>>222 オーブ国首長カガリとその弟で国防司令官のキラ
今や地球圏の指導者であるオーブの要がプラントの代表者になったアスラン、ラクスと結婚する
この繋がりを足場に世界は融和に向かっている
シンはルナマリアと2人オーブを訪れ幸せそうな4人を遠くから眺めていた
「これで世界から戦争が無くなるならそれでいいじゃないか・・」他人事の様にそう思える
彼ら4人を全否定していたかつての自分をこそ全否定する思考だが不思議と受け入れられた
その時花嫁2人のブーケに仕掛けられた爆弾が作動
真っ赤な煙と共に飛散する4人だったもの
式場は一瞬のうちにパニックに陥る
逃げ惑う人々に押され突かれ流されてルナマリアとはぐれてしまった
ずっと前に言った自分の言葉が脳裏をよぎる
「いくら綺麗に花が咲いても・・・人はまた吹き飛ばす」
文字通り吹き飛んだ幸せそうな笑顔
ナニモオワッテナンテイナイ
戦場で別れたまま帰ってこなかった友によく似た、だがまったくの別人の声が聞こえた様な気がした・・・
バッドEND調で