【磐梯市】ラン家のご近所物語【日登町】その2

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1通常の名無しさんの3倍
ここは磐梯市日登町。その町の中央に位置するカサレリアニュータウン、そこに佇むアパートで暮らすラン一家。
今日も彼等は変化に富んだ時を過ごす・・・

前スレ
【磐梯市】ラン家のご近所物語【日登町】
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1127491567/

過去スレ:http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1126162639/

−以下の方お断り−
1.他者の書いたSSを罵倒する方
2.不必要に設定を量産される方
3.過度に18禁、下ネタに走る方
4.空気の読めない方
5.キャラ名のコテハンやトリップを使う方
6.荒らし目的の方
7.上記に違反しないSSを認めようとしない器の狭い方

尚、前スレで登場した設定は>>2以降に記す。
2通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:03:08 ID:???
主立った登場人物

−ラン家−
夫:ガロード=ラン 妻:ティファ=ラン 子:○○○=ラン(特定の名前はあえて無し)
このスレの主人公家族。父親は自動車整備工場勤務。同僚にジュドーがいる。

−アスカ家−
夫:シン=アスカ 妻:ステラ=アスカ
ラン家のお隣さん。ペットに犬のガイアを飼っている。ステラを一人家に置くのは不安なので家で仕事をこなしている。

−カッシュ家−
夫:ドモン=カッシュ 妻:レイン=カッシュ 子:○○○=カッシュ
ラン家のお向かいさん。
ドモンは息子を流派東方不敗の伝承者にするつもりらしい。ジェットコースターを30週以上も乗ったりした。妻のレインは日登総合病院の女医らしい。

この近所では
アスカ家叫ぶ→ガロード叫ぶ→ドモン叫ぶ で近所迷惑がセオリーのようだ
3通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:04:13 ID:???
−ヤマト家−
夫:キラ=ヤマト 妻:ラクス=ヤマト 子:○○○=ヤマト
キラは街の住人的には「PCが得意でそれを仕事にしている人」
子供はマトモだが夫婦(特にラクス)が黒い時がある。ラクスにいたってはなぜかほぼ毎回黒い。

−フロスト兄弟−
国道を挟んでラン家の向かいに住まう兄弟。探偵兼国の諜報部員をしている。
ルナマリア、メイリンの姉妹が加わった。
4通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:04:52 ID:???
地名:磐台市日登町

以下町内概要

−カサレリアニュータウン−
町の中心部に佇む住宅地。ラン家などはここに住んでいる。

−ティターンズデパート−
町の東の市街地にあるデパート。社長はジャミトフ、副社長バスク。
玩具販売コーナーにジュリドが勤務。一階食品街にはプロヴィデン寿司あり。

−ウェーゴ商店街−
町の西にある商店街。数多の店が連なる。ブレックスが商店会会長を務める。
因みに、商店街の角の肉屋は米沢牛を半額で売りさばくという偉業を成している。

−アマダ農場−
街の飲食店の食物の生産を一気に引き受ける大農場。
スー農場を始め、キキ達など複数の農家との共同農場。
5通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:05:30 ID:???
 以下ウェーゴ商店街各店
−ロンド・ベル法律事務所−
エゥーゴ商店街の入り口にある。
−アストナージ自動車整備工場−
アストナージが社長を務め、マードック、ガロードやジュドーが勤務する。
−玩具屋「テム・レイ」−
鑑定団クラスのお宝も眠っているかもしれないお店。店主は無論テム=レイ。
−マウンテン・サイクル−
シドじいさんが店主の玩具店。バイトにジョゼフ、時々手伝いにロランが来る。
−ブティック赤&緑−
ホーク姉妹が経営。現在休業中
−忍者道場−
経営者シュバルツ
−土建屋ブルーコスモス−
−ザンスカール骨董店−

−甘味処−
経営者キョウジ。シュバルツと定期的に入れ替わるがめったに気づかれない
−ブレックス乾物店−
影の薄い商品街会長部レックスが店主。
−レストラン白い木馬−
タムラがオーナーシェフの洋食レストラン。
−シーブックのパン屋−
誕生ケーキも受け付けてます。ちなみに主人が義手。
−炒飯処−
ティアッカが店主。
−四川料理店−
マスターアジアが店長。そして用心棒兼任。ヤクザやゴロツキは絶対近寄れない。
−寿司屋深海(アビス)−
店主談:ごめんねぇーネタが新鮮でさぁー!
−居酒屋混沌(カオス)−
店主談:はーっはっはぁこの味最高だぜこりゃあ!
−軽食喫茶バルトフェルド−
バルトフェルドが営む喫茶店。
−セインズアイランド…大人の飲み屋−
エニルとロアビィが共同経営しているバーです。客は主に女性。
−キースのパン屋ドンキー−
シーブックのパン屋とはライバル店。
−アルゴの魚屋−
店主アルゴ、無言でおまけしてくれる事も・・・
6通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:05:54 ID:???
 その他商店等
−フロスト探偵事務所−(兼、国の諜報部員)
国道を挟んでラン家の向かいにある。夜な夜な秘密結社ラクシズと鎬を削り合っているとのこと・・・
−新聞会社−
カイ・シデン、ベルトーチカ、ミリアリアが勤務。
−消防団サイクロプス−
鍛え上げられた屈強なおっさん達が街の防火を一手に引き受け最近入団した気弱な大学生、バーナード・ワイズマンはガンガンしごかれている。
−銭湯天使湯−
非番の時には旅客機を操縦するマリュー&ムゥが営んでます。
−エスタルド空港−
パイロットとしてタリア&アーサーを確認。マリュー&ムゥも時々操作。
−日登町総合病院−
テクスにハサンなど、個性豊かな医師たちが集うこの街の総合病院。
−ジュピトリス−
シロッコが社長を務める自動車メーカー。斬新なデザインと機能性が売りで設計はオーナー自らが行う
−アミューズメントセンター『ハイペリオン』−
ガンダム関係のゲームが豊富におかれている。色々と伝説のあるゲームセンター。
−ゲームショップ・レイダース−
ゲーム販売店。クトロが経営。ハイペリオンの隣に店を構え、店主は時々店を開けたまま隣で遊んでいる事もあります。
−アノーエレクトロニクス株式会社−
シーブックの母が社長を勤める会社。
−劇団OZ−
経営者トレーズ
−骨董店マ−
経営者マ・クベ
その他
−民間警察プリペンダー−
−私立探偵&何でも屋サーペントテール−
−人材派遣会社シュラク−
7通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:06:26 ID:???
人物役職等
イザークは母と一緒にいくつかの食べ物屋を経営>ディアッカの炒飯亭など

−市長−
ジャミル(秘書:サラ(X))
−市議会議員−
デュランダル(秘書:レイ)
ハマーン(秘書:マシュマー)
ギレン(秘書:名前忘れたがゲームで出てきた金髪の人)
シロッコ(秘書:サラ(Ζ))自動車メーカー社長を兼ねる。

−その他議員−
ブラッドマン、ザイデル、デラーズ、ウォン・リー、ジン・ジャハナム、ディアナ等
8通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:06:46 ID:???
 ジャンク屋関係
−シャングリラ−
UC系列ジャンク屋。ジュドーが手伝いに来るらしい。
−フリーデンV−
UC以外のキャラが営むジャンク屋。
−XXX−(名称不明)
敵キャラが営むジャンク屋。ヤザンは自動車メーカー「ジュピトリス」のテストドライバーも兼ねているらしい。

この3勢力で三つ巴の戦いを繰り広げている。

※ロウ達は今旅に出ていて街を空けており、帰ってきたらキッド達と手を組んでジャンク屋業の規模を大きくする予定
9通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:07:17 ID:???
 その他組織等
−ラクシズ−
影で暗躍する秘密結社。無論トップはラクス。

時々つりに連れて行ってくれる漁師カトック

街の治安を守る第4小隊とシャッフル同盟

この街では朝TVをつけると、ニュースキャスターのベルナデット・ルルーと
報道カメラマンのジェス・リブルの仲が良いのか悪いのか分からないコンビが
この騒がしい街の日々のニュースをやってる
そのニュースの人気コーナーが 【ケナフ・ルキーニの特ダネ情報局】

音楽関係として
カトル、ニコルを初めとするオーケストラ団
歌手としてハイネやミゲルが活躍。その歌の作詞、作曲はエレドア。





などなど、今日も多くの仲間たちが生活を送っている――
10通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:22:23 ID:???
>>1
乙!!!!
11通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:25:00 ID:???
1乙
12通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:25:36 ID:???
>>1
乙w
13前スレ925:2005/12/17(土) 16:14:39 ID:???
トロワ「…と、言うわけだ。」
デュオ「あぁ、とりあえずオレはヒルデと舞台や照明なんかの大道具を手配するぜ。」
シーブック「ウェディングケーキは作ったことがないからな。セシリーと研究してみるよ。」
シロー「食材関連は任せておいてくれ。」
ウィッツ「特にお菓子系の材料調達はオレがやってやるぜ。」
マスターアジア「中華はワシに任せておけ。」
ディアッカ「オレも腕によりをかけちゃうよ。」
トロワ「洋食のほうはタムラにでも頼むか。他にも当たってみよう。」
ザビーネ「甘味の準備も進めておくぞ。」
シャクティ「花は私達で準備します。」
ドロシー「ドレスの方は私に任せておきなさい。」
カトル「タキシードの方は僕が手配します。」
トロワ「うむ、では各自くれぐれもシンやステラに感づかれないように配慮してくれ。進捗状況は適宜報告しろ。以上だ。」
14通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 16:16:32 ID:???
前スレは500K超えだから書き込めないのか。
暫くageていった方が良いかもな。
15前スレ925:2005/12/17(土) 16:21:52 ID:???
トロワ「演出の方は大丈夫か?」
ヒイロ「素材が足りんな。ルナマリアを呼べ。アイツの持ってる隠し撮り映像で何とかしよう。」
トロワ「わかった。手配しよう。」

トロワ「…と、いうわけで当日は道路の使用許可を頂きたい。」
ジャミル「本来ならば許可できないが、警察関係者との調整は私がしておこう。」
トロワ「感謝する。」

トロワ「お前には、友人代表でスピーチを頼みたい。」
カガリ「えっ!?私でいいのか?」
トロワ「あぁ、ぜひハズしてくれ」
カガリ「お前ーーーーーーーー!!!!」

キラ「やぁ、大変そうだね。」
トロワ「そうだな。お前にも重要な任務がある。」
キラ「何?」
トロワ「ラクスに邪魔されないように引き止めておけ。」
キラ「えぇぇぇぇぇっ!!!?」
16前スレ925:2005/12/17(土) 16:26:05 ID:???
トロワ「なんとか人の手配は済んだ。」
ガロード「トロワってやっぱスゲェんだな〜。」
トロワ「フッ、当然だ。」
ティファ「ありがとう、トロワ。」
トロワ「お前が礼を言う必要はない。それにオレは段取りを付けただけだ。」
ガロード「お礼くらい素直に受け取れよw」
トロワ「ともあれ、後はシンにばれないようにしなくてはならん。」
ティファ「そうね。」
トロワ「一番仲がいいお前らが鍵を握る。しっかりやってくれ。」
ガロード「う〜、オレそういうの苦手なんだよな。」
ティファ「大丈夫よ。きっと大丈夫。」
17通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 21:35:57 ID:???
>>1乙ガンダム

個人的に>>1の名前欄はD.O.M.Eにしてほしかった。
次回予告みたいな感じでとってたから・・・
18前スレ940:2005/12/17(土) 22:13:23 ID:???
>>1さん乙っす
前スレで調子に乗って長文書き込んで500KB越えの原因となってしまいました。申し訳ございません。
もし、お許しをもらえれば続きを書き込んでもよいでしょうか?

19前スレ894-898:2005/12/17(土) 23:03:05 ID:???
>>18
それをいうなら俺のほうがスマンかった。

まとまりなくうpしてしまった。
今は反省している。
20通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 05:53:49 ID:???
21通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 06:48:06 ID:???
あげ
22前スレ書き損ねたネタ:2005/12/18(日) 11:13:38 ID:???
居酒屋混沌(カオス)

フィリップ「そこのお嬢さん方、お二人ですか?」
ミリアリア「え?えっと・・・」
フィリップ「もしよろしかったら、私達と呑みませんか?もちろんお題はこちら持ちで」
サマナ「ちょっと、フィリップさん!何やってるんですか!!」
フィリップ「見れば判るだろう?お嬢さん方をお誘いしてるのよ(それとも、てめぇは野郎二人で飲んで楽しいってか?)」
サマナ「(そりゃあ、楽しくないっすよ!)いくらなんでも、それは彼女達の迷惑なんじゃ・・・」
フレイ「いいわよ」
サマナ「ほら彼女もああ言って・・・ええっ?!」
フィリップ「ふっふっふ、どうだ、サマナ、ダンディな俺にかかりゃ、ザット、こんなもんよ」
サマナ「まじで?」
ミリアリア「ちょっと、フレイ、いいの?」
フレイ「大丈夫よ(隙を見て、『門限が・・・』とかいって、さっさと帰っちゃえばいいのよ)」

   ────1時間経過────

フィリップ「おっと、電話か?あ、ちょっと、席外すけど、構わず呑んでてて」
フレイ「(よし、気弱そうな方が残った、ミリアリア、今よ)」
ミリアリア「・・・あっ!いっけなーい、もうこんな時間(棒読み)」
サマナ「え?まだ9時前だよ?」
ミリアリア「ごめんねー、うち門限厳しくてぇ〜」
フレイ「そうなのよ、今度門限破ったら、外出禁止になっちゃうのよ」
サマナ「それじゃぁ、しょうがないか・・・」
フレイ「今日は楽しかったわ、じゃぁ、また誘ってね♪」
ミリアリア「じゃ、またね♪」

フレイ「さぁて、セインズアイランドで、飲みなおすわよ!」
ミリアリア「まだ飲むの〜?」
フレイ「もちろん!」
23前スレ書き損ねたネタの続き:2005/12/18(日) 11:52:40 ID:???
フィリップ「さて、第二ラウンドは、俺の美声でメロメロにしてやろうか、それとも、ベットの上で、朝まで無制限デスマッチってか〜♪」
サマナ「あ、お帰りなさい」
フィリップ「ン〜〜〜、お嬢さん方は、どうしたのかね?化粧室でメイク中ですか〜?」
サマナ「門限があるからって、帰っちゃいました」
フィリップ「ぶぅらぁぁぁぁ!!サマナ、てめぇ〜〜!!!俺がダンディな魅力で誘った女をあっさり帰しやがってぇ〜〜!!!#」
サマナ「す、すいません!」
フィリップ「ッたくこれだから、チェリーボーイってヤツァよ〜、『門限が〜』ってのは、女の言い訳bQだって言ってるだろうが!!!」
サマナ「すいません!!」
フィリップ「セイフティの外れた俺のコロニーレーザーをどうしてくれる!!サマナァ〜、覚悟は出来ている様だな」
サマナ「ひぃ!!勘弁してください・・・・」
フィリップ「ぶぁぁつとしてぇぇぇ〜〜、ここの払い、全部お前が払っとけぇ〜〜〜!!」
サマナ「は、はい!!・・・って、怒っている割には、軽いような」
フィリップ「ふ、お前のような素人に任せた俺の落ち度でもあるからな、というわけで、俺は『おっぱい地獄』に堕ちるとしよう」
サマナ「・・・・それって、自分だけ楽しもうって腹じゃ・・・」
フィリップ「じゃ、後は任せた!アディオス!アミィィィゴ!!」
サマナ「・・・いつもずるい人だよ・・・・すいません、お愛想」
オークレー「はい全部で、67,925円ね」
サマナ「!!・・・あのカード使えます?」
オークレー「うちは、現金のみだよ」

フィリップ「(・з・)ん〜〜〜、おっぱい♪」
24通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 12:00:40 ID:???
みんなが長文を書いたりするから500KB越えは>>18だけの責任じゃないから安心しろ
あと俺はアストレイ好きだから続きヨロ
25前スレ書き損ねたネタの続き:2005/12/18(日) 12:18:23 ID:???
翌日、軽食喫茶バルトフェルド

サマナ「フィリップさん!昨日は大変だったんですから」
フィリップ「あ〜〜、サマナ、すまなかったな」
サマナ「おかげで、ボーナスで買う予定のプラズマTVが、夏まで延びちゃいましたよ・・・・」
フィリップ「まぁ・・・落ち込むなって、今度、『年忘れおっぱい地獄巡り』に誘ってやるからよ」
サマナ、「ほんとですよね?!」
フィリップ「大丈夫、俺に任せな」
???「『年忘れおっぱい地獄巡り』かぁ、面白そうだな」
フィリップ「む!!何奴!!」
ムウ「それ、俺も参加できないかなぁ」
フィリップ「てめぇは、天使湯の!・・・あんな巨乳手に入れておきながら、まだ満足できねぇぇってかぁ〜?」
ムウ「おっぱいの魅力は底無しだからねぇw」
バルドフェルド「俺も参加したいねぇ、おっぱいの魅力、何物にも変えられん!」
フィリップ「店長!お前も、オッパイスキーだったとは・・・意外だな」
ギルバート「オッパイの魅力とやらを、探求みたくなったな、私も一口乗せてもらおうか」
フィリップ「なんだぁ?(ry」

その後、彼らが「双丘愚連隊」と呼ばれ、「月下天使同盟」と壮絶な闘争を繰り広げる事になるが、
それはまた、別の話
26通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 14:43:01 ID:???
>>25
そのとき、別の席では
アーサー「やっぱり女はつるぺたが最高ですね」
ハリソン「少女以外は女じゃない!」
クワトロ「幼女の良さが分からんとは、ええい!」
27通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 21:38:32 ID:???
もうシャアは落ちる所まで落ちたって感じだな・・・
28通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 23:42:21 ID:???
猛烈な寒波は例年にない降雪を日登町にももたらしていた。

そして。ラン家前では。
「おとーさーん? 大丈夫?」「へへっ。このくらい大丈夫だって。○○○こそ転ばないように気をつけるんだぞ」
スコップを手に除雪作業に励む父子の姿があった。横合いから掛かる声。
「ガロードも精が出ますね」「シン、当ったり前だろ? 家の前を開けなきゃ、86だって出せないし、ティファや○○○が買い物に出かけるにも困るしね」
「うちは……出かけるにしてもステラが寒がって。もう、なんだか重ね着で着膨れて色気の無いことこの上ないです」
苦笑するシンの後ろから
「シン……余計なこといわない…おかず一品減らす」
毛糸の帽子にダウンジャケットはいいが、その下に何枚重ねてるんだか判らないくらい膨れ上がったステラがジト目で睨む。
「勘弁して!帰ったら熱いミルコココア作るからさ」「ん。…なら…いい」
必死にステラに謝るシンを苦笑しつつ眺めるガロードと○○○。
「気をつけろよ〜? 今日あたりは街中で攻防戦ありそうだから」
「へ?そんな物騒なことやってるんですか?」ガロードの曰くありげな一言に質問するシン。
「ここは日登町だぜ?何があるか判らないって」
意味ありげに笑うガロードに見送られ、首を捻りつつも出かけるアスカ家夫妻。

まさか、この後。町内を巻き込む一大雪合戦バトルに巻き込まれるとは知る由も無かった。

【続かない】

――――――
【オマケ:まとまらなかったネタとも言う】
トロワ「すべてを消滅させる」
ロアビィ「舐めんじゃねぇ!!」
どこからどう投げているのか判らない雪玉の弾幕の応酬。

デュオ「『フラッグの事は気にするな』」
カトル「『やられる前にやる。それがお前の仕事だ』」
雪合戦では陣地アタック前に作戦を確認しましょう(笑)

カミーユ「させるかっ!」
ジェリド「雪玉を雪玉で迎撃した!?」
これは出来ないことでは無いので、あまり驚かないように(笑)

アムロ「まだだ! たかがメイン(ry」
いいえ。顔面にもらった時点で失格です(笑)
29通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 02:13:51 ID:???
つまり、レインと土門が
石破!ラブラブ〜!
とかやって子どもが呆れてる、と。
30前スレ940:2005/12/19(月) 23:44:24 ID:???
>>24さん分かりました。じゃ載せさせて頂きます。

オルバとシャギアは先ほどからルナマリアを見ていた。
「君の任務は…キラ・ヤマトの監視だった筈だな。」
「はい。」
シャギアの問いにルナマリアは短く答えた。間髪入れずにオルバが言った。
「しかし君はアスラン・ザラの監視をした。…それは何故かね?」
「それは…。」
ルナマリアは答えに詰まった。
「ターゲットのキラ・ヤマトの行動は…その…、ターゲットの関係者の影響で固定されているので、ならば行動の変化を成しやすいアスランの行動を監視するのが得策だと思い…。」
「だからこそ、我々が監視をしていたのだよ。」
ルナマリアの答えを途中で切るようにシャギアが言い放った。
「…無駄な言い訳をせずに白状したらどうかね。」
続けてオルバがいった。
「うっ…。」
二人の立て続けての口撃にルナマリアが黙ってしまった。が、やがて口を開いて、
「え〜…、キラ・ヤマトの行動パターンは行動パターンが固定されているのは本当です。ですから、行動パターンの監視に…その…飽きがきました。」
「……」
やはり二人の予想していた答えが返ってきた。ルナマリアは開き直ったのか臆することなく続きを述べた。
「ちなみに何故行動パターンが固定されているかというと、依頼者でもあるラクス・クラインが脅したり、パシッたり、媚びたり、圧力をかけたり…。」
「…いや、もういい。」
オルバはとりあえず、…キラの悲惨な生活実情を聞きたくなかったので…、ルナマリアの発言を止めた。ルナマリアはまだ言い足りないような表情をしていた。
「とりあえず、そのミスが早期に発見したから良かったものを…。君もプロなら自覚をしたまえ。」
「…分かりました。」
シャギアの言葉にルナマリアが返事をした。と、同時に、
ピリリリリリ!!
オルバの携帯が鳴った。すかさずオルバは携帯を取り出した。
「もしもし、僕だ。………そうか。監視を続けたまえ。」
ピッ。オルバは携帯を切った。
「兄さん。メイリン君からターゲット二人の行動が報告された。」
「内容は?」
シャギアは問うた。オルバはメイリンからの報告を述べた。
「ターゲット二人が…サーペントテールと接触した。」
31前スレ940:2005/12/19(月) 23:48:04 ID:???
キラとアスランは今、探偵社サーペントテールの事務所にいた。二人の前にはリーダーである叢雲劾が、そして横にはイライジャ・キールと風花・アジャーがいた。
風花は6歳の女の子であるがサーペントテールの一員である。これを聞いた時キラとアスランはにわかに信じられなかった。
アスランの調べたところではサーペントテールはあと二人、リード・ウェラーとロレッタ・アジャーがいるが二人は別の依頼に就いている。風花曰く『別々でも活躍できるのが一流の傭兵である』らしい。
最初に口を開いたのは劾だった。
「クリスマスまでにこの街の脱出。いや正確にはラクス・クラインとカガリ・ユラ・アスハからの逃亡。…これが依頼だな。」
「はい。」
二人は答えた。次に口を開いたのは風花だった。
「でも、なんであの二人から逃げようとするの?」
風花はある程度キラとアスランのことを知っていた。無論、ラクスとカガリの事もだ。とりあえず風花のこれらの人々の印象は…ラクスが黒い事以外は…普通の仲のよい夫婦(カップル)だと思えた。
「それは、その…。」
二人は答えに詰まる。風花は答えを待つように二人をじっと見つめた。そのやり取りをみてイライジャが
「やめろ、風花。依頼者は答えたくないようだ。任務に関係しない以上、依頼者のプライベートに関する質問はタブーだ。」
「うっ…。分かったわよ。」
質問を止められていささか不満のようにしているのがやはり子供らしかった。しかし、それでもサーペントテールの一員である自覚があるらしくすぐに質問をやめた。
それに代わって劾が質問をした。
「この依頼を見ると、ラクス・クラインとカガリ・ユラ・アスハは探偵を依頼しているらしいが、確固たる証拠はあるのか?」
「一応、その探偵事務所の一員が俺の事を尾けていた。」
「…どうやら、そうらしいな。」
劾が言った。
「…ああ。」
イライジャもそれに頷いた。
「?」
残りの三人は何の事だか分からなかった。
そんな三人を尻目に、イライジャが後ろのロッカーに向かって動き出した。そしてそのロッカーから筒らしき物を取り出した。その筒は3分の1ほどの位置で曲がっており、何か突起のような物が付いており、更に先の部分に穴が開いていた。
イライジャはその筒を持って窓のほうに向かった。そしてその筒を向かい側のビルに向かって突き出した。
と、同時に劾が、
「耳を塞げ。」
と言った。
風花は何の事か分かったらしくすぐに、キラとアスランは何のことか分からずやや遅れて耳を塞いだ。
パァン!
室内に音が鳴り響いた。それはイライジャの持っていた筒…ライフルから出された音である。
「…!」
驚くキラとアスランをよそに劾とイライジャが話をした。
「…確かに大分音は小さくなってるけど、やはり室内じゃ響くな。」
「仕方がないだろう。それが限界だ。」
「そうだな。…さてと。」
イライジャは窓を閉めた。
「ではこのミッションの作戦を立てる。」
劾がそう言うと街の地図を机に広げ始めた。
32前スレ940:2005/12/19(月) 23:50:05 ID:???
「……」
メイリンは放心状態になった。
オルバに指示された通りに盗聴用アンテナ(ルナマリアの物だ。探偵に雇われる前から持っていた物でそれ以前の使い道は不明である。)で監視をしていたら誰かが窓に向かってきた。そしていきなり音が鳴ったか思ったらアンテナが壊れていた。
それがライフルで壊されたのだと分かるのに10秒ほどかかった。
「…さすが。」
サーペントテールだ。メイリンはそう思った。
この仕事に就いてからこの名前は何度も聞いてきた。依頼を一度もしくじった事のない超一流の探偵。その仕事振りは探偵というよりもはや傭兵といったほうがよい。
それらの噂が嘘でない事をメイリンは今身をもって知った。一応自分たちも一流の自負を持っていたが、相手も予想以上の腕前だ。(まあ一般の探偵は盗聴をしないだろうし、それを狙撃もしないだろう。)
とにかく盗聴アンテナが壊されてしまってはもはや監視のしようがない。
「とにかく所長達に報告しないと…。」
メイリンは再び携帯を取り出した。(続く)
33通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 00:26:51 ID:???
ほのぼのはどこに行ったのであろうか…ちょっと探してくる。
34通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 00:36:59 ID:???
ドモン「ゆくぞ○○○!流派東方不敗の継承者ならば、敵の雪玉すべてたたき落とせ!」
○○○「ハイっ!父さん!」
ドモン・○○○「「とぉぉぉりゃぁぁぁ!」」
バシバシバシバシ…・ドカッ!
レイン「キャァァ!○○○が!」
ヒイロ「ドモン、大人のエリアに子供を連れ込んだお前のミスだ」
ドモン「おのれ、○○○がやられるとは!しかし!流派・東方不敗は王j…」
レイン「ドモン!やるわよ!」
ドモン「おう!」
ドモン・レイン「二人のこの手が真っ赤に燃える!○○○守れと轟き叫ぶ!!
    石破!ラ〜ブラブ!! 天!驚!!けぇぇぇぇん!!!」
デュオ「そのアクシズ落とし(前スレ499)のような雪玉どこから出したぁ!」


トロワ「大丈夫か?」
ヒイロ「お前があの家族と戦うつもりなら、一言忠告しておく…」
トロワ「?」
ヒイロ「死ぬほど、痛いぞ」

>>28-29
これでよい?
3528:2005/12/20(火) 01:25:23 ID:???
>>34 これでよい?…っていわれてもなぁ(苦笑)←投げっぱなしの人に訊かれても…と言う心境
36通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 01:39:25 ID:???
>>33
漏れも探しにいこ…
37通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 19:48:03 ID:???
クリスマス用に一応の案はあるがまだ書いていない。
・・・そろそろ作り始めるべきだろうか?

