もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら・・・・03

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1通常の名無しさんの3倍
常夏3人組と愉快な仲間達が種死に出てきたらどうなるか、を妄想したりするスレです。
笑い・戦闘・感動、何でもOK。ただし801・カプ・エロはお断り。

>>950を取った人が次スレ立て。
立てられなかったらスレ番指定して依頼。
立てる人は宣言・スレ立ての成功失敗の報告忘れずに。
立つまで埋め立ては控えましょう。

前スレ もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら・・・・01
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1128238124/l50

保管庫
http://www6.atwiki.jp/trio/

参考資料
機動戦士ガンダムSEED DESTINYセリフ
ttp://zakkuzaku.tripod.com/seed-d/
機動戦士ガンダムSEEDセリフ
ttp://zakkuzaku.tripod.com/seed/index.html

ある人曰く
 皆さん、妄想はやってりゃ嬉しいただのコレクションじゃあない。
 強力なネタなんですよ。さっさと書いて、さっさと見せてください。君のネタを。
2通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 13:56:18 ID:???
2ゲット
3通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 13:56:19 ID:???
222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222



落ち着け
4通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 13:56:50 ID:oXN9Ig51
2げと
5 ◆QVp.Wip/wk :2005/12/09(金) 13:57:46 ID:???
6通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 14:20:30 ID:???
早すぎるよ兄貴!
7通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 15:46:25 ID:???
>>6
前スレのKBをごらんくだsai
8通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 15:50:54 ID:???
ああ、容量が限界なのか。スマン。


(それだけ濃い内容が大量に投下されてたんだな……)
9通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 16:18:54 ID:???
前スレ
もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら・・・・02
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1131029985/l50
10通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 17:38:48 ID:???
>>8
特に中盤ぐらいから、一気に増えたからなあ・・・。喜ばしいことだ
11通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 20:51:06 ID:???
前スレ>>737
突っ込みありがとうございます。保管庫のほうは訂正してきました。
失礼しました。
12通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 22:46:42 ID:???
>>1
まずは乙。ところで新スレ発足を受けて格納庫のトップを更新して
みたんだが、あれで良かっただろうか?
13通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 22:57:53 ID:???
>>12
いんじゃね?乙!
14通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 01:09:46 ID:XxIfne1C
             __
            ‖ふぁ~"ー 、,,__
      |       ‖ んとむぺいん,>
   \ |  /    ‖   _,-―−''´~
             ‖/~         ヽ | /
            , ィ‖-‐'" ̄`ヽノi   ))            >>1乙!
     ,ノ'"^``''^` |ヽ' ll   ィ    フ
    iイ,,、  レ,イ<_  、||/iノ|/ヽイ ヽ   ,,r"`⌒)ヽ、
    !ミj ``'"´゙<  ノ´‖ー/  ` |/ヽ>ロ 人ノ''ヽノ )
    / ´ 、__,  `|/| | ‖∨     !/ ||ヽi´l--l `) ヽ
   _l    ∨    |// ̄)( ̄ ̄`"::ノ (⌒ヽ,..ヽノ ノ人ノ
  ( ヽ_        /   /ll `'ー、....::ノ ∀\/ー- /`l  ヽ
   ヽ、       ,ヽ:..:ノ ‖   '::::|⊃  iー- l (_〕i__ノ
     l          : :::Y  ‖     ::|   |ー-,|   |(

15通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 02:07:02 ID:???
もし種死最終回まで六馬鹿が生き残っていたら
16通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 06:01:12 ID:???
               __,.....,___ 
             /     \ ̄`ヽ、 
       ,.--──'"´        `ヽ、 \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
.      /       /            l   ヽ     | 新スレ→シンスレ→シン→好き→新スレ→好き 
     /                  |   ヽ    O  
      /          |            / |    ト、  ο ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
.    / //    |  ,ィ' |ヽ.        /| |      |  o 
   /      l| /_,| |-‐ヽ    / ̄|,/|     | 
   /      l| /ァ=|トミ  ヽ l  /ィ'"ラト|!    / 
.  | i       レl´Lr::::リ_  .ヽハ、{ -ゞ::ノ_ |,/  / 
   ト|      | `'''" ̄   .::::::.. !    |   !      ステラ……新スレ好き……
  / .\    |              ′    !  ト、 
. /   ハ   .ト         ___    |  l| ヽ 
 |    {l ヽ  l|          ´ ̄`   /|   l| ヽ 
 |    `ミ`、 lト--、          /  ト、 トl  | 
 `` ─-、ト`|l ヽ | |´l ト-、 ___    _/`!-‐'"´V⌒lリ 
      |   |l !| | `ー、   ̄`l´ /丁| 
       |  |ハl| |   |     | //| | 
17通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 15:49:37 ID:???
そういやこないだ知ったんだけど
アズラエロって1児の父親だったんだね
子供はどんな奴なのか・・・・・
18通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 15:49:57 ID:???
ごめん、ageちゃった
19通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 17:49:32 ID:???
>>17
な、なんだってー
AAry
20通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 18:52:07 ID:???
それでもアズナタ好きな俺がいる
21シリアス:2005/12/10(土) 19:02:44 ID:???
>>17
それ本当だったらアズラエルに対する見方を180度くらい修正する必要が…
激しくソースキボン。でもまあとりあえず前スレ>>698-700の続き投下。


誰よりも迅速だったのはクロトだった。
突然の爆発に頭を抱えて座り込む者すら居る中を、彼は弾丸のように走り抜けると手近な
岩に駆け上がって腹ばいになった。そのまま双眼鏡を取り出して顔に当てる。
別にそれを待っていた訳ではない筈だが、直後に二度目の爆音が轟いた。尋常でない
白光が頭上を埋め尽くし、一瞬遅れて猛烈な爆風が吹き荒れる。
咄嗟のことで、思わず棒立ちになっていたステラの頭を、誰かが背後から抱え込んで
地面に押し付けた。驚いて身体に緊張が走るが、僅かに覗く視界から、その誰かが自分も
地面に身体を伏せていることに気付いて状況を把握する。シャニだった。
ごう、と突風のような気配が頭上を過ぎ去り、ややあって、後ろの方から酷く耳ざわりな、
何かが何かに激突する時の音が聞こえてくる。どうにか頭を庇っている腕を押しのけて
背後に目をやると、そこでは滅茶苦茶にひしゃげた偵察ヘリが黒煙を噴いていた。
――撃墜されたのだ。しかし、一体どこから?
ステラの疑問を代弁し、スティングが怒号を張り上げた。
「対空砲! どこから撃ってる!?」
その疑問を確かめるべく、岩の上のクロトが片膝を立てて上半身を起こす。彼は前方
180度をぐるりと見回すと、ある一点で動きを止めて「げ」と呻いた。
「最悪!」
言うなり岩を蹴って空中へ身を躍らせ、身軽に地面に降り立つとそのままこちらへ駆けて
くる。シャニがステラから腕をどけて立ち上がった。ステラが身を起こそうとすると、
同じように庇われていたらしいアウルが額を押さえているのが見えた。
呆然とするスティングを後目に、クロトが叫ぶ――
「対空砲じゃねえ! ジンだ! モビルスーツ!」
その言葉に目を見張る暇があったか否か。
「伏せろ!」
振り向きざまスティングごと地面に倒れ込みながら、オルガが大声を出した。
反射的に身体が動いたのは、日々の訓練の賜物だろう。目と耳を手で押さえ、ぬかるみの
中にダイブする。頬と首、露出した部分に泥の感触がふれた。
その不快感と引き換えに、ステラの命は救われる。
塞いだ鼓膜すら貫いて、機関銃を何倍も強烈にしたような音と衝撃がステラの全身を打ち
のめした。直撃ではない。近くに落ちた砲弾が巻き上げた土くれだ。幸いだったのは、
濡れた地面が柔らかくなっていたことだろう。
MMI-M8A3、76m重突撃機銃。そんなどうでもいい知識が頭に浮かぶ。
22シリアス:2005/12/10(土) 19:03:45 ID:???
砲撃は5秒ほどで途絶えた。ステラが飛び起きると、強い土の匂いに混じって、ひどく
濃厚な血臭がした。立ちこめる粉塵の向こうに、先程まで兵士だったものの成れの果てが
累々と転がっている。惨状に、息が詰まった。
「くそったれ、狙い撃ちかよ」
顔の泥を乱暴に袖で拭って、アウルがうめく。張り詰めたその声に我に返り、ステラは
慌てて周囲を確認した。すぐ隣にシャニ。少し離れてスティングとオルガ。クロトは
どうやって回避したものか、泥に身を伏せた様子もなくこちらへ走ってきている。
全員、無事だ。だがほっとしたのも束の間、起き上がったオルガが怒号を飛ばす。
「森に逃げ込め! ここに居たんじゃ丸見えだ!」
それに一も二もなく従って、ステラは更にうっそうと草木の茂る方へ駆け出した。突然の
襲撃に恐慌を起こしたのか、本来オルガの指揮下ではない筈の兵士達まで倣い出す。
パニックの喧騒に混じって、どこか別の所へ機銃が浴びせられている音が聞こえた。
嫌な汗が背中に噴くのをステラは感じた。今までの訓練とはまるで違う。本物の戦場で
出くわした敵はあまりに一方的であり、かつてなく理不尽だった。
これと戦ってはならない。こんな強大なものを相手にしてはいけない。こんな――
「ステラ、そっちじゃねえ、戻れ!」
スティングが叫んだ。もうどこから声が飛んできたのか分からない。
だがそれでも何とか踏みとどまろうとした瞬間、何かに足を取られてステラはバランスを
崩した。あっと思う間に視界が回転し、肩から地面に倒れこむ。
「このバカ何やってんだ!」
アウルの声が裏返る。彼が顔色を変えて駆け寄ってくるのが目に入った。
混乱の最中である。暴徒のごとく逃げ惑う兵士達の視界に、小柄なステラの姿が入る余地
などない。踏み越えようと迫るたくさんの軍靴に、ステラは悲鳴を上げた。
「ひ……!」
だが、そこで彼女を助けたのは、アウルではなかった。
ぱらららら、といっそ軽やかな音と共に、ステラの真上を何かが通り過ぎた。
目前に迫っていた軍靴の主が、くぐもった苦鳴と共にのけぞり、背後の数人を巻き添えにする。
何か、などとよく言ったものだった。銃撃だった。
ぞっとして、ステラは無我夢中で起き上がった。そのまま手近な草陰に転がり込む。
その背を銃声が追ってきた。背後から衝撃がきて、ステラは紙のように吹き飛ばされた。
「ステラァ――!!」
誰かの絶叫。アウルか、スティングか。あるいは両方だったかも知れない。
23シリアス:2005/12/10(土) 19:04:44 ID:???
地面に叩き付けられる。同時に猛烈な脱力感に全身を襲われる。銃弾の威力とは
そういうものである――立ち上がる気力すら根こそぎ奪われていくような感覚の中、
ステラは、草に隠れがちな向こうに迫る迷彩服たちの姿を見た。
汗と乾いた泥に汚れた、ぼろぼろのレンジャー服。腕章と階級証の剥ぎ取られた軍服は、
ユーラシアのものであったり、大西洋連邦ものであったりした。
統一性を欠き、国籍の判然としない装備に身を包んだ男たち。正体は、明らかだった。
「挟撃!」
「待ち伏せだと!? くそ!」
オルガとクロトが喚くのに続いて、サブマシンガンが迷彩服に襲い掛かる。先陣を切って
突っ込んできた数人が倒れるが、後続の勢いは止まらない。
大声で叫びながら、津波のように押し寄せてくる線上に自分が倒れているのを自覚して、
ステラは諦めにも似た思いで、ああ、と声を漏らした。
殺される。
「――生きてんなら逃げろよ、チビ!」
低く短い罵倒と共に、不意に、誰かがステラを飛び越えて眼前に降り立った。
握り締めていた45口径がもぎ取られ、立ちふさがるように現れた背中が目の前を埋め
尽くす。5発の銃声が響いて、5人の迷彩服がばたばたと倒れた。
転倒した仲間に遮られ、迷彩服たちの足並みが乱れる――ステラがそれを見止めた瞬間、
遠慮のない力で二の腕が引き上げられた。耳元でその誰かが怒鳴る。
「立て、走れ! 撃たれたのは荷物だ!」
「――!」
冷水を浴びせられたように、意識がクリアになるのをステラは感じた。
言われてみれば確かに背中は痛いが、死ぬほどの痛みではなかった。手足に力が戻る。
腕を掴む誰かの顔をステラは見た。こちらをねめつける、紫の隻眼。
シャニだ、と彼女が思った途端、彼は腕を放して走り出した。
ステラは死に物狂いで追いすがった。
銃撃は余韻のように、いつまでも彼女の背を追ってきた。

赤道連合政府軍は、大混乱に陥っていた。
先行した部隊とは通信途絶。後続の本隊も、罠に誘い込まれてかなりの被害を受けた。
ほとんどはジンの機関砲にやられていた。テロリスト側の奇襲部隊は足止め程度の
戦果しか挙げなかったが、砲撃の照準を合わせるには充分な時間だったのである。
命からがら帰還した者も、士気の低下が著しく、また奇襲部隊との戦闘で多数の負傷者が
出ていた。衛生兵は全力で駆け回っていたが、混乱の中で仕官が何人か戦死した影響で
指揮系統が乱れており、建て直しには時間がかかることが予想された。
当初の予測を大いに裏切り、戦況は一気に混迷の度合いを深めつつあった――
24通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 19:27:56 ID:???
25通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 22:57:57 ID:XxIfne1C
>>24
俺はあの顔で30だったってのが驚きだけどね・・・。
盟主、若作りだな。
26通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 23:12:11 ID:???
30はむしろ社会的な立場とか考えると若すぎる希ガス。
血筋もあるんかも知れんが、盟主、出世はええ。
27通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 23:57:28 ID:???
オナスレだったのか
28通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 00:32:13 ID:???
>>21-23
乙!白兵戦ってのも新鮮でなかなか・・・
29通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 00:36:18 ID:???
>>27意味不明
30通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 00:42:43 ID:???
>>29
かまっちゃ駄目だ。最近SS系のスレを根こそぎ荒らしまくってる奴がいるんだよ、
スルー汁。
3129:2005/12/11(日) 01:57:02 ID:XAao9xMf
>>30
ありがd
つい熱くなってしまったorz
最近見てないけどrevivalスレもこんな感じ??
32通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 02:00:49 ID:???
>>31
revivalスレは荒らされて潰れたよ。んで、そのリバスレ荒らしの便乗だか
荒らし本人だかが、他のSSスレにも乗り込んで荒らしてる。
スルー推奨だ。
33通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 02:34:53 ID:???
アツクナラナイデマケルワ

シリアス作者さんいつも乙!
常夏三人が戦闘慣れしてる感じが
するけど、これは受けてた訓練が
新連合と何か違ってたりするから?
そこらへんも今後の展開とともに
期待してますGJ!!
ステラ視点っていうのも新鮮で良い
34終戦:2005/12/11(日) 05:55:24 ID:???
カガリに言われるがまま、会議室に連れてこられた馬鹿6人と元テロリスト3名

アスラン「テロリストって…」
オルガ「違ったのか?」
アウル「いきなり現れて両軍に攻撃、テロっていうじゃんない?そういうのってさ」
ムウ「確かにアウルの言う通りかもしれんが、こっちとしても守りたいモンが…」
スティング「どのテロ組織もソイツ等なりに守りたいモンがあってテロしてるさ」
クロト「ですね。やっぱりテロリストだ」
キラ「確かに僕達はテロリストなのかもしれない。だけど、時にはどんな汚名をかぶ」
シャニ「ウザい」
ステラ「キラ、話長い。ステラ、飽きちゃった」
キラ「・・・(ラクス、僕は…)」
カガリ「悪いが話はそこまでにしてくれ」

カガリの一言で9人はピタリと話すのを止める。さすがに六馬鹿もカガリの真剣な顔にやや不満そうだが黙り込む。
カガリは机の上の書類を手に取り、ムウに手渡した。

カガリ「ん」
ムウ「何だよ、コレは?」
カガリ「読んでみろ、皆に聞こえるようにな」
ムウ「は?まぁ、いいけどさ。そんじゃ、えぇと何々…」

ムウは大きな声で書類を読み始めた。残りの8人も真剣に耳を傾けた。
35終戦:2005/12/11(日) 05:58:07 ID:???
ムウ「我々ナチュラルとコーディネーターは今度こそ争いへの道を閉ざすため、この条約を両間で締結させた」
ムウ「一つ、全コーディネーターはプラントに、全ナチュラルは地球へ居住するものとする。例外は認められない」
アスラン「そんなバカな!」
クロト「異・常!」
アウル「めちゃくちゃじゃん!」
オルガ「黙れ。まだ続くみてぇだ」
ムウ「これに従うため、地球のザフト軍はプラントに撤退する。また現在地球のザフト領は全て地球軍に返還する」
シャニ「よかったじゃん」
スティング「かなり無茶だが、地球軍にとって悪い話じゃないんじゃないか?」
カガリ「地球軍にはな…」
ムウ「また・・は・・とし、・・」
ステラ「また長い。ステラ、飽きた」
キラ「確かに賛成できる話じゃないね…。でも、そんなに慌てる必要ある?」
カガリ「肝心なのは最後なんだ」
キラ「???」
ムウ「警告を無視し、この条約に反したプラント、及び国家に対しては武力制圧も辞さない。またやむを得ず武力を行使する場合、必ずザフト軍又は地球軍が制圧軍を支援する。以上!」
ムウの朗読が終わり、会議室の中の時間が一瞬だけ止まる。
しかし止まるのは本当に一瞬だけですぐに時間は動き出し、事の重大さを理解し始める。

ムウ「おいおい、まずいんじゃないのか、これは…」
アスラン「何でこういうことしか考えられないんだ…」
スティング「どうすんだ?このまま黙ってのか」
オルガ「ここにコーディネーターってどの位いるんだ?」
カガリ「全人口の45%だ…」
シャニ「多…。でも大人しく従うかな?」
キラ「多分、みんな拒否するだろうね。いくらなんでも身勝手すぎるからね、これは…」
ステラ「じゃあ、条約拒否?」
カガリ「このままだったらな。あぁ!またオーブが戦地になってしまうのか!」
36終戦:2005/12/11(日) 06:23:14 ID:???
アウル「クロト、わかる?」
クロト「全・然!何がいけないのかサッパリ…」
アウル「っつうか、何でシャニとステラが理解できてるのさ」
クロト「知らないよ。なぁ、オルガ。悪いんだけどさ、僕達にわかるように説明してくれない?」
オルガ「あん?バカだな、お前ら。仕方ねぇな…。まず、この条約でコーディネーターはプラント、ナチュラルは地球に住むことになったのはわかるな?」
アウル「まぁ、そこまでは…」
オルガ「で、その条約に反するとどうなるかわかるか?」
クロト「地球軍とザフト軍の両軍が攻めてくるんでしょ?」
オルガ「そう。で、大事なのはここからだ。お前ら、このオーブがどんな国かわかるか?」
クロト「戦争反対の国」
オルガ「今大事なのはそこじゃない。別だ」
アウル「うぅん…、ナチュラルとコーディネーターが関係なく一緒に暮らし・・・あ!違反してんじゃん!」
クロト「本当だ!」
オルガ「さらにこれは今日、既に施行済みだ」
クロト「もう違反してるじゃん」
アウル「じゃあ、軍に狙われるじゃんかよ!」
オルガ「そういうことだ」

シャニ「でも、この国にとって都合悪すぎだよね、これ」
スティング「ああ。いくら争いを無くすための荒療治とはいえ、地球軍はオーブの事考えてんのか?」
アスラン「考えてないだろうな」
キラ「むしろ、最初からこれを利用して潰そうとしてたんだろうね」
アウル「え?何で?」
ムウ「さっきお前達は俺達のことをテロリストって呼んだけど、実際、そのテロリストは全員オーブ軍所属だったからな」
アスラン「それによってこの国は今、他国への影響力を持ちすぎている」
キラ「やっぱり地球軍としては、オーブが消えないと落ち着いて改革ができないんだろうね」
オルガ「そういうことか。確かに地球軍には反対だ!とか言ってオーブ中心に革命軍が作られることは十分ありえる話だな」
カガリ「そ、そんなことはない!」
オルガ「そりゃわかってるよ。だが、地球軍はそんな口先じゃ納得しないだろうな」

黙り込む10人。その沈黙を破るかのように激しくドアがノックされた…
続くかな…
37終戦作者:2005/12/11(日) 06:24:21 ID:???
無理な設定ですが許して下さい。
38通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 12:42:50 ID:???
終戦作者さん乙!
なんか話がおっきくなってきたけど
どうなっていくのかワクテカ


ところで六馬鹿って
ナチュラルに含まれるのか?
39通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 13:12:24 ID:???
終戦さん携帯から乙! 続き期待してます。
元テロリスト3名にワロタw

ナチュラルだろ? コーディだったらわざわざソキウスと
差別化を図る理由がないし。
40通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 13:48:37 ID:???
>>39
そっか。そうだよな。
41連合国立ドミニオン学園 13日目@:2005/12/11(日) 13:57:47 ID:???
ネオ「ようやく着きましたか」
ナタル「補給物資の受領急げ。それからドミニオンの整備も頼む」
アウル「あ、アラスカに着いたんだ」
ステラ「ナタル〜。今日の授業はお休み?」
ムルタ「今日は課外活動。スキーをやりに行きます」
6馬鹿「スキー?」
ステラ「あ。ステラがシンやネオのことを考える…」
ジブリ「それは『好き』」
シャニ「もやもやした思いが晴れること」
ネオ「それは『すっきり』」
スティング「運命のちぐはぐ?」
ムルタ「それは『数奇』ですか」
オルガ「野菜の一種か?ちょっと苦味のある…」
ナタル「それはひょっとして『ズッキーニ』のことかな」
クロト「パー・マン!!」
ネオ「『スーがすーっときーえてー』って苦しくなってきたな」
アウル「そこぉ!!!」
ジブリ「『隙』あり!!とか言うんじゃないだろうな」
6馬鹿「うーん。うーん。スキー…スキー…」
ナタル「分からないのならボケるな!!」
ムルタ「スキーとはウィンタースポーツの一種で、まぁ、雪の上を板で滑るスポーツですよ」
ステラ「ほへー」
ネオ「慣れてくれば快適だぞ。まぁ、寒さはあるがそれはご愛嬌だな」
オルガ「ジャンプとかするのかよ」
ジブリ「君たちは初心者だから、まずはすべることを教えるよ」
ナタル「では、スキー場までバスで向かう。1時間後に基地正面入り口に集合せよ」
6馬鹿「うえーい」

1時間後
ナタル「物資の受領は順調。整備も問題は少ない。命令も特には無し。か…」
ネオ「生真面目ですねぇ。お。来た来た。おーい。こっちだ、お前ら」
ステラ「ネオ」
ムルタ「ではバスに乗り込みましょう。ああ。板やウェアはレンタルしておきましたから問題ありません」
アウル「しつもーん。一人多い気がするのはなぜ?」
フレイ「私だってスキー行きたいのよ!!」
ジブリ「と、いうことで同行することになった。まぁ顔見知りだから別にいいだろ」
ナタル「では、運転手さん。お願いします」
リー「了解しましたぁ」
42連合国立ドミニオン学園 13日目A:2005/12/11(日) 13:58:34 ID:???
バス内
ステラ「すっきーいー」
アウル「雪の上をすべるねぇ。転んでも痛くなさそうだな」
フレイ「そうね。あまり痛くないわね。ただ、転び方によっては大怪我するわよ」
オルガ「ほぅ。経験者だったのか」
フレイ「まぁ、伊達に今まで来たわけじゃないからね」
シャニ「スノボーってのと、スキーの違いって、板だけ?」
ネオ「そうだな。スノボーはスピードやテクニックで魅せることができるが、その分、スキー板でやるより、
   事故が多いらしい。ま、まずは雪に慣れてからだな」
クロト「雪合戦は?」
スティング「また後でやりゃいいんじゃねぇか」
ムルタ「ま、スキーはスピードが出るから、他の人にぶつかったりすると危険ですからね。その点は気をつけてくださいよ」
ナタル「お前達は無事かもしれないけど、相手が怪我するからな」
ジブリ「…見えてきましたね」

スキー場
ステラ「真っ白ー!!」
オルガ「なるほど。斜面をすべるわけか。…凍ってないよな。表面」
ネオ「スキー場は管理がしっかりしているし、スキー板であれば多少固まっていても問題ない」
ナタル「ウェアと板のレンタルを予約していたものだが…」
職員「ああ。ドミニオン学園様ですね。ロッカーなどは向こうのレストハウスに設置してあります」
ナタル「済まない。さて。お前達。着替えて、もう一度ここに集合だ」

アウル「結構あったかいな。このウェアって」
クロト「ゴーグルって何でつけるの?」
ネオ「雪を見ていると、目がちかちかするから、それの防止。あとは、降雪の際の視界確保もあるし」
オルガ「ストックと、板はまだ装備しないのか?」
ムルタ「まずは基本を教えてから。それからやってみましょう」
43連合国立ドミニオン学園 13日目B:2005/12/11(日) 13:59:21 ID:???
10分後
ステラ「リフト〜登れ〜どこまでも〜」
ネオ「どこまでも登ったら危ないだろう。さて。着いたぞ。降りるのがちょっと難しいが…」
ナタル「全員集合しましたね。では、この初心者コースをさっき教えたとおりに滑ってみようか」
ムルタ「危ない!!と、思ったら、後ろに倒れるんですよ。それからスキー板の横側は鋭いですから気をつけて」
クロト「じゃ。行くよ。…うりゃー!!突・撃!!」
オルガ「おら。行くぜ。じゃますんなよおめーら」
シャニ「降りればいいんだろ」
アウル「スピード出すぜぇ〜!!」
スティング「ちっ。他人に迷惑かけるなって言われてるだろ」
ステラ「うえーい。いっけ〜」

シャニ「ってぇ。わぁぁ」
クロト「ははははは。何こけてんだよシャニ!!っとぉ!!」
アウル「そんなんで止まろうとするからだよ。基本に忠実に…のわぁ」
ステラ「あ。アウルに当たっちゃった…まぁ、いっか。いけぇ〜」
オルガ「っと。ターンで止まるコツが分かってきたな。で、大丈夫か?アウルは。並の人間なら結構なダメージだろ」
スティング「こんなものか。あとで中級者コースに行ってみよう。…ステラは止めないといかんな」
シャニ「…つるつる行くんだよ。このスキーって」
クロト「慣れればどうってことないだろ。…止まれないけど」
アウル「基本に慣れれば止まれるぜ。もう少し速度を落とせば緩やかに止まれるし」
オルガ「スティング。とりあえずあの暴走娘を止めるぞ」
スティング「ああ。っていうか、どこ行った?」
ステラ「ちょ…はなしてよ。フレイ」
フレイ「あんたは迷惑かけすぎだから、ちょっと注意しなくちゃいけないの」
スティング「いた。…ところでフレイはどこにいたんだ?」
フレイ「上級者コースよ。艦長以外はみんなそこで滑ってるわ」
オルガ「艦長は…ああ。なるほど。俺たちの監視役ね」
スティング「そうなのか?…って。なるほど了解」
ステラ「うえーい。もう一回すべる」
ナタル「ルーシェ少尉?暴走滑走はやめろといったはずだろう?」
ステラ「ステラ…ステラ…ちがうの」
ナタル「問答無用!!もう少し他人のことを考えて滑るように。といったのに─」
5馬鹿+フレイ「さて。退散しますか」
44連合国立ドミニオン学園 13日目C:2005/12/11(日) 14:00:08 ID:???
スティング「おい。オルガ。超上級者コースっての行って見ねぇか?」
オルガ「なんで、上級者コースを飛ばすんだよ。そうだな。もう一回くらい滑ったら行ってみるか」

スティング「…これ、凄い急斜だな」
オルガ「…直角…ではないな。70〜80°くらいか?」
スティング「…どうする?」
オルガ「…普通に滑っていくやつがいるし。…1、2の3で行こうぜ」
スティング「よし。1、2の…」
ステラ「あー。二人見つけた。私もやる〜」
スティング+オルガ「!?出たぁー!!く、来るなぁー!!」
ステラ「逃がさないよ。いっけぇ」
スティング「うぉぉ。これはすげぇ」
オルガ「快適だぜ。って!!ステラが滑れてるぜ。おい」
ステラ「うえーい」
スティング「ちょっ…このスピードでぶつかられたら俺たちといえどもただじゃすまねぇぞ」
オルガ「よし。1、2の3で、左右に分かれよう。そうすればステラはそのまま滑って、俺たちの前に行くはずだ」
スティング「なるほど。1、2の…」
『3!!!』
ステラ「あ?え?あぁ〜止まらないよぉ。非道いよ、避けるなんて」
スティング「ふぅ。振り切ったか」
オルガ「さて、再開…って、寄りすぎだ馬鹿」
スティング「お前こそ…くっ。少しスピード落として、後ろから抜けるか」
オルガ「何交差してんだか」
スティング「このまま交差しながら降りるか?」
オルガ「やってやるぜ。ずぇりゃぁ!!」
スティング「ふっ。華麗な体重移動で!!」
ステラ「あ。やっと降りてきた」
オルガ「ステラ?何でこんなところに!!」
スティング「だめだ。避け切れねぇ。…オルガ!!」
オルガ「ちぃ!!しゃあない、スティング!!」
ドッシャァァー!!!
フレイ「あーー!!スティングがオルガを押し倒したぁ。二人ってそういう関係だったのね」
二人「やろぅ。マジでいってるんだったら腐女子決定だぞ」
フレイ「冗談よ。そろそろ帰る時間らしいわ」

ステラ「今日は楽しかったー!!」
ネオ「お、そうかそうか。それはいいことだ…って、艦長さんまで寝てるし」
フレイ「みんな、この娘の相手で疲れてるのよ。私も眠るね」
ムルタ「…われわれも監視についていたほうがよかったですかね」
ジブリ「…とりあえず、もうこりごりだということは確認できたわけで」
リー「では。出発しまーす。今日もお疲れ様でしたぁ」

続く……
45通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 14:15:41 ID:???
>>36
またまた風雲急をつげてますね・・。乙!

>>41
乱れ太郎を思い出したw
46通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 19:21:59 ID:???
前スレ>>691-692の続き 前スレ>>715-717の前

「みんな、お待ちどうさま!」
フレイが土鍋を運んできて、コンロの上に置く。真っ赤なキムチ汁がほどよいとろみでぐつぐつと煮立ち、
その中にひたった白菜や湯豆腐、豚肉がおいしそうな湯気を立ち昇らせていた。

オルガ「ハッ、ハ〜ン目移り・・・するかよぉ!!」
クロト「豚肉・速攻!」
アウル「今日は、もらうぜ。このヤロー!」
ステラ「・・・おさかな・・好き・・・。」
シャニ「うざ〜い。人の箸、押さえんなよ・・・。」
クロト「しらないね。ガードしなきゃ食われる。そんだけだろうがぁ!」
オルガ「クロト、てめえもうぜえ!」
シャニ「・・・クッ」
アウル「箸を・・・換装した?」
フレイ「シャニ・・・。箸をさっさと鍋から拾いなさいよね。」
ステラ「・・・お豆腐・・・おいしい・・。」
いつもの様に奪い合いが繰り広げられる中、今日は冷静なスティングがため息を一つつき、口を開いた。
47通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 19:24:21 ID:???
スティ「おい、たまには騒がずに慎ましく行こうぜ?それにさっきから肉ばっかりじゃねえか。ちゃんとバランスを・・・。」
フレイ(スティング、今日は冷静ね。)
オルガ「おらよ。」
クロト「そらぁぁぁ、取り・分け!」
シャニ「・・・ハイ。」
アウル「ほいっと。」
スティ「・・・お前等。取ってくれるのはいいが、何で長ネギ、白菜、豆腐、椎茸なんだ?」
アウル「バランスっていったじゃんか。」
クロト「蛋白・質!美・田民!」
スティ「・・・・。」
オルガ「おお?煮えてるなぁ、あそこの肉も。あれも、もらうぜ!」
シャニ「駄目だよ、あれは。・・・美味いんだぜ?」
スティ「・・・。野菜と豆腐だけで俺の飢えが満たされるわけねぇ――っ。あの肉は、俺がぁああああああ。」
フレイ(短い忍耐だったわね・・・。)
ステラ「おいしい・・・。フレイ・・・料理、上手。」
フレイ「え?・・・ありがとう。(まったく周りにかまわずに食べてるわね・・・。)」
アウル「スティング、バランスはぁ?」
スティ「うるせえ!お前は白菜の芯でも齧ってろ。」
シャニ「・・・妥当だね。」
アウル「ああっとー、手が滑ったぁ!」(バチャ!!)
シャニ「・・・・。」(ポタポタ・・)
アウル「ご〜めんねぇ、言われたとおりに白菜食べようと思ったらさぁ。」
シャニ「・・・気にすんなよ。」
フレイ「シャ、シャニ。顔吹いたほうが・・・」
シャニ「・・・ここにも白菜あるから、これも食べなよ!!」(バチイ!ベチィ!)
クロト「うわっ、シャニ!この野郎!」
オルガ「ノーコンの癖して投げんなよ!てめえ。」
アウル「周りに八つ当たり?カッコ悪いってんじゃね?そういうの。」
シャニ「お前!お前!お前ぇ―――――っ」(バクバクバクバク)
オルガ「なっ。・・・くっそお!もう肉がねえ。こおの馬鹿シャニ!」
アウル「何、鍋から直に食いまくってんだよ、ボォケェ!」
クロト「ルール違反だ、ぶぁ〜か。」
シャニ「・・・フンッ・・・。」
スティ「汁がついたままの顔で、何を勝ち誇ってやがるんだ、お前は!」
フレイ「・・・。ステラ、あいつらの真似だけは、しちゃ駄目よ?」
ステラ「おさかな?」
フレイ「・・・そんな単語、口にした覚えないんだけど。ハイハイ、お魚追加ね?」
ステラ「ウェ〜イ!」
フレイ「あんた達も!まだお肉あるから・・・。」
クロト「オヒョー!」
48通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 19:25:43 ID:???
冷蔵庫に向かいながら、フレイはふと、ミリアリアとの会話を思い出してしまい顔を暗くする。
(何が、分かるっていうのよ・・・。)
ステラ達が、バスケが明日できるかもというだけで、あんなに喜んでいたことを。
こうして普通に鍋を囲んで騒いだりすることを。知りもしないくせに・・・。

(今度は・・・私も・・・。)
そうだ、自分にだってステラ達のためにできることはある。
もう、前のベッドで震えていることしかできなかった自分じゃない。力になりたい、少しでも守りたい。
大切な人たちを・・・守りたい。

「フレ〜イ!!」
「あ、ごめーん。今いくね!」
開けっ放しになっていた、冷蔵庫からおお慌てで肉と魚、一応野菜も取り出し、6人の所へ戻る。
既に煮立っているので、すぐにどれも食べごろになった。そして・・・
49通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 19:28:22 ID:???
クロト「おっしゃあぁぁあ!再・開!」
オルガ「何で、てめえが仕切るんだよ。」
スティ「冗談じゃないぜ、これ以上ドタバタするのは。」
アウル「戦線離脱してくれるっての?」
スティ「誰がするか!」
シャニ「・・・結局、食い意地はってんだね。」
オルガ「てめーが言うな。」
と、魚を一心に食べていたステラが、横にいるフレイの目が少し潤んでいるのに気づく。

「・・・フレイ・・・泣いてる?」
「え、泣いてない、泣いてないわよ。ちょっと煙が目に入って。」
不覚にも、少し泣いてしまったらしい。どうも自分は涙もろくていけない。
フレイは慌てて涙をぬぐう。すると――

スティ「悪かったな。フレイ・・・。俺達ばっかり食べちまって。」
オルガ「考えたら、フレイ全然食ってねえよな。」
クロト「分・配!」
アウル「ワリィ。気がつかなくてさあ。」
シャニ「・・・ハイ。」
ステラ「泣かないで・・・」
たちまち、フレイの取り皿は肉と魚で一杯になる。

「ちょっと何よ!これじゃ私が食い意地張ってるみたいじゃない!もう、バカ!・・・ばか・・。」
泣いたりなんかしたら、絶対変だ。そう思うのになぜか涙が出て・・・声がつまる。

ステラ「フレイ〜。なか・・・ないで。フレイが泣くと・・・ステラ・・・悲しい。」
スティ「な、なんだ。肉じゃなくて野菜か?それとも・・・。」
クロト「豆・腐?」
オルガ「ひょっとして白・菜じゃねえのか?・・・って、うつったじゃねえか!」
アウル「逆切れしてる場合かっつーのぉ。なあ、フレイ、ひょっとして椎茸?」
フレイ「違う、違うから。もうアンタ達ったらホントに、もう・・・。」
シャニ「・・・泣くか笑うかどっちかにしようよ。」
ステラ「わかめはだまれ!」

心配して、大マジメに肉やら魚やらを取ってくれたり、何が欲しいのか聞く6人が可笑しくて。だけど暖かくて。
フレイは泣きながら笑い・・・少し祈った。

どうか、みんなとずっと一緒にいられますように・・・と。

50通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 19:54:31 ID:???
やっべ切ねぇ…フレーイ!
GJです。
51通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 19:54:47 ID:???
普段から好きだが、このスレの
優しいフレイも好きだ
52通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 20:36:40 ID:olUItuDf
ネタを落とす

自分達の機体のプラモを作る!しかもHG!
53通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 20:48:40 ID:???
オクレだけ1/100でいいじゃん
54通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 20:57:48 ID:???
50円カオス…
55通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 21:14:33 ID:???
ドム三人衆「ジェットストリームアタック!」

オルガ「うぉ、なんだあれ」
クロト「連・携!」
シャニ「ふ〜ん」
オルガ「俺達もやってみようぜ」
クロト「いいですねぇ」
シャニ「だるーい」

打ち合わせ中

1、フォビドゥンがGパンツァーを展開しながら突撃
2、後ろに隠れていたレイダーがミョルニルで相手の体勢を崩す
3、カラミティのスキュラで決め

オルガ「おっしゃ、あそこのゲイツで試すぞ、掛け声合わせろよせーの!」

オルガ「ライダーアタック!」
クロト「連・殺!」
シャニ「GOGOシャニーズ」

ニーズヘグを構えながら突撃するフォビドゥン
クロト「おい!打ち合わせと違うだろうが!」
シャニ「あん?しらないね」
ビームライフルを撃ってくるゲイツ
シャニ「おっと」
フォビドゥンが避けた為レイダーに直撃
クロト「シャニてめぇ!」
オルガ「馬鹿!どけクロト!」
カラミティのスキュラがレイダーに直撃
クロト「オルガこの野郎!」
オルガ「お前がさっさと避けねーからだ」
クロト「なんだと!滅・殺!」
シャニ「うざーい」
56シリアス:2005/12/11(日) 21:53:39 ID:???
ひどい鉄の匂いがしていた。
無論、それしかしない訳ではない筈だが、鼻についてしまったとでも言うのか、
アウル・ニーダにはそれしか感じられなかった。それは血の匂いであったり銃火器の匂い
であったりしたが、お世辞にも良い匂いと言えないのは確かだった。
全く胸が悪くなる、とアウルは支給品のインスタント・オレンジジュースをあおった。
そして顔をしかめる。ろくな味ではなかった。
「……ひでえな」
まるで代弁するようにスティングが呟いたので、アウルはいささか驚いて彼を見た。
とはいえ相手にそんなつもりはなかったようで、彼は装填途中の薬莢と小銃を足の間に
置いてあぐらをかいているだけだった。その右頬は一面ガーゼで覆われている。奇襲から
逃げてくる途中、飛び出していた木の枝で派手に切ったのだ。
銃弾は一発も掠っていないくせに、そういうどうでもいいところで負傷するのはどうかと
アウルは思ったが、今更なので口にはしない。
それより、と彼はゆっくりとスティングが眺めている方へ目をやった。
確かにそれはひどい光景だった。AD世紀の野戦病院のよう、といえば一番近いだろうか。
営地まで後退したはいいが、その後は悲惨なものだった。あちこちで負傷者が苦悶の声を
上げており、それを明らかに数の足りていない衛生兵が救護して回っている。
そして人手が足りない以上に、物資自体が不足していた。治療用の薬や器具などである。
アウルに言わせれば、たかがテロリスト相手とはいえ、そんなところで出し惜しみをする
赤道連合軍の気が知れなかったが、例のクロトによるとかの国の経済状況を考えれば、
これは無理からぬことであるらしい。
だが、実際に戦っているアウルにとってはあまり関係のない話である。赤道連合の国庫が
どれだけ窮乏していようが、現実に戦場に出るのは財務省の役人ではないのだ。
これがお役所仕事というやつか、と彼が胸中で唾棄していると、駆け回る人々を器用に
避けながら、二つの人影が歩調も早くこちらへ向かってくるのが見えた。
アジア系が大半を占める中、ひときわ目立つ金髪と赤毛。オルガとクロトである。
「どうだった?」
あまり気は進まないながらも、一応率先してアウルは彼らに声をかけた。
オルガたちは近くまでやってくると足を止め、難しい顔をして頭を振った。
「駄目だ。やっぱどこにも居ねえ」
「無線も探知も全滅。ラボの連中も完全に見失っちまったらしい」
つくづくうんざりしたように言うクロトに、スティングが失望したような溜め息をついた。
アウルは嘆息こそしなかったが、眉間に皺が寄るのは止められなかった。
――今、ここに居るのは彼とスティング、そしてクロトとオルガの4人だけである。
襲撃直後に別れて以来、ステラとシャニの姿は見ていない。あの状況で更に敵地へ進む程
彼らは愚かではない筈だが、ここ以外に戻ってくるところもないことを考えると、森で
迷うか捕まるかした可能性が高い。無論、もっと高い可能性もあるのだが、それについて
考えることに意味はなかった。
心なしか意気消沈した様子で、スティングがぼそりと呟いた。
「無事かな……あいつら」
57シリアス:2005/12/11(日) 21:54:10 ID:???
するとオルガが肩をすくめた。彼は「さあな」と素っ気なく言うと、どこからともなく
薄汚れてぼろぼろの冊子を取り出した。そのまま軽く放ってくる。
反射的にそれを受け取って、アウルは中を開いてみた。
「……何これ、日記?」
解読不能の記号の羅列の中に、辛うじて「4/16」という表記を見つけてアウルは
呟いた。およそ一週間前の日付である。状況を考えるとこれが誰の持ち物なのかは察しが
ついたが、しかし同時に信じられないことでもあった。
立ち上がったスティングが、横合いから冊子を覗き込んでくる。
「テロリストの――てことはねえか。わざとらしすぎる」
確かに、とアウルは無言で頷いて同意を示した。
通常、防諜の観点からみて、行軍中に日記をつけるなど自殺行為である。この場合はテロ
である訳だが、あれだけ大がかりな罠を企てていた以上、そして正規軍の情報部がそれを
察知できなかった以上、相手の情報戦能力はそれなりに高い筈である。
とすれば、考えられることは一つしかない。
「罠じゃん? どう見たって」
ごく常識的にアウルは言った。クロトが浅く首肯する。
「だろうね。そんなことも分からない程、赤道連合の情報部は馬鹿だったらしいよ」
「何だって?」
スティングが目を丸くした。クロトはただでさえ目つきの悪い三白眼を更に険しくして、傲然と顎を上げた。そうすると小柄な――人のことを言えた義理ではないが――彼を、
何やら妙な威圧感のようなものが取り巻いた。
「これが見つかったのが4日前。暗号化なんかされてねえ、普通にここらの土地の言葉で
書いてあった。それで中身の通りに3日前のクーデター」
「で、中身の通りに連中の本拠地目指してこの様って訳だ。ま、それで罠だって分かって、
こいつも用済みだっていうから頂いてきたんだが……たまんねえな」
疲れたように吐き捨てるオルガからは、もう怒りを通り越して呆れしか感じられない。
呆気に取られたのはアウルだ。何となくスティングと顔を見合わせるが、彼も似たような
表情をしている。そのまま二人して視線をスライドさせて、辺りの阿鼻叫喚の様を見る。
あそこの彼らが、一体誰の所為で傷つく羽目になったというのか?
額にかっと熱が集まるのをアウルは感じた。
「ふっ――ざけんな! 何だよそれ、信じらんねえ!」
湧き上がった怒りのままに、地面に置いてあった背嚢を蹴り飛ばす。
武器の詰まった背嚢は重いが、アウルとて強化兵士である。妙に鈍い音がして、背嚢は
2メートルほど吹き飛んだ。スティングが慌てたように制止に入る。
「や、止めろって! お前が怒ってどうするんだ」
言って後ろから肩を掴む手を、アウルは乱暴に振り払って彼に向き直った。
「スティング! 何だってお前はそう――」
喧々と怒鳴り返そうとしたところで、横から手が伸びてきてアウルの視界を塞ぐ。
一瞬、虚をつかれて声が詰まり、そちらを振り向くと、不機嫌そうにこちらを見ている
クロトと目が合った。そのまま、彼は低い声で言った。
58シリアス:2005/12/11(日) 21:54:41 ID:???
「止めろっての。ここでてめえが喚いたって、ここの情報将校の頭が回るようになる訳
じゃねえ。話聞く気がないんだったら、どっかよそへ行きな」
にべもない。容赦もない。冷ややかなクロトの双眸に、強引ながら冷静さを呼び戻され、
アウルはしぶしぶ握り締めていた拳と肩から力を抜いた。
すると、それまで黙って成り行きを傍観していたオルガが口を開く。
「……で、続けていいのか?」
その妙に落ち着き払った言い方に、聞き分けのない子供を相手にするような雰囲気を読み
取ってアウルはむっとしたが、ここで言い返しては本末転倒である。無言でじろりと
オルガを睨むアウルを横目にして、スティングが「ああ」と首肯した。
「まあ、それでだ。こいつにゃもう大して価値もねえんだが……ここがちょっとな」
アウルの手から日記を抜き取って、オルガがとあるページを開く。アウルが覗き込むと、
そこにはお世辞にも絵心があるとは言えない筆致で、地図のようなものが描かれている。
同時に、クロトが隣でちゃんとした地図を地面に広げ始めた。その脇にオルガがかがみ
込んで、日記の地図をその上に置く。アウルは首をひねった。
「これって、この辺の地図? さっき僕らが通ってきたとこじゃん」
「いや、待て。違うぞ」
だが、オルガに倣って地図の側に座り込んだスティングが首を振る。彼はクロトの地図の
一点を指差すと、日記と見比べながら言った。
「こっちの日記、ここに何もねえことになってる。これ、何だ?」
彼の指の先には、太陽を少し変形させたような記号が描かれている。それが森の真ん中に、
ぽつんと存在しているのだ。クロトが一度だけ頷いた。
「発電所さ。もっとも何十年か前にお役御免になったらしいけど。で、原子力じゃない」
「今も動くってこと?」
驚いてアウルは訊き返した。先日打ち込まれたばかりのニュートロンジャマーの影響で、
地球上では原子力発電が行えなくなったばかりである。代替となる発電施設の確保は、
最優先の急務である筈だ。顔つきをいくぶん鋭くして、オルガが答えた。
「可能性はある。それで、この日記なんだが、これだけ他は詳しく描いてある割に、ここ
だけ抜けてるってのは不自然だと思わねえか?」
その言葉を怪訝に思いながら、アウルはじっとその日記と地図を見比べた。
確かに、言われてみれば日記の地図はえらく詳細である。地形の正確さという点では
クロトの地図に及ぶべくもないのだが、細々とした地名や施設の所在などはかえってよく
網羅しているくらいである。それなのに、この発電所だけが欠けている。
クロトがオルガの言葉を引き継いで続けた。
「この日記は罠の布石だ。見事に引っかかってから言うのも何だけど、向こうに不都合な
情報はそうそう載せてない筈なんだ。それが大事なものなら尚更ね」
何となく彼の言いたいことが見えてきて、アウルは神妙に押し黙った。スティングが一度、
うまく呑み込めていないような顔をして、それからあっと声を上げる。
「――そうか、ジンの動力か!」
オルガがにやりと笑みを浮かべた。
「ご明察」
59シリアス作者:2005/12/11(日) 22:01:01 ID:???
アンカー忘れたorz >>21-23の続きでした。

>>33
常夏が何か特別はことをしてたとは思ってないっす。年齢的なものからくる
経験の差をイメージ。ご期待を裏切らないように頑張ります。
60通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 23:25:57 ID:???
>>55
味方にアタックしまくる3人萌えw
GJ!
61通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 13:26:58 ID:???
>>59
乙!常夏テラカッコヨス
白兵戦で、生身の視点で戦争がシビアに描かれてて感動した。しかも全員子供の強化人間ってのが悲惨さを煽る・・・
シャニとステラは無事なのか!続きワクテカして待ってます!
62通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 15:43:08 ID:???
連ザで常夏機ばかり使う俺にとって
このスレ最・高!!
63終戦:2005/12/12(月) 18:04:32 ID:???
????「カガリさん?カガリさん、いますか?」
カガリ「ん?ああ、いるよ。入ってくれ」
????「失礼しまぁす…」

部屋に入ってきたのは、オーブの軍服をきた女の子。髪は赤く両側で縛ってツインテールにしている。

アスラン「メイリン」
メイリン「あ、アスランさん達もいたんですね。えっと、それからこの人たちは…」
シャニ「誰?あんた」
メイリン「え?え?あ、わ、私は…」
カガリ「ああ、シャニ達は会うのは初めてだったよな。彼女はメイリン・ホーク。元ザフト軍のオペレーターで前の戦争中にオーブ軍に入ったんだ」
メイリン「よろしくお願いします」
オルガ「戦争中に?おいおい、軍のオペレーターって結構大事じゃねぇのか?何で戦争中に別の軍、しかもほとんど敵側に入れるんだよ」
キラ「彼女はアスランと一緒にAAに来たんだよ」
アウル「どうやって?」
キラ「グフに乗ってザフトから脱走して、追っ手に落とされた所を助けたんだ」

それを聞き、一瞬は沈黙した六馬鹿だったが…

アウル「アハハ、カッコ悪!」
オルガ「情けねぇなぁ、オマエ!ハハハッ」
クロト「阿・呆!逃げても落とされたら意味無いじゃん、アハハッ!ねぇ、落とされて無事だったの?」
キラ「メイリンの方はそれほどでもなかったんだけど、アスランの方は重傷でしばらく寝たきりだったよ」

再び沈黙する六馬鹿。でもやっぱり笑い出す。しかもさっきよりも大爆笑

スティング「ハハハハッ!ダメだコイツ、バカすぎる!ハハハッ」
シャニ「クククッ、女より脆いのかよ」
ステラ「フフフッ、アスラン、ダサ〜イ!」
アスラン「くっ!仕方がないだろ!こっちはグフの二人乗りであっちは当時の最新機が二機だぞ?そんなの勝てるハズないだろ!」
キラ「わかるけど、君の言いたいこともわかるけど…」
クロト「それでもやっぱりさぁ…」
アウル「カッコ悪いよねぇ?」
六馬鹿+キラ「アハハハハハッ(大爆笑)」

その様子をほとんど呆れながらみているカガリとムウ。そして、どうしていいかわからずオロオロしているメイリン。

メイリン「あの、私のせいですか?止めた方がいいですか?」
ムウ「ほっといて構わないよ、お嬢ちゃん。アイツ等は元々ああいう奴らだから」
メイリン「はぁ、そうですか…」
カガリ「で、メイリンはどうしてココに来たんだ?」
メイリン「あ、ハイ、連絡です。地球軍から通信が入ってます」
カガリ「それを早く言え!」
64終戦:2005/12/12(月) 18:05:57 ID:???
カガリとメイリンのやり取りを聞き、六馬鹿達も真剣な顔つきに戻る。

カガリ「地球軍から通信だって?」
メイリン「ハイ、さっきからずっと待ってもらってるんですけど…」
カガリ「早く回せ!どれだけ待たせてしまったんだ!」

慌てて通信を呼び出すメイリンに、頭を抱えてどう対応するか悩むカガリ。

クロト「地球軍だってさ」
アウル「あの条約のことかな?」
スティング「いきなり最終通告だったりしてな」
ムウ「いきなり最終通告はないだろ」
キラ「最終じゃなくても何かの通告って可能性が大きいと思うよ」
オルガ「どっちにせよ、俺だったらタダの通信にこんなに待たせる国は即・総攻撃だけどな」
シャニ「同感」
ステラ「ステラも待つのはイヤ〜」
アスラン「お前達がいきなり笑い出すからだろ…(しかもキラ、お前まで笑うなんて…。もしかして、あの時も今みたいに心の中では笑ってたのか?)」

メイリン「通信、出ます」
会議室に緊張が走り、黙り込む面々。カガリに至ってはあまりの緊張に震えている。

カガリ「あ、ああ、お待たせしてしまって非常に申し訳ない。こちらも諸処の都合で、すぐに通信に応じることができなかったので…」
???「本当ですよ。あと五秒遅かったら、通信切ってましたよ」
カガリ「いや、本当に申し訳・・・って、オマエは!」
六馬鹿「おっさん!!」
ステラ「あずらえろ!元気?」
ムルタ「えぇ、元気ですよ。少しばかり機嫌が悪いですが、まぁ、問題ありませんよ。君達も元気そうで何よりです」

画面の向こうにいたのは言った通りに不機嫌そうな顔をしたムルタ・アズラエルだった。
65通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 18:20:58 ID:???
>>64
こりゃまた気になるところでw
続きをお待ちしております
66通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 19:01:32 ID:???
乙! 久々に盟主がキター
期待してます。

ところでDominionsの新作、うpされる様子がないんで更新しようと思ったが
どこに挟めばいいのかよく分からなかった…orz
作者さん、見てたらレスしてくれると嬉しいっす。
67通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 21:33:05 ID:???
>>66
スイマセン。さっき、自分でやってしまった・・・。
ですが、代わりに更新しようとしてくれた気持ちに感謝!
68終戦:2005/12/12(月) 23:19:01 ID:???
ムルタ「まぁ、僕は大人ですからね。こんなことで総攻撃なんかしませんよ」

アズラエルは瞬時に不機嫌だった顔を普段の顔にもどし笑っている。

カガリ「一体、何の用だ!」
ムルタ「何の用?本気で言ってるんですか、ソレ。アナタもわかってるでしょ?例の条約の事ですよ。だって僕、地球軍なんですから」
カガリ「くっ…」

カガリは以前の敵が地球軍からということで焦っていたが、六馬鹿とムウはアズラエルがでてきた事に内心ホッとしていた。アズラエルならなんとか手を打ってくれる、そんな気がしたから。

オルガ「おっさん、何とかならないのか?」
アウル「オーブにきた途端にこれじゃあ、僕達疫病神みたいでヤなんだけど」
スティング「おっさんなら上の連中に掛け合うこともできるんじゃないのか?」
ムルタ「はい?君達は一体何を言っているんですか?」
クロト「だ・か・ら!オーブへの攻撃は中止なり延期なりどうにかしてくれ、って言ってんの!」
ムウ「理事、マジでなんとかならないですかね?」
ムルタ「ちょっとちょっと。待ってくださいよ。君達は何か根本的な勘違いをしていませんか?」
シャニ「は?」

ムルタ「一体いつ、僕がこの条約に反対したなんて言いました?」
六馬鹿「???」
ムルタ「二年前の雪辱を晴らすいい機会じゃないですか。今回は気兼ね無く潰しにかかれますよ。なんといってもコチラは正規の条約に従って動くんですからね、アハハッ!」

このアズラエルの非情な言葉に六馬鹿達は言葉を失った。
彼なら、アズラエルなら何とかしてくれると思っていたの。
始めは戦闘用だったとはいえ、自分達の面倒をみてくれ、除隊や新しい住処まで用意してくれた恩人だったはずなのに。
二年前に比べ、それなりに優しい人物になったはずなのに。
まさか、そんな彼がこの条約に賛成するとは。
まさか自分達のいるオーブを潰しにくるとは。
まさか自分達を裏切るとは。

オルガ「おい!どういうことだ!」
スティング「そういう考え方は捨てたとか言わなかったか!」
アウル「僕達を裏切るっていうのか!」
クロト「最・低、最・悪!信じてたのにさ!」
シャニ「アンタ…」
ステラ「何で?どうして?あずらえろ、ステラ達のこと、嫌いになったの?ねえ!何で!」
アズラエル「・・・」

アズラエルは答えない…。
69終戦作者:2005/12/12(月) 23:19:57 ID:???
今回は内容に対する疑問はナシにしてください。お願いします。
70通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 23:33:07 ID:???
>>69
乙です!じゃあ質問はナシで。


しかし気になる・・・
71通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 08:11:17 ID:4ojTidus
あげ
72連合国立ドミニオン学園 14日目@:2005/12/13(火) 16:52:01 ID:???
ナタル「では、諸君。休日だ。基地にいることだし、のんびりしてくれたまえ」

アウル「休みねぇ。お前ら何すんの?またこの間みたいにゲームする?」
オルガ「小説買いに行くよ」
クロト「ちょっとゲーム買いに…」
シャニ「CDショップ」
スティング「ふーん。ご苦労なこった」
ネオ「だったら、今日は趣向を凝らして、それぞれがちがうものを買いに行ってみたらどうだ?」
ステラ「どういう…コト?」
ネオ「例えば…オルガがシャニにCDを。クロトがオルガに小説を。シャニがクロトにゲームを。
   街へ繰り出して、何かしらそれぞれの主観で買ってくるっていう、まぁ、お遊びだな」
スティング「ほぅ。そりゃ面白そうだな。どうせお前ら特に何買う。って決まってないだろ?」
オルガ「…まぁな。面白そうなものを買うつもりだがな」
アウル「じゃあ、やってみたら。新たな世界が開拓できるかもしれないよ」
クロト「ふーん。じゃあいいよ。…オルガ。任せた」
シャニ「じゃあ、俺はクロトにCDを任せて、小説を買ってこればいいのか」
オルガ「ちっ。しゃあねぇ。ゲームだろ。やってやるぜ」

ステラ「いってらっしゃ〜い」
スティング「………で。何で俺が運転手なんだ?」
クロト「妥・当!!」
シャニ「ステラとアウルは自分のものを買いに行くのか」
オルガ「スティングも俺たちおろしたらしばらく街を回ってればいいだろ」
スティング「まぁ、しゃあないな。さて。何を買って帰ろうかな…」
73連合国立ドミニオン学園 14日目A:2005/12/13(火) 16:52:48 ID:???
ゲームショップ前
オルガ「おっ。サンキュ。じゃあまたな。後で、駅前に集合だな」
スティング「ああ。それと自分用の本も後で買うんだろ?」
オルガ「まぁな。他のやつもおんなじこと考えてやがる。まぁ、しゃあないと思うがな」

CDショップ前
クロト「到・着!!」
スティング「場所は分かるな。時間に遅れるなよ」
クロト「当・然!!さーて。どういうのにしようかなぁ」

本屋前
シャニ「あんがと」
スティング「んじゃ。またな」
シャニ「本屋か。まさかこんなとこ来るとはね」

10分後
スティング「今思ったが、それぞれが買ってきたやつが、既にもっているものとかぶっていたら
      だめなんじゃないか?
      …あの仮面は、そういうところが抜けてるな」

アウル「さて、うさぎの世話も終わったし。ぼちぼち行こうかな」
ステラ「…珍しくネオが女の人口説いてない」
アウル「そういえば…結構まじめに言いつけ守ってるんだな」
ステラ「ネオ誘って街へ行こうっと」
74連合国立ドミニオン学園 14日目B:2005/12/13(火) 16:53:36 ID:???
オルガ「ほー。これがゲーム屋ねぇ。ハードにあうソフトを買わなくちゃいけなかったっけ。
    …この辺りか。って!!結構数あるんだな。シュミレーション?音ゲー?よく分からんな」
クロト「CDねぇ。歌手順とかあるけど…多・い!!ラップ?お。あのゲームのサントラだ。
    でもこういうのじゃないよなぁ」
シャニ「…広いな。…小説は…あっちか。結構いろいろあるんだな。推理小説?歴史…
    ふーん。音楽聴きながら今度何か読んでみようかな」

スティング「お。来たか。じゃあ、街へ行こうか。後1時間後に駅前にあいつらと集合だから
      それまで遊んでいようぜ」
ステラ「さんせ〜い」
アウル「…あいつら、どういうの買ってくるんだろ」
ネオ「甘いものたべてぇな」

1時間後
スティング「シャニ。おせぇ!!」
シャニ「悪い。ちょっと手間取った」
アウル「んじゃ。艦へ帰ろうか」

ドミニオンにて
ネオ「で?お前らそれぞれ何を買ってきたんだ?そら。相手に贈呈してみろ」
オルガ「…わりぃな」
シャニ「…あんがと」
クロト「…サンキュ」
ステラ「では。かいふぅ〜」
オルガ「………『絵でみる音楽の祭典、一挙300ページ』?」
クロト「………『かまいた○の夜─エピソード7─』?」
シャニ「………『だ○ご3兄弟〜オーストラリア編』?」
アウル「へー。で、それはいいものなの?」
常夏3馬鹿「全然よくねーよ!!なめんな!!」
スティング「…まぁ、予想は付いたがな」
ネオ「ま、まぁまぁ。ほら。ケーキかって…あれ?」
アウル「ああ。ケーキならステラがもっていっちゃったよ。一人でか、それとも誰かとかは分からないけど、食べちゃうんだろうね」
ネオ「ちょっとまてぇー!!ステラぁー!!」

続く……
75通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 17:13:14 ID:???
>>74
三人らしいチョイスだなw
乙!
76通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 19:18:49 ID:???
ドミ学作者さん 乙です。いつも楽しく覗かせてもらってます。 ふと、思ったのですが、ドミ学作者さんは 一人なのですか? 何人か いらっしゃる気がして…… バラエティが豊富で。もしも一人だったら スゲ〜!。
77通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:00:15 ID:???
現スレ>>46-49、前スレ>>715-717続き

「あんた達に合わせたい奴がいる。腕利きのMS乗りだ。」
そういって、レジスタンス<コーカサス解放軍>のリーダーが連れてきた少年は
かつて8人の前で叫んだ。

「死なせたくないから返すんだ!だから絶対に約束してくれ!・・・決して戦争とかMSとか、
 そんな死ぬような事とは絶対遠い、優しくて温かい世界に彼女を帰すって!!」
ステラを連れてきたその黒髪の少年はそう、叫んだ・・・。
78通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:01:57 ID:???
アウルから、ステラへとBWによる混乱が伝染し(この時BWはまだ解除されていなかった)
大暴れするアウルを取り押さえるのに必死で、ステラの暴走を止められなかったあの日。
調整途中のカオスとアビスを無理矢理動かし、大慌てでロドニアのラボにかけつけたスティングとオルガが見たものは
破壊されたガイアの機体。

怒りに任せて暴れようとする二人をナタルは必死で怒鳴りつけ、説得し、ガイアを回収させ帰還させた。
しかし、ガイアがミネルバに撃墜されたことが確定的になり、それを知ったフレイは倒れ、
5人は怒り狂い、荒れに荒れた。

特にアウルのショックは尋常ではなく、BWによる精神的ダメージが抜けきらない状態での
強いショックは精神に深刻な影響を与えかねないため、
「記憶を消す? 記憶ってのはそれまでその人間が生きてきた証。そしてある意味その人間そのものなんです。
それを消すなんて。ああもう、ダメダメです。」というアズラエルの一言で今まで使用されなかった
記憶操作のベッドが使われ、アウルの記憶からステラを暴走させたという箇所を消去しなけらばならないほどだった。

既にフルーコスモス穏健派筆頭となっていたアズラエルの意向で
連合であることを隠す必要がなくなった後も、戦闘には加わっていなかった82独立機動軍、
ドミニオン及び三機のガンダムに初めて戦闘命令が下り、ナタルによる作戦が立案された。

オーブ軍が絡むと乱入してくるフリーダム、そしてアークエンジェルという
不確定要素の介入をなくすこと、そしてミネルバに打撃を与えるために、
オーブ軍にまず攻撃させ、その後温存しておいた、6機のガンダムとドミニオンで
ミネルバを叩き潰すという策。

そしてオーブ軍をぶつけた結果、ミネルバ側はザク二機が損傷、乱入したフリーダムによって変形する機体が大破、
ミネルバにも多大な損傷が出たことが確認された。
こちらは、計画通り6機のガンダムと無傷のドミニオン。ガイアにはネオを乗せることにし、
明日はミネルバを攻撃しステラの仇を討つ。
そう誓い、全員が眠ろうとしたまさに――その時であった。

「スティング・・・フレイ・・・アウル・・・シャニ・・・クロト・・・オルガ・・・ナタル・・・ネオ
 アズラエロ・・・誰でもいい!ステラが待ってる。ポイントS229へ迎えに来てくれ。繰り返す…」
この通信が飛び込んできたのは。

罠か? という疑念はあったが、「行ってみれば分かるんじゃないですかねえ?」という
アズラエルの言葉により――仮に駄目だといわれても、既に5人とフレイは今にも飛び出していきそうな様子であったが。
ネオだけを残し、5人とナタル、アズラエルまでもがその場所へと向かった。
そして、敵の乗ってきたガンダムの前には、一目で分かるほど衰弱したステラと黒髪、真紅の目をした少年の姿があった。
79通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:04:18 ID:???
「ステラァ――――ッ」
ステラを見た瞬間、悲鳴のような声を上げてフレイはステラに駆け寄り、少年から手渡されたステラを、
その小さな体を抱きしめる。

「・・・フレ・・・イ。」
「うん!・・・うん!・・。」
弱々しく、でも嬉しそうに声を出すステラをフレイは涙を流しながら抱きしめた。暖かい・・・生きている。
そのことがたまらく嬉しい。フレイとステラに5人が次々と駆け寄る。

「アンタが・・・フレイ?」
その少年の言葉にフレイは顔を上げる。意志の強そうな、そして今は少し優しげな目をした少年の顔がそこにあった。

「ステラ・・・言ってた。フレイ・・・優しい・・会いたい・・・って何度も。」
そして、少年は顔を上げ後ろの7人に、鋭い視線を向けた。

「スティング・・・アウル・・・シャニ・・・クロト・・・オルガ・・・ナタル・・・アズラエロ・・・」
名前が呼ばれるたびに、各々はそれぞれ、それは自分だ、という仕草をしてみせる。
それが、ステラを連れてきてくれた少年に対する誠意だと思えたから。
 
「アンタ達のことも言ってた。呼んでた。・・みんなと一緒にいたいって。みんな好きだって!
 なのに―――何でアンタ達は、ステラを戦わせたりするんだ!!こんなに死ぬのを怖がってるステラを!!!」
その言葉に、ナタルは何かに耐えるような顔をし、フレイは顔を伏せる。
少年は、更に叫ぶ。

「死なせたくないから返すんだ!だから絶対に約束してくれ!・・・決して戦争とかMSとか、
 そんな死ぬような事とは絶対遠い、優しくて温かい世界に彼女を帰すって!!」

その叫びに返せる言葉はスティング、アウル、シャニ、オルガ、クロトにはない。みな黙って下を向くだけだ。
彼等には選択肢などない。誰かの判断でどうにでもされてしまう彼等に何が言えるというのか?
そして、艦長でしかないナタルにもそれより遥かに地位の低いオペレーターにすぎないフレイにも・・・。
だが、アズラエルは口を開いた。

「分かりました。約束しましょう。」
その言葉に、少年は燃えるような目でアズラエルを見つめ、少年の視線をアズラエルは真っ向から受け止める。
そして彼には本当に珍しいことに、真摯な眼差しと口調で言葉を紡ぐ。

「二度と、彼女の意思に背いた戦いを強制しないことを誓いましょう。あなたの行動に応えるために。
 そして心から感謝を。彼女の命を救ってくれて、ありがとうございました。」
そういって、深々と頭を下げる。その態度に、ナタル達は目を丸くした。
だが少年はその態度に戸惑いつつも、更に言いつのる。

「・・・別に礼とかはどうでもいい。だけど・・・お願いだ・・さっき言ったこと。」
「ええ・・・守ります。」
80通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:07:43 ID:???
明らかに少年は葛藤していた。少女の幸せを、それだけを祈って。
相手が約束を守ってくれるかどうか、それだけを心配して。
返すことが悔しくて、でも返すしかない自分が、何もできない自分が、悔しくて・・・。
アズラエルにはそれが手にとるにように分かった。

