左はフレイと学校の二大アイドルと一緒に、俺は食堂へ向かうことになった。
この先何が起こるのだろう・・・。それは、全くの未知数だった。




813通常の名無しさんの3倍:2007/03/23(金) 01:22:39 ID:???
やっぱラクスクラインだわ…
天然キャラなんだけどそれだけじゃない何かがある…
814とりあえず投下。part12:2007/03/24(土) 03:19:48 ID:???
右を向くとラクスが微笑みかけてくる。
左を向くとフレイの不機嫌な顔がある。
そして周りからはひそひそ声。
ただならぬ雰囲気をかもし出しつつ、俺達はなんとか食堂についた。
お昼時ということもあり、結構混んでいるが席はちょこちょこ空いているみたいだ。
さて、何食べよっかなっと。
財布から小銭を取り出し、投入する。
少し迷った末、俺はBランチに決めた。
出てきた食券とお釣りを取り出す。
「シンは何になさいましたか?」
「え?Bランチだけど・・・なんで?」
「私、シンと一緒の物にしようと思いまして」
あ・・・そう。ラクスも普通のもの食べるんだな。まぁ、当然なんだろうけどさ。
フレイは・・・フレイも一緒のか。
結局三人とも同じBランチの食券を携え、カウンターに向かった。
それにしても・・・ラクスもフレイも話しかけてこない。
なんだか非常に気まずいのだが。
トレイを受け取りテーブルにつくと、俺の横にフレイが、正面にラクスが座った。
「いただきまーす・・・」
なんとか明るく振舞おうとしたが、口から出たのは力ない言葉であった。


文章下手ですみません
815通常の名無しさんの3倍:2007/03/24(土) 11:46:41 ID:???
なんでシンがもてるんだーーw
ちゃんと二人を楽しませないとツン
816通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 04:10:22 ID:???
GJ!
気まずいってレベルじゃねーぞwww
817通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 15:25:57 ID:???
GJ!
やはりこの2人が強いですねw
何気にマユラも存在感をだしてますなw
818通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 16:08:41 ID:???
まとめHPの作品が一部見れないのって俺だけ? 更新も停止しているみたいだし。
ラクスの短編なんて結構見れないんだけど……デフォ?
819通常の名無しさんの3倍:2007/03/25(日) 17:04:59 ID:???
「ラクスを救え!編」の1,2はURLの全角数字を半角に直せば読めるな。
他の作品もURL直して飛べばおk。

シンとラクスの出逢い?:「sintorakusunodeai?.html」→「sintorakusunodeai.html」
ラクスvsミーア:「/LucusVSMeer%20boppatu?/」→「/LucusVSMeerboppatu/」
黒ラクス×シン:「/kuroLucsu*sin.html」→「/kuroLucsusin.html」

これで読める筈。 多分まとめる時にリンクで飛ばす先をミスったんだろう。
820818:2007/03/25(日) 17:19:05 ID:???
>>819
                 ,r=''""゙゙゙li,
      _,、r=====、、,,_ ,r!'   ...::;il!
     ,r!'゙゙´       `'ヾ;、, ..::::;r!'゙
    ,i{゙‐'_,,_         :l}..::;r!゙
.  ,r!'゙´ ´-ー‐‐==、;;;:....   :;l!:;r゙
 ,rジ          `~''=;;:;il!::'li
. ill゙  ....         .:;ll:::: ゙li
..il'   ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!::  ,il!
..ll          `"゙''l{::: ,,;r'゙
..'l!       . . . . . . ::l}::;rll(,
 'i,  ' ' -=====‐ー《:::il::゙ヾ;、  
  ゙i、            ::li:il::  ゙'\.      
  ゙li、      ..........,,ノ;i!:....    `' 、  ∧__,,∧
   `'=、:::::;;、:、===''ジ゙'==-、、,,,__ ` '(´・ω・`)
     `~''''===''"゙´        ~`'' (    )
821とりあえず投下。part13:2007/03/26(月) 01:23:45 ID:???
「ごちそーさまでした・・・」
俺は二人より一足先に完食した。
俺が食べ終わるまでの間、一切会話はなかった。
フレイはずっと不機嫌そうに顔をしかめているし、ラクスはラクスでフレイの態度が気になるのか、口を開かない。
この雰囲気を打破するのは俺の役目なのだろうが・・・。だが俺にはそんな経験も、言葉も持ち合わせてはいなかった。
それにしても、二人とも小食なのか、あまり減っていない。
まぁ、この二人が大食いであったらそれはそれで嫌なのだが・・・。
そういえば、ラクスはどんな物を食べるんだろうと興味があったのだが、こうしてみると彼女もただの一高校生である。
歌姫と呼ばれ、歌唱力とその容姿で人気を誇ったラクス。
それゆえ、俺は彼女に対して無意識のうちに一線を引いていたのかもしれない。
「シン」
ラクスの澄んだ声に呼ばれ、俺は反射的に顔を上げた。
突然ラクスは少し身を乗り出し、細く白い腕を俺の頬にのばしてきた。
咄嗟のことに反応できず、俺は硬直していた。
「ご飯粒が―」
「え?」
「ご飯粒がついていましたので」
ようやく、事の次第が理解できた。
「あ、ああ、ありがと」
俺の礼を笑顔で受けとめ、何事もなかったかのようにラクスはさっきまで俺の頬についていたご飯粒を口に運ぶ。
びっくりした。心臓に悪いよ、こういうのは・・・。
そして、もちろんこの行動に対してフレイが黙っているわけはなかった。




822通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 08:15:02 ID:???
嵐の幕開けか・・・!
GJです!
823通常の名無しさんの3倍:2007/03/26(月) 17:20:48 ID:???
テラウラヤマw
824通常の名無しさんの3倍:2007/03/28(水) 01:09:41 ID:2axnrZtN
825とりあえず投下。part13:2007/03/29(木) 00:25:45 ID:???
「あんた・・・いい加減にしなさいよっ!!」
フレイは勢いよく身を乗り出し、ラクスをにらみつける。ただでさえ集まっている視線がさらに収束していった。
「・・・はい?」
対するラクスはきょとんと首をかしげている。
「なんなのよ!?あんたはずっと・・・あんたがシンにしていいことなんて一つもないんだからっ!」
矢継ぎ早に言葉を浴びせるフレイ。なんか日本語がおかしい気がするが今はそんなことを気にしてる場合じゃない。
「・・・それを決めるのはあなたではありません。シンはあなたの物ではないのです。」
ラクスはラクスでフレイの物のいいようが気に食わなかったらしく、真っ向からフレイを見返す。
「はぁ?だいたい、あんた自分が迷惑がられてるって自覚ないの?」
「私は信じていますわ、シンのことを。フレイさんこそ、シンに迷惑をかけているのではないですか?」
お互いの視線がぶつかり、罵り合う二人。こ、これが女の戦い・・・?
てか本来こういう場合には、すぐに食堂の人が止めに入るのだが・・・さすがにこの戦いに首を突っ込もうとする人はそういないだろう。
争う二人を尻目に厨房にちらりと視線を送ると炒飯職人のディアッカさんはやれやれ・・・というような仕草をよこしてきた。
・・・まぁ妥当な判断だろう。俺だってもし自分が第三者だったら飛び火をもらいにいくようなことはしない。
・・・だが、ここで俺は第三者ではない。そして、この事態を収めるのは俺の役目である。
「・・・やめろよ。二人とも」
さすがに、俺はここら辺で止めにはいった。
826通常の名無しさんの3倍:2007/03/29(木) 09:01:26 ID:???
GJ!
カオスだねぇ
827通常の名無しさんの3倍:2007/03/30(金) 05:43:31 ID:???
シンイキロw
828とりあえず投下。part13:2007/03/30(金) 19:55:22 ID:???
「だって!ラクスが―」
「そうじゃなくて、声がでかいって言ってんの!」
フレイの反論を抑え、俺は極めて的確な意見を出した。ちょっと俺の声も大きかったかもしれないが。
「なんであたしだけに言うのよ」
フレイはラクスから俺へと標準を変えた。
「え?」
「シン、あんたラクスの味方するわけ?」
「は・・・い?」
いや、味方とかじゃなくて・・・。ただ注意しただけなんだが・・・。幼稚すぎやしないか?てかラクスは大声を出していません。
と思ったが言わない。いや、いえない。このままじゃ止めに入るどころか話をややこしくしてるだけじゃないか。
「や、そうじゃないけど・・・」
「じゃあ何なのよ?だいたいね、あんたはラクスに甘すぎるの!」
「いや、そうじゃなくて・・・」
戦闘態勢に入ったフレイを俺は止めることができない。
ただ、押されるばかりである。これがオーラってやつなのかなぁ。それとも俺がヘタレなのかなぁ。
てかもはや周りの目が気にならなくなってきたぜ。慣れってすごいなぁ・・・
「フレイさん」
フレイの傍若無人な糾弾を見て取ったのか、ラクスがおもむろに口を開いた。
「・・・もうやめてくださいな」
今度は逆にラクスがフレイをキッと見据える。
いつになく強い意志を秘めたラクスの瞳。気おされるようにフレイは黙り込んだ。
「みなさん・・・ご迷惑をおかけしましたこと、申し訳ありませんわ」
今度は、周りの野次馬達に深く頭を下げ侘びの言葉を口にしたラクス。
もはやこれ以上争える雰囲気ではなかったし、フレイも気勢をそがれたように座り込んだ。
「あら・・・そろそろ昼休みが終わってしまいますわ。もったいないですけど・・・教室へ戻りましょう」
ラクスはまたいつものにこっとした表情に戻り、俺達に告げた。
「あ、ああ」
とりあえず俺は頷いて隣のフレイを促し、ラクスに続いて食堂を出た。
・・・昼飯食べた気がしない。前を歩くラクスから体を通して出る力を感じる。もちろん気のせいだろうが。
そしていつもながらものすごく気まずい。こういうときは!
「え、えーと次の授業なんだっけ?」
「国語だけど」
「国語ですわ」
「・・・そか」
フレイとラクスはほぼ同時に答えた。
・・・さらに気まずくなった雰囲気の中、俺達は教室へと急いだ。
829通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 09:57:26 ID:???
再び教室にもどるのか。今度は一体何が起きる事やら。
期待してます!GJ!
830通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 08:56:44 ID:???
GJ!
831通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 17:29:18 ID:???
教室にいるマユラとか他の連中もまた話しに絡んでくるのかな?
とりあえずGJ!
832とりあえず投下。part14:2007/04/02(月) 20:29:35 ID:???
なんとか授業が始まる前に教室についた。教室に入ると好奇の視線が俺を刺し貫く。
・・・まぁそりゃそうだよな。
俺が視線に気づかない振りをし、何事もなかったか(クラスのみんな想像してるようなことはなかったろ)のように席につくと、まもなくチャイムが鳴りフラガ先生が入ってきた。
「よーし授業を始めるぞ。慎ましくな」
授業が始まっても俺は全然集中できなかった。現国は結構好きなんだけど。
とりあえず机に教科書とノートを広げ、目を落とす。
だが考えるのは現代文の問いではない。かと言って何を考えるのはわかっているわけではない。
いろいろなことが一気に起こったせいか思考が定まらないのだ。
・・・寝るか。
そう思い俺はひじをつこうと手を動かした。
っと。消しゴムが机から落ちて隣のマユラの席の下に転がっていく。
寝ようと思ったときこういうことがおこると何かむかつく。まぁ授業中寝るほうがいけないんだけどさ。
「消しゴムとってくんない?」
マユラは無表情―いや、心なしか怒ってるような顔をこちらに向ける。
「あ、椅子の下」
めんどくさそうに消しゴムを拾うと、はいとも言わず無言で突き出して手渡してきた。
「あ、ありがと」
俺の礼の言葉を無反応で受け取ると(受け取ってないんだろうけど)、いつも取らないノートを取り始めた。
なんというか、マユラは実に分かりやすいやつだ。
「・・・何怒ってんだよ」
「怒ってないけど?」
挑戦的とさえ思える口調で言い返してくるマユラ。
「怒ってるだろが」
俺の口調が強かったのか押し黙るマユラだったが、すぐに反撃に転じてきた。
「・・・いーわよねー、シンは。クラインさんとフレイと一緒にご飯食べて。もてもてだよねー。あーん、とかしてもらったのー?」
なぜかさっきまでの無機質な口調からは打って変わって、明るすぎる―投げやりな口調で言い募ってくる。
俺の頭の中でコンディションレッドが発令された。
「まぁ、当然といえば当然かぁ。フレイさんとは恋人同士みたいなもんだしねー。日曜もデートなんでしょ?」
・・・これはラクスとフレイの二人と昼を一緒にとったことをあてこすっているのだろうか。
しかも別に俺はフレイと恋人同士ってわけじゃないんだが。
「いや、あのさ・・・」
「あー、先生がこっち見てるし、じゃあねっ」
マユラは俺に言い訳の時間を与えず、さっさと視線を黒板に戻した。
・・・どうやら昼の件で機嫌を悪くしているようである。でもなんでそのことでマユラが怒らなくちゃいけないんだ?
わけわかんねーよ。
はぁ・・・とため息をつき、俺は窓から外を見やった。そろそろ葉桜がちらほら出てきてるみたいだ。
ま・・・どうでもいっか。俺は当初の予定通り、眠りの世界に入った。


