1 :
通常の名無しさんの3倍:
HJで掲載されていた武者烈伝・零のアイドル
光凰様について語るスレです。
本編が終了した今こそ光凰様について語りあいましょう。
2 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 16:22:40 ID:avCKJh9T
2とられる前に2ゲト
スカトロガンダム
4 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 16:43:40 ID:avCKJh9T
とりあえず光凰様ハァハァ
まずはうp。話はそれからだ
\n/
ヽロ[∞]ロ人(∞)ノ ホッシュ!!
【烈】 [光]
/ ヽ ┘└
邪麗タンと二人はプリキャア状態
〈∧〉
/ `>人(∞)ノ フタリハ プリキュア!!
,▽[邪]▽ [光]
//Vヽ ┘└
ここ、邪麗タンはエロカワイイスレの次スレ?
11 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 02:03:35 ID:l96JEw4g
ん?なら、エロカワイイスレのSSの続きは、ここに載せていいの?
ナラ書クシカナイジャナイカ!!
\( [i] )/
ロ[#∞]ロ ヽ | ノ
⊂彡☆))∞):.,∴
14 :
11:2005/12/21(水) 15:39:25 ID:JvvqQ1jz
勝手に返事をしないでくれw
光凰タンのSSを書くのか……
む〜ん……現時点でSSを投下してるスレが3、4あるのに、更に増えるのか(マアフユヤスミガアルカラナントカナラナイコトモナイカ
16 :
ショートショートなら登場させられる>光凰たん:2005/12/22(木) 22:45:44 ID:eGEl+Xkd
光凰「邪麗たんはエロカワイイ(
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1128217206/)のあらすじです!!
うわ〜“たん”とか言っちゃたよう、どうしよう恥ずかしいよぉ〜頑駄無(///)」
烈火「姫様、しっかり!烈火武者は姫様の味方ですぞ!」
光凰「もう!姫様禁止!ちゃんと“光凰”って呼んでって言ったでしょう!」
烈火「……こ、光おウ……」
光凰「聞こえないわよ!もう、しっかりして頑駄無。貴方は頑駄無軍団の烈火武者頑駄無である前に私の殿方なのですからね!」
精太「あらすじほったらかしでストロベリっおって……」
駄舞留「まぁ、新婚の時は俺もあんな感じに年中アツアツだったぞ」
芽雫珠「精太、ここは私が姫様の代わりに紹介するわ」
精太「あぁ、頼む」
仁宇「ここの二人は正反対に随分しっくりいってるな」
17 :
ショートショートなら登場させられる>光凰たん:2005/12/22(木) 22:47:30 ID:eGEl+Xkd
芽雫珠「時は私達が活躍する天宮より遙か昔の天宮。魔星の反乱から更に十数年、一人の若武者を巻き込んだ輝羅鋼にまつわる戦い
俗に『武神輝羅鋼』として語り継がれる、百鬼夜行衆の騒乱は時の大将軍武威凰と、天零頑駄無、そして輝神大将軍獅龍凰の活躍により幕を閉じた
闇元帥消滅の場所に一人の女有り。彼女の名は「お麗」。闇元帥に身体を乗っ取られていた心清らかなる巫女である
いくあての無い彼女の前に現れたのは新凰頑駄無。昔の名を武羅星。飛駆鳥大将軍の息子にして、魔星に育てられた運命の子。他一名(オイ
旅をする三人の前に現れたのは百鬼夜行衆の残党、鈴手瑚。闇元帥の残滓をその身体に宿すお麗を拉致しに来たのだ
迫る敵。戦う新凰。彼を手助けしたのは頑駄無軍団の月影頑駄無であった。百鬼夜行衆を退けた新凰達に、彼はいう「私の知り合いの彗仙ならば、お麗を助けられるかも知れない」と
於雄得山に差し掛かった三人は、近頃山に住み着いたという化け物を、途中であった於雄得山出身の爺とともに退治に向かう
四人を待ち受けていたのは百鬼夜行衆・新四魔将・赤星の蠍丸が復活させた大蛇飛駆塞虫であった
蠍丸の結界によって力を出せない新凰達。だが、爺は新凰達に諭す「光は己の中にある!!」と。彼こそはかって飛駆鳥大将軍と共に天宮を救った超将軍、荒鬼頑駄無であった!
新凰は結界の中で立ち上がり、蠍丸を撃退する。そして荒鬼より月光爆滅破を「天動奥義」に認められるのであった
お麗は夢を見た。身体に巣くう闇元帥が見せた悪夢だ。しかしそれはお麗の過去。父と母が殺され、自分が弟を見捨てて逃げた消しようのない過去
心配する新凰から逃げるように街を歩くお麗は、一人の武者と出会う。その名は撃流破頑駄無。半身が鉄機の男だ
街で暴れる爆進丸を抑えたその男と、爆進丸は今の自分を受け止め、人の為に生きる未来に希望を持っていた。お麗は二人の姿に勇気を貰うのだった
旅先で共闘した男、天地頑駄無によれば羅美安薔薇山の山頂には討魔の聖水があるらしい。新凰とお麗は聖水を求めて山頂に向かう
山頂では三人の武者が剣術の修行をしていた。翼心一刀流の師弟、流星頑駄無と武零斗頑駄無。他一名(オイ
その剣技に修行を申し込む新凰に、師弟は「炎水の境地」を伝える。そして武零斗との一本勝負に於いて新必殺技を編み出すのだった
羅美安薔薇山を去る新凰に、武零斗は自分の刀を手向けに渡した。「烈旋丸」それは先の大将軍、飛駆鳥大将軍――新凰の実の父のの愛刀であった
一方、新凰との間に力の差を感じ始めた刀流義守は、単身姿を消した。そして現れたのは砕牙と大旋鬼の師弟の前
大旋鬼の子を人質に、刀流義守は言う「俺と戦え!」。とまどう二人の刃を受ける刀流義守の前に現れた天零にも戦いを望む彼に、天零は言った「今のお前とは戦えない」
刀流義守は尚も言う「天界に選ばれし力や者に負けぬということを、証明せねばならん!」。だが、天零は刀を抜かずに刀流義守を撃退するのであった
橋に仁王立ちした男が居た。新四魔将・蔵烏鉈と名乗った男は、新凰に決闘を挑む。新凰は「烈旋丸」で戦うが、烈旋丸の力を扱いきれずに居た
血が頭に上った新凰は、街ごと蔵烏鉈を破壊しようとする。寸での所で巨山の冒流刀に止められた新凰は自分の未熟に啼いた
そしてお麗は新凰の狂暴性に内心恐怖と不信感を抱くのであった
破れた男、刀流義守は金刃雷都の街に辿り着く。倒れた彼を保護したのは雷鳴頑駄無であった
一方、蠍丸の砦を攻める天零達は、蠍丸を追いつめるも、最後の四魔将・騎士強風によって退けられる
騎士強風、それは十四代目漣飛威になっていたかもしれない男。その男は言った「明日、天宮第二の都市・金刃雷都の街に攻撃をしかける」と
そして新凰達は堂我の里に辿り着いていた。だが、堂我の里は十四代目漣飛威不在の折りに百鬼夜行衆によって襲撃を受けていた
追いつめられる千手姫を助ける新凰。百鬼夜行衆・鈴手瑚との因縁の対決が始まろうとしていた!」
鷲主「キャリバード、大将軍様に報告の文を頼むぞ」
――翔!!
鷲「さて、旅を続けるか。まだ歩かねばな……む!!」
――シュタッ!
騎士強風「ほう……鷲主か、久しいな」
鷲「騎士強風?!君が何故ここに?天宮に帰っていたのか」
騎「あぁ、いつまでもラクロアに留学という訳にもいくまい?尤も、私が戻る前に乱は片づいてしまったようだな」
鷲「このまま天宮にいるのか?」
騎「あぁ。私は堂我の人間だぞ?確かに、ラクロア王から”騎士”の名を頂いたがね
そういう君は、もうすっかり天宮の武者だな。聞いたよ、風林火山四天王を継承したって?」
鷲「ああ、まだまだ至らぬ所が多いが……今も任務の帰りさ。南の方で、邪教の反乱の気配があってね
まぁ、実態は魔星が先の大将軍様に成りすましたときに、民に暴力を働き、私腹を肥やしていた頑駄無軍団あぶれが
聖童と呼ばれていた子を担ぎ出して、反乱を起こそうとしたというのが実態だった」
騎「それはそれは……天宮も未だ平和ならずといった所かな。百鬼夜行衆の残党も蠢動してるようだし」
鷲「頑駄無軍団の禄を頂いている私としては、自分の力量不足に嘆くばかりだ。ところで、君が抱えている彼は?」
蠍丸「…………」
騎「その百鬼夜行衆の残党の頭、新四魔将の一人、蠍丸さ」
鷲「何だって!?」
騎「また君と戦えると思うと、嬉しくなるよ鷲主。いや、今は密林の鷲主どのとお呼びしなければならないかな?」
鷲「騎士強風……そうか。いや、そんな水くさい。しかし君がいるなら百人力だな!百鬼夜行衆もこれまでだ」
騎「あぁ……そうだな。百鬼夜行衆はもう長くないだろうな……ふふ……」
ところで鷲主、私は密命を受けて闇の三神器を探しているのだが……」
鷲「闇の三神器?あれは天宮の最重要機密だ。君には教えられないし、大将軍さまが何故その様な命を?」
騎「いや……その三神器を百鬼夜行衆が狙っていることが判ったのだ。そうだな?」
蠍「……ち。えぇ、そうですよ」
騎「と、いうわけで、私としては一刻も早く闇の三神器を保護しなくてはと思い立った訳だ。
どうやら百鬼夜行衆は三神器の在処をもう突き止めているらしい」
鷲「なんだって!魔星の天剣絶刀は頑駄無軍団でも消息不明だった筈だ!ソレを!」
騎「やはりそうか……」
鷲「え?」
騎「いや、しかし、その場所は流石に簡単には吐くまい。兎角、他の二つを守ることが重要とみたが?」
鷲「あぁ、そうだ。光魔の盾は鉄斗羅どのが肌身離さず持っている。易々とは奪われはしないだろう」
騎「されど、いかに超将軍とはいえ鉄斗羅どの一人では……」
鷲「いや、私と同じ四天王の真駆主も付いている。不論帝悪村で会ったんだ」
騎「ほう、不論帝悪村で……
ふむ、それでは堂我の里の闇の鎧と合わせて、取りあえずは安心だな。堂我の里にある闇の鎧は偽物なのだからな」
鷲「あぁ、騎士強風は知らないのだな。実は以前にも闇の鎧が狙われたことがあって、偽物は手の内がバレたから止めたのだ」
騎「!?」
鷲「そうだ、君は知っておいた方がいい。堂我の人間だからな。今、あの鎧にふれると丸焦げだぞ?
呪詛が何重にも施されてあって、ソレを解くには大将軍様か漣飛威どのの持っている特製の護符でしか……アレ?変だな?知らされてなかったのか」
騎「あぁ……知らされてなかったよ。私が十四代目漣飛威なのに……な」
鷲「騎士強風……?うっ!?……」
刺!
騎「この小夜啼鳥も、ここまで深々と君の生き血を吸うのは初めてだろうな」
鷲「騎士…強風……な…ぜ……」
騎「君の友だった騎士強風は死んだのだ。君は良い友人であったが、君が頑駄無軍団であるのがいけないのだよ」
剔!!
鷲「ぐあぁ!!?」
騎「情報提供、感謝する」
――バタッ……
騎「行くぞ、蠍丸。鉄斗羅は君に任せよう。二度と今回の様な醜態はさらすなよ」
蠍「騎士強風!!」
騎「私は古巣へ向かおう。鈴手瑚を黒こげにするわけにはいくまい?ふふ……ふはーはっは!!」
刀流義守「…………ッ!!…………?、お、俺は……」
雷鳴「おや、起きたようですね。今、茶を点じています。しばしお待ちを」
刀「…………」
雷「あぁ、私の名は金刃雷都太守……」
刀「剣豪将軍、雷鳴頑駄無か」
雷「よくご存じで。……どうぞ。茶菓子は、私の妻の手製ですよ。私が言うのは何だが、金刃雷都一の味を保証しましょう」
刀「…………頂こう」
――カコーン……チョロチョロ……カコーン
刀「結構なお点前で」
雷「お気に召したようで良かった、刀流義守」
刀「何故俺の名を!!」
雷「客人の名も知らぬようでは、もてなしもままなりませんでしょう?
失礼……モグモグ…………!!シッ!!」
飛!!
爪鬼「ぎゃっ!!?」
刀「!!」
雷「このところ、金刃雷都には賊が多いようで……誰か!竹串を持ってきてくれませんか?」
刀「流石は……超将軍」
雷「おや?私が超将軍だからこのような芸当が出来ると?」
刀「…………」
雷「ならば超将軍の名、剣豪将軍の肩書き、全て貴方に差し上げましょうか?」
刀「何?!」
龍虎「雷鳴どの!」
雷「おや、久しい。龍虎頑駄無ではありませんか。覇道闇軍団の役以来ですね」
龍「金刃雷都より距離にして一四里、百鬼夜行衆の大軍が向かっています
大将軍さまの使いとして、雷鳴どのに慰撫の手紙をお持ちに仕ったところ、
きゃつらに出くわし、単騎切り抜けてきた次第……うっ!!」
刀「大丈夫か!?」
龍「急ぎ、街の人々を避難なされよ。北門が今なら手薄……」
雷「者共!出陣の用意を!誰かある!龍虎どのを座敷にお連れし介抱せよ!
……客人、このような次第だ。害を被る前にそうそうに立ち去られよ」
刀「武人には一宿一晩の恩というものがある」
雷「ふっ……よいのか?私は意地汚いから、君に激戦区を回すぞ?」
刀「望むところ!」
キン!
キン!キン!キン!
新凰「月光一閃斬!」
鈴手瑚「暗黒毘斗、三条閃四連!」
――相!!
新「互角……ッ!」
鈴「いいや……ふっ、少し気が変わった……と言うより、元々貴様との決着よりも大事なことがあるのでな」
お麗「はっ」
新「お麗には……手を出すなぁぁ!!!」
――烈旋丸!!
新「うおおおぉぉぉぉ!!!!!」
――一閃!!
鈴「ぐぁあ……!!?お…おぉ…ぉ!?」
千手姫「おお!新凰どの、お見事!」
蛇蝎「そんな……鈴手瑚さまの額が……」
鈴「う、狼狽えるでない!これしき……ぐっ?!ぐぁあgぁああぁあじゃふぁpvm」
新「な、何だ!?」
千「こ、この邪気は……」
鈴「オ、おのレぇ、がガガg頑駄無グんda団……我ガ、わガ野望……」
千「ハッ!?こ、これは……新凰どの!光じゃ!その月光の翼で鈴手瑚を照らすのじゃ!!」
新「こ、こうか!」
鈴「う……うぐぅ……」
新「月光の光よ!夜に輝く白き導きの光よ!いま闇を照らし、巣くう者を白亜の元に晒さん!」
鈴「お……おあKSふぁうあ@お゛オオおォ゛ぁお゛ぁぉぉぉおぉ!!!」
???『お……おあKSふぁうあ@お゛オオおォ゛ぁお゛ぁぉぉぉおぉ!!!』
新「な……声がダブって……」
千「いや、アレがこの者の正体なのだ!幾たび光に戦いを仕掛け、その度にお歴々の大将軍さまに封じられた闇の化身……」
新「……っ!!」
千「 闇 皇 帝 ! ! 」
闇『グフふフ……如何にも。この身体も仮のモノに過ぎぬ……』
麗「そん……な……」
闇『ほう、覚えていたか?てっきり新凰との色のある生活で、弟の顔など忘れてたかと思ったぞ、邪麗。いや、お麗』
新「何?!」
鈴「…おね……いちゃん……?……」
麗「あ……あぁ……」
鈴「お姉ちゃん……暗いよ……助けて……怖いよ……」
千「駄目だ!!行ってはならぬ!」
麗「でも!でも!あの子が!私の、たった一人の弟なんです!!あぁ!!」
鈴「どうして……どうして助けてくれないの……どうしてお姉ちゃんはあの時ボクを……」
――斬!!
新「闇皇帝ぃ!!」
闇『くっくっく……どうしてお姉ちゃんはあの時ボクを見捨てたの?』
新「闇皇帝!貴様ァ!!天ンっ動!!奥義!!月光爆滅破ァァァァァァァァ!!!!」
轟ッ!!
麗「いやっ!やめっ…てぇぇえぇぇぇぇぇ!!!」
――バッ!!
新「お麗!?」
刀流義守「ちっ!斬っても斬っても減らん。まさかこれほど百鬼夜行衆に底力が残っていたとはな」
熱鬼兵「けけけけけ……」
錻力車「ひゃっはははーー!!」
炎蒸「ぐふふ…」
邪炎将「ざまあないな!裏切り者」
刀「裏切り者?フン!俺は友と己の信念の為に百鬼夜行衆として戦ったに過ぎん!貴様達のようなゲスと一緒にするな!」
雷「刀流義守どの、その路地を左に曲がりなされ!」
刀「!!」
熱「逃がすか!」
炎「馬鹿め、行き止まりじゃねーか」
邪「知将、雷鳴頑駄無が聞いて呆れるなぁ?」
刀「馬鹿はお前らだ……誘い出されたんだよ!俺の必殺技の射線上にな!変幻!突撃貫通斬!!!」
「「「「ぐぁあああぁあぁあぁぁ!!!」」」」
蔵烏鉈「見事!流石は音に聞こえた武略!雷鳴頑駄無!しかしこの新四魔将が一人蔵烏鉈を相手に何処までやれるかな!」
キン!
雷「高慢は身を滅ぼしますよ!」
刀「雷鳴どの!」
雷「見ていなさい、強さとは何かを!」
武威凰「む……むむ……」
百烈「御堪えになってください若、いや、大将軍。今烈帝城を離れては、その隙を狙って百鬼夜行衆が攻め入るとも限りません」
威「しかし爺、しかしっ……!!」
百「それが大将軍というものですぞ!!」
威「だが!この術鏡に映し出されてる金刃雷都の街は!寡兵で戦ってる雷鳴達は!!現実なのだぞ!!」
百「大将軍さまは!天宮の統治者であられる!天宮万民の平和の為に存在してられる!
金刃雷都の街一つの為に!天宮全てを危機にお晒しになられるおつもりか!?」
威「百烈将頑駄無……」
百「今は……この百烈、大将軍さまに恨まれることになろうとも!!」
雷鳴『ぐぁあぁあぁぁぁぁぁぁ!!!!』
威・百「「!!」」
雷鳴「ぐぁあぁあぁぁぁぁぁぁ………」
蔵烏鉈「見事……伝説の超将軍の武、確かに見せて貰った……」
刀流義守「雷鳴どのぉぉ!!」
ドサッ!
雷「かぁっ!」
刀「雷鳴どの!」
雷「ふっ……言い訳がましいですが……歳には勝てません……ね」
鉈「ちぃ……もはや我が鉈は使い物にならん」
刀「貴様!余所見をするなぁ!!」
ダッ!!
鉈「余所見?それはお前だろう?」
刀「ハッ!?」
妖雷「も」
氷鬼「ら」
紅停尾「っ」
幻妖「たぁ!」
刀(やられる!?)
――襲矢!!乱れ撃ち!!
