マザーバンガードが種世界にやってきた

ザビーネ「キラ……キラ！だめじゃないか死んだ奴がでてきちゃ！死んでなきゃぁぁぁぁぁ！」

２

糞スレで2ｹﾞﾄ

トビアアノラクスがＸ３ゲト

>>3-4
ﾌﾟ

トビアとシンの気があいそうな悪寒

ミノフスキードライブで全速ででかっとぶマザーバンガードに攻撃を当てられる艦など、
種世界には存在しない。また、何しろ艦長からしてNTである。体外の攻撃は事前に察知される可能性の方が高い。

ドラグーンはビットを打ち落とせるキンケドゥ、トビア両名には当然通用しない。
また、CBガンダム事態はオプションでバスターランチャーが装備できるなど、決して射撃戦が苦手という機体ではない。
（ぶっちゃけ、全兵装使用可能なら、核グレネードまである）

近接戦では∞ジャスティス張りの豊富な兵装を揃えたCBガンダムに勝てそうな機体はCEにはいない。
機動力で言うなら、CBガンダムは木星重力圏に対応した高出力機であり、
更にそのX字のメインスラスターから、とんでもない高機動性も実現している。

インジャスにしろディスティニーにしろビームシールドごと相手をぶった切れる
ビームザンバー・ムラマサブラスターを受けきれるとは思えん。
下手したら量産型CBガンダムたるフリントにも打ち負けかねない（Gジェネを見る限り、同機もビームザンバーを装備してるように見える）

以前、リーンホースVSアークエンジェルとか言うスレもあったが、
CBガンダムの時代のMSと比較してもCE世紀のMS群は不利だと思う。

ＸシリーズｖｓＧＡＴＸシリーズ

ドゥガチと狂うぜの気があいそうだな
二人とも破壊願望があるし

短命だから世界を道連れにしてやる！
ｖｓ
政略結婚に屈した自分がいやなうえに、結婚相手が優しくてむかついたから世界を滅ぼす

これはよいＤＱＮ対決ですね

ドゥガチだけはガチ

クラックス・ドゥガチはガンダムには意外と珍しく｢弁護のしようのない悪党｣だったな
まあラスボス感があっていいけど

見た目まるっきり海賊船なマザーバンガードにラクス一味が乗ってると、それはそれで似合う気がする
神出鬼没に現れて引っ掻き回して去ってゆく、まさに海賊

トビアのハイパー化巨大ムラマサバスターでブッた斬られてしまえ

トビアってハイパー化したっけ？

ヒント　ブチギレ

>>12
ザビーネ「あははは！さようなら！ラクシズ！」

でＸ２に撃墜されます

F91でも余裕だろ

トビア「安心したよ、ラクス！　あんたはまだ人間だ！」

有能でカリスマ性の高い女艦長
艦長の恋人兼エースパイロット兼兄貴分
和ませ役の老パイロット


ああ、こんなメンツがいたらキラやシンもまともな成長してたような……

特にシン。素材はトビアに似てるし。

ビームザンバーが最高なんです＞＜　


ムラマサブラスター？知りませんよそんなの

>>17
ラク素「なんですって？」
トビア「ピンク教祖でもなければ女帝でもない、心の歪んだだけのただの人間だ！」
ラク素「若造のいうことかああああ！」

>>16
むしろＦ91のほうが一方的に凹れそうだが

Ｘシリーズはバスターランチャー装備しないと遠距離から凹れないからなあ

トビアinＸ３vs凸in隠者
キンケドゥinＸ１改vsキラinストフリ
ザビーネinＸ２vsシンin運命
ウモンinデナン・ゲーvsアホ毛in衝撃
ハリソンin量産型Ｆ91vsムネオin暁

先生！種側に勝てる要素がありません！

トビアよりザビーネのほうが強いと思うぞ。だからシンをＸ３に、アスランをＸ２に
回したほうがマシかと

ところで、ラクシズとベラたちって犯罪者同士なんだよな……
やってることは天と地の差だけど

犯罪の自覚あり→クロスボーンバンガード
犯罪の自覚なし→ラクシズ

毒を以て毒を制す→クロスボーンバンガード
無意味に毒をバラ撒く→ラクシズ

関係ない人間には毒をばらまかない→クロスボーンバンガード
関係ない人間にも毒ばらまきまくりんぐ→ラクシズ

犯罪にも明確な理由あり→クロスボーンバンガード
愉快犯→ラクシズ

>>21
何気に、あのビームザンバーを発信器に使用してる分、
ザンバスターは歴代のビームライフルの中でも強力な方だと思う。ストフリの連結ライフル並みか、それ以上。

嫁補正を取っ払ったとしても種死後期機体（ストフリ・インジャ・暁・ディステニー・レジェンド）の５機はビームシールド装備だし、
曲りなりにも皆エースパイロット。
勝敗は中・近距戦でけりが付くと思う。（よってバスターランチャーはあまりいらない）

>>29
ビームシールドを考えるとなおさらＦ91のほうが……
まあ、Ｖ．Ｓ．Ｂ．Ｒを破壊されたら終わりだけど

つうか、VSスレでよく言われていることなんだけど、ＣＥビームシールドでＵＣビームを弾けるのか？(逆もそうだけど)

下手すりゃ、構える→素通り→あぼんのコンボもありうるけど

素通りはないだろ……威力がほとんど下がらない可能性はあるけど

>>30
問題ない。ザンバスターはビームシールドごと敵を切り裂ける。

ビームシールドはビームによって攻撃を破壊するという原理上物理攻撃全般に対応している。したがってビームが｢粒子砲｣である以上出力に大きな差が無い限りどちらのビームも防げる。
Iフィールドは対ミノフスキー粒子専用だからCEビームを防げるかは疑問だが

ＡＢＣマントは？

ABCマントはいけるんじゃないの、まあだいたい｢対ビームコーティング｣の理屈が
全然わかんないから考慮のしようが無いけど。
とりあえずバタラやらのビームはガシガシはじいてるし、特攻して使い捨てな使い方も
出来るから、ハイマット以下略なんかにも対応は出来そうだ

ザンバスターは実弾＋ビームで貫通力が抜群だから、CEのビームシールドがとんでもない
出力じゃ無い限り貫いちゃうだろうな
大出力で対応するV.S.B.Rとかハイパーメガ粒子砲とは、また違った考え方の武器だ

ABCマントの理屈は作中でトビアが講義受けてるだろ。蒸発することでビームの熱エネルギーを相殺するリアクティブアーマーだ。種ビームも防げるはず

>>37あーそうだった、完全に忘れてたよ
熱を散らすって事は衝撃は相殺出来ないのな(当たり前か)
だからマントをバサーッとやって威力を流すと。

…ビームに衝撃ってあるのか？

残るラクシズの脅威は嫁補正だけだな。それが問題か

・・・嫁の頭では考えつかないよね
めちゃくちゃ不細工な特攻機にのる主人公

>>39
長谷川ﾀﾝ補正が黒本キャラにかかっても種キャラに苦戦はしそう(下手すりゃ死なない程度に負ける)

まあ、最終的に勝つけど

嫁→どんなに強敵でも傷一つつかずに勝利
長谷川ﾀﾝ→どんなに敵が弱くてもとりあえずぼろぼろになる。しかし、勝利。


ところで、トビアの機転ってウッソ以上に効きそうな気がする。
普通はＭＳに向けて丸太なんか投げないしなあ。

嫁補正というか、ぷくだの戦闘描写からして電童の頃から進化してない所か、
電童にあったエネルギーの縛りとかがない分むしろ退化してるんだよなぁ・・・
（それも、後半電池交換が容易になると、いい加減になってしまったが）

電童の決戦での雑魚掃討の描写が、種死でのその他大勢蹴散らすのとほとんど一緒。
（大技発射すると、射線傍にいる棒立ちの雑魚がずばばばばーんと連鎖爆発していくという。）
スーパーロボット物で雑兵蹴散らすのと、ガンダムじゃ話が違うだろうと。

>>42
要するに負債が集団戦闘シーン描くと、主人公必殺技どーん＞雑魚がずばばばばーんしか描けないと。

ウッソ以上ってのは言いすぎだと思うが、かなりの機転は利く。
また、観察力洞察力は非常に高い。戦いを経て成長する要素がハッキリしてて、
その一方で一途であり、青臭さもきっちり残し、また漢気もある。

正しく長谷川主人公であるが、特筆する点は
ただ富野の意向もあり長谷川キャラ定番の”女のケツにしかれる”という事がない。

・・・成長という要素がカケラも見られない種キャラとは比較にもならんな。

【トビアの】ムラマサ・ブラスター【魂】

ワロタ

>>44
負債が黒本を書いたら、謎のムラマサブラスター連射機能とかつきそうだな＞Ｘ３

あと、Ｖ．Ｓ．Ｂ．Ｒは確実につく腰と肩あたりに

そして手のＩフィールドが謎の無敵バリア化

いくらメガ粒子砲がプラズマ化した重金属粒子だからって、突っ込んでくるMSに衝撃を与えられるほどの質量は無いだろう。無重力で横から直撃したりすれば、軸がブレたりはするかもしれないが。
ビームの磁界同士が干渉・反発、ってんならありかな。

負債版黒本
キンケドゥ→無意味に仮面かぶってる
ベラ→もっと電波
トビア→ベラかベルナデット教入信
ベルナデット→もっと電波。途中であぼん？
ハリソン→専用機に乗ってて、途中でマザーバンガード行き
ドゥガチ→理由なくファビョる
バーンズ→虎化
ギリ、ローズマリー→どっちかがいつもファビョってる
地球降下後に会ったおっさん→伝説のパイロットとか言われる。なぜか戦闘ＭＳを所持
猿→人間化。無駄に美形
マザーバンガード→ラストで沈まない。もしくはマザーバンガード�Uが出てくる(アムロ脳と戦った時のアレ)

ザビーネも無意味に仮面かぶってそうだな……

ところでニルファでザビーネがNTだったけど、ザビーネのNT設定ってあったっけ？

>>29
ウモン→若返る。もしくは即あぼん。

29じゃなくて49宛です

>>49
アムロ脳と戦った時の船はリトルグレイだ。
クロスボーンバンガード所属の補給船（ただし木星圏＜-＞地球圏を往還できるくらいだし、相当の高速艦だが。）
ちゃんと本編でも出てるぞ。

>>50
ザビは黒本時代にはきっちりNTしてる。トビアの思考を読んだりもしてた。少なくともウモンよりはNTっぽい。

種世界の機体でCBガンダムシリーズを倒すのはふつうに無理だろ。
大体、ＡＢＣマントとIフィールド(種世界のビームはプラズマだったような…)で全てガードされるから。

性能で遥かに劣るボールでリックドム６機を撃墜したウモン＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞性能でわずかに劣るストライクでザクにズタボロにされたキラ

ウモン爺さんの場合、Bガンダム補正があるからなぁ
プラスかマイナスかは別にして・・・
あれと同じことはアムロでもできんだろｗ

若ウモンの腕が気になる
なんだかんだで一年戦争〜第二次アクシズ紛争まで生き延びたってことは、そこそこ以上の腕があったのでは

いや、参加してない戦役もあるだろうが

狂うぜvsトビアを妄想してみた

狂うぜ「誰もが思うだろうな！君やキンケドゥ・ナウのようでありたいと！」
トビア「ただそれだけのためにジェネシスを…？」
狂うぜ「それだけの業、重ねてきたのは誰だ！？君とてその一つだろう！」
トビア「…安心したよラウ・ル・クルーゼ！あんたまだ人間だ！」
狂うぜ「なに！？」
トビア「失敗作の人造人間でもなければ、破滅をもたらすスーパーコーディネーターでもない！歪んだだけのただの人間だ！」
狂うぜ「ナチュラルの言うことかあああ！」

トビアカッコヨス

映画化されないかなコレ

狂うぜもナチュラルなんだけどな

なんとなく、ザビーネ(ファビョった後)はラクスをかつぎ上げそうな気がするんだが

ラクスはお前など貴族にふさわしくないって言われて殺されると思う

キラ！お前が平和に相応しいと思った歌姫はな、平和なんか望んじゃいない！ とか言ってほしーなー

ところでずっと気になってたんだが、ベルナデットって普通にできた子なのか？

人工授精ならともかく、自然授精だったらすごすぎるんだがドゥガチ様。

>>65
ドゥガチ様から見ても一切の否の出しようのない凄く出来た女性だったらしいし、
まず浮気やらなんやら、そう言う要素はなかったんじゃないかな？

確かに最後はトチ来るってたが
ドゥガチってのは一人で木星圏をあそこまで繁栄させたい逸材なわけで、
浮気とか、人工授精とか或いは冷凍精子などを使っての直受精とかだった、
その類なら、まぁ見抜くだろうと。ファンネル使える程度にはNTになれてたっぽいし。

老人、といっていたが少なくとも娶った頃はまだ60歳くらいだったんじゃないかな？
（で、地球進行時７０〜75歳くらいと）

>>66
劇中で「齢80を越えた老人に〜」とか言ってなかった？

名前を複数持つキャラはガンダムに多いけど、同時に三人って珍しいよな

ベラ・ロナ(セシリー)
シーブック・アノー(キンケドゥ)
テテニス・ドゥガチ(ベルナデット)

一応種死も、ミーア、凸、ムネオがいるんだが……

アレックスの印象が薄いけど

種見てないから分からんもん

クロボンアニメ化して〜〜

キラ「カガリは今泣いてるんだぞ！」
トビア「ふざけんじゃねぇぞ！そんな訳の分からねぇ御託で、
　　　これ以上人殺しなんてされてたまるかぁーッ！」

ここ見てるとウッソスレみたいなＳＳ書いてみたくなるな

トビアorキンケドゥorザビーネで種キャラ論破

>>9
どうせならＸのフロスト兄弟も混ぜてよ。
いや、何でもありません。すいませんでした。

テテニス>>>>越えられない壁>>>>ラクス

どちらもなるべく不殺なのは共通だが、AAは撃ち落としたらもうシラネ、CBはアフターケアまでやる、という大きな違いが。

ＡＡの不殺はファッションですから

CB最強の平和電波といえばシェリンドン

しかしラクスには組さないだろうな

シェリンドンはちゃんと理想持ってるからな。思いつきでしか行動しないラクスよりは遥かにマシ

>>1スレタイ通りに妄想

そこは、見たことのない風景だった。
遠方にコロニーらしき物こそあるが、彼の知るそれとは形が違う。
「ここは……あ……キンケドゥさん！？」
モビルスーツに乗った、いかにも活発そうな少年が叫ぶ。
キンケドゥ・ナウ。
少年――トビア・アロナクスの所属する‘海賊’のエースパイロット。
つい先ほど、裏切り者のザビーネ・シャルに撃墜されたばかりの男だ。
「キンケドゥさん！？ベルナッデット？ベラ艦長！？」
通信機に向かい、叫ぶ。
キンケドゥは撃墜され、他の二人が乗る艦、マザーバンガード撃沈しているのをトビアは知っていた。
それでも、叫んだ。
トビアは知らない。ここが彼の住む世界ではないこと。
沈んだはずのマザーバンガードが健在であること。
なにより――廃棄コロニーが迫っていること。


勢いで書いた。しかし反省しない。

コレ使えばバリバリのオールドタイプだろーが

蝶スゴイNT並の力を

何の生体強化も無しに手に入れられるんだぜ！！




そしてあの当時のF-9X系列機にはバイオコンピュータが装備されているんだよ
当然ドゥガチクラスになると、Vの時代に先行してV2秘密裏に手に入れてた
某木星じいさん経由でバイオコンピュータの技術は集められるでしょうし
某アムロレイの人の人格コンピュータの前例取ればわかりますが(スカルハート参照)
ある程度のNT能力の機械化は当時の木星帝国のレベルなら不可能では在りません
つまり当時の木星帝国はあんまりNTとかOTとかの能力メリットはなくなっていっているんです

おそろしやおそろしや

>>80
大間違い。
バイオコンピューターは、そんなもんじゃねーよ。

バイオコンピューター・バイオセンサーってのはは、サイコミュの一種で、ビットとかファンネルを動かす要領で
機体の動きをある程度追従させるシステム。
（Zガンダムで、フォウがサイコガンダムを外部から脳波だけで召還したのなんかがコレの究極）
パイロットにNT的素養が無ければただのコンピューターだし、
パイロットに少しでもNT的素養があれば、
それだけ鋭敏に(無論機体の反応速度で対応できる範囲で、だが)反応してくれる、そゆもんだ。

猶、”NTの機械化”的技術は、すでに1年戦争時代から一応存在する。
（ＥＸＡＭシステムのこと）

バイオコンピューターってバイオセンサー+サイコフレームじゃなかった？
これが普及したからファンネルが廃れたとも聞いたけど。

>>82
ファンネルは使えるパイロットが限られるし、
インコム（擬似ファンネル）にしても構造が複雑すぎてコストが異様に掛かる。

そしてこれらの兵器は平時には要らない代物。よって廃れた。
（基本的にビット兵器は重力のある場所じゃ使えない兵器であり、
　戦時じゃなきゃMSは暴動鎮圧くらいにしか使われない。よって宇宙であってもMSの戦闘行動はコロニー内に限定される事が多く、
　結果としてビット系は使い難い。）

ジェガンが延々30年も使われ続けた背景を考えればビット系の兵器が廃れるのも道理と言うもの。
使われないものは開発が進まないわけだ。
人類が皆NTになるにはまだまだ時間が掛かるってわけさ。

ただし戦時においてはビット系兵器の優秀性は否定出来ないため、
NT部隊を予め有する木星帝国ではビット兵器を搭載したMAを開発していたし、
また後年のザンスカール帝国にはインコムの流れを組むであろうショットクローを装備したコンティオを開発している。

（製作側の話をすると、なんでもかんでもファンネルでやると戦闘描写がつまらなくなるので、
　あえてファンネルを廃止した、と言う話がある）

>>83
バイオセンサーが一般的な装備になって、NTじゃなくてもファンネルを避けられるようになったって話があったな。

はっきりさせておこう。バイオセンサーとバイオコンピュータは全くの別物だ。

バイオセンサーは機体の制御の一部を脳波によって行う簡易サイコミュ。NTにしか使えない。

バイオコンピュータは構成する素子を構造的に人間の脳に似せることで実質的に操作者の記憶や感情の領域にまで踏み込んだ判断を行なえるようにしたコンピュータ。
結果としてパイロットの意志を機体に伝えることは勿論、逆にセンサー系の得た情報をパイロットに「直接」伝達することまでも可能としている。こちらはOTでも使用可能。

ま　　た　　比　　較　　ス　　レ　　か

どうせもう種厨なんかつれねーよいままでどんだけの種厨が論破されてファビョった事か
はいはい種MSはネモ以下ネモ以下
どうせこのスレは黒本の新シャア出張スレになんだよ





















ファビョったザビーネ萌え

>>79
比較スレにしないため続きキボン
>>86
最後が言いたかったのではないかと小一時間(ry

ようはアレだ
ストライクにバイオコンピュータが標準装備されていたら、サイでもストライクを動かせたんだ

強化人間さんは、こーでぃさんのもう動かせるじゃんＭＳ
世も末だ

86
ツンデレはツボだと教えたはずだがな。

人を機械に強引に合わせんでも、
高性能なMSを意のままに操れる機械が開発されたという事は
ガンダム世界における希望でした

シン「あんたは、あんたって人は…ばかやろうーー！！！
自分の命すら大事だと思えないから（自爆）人の命を奪う！！
なぜ、元部下すらたやすく切り捨てる男が
人類全てのことを考えられると思う！！
軍を二度も脱走する隊長のどこに真実がある！！

寝言をいうなーー！！！！」


シンもこれぐらいのセリフを言って欲しかった

ザビーネはツンデレじゃない。ツンファビョ

ＴＶシリーズになって、ローズマリーのキャラ掘り下げができたらシーマ様みたいにならんかね

初期シーマ様とローズマリーって発言が似てるんだよな

Ｘスレより伸びてる件

Ｇジェネとニルファ効果？

ところで>>79ﾏﾀﾞｰ？

希望出てるみたいなんで続き書きます
投下は明日の昼前後になりますけど……

期待age

シン「ステラは返してもらう！」
ネオ「貴様の、ものではあるまい！」
シン「そうだな、ならば海賊らしく・・・頂いて行く！」

すいません遅れました
では投下させていただきます
携帯なんでちょっと時間はかかりますが、ご了承下さい

>>79
の続き



「所属不明機……？例の強奪部隊の母艦っていう可能性は？」
「可能性はありますけど、その……なんて言うか」
白の軍服に身を包んだ女性の問いかけに、紺の軍服の男が、いかにも状況を把握しきれていなさそうな表情で答えた。
ザフト軍最新鋭艦・ミネルバ。
陽電子砲・タンホイザーの火力による打撃力は同軍所属艦の中でも最強クラスと言える。
「なんにせよ、無視して航行するわけにはいかないわね。ユニウス侵入部隊の母艦の可能性もあるし……議長」
白服の女性は呟き、隣に座る男に声をかける。
男はこくりと頷き、
「この艦の指揮はタリア艦長がとっているのだから任せるよ。ただし時間はかけないでくれ。その間にユニウスが落ちても洒落にならない」
言ったその言葉に、女性――タリアは唇を引き締めると、
「アーサー。通信回線を開いて。まずは正体を確かめます。メイリン。念のため、シンたちに出撃体勢をとらせて」
紺服の男と、その横に座るツインテールの少女に命令を下した。

>>100の続き


「……ラ艦長……！」
声が聞こえる。夢とも、現実ともつかぬ声。
ならば、あれは夢だったのかもしれない。
愛する人が。キンケドゥ・ナウ――いや、シーブック・アノーがＸ１ごと地球へと落下して行ったのは。
「ベラ艦長！」
「……ここは……ブリッジ？」
目を開くと、見慣れた光景が広がっていた。広いブリッジに、自分を心配そうに見つめるクルーたち。
ただし、そこには愛する人の姿も、艦に搭乗する勇敢な少年の姿も無い。
「私……確かコアファイターで出撃して……」
フラッシュバックとしてよみがえる記憶。
危機に陥ったキンケドゥを救うため、コアファイターで出撃し、そして――
「……！シーブック……キンケドゥは！？」
叫びに、返事はない。いや、流れる沈黙が返事であると言えた。
「やっぱり……さっきの……え？でもなぜここに？私はコアファイターで出撃して、トビアに助けられて……」
冷静になって浮かぶ疑問。しかし、
「ベラ艦長……所属不明艦接近！先方から通信です……！」
ベラの思考を遮るように、通信士の声が響いた。

>>101の続き

「あなたがたの所属はクロスボーンバンガード。貴艦はその旗艦・マザーバンガードで、木星帝国と交戦中だと。そういうこと？」
「はい、ですから、当艦には貴艦への攻撃意思はありません」
困惑の表情を浮かべる、艦長という女――ベラと名乗ったか――の言葉に、タリアの顔にも困惑の色が浮かぶ。
クロスボーンバンガードなる組織はともかく、交戦相手だという軍の名に違和感を感じざるを得なかった。
木星帝国。その名を名乗るからには、木星を本拠地とするか、木星――あるいは木星で発見された宇宙鯨を崇める集団であるだろう。
しかしながら、この時代に至っても木星に集団移民ができるような技術は確立されていないし、宇宙鯨を崇める集団など聞いたこともない。
さらに、もう一つの疑問。
聞き間違いでなければ、ベラは、地球連邦軍のモビルスーツとも交戦中だと言った。地球連合軍ではなく、だ。
まさか大の大人がこんな簡単な間違いを犯すはずがないし、かと言って地球連邦なる組織が存在するとは思えない。
タリアはしばらく考え、
「とにかく――当艦は先ほどお話したとおり、作戦行動中です。詳しい話を後で聞くために同行をお願いします。それに……」
一旦言葉を切り、
「この作戦には少しでも火力が欲しいので、協力を要請したいですし。ユニウスセブン粉砕のために」

もし続き投下の許可が得られたら、また後日投下します
スレ汚しスマソ

許可とか関係なく書きたきゃ書けばいいと思うよ

>>79
なら書いてくれと言うしかないじゃないか！

79期待エイジ

>>79
GJ
キンケドゥは出てくる予定なのか？

マザーバンガードのピンチに駆けつけるＸ１ﾊｧﾊｧ

シン「いかん！奴は地球の汚染に躊躇がない！
その巨体にどれだけの災厄を詰め込んだ？
ラクス・クライン！？
おそらく一匹でも充分に地球を死滅させられる毒虫だ！
絶対に地球に入れてはならない！」


ミーア「私はラクスなの！！ラクスなのよーー！！」

ラクス「戦ってもよいのです」

「貴様のスレではあるまい…！」
「そうだな…ならば海賊らしく、ageさせてもらう！」

カズイ｢何、あの船。超ダセェ｣

マザーバンガードのことかー！！

キンケドゥ……キンケドゥ！
だめじゃないかsageた奴が出て来ちゃ！ageてなきゃああ！

ザビーネッ！貴様―ッ！

>>79ﾏﾀﾞｰ？
催促age

保守海賊クロスボーンバンガード。俺の名はキンケドゥ。キンケドゥageだ

援護するぞ！海賊！
そのままageろ！

某新人賞一次結果発表でテンパってましたorz

今夜22時頃投下します

迷惑かけてすいません

age

宇宙の海は〜

俺の海〜

age

age

種世界にマザーバンガードが来たら・・・

確実にラクス派がベラ様に寝返るじゃないかｗ

やってる事は一緒なのにね・・・・やっぱ気品が段違い

>>102で宇宙鯨を絡めた事に感動した。
スタッフの98%が宇宙鯨とか忘れてるんだろうな…

保守

ほしゅ

プライベートでいろいろあって遅れましたorz
すいません、今から投下します

　迫るコロニーに呆然としていたトビアの目を覚ますかのように、それは聞こえてきた。
「ユニ……スセブンが……」
「早く……破壊……を」
「地球が……危…い……」
　断続的に入る、無線の声。
「え……？　この人たちはなにを……ええい！」
　頭を振って、状況を整理する。
　目の前には、少しずつ移動している廃棄コロニー。おそらく、ユニウスセブンと呼ばれているものはこれだろう。
　通信の声の主たちは、これを破壊するつもりらしい。
　そして――コロニーの進行方向にあるのは、地球。
「まさか……コロニー落とし！？」
　一年戦争時、ジオン公国によって行われた史上空前の大虐殺。
　廃棄コロニーを地球に落とすことで、大陸の形すら変形させてしまうほどの威力を持つ、史上最悪の兵器にしてしまうその作戦名は、トビアも名前だけ聞いたことがあった。
「……と、とにかく行かなきゃ！」
　誰がやったのか。なにが目的なのか。そもそも、なぜ聞いたこともない名前のコロニーがこんなところにあるのか。
　疑問は尽きない。
　しかし、それを考えている余裕はない。トビアは「くそぉ！」と叫ぶと、スラスター出力をフルパワーまで上げた。

「か、艦長……顔が怖いですよ……」
「アーサー、少し黙ってて」
　恐る恐る声をかけてきた副官をその一言で沈黙させると、タリアは腕組みをしてモニターを眺める。
　モニターに映るのは、青い戦艦。その姿は、かつて地球が西暦という年号を使っていた時代、海を荒らし回っていたという海賊船に似ていた。
「わざわざビームを発生させてマスト代わりにするなんて……なにかの象徴……？　それに……なんて脚の速い艦なの」
　誰に言うでもなく、呟く。
　戦艦としてはありえないほどに派手なビーム・マスト、一体なにを推進剤として使用してるのか、ザフトの誇る最新鋭艦・ミネルバが付いて行くのがやっとの速力。
「まるで……別世界から来た艦ね」
　言ってから、タリアは自虐の笑みを浮かべた。
　大昔のＳＦ小説ではあるまいし、そんなことなどあるわけがない。とにかく、今はユニウスセブン粉砕に全力を注ぐべきだ。
「アーサー。出力全開。あの艦……マザーバンガードから離されないように」

今回はこれだけです

次回でミネルバクルー、遺作、痔悪化が登場予定です

今年中に投下できるといいけど……

>>79
GJ！
ウモンじいさんはいないのか？

GJ

ぐっどじょぶ！

ほす
>>124
不才の脳内では存在しなかったことになってるのはガチ

職人さんが素晴らしいからできることだけど
禿作品にしろないにしろ負債ワールドに飛び込むのは無謀だよな

つまんねーよ

類似スレ(ウッソin種)も好きだが、このスレの職人様にも期待してるぜ！

ただ、種死は種よりも終わっている部分が多いのが不安材料だな

ＡＡ組の扱いとかどうするんだろ
いっそＡＡはなかったことに(ry

そういえばX3のメインウェポンのムラマサブラスターって、
ちょうどデスティニーのアロンダイトと長射程ビーム砲を一つに合体させたような感じの武器だよな。

まあ、威力はムラマサのほうが圧倒的に上だと思うが。

技術が違うぜっ

しかし落ち着いて考えると、Ｘ３の装備ってトンデモねえよな。
少なくともシラフで思いついたとは思えない。

「ＭＳの二の腕に収まるＩフィールドとかすごくね？」
「うはｗｗｗｗ稼動一分間しか無理ｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
「じゃあ漏れはビームサーベル7本くらい束ねた剣造るわｗｗｗｗｗ」
「やっぱり稼動一分ｗｗｗｗｗｗｗｗｗﾃﾗﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
「あるあるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ホントいくら実験機だからって無茶しすぎかと

Ｘ３の真の凄さは武装じゃないぞ

叩　け　ば　直　る　ｃ　ｐ　ｕ

が一番凄い

それって昭和初期の白黒テレビっぽいね

>>140
だが、駆動部と一緒に腕に収まる小型なIフィールド。
既存の装甲を物ともしない高出力サーベル。
どれもスゴイ技術だぜ。
無茶は無茶でも無敵の盾と最強の剣を備えたMSは、技術者ならチャレンジするっしょ。

>>143
でも勝ったのは無敵の盾
でもあれはＸ３のパワーがＭＡより高かったから
Ｘ３が使って初めて真価がだせるのかもしれんが

最強の矛と盾を持っていても｢無敵｣なわけではないＸ３が好きです。
最強の性能とパイロットで｢絶対無敵｣を称するストフリが嫌いです

「神よ。 もし本当におられるのでしたら…
　決着は『人間』の手でつけます。 どうか、手をお貸しにならないで…」


神（負債）「しゃーねぇなもう」

　→　負債補正失いラクシズ惨敗

神よ(ry

神(長谷川)「しゃあねえな」

長谷川補正(苦戦フラグ)失い、マザーバンガード楽勝

こうですか？わかりません！

今更ながらに思ったんだが、
そのセリフってまさか御大へのメッセージ、
という暗喩が含まれてたとかってことは無いよな?