まぁ、何はともかく>>30-32GJ。
そして久しぶりのカッシュ一家のSS参加を祝して・・・

ちょっと風呂入ってくる。今夜も冷えるな。
38通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 20:38:19 ID:???
よーく暖まってきな〜。
血行がよくなるといいネタがさらによく〜…なることもある〜(逃げ)
39前スレ940:2005/12/21(水) 00:15:42 ID:???
時が変わって翌日。
「…と言うわけで。」
アスランはそこまで言って説明を終えた。やはり、アスランとカガリが同棲しているマンションの一室である。
「みんなにもこの計画に協力してもらいたい。」
そこにいるのはガロード・ヒイロ・デュオ・シン・ジュドーの五人である。全員アスランに呼ばれてやってきた。
「…ま、別にいいけど。」
「本当に大丈夫なのか。」
ジュドーとガロードが言う。
「…君達だから俺はこの計画を話したんだ。」
「本当にそんな事思ってんですか?」
アスランにシンが突っかかった。
「ああ、思ってる。」
アスランは即答した。その目を見る限りその言葉は本当のようだ。シン達はそう思った。
「…そうか。なら問題は無い。」
「ま、安心しとけ。逃げも隠れもするけど俺達はダチを売るような真似はしないからさ。」
ヒイロとデュオが五人の気持ちを代弁した。アスランはその言葉を聞いて目頭を熱くした。
「…ありがとう。本当にありがとう…。」
そんなアスランを見て、
「おいおい泣くなよ。」
「友達なんだから当たり前だろう。」
「あそこまで言われたら協力しない訳にはいかないですよ。」
「泣くのは計画が成功してからにするんだ。」
「ま、成功したら盛大に泣けよ。」
五人が口々に励ます。アスランは涙を拭って、
「ああ…。この計画、絶対に成功させる!!」
アスランは決意を新たにした。
40前スレ940:2005/12/21(水) 00:16:50 ID:???
「とはいったものの…。」
「本当に大丈夫なのかね…。」
マンションを出てから開口一番、ガロードとデュオはそう呟いた。男の友情として協力するとは言ったもののこの計画はかなり難しい物である。ましてや相手が相手である。
そんな沈みかけた雰囲気を振り払うかのように、
「まあ協力するって言ったんだ。やるしかないだろ。」
「ああ、あの人があんな態度をとったのは初めて見たよ。」
「…俺達はあくまで全力を尽くすまでだ。」
残りの三人が明るく言った。それを聞いて二人も、
「…そうだよな。アスランに協力するって言ったんだからな。」
「まあ、三つの力が一つになれば、って言うしな。…てこの場合は五人だけどな。」
ははは、とデュオの冗談に笑った。先ほどの沈んだ雰囲気はどこへやら、軽口を叩くまで五人は明るくなった。
が、…その雰囲気は長くは続かなかった。
「あら、皆様楽しそうですわね。」
五人は足取りをピタッ、と止めた。…とりあえずジュドーが言った。
「………なぁ、今の声。」
「ああ、………聞き間違えじゃ無いよな。」
ガロードがそうあって欲しいと願いを込めつつ残りの四人に聞いた。が、その願いは叶う事は無かった。
「皆さん今日は。」
その声の方向…後ろに五人は振り向いた。
そこには声の主…暗黒からの女傑、闇を纏う女王、今世紀最後の黒い女神(などど五人は勝手にフレーズを思い浮かべた。)…ラクス・クラインがいた。
「(……やばくないか。)」
「(……いや、大丈夫だろう。)」
「(……アスランに協力する事に問題は無い…恐らく…。)」
心の中でテレパシー(?)を飛ばしながら、五人は会話をした。そんな五人にラクスは話しかけた。
「ところで皆様先ほどからアスランに協力すると申されておりましたが…。一体何の事だか私に話してくださいませんか?」
「…」
ラクスの問いに全員押し黙った。
41前スレ940:2005/12/21(水) 00:19:09 ID:???
その様子を物陰でフロスト兄弟は見ていた。
「さすが。脅しはラクス嬢のお家芸だな。」
「…何処かで聞いたことある台詞だね、兄さん。」
とりあえずオルバはそう突っ込んどいた。兄弟はこの五人がアスラン邸に入ったことを察知した。盗聴という手段が無くなった今、彼らの計画を聞きだすために二人はラクスの力を借りることにした。
実際にラクスの脅しはすばらしい物だった。会話の間、かける視線、無言の圧力…。どれをとっても一級品である。ドドドといった音も聞こえる(ような気がする。)背後にはオーラで人影を作っている(ような気がする。)
「あ。あの五人しゃべり始めたよ。」
「たった8秒で落とすとは流石だな。」
そんな事を言っているうちにラクスは帰ってきた。フロスト兄弟は五人が喋った計画をラクスから聞いた。
「…ほう、そのような計画を立てていたとはな。」
「しかしこれでいくらでも事前で防げるね。」
「いいえ…。」
二人の会話にラクスが割って入った。
「あの二人を泳がせましょう。」
「!!」
ラクスの発言に二人は絶句した。
「それは…そういうことでしょうか、ラクス嬢。」
シャギアが聞いた。その問いにラクスは答えた。
「ふふ、物事を順調に進めて最後にそれを崩される…。それこそ人が最も絶望する瞬間ですわ。…このような計画を立てて私の下からあの二人は逃れようとしたのですから…、少しは絶望を味わってもらわなければ。」
ラクスはそんな事を素敵な笑顔を浮かべながら言った。
(………怖いよ、兄さん…。)
(………全くだな、オルバよ…。)
そんなラクスを見て二人は思った。
42前スレ940:2005/12/21(水) 00:21:26 ID:???
そしてキラとアスランの計画実行の日。
「どうそっちに動きはあった?」
「車が一台止まったわ。多分サーペントテールの。…お姉ちゃんの方は?」
「そっちと同じよ。」
ルナマリアとメイリンはそう携帯で連絡を取り合った。時刻は朝の5時50分頃。
あの五人から聞いたアスランとキラの計画とはこういった内容の物である。
朝早くに別々の場所でサーペントテールと合流。そして駅で合流。朝一の電車でこの街から脱出。
この計画を阻止するため、ルナマリアとメイリンはキラとアスランの行動の監視を命じられた。朝5時15分頃二人の家から人が出てくるのを確認。そしてルナマリアとメイリンの話したようにサーペントテールの車と合流した。
そしてキラとアスランが車に乗った。
「ターゲット、車に乗ったわ。車が動き出したわ、お姉ちゃん。」
「こっちも同じよ。じゃあこれより追跡開始!」
サーペントテールの車が動いたのと同時に二人は動き出した。
「全ては…。」
「私達の…。」
『今年のボーナスのために…!』
ルナマリアとメイリンはそう声を掛け合った。(まだ続く)
43通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 01:05:32 ID:???
>>39-42
黒い、黒いよラクス・クライン!!

ここのラクスがMSに乗ったとしたら、そのエンブレムはきっと真っ黒に染まった自由の女神だな。
44通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 02:31:38 ID:???
>43
しかも手には聖書と松明ではなく、生首と大鎌ってか?
45通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 10:19:13 ID:???
それ自由の女神ちゃう!w

さて、ほのぼの探しの旅続けるか…
46前スレ940:2005/12/22(木) 00:35:22 ID:???
「車が一台尾けて来たわ。そっちはリード?」
車を運転しながら…ロレッタ・アジャーが連絡を取った。
『こっちも同じだ。』
連絡の相手…リード・ウェラーはそう答えた。
二人ともサーペントテールのメンバーである。別の任務に就いていた二人はその任務の終了後、劾からの連絡を受けこの任務に就いた。
リードは情報のプロフェッショナルである。またロレッタはこの業界では珍しい女性であるがその実力はトップレベルにある。
「じゃあ、手筈通りにいくわね。」
『ああ、しっかりやれよ。』
二人は無線を切った。
「とばすわよ。しっかりつかまっててね。」
ロレッタはそう後ろに乗っていた男に声をかけた。声をかけられた男は静かに頷いた。

ルナマリアの尾けていた車はかなりのスピードを出していた。まるで追跡をかわすかのようだった。負けじこちらもスピードを出す。
二つの車は凄まじいスピードでカーチェイスを繰り広げていた。
『お姉ちゃん!そっちは今どこにいる!?』
メイリンからの連絡が入る。
「こっちは今丁度ティターンズデパートを通りかかった所!」
『こっちはウチの探偵事務所を通った所!』
「!…ってことは…。」
メイリンの返答をきっかけにルナマリアの頭の中に磐梯市に地図が広がった。この計画を阻止するためにに数日間フロスト兄弟から徹底的に頭の中に叩き込まれた成果だ。
そこから自分の位置、そしてメイリンの位置を割り出し…。
「メイリン!そこから…。」
『分かってる!国道○号線ね!』
メイリンがルナマリアの言おうとした事を先に言った。
「よ〜し、じゃあいくわよ!!」
47前スレ940:2005/12/22(木) 00:38:37 ID:???
「んっ!?」
リードは自分の目を疑った。前方にロレッタの運転している車が見えたからだ。
後ろの車を撒こうとしたが、どうやら逆に追い込まれたらしい。
「…ちっ!くそ!!」
リードは自分の間抜けさを呪った。
一方、ルナマリア達は、
「いくわよ、メイリン!!」
「OKよ、お姉ちゃん!!」
短い呼応。そして、
『1,2,3…』
「バレル・ロォォォォォッル!!」
「ドリフトォォォォォ!!」
その掛け声と同時に二人はハンドルを切った。そして二人の操っていた車は急速旋回、そして道に対して横になり道を塞いだ。
その結果、ロレッタとリードの車は二人の車によって閉じ込められた。
常人だったらこんな荒業はできないだろう。が、ルナマリアとメイリンの技量、阿吽の呼吸、そして人も車も通っていない朝の道がこの荒業を可能にさせたのだ…!
「さぁ〜、出てきて貰いましょうか。」
車を降りたルナマリアはそう言いながらサーペントテールの車に近づいていった。その言葉には余裕が感じられる。勝者の余裕であろうか。メイリンも同じようして近づいてきた。
そして、車からロレッタとリード、そして…
「!!」
残りの二人を見てルナマリアとメイリンは言葉を失った。出てきたのはやや長めの黒の髪とこざっぱりした茶色の髪をした…ガロードとデュオだった。
「え?ええ!?な、何で!?」
ルナマリアとメイリンはパニック状態になった。そんな二人を尻目にガロードとデュオはカツラを取りながら、
「言ったろ。俺達はダチを売るような真似はしないってさ。」
「そういうこと。残念だったね。」
今度は逆にこの二人が勝ち誇ったように言い放った。

『兄さん。ホーク姉妹が追跡したサーペントテールの車にはキラとアスランの両名は乗ってなかったらしいよ。』
「まぁ、そうであろうな。」
『…随分と落ち着いているね。』
シャギアとオルバはそんな会話を繰り広げていた。オルバの報告はある程度シャギアの予想していたものだった。
「冷静に考えれば、不審な点はいくらでもある。」
そう言ってシャギアは不審な点を説明し始めた。
「まず、あんなに簡単にあの五人が情報を漏らした事だ。ラクス嬢がいかに上手く聞き出したとしてもあそこまで簡単に計画を具体的に漏らすのは不自然だ。そして、第二にリード・ウェラーがあの二人の送迎をしていたということだ。
 あの五人が話した計画が本当ならそれの要は我々の動きの『情報』であるはずだ。なのに、彼が行動を起こしている。という事は囮だと気付く。」
『成る程。流石だね、兄さん。』
「だが油断をするな。」
合点のいったオルバに対してシャギアが続けて言った。
『分かってるよ。恐らくサーペントテールは別の者を情報の連絡係としている。…だから、状況はあまり大差無いと言う事だね。』
「うむ。その通りだ。」
さすがに一流の探偵だけあって、二人は見事にこの罠と状況を読みきった。
二人が会話をしているとシャギアの後ろから、
「シャギアさん、動き出しましたわ。」
シャギアの後ろからラクスが声をかけた。キラとアスランの絶望する瞬間を見たい、という理由で同伴している。
「オルバよ、そちらのカガリ嬢の様子はどうだ?」
『寝てるよ、兄さん。彼女、朝は弱いらしい。』
オルバの方にはとりあえずキラとアスランを問い詰めたい、という理由でカガリが同伴していた。
「そうか…。では、こちらも行動を開始する。」
そう言ってシャギアは…サーペントテールのリーダー、叢雲劾の運転している車を尾行し始めた。
48前スレ940:2005/12/22(木) 00:41:21 ID:???
「イライジャ、そちらの状況は?」
劾は無線でイライジャに連絡を取った。
『予想通りだ。尾行がきてるよ。そっちもだろう。』
「ああ。」
イライジャの連絡を受けながら劾は時計を見た。時刻は6時3分を回っている。
(…後12分か。)
劾はそう思った。計画からすればかなり厳しい時間である。囮がばれるのが予想以上に早い。
リードの情報によれば相手側の雇った探偵はフロスト兄弟である。だとすれば囮がばれるのがここまで早いのも合点がいく。そうなると自分たちの役割もどこまで果たせるか不安だった。だが、
(…やるしかない。)
劾は静かにそう思った。そして後ろに
「とばすぞ。」
と声をかけた。そして、アクセルを踏み出した。(まだまだ続く)
49通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 01:58:30 ID:???
ホントに長いなw
50通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 20:17:15 ID:???
後二日は続くんじゃないのか?S
S内の時間が何日をさしているのかは知らないが。
51前スレ940:2005/12/22(木) 23:39:26 ID:???
「早くしないと逃げられてしまいわすわ。」
「分かっている。」
後ろからするラクスの声に反応しながらシャギアは考えていた。
(…妙だな。)
シャギアが疑問に思っている事。それは前方の車…劾が運転している車の動きである。
先ほどから見ていると駅に、真っ直ぐに、行っているように見える。先ほどから一度として撒こうという気配が見えないのだ。
(…ならば)
シャギアは携帯を取り、オルバへと連絡を取った。
「オルバよ、そちらの追跡している車に動きはあったか?」
『いや、真っ直ぐ駅へと向かっているよ。』
「そうか…。オルバよ。」
『なんだい?』
「そちらの追跡している車を中央通りに追い込む事はできるか?」
『できない事は無いけど…。』
「ならばすぐにそうしてくれ。」
『…了解。』
そう指示して、シャギアは連絡を切った。
「どうなさるおつもりですの?」
後ろからラクスが聞いてきた。シャギアはふっ、と笑みを浮かべて言った。
「鼠達を一気に始末するのですよ。」

「6時8分…。」
劾は時計を見やった。周りの様子も確認してみる。するとイライジャの車が見えた。どうやら別の奴にここまで誘導されたらしい。後ろには追跡の車、そして前方には駅が見えてきた。
(…ここが限界か。)
劾はそう思いイライジャに連絡を取った。
「イライジャ、聞こえているか。」
『ああ。…くそ!奴の思った通りに誘導された。」
どうやらイライジャもその事には気付いていたらしい。
「ここ辺りで限界だ。」
『…分かった。』
そう言うと二人は車を止めた。
52前スレ940:2005/12/22(木) 23:41:44 ID:???
「さあ、観念して出てきてもらおうか。」
オルバがそう言い放った。その手には自動小銃が握られている。(といっても中身はゴム弾だが。)車を止めた劾とイライジャは両手を上げながら外に出てきた。
その様子を見ながらオルバは勝ち誇ったようにシャギアに向かって話しかけた。
「ふ…。これでこの任務も成功か。」
「いや、オルバよ。最後まで確認しなければ分からんぞ…。」
シャギアはそんな風にしてオルバに答えた。そんな兄の返答を受け「ここまで来て、そんなまさか…。」と返した。そしてイライジャの乗っていた車に近づいていった。
シャギアは二人の傭兵を見やった。劾は先ほどから黙り込んでいる。そして、イライジャのほうは微かに微笑を…、
(浮かべているだと!?)
シャギアは驚愕した。
(まさか…!?)
「さあ!出てきてもらおう!」
オルバは叫びながら扉を開けた。
そこにはシャギアの予想した通り…当たっては貰いたくなかったが…アスランもキラもいなかった。
そこにはその二人のどちらでもない別の男がいた。その男はオルバを見るとこう呟いた。
「…囮の任務、完了…。」
53前スレ940:2005/12/22(木) 23:43:18 ID:???
そう、そこにいたのはヒイロだった。
「!!」
オルバは驚きの余り言葉を失った。その追い討ちをかけるように、
「残念だったね。お二人さん。」
もう一方の車から出てきたジュドーがそう言った。
「囮だと…。まさか…!?」
「そのまさかだ。」
ヒイロは冷たく言い放った。それとは対照的にジュドーが陽気に言った。
「キラとアスランは最初っから、駅に向かう予定なんて無かったのさ。」
つまり…最初からラクスが聞き出した計画は全て嘘だったのだ。
「二手目、三手目の先を見るのが一流の傭兵だ。」
「ま、こういう場合同じ手ってのは意外と通用するものなんだよ。」
「…くそっ!」
劾とイライジャの言葉に普段は感情を表に出さないオルバが悔しさを顕わにした。それとは対照的にシャギアは冷静に考え込んでいた。
(この時間帯にできる交通手段…、駅から最も離れている所…。)
頭の中に磐梯市の地図を広げてひたすらそのキーワードに該当する場所を探す。探す。探す…。
「…!分かった!」
シャギアは叫んだ。
「オルバよ!今すぐ市役所向かうぞ!」
「市役所!?」
オルバは聞き返した。
「奴らは恐らくバスで逃走する気だ!」
シャギアの閃いた場所はそこだった。
(!気付いたか…。)
劾はシャギアの推察力に感心した。彼らが何日も考えたその場所をシャギアはこの短時間で言い当てたのだ。
「く、まさかそんな所に…。」
二人が車に乗り込もうとした瞬間…。
「慌てることはありませんわ。」
凛とした声が響いた。全員その声の方向を見やる。全員の視線の先に…声の主、ラクスがいた。
「それはどういうことですか?ラクス嬢…。」
オルバが聞いた。ラクスは二人の傭兵に目線をやる。
「二手目、三手目を見るのが一流の傭兵のなら…。」
その唇に微かで、それで麗しい微笑が浮かんだ。
「私も傭兵になる事ができますわね…。」(次がラスト)
54通常の名無しさんの3倍 ◆weHqDQOhfQ :2005/12/23(金) 09:28:33 ID:???
今回も1000前でパンクかも・・・
55通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 09:53:09 ID:???
50過ぎで40kオーバーか・・・
56通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 16:44:02 ID:???
>>55
 今日から投下される(であろう)クリスマスSSの容量確保に備え一言レスもあえて減らそうぜ
57通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 17:04:42 ID:???
それじゃ本末転倒だ。
スレ進行じゃなくてKB基準にして次スレ立てればすむ話だろ。
58前スレ940:2005/12/23(金) 20:09:13 ID:???
『囮3号、4号。共に捕捉されました。フロスト兄弟がそちらに向かってます。』
「分かりました。」
連絡係のシンからの通信を風花は切った。
「急いでください!気付かれました!」
そして後ろを走っている二人…キラとアスランに声をかけた。
「いくらなんでもここまで来れば…。」
キラが走りながら言った。
「ああ。もうすぐだ…。」
アスランが安堵の声を漏らした。
風花が言うにはフロスト兄弟はこちらに向かっているらしい。が、ここから二人の位置に来るのにかかる時間と自分たちがバスに乗り込む時間はどう見積もっても後者の方が早い。
周りには何も見えない。耳にはヘリの音が聞こえる以外には何も…。
「ヘリっ!?」
アスランは上を見上げた。そう、キラとアスラン二人の真上にヘリが停止していたのだ。
「何でこんな物が!?」
キラがヘリを見て叫んだ。そして息つく間も無くバッ、っとヘリから人影が飛び出してきた。
「…ァァァアアスッラァァァァァァンっ!!」
飛び出した人影はそう叫びながら、重力の法則に従いながら落ちてきた。そして地面に叩きつけられた。
 ッズゥドォォォォンッ!!!
派手な音と土煙が周囲を覆った。(道はコンクリートで舗装されているはずだが)
「ァアスラァァァン!!」
その中心から何事も無かったかのように人影…ミーアが飛び出してきた。
「ミ、ミーア!?」
「アスラァァン!!」
そして狙いを定めたようにアスランに抱きついた。
「酷いですわ!私に何のお知らせもなく勝手にここから出て行くなんて!」
「出て行く!?…って言うか何であんな高さから飛び降りてんのに無傷なんだ…!?い、いやそんな事より…。」
色々と突っ込みどころがあったので混乱しつつも、とりあえず聞きたいことを叫んだ。
「どこからそんな事聞いた!?」
「ラクス様から聞きましたわ!」
「ラ、ラクスから!?」
「はい!ですから議長に頼んで空から探しましたのよ!!」
「ええ!?ぎ、議長が!?」
今聞いた発言をにわかには信じられなかった。
「ええ!議長とても乗り気で『ははは。面白そうだね。』と言って快諾してくださいましたわ。」
実はそのデュランダルにもラクスの手回しがあったのだ。
「とにかくもう逃しませんわよ!」
「待ってください!!」
ミーアとアスランのやり取りを横から見ていた風花が叫んだ。
「!?誰ですの、あなたは!」
「サーペントテールの風花・アジャー。この二人をこの街から逃がすのが私の任務です。その邪魔をするのなら容赦はしません!」
「あらあら…。」
ミーアは風花を見やりながら、、
「あなたの様な子供が何をしようというのですか?」
59前スレ940:2005/12/23(金) 20:11:33 ID:???
「…こっ、子供!?」
ミーアが言ったそれに風花は憤慨した。ミーアの態度は完全に自分を見下した、風花の最も嫌いとするものだった。
(…っこのぉ!)
一瞬何か言い返そうとした。が、口から出そうとした言葉を何とか押しとどめた。
(…落ち着いて風花。私には重要な任務があるの。それに…ここで言い返したら本当に子供じゃない!)
任務への責任感、そして子供と言われた事への反抗心から自制をする。そしてミーアに向かって叫んだ。
「…とにかく、アスランさんを放しなさい!」
「そうだミーア!頼むから放してくれ!!」
「そんなの…断るに決まってるじゃないですか!」
どうやらいくら言っても駄目らしい。そう判断した風花は今まで黙っていたキラに目を向けた。
「キラさんっ!!」
キラはその叫び声に反応した。そして、風花と目を合わせた。風花の目がキラを、そしてミーアを見やりながらキラに何か訴えようとしていた。
(…あんまり乗り気じゃないけど!)
風花の視線の訴えをキラは感じ取った。次の瞬間、キラの体は動いていた。そして一瞬にしてミーアの横に位置した。
まるで風のような体捌きである。常人にはとても真似できないような動きだ。
「…!?」
一瞬だがキラの目には驚愕しているミーアの顔が映った。
「ごめん。」
そう呟くと同時にミーアの横腹に一撃の掌打を加えた。
「!?」
なす術も無く、ミーアの体は地面に落ちた。接近、密着、そして攻撃。全てが刹那のうちに成された。この事を電光石火と言うのだろう。
「キ、キラ…。済まない。」
「いいから早く!」
ミーアから開放された。アスランが礼を言った。だが、そんな事をしている時間も惜しかった。予想外の出来事にかなり時間を費やしてしまった
(…間に合うか?)
キラとアスラン、そして風花は共通の思いを胸にしながら走り始めた。
時刻は既に6時14分を回っている。デッドラインぎりぎりである。が、程なくして三人の視線の先に、
「見えたっ!!」
バス停が見えた。時刻は6時14分23秒。
(もう少しっ!!)
そこにたどり着けば全てが終わるのだ。鼓動が早くなる。
一歩。また一歩。自由へと近づいていく。
ブロロロロ。
後ろからエンジン音が聞こえてくる。
(もう少しっ!!)
キラとアスランは同じ事をもう一度思った。だが、
パァンッ!!パァンッ!!パァンッ!!
後ろから凄まじい音が鳴り響く。そして三人の道の前に弾痕がついた。
「!!」
キラとアスラン、風花が後ろを振り向く。エンジン音が止んでいた。そして先程エンジン音の源となっていた物が目に映った。
「チェックメートだ。」
その中からシャギアと自動小銃を手にしたオルバ、そしてラクスが出てきた…。
60前スレ940:2005/12/23(金) 20:12:21 ID:???
「ようやく捕まえましたわ♪」
ラクスがそう言ってキラとアスランの体を縄で縛るのを終えた。その目は至福の光で輝いていた。それを横でフロスト兄弟とカガリが見ていた。
「色々小賢しい手を使っておりましたわね。」
「……」
「そうまでしてお二人で出かけたかったのですね。」
「……」
先程から二人は黙りこくっていた。いや黙らざるを得なかった。なぜなら二人の口にはガムテープが貼ってあったからだ。(無論ラクスが貼った物だ。)
そんなラクスの喋りを遮るようにカガリが口を開いた。
「と、とりあえずさ、ラクス。まず二人から話を聞けるようにウチに運ぼう。」
「あら、そうですわね。…では、探偵のお二人方。」
ラクスはフロスト兄弟の方を向いた。
「報酬の事ですけど…。」
「いや、ラクス嬢。」
シャギアがラクスの話を遮った。
「報酬の事ですが…依頼のとき提示された額の40%でよろしいです。」
「!!」
シャギアの発言にオルバは驚いた。ラクスも同じような表情をしている。
「あらあら。何故でございますか?」
「その事ですが…。」
シャギアが言った。
「今回我々はサーペントテールとこの二人の策にまんまとハマってしまいました。」
そういって二人を…キラとアスラン、そして風花を見やった。シャギアは話を続けた。
「今回ラクス嬢が前以って用意していた策が無ければ我々は恐らくこの二人を逃していたでしょう。ですからこの二人を捕まえたのは…ラクス嬢。貴女なのです。
 確かにそれ以前の二人の行動監視などは我々が行いましたが、この依頼の最も重要となるポイント…キラとアスランの逃亡阻止を我々は達成できませんでした。」
「ですが…。」
「ラクス嬢。これは我々のプロとしてけじめなのです。…それでよいな、オルバ。」
シャギアの言葉にオルバは短く答えた。
「兄さんの…、いや所長の決定なら文句は無いよ。」
「この通りです。ラクス嬢。」
オルバの答えに満足しながらシャギアは言った。その言葉を聞いてラクスは、
「…分かりましたわ。では、提示された額の40%を振り込んでおきますわ。」
と答えた。そして、キラとアスランの方へ振り返った。
「行きましょうカガリさん。」
「あ、ああ。」
「それでは皆様御機嫌よう。」
そう言ってカガリとラクスは縄で縛られたアスランとキラを引きずり始めた。
「〜〜〜んん〜〜っ!!」
何か訴えているようだがガムテープで口を塞がれているせいで何を言っているのか伝わらなかった。
「…では、我々も帰るか。」
「そうだね、兄さん。」
シャギアとオルバもそう言ってその場を後にした。
61前スレ940:2005/12/23(金) 20:14:07 ID:???
風花は一人その場に残された。誰も居ない。ただ冬の風の冷たい音がするだけだ。
「……とにかく。」
やる事は決まっていた。が、気が進まない。しかし、やらなければならない義務がある。風花は静かに無線を取り出した。
無線がつながるまではそう時間もかからなかったかもしれない。しかし、風花の中ではまるで一日が過ぎたような感覚がした。
『こちら劾だ。状況を報告してくれ。』
「…こちら風花。キラとアスランの両名を連れ出している途中にフロスト兄弟に捕まり、二人は捕らえられました。……任務失敗です。」
『…そうか。』
劾の声は落ち着いていた。もしやこの事を予想していたのかもしれない。
「…ごめんなさい。劾…。」
風花はそう言わざるを得なかった。
この作戦は劾とイライジャが考えたものだ。他のメンバーはしっかりと自分の任務をこなした。だが自分の詰めの甘さで全て台無しにしてしまったのだ。
もっと自分がしっかりしていれば…。そんな自責の念で風花は押しつぶされそうだった。
『…何を謝っているんだ。』
劾がいつもと変わらぬ静かな声で言った。
『風花、もしお前がこのミッションの失敗の原因が自分にあると思っているならそれは間違いだ。俺達はサーペントテールというチームなんだ。この失敗の原因はサーペントテールのものだ。』
劾が続けた。
『そして失敗したのはもうどうしようもできない。ならばどうするか。この失敗を次に生かすしかない。それができなければ真の傭兵とは言えない。』
劾の口調には叱責も激励も篭っていなかった。いつもの口調だ。だが、今の風花にはたとえどんな言葉よりもこの劾の言葉より心に響くものはなかった。
「劾…。」
『わかったのならば早く事務所に戻るんだ。このミッションの反省をするぞ。」
「…了解。」
風花はそう言って無線を切った。その顔は新たな意思の宿った傭兵の顔だった。
62前スレ940:2005/12/23(金) 20:15:36 ID:???
「ところで兄さん…。」
風の吹く中、オルバはシャギアに問うた。
「どうした、オルバよ。」
「今回の報酬についてなんだけど…。今回の報酬は提示された額の40%。」
オルバは続けた。
「でも今回の報酬にはホーク姉妹の賞与も入っているんだよね。」
「ああ。…賞与はいつもの5%増しだ。」
「いつもは報酬の15%を与えているから…。」
オルバはそこで黙った。シャギアも黙っている。
15+5=20。20×2=…。これほどまでに簡単な式の答えを二人はいつまでも出そうとしなかった。
いや実際は答えは分かっている。だが、その答えを現実には認めたくは無かった。
二人に吹き付ける冬の風。しばらくの沈黙。そして、とうとうシャギアが口を開いた。
「オルバよ…。年末には何故か工事が増えると思わないか。」
シャギアの一見何の意味のない戯言。が、オルバはしっかりその意図を理解した。
「…また働くんだね。兄さん。」
また、二人に沈黙が訪れた。冬の風がそんな二人の間に走った。(完)
63通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 20:17:23 ID:???
GJ!終われて良かったな!
ではクリスマスネタでも投下しようかな……
64前スレ940:2005/12/23(金) 20:18:28 ID:???
【チラシの裏】
以上ダラダラ駄文でした。…って本当に長すぎた。皆さんには本当に迷惑をかけました。しばらく、投下は自粛します。
65通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 21:56:53 ID:???
いや、楽しませて貰ったさね。
強いて苦言を呈するなら…
どんだけ長くなるかは把握した方が良いって事ぐらいだなw
500k超えに関してはこっちでも気をつけるから、
自粛なんぞせずにガンガン投下してくれ。
66通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 22:10:28 ID:???
自粛する前に、メモ帳に一度全文書いてからうpった方がいんじゃね?
ついでに推敲しとけばなお良
67通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 23:23:25 ID:???
12月23日・・・・クリスマスが近付き、日登町もクリスマスムード漂い、街はイルミネーションで彩られ幻想的な風景が広がっていた・・・・・