だが、少年はついに苦しそうな、絞りだすような声で言った。
「アンタを・・・信じる。はやく、手当てを・・・してあげて・・・くれ。」
ステラを抱いて遠ざかっていく5人やフレイを、拳を握り締めて見つめる少年にアズラエルは声をかけた。

「君、一緒に来ませんか?。おそらく君はこのまま帰ったら、重罪・・・だと思いますよ。」
そう言ってアズラエルはナタルの方を見、その視線の意味を悟り、ナタルは口を開く。

「こちらの軍の軍法だと、君は・・・間違いなく銃殺刑だ。ザフトの軍法ではどうか知らないが、こちらより
 格段に甘いとしても10年、20年と禁固刑に処せられるのは避けられない。・・・それでも帰るのか?」
その言葉に、5人もフレイも足を止めて少年を見た。

「仲間に帰るって約束してきた。それに、俺は間違ったことはしてない。」
だが少年は少年は決然と、揺ぎ無い意思をその瞳に宿してそう言った。

「・・・そうですか。」
その瞳を見てアズラエルはそれ以上の説得は諦める。
そして、少年は車に乗せられようとするステラに走り寄った。

「・・・シン・・・」
「忘れないで、ステラ。俺、忘れないで。 」
「うん。・・シン・・・好き・・。」
「俺も。・・・ステラ。」
二人は、おそらくこれが今生の別れであろう言葉をかわす。
と、スティングが口を開いた。

「ステラ・ルーシェ。」
「え?」
「ステラのフルネームだ。ありがとよ。ステラを帰してくれて。」
「ありがと。・・・マジで。」

アウルもスティングに続き、オルガ、クロト、シャニ、フレイ、ナタルも次々と礼を述べる。
少年はそんな彼等を見て、少し笑う。そして、ピンク色の貝殻の入った小瓶をステラに握らせ、
最後にもう一度だけステラに微笑みかけると身を翻し、一度も振り返ることなく機体に乗り込み飛び去っていった。
81通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:08:58 ID:???
(彼の・・・文字通り命をかけた、そして人生をかけた行動に答えなくてはいけませねえ。)
アズラエルは、心の中でそう呟いた。元はといえば、ジブリールとはっきりと対立する覚悟がなかった
自分の決断の遅さが今の結果を招いた、そう思う。

あの少年はアッサリと、なにもかも捨てステラを助けた。
ザフトの切り札である、あの機体のパイロットの立場も、これからの人生も全て捨てて。
それを若さ故のこと、思慮が足りないだけ、一時的な激情に任せただけ、そう切り捨てるのは容易い。

確かにそういう要素もあるだろうとアズラエルは思う。だが、あの少年が眩しく映るのも事実だった。
助けたいと思う大事な人間のために、自分のことを省みず、その人のことだけを考えて動く。
(どうしても守りたいなら、全てを捨てる覚悟を決める。そういうことなんでしょうね。)

アズラエルが、3人のBWの解除を独断で指示し、ジブリールに対立の姿勢を明確にと打ち出したのは
それからすぐであった。
82通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:12:20 ID:???
二度とあの黒髪の少年と会うことはない、とその時は誰もが思った。
だが彼等は、ステラは、またあの黒髪の少年と出会った。
生きて、同じ戦場で。

「・・・シン・・。」
ステラはシンに駆け寄り、5人とナタル、フレイは驚愕の表情を浮かべ立ち尽くす。
シンはステラを見て一瞬嬉しそうな表情を浮かべたが、すぐにそれを消しナタル達を睨みつける。

「どうして・・・まだ、彼女が、ステラが!」
「シン・・・違う。ステラが・・・。」
「おいシン!お前、こいつらと知り合いなのか?」
シンと8人のやり取り、そして金髪の少女とシンのただならない様子にスマードが
声をかけてくる。

「あ、その・・・」
何から話してよいか、と逡巡するシン。その時、男が一人部屋に走りこんでくる、
その男を見たスマードは、一度部屋を出て行きすぐに戻ってきた。

「シン!なにやら取り込み中のとこ悪いがな・・・。すぐに準備にかかってくれ。」
「・・・分かりました。」
シンは、一度ステラ達に視線を送った後、部屋を出て行った。

「どうも、あいつと何かあるらしいが・・・。」
そのスマードの言葉に8人は沈黙で答え、その8人の態度にスマードは軽く肩をすくめる。
「いいさ。だがあんた等、来たばかりで悪いが仕事だ。準備にかかってくれ。詳しいことはまた連絡する。」
艦に戻った後、準備しながらも自然と話題は黒髪の少年、シンに集まった。

オルガ「驚いたな・・・。」
スティング「ああ。あの機体があの後も活躍してたのは知ってたが、まさかアイツがな・・・。
てっきりあの変形するヤツに乗ってたやつかと。だがまあ良かったぜ、なあステラ?」
ステラ「・・・・・」

ステラは何も聞こえないというようにボケっと立っている。
クロトが目の前に言って手を顔の前で振ってみてもリアクションがない。

「立・寝?」
「・・・多分違うじゃないかな。」
「ステラー、寝るなー。」
そう言って、アウルが肩を揺さぶるとようやく、いつものボヤっとした目でアウルを見る。

「アウ・・・ル?」
「お前なぁ・・・。俺ら今から仕事だよ?ボケッとしてっとおっ死んまうっていってんのぉ!」
「ステラ。こいつの言うとおりだ、集中しろ。」
アウルとスティングの言葉にようやく、ステラも動き始めるが・・・やはりどこかぎこちない。」
そんなステラをアウルは多少苛立たしげに見る。戦場で余計なことを考えていれば冗談抜きで死んでしまう。
83通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:14:50 ID:???
「まあ落ち着け、アウル。」
「スティング!だってさぁ・・・アイツ。」
「戦闘になりゃスイッチ入るだろ。ステラだってそこの所はキッチリしたもんだ。」
そのスティングの言葉にアウルも一応は納得し自分の準備に戻った。

「・・・何やるのかな?」
「そりゃお前、俺達を呼んだんだぜ?一気に基地とか落とすんじゃねえか?久々に派手にやれそうだぜ。」
シャニの言葉にオルガが答える。彼はどことなく嬉しそうだ。久々の骨のありそうな相手にすでに血が猛り始めているらしい。

「残念ながら違うな。」
そんなオルガの猛りに水を差すようなことを言いながら、ナタルが部屋に入ってきた。
全員がナタルに注目する

「敵補給基地からの輸送部隊襲撃だそうだ。まあ、ゲリラの定石だな。資材を奪って自分の戦力を強化し
 敵にダメージを与える。護衛部隊もいるだろうが空輸するのであれトラックで輸送するのであれ,攻撃されれば弱い。」
「オイオイ、何だよ。そんなの俺達が出るまでも。」
「いや・・・本来は・・・。」
「あん?」
「いや・・・。」

不満そうに鼻を鳴らすオルガにナタルは反論をしかけて、口ごもる。
MSという兵器により、低コストの武器で戦闘するという(するしかないのも事実だが)
ゲリラのメリットは完全に崩れたはずだ。
何せPS装甲を持つ、生半可な武器では傷一つつかないのがMSである。

MSがある限り本来なら、一機でもこの兵器が配備されていれば、輸送部隊にすら手も足も出ないはずなのだ。
実際ナタルがアークエンジェルにいたときに協力した、「明けの砂漠」のゲリラは
バクゥ一体を数分行動不能にするのが関の山であった。
だから自分達が呼ばれたのだと思ったが、部隊というほどMSの数があり、
あの口ぶりだとその部隊で活動をしたことがあるようだ。

MSは高価で、仮にMSを買えたとしても話はそう単純ではない。MSをそんなに簡単に動かせれば苦労はないのだ。
ちゃんとした施設でそれなりの時間、訓練を行わなければ動かすこともできない。
そういえば、ザフトのマハムール基地が南の方にあったな・・・とナタルは思った。活動資金とMSは―――
どうやら、コーカサスを巡る情勢はなかなか入り組んだことになっているようだ。

「・・・ナタル・・?」
そのステラ言葉で、ナタルは我に返った。気がつくと、全員が自分の顔をのぞきこんでいる。
いつの間にか思考に入り込んでしまったらしい。今はこんなことを考えている時ではないというのに。
軽く心の中で舌打ちする。

「スマン。とにかく、我々がやるのは輸送部隊襲撃ではない。というか、悪いがゲリラの部隊には囮になってもらう。」
 オルガの言うとおり、派手にやることになるな。」
その言葉に6人は目を丸くした。
84通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:18:51 ID:???
そのころ、シンは輸送部隊を襲撃するポイントへと向かっていた。
運転席には茶色のパサパサした髪を後ろでくくり、きりりとした眉毛のの気の強そうな少女。
後ろにはシンの今の搭乗機である黒いウィンダムをのせたトレーラーが続いてる。

「なあ、シン。」
少女の言葉に窓を開けて外を見ていたシンはそちらを見た。

「何だよ?コニール。」
「あの傭兵達ってどう思う?噂だと鬼のように強いヤツらしいけど・・・。
なんかそんな奴等にはとても見えなかったって、みんな」
「腕は確かだよ。少なくとも、三人は。残りの三人も同じぐらいだとしたら・・・。」
確かに傭兵の世界で世界最強と噂されるのも当然だ。

「シンって、あいつらのこと知ってるのか?」
「うん。・・・ちょっと。」

そういえば、とシンは思う。ステラにあったのはガルナハンを解放した後、
ミネルバが立ち寄ったディオキアだった。

ステラは・・・初めて会った時のままだった。ボウっとしたようなすみれ色の綺麗な瞳も澄んだ声も。
また・・・会えた。嬉しさで胸が一杯になる。

あの時の自分のしたことがある面では、間違っていたと今なら分かる。
それでも、本当に嬉しい。
(なのに・・・。)
シンは拳を握り締める。彼女がまだMSに乗ってるなんて・・・。
ステラはこんな所に、戦場になんか、来ちゃ駄目なのに。

「・・・から・・・・長・・・考えてんだか!なあ、そう思うだろ?・・・シン!!」
「え?・・・わ、悪い。聞いてなかった。何?」
コニールはため息をついた。どうも、今日のシンは変だ。

「そういえばさ、傭兵達の中に金髪の女の子がいて、その子とシンが何かこう・・。」
「べ、別にそういう仲だったわけじゃ・・・。」
「・・・まだ何も言ってないんだけど。」
「あ・・・いや、そ。」
「もういい!」
「おわ!・・・ちょ・・・アブ」
なぜかコニールは憤然として、ものすごい勢いで急カーブを切りシンは危うく窓から落ちかけた。
85通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:20:04 ID:???
「そろそろ、NJの妨害が強くなる地点だ、各々、警戒を怠るな!」
しかも左右には切り立った山。まさに敵には絶好の待ち伏せポイントだ。
といってもコーカサスはこんなところばかりであるが・・・。
ウィンダムを駆るイワン中尉の指示に従い、ダガーLが動き出す。

(ゲリラがMSとはな・・・)苦々しく心の中で毒づく。
最近、各地のレジスタンスにMSが見られるようになり、そのせいでレジスタンス勢力の掃討は困難になってきている。
特に最近出没するMSの中に異様に腕が立つ一機があるらしいという噂だった。
と、遥か前方に一機の黒いウィンダムが見えた。まさか・・・・しかし・・・一時的に思考が混乱する。
それほど、そのMSは堂々と道に立ちふさがっていた。まるで、ここにいるのが当然だというように。

<そこのMS、所属と・・・>
そう呼びかけた瞬間、黒いウィンダムは飛び上がり凄まじい勢いで突進してくる。敵だ。
<シモン、タラース機で迎撃。他は周囲を警戒しろ!車両から離れるな>
変則的だが、視線を一方にひきつけ、その隙に違う方向から忍び寄る典型的な戦法だと中尉は判断した。
タラースのウィンダム、シモンのダガーLが加速して敵に向かっていく。

<タラースは左、シモン、貴様は右から回り込め!>
<了解>
<了・・・が>
<タラース!>
ウィンダムのM9409ビームライフルの射程より先から、タラースの機体が打ち抜かれ落下する。

(高出力ビームライフルか・・・。ゲリラの分際で!)
それにしても、なんという正確な射撃だ。

<シモン、突っかけるな。距離を取れ。マルタ!ヤブリンスキー!前に出てシモンを援護>
<セミョーン、貴様は車両から離れるな。そのまま周囲を警戒しろ>

しかし、シモン機が盾を翳し敵のビームライフルを防ごうとした瞬間、敵はビームライフルではなく
左手のクイックモーションで何かを投げつけた。投擲された何かがシモン機の盾に刺さり盾が爆散する。
MK315スティレット投擲推進対装甲貫入弾!

ほとんど間髪いれずに放たれたビームライフルによりシモン機が撃ちぬかれ倒れ伏す。
このままでは車両が・・・。トラックは脆い。簡単に行動不能にされ、破壊されてしまう。

「やらせるかよぉ!。」
前に出た中尉、そしてマルタ、ヤブリンスキー機がライフルを乱射するが・・・当たらない。
空中で左右にあれだけ機体を高速で自由に操るとは。こちらのビームがむなしく虚空を貫く。
左のマルタ機が被弾して落下。そして敵は中尉のウィンダムに突進してきた。

ビームライフルを放つ。敵はかわすと同時にスティレットを投擲。
かわすか?一瞬そう思ったが歴戦のカンがそれを止める。かわさずにスティレットに盾を投げつける。
避けるのを予想して撃ったと思われる敵のビームが機体の右側に大きく外れて飛んでいく。
ビームを撃ち終わり一瞬動きが止まっている敵機が見えた。好機!中尉のウィンダムがビームライフルを放った。
86通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:21:45 ID:???
「ちっきしょう。」
シンは、コクピットの中で舌打ちした。
盾でスティレットを防いでしまい、隙をつかれて撃たれた味方機を見ていたろうに。

よもや避けずに盾を投げて迎撃するとは。自機のビームライフルが虚空を撃った、と思うと同時に
機体を前方下に突っ込ませて相手のビームをかわしたが、それでもビームが掠めた左腕が思うように動かない。
射撃も正確で速い。

(あのウィンダムのパイロット・・・やる!)
しかも、上から背中を撃たれる様な形になってしまっている。機体の左右に容赦なくビームが降り注ぐ。
その時、シンの脳裏にフリーダムとの2回目に戦った時のことが浮かんだ。
しあし、あの時下は海面だったが今度は硬い岩だ、失敗したら・・・。

だがすぐに弱気を振り捨てた。やってやるさ!集中力を極限まで高める。
そして頭の中で何かが弾ける音が響きわたった。
自分の筋肉の動きが頭から足の指先までクリアに分かり、瞬間が引き伸ばされすべてがコマ送りのように感じられる。

シンはウィンダムを回転させ、ほとんど地面に寝そべるような姿勢にすると、そのまま機体を地面と平行に
滑空させた。ダガーと敵のウィンダムが視界の入る。二連射!

人間技ではない・・・。コクピットの中でイワン中尉は驚くのを通り越して敵に賞賛のような思いすら抱いていた。
その体勢からでは撃てまいと、機体を振らずに精密射撃の体勢とっていたのが仇になり、
機体の右腕をビームライフルごともっていかれてしまった。ヤブリンスキー機が落下していくのが見える。

地面に対し機体をほぼ仰向けにして飛ばすなど、誰ができるというのか?
どれほどの技量を持っているのか、あの黒い気体のパイロットは。
そして、鉄のキン○マでももっているのか?少しミスをしたら地面に激突するというのに。

<セミョーン少尉!貴様はここを突破し、何としても基地へ連絡を取り、ここに救援を出すように伝えろ>
<な・・。自分ひとりだけ逃げろと?>
<命令だ!行け!全トラック乗員に告ぐ。各々の判断で撤退せよ>

残った最後のダガーLのパイロット、セミョーン少尉にそう命令を飛ばす。たったの一機に壊滅させられるとは!
だが、物資をゲリラに渡すわけにはいかない。トラックを運転している兵達をゲリラの捕虜にするわけにはいかない。
応援がくるとなれば、悠長に追ったり略奪もしていられまい・・・。
一度、車列の後方まで駆け抜けた黒いウィンダムが機体を旋回させ、右手でビームサーベルを抜き放ち突進してくる。

「うぉおおおあああああああ!」
イワン少尉は吼えた。せめて・・・セミョーンの逃亡だけは。ビームライフルを袈裟懸けに振りおろそうとした瞬間
衝撃とともにウィンダムの左腕が吹き飛んだ、敵が機体を至近距離で加速させこちらの予想したよりも早く駆け抜けたのだ。
視界の端にセミョーン機が離脱していくのが見えた。敵が、ビームライフルを構えて、銃口がひ・・・。
87通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:23:17 ID:???
「ふう・・・。」
最後のウィンダムを打ち落とし、シンはコクピットの中で息をついた。汗がどっと吹き出る。
さすがに二度とはやりたくない芸当だ。視界の端にダガーが離脱していくのが見える。
十分追いつける距離だが、シンは機体をNJの干渉地域外に移動させナタルとかいうステラ達の指揮官に通信を送った。

<こっちは終わりましたよ。>
<了解した。・・・早かったな。たいした腕だ>
<別に。・・・あなた方から借りた武器、役に立ちました。ありがとーございました。>
<礼には及ばない。味方の武装を強化するのは当然のことだ>

わざと大して感情がこもらない風に言ってみたのだが、相手はまったく感情を害した風もなく淡々と返してくる。
外見どおりの性格のようだ。だが、MA−BAR721高エネルギーライフル、
カオスのライフルの予備らしいが、やはり高性能な武器だと格段に戦いやすかった。
だが、どうも素直に感謝する気にはなれず、ついついつっかかるような口調になってしまう。

<あなたの指示通りに一機逃がしましたよ。本当に大丈夫なんでしょうね?>
<ああ、まかせておいてくれ。ここからは我々の仕事だ。では>
<あ、ちょ・・ちょっと!>
<何だ?>
<・・・ステラも、出るんですか?>
<ルーシェか。ああ。彼女も欠かせない戦力だからな。>
その言葉に、シンはカッと頭に血が上るを感じた。

<どうしてまだ彼女が戦場にいるんだよ!?>
<勘違いしないで欲しい。ルーシェが戦場にいるのは、今は彼女の意思だ。作戦が終わったら話すといい。では>
それで通信は切れた。シンは歯噛みして通信機を睨みつける。

<シン!・・・聞こえてるか?>
今度はコニールが通信を送ってきた。

<・・・聞こえてるよ。どうした?>
<どうした、じゃないだろ!早く来て、積荷を運ぶの手伝えって。>
<分かったよ、もう!すぐに向かうから。>
<急げよ。それとさ・・当たりだったよ。小麦とトモウコロシだ。>
<そりゃよかった。食料はいくらあってもこまらないよな>
<にしても結局、護衛部隊を全部一人でやっちゃってさ。アフメドなんか出番がなかったって怒ってたぞ>
<アフメド?あいつはまだ早いよ。もっと訓練しなきゃ通用するもんか。>

訓練を終えて戻ってきたばかりの、コニールと同い歳の少年の名前をシンはため息混じりに口にする。
確かに、大人より柔軟性があり筋も良かったことから、大人たちに先んじて機体に乗っているが、シンからみればまだまだ、だ。
なのに、血の気が多くて前に出たがる所があり、度々シンにもつっかかってくる。
あの人も自分にこんな感情を抱いたのだろうか? シンは機体を舞い上がらせながらそんなことを考えていた。
88通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:24:27 ID:???
ゲリラの戦法の基本は、ヒット&ラン。救援が来る前にゲリラは物資を奪って逃げる。
救援部隊は逃げられる前に現場に到着し、それを叩こうとする。その救援部隊を待ち伏せて叩くというのが
この二人の役目であった。残りの4人は別の作戦のために、こことは別の場所で待機している。

<けどさぁ、本当にくるワケぇ?待っててこなかったらすっげえ間抜けなんだけど。>
<必ず来る。ゲリラに襲われた仲間を見捨てるほど薄情ではないだろう。物資も機体も回収したいだろうしな>

どうしても、自嘲の響きが口調に混じりそうになるのをナタルは苦労して押さえ込む。
レジスタンスといえば、聞こえはいいが・・・法的には只の犯罪者だ。そもそもゲリラという戦法自体も禁止されている。
よってレジスタンスが捕虜になった場合、捕虜として扱われず捕虜を守る数々の条約も適用されない。

よって、レジスタンスの捕虜に対する扱いは普通、凄惨を極める。そしてその逆もまたしかりなのだ。
少し前まで正規軍に身を置いていた身、どうしてもその辺に複雑なものを感じてしまう。
もっとも複雑なものを感じながら、それはそれとして作戦を立てるところがナタルの優れているところではあるのだが・・・。

<・・・何でもいいけどさ。あんた、前に出すぎ>
アウルに続いて珍しくシャニが通信を送ってくる。

<そうか?>
<・・・もっと後ろにいたっていいだろ。何が気になってるんだかしらないけどさ>
どうやら、葛藤を見透かされていたようだ。知らず知らずのうちに、どこか自罰的に自分を危険に晒したがっていたらしい。
にしてもアンドラスはなかなか鋭い・・・。

<確かにな。分かった>
<・・・じゃあ、さっさと下がりなよ>
そう言って、通信をきろうとするシャニにナタルはつい、いたずらっぽい気分になりつい言ってしまう。

<心配かけてすまんな、アンドラス。>
<・・・何言ってんの?あんた。・・・うざい>
照れ屋のシャニらしい予想通りの返事に、ナタルは微苦笑を漏らした後、表情を引き締めた。

89通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:27:59 ID:???
<セミョーン少尉!・・・前にですぎだぞ。>
そう叱責されても、セミョーンの苛立ちは収まらない。早くいかなければ。
中間達も撃墜されたとはいえ、機体から脱出しているかもしれない。

MSパイロットは墜落した時のために銃器も持てるだけ身につけている。
確かにMSが相手なら絶望的だがゲリラがMSを大量に所持していることはない。
通信が上手くつながり、基地からの救援とかなり早く合流できた。これなら・・・

と、二機のMSが行く手に立ちふさがっているのが見えた。なんだあの機体は?
どちらも、ビームライフルは持っておらず、ビームランスとビームハルバードを構えている。

<少尉、敵機とはあれか?>
<いえ、違います。>
<全機。周囲に警戒しろ。待ち伏せだ!>

その言葉が終わるか終わらないうちに、二機が突進してくる。カーキ色の機体は一直線に。
ネイビーブルーの機体は高度を更に上げ、両肩のシールドが開き、胸部に光が生まれ―――
次の瞬間、ネイビーブルーの射線上にいた味方機が尽く爆散した。なんというふざけた火力だ・・・。
一体どうなっている? なぜゲリラがこれほどまでに強力なMSを持っているのだ?

次の瞬間、正面のカーキ色の機体にも光が生まれる。咄嗟に左に機体を振る。
光が自分の前までいた空間を薙いで・・・と思った瞬間光に包まれ少尉の意識は途切れた。

<オークレー、ザブナック、ブエル、ルーシェ。発進しろ>
それとほぼ同時に、ナタルは別の場所にいる4人に通信を送っていた。

「ちぇ!少ないじゃん。」
そうアウルは不平を漏らした。ナタルの話では、ゲリラの原則がヒット&ランである以上
敵は一刻も早く襲撃現場に送ろうと、飛行速度の速いウィンダムで来るとという話だったが・・・。
確かに来たことは来たが、たったの8機ではないか。後は戦闘ヘリとダガーLが一機。
しかも今の自分のフルバーストとシャニの誘導プラズマ砲二発で残りは三機だ。

戦闘ヘリはまだいるが・・・。一昔前はどうだったか知らないがこんなもの。
両肩の三連装ビームを放ち、叩き落す。シャニのフォビドゥンが一直線に敵に突進していく。
<全部とんなよ!>
アウルは、通信機に怒鳴ると、アビスを残りのウィンダムに向けて加速させた。

「うらぁぁあああッ!」
ウィンダムのビームライフルから放たれるビームを弾き散らし、シャニは一機のウィンダムを叩き斬った。
ビームライフルが効かないのに慌てたのか、敵がスティレットが投擲してくる。それを軽くハルバードの刃で弾き
一気に突っ込ませた。敵がビームライフルを抜き、袈裟懸けに振りおろしてくる。
その刃を肩のシールドで受け、ハルバードの真ん中より更に刃寄りの部分まで手を滑らせ、握り締める。

「ええぇぇぃ!」
穂先を思い切り敵機に突き刺す。狙いあやまたず穂先は見事に敵のコクピットを貫いていた。
90通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 21:29:34 ID:???
<やるようになったじゃんか。ま、僕にはまだ及ばないけど>
<・・・ハッ>

もう一機をしとめ、通信を送ってくるアウルにシャニは、いつものように小馬鹿にするような返事で返した。
だが、確かにそれは事実とは言える。
ビームハルバードに代えて以来、暇をみつけては同じく長柄の武器であるビームランスを使う
アウルと接近戦の模擬戦を繰り返してきたが、流石に接近戦ではアウルに一日の長があった。

だが、シャニは鎌という威嚇にはともかく、お世辞にも実戦向きとはいえない武器を取り替えたことにより
接近戦でもそれなりの腕を身につけ、アウルもシャニとやりあうことで腕を上げていた。

<アンドラス、ニーダ終わったな? 終わったなら所定の場所へ速く移動し、その場でPSを解きバッテリーを温存しろ>
そのナタルの言葉に従い、二人は期待を発進させた。
91シリアス作者:2005/12/13(火) 22:11:23 ID:???
Dominionsの強さは世界一ィィィ! GJ!
モビルスーツかっこいいよモビルスーツ。いやほんと乙です。
シンも出てきたし、続きマジで楽しみにしてます。

ところで、スレ住人に質問。ここの人ってさ、グロ描写ってやっぱ嫌い?
つかどの程度からグロ描写だと思う? いつも脳みその模式図眺めながら
飯食ってるような人間なんで、そこら辺がよく分かんなくて。
良ければアドバイスとか貰えると嬉しいっす。
92通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 22:51:41 ID:???
>>シリアス作者殿
俺は良いと思うぞ。ここにいるやつらは多分慣れてるはず
→サイクロプスのザフト兵士のレンジでチンとか
93通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 22:52:37 ID:???
>>シリアス作者殿
俺は良いと思うぞ。ここにいるやつらは多分慣れてるはず。
→サイクロプスのザフト兵士のレンジでチンとか
94通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 23:17:28 ID:???
本当に長文乙です!!
六馬鹿や大人たちを全員均一な視点から
見られていてすごいと思った。
そして戦闘シーンと心理描写の二つが
ちゃんと両立してるよ・・・GJ!!!!
続き期待してます!


>>91
グロ・・・俺は漠然とした言い方だが
精神的にグロっぽいの・猟奇的なのは苦手かも。
現実的な描写なら大丈夫。
こればっかりは個人個人に聞かないと分かりませんが・・・。
シリアス作者さんも期待してます!!!
95通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 23:45:01 ID:???
>>77-90乙!!
流石に。だなぁと、思ってしまう

>>76
遅くなったが、一応一人です。授業のほうは、歴史(ムルタ)以外、やるところを適当に決めてから
教科書なりを参考にしてます。(おそらく、ちゃんと理解してる人から見れば、間違ってる点があるやもしれんが)

さて、問題は年末年始に帰省するからここにこれないことと、
また新しく変なものを思いついて、ちょっと書いてしまったことだな。
96終戦作者:2005/12/14(水) 00:23:03 ID:???
Dominions作者さん、GJです!
自分もDominions作者さんみたいに戦闘描写が書けるようになりたい!

あとこのスレの皆さんに質問です。
今、終戦には六馬鹿達の他にキラやアスラン、カガリにメイリンが出てきています。これから他のメインキャラ達も出していっても構わないでしょうか?今の段階ではザフトの面々とマリュー。そして一番心配なのはラクスです。皆さん、どうでしょうか?
97通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 00:26:48 ID:???
>>91,96
読ませていただいているものとしては一つしか言えませんな。
好きなようにお書きになってくださいってことです。

グロだろうが、AA組だろうがなんでもこいってもんです。
98通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 10:06:45 ID:???
>>96
6馬鹿が主役でさえあれば、誰が出てきても気にしません。
今後の展開が楽しみです。
99通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 13:03:17 ID:???
好きなように書いて
もらったのが一番だとオモ
100通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 17:34:54 ID:???
76です ドミ学作者さん 一人なんですね スゴイな〜 いつもGJです                   しかし、このスレは神職人が多いな。 良スレですね。 職人の方々、無理せずガンガって下さい                
101通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 19:49:53 ID:???
>>98
「チャッチャカチャッチャッチャーン!!ボクドラえm」

6馬鹿「それはあまりにも違いすぎるだろー!!!」

俺はくだらねーお笑いショートを合間で幾つか書かせてもらってる
ネ申職人にはかなわねーけど
102通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 20:07:49 ID:???
いやいや 101さん そんな あなたも神職人ですよ! またのショートコントの投下 待ってます
103通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 21:48:43 ID:???
>>101
コメディが書きたくても書けない自分には羨ましい才能だけどなあ・・・。
ギャグがあってこそシリアスが生きる。
104終戦作者:2005/12/14(水) 23:13:07 ID:???
>>97-99

意見、ありがとうございます。皆さんの意見に甘えて、少し自由にやらさていただきます。
105終戦:2005/12/14(水) 23:13:40 ID:???
アウル「いつまでも黙ってないで何か言ったらどうなのさ!」
オルガ「いい加減にしろよ、てめえ!」
ステラ「ぐすん…あずらえろぉ…くすん」
シャニ「ステラ…。お前ええぇぇ!」
スティング「ステラ泣かしやがって!タダじゃすませねぇからな!」
クロト「地球軍なんか全・殺!」

泣く馬鹿、わめく馬鹿、怒る馬鹿。アズラエルの変貌に様々な反応を示す六馬鹿。そんな六馬鹿を見てもアズラエルは黙ったまま。

ムルタ「・・・」
メイリン「アスランさん。なんかあの人、困ってません?」
アスラン「確かに。心なしか冷や汗をかいているようにも見えるな」
カガリ「目も泳いでるぞ」
キラ「すごい勢いで水飲んでるよ」

ムルタ「・・・あ、あぁ、君達?」
六馬鹿「・・・(アズラエルを睨んだまま喋らない)」
ムルタ「困りましたねぇ…」
???「当たり前です。理事が調子に乗るからでしょう。ほら、お前達、顔を上げろ」
???「そうですよ。アズラエル理事が変なこと考えるから。ほら、ステラ。泣かないで?」
ステラ「うぇ?あぁ、なたる〜、ふれ〜い!」

優しげな声と共に画面の端から現れたのは、ドミニオンの艦長であるナタル・バジルール、そして通信員のフレイ・アルスターだった。
106終戦:2005/12/14(水) 23:15:27 ID:???
ステラ「あ、あずらえろがぁ、あずらえろがぁ…」
フレイ「大丈夫よ、ステラ。理事はアンタ達を裏切ったりはしないから」
ステラ「…ホント?」
ナタル「あぁ、本当だ。今、理事が言ったことは全部ウソだ。さあ、理事からも言ってください」
ムルタ「いやぁ、ほんの出来心だったんですけど、君達があまりにも真剣なもので…。冗談と言うにも言えなくてね。まぁ…、スイマセンね。全部ウソですから」

六馬鹿はしばらくポカンとしたまま、三人の言っている事が理解できずにいた。
しかし普段は働かせない頭を働かし、彼らの言葉の意味がわかると再び喚きだした。

オルガ「おいおいおい!頼むぜ、ホントに。マジでビビったじゃねぇか!」
スティング「勘弁してくれよ、そういうの…」
アウル「ずるいっていうんじゃないの?そういうのってさ」
クロト「ま、僕は最初から見抜いてたけどね」
シャニ「嘘つけ、チキン野郎」
クロト「何だと!やるか、シャニ!」
ステラ「・・・」
ムルタ「あぁ、ステラも泣くとは思いませんでしたよ…。心配させてすみませんでしたね」
ステラ「…らい」
ムルタ「はい?」
ステラ「あずらえろなんか嫌ーい!」
ナタル「理事、嫌われましたよ?」
ムルタ「困りましたね、ハハ…」

そんな六馬鹿と保護者達のやりとりをみて、呆れつつも安心する外野組。

カガリ「ま、何はともあれ仲直りできたんだな!よかったよかった」
メイリン「なんていうか羨ましいなぁ、あんな風に話せる人達がいるって…」
ムウ「俺も少し前はあの輪の中にいたんだけどなぁ…」
アスラン「所詮、裏切り者に居場所はないんですよ」
ムウ「お前と一緒にすんな!俺は裏切ったわけじゃない!やめろ、同情の目で見るな!」
107終戦:2005/12/14(水) 23:16:52 ID:???
アスラン「さて、カガリ。彼らも一段落したみたいだからそろそろ本題を・・・って、あれ?キラはどこいった?」
メイリン「あ、キラさんならあそこに…」
カガリ「おい、キラ!何やって・・・ってホントに何やってんだ、オマエ!」
何故か遠慮がちなメイリンが指さした先、カガリとアスランの視線の先、そこにいたのは…

ガタガタブルブル…

膝を抱え込み、部屋の隅でヒドく怯えているキラ・ヤマトの姿だった。
普段のさわやかな笑顔、戦闘中のキリリと集中した顔、今の彼にはそのどちらの面影もなく、ただ震えている。

カガリ「おい、キラ!どうした?」
キラ「僕が…守って…あげられなかった…彼女…ダメだった…なのに…何で…」
カガリ「ダメだ!アスラン、キラが壊れた!」
アスラン「そんな馬鹿な!おい、キラ!しっかりしろ!」

この外野組の騒動に画面の向こう側の一人が気がついた。

フレイ「キラ?そこにいるのはキラなの?」
キラ「ひぃっ!」

フレイに話しかけられた瞬間に悲鳴をあげて一層怯えるキラ

フレイ「キラ!キラなのね!」
キラ「そんな…だって…彼女は…僕の…目の前で…それで…」
フレイ「キラ…。顔を上げて?私が誰かわかる?」
キラ「フレイ、フレイ・アルスター…」
フレイ「そうよ。ふふ、またキラに会えて嬉しいわ」
キラ「でも、でも!君は二年前に!」
フレイ「あの時のことね。確かに私、あの時火に飲み込まれたわ…。死んだと思うのも当然よね。でも、私、生きてたのよ」
キラ「そんな馬鹿な…」
フレイ「そこのフラガさんがローエングリン直撃で生きてるのよ?私が生きてても不思議じゃないわ」
キラ「そんな滅茶苦茶な…」
フレイ「キラは私がいない方がいいの?」
キラ「いや、そんな事は…」
フレイ「なら、別にいいでしょ?キラと私、2人とも生きてる。それでいいじゃない。ね?」
キラ「…うん!そうだよね!フレイ、本当に生きててよかった…」
108終戦:2005/12/14(水) 23:17:33 ID:???
メイリン「あの、あの人、誰ですか?」
カガリ「キラの愛人かな?」
メイリン「えぇ!?」
アスラン「カガリ、意味分かって言ってるのか?」
カガリ「だってキラの恋人はラクスだろ?じゃあ、フレイは愛人だろ?」
アスラン「なんだよ、それ…」
ムウ「オイ、お姫様。おしゃべりはそこまでにして、今度こそ本題に入れよ」

通信開始から随分な時間がたち、話題も相当ずれてしまい、全員の心は緩みきっていた。

カガリ「おい、ムルタ・アズラエル。さっき全部ウソって言ったな?じゃあ、この条約も」
ムルタ「あ、それは本当ですよ。明日にでもオーブには最終通告が届くみたいですよ?」

会議室の中の時間が止まった。そんな気がした…。
109通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 00:09:29 ID:???
終戦さんGJ!です!
あずらえろが裏切ってなくてよかった…おもわずステラに同調しました
フレイもサバサバしててイイ!しかし確かにこの状況だと愛人ポジですねw
投下乙でした!続きが気になります!
110通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 00:16:10 ID:???
キラミジメ
111通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 00:39:16 ID:???
職人さん毎度乙です
このスレ覗くのが日課になってます(´∀`)
学校じゃ三馬鹿好きって言うとみんなに「変」って言われるんですが
ここに来ると安心しますよ
112通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 00:47:17 ID:???
オルガ「赤レンジャー!!!!」
クロト「赤・レン・ジャー!!撃・滅!!」
シャニ「赤いの〜赤いの〜赤いの〜〜〜!!!」
アウル「赤レンジャーってんじゃねぇ!?」
ステラ「私も赤がいい・・・」
オクレ「じゃ俺も赤r・・・ってなんで赤しかいねえんだよ!!!」
オルガ「やっぱリーダーは赤に決まってんだろ!てめぇら違う色にしろ!!」
クシアウ「いーやーだ!!赤が(・∀・)イイ!!!!!!1111」
オクレ「ジャンケンだジャンケン!!」

その結果

クロト「おひょー!!赤・レン・ジャー!!!」
オクレ「青レンジャー!!」
アウル「黄レンジャーってここってお笑いポジってんじゃねー!?」
シャニ「うら〜〜緑レンジャ〜〜!!わかめも食えよ〜」
ステラ「ステラ・・・桃レンジャー・・・いいわね♥・・・いくわよ♥・・・」
オルガ「灰色レンジャー!!!ってなんで俺だけ微妙な色なんだよ!!!」
オクレ「ふつう戦隊モノは5人が基本だろ!一人多いのがいけねぇんだよ!!それで我慢しろ!!」
オルガ「っんだと!!テメー!!」
アウル「ジャンケンで負けたからってカッコ悪いってんじゃね、オルガ」
クロト「ごちゃごちゃうるさいねぇ、逝くよ!!手下ども!!」
ステラ「・・・オルガの・・・作業服みたい・・・」
オルガ「うるせー!この馬鹿ステラ!!」
シャニ「うざいよ、そこのねずみ男!!!」

ショ○カーK「なんか・・・もめてるみたいだね」
シ○ッカーA「ヒーローごっこじゃないんだけどな・・・」
怪人L「いいですわ、わたくし達はこの隙に攻撃をかけてしまいましょう」

続く・・・のか?
113通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 00:47:30 ID:???
>>111
変って言われてるのか?!
あの3馬鹿ほどおもしろいキャラはいなかったよな・・・
114通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 01:06:59 ID:???
>>107
人間らしいキラがいいねw
GJ!
115通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 02:08:10 ID:???
>>112
戦隊ものは6人目が追加されるのがもはや基本だ
しかしなんで灰色・・・?
普通黒だろ?
116通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 02:15:55 ID:???
>>115
いや、六人目が白の時もある



……似合わねえ……黒だなw
117通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 05:43:55 ID:???
シルバーは……ネオあたりか
118通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 14:20:47 ID:???
オルガは微妙な色なら灰色よりも、ババシャツと
同じ茶色の方がいいんジャマイカ?ww
119通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 15:15:47 ID:???
なにその地球に優しいアースカラー
120通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 15:27:35 ID:???
>>117
・・ネオ・・・・ご老人・・・・?
121連合国立ドミニオン学園 15日目@:2005/12/15(木) 15:54:38 ID:???
ナタル「ドミニオン、発進」
アウル「出発早!!」
ムルタ「特にする事がないですからね」
ステラ「新型は〜?」
ネオ「ない」
シャニ「次はどこへ?」
ジブリ「まずはパナマまで」
オルガ「パナマか。臨海学校とか、林間学校とかやりてぇな」
ネオ「は?何を言っているんだ?今からパナマまで個別で向かうんだぞ」
6馬鹿「はぁ?俺たち今ドミニオンに乗ってるんだろ?それにドミニオンは?」
ナタル「ここは基地内で、艦はリー副艦長に任せてきた。これからオリエンテーリングを行う」
スティング「ポイントに立っている文字を拾って進む、ハイキングのようなやつか」
ムルタ「各員、2人づつ、4組でそれぞれ出立し、ここアラスカ基地からフロリダまで南下してもらいます」
クロト「質・問!また数が合わないけど?」
フレイ「私と大佐が入って8人。チームはくじで決めるそうよ」
ジブリ「なお、一着のチームには、ロゴス、アズラエル財団よりパナマに別荘がもらえる」
ステラ「べっそう!!リゾート」
ナタル「では、ルールを説明する。先行して、友軍が北アメリカ大陸各地に看板を立ててもらっている。
    諸君らはくじで決まったペアと共に、車で出発し、それぞれ別個の文字を追ってもらう。
    全部で5文字。ただし、文字の順番は変えなければ意味が通じないからな。
    全て集まった上で、パナマ基地へと向かってもらい、そこでゴールとなる。以上だ」
ムルタ「早速くじを引きましょうか。ああ。危なくなったら連絡をいれること。…まぁ、ないと思いますが」
ジブリ「…一般人に迷惑はかけないように」
ネオ「艦長たちは直接パナマまで向かうらしい。資金は持ってるな。領収書は貰っておけよ」
フレイ「じゃあ。引きましょう。誰から引く?」
スティング「レディー・ファーストは守ろう。俺は最後でいいしな」

ナタル「では、これが地図とポイントのヒントが記された紙だ。なくすなよ」
ネオ「シャニ。行くぞ」
ステラ「オルガ?だいじょうぶよ。私に任せて〜」
フレイ「アウルね。行こうかしら。運転疲れたらかわるね」
スティング「クロトか…暴走はするなよ」
ムルタ「では。…開始です。各員、頑張ってくださいよ」
122連合国立ドミニオン学園 15日目A:2005/12/15(木) 15:55:25 ID:???
ネオ「さぁってと。のんびり行きますか」
シャニ「っていうか、どうしてネオが参加してるの?まさか…」
ネオ「は、ははは。やだなぁシャニ君。ぼ、ぼくがまさか…」
シャニ「約束破ってナンパして、それを艦長に見つけられて…?」
ネオ「ははは。あ〜っと。最初の目的地は…五大湖?」
シャニ「話しそらした。まぁいいや。音楽でも聴いていよう」

オルガ「ステラ。行くぜ。まずは…ソルトレイクシティー?」
ステラ「うえーい。飛ばせ〜」
オルガ「街中入ったら減速するからな。のどが渇いたとかあったら言えよ」
ステラ「ん。大丈夫」
オルガ「よっしゃ。発進!!」

アウル「なるほど。それで数合わせに参加してるのか」
フレイ「うーん。でも、賞品は魅力的よね」
アウル「…お嬢様だろあんた」
フレイ「ふふっ。さぁ、行きましょう。目的地、シアトル」
アウル「了解。ちゃっちゃと行きますか」

スティング「さてと。他は威勢がいいな」
クロト「発・進!!」
スティング「ああ。クロト。頼むから騒がないでくれよ」
クロト「オタワ?らしいぜ。はじめのポイント」
スティング「聞けよ。…まぁ、何とかなるか」

ナタル「行きましたね」
ムルタ「別荘ですか…?あれって、廃棄されてた家ですよね」
ジブリ「多少改修すれば何とかなるだろう。さ、我々もパナマへ向かおうか」
ナタル「さて…何処のペアがはじめに帰ってくるでしょうね」
ムルタ「上手い具合に冷静な面子がばらけましたからねぇ」
ジブリ「…なんか、ノリが鉄○ダッシュだな…」
123連合国立ドミニオン学園 15日目B:2005/12/15(木) 15:56:18 ID:???
ネオ「おいおい。あれが、かの有名なナイアガラの滝だぜ。シャニ。よくみてみろ」
シャニ「マイナスイオン?っていうか、イオンって…意味ちがうと思うんだよなぁ」
ネオ「…ん?『連合軍、特別設置。キーワード【ブ】』…ああ。これが暗号か…」
シャニ「ブ…なんだろう」
ネオ「まぁ、次々に見つけていけば答えが出るだろうな。さて、もう少しヒーリングしていこうぜ」
シャニ「北半球は冬なんだから寒いぜ…」

ステラ「ここが目的地?」
オルガ「そうらしいが…名前のとおり塩湖があるのかが気になるな」
ステラ「南米にはあるらしいね」
オルガ「!!急にまともな口調で、まともなことをしゃべるな!!」
ステラ「あ。湖…ねーねー。看板立ってるよ」
オルガ「ああ。なるほど。えーと…【デ】ね」
ステラ「デ…デコレーションケーキ!!」
オルガ「5文字だって言ってただろ。さて、ちょっと休んだら次いくぞ」

フレイ「ここがシアトルね。昔は野球で、凄い選手がいたとか」
アウル「ああ。そういえばそんな話も…」
フレイ「ついでだから、球場行ってみようか」
アウル「…すぐそこだけどね…──っと。ついたね」
フレイ「ふーん。凄い外観。あれ?看板……【ズ】だって」
アウル「このタイミングで、ズ。…マリナーズ!!」
フレイ「そんな短絡的思考で通じるかしら。次行きましょう」

スティング「…昔の国の首都らしいが…取り立ててみるものはないな。役所にでも行ってみて…ん?」
クロト「看・板!!えーと。【ミ】?皆で仲良く…」
スティング「多いよ。さて。ってことはもうここには用事は…ん?どうしたクロト…って!!何処へ行く」
クロト「は?ああ。ゲームショップが見えたから、何かないかなぁって」
スティング「後にしろ!!まったく…」

続く…
124通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 16:57:07 ID:???
>>121-123
いつもながら職人さんGJ!
この後も楽しみにしてます。
125通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 18:21:39 ID:???
クロト「赤・レン・ジャー!!!」
オクレ「青レンジャー!!」
アウル「黄レンジャー!!」
シャニ「緑レンジャ〜〜!!ホウレンソウも食えよ〜」
ステラ「桃レンジャー・・・上のコピペ・・・改変しただけ・・・」
オルガ「茶レンジャー!!!おおーっ!!響きだけはいーじゃねーか!!」

クロト「色変えるなバーカ!!ボクとかぶるじゃないか!!」
オルガ「うっせーよ!!灰色は評判わりぃんだよ!!」
オクレ「あーもう何色でもいいだろ!好きにしろ!」
アウル「今日は茶色かあー!!」
ステラ「・・・タヌキ・・・」
オルガ「ああ??なんか言ったか?ぶっ飛ばすぞオラ!」
シャニ「シッポでもつけてみる〜(プッ」

ショ○カーK「あれ?・・・ラクスは?」
シ○ッカーA「寒いからって帰っていったぞ」
ショ○カーK「僕たちも帰ろうか」

どーする!?6馬鹿戦隊!!
126通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 18:26:54 ID:???
>おーっ!!響きだけはいーじゃねーか!!
↑ワラタwww






けどオルガ、馬鹿みたいたぞ・・・
127通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 19:30:20 ID:???
怪人Lかえったのかよw
128通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 19:51:57 ID:???
保守
129通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 23:04:58 ID:???
ここはネ申職人ばかりだな……


漏れの妄想ネタなんてとても載せれんorz
130通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 23:29:04 ID:???
>>129
今こそ初心に帰って、>>1の最後に書いてある格言を思い出せ!!
131通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 23:36:05 ID:???
>>130
おk、目が覚めたぜ



そして先に告げておこう
 つ ま ら な い と
132通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 00:25:40 ID:???
『悪夢』〜ドミニオンside〜


デストロイが倒され、数日が経った。その後、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルは全世界にロゴス打倒を宣言した……


ドミニオンのある一室に集められた一同
クロト「いったい何がしたいワケ?こんなとこに集めてさ」
シャニ「………眠い」
ステラ「フレイ、何があるの?」
フレイ「私にもわからないわね……」

ムルタ「あ〜、いいですか?皆さん」
6人「「「おっさん(アズラエロ)!!」」」
ナタル「理事!今回はいったい…」
ムルタ「その件なんですけどね……皆さんに伝えたほうがいいと思うことがあるんですよ」
アウル「もったいぶらずにさっさと喋った方がいいんじゃね?そういうのはさ」
オクレ「俺もアウルに賛成だな」
ムルタ「いいでしょう。」

緊張する一同

ムルタ「僕の得た情報では、今回ザフトはある作戦を行うことが決まったそうです」
6人「「「……ハァ?」」」
オルガ「それがどうしたんだ?」
シャニ「俺らには関係ないし……」
ムルタ「そこなんですけどね……『エンジェルダウン作戦』これが意味することがわかりますか?」
ナタル「……ターゲットはAA、ですか?」
ムルタ「その通りですよ、艦長さん」
フレイ「ちょっと、なんでAAが!」
オクレ「フレイ、落ち着け!」
ムルタ「それだけではないんですよ、皆さんはザフトの黒髪のパイロットを覚えてますね?」

ー彼等は忘れるはずがないだろう、あの少年が自らの危険を省みずにステラを連れてこなければ、彼女は死んでいたのかもしれないのだー

そのようなことを考えながらアズラエルは次の一言を言い放った



「たぶんあの少年は差し違えようとも、フリーダムを討つでしょう」




ひとまず今回は此処までです。
長々とスミマセンでしたorz
133通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 00:30:23 ID:???
>>132
お・・・新しいシリーズですか?楽しみにしてます。乙!
134通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 01:09:14 ID:???
>>132
GJ!!
135通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 02:09:09 ID:???
このスレマジで癒される・・・

゚Д゚|!゚∀Y`∀´
136通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 04:00:44 ID:???
>>131
つまらない
137通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 05:14:13 ID:???
空気が読めてないって言うんじゃねーのそうゆうの
138通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 09:47:46 ID:???
喧・嘩!禁・止!
139通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 10:09:24 ID:6oIcT06n
ネタをあげてくれる人に失礼ですよ。
新章楽しみにしてるんで頑張って連載してくださいm(__)m
140連合国立ドミニオン学園 16日目@:2005/12/16(金) 16:43:14 ID:???
オルガ「ちっ。ガソリンが切れかけてきたぜ」
ステラ「大丈夫?」
オルガ「…もうすぐで小さい街があるらしい。そこで給油だな」

フレイ「…あれ?ねぇ。あれって…」
アウル「ん?あーー!!オルガにステラ。何やってんだよ」
オルガ「てめーらこそ。俺はガソリンが切れかけたから給油に来たんだよ」
アウル「そりゃ奇遇。…まぁ、そうでもなければガソリンスタンドで会うことはないわな」
ステラ「ねー。暗号いくつ見つかった?」
フレイ「3つよ。【ズ】【ラ】【ル】…これだけじゃねぇ」
オルガ「ズラ…かつら…はげ…はっ。冨野由悠季?」
アウル「連装ゲームじゃねーだろ。ステラたちは?」
ステラ「【デ】【ト】【ロ】の3つだけ」
フレイ「デトロ…イド?」
アウル「あ、なんか雰囲気でてる」
オルガ「ちょっと他のグループに連絡とってみるか」

シャニ「あー。オルガ?あん?暗号はいくつ取ったか?」
ネオ「【ブ】【リ】までで、もう少しでもう一つ…お、あったあった。えーと…何だこれ?」
シャニ「…伸ばし棒?【ー】ってコトで、ブリーだね」
オルガ『ブリー…?パンツか?』
ネオ「もしそれだと、一文字たらんだろ。まぁ、こっちはこんなもんだ。そっちはどうだ?」

スティング「おう。あんたか」
フレイ『どう?調子は』
スティング「いや。クロトに運転任せてみようかと思ったら、いきなり街中でアクセル全快で飛ばしやがって、
      おまけにカーブで、『うりゃー!!必・殺!!』とか叫びながら、めちゃくちゃなドリフトかまして、
      車が1回転するわ、どこぞの映画みたいに車が宙に浮くわで大変だったんだぜ…」
フレイ『あー。そういうことじゃなくて、…苦労してるのね』
クロト「ああ。暗号?【ミ】【オ】【ン】の3つ集まって、次に向かおうかというところ」
フレイ『ミ…オン。ミリオン…?』
スティング「そっちはどうだ?…ほぅ。オルガたちと出会った…まぁ、頑張ろうぜ。じゃあな」
141連合国立ドミニオン学園 16日目A:2005/12/16(金) 16:44:00 ID:???
アウル「終わったよ。行こうぜ」
オルガ「ステラ。行くぞ」
フレイ「さて、次は…は?『カントリーロードを行け』ぇ?」
ステラ「『昔は宇宙に一番近かった』だって。分かる?オルガ」

ネオ「なにぃ?『映画、ニューオーリンズ・トライアルで使われた歌の、ママの出身地』?…何だコリャ」
シャニ「アウルがいたら暴走しそうなヒントだね」

クロト「『フライドチキン。PS,パナマにつくころに買って来てくれないか?』」
スティング「いや、フライドチキンって…食いたくなっちまったじゃねーか」

ナタル「さて。着きましたか」
ムルタ「ドミニオンも着いてますね」
ジブリ「あとは待つだけ。…機体のオーバーホール。やっちゃっておこうか」
ムルタ「そうですねぇ。最近戦闘がないとは言え、今は戦争中ですから」
ナタル「ああ。リー艦長代理。ご苦労様でした。さて、物資の積み下ろし。頼むぞ」
ジブリ「ところで、あの暗号、4,5個目はクイズ形式になってるけど…とけるかな」
ムルタ「大丈夫…だとは思いますが…」
ナタル「今は待ちましょう」
ムルタ「さてさて。次は何処へ行けといわれますかね」
ジブリ「いや、私たちは結構な権限があるから独自に動いていてもいいでしょう?」
ナタル「………まぁ、問題は山積みですけどね。一つ一つやっていきましょう」
142連合国立ドミニオン学園 16日目B:2005/12/16(金) 16:44:47 ID:???
ネオ「うーん。そんな昔の映画なんてしらねーぞ。…どこかでレンタルか何かして見るか?」
シャニ「〜〜〜♪〜〜♪〜〜〜〜♪」
ネオ「歌ってる場合か!!」
シャニ「〜〜♪マイ,ルイジアナ,ママ,フロム,ニューオーリンズ♪〜〜」
ネオ「は?今なんて…?」
シャニ「〜〜〜〜♪」
ネオ「って、聞いてないし。…なるほどね。さっすが趣味、音楽鑑賞。目的地判明ってやつ?」

アウル「めちゃくちゃなヒントだなぁ」
フレイ「カントリーロード…田舎道ねぇ。そんなのたくさんあるじゃない…ん?そういうような歌ってなかったっけ?」
アウル「ああ?確か、カントリーロード♪テイクミ〜フォ〜」
フレイ「そうそう。トゥ〜ザプレ〜イス♪アイビロ〜ング」
二人「ウエストバ〜ジニア♪マウンテンママ♪テイクミ〜フォ♪カントリ〜ロ〜ド〜」
フレイ「そうよ!!ウエストバージニアよ!!」
アウル「オールモ〜ストヘ〜ブン♪〜〜〜〜」
フレイ「もう、歌はいいの!!」

オルガ「宇宙ねぇ」
ステラ「発着場?」
オルガ「スペースシャトル…打ち上げ場…いや、製造所?うーん。近いだから…昔の研究所とか?」
ステラ「うえーい。ナスカ級戦艦、ですとろーい」
オルガ「気楽なもんだ…ん?ナ……ナサ?そうか!!NA○Aだ!!わかったぞステラ」

クロト「いや、うめぇな」
スティング「そうだな。しかし、フライドチキンって…何処だよ」
クロト「あー。もう食っちまった。なぁ、食い足りなくねぇか?」
スティング「そうだな…中途半端だな…よし、次どこかの店が見えたら買いに行くか」
クロト「おっ。早速なんか見えてきたぜ」
スティング「ん?『ケン○ッキーフライドチキン』?」
クロト「お。昔から変わらないカー○ルおじさんだ」
スティング「そうか…ケンタッキーか。そういう地名もあったな!!行くぞクロト。場所が分かった」
クロト「は?まずはフライドチキン買ってからだろ」
スティング「…………」

つづく……
143ドミニオン学園作者:2005/12/16(金) 16:46:42 ID:???
あ。アウルにブロックワード歌わせたorz
ま、いっか
144終戦:2005/12/16(金) 20:31:48 ID:???
カガリ「は?」
ムルタ「は?じゃありませんよ。本来僕達はそれを伝えるために連絡したんですから」
カガリ「いや、でも最終通告ってなんだよ!一回もそんな通告を受けていないのに、いきなり最終だと!?」
ムルタ「知りませんよ、そんなの」
カガリ「何だよ、ソレは!ふざけるな!」
ナタル「アスハ代表、落ち着け。理事のおっしゃっていることは本当だ。私達には何も知らされていないのだ」
カガリ「お前らは仮にも地球軍の人間だろ!」
フレイ「私達だって驚いたのよ。条約違反国については検討中って伝えられてたんだから」

アスラン「味方の反対勢力を欺いての強襲か…」
ムルタ「どうやらそのようですね。事実、この条約だって僕達の知らない間に締結されてましたから。全く人をバカにしてくれますよ、上の連中は。反対派が多いと見るや秘密裏に締結ですから」
ムウ「コーディネーター側はどうなんでしょうかね?まぁ、こんなことはわかるハズも」
ナタル「あちらもだいたい同じような状況だったそうだ。反対の声を無視して推し進められたらしい」
ムウ「何で知ってんだよ…」
ムルタ「プラントの歌姫、ラクス・クラインから聞いたんですよ。最近はこの件で連絡してましたから」
キラ「ラクス…」
145終戦:2005/12/16(金) 20:32:36 ID:???
ラクス・クライン。
二年前は三隻同盟のトップに立ち、地球軍とザフト軍の間に入り停戦を訴えた。
また、ついこの間の戦争ではデュランダル議長が唱えたDプランに反対し、AAを率いてこのプランを打ち砕いた。
そんな彼女は終戦後にプラントへと戻り、すぐさま人々の声により評議会の一員となった。
同時に「ラクス・クラインを新議長に!」との声も多数あがった。
しかし、「たとえ彼女が終戦への一番の貢献人だとしても、彼女達が出した両軍への被害は計り知れない」などの声も上がったため、彼女はその声を受け止めて新議長の座を辞退した。
議員就任後、彼女は積極的に各プラントを回りチャリティーコンサートを開くなどしてプラントの人々の心を励ました。
この活動について彼女は
「このコンサートはもう一人の私の意志なのですわ。私の歌で元気づけられる人が一人でもいるのなら、私はそれで嬉しい。私は歌い続ける。彼女はそう言っていましたわ」
と、不思議なことを言っていたそうだ。
そして、今現在の彼女は評議会の一員としてナチュラルとコーディネーターの共存の道を探していている、はずだった。

キラ「あ、あのラクスは今どうしているんですか?」
ムルタ「彼女なら向こうで反対勢力を集めて、オーブへの行いを止めようと頑張ってくれてるみたいですね」
キラ「じゃあ、無事なんですね!」
ムルタ「ええ、無事ですよ」
キラ「よかった…」
ナタル「恐らく彼女の命の心配はないだろう。言い方は悪いが彼女が死んでしまえば確かに強行派はやりやすくなる。しかし、残された反対派が何をしでかすかわからないからな。うかつに手は出せないだろう」
146終戦:2005/12/16(金) 20:33:55 ID:???
キラがラクスの無事に心から安心する。それを見計らってカガリが口を開いた。

カガリ「それで最終通告ってどんな内容なんだ?」
ムルタ「条約に従え。従わなければ武力行使。ありきたりな内容でしょうね、きっと」
カガリ「やっぱりそうなるよな…」
ムルタ「どうするんですか?徹底抗戦ですか?」
アウル「あったり前じゃん!そんな条約のめる訳ないよ!」
クロト「ですね!地球とザフトの連合なんか敵じゃないね」
ステラ「ステラ、オーブ好き。だから、守る。みんないるから、ステラ、オーブ守る」
スティング「喧嘩売られて黙ってられるか!」
シャニ「言われたらやるよ…」

待ってましたと言わんばかりに六馬鹿達が騒ぎだす。
六馬鹿達としては、先ほどの難しい話は実際、どうでもよかった。知らされていようがいなかろうが、大事なのはそこじゃない。彼らにとって大事なのは戦闘。戦闘さえあればそれでよかった。
アンチ日常、ビバ戦闘。平和に過ごす毎日も確かによかった。戦闘したいという欲もキラやアスランなどの強敵との訓練でそれなりには満たされていた。
しかし、訓練ではあの実際の戦闘での緊迫感が今ひとつ味わえない。いくらレベルの高い訓練とはいえ所詮は訓練。今までハイレベルな戦闘をくぐり抜けてきた六馬鹿にはただのお遊びだった。
そこに舞い込んできたこの事件。オーブには悪いが戦闘への道を選んで欲しい。別に今までの恩を仇で返すわけではない。こちらが勝てばそれでいいんだから。
147終戦:2005/12/16(金) 20:34:58 ID:???
クロト「負けるわけないじゃん、僕達が!」
アウル「カガリ、安心してよね。僕達がオーブの敵をぶっ潰してあげるからさ!お・ま・か・せってね!」
ステラ「カガリ、安心して!」
カガリ「あ、いや、ちょっと待て」
シャニ「何?」
カガリ「まだ戦いの道を選ぶとは決めていない」
ムルタ「おや?話し合いで解決とかいうんですか?」
カガリ「できれば、それが一番いいんだけどな」
フレイ「あら、違うの?」
カガリ「これはオーブの今後を左右する大事なことだ。私には決められない」
スティング「じゃあ、誰が決めるんだよ」
カガリ「オーブの事を決めるのはオーブの民達だ。私たちだけで決めるらるような事ではない」
キラ「ま、確かにそうだよね。今さら、って話だけど…」
カガリ「二年前はそのせいでシンのような人間がでてしまったからな…」
アスラン「シン、か…」
メイリン「・・・」

シン・アスカ。
あのメサイアでの戦闘以来顔をあわしていないが、今頃はどうしているのだろうか?
元はザフトにいたアスランとメイリンは、かつて数奇な運命に翻弄された少年の身を案じるのだった。

ステラ「シン…」
スティング「ま、ソイツの事なんか今はどうでもいい。じゃあ、カガリ。まだ戦闘かどうかはわかんねぇんだな?」
カガリ「ああ」
ムルタ「そうですか。では、今日はこの辺で失礼しますよ。こちらにもやることはありますから」
カガリ「ああ、悪かったな」
ムルタ「いえ、構いませんよ。それでは…」
ナタル「お前たち、アスハ代表を困らせるなよ」
フレイ「またね、キラ」

そういって通信は終わった。会議室の皆が一息ついて、今後のタメに動き出す。

オルガ「おい、お前ら。ちょっと来い」
シャニ「何だよ、面倒くさい」
オルガ「いいから来い」
アウル「一体どうしたってのさ?」
オルガ「お前らさ…」

先ほどから口を閉ざしていたオルガは真剣な顔つきで他の六馬鹿たちを集め、彼らが忘れている重要なことを話し出した…。
148終戦作者:2005/12/16(金) 20:37:12 ID:???
無駄に長い…。
今回、シンとラクスは名前だけの登場でした。
149通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 22:01:32 ID:???
チラシの裏にでも(ry
150通常の名無しさんの3倍:2005/12/16(金) 22:07:51 ID:???
いつも乙です!なんかすごく気になる所で切れたなww
オルガが何を言うのか、気になりつつワクテカ
151通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 00:26:50 ID:???
チラシの裏にでも(ry
152通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 00:56:31 ID:???
>>147
毎回、毎回気になるところで終わりますな・・・。GJ!
続きも期待しております
153通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 01:18:10 ID:???
いや面白い。
やっぱ小説風よりノベルか?
154通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 01:20:10 ID:???
小説とノベルってどう違うんだ?
155通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 01:58:30 ID:???
チラシの裏にでも(ry
156通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 02:01:55 ID:???
ドミニオン一家
157通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 09:20:37 ID:???
変なのは置いといて、なんか過疎ってないか?((゜Д゜;))
158通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 10:59:49 ID:v9rOekLw
ならばage
159通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 11:24:17 ID:???
>>157
職人殿が降臨してない間はしょうがない。
もちつけ
160通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 11:49:26 ID:???
オルガって何だかんだでちゃんとリーダーやってるやな、アニメ本編でもシャニ諫めたりしてるし
やっぱ俺は機体もパイロットもオルガが一番だぜ
161通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 12:00:46 ID:???
英語版素種の公式サイトにあるオルガの紹介ページには、
「彼は3人組の実質的なリーダーだが、彼の戦略は向こう見ずで攻撃的だ」
とかって書いてある。まあ確かにそうかもな…。
162通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 13:26:24 ID:???
チラシの裏にでも(ry
163シリアス:2005/12/17(土) 14:31:05 ID:???
久しぶりの休日、ようやく時間が取れたので溜まっていた>>56-58の続き投下。
なるべく露骨な表現は避けたつもりなんだが、これでも嫌って人いたら言ってくれ。
つか人は増えてるのか減ってるのか…。