833通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 20:39:33 ID:???
マユラももはやヒロイン候補なのかな?
これからの展開が気になります、GJです!
834通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 20:42:01 ID:???
しかしこの職人さんのマユラはいい味だしてるなあ。
GJ!
835とりあえず投下。part15‐1:2007/04/02(月) 23:02:17 ID:???
目を開けると、既に先生はいなかった。要するに俺は授業中ずっと寝てたってことだ。
「やっと起きた?」
目をこすりながら右を向くと、マユラの席にジュリが座っていた。
「ずっと授業中寝てたでしょ?授業終わって起立するときも寝てたから先生も呆れてたわよ」
う・・・ってことはバレたってことか。
「それで・・・どうかしたのか?てかマユラは?」
内心の狼狽を押し隠し、つとめて冷静に言う。
「マユラはアサギと一緒に飲み物買いにいったよ」
「あ・・・そっか」
「すっごい怒ってたわよ。あの子、結構頑固なところあるから・・・」
「え、マジで?」
「うそよ、う・そ」
ジュリはくすくす笑いながらからかうように言う。いや、実際からかってるんだろうけどさ。
「でも、不機嫌なのは本当だけどね。で、シン君はどうするの?」
「どうするって・・・俺に聞かれても困るんだけど。何か俺悪いことしたっけ?」
「・・・ま、わからないならいいわ。後は自分で考えてね」
俺に無理難題を言い渡し、ジュリは教室を出て行った。
・・・俺が何したってんだよ。正直身に覚えがない。
女ってよくわかんねーな・・・。
窓から外を見ると、桜が目に入ってくる。なんとなく春ってのは肌に合わないんだよな。
・・・それにしてもなんて言えばいいんだ。ごめんなさい?俺が悪かった?いや・・・謝る必要はないよな?
あーわかんね。結局マユラが教室に帰ってきても、俺は話しかけなかった。怒ってたわけじゃなくてどう話しかければいいかわからなかったからだ。
それからてきとーに授業を聞いてノートをとったり、ジュリから出された難問を考えたりしてると、あっという間に放課後になった。
掃除当番のやつがほうきを持って教室を出て行く。
・・・帰るかな。春と言っても結構寒いときもあるし。
「ね、ねえ」
顔を上げると、マユラが立っていた。
836とりあえず投下。part15‐2:2007/04/02(月) 23:03:16 ID:???
「なんだよ?」
俺が少し警戒気味に言うと、マユラはちょっと視線を泳がせながらこういってきた。
「えっと・・・べ、別にそんなに怒ってたわけじゃ・・・ないんだからっ」
「え?」
「じゃ、じゃあね、ばいばい!」
それだけ言うと、たたたっと教室を出ていった。なんだったんだ・・・。
ま、まぁ要するに怒ってはなかったってことだよな・・・?よくわかんねーけど助かった。
「シン」
次は・・・フレイか。
「あたし、塾あるから帰るから。日曜、楽しみにしてなさいよね!」
おい、俺はまだ日曜行くとは言ってないぞ!
なんてこと言う暇もなく(暇があっても言えないが・・・)フレイは走って帰っていった。
・・・さてと、今日は帰ったら―数学でもやるか。数三Cとか難しくてよくわからないんだよね。
俺は数学の教科書とか筆箱とかをバッグに詰め込むと席を立った。
そのときだった。
「一緒に帰りませんか?」
誘いの言葉を口にしながらラクスが近づいてくる。・・・なんていうか申し出はありがたいんだけど、視線が怖いんです。
こういうときは・・・
「ごめん、今日はヨウラン達と一緒に―」
「あら・・・ヨウランさんとヴィーノさんなら先にお帰りになられましたわ」
なぁにぃぃ!ヨウランとヴィーノ席を見ると、確かにいない。なぜだ?なぜ今日に限って先に帰るんだ?
「・・・嫌・・・なのですか?」
ラクスは悲しげに視線を落とす。
「い、嫌じゃないって。そんなことないよ!」
「では、参りましょうか」
ラクスは輝くような笑顔を見せると、歩きだした。
結局こうなるのか・・・。俺は半ば諦めてラクスと帰ることにした。



837通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 23:50:51 ID:???
マユラがツンデレ化しているw
アサギとジュリは友達思いのいい奴らだなw
ラクスとの帰宅途中になにがあることやら。GJ!
838通常の名無しさんの3倍:2007/04/03(火) 11:48:22 ID:???
女の子を傷つけたら男じゃないぞ!
シンしっかりしろーラクスかわいそうじゃん
839とりあえず投下。part16:2007/04/04(水) 01:17:11 ID:???
ここは俺の部屋。俺の部屋のはずなんだが部屋の主であるはずの俺がなぜか落ち着けない状況になっている。
まぁ理由は俺の目の前にいるピンクの髪の少女―すなわちラクスの存在なのである。
なぜ彼女が俺の部屋にいるのか。しかも二人きりで。要するに事の次第はこういうことだ。
「えーと、ラクスん家ってこっちだっけ?」
ふと俺は足を止めた。確かラクスの家の方向はこっちじゃなかったはずだ。
「いいえ。反対の方角ですわ」
「だよな。どこまで一緒に帰るの?」
「シンの家にお邪魔しようかと思いまして」
こともなげに、ごく当たり前のことのようにラクスは言った。
「もちろんシンがよろしいのでしたら、ですが」
もしも、だ。もしも俺がここで・・・そう、用事があるんだとか、ちょっと今日は・・・とか言ってればそれでよかったのかもしれない。
「え、別にいいけど・・・」
口から出たのは俺が考えていることとは全く逆の言葉であった。
それから家に着くまで俺は変に意識してしまって言葉が耳に入ってこなかった。
いや、ラクスとは別に恋仲じゃないし意識するほうがおかしいのかもしれないけどさ。
でもやっぱ緊張しちゃうだろ?普通。別にやましいこと考えてるわけじゃないけどさ。ほんとだぞ。ほんと。
「ここ・・・俺ん家だけど」
「私、シンの家にお邪魔するのは初めてですわね」
ラクスは楽しそうだ。楽しそうなラクスに対して、俺は・・・。まぁここまで来て帰れなんて言えるか?いえる訳ないだろが。
俺は思い切ってドアを開けた。
「ただいまー」
「おかえりなさいっ!おにいちゃん!」
840通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 06:51:17 ID:???
マユwやばくね?
841通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 09:10:04 ID:???
なにやら急展開GJ!
842とりあえず投下。part17-1:2007/04/05(木) 00:53:35 ID:???
元気な声と一緒にたたっと階段を駆け下りてくる音が聞こえる。
「今日は結構早かったね!・・・って、えぇぇぇぇ!?」
俺の背後にラクスの存在を認めた妹は驚愕している。まぁそりゃそうだろう。
俺は同じクラスにラクスがいると教えていない。教える必要などないし教えたら教えたでどうなるか分かっていたからだ。
「え、え、その人・・・」
「あーこの人は同じクラスのラクスさん」
「ほ、ホンモノ?」
「なんだよホンモノって・・・本物も偽者もあるかって」
とは言ってもびっくりするのが普通だろう。突然妹がアイドルを家に連れてきたら俺だって逆にびっくりしてるはずだ。
「こんにちは。私、ラクスクラインと申します」
軽く頭を下げ挨拶するラクス。
「え、え、っとマユです!マユ・アスカです!」
妹はふかく頭を下げる。緊張しているようだ。
「あー、今から大事な話があるから。部屋に入ってくるんじゃないぞ。・・・あ、上がってラクス」
お邪魔しますわと言いながら上品な仕草で家に入るラクス。
「俺の部屋二階だから」
「お母さん!おにいちゃんが!おにいちゃんが!」
階段をのぼっていたら妹の興奮した声が聞こえてきた。
なんだか気恥ずかしくて、顔が赤くなるのがわかる。なぜか背後のラクスの顔が少し気になった。
・・・それにしても、妙な話にならないといいんだけど。
とりあえず部屋に入り、ドアをばたんと閉める。ふーとため息が出る。
「ご、ごめん変な妹で・・・」
「いいえ、可愛らしくて元気な妹さんですわね」
とりあえず、はは・・・と力なく笑っておいた。前者については、まぁ兄である俺が言うのもなんだが・・・肯定しよう。別にシスコンってわけじゃないぞ。後者においては元気すぎて困るくらいだ。
「あーと、とりあえず座って」
843通常の名無しさんの3倍:2007/04/05(木) 04:21:52 ID:???
シスコンだなやっぱ
844通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 03:52:56 ID:???
GJ!
大事な話って…迂闊過ぎたぞシンw
845通常の名無しさんの3倍:2007/04/06(金) 23:35:21 ID:d/TN38yK
GJ!!
修羅場のハリケーンは続く…((゚∀゚))
846とりあえず投下。part17-2:2007/04/07(土) 01:26:00 ID:???
まぁ、てなわけで今(part16)に至るわけだ。
それにしてもさっきからラクスは口をつぐんだまま開こうとしない。部屋の中の空気は重くなる一方だ。少なくとも俺はそう感じる。
時計を見るとまだ5分程度しか経っていないのだが・・・俺としてはもう30分以上経ったみたいだ。
・・・このまま待っていても始まらない。俺は迷った挙句口を開いた。
「えっと・・・なんか悩みでもあるのかよ?」
ラクスの肩が小さく動く。
「・・・はい」
ラクスも弱弱しく口を開いた。その姿はアイドルでもなければ時折見せる凛とした姿でもなく、ただの一人の女の子だった。
そして、俺はあえてそれ以上口にしなかった。ラクスが発言するのを待っていたのだ。それ以上何かを言うことは彼女を追い詰めるような気がしたから。
少しためらいを見せたあと、ラクスは言葉を紡いだ。
「実は・・・私、歌手としての活動を再開しないかと言われておりまして・・・」
そう、ラクスは今休業中なのだ。歌手として人気もありファンも多いことからして、活動再開の要請がくるのは当然だろう。
「それでどうしようかと迷ってしまいまして・・・シンはどう思いますか?」
なんというか・・・ものすごく重大な質問をされた気がする。これは下手すれば彼女の一生を左右しかねないことである。
「い、いいんじゃないか?やってみろよ。ラクスならきっとできるって!」
俺はわざと明るい声で言った。ラクスがほしいのはそういう言葉だと単純に考えていたからだ。
だがラクスは俺の表情をちらりと見ると、悲しげにな消え入りそうだ声で俺に問いかけてきた。
「しかし・・・それでは私は学校に来られなくなってしまいます。そしてシンと会うことも・・・」
ラクスの表情が翳る。
「それでも・・・それでもシンはいいのですか!?」
泣いているような、怒っているような・・・口調。
いつしかラクスは目に涙を堪え、こちらを見つめていた。