ティファ「今年は出すのが遅かったかしら・・・」
物置きにしまってあったクリスマスツリーを引っ張り出す。
ガロード「・・・あれ?電飾が無いぞ!?」
◯◯「電飾なんてただの飾りです!」
ガロード「おっ!偉い人にはそれが分からんのです!」
ティファ「どこで覚えてきたの・・・・・・?」
ガロード「それよりこれは買いに行かないとな・・・・・」


アスラン「カガリ、ポストに君宛ての手紙が入っていたぞ」
カガリ「誰からだ?」
アスラン「それが差出人の名前がついてないんだ・・・」
カガリ「これ、クリスマスカードってやつか?惜しい!慌てんぼうだな」
アスラン「開けてみるか・・・・」
二つ折りになったカードを開けるカガリ。
ユウナ『カガリ〜ン!メリークリスマス!このカード僕が心をこm・・・』パタンッ
ユウナが病院から送った音声付きのクリスマスカードだった。
アスラン・カガリ「・・・・・・・・・」
カガリ「これ、燃やしてくれ」
アスラン「あ、ああ・・・・・」
68通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 23:53:18 ID:???
ツリー用のイルミネーションを買いに街へ出かけるラン一家。
ガロード「そういえば夕飯まだだったなぁ」
ティファ「じゃあ今日は外食にしましょう」
◯◯「わーい!」
街には雪が降り積もり、建物の屋根に積もった雪を月が照らしている。

◯◯「ねえ、あそこに誰かいるよ?」
◯◯が指差した方向には、電柱の下をうろうろしている怪しい人影が。近付いてみるガロード
ガロード「・・・・?誰かと思えばキラじゃねーか!」
キラ「あっ、ガロードさん、お出掛けですか?」
ガロード「ああ、ちょっと買い物をね。で、こんな所で何やってるんだ?」
ティファ「(・・・・そうなの・・・・ご愁傷さま・・・・・・)」
キラの心が読み取れてしまうティファ。
キラ「僕もちょっと買い物に行こうと思うんですが・・・・その、何を買えばいいのか分からなくて・・・・」
ガロード「なんじゃそりゃ!?買う物忘れちまったのか?」
キラ「いえ、そうじゃないんです・・・・クリスマスツリーのイルミネーションを買いにいきたいんです・・・」
ガロード「へぇ〜!俺達もそうなんだよ!でも何でそこまで分かってるのに買いに行かないんだ?何か種類とか?」
キラ「話せば長くなりますけど・・・・」
69通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 00:09:08 ID:???
それはつい先程のこと・・・・
ラクス「キラ、こたつから出てください。」
こたつに横になって、テレビを見ているキラ。
キラ「えぇ〜っ、だってこたつの外は寒いし・・・・」
ラクス「あらあら、でもここ数日寝てばかりでは体に悪いですわよ。(プチッ)はい、こたつのスイッチは切りました」
キラ「あ゛〜っラクスなんてことを・・・・」
ラクス「さっ、早く出てくださいな。これからおつかいに行ってもらいますわよ」
キラ「え゛〜っ、嫌だよ外は寒いし・・・・」
ラクス「」
キラ「はぁ・・・・・何を買ってくればいいの・・・・?」
ラクス「クリスマスツリーのイルミネーションを買ってきて欲しいのです」
キラ「えっ!?この間ツリーに付けたよね?」
ラクス「あれは貧相で嫌なのです・・・昨日のドラマで見たツリーにはもっとたくさんライトが着いていましたの。
    家のツリーももっとゴージャスにしたいですわ。」
キラ「ラクス、いくら何でもそれは無ty」
ラクス「ではお願いしますね。あ、買ってくるまで家には入れませんわ。」
キラ「えぇーーーーーーーーっ!」
ラクス「いってらっしゃいませ〜」ガチャッ
ラクスに鍵を閉められ締め出されるキラ。
キラ「フォンドゥヴァオゥ!」
クリスマスイブの白い木馬・・・・

普段なら家族連れでにぎわうはずの「白い木馬」店内、しかし、その2Fにはアダルトな雰囲気のラウンジが存在する
階下のファミリーレストランの雰囲気とは、一味違う落ち着いたレストラン「カフェ・De・MOKUBA」
そして、全国で繰り広げられているであろう光景がここにも、広がっていた。
やや照明の落とされた店内、テーブルの上には、3本のキャンドルが灯る燭台、そして語り合うカップルたち
しかしその光景の中で、一人溜息を付く女性の姿が・・・・

ハマーン「招待状を出しては見たが・・・・」
セットされたテーブルに肘を付き、対面の誰もいない椅子を眺める
ハマーン「所詮は、女の未練か・・・」
周りの楽しそうな会話をしているカップルの姿が、恨めしく、思えてくる・・・
ハマーン「・・・仕方ない、このまま、無駄にするのも癪だ、下で待っているマシュマーを呼び出すか・・・」
と、携帯電話に手を伸ばしたその時!
???「やぁ、待たせたようだね」
ハマーン「!!」
期待はしていなかったが、待ち望んだ声に、振り向く!

だがそこには、長くウェーブのかかった長髪の男性が、金髪の女性に語りかけていた・・・
タリア「いえ・・・そんなには、待っていませんでしたわ」
思わず手にした、ハンドバックを、男性に向かって、室伏張りに投げつける!
ハマーン「ええい!!紛らわしい!!!」

ナナイ「よろしいんですか?何か予定がおありのようでしたが・・・」
シャア「いいんだ、今夜は、普段よくやってくれている、君に付き合うとしよう」
ナナイ「そういっていただけると、うれしいですわ」
71通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 00:24:31 ID:???
キラ「という訳で・・・・」
ガロード「そりゃ大変だな・・・・」
キラ「あの、もし良ければ家のをお譲りしますよ。」
ティファ「いいんですか?」
キラ「はい、新しいのを買ってきたらいらなくなるので・・・」
ガロード「分かった、じゃあ後で取りに行くよ。頑張れよ、キラ」
キラ「はい、じゃあとりあえず探してきますよ。」
◯◯「バイバーイ」


一方その頃、カッシュ家では・・・
◯◯「お母さ〜ん、届いたよ〜!」
レイン「遅かったわね・・・・・」
前に通販で頼んだ18cmの小さなクリスマスツリーが送られてきた。
レイン「じゃあ、飾り付けしましょうか。」
◯◯「・・・・・大きいのが欲しいな・・・・・」
ドモン「・・・・!?よーし、父さんが今からでっかいのを持ってくるぞっ!うおおおおおおっ!」
◯◯の一言で、ドモンは薄着で家を飛び出していった。
レイン「ちょっとドモン!こんな時間にどこいくつもりなのー!ってちゃんとドア閉めていきなさいよーーー!!」

72通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 00:48:41 ID:???
ステラ「・・・・・・・」
ぼんやりと窓の外を眺めているステラ。
シン「ステラ、風邪ひくよ。何してんの?」
ステラ「・・・・・雪・・・・・見てるの・・・・綺麗だから・・・・・」
シン「(雪か・・・・明日も雪かきしなきゃな・・・でもステラは積もった雪なくなると嫌がるんだよな・・・・)」
ステラ「・・・・・・シン?」
シン「あっ、俺も雪綺麗だなーって」
ステラ「・・・・・・・そう」
シン「あっ、そうだ忘れてた」
携帯を取り出すシン。誰かに電話をかける。
シン「・・・・・もしもし、レイ?」
レイ「シンか?今忙しいんだ。大した用じゃないなら後にしてくれ」
シン「この間のアレ、用意してくれた?」
レイ「ああ、アレのことか。それなら大丈夫だ。ちゃんと頼んでおいた。後でこっそり渡しに行く。」
シン「分かった、ありがとうレイ。」
「アレ」について確認した後、シンは電話を切った。ステラ「・・・・・誰?」
シン「あっ、ああ、レイにクリスマスの予定聞いただけさ。忙しそうだから切ったよ。」
ステラ「そう。・・・・・・シン、あれ何?」
シン「?」
ドドドドドドドドドドドド・・・・・・
雪を巻き散らしながらもの凄いスピードで走っていくドモン。
シン「さ、さあ、何だろうねあれ・・・・」
ディナーをキャンセルし、「白い木馬」を飛び出すと、日登連峰から風に乗ってきた雪がちらつく街
夜空には、冬の星空が広がっている・・・
ハマーン「・・・・私らしくもない・・・・」

思えば、最初から、望みのないことではあったのだ・・・・
ザビ家の侍女として過ごしていたあの時、あの男に出会ってしまったのが、事の始まりだった・・・
仕事で頭角を現し、ザビ家に接近することで、父親の復讐を果たそうとしているとは、知りもしなかった。
親しげに話しかけてくる事が、自分に好意を寄せていると勘違いしていた・・・
だから、彼が海外赴任をした時、休暇をもらって合いにも行った。
しかし、自分が思うほど、あの男は、自分を思っていてはくれなかった・・・
自分の実力を持って、あの男を振り向かせようともしたが、あの男はそんな自分を蹴落とし、ザビ家への復讐を果たした、
自分は、その子会社の取締役となっている。
いまさら、あの男に、何を期待していたのだろうか?復習の手段のためだけに、自分を利用したあの男に・・・・
ハマーン「・・・もう、あの男の事を考えるのは、止めよう・・・ああ、マシュマーには悪い事をしたな・・・」
ふと、マシュマーを置いてけぼりにしたことを思い出し、呼び出そうと携帯電話を取り出す・・・
呼び出し音が鳴っている間、何気なく周りに視線を走らすと、一組のカップルが目に付いた
そしてその男を見た時、収まっていたはずの怒りが、全身を駆け巡る

見間違うはずもない、金髪のオールバック、そして、眉間に刻まれた天下御免の向う傷!ッぱ(←間違い)
次の瞬間、ハマーンは、獲物を見つけたーチーターの如く駆け出していた!

ナナイ「まぁ、社長ったら♪」
シャア「いやぁ、そうは言うがね・・・」
ハマーン「こぉぉぉんおぉぉぉぉぉぉ!!女たらしがぁぁぁぁぁぁ!!!!」

その夜、日登市の繁華街に、「1stでMSが吹き飛ばされた時の効果音」が響いたと言う・・・・
74通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 01:12:55 ID:???
ピンポーン
ウッソ「お客さん?」
シャクティ「こんな時間に誰かしら・・・・・」
ガチャッ
アーサー「こんばんは・・・・」
レイ「どーもー、ハードゲイでーす!」
立っていたのはサンタの格好をしたアーサーと、赤いレザーの服を着たレイザーバレルHGだった。
ウッソ「ハードゲイだwww何かご用ですか?w」
アーサー「クリスマスプレゼントを持って参りました・・・」
レイ「私とアーサー、どちらから受けとりますか?」
レイとアーサーは、「プレゼントを二人で渡して歩いて、貰ってくれた人の多い方が高級クリスマスケーキを食べられる」という勝負をしていた。
二つのプレゼントを差し出す二人のサンタ。
シャクティ「・・・・・じゃあ・・・・こっちで」
プレゼントを受け取ったのがレイザーバレルHGからだった。
アーサー「あぁーーーっ・・・・・」
レイ「フォ――――ヽ(0∀0)ノ――――ウ!」
アーサー「どうして彼の方を選んだんですか?」
シャクティ「いや・・・・・アーサーさんのは何か中身の予想がつくので・・・・・」
ウッソ「健全な僕達は貰えませんよw」
アーサー「フォンドゥヴァオゥ!」
ウッソ・シャクティ「「それなんてエロゲ?」」


レイ「2対3ですかぁ〜、でも負けませんよぉ〜!」
アーサー「いやいや、まだ負けませんよ!」
二人の勝負は続く・・・



【チラシの裏】
この間たまたま見ていたロンドンハーツ?にインスパイヤされて書きました・・・・
明けてクリスマスの朝・・・・

朝刊を広げ、朝食が出来るのを待つ、キラ・ヤマト
その目に映るのは「デュランタル議長、襲撃される」の記事
キラ「議長が、襲われるとはねぇ・・・」
ラクス「自業自得かもしれませんわね♪」
キラ「え?」
朝食を準備しながら呟いたラクスの言葉に耳を疑う、キラ
記事には、「明るい蛍光色のヘアカラーに、黒のドレスを着た女性が、犯人」との記述
キラ「・・・まさかねぇ・・・」と、朝刊越しにラクスを見る
ラクス「昨夜は、ズーッと、キラと一緒でしたでしょ?覚えてませんの?」
キラ「・・・ああ・・・確か、そうだったね・・・・・」

でも、「ラクスの作ったディナーを口にした後の記憶が、まったく無いんだ」と言えないキラなのでした(八木亜紀子風に)
76通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 11:28:21 ID:???
ヒイロ「・・・・・寒いな」
今日の天気はロマンチックを通り越して大雪だった。ほとんどの交通機関に支障が出ており、
雪かきをしないと家から出られなくなりそうだった。
リリーナ「ヒイロ、そろそろ休憩にしましょう」
ヒイロ「了解した」
朝から雪かきをしていたヒイロをそう言って部屋の中に入れさせる。温かい紅茶を出すリリーナ。
リリーナ「ところで・・・・・プレゼントは用意してくれたのかしら?」
ヒイロ「もちろんちゃんと手配s」
リリーナ「今 年 は テ デ ィ ベ ア 以 外の も の が 欲 し い の」
ヒイロ「うっ・・・・・・了解した。」


ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃える(しもやけ)ぅぅぅぅぅ!」
ドモンは日登連峰の山林の中で巨大な杉の木と格闘していた。
ドモン「ぐわぁぁぁぁぁぁっ・・・・・・」
ドモンの攻撃は樹齢100年はあろうかという巨大な木には全く効かず、
ドモンが攻撃する度に杉の木は頭上から雪を落としてくるという地味な反撃をしていた。
ドモン「やるな!次はこれだっ!・・・・・ん?」
ドモンは雪に半分埋もれて倒れている人間を見つけた。
ドモン「おいっ!大丈夫かっ!?生きてるか!?」
???「うっ・・・・・」
ドモン「・・・・・・キラじゃないか!こんな所で一体何をしている?」
キラ「・・・あははははは・・・・クリスマスツリーが・・・ロケット・・・・ケーキ投げる・・・・軍手・・・・・」
ドモン「(何だ?こいつ何を言ってるんだ?)」
キラ「いたい いたい らくす やめ」ガクッ
ドモン「おいっ!しっかりしろ!」
昨日イルミネーションを買いに出かけたキラだったが、結局商店街にはショボいイルミネーションしか残っておらず、
途方に暮れて街をさまよい歩き、気が付くと日登連峰の山中で雪に身体を埋めていた。
ドモン「とにかく病院に連れていかないとな・・・・・・」
7776:2005/12/24(土) 11:57:14 ID:???
日登的にはイブとクリスマスどっちが盛り上がるんでしょうか?
それによって次からのネタの書き方が変わってくるのですが・・・
78通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 12:02:11 ID:???
なんとなく
イブはカップル、クリスマスは家族で盛り上がる
ってイメージがある新規住人ノシ
79通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 12:28:07 ID:???
そして、25日の晩にはにはシーブックのパン屋のケーキ割引で一騒ぎ(笑)
80通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 12:38:53 ID:???
>>79
フロスト兄弟とかをバイトで働かせるってどうでしょう?
81通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 12:44:49 ID:???
ダーディ ダディ ダディーロ ダーーディ ダディ ダディガ
ヴィィララ ヴィラグル ダディガル フォーヅ♪
ダーディ ディルマ ディンガ ダーディ ディルマ ダディ ディンガ
デュボンガ ィャァビノ トヴィラヲ ダダグー♪
    〜♪              〜♪
  ○       <●>     ○
 青-† ))))   ■   ((( †桃
/>        /\      <\
82通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 12:47:15 ID:???
>>81
誤爆orz
吊ってくる・・・・・・
83通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 21:46:25 ID:???
レイザーバレルHG…14軒
アーサー・トライン…13軒
プレゼント勝負の結果、レイが勝利した。
アーサー「今回は負けを認めましょう・・・・・」
レイ「オッケェーイ!では最後に・・・・・大成功フォ―――――ヽ(0∀0)ノ―――――ウ!」


ステラ「ウェイ!ウェイ!」
シン「はぁ〜(レイ・・・・遅いな・・・・・)」
歌番組を見ながら踊っているステラを横目に、シンはだんだん不安になってきていた。
その時、コンコンと窓を叩く音が聞こえた。
シン「来たっ!」ガラガラガラ・・・・・
レイ「シン、約束の品だ」
そう言ってレイは箱のようなものを渡す。
シン「ありがとうレイ!開けてみていい?」
レイ「ああ。」
シンはその箱を少し開けて中身を覗き見る。
シン「・・・・あれ・・・・・?レイ、これ頼んでたものと違・・・・・」
レイ「俺からのささやかなクリスマスプレゼントだ。せっかくのクリスマスにあんな小さなものじゃ彼女もかわいそうだしな。」
シン「レイ・・・・・・・・・!」
レイ「それじゃあ俺は行く。最後に・・・・・・」
レイ「メリークリスマス」
84通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 00:38:02 ID:???
ステラ「ウェイ!ウェイ!」
シン「ステラ、そろそろ食べようか」
ステラ「・・・・・おぅ」
シン「じゃあ、キャンドル着けるから、電気消してきて」
ステラ「わかった・・・・・」

シン・ステラ「「いただきます。」」
デパートで買ったオードブルの盛り合わせ、フライドチキン・・・・決して豪華ではないが、たくさんの料理が並ぶ。
ステラ「シン・・・・七面鳥は?」
シン「ごっ、ごめんステラ!用意出来なかったんだ・・・・・でも、代わりにもっと凄いの用意したから。」
ステラ「・・・・・・凄いの?」


シン「ふぅ〜、もう腹いっぱいだよ〜・・・・・そうだステラ、少し目つぶっててくれる?」
ステラ「何?」
シン「いいから。俺がいいよって言うまで開けちゃだめだよ」
ステラ「うん・・・・・・ 」
シンはレイから受け取った箱を開けた。
シン「ステラ、もういいよ」
ステラ「うん・・・・・・・・うわぁ!」
シンがレイに頼んだものは、クリスマスケーキだった。しかし、本来受けとるはずだったケーキよりも豪華なものになっていた。
85通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 01:07:18 ID:???
これは1週間程前のこと・・・・
シン「へぇ〜、クリスマスケーキを?」
レイ「ああ。孤児院や幼稚園、病院なんかに(HGコスで、シンはこの事を知らない)届けて回るんだ。
   キンケドゥさんの所で毎年行っていたんだが、今年はボランティアの人が来られないらしくてな。」
シン「レイも大変だな・・・・」
レイ「それよりもシン、お前はもう予約したのか?」
シン「えっ?」
レイ「クリスマスケーキの事だ。」
シン「しっ、しまったぁぁぁぁぁぁーーーーー!!」
レイ「予約し忘れたんだな・・・・・」
シン「〇| ̄|_」
レイ「・・・・・欲しいか?」
シン「えっ!?」
レイ「訪問先を確認するのは俺の仕事だ。1個余分に発注しておこう。そうすればそれはお前の分だ。」
シン「やった!・・・・・それは助かるけど・・・・・いいのか?」
レイ「気にするな、俺の事はいい」
シン「本当にありがとう・・・・レイ」
しかし、シンに渡されたのはこの時頼んだケーキではなく、レイの計らいでアーサーと勝負をしてわざわざ手に入れた、大きい豪華なケーキだった。
シン「料理はあんまり豪華なものは食べられないから、ケーキだけはちゃんと・・・・って思って」
ステラ「サンタさん、かわいい・・・・」
ステラはサンタの飾り付けが気に入ったようだ。
シン「喜んでもらえて良かったよ」
ステラ「シン・・・・・・・・・好き」
シン「/////// スッ、ステラ!?」
ステラ「・・・・・・・・・ケーキ」
シン「なんだ、ケーキか・・・・・・」
ステラ「ジュルリ」
シン「あっ、そうだね、もう食べようか」
ステラ「ウェーイ!」
窓から漏れたキャンドルの光が、日登に降る真っ白な雪を照らしていた。

とりあえず完
86通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 10:06:58 ID:???
保守
87通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 10:18:20 ID:???
>>85GJ!!

ステラに萌えた♪
8885:2005/12/25(日) 12:50:13 ID:???
続きあるんですが・・・しばしお待ちを
89通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 20:32:26 ID:???
軽食喫茶バルトフェルドでささやかに行われているクリスマスパーティ。
談笑の合間に興がのった参加者が次々に一芸を披露していた。

次の演者は…ラクスがキーボードを取り出す。
キラが取り出したのは…2台のタイプライター?

ラクスが軽妙な主旋律を奏でると、キラが左右のタイプライターでリズムを刻む。
ルロイ・アンダーソンの『タイプライター』が店内を包んでいく……。

チーン! 最後のリズムを刻むと店内から盛大な拍手が上がる。

「んじゃま。俺もちょっと隠し芸って奴を」
ムウがギターを片手にステージに。
「よっしゃー!! 今日も絶好調だぜ〜子猫ちゃぁ〜ん」
軽妙なMC?の後、コードを刻むと歌いだす。
「あめ〜にぬれたつ〜♪ おさ〜びし〜や…」

ドカ!

「その曲は、ちょっとまずいでしょ!」
マリューのツッコミで、苦笑を浮かべる一同。

クリスマスの夜はまだまだ更けていく。


【チラシのウラ】
ごめ…忙しくてまとまりきらなかったので、2ヶ月前から用意してたネタメモだけど投下しました。
とりあえず、保守程度のネタてことで(汗笑)
中の人の子安氏がスナ○キンってつながりのネタオチだけど。
ってか、ス○フキンの歌って知ってる人いるのかしら…(汗)
ちなみに>>74は私じゃないですよ〜。byチラシのウラ表記をよくする人
【以上、チラシのウラ】
90通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 20:45:47 ID:???
ラクス「ハァ…クリスマスにも飽きてきましたわね。」
キラ「(はしゃぎすぎなんだよ…。)」
ラクス「あら、今日の洋画は『ザ・コア』ですわね。」
キラ「そうだね。(なんだ?このフリは…。)」
ラクス「命を賭けて地球を救うなんてカッコいいですわねw」
キラ「うん、そうだね。(軽く流そう…嫌な予感がする。)」
ラクス「…私の言うことなんかどうでもよさそうですわね。」
キラ「(ギクッ!!)そ、そんなことないよ。」
ラクス「キラ…。」
キラ「は…ハイ。」
ラクス「今からフリーダムで…
キラ「嫌だぁ…!!!!!!!」
バタン!!!!
ラクス「あら?タンドリーチキン買ってきてくださいなって言おうとしただけですのに。」
ラクス「変なキラw」
91通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 20:46:35 ID:???
ガチャ
キラ「アスラ〜ン!助けてよぉ。またラクスが…ラクスが!!!」
カガリ「あ、キラ。いいところに来たなw」
キラ「え?」
カガリ「今から地球を救うためにアカツキに乗って…」
アスラン「ムグゥ〜〜〜〜」(さるぐつわをされている)
キラ「うわあぁぁぁああああぁぁぁぁ!!!!!」




キラ「ハッ…!!」
キラ「夢…?これは…?」
そこには手編みのマフラーが…
キラ「ラクス…ありがとう。」
ラクス「zzzZZZ]
キラ「寝てればこんなに可愛いのにな…。」
92通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 22:35:50 ID:???
レイ「それでは最後に・・・・・クリスマスツリーの流線型のボディフォ―――――(0∀0)―――――ウ!」


子供達にケーキを配り終えたレイは、すぐさま元の服に着替え、キンケドゥのケーキ屋に戻った。
キンケドゥ「ご苦労様。」
レイ「ケーキを全て配り終えました。」
キンケドゥ「ケーキが一つ余ってるんだが・・・・」
レイ「(シンの分か・・・ギルの所にでも持っていくか・・・・・・)」
キンケドゥ「よければ君にあげようと・・・・・・ん?確かここに置いたはずなんだが・・・・」
レイ「無いんですか?」
キンケドゥ「おかしいな・・・・確かにここに・・・・・・ん!?」
レイ「どうしました?」
キンケドゥ「雪だ・・・・」
レイ「雪がどうかしましたか?」
キンケドゥ「俺は外には一歩も出ていないはずなんだが、勝手口から雪が落ちてるんだ。それとこれは・・・・二人分の足跡・・・・・・・」
レイ「盗まれたって事ですか!?」
キンケドゥ「そうらしいな・・・・・」
レイ「これは事件の匂いがしますね・・・・(悟られないように腰を振ってみる)」

アムロ「まあ、盗難は盗難だよね・・・・」
レイ「早く俺のケーキを盗んだ犯人を捕まえて下さい」
キンケドゥ「いや君のじゃないだろ、どういう事だ?」
レイ「(ギクッ)」
アムロ「今はクリスマスで僕だけなんですよ・・・まあ出来る限りのことはしてみますから・・・」
レイ「俺も協力は惜しみませんよ」
こうしてケーキ盗難事件の犯人探しが始まった・・・・・
93通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 22:55:29 ID:???
シーブック「やっぱり、25過ぎるとだめだな、さっぱり売れないや」
トビア「どうしますシーブックさん?そのままにしとくわけにもいきませんし」
シーブック「安売りするしかないだろうな、やっぱり」

セシリー「誰が売れ残りよ!さっきから聞いてれば!だいたいあなただって10年も私に何も
      しなかったじゃない!そのせいで私は28にもなってようやく…」

シーブック「なに怒ってるんだセシリー、ケーキのことだよ?」
トビア「売れ残りをもらいに来ただけなんですけど…、まずかったですか?やっぱ」
セシリー「…////、そ、そうよね、あはは、トビア好きなだけ持っていって頂戴」
94通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 22:57:14 ID:???
今日はクリスマス。朝起きたらサンタさんが枕元にプレゼントを置いてくれている日。
まだ外は暗いけど僕は眼が覚めた。
すぐに起き上がって枕へと向き直った。
「うわぁ・・・やったあぁ!」
枕の上にはサンタさんからのプレゼント。僕は嬉しくなって飛び起きて、パパとママの部屋までプレゼントを持って走っていった。
「パパ、ママ、サンタさんからプレゼント来たよ!」
「んん〜・・・」「ん・・・」
パパとママは眠そうに起き上がった。
「何かな、何かな?」
パパとママのベッドに座って包み紙を剥がそう。そう思って僕はベッドに向かった。そして僕は見たんだ。
95通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 22:58:23 ID:???
「あ、ママにもサンタさんからプレゼント来てる。」
「・・・え?」
ママは何の事か分からないような顔で枕元を見た。
「・・・あら。」
ママはそう言ってほっぺたに手を当てる。
「お、お母さんは何時もいい子にしてるから特別にサンタさんはお母さんにもプレゼントを持ってきてくれたみたいだね。」
パパがそう言った。
「でもママは子供じゃないよ。」
「そうだね。じゃあきっとお父さんの願いが通じたんだよ。」
「え?パパの?」
「ああ、お父さんは「お母さんがいつも頑張ってるからサンタさん、お母さんにもプレゼント持ってきてください」ってお願いしたんだ。」
「そうか、だからお母さんにもプレゼントが来たんだ。」
僕はお母さんの顔を見た。
「そうなの・・・有難う。お父さん。」
お母さんはとても嬉しそうだった。
「ところで○○○、プレゼントは開けないのか?」
「あっ・・・」
お父さんに言われて思い出した。プレゼントを開けなくちゃ。
「・・・あれ?」
包み紙を取ったら何も書いて無い白い箱だった。
「あれぇ?何も書いて無いね。中には何が入ってるんだろうね。開けてごらん。」
「うん。」
僕はパパに言われてその箱を開けた。
96通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 22:59:18 ID:???
「・・・うわぁ!」
僕はとっても嬉しかった。は個の中には僕が憧れていたものが入っていたから・・・
「ママ、ママ。」
僕は箱のふたを閉じ、ママの傍に行って・・・
「ママ、見て!」
箱の中身を見せた。
「あら、これ・・・」
ママは少し驚いて、にっこりと笑った。
「ママは何をもらったの?」
僕はママに聞いてみた。
「ふふ・・・ママはね・・・」
ママは抱きしめている紫色のものを広げて見せた。
「新しいコートをサンタさんから貰ったよ。」
「嬉しい?」
ママに聞いた。
「ええ。」
ママはとても嬉しそうに言った。
「あっ!」
そのとき僕は気づいた。
「パパにはサンタさんからプレゼント来てない・・・」
パパは悲しんでるよ、きっと・・・
そう思ってパパを見たら・・・とっても、とぉっっっっても、嬉しそうだった。
「お父さんは、○○○とお母さんの笑顔がプレゼントだよ。」
僕の頭を撫でて言った。
「そうなの?」
「ああ!」
お父さんはとっても笑顔で言う。だったらきっとそうなんだろう。
「あ、そうだ、×××にも見せに行こう!」
そう言って外へでようとした。そしたら・・・
「○○○、まだ早いからだめだぞ。」
「そうよ、それにご飯もまだでしょう?」
・・・止められた。
「うう・・・じゃあ、速くご飯食べようよ。」
「ははは、そうだな、じゃあ先に着替えでもしててくれるか?」
「分かった。・・・早くね。」
僕は部屋に走っていく。・・・『Gコン』を片手に。
97通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 23:00:29 ID:???
「あのGコン、ガロードが造ったの?」
「ああ、自分で言うのもなんだがよく出来てるだろう?」
ガロードは少し照れつつ言った。
「そうね。」
ティファは言葉を続ける。
「それと、有難う。クリスマスプレゼント。」
そしてガロードの腕に体を摺り寄せ、肩に軽く頬擦りをする。
「喜んでもらえて嬉しいよ。」
ガロードはそう返した。