木々の間からのぞく空が、薄紫に染まりつつあった。
日が暮れる。ぼんやりとステラはそのことを悟った。視線を戻す。
目の前には、彼女より頭1つ分近く大きいシャニの背中が黙々と歩いている。この背が
振り返ったのは、まだたったの2回だけだ。すなわち最初の奇襲から逃れて安全圏まで
駆け通した後と、営地に戻るべく歩いている途中にステラが転んだ後と、である。
会話はない。最初に会った時と同じく、話すことがないので、ない。
彼は、一度目に振り返った時に「戻るぜ」と言ったきり、とても無口だった。
どこへ戻る、などという問いは流石にステラでも分かる、愚問だ。仲間とはぐれた自分達
が戻るべきところは営地しかない。つまり、撤退中なのだ。
それも本来なら、もうとっくの昔に帰り着いていても良い刻限である。
無論、それが叶っていないのは、自分達に遠回りを強いている要因があったためだ。
「ストップ」
唐突に呟いてシャニが立ち止まる。制するように伸ばされた彼の腕越しに、向こう側を
覗き込んで隻眼の行方を追ったステラは、思わず眉を寄せた。
そのまま音もなく物陰に隠れようとするシャニに合わせて、彼女も後退する。彼の視線の
先には、森林にまぎれて、ぽつぽつと人工的な迷彩柄が見え隠れしていた。
敵だ。テロリスト。それが数名。しきりに四方を見回しているので、恐らく哨戒だろう。
「……また居る。あっちは無理?」
いささかげんなりして、ステラはごく小声で訊ねた。
「だろ。この道も駄目だね」
シャニが軽く肩をすくめた。
ステラは少し落胆して俯いた。道、とシャニは言うが、実際のところステラたちが歩いて
きたのは獣道とも呼べないような悪路である。普段ほとんど人の手が入らないという樹海
ゆえに、所々に残るやぶ払いの跡を辿り続けて――そうすれば少なくとも人間が居る場所
には出られる筈だからだ――いるのだが、また外れであったらしい。
要するに、彼女達は迷っていたのである。
このまま進んで見つかる訳にもいかないので、2人して来た道を引き返し始める。
はぐれたのも確かにまずかったが、それ以上に方位磁石を持っていなかったのが致命的
だった。地図はあるのだが、それと現在位置を照らし合わせることができない。
頬にへばりついた葉を拭って、ステラは控えめに嘆息した。
流石に少し疲れていた。肉体的にではなく精神的に。
すると、シャニが背中越しにこちらを振り返った。
「……疲れた?」
一瞬、ステラはそれが自分に向けられたものだと気付かなかった。
シャニがじっとこちらを見ているので、ようやく彼の意図を理解して、頭を振る。
「う、ううん」
少しどもったのは、驚いていたからだ。そんなふうに気にされることには、慣れていない。
というより、そんなことを気にする人間に慣れていない。
シャニは、ステラの反応を隻眼でじっと見ていたが、やがて興味を失したように「そう」
とだけ呟いて、またこちらに後頭部を向けた。
「ならいいけど」
164シリアス:2005/12/17(土) 14:31:44 ID:???
それきり、再び黙り込む。
ステラ自身、さして口数が多いたちではないので、別にその沈黙が苦になる訳ではないが――何となく、こういうものは珍しい、と彼女は思った。
アウルはもっとやかましいし、スティングも彼よりはもう少し賑やかだ。普段と異なる
状況をステラが不思議に感じていると、不意にまたシャニが立ち止まった。
「わ」
ぼんやりしていたので、思わず勢いあまってステラはその背にぶつかった。
訝しみながら、その肩越しに向こうを見やると、またあの迷彩柄がうごめいていた。
「……え? どうして?」
シャニは無言のまま、やぶの中へ入るように彼女を促した。
それに黙って従いながら、ステラは考えた。流石に先程の場所へ戻ってきた、ということ
ではないだろう。引き返してきた先にも敵がいるということは、あれらはまた別の場所
からあそこへ移動してきたのだ。つまりは、
「別働隊……?」
「じゃねえの。――でもおかしいな」
樹木に背をつけて様子を窺いながら、シャニがそんなことを呟いた。
それきり続きを話し出す様子がないので、顔中に疑問符を浮かべてステラは訊き返した。
「何が?」
シャニがこちらへ顔を向ける。額に上げられたままの熱感知スコープが光った。
彼は肩から下げていたサブマシンガンを下ろすと、それをステラに差し出しながら答えた。
「数が多すぎる。敵陣のど真ん中でもなきゃ、こうはいかない」
ステラは目を瞬かせて、それとシャニの顔とを見比べた。
使え、ということだろうか。確かにステラの45口径――それも元はといえば彼の持ち物
だが――は最初の襲撃の時にシャニの手に渡ったままで、彼女自身はほぼ丸腰だ。
固まっていると、流石に顔をしかめてほら、とシャニが催促をしたので、
ステラは慌てて機銃を受け取った。
「……どうするの?」
見上げるようにして訊くと、シャニはマイペースに45口径の弾倉を確認しながら答えた。
「逃げるだろ。集まって来られたら、流石に勝ち目ねえし」
当たり前だろう、と言外に含ませた物言いである。それもそうだ、とステラは妙に納得
して頷いた。違和感を覚えたのは、恐らく比較対象がアウルだからだろう。
もっとも、ステラにはそのアウルと共にこんな状況に陥った経験などないのだが。
ばちん、という音と共にシャニが45口径を再装填し終えた。
「……ほら、行くぜ。ぼさっとすんな」
「う、うん」
サブマシンガンを肩に下げて、ステラは歩き出したシャニの後を追おうとした。
――その時、一度だけ振り返ってみようと思ったのは、ただの気まぐれだった。
そして勿論、そこでやぶの間からにょきりと突き出した銃口を見つけたのも偶然だった。
ステラはぞっとして絶叫した。
「シャニ! 危ない!!」
庇いに走る余裕もなく――
反射的に左右へ散開した2人の間を、銃撃が舐めるように通過した。
165シリアス:2005/12/17(土) 14:32:27 ID:???
銃弾がいくつも背を追い越していく。
目の前で次々と弾ける樹皮を横目に、ステラは全力で走った。
膝上まで生い茂る草と、緩んだ地面がまとわりつくように足を重くする。犬のように荒く
なった呼吸が、喉の奥をひりつかせて痛い。乳酸過多で物理的に足が動かなくなるのが
先か、それとも銃撃が心臓を捉えるのが先か――頭の片隅でそんなことを考えた瞬間、
視界の中に都合の良さそうな巨木を見つけ、彼女は心の中で快哉を叫んだ。
(間に合え……!)
ほとんど転げ落ちるように、ゆるやかな傾斜を駆け下りる。追撃してくる発砲音は、最早
軽やかと言ってもいい程に軽快だ。仮に例えるなら、殺人のビート。
勿論それで殺されてはたまらないので、こちらも必死に足を動かす。目当ての巨木まで
後一歩、というところでステラは足元を蹴って地面にダイブした。
そのまま前のめりに突っ込み、飛び込み前転の要領で巨木の裏側に回り込む。
カウントする――1、2、3。銃声が止まった。緊張に震える身体を堪える。腕に抱えた
サブマシンガンを握り締め、ステラは耳を澄ませた。
こちらに近付いてくる、複数の足音。草をかきわけながら寄ってくるそれらが、いかにも
おっかなびっくりといった様子であることを確信して、ステラは更に神経を尖らせる。
(あと3秒――2、1)
ゼロ、と脳裏で数えた瞬間、木に背をつけたまま銃口を120度ほど旋廻させて、
ステラは引き金を押し込んだ。一瞬、目前に迫った敵兵の、驚愕に歪んだ顔が見えた。
両腕に衝撃がくると共に、だだだだだ、と発砲音が直接頭蓋に響く。
不用意にも無防備な姿を晒していた数名が、まともに鉛玉をくらってのけぞりながら倒れ
ていく。慌てて身を隠そうとする生き残り目がけて、ステラは扇状に銃撃を放った。
だが何人か低い呻き声を上げた者はあったものの、最初に倒れた数名を除き、ほとんどは
再び樹木の裏などに隠れてしまう。しまった、とステラは歯噛みした。
(失敗した!)
戦慄に脂汗が吹き出すのを感じながら、彼女はすぐさま踵を返すとまた走り出した。
敵の数が多すぎる。全部で何人いるのかも分からない。一箇所にとどまっていては、
あっという間に包囲される危険があった。蜂の巣などごめんだった。
走る。再び大勢の足音と銃声が追いかけてくる。肺と心臓が大声で酸素不足を訴えて
くるが、無視するしかない。足がもつれ、もう地面の感触さえあやふやだ。
歯を食いしばる。一度足を止めて振り返り、背後を銃弾で牽制する。2人ほど倒れたのが
見えたが、残りがまだ追ってくる。きりがないようだった。
駄目かも知れない、とステラは思った。
(どうしよう、どうしたらいいの?)
どうやって切り抜けたらいいのか分からない。訓練で大勢と戦ったことはあったが、その
時は全員お互いが敵だった。皆が揃って自分を追ってくるなどということはなかったのだ。
今のような時、どうすればいいのかを、ステラは教わっていない。
息苦しさを押し殺しながら自問する。答えは返らない。何も分からない。
(ああ……!)
自暴自棄のような思考を振り払うようにして、ステラはもう一度立ち止まって振り返り、
牽制の銃弾をばら撒こうとした。脇を絞め、そしてそのまま引き金を引く――
銃声が1発鳴って、サブマシンガンの正面に居た男が吹き飛んだ。
166シリアス:2005/12/17(土) 14:33:09 ID:???
「――え?」
ステラは驚愕に目を見張った。
何故ならその男は、彼女から見て「真横」に倒れたからだ。
というか、そもそも彼女はまだ撃っていない。そして当惑したのは敵兵たちも同じこと
だったらしい。意味の分からない怒号が叫ばれ、銃声の主を探すように彼らの視線が
右往左往する。だが、それもわずか一瞬のことだった。
唐突にステラから見て左側の草陰が割れ、そこから迷彩服の人影が飛び出してくる。
シャニだった。彼は片手に警棒のような物を携えて兵士の1人に肉薄すると、踏み込みの
勢いを乗せてその男を殴り倒した。男は一撃で地に沈み、動かなくなる。
「――!」
仲間をやられて怒ったのか、口々に罵りの言葉を――全く意味は分からないのに、何故か
それが罵倒であることだけは理解できた――喚きながら、敵の男たちが発砲する。
だがシャニは、その直前にぐっと腰を沈めると、勢いよく空中に飛び上がった。銃弾の
上を更に越え、敵の頭上さえ飛び越えて、そのうち1人の背後に着地する。
強化兵士ならではの離れ業だが、敵にそんなことは分からない。急に消失した相手に
驚いたように、彼らの動きが鈍った隙に、シャニは目の前の男の後頭部を警棒で一撃した。
短い悲鳴を漏らして、その男が白目をむく。先手を打たれっぱなしの敵たちが、それでも
どうにか反応してシャニを狙おうとするが、
「チビ!」
そう、一言だけ叫んでその場に身を伏せるシャニに、ステラは応えてサブマシンガンの
弾丸を存分に男たちに叩き込んだ。駒のように回転すらしながら、5、6人がその餌食に
なってひっくり返る。運良く回避に成功した者が、意味のない咆哮と共に性懲りもなく
シャニを撃とうとするが、それよりもシャニが撃ち返す方が速かった。
警棒とは逆の手に例の45口径を――最初に撃ったのはこれだろう――構え、片手のまま
発砲すること3回。弾は実に無駄なく敵を捉え、更に3人が倒れふした。
手際の良さに思わず呆気に取られて、一瞬、ステラの意識が手元の機銃からそれる。
するとそれを狙っていたかのように、彼女の視界に一本の太い腕が闖入した。
「……う!?」
腕はあっという間にステラの首に巻きついて、そのまま締め付けてくる。突然のことに
訳が分からないままぎょっとして、絶叫しながら彼女は暴れようとしたが、すると別の
方向からまた腕が伸びてきて、横合いからサブマシンガンがもぎ取られる。
耳のすぐ近くで、ひどく興奮した人間の息遣いが聞こえた。視界の端にわずか、彼女の
機銃を手にした男の姿が見えた。こめかみに何か、冷たい感触が押し付けられる。銃。
誰かに捕まったのだ、とステラが遅まきながら自覚した瞬間、背後に居る男が叫んだ。
「You, stop it, don’t move! Or I’ll kill――」
下手な発音は最後まで続けられることなく、即座に振り返ったシャニの発砲に遮られた。
2発の銃声が轟いて、ステラの頭に当たっていた銃が吹っ飛び、マシンガンを奪った男が
血の泡を吹いて転倒する。その拍子に首を絞める腕が緩んだので、ステラは全力でそれを
振りほどいた。そのまま後ろに飛び退いて、腕の主と距離を取る。
(武器を――)
探すが、奪われた機銃とはいささか離れている。それならばと彼女が腰のベルトから
サバイバルナイフを引き抜いた瞬間、大声を上げて腕の男が飛びかかってきた。
167シリアス:2005/12/17(土) 14:34:01 ID:???
手に何か――よく分からないがとにかく棒状の物体を持って、それを振りかぶりながら
突進してくる。ステラは浅くナイフを突き出したまま、姿勢を低くして男を待ち構えた。
男が棒を振り下ろす。横っ飛びに跳んでそれをかわし、すれ違いざまステラは相手の
脇腹に切りつけた。男は悲鳴を上げたが、しかし手応えは浅い。
ぎっと首だけ男が振り向いて、血走った目がステラに向けられる。
その時、何故か、訳もなくステラは動揺した。
薄暗い中、ぎらぎらと眼光を発する黒い目。汗と土と油脂で汚れた顔に、引きつって痙攣
する唇。それがこちらに向けられていくのを、スローモーションのようにステラは見た。
だからどういうものでもない。どこにでも居そうな、だが歳はよく分からない男の顔だ。
だが、何故かそれを、ステラは両目が縫い付けられたように凝視していた。
「チビ、切るな、突け!」
そこへ、どこからともなくシャニの怒号が飛んできた。
はっとして我に返る。男は脇腹を押さえながら、それでも棒を振りかざしてこちらへ
突っ込んでこようとしていた。突け、と脳裏でもう一度シャニの声がする。
息を止める。男が横薙ぎに振り回した棒をかわして、ステラは彼の胸に狙いをつけた。
「ああああ!」
踏み込むと同時に腕をいっぱいに伸ばし、男の胸元目がけてナイフを繰り出す。
どん、と鈍い手応えがあった。
悲鳴はなかった。男は一度、ぶるりと痙攣するように全身を震わせると、そのまま背中
から仰向けに倒れた。即死である。もがく様子もない。
――ふとステラが気付くと、銃声がいつの間にか止んでいた。
顔を上げる。倒れた男の死体の向こうに、シャニがこちらに半ば背を向けて立っていた。
その更に向こうには、3人ほど敵の兵士が銃を構えたまま対峙している。
シャニは例の45口径を彼らに突きつけ、平坦な声で言った。
「Hey, do you understand me?」
男たちが、怪訝そうな感情に顔を歪める。彼らは一瞬だけ目配せをすると、真ん中に
立っていた1人を代表にして、ゆっくりと首を縦に振った。
ぐ、とシャニが銃を握っている手に力が篭もった、ように見えた。
「You ought to know you have to retreat. Most of your comrades were dead over there.」
言いながら首をひねり、顎でどこかを示すような仕草をする。
男たちは、右側の1人が顔色を変えて発砲するような動作をしたが、真ん中がそれを手で
制止した。そうして左側と顔を見合わせ、何かを示し合わせるように頷き合う。
「…Yeah, OK, sir」
と、両腕を上げて「降参」のポーズを取ってから、ゆっくりと後ずさって草陰に姿を紛れ
させていく。その姿が完全に闇に溶け、木々をかき分ける音すら聞こえなくなってからも、
シャニはしばらくずっと銃を構えたまま静止していた。
そのまま更に沈黙が落ち――ステラはほっと息を吐いて肩の力を抜いた。
168シリアス:2005/12/17(土) 14:34:42 ID:???
ナイフを服の裾で拭ってしまい直すと、悠然とこちらへ歩いてくるシャニと目が合った。彼が立ち止まるのを待って、ステラは訊ねた。
「……あいつらは?」
「だいたい倒したから、逃げた。……こけ脅しだったんだけど」
淡々とシャニは答え、それから手にした45口径の引き金を引いてみせた。
かちんと乾いた音がして、それだけだった。突きつけておきながら弾切れだったらしい。
思わず、まじまじとステラは彼を見つめた。
彼が手にしているのはあの45口径と、警棒が一本のみである。
まさか全員をいちいち殴打して回った訳ではあるまいが、彼の背後に目をやれば確かに
何人か人間が転がっている。一見して生死は定かではないが、動かないところを見ると、
全員少なくとも戦闘不能ではあるらしい。
もっとも、強化兵士の膂力で殴られて、無事でいられる人間が居るとも思えない。
ステラのそれさえ例外ではないが、彼女には体格というどうしようもないハンデがある。
シャニが機銃を自分に譲ったのは、単に戦力のバランスを取ろうとしたが故だろう。
漠然と、この男は自分より強いのだ、とステラは感じた。
だから揺るがないし、彼女より余裕もあるから彼女を気遣ったりする。
不思議な気分だった。自分より強い存在が、自分の味方をすることは今までなかった。
ステラがじっと彼の隻眼を見ていると、視線に気付いてシャニが見返してくる。
すると何故か、彼の無表情に驚きの色が差したので、ステラは自分が驚いた。
彼は頭のてっぺんからつま先までまじまじとステラを眺め、それからふいと視線をずら
した。何を見ているのだろう、とステラがその先を追うと、例の男の死体が転がっていた。
ステラが再びシャニに顔を向けると、彼は死体を見たままぽつりと呟いた。
「お前、人を刺すの、気持ち悪くないの?」
意外だ、という気配が口調にはにじんでいた。
「気持ち悪い?」
虚をつかれてステラは目を瞬いた。咄嗟にベルトに差し込んだナイフに目をやる。
返答は単純だ。否である。そんな感情は覚えなかった。先程もそうであるし、今までも
そうであった。そもそも、気持ち悪がっていては戦えない。
「ステラは……別に」
釈然としないながら、ステラはゆるゆると首を振った。
シャニの隻眼が細まった。彼は緩やかな動作でその長い前髪に指を差し入れると、顔を
押さえて動きを止めた。そうして、ふう、と長い息を吐く。
彼は相変わらず死体を眺めたまま、
「――そう。俺と一緒だね」
と呟いて、ひどく皮肉めいた笑みを浮かべた。
169シリアス作者:2005/12/17(土) 14:36:25 ID:???
あ、あと作中の英語は単にそれっぽい雰囲気を出すために使ってるだけであって
文法とかは 超 て き と う なので信用しないで下さい。
170通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 14:38:25 ID:???
チラシの裏にでも(ry
171通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 15:00:02 ID:???
シリアス乙。
俺も英語は読めないから気にしないw
あとで日本語訳でも付けてくれると助かったが、まあそこまで容量割けないよね
172通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 16:33:45 ID:???
チラシの裏にでも書いてあるような物があるなら
どんどん投下して下さいおながいします
173通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 16:53:16 ID:???
シリアス作者乙!!!
この間からずっとステラとシャニの行方が気になりっぱなしだったからスッキリww
ステラが走ってるシーンとか、文章上手い。こっちまで息切れしそうだったよ


分かりづらい所の訳は大体↓
敵の男→動くな!さもないとこいつを殺す――
シャニ→お前の仲間は死んでんだから、とっとと撤退すれば?

みたいな意味ジャマイカ??間違ってたらスマソ
174シリアス作者:2005/12/17(土) 17:22:53 ID:???
うわごめん和訳を載せ忘れたorz
格納庫の方は直しといたんで許してくれ。
あ、>>173ので大体あってるっす。
175通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 18:12:36 ID:???
>>158>>159
今見たら人も来てるし、もちつくよ。
ありがトン。
176通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 18:33:22 ID:???
チラシの裏にでも(r
177通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 19:35:53 ID:???
シリアス作者さん。毎度GJ!!

だが、詰めて書かずにある程度書いたら一行開けて
書いてくれると読みやすいかも?
178通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 20:58:21 ID:???
>>177
あーそうか、横書きだもんな。これじゃ見辛いか…。
しかしそういうレイアウトセンス?は皆無な俺。
どうするかな…なんか大体こんな感じ、みたいな見本ってないかな?
179通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 21:57:36 ID:???
>>178
他のSS板覗いてみると参考になるんじゃないでしょうか?
あんまりアドバイスにならなくてすいませんorz

ちなみに俺は携帯厨なので行間とかは特に気にならなかったですor2
180通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 22:01:16 ID:???
チラシの裏にでも(r
181通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 22:12:11 ID:???
>>178
こうすれば良いカモ。
地の文と台詞の間を改行する。


*****
葡萄色の髪をした少し大人びている彼、シャニ・アンドラスはこう言った。

「…でも、このままじゃダメなんじゃない?」

その言葉に辺りはシン…と静まりかえる。
オルガ・サブナックは思わず右手に持っていた缶コーヒーを力強く握り潰した。
自分達の力の無さに、腹が立ってしまったのだ。
そんな二人を、クロト・ブエルは目を細めて酷く楽しそうに薄く笑みを浮かべる。
そして、抑揚の無い声色で呟く。

「…捕虜になった三人が悪いんだよ。僕らは関係ない」

オルガはとうとう怒りを露わにしてしまった。
*****


み、みたいな感じで。
下手くそ過ぎて分かんないかorz
182通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 22:17:42 ID:???
>>149,>>155,>>162,>>170,>>176,>>180
ほら、やるよ。お前のほうが物入りだろう?
つチラシの裏
183通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 22:40:38 ID:???
>>182
気持ちは分かるが反応しちゃいかん。>>30,32に書いてあるように
SSスレを荒らしまくる粘着がいるんだって。

ムルタ「かまっちゃあいけない。つまり、スルーが適切な対処法というわけですねえ。」
ナタル「分かったな、お前達。そういうことだ。」
フレイ「スルーね。」
スティ「スルーか。分かった。」
アウル「今度もスルーか。大任せってね!」
ステラ「ステラ・・・スルー・・・する。」
オルガ「スルーだぜ、お前ら!」
クロト「素・流!」
シャニ「・・・大分無理矢理だね。」
184通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 22:46:29 ID:???
>>179,>>181
アドバイスありがd。試しに格納庫のシリアス7を改行してみた。こんな感じ?
つーか181の前後がすげー気になるw
185通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 23:12:34 ID:???
>>184
読ませて貰ってる上に改行のまでやってくれて、
こっちこそありがd

>>182
>>183の言う通り気持ちはよく分かるけど、華・麗!に素・流!!

>>181
凄い気になる・・・良かったらだけど、その前後書いて欲しい
186通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 23:29:38 ID:???
>>183,>>185
うん。分かってるけどね。ちょっとやるせなかったから…
とりあえず謝・罪!!と、御・礼!!
187通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 23:34:56 ID:???
他のところから持ってきた
三馬鹿関連なので張っておく

26 名前: 通常の名無しさんの3倍 [age] 投稿日: 2005/12/17(土) 03:59:19 ID:???
アズラエル「それではわれらクラブ・ブルコスの初戦です
      みなさん指示には従うのですよ?」
シャニ「指示に従えば後は好きにして良いんだろ?」


 「3番・センター、クロト背番号960」
アズラエル「(ふむ、ノーアウト、1・2塁ですか
       ここは送りバントですよ・・・・)
クロト「てりゃぁああ、必・殺!!」
カキーン
アズラエル「・・・まあ仕方ないでしょう」

 「4番・キャッチャー、オルガ背番号06」
オルガ「うっせぇーよ!!アナ嬢!!」
アズラエル「(満塁か・・ここは長打のあるオルガで・・)」
  ピッチャー第一球投げた!!
クロト「うらぁああああ!!暴・走!!」
  アウトーーーー!!
アズラエル「くそ!!満塁なのに走るなよな!」

   その後、相手のエラーにより再び満塁
 「5番・サード、シャニ背番号02」
ピッチャー第一球投げた!!
・・・・デットボール!!
シャニ「お前!!お前!!お前えぇぇぇえええええ!!!」

アズラエル「押し出し?
      イヤッタアアアアアアアア!!!」
188181:2005/12/17(土) 23:39:58 ID:???
>>187
ワロタw


何か投下した物が優しい方々により上げられましたので、
ちょい書いてみます。
長くなって続くような気がするけど、頑張ってみますノシ
止めてほしいならいつでも言ってください。
189通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 23:42:13 ID:???
>>188
長い?続く?
なんて、甘美な響きだ。全然OK! 期待してお待ちしております
190通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:29:35 ID:???
チラシの裏にでも(r
191通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 01:31:40 ID:???
>>188
楽しみだ!!もう好きなだけ好きなように書いてくれww
192終戦:2005/12/18(日) 08:20:03 ID:???
オルガ「お前らさ、ちゃんとわかってんのか?」
クロト「はぁ?」
アウル「わかってるって何がさ?」
オルガ「どこと戦うか、だ」
スティング「そりゃあ、地球とザフトの連合軍だろ?」
ステラ「知ってるよ〜、そんなこと」
シャニ「バカじゃん、オルガ」
オルガ「はぁ…。お前らって本当に何にも考えてないのな」
アウル「何なのさ、一体!さっきから一人だけテンション低くてさぁ!」
スティング「確かに。なぁ、オルガ。お前の大好きな実戦だぜ?連合軍ってぐらいだから数も多いだろうから、お前の得意分野だろ?」
オルガ「言っておくが俺は今回は戦闘ナシで終わってほしい。ここの国民が反対するなり、お姫さんかおっさんが別の道を見つけるなりとにかく戦闘はナシがいい」
クロト「はあぁ!?」
シャニ「オルガ、マジで言ってんの?キモいよ…」
オルガ「どうとでも言え。とにかく俺は」
ステラ「何で?何でそんなこと言うの?」
アウル「そうそう!理由を教えてくんなきゃ、こっちもオルガの考えてること見えないよ!」
クロト「もったいぶらずに言えよ、オルガらしくもないぞ!白・状!」
シャニ「早く」
オルガ「なら、言うけどよ、俺は地球軍とは戦えない」
クロト「だから何で!!」
オルガ「だから!地球軍にはおっさん達がいんだぞ!あの強力戦艦ドミニオンだぞ!戦闘になりゃあ、前線に来るに決まってるぞ!そうなったら、否が応でも戦わなきゃならねぇんだぞ!そこら辺、わかってんのか、お前ら!」
五馬鹿「あ…」

そう言えばそうだ。いくらオーブ軍の自分達と親しげに通じていようとも、いくら反対の旗を掲げようともアズラエルやナタルも地球軍。
上からの命令があれば基本的には逆らうわけにはいかないだろう。
そして、あのドミニオンの性能や人材を考えれば、前線に叩き出されるとみて間違いない。
そうなったら自分達は彼らと戦わなければならない、自分達の恩人と。

オルガ「いくらドミニオンを避けて戦闘しようが、結局はぶつかる事になるだろうしな。いくら俺でも恩人には攻撃なんかできねぇよ」
アウル「僕も…。確かにおっさん達には攻撃できないなぁ…」
オルガ「戦闘になれば俺達もオーブ軍なんだから戦わなきゃダメだしな。自分で言うのもなんだが、俺一機がかけても大幅な戦力ダウンだろうし」
クロト「オルガのカラミティは雑魚掃除の要だからね」
スティング「いるかいないかで戦局は結構変わるだろうな」
193終戦:2005/12/18(日) 08:22:14 ID:???
オルガ「昔の俺達を支えてくれた恩人か、それとも今の俺達を支えてくれているオーブのどちらかを戦闘になったら切り捨てないといけなくなる」
ステラ「ステラ、どっちも大事!どっちも守りたい!」
シャニ「だからそれができないから困ってるんだろ…」
オルガ「だから俺は戦闘じゃなくて、別の方法で解決してほしいんだよ」

アウル「あ〜あ!何で僕達がこんなに考えなきゃいけないんだろ?」
スティング「さぁな。でも、俺達って変わっちまったな…。昔ならこんな事、なかっただろうな」
クロト「ですね…。昔は敵だってわかれば相手が何だろうがとにかく潰してたから…」
シャニ「はぁ…、面倒くさ…」
オルガ「ま、おっさん達がいなければ、俺も喜んで戦闘に賛成なんだけどな…」

いかに自分達が複雑な立場に置かれているかを実感した六馬鹿達。
どうやってこの問題を解決すれはいいのか必死に考える。六馬鹿達がこんな真剣に悩む姿なんて二年前では絶対にありえなかった。
そう、スティングの言うとおり彼等は変わった。より人間らしくなったのだ。もう彼等は軍に縛られた戦闘マシンなんかではなく、一人の立派な人間に成長した。

ステラ「そうだ!ステラ、わかった!」
スティング「何がだ?」
ステラ「あずらえろが地球軍にいるから、戦闘、できない。なら、いなくなってもらう!」
アウル「うわ、ステラがすげー恐ろしいこと言い出した!」
クロト「意・外!」
シャニ「何?今のうちに殺しておいて、戦場にはださないってこと?」
オルガ「ステラよぉ、もうちょっと頭使ってくれ。それって結局恩人を殺」
ステラ「ちがーう!」
オルガ「じゃあ、何だよ」
ステラ「あずらえろにお願いして、こっちにきてもらう!ステラ達と一緒に戦ってもらうの!」
オルガ「まぁ、ある意味で理想の解答だよな」
アウル「戦闘もできるし、おっさん達とはやらなくて済むし」
クロト「最・高!」
スティング「可能性は低いが、頼んでみる価値はありそうだな」
ステラ「でしょ?」
アウル「よぉし、ならもう一回おっさんに通信しようぜ!」
クロト「賛・成!通信は僕に任せてくれよ。何となくわかるから」
オルガ「変な所に繋げんなよ?」
クロト「わかってるよ!…よし、見つけた!呼び出し、開・始!」

期待と不安を抱えながら画面を見つめる六馬鹿たちだった。
194終戦:2005/12/18(日) 08:24:01 ID:???
場所は変わって、ドミニオン。時間も通信終了直後まで巻き戻る。

フレイ「通信、終わりました」
ナタル「助かった、アルスター。退室していいぞ」
フレイ「え?退室しなきゃダメですか?」
ナタル「ああ、ダメだ。お前にはあの方のお迎えもしてもらわなければならないからな」
フレイ「やっぱりそれですか…。気があんまり乗らないんだけど…わかりました。退室します」
ナタル「頼んだぞ」

そういってフレイは会議室から退出した。今、部屋にいるのはナタルとアズラエルの2人だけ。

ナタル「随分と戦闘を望んでいましたね、あの六人は…」
ムルタ「まぁ、彼等の大好きな実戦ですからね。でも戦闘になれば、僕達とは敵対関係ってわかってるんですかね?」
ナタル「ニーダとブエルは確実にわかっていませんでしたね」
ムルタ「彼等2人は馬鹿ですから」
ナタル「馬鹿というか、考えるということをしませんね」
ムルタ「それを馬鹿っていうんですよ」
ナタル「サブナックだけは気づいていたようですが…」
ムルタ「彼は六人の中じゃ一番マトモに見えますからね。今頃、六人仲良く話し合っているんじゃないですか?僕達と戦えるのかって」
ナタル「そうかもしれませんね。彼等の話し合い…なかなか微笑ましい光景ですね」
ムルタ「昔だったらありえなかったことですよ」
ナタル「変わりましたね、彼等も…」
ムルタ「嬉しいことですよ、こちらとしては」
ナタル「フフフ、同感です」
195通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 08:34:12 ID:c401PyuQ
ムルタ「ま、彼等は大丈夫でしょう。今は自分達のことで手一杯ですよ」
ナタル「そうですね」
ムルタ「ん?まだ彼女の到着予定時間まで時間がありますねぇ」
ナタル「ハイ、あと一時間ほどあります」
ムルタ「じゃあ、僕は今のうちに食事してきますが、艦長さんもどうですか?」
ナタル「ぜひご一緒させていただきます」
ムルタ「では行きましょうか」

2人が会議室を出て、中は無人になる。
本来なら一時間後にプラント側の重要人物との会談まで人は来ないはずだったのだが、会談室の外から声が聞こえてくる。

フレイ「会談は一時間後からなのに、なんでこんな早くに来るのよ」
???「私、お時間を間違ってしまったみたいですわね…」
フレイ「本当にそのホワホワした所は変わらないのね」
??「オマエモナー!」
フレイ「うるさいわよ!…ったく。ハイ、ここが会議室。失礼しま〜す」

フレイがドアを開けても誰もいない。
フレイ「あら?どこ行っちゃったのかしら?」
???「お姿が見えませんわね…」
フレイ「時間を間違えたとはいえ、アンタもVIP。あまり待たせるわけにもいかないし…探して呼んでくるわ。ここで待ってて?カギはしないけど、二年前みたいに勝手に出ちゃダメよ?」
???「ハイ、わかりましたわ」
フレイ「じゃ、ちょっと行ってくるから」
???「いってらっしゃ〜い」

会議室に残されたこの人物。フレイの言うとおりプラント側の重要人物で、アズラエル達と同じく今回の条約に反対している。今日は今後の事を話し合うため、アズラエルがプラントから極秘で招いたのだった。

???「一人になってしまいましたわね…。少し退屈ですわ」
??「ハロ、ハロ!」
???「大丈夫ですよ、ピンクちゃんを忘れてはいませんから」
???「でもやっぱり、誰か人間のお方とお話したいですわね…」

ピピピ、ピピピ!
???「あらあら?通信ですわ!でも今ここには私しかいませんし、困りましたわ…」
ピピピ、ピピピ!
???「・・・。とりあえず出て、ここには人がいないことを伝えた方がよろしいですわね!」
ハロ「アカンデー!」
???「きっと大丈夫ですわ!」
ピピピ、ピッ!
???「ハイ、こちらドミニオンのラクス・クラインですわ」
六馬鹿「・・・は?」

ありえない会談、スタート…。
196終戦作者:2005/12/18(日) 08:54:00 ID:???
195も終戦です。
sage忘れてた…。
197通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 09:27:58 ID:???
>>196
気にするな、俺は気にしない。
G(グゥレイト)J(ジョブ)!
198通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 10:40:10 ID:???
一体どんな話し合いが……        楽しみだ。 終戦作者さん 乙です。
199友情 by181:2005/12/18(日) 11:57:00 ID:???
あの時の記憶…。『黒海攻防戦』の戦闘が、今もまだ鮮明に頭を過ぎる。
自分達の不注意のせいでなってしまった事態に、琥珀、夕焼、葡萄の色をした髪の三人組は誰が言うでもなく待機室に集まっていた。
それぞれ自分達の好きな物、小説とゲーム機、音楽プレイヤーを持って。
しかし普段からお世辞でも仲が良い、とは言えない三人が集まっているせいか、無言が続いてしまっている。
重苦しい雰囲気の中、壁から離れてガラン…と音を立て琥珀の青年は自販機で缶コーヒーを買い、再び壁にもたれ掛かり、
どう話を切り出せば分からないのか、長椅子に寝転がり目を隠して音楽を聴いている葡萄と、
椅子に行儀悪く座って大きな音でゲームをしている夕焼を交互に見つめた。
 そんな時、葡萄色の髪をした少し大人びている青年、シャニ・アンドラスはまるで独り言のようにこう言った。

「…でも、このままじゃダメなんじゃない?」

その台詞に余計に辺りはシン…と静まりかえる。
琥珀の青年は眉を潜ませて缶を待つ手に力を込め、夕焼の少年はギリっと力強く唇を噛みしめ腕に爪を立てて、二人とも俯いてしまう。
珍しくシャニまでもが苛付いているのか、音楽プレイヤーのリモコンで音量を最大にしてしまった。
まるで三人とも、それを思い出したくないというように。
しかし、彼らは無意識にも自分達が『オッサン』と呼んでいる人物から先程放たれた言葉を思い出していた。


『貴方達が行っても無駄です。ロアノーク大佐の体調が回復すれば、あの方が行ってくれるでしょう』


彼は自分達の、寧ろ自分の力の無さに腹が立ってしまった。
琥珀色の髪の冷静さが窺える顔立ちの青年、オルガ・サブナックは思わず右手に持っていた缶コーヒーを力強く握り潰してしまったのだ。
一口も満足に飲んでいないせいか、コーヒーが飲み口から溢れ出、 手に付いてはポタポタと床に滴り落ちる。
オルガはコーヒーが付いた手を無意識の内に、まるで血を舐めるような眼付きで舌を滑らせて沈黙を守る。
そんな二人の様子を、夕焼色の髪のまだ子供さが見える少年、クロト・ブエルは目を細めて酷く楽しそうに薄く笑みを浮かべてみせた。
そして、ワザと抑揚の無い声色で呟く。

「…捕虜になった三人が悪いんだよ。僕らは関係ない」
「…ンだと?良くそんな事が言えるな、餓鬼」
「何怒ってるんですかぁ?オルガ君?」
200友情:2005/12/18(日) 11:59:11 ID:???
オルガはクロトの言葉に怒りを露わにしてしまった。
自分の出来の悪さ、それをあの男だけではなく、同僚のクロトにまでも見透かされているような気がし、
自分の言葉にクスクスと可笑しそうに笑みを零すクロトをオルガはキッと鋭く睨み付ける。
一触即発。どちらからともなく腰に掛けられた拳銃に指を掛ける二人によって、今にも戦闘が起こりそうな雰囲気になってしまう。
それを上手く壊したのは、初めに口を開いたシャニだった。

「…冷静になりなよ、二人とも。クロト、お前はからかいすぎ。オルガは心配しすぎ」

シャニが発したことは図星であり、オルガもクロトも言葉に詰まり仕方なく拳銃から指を外し、
それぞれの趣味の物をポケットに直すとシャニを見つめた。
何事にも無関心なシャニとは違い、いつも何かと喧嘩するのは妙に正義感があるオルガと神経質で変に我が儘なクロトであり、
戦闘外であれば一番冷静かつ鋭く正しいことを言うシャニに意見を聞こうと二人は思ったのであろう。
そんな二人の視線に呆れたように息を吐き、まずは目の自由を奪っているアイマスクを外す。
そして煩く音漏れをしている音楽プレイヤーを止めてイヤホンを耳から外し、首に掛ける。
その一連の動作は、彼が喋ろうとする合図だった。

「…整理すると、現在、スティング・アウル・ステラの三人はザフトのミネルバの捕虜……」
「カオスとアビスとガイア、三つの機体もだよね。盗っちゃったヤツだからヤバイなぁ…」
「…そ。でも、ミネルバにはステラを助けた…シン・アスカがいる……」

記憶力は良い方ではないのか、一つ一つの単語を思い出しいつものようにクロトに助けてもらいながら声に出してそこまで言うと、
やっとシャニは起き上がって首を回す。
そして表情の変化が少ないシャニが珍しく、笑みを顔に張り付けた。

「…シンのおかげでアイツらはまだ死なない。…と思いたいけど、ミネルバには赤いのがいるからね〜……」

シャニが言った『赤いの』を思い出していた二人は軽く伸びをして立ち上がり、軍服を脱ぎ始めたシャニのすることが分かったのか、
オルガは内線に電話をし、クロトは軍服のチャックを降ろしながら二人を置いてさっさと歩き出す。

「…善は急げってね」
「ですね」
「お前ら。オッサン達からの許可が下りた。…行くぜ?」
201友情:2005/12/18(日) 12:00:42 ID:???
正義のヒーローだなんて柄じゃないけど、と含み笑いを見せてクロトは後から付いてくる二人を振り返って見つめた。
すると何があったのか、珍しくシャニとオルガが喧嘩しており、思わずキョトンと首を傾げるも直ぐに楽しそうに笑った。

「シャニがオルガに反論するなんて珍しいよねー。あんなにシャニが長く喋ったのも珍しいし、何か起きるんじゃない?」

クロトがそう言った瞬間、二人は分かっていたのか次はクロトに悪態を吐いて、クロトまでも巻き込んで口喧嘩を再開させた。
言葉はいつも通りだが、表情は珍しく三人とも同じで。

「スティングもアウルもステラも、いつもは喧嘩ばかりしているあの子達に、これほどに愛されてるとは知らないんでしょうねぇ…」

『オッサン』と呼ばれているブルーコスモスの理事である、ムルタ・アズラエルは、
オルガ達の滅多に見せない楽しそうな表情がスティング達によって出されていることに、口元を手で隠して小さく呟く。


頑張ってください、という言葉とは裏腹に、掌で隠された唇は何かを企んでいるかのように微かに釣り上がっていた―――。
202友情作者:2005/12/18(日) 12:02:27 ID:???
頑張ってみました。
続きも頑張って…良いなら頑張りますー。
203通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 13:23:37 ID:???
気持ち悪いオナスレ
204通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 13:55:51 ID:???
>>202
こういう話だったのか。ガンガレ
205通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 14:29:24 ID:???
チラシの裏にでも(ry
206通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 16:14:05 ID:???
ガンガレ
207通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 16:17:02 ID:???
ガンガレ〜
208通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 16:41:04 ID:???
応援してるぜ!ガンガレー(・∀・)ノ
209通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 17:34:19 ID:???
・・・この平和を、奴らの好きにさせる訳にはいかねぇ・・・特価98円
俺は立ち上がり奴等のアジトを目指してみかん1箱735円走り出した。
お一人様1パック命の続く限り俺は戦いつづけるんだ。
奴等のアジトがクリスマス特大セール!眼前に見えてきた。
握り締めたこぶしが震えているのがわかった。激安市開催中!

倒しても倒しても敵の数は減らないパートさん大募集!
しかし俺は守りたい者のためお正月準備は完璧ですか?正義の拳を振るい続ける。
そして遂に俺は今夜はお鍋にしませんか?アジトの最深部へとたどり着いたのだった。
しかし!そこで俺が見た信じられないこの安さ!!光景があった・・・


シャニ「・・・・・・・・・・これ何?」
オルガ「俺が主役のヒーローモノだ!どーだ!すっげーだろ!」
クロト「これってチラシの裏じゃなくてチラシの表だよねぇ?」
210通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 18:43:53 ID:???
何と言うべきか・・・・とにかくワロタ。GJ。
211通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 18:58:29 ID:???
今年、酉。来年、戌。

レイダー→ガイア
212通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 20:09:22 ID:???
えっ、 ガイアって犬型?
213通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 20:38:19 ID:???
>>211
あれは虎だろ!!
虎はネコ科つまりネコ型ロボ(ry
214通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 21:11:52 ID:???
なるほど ガイアは虎型か……… んじゃあ ステラがゲームで ガイアと間違えたっていう バクゥは 何型でつか?
215通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 21:32:51 ID:???
あれは犬だな…
でもラゴゥとガイアはネコだもん!!プンプン
216通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 22:03:54 ID:???
流れをぶった切ってすまん。業務連絡?なので当事者以外は聞き流し推奨。
格納庫の整理をしようと思って見てたら、Dominionsとかの長編がまだうp
されてないんだが、どうしたらいいっすかね?>作者さん
自分で編集してる人としてない人が居て、どれをこっちで上げていいのか
ちと分からんので、手間だが良ければ今後はSSの編集について
ちょろっとコメント残してくれると助かります。
217友情作者:2005/12/18(日) 23:12:05 ID:???
>>216
当方のは一応続ける気持ちでいますが、編集の仕方が読んでもイマイチ分からず…;
いっそのこと自分では乗せれないので、乗せなくても大丈夫ですよ〜。
218通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 23:25:52 ID:???
>>217
えーと、それはこっちで勝手に上げちゃっていいってことかね?
それとも自分で編集の仕方を地道に体得してうpするってこと?
219友情作者:2005/12/18(日) 23:28:22 ID:???
>>218
出来ればそちらで上げちゃってほしいなぁ、と。
無理でしたら頑張って習得しますー。
220通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 23:38:33 ID:???
いやいや、無理ってことはw じゃあ代わりにやっときますね。
まあそう大して手間のかかる作業でもないし、格納庫の管理は職人の義務でも
何でもないんで(あくまで有志)、気楽に構えといて下さいな。
221友情作者:2005/12/18(日) 23:39:44 ID:???
ありがとうございます。
ご迷惑すみませんでしたっ。
222通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 11:53:08 ID:???
六馬鹿機にミーティアつけたら
223通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 13:31:40 ID:???
やめたほうがいい、何も残らない
224通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 13:52:46 ID:???
薬切れ+BWで大変なことになる
225通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 16:07:22 ID:???
>>224
それはSSのネタ?
時間かかる+ギャグじゃない+暗い、でいいなら書くぞ。
226通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 16:44:01 ID:???
>>224じゃないけど、良かったら書いて欲しい
227通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 20:02:55 ID:???
>>77-90 よりも遥か前。

「気は確かですか?」
あくまでAAを撃てと喚くアズラエルに対し、ナタルの冷徹な声が、ブリッジに響いた。

「気は確かですか、だと? おかしいのは君だろう。あそこにいるのは敵なんだよ!
 なのに何でそれを撃とうとしない? さっさと撃て、撃つんだよ!」
「地球軍艦隊は、壊滅しました。我々だけではジェネシスを破壊することは不可能です。
 ここはAAと一時休戦し、共同してジェネシスを破壊すべきと思いますが?」
「ああもう、さっきからゴチャゴチャと。何で一々逆らうんだよ、君は!」

そういって、アズラエルは拳銃をナタルに突きつける。
目の前で黒光りする銃にフレイは震える。だが、ナタルは動じた様子もなく、冷めた目でアズラエルを見た後
ゆっくりとシートに座り直した。

「そうだ、撃て!撃たなければ撃たれるさ!」
アズラエルが喚くのと、ブリッジのドアが開き、警備兵がなだれこんできたのは、ほぼ同時であった。
警備兵は瞬く間にアズラエルを取り押さえ、引きずっていく。

「貴様!僕にこんなことをして、只で済むと思ってるのか。」
「理事は錯乱なさっている。医務室で手当てを受けさせろ。抵抗するなら拘束してかまわん!」
アズラエルが警備兵に引きずられて消えた後、ナタルはまだ戦闘していた強化人間達に帰還命令を出し
それ以上の戦闘を中止すると、後は救助活動に力を注いだ。

戦後、ナタルはアズラエルが錯乱しブリッジで銃を振り回したため、やむなく警備兵に警報を送り拘束させたと主張。
正当な主張であり、アズラエルがその失敗の責任をとらされて失脚したこともありお咎めなしとなった。
しかし、強化人間やブルーコスモスの関与といった地球軍の暗部に触れてしまったナタルは、
ドミニオンとともに僻地へとおいやられることとなる。

ブルーコスモスに牛耳られた地球軍に、いい加減愛想がつきかけていたナタルは黙ってこれに従った。
しかし、それと引き換えに、オルガ、クロト、シャニの廃棄処分を取り消させ、そのままクルーとして採用。
フレイは、父親の残してくれた蓄えがあるとはいえ、無職という境遇への恐怖から、
そのままドミニオンのオペレーターとして勤務することとなった。

そして月日は少し流れた。
228通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 20:04:17 ID:???
そして月日は少し流れた。

「・・・ひまだね。」
「退・屈!」
「うっせーよ、お前ら」
多少、人間らしくなったとはいえ相変わらずの3人にフレイはため息をつく。

「じゃあ、ちょっとは働いたら?」
「・・・何すんのさ?」
「便所掃除とか雑用とか、色々あるけど。」
「拒・否!」
「やってられっか、んなこと。」
「ハア・・。あんた達みたいのをタダ飯食らいっていうのよ、世間一般ではね。」

そう言い捨てると、フレイは書類仕事に取り掛かる。とはいっても、実際大してやることはない。
この書類とて、何も明日提出しなくてはならないということもない。何せ、地球軍から半分見捨てられたような艦だ。
そろそろ休暇をとって、オーブへ行ってみようか? フレイはそう思う。会いたい人はたくさんいる。
サイ・・・ミリアリア・・・ラミアス艦長そして・・・キラ。

彼等の生死、行方はまったく謎だった。しかし、オーブに間違いないとフレイは思っていた。
というよりそこしか行く所がないからだ、脱走兵である彼等には。
だが、一度も行って探そうとしなかったのは、ずっと迷い続けてきたから。
あれほど傷つけてしまった、彼等になんと言って謝ればいいのか? それを考えるだけで・・・。
だから、彼等の行方が知れないのは好都合だった。行ってもどうせ見つかりはしない、そう思って自分をごまかせるから。

けれど、ようやく自分の過去と向き合う気になれた。少しは強くなったのかな? そうフレイは思う。
その理由は、この艦での生活。認めるのはは多少シャクだが、目の前の騒がしい3人のおかげでも多分―――ある。
と、ナタルが部屋に入ってきた。フレイは慌てて立ち上がり、敬礼し、ナタルもそれに返す。

「アンドラス、ブエル、ザブナック。お前達は、スティング・オークレー、アウル・ニーダ、ステラ・ルーシェ
 これらの名前に聞き覚えはあるか?」
「・・・ないね。」
「忘・却!」
「ねえな。」
ナタルの問いに、3人は思い思いの姿勢のまま答える。ナタルももう、諦めたのか、慣れたのかたしなめようともしない。

「今言った3人は、お前達と同じ強化人間だ。この3人を中心に<ファントム・ペイン>第81独立機動軍が設けられた」
「前置きがなげーよ、だから何だってんだ?」
「簡潔に言うとだな。ザブナック、お前達は先任としてこの3人の指導に当たることとなったということだ。」
「教・師?」
「そういうことだな。そして、ドミニオンはそのファントムベインのサポートに回ることとなった。」
「・・・へえ。なんか面白そうだね。」
「面白いとかそういう問題ではないのだがな。・・・まあいい。アルスター、ちょっと来てくれ」
そう言って、ナタルはフレイを別室へ連れて行った後、口を開いた。
229通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 20:05:25 ID:j/JqRG/4
「アルスター。お前は、確か休暇を近々申請するようなことを言っていたな? 出すなら今出せ。」
「・・・」
「長い任務になりそうだ。長期の休暇など、とれるのはいつになるか。」
「いいえ。結構です。」
「そうか・・・。しかし。」
「私も行きます。あの3人、目を離すと何するか心配で・・・。」
その言葉に、ナタルは笑みを浮かべた。

「フレイは、ザブナック達と仲がいいからな。」
「からかわないでください。」
「そんなつもりはない。実際あいつらと一番、関わったのはアルスター、お前だ。正直、助かったよ。
 お前がいなかったら、果たしてあいつらがあんなに人間らしくなったかどうか。」
「まだ、類人猿以上人類未満ってとこだと思いますけど・・・。」
「あいつらが聞いたら怒るだろうが、なかなか言いえて妙だな。」
そう冗談交じりに言った後、ナタルは真面目な顔になりもう一度フレイを見た。

「本当にいいんだな? 長い任務になるぞ?」
「はい。」
「分かった。では、準備をしておくといい。出発は一週間後だ。」
「了解しました。艦長」
そう言ってフレイは敬礼し、ナタルもそれに敬礼で応えたのだった。
230通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 20:06:57 ID:???
「地球軍第82独立機動軍所属、ナタル・バジルール少佐であります。」
直立不動で敬礼しながら、ナタルは目の前の男の珍妙な格好をいぶかしむ様子を表に出さないように必死であった。

「地球軍第81独立機動軍ネオ・ロアノークだ。よろしく。」
 その男は・・・。仮面をつけていた。怪しいという言葉がこれほど似合う格好もないであろう。
こんな珍妙な格好、どう考えても軍に属するものの格好ではない。
(我々同様、軍の規格から外れている隊だろうと、思ってはいたのだが・・・)
だが、まさかここまでとは。

「しっかしまあ、あんな艦を任されてる少佐だっていうから、どんなゴリラかと思ってたら
 こりゃまた、美人さんじゃあないの! 次の日曜、暇だったら飲みに行かない? お近づきの印ってことでさ。」
「からかうのは、止めていただけませんか。大佐。」
「本気なんだけどなぁ。」
「・・・用がないのでしたら、失礼させていただきます。着艦したばかりで、色々と立て込んでおりますので。」
「ああ、そいつは失礼。どうぞ、ご自由に。」

 その飄々とした物言いと立ち振る舞い、非常にあの男に似ている。
(・・・気のせいだな)
 いくらなんでも、あの男が地球軍にいるはずがない。ナタルは再度敬礼するとブリッジを後にした。

 その頃フレイは、夕食をとるべくガーティ・ルーの食堂にいた。どうせ、これから行き来するのだから
何が美味しいのか、まずいのかを見極めておくのも悪くはない。
(美味しいわね・・・。)
 ちなみに、ドミニオンのメニューは不味くはないが、決して美味くはないというのがクルー達の評価である。
多少丸くなったとはいえ、質実剛健が信条のナタル。
あんまり美味くないからコックを変えてくれ、などと陳情しても怒鳴り声が飛んでくるのは目に見えている。
そんなこんなで、あまり豊かとはいえない食生活を送っていたフレイにはなかなか嬉しいことであった。
だが、これではドミニオンのクルーはみんな、雪崩をうってガーティ・ルーへと向かうだろう。
食券をいかに確保するか、フレイはしばし考えを巡らせた。

 その時、隣に座る気配があり、フレイはそちらに視線を送った。
ふんわりした金髪、すみれ色のぼうっとした目をした子が、一心に夕食を食べている。
可愛い子である。歳は自分より2つか3つ下だろうか? 軍服をかなり着崩してきて着ている。
ドミニオンでこんな格好をしたら、叱責されているだろう。なんというか、この艦はどうも色々規格外の人間が多い。
まあ、さっきチラリと見えた艦長があれでは、しょうがないと言えるが・・・。

 一心に食べていた隣の女の子は、デザートのプリンにかかっている。一口食べると、しばし手を止めた。
次の一口は、すごくちょっとだけとって口に運ぶ。次はまたちょっとだけ・・・。
小さな子供がなくならないように、大事にケーキをちょっとずつ食べるのを連想させるその光景に
フレイはついつい、笑みが浮かびそうになる。この幼い顔をした金髪の子がやると、とても愛嬌があって・・・すごく可愛い。
だが、何事にも終わりはある。プリンはなくなってしまい、その子はちょっと悲しそうにカラになったお皿をみつめている。
231通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 20:08:47 ID:???
「あの・・・良かったら、これどう?」
 つい、そう言って自分の分のプリンを差し出してしまってから、フレイはどっと汗をかく。
 初対面の女の子には、あんまり言うべきではなかったかもしれない・・・。

「・・・だれ?」
 女の子はそういって、ボウッとした目でこっちを見てくる。
 ただ不思議そうな思いだけが、その目と口調にこもっていた。
「フレイよ。フレイ・アルスター。」
「フレイ・・・。」
 そういって、女の子は小首を軽くかしげる仕草をした後、差し出されたプリンに目を落とす。

「・・・どうして?これ・・・きらい?」
「うう〜ん。嫌いじゃないんだけど・・・なんとなく、あげたくなっちゃって。あなた、美味しそうに食べてたし。」
「・・・ステラ・・・これ・・・好き。初めて・・・食べた。」
「(プリンが始めて? こんなに美味しいプリンは初めて、てことかな・・・)」
「・・・ありがとう。」
 そう言って、女の子はニコリと笑う。

 などと、フレイがまた悶々としていると、半分取り分けられプリンが自分の手前に戻ってくる。
 少し驚いて、見ると女の子がニコニコしながらフレイを見ている。
「これ・・・おいしい・・・。だから、フレイも・・・。」
「じゃあ、私も食べようかな。実を言うと結構未練あったよのね。(い・・・いけないわ。
 この子を見てるとなんかヤバイ方向にいってしまいそう・・・)」
そう言って、フレイもプリンを口に運ぶ。二人は顔を見あわせて、少し笑いあった。

(いっけない!・・・)
ひょいと時計を見ると、けっこう時間がたっていた。やることはまだある。ドミニオンに戻らないと。
別れを告げて、行こうとするフレイにステラが声をかけた。

「・・・ステラ。」
「え?」
「ステラ・・・名前・・・ステラ。」
「分かった。あなたステラね?」

そうフレイが言うと、ステラはこくりと頷いた。まだ名残惜しそうにこちらを見ているステラに
フレイは軽く手を振る。するとステラも振り替えしてきた。その行動に、知らず知らずの内に笑みがもれる。

それにしても、とフレイは思う。どうしてあんな子が軍艦に? いや待て・・・。「ステラ」?
確かナタルが、言っていた中にその名前がなかったか? まさか、とフレイは首をふる。
あの子が、オルガ達と同じ強化人間だなんて、そんなはずはない。だって、そんなの・・・酷すぎる。
あんな子を・・・。

しかし、フレイは次の日、その答えを知ることとなった。これ以上ないほど、強烈な形で・・・。
232通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 20:14:24 ID:???
>>227-231の前半は、他のスレに一度投稿したものでので、もう見た、という方もひょっとしたら
いらっしゃるかもしれませんが、新3馬鹿との出会いってどんなの
だったかを書いてみようかな、と思ったんでこちらにも投稿しました。

>>216さん。
代わりにやっていただけると、助かるといえば助かります。
挙げ方は適当で結構です。
233通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 20:17:19 ID:???
お疲れ。せめて続く〜表記はつけてほしかったなw
労おうニもタイミングがサ?w
234通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 20:30:50 ID:???
>>233
続く〜の表記とは?
235216ことシリアス作者:2005/12/19(月) 21:24:03 ID:???
>>234
えーとDominionsの作者さんだと思って話すんだが、
エンドマークならぬ続くマークというか、to be continuedとか続く…とか、
そういうもののことじゃないかね? つか俺のも付けた方が良さそうだな…。
編集代行は了解。続き期待してます。
236Dominionsの作者:2005/12/19(月) 21:29:17 ID:???
>>235
解説どうも。確かにそういうのをつけたほうがいいですね・・・。
>>216さんは、シリアス作者さんでしたか。
あつかましいとは思いますが、よろしくお願いします。
237通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 21:33:17 ID:???
オルガ「オルガ・サブナック!!!カラミティ-ミーティア!!出るぜ!!!」
クロト「クロト・ブエル!!レイダー-ミーティア!!!発・進!!!」
シャニ「次おれ〜!!フォビドゥン・ミ〜ティア!!行くよ〜!!!」


ムルタ「・・・で、いつになったら発進するんですか?彼らは・・・」
ナタル「はあ・・・ミーティアに換装したまま出ようとして、その・・・カタパルトに3機とも詰ってしまいました・・・」
フレイ「馬っ鹿じゃないの!!!」
238通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 22:00:55 ID:???
カラミティ・ミーティアは強そうだな
239通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 22:09:44 ID:???
オラオラフルバースト



やばい、自由よりカッコいいや
240通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 22:43:26 ID:???
>>237
テラワロス
241通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 23:22:38 ID:???
三馬鹿の機体合体させようぜ
レイダー変形の上にカラミティの上半身、フォビドゥンは…フォビドゥンはアレだ、あの武装の集中した背中のお皿みたいなヤツをカラミティの背中に装着!



キモいな
シャニだけコクピットないしw
242通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 23:25:08 ID:???
それって盟主王アズライガー?
243合体編:2005/12/19(月) 23:46:51 ID:???
ある日の午前

ムルタ「あー、君たちの機体に合体システムを付けておきましたよ」
クロト「はいぃ?」
オルガ「何だそりゃ」
シャニ「ふーん」
アウル「え?」
ステラ「合体ってなにー?」
ムルタ「詳しい話はネオがしてくれるでしょう。では私はこれで。」

ブリーフィングルーム

ネオ「〜とまあ要は同じ目標を倒すということを考えながらボタンを押せばOKということだ。解ったかな諸君。」
クロト「ポジション的には悪くないですね。」
オルガ「おいおいどんなテクノロジー使ってんだよおっさん!」
ステラ「ステラ、あし嫌ー」
ビー!ビー!ビー!
兵「敵襲!十時の方向にアークエンジェル!!」
ネオ「チッしょうがない、ぶっつけ本番だ、頑張ってくれ。」

そして実践へ、

キラ「ここをやらなければ、もっと多くの人が死んでしまう・・・
    キラヤマト、ストライクフリーダム、行きます!!」
ラクス「キラ、頑張ってきてくださいね。」
ミリアリア「ストライクフリーダム発進、続いてインフニティットジャスティス、ドム・トルーパー部隊発進!」
244合体編2:2005/12/19(月) 23:49:00 ID:???

ムルタ「まだろくに慣熟運転もしてないんですからね、撃墜されないように慎重にやってくださいよ」
オルガ「オルガサブナック! ジェネシックカラミって言い難いんだよ早く出せぇぇぇぇ!!!」
ムルタ「ヽd´へ`)<(モウダメポ)
クロト「クロト・ブエル、ガジェットレイダー、・・・出・撃!!」
シャニ「シャニ・アンドラス・・何だっけ、出るよ・・・」
ネオ「さあ行こうか、小猫ちゃんたち。ネオ・ロアノーク、ウィンダム発進する」
ステラ「ウェーイ!ステラ、ストレートガイア行きまーす。」
アウル「アウル・ニーダ、ブロウクンアビス、出るよー。」
オクレ「スティング・オークレー、スパイラルカオス、発進する!」

ミリアリア「迎撃機を確認、数は6ないし7、左から順にカオス・アビス・ガイア・ウィンダム・・・そんな・・・・
フォビドゥンカラミティレイダーを確認!!カラミティはレイダーに乗っています!」
キラ「まさかアレは!」
アスラン「ドミニオンの3機か!?くそ、追加生産はされていないという情報のはずでは・・!」
ヒルダ「敵はどうやら精鋭で来たようだね、まずは真ン中の紫を殺るよ、わかったね野郎ども!」
マーズ/ヘルベルト「おう!/やるのかよ。」
ネオ「おいでなすったな、敵さんども。各機任意にフライングプラットフォームから降下し赤と白を攻撃せよ、俺はザコを抑える、」
六馬鹿「ヤー!ウェーイ!!ああ?わかったよ。戦艦と赤と白が100点で他が10点だね。・・ウザーイ」
(フライングプラットフォーム:妄想兵器、要はドダイ)
245通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 23:52:18 ID:???
とりあえず続きますが、半ば放棄中のネタだったので、何時になるかはわかりません。駄文失礼しました。ノシ
246通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 00:02:26 ID:???
ゲターとかセッターとかがあるから、ゾーリーでいいよ
247通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 00:03:30 ID:???
>>245
乙! いつになろうがかまわん、待っておりますぞい
248通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 02:44:44 ID:cMdKBoG5
GJ
249通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 04:55:06 ID:+rd7k8Cq
ここのスレはMSVとかアストレイシリーズとからませちゃダメなの?
250通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 06:10:07 ID:???
ゾーリン・ソールのことかー!!