「「「「ぐえぇえ!!」」」」
刀「!!」
龍虎「はぁ…はぁ……龍虎頑駄無、推参!!」
刀「お前は!」
真赭鬼「死に体が増えたところで何になるよぉ!」
鉈「黙ってろ!痩身の身で尚も己の命を刃に戦う、誠の武人の心意気が判らぬ者はな」
真赭鬼「ひぃ!」
龍「この矢尽きるまで……否、例え矢が尽きても槍を持ち!槍が折れても刀を持ち、この身体、魂が果てるまで戦い続けてみせよう!!」
刀「!!」
雷「その……通り!!」
刀「!!」
雷「私達の背には金刃雷都の街が!人々が!そして正義の旗があるのだから!」
璽武参「「「「「おう!!!」」」」」
刀「お前…達は……」
新凰「闇皇帝!貴様ァ!!天ンっ動!!奥義!!月光爆滅破ァァァァァァァァ!!!!」
轟ッ!!
お麗「いやっ!やめっ…てぇぇえぇぇぇぇぇ!!!」
――バッ!!
新「お麗!?お麗ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
千手姫「何と!」
――爆発!
新「お麗……俺は……俺は取り返しの付かないことをしてしまった……」
シュウゥゥゥゥゥ……
邪麗「いや、まったくその通りだ……」
新「お麗!?」
千「あれは……なんと禍々しい……」
邪「くくくくく……ホーホッホッホ!!」
新「邪…麗……貴様、お麗をどうした!!」
邪「見て判らぬかぇ?再び一つになったのじゃよ」
新「しゃべるなぁぁ!!」
鈴手瑚「妖魔炎獄殺……」
ゴウ!!
新「くっ……」
鈴「姉さんを傷つける奴、許さない……」
新「鈴手瑚!?お前は……」
――ウィィィィン!!
騎士強風「ほぅ、そのお姿に戻られたようですな、闇皇帝」
鈴「騎士強風……」
千「な!?騎士強風!?」
騎「おや、千手姫か。美しくなったな。が、そなたが美しければ美しいほど、その美貌が
きゃつに掻き口説かれてると思うと、私の心は嫉妬の炎で燃え尽きそうになるぞ」
千「そなた、今なんの術を使った!」
騎「堂我禁術、界解縮地」
千「そなた!!」
騎「邪麗さま、闇の鎧は封印を受けております。漣飛威か大将軍の持つ護符を奪わぬことには……」
邪「そうかえ……ならばここは一旦引くとしようか」
――シュゥゥゥゥゥ
新「待て!」
鈴「姉さんの邪魔をするな!」
――キンッ!!
新「邪魔をしてるのはどっちだ!!」
邪「ふむ、月並みな台詞だが……また会おう、光の子、新凰頑駄無」
騎「ではな、千手姫。愛してるよ」
――シュウゥゥゥゥゥウゥン……
新「あ!!……返せよ…お麗を返してくれ!約束したんだ! ずっと一緒にいるって、約束したんだ!!」
鈴「何が一緒にいるだ!姉さんの気持ちも知らないで」
新「お前こそ!お麗を心配させて!」
鈴「その僕を躊躇わず撃ったな!姉さんにとって僕が大切な人であることぐらい、知らない筈はないのに!
お前は姉さんだけを守れればそれで良かった!敵を倒せればそれで良かったんだ!
人を守るってそういう事じゃないのに!お前が姉さんと一緒にいる資格なんてない!!」
新「…っ!!」
鈴「闇皇帝は、人の絶望に呼応し、同一化する!貴様が姉さんを絶望に墜とした!貴様を姉さんは信じちゃいない!」
新「そう…なの…か……」
鈴「お前がしっかりしてればなぁ!!だが安心しろ!僕はお前と違って姉さんを守ってやれる!姉さんを一番に考えてやれるからなぁ!」
蹴ッ!
新「ウグッ!」
千「新凰どの!」
新「俺は……俺は……お麗のことを……」
鈴「次の目標は十四代目漣飛威だ!新凰、僕から姉さんを奪い返せるかな?ふふ、ハァーハッハ!!」
新「お麗……おれぇぇぇぇぇぇぇぇぇいぃぃぃぃぃぃ!!!!」
その正体を現した闇皇帝。復活する邪麗。果たしてお麗の心はどこに!?
そして金刃雷都の街で孤立奮戦する刀流義守達は!?
武威凰大将軍はどう動くのか!!
――次回を待て!!
邪麗タンハァハァ
光凰様ハァハァ
おお、懐かしいなあ。
久しぶりに良い物を読ませてもらったよ、GJ!
そうか、ラクロアに留学してたから騎士強風なのな。
age
28 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 10:49:29 ID:WrJJ434z
失敗失敗
保守ります
30 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 10:02:05 ID:hgjLIN1c
保守
31 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 23:33:39 ID:0TB/+jHh
あげー
32 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 08:47:56 ID:liEaof6y
hosyu
33 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 13:23:55 ID:YJtV2A1P
保守
34 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 10:53:43 ID:wIrW/81i
何か話題無い?
じゃあ、SSに登場してほしい武者を挙げてみるってのは?
もちろん、あくまでも希望であって、職人さんはそれをすべて叶える必要はなしで。
七人の超将軍編〜機動武者大戦までのキャラが中心にオリキャラは控えめの方向で。
早速俺は新世大将軍を。某ジョセフみたいにめっちゃ老けてボケてたら面白いかも。
36 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 07:46:28 ID:g7DVXYl3
月影と龍虎が出たんなら飛燕もキボンヌ。
というか三人も出たらこいつら兄弟確定?
魔殺駆で。
やられてもやられても復活するバルタン星人なキャラはお約束?
38 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 21:05:49 ID:0UDp+Rxk
保守
千生将軍キボン
やっぱりこの人にでてもらわんとw
千生ってSSの時点では千力じゃなかったっけ?
ちなみにどっかで聞いたんだけど、大旋鬼の息子って刀覇大将軍編の豪剣(字忘れた…)ってホント?
42 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 22:10:29 ID:7kMRT2ij
43 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 01:20:49 ID:fqGtJjC5
超将軍でまだ出てないのは獣王だから、獣王かな
同じ獣同士獣波とはなにか関係が作れそうだし
グノン
45 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 08:24:02 ID:AtaMjaRO
保守
邪麗タンハァハァ
光凰様ハァハァ
47 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 19:38:58 ID:JoxbmmKy
大牙と飛天(爆流の兄二人)は年齢的にキツイか?
あげるぜ
外国の二人(雷龍・轟炎王)はやっぱ出しにくいかな?
\n/
ヽロ[∞]ロ ハーッハッハッハッハ!!
【烈】> 勝ツマデ負ケナインダヨォ!!トウッ!!
/ ヽ (;∞) 婚約者ガ イツモ オサワガセシテマス
| ̄| ̄| ̄| [人] スミマセン スミマセン・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ┘└
51 :
第十章 決別(中編):2006/01/09(月) 02:30:10 ID:rAkKSxAi
十四代目漣飛威「間違いない……これが闇の輝羅鋼」
輝龍「百鬼夜行衆の乱の後、影舞乱夢の国で見つかった龍を模った輝羅鋼が発見された」
飛燕「天零が見つけた天宮に伝わる天動神器……それは鳳凰と龍と獅子と闇の四つからなる」
漣「輝羅鋼もまたしかり……という訳であったか。この地は殺駆頭さま縁の地。
もしそのような物があればここに眠っているとしか考えられなかったが……」
燕「いかが致す?」
漣「輝羅鋼は人知を越えた天の秘宝。例え闇を模した物であっても、それには何かしらの意味がある筈」
輝「このまま漣飛威どのの元で……」
漣「いや……私の元には既に闇の鎧がある。このように……心悪しき者に狙われやすい物は一カ所に纏めてあるべきではない」
輝「成る程」
漣「ここはやはり大将軍さまにお預けし、頑駄無軍団の管理下に……」
邪麗「ホッホッホ……それは困る。困るぇ」
漣・燕・輝「「「!!?」」」
――シュゥゥゥゥゥ
鈴手瑚「その輝羅鋼は貰っていく」
騎士強風「漣飛威、お前の持つ護符と共に……な」
漣「なっ……騎士強風?!」
騎「久しいな、御曹司どの。いやいや、十四代目漣飛威どの。流石に堂我の頭領よな。
昔は殿付けで呼んでいた私を呼び捨てか。お偉いことだ」
漣「な……ぜ……」
邪「騎士強風、馴染みへの挨拶は済んだか?では、闇の鎧の封印を解く護符とやら……渡して貰おうか?」
燕「……漣飛威どの、輝羅鋼を持ってお逃げなされ。ここは私と輝龍さまで食い止めましょう」
漣「飛燕……済まぬ!」
シュタッ!!
騎「ふ……」
シュッ!
鈴「騎士強風!?」
邪「構わぬ……アレにとっても含むものがあろう。それに、せっかく妾らを相手にしてくれるというのだからな」
鈴「姉さん……」
輝「風林火山が一人、火炎天の力、舐めんじゃねーぞ……」
燕「全力で行く。天来変幻!!」
――翔!!
雷鳴「う……おおおぉおぉぉぉぉぉぉ!!!蒼迅雷!!」
龍虎「吼ォォォ……瞬時両断!!」
刀流義守「魔神…一刀切り!!」
必殺!!
蔵烏鉈「ぐ……ぅ……」
――刺
鉈「ふぅぅぅ……」
ガシッ!
雷「何?!」
鉈「捕まえた……ぞ……超乱撃猛打!!」
ドドドドドド!!!
雷・龍・刀「「「ぐあぁあ!!」」」
鉈「フシュー…フシュー……フン!」
抜!
カラン、ガラン……
鉈「さぁ……刀を取れ……俺と戦え!武者頑駄無!!」
ジジジジジ……
龍「お、お前……」
雷「鉄機武者……だったのですか」
鉈「それが……どうした?我は…我は只の蔵烏鉈!強き頑駄無と剣を交える一介の武芸者」
刀「!!!」
鉈「……行くぞ!」
刀「来るぞ!雷鳴、龍虎……!?」
雷「くっぅ……」
龍「ハァ…ハァ…」
刀「お前達……もう……」
龍「何……大丈夫だ……」
雷「無理はいけませんね……龍虎どの。私も人のことは言えませんが……はぁぁぁぁ!!
伝説の七人の武者達よ……我が雷砲・稲妻に力をかしたまえ……」
龍「天…来……変幻!!」
鉈「うおおおぉぉぉ!!」
ドッドッドッド……
龍「刀流義守、君と出会って間もない。それに君と私とでは戦う理由も、背負うものも違うだろう。
だが、力を合わせることは出来る!そうだろう?」
雷「私の最後の一撃、無駄にしないでくださいね…………稲妻爆雷撃!!」
――豪雷!!
鉈「ドコを狙っている!!」
龍「いや、これでいいのさ……心眼撃ち!」
――シュン!
カン!
鉈「喰らわぬ!」
刀「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
跳!!
鉈「……何を」
ガシ!!
鉈「あ……弓を避雷針代わりにして……」
刀「く・た・ば・れぇぇぇぇ!!」
千手姫「くっ……痛っ…」
義羅「あ!?も、申し訳……」
千「構わぬ。傷を消毒すれば痛むのは当然の事。続けよ」
義「はっ!」
千「それで……客人はどうしておる?」
義「はっ……それが……」
新凰「…………」
千「酷いな、あれは……かといって、私の言葉では心など動くまい」
義「はぁ……」
千「義羅、文を頼む。毘龍の元へこの事態を伝える、な」
新「…………」
千「新凰どの……私はこれから漣飛威さまの元へ向かう
……本来ならば、私がココを離れるのはいけないことだ。漣飛威さまに叱られよう
されど……漣飛威さまも私の立場であったなら……きっと同じ事をするだろうと……自惚れだが、思うのじゃ
……新凰どの、もし新凰どのと、お麗どのが逆の立場であったとき、新凰どのは何を思い、お麗どのはどのように行動するだろうか?」
新「…………」
――不論帝悪村
蠍丸「はぁ……はぁ……」
鉄斗羅「もう、お仕舞いのようだな」
真駆主「HAY!マジックヒール、もうゾンビは出せないKAI!」
蠍「な、舐めるなぁあ!!」
ズズズ………
死霊武者「ケケケ………」
死「ヒャハハハ……」
死「ズゲゲゲ……」
真「OH……キリがないネ……」
鉄「でもないな」
蠍「ぐはっ?!……うぅ……吐血…私が…何故…」
死「ギャ?ギャーーー!!!?」
死「ギャアァアァアァアァァァ?!」
死「ギョエェェェェェ?!!」
――消滅
鉄「術の使いすぎだ。偶には自分の手で戦ってみたらどうだ?」
蠍「馬鹿な!馬鹿な!馬鹿な!この私が!この私が!百鬼夜行衆の四魔将である私が!!」
風刃「負けるはずが無いと?四魔将最弱なんじゃないのか?お主は」
死「ゲフ!ベフ!」
殺!
死「ギャッスラー!!」
風「やれやれ、隠居の爺を巻き込むなよ」
鉄「申し訳ありません」
真「30は倒したんじゃナイカ?老いて益々盛んなクソジジィね!!」
風「クソはよけいじゃ、竜王天の武者よ」
蠍「オレ゛を無視゛するな゛あぁぁ゛ぁぁ゛あ゛あぁぁぁあ!!」
鉄「ならば来い!俺の牙忍変幻刀はいつでも貴様を待ちかまえてるぞ!」
真「だ、そうだネ、四魔将最弱の蠍丸くん?」
――ピキッ!
蠍「ふ、ふふふ……い、いいでしょう……わた、私の本気を見せてあげますよ……
こ、これ以上の失態は……主猛羽(スモー)に、こ、殺されてし、いまいますから…ね……」
鉄「主猛羽?」
蠍「五…六…W…I…」
――招!!
鉄・真・風「「「!!!?」」」
蠍「こ、ココに三つの“きゅーぶ”があります。か、解放することで、わ、私は私で無くなる……
そ、それは余りに惜しいので、ひ、一つだけ解放しますが……
……仕方ない…仕方ないのです……あ、貴方がたがいけないのですよ……こ、後悔しなさい……
そして……出来るだけ長く保ってくださいね……でなくては、割が合いませんか…ら!!」
パリン!!
蠍「お……おおお゛オオ゛おオ於ォぉぉ゛ォ嗚惡…がぁあアあア゛亜吾ァァあぁ…ぁ゛………!!!!」
鉄「なっ…!?」
真「オゥ……マッシブルに変幻ネ」
風「言ってる場合か……この妖気は……」
シュウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ・・・
完全蠍丸(パーフェクトサソリマル)『さぁ…始めましょうか?もっとも、ここからは戦いではない……』
――シュン!
風「な!?消え…」
真「爺さん、後ろダ!」
風「!!」
ガン!
風「うぐっ…」
ボフッ!!
風「かはっ…」
バタッ…
蠍『……虐殺ですがね』
真「お年寄りには優しくト、習わなかったカ!!」
――マグナムスラッシュ!!!!!!
蠍『ふ……その程度の乱打なら、私にも……』
――猛打!!
真「ぐ……全て相打ち……」
鉄「離れろ!真駆主!氷牙の術!!」
キィン!!
蠍『ほぅ…足止めですか』
鉄「続いてぇ!瞬冷斬!!」
蠍『克!!フン!!』
――剛殴
鉄「ぐあ!!」
蠍『瞬冷斬は鋭い太刀筋と、刃に込めた氷術があってこその技。だが、剣戟としては深さがなく、術としては発動が遅い』
真「よくも師匠を!!今度ハ本気のマグナムスラッシュだ!!烈風!マグナムスラッシュ!!!」
――ドドドドドドドドド!!!ドーーーーン!!!
蠍『かはっ……いいですよ。せめてそれくらいでなくては、私も変身した意味が無い』
真「……コイツはちょっと厳しいネ」
刀流義守「はぁ……はぁ……」
蔵烏鉈「見事だ……もう、立てん……」
刀「三対一で負けても嫌味にしか聞こえん……」
鉈「ハッハッハ……ならば次はサシでやろう…………次があったらな」
刀「な……に……?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・・・ ・・・
雷鳴「な、何です!?」
龍虎「じ、地面が……!?」
ドーーーン!!
魔殺駆『ウゴゴアァァァァァアアァァァァァァァァ!!!!』
???「……ふ、相変わらず無茶をするものよな、蔵烏鉈」
鉈「申し訳ありません、総帥。この蔵烏鉈、与えられし御命を果たせず……」
雷「ま、魔殺駆!!」
――飛!
刀「お前が復活させたのか!」
キン!
主猛羽「お初にお目にかかる。先代四魔将が一人、刀流義守頑駄無。私の名は百鬼夜行衆が総帥、白鋼・主猛羽という。以後お見知りおきを」
ガッ!
刀「くっ……」
魔『死ネネェェェエェェ!頑駄無ゥゥ!!』
刀「!!!」
龍「刀流義守!!」
――轟ゥゥ!!
龍「ぐあああ!!」
刀「龍虎!?」
魔『フ、ハ!?フヘヘヘ!!頑駄無!頑駄無ガいっぱいダァ!!死ネ死ネ死ネ死ネ!!頑駄無は全テ殺シテヤルゥウウゥ!!』
主「本来ならば無傷でこの金刃羅雷都を手に入れたかったが、廃墟とするだけでよしとしよう。蔵烏鉈は何にも代え難い同志であることだし」
刀「待て!逃げるのか!!」
主「……では半刻ほど待たせて貰おう。私は君たちのような勇者が無様に死ぬ姿は見たくなかったのだが」
魔『ファアッファアッハ!!潰レロオオ!!』
刀「雷鳴どのーーー!!」
雷「諦めはしない……負けはしない!私の心に宿るは正義!正義の心は光!光こそ奇跡を生み出す唯一の力!!!」
ドオオオオォォォオオォォオオォオォオオオオォォォォオオォォオオォォン!!
刀「雷…鳴……どの……」
???「……どうした?武者刀流義守。そんな気勢では、そこに踏ん反り返ってる敵の大将に一泡吹かすことは出来んぞ?」
主「ムッ……」
魔『グ……グググ……潰レ…潰レ…ナイゾ?』
荒鬼「於雄得山の鬼将軍!荒鬼頑駄無、見参!!」
魔『荒…鬼?コウ…鬼……荒鬼ィィィィィィ!!!』
グワァアン!!
刀「危ない!」
ヒュゥン!!
シュルシュルシュル……ガシ!!
魔『!!?』
獣王「獣王頑駄無、推参!!」
爆流「もう二人、ここにもおるで!爆流頑駄無さまや!!」
爆進丸「爆進丸、ご助勢致します!」
主「援軍……何故……?」
爆「お前らのお仲間の騎士強風とか、俺らの後輩を虐めてくれたようやないか?
でも、喋りすぎや。鷲主の危険を察知したキャリバードが鷲主のトコに戻ってきてな」
獣「キャリバードは昼夜兼行、おいどんの所へ来たですたい」
荒「獣王は動物の言葉がわかるからな」
進「近くに私達が居たのは偶然ですけどね」
雷「偶然にしては……随分と懐かしい顔が揃いましたね」
爆「せやな……ケド、積もる話は悪党退治をしてからにしようや!」
百烈「お、おおぉ!!大将軍さま!超将軍のお歴々が……金刃雷都に……金刃雷都に……(泣」
うっかりざくれろ「あ〜あ〜将頑駄無がそんなに泣いちゃいけないでゲスよ〜手ぬぐい手ぬぐい」
百「す、すまぬ……ゴシゴシ……チーン…」
風車の百式「あ……それ、先代御台さまが飛駆鳥の為に縫っていた手ぬぐい……」
百「ぬぅあぁにぃぃ!?!」
ざ「うわっ……百烈将どのの鼻水まみれでゲス……」
百「ひ、人ごとのように……」
車「だ、大将軍さま、この事は内密に……って、大将軍さま!?」
ざ「だ、大将軍さまが居ないでゲス!?」
百「ななななにぃぃぃぃぃ!?!」
荒鬼「正段抜刀流……鬼岩一閃斬!!」
――ザシュッ!!
主猛羽「はあ!ゆにばあぁぁぁぁぁっす!!!」
――真っ向両断!