外は近年まれに見る寒波で雪が積もっていた。

                 今年はホワイトクリスマスだ。
98通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 23:05:34 ID:???
は個・・・

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!OTL




しくじった
99通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 23:14:54 ID:???
アムロ「犯人は二人組なんだろ?とりあえず二人組をしらみ潰しにあたってみよう」
レイ「では俺は二手に分かれるとします」


レイ「・・・・・違うのか?」
イザーク「違うと言っている!」
ディアッカ「否グゥレイト!クリスマスはチャーハンしか食わないぜ!?」
レイ「ケーキを食いたい余りに盗んだんじゃないのか?イザーク」
イザーク「キシャマァァァァァ!俺が食うのはママンのケーキだk」
レイ・ディアッカ「ママン!?」


アポリー・ロベルト「まさか俺達が二人組だからってそれだけで・・・・」
アムロ「すまない、でも仕事だから・・・」


クリスマスコンサート会場にて
ハイネ・ミゲル「♪こ〜ご〜え〜そ〜うな〜季節〜に君〜は〜」
レイ「〜〜〜〜〜!(駄目だ、聴こえていない・・・


ウイッツ「犯人!?あぁ?やんのか!?」
アムロ「・・・・・・・・」
ロアビィ「落ち着けよ、アムロも困ってるだろ?」


デュランダル「レイ、まさか私を疑っている訳じゃないだろうね?」
シャア「随分偉くなったものだな、君も」
レイ「いえ、そんなことはありません・・・・」


ムウ「おいおいおまわりさん、俺もマリューもずっとここにいたぜ?」
マリュー「それよりも温かい料理でもいかがかしら?」
アムロ「い、頂きます・・・・・」
100通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 23:37:26 ID:???
レイ「駄目か・・・・・」
先に交番に戻ってきていたレイ。そこへアムロが戻ってきた。二人組の男を連れて・・・・
アムロ「大人しくしろ!」
???「「くっ・・・・・・」」
レイ「犯人捕まえたんですか!?」
アムロ「ああ。キンケドゥの店の近くで不審な動きをしていて、職務質問したら意味不明なことばかり言うから連れてきたんだ。」
オルバ「誤解もいいとこだね、兄さん・・・・」
シャギア「弟よ、これは戻って食べていた方が良かったな・・・・・」
アムロ「何  を  食  べ  る  っ  て  ?」
シャギア「しまった!」
オルバ「やってしまったね、兄さん・・・・・」
レイ「やっぱりお前達だったんだな。ではこの箱はケーキだな?」
フロスト兄弟「「そっ、それは・・・・」」
レイ「開けるぞ・・・・・」
シャギア「やめろ!」
しかし箱を開けると、ケーキから出るはずのない湯気が出てきたのだった。
レイ「・・・・・・!?」
アムロ「どういう事だ・・・・・・・?」
101通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 00:20:54 ID:???
レイ「炒飯だと・・・・・・・・?」
箱の中から出てきたのは、何と炒飯だったのだ。
オルバ「だから違うと言ったのにね・・・・・」
シャギア「ケーキなど盗んでいない。迂濶な痔のところから拝借してきただけだ」
アムロ「結局泥棒じゃないか!!!」
シャギア「!!!」
オルバ「ああ、またやってしまったね、兄さん・・・・・」


レイ「捜査を撹乱されて、正直困ります」
アムロ「全く、これでも探偵か?しかし、一体犯人は・・・・・」
レイ「誰なんだ・・・・・・・?」
静寂を破るように、電話が鳴り響く。
アムロ「もしもし?・・・・・・ああ、アスランか。どうかしました?・・・・・・・え!?自首したいって!?」
アスラン『いえ、俺じゃありませんよ。今替わります』
レイ「アムロさん・・・・・・」
102通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 00:22:45 ID:???
ルナマリア『ケーキを盗んだのは私とメイリンです。私達がやりました。今から二人で交番に行きます。』

カガリ「私とアスランがケーキを食べ終わった後に、こいつらがケーキを持って現れたんだ。」
アスラン「メイリンはいきなり気を失うし、ルナマリアも何だか様子がおかしかったから、事情を聞いたら『盗んできた』と・・・・・」ルナマリア「アスランと一緒に食べたかったんですけど、予約をしてなかったから買えなくて・・・・・
      そしたらお店の奥にケーキが見えて・・・・・本当にすみませんでした・・・・・このケーキはお返しします・・・・・」
レイ「まさかお前達だったとはな・・・・・」


ルナマリア「処罰なら受けます」
アムロ「いや、とりあえずケーキは無事戻ってきたから、とりあえずクリスマスに免じて許してやろう。」
アスラン「いいんですか?」
キンケドゥ「どうせ余り物だったし、別に構わないよ。」
ルナマリア「でも・・・・・・」
レイ「気にするな。俺は気にしていない。」
キンケドゥ「だから元々君のじゃなかっただろ?」
アムロ「とにかく、もうフロスト兄弟以外はもう帰っていいよ。
    せっかくのクリスマスだろ?待ってる人がいるんじゃないのか?」
その時、交番の扉が開いた。
ロラン「あのー・・・・・・」
アムロ「どうしました?」ロラン「僕、この人がゲーム万引きしたの見て、捕まえてきました・・・・」
アーサー「フォンドゥヴァオゥ!」
一同「それなんてエロゲ?」
アムロ「さっ、今から事情聴取するから、みんな帰ってくれ。」


レイ「(ギルはまだ起きているのか・・・・・?)」
コンビニでショートケーキを買い、一人歩くレイ。
夜が更けても明るい商店街は、その男の後ろ姿をを照らしていた。

103通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 00:32:42 ID:???
職人さん乙。
なんか錯綜してるなぁ…てことで勝手に整理してみました(あってるかは不明)

>>92,99-102

>>90-91

>>93

>>94-97,98
104通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 00:46:22 ID:???
しかし…ホーク姉妹の足跡…というか。
雪の上の女物の足跡ならばすぐわかると思う。

女の子はオシャレ重視で、雪道でも歩きづらいカカトの高い靴を履くことが多いから、ヒール部に特徴のある足型を残すからさ。
105102:2005/12/26(月) 00:53:41 ID:???
>>104
そこまで考えてませんでした・・・・
しかもクリスマス中に書き上げられなかったし、所々文章変だし・・・orz
やっぱ携帯じゃしんどいな・・・・・PCが数日前に壊れてしまって・・・・・
106通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 03:06:46 ID:???
保守
107通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 17:31:00 ID:???
保守
108通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 19:34:01 ID:???
って、ケータイでやったのかよ!
お前はある意味すげーよw
109不適?なプレゼント:2005/12/26(月) 20:57:01 ID:???
アムロ「アストナージ、居るか?」
アストナージ、「ん、なんだ?また、なんかあったか?」
アムロ「ちょっとな、面白いものを見せようと思ってな(含み笑い)」

工場の裏の駐車場に止めてあるキャリアに来る二人
アムロ「こいつをちょっと、見てくれ」
濃緑のシートを剥がすと、ミストシルバーのスポーツカーが現れる
アストナージ「こいつは!・・・・本物か?」
アムロ「いや、レプリカだろうな、エンジンを覗いたら、レネシスのようだった」
アストナージ「で、どうするんだ?w」
アムロ「その事で相談が・・・」
ガロード「社長、弁当が届・・・うわ!なんだ?この車!!」
アムロ「RX−792、ttp://www.mulsannescorner.com/RX-792P.htm
アムロの声のトーンが低くなり淡々と語り始める
アムロ「’90年代スポーツカーレースは、一大転機を迎えていた。FIAの方策変更によりGr.Cは終焉を向かえ、
    市販GTカーによるレースが始まり、日本メーカーは対等に戦えるベース車両を持っていなかった。
    そんな中、当時拡大路線をとっていたマツダは、ルマン制覇の勢いと、北米シリーズのレース活動を任せていた
    ダウニングレーシングのシリーズ総合制覇の目標も相まって、一台の車を製作、それがこのRX792である。
    ルマンウィナーである787BのRE26、4ローターレーシングエンジンを搭載した、このレーシングスポーツを以ってすれば、
    シリーズ総合制覇も時間の問題だと思われたが、初期トラブルとシリーズの消滅によって活動停止となった。
    なお、トヨタのレクサス、日産のインフィニティの様に高級車ブランドを立ち上げ、そのフラッグシップとして、ロードバージョンを
    販売するという計画もあったが、世界的不況とマツダの多チャンネル化失敗で、白紙になった」

ガロード「ふえ・・・・つまりレーシングカーって事かぁ・・・・」
110不適?なプレゼント:2005/12/26(月) 21:20:03 ID:???
ガロード「でもなんで、そんものがここに?」
アムロ「今朝な、警察の寮に届けに着たんだ、クリスマスプレゼントだって」
アストナージ「さすがに、寮に置いて置けんわなw」
アムロ「でだ、アストナージ、お前のところで預かってくれないか?」
アストナージ「俺はかまわんよ、こんなもん触れるのは、願ったりだ、で、どうする?」
アムロ「?」
アストナージ「こいつなら、チョットいじるだけで、ナンバー取れるぞ」
ガロード「公道、走らすんすか?!」
アストナージ「あのポルシェの純レーシングの962が、ほぼそのままのロードカーが売ってるしな」
アムロ「いや、さすがにそこまではなぁ・・・」
アストナージ「高速交機の隠し玉って事で、はどうだ?」
アムロ「・・・まぁ、後のことは任せるよ」
アストナージ「よし、任されたw」
ガロード「しかし、これ、誰が送ってきたんですかねぇ・・・」
アストナージ「こんな事するのは・・・・・」
アムロ「・・・まぁ、あの男だと思うな(苦笑)」

その頃、ある邸宅のガレージで、一人の男が、真っ赤なスポーツカーの前に立っていた
その口元を緩ませ、真っ赤な車体をいとおしく撫でていた・・・
シャア「待っていたぞ・・・・エンツォ・・・・今度こそ・・・」

車で迎えに来ていたナナイが、今にも頬擦りしかねない彼の後姿を見つけて、一言呟く
ナナイ「ほんっと、男って、幾つになっても子供ねw社長、お時間です」
シャア「ふふふ・・・・・ん!あ、いや・・・もうそんな時間か、すぐ行く」
111通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 23:16:20 ID:???
ちょいと思ったんだが、次スレのスレタイ「その3」じゃなくて、「3丁目」にしたらどうかな?
112通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 19:55:37 ID:???
エンツォフェラーリって660馬力だろ・・・
RX-8って250馬力だろ・・・


レネシスを4ロータリーへと改造か?
やるな、アストナージ。流石スパロボレギュラーメカニック!キットもびっくりだぜ!
113通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 20:02:15 ID:???
マジレスすると、パワーはあるに越したことはないが、ピークパワーでマシンを論じても仕方ない。
114通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 22:33:48 ID:???
>>112
ロータリーエンジンで、ローターを増やすのは、比較的簡単
ただし、その出力を受け止められる、エキセントリックシャフトが作れるかどうかが問題
RE26Bのは、かなり材質の限界ぎりぎりまで責めた代物だったらしい
因みに現在3ローターレネシスを、アメリカマツダが、レース(ALMS)で走らせてます。
115通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 17:40:43 ID:???
保守
116通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 22:20:27 ID:???
問題はシャフトを作れるかどうかなんだが・・・アストナージならやってくれるさ

と言いたかったんだ。シャフトは鋳造だからおいそれと造れるもんじゃ無いじゃん?

>>113
とは言っても馬力が二倍以上なんだが・・・


まぁ、俺は毛が生えた程度しか車に詳しく無いから偉そうに言うのもなんだが・・・
117通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 23:50:05 ID:???
>>116
そこはそれ、どこぞのコネを使って、モルゲンレーテ・マテリアルに話しつけて造って貰うとかw
118113:2005/12/29(木) 03:45:22 ID:???
>>116
 公道でピークパワー発生回転数までぶん回した日には、よほどまっすぐな田舎道で無いかぎり、速度が乗りすぎであっという間に次のコーナーに到達してる。
 300馬力もあれば公道(※日登町という某日本国を連想させる地形・道路特性での話)では充分すぎるって話。
(※一応念のため。公道は何種何号っていう区分があり、設計速度(制限速度)が決まっている。それ以上の速度で走るのは当然危険だ)

 これ以上はスレ違い…。
119通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 17:15:51 ID:???
輸入雑貨店「アクシズ」の事務所
ハマーン「ここにやってくるとは、何のつもりだ?」
シャギア「ただ、買って頂たい物があるのです」
パーテーションで仕切られただけの、簡素な応接間で対峙する二人
ノートパソコンを起動させ、ハマーンに向けるシャギア
シャギア「買って頂きたい物は、これです」
画面を見て、凍りつくハマーン
ハマーン「(サンセットタイムスに載った物と同じアングル、但しこちらは表情まではっきりと・・・・)これを、どこで?!」
シャギア「仕事の途中で、偶然に撮影したものです。元データを含めて買って頂きたいのです」
ハマーン「あの男の嫌がらせではないのだな?(・・・読めない奴だ)」
シャギア「あの男とは?私はただ、仕事の途中で目にしただけですから」
ハマーン「・・・いいだろう、いくらだ?」
無言で、指を2本立てるシャギア
ハマーン「200万か?それとも2,000万か?」
シャギア「200万、と言いたい所ですが、傷心の御婦人にそこまでするのは酷と言うもの、20万、即金で、買っていただきたい」
ハマーン「・・・何を考えている?人を食い物にしている様なお前達が、そんなバーゲンプライスで売り渡そうとは」
シャギア「心外ですな、ただの小遣い稼ぎです。安心して下さい、私の仕事は、貴女は無関係ですから」
ハマーン「そう言われても、信用は出来んな。・・・まあいい、疑えばきりが無い・・マシュマー、代金を用意してくれ」
シャギア「大分、悪い男に振り回されているようで・・・ふむ、確かに、・・・では、よいお年を」

フロスト探偵事務所
オルバ「お帰り、兄さん」
シャギア「多少揉めると思っていたが、すんなり話が付いたぞ、これで新年が迎えられるな・・」
メイリン「で、一体いくらで売ったんですか?」
シャギア「20万だ」
ルナマリア「え〜!!たった20万?もっと吹っかければよかったのに、1億くらい」
シャギア「・・・この女、金が絡むと容赦ないな、大体、誰のせいで、こんなゆすり紛いの事をしなければならないのか、判っているんだろうか・・・」
ルナマリア&メイリン「・・・・・・・・・・・・スイマセン・・・・」
120通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 17:32:00 ID:???
ほのぼの分が大掃除の際に、物置にしまいこまれそうになってる件について。
121通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 17:48:28 ID:???
大掃除

ガロード「うわっ!?ぺっぺっ!ホコリまみれだぜ。」
ティファ「1年の間にずいぶん汚れてしまったわ。」
ガロード「力仕事はオレやるからさ。ティファは拭き掃除してくれよ。」
ティファ「えぇ。ガロード。」

ステラ「うぇぇえぇぇええええいいいい!!!」
バキッ
シン「ちょ…何やってんだよ、ステラ!!!?」
ステラ「うぇ?」
シン「大掃除なの!壊すんじゃないよ。」
ステラ「…。ステラ、力いっぱい掃除するのが大掃除だと思ってた…。」
シン「え、いや、うん。そうなんだけどね…。」

リリーナ「ヒイロ!大掃除くらい手伝いなさい。」
ヒイロ「…。」
リリーナ「聞いてるの?」
ヒイロ「お前がいつも綺麗にしているじゃないか。ことさらすることもないだろう。」
リリーナ「え////…って、誤魔化しても無駄よ!!ちゃんとこのエプロン(ピンク)をつけて掃除しなさい。」
ヒイロ「…大掃除はする。だがエプロンは付けん!!!」

ラクス「キラ、大掃除は終わりましたか?」
キラ「うん、僕の部屋は終わったよ。」
ラクス「僕の部屋は…?」
キラ「…ハッ!!?」
ラクス「貴方は自分の部屋が綺麗になればそれでいいのですか?他の部屋も綺麗にしようという気にはならないのですか?」
キラ「え…(だってラクスの部屋入れてくれないじゃないか)」
ラクス「罰として家の外まで綺麗にしてきてくださいな。」
キラ「え〜〜〜〜〜。」
ラクス「早く行きなさい!!!」
122通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 20:08:00 ID:???
ラクス部屋に何があるんだよ・・・(((;゚д゚)))サクグフゲルググ
123通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 22:41:43 ID:???
>ヒイロ「…大掃除はする。だがエプロンは付けん!!!」
そりゃ、掃除をする際にはエプロン付ける必要ないわなw
124通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 23:02:18 ID:???
>>123
いや必要あるよ?
特に拭き掃除の時なんか。
125通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 01:56:33 ID:???
>>122
ライフル、ガトリング、クラッカー、火炎放射器、タリウムetc...
126通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 02:56:18 ID:???
私の部屋を見た方を生かして帰すわけには参りませんわ


なんでしょう、私の、涙でしょうか…。
127通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 12:33:55 ID:???
>ヒイロ「…大掃除はする。だがエプロンは付けん!!!」

を見て、なんとなくご近所のドクターJじーさんが
「正月はやる。 だが、お年玉は渡せん」
と、ヒイロに言いそうな気がした、今日この頃。
128通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 14:04:41 ID:???
ミゲル「はぁ、今年も明日で終わりだなぁ…。」
ハイネ「ああ。…そうだな。」
ミゲル「…最近、パッと来る曲もできないなぁ。」
ミゲル・ハイネ「………ハァ……。」
ガチャ
テクス「もうすぐ新年だというのに沈んでいるな。」
ミゲル「あ、テクス先生。」
テクス「大掃除がまだ済んでなくて散らかっているが、まぁくつろいでくれ。」
ハイネ「い、いえ。勝手に上がりこんだのは俺達ですし…。」
テクス「まぁ、二人ともこれを飲みたまえ。今日はコーヒーでなく日本茶を淹れてみたが、口に合うかね。」
ミゲル「(ズズズ…)美味いです。」
テクス「…二人とも新しい曲ができずに悩んでいるようだな。」
ハイネ「え…。はい、そうです。」
テクス「何かをやるときには必ずそういうスランプみたいな時期が来るものだ。」
ミゲル・ハイネ「………。」
テクス「そんなときは無理に焦って前に進もうとするよりも、一度立ち止まって後ろを振り返って考えた方がよい。」
ミゲル「…そうですか。」
テクス「ああ。君達はまだ若いんだ。時間なら幾らでもあるだろう。だから悩めるときには徹底的に悩まなきゃいかん。
    そうすれば、いつか納得のできる曲が作れるさ。大丈夫だ。少なくとも君達の曲を今までの曲を聴いた私はそう思っている。」
ハイネ「そうですか。…そうですよね。先生、ありがとうございます。」
テクス「まぁ、もうすぐ新年なんだ。明るく迎えようじゃないか。」
ミゲル「…そういえば、先生はよく詩を詠みますよね。ご自分では書かないんですか?」
ハイネ「そうだ。先生、俺達に作詞してくれませんか。」
テクス「…残念だが、私にはそんな才能は無いのでな。君達の希望に沿うような事はできんよ。」
ミゲル「そ、そうですか。…本当に残念です。」
ハイネ「先生、大掃除が終わってないみたいですね。…俺達に手伝わせてもらえないですか。」
テクス「いいのかね?君達は客人だろう。」
ミゲル「いえいえ。先生にはいつもお世話になってるんで。…本当に小さいですがそのお礼と言うことで…。」
テクス「…そうか。なら、少し手伝ってもらおうか。」
ミゲル・ハイネ「はい。」
129通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 00:50:45 ID:???
サンドウィッチのマクダウェル
ミリアリア「はぁ・・・・・・せっかく任されたのに・・・・」
ヘンケン「どうした、悩み事か?」
ミリアリア「チョットね・・・・(しょうがない、知り合いでごまかすか・・・)マスター、写真いいかな?」
ヘンケン「ん、なんだぁ?」
ミリアリア「別刷の特集記事でアットホームな写真が必要なのよ」
ヘンケン「じゃあ、こんなのはどうだ?」
エマ「あ、チョット!こぼれるってば!」

ミリアリア「ごめんね、押しかけちゃって」
シン「大丈夫ですよ、大掃除もほとんど終わったし」
ミリアリア「ほんとは家の前で撮りたかったんだけど、ステラがあんなに寒がりじゃねw」
ステラ「寒いの・・・・嫌・・・」

ミリアリア「ガロードさん、いいかな」
ガロード「いいよ、今呼んで来るよ」

デイリー・サンライズ社
ミリアリア「これで、どうですか?」
カイ「悪くはないな、出来ればもっと早く上げてほしかったけどな」
ミリアリア「すいません・・・・」
カイ「じゃ、印刷部に回して置いてくれ、・・で次の仕事だが」
ミリアリア「え・・・ッと、まだあるんですか?」
カイ「当たり前だろ!・・・次は、冨野大明神と神田神宮と、高松神社の初詣の取材だ」
ミリアリア「正月はのんびり出来ると思ったんだけどなぁ・・・」
カイ「写真と簡単なコメントで、かまわないからな」
130通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 01:34:49 ID:???
ミリアリア「今年も、仕事で年越しかぁ・・・」
カズイ「ミリアリアもかい?僕も、同じだよ」
ミリアリア「カズイはどこの初詣?」
カズイ「池田神宮と、福田寺だよ」
ミリアリア「福田寺って、縁切り寺じゃなかったっけ?初詣に来る人いるのかなぁw」
サイ「池田神宮は、女性の参拝客が多いから、いいじゃないか」
カズイ「そういう問題じゃないと思うけどな・・・」
サイ「ミリィ、冨野大明神の取材だって?脚立持って行った方が、いいよ」
ミリアリア「やはり人出が多い?今年担当だった経験者の助言?」
サイ「そうだよ、脚立無いと、、人の頭しか見えないw」
カズイ「で、サイは今回どこの担当?」
サイ「今川明神と今西神社、それと高山寺、裸参りの体験取材じゃないのが、せめてもの救いかなw」
ミリアリア「裸参りって、旧正月じゃなかったっけ?」
サイ「旧正月なのは、今川明神で、今西神社は正月にやるんだ」
カズイ「新年早々、男臭いのはなぁw」
サイ「ミリィ、なんなら、交換するか?」
ミリアリア「いやぁ、私、マッチョなのは、苦手だしぃ・・・w」
サイ「だろ?wまぁ、年越しに、長寿庵で鴨南蛮せいろとか、大海老天ざるでも食べて、がんばろうじゃないか」
ミリアリア「しょうがない、報道に努めるものの宿命かぁ・・・ところで、編集長は、なんかやるの?」
サイ「新春早々、議員たちに突撃取材だってさ」
カズイ「それって、新年の挨拶回りで飲み歩くってことじゃないのかなぁ・・・」
131通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 10:54:46 ID:???
ある意味Xスレだというのに高松が居ないのはどういう了見だ?
132通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 13:01:59 ID:???
もう一度読み直せ。ちゃんといるぞ。
133通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 15:20:34 ID:???
>>132 たぶん、Xメインのネタが落ちてきてない件と思われ。
134通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 19:51:01 ID:???
ほしゅ
135通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:25:49 ID:???
遅レスだが
>>116
「ロータリーのエキセントリックシャフトは
クローム鋼、クロームモリブデン鋼の鍛造品が一般的」
だそうだ。
>>117
アストナージがいじるなら
モルゲンレーテよりアナハイムのほうがありそう。
きっと材質は「ガンダリウム合金」だな。

と、大掃除で参考文献「マツダチーム ルマン 初優勝の記録」を
ガンダムセンチネルとかボトムズオデッセイとか
MS少女画集とともに見つけたので報告してみる。
136通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:29:37 ID:???
キンケドゥ「ウェーゴ商店街主催第一回磐梯市日登町!!」
ディアッカ「磐梯市日登町年越しカラオケ大会!!」

会場「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

キンケドゥ「さあ、今年もいよいよ残りわずかになりました。」
ディアッカ「ここ磐梯市日登町でカラオケ大会をする事になったぜぇ!グゥレイトォ!!」
キンケドゥ「司会はキンケドゥ・ナウと!」
ディアッカ「ディアッカ・エルスマンが務めるぜ!」
キンケドゥ「ルールは至ってシンプル。一人もしくはグループで一曲歌ってもらいます。」
ディアッカ「審査員一人の持ち点が10点、五人で50点満点で最も点数の高かった人が優勝だぜ!」
キンケドゥ「では、その審査員を紹介します。まずは磐梯市市長ジャミル・ニート。」
ジャミル「何も考えずに歌え!!」
ディアッカ「ジオン貿易会社取締代表シャア・アズナブル。」
シャア「見せてもらおう、市民の声能とやらを!!」
キンケドゥ「劇団OZ経営トレーズ・クシュリナーダ。」
トレーズ「人は歌ってこそ、美しい。」
ディアッカ「骨董店マ店主マ・クベ。」
マ・クベ「歌とはいいものだ。」
キンケドゥ「そして最後に特別審査員ラクス・クライン。」
ラクス「よろしくお願いしますわ。」
キンケドゥ「なお、優勝者には優勝商品として主催のウェーゴ商店街より三万円分の商品券が与えられます。」
137通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:31:06 ID:???
ディアッカ「それじゃ、張り切って一組目いくぜ!!グゥレイトォ!!」
キンケドゥ「エントリー1磐梯市きってのイケメン、『ヒイロとキラ』だぁぁ!!」
会場「パチパチパチパチ(拍手喝采)」
キンケドゥ「さあ、最初の組となりますが、プレッシャーは感じないでしょうか?」
キラ「やめてよね。僕がプレッシャーなんか感じるわけ無いだろう。」
ヒイロ「カラオケ大会の優勝…。任務了解。」
ディアッカ「いきなり期待できそうだぜぇ!!」
キンケドゥ「それでは二人に歌ってもらいます。曲は『青春アミーゴ』。どうぞ!!」

キラ「♪鳴り響いた携帯電話 やな予感が胸をよぎる 冷静になれよぉ ウィアーミーゴ♪」
ヒイロ「♪情けないな 助けてくれ 例の奴らに追われてるんだ もう駄目かも知れない ウィアーミーゴ♪」
キラ&ヒイロ『♪SI 俺達はいつでも二人で一つだった 仕事じゃ負け知らず そうだろう
       思い出した景色は 旅立つ日のきれいな空 抱きしめて♪』

会場「おお…。」
ディアッカ「グゥレイトォ!!初っ端から、見事な振り付けと歌声だぜ。」
キンケドゥ「それでは点数をどうぞ!!」
ジャミル→8 シャア→7 トレーズ→8 マ・クベ→7 ラクス→4
ディアッカ「合計34点。まずまずの点数だぜ。」
キンケドゥ「ラクスさんは4点と厳しめですが、それは何故でしょうか?」
ラクス「キラ…。毎日私の歌を聴いておきながら余りお上手ではありませんわね。」
キラ「いや、君のハードル高いし。…そもそも毎日歌聴いてないよ、僕。」
ラクス「何か…言いましたか?」
キラ「い、いいいや何にも言ってないよ。ラクス。」
ヒイロ(…どうやら任務失敗だな。)
138通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:32:25 ID:???
ンケドゥ「それでは次の方、どうぞ!!」
ディアッカ「エントリー2『フロスト兄弟』だぜぇ!!」
会場「パチパチパチパチ(拍手喝采)」
シャギア「どうも。」
キンケドゥ「普段はあまりこういうことに参加しないお二人ですが、参加の動機は?」
オルバ「僕たちにも色々事情があるという事だよ…。」
シャギア「そうだ。…我々の目的を達成するにはこの方法が最も効率がよいのだ。」
ディアッカ「何はともあれ歌ってもらいしょう!!曲は『あずさ2号』。いってみよう!!」
シャギア(分かっているな、オルバよ。)
オルバ(分かっているよ兄さん。…優勝商品は商品券三万円…。)
シャギア(我らの年始の生活のため…、この大会絶対落とせん!!)