847通常の名無しさんの3倍:2007/04/07(土) 17:32:55 ID:???
どうするシン!?
いいムードだ
848とりあえず投下。part18:2007/04/10(火) 04:14:12 ID:???
「いや、そりゃラクスと会えなくなったら俺だって悲しいけど・・・」
ラクスは押し黙って俺の話に耳を傾けている。俺は取り繕うように笑顔を作って話し続けた。本当は笑うような場面ではなかったと思う。
「でもラクスって人気あるしさ。俺だってファンだし。CDだって何枚か持っ・・・」
俺はわざと明るめに言った。だが最後まで言い切る前に、俺の言葉は宙に浮いた。ラクスが急に抱きついてきたからだ。
「え、ちょっ・・・ラクス・・・」
咄嗟の行動に俺は一瞬びくっとしたが、ラクスは構わず俺の服をぎゅっと握ってくる。俺の体に柔らかい体が押し付けられた。
「・・・お願いがあります」
その声色はわずかに震えていた。
「・・・何?」
俺は狼狽を押し隠し聞いた。
「しばらくこのままにさせてくださいな」
「うん」
こうやって二つ返事で返すのもどうかと思ったが・・・とりあえずそうしておいた。ラクスは俺の胸に顔をうずめてくる。
わずかにすすり泣く声が聞こえる。しかし、そのままを保つというのもなかなか酷な話であった。
まぁ何回も繰り返すがラクスというのは可愛いわけであり、もちろん俺もそう思っているわけで。
かと言ってどうしようともない。いやもともとどうしようなんて
・・・って待て待て。これじゃ変態じゃないかよ。俺は心の中でかぶりを振った。この状況でそんなことを考える自分がちょっと情けなかったが・・・
目の前の少女のクオリティを見るとそれがおちおち変なことであるとも思えなくなってくる。
迷った末、俺はラクスの背中に手を回し、抱きしめる。ラクスの服を握る力が少し強まった気がした。




849通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 07:00:42 ID:???
ラクス一歩リードかな
850通常の名無しさんの3倍:2007/04/10(火) 10:41:23 ID:???
他のヒロイン達がどう動く事やら。これからも期待ですGJ!
851とりあえず投下。part19:2007/04/14(土) 01:27:44 ID:???
「シン・・・」
ラクスの甘い吐息が頬に触れる。いつの間にかラクスの顔は俺の顔の目と鼻の先まで迫っていた。
潤んだ瞳。上目遣いで俺を見つめるラクス。そのラクスが目を閉じた。
俺の思考は緊張してるはずなのにスムーズだった。
俺はその事態を一瞬で理解した。
ああ、これって・・・
―キス、だよな。
不思議と迷いはなかった。俺も目を閉じ、ラクスの薄いピンクの唇に・・・
そのときだった。
「お茶もってきました〜!って・・・ええええええええええええ!?」
突然、勢いよくドアが開き、妹がお茶をもってきた。もちろん、俺とラクスは抱き合ったままである。
そして、お互いの唇を重ねようとしていたまさに直前だった。
「お、おにいちゃ・・・ん」
マユはお盆を両手で持ったまま硬直している。まぁ・・・まぁ硬直してもおかしくはないと思う。
人気アイドルと自分の兄が抱き合ってたらそうなっても仕方がない。
とはいえ、いつまでもそこに突っ立ってもらっていても困る。
「お茶か。さんきゅ」
俺はぎこちない笑顔を作り妹のマユからお盆を受け取る。ラクスはいつの間にか俺から身を離していた。
「ありがとうございますわ、マユさん」
ラクスが妹に微笑みかける。平静を装っているが頬の色まではさすがのラクスも隠しきれていないみたいだ。

852通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 07:08:24 ID:???
GJ!お約束だなw
そして「何故アーサーが?」と一瞬でも思ってしまった俺はもう駄目かもわからんね
853通常の名無しさんの3倍:2007/04/14(土) 11:13:30 ID:???
おお、急展開ですな、GJ!
マユ驚いてばっかりだなw
854通常の名無しさんの3倍:2007/04/15(日) 04:13:01 ID:???
あーーー惜しい!アイドルとキスなんて普通できないぞ
でもシンフレ派としては一安心w
855とりあえず投下。part20:2007/04/17(火) 23:15:02 ID:???
妹は俺達の態度に少し疑問を感じたみたいだが、妹は妹なりに察したみたいでそそくさと部屋を出て行った。
妹がいなくなり、少し気まずい雰囲気。
「あ、お茶飲もっか」
今思うと何でお茶が出されたのか疑問だが・・・触ってみたら結構熱い。
「結構熱いから気をつけろよ」
「ありがとうございます」
ラクスは俺から湯飲みを受け取ると、ふーふーしてからお茶をすすった。その姿は結構、様になっている。
その姿を見つめつつ、俺の心臓はまだ高まっていた。
とは言えど、実は俺はキスはしたことがないわけではなかった。
自分で言うのもなんだが、多少なりとも、もてなかったわけではなかったからだ。
「ごちそうさまでした。おいしいお茶でした」
ラクスは湯飲みをかちゃりと置くと立ち上がった。
「今日はもうおいとまさせていただきます。お茶、とてもおいしかったですわ」
「あ、俺送ってくよ」
俺も立ち上がった。辺りは結構暗くなっている。まだ変なヤツは出ないだろうが、まあ女の子の一人歩きはちと危ない気がする。
特にラクスくらいのレベルだとね、もう。
階段を降り、靴を履いていると妹がリビングから出てきた。どこから引っ張り出してきたのか知らないが、サイン色紙とペンを握っている。
「あ、あのぉ・・・サインくださいっ!」
ラクスは一瞬きょとんとしたが、顔を真っ赤にした妹からペンと色紙を受け取ると、さらさらと流麗にペンを走らせた。
やっぱりラクスはプロなんだよなぁ。見ていた俺は思わず感嘆した。
「どうぞ、マユさん」
ラクスが色紙を渡すと、マユは目を輝かせて喜んだ。
「わ、い、一生大切にします!マ、マユ・・・じゃなかった私、ファンなんです!がんばってください!」
「ありがとうございます、マユさん」
緊張でめちゃくちゃな言葉をしゃべるマユの言葉に、ラクスは微笑んだ。
「あ、あの、もう一つ・・・」
ちょっと控えめな口調。
「はい?」
「えっと・・・あの、ラクスさんとおにいちゃんは、その・・・付き合ってるんですか?」
俺は一瞬ぼけっとしたが、すぐに妹をいさめた。
「お前、何いって―」
「付き合っていますわ。シンは私の恋人です」
きっぱりとした口調で、迷うことなくラクスは言い放った。
唖然とした俺に、ラクスは、そうですわよね?と俺に同意を求めてきた。
どう答えるべきか迷っていた俺は・・・。
「お邪魔しました」
ラクスが透き通る声は台所の母にも聞こえたらしく、母は台所から飛んできた。まぁ、どうせ聞き耳立ててたんだろうけどさ。
「あ、こちらこそ・・・云々」
とにかく、また来てくださいね、ということで話は終わった。台所に戻る前、母は俺に言った。ちゃんと送っていきなさいよ。
・・・言われなくとも、元よりそのつもりだった。



856通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 01:54:44 ID:???
シンの初キス誰だよっ明かされない気がするが
ってかなんとなくデスノを思い出した
857通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 04:50:56 ID:???
うはwww
ラクス策士www
858通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 07:39:02 ID:???
これで初キスが妹だったら泣ける
859通常の名無しさんの3倍:2007/04/18(水) 10:05:32 ID:???
シンが最初だと思ってる相手は、実は二人目。
実際はフレイが最初の相手だけど、シンは覚えてない。

に、一票。
860とりあえず投下。part21:2007/04/19(木) 01:14:37 ID:???
ラクスを送っていく道中、いろいろなことを話した。
どうでもいい、他愛もない話だった。さっきの、歌手への復帰の話はしなかった。
まぁそんなこんなでラクスの家の前まで着いた。
ラクスの家を見上げると、やっぱり名家だなぁと感じた。
「それじゃ、俺帰るから」
俺が帰ろうとすると、いつの間にかラクスの白い手が、俺の腕を握っていた。
「せっかくですから、少しお上がりになってくださいな」
「はぁ!?いや、あの・・・」
―いや、でも時間が。
―いえ、せっかく送ってくださったのに・・・
―あ、じゃ、じゃあ少しだけ。オジャマシマース。
てな感じで俺は今見慣れない空間、すなわちラクスの部屋にいる。緊張してガチガチだ。
とりあえず第一印象は、広い。そしてきれいに片付いていた。
女子高生の部屋にありそうなぬいぐるみやら、なんやらがない。
その代わり、なんか高そうな置物があったり。俺に価値なんてわかんないけど。
「私、お茶を淹れてきますわ。少しお待ちくださいね」
ラクスは立ち上がると、ぱたぱたと部屋から出ていった。
一人ぽつんと取り残された俺。改めて見回してみると、やっぱり広い。
きょろきょろと落ち着かない様子で待っていると、ラクスが紅茶を持ってきてくれた。
「どうぞ」
上品な仕草でテーブルにカップを置くラクス。
「ア、ジャアイタダキマス」
緊張しながらカップを持ち上げると、なんつーか高そうなカップです。
いくらするんだろこれ・・・。そんなことを思いつつ口に運ぶと、紅茶の味とかわかんないけど、おいしかった。
「どうでした?」
「おいしいよ、この紅茶」
素直にそう言うと、ラクスはよかった、と言って笑った。
それからラクスが焼いたというクッキーをいただいたり、くだらないことを言い合ったりした。
最初のころの緊張はほぐれていて、楽しかった。
「あ、じゃあそろそろ帰るよ。いろいろごちそーさん」
「いえ、ぜひまた来てくださいね」
「あ、うん。お邪魔しましたー」
ラクスは門までついてきてくれた。結構外は寒い。なんか気候おかしいんじゃないか?と疑いたくなる。
「シン」
振り返ると、突然唇を唇で塞がれた。俺はびっくりしたけど、そのままにしておいた。
唇を離すと、ラクスはそれでは気をつけてくださいね、と言ってヒラヒラと手を振り家に入っていった。
俺はぽかんとしていたが、唇に残る柔らかな感触が俺にキスの実感を与えてくれた。