・・・すまん。 orz
251250:2005/12/20(火) 06:11:08 ID:???
あ、>>246にな
252通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 17:35:10 ID:???
249氏よ 我らが六馬鹿が 活躍するSSなら 誰も拒みませんよ。  「さあ 見せて下さい 249氏 貴方のネタを……」
253通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 18:41:30 ID:???
旧3バカが乗るザムザザーと新3バカが乗るゲルズゲーってどっちが強いんだろうとか思ってしまった。
ちょうど3人乗りなもんで。
うーん、どちらもチームワーク悪くてまともに動かなそうww
254通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 15:46:33 ID:kKV/66Js
保守
255通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 19:10:39 ID:???
三馬鹿とアズラエル、ナタルの前に『白いの』と『赤いの』がつかず離れずの陣形を組んであらわれた。
ムルタ「さて……これで終わりにしましょう」
いつものようにアズラエルは座席に肘をつき、皮肉な笑みを浮かべてそれを眺めている。
オルガ「出たな! 赤いのに白いの!」
我先に、と飛び出したオルガの前を遮るようにして、鈍く輝く獲物をかざしてクロトが躍り出た。
クロト「へへっ、いただきぃ!」
オルガ「クロト! 邪魔すんじゃねぇ!」
円筒から緑色の粒子がクロトへと放たれる。間一髪でかわし、毒づきながらオルガを睨み付けるクロト。
シャニ「こいつをもらうよ……」
二人の隙を突いて、シャニが刄を『赤いの』へと走らせた。
オルガ「シャニ、てめぇもうぜぇ!」
だが、オルガはそれを見逃さない。金属音が響き渡る。二つの突起を突き出し、シャニの刄を串刺しにしたのだ。
ナタル「……オルガ=サブナック! いい加減にしないか!」
その様子を黙って見ていたナタルだったが、さすがに堪え切れず怒声を張り上げる。
だが、オルガを含めた三人は聞く耳を持たずに獲物を前に醜い争いを繰り広げ続けた。
ムルタ「あぁ……もう、ダメダメです。帰りますよ、皆さん」
アズラエルは表情を崩さずに席を立ち上がった。
ナタル「お待ちください、理事!」
零されたジュースを拭くウェイターを労いつつ、ナタルはアズラエルの後を追った。
後には、『生クリーム』と『苺』でデコレーションされたケーキを取り合って争う姿が、店内の注目を一身に集め続ける三馬鹿だけが残されたそうな。
おしまい。

クリスマスディナーの席上にて、クライマックスのケーキを取り合う旧三馬鹿ネタ
携帯からの保守ついでなので、捻りが無い上に新三馬鹿が出なくてスマン
256連合国立ドミニオン学園 17日目@:2005/12/21(水) 20:17:04 ID:???
ナタル「戻ってきましたね。意外と早かったな」
ムルタ「こっちですよ。ご苦労様です」
ジブリ「では、早い順に暗号を」
ステラ「うえ〜い!!【デストロイ】!!」
ナタル「残念。次!!」
オルガ「は?おい。デストロ。まで来たら、これしかないだろう?」
ムルタ「ああー。最後の一つ。見つけなかったんですか?答えは【デストロン】ですね、確か」
オルガ「わかんねぇよ!!『砂漠で働いてないもの。オアシスから北に3つ目、東に5つ目のそれの下に埋めた』って!!」
ジブリ「ああ。つまり、
    働いていない→サボっている→サボってんなよ→サボッテン→サボテン…と、いうことだ」
ステラ「引っ掛け?ぶーぶー!!」
ナタル「では今度こそ次!!」
スティング「おう。あ、それとフライドチキンな。【ドミニオン】!!」
ムルタ「はむはむ。残念れふ。正解は【ドミノオン】なんですよ。また5つ目といてませんね」
クロト「分けわかんねぇよ!!『パナマのパブで、味方でないものを頼め』って!!ためしに行ってみても、これがとけないと
    教えてやらないって言われるし!!」
ジブリ「味方でない→敵→敵だ!!→テキーダ→テキーラ。正解はテキーラ。お酒は二十歳になってから」
クロト「引・掛!!っざけんなよ」
ナタル「もふもふ。んぐ。次…」
フレイ「えーっと。…【アズラエル】?」
ジブリ「ああ。それは確か【アズラエロ】…」
アウル「エーッ!!っていうか、なんだよ。この暗号」
ムルタ「ん?ああ。これですか…
257連合国立ドミニオン学園 17日目A:2005/12/21(水) 20:18:02 ID:???
『↓
 フリーダムのプラズマ砲
 背中の前、胸の下
 山を英語で…     』
    つまり、
『↓
 バラエーナ
 ハラ
 マウンテン』
    で、↓の部分を下に呼んで、バハマ。です」
フレイ「ひっどーい!!何よそれ。どんな連想ゲームよ!!」
ナタル「ふっふっふ。では最後…」
ネオ「えーっと。【ジブリー─】」
シャニ「タイム。この流れからして、ルではないんじゃない?」
ネオ「なるほど。って言ってもめちゃくちゃあるぞ。どれを選ぶよ」
ムルタ「おや。その口ぶりからするととけなかった。と?」
ネオ「ん?ああ…灯台下暗し。ってなぁ…諺だろ?一応進路の灯台は全て調べたけど…」
ジブリ「ああ。それなら、車のダッシュボードの中をみてください」
シャニ「ダッシュボード…あ。紙が入ってる」
ナタル「おっと。これは没収です。結局見つけられなかったんですからね」
ネオ「ずっりー」
ジブリ「まぁ、あてずっぽうで答えをどうぞ」
シャニ「……【ジブリー……ス】!!」
ムルタ「実はこれは普通に【ジブリール】なんです。残念無念。あー。終わっちゃいましたね?」
6馬鹿+2「えーーーー!!!??マジ?」

ジブリ「それと、ここでお知らせです」
ナタル「明日からドミニオン学園は長期休みとする!!」
6馬鹿「は?」
ムルタ「作者帰省のため続行不可能なんです。次は1月の10日ころに戻ってこれるんでしょうかね」
オルガ「……………」
フレイ「では、よいお年を!!」

……つづ……く(かな?)
258ドミニオン学園作者:2005/12/21(水) 20:20:24 ID:???
すいません本当に。勝手ながら…
忘れ去られてなく、続けれたら再開したいと思ってます。
259通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 20:37:57 ID:???
是非是非続けてください!
例えこのスレに人が来なくなったように見えても、毎日自分はチェックしているから!
260終戦:2005/12/21(水) 21:28:48 ID:???
六馬鹿「・・・」
ラクス「こんにちは、私はラクス・クラインですわ。・・・あの、聞いていら」

ブチッ

オルガ「ぉ、おい!何で切ってんだよ!」
クロト「当たり前だろ!!何なのさ、今のは!」
スティング「とりあえずラクス・クラインだったな」
クロト「そんなことはわかってるよ!僕が聞いてるのは、何でラクス・クラインがドミニオンにいるかってことさ!」
アウル「ただクロトが通信先を間違えただけじゃないの?」
オルガ「そうだ、そうに決まってる!今のはとてつもない偶然だったんだ!いくら何でもドミニオンにラクス・クラインがいるわけがねぇよ」
クロト「で、ですね!じゃあ、気を取り直してもう一回…」
ピピピ、ピッ!
ラクス「ハイ、こちら地球連合軍所属艦ドミニオンのラクス・クラインですわ」
六馬鹿「orz…」

ラクスの明るい笑顔とは逆にその場に崩れ落ちる六馬鹿。まだ彼等の中に状況を理解できた人はいなかった。

ラクス「あらあら?先程の人達ですね?突然通信が切れてしまいましたので、ビックリしましたわ」
オルガ「お、おい。アンタ本物のラクス・クラインか?」
ラクス「本物と思ってくださって問題ないと思いますわ」
スティング「じゃあ、何でそのラクス・クラインが地球軍のドミニオンにいるんだ?」
ラクス「今日はアズラエルさんと今後の方針を話し合いにきたんですわ。でも少し早く着いてしまいましたので、こうして一人で待っているんですの」
アウル「今後の方針ってあの新しい条約関連のこと?」
ラクス「はい。詳しくはお話できませんが、その条約についてどう対応するかを決めようかと」
クロト「じゃあアズラエルのおっさんは今どこ?」
ラクス「私にはわかりませんが、今、フレイさんが呼んできてくれていますわ」
オルガ「ああ、そういうことだったのか」

六馬鹿は大方の事情を把握し、落ち着きを取り戻していた。
一方、ラクスの方は六馬鹿の質問責めに少々疲れたようだった。
彼女としては普通の楽しい会話(?)を期待していたので、心なしか残念そうな顔している。
261終戦:2005/12/21(水) 21:30:46 ID:???
オルガ「おっさんがいねぇんじゃ、話にならねぇよな」
スティング「そうだな。勝手な通信は控えるべきだ」
アウル「えぇ!?画面の向こうにいるのは、あのラクス・クラインだぜ?もうちょっと話そうよ」
クロト「同・意!こんな機会は滅多にないよ!」
オルガ「アホか、お前らは。あっちも忙しいに決ま」
ラクス「私もお話したいですわ」
オルガ「・・・あぁ?」
ラクス「先程も言いましたけれどアズラエルさんがいらっしゃるまで私も時間が余っていますの。もしよろしければ、それまでお話していたいのですが…」
クロト「ほらみろ!」
アウル「やった!あとで自慢できるね!」
オルガ「別に自慢にはならねぇだろ…」
スティング「話すにしても何を話せばいいんだ?」
ラクス「そうですね…。とりあえず、さっきは質問されてばかりでしたので、今度は私が質問させていただいてよろしいですか?」
アウル「もちろん!」
クロト「なんでもいいよ!」
オ・ス「(幸せな奴らだな…)」

こうして今度はラクスの質問タイムが始まった。

ラクス「では行きますわ。まず、あなた達のお名前から教えてくださいな」
アウル「アウル・ニーダだよ!」
クロト「クロト・ブエル!」
スティング「スティング・オークレーだ」
オルガ「オルガ・サブナック…」
ラクス「あらあらあら?あの、最初にいた左目に髪のかかったお方と金色の髪の女の子が見当たらないのですが…」
クロト「あ、ホントだ。シャニとステラがいないね」
アウル「どこいったんだろ?」
オルガ「知らねえな」
バタン

その時、扉が突然開いた。四馬鹿は軍の関係者かと思って、恐る恐るドアの方向を見た。
262終戦:2005/12/21(水) 21:32:01 ID:???
ドアから入ってきたのは・・・
シャニ「やっぱり本物だよ」
ステラ「よかった!間違いだったら、ステラ、怒られた」
オルガ「どこ行ってたんだ?」
シャニ「呼びに行ってた」
スティング「誰を?」
シャニ「誰ってそんなの決まってるじゃん」

入ってきたのはシャニとステラ。どうやら二人は最初の通信で大体の状況を察し、誰かを呼びに行っていたらしい。

スティング「まさか軍のお偉いさんとかややこしいヤツにチクったんじゃないだろうな?」
ステラ「違うよ」
クロト「今はそんなことより、ホラ!自己紹介しろよ!」
アウル「待たせたら失礼だろ!」
シャニ「は?」
ラクス「こんにちは」
ステラ「こ、こんにちは!」
ラクス「私はラクス・クラインですわ」
ステラ「し、知ってる!」
ラクス「お二方のお名前を教えてくださいな?」
ステラ「ス、ステラ・ルーシェ!」
アウル「へぇ…。ステラが緊張してるよ」
スティング「珍しいな、これは」
オルガ「シャニ。お前もしとけ」
シャニ「何で?面倒くグハッ」
クロト「テメエエェェ!あの人を誰だと思ってんだ!いいから早くしろよ!」
シャニ「うぅ…。シャニ、アンドラス…」
ラクス「ふふふっ、仲がよろしいのですね」
スティング「・・・」

スティングは思った。今のやりとりを見て、仲がいいと判断するなんて…。
このラクス・クラインという人物は自分の想像を遙かに越える凄まじい人間関係の中で生きてきたのだと。そう思った。
263終戦:2005/12/21(水) 21:33:11 ID:???
ラクス「あなた達六人はいつも一緒なのですか?」
アウル「最初は僕とスティングとステラの三人組だったよ」
クロト「こっちは僕とオルガとシャニの三人」
アウル「この前の戦争が始まってから一緒になったんだ」
ラクス「そうですの。皆さんはオーブ軍ですわよね?」
スティング「今はな」
ステラ「ステラ達、前は地球軍にいた」
ラクス「地球軍ですか?」
オルガ「ああ、地球軍。そこで戦ってた」
ラクス「自ら志願してですか?」
シャニ「志願っていうか強制?」
スティング「あれは確かに強制だな」
ラクス「強制?」
アウル「そ。僕達強化人間だから」
クロト「薬とかと引き替えに戦ってたんだよね」
ラクス「強化、人間…」
スティング「ああ、強化人間ってのは・・・」

それから六馬鹿達は強化人間として生まれて今に至るまでの経緯をラクスに説明した。
人間ではなく兵器として利用された毎日。薬がなくて死にそうになった時のこと。それはもう悲惨な事ばかり。
しかし彼等はその悲惨な過去を笑いながら話している。
今の生活がよほど楽しいのだろう。ラクスは少し涙が出た。

クロト「驚・愕!何で泣いてんのさ!」
ラクス「あ、いえ、これは…」
シャニ「俺達は笑いながら話してたけど、普通の人が聞いたら引くに決まってんだろ」
オルガ「いや、悪かったな…」
ステラ「ご、ごめんね…。ステラ、ラクス、泣かせちゃった…」
ラクス「そんな。気にしないでください。皆さんは今、とても幸せなのだな、と思ったら涙が勝手に出てきたのですわ。だから、気にしないで」
アウル「な、なんて優しいんだ!まるで母さ」
スティング「アウルー!自爆はよせぇ!」

ラクスと六馬鹿の仲が少し深まった時、廊下から物凄い勢いでこちらに走ってくる音が聞こえてきた。
そして足音はこの部屋の前で止まり、勢い良くドアが開けられた。
そして入り口に立っているのは・・・

キラ「き、君達!よくも、よくもラクスを泣かせたな!」
六馬鹿+ラクス「・・・」

勘違い男、襲来…。
264通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 22:31:16 ID:???
>>260
乙! なんか終戦さんの話だと、4馬鹿も悪くないなあ・・・。
265通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 02:46:38 ID:???
インパルスのガイア、アビス、カオス装備みたいに
旧連合機バージョンがあればいいのにな
266クリスマスネタ1:2005/12/22(木) 05:30:41 ID:zQk2bKXi
ステラ「ねえねえナタル、くりすますってな〜に?」
アウル「さっきフレイが言っててさ、オルガとスティングは教えてくれないし。」
ナタル「ん?あぁ、そういえばもうそんな時期か。」
ステラ「ねーねー。(グイグイ」
ナタル「わかった、わかったから服を引っ張るな…
コホン、クリスマスと言うのは、キリストの誕生日だな。それで、誕生日のお祝いにクリスマスの前日、大規模なパーティーがひらかれるんだ」
ステラ「へえ〜☆」
ネオ「モミの木に飾りつけしたり、ケーキや七面鳥やシャンパンを食べたりするんだ。あと、いい子にしてたらサンタクロースも来るんだぞ?」
ステラ「さんたくろーす?」
シャニ&クロト&アウル「「「あ、それは知ってる。」」」

シャニ「あれだろ?冬に起こったある戦争で、敵兵の返り血で真っ赤に染まった軍服を着た伝説の兵士サンタ・クロース将軍が、幾多の死線わ越えた猛者にのみプレゼントをくれるって言う…」

オルガ&オクレ「プッ…wwwww」

アウル「一度戦ってみたいよね〜♪」
ステラ「ステラ…なんかそれ……嫌……」

ネオ「お前ら…どこでそんないーかげんな話を…」
クロト「オルガとスティングが教えてくれたんだ。」


オルガ「あーーっはっはっは!!!wwこいつら見事に騙されてやんのwww」

オクレ「やべぇwwまさか本当に信じるw思わwwwぶははは!!!」

シャニ「嘘…?……お前ぇ!!お前ぇぇぇ!!!」
アウル「騙すなんてひどいってんじゃねー!?そーゆうの!!」
クロト「赤・恥!!よくもー!」

ナタル「とりあえずお前ら後で艦長室に来い(怒」
オ・ス「あれ?」

続く!!
267通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 08:05:29 ID:TOKmS14r
学園作者さん終戦作者さん乙です
学園作者さん貴方が戻ってくるのをいつまでも待ってます
268通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 08:08:17 ID:TOKmS14r
学園作者さん終戦作者さん乙です
学園作者さん貴方が戻ってくるのをいつまでも待ってます
269通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 12:11:14 ID:???
>>266
乙! オクレが騙すってのはなんか珍しい気がした
1って事は続きあるのかな、期待してます
270通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 14:08:12 ID:???
オクレは迂闊で残念と見せかけて狡猾で残忍
271通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 20:35:50 ID:???
>>266
クロト達の反応がかわええのう・・・乙!
272通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 20:54:51 ID:???
「うォらァァァァ!!!!」
「ウエイ!」
 オルガとステラの絶叫が重なり、中空へ飛び上がったガイアの口部からカリドゥス複相ビーム砲
背部の二門のビーム突撃砲が、そしてカラミティの肩の125ミリ二連装高エネルギー長射程砲
胸の580ミリ複列位相エネルギー砲、右手のギガランチャーそして左手の装甲散弾砲が火を噴き
盾を構えて静止射撃を行っていたダガーL部隊がその射線上から消滅する。

 基地守備隊は、破壊を撒き散らしながら、基地内を駆け回るガイアとカラミティを潰そうと躍起になるが、
とにかく射撃が当たらない。
 ガイアの動きは、カラミティを乗せていてさえ、敏捷きわまりなく、また複雑なステップを駆使しており
敵のロックをさけるために、機体を振りながら命中などさせられるものではない。
 リスクを覚悟で盾を構えながら、もしくは中空でホバリングしながらの静止射撃を試みようとすると、
上に乗っているカラミティに盾ごと吹き飛ばされ、ビームに貫かれる。

 更にカラミティとガイアの上には、カオスが滑空し、ガイアの撃ち漏らした敵、
中空から攻撃しようとする敵ををビームライフルの正確きわまりない射撃で打ち落とし、遮蔽物に隠れて
なんとか狙撃しようとするダガーLを死角からの兵装ポッドの一撃で打ち倒す。

 機体から独立して飛び回る兵器など見たこともない上に、桁外れの火力であるカラミティに、知らず知らずのうちに
意識が集中するため、死角から飛んでくる兵装ポッドのビームで、地上のダガー部隊は片端から撃墜されていった。
視野が広く、元来フォローするのが得意なスティングは己の長所を存分に発揮していた。

「すげえな・・・」
 しかし、スティングの、この呟きは、カラミティやガイア、無論自分ではなく、
単機で基地上空を飛びまわり、片端からウィンダムを叩き落し施設を破壊しているクロトに向けられたものだった。
今日のクロトはいつも以上にキレがあった。

「瞬殺!」
 一機のウィンダムが、レイダーの羽に取り付けられたグリフォン2ビームブレイドにより真っ二つにされる。
側を飛んでいたウィンダムが旋回して戻ってくるレイダーに、慌ててビームライフルを撃つ。
レイダーは機体をわずかに下げる。ビームがレイダーの顔すれすれを薙いだ。
そのまま高速でレイダーはウィンダムの横を駆け抜けた。
「抹殺!」
胴を真っ二つにされたウィンダムが落下し爆発するのを視界の端にとらえ、クロトはにんまりと笑った。

 翼のビームブレイドにより、MA形態での攻撃力は更に上がり、MS形態を取る必要が減ったことで
クロトの高い回避能力と高速移動攻撃力が更に発揮できるようになったのである。

そのレイダーを止めるべく4機のダガーLが地上から必死でレイダーを撃つ。
「下手くそォ〜!」
 しかし、クロトの駆るレイダーを捕らえることができず、まったく見当ハズレの方向を薙ぐだけ。
それならばと、ビームを乱射する4機の側の3機がミサイルポッドを開き大量のミサイルを発射した。
273通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:01:42 ID:???
>>77-90,272の続き

 「オヒョ〜!」
 クロトは叫ぶと、一気に機体を上空へと持ちあげ、大きく機体を旋回させた。ミサイルが追う。
クロトは今度は下方に機体を向け、短距離プラズマ砲を撃ちながら、6機のダガーLに一直線に
レイダーを突っ込ませた、

 人間は大きく横、縦に物体が動くと、それを目で追うことにのみに意識がいき体の動きはなおざりになる。
しかも線の動きでではなく、まっすぐ点となって自分達に向かってくる目標にダガーLのパイロット達は完全に対応が遅れた。
前にいた2機が吹き飛ぶ。
ようやく、残りの機体がビームライフルを構えた瞬間、なぜかレイダーが大きく斜め上空へと消えていく。
しかし、ダガーLのパイロット達が次に見たのはさっき自分達の見方が撃った大量のミサイルだった。

「それ返すよ。僕はいらないからね〜。」
 ミサイルはそのまま残りのダガーL5機に降り注ぎ。爆発が起こる。
目論見が当たったというのに、その爆発をクロトは見てもいない。そのまま一気に目の前のハンガーに突っ込んでいく。

「これでえぇぇ、滅っ殺!」
 レイダーの口部から100ミリエネルギー砲が放たれ、ハンガーに吸い込まれていく。大爆発が起こった。
思わぬ規模の爆発に流石にクロトも驚き、MS形態を取って機体を停止させると、コクピット内で驚きの表情を浮かべた。

「お! 弾薬庫だなありゃ。」
 スティングはコクピットの中で独りごちた。ゲリラのトレーラーで基地近くまで接近し、おかげで楽に基地に突入できた。
大分暴れまわったし、何かありそうな建物もかなり破壊してやった。にしても、流石にゲリラを討伐する拠点として築かれただけのことはある。
なかなかの規模だしMSの数もかなりのものだ。弾薬庫も吹き飛ばしてやったことだし、そろそろ潮時か・・・。
 
 ナタルからは、カオスかレイダーのバッテリーが三分の一になったら、必ず所定の場所へ向かえと命令されていた。
建物の陰にカオスを着地させ通信を送る。
274通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:04:27 ID:???
「全てのMSを出せ。戦闘機、戦車、戦闘ヘリもだ。MS相手といえど少しはダメージを与えられるだろう。」
「し・・しかし、MSには。」
「馬鹿者!!ゲリラごときに、基地の蹂躙を許したと知れてみろ。ゲリラが調子付くのが分からんのか貴様は!
 何が何でも仕留めるのだ。」
「りょ、了解いたしました。」

 叩きつけるように通信機を置きヘクティアル司令はどっかと椅子に腰を下ろした。
輸送部隊が襲われ、救援部隊を出し、その救援部隊から待ち伏せにあったと報告が入っのたと、
ほぼ同時の襲撃。警備に出してあったMSが一瞬で吹き飛び、一気に敵は基地内に突入してきた。

 ゲリラ如き、と思い警備に当てていたMSの数が少なかったのが災いした。
しかし、ゲリラ如きにあんな桁外れの機体が4機もあるなど、誰が思うというのか? 
これは断じて自分のミスではない。予想できぬ事態だったのだ。
そう思おうとするが苛立ちは収まらない。

 ゲリラ討伐の拠点となる基地を任され、ゲリラ討伐をやりとげ、一気に出世の階段を上るつもりでいた。
にもかかわらず、あの4機のせいで大損害を受けた。・・・解任されてしまうかもしれない。
そう思うと苛立ちは収まらず焦燥がつのる一方だった。
「絶対に、このままではすまさんぞ、ゲリラどもめ・・・」
 ヘクティアル司令は憎悪とともに、言葉を吐き出した。

「・・・邪魔だ。」
 ステラは鬱陶しいとばかりに戦車の一団にガイアを突っ込ませた。ガイアのビームクロウにかけられ
次々と戦車が次々と破壊される。
(こんなもので、私のガイアを止められるとでも思っているのか?)

 それにしても、いつものこととはいえカラミティの足代わりというのは多少不愉快だった。
その方が戦果が上がるのは分かっているが、ガイアは本来、地上での高速機動が売りの機体。
本来なら、一々敵ののロックに気を配らなくてもナチュラルが反応できないような速度で移動し、攻撃が可能なのだ。

 なのに上に重い荷物を乗せているために常に敵の射線に気を配り、回避に重点を置かなくてはならない。
武装も口部にカリドゥス複相ビーム砲が装備されたが、自重を減らすためビームブレイドは外され(それがレイダーに流用されている)
突撃砲も一門減らしていた。
足にビームクロウが取り付けられたものの、ブレイドで真っ二つにするよりも、やはり爽快感は劣る。

「・・・まったく、自分ばかり気分良さそうに!」
 目の前でウィンダムがギガランチャーに盾ごと吹き飛ばされ、125ミリ二連装高エネルギー長射程砲
胸の580ミリ複列位相エネルギー砲の同時射撃でダガーLがまとめて3機吹き飛ぶ。
 面白くなかったので、口部からカリドゥス複相ビーム砲を放ち、兵舎か何かを吹き飛ばした。
少し気分がよくなる。と、オルガから通信が入ってきた。
275通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:06:50 ID:???
 それにしても、この基地を荒らしまわっていると前にもこんなことをしたことがあったと、思い出されてくる。
いつだった? そう、アーモリーワンでだ。
 あの時は・・・確か途中で赤いやつがでてきた。あの時は落とせない苛立ちで一杯だったが、
今は落としてしまわなくて良かったと心から思う。あれに乗っていたのはシンだったのだから。
 シンは優しくて、私をを守るって言ってくれて・・・守ってくれた。シン・・・ステラを・・・まもるって。

 いつの間にか、ステラの鋭く細められていた目がぼうっとしたものに変わっていき
それにつれて、ガイアの動きが散漫になる。

<おい!てめえ、何やってやがる。>
<ステラ!>
 オルガとスティングの声にステラはハッとした。
しかし・・・時既に遅く、ウィンダムから放たれたビームがガイアの前足を貫いていた。

「私を、よくも!」
 カッとなったステラは無理矢理ガイアを移動させようとし、バランスが崩れいていた上のオルガと呼吸が合わず
何より脚部の破損のせいで、二機とも転倒してしまう。
そこに、司令の命令で投入された戦闘機、戦車、そしてMSからここぞとばかりに凄まじい弾丸の雨が二機に振りそそいだ
<きゃあぁぁ>
<くっそ、このカスどもがぁ>
二人の悲鳴と怒声が通信機から響いた。

「ステラ! オルガ!」
 スティングはMA形態にチェンジするとカリドゥス改複相ビーム砲を乱射した、バッテリーにかまっているゆとりなどない
身を起こしたカラミティがフルバーストを繰り返し片端から敵を破壊する。しかしカラミティもカオスも
大分被弾し、バッテリーを大量に消費してしまった。

<クロト、来てくれ!>
<なんだぁ、へまでもやったのかよ?>
<オルガとステラが被弾した、俺もパワーがかなりやばい。ステラ、聞こえるか?・・・ステラ?>
返事がない。なぜ? そういえばなぜガイアは動かない? 
そう思った瞬間、スティングは心臓をわしづかみにされたかのような感覚を覚えた。冷たい汗が吹きで、声が震える。

<ステラ! 応答しろ、ステラ!>
<・・・・う・・・大丈夫>
 弱々しい声で応答がありスティングは一応はほっとする。しかしぎくしゃくと立ち上がろうとするガイア、
その前に立ちふさがるカラミティ、カオスにビームとミサイルが雨あられのごとく降り注ぐ。
まずい!
276通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:10:49 ID:???
 スティングがそう思った瞬間、疾風の如く現れた黒い影が人型をとり、破砕球を風車の如く振り回して
カオス、ガイア、カラミティに浴びせられた、ビーム、ミサイルを尽く防ぐ。

<クロト!>
<ボヤっとすんなよ!長くはもたいからね>
<任せろ。・・・十分だ>
スティングの両眼がカッと見開かれた。目の前のMS、戦車、戦闘機を片端から凄まじい速度でロックしていく。

「まとめて、落ちやがれ!」
 そう吼えるとスティングは、兵装ポッドからAGM141ファイヤーフライ誘導ミサイルを全弾発射した。
むらがってきていた、戦車、戦闘機が片端から撃墜されていく。

<うひょー、やるねえ。>
<ありがとよ。だが、浮かれてる場合じゃねえな。ちょいとやべえぞ>
<みたいだねえ!>
レイダーはカラミティをカオスはガイアをそれぞれクローで引っつかみ、4機は逃走を開始した。

「追え!追って必ず、撃墜しろ!」
 ヘクティアル司令は目の前のワーニャ副指令に、そう怒鳴った。しかし、怒り狂う司令にワーニャ副指令は異を唱える。
「救援部隊が、戻りません。8機ものウィンダムが、です。まだ敵は強力なMSを・・・」
「だから何だというのだ? このまま見逃せとでもいうのか! 追撃にまわせるMS全てと戦闘機を動員して追わせろ。すぐにだ!」
「・・・分かりました。」

 しかし、ワーニャ副指令の頭からは、待ち伏せにあった、と一度だけ通信を残して消息を絶った救援部隊のことが消えなかった。
一度もそれから通信がないということは、短時間でやられてしまったということなのだろう。
8機もの連合のセカンドシリーズの機体が、である
 今の時点で基地のウィンダムはわずかに5機。まさに驚愕すべきことであるった。
40機ものウィンダムが一日で5機にまで数を減らしたのだ。ダガーLの損害もすさまじい。

 (これ以上の損害を出せば、再度の襲撃にもちこらえれぬ・・・)
副指令は出撃命令に加えて、ある命令を付け加えた。

<こいつら・・・いい加減にぃ!>
<しつこい!>
 スティングとクロトは、かなり追い詰めれていた。バッテリーを大量に消費してしまったため
フルスピードでかっとばせない。そのためダガーLはともかく、戦闘機やウィンダムを一気に引き離してしまえないのだ。
 
 予定では、追撃があればわざとギリギリの速度で飛んで誘いアビスとフォビドゥンと共に叩く予定だったのだが
そんな余裕はまったくない。とにかく、ウィンダムのビームだけはと、必死で機体を振る。
爪で運ばれている機体の中のオルガとステラはさぞかしイイ乗り心地だろうが、我慢してもらうしかない。

 しかし、戦闘機から放たれるミサイルはカラミティやガイアを掠め、ガイアとカラミティは放たれる機銃で被弾する。
その度に振動が襲い、クロト、スティングの背に冷や汗が流れる。PS装甲は無限ではない、これ以上浴びれば・・・。
撤退すべき時にしなかった後悔が襲ってくるが、ねじ伏せる。今は悔やんでいる時ではない。移動すべきポイントまではまだかなりある。
しかし・・・ついに最悪の事態が勃発した。
277通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:14:00 ID:???
「畜生が、こんの馬鹿MS!」
 カラミティの機体が見る見るうちに鉄灰色に変わっていく。PSシフトダウン!無敵の兵器MSがただの兵器に成り下がる時だ。

<オルガぁ!てめーは、いつもいつもいつもドカドカ撃ちすぎなんだよ。バカ、バカ、ぶわ〜か!>
<うっせーよ>
<そんなこと言ってる場合か!>
<オルガ。私のせいで・・・>
<関係ねえ。元はといや、俺のせいだ。・・・おい、クロト!>
<んだよ>
<あそこの岩山のとこに俺をおろせ>
<何言い出すかねえ、この馬鹿は。地上からギガランチャーと装甲散弾砲であれ全部相手にする気?>
<時間を稼いでやるってんだよ。レイダーだけは割と余ってバッテリーだろうが? ステラとスティングのフォローに回れ。
 そうすりゃてめえらは確実に>
<聞けないね>
<おい、ふざけたことぬかしてんじゃねえぞ。状況分かってんのか?>
<やだね。そんなら、僕も一緒に戦うだけさ>
<甘ったれたことぬかしてんじゃねえ!>
<そりゃてめーだろ。俺を残して逃げろなんて、何年前のゲームだよ。今時そんな、くせー台詞!>
そう言って、クロトはレイダーを大きく下げた。二発のミサイルがその背に着弾しレイダーが大きく揺れる。

<ぐぁ!・・・誰も言わねーよ!!>
<そういうことだな。おい、こうなったら覚悟決めるぞ、あそこで迎え撃つ。ステラ、オルガ、お前達は岩陰から援護しろ>
<僕とスティングでなんとかするってわけね。>
<まあ、そうだな。ステラ、オルガのフォローに回れ。・・・大丈夫か?>
<・・・それほど支障はない。分かった、私がオルガを守る>
<くっそぉぉおお、てめーらどいつもこいつも馬鹿ばっかりかよ>
<馬鹿はだまってなよ。じゃあ・・・行くぜぇ!!>
<おお!>
 
 カラミティとガイアをクローから離し、カオスとレイダーは敵に向き直った。
敵が殺到してくる。ウィンダムはともかく、その後ろのダガーLと戦闘機の群れは・・・。
あれを一機落とすにもビームが一発必要なのだ。
 
 そしてPS装甲がつきれば、戦闘機のミサイルでも十分MSは破壊されてしまう。
レイダー以外のMSはどれもバッテリー切れが近い。しかも、カオスのビームライフルの残弾はわずかに3発、ミサイルはゼロ。
敵の数がこんなにも、プレッシャーとなるのは始めての経験だった。
 
<とにかく、テメエら全部、撃・滅!>
<そおら、来やがれ。蚊トンボども!>
 必死で気力を奮い起こし、レイダーが破砕球を、カオスが、ビームライフルを構え敵の真っ只中へ飛び込んでいく。
278通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:17:41 ID:iTb6YJUE
<やっぱ主役は、遅れて登場するもんだよねぇ!>
<・・・なんかいっぱい来てるね>
 突然飛び込んできた通信に一瞬、スティング達が耳を奪われる。
そして6条のビームが、敵とスティング達の間を薙いだ。
見上げるとフォビドゥンとアビスが上空に浮かんでいた・・・。

<いやぁ、ナタルが遅いから待ち伏せポイント前にしろっていいだしてさぁ。参った、参った>
<・・・人のこと遅いって何度も急かしたヤツの台詞とは思えないね>
<無事か? ザブナック、ブエル、ルーシェ、オークレー>
 次々と、入ってくるアウル、シャニ。ナタルの3人の通信にクロトとスティングは、ホッと一息ついた後
ニヤリとして、武器を構えなおした。来るなら、来やがれ!しかし、敵は2機を見た瞬間、凄まじい勢いで離脱していく。

<はぁあ? な〜んか拍子抜けだなぁ・・・>
<・・・終わり?>
どことなく、不満げな二人の声にスティングは苦笑した。

<いや・・・お前らのおかげだ。正確に言うとナタルの一手目が効いてたってことだがな>
<何だよ、そりゃ?>
<説明は後だ。オルガとステラを艦に運んでやらねえと>
<はぁ? あそこでPSが切れてるオルガはともかく、ステラに何かあったのかよ?>
<後だといっただろうが。ちょいと疲れた。今は勘弁してくれ、アウル。>
<分かったよ>
 通信を切った瞬間、緊張が解け、スティングはすさまじい疲労感に襲われた。
しかし、その疲れすら今は心地よく感じる。全員で生き残った・・・。
心から安堵感が込み上げてきてスティングはしばしその感覚に浸った。

<・・・ワーニャ副指令、命令どおり撤退いたしました>
<ご苦労だった。責任は私が持つ、そのまま帰還しろ>
 ワーニャ司令は、そう言って通信機を置いた。待ち伏せがあったら、すぐに撤退せよと命じたのは
他ならぬワーニャ副司令だった。あの4機の桁外れの力、そして短時間で消息を絶った8機のウィンダム、
理由はそれで十分だった。
(我々の戦いは、まだまだ先が長いのだからな・・・)
 
 この戦いで仮に勝てたとして、基地から撤退しなくてはならなくなっては元も子もない。
それにしても、派手にやられたものだ。この復旧、人員に補充、施設の修理・・・頭が痛くなってくる。
ワーニャは、ため息をつきつき司令のいる部屋に向かった。
279通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:19:53 ID:???
「ザブナック、オークレー。何か言いたいことはあるか?」
「何も。」
「・・・ねえ。」
 そう言って、スティングとオルガは下を向く。3分の1で帰れ、というのはカオスとレイダーが一機ずつ運搬するという
逃走方法の不安定さ、そして不測の事態も考えたバッテリーの配分であった。それが今なら、いや、分かっていた。
 それなのに、自分達は自分達の力を過信し、戦場での熱狂を求めて、それを無視した。その結果は・・・
ナタルが察してアウルとシャニを向かわせてくれなかったらどうなっていたか。

「ここが軍なら、命令違反でどうこう・・・。となるのだが、ここは軍ではない。お前達に対し何かを強制したり、
 罰したりするものは存在しない。」
 そこまで言って、ナタルはオルガとスティングを鋭い目で見据える。

「だからこそ、余計にお前達自身が自分で今度の出来事から何を学ぶのか、それが重要だ。
 ・・・分かるな? オークレー、ザブナック。」
「ああ。」
「くそ、分かってるぜ。」
「そうか。・・・二人とも無事で良かった。」
 そう言って、ナタルはそっと二人の肩に手を置いた。その顔には心からの安堵の表情が浮かんでいる。
そして優しい声でナタルは言う。
「あまり・・・心配させるな。」
 ナタルのその言葉に、オルガとスティングは黙って拳を握り締めると頷いた。

「ルーシェ、大丈夫か?」
 ナタルは次にステラに声をかけた。ステラは左手を吊っている。機体が揺れた時、打ち付けてしまったのだ。
強化人間ゆえ直りは早いが、打ち付けたときは酷く痺れていたらしく、そのせいで機体を起こすのが遅れてしまったというわけだ。

「・・・大丈夫。オルガ・・・スティング・・・クロト、ごめん。」
「いいさ。だけど、次の戦闘では気を抜いたりするなよ?」
「戦場では、フォローし合うもんだからね。んなこと一々言わなくていいよ。」
「元々俺のせーだしな。悪かったと思うぜ、お前らには。」
と、アウルが口を開いた。

「だけどらしくねーじゃんか。一体何考えてたワケぇ?」
「・・・シン・・・のこと。」
 そのステラの言葉に、アウルは珍しくステラに険悪な目を向ける。

「たくさぁ、そりゃ分かるけど戦場で」
 そこまでアウルが言いかけたとき、ドアが開き誰かが走りこんできた。黒髪に真紅の眼。シン・アスカ・・・。
思いがけない乱入者に全員が眼を丸くする。
しかし、シンはそんな周りに頓着せずステラに駆け寄った。
280通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:21:33 ID:???
「ステラ!」
「・・・シン。」
「傭兵の中の女の子が・・・怪我したって聞いて。大丈夫なの?」
「・・・うん。」
「良かった・・・。」
 シンはそういって、安堵の息を吐くと。怒りの表情を浮かべて、ナタル達を睨みつけ、怒声を上げた。

「どうして・・・どうして、ステラにまだこんなこと、させてるんだ。アンタ達は!」
「・・・シン・・・聞いて。ステラは」
「事情も知らないでな〜に、言ってんだか!」
 シンに必死で訴えようとするステラの声をアウルが遮った。その眼には敵意が浮かんでいる。

「いきなり入ってきて怒鳴り散らしてさぁ。礼儀知らずってんじゃね? そういうの。」
「・・・誰だよ、アンタは。」
「教えてやんねーよ。」
「イチャモンつけたいだけなら、黙れよ。」
「はぁ? 何だよその言い草。マッジ、ムカつくなお前。」
「・・・よさないか、ニーダ。」
 ナタルが止めに入る。それにしても、クールさを信条とするアウルが感情をむき出しにしてケンカを売るような言動をするのは珍しい。

「シン・アスカ。君が怒るのは当然だと思う。ステラが未だ戦場にとどまり、MSで戦う理由を私の口から述べるのは容易い
 だが、作戦の前にも言ったがルーシェと話してみてくれ。本人の口から聞くのが一番いいだろう。我々は席を外す。」
 そう言って、ナタルはステラ以外の全員に退出するよう促した。アウルも、もう一度シンを睨んだ後出て行き
部屋にはステラとシンだけが残された。

「・・シン・・・。」
「ステラ・・・」
 シンの左手がそっとステラの頬にふれ、ステラのすみれ色の瞳とシンの真紅の瞳が交錯する。
二度と会えない、そう思って別れた。だが、今お互いがお互いの目の前にいる。
そのことが、何か夢のように思えて・・・。二人はただ、黙ったまま見つめ合っていた。
281通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:22:23 ID:???
 どれくらい、そうしていただろうか? シンは左手をおろした。
「えっと・・・座ろうか。」
「・・・うん。」
二人は並んで腰を下ろす。

「だけど・・ステラ、本当にどうして?」
「・・シンが、守ってくれたから。・・・ステラ、今ここにいるの。」
「ステラ・・・。」
「死ぬの、嫌・・怖い・・駄目。でも、シンは、怖いのも嫌なのも我慢して・・・ステラを守ってくれた。
 だから今、シンと会えるの・・・。
 スティング、フレイ、アウル・・・オルガ・・・クロト・・・シャニと一緒にいられるの。
 今・・・楽しいの、嬉しいの。・・・シンが明日をくれたから。」
「・・・」
「だから・・・ステラも、みんなを守る。・・・誰かに明日をあげたいの。シンみたいに・・・なりたいの。
 シンがくれた明日が・・・嬉しいから。」
そう言って、ステラはシンの眼をまっすぐ見つめたのだった。
282通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 21:33:08 ID:???
>>275を修正

<ステラ。無駄にバッテリー使うんじゃねえ。移動にとっとけ。射撃は俺にまかせときな>
<うるさい。ゴチャゴチャ言うと振り落とす。大体お前は、自分の分がなくなるのが嫌なだけだろう。>
<ハッ。わーったよ>
それにしても、この基地を荒らしまわっていると前にもこんなことをしたことがあったと、思い出されてくる。
(以下同文)

以上です。乱文失礼いたしました。
283終戦作者:2005/12/22(木) 21:44:24 ID:???
すごい!GJです!
いつみてもDominions作者さんの作品は完成度が高いですね!

話は変わりますが、自分の終戦の方ももう少しで戦闘に入る予定なんです。
自分の作品は会話メインなので戦闘描写はイマイチ不安なんです。
そこで、Dominions作者さんの戦闘の書き方を参考にさせてもらってよろしいでしょうか?
284Dominions作者:2005/12/22(木) 21:49:46 ID:???
>>283
全然OKです。ご自由にどうぞ。
終戦さんの話、楽しみにしております!
285終戦作者:2005/12/22(木) 21:55:53 ID:???
ありがとうございます!
自分もDominions作者さん目指してがんばります!
286通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 23:13:58 ID:???
お疲れ様です
大変差し出がましいのですが一つ

>「畜生が、こんの馬鹿MS!」
>カラミティの機体が見る見るうちに鉄灰色に変わっていく。PSシフトダウン!無敵の兵器MSがただの兵器に成り下がる時だ。

カラミティーはPS装甲と、チタン装甲板の複合装甲、即ちTP装甲を有しており、エネルギーロスの減少、PSダウン時色が変わらないといった特色があります
この作品のカラミティーがVPS装甲であるなら申し訳ありません
287通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 23:20:58 ID:???
いつも職人様のを楽しみにしています
あの…Dominionsの作者様に一つだけ訂正して頂きたいものがあったのですが。
288287:2005/12/22(木) 23:23:21 ID:???
>>286さんと同じ意見でした
289通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 00:27:38 ID:???
チラシの裏にでも(ry
290通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 00:49:59 ID:???
>>272-281の平行。

6馬鹿の部屋にて

クロト「にしてもさぁ、PS装甲ってのは不便だよねえ。今日のオルガみたいになっちゃうし。」
スティ「まあな。TPやらVPSに比べりゃ落ちる。しかし、しょうがないだろう。
    俺たちゃ正規軍じゃなく傭兵だ。最新の装甲をバカバカ仕える身分じゃない。
    MSの運用ってのはとかく、金がかかるからな・・・。
    金が潤沢にありゃ、わざわざガイアのブレイドをお前のレイダーに流用したりする必要がないぜ。」

シャニ「・・・ガイアのクローもカオスとレイダーのクローの流用だしね。」
スティ「ガイアとカラミティを一緒にすることで、カラミティは移動に使うはずのエネルギーを射撃に使うことができるから
    PS装甲でもバッテリーを気にして、持ち味を損なうことがない。
    戦果とバッテリー問題を解決するために、考えたんだろうな、ナタルは。」
     
クロト「世知辛いねえ。」
アウル「僕のアビスなんか、ずっと元のまんまだってぇのお!」
スティ「俺のカオスだって、ポッドをいじってもらいはしたが、基本的に変わらん。」
シャニ「・・・俺のはハルバードになったけどね。」
クロト「そりゃ、お前の鎌がいくらなんでもアレで、接近戦に向かないからだろ。何ちょっと得意そうな顔してんだよ、ぶわ〜か」
シャニ「お前ぇえええええ!」
スティ「ケンカすんな。まあ、何にしても今回のことは教訓として・・・」
<ガラリ>
オルガ「何話てんだよ、てめーら?」
スティ「ああ。ちょいと今日の反省をな。」
シャニ「・・・誰かが、バッテリー考えずにバカバカ撃ちすぎだって話だよ。」
オルガ「うっせーよ。撃ちまくらなきゃ、カラミティの意味がねーだろうが。」
スティ「まあ、今回の戦いでカラミティが基地やらを潰す時の中心だってのは間違いないからな。
    だからギガ・ランチャーなんてものを奮発したんだろうさ。ガイアにもな。」
オルガ「チィ・・・。もうやめろや。要はバランスってことだろーが。二度とあんな無様な真似するなかよ。」
クロト「どうだかねぇ。」

オルガ「おい、クロト!他人事みてーに言ってるが、てめーもだろが。ブレイドはあくまで流用だってこと忘れて
     斬りまくってたじゃねえか。翼が折れたレイダーなんぞ、鶏だってこと忘れんなよ。」
クロト「僕は、そんなに間抜けじゃないからね。オルガは自分の心配だけしてなって。」
オルガ「へっ、人が忠告してやってるって言うのによ。」
スティ「・・・(俺を置いていけ!だれが置いて行くか!なんつう、あの時の会話を録音しといて今再生したら
    こいつら、どんな顔するんだろうな?)」
オルガ「何か言ったかよ? スティング。」
スティ「こっちの話さ。」
291通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 00:50:52 ID:???
アウル「ていうかさぁ、問題はオルガじゃなく、ステラじゃんか。戦場でそんなふうになるなんてさぁ
     あのシンってやつ、あんまりステラと一緒にしないほうがいいんじゃねえ?」
スティ「確かに、回数が続くようなら考えなきゃならんが、今日のはあくまで特殊だろう。
    命の恩人に合えたってのに、ろくに話もしないまま戦場だったんだ。無理もない。」
アウル「そうかな・・・。」
スティ「ま、様子をみようや。・・・にしてもお前、相変わらずステラに関しちゃ、かなりの心配性だな。」
シャニ「・・・だよね」
クロト「妹・萌!」
オルガ「なんだよ、アウルはシスコンかぁ?」
アウル「僕は単にステラがそんな調子だったら一緒に戦う時迷惑だ、っつってんのぉ!」
スティ「分かった、分かった。」

それにしても、シン・アスカとステラは今頃何を話しているのだろう? ついついそんなことを考える5馬鹿であった。
292通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 01:24:40 ID:???
>>273を修正

 ナタルからは、カオスかレイダーのバッテリーが三分の一になったら、必ず所定の場所へ向かえと命令されていた。
建物の陰にカオスを着地させ通信を送る。

<クロト!バッテリーはどんなもんだ?>
<3分の1くらいだね>
<じゃあ、離脱だ。ステラ、行くぞ?>
<いいよ。>
<オイオイオイ。ちょっと待て、スティング。まだこれからだろうが。>
 オルガは通信に割り込んだ。せっかく気分良く暴れているというのに。こんな所で帰っていられるか。
もっと破壊を、もっとスリルを。オルガの心はまだそう求めていた。

<3分の1になったら帰れって、命令だっただろうが。>
<てめーと艦長は、慎重すぎんだよ。まだいけるぜ。>

 この言葉にスティングはしばし考える。所定の場所へはパワーが5分の1もあればたどり着ける。
もう少し暴れてもいいか・・・。つい、そんな気になる。
戦場に出れば連戦連勝。冷静さを信条とするスティングもいつの間にか慢心していた。

<分かった。じゃあもうちょいやるか!>
<いいね。僕も賛成だよ>
<分かった>
<おぉし。いくぞぉぉぉぉ!>
4人は通信を切るとまた、各々戦闘に没入していった。



今回は、コピペミスが酷い・・・。重ね重ね、お目汚しすいません。
293通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 05:14:04 ID:???
何はともあれGJだぜこんちくしょう
294クリスマスネタ2:2005/12/23(金) 06:53:41 ID:WGCsBk0t
>>266続き

ネオ「まぁ、一応説明しとくがサンタクロースってのは…」
ジブリ「(ヒョコ)私が説明しよう。」
ネオ「うぉ、久々に見たぞあんた。」

4人「ワクワク♪ワクワク♪」

ジブリ「サンタクロースとはだな、有名ジュース会社コカ・○ーラボトムズの宣d(ッッガァァン!!!!)……バタッ」

ナタル「いきなり出てきて純情な子供の夢壊さんといて下さい。」
ネオ「艦長、彼脈がないんですが…」
ナタル「海にでも捨てといて下さい、サブナックとオークレーもいるんで。それより大佐、説明を…」
ネオ「(艦長…今日はやけに気が短いな…;)ああ、サンタクロースとは…カクカクシカジカ…」

4人「へぇ〜〜♪」

ステラ「ステラ、サンタさんに会いた〜い♪」
アウル「待てよステラ!抜け駆けはダメだぞ!」
シャニ「俺もサンタさん…会いたい。」
クロト「僕もー!!」

ネオ「まぁ待てお前ら、そんなに大勢で来られるとサンタさんに迷惑だろうから。俺がみんなの欲しいプレゼントを伝えといてやる。何が欲しいんだ?」

アウル「MBAの公式ユニフォームとバッシュ〜!」
クロト「極上グラディウス!!」
シャニ「TMエボリューションの最新アルバム。」
ネオ「ほいほい。ステラは?」

ステラ「ん〜〜…何にしよう……」
ネオ「あはは…まあ、ゆっくり考えてなさい。それでも一応夕方には決めておけよ?」
ステラ「は〜い♪」

ネオ「んじゃ、早速サンタさんに伝えて行きましょうかね♪」

フレイ「大佐。」
ネオ「(おっと…まだ子猫ちゃんがいたか…)なんだい?」
フレイ「ハーメスのバッグに靴、香水、ドレスetcetc…サンタさんに頼んでおいて。」
ネオ「んなムチャクチャな…」
フレイ「嫌ならいいんですけど。その代わり大佐が私にしたセクハラ皆に言いふらしますがよろしくて?」
ネオ「分かりましたよお嬢様…(泣」
295通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 09:10:25 ID:???
年末年始に入り、職人さん達が 帰省やオーバーホール(休み)に入る様ですね。 しかし、職人さんが帰ってくる場所を確保するのは 我々 クルーの仕事だ。 皆の定期的な保守を祈る。     「そこー 弾幕薄いぞー」
296通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 11:03:12 ID:???
クロト「赤・レンジャー!!!」
(以下略)
オルガ「赤レンジャー!!!うへへへへははははは!!!」

クロト「オルガ!!お前は何でまた赤なんだよー!!!」
オクレ「・・・ていうかそのコスチュームは・・・」
オルガ「街にいた兄ちゃんに紳士的に譲ってもらったんだ!!ワリーかよ!!」
アウル「赤に白のライン・・・背中に袋・・・」
シャニ「そのプラカードは武器なワケ?」
ステラ「X'マスセールって書いてある・・・」
オルガ「っせーよ!!世界中で今一番人気のキャラじゃねーか!!オラ!!」
ステラ「子供の夢・・・ぶち壊し・・・」

怪人L「あらあらあら、私たちもプレゼントをお願いしましょうか?」
シ○ッカーA「(いつ戻ってきたんだ?)」
ショ○カーK「僕は1/100ストライクフリーダムガンダム!!」
シ○ッカーA「・・・・・・・・・」

クリスマスに何やってんだ!!6馬鹿戦隊!!!
ちびっ子は見た目やで!!
297通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 12:50:37 ID:MRxdiAmy
>>294フレイ様最強!!
298通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 18:20:20 ID:???
>>295
了・解!アムロの帰ってくる場所をなくすなよ!
299終戦:2005/12/23(金) 22:24:44 ID:???
キラ「ラクス!一体どうしたんだい?彼達に何かされたの?クソ!僕がいなかったばっかりに!ああ、もう!」
六馬鹿「・・・」
ラクス「落ち着いてくださいな、キラ。この涙は私が自分で泣いたから出たものですわ。彼等に泣かされたわけではありませんよ」
スティング「俺達の身の上話をしてたら感動してくれたみたいでな」
クロト「別に僕達が直接何かしたわけじゃないよ」
キラ「・・・。そうなの?」
ラクス「だからそう言ったでしょう」
キラ「そっか。僕の勘違いだったんだ…」
アウル「そーそー。僕らがラクスさんを泣かせるわけないじゃん」
キラ「よく考えてみればそうだよね。ごめんね、疑ったりして」
オルガ「別にわかってくれりゃあいいけどよ。でも、お前、よく俺達が歌姫さんと話してるってわかったな」
キラ「ああ、それはシャニとステラが教えてくれたんだ」
スティング「じゃあさっきまでいなかったのはコイツの所に行ってたのか」
ステラ「うん!」
シャニ「ハッキリ言って俺達じゃ、どう対応していいかわかんなかったからね」
クロト「でも案外普通にコミュニケーション取れたよね?」
ラクス「そうですわね。もう仲良しですわ」
キラ「それならいいんだけど。でもオルガ達は何でラクスと通信してるの?」
オルガ「ああ、それは・・・」

オルガはキラに通信するまでのいきさつを話しだした。
キラと画面の向こうのラクスは六馬鹿達の悩みをとても真剣な顔つきで聞いていた。
300終戦:2005/12/23(金) 22:25:58 ID:???
六馬鹿が説明を終えた後、2人は少し考えに浸っていた様子だったがゆっくりと話し出した。

キラ「戦いたくない大切な人。けれどもその人は自分達の敵、か…」
ラクス「キラには他人事ではありませんわよね…」
キラ「うん…」
アウル「何でキラが考えこんでんのさ」
ステラ「キラにも、そういう人、いるの?」
キラ「正確には、いた、だけどね」
オルガ「過去形か。その時はお前、どうしたんだ?まさか、結局戦って、お前だけ生き残ったとかいうんじゃねえだろうな?」
キラ「戦いはしたけど相手は今も生きてるよ」
クロト「何で、今も、ってわかるのさ」
キラ「だって相手ってアスランだもん」
六馬鹿「マジ?」

六馬鹿にとってコレは初耳だった。
オーブ軍に入隊してキラやアスラン達と出会ってから結構な時間が経ったが、よくよく思い返してみると彼らの過去を聞いたことはない。
AAなどと共に二度も戦争を止めたことなら知っているが、逆に知っているのはそれだけだ。

シャニ「アスランってあの赤いヤツ?」
キラ「うん。その赤いヤツ」
アウル「マジでマジで?詳しく聞かせてよ!」

キラは六馬鹿達に二年前の事を説明した。
戦争に参加することになったきっかけ、アスランとの再会、ラクスとの出会いなど六馬鹿が知らなかったことだらけだった。
そしてキラの話はあの死闘の話へと入った。

キラ「あの時はもうとにかくアスランが許せなかったし、アスランも僕を許せなかっただろうね」
クロト「我を忘れて、って感じ?」
キラ「うん。ただアスランを落とすことしか考えてなかった」
アウル「で、その時はどっちが勝ったの?」
キラ「多分引き分けかな?」
オルガ「引き分け?相打ちか?」
キラ「アスランの機体が僕のに組み付いて自爆したんだ。爆発寸前に壊れたコクピットからアスランが脱出するのが見えて、あれれー?みたいな」
スティング「アスランって意外に卑怯だな…」
キラ「それだけ必死だったんだよ、きっと」
シャニ「よくそんな中で生きてたね」
キラ「自分でも不思議だったよ。何でもあるジャンク屋さんが瀕死の僕をマルキオ導師の所まで運んでくれたらしいんだけど」
301終戦:2005/12/23(金) 22:27:35 ID:???
ステラ「で、その後は?どうなったの?ねえ!教えて!」
キラ「その後は…」

ラクスとの再会、フリーダムの受諾、オーブ侵攻戦など新三馬鹿は初めて聞く話に大興奮だった。

アウル「知ってる知ってる!フリーダムの映像なら前に見たよ。あれはかっこよかったなぁ。仲間の大ピンチに颯爽と現れてさ!」
スティング「あの戦いっぷりはヤバかったな」
ステラ「ビューンって来て、ドカドカと撃って、ズバーッと切ってスゴかった!」
ラクス「キラは人気者ですわね」
キラ「あの時はそんなつもりでやってたんじゃないんだけどなぁ…」

その楽しげな様子を不機嫌な顔で見ている旧三馬鹿

キラ「ど、どうしたの…?」
オルガ「確かにかっこよかったよなぁ…」
クロト「そんでもって強くて速くて…」
シャニ「何よりウザかった」
キラ「いや、だってアレは君達が…」
オルガ「お前等には最後の最後まで邪魔されたからな」
クロト「ま、昔の話ですけどね」
シャニ「忘れてないけど」
キラ「そんな…」

スティング「話は脱線したけどよ、俺達結局どうすんだ?」
オルガ「立場はなんとなく似てたけど、ドミニオンと死闘を繰り広げた上に、ドミニオンに自爆されてもイヤだしな」
シャニ「イヤっていうかドミニオンの自爆って…」
ステラ「じゃあ、ステラ達が自爆?」
クロト「拒・絶!なんで六機揃って特攻しなきゃなんないのさ!」
アウル「じゃあ、どうすんのさ!」
302終戦:2005/12/23(金) 22:35:30 ID:???
六馬鹿達が再び悩み始めようとしたその時、ラクスが口を開いた。

ラクス「ドミニオンの皆さんとは戦えませんか?」
クロト「当・然!」
ステラ「ステラ、あずらえろ達とは戦いたくないよ…」
ラクス「やはりツラいですよね…。自分の恩人とは戦いたくない。それは私も一緒ですわ。でもそれなら、あなた方はどことなら戦いたいのですか?」
キラ「!!!(そ、そのセリフは…)」
スティング「いや、どことってわけではないんだけどなぁ…」
アウル「おっさん達と戦わなくていいなら僕達はそれでいいんだよ」
シャニ「オーブだって守んなきゃいけないし」
ラクス「ドミニオンの皆さんを気にしながら、戦いに集中できますか?本気で戦えますか?」
オルガ「まぁ、やっぱり出てこられると気になるからなぁ…」
スティング「艦長さんの腕なら落ちることはないとは思うが、万が一ってことがあったりしたら最悪だからな…。多分、気になって本気にはなれないだろうな」
ラクス「あなた方はお優しいのですね」
アウル「恩を徒で返すわけにはいかないからね」
ラクス「とても素晴らしいことだと思います。でも、それは弱さです。それでは何も守れませんわ。」
キラ「!!!…ラクス、それも」
ラクス「お黙りなさいな、キラ」
キラ「ハイ…」
ラクス「そんな甘い事を言っていてはどちらも守れませんわ」
ステラ「そんな…」
ラクス「まあ、今のは過剰表現ですけれど。あなた方は自分達だけで解決しようとするからそうなるのです。あなた方はドミニオンの皆さんを信用していらっしゃいますか?」
六馬鹿「もちろん!」
ラクス「ですよね。きっとそれはドミニオンの皆さんも同じですわ」
六馬鹿「?」
ラクス「ドミニオンの皆さんもきっとあなた方とは戦いたくないはずです。むしろ味方をしたいと思っていると思います」
六馬鹿「・・・」
ラクス「彼等はあなた方の保護者のような方々でしょう?あなた方の考えはきっとわかっていると思います。こうやって悩んでいることも」
ステラ「本当?あずらえろ、ステラ達のこと、わかってる?」

???「当たり前ですよ」
ステラの問いには画面の向こうのラクスよりさらに向こうから答が返ってきた。
ラクスがクスッと微笑み立ち上がる。それによりカメラがラクスの向こうのドアを映し出す。
そこにはアズラエル、ナタル、フレイの三人が立っていた。
303通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 22:40:23 ID:???
チラシの裏にでも(ry
304通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 23:25:06 ID:???
終戦さんGJ!
305通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 00:46:15 ID:???
キモチワルイオナスレ
306通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 00:49:50 ID:???
乙・彼!

六馬鹿が絡むと四馬鹿も少しは…マシに見える
まぁ、ラクスの女帝 っぷりは健在らしいがなwww
307通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 01:24:00 ID:???
チラシの裏に(ry                       
308クリスマスネタ3:2005/12/24(土) 02:12:07 ID:/SEDel+e
>>266>>294続き

パーティ当日。
一同「メリークリスマ〜ス!!」(パン!パン!
ナタル「今日はコック達が腕によりを掛けてごちそううを作ってくれたんだ。」
ステラ「おいしー!!」
クロト「シャニ!てめえ俺の唐揚げを!!」
シャニ「〜♪」
フレイ「はいはい、まだたくさんあるんだから喧嘩しないの。」

アウル「ごめんねぇ!!甘党でさぁ!!」
ナタル「ニーダ!貴様ァ!!」
アウル「お、艦長やるっての?(笑」
ナタル「ケーキは私の物だぁ〜!」

*一方寒空の外
オルガ&オクレ&ジブリ「いいなぁ、楽しそうだなぁ…((注)皆生きてました。)」

ジブリ「もう我慢できん!私も行くぞ!」
オ・ス「あ、馬鹿…」

ムルタ「全く、静かに食事も出来ないんですか彼等は…」
ネオ「まぁまぁ理事、ここは気気にせず、ささ♪」
ムルタ「お、すみませんね♪」
ジブリ「このオーブ直送焼酎、行けますな♪」
ネオ「生きてたんですかあなた…」
ジブリ「ははは、陽電子砲食らっても生きれる時代ですから(笑)…(ゴン!)」
ナタル「アナタはあちらでサブナック達と一緒です。(ズルズル…」
ジブリ「「馬鹿な…私が…こんなぁぁぁ…」

オ・ス「おかえり♪」
ジブリ「私は…ブルーコスモスの…次期盟主…(泣」
オクレ「体育座りで泣くなよ…」

ネオ「あはは、お前らも災難だな〜☆おー寒…」
オルガ「何しに来たんだよ。」
ネオ「まぁまぁそう睨むな。ネオサンタさんからプレゼンントだ、ほれ(笑」

オクレ「これ、ご馳走じゃねえか。」
オルガ「酒とタバコ、じんべえもあるぞ。」
ジブリ「いいのですか?」ネオ「まぁ、女は期限の悪い日があるからね。大丈夫、艦長は後で潰しとくからもう少し待ってろ☆」
3人「兄貴ぃぃ…(感涙」

もうちょい続かせる。
309通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 02:12:58 ID:???
チラシの裏に(ry                  
310通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 03:09:31 ID:???
うっせーよ

つーか
>>302
ラクスの台詞テンプレなのかよwwwwwwwww
もう、クライン式洗脳術とかだな
純真な少年達が魔の手に落ちる……のか?
311クリスマスネタ4:2005/12/24(土) 04:29:35 ID:/SEDel+e
>>310気にするな、俺は気にしない。>>266>>294>>308続き

ネオ「ささ、艦長もどうぞどうぞ☆」
ナタル「いや…私は…その…」
ムルタ「なんですかぁ?あなた、敵には勝てても酒には勝てないとでも?」
ネオ「はははwまさか、我等のナタル・バジルール艦長が酒ごときに負けるなどとは…」
ナタル「(カチン)な…何を言ってるんですか…」

ネオ・ムルタ「ではでは、どーぞ♪(ウィスキーをダブルで注ぐ2人)」

ナタル「……私が…これを…(迷いつつグラスを持つ)」
ネオ「なぁんで持ってんの♪どーして持ってんの♪飲みたい〜かーら持ってんの♪」
アウル「それ飲んで飲んで飲んで♪」
ナタル「……(グイ…ゴクゴクゴク…)……くはぁ!!!」
クロト「それごちそうさまが♪」
ステラ「きこえない〜♪」
ナタル「うぐ…ぉまぇらぁ……(赤面)」

ムルタ「さぁ、次はブランデーでw」
ナタル「りじ…ほんひでいっれ(本気で言って)………うらぁ!!(クイッ)」
シャニ「いい飲みっぷりじゃん。」じゃん。」
ステラ「ナタル…すごーい☆」
ナタル「ろまえら(お前ら)…これへ…いいんひゃろ(いいんだろ)……(クラクラ)」
ネオ「さすが艦長、それでこそ私達のリーダーでありますなw」
ナタル「たへもろ(食べ物)…」
フレイ「あ…そっちには…シチューが…」

ズガシャァァァァン!!!!!
一同「(゚Д゚)………」
ステラ「ナタル〜!!!」
ナタル「……ぅ〜ん…ばりあんほしょう…ひゅん…もくひょお…ああく…zzzz」
シャニ「寝てる…」
ネオ「おおこれはまずいここは私がシチューまみれの艦長を自室へ運んでやらねば(棒読み)」
フレイ「ちょっと待った。」
ネオ「(ギク)…何かな?」
フレイ「酔った女に何しようとしてるんですか。ここは私がやっておきます。」
ネオ「チッ…」
アウル「ネオ、残念♪」
ステラ「ねぇねぇ、ネオは何しようとしてたの?」
シャニ「さぁね(笑」
ムルタ「まだまだですねぇ(笑」
ネオ「うるさいぞお前らぁ!」
続かせる。
312通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 07:29:56 ID:???
良スレ
313通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 07:41:52 ID:???
キラマンセーは拒絶反応が
314終戦作者:2005/12/24(土) 10:25:46 ID:???
>>311
クリスマス作者さん、G・J!
ほんわかした雰囲気で心が和みます!

>>313
そんなにマンセーしてるつもりはないんですが、確かにこの前のは六馬鹿がキラを誉めまくってましたね…。
次からは、もうちょっとバランス(?)考えます。
315通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 12:46:04 ID:???
職人の皆様、いつも乙であります。つーか外さむいよ外!
格納庫の更新のことなんだが、もう自己申告がない限りこっちで勝手に
やっちゃっていいかね? 年末進行で時間がないんで、レイアウトや誤字脱字は
完全放置ということになるが…。

>>314
4馬鹿は扱いが難しいとこですな。頑張ってください。
316通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 13:12:12 ID:???
チラシの裏に(ry                  
317通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 19:17:24 ID:???
いわばここはチラシの裏
318通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 19:29:12 ID:???
>>314
気にしないでいいと思うよ。俺は死種の4馬鹿は嫌いだが、あなたのSSの
4馬鹿はそれほど、嫌いじゃないからw
好きに書いてくれい。

後、クリスマス作者さん、乙!
319通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 00:00:54 ID:???
チラシの裏にでも(ry                     
320通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 00:35:48 ID:???
オルガ「よーし、お前等!もう1回通しで練習!!」
残り5人「おーーー!!」

ナタル「? サブナックの部屋から声が・・・6人集まって何を?」


アウル「オルガー!ここはやっぱさっきの方がいいって!!」
クロト「はぁ!?ここの流れは絶対こうだって!」
スティング「俺もここは畳み掛けるべきだと思うな。」

ナタル「・・・?」

シャニ「さっきのトコ巻き戻してもう1回観よっか。」

----・・・一同沈黙。----
ステラ「アウル・・・踏み込みが甘い・・・」
クロト「もっと左手に全・力!込めろ!!」
アウル「えーっと、こんな感じ?」(衝撃音)
スティング「ぐぉ・・・いってー・・・ってまだまだぁー!!」
オルガ「よーし、みんな段々コンビネーションが良くなってきたぜ!!あともう1回!」

ナタル「あいつ等・・・普段は不真面目だと思っていたが、私達に見えない所で
    密かにMS戦の戦闘について論じ合っていたなんて・・・(グスッ)
    私も見習わなければな・・・」

ナタルが部屋の前を立ち去った後。

シャニ「買ったらみんなでクーリング・」
クロト・シャニ「オフ!!」
クロト「なんでやねん!!!」
アウル「クロト、さっきより声良くなってるぜ!」

ステラ「バスガイドのルーシェです。こちらがドライバーの田中さん。
    私とのふりんれき3年・・・」
スティング「はいタイムアウトーーー!!!」
ステラ「これはクリリンの分!!」(衝撃音)
スティング「いってぇ!!ステラ、その台詞はもうちょい後・・・」
オルガ「よしステラ、本番もその勢いでスティングをボコるんだ!!」

オルガ「よし、みんな。いよいよ今日だ・・・
    今日の敗者復活戦で全てをかける!!行くぜ!!!」
6人「「「オートバックスM−1グランプリ〜!!!!」」」

翌日、書置きを残し6馬鹿、無断欠勤。
数時間後、M−1グランプリ敗者復活戦会場、神宮球場で発見。
    
321通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 00:42:57 ID:???
>>320
何やってんだ、何をww
GJ!
322通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 00:50:29 ID:???
チラシの裏にでも(ry
323通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 00:51:11 ID:Z1LZLRpR
>>320
タイムリーでGJ!!
324通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 00:59:35 ID:???
気持ち悪いオナスレ
325通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 01:37:40 ID:???
良スレ発見
326クリスマスネタ5:2005/12/25(日) 02:41:26 ID:3c38YwXM
>>266>>294>>308>>311続き
ナタル退場後
ネオ「お前ら〜、入ってもいいぞ〜」
外組「うぃ〜。」
オクレ「(ガクガク)あのさネオ…思ったんだけどこの冬にじんべえは無いだろ……ふつーかんてんとかどてらだろ?いじめか?(ブルブル)」
ネオ「それは作者のアホに言え。俺は知らん」

オルガ「てか、メシとケーキがもう無いんだけど…ってあ〜アウル、その唐揚げ…」

アウル「あ〜ん♪(モグモグ…)…ごちそーさま☆んでオルガ、何?」
オルガ「おめぇぇえぇぇ!!!(泣」

ジブリ「あの理事…このドンペリの空き瓶……ロゴスのマークがあるんですが…」
ムルタ「あー、美味しかったですよ☆」
ジブリ「いやあのぉ!!名前書いてありましたよね!?ほらここに『ジブリール専用』って!!てかこれ私の部屋の金庫に入れておいたんですけどねえ!!」
ムルタ「あー分かりましたよ…もったいないですが今吐けばいいんでしょ?吐きますよ……うぶっ…」(以下自主規制

ジブリ「ちょっ!やめ!…うわあぁあぁぁ!!!時価数百万のドンペリがあああああ!!!」
ムルタ「ふう、すっきりしました☆」

ムルタ「さてさて、それではそろそろ今日のゲストに登場してもらいましょうか。」
ステラ「ゲスト?」
ムルタ「みんなが楽しみにしてたあの人ですよ。」
ネオ「(誰だ…?)」

リー「メリークリスマース☆(サンタコスプレ登場)」
4馬鹿「サンタさんだ〜!!!」
ネオ「そーいや居たなぁ…あんな人…」

リー「それ☆プレゼントだぞ〜♪」
クロト「うひょ〜♪感・謝!!」
シャニ「あ…ありがとう……欲しかったんだ…これ…(赤面」
アウル「うわぁ〜☆ユニフォームにバッシュだ〜☆スティングに自慢してやろっと♪
ほれほれスティング、うらやまs(ガスッ)あぎゃ!」
オクレ「う る せ え !」
フレイ「ネオサンタさん、私の注文は?」
ネオ「そこの箱ん中見てみろ。」
フレイ「(ガサガサ…)きゃあ〜〜☆☆」
ネオ「満足か?」
フレイ「さすが『不可能を可能にする男』ね☆」
ステラ「……いいなぁ…」
ネオ「あ〜ステラ。お前のは外にあるからついて来い。」

続く、次回ちょい感動…かも
327通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 02:58:34 ID:???
こんな良スレがあったとは・・・一気読みしてしまった。
作者さんガンガレ
328クリスマスネタ6前編:2005/12/25(日) 07:07:45 ID:3c38YwXM
>>266>>294>>308>>311>>326続き

ステラ「ね〜ネオ〜。ここに何があるの〜?寒いよぉ〜」
ネオ「ほら、あそこだ。」
ステラ「んん…?」見ると暗がりの中に巨大な戦艦とそこに立っている人影が見える。

?「…テラ…ステラ…」

ステラ「あれ……シ……ン……?」
シン「ステラ……?」
ステラ「シン!!」
シン「ステラ!!ステラ!!……良かった…ステラ…」
ステラ「シン…シン…会いたかったよぉ…」

ミネルバ内
タリア「まったく……『いきなり現れてインパルスのパイロット、シン・アスカを出せ、ステラが呼んでいる。
こちらが怪しい動きをしたら有無を言わず攻撃してくれ』なんて…地球軍は何考えてんだか…」
アーサー「それを聞いて飛び出したシンも何を考えてんだか…」
タリア「アーサー、セイバーとザク2機をスタンバイ、タンホイザーも忘れずにね」
アーサー「了解。」


ナタル「大佐、何してるんですか?」
ネオ「おや、艦長こそ何故ここに?」
ナタル「酔い覚ましに外に出たら大佐とルーシェを見掛けたので……って!!あれは!!」

ネオ「ああ。」
ナタル「ああ。じゃないでしょう!!あれはザフト兵!しかもルーシェが一人で!」
ネオ「いいんですよ、これで。」
ナタル「ふざけないで下さい!!私は行きますよ、ルーシェを助けないと!」
ネオ「向こうよく見なさいよ、アンタがあの坊主に何かしたら、みんな死にますよ?」
ナタルが見た先には重々しくそびえるタンホイザーの砲首が。

ナタル「くっ…だが…」
ネオ「大丈夫、あの坊主はステラを殺しはしないさ。」
ナタル「何言ってるんですか!!そもそも単独で敵との接触なんて…軍法会議モノの大罪ですよ!」

ネオ「あ〜…固いなぁ…ならあんた、あんなに幸せな顔してるステラの顔を見た事あるんですか?」
ナタル「……確かに…」
ネオ「それに、前にステラが向こうの捕虜になった時に、単独で軍会議無視で解放してくれたのが彼なんですよ。それだけ惚れ込んでるヤツが、惚れた女を殺すと思いますか?」

ナタル「…ああああ!!!もう!!!分かりましたよ!!!」

中編へ
329クリスマスネタ6中編:2005/12/25(日) 07:18:41 ID:3c38YwXM
ナタル「…私は何も見ませんでした。私はただ雪を見に来ただけです。では、私は帰ります」
ネオ「…素直じゃないんだから……w」

シン「ステラ、俺と一緒に来るんだ…俺が…今度こそ守るから…」
ステラ「シン…ステラ…嬉しい……でも、それはだめ。ステラね…ドミニオンにいるアウル、ネオ、フレイ、おともだち…みんなまもらなきゃ…いけないの」

シン「………」
ステラ「でもステラうれしい。シンに会えた。サンタさんのおかげ☆」
シン「ステラ…」

ネオ「はいはい、見苦しいぞー坊主。女が笑ってんのに男が泣いてどーするのよ?」
シン「アンタ…くっ!このぉ!」
おもむろにネオに掴みかかるシン

ステラ「シン!やめて!!」
ネオ「やめとけよ。俺を殴りたい気持ちも分かるが、惚れてる女の前だぞ?」
シン「あの時言っただろ…ステラを、戦争とは無縁の…暖かい世界へ帰すって!!それがなんで!!まだあんなのに乗ってるんだよ!!」

ネオ「じゃあ…君がここへ来ればいい」

シン「なっ…?」
ネオ「さっきステラも言ってたろ?あれには、ドミニオンには、ステラの仲間が乗ってるんだ。そしてステラは、その仲間を守る為に乗ってるんだ。
だからステラは、あの鑑を降りないんだ…なら君がドミニオンに来ればいい。それなら君が好きなステラもちゃんと守れるし、ウチの戦力も大幅に上がる。少なくとも生き延びる確率は上がるわけだ」

シン「だけど…それじゃ…俺は…」

ネオ「甘ったれてんじゃねえよ…」

シン「なんだと…!」
ネオ「君もステラと同じだろ?ミネルバには君の仲間がいて、君はその仲間を守る為に乗っているんだろ?だから降りられないんだろ?」

シン「……ああ…そうだよ!」
ネオ「俺もお前もステラも…守る者の為に戦ってるんだ。今は敵同士で、戦わなきゃいけない存在だけど、戦争もいつか必ず終わる時が来るんだ」

ステラ「ネオ…」
ネオ「ザフトか地球軍か…どちらが勝つにせよ戦争は必ず終わる。それまで、お前がちゃんと生きて待つんだよ」

シン「待つ…」
ネオ「それまで、ステラは俺が命がけで守るから、お前も生き延びるんだ」

シン「…」
ネオ「生きて戦争が終わったら、お前が本当に暖かい世界へステラを連れてってやれよ」
330クリスマスネタ6後編:2005/12/25(日) 07:41:42 ID:3c38YwXM
シン「俺が…ステラを。」
ネオ「ああ、てか。男なら女の事ぐらいてめーでやれよ
ま、説教はこのぐらいにして…」

シン「…ステラ。」
ステラ「シン…」

ネオ「おっと、俺は向こう向いてるから、あとはどうぞ御自由に…w」



シン「ステラ。これ、邪魔かもしれないけど…メリークリスマス。」
ステラ「…これ、けいたい?」
シン「ステラに持っててもらいたいんだ。壊れてるけど、ステラに…」
ステラ「いいの?シンのだいじなもの、ステラがいいの?」
シン「ダメかな…?」
ステラ「ううん……シン、ありがとう☆」

シン「…なぁ」
ネオ「何だ?」
シン「約束してくれ。ステラを…戦争が終わるまで守るって、約束してくれ!!」
ネオ「ああ、約束する。だから坊主、お前も死……生きろよ!」
シン「ああ!!」

タリア「シンは戻った?」
アーサー「はい、今戻ったようです」
タリア「そう、なら今がチャンスね…タンホイザー……(ビー!ビー!!)…ちょっと、なによ!!」
メイリン「艦長!AAとフリーダムです!!こちらに向かって来てます!!」
タリア「あ〜…間が悪いわね……迎え撃つわよ!コンディションレッド発令!!」

ステラ「シン…」
ネオ「また会えるさ…さ、戻ろう。」
ステラ「うん♪(…シン…けいたい、だいじにするね☆)」

ナタル「遅かったですね…」
ステラ「ナタル〜☆あのねあのね、サンタさんがステラをシンにあわせてくれて、シンがけいたいをサンタさんに…あれ?」
ナタル「ルーシェ、もう少し落ち着け…wそうだ、やはりミネルバ撃って来るつもりでしたが、責任どうなされるおつもりで」
ネオ「…降格なり解雇なり好きにしろよ」
ナタル「まあ…偶然私がAAのアドレスを覚えてて、また偶然多重人格が出てAAとコンタクトが取れて、偶然こちらに来たようですから良いでしょう。」
ネオ「あはは、そりゃラッキーだw……悪かった」

長文+カプすみません、次回完結予定です。
331クリスマスネタ作者:2005/12/25(日) 07:55:40 ID:3c38YwXM
酒入りでファミレスから街行くカップル睨みながら長々と書いてたが…文才足りてないなぁ…(シンまるでガキだしネオはいつかのキラみたいだし…

遅くなりましたがメリクリです。ここの住人のみなさまも自分と同じ境遇の仲間だと思い込み、寝ます。(クリスマスネタ7は夜にでも書き上げます。
332通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 10:38:49 ID:???
>ネオ「生きて戦争が終わったら、お前が本当に暖かい世界へステラを連れてってやれよ」

個人的にこの部分が神
333通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 15:21:38 ID:???
感動した!
334通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 19:03:09 ID:???
>>328-331
いいねえ、熱くて。本編のネオもこれぐらい男気ありゃあなあ・・・。
あの野郎、ステラ達のことなんか・・・っといかん。
とにかくGJ!だぜ、職人さん
335通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 01:33:25 ID:???
つかお前カップルへの怨み後からがどう曲がればこんな……
久々に来たけど相変わらずGJ!!
336通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 01:36:06 ID:???
>>335
「〜怨み”後から”から〜」って何だよオイ俺・・・・orz
337通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 02:54:22 ID:???
age保守
338深夜テンションSEED 前編:2005/12/26(月) 08:14:47 ID:???
深夜、ドミニオン、自室のコタツにて
アウル「あ、始まったよSEED。」
オクレ「……ん、ああ。」
アウル「あ、寝てたっしょ?スティング。」
オクレ「……寝てないよ。」
アウル「めっちゃ目しぱしぱしてんじゃん。」
クロト「こんな時間だしね……シャニ、みかんとってよ。」
シャニ「………」
クロト「シャニ!」
オクレ「アイマスク取ろうとするなよ。いいよ、あいつ等出たとき起こせばいいよ。」
クロト「そう?…つかプロローグのナレーション訳わかんなくない?」
オクレ「なんだっけ聖書?オルガ詳しそうだよなこういうの……。」
アウル「あ、ステラ出た……。」
クロト「ホントだ、『ぐるぐるやったげるね☆』って言ってたけどマジで変な回転ダンスやったね。」
オクレ「ああ、つかステラ「アドリブでいいよ。」って言われたら必ずこれやんだよ。」
クロト「そうなんだ……。」
アウル「………。」
クロト「なんだよ?」
アウル「回・転!って言うと思ったのに。」
クロト「え、そう?」
三人 「……。」
オクレ「……あ、そいやオルガいつ出るの?」
アウル「確かCMだったよ。あ、今ちょうどCMなった。」
クロト「あ、ホントだ。オルガ映った……。」
三人 「…短。」
アウル「でも映るだけいいよね……返ってきたらギャラたかろーぜ。」
クロト「ですね。」
オクレ「てかなんでムルタのおっさんまで出てんだ?」
アウル「てゆーかさあ、それ言ったらネオいいよね、主役の仲間だもんな。」
オクレ「まあな、でも相変わらずMSの色変だよな……。」
クロト「でも変なのでもいいからこのくらいいい役やってみたいよね…。」
アウル「そうだね…。」
三人 「………。」
アウル「ステラ次出るのまだかね?」
三人 「………。」

(で色々あってシン凸に敗れるシーンへ)
アウル「今回も結局主人公やられちゃうたね。」
クロト「まあ、この赤いのといい白いのといい俺でも歯が立たないくらい強えもん、仕方ないよ。」
オクレ「……さっきのパニくって彼女も攻撃しようとしてるシーン見てると、コイツって復讐心に飲まれてるだけじゃなくて失ったステラたちの影に脅えてたのかもな。」
アウル「そお?大げさに取り過ぎじゃない?あ、またステラ出て来た……。」
クロト「ホントだ。つかスッ裸じゃんこれ。ステラここの台詞自分で考えたのかね?いつもの口調だから見てる奴ら何言ってるかわかんないだろうね」
オクレ「……静かにしろよ。」
クロト「……泣いてんの?スティング?」
アウル「泣いてないよ。」
クロト「や、アウルに聞いたんじゃないんだけど。」
三人 「………。」
339通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 08:17:33 ID:???
アーウールーっっっ!!!!!!!!!!!!