オルバ「♪明日(あした)私は 旅に出ます あなたの知らない 人と二人で♪」
シャギア「♪いつかあなたと 行くはずだった 春まだ浅い 信濃路へ♪」
フロスト兄弟『♪さよならは いつまでたっても とても言えそうに ありません 私にとって あなたは今も まぶしい一つの 青春なんです
        8時ちょうどの あずさ2号で 私は私はあなたから 旅立ちます……♪』

会場「これもまた上手い…。」
キンケドゥ「いやぁ、心にぐっと来るフォークソングでした。」
ディアッカ「点数も期待できるぜぇ!!」
ジャミル→7 シャア→7 トレーズ→9 マ・クベ→8 ラクス→6
キンケドゥ「合計37点。この時点で『ヒイロとキラ』を抜いたぁぁ!!」
ディアッカ「一番点数の高いのはトレーズの9点だぜ。」
トレーズ「いや、素晴らしい。曲、歌い方。どちらも実にエレガントだったよ。」
オルバ(これでこのまま行けば…。)
シャギア(いや、オルバよ。まだわからんぞ…。)
139通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:33:28 ID:???
ディアッカ「さぁ、だんだん盛り上がってきたぜ!!次の人どうぞ!!」
キンケドゥ「エントリー3、ライトニング・カウントことゼクス・マーキス!!」
ゼクス「ゼクス・クラインでーす。」
会場「…………」
ディアッカ「おおーっと、いい感じに引いてるぜ!非グゥレイトォ!!」
トレーズ(…ゼクス、君とは友達になれそうも無いな。)
ラクス(…ゼクス、お前をこ(ry )
キンケドゥ「このネタもほとんど定番になってきました。」
ゼクス「あ〜、…場が持ちそうに無いからとにかく歌おう。」
キンケドゥ「じゃあ、本人の要望どうり歌ってもらいましょう。曲は勿論『Quiet Night C.E.73』。どうぞ!!」

ゼクス「♪静かなこの夜に貴方を待ってるの  あの時忘れた微笑みを取りに来て あれから少しだけ時間が過ぎて 思い出が優しくなったね
     星の降る場所で 貴方が笑っている事を いつも願ってた 今遠くてもまた会えるよね♪」

会場「おおおお!?」
ディアッカ「い、意外だった。上手いじゃねーか、グゥレイトォ!!」
キンケドゥ「会場からも予想外の上手さに感嘆の声が上がってます。さあ、点数は!!」
ジャミル→8 シャア→7 トレーズ→8 マ・クベ→7 ラクス→5
ディアッカ「35点!!惜しくもフロスト兄弟には届かなかったものもかなりの高得点だぜ!!」
ゼクス「場に馴染めん男も少しは役に立つと言う事だ!!」
140通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:34:56 ID:???
キンケドゥ「さあ張り切って4人目どうぞ!!」
ディアッカ「エントリーbS、ガロード・ラン!!」
ガロード「炎のモビルスーツ乗り、ガロード・ラン只今参上!!」
○○「パパ、かっこいいよ〜!!」
キンケドゥ「観客席から応援が聞こえますね。」
ディアッカ「意気込みを聞こうか!!」
ガロード「へへ、狙うは勿論優勝だぜ!!」
ディアッカ「さあ、果たして宣言通り優勝できるかな!?曲はアニソンできたぜ!『勇者王誕生!!』」

ガロード「♪ガガガッ ガガガッ ガオガイガー!! ガガガッ ガガガッ ガオガイガー!!
     怒れ 鋼のサイボーグ 赤いタテガミ 金の腕♪」
会場「………」
ガロード「♪奇跡!神秘!真実!夢! 誕生 無敵のドでかい守護神 僕らの勇者王 
     ガガ ガガ ガオガイガー!!♪」

会場「…………………」
ガロード「あ、あれ?何でみんな黙ってんの?もしかして俺上手すぎたかなぁ。」
ディアッカ「…………非グゥレイト。」
キンケドゥ「…………と、とにかく点数どうぞ。」
ジャミル→5 シャア→3 トレーズ→4 マ・クベ→4 ラクス→3
ディアッカ「……合計は…19点…。」
ガロード「え。マ、マジで!?」
キンケドゥ「ええっと、コ、コメントを…。」
マ・クベ「…ノーコメントだ。」
シャア「…忘れればどうという事は無い。」
ラクス「…恥を知れ、俗物。」
ガロード「………。」
ディアッカ「そこまで言うか。非グゥレイト。」
141通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:36:05 ID:???
ディアッカ「え〜、なんか嫌な雰囲気になったけどテンションを上げていこうぜ!」
会場「…おおーっ!」
キンケドゥ「エントリー5、ステラ・ルーシェ!!どうぞ!!」
ステラ「うぇーい。」
ディアッカ「…また何か不安になってきたぜ。」
ステラ「ステラ…うたう。がんばる…。」
シン(…俺も不安になってきたなあ。大丈夫かな、ステラ。)
キンケドゥ「じゃあ、とにかく歌ってもらいます!!こちらもアニソン。曲は『私らしく』。どうぞ!!」

ステラ『♪ずっとさがしてた こんなEMOTION ピュアな気持ち 眠っていたのね
     夢を追いかけたら 笑顔と涙の数 だんだん増えてゆくこと 知っているけど
     ときにはもっと私らしく 風を感じたい 誰でもない私の未来を 見つけたくて♪」

会場「おおおおおおおおおっ!!」
キンケドゥ「う、上手い!!」
ディアッカ「ゼクス・クライン以上の驚きだぜ!グゥゥレイトォ!!」
キンケドゥ「さあ、期待の点数は!!」
ジャミル→9 シャア→8 トレーズ→9 マ・クベ→9 ラクス→8
キンケドゥ「な、なんと!43点!!」
ディアッカ「グゥレイトォ!!フロスト兄弟を抜いて一気にトップだぜ!!…て、あれ?いないぞ。どこに消えた?」
ステラ「シン…。」
シン「…って、ステラ!!なんでステージから降りてるの!?」
ステラ「ステラ…うた…うまかった?」
シン「え!?…う、うん。すごく上手かったよ。」
ステラ「ほんと…。うぇーい。」
142通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:39:03 ID:???
キンケドゥ「ステラの登場といきなりの退場で一気に場が盛り返しました!!このままの勢いで行きましょう!!」
ディアッカ「エントリー6、ティファ・アディール!!どうぞ!!」
会場「パチパチパチ(拍手喝采)」
ティファ「よ、よろしくおねがいします。」
キンケドゥ「参加のきっかけはなんでしょうか?」
ティファ「ガロードに出ようって言われたから…。」
ディアッカ「グゥレイト!!素晴らしいほどのラブラブっぷりだぜ!!」
ジャミル→10
ディアッカ「…って、早い!早いぜ!!採点すんの早すぎるぜ、ジャミルさん!!」
キンケドゥ「とにかく点数は歌ってから…。と、言う事で歌ってもらいます!曲は『ENDLESS STORY』!どうぞ!!」

ティファ「♪If you haven't changed your mind そばにいてほしいよ Tonight♪」

キンケドゥ「あ〜、上手いですね。」
ディアッカ「本当だぜ…。聞いてるとなんか心地よくなってくるぜ…。」
審査員「…ZZZ…」
会場「…ZZZ…」
ディアッカ「…ん!?なんだ!?みんな寝てる…ぞ…。…ZZZ…」
キンケドゥ「デ、ディアッカ…。駄目だ。司会が寝ちゃ…。…ZZZ…」

ティファ「♪たとえば誰かのためじゃなく あなたのために 歌いたいこの歌を♪…?皆さん、眠ってる?」
一同「…ZZZ…」
ティファ「?…あっ。床にマジックが落ちてる。(じっと見つめる)…何なの、この衝動は?」
143通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:40:24 ID:???
20分後
キンケドゥ「え〜、会場の全員が寝るというハプニングが起こってしまいました…。」
ディアッカ「なんだったのかよく分からないぜ!!グゥレイト!!」
キンケドゥ「さあ!とにかくこれが最後の組になりました!!エントリー7…って、ええ!?」
ディアッカ「どうしたんだ!?キンケドゥ!?」
キンケドゥ「え、え〜っと…。エントリー7、『丸い悪魔』!どうぞ!!」
ハロ(1st)「アハハ、カラオケ!カラオケ!」
ハロ(V)「オマエラ、ウタウゾ!」
ハロ(ピンク)「テヤンデェー!!テヤンデー!!」
会場「ざわざわ…」
ディアッカ「…非グゥレイト。まさかハロが出てくるとは予想してなかったぜ。」
アムロ「…君のところのハロも参加してるね。」
ウッソ「最近見かけないと思ったら…。」
ラクス「あらあら、聞いておりませんわ。」
キンケドゥ「…とにかくこれがラストです。」
ハロ(V)「キーボード、準備デキテルカ?」
ハロ(1st)「OK、OK!アハハ!」
ハロ(V)「ドラムハドウダ?」
ハロ(ピンク)「テヤンデー!マカシトランカイ!!」
ディアッカ「なんと、楽器の準備をしてるぜ!どうやらヴォーカルはVがするみたいだぜ!!」
キンケドゥ「曲は『OK!』!!盛り上がっていきましょう!!」

ハロ(V)「♪OK! 
      OK! つぎに すすもうぜ! OK! いっしょなら だいじょうぶ! 
      OK! 風が 変わっても OK! 変わらない あの夢!
      ここまで くるのに 夢中すぎて 気づかずに いたけれど
      新しい世界への とびらのカギは 知らないうちに GETしていたよ
      GOLDEN SUN & SILVER MOON おひさまと おつきさま
      かわりばんこに カオだして みんなを 見守ってくれてるよ だ・か・ら
      OK! 不安なんて 食べちゃおう! OK! じまんのワザ 「からげんき」 OK! 名前も声も 知らない
      あいつらが 待ってるはず! あいつらに 会いたいんだ! OK!♪」

キンケドゥ「……お、おお。」
ディアッカ「……ぐ、ぐ。」
会場「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
キンケドゥ「す、素晴らしい!!逝っちゃえよぉぉぉぉ!!」
ディアッカ「グゥゥゥレイトォォ!!すごい、すごすぎるぜぇ!!」
キンケドゥ「さあ、点数をどうぞ!!」
ジャミル→10 シャア→9 トレーズ→10 マ・クベ→10 ラクス→9
ディアッカ「グゥレイト!!なんと合計48点!ぶっちぎりだぜ!!」
キンケドゥ「感想を!!」
ジャミル「彼らのCDは出ているか?」
シャア「まるでプロだな…。」
トレーズ「エレガントだ…。実にエレガントだ…!!」
マ・クベ「この歌声をキシリアに届けてくれ…。」
ラクス「素晴らしいですわ。…これ以上の表現はできませんわ。」
144通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 22:41:54 ID:???
キンケドゥ「と言うわけで優勝はエントリー7、『OK!』を歌ってくれた『丸い悪魔』!!」
会場「おおおおおおおおおおお!!」
ディアッカ「『丸い悪魔』には優勝商品としてウェーゴ商店街一同より商品券3万円分が贈られるぜ!」
ハロ(1st)「アハハ、ヤッタヤッタ!」
ハロ(V)「ウッソ、優勝シタゾ!」
ハロ(ピンク)「シュウセイシテヤル、シュウセイシテヤル!!」

キラ「負けちゃったね…。」
ヒイロ「…ゼロはこんな未来見せてはくれなかった。」
キラ「何で僕たちはこんな結果になったんだろう…」
ヒイロ「……多分、お前の嫁のせいだ。」

シャギア「………」
オルバ「……優勝逃しちゃったね、兄さん。」
シャギア「……あはは、あれは月かな…。いや、月はもうこうバァーっと…」
オルバ「ちょ、兄さん。どうしたの?」
シャギア「…はーはは、ニュータイプとは違うのだよ、ニュータイプとはな…。」
オルバ「に、兄さん!!正気を取り戻してぇぇぇ!!」

シン「残念だったね、ステラ…。優勝できなくて。」
ステラ「……」
シン「(も、もしかして落ち込んでるのかな?どうやって励まそう…)あ、あのさステラ。確かに優勝できなくて残念だったけど、…その、俺はステラの歌が一番好きだよ。」
ステラ「…本当…?」
シン「うん!本当だよ!!」
ステラ「ステラ…うれしい。…シン…ほめてくれた…。」
シン(…俺もステラ喜んでくれて嬉しいよ。)

ガロード「………」
ティファ「…ガ、ガロード。」
ガロード「…ああ、ティファすごく歌上手かったよ。」
ティファ「聴いててくれたの…?」
ガロード「当たり前じゃないか。それに比べて俺は……ははは。」
ティファ「ガロード…。」
○○「あ!パパ、ママ!!」
ガロード「あ、○○。」
○○「あのさ。どっちもうたうまかったね!!パパもママも!!」
ガロード「え!?…いや、確かにママは上手かったけど、俺は…。」
○○「パパもうまかったよ!!♪ガガガッ ガガガッ ガオガイガー!!♪」
ティファ「うふふ。」
ガロード「そうか。…ありがとな。じゃあ、帰って紅白見ようか!!」
○○「うんっ!!」

キンケドゥ「これでウェーゴ商店街主催第一回磐梯市日登町磐梯市日登町年越しカラオケ大会を終わります。」
ディアッカ「みんないい年迎えろよ!!」
145通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 23:18:52 ID:???
【チラシのウラ】
>>136-144投下したけど…途中で声優ネタ走ってしまったOrz。今年最後の投下がこれではね…。
来年は素晴らしきSS職人様に一歩でも近づけるようにがんばるか
146通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 23:32:29 ID:???
>>145
ええい!!フロスト兄弟はいい!!ルナマリアを歌わせんか!!ルナマリアの「約束は要らない」を!(AA略)

カラオケネタなら・・・
ギュネイの「興信所は愛を語らない」とか
バスクの「お金が一番」とか
アスランの「くじ引きアンバランス」とか
アイナの(ryとか、考えていた時期がありました・・・
147通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 01:40:24 ID:???
凸はハゲの歌(ry
148あけおめ 【大吉】 【495円】 :2006/01/01(日) 16:13:43 ID:???
ほしゅ。
149仲良きご近所は、美しき哉:2006/01/01(日) 23:23:29 ID:???
シン&ステラ「明けましておめでとうございまーす」
ガロード「明けましておめでとう、さあ、あがって」
○○○「シン兄ちゃん、明けましておめでとうございまーす」
シン「○○○君、はい、お年玉」
○○○「ありがとう、シン兄ちゃん」
ガロード「よかったな、○○○、では、とりあえず、御屠蘇を一杯」
シン「あ、すいません、いただきます・・・ふ、癖がないですね、この酒」
ガロード「良い酒ほど、水の様にすぅっと入っていくらしいよ、さあ、ステラも一杯」
ステラ「・・・・・初めて飲んだ・・・・」
ティファ「今、お雑煮乗ってきますね」

TV「年明けのここ、冨野大明神は、例年より多くの参拝客で、ごった返し・・・」
ガロード「行こうかと思ってたんだけど、行ってたら、迷子になってたなw」
シン「ステラと行って来ましたけど、本殿まで1時間位かかりましたよ・・・・w」
ステラ「おっさかな、お豆、栗きんとん♪」

TV「今西神宮では、正月恒例の裸参りが行われ、老若男女が新年の祈願を・・・」
シン「裸参りに参加者の大半が、ジオン貿易とティターンズデパートらしいって話ですよ」
ガロード「うちの会社でもやろうかって話になったけど、反対されてね」
ティファ「ガロードの褌姿って、似合わないと思ったから・・・」
ガロード「寒いのもチョットなw」
ステラ「あ・・・レイがいた・・・」
シン「え?あ、ほんとだ・・・なんか、勘違いしてるかも・・・」
150仲良きご近所は、美しき哉:2006/01/02(月) 00:07:35 ID:???
TV「海岸では、空手の新春寒稽古が行われ・・・・」
ガロード「ドモンさんたちも、寒いのによくやるよw」
シン「うあ、波打ち際で組み手してる」
ガロード「あれ?向うの岩場で高笑いしてるのって、ギンガナムじゃ・・・・」
シン「なんなんだ、あの人は・・・・」

ティファ「あら、○○○とステラさん、寝ちゃったみたいね、毛布はっと・・・・」
隣の部屋に毛布を取りに行くティファ
ガロード「初めて飲んだ御屠蘇で、寝てしまったようだな」
シン「こうして見ると、子供みたいだ・・・・あ、ところでガロードさん、これ見てください」
シンが取り出したのは、無地の紙袋
ガロード「ん?なんだ、開けてもいいか?」
シン「ええ」
中に入っていたのは「オッパイ天国8時間」他数枚のDVD
ガロード「チョッ・・・・これ」
シン「実は議長が、『これは君に必要となる物だ、とっておきたまえ』と言って・・・・どうしましょう・・・・」
ガロード「そりゃあ、まあ、議長の好意に応えて活用するしかないだろ・・・」
シン「活用って・・・・・・・え・・・・っと」
ガロード「あ、あとは自分で考えろ、いいな!」

ティファ「何か、あったの?」
ガロード「あ、いや、男同士の話、な?」
シン「え、ええ、そうです、あ、そろそろ、帰りますね、ステラ、帰るよ」
ステラ「・・・ん〜〜〜〜・・・・」
ティファ「もう少し寝かせてあげればいいのに」
151仲良きご近所は、美しき哉:2006/01/02(月) 00:41:44 ID:???
その時、玄関の呼び鈴が鳴る
ティファ「あら、お客さんかしら・・・」
トニヤ「あ!ハッピーニューイヤー!!!」
ティファ「あ、トニヤさん、明けましておめでとうございます」
ウィッツ「今年も、よろしくな」
トニヤ「はいこれ、うちで作ったターキー、食べてね」
ティファ「ありがとうございます、お腹、ずいぶん大きくなりましたね」
トニヤ「もう6ヶ月だしね、それに、双子よ双子♪」
ティファ「順調そうですね」

ガロード「何?また子供が出来た?何人目だよ」
ウィッツ「4人目かな?、今度は双子だとさ」
ガロード「そんなに子供作ってどうすんだ?」
ウィッツ「いいだろ?大家族って奴は楽しいぞ!」
シン「どうしたら、そんなに簡単に作れるんだか・・・」
ウィッツ「ん?そういや、シン、まだ子供いないんだっけか?」
シン「頑張ってはいるんですけどねぇ・・・」
ウィッツ「種が悪いか、畑が悪いかのどっちかだな」
トニヤ「そんな言い方しないの!!ごめんね、この馬鹿の言うこと、聞かなくていいからね」
ウィッツ「馬鹿って言うなよ」
シン「いや、いいです、それじゃ、僕たちはこれで、ご馳走様でした」
ガロード「そうか、じゃ、またな」

152仲良きご近所は、美しき哉:2006/01/02(月) 01:23:32 ID:???
チラシの裏
飲みながら書くと、中途半端だ・・・て言うか、元から才能なし?
153通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 03:38:44 ID:???
新年早々、お疲れ。 才能は関係ないよ。 構成力は後からいくらでもつけられる。

強いて言えば。 携帯からでないなら、ワードパッド等に書き下ろして推敲してから投下した方がいいってことぐらいかな。
154通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 14:48:49 ID:???
>>149-151
初GJ!!俺の投下した駄文なんかより何十倍も良いです。これからもどんどん投下してください
155仲良きご近所は、美しき哉:2006/01/03(火) 01:41:04 ID:???
おまけ1
カイ「しちょう、あんたは、わかってない!だいたい・・・」
ジャミル「私とて努力はしている」
テクス「しかし、ここまで酔っていると、会話がかみ合わないなw」
サラ「ドクター、もう一本つけましょうか?」
テクス「いや、もう十分だ、もしもの事を考えて、この辺にしておこう」
サラ「この時間に呼び出しがかかるとは、思えないんですけど・・・」
テクス「つい後の事を考えてしまってな・・・職業病かな」
カイ「おい!そこのいしゃ、あんたもちゃんときけ!」
ジャミル「一体何しに来たんだ・・・・この男は・・・・」
テクス「取材とか言ってたが、これではただの酔っ払いの説教だなw」

おまけ2
登場キャラの多い話では、影の薄いキャラなどは、設定ごと忘れられてしまう事が多いものである。
な?○○○・ヤマト?
○○○「な?じゃないよ!!!」
キラ「そういえば、子供が居た様な気がする・・・」
ラクス「あら?子供なんて居ましたかしら?」
○○○。・゚・(ノД`)・゚・。
156通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 13:44:04 ID:???
>>155
 おまけオチGJ!w
157通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 22:53:00 ID:???
そろそろ、お節に厭きた…ネタが投下されるとみた!(キュピーン!)
158通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 13:29:32 ID:???
オルバ「………」
シャギア「………」
オルバ「……とにかくもう一度状況を整理しようか。」
シャギア「……ああ。今我々の目の前には一個の餅がある。」
オルバ「今の僕たちの家計は火の車でもう一つ餅を買う余裕が無い。」
シャギア「そして我々には去年買っておいたきな粉とあんこがある。…さて、オルバよ。お前はどちらがよいと思うか?」
オルバ「…兄さんの意見を先に聞きたいな。」
シャギア「……では、二人同時に言おうか。」
オルバ「分かったよ、兄さん。」
  『せーの、』
シャギア「きな粉。」オルバ「あんこ。」
  『………』
シャギア「オルバよ。いつもはお前の意見を尊重している、悪いが今回だけは……」
オルバ「それは僕も同じだよ兄さん…。」
シャギア「……では、オルバよ。この事を決定付ける方法は…。」
オルバ「ああ、兄さん…。」

ルナマリア「えっ?餅はきな粉かあんこかどちらがいいかって?」
シャギア「そうだ。是非君達の意見を聞かせてもらいたい。」
メイリン「……なんか、どうでもいい事で喧嘩しますね。所長達も…。」
オルバ「我々にとっては重要な事だ。」
ルナマリア「…まぁ、私達は結構好みが合いますから…。ね、メイリン。」
メイリン「うん。じゃあ、一緒に言ってみようか。」
  『せーの』
ルナマリア「あんこ。」メイリン「きな粉。」
  『………』
オルバ(?あれ、デジャヴがするよ、兄さん。)
シャギア(私もだ、オルバよ…。)
ルナマリア「……メイリン。あんた今きな粉って言わなかった…?」
メイリン「……お姉ちゃんこそ、あんこって言わなかった…?」
ルナマリア「あんたきな粉って…。あ、そうか。最近太ってきたもんね、あんた。だからきな粉なんてジジくさい物を…。」
シャギア(それは私に言ってるのか…?)
メイリン「……。お姉ちゃんこそ、あんこなんてお子ちゃまな好みだったなんて…。」
オルバ(それは僕に向かって言ってるのか…?)
ルナマリア「……メェェェイイリィィィン。」
メイリン「……おねぇぇぇぇちゃぁぁぁぁん。」

オルバ「…なんか参考にならなかったね。」
シャギア「仕方ない。街に出て聞いてみるか。」
159通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 13:30:43 ID:???
ウィッツ「…はあ。餅はきな粉かあんこかどっちがいいかって。」
ロアビィ「あんた達もどうでもいいことで喧嘩するねぇ〜。」
オルバ「先程も同じことを言われた。」
トニヤ「そうね…。私はどっちかと言えばきな粉かしらね。」
ウィッツ「俺はあんこだな。」
トニヤ「ほんっと、あんたって甘党よね。」
ウィッツ「うるせえな、悪いかよ。」
シャギア「君はどうなんだい?」
ロアビィ「俺?俺はそういう太るようなモンは食べないの…。」
ウィッツ「ったく、相変わらずだな、お前。」
オルバ「なるほど。では、きな粉1、あんこ1、っと。」

ジュドー「あんこか、きな粉か、ね…。」
シャギア「君達の意見を聞きたい。」
プル「私はあんこ!!プルツーは?」
プルツー「え?私はその…あんこ…。」
ジュドー「俺はなぁ…、あんこもきな粉もどっちもなぁ…。」
オルバ「何!?では、君はどうやって餅を食べるんだい?」
ジュドー「俺は断然醤油だね。カミーユさんは?」
カミーユ「俺は何もつけないぞ。」
プル「ええ〜!?味気ないなぁ〜。」
シャギア(醤油と何もつけないか…。新たな展開だな。)
オルバ(でも、あんこがプラス2…。僕が有利だね、兄さん。)
160通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 13:31:29 ID:???
カガリ「あんこかきな粉か…。そのどっちかだけなのか?」
シャギア「どっちか…?では、カガリ嬢あなたはどのように食べるのですか。」
カガリ「私か?私は納豆だけど。」
アスラン「な、納豆!?なんだそのセンスは!!」
カガリ「何言ってるんだ!!餅に納豆かけるなんて世間の常識だろ!!」
アスラン「い、いや初めて聞くが…。キラ、お前聞いたことあるか?」
キラ「僕は知ってたよ。一昨年初めてカガリが作ったの食べたよ。」
アスラン「そうだったのかで…。で、味はどうだったんだ?」
キラ「いや…僕の口にはあんまり…。」
オルバ(…それはカガリ嬢が作ったというのが問題なのでは。)
キラ「まあ、僕はきな粉かな。」
アスラン「俺もきな粉だな。」
カガリ「ええ〜!?だから、納豆だって…。」
シャギア(きな粉プラス2…。これで振り出しに戻ったな。)
ラクス「私は…。」
オルバ「いや。ラクス嬢あなたはいいです。」
ラクス「…………………何故ですの?」

ティファ「あんこかきな粉がどっちが好みかですか…。」
ガロード「俺はティファが作ってくれるものだったら何でもいいけどな//////」
ティファ「私もガロードの好きなほうだったら//////」
オルバ(彼らには聞いても無駄だったね、兄さん。)
シャギア(全く仲睦ましいな、オルバ。)
161通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 13:32:20 ID:???
シン「餅はあんこかきな粉か?俺はあんこですね。」
オルバ「なるほど…。で、君はもちはどっちが好みなんだい?」
ステラ「もち?(!)…もちはいやぁぁぁぁぁ!もちはだめぇぇぇぇぇ!!」
シン「あ、ああ!!ステラ落ち着いて!!」
オルバ「ブ、ブロックワード!!?」
シャギア「何があったのかね?」
シン「…一昨日、ステラ餅のすすり食いを真似して窒息死しかけたんで…。」
ステラ「しぬ?(!)…しぬのはいやぁぁぁぁぁ!しぬのはだめぇぇぇぇぇ!!」
シン「あああ!!分かった!俺が守るから!!」
オルバ(餅のすすり食いで窒息か…。危ない事するね、兄さん。)
シャギア(最近多いからな、餅で窒息死するのは。我々も気をつけなければな。)

リリーナ「餅はあんこかきな粉かどちらがよいかですか。」
シャギア「そうです。是非お聞きしたい。」
リリーナ「私はきな粉ですわ。ヒイロは?」
ヒイロ「……」
オルバ(おそらく答えは同じだろうから、あんこプラス2っと。)
ヒイロ「………磯辺焼きだ。」
一同『!!』
シャギア(答えが…!!)
オルバ(かぶらなかった…!!)
リリーナ「…磯辺焼きですか。」
ヒイロ「そうだ。餅は磯辺焼きに限る。それ以外は認めない。」
リリーナ「…やはりあんこの方が…。」
ヒイロ「磯辺焼きだ。」
リリーナ「…ですが…。」
ヒイロ「い そ べ や き だ。」
リリーナ「……」
ヒイロ「……」
オルバ(…なんか、嫌な雰囲気になってしまったよ。兄さん。)
シャギア(…オルバよ、こういう時にやる事は一つだ…。)
オルバ(分かったよ。逃げるんだね…。)

ドモン「あんこかきな粉か?餅は醤油以外考えられんな。」
シャギア「…そうか。」
???「この…」
一同『!!』
東方不敗「馬鹿弟子がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ドモン「し、師匠!!」
オルバ(…どこに居たんだ?)
シャギア(…あまり気にするな、オルバよ。)
東方不敗「ドモンよ!!貴様はいつから調味料なぞをつけて食材の生の旨みを殺すような愚かな男になった!!?」
ドモン「しかし、師匠…。」
東方不敗「黙れ!!よいかドモン。餅は搗きたてを生でそのまま食すのが最も美味い食い方なのだ!!見よ!!この餅の啜りを!!」
ドモン「おお…。素晴らしいですぞ!!師匠!!」
オルバ(…なるほど。先程のステラ嬢はこれを見たのか。)
シャギア(…危険だから止めてもらいたいな。)
162通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 13:33:08 ID:???
オルバ「結局あんこ4、きな粉4か…。どうしようか兄さん。」
シャギア「…仕方ない。餅は餅屋という諺もある。専門家聞くとしよう。」

ザビーネ「…なるほど。それで私の所に来た訳か。」
シャギア「そういうわけで、意見を聞かせて欲しい。」
オルバ「あんこが良いか、きな粉が良いか…。あなたの意見で全てが決定する。」
ザビーネ「…フフフ。」
兄弟『?』
ザビーネ「愚かだな。愚か過ぎるな…。」
オルバ「何…?」
シャギア「それはどういう事かね…?」
ザビーネ「そのようにいがみ合っていてはたとえどんな味付けをしても美味い餅にはならんのだよ。」
兄弟『……』
ザビーネ「君達兄弟は全く別々の個人の人間だろう。好みが違うのも当然だ。ならば自分の好きな味付けで食せば良いだろう。」
兄弟『……』
ザビーネ「とにかく、そのようなつまらん事で張り合っているのは最も愚かなことなのだよ。」
シャギア「…なるほど。確かにそうかも知れんな。」
オルバ「…何故僕たちはそんな事に気付かなかったのだろう。」
シャギア「貴重な意見をありがとう。…では、帰るかオルバよ。」
オルバ「ああ、兄さん。」
ザビーネ「待ちたまえ。」
兄弟『?』
ザビーネ「これを持って行きたまえ。」
シャギア「…!!これは…。」
オルバ「餅…!?でも、よいのですか?」
ザビーネ「餞別だ。それで今夜は美味い餅を食べたまえ。」

オルバ「…よかったね。兄さん。」
シャギア「そうだな…。オルバよ。」
オルバ「早く帰って餅を焼こうか。」
シャギア「…何を言ってるのだ、オルバよ。」
オルバ「?」
シャギア「餅は煮るものだろう。」
兄弟『……』
オルバ「…と、とにかく早く帰ろうか。」
シャギア「…そうだな、オルバよ。」
163通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 13:53:28 ID:???
>>158-162
GJ!!

