とりあえず、一回書いてみて荒れるみようだったら止めて、
荒れないようなら続投してみるってのは?
>>931 書く前からこんな状態なのに無理だろ。
つか叩きSSならそれ専用のスレ行ってしてくれ。
このスレは以下より
「もしもキラがLの挑発に乗らずリンドを殺さなかったら」
になるよ〜
ウィンダムを追う自分の前に現れたストライクに、アスランもまた光刃を奔らせ
眼前の敵へと向かっていく。二つの斬撃は吸い込まれるように互いの機体へと
振り下ろされるが、寸でのところで双方共にそれを躱す。ならばと、アスランは
擦れ違い様に機体を翻して返す刀を横に振るうが、ストライクも同様の動きを見せ、
二振りのビームサーベルは斬り結ばされ、激しい火花を放った。
「―――チィッ!」
自分と同等の動きを見せるストライクに、アスランは思わず舌打ちをした。
カオスや赤紫のウィンダムもかなりの腕だったが、このストライクはそれらの更に上をいく。
こちらの攻撃を回避した上で自身も攻撃を仕掛けてくる――自分も同様だったが――とは、
並のパイロットではあるまい。宇宙で一度やり合って分かってはいたつもりだが、
再びこうして一戦を交えてみると、その認識が甘かったことを思い知らされてしまう。
「だが、このMSならッ!」
アスランは拮抗状態だったビームサーベルの鍔迫り合いを、力尽くで振り払う。
ストライクはサーベルを持った手を払われ、懐をがら空きにさせる。
―――いける!
セイバーのパワーがストライクを上回っていることを感じながら、
アスランは無防備な姿を晒すストライクに、盾を構えて突っ込んでいく。
自機の制動を取り戻すよりも先に体当たりされて、
ストライクは成す術もなく後方へと吹き飛ばされていった。
―――思った通りだ。パワーだけじゃない、セイバーは機動性でもストライクに勝っている!
アスランは確信した。
ストライクの性能はザクのそれを上回っているだろうが、セカンドシリーズほどではない。
考えてみれば当たり前の話だ。連合がセカンドシリーズに匹敵するMSを造り出せたのなら、
わざわざあんな危険を冒してまで強奪作戦を行う筈がない。
前回の戦いでは、ザクとの性能差、及びドラグーンによる全方位からの連続攻撃に圧倒されたが、
セイバーに乗り換えた今となっては機体性能はこちらが凌駕している上、
厄介なドラグーンも大気圏内では使用出来ない。
となれば―――
「宇宙での借りを、ここで返させてもらうッ!」
アスランは落下していくストライクに、ビームサーベルを振りかざして追撃をかけた。
今度こそ、ストライクを討つと決めて―――
「―――!!」
ストライクを討つ―――その思いがアスランの動きを止めた。
同時に、二年前の苦い記憶を自分の中に呼び起こさせる。
友と呼んだ相手と、死闘を繰り広げた忌まわしい過去を―――
「―――ハッ!?」
二年前の悪夢に意識を囚われたその一瞬、ストライクは制御状態を取り戻し、
さっきとは逆に、セイバーがビームを放つよりも先に、頭部のバルカン砲を撃ってきた。
「しまっ…!」
バルカンの弾がサーベルを持つ手に当てられる。PS装甲にそのような実弾で
攻撃しても意味は無い―――が、ダメージは無くとも衝撃だけは伝えられ、その衝撃によって
僅かに開いた手の中からサーベルの柄が零れ落ちてしまった。
「くっ…!」
すかさず間合いを詰めてこようとするストライクを、アスランは背中のビーム砲を撃つことで
相手を牽制し、敵の攻撃射程内から離れる。ある程度の間合いを取り、もう一本の
サーベルを抜いてストライクに向き直ると、アスランは頭の中から雑念を振り払った。
―――意識を目の前の敵だけに集中させろ!
例え、敵の姿形が友が乗っていたMSと同じだろうと惑わされるな。
彼はもう居ない。搭乗機もとっくに朽ち果てている。
「目の前に居るのは、ただの『亡霊』だ…ッ!」
その言葉を自らに言い聞かせると、アスランはストライクとの戦いを再開させた。
「ち…っくしょう…ッ」
一度ならず二度も同じ様な攻撃を喰らって、地を這うことになった自分の間抜けさに、
屈辱を感じるよりも、自身への怒りに身を震わせながらシンはインパルスを
起き上がらせた。周囲にガイアも赤紫のウィンダムの姿も無く、頭上では
赤と黒の物体が何度も何度も交わり、激しい光を放っている。
「ストライク…!!」
二機のMSが争う姿を見て、シンは先程、自分を吹き飛ばしたものの
正体が、あの黒い機体であることが分かった。
「何度もそうやって、邪魔をして…!」
宇宙の時もそうだった。
あと少しというところで、あの黒いMSが自分の前に立ち塞がる。
いや、それだけじゃない。奴には―――
「―――ショーンを殺られた…!」
シンの中の自分への怒りが憎悪によって塗り固められ、
その全てが空に舞う黒い機体へと向けられる。
―――ストライクはこの俺が!