というか
最終話、ドゥガチとトピアの一線はそのまま長谷川vs富野だしな・・・・

黒富野は核を抱いたまま海に沈んだのは・・・・・

あの「若造の言うことかー！！」は富野直々に指定してきた台詞らしいしな。

マザーバンガードだけはラクス教に取り込まれないでくれよ…

保守します

シンとドゥガチの口論対決は見てみたいところ

一つはっきりしてるのは、
X3相手じゃ白羽取りしたところで弾頭斬りの要領でストフリ真っ二つって事だな。

突きにかかったところを受け止めたらライフル発射されそうだしな

それ以前にムラマサブラスター射撃→シールドで受け止める→貫通あぼんですよ

age

Ｘ３vs和田シミュレート
(相手の性能知らないこと前提)

一．両者ライフルで牽制
二．回避しまくりんぐなので、徐々に距離を詰める
三．Ｘ３の近距離ムラマサブラスター射撃。和田、シールドで受け止めるも左腕ごと持ってかれる
四．和田、距離を取って必殺七色光線。トピアのNT直感でＩフィールド展開しながら回避するＸ３。
五．和田、ドラグーン展開。Ｘ３に撃墜されるドラグーン。
六．距離を詰めたＸ３、ムラマサブラスターで斬りかかる。
七．和田、白刃どりも、パワー負け。両断される

得意のドラグーンはたとえ至近距離でも両腕Iフィールドの前には無力だし、
格闘戦ははっきり言って自殺行為。
残るはクスフィアスだが逆に言えば向こうはそれだけ注意してりゃいいんだから、
初撃で当てられなけりゃ問題にもならんだろう。

相性が悪いにも程がある。＞ストフリ　VS　X3

ドラグーンなんて所詮ラジコン操作だからな
NT、強化人間が脳波で操る変則的な動きをするファンネルよりずっと避けやすい

逆にＸ３に相性がいい機体ってなんかあるか？

機動力が高くて、実弾兵器のある射撃系ＭＳ……？

隕石付き和田は後ろに回り込まれそうだから無理だな

あるいはパワードレッドのような格闘特化型機体、かな。

タイマンでは最強クラスだろうね、ビームサーベルだろうとビームライフルだろうと問答無用で受け止められる
Iフィールドがかなり厄介だからタイマンで勝とうと思ったらGガン系のとんでも機体を持ってくるしかないだろう。

でも逆にIフィールドの稼働時間に難点があるから、雑魚の群れを相手にすると案外あっけなく落とされてしまうかも。
多数を相手にすることを全然考えていないエピオン並みに「決闘用」の機体と言えるかもしれない。

って書きながら気づいたけど高機動力&高威力のヒートロッド持ちのエピオンなら
パイロットの技量しだいでタイマンでも勝てるか？

ノーチラスのワイヤー攻撃に苦労させられてたから、
恐らくかなり有効。

決闘者（ﾃﾞｭｴﾘｽﾄ）には決闘者（ﾃﾞｭｴﾘｽﾄ）を、か…
なかなかにケレン味あふれる話ジャマイカ。



え？　デュエルガンダム？　なにそれおいしいの？

高機動で実弾系

ヘビー・アームズvsＸ３ってどうよ？

ヘビーアームズは実弾のイメージあるけどメイン武装はビームガトリングなんだよな。
アーミーナイフは自殺同然だから胸部ガトリングとミサイルしか攻め手がない。勝ち目薄いかも

ソードカラミティやグフグラップラー(だっけ？確かそんな名前)じゃ駄目か？

ランチャーストライクin吉良かブラストインパルスinルナでなんとかならんか

ミサイル撃ち尽くしたらアウトだけど
あ、シンパルスは却下な
ジャベリンで突撃しそうな気がするし

実弾装備を当てにするならブレイズザクでもいんじゃね？

トビアはＮＴ。Ｘ３は木星高重力仕様の高機動機。
この組合せに簡単に当てられるか？ミサイルなんかあっという間に撃ち尽くしてあとは斬り刻まれるのを待つだけだ

そうだ、バスターの合体砲の実体弾バージョンなら、
あれたしか散弾タイプだったと思うしかなり有効じゃないか？

予想
バスター散弾発射
↓
喰らいながら高速で突っ込んでくるＸ３
↓
バスター次弾装填中
↓
ムラマサブラスターで真っ二つ

そういえば元々タイマン向きじゃなく支援機だったな＞バスター

組むならデュエルじゃあっさりアボンが落ちなので、
ブリッツにミラコロ駆使してかく乱してもらえばまだ勝機はあるか？

ミラコロで姿を隠してもＮＴ能力で発見されるから無意味な気がしないでもない

>>169
亀だが
ランストは機動力低い、ブラインは知らんがルナ射撃ヘタすぎ

まだストフリのバルカン+クスフィアス（だっけ？）で頑張った方がマシ

つ【ゼロカス】
つ【Ｖ２アサルト】
つ【ＤＸ】

こいつらのツインバスター、メガビームライフル、ツインサテライトならＩフィールド突破できないか？

NT能力にもゼロカスのゼロシステム、ウッソのNT能力、ガロードの適応能力でなんとか対抗。あ、でもＶ２だと時代の関係で反則か……

月光蝶も考えたけど、あれは反則杉

そーいやサテライトキャノンってビームなのか？
スパロボではＢ属性になってたけど

仮にビームでも、Ｉフィールドが効くのはあくまで
ミノ粒子を使ってるビームだけのような気が
重金属粒子ビームとかに効くかどうか不明

こういう比較の時はビームなどの設定は共通にしておかないとキリがない

>>177
V2のヴェスパーなら破れるかもしれんな。
ただし、ビームシールドの原理とIフィールドの原理は違うからな。
>>178
参考になるかは分からないけど、ミラコロでビーム弾くやつがあるから効くんじゃないか？

ＵＣ系だと技術の関係でＶやガンイージにすら苦戦する気も

種世界ＭＳ限定で倒す方法を考えたらどうか

予定より早く投下できることになりました
今投下してもよいでしょうか

待ってました!!

では今から投下します

携帯なので基本的に遅いですが、ご容赦下さい

「所属不明のモビルスーツだと！？どういうことだディアッカ！」
「そう叫ぶなよイザーク……おっと、隊長。先行している部隊から入った通信によると……ジンが少なくとも十機以上、それから……なんじゃこりゃ？」
伝達書を見ながら神経質そうなおかっぱ頭の指揮官――イザーク・ジュールをいなした金髪の男――ディアッカ・エルスマンの手がそこで止まった。
「なんだ。ひょっとしてストライクやフリーダムあたりがジンと仲良く編隊でも組んでいるのか？」
「い、いや……ジン、というかユニウスから離れた場所に見たことのない機体がいるっていう報告が」
「……見せてみろ」
怪訝な表情で言うディアッカの手から、イザークが伝達書類を奪い取る。
すぐに目を通すと、こちらも怪訝な顔になり、
「大きな斬艦刀を持った、ドクロのモビルスーツ……？」
書類に添えられた、一枚の写真。そこには額にドクロをつけた青いモビルスーツが写っていた。

「ねえねえシン。聞いた？例の話」
「聞いたよ……カイゾクセンだっけ？それっぽい戦艦がミネルバの前にいるんだろ？」
「ひょっとしてさ、異世界から来た宇宙戦艦だったりして！」
「そんなわけないだろ。まあ、どっちにしても敵じゃないっぽいし……」
「シン、ルナマリア。一応は警戒しておけ。油断したところでドカンとやられる可能性もある」
いかにも強気そうな少年と少女――シンとルナマリアの通信に、冷静沈着を地で行くような男の声が割って入った。
「はーい。でもどうせ出撃待機中なんだから、少しくらいはいいでしょ？レイも少しは……」
「警戒するに越したことはない。それがザフトの艦ではないことは確かだ。それに例の強奪……着いたか」
悪態をつくルナマリアに男――レイが言ったその瞬間、アラームがミネルバ全体に鳴り響いた。
「コンディションレッド発令。シン・アスカ、ルナマリア・ホーク、レイ・ザ・バレル各パイロットは発進準備お願いします」

うおおお！！深夜だが盛り上がってきたぜええ！！！

忌まわしきモビルスーツ。
それは己を偶像と化すための人形。そして愛する人と刃を交えた兵器。
「艦長、いいんですか……？」
「ええ、今この艦にモビルスーツパイロットはウモンさんしかいないから。その代わりベルナデット、留守の間はマザーバンガードをお願いします」
「で、でも私なんかで……」
「あなたなら大丈夫。それに、もしもの時は私が指示を出すから」
「艦長、話中に悪いんじゃが、先に行くぞい。ウモン・サモン、ゾンド・ゲー出る！」
突如入った通信の声。と同時に、マザーバンガードからのっぺりした頭のモビルスーツが飛び出す。
「それじゃあ……私も行きます。ベルナデット、後はよろしくね」
一瞬遅れて、モビルスーツの目に光が灯る。
それは、修復されしクロスボーンバンガードの象徴。ベラと“セシリー”を繋ぐもの。
「ベラ・ロナ、ビギナ・ギナ出撃します！」

重斬刀と対艦刀が混ざって斬艦刀になってるが
燃え上がってまいりました！

迂闊だったと言われれば、反論の余地は無いだろう。
「う、うわ！いきなり攻撃してくるなんて……！」
しかし、廃棄コロニーの内部にモビルスーツがいたのは、トビアにとって予想外だった。
「木星帝国と関係無いなら話を……うわ！」
横合いから発射されたビームを、かろうじて避ける。
相手は話を聞く気が全く無いらしい。視界に入るだけで十数機からなるモビルスーツがこちらにライフルを向けている。
かと言って、戦うのも問題がある。
正体不明の一団に攻撃を仕掛けるのも後々面倒なことになりそうだし、なによりも彼のモビルスーツ、クロスボーンガンダムＸ３が一対多数の戦闘に向いていないのだ。
最強の矛・ムラマサブラスターと最強の盾・Ｉフィールドを装備しながらここで戦えない理由。それは稼働時間。
全力で戦えば、一分も保たないのだ。
休み休み戦えば大丈夫かもしれないが、目の前にいるモビルスーツ群はそれを許してくれるような連中には見えない。
「と、とにかく離脱を！」
トビアはスラスター出力をマックスまで上げ、Ｘ３と共に宇宙空間まで飛び出して行った。

今日はここまで。次回でまともなモビルスーツ戦＋ユニウス落とし編終了まで行く予定です

>>189
素で間違えました

斬艦刀じゃスパロボじゃんorz

ていうか黒本なのにビギナ・ギナ出してよかったんかな……

実のところ、多分名前出さなくてもわかるアレは出す予定なんだけど……
誰が乗るとかバラすと展開も含めてネタバレの恐れがあるから言わないけれど

コテ入れ忘れorz
>>192は俺です

>>79
俺にとっての神認定

>>187
他の二機がそうだから間違えるのも無理ないと思うが、
X3の額のは髑髏じゃなくて3のマークですよ。(髑髏は胸についててその目がガトリングガンの銃口)

続き期待してます。

>>191
私は構わんが！！

>>185のつもりが>>187になってた・・・orz

age

過疎ってるな。

そういえばこことかのスレの先祖に当るウッソとキラスレに妙なのが粘着してるが、
何がしたいんだろうか？
まさかここに来たりはしないよな？

職人さんが来ない間は仕方なかろう

ウッソキラスレのあいつか・・相手にしなけりゃいなくなるんじゃない？

あげ

そういや土門スレにも湧いてたけど、スルーされてすぐ消えてたな

age

そういや長谷川が黒本新作やるらしいね

このまま映像化希望

>>79氏凄く面白いですｗ
これからも頑張って下さい続き楽しみにしていますｗ

一応保守

貴様らあけおめ

ならば新年らしく…おめでとうと言わせていただく！

Wikiのカラス先生解説ﾜﾛﾀ

保守

age

明けましておめでとうございます
投下ですが、七日までにできるように調整しています
待っている方、すいません

まってまつた！

期待age!!

age!

age

ahoge

sakage

makige

プライベートでごたごたして昨日の投下できませんでしたorz
あさってまでにはなんとかします

ガンガレ

保守

保守

保守

やる気がないならやるなと
でも期待保守

akage

hagege

　　　　○⌒＼
　　　　　ﾐ'""""'ﾐ　　　　　　　
　　　 .／( ´･ω･) 　　＜寒い時代だ
　　　//＼￣￣旦~　　　 　　
　 ／/ ※.＼＿＿＿＼
　＼＼※ ※ ※ ※ ※ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　
　　 ＼`ー──────ヽ　　　　　　　　　　　　　
　　　　────────

遅れまくってすいませんorz
とりあえず今のうちに一部を投下しておきます
―――――――――
「あれが……ユニウスセブン……？」
「そうですよ。あれがユニウス。連合の攻撃で破壊されたコロニーです」
　ビギナ・ギナのコックピットで呟いたベラに、少女が声をかける。
　確か、ルナマリアと言ったか。かつてジオン公国が使っていたザクに酷似した赤い機体に乗っている。
　平行するように、同じくザクタイプの白いモビルスーツと緑のモビルスーツ、ゾンド・ゲー、ガンダムタイプのモビルスーツが編隊を組んでいる。
　白ザクにはレイ・ザ・バレル、緑ザクにはアスラン・ザラ、ガンダムタイプにはシン・アスカというパイロットが乗っているらしい。
「連合……」
　ルナマリアの言った単語をもう一度繰り返す。地球連合。
地球にある国家の連合で作られた巨大組織。それは地球連邦と違い、あくまでも同盟組織であるらしい。コロニーは数あれど、地球は一つしか存在しないはずだ。
「じゃあ、ここはまさか……」
「艦長！　前方にモビルスーツの反応！　これは……Ｘ３じゃ！」
　結論に達しようとした瞬間、ウモンからの通信が入った。その声に、慌てて前方を確認。
「トビア……！？」
ベラの視界に飛び込んできたのは、正体不明のモビルスーツに追撃されるＸ３の姿であった。

「か、艦長！」
「ジン……？　なぜこんなところに……？」
　困惑するアーサーをよそに、タリアが思案を巡らせる。
　ユニウスセブンから飛び出してきたモビルスーツ。インパルスに似た顔を持つ機体と、複数のジン。
　一瞬、インパルス似の機体が犯人で、ジンがそれを追いかけきた可能性も考えたが、破砕作業に当たっているのはジュール隊のはず。その可能性は薄い。
　そこにいないはずの、ジン部隊。ならば、犯人は誰なのか。
「前方のジン部隊よりインパルス、ザク、マザーバンガード部隊へ攻撃！　攻撃目標には当艦も含まれている模様です！」
　思考を遮るようにブリッジに響くメイリンの声。
「ギル……いえ、議長」
　後ろに振り返るタリア。その視線の先には頷くギルバート・デュランダル議長の姿。
「……シンたちに通信を。ジン部隊への攻撃を許可します」

ｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━━!!

は・や・く・続き〜！！

期待age

ウホ！！
良い感じの出だしでございますねｗｗｗｗｗ
凸がザクなら番組初期なんですね

保守

juenhage

ageるなよ…

スレは保守させてもらう！

保守。

思ったより就職先の研修が厳しくてまともに進行してませんorz
ＭＳ戦のさわりの部分を投下して行きます
――――――――――
「ビギナ・ギナってまさか……ベラ艦長！？」
「トビア！　トビアなの！？」
　驚愕するトビアに、驚きと安堵感の混ざったベラからの通信。
　マザーバンガードがここに“ワープ”して以来、その姿を見ることのなかった海賊少年、トビア・アロナクス。その無事が確認できたのだから、ベラの反応も無理からぬことだろう。
「シー……いえ、キンケドゥに続いてあなたまでいなくなったらどうしようかと……っ！」
　再会を喜ぶ二人。しかし、感慨に浸る猶予は与えられなかったらしい。
「ジンか！」
　陣形を裂くようにして閃くビーム光に、レイが舌打ちをする。
「ベラさんとおじいさんと……えっと、悪役っぽいモビルスーツのパイロットとついでにヤキンの英雄さん！　貴方たちは下がって！」
　赤いザクで前方に躍り出て、叫んだのはルナマリア。
　平和の終わりと、戦争の始まりを告げる戦いが、今始まろうとしていた。

　旧式の量産機と新型のワンオフ機。単純にスペック勝負になればジンに勝利の要素はない。
　が、それだけで勝負が決さないのがモビルスーツ戦だと言える。
「くそっ！　なんであんたたちはこんなことを！」
　叫びながらビームライフルを乱射するシン。
　フォースインパルス。ザフトの最新鋭モビルスーツ、インパルスがフォースシルエットを装備した高機動型モビルスーツである。
「落ちろよ！　こんなものを落とされて、また戦争になってたまるかあああ！」
　絶叫と同時に射出された何発か目のビーム光が、一機のジンを貫く。
　刹那。
「なっ！？」
　背後には重斬刀を振り下ろしにかかる別のジン。
　今からでは避けても間に合いはしない。新型装甲、ＶＳＰ装甲をまとったインパルスは平気かもしれないが、パイロットへのダメージは免れぬであろう。
　シンは衝撃を覚悟し、身構えた。そして――
「……え？」
　覚悟したはずの衝撃は来なかった。
「シン、油断はするな。次もかばってやれるとは限らないぞ」
　モニターに映るのは、白いザク。その後方では真っ赤なザクがジン部隊に牽制の射撃をしている。
「シン、ルナマリア。行くぞ。先行しているジュール部隊を援護する」

てか、シンに微妙なトビア要素が入ってるorz

うほｗｗｗｗｗｗｗｗいつの間にか来てたｗｗｗｗｗｗｗｗ
GJと言っておく！

なんかクロボンいらないみたい
邪魔者っぽい扱いだし…

今日投下されたぶんぐらいは出てこなくても仕方ないんジャマイカ？
一人称小説ならまだしも三人称ぽいし

age

「自分をかばった人間(ミーア)の命すら大切にしない女が人類の未来を考えと言える！？寝言を言うなあああ！」

アージュ

キラ「カガリは今泣いているんだ!!」
トビア「たったそれだけの事で、こんな戦争を起こしたのか！」
キラ「そうだとも！　憎しみの連鎖？　ナチュラルとコーディネーターの融和？
　　　そんなものは言葉の飾りだ！
　　　僕が真に願って止まぬものは唯一つ！
　　　僕とラクスに害する物の全滅だ！」
トビア「安心したよキラヤマト！　あんたはまだ人間だ！
　　　　洗脳された改造人間でも新しい人類でも、
　　　　異星からの侵略者でもない！
　　　　心の歪んだだけのただの人間だ！」

キラ「カガリは今、泣いて・・・ふぐっ」
その時、フリーダムのスラスターからコックピットに向けてX2のショットランサーが放たれた。
ザビーネ「感情を処理できん奴はゴミだと教えたはずだがな」

アスラン「キラァァァァァァァァ！！！！！！」

ｷﾝｹ兄さん：自分以外の命はどうでもいいから戦いを許容できる！
平和の歌すら歌えない歌姫がなぜ世界を平和にできる！
戦いを強いる指導者のどこに真実がある！
キラ：それでも！僕は！
ｷﾝｹ兄さん：寝言を言うなあぁぁ！

こうやって見ると､キンケやサビーネみたいに個性があって惹かれるキャラが
種には居ないな。


ギリの性別が未だにわかりません＞＜

ギリは男だろ？

ベルナデットに近付きながら「もう少し発育すれば可愛がってやる」みたいな発言してたし

>>253
それだけでは性別を判断できない時代になったんだよ

>>254
いわゆる「うほっ」や百合などの801の台頭によるものか・・・

基本脚本が富野だからなあ。　奴は同性愛者ならもっと判るように書くよ。

カラス×トビア

>>256
グエン様の事か！

ほす

トビア君！

保守

種のMSなんて猿の乗ったザクで楽勝

あれ一応フルバーストっぽいしな。しかもあのサルはNTだし。

バナナさえ見せなきゃガチで戦える希ガスｗ

サルはなかなか殺そうとしなかったから、キラと同レベルってことじゃないの？

>>263
いや、「ぽい」じゃなくて「紛れも無く」だと思うｗ

まあ、ストライクで達磨ならウモンには永遠に勝てんな。
相手がトビアやキンケドゥ、ザビーネだったら瞬殺されるな。

核分裂で大騒ぎしている種世界のMS相手にＵＣ二世紀のMS持ち出すの反則w

あ、種世界いったら融合炉も止まるんじゃね？

>>267


ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　 ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ
　　　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　 ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　　ﾊﾟｼｬ 　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ
　∧_∧　　　　　∧_∧　　　　 ∧_∧　　∧_∧　　　　∧_∧　　　　 ∧_∧
　(　　 )】 　 　 　(　　 )】　　　 (　　 )】 【(　　 )　　　 【(　　 )　　　 【(　　 )
　/　 /┘　.　 　/　 /┘.　 　　/　 /┘ └＼＼　 　　└＼＼　　　└＼＼
ノ￣ゝ　 　　　ノ￣ゝ 　　　 　ノ￣ゝ　 　　　ノ￣ゝ 　　　 ノ￣ゝ　 　 　ノ￣ゝ

保守三三

age

キラ　　「それでも、守りたい世界があるんだ!」
トビア　「ふざけんじゃねぇぞぉ!!そんなわけのわからねぇごたくで、
　　　　　これ以上人殺しなんてされてたまるかぁ!」
カミーユ「その君のカンから発した怒りと悲しみは･･･理由になる!!」
キラ　　「勝てると思うな、小僧!!」
トビア　「うおおおおおお!（おれはきれてるぜ!!）」
キラ　　「きたな、プレッシャー!」
トビア　「消えてください!!」
キラ　　「純粋に戦いを楽しむものこそ!!」
トビア　「黙れ、悪党が!」
キラ　　「月を見ぬまま地獄へ落ちろー!!」
トビア　「なんとぉー!!」
キラ　　「････おれは、ミンドラをこの手に戻してぇー!!」
どかーん
トビア　「･･･任務、完了。」

ごめん、途中からわけわかんなくなった。

よりによって最後がオウギュストかよ

>>271 不覚にも笑ってしまった・・・。

何かいろいろ混じってるよ…

てかカミーユがいるぞ…

ていうか、会話が繋がってない…のは普通か

ビームサーベルでチャンバラやりながらの会話はこんなものだ

俺はマザーバンガードVSアークエンジェルでサッカーをやるべきだと思う。
主審はシェリンドンな。

ウモン爺さんが心臓麻痺を起して中止になるに一票

ザビーネのオウンゴールに一票

少なくとも種世界でザビーネが裏切る事は無いだろう。

カリスマがいないものｗ

逆にベラがデュランダルから離反しそう
だからといってオーブにつくとも思えんが

>>282を見ての妄想

べラ　　「これよりマザーバンガードは、議長の元を離れ独立した行動をとります!」
議長　　「･･･驚いたね。」
ザビーネ「我々は貴様のようなゴミにはつき合えんと言っているのだ。」
議長　　「はっはっは･･･傲慢だね。さすが宇宙世紀最強の海賊達だ。」
トビア　「海賊かどうかなんて、そんなの関係ない。ただいえるのは、倒すべき敵はおまえだということだ。」
議長　　「･･･しかしどうするのだ?いまさらオーブに泣きついても無駄だぞ。」
べラ　　「言ったはずです。我々は独立した行動をとると･･･」
議長　　「･･･フフ･･･ザンバスター･･･私を照準に合わせたか･･･」
キンケド「貴様を撃つのにも、戸惑いはない･･･!!」
議長　　「私を売っても世の中が乱れるだけだぞ?」
トビア　「そうなっても今よりは随分マシになるはずさ!!」

キラ　　「どけ旧式!!そいつは、俺が撃つんだ･･･!!」
トビア　「あ、あれは･･･キラのガンダム!?」
キラ　　「ラクスは･･･ラクスは今泣いて･･!!」
ザビーネ「ゴミは黙ってろぉ!!」
キラ　　「･･･な･････撃ったのか･･･?･･ら･･･ラクスー!!」
どかーん

議長　　「･･･また君達の手は血で汚れた。それを洗い流せるのも、血だというのか?」
キンケド「血みどろになるのには慣れている。俺も･･･お前もな。」
議長　　「ふ･･･これも･･･私の運命なのだろうな･･･。」
どかーん
トビア　「･･･終わったよ･･･ベルナデット･･･また、人の手で･･･終わった･･･」


ラクス　「我々に協力していただいて、感謝しています。」
べラ　　「成り行きでこうなっただけです。協力した覚えはありません。」
ラクス　「そうかもしてませんね･･･それもまた、運命･･･」
べラ　　「･･･面白いことをおっしゃいますのね。」
ラクス　「･･･我々はあなた方が元の世界に帰れるように協力します。
　　　　　必要なことがあるならば何でも言ってください。」
べラ　　「そう、じゃあまずお願いがあるのですけども･･･」
ラクス　「･･･なんでしょうか？」
べラ　　「一発殴らせてください。」
べちーん!!