荒「ぐう……!」
刀「でぇやぁ!!」
――袈裟懸け!
主「トゥ!」
刀「ぐあ!」
荒「一体どういうカラクリだ?技も術も攻撃全てが全く効かない!」
主「私がこの金剛形態でいるときはあらゆる攻撃が無意味だ」
魔殺駆『頑駄無!頑駄無!頑駄無ゥゥゥゥ!!』
爆進丸「大上段振り下ろし!」
爆流「爆狼疾風拳!」
獣王「聖獣咆吼斬!」
――ガキーン!!
魔『ウ゛…………頑…駄無ゥゥゥ!!!』
雷鳴「怯むな!戦えぇぇ!!」
璽武参「「「「「おおおぉぉぉ!!!」」」」」
――ボウゥ!!
全員「「「「「「「「何だ!?」」」」」」」
主「実はココに来たとき工作兵を放っておいた」
雷「金刃雷都の街が燃えている……」
獣「い、急いで消火を!!」
璽「は!はい!三番、四番、五番隊は西w……」
魔『ガァァアアァアアァ!!!』
ドーーン!!
璽「うあぁあ!!」
爆「テメェ!邪魔するな」
魔『超…超将軍ンンンンンン!!』
爆「そうや!お前の相手はワイがs……
――轟!!
爆「ぐはぁっ……!!」
獣「爆ry…
ドグシャッ!
魔『ヒャッ、ヒャーーーアァッ、シャヒュッヒャッヒャヒャハ!!』
獣「がふっ……」
荒「ちぃ……復活怪人は大人しくやられろって法則を……鬼功砲!!」
ドワゥ!!
魔『グウワァァオオオウウウ!!フガァァァァ!!』
荒「ば、馬鹿な……」
雷「魔殺駆のあの強さは一体……」
主「魔殺駆は、闇帝王がその身を復活させるために作った特製の死霊武者。本来は理性など要らぬ
ましてクラヤミと融合し、その身体を何度も死霊武者の温床たる地獄に墜とした魔殺駆の力は
復活する度に強くなる!理性や、操縦を無視すれば、な。アレは私にも止められんよ」
刀「後ろは火事、前は魔殺駆、倒すべきは攻撃が効かない悪趣味金ピカ……八方塞がりとはこの事か……」
魔『ガアアァァァァアskdパj:アskファソウジャhj!!!!』
進「ボクが止める!変幻!!」
爆「爆進丸!金剛形態は……!!」
―― 金 剛 ! 爆 進 丸 ! !
進「………………ウ……ウオオォォ!!」
爆「爆進丸!?」
進「いくぞ!魔殺駆!!」
荒・爆・獣・雷「「「「爆進丸!!」」」」
ガシッ!!
魔『グ?グググゥゥ!?!』
爆「鋼丸の分も……ボクはこの天宮の、みんなの平和を守るんだぁぁ!!」
グググググ……
鉈「…………」
主「魔殺駆と力比べで互角とは……いや……」
進(ぐ……押し負けそうだ……魔殺駆の力が強くなってきている!?
違う……ボクの身体に疲労が来ているのか!?魔殺駆は疲れを知らないのか!?)
璽「ま、負けるな!爆進丸ぅ!」
暴留「がんばれー!!」
進「み、みんな…………」
ジジジジジ……ボン!ボン!
雷「あぁ!?」
爆「爆進丸の腕が!」
荒「爆進丸、もういい!止めろ!!俺たちだっている!」
キュィィキュィィィ……
爆「鋼丸……ボクに力を……キミの様に……みんなを守れる力を…………」
――キラン☆
魔『ガッ……!?』
進「…………?」
真 っ 二 つ ! ! !
魔『頑…駄…無…』
ドォォォォン…………
進「あぁ……」
刀「ああ……」
武威凰大将軍「みなの者!よく頑張った!その正義の心、強き魂、しかと見せて貰ったぞ!!」
武 威 凰 大 将 軍 降 臨 !!
主「大…将軍……」
璽「だい……大将軍さまぁぁ!!」
暴「大将軍さまだぁ!大将軍さまが来てくださったぞぉ!!」
荒「ふ……魔殺駆を一刀両断とは、飛駆鳥に抱かれて泣いていたあの赤ん坊が……」
雷「ふふ……老兵としては感無量ですね……」
威「超将軍の方々、金刃雷都の皆、そして龍虎、爆進丸、刀流義守、よく戦ってくれた。そして遅れて済まない」
ペコリ
百烈「な、な、な、な、なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
風車の百式「まぁ、よく保った方かな……」
隠密副将軍「ふふふ……」
うっかりざくれろ「あれ?烈破はん、いつのまに……」
副「ああやって飛び出ていく姿……」
荒「飛駆鳥や舞威丸の若い頃にそっくりだ」
威「光栄です」
雷「百烈将どのは怒るでしょうね」
威「構いません。私は大将軍として来たのではない。武威凰頑駄無として私の大好きな天宮と仲間を守るために来たのです
それが大将軍として失格の行動ならば、大いに責任は負いましょう。けれども、私は私に嘘をつく生き方は出来ない」
刀「大将軍としてではなく……」
威「刀流義守、君は天宮が好きか?」
刀「師匠が…魔星が愛した国だ。私も武羅星も好きに決まっている」
威「嬉しいことだ」
主「まさか大将軍自ら登場とは……そして魔殺駆を一刀の元倒す腕前、見事。
だが、我が金剛形態を破ることは……」
威「…………」
主「ぬ……」
威「鳳凰翼閃光射!」
カアァッ!!
主「む、不味い!」
ピカアァァァァァァァァ…………
進「あ、主猛羽がいない!?」
刀「上だ!!」
主「…………」
威「メッキが剥がれる前に退散するか?百鬼夜行の総帥よ」
主「そうさせて貰う。さらばだ」
鉈「…………」
爆「蔵烏鉈……」
鉈「…………」
シュウウゥゥゥ……
刀「いいのか?大将軍」
威「今は、金刃雷都の街と民が大切」
獣「一通り、消火と怪我人の治療は終わったですたい」
荒「死傷者は相当の数に登ったな……」
威「遺族には手厚い……」
雷「判っています」
刀「は……はははははは!!」
爆「どうしたんや刀流義守?配ったキノコ汁の中に笑いダケでも入っていたんか?」
荒「椎茸は沢山入っていたぞ……」
獣「荒鬼には特に沢山入れるように頼んでおいたですたい」
刀「いやさ、参ったと思ってな。俺の負けだ。下らぬ事に拘っていた。俺の小ささに今頃気づいた。
あるいは……俺が比べる人間が皆大きすぎる奴らばかりなのかも知れんが」
スッ
刀「世話になった。俺は新凰の所に戻る」
威「弟を頼む」
刀「要らぬ頼みだ。アイツもいつまでも武威之助や武羅星の若さまじゃない」
威「そうか」
雷「待ちたまえ。君の刀は刃こぼれだらけだ。私の刀・迅雷剣を持って行きたまえ」
刀「かたじけない……刀は武者の魂、大事に貸して貰う」
雷「返さなくていい……大将軍さま!」
威「うむ」
雷「この雷鳴、金刃雷都太守のお役目を全うすることが出来ず、また剣豪将軍として民を守りきることが出来ず、誠申し訳なく候」
荒「…………」
雷「つきましては、お役目、称号ともに返上し、御隠居を願い出る次第!よしなに頼みまする」
威「……………………………うむ。聞き届ける」
刀「!!お、おい……」
龍「刀流義守!」
刀「……ぁ」
威「しかし、この後、金刃雷都は復興が最優先の為に太守を急ぎ決める必要は無いが、
剣豪将軍の方は後任を推薦してもらわねばならぬ。心当たりは?」
雷「そこに……武者刀流義守を推薦致す」
刀「!!?」
威「認めよう。しかし公式には手続きもある故、今は臨時として超将軍に任命する」
刀「な……」
威「国家多難の時である。有為の志であるものは任官を拒否することは認めぬ。
また、超将軍刀流義守の突撃貫通斬を天動奥義として認める。以上」
爆「よろしくな、後輩!」
刀「…………」
獣「誰かが責任を取らねばならないと言う時もあるのですたい」
荒「だが、肩書きが無くても、剣が無くても、頑駄無として戦い続けることは出来る」
刀「…………」
輝龍「なんだ……い…まの…は……」
バ…タ……
鈴手瑚「ハァ…ハァ…ハァ……流石は風林火山四天王……ね、姉さんは……」
飛燕「無…念……」
トサッ……
邪麗「ホッホッホッ……見事な法術使いだったえ?お陰で妾は戦い易かったわ。
相性がよいの?そなたの術が強ければ強いほど、妾は鋭鬼を養い、その術法はそなたに返るわ
ホーーーーホッホッホ!!」
鈴「杞憂とはこの事か……後は騎士強風」
漣飛威「強風の兄上!」
騎士強風「黙れ!宗家の御曹司!!」
キン!キン!キン!
漣「何故だ!」
騎「元は……」
手裏剣!
漣「くっ……」
キン!キン!キン!
騎「今や北家と呼ばれてる我が家が主流!!」
漣「そのような……些細なこと!!」
騎「実力でも私の方が上だったながな!」
漣「それは認めても!!」
――袈裟懸け!
漣「くっ!」
騎「反撃した方が賢明だぞ?それとも受けるので精一杯か?」
漣「もはや……逆鱗閃光斬!」
騎「逆鱗閃光斬!」
カッ!!
漣「ぐあ!?」
騎「ふ…」
漣「……いつからだ」
騎「九代漣飛威が、十代目を無理矢理隠居させ、次男に十一代目を継がせた」
漣「その後は大将軍さまの計らいで十代の子を……貴方の義父を十二代に任命した筈だ!」
騎「そして次は十一代の子……お前の父が十三代……」
漣「確かに、交代相続は私の代で破られたのかも知れない!だが!十二代には子が居なかった」
――凪!
漣「ぐっ……」
騎「だから私が東家から養子に入ったのだ。そもそも……漣飛威の名は優れた能力の者が選ばれるべき!」
――轟ッ!
漣「ちぃ……思えば、不幸」
騎「まさに。実力、血統ともに申し分ないお前が北家の養子に入れば丸くも収まっただろう
だが!お前を越える才が……私が居たばかりに、堂我の里はこの体たらく!!」
漣「貴方には譲れぬ……漣飛威の名ではない。堂我の里の者達の命!!」
――正眼
騎「いらんよ……もはや」
――八相
騎「だが……千手姫は返して貰うぞ」
漣「モノではない……」
ジリジリ……
騎「元は東家の……本来は堂我の本流である漣飛威改の流れを組む、嫡流である私と、南家の姫である千手姫が許嫁の仲であった」
漣「その話は貴方が北家に養子に行ったことで立ち消えになった筈……」
騎「昔から私の持っていたものを欲しがったな……」
漣「昔の貴方は眩しかった……」
――跳!
――躍!
漣・騎「「無漣飛威直下!!」」
――激ッ!!
漣「くぁっ…」
騎「むぅ……強くなった」
漣「今の貴方に言われても嬉しく……無い!!水平突き!!」
騎「そうそう当たるモノではない!」
漣・騎「「超電撃貫通弾!!」」
――爆発!!
漣「貴方ほどの男がなんと器量の小さい!」
騎「私から千手姫を奪った貴様が言えたことか!」
漣「それは我が儘だよ!」
キンッ!!
騎「この戦い……長引くな……」
漣「騎士強風ぅ……」
騎「十四代目ぇ……」
復活した刀流義守、虚ろな心の新凰、姿を現した百鬼夜行衆総帥
十四代目漣飛威と騎士強風の決着は?鉄斗羅の持つ光魔の盾は?天零は?武威凰大将軍は?
戦いが戦いを呼ぶ武神輝羅鋼外伝!!
――次回を待て!!
邪麗タンハァハァ
光凰様ハァハァ
ちょwwww逆シャアwwwwwwwwww
65 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 07:43:35 ID:HQZZzkNl
続きキタ━(゚∀゚)━!!!
>無漣飛威直下
風雲録吹いたw
〈∧〉
/ `>人(∞)ノ ショクニンサン 乙!!
,▽[邪]▽ [光]
//Vヽ ┘└
ガンダムと頑駄無が心底好きってのが伝わってくるよ
一式&サンライズじゃなくて職人さんに武者ガンダム書いてほしいくらいだ
69 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 08:55:52 ID:pWRgygWc
スマソ。鉄斗羅と真紅主といた「風刃」てダレ?
漏レ超将軍からのコミックス持ってるがいないぞ?
もしや「伝説の大将軍」のキャラか?
左様。
元は地上最強編の全武装が風刃の神器を装着した姿。
新世大将軍の故郷の幼馴染だから、この時代にはエライ年齢になってるはず。
雷刃と風刃が新世の墓前で移り行く世代を話題に酒を飲む展開希望。
で、新凰に「壱に似てる」って言って最強破壊砲託す。
なんつーか、新世はもういない気がする。
轟天は確実にいないだろうな
いたら魔星、反乱起こさなかったろうし
確か、弓銃一の時は二十歳前後だから・・・
飛駆鳥40歳で、武威凰が二十歳ちょいで新凰が
18〜20歳だとすると、62、3歳ってとこか。
まだ生きてるだろw。殺駆雲斎とか、かなり長生きしてるし。
雲斎の爺さんを引き合いにだすなよw
それに人生五十年の時代だろうし
まぁ、真田信之とか九十三まで生きてるけど
――正月
烈火「見ていろ烈丸!ぬぉおぉぉ!」
烈丸「だぁだぁ♪」
ペッタン
烈火「どっせぇぇえぇい!!」
ペッタン
漣飛威「やるな烈火武者頑駄無!ふぁんねる!」
クルン
烈火「頑張っても……無駄じゃあない!」
ペッタン
烈火「光になれぇぇぇぇえぇ!」
仁宇「この罰当たりがぁー!武可舞可の鉄拳で餅をつくなー!」
烈火「固いこと言うなよ〜今日は無礼講の正月じゃん♪」
仁宇「酔ってるな……武者」
烈火「にゃにぉ〜お前こそ酔ってるだろー。鉄拳じゃなくて鉄肩だぞー一宿一晩じゃなくて一宿一飯だそー鋭鬼じゃなくて鋭気だぞー」
百士貴「……自分で自分の傷を拡げるなよ、作者」
精太「芽雫珠、芽雫珠、あ〜〜んv」
芽雫珠「はい、くりきんときですよーあ〜ん……」
精太「おいちぃv」
駄舞留「精太、お前甘え上戸だったのか……」
殺駆頭「西瓜〜割りす〜るなら♪」
真亜屈「アイコ!」
殺駆頭「セーフ!」
殺・真「「よよいのよい!!」」
殺駆頭「待て!刀は二本で一つ扱いだからな!」
真「ちっ…」
光凰「ちょっと、聞いてんの!頑駄舞!」
農丸「拙者は農丸でゴザル〜」
光凰「黙れ!早漏!」
農丸「姫さまにお酒飲ませたの誰でごさるか〜うわ〜ん」
斎胡「そうろーって何だ?」
雷凰「丁寧語で侯」
光凰「さぁ〜頑駄無!夜も更けてきたわ!秘めはじめよ!」
ガシッ!
農丸「え゛えぇぇ〜」
烈火「姫が秘めはじめってか!ガハハ!おもしれー」
農丸「あ、兄じぁぁぁぁ〜」
斎胡「オレ、鉄機武者だからお酒が飲めない
……こんなに嬉しいことはナイ」
雷凰「……そだね」
>>75 GJで早漏(ぉ!!
姫様ツヨスそして農丸 (*´Д`)
・・・はっ!!口が×印の子が!!
しかしこの幸せも長くは続かないのか・・・
正月特別編GJ!
ガイ兄ちゃんと仮面ライダーと最終回のアムロ吹いたw
でもマークUは摩亜屈な。
>>72 むしろ轟天が亡くなるまで魔星が反乱を起こすのを待っていたと漏れは見ている。
でなければ一番恨んでいる新世でなく、その息子を狙った意味がわからん。
79 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 22:41:41 ID:alA9a+V9
人
L∞Jアニジャーオンドゥルルラギッタンディスカー!?
【衛】
でも
>>75はキシリアと間違えてると思った俺衛宇吾。
80 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 23:02:33 ID:tqieMddm
うぅ、號斗丸もー出ねぇか。というか出られねぇか。凹み
弟子の天零にはぜひ大活躍期待。
仁宇は烈火武者頑駄無を頑駄無って呼ぶ気がするけど乙
武神輝羅鋼で捕虜になってる白龍と阿修羅の姿に衝撃を受けたもので。
あんまり、主人公が爺になった姿はなぁ…脇役はいい感じだけど。
魔星の反乱の件も新世死んでると…納得か?
むしろ、飛駆鳥の隠居が早い気がする。どうしたんだ?
僕「
>>75の魔亜屈は逞鍛だったんだよ!だから真亜屈なんだよ!!」
ザコ赤「苦しい言い訳ザコ」
僕「だってさ、烈伝の武者七人衆じゃ、女足でメタスなんだよ!」
ザコ青「タイトルコール忘れてるザコ。せ〜の」
ザコ赤青黄「「「ザコザコアワ〜〜」」」
僕「ザコ達に無視されたー!?」
ザコ赤「で?」
ザコ青「違うんですよーそーなんですよー
>>69さんから質問が……」
ザコ黄「
>>70で答えが……」
ザコ赤「ザコ……」
僕「僕が悪いんじゃないやい。パソコンが悪いんだい」
ザコ青「まだ言ってるザコか?」
ザコ黄「辞書登録してんのマギージオングさまザコよ。號斗丸とか頑駄無とか裁鬼とか吹雪鬼とか……ザコォ〜駄目PCザコね……」
僕「だ、だいたい最近シリアス展開過ぎよ。もっとドタバタが欲しいのよ!」
ザコ赤「どうして女言葉ザコ……」
僕「絶対スイカ割りするもんね……」
ザコ青「ザコ!?」
僕「それからそれから……」
ザコ黄「ザコ知ってるザコ。これってネタバレって言うザコ」
ザコ赤青「ほほ〜〜う」」
ザコ赤「ってそれ、駄目ザコーー!」
ザコ青「こ、こんな時の為にVTRどーぞ!!……ザコ」
ドキッ!女だらけの露天風呂
(ザコ赤「おい、ザコよ。これはなんだザコ?」)
(ザコ青「インタビューザコよ。烈伝武者さんご一行が温泉旅行に行ったときザコ」)
(ザコ黄「女だらけって……烈火武者さん達は何してるザコ?」)
烈火「うんぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
グゥワンッ!
精太「歯食いしばれーそんな玉、スマッシュしてやる!」
スカッ
百士貴「認めたくないものだな。自分自身の若さ故の過ちというものを」
駄舞留「百騎組チーム0−5武者兄弟チーム」
農丸「圧倒的ではござらぬか、我が兄弟は……」
烈火「ラバーが擦り切れるまで叩き続けてやる!」
(ザコ青「という訳で卓球してるザコ」)
(ザコ黄「武者なのにスマッシュとか使っていいザコ〜?」)
(ザコ赤「頑駄無さんに歯は無いザコよ」)
一方温泉
光凰「ん〜いいお湯」
芽雫珠「ですね〜」
霧丸「な、な、なんで僕がココに居るんですか!?」
光凰「細かいことは気にしない」
駄舞留妻(コクコク)
(ザコ赤「これは俗に言うサービスシーンザコか?」)
(ザコ青「ザコ達武者頑駄無じゃないから判らないザコ」)
(ザコ黄「でもでもで〜もぉ、これ文章だから絶対判らないザコ」)
光凰「ところで……何で頑駄無が早漏ってみんなにバレてるのかしら?」
全員(アンタのせいだ……)
芽雫珠「ご、ご愁傷さまです……色んな意味で」
光凰「どうして?私、頑駄無が早漏でも一向に構わないわ。……だって、頑駄無のこと愛してるモノ」
全員(まだ酔ってる?)