テラカワイソス
340深夜テンションSEED 中編:2005/12/26(月) 08:20:17 ID:???
(そんでメサイヤにて議長キラの会話シーン)
アウル「あーここ前も見逃したんだよね、絶対レイが撃つと思わない?」
クロト「っていうかレイだったよ。」
アウル「そうなんだ、最終回見たはずなんだけど俺なんか気がついたら処置室にいたんだよね。だから楽しみなんだ。」
オクレ「……つまんないよ。」
三人 「………。」
オクレ「アウル悪ぃ、ジュース買ってきてくんね?」
アウル「やだよ、自分で買いに行けばいいじゃん。」
オクレ「お前の分も俺が払うからさ……。(コタツの下から出した財布を手渡す)」
アウル「ちぇ、わかったよ。あったかいのでいよね」
クロト「あ、一番奥の方にある自販で変わったのあるから見てきたほうがいいよ。」
アウル「……そうなの?んじゃいって来るね。」
オクレ「ありがとな。」

TV 『おかあ…さん?(ちゅどーん!)』
クロト「これってレイの本当のお母さんってことじゃないよね?」
オクレ「ああ、そうじゃない?」
クロト「クローンで親のいないレイがタリヤのやさしい暖かさにお母さんを感じたってことだよねきっと。」
オクレ「そうだと思うぜ俺も…。」
クロト「………ですよねえ。」
オクレ「泣いてる?」
クロト「……泣いてないよ。」
二人 「…………。」

アウル「ただいまー、あー、このシーン終わっちゃったじゃん。」
クロト「おかえりー。」
オクレ「え、でも前と変わりないしあまり面白くないぜここ。何買ってきたの?」
アウル「ん、ぽっかぽかレモン。はいよ」
オ&ク「ありがと。」
(無言でぽっかぽかレモンをすする三人)
三人 「………。」
クロト「あ、なんかラクスがザフトの人たちに停戦持ちかけてる。」
オクレ「(ズズ…)まあ展開的にも頭やられちまったんだから戦わないだろうな。」
アウル「あ、帰還信号出した。」
クロト「……敵みんな関係なくみんな出してるね。」
オクレ「そこら中にたくさん出てるな。」
アウル「(ズズ…)すごい数だね。」
クロト「キレイだよね…。」
オクレ「キレイだよな…。」
三人 「…………。」
オクレ「泣いてないよ。」
クロト「聞いてないよ。」
三人 「………。」
341深夜テンションSEED 後編:2005/12/26(月) 08:23:20 ID:???
アウル「そろそろ話も終わりそうだね。」
クロト「…お墓ボロボロだね。」
オクレ「なんかよくわからないけど仲直りしたみたいだな。」
シャニ「ふわぁ…。」
クロト「あ、シャニおはよ。」
シャニ「………(ボーっとした顔で周りを見渡す)あ、TV。起こしてっていったじゃん。」
オクレ「……ああ、ごめん。かなり気持ちよさそうに寝てたからよ。」
四人 「………。」
シャニ「あ、ジュース…いいな。」
アウル「あ、シャニの分……。俺のまだそんな飲んでないけどこれでもいい?」
シャニ「うん…ありがと。(ズズ…)」

(TVはラスト、三組がそれぞれ歩き始める。)
クロト「ハッピーエンドってことなのかな。」
アウル「や、ハッピーかはこれからのこいつらの行動によるってことじゃない?」
オクレ「何にせよこれで終わりか…。」
四人 「………。」
シャニ「このラクスの寄り添うカッコ、銭金の有田みたい……。」
アウル「あ、ホントだ。」
クロト「ホントだね…。」
四人 「………。」
シャニ「あ、終わった。」
クロト「おわったね。」
四人 「………。」
オクレ「あ、ステラ達って今朝あたり帰ってくるのかな?」
シャニ「っていうかもうあと数時間の話じゃん。」
四人 「……。」
アウル「寝よか…。」
クロト「ですね。」
四人 「………。」

 ZZZZZZ・・・・
(完)

正直今では反省している。読んで下さった人ありがとうございました。
342通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 08:52:18 ID:???
GJ
「泣いてないよ?」ワロタ
343通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 09:30:59 ID:???
久々にワラタw職人さんGJ!!!
344通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 12:37:30 ID:???
なんかこのノリいいなw
普通の友達じゃん
345通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 13:05:28 ID:???
アウルをこっそり気遣うオクレの優しさに泣けた‥‥‥ええ話や!
346シリアス:2005/12/26(月) 14:55:45 ID:???
お久しぶりで忘れられてそうな>>163-168続きを投下。
スペエディの内容に凹まされながら(>>338超GJ!)一気書きしたので微妙な内容…。

不意に鼓膜を何かが揺らし、スティング・オークレーは顔を上げた。

(――何だ?)

ゆっくりと左右を見回し、耳を澄ませてみるが、それらしきものは聞こえない。
怪訝に感じながら、彼は首をひねった。

「どうかした?」

ふとそんな声がかけられる。見ると、そこには同じく怪訝そうな顔をしたアウルが
あぐらをかいて座っていた。いや、とスティングは頭を振った。

「何でもない。気のせいだと思う」

言いながら立てていた片膝を寝かす。

彼らが居るのは、営地に設置された野営テントの中の一つである。粗悪な電灯に照ら
された内部は薄暗く、いくらか物を持ち込むとそれだけで手狭に感じられた。

「ふうん?」

興味もなさそうに相槌をうちつつ、アウルが手にしたものを近付けてくる。
「お前の番だぜ」と言いながら彼が差し出したのは、数枚のカード――ウノである。
どうやってか、私物の中に紛れ込ませていたらしい――である。

心持ち眉を寄せながら、スティングは己の手札を確認した。
その数はアウルのそれより明らかに多い。旗色はあまりよろしくなかった。

「早いとこ引いたら? 迷ってても札は減らないよ」

アウルが茶化す。その言葉にますます眉を寄せて、スティングは彼の手札を凝視した。

とはいえ、言われた通り迷っていたところで札が減る訳ではない。しばし無言で考えて
から、彼はゆっくりとアウルの手からカードを引いた。

手首を返して札の裏を確認した瞬間、彼は思わずぱっと破顔した。

「――よし!」

控えめに快哉を呟き、一気に4枚ほど手札からつまみ出して捨てる。
これで大体、札の数は五分にまで減った。どうだ、というふうに彼がアウルを見やると、
しかし彼は相変わらず愉快そうな笑顔を崩しもしなかった。

その笑みが、更に唇がつり上がって深くなる。
347シリアス:2005/12/26(月) 14:56:41 ID:???
「残念でした。ウノ」

死刑宣告のようにアウルは言い放ち、すかさず手札から5枚ほど引き抜いて放り出す。

スティングは目を見開いて凍り付いた。慌ててアウルが出したカードを確かめる。
ドロツー2枚にドロフォー3枚。合計16枚の致命傷である。

「ああー! お、お前、そんなのありか!」
「ありあり。さあ、どうするスティング?」

もはや悦に入ってにやついているアウルに、スティングは言葉に詰まった。
恐る恐る手札を確認するが、無情にもそこには数字しか描いていない。

流石にがっくりとうなだれて、彼はしぶしぶ山札から16枚を引き出した。
その間、アウルは含み笑いなど漏らしていた。

「なんだ、反撃しねえの? つまんねえ。――はい、上がり」

そのまま軽い動作で最後の一枚を捨てる彼に、スティングは盛大に肩を落とした。
馬鹿馬鹿しくなって、片手に溢れているカードを放り出す。アウルが少し顔をしかめて
「投げるなよ」と言ってくるが、スティングは彼を睨み返した。

「うるせえ、ちくしょう、イカサマしてんじゃねえのか」
「する訳ねえし、そんなつまんないこと。運だよ、運」

軽く受け流して肩などすくめつつ、アウルが笑う。
スティングは苦虫を噛み潰したような心地で顔を歪めたが、やがて脱力して嘆息した。
半眼になってアウルを眺め、そうして低い声を出す。

「くそ……いいよもう、お前の相手はしねえ」

そのまま彼が立ち上がろうとすると、アウルが不満そうな声を上げた。

「なんだよ、ちょっと負けたくらいで、いきなり」

言いながらスティングを見上げつつ、ちらばったカードを回収し始める。
彼はまだ続けたそうだったが、スティングは頭を振ってみせた。

「別に、そうじゃねえよ。そもそも、ウノなんかしてる状況じゃねえって話」
「はあ? おい、7回も続けといてそれかよ」

アウルはいささか呆れたふうだった。とん、とその手の中でカードが揃えられる。
スティングは少し決まり悪さを感じる。だが続ける気にはなれなかった。
348シリアス:2005/12/26(月) 14:57:30 ID:???
確かに長々と付き合ったのはこちらであるし、連敗に嫌気が差した部分も大いにあるが、
それとは別のところで彼は気分が優れなかったのである。

「……いいだろ、そう、飽きたんだよ。俺はもう止めとく」

と、両手を挙げて「降参」をしてみせると、アウルはますます訳が分からないといった
様子で首をひねった。怪訝そうな顔で、くしゃりと青い髪をかき上げる。

「分かんねえ。どうしたのさ? ウノがそんなに嫌だった?」

苛立ちではなく、ただ困惑している、という感じの彼に、スティングはばつの悪さと共に
ある種の申し訳なさを感じたが、あえてそれを無視した。

「だから、そういうのじゃねえって。止めとこうぜ、こういうのは」
「いや、あのさ――」

埒が明かない、とばかりにアウルが腰を浮かしかけた瞬間、それを制するかのように、
スティングの背後で爆音を模したと思わしき電子音が鳴った。

虚をつかれてスティングは目を見張った。彼越しに向こうを見ているアウルに倣って、
振り返ってみるとそこには寝そべって電子ゲームに興じているクロトの姿があった。

背嚢を枕代わりにした彼は、視線に気付く様子もなく無反応だったが、しばらくして、

「……なに、もう終わり?」

と独り言のような調子で、こちらに目もくれずに呟いた。

スティングは、咄嗟に何と返して良いか分からずに押し黙った。アウルも同じだった。

沈黙の中、クロトは能面のような顔で黙々とゲームを続けていたが、やがてひときわ
大きな電子音が響くとようやく眉を寄せ、表情らしきものを見せた。
彼はそのままゲームの電源を切ると、上半身を起こしてこちらに顔を向けた。

「待機中くらい好きにしてて良いと思うけど。……スティングだっけ?」

名指しにされ、スティングは目を瞬かせながら自分を指差した。
クロトが頷く。彼は身体ごとこちらに向き直ってから、こう続けた。

「お前が何に苛々してんだか、知らねえ。何がそんなに気になる?」

絶句して、スティングは口を手で覆った。
349シリアス:2005/12/26(月) 15:00:38 ID:???
後ろでアウルが、訝しむような声を漏らす。

「……スティング?」

どことなく、探るような響きを帯びた口調の彼を、スティングは渋面を作ったまま見下ろ
した。アウルは床にあぐらをかいたまま、じっとこちらを見上げていた。

「いや……その」

スティングは言い淀んだ。別に返答に窮していた訳ではない。
ただ、今更むし返すには、いささか空気を悪くする内容だろうと思って、
口にすることを避けていたのだ。

この際、仕方がないかと思い直して、スティングは控えめに呟いた。

「あいつら、結局、本当に帰って来なかっただろ。どうなったかと思ってさ」

すると、アウルの口の端が少し固くなった。
神妙な顔つきになって彼は俯くと、小さく嘆息して額を押さえる。
一方では、クロトががりがりと後頭部を掻いていた。

予想のついていた反応に、スティングはますます居心地の悪さを感じた。
茶化せる話題ではなかったし、彼を含めて恐らく誰も話したがらない話題だっただろう。

言わなければ良かった、とスティングが後悔を始めていると、不意にアウルが手にした
カードを床に置いた。次いで、両手を挙げた「降参」のポーズを取る。

「分かったよ。無理に付き合わせて悪かったね」

ごく淡々とした彼の口調からは、特にこれといった感情は読み取れなかったが――

スティングは彼から目をそらすと、溜め息と共に口を開いた。

「……悪い。頭冷やしてくる」

そのまま二人の反応は見ずに、踵を返してテントの外へ向かう。
背後から視線が追ってくる気配がしたが、スティングはそれらを黙殺した。
350通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 17:55:59 ID:???
シリアス作家さんGJです!!
(・∀・)つ且~ お茶ドゾー
もう自分感服です…
351通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 22:07:08 ID:???
どうなるか気になる
続き楽しみにしてます
352クリスマスネタ最終回:2005/12/27(火) 02:35:38 ID:s56JwZtk
>>266>>294>>308>>311>>326>>328-330続き

パーティ会場に戻った3人

アウル「…zzz」
クロト「ん〜…しゅん…さつぅ…」
シャニ「もう…たべれなぃ…」
ムルタ「…zzz」
ジブリ「ぅ〜ん…りじ…それはだめぇぇ(泣」

ナタル「皆寝入ってますね…」
オルガ「おめえらおせーよ。」
オクレ「まったく…この寒い中外に出て何やってたんだよ…」

ステラ「あのねあのね☆ステラ、シンに会ってこれもらったの♪」

オルガ「ケータイ?」
フレイ「可愛い形ね、彼氏からのプレゼント?」
オクレ「使えんのか?どれ…ちょっと見せてみ…」
ステラ「だーめ!!!これはステラのだいじなものなの!!!」
ネオ「まぁまぁ…スティング、悪いけど分かってやってくれ」
オクレ「ちぇ…」
ナタル「毛布持って来ました、彼等にかけてやってくれますか?」
ネオ「ああ、そうだな…」

ネオ「よっと…(ピラ)」
ナタル「大佐…何か落ちましたよ?」
ネオ「あ…それは…(汗」
ナタル「なになに?『ウィンダム1機、確かに買い取りました。またの御利用お待ちしてます。ジャンク屋ロウ・ギュール』……ほぉぉ…軍の兵器を勝手に売り飛ばしてたんですかあなた…」
ネオ「頼む!!許してぇ!!ああでもしないとハーメスが買えなかったんだ!!…あああ!ローエングリンはやめて!!!……ぎゃぁぁぁぁ……」

フレイ「なるほど…あのプレゼントの裏にこんな理由が…あ、そうだ、あんた達。」
オクレ・オルガ「ああ?」
フレイ「サンタさんがこれ渡せって。ハイ。」
オルガ「これ『星の大戦争』の最新巻じゃねえか☆はは、さんきゅ♪」
オクレ「ス○ム○ンク…?」
フレイ「趣味が分かってないのアンタだけだし、何にしようかかなり迷ったみたいよ?」
オクレ「はぁ…まあ、ありがとな。」

オルガ「そろそろ寝るか…」
オクレ「オルガ、1週間後はおとなしくしてような。」
オルガ「はぁ?なんで……」
オクレ「正月だよ…」
オルガ「……ああ…そうだな。」
フレイ「お正月か…(ニヤリ)」

終わりです、駄文でしたが読んでくれた方ありがとうございました。
353通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 04:38:31 ID:???
GJ!!
354通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 10:55:20 ID:???
>>352
ちょwwwネオwww
355通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 11:05:33 ID:???
フレイ様がまた何か企んでる予感www
356通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 14:35:38 ID:???
>>352
GJ!最高です。
357通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 21:48:40 ID:???
>>352
職人様いつもながらにGJ!です。
お正月ネタ楽しみにしてます
358通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 22:08:33 ID:???
ネオ・ロアノークは二度死ぬ(ローエングリンで)
359通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 23:35:50 ID:???
シリアス作者さん乙!!
まだステラとシャニが出てこないなんて、気になり過ぎる・・・
360通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 23:42:26 ID:???
>>358
二度あることは三度あるw
361通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 00:19:33 ID:???
>>358
「仮面がなかったら死んでいたとこだったぜ!」と言って生きてそうだから大丈夫。
362通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 00:59:25 ID:???
おれは・・・三人目だ。
363正月ネタ1:2005/12/28(水) 02:50:00 ID:OmLfp8br
ムルタ「今年も残りわずかですねぇ…」
ジブリ「今年って何か良い事ありましたっけ?」
ムルタ「僕は続編に出させて頂きましたね」
フレイ「でものび太君扱いでしたよね。」
ムルタ「あはははははは……」カチッ(←銃の安全装置を外す音)
ジブリ「ちょ…待つ!!ほら君も謝る!!!」
フレイ「ごめんなさ〜い。(私使いまわししか無かったんだけど…)」

オルガ「もうじき正月正月〜、酒が飲めるぞ〜w」
アウル「宇宙船乗ってて時差ボケひどいんだけど…もう年明けなの?」
ステラ「おしょーがつ?あ、ステラ分かった!!」
シャニ「ほい、ステラ。」
ステラ「おてらにいるえらいひと、2人いるの♪おしょうがつ☆」
クロト「おしょうがつ…和尚が…2(ツー)…」

シャニ「……クスッ(笑」
オクレ「……(ゴンッ!!)」
アウル「いってぇ!!スティング何すんだよ!!!」
オクレ「突っ込みだ。(くそ…ステラ、無邪気に言いやがって……)」
アウル「はぁ…?やるなら僕じゃなくてステラにやれよ!!」
オクレ「うっせー!!あんなに萌え………平和なギャグを言う奴を殴れってか?俺にゃできないね!」
ステラ「えへへ〜☆」

ネオ「恒例だがステラに説明するぞ。」
ナタル「年が明けるとおめでたいだろう?だから年明けの3日間、アジアではおせちや餅を食べて1年の始まりを過ごすんだ。」
ネオ「初詣に行き、晴れ着を来たり、羽付きや凧上げもするな。あと酒にK-1に特番…」
ステラ「へぇ〜、たのしそう☆」

フレイ「最後の3つは作者の趣味ね。それより大佐、大事な事忘れてる。」
ネオ「…あれぇ?そうだっけ…?」
フレイ「お・と・し・だ・ま☆」
ネオ「待て待て…あの件はクリスマスに終わったハズじゃあ…」
フレイ「艦長〜、クリスマスに艦長が酔い潰れた時に大佐が…「わー!!分かった!分かったぁ〜〜!!!!」」
フレイ「さすがぁ☆だぁい好きよぉ大佐♪(もちろんみんなの分もお願いね☆)」
ネオ「……まぢで?…(泣」

正月のK-1が楽しみなので続けます
364通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 09:43:44 ID:???
ナタル「飲酒は許さんぞ、未成年ズ」
365通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 09:47:25 ID:???
>>363
ネオ、今度は何売るんだろうw
366通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 10:29:48 ID:???
>>365
やっぱエグザスかねww
367クリスマスネタ作者改め正月ネタ作者:2005/12/28(水) 10:39:00 ID:OmLfp8br
>>365-366
残念ですが今度のネオはモノは売りません(もっとタチの悪い手で資金稼ぎを企ててます。
368通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 15:22:35 ID:???
>>363
乙!
K−1を6馬鹿に見せたら興奮して殴り合いをするか
冷静につっこみを入れるかどっちかだろうなあ・・・。
369通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 15:31:13 ID:HWc0H5o/
>>368
ハッスルなら確実にツッコミ入るなw
370通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 16:35:48 ID:???
>>363スティングが萌えとか言っててワロスvvvvv
371通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 18:58:11 ID:???
GJです。
K−1で一番テンション上がるのは誰なのか・・・

あとまとめの方でマメに保存してくれてる人サンクスです。
書いたの保存し忘れたりするんでホント助かりました。
372通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 20:03:08 ID:???
>>371
ミルコかと思われ。
373正月ネタ2:2005/12/29(木) 00:26:57 ID:+lb/M5XV
>>363続き

場所が変わって現在ドミニオンは戦闘中だった。
アウル「ちぃっ!ついてないぜ、年末にさぁ!!」
オルガ「まあ、年末の大掃除にゃちょうどいいんじゃねー…の!!」

オクレ「おらおらぁ!!どきやがれええ!!」
ザフト兵「うわあああ!」
フレイ「続いてジン3機、ゲイツ7機、ディン10機来ます!」
ナタル「コリントス、バリアント照準、左の敵を薙ぎ払う!!てぇー!!」
シャニ「はあああ!!!」
クロト「必殺!!」
ステラ「邪魔だー!!!」
ザフト兵「…ナチュラルが…ぐあああ!!!!!」

せっかくの増援も戦闘用強化人間の前では無力であった。
ネオ「うひょ〜。あいつらハデなやってんなぁ〜wおっと。オルガ、上だ!」
オルガ「甘ぇんだよ!」

ザフト兵「た…隊長ぉ!…マズイです!!」
隊長「仕方ない…彼等に連絡を…」
ザフト兵「了解!」

?「そろそろ出撃か?」
隊長「さすが第2の天使と言ったところ…君達…本当に大丈夫なのか?」
?「クライアントの依頼に答えるのがプロだからな…」
?「ガイ、行こう。」
ガイ「ああイライジャ、ミッション開始だ。」

フレイ「後方より新たにモビルスーツ2機発進!!これは…1機はジン、もう1機は…青い…アストレイ?」
ムルタ「サーペントテール。」
ナタル「サーペントテール?」
ムルタ「強化コーディネイターの傭兵部隊ですよ。気を付けて、彼等は恐ろしく腕が立つとの評判です。」

ナタル「皆、その2機に気を付けろ!!」
オルガ「ああ?(ズガシャア!!)ぐあぁ!!!」
クロト「何やってんだよバカオルガ!(ガシャァン!!)なっ!!」
アウル「なんなんだよあいつらはぁ!!」

イライジャ「さすがだな。」
ガイ「奴らは確かに強い、だが、まるで頭を使った戦い方をしてないからな。動きが読める。」

長編になるのを覚悟し続く
374通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 00:41:26 ID:???
GJ!!
しかし種って外伝の方が強いパイロット多いような気がする
キラとカナードとかどう見てもカナードの方が強い。
375通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 00:43:34 ID:???
>>373
GJ!!でもイライジャは簡単にやられちゃう気が・・・
376通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 04:30:02 ID:???
>>375
最近のあいつを見ると、常夏よりは下でもオクレ達よりは上
377通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 07:58:12 ID:???
チラシの裏にでも(ry
378通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 14:01:18 ID:???
アズラエル「あ〜、君たち?」
オルガ「あぁっ?」
シャニ「へ?」
クロト「はい?」

アズラエル「大手を逃してはいけません
      分かってますね?」
シャニ「他は良いんだろ?」
クロト「ですね」
オルガ「うっせーよ!!お前ら!!」
379通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 17:36:46 ID:???
>>378
就職面接?
380通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 18:52:13 ID:???
>>379
ヒント:年末のアレ
381通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 21:27:23 ID:???
スマソ、想像力貧困な俺には解らん…orz
382通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 22:49:09 ID:???
恐らく、東京ビッグサイトとかでやるイベントの事では
383通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 23:09:51 ID:???
すぐに分かってしまった俺は手遅れなんだろうな
384通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 23:41:55 ID:???
福男だろ? いや、マジで。
385通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 02:50:59 ID:???
おいおい、福男に大手とかないだろ




初詣だよきっと
386通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 03:41:00 ID:???
福男に大手あるよ。
某消防署とか某企業とか。
387正月ネタ3:2005/12/30(金) 03:41:05 ID:9MmEeW7M
>>363>>373続き

突如現れたサーペントテールに悪戦苦闘のクルー。

オルガ「くそぉ!!こいつら!!!」
ガイ「甘い!」
オルガ「(ガンッ)なぁ!!!」
シャニ「うらああああ!!!!」
ガイ「(ガン!)その鎌ではTP装甲は切れん!」
シャニ「(バシィ!)うぁ!!」
クロト「はああああ!!瞬・殺!!!」
ガイ「単純だなw」
クロト「(ガギィ!)くっそぉ!!」
ガイ「ふん…こいつらの弱点、読めたぞ…(ピッ)イライジャ、こっちは俺がやる。そっちを新人と共に任せたぞ。」
イライジャ「了解。」
?「了解。」

アウル「ちい!!ジンごときがぁ!!」
オクレ「ハハ、やるじゃねえか!!」
ステラ「沈めぇぇ!!」
?「(やれやれ…仕方ないな…)」
オクレ「なんだ…この赤いディンは?…!!うわぁ!」
イライジャ「やるな新人、さすがエ…」
?「シャラップ。話はそこまでです。」

ステラ「こんのぉぉ!!!」イライジャ「こいつらぐらいなら…やれる!!」

ガイ「至近距離…それが貴様等の弱点だな。」
オルガ「こいつ…速い…」

ナタル「…くっ!!密着しすぎて援護が…」
ムルタ「それも彼等の計算内でしょう…さすがサーペントテール、と言った所ですね」
ナタル「褒めてどうするんですか!!」
ムルタ「落ち着いて落ち着いて…しかしこのままでは…頑張れば勝てるでしょうが、代償は大きく出るでしょうね。」
ジブリ「どうします?いっその事デストロイ使いますか?」
ナタル「そこまでして勝ちにこだわる理由もありません、不本意ですがここは退きます。」

ガイ「そろそろ畳むぞ…」
ボンッボンッ

6人「はぁ?」
ナタル「総員、退却だ。」
ガイ「隊長、どうする?」
隊長「構わん、逃げたとしてもどのみち奴らは死ぬ…」

続く
388通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 10:02:51 ID:???
正月さんGJです。
イライジャはザクじゃないんですか?
389正月ネタ4:2005/12/31(土) 03:41:03 ID:T2lGqoDd
>>387続き

ガイ「何か作戦があるようだな。」
隊長「戦闘の間奴らの後方、別の鑑にギガンテスを仕掛けておいた。」
イライジャ「ギガンテス…?」

隊長「ナチュラルのサイクロプスと同じ仕組みだ。ただ威力はあれに劣るが運べるのでな。時限式で奴らが到達点に来る頃には…フフ…残存の兵を後退させておけよ?」
ザフト兵「了解!」
ガイ「巻き添えは御免だ…イライジャ、新人、こちらも後退だ。」
イライジャ「了解。」
?「………」

フレイ「敵MS、後退して行きます。」
ナタル「なんだと…?」
ムルタ「やけに紳士的ですね…」

ステラ「逃がさない!!!」アウル「馬鹿!!ステラ、下がれよ!!」
ステラ「お前だけでも!!」
?「ちぃ!!………そうだ!」
ガイ「イライジャ、援(ピッ)『構いません、リーダーはそのまま待避を。』……だそうだ。」
イライジャ「死んでもギャラは出さないぞ?」
?「死にゃあしませんよ!!」

ステラ「でやあああ!!!(ピッ)…なんだ!………え???」
?「………………」
ステラ「分かった…(ピッ)みんな!!」
ナタル「どうした?ルーシェ?」
ステラ「うしろ…あぶない!!」
ナタル「うしろ…後方?」
フレイ「艦長!」
ナタル「何だ?」
フレイ「後方に、敵鑑と思われる熱原あります。」
ナタル「詳細を。」
フレイ「はい…(カタカタ…)!!!内部に高エネルギー反応あり!!!」
ナタル「なんだと!?」
ムルタ「罠…ですか。それならあの退きも納得できます。」
フレイ「爆破危険域検索…ダメです!!このままでは巻き込まれます!!」

ナタル「全速前進!!MS全機発進!!ルーシェ!」
ステラ「なに?」
ナタル「大至急戻って、デストロイに搭乗しろ。ここを緊急突破する。」
ステラ「分かった…」

続く

住人のみなさまへ、?の正体、バレバレでしょうが許して下さい。それと、終わるのいつになるか分かりませんがちゃんと正月ネタでシメるので…
390通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 08:14:25 ID:???
チラシの裏にでも下位テロ
391通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 10:26:56 ID:???
GJ
やはり戦闘は燃える
392通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 12:47:57 ID:???
……。

ドミニオンのどこにデストロイが入ってるんだ?w
393終戦:2005/12/31(土) 13:24:04 ID:???
六馬鹿「おっさん!」
ムルタ「君達は本当に僕の予想通りに動きますねぇ」
ナタル「しかし、予想はできたとはいえクライン嬢に悩み相談は予想できなかったが」
フレイ「っていうより、アンタ達とラクスで話が通じるなんて思いもしなかったわ」
ラクス「まあ!フレイさん、それは少し言い過ぎですわ!」

画面の向こうの4人は楽しげに会話を始める。
それに対して六馬鹿は未だに困惑していた。

オルガ「おい、アンタら」
ナタル「どうした、サブナック」
オルガ「俺達が悩んでんの知ってたんだろ?なら、アンタらは実際どうすんだよ」
ムルタ「何がですか?」
オルガ「な、何がって…。アンタらは俺達の敵になるのか?それとも味方になるのか?」
ムルタ「ああ、そのことですか。それについては、まぁ、正直どちらでもいいんですけど…。でもどちらかと言えば地球軍側にまわってオーブを潰したいですね」
六馬鹿「!!!」

またも飛び出したアズラエルの仰天発言。
普通なら言い方などからして冗談だとわかるハズだったが、今の六馬鹿はアズラエルの言葉は本気と考えてしまう。
六馬鹿全員が再び沈みきった顔になる。

ナタル「理事!これ以上彼等を混乱させるのは止めてください!ルーシェに至っては泣いてしまったじゃないですか!」
ステラ「うぅ、うぇ…」
フレイ「泣かないで」
ステラ「あずらえろがぁ…う、うぅ」
フレイ「ステラは泣かないで」
ステラ「ステラは…、ステラは…」
フレイ「護るから。私達の本当の思いがステラ達を護るから」
(話に入れずトリイと戯れていたキラが物凄い勢いでフレイを見た)
ステラ「…本当?」
フレイ「えぇ、本当よ。だからアンタ達もそんな顔しないの」
アウル「でも、やっぱりおっさんが…」
ナタル「理事!」
ムルタ「わかりましたよ。アルスターの言うとおりです。私達が君達の敵になることはありませんよ」
スティング「じゃあ、味方してくれんのか?」
ムルタ「それはまだわからないんですよね。やっぱりこちらも地球軍ですから。表立って味方できるかどうかはまだね」
ナタル「しかし先ほども理事が言ったが私達がお前達の敵になることはない。安心しろ」
クロト「安・堵…」
394終戦:2005/12/31(土) 13:26:08 ID:???
恩人と戦わなくていいことが確定した六馬鹿達は心の底から安心した様子だった。
画面の向こうの4人もそんな六馬鹿達を見て微笑んでいる。(キラはフレイとラクスを交互に見ている。何を考えているのかはわからない)
しかし、穏やかな雰囲気が出来始めたと思った矢先・・・

オルガ「やったぜ!これで心おきなく連合の奴らを潰せるぜ!」
クロト「ですね!うはー!楽しみー!」
アウル「やっぱり地球軍とザフトの連合だからいろんなMSとやれるんだろうね!」
スティング「久々の実戦!クーッ、たまんねぇな!」
ステラ「ガイア、動けるかな…」
シャニ「・・・(最近メンテナンスは整備班に任せっぱなしだったなぁ…。後で見に行こう)」
ラクス「和平を望んでたわけではありませんのね…」

この切り替えの早さにはさすがのラクスも驚いたようだった。
保護者組もナタルは顔に手をあててお手上げモード、アズラエルは苦笑い、フレイはやれやれと溜め息をついた。

ナタル「すみません、クライン嬢。コイツらは、その、職業柄というか性格というか…」
ラクス「いえ。確かに戦闘を好むのにはあまり賛同できませんが、彼らが元気になったのは嬉しいことですわ」
ムルタ「そうですよ、艦長さん。いつも通りが一番ですよ」
フレイ「いつも通りもそれなりに困るけどね」

いつも通り。
六馬鹿が騒ぎ、保護者組がそれをある時は咎め、ある時は見守り、そしてまたある時は一緒に騒ぐ。
その構図は離れ離れになった今も続いていた。

スティング「そういや、おっさん」
ムルタ「何ですか?」
スティング「表立って味方できないってことは戦場には来ないのか?」
ムルタ「今、考えるところですよ。それも含めて色々考えるために、今日はわざわざクライン嬢に来ていただいたんですから」
ナタル「こちらとしてはオーブを支援したいとは思っているが、何度も言うがこちらも軍人という立場上な…」
アウル「脱走すりゃいいじゃん。きっとこの国がかばってくれるって」
ムルタ「大型戦艦で脱走なんかしたら、五分もたたない内に捕まりますよ」
ラクス「アスランの様にうまくはいきませんわ」
オルガ「ま、現実はそんなもんだろ」
395終戦:2005/12/31(土) 13:28:19 ID:???
ムルタ「とにかくですね、今から予定通り会談始めますから。通信はここで終わりですよ」
ステラ「えー!もっとお話したい!」
ナタル「ルーシェ、我慢しろ。お前達はお前達でやるべきことをやっておけ」
ラクス「皆さんとお話できて楽しかったですわ。またお話できるといいですね」
クロト「こっちも楽しかったよ!」
ラクス「キラ」
キラ「ハ、ハイ!」
ラクス「カガリさんとオーブ…守ってくださいね」
キラ「わかってる。心配しないで」
ムルタ「ではまた次の機会があれば…」

アズラエルのその台詞を最後に通信は終わった。
この先、一体オーブとAA、そして六馬鹿はどんな道を進むのだろうか?

キラ「彼等はああやって言ってるけど、やっぱり戦うのはイヤだな…。和平、話し合いとかで決まらないかな…」


そんなキラの考えは見事に裏切られた。
翌日早朝、地球軍からの最終通告
オーブ首脳陣、話し合いを求めるが地球軍はこれを拒否。
同日正午、カガリによるオーブ全域放送。
争いを好まぬ民は他国やプラントへ。オーブの信念を貫く民は残留。
そして同日午後9時、オーブ徹底抗戦へ。
連合軍による武力行使は一週間後…。


どうも、終戦作者です。最後にはかなり無理がありますが許してください。
次からキャラがたくさん出てくる予定ですが、主人公は常に六馬鹿です。そこは誓います。
396通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 14:55:12 ID:???
年末に乙でした
そして2006年の職人さんの作品にも期待!
397正月ネタ5:2005/12/31(土) 19:40:53 ID:T2lGqoDd
>>389続き

フレイ「特殊格納庫オープン、システムオールグリーン。デストロイ発進どうぞ!」
ステラ「ステラ・ルーシェ、デストロイ、発進!!」

フレイ「MS隊発進どうぞ!」
5馬鹿「「「「「行くぜー!!!」」」」」

ナタル「いいかお前ら、目標地点まで敵を排除しつつドミニオンの起動を確保するんだ。」

オルガ「クロト、落とすんじゃねえぞ?」
クロト「そんなのは知らないねw」
オクレ「無駄口叩いてる暇はねえぞ!」

ザフト兵「た…隊長ぉ!!敵がぁ…!!」
隊長「なんだと!?」
ザフト兵「!!…大型MAを確認!本鑑に急接近中です!続いて敵鑑も本鑑に向かい進行中、このままではギガンテスの予測爆破範囲越えられます!!」
隊長「敵を止めろ!!!なんとしてもあのデカブツもろともギガンテスの餌食にするんだ!!それと大至急サーペントテール隊を呼び戻せ!!」
ガイ「やれやれ…」
イライジャ「あんなにデカいのが…」
ガイ「行くぞ!!」

ステラ「はああああ!!!」ザフト兵「(ピシッ)うわああああああ!!!!!(チュドーン!)」
ザフト兵「あが…悪…魔がぁ……」

シャニ「ステラ、強いな…」
オルガ「ち、うらやましいぜ!!」

ガイ「好きにはさせんぞ。(パシューン!)」
ステラ「来た…お前ぇ!!!」
ガイ「くっ!リフレクターか!?」
イライジャ「ガイ!!」
?「………」

ステラ「(ピッ)みんな」
5馬鹿「「「「「あぁ?」」」」」
ステラ「ドミニオン、守る…だから私を援護して、それとあの赤いの…落とさないで…」
アウル「はぁ?何言って…『(ステラ)アウルお願い。』……
分かったよ。」

オルガ「ステラの援護だ!!あの2機を沈めるぞ!ドミニオンの航路も忘れんなよ!!」
クロト「何リーダーぶってんだよw」
アウル「でもいいんじゃねえのぉ!たまにはさ!!」
398正月ネタ6:2005/12/31(土) 21:14:42 ID:T2lGqoDd
>>397続き
ガイ「ちぃ!!こいつら…うっ!!」
イライジャ「ガイ!!くそっ」

ザフト兵「はぁー!!」
クロト「ちぃ!!(カシャーン!!)え?」
シャニ「誰だよ、クロトを撃とうとした奴は?」
クロト「シャニ、サンキュなぁ!!」

ガイ「こいつら…さっきまでとは動きが…」
隊長「(ピッ)何をしているんだ!!早く押さえろ!!越えられるだろぉ!!!」
ガイ「ちぃっ!!」
ステラ「守る…みんな、守る!!」
(ドガガガガガガ!!!!!!)
ザフト兵「ギガンテス発動5秒前…4…3…」

フレイ「!!……後方より高エネルギー反応!!」
ナタル「間に合えぇぇ!!!」
隊長「落ちろぉぉぉ!!!!」
……カッ……ピカッ……ガガガガ!!!!!ズガァァァァァァン!!!!!!

フレイ「爆破予測地帯越えました!続いて衝撃波、来ます!」
ナタル「総員、衝撃に備えろ!!」

ブワッ!!!
ザフト兵「う…うわあああああ!!!」
ガイ「くっ!!」
ステラ「みんな!!私の前に!!」
ゴゴゴゴゴ……

ギガンテスの放った爆破とその衝撃波は周囲の地形を大きく変えた…
オルガ「ふう、ステラのおかげで助かったぜ。」
ナタル「みんな…大丈夫か…?」
隊長「あ…ああぁ……」

ステラ「あれ…クッ!!」
ザフト兵「敵MA接近!!」
ステラ「こんのぉぉ!!(ドーーン!!!)」
隊長「ばっ…馬鹿なぁああ!!」

フレイ「敵鑑、消滅…残存兵、撤退していきます。」

続く
399通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 03:24:34 ID:???
今10巻を見ましたEDの3馬鹿をみて
泣きそうになった
400通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 03:27:21 ID:???
職人様 あけましておめでとうございますm(_ _)m
401通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 07:02:15 ID:???
>>399
いい奴だな
402通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 12:15:28 ID:???
あけおめ!
正月ネタさん期待ワクテカ!
あ、でも一つだけ気になったことが…敵「鑑」ではなくて敵「艦」ではないですか?
403正月ネタ作者:2006/01/01(日) 13:33:44 ID:IUmlpg9c
>>402

ぁ〜…指摘ありがとうございます…次回から気を付けます(汗
404通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 19:00:25 ID:???
気にするな、俺は気にしない
405通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 19:39:49 ID:???
>>395
大晦日にお疲れ様。しかしまあ、連合もなかなかええ度胸しとるでないのw
6馬鹿+オーブに喧嘩売ろうなんて
406通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 19:53:09 ID:???
オルガ「大黒天!!リーダーはやっぱキマるぜ!!ふへははははは!!!」
クロト「毘・沙!門・天!何でオルガがリーダーやってんだよバーカ!!!」
アウル「最初だけってんじゃねー!!それって!!今日は恵比寿かー!!!」
ステラ「ステラ、弁財天!ウェーイ!!」
シャニ「福禄寿〜なんか中途半端でうざ〜い!!」
オクレ「俺は布袋かよ、おい」
ムルタ「ああ一人足りなかったんですねぇ、んじゃ僕は寿老神ということで」

オルガ「7人揃って!!」
残り「七福神!!」
ナタル「進路オールグリーン!ドミ・・・宝船・・・なんだろうなここは・・・発進!!」

ショ○カーK「なんか、なんのヒネリも無いよね・・・」
オルガ「ウルセーよ!そこの黒タイツ!!」

シ○ッカーA「ところでラクスは?」
ショ○カーK「プラントに福袋買いにいってる」

オルガ「おい!ここの住人ども!!今年もヨロシクだオラ!!」
407通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 21:16:09 ID:???
ヨロシク
408通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 00:32:59 ID:???
住人の方々、ことよろ〜
409通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 00:47:48 ID:???
>>406
yoro
410通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 14:29:25 ID:???
戦闘シーンでキャラの台詞とか叫び声だけだと何やってるか全然解らんので
間にどういう挙動をしたとか書いてくれると助かるのだが…。
411終戦:2006/01/02(月) 21:33:39 ID:???
徹底抗戦決定翌日、オーブ軍本部特別会議室。

カガリ「覚悟はしてたけどやっぱりキツいな…」
アスラン「カガリ…」
キラ「オーブに住んでる人達はどうしたの?」
カガリ「だいたい全人口の30%がこの国を出た。残りの70%がシェルターへ避難してこの国に残っている。中には軍に志願してくれる人達もいたんだが、さすがにそれはな…」
ムウ「当然の判断だな。訓練もロクにつんでない民間兵に出てこられても、ハッキリ言って足手まといだからな…」
カガリ「気持ちはとても嬉しいんだけどな…」
アスラン「カガリ、こちらの兵力はどれくらいなんだ?」
カガリ「主力のムラサメや一世代前のアストレイを引っ張り出して、やっと地球軍と互角って所かな…」
ムウ「地球軍と互角、か。要するにザフトまで手が回らないのね」
カガリ「ああ。そこで、本当に申し訳ないんだが、もう一回だけオーブに力を貸してくれないか?頼む!」

そう言ってテーブルに手をつけ、深々と頭を下げるカガリ。
さすがにこの行動には会議室の皆が驚き、しばらく部屋は静まり返った。
その静寂を破ったのは・・・

キラ「カガリ、顔を上げて?カガリがそんなことしなくても、僕達は初めからそのつもりだよ」
アスラン「当たり前だ。あんな理不尽な条約でこの国を失うわけにはいかないからな」
ムウ「いろいろこの国には世話になってるしな」
キラ「ね?だからカガリも僕達にもっと頼って大丈夫だよ?一緒に戦おうよ!」
カガリ「お前等・・・ありがとう…本当にありがとう…」

カガリは感謝の涙を流し、他の皆はそれを暖かい眼差しで見守り、全員の意志が固まった!
そう思った、その時・・・

アウル「話終わった〜?いい加減飽きちゃったよ」
スティング「ア、アウル!」

この無駄に暖かい雰囲気に嫌気の刺したアウルがついに抗議の声をあげた。
そしてアウルのその行動にかなりビビっているスティング。
412終戦:2006/01/02(月) 21:36:32 ID:???
スティング「ちょ、空気読めよ、アウル!さすがに今のはタイミング悪すぎだろ」
アウル「だってヒマなんだからしょうがないじゃん」
ムウ「アウル!少し静かにしてろ!台無しじゃないか!ほかの奴を見習え!」
アウル「他の奴を見習えって言われてもさぁ…」

そういってアウルは自分の仲間達を見るが…

オルガ「・・・(読書中)」
クロト「あ!この!…(ゲーム中)」
シャニ「♪〜♪〜♪(音楽鑑賞中)」
ステラ「ZZZ…(睡眠中)」
アウル「見習うとこなんかないじゃん!むしろさっきまで何もせず大人しくしてた僕を見習わせるべきだね!」
オルガ「うるせーな!おい、オーブの姫さんよ、会議は終わったのか?」
カガリ「ん?実際会議といってもお前達に協力要請しただけだからな。終わったと言えば終わったな」
クロト「じゃ、部屋に戻っていいかな?あ、もちろん僕達も戦闘には協力させてもらいますよ」
カガリ「お前達も、ありがとうな…」
オルガ「う、いや、まぁ当然の事だよな。なあ、クロト?」
クロト「そ、そうそう。恩返しというか罪滅ぼしというか…。と、とにかくそんな感謝される事じゃ…」
カガリ「・・・」
ムウ「ハハハ、コイツら感謝されることに慣れてないからね。ましてや、自分達が襲ったオーブのお姫様に感謝されるなんて思ってもいなかったんだろうな」
オルガ「うるせぇ、うるせぇ!終わったんなら帰るぜ!オラ!シャニ、ステラ、帰るぞ!」
シャニ「ん」
ステラ「うぇい…」
ムウ「あ、お前ら。今、この基地の中には俺達の仲間がたくさん集まってきてるからな。問題だけは起こすなよ」
スティング「りょーかい。連絡事項はそれだけか?」
オルガ「ないよな。じゃ、今度こそ…」
キラ「あ、オルガはここに残って」
オルガ「はぁ?何だそれ!」
キラ「そのまんまの意味だけど…」

キラからの居残り宣告に慌てるオルガ。そんなオルガをよそに他の人達は退室を始める
413終戦:2006/01/02(月) 21:38:43 ID:???
シャニ「居残りさんは残して帰ろうぜ」
ステラ「オルガ、居残り居残り〜」
アウル「だっせぇ!」
クロト「残・念!僕達は帰るよ〜」
スティング「悪いな、そういう事だ。では、お先に…」
オルガ「あ、クソ!待ちやがれ!」

オルガを残し、他の六馬鹿は退室していく。それに続きアスランとムウも退室していった。
部屋に残っているのはカガリとキラとオルガの三人だけ。

オルガ「ったく、何だってんだよ…」
カガリ「早く帰りたいみたいだから単刀直入に言うぞ。実はお前の機体、カラミティだったっけ?少しパワーアップさせようかと思うんだ」
オルガ「パワーアップ?オイオイ、マジかよ!何だ、そこのキラみたいにドラグーンって奴でもつけてくれんのか?」
カガリ「違う。そんなモノをお前に与えたら大惨事になるに決まってる。というか、武装を追加するわけじゃない」
オルガ「んだよ、つまんねぇな。じゃあ、何をパワーアップするんだよ」
カガリ「その、あれだ。中身というかなんというか…よくわからん!キラ!」
キラ「ハイハイ。カラミティにはね、僕のと同じマルチロックシステムを付けようかと思うんだ」
オルガ「マルチロックシステム?」
キラ「うん。今度の戦闘はきっと特機がたくさん前線に出てくる。そしてそれ以上に量産機の数は半端じゃないと思うんだ」
オルガ「まぁ、そうだろうな」
キラ「で、その量産機は僕のフリーダムと君のカラミティで担当しようかと思ってる。僕達の機体は他の皆より火力があるからね。あ、もちろん特機も担当するよ」
オルガ「それで?っつうか、マルチロックシステム(MLS)ってなんだよ」
キラ「えぇと、MLSはね、一気に複数の敵をロックできるシステムのこと。そのおかげで僕はあのフルバーストが可能なんだ」
オルガ「つまり、それが俺の機体につけばカラミティもフルバーストってのができんのか?」
キラ「うん、できるよ。オルガのカラミティは今のままだと一機しかロックできないからね」
オルガ「マルチロックシステム…。よっしゃあ!じゃあ、早速取り付けようぜ!」
カガリ「パーツとかは格納庫にあるから自由に使ってくれ。オルガ、お前の機体には期待してるぞ!」
オルガ「任せろ!ハハハッ、一週間後が楽しみだなぁ!アハハハッ!」

オルガの高笑いが会議室に響き渡った…。
414通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 21:44:07 ID:???
一応断っとくが、マルチロックもレーダーでロックかけた後は普通のライフルと
何ら変わらんからな。使い手次第だぞ
415終戦作者:2006/01/02(月) 21:47:59 ID:???
>>414
オルガなら大丈夫だと思います。多分・・・。
416通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 22:39:33 ID:???
最低限バッテリー延長せなやヴぁいぞ
417通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 00:11:40 ID:???
よし、勝手にカラミティガンダム・ゾルダと名付けよう
418通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 01:25:44 ID:???
ステラ「機体に期待………クスッ」
419通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 03:59:35 ID:???
ビーストカラミティでいいじゃん
420通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 08:14:11 ID:???
クロト「カラミティが厄災だからその上のハザード……災・害ってどう?」
オルガ「俺は台風かなんかかよ」
シャニ「フルバーストするから……」
オルガ「?」
シャニ「……やっぱいい」
オルガ「思いつかなかったのかよ……」
ステラ「順番では……デストロイの次だから……ジェノサイド(大量殺戮)」
アウル「お、いいね強そう」
スティング「物騒過ぎるだろそれ……そうだなあいつ等に習ってラブ(愛)てのはどうよ!」

一同「……(ドン引き)」

スティング「え、ほら正義〜とか自由〜とかだったら次は愛で……」

ステラ「( ゚Д゚)、ペッ」

スティング「なっ!?」
421通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 08:14:24 ID:???
>>416
10回くらいフルバースト使ったら、ガス欠起こすだろうなw
422通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 08:42:51 ID:???
>>421
その燃費のせいで相変わらず飛行機能がオミットされてたらワロスwwwww

オルガ「くそっ行くぞクロト!!」
クロト「勝手に乗るんじゃねーよフルバーストの前にエールパックでも貰えよな!!」
423通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 11:38:29 ID:???
コード付けて戦闘ってのは?

無理かw
424通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 11:51:51 ID:???
カタストロフィーのほうがいいかも
425通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 13:27:00 ID:???
ジャッジメントとか…


どうでもいい事だがアビスにも搭載出来るんじゃね?
426通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 15:57:18 ID:???
>>423
そう言えば、黄色ゲイツもコード繋がったまま戦ってたっけ
あれは宇宙だけど
427通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 16:39:01 ID:???
>>423
EVEみたいだなw
砲台と考えるなら、多少活動範囲が狭くてなってもいいんじゃない?
428終戦作者:2006/01/03(火) 19:34:22 ID:???
>>427
でも砲台だと特機と戦いにくくなると思います。
オルガの性格を考えるとそれは絶対拒否しそうですね……。

パワーアップしたカラミティの名前は少し変えてみようかと思います。
・・・名前、随時募集中です
429通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 20:20:20 ID:???
カラミティの意味は災害だから
大災害のカタストロフでいいとおもう
430通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 20:53:54 ID:???
>>428
長距離支援型MSのパイロットに向いてる様には見えないからなぁ、オルガ
ディアッカと同じくらい砲撃MSには向いてない
つか、6馬鹿の中で真面目に援護に従事出来そうなのはオクレ兄さんくらいだよなw

新カラミティの名前は改めてカラミティ・ゾルダを推してみる
商品名的にはカラミティガンダムゾルダ
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 エンドオブワールド!エンドオブワールド!
 ⊂彡
431通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 22:14:57 ID:???
マグナカラミティ…あんま変わらないかw
432通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 23:01:57 ID:???
フリーダムカラミティ
スーパーカラミティ
ナイトカラミティ
ソードカラミティ
433通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 23:13:08 ID:???
ライン・カラミティガンダム
カラミティガンダム・リーゼ

は冗談として。

カラミティ・ヴェスティージとかどうよ。
ミーティアに対抗してw
434通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 23:20:25 ID:???
悪乗りで考えたがこんなのどうよ。

GAT−X325 トリニティ
C.E.78
第1次大戦で活躍したカラミティ、フォビドゥン、レイダーの3機の長所をいかにバランスよくまとめるかを課題にしたフジヤマ社製の機体。
マスクをかぶったカラミティ顔で、胸には鷲の顔を模した外装が施されている。
新規開発、搭載されたRPS(ラミネート・フェイズシフト)複合装甲はビームと実弾に対する防御力を高める事に成功した。
しかしそのメンテの大変さは熾烈を極め、後に整備兵殺しとの異名を持つようになった。
また機関はメインである核融合機関のほかに、パイロットの正の感情をエネルギーに変換するBミスリルが搭載された。
そのため、パイロットの精神状況によって機体色が 暗いトリコロール→トリコロール→淡い青→金色に変化することがある。
普段はダガーっぽく偽装されているため、偽装を強制排除→PS展開すると非常に勇者チックである。

固定武装
50ミリ超高精度頭部カノン砲「ライサンダーα」
頭部の右上に搭載されている。地上では100m以内のMSの正面装甲を貫通することができる。

胸部振動機射出砲「ピストンランチャー」
発射された弾丸が敵に付くと、弾丸から地震の様な振動が起こり、敵を内部から破壊する。鷲の口に搭載されている。

右腕被ビーム回転爆砕機構「ギガントクラッシャー」
その名のとおり中指からビーム幕を展開させ、腕を高速回転させながら殴りつける武器。
切り離してむりやり飛ばす事もできるが、牽引は内蔵ワイヤーで行うため、攻撃を外すとピンチ。

左腕空間延伸機構「ゲシュマイディッヒパンツァーU(ツヴァイ)」
連合第一オカルト部門で提案された謎理論で、弾丸の進行方向上の「面」を伸ばし、曲げる事によって
攻撃自体をそらす事ができる。しかし消費電力は高く、10秒展開しただけで主機関がオーバーヒートする。

カラミティの砲戦能力は、汎用性を考慮してストライカーとして開発された。
武装はカラミティに準拠、しかしトーデス、スキュラは無く、防盾砲は長時間発射可能な低出力ビームに変更されている。

パイロットは実は生きていたオルガ又は謎の青年ムルエル・ドミニオン。

チラシの裏ありがとう。
435通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 23:42:19 ID:???
シンプルにカラミテイ改、駄目そうだが
436通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 23:56:55 ID:???
>>434
それはそれで面白そうだが、件の改造カラミティはマルチロックオンシステムを乗っけるだけだ
あ。悪ノリかw
437通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 00:52:35 ID:???
何気に六馬鹿&キラ達抜きでも連合と五分なオーブがすごい。
438通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 01:36:22 ID:???
カラミティ・ケルベロス

複数の標的を同時に攻撃ってのと、拠点防衛ってのをかけてみたんだが・・




安直過ぎますか、そうですかorz
439通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 01:38:22 ID:???
なんかカラミティの話、盛り上がり杉
440通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 02:09:14 ID:???
みんなカラミティが好きなんだよ。
441通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 02:14:02 ID:T9TjnnkO
ソードカラミティっつーモノがあったから…

【キャノンカラミティ】かな(ランチャー、ブラストは既出だし
MRSを「内蔵」するか「外装」するかで呼び名は変わると思うけど
442通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 02:26:32 ID:???
>>434
悲しいくらいに厨臭いからやめた方が良い
443通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 02:29:45 ID:???
ディザスターガンダムでいいじゃん
444正月ネタ7:2006/01/04(水) 02:51:47 ID:T9TjnnkO
>>398続き

戦闘が終わったドミニオン内部にて。

ナタル「皆、よくやってくれた。これで無事に正月を迎えられそうだぞ。」

オルガ「疲れたぁ〜」
フレイ「お疲れ様〜。」
クロト「しかしザフトって卑怯だよなぁ!傭兵どころか地雷なんてよ!」
ムルタ「サーペントテール(ST)隊の事ですか。まぁ、フリーの傭兵隊ですが腕は確かですからね。今後の戦闘次第ではこちらの味方になるかも知れませんよ。」
クロト「次会ったら叩き潰す!!」
アウル「ナメられたまんまってのも嫌だからね。」
オクレ「いや、お前ら…話聞いてたか?」


シャニ「あれ?ネオは??そういやエグザス見なかったんだけど。」
ナタル「ああ、大佐なら別件で今ドイツにいると聞いている。」
オルガ「あれ?でも俺ネオの声聞いたぞ?」
ナタル「そんな馬鹿な。」
オルガ「いやマジだって、確かに聞いた。」
ムルタ「まあまあ…そうだ艦長さん。話があるので今から時間良いですか?」
ナタル「え?あ、ええ。」
ムルタ、ナタルを連れて外へ。

オルガ「そういやステラ、何であんなのがあるって気付いてたんだ?」
ステラ「内緒〜☆」
フレイ「私にだけ後で教えて☆お願い。」
ステラ「だめー、これはネオとの約束なの〜……ぁ!!」
自分の言動に気付き慌てて口を押さえるステラ。しかし時既に遅し。
一同「「「ネオが!!!???」」」

続く。
445通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 03:25:32 ID:???
テンペストカラミティ
446正月ネタ7-2:2006/01/04(水) 03:27:44 ID:T9TjnnkO
一方こちらはST隊。
ガイ「ミッションは失敗。ギャラは前金のみか…」
イライジャ「久々だな、こういうの。」
ガイ「仕方ないさ、猿も木から落ちる時もある。」
イライジャ「少し寂しい正月になりそう…かな。」
ガイ「ああ、そーだな。あそうだ。おい、お前。」
?「はい?」
ガイ「ギャラだ、受け取れ。」
?「いいんですか?ミスしたのにこんなに貰っちゃって…」
ガイ「気にするな。それよりも、これから俺達と続ける気は無いか?」
?「いや、可愛い奴らがお年玉を待ってるんで…w」
ガイ「そうか、お前ほどの腕ならいつでも歓迎する。またな。」
イライジャ「今度会う時は敵じゃなきゃいいなw」
?「そうですねwでは。」

ガイ「さすがエンデュミオンの鷹。確かな腕だったな。」
イライジャ「ムウ・ラ・フラガ…あなどれないな。」

ムウ(ネオ)「さて…と、任務終了、帰りますか。」

ドミニオン内部
フレイ「ソナーに反応あり。大佐のスカイグラスパーです。」
ナタル「ハッチ開けろ。」
ネオ「お、ありがたいねぇ。」

ネオ、帰艦。
ナタル「お疲れ様です、ドイツはいかがでしたか?」
ネオ「いやぁ、相変わらずザフトの勢力圏は食い物と女が良いw」
ナタル「そうでしたか、ではこちらへ…」
ネオ「あれ?いつも通りのツッコミが…」

ネオ「そういえば、あいつらは?戦闘あったって聞いたんだけど…」
ナタル「心配無用です、皆生き延びてますよ。」ネオ「そう、ならいいんだけど。」

ナタル「こちらへ。」
ネオ「ここ、あんたの部屋じゃん…いいのか?」
ナタル「警戒してるんですか?」

ネオ「んな馬鹿なw……んぁ!!」
ネオが余裕を見せたその瞬間、ナタルの号令により彼は複数の兵により床に叩きつけられた。

バッ!バキィ!!ガチャ!!ネオ「なんだよ…ドッキリか?」

ナタル「ネオ・ロアノーク、貴様を裏切りの容疑で逮捕する。」

続く
447通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 03:27:53 ID:???
カラミティサバイブ
カラミティブラスターフォーム
カラミティキングフォーム
アームドカラミティ
448通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 03:30:09 ID:FLMVx7bD
ガンダムカラミー
全身真っ赤でモノアイ
ファンネル装備
449通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 03:32:57 ID:???
股間のフタが開いて、小さいカラミティがたくさん出てくる。
450通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 05:22:24 ID:???
オルガガンダムで良いよもう
451通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 09:18:56 ID:???
>>434
何そのガオガイガーもどき。
452通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 10:12:21 ID:???
>>449
不覚にもワロタw
453通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 11:33:38 ID:???
カラミティ・業炎
454通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 11:34:30 ID:???
カラミティ・バーストタイプ
455通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 11:36:23 ID:???
>>GJ
ネオ・・・今度ばかりはやばいぜ・・
456終戦作者:2006/01/04(水) 12:14:25 ID:???
新型カラミティの名前、まさかこんなに挙がるとは…。
で、いろいろと迷ったんですが>>438サンのケルベロスで書いてみようかと思います。
協力してくださったスレの皆さん、ありがとうございました!

>>449
デストロイの股間を改造して、そこから六馬鹿達の機体が・・・無理かな?
457438:2006/01/04(水) 13:37:08 ID:???
新年から嬉しい知らせです
終戦様、期待してます。
458通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 13:42:57 ID:???
>>434
……ライサンダー…?
お前、この台詞に見覚えないか?