･･･こうして、平和は戻った。無事マザーバンガードも宇宙世紀へ帰ることができ、
二度とこのような戦争は起きなかった･･･。

撃たれるのはラクスのほうだと思うが。
ＣＶの面々がラクスと議長の両方見たら、ラクスのほうが悪者に映るはず。

かといって、ディスティニープランには賛同できないだろ
貴族主義よりよっぽど悪い

両方とも倒せばいいじゃん

マザーバンガードの面々の価値観にとって、
受け入れが可能なような政治思想持ってる人は種世界にひとりも居ないもの。

>>287
ミナ様は何とか受け入れられるんじゃないか？

ラクスを討ってから、議長を説得すればよい。
明白な問題点を指摘してやれば、議長を翻意させるのは可能だろう。

いっそベラ様が議長ってのもアリだなｗ
仮にも一国の姫様だったんだし、カリスマ性も抜群ときた。

戸籍ないし

それはベラ様の主義に反するだろう

責任感はあるから、安定するまでの繋ぎとして代表的存在になるのはありじゃ？

海賊は政治の前に裁判だろ

海賊が世界の救世主になる世界ですから無問題。

つまりこんな感じかな

ラクス「･･･これは、何の真似ですか？」
べラ　「見てわかりませんか？銃を向けてるんですよ。貴方達にね。」
ラクス「銃を向ける相手を間違ってるのではないのでしょうか？
　　　　我々の目的は同じ、破滅を食い止めるはずです。」
べラ　「その通り。そのために、あなたを撃つのです。」
ラクス「願いは同じ平和なのに、こうも意見が食い違う･･･不思議なものですね。」

キラ　「なぜ今更こんなことをするんだ！一度はともに戦った中じゃないか！」
ザビネ「ふふふふふ････だからこそなのだよ、少年。」
キンケ「平和を願うなら、道をあけろ！」
キラ　「ここは････通さない！！」
トビア「ならば実力でもそこを通る！！」

べラ　「外ではあなたを信じるものが戦っています。」
ラクス「それが正しい選択だから･･･私の力になってくれたのです･･･彼は。」
べラ　「･･･あなたも自分が行なってきたことについてはわかっているのでしょう？」
ラクス「承知しているつもりです。戦うのも、また平和への道なのですよ。」
べラ　「それがあなたの暴走なのだと、なぜわからないんですか!!」

ドモン「ヒィート･エンドォォォ！！」
ミケロ「ぎゃー！！」
ドモン「･･･しまった！やつの吹っ飛んだ先にはマザーバンガードが･･･!!」
どかぁぁぁん!!
トビア「な、何の音だ!?」
キンケ「あの方向は･･･マザーバンガードだ!!」
キラ　「ラ、ラクスが!!」
ザビネ「べラ様が･･･急ぐぞ、キンケドゥ!」
ラクス「････この船に･･･ネロスガンダムが･･衝突したようですね･･･」
べラ　「･･･もう･･･ここで･･･終わりなの･･･?･･･」
ラクス「そのよう･･･ですね･･･もうすぐ････二次爆発･･ですから･･･」
べラ　「･･･あなたがこれで消えるから･･･結果オーライかしら･･･?」
ラクス「･･･ふふふ･･･お互い様です･･･。」
どかぁぁーん!!
キラ　「ラクスー!!」
キンケ「セシリー!!」

以後、マザーバンガードは大破、ブリッジにいた17人が死亡、
そのほか40人が意識不明の重態、海賊達の裁判は見送りとなった。
また、マザーバンガードの中にはラクス･クラインも乗っていたらしく
これにより第三勢力は衰退してきた。
また、爆発を招いたネロスガンダムと交戦していたドモン･カッシュは
『ガンダムファイトに夢中だった。深く反省している。』と容疑を認めている。
しかし海賊の頭領であるべラ･ロナの行方は不明であり、現在も捜索中である。
また同日某時刻、ギルバード･デュランダル氏が議長を辞任した。
そして新たにセシリー・ナウを議長に指名した。
これによりディスティニー・プランは廃止となり･･･

クライマックスではあの神BGMがかかるわけですな

＞ドモン「ヒィート･エンドォォォ！！」

ちょｗｗｗｗｗｗスレがｗｗｗｗｗ違ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

セシリー・アノーのまちがいじゃまいか？

>>300
それだと海賊だとばれる可能性があるから･･･
よくある名前＋公にあまり知られてない名前　で

>>299だった･･･

でも、ベラがセシリーに戻るならキンケドゥもシーブックに戻りたいと思うが

というか、種世界では両方とも（少なくとも）本名はばれてないだろ

なぜガンダムファイターが混じってんだｗ

気にするな

>>304
それはね、戦いはじめたら一方を滅ぼすまで止められないCEの人たちにこそ、
ガンダムファイトの制度が必要だからだよ

age

種世界に海賊がやってきたらジェラド大活躍の予感。

デスティニー分身を見てキンケが対抗

>>309
キンケ「なんとぉ!!俺だってGジェネDSじゃ分身したんだ!!」
シン　「な、なんだ･･･コイツ････」
キンケ「うおおおおお!!フルバースト、フェイスオープン!!」
シン　「ど、どうしたんだ?奴の機体が･･･どんどん赤くなっていく･･･!?」

べラ　「･･･で、オーバーヒートして動けなくなってしまったと。」
キンケ「･･･すまん、つい熱くなってしまった。」
トビア「無理するからですよ。バイオコンピュータは改良されてるんですから。」
キンケ「それでも、やってみなきゃ奇跡は起こらないだろ?」
ザビネ「相手が見逃してくれた時点で奇跡なのだよ。」
キンケ「はははは･･･」


シン　「･････下手に攻撃するとこっちがやられる････そんな気がした･･･」

さらに東方不敗とかも出て来て

sage

保守

>>311
スレ違うww
もしかしてお前もあそこの住人か？

保守

あんだけ長続きしてるスレだし、そりゃ住人もかぶることがあるだろ

age

そこで俺がﾌｧｻﾞｰﾊﾞﾝｶﾞｰﾄﾞで参戦ですよ

>>318搭載機
ティタピニド×15

むしろ鉄仮面×１５

いや、むしろ歴代親父ｷｬﾗ全部のほうが…

やっぱ
ティタピニド×５
ラフレシア×５
ストライクフリーダム×５

ティタピニド
ティタピニド
ティタピニド…

見れば見るほど人を小馬鹿にしたような名前だな。


正しくはディビニダドだけどな。

カラス先生×１５

「トビア君！」

>>324
いろんな意味でトビア君が持たない

ベルギット×5
ジェラド×4
ローズマリー×2
マザーバンガードの副艦長×3

む　て　き　だ　な　
特にベルギットが量産化されてるところとか。

ベルナデット＆トゥインク　５セット

俺、お前、大五郎×１セット

せっかくだからベラ様をいただいてゆくぜ！
しかし、ベラ様はガンダムの「権力者の娘」キャラで最も様付けが似合うんじゃなかろうか

つ[ミネバ様]…ドズル
つ[ハマーン様]…マハラジャ

>>330
ミネバはもう10年してから来たほうがよいな

ハマーン様はお姫様キャラではないな

>>331
つメイファ・ギルボード

ミネバ様は
木星で伝説巨人のコアに繋がれた方を取るか
CCAの後の最後のネオジオン紛争で最強のZシリーズに乗った新人君についてった方を取るかで
大幅にキャラが、、、、、、









おおまかには変わらないか！？

ムンクラのミネバはクローンらしいが
お蔵入りとなったレオンの続編でどのように登場するかだよな


ギガンティスとムンクラを総合すると

90、木星へジョドー赴任、ルーに逃げられる、アムロ秘密裏に木星へ、その入れ違いにルー地球へ？（アナハイムへ単身赴任か）
90年代、ミネバ、ジョドーに身を寄せるが失踪？あるいは自ら戦後処理に赴いたか、その間にルーが木星へ、ジョドーとよりを戻す？
99、ネオジオン最後の反乱、月を破壊し地球圏の殲滅を図るが内紛により失敗、
　　なおこの騒乱にて月面シットガル基地に赴いたミネバがジオン解体宣言、
　　その直後、ネオジオンの実質的指導者であったパウエルが彼女はクローンであると言及、
　　しかし乗艦の轟沈直前にそれが偽りである事を匂わせる発言を
00、ネオジオン消滅、ジョドー、ルーと共に地球へ

ムンクラでミネバが公の場に姿を現したのは最終決戦の場であるシットガル基地攻防戦時
しかもそのあとパウエルからクローンであると言っていたかため公では数人いた影武者の一人というのが公式記録
ただし、それを証明する材料は実際のところ生殖能力かないということだが



書いてみて馬鹿らしいな・・・・

>>334
>ムンクラのミネバはクローンらしいが

ムンクラのジオンの親父の台詞を見直せ

「命を賭けてまがい物に尽くす愚か者がおろうか」
いや、ミネバ自身が簒奪者の上連邦より遥かに大量のスペースノイドを大量虐殺したザビ家の
しかも嫡流ではないというこれ以上ないくらいの「まがいものの指導者」なんすけどw

>>335
一応>>334にも
＞　　その直後、ネオジオンの実質的指導者であったパウエルが彼女はクローンであると言及、
＞　　しかし乗艦の轟沈直前にそれが偽りである事を匂わせる発言を
と書かれてるので考慮してないわけじゃ無いらしい

>>336
いや、指導者云々の血統的正当性の話じゃなくて
ミネバとしてのまがい物かどーかってとこだろあの場面は

>>338
いやそりゃわかってるけどさ
そもそもミネバに忠誠捧げてる時点で何かズレてるって話

純粋培養されたネオジオンの若い士官ならともかく、一年戦争前後の歴史を知って
いるであろういい歳こいたオッサンどもがアレじゃなw
デラーズフリートも狂信者だが、もし彼らが存命でもミネバを象徴として祀り上げる
事に賛成したかどうか。

ほかにザビ家の血筋をひくものがいないんじゃ仕方あるまい

>>341
ザビ家を祭り上げてる時点で変だと言ってるのでは？

>>340はそうは言っておらんぞ

デラーズフリートの場合はあくまでギレン個人の思想とそのカリスマに心酔してる
だけでザビ家は関係なし、アクシズとはその辺で袂をわかったんだろう。
シャアのネオジオンが公的にザビ家を糾弾した後のあの時点でのミネバ擁立は
無意味に感じる。

もうちょっと根拠をあげてくれないか
具体的にこれとわかる根拠を

>>343
ヘ？まさに>>342のいとうとおりだが？
あの歳ならザビ家の簒奪や、サイド壊滅なんかを知ってるはずだろう。
ミネバ個人に罪を被せるのはどうかと思うが、ザビ家は妻の仇と言ってた
オッサンのほうが納得行く。

>>345
その前にﾊｲﾘﾝくらいつけてくれないか？
誰に言ってるのかわからん

単にジオンの復興だけが狙いの反乱なら、ジオン国家の確立には
ダイクン家よりもザビ家の功績の方が大きいと言っても過言では
ないからミネバを旗印にしても不思議はないが。
スペースノイド全体の利益のためとなると、数十億を殺戮したザビ家
の遺児を持ち出すのは「はぁ？」と感じる。

>>346
ならギレンはもっとアウト確定。「ザビ」の名が地球圏すべてで否定されなくちゃ筋が通らない。

>>348
サイド3につくられた人工国家でしかない
「ジオン共和国」なり「ジオン公国」なりのために
そこまで人が動くとはどうにも思えない。

ナショナリズムはもっと時間を経てなきゃあ成立しないよ。

>>349
>「ザビ」の名が地球圏すべてで否定されなくちゃ筋が通らない。
えーと、オレはそうならないのが不思議だと言ってるんだけど?
デラーズフリートみたいな一部狂信者はいても、それがスペースノイド
の大半を共感させるムーヴメントになるとは思えん。

>>350
いや、オレも思わないが
ザビ家遺児擁立は不自然と言ってるオレになんでそれを言うw

>>50
Ｆ９１の時のＮＴってパイロット適性がある奴って説明じゃなかったっけ？
誰でもＮＴかよみたいな。

>>55
リックドム６機は新兵が乗っていて雑魚でした。
ザクはエリートの赤福が乗っていました。
全然違います。

>>354
リックドム6機を倒したときの話が発表されているのをご存じない？
打倒ガンダムの為に特別選抜された部隊だよ。

どうでもいいけど３３４のジョドーってだれよジュドーだろ

>>355
よく調べもせずに自説を披露し自爆するのは種厨のお家芸

>>354
ファーストガンダムを撃破するために軍内で選りすぐられた歴戦の勇士の中の歴戦の勇士ですが何か？
それを撃破した機動戦士Bガンダム(ボール)と若きウモン凄すぎｗｗｗｗｗ
種で言えばメビウスとか、ヘタすれば擬装のお陰でミストラル級以下の機動力のMA使って
赤服エリートが各地の戦場で経験積んで強くなった特殊部隊のゲイツの群れと遣り合って
それで勝利するようなミラクル。

一方キラタンはストライク級の機体で普通にザクとかに負ける。それって人としてどうよ最高のコーディネイターよぉ？
人の英知とかはどうした、力押しだけか。

Bガンダムは普通に操縦性と機動性が通常のボールに比べても劣悪だモンな
良くあんな機体でリックドムを撃破したもんだｗ

MSの性能の差が（ry

まぁ、ウデとかなんとかいう次元の話じゃないんだよなアレはw

>>361
劣悪な機体と操縦技術を知恵で補って、圧倒的に強力な敵に勝利する
ヒーローの王道ですな。

わが友デミトリーよ…お前のザクレロは…正しかったぞ！

カリオストロ伯爵の執事。暗殺もこなすよ＞ジョドー

歴戦のパイロットが乗っていたと確定しているリックドムは三機だけだがな
残り３機は顔も出てない
だが、ソロモン戦では学生兵はまだいない時期だからそこそこのパイロットだっただろうな

>>334
どっちがどっちかはわからんがそれぞれＴＶ版ＦＧと劇場版ＦＧの
後日談として並立するということで手を打たんか。

>>364
あれ、
「最も聡明で、最も力強く、しかも美しい地上最強の伯爵」
ダイ・アモン様の召使いじやなかったっけ？

>>366
マフティ･ナビーユ・エリンを本名不詳にして逆シャアの劇場版と角川小説版のどちらにも
対応させてるみたいな上手い統一方はないものか

難しいな

保守age

保守

日曜なのに…

>>366
> ダイ・アモン様の召使いじやなかったっけ？

「セバスちゃん」とおなじで、
執事道を極めたものに与えられる名誉ある名なんだよ、
ジョドーってのは。

hosyu

マザーバンガードならまだいいけど、ザムスガルだったら…

むしろディビダニドを召還キボン


核つながりで似合いそう……

>>375
ムルタととてつもなく気が合いそうだなｗ
ザビーネはパトリックと気が合いそうだがｗ

>>376
逆じゃね？

地球を核の炎で焼き尽くすのが生き甲斐の波平と
青き清浄なる地球を守る勇者王じゃ相容れないよな

　

あげ

保守させてもらう！

アズラエルとドゥガチの核の撃ちあい・・・・・・・・・・・。
想像しただけでぞっとするな。まさに最終戦争・・・・・・・。

>>382
結局全てが燃えてハッピーエンド。

めちゃくちゃ、バッドエンドやないか・・・

地球が消えれば後の世界がどうなろうとかまわないドゥガチにはハッピーエンド

盟主王もジェネシス対策よりプラント破壊を優先したくらいだし
地球人じゃない連中がいなくなるほうが地球がなくなるより幸せだろう

双方の利害が一致したすばらしい結末だな

ドゥガチが種世界にいた場合、アズラエルとドゥガチを利用して世界を滅ぼそうとするクルーゼがいそうだ。
行動があれな二人が暴走してくれさえすれば、クルーゼの望みはあっさり叶えられたんだよな。

しかし、そこで主人公勢が出てきて抑えると。

　

マザーバーンが種世界にやってきた
ミニフォーいっぱい連れてやってきた

ミニフォーですら光線兵器積んでるから楽勝だろう

そういえば職人どこ行った？

>>392
オウギュストとかラク×べラ書いた俺はいるけど職人と呼ばれていいのかな?

いいと思うぞ

ザビーネ「ここは…どこだ?…たしか私は…キンケドゥに殺されて……」
ニコル　「ここに人が来るなんて珍しいね。」
ザビーネ「だ、誰だ!?」
ニコル　「フフ…私はニコル。ようこそ、回想の間へ。」
ザビーネ「か…回想の間だと…？ふざけているのか?」
ニコル　「いや、ふざけてなんていない。ここは、死後の世界の一つ。
　　　　　ある運命を背負った魂が行き着くところさ。」
ザビーネ「……う、運命…とは…」
ニコル　「ここに行き着いた人は一生苦しまなければならない。
　　　　　……そう。私達は回想シーンで何度も殺されなければいけないのさ!!」
ザビーネ「バカな！？私は昨晩クロスボーンガンダムを6巻一気に読みきったが、
　　　　　私の回想シーンなどなかったぞ!」
ニコル　「……フフフ…甘いね。それは漫画の世界だろ?」
ザビーネ「な、なんだと……？」
ニコル　「例えばクロスボーンがOVA化したとする。」
ザビーネ「……ほう。」
ニコル　「『監督、脚本はあのSEEDシリーズで大成功を収めたベテランの二人!』とか
　　　　　ジャケットの裏に書いてあったりするとしよう。」
ザビーネ「や、やめろ！それ以上…話すな！！」
ニコル　「作品中、嫁クオリティが発揮され君は裏切ったとたん死んでしまう。
　　　　　そして永遠と君は記憶の中で殺されるのだ。
　　　　　3バカの時に一回、カラス先生のときに一回、ハリソンの時に一回……」
ザビーネ「や、やめてくれ!言うな！あ、頭が……痛くなる!!」
ニコル　「やめはしないさ。この苦しみ、誰かにも思い知らせないと、気がすまないんだよ…」
ザビーネ「……う……うう…長谷川様……万歳……」
ニコル　「苦しみなさい。そして、後世にその苦しみを伝えるんだ!」



*おまけ*
セラ　　「あれ……たしか私……シグをかばって……ここは…どこだ…？」
ザビーネ「ふふふふふ……ようこそ回想の間へ。貴女も仲間入りだ。」

　

>>395
おまけにセラをチョイスするお前が素敵だ。
ていうか彼女は死んでないだろ

>>397
艦長の娘を選んだ時は死んだはず
既に名前が思い出せないくらいなんで自信がないが

>>398
そのときは別にシグをかばったわけじゃなくて、むしろシグの手にかかって死ぬわけだが。
モノアイガンダムズはいまだにストーリー覚えてるし何気に名作だと思う俺
携帯Gジェネ新作出るのいつかな･･･

あれ、セラって生きてたんだっけ?
記憶があいまいでｽﾏｿ。

モノアイガンダムズはよかったよなぁ。
GFFとかで立体化しないかなぁ。

ちなみにモノアイガンダムズのおおよそのストーリーは
出会い
↓
いろいろあってセラはシグをかばって死亡（と思われていた）>>395の段階
↓
いろいろあって実は生きてたセラと再会
↓
決着（このときセラとミアン＝艦長の娘のどっちか選ばなかったほうが死ぬ）
1週目は絶対にどちらかしか助けられない鬱展開にびっくりした
>>400
GFFいいなあ。シスクードとデスパーダのコンパチで出ないかな

･･･っていい加減すれ違いだな、スマンかった

>>401
すれ違いだが丁寧な解説感謝。

キンケ「エールストライクの背中についてるの、あれで本当に飛べるのか?」
ヤマト「ああ、実は僕も疑問だったんですけど…なんであんな羽で飛べるんでしょうね?」
キンケ「どう考えてもあれはバーニアだけですむと思うのだが…。」
ヤマト「ちょっと聞いてみようか。」

ラクス「ハッタリです。」
ヤマト「……え、そうなの？」
ラクス「ハッタリです。」
キンケ「……」
ヤマト「……」
キンケ「……マザーバンガードもここも同じなんだな。」
ヤマト「…はい…ラクスは今……泣いています。」
ラクス「ハッタリです。」

ラクスに聞くならエールストライクじゃなくフリーダムの羽だろう？

>>403
ああ、そうか。そうだよな。エールのMIAが近くにあったからエールにしたんだ。
たしかにフリーダムのほうがハッタリかかってるな。


アスカ「トビアさん、相談があります。」
トビア「…ん?どうしたの？」
アスカ「トビアさんは今、幸せですか?」
トビア「え…それってどういう…?」
アスカ「海賊をやってて楽しいかどうか聞いてるんです。」
トビア「いや、そういわれても…べつに趣味とかそういうんじゃないし…」
アスカ「そうじゃないんです!人生を半分に分けた場合、いいほうに含まれるかどうかを聞いてるんです!」
トビア「え…な、なにかあったの…?」
アスカ「何かじゃありませんよ!主人公なのに種ファンに嫌われ脚本に嫌われ登場キャラにまで嫌われて、
　　　　議長にやっともらったMSは量産化どころか物を考えて造ってるかどうか判んないヤツなんですよ!!」
トビア「…あ、そ、そう…そんなに悩んでるなら…艦長に相談してみるよ…」
アスカ「　ぜ　ひ　お　ね　が　い　し　ま　す　。　もう貴方しか頼れる人がいないんです。」
トビア「ただ…条件があるよ…」
アスカ「何ですか!?何でもこなしますよ!」
トビア「…まず、君のその髪の毛は省略される。そしてまず役目は皮むき係からだと思う。」
アスカ「……うーん……ガンダムにはいつ乗れますか……?」
トビア「…ガンダムには乗れるかもしれないけど、もう女の裸体は見れないと思う。」
アスカ「……そ、そうですか……ああ…ごめんなさい、もうちょっと考えます。」

>>404
裸体は無理だろうが、生着替えならかぶりつきで見れるんじゃないのか？
あとはロリに覚醒できればまんざら悪くは無かろうに・・・・

シンは結局、男の青春より、自分の立場を選んだ。
マザーバンガードの面々は彼を温かく迎えた。
マザーバンガードは慢性的な人材不足であり、来る人こばまずの状態だった。
シンは、少女にも目覚め始め、徐々に宇宙世紀の空気に慣れつつあった…

べラ　　「トビア、手が空いてるなら夕飯つくりの手伝いに回って。」
トビア「はい、べラ艦長。」
アスカ「すみません、僕は何をすればいいでしょうか…」
べラ　　「そうね…じゃあとりあえずここら辺の索敵をお願い。」
キンケ「あ、俺も行くよ艦長。」
べラ　　「二人とも、お願いね。」


キンケ「しっかりついてこいよ。ここらは時々木星のがいるから。」
アスカ「分かってます。…でももうちょっとスピード落としてください…」
キンケ「ん？そうか…いや、どうもいつものペースでやっちゃうんだ…お･･･連邦だ。厄介だな。」
アスカ「え、僕たち、連邦とも敵同士なんですか?」
キンケ「まあ、海賊だしね。…あの青いF91には気をつけてな。」
アスカ「たしか、ハリソンとかいう人ですよね。」
キンケ「そう、青い閃光だそうだ。といっても、ザブングルじゃないぞ。」
アスカ「…え?なんですか…?ザブ･･?」
キンケ「……そうか……平成っ子にはわからないか……」
アスカ「……ごめんなさい……」

シン･アスカ。彼が宇宙世紀の空気に完全に溶け込むのは、当分先の話である。

キンケ「シンは覚えがいいな。トビアより成績がいい。」
アスカ「ええ。記憶力には自信がありますから。」
キンケ「ほう。特訓でもしたのか？」
アスカ「……そりゃあ、ディスティニーガンダムの装備品早口で全部言えますから。」
キンケ「ははは……そりゃ大変だな。……次はMSについてだ。」
アスカ「はい。」
キンケ「このパターンが木星のMSだ。今回は、バタラだな。」
アスカ「…すみません、MSの名前、もう一度言ってくれませんか？」
キンケ「……？バタラだけど…」
アスカ「それだけなんですか?」
キンケ「ど、どういう意味だ……？」
アスカ「だからガーナーバタラウォーリアとかスラッシュバタラファントムとか
　　　　そういうのは一切なしで3文字だけなんですか!?」
キンケ「……こ、高機動モードなら…あるかな……？」
アスカ「ここは、天国ですね…たった3文字か……」

GJ
ﾜﾛﾀよ

>>407
キンケの顔想像してﾜﾛﾀ

>>404
運命は何考えて作られたかよくわからんけど、
長谷川に描かせりゃきっとそのわからん設計思想にツッコミが入るだろうし
文句を言いつつも機転を利かせて機体をうまいこと扱うシンが見られるはずだ

…と思ったけど種キャラがクロボン世界に行くんじゃなくて
クロボンキャラが種世界にやってくるスレだから無理かなあ？

>>410
その考え方でいくと種世界に入ったとたんに
負債補正でキララクより愚かということにされ思想的にもキララクの信奉者にされかねん。
そうでなければ惨めったらしい最期を押し付けられることに。

黒本キャラは長谷川的思想で動いて、種キャラは負債的思想で動くでいいんでない？
黒本世界にいくも考えて見ようや

べラ　「負債的思想って何なのかしらね。」
トビア「うーん、ちょっとシンに聞いてみましょうか。」

シン　「え、負債的思想?なんですか、それ？」
トビア「え、だから…CEの人たちの言動の特徴だよ。」
シン　「そういうのは、キラのほうがよく知ってるはずです。」
トビア「うーん…そうか……ちょっと話し聞きにいってみるか。」
シン　「気をつけてくださいね。」
トビア「ああ、大丈夫さ。長谷川節でがんばってくるよ。」
シン　「……？さっきから何言ってるのかよく分かりません……」

-その一週間後-

ジェラド「と、トビア君が見つかりました艦長!」
べラ　「え、どこにいたの!?七日も姿を消してたのに…とりあえずここへ呼んで。」

べラ　「心配したのよ。今までどこに行ってたの?」
トビア「………」
べラ　「……どうしたの?調子が悪いの?」
トビア「……」
べラ　「……なんか目の色もおかしいし…トビア、大丈夫？…医務室へ移る?」
トビア「……ｽ…は……る……」
べラ　「え？何？どうしたの?」
トビア「…ラクスは……今……泣いてる……ラクスは……今……泣いて……あははは…泣いてるんだ……」
べラ　「と、トビア!?どうしたの!?大丈夫!?気をしっかり持って!!」
トビア「…ははは…正義のために……戦うのは……正しい……」
べラ　「た、大変!!だれか、トビアが洗脳されちゃった!　キンケドゥ、助けてぇ！」

木星帝国と交戦中

ザビネ「キンケドゥ、何か来るぞ!!」
キンケ「あ、あれは…カングリジョだ!」
アスカ「何ですか!?そのカングリとかいう奴!」
キンケ「カニみたいな大型MAだ。注意しろ!」
アスカ「な、何ですって!?」

　大型MA
　　↓
脅威のメカニズム
　　↓
　ジオン
　　↓
　ザビ家
　　↓
　ギレン
　　↓
独裁的な政治
　　↓
ヒトラーの尻尾
　　↓
ナチスドイツ
　　↓
医学薬学は世界一
　　↓
シュトロハイム
　　↓
オクレ兄さん→Mr.オクレ→死にそう
　　↓
デストロイガンダム
　　↓
　ステラ

アスカ「ステラが死にそうだ!」
キンケ「え、どうしたシン!…どこに行く!うかつに近づくと危険だぞ!…行ってしまった…」
ウモン「わしは　MA→ビグザム→デストロイ→ステラ　のほうが早い気がするのじゃが…」
ザビネ「種死に回想シーンが多いのもこの連想力の豊かさあっての事なのか。」
ジェラ「これも若さなのかな…。」

いっその事全員長谷川的思想でいいと思う
ただ来るだけでなく世界観も融合したほうがおもしろそう

>>415
全員長谷川思想にしたらAA組はいらなくなる悪寒。
世界観の融合って言うとスパロボとかGジェネみたいな感じか?