光凰「芽雫珠はぁ……精太は長持ちする方なの?」
芽雫珠「な!?…そ、そんなの……わ、私は頭領以外知らないし……」
駄舞留妻「ウチのは目牙爆通火って感じよ」
芽雫珠「と、頭領だって本気を出せば通常の三十倍の突きが……あ(///)」
光凰「ねぇ、霧丸くん、仁宇のは〜」
霧丸「な、何の話ですか!?」
駄舞留妻「そりゃまぁ、ナニの話。霧丸くんしか見たこと無いし」
霧丸(わ、私はこのために呼ばれたんじゃないでしょうね……?)
光凰「言いなさい」
霧丸「あぅ……導師のは……りゅ、龍……の様なあ、頭…が……」
全員「ほほ〜う……流石人外に変形する人だわねー」
光凰「はぁ……」
スカッ
烈火「……む、無念」
農丸「どうしたのだ兄者!?さっきから絶不調ではござらぬか?」
烈火「何故か……アイツらに勝てる気がしないのだ」
仁宇「たかだかピンポン一つ、ファンネルで打ち返してやる!」
駄舞留「さっきから思うが……よく反則負けにならないよな、俺達」
農丸「兄者、諦めてわは駄目だ!我ら兄弟一心同体!兄者が破れる時は俺が敗れる時だ!」
烈火「お、弟よ!!」
光凰「ってことは、最強は農丸か」
パコーーン!
農丸「痛ー!?何をするんだ、兄者!」
烈火「いや、今ムショーにお前がムカついた……」
摩亜屈「仲間割れか?ヘイヘイ!」
ガラガラ……
雷凰「は〜やっぱり温泉は何度入っても……姉上!?!?こ、ここ混浴!?!」
ハラリ……
全員「!!!」
雷凰「う、うわぁぁぁぁ!?!?!?」
全員「雷凰……恐ろしい子!!」
霧丸「足が……足が三本あった……」
光凰「大きくなって……(泣」
ザコ赤「ざ、ザコォ……」
ザコ青「こ、これは酷いザコね……こんなの投下しちゃっていいザコ?」
ザコ黄「仕方ないザコ。マギージオングさまは今、飛駆鳥大将軍が落下して羽がポッキリいっちゃたんで
すこし錯乱状態ザコよ。ついでに斎胡も踏んづけちゃってバッキリザコ」
ザコ赤「し、新年早々……ザコォ」
ジャラジャジャッッジャッジャジャ〜〜〜〜♪
ザコ青「ザコ〜いきなり過ぎるザコォ」
ザコ赤「ザコ達、久々なんでこの感覚忘れてたザコね……」
ザコ黄「いい○も〜に失敗するタモさんみたいなもんザコ?」
エルメチュ「またらいちゅ〜」
ザコ「「「!!!?!」」」
ってかこの世界に住んでるのはみんな人外だろw
職人さんGJ!
SDガンダムのナニって…
想像つかん(笑)
霧丸ウラヤマシイよ霧丸!
90 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 07:27:26 ID:cyeYH7Xs
保守
91 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 04:51:22 ID:OTqxFh00
保守ー。
92 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 12:22:29 ID:u9uAbJNC
羽荒斗は號斗丸と天界行きか…
天鎧王の存在は忘れ去られてんだろーナ
天鎧王は神面像に戻されたのでわ?
確か○伝の時、爆王にぶっ殺されてたよね。
>>83>>84>>85を見て思ったんだが、一番精力絶倫
なのは阿修羅王だと思うよ。轟炎王の他に
29人の娘がいるんだよなw
政治は翔破に丸投げで子作り三昧だったからな>阿修羅王
天の島落下の災害復興もあったろうに何やってんだかw
96 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 08:23:25 ID:MR2eEa/B
一夫多妻なのか赤流火穏。
ということは轟炎王は末弟にして長男か。
農鈴は何人目ですか阿修羅王…
農鈴を天宮に留学させてたのは、将軍家の誰かに嫁がせる為だったりして。
同様に影舞乱夢に留学してた轟炎王姉もいたのかも。
98 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 08:21:20 ID:HA6MweXz
阿修羅王の嫡男が遅く生まれたのはいいとして。
なら同年代の白龍の息子・雷龍は一人っ子なのか?
雷龍・轟炎王・武威凰ともに20代だとすれば、白龍が子作り遅いってことになるんだが。
新世や飛駆鳥が早すぎたといえばそうかもしれないが。適齢だと漏れは思う。
親の政権継いだ新世・阿修羅王と違って、白龍は一から国造りしてたからな。
政務に追われて婚期が遅れたとオレ解釈。
兄弟いるかどうかは分からんが、皇位継ぐんだから雷龍が長兄なんだろうな。
実は天の島事件で民を守ろうと嫡子が死亡したという悲しい過去が…ありませんように。
轟炎王・武威凰が王位についてそれなりの姿を得ているのに対し戴冠式を直前に控えて
戦いに巻き込まれたため龍帝としての力を振るえないんだよな。
きっと雷龍大帝としての姿があるはず。
プラモだと三国のバランスが取れてないんだよぉ〜〜!!
良キットだけどね>雷龍
101 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 20:46:55 ID:keSfi9PI
轟炎王てまだ王子だろ?自分で「赤流火穏の王子」て名乗ってんじゃん。
漏れ予測だと年齢は雷龍>武威凰>轟炎王な。
そういえば前にユ○ワヤで1575円の豪炎王見かけたな。
輝羅鋼の後の世界でナタクベースの雷龍大帝がいたと妄想。
エンドレスワルツ版に出世した輝羅鋼組とDX主役のX組が共演する続編が見たかったですよ。
物語としては刀覇も好きなんだけどね。
103 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 22:08:47 ID:NsfuDIX9
天零頑駄無→Wガンダムゼロ
雷龍頑駄無→アルトロンガンダム
獣破頑駄無→ガンダムヘビーアームズ改
砕牙頑駄無→ガンダムデスサイズヘル
頑駄無轟炎王→サンドロック改
武者刀流義守→トールギスII
新凰頑駄無→ガンダムX
武威凰大将軍→ガンダムDX
…だったと思うんだが。
刀流義守はパワうpできんだろ。ガンダム顔じゃなくなる。
正直な話ワルツはWゼロカスタムとデスサイズヘルカスタムしか違いがワカラン。
>雷龍大帝
真闇元帥戦後に影舞乱夢の復興が終わったら戴冠予定と思ふ。
>>103 刀流義守はトールギスで武威凰はオリジナルじゃね?
轟剣はマスクからしてDXぽいが。
ガンダム顔じゃなくてもパワうpするのには無問題だと思う。
殺駆頭様が将頑駄無名乗るご時世だし。
EW版とTV版の違いは、ムシャ戦記と輝羅鋼もいっぺん見てみろ。
武威凰はV.Oガンダムってのがあって、それが元ネタらしいが……
案外ガンダム以外から持ってきてたりするからなぁ……ゼオライマー天凱王とか
106 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 17:27:37 ID:psW8vEzh
保守
VOて初耳。詳細キボン。
ガンダム以外だと六神合体ガンジェネシスもあったなw
機甲神か。
ネオガンダムかっこよかった。
ところで登場してほしい武者の続きだが、
オレは大旋鬼と撃流破にもちと活躍してほしいな。
現役の超将軍なんだし。
109 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 11:41:23 ID:kEUuWo8Q
>109
スマソ。「もっと活躍してほしい」の意味で言ったんだ。
特に撃流破、恵亜須の町で登場してそれから何処にいるんだ。
気になるー。
保守
112 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/23(月) 10:20:14 ID:APROe23F
保守
保守
114 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 23:11:07 ID:vBQkRdYr
保守ばっかだな…
とりあえず、新凰とお麗には
幸せになってほしいな。
115 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 23:36:31 ID:aUlrMyPR
武威凰が出た当時はDXはとりあえずまだ出てなかったとだけ言っておこう
武零斗も彗心もケコーンしてないん?
彗仙と彗蓮カワイソだろーよ。
大旋鬼に先越されちゃなぁ。
彗心×彗蓮は相思相愛だからいいけど
彗仙は片思いであって、武零斗がどう思ってるか判らんからなぁ
仮に相思相愛でも武零斗は隠密副将軍の一子にして武零斗忍軍の長だから、
結婚も釣り合いの取れるところから持ってこないと……
隠居して暇持て余した飛駆鳥が何とかしてくれそうではあるが
良家の子女なら赤流火穏に山ほどいるからなあw
保守
何処でも品薄鉄斗羅超将軍は大将軍付きの密偵だったのかな。
あの姿ゆえに武零斗忍軍みたいな組織には向かなそうだし。
ガンダムフェイスを手に入れた後は道場開いたと言うのを聞いた。
何処でも見かける真紅主の師匠でもあるらしいw
121 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 13:43:28 ID:9RwbeSSA
保守
どこでも品薄なのがネタになったのか、例のゲームじゃ道場にいつたずねても居ないという
中々香ばしい状況になってたりするなw
>>117 彗心×彗蓮は相思相愛…そうだったのか。シラナカッタヨ!
烈破や烈空はもう隠居したのだろうか。新世と同年だしな。
じーさんになった真駆参想像できねー…。
烈破は跡目は武零斗に譲っても殺駆雲斎みたいな忍者の長老ポジションに収まってそう。
真駆参は西欧に渡り、天の島事件の時に“黄金の竜”を象った鎧をまとって天宮に登場。
病床にあり出陣できない新世にかわり烈空と共に破亜民我夢の町を守護してると…いいなぁ。
>>124 そこにラクロア、アルガス、ブリティス、ダバードの
軍隊が応援に駆けつけるとゆう神展開を期待したい。
もはや別の物語になってしまうなw
地上最強編と円卓の騎士はどうやら同時期らしいしな。
レッドウォーリアと紅龍は親戚で交流もある。
この頃だと機甲神の話も一段落ついてるしあながちありえない話ではないかなw
127 :
第十一章 決別(後編):2006/01/30(月) 03:56:39 ID:5B6kB/q9
十四代目漣飛威「…Zzz…………ッ!!」
――ビッ!
漣「ハッ!」
騎士強風「ちぃ……」
漣「そこか!新砕破雷威銃!!」
――ビュンッ!!
漣(手応え無し……術法玉<小>!!)
ドウゥン!
騎(術法玉を目眩ましに隠れたか……随分と上手くなった)
漣(こうして……互いに気を隠して、希に攻撃を繰り出しては消え合って三日三晩……)
騎・漣((手の内の分かり合った相手というのはやりづらいものだな……))
漣(よもや……後悔も無い。私は、十四代目漣飛威として……)
騎(アレを倒したとして……漣飛威に成れるわけではない。私は、決別の為にも……)
漣・騎((斬る!!))
――!!
千手姫「漣飛威さま……」
漣(千手姫!?何故ここに……っ!!)
千「漣飛……!!」
騎「千手……」
千「騎士…強風……」
漣(!!)
騎「他人行儀な……昔のように兄様と呼んでおくれ……」
漣(今ならば……しかし……!)
千「何故……堂我の忍びとして戻ってきてくれませなんだ」
騎「私に……毘龍や義寧のように吾奴の下に付けと言うのか」
千「ダメです騎士強風!そんなんだから敵だけを作るのだと……」
騎「構わぬ……私は……そなたさえ共に来てくれたなら、抜け忍になっても構わぬと……あの日、申したではないか」
千「あ、兄様……」
漣(…………)
千「しかし……今の兄様は百鬼夜行衆としてどれだけの悪行を重ねるのですか?」
騎「今更説教はないぞ、千手。私は堂我の里に追いやられた我々の独立を信じている。
しかし、殺駆族の天下を得るためには、誰かが業を背負わなければならない」
千「それでいいのですか?兄様は、十四代目漣飛威を見返したいために今度の策戦を思いついたのでしょう?」
騎「私はそんなに小さい男か?」
千「十四代目漣飛威は義侠心が堂我忍軍の武器だと勘違いしている男です。
女性ならそんな男も許せますが、兄様はそんな十四代目を許せない……」
漣(…………)
騎「似すぎたもの同士は、憎みあうと言うことさ」
千「恋しさ余って憎さ百倍ですか?」
騎「…………」
千「私、みんな知ってたな」
漣(…………)
騎「千手……そなたは永遠に俺とアイツの間に居たいというのか!」
千「選ばねばならぬというのであれば……私は……」
騎「今一度言おう……私は…俺は……そなたさえ共に来てくれるなら……百鬼夜行衆などいつでも抜けよう……」
千「あ…に…様……」
騎「さあ……私の手を取っておくれ、私の優しい千手……」
すっ……
千「…………………ごめんなさい、兄様」
麗寸「お命、頂戴!」
――堂我忍法・影隠れの術!!
騎「…………」
千「あぁ……」
麗「騎士…強風さま……ゴフッ……」
――隠し腕!
騎「そうか、そなたも麗寸の名を継いでいたか」
千「躊躇いもなく……昔の仲間を殺せるのですね……」
騎「千手も随分と非情……くノ一らしく……!!」
――斬!
漣「…………」
騎「漣飛威……か……」
千「騎士強風……私は十四代目漣飛威が伴侶、千手姫ぞ!」
騎「く…くっくっくっく……これでは道化だよ」
漣「情けない奴っ!」
騎「頑駄無どもにその才能を利用されている者が、言うことか!」
漣「そうかい!」
――逆鱗閃光斬!
騎「そうそう当たるものではない!…………うぐっ!」
ドクドク……
漣「普段ならば退けとも言うが……貴方が相手ならばそうもいくまい!」
騎「……千手、聞かせておくれ?君の愛してる者の名を」
千「ここにいる十四代目漣飛威さまの他に無し!」
漣「千手姫……」
騎「そうか…そーか!…………ハッ!ハァーーハッハッハ!!」
麗「強風……さま……」
騎「消えてしまえ、こんな世界」
漣「騎士ッ……!!?」
スッ……
騎「私が一方的に攻撃を喰らうものかよ!輝羅鋼は諦めようが、この護符!闇の鎧の封印を解く護符は頂いていく!」
天零「騎士強風ッ!!」
騎「おや、一足遅かったな、頑駄無軍団」
彗心「ッ!!護符を!」
毘龍「麗寸……!?騎士強風っ!!貴様ァァ!!」
騎「堂我禁術、界解縮地……」
毘「待てぇ!」
――シュウゥゥゥゥ
騎「待てと言わずとも、これから私は堂我の里にある闇の鎧を頂きに行くよ……」
毘「堂我手裏剣ッ!!」
カツッ!カツッ!カツッ!
毘「逃がした……はっ!麗寸!」
麗「ハァ……ハァ……」
彗蓮「非道い……傷……」
漣「駄目だ……助からぬ……私に気力大充実が使えれば……っ!!」
麗「ハァッ……ハァッ……千手姫さ…ま」
千「すまぬ、麗寸」
麗「ふふ……残酷な方。こうなると知って私を騎士強風さまに向かわせたのでしょう?」
千「それは……」
麗「よいのです。漣飛威さまはお優しすぎるから……千手姫さまは、時に冷酷にならなくては……
それにしても、哀しいこと……騎士強風さま、本当に躊躇いもせずに……やっぱり、あの御方の心の中には千手姫さましか居ないのですね……」
毘「麗寸ッ!!」
ガシッ
麗「騎士…強風…さ…ま…」
毘「う……」
心「毘龍……」
麗寸「いけませぬ、強風さま。その最後のにぎりめしは強風さまが」
強風「私は空腹にならぬ術を心得ておる。そなたはそうでない故、食べよ」
麗「し、しかし、上忍しか入ってはならぬと言われたこの谷に無理矢理強風さまをお連れしたのは私です……」
強「気にするな。決めたのは私だ。それにこうして黒百合の花も手に入れることが出来た。千手も喜ぶであろう」
麗「…………」
強「……困ったなぁ。意外と一徹なのだな」
麗「わ、私は将来、麗寸の名を継ぎ、堂我の為にその身を捧げる忍びでございます」
強「知っておる」
麗「故に……我ら下忍の命などおかまいなされるな!その為の我らにございます。塵芥とお思いなさいませ!!」
強「ふむ……そうだなぁ……いずれ私の手足となって働く者をこんな事で失っては割に合わぬと思わぬか?」
麗「それは……」
強「そなたの命は、そなたの命に見合った局面にて使わせて貰う故、今は生きよ。主命無しに命を捨てるはよき忍者ではない」
麗「強風さま……」
麗寸「お慕いもうしておりました……」
ストン……
毘龍「あ……あぁ……ぁ……」
千手姫「…………私を恨め……」
十四代目漣飛威「…………」
彗蓮「彗心……」
彗心「これが忍びだ……例え愛する人であっても、主の為に戦うのだ」
蓮「私には……出来ないよ……」
心「彗蓮……」
漣「天零どの……」
天零「……こんな時に言いたくは無いのですが……すでに光魔の盾も奪われてるのです」
――堂我の里
新凰「………………」
ザッ…
義羅「ずっとあの調子で……もう三日も何も食べてないんですよ!」
ザッザッザッ……
新「…………」
義「あっ……」
――殴!
刀流義守「ボーッとしてる場合じゃないだろ!?落ち込んでる暇あったら、動けっ!!」
新「あ…………」
刀「聞け、武羅星。俺はもう、兄弟子だからって、お前が魔星さまの子だからって、お守りをするつもりはない。
……俺は、ずっと過去を引きずって生きてきた。物心ついた時には一人で、無茶ばかりして来た
そんな時に武羅星、お前に出会った。魔星さまに出会った
こんな俺なのに兄のように慕ってくれるお前を見て、俺は『自分の運命を変えられるかもしれない』って思った。
そして魔星さまは俺に剣という生き甲斐をくれて……お前や序武留どのや三羅将どのといった家族もくれた
魔星様達が破れた時、俺も頑駄無軍団を憎んだ。それだけ気持ちが動いたってことだ……
だが、俺は負けた。戦いだけじゃなくて、気持ちも負けたんだ……
剣とお前だけが、俺の残りの人生だと思っていたんだ。けれども、それも叶わなかった
お前はどんどん強くなっていくし、飛駆鳥大将軍の息子だったし、そして……お前は大切な人を見つけた
卑屈になったよ、俺は。お前が大きくなったのを、本当は喜ぶべきだったのに……」
新「刀流義守……」
ガシッ!