「何だこれは、アリの体液か? ……さ、酸  サンダ―――ッ!!!」
459通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 15:31:47 ID:???
>>458
初代はインフェまで攻略。2は・・・・orz。
460通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 18:41:27 ID:b4B3OZ3x
地球防衛軍だお
461終戦:2006/01/04(水) 20:18:32 ID:???
オルガを残して会議室を出た他の六馬鹿達はオーブ軍基地の長い廊下を歩いていた。

アウル「それにしてもさぁ、オルガは何で残されたんだろうね?」
シャニ「何かやらかしたんじゃないの?本を買いに行くのにカラミティを無断使用したとか」
クロト「阿・呆!ンなことしたらクビだよ、ク・ビ!」
ステラ「じゃあ、良いこと…したのかな?」
アウル「う〜ん、それも考えにくいなぁ…」
スティング「どうせ今度の戦闘の事だろ。オルガは何だかんだで俺達のリーダーみたいな役割だからな」
アウル「ああ、納得」
クロト「面倒くさいポジションだよね」

六馬鹿達自身もオルガが自分達を引っ張っているのは自覚があるようだ。
実際、戦闘中に指示をくれるのは大抵オルガ(たまにスティング)だし、地球軍にいた時にアズラエルやナタルから指示を受けるのも大体オルガだった。

シャニ「本人はあんま自覚ないみたいだけど」
スティング「確かに」
クロト「本人は「何でオレが…」って感じだよね」

アウル「ま、オルガばっかに負担かけるワケにもいかないからね。僕達も頑張んないと」
ステラ「ステラ、頑張る!」

そんな事を話している内に、長かった廊下はT字路にさしかかった。

シャニ「オレは格納庫に行くから。フォビドゥンの調子、見とかないと」
ステラ「ステラも行く!ガイア、最近、会ってない。だから、お手入れしなきゃ!」
スティング「整備は整備班がやってくれてるだろ…」
ステラ「ステラがやらなきゃ意味ないの!」
クロト「僕は部屋に戻らせてもらうよ。レイダーの調整は明日でいいや」
アウル「僕は格納庫組に入ろうかな。アビスの整備が最近、任せっきりだったからね。スティングは?」
スティング「俺はクロトと一緒に先に部屋に戻ってるよ。少し休みたい」
アウル「オッケー。じゃ、また後でね」

こうして五人は二組に分かれ、シャニ、ステラ、アウルの三人はMS格納庫へ。クロトとスティングは自室へと戻って行った。
462終戦:2006/01/04(水) 20:21:00 ID:???
格納庫への廊下を歩くシャニ、ステラ、アウルの三人

アウル「六日後は戦闘かぁ…」
ステラ「怖いの?」
シャニ「チキン」
アウル「そんなわけないだろ!楽しみなんだよ!」
シャニ「楽しみ?まあ、楽しみといえば楽しみだけど、そんなに楽しみ?」
ステラ「シャニ、楽しみだらけ…」
シャニ「しょうがないだろ」
アウル「めちゃくちゃ楽しみさ!だって、地球軍とザフトの連合だぜ?昨日も言ったけどいろんなMSとやれるからね。今からめちゃくちゃ楽しみさ」
シャニ「でもザフトには色々いた気がするけど、地球軍には俺達除くと殆どないじゃん」
ステラ「でぇすとろーい」
シャニ「やめろよ。あれ、いかにも潰すのがめんどくさそうだから嫌いなんだよ」
アウル「デストロイは反則だよね。ま、僕達の敵じゃないけど」
シャニ「僕達?俺は含むなよ。デストロイが出たら、俺は他のを狙うから」
アウル「せこっ!もうちょっと協力しろよ!」
ステラ「ねぇ、運命、くるかな?」
アウル「あん?運命?メサイアって所でアスランにやられたみたいだけど、修理されてたら来るんじゃん?」
ステラ「・・・」
シャニ「シン、だっけ?よくは知らないけど」
ステラ「そう、シン…」
アウル「ああ、溺れたステラを助けたアイツね。メサイアで発狂してアスランにボコされたんだろ?なんでもオーブ潰そうとしてたらしいじゃん。そんな奴が来たら僕が落としてやるさ、あくまでもオーブを守るためにね」
ステラ「ち、違う!シン、わかってくれた!ステラ、メサイアで話した!」
シャニ「・・・(アウル、コイツ何言ってんの?)」
アウル「・・・(僕に聞くなよ!電波?)」
ステラ「シン、わかってくれたはず。きっと、大丈夫…」
シャニ「どうでもいいよ。攻めてきたら落とす、それだけだよ」
アウル「同感〜」
ステラ「でも…」
シャニ「今考えても無駄だよ。今は頭切り替えてガイアの手入れに集中しろよ。ガイアがおかしくなるぞ」
ステラ「・・・うん、そうだね!ガイア、待っててね!」

そう言ったステラは一人で先に走って行ってしまった。
残された二人はそのままのスピードで格納庫へ向かう。
463終戦:2006/01/04(水) 20:22:39 ID:???
そう言ったステラは一人で先に走って行ってしまった。
残された二人はそのままのスピードで格納庫へ向かう。

アウル「へえ…」
シャニ「・・・なんだよ」
アウル「いいとこあるじゃん」
シャニ「ふん、実際にソイツが出てきてアイツに支障がでたら困るだろ」
アウル「ハイハイ、そういうことにしとくよ」
シャニ「・・・もう黙れ」
アウル「ハハハッ!」

意外な気遣いを見せたシャニをアウルが冷やかしながら、格納庫までの残りの道のりを二人で歩く。

ステラ「イヤアアァァ!!」
ア・シ「!!!」

道の先、格納庫から聞こえてきたステラの悲鳴。
アウルとシャニの二人は急いで格納庫に向かって走り出す。

二人が格納庫の中に入ると震えてうずくまるステラ。その側には整備班のリーダー的存在であるマードックの姿がある。

アウル「アンタ、ステラに何やってんのさ!」
シャニ「殺すよ」
マードック「おお、坊主どもか。いいところに来た。まぁ、落ち着け。いや、さっき、その嬢ちゃんが格納庫に走り込んできてな。俺が整備していたガイアを見て突然…」
アウル「ステラ、どうしたんだよ」
ステラ「ガイア、ガイアが…」
シャニ「ガイアがどうかした?」
ステラ「オ、オレンジはイヤアアァァ!」
ア・シ「は?」

意味不明のことを叫ぶステラを怪しみながら件のガイアを見上げる。すると…

シャニ「うわ…」
アウル「酷すぎる…」

二人の視線の先、ステラを恐怖させる原因。
それはオレンジ色に塗装されたガイアだった…。

アウル「お前、ステラに無断で何やってんのさ!」
マードック「いや、それは嬢ちゃんのガイアじゃなくて」
???????「私のガイアだよ。少年達」

不意に後ろから声をかけられて驚く三人。
振り向いたその先にいた人物。
その人物の名はアンドリュー・バルトフェルドという。

バルト「いやぁ、驚かせるつもりはもちろん、怯えさせるつもりもなかったんだがねぇ」
ア・シ・ス「・・・誰だよ」
464終戦作者:2006/01/04(水) 20:25:30 ID:???
新しいカラミティの話はちょっと待ってください。
カラミティのバッテリー問題などまだ決まってない部分があるので…
465通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 22:26:58 ID:???
「フハハハハハ!核エンジンを搭載したスーパーカラミティは無敵だ!」



・・・で、解決じゃないの?
466通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 23:33:23 ID:???
拠点防衛時は外部バッテリーで半固定砲台なんてどうよ。
467通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 00:19:01 ID:???
戦艦用イーゲルシュテルンもしくはイージス艦用速射砲を武装とし
ホバーとジェットでMS以上の機動性と高速性を実現し、かつ水陸両用
で大型バッテリーを搭載し非常時には切り離せるM1用増加ユニット。

昔、自分でSS書こうと思って考えたネタなんだけどどうかな?
468通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 00:25:35 ID:???
そのユニットにコクピットつければいいじゃん。
469通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 00:45:23 ID:???
>>468
カッコいいからw

470通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 00:52:36 ID:???
つうかM1はただのデッドウェイトだよなw
471通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 01:24:54 ID:???
単純にオルガの戦闘スタイルからして弾幕をはるタイプ
というか敵味方関係なく打ちまくるから>>467のようにホバーに
よる高機動、時間的に武装を追加するのは難しいと思うので
大型バッテリーor新型大容量のものにして全武装を連射スピードアップ
がベターだと思う。
472通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 02:07:47 ID:???
弾数だけ増やすと砲身がイカれるので、そこらへんの耐久力を上げてみるとか、
もしくは迎撃戦だから前もってそこらじゅうに外着バッテリーを設置しとくとか、
…いや、そこらもう終戦さんが考えるとこだな。
473通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 02:48:25 ID:???
アンテナにレーザー照射してバッテリー回復
474通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 12:39:22 ID:gon+CkXv
デストロイの肩のヤツをつけてみようか
475通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 12:52:50 ID:???
>>473
マジレスするとあれはプラントの技術だからムリポ
476通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 13:40:06 ID:???
デュエルが種の後半で装備してたウェポンユニットのような物を付けてみては?
機動性は犠牲になりますが…
477通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 18:50:38 ID:???
カラミティの話、そろそろ止めにしないか?
478通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 18:53:12 ID:???
なんで?
479通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 19:20:10 ID:???
>>477
流れを変えたいなら、ネタを投下するのが手っ取り早いよ?
480通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 20:51:45 ID:???
>>475
デュートリオンビームシステムは、ガイアとかにも付いてるって話(うっすらした記憶だけど)だから
そのデータをモルゲンレーテが吸い出して、勝手にコピーした事にすれば可能なんじゃないか?
481通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 21:31:43 ID:???
>>480
ありえる話だが劇中に何の役にも立っていないので実用性はないと思われ
482終戦作者:2006/01/05(木) 22:17:32 ID:???
新型カラミティ、この反響は予想してませんでした…。
皆さんが出してくださったモノと自分の考えていたモノで大体考えをまとめてみました。

名称:ケルベロスカラミティ
追加機能:マルチオートロックシステム(フルバーストが可能になった)
変更武装:トーテスブロックをドムトルーパーの使用するバズーカに変更
ビーム、実弾の両方が発射可能になる

問題はこの後の設定。色々無茶なこと書いてますが許してください
追加武装:ファトゥム CODE-ゾルダ
ジャスティスのファトゥム01(の予備)とM1アストレイ用バックパップであるシュライク(後ろについていた扇風機みたいなアレ)をカスタマイズした遠隔操作型飛行ユニット
ゾルダ自身の武装はビームガトリングガン(グフについてるアレ)×2と固定型のビームライフルとなっている
大型バッテリーを有しており、これだけで以前よりも倍近く動くことができる
カラミティ本体に接続している場合はフライトユニットとして使用
分離時は本体の支援機として動かせたり(パイロットの遠隔操作)、ゾルダに乗って移動することも可能(ジャスティスがやってた気がする)
バッテリーが切れた場合は分離後、自動操縦(遠隔操作も可能)で補給地点まで移動(あらかじめレーダーに場所などをインプット)。補給後、再び本体の下へ。
この時、本体は普通に動くことが可能だがバッテリー量は以前と変わらない

とりあえず終戦本編はコレでいきます。
アイディアを出してくださった皆さん、ありがとうございました!
483通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 23:16:32 ID:???
正直、種死本編よりも待つのが楽しい。
484通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 23:36:33 ID:???
「この金色のMSがネオってわけ?」困惑した表情でアウルが言った
「ネオ・・・か」はぁ、と溜め息をついてスティングも言う
「やっぱりやるしかないわけ?できれば・・・」
「うっせーよお前ら、やるしかないんだろう?」オルガがアウルの言葉を遮る様に言った
「ですね。」
「そんな・・・」ステラは全員を見た、その目には一粒、涙が光っていた
「殺されるより殺すほうがましってね」そう言っていながらも、オルガの口元が少し歪んで見えた
「君達には死んで欲しくないですからね、頑張って下さいよ」
「解散だ、各自シュミレーションしておいてくれ」

そのナタルの声と共にアウル、スティング、クロト、シャニ、オルガは部屋を出るために歩き出した。
戦わなければならない、戦争の中では当たり前だが、今まで一緒にいた人間と殺し合う、
そんな辛い思いを彼らは感じていた

そしてただ一人、ステラだけは茫然と立尽くしていた


485通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 23:40:18 ID:iYES2Glh
お目汚しスイマセン
種死最終回を書いてみましたが、おかしいですね
すいません
486通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 23:45:14 ID:???
>>479
うむ。最近お題がこない・・・。
結構重宝してたのに
487通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 00:45:51 ID:???
6馬鹿の1万円生活
488通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 01:30:06 ID:???
終戦作者さんへ。

最近思いついたんですがフォビドゥンのニーズヘグの刃の部分と棒の部分に対ビームコーティングにすれば
ジャスティスと戦った時のようにニーズヘグをビームサーベルで壊される事もなくなりますし、
対ビームコーティングぐらいだったら簡単なのでこの際付けてみてはどうでしょうか?
489通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 01:35:38 ID:???
488です。
新型カラミティ強そうですね。
私は6馬鹿とドミニオンクルー(アズラエル、ナタル、フレイ等)
が大好きなので続きを楽しみにしています。
どうぞこれからも頑張ってください。   終戦作者さんへ
490通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 05:08:16 ID:???
>>終戦の人

常夏の機体は極端な改造じゃなくて、地味だけど確実にパワーアップしてるような
感じがいいと思ってみたり。
例えば、前に出ている鎌のコーティング、推力や反応速度の上昇、
後は新開発の前よりやや長持ちするバッテリーの搭載とか。
この方が常夏の能力を表現しやすい気がします。やたらパワーアップすると
和田や隠者みたく機体が強いだけで、常夏でなく機体の性能がいいから勝てる
って風になると思うんですよ。


読者の戯れ言でスマン
491終戦作者:2006/01/06(金) 08:04:10 ID:???
>>490
そうですね。今後、他の機体にパワーアップを施そうとした場合はそうしたいと思います。ちょっと無理がありすぎましたね…。
でも、新型カラミティはこのままの方向でやらせてもらってよろしいでしょうか?
最終的に自分が勝手にまとめたとはいえ、このスレの皆さんのアイディアも入っている、このスレが生んだカラミティみたいなものだと思うので…。
492通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 09:29:25 ID:???
俺としてはカラミティにファトゥム追加はいらないかな…
チャキチャキ動き回るカラミティなんてゾルダじゃない。
493終戦作者:2006/01/06(金) 11:29:35 ID:???
白状すると自分はゾルダを知りません…。
ゾルダっていったい何ですか?
494通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 11:46:08 ID:???
やはりカラミティはレイダーに乗って移動し、攻めてくる構図が個人的には好きですね。
495通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 13:24:24 ID:???
たしかにファトゥムつけたカラミティ想像するのが難しい
それに個人的な趣味ですが地に足がついていない状態でオラオラ
してもなんかずっしりした重みが感じられずにカラミティらしくない気がしますが
そこら辺は終戦さんがきめることですから聞き流してくれてかまいません。
496通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 13:40:31 ID:???
後フォビドゥンの手の部分に付いてる115mm機関砲アルムフォイヤーって武器ありますよね?
あれをグフのビームガトリングガンのようにビーム機関銃にしてみてはいかかがでしょうか?
鎌のコーティングとビーム機関銃くらいだったら和田や隠者みたいに強くなりすぎる事もない
と思いますし。フォビドゥンのビーム兵器がフレスベルグとエクツァーンだけだし。インパルス
とかデスティニー、他多数のMSみたいにPS装甲持つ相手には実弾の機関銃はあまりいらない様な
気がするんですが?
497通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 13:50:04 ID:???
終戦作者さんへ。
ゾルダと言うのは仮面ライダー龍騎でオルガの声優の涼平さんが演じてた
13人いるライダーの一人の仮面ライダーゾルダの事ですよ。
オマケにオルガの声優ということあって武器も射撃系ばかりで火力もすごい。
498通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 18:17:11 ID:???
>>491
俺はあのカラミティ良いと思うよ。少なくともオルガは喜びそうだw
終戦さんがこのカラミティをどう料理するのか楽しみにしてます。

>>496
そんなこと終戦さんに言っても仕方なかろう。ていうか彼はカラミティの名前を
募集したのであってフォビドゥンの改造案を募った訳じゃないしな。
ちなみに、フレスベルグはプラズマ砲でエクツァーンはレールガン。
実はフォビドゥンにビーム兵装は無かったりするのだ。
499通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 18:48:36 ID:???
もし六馬鹿が雪国に言ったら・・・
500通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 19:03:55 ID:???
六馬鹿「雪国!!」
501通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 19:58:06 ID:???
雪の重みで屋根が・・・
502通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 20:28:45 ID:???
シュラークをドラグーンに
503通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 01:01:09 ID:???
カラミティのファトゥムだけど、切り離して充電に向ってる途中に落とされないか?
504通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 02:03:22 ID:???
ファトゥムを2個用意してバッテリーが切れたら新しいのが来て古いのが戻って充電。
これが信長戦法。
505正月ネタ作者:2006/01/07(土) 03:06:46 ID:l2I3UVWt
住人の皆様へ

新年に入り急に仕事やプライベートがヤバいくらい多忙になり、多少ネタの投下が遅くなる事になってしまいました…。

楽しみにしていた皆様真にすみません。が、このネタだけは時期外れになってしまいますが必ず完結させますので…
重ね重ね御迷惑をおかけしてしまいすみません。

終戦作者様、考えに考えたであろうカラミティの活躍、大反響をお祈りしてます。
506通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 03:48:02 ID:???
大事な名前を忘れていたよ…もう決まったあとだがな。

つ「バスターカラミティ」
いえ、ただの独り言ですので…


>>正月の人
あ、何処へいくんだね!このスレは、いつでも君を待っているぞー!
507通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 12:10:01 ID:2jYAbwSw
良スレ発見
508通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 18:28:58 ID:???
そのとおりだ。 職人さん 約束してくれ、必ず 帰ってくると……。
509通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 20:16:20 ID:???
>>505
勇気ある近いと共に。
510通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 20:49:35 ID:???
チラシの裏にでも下位テロ
511終戦作者:2006/01/07(土) 21:49:34 ID:???
スレの皆さん、様々な意見をありがとうございます。

新型カラミティは予定通りにケルベロスで作中に出そうと思います。
新型を支持してくださった皆さんが期待を損なわないように、新型に違和感のある皆さんがこれ以上の違和感を感じないように努力します。

正月ネタ作者サン、続き期待してます!

最後に大変申し訳ないお知らせがあります。
実は、正月ネタ作者サンのように自分もしばらく投稿ができないんです。1ヶ月くらい…。
実は自分、受験生でして勉強がヤバいんです。
明日、一気に戦闘前まで書こうかと思っていますが、戦闘は当分先になるかもしれません…。
新型カラミティの話題をこれだけ大事にしておいて、本当に申し訳ありません。
512通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 22:01:55 ID:???
↑受験生かよW
まあ、俺もそうだが…お互い頑張ろうぜ!
513通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 22:02:44 ID:???
クロト「落・雪!」
514シリアスの人:2006/01/07(土) 22:12:58 ID:???
>>511
マジですか!? そいつは大変だ…今一番きつい時ですよね。
大事な時期だし、無理して書こうとしてくれなくて全然いいっすよ。
終戦さんが受かるように念を送っときます。
もう試験会場で単語帳眺めて緊張まぎらわしてる奴は駄目ぽ、
と思うくらいの心意気でゴーですよ。

で、そんな俺も例によって年始の仕事と課題に追われて投稿不能に陥る悪寒。
一ヶ月てことはないが、2週間くらいは厳しめかなーというところ…
変なとこで止まって申し訳ないんですが、俺も完結はさせますんで、
住人の皆様、気長に待っててもらえると嬉しいっす。
515通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 06:36:21 ID:???
>>511>>512
居たよ受験生。同じ穴の狢か・・・。ま、一緒にラストスパートかけようや

という訳で、勉強に行ってきやす
516通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 10:19:02 ID:???
>>511>>512>>515
仲間ハケーン!受験生率高いなおいw
まあがんばろうじゃないか同好の士達!
さて自習室へ出・撃!
517通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 11:08:13 ID:???
便乗で俺も。

なんだやっぱり学生率高いなオイw
518通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 12:29:50 ID:???
実は俺も中3。
受験している間にdat落ちしてたりして。
519通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 16:50:54 ID:Zbnm7FnC
俺もK県に住む中3だ。
ぶっちゃけ受かる自信ねーしwww
520通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 17:06:35 ID:???
厨房ばっかり…
おっさんは俺だけかよ
521通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 17:35:36 ID:???
( ゚д゚ )ノアイアムオッサン
522通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 17:38:24 ID:???
専・門!!
523通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 17:48:31 ID:???
心はオッサン
524通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 17:55:56 ID:???
大学生でも単位認定のための試験がある、一月フルにつかってな
525通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 18:04:21 ID:???
未成年だが職就いてる俺



おっさんなのかね……?
526通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 18:14:52 ID:???
I am NEET!!hahaha!!!
527通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 18:26:52 ID:???
俺、工房一年です。
がんがれ受験生。去年の今頃は必死こいてたなあ…。
528通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 20:03:03 ID:???
なんの! みんな まだまだ若いぜ! ココに31歳のステラが好きな リアルなオヤジが居るし
529通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 20:06:58 ID:???
このスレも結構多彩だったんだなあ、年齢層。
ネットじゃ無意味とはいえ、ここの平均年齢いくつくらいなんだろうか…。
530通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 20:28:37 ID:???
ハッハー!
ここに四日後卒論提出期限を迎えたヤツもいるぜッ!
下書きすら出来てないがな!
531通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 20:40:08 ID:???
>>530
おいおいそれやばいって。
とにかく4日間2ちゃんを我慢しろ。話は進学してからだ。
532通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 20:41:00 ID:???
19歳。コンピューター系の専門学校に通ってる。
533通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 20:41:20 ID:???
>>530
え…それはちょっとやばくね(;´Д`)
534通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 21:15:48 ID:???
二十歳。まだ大學の冬休み課題に手をつけていない。
535通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 22:17:49 ID:???
受験生こんなに多かったのか
俺もあと2週間で入試だ…orz
536通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 22:24:20 ID:???
>>520 >>521
おっさん!

今年三十路になります、連ザをゲーセンでやるのがちょっとツライ年です・・
537通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 22:44:23 ID:???
ちょwwwwww受験生多杉wwwww
おまいら2ちゃんやってないで2週間後のために勉強しろ!









オレモナーorz
538通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 23:05:51 ID:???
>>537
2週間後…てことはセンター?
あれは雰囲気に呑まれなければ大丈夫だ、がんがれ。
539通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 23:38:08 ID:???
無意味に平均年齢換算してみた(年齢がはっきりしていない方は除く)
19.75・・・歳か。
しまった!俺の年齢計算に入れてなかった(これぞチラシのう(ry))
540530:2006/01/08(日) 23:58:08 ID:???
>>531
>>533
今大急ぎで論文と過去の卒論の出来損ないを引っ張り出して下書きをほぼ完成させたッ!
あと数日でまとめきるッ!
で、終わったらSSうpするんでそれまでさらばだッ!
541通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 00:03:56 ID:???
じゃあ22歳で白血病で休学してたから大学1.5年ってうそ臭い設定の俺が
レポート試験期間になるからやめようとしていた正月的ネタで間を持たせようか?
受験生合格祈・願!!
542通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 00:08:31 ID:???
AOで合格した分、NEETな生活送っているぜウェ-ハハハハハ
543通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 00:27:38 ID:???
流れが受験の話なので、3莫迦が受験生ならって単発ネタを考えました。即興で作ったので言葉しかないけど勘弁して下さい

アズラエル「いいですか皆さん、物理と英語は最低落としてはいけませんよ。分かってますね?」
シャニ「他はいくら落としてもいいんだろ。」
クロト「ですね。」
オルガ「うっせーよ!お前ら。」
アズラエル「では、出撃してください。いい成績を期待してますよ。」
オルガ「おら行くぜ!お前ら、ケアレスミスすんなよ。」
シャニ「何か、前の模試よりたくさん問題あるね。」
クロト「今年こそ受からせてもらうよ!」
544通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 00:28:37 ID:???
クロト・・・
今年こそ受かりたいならもう一個落とさないの増やそうよ・・・
545通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 01:01:09 ID:???
チラシの裏にでも(ry
546終戦作者:2006/01/09(月) 01:06:08 ID:???
勉強から逃げて書いてます…orz
自分は大学受験ですけどセンターは受けません。国立なんか無理だって!>>542サンがうらやましい…

終戦本編の方ですが、戦闘前までいけませんでした…。
書きたい事がたくさんあって、どんどん戦闘が先延ばしになっていく…。文才が欲しいです。
今回も会話(?)メインです。見にくかったら申し訳ありません。
547終戦:2006/01/09(月) 01:07:37 ID:???
ステラ、シャニ、アウルの三人が格納庫でバルトフェルドと遭遇した時、クロトとスティングの二人は基地内の自販機の前にいた。
二人は飲み物(クロトはコーラ、スティングは緑茶)を片手に談笑していた。

スティング「まさかこの国での初の実戦がこんなに大きな戦闘になるとはな」
クロト「同・感!地球とザフトの連合軍とやるとは思わなかったね。この国ってそんなに邪魔なのかな?」
スティング「何かと反対してきたからな、この国は。今回で三度目か?」
クロト「一回目が僕達が攻めた時で、二回目はデスティニープランの時。そうだね、今回が三度目だ」
スティング「しかも反対して抗戦すると絶対勝つからな、この国は」
クロト「一回目の時は勝ってないよ。自爆だったから」
スティング「そこら辺はどうでもいいさ。とにかく、地球軍もザフトもいい加減我慢できなくなったんだろうな」
クロト「ナチュラルとコーディネーターがお互いに手を取り合ってオーブを潰しましょう!って?ホント、お偉いサンは都合がいいね」
スティング「仕方ないさ。人間なんてそんなもんだろ」

そう言って、空き缶をゴミ箱に向かって投げるスティング。
空き缶はキレイにゴミ箱へと入った。

スティング「ナイスシュート!」
クロト「それぐらいは僕だって…」

クロトも空き缶を投げるが空き缶はゴミ箱の淵に当たって落ちる。

クロト「あ…」
スティング「クロト選手、フリースロー失敗!だな」
クロト「ふん!必死なってやるもんでもないし、別にいいけどね!」

ズカズカと落ちた空き缶の下まで進み、拾い上げてゴミ箱に叩き込む。
548通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 01:09:12 ID:???
「英語…英語はいやああああああっ!」

去年、高校受験で英語を選択しなかった為の叫び
549終戦:2006/01/09(月) 01:10:14 ID:???
クロト「ふぅ、これでよし。ところでさぁ、スティング。地球軍にレイダーがあるって知ってる?」
スティング「は?お前のレイダーじゃなくて?」
クロト「うん。もともと僕のレイダーって先行完成機、だったかな?簡単に言うと試作機なんだよね」
スティング「へぇ、初耳だな。じゃあ、なんだ、お前のより地球軍にある方が性能いいのか?」
クロト「それはないね。あっちのにはツォーンもミョルニルもないから」
スティング「じゃあ、どうてことないじゃん。それが一体どうしたっていうんだよ」
クロト「いや、今度の戦闘に出てきたら戦ってみたいなぁ、って思ってさ。こっちが本物のレイダーって証明するのさ」
スティング「先の見えた勝負だと思うけどな」
クロト「だよね?やっぱり僕のレイダーが勝つに決まってるよね!」
スティング「ま、せいぜい頑張ってくれよ」
クロト「・・・なんだよ、冷たいな」
スティング「別に冷たくしてるつもりはないけどな…」
クロト「あっそ。ならいいけど・・・ん?」
スティング「どうした?」
クロト「あれ見てよ」
スティング「何だ?」

クロトが指さす先、廊下の奥に移動する人影がある。

スティング「あれって確か…」
クロト「明・鈴(メイリン)とか言ってたね」

廊下を移動する影、その正体はメイリン・ホーク。ザフトからの脱走兵にして、情報操作のエキスパート。
その彼女が辺りを異常に気にしながら廊下を歩いている。

スティング「随分とキョロキョロしてるな」
クロト「どこ行くのかな?」
スティング「怪しいな…」
クロト「怪しいね…」
スティング「・・・。こっちには気付いてないみたいだし…」
クロト「行っちゃいますか?」
スティング「行っちゃいましょう」

考えの一致した二人は音を立てないように近づいていき、ギリギリの間隔でメイリンの後を付け始めた。
550終戦:2006/01/09(月) 01:12:01 ID:???
スティング「何する気なんだ?」
クロト「ザフトからの脱走兵とか言ってたからこっちの情報をザフトに流すつもりとか」
スティング「スパイか…。あり得るな。でも、何で今なんだ?アイツが来たのって戦争中だろ?情報漏らすなら普通はその時だろう…」
クロト「僕が知るわけないだろ!・・・あ、止まった!隠れろ!」

メイリンはある場所で止まると再び周りを確認し、目の前のモノに手をかける。

スティング「通信器?」

彼女のまえにあるのは一般用の公衆の通信器

クロト「やっぱりスパイだ!」
スティング「シッ、静かにしてろ。話し始めたら、しっかりと聞いとけよ」
クロト「了・解!」

そんな二人には気づかずメイリンは通信器を手に取り、どこかにつなげて話し始めた。

メイリン「あっ、お姉ちゃん?・・・うん、大丈夫だよ。・・・ごめん。え?知らないよ、そんなの。そっちが変な条約出してきたんじゃない」
クロト(何の話だろ?話し相手はお姉ちゃん?)
スティング(条約がどうのって聞こえるけど…)
メイリン「うん、うん・・・え?私はこっちにいるよ・・・嫌だよ、私はオーブでアスランさん達と戦うの!・・・」
クロト(アスランだって!)
スティング(姉ちゃんの方もアスランを知ってるみたいだな)
メイリン「お姉ちゃんこそコッチに・・・そうだよね・・・でもそれじゃ、お姉ちゃんも出てくるの?・・・そう…」
スティング(出てくるってのは、やっぱり今度の戦闘のことだろうな)
クロト(じゃあお姉ちゃんって人はパイロットなんだね)
551終戦:2006/01/09(月) 01:13:51 ID:???
メイリン「・・・え?おめでとう!なのかな?・・・うん・・・インパルス部隊?・・・へぇ、すごいね」
クロト(インパルス部隊!?何それ!?)
スティング(わからないがたぶんインパルスってのはあのザフトのMSだろうな)
クロト(じゃあお姉ちゃんはザフトで、しかも赤服だね)
スティング(たぶんな…)
メイリン「シンやレイは?・・・うん。私は元気ですって伝えといて・・・やっぱり出てくるんだ…。でも、二人とも機体はメサイアで・・・え!?デスティニーもレジェンドも直ったの!?」
クロト(聞いた?今の)
スティング(ああ。今度の戦闘、楽しくなりそうだな…)
メイリン「・・・そんなことは…・・・わかったよ。あのね、随分前に元地球軍だった人たちがオーブ軍に入ったんだけど」
クロト(!!!これは止めなきゃ!僕達のことが漏れる!)
スティング(ヤバいな!行くぞ!)
メイリン「全員で六人・・・うん、それがね、その人達って実は強」
クロト「ハイ!そこでストップ!」
ブチッ
メイリン「え?」

クロトが後ろから近づき通信器を切る。
突然通信器を切られたメイリンは慌てて後ろを振り向く。
彼女の目に映ったのはニヤニヤと笑っているクロトと鋭い目をしたスティング。

クロト「ザフトの情報を聞き出したのはよかったんだけどねぇ」
スティング「俺達の情報まで流すことはないだろう」
メイリン「あ、ああ…。わ、私…」

メイリン、危うし!!
552初売SEED 正月過ぎ編@:2006/01/09(月) 02:13:34 ID:???
終戦作者様乙!!

試験に挟まって正月引きずりすぎになりそうですがご勘弁をv
クロト「賀・正!!」
アウル「明けましておめでとうっってんじゃないの?こういうのさ〜。」ステラ「うぇ〜い!おめでと〜☆」
クロト「元・旦!!」
オルガ「おめぇらさっきからうるせぇよ!!昨日おっさんどもから飲まされた酒抜けてねえだろ?」
オクレ「しょうがねえだろ、お前だって酔いつぶれてたじゃねえかよ。」
オルガ「うるせえな、ホント俺は酒は弱くねえんだよ!あのおっさん等に無理やり飲まされたんだから
しょうがねぇだろ!!大体なんだよあの『盟酒コーディ殺し』ってよオイ!!あれ度数から言って日本酒じゃねえだろ。」

オルガが声を荒げるのも無理はない、普段ならビール、酎ハイを数缶開けるくらい何の苦にもならない彼ではあるが
年末年始のオヤジ達の本気にはかなう筈はなかった。一升瓶があっと言う間にで空になり、そして間を持たずして次の一升の王冠を外す。
しかもブランデー派のジブリールにストレートまで行かされたとなってはたまったものではないだろう。
こうなるとカクテルや酎ハイですぐに酔って寝てしまうアウル、シャニの年下組の方がまだ幸せであった。
隣で青白い顔をして「だから叫ぶのはやめてくれよ。」と力なく呟くスティングに至っては聞き手に回る彼の性格が災いし、
酔っ払いにすっかり気に入られ両盟主の真中に座らされてしまったためにレクイエム、サイクロプス規模のアルコールを
浴びるハメになった。ちなみに早朝トイレで「初M字」と書かれた書初めを頭に張ったまま内容どおりの体勢で寝込んでいたところを
発見されたが本人的にはそのときの記憶はないらしい。
そのことについて詰め寄ったオルガ本人も七時間ほど前に「今からライダー出撃するの〜☆」とか言いつつ嫌がるクロトの上に無理やり跨り「オルガ発信する!!」とか騒いでいた始末だ。
もっとも酔っているクロトもクロトでその30秒後に「あ、僕なんかホントに飛べる気がしてきた。」とか言い出していたが……

つまりは凄惨な年はじめだったわけである。

クロト「正・月!!」
オルガ「だぁからうるせえよ!!あんだよ、もうボキャブラリーに限界来てんじゃねえかよ!!。」
ナタル「初・売!!」
オルガ「……。」
フレイ「福・袋!!」
シャニ「ナタル、フレイ、テンション無駄に高いよ。ウザーイ。」
フレイ「相変わらず年はじめからあんたは陰気ねぇ、そんなんじゃ福袋買いそびれるわよ。」
ナタル「そうだぞアンドラス、コレが買えるか否かで今年の運勢が決まるといっていい。」
シャニ「(心配だから引率するって言ってたけど絶対自分が行きたかったんだよなコレ。)」
アウル「でもさー、様は買い物なんでしょ、そういうの昨日のおみくじでいいと思うけどね。」
ナタル「何を言うニーダ、あんな抽象的な物言いで人の心掻き回すものよりも、もっと充実したものだぞ。」
フレイ「そうよ、この裸の大将インナー!!カルティエ、ミューラーが一万円で手に入るかもしれないのよ、一万円で!!」
アウル「充実ってえより即物的って感じすっけどね。」
553通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 02:37:39 ID:???
センター英語が果てしなくうざい
554通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 10:01:38 ID:1XVN8WOL
>>553
俺も大問2がテラヤバス
555通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 10:29:30 ID:???
終戦さん乙!
受験が終わるまで俺らはマターリ待ってるよ。
556通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 12:07:52 ID:???
いいかげんにチラシの裏に(ry
557初代スレたて人:2006/01/09(月) 13:27:37 ID:???
久々に見たら職人さん達のすばらしい作品が投稿されてて驚きました!
スレを立てた我ながら感心せずにはおりません
これで6バカトリオも活躍できて喜んでるでしょう!
それでは年賀レスをこめて・・


クロト「祝賀!」
558通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 13:39:41 ID:???
なれ合いウザイ死ね
559連合国立ドミニオン学園 18日目@:2006/01/09(月) 13:46:01 ID:???
ムルタ「皆さんお久しぶりです。さて。新学期です」
シャニ「ZZZZZZ……」
アウル「だるーい」
ステラ「ねむーい」
クロト「面・倒!!」
ネオ「見事なほどの休みボケだ」
オルガ「いやだって…普通宿題とかだすもんじゃないのか?」
ジブリ「それはそうだが、君らはある意味社会常識を学ぶためにここにいるはずなんだがなぁ…」
スティング「で?新学期といえば実力テスト?」
ナタル「いや。テストはない」
だらけ4馬鹿「いやったぁ〜」
ナタル「だが、これよりドミニオン学園は2泊3日の林間学校へ向かう」
ステラ「ねぇ。りんかんがっこうって?」
スティング「要するに、どこかの山や林やに向かって、そこでいろいろ体験する、うーん。補助的なことってとこか?」
オルガ「つまるところ、山や林に、テントなんかで休む、特殊学校。って雰囲気かな」
シャニ「キャンプファイヤーとか?」
ネオ「お。やるか?あ、いや待てよ…」
ジブリ「大佐。それは臨海学校で…ビーチを背景にやるって…」
ネオ「そうだったな…まぁ、またの機会にお楽しみだな」
ムルタ「出発は1時間後。パナマ基地、車両入り口に集合です。何か質問は?」
アウル「じゃあ、お約束の…」
ナタル「『おやつは何円までですか』か。まぁ、そもそも通貨単位から違うと思うが…ああ。とにかく、特に制限はしない」
クロト「ゲームは?」
ネオ「……みんなと行動するときはあまりやらないように。な」
ナタル「と、とにかく。集合時間に遅れないように。では解散!!」
6馬鹿「林間学校かぁ…」
560連合国立ドミニオン学園 18日目A:2006/01/09(月) 13:46:49 ID:???
1時間後
ナタル「で、このルートを通る。と言うことでよろしいですね」
ムルタ「うーん。こういうのをすると兵士らしく感じますねぇ」
ジブリ「で?その対象は?」
フレイ「あ。オルガとスティングの二人です。来ました」
ネオ「おーい。後の4人はどうした?」
オルガ「クロトはゲームのどれをもっていこうとか、シャニもどのディスクをもっていこうか。とか悩んでたな」
スティング「アウルとステラはお菓子買いにいって別れたきりっスけど…来てないんスか?」
リー「来てないな…待ちますか?大佐」
ネオ「……仕方あるまい。まったく…」

アウル「お待たせー!!いやぁ。楽しみだなぁ」
ステラ「ステラも!!」
シャニ「やっぱりこの音が…」
クロト「ふふふ。バスの中やテントの中でも暇な時間を作らないぜぇ!!」
ネオ「…まった…く!?こ、この殺気は?後ろから……あ(ひそひそ。気の毒になぁ…)」
ナタル「ふふ。君たち?集合時間に遅れないように。って言いましたよね?」
オルガ「(ひそひそ。あれは怖い。夢に出てきそうだな)」
ナタル「あれほど言ったのに………どうしてそれから1時間も遅れるんだお前達はーーー!!!!!」
スティング「(ひそひそ。このまま説教コースか。もう一時間吹っ飛びそうだな)」
ナタル「本来ならここで厳しい罰があるのだが、今回は楽しい林間学校前だ。説教だけにしておく」
フレイ「(ひそひそ。それだけでも十分厳しいです。艦長、あなたでは)」

ムルタ「さて。全員乗りましたね?では、予定時刻より1時間と30分遅れましたが行きましょうか」
リー「しかし、静かになりましたねぇ。あの連中」
ジブリ「では、運転手さん。よろしく」

アウル「うわー。本当に山の中だぁ!!」
クロト「森・林!!」
オルガ「…何でパナマからちょっとバスに揺られただけでこんな林+山な場所にくるんだ?」
スティング「パナマにこんな葉緑樹の森は無いと思う…」
ムルタ「まぁ、細かいことはいいんですよ。さ、後少し歩きますよ」
ステラ「森林〜」
ネオ「これぞ自然のヒーリング効果だ。よ〜く味わって置けよ」
561連合国立ドミニオン学園 18日目B:2006/01/09(月) 13:47:51 ID:???
ナタル「到着です」
シャニ「ログハウスが一軒…向こうにはコンクリートでいくつか低い壁が見えるね」
ジブリ「では、ここから少し離れたところにテントを張れ。いいな!!」
フレイ「えっ?あなたたちもでしょう?」
ムルタ「はい?そんな話は聞いてませんよ」
リー「何でもこのログハウスは、座談と女性陣の泊る場所と聞いてますが…」
ネオ「…我々もテントか…」
ナタル「いい具合に少々日が傾いてきました。ではこれより三人一組でペアになりテントを張るように。
    その後もう一度ここへ集合。ルーシェ、アルスター各員は私と共にログハウスだ。以上!!」
クロト「野・営!!なんかわくわくしねぇ?」
スティング「盛り上がる前にペア決めだな。よし。グーチョキパーで決めるぞ」
アウル「OK!!いっせっせのーせ!!」
ネオ「2,5,2…もう一度だな。っせっせのーせ!!」
オルガ「3,3,3…決まりだな。俺と同じテントは…アウルとスティングか」
シャニ「ネオと…クロト?まぁ、別に誰でもいいけど」
リー「盟主のお二方ですな。いざかいは勘弁してくださいよ」
ムルタ「テント設営ですか…学生のころにキャンプに行ったきりですねぇ…」

スティング「さて。こんなもんか…で、寝る場所は…右から俺、アウル、オルガでいいな?」
オルガ「別に不満はないが、お前ちょっと場所とりすぎだろ!!俺の寝る場所が狭いじゃねーか!!」
スティング「何?同じくらいじゃないか。どちらも眠るのには十分なスペースだろ!!」
アウル「じゃあ、この真ん中の大部分は貰っていきますね」
2人「だが断る!!」

ジブリ「本当にやったことがあるのか?貴様。ここは引っ張るべきだろうが!!」
ムルタ「そこのすそは自然に垂らすのがいいんですよ。そんな強引にやっても上手くいくはずないじゃないですか」
ジブリ「馬鹿を言え。ここは強引にいくことによりテントが安定するんだよ」
ムルタ「いやだめだ。バランスが悪い!!見ろ!!偏っているじゃないか」
リー「ああ…まったく。ちょっとそこをとおりますよ」
理事×2「あーだ。こーだ。そーだ。どーだ」
リー「これで、よしっと。終わりましたよ…って聞いてないか…さて、じゃあ無視しておこうか…」

ネオ「あー。クロト。そっちを何とかしてくれ」
クロト「………」
ネオ「シャニ?そこをその輪っかにつないで止めてくれ」
シャニ「………」
ネオ「ふーたーりーとーもー。手伝ってくれよ〜」
クロト「(ゲームに集中)」
シャニ「(音楽に夢中)」
ネオ「誰か…た〜す〜け〜て〜」

ナタル「なるほど。それで遅くなった。と言うことですか…」
フレイ「…ああいう大人にはなっちゃだめだよ」
ステラ「うん…」
リー「……そんな子供でもないだろうに…」
562通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 13:47:57 ID:???
チラシの裏にでも界テロと何度(ry
563連合国立ドミニオン学園 18日目C:2006/01/09(月) 13:48:38 ID:???
ナタル「では、これより今日の夕食、カレー作りを始める。3人ずつで3班に分かれて実施する」
オルガ「これって完璧俺たちから見れば異文化のことだよな」
アウル「まぁ、楽しければ何でもいいでしょ。でも、3×3って…?」
リー「私と艦長と、フレイ・アルスターの分も頼むぞ」
シャニ「てことは消去法で…あの3人か」
クロト「まぁ、やってることは僕らと相違なさそうだしね」
ネオ「…仕方ない。じゃあ、班決めを…」

ムルタ「オルガにアウルですか…手順は分かっていますね?」
ジブリ「シャニとスティング。そこの男の班よりも美味しいものを作るぞ」
ステラ「ネオとクロトね。カレ〜」
ナタル「では開始しようか」

ムルタ「さて、どうしたものですかね」
オルガ「米は俺がやろう。アウルに野菜を切らせて、あんたはルーの調整。これでどうだ?」
ムルタ「それでいいですね。アウルもいいな」
アウル「OK!!洗って、切ってやるぜ」
ムルタ「さて、水を汲んできますか。ここは山の上ですし。いい水だと期待できますねぇ」
オルガ「米は。大胆かつ繊細に磨ぐ!!これが極意」
アウル「うう…たまねぎで涙が…」
フレイ「何か順調に進んでるね」

ジブリ「世の中は機能美と様式美が一体化したものが最高だ。野菜の形や隠し味こそが求められるべきだ」
スティング「野菜かつルー担当引き受けた。っと」
シャニ「米?磨ぐ…洗うの?じゃあ…」
スティング「洗剤は使うなよ」
シャニ「……先読みされた!?貴様○ュータイプか!!」
ジブリ「定番だな」
スティング「人参が星型で、ジャガイモを綺麗な立体に切り分けて…」
シャニ「………♪(米とぎが結構気に入ったようだ)」
リー「ほほう。工夫が見られますなぁ」

ネオ「カレーは…まぁ、時間はかかるが単純だからな。ゆっくりやっていこう」
クロト「野菜を切って、軽くいためて、煮込んで、カレールーを入れて、煮込んで、おしまい。って感じか」
ステラ「ステラ野菜切る」
ネオ「…クロトどう思う?」
クロト「本人がやりたいって言ってる以上やらせてあげたら?」
ネオ「じゃあ、ステラはそれでいいとして、俺は米でも任されるか」
ステラ「♪〜〜」
クロト「一抹の…不・安!!ま、別にいっか」
ナタル「個人的にここが非常に心配ですが…」
564連合国立ドミニオン学園 18日目D:2006/01/09(月) 13:49:26 ID:???
ムルタ「ふむ。これくらいでしょう。ああそこの飯盒もそろそろいいでしょう。火から離してひっくり返して
    いらない紙などですすを落とすように」
ジブリ「ここで秘蔵のスパイスを…ふん。流石に火にくべる前にバターを溶かしただけあって、
    米の方はいい匂いではないか。よし。あげろ」
ネオ「んー。こんなもんか?じゃあ、仕上げをするぞー。いいな2人とも」
フレイ「あー。おなかすいたー」
ナタル「サラダや飲み物はこちらで用意しました。後は全員分を盛り付けてください」
オルガ「できたぜ!!」
スティング「オーケーだ!!」
ステラ「かんせ〜い!!」

リー「ではいただいてみましょう。まずは…ムルタ班からですか」
ムルタ「まぁまぁですかね」
ナタル「味がしっかりしているし、野菜も十分煮えている。ご飯は水分が多くもなく少なくもなく。いいですね」
フレイ「カレーだなぁって味ね」
アウル「自分で作ると美味しいっていうけど…結構本当だね」
クロト「何かよさそうだな」

リー「次は、ジブリ班ですね」
ジブリ「これがカレーだ。といわせるほどの出来だな」
ナタル「スパイスの風味と絶妙な辛さ。ご飯はバターの隠し味がいいですね。野菜も綺麗にカットされてます」
フレイ「…美味しいけど、ちょっと辛いのと、ご飯が少し水っぽいのが…」
シャニ「やっぱり二つとも少し入れすぎだったのか?」
オルガ「何か上等そうだな」

リー「最後に………ネオ班ですが…」
ネオ「………あ、味は大丈夫と」
ナタル「ジャガイモは皮や芽つき。人参は固く、たまねぎはみじん切り…おまけに水の量がおかしくてルーがべちゃべちゃ…」
フレイ「お肉が固い…ご飯も固いし」
ステラ「………」
スティング「あれは酷そうだ…」

ナタル「あー。ちょっと一部酷い食事だったが…ま、まぁそれは置いといて。就寝だ。明日は午前6時起床だ。いいな!!」
オルガ「うえーす。んじゃ、テントに行きますか…」
565連合国立ドミニオン学園 18日目E:2006/01/09(月) 13:50:56 ID:???
ネオ「ふっふっふ。やはりこういうことには定番がある。そう。『お前達クラスの女子で誰がいい?』だ」
シャニ「………」
クロト「………」
ネオ「反応しろよ」
クロト「だって、教師側含んでも3人しかいないじゃん」
シャニ「一人は妹みたいで、一人は既に恋人いて、もう一人は鬼神のようだし」
ネオ「………」

スティング「枕が替わると眠れないってよく言うが…」
アウル「そういうのってあるのかな?」
オルガ「まぁ、枕なんてのはほぼ毎日使用するものだからな。結構デリカシーのあるやつは気にすると思うぜ」
スティング「確かに一くくりで枕。って言っても、やわらかいとか高いとかあるからなぁ…」
アウル「北枕もだめだとか言うけどねぇ。迷信でしょ?」
オルガ「病は気から。だな。まぁ鬱になればちょっと体調が悪いかな?って感じることもあるだろうしな」
3人「うーん…」

ムルタ「寝相悪いとか、そういうのは勘弁ですよ?」
ジブリ「そんなことはないさ。私は」
リー「………」
ジブリ「いびきや恥ずかしい寝言は勘弁してくれよ?」
ムルタ「私が?静かですよ。何をおっしゃるやら」
リー「………(どうでもいいけどうるさいなぁ)」

続く…
566通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 14:59:38 ID:???
チラシの裏でも下位テロ
567終戦作者:2006/01/09(月) 15:36:29 ID:???
学園作者サン、GJ!
久しぶりの投下、続きが楽しみです!
568通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 22:46:37 ID:???
>>559-565
楽しそうだなあ・・・。続きに期待
569通常の名無しさんの3倍:2006/01/10(火) 00:11:16 ID:???
フレイって恋人いたっけ?
570通常の名無しさんの3倍:2006/01/10(火) 00:13:53 ID:p2VO7+xG
>>569
つ 【サイ・キラ】

サイ「キラなんかに負けるかよ! うぇ・・・・」
571通常の名無しさんの3倍:2006/01/10(火) 02:45:16 ID:???
時空戦艦AA
サイ、覚えてますか?
572通常の名無しさんの3倍:2006/01/10(火) 17:50:05 ID:2BkHvbkn
良スレ保守
573通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 00:30:47 ID:???
学園作者さん、いつも和める作品どうもです!
574通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 20:55:56 ID:???
チラシの裏にでも(ry
575通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 12:29:49 ID:Q8oWa9th
とりあえず保守
576通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 17:26:02 ID:+kYm21Kw
保守
577通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 17:34:03 ID:???
保守&神待ち
578通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 18:33:18 ID:???
保守ってキラの声優の人でしたっけ?
579通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 19:33:30 ID:mIYRjaXF
>>578
そうだよ(^^
580通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 19:36:05 ID:???
ゾロアスター教について調べようと思うのですが、
おすすめの本やサイトはなんですか?
わかりやすいのと用語集みたいのが知りたいです。

ここの板でいいですよね?
581通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 19:37:30 ID:???
>>580
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwww


それは板違いだと思う。
582通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 00:02:29 ID:???
>>580
ゾロアスター→スター→星→ほし→保守
そうか、君は遠回しに保守をしたと言ってくれてるのか。
しかし今度からは遠回しではなくダイレクトに保守と言ったほうがちゃんと住人に伝わると思うお。
583通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 00:59:24 ID:???
>>582
そんな奥ゆかしい保守のしかたがあったとわww
584通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 02:24:32 ID:???
オルガの日記

喉が渇いたので冷蔵庫に行ったらアウルとスティングがケンカしていた。
どちらがチューペットの先っぽつきを取るかで揉めていたらしく、いつもなら譲るのにとスティングに言ってみたが、兄としてコレは譲れないと言って聞かなかった。
仕方がないのでじゃあ公平にジャンケンで決めればと言ったところ、二人ともうなづき案の定スティングが勝った。
帰りにアウルが自分では気づいていないけれど、最初にチョキを出す癖があるってみんな知っていることを教えなければフェアじゃないのかなとも思ったけれどどうでも良かったのでそのまま本の続きを読み進めた。
しばらくするとと部屋の近くでステラが自分のチューペットを誰かが食べたと泣き喚いてうるさかったので、とりあえず向こうにいたのシャニのせいにしておいた。

あと言い忘れたけど最近ひじきが美味しく感じるようになった。

そんだけ
585通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 03:25:50 ID:???
>>584
どういう日記だwwwww
586通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 14:39:00 ID:???
>>582
なるほどね。
納得したw
587通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 15:34:11 ID:???
保守
588通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 20:55:09 ID:???
>>584
ひじきワロスwwwwwwwwww
589通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 09:19:59 ID:???
チラシ
590通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 13:44:31 ID:???
今日も保守
591終戦:2006/01/14(土) 17:35:33 ID:???
クロト「これってやっぱりスパイ行為だよね?」
スティング「そうだな。現行犯だし、俺達がしっかり見てたから言い逃れはできねーよ」
メイリン「わ、私はそんなつもりじゃ…」
クロト「言い訳は後で聞くよ。スティング、コイツどうする?」
スティング「ん〜、とりあえずお姫さんの所に連れてくのが無難だよな。俺達で裁くってワケにもいかないし」
メイリン「あの、だから今のは…」
クロト「私・刑は?」
スティング「それじゃ、俺達まで処罰されちまうだろ…」
クロト「冗談だよ、冗談」
メイリン「ですから、今の通信はちゃんとカガ」
クロト「うるさいよ!」

メイリンは先程から懸命に誤解を解こうとしているが、二人は全く聞き耳をもたない。

???「アンタ達、何やってんだい!」
ク・ス「!!!」
メイリン「あ!ヒルダさん!それにマーズさんにヘルベルトさん!」

声が聞こえた方向にいたのはドムトルーパーを駆る三人組だった。

ヒルダ「何だ、メイリンか。ん?あんた達だね、元地球軍のGのパイロットってのは」
クロト「だったらなんだよ!」
スティング「お前らこそ何なんだよ」
ヒルダ「私たちか?私たちはラクス様のために戦うただの兵士だよ」
クロト「はあ?ここはラクスの国じゃなくて、カガリ姫のオーブですけど?ザフトの制服なんか着て何の用さ」
スティング「まさかお前らもスパイとか言うんじゃねぇだろうな…」

見知らぬ人物に警戒心、敵対心剥き出しのクロトとスティング。
その様子を見たメイリンが慌てて二人に説明する。

メイリン「ヒ、ヒルダさん達は今度の戦闘の援軍として、わざわざラクスさんのいるプラントから来てくれたんです」
スティング「援軍?」
クロト「コイツらが?」
メイリン「ハイ。お二人ともドムトルーパーってわかりますか?」
スティング「知ってるよ。確か、個々の能力はそうでもないが、チームワークだけは抜群にいいアレだろ?」
メイリン「ヒルダさん達がそのパイロットなんです」
クロト「ふ〜ん…。スパイじゃないなら、まあ、あとはどうでもいいや」
ヒルダ「スパイ、スパイってあんた達はさっきからそればっかりだね。いったい何なんだい、そのスパイって」
592終戦:2006/01/14(土) 17:36:57 ID:???
ヘルベルト「そんなことはどうでもいいだろ?それよりメイリンちゃん、お姉さんに連絡は取れたかい?」
メイリン「ハイ、さっき終わったところです」
クロト「!!!やっぱり…」
メイリン「だ、だから、これは…」
ヘルベルト「カガリ姫に感謝するんだな。カガリさんが敵である君のお姉さんに連絡をとることを許可してくれたんだから」
メイリン「ハイ、後でお礼をいうつもりです」
スティング「・・・許可?」
メイリン「ハイ、カガリさんに許可とりました」
クロト「じゃあさっきの通信は?」
メイリン「私としてはただの世間話のつもりだったんですけど。それにあなた達の事は話そうとはしましたけど、別に機体の話をするつもりは…」
クロト「そんなの聞いてないけど」
メイリン「クロトさん達が聞かなかったんです!」
スティング「何だ、そういうことか。悪かったな」
クロト「・・・ワルイ」
メイリン「わかってくれればいいですよ」

クロトとスティングがメイリンの事情を聞き、やっとスパイ疑惑は消え去った。
メイリンは笑って許してくれたが、クロトは自分の考えが外れて少し残念そうな顔をしていた。
593終戦:2006/01/14(土) 17:39:25 ID:???
スティング「おい、クロト。そんなに落ち込むなよ。間違いなんて誰にでもあるって」
マーズ「おい、坊主。そんなに落ち込むな。間違いなんざ誰にでもある」

そんなクロトを励まそうとしたスティングと先程まで口を閉じていたマーズの声がハモる。
ステレオ再生のようにクロトの両側から同じ音がする。

スティング「・・・」
マーズ「・・・」
クロト「酷・似!」
ヒルダ「お前たち、声がそっくりだね。双子か何かかい?」
スティング「はあ?そんなわけないだろ」
マーズ「ああ?そんなわけねぇだろ」
スティング「・・・」
マーズ「・・・」
メイリン「本当だ!ソックリですね!」
ヘルベルト「こりゃ驚いたな…」

なぜか声が異常に似ている二人。
スティングとマーズ本人たちも驚いているようで二人で顔を見合わせている。
そんな中、ヒルダとヘルベルトが何かを思いついたようで、スティングに話しかける
ヘルベルト「ゴニョゴニョ・・・」
スティング「なんだそりゃ?ワケがわかんねえよ」
ヒルダ「いいから黙って言うとおりにやりな!」
スティング「・・・わかったよ」
マーズ「お前ら、何する気だよ」
ヘルベルト「まぁ、見てろよ」

そう言うと突然ヒルダが叫び出した。
594終戦:2006/01/14(土) 17:43:26 ID:???
ヒルダ「まずはアレだ!行くよ!」
スティング「・・・おう」
ヘルベルト「いくのかよ」
ヒ・ス・ヘ「ジェットストリームアタック!!」
マーズ「・・・」
メイリン「す、すごい!ソックリというか全く同じですよ、スティングさん!」
スティング「・・・そうなのか?」
ヘルベルト「ああ、完璧だな」
ヒルダ「どうだい?アタシ達と組まないかい?アンタは確かカオスってののパイロットだろ?いい線いくと思うよ?」
スティング「そ、そうか?それもいいかも…」

ヒルダやヘルベルト、メイリンがあまりのソックリぶりにスティングを誉める。事情はあまりよくわからないスティングだが、とにかく誉められているので少し上機嫌だ。
どうやらこの4人の間はかなり縮まったようだ。

マーズ「・・・」
クロト「・・・」

逆に何故かチームから外されそうになっているマーズと事情が全く理解できないクロトはこの輪に入れなかった。

クロト「・・・」
マーズ「・・・その首、もらった!」
クロト「おお!」

はぶかれた二人の間も少し縮まった…。
595終戦作者:2006/01/14(土) 17:47:10 ID:???
勉強の合間にちょっとずつ書いたのを投下します

ドム三人組のキャラはよくわかりません…。
本編だとこの人達のセリフなんかほとんどなかった気がします。
ドムを登場させるためだけに作られたキャラのような気がします…
596通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 19:12:57 ID:???
終戦作者様乙!!
クロト・・・(笑)
597通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 00:41:52 ID:???
乙!勉強がんがれ
598通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 04:16:33 ID:???
GJ!!
ところで、ザフトの制服なんか〜ってあたり読んでて思ったんだが
終戦では6馬鹿はどこの軍服着てるんだ?
普通に考えてオーブのなんだろうけど・・・
599通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 04:40:22 ID:???
単に前に着てた連合のやつとか
叢雲該もそうだし
600通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 10:18:26 ID:???
オーブ服着たら着たでまた改造すんだろな
601通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 16:30:27 ID:???
>>600
改造オーブ軍服描いてみたんだけど、うpしてもいい?
602終戦作者:2006/01/15(日) 17:01:37 ID:???
>>601
是非是非お願いします!
603通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 17:24:44 ID:???
ttp://rainbow.sakuratan.com/data2/img/rainbow302.jpg

とりあえずステラだけ。地味い、そして似ねえ…orz
604600:2006/01/15(日) 18:12:58 ID:???
>603
ブーツが女子高生のハイソみたいだと思って萌えたのは自分だけでいい
というわけで他馬鹿もщ(゚Д゚щ)カモォォォン
605通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 22:34:13 ID:???
>>604
こんなヘタレ絵にレスしてくれてありがd・゚・(ノД`)・゚・
便乗ネタだし、作者さんが許可してくれそうなら他馬鹿投下するよ。
勉強マジでがんがってください。
606通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 22:36:42 ID:???
>>603
おおお・・・やっぱ形になると違うなあ
まことにGJ!
607通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 23:13:46 ID:???
携帯で見れないのが残念。
608通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 23:23:27 ID:???
>>607
ぐあ、ごめん、携帯のことを忘れてた…orz
どうすればいいんだろ
609通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 23:36:24 ID:???
保守age
610終戦作者:2006/01/16(月) 00:15:14 ID:???
>>603
すごく似合ってて違和感がないっ!GJです!ありがとうございます!
他の六馬鹿たちのも是非見たいです!

携帯にPCサイトビューアーがついてて良かった…
611通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 01:12:18 ID:???
>>610
じゃ、お言葉に甘えて…

ttp://rainbow.sakuratan.com/data2/img/rainbow319.jpg

描けたら他のもうpしていこうと思います。
ではおやすみなさい…
612通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 02:06:34 ID:???
>>607
ttp://fileseek.net/proxy.html
これ使えば見れるとおもう。
613通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 07:53:44 ID:???
ファイルProsyありがとうです。二人ともいい感じになってますね。GJ!
614通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 08:02:39 ID:BpPTMkex
603様GJ!
615通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 14:24:53 ID:???
余計なお世話かもだが
600≠終戦さんジャマイカ?
616通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 19:30:51 ID:???
オルガはやっぱりジジシャツ着用なんだなw
617通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 21:35:29 ID:???
アウルの日記

今朝、朝食のときにクロトがまだ来てなかったので呼びに行ったら、
こっちを見るなり慌てて本を隠して「何でもないよすぐ行くよ。」と言って
逃げるように食堂に向かっていった。何を読んでたんだろうと思って見てみたら
熟語辞典を読んでたみたいで、昨日食事中にクロトが快・便!!とか言い出して
オルガがおかひじきを吹いたことを思い出したので、何となく本を隠してみた。
 そしたらとたんに元気がなくなって、午前の訓練中も勝手にオルガに乗られても
何も言い返さないままだったので可哀想なことをしたなと思い、代わりに英和辞典を
置いてみた。そしたら昼の仕事には元気を取り戻してくれたのはいいけど、
今度は今度であからさまわざと臭い発音で叫んでくるのが何となくカンに触ったので、
休憩時間クロトがゲームに夢中になっている隙に英和辞典も隠しておいた。
するとやっぱし夕食の時には元気がなくなっていてステラにプリンを取られても何も
言わずに俯いたままだったのでやっぱ悪いことしたかなと思い、コロッケを半分分けてあげた。
明日はジブリール先生の部屋で見つけた精神分析学入門をおいて置こうと思います。


ちなみにSEEDファイナルの上にタモリ倶楽部を録画した犯人はスティングです。
618通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 22:27:09 ID:???
ワロスwタモリ倶楽部ってw
ソラミミアワード見るのかw
619通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 22:31:34 ID:???
>>671
辞典見てるクロト・・・いいねえw
620通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 22:35:58 ID:???
ネオ「ああ。お前ら。シュークリーム食わんか?」
6馬鹿「食べるー!!」

ネオ「美味そうだろー?」
6馬鹿「いっただっきまーす」
ネオ「実はこの中には…」
ジブリ「何入れたんですか?」
ネオ「一つには大量のマスタードを。もう一つには青汁のシャーベットを。そしてもう一つはステラが
   作った謎のまぜこぜジュースを。あたりを引いたやつは、
   マスタード:トイレ掃除、青汁:甲板掃除、ステラ特製ジュース:そのほかを掃除。だ」

ネオ「…ふふん。なかなか我慢強いじゃないか」
ムルタ「大佐。あと3つ余ってますが?」
ネオ「あ。それは我々の分。大丈夫だって。これには何にも細工は…ぶへっ」
アウル「僕らをだまそうなんて10年遅いよ!!」
スティング「変なにおいがしたやつを3つ。ばれないようにそっちに移動させておいた」
オルガ「さぁ。全部平らげてもらおうか?」
ネオ&盟主「う、うわぁー!!!!」


ネオ「と、いう夢を見たんです。だから会議に遅刻したことは…」
ナタル「問答無用!!減俸3ヶ月です!!」
621通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 00:21:08 ID:???
クロト「赤・レン・ジャー!!!久・々!!!」
オクレ「青レンジャー!!」
アウル「黄レンジャー!!」
シャニ「緑レンジャ〜〜!!青汁も飲めよ〜」
ステラ「桃レンジャー・・・なんかワンパターン・・・」
オルガ「仮面ライダー!!変身!!!!うへへへへははは!!!!」

クロト「ちょwwwwwまてや!!この馬鹿オルガぁ!!!」
アウル「ひとりだけ目立とうなんてズルイぜー!!」
シャニ「抜け駆けは許さないよ〜!!」
オクレ「何で戦隊モンにソレだすかなぁ・・・」
ステラ「ステラもヒロインがいい〜月に替わってお仕置き〜〜!!!」
オクレ「あーもう収集がつかねー!!!」

怪人L「あらあら、今日もバトルは出来ないようですわね」

6馬鹿戦隊・黒タイツs「!!!!!!」
怪人L「お正月太りのダイエットにお手合わせ願おうと思ったのに・・・」

ショ○カーK「正月太りっていったって・・・」
シ○ッカーA「身長57M体重550tのどこが正月太りなんだよ!!」
6馬鹿「デカっ!!!」

大ピンチか!?6馬鹿戦隊!!
622通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 01:10:59 ID:???
ワロスw
623通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 05:57:22 ID:???
早朝からワロスww
624通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 16:02:01 ID:???
保守
625通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 16:58:42 ID:cPQGQ267
保守
626通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 19:02:10 ID:???
駄目大人っぷりに磨きがかかってんな、ネオww
627通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 19:34:03 ID:???
オルガのゾルダってファイナルベントの時ロボット使ってるよね?
あれってガンダムじゃないの?
かなりの火力だし・・
628通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 23:05:19 ID:???
コソーリと…

ttp://rainbow.sakuratan.com/data2/img/rainbow376.jpg
ttp://rainbow.sakuratan.com/data2/img/rainbow377.jpg
ttp://rainbow.sakuratan.com/data2/img/rainbow378.jpg

他馬鹿オーブ服バージョン、描けたので置いときます。
シャニとオクレ兄さんは着崩してるだけで改造はしてなかったので、
パイロットスーツにしてみたが兄さんはデータがdだので
今回は無しってことで…。
629通常の名無しさんの3倍:2006/01/19(木) 01:15:49 ID:4Qj0kN5J
いいねいいね
630終戦作者:2006/01/19(木) 01:18:23 ID:???
>>628
上手い…。
六馬鹿がオーブの軍服をここまで着こなすとは…。
自分の作品の中の物を具現化(?)してくださったこと、心より感謝いたします。本当にありがとうございます!
631連合国立ドミニオン学園 19日目@:2006/01/19(木) 17:48:32 ID:???
ナタル「全員起床!!」
オルガ「〜〜〜っと。まだ寝たりねぇ」
ネオ「集合だー早くこーい」
ステラ「ステラ、一番」
フレイ「…美容に悪いわ」

リー「では、これよりハイキングへ向かう。諸君らは二人一組にペアを組み、テントと炊事道具を担いでゆくこと」
ナタル「それぞれ好きな道を通り、最短でゴールしたペアには特別報酬として、給料一ヶ月分が支給される」
スティング「そりゃうれしいが、これってハイキングじゃなくて、重装行軍訓練じゃ…」
ネオ「なお、無線を渡しておく。怪我やトラブルがあった場合すぐに知らせろ」
シャニ「で、ペアは?」
アウル「好きにしていいって事だけど…僕は別に誰でもいいよ」
クロト「じゃん・けん!!」

オルガ「俺とスティング、クロトとアウル、シャニとステラ。それからおっさん×3」
ムルタ「なぜ私たちまで…?」
ナタル「えーと。彼らに何かあったときにすぐ駆けつけれるように」
フレイ「本音は?」
ナタル「行軍でもしていい加減他人に迷惑をかけないように勤めてほしい」
リー「切実な願いですな」
ジブリ「まぁ、いいが。我々にも報酬は出るのかね?」
ナタル「アズラエル氏にはファービーを。ジブリール氏には某アニメのぬいぐるみを」
アウル「ナデナデシテー」
クロト「ファーブルコス、ファーブルコス」
ステラ「ムルタァ」
ムルタ「そういう微妙なネタは引っ張らないように」
フレイ「あ。私ト○ロとネ○バスのぬいぐるみ欲しい」
ジブリ「これは私に対する挑戦状か?」
シャニ「エロゲー出されるよりまだまともだと思う…」
リー「では。出発。昼食はサンドイッチを2人分渡しておく。好きなときに食うこと」
632連合国立ドミニオン学園 19日目A:2006/01/19(木) 17:49:31 ID:???
スティング「お前とか…ってことは俺らが一番早く着けそうな気がするな」
オルガ「ああ。しかし…」
スティング「ああ。お前の悩みはわかる。あれだろ?」

シャニ「ステラ。行くよ」
ステラ「うん…」

オルガ「流石はスティングさん。分かりますか」
スティング「ふふふ。オルガさん。当然ですよ…」
オルガ「…艦長。あの2人頼みますよ」
スティング「目を離すと心配ですし」
ナタル「…お前たちがここまで懇願するのは初めてじゃないか?」
リー「確かに、あのペアは不安ですが。子供でもないですし。最低迷子ぐらいで済むんじゃないんですか?」
フレイ「無線機には発信機が備わっています」
オルガ「NJは?…ま、いっか」
スティング「ついでに盗聴機能もつけておけばよかったんじゃね?」
ナタル「どうしてだ?」
オルガ「あれ…」

ジブリ「ロードワークで私にかなうとでも?」
ムルタ「学生時代は文武両道で過ごしてきた私に言ってるんですか?」
ネオ「あー。この辺はいいハイキングルートだから若い女の子が一杯居そうだなぁ」

リー「あれは…最終的には他人でやり過ごそう」
フレイ「………はぁ(溜息)」
ナタル「ま、まぁ。ともかく。お前たちも出発しろ」
スティング「うえーす」
オルガ「んじゃ、ちゃっちゃといきやすか」
633連合国立ドミニオン学園 19日目B:2006/01/19(木) 17:51:00 ID:???
アウル「結構歩いたな。しっかし。重いっての。この荷物」
クロト「炊事道具は重そうだな。こっちのテントはかさばって仕方ない」
アウル「あ。そうそう。一度聞きたかったんだけど、あの『滅・殺!!』とかって、どっから来たんだ?」
クロト「ん?ああ。あれは…ゲームとかっていろいろ技あるじゃん。格ゲーなんて結構多いぞ」
アウル「ああ。分かるわかる。もう波動拳コマンド。で通じるくらいの世界だろ?」
クロト「あれの技って、大抵『必殺技』ってなってるわけ。でも、必ず殺す技。なはずなのに、まったく死なないんだよ」
アウル「ああ。必死って言っているのに生きているような状況な。で?」
クロト「それだけ」
アウル「は?で、お前の口癖とは?」
クロト「無…関・係!!」
アウル「何ー!!」
クロト「いいじゃん。だって必殺技になりそうなの、あの白いのと赤いのにハンマーは効かないんだぜ。だから
    ツォーンしかないんだもん。だったらせめて勢いだけでもあるように見せたいさ」
アウル「ああ…でもいいじゃん。その後レイダーは制式仕様で量産されたんだし」
クロト「アビスは水中用MSだっけ」
アウル「そうらしいけど…でもなぜか飛べるぜ」
クロト「っていうか、ビーム多すぎ。一つくらいレイダーに積んでくれよ」
アウル「僕に文句言わないでくれよ」
クロト「…あ〜他のやつら今どうしてるかな」

シャニ「───♪(音楽に乗っている)」
ステラ「───♪(ハイキングで気分がいい)」
シャニ「───?(アイコンタクトで進路を問っている)」
ステラ「───!(視線で方向を指定している)」
シャニ「───(汗)」
ステラ「───(迷)」

アウル「↑なの。だったりしてね」
クロト「………」
二人「有り得る!!」
634連合国立ドミニオン学園 19日目C:2006/01/19(木) 17:52:30 ID:???
ムルタ「こうしていると戦争なんて嘘みたいですねぇ」
ジブリ「大自然のヒーリング効果か…」
ムルタ「いやいや。なんかコーディネーター達にもこのすばらしさを感じてもらいたいと思いましたよ。ねぇ大佐?」
ジブリ「確かに。こうしてハイキングするのも悪くない。だろう、大佐?」
ネオ「…ぜーはーぜーはー。あんたら…荷物もてや!!」
ムルタ「ううーん。艦長さんが。テントと炊事道具は3つずつしかないからって。同じ重量の重石を持たせなくてもねぇ」
ネオ「重石は3つありましたが?」
ジブリ「おや。我々は軍人ではなく文人ですよ?」
ネオ「だからって…うう」
ムルタ「ああ。小惑星に推進装置取り付けてプラントに突撃させる。っていうのはどうですか?」
ジブリ「それはいい。地上の軍事拠点には大きめの小惑星を落とそう」
ムルタ「内部を改造しPSできたら完璧ですねぇ」
ジブリ「デブリベルトの金属ゴミでやってやってもいいな」
ネオ「…それよりもウィンダムをパワーアップしてくださいよ。私以外すぐにやられるんですよ」
ムルタ「うーん。あれは装甲を犠牲に機動性を高めたMSですからねぇ」
ジブリ「現状ではあれで十分のはずだ。デストロイもあるが、やはりコストパフォーマンスも考えたい」
ムルタ「しかし、レクイエムのような大量破壊兵器も建造しておかないとだめですかねぇ」
ジブリ「確かに。建造費はまだまだ余裕があるからな」
ネオ「イージスとかのデータはあるんでしょ?だったらそれを改良したものを投入してくださいよ」
ムルタ「『G』のデータはダガーに受け継がれてますし。ソードカラミティやフォビドゥンブルーなど。いろいろありますよ」
ジブリ「MSは汎用的に使えねば。その点ザムザザーやゲルズゲーは微妙にはずしたな」
ムルタ「まったく。ザフトはまた核MSを作ってますし」
ジブリ「だから核を打ち込んだんだろ。プラントに」
ムルタ「核ミサイルをアンチ・ビーム・シールドの材質で作ればいいのでは?」
ジブリ「だが、コストがかかりすぎる。やはり通常のミサイルと同様にせねば…」

ナタル「↑みたいな事は話してませんよね?あくまで健全なハイキングをお願いしますよ」
ネオ「えー。大丈夫……です(大嘘)。無線でご苦労様ですぅ。はい…はい…では」
ムルタ「なんですか。あの艦長は。伝説のニュータイプですか?」
ジブリ「うかつなことは話せないな…」
635連合国立ドミニオン学園 19日目D:2006/01/19(木) 17:54:08 ID:???
オルガ「ふへー。折り返し地点到着」
スティング「で、ここにあるスタンプを押して…っと。お、俺達が一番らしいぜ」
オルガ「腹減ったな。昼飯にすっか?」
スティング「そうだな。ここにいりゃ他の連中が来てもすぐ分かるしな」
オルガ「ところで、昨日シャニ達があのおっさんに『好きな女の子は?』とか聞かれたらしいぜ」
スティング「女…ねぇ。俺たちゃ戦うために今生きてるようなもんだろ?そういうこととは無縁だからなぁ」
オルガ「あー。文化祭でもあったときに女装してみっか?」
スティング「女装…やりたいようなやりたくないような…」
オルガ「あー。平行世界の俺達はどこぞの女とよろしくやってんだろ?」
スティング「カプ話か…。ありうるな」
オルガ「こう、ここにどこぞの『それなんてエロゲー』といわれんばかりの美少女が登場したり…」
???「あのぅ…」
スティング「女の声…まさか!?」
お婆さんA「いや。若いの。ハイキングかえ?」
お婆さんB「若いことはよき事かな。良ければお昼ごはんをどうじゃ?」
オルガ「………ええ。………いいすよ。もうなんでも」
スティング「………現実なんてこんなもんさ。………は、はは、ははは」
お婆さんC「学生さんかい?え?働いてる?偉いねぇ」
お婆さんD「うちの孫もこれくらいで…いま高校生なんですわ」
お婆さんE「息子の嫁がねぇ。家庭より仕事をとっちゃって…」
オルガ「ちょ…多すぎじゃ?」
スティング「まだ来る?」
お婆さんF「ハイキングは気持ちええのぅ。後何回こうして皆で山歩きが出来るかねぇ」
お婆さんG「まだまだ。若いもんには負けんよ」
オルガ「…おい。嫌な予感がしないか?」
スティング「…コマンド・逃げる!!」
しかし、まわりかこまれてしまった
お婆さん達がだんだん集まっていくぞー!!な、なんと。お婆さん達は合体し、キングお婆さんになった。
キングお婆さんのありがたいお話。そして説教の同時攻撃!!
二人「うわぁーー!!」

オルガ「↑のような夢を見たんだが…」
スティング「お前もか…昼飯食って眠くなったからとはいえ…」
オルガ「…行くか?」
スティング「…よし。今のことは忘れて行こうぜ」
636連合国立ドミニオン学園 19日目E:2006/01/19(木) 17:56:05 ID:???
ナタル「ご苦労。これで全員だな」
フレイ「…なんかすっごく精神的に疲れた。って顔してるね」
リー「では、晩御飯の後、コテージに集合だ」

オルガ「で?何すんだ?」
ネオ「学校には怪談がつきもの」
シャニ「階段なら掃いて捨てるほどあるけどね」
ムルタ「いわゆる一つの『七不思議』を作る。これを目的に、一人ずつ出し合うことにします」

クロト「じゃ、いくよ?」
『ドミニオンにこだまする不気味な笑い声。毎晩クルーにはこの高笑いが聞こえてくるという…』
ジブリ「…いきなり背中が寒くなるような話だな」
フレイ「あ。私もそれ知ってる」
ムルタ「?私は知りませんよ」
ステラ「私達も知らない」
ナタル「確か、古株のドミニオンクルーには知られてる話ですね」
オルガ「…その正体も知ってる」
他全員「何!?kwsk」
オルガ「あれはこのねーちゃん(フレイ)が来たときのことだ。そう。例のディスクを持って。
    そしてそれを手にした……」
一同視線を向ける
ムルタ「私…ですか?しかし私は知らないと…」
ナタル「ああ。そういえばそんなことが…。あれは理事が自室でディスクのデータを見ていたときです」
シャニ「ああ。あれね。あの時、あの部屋の通信機能が少しいかれてて、艦内にその高笑いが響いた…」
フレイ「そしてその高笑いはしばらく記憶から消えず、時折聞こえてくるような気もするようになってしまった…」
クロト「これが、怪談『ムルタ・アズラエルの高笑い』の話」
ネオ「………怖いのか怖くないのか分からんな」
637連合国立ドミニオン学園 19日目F:2006/01/19(木) 17:56:59 ID:???
アウル「次は僕?じゃあね…」
『ドミニオンが世界を回ると、その寄港地では不可思議な現象が起こるという…』
ジブリ「………それって、お前達が暴走するからじゃないのか?」
ムルタ「なんですか?ゲーム屋では新作が買われ、本屋では新刊を一気に買ったり、CDショップで新しいアルバムを
    購入したり…じゃないですよね?」
シャニ「…じゃあ、次…」
ネオ「図星か…」
『アークエンジェル級のドミニオン。しかし、それに乗ってたはずの艦長が迷子になる…』
ナタル「待て。私が迷子になったことはないぞ」
クロト「えー。だって、○○に集合とかいっておいて、時々行ってもいないじゃん」
オルガ「……非常にいいづらいんだが、それはお前らが遅れてるから、それを探しに行ってるからなんだが…」
リー「艦長は誰よりも先に集合してる」
ステラ「じゃあ、今度はナタルに勝つ〜」
ムルタ「まともなのがありませんね」
スティング「っつか、普通学校の怪談って、どこぞの偉い人の肖像画の目が夜になると光る。とかだろ?」
ステラ「あ。それ聞いたことある」
『ときどきデストロイの目が光る…』
クロト「…それって、時々ステラが勝手にデストロイに乗ってるだけじゃん」
ステラ「うー。まだあまり壊してないもん」
ナタル「ル〜シェ〜。貴様か勝手に機体を動かしてたのは!!しかもまだって何だまだって!!」
フレイ「…やっぱりこれか」
『ドミニオンには鬼が住み着いている…鬼には逆らわないほうが賢明であるという…』
ナタル「アルスター?その鬼とは私のことか?ん?」
スティング「(ぼそぼそ)帽子の下に角が生えてても俺はおかしくないと思うぞ」
ムルタ「(ぼそぼそ)同感ですねぇ」
ナタル「なんですってぇ!?」
ネオ「あー。いやいや。コスプレしても似合うんじゃないかって話っす」

スティング「ふむ。不思議。か…」
『何ゆえドミニオンは黒色なのか…』
ムルタ「まぁ、確かに黒だと堕天使なイメージですしねぇ」
ジブリ「…怪談じゃねぇ」
オルガ「不気味な話だろ?」
『アークエンジェル級はMSを積めない…』
ネオ「えーと。本家が最高で、ストライクとバスターとフリーダムと、ジャスティスもだっけ?」
ナタル「こちらも以前はカラミティ、レイダー、フォビドゥンでしたか。…ダガーも居ましたっけ?」
リー「連合軍としては初めてのMS搭載を想定に入れた船なんですがねぇ」
フレイ「あ。量より質ってことで…」
シャニ「……これが七不思議?」
アウル「あんまり怖くないね」
ナタル「…えー。では今日はここまで。明日は帰るからな…」
スティング「…………早く帰りたい」

続く…多分
638通常の名無しさんの3倍:2006/01/19(木) 18:09:25 ID:???
>>631-637
誰が待ってなくとも俺が待っていた。
すっげえGJ!
キャラがみんな生き生きとしとりますな。
とくに二人の盟主とネオのやり取りが良いです。
いいもん読ませてくれてどうも
639通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 00:23:58 ID:???
前回のあらすじ
巨大悪組織AAのユカイな仲間達の地球征服に敢然と立ち向かう我らが6馬鹿戦隊!!
しかし、敵はお約束のバトルを端折りいきなり巨大化してしまった!!!
このピンチを切り抜ける事ができるのか!!