種死を長谷川が書き直したら…

キラが伝承族

　

なんだか救われないシンを負債の影が有り続けるCEに身を置かせるよりも
宇宙世紀に連れてってやっただけでも物凄い救われそうなヨカン

キンケ「この世界の年号は何で呼ばれてるんだ?」
アスカ「あー…CEです。」

キンケ「…ちょっと待て。今なんていった？」
アスカ「いやだから…コズミック・イラです…」
キンケ「あの…ジジイが…」
アスカ「…?」

>>414
むしろ、
カニ型MA？
　↓
ザムザザー
↓
足掴まれて死にかけのトラウマ
↓
足あぼーん、、、隠者キック!!
↓
うわぁぁぁ、ステラッ、マユゥーーーッ!!!!
↓
ｽﾃﾗ｢明日、明日ね……｣
↓
ｼﾝ｢明日、、明日、、、明日ぁ｣

ｷﾝｹ｢だ、大丈夫か、シン!｣

>>421
バグでひき肉にされた元大佐ですか？

だいたいこう言うネタスレで救われてるよな
>シン

なんだかんだでスレの主人公になってたりするし

元は良かったんだ……『元は』……

っつーか海賊が負債電波に毒されない事前提ならシンは種世界に海賊いたら海賊軍に行くだろ

>>422
その手があったか。

ムルタ「あれは…海賊どもですね…目障りです。やっちゃってください。」
＊　　 「シャニ、クロト、オルガの三人を発進させろ！」

シャニ「なんだあれ？変な船。」
クロト「海賊だってさ！」
オルガ「落としちまえば何だろうと同じだ！オラオラオラー！」

副艦長「大変です艦長！ガンダム３機が我が艦に接近中！」
キンケ「こっちも戦闘態勢だ！総員持ち場につけ！MS隊発進！」
ザビネ「あいつらは好戦的で躊躇がない！…手ごわいぞ！」
ウモン「ほとんど補給がないって時に来るなんて、卑怯なやっちゃ！」

トビア「…あいつら、どうにかして説得できませんかね？」
べラ　「何馬鹿なこと言ってんの！トビア、はやくX3で発進しなさい！」
トビア「…いえ、分かるんです。大丈夫です…ちょっとガンルームのキーを貸してください！」
べラ　「え、トビア、何言ってんの！？ちょ、それキンケドゥのゲームでしょ！勝手に持ってっていいの？」
トビア「戦闘が終わったら返します！がんばって説得させてきます！」
べラ　「待って！…ああ…いっちゃった…」

シャニ「あぁん？なんだあの青いガンダム？」
クロト「あははは、撃滅！」
トビア「ちょっとまてお前達！一度銃を下ろせ！話がある！」
オルガ「話って何だよ？早く言わねぇと撃墜しちまうぞ！」
トビア「…聞いてくれ…お前達…俺の船に来ないか？」
オルガ「はぁ？お前何言ってん？落ちなァ！」
トビア「俺の話を聞けっつってるだろ！…そうだな。その鎌持ってる奴！お前は、音楽が好きだな！」
シャニ「な、何でお前、お前が…」
トビア「そしてその鉄球振り回してる奴！お前はゲーマーだろ？シューティング系の！」
クロト「な、ぼ…僕は…」
オルガ「どうして俺らを知ってんだよ！気持ち悪いんだよ！」
トビア「知ってるんじゃない。分かるんだ。こうやって一緒にると感じるんだよ！」
シャニ「何が言いたいんだぁ！？ウザいんだよ！」
トビア「俺は分かる！お前達が泣いていることが！戦うことしかさせてくれない事を泣いていることが分かるんだ！」
　　　　お前達は、ムルタが嫌いだろ？なら、俺達と、あいつ等と戦おう！」
オルガ「何を言ってるんだ！…俺達は…」
トビア「俺もお前らも人間だ！薬ぐらい、こっちで何とかするさ！奪い取るのが海賊流だ！一緒に来てくれ！」
クロト「ぜ、ゼビウスの音楽が聞こえてきた！これは…なんだ！？」
オルガ「惑わされるな！こいつらは敵だ！」
トビア「なんだよ敵味方って…そんなの上の奴らが決めたことだろ！？お前は、自由がほしくないのか！」
シャニ「自由…？」
トビア「そうさ！自由に戦い、自由に動き、自由に遊ぶ！ムルタの言うことなんて聞かず！美人の艦長と共に宇宙を翔る！」
オルガ「び…びじんの…」
シャニ「…どうせあそこにいてもウザいし。海賊のほうがハードじゃねぇの？」
クロト「それに俺達に怯えるオッサンの顔見てみてぇなぁ。」
オルガ「ま、まて…相手は海賊だ…どんな拷問を受けるか…」
トビア「そんなこと、するわけないだろう！？マザーバンガードは来る人拒まずだ！」
シャニ「俺たち、裏切るかもしんねぇんだぞ？」
トビア「その時はしょうがない！だけど、俺はお前達は裏切らないと信じている！」
オルガ「…ほ…本当に…美人なのか…？」
トビア「あ、ああ。美人だ。まだ二十歳って噂だ。」
シャニ「ハタチ…それって…ナタル艦長より若い…そ、その艦長って…や、やさしいか…？」
トビア「ああ、やさしいさ。ヘマしても必要以上には怒らない！まさに艦長の鏡！
　　　　可憐で、それでいて責任感が強い！そして大きな作戦の前にはパンも焼いてもらえる！」
クロト「てづくりぱそ…素手で…こねこね…」
トビア「お前達となら一緒に行けそうな気がするんだ。いや、お前達がいないと、ダメな気がするんだ！頼む！力を貸してくれ！」
オルガ「……」

＊ 　　「大変です！３人がこちらに発砲しています！」
ムルタ「何！？…裏切りましたね…恩も知らずに…」
＊ 　　「持ちません！後退します！」
ムルタ「クソ…もうダメダメですね…」
*
べラ　「ねえトビア。新しいクルーの３人なんだけど…何か変な目で私を見てくるのよ…何か言ったの？」
トビア「い、いや…知りませんよ。」
キンケ「おーいトビア、俺のDSと本、それとCDプレーヤー知らないか？」
トビア「ええ…し、知りません…」
アスカ「ぎゃー！！シャニさんに光の翼付け替えられたー！」
トビア「……シン、X3のムラマサブラスター貸してあげるよ…。あの人たち、呼ばないほうがよかったのかなぁ…」

なんとなくだけど種世界に海賊組がいるとしたら
ファントムペインみたいなロゴス系企業子飼いの部隊になる気がする

逆にｱｽﾞﾗｴﾙが海賊と想像した俺は毒されすぎ・・orz
ロウ達みたいにのらりくらりやってそう

補給を受けるには何らかのバックアップが必要だしな
７９氏の設定を使うなら、フリントさえ持っていない時期だし…

そこでミナ様の出番ですよ

ミナとベラ……首脳会談っぽいw

補給物資もロウなら何とかしてくれるさ、ロウなら。

>>435
そうだ、奴を忘れてた。

一瞬誰だっけ？とか思った

本編の３バカよりも数段主人公らしいツンツン頭ですな

（カラス先生にペズ・バタラを潰され、気絶してしまったトビア）

トビア「…ん…ここは…どこだ？」
ステラ「ちょっとだけ会いに来た。」
トビア「え…？誰…？」
ステラ「…あ…シンじゃない…間違えた…」
トビア「え？…シンの知り合いなの？」
ステラ「うん…明日ね。」
トビア「え、何が？」
ステラ「…昨日をもらった。多分。」
トビア「だれの？」
ステラ「…ところであなた誰？」
トビア「知らないなら来るなよ！」
ステラ「…まあ誰でもいいや。シンに『明日』って伝えといて。」
トビア「…？あした？…どういう意味？」
ステラ「知らない。とりあえず明日なの。」
トビア「……」
ステラ「じゃあよろしくね。」
トビア「…結局誰だったんだ…」

>>439
あのシーンは意味不明だったな。
死んだステラには明日も糞も無いってのに。
吉良がやたら明日明日言ってたからその影響か？

あげ

>>440
何の意味も理由も無く
ロラン「ディアナ様…また…明日」
をパクッたので、皆意味不明なのさ！

マリュ「この世界にクロスボーンの登場か…大変なことになりそうね。」
ヤマト「え、どういうことですか？」
マリュ「クロスボーン･バンガードは本来別の世界の物よ。
　　　　そういう輩がこの世界に来れたってことは他の世界からも色々来る可能性もあるって事よ。」
ヤマト「…つ…つまりそれって…」
マリュ「まあホワイトドールやガンダムファイトは覚悟しとくことね。」

ミリィ「前方に機影を確認！宇宙海賊です！」
マリュ「何！？マザーバンガードか！？」
ミリィ「え…いえ、違います！これは……りよ、魎皇鬼です！」
全員　「「「な、なんだってー！！？」」」

ヤマト「…ま…マイナーすぎる…」
マリュ「…まさかそこまで行っちゃうとは…油断したわ…」

>440
強引に解釈すると

それまでステラは任務をやっては、余計な分の記憶をリセットされ、を繰り返し
昨日の思い出も無く、明日を考える事も無い、その日与えられた任務とかをこなす毎日。
そんな折にシンと出会い、いつものように忘れたりもしてたが、
何回もの偶然な出会いとミネルバに捕まり記憶がリセットされなくなった事により、ステラにも思い出(昨日)が出来た。
そしてシンの言葉で、自分を殺そうとする怖い人がいなくなる世界が来るかもしれない、という未来を想像する事(明日)も出来た訳で。

結局は混乱したまま戦い続け死んでしまったが、
一時とはいえ思い出と明日を夢見る事が出来た為に、きっかけでもあるシンにとりあえず礼を言いたかったから化けて出た。


まあ、最終回の内容ほとんど忘れて、ステラの言葉も覚えてないから↑のは適当入ってるが

>>440
あれはあの時点ですでにラクス電波に洗脳されてしまっていたシンの妄想なのです。
思考の内容に「電波で意味不明な会話、ラクシズ絶対正義」というラクシズの特徴が
顕著に表れているのがその証拠です

>>440
なるほど。
道理で、われわれ常人が理解できないわけだ。

>>443
デンドロビウム……じゃなくってベンベロベーが出てくるのか？

>>447
議長の変わりに神我人が出ますぜ。

>>444
その解釈でいくと、ステラがシンとの思い出をあまりにも
あっけなく取り戻してしまうのが違和感ありありなんだよなぁ
黒本と同じ長谷川作品であるマップスでも、記憶喪失ネタがあるが
かなりタメの部分があったもんだ

保守

保守

保守

大丈夫

トビア「ステラは返してもらう！」
ネオ「おいおい、お前の物じゃないだろう、」
トビア「そうだな、なら海賊らしく…頂いていく！」

X3とまともに近接戦をやりあえるのはGガン系だけ？

>>455
>>161-

アスラン「こんの……馬鹿野郎」

ガシィッ

アスラン「なっなにぃ！？」
トビア「アスラン・ザラ！あんたがどう思っていようと……
　　　　　そんな理由で戦争していいわけがな――――い！」
アスラン「うおおおおおおお！？ばっばかな！ジャスティスが…パワー負けするなどと！」

同じ長谷川作品に「鉄人２８号」があるのだが、
劇中のケリーと正太郎の関係がシンとアスランの関係に少し似てると思った
シン=ケリー･･･目の前で家族を亡くしたことで、過去に囚われている
アスラン=正太郎･･･辛い体験もしてきたが未来に目を向けている
「俺の目には過去しか映らない･･･あんたが本気で未来しか見ないというのなら、
　俺はあんたがそのために切り捨ててきた’もの’だ」
まあシンはこんなセリフを言ったりはせんだろうが

トビア「ふざけんじゃねえぞ！そんな理由で…！これ以上！人殺しなんかされてたまるかぁ！」
シン「なんなんだ！こいつは！デスティニーが！」
トビア「こいつをただの実験機だと思うなよ…！」

ドゥガ「君たちはオリジナルも含め11人のドゥガチを倒さなければならないのだよ！」
トビア「な、なんだって…」
キンケ「…11人…中途半端な数だな。」
ドゥガ「まあ…最初はサッカーチームを作る予定だったからな…深くは突っ込まないでほしい。」
ジェラ「後の10人はどこにいるんだ！」
ドゥガ「9人は地球へ向かった船に乗っている。だが…一人な…」
ザビネ「どうした？」
ドゥガ「お恥ずかしながら、一人若めに作った奴が逃げ出してな…わしの一人なのに、捕まらず困っているのだ。」
ザビネ「若めのを作った？どういうことだ。」
ドゥガ「なに、一人は完全な肉体を持ったクローン、わしが死んだ時の保険として作ったのだが、少々被害妄想が過ぎて勝手に船を下りたのだ。
　　　　たしか…ラウ・ル・クルーゼとか名乗っていた気がするのだが…」

　　　「「「な、なんだってー！！」

>>460
本当にありそうでﾜﾛﾀwww

保守

>>460
すまん
ワロタ

キンケ「ザク・ウォーリア…ドム・トゥルーパー…か…」
トビア「どうしました？キンケドゥさん。」
キンケ「いや…こういうの…どっかで見たことがあるような…」
トビア「気のせいでしょう。あんまり気にしないことです。」

キンケ「思い出した!大変だ！火星が危ないぞ！」
トビア「どうしたんです！キンケドゥさん！」
キンケ「オールズモビルだ！」
トビア「な、なんですって!」
キンケ「クソ…ジオン残党め…この時代に逃げ込んだのか…」
アスカ「いえ…違うと思います…」

ウモンじいさんならメビウスでドムトル６機を撃墜するぐらいやってくれるさ

美人で既婚者の上官が小隊長つとめてくれないと無理だぞ。
どこぞのフラガ二世さんではやる気出せないから即撃墜だ。

>>466
ダガーLにのった上官が撃墜寸前に。
ガンダム頭をつけたメビウスでドムを返り討ち。

保守

シン・アスカの成分解析結果 :

シン・アスカの60%は見栄で出来ています。
シン・アスカの23%はハッタリで出来ています。
シン・アスカの7%は月の光で出来ています。
シン・アスカの4%は媚びで出来ています。
シン・アスカの4%は利益で出来ています。
シン・アスカの1%は宇宙の意思で出来ています。
シン・アスカの1%はカルシウムで出来ています。

今更ながらクロスボーンガンダムを買ってみた
面白いじゃないか

>>470
今頃気付いたのか!
貴様、廊下に立ってろ!!

保守

マザーバンガードと、エターナルって性能的にはどちらが上なんだろう?

>>473
マザーバンガードだろう。
エターナルじゃ惑星間航行とか無理っぽいぞ。

短時間だが艦全体にビームシールドを張れるマザー
凶悪兵器ミーティアを2つ固定砲台として持ち、２５機のザクとグフと三隻のナスカの艦砲射撃から逃げきる機動性の永遠

ミノフスキードライブ搭載のマザーバンガード
ローエングリンとかタンホイザーみたいな特装砲がないエターナル

木製帝国に興味ありますか？

木で出来てるのかヨ〜!って釣られてみた…

カラス先生の力こそ正義って新しいよな。
強いから何やっても良いってガキ大将の発想とは違う。

木製帝国のＭＳ…
…木人？

>>479
･･･種世界にカラス先生がいたらやっぱラクシズ側に付くんだろうな。

トビア「馬鹿な！　あの人達だって人間じゃないか！」
カラス「違うな！　彼等はコーディネーターなのだよ！
　　　　ナチュラルがそう呼ぶように！違う種類の生き物なのだよ、既に！
　　　　ＳＦ映画に出て来る異星人のようにね！
　　　　人間は宇宙に広がる事によって敵を作り続けているのだ！」
トビア「ふざけるな！　そんな訳の解らない御託で、
　　　　これ以上人殺しなんかされてたまるかぁー！」

>>479
残念、聖闘士星矢に出てきた黄金聖闘士のアフロディーテが同じことを言ってました。

トビアを狙おうとした壊れかけの量産型クァバーゼを撃墜した時の「敗者が勝者の行く手を阻む出ないわーっ！！」
は名シーンだと思う

>>484
同意。
加えて言うなら主義主張が良くも悪くも一貫しているという点では、
すべてのガンダム関連作品の中でも屈指のキャラだと思う。

>>484
彼らってカラス先生の弟子なんじゃ…
カラス先生凄すぎ

>義主張が良くも悪くも一貫しているという点

力こそ正義とか言いながら、自分が負けたら見苦しく言い訳するキャラが多い中
その主張を敗北後も貫いたカラス先生は確かにガンダムに限らず稀有だな。
「憎しみの連鎖を捨てましょう」とかほざきながら自分達が攻撃されたら場合は
思いっきり報復に出るラクシズなどにカラス先生が加担するとは思えん。

カラス先生はカラス先生の道を突き進んで欲しいよな

>>487
なんかそうやってありえないくらいに自分たちの力を誇示するラクシズは
結構カラス先生の好みな気がするんだが

どんなに滅茶苦茶でも強ければ従うというお方だからな。

カラス先生は敵の命も味方の命も自分の命も完全に平等に見ることが出来るすごい人
彼にとって敵や味方などという境は全くどうでもいいもの

「強さ」の価値を単なる殴り合いにおく人かどうかと言われるとそれも微妙だがな。
ラクシズの存在を表面的に知っても、深く知ったときにカラス先生の「強さ」意識にあの連中の惰弱きわまりない思考回路がそぐうかどうか。

ザビーネはどう間違ってもラクシズにはつかんだろうな。

>>493
それこそ感情を処理できない（ｒｙ

カラス先生といえば高山版のシンはちょっとカラス先生っぽいかな？
力によって正しさの証明を求め、力によって敗れる、みたいな

ラクシズもクロスボーンもテロリスト。
しかし評価が分かれる理由は？

産みの親の差だろーよ。

クロスボーンの行為は貴族的
ラクシズの行為は独善的

自分たちが悪いことをやっているという自覚の有る無し

スタンスの明確さと自分達が行っている行為に対しての認識の差だろうね

ベラは暴力以外の方法で「木星帝国を倒す」という政治目的を達成する方法を常に考慮している。
ラクスは暴力以外の方法で「自分の気に入らない相手を潰す」という政治目的を達成できる可能性をまったく排除している。

べラは奇麗事を言わないけど、ラクスは言いまくる

ガキと大人の違いだな

ベラは奇麗事をプロパガンダと割りきってるし、
行動を可能な限り奇麗事に近づけようと努力してる。
ラクスは奇麗事を普遍にして普遍の真実と疑問にも思わないし、
行動の正当化のために使ってる。

ベラの殺すなの指示はキラの不殺と同じく超偽善的じゃね？

一応べラの不殺指示には裏というか、木星帝国内に疑問を持った分子を送り込むという意図がある
キラは自分の手を汚したくないというだけ

キラは機体の両腕を失った状態で死の旋風隊に勝てるだろうか

>>507
腕がついていなくても背中や腹の武器は撃てるから、理論的にはストフリに
乗っていれば勝ち目はある。
しかし、腕がついていても勝てそうにない気がしてならない。

腕がなくなった時点でキラに｢腕を失ったから勝てませんでした｣って言い訳を与えてると思う。
そしてキラは平気でそういう言い訳をする男だ。

でも、次に戦うときには相手棒立ちで一方的に落とすんだろうな

スレの趣旨から外れるが、キラは負けるたびにより強力というか凶悪な
機体に乗り換えて湧いて出る。ではキラを叩きのめすことなど容易い腕利きが
ゴロゴロいるＵＣで落とされまくったら、最後にはデビルガンダムモドキな
機体に…

ガンダムではそういうの割と多いじゃん
MK-2がやられてZ、ZがやられてZZ、リガズィがやられてν、VがやられてV2、シャイニングがやられてゴッド、WがやられてW0、XがやられてXDV…

ただし種以外のガンダムでは機体乗換えと同時に、または前後して
パイロットの成長も描いてるんだよ。

さて件のキラ様はどうかと言うと…

>>512
半分以上みてないだろ

半分以上じゃない！殆ど見取らんわ！

>>513
あ…ストライクからフリーダムに乗り換えて人格が消え、
ストフリに乗り換えて判断力が消え…デビガンモドキまで行き着いたら
コクピットに入っているのは「かつて人だったもの」かもしれないな。

>>516
そうすると謎のオーブ忍法を使う怪しげな覆面男が出てきて､
主人公を叱咤激励して鍛えてくれるわけか。

正体は今まで切り捨ててきた部分で構成された、
『ｶﾞﾉﾀが見たかった理想のキラ』

>>517
うっかりヤーパン忍法の人を思い浮かべてしまった

>>517
覆面｢アスラン！　撃つんだ！　僕と一緒にデビルフリーダムを！｣
アスラン｢えっ!?｣
覆面｢早く！　僕の身体ごとコックピットを吹き飛ばすんだ！｣
アスラン｢そ、そんな…嫌だ！　俺にはできない！｣
覆面｢甘ったれた事を言うんじゃない！　その胸に飾られたフェイスの勲章の重さを忘れたのか！｣
アスラン｢勲章の…重さ…｣
覆面｢君がこいつを倒すための手助けをしてくれた仲間たちの事を思い出すんだ！
　　　 君もザフトのアスラン・ザラなら、情に流されて目的を見失っちゃいけない！｣
アスラン｢……｣
覆面｢それとも…こんなキラ・ヤマトのような悲劇が繰り返されてもいいって言うのか！｣
アスラン｢……っ！｣
覆面｢やってくれ！　負債の呪縛から僕たちを解き放つためにも！｣
ラクス｢おやめなさいアスラン！　あなたは親友をその手で殺めるつもりですか！｣
覆面｢頼む、アスラン…デビルフリーダムに最後の一撃を！｣
アスラン｢……分かった｣
ラクス｢およしなさい！　デビルフリーダム無くして地球の未来は！｣
アスラン｢…キラ…！｣
ラクス｢やめろぉぉーっ！｣
アスラン｢ばぁぁぁく熱っ！　スキュラ！　天驚けぇぇぇぇん！｣
覆面キラ｢ありがとう…アスラン…｣
アスラン｢キィィィラァァァァァ！｣

こうですか？　わかりません！

>>519
本編の１０倍泣けた

>>519
うまいんだが、こっちじゃない希ガス

>>519
泣ける話だが登場人物の名前を書き換えただけで、結局他人のフンドシで相撲をとってるだけなのよね
所詮は本物のGガンやプロの書いた脚本には及ばないと

>>522
ばかだなぁその他人のフンドシの１０分の一以下の品質を誇る脚本家が、
種シリーズではプロとしてのさばっていますよと言う告発じゃないか。

Gガンの話題が出て思った。
Bガンのウモンの声には何となく関智一が似合いそう。

いや、秋元洋介で。

若い頃からそれじゃさすがに渋すぎだろw

>>524
むしろトビアの中の人のイメージ。
･･････あ、まんまトビアだwwww

>>519
それって、ラクスが地味に　東　方　不　敗　師　匠　の　役　回　り　に　、、、、、、

種世界においてラクス一派は


東　西　南　北　中　央　不　敗

当然、そんな大それた名前名乗るんなら
それなりの行動と信念と展望と過去はあるんだろうね？

ウルベとウォンに失礼かもしれんがラクスの役回りはウルベかウォンだろ

つまりデビルガンダム(負債)の意思に取り込まれしもの、ということか。

ドゥガチは悪党なのに、ラクスよりマシに思えるのは何でだろうな

>>533
ラクスは悪党じゃないですよ。


最低限の一線すら踏み越えたものはもはや悪党ではありません。
ただの外道です。

なるほど、ドゥガチは心が歪んだだけのただの人間だもんな

大体ラクソは人間じゃないし

ドゥガチは何十年も木星の人々のために尽くしたから、すごいカリスマがあるのもうなずける。
結局切れちゃったわけだけど、それでも建前（地球不要論）があって行動している。
ラクスはなんにもしてないのにどいつもこいつも崇拝するは寝返るから気持ち悪いし、
状況に対してズレた奇麗事や、被害妄想で動き出すから困る。

>>537
いや、ラクスの崇拝は政治的なもんでもないでしょ。
腐女子が石田彰(*´Д`)ﾊｧﾊｧだったり、キモヲタが水樹奈々(*´Д`)ﾊｧﾊｧとかそんな程度の崇拝だと思う。

>>538
いや、それなら別に不思議はないんだよ
明らかにﾊｧﾊｧの域を越えた尊崇受けてるからおかしいって
言ってるんだろうが

たしかに、ラクスﾊｧﾊｧで軍が動くってのは…

石田彰の檄に呼応し腐女子(及び男子)が全国で一斉ストライキ!!
ありとあらゆる職場に潜む腐女子(及び男子)のストライキで日本社会は大混乱!!
株価急落で自殺者多数!!石田彰は命を狙われることに!!

こうですか？わかりまs(ry

マザー３アゲ

GFFでX3発売決定

>>543
kwsk

>>544
ttp://www.noda-ya.com/html/syohin/bandai789.htm

79氏は続き書かないのかな…

仕事と趣味(？)が忙しくて書けずにすいません

ＭＦＪ新人賞に送る作品が一息つけば投下できるようになると思います

放置してごめんなさい

ならば・・・保守だ！！

マザーバンガード＆アークエンジェルVS木星＆ザフト

キンケ「うーむ…相手が真っ直ぐ地球へ向かったとなると困りましたね。」
むぅ　「突っ走っても追いつけるかどうかわかんねぇからなぁ…どう思う?海賊の頭領さん?」
べラ　「…発進しましょう。うまくすれば追いつけます。」
トビア「え…でもまだ修理は完全に終わってないんですよ?」
べラ　「でもねトビア。私達は組織としては小さすぎるから、100％じゃなくても動く必要があるの。」
キンケ「じゃあ俺とザビーネで先導するよ。いくぞ、ザビーネ…」

ディアッカ「…ん？」

キンケ「あﾞれ！？こいつザビーネじゃない！！」
べラ　「あらやだ。さっき交戦中間違えて拾ってきちゃったわ。」
トビア「じゃあ本物のザビーネさんはどこに!?」


イザーク「あれ、ディアッカ、イメチェンした?」
ザビーネ（←裏切ろうとして迷子になった）「……ま…まあな…」

マザーバンガードは出ませんけど書いてもいいですか？

どうぞどうぞ

>>545
みれねーぞー
>>550
お願いします。

資料用にクロスボーン買いなおすので少々お待ちください

ボロボロになってて読めねぇorz

そこまで読み込んだ>>550のSSの出来に期待！

今度ダムＡで連載するクロスボーンガンダム最終作は
「機動戦士クロスボーン・ガンダム鋼鉄の７人」というタイトルだそうだ

まじか？

>>555
「機動戦士クロスボーンガンダムと鋼鉄の7人｣に見えた
某仮面ライダーの影響か、ドラちゃんの影響か･･･
さて、それは本当なのか？なんかセンス悪いな。

保守

保守

>>529

東　西　南　北　中　央　芸　能　人

スーパーアイドルとなってくれるわー！

ラクスは芸人だろ

能がないから

>561
芸人に失礼だ。

やたらと目に付くが考えてみたらサラ金CMでしか見かけない女だよ。

この番組はクラインファイナンスの提供でお送りしました。

>>561
歌も歌わないから芸もないな

>>563
さらに突き詰めれば人ですらないな。

そろそろ>>550来てくれないかな・・・

>>565
すまん、近所になぜか６巻だけ売ってないため１話が書けん
黄金曜日の間になんとか見つけて書き上げる予定

期待しつつ保守

>>566
つamazon
期待してるぞー。

保守

>>563
芸NO人

保守

保守

GW終わっちゃうよー
>>550マダー?