刀「それが、だ。もう見守るだけじゃない。お前の仲間の一人として、友として肩を並べ、
背を合わせ戦うつもりで戻ってきたのに、どうして腑抜けてるんだっ!!」
新「俺は……お麗の事考えてなかった。お麗は俺のこと……」
刀「諦めるのか!?お前は諦めきれるのか!!追いかけろ!捕まえろ!しがみつけ!それがお前だろう!我が道を走って見せろ!」
新「刀流義守……」
刀「好きなんだろう?」
新「あぁ……俺は……お麗が……好きだ……」
刀「約束を思い出せ!お麗を救ってやれるのはこの世にお前ただ一人なんだ!お麗がお前を待ってるんだ!」
お麗「一緒に居てください。私の手を握っていて下さい。これからずっと……」
新凰「ああ、約束する。一緒に居る」
刀「約束を今はたさないで何時はたすんだ!立て武羅星!その手に必要なモノは何だ!」
ガンッ
武羅星「うわ!……やっぱり天剣絶刀は重たいです。これを片手で扱う父上は凄いや!」
宇折堕「はっはっは……天剣絶刀は魔界の名剣。若には少々早いだギャ」
愚嵐怒「あと十年もしたら判らんがな」
天国途「武羅星、魔星さまの跡取りとして見事にその天剣絶刀を扱えるようになったその時は、
我ら三羅将、そなたを主君の子としてはなく、誠の主として仕え、見ようぞ。精進せい」
魔星「三羅将よ、その時は儂を見捨てるのか?」
天「やっ……それは……」
宇「ギャ、ギャ……」
魔「ふ……そう焦るな」
序武留「魔星さま、ご相談が……あぁ、若の稽古中でしたか」
魔「構わん。今日はこれまでと思っておったところ」
刀流義守「武羅星、魔星さまに天剣絶刀をお返ししろ」
武「あ、ハイ!父上!」
愚「おっ……」
刀「なんだ、武羅星、両手ならば持てるではないか」
魔「それはならん!」
刀「魔星さま?しかし剣術の基本は……」
魔「一介の剣士になりたくばそれも良かろう。しかし天剣絶刀を受け継ぎ、天下を志す……いや
例え天下を志さなくとも、よき漢になりたくば心構えとして聞け
片手に剣を持ち、力を得よ。何者にも負けぬ力を
そして今一方の手には己がたった一つのモノを掴め」
刀「たった一つの……?それは一体」
魔「人に探して貰うようなものではない。どうしても他人に譲れない、たった一つのもの。己だけの真実
儂はそなたらに剣術という力を教え、与えてやれようが、そればかりは自分で探せ」
新「父上のそれは何なのです?」
ポン…
魔「無論……国盗りよ!」
新「……!!」
刀「起て!新凰頑駄無!お前がその刀で守るモノを忘れたか!」
飛駆鳥「新凰、受け取れ俺からの祝いだ。剣は受け継ぐ者がいるなら受け継いでもらった方がいい」
…コク
新「重…い……」
麗「その重さに負けないようにしなければなりませんね、新凰さま」
新「俺は…俺は……」
刀「フン……」
バッ
新(刀流義守……俺が挫けそうなとき、諦めてしまいそうになったとき、いつも……奮い立たせてくれた……)
スッ……
新「友よ……」
刀「俗に、な、『女の子が本当に幸せになるって、戦争に勝つより大変なこと』らしい
実際、大変な事になってるな……フフフ……」
新「俺を助けてくれるか……?」
刀「今お前の目の前に居る男は、そんなとき何て答える男だ?」
新「頼りにしている」
義「よかった……」
――ガシッ!!
義「ガフ?!」
騎士強風「はっ!ハハハハハッ!いい話だ!今頃PCの前の読者の3人くらいは泣いてるかも知れんぞ!」
新・刀「「ッ!!」」
騎「初にお目にかかる。新四魔将が一人、孤忍・騎士強風!!」
義「うぐっ……うぐ…」
刀「四魔将……ッ!!」
騎「新旧相まみえるというわけだ、刀流義守!」
ドォォォォオォォォォォン!!!
刀「!!」
新「爆発!?」
騎「…………」
刀「貴様、堂我の里を……」
騎「逝ったか……忌まわしき記憶とともに……しかし……」
――潰!
義「がぁぁぁ!」
騎「惰弱!手負いの私一人に!」
刀「新凰ッ!」
ダッ!
新「あぁ!」
刀「導刃銃!」
ドゥッ!
騎「見える!」
新「月光一閃斬!」
騎「そんなもの……!!」
新「うおぉぉ!!真っ向両断!」
騎(一撃目の衝撃波に追従しての二撃目!!)
騎「だが!隠し腕!!」
――相殺!
新「!!」
騎「もらった!」
カンッ!
刀「俺を忘れるな……」
新「でやぁあぁぁぁぁ!!」
斬!
騎「うぐ!?」
刀「手負いだからといって容赦はせん!」
新「袈裟懸け!」
ビュッ!
騎「このくらい、いなせない訳ではない!そして新凰!打ち込みの後に左に死角を作る癖がある!」
ビュッ!
新「………」
キン!
刀「そんなことは百も承知!」
騎「!!」
新「白鷺の……舞!!」
ザッザッザッザ!!
騎「かぁ……!?」
タッ……
騎(強い……いや、強いのは想定内だ。だがこの強さは単純に達人級が二人という訳ではない
この二人が組んだときの強さ……大将軍級!!!)
新「騎士強風!おれはどこぞの大将軍みたいに、非道な虐殺に対し正義感を振りかざすつもりはない!
だが!お前が今握りつぶした義羅は!腑抜けた俺に三日間飯を渡しにに来てくれた!他の奴にも世話になった!
それを……焼き尽くしたお前を俺は許さない!!」
騎「…………ふ、焼き尽くした、か」
刀「何がおかしい?勝機が見えずに狂ったか?」
騎「いや?勝機など見るまでもない……私の勝利はゆるがん!」
刀「負け惜しみを……」
騎「フッ……いかに……」
新「?」
騎「いかに私が優れてるからとて、こうも簡単に堂我の里を焼き尽くすにはそれなりの理由がある」
新「!!」
グワオォォォォォォォォォォ!!
刀「何だ?この地鳴りは!?」
騎「地鳴りなどではない……優れた戦略家とは、必勝の布石を敷いてから戦に望むもの……
私も、必ず勝てると踏んだからこそラクロアから帰ってきた!ラクロアで得た我が力!来い!」
???「グワォォォォオオォォォォォォォ!!」
新「なっ……」
刀「化け物……」
騎「化け物とは失礼な。ひれ伏せ、これなるはラクロアの四神獣・曲嘴王(グリフォン)!!」
新・刀「「!!!!!」」
騎「天来合身!!」
――神!!
騎「ふ……嵐の騎士強風とでも名乗っておこうか?」
新「くっ……」
刀(新凰……)
新(わかってる……正直、奴の底が知れない)
刀(全力でいこう。援護を頼む!)
刀「変幻!!」
新「月の光よ……」
騎「ほう……いきなり天動奥義か。合理的な話だ」
新「月光……ッ!!爆・滅・破ァーーーーーーーーーーーーー!!!」
ゴォォォォォォォォ!!!
騎「覇!!」
――掌!!
グォンッ!
新「なっ……!?掌撃で弾き返した!?」
ギュィィィィィ!!!
刀「天動奥義!突撃貫通斬!!!」
ハシッ!
刀「!!?」
――白羽取り!
騎「ふむ……む?これは……」
刀「このぉ!!」
バ キ ッ ! !
刀「!!…………」
騎「やはり……」
刀「ぐああぁぁぁ゛ぁあぁおお゛あおおぉぉ゛ぉぉおおぁお!!」
新「と、刀流義守……」
騎「……もう一人乱入か」
ダッダッダッダ!!
月影「騎士強風!!天来返照!!」
――必殺!
月「激動爆震斬!!」
――掴
月「な……」
騎「剣を放した方がいい。四肢をズタズタに引き裂かれたくなければな……逆鱗風塵裂刀の術!」
――スダダダダダダ!
月「うぐぅわぁぁぁぁぁ!!」
騎「人の忠告を聞かん奴だ……」
――放
騎「逆鱗雷電爆撃の術!」
――カッ!
月「――ッ!!」
バタッ……
騎「終わりだ」
刀「うぅ……」
月「…………」
新「あぁ……」
騎「新凰よ、この二人は決して弱くない。天宮では五指に入る剣の強者であろう。だがこの有様だ
世は広いということだ。……お前も、随分と屈折した背景を持ってる男だ。私に似て無くもない……
殺したくはない、去れ。お麗の事は忘れよ。それが君の幸せでもある。忘れよ、愛などと言うものは……」
新「…………」
――烈旋丸 開放 !!
騎「残念だ……」
新「まだ旅は終わっちゃいない!俺とお麗と刀流義守の旅は!!」
騎「判らないか……曲嘴王と合体した私の心力は無尽蔵に等しい。一撃必殺の威力を持つ最上級術法ですら……」
――風!!
――雷!!
騎「このように二つ同時に出せる。更にッ!」
――小夜啼鳥!
騎「この隠し腕に持つ小夜啼鳥も、火の術法によって威力も間合いも格段に伸びている!
私に一刀与えたくば、この三つを全て超えてみせねばならぬ!それは可能か?否!断じて否!!」
刀「……少々見積もりが甘いことを証明してみせねばな」
グググ……
新「刀流義守!!」
騎「死に体で何が出来る!」
刀「三つ全て俺が受けきる!充分だ!!」
新・騎「「!!!!!!」」
刀「……構うな、新凰」
新「だが!!」
刀「俺は不死身だ」
新「だが……」
刀「…………安心しろ。策は考えてある」
騎「来ないなら私からいくぞ!!」
刀「仕留めて見せてくれ、新凰!」
新「くっ……おおぉぉぉ!!!月光……ッ!」
ダッ!
騎「逆鱗雷電爆撃の術!」
刀「ぐおおおおぉぉぉ!!」
――挺!
騎「本当に盾に……ッ!!耐えたというのか!!やはり君は……!!」
刀「アイツの部下であろうと、兄弟であろうと、友であろうと……俺は、俺はアイツの為に命をかける!」
新「陽光……ッ!!」
騎「ぬおぉぉ!!逆鱗風塵裂刀の術!」
刀(悪いな……新凰。嘘をついた。策なんざ無い……だが!必ず勝機を作ってやるぞ!!)
――轟ッ!!
刀「くぁ……ま、まずい……」
――散華
騎「終わりだ!私の小夜啼鳥がお前ごと新凰を切り裂く!!」
――一閃!!
月「がぁぁあ!!」
グワッ!
騎「!!」
刀「月影……どのっ!」
ぶしゅっ!
月「ぐ……終わりだ、騎士強風……この突き刺さった刀は抜かせん!!」
騎「!!」
新「斜め十字斬!!!!」
――ドガアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!
騎「私はっ……騎士強風だ!!!」
クワッ!!
刀(拳で……!)
月(だが如何に騎士強風が桁外れとはいえ、拳と剣では……!)
新「うおおおぉぉぉーーーーーー!!!」
刀・月「「いけぇぇぇーーーー!!」」
――閃光!!
騎「ガハッ!!」
ドクドクドク……
月「あ…あぁ……」
刀「し、新凰……」
――血雨
新「………(ガクッ」
――舞翔
刀(相打ち覚悟で騎士強風も掌撃を振るった……)
月(だが……それでも尚、騎士強風の方が強い!?)
騎「フー…フー…まさか私に冥府暗闇弾を使わせるとはな」
月(冥府暗闇弾だと!!黒魔神クラスの術法を使えるというのか!!)
騎「ふふふ……さぁ、無様に地にその頭蓋を叩きつけて絶えるがいい!新凰!!」
クワッ!!
騎「地に……地…に…?……!!」
飛駆鳥「…………(キッ)」
新「…………」
――抱
スタッ!
刀「お……おぉ……新凰!!」
月「武零斗どの!毒は無事に抜けて……」
飛「毒?……あ!あぁ!あの程度の毒で倒れるような俺ではない!」
騎「武零斗……だと?」
飛「気力大充実!!」
――パアァァァ
刀「おぉ……!」
月「はぁ……」
新「……ぅ!?」
飛「皆、無理に動くな。新凰を頼む……」
騎「!!気力大充実……まさか!貴様は…飛k…!!!!」
――ドブシャァーーー!!
――流血!!
騎「カ…ハ…ッ!」
飛「許さんぞ……許さんぞ!!騎士強風!!!!」
騎「うっ……!!」
月「詰み手だ、騎士強風。凰の技が効いているお前に武零斗どのは倒せん
大人しく護符を渡して投降しろ……」
鈴手瑚「そんなに返して欲しければくれてやるよ」
月「!!」
鈴「馬鹿だねぇ……騎士強風が持ってると思ってたのかい?……闇の鎧は頂いた!!」
飛「!!!!」
鈴「闇の三神器まで後一つ!!」
月「くっ……」
騎「いや、すでに揃った……」
鈴「何!?」
飛・月「「!!」」
騎「残りの一つ……天剣絶刀は……あの男の中に封印されている!」
――示!
刀「お、俺の中に……だと!?」
鈴「へぇ……なら!!」
シュン!
飛「不味い!」
騎「いかせるか!」
――蹴!
月「気を失った義羅を!!」
騎「避ければ義羅は死ぬぞ!」
飛「ぐ……」
ドウゥ!
飛「ぐ…ぅ……」
刀「うああぁあぁあぁーあ゛あぁ゛あーーあがおぉ゛ああぎぎぐえぇぁあああーーー!!!」
――グォングォン!
飛「刀流義守!!」
鈴「確かに……天剣絶刀!魔星が封印していたか」
騎「あぁ……おそらくな。そして封印されていたとはいえ、流れ出すエネルギーは
そこの……刀流義守の身体能力を高めて、今まで何度も窮地を救ったに違いない」
刀「!!……し、師よ……!!」
鈴「兎に角、目的は達した。長いは無用!」
騎「あぁ……漣飛威に伝えておけ!私の手向けだ。残りの時間、せいぜい千手姫と仲良く暮らすがいい」
――シュウウウウウゥゥゥゥ!!
月「くそっ!」
ガン!
飛「そう自分を責めるな。まだ手詰まりというには早い。私は堂我の里に生き残りが居ないか調べてくる。この場を頼む……」
飛(……しかし、風林火山四天王が冒流刀以外全滅、超将軍も雷鳴、鉄斗羅、龍虎、飛燕が欠けた
金刃雷都と堂我は戦力として望めない状態だし、冥府暗闇弾の直撃を受けた新凰の煌月の鎧はボロボロだ……
いや……諦めてはいけない。光を覆い隠すのが闇ならば、闇を照らすのも光!そうだな、大鋼、號斗丸、父上……)
――百鬼夜行衆本陣
鈴手瑚「新凰ごときに随分手間取ったみたいだね……」
騎士強風「…………」
牙鬼「ゼェ!…ゼェ!……」
旋風鬼「しっかりおし!」
騎「おいソコの!私の手当をしろ」
旋「騎士強風さま!!お、お持ちを!この男の治療を終えてから!死にそうなのです!今すぐ治療を……」
ザシュッ!
牙「グフッ……」
旋「な、何を……」
騎「たわけ!歩の補充などいくらでも出来る!が、飛車や角はそうはいかんと判らぬか!」
旋(応急処置も止血も済んでおられるのに……!!)
騎「なんだその目は?お前とて駒に過ぎぬ。忍びの本分も忘れたか?えぇい煩わしい!自害しろ!」
鈴「…………騎士強風、先に行くぞ。治療が終わったならば四魔将は詰め間にこいとのお達しだ」
騎「承知した」
鈴「蠍丸と喧嘩しないでおくれよ。気が立ってるからな、彼」
騎「“元の”化け物に一つ戻ったと聞いたが?」
鈴「それで仕留め損ねたのだから機嫌が悪いのさ」
騎「所詮その程度の男よ」
鈴「仕方ないだろうよ……赤流火穏の王、轟炎王と赤流火穏の兵三千が加勢に来たのなら、僕にも無理だ」
騎「その三千という数字、本当なのやら。フッ」
鈴「じゃあね、お大事に……」
タッタッタ……
騎(“新凰ごときに”だと?馬鹿め。この傷が新凰に付けられたものか!)
騎「大将軍……許すまじ頑駄無!悉く殺し尽くしてくれよう!!」
旋「…………」
武威凰大将軍「ありがたい、轟炎王どの」
轟炎王「いえ……礼ならば姉上に」
威「農鈴どのに?」
農「わ、私は……」
轟「父上にならぬと言われた天宮への援軍、それを独断にも用意し、そして私に発破をかけてくれたのは他ならぬ農鈴の姉上にございます」
巨山の冒流刀「ハッハッハ……農鈴どのは拙者や號斗丸と供に魔星と戦った女傑。いかにもありそうな事」
農「も、もうっ!冒流刀さんまで!!」
威「いや……誠に感謝する、農鈴どの、轟炎王どの」
轟「いえ……何としても鋼動甲冑は渡さねばと思っておりました。過ぎた力は危険ですが、使わねばならぬ時に臆してはなりませぬ」
――轟炎武威凰大将軍
威「わかった……いざとなれば……」
轟「切り札としてお使いなさいませ」
威「うむ……もうすぐ天零が戻る。凶報か吉報を携えて……な。その後、方針を練よう」
轟「左様でございますな」
主猛羽「ついに闇の三神器がそろった!これも皆の働きがあってこそである!礼を言おう」
蔵烏鉈「ははっ!」
騎士強風「………」
蠍丸(…………ちっ)
鈴手瑚「主猛羽!その言い草はまるで我らがお前の為に働いたが如くの言い様!
自惚れるなよ!我らが……いや、例え僕一人でも、命を賭すは姉上が為!貴様の為ではない!」
藏「鈴手瑚どの!!」
蠍(ほう……闇皇帝様が直接取り付かなくなって、だんだん地が出てきたのか)
騎「………」
主「困ったな、鈴手瑚、私はそのようなつもりでは……しかし鈴手瑚、君も少しは言葉を選んでくれまいか?
君は邪麗さまの弟君であられるが、同時に四魔将が一人ということを忘れて貰っては困る」
邪麗「ホッホッホ……」
鈴「む……」
騎「このまま痴話喧嘩が続くのであれば退席してよいか?」
主「まぁ待て。神器が揃い、邪麗さまが折られることによってついに闇皇帝さまの復活の時が来た
後は大いなる力が必要だ。その為に……烈帝城に封じられてる闇の扉を開く!!」
騎・藏・鈴・蠍「「「「!!」」」」
藏「つまり、破悪民我夢への侵攻!」
主「うむ」
邪「ここにいる者、それぞれ思惑があっての事であろう。妾に忠誠を誓う者……」
藏「………」
邪「妾を慕う者」
鈴「………」
邪「自らの栄達と野心を持つ者」
蠍「………」
邪「復讐の為に力を欲する者」
騎「…………私はそれほど器の小さな男か?」
邪「ホッホッホ……まぁよい。色んな者がおる……のう?主猛羽?」
主「……はっ!各々方!その大願、破悪民我夢制圧のあかつきにこそ成就するものと思い、邁進せよ!!」
藏・鈴・蠍「「「おうっ!!」」」
騎「…………」
邪「ホッホッホ……」
主(フフフ……)
近づく決戦!
新凰とお麗の運命は!?
武威凰大将軍と頑駄無軍団は百鬼夜行衆の破悪民我夢侵攻を食い止められるのか!?
――次回を待て!!
邪麗タンハァハァ
光凰様ハァハァ
141 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 10:54:31 ID:6nMJ1I7P
職人さんGJ!!!
| | ノ
|∞) ショクニンサン乙ハァハァ
|⊂
|[i] )/
|∞]ロ 邪麗タンハァハァ
|⊂
|n/
|∞]ロ 光凰様ハァハァ
|⊂
|
おおおお、大作GJ!!!
細かい台詞にもいろいろパロ入ってて面白いよ。
何気にダイの大冒険が入ってると思えるのは気のせいか?w
気のせいじゃないですよ
ダイの他にラッキーマンやるろ剣、ウルトラマン超闘士激伝成分も入ってます
すごいっすね、職人さんGJです!
スゴいな。マジGJです。
新凰・刀流義守が硬い友情を交わしたところで泣きかけたが、割り込んできた騎士強風に見抜かれてて吹いたw
ときに、「騎士!」と呼んでるところがあるが、「ナイチン!」と呼んでるということでいいのかな?
>>146 なんか響き的にあんまりカッコよくないなw
漣「どうしたナイチン! 顔色が悪いぞナイチン! 何かあったのかナイチン!」
騎「俺をナイチンと呼ぶなー!!」
つーか何故武零斗と飛駆鳥の違いに気づかないんだろう
目の色とか頬の色とか胸の文字とか違うのに
最近ボンボンの漫画読み返してから不思議でならないんだが
お約束
様式美
暗黙の了解
どれがいい?
それは遊び人の金さんをお白州で見ても気がつかないのと同じ理由だな。
それより、あの鎧はレプリカなのか気になる。
武零斗の鎧って先祖代々受け継がれてきたものらしいから一品物だろう、多分。
そのわりに親父は身に着けてなかったけどw
武零斗忍軍頭領に代々受け継がれてきた鎧なんじゃない?