861通常の名無しさんの3倍:2007/04/19(木) 02:21:49 ID:???
ぎゃーチュウしちゃったよ…
シンラクもかわいいからいいけど
862通常の名無しさんの3倍:2007/04/20(金) 21:19:05 ID:???
GJ!
こうなると他のヒロインがどう動くことやら。
今の所ヒロイン候補はラクスのほかにはフレイとマユラかな?
863とりあえず投下。part22:2007/04/21(土) 01:14:55 ID:???
はぁー・・・。
帰り道、唇をさすってみる。さっき、ラクスの唇が触れた場所。
なんか今日のラクスは積極的だったよな。抱きついてきたりキスしてきたり。
俺の中でのラクスの認識が結構変更された。さっき、家でラクスは俺と付き合ってるといった。
俺は告白という告白をされた覚えはないし、ましてや俺が告白した覚えもない。
ラクスは本気で言ったのだろうか。実際どうなんだろ。
頭の中で思考が渦巻いている。こうなるとフレイのことも・・・。
上を向いて歩くと、夜空には星が輝いている。春の夜風は肌寒いというか、涼しいものだ。
なんてことを考えていたときだった。
「あれっ、シン・・・?だよね?」
振り向くと、赤いツインテールの少女がこちらに走ってきた。
864通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 02:14:48 ID:???
ツ、ツインテールという事は・・・メイリン登場か?
続きが激しく気になります。GJ!
865通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 02:53:32 ID:???
メイリンまで参戦ですかw
866通常の名無しさんの3倍:2007/04/21(土) 23:59:31 ID:???
いや、ひょっとしたらツインテールにしたフレイかも・・・ってないかw
867とりあえず投下。part23:2007/04/22(日) 22:32:32 ID:???
「あ、メイリン」
「偶然だねー。何してるの?」
「あ、友達送った帰り」
「そうなんだ。せっかくだから一緒に帰ろうよ」
てなわけでメイリンと一緒に帰ることになった。
言い忘れてたが、メイリンは俺の一つ下の女の子で、家が近いので仲良しになり、よく一緒に遊んでいた。
小学、中学、高校と同じ学校に進んだが、だんだんと疎遠になっていき、会うことはおろかメールすらほとんどしなくなっていた。
「でも久しぶりだね。こうやって帰るの」
メイリンは遠くを見るような目で話す。俺は少し感慨に浸った。
「シンは全然変わってないね。まだ子供みたい」
「うるさいなー、もう」
俺はむすっとして横を向いた。
「そうやってすぐ向きになるところが子供っぽいんだよ。可愛くていいと思うけど」
メイリンはにこにこ笑いながら手を伸ばし、よしよしと俺の頭を撫でる。
「そういうメイリンだって変わってないよな」
俺は一瞬メイリンの胸を見てから言った。
「小さいままだし」
言った後、すぐに視線をはずす。が、メイリンは俺の視線に気づいてしまったようだ。
「も〜、シンのばかっ!」
メイリンは頬を赤らめ、少し眉を吊り上げて俺の胸をぽかぽかと叩いてくる。
ふと周りを見渡すと、視線は俺とメイリンに集中していた。これじゃどこぞのバカップルだ。
俺は急に恥ずかしくなって、メイリンの手を引いてその場から退散した。
868通常の名無しさんの3倍:2007/04/22(日) 23:05:51 ID:???
GJです。
メイリンは幼馴染設定ですか。すごく自然な感じで仲がよさそうですね。
本編では途中までかなりシンとメイリンがくっつくという予想を
持っていた人も多かったんですよね。
そんな二人がこの作品ではこれからどうなるか激しく気になります。
869通常の名無しさんの3倍:2007/04/23(月) 01:40:31 ID:???
メイリンも萌えますね(*´∀`)
870とりあえず投下。part23:2007/04/23(月) 21:59:06 ID:???
・・・それにしてもさっきは恥ずかしいことをしてしまった。
なんとなく昔に戻った気がして、つい・・・。
「それにしてもさー、シンも意外とやるよねー」
俺が未だに羞恥に頬を赤らめている中、メイリンはいきなりわけのわからないことを口走ってきた。
「え?何がだよ」
「だってさ、えっとー、この前学校でシン見かけたんだよね」
「ふーん。だったら声かけてくれれば・・・」
「あたしもそうしようと思ったんだけどー・・・」
メイリンは一旦話すのをやめ、俺の表情を伺うようにしてから言った。
「シンの隣にいたのラクス様だったしー・・・シンってばもてもてじゃん」
言葉の端々からとげのような物を感じるのは気のせいだろうか・・・。
「い、いやそうでもないけど・・・。メイリンだってもてるだろ?メイリンって可愛いし」
「えっ、そ、そうかな?別にそんなことないよ」
俺が何気なく放った言葉に、なぜか恥ずかしがるようにメイリンはうつむいてしまった。
「・・・どうしたんだよ」
「べ、別になんでもないっ!」
・・・なんだこいつ?ま、いっか。
まぁ、そんなこんなでメイリンの家の前についた。俺の家はあと少し先だ。
「それじゃ。またな」
「あ、待ってシン」
メイリンは俺の腕を握って引きとめてきた。
俺が振り返ると、メイリンは視線を泳がせて口ごもった。
「え、えっと、今度の休み、久しぶりに二人でどこか行かない?」
突然の誘いに俺はちょっと戸惑った。
「い、いやかな・・・?」
今度は上目遣いに俺を見つめてきた。なんというか、女の子らしい舌足らずな口調とあわさって、なんとなく断れない。
甘え上手ってやつなのかな、これは。
「別にいいけど・・・」
戸惑いながら俺は返事を返した。
「ほんと?やった!じゃあ次の休みね!ばいばい!」
「え、ちょ・・・」
日曜は用事があるからだめ!と言おうとしたが、メイリンはさっさと家の中へ消えてしまった。
ま、いっか。それから家に帰って晩御飯を食べ、ベッドに横になる、俺はそのまま眠りの世界に入った。
871通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 00:01:03 ID:???
また新たなヒロイン参戦ですな、GJ。
しかしメイリンすごい行動力だなw
シンは寝る前に歯磨きをしないと虫歯になるぞw
872通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 04:27:54 ID:???
いやいやいや、早く何とかせんと駄目だろシンw
ただでさえやばい状況なのに
873通常の名無しさんの3倍:2007/04/24(火) 21:20:33 ID:???
これはやばい!
シン頑張れwなんとかしろ
874とりあえず投下。part24:2007/04/25(水) 01:06:28 ID:???
んん・・・。目が覚めると全然寝たりない感じだった。
それも当然、時計を見ると寝てからまだ2,3時間しか経っていない。
俺はめんどくせーと思いながらも眠さをこらえ、ベッドから出てお風呂に向かった。
入る前までは辛いが、実際浴槽に入ってしまえば気持ちがいい。
シャンプーをし、体を洗い終えた後、俺は湯に浸かりながら今日起こったことをぼんやりと考えてみた。
・・・考えてると普段より長く浸かってしまった。大した時間じゃなかったんだけど。
とりあえず体を拭いてパジャマを着ると、台所の冷蔵庫に向かう。
冷えた麦茶を取り出すと、コップに注ぐ。その後氷を一つ落とすと、なんとなく涼しい感じがした。
麦茶を一気飲みし、満足した俺は歯を磨くとベッドに向かった。眠さはもう限界だった。
部屋の電気を落とし、ベッドにもぐる。やっとぐっすり眠れる、と思うとなんとなく達成感が沸いてきた。
そしてそんな達成感に身を委ねた矢先のことだった。
星の降る場所でーあなたがー笑っていることをいーつもー願ってた♪
携帯電話の着信音が静寂を破った。せっかく気持ちがよかったのに・・・。
俺は枕元に置いたであろう携帯電話を手探りで探しあてると、発信者を見ずにかなり不機嫌に電話に出た。このとき既に意識が朦朧としていた。
「はいもしもし」
「あ、こんばんは。突然ですが明日お暇ですか?」
「あー、うん、ひまひま」
俺は話を理解していなかった。とりあえず早く寝ようとてきとーに相槌を打っているだけだった。
「まぁ、よかった。それでは午前中にお迎えに上がりますね」
「うん、おやすみー」
ぷちっ。んー、次こそやっと眠れる。なんか重大な約束をしてしまった気がするが、そんなの睡眠の価値に比べれば・・・。
また心地よい感触に身を委ねた時だった。
星のー降る場所d(ry♪
これが俺の運命なのか・・・?俺はさっきより乱暴に携帯電話を耳に押し当てた。
「はいもしもし」
「あ、あたしだけど。明日暇?よかったら・・・その・・・えっとぉ・・・」
「なんだよ、用があるなら早く言えよ」
電話の向こうの人は口ごもっている。俺は早く寝たいのに・・・。
「えっと、その、デ、デートしない?」
「うん」
いいからもう早く俺を寝かせてくれ・・・。
「ほ、ほんと?それじゃ、明日午前中に迎えにくるね!」
「わかった。ばいばーい」
俺は通話を終えると、すぐに電源を切った。これで邪魔はされない。
なんかものすごく重大な約束をした気がするが、そんなのは睡眠の価値に比べれば微々たる物だ。
俺は開放感と達成感を同時に味わいながら、まぶたを閉じ、次こそ深い眠りに落ちた。
・・・言い訳じゃないけど、このとき俺は本当に疲れてて、眠かったんだ・・・。
875通常の名無しさんの3倍:2007/04/25(水) 02:19:04 ID:???
つ、つまりこれは4人全員鉢合わせ?
どうなるんだ、本当にw
続きが楽しみです。GJ
876通常の名無しさんの3倍:2007/04/25(水) 02:29:22 ID:???
シンは本当に馬鹿だなw
後ろから刺されても知らんぞw
877通常の名無しさんの3倍:2007/04/25(水) 04:14:22 ID:???
絶対やばいってwシンアンタって人はーー!
878通常の名無しさんの3倍:2007/04/25(水) 22:43:23 ID:???
age
879通常の名無しさんの3倍:2007/04/26(木) 01:45:23 ID:???
さようなら、シン。
眠気に屈する己の弱さを呪うがいいw
880とりあえず投下。part25:2007/04/27(金) 02:19:23 ID:???
「て・・・きて・・・シン、起きて」
んん・・・。目を開けると、眼前にメイリンの顔があった。
「わ、メ、メイリン!?」
メイリンは俺からすぐに顔を離した。心なしか顔が赤い。
「お、おはよ、シン。ご、ごめんね、起こしちゃって」
「あ、おはよ。・・・って、なんでメイリンがいるんだ?」
ふあーとあくびをし、俺はのんきに目をごしごしとこする。なんとなく頬に柔らかな感触が残っていた。
「なんでって、今日二人でデ・・・デートするんでしょ?」
メイリンはまたまたーといった感じではにかむ。
だが俺は何のことかさっぱりだ。
・・・二人きりで、デート?
「えー、だって昨日の晩、電話で約束したでしょ?」
「え、電話?何いってんだよ?」
「・・・まさか本当に覚えてないの?」
メイリンの顔から笑いが消える。俺は急いで携帯電話を探し、着信履歴を見た。
確かに電話が着ていた。メイリンの着信履歴の下に、ラクスからの履歴もあった。
・・・なんか嫌な予感がした。
「あー、ごめん、忘れてた。俺昨日すげー眠くて・・・」
「え・・・じゃ、じゃあ今日は一緒にいけないの?」
一気に泣きそうになったメイリンの表情を見ると、俺はかなり申し訳ない気持ちになった。
「え、いやそんなことは・・・ないけど・・・」
「ほ、ほんと?よかったぁ」
ほっとした表情になったメイリンを見ると、少し胸が和らいだ。だがもう一つの懸念がある。
ぴんぽーん。やっぱりか・・・。俺の懸念を裏付けるようにベルが鳴った。
「ごめん、ちょっと一階に・・・」
「おにいちゃーん、ラクスさんきてるよー!」
俺の声を遮り、一階から無駄に元気な妹の声が聞こえてきた。
「え?え?シン?」
困惑した表情になったメイリンにあいまいな笑顔を送り、俺は一階に降りていった。

881通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 05:57:31 ID:???
シンこれ全員に嫌われても仕方ないよな
882通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 08:24:27 ID:???
まだだ!まだ終わらんよ!
883通常の名無しさんの3倍:2007/04/27(金) 10:27:06 ID:???
あれ、メイリンとはもう口約束したから
電話してきたのってラクスとマユラだと思っていた。
メイリンだったのか。
884とりあえず投下。part26:2007/04/29(日) 10:30:22 ID:???
「あ、おはよラクス・・・」
「おはようございます、シン」
妹と玄関で雑談していたラクスは、妹越しに俺に視線を送ってきた。
「えーと、ちょっと上がってくんない?」
「え?あ、お邪魔しますわ」
うるさい妹をラクスから引き離し、リビングに連れていく。
階段を上って部屋の前に着くまでの時間が、ものすごく長く感じられた。
メイリンはどんな顔するんだろ・・・。暗澹たる気分になりながら、俺は部屋に入った。
俺が部屋に入るとメイリンは未だにえ?と言った顔をしており、俺に続いて入ってきたラクスを見て、いよいよ混乱したようだった。
「ラ、ラクス様?」
メイリンは素っ頓狂な声を上げた。まぁ当然だろう。メイリンは状況を全く理解していないのだから。
「え?シン、この方は?この方もご一緒なさるのですか?」
しかしそれはラクスも一緒だったみたいだ。不思議そうに首をかしげている。
「えっと・・・」
俺が説明に困っていると、メイリンはすっと立ち上がった。
「ご、ごめん、今日用事あったんだった!またね、シン!」
それだけ言うと、メイリンはたたっとすばやく部屋から出て行った。
状況を把握できていないラクスは未だに首をかしげているが、この事態を招いた俺は、なんというか・・・申し訳ない気持ちで一杯になった。
・・・最低だな、俺・・・。
「あの・・・今の方は?」
「あ、えっと幼馴染で・・・メイリンって言うんだけど・・・」
「そうなのですか。可愛らしい方でしたわ」
はは、と苦笑いするのが、今の俺には精一杯だった。