書いてるんだが書き始めてみるとけっこーむずかしーわ
7日中には間に合わせる。

>>574
期待してるぜ!
がんばれよー!

私ごとですが、ザビーネ、髪伸びてますよね。Ｆ９１のとき短かったんですけどね。

できましたー
とにかく突貫作業で書き上げたためボロがところどころあると思いますが
ご了承ください

第1話　ユニウスセブン

宇宙世紀１３３年、木星帝国ジュピターエンパイアと宇宙海賊クロスボーンバンガードとの戦いは佳境を向かえていた。
木星軍の切り札である７体の最終MAティビニダドは、地球連邦軍とコロニー連合軍の前に押されはじめ、木星軍の敗北はもはや時間の問題であろうと思われた。
地球に落ちた一つの悪意に挑んだ一人の少年の戦いと、
宇宙にて繰り広げられる一つの狂気と一人の青年との闘い、
その二つの行方以外は。

宇宙に瞬く二つの星があった
「邪魔をするなっ！」
白き流星キンケドゥ・ナウはザンバスターを振るい、
「ひゃーはっはっは、キンケドゥ。駄目じゃないか、死んだやつが出てきちゃ！」
黒き狂星ザビーネ・シャルもまたザンバスターで薙ぎ払う。
二つの星、クロスボーンガンダム同士の決闘は、
「ザビーネッ！」
「死んでなきゃあああ！」
どこまでも続いていった。

しかしどんな戦いにも終わりはある。
互いに武装はヒートダガーのみ
「ザビーネェェェェ！」
こうして星は激突し、
「キンケドゥゥゥゥ！」
ザビーネの一撃はＸ１頭部に浅く切れ込みをいれ、
キンケドゥの一撃はＸ２動力部に深く突き刺さっていた。

キンケドゥはザビーネのＸ２が地球へと落ち、光となって消えるのを見とどけると、ある異変に気付いた。
妙な光がＸ１の周囲を覆いつつあった。
「くそ！何だこの光は！」
と愚痴を吐きながらもビームシールドを展開、辺りの異変に構うことなく全速力で地球へと突入していった。

大気圏突入後も光はどんどん強くなり、もはや目も開けられないほどであった。
この世界で見た最後の光景は大剣に突き刺されたティビニダドと、自分と同じ様に光にのまれるクロスボーンガンダムＸ３の姿だった。

キンケドゥが意識を取り戻すとそこは見渡す限りデブリの山だった。
「どこだ？ここは、」
(辺りの状態から見て宇宙、それもどこかの廃コロニーの様だが)
とりあえず自分の機体に何か異常が起こってないか調べるととても奇妙なことに気付いた。
(妙だ、完璧すぎる。)
そう、自分の機体は完璧の状態だった。エネルギー問題なし、各駆動部異常なし、外装傷一つ無し、電子機器オールグリーン、武装はフル装備、ザビーネとの闘いの際に破損し宇宙に放り投げたはずのザンバスターまであり、あまつさえＡＢＣマントまで付いている。
だからこそ変だった。工場で組み立てたばかりならいざ知らず、戦場に出て大気圏突入までしたのだ。ボロボロになっていないはずがない。そもそも地球に降りたはずなのになぜ宇宙にいる。
(原因があるとすればあの光しか思い当たらないが…)
と、今の自分の状況を確認しているとバイオコンピューターを通じ、キンケドゥの脳裏に自分の知る誰かの声を聞いた。
「トビア！トビアなのか！」
辺りの残骸を掻き分け反応のあった場所へ向かうとそこにはトビアの愛機クロスボーンガンダムＸ３があった。
(どうやらＸ３もＸ１と同じ状態のようだな)
Ｘ３の状態を確かめてみるとほとんど新品といった状態だった。
コクピット近くのレバーを引きハッチを開けるとノーマルスーツを着た少年、トビア・アロナクスがいた。
どうやら気を失っているようではあるが命に別状は無いようだった。
とりあえずトビアは無事だったようではあるが、自分達の置かれた状況は何一つわかってはいなかった。
(大体、ここはどこだ？こんなコロニー、地球圏では見たことが無いぞ。)
海賊という職業上、宇宙のデブリ帯などは把握しておかなければならないため、地球圏のそういった場所はすべて頭にいれていたはずだし、こんな上が半分無い砂時計のようなコロニーなど忘れるわけが無い。
キンケドゥが知らないのも無理はなかった。なにせ自分いた世界とは違う世界のコロニー、ユニウスセブンのことなど知り様がないのだから、
そんなことを考えているとキンケドゥの視界の端で光が瞬くのが見えた。
どうやらこのコロニー近くで戦闘が行われているようだった。
キンケドゥは少々思案し、なによりも情報を集めるのが先決と決め、いまだ目の覚めないトビアを機体ごとデブリの影に隠し戦闘の行われている方へ向かった。

ユニウスセブン、かつてプラントに所属していた農業用スペースコロニーであった場所は連合の核攻撃により、いまや巨大な墓標と化していた。
しかし、そんなところでも不心得者はいる、例えば通りすがりのジャンク屋を襲っている海賊とか、

「リーアム！無事か！」
とジャンク屋、ロウ・ギュールは船を守るためジンで出撃した仲間、リーアムに声をかける
「まだ、なんとか動けますが…これ以上はもって５分ですね」
今現在、ロウの乗る船はこの辺り最大の海賊に襲われていた。
その海賊はジンを５機、指揮官機であるシグーまで保有しており、
まさに多勢に無勢といった状況であった。
こうなったら、といった表情でブリッジを飛び出そうとして
「ちょっとロウ、とこ行くのよォ！」
と同じ船に乗るジャンク屋、樹里に止められていた。
「こうなったら俺もキメラで出る！」
「無茶よ！リーアムのジンでもかなわないのに作業用のＭＡなんかで出ても意味ないわよ！」
と、無茶な事を言うロウを樹里は必死で止める
「はーっ、しかし単に近道しようとしただけだってのに、なんでこんなところで出くわすのかしら」
と、ため息を吐きながら終始マイペースなこの船のリーダー的存在、プロフェッサーが愚痴ると不意に攻撃がやんだ。
「なに!？なに!?どうしたの」
と、樹里がパニック気味に呟くと、やはりマイペースにプロフェッサーは問いに答えた。
「最後通告ってやつじゃないかしら」

「われらの墓標、ユニウスセブンを荒らしまわるジャンク屋ども！生きて帰りたければその身に溜め込んだ
パーツ、資材、すべて我らに明渡すがいい！」
これが海賊からの通告であった
「…正義気取りの海賊とは始末に負えないわね」
プロフェッサーの的確な感想だった。
「しかし、どうします。もはやジンも限界ですし我々には対抗できるだけの戦力はありません」
とリーアムは言い
「いや〜〜ん、殺されちゃうんだぁ！」
と樹里は泣き
「………」
ロウは無言で海賊たちをにらんでいた。
「さあ！返答は如何に！」
と仰々しく返答を迫る海賊、とそこでプロフェッサーがロウに言った。
「海賊への返答はロウ、あなたに任せるわ。」
「わかった」とだけ伝え、ロウは通信機のスイッチを入れる。
その後ろでリーアムがプロフェッサーに小声で話し掛ける
(しかしいいんですか？ロウに返答を任せて)
(いいのよ、どうせ渡しても渡さなくても何かと理由をつけて襲ってくるだろうし)
(それによくロウが言っているでしょう？『俺の悪運は最強だ』って)
そして海賊にロウが返答を開始した。
「あーっ、俺が返答を任されたロウ・ギュ―ルだ」
「そうか、して返答は」
ロウは大きく息を吸いこう答えた。

「　Ｎ　ｏ　！　断　じ　て　Ｎ　ｏ　ゥ　！　」

海賊もこの返答は意外だったのか、顔をピクピク引きつらせながらも
「貴様ら、この状況でそんな台詞を吐けると思っているのか？」
と再度返答を迫り、ロウは更にこう答えた。
「――だが断る！この俺が最も好きなことの一つは
　自分で断られない誘いだと思っているやつに『ＮＯ』と断ってやることだ……！」

その答えにプロフェッサーは爆笑し、
リーアムはやれやれと苦笑し、
樹里は「ロウのばかー！」とロウの背中をポコスカ叩き、
海賊は引きつらせた顔をそのままに赤く変色させて、
「ならば死ねぇー―！！！」
と叫びジンが一機、船に向かった。

「どーすんのよぅ、ロウ！もう船は丸裸なのにぃー」
今の状況はまさしくその通りであった。
ジンが重斬刀を一振りすれば船はたやすく撃沈する。
が、そんな状況でもロウは不敵な笑みを崩しはしなかった。
「おい樹里、俺はいつもいってるだろ？」
ジンが迫る
「俺の悪運は」
重斬刀を振りかざし
「最強だってな」
投擲されたヒートダガーが胸に突き刺さり、ジンは爆散した。

「ふぃ―やっと動いてくれたか」
とロウの顔にどっと汗が吹き出た。
「い、今のはどこから!？」
とリーアムが驚愕の表情でロウに尋ねると
「上だ上」
というロウの言葉で気付く、レーダーにわずかだが上方のデブリの影にモビルスーツの反応があることに
どうやって気付いたのかと聞こうとするとロウの足元にコンピューターの画面が見えた。
なるほど、『８』が教えてくれたのか、と納得する。
『８』、以前見つけた戦闘機に積まれていた量子コンピュータであり、ほとんど人と変わらない受け答えが可能なこの船の仲間の一人であった。
「助けがきたの？」
と樹里が希望を込めて呟くが
「獲物を横取りしに来た海賊って線も無くはないはね」
プロフェッサーの発言が樹里のテンションをどん底に追い込む。
ロウが正体不明のモビルスーツをカメラに写す。
「さあ、どんな奴なのか」
そしてモビルスーツの全貌が明らかとなった！
「こ、これは、」
どこぞの、アウトローの如くマントが宇宙にはためき
「どっからどうみても」
額と胸に見えるドクロのエンブレム

「海賊だ――――――――！！！！」

以上第一話でした。
ロウがなんか微妙に違うorz

岸部露伴吹いた。
続きを楽しみに待っていると思っていただこうッ！

GJ!
いいねー!個人的に「　Ｎ　ｏ　！　断　じ　て　Ｎ　ｏ　ゥ　！　」 のくだりに爆笑した。

レッドフレームがでてないってことは無印の直前くらいか？

味出てていいけど、『８』は量子コンピューターでないお。

こいつはいい！！次回に期待する。

ＣＢの破天荒さはアストレイのノリの方が合うかもな
種・種死ほどの底辺ではないにしても、デストレイ完結に至るまでに
段々と駄作に陥ったアストレイの補完にもなるし

もうアストレイＲの戸田絵柄なキンケドゥしか浮かびませんｗ

ども、感想ありがとうございます。
>>586
>>587
よかった…正直「Ｎｏゥ」と岸部露伴はやりすぎたと思っていたところでしたので受け入れてもらって幸いです。
>>588
大体ＣＥ７０年８月から９月ごろです。ちなみに種本編とアストレイは７１年の１月の末からなので半年ぐらい前です。
>>589
はい、その通りでした。あの戦闘機のコンピューターだから量子コンピューターなわけないですね。
>>590
ご声援ありがとうございます。
>>591
３話以降は種本編も絡めていく予定です。
>>592
自分も復習用に買ったアストレイＲの濃さに良くも悪くも影響を受けましたｗ

大体、月に一度か二度のペースで更新するつもりです。
今後ともよろしくお願いします。

期待しつつ保守

保守

保守

ザビーネ、生きててほしかった〜

X1やX3が直ってるし、
案外ザビーネも細胞レベルから再生されてこっちに飛ばされてたりしてw

おぉ！！ありえるかもッ！

その場合、ザビーネが身を寄せるような「貴族主義者」は誰になるんだろ。

>>600
どちらかと言えばムルタなんじゃないか？
コーディネイターを「遺伝子から強化された強化人間」ってバカにしそう。

で、ドゥガチはパトリック寄りだと思われ。
地球が憎いのと同時に、コーディも地球から排斥されたわけだし。

>>600
ロンド・ミナ・サハクはどうだろう
ムルタは死の商人と蔑視されそうだ
（まあ実際はロナ家自体が元々ブッホ・コンツェルンという商人で「死の商人」に
ならなかったのはアナハイムにシェアを抑えられていた結果に過ぎんのだが）

ギルも候補かね
選民主義で統制社会を目指してる辺り

>>603
遺伝子による能力主義は選民主義って言っていいんだろうか

プラントのコーディそのものが選民主義者の塊じゃないか

「選民思想」の定義によって変わるな。
現在では選民主義は個人の能力によらず人種や血筋によって人を選別するという
イメージが強い。
「ザビーネの考えてる貴族社会」は貴族は能力に優れているのが前提条件だから
能力主義と合致するかもしれない。

ザビーネ本人は腕一本でCV軍のトップ部隊「黒の大隊」の指揮官に登りつめてるし、能力＞血統の人だろう。
ただ、自分たちの上に立つ人間にはコマを動かす能力と血統、さらに戦うための大義を求めるようなところがあるな。
だから自分たちCV軍が鉄仮面に無意味に虐殺するバグの実験の手先に使われたのを悟った時には、
鉄仮面を助けようとも仇討ちをしようともせず、逆にバグ使用の責任者を制裁するようなこともした。
CVが一度空中分解した後もベラについて戦ったのは、ベラが上に立つ能力・血統があり、
木星の陰謀から地球圏を守るという、私利私欲以外で戦う理由も与えてくれると考えていたと思われる。
（もっともロナ家の人間自体は成金ジャンク屋に過ぎず「血統」というのはその意味ではニセモノなので、
ザビーネのベラへの個人的な感情を貴族主義の大義にすり替えて語っていた可能性もある）

やっとできた。
これより投下します。

前回のあらすじ
ジャンク屋、ロウ・ギュ―ル達は海賊に襲われていた。
敵の要求に対し「Ｎ　ｏ　ゥ　！」と拒絶するロウ。
怒り心頭の海賊に囲まれ大ピンチ！
その時、突如現れた謎のモビルスーツ(もちろんX1)
その姿はどっからどう見ても海賊だった！


第2話クロスボーンガンダム


その場にいた誰もがあっけに取られていた。
そして誰もが横取りしに来た宇宙海賊だと思っていた。
否、１人を除いては…
「よかったな樹里、助けがきたぞ。」
「そんなわけ無いでしょ！バカー――！」
的外れとしか思えないロウの発言に思わず突っ込む樹里。
「見てよ、あのモビルスーツ！どうみても海賊じゃないの！」
という樹里の意見に、
「じゃあ良い海賊なんだろ？きっと」
と言い返すロウに樹里が言い返そうとするとロウが「みろよ」と言いモビルスーツを指差す。
「あのとんでもなくイカしたモビルスーツに乗ってるような奴が悪者なわけねぇ」
と自身満々にいうロウに樹里は力が抜けたように膝を着いて思い切り泣き出し、やれやれと笑みを見せるリーアムとプロフェッサー、そして「同意見」だと『８』が画面に文字が現れる。
「それにもしアイツが悪もんだったとしても、俺は大人しく荷を渡してもいいと思うぜ。」
というロウの言葉に一同が意外そうな顔でロウを見ると、ロウは更にこう言った。
「だってあのモビルスーツが間近で見れるんだ。安いもんだとおもうぜ、俺は。」
そして、ロウの口上が終わるのを待っていたかのように、海賊モビルスーツがダガーを足から引き抜きジンの群れに突撃した。

キンケドゥが光の見えた場所に到着したのは海賊たちが戦闘を止め仰々しく通告していたときだった。
「まったく、人の事は言えんが正義気取りの海賊とは始末が悪いな。」
図らずもプロフェッサーと同じ意見のキンケドゥ、
まぁそんなことは置いておいてキンケドゥは目の前の事態に少々考え込んでいた。
とりあえず襲われている人たちを助けるのは既に決めているのだが敵の使っているモビルスーツが今までみたことも無いものだったからだ。
通常モビルスーツという物は作った企業や勢力によってなにかしらの癖のようなものがある、例えばジオンが１つ目なら連邦は２つ目といった具合に、
だが連中の使っているモビルスーツはまったくと言っていいほど心当たりがなかった。
普段のキンケドゥなら別に疑問に感じることでもないのだが、妙な光に包まれたと思ったら気がつくと宇宙を漂っており近くには見たことも無い廃コロニー、そんな数々の異常な光景を見たキンケドゥには自分が根本的な所でずれている様な気がしてならなかった。
そんな時だった海賊にロウが返答を言い放ったのは。
気持ちのいい台詞だった、思わず笑みがこぼれる。
(ずいぶん面白い奴だ)
と内心思うと同時にモビルスーツが剣を振りかざし船に向かうのを見たキンケドゥは左足からヒートダガーを取り出し投擲した。
モビルスーツは気付く間もなくダガーが突き刺さり爆発した。
ここでようやくこちらに気付いたのか４機のモビルスーツがこちらに向かってくるのが見える。
(まぁ、ここは一つ)
と心の中で呟き右足からもう一本のダガーを引き抜き
「派手に行こうか」
と言い放ち敵に突貫した。


２体のジンがフォーメーションを組みながらマシンガンを放つも

「遅い！」

とX１は流れるようにマシンガンを苦も無くかわし、恐ろしいまでの加速で近づき一閃、ダガーの一撃で一機撃墜、
それに恐れをなしたのか慌てて後方に下がろうとするジン、だが突然何かに捕まったかのように機体がつんのめる。
否、捕まったのだった。X１の腰部から射出されたシザーアンカーに引き戻され交差した瞬間、蹴りを食らった。それだけなら耐え切れたはずだった。X１の足から隠し刃が飛び出ていなければ。

「あと３機！」

一瞬で２機ものジンが落とされたことで警戒したのか、残りの２体のジンは遠巻きにバズーカを打ち込んでくるが、やはり圧倒的な技量と機体の性能差の前に瞬時に間合いを詰められ、

「甘い！」

腰部より取り出したムチ、スクリューウィップで２体まとめて撃破していた。

シグーに乗っていた海賊の頭目はもはや恐慌状態に陥っていた。無理も無い圧倒的優勢だったはずがものの数十秒で自分だけ、まさに悪夢を見ているようだった。
(ど、ド、ど、どうする!!???こうなったらアレを使うしか…、そうだ！あれを使えば恐れるものなど何も無い!!!そうだ!きっとそうだ！)
と自分に言い聞かせるようにして秘密兵器をとりだした。

ロウ達も目の前の光景に見入っていた。まるで白い流星が飛んでいるかのごとき圧倒的スピードで、瞬く間にすべてのジンを撃破してしまった。これ程の乗り手と機体ならば残るシグーも敵ではない…
そんな時シグーから通信が届いたどうやら海賊モビルスーツに向けてのものらしいがロウたちにも届いていた。
海賊モビルスーツもシグーと船の間に立つようにして通信を聞く
降伏か?と皆が思ったが内容は震える声であったものの勝ち誇る内容だった。
「はーっはっは！なかなかやるではないか。白い奴！だが！これでどうだ！」
とシグーの肩にでかい大砲が担がれる。
あれは！とプロフェッサーが身を乗り出して大砲を凝視する。
(あれは、まさか…)
と、プロフェッサーが驚愕の表情を浮かべる。
「ほう、ジャンク屋わかるかこれが」
と大砲を船と海賊モビルスーツに向けて高らかに言う
「そう！これが私の秘密兵器！」

「　ビ　ー　ム　兵　器　だ　!　」

Ω　ΩΩΩ□＜な、なんだってー

と、ジャンク屋たちは驚く、無理も無いビーム兵器はザフトでも最新兵器なのだ。なんでこんな海賊が持ってるんだ。と皆は内心思う。

「さあ！我が正義の一撃を受けるがいい!白い奴！」

と勝利を確信する頭目、だがその言葉に海賊モビルスーツは懐から武器を取り出すことで答えた。
その武器は刀身の無い柄だけの剣だった。

「ヴぁ――――っハッハ！なんだそれは！命乞いなら聞いてやってもいいがなぁ！」

海賊モビルスーツはその問いにクイっと手招きするように挑発することで答えた。

「おのれぃ！おのれーーーーーー!」
と怒りを露にしてビームを発射する、が敵を倒すはずの閃光は更なる閃光に切り裂かれた。

「あ、あれは！」

ロウたちも呆然として目の前の光景を見る、

「まさか…、」

頭目はもはや泣き出しそうな顔で刃を展開させた迫り来る白い奴に

「ビームサーベルとでも言うのかぁ!」

と最後の言葉を言い宇宙に散った。

「違うな、」

と、キンケドゥは頭目の間違いを正すように行った

「これは、サーベルじゃない、ビームザンバーだ。」

というわけで第２話クロスボーンガンダムでした。

途中、停電という名のイデの発現がありやる気が失せかけたのは内緒。
あと皆さん察しの通り黒いのも来てます。
一応隠してるつもりだったんだが…わかるよねそりゃorz
たぶんもう片方の残骸辺りにでも来てるのではないかと（予定は未定）

追伸、
第１話でキンケドゥVSザビーネで両者が使っていた武器はザンバスターではなくビームザンバーでした。
書いてて自分のボロに気付きました。orz

>>614
待ってました、GJ！
しかし適当言ったつもりだったのに、まずかったかな・・・
まあなんにしても、次も期待して待ってます。

「ぶっ飛んだモビルスーツ」乗りと
ぶっ飛んだ「モビルスーツ乗り」の出会いか…

GJ!良いモン見せてもらいました！続き期待してます！！！！

手招きかよっ！！挑発最高！！

GJ！
一つ指摘するとスクリューウィップじゃなくてスクリューウェップだ

あれ？
スクリューウェッブ　じゃなかったか？

どうでもいいけど、スクリューウェッブとシザーアンカーを同時に装備してるのはX-1改改になってから

中の人がトビアになってからだな

スカルハートんときか

皆さん自分の勘違いの指摘どうもありがとうございました。

クロスボーン５巻に後部スカート内に収納とあったのでシザーアンカー使ってもいいかと思ってしまいました
この後ロウにスカルハート仕様に改修してもらう予定だったのですが見事にごっちゃになってしまいました。
しかしどうしようＣＥ世界来た時、改改になってましたは苦しすぎるorz

あとスクリューウェッブの指摘ありがとうございます。
今まで本気でウィップだと思ってましたorz

皆様、感想と指摘どうもありがとうございました。

ほしゅ

保守

緩急が激しいなぁ

ほしゅ

age

hosyu

そういえばクロスボーンガンダムX3GFF化決定らしいよ。
8月発売だそうだ。

追加パーツがどんな感じか気になるぜ
ショットランサーはいらんけど、ザンバスターは残しておいて欲しいな

外付けビームシールドが欲しい。
あと・・・スラスターの根元の関節改善して欲しい。

ムラマサブラスターのビームサーベル状態のクリアパーツはぜひ2種類欲しいな。
Gジェネだと核弾頭斬りのロングバージョンしか出なかったし。

換装先がスカルハート版X1ってのがまた渋い。

上げておく

>>634
え！そうなの！
最高だなおい！

画像見つけたよー
ttp://s03.2log.net/home/char/image/2006052401.jpg

>>637
おお！？これはシブいじゃん！でも、スカルハートは「改」じゃなくて、
「改・改」だけどなｗｗｗ
それもイイが、俺は隣のスナカスに目が逝っちまった。やばいぐらいカッコいい！
素体のプロガンは以前出たカトキ版からの使いまわしか？

保守

ダムA今月号買ってきた。
感想。




ドゥガチの後妻若っ！美人！ボｲｰﾝ！

換装って…
Ｘ−１をＸ−１改改にするパーツ付属くらいにしておいてほしかった…
ボロボロ落ちるしパーツが余るから鬱陶しいんだよ…

あげ

hosyu

保守

上げておく

やはりクロスボーンガンダムでは種世界のMSとの性能差が激しすぎる……

そこで若ウモン＆Bガンダムを投入ですよｗ
あの状況下じゃ、ボール一匹どっかに行ったって分かりゃしねえｗ
種世界の人間があんなカンオケ丸出しの物体に対してどんな反応をするのかも楽しみだｗ

保守

アゲ保守ぅ

そう言えば、コミケでクロスボーンＶＳアストレイって感じのコピー本見かけたな。未だ纏まってなかったから買わなかったけど。
それだと、宇宙海賊が種世界に行ってミノ粉が使えなくてショットランサーでガーベラストレートと鍔競り合ってたな。

ミノ粉使えなかったらそもそもＵＣのＭＳは稼動自体しないだろw

ジャミング粒子としての機能が使えなくなったってことか？
種世界のレーダーシステムがどういう仕組みなのかが問題だが。

メガ粒子が使えなくなってビーム兵装なしで戦うハメになったってことでは
メガ粒子がないとそもそもミノフスキー・イヨネスコ式融合炉も稼動しない事を
知らないのかあえて無視したのか

そこら辺が分かり辛かったが海賊船か外付の発電装置？とケーブルで繋がっていた様な感じの絵でした。

それなんてＥＶ（ｒｙ

でも普通に考えてU.Cの戦艦の動力も、
サイズが違うだけでMSと同じタイプのものジャマイカ？

軍艦サイズだとさほど小型化しなくていいからミノ式じゃない普通の核融合炉
なのかもしれん

戦艦の融合炉は戦場のイシュタムとかに出てたような気もする

ほしゅ

ほしゅ

あげ

>>646
つミストラル

ホシュ

ほしゅ

そろそろ一月経つな・・・

ほしゅ〜

もう諦めた方がいいのかなぁ…

まだ諦めない！保守

ＳＳをＵＰしてくれる神を待つのもつまらないから、シチュエーションやマッチメークを考えるのは如何だろう？
自分としては、マザーバンガードＶＳアークエンジェルの戦艦同士の戦いも面白そうだと思う。
ビームシールドを使った防御で接近戦に持っていくマザーバンガードと主砲ローエングリンを含む多数の火力で遠距離で形をつけるアークエンジェルは中々見応えがありそう。両艦のクルーも面白い奴が多いし。

すまん仕事等が忙しくちょっとずつしか書けてません
日曜日には出せると思う

>>550
期待してるぞ！

そういえば種世界のビームシールドってビームザンバーでぶった切れるんだろうか。

ビームシールドはいけるんじゃね？
陽電子リフレクターになると微妙な気がするが。

>>671
ふむ。･････ということはデスティニー相手にクロボンの特性が生きるというわけだ。

重ねて質問だが、種世界でムラマサブラスターでも突破不可能な防御手段ってなんだろうか。

>>670-671　
あとビームシールドっぽいのと言えば、光波防御帯とモノフェイズ光波シールド「アルミューレ・リュミエール」があり、陽電子リフレクターの原型と設定されています。
（既に過去ログ倉庫入りだけど）「C.E.の設定を考察するスレ　PHASE-30」でそこら辺を考察していたので参考になるかも知れません。

>>672　種世界でムラマサブラスターでも突破不可能な防御手段
エネルギー偏向装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」 とアカツキの「ヤタノカガミ」が有力だが、０距離からビームを発振したら如何なるかは予想もつかん。

>>673
> エネルギー偏向装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」 とアカツキの「ヤタノカガミ」が有力
ライフルとして使用した場合ならば有効かも試練が、
サーベル形態相手だと無力と思われ。
ヤタノカガミは本編でデスティニーにサーベルで斬られてるし、
ゲシュマイディッヒ・パンツァーがＩフィールドに限りなく近い、あるいは同等のものとしても、
Ｘ３のように装置からごく至近、かつ掌部のような小面積に収束して展開はきわめて困難ではないかと。

すまん今日更新できなくなった

>>675
まだかい?