>>153 それは武零斗が着てる鎧で、
>>153が言ってるのは飛駆鳥が着てる武零斗鎧て事でわ?
ま、レプリカだろうな。
いや、その割に親父は〜に対するレスだから
なるほど、スマソ。
代々受け継がれてきた鎧だから一つしかないんだろうな。
てことは、飛駆鳥が着てたのはレプリカかな?
じゃあそんな貴重な鎧を烈破はなんで伝説の時代に使わなかったんだろう、てな内容だろう。
武零斗の鎧よりも三烈神の鎧の方が高性能だったから?
烈破って武零斗じゃないだろ
確か武零斗(彗月)って先代の武零斗にスカウトされたんだろ
その頃烈破って隠密副将軍になってたんじゃなかったっけ?
なんか自分で書いててわけわかんなくなってきた
保守
| | ノ
|∞) 保守ageハァハァ
|⊂
|[i] )/
|∞]ロ 邪麗タンハァハァ
|⊂
|n/
|∞]ロ 光凰様ハァハァ
|⊂
|
月影が飛駆鳥を武零斗を間違えたのは
月影戦いで興奮状態だったし、重症だったし、正常な判断できなかったのでわ?
てか、飛駆鳥の武零斗鎧着装を知ってるのって限られた連中なんじゃね?
魔星戦で居合わせた五人衆&武零斗ぐらいしか知らなかったりして。
月影「いつもと目の色が違うようですが……」
飛駆鳥「いつもは任務が大変で目が充血してるだけで、コッチが本当なのだ」
月「頬の色が……」
飛「そ、そんなに顔色が悪いかな?」
月「胸の文字が……」
飛「“いめちぇん”という奴だ。おしゃれだろう?」
月「………」
飛「………」
>>163 話としてはありえるな。
>>164 笑えたww。
ってか月影よ。声では判別できんのか。
月影「えー…だって俺が大将軍サマなんて雲の上の存在にそうそう声かけられるわけないじゃん」
龍虎「最後に謁見したのいつでしたっけ」
飛燕「先代だったら4年前くらいじゃない?確か」
月影「もう憶えてねーーー!!(うがー)」
飛駆鳥「(ほっ)」
てか、あの姿地味に気に入ってたりしてw
鎧の力を取り戻した後もちょくちょく城を抜け出すのに使ってみたり。
で、皆に睨まれる武零斗。
>声では判別できんのか
飛駆鳥「なにを隠そう!俺は声帯模写の達人だ!!」
漏れは武者がアニメ化するなら
武零斗と飛駆鳥2役でやってほしいな。
七超も考慮すると若者系できそうな人がいい。
関俊彦とかどうかな?
で、弟の中の人も関なの
飛駆鳥(武威之進)と飛駆鳥大将軍(武零斗)じゃ声が違うイメージだな
飛駆鳥=熱血主人公(大将軍に目覚めた時にアンバランスになるぐらいがいい)
飛駆鳥大将軍=落ち着き・ギャグ・熱血を全てこなす
じゃあ七超のときは男声の出せる女声優でどうよ
荒鬼 緑川光
雷鳴 佐々木望
天地 中井和哉
鉄斗羅 中原茂
舞威丸 石川寛美
大鋼 古澤 徹
駄目だ、声優わかんね……
荒鬼:山崎たくみ
雷鳴:結城比呂
獣王:星野充昭
天地:置鮎龍太郎
爆流:立木文彦
鉄斗羅:中原茂
舞威丸:石川寛美
大鋼:古澤徹
どう見てもジェイデッカーです。本当にありがとうございました。
寧ろ結城比呂は飛駆鳥じゃね
J刑事の面子なら
舞威丸「パンダさんを虐めちゃ駄目ーー!!」
大鋼「し、しかし……」
じゃあ雷鳴が森川で魔殺駆は大友龍三郎。
むしろ大鋼が玄田哲章
>飛駆鳥「なにを隠そう!俺は声帯模写の達人だ!!」
おまへは怪盗キッドかっ!
保守age
180 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 11:45:35 ID:Yg6i87jX
保守
保守
――百鬼夜行衆残党の乱終焉より数ヶ月後
姫天「舞威丸……いえ、爆王、何時までコチラに居られるのですか?」
爆王「二月の十四には天馬の国に渡ろうと思っております故。元々、この時空にはもう一人の私がおります
このように忍んで母上や兄上に会うことしか出来ませぬ」
姫「元気な顔をみれて良かった。しかし、随分とはっきりと日を決めてあるのですね?」
爆「い、いえ……(///)天馬の国には“ばれんたいん”というしきたりがございまして
私がその日に帰らなくてはナツミさんを非道く哀しませることになりましょう」
姫「おやおや、舞威丸は父上に似ておなごにお優しいのですね。ところで、その“バレンタイン”とやらは一体……?」
密林の鷲主「チョコレート……ですか?」
姫天「そうです。手に入りますか?」
鷲「入らないことも無いですが……」
姫「ではスグに用意してください。出来るだけ早く!!」
鷲「は?……ハッ!」
飛駆鳥妻「どうしたのです御義母様?」
姫「ああ、良いところに来ました。貴方にも“ばれんたいん”について教えましょう」
彗仙「ばれ……んたいん?」
飛駆鳥妻「そうですよ。年に一度、おなごが殿方に“ちょこれいと”を送ってお心を射止める魔法の日なのです」
仙「魔法の!!わ、私、お頭にその“ちょこれいと”を作ります!先代御台さま!」
千手姫「おや、彗仙ではないか?どうしたのだ?そんなにソワソワと」
彗仙「あぁ、千手姫さま。鷲主さまが早く“ばれんたいん”の“ちょこれいと”の材料を持ってこないかと、つい……」
千「“ばれんたいん”?」
仙「千手姫さまも知らないのですね?“ちょこれいと”の魔法によって殿方の心を射止める日、それが“ばれんたいん”なのです!」
艶麗「親善大使も楽じゃないのぅ……」
千手姫「よく言う。斬鬼と旅行気分で来てるくせに。そうそう、お主は知っておるか?“ばれんたいん”のことを」
艶「なんじゃ?それは」
千「殿方の心を“ちょこれいと”の魔法によって射抜くことで自在に操ることが出来るらしい
まぁ、我々のように、素敵な殿方が居る者にはその様なことは関係ないかも知れぬが」
艶「甘い!男の心などうつろい易いものぞ!おなごはしっかり捕まえておかねばならぬ」
千「…………そうかも知れぬ」
彗蓮「“ばれんたいん”?」
艶麗「彗心にあげるのじゃろ?照れるな照れるなホホホ……」
蓮「何のことです?」
艶「なんじゃ?千手姫が言っておったから、てっきり天宮の者はみんな知っておると思うたのに」
蓮「知りません」
艶「殿方の心の蔵を“ちょこれいと”で射抜くことによって、自在に操れる魔法の事じゃ。二月十四日にしなければならぬ」
彗心『彗蓮……俺、いつも喧嘩ばっかりしてるけど、お主の事を……』
彗蓮『彗心……うぅん。判ってる。私も……素直じゃなくてゴメンね』
心『あぁ!駄目だ!俺なんかじゃ君の釣り合いが取れないよ。君は天宮一、いや三国一の美女だ!!』
蓮『そんな……ありがとう彗心。私、彗心の事が……』
心『待って、そこから先は俺に言わせてくれ……』
蓮『うん…』
心『彗蓮!お主の事が好きだ!お主が欲しいぃぃ!!!』
蓮『彗しぃぃぃぃん!!』
――抱!
蓮『あぁ……彗心……』
心「彗蓮……なんて華奢な身体なんだ。抱きしめたら砕けてしまいそうだよ……」
ギュ…
蓮『あ……駄目……』
心『彗蓮の……全てが欲しいんだ……』
蓮『駄目よ……駄目……彗…心……』
ぽわわん……
彗蓮「キャァーーーーーーーーー(///)駄目駄目駄目ぇ〜!!vvv」
ガン!ガン!ガン!
お麗「彗…蓮……さん……」
蓮「はっ!?」
麗「………」
蓮「ふ……お麗ちゃん、“ばれんたいん”の準備は出来た?」
麗「“ばれんたいん”?」
新凰「……そんなところで寝ていると風邪ひくぞ」
密林の鷲主「……これが寝てるように見えるか?」
新「ボロボロだな」
鷲「レ、レディーとは恐ろしい……」
新「は?」
鷲「実はかくかくしかじかでな」
新凰「よう彗心。彗蓮から“ちょこれいと”を貰えるかどうか気が気でないって感じか?ん?」
彗心「“ちょこれいと”?なんだそれは」
新「なんだ、知らないのか。頑駄無軍団の忍者も大したことないな」
心「む……」
新「特別に教えてやろう……いいか……」
彗心「斬鬼じゃないか」
斬鬼「久しいな」
心「そうだ?覇道国には“ばれんたいん”というのはあるか?」
斬「なんだそれは?」
心「年に一度、おなごが殿方に“ちょこれいと”を送ってお心を射止める魔法の日という訳だ」
斬「下らんな。天宮の国は浮かれてるのではないか?」
心「やれやれ。もてないやっかみか?斬鬼」
斬「アホか。もし覇道国に“ばれんたいん”があったら、俺は山の如く“ちょこれいと”を貰うに決まってるわ」
斬鬼「……という話を彗心としてな。“ちょこれいと”の魔法によって男の心を射止める日などと初めて知ったわ
おなごは何を考えてるかわからん」
十四代目漣飛威「そうか。もし貰えるなら、私は千手に貰えればそれで満足だ」
斬「なにいってやがる。モノアイこそ真の男前じゃねーか。頑駄無には負けれねぇ」
漣「……そんな話だったのか?」
武零斗「最近、城内のおなごが忙しなく動いているのであるが……落ち着きのないことよ
いや、お恥ずかしい限りであります」
十四代目漣飛威「ははは……大方、“ばれんたいん”の準備で忙しいのだろうよ」
武「“ばれんたいん”?」
漣「殿方の心を“ちょこれいと”の魔法によって射抜くことで自在に操ることが出来るらしいぞ
乙女心は尊重したいが、少し空恐ろしいな。そなたは未婚者ゆえ、狙う者も多かろう。気をつけよ」
武「なんと……」
武零斗「飛駆鳥、飛駆鳥!」
飛駆鳥「どうしたんだ?武零斗」
武「のんびり構えてる場合ではありませぬ。“ばれんたいん”が近づいておりますぞ!」
飛「“ばれんたいん”!?何だそれは?なにやら強そうな響きだが」
武「魔星による乗っ取りに比肩する重大事にござります。あぁ、おなごとは恐ろしや……」
飛「い、一体なんなんだ!」
武「聞くところによると、殿方の心の蔵を“ちょこれいと”で射抜くことによって、自在に操れる魔法の事とか。
二月十四日にしなければ効果は無いと言われてます故、当日はお気をつけなさいませ!」
飛駆鳥「父上!父上!」
新世「なんじゃ騒々しい」
飛「飛駆鳥、今生の別れかも知れませぬ故、参上した次第」
世「何!?」
飛「“ばれんたいん”が……“ばれんたいん”がやってくるのでございます!!」
――そして二月十四日
次回を待て!!
ワロスwwww
この後、他ニ国にまで飛び火したら収集つかなそうw
これほど次回が待ち遠しい事はないぞ!w
爆王→姫天→飛駆鳥妻→彗仙→千手姫→艶麗→彗蓮→お麗
↓
鷺主→新凰→彗心→斬鬼→漣飛威→武零斗→飛駆鳥→新世
凄い伝言ゲームだなw
武神輝羅鋼の時間軸で何ゆえ爆王がいるの?
――そして二月十四日
新凰(でれ〜〜)
彗心「……顔が緩みすぎではないか?」
新「いやいや、お麗が愛情込めて作った“ちょこれいと”を貰えるかと思うと、ついな……」
心「まだ貰えるとは限るまいに……まぁ、貰えるだろうが」
新「今日は朝から何も食ってないぞ」
心(……彗蓮は……いや、なんで俺がアイツから貰わねばならん!……まぁ、くれるなら貰ってやってもよいが……うん)
トタトタ……
お麗「新凰さま〜」
新「キターー」
麗「お覚悟!!」
新「覚悟ならとっくに……ええ゛!!?」
――投!!
新「おぉ!?!」
ザク!
麗「あぁ、かわされた!!」
心「ちょっと待て、コレ、石垣に刺さってるぞコレ!!」
彗蓮「お麗、諦めちゃ駄目!“本命”が当たりさえすればいいのよ」
麗「はい!彗蓮さんも頑張って!」
蓮「任しといてよ!」
ギリギリ……ビュッ!
心「のわあぁぁぁ!!!?」
刺!!
新「す、彗心!!」
蓮「ちっ……肩に当たっただけか」
心「な、なんなんだ?話に聞いてたのとは随分違うじゃないか!」
新「お、俺にも判らん」
麗・蓮「「おおおぉぉぉぉぉ!!!」」
心「こ、この殺気!黒魔神闇皇帝以上だぞ!!」
新「や、ヤバイ……」
麗・蓮「「ダァァァァアァ!!」」
新「!!つかまれ、彗心!天来変幻!!」
――飛翔!
ドォォオオォン!!
新「あ、危なかった……」
心「た、助かったぞ、新凰……」
新「あ、あぁ……だが、腹が減って力が出せん。飛んで逃げる事は不可能だ……」
心「何だと!?」
蓮「空に逃げたからって……雷姫の渾名は伊達じゃないわよ!」
心「新凰!彗蓮が弓で狙ってる!」
新「と、取りあえず城の中に逃げ込むぞ!!」
飛駆鳥「父上、コチラです!」
新世「飛駆鳥……二人で纏まっていては不味い。バラバラに隠れよう」
飛「し、しかし……」
世「これ以上お前といても、私は足手まといになるだけだ……私かお前がが生き残れば天宮は死なん」
飛「父上……出来ません!父上も一緒に!!」
世「飛駆鳥!お前は自らの使命を忘れたか!」
飛「ち、父上……!!」
ドガシャァァン!!
世「しまった!」
飛「まさか空からやってくるとは……って新凰!」
新凰「げ、親父……」
飛「お前も“ばれんたいん”から逃げてきたのだな!」
新「あ、ああ……まぁ、確かに……」
彗心「しっ……誰か来るぞ!隠れろ」
とてとて……
姫天「……おかしいですねぇ?あの人はどこにいったんでしょう?」
飛駆鳥妻「ウチの人も居ませんわ」
飛(どうやら俺達を捜してるようだ)
心(新凰、あの手に持ってるのは……!!)
新(“ちょこれいと”じゃないか!!)
飛(何!?母上とアイツまでが“ばれんたいん”の毒牙に俺達を陥れようとしてるのか!?
なんでそんなことを!!アレか!やっぱり祝言の記念日を忘れてたからか?
それともアイツの大事にしてた小袖を破っちゃったからか?
アイツの為に城内に作った温泉が実は温泉の元を入れてるだけってばれちゃったからか?
アイツの嫁入り道具の金箔が削れた部分をガンダムマーカーゴールドで治したのが不味かったか?
この前旅から帰ったときにお土産忘れたのがいけなかったのか?!)
新(………)
世「…………ここだ」
新・飛・心(((!!!)))
姫「あら、そこにいたのですか」
飛「父上、何やってるんです!」
心「は、はやくコチラへ!!」
世「スマン……だが、例えどんな危険なものでも!私の愛した姫天がくれるものなら!毒でも受け入れようぞ!!」
新・飛・心(((!!!)))
姫「まぁまぁ、恥ずかしいですわ。けれど、毒とはひどいですわよ」
世(姫天……お前が死ねというのなら、私は死んでやろう!惚れた弱みというものだ!!)
姫「はい、“ばれんたいん”の“ちょこれいと”ですわ、アナタ」
世「うむ……食べるのだな?」
飛「父上ばかりに良い格好はさせませんよ!」
新・心((!!))
飛妻「あら、お義父様と一緒にいましたの?」
世(俺だけでいいんだ!やめろ!)
飛(夫婦仲がダメになるかならないかなんだ!やってみる価値ありますぜ!)
世(結局、遅かれ早かれこんな悲しみだけが広がって、夫婦を押し潰すのだ。
ならば男は、自分の手で自分を裁いて、子供に対し、妻に対して贖罪しなければならん・・
飛駆鳥、なんでこれがわからん……)
飛妻「飛駆鳥も貰ってくれますね?“ちょこれいと”」
飛「もちろんだ!」
世(飛駆鳥!!バカなことはやめろ!)
飛(やってみなければわからん!)
世(正気か!)
飛(大将軍は、ダテじゃない!)
世(……わかった。だが私が先に食べる。親より先に逝くは親不孝というものだ)
飛(わかりました)
世「ではいただくとするよ……ハムッ!」
!!!!
飛・新・心「「「!!!!」」」
世「こ、これは…………」
飛「これは?」
世「これは……カカオの共振……。油脂の成分が集中し過ぎてブルームしているのか?
何?劣化は感じない……むしろ暖かくて……安心を感じるとは……」
心(……つまり?)
新(美味いって事じゃないか?)
世「美味しいよ、姫天」
姫「よかった。なにぶん初めてでしたから、上手くできてるかどうか不安だってのですわ」
世「姫天、ありがとう」
姫「ふふ……恥ずかしいですわ。“ちょこれいと”に載せて愛を告白など、まるで昔に戻ったみたい……“ばれんたいん”さまさまですわね」
世「へ?……“ばれんたいん”とはその程度の事なのか?」
姫「その程度とは……おなごが殿方に心を振り絞るのを、その様に言わないでおくれまし」
世「いや……そうだな。姫天、私からも何かお返しがしたいが……」
姫「ようございます。烈光さまが御息災なだけで、私は……」
世「姫天……」
ひしっ!
飛「あ〜あ……まぁ、父上と母上が仲がよろしいのは良いことだけれども……」
飛妻「アナタも食べてくださいな」
飛「あ、あぁ……ハムッ……」
バタ!!
飛妻「あ、アナタ!?」
飛(し、しまった……うっかり忘れてた……)
心(お、おい!これは!!)
新(やっぱり“ばれんたいん”は俺が聞いたのとは違う内容ならしい!!逃げるぞ!!)
飛(コイツは……昔から超絶に料理が下手だったんだ……ガク)
艶麗(ホッホッホ……お覚悟!)
――撃破邪光砲!!
斬鬼(ハ!!殺気!!?)
チュド〜〜ン!!
斬「ぬぉ!?この茶色いモノは一体……」
チュド〜ン!!
斬「おぉ!?は!!……そうか!おのれ天宮の連中め!そういう腹づもりか!!」
艶(……何か勘違いしておるの)
斬「艶麗!!艶麗は無事か!?」
ダッ!
ドン!
羽荒斗「うわ!?誰だぶつかったのは!」
シャキン!
羽「え゛?」
斬「艶麗に何かあったらただではすまんぞ!頑駄無!!」
羽「な、なんのことだ?と、取りあえず、私の首に付けた刀をしまえ……いや、しまってください」
斬「艶麗はどこかと聞いている!!」
羽「いや、だからだな……」
斬「吐け!何処にいる!!」
羽「私は久々の休暇に里帰りしてきたばかりで何の事やら……」
斬「そうか……言う気はないのだな!」
羽(どうして私の周りには人の話を聞かないやつらばかり!)
そういう羽様が一番人の話を聞いてないザコ
羽(あぁ!?何か幻聴?!?)
斬「死…」
艶「斬鬼!!」
斬「艶麗!?無事だったのか!」
艶「え?やっ…無事というか……」
――抱!!