*「説明しよう!!オルガ・サブナックは改造ババシャツをひっくり返して着る事により仮面r・・・」
シャニ「オルガうざーい!!今はそれどころじゃないんだよー」
アウル「何だよーあれはー!!マジでけぇ!!」
ステラ「食べすぎるとああなるの?・・・ステラも気をつけよう・・・」
オクレ「ああはならないと思うが・・・コーディネイター恐るべし!!」
クロト「ゴチャゴチャうるさいねぇ!!僕たちもメカで勝・負!!」

クロト「レーッツ!!コンバイn・・・」
5馬鹿「違ぇだろ!!!」
クロト「・・・6人だったんだよねぇ・・・んじゃ!!」
ステラ「ガイアー!!!」
クロト「六神がっt・・・」
4馬鹿「それも違ぇだろ!!!っつーか古過ぎて誰もわかんねーよ!!」
クロト「いちいちうるせーな!じゃこれかよー!!創・聖!合・体!」
オルガ「アク○リオン!!気ン持ちイイー!!」
4馬鹿「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ムルタ「ファイナルフュージョン!!承n」
6馬鹿「いきなり出てくんなよ!!!帰れ!!!」

合体もままならない6馬鹿戦隊に明日はあるのか?! 頑張れ!6馬鹿戦隊!!!

怪人L「体脂肪がかなりヤバいですわ!!」
シ○ッカーA「うわっ!!!」
ショ○カーK「踏まれると危ないよ、安全な所で見物していよう」
640通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 00:36:06 ID:???
>>639
やべえ、マジおもしれえww
6馬鹿の突っ込みにワラタ
641通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 01:42:45 ID:???
超重合身なら6人乗りだ!
642通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 01:43:41 ID:???
ついでにシンの中の人が主人公なのに右足担当だったw
643通常の名無しさんの3倍:2006/01/20(金) 23:44:44 ID:???
>>639
ギル「見せてもらおうか、地球連合のカラクリ6馬鹿の性能とやらを」
644通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 11:27:58 ID:???
シャニの日記

珍しく変な夢を見た。湖のほとりを歩いていたら抜かるんだ場所に
足がはまってしまい、バランスを崩した拍子にCDを湖に落としてしまった。
どうしようと湖を見ながら困っていると、湖から変な布を来たおっさんが出てきた。
また何かやらかそうとしてるんだろうなと思い、「ずっとそんなとこにいたら
風邪引きますよ」とネタを振る前に先に牽制してみたけれど無視して、
「あなたが落としたのはこの小さなCDですか?それとも大きなCDですか?」
と聞いてきた。それ大きなCDじゃなくてLPって言うんじゃないんですか?
と聞いてみたところまた同じ言葉しか返してこなかった。LPはウチで聞けないし
落としたCDはお気に入りだったので小さいCDを落としましたと言ったところ
「あなたは正直者なのでこの大きなCDを差し上げましょう。」といって、や、だから
それ大きなCDじゃなくてLPですと言っても聞き入れてくれず強引にLPを手渡された。
でもあのCDが戻ってきてないのでもう一度LPを湖に落としてみたところ、
今度はLPと何故かフラフープを持ち出してきた。両方いらないからCD返せと言おうと
したが何故かステラが来てフラフープと即答したために今度はフラフープを手渡される
羽目になった。しょうがないからやってみたら案外これが面白かったところで目が覚めた。
今度地球かプラントに行ったらこれ買ってもらおうと思う。

あとみんな馬鹿だから「つくしてつや」のこと「ちくしてつや」って言ってウザイ
645通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 12:29:39 ID:???
チラシの裏にでも(ry
646通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 12:57:48 ID:???
NEWS23かよw
647通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 14:30:40 ID:???
>>644
最近職人さんの長編が多くて疲れていた頃におもろいネタ投下ww
CDとLDじゃDVDを選んだ方がいいよねwww
648540:2006/01/22(日) 09:10:17 ID:???
卒論云々言ってた者ですがSS投下しても大丈夫?
ギャグ無いけど・・・
649通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 10:45:05 ID:???
よし、投下せよ!!
650通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 14:28:03 ID:/h4W8hpr
新たなる神の降臨だ!
651648 三人の夜(1):2006/01/22(日) 16:21:09 ID:???
 いつも通り寝たはずだった。
 だが、目覚めたのは眠ってから二時間後のこと。

 ドミニオンが新たな港へ入った。
 新たな指令を貰うために。
 一応は、未だに最新鋭の戦艦。そして三機の規格外MSと強奪したザフト製MS、
そしてこれまた規格外なパイロットを六人も載せているのだから。
 明日からはまた違う場所へと向かわねばならない。
(もう慣れたわよ)
 自分に言い聞かせ、何だかよく分からない胸の騒ぎを治めようとする。
 だが、それは焦る自分をあざ笑うかのように大きくなった。
 彼女、フレイ・アルスターは上着を羽織り、隣で眠るステラ・ルーシェを起こさぬよう扉を開けた。
「お」
「あ」
 思わず声が出る。そこにいたのはオルガ・サブナックだった。
「・・・アンタ、ここで何してるの?」
 大慌てで髪を括る。上着のポケットの中にゴムを入れておいて正解だった、と心から思いオルガを見た。
「別に。散歩だ。なんだ? お前も眠れないクチか?」
「へえ、アンタでもそういうことがあるんだ」
 特に他意はなかったが、オルガは呆れたような笑いを浮かべながら言い返す。
「強化兵でも人間だからな」
「そういうことだ」
 また、声。二人揃ってそちらを向く。
「スティング・・・」
「よ、お二人さん。眠れないのか?」
「まあね」
「まあな」
 その言葉のやり取りに、オルガがクックッと笑った。
「何がおかしいのよ。それにアンタ達、女性宿舎の側まで来て・・・」
「生憎、今回は女性宿舎じゃねえんだよ」
「あ」
 そうだった。
 今回立ち寄った連合の基地では一泊しかしないから大急ぎでMSとドミニオンの修理を行った。
 それで夜遅くまで付き合わされたから仕方なしに私たちは近くの宿舎に入ったのだ。
「一番文句を言ってたのはフレイだろ?」
「もう忘れたのかよ」
 不覚だった。いつもなら意地でも違う場所で眠るのに、何故か今回は妥協していた。
 だから、完全に忘れていた。こいつらもいたんだ。
「あー、御免。忘れてた」
「だろうな」
「で、今起きてきたのか?」
「うん。何か眠れなくて。明日からの移動も戦闘区域じゃないし。寝ないでいいかなって」
「また艦長に怒られるぜ」
「アンタ達もでしょ?」
「そりゃそうだ」
 スティングも笑顔を浮かべる。そして私もつられて笑ってしまった。
「あーあ、何だか目が覚めちまった」
652648 三人の夜(2):2006/01/22(日) 16:22:12 ID:???
 今まで黙っていたオルガが振り向き、ぼやいた。
 そんなことを言うが、少なくともそれは私たちのせいじゃ無い。
 アンタも何かあったから、眠れなかったんでしょう・・・とそこまで考えて思い至った。
(俺達には何も無ェからな)
 そんなことを言っていた。そんなコイツが眠れないって言うのだ。
(失う痛みってのは必要無いらしい)
 目の前のスティングもそんなことを言っていた。
 きっと、また私には分からない苦悩があるから眠れないのだろう。何より自分とはまったく違う境遇なのだ。
他人同士という時点で分かり合えないのかも知れない。でも、歩み寄ることは出来るはず。それを私はまた・・・
 ああホント、私ってここまで考えないとココまでたどり着けないのかぁ。
 ちょっと自己嫌悪。でも、そんな所で落ち込んでちゃコイツらのオペレーターなんて勤めてられない。
「そうだ。今からちょっと外に出ない? 気分転換にさ」
「おいおい・・・今からか?」
「そうよ。どうせ眠れないなら動いてた方がいいわよ。ね、オルガもそう思うでしょ?」
 私がそう言うとオルガはコチラに顔を向けてニヤリと笑い、ポケットから鍵を出した。
「同感だな」

 ドルン、と音がすると、ちゃんと整備されていたのだろう、軍用のジープが目覚めた。
 運転席にはオルガ。そして後ろにはフレイとスティングが乗り込んでいた。
「さあ、行くぜ。てめぇら、ちゃんと着込んできたな?」
「大丈夫よ」
「寒いからな」
 スティングの言うとおり、息が軽く白む程の寒さ。
 だが、オルガはそんなことは気にはしていなかった。
「行くぜッ!」
 ギアを1から2へ。そして一気に3へ。
 真っ暗な基地の車道を切り裂いて、車は暴れ馬のように走り出す。
「おいおいオルガ!」
「速過ぎよッ!?」
「気にすんなよッ! オラオラッ!」
 あらかじめ言っておいたのか門兵は既に端の方で傍観者を決め込んでいた。
 そして彼らの視線のど真ん中を突っ走り、三人は基地の外へと走り出す。
「どこに行きたい?」
「フレイが決めろよ」
 二人がいつもの調子で話しかけてくる。
 そしてフレイも、いつもの調子で応えた。
「海に行きたい」
「オーケィッ! テメェラ、ちゃんとつかまってろよ!」
653648 三人の夜(3):2006/01/22(日) 16:23:54 ID:???
 海は近い。もとより港のそばの基地なのだから当たり前だが。
 私たちは海岸線の道路で車を止めていた。
「ほれ」
「ありがと」
 スティングの買ってきてくれたコーヒーを受け取る。
 安物のコーヒー、でも今はとても美味しく感じた。
「で、何で海なんだよ?」
「それは俺も聞きたいな」
 コーヒーをもう少し飲もうかとした時にオルガが話しかけ、スティングがそれに続いた。
 タイミングが相変わらず悪い。
「コーヒー飲んでるんだから少し待って。もう少しタイミングを考えないと痛い目に遭うわよ?
 例えば、ミーティアに切られそうになったり、変なMAに乗せられたり」
「そりゃ勘弁願いたいな」
「しゃーねえ、少し待ってやるよ」
 そして少しの間三人で海を見る。
 よくよく考えると、この三人が揃うことは珍しい。いつもならまだ四人いる。
 いつも通り元気なクロトとアウルを止めたり、暴走するステラやシャニを抑えるのに私たちは手一杯だったから。
 だから、この三人はかなり珍しい。
 ふぅ、と一息つく。やっぱり、何だかコーヒーが美味しい。
「もういいわよ?」
「じゃあ改めて、何で海にしたんだ?」
 スティングの改めた問いにオルガも聞きたそうな顔をしている。
「やっぱり、海が一番キレイだからって思ったからよ」
「「は?」」
「私がね、ちゃんと海を見た時って結構変な時なのよ。何か荒れててさ、どうしようもないことに躍起になってたの。
若かったのよね、まだ。自分の中で思いついた幼稚な、その時の私の中では最高の、方法にすがりついて」
 自分のことをこんなに喋る私は珍しいのだろう。二人はじっと私を見ていた。
「で、気付けば宇宙でアンタ達に拾われたの。だから、ちゃんと静かに海を見た事なんて無かったのよ。
勿体ないじゃない、せっかくこんないい物が目の前にあるのに、ちゃんと見ないなんて」
「・・・・」
「難しいな、女心は」
「女心なんて関係ないわよ。アンタ達だってそう思う時があるわよ」
 私はそこで立ち上がると、空を見た。
 こんな戦争ばかりの時代なのに、空は皮肉なくらい澄み渡っている。
「大丈夫よ。ナチュラルでもコーディネーターでも、そして強化兵でも。綺麗な物を見たいと思う時はあるでしょ?
それが今回たまたま私だったって事。簡単な話じゃない」
「そうだな」
 オルガも立ち上がる。
「俺も綺麗な物ってヤツを見てみたいね」
「例えば戦場とかか?」
「もっと綺麗なヤツだよ。少なくとも・・・」
 オルガが小さく呟く。
 私には聞こえた。
 (戦いは御免だ)
 少し、涙が出そうになったのを必死で止める。
「俺もそう思うぜ。オルガ」
 スティングがニヤリと笑いながら頷く。
「もう、御免だよ」
654648 三人の夜(4):2006/01/22(日) 16:24:48 ID:???
「そうだな。ただ、俺達にはそれをどうこうできる力がある」
「で、それを使いこなせる。だから・・・」
(戦うのさ)
 スティングのつぶやき。
 ふと垣間見る二人の本言がひどく重かった。
 彼らにとっては普段の会話なのかもしれない。
 やっぱり私には背負いきれないのだろうか、やっぱり私では力が足りないのだろうか・・・?
 でも、でも・・・
「・・・フレイ、どうしたんだ?」
 気付けば涙が溢れていた。
 同情じゃない。哀れみでもない。ただ、友人を思う涙だった。少なくとも私にはそうとしか考えられなかった。
「ゴメン・・・」
 言葉には出来なかった。何だか小さなプライドと思いやりが邪魔をして。
 ただひたすらに言葉は胸を渦巻いていた。
(アンタ達の力になりたい・・・)
「さてと・・・そろそろ行くか?」
「おいおい・・・フレイが・・・」
「いいのよ、スティング。ゴメンね、変な気遣いさせちゃって。今日の私ちょっと変みたい」
「・・・行けるか?」
 スティングは立ち上がり私をのぞき込む。
 だが、それよりも早くオルガの手が私の手を取った。
 それは、ひどく暖かかった。
「お前が何も背負い込むことはねーよ。俺達も自分の事は自分でやる。自分の尻ぬぐいを他人に請うほど子供じゃねえだろ」
「な、何言って・・・」
「なるほどね。分かった分かった」
 スティングの手が残った私の左手を取った。
「もっと肩の力抜いていこうぜ。俺達も、フレイも」
「・・・・何よ二人とも」
「付き合い長ェからな。お前の考えてることぐらい分かる」
「ホントにヤバくなった時は、期待してるぜ?」
「・・・・じゃあ、私も守ってよ? 私も貴方達を守るから・・・」
「あったりまえじゃねーか」
「姫を守るのは騎士の仕事だしな?」
 二人は顔をお互いの顔を見るとニヤリと笑い、そして私の方を見た。
 きっとひどい顔だったろう。化粧もしてないし、涙でくしゃくしゃだ。
 でも、私は笑った。
655648 三人の夜(5):2006/01/22(日) 16:27:08 ID:???
「さて、次はどこ行くか」
「お姫様に決めて貰いましょう」
 車に乗り込む。
「・・・アイスが食べたい!」
「おいおい、今冬だぜ?」
「それでも食べたいの!」
「はっ、本領発揮だな。オルガ、行けるか?」
「オッサンが昼間言ってた所ならあるだろ。仕事もせずに飯食いに行きやがったからな」
「ならそこに行こ!」
「頼むぜ」
「任せろ、オラオラッ!」
 ギアは1から2へ。そしてあっという間に3へ。
 さっきと変わらない。そしてさっきと同じポジション。さっきと同じ寒さ。
 でも一つだけ違う。
「風が気持ちいいー!」
「オルガ! もっと飛ばせよ!」
「ハッ! 任せな!」
 そして4へ。
 不器用で器用な私たちを乗せて車は走る。
 分かっているようで分からない私たちを乗せて走る。
 風を切り裂いて。
 真っ暗な世界を切り裂いて。
 私たちは走る。
 いつか来る、静かな世界を目指して。
656648:2006/01/22(日) 16:27:59 ID:???
以上です。
三人のイメージがかなり変わってるのでそこら辺はどうかご容赦を。
657通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 16:47:31 ID:???
>>656
いや・・・なんていうかこう、非常に良いじゃあないですか。
リーダー格2人とフレイのカラミってのが良かったです。
特にフレイの心情が上手いと思いました
超GJ!!
658通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 18:54:57 ID:???
>>656
GJ! 男二人の気遣いとフレイの心理描写にじーんときた。
…にしても、〆切4日後って聞いてから現れなかったから、正直かなり
ガクガクブルブル(((( ;゚Д゚)))状態だったよw
659通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 20:43:51 ID:5eG/mmPg
>>656
どう言ったらいいのかわからないけど鳥肌たったw
まじGJ!!
660通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 20:53:02 ID:???
スティングの日記。

 今日は休みだったので、雑魚部屋の掃除がしたくなったので、
バスケットでアウルを焚きつけて、みんなを外の艦盤へと出そうとした。
でもどういうわけかオルガが机に張り付いたまま外へ出ようしなかったので、
今は宿題か何かしてて手が離せないのかと思い、忙しいか聞いてみたところ、
「何でもねぇよ!!わかったよ出るよ」と吐き捨てるように行って出て行った。
オルガが離れた机を見て見るとノートがあり、やっぱ宿題だったのかなと
ページをぱらぱら捲ってみると「キスしちゃった☆」という言葉が書いてあった。
あまりの衝撃にびっくりして周りを確認した後、もう一度よく読みなおしてみたら
どうやらオルガが作った小説の物語のようだった。
しかしそのあまりにもファンシーな内容だったことにも驚いたので余白のページに
小さく「見ちゃった☆」と書いてその後、何ごともなかったように掃除を続けた。
コロコロをやり終えたので、手洗いうがいをさせてからみんなを中に呼び戻すと
いち早く部屋に戻ったオルガはいそいそと机に付いたがページを開くなりギョッと
した顔をして、皆を見渡した後急いでノートを自分の棚にしまっていた。
そして上擦った声でポーカーやろうとトランプを持ち出し、やっている最中オルガは
人一倍皆の様子を伺っていたがアレはきっと多分詮索してるんだろうなぁと思った。
その後みんなから、特にアウルとクロトから「オルガが一対一の状況になると
『アレは間違いなんだよマジで!!』って言ってきて意味わかんない!!」という言葉を
聞くので流石に可哀想なことをしたなと思い、ポーカーで負けたことじゃないのと言っておいた。
それで今度は余白のページにできる限り丸文字で「できたら読ましてね。」と書いた後、
また何事もなかったように洗濯物を取りに行き、ノートをもう一回チェックしてみると
さっき書いた文字の隣に小さく「うん」と書かれてあった。
それ以降、オルガはやけにフレイに「こういうシーンだと女の子はどー思うかな?」とか話の相談を
持ちかけるようになりフレイは困惑していたがアレは俺のせいではないと思う。

あと年賀状の書き損じハガキに誰か二人「クロト・ブエルール」って書いてる奴がいた。
661通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 20:58:11 ID:???
お・・・オルガwwwww
662通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 21:17:39 ID:???
>>660
この日記シリーズ、おもしろすぎww
GJ!
663通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 21:53:09 ID:???
サークル『ドミニオン』

オルガ=ストーリ担当
クロト=売り子担当
アウル=売り子担当
シャニ=絵描き担当
スティ=その他・雑用担当
ステラ=コスプレ担当
フレイ=コスプレ担当
664通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 21:57:33 ID:???
>>663
シャニの負担がえらいことになってるよ先生
665通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 22:05:37 ID:???
そのサークルチケットはもちろん僕等の盟主王が買ってきたんだろうな…
666通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 22:15:08 ID:???
>>663
ナタル:コスプレ担当

ムルタ「誰が見たいんですか?」
ジブリ「やめてくれる?客が来ない」

ターン、ターン

ナタル「ドミニオン発進」
フレイ「あの…盟主のお二人がまだ…」
ナタル「発進!!」
667通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 22:15:31 ID:???
ムルタ=サークルのHP制作・管理人担当
668通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 22:23:40 ID:???
>>666
>ムルタ「誰が見たいんですか?」

俺はぜひ見たい
669通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 22:26:13 ID:???
リーは、リーはどうしta?
670648:2006/01/22(日) 23:41:05 ID:???
>>657
>>659
ありがとう。またSS出来たら折を見て投下したいと思います。

>>658
提出は出来ましたが・・・、口頭試問がガクブルですぜw
ともかく読んでくれてありがとう。
671通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 23:43:19 ID:???
>>648
テスト勉の現実逃避にもっかい読ませてもらったけど
しれっと臭いセリフを言ったりするのは個人的にも好きです。
GJ!!
長編小ネタ関係なく職人さんらの今後のネタに期待
672通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 23:52:00 ID:???
>>670
いつだって大歓迎だ。待ってるぜ!
673通常の名無しさんの3倍:2006/01/23(月) 00:11:55 ID:???
同人ゲーム制作

オルガ=シナリオ担当
ムルタ=システム担当
シャニ=BGM担当
スティ=グラフィック担当
ステラ=応援担当
アウル・クロト=ゲームで遊ぶ担当
674通常の名無しさんの3倍:2006/01/23(月) 00:21:39 ID:???
>>673
フレイ=正ヒロインのモデル
ナタル=ツンデレ少女のモデル

フレイ「嫌!!絶対嫌!!私を使ったら許さない」
ナタル「か、かわいく描いてね」

スティング&オルガ「あー。二人目は没で。とりあえず正ヒロインから」

デデデデストローイ

ナタル「ドミニオン発進」
ステラ「ナタル〜スティングとオルガ知らない?」
ナタル「発進!!」
675通常の名無しさんの3倍:2006/01/23(月) 00:53:50 ID:???
ドミニオン家
     両親   リー─┬─母親─┐
┌───┤        │      │
ジブリ ムルタ─┬─ナタル─愛人・ネオ
          │
┌─┬─┬─┬┴┬─┬─┐
ス  ア ク  シ  オ フ  ス
テ  ウ ロ  ャ  ル レ  テ
ラ  ル ト  ニ  ガ イ   ィ
                  ン
                  グ

アウル「えー?こうじゃないの?」
ドミニオン一家
ドン:ナタル ←パトロン:ムルタ、ジブリ
幹部:リー、スティング、オルガ、ネオ
姐御:フレイ
ヒットマン:アウル、ステラ、シャニ、クロト
チンピラ:ネオ

ネオ「どっちも扱い悪いなぁ…」
676通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 07:59:27 ID:???
保守
677通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 15:15:15 ID:???
>>673ステラとフレイが声優担当でvv
ゲームをプレイするクロトとアウルが「この二人の声聞分けできねーよ!」
となるんだろうな…
678通常の名無しさんの3倍:2006/01/24(火) 21:03:15 ID:???
リアルチラシの裏より

冬ステラ
ttp://board.27bashi.com/board/733009/img_3.jpg
679通常の名無しさんの3倍:2006/01/25(水) 01:37:11 ID:???
>>678
おk、可及的速やかに保存した。乙。
680通常の名無しさんの3倍:2006/01/25(水) 23:01:12 ID:cl+lgDgG
保守
オトサセナイヨ
681通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 00:17:36 ID:???
>>678
なんか芝刈りのブイーに見えるなww
682通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 01:06:10 ID:???
クロトの日記

一昨日ステラがたまに指しゃぶりするからとナタルが指にタバスコを塗ったせいで
夜な夜なステラが泣き喚くので寝不足になり訓練でエンストとか命中率が著しく
下がったりしてしまいナタルにしこたま怒られたり罰として通路の掃除をやらされたりした。
正直そもそもの元凶はナタルがあんなことするからじゃないかと腹を立てた僕とアウルは
何故か乗気のシャニもつれてナタルの寝室に忍び込んだ。
年上の女性の被るナイトキャップには大分興冷めするものがあったけどそれをグッと我慢して
手はずどおりに左手に枕を抱きかかえさせて右手の親指を口に咥えさせ、笑うのを我慢しすぎて
ひきつけを起こしかけているシャニを引きずりながらも何事もなかったように部屋を抜け出た。
それで昼休みになると自販のあるラウンジにナタルが居たので様子を伺ってみると、ナタルは
小刻みに震えながら「これ以上寂しかったら私どうなるんだろう」などと8歳年下にマジ相談をしていた。
思ったより微妙な反応だなと思いそのまま仕事に戻り、もう一回だけ様子を伺ってみると、
フレイになだめられたのかナタルはしばし普通に雑誌を読んでいたけれど、いきなり立ち上がるなり
雑誌をブン投げて「ゼクシィがあれば結婚できるって言ってたじゃん!!」と逆切れしだし、そのあまりの
剣幕にビビッたアウルは蚊の鳴くような声で「や、アレはできるなんて言ってないッス、ゼクシィがなきゃ
結婚できないって言ってただけッス…」と誰に言うともなく呟いていたけれどとりあえず黙殺しておいた。
晩ごはんの後も一人ラウンジでテーブルに並べられたムルタのおっさん、ネオ、ジブリールの写真を
鬼気迫る顔で睨み付けながらどれにしようかなをしていたけれどその中に正解の選択肢があるとは思えなかった。

ちなみに好きな花言葉は『お前ら全員正座しろ!!』です。
683通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 13:16:24 ID:???
ナタル……………。


(´・ω・`)がんがれ
684通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 16:40:31 ID:???
ワロタがちょっと切ないな・・・GJです!
685通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 19:27:57 ID:???
ナタルは、このままお守りで一生を終えるのか。それとも、妥協してしまうのか
686通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 19:45:10 ID:???
アズラエルって妻子いるんだっけ?
687通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 20:02:37 ID:???
Wikiではいることになってたが、それ以外のソースが見当たらないからなあ…謎。
688通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 20:40:58 ID:???
冷静に考えたら旧馬鹿はまだしも
新馬鹿は日記なんか書いたことないっていうか
書けなかったろうな、場合によっちゃ
記憶消さなきゃいけなかったんだから。
そう考えるとちょっとセツナス
689通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 21:46:43 ID:???
>>688
スティングがPCいじってたのが、印象的だな。
あれが日記とかだったら、面白かったのにな・・・。
そんで日記にかかれたステラとかアウルって奴の名前をみて妙に思うとか。

新3人の人間関係を掘り下げるだけで、話がグッと面白くなっただろうに・・・
なぜやらなかったのか不思議でしょうがない。
690通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 22:29:12 ID:???
>>689
このスレで書くのは脱線気味な気もするが、
新馬鹿たちの人間味のあるやり取りを見て
vsデストロイ戦前後では男泣きせずにはいられない
展開が待っていることを信じ込んでいろんな妄想してたもんですよ

種は六馬鹿に限らず面白くなる要素が結構あったと思うんだが何故あんな…
691通常の名無しさんの3倍:2006/01/27(金) 16:27:08 ID:???
ヒント:嫁には3馬鹿の事など、どうでもいい。
692通常の名無しさんの3倍:2006/01/27(金) 22:03:00 ID:W+VV3m0f
ソレダ
693通常の名無しさんの3倍:2006/01/27(金) 22:35:31 ID:???
格納庫の管理、サボってたら何が何だか分からなくなってしまった…
どれがまだ保存できてないか、把握してる人いたら教えてくれー。
694通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 13:53:03 ID:X6wi0GAL
保守
695通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 14:30:42 ID:???
6馬鹿で1stを見た。

ステラ「あ。ザク〜」
『スレンダー。お前はここに残れ』
クロト「ガン・ダム!!」
アウル「あ…アフロ…シャニみたいだな。このボーっとしてるとことか」
オルガ「ガンダムTUEEEEEEE---!!!」
『相手がザクなら人間じゃないんだ。僕にだって出来るんだ!!』
『MSの性能の違いが戦力の決定的差でないことを…教えてやる!!』
スティング「いいこというな。この仮面」
クロト「通常の3倍キター!!」
『少佐!!減速できません。助けてくださいシャア少佐ー!!』
シャニ「あ。落ちた…」
『笑うなよ。兵が見てる』
アウル「ずいぶんなお坊ちゃまだね」
『シャア!?謀ったなシャア!!私とてザビ家の男。無駄死にはしない。ジオン公国に栄光あれー!!』
オルガ「かっこいい最後だ…」
『ザクとは違うのだよ。ザクとは!!』
ステラ「あ。青い…オレンジのやつは私が倒したのに…」
スティング「おっ!!すげぇ。しゃがみこんで、相手の剣を避けてから切り払うとは…」
アウル「おいおい。生身で戦艦に突っ込んでいってるよ」
『戦いに敗れるとは…こういうことだぁ!!』
オルガ「渋い…さっきの坊ちゃんよりこういうほうが、ぐっとくるなぁ」
『ジェットストリームアタック!!』
クロト「かっけー。オルガ、シャニ。今度僕らもこういうのやろうよ」
『さすがゴッグだぜ。なんともないぜ』
シャニ「ハンマー受け止められてるじゃん」
『ミハル…俺はもう悲しまないぜ。お前みたいな子を増やさないためにも…ジオンを叩く。徹底的にな!!』
ステラ「ほぁ〜。いいなぁ…」
オルガ「おっ。また赤い機体だ……ウッディ大尉ー!!!!そんなホバークラフトでMSと戦おうとするなよ!!」
スティング「フラミンゴの群れ…自然的だねぇ」
アウル「これがMA…誰だよ、ザムザザーとかゲルズゲーとか。作ったの!!」
『ええい!!WBはいい。ガンダムを写せ。ガンダムを!!』
『ば、ばかな…3分で12機のリックドムが全滅しただと?』
シャニ「ガンダムTUEEEEE−−−!!!!!」
ステラ「あ。デストロ〜イ」
『このビグザムが量産の暁には…連邦などあっという間に叩いてみせる』
スティング「デストロイが量産されても…ザフトにあっという間に叩かれてしまう!!」
アウル「コロニーに入ってく。白兵戦のMSだ」
『ウラガン。あの壺をキシリア様に届けてくれよ。あれは…いいものだ!!』
オルガ「…印象に残るが、かっこよくねぇ…」
ステラ「あ。ララァが…ららぁが…」
クロト「シャアとアムロのラストバトル。こういうのを待っていた!!」
『僕にはまだ帰れる場所があるんだ…こんなにうれしいことはない…』
6馬鹿「僕らには帰れる場所が………この船しかない!!こんなにやばいことはない…orz」
696通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 15:12:02 ID:???
1st観たくなった
>>695さんGJ!!ワイワイしてる6馬鹿すきだ〜
697通常の名無しさんの3倍:2006/01/29(日) 00:50:33 ID:???
オチワロタ
698通常の名無しさんの3倍:2006/01/29(日) 20:02:31 ID:???
保守
699通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 03:10:23 ID:???
>>695
ドミニオンはそんなにいやな戦艦ですかww
700通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 03:13:32 ID:x+I7UCsn
クソスレテラワロスwww

http://life7.2ch.net/test/read.cgi/model/1138284592/
701通常の名無しさんの3倍:2006/01/30(月) 14:24:45 ID:???
昇れー!
702保守 :2006/01/31(火) 00:10:45 ID:???
保守
703通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 02:04:07 ID:gGQPkYW3
<<全機、高度4000フィート以上まで上昇せよ>>
704通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 16:19:26 ID:???
受験作者様の合格を祈りaga
705通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 16:28:47 ID:???
そんなことより、センター試験国語の小説のボクっ娘良かったね。
706通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 17:37:26 ID:???
現代社会も笑えるが
707通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 21:07:08 ID:???
ありゃボクっ娘じゃなくてただの腐女子だろ
本来のボクっ娘はあんなネクラじゃないしもっとかわいらしい
708通常の名無しさんの3倍:2006/01/31(火) 21:11:08 ID:???

>本来のボクっ娘はあんなネクラじゃないしもっとかわいらしい
なんだそれwww
709通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 09:51:42 ID:???
友人がボクっ子の話に凄い共感して、感動してたらしい。
俺は…文章が繊細すぎて合わんかった。
スレ違いで進みません。
710通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 15:44:35 ID:???
家庭用の連ザでレイの地上MSルートばっかりやってる俺
常夏と新三馬鹿のかけ合いが地味にうれしい





711通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 21:49:03 ID:???
やべえな・・・。ここまで過疎るとは
712通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 22:12:21 ID:???
>>711
明日テスト最終日だから、早ければ土日には投下できる…かも。
しかし住人の受験生率もしくは学生率はこんなに高かったのか…。
713通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 22:20:37 ID:???
びっくりだよな。自分も受験生だけどさ。
714それじゃ5分程度で書いたネタを:2006/02/02(木) 22:32:58 ID:???
ステラ「あずらえろー」
ムルタ「…そろそろ本当の名前で呼んでほしいものですねぇ…」
ステラ「うぇ?」
ムルタ「いいですか、僕の名前は『アズラエル』です」
ステラ「あずら……えろ?」
ムルタ「最後は『エル』です!!」
ステラ「える、あ、ずら…ろ?」
ムルタ「………」
ステラ「あずらえろ」
ムルタ「ル!!」
ステラ「る」
ムルタ「…あ、ず、ら」
ステラ「あずら…?」
ムルタ「え、る」
ステラ「える」
ムルタ「全部繋げて?」
ステラ「あずら…える!」
ムルタ「ハハハハハ!!言えッたあああ!!」
ステラ「うぇーい!ステラ、えらい!」
ムルタ「たいへん良くできました。フフフ…それで、僕に何か用ですか?」
ステラ「うん、あのね、あずらえろ」
ムルタ「………」


ふりだしにもどる
715通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 22:38:51 ID:???
>>714
くはぁ〜…GJ!
716通常の名無しさんの3倍:2006/02/02(木) 23:57:43 ID:???
>>714
破壊力高いな・・萌えた。GJ!
717偶然ステラ縛り:2006/02/03(金) 00:05:47 ID:???
ステラの日記

いつもおろがとクロトとあんぎらすだけたたかうまえにジュースをのんでいろので
ステラもほしかった。
だけどあずらえろがダメダメでのませてくれなかったけどたいきでのまなかった
おろがのぶんがあったのでいまのんでみた。
あまいけど、きもちわろい。のでステラはこれきらいになりました。
でもはみがきしてうがいをしたからだいじょうぶ。
あたまがカッとしたりしゅっとしたりするけどはやおきするとネおがほめてくれるから
ちゃんとねます、と書いてこの日記を終わりにしようと思うがどういう訳か頭がすっきり
しているので今のうちに今日思った疑問について整理しておこうと思う。
そう、今日の数学の講義にて私は間違えて1+1の問題を11と書いてしまいジブリール氏から
りんごの数え方で2になるという説明を受けたのですが、では本当に1+1=2になるのかを
今一度考えてみたいと思うので1+1=2であることを証明してみることにする。
まずこの計算で使われる数は自然数でありこの範囲で示せばいいのでここではペアノの公理系を採用する。
(公理の内容についてはここでは省略することにする)。
次にsuc(0)=1, (1は suc(0) の略記、suc(1)=suc(suc(0))=2, (2は suc(suc(0)) の略記)と定義記号を
定義し、そして1+1=2は足し算であるということはペアノの公理にある数学的帰納法を用いることで
定理、単位元a+0=0+a=aとsuc(a)+b=a+suc(b)=suc(a+b)と数字がたくさん並んでいるのでりんごはたくさん
あるのだと思われる、だからうれしいなってステラはあしたおいしいりんごがたべたくなったし、ステラは
いいこだからちゃんとはやくねて、すていんグたちをおこしてあげてネおにほめてもらいます。
おばちゃんにりんごきってまらうのでねます。
718↑書いた奴:2006/02/03(金) 00:08:23 ID:???
正直内容も微妙だが数学とか率直な話よくわからないんで
つっこまないでくれると僕は幸せな気持ちで日々をすごせます。
あと受験生合格祈・願!!
719通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 00:11:54 ID:???
>>717
アルジャーノン!?
720通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 00:22:38 ID:???
>>718さんGJ!!
ステラ…常夏の名前覚えてあげてよ(´・ω・`)アウルにも触れてよ(´・ω・`)
シャニに至っては自ら難易度高くして間違えてるし…ワロタ

乙です
721通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 01:17:52 ID:???
>>717
なんか萌える・・・
(*´д`*)ハァハァ
722通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 01:30:50 ID:???
>>717
なんじゃこりゃw温度差に激しくワロタw
急に数学者になったと思ったら元に戻ってるw
723通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 09:53:47 ID:???
森下ステラさんかと思った
724通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 13:18:11 ID:VTJ7tkSh
age
725連投気味でスマソ:2006/02/05(日) 00:13:27 ID:???
〜起動戦士GUNDAM今更常夏も入っていたら考えるDESTINY〜

第一話「イカれる瞳」

繁華街を歩く六人、その内の金髪の少女と少年はショーウインドの前に立ち止まる。
オルガ「はっは〜目移りしちまうぜ!!」
ステラ「ふふ、ふふふ(クルクル〜)」
アウル「何やってのアレ?」
シャニ「馬鹿みたい・・・」
オクレ「みたいってえか浮かれてる馬鹿の演出…?」
アウル「?」
ステラ「(クルクル〜☆)」
オクレ「…じゃねえの?お前らも馬鹿をやれよ、馬鹿をさ。」
クロト「ですね。」
アウル「や…ですねていうか、ちょっと…v」
クロト「ちょっとなんだよ?」
アウル「いくらなんでもステラ回りすぎだろ…v」
ステラ「フフ、フフフ、ふひひひ☆」
オクレ「たしかにちょっと……ってかなんで、オルガまでクルクル回ってんだよ。」
オルガ「はっは〜☆目移りしちまうぜ〜」
オクレ「(まあそんだけ回りゃあな…)」
アウル「まさかとは思うけどさあステラ間違えて飲んじゃってねえよな?」
オクレ「まさか…、なあシャニ?薬の時間ってまだだよなって、うあああ!!」
シャニ「(ガクガクガクガク)」
アウル「おい!!シャニ、あぁ、泡吹いちゃってるよ!!ねぇ、こうする時どうするのさクロトぉ…?」
クロト「ふふ、ふふふ、僕は、僕はねぇ……」
ア&オ「……………。」
アウル「…ねえ、どうしよっか?」
オクレ「……もういいよどうでも、俺らも馬鹿をやろうぜ(泣)」
アウル「だよね。」 
ア&オ「アハハ☆アハハハハ♪(クルクル〜)」

チャラララ〜ン♪(CM)

ちなみにキャッチはコイツラが回ります。
726通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 02:08:03 ID:???
>>725
いや、全然OKだ。GJ!!
本当にイカれてる常夏ワラタ
727通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 08:02:21 ID:???
>>725
乙ですGJ!!アイキャッチ激しく見たい
728通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 10:05:01 ID:???
一話で6馬鹿が攻めてきたら種死終わってた
729通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 11:03:34 ID:???
 ここ連合艦隊内で、3馬鹿が出撃しようとしていた。
 「ステラも…」
 「仕方ね―だろガイア跳べねーし泳げねーし」
 ステラは戦闘に参加したがっていたが、MSの性能を考えて基地の護衛に回ることにした。
 そこで常夏チームのクロトが割り込んで言った。
 「僕のレイダーの上に乗ってけば大丈夫だよ」
 「ウェーイ!連れてってー!!」
 「仕方ない、護衛にはカラミティを置いておくか…」
 こうして、5バカは出撃することとなった。
 「あーそうそう、クロト」
 「はい?」
 「あまり変形は解くなよ。ガイアが海に落ちてしまうからな。」
 「ふん」
 ミネルバ
 「あの3馬鹿ね!ルナマリア・ホーク、ザク出るわよ!」
 「レイ・ザ・バレル、ザク出る」
 「シン・アスカ、コアスクランダー行きます!」
 シンを乗せたコアスクランダーの後に続き、それぞれのパーツが射出される。それによって
インパルスが組み上がった。
 「なに?4馬鹿だと!」
 出撃早々シンがレーダーを見て意標を突かれたように言った。
 ミネルバブリッジ
 「えええぇぇぇっ!?」
 タリアはこの状況に、ルナとレイに指令を出す。
 「くっ、ルナマリア、レイ!海の護衛はいいからフライトユニット搭載して敵を迎撃し
て!」
 「えええぇぇぇっ!?大丈夫なんですか!?」
 アーサーのバカっぷりにタリアがあきれて言った。
 「仕方ないでしょ?」
 「大丈夫かなー海の方放っておいて。しかもなんで馬鹿が増えてんのよ」
 「お前も相当馬鹿だぞ。凸に惚れるなんてな」
 レイがいつものようにクールに言った。
 戦場
 「ステラ、落ちないでよね!」
 「大丈夫…」
 レイダーはいつものように変形して現れてるが、上に乗ってるのがガイアだ。
 「敵見えたよ!」
 
730通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 11:06:51 ID:???
フライトユニットをつけたルナ専ザクに向かって頭部エネルギー砲を放つ。ガイアがそれに
続いてビームライフルを撃つ。赤Gザクはそれをかわし、エネルギー砲をガイアに向けて撃っ
た。
 「来たよ!」
 クロトの合図とともにガイアは飛び上がる。エネルギー砲はレイダーの背中スレスレで当た
らない。レイダーは防盾砲を撃ち、ガイアはビームライフルを撃つ。そこにレイのBザクが現
れた。
 「ルナマリア!大丈夫か?」
 「遅い!」
 二つの攻撃を右に避けながら、レイに叫び込んだ。
 ガイアはレイダーの上に着地、Bザクはビームライフルをレイダーに向けて撃つ。ルナ専は
ビームトマホークを投げつける。

フライトユニットあることにしてください。続く…かも
 
731通常の名無しさんの3倍:2006/02/06(月) 02:14:14 ID:???
1話で6馬鹿いたら、シンは確実にフクロにされるな
732通常の名無しさんの3倍:2006/02/06(月) 12:39:22 ID:XY0KG8NZ
そうなったらアスランに嫁補正かかるな
733通常の名無しさんの3倍:2006/02/06(月) 13:26:34 ID:???
ますますシンが背景化するんですが
734通常の名無しさんの3倍:2006/02/06(月) 23:08:38 ID:???
コ○ケにて

オルガ『へへ、見つけたぜ、昨日のエロい本!』
クロト『あれ買うよ?エロいの。』
シャニ『萌え!萌え!萌えぇ!!』
735通常の名無しさんの3倍:2006/02/06(月) 23:26:21 ID:???
もしディオキアでシンとステラを発見したのがフレイと常夏だった場合

フレイ「ステラ、大丈・・・・(バチーン!)あんたこんないたいけな女の子になんてことするのよ!」
シン「な、何するんだ!」
フレイ「じゃあその顔についている傷は何よ?そして震えているステラは一体何なのよ!」
シン「ま、待て俺は何も・・・」
オルガ「おう、おう、おうステラに何しやがったんだテメエ?(ボキボキ)」
クロト「痴・漢!変・態!」
シャニ「お前!お前!お前!」
シン「落ち着け、俺は何もしてなギャーーーーーーーーー!」
736シリアス:2006/02/06(月) 23:51:35 ID:???
超お久しぶり。みんなまだ覚えてくれてますか?



外は思いのほか暗かった。

空気の澄んだ夜空は快晴で、満点の星が散っていたが、月が良くなかった。
ごっそりと欠けた三日月は貧弱な白光を放つばかりで頼りない。
やや遠く、いまだ負傷者の治療で慌しい救護テントの喧騒が、
暗い夜のしじまを濁している。

(やれやれ……)

そんな中で伸びをして背中を鳴らし、スティングはふうと嘆息した。

どうにも調子が出ていないようだった。行方の知れない二人が気にかかることについて
ではない、それを思わず口と態度に出してしまった「らしくなさ」についてだ。

(失敗した。くそ、何やってんだ俺は)

済んだことにいちいち女々しい、と思いつつスティングは頭をかいた。短く切り揃えた
髪は昼間の一件で土が混ざっていて、ざらざらとしていた。

自慢ではないが、自分はそれなりに場の雰囲気を気遣うたちである。

だから当然、あの場で、あのようなことを話に出すのが好ましくないということは理解
できていた。それゆえ黙っていようと思っていたのに、結局はあの通りである。

つくづく、何をやっているんだ俺は、と思い返して、彼は盛大に溜め息をついた。

「……よお、反省タイムはまだ続くのか?」

唐突に横合いから闖入した声に、スティングの肩が思わず跳ねた。

目を見開いて、ゆっくりと発信源の方を見やると、今しがた出てきたテントの側に、
何やらハードカバーの本を片手にオルガが腰を下ろしていた。

ややあって、スティングは詰めていた息を吐き出しながら肩を落とした。

「あんたか……居たのか」

気が付かなかった、というと、オルガは「不注意だな」と言って薄く笑った。

そんな彼は先刻外を見てくると出て行ったきりかなり経っているが、まさかずっとそこに
居たのだろうか。試しに、スティングはその疑問を口にした。
737シリアス:2006/02/06(月) 23:52:29 ID:???
「どこまで行ってたんだ? 向こう、どうだった」

言いながら、親指で作戦部のテントがある方を指差すと、オルガはどこかやる気のない
仕草で肩をすくめてみせた。節くれ立った指が、ハードカバーのページにかかる。

「愚にも付かねえな。軽いパニック状態で、ろくに話が進んでねえ」

軽蔑したことを言っている割に、彼の口調には殊更何の情感も含まれていなかった。
どうでもいいと思っているのかも知れない。ハードカバーがめくられて、スティングを
見ていた双眸がゆっくりと紙面に向けられる。

「……何だそりゃ。勝つ気あるのか、本当に」

流石に顔をしかめてスティングは呟いた。さあな、とオルガが素っ気なく応じる。

――何となく、そのまま突っ立っているのも居心地が悪かったので、スティングはその
オルガの隣に並ぶようにして腰を下ろした。

とりとめもなく質問を続ける。

「次の進攻、いつになるんだ? それも決まってないのか?」

文字を追っていたオルガの視線が、一度浮上して、また沈降した。

「らしいぜ。まあ、これだけ手酷くやられたんじゃ無理もねえが」

身じろぎもせず本を読むかたわら、そんな気のない返事をよこしてくる。ふうん、と
スティングは相槌を打って、それから例の救護テントの方へ目を向けた。

通常、軍隊では損耗率が3割を超えた時点で「全滅」とされ、その部隊は組織的な戦闘
能力を失ったとされる。そうなったらすぐ後退して再編成を行わなければならない。

ひるがえって、今の自分達はどうかというと、それに近いものがあった。
損耗率は2割。更に基幹要員たる士官の死亡が、建て直しを更に困難にしている。

(それに加えて、モビルスーツだ。あいつら、どこから出てきたんだ?)

救護テントから視線を外し、俯きがちにスティングは眉を寄せた。

現在、地球圏において唯一モビルスーツを軍用兵器として運用しうる組織は、遥か遠方の
カーペンタリアに駐留するザフト軍のみである。
連合の勢力圏を一足飛びに飛び越えて、いきなり彼らが赤道連合領内に出現するとは
考え難いから、恐らくその支援を受けている別組織だろうとスティングは考えている。
738シリアス:2006/02/06(月) 23:53:57 ID:???
しかし、分からないのはその理由だ。内部に混乱を呼ぶのが目的だとしても、今のところ
中立に近い赤道連合をあえて刺激するメリットがあるとは思えない。

相手の目的が分からない以上、確かに迂闊に動くことは得策ではない――恐らく、
再進攻はもっと先の話になるだろうと予感して、スティングはまた深く溜め息をついた。

ぱらり、と乾いた音をたててオルガがページをめくった。

「仲間が心配か?」

え、と目を瞬いてスティングは彼を振り返った。オルガはハードカバーの端に指をかけた
まま、首だけ回してこちらを向いたところだった。
きょとんとするスティングに、オルガは聞こえなかったと思ったのか、

「仲間が心配か、と聞いたんだ」

と、念を押すように繰り返した。

「え、あ、ああ」

どもりつつ咄嗟に頷いて、頷いてから、どうしていきなりこの質問が出てくるのかと
スティングは訝った。脈絡がないように思えたのだ。それをそのまま口に出す。

「それは、まあ……でも何で?」

するとオルガは、再びぺらりとページをめくって、視線を本に戻しながら答えた。

「中の話が聞こえた。意外と薄いぜ、このテント」

そう言われて、咄嗟にスティングは身体ごと背後のテントに向き直った。
実際に厚みを確かめるようにして、合皮素材の表面に触れる。

だが予想に反して指先に伝わってきたのは、しっかりと厚ぼったいテントの感触だった。
試しに耳を当ててみると、確かに中から物音は聞こえてくるが、「話が聞こえた」と
オルガが言ったように、内容の見当がつく明瞭さではない。

(……何だ? 耳がいいのか?)

どこか腑に落ちない感じを覚えつつ、スティングはオルガを横目にした。

彼は早くもそのページを読み終えたらしく、次をめくるべく端に指をかけていた。
その姿に、またしてもスティングは違和感を覚える。
739シリアス:2006/02/06(月) 23:56:07 ID:???
(そういえば、こいつ、本ちゃんと読めてるのか?)

読み進めるスピードが異様に早い。速読というやつだろうか。
というか、それ以前に、この暗さで果たして文字が見えているのだろうか。

スティングがじっと彼の手元を見つめていると、視線に気付いたオルガが顔を上げる。

「何だ? 読みたいのか」
「いや……あんた、読むの早いな」

スティングがそう言うと、オルガは不思議そうに目を丸くした。

「そうか? 普通だろ」

そんなふうに言いながら、ページの端を折ってハードカバーを閉じる。

漫画ならともかく、20秒で小説の見開きを読破する早さが一般的かは怪しかったが、
スティングがそう口にする前に、オルガが思い出したように続けた。

「ああ、でもまあ、俺も“処理速度の向上”はされてるからなあ。普通じゃあないかもな」

あと精度もか、と付け足す彼の言うことが、一瞬理解できずにスティングは呆けたような
顔を晒してしまった。やや遅れて、発言の意味を察して得心する。

(――そうか。こいつ、エクステンデッドじゃないんだ)

それまで何となく感じていた違和感の正体を掴んだような気がして、
スティングは胸中でひとり頷いた。

自分達は確かに強化人間だが、この男はブーステッドマンだ。
強化処理の方法も違えば箇所も違う。それだけといえば、それだけのことなのだが。

神妙な顔をして黙り込んだこちらを訝ったのか、オルガが少し怪訝そうな顔をする。

「……おい? どうした、俺の顔に何か付いてんのか?」

ああ、いや、とスティングは手を振って否定した。

「そういう訳じゃないんだ、悪い。ちょっとぼーっとしてて」
740シリアス:2006/02/06(月) 23:57:04 ID:???
そう答えると、ふむ、と呟いてオルガがかすかに首を傾げる。彼はしばらく、何か考え
込むような表情でまじまじとスティングの顔を見ていたが、やがてふっと息を吐いた。

そのままハードカバーの角を肩に乗せ、予備動作もなく立ち上がる。
ぽかんと見上げるスティングを見下ろし、彼はこんな科白を投げてきた。

「……まあ、なんだ。いきなり味方が行方不明になって気になるのは仕方ねえけどよ」

いかにも慣れていない、といった様子でさ迷う視線と言葉を選ぶ逡巡を見せ、

「大丈夫だろ。あの小さい子も強化人間だ。それにあの薄暗い男、あいつは耐久実験で
どてっ腹に二十も穴空けて生きてた怪物だ。そうそう殺されやしねえよ」

何とも言い難いフォローを口にして、ぽんぽん、と軽く頭を叩いてきた。

完全に反応に窮してスティングは言葉に詰まる。何と答えたら良いのか分からない。
とにかく返事をしなければと、「ああ」だか「うん」だか分からない声を漏らすと、
オルガは満足したように――微妙に誤解があるが――口の端を上げた。

「おし。じゃ、そろそろ中戻るか」

言うなり、つま先をテントの方へ向ける。
スティングは、はあ、とまた曖昧に呟いて、たった今オルガの触った頭に手をやった。

何と言うか――盛大に子供扱いされた気がする。

釈然としないまま、テントの入り口をめくろうとしている彼を見やって、スティングは
ぼんやりと考えた。ブーステッドマンだから、ではないのかも知れない。

この男はこの男で、少し変な奴なのではないかと。

(……まあ、どうでもいいか)

自分でも何やらよく分からなくなってきたので、そこで思考を打ち切ってスティングは
立ち上がった。そのままオルガに倣ってテントに戻ろうとし――

「そこまでだ。お前達、戻らなくて良いぞ」

背後から飛んできた声に動きを止められた。



続く。
741通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 00:22:31 ID:???
>>735
ワラタ。GJ!

>>736-740
GJ!
や、お久しぶりですな。
読みやすくなっていい感じです。
続きに期待させてもらっていいのでしょうか?
742通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 00:27:05 ID:???
>>736-740
GJ!!

と、いいつつ、まったく書いてないな。<学園
ちょっと別スレにSS投下しまくって、その後レポートに追われて…
別に受験生でもないのに…すいません。
743通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 01:28:04 ID:???
>>736-740
GJ!乙!