５５０なら・・なんとかしてくれる

>>674　サーベル形態相手だと無力と思われ。
Ｘ−３のムラマサブラスター鷲掴みの様な真似は出来ないだろう。
こうなったら遠距離からの射撃戦か、一撃目を避けるか耐えるかして間髪いれずカウンターか、ムラマサブラスターが余りに取り回し辛そうな長物なので機動力勝負の接近戦かと言う感じがします。

>>678
木星圏ですら自在に動き回れるX3相手に機動力勝負は種MSに限らず分が悪いし、
デストロイがエクスカリバーであっさり叩き斬られてた事からあの一撃を耐え抜ける機体が種世界にいるとは思えん。
やはりここはIフィールド持続時間の隙間を狙ってのビーム攻撃と、
これといった防御手段を持たない実弾攻撃（といってもガンダリウム合金の発展形の装甲と思われるうえに格闘戦重視ということからかなり硬いだろうが）による、
遠距離戦がほぼ唯一の活路かと。

ほしゅ

>>679
決して、ＳＥＥＤマンセーでもキラきゅんハアハアでもないがその戦術を読むと、フリーダムならＸ−３に勝てそうな気がしてきた。フリーダムは腰にレールガンを着けているしビームも３発一斉で撃てるから遠距離戦でいけると思う。
と言いつつ、自分としてはそれでは見ていて楽しくない。
そこでジャスティスと接近戦をガシガシやる方が面白そう。ビームブーメランやファトゥム-00や機関砲が付いてるからお互いボロボロ成りつつ死闘をしてくれそう。

フリーダムのレールガンあの位置にあると正面にしか撃てないから
狙えなくね？

>>682
X1で懐に飛び込んで、キャノン類全部ぶった切れば勝機はありそうだ。
というわけで、
フリーダムVSX1
ジャスティスVSX3
に決定しました(何がだ。

まあX3も自由の後ろに回り込めば何とかなりそうだ。

フリーダムのコンセプトが理解できん。近中遠どれもこなせる万能機として考えられたんだろうけど、近中距離だと、あの羽と砲身は邪魔すぎる。

>>684
コンセプトってあの機体にそんなもんあるのか？

コンセプト「ぷくタンの考えたさいきょうがんだむ」

>>672
嫁補正
これに勝る防御手段ナシ

GATシリーズに較べると無駄の多さが目立つ。

>>688
プロパガンダじゃねえの？
こんな強そうでカッコイイMSがプラントにはついてるんだよーみたいな。

>>686-687
それを言っちゃあお仕めえよ。どちらにも偏りなく考察しなければ。
>>683
その他の条件も問題が結構ある。特に問題はパイロットの熟練度だと思う。種の方はヤキン前後では相当違いがあると思うし、同様にトビアやキンケドゥにも言える。

フリーダムはジャスティスに守ってもらうことが前提で、
ジャスティスはフリーダムに援護してもらうことが前提なんじゃね？
2機セットで運用すればお互いの穴は埋められる
ちょうど死の旋風みたいに

しかしジャスティスの武装はフリーダムに劣る罠
ジャスティスにあってフリーダムにないものはバッセルくらいか
それも後付けされたって設定だし
リフターも何のためにあるのかイマイチはっきりしない

近接戦闘用にでっかい剣でも持たしときゃ差別化も出来たのに。
それともアレか、殴る蹴るのガンダムファイト用の機体か＞正義

別に武装で劣っていても、運動性が高ければそれでいい罠
リフターはシュツルム・ブースター兼サブフライトシステムで
速やかに機体を格闘距離まで運ぶ為のものだと思うが

だったら機体そのものに強力なブースターを付けとけばいい話じゃないか？

わざわざ上に乗る理由が判らない
待てよ･･･実はでっかいリフターのおかげで正義の方が自由よりも高機動型なのかもしれない。

ドダイでええやん

>>965
シュツルム･ブースターの意味が分かってないだろ
重いブースターをつけたまま格闘戦をやるのは邪魔だから、
でかいブースターと本体を別ユニットにすることで戦場への到達時間と
プロペラント消費を減らし、なおかつMSに高い運動性能を持たせられるというものだ

だったら>>697の言ってるみたいに土台でよくないか？
わざわざ専用の物を作る理由が無い。

そんなこといったら、フリーダムやジャスティスなんかよりもゲイツの10機でも作ったほうが戦略的に価値がある

ジャステスのリフターが戦場まで早く運ぶためにあるなら
フリーダム×２＋リフターを造ったほうがいいよな
リフター以外見るとこ無いならジャステス無駄じゃね？

まあ、正直言ったらミーティアで十分な気もするが

当初はストライクみたいにリフター以外のバックパック作る予定だったとか…

リフターのついたテスタメントとか

・・・インパルス用のシルエットって、元々テスタメント用に開発されたもののような気がしてならない

どうでもいいけど550死んだのかな

アージュ

>>701
デッドウェイトの多いフリーダムをリフターで敵に接近させて何の意味があるんだw

自由の過剰な武装は核を確実に起爆位置に運搬するためのもの

>>708
なら、パイロットはアスランに変更だなｗ

>>707発進してから戦場に運ぶまでのものじゃないのか？
敵に接近するのにあんな小回りの効きにくい形のリフターつけないって

個人的にはリフターの正しい使い方は、地球上では土台だと思うが、宇宙ではある程度の遠隔操作が可能だからその機能を利用した多方向時間差突撃だと思う。

>711
その推測は当たってるかもしれないが、「多方向時間差突撃」ってガンバレルやドラグーンやファンネルの方が有効じゃなかろうか

>>712
一個だけだから変な能力無くても安心＆でかいのでそれなりの出力のビームを搭載可能
って事じゃね？
＞＞頑張れる宿ラグーンやファンネルの方が有効じゃなかろうか

>>713
操作している側からすれば多数のビットに集中するより全然楽だしな。

でも、あれ一方向にしかスラスターの無いデッカイ的だからなぁ
対弾性はあんのか？PS？

一応前方に噴射して後ろ向きに力を加えられるよう前にもスラスターが付いてるぞ。

前にスラスターあんのか
あれ？ビームエッジはどこについてんの？

あれって吸気口じゃないの?

550、生きてるか〜？

550さんはかなり忙しいみたいだから気長に待とう。
種の世界の奴がクロスボーンを見たらどんな反応を示すかね？「ガンダムタイプのＭＳだ」とは言わないだろうけど、「Ｇ兵器に似ている」とか「セカンドステージシリーズの新型か？」とか思うのか？

「海賊だー」だな

｢何だあのドクロ、馬鹿じゃねえのか。｣とか言いそうだ。
あるいは・・・・｢カッコイイ｣とか？（某ピンク姫が真似するかもね)

>>722
で、バカにしてたらガトリング砲でメインカメラ潰されるわけですね

ディビニダドｶｺｲｲ

F99登場でついにクロスボーン側にも翼持ちが参入ですな。
あれって確か理論上亜高速まで加速できるんだっけ？

>>725
羽持ちですね。しかも光の羽。種だとデスティニーがそうだけど、加速力ならこちらが上。
ミノフスキードライブが付いているから理論上亜光速まで加速が可能。

Ｆ９９で思い出したのだが、種のＭＳとクロスボーンのＭＳとでは大きさが違うのをスッカリ忘れて、このスレでＸ−３ＶＳジャスティスなんてマッチメークを考えていた。
Ｘ−３が１５．９Ｍ、ジャスティスが１８．５Ｍ。一頭分の差がある。>>720で言えば、「あれ、あのＭＳ小さくない？」と言う感じだ。これは戦略に大きな影響を与えそう。

普通にUCと同じ理論で…
イザーク｢くっ!速いっ!!!、この大型グフタイプだと無理か…!!｣
とかなるんでは？

グフどころか、ストフリでも危ういと思うが

ミノフスキードライブはV2も装備してたよな。

>>729
今回のF99はV2の前身というか、母親みたいなもんだろ。
F99＋V＝V２みたいな。

｢も｣というかV２こそが本家本元だろうに。
ガイア・ギアでも名前だけは出たらしいが、それをある程度明確な形にしたという意味でも。

kaso

保守

ほしゅ

クロボン量産機vsCE量産機とかの話題は意外と出てないけどやってみたらどうなるかねぇ

あげとこう

クロボン量産機ってフリントのことか？
武装はともかく、機体性能はクロスボーンガンダムに準じているから、
CEの量産機ではお話にならないだろうな

レ子ぶれ一機でプラント殲滅できそうですが何か

フリントはF91クラスの基本性能だから
そこらのガンダムじゃ太刀打ちできん

ベズバタラで十分

>>740
いやいや、ゾンドゲーで十分だって

確かに考えてみたらCEのコロニーはペズバタラ一機で破壊できるよな…

というか、あの形は意味あるのか？

イデオンの時も似たようなMS出してたな。
長谷川はビームアックスとやらが好きらしい。

いやいや・・・、バタラでも高機動形態はＸ1よりも早かっやし・・・。
パイロットによっちゃバタラで十分かてるんじゃないか？

バタラって魚みたいなヤツだっけ？

ペズバタラが魚みたいなヤツ
バタラは基本形

>>747
サンクス、俺はアレを見るとマーマンを連想してしまうｗ

そもそも木星のＭＳって形はともかく優秀なの多いよな

クァバーゼなんてあらゆる間合いで強いしかなり強いんじゃね？

>>749
木星って、資源に限りあるから、これだ！！というＭＳしか作らないんじゃない？

>>751
それは生活資源じゃないか？鉱石系はひたすら多いと思うが・・・
ただ生きることに必死だから工夫をこらしてたんじゃない？

でも「貴重なMSを失いおって、貴様らの命よりMSの方が高価なのだ」（うろ覚え）
みたいな台詞があったと思うけど。

生きていくのに非常に苦労する木星圏では、“生存に必要なもの以外の生産”という行為自体がひどく高価なんだろう。

建前：某スレに触発されてちょっと投下していきますよ。
本音：これ以上かぶり設定が出る前にせめてプロローグだけでも書きたい


機動戦士ガンダムSEEDクロスDESTENYプロローグ

　巨大な墓標が、破片と化しながらも地表に降り注ぐ。
「ユニウスセブンが……落ちる……」
　呆然としながら、キラ・ヤマトは呟いた。
　遥か遠い海の向こうへ、炎が墜ち逝く。幻想的とも言えるその光景は、破滅への序章。
「キラ、ここは危ないですわ」
　かけられた声に、キラが振り向く。桃色の髪を風になびかせ、ラクス・クラインがそこに立っていた。
「そう……だね」
　そう言って、屋敷へと歩き出すキラ。
　遥か遠い海に、都市に。炎が墜ち逝く。
　そしてキラが見ていればなにかを感じたであろう白と黒と、白に青が入ったモビルスーツが。戦闘機が。
　キラとラクスが屋敷に入った。
　オーブの空が光った。

保守

>>755
乙

陰ながら楽しみにしてる

ついにMGでX1発売か

ギャニィ！？まじか！？

ほれ
ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up124300.jpg

このスレのSSはきちんと続かないのが運命なのか

いやまだ二日しか経ってないけど

うをぉぉぉぉ、ユニバァース！

>>760
画稿だけ見ると「なんか違うなぁ〜」って感じするんだけど。

>>763
それはデザインがＶｅｒ．Ｋだからさ。

でも元々クロスボーンってカトキのデザインじゃなかったっけ？

・肩アーマーが小さい
・X字スラスターの先端にトゲがない
これが違和感の原因だと思う

肩アーマーはまあともかく、
ヌルモデラーでもスラスターの改造くらいは出来ないか?

こんな俺でよければSS書こうか？

参照:ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1145564992/l50

それは嬉しい、ぜひ頼む！

>>761
トビアたちとミネルバ組＋αの初顔合わせシーンで苦闘中です

ちょっと待っててください

>>770
そっちも期待。まだまだ待つぜ。

第一話「黒と赤」

　複雑な配線が露出したコックピットの中で、一人の少年が腕組みをしている。
「トビア、大丈夫……？」
　少年、トビアが横をちらりと見ると、携帯食料を持った少女が立っていた。
「あはは、大丈夫だよベルナデット。それより早くこいつを直さないと」
　木星帝国はともかく、連邦に見つかる可能性がある以上、こんな孤島にいられないし。
　胸中で付け加え、視線を前方へとやる。
　数キロ先には浜辺が見え、さらにもっと手前、数メートル先には大破した戦闘機が見える。
　それ以外はなにもない。いや、なにもないというのはちょっと違うか。
　生い茂る亜熱帯の木々が見える。人工物は一切無い。とてもではないが、修理用の部品など望むべくもない。
「トビア、根を詰めすぎないで。食事にしましょう？」
　トビアとベルナデットが声のした方向に振り向く。
　そこには、その近場で拾ってきたのであろう果実を手に、ショートカットの女性が立っている。
「ありがとうございます、ベラ艦長。行きましょう、トビア」
　ぺこりと頭を下げ、ベルナデットが地面に降りる。
　一瞬迷って、トビアも続いた。
　昼の太陽が、戦闘機と、その傍らの海賊然としたＭＳを照らしていた。
　トビアも、ベルナデットも、ベラも気付かなかった。
　ほど近い空が光ったことを。

　海洋国家・オーブからほど近いその海上は、戦場と化していた。
「だからこんなところに来たくなかったんだよ！」
　フォースインパルスを駆るシン・アスカが、叫びながら絶叫しながら、飛行する赤と黒の機体にビームをばらまく。
「シン！下がって！」
　その言葉と同時に、インパルスが後ろ上方へ飛ぶ。
　一瞬遅れて、インパルスの居た場所を赤いビーム砲が通過する。
　オルトロス。
　ザフトの誇る最新鋭機、ガナーザクウォーリアの持つ強力なビーム砲である。
　"敵"の死角であるザフト艦・ミネルバのカタパルトから撃った一撃は、獲物を飲み込んでなお足りぬ破壊をまき散らす。はずだった。
「嘘！？」
　勝ち誇ったかのようにオルトロスを構える赤いガナーザクウォーリアから聞こえたのは、パイロットであるルナマリアの驚愕の声。
　高機動機体であるフォースインパルスですら避けられぬはずのタイミングで放たれた一撃を、黒いＭＳは軽々と避ける。
「くっ！ならば！」
　呆然と立ち尽くす赤いザクの後ろからレイ・ザ・バレルの駆る白いザクが飛び出す。
　狙いは黒いＭＳではない。その横を飛ぶ、赤いドリル状のＭＡ。
　やはり避けられぬタイミングで放たれたのは、十数発ミサイル。
　全てが当たらなくとも、一発当たれば充分に致命傷になるであろう一撃。
　レイの計算は確かに当たっていた。うち一発が、赤いＭＡの至近距離で爆発する。
　だから、誰もレイを責められないだろう。赤いＭＡが、一瞬よろけただけですぐに飛び去ったのだとしても。
「な、なんだったのよ一体……」
　相変わらず呆然と立ち尽くしたままのザクウォーリアに乗ったまま、ルナマリアが呟いた。
　赤いＭＡはあっという間に消えた。そしてまた、黒いＭＳもその姿を消していた。
　戦争へと突き進む世界で、それは小さな事件。
　一方の当事者であるザフト所属艦ミネルバへの、黒いドクロＭＳと赤いドリルＭＡの奇襲。
　それは小さな、しかし大きな運命への入り口にすぎなかった。


続く。

夜遅くの投下ですいません。

サブタイトルが某ギャンブルマンガっぽいorz

おおっ、きた、きた！

機体をぼかして書こうとしたらバレバレになってしまったのでもうちょっと精進します

一応、そのものではないですが

ドリルＭＡというとイージスＭＡ？

意表を突いてダガー…だとＭＡにならんか

X2と・・・なんだ？クァバーゼ？
いや、あれノコギリだし・・・

>>777
半分正解半分不正解です
しばらく秘密の方向で

>>778
関係ないですが、黒本ＭＳはトトゥガとゾンド・ゲー萌えです

これは・・・ｗｋｔｋさせていただくっ！

>>774
新たなる神が降臨なされた。

「ザフトとどこかのＭＳが戦闘？このオーブの近くで！？」
　士官からの伝令を聞いた青年の言葉に、会議室は沈黙した。
　そして一拍間を置いて、それがどよめきに変わる。
「連合からの圧力か？」「いや、或いはザフトに対オーブ宣戦布告させたいテロリストによる攪乱ではないか」「ならばザフトの自作自演の線も」
　混沌の波はあっという間に広がり、会議室は言葉の無法地帯と化した。
　と。
「皆様、静粛に！」　崩壊した規律を一喝する声。その主に、視線が集中する。
　視線の先にいるのは、随分と髪の薄くなった中年の男。
　ウナト・エマ・セイラン。
　オーブを束ねる五大氏族の一つ、セイラン家の当主にしてこの会議の事実上の長である。
「さて」
　ウナトはもったいぶるように立ち上がり、
「ザフトの艦と戦闘していたＭＳはどこの所属なのか。それがわかるような要素は無いのか？」
　己の顎を撫でながら問うウナトに、士官は告げた。
「一機は不明です。もう一機は最初期のGAT-Xシリーズの……」
　その言葉に、再び会議室はどよめいた。
　最初期GAT-Xシリーズ。かつてオーブが協力し、連合が作りあげ、ザフトが強奪したＭＳたち。
　言葉を変えれば、どの陣営が使用していてもおかしくない機体である。
「ふむ」
　ざわめく出席者と、うろたえる青年、息子であるユウナを後目に、ウナトはしばし熟考に入った。

「敵対心剥き出しでの歓迎、ご苦労様ね」
「所詮オーブなんてこんなもんだよ」
　嫌みをこめるルナマリアに、吐き捨てるようにシンが答える。
　オーブ首長・カガリ・ユラ・アスハを乗せたザフト艦・ミネルバがオーブに入港したのは、あの襲撃の翌日である。
　ミネルバクルーであるシンやルナマリアが艦の外に出ようとすると、まるで敵を見るかのような視線を浴びせられた。
「仕方ないと言えば仕方ないかもしれないけどね。昨日の襲撃、ザフトの自作自演って話もあるらしいし」
「……は？」
　ため息をつきながら言うルナマリアに、シンは信じられぬものを見たかのような視線を向ける。
「だって、ドクロが額に乗ってるＭＳはインパルスや頭部がガイア、アビス、カオスによく似てるし、もう一つは前大戦でザフトが使ってたイージスＭＡ形態にミラージュコロイドを装備したようなＭＡだったし」
　先日の襲撃の際、ミネルバは完全な奇襲をかけられた。
　黒いＭＳにはその機動力で。赤いＭＡにはレーダーに映らぬ特殊兵装・ミラージュコロイドで。
　確かにＭＡ側は、前大戦でザフトが使用した可変ＭＳ・イージスに、同じくザフトが運用していたブリッツの特徴を掛け合わせたような機体であった。
「でも」
　険しい表情で、シンが一人ごちる。
　確かに、イージスとブリッツはザフトが運用していた。
　だが、元は連合とオーブの共同開発で作られた機体である。ザフトはそれを強奪して運用しただけなのだ。
「作るだけなら連合だってオーブだって」
　苦虫を噛み潰したような表情で、シンは呟いた。

　薄暗い倉庫に、二つの影。
　僅かな月の光に照らされ、影の一つは隻眼の男だとわかる。
　その光景をキンケドゥ・ナウが見たなら、貴族主義の亡霊と呼んだかもしれない。
　或いはキラ・ヤマトが見たなら、そのまま亡霊と呼んだだろう。
「ラクス・クライン。それがこの世界のカリスマか」
「そう、プラントの誇る平和の歌姫。ただし、それは表向きの顔。裏では戦力増強を欠かさない、腹黒い女さ」
「ふふふ。真にカリスマを持たぬ人間は不安なのだよ。いつ自分の寝首をかかれるかわからないからな。もっとも」
　隻眼の男がそう言って、
「もっとも、少々潔癖すぎるベラ様の戦力を作るにはちょうど良いが」
　にやりと笑った。
「"ベラ様"ね。ザビーネがそこまで言うカリスマなら、一度はお会いしたいものだよ」
　もう一つの影が、肩をすくめて答える。
「貴様も会えるさ。もっとも、貴様がベラ様に忠誠を誓うなら、だがな。そういうものだろう？トール・ケーニヒ」
　言って、隻眼の男、ザビーネ・シャルはくくくと笑った。
　闇の中で、トールの眼光だけが光っていた。

続く

サブタイトルを入れ忘れましたorz

現時点ではアスランが空気にすらなってなかったり、トビアが空気だったりと問題点ありまくりんぐ。

追記：荒れ要因のラクシズですが、今回ラストの登場人物の関係で頻繁に登場します。

主にキラが。

一個訂正です

ルナマリアのセリフを

「だって、ドクロが額に乗ってるＭＳは頭部がインパルスやガイア、アビス、カオスによく似てるし、もう一つは前大戦でザフトが使ってたイージスＭＡ形態にミラージュコロイドを装備したようなＭＡだったし」

に訂正です

トール参戦ktkr
ということはカズィも出るかもしれんね

>>787
あまり旧キャラ連発すると種死に(ry

トールキターーー！！！
二次でもトール出てくるのってあまり見かけないんだよな、好きなキャラなのに・・・
傍若無人なラクスの手先になったキラはともかく、かつての恋人のことも憎んでるんだろうか・・・

だいたいはわかるんだが一つだけわからんことがある。


これは壊れザビーネか？　会話内容聞く限りまだ普通っぽいんだが・・・
あとＸ2改なんだろうか？

　　　　　　　　　　　　↑
　
二つわからんことがある件

>>790
1.たまたま壊れっぷりを出してないだけ
2.壊れてないザビーネが来た
3.エクステンデット関連の技術で抑えている

3と予想

壊れザビーネならＸ２改だろうな

改になったのってトビアがコアファイターに乗って逃げてからだっけ

Ｘ１は改になってパワーアップしたのに、パワーダウンしたＸ２ｶﾜｲｿｽ

>>793
技術力の差でスラスターの大型化とコアブロック廃止は免れなかったけど、
性能的にはダウンしてなかったんじゃなかったか？

>>794
重量アップで各部バランスとか細かい推力、設定全部いじりなおしだろ

>>792の3と仮定してザビーネのブロックワードを予想

　　　　　　　　　　　　　　↓

ベラ様ﾊｧﾊｧ

マジレスするとキンケドゥ

ザビーネ「あーはっはっは！だめじゃないかキンケドゥ！死んだ奴が出てき」←ブロックワード発動

ザビーネ「ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」

キンケドゥ「？」

GJ！！
トール生きてたのか〜！

ブロックワード？貴族主義だろ

成り上がりのほうがそれっぽくないか？

期待age

保守？

「どういうことなんだ！」
　怒声が、広い部屋の中に響いた。
　部屋の中央に、ウナト、ユウナ、それに金髪の少女が立っていた。
「しかしカガリ様」
　ウナトが一つため息をつき、一枚の紙を見せる。
　"オーブ首長国及び地球連合各国による軍事同盟締結書"
　連合参加各国の長のサインがしてあるその紙切れは、後はオーブ首長、すなわちカガリのサインを待つのみとなっている。
「私を乗せたザフト艦に戦闘を仕掛けたのは連合軍の可能性が高いんだぞ！ましてオーブの領海での見え見えの挑発行為！そんな連合と」
「それはどうかな」
　反論を、ユウナが制する。遮られたカガリはきっ、とユウナを睨み、
「誰が見たって犯人の可能性が高いところは明らかだろう！前回の大戦で、連合が作ったブリッツに搭載されていたミラージュコロイド！それに……」
　そこまで言って、己の愛しき人の顔を思い出す。かつての自分の愛機によく似た機体を見た時、驚愕の表情を浮かべていたあの人を。
「しかし、我々はあの状況からしてザフトの自作自演の可能性は高いと判断したのですよ」
　カガリの言わんとすることを察したのだろう。ウナトが口を挟んでくる。
「ウナト！お前はお父様の遺志を無視する気か！」
　言われ、カガリは再びウナトを睨み、叫ぶ。
　オーブの理念。自ら争わず、また、他国の争いに介入しない。
　永世中立国たらんとするその理念は、前首長のウズミ・ナラ・アスハが国家滅亡に瀕してなお守り続けたものである。
「しかしだな、カガリ。政治は理念だけではやっていけないよ」
　現実とは非情である。ご大層な国家理念だけでは緊迫する国際情勢に対応することはできない。
「調印式は……そうだね僕と君の結婚式の翌日なんてどうだろう」
　にこやかに言うユウナの声は、カガリの耳に届いていなかった。

「ふむ」
　長髪の男は、顎に手をあてて少し考えこんでいるようだった。
　ザフトの最新鋭艦・ミネルバの一室。"本来ならばここにいなかったはずの男"ギルバート・デュランダルは彼女らの奇妙な言動に、興味を抱いていた。
「つまり、君たちは"連邦軍"のお尋ね者であり、"木星帝国"と戦う"宇宙海賊"であると」
　ベラと名乗った女性に問いかける。
　言うならば、不審者に対する尋問であるかもしれない。
　奇妙なドクロＭＳと戦闘した直後、ミネルバはオーブ領海の孤島で奇妙な遭難者を拾った。
　パイロットスーツを着た一人の少年と、一人の少女、一人の女性。そして胸部にあの黒いＭＳと似たようなドクロを抱く青いＭＳと、Ｘ字のスラスターを持つ戦闘機。
「そしてこの機体も、君たちに関係あるものだと」
　言って、格納庫を映したモニタに目をやる。そこには、三体のＭＳが映っていた。
　ドクロを胸に抱く青いＭＳ、ベラに言わせればクロスボーンガンダムＸ３なる機体。
　そして両脇を固める二機のＭＳ。地球降下直後、別の小島で拿捕した機体だ。
　Ｘ３の左側に位置するのは、フリントと言う名らしい。
　そして右側には、Ｘ３やフリントと比べて、いくらか華奢なＭＳが立っていた。
　腰部にインパルスのケルベロスを小型化したような砲を持つその機体は、どこか物悲しい表情をしているように見える。
　ベラ曰く、その名をＦ91と言うらしかった。

　オーブの海は静かだった。ついこの間、戦闘があったとは思えないほどに。
「キラ」
　水平線の向こうを見つめるキラに、いつの間にここへ来たのか、ラクスが声をかける。
「ああ……わかってるよ、風邪をひくからそろそろ……だろ」
　ここ最近口癖になっていたラクス・クラインの言葉を先読みし、キラが微笑する。つれて、ラクスもくすくすと笑った。
「今夜の食事はマリューさんからいただいたシチューですわ。あと……」
　一旦言葉を切って、
「彼らが……ギリさんたちが目を覚ましましたわ」
　そう続けて満面の笑みを浮かべた。


　オーブの海は静かだった。それは、次の嵐を予感させる静けさだった。

続く。

真夜中の投下ですいません。

明日完成して投下の予定が、暑くて眠れないという理由で今日にorz

今回、Ｆ91を登場させたのはＦ91厨だということ兼運命分身への布石です

GJ!!
うちは田舎だから日が落ちたら一気に涼しくなるよ。

おお、投下されてる
職人さん乙カレーＧＪ！

ギリさんたちということはバーンズ大佐もいるってことか？

>>806
つまらん突込みで申し訳ないんだが、F91の腰部には砲はない。
ヴェスバーがあるのは背中だよ。

まあ腰に回るからな

>>812
よく考えずともそうですねorz

保存用Ｆ91プラモを買いながら反省してきます

カガリ「キンケドゥ、お前の右腕は義手なんだろう？」
キンケドゥ「あぁ、サナリィ地上社で手術してもらった」
カガリ「そのデータ、オーブの物にする」
トビア「どうするんですか？カガリさん」
カガリ「キンケドゥを監禁して、腕のデータを取る！オーブ兵、奴を捕まえろ！」
キンケドゥ「ギャー！誰か助けてくれー！」