艶「ひゃっ!?」
斬「よかった……お前に何かあったら俺は……」
艶(あ゛〜……ま、いっかv)
羽「何なのだコレは?私への当てつけなn……」
新凰「うあぁあぁぁぁ!!!!」
ピューーーーーー
彗心「待て!俺を置いて逃げるな!」
ピューーーーーー
新「彗心!お前の事は忘れないぞ!……三日ぐらい」
心「捨て石!?」
彗蓮「待てぇぇぇ!!!」
お麗「……霞縛りの術!!」
新「うお!?」
心「か、からだが思うように動か……って!新凰!!俺の影に隠れるな!」
新「俺は大将軍の弟だぞ!命を賭して守れ!」
心「都合の良い時だけぇ!」
蓮「いくわよ!雷燕の(本命チョコの)矢!!」
――ビュッン!
心「うわあ!!?」
羽「ど、どうなってるんだ?烈帝城は?」
心「!!……羽荒斗どの、御免!!」
身代わりの術!
羽「へ……ぐえぇ!!!」
ザックリ
麗「あぁ!!?」
蓮「いやぁぁぁぁぁ!!私の本命チョコが羽荒斗なんかにぃぃぃぃ!!!」
十四代目漣飛威「…………とまぁ、今エライ事になってる訳だが」
千手姫「なにやら人の口を渡ってる間に“ばれんたいん”が歪曲されて伝わったようで……」
密林の鷲主「チョコ投げる前に話し合え、一回……」
千「あ、鷲主さま、これは義理ちょこです」
鷲「ども」
千「これはキャリバードの分」
キャ「ピキーv」
鷲「……しかし、その、本命の漣飛威どののチョコは流石というかなんというか……」
漣「千手は昔から料理“も”上手かったのだ」
鷲(だからってシャチホコ型のチョコはどうかと思うが……この人も案外バカップルなのかも知れん)
千「漣飛威さま」
漣「なんだ?」
千「お返しを楽しみにしておりますわ」
漣「は?」
千「“ばれんたいん”は三倍返しでお返しが貰えると聞きました。忍者の情報網を侮ってはなりませぬ」
漣「…………」
鷲「イキロ」
武零斗「こ、これは…………」
羽荒斗「やぁ、ひさ、久しぶ、ぶりだな……す、彗月……」
武「貼り付けのボコボコじゃないか!!」
羽「と、取りあえず下ろしてくれないか……」
武「こ、これが……“ばれんたいん”……」
羽「お〜〜い……下ろしてくれ……」
武「い、いかん。武零斗忍軍頭領たる者が鳥肌など……うぅ……」
羽「ぉ〜ぃ……」
武「く……この彗月、自分に負けてる事など……」
彗仙「お頭……」
武「!!」
仙「お、お頭……その……」
武「彗仙?……は!まさか!彗仙!君までも“ばれんたいん”の“ちょこ”を!?」
仙「!!」
武「や、やはり……」
仙「う……」
武「う……?」
仙「うわぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁん……」
――泣!
武「な?!ど、どうしたのだ、彗仙!!」
仙「わ、私……私ぃ……お頭に、お頭に“ちょこれいと”をあげようと思って……思ってぇ……ひっく…ひっく…」
――ついさっき
彗仙「へへ……朝までかかっちゃった。私っては本当に不器用。式神ならいくらでも作れるのになぁ……
でも!これは絶対に美味しいもんね。会心の出来だもん!……お頭、喜んでくれるかなぁ……へへ……」
テクテク……
新凰「走れ〜♪メロスのように〜♪……うあああぁぁあぁぁぁぁぁ!!!!」
ダダダダダダダダダダダダ……
――ガン!
仙「きゃあ!?」
新「あ!す、すまん!!」
仙「ちょ、“ちょこ”が……」
――放
彗心「だから置いていくなってぇぇ……!!!」
ダダダダダダダダダダ………………ペキッ
仙「!!!」
新「あ……」
心「ん?何か踏んだか?」
仙「あ…あぁ……」
新「うっわぁ〜ミンチよりひでぇや……」
心「彗仙のか?スマン。が、今はゆっくり謝ってる暇もないんだ!後で弁償s……おい!放せ新凰!逃げなきゃならんだろ!」
新「…………」
仙「そんな……私の……お頭にあげようと……ちょこ……」
彗蓮「さぁ!見つけたわよ!彗心!新凰!!…………って、アレ?」
お麗「はぁ…はぁ……お、追いつめたんですね、彗蓮さん!…………あ!?」
仙「あ……あぁ……」
――粉々
仙「あ?大きな“ちょこ”が割れたり溶けたりしている。ハハ大きい……はぁと型かな?
いや違う、違うな……はぁと型はもっと、バァーって丸いもんね……
暑っ苦しいな……ここ、冷やせないのかな。お〜い、集めてくださいよぉ〜!ねえ……“ちょこ”が溶けちゃう……」
麗「彗蓮さん、武零斗忍軍彗蓮頑駄無さん、彗仙が……彗仙頑駄無が……聞こえますか、彗蓮さん……」
武零斗「彗仙……」
彗仙「お頭にあげたかったのぉ!“ちょこれいと”……こんな機会じゃなきゃ、お頭に……お頭に……私、私は……ッ!!」
武「彗仙……」
仙「あ、はははは……で、でも良かったかも。どうせ私の作ったのなんて美味しくないと思うし、凄く不格好だったし……」
武「その、後ろの袋に入ってるのが?」
仙「!!」
武「隠さなくても……」
仙「だ、駄目ぇー!!」
武「ふむ……パク」
仙「い、いつのまに!!」
武「これでも武零斗忍軍の頭領だぞ?……モグモグ……うん……」
仙(ドキドキ)
武「上手いな……本当に私にくれるのか?」
仙「あ……だ、駄目です!!」
――奪
仙「あ、明日作り直して持ってきます……十四日過ぎちゃうけど……いいですか?」
武「楽しみにしてるよ」
羽荒斗(師ね市ね志ね詩ね資ね子ね糸ね……世の中の恋人達全員死んじゃえばいいんだ……マキマキしてやるぅ!)
ボコボコボコボコ……
彗蓮「女の子の涙が如何に重いか思い知れ!!」
彗心「お、俺が悪かった!だ、だから助けてくれ〜〜」
――逆さ吊!
蓮「このままアンタを“ちょこれーと”で“コーティング”してやるわ!!」
心「死んじゃうから!息できないから!!……もがぶっ!?!」
――沈
――浮
心「ぶはっ!……す〜〜h…ばがgb!?!」
――沈
――浮
心「ぶはっ!……す〜〜h…おぶえgk?!」
――沈
――浮
蓮「楽にはさせないわ……」
お麗「わ、私ったら勘違いしてて……」
新凰「い、いや……俺、お麗から“ちょこ”貰えてもう、嬉しいって言葉じゃ言い表せないよ」
麗「そ、そんな……」
新「ありがとう。……来年もよろしくな!」
麗「はい!」
――ウィィィィィン
新「なんだ!!?」
麗「じ、時空が裂ける?!」
元姫丸「あ、お久しぶりです」
新「元姫丸……どの?」
元「はい、これチョコレートです!」
新「あ、ありがとう」
麗(じ〜〜……)
新「(ビク!)あ、いや、お麗、これはだな……」
元「じゃあまた」
――シュィィィィン!!
コブレッド「姫!姫のお着物をいきなり脱がすような奴にチョコは必要ごさいませぬ〜」
グイッ
元「ばいばいです〜♪」
新「Σ(゚Д゚)」
麗「新凰さま……?(^ワ^)」
新「あ…い…う…え…」
麗「クワッ(''゚Д゚'')」
――天馬の国
爆王「ナツミさん、美味しいよ……この……チョコラーメン……(オェェ)」
ナツミ「ホントですか!良かった!じゃあ、明日からメニューに出してみようかな?」
爆「え゛…あ、それはよした方が……いい……かも…」
ナ「え?どうしてですか?」
爆「…………な、ナツミさんのチョコは俺だけのものだからさ!!」
ナ「號斗丸さん……」
爆「ナツミさん……」
ナ「判りました。ケド、沢山チョコ買いすぎたんで、明日から暫くはチョコラーメン食べてくださいねv」
爆「!!」
完
新世「なぁ飛駆鳥、弟と妹、どっちが欲しい?」
飛駆鳥「え゛!?」
GJで候
バレンタイン編テラ面白スってことが何故分からん!
GJだよこれは!!
じいじぇいに候。
>心「こ、この殺気!黒魔神闇皇帝以上だぞ!!」
何ィー!!知っているのか彗心!!?
>羽荒斗(師ね市ね志ね詩ね資ね子ね糸ね……世の中の恋人達全員死んじゃえばいいんだ……マキマキしてやるぅ!)
腹黒ドリルタコキター
超超超超超GJ!!!!
ワロタワロタw
で、一番カワイソウなのは誰だろう?
1.飛駆鳥
2.羽荒斗
3.彗心
4.新凰
5.爆王
>204
機動武者大戦で黒魔神闇皇帝は敵ユニットとして登場しているぞ。
>205
やっぱ3の彗心ジャネ?
いや、羽もなかなか
羽様は客観的に見ると可哀想だけど同情する気が起こらないのが不思議ザコー!
209 :
446:2006/02/18(土) 08:21:52 ID:???
彗蓮…そのうちチョコが固まって窒息するからやめてあげて…ガタブル。
(一応)チョコもらえた組、来月は大変だw。>3倍返し
1.飛駆鳥 気絶するようなチョコを食べる
2.羽荒斗 首に刀。チョコ矢が刺さる。ボコボコの貼り付け。目の前でラヴラヴ
3.彗心 逆さ吊りでチョコレート責め(故意ではないが彗仙のチョコ割った)
4.新凰 浮気?がバレル
5.爆王 チョコラーメン地獄
どう考えても羽様です。本当にありがとうございましたザコ
でもやっぱり同情する気が起きないザコー
三倍返し…14代目はどーすんのかな。
〈∧〉 ■
/ `>人(∞)ノ オクレバセナガラ チョコage
,▽[邪]▽ [光]
//Vヽ ┘└
何げに鷲主も不幸
彗仙が可愛すぎる!!
武零斗がうらめし…いや羨ましい
機動武者大戦に出てくる機動武者轟天號ってどんな設定なの?
なんか轟天頑駄無に似てるんですけど…
216 :
ザコ名無し:2006/02/22(水) 15:25:22 ID:???
精太「ぎゃははははははははははっ!!(笑い転げる)」
頑駄無「……orz(凹み中)」
光凰「頑駄無は、頑駄無はまだ私のこと…(しゅーん)」
芽雫珠「(姫にはまだ早すぎたでしょうか)」
精太「(ひーひー)…それで逃げられたわけだな?逃げられたな?」
頑駄無「(むぐぐっ)…」
>216
GJですっ!!
あいも変わらず初々しいお二方v。
というかそんなコト提案した芽雫珠。もしかして精太にもしたの!?
光凰「芽雫珠は…」
芽雫珠「はい、何でしょう」
光凰「そ、そのぅ(もじもじ)…精太殿に…コレを…差し上げたの?」
芽雫珠「……それは乙女の秘密です」
光凰「あーっ。ずるいですっ」
〈∧〉
/ `>人(∞)ノ ホッシュ!!
,▽[邪]▽ [光]
//Vヽ ┘└
保守
>215
轟天に似てるよなー確かに。
221 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/01(水) 12:42:35 ID:q0D2LJIP
あげ
3月だから忙しいのかな・・・
寂しいage
生来の遅筆の上、他板でも書いてるので……
このスレに保守とかあげとか書かれる度にヤベ書かなくちゃ!と焦ってたり(苦笑
焦らず頑張って!
頑張ってください!
ガンバランカ!!ゾクブツガ!!
〈∧〉
/ `>人(∞)ノ キタイシテマス!!ガンガッテ!!
,▽[邪]▽ [光]
//Vヽ ┘└
228 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/06(月) 07:18:51 ID:NTTEnIog
荒ラシハ無視シロ!!ゾクブツガ!!
〈∧〉
/ `>人(∞)ノ スルーガイチバンデスヨー
,▽[邪]▽ [光]
//Vヽ ┘└
とうとうホワイトデーまであと一週間…
とうとうホワイトデーまであと5日
とうとうホワイトデーまであと3日!
あと2日!
兄者、オンドゥルルラギッタンディスカー!?
(_∧_) \獅/
ヽ/[∞]ヽ人ヨ[∞]Eノ ナズェルラギッタンディス!!ウワァァン!!
[衛] [農]
/ ヽ / ヽ
236 :
特別合戦五話 鳳猥斗手の役(前編):2006/03/14(火) 05:21:25 ID:k3iEZf+5
武零斗「さて各々方、招集をかけられた理由は察しておられるか?」
新凰「いや全然」
彗心「はて?新凰、漣飛威どの、お頭、先代さま、先々代さま……」
十四代目漣飛威「……一ヶ月前の事をお忘れか?」
飛駆鳥「一ヶ月前……?」
心「ピギャァーーー!!」
新世「ぬおぉ!?彗心がいきなり奇声を!?」
心「怖い…チョコ…怖い……ガクブルザクグフズゴックゲルググ……」
飛「“ばれんたいいん”か……」
武「彗心……酸素欠乏症になって……」
新「俺達にトラウマを思い出させる為に集めたのか!武零斗」
飛「全くその通りだ!なあみんな!」
漣「………」(←いい思いした人1)
世「………」(←いい思いした人2)
武「………」(←いい思いした人3)
新「OK、今、初めて俺はアンタを親父だと思えたぜ」
――月光砲
飛「よし、かまうな!この裏切り者たちを吹き飛ばせ!我が息子よ!!君の勘から発した怒りといらだちは理由になる!」
武「なるわけ無かろう!!」
心「チョコなんて怖くないぞ!怖いのは逆さ吊りだけだ!」
――飛!込!
新「ちょwっwwwおまwwwwそこww銃口www」
飛「俺に構うな!撃て!新凰!!(声色」
新「判ったぁぁ!!」
バンッ!
羽荒斗「皆さん久しぶり!いや〜一ヶ月前の怪我がようやく治ってさ〜……?
彗月?漣飛威どの?新世さま?どうして私の後ろに隠れてるような……」
――ちゅど〜〜〜〜〜〜ん!!
237 :
特別合戦五話 鳳猥斗手の役(前編):2006/03/14(火) 05:22:42 ID:k3iEZf+5
武「あ゛〜兎に角、仕切り直しだ」
武威凰「……あの〜父上、皆様方、貸したお部屋を壊さないで欲しいのですが?一応、修理代は天宮の民の血税でまかなわれてる訳で……」
飛「それを俺に言うのはお門違いだぞ。さっきの暴発は羽荒斗のせいだ」
羽「お゛い゛…」
威「はぁ……じゃぁ天界に羽荒斗さんの給料から天引きするように言っておきますね」
羽「この親子はぁ!!」
武「羽、少し黙っててくれないか?話が進まないだろう?」
羽「何!?飛駆鳥の肩もつの!?ってか今、“羽”って言った!!」
武「え〜実はデスネ、“ばれんたいん”に“チョコ”を貰った者は、貰った女(ヒト)に一ヶ月後、“ほわいとでぃ”による“三倍返し”を行わなければならないそうなのです!」
全員「な、なんだってーーーー(AA略」
羽「無視するなーー!」
新「さ、三倍返し……なんて強そうな響きだ……」
飛「飛燕竜巻返しなら撃てるが……三倍返しとは一体どんな技なのだ!?」
漣「武零斗忍軍と堂我忍軍の共同で“ほわいとでぃ”と“三倍返し”を調べたのだが、その全貌は全く判らなかった……」
世「何と……」
心「取りあえず、飛駆鳥大将軍さまの飛燕竜巻返しから飛燕と竜巻を取って三倍にしたのが三倍返しでは?」
全員「!!!!」
羽「まんまじゃないか。んなアホゥな……」
新「それだ!!」
漣「冴えてるではないか!」
武「流石は我が武零斗忍軍のホープだ!!」
羽「……帰っていいか?」
世「問題は“ほわいとでぃ”だな」
心「“で”とはもしや“手”の事では?つまり三倍返しとは拳法技……」
全員「ソレダ!!!!!」
新「どうしたんだ、今日は冴えまくってるじゃないか!」
武「もしかしたらチョコレートが脳味噌に詰まったまま取れてないのかも知れんな」
飛「スゲーよ彗心!やっぱチョコが頭に詰まってる奴の考える事はフツーとは違うぜ!」
漣「……ただのチョコが頭に詰まってるではないと思っていたが……」
羽(ひとっつも褒めてないぞ……)
世「あとは“ほわいと”だな。う〜む……」
飛「父上、“ほわいと”は“ほうわいと”が短くなったものとは考えられませんか?」
新「つまり?」
飛「“ほう”……つまり鳳凰の“鳳”!!三倍返しとは大将軍家に伝わる失われた拳!!」
漣「そうだったのかー!」
心「となると、残りは“わいと”」
新「“わい”“と”?“わ”“いと”」
世「後者では“いと”に当てはまる漢字が“糸”ぐらいしか思い浮かばんなぁ……」
武「では“わい”と“と”ですな……猥斗?」
新「よりによってその漢字かよ」
飛「彗月は昔からムッツリだったからな!」
武「な、何をおっしゃられる!!」
世「しかし、男と女のやること!珍しくもない!!」
漣「結論が出ましたな。つまり鳳猥斗手・三倍返しという技を極めればよいのですな」
心「しかし、大将軍家の者しか使えない技となると……」
飛「俺か父上か新凰か……」
世「猥な手だからな……新凰には荷が重かろう」
新「何を!」
心「…………新凰、赤子がどうやって生まれてくるか知ってるか?」
新「コウノトリが運んでくるのだ!馬鹿にするな!」
全員「…………」
新「それにな!三倍だぞ三倍!ジジイ二人にはキツイだろ!」
飛「何を!」
武「待て!親子げんかしてる暇はないぞ!時間が無いんだ!」
漣「……三倍で思い出したんだが、堂我に伝わる秘宝に“三倍のツノ”というものがある。関係してるのではないか?」
世「何?」
飛「では堂我の里にいってみよう!やってみよう!」
――三倍の角
その昔、山岳コロニー『やまびこ』で山登りを楽しんでいた男たちは、山道で馬鹿でっかい落とし穴にはまりました
(しかも穴はすり鉢状で脱出困難)
赤い人は言いました
「みんな大丈夫か!生きてるか!大けがしてる者はいないか!?」
「…………!!!????」
赤い人を見たみんなは絶句してしまいました。赤い人のトレードマークだった赤いツノが……折れた
赤い人は人格の崩壊が始まりました。段々、透けてきています
「そうだ!お弁当の米粒付けたらツノ治んねーかな?」
誰かが言いました
「す…すまんな、迷惑をかけた」
「おぉ、ちょっと復活した!」
「この非常事態にいつまでも腑抜けてはおれん……(ポロ)」
バタ
「うわ〜〜んもうヤダだー」
こんな現状に対してある人は思いました
(どうしてそんなに騒ぐんだろう。服みたいなもののかざりが折れただけじゃないか
本体は別になんでもないじゃないか。そもそも自分がジオングの足は「かざりみたいなもの」とかいっといて
アレこそまさにかざりみたいなものじゃないか
あれ?そういってたのってシャアだっけ?まあいいか。僕にはあんまり関係ないし)
新凰「……で?この後どうなったの?」
漣飛威「堂我に伝わる古文書には“フルカラー劇場七巻を買ってね”としか書いてない」
飛駆鳥「狼狽えるな新凰!これが勝利の鍵だ!間違いない!」
新「え゛〜なんかヘタレるだけな気がするなぁ……」
世「新凰、お前がやらねば誰がやる!」
新「アンタがやれよ……」
武零斗「特訓だ!努力友情勝利だ!」
新「今時流行んねーんだよ……」
彗心「えぇい!ツベコベ言うな!」
ガシッ!