なんか分かりにくかったみたいで・・・。文章下手ですみません


885通常の名無しさんの3倍:2007/04/29(日) 11:00:50 ID:???
メイリン傷ついちゃった…
シンメイ派になりそうです
886通常の名無しさんの3倍:2007/04/30(月) 00:29:29 ID:???
四身の拳をシンに伝えてやりたい保守
887とりあえず投下。part27:2007/04/30(月) 22:22:20 ID:???
結局それから俺とラクスは市街地に出かけた。
一緒に服を見たり、お昼を取ったり、アクセサリーを見たり・・・。何着かラクスの服を選んであげたりもした。
私服姿のラクスは、かなり可愛かった。いや制服でももちろん可愛いんだけどさ。
黒のタートルネックに、同じく黒のひざの下あたりの長さのスカートをはいたラクス。
やはりアイドルということであまり目立たない服を本人なりにチョイスしたつもりなのだろうが・・・。
肝心の波打つピンクの艶やかな髪はそのままである。黒の服と色が対照になり、逆にさらに目立っていて、歩くと誰もが振り返るくらいだった。
そのラクスが、俺の傍らで笑っている。ラクスは、とても楽しそうだった。一緒にいるうちに俺も楽しくなってきて、メイリンのことを忘れていった。
それから俺達は晩御飯まで一緒に食べて、結局7時過ぎごろラクスを家まで送って別れた。
別れ際、俺はラクスと唇を重ねた。ラクスがおずおずと腰に手を回してきたので、いつも以上に緊張した。
唇を離し、じゃ・・・別れの言葉を口にしたとき、不意にラクスが口を開いた。
「そういえば・・・今朝シンの部屋にいらした方は、何をしていらしたのですか?」
あ・・・。
俺は急にメイリンのことを思い出し、戸惑った。
「あ、いや・・・別に・・・特に理由はないよ・・・」
曖昧な答えを返すことしかできない自分が、無性に嫌になった。
「そうなのですか?あ、あの、今日は楽しかったですわ。またお付き合いしてくださるのを楽しみにしてます。それでは・・・」
ラクスがきびすを返し、、玄関に消えるのを確認すると、俺は全速力で走り出した。
駅前でメイリンが好きだったドーナツを買っていき、それからまた全力疾走でメイリンの家に向かった。
メイリンの家の前についた。そこまではよかったのだが、俺は完全に怖気づいた。
自分でまいた種なんだから俺が悪いのは分かってるけど・・・。俺はありったけの勇気を振り絞って玄関のドアを引いた。
「あのー、こんばんはー」
少し大きい声を出すと、はーい、という声と、ぱたぱたというスリッパの音が聞こえてきて、メイリンの母さんが顔を出した。
「あら、シン君久しぶりね」
おばさんはにっこりと愛想のよい笑みを浮かべる。結構美人だと思う。
「あ、は、はぁ。あの、メイリンは?」
ちょっと緊張しながら聞いた。
「あのね、それが出てったきり帰ってこないのよ。シン君は何かしってる?」
おばさんは少し心配な顔をしている。知ってるも何も、理由は俺にある。
「あ、あの、これドーナツです!それと・・・あの、俺、探してきます!おじゃましました!」
俺は困惑気味のおばさんに無理やりドーナツを私、おばさんの言葉をきかず、飛び出した。
どこにいるんだよ、メイリン。
・・・なんだか、妙な胸騒ぎがした。



888通常の名無しさんの3倍:2007/04/30(月) 23:53:32 ID:???
続きが気になる〜!!!
889通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 14:18:59 ID:???
シン・・・ふつうに駄目でしょw
890通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 23:41:52 ID:???
シンがこんなことをしていると格闘戦の得意なメイリンの姉が出てきて・・・
ってことはないかwこのスレの原則では。
891とりあえず投下。part28:2007/05/02(水) 00:26:58 ID:???
俺はまず市街地に出た。
ゲーセンとか、ファミレスとか。結構探したと思う。それでもメイリンの姿はなかった。
「どこにいるんだよ・・・」
知らず知らず、口から言葉が漏れ出ていた。なんとなく、不安だった。
だんだんと時間は磨り減っていく。それにこの事態を招いたのは俺のせいなのだ。
不安と焦りを覚えながら、俺は走った。
だいたい探したし・・・あとは駅周辺くらいか。
この時間帯は会社帰りの人で駅はごった返している。
人ごみを駆け抜けながら探していると・・・。
いた。赤のツインテールはやっぱ目立つみたいだ。
そしてメイリンの周りに、柄の悪い奴らが三人ほどいる。
・・・明らかにメイリンの友達ではなさそうだ。
周りの通行人も見てみぬふりだ。
俺は後先考えず、飛び出してメイリンの肩をつかんだ。
「こんなとこで何してるんだよ。さっさと行くぞ」
「シ、シン?ど、どうして・・・?」
突然の俺の乱入に、メイリンは困惑したような、安堵したような表情を向けてくる。
「どうしてって・・・約束してただろ?早く行くぞ」
そのままメイリンの手を引いて立ち去ろうとしたら、後ろから声がかかった。
「おい、ちょって待てや」
うるさいな、チンピラA。チンピラAが俺の腕を掴んできたので、俺は振り返った。
振り返ると、頬に拳がとんできた。ちょっと痛いが、かつての先輩の・・・あの人の拳に比べれば全然痛くなかった。
「何か用ですか?俺に」
相手の目を見て、冷静に言葉を吐き出す。まぁ、実際殴られるのは好きではないが、かつての先輩に少し感謝だ。
・・・結局、俺はそいつらを追い払うことに成功した。所詮徒党を組まないと何もできないやつらだ。
「だ、大丈夫?痛くない?」
そいつらを追い払った後、メイリンが心配そうな顔をして、俺の頬に温かい手を添えてきた。
892通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 00:44:37 ID:???
おお、シンが頑張りましたねえ。
これでポイントがマイナスからプラスかなw
しかしかっての先輩ってだれだw
893通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 04:07:54 ID:???
>>892
聞いてやるな・・・
多分、髪の薄くなってしまったあの人だろう。
894通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 08:11:26 ID:???
>>893
なるほど、女難においても先輩だしなw
895通常の名無しさんの3倍:2007/05/02(水) 09:29:18 ID:???
シンが珍しくかっこいい
896通常の名無しさんの3倍:2007/05/03(木) 20:16:54 ID:???
おいおいなんだよ、このスレは・・・
アンチラクスのこの俺がここのラクスには萌えちまったじゃねえか!
897とりあえず投下。part29−1:2007/05/04(金) 01:14:18 ID:???
「ちょっと痛いけど、大丈夫だよ。それより、メイリンこそ大丈夫か?」
「あ、う、うん、あたしは・・・大丈夫」
メイリンは俺の頬から慌てて手を引っ込める。
「そっか。なんだったんだよ?あいつら」
「えっとー・・・」
それからメイリンは家に向かいながら、事の次第をぽつぽつと話し始めた。
今朝、俺の家を勢いで飛び出してしまった後自宅に帰った。だが、むしゃくしゃしたので市街地に行ったらしい。
その後、晩御飯にファーストフードを食べ、ぶらぶらと当てもなく歩いていると突然声をかけられた・・・とのことだ。
「ごめん、俺のせいで・・・」
「え?」
「いや、今朝のことだけど・・・。言い訳に聞こえるかもしれないけど・・・いや実際言い訳なんだけどさ。俺昨日の夜ほんと眠くて・・・」
メイリンは黙って俺の話を聞いてくれている。
「それで、てきとーに返事しちゃったんだ。えっと、その・・・だから・・・ごめん、許してくれるか?」
数瞬の後、メイリンは口を開いた。
「別にいいけど・・・。そうだなぁ。一つだけ、あたしのお願い聞いてくれるなら、いいよ?」
うれしそうに言うメイリンの口調は、いつの間にかいつもの甘える口調に戻っていた。

898とりあえず投下。part29−2:2007/05/04(金) 01:16:23 ID:???
「え、う、うん。何でも聞くよ。なんだよ?お願いって」
「うーん・・・今考え中」
それから、俺達は無言でメイリンの家についた。
「それじゃ・・・お願いっての考えとけよ。じゃあな」
「ねぇ・・・」
手を玄関の取ってから離すメイリン。なんとなく、声に緊張感が漂っている。
「えっと、シンとラクス様ってぇ・・・付き合ってるの・・・?」
「はあ!?いや、付き合ってるわけじゃないけど・・・」
「へぇー。そうなんだ」
その後メイリンは一人で、そっかー・・・とごちると、とんでもないことを言い出した。
「なら・・・あたしにもチャンスがあるってことよね?」
「はぁ!?お前・・・」
俺があっけに取られているうちに、メイリンはさらに言い募る。
「あ、お願い考えた。えっと、今度から毎朝あたしと一緒に学校に行くこと。何でも言うこと聞いてくれるんだよねー?」
「ちょ、ちょっと待て!」
「あれ、聞いてくれないの?だったら許してあーげないっ」
「い、いや、だって俺、そんなに早く起きれないって!」
「いいよ。あたしが起こしにきてあげるから」
とんでもないことをけろっとして言う。・・・恥ずかしいのは俺だっつーの!
「え、いや・・・えっと・・・」
「それともあたしと一緒に学校行くの、嫌?」
「え、嫌なわけないけどさ・・・」
「じゃあ、決まりだね!シンがうちにこなかったらあたしが起こしにいくから。それじゃ、ばいばい!」
手をひらひらと振りながら、メイリンは家の中に消えていった。
と思ったら、玄関をあけ、ひょこっと顔を出してきた。
「それと、シン、かっこよかったよ。それだけ!」
またぴしゃっと玄関が閉められた。
「はぁ・・・」
これから毎朝寝顔をメイリンに見られると思うと、なんだかなぁ・・・。たまには俺が早起きしてメイリンの寝顔を拝見してやろう。
まぁ・・・とりあえずメイリンと仲直りできたんだからよしとするか。
そう、それだけで、十分じゃないか。

あんまり上手じゃないのに投稿遅くてすみません




899通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 01:17:57 ID:???
なんてかわいい子なんだ
900通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 02:15:01 ID:???
>>898
いつもながらGJです
後輩のメイリンの次は上級生のアビー先輩かな?
901通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 02:56:23 ID:???
ていうか毎朝メイリンと登校という事は
メイリンかなりリードだなw
902通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 13:37:21 ID:???
だがこの職人さんのだとマユラも捨て難いんだよなw
ここで年下のメイリンを更に突き抜けていっそロリってことでコニール辺り(ry
903通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 13:45:31 ID:???
そうだよなあ、この職人さんのマユラがすごくいい味をだしていると思う。
本編での立ち位置からは想像もできないくらいの存在感だw
904とりあえず投下。part30:2007/05/04(金) 22:09:07 ID:???
「おにいちゃーん、ずぅっと携帯なってたよー。人気者だねー」
家に帰ると、妹がリビングから顔を出してきた。妹に構わず、階段をのぼり部屋に入る。
えーと、携帯は・・・。
ベッドに上に投げ出してあった。
要するに俺は一日中携帯電話を家に忘れてたってことだ。
携帯電話を開くと・・・うわっ、新着メールの数がすごい。
とりあえずヨウランから着てる。なになに・・・。とりあえずこいつが変態と分かる内容であったとだけ言っておこう。
あとは・・・迷惑メールは削除っと。あ、マユラとフレイからも着てる。
えーと・・・
そのときだった。バタン!と勢いよくドアが開いた。
「おにいちゃぁん、宿題教えてっ!」
マユが宿題を抱えて部屋に侵入してきたのだ。
「はぁ!?俺今から忙しいんだけど・・・」
「何言ってるのよ。少しくらいいいでしょ!」
「よくない!」
「けちー。どうせゲームするんでしょ?」
そういいながらマユは俺の机に宿題を広げ始めた。
「・・・わかったよ。仕方ないな・・・」
俺は携帯電話をぱちんと閉じ、妹に勉強を教え始めた。
結局、宿題を終わらせるのに30分とかからなかった。
「ありがとおにいちゃん!」
一応お礼の言葉を口にして、妹は部屋を出て行った。
俺はベッドに寝転ぶと携帯電話を開き、さっき見ることができなかったメールを開いた。
マユラからだ。えっとなになに・・・?
「今日暇だなー。べ、別に誘ってほしいわけじゃないんだからねっ!」
なんだこいつ・・・?でもなんとなく悪いことした気がする・・・。
あとはフレイからか。
「明日の午前中に迎えに行くから。反論があるなら言ってみなさい。聞くだけ聞いてあげるわ」
・・・。今思えば明日は日曜。つまりフレイとのデートじゃないか(part3参照)。
なぜか逆らえないんだよなー、フレイには・・・。それにしても疲れた。今日は早く寝ようっと。
俺は携帯電話を投げ出すと一階に降りて歯を磨いてお風呂に入った。手早くお風呂をすませ、麦茶を一口含んだ後、ベッドにもぐりこんだ。
「明日はフレイとデートか・・・」
漆黒が支配する部屋で一人ごちる。窓からは星空がのぞいている。ラクスもフレイもマユラもみんな同じ空を見てるんだよな。
そう思うとなんとなく世の中が狭く、小さく感じられる。でも世界は俺の思っている以上にはるかに広いのだ。
・・・そういえばこの前のデートではひどいめにあった。フレイのやつ、なんたっていきなり・・・。
っといかん、思い出してしまった。寝よう寝よう。俺は目を閉じた。考えるのをやめようとした。
が、しばらく脳裏にあのときの光景と感触とか焼きついて離れなかった。