ヒイロが妙にこだわるところがワロス

ザビーネの設定が生かされててGJ!!!!
164通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 17:35:36 ID:???
餅は煮るもの・・・そうか、だから「あん」なのか!



さて、個人的にはラクスと師匠が壷だったかなw
165通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 20:00:15 ID:???
>>158-162
おもしろかった、GJ!
166通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 23:04:48 ID:???
GJ!
しかしステラのトラウマリストに「もち」追加か・・・

「きのこ」やら「ふぐ」なんかもありそうだな。
167通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 09:11:23 ID:???
一難さって一悶着GJ!
168通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 02:06:15 ID:???
700脱出上げ
169通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 00:26:05 ID:???
浮上
170通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 01:13:09 ID:???
なぁーんか一気に過疎ったなぁ…みんなどしたん?
171通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 01:17:33 ID:???
>>170
PCが完全にイカれまして・・・・・・・
クリスマスネタ携帯でやってみたら相当しんどかったんで、PC復活まではネタ投下無理かもしれませんね・・・・・
172通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 01:37:00 ID:???
初売りネタが、この辺にあったはずなんだが・・・・
いかん、明日も仕事だ、はよ寝な・・・
173通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 01:51:01 ID:???
なんか文章にする気にならないのよね…ネタは1個あるんだけどさ。
174通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 15:44:57 ID:???
>158-162
遅レスだが東北某県じゃ餅に納豆つけて食うぞ。
スーパーの和菓子コーナーでも売ってる。意外とうまかった。
175通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 22:43:01 ID:???
つうか福島だと納豆餅って普通なんだが…
全国共通じゃないのか?
176通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 23:47:03 ID:???
都内在住だが子供の頃納豆餅食べたぞ?
学校行事の餅つきで
177通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 00:18:07 ID:???
新年会inラン家

ティファ「ガロード、結構そろったみたい。時間だから始めましょう。」
ガロード「あぁ。あ〜、みんな新年明けましておめでとう!今年もよろしくな」
キラ「明けましておめでとう。」
リリーナ「明けましておめでとうございます。」
ガロード「今日は女性陣が腕によりをかけて作ってくれた御馳走が沢山あるからみんな楽しんでくれよな。」

リリーナ「私、おせちって初めて食べるのよね。」
ヒイロ「おせちの具はそれぞれ所以があって、縁起を担いでいるんだ。」
ウッソ「えっ、そうなんですか。」
トロワ「その通りだ。まず、黒豆だが…」(この後30分ほど続く)

ドモン「このから揚げうまいな。何の肉だ?」
五飛「カエルだ。」
ドモン「ブホッ!!!」
東方不敗「こーの馬鹿弟子が!!!ワシがつくった中華料理は食えんと言うのか!!!?」
五飛「…結構うまいな。」

キラ「…今年はいい年になるといいね?」
アスラン「…そうだな。」
キラ「去年いいことあったっけ?」
アスラン「…寂しいこと言うなよ。」
ラクス「あらあら、何のお話をしているのですか?」
カガリ「お前ら!!私とラクスの作った新作料理の味見をしてくれ!!!」
アスラン「え?」
キラ「カガリは味見したの?」
カガリ「いや、まだだが?いいから食べてみてくれ」
鍋を見てみるキラ・アスラン
キラ「ウッ…。」
アスラン「今年も…か。」
178通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 00:19:02 ID:???
モンシア「オイ、ウラキ!!酒が足んねーぞ!!」
ウラキ「ハ、ハイ!すぐに取って来ます。」
ガロード「早っ!!もうできあがっちゃってんの?」
ティファ「ハイ、ウラキさん。これ、ヒイロさんが持ってきてくれた特濃酒w」
ウラキ「あ、ありがとうございます。」
モンシア「くぅ〜、ティファちゃんは優しいねぇ。オレもあんな嫁さん欲しいー!!!」
ベイト「オラ、あっちで大人しく飲んでろ。」
モンシア「ヘイヘイ。おっ、クリスちゃ〜ん!!!」
ガロード「こりないオッサンだなぁw」

レイ「新春隠しゲイ フォーーーーーーー!!!」
ステラ「ふぉぉぉぉぉ!!」
シン「いや、真似しなくっていいよ!!!」

ルナマリア「ヒック…大体、アンタが邪魔ばっかするら…」
デュオ「自分の努力が足らないのを人のせいにするなっつーの!!」
トニヤ「ウェ〜〜〜、飲みすぎちゃった〜。…ウゥッ!!!」
デュオ「オレの服に吐くなぁ!!!!!」

オルバ「兄さん、温かい食事だよ!!」
シャギア「この機会に食いだめしておくのだ オルバよ。」
オルバ「了解!」
プル「プルも早食いする〜〜〜〜〜〜!!」
シャギア・オルバ「我々の食物を取るなぁ!!!」
179174:2006/01/09(月) 00:23:43 ID:???
生まれは長野で今は山形に住んでるけど、
餅に納豆つける食べ方はこっち来て初めて知った。
食べ方っていろいろあるのね。
こりゃすき焼きも一悶着起きそうだなw
180通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 08:29:57 ID:???
GJ!
181通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 12:00:02 ID:???
>158-162を投下した者です。
生まれは宮城だったので餅に納豆かけるのが普通だと思ってました。
今宮崎にいて餅に納豆かけたら「えっ!?」ってな目で友達に見られました。それで全国共通じゃないんだなぁと知ったわけです。
まあ、それでこの素晴らしい『納豆餅』を世に知らしめたいと思って、この件を書きました。
ちなみに自分は納豆餅の他に砂糖醤油等で餅を食べます。亀レスでスマソ。

>>178-179 GJ!フロスト兄弟がツボでした
182通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 12:02:53 ID:???
アンカーミスだOTL>>177-178
重ねてスマソ
183通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 21:54:54 ID:???
>>179
しかし、すき焼きは最初期に使用しているという罠w


>>170
成人式を受けに実家に帰省してた。
184通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 22:38:41 ID:???
雪の降った日に

ステラ「シン!雪だよ!!雪積もってる!!!!」
シン「ふわぁ…。うわっ!!スゴイね。」
ステラ「こんなに積もったの…久しぶり…!!」
シン「そうだね。朝ごはん食べたら外にでてみようか。」
ステラ「うん…!!ガイアも喜んでるよ。」

ステラ「うぇぇぇえええええいいいいい!!!」
ガイア「バウッ!!バウッ!!」
シン「あんまり走ると危ないよ〜!!」
ズルッ ベチャッ!!
シン「ステラ!!?」
ガイア「クゥ〜ン?」
ステラ「ウゥ……。」
シン「だ、大丈夫?」
ステラ「えぃっ!!」
バサッ!!
シン「うわっ!?ブェッ!!何すんだよww」
ステラ「あははははは」
シン「この、お返しだ!!」
ステラ「うぇぇぇーーーーーい!!」
ガイア「バゥッ!!」
185通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 22:39:29 ID:???
通りすがりのガロティファ
ガロード「お?楽しそうなことしてんじゃん。オレも混ぜて」
ティファ「ガロードったらw」
ガロード「ウォォォォ!!」
シン「ハァァァァァ!!」
ステラ「ヤァァァァァ!!」
ティファ「ガイア、元気?」
ガイア「クゥ〜ン、バウッ!!」

通りすがりのヒイロリリ
リリーナ「あら、楽しそうね。私も混ぜてもらおうかしら。」
ヒイロ「お前はやめた方が…。」
ステラ「うぇぇぇいいい!!」
バシッ!
リリーナ「痛ったぁ…!!やったわね!!」
ヒイロ「やれやれ…。」


2時間後
ドモン「ウォォォォォ!!オレのこの手が真っ赤に…(バシッ!)ブホッ!!」
デュオ「そんな溜めの長い雪合戦があるかよw」
ウラキ「あぁぁぁぁっぁ!!沈めーーーー!!」
トビア「やらせるかぁ!!」
プル「プルプルプルプル〜w」
ルナマリア「今度はアンタのおごりよ〜!!」
メイリン「どうせおねぇちゃんの雪球なんて当たらないし〜w」
カトル「このままじゃ僕たちは駄目になってしまう…。」
カガリ「お前らーーーーーーーっ!!!」
アムロ「やらせるか!!行け…ッ!!」
キラ「やめてよね?本気で雪合戦したら君たちが僕に勝てるわけないだろ。」
シン「アンタって人はぁーーーーーーっ!!」
アスラン「この…馬鹿野郎!!!!」
カミーユ「落ちろーーーー!!」
シーマ「このシーマ様の上前をはねようってのかい!?」
ディアッカ「グゥレイトゥ!!数だけは多いぜ!!」

ザビーネ「ぜんざい いかがっすかー。」
ステラ「うまうまw」
ニコル「ステラさん、お茶もいかがですか?」
シロー「ザビーネはやらないのか?」
ザビーネ「稼ぎ時だからな。」
186通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 22:40:19 ID:???
後日談
その日雪合戦に参加した人は軒並み風邪を引いて寝込んでしまいましたとさ。
テクス「まったく街中で私を過労死させる気か…。」
ジャミル「ゴホッ、ゴホッ!!テクス、すまないが…」
テクス「お前もか…。」





オルバ「兄さん…。」
シャギア「何だ?オルバよ」
オルバ「乗り遅れたみたいだよ…。」
シャギア「そうだな…。」
オルバ「…。」
シャギア「…。」
オルバ「仕事でもしようか。」
シャギア「そうだな。」
187通常の名無しさんの3倍:2006/01/10(火) 00:47:02 ID:???
かなり久しぶりに来て見たが…
相変わらずの良いスレで安心した
188通常の名無しさんの3倍:2006/01/10(火) 17:59:00 ID:???
>>184-186 和んだ(´∀`)
189通常の名無しさんの3倍:2006/01/10(火) 20:38:48 ID:???
ウッソ「シローさん。」
シロー「どうした、ウッソ。」
ウッソ「僕達って雪合戦ネタに出場して無いですよね・・・シーマさんですら出てるのに。」
シロー「まぁ、俺達が住んでるのはカサレリアニュータウンじゃなくて農場だからな。仕方ないさ。」



などと言う妄想が浮かんだw

そう言えばウッソ一行はXキャラのクセにカサレリアニュータウンに住んでないw
190通常の名無しさんの3倍:2006/01/10(火) 21:32:17 ID:???
>>189
シローは>>185の下から2行目に出てる
191通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 00:04:15 ID:???
ああ!ホントだw



ではシローは何をしに来たのか妄想でもしてみようか
192通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 22:51:01 ID:???
保守
193通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 22:39:49 ID:???
ちょっとネタをふってみる


日登町住人でMS持ってるのってキラだけだな、そう言えば。
昔は息子のPTAにフリーダムで駆けつけるネタとか有ったし。w
194通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 22:51:53 ID:???
シロー「うう、さむ。おはよう、アイナ。」
アイナ「おはよう、シロー。道理で寒いはずよ。雪が積もってるわ。」
シロー「どれどれ。おお、結構積もってるな。昨日のうちに大根収穫しといてよかったよ。」
アイナ「ニュースだと街のほうも結構積もったみたい。道路が混乱してるって。」
シロー「じゃあ、今日はちょっと早めに出かけるとするよ。」

シロー「今日は玉ねぎ100キロだったな」
ディアッカ「グゥレイト!これで仕入れに出なくてもチャーハンは大丈夫だぜ!」

シロー「今日は何にしますか?」
マスターアジア「うむ、今日はニンジン、卵、ジャガイモ、青梗菜がちと足りないのでな。」
コウ「ニンジン、いらないよ。」
ニナ「コウ、あなたただの通りがかりでしょ。口出さないの。」

シロー「今日は白菜とねぎ、大根が多めでよかったかな?」
スティング「今日は鍋の注文が多いぜこりゃぁ!」

シロー「さてと。あとはキョウジさんの所に小豆…と、電話?アイナか。もしもし?どうした?」
アイナ「シロー?小豆の余り、あるかしら?」
シロー「これからキョウジさんとこ行くけど、なんだい?」
アイナ「ザビーネさんが小豆がほしいんだって。」
シロー「ああ、方向は同じだからキョウジさんに分けてもらえるか相談してみるよ。」
アイナ「それがカサレリア中央公園へ来てくれですって。」
シロー「?なんだろう?」
アイナ「なにかあるみたい。だめだったらキキかサンダースに行ってもらうから連絡頂戴ね?」
シロー「了解。」

シロー「というわけなんですが…」
キョウジ?「よかろう!この小豆、ザビーネに渡すがよい!しかしザビーネめ。仕入れを怠るとは、未熟未熟未熟ゥゥゥゥ!!」
シロー「?」

シロー「おおいた。ザビーネ、小豆届けにきたぞ。」
ザビーネ「おお、スマンな。冬至のとき、ラクス嬢に莫大に消費されてしまって足りなくなってしまったのだ。」
シロー「なるほど屋台か。しかし、こんな雪の中、わざわざ出歩く物好きはいないんじゃないか?」
ザビーネ「お前はここの住民のことをまだよく知らないな。ここの住民はすべてをお祭り騒ぎにしてしまうのだ。意図するにせよしないにせよ。」

>>184-185
195通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 14:52:51 ID:???
保守
196通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 16:24:34 ID:???
>>194
GJ!!
特にキョウジ?は良かったw
197通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 22:41:08 ID:???
さらに雪ネタ

シン「ステラ、もうすぐ出来上がるよ。雪ダルマw」
ステラ「…。」
シン「どうしたの?」
ステラ「アッチの方が大きい…。」

ガロード「へへ、シンが作ってる奴よりはでかいの作っちゃうぜ!」
ティファ「ガロード、別にムキにならなくっても…。」
ガロード「フンフ〜ン♪」
ティファ「(…聞いてない。)」

シン「むぅ…。」
ステラ「いいなぁ…。」
シン「負けるかぁーーーー!!!」

カガリ「もうすぐできるからなアスラン!!そこで待っててくれ。」
アスラン「オレも手伝うよ。」
カガリ「いいって。お前かまくら見たことないんだろ。私に任せておけ!!」
アスラン「(待ってるだけって寒いんだよ…。)」

ラクス「キラ。こたつに入ってばかりじゃ体に良くないですわ。」
キラ「だって〜気持ちいいじゃない?」
ラクス「…。あら?外で何やら楽しそうなことをしてますわね。」
キラ「ふ〜ん。」
ラクス「シンとガロードは雪ダルマ、カガリさんはかまくら作りですわ。」
キラ「え…?」
ラクス「うらやましいですわ…。」
キラ「わかったよ!やればいいんだろ!!」

結局、彼らの内の前は札幌雪祭りの様相を呈したMSダルマが作られましたとさ。
198通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 23:11:30 ID:AVBviPZJ
MSダルマって何だ?
199通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 23:30:14 ID:???
札幌雪祭りでMSが作られたと思えばいいんじゃね
200通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 00:57:48 ID:???
>>198
セイバーガンd
201通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 07:52:16 ID:???
ちょwww おまwww
202通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 12:32:30 ID:???
百式もダルマ…
203通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 14:50:30 ID:???
なんかキュピーン!と来るネタないかな…(悩
204通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 18:36:47 ID:???
セイバーもダルマ…、百式もダルマ…、ギロチンの刃もダルマ!
205通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 22:07:01 ID:???
つ【成人式】
つ【着物】
206通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 23:41:22 ID:???
男なのにさ…名前が女性にも使われる文字だから
毎年毎年毎年毎年振り袖のパンフレットが来るんだよ…
電話掛けてこられてもお互い気まずくなるだけだしさ…ハハハ
207通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 07:41:45 ID:???
あれ、大きな袖が振れてる。成人式かな?
違う、違うな、成人ならもっとスーツっぽいもんな。
暑苦しいな振袖、おーい脱がしてくださいよ!
208通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 09:07:34 ID:???
脱がすのかよ!w

つーか、一発ギャグはちょっと…
209通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 21:27:26 ID:???
ネタ切れ?
210通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 21:29:07 ID:???
と言うか休憩?

元々]スレなんだし、こんなもんだよ。
211通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 00:20:28 ID:???
保守ついでに予告
ネタ思い浮かんだんであと2,3日くらいで投下します。
212通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 00:48:29 ID:???
>>210 まあ、ここからが本領発揮だよな?w
213通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 13:58:33 ID:???
まったり保守
214通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 20:26:59 ID:???
新年のイベントを一つ忘れてないか?















つ[姫はj(ry]
215通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 20:31:43 ID:???
1も読めない、>>214は…ネタだよな?w
216通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 22:20:20 ID:???
まぁ間違っても釣られなきゃいいがなw
少子化が進む日登町、そろそろおめでたい話でも書きたいが考えてみたら夫婦も同棲も大杉で何処が何処やら
書くなら一組だけだがな〜…迷う;
217それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:15:27 ID:???
「…はぁ〜、終了…。」
ガロードは片付けの終わった自分の部屋の隅に座り込んだ。
時間は午前3時30分丁度。仕事を終え12時あたりに帰ってきたからおよそ3時間ほど部屋の掃除をしていた事になる。
普段の彼ならば徹夜をしてまで…いや、そもそもこういったことに無頓着なので部屋の片付けなどしないだろう。しかし、今日のある事のために普段なら出ない集中力を発揮してそれこそ突貫工事並の早さで部屋の片づけを終えた。
ガロードは改めて自分の部屋を見回した。自分の部屋の意外な広さに驚き、部屋のどこに潜んでいたのか問い詰めたくなるようなゴミの量に驚き、そしてわずか3時間でこの部屋を完璧なまでに掃除した自分の集中力に驚いた。
しかし、彼の驚きもそう長くは続かなかった。
猛烈な睡魔がガロードを襲った。さすがに缶コーヒー3本ではここまでが限界のようだ。
「…少し寝るか。」
ガロードは掃除を終えたばかりの塵一つ無いベッドに向かった。ガロードはベッドに寝転がった瞬間に引きずられるように眠りに落ちた。
時間は午前3時36分。
あと7時間24分後に彼の人生で最大のイベントが起きる…。
218それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:18:29 ID:???
「…本当にごめん。」
一体何度彼はこの言葉を電話越しに言っただろうか。この言葉を言う度に彼の心は後悔の念に押しつぶされそうになる。
「…いいの。気にしないで。」
一体何度彼女のこの言葉を電話越しに聞いただろうか。この言葉を聞く度に彼の心は罪悪の念に締め付けられる。
彼の心をそこまで苦しめる鎖…それは彼女との約束を破った事だ。彼は彼女との約束を破った事など無かった。ただの一度も…。
先週の土曜日に一緒に映画を見に行く。彼女も、そして彼自身も楽しみにしていたことだ。だが、それは自分の仕事のために破らざるを得なかった。
それだけの事だと人は言うかもしれない。仕方ない事だと人は言うかもしれない。
しかし、彼にとって彼女との約束を破るという事はたとえ何をしても償いようの無い罪なのだ。
「……」
彼は押し黙った。罪人に喋るべき言葉など存在しない。唯々苦痛に満ちた時間だけが過ぎていった。
「……じゃあ。」
その沈黙を破ったのは彼女の声だった。
「次の土曜日空いてる…。」
「え…?」
彼女の急な問いに彼は戸惑った。
正直なところ、今の新人である自分の仕事のノルマから言えば土曜日は空いてない事になっている。
彼がそのことを言おうとしたとき、
「…あなたが自分が許せないのは分かります。」
彼女の言葉が続いた。
「でも、もうそれは過ぎてしまった事。そして、私が許した事。…だからもうそれに縛られ苦しむ必要なんて無いの。」
「ティファ…。」
彼…ガロードは呟いた。ガロードの耳に、そして心に彼女…ティファの言葉が響いた。
「分かったよ…。ありがとう。」
ティファの言葉がガロードに『ごめん』ではなく『ありがとう』を言わせる勇気を与えた。
219それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:19:49 ID:???
ガロードは続けて言った。
「今度の土曜日なら…空いてるよ。」
ガロードは嘘を言った。
いや、正確には先程までは嘘だった言葉だ。彼は絶対に空けさせる、空けさせてみせると決心したのだ。
「そう…。」
ティファの声に喜びの色が感じ取れた。それだけでガロードの心にあった後悔も罪悪も消え去った。
ガロードが問うた。
「で、今度の土曜日どうするんだい?」
「……あのね、ガロード。…言ってもいいかな?」
ティファが答えるのを躊躇している。そんな彼女にガロードは優しく言った。
「どうしたんだよ。ティファがしたい事だったら、何でも言っていいから。」
「…じゃあ、私は…。」
ガロードは次に来るはず言葉を待った。その言葉は少し遅れ気味にやって来た。
「…ガロードの家に行きたい…。」
(え………?)
ガロードの思考が数秒フリーズした。
ティファが言った事は要するに彼女が自分の家に来るということだ。たったそれだけのことだ。言葉に表せば。
しかし…。その行為には言葉では表せない重要な意味が含まれているのだ。
ガロードは数秒フリーズした思考を再び立ち上げ答えた。
「…いいよ。俺の家においで。」
「…本当に?」
「言ったろ。ティファのしたい事だったら何でもいいって。」
「…うん。」
ガロードは当然のごとくその答えを導き出した。
「じゃあ、今度の土曜日に、そうだな……11時に駅で待ち合わせで言いかい?」
「ええ。」
「それじゃ…。」
ガロードは電話を切ろうとした。が、一瞬考え込んで再び耳に電話を当てた。
「あのさ、ティファ…。」
「…どうしたの?」
ティファが聞いてくる。
「俺…、絶対に約束守るから!そして…ティファとの約束はもう絶対に、絶対に破らないから!」
ガロードは心に生じた自分の気持ちを真っ直ぐに口にした。
「…うん。絶対に約束を守ってね…。」
ティファも彼の言葉を受け入れた。
そして、二人は電話を切った。
220それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:21:25 ID:???
「………んっ…。」
少し声をあげ、ガロードは夢の世界から帰還した。どうやらあの日の夢を見ていたらしい。
今日は土曜日。そう、あの夢が現実になる日。この前交わした約束の日だ。
疲れからか頭には少し鈍い痛みが走っていた。油断をすればまた夢の世界に行ってしまいそうだった。
右手で頭を掻きながら、ガロードは時計に目をやった。
長い針が『5』を、短い針が『10』と『11』の間をそれぞれ指していた。
「………」
ガロードはもう一度時計を確認した。
先程と同じよう長い針が『5』を、短い針が『10』と『11』の間をそれぞれ指していた。いや、少しだけ長い針がずれた。
「……!!」
ガロードは驚愕した。
時計の長い針が『5』付近を指している。それの意味する処は約束の時間…ティファとの待ち合わせの時間の11時まで後35分程度しかないという事だ。
「まずい!!」
ガロードは声を上げた。よりにもよってこんな日に寝過ごしてしまうとは。やはり徹夜で部屋の掃除をしたからだろうか。このような事ならもっと事前にしておくべきだった。
ガロードは心の中で悔やんだ。しかし、幾ら悔やんだところで過ぎた時間は元には戻らない。
「落ち着け…。まずは落ち着くんだ…。」
このような切羽詰った状況で焦ると余計混乱を招くだけだ。ガロードは自身にそう言い聞かせた。故人曰く『急がば回れ』という事だ。
まずは状況を整理する。
家から駅まで車を飛ばせば20分ほどで着くはずだ。そうなると残り15分でできる限りの事をしなければならない。
まずは顔を洗って気を引き締めよう。そう思い急いで洗面所に行った。洗面所に行く短い過程の中で何をやるべきかガロードは考えた。
まずは朝食の事が考えられる。次に考えられるのは歯を磨く事。そして着替え。
ふと、ガロードは自分の顔を鏡で見た。
自分の髪の毛が勝手気ままな方向へ飛び出してる。こういうときに限って、酷い寝癖が立つものだ。
そう言えば昨日から風呂にも入っていない。
「まさか、こんなんでティファのところに行くわけにはなぁ…。」
せめて好きな子の前では最高に格好いい自分でいたい。男の本能がガロードにそのような言葉を言わせた。
「そうなると…。」
まず風呂には入らなければならない。そして男の本能に従えば歯も磨かなければならないだろう。
恐らくそれだけで10分ほどは消費すると思われる。残っている選択肢は『朝食』と『着替え』である。そして残り5分でできる事。
「…こりゃ、飯抜きだな。」
ガロードはそう呟いた。そして同時に思った。
絶対に約束を守る。
ティファに、そして自分自身に嘘をつかない為に…。
221それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:22:47 ID:???
時は10時56分。駅の時計にはそうはっきりと示されている。
(あと4分か…。)
ティファは思った。
あと4分。
あと4分経てば最も愛しい人が自分を迎えにやってくる。一体その時をどれだけ待ち焦がれてきただろうか。そのためにはあと4分待たなければならない。
『4分』と『待たなければならない』をつなぐものが『だけ』なのか『も』どちらだろうか。それほど微妙な時間だった。
ティファは待った。その手には少し大きめのバックがあった。
一秒一秒が非常に遅く感じられた。何度も時計を見やった。ここでじっとしている事がもどかしい。
どうやらつなぐものは『も』らしい。
それでもやっと10時59分となった。11時まであと3秒…。2秒…。1…。
11時になった。
ティファは周りを見回した。まだ彼らしい人影はない。
まあ、本当に11時ぴったりに来るのは無理であろう。ティファはそう思い、もう少し待ち続けた。
1分が経った。
彼はまだ来ない。
2分が経った。
まだ来ない。
さすがにティファの心に不安が芽生え始める。が、その芽は育つ事はなかった。
彼の愛車が見えた。
ティファの心にたちまち喜びが芽生え始めた。
222それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:23:39 ID:???
最初は嘘をつきたくない、という想いから急いでいた。だが、やはり一刻も早くティファに会いたいという気持ちのほうが強かった。
駅に着いて車を止め、すぐさまガロードは外に飛び出した。そして彼を待ち続けたティファのところまで全力で、何も考えずに走っていった。
「遅れてゴメン!!」
ティファのところまで着いたガロードは肩で息しながら言った。そんなガロードをティファは微笑みながら見た。
「大丈夫。私も今来たばかりだから。」
こういう時の定番の台詞を言った。
「…そうか。」
ガロードは息を整えながらそう言った。
二人の間に沈黙が少し流れた。
ガロードが左手を差し伸べた。
「じゃあ、行こうか。」
ティファが差し出された左手に右手を重ねた。
「うん。」
そして二人は静かに歩き出した。
223それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:26:57 ID:???
「ここが…。」
ガロードの部屋。
ティファは辺りを見回した。その様子を見てガロードは言った。
「ごめんな。散らかってて。」
「そんな事ないわ。」
確かに部屋は片付いていた。が、どことなく不自然な、まるで徹夜して急に片付けたようだった。
「…と、とりあえずお茶を淹れてくるよ。そこに座ってて。」
どうすれば良いか分からない焦りから、ガロードはそう言って慌てて台所へと向かった。
一人残されたティファは改めて部屋を見回した。
雑誌が入っている本棚。少し曲がっているカーペット。壁に掛けられているコート。
そこにはガロードという人間の生活の息吹が感じ取られた。
「………」
ティファは部屋の若い精気の溢れる空気を深く吸いながらその部屋を見回した。すると、その瞳に、
「あ……。」
あるものが飛び込んできた。
ティファはそれをじっと見つめた。
「…何見てるんだい、ティファ?」
台所から戻ってきたガロードがじっと何かを凝視しているティファを見て聞いた。
「ガロード…。あれ…。」
「ああ、それか。」
ティファが見つめていたもの。クレパスの暖かな線で描かれている一枚のガロードとティファの絵だった。
それはティファがガロードのために贈ったものだった。ただ贈ったときとは違い、それは額縁の中に存在していた。
「ティファから貰った大事なものだからさ。埃をかぶせるわけにはいかないだろ。」
「ガロード…。」
ガロードは自分の知らないところでも自分を想っていてくれる。
そのことがティファには嬉しかった。
「俺の宝物だよ…。」
ガロードはティファの隣に腰を下ろしながらそう言った。
いつの間にか二人は寄り添いながら絵を見ていた。互いに鼓動を感じられるまでの距離だった。
二人の間に心地よい静寂が訪れる。その時