文才無いんで、どんどん突っ込んでください。

ガンダム作品で一番かっこいい主人公だよな、トビア。
原作知らないけどスパロボでは格好良すぎる。

かっこいいと言うか一番熱血君だな

それが人間のすることかきっさまぁぁぁぁぁぁ！！

ならば海賊らしく・・・・、いただいていく！！

カラス先生！そこをどいて！みちを　あ　け　ろぉぉぉぉぉぉぉ！！

安心したよデゥガチ・・・、あんたはまだ人間だ！心が腐っただけのただの人間だ！！

とかなｗ　

>>817さん、今からでも遅くないから読んでみて下さい。トビアの名言は沢山有りますから。
>>817-819
トビアのキャラクターは、ジュブナイル小説に出てきそうな、利発で未来に対して希望を持ち続けられる、健康的な少年らしい少年って感じだと思う。

つーか典型的な長谷川作品主人公だよな

つ【そんなくだらない理由で、これ以上人殺しなんかされてたまるかあああああ！】

「か、艦長、大丈夫でした？」
「ええ……大丈夫よ。あなたたちこそ大丈夫？なにかされなかった？」
　心配そうに見てくるベルナデットとトビアに微笑みかけ、答える。
　ベラ・ロナは己の失策を呪っていた。
　正直に言えば、自分たちを"救助"したのは連邦軍か、もしくは木星帝国の人間だと決めてかかっていたのだ。
　自らの身分を明かし、トビアとベルナデットを捕虜と言い張ることで、彼らの身の安全を確保する。
　それが彼女の考えだった。
　その狙いは、デュランダルの"説明"によってすぐに崩された。
　ザフト。ベラの知らぬその軍は、"プラント"なる勢力の自衛軍であり、今は地球"連合"軍と対立中であるらしい。
　共に聞いたことのない組織であるが、デュランダルが嘘を言っているとは思えない。なぜなら、この場に至って連邦や木星帝国が嘘をつく必要がないからだ。
　とっさに思いついたのは、異世界。
　彼女の知る限りＳＦの中にしか存在しないはずのそれは、確かなリアリティを伴って脳裏に浮かんだ。
　ならば。
(全てを隠しておくべきだったかもしれない)
　知らない者同士、ましてや敵か味方かもわからない者との最大の交渉材料は情報。
　僅か二時間ばかりの対話で、ベラはその交渉材料を全て吐き出してしまったことになる。
　トビア、ベルナデット、ごめんなさい。
　胸中で二人に謝罪し、ベラは艦の外へと目をやった。

「ふん、雑魚が」
　つまらなさそうに呟くと、ザビーネはＸ２カスタムのビームザンバーを軽く振った。
　牛刀でバター……どころか、伝説の名剣で豆腐を斬るかのように、敵ＭＳを真っ二つにする。
「確か、地球連合軍のウィンダムとかいうＭＳだったな。あまりにも弱すぎる」
　ついさっきまでＭＳだった鉄屑に目をやり、吐き捨てる。
「お疲れ様、ザビーネ」
　最後の"敵"が墜ちたのを確認し、Ｘ２カスタムに隣接する赤いＭＳ。その手には巨大なライフルを持っている。
「トールか。貴様の援護がまともにあれば、こんな連中に五分もかける必要などなかったとは思わないか？」
「あはは、ごめんよザビーネ。流石のイージスでも、"バスターパック"で格闘戦に対応はできないからね」
　苦笑しながらトールが言う。確かに右手に巨大なライフルを持ったままで大立ち回りを演じろというのは酷と言えよう。
「まあいいだろう。しかし、こんな馬鹿な真似をしていれば出てくるのか？ラクス・クラインは」
　ザビーネの問いに、トールはにやりと笑った。それは少年のような微笑みだった。
「あの偽善者ども戦争が始まれば出てくるさ。そしてキラは俺たちと同じようなことをするだろうな。反吐が出るような理由で」
　Ｘ２カスタムのモニタに微笑みを貼り付け、トールは答えた。その目に笑みは一切なかった。

　海沿いの道を、一台のスポーツカーが走っている。
「アスランはそれでいいの？」
「所詮、違うんだよ。彼女と俺の住む世界は」
「でも」
「キラ、これ以上はやめてくれ。俺だって悔しいわけじゃない」
　キラの言葉がいらつくのか、アスランは車のギアを乱暴に変更すると、一気にアクセルを踏み込む。
「うわっ！？」
　突然の加速に耐えられなかったのか、シートに叩きつけられるキラ。
　シートベルトがなければ、ずり落ちていたかもしれない。
「で、でも。ムラサメに乗って護衛をさせられるなんて嫌がらせ以外のなにものでもないじゃないか！」
　風圧に押されながらも、必死に反論する。
　と。
「わわっ！？」
　なにかを感じたのだろうか。アスランは車を急停車させた。
　そして、
「キラ、馬鹿な真似はするなよ。後悔か暴走かの二択なら、俺は後悔を選ぶ」
　キラを睨みつけながらそう言った。

　マリュー・ラミアス邸は、その海岸にそびえ立っていた。
　風の全くない静かな夜である。
　一瞬、なにかが光った。それはモノアイのようにも見えた。
　海中の魚の群れが、なにかに驚いて広がった。
　海岸は、何もなかったかのように静かだった。

続く

見事なまでにトビアが戦ってない件

そもそもまともなＭＳ戦が無いのが嫁っぽくて嫌だorz

投下されてる！

ザビーネとトールtueeeeee！

乙！
フリントとF91がどっから沸いて出たのか気になるところではあるが・・・
トールの乗機はイージスにストライカーパックを付けられるように改造した上ミラコロ装備、
さらにバスターダガー開発によって作られなかった筈のバスターパック付き、と・・・
マイナーなとこばかり集めてるのがトールらしいというかなんというかw
この機体もNダガーNみたいにNジャマーキャンセラー付いてるんだろうか？

ａｇｅとくか

トール、悪役っぽいぞ。だがそれがイイ！！

休みだったから調子に乗ってもう一発

例のラクシズ介入のきっかけは、短時間で終わったことだからトビアやシンのエピソードが挟めないことに気づいたorz


―――――――――――――――――――――――――――
「キラ君！ラクスさんを連れて早くシェルターへ！」
　手に持った小銃を撃ちながら、マリュー・ラミアスはキラに向かって叫んだ。
　顔を隠した襲撃者たちは、犠牲者を出しながらも彼女たちに迫ってくる。
「くそたっれ！起きてすぐに白兵戦かよ！あんたたちいったいなにをやったんだ！」
　マリューの横で、襲撃者に向かって同じく小銃を撃ちこむのは、髭の濃い男。
「すまんね、バーンズさんよ。だが、こちらも狙われる理由がとんとわからなくてね」
　物陰から出てきた男を撃ち倒したのは、アンドリュー・バルトフェルド。バーンズほどではないが、年季の入った髭を蓄えた男。
「ああそうかい！実は凶悪な犯罪者だったとかだったら承知しねえからな！」
　文句を言いながらも、バーンズは襲撃者たちを次々と撃ち倒してゆく。
　と。
「攻撃が止んだ……？」
　小銃に弾をこめながら、訝しげな表情をするマリュー。
「これは、引いたと見るべきじゃないだろうな」
　やれやれと言った表情で、バルトフェルドがため息をつく。
「とにかく、シェルターとやらに行くぞ！」
　答えずとも、意見は一致しているのだろう。マリューもバルトフェルドも、バーンズを導くかのように走り出した。

「うわっ！？」
　壁に叩きつけられそうになって、キラがうめいた。
　シェルターに走る激震。屋敷が外から攻撃を受けているのは明白だった。
「くそっ！なんで僕がこんな目に！」
　悔しさなのか、金髪の少年、ギリが壁を叩きつけた。
「やれやれ、どうやら敵さんはＭＳを持ち出してきたようだね」
　追いついてきたバルトフェルドが呆れたように言う。
　オーブ軍に領空侵犯や領海侵犯で追い散らされる可能性を考えれば、戦闘機や海上戦艦で襲撃してくる可能性は薄い。これはＭＳでの襲撃と考えるべきだろう。
「狙われたのはわたくしなのですね？」
　ピンクのハロを手に、言ったのはラクス。
「そうだねえ……僕も前大戦で恨まれてはいるだろうが、こんな手のこんだことをしてまで襲撃してくる理由がない」
　髭を撫でながら、バルトフェルド。
「くそっ！クァバーゼさえあればあんな連中に！」
「それを言うなら僕だって、フリーダムに乗れれば」
　己の愛機を思い出し、悔しそうにギリとキラが叫ぶ。力さえあれば、決意さえあれば。
　永遠と思える沈黙。
「ならば……やるべきことをやるというのなら」
　沈黙を破ったのはラクス。言うが早いかピンクのハロの口を開く。
「これは……」
「なんだ……？この鍵は」
　ハロの口から出てきたのは二つの鍵。
「己の身にふりかかる火の粉をはらうというのなら、やりなさい。生きるためならば、仕方ありません」
　ラクスの言葉に、なにかを決意したかのようにキラがうなずき、奥の扉へ向かう。
　ギリは、バルトフェルドに促されるようにもう一つの扉へと向かう。
　扉は、轟音とともに開いた。
「おいおい……あんたたち、本当に何者だ？」
　扉の向こうには、赤、黒、白。三体のモビルスーツが立っていた。
　ギリの愛機・クァバーゼ、バーンズの愛機・トトゥガ。
　そして、前大戦の英雄・フリーダム。
　主を待つ鋼鉄の巨人たちが、そこにいた。

　闇夜に二機のＭＳが浮かんでいる。
「そう、力無き者には死を」
　炎上する屋敷を見ながら、男が呟いた。
「あまりやりすぎるなよ。ラクス・クラインとキラ・ヤマトが死んだら意味がない」
「ええ、わかってますよトールさん。ただ、彼らに力が無ければ……」
「その時は好きにしろ。ここで奴らが負けて死ぬのなら、それまでの人間だったということだ……ザビーネを放っておくと危険だからな。後は頼んだぞ」
　そう言うと、トールはミラージュコロイド再展開し、早々と"戦場"を離脱する。
「お気をつけて。さて、来ましたか……ほう」
　男は、屋敷から飛び出してくる三機のＭＳを見て、少し驚いた表情をする。
「ギリ君にバーンズ大佐ですか。これはこれは。行きますよ、貴方たち」
　フライトユニットを装備したジンハイマニューバ２のブースターを吹かし、男は、カラスは水陸両用ＭＳ・アッシュを引き連れ、炎上する屋敷へと向かった。

　頭の中で"種"が弾けた。
「くそっ！なんだってこんなことを！ラクスはただ平穏を望んでいるのに！」
　急降下したフリーダムが、華麗にアッシュの手足を切り刻む。
「お願いだから撤退してくれ！」
　どこか狂信者の顔つきで、ビームライフルを放つキラ。
　正確な射撃がアッシュの手足をもいでいく。
「あははっ！これさえあれば凡人が僕にかなうわけがないからね！」
　ちらりと横を見やると、クァバーゼの頭部から発射されたビーム砲がアッシュを貫いてゆくのが見えた。
　その下ではトトゥガが、厚い装甲を生かしてクァバーゼへの攻撃のほとんどを防いでいる。
「これなら……くっ！」
　安堵するキラに、ビームが飛んできた。とっさにシールドで防がねば直撃していただろう。
「くっ！僕に撃たせないでくれ！」
　接近してくるジンハイマニューバ２にビームライフルを乱射するが、軽々とかわされる。
「はははははははは！そんな攻撃の仕方では当たりませんよ！」
　全包囲回線を開いているのだろうか。
　隙を見せたフリーダムの懐に飛び込んでくるジン。素早く手に持った刀、斬機刀を振りかぶってくる。
「なんで貴方たちはこんなことを！」
　なんとか盾で受け止め、問う。
「君たちが勝てば教えてあげましょう！勝者には知る権利がある！」
　さっ、と刀を引き、フリーダムの胸部に蹴りを放つジン。機体性能に差があるはずの両機だが、明らかにジンが押している。
「ぐっ！そんな理屈！」
　衝撃を利用して、一気に距離をとるフリーダム。
　下手に近づけば斬機刀の一撃が飛んでくる。ビームライフルで牽制しながら時間を稼ぐぐらいしかできないのだ。
　流れ弾がアッシュのコックピットを直撃するが、そこまで気が回らない。ギリたちの早めの援護を待つだけで精一杯だ。
　と。
　突然ジンが反転した。見れば、アッシュの全てが爆散している。不利を悟ったのだろう。
「終わった……のか？」
「キラ君、大丈夫？」
　一息つくキラに、間髪入れずに入る通信。マリューだ。
「こうなったらもううかうかしていられないわ。帰還して。アークエンジェルに」
　言うマリューに、キラは一言、「はい」と答えた。

続く

ｷﾃﾀ―――(ﾟ∀ﾟ)―――!!!

ＧＪ！カラス先生(･∀･)ｲｲ!!

乙！
ジンハイマニューバ2型でフリーダム相手に渡り合うカラス先生凄すぎw
ギリは声で相手の中にカラスがいることに気づかなかったんだろうか？
そしてカラスに認められているらしい上に事の中核を担っているように見えるトール、
もしかして某スレのカズイ並みに超進化してるのか？

今度出るGジェネPでは、新生クロスボーン軍を編成してSEEDを遊んでみようかな…

>>838
そういうこともできるんだよね。
スカルハートは出るのかな？

俺はアドラステアでキラどもを轢きまくる

「ベラ機、トビア機共に配置完了しました」
「ご苦労様。ミネルバはこの場所に固定。オーブ向け回線の準備もしておいて。それにしても……本当なの？」
　メイリンに指示を出し、タリアがぽつりと呟く。
　ミネルバのモニタに映るのは、インパルス、二機のザク、そしてフリントとＦ91なるＭＳ。
　デュランダル曰く、ベラ、トビア、医務室にいるベルナデットはザフトの基地・カーペンタリア所属のザフト兵らしかった。
　にわかには信じがたい話である。なぜ、そんな三人がオーブの小島に故障したＭＳとともにいたのか。
　そして、ベラとトビアの乗機だというＦ91とフリントがその疑問をさらに深める。
　聞いたこともない機体であるし、同じくオーブ領の別の小島で拿捕したとはいえ、三人からかなり離れた場所で回収したのだ。
「一体何者なの？そしてギル、あなたはなにを考えているの？」
　再びモニタに目をやる。そこには、オーブ閣僚に混ざって、貴賓席に座るデュランダルの姿。
　オーブにとって、"仮の"敵対国家であるプラントの長。
　この一大イベントをするにあたって、わざわざ呼ぶほどの存在ではない。ただ国内に居るのなら、無視してよい存在でもない。
　結果的には近隣のザフト軍総出で"祝福"をするという話になったのだ。
「全く、無鉄砲なんだから」
　呆れたように呟くタリア。
　あまりに無謀すぎると言えば無謀すぎる行動だろう。
　なにしろ、オーブを牛耳る五大氏族のうち、アスハとサハク以外は明確な反プラント姿勢を打ち出しているのだ。
　すぐにザフト軍による報復ができる態勢とはいえ、暗殺される可能性も否めない。
「本当に……なにを企んでいるの？」
　馬鹿なことをした恋人を見るような目で、タリアは笑顔のデュランダルを見つめた。

　ベラからすればあまりにもわからないことだらけだった。
　ザフトなる軍の所属兵を騙り、結婚式の護衛につくことになったのはまだいい。
　それ以上にわからないのは"同じ世界"のはずの、己の乗機だった。
　ガンダムＦ91。サナリィの作り上げた傑作機にしてベラが元いた世界の地球連邦軍の主力ＭＳの一つ。
　元の世界で、直前までこれと戦っていた彼女は知っている。数だけならそこそこにいるはずだ。
「でも、これは」
　コントロールパネルにそっと触れる。どこか懐かしいその手触り。
　根拠はないが断言してもいい。これは量産型のＦ91ではない。彼女の運命を決めた一機のＭＳ、愛する人の元愛機、試作型Ｆ91だと。
「キンケドゥ……いえ、シーブック、あなたは今どこにいるの？」
　自分の頬を叩き、呟く。それは弱さゆえの言葉か。愛しい人の名を呼びながら、モニタに目をやる。
　そこには金髪の少女と、青髪の青年がいた。
　カガリ・ユラ・アスハとユウナ・ロマ・セイラン。彼女たちがこの式の主役であることは、デュランダルから聞いている。
　そしてこれが政略結婚であることも。
「あそこにいるのは、まるで昔の私みたい」
　ふと過去を思い出す。ロナ家の、バビロニア・バンガードの象徴としての自分。
　もしもあのまま"シーブック"に救われなければ、自分もああいう結婚式を迎えていただろう。
　血生臭い世界にその身を投じたとはいえ、愛しい人とともに戦えた自分は幸福なのかもしれない。
　ベラはため息を一つして、パイロットシートにもたれかかった。
　レーダーが高速で接近する機体を捉えたのはその時だった。

『コンディションレッド発令！ザフト所属機はオーブ機と連携して所属不明機の排除にあたってください！』
　フリントのコックピットにメイリンの声が響いた。居眠りをしかけていたトビアが慌てて跳ね起きる。
「な、なんなんだよ一体！？」
　操縦レバーを握り、急いで計器チェック。システムオールグリーンを確認すると、すぐにブースターを吹かす。
　圧倒的な加速力を以てＸ字のスラスターを持つＭＳ・フリントが飛翔する。
　フリントは、ここに来て以来全く動かないＸ３と比べれば確かに劣る機体だが、その機動力は生半可なＭＳを遙かに凌駕する。
「あれか！たった一機！？」
　空中で急制動をかけ、停止。視界に在るのは、地上に転がるムラサメとＭ１アストレイ、そして空中に一機のＭＳ。
　いわゆるガンダムタイプのＭＳで、背中に巨大な翼を背負っている。
「そもそもの状況はよくわからないけど、めでたい席でこんなことを！」
　トビアは牽制に改良型ザンバスターを放つと、翼のガンダムに急接近する。
　Ｆ98フリントは、元になったＦ97クロスボーンシリーズと同じように、格闘戦に秀でたＭＳである。
　貫通力に秀でたザンバスターの特性を知るわけではないだろうが、翼のガンダムは、上方へと回避して牽制のビームライフルを放ってくる。
「そんなもの！」
　ビームシールド・ブランドマーカーを展開してビームライフルを防ぐと、フリントもつれて急速上昇。
　抜きはなったビームサーベルを翼のガンダムへと向ける。
「大人しくしてろ！」
　ビームライフルを封じるために、右手首を狙って斬撃。しかしあっさりと回避される。
「こいつ……強い！？」
　必殺のビームザンバーではなく、ビームサーベルを使ったのは少しでも命中精度を上げるためである。
　なのにかわされた。
　エース級のパイロットが乗っているのだろうか。ニュータイプの直感ではない。人間としての直感だ。
　思わず冷や汗が流れる。操縦レバーを握り直す。それは僅かな、そして致命的な隙だった。
「うわああああ！？」
　翼のガンダム、フリーダムはフリントの頭部に蹴りを放つと、結婚式会場目掛けて加速した。

　嫌な汗が頬をつたう。
　両親の、そして妹の仇。フリーダムはそういうＭＳだ。
　憎むべき対象であり、今は倒すべき乱入者。
　憎悪をぶつけてよかった、怒りのままに倒してよかった。
　だが。
　シンはそのどちらの感情も抱くことができない。フリーダムが抱かせてくれない。
「くそおっ！」
　シンが吠えると同時にソードインパルスが大刀・エクスカリバーを振りかぶる。
「ぐあああっ！」
　あっさりとかわされ、ソードインパルスの両腕が斬り落とされた。
「俺は……俺は！」
　ブースターを全開にし、再び急浮上。
　そして、それだけだった。
　悪あがきとばかりにバルカンをばらまきながら地面に不時着するインパルスは、フリーダムの背中を見送るしかできなかった。

　一機のＭＳが、ドレス姿のカガリの前に舞い降りる。
　なぜこんなことになったのか。なぜこんなことをしたのか。
　周囲に、躯を晒すＭ１アストレイたちが見える。
　頭の中がぐちゃぐちゃで、言葉が出ない。
　鋼鉄の巨人のコックピットハッチが開かれる。見知った顔がそこから出てくる。
　言い訳の一つもなく、彼は笑顔で手を差し伸べる。
　ふらふらとカガリがコックピットへと入る。
　そして巨人は大空へと飛翔した。

　フリーダム乱入。
アスランはそれを薄々予想していたのかもしれない。
　でも、わからなかった。なぜこんなことをしたのか、なぜこんなことになったのか。
「なぜだ！なぜこんなことをした！キラ！」
　赤いムラサメを駆り、アスランが必死でフリーダムを追う。
　高い機動力を誇るムラサメとて、フリーダムには追いつけない。徐々に差は広がっていく。
　せめてものあがきのビームが、ミサイルが、虚しく空へと消える。
「キラあああああああ！」
　遠吠えの如きアスランの声がオーブの空にこだました。
　アスランの視界には、遠ざかるフリーダムが映っていた。


　カガリを奪ったかつての愛機、イージスを追うキラの姿が映っていた。

続く

キャラ描写が薄い……もうちょっと精進します

GJ！

某スレで結婚式に乱入したニコルは派手にカガリを暗殺したが、このトールはこっそりと誘拐したな

次回はキラvsトールか？

面白い事は確かなんだがさっぱり展開が読めない
大丈夫か作者？
風呂敷広げすぎると畳めなくなるぞ

GJ！！

乙！
そういえば現状でイージスに乗ってるのがトールだって知ってる種キャラは、
攫われた当のカガリだけなんだよな。

さりげなく居眠りしてるトビアﾜﾛｽ

>>849
プロットは作ってありますので大丈夫です

無駄に裏設定を連発しなければまとめきれます

>>853
うひょー！GJ！

『ちっ。やはり消されているか……！』
　ＭＡからＭＳへ。形態を変え、振り下ろされたビームサーベルを、フリーダムが盾で受け止める。
「君は！なぜカガリを攫った！」
『おまえのやろうとしたことを先にしたまでさ！結婚式を見たくなかったんだろう？国家元首を誘拐してでも！そうだろうキラ！』
　訳の分からないことを言ってくる敵のパイロット。
　なぜ彼は僕の名を知っている。
　"まるで旧友のように"語りかけてくるパイロットに、キラは困惑の表情を浮かべる。
「僕は！ただカガリを助けたかっただけだ！」
　頭の中で種が割れた。クリアな視界に、ただ赤いＭＳが入る。
　サーベルを横薙ぎに振り、敵ＭＳの頭部を狙う。
　間違っても中のカガリは狙えない。
　大丈夫だ。いつものようにやればいい。
　いつものようにやれば、中の人間は絶対に死なない。
　そうやってラクスは教えてくれた。
　空中でスライディングをするようにして避けた"敵"が、フリーダムに蹴りを放ってくる。
「そんなもの！」
　蹴りと、脚から発生したビームサーベルを避け、己のビームサーベルを振りかぶる。
「カガリを……返せ！」
『元々お前の物ではないだろうにっ！』
　サーベルとサーベルがぶつかりあい、火花を散らす。
　脚部のスラスターを使って赤いＭＳが距離をとる。
「逃がさない！君にカガリを奪う理由はない！」
『お前にもないよ、キラ！』
　ＭＡ形態に変形して一気に距離をとる、敵。
　フリーダムも慌ててそれを追う。
　そして。
　赤いＭＡの姿は天空へと消えた。

「主を守れなかった従者がなんの用だ」
　薄暗い部屋の中で、ユウナは拳を固めて言った。
「答えろアレックス・ディノ！いや……アスラン・ザラ！」
　続けざまにユウナが吠える。よほど拳に力をいれていたのか、手のひらには血が滲んでいる。
「わたしには……それに答える資格はありません」
　唇を噛みしめ、アスランが答える。その目にあるのは、哀しみ、己への怒り。
　瞬間、二人の目があった。一瞬でユウナの怒りが頂点に達した。
「なんだよその目は……花嫁を奪われた男への哀れみか！」
　ユウナの拳がアスランの右頬を捉えた。その刹那、赤い液体が飛ぶ。
　アスランの血ではない。ユウナの、拳に溜まった乾きかけの血である。
「せっかく……お前からカガリを奪えたのに！愛する女と一緒に愛する国を守っていけると思ったのに！なんだよこの茶番は！」
　左頬にも拳が飛ぶ。アスランは抵抗しない。抵抗する資格はないと思っているから。
　事実を言えば、アスランに非はなかった。あの結婚式の日、アスランは結婚式会場から離れた港の警備をさせられていた。
　騒ぎを聞いて駆けつけてみれば、フリーダムとイージスの背中が見えた。
　なんとかしろというのが無理な話だ。　それでも、アスランは抵抗しない。
「気のすむまでお殴りください……わたしは……確かにカガリを守れなかった」
「それは守れなかった俺へのあてつけか！」
　ユウナがアスランに飛びかかり、馬乗りになる。
　ユウナとて、カガリが誘拐されたのはアスランのせいではないことはわかっていた。
　もっと周辺警備を厚くする指示を出せば、まがりなりにもエースであるアスランを配置しておけば。
　もっと言えば、イージスが最初に出現した時に確実に捕らえておけば。
　全てユウナの指示でできることである。彼が悪いと言われれば、反論の余地はない。
　ユウナの目に涙が滲む。それは、アスランが初めて見た、ユウナの涙。
「セイラン代表代行……」
「子供の頃に勝手に決められた結婚で……でも相手がカガリで嬉しくて……それでもカガリの心にはお前がいて……」
「それでも愛しているなら……」
　頬に痣を作り、アスランが呟く。
「俺を、カガリを救う道具として使ってください。カガリは死んだわけじゃない。カガリを愛する人間として、救う義務がある。あなたも、俺も」
　それを聞いて、ユウナの目に決意の光が浮かんだ。すっ、と立ち上がる。
「……綺麗事か？」
「はい」

　淀みない、アスランの言葉。
　代表たるカガリがいない今、オーブは混乱の極みに達している。
　カガリの奪還を優先する余裕はない。同盟を結ぶ予定の地球連合も協力をしてくれる可能性は少ない。
　それでも……カガリを救いたいならどうするべきか。
「ザフトと結べというのか？政治とはそんなに簡単ではないぞ」
　立ち上がるアスランにユウナが問う。
　ザフトには貸しがある。カガリを奪われた時、ザフトも警備についていた。
「わたしはオーブの政情を知り尽くしているわけではありません。ただ、代表代行がそれを必要とするのなら」
「利用するか。このユウナ・ロマ・セイランを」
　襟を正し、ユウナは続けた。
「なら利用されてやるよ。その代わりに、お前も利用してやる。カガリを救うための道具として」
　そこまで言って、くるりと背を向ける。
　扉へと向かうユウナの目には、決意の炎が宿っていた。

　それは小さな宇宙ステーションだった。
　前世紀に廃棄された、システムが生きているのが不思議なぐらいの宇宙ステーションである。
「上手くいったようだな、トール」
　ひときわ大きな空間に、くぐもった声が響く。
「上手く……ね。正気に戻ったこいつに噛みつかれるわ、そのせいでイージスの右腕に被弾するわってあたりを除けば上手くいったかもな」
　トールが後ろに、ちらりと目をやる。そこには右腕を失ったイージスと、開かれたコックピットで眠る、カガリの姿。
「ふふふ……それは確かに大きな被害だな。下手をすれば、"あれ"を完成させるまでの時間稼ぎができなくなる」
　トールの言葉に、男がおどけたように笑う。その顔を仮面で覆っているため、表情は読めない。
「確かに笑い事かもしれないけれど、イージスの修理はどうする？フリーダムは不完全なイージスで倒せるほど甘い相手じゃないぞ」
「イージスは早めに直すさ。ところで」
　苦笑するトールに、仮面の男が言った。
「君は……未知の武装は好きかね？」