905通常の名無しさんの3倍:2007/05/04(金) 22:30:32 ID:???
GJ
今度はフレイか。マユラカワイソスwっていうかツンデレ化してるなw
>>とりあえずヨウランから着てる。なになに・・・。とりあえずこいつが変態と分かる内容であったとだけ言っておこう。
これに吹いたw
906通常の名無しさんの3倍:2007/05/05(土) 00:35:11 ID:???
デート楽しみだw
907通常の名無しさんの3倍:2007/05/05(土) 01:12:25 ID:???
感触…何があったんだシンよ…
908とりあえず投下。part31:2007/05/05(土) 14:42:45 ID:???
「・・・て・・・きて・・・おきて・・・起きてよおにいちゃん!」
ぐはっ!俺は妹のボディプレスによって飛び起きた。
「・・・なんだよ、俺まだ眠いんだけど」
「お客さんきてるの!赤い髪の女の人だよ」
・・・フレイか。あーそういえば今日約束してたっけ。
ってやばいじゃん!
「わかった、じゃあ玄関で待っててもらって。すぐいくから」
妹を部屋から追い出すと俺は素早く身支度を済ませ、階段を下りた。今日は忘れずに携帯電話をポケットに突っ込んだ。
「・・・おはよ」
俺は目をこすりながら挨拶した。
「・・・遅い」
フレイは一度不機嫌そうな顔を作る。
「ま・・・いいわ。いきましょ」
家を出ると、太陽が顔をのぞかせる。ときおり吹く風が心地よい。
「・・・あんた、相変わらず地味な服装ねぇ・・・」
フレイは少し呆れ口調だ。
「そっかな・・・てかフレイが派手なだけなんじゃないのかよ」
俺は苦笑気味に答える。昨日のラクスの清楚な服装とは違い、フレイは派手な服を好んでいる。
そこまで極端ではないのだが、スカートは結構短いほうだと思う。膝よりさらに上、太ももの中間くらいだ。
そこからスラリとのびている二本の白い脚がとてもまぶしい。
そっとフレイの脚に視線を這わせる。・・・なかなか、いや、かなり綺麗な脚だ。
「・・・どこみてんのよ」
横を向くと、フレイのニヤニヤした顔があった。
「い、いや・・・なんでも・・・」
俺は狼狽を隠しきれず、足元に視線を落とした。
・・・もうすぐ市街地だ。

909通常の名無しさんの3倍:2007/05/05(土) 17:24:47 ID:???
フレイはあいかわらず女王様気質ですなあwGJ
910通常の名無しさんの3倍:2007/05/05(土) 22:42:03 ID:???
久しぶりにフレイたん!
生足生足!!
911とりあえず投下。part32:2007/05/06(日) 04:49:54 ID:???
結局、俺はまた昨日とほとんど同じルートをたどることとなった。
昼食を取り、服を見たり、アクセサリーを見たり・・・。
そうやって、普通に一日は終わるはずだった。だが、イレギュラーが発生した。
フレイが疲れたというので、俺達は喫茶店に入った。
俺はオレンジジュースとケーキを頼んだ。炭酸は骨を溶かすとか聞いたので、あまり飲まないようにしてるのだ。
「あんた、相変わらずガキっぽいわねぇ・・・。何、オレンジジュースって」
フレイは頬づえをかいた楽な体勢だ。
「ほっとけよ・・・」
俺はポケットを探り、携帯電話を探り当てた。開くと、ラクスからメールが来ている。
「昨日はデートは楽しかったですわ。・・・ところで、明日の放課後にお時間をいただけますか?」か。
明日は放課後、何の予定もない・・・はずだ。俺は「おk」の返事を返すと、携帯電話をテーブルにおいた。
「ちょっと手洗ってくる」
俺は一旦席をはずした。やはり、未だにフレイと二人きりってのは、緊張しないわけでもないのだ。
一緒に歩いていると、フレイが周りの目を引いているのが分かる。かといって別に引け目があるというわけではないのだが・・・。
俺は申し訳程度に手を洗うと、席に戻った。
お手洗いを出ると、フレイは俺の携帯電話を勝手にいじっていた。
「お前、何勝手に人の携帯みてんだよ!」
フレイから携帯電話を取りあげる。
「・・・悪かったわよ」
・・・あれ?てっきり反論がくるかと身構えていただけに、この対応はちょっと意外だった。
「あ、いや別にいいんだけど・・・」
なんとなく自分が悪いように感じられてしまい、つい謝ってしまった。
場を救うようにケーキとジュースが運ばれてきたので、とりあえずジュースを口に運んだ。
それからは普通に談笑し、食べ終わると店を出た。味も値段も普通だった。もっとも俺の舌は肥えているわけではないが。
「次はどこ行く?」
「・・・そうね、あっち行ってみましょ」
そう言いながら、フレイは腕を絡ませてきた。・・・あの、フレイさん?
フレイは特に気にする様子もなく、ぐいぐいと俺を引っ張っていく。腕に柔らかい感触を感じる。
・・・たまには、こういうのもいいよな。
それからてきとーに店を冷やかしながら当てもなくぶらぶらと歩き回った。
それからちょっと高めの店で晩御飯を食べ、フレイを家まで送った。まぁ、最近物騒だしな。





912通常の名無しさんの3倍:2007/05/06(日) 04:56:52 ID:???
急いで書いたんでいつも以上に甘い作りです。すみません
913通常の名無しさんの3倍:2007/05/06(日) 06:23:28 ID:???
>>912
お疲れさん、いつも楽しく読ませて貰ってますよ。
続きは楽しみにしてるけど急かしてはいないから、じっくり作って良いと思うよ?
914通常の名無しさんの3倍:2007/05/06(日) 10:25:09 ID:???
シンいいなぁ…うらやましい
915とりあえず投下。part33-1:2007/05/07(月) 01:44:37 ID:???
「・・・どうせだから上がっていきなさいよ」
玄関前で別れを告げようとした俺の言葉は、フレイの一言にあっけなく崩れ去った。
「や、でもさ、時間遅いし・・・」
「はぁ?あんた中学生じゃあるまいし・・・とにかくきなさいっ!」
半ば強引に、いやかなり強引に引きずられ、俺はフレイの家にお邪魔することになった。
フレイは鍵を取り出すと、玄関のロックを解除し、俺を招き入れる。
「さ、入ってよ。遠慮しなくていいんだからね。今、誰も家にいないんだから」
「え・・・?それって・・・」
まずいのでは?と一瞬俺の心の中を懸念とも期待ともつかぬ気持ちが現れた。
「・・・何変な想像してるのよ」
「あ、いや、そうだよな・・・」
そう、気にすることはない。ただ、お邪魔するだけなんだ。友達の家に。
「おじゃましまーす」
靴を脱いで上がると、やはりラクスの家に勝るとも劣らないくらい広い。
フレイの家は初めてではないのだが、いつ見ても高級そうな調度品の数々や、やけに大きい絵が目を引く。素人目で見てもかなり高いことが分かるくらいだ。
「とりあえずあたしの部屋いきましょ」
「りょーかい」
フレイの部屋は二階だ。階段をのぼる音がこだまする。やはり、今この家には俺とフレイしかいないのだということを、改めて実感させられる。
「入っていいわよ」
フレイに促されるままに、俺は部屋に入った。結構綺麗な部屋だ。正直、フレイはあまり掃除とか、まめにしそうには見えないのだが。
きれいだなーと思いながら呑気に部屋を見渡していた俺は、突然唇を奪われた。
「んっ!?・・・」
何秒くらい唇を重ねていただろう。俺は混乱して、キスを楽しむことなどできなしなかった。
「い、いきなり何を・・・」
きつく言うべきなのだと思うが、自分でも情けないと思うほど弱弱しい声しかでない。
「・・・知ってるんだからね」
俺の目をまっすぐに見据え、フレイはまるで怒っているみたいだった。
「・・・あんた、昨日ラクスとデートしたんでしょ」
「え?なんで知って・・・んっ!・・・」
また、無理やり唇を奪われた。今度のは、さっきみたいに生易しい物ではなかった。
いや、さっきのキスだって、俺にとっては十分すぎるほど強烈な物だったのだが。
俺の理性が俺に警告を与える。早く離れろ!と。俺は一瞬迷ったのち、離れようとした。
が、一瞬の迷いが命取りになった。フレイが俺の首に手を回してきたからだ。俺はついに逃げることもできなくなった。
916とりあえず投下。part33-2:2007/05/07(月) 02:05:21 ID:???
だんだんと体から力が抜けていくのが分かる。抵抗しようにも、体が動かなくなった。
まるで、全身が麻痺したみたいだ。
それに力を得たのか、フレイの舌が俺の口内に侵入してきた。フレイの滑らかな舌が俺の舌に当たっている。
何も考えられない。麻痺していったのは、体だけじゃない。思考もだった。
しばらく舌を絡ませた後、やっと俺は解放された。
「ま・・・二回目にしては上出来かな?」
余裕の表情のフレイに対し、俺は口をぱくぱくさせるだけだった。言葉がでない。しゃべれないのだ。
「な・・・んで、こんな・・・こと・・・」
ようやく搾り出すことに成功した言葉でさえ、か弱い女の子みたいな、弱弱しい声にしかならない。
「なんで・・・ですって?」
フレイの表情がまた怒りに変わる。いや、怒り・・・じゃない。なんていうんだろう・・・。
「渡さない。ラクスなんかに・・・!」
ようやく理解できた。ああ、そうだ。これは嫉妬だ。


今回はちょっとやりすぎたかな・・・。反省してます
917通常の名無しさんの3倍:2007/05/07(月) 03:54:43 ID:???
フレイたんまさかのヤンデレ化www
「二回目にしては上出来かな」でなんだか興奮した俺はもうダメかもしれんね
918通常の名無しさんの3倍:2007/05/07(月) 12:43:53 ID:???
これは怖いデレっぷりですね。
続き激しく期待
919通常の名無しさんの3倍:2007/05/07(月) 15:04:57 ID:???
……女ってコワイね
ってかシンしっかりしなさい!
シンがしっかりしたら女難終わってしまいそうだしあれなんだがw
920通常の名無しさんの3倍:2007/05/08(火) 02:37:04 ID:???
マユラやメイリンの好意までバレたら刺されそうだなw
フレイコワスww
921通常の名無しさんの3倍:2007/05/08(火) 04:40:22 ID:???
フレイ「シンどいて!そいつ殺せない!」
922通常の名無しさんの3倍:2007/05/08(火) 14:24:39 ID:???
シン「むしろ俺に殺意が向いてるような気がする件について」
923通常の名無しさんの3倍:2007/05/08(火) 20:52:06 ID:???
「渡さないって・・・何わけわかんないこと言ってんだよ!?」
俺は知らず知らずのうちに後ずさっていた。そしてだんだんと思考が戻り始める。なんで昨日のこと、フレイは知ってるんだ?
・・・思い当たる節があるじゃないか。
「・・・俺の携帯見てたとき、メールの内容とか見てたんだな?だから昨日のこと知ってるんだろ」
俺は負けじとフレイを見据える。とはいえど、俺は未だに混乱から抜け出せておらず、なぜ?という不毛な疑問しか浮かんでこなかった。
「そうよ」
目の前の少女の特に悪びれた様子もなく、平然と俺の質問を肯定する姿は、純真の中に潜む何かを俺に見せた。
そして、逆に俺のほうがフレイの視線に貫かれ、目を逸らした。
「・・・なんでこんなことするんだよ」
「なんでですって?言ったじゃないのよ。あんたを誰にも渡さないって決めたからよ」
「だからそれがわけわかんないって言ってんだよ!」
大声を出して反論してみせたが、それでもフレイはひるむ様子もなく、ただ整然とこちらを見つめているだけだ。まるで効果はなかった。
「あたしと初めてキスしたときのこと覚えてるわよね?だいたい、好意も持ってない相手とあそこまで深いキスをするわけないでしょ」
・・・そう、覚えてる。初めてキスしたときのこと。俺のファーストキスでもあったからだ。
「ま・・・さっきので二回めになるんだけど。あんただって抵抗しなかったじゃないのよ。嫌じゃなかったってことなんでしょ?あたしのこと、好きってことなんでしょ?」
違う、俺は抵抗したんだ。ただ、力が入らなかっただけで・・・。だがそんなこと、恥ずかしくていえるはずもなかった。それに、嫌・・・ってわけじゃないのも確かだった。
そんな自分に矛盾を感じ、俺は拳を握り締め、うつむいた。・・・フレイの言うとおり、俺はフレイに友達以上の感情を持っているということなのだろうか。
「とにかく、あたしの気持ちはわかったでしょ?そういうことだから」
今度は、いつの間に接近してきたのやら、きつく抱きしめられた。なんというか・・・いい香りが鼻腔をくすぐる。
・・・俺、どうしちゃったんだろ。でも、フレイの言ってることも、間違いだとは思えなくなってきたいた。