>>742
どこで書いてるんです? 学園さんのSSなら読んで見たいんですけど・・・
744通常の名無しさんの3倍:2006/02/08(水) 19:25:39 ID:???
ほしゅ
745通常の名無しさんの3倍:2006/02/08(水) 21:59:45 ID:???
六馬鹿のバレンタインデー
746通常の名無しさんの3倍:2006/02/08(水) 22:24:52 ID:???
age
747通常の名無しさんの3倍:2006/02/08(水) 23:06:31 ID:???
シン「なぁ、お前はステラとどんな日常送っていたんだ?」
フレイ「ん〜、『フ〜レ〜イ』と抱きついてきたり、プリンあげたり、一緒の布団で寝ることに
    なったり、手間のかかる妹って感じでやっていたかな」
シン「う、うらやましい」
748通常の名無しさんの3倍:2006/02/08(水) 23:17:48 ID:???
>>747
今すごく萌えたのは内緒だw
749連合国立ドミニオン学園 20日目@:2006/02/08(水) 23:55:08 ID:???
ジブリ「では、修学旅行に──」
スティング「ちょっと待て!!ついこの間林間学校から帰ってきたばかりだろ」
ムルタ「大人の都合でして、予算を消費しないとまずいんですよ」
アウル「ステラ、こういう大人にはなっちゃいけないからな」
ステラ「うん。おぼえておく」
ネオ「なんだなんだ?行きたくないのか?修学旅行」
シャニ「そりゃ行きたいけど、用意しないと」
ナタル「なお、軍艦で行くのは問題があるので、民間のエアラインを使用する。明日の1600にここに集合!!
    遅刻者は置いていく。文句は言わせない!!」
オルガ「へいへい。じゃ、いろいろ用意してきますか。本とか本とか本とか」
クロト「修学旅行か……それにしても何処へ?」

翌日
ネオ「……うーん。ああいうことを言えばみんな定時に集まるんだな…」
ナタル「…今までの苦労は…」
ムルタ「ま、まぁまぁ、では参りましょう。到着は明日の0822あたりらしいですよ」
クロト「出・発!!」
スティング「あまり勘違いはするなよ。修学旅行ってのは、学び、修めるための旅行だ。要するに遊びは半分。
      ハメをはずしすぎるとまた鬼が……」

ジブリ「えー。到着ですね。ここが…トー・キョート。ジパングの文化の集大成の土地!!イッツ、スペクタクル!!」
オルガ「…東・京都じゃなくて東京・都。それからここは、京都。っつか、他人の振りしてもいい?」
ネオ「舞妓さんビューティフォー!!ヤマトナデシコ!!」
ナタル「あー。あの二人は無視しよう。ほら、行くぞ」
6馬鹿「…………はぁ」
750連合国立ドミニオン学園 20日目A:2006/02/08(水) 23:55:57 ID:???
ムルタ「えー、ここが、かの有名な清水寺。木造建築の由緒正しきお寺ですね。こういうのを和の美と言うんでしょうか」
フレイ「間(ま)。というのが大切で、この間の取り方で風情を出しているんですね」
ナタル「あれが清水の滝だ。3つあるが、学業成就の水、恋愛成就の水、家内安全の水。…だったかな?」
クロト「一つしか飲んじゃだめだって?全部飲めば良いじゃん」
スティング「中途半端なことはだめだ。ってことだろ。神様は正しきものを救うとかな…」
ステラ「……どれにしよう。ステラ、迷う」
リー「ああ。大佐は家内安全の水にしてくださいね。艦落とされたらたまりませんから」
ネオ「えー?…まぁ、いいか…恋愛成就しちゃ、ナンパはやりづらいからな…」
オルガ「おみくじ引こうぜ。………うら!!って!!小吉!?なんか中途半端だな」
アウル「おらぁー!!……ええー?凶?なになに、水難に注意?」
ステラ「うえーい!!」
アウル「ぶはっ。冷た!!こら、ステラ。滝の水で遊ぶな」
クロト「中・吉!!まぁまぁかな…シャニは?」
シャニ「…大、土、口。何これ?」
ジブリ「それは大吉!!こら、紙飛行機折るな!!」

ムルタ「げふん。えー、気を取り直して。これが金閣寺。どうです?黄金の国ジパングと呼ばれた頃もうなづけるでしょう」
フレイ「金!!っていっても、全てを金で作ってないんだ」
ナタル「まぁ、畳だとか、建築資材とかはな…」
オルガ「あー、足利義満が建造。室町幕府の栄華を象徴している…?」
クロト「…禿?」
ジブリ「出家姿ですかね?まぁ、肖像画だし…」
シャニ「……これだけ?」
リー「まぁ、仕方ないでしょう」

ムルタ「ところ変わって銀閣寺です。いや、このときはなかなかに荒れていたそうで、結局予定どうりには行かなかったそうです」
フレイ「金と二大を誇る、銀。だけど、銀箔が集まる前にいざこざがあって…と言うことらしいわ」
スティング「応仁の乱、ね。しっかし、こんな島国で戦争って…世界から見れば内乱じゃね?」
ナタル「この島国は、独特すぎるほどの文化をもっている。そういう島国の中での戦争も文化に貢献してはいるんだが…」
アウル「確かに…変わってるよな。まぁ、嫌いじゃないけど」
リー「気候も温暖で、四季があり、風情を詠って、独創性で発達した国でしたからね」
ジブリ「今は…東アジア共和国…ね。…で、東アジアガンダムの話はどうしたんだ?」
ステラ「ここはデストロイしないでおこう………」
751連合国立ドミニオン学園 20日目B:2006/02/08(水) 23:56:45 ID:???
ムルタ「さて、今度は法隆寺です。木造建築でここまで残ってるのはすばらしいことなんですよ」
フレイ「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
アウル「ってか、お寺ばっかり飽きた」
ジブリ「修学旅行は、学び、修める、旅行だと!!」
スティング「それ、俺が言ったけど…寺ばっかりだからなぁ…こう、何か…ファンシーなものを求めても…」
ナタル「ファンシー…だったら…」

ステラ「しか〜」
シャニ「うわぁ…ちょ。来るなよ、集まるな!!」
ムルタ「…鹿公園ですか。まぁ、ファンシーですがね…」
アウル「動物はいいなぁ…よしよし」
ネオ「で、うちの船で飼ってる2匹のうさぎは…」
オルガ「ああ。他のクルーに頼んだ。前の林間学校のときも。っていうか、いきなりは無しだろ」
フレイ「ほらほら、鹿のぬいぐるみよ」
ステラ「ステラも!!」
クロト「鹿、煎・餅!!…って待て!!お前ら、集まりすぎ…ぎゃー」
スティング「鹿に傷をつけたり、驚かしちゃいけないからな」
リー「ところで…艦長は?」
ナタル「ふー。ただいま戻りました」
アウル「祈祷でもしてきたの?」
シャニ「むしろその鬼…ぶほっ!!」
ナタル「参拝…ですね、そうです、参拝です!!」
スティング「…向こうで鹿に話しかけていたに100カオス」
ムルタ「…向こうで鹿に囲まれてトリップしていたに150ドミニオン」
ネオ「…向こうで童心に還って鹿にやたらとさわっていたに470ウィンダム」
ナタル「…は、はは、ははは。さぁ、宿に向かいましょう。正解は参拝していたですから。…ね!!」
6馬鹿「怪しい…」
752連合国立ドミニオン学園 20日目C:2006/02/08(水) 23:57:46 ID:???
ナタル「宿はこちらになります」
オルガ「…寺?」
ジブリ「そう。厳粛かつ、正当な場所だからな。ほら、住職に挨拶だ」
6馬鹿「あ。よろしくお願いしまーす」
住職「ほっほ。どうぞどうぞ。境内をご案内します」

ステラ「…静か…すぎ」
アウル「なんか落ち着く?」
住職「こちらの大部屋に皆さんどうぞ。ああ。女性の方は別室を用意してございます」
シャニ「広い…」
オルガ「お。畳だ……これがイ草の香り…」
住職「夕餉の支度が整ったらお呼びしますので。それまで境内でも散歩してはいかがですかな」
クロト「散・策!!」

スティング「森、山、花…人工的なものが極端に無くても、昔は生活していたからなぁ…」
オルガ「しかし、広いな…」
ムルタ「昔は権威もありましたし、いわば仏の教えを説く人々の場ですし、神仏を祭る場所でもあるので、広く取ることが
    重要なのです。まぁ、魂の話は私には興味ないですがね」
アウル「魂…」
クロト「攻撃力3倍…」
ネオ「…ス○ロボかよ」

ジブリ「さて、夕食も食べたし。眠るよ」
シャニ「は?まだ早いよ」
ムルタ「明日は朝から境内の掃除、それからこの寺で一日いろいろと修行してもらいます。そして、寺と言うのは
    みなさん早く眠るのです。よって迷惑にならないうちに眠りましょう」
クロト「へいへい」
全員「じゃあ。おやすみー」

6馬鹿(………………眠れねぇ…………)

続く…
753通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 00:02:46 ID:???
リアルタイム遭・遇!!
厨房のころせんべい上げようとしたら鹿に
顔面殴られた淡い思い出と共にGJ!!
754通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 00:36:31 ID:???
>大佐は家内安全の水にしてくださいね。艦落とされたらたまりませんから
なぜかこのセリフに妙に萌えた
755通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 01:58:59 ID:???
>>749-752
やっぱ和むなあ・・・
756バレンタイン的な:2006/02/09(木) 02:01:40 ID:???
食堂にて
アウル「ハ〜ラ〜減った〜!!」
クロト「貧困・空腹!!」
オルガ「ダァってうるせえな!!クロトお前四字熟語言えるなら余裕あるだろ!!黙っとけよ。」
オクレ「つか、早く上がって食堂直行すんのもいいけどよ、何もしないで喚いてるなら手伝うとかしたらどうだ?」
アウル「偽善ってんじゃねえそういうの?」
シャニ「焦げ臭い…、厨房の方煙立ってない。」
オルガ「言われてみれば…秋刀魚でも焼いてって臭いでもねえなコレ。」
クロト「ちょっと見てみますか。」


クロト「うわ!!クサ!! ステラ何やってんの!?」
アウル「ゴホッゴホ!!そのフライパンの中身焦げてるって!!」
ステラ「…ふぇ?」
オルガ「クロトが激・臭!!とか言わないで素のリアクションするわけだわなこの臭いはv」
シャニ「何やってるのステラ?」
ステラ「あのね…こんどバレンタインだから、お供えしたりシンにあげたりするから…ステラチョコ作ってるの…。」
オクレ「あ〜vあのなステラ、コーヒーとお砂糖混ぜて焼いてもチョコはできねえんだよ。」
アウル「そうだよ、だいたいコレ料理以前に炭化してるだけだぜ!」
ステラ「えぇ、じゃあ、ステラチョコあげれない…グス(泣」
シャニ「クサ〜イ。」
オクレ「…わかった!!じゃあ俺達が協力しよう!!」
ステラ「ホント!?うぇ〜い☆」
アウル「ってもさぁ材料ないじゃん。」
シャニ「(ゴソゴソ)コレ使いなよ。」
オルガ「ゴディ、バ?なんかイメージと違うけどこういうの溶かしてつくるのか?」
シャニ「わかんない、前ナタルの部屋忍び込んだ時にもって来た。」
アウル「まあ、いんじゃね?じゃあさっさと作っちまおうぜ!!」
他馬鹿「「「「おう!!」」」」」
クロト「湯・煎!!」
オルガ「型に流すぜ、オラオラァ!!」
シャニ「へへ、赤いの(ストロベリー)。」
アウル「ごめんねぇ、見てるだけでさぁ!!」
オクレ「こりゃあいいぜ!!」
常夏 「「「(手伝えよ!)」」」
757バレンタイン的な:2006/02/09(木) 02:02:33 ID:???
オルガ「…さてと、じゃあ都合よく冷えたし大方完成だな。」
クロト「ですね。でもほとんど溶かして固めなおしただけってのにいい匂いするねぇ。」
オクレ「シャニが持ってきたチョコが良かったのかもな。」
アウル「んじゃ、チョコペンでデコレーションしちゃいなよ。」
ステラ「うん♪」
シャニ「どんなのにするの?」
ステラ「あのね!シンのがさいしょでね!シン大好きだからね!シン大好きってかくの♪」
オクレ「コレが締めだからなちゃんとキレイに描けるように注意しろよ。」
ステラ「わかってる!…えと、し〜、ん〜…。」
クロト「あ〜あ、そんなに大きく書いちゃ他の字はいらないよ。」
アウル「げ…v」
オルガ「ちょ、それ…v」
ステラ「ふぇ?」





 /\_/\
 \しんだ/
  \_/
   
  ↑※チョコ

ステラ「…………。」
五馬鹿「…………。」
ステラ「しんだ、しん、死…死ぬのは嫌ァァァァァァァァ!!!!!!」
(ガッシャーーーーーン!!)
五馬鹿「チョコがァァァァァァァァァ!!」
758通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 02:19:46 ID:???
言い忘れたけど保管庫更新した人GJ!!
759通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 06:13:47 ID:???
チョコの形にワロタw
760通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 12:18:08 ID:???
>>756>>757
ワロタw
マジ最高だよ。GJ!!
761通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 12:22:46 ID:???
一方でフレイがキラにチョコ渡そうとしてラクスと壮絶なバトルを繰り広げているとか
762通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 13:37:33 ID:???
キラ「ラクスの作ったチョコなんて、チョコじゃなくて、焦げたなんくぁああwせdrftgyフレイィィlp;@」
ラク「あらあらあら♪」
763通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 23:22:44 ID:???
ユウナのあほな宣言のおかげで反ロゴス陣営に攻められているオーブ、しかしウナトは同盟を盾に裏から傍観状態の
連合に支援を要請、オーブ救援の為連合は厄介払いの意味をこめてドミニオンを派遣することに

ナタル「ドミニオン1隻でオーブ救援ですか、よっぽど上層部に嫌われているようですね」
アズラエル(肩をすくめる)「そら仕方ないことでしょ、何せ僕は前ブルーコスモス盟主、そして強奪機体に改造人間嫌われて当然ですよ」
ナタル「そして最も戦果を挙げているのも我々なのですか」
アズラエル「それが余計に己の保身しか考えない上層部によけいに嫌われるのですよ」
ナタル「とんだ人身供養ですね我々は」

アズラエル「オーブを戦火においやった僕やオーブを炎に包んだオルガ達やGが揃ってオーブの救援
      とはとんだ皮肉ですね・・・まぁそれも僕達なりの贖罪かもしれませんね」
フレイ「もうすぐでオーブ本土です」
ナタル「敵部隊は?」
フレイ「ボズゴロフ級が少なくとも5,6隻、他にスペングラー級などがあります」
ナタル「やれやれ、まさかAAに続いてかつての味方を討たなければならないとは呪われているな」
フレイ「ミネルバもこちらに向かっているようですが」
アズラエル「ザフト最強の部隊ですか、厄介ですね・・・だけど彼らならちゃんとやれるでしょう僕は信じます」

オルガ「おいおい、俺たちオーブを救いに行くんだぜ」
クロト「前は破・壊!そして今度は救・援!」
シャニ「まぁどうでもいいや俺たち敵を倒せばいいんだからさ」
アウル「そうそう、僕たちの力を存分に見せ付けてやるぜ」
スティング「アウル、あまり油断はするなよ足元すくわれるぞ!ミネルバもこっちに来ているらしい」
ステラ「シン・・・また会えるかな?」
オルガ「ステラ、ミネルバの連中とは戦いたくないか?」
ステラ「シンとは戦いたくない」
スティング「だけどなこっちが討たなきゃこっちが討たれちまう」
ステラ「分かっている・・・けど」(出撃のアナウンスが流れる)
クロト「出・撃!」
スティング「ステラ、出られるか?無理なら俺達がアズラエルに」
ステラ「ううん、ステラも出る、ステラみんなと一緒にいたいから」
オルガ「そうか(ステラの頭をなでる)よーし、いくぜ!」
5人「おう!」
764通常の名無しさんの3倍:2006/02/09(木) 23:44:28 ID:???
ナタル「よし、カラミティーとガイアは陸上の敵を、レイダーとカオスは空中の敵を、
    アビスとフォビドゥンは海の敵を叩く!各機出撃!ならびにオールウェポンズフリー!」
アズラエル「ミネルバがくるまで出来るだけの敵を叩いて下さい、彼らがやってきた時はこちらの戦力
      をすべてぶつけるつもりなので、あと・・・」
6人「?」
アズラエル「決して死なないように、死んでしまっては元も子もありません。」
オルガ「おいおいおい、俺たちを信用してないのか?」
アウル「全くだぜ!」
クロト「俺・達!最・強!」
シャニ「少しは信用しろよな。」
ステラ「そうだ!私たちは絶対に死なない!」(BWはアズラエルの指示により抜かれている)
スティング「だから信用してくれよ。」
アズラエル「お前達・・・分かった。後ジブリールは私の息のかかった連中が彼を捕らえるはずです。」
ナタル「お前たち存分に暴れて来い!」
フレイ「カラミティー、フォビドゥン、レイダー、アビス、カオス、ガイア出撃お願いします!」
(ドミニオンから出撃する6機のG)

カガリ「まさかあれは・・・。」
オルガ「おいおい、俺たちはテメーラの支援にきたんだぜ!こっち撃つなよ!」
カガリ「な・・・そうか助かる」
ザフト兵「あれは、アーモリーワンとマハムール基地を焼いたガンダム!」  

アビー「オーブ攻撃艦隊大損害を受けています!旗艦セント・ヘレンズ撃沈された模様!」
タリア「オーブはクレタの戦いで相当の戦力を失っているはずよ。」
アビー「オーブ領空に敵戦艦!アークエンジェル級2番艦ドミニオン!」
アーサー「エェェェェェェェェェ!!連合最強の部隊が何でこんな所に。」
タリア「そんなこと知らないわよ!総員戦闘配置!デスティニー、レジェンド、インパルス発進用意。」

そして始まる連合最強部隊とザフト最強部隊の決戦、シンとステラの再びの出会い、ドミニオンVSミネルバ、
案の定瞬殺されてミネルバに逃げ帰るルナマリア!そして我らがキラの登場!そしてフレイとラクスの争奪戦
この戦いの先は混沌としている  
765終戦:2006/02/10(金) 08:16:31 ID:???
キラ「コレにソレをリンクさせて、アッチのをコッチに持ってきて・・・」

オーブ軍本部第三格納庫に収納されているカラミティ。
そのコックピットにはキラが座っていて、一心不乱にキーボードを叩いている。
本来のパイロットであるオルガはというと、カラミティの足元で本を読んでいる。

キラ「う〜ん、どうしてもココでエラーが出ちゃうな…。じゃあ今度はコレを・・・」
オルガ「おい、まだ終わんねぇのか!ちと遅すぎるんじゃないか?」
キラ「そんなこと言うならオルガが自分でやってくれよ!
オルガ「自分でできたらこんな所で本なんか読んでねえよ。」
キラ「なら、静かに・・・ああ、またエラーだ!…僕…僕は…エラーを出したくなんかないのにぃ!」
オルガ「・・・。そんなに取り付けが大変なのかねぇ、マルチロックシステムってのは」

今、キラが必死になって行っているのはMLSの取り付け作業。生まれてから(造られてから?)あまりそういった作業をしたことのないオルガに代わってキラがやっているのだ。
もうキラが作業を始めてから既に1時間あまり経っている。最初のうちはスムーズに進んだのだが、段々とエラーが出始めて今は完全に手詰まりのようだ。
キラが「自分のかつての搭乗機であるストライクと同じGATシリーズなんだから、そう難しい事ではないだろう」とナメてかかった結果がコレだった。
766終戦:2006/02/10(金) 08:18:46 ID:???
キラ「アプリケーションが多すぎるんなら減らせばいいんだろ!オーバーするアプリケーションの数を想定し、可能な限りアプリケーションを1つにまとめて再入力!・・・できたぁ!」
オルガ「ホントか!?」
キラ「今、降りるからちょっと待って…」
カラミティのコクピットからキラが降りてくる
キラ「なんとか終わったよ。ストライクのOSと同じようで微妙に違ってたから大変だったよ」
オルガ「ナチュラルでもコーディネーターでもない強化人間用のOSだからな。だけど、ホントにできたんだろうな?」
キラ「大丈夫だよ。心配なら自分の目で見てきてよ」
オルガ「そうだな」

今度はオルガが上がり、コクピットの中に入る。そして、たった今キラが完成させたMLSを起動させる。

オルガ「ハハッ、こりゃすげぇ!ロック可能数が前とは比べ物にならないぜ」
キラ「でも本当にロック可能数が増えただけだよ!多数の敵を同時に撃つのはオルガの腕次第だからね!」
オルガ「わかってるよ、そんなことは!開戦までまだ一週間あるんだろ?そんだけ訓練の時間がありゃ十分だよ!」
767終戦:2006/02/10(金) 08:25:03 ID:???
カラミティのパワーを落とし、オルガが降りてくる
オルガ「でもよ、同時にたくさんの敵を落とせるのはいいけど、バッテリーとか大丈夫か?オマエの白いのは核みたいなモンで動いてるからいいけどよ、俺のは違うんだぜ?」
キラ「大丈夫だよ。ついてきて」
オルガ「は?オマエ、俺の話聞いてたか?」
キラ「聞いてたよ。だからその話の答えのある所に行くんだよ。さぁ!」
オルガ「意味わかんねぇ…」

そう言いながらも、歩き出したキラについていくオルガ。
2人は格納庫を出て、外を歩く。
しばらく歩いていると、突然キラがオルガに話し掛けた。

キラ「そういえばカラミティの武装にトーテスブロックってあるよね?」
オルガ「あるけどそれがどうした?」
キラ「あれ、没収ね」
オルガ「ああ?何言ってんだ、オマエ?ありゃ、カラミティの貴重な主力武装なんだぞ。それをそうも簡単に没収だと?ふざけんな!カラミティの右手が寂しくなるだろうが!」
キラ「大丈夫、寂しくならないよ。ちゃんと代わりの武装を装備してもらうから」
オルガ「代わり?」
キラ「うん、ヒルダさん達のドムトルーパーが装備してるギガランチャーってヤツ」
オルガ「結局バズーカじゃねぇか。それなら別に今のままでも」
キラ「今のじゃビームは撃てないでしょ?ギガランチャーなら実弾もビームも撃てるんだよ。それなら相手が特機でも対応できるでしょ?特機に実弾は効かないから」
オルガ「・・・そうだな。アレはアレで愛着みたいなモンがあったんだが、今度の戦闘のことを考えりゃソッチの方がいいかもな。」
キラ「今度の戦闘は何が出てくるかわからないからね。それにビーム兵器の方が、MLSを使って一斉射撃するのに都合がいいんだよ」
768終戦:2006/02/10(金) 08:30:23 ID:???
2人はさっきとは別の格納庫に入ってゆく。中は暗くて、何があるのかよく見えない。

オルガ「それにしても俺のカラミティがどんどん変わってくぞ…」
キラ「フフ、今から見てもらうのでもっと変わっちゃうかも。ハイ、着いたよ」

キラが足を止めた瞬間、格納庫のライトが一斉につく。
ライトの照らす先に何か天井から吊り下げられている。

オルガ「こ、こりゃあ…」
キラ「カラミティ専用バッテリー兼フライトユニット、『ファトゥム・CODE-ゾルダ』っていうんだ。ジャスティスのファトゥムの予備とか色々使って造ったんだよ。もちろん内密で。」
オルガ「バッテリー兼フライトユニット?」
キラ「そうだよ。最初はただの予備バッテリーのハズだったんだけど、「せっかくだからアイツも飛べるようにしてやろう!!」ってカガリの一言でね。」
オルガ「あのお姫様野郎め、余計なことを…」
キラ「え?もしかして・・・いらない?」
オルガ「いや、予備バッテリーってのは嬉しいんだが、フライトユニットってのがな…。ちょっとカラミティじゃない気がしてよ。」
キラ「ああ、やっぱりソコかぁ…。開発スタッフさん達の中にもそういう意見は多数あったんだけど、カガリが「アイツも飛ばせてあげるんだ!」の一点張りで…」
オルガ「・・・。それは俺への思いやりなのか?それともただのワガママか?」
キラ「どっちとも言えないなぁ…。でも気に入らないなら、ただの予備バッテリーとして装備してくれればいいよ。飛ぶだけならクロトもいることだし」
オルガ「そうだな、そうさせてもらう。フライトユニットの方は気持ちだけもらっとく。まあ、戦闘時になんかありゃ使うんだろうけどな。普段はクロトに乗せてもらうさ。」
769終戦:2006/02/10(金) 08:36:27 ID:???
キラ「わかった。じゃあ、これはカラミティにつけておくね。」
オルガ「なあ、もしもコレのバッテリーまで切れたらどうすんだ?」
キラ「分離してコレだけを基地まで飛ばしてくれれば、また充電できるよ」
オルガ「分離して飛ばす?一体誰が分離したコレを操作するんだ?基地で待機してる奴らか?」
キラ「いや、オルガ本人の遠隔操作」
オルガ「なんだと!?そんなのやったことねぇよ!できても飛ばしてる最中に落とされちまうぞ!」
キラ「だからそうならないように、この一週間で訓練するんだよ。MLSの訓練も一緒にね。」
オルガ「じゃあ開戦までの一週間、俺は訓練ばっかりじゃねえか!!」
キラ「そうなるね。まあ、みんなもそれだけ君に期待してるって事なんだよ。さ、こんな事話してる時間も勿体無い、訓練場に行こう!」
オルガ「クソ!あ〜、わかったわかった、やってやるよ!一週間で新しくなったカラミティを使いこなして、戦場で暴れてやろうじゃねぇか!」

ヤケクソ気味のオルガの決意が2人しかいない格納庫に響き渡った…。
770終戦作者:2006/02/10(金) 08:38:41 ID:???
どうも、お久しぶりです。性懲りもなく帰ってきてしまいました。
久しぶりに書いたので、もうグチャグチャな文章になってしまいました…。

ちなみに今回は新型カラミティ作成時の俺のワガママをカガリにやってもらっています。
実際のカガリはあんなにワガママじゃないと思うんですが、許してください…。
771通常の名無しさんの3倍:2006/02/10(金) 14:12:01 ID:???
終戦さんGJ!!
いままで好き勝手にいっていた読者の意見を取り入れながら
うまく組み立てた話だと思います。
続きが楽しみです。
772通常の名無しさんの3倍:2006/02/10(金) 14:13:25 ID:???
>>770
トーデスブロックは「プラズマサボット・バズーカ」なので実弾では無いかと。
773通常の名無しさんの3倍:2006/02/10(金) 14:26:03 ID:???
>>772
プラズマって物質の形態の名前だから、厳密には実弾のことだぜ?
774通常の名無しさんの3倍:2006/02/10(金) 18:46:10 ID:???
>>765-769
おひさ〜。
終戦さんもご帰還なさいましたな。
相変わらずGJ!!です
775通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 01:12:10 ID:???
終戦さん、激!乙!
いやぁしかしオルガはけっこう機体に愛着があったのね・・・。
しかもフライトユニットだとカラミティじゃないと思っているのがまたGJ!
次回を期待してますよ〜。
776通常の名無しさんの3倍:2006/02/11(土) 10:00:32 ID:???
乙です〜。カラミティの改造が着々と進んでますね〜。
フライトユニットがついて飛べるようになって…これで
あと接近戦用に対艦刀でもつけたら…それなんてカラミティIWSP?
ですねw
777通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 00:30:06 ID:???
777保守
778通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 08:35:40 ID:???
(゚Д゚)保守だオラァ
779通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 16:02:56 ID:???
新連合スレって落ちた?orz
780通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 16:20:44 ID:???
>>779
そうみたいだねえ。
781通常の名無しさんの3倍:2006/02/13(月) 15:51:03 ID:???
保守
782通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 08:37:52 ID:???
まさかとは思うが保守っとこう
783通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 12:02:12 ID:???
保守
784通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 15:08:12 ID:???
保守総(ry
785通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 15:44:45 ID:S1Ro57qH
オラァァァァァ、アゲルゼェェ!
786通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 17:32:52 ID:???
保守ー
787通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 18:14:47 ID:???
ほすっ
788通常の名無しさんの3倍:2006/02/14(火) 22:59:20 ID:???
クロト「赤・レンJ(ry」
怪人L「今日は皆さんにプレゼントをお持ちしましたわ」
クロト「・・・へ?」
オクレ「今日は、つーとやっぱアレだよな!!」
アウル「悪役なのに結構気がきくじゃん!!」

*「いっち万年と二千年まーえからあっいっしってr・・・」
シャニ「あー!!うっざーい!!いつまでも引きずってんじゃないよーバカオルガァーー!!!」

アウル「ところでステラが居ないけど何処いったんだ?」
オクレ「コンビニ行ったぞ、男に何かやるんだと」
クロト「アッチはコンビニで済ませるつもりかよwwww僕たちはこっちでヨカッタよねぇ」

5馬鹿「チョコ!チョコ!チョコ!チョコ!チョコ!チョコ!チョコ!チョコ!」
怪人L「うふふふふ」
ショ○カーK「逃げるよ!アスラン!」
シ○ッカーA「・・・え?」

怪人L「連合の皆さんには私特製のチョコロニーを差し上げますわー!!」
5馬鹿「ちょwwwうわーーー!!!空が落ちブベッ!!!」

ステラ「・・・・・・俗物が!」
789通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 15:34:46 ID:???
ついにここも人がいなくなってしまったのか?
誰か、誰かいたら返事をしてくれ!
790通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 15:37:59 ID:???
ノシ
このスレのお陰で六馬鹿が大大大好きになったよ。職人さん頑張れ〜
791通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 16:08:19 ID:???
ノシ
このスレは定期的にのぞいてはいるのだけど・・・。

>>790
書きたいのは山々だけど
他のスレで書いてるから余裕が無い・・・.
792通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 17:07:43 ID:???
ノシ

>>791
同じく。ちょっと良いところまで来たから…
他にも個人的なことや、もうすぐテストだしで…
793通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 17:36:24 ID:???
学生多いんだな。皆頑張れよー
794通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 17:37:18 ID:???
ノシ

>>791
時間的な余裕もそうなんだけど、何よりスレの雰囲気に沿った内容に
しようとするのに時間がかかる。それでもちょっと外してる感があるし…。
795通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 22:13:12 ID:???
>>794
どんなのなんだ?
ここは六馬鹿が出てればなんでもいいと思うんだけど…
796通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 23:25:14 ID:???
面白ければ良いんです!!

雰囲気なんて二の次です。
797794:2006/02/15(水) 23:56:48 ID:???
いや、実は俺シリアスを書いてる者なんですがね…。
以前知人に「お前の書く文章は暗すぎる」とお叱りを受けたことがありまして。

実際、俺自身ここの終戦さんみたいな「常夏トリオと愉快な仲間たち」的な
ノリが好きなんですね。だからそういう風にしようと、一度書いてから修正するんですが、
強化人間の設定とか真面目に考え出すとちょっと…という。

…すいません、完全に愚痴ですね(;´Д`)
明日か明後日には続き投下できると思うんで、良かったら読んでやって下さい。
798通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 02:14:07 ID:???
>>797
いやいや私はいいと思いますよ
ここの職人さんは明るい作品を多く投稿されてますが
シリアスな作品があっていいとおもいますし、暗いというか
真面目な雰囲気だと私は思うのですが?
そもそもシリアス系は暗く見えてなんぼなんですから気にしたら負けです。
とりあえずファイトです。
799通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 08:13:49 ID:???
>>797
シリアスがあるから明るい作品も映えるし、明るい中でシリアスがスレを引きを締める、
というのはあると思いますよ。
貴方の作風好きなのでお待ちしています。
800通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 08:16:15 ID:???
↑…引きを締めるって何だべ…「引き締める」ですね。スイマセン
801通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 10:26:05 ID:???
>>797
それがあなたの作風というか持ち味だとおもいますよ。
802通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 10:45:03 ID:???
そーだ シリアスイイよ。俺は勝手に本編に登場する前の6馬鹿だと おもてるよー。本編では6馬鹿の昔話は ほとんど なかたからね。 おバカをやるのもイイけど シリアスもイイ。 つまりは 6馬鹿が大好きだーって事。
803通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 17:53:00 ID:???
自分も同意見
いろんな作品が読めるのがこのスレの良いとこだと思う。
シリアス作者さんの毎回楽しみにしてるんで。もちろん他の人のも。
804シリアス:2006/02/16(木) 18:44:07 ID:???
つまらない。

周囲八方にずらりと、裏返して並べたカードをめくったり戻したりしながら、アウル・
ニーダは思った。つまらない。少しも楽しくない。

トランプならまだしも、ウノで神経衰弱というのにいささか無理があるのだが、そもそも
元来彼は一人遊びなど苦手な性質である。落ち着かない心地がした。

ふと顔を上げて、先程スティングが出て行った方を見やる。

ひどく白けた気分だった。

「あーあ」

ぼそりと呟いて、そのまま上体を仰向けに倒す。首の後ろで手を組み、ぼんやりと灯りが
ともる天井を見上げる。紛れ込んだ羽虫が一匹、音もなく光を巡って飛んでいた。

ピピピ、ピピピと無心にクロトがゲームに興じる音を聞きながら、アウルは思った。

(意味ないのにさ。気にしたって。特にお前は)

どうでもいいけど、と口には出さずに付け足す。

アウルの胸に渦巻いていたのは諦念ではなかったが、割り切ってはいた。今はこうして
待っている以外に他はない。他をすることを許されていない。
仮に許されたとしても、このごく個人的な力で出来ることはほぼ無い。それくらいは少し
考えれば見当のつくことであるし、スティングとて馬鹿ではない。解っている筈だ。

(――ああ、もう、ほんとに)

今あの男の頭を支配しているのは、そんな自明のことではなく――

「意味ないのにさあ」

自分にだけ聞こえるくらいの音量で、そんな独り言を呟いてアウルは目を閉じた。
溜め息をつくことはしなかった。気が滅入るような気がしたからだ。
805シリアス:2006/02/16(木) 18:46:29 ID:???
このまま寝てしまおうかと、ウノを散乱させたままアウルが思っていると、暗闇の中で
「どーん」とやる気のない電子音が聞こえた。

続いてゲームオーバーを告げる、やたら悲劇ぶった調子の音楽が流れて、ぱちんと電源を
落とす音がそれを締めくくる。アウルは薄らと片目を開けた。

「何が意味ないって?」

クロトだった。彼はいつの間にか起き上がって、背中をテントにもたれさせたまま、
平坦な表情でこちらを見ていた。アウルは今度はしっかりと両目を開けて、
黄色っぽい天井を見ながら答えた。

「あいつ。今ここで僕らが悶々としてたって、意味ないってこと」

答えてから一瞬後、何とも言えない不快感が喉につっかえた。ああ、言いたくなかった
のか僕は、と遅まきながら自覚して彼はクロトが聞き返してこないことを願ったが、
そう都合よくいく訳などなかった。案の定、クロトは話を続行した。

「そりゃそうだろ。今じたばたしたって、進攻許可出てねえし」

お前もそんなこと気にするなよ、とアウルはほぞを噛んだが、あれを聞きとめた相手の
耳の良さを恨むしかない。後はついでに、わざわざ口に出してしまった自分の迂闊さに
悪態をつきつつ、彼は言い直し始めた。

「そうじゃなくて。――僕らの強化法って知ってる?」

仰向けになって喋るのが窮屈だったので、体を起こしてクロトの顔を見ると、彼は不思議
そうな顔で目を瞬いていた。無表情としかめっ面以外で、初めて見せる表情だった。

「精神操作だっけ。リミッター外すってやつ」
「そ。あとは戦意の調整とかもかな」

ふうんと呟いて顎に手など当てるクロトは、意外にも興味をもって聞いているようだった。
自分とは異なる強化人間の話が面白いのだろうか。大して愉快だとも思えないが、と
アウルは鼻で笑いつつ、つらつらと口を滑らせた。

「戦闘で味方とか敵とか死ぬと、どっちにしろストレスになるじゃん? だから影響が
でかそうな時は、そいつの記憶ごと全部デリートして済ませんの」
806シリアス:2006/02/16(木) 18:48:16 ID:???
彼はエクステンデッド計画の最重要機密に相当する辺りをばらしているのだが、しかし
クロトの反応はといえば、珍しい虫でも見つけた時のように些細なものだった。

彼はへえ、とどこか感心したような声を漏らして、

「随分あっさりいくのな。カウンセリングとかしないの?」

と、そんなことを訊いてきた。そのあまりにあっさりとした切り返しに、逆にアウルは
軽い驚きを覚える。覚えてから、ああこいつも強化人間か、と彼は納得した。

「たまにするよ。まあ、あんまり覚えてないけどね」
「え? でもその割には自覚あるみたいじゃん」

何故だ、と言わんばかりの表情でこちらを指差してくるクロトに、
アウルはひらひらと手を振って否定してみせた。もう随分舌先が軽くなっていた。

「僕はたまに思い出すんだよ。スティングは無理みたいだけど。だからほら、嫌なんじゃ
ねえの? 無意識の拒否とか何とか、白衣の連中は色々言ってるけどさ」

一息で一気に言ってしまうと、へえ、と呟いてクロトが目を丸くした。彼は感心しきり、
といった様子で、何か珍しいものを見るような視線を向けてきた。

「色々と難しい訳ね、そっちも」

彼の同情の匂いのしない理解の示し方に、何となく気を良くしてアウルは口の端を上げた。
そうして、おどけるように肩をすくめて見せる。

「まあね。でもこんなことバレたら適性不足だっつって廃棄処分にされかねないんで、
頼むからラボの奴らには言わないでくれよ?」

すると、その言い方がお気に召したのか、クロトがぷっと吹き出して破顔した。

アウルに自虐的になっているつもりはなかった。
むしろ彼は、ひそかに達成感のようなものを覚えていた。

それは苦笑だったかも知れないが、目の前の相手が確かに笑ったのだと。
807シリアス:2006/02/16(木) 18:49:50 ID:???
「了解。ああ、でも僕らも自白剤きめられたらちょっとどうなるか分からね――」

笑いを含んだ調子で、悪のりのようにクロトが続けようとした瞬間、
ばさりと音をたてて勢いよくテントの入り口が開いた。

肝を潰して身体を跳ねさせながら、アウルは一瞬でテントの端まで後退した。
隣では、クロトが似たような様子で両手を挙げ硬直していた。

固まって入り口を凝視する二対の視線の中、のっそりとした動きで金髪の男が中へ
入ってくる。彼は顔を上げると、珍獣でも目にしたかのように怪訝な顔をした。

「……何やってんだ? お前ら」

正気か、とでも言いたげな双眸をこちらに向けるオルガに、アウルはクロトと揃って
お互い顔を見合わせた。3秒ほどそうしてから、ほぼ同時にオルガに向き直る。

「いや、別に?」
「強いて言うなら正義と和解についての話し合い?」

するとますます珍奇なものを見る顔つきになっていくオルガを前にして、アウルは胸中で
こっそり舌を出した。人を驚かせた罰に、もっと理解に苦しめばいいと思った。

オルガはしばらくそうして首を捻っていたが、やがて溜め息のようなものを吐くと、
親指でテントの外を指し示した。

「……まあ、どうでもいいけどよ。外に出な、お呼びがかかったぜ」

アウルは再度、クロトと顔を見合わせた。
808シリアスの人:2006/02/16(木) 18:54:15 ID:???
ども。ちと短いですが、今日はこれくらいで。
みんな俺の愚痴にまでレスしてくれて感謝してます。
超ありがd・゚・(ノД`)・゚・  とりあえず完結までは突っ走りますよ。
もうちょい余裕できたらギャグにも挑戦さしてくださいな。
809通常の名無しさんの3倍:2006/02/16(木) 22:21:42 ID:???
>>804-807

お・・・来ましたな。
相変わらずナイスな文章、GJ! であります。
さて、忘れられてるシャニとステラがどうなってるのかとか
興味はつきませんな。

続きに期待
810通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 08:59:56 ID:???
シリアス様は会話と会話の間の描写を最小限にした方がいいのではないでしょうか?
そうした方が格段に読みやすくなると、私は思うのです。
今読んでいる小説もチェックしましたが、やはり会話は会話でだーっと書いてある作者がほとんどです。
無言の場合は今のままでいいのですが、会話のシーンは会話では補えない描写や思考などを少しだけ加えるだけでいいんじゃないんでしょうか?
それだけで作品がぐっと引き締まると思うのですが…

すいません。素人の一意見でした。
811通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 09:09:14 ID:???
心理描写が本編と違って上手くて、面白いですな。
GJ!!
812連合国立ドミニオン学園 21日目@:2006/02/17(金) 13:45:34 ID:???
オルガ「(ひそひそ)……何でこんなことに?」
スティング「(ひそひそ)……俺が聞きたいよ」
住職「そこの二人!!」
パーン、パーン
オルガ「っつ〜〜〜」
住職「座禅とは無。無の心を身につけるのだ」
ムルタ「でしたら、どうして私たちまで?」
ジブリ「予定ではあの6人だけだったはず…」
ネオ「あーしーがーしーびーれーるー」
パーン、パーン!パーン!!
ムルタ「みぎゃー」
ナタル「お三方も鍛え直したほうがいいと、和尚に言われたので、急遽。まぁ、断る理由はありませんしね」
パーン!!
住職「眠ってはいかん!!」
シャニ「うう……ZZZ…」
パーン!!
アウル「…ステラはおとなしいな」
クロト「正・座!!厳し〜」
ステラ「♪」
フレイ「…どうしてあんなに楽しそうに正座してるのかしら」
リー「…おそらく、ただ単に知らないことに興味があるだけでは…?多分しばらくすれば暴れだしますよ」
ムルタ「臨兵闘射階陣列在前」
ジブリ「りんぴょうとうしゃかいじんれつざいぜん」
ネオ「リン…ナターシャ…カイジ…レッサ…ゼン…」
ナタル「それは大佐が声をかけた女性の名前でしょうが!!」
バシーン!!
ネオ「勘弁して〜」
ステラ「………飽きた。うえ〜い!!」
リー「ああ。やっぱり…」
ナタル「だれかルーシェを止めろ!!」
オルガ「あ、足がしびれて…」
スティング「ぐぅ!!俺の……足がぁぁ!!」
クロト「ふふふ。僕は…僕はねぇ!!……足がしびれて動けないんだよ〜」
ネオ「へへっ。俺ってやっぱり不可能を可能に……………だめでした」
813連合国立ドミニオン学園 21日目A:2006/02/17(金) 13:46:29 ID:???
オルガ「………」
アウル「………」
ステラ「♪〜〜」
ムルタ「掃除…ですか。それにしても長い廊下ですね。こんな国土の狭い国で!!」
クロト「雑・巾!!」
ネオ「いやはや。子供は元気がいい」
フレイ「……子供?」
シャニ「雑巾がけ終わったよ。次は何処?」
ナタル「お堂の周りの落ち葉を箒で掃く。その後ゴミを取って、お堂の中を雑巾がけして───」
スティング「長い……」
ジブリ「分担だ!!分担してやる。そうすれば早く終わる」
リー「一理ありますが…サボりたいだけじゃないですよね?」
ジブリ「うっ…そ、そんなわけ…」
オルガ「…あーー!!!!地味すぎて耐えれない!!」
ステラ「うえ〜……うわぁ」
アウル「うわっ!!バケツを蹴るなステラ!!あー。水浸しになっちゃったよ…」
シャニ「水難の相…またしても的中」
ネオ「ふぅ。仕事がまた一つ増えましたな」
ムルタ「ああ……こんな作業をなぜ私が…」
ジブリ「大体なんでこんな極東を選んだんだ!!」
ナタル「総合的かつ自然的に学習できるからです」
クロト「今の艦長の発言が、建前に80レイダー」
オルガ「本音は、ここに来たかった。に170カラミティ」
ムルタ「公私混同で押し通したに330ドミニオン」
ナタル「おっと失敬。足が滑ってバケツを蹴り飛ばしてしまいましたよ」
アウル「僕、何も言ってないのに…また水浸し…」
ステラ「うえ〜い。廊下つるつる〜」
814連合国立ドミニオン学園 21日目B:2006/02/17(金) 13:47:15 ID:???
アウル「やっと食事だよ」
オルガ「で、予想どうり精進料理が出てきましたよ。っと」
シャニ「野菜とか豆腐とかばっかり……お腹すきそうなメニューだ…」
ナタル「栄養があればよい!!味は二の次だ!!我々は兵士なのだぞ」
ネオ「いや、しかし、こういう食事は…士気が落ちますよ…ねぇ?」
スティング「野菜は体に良いから別に…」
ムルタ「野菜は食事の基本ですよ」
ジブリ「…藻舞ら…………いいこと言う!!」
フレイ「うーん。でもやっぱり物足りないなぁ」
ネオ「誰か、ミスター・○っ子呼んで」
ナタル「ああ、漫画にはこういう話ありましたねって!!大人は我慢しなさい!!」
ステラ「おかわり」
オルガ「あー。米がもう…」
シャニ「なんか、あんまり楽しくない…」
ムルタ「ジパングといえば、発酵豆。だとか腐り豆。とか味とか栄養は良いけど、あまり
    向かない人もいるような食べ物があると聞きますが…そういうのは出てこないのでしょうかね」
フレイ「…味噌と納豆……いや、あながち間違った言い方じゃないけどね…」
スティング「お土産にでも買って行けば良いでしょうに。妻子がいるとか聞いたっすよ」
ジブリ「な、なんだってー!!えーえーりゃく」
シャニ「いや、台詞で言われても…」
クロト「祭司?巫女さん?」
ネオ「いや、巫女さんは関係ない…」
ステラ「ネオが女性に反応しない………珍しい…」
フレイ「以前、女装させられたときの格好が巫女さんだったに65ディスク」
リー「昔、巫女さんの女性にこっぴどく振られたに130ガーティールー」
ナタル「巫女さんに声をかけたら、実は男だったに425ローエングリン」
ネオ「ふっふ〜ん。さぁてね。どれでしょう」
オルガ「正解は、バイトで巫女さんの格好をして、同業者のバイトの巫女さんに声をかけたら男で、
    おまけにその男の巫女さんに、『タイプじゃない』と思いっきり振られた。だな」
ステラ「ありうる…」
815連合国立ドミニオン学園 21日目C:2006/02/17(金) 13:48:08 ID:???
クロト「はー。やっと今日が終わったよ」
ムルタ「明日は京都を回って、お土産を買ったり名所を見に行ったりの自由行動です。そうして夜に帰りますよ」
オルガ「終わるとなると寂しくなるんだよなぁ」
スティング「だからこそ今、思いっきり楽しむんだろ」
シャニ「さんせ〜」
ネオ「しっかし、こう広いと……アレがやりたくなるなぁ」
アウル「アレ?ってなにさ」
リー「修学旅行、広い部屋、布団。と来たら枕投げでしょうね」
オルガ「枕を投げ合うのか……でりゃ!!」
クロト「てめ。何しやがる。不意打ちかよ!!」
ムルタ「始まりましたね。さ、我々も参加しましょうか」
ステラ「うえ〜い。枕がいっぱーい」
スティング「うわっ。ステラ。こんなに何処からもってきた!!」
ジブリ「たくさんあるな…一人が2つもっていても余るくらいだな…」
アウル「シャニぃ!!音楽聴いてる場合じゃねー!!」
シャニ「うわっ!!この。オルガも本読んでるし!!」
ネオ「こういうとき、あわてたほうが負けなのよね」
クロト「それ1stのカイ・シデン!!」
ナタル「む〜。騒がしいぞぉ」
ムルタ「艦長さん…寝てましたね」
アウル「っていうか…ファンシーなパジャマ……」
ネオ「意外とこういう大人が着ると、それはそれで…」
オルガ「どうせなら全員集合させようぜ」
リー「ああ。行きましたな…」
シャニ「でりゃー!!」
ナタル「ふはっ!!……お前らぁ!!」
クロト「結局艦長も参加か……ってかオルガ遅ぇ…──」
どごーん!!!!
ジブリ「な、なんだ?」
フレイ「この変態!!何勝手にレディの部屋に入ってきてるのよ!!最低!!」
オルガ「ま、待て!!勝手に入ったのはコッチの手落ちだが、何で下着だけで寝てるんだ!!まて、銃は撃つなぁ!!」
ステラ「ああ。そういえば下着にシャネルの5番だけでいつも寝てるとか言ってたっけ…」
ナタル「いや、二人とも足が早いなぁ。新記録が狙えるぞ!!」
オルガ「冤罪だぁー!!」
フレイ「あんただけは許さないわよ!!」
ネオ「南無…しかし、これで女を怒らせると怖いということを学んだな」
オルガ「冷静に言ってないで止めてくれよ!!こいつ本当にただのナチュラルか!?」
フレイ「コーディネーターだろうがブーステッドマンだろうが…勝手に乙女の肌を見た奴は天誅するわよ!!」
ムルタ「今現在、地上最強の少女じゃないんですか…あれ…」
アウル「あ、そんなこんなでシャニがもう寝てる…」
リー「我々も寝ましょうか。今日もご苦労様でした」
オルガ「俺を助けてから寝てくれぇー!!!!」

続く…
816通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 15:36:01 ID:???
キテタ-!!GJ!フレイワロスww
817通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 17:07:56 ID:???
京都の禅寺に放り込まれた時を思い出した…GJ!
あそこクソ寒いんだよなあ…。

>>810
そんなにダラダラ書いてるつもりはなかったんですが、冗長でしたかね?
いや、普段から小説というものをロクに読まないタチなんで参考資料が…(;´Д`)
その参照にされた小説ってのは何ていう本ですか?
818通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 18:13:44 ID:???
住職と聞いてマルキオだなと思ってしまった
819通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 19:20:45 ID:???
>>817
個人的には今のシリアス作者さんの書き方が好きなんで
そのままが良いです。
作者さんの一番書きやすい書き方で良いと思いますよ。
820通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 21:44:30 ID:???
>>812-815
俺は期待しておりました、ええ、期待していましたとも。
そして・・・待っていた甲斐がありました。
GJ!!

いやあ、癒されるなあ・・・こいつら。
楽しそうだよホント
821通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 22:12:49 ID:nQ+JRrC1
822楽屋SEED:2006/02/18(土) 04:06:48 ID:???
オルガ「うぃー。」
クロト「お疲れッス。」
オルガ「あー今日の収録マジきつかったわvあれフレイ絶対本気だったぜ。」
オクレ「わかるわかる。廊下で『来週多分アンタかもね』とか超うれしそうに言ってたし。」
アウル「あの人殴るときとか加減してないよね、素だよ絶対。浜ちゃんだよ浜ちゃん。」
クロト「素でとか言って素のテンションでやってんのお前じゃんよ(笑)。」
アウル「違ぇって、もうかなり作りまくりよコレ。」
オクレ「それ言うとシャニってどうなん?ホラ、役柄的にあんま喋んねえじゃん?」
シャニ「やー、コレはコレで辛いッすよ?ツッコミどころ多すぎですもんマジで(笑)。」
オルガ「今回なんか入りでいきなし『今日座禅だから』だしな。」
オクレ「でもそれ考えるとやっぱアズラエルさんとかやっぱベテランだよな−。普段あんな渋い人がタバコ吸い終えたとたんいきなりああだからな。」
クロト「確かに、普段挨拶する時とか超勇気いるし。ああいう風に入ると逆にオーラ消すってのも珍しいけどね。」
シャニ「ホント単なるおっさんになるからねー。あの人とケロロとか言ってマジで結びつかないし。」
オクレ「言えてる(笑)。こういうのわかるのある意味役得だよな。」
クロト「でもアレっすよねー。前と比べでぜんぜん雰囲気いいですよね。」
アウル「あー福田さんの時の現場かなりピリピリしてたもんねー。」
オルガ「まぁ、いきなり脚本変わったりするしな。詰まってたし仕方ないって。」
シャニ「前々から聞きたかったんですけどあの時ってどうだったんですかね?」
アウル「え、どうって?」
シャニ「や、ホラもうどう見ても主役交代の時。やっぱ気まずかたっんですかね?」
オクレ「どうだろうなー、アレ俺たちもう上がってた時から。」
アウル「そいやこないだメシ連れてってもらった時『役では成功したかもしれないけど今後考えるときつい』って言ってたなー。そういうの考えると主役もきついねこりゃ。」
クロト「そうなんだー、ヤマトさんとかシンとか楽屋でも気まずくなんのかなー?」
オルガ「やーそうでもねえよ、こないだドンキでシンと一緒に買い物してたぜ。」
シャニ「まぁ普段のヤマトさんの人柄考えると勝手な心配ってとこすかね?」
クロト「言いだしっぺが言うなよ(笑)。あ、そいやスティングこないだドンキで買ったヘリのラジコンどう?あの3500円の?」
オルガ「はぁ?今度はラジコン手ぇだしたのかよお前?(笑)」
オクレ「何言ってんすか!!ラジコン熱いんだって超!!」
アウル「つかそんな安いの飛ぶの?」
オクレ「あー、所詮3500って感じだけど案外飛ぶよ。」
アウル「あ、ちょっとやりたい。」
オクレ「ホラ来た!!」
オルガ「あんだよ、その意味わかんねぇ勝利宣言は!!(笑)お前が無趣味設定とか言ってありえねえよ。』
シャニ「それ言うとクロトさんとか言って全然ゲームやんないですよね。最初の頃とかアイマスクつけてる後ろであからさまゲームオーバーの音ばっか鳴るからすげえ吹きそうになったし。」
クロト「でもいま超強いよ、メトロイド。負ける気しねえもん。」
アウル「誇れない、全っ然誇れないそれ。」
ネオ「はい、お疲れさーん!!」
雄馬鹿「「「「お疲れ様です。」」」」
ネオ 「週末だしナタルとみんなでメシ食いに行こうかって話になってんだけどお前等どうする?」
オルガ「え、ナタルさんいる時点でガチで飲みになるじゃないっすか!!」
ネオ 「や、だからブレーキとしてお前等にいて欲しいんだって。頼むよ、な?おごりだから。」
シャニ「んで場所はどうするんですか?」
ネオ 「ああ、ステラちゃんとフレイが前から行きたいとこあるって言っててそこになるかな?んじゃ時間もアレだし行くとするか。」
他馬鹿「うぃーす。」
823楽屋SEED:2006/02/18(土) 04:08:04 ID:???
アウル「…っていう夢を見たんだけど。」
クロト「うん、ないね、実にありえないね。」
ステラ「ステラ出てきてない……(ぶー)。」
オルガ「というかこうでもしねえとオチなかったんだろうな…。」
824通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 07:52:55 ID:5TgOiJxS
>>822>>823
GJ!!
和気あいあいとしたやり取りに和んだよ…仲良し連合s素敵すぎる〜
825通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 11:23:31 ID:???
>>817

細かな描写を入れるとどうしても展開が遅く感じてしまいます。
元がわからなくても作品にめり込んでいく道をうまくつけてくださる。
これが作者の力量じゃないかと思うんです。
わかりやすくするには無駄を省く。
無駄がないから、読むほうがテンポアップする。
あとは、会話を多用するというのがわかりやすくする特徴と言われています。
プロの小説家は、たった一行たった一言の文だけでも、読者に心情や状況をダイレクトに伝えてくれます。
逆に言うと短い文だけで読者にわかりやすく伝えることが一番難しいのではないかと思います。

ちなみに今読んでいるのは「白夜行」です。
この小説もかなりシリアスですが読みやすいですよ。
ちなみにドラマは見てませんw
826通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 14:07:49 ID:???
>>825
あなたは少し押し付けがましいですよ
あなたの為だけにみなさんは投稿しているわけではありません。
それにここに来る方たちはプロの人ではありませんし
そのレベルをSSに求めるのは難しいと思われます。
827通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 14:16:47 ID:???
シャアよりエゴにまみれた俺が、>>825に対する反論(?)を挙げてみる。
(他板でSS書いてるんだが、台詞は三つ以上連続で繋げないと言うのが信条)

プロの小説家でもスタンスの違いと言うのはあるので、台詞が売りの人もいれば
その間に挟む描写が長所である人も然り。
セリフの比率が多い場合の長所はテンポが良いこと。これは確かにある。
しかし反面周囲の状況が掴みにくいという欠点もある。これを克服し
「読者に心情や状況をダイレクトに伝えてくれる」ためには、そちらの言うとおりプロ的な腕が必要になる。
妥協せよ、と言う訳ではないが2chの投稿SSにそこまで求めていいものかどうか。
セリフの合間にこまめに文をはさむ方式はテンポを損なうかもしれない。しかし
確実に読者に情報を伝える手段でもあると思う。
そんな俺が愛読する小説はアーサー・C・クラークのSF系が多い(このジャンルがいかんのだろうか?)
↓以下チラシの裏↓
以前このスレで一度だけ、酷い出来だと思った投稿を見た。
誰の物かは覚えていないし覚えていても言うつもりはないが、戦闘シーンで
キャラクターが(ステラだったかな)ただ叫んでいるだけだったので何をしているのか全くわからず。
こんな事をするくらいならそのシャウトを削って「雲霞の如く群がる敵に“ネフェルテム503”を放ち〜」
のような説明的描写を入れるのが正解だった、と感じる。
828通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 14:26:45 ID:???
ちなみに↑の議論を六馬鹿でやってもらったら僕らははすごく喜ぶんだ。
 
829826:2006/02/18(土) 14:39:15 ID:???
俺が読んでいたのはシリアスではないと思うが
S・ハンターの極大射程が好き
830通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 15:24:26 ID:???
アウル「ネタスレッてんじゃねえ?こういう場所?」
オルガ「まあな、読書家の俺差し置いて講釈垂れちゃってよ。」
クロト「でも偉そうに言ってるけどオルガだってロボットとかファンタジーとか
   子供が好きそうなのばっかしか読んでないじゃん。」
オルガ「うるせえな!!いいだろ、他にも色々読んでるんだよ!!」
シャニ「じゃあ例えば?」
オルガ「あー、アレだよ!!例えばな…えと…v」
オクレ「………。」
ステラ「ばなな!」
シャニ「は?」
クロト「え、ばな?何?」
ステラ「ばなな!ナタルばなな読んでた。」
オクレ「(つか読んでるの艦長ぢゃん)何の本だよそれ。」
オルガ「あー、たぶん吉本ばななのことじゃねえ?」
アウル「え、作者の名前だったんだ。変な名前。」
クロト「奇・怪!!で、どんなの書いてるの?」
オルガ「あー、ばなな記念日とかそういうの?」
シャニ「サラダ記念日だよそれ」
アウル「俵万智ってんじゃねぇ?そういうの。」
オルガ「…ごめん、今俺適当なこと言った。」
オクレ「じゃあしょうがない、今日がばなな記念日な!!」
他馬鹿「………。」
オクレ「…ごめん普段俺ボケないのに調子乗った。」
アウル「じゃあ罰としてスティングのあだ名ばn…(以下エンドレス)
831通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 15:58:11 ID:???
>>830
GJ!!

いいセンスしてるねえw
832シリアスの人:2006/02/18(土) 16:49:50 ID:???
>>825
難しいですねえ…でもそれも一つの意見ですし、善処しようと思います。
…ただ、俺はどんな描写も「無駄」だと思って書いてるつもりはありません。
それが伝わらなかったなら、それが俺の力不足ってことなんでしょうね。

>>821
あれは正直かなりやっちまった感があってあまり人目に晒したくないので、
できればどれか一つ選んでくれると嬉しいなあ、なんて…。
833通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 18:17:37 ID:???
>>832
自分のやりたいようにやればよろしいかと
834通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 23:34:58 ID:???
そだね プロじゃないんだから そんなに深く考えんなよ。描きたいように描けばイイさ。俺たちゃ 金も払わず 読ませてもらってんだからさ。俺は気にしない。
835通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 04:16:38 ID:???
ていうかこんな2chで、金も取らずに趣味でやってるものを
書いてる本人がまず楽しんでなきゃ意味ないとオモ
(産みの苦しみとかはあるにしても)
勿論、書き手が楽しんでることと、書き手*だけ*が楽しいこととは別として。

で、自分はシリアスの人のSS、ストーリーも雰囲気も好きだし楽しんで読んでます。
これからも楽しんで書きたいように書いてほしいな。
836通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 09:33:25 ID:???
そうそう。歳のばれる例えですがミザリーが出てきても気にしないことです。
837終戦:2006/02/19(日) 18:31:46 ID:???
ステラ「ウエーイ!!」
バルトフェルド(以下、バルト)「甘い!」

オーブ基地内の訓練室。今、シュミレーターを使ってステラとバルトフェルドが交戦している。
ステラが駆るのは漆黒のガイア。対するバルトフェルドが駆るのはオレンジのガイア。両機に性能の差はなく、違うのは機体の色だけだ。

ステラのガイアはビームライフルを連射しながら距離を詰め、ビームサーベルでバルトフェルドのガイアに斬りかかる。
そのサーベルをバルトフェルドはシールドで防ぐ。そしてステラのガイアの脇腹辺りを蹴り飛ばし、再び距離をとる。

ステラ「くぅっ!」
バルト「そんな闇雲に攻撃しているだけでは、私のガイアを落とすことはできんよ」
ステラ「アンタのはガイアなんかじゃない!この偽物ー!」
バルト「・・・。偽物と言われてもねぇ…」

体勢を立て直したステラはガイアをMA形態に変形させて、背部ビームカッターを展開し、またもバルトフェルドのガイアに突進する。


バルト「熱くなってばかりじゃあ、負けるぞ!」
ステラ「うるさい!」
バルト「う〜む、アイシャの名言だったんだがね。怒れる猛獣には通用しないか」

突進してくるステラのガイアを跳躍して紙一重のタイミングでかわす。そしてバルトフェルドも空中からビームライフルで攻撃する。
しかしステラも四足獣型MA形態の素早さを活かし、バルトフェルドの放つビームライフルの雨をかわしながら、隙をみてビームカッターでさらに突撃する。

ステラ「落ちろー!」
バルト「フッ、こんなに楽しい戦闘はキラのストライク以来だよ!」

漆黒のガイアのビームカッターとオレンジのガイアのビームサーベルがぶつかり、激しい火花が散る。
838終戦:2006/02/19(日) 18:32:56 ID:???
アウル「目と腕が片方しかないのにここまでやるなんて。なかなかやるじゃん、あのオッサン」
クロト「ですね。ただ、機体カラーのセンスはどうかと思うけどね」
カガリ「虎は昔から色のセンスがないんだ」

モニターに映されているステラとバルトフェルドの戦闘を見て、思い思いの感想(バルトフェルドの色のセンスについて)を述べている3人。アウル、クロト、カガリ。

今日はこの訓練室、初めはクロトがムラサメ三人組と使用していた。内容はレイダーとムラサメの変形機構を活かしたフォーメーションの開発。
なんでも「ムラサメ3機がMA形態で敵の空中に上がり、その後上空からMS形態に変形し、上空から一斉に射撃する」という過去(ザフトによるオーブ侵攻戦時)の戦闘映像を見て感動したクロトが思いついた事らしい。
ムラサメの隊列にレイダーが加わり、その動きをする様はとても壮観だった。
その後、ムラサメ三人組がアマギ一尉に呼ばれ、出ていく彼らと入れ替わりに今度はカガリが入ってきた。
彼女の目的はSルージュのIWSPをモノにするため。
Sルージュ自体はもうなくなってしまったが(カガリ曰く「キラが壊したんだ!」)、2年前から使えないままなのは彼女本人のプライドが許さないらしい。
しばらくの間、その訓練にクロトが付き合っていたが、そこに今度はアウル、ステラ、バルトフェルドの3人がやってきた。
なぜかバルトフェルドに異常なまでの敵意(殺意)を向けているステラを怪訝に思ったクロトがアウルに事情を聞いた。
なんでもステラはバルトフェルドがガイアに乗っているのが気にくわないらしく、一日に及ぶ議論の結果、どっちがガイアを乗りこなせるか?ということになったらしい。
これを聞いたクロトとカガリはガイアvsガイアに興味を持ち、シュミレーターを2人に譲った(ちなみにカガリの訓練の結果は「論・外!」byクロト)。そして今、この状況に至る。
839終戦:2006/02/19(日) 18:35:02 ID:???
アウル「え?カガリって何時頃からオッサンと知り合いなの?」
カガリ「前の戦争からだ。私がAAに乗るよりも前に砂漠でな」
クロト「一国のお姫様が戦争中に砂漠なんかで何やってたのさ」
カガリ「いや、それはだな…」
アウル「いいじゃん別に。昔のことなんだからさ」
カガリ「ゲ、ゲリラを少々…」
アウル「ゲリラ!?大丈夫だったのかよ、お姫様がそんなことして」
カガリ「大丈夫だ。キサカが一緒だったし、ゲリラのリーダーもいい人だったからな」
クロト「じゃあ、カガリはあのオッサンに対してゲリラしてたんだ」
カガリ「そうだ。結果はまぁ、五分五分ってとこだったな」
アウル「ウソくせー!」
カガリ「ウ、ウソじゃない!」
クロト「で、その時もあのオッサンは変な色の機体だったの?」
カガリ「ああ。今と同じオレンジのラゴゥって機体でな」
アウル「へぇ。カガリが落としたの?」
カガリ「いいや、キラだよ。アイツはあの時から強かったんだ」
クロト「また白いのかよ!AAってソイツに頼りすぎじゃない?」
カガリ「そうだな。その自覚はあったよ。でも仕方がなかったんだ。今思えば、私は姉として最低だったんだろうな…。まぁ、その時はそんな事知らなかったんだけど」
クロト「はい?姉?」
アウル「ってことはまさか・・・」
カガリ「ああ、私とキラは双子の姉弟だぞ。言ってなかったか?」
ア・ク「!!!」

2人には初耳だった。カガリとキラが姉弟だったなんて。
それを聞いた2人はまずカガリの顔をじっと見て、キラの顔を思い浮かべた。
似てないこともない(本編の作画とかは無視)。

アウル「ちょ、カガ、それ、聞いてない」
クロト「初・耳!」
カガリ「ん〜?そうだったか?」
アウル「と、とりあえずもっと詳し」
カガリ「待て待て!ステラと虎の勝負を見ろ!」
クロト「忘れてた。どれどれ・・・」

3人は再びモニターに集中する。
840終戦:2006/02/19(日) 18:37:28 ID:???
ステラとバルトフェルドは今、膠着状態だった。
ステラはMA形態で、バルトフェルドはMS形態で一歩も動かない。

バルト「いやぁ、なかなかやるねぇ。後で私特製のコーヒーをごちそうしよう」
ステラ「いらない!」
バルト「そうかね?子供にもイケる味のものを用意しようと思うんだが…」
ステラ「だから、いらないって言ってる!」

先に動いたのはステラだった。
例の如くビームカッターを展開し、突進していく。

ステラ「ウエーイ!!」
バルト「そうだな、そろそろ終わりにしようか…」
突進してくるステラにバルトフェルドはビームサーベルを構える。

バルト「これで!」
バルトフェルドはステラガイアの頭部を狙って、ビームサーベルを一気に突き出す。しかし・・・

バルト「な、何!?」
ステラはその突きを跳躍でかわした。
そしてバルトフェルドの上空でMS形態に変形し、ビームライフルを構える。
ステラ「ふふ、これでおしまい」
漆黒のガイアが引き金を引く。
放たれたビームはオレンジのガイアを頭部から撃ち抜いた。
バルト「ぐああぁぁっ!・・・って、シュミレーションだったんだな」

シュミレーションを終えて2人が出てくる。

ステラ「アウル、クロト、カガリ!ステラ、勝った!偽物、倒した!」
クロト「よかったね」
アウル「ガイアが似合うのはやっぱりステラだね」
カガリ「すごいじゃないか、ステラ!かっこよかったぞ!」
ステラ「えへへ…」
バルト「おいおい、私を忘れないでくれよ」

ステラ達の輪に入れないバルトフェルドが声を掛ける。

アウル「なんだよ、偽物のオッサン」
バルト「その偽物っていうのはやめてくれないかな?」
クロト「んなこと言っても偽物は偽物だからね」
ステラ「ステラのガイア、本物。バルトヘルドの、偽物。」
バルト「だから本物も偽物もないだろう。君のもガイア、私のもガイアだ」
ステラ「イヤ」
バルト「イヤって、君…」
カガリ「虎、今回はあきらめろ。事実、お前は負けたんだからな」
バルト「それもそうだが、今度の戦闘は私もコレに乗るわけだから」
ステラ「ガイアはステラのだけ!」
バルト「困ったね…」
841終戦:2006/02/19(日) 18:45:34 ID:???
アウル「じゃあ、オッサンのガイアは『カイア』に改名しようぜ」
クロト「賛・成!なんか偽物っぽいし」
バルト「ちょ、君達…」
カガリ「ステラ、それなら我慢できるか?」
ステラ「うん!ステラのガイア、バルトヘルドのカイア!」
バルト「勘弁してくれよ…」
アウル「敗者に文句を言う権利はありませ〜ん」
クロト「おい、ステラ。ネオ達に知らせてこようぜ!」
ステラ「うん!」

そういってステラ、クロト、アウルの3人は訓練室から駆け出していく。

カガリ「虎も落ちたな…」
バルト「そのようだね、ハハ…」

力のないバルトフェルドの笑い声が訓練室に虚しく響いた。
842終戦作者:2006/02/19(日) 18:52:14 ID:???
他の作者サンの物には遠く及びませんが、投下させていただきます。

自分の作品はどうのこうのいうレベルじゃないので、他の作品が来るまでの暇つぶしとして読んでください。
俺は書かせてもらえるだけで嬉しいんです。
843通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 19:26:34 ID:???
>>842
いえいえ、待ってましたよ。GJ!です!
844通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 20:23:56 ID:???
ほのぼのと戦闘のバランスが良い感じです!GJ!
845通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 22:33:49 ID:???
>842
オチにワラタ
がんばれ虎w
GJです
846通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 07:47:43 ID:???
シリアス様の文は本当にレベルが高く、凄いと思います。
だからこそ、あと少しの工夫で本当にプロ級の文章になる素質があると思い酷評したのですが…
たしかにここでそこまで求めるのは少し酷でした。
気分を害されたようで、本当にごめんなさい。
本人が楽しいのが何よりも大切なので、今のままでも良いと思いますよ。
スレの皆様にも迷惑をかけてしまいすいませんでした。
847通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 08:08:30 ID:???
>>846
もう黙ってROMに徹したほうがいいと思うよ
848通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 10:37:54 ID:???
いいじゃないの、謝ってるんだしそこまで言わんでも。

そして終戦さんGJ!
ステラが可愛らしいですなww
849学園作者:2006/02/20(月) 10:46:28 ID:???
そう何にしろ
他の作品>>(越えられない壁)>>学園
はガチ!!

で、今日からテストでして、終わるのが今月末…
多分勉強に飽きて書いてるだろうけど、少々まずいかもしれないので…
待っていただいてる人には悪いですがもう少し待ってください…
850通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 11:44:59 ID:9rhApyiK
学園さんの話の組み方好きだよ
851シリアスの中の人:2006/02/20(月) 15:33:07 ID:???
キーボードが本格的にブッ壊れたので携帯から…
みんな色々とレスしてくれて感謝です。続きの書けないPCが恨めしい…。
つかそろそろ次スレの季節?

>>846
いえいえ、ご指摘は感謝してますよ。
ただ、俺くらいの文章は基本を踏襲すれば誰にでも書けるもんだと思ってます。つーか
最後に小説読んだのがリア厨の頃(しかも読んでたのはラノベ)な俺がプロだなんてあり得な(ry
貴方は小説技巧についてお詳しいようですし、プロを目指している人にこそアドバイスをして
あげて下さいな。まあここはネタスレなんで、そういう人は少ないと思いますが…。
852通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 16:04:13 ID:???
>>846の『プロ』の定義は狭すぎると思うよ。
853通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 20:07:24 ID:???
ラノベ作家がプロなのか、吉川英治、司馬遼太郎、山岡荘八等をプロと呼んでいるのか
854通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 20:13:22 ID:???
果てしなくどうでもいい・・・。
855通常の名無しさんの3倍:2006/02/21(火) 00:00:42 ID:???
>>854
テンション下げるようなこと言うなよ
856通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 00:29:20 ID:???
保・守!!
857通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 17:11:10 ID:YhWmPa3T
ああ・・・容量が・・・
858通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 17:20:10 ID:???
>>857
新スレ立てればいいのか? 立てていいなら立てるけど
859通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 20:24:26 ID:???
現在496KBなのでお願いします
860通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 20:57:07 ID:???
もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら・・・・04
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1140608734/l50
立てた
861通常の名無しさんの3倍:2006/02/23(木) 20:40:47 ID:ZyWRgtLk
>>860
乙、では埋めるか
862通常の名無しさんの3倍
            _,,.....,,__,.-'"´ ̄ ̄ ̄`''‐r―-、   ,.ィ
           /´               \ ` ̄´ /
         /                  ヽ    `ヽ
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         ト、!    \               ヽ   /
        ./ ヽ     `''‐-、            ヽ  {  _,.ィ
       /    \ r'´ ̄`''‐-ヾ,        U     ̄´ー''--ィ
       .{     「′      ヽ   l           ,.-‐'´
       \    |          lト,  lト,ヽ   -==-ィ"´
        ,.ス   { ̄ `ヽ、     l!,.ヽ,l! `ヾ''-、_,,.ィ'"'i
       /´ |  ヾ'、、r‐rミ、   `"  ,ィテァ―ァ  ∨r'´ ト-、
          jイ  `、` _ゞソ      ゞ'‐      〉ノ/ヾ  `''ーr、_
          ヽト..,,,_l    | :::::..        /‐'"      !  `r、,,_
           `./ ̄'、    ′.:::::::          /        |   !  `''‐-..,,_  
           ./   \  ヽ _        /        |  |      `ヽ 
              /     `ヽ、 ー=ニつ  /          !  |        ヽ
           l           ヽ、 `  /`ヽ          l   |         ',
          .l          `t―rく__  ′        /   l          |
          j           |  |   `  -'´ ̄ ̄ ̄`/    |             ト、
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         /     ー'"´ r'" ̄ヾ!  ヽ            /     l          /    `''ー-..,,__ -―'"´    `''‐-、_____
       /         /     ヽ  \     _,..、'´       !         ,'          \
      /          /      ヽ   ` ̄ ̄          |       |            ',
     ./          /        '、                  |        !            |
     /          /          \              |        l             !
    ./          /            `''ー-..,,,__         l           !             ',
――‐'――‐┬―――く_                  `ヽ、      |        l            |
――――‐┐ ー――-、l.|ー、                  `''‐-、  |        l               l
       j,.-'" ̄ ̄`''ー‐- `,、                    `ヽ、!         !               /
       ト-''´ ̄`ヽ,.   ー  ヽ                     j         !           _,,./
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          く      ,.                                /
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