続く

やべぇ、ユウナがかっこよくなってる…！

突っ込まれる前に言っておくと、トールの「元々お前の(ry」は「貴様の物ではあるま(ry」が元ネタです

一瞬、キラに「ならばテロリストらしく、いただ(ry」を言わせたくなったのは秘密です

>>859
個人的に、ユウナは「冷めたように見せかけて熱い男」にしたら美味しいと常々思っていたので……

次はアスランも改変予定

トールの記憶がないキラ…黒幕っぽい仮面＝一人目キラフラグが！

あれ＝デストロイか？

キンケドゥ(シーブック)がいればミネルバ副艦長を見てあの台詞が聞けるのにと悔しい俺ガイル

>>862
キラはトールのことを忘れているだけかと。

>>863
アーサーのことかぁぁぁぁぁぁぁ！

>>864
そこまで記憶力が弱いのかキラは

なにげにイージスカスタム強化フラグが立った件

未知の武装ってＵＣ系のなにか？

知恵も勇気も持ち合わせてなかったただのボンボンが
愛する者を取り戻すために戦う覚悟を決めたってのがまたアツイじゃないか。

キラはやっぱりトールのことを忘れていたのか。
この調子じゃ折り紙少女のエルはおろか無印最終回で魂の対話を果たしたフレイも忘れてるだろうな…

＞『ちっ！やはり消されているか』

この台詞ってキラの記憶のことではないか

連合にも攻撃しかけたトール陣営はデストロイにノータッチでは

黒幕ポジションのはずなのになぜかまったく悪役に見えないトール。
こういうのを待ってたんだ・・・GJ！

触れられてない仮面ｶﾜｲｿｽ

黒本には仮面キャラいないしラウあたりが黒幕だったりして

ヒント：くぐもった声

ガンダムに仮面は多いが、口まで覆う仮面は少ないぞ

そしてベラの乗機が、黒本には出ないシーブックのＦ91

ならこいつしかいないじゃないか

つ【ふはは怖かろうの人】

ああ嫁に逃げられた人か

嫁が優しかったからＤＱＮ化したドゥガチ以上のＤＱＮだな

嫁が優しかったＤＱＮ総統ｖｓ嫁に逃げられたＤＱＮラスボスｖｓ嫁が無能なＤＱＮ監督

ファイッ！

世界は嫁でできてるなｗ

しかしここの作者さんは、某スレの影響を受けてらっしゃるような気がする

仮面＝嫁に逃げられたヘタレ夫

あれ＝ラフレシアorバグ

未知の武装＝Ｖ．Ｓ．Ｂ．Ｒ

こう予想

イージスはセイバーっぽくなると見た

某スレの影響は受けてるだろうな

ファビョンニコルと冷静トールの違いはあるけど

あとカガリの生死の違いもあるか

黒幕くさいのに、散々な言われ方のふはは怖かろうの人(´･ω･)ｶﾜｲｿｽ

素手でハッチこじ開けるけど情けないからな＞ふはは怖かろう

正直言うと、トール以外は某スレの影響受けてます

元々ユウナはアスランと対立後、漢の戦いをして死亡する予定だったし

仮面は予想通り、ふは(ryの人です

黒本、種死以外からの参戦はこいつとＦ91、あともう一個"最強の敵"ぐらいで終わらせる予定

>>880

おう、正直だねおまいさん、好感が持てるよ

あと、SS書きはたいていトリップつけるけど、おまえさんはつける気ないかい？

>>881
騙りが出るほどの実力ではないですが、次回から一応つけます

明日は五連勤最終日なので投下できるか不明ですがorz

クロスボーンガンダムのABCマントは
俺も持ってる
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=pink_4_Xmas

どういう話これ？

まあ、この手のＳＳにおいてはアスランやユウナはプラス補正を受けることが多いからな。

凄く楽しめるんだけど・・・ｼｰﾌﾞｯｸが出るのかがきになるお(　^ω^)

キンケドゥ出るとしても言わないでね、楽しみ消えるから。
最強の敵って？デビルガn(ryとか？

>最強の敵
単機で地球を破滅させれると言われた全身核兵器の巨大MSの事じゃね？

展開が読めない

>>888
ああ、あのトビアによるミサイル一刀斬りで無効化された核の塊

>>888
Iフィールドゲキガンフレアで轟沈したアレか。

第八話「我ら全てが栄光へ」

　オーブ議会は混乱の極みに達していた。国の長が突然拉致されたのだから、それも無理もなかろう。
　そして反連合派の巻き返しもまた、議会混乱の一因と言えた。
　軽傷ではあるが、デュランダル議長負傷の報が入ったのである。
　確かに死亡でない以上、ザフトの自作自演の可能性は残る。
　が、ザフトがミネルバ襲撃事件の犯人だというのは元から無理があったこじつけである。
　ならば犯人として一番可能性が高いのは、連合に他ならない。少なくとも彼らの常識では。
　友好を結ぶにあたり、自国領内でそんなことをする連中を信頼できるか。まして片方のＭＳは、首長たるカガリを拉致しているのだ。
　それが反連合派の主張。
「ならば、諸君は国を焼けと言うのかね。かつてのウズミ様のように」
　いらだちを隠さずに、ウナトが言った。
　反連合派の意見はもっともである。拉致犯が連合のパイロットだとすれば、ここで同盟を結ぶのは、国の面子に関わる。
　しかし、それで戦争になれば、二年前の再現ではないか。
「ザフトと結ぶのは論外だ。先にオーブが潰されるからな。駐留ザフトを、連合とともに叩き、宣戦布告。これがオーブのためになる。なにか代わりの意見はあるのか？」
「ザフトを利用すればいいのですよ」
　ウナトの言葉に答えたのは、そこにいる誰でもなかった。
　開け放たれた扉の向こう。声の主に、視線が集まる。
　ウナトが信じらんないものを見るかのような顔でそちらを向く。
「ユウナ……？」
「結ぶのではありません。ザフトに兵を出させ、奇襲を以て連合の出鼻をくじく。連合とて爆弾は抱えてます。それを爆発させればよいのです」
　結婚式以来ふさぎ込んでいた息子。頼りない、信念もなかった息子。その息子が、自信満々にそう言い放っている。
　驚くウナトを余所に、ユウナがつかつかと部屋の中央へ歩を進める。
「国はあなたたちの玩具ではない。戦争が始まればそれで終わりでもない。戦後、国の立場は？その時、国民の立場はどうなります？」
　実を言えば、親連合派も反連合派も、戦後のビジョンを持つものはいなかった。
　ただ、己の感感情を優先させた意見をぶつけあっていただけだ。
　それを見透かしたように、ユウナが部屋を一瞥する。
「我々の歩むべき道は二つある。このまま永久に連合の犬となるか。我ら全てが栄光へと進むか」
　言うユウナの顔に、優柔不断なウナトの息子の面影はなかった。

「ならば、我々に協力していただけると？」
「ええ。ただし……」
「道を分かつべきとあなたがたが感じた時、ザフトから離れる。いいでしょう。私としても、異邦人のあなたたちを縛り付けるつもりはない」
　言うデュランダルの口調は、どこかうわずっていた。
　ベラ・ロナ。
　宇宙海賊クロスボーンバンガードを束ねる"女王"
　初めて話し合った日、そうとは信じられないほどに無気力な姿を晒していた。
　しかし、今日は違う。凛とした雰囲気、気高さ、見る者を引き込まんばかりのその瞳。
　なるほど、ともすれば空中分解しかねない、宇宙海賊という組織を率いていられた理由がそれだけでわかる。
　人はカリスマについてゆく。あのラクス・クラインを思い出せば、それは否定できない事実。
　まして、それに確固たる信念と、確かな指導力があれば、その組織は強大な力を持つ。
　ベラはそれを全て持ち合わせている。デュランダルの目には、そう映った。
「……協力しましょう。この世界の戦争を早く終わらせるために」
　ほうと息を吐き、言い放つベラは、やはりどこまでも気高かった。

「あなたがトビア？ねえ、地球のこと聞かせてちょうだい！」
「うわあっ！？」
　ＭＳデッキに出てきた瞬間、かけられた声にトビアは飛び上がった。
　トビアの前には、一人の少女が立っている。赤いパイロットスーツを着た、トビアと年齢がさほど変わらぬ少女だ。
　前髪が跳ねていて、パイロットスーツと同じく、髪も赤い。そして顔から少し下に目をやると……
「ベルナデットより……大きい？」
「え？」
「い、いやなんでもないよ。と、ところで君は？」
　パイロットスーツに抑圧された胸に目をやり、ベルナデット本人が聞いていたら、顔を真っ赤にしながら怒りそうな言葉が出る。
　少女には聞こえていないようなのだけが幸いであった。
「わたし、ルナマリア・ホーク。見ての通り、"赤"よ」
「あ、赤？」
　ルナマリアの言葉に、トビアが素っ頓狂な声をあげる。
　確かに、ルナマリアのパイロットスーツは赤い。髪も赤い。しかし、"赤"と自己紹介されても意味がわからない。
　一方、ルナマリアはこれで通じるつもりだったのだろう。怪訝な表情でトビアを見ている。
「ああ、そうだった！すごいねルナマリア！」
　ベラから聞いた"ザフト"のことを思い出し、ほとんど棒読みで答えるトビア。
「なんか馬鹿にされてるみたいに聞こえるんだけど……」
　ルナマリアは納得のいかぬ表情をトビアに向けている。
「エリートらしくないってことだろ。少しは大人しくしてろよ、ルナ」
　苛立つように、ルナマリアへと向けられた言葉。声の方向には、ルナマリアと同じ赤いパイロットスーツの少年が立っていた。
「なによシン、自分がフリーダムの足止めもできなかったからって、わたしに八つ当たりしないでよ」
「っ！」
　その一言で、シンと呼ばれた少年の顔に、怒りの色が浮かぶ。
　どん、と音がした。シンが壁を蹴った音である。
「いや……えっと……とにかく落ち着いて」
　トビアがシンをなだめるが、当然シンは収まらない。
「だいたい、アスハの結婚式の護衛なんてやりたくなかったんだ！それに加えてフリーダム！あいつに……あいつに！くそおおおっ！」
　言うが早いか、通路へとシンは駆け出した。後に残されたトビアは、ただぽかん、とするしかなった。

　飛び立ったアビスは、息をつく間もなく海へと沈んだ。
「アウルで大丈夫でしょうか」
「ガイアは海で役立たず、カオスは空から侵入するしかないし、しょうがないさ。わざわざこれだけのためにＯＳを書き換えるのも、ちょっとな」
　レーダーから光点が消えるのを確認し、仮面の男がやれやれと肩を竦める。
　地球連合オーブ方面派遣軍旗艦・ＪＰジョーンズ。そのブリッジに、ネオは居た。
　オーブと同盟を結べば、そのままオーブ艦隊を組み込んで地球のザフトを攻撃するための旗艦として機能する戦艦である。
　もちろん、それだけのためだけの存在ではない。率いた艦隊を含め、そのままオーブに対する言外の脅しとしての役目もある。
　この大艦隊を見たオーブの反連合派は、逆らおうという気を無くすであろう。
「しかし、注意深すぎではありませんかな。アビスを先行させて、オーブの動向を探るなどと」
「ザフトの部隊がいくつかオーブ国内に入った形跡がある。それに、代表が拉致されたという噂もあるしな。気を使うだけ使うのは悪くないぜ。戦争も、女もな」
　心配する副官のイアンを茶化すように、ネオが言う。
　確かに、ここ数日のオーブの動きはおかしい。先日入ったユウナ・ロマ・セイランからの通信も、あまりに下手に出すぎていた。
　ＪＰジョーンズが大海原を進む。
　先に待つのは、ねぎらいか、血の歓迎か。
　ネオの視線は、遙か遠くへ消えたアビスを追っていた。

　それは、不意にディアッカ・エルスマンの視界に入った。
「なんだ……？」
　虚空に、巨大ななにかが浮かんでいた。先端には、まるで主を待つかのように祈る女の像がある。
「おいおいイザーク……なんか変なもん見つけたぞ。え？ああ、これは……」
　ごくりと唾を飲み込み、ディアッカは続けた。
「青い艦だ。まるで……海賊船みたいだぜ……」
　宇宙戦艦・マザーバンガードは、いつか帰る主のために、その巨体を虚空に晒していた。

続く

夜中というか、早朝投下完了です

今日は仕事休みだから、用事が済んだら書けるだけ書いておきます

来てる！GJ！

今日も来てくれ職人様

age

保守

クロスSEED第八話「オペレーション・トロイホース」

「お気をつけて、デュランダル議長」
　敬礼をするユウナに、シャトルに乗ったデュランダルが頷く。
　少し間を置いて、シャトルがゆっくりと加速する。
　オーブとの同盟を、プラント最高評議会で正式に通すため、デュランダルが宇宙へ行く。
　運命の証人を乗せ、シャトルが行く。

「あーあ。スパイもつらいねえ」
　屋台で買ったチョコチップアイス四段重ねを食べながら、青い髪の少年が呟く。
　ザフトと連合の対立など無関係だと言わんばかりに、休日のオーブは賑わっていた。
「ネオも心配しすぎなんだよなあ。こいつらだって、この戦力差で俺たちに逆らうわけねーじゃん」
　遠くに、オーブの軍港が見える。数隻の戦艦が停泊していて、それらは連合のどの国と比べても、いくらか貧弱に感じる。
「そろそろ帰るかな。さすがに、いつまでもアビスを放置しておくわけにいかねえし。と、その前に」
　海底で見つけた大きな洞窟に置いてきたアビスを思い出しながら、ポケットから連絡用の発信機を取り出す。
"カイイヌハゲンキダゼ"
　オーブに不穏な動きがないことを告げる暗号を打ち、素早く発信機をしまう。
　そう、オーブは平穏そのものだった。とてもではないが、連合に対して戦争を仕掛けようという国の雰囲気ではない。
　もっとも、同じ光景をネオやスティングが見たら、怪しいほどの平穏さに疑いの目を向けただろうが。
「スティングやステラに土産でも買ってやるか……このアイスはくどすぎるから、他の物で」
　オーブの思惑を疑うより、こちらのほうが大事らしい。半分になり、さらに溶けかけているアイスを見て、うめく。
　オーブ独特の食べ物である"ワタガシ"の成分が入っているアイスである。粘り気が強く、かなり甘い。
「やっぱりシャーベットにしときゃよかったかな……っと、ごめんよ！」
　アイスに夢中になりすぎた。
　言い終わる前に、アウルは、走ってきた同じ年頃の少年と衝突していた。
「ってえ……おいあんた！ぼーっとしてるなよ！」
「なに……？お前がぶつかってきたんだろ！って……げ……ステラの乳揉んだ触り魔……」
　気がたっているのか、謝罪より前に文句が出てきた、数秒前までアウルの手にあったアイスを頭に乗せた少年。
　反論しかけたアウルだが、途中で言葉が止まる。少年の顔を見て、ほんの少し前のことを思い出したからだ。
　アウルたちがプラントでアビスら三体強奪した時、ステラの胸を揉んだ少年と、目の前の少年とは顔が全く同じだ。
　他人の空似とは考えづらく、同じ人物と考えるのが妥当だろう。
　なぜこいつがここに？なぜザフトの赤服を着ている？
　そう考えるより先に、アウルを支配した言葉がある。

　逃げろ

　まだなにか言いたげな赤目の少年を背に、アウルは走り出していた。

「なんだ……あいつ」
　シンを支配していた怒りは、青髪の少年の逃走で、きれいさっぱりと消え失せていた。
　同時に、自分の行動への恥ずかしさが込み上げる。
　シンが感情的になって走らなければあの少年と衝突などせずにすんだ。
　先に謝罪してもよいぐらいで、八つ当たりなど問題外である。
「ミネルバに戻るか……ルナに謝らないといけないし、トビアにも悪いことしたし」
　ため息をついて、顔を上げる。
　あの少年にまた会うことがあったら謝ろう。
　そう思いながら。
　と。
「……なんだあれ」
　道に、なにか落ちているのを発見する。よくよく見れば、それがペンダントだとわかる。
「ひょっとしてさっきの奴の……」
　いけないことだとわかっていながらも、なんの気無しにペンダントの蓋を開く。
「おいおい、やっぱりさっきの奴のじゃねえか」
　中には写真が入っていた。優しそうな女性と、その腕に抱かれた青髪の幼子が写っている。
「……あいつを探して、返してくるか」
　シンはペンダントをポケットにいれ、青い髪の少年を探し始めた。

「大丈夫、なんとか歩けるから……」
　支えるトビアに、ベルナデットが気丈に答える。
　木星生まれの宇宙育ちである彼女にとって、地球の重力はかなり辛いものであった。
　ましてベルナデット・ブリエットが木星帝国クラックス・ドゥガチの娘、テテニス・ドゥガチの名を戴いていた頃は、箱入り娘として育てられていたのだ。
　短時間ならともかく、長時間歩き回っていれば、極度に体力を消耗するのも仕方のないことである。
「とりあえずそこのベンチに……ん？」
　近くのベンチを指差したトビアが、一人の少年を見つけた。必死の形相で、なにかを探しているようだ。
「ええと、なにかお探しですか？」
　ベルナデットを支えながら、少年に話しかける。声をかけられ、少年は振り向いた。

　それは、大切なペンダントだった。
　赤ん坊の自分と、優しそうな女性の写った大切なペンダント。
　だからいつも肌身離さず持っていた。
　大切な人の唯一無二の思い出だから。たとえ……女性が、誰だか思い出せなくとも。
「ええと、なにかお探しですか」
　声をかけられ、顔を上げる。
　そこにはくすんだ金髪がぼさぼさになっている少年が立っていた。Ｔシャツにズボンというラフな格好をしている。
　その傍らには綺麗な金髪の少女がいて、少年に寄り添っている。
　いわゆるカップルというやつだろう。少なくともアウルにはそう見えた。
　ネオには目立たないようにと厳命されている。だからあの触り魔からも逃げ出した。
　しかし二人は、今のアウルにとって、天の恵みに見えた。
「ペンダント……金色の、中に写真が入ったペンダントを知らないか！？」
　焦りを隠そうともせず、アウルが叫ぶ。
「し……知りませんけど……」
　飛びかかってきたアウルに、少年が少し後ずさる。瞬間、アウルに浮かぶ落胆の色。
「なら……いい。悪かったな」
　大きなため息をつき、二人に背を向ける。
「……あの、よければ、一緒に探しましょうか？」
　不意にかけられた少女の言葉に、アウルの顔は、ぱあっと明るくなった。

「よく考えたらどこに行ったのかわからないし、見つかるわけないか」
　とぼとぼと歩きながらシンが呟く。
　その足はミネルバに向かっている。
　オーブがザフトと手を組み、連合と戦うことを決めた以上、近いうちに戦争になるのは必至。
　トレーニング、静養、ストレス発散。やることはたくさんある。
「レイやルナマリアになんか買っていってやるか。ワタガシの入ったアイスとかいいかもな。あとトビアとかいうやつにも……あれ？」
　さきほどの激突現場に戻ったところで、金髪の少女が見えた。
　確か、いつもトビアにくっついて歩いているベルナデットとかいう少女だ。
　疲れきっているのか、ベンチに座ってなにかを見ている。
「トビアとベルナデット……なにしてるんだ？」
　ベルナデットの視線の先にはなにかを探すトビアが見える。
「おーい！お前らなにしてんだー……げっ！？」
　シンは二人に駆け寄り、そして気付いた。死角になった場所に、あの青髪の少年がいる。
「お前、さっきの痴漢野郎か！」
「誰が痴漢だ！人聞きの悪いこと言うな！」
　青髪の少年の言葉に、シンが即反論をする。
　つかみかかってやろうかと思ったが、やめた。瞬時に少年の顔から怒気が消えたからだ。
「今はお前に構ってる暇はねえよ……」
　シンに、すっと背を向け、地面に這いつくばる少年。
「なんだよ……お前の落とし物を持ってきたのに」
　ぶっきらぼうに言うシンの手にあるのは、金色のペンダント。それを見た瞬間、アウルの目つきが変わった。
「てめえ！痴漢だけじゃなくて泥棒野郎か！」
「だから誰が痴漢だ！俺はお前がこれを落としたこれを持ってきただけだ！」
「二人ともやめろよ！」
　のしかかられて、シンが叫ぶ。トビアが二人を止めに入る。ベルナデットは、ただおろおろしているだけだ。
「本当か……？」
　止めにかかったトビアになだめられながら、少年がシンから離れる。
「嘘言ってどうするんだよ……確かに返したぜ」
　顔を赤くしながら言うシン。
「……確かに返してもらったよ」
　むっとした表情のまま少年が、ペンダントをポケットに入れる。
「なんか礼ぐらい……」
「俺はアウル。お前ら、名前は？」
　言いかけたシンを無視し、少年が、アウルがトビアとベルナデットに問う。
「と、トビア・アロナクス」
「ベルナデット・ブリエットです……」　突然振られた二人が、しどろもどろになって答える。

「トビアにベルナデットか。ありがとよ」
「おい、お前！」
「あ、そうだ。忘れてたけどお前、名前は？」
　気づいていなかったわけではないだろう。シンを皮肉げな表情で見ながら問いかける。
「シン・アスカ……」
「シンか。へっ、もう盗むなよ」
「だから盗んでないって！おい！」
　反論するシンを余所に、アウルは走り去って行った。
　風が吹いた。


　シンもありがとさん。


　そんな声が聞こえた気がした。

　ベラは頭を抱えたい気分だった。
　コーディネイターとナチュラルの対立。互いを滅ぼさんとまでした前大戦。
　作戦会議前のユウナの"演説"の背景は、ベラにとって気分のよいものではなかった。
　これでは彼女たちの居た世界の対立軸、スペースノイドとアースノイド、そしてジュピトリアンの関係よりも劣悪ではないか。
　ベラが周りを見やる。階級の高そうな軍人たちが座っている。
　オーブ、ザフトの艦長クラス共同の作戦会議。
　ミネルバ艦長のタリアはもちろん、ザフトの新鋭艦の艦長候補と紹介されたベラも出席していた。
「だからこそ……我々は永遠の対立に楔を打ち込むべきだと考える！」
　わっ、という歓声と、拍手に迎えられ、ユウナが着席する。その隣には、オーブの軍服を着た青年が座っている。
　確か、アスラン・ザラと言ったか。確かな信念を持った瞳は、真っ直ぐに前を向いている。
　顔つきも精悍で、その目つきとあいまって美青年と呼ぶに相応しい。
　……額はなぜか、彼女の"仲間"であったウモン・サモンという老兵を彷彿とさせるが。
「皆様に配ったプリントを見てほしい」
　額に注ぐベラの視線に気づいているわけではないだろう。　アスランが立ち上がる。
「これが対連合迎撃作戦、オペレーション・トロイホースの概要です」
　部屋中にざわめきが走る。
　使者を装った高速艦と、護衛のＭＳ一機が連合旗艦に近づく。高速艦のメインコンピューターに仕込んだウイルスで旗艦の通信を含めたシステムを一時ダウン。
　現場指揮の頂点を潰され、混乱を極める敵艦隊に護衛のＭＳが一撃を与えて離脱。
　続けて、港に待機していた本隊が敵艦隊を叩く。
　オペレーション・トロイホースの概要はこうだった。
　死ね。
　護衛のＭＳパイロットと高速艦クルーは、そう言われているも同然の作戦だ。
「この作戦は、私の立案です。犠牲を伴う奇襲でなければ連合には勝てない。そして最初の犠牲は少しでも少なくしたい。だから」
　そこで、アスランは言葉を切った。そして、
「死を覚悟で高速艦のクルーになっていただける方を募りたい。護衛はわたしのムラサメがやる」
　きっぱりと言い切った。瞳と、立派な額が、西日を浴びて光っていた。

続く



読み返すと中途半端なところで切れてるorz

強化人間組の存在感を際立たせるためにアウルとシン、トビア、ベルナデットのフラグを立てたらアスラン救済まで至ってないだの、突っ込みどころ満載

＞……額はなぜか、彼女の"仲間"であったウモン・サモンという老兵を彷彿とさせるが。
ちょｗｗｗ

アウルとシンの友情(＋アウル死亡)フラグが立ってる！

イージス強化版にｗｋｔｋ

そういや、ここのアスランはセイバーに乗らないのね

うーむキャラが多すぎてどれがメインに据えられるのかｗｋｔｋしてるぜ

GJ！
話が進むごとに内容の練り上げが進歩しているように感じられるな。
アウルのとこの話は和むなー。

＞ワタガシ入りのアイス

３○の激甘アイスのことかー！

会議中に凸の額に注目するセシリー萌え

>>916
貴様如き平民がベラ様に萌えるなど百年早いわ！

罪を償え>>916！

ＧＪ
シンの手でアウルが死ぬのかもしれんのか
つらいなぁ

>>916
そんなこと言ったらベラ様とセイラさんとディアナ様に萌えてる俺はどんな罰を受ければよいやら

>>919
？？？「ディアナの裁き、受けていただく！」
？？？「ザクとは違うのだよ！ザクとは！」
？？？「だめじゃないか>>919！死んでなきゃああああああ！」

そろそろ次スレの時期だな

クロスボーン＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞SEED

クロスボーン＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
＞＞SEED

じゃあ>>960が次スレ建てるということで。

スレタイとかは？

>>925
マザーバンガードが種世界にやってきた ２日目
マザーバンガードが種世界にやってきた　２週目

どっちがいい？

２隻目とかどうだ

クロスボーンとSEEDと戦場で　は？

どっかに黒本かｸﾛｽﾎﾞｰﾝていれたら?
たまに迷子がいるし。

黒本キャラが種世界に来た２ロリ目

今のところ反省している

過去ログ読んでて
>リフターも何のためにあるのかイマイチはっきりしない
って在ったんだが某所でソレについて聞いたんで書いとく。

本来自由は高機動の"ﾊｲﾏｯﾄ･ﾓｰﾄﾞ"火力の"フルバースト･モード"と言う二つのモードしかなく、
ハイマット・フルバースト何てモノは存在せず、更にフルバーストの時は飛行出来ないと言う弱点があり、
そのフルバーストモード時の自由を補佐する為に正義のリフターが作られたそうだ。
だから運用としてはフルバースト自由を載せてリフターも砲撃を与えながら飛行するのが正しい姿だそうな。

で、そんな運用を気に入らなかったプクダがバンダイ･河原御代に無断で"ハイマット･フルバースト"を捏造。
なので一番最初にでた自由のプラモではハイマット･フルバーストなぞ存在せず、バンダイは金型の変更など、要らぬ仕事を増やされた。

あのアホは種をスーパーロボットアニメしたかったようだからな。設定を変えたこと自体は悪いことじゃないよ。ヤツが駄目なのはすでに決定したことまで変えようとすることだな。
だから「正義のリフター分離って意味あるの？」みたいなことをいわれる。

>>931
合体攻撃みたいでカッコいいのにな
ああ、プクダ監督は単体で万能が好きなんだっけ・・・・

>>931
ということは本来のフリーダムは単機で戦う時は
「すげー、あのMS、落ちながら戦ってる・・・」を披露してくれた筈なんｄうわ何をするやめくぁｗせうおまぶし

>>931
ボンボン版ではフルバースト時は地上で撃ってたな。

>>935
あのスーパーロボット化するボンボンですら地上で撃っているというのにプクダときたら・・・・