ぎゅるるる〜……
224それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:27:51 ID:???
その沈黙を破るものが突然、ガロードの腹からやってきた。
二人は驚いて密着していた体を離した。
(……ああああああ!!?何故こんなときにぃぃぃぃぃ!!!)
せっかくのいい雰囲気が全て台無しになってしまった。ガロードに今までの人生の中で最も激しい後悔の念が渦巻いていた。
ティファを見やってみる。
ティファはおかしそうに…そしてどことなく残念そうに…笑いながらこちらを見ていた。
「そう言えば、そろそろお昼ね。」
時計を見ると12時まであと5分といったところだろうか。その時間帯なら確かに、ましてや朝食を抜いていたのだ、腹が空いていても仕方がない。
が、それでもガロードには後悔の念が渦巻いていた。
「ガロード…。」
ティファがガロードに言ってきた。
「なんだい、ティファ…。」
「あの、私お弁当作ってきたの。」
そのティファの言葉にガロードの後悔の念はどこかにすっ飛んで入った。
「ほ、本当!?」
「よかったら食べてくれる?」
「うん!!喜んで!!」
ティファのその問いにガロードは電光石火の早さで答えた。
「じゃあ、用意するね。」
そう言ってティファはバックの中から弁当を取り出した。
225それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:29:19 ID:???
「これ、全部ティファが作ったの!?」
ガロードは驚きながら聞いた。
「ええ。」
「おお〜!すげえ美味そうだ。」
弁当箱にはから揚げ、サラダ、おにぎりなどが綺麗に並べられていた。それはさながら宝石箱のようだった。
ガロードは早く食べたくて我慢の限界だった。
「それじゃ、食べましょう。」
「うん!いただきます。」
そう言うや否やガロードは早速おにぎりを手に取った。
(…っと、焦らない焦らない。)
ガロードはそう自分に言い聞かせて自制を保った。
ティファがせっかく作ってきたものである。ゆっくり味合って食べなければティファに失礼だろう。
ガロードは自分の手のおにぎりを見つめた。
(これがティファの手が握ったおにぎりか…)
ガロードの頭はエプロン姿でおにぎりを握っているティファが浮かんできた。ついつい口元が緩む。
(…っと、いかんいかん。)
ガロードはその想像を振り切って一口おにぎりを口の中に入れた。
「…どう?」
ティファが聞いてくる。
「……んん美味いっ!!」
「本当?」
「うん!!本当に美味いよ!!」
ガロードは興奮して言う。まさしくティファのおにぎりはいままでに食べた事のないような美味しさだった。
「良かった…。」
ティファが安堵したように言った。
そんなティファを見て、ガロードの頭にはついつい一つの、男なら誰もが思い浮かぶ欲求が芽生えた。
「あ〜、あのさティファ…。」
「何?」
「ええっとさ…、あ〜んして食べさせてくれないかな……。」
それはガロード・ラン、一世一代のお願いだった。
「え…!?」
ティファはその質問に呆気にとられたような表情をした。ティファは少しうつむき加減になりながら恥ずかしそうに答えた。
「…うん、いいよ。」
「ほ、本当!!」
ガロードの心の中に歓喜の嵐が吹き荒れた。
ティファはから揚げを一つ取って、
「じゃ、じゃあガロード、あ〜んして…。」
「う、うん…。あ〜ん…。」
ガロードは口を開いて受け入れ体勢に入った。ティファのから揚げが3p、2p、1pと近づいていき、そして…ガロードの口の中に入ってきた。
「………」
「…美味しい?」
「………うん。」
ガロードは答えた。
確かにから揚げは美味しかった。だがそれ以上の、至福と歓喜の嵐がガロードの体の中を駆け抜けて行った。
226それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:30:47 ID:???
「ご馳走様。」
「ご馳走様。」
二人は合掌をして今日この糧を取れたことを感謝した。
「はぁ〜、すごく美味しかったよ。」
ガロードは何度この言葉を言っただろう。だが、何度言っても足りなかった。
それほどまでにティファの弁当は美味だったのだ。
「そう。ありがとう。」
ティファも何度目かのこの言葉を言った。
「お弁当も食べたし…。」
「これからどうしようか…。」
「………」
「…あ、そうだ。」
ガロードはそう言うと立ち上がった。そして、TVの隣のあるもの取った。
「ティファ、これ…。」
「それは…。」
ガロードの持っているもの。それはDVD。この前のデートで見る予定だった映画のDVDだった。
「一緒に見ない?」
ガロードは尋ねた。
それはティファがガロードに先々週ティファがガロードに向かって言ったのと全く同じものだった。
「うん。」
ティファは答えた。
「それじゃ…。」
その答えを聞き、ガロードはDVDをセットした。それが終わるとすぐさまティファの隣に腰掛け、
「それじゃ、上映開始。」
TV画面に光が宿った。
227それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:31:58 ID:???
その映画の内容は事故によって記憶を無くした男とそれの恋人が織り成す、なんてことはないラブストーリーだった。
ガロードはポーッと画面を見ていた。この手のもには殆ど興味が無いのである。
寧ろ、隣にいるティファのほうが気になっていた。が、ティファが誘っていたものだったのでそれに興味を示さないのは失礼だと思い一応は見ていた。
が、人間の集中力には限界がある。ガロードは我慢できずに隣のティファを見やった。
ティファのほうは食い入るように画面を見ていた。そろそろ映画がラストに向かってもいるので隣のガロードが見ているのにも気付いてないようだ。
ガロードはそんなティファの横顔をじっと見ていた。
ティファの目が潤んでいる。
(綺麗だ……。)
知っている顔のはずなのに横から見ると全く違う、魅力的なものに見えた。
ふと、気付くとティファの頬に一筋の光が流れた。それは彼女の潤んだ瞳から溢れた涙だった。
「………」
ガロードは自分の手を上げた。そして何も言わずに人差し指でその涙をそっと拭った。
「………!」
ティファが驚いたようにガロードを見た。
ガロードはその反応に驚いた。そして自分の行動に驚いた。自分でも驚くほど、自然に手が出たのだ。
「…い、いや。その、ティファが泣いてたから…。」
「………」
ティファは黙ってガロードを見つめた。次に自分の頬に置いてある手に目を向けた。
そして、その手に自分の手を重ねた。
「ティ、ティファ!?」
「…ありがとう。」
ガロードはティファの行動に驚いた。
「温かな手…。」
ガロードとティファは互いを見つめ合った。
ガロードの目に映るもの。それはティファの涙に潤んだ瞳。それはガロードが今まで見たどんなものよりも美しかった。
ティファの目に映るもの。それはガロードの姿。ティファの瞳にも自分の姿が映っているのだろうか。
映画はエンディングが流れいているはずである。しかし、ガロードには自分の鼓動しか聞こえなかった。
それが、だんだん早くなる。
すると瞳に映っているガロードの姿が見えなくなった。
ティファが目を瞑ったのだ。
「………」
ガロードはそれを見つめた。
ティファが目を瞑った。ガロードはそれの意味するものを理解した。そして、それに答えようとした。
ティファの肩に手を置く。自身も目を瞑る。そして…。
二つの唇がそっと優しく触れ合った。
228それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:33:20 ID:???
「…ただいま。」
ガロードは誰も居ない部屋に向かって言った。
「………」
ガロードは部屋に入るとそのままベッドに向かい、それに体をあずけた。
結局、あの後…キスを交わした後何故か二人ギクシャクしてしまった。
その後特に何も無いまま今しがたティファを駅へと送り帰ってきたところである。
「………」
ガロードは拳を天井に向け握ってみた。ティファが温かな手といった自分の手。
握り返せば彼女の手の温もりがまだあるのではないのかと確認してみる。
「………」
ガロードは寝返りを打った。
すると、その目の先にDVDのケースがあった。
「……そう言えば。」
この映画はどんな内容だったか。ガロードは全く覚えてなかった。
「…少し見てみるか。」
ガロードはDVDをセットし、再生した。     〜FIN〜
229それは〜年前のこと:2006/01/21(土) 23:36:55 ID:???
>>218-228
ハンドルネームにあるようにガロ・ティファのプレ夫婦編ですけど、こんなんでよろしかったでしょうか?
230通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 23:47:12 ID:???
いやぁああぁぁぁぁッッッッ!?

なにこのほのぼのラブラブカップル!!!
GJすぎ!!!!!
231通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 01:01:07 ID:???
やはりこのカポーは良い・・・・想像を絶する…
232通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 01:44:22 ID:???
ラブラブ度ではまさに最強に近いからなぁ…純愛貫き通してるし、幸せそうだ
233通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 09:58:56 ID:???
>>229
俺を萌え殺す気だな!?そうなんだろ!はっきり言えよ!!
俺ははっきり言うからな!オメガGJ!!!
234通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 13:51:30 ID:???
うはw良過ぎ。
235通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 18:53:19 ID:???
>>229
ナイスだああああああああああ!!

この二人って、気持ちがすごく通じ合ってんだけど
奥手そうだから、こういう話がず〜っと続いてて、他の奴らに
「お前等まだ、結婚してねえの?」
とか言われそうなのがいいんだよな。二人とも初心で純だから。
いいもん読ませていただきました。
236通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 02:27:44 ID:???
まあ、それは…。 青天の霹靂というか…その。

「シン、あのね…」「どうしたの、ステラ?」
もじもじしているステラを、コーヒーカップ片手にいぶかしげに見るシン。ステラがなかなか話し出さないので、とりあえず間が持たないので一口含んだところに
「…『姫はじめ』って知ってる?」おもいっきり噴出しむせる。

「げふっ、げふっ…! ステラ、あの…どこでそんなことを!」
「えっと。 ガロードから」シンの剣幕にきょとんとした表情のステラ。
「え? あ、嘘? ガロードがそんなっ!?」「? なんか間違えた?」
「いやあの。なんでもない。なんでもないから! とりあえずそれは忘れて。 俺はちょっと出かけてくるから!」
「…シン?」ステラの問いかけを余所にジャケットを羽織るとシンは飛び出した。隣家に向かって。

――――
「ガロード! アンタって人はぁ!」「シン、落ち着けって! 何があったのかわかんないけど。とりあえず、落ち着けって!」
 突如、血相を変えて乗り込んできたシンに当惑するガロード。ますますヒートアップするシン。
「いけしゃあしゃあと! アンタいったいステラに何を話したんだっ!」「わっかんねぇよ! そんな言い方じゃあ!」
「アンタ、ステラに…その…ヒメ…(ごにょごにょ)」
 面食らっている○○とティファに気がつき、慌ててガロードに婦女子の前で言いにくい事を耳打ちする。
「はぁ!? んな事言ってないっての! 突然押しかけて、何言うんだか! 帰って頭冷やせっ!」

赤面して怒るガロードに玄関先へ追い出されるシン。ガロードが真剣に怒り出したことで、逆に頭が冷えてきて冷静に考えられるようになる。
(そうだよな…『あの』ガロードがそんな事言うはずないもんな)
そこはかとない罪悪感を胸に我が家の玄関をくぐる。 あとでガロードに謝っておかないと。

「…シン」落ち込んだ様子のシンを心配そうに迎えるステラ。
「ステラ…あのさ。ガロードはなんていってたんだい?」
「えと…『うちはもう済んじゃった話だけど。お前のとこはガンバれよ!』とか」
「………」
「『やっぱり、若いうちに。女が一番!最初が肝心なんだよな』…とか」
「ガロード…やっぱり、アンタって人はぁ!」

「あと。「○○だけでなくって、俺はやっぱり女の子も欲しかったなぁ。ティファに似た美人になるだろうし』とか」
「え?」
「お姫様が最初で、次が男の子だって…」
「あ。【一姫二太郎】かよ…。 あは、あははは…それで『姫がはじめ』か。 あははは!」
突然笑い出したシンに、きょとんとするステラ。 やがて一緒に笑い出す。
「あのね。 それでシン…ステラも赤ちゃん欲しいの…お姫様」
「え? あはは…。 えと…」

ええ。 青天の霹靂というか…なんというか…

【チラシのウラ】
あはは…>>214>>216に釣られたというか。インスパイアwまあ、なんというか。 ひさしぶりに書いたのでスレ保守作業程度ということで……。
いまは何か反省している。…さいなら〜(逃げダッシュ)
【以上、チラシのウラ】
237通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 03:58:13 ID:???
いやいやGJGJw
やはりそのあとシンとステラはうわ何をするやめくぁwdrftgyふじこl;p:「」
238通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 16:29:04 ID:???
>>236GJ!ほのぼのしたぜ!
239通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 23:27:02 ID:???
シンはガロードと絡ませると面白いなw
正常時では至って普通だし。

・・・シンはホント、周囲に恵まれなかったヨ。
240通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 11:08:37 ID:???
保守
241通常の名無しさんの3倍:2006/01/27(金) 19:25:15 ID:???
マターリ
242通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 00:37:12 ID:???
ガロード「ええ〜っと、ここを右に曲がって…。」
○○の手を引いて目的地が書かれたメモ帳を見つつ歩くガロード
○○「ねぇパパ、どこ行くの。」
ガロード「ん?ああ、言ってなかったけ。…いいか、驚かないで聞けよ。」
○○「うん。」
ガロード「…歯医者だ。」
○○「…え?」
ガロード「歯の健康診断をしなくちゃならないんだ。分かったか○○。」
○○「…う、うん。」
ガロード「(…やっぱ怖がってるなぁ。まあそりゃ歯医者が好きな子供なんていないだろうしな。)
     おっと、ここか。」
【ELEGANT歯科】
ガロード「……?」
○○「ねぇパパ、あれなんて読むの?」
ガロード「…一応、【エレガント】って読むけど…。」
○○「?えれがんと?」
ガロード「…何なんだ、この歯医者?」

待合室に入るガロードと○○
○○「うわ〜ぁ。バラとかたくさんある。」
ガロード「あの〜、予約していたランですけど…。」
???「待っていたよ。」
奥から颯爽と現れる二人の人影
レディ「ようこそ。我がEREGANT歯科へ。」
ガロード「…って、あんたは!!」
トレーズ「おや…。君はヒイロの友人のガロード君ではないか。」
ガロード「ちょ、何であんたが歯医者やってるんだよ!?確か劇団経営してるんじゃなかったっけ!?」
トレーズ「フフ…。さすがに劇団の経営だけでは生活を安定させるのには心細いのでね。こうして副業として歯科医をしている。」
レディ「それに…、知らないのかね?」
ガロード「?」
トレーズ・レディ「私は歯医者になりたい。」
ガロード「……言うと思ったよ。」
○○「あのぉ…。」
レディ「む…。これは失礼した。トレーズ様…。」
トレーズ「ああ…。ではレディ、エレガントに準備してくれ。」
243通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 00:38:33 ID:???
治療室
レディ「準備ができました、トレーズ様。」
トレーズ「うむ。では、早速はじめようか。」
○○「………」
トレーズ「…君、少々緊張しすぎではないかね。」
○○「………」
トレーズ「むう…。では少しリラックスできる曲を流そうか。(パチン!)」
スピーカー『♪〜♪』
ガロード「…これは?」
トレーズ「J.シュトラウス作曲、『美しき青きドナウ』。この流れるような優雅な調べ…。実にエレガントだ。」
レディ「その通りです、トレーズ様。」
ガロード「…お〜い○○、もうちょっと力抜いて大丈夫だから。」
○○「…ねパパ。あれ、ないよね。」
ガロード「あれ?」
○○「あのキュイ〜ンってやつ…。」
ガロード「…ああ、虫歯削るやつな。大丈夫、無いよ。」
○○「ホント?」
ガロード「だって○○は毎日ちゃんと歯を磨いてるだろ。」
○○「うん。」
ガロード「だったら大丈夫だよ。」
○○「…うん、わかった。」
トレーズ「リラックスしたかね。では口を開けたまえ。」
○○「あ〜…。」
トレーズ「………ふむ。」
ガロード「ど、どうなんですか?」
トレーズ「実に素晴らしい。見事なまでに手入れしてある。ここまでマメに手入れしてあるのは珍しいくらいだ。」
ガロード「ほっ…、良かったな○○。褒められたぞ。」
○○「うん!!」
トレーズ「では…次は君の番だ。」

ガロード「……」
トレーズ「…君、少々緊張しすぎではないかね。」
ガロード「……」
トレーズ「むう…親子だねぇ。では曲を変えてリラックスしてみようか。(パチン!)」
スピーカー『♪〜♪』
○○「…先生、なにこれ?」
トレーズ「G.ホルスト作曲、組曲惑星より『木星』。この壮大な曲調…。じつにエレガントだ。」
レディ「全くです、トレーズ様。」
○○「…ねぇパパ、もうちょっと力ぬいたら。」
ガロード「…お、おお。任せとけ○○。パパもちゃんと歯は磨いているからな。」
○○「うん。」
トレーズ「リラックスできたかね。では口を開けたまえ。」
ガロード「あ〜…。」
トレーズ「………ほう。」
ガロード(うう〜、めちゃくちゃ緊張するな…。)
トレーズ「………むっ!これは…。」
ガロード(むって…。な、何があったんだ!?)
244通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 00:39:19 ID:???
ティファ「……それで二人とも虫歯とか無かったわけね。」
○○「ぼく歯をよくみがけてるってほめられたよ。」
ティファ「ふふ。○○はちゃんと歯を磨いてるからね。」
○○「うん!!」
ガロード「それはそうとさ、ティファ。」
ティファ「どうしたの?」
ガロード「実はさ…俺にはまだ乳歯があるんだって。」
ティファ「え?でも乳歯って子供のときに抜けるんじゃ…。」
ガロード「ああ。だからすごく珍しいってさ。」
○○「パパ!歯みがこ!!」
ガロード「お、そうだな。磨こうか。」
245通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 07:27:35 ID:???
確かに歯医者になりたがってはいたが…副業とは流石閣下w
246通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 16:18:13 ID:???
そう来たかwGJ!

ところで大人になっても乳歯って在るものなのか?リアルな話。
247通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 16:26:50 ID:???
ヒント:親知らず
248通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 21:59:56 ID:???
訂正:親知らずは永久歯
追加:乳歯の本数<永久歯の本数
249通常の名無しさんの3倍:2006/01/29(日) 16:10:56 ID:???
おぉっと恥晒したか?
保守
250通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 21:12:24 ID:???
あげ
251通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 22:21:10 ID:???
むかしフ○ン○ードにそういう投稿があったなー>乳歯が残ってる大人
一人投稿したらぞろぞろと……
(自分のネタなら遠慮無しに晒す香具師揃いだからろー○゛ぃすとは)
252通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 12:18:13 ID:???
またーりしたいなら、路ネタは勘弁ね。
荒れを呼び込む恐れあるから〜
253通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 20:11:12 ID:???
保守
254通常の名無しさんの3倍:2006/02/04(土) 00:21:20 ID:???
とりあえず保守
255通常の名無しさんの3倍:2006/02/04(土) 20:43:48 ID:???
256通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 15:24:21 ID:+85QcEWY
この中に誰か節分SSをお書きになる方はいらっしゃいませんか〜!!
257通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 20:36:23 ID:???
書けないことはないけど。
タイミングずれの物読みたい?
258通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 20:40:56 ID:???
このスレは今、飢えてるんだ!!
メイリン「あの、ひとつ質問があるんですけど」
シャギア「なんだね?」
メイリン「所長たちの子供の頃って、どんなんでした?」
シャギア「我々は、物心付いた頃には、孤児院に居た。親の声さえも知らない。孤児院の名は第551孤児院.・・・」
オルバ「その後、詳しくは言えないが、とある養成所に入って、今の僕たちが居る」
メイリン「・・・はぁ・・・、それじゃ、その頃の思い出って、特にないんですか?」
シャギア「そんな事は無い、今日みたいな寒い日には、院長が作ってくれた豚まんが暖かかった・・・(遠い目)」
オルバ「夏には、アイスキャンディーが、楽しみだったね・・・(遠い目)」
ルナマリア「なんか、色々とあったみたいね」
メイリン「・・・あの・・・もしかして、お二人は大阪の方でした?」
シャギア「なぜ、そう思うのかね?」
メイリン「あの、『豚まん』て、言ったから・・・」

オルバ「『豚まん=大阪人』なんか?そんなら、大阪以外じゃ『豚まん』言わへんちゅうんかい!よう知らんと決め付けたらあかんで。のう?兄ちゃん」
シャギア「せや、そないな風に偏見持とったら、わてらの商売やってけへんで?。お譲ちゃん、判ってるかぁ?」
メイリン「す、すみません・・・」

シャギア「と、こんなところで、いいかな?」
メイリン「・・・え・・・・・っと・・・もしかして、今のはネタ、なんですか?」
オルバ「ふふ・・・さて、どうだろうねぇw」
ルナマリア「わ、わからない、・・・一体何者なの?この二人・・・・」
シャギア「どこの町にも居る、ただの貧乏探偵だよ(苦笑)」
260通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 12:27:37 ID:???
511キンダー…モンスターかよ!(笑)
261通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 16:54:41 ID:???
>>259
久々にGJ!!
262通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 18:05:33 ID:???
○○:
さいきん、ぼくにはきになることがある。
     『おとこらしい』ってなんなんだろう?
ふしぎにおもったらまずかんがえて、それでもわからなかったらききなさいってママにいわれた。よし!かんがえよう
     ・ ・ ・ ・ ・ ・
…やっぱりわからないよ。それじゃあきいてみよう

パパにきいてみた。
「自分の大切な人を守ることが男らしいと思うぞ。」
パパのたいせつな人ってやっぱりママかなぁ〜?

となりにすんでるおにいちゃんにきいてみた。
「自分の好きな人や大切な人を守れることかな。」
パパといってることがいっしょだなぁ。これが『おとこらしい』ってことなのかな?

むくちなおにいちゃんにきいてみた。
「自分の失敗の責任を取れることだ。ただし…死ぬほど痛いぞ。」
あれ?さっきのとちがうぞ。…それより『しぬほどいたい』ってどういうことかな?

××のパパにきいてみた。
「友達を大切にできる人のことじゃないかな。」
やっぱりともだちはたいせつだからね。ぼくも××ともっとなかよくなれるようにしよう。

おでこのひろいおにいちゃんにきいてみた。
「ウジウジしないで、物事をビシバシ決めれることだな。」
たしかになやむより、ハッキリしてるほうがかっこいいよね。

いろんなひとにきいてみたけどみんなバラバラなことをいってたなぁ?おとなにもわからないことってあるんだなぁ。
ぼくもおおきくなったらわかるかな?『おとこらしい』ってことが。
263通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 21:50:14 ID:???
「おでこのひろいおにいちゃん」は自覚があるんだろうか?w
264通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 10:17:39 ID:???
あっても変われない方に20ガンダム。

(1ガンダム=ガンダム売るよ!で換算してください(謎))
265通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 20:15:12 ID:???
>>264
さ、3億…?!
266通常の名無しさんの3倍:2006/02/10(金) 01:28:04 ID:???
日も暮れかけた黄昏刻。河川敷にたたずむ一人の男の姿があった。

キラ「…………ハァ。どうして僕はこんな世界に来てしまったんだろう…。」
アスラン「ん?キラじゃないか。こんなところで何やってんだ。」
キラ「ああ、アスラン。…ハハ、君はいい友人だったよ。君の父上が悪いんだ…。」
アスラン「…どうしたんだ、キラ?赤い人が入ってるぞ。」
キラ「ハーハッハッハ、ザクとは違うのだよ。ザクとは…。」
アスラン「(…今度は青い人か。)ん?何でお前、便箋に毛筆なんて持ってるんだ。」
キラ「ああ、それ?もしかしたら遺書を書く必要があるかなぁって思って…。」
アスラン「そうか。……んっ!?遺書!!?」
キラ「うん…。」
アスラン「…本格的にどうしたんだ?お前。」
キラ「…いよいよ、あの日がやって来るんだよ…。」
アスラン「あの日?」
キラ「うん……。」
アスラン「…(何だ?何の日だ?)」
キラ「………実は…。」

ガロード「あれ!?キラにアスランじゃん。」
ヒイロ「こんなところでどうした?」
シン「なんかの相談ですか。」

アスラン「…またお前ら話の腰を折る絶妙なタイミングで出てくるな。」
ガロード「え?タイミング悪かった?」
アスラン「お前達こそ何でこんなところにいるんだ?」
シン「いや〜、なんか全員買い物を頼まれちゃって…。」
ヒイロ「それで帰る為にここを通った。」
アスラン「(買い物を頼まれた?ヒイロはともかくなんでガロードやシンまで?いつもだったら一緒にするはずだろう…。)」
キラ「…ああ、よく死ぬ間際に友人知人に会うって話を聞いたけど本当なんだ…。」
ガロード「…ハァ!?死ぬぅ!?」
シン「な、何言ってんですか!?(ステラがいなくてよかったぁ。)」
アスラン「そうだ、キラ。死ぬってどういうことだ?」
キラ「…あの日が…とうとうあの日が……やって来るんだよ…。」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
267通常の名無しさんの3倍:2006/02/10(金) 01:29:06 ID:???
ヒイロ「…なるほど。」
アスラン「…そりゃ、お前が死ぬかもっていうのも分かるけど。」
シン「…いつものことですし。」
ガロード「…ちょっとオーバー過ぎるんじゃないか?」
キラ「……僕も実際そう思ってたよ。これを見るまでは…。」
一同「これ?」
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃・マムシ粉・蜂の子・ハバネロ・ローヤルゼリー・ケール etc┃
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヒイロ「…なんだ、これは。」
キラ「レシピ。」
ガロード「これが…!?」
アスラン「正気か…!?」
キラ「ちなみに一昨年はそれの十分の一の材料数で三日寝込んで、去年はそれの四分の一の材料数で危うく盲腸になりかけたよ…。」
一同「………」
キラ「今年はなんかやたら張り切ちゃってさぁ…。」

ガロード「まあ、その何だ…。」
シン「もうこれは自業自得っていうか…、その…避けては通れない道ですし…。」
アスラン「ここは一つ腹を括って…。」
ヒイロ「命なんて安いもんだ…。」

キラ「…うう…。君達は毎年この日が楽しみだからそんなこと言えるけど…。」
ガロード・シン・ヒイロ「………」
アスラン「…まあ、俺も大して楽しみはしてないけどな。キ、キラ…。」
キラ「ううう…。僕は…僕は……。うわわあああああああああああああああああん!!(タッタッタッタ)」
シン「あ…。」
ガロード「行っちゃった…。」

オルバ「あ〜あ。彼逃げ出しちゃったよ、兄さん。」
シャギア「まあ、どこに逃げようと無駄だということは彼が一番知ってるだろう。」
オルバ「そうだね、兄さん。」
シャギア「ところでオルバよ。今日はホーク姉妹は休みだそうだな。」
オルバ「うん。有給だって言ってたけど…。うちの事務所そんな制度あったっけ?」
シャギア「ふむ…。消えた姉妹。買い物を頼んだ嫁。…ふふ。」
オルバ「どうしたんだい?兄さん。」
シャギア「私の勘が正しければどうやら今年は彼も泣くようなことにはならないだろう、オルバよ…。」
オルバ「…?彼ってキラ・ヤマトのことだろう。しかし泣くようなことにはならないって…?」
シャギア「まあ、その日になれば分かるさ、オルバよ。」  (続く)
268通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 07:17:47 ID:???
あげ
269通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 12:22:53 ID:???
ああ、そう言えばそんな時期だな。
俺には無縁だがw
270通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 21:41:11 ID:???
ホーク姉妹は、多分等身大チョコフィギアとか、全身チョココーティングとか、やるんだろうなぁ・・・・w

マリューは、実物大オッパイチョコと見た!!!
271通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 22:16:14 ID:???
あのなぁ…湯煎して溶いたチョコで躰をコートするなんて妄想は…たぶん火傷の元(呆)
272通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 22:30:27 ID:???
>>271
チョコレートクリームなら問題ないのでは
273なんだか嵐が近づきつつあるのでほのぼの分投下:2006/02/11(土) 23:17:49 ID:zWixRorB
ガロードの家での日常の1コマ

ガロード・○○○・シン・ステラ「「「「ごちそーさまでした!」」」」
ティファ「はい、おそまつさまでした」
○○○「僕、ガイアと遊んでくるね〜」
ガロード「おいおい、ガイアだって食事中なんだぞ、邪魔するなよ?」
○○○「は〜い」
シン「ありがとう、わざわざ誘ってくれて」
ガロード「気にするなって、鍋は人数が多い方がいいんだから」
ステラ「コタツでぬくぬくお鍋…おいしかった・・・」
シン「ああ、うちでも作ろうな」
ステラ「嫌、みんなといっしょがいい…」
ガロード「ハハハ、またするから来なよ、まだまだ寒いし」
シン「ありがとう、良かったな、ステラ」
ステラ「うん…シン、膝枕して、寝る…」
シン「おいおい、ここはガロードの家なんだから」
ガロード「お前ら、2人っきりの時はそんな事やってんのか」
シン「い、いや、うちもコタツ買ったんですけどね」
ティファ「今年は寒いものね」
シン「はい、そしたらやたら気に入ったらしくて、1日中入ってるんですよ」
ステラ「シン…うるさい…」ぐりぐり
シン「ちょ、どこに頭を押し付けてんだ!で、せっかく大きめ買ったのに俺の隣に入りたがるし」
ステラ「いつもみたいに頭なでなでして…」
シン「ばっ!お前!みんなの前で!こ、こうやってじゃれてくるし、まるで猫ですよ」
ガロード「幸せそうだな、羨ましいよ」
ティファ「本当、見てる方が恥ずかしいくらい」
シン「…よりにもよって貴方達に言われるとは思わなかったですよ、そのセリフ」
274なんだか嵐が近づきつつあるのでほのぼの分投下:2006/02/11(土) 23:18:34 ID:zWixRorB
ステラ「zzz…」
シン「あれ、寝ちやった」
ティファ「構わないわ、ゆっくりしていってくださいね」
ガロード「可愛い寝顔だな」
シン「ええ、…って、ちょっと!見ないで下さいよ」
ガロード「いいじゃんか、減るもんじゃないだろ」
シン「減りますよ!少なくとも俺の中では!」
ガロード「何だよそれ、でも女の子の寝顔っていいな、俺もぼーっと見てたり思わずキスしたりするし」
シン「ちょっと、寝てるからってあんたって人は…どう思います?」
ティファ「あの…私も」
ガロード「へ?」
シン「はい?」
ティファ「ガロードの寝顔って、女の子みたいで可愛いから、つい、何度か、時々、」

ガロード「あ〜…///」
シン「え〜…///」
ティファ「…///」
ステラ「zzz…」ぐりぐり
シャギア・オルバ「/// ///」

オルバ「…入りにくいね、兄さん、御相伴に預かろうと思ったのに」
シャギア「うむ、出遅れた上にこの雰囲気ではな…」
オルバ「どうする?食材も持参してしまったけど」
シャギア「仕方ない、帰るとしよう、ホーク姉妹にこれで何か作って貰うか」
オルバ「野菜ばかりだけどね…」
シャギア「今年の寒さは身に染みるな、オルバよ」
オルバ「なんだか別の意味でお腹はいっぱいなんだけど」
275通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 06:55:28 ID:???
ま、窓の外か?
窓の外に兄弟がデバガメってるのか?!
276通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 10:32:39 ID:???
相変わらず粘着してるな、兄弟!