憎悪が殺意へと変換されていき、シンが赤と黒の戦いに割り込もうとしたその時、
突然、装甲を弾く甲高い金属音が耳の中に飛び込んできた。
「今度は何だよ!?」
慌ててその場から離れると、シンは今までインパルスが居た場所に
機関砲の銃座があることに気付いた。よく見ると同じ様な対空砲座や、
アスファルトで均された地面が認められる。
「まさか………基地が?」
シンは自分の目を疑った。こんな場所に基地があるなどと聞いていない。
だが、造りかけと思しき滑走路、迷彩色で塗られた格納庫や
兵営らしきものが、ジャングルの中に見てとれた。
更に視線は建設現場の周囲に張り巡らされたフェンスに引き寄せられる。
そこに張り付くように集まっていた人々は、連合の制服を着ていなかった。
それどころか女性や子供ばかりである。
そして、そのフェンスの反対側にも軍人らしからぬ男たちの姿が見えた。
「……民間、人?」
二、三秒おいて、シンは自分の目に映ったものが何であるかを理解した。
連合軍が自分達の鼻先で基地建設などしていたら、カーペンタリアの連中が気付かない筈がない。
基地建設に必要なほど多数の人員が動けば、すぐにその情報を掴むことだろう。
だが、派遣されてきた数が少なかったら?
現地の民間人を無理矢理に徴用することくらいしか出来ない数だったら?
そう、基地建設のために、地元住民を力尽くで従事させるくらいの―――
自分の中に浮かんだ考えにシンが呆然としていると、ふいにインパルスの周りにビームが降り注いだ。
視線を向けると、ウィンダム数機がライフルの銃口をこちらに向けて上空へとやってきていた。
「やっぱり、こいつら………ッ!」
幾ら敵機が居ようと、普通なら自分達の基地諸共攻撃をしようなどとは考えない。
しかし、それが敵に発見され用を成さなくなり、しかも自分達の仲間ではなく、
ただの労働力しか存在しない場所となれば、躊躇せずに攻撃してくるだろう。
自分の考えが正しいことを肯定するかのように、上空のウィンダムは何の
躊躇いも見せずに、ビームライフルをこちらに向けて撃ってくる。
そのビームはインパルスの脇を逸れ、背後の基地へと着弾して爆発を起こした。
瞬間、シンは凍りついた。
モニターに映し出されたのはそれだけではなかった。
ビームの爆発に巻き込まれ、一瞬にして何の痕跡も残さずに消えた男たちの姿も映っていた。
フェンスの外ではその光景を目にした女子供が叫び声を上げている。
それは、シンの叫びでもあった。
連合軍、オーブ、両親、そしてマユの腕。
今も目に焼き付いている二年前の惨劇が、シンの脳裏に蘇ってくる。
敵はあれと同じことを、再び繰り返そうとしている。
だが、あの時とは違うことが一つだけある。
二年前は成す術も無く、理不尽に対してただ泣くことしか出来なかった。
しかし、今のシンには『力』があった。全てを薙ぎ払える“インパルス”という力が。
「うおおおぉぉぉッ!!」
心の内で怒りと憎しみが荒れ狂い、シンは感情の赴くまま敵への攻撃を開始した。
一番乗り
神乙
神乙です。
アスランとキラの戦いまじGJ!!
うあー……二番かwww
神忙しい中乙!
キラもアスランもシンもちゃんといるって感じでイイ!次回もwktk待ってます!
GJであります神!!
やはり機体性能はセイバーが上か…問題は中の人のトラウマだな
ネ申キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━ !!!
イイヨーイイヨー
今回も神乙!!!
凸がかっこよくてなんかワロスwwwww
どのキャラもキャラがたってて素晴らしい!!GJ!!
ネ申乙です!!!!
>―――思った通りだ。パワーだけじゃない、セイバーは機動性でもストライクに勝っている!
>アスランは確信した。
>ストライクの性能はザクのそれを上回っているだろうが、セカンドシリーズほどではない。
>考えてみれば当たり前の話だ。連合がセカンドシリーズに匹敵するMSを造り出せたのなら、
>わざわざあんな危険を冒してまで強奪作戦を行う筈がない。
>前回の戦いでは、ザクとの性能差、及びドラグーンによる全方位からの連続攻撃に圧倒されたが、
>セイバーに乗り換えた今となっては機体性能はこちらが凌駕している上、
>厄介なドラグーンも大気圏内では使用出来ない。
>となれば―――
>「宇宙での借りを、ここで返させてもらうッ!」
やばい、アスランカッコヨスww
もうネ申にはGJの二文字しかかける言葉が無いよ・・・
おぉ神よ・・・GJ!あなたこそ新世界の神だw
あの、是非劇場版はこの内容でお願いしますw
うはw神GJ!!!
神GJ!!!
しかしデコ・・・いやアスラン、お前はカッコイイ!!
基本だけど思うけど
「宇宙」を「そら」って読むと
何倍にも雰囲気ますよな
いいわここ
ANOTHER PHASEさんが書き続けてくれるなら、次スレいるよね
geri
954 :
通常の名無しさんの3倍:2006/05/30(火) 12:14:04 ID:NoKxAmvt
アンチキラの俺としては、最期キラがのた打ち回って死んで欲しいのだが。
そういやもう950突破してるんだな。
それほど進行も早くないし、新スレは970ぐらいになってからかね?
おk
保守
もしもラクスがファントムペインだったら
埋め
ノワールストライカー使ったりしないかな?
たとえばキラがテスト使用したとかさ
うめ
964 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/02(金) 07:33:35 ID:FJVoLJOs
>>961もうユニウスセブン落下終わってね?(笑)
>>961さんは別の人にそれを組み込んだ話を1話から書いてくれって言ってるのではないかと・・・
>>963さんまとめサイト乙です!!
ボイスノベルにしたいと思っている俺がいる
次スレ立てはいつごろ?
>>965 まとめサイトの中の人と違うぞ、俺=963はw
あんまり上げんなよ、、
ぶひひ
( ^ω^)赤痢でたおw
保守
(´・ω・`)神降臨まだでつか?
そういや、ちょっと思ったんだけど、ほかの「もしも」系のスレってシリアスもギャグも
あるんだけど、このテーマでギャグって結構難しそう・・・。