924とりあえず投下。part34:2007/05/08(火) 20:58:05 ID:???
>923は自分です。名前付け忘れました。
>913さん
ありがとうございます。
>919さん
このシンはしっかりすることはあまりないでしょう・・・きっと。
>921さん
そのネタ久しぶりだなぁ・・・。
>922
それは気のせいでしょう・・・多分。

とりあえずフレイからここまでやりそうだっていう妄想で書いてます。
後悔はしていない。





反省はしてます
925通常の名無しさんの3倍:2007/05/09(水) 13:31:03 ID:???
>>924
マジGJ!結婚してくれ!!
926通常の名無しさんの3倍:2007/05/10(木) 04:50:03 ID:???
GJ!!
927通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 00:44:35 ID:???
GJ
フレイすごすぎw
928とりあえず投下。part35:2007/05/11(金) 01:43:51 ID:???
「ねぇ・・・あたしのこと、好きなんでしょ?正直に言いなさいよ」
耳元で囁かれる甘い言葉。その言葉の一つ一つが、俺の思考を溶かしていく。
しかし、俺は後一歩というところで踏みとどまっていた。フレイの望む言葉を口にすることだけは、しなかった。
「・・・ま、いいわ」
次の瞬間、俺は強引に床に押し倒された。
「ちょ・・・やめ・・・」
さすがにここでは声がでた。が、俺の言葉は、フレイに対する抑止力にはなりえなかった。
「やめろって言われてやめるくらいなら、最初からこんなことしないわよ」
そう宣言するフレイの表情からは、迷いは読み取れなかった。ただ、妖しく笑う「女」の表情がそこにはあった。
精一杯抵抗すれば、男である俺が、フレイを押しのけられないことはないだろう。
だが、頭の片隅の欲望が、精一杯の抵抗を拒んでいた。金縛りにあったかのように、体は動かなかった。
フレイの顔が、近づいてくる。これを受け入れたら、きっと。俺は・・・
そのときだった。
ほーしのーふるばしょでー(ry♪
突然鳴り響く携帯電話の着信音。俺は、はっと我にかえった。
「やめろよっ!」
俺はフレイを突き飛ばすと、立ち上がった。
・・・それから、どうしたかは、覚えていない。
気がつくと、俺は走っていた。立ち止まって辺りを見回すと、見慣れた街の風景だ。・・・あそこから、ここまで走ってきたのか。
「あれ?シンじゃない。何してんの?フレイとデートしてたんじゃ・・・」
前方から、見慣れた姿が走りよってくる。マユラだった。
「って・・・どうしたの?なんで泣いてるの?」
・・・俺、泣いてるのか。自分でも気づかなかった。まぁ、自業自得なんだろうが・・・。
「・・・ちょっと、あそこで話そうよ」
マユラが俺の手を握って、引っ張ってくる。
「いや、俺は・・・」
俺がためらっている間にも、マユラは強引に、俺の手をぐいぐいと引っ張っていく。
「いいって!あたしがおごってあげるから!わかった?」
有無を言わさぬ口調だった。でも、温かかった。
「・・・うん」
なんとなく、安心できた。今は、ただマユラの明るさだけが、うれしかった。
929通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 04:27:07 ID:???
GJ
フレイはあいかわらず主人公の心にトラウマを残すなw
マユラ登場ですか。暖かい癒しがありますなあw
彼女のキャラクターでシンの重苦しい心を変えてくれることを願いますw
930通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 09:39:23 ID:???
GJ!
だが俺から一言



シ ン も っ た い な い こ と を し た な !
931通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 12:54:46 ID:???
シンはいいなぁ
932通常の名無しさんの3倍:2007/05/11(金) 14:55:49 ID:???
でもフレイみたいなヤンデレがリアルにいたらストレスで胃潰瘍になりそうだな
まあ、あれだ。取り敢えずマユラに癒してもらえ
933通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 18:02:20 ID:???
学園青春ものから一気に昼ドラみたいになったなwww
シン最後刺されちゃうのか?
934通常の名無しさんの3倍:2007/05/12(土) 22:38:30 ID:???
そりゃないだろ。
935通常の名無しさんの3倍:2007/05/14(月) 02:25:35 ID:???
上げるけど良いよね!答えは聞かないけど
936通常の名無しさんの3倍:2007/05/16(水) 01:03:24 ID:???
保守
937とりあえず投下。part35:2007/05/17(木) 01:17:54 ID:???
はぁー・・・。
マユラと別れ、家路につきながら、今日の出来事を回想する。
結局、あれからマユラに話を聞いてもらって、楽になったといえばなったのだが、根本的な解決には至らなかった。
いくらあんなめちゃくちゃなことをされても、全てを語ることはできなかった。
なんだかんだ言っても、友達なんだ。ひどく自分が矛盾している気もするけど。
「ただいまー」
「おかえりー。遅かったね、おにいちゃん」
リビングから妹が出てくる。
「別に遅くはないだろ」
妹の頭にぽんと手をのせた後、俺は自室に向かった。
・・・疲れた。今日も早く寝よう。
最近、疲れ続きな気がする・・・。
俺は携帯電話をベッドの上に放り投げた。
さっさとお風呂に入って寝たい。そんな気分だった。
寝支度をすませ、ベッドに入る。
急に、フレイの艶かしい表情が浮かんだ。
・・・不謹慎かもしれないが、妙に色っぽかったなぁ。
フレイは、そういう面では、ずっとずっと俺より大人な気がする。
仮にあのままフレイに身を任せていたら俺はどうなっていただろう・・・。
って何考えてるんだ俺は。
頭に浮かんだ不埒な考えを振り払いつつ、また一日が終わった。

遅くなってすみません
938通常の名無しさんの3倍:2007/05/17(木) 08:23:47 ID:???
キターーーー!
相変わらずGJです
939とりあえず投下。part36:2007/05/18(金) 00:57:48 ID:???
誰かが部屋に入ってくる気配を感じ、俺は目覚めた。
「おはよう、シン」
「あー、おはよ、メイリン」
メイリンはにっこりと笑って、俺を見下ろしている。
えっと、なんでメイリンがいるんだっけ・・・。
あー、そういえば朝迎えに来るみたいなこといってたなぁ。
時計を見ると、いつもの起床時間より40分ほど早かった。
「ちょっと待っててくれ」
俺はメイリンを部屋に残し、一階に降りた。顔を洗い、歯を磨いていると、段々と目が覚めてきた。
トイレを済ませ、二階へ戻る。
「えっと、ちょっと出てくれるか?」
「え?」
「いや、着替えるから。」
「あ、ご、ごめんっ」
メイリンは、頬を赤らめて部屋を出て行った。
俺はさっさと制服を着て、バッグの中に筆箱とノートをてきとーに詰め込むと、部屋を出た。
「そんじゃ、いきますか」
「うん」
一階へ降りると、母親が弁当を持って待っていた。
「珍しく今日は早いじゃない?」
「まぁ、メイリンが迎えにきたからね」
母親から弁当を受け取り、バッグに入れ込む。
「よかったじゃないの。遅刻しないで済むし。メイリンちゃん、シンのこと、頼むわね」
「はいっ!あ、おじゃましましたー」
「・・・いってくる」
メイリンより俺のほうが年上なのに・・・。
「あ、そういえば朝ごはん食べなくてよかったの?」
「大丈夫。パンかおにぎりか買って食べるから」
それに、今更言われても困るっての。正直、朝ごはんを食べるのは俺にとって不確定要素なので、抜かそうが抜かさまいが、どっちでもいいことなのだ。
「・・・ねぇ」
「なんだよ」
「シン、歩くの速い」
「・・・ごめん」
ちょっと遅れそうだったメイリンに歩調をあわせる。速いと言われても、普段一緒に歩かないんだから、仕方がない。
些細なことで、昔と今との違いを感じてしまう。
「たまには早く学校行くのも、悪くないでしょ?シン、いっつも遅刻ぎりぎりだもんね」
ちょっとニヤケているメイリンだったが、なんだかうれしそうにも見えた。
「・・・たまには、な」
まぁでも、確かに悪くはない。いつも駆け抜ける道を、ゆっくりなスピードで歩くと、いつもと違った風景に見える。
それに、なぜかいつもより風を心地よく感じるような気がした。
他愛のない話をしながらのろのろと歩いていると、あっと今に学校についた。隣に人がいるって、案外いいもんだ。
「それじゃ」
「うん。授業中寝ちゃだめだよー」
俺とメイリンは学年が違うので、もちろん違うクラスだ。メイリンと別れると、俺は自分の教室に向かった。

まだ続きそうなんですが、構いませんよね?
940通常の名無しさんの3倍:2007/05/18(金) 01:14:02 ID:???
どんどん続けちゃってくれ
いつも楽しみにしてるYO
941通常の名無しさんの3倍:2007/05/18(金) 02:01:03 ID:???
GJ
いつも楽しく読んでます。
これからも頑張ってください。
942通常の名無しさんの3倍:2007/05/18(金) 21:53:22 ID:???
GJ
943とりあえず投下。番外編:2007/05/19(土) 08:52:19 ID:???
「あー、まずはみんなに自己紹介してもらおうと思う」
教壇に立った、これから俺達の担任となる教師が言った。
高校に入学した、俺が一年の時である。まぁ、普通の展開だ。
担任が名前を読み上げ、呼ばれた者は名前とか趣味とかを言っていくのである。
順調に自己紹介は進んでいき、俺の順番がやってきた。
「えー、シン・アスカ」
俺は起立し、名前とてきとーな趣味を言うと着席した。
自分の番が終わるとなんだか時間の進みが遅く感じられ、けだるさが増してくる。
俺の座った席は一番窓際の席だったので、頬杖をかきながら外の景色を見ていた。
そうしている間にも、着々と自己紹介は進んでいった。
「あー・・・まぁ、みんな知っていると思うが」
そんな時、突然変なニュアンスを含んだ担任の苦笑混じりの声が聞こえ、俺は視線を担任にやった。
・・・どういう意味だ?
「ラクス・クライン」
「はい」
呼ばれたのは俺の隣の席の少女だったようで、律儀にもはいと答え、起立した。凛とした声色だった。
「わたくし、ラクスクラインと申します。どうぞ、よろしくお願いいたします」
それだけ言うと、その少女は着席した。そのときだけ、教室中の空気が張り詰めていたように感じられた。
「あー、次は・・・」
担任の教師が次の生徒を指名し、また自己紹介は進んでいった。