・・・ココで何故かギンガナムが脳裏をよぎったんだが気にしないでいよう。
277通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 14:08:39 ID:???
ちょ///ティファ、何言ってんの//////
278通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 21:12:51 ID:???
ティファ「ただいま。」
○○「あ、ママかえってきた〜。」
ガロード「お帰り。」
ティファ「ごめんなさい、遅くなって。ご飯今作るから。」
ガロード「そ、そんなに急がなくていいよ。俺も○○も我慢しとくから。」
○○「うん。あわててケガなんかしないでね。」
ティファ「そう。ふふ、分かったわ。」
ガロード「………」
ティファ「…どうしたの、ガロード?」
ガロード「え!?い、いや別に最近帰ってくるの遅いな〜っと思って…。今日もステラやラクス達と一緒にどこかへ行ってたのかい?」
ティファ「う、うん。」
ガロード「……なあ、ティファ。どこに行ってるんだい?」
ティファ「…ごめんなさい。今は言えないの。……本当にごめんなさい。」
ガロード「い!?いやいや!?べ、別に言いたくなかったら言わなくてもいいよ。」
ティファ「本当…?」
ガロード「ああ。俺さ、ティファのこと信じてるからさ。」
ティファ「そう…。ありがとう。」
ガロード「うん。(…とは言ったものの、やっぱ心配だなぁ。…ま、まさか…!……って、何考えてんだ!!俺!!)」

ステラ「…ただいま…。」
シン「お帰り。今日も遅かったね。」
ステラ「…うん。」
シン「……ねぇ、ステラ。ティファさん達と一緒に何しに行ってるんだい?」
ステラ「…ステラ、みんなでチ…。あ、駄目。秘密…。」
シン「え?秘密?」
ステラ「うん。…秘密、秘密…。」
シン「(むぅ…。秘密って言ってるんじゃ無理に聞き出すのもあれだしな…。…まあ、ティファさん達も一緒だから大丈夫だろう。)
   分かったよ。でも早く帰ってくるんだよ。」
ステラ「…うん…。」
279通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 21:14:08 ID:???
リリーナ「ただいま帰りましたわ。」
ヒイロ「帰ってきたのか。夕食は作っておいた。風呂はもう少しだ。」
リリーナ「そうですか。……ねぇ、ヒイロ。」
ヒイロ「どうした?リリーナ。」
リリーナ「どうして遅くなったのか、聞いてくださらないんですか?」
ヒイロ「…お前のすることだ。特に心配することは無いだろう。」
リリーナ「…それは私を信頼しているということですか?」
ヒイロ「ああ。」
リリーナ「……では私が何故遅くなったのか聞きなさい。これは任務ですわ。」
ヒイロ「…了解した。どうしてお前は遅く帰ってきているんだ?」
リリーナ「ふふ。…秘密ですわ。」
ヒイロ「……そうか。」

ラクス「ただいま戻りましたわ。」
キラ「………ああ、ラクス。お帰り……。今日も遅かったね……。」
ラクス「…どうなさいましましたか、キラ?随分お暗い様子ですが…?」
キラ「……え?そうかな……。あははは………。」
ラクス「…(やはり私がこんなに遅くまで家を留守にしていたから寂しいのですね、キラ…。
    でも、申し訳ありませんわ。これもあなたを喜ばせるためなのですから…。)」
キラ「(…ははは、あと二日か…。ははは……。)」

カガリ「ただいま。」
アスラン「ああ、お帰り。風呂ならできてるぞ。」
カガリ「そうか…………。」
アスラン「………。」
カガリ「……なあ、アスラン。」
アスラン「…どうした、カガリ?」
カガリ「お前は心配じゃないのか?私のことが…。」
アスラン「心配?別にラクスやリリーナさんが一緒だから大丈夫だろう。」
カガリ「…お前…。」
アスラン「あ。でも、お前が他の人に迷惑かけてるんじゃないかって心配してるのは心配してるぞ。」
カガリ「…そういうことじゃない!!」
アスラン「お、おい!待てカガリ!!グリグリするな!!ぬ、抜ける…!」
280通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 21:15:26 ID:???
ルナマリア「ただいま…。」
メイリン「戻りました。」
シャギア「…君達はどこに行ってたのかね…。」
ルナマリア「え?どこって…。」
メイリン「ちょ、ちょっと野暮用で…。」
オルバ「…仕事を後回しにしてでもやらなければならないようななのかね?」
メイリン「そ、それは…。」
シャギア「…まあ、よいだろう。そこにある書類を片付けたらもう帰ってもよろしい。」
オルバ「に、兄さん!?」
ルナマリア「分かりました!さすが所長、話が分かる。」
オルバ「(ちょっと兄さん。良いのかい!?そんな甘い処遇で!?)」
シャギア「(言ったはずだ、オルバよ。このことに関しては何も言わないとな…。)」
オルバ「(………)」
シャギア「(彼女達の気持ちも酌んでやれ。)」
オルバ「(…分かったよ。兄さん…。)」

後日
ティファ「皆さん、できましたか。」
リリーナ「ええ、よろしいですわよ。」
ステラ「…できた、できた…♪」
ラクス「早く殿方の喜ぶ顔が見たいですわね。」
カガリ「(…このまま、素直に渡してもいいんだろうか?)」
メイリン「お姉ちゃんは誰か決めたの?」
ルナマリア「当然よ。でなきゃここまでするわけ無いでしょう。」
ティファ「それでは、行きましょうか。」  (続く)
281通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 22:54:19 ID:???
うわ
気になる…
282通常の名無しさんの3倍:2006/02/13(月) 00:31:14 ID:???
ホーク姉妹はやっぱりアス(ryなんだろうか・・・・
落ちが気になるぜ。
283通常の名無しさんの3倍:2006/02/13(月) 22:52:18 ID:???
つーか、このスレでは素直にキラが哀れだ・・・
284ザ・ビフォア・オブ・ヘル:2006/02/14(火) 00:16:54 ID:???
「ヤン坊」「ルークの」
「天気予報」
「明日の磐梯市の天気は、晴れ時々曇りの穏やかな天気となるでしょう」
「但し、所により血の雨が降るかもしれません(にやり)」

日登総合病院の食堂では、遅めの昼食をとりながら、TVの天気予報を見ている医師達がいた
カレン「あー、そうか、明日ERの担当なんだよなぁ・・・・今年は無事に済めばいいが・・・」
看護士A「あの〜、あんな天気予報を信用してるんですか?」
ファ「いや、あのね、去年大変だったのよ、バレンタインデー」
カレン「もう刃傷沙汰に流血騒ぎ・・・挙句にバイオテロまで・・・・」
看護士A「バイオテロですか?!」
ファ「バイオテロは、言い過ぎですよw、ジョシュア先生。集団食中毒だったじゃないですか」
カレン「でも、最初かつぎ込まれた患者が、何の細菌兵器でも使ったのかと言う位、症状が酷かったからさぁ」
ファ「どう調理したら、あんなものが出来るんだろ・・・」

彼女らが、不安げにため息をついていると、食堂に突然、演説が響き渡る
カミーユ「諸君!私は、チョコレートが好きだ!諸君!私はチョコレートが大好きだ!グリコが(略)」
カレン「・・・・なぁ・・・止めなくていいのか?」
ファ「他人のフリ、他人のフリ、私は何も見ていない、何も聞いていない・・・」
「チョコレートを!チョコレートを!チョコレートを!」
なぜか、食堂にいたあらゆる男性(医師、職員、患者、見舞い客)が応える
カミーユ「よろしい、ならばチョコレートだ(以下略)」

カレン「なぁ、もしかして、去年間違えてアレを食ってしまったのが、完治してないんじゃないか?」
ファ「リハビリは、完璧だったと思ったんだけど・・・」
285通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 00:30:34 ID:???
ティファ「ふふ…♪」
ガロード「どうしたんだい、ティファ?今日はみんなと出かけなくていいのかい?」
ティファ「うん。もう出かける必要は無いの。」
ガロード「…そうかい。」
ティファ「ねえ、ガロード…。」
ガロード「なんだい。」
ティファ「ふふ。今日は何の日だか分かってる?」
ガロード「え!?き、今日?」
ティファ「うん。」
ガロード「(う〜ん、何の日だったっけ…?)」
○○「…パパ、おぼえてないの?きょうは2月14日だよ。」
ガロード「2月14日…?…あ!バレンタインデーか!!」
○○「だめだよ、パパ。そんなだいじなひをわすれちゃ。」
ガロード「あ、あははは…。」
ティファ「ふふ…。ガロード、○○。はい。」
ガロード「これって…。」
○○「チョコレートだ!」
ティファ「ふふ。そうよ。」
○○「これってママが作ったの!?」
ティファ「ええ。この前からみんなで作ってたの。」
ガロード「みんなで…?あ、じゃあみんなで出かけてたのって、チョコを作るためだったのか。」
ティファ「うん。ステラやリリーナさん、みんなでガンバって作ったのよ。」
ガロード「そうだったのか…。」
○○「ねえねえ、たべてみていい?」
ティファ「ええ、いいわよ。」
○○「やったー!!(パクッ)」
ガロード「それじゃあ…。(パクッ)」
ティファ「…どう?」
ガロード・○○「うん!美味しい!!」
ティファ「そう…。良かった。」
286通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 00:31:26 ID:???
シン「…そうか。秘密ってそのことだったのか。」
ステラ「うん…。はい、チョコ…。」
シン「うわあ…。ありがとうステラ。」
ステラ「…みんなで作った。…食べて…。」
シン「うん。じゃあ、(パクッ)…うん、美味しいよ。」
ステラ「うん。………。」
シン「…どうしたの、ステラ?」
ステラ「…美味しそう…。」
シン「え?…ははは、じゃあ半分こにしようか。」
ステラ「…うん!(パクッ)美味しい…。」
シン「そう。良かったね。…て、俺が言うのも変かな。ははは…。」
ステラ「………。」
シン「…こ、今度はなんだい?」
ステラ「…シン、すき…。」
シン「え?」
    チュ
シン「…て、えええええええええええええ!?」
ステラ「…ふふ、甘い…。」
シン「くぁwdrftgyふじこ//////」

ヒイロ「そうか…。今日はバレンタインデーだったか…。」
リリーナ「ええ、そうですわ。はい、どうぞ。」
ヒイロ「(パクッ)………。」
リリーナ「みんなで作ったのですわ。どう、お味は?」
ヒイロ「…ああ。美味いぞ…。」
リリーナ「(……それだけですの…?)」
ヒイロ「………。」
リリーナ「……ん?」
ヒイロ「どうした、リリーナ?」
リリーナ「…ふふ。ヒイロったら。」
ヒイロ「?」
リリーナ「口にチョコがついておりますわ。」
ヒイロ「……何!?」
リリーナ「ふふ。ヒイロったら…。可愛いですわね。」
ヒイロ「…うるさい//////」
287通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 00:35:12 ID:???
キラ「(……遂に。…遂にこの時が来た……。)」
ラクス「はい、キラ。私の愛の詰まったチョコレートですわ。」
キラ「…あ、ありがとう…ラクス……(く…。手の震えが止まらない…。)」
ラクス「はい、××。貴方にも私が作ったチョコですわ。」
××「わあ…。ありがとう、おかあさん。」
ラクス「はい。早速食べてくださいな。」
××「(パクッ)…うん、おいしい!!」
ラクス「ふふ。嬉しいですわ。」
キラ「(…自分の子供ながらすごいと思うなぁ…。)」
××「…あれ?おとうさん、たべないの?」
キラ「え?…も、もちろん、今から食べるよ…。」
ラクス「キラ…。貴方に寂しい思いをさせてしまいましたわ。ですから、私は想いを込めてこのチョコ作りましたわ。」
キラ「…そ、そうかい?あ、ありがとう…。(…本当に気持ちはありがたいんだけどなぁ…。)」
ラクス「さあ、キラ。食べてくださいな。」
キラ「(く、…ふふ。覚悟は…覚悟はできている!!)いただきます!!(パクッ)………。」
ラクス「どうですか?」
キラ「(…………………あれ?)…お、美味しい。…美味しいよ、ラクス…。」
ラクス「本当ですか!?」
キラ「うん…。本当に美味しいよ…。」
ラクス「ふふ。皆様と一緒に作りましたから、きっと皆様の愛情もこもっていらっしゃるのですね。」
キラ「(皆様?…ああ、だからこんなに…。)………。」
××「…あれ?おとうさん、なんでないてるの?」
キラ「え?…あ、本当だ。涙が…。」
ラクス「まあ…。そんなに涙するほどに美味しかったのですか、キラ…。私も嬉しいですわ。」
キラ「(…ははは、今年はこんなに美味しいチョコが食べられる…。こんなに嬉しいことは無い…。)」

カガリ「ほら、これ私が作ったチョコだぞ。」
アスラン「お、お前が作ったのか!?…あ、ありがとう…。」
カガリ「へへ、結構自信作だからな。早速食べてみろ。」
アスラン「あ、ああ…(パクッ)…………。」
カガリ「どうだ?味は?」
アスラン「…………………う、美味いな!?」
カガリ「……なんだ、その反応は…?」
アスラン「い、いや…。まさか、カガリがこんなにまともな物が作れるなんて…。」
カガリ「………ああ、それはな、みんなで作ったから色々とコツを聞いたりしたんだ…。」
アスラン「…ああ、そうなのか。成る程。」
カガリ「………って、お前って奴はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
アスラン「お、おい!待てカガリ!!ヘッドロックをかけるな!!ぬ、抜ける…!」
288通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 00:36:36 ID:???
ルナマリア「………」
メイリン「………あ、お姉ちゃん…。」
ルナマリア「…ああ、メイリン。…どうだった?アスランにちゃんと渡せたの?」
メイリン「…ハァ。ううん。なんかカガリさんとなんかいい雰囲気だったから…。…お姉ちゃんの方は?シンに渡せたの?」
ルナマリア「…ハァ。こっちはもう最悪。いくら見てないのに気付いてないかっらって、あんな露骨にラブラブすんなっつーの…。」
メイリン「……………結局、私達こういうのに縁が無いのかもね。」
ルナマリア「…………そうかもね。」
シャギア「本当にそれでよいのかね?」
ルナマリア・メイリン「!!?」
オルバ「それが君達の下した結論か。」
ルナマリア「し、所長!!」
メイリン「い、いつからいたんですか!?」
オルバ「ふふ…。最初からずっといたよ。」
ルナマリア「……ちょうど良かった。所長、これ貰ってください。」
シャギア「ほう…。私に君の作ったチョコをかね…。」
ルナマリア「はい。どうせ、もういらないですし…。捨てるくらいなら、義理でも食べてもらったほうがいいですから。
      …ほら、メイリンもあげちゃいなさいよ。」
メイリン「え。…でも…。」
オルバ「…く、ふふふ…。」
ルナマリア「な、何笑ってるんですか!?」
オルバ「ふふふ…。笑いたくもなるよ。」
メイリン「な、何ですか!?」
シャギア「オルバよ…。」
オルバ「ん…。分かったよ、兄さん。」
シャギア「済まないな。弟に悪気はないのだ。…しかし、もう一度聞こう。本当にそれでよいのかね?」
メイリン「どういうことですか…?」
シャギア「君達が仕事を放り出してまで作り上げたにしたそれを、そうも簡単に捨ててよいのか。…と、いうことだ。」
ルナマリア「…知ってたんですか?」
オルバ「まあ、勘のいい人間なら大体分かるよ。」
ルナマリア「…なら、放っておいて下さい!」
シャギア「………」
ルナマリア「所長達に何が分かるって言うんですか!?」
メイリン「ちょっと、お姉ちゃん…。」
オルバ「……分からないね。」
ルナマリア「!?」
オルバ「そんなに簡単に諦めるとは…。君達の想いはその程度だったのかい?」
ルナマリア・メイリン「!!」
シャギア「止めておけ、オルバ。」
オルバ「………。」
シャギア「…とにかくチョコはもらえないがな。そんなヤケクソ気味に渡されたのでは我々にも失礼だ。」
ルナマリア「…済みません。」
シャギア「まあ、これは君達の判断するところだ。我々に干渉する権利は無い。よく、考えることだ。」
メイリン「………。」
シャギア「…ただ、これだけは言っておこう。…誰かから想われて、それを喜ばぬ人間などいないよ…。」
ルナマリア・メイリン「!!」
シャギア「行くぞ、オルバよ…。」
オルバ「ああ、兄さん…。」
289通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 00:38:06 ID:???
メイリン「………。」
ルナマリア「……所長。」
メイリン「…ねえ、お姉ちゃん。もしかして所長達…。」
ルナマリア「………。」
メイリン「……お姉ちゃん。やっぱり私このチョコ、アスランさんに渡しにいくよ。」
ルナマリア「………。」
メイリン「…私は自分の想いに正直にいきたいから…。」
ルナマリア「……ああ、もう!分かったわよ。私も行くわよ!」
メイリン「お姉ちゃん…。」
ルナマリア「あんたや所長にそこまで言われたんなら…行くしかないじゃない!!」
メイリン「うん!!それじゃあ、早く行こう!!」

オルバ「…どうするのかな。あの二人…。」
シャギア「ふ…。言ったろう、オルバ。我々には干渉する権利は無いと。…あの二人に任せるだけさ。」
オルバ「…そうだね。兄さん。」
290通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 00:42:00 ID:???
【チラシの裏】
>>266から書かせていただきました。
大して面白くないオチな上に、後半やたら姉妹に力入れすぎてしまったOTL
こんなのでも楽しめていただけたら幸いです。
291通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 01:06:50 ID:???
GJ!
しかし、キラの買い出しした材料はどうなったのかな?



まさか、まだ隠されたアイテムがw
292通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 05:49:08 ID:???
やっぱりこのスレはいいなあ。癒される。
全ての職人さん、いつもありがとう。
293桂小ネタ:2006/02/14(火) 10:39:38 ID:???
その一、天使湯にて
マリュー「はい、ハッピーバレンタイン」
ちょっとしたデコレーションケーキ大の箱を差し出す
ムウ「ありがとう、なんかでかいな、これ」
マリュー「さ、空けて見て?」
開けてみれば、そこにはホワイトチョコレートの山、二つ・・・
ムウ「うひょー!見慣れてるとはいえ、このアングルからだと、迫力が違うなぁ・・・」
マリュー「どう?色々、がんばったのよ♪」
ムウ「すごいよ、ほんと!ただ、頂上の色が、実物より薄いのが」
スパァーン!!と、天使湯のスリッパがムウの頭に炸裂
マリュー「余計な事は、言わなくていい!!」

その2
ドロシー「はい、カトル、いつもお世話になっているから」
カトル「ありがとう、うれしいよ」
ドロシー「さ、開けてみて」
シンプルな楕円のチョコに、ホワイトチョコレートの文字が書いてある
カトル「・・・この『Ich bin eine Defatismusperson.(私は敗北主義者です)』って・・・・」
ドロシー「あなたのモットーだから、書いてみたの」
カトル「いや・・・モットーじゃないから・・・・」

>>270で、ネタを振った身としては、書かない訳には行かないじゃないか!
294通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 11:27:46 ID:???
オクレ「はぁ・・・・・・・・」
ニダ「スティング、まさかお前まで駄目だったなんて信じらんねーよ」
オクレ「ステラからなら貰えると思ったんだが・・・」
ニダ「あいつ『シンのしか作ってない』とか言ってたよな?義理ぐらい買っとけっての!」
オクレ「貰う側がファビョってどーすんだよアウル。お前の場合はキムチ臭いから貰えねーんだよ!」
ニダ「朝・昼・晩キムチで何が悪ぃーんだよ!世の女共に謝罪と賠償を(ry」
295通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 11:57:03 ID:???
僕は別にいらないけど!とか言ったんじゃないのかw
296通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 12:13:38 ID:???
それ言っちゃったら用意してあっても、『お前なんか知らない!』って怒られそうだw
297294:2006/02/14(火) 13:52:24 ID:???
>>295>>296
しまった、ケンコウ今見てきたorz
298296:2006/02/14(火) 17:54:34 ID:???
俺は知ってて書いたし、反省もしてないw
299通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 00:20:02 ID:???
「ハァー…。…ハァー…。」
冷え切った手に自らの息を吹きかけ温める。が、すぐに冷える。何度も吹きかける。
「これなら手袋を持ってくるんでしたね…。」
天気予報で今月に入って一番の冷え込みだということをすっかり忘れてしまった迂闊さを彼…カリスは呪った。
雪国育ちだからという理由で人からは寒さに強いだろうと思われているが、雪国育ちだろうと南国育ちであろうと寒いものは寒いのである。
カリスは手に息を吹きかけながら、街を見回した。
どこかいつもより明るめの蛍光。多くの幸せそうなカップル。そして、なんとなく感じる甘いにおい…。
「そう言えば…今日はバレンタインデーでしたね…。」
カリスは一人、そう呟いた。
バレンタインデー…西暦496年、教皇ゲラシウス一世がくじ引きで聖人の名前を引かせ、1年間のあいだその聖人の人生にならった生き方をするように励ますものだった。
後に丁度この日…2月14日に殉教した神の愛を語り続けたキリスト教司祭聖バレンチノをこの新しい行事の守護聖人とした。次第に愛する者同士が贈り物やカードを贈る習慣ができた。
が、今ではどのような紆余曲折を経たのか、女性が好きな男性に向かってチョコを贈る習慣が定着してしまった。
だが、本来の意味合いである『大切な人に愛情を込めた贈り物をする』という事には変わりは無かった。
「でも…、僕には関係ありませんか…。」
彼は一人ごちた。
そう。この習慣は女性が好きな男性に向かって…早い話が恋人がいない者には関係の無い行事なのだ。
そして、カリスはその恋人がいない者であるのだ。
「まあ、だからといって、なんていうことは無いんですけどね…。」
そう呟いた。しかし…
「………。」
ふと彼の脳裏にある女性が思い浮かんだ。
「……はは…。」
何故彼女のことが思い浮かんだのか?少々、自嘲気味に彼は思った。
確かに自分は彼女に淡い想いを抱いていた。しかし、それはあくまで過去のものだ。
それに何より彼女には想い人がいたのだ。そして、そしてその想い人である彼も彼女のことを想っていた。
自分の入り込む余地は無かった。
だが…。何故か期待感が彼から離れなかった。そして、それは彼の胸を締めつけていった。
「……本当、何を考えているんだか…。」
カリスは考えを振り払うように足早に歩き出した。
すると、
「お〜い。いたいた!」
300通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 00:21:20 ID:???
後ろから声が聞こえた。それはカリスがよく知っている声だった。
声のした方を振り返ってみると案の定、彼のよく知っている人がいた。
「ガロード…。」
その者の名を口にした。ガロードは急ぎ足でカリスのもとに近づいていった。
「はぁはぁ…。いや〜、探したぜ…。」
「…どうしたんですか?そんなに急いで…。」
カリスはガロードに向かって問いかけた。その言葉にはどことなく違和感があったのをカリスは感じていた。
「まあ、ちょっと待てって…、お〜い、ティファ!こっちだよ〜!!」
(え…?)
ガロードが口にした人。それはカリスが先程脳裏に浮かんでいた女性だった。
「はぁはぁ…、ここにいたのね。」
ティファが走りながら彼の前にやってきた。そして、彼女の持っていたバックをまさぐり始めた。
「…どうしたんですか?お二人して…。」
カリスの問いに二人とも答えようとはしなかった。
「はい、カリス。これは貴方の分よ。」
その答えの代わりにティファがあるものを渡した。
ティファが渡した赤いラッピングをされた箱。表面に『Happy Balentine』と書かれてる。
「!…これは。」
そう、それは紛れもなくチョコレートだった。
それを手にして呆然としているカリスに向かって、
「…どうしたんだ?もっと喜ばないのか?」
ガロードが問いかけた。
その問いのお陰でカリスは我に返った。
「え?ああ…とても嬉しいですよ。ありがとう…。」
カリスは礼を述べた。しかし、少々わだかまりがあった。
「でも…、何故僕に…?」
カリスはそのわだかまりを率直に口にした。
その問いに二人はキョトンとした様子で答えた。
「なんでって…、当たり前だよなティファ。」
「ええ。だって、貴方はガロードや、私の大切な人だから…。」
その答えにカリスはハッとした。
そうだ。バレンタインとは『大切な人に愛情を込めた贈り物をする』日なのだ。
「………。」
カリスは手渡されたチョコを見た。
そして二人に視線を向け直した。
「そうですか…。ありがとう。」
そして、先程と同じ言葉を口にした。先程よりも素直に言えた気がした。
彼は手に温もりを感じた。
301通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 00:22:30 ID:???
バレンタイン用にかいたSSです。一日遅れスマソです
302通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 01:33:12 ID:???
>>301
カリステラカワイス
ほのぼのしたよ、GJ!
303通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 12:22:28 ID:???
うじうじすんなよ!ってカイグリしながら可愛がってやりたい心境
304通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 12:57:20 ID:???
カリスってこのスレだと漫画家じゃなかったっけか
305通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 14:10:29 ID:???
職人によってバリアブルに変わる、それが日登町クオリティ
306通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 16:28:04 ID:???
2日遅れスマソOTL
当日はユニウス7の追悼式に行った負け犬Deth
307通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 08:09:56 ID:???
瞬間『誤爆かな?いや、誤爆ならバーっとスレでネタにするもんな』と書きそうになった

いいんだよ、近ければ。 乙でしたよ
308通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 22:29:26 ID:???
ああ、血のバレンタインか・・・
アレだけ冒頭で連呼されてたのにすっかり忘れてた。
309通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 07:26:40 ID:mwWr8TmW
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          保守するぞ、オルバよ。           i":::::i'::::::,l::::::::::/::::/:::::::::::::::::::::::::ヽ
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          ノ''"~::::::::::::::::::::::::::::、:::::::ヽ::::::::::::::゙:,        ヾ rッy  '"∠r'゚:ツ~r"   ,!:,!i'゙) )l
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         l"::::::::::::::::::::-、:::::t---、、::::::ヽノ,:::::::::::、:゙:,       ヽ. ~゙`___,,,,,     /` ''ン',レ' \
         r":::::::::::___::::゙ヽr''      ゙ー,:r;.j:、t-、::::ヾ.        ゙ヽ. ー- ''    /   " /  /、
         t,::::/::::::::::::::ミ''       'ノ",!ノl| ゙:,::::,r'         ,/ヽ    _/     / /   ヽ
         l:::::::::,r‐ 、:ミ'"  ―‐-、、,__ ノ '__,,.!ノ        ,r",.、  `ー''i"、_  _,/ ,、r'''"~    ゙i,
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     ,ri"   l:::::::::/,/'i’ ゙      __    -┬ '   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/        .|
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310通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 11:21:00 ID:???
あー。スレ保守にAAで無駄なバイト数を食わないでちょうだいな。
311通常の名無しさんの3倍:2006/02/21(火) 19:09:10 ID:???
312通常の名無しさんの3倍:2006/02/23(木) 16:03:53 ID:???
保守上げ
…こういう時に限ってネタが思い浮かばない我身を嘆く…;;
313通常の名無しさんの3倍
嘆くな、Bro.
俺も同じだ