新「なっおい…離せ!!」
武零斗「さぁ!漣飛威どの!三倍のツノを新凰の額に!!」
新「な…やめ…止せ……やめろぉぉぉ!!」
漣「よいではないかよいではないか」
飛「初めは痛いが、時期に気持ちよくなる……」
新「試したことないだろがぁ!」
漣「新凰頑駄無エグゼ!トランスミッション!」
新「その掛け声オカシイだろーーー!!」
――ザン!
新「う……」
彗「新凰……?」
新「フォォオォーーーーーー!!」
世「し、新凰の身体が真っ赤に?いや、真っ赤って言うかマゼンタ?サーモンピンク?」
新「こんなこともあろうかと、鍛え続けたこの体!ヌゥゥゥゥゥゥッ!!ハッスルハッスル!」
飛「し、新凰!気をシッカリ持て!」
新「悪いね父さん。でもこの三倍力はもう俺の自由にできるんだよ。こんな風にね・・」
ぶぁぁぁぁく発!!
全員「うわあぁあぁ!!!」
新「ヒャッッハッッハ!!ビンビン感じるぞぉ!この赤いツノがオナゴの匂いを感じているぞぉ!」
――飛翔!
飛「破悪民我夢に向かっているぞ!」
漣「僕は……取り返しの付かないことをしてしまった……」
世「後悔は後ですぞ!追って止めないと!」
武「……お仕置きどころじゃ済まないかもな」
心「お仕置き?……チョコ地獄?ビギャーーーーー!!」
世「あぁ!また彗心のトラウマスイッチが!」
――烈帝城
羽荒斗「どうなっているのだ!この城の連中は!飛駆鳥は前からオカシイが、全員おかしくなってるじゃないか!」
武威凰「……いくらおかしくても、私の親なのですが(ピクピク」
百烈「うぅ……あの"ばれんたいん"の日に“チョコ”を食べてから、皆様の言動が少しずつおかしくなっていったのですぅ〜」
うっかりざくれろ「わてもチョコ食べたゲスが?」
風車の百式「お前は元から……」
お麗「大変です!西方から高速で接近する物体を観測したとのこと!」
百「なんですと!」
麗「このままでは烈帝城に衝突します!」
威「何と!して、衝突までの時間は?」
麗「えっと……あと5秒」
羽「遅いわーーーーーーー!!
ちゅど〜〜〜〜ん
羽「ひでぶっ!」
新凰「ん〜何か当たったなぁ?おぉ!!」
麗「し、新凰さま……?」
新「おなごじゃぁ〜ぴちぴちのギャルじゃぁ〜我が世の春が来たァァーーーーーー!!!」
次回を待て!!
242 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/15(水) 01:41:51 ID:l20NiuH3
おぉ! 乙!!!
GJ!
自分も白い日合わせで何か描こうと思っていたけど、
>>236以上にシモいネタになりかねんから自粛しました・・・。
244 :
特別合戦五話 鳳猥斗手の役(後編):2006/03/18(土) 19:12:15 ID:G+gK7cJm
タッタッタッタ……
刀流義守「何だ!?今の爆発は!!」
ガラッ!
刀「この血溜まりは!!?」
お麗「ハァ…ハァ……(///)」
新凰「黄金の指・ゴールデンフィンガーであぁぁる!!」
刀「新凰……なのか?お前、お麗に何を!!」
新「絶好調であぁぁる!!」
――抜刀!
刀「くっ……あやかしに取り付かれてるのか!?」
キンッ!
新「フ……」
ニギッ
刀「はぅ?!」
新「……なんだ、男か」
武威凰「刀流義守は男だよ!男で悪いか!!」
――峰打ち!
新「がはっ…!ふ、ふははははは!!」
威「何だ?」
新「この大将軍凄いよぉ!さすが新凰頑駄無のお兄さん!」
威「……正気の新凰になら言われても悪く無いセリフだ。刀流義守、立てるか?」
刀「無理。流石の俺でもここは鍛えられん……」
新「現世はいいどころだぞぉ!みんな早く戻ってこぉぉぉいぃ!!」
ガバァ!
威「なっ(///)」
刀「新凰が……変態になってしまった……」
新「本日二度目の……絶好調であぁぁる!!」
麗「「わあ・・大きいのにブサイク」
新「………」
威「………」
刀「………」
新「傷ついた…傷ついたぞぉ!!」
――逃走
威「………」
刀「………ハッ!大丈夫か?お麗!!傷は無いか?」
麗「え?あ……ま、まぁ、外傷は……」
刀「しかし、この血……」
威「それは羽荒斗の鼻血だ」
刀「………」
羽「さ、最近の若いもんは……す、進み過ぎだ……ウブ……(ドクドク」
千手姫「……漣飛威、状況説明」
漣飛威「あ、ハイ……」
飛駆鳥(あれって亀甲し……)
新世(見てない。私達は何にも見てない)
漣「三倍のツノに乗っ取られた新凰は、城下町で疾風の如く駆け抜け……その場にいた女人の下着をスっていきました」
武零斗「どうやらあの三倍のツノは煩悩の赴くままに突っ走るらしい。加えて、あの強力な力も煩悩力らしい」
彗心「どこぞのゴーストスィーパー時給255円じゃあるまいに……」
千「……兎に角、新凰どのが取り返しの付かないことをする前に止めてください。いいですね」
全員「おーー」
千「漣飛威はその前にお仕置きです」
漣「え゛……」
千「あぁ゛?」
漣「はい……」
新凰「クロス……アゥ!!」
体力心力回復!!
彗蓮「そこまでよ!」
彗仙「うわぁ……ヘンタイさんだぁ……」
新「飛んで火にいる夏のカトンボかぁ!!」
ダッシュ!
仙「きゃぁぁ!キモイィィ!!」
新「貴様の生体反応を取りつつ、神の国への引導を渡してくれる!」
ワキワキ!ワキワキ!
蓮「いやらしい指使いをしないでよぉ!雀落とし!!」
新「戦士たるものの遺伝子を子宮に伝えぃ!女たちはぁ!」
蓮「頭に矢が刺さってるのに!?」
仙「痛覚が無いの?!」
新「チチ!シリ!フトモモ!!」
仙「氷塊乱舞の術!!」
カチン
蓮「やった!」
新「フガッ!!」
仙「嘘ぉ!?」
新「盛った心に術は無効なんです!」
仙「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ(泣」
新「いただきま〜〜〜す!!」
ビヨォォォン!!
姫天「やめなさい新凰!!」
新「!?……なんだババァか?食指が動かんなぁ!トチ狂ってお友達になりにでもきたのかい!」
ピキ…
姫「ババァ……(ピクピク」
新「あ?」
姫「最強破壊砲!!」
新「地上最強の大砲かぁ!?!」
ドガァァァァァァァァァァァ!!
蓮「殺った!」
ガラッ!!
新「いいや、犯るのはこれからだ!!」
跳躍!
羽荒斗「子供がそんないい思いをするなどぉぉぉぉ!!」
衝突!
新「邪魔をするなぁ!」
羽「感情で行動することに異論はない。私はそう学んだ!」
新「そんな勝手な理屈、わかってたまるかぁぁ!!」
羽「父上の武器で!!」
新「自慰鳥か!」
羽「邪射鳥だ!失敬な!」
新「隙アリ!!」
――殴
羽「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!!」
新「所詮は噛ませ犬……ではメインディッシュを頂くとしよう!」
仙「ヒィ!」
蓮「やめなさい!そんな事をして何になるのよ!女の子を力でねじ伏せて……軟弱者!」
新「つくづくお前は悪い子だ!男のやることに疑いを持つのはよくないな!」
ハァーハァー
仙「助けて……お頭……」
新「ふはははは!怖かろう!」
――キラン!
武零斗「人の……」
彗心「女に……」
武・心「「なにさらしとんじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
――蹴!!
新「なんと〜!?」
吹飛
新「また男か、不愉快なヤツが!」
羽「当たり前だよ…不愉快なのは……」
新「な、なんだと!?なんだ!?なにを言う」
飛駆鳥「羽荒斗!だめだー!」
羽「男はね…喪男はね…他の男がモテるのが不愉快なのよ。でもね……どんなに不愉快でも、どんなに憎くっても、自分自身を殺すことも・・自分自身をやめることも出来ないのよ!」
新「な、何を言ってんだ…お前は……」
羽「私はあなたよ…あなたは……私なのよ!」
新「……!!」
羽「あなたは……私のいっとう虚しいところだけを持った人でしょう!…私は……羽荒斗頑駄無!」
新「私は新凰だ…私は新凰だ……」
羽「私よ、死ねぇー!」
――特・攻!!
武「羽荒斗ーーーー!!」
蓮「なんて格好悪い……」
――爆発!!
新「ぐ……」
仙「倒せてない!?」
心「羽荒斗程度の命じゃ倒せないっていうのか!」
飛「そらそうだ」
プスプス……
羽(お前ら……)
新「ちぐ…ちぐしょぉぉぉぉおおぉ!!!」
新世「おお!でも弱ってるみたいだぞ!」
新「オナゴをちょうだい!ちょうだいよ!あんたはいっぱい幸せだったじゃない!今度は俺が幸せになる!だから……ごめん!!」
飛「何!?」
武「不味い!!」
――カッ!!
ドゴゴォォォォォオォオオン!!
心「じ、自爆しやがった……」
武威凰「父上!新凰は!」
飛「武威凰?それに漣飛威どのも!!……蝋燭の蝋が残っておりますぞ」
千「新凰を弱らせることは出来ましたか?」
武「えぇ、まぁ……」
シュウゥゥゥゥ……
新「フー…フー……」
お麗「新凰さま……なんとヒドイお姿……」
千「あれだけ弱っていれば後は簡単。あやかしに捕らわれてる新凰どのの心を呼び覚まし、新凰どのが自力であやかしを追い出せばよいのじゃ!」
麗「ど、どうやっって?」
千「簡単な事。お麗、そなたの気持ちに素直になればいいだけのこと。殿方の心を開く魔法の呪文を教えて進ぜよう。それは『好き』の一言ぞ」
麗「え…あ……で、でも……(///)」
全員「言ってしまえばいいことだ!(ニヤニヤ」
お麗「……そうよ!
どうせ聞かれるなら、聞かせてやるわ!
新凰さま!
好きですゥー! 新凰さま! 愛しております! 新凰さまァー!
お麗に戻る前から
好きだったんです!
好きなんてもんじゃない!
新凰さまの事はもっと知っておりたいのです!
新凰さまの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
新凰さまに抱き締められたいんだァ!
潰されちゃうくらい抱き締められたーい!
あやかしの声は
心の叫びでかき消してみせまする! 新凰さま! お慕い申しております!
新凰さまぁーーーっ! 愛しているんのですよ!
私のこの心のうちの叫びを
きいてくだされー! 新凰さまーー!
闇皇帝が身体を去ってから、新凰さまを知ってから、私は貴方さまの虜になってしまいました!
愛してるってこと! 好きだってこと! 私に振り向いて!
新凰さまが私に振り向いてくだされば、私はこんなに苦しまなくってすむのです
優しい貴方さまなら、私の心のうちを知ってくれて、私に応えてくれましょう?
私は貴方さまを私のものにしたいのです! その逞しい心と逞しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせましょう!
恋敵がいるなら、今すぐお出になりなさい! お相手になります!
でも新凰さまが私の愛に応えてくれれば戦いません
私は新凰さまを抱きしめるだけです! 貴方の心の奥底にまで口づけをします!
力一杯の口づけをどこにもここにもしてみせます!
接吻だけじゃありません! 心から貴方さまに尽くします! それが私の喜びなのですから
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかい口づけを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
新凰さま! 貴方が雷と共に異世界へ出ろと言われるなら、やってもみせましょう!」
新凰「お…お麗?おれぇぇぇぇぇぇぇいぃ!!」
お麗「新凰さまぁぁぁ!!」
ガシッ!!(抱擁)
新凰「お、俺は何ということを……」
武零斗「全ては三倍のツノに付いたあやかしのせい。気に病むな。新凰を怒ってはいまい?なぁ、彗仙?」
彗仙「え!あ、はい。……ところでお頭」
武「なんだ?」
仙「あの……私を助ける時に……何て……」
武「!!!」
彗蓮「ぜひ、もう一度聞きたいものだわ。ね?彗心」
彗心「なっ……あ、あれは弾みで……で、ですよね、お頭!!」
武「……聞きたいか?彗仙」
仙「お、お頭……」
心「お頭ぁ!?」
飛駆鳥「はっはっは。男が小さいな、彗心」
漣飛威「ところで三倍のツノは?厳重に封印せねば……」
ガバァ!!
全員「!!!!」
羽荒斗「フハーーーハッハッハ!!新しい身体を手に入れたぞぉ!!しかも!シンクロ率400lだぁ!!」
飛「羽荒斗……」
仙「……よかった」
蓮「これで……復讐できますねぇ〜」
新「いや、まったく……」
羽「ちょ、ちょっと待て!お前ら、この身体がどうなってもいいのか!」
全員「いい!!」
千手姫「どうせ、呼び覚ましてくれるおなごも羽荒斗にはおるまいて」
飛「ギャクキャラは死なないの法則もあるしな!」
羽「そん…な……」
合掌
後日談
斬鬼「ホワイトデーとはバレンタインの贈り物の三倍相当の贈り物を貰った相手に返す事を言うんだ」
飛駆鳥「そうだったのか……」
斬鬼「號斗丸にちゃんと聞いておけ」
新凰「俺、お麗に貰ってばっかりだな……」
お麗「私は新凰さまが側にいるだけで……(///)」
刀流義守「ごちそうさま。……俺も嫁でも探すかな」
彗仙「私は三倍以上のものを貰いました……(///)」
武零斗「ん?」
羽荒斗「愛をください〜WowWow♪愛をください〜〜(泣」
幕
下手に超起動大将軍でも呼ばれたら事だったなw
お疲れ。
で、結局彗心と彗蓮は仲直りできたんかいな。
超GJ!
てか、皆に教えてやれよ鷺主!w
プルのセリフ喋る羽様キモイザコーー
彗仙が氷塊乱舞の術を使っている点w
そして姫天は…?
今年中に孫の顔が見れそうな烈破。
もしかするとひ孫の顔まで見れるかもな烈光。
当分、嫁の顔すら拝めそうにない烈空…
ナンジャコノ下ガリップリハ!!ホシュ!!
〈∧〉
/ `>人(∞)ノ ツイニ立体化デス!!ウワァァイ!!
,▽[邪]▽ [光]
//Vヽ ┘└
武零斗よりも大将軍してる飛駆鳥よりもエライんじゃなかったんか?
天界の使者、羽荒斗よ。
あの魔星をのした高ビーぶりをもう一度…
性格はアレな奴だがデザインはけっこう良いと思うんだ。
烈伝・零と言えば
精太とメタスが馬鹿ップルだった事しか覚えてない…
>>259 新約ZVの先取りだったのかもしれんなw
【羽荒斗頑駄無】
天宮軍・副将軍烈空の息子だが、家督を継ぐ気はゼロ。
「俺は俗界に合わないのさ」とばかり天界に連絡係として召し抱えられる。
その為に常人では持ち得ないパワー・特殊能力の類を持つ。
超機動大将軍編だけでは無く武人輝羅鋼編の終盤にも登場。
美味しい所だけかっさらっていく出番ドロボウと言う一面もある。
ばぁど様の輝かしき姿を見るがいい!
↓
・その場に居る全員がボロボロにされてしまった魔星の攻撃を軽く防ぐ。「小悪党が…」
・私は手助けは出来んが、これを貸してやるからやってみれば?「超機動大将軍召還」
・號斗丸の魂を天零の身体に憑依させる!(後年の復活まで約束)「我が術を使おう」
・最後は號斗丸を天に連れて行くシーンでEND
【武者號斗丸】
モチーフは当然ながらゴッドガンダム。
新世大将軍を父に、飛駆鳥大将軍を兄に、爆流超将軍を師に持つ。
当時のガンダム人気ランキングで一位に輝く程の人気を誇った男でもある。
DQN化した兄に謀叛人扱いされて天宮を駆け回った末に
魔星大将軍の企みをつかんで勝負を挑む。
勝負は超機動大将軍vs覇道大将軍の古代メカ大戦へと流れ込み
末にはお互い分離、一騎討ちの後行方不明となった。
続編武人輝羅鋼編ではネオゴッド丸として終盤に降臨。
主役の天零を差し置いてラスボス撃破と言う偉業をやってのけた。
その場に居る武威凰大将軍などは完全に空気である…気の毒に。
良くも悪くも当時の人気の高さを実感させられる人物だった。
なぁ……今ラーメン食ってたんだけど
そこの屋台の娘さんが包丁と葱もって血相変えて走ってたぞ
うほっ?
逃げてーザコー
羽様、般若顔のナツミさんから逃げてザコー
天界の使者ってことは天界武者ではない、ということか。
ん?じゃぁ使者になったのは
@生身のまんまで→なんか年もとらないし、力も強いしラッキー!状態
A実は若い頃無茶して瀕死に→どっかの天界武者に拾われスカウト
…どっち?
妹を魔物から守るために戦って瀕死
→たまたま通りかかった武者修業中の天界武者さま感激
→成長してひねくれるパターン
B母親の実家が天界武者。七超で天宮が大変な事になってるときに召還。
資質を認められたとはいえ、幼馴染(だよな?)の2人に対し負い目があり
超起動では力を貸した…かな?
保守ザコー
>>267 ごめん、途中まで読みかけて某ゼロカスかと思ったw
いや、そういうネタだろ
ところでさ・・・
HJ作例の光凰様どうおもう?
姫将軍はいい感じだと思うけど、
素の光凰様、なんかちょっと違和感あるんだが・・・
>>272 肩の球体をもう一回り小さく、胸部を1〜2ミリ詰めた方が良い。
上腕に関節技フレキシブルパイプはやめとけ。ランナーの丸いとこから切り出すか
プラ棒まげて作るヨロシ。ゴリラ体型なんだよな。あれ。女の子なのにさ。
模型板で1行目と同様の事を書いた気がするがもう一回。
…ザコ名無し氏ver.が欲しけりゃフルスクラッチしろとしか言えない。
・・・なんと言うか、ザコ名無し氏の絵を見てから、
あの作例を見ると「・・・」だなあ
顔まわり、なんか口の位置が変だのなんだので・・・
まあ、ここでぶつぶついっても仕方ないけど。
最終的に、「ザコ名無し氏は神」ってことで。
たしかに光凰様はそう言われてみると違和感あるな…
俺が気になったとこは頭の頭巾(?)が地味すぎる。
話をぶり返すが
スレ読み返してて思ったんだが…
未だに登場してない
現役組 お庭番の獣破頑駄無
引退組? 超将軍 千力頑駄無
他国の皇子 雷龍頑駄無
はまだ出番あるんだろか。
あと、直接百鬼夜行衆と戦ってない
行方不明 撃流破頑駄無(恵亜須の街にて登場)
は忘れ去られていないだろか。…爆進丸修理してホスィ!
雷龍は帰国しちゃったにせよ。獣破と千力は上司や同僚もう出てんのに。
とりあえず期待大。
保守
戦国伝ヒロインズなんての出ないかなぁ・・・
・・・烈伝は戦国伝に入るのか・・・?
>>278 狭義では入らない。
「SD戦国伝」「新SD戦国伝」「超SD戦国伝」のタイトルがついているのが
いわゆる「戦国伝もの」
邪麗タン再販オメ
再販バンザイ!!
〈∧〉
/ `>人(∞)ノ 立体化バンザイ!!
,▽[邪]▽ [光]
//Vヽ ┘└
邪麗が再販なわけじゃないぞw
捕手
姫天=彗仙≧彗蓮>邪麗>光凰>千手姫>その他