番外編です
944とりあえず投下。番外編:2007/05/19(土) 09:16:53 ID:???
それから数日間の間、俺は順調にクラスの中に友人を増やしながら、慣れない高校生活を送っていた。
とはいえど、中学時代の友人も数人いたので、それほど気負うほどのものでもなかった。
そんなある日のお昼時だった。
俺は登校時に買っていたパンを昼飯にしながら、中学時代の友達、新しくできた友達と昼食をとっていた。
「それにしてもさー、体育の教師って変態じゃね?」
「えーと、アーサー、だっけ。なんでだよ」
「そーそー。あいつさ、職員室でエロゲしてるって噂あるぜ」
「はぁ?ちょ、まじかよ」
「ありえねーだろ」
ゲラゲラと笑いながら噂話をする友達の会話を耳に挟みながら、俺はふと隣の席の少女を見た。
少女は昼ごはんを食べず、かばんを開けては閉じ、ため息をついている。
考えるより先に、俺は動いていた。少女の肩をトントンと叩くと、ピンクの髪の少女は驚いた様子でこちらを向いた。
「昼ごはん、ないの?」
少女は不意を突かれた様子だった。
「あ、は、はい、家に忘れてきてしまったようで・・・」
一拍遅れて、慌てたように返事を返してくる。
「だったら」
俺は袋からクリームパンを取り出すと少女の目の前に差し出した。
「これやるよ」
「し、しかし・・・あなたが困ってしまいます」
「大丈夫だって。俺の分まだあるから」
俺はそれだけ言うと、受け取ろうとしない少女の机にクリームパンを置くと、友達に向きなおった。
「あ、ありがとうございます」という声が聞こえたが、俺は聞こえないふりをしていた。
なんでだって?
そりゃ恥ずかしかったからだよ。
945とりあえず投下。番外編:2007/05/19(土) 09:57:08 ID:???
俺が向き直ると、友達は噂話をやめていた。
というより、教室中がシーンとなっている。
・・・あれ?
誰も言葉を発する物はおらず、殺伐とした空気の中、無遠慮に鳴り響くチャイムが休み時間の終わりを告げた。
「なあ、次の授業なんだっけ?」
中学時代からの友人、ヨウランに聞くと、ヨウランは哀れみを含んだような目で答えた。
「・・・歴史だよ」
「あ、そっか。さんきゅ」
この時の俺は、特にその理由を考えることもなく歴史の教科書とノートをバッグから出し、机に広げた。
まもなく歴史のサトー先生が教室に入ってきて、授業が始まった。
―そして、授業が始まってから20分が経ったころ、俺は順調に夢の世界へと向かっていた。
正直、俺は自分の寝方に自信があった。中学時代、ほとんどバレたことがなかったからだ。
だが・・・
頭部に走った激痛で俺は目覚めた。
いてて・・・と頭部をさすりながら顔を上げると、サトー先生が目の前に立っていた。
まさしく、鬼の形相だった。俺の眠気は一瞬にして覚めてしまった。
「貴様、いつもいつも寝よって・・・。今日の放課後、罰当番だ!廊下と階段を掃除して帰れ!」
「・・・はい」
俺は羞恥で赤くなった顔を隠そうと、俺はうつむいた。
授業が終わると、友達が数人集まってきた。
「いやー、いくらお前の寝方でも、サトー先生には通じないみたいだなぁ」
「災難だなぁ。まぁ、がんばれ」
「・・・うるさい」
俺はため息をつきながら、うつむく。
「それにしても、お前って結構大胆だよなぁ」
「・・・授業中寝るのは俺の癖なんだよ」
中学のときは殆どばれなかったから自信あったんだけどな・・・。
「いや、そうじゃなくて。さっきの昼のことだよ」
友達は少し声を潜めながら話す。
「昼?ああ、隣の席の・・・クラインさんだっけ。あの人にパンあげたこと?」
「そーそー。お前ほんと大胆だなぁ。うらやましいよ」
「なんでうらやましいんだよ?」
「はぁ?なんでって、お前、そりゃ・・・」
怪訝そうな表情になる、まだ付き合い始めて間もない友達。そこで、ヨウランが間に入ってきた。
「あー、無駄無駄。こいつ、昔からそーゆーこと興味ないやつだから」
・・・そーゆーこと?
「なぁ、なんなんだよ」
「なんでもねーって」
にやけながら答えるヨウラン。
・・・なんか企んでやがるな。直感的に分かった。
まもなく、休み時間は終わった。それからホームルームが終わるまでの間も、俺は懲りずに授業中爆睡していた。
946通常の名無しさんの3倍:2007/05/19(土) 10:01:19 ID:???
GJ
947通常の名無しさんの3倍:2007/05/19(土) 12:13:39 ID:???
GJ!
なんかシンらしいやwww
948通常の名無しさんの3倍:2007/05/19(土) 20:39:43 ID:???
だねw
ぶっきらぼうだけど優しいって感じが良い。
949とりあえず投下。番外編:2007/05/20(日) 01:45:26 ID:???
「くっそー・・・あいつら・・・」
誰もいない階段を箒で掃きながら、俺は先に帰った級友に恨みをはせていた。
「掃除終わるまで待っててくれてもいいじゃないかよー・・・」
本当は掃除なんてせずにとっとと帰ろうと思っていたのだが・・・。
どうやら罰当番の話は担任まで回っていたらしくホームルーム中に釘を刺されたので、掃除せずに帰るという俺の作戦は脆くも崩れさった。
それにしてもなんなんだよあのサトーってやろーは。この棟の階段から廊下、全部やれだなんて不可能だろ!
「だー!もう、やればいいんだろ!やれば!」
半ば自暴自棄になり、大声で叫びつつも俺の手は従順に動いていた。
「あのー・・・」
「っ!?」
誰もいないと思い込んでいた矢先に突然後ろから声をかけられ、俺は思わずすくみあがった。
慌てて振り向くと、そこにはなぜかクラスメイトのクラインさんが立っていた。
しかも箒を持って。
「えっと。あー・・・」
なんというか。この時、俺はものすごく混乱した。
まず、頭に浮かんだのはいつの間に?という疑問だった。その次に、クライン・・・さんが箒を持って現れたということが、どういうことを意味してるのかは分かる。
が、なぜ彼女が?数日前初めて会っただけだというのに。特に喋った記憶もないし。
「お手伝いさせてくださいな」
彼女は柔らかく微笑みながら、俺が予想していたことを言った。
「いや、でも罰当番は俺だし・・・」
「お手伝いするくらいなら構わないと思います」
「でも、ばれたら怒られちゃうぞ」
「そのときは、私が勝手にやったことですから。構いませんわ」
さすがにここまで言われては、断るのも悪い気がしてきた。
「そっか。えっと、ありがと」
面と向かってありがとうと言うのが恥ずかしかったので、掃除をするふりをして彼女に背を向けた。
背中で彼女が「いえ」と言うのがわかった。
とりあえず、なぜ?という疑問は胸にしまっておいた。
950通常の名無しさんの3倍:2007/05/20(日) 11:56:51 ID:???
GJ
951通常の名無しさんの3倍:2007/05/20(日) 17:39:00 ID:???
GJ
952通常の名無しさんの3倍:2007/05/20(日) 21:50:43 ID:???
GJ!
最近普通に平和な世界のラクスなら普通に萌えられるようになってきたよ。
953とりあえず投下。番外編:2007/05/22(火) 01:44:52 ID:???
「やっと・・・終わった・・・」
「やりましたわね!」
結局、手伝ってもらったので掃除は一時間ほどで済んだ。
もし一人でやっていたら、どれくらいの時間を要しただろうか。
「それじゃ、俺先生に報告に行って来るから。よかったら、教室で待ってて。」
俺はそれだけ言うと、職員室へ急いだ。
サトー先生は・・・いた。
「あ、あのー。掃除終わりました」
ちょっと引き気味に話しかけると、サトー先生はこちらを向いた。どことなく罰の悪い表情だった。
やっぱ、怒られるんだろうなぁ・・・。
「そ、そうか。まぁ、なんだ・・・。よくがんばってくれた」
「え?」
俺は思わずえ?と声に出してしまった。俺が思っていたこととは全く正反対のことが起こったからだ。
「え?とは何だ。・・・まぁ、その、腹も空いたろう。これでも食え」
サトー先生は、コンビニの袋から菓子パンをとりだすと、俺に差し出してきた。
「あ、はぁ。ありがとうございます・・・?」
わけが分からないまま、俺はパンを受け取った。
「うむ。それじゃ、気をつけて帰れ。あと、授業中は真面目に話を聞くように」
最後に一言だけ釘をさされたが、あっさりと終わった。
不思議な気分になりながら、俺は彼女が待っているであろう教室へ戻った。
がらんとした無機質な教室の中に、彼女はいた。ただ一人で。
教室に入ると、彼女はこちらを向き、笑顔で言った。
「お帰りなさい」
俺と彼女しかいない教室に、軽やかな声が響く。
「あ、ああ、うん、ただいま・・・」
俺は一瞬どう答えていいのか迷ったが、ただいま、と答えた。
954通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 03:23:11 ID:???
GJ!
正直サトー先生のツンデレ具合に萌えた俺ガイル
955通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 22:08:44 ID:???
パンを渡すときの顔が連ザU信頼度MAXのサトーさんに変換された
これはヤバいw
956通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 22:23:54 ID:???
ラクスに掃除を手伝わせてしまったorラクスに何か言われたから
「ぎこちない笑み」してるんじゃないのー?
957通常の名無しさんの3倍:2007/05/22(火) 22:24:50 ID:???
あ、「罰の悪い表情」だった。スマン。
958通常の名無しさんの3倍:2007/05/23(水) 13:18:26 ID:???
読みながらモニタの前でにやけてしまった。
いるんだよな。こういう先生。俺が高校のころに世話になった先生にそっくりだ
959とりあえず投下。番外編:2007/05/24(木) 03:44:36 ID:???
「ところで、なんで手伝ってくれたの?」
俺は傍らを歩く少女にたずねた。
結局、外もなかなか暗くなっていたので一緒に帰ることになったわけだ。まあ、事の成り行きってやつだな。
「お昼のときに、パンを譲ってくださったので・・・」
傍らを歩く少女、クラインさんはにこっと笑うと、そう答えた。
「・・・たったそれだけで?」
「はい」
「・・・そっか。さんきゅ」
いまどき、珍しい子だなぁと思った。普通、パンをもらったくらいでここまでできないだろ。
「いえ!私、うれしかったので・・・」
時折強く吹き付ける風が、クラインさんのピンクの長い髪を弄んでいく。正直、素直に可愛いと思った。
俺は彼女の顔を無遠慮に見つめていた自分に気づき、頬が赤らむのを感じた。
「あのさ、なんか飲む?おごるけど」
俺はそんな自分を振り切るように自販機に駆けた。
「え?いえ、私は・・・」
「いいって。手伝ってもらったお礼だよ」
俺は自分の分のジュースをさっさと買い、彼女の判断を促した。
「いえ、しかし・・・」
「じゃあこれでいい?」
俺は無難にスポーツドリンクのボタンを押すと、出てきたペットボトルを取り出し彼女に渡す。

960通常の名無しさんの3倍:2007/05/24(木) 18:43:48 ID:???
GJ!
961通常の名無しさんの3倍:2007/05/25(金) 21:05:55 ID:???
GJ
962通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 03:17:38 ID:???
ここのラクスはええ娘や…
963通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 05:12:46 ID:???
しかしラクスほど二次創作で評価の変わるキャラもいないな
964通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 10:12:19 ID:???
元が電波で教祖だからな
965通常の名無しさんの3倍:2007/05/26(土) 12:11:28 ID:???
966とりあえず投下。番外編:2007/05/27(日) 02:54:49 ID:???
「あ、ありがとうございますっ」
クラインさんはボトルを受け取ると、飲まずにバッグに直した。
「・・・あ、嫌いだった?」
「い、いえ、そんなことは・・・」
ぴぴぴぴぴ・・・気まずくなりかけた時、無機質な音が流れた。
「あ、ちょっと失礼しますわ」
クラインさんはバッグから携帯電話を取り出すと、口元を手で隠しながら話始めた。
「あ、こんばんは・・・はい・・・えっ?お仕事ですか?・・・」
聞くのは悪いと思いながらも、耳に入ってくる分は仕方がない。
俺はアップルジュースを飲みながら、聞いてない振りを装っていた。
「・・・明後日からですか?・・・い、いえ・・・はい、では・・・」
そう言って、クラインさんは電話を切った。きっとアルバイトか何かの電話だったのだろう。
「す、すみません・・・」
「いいけど。バイトの電話?」
「いえ、アルバイトというわけではありませんわ」
苦笑気味に答えたクラインさんだったが、少々奇妙なニュアンスだった。
仕事って言ってたし、バイトじゃないってんなら・・・何なんだ?
高1で仕事?なわけないよな。
・・・もしかしたら家が貧乏で仕事しなきゃいけないとか?
でも仕事って言ってもこの歳でできる仕事なんてほとんどないよな?
まさか・・・体を売ってるとか・・・?
「そ、そうなんだ」
この時俺の妄想は一人歩きしていた。完璧に。
「あ、あのさ」
「はい?」
クラインさんは不思議そうにこちらを向く。このときの俺は何を思ったのか、とんでもないことを言った。
「困ったことがあったら、俺に相談して。俺にできることだったら何でもするからさ」
「え・・・?」
一瞬、クラインさんがきょとんとなったが、気にならなかった。
「あ、あの・・・でしたら、早速ですが相談・・・というより、お願いがあるのですが・・・」
「・・・何?」
「そ、その・・・と、友達になってほしいのです」
「・・・は?」
今度は俺が拍子抜けするほうだった。


最近暑くなってきましたね

967通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 06:08:19 ID:???
GJ、シンエロスw
968通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 22:23:26 ID:???
GJ
969通常の名無しさんの3倍:2007/05/27(日) 23:18:10 ID:???
そろそろ新スレが出来る時期か
970通常の名無しさんの3倍:2007/05/30(水) 09:24:23 ID:???
ほしゅ
971通常の名無しさんの3倍:2007/05/30(水) 19:23:25 ID:???
972通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 20:44:24 ID:???
973通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 21:34:57 ID:???
age
974通常の名無しさんの3倍:2007/05/31(木) 21:39:52 ID:???
975通常の名無しさんの3倍
なんか荒らしが最近いるなあ。新シャア板に・・・。