コズミック・イラ73……
ユニウスセブン落下から始まった地球圏の騒乱は地球圏全土へと拡大。
地球連合とプラントの戦いから、当時のプラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルを中心とした
プラント同盟国による軍需産業複合体『ロゴス』討伐へと戦いは変化し、最終的にロゴスの首魁達の大半は
討たれた。
しかし、デュランダル議長は人類社会を遺伝子に基づいて管理するデスティニープラン導入を宣言し、
それに異を唱えたオーブ首長国連邦首長・カガリ・ユラ・アスハおよび、プラントの歌姫
ラクス・クライン枢軸によるオーブ・プラント連合軍によって、デュランダルもまた
機動要塞メサイア宙域戦において倒された。
そして、その後の混迷の世界から1年……
C・E74、オーブを中心とした統一地球圏連合政府の下、世界は平穏を取り戻したのだった。
そして戦争終結から5年後。世界が平和を実現して4年後。
コズミック・イラ78…
そう……世界は平和でした。
統一連合政府初代主席となられたカガリ様の統治の元、人々は皆幸せでした。
ちょっとムシャクシャしても、ラクス様の歌声を聞けば、幸せな気分になれます。
ときどき、街中で「この世界はおかしい」と叫ぶ人を見かけますが、すぐに
SPの方が連れ去って行きます。
何でも、精神を患った可哀相な人なんだそうです。
私自身もそう信じていました。
あの日、あの人に出会うまでは………
シン・アスカ
「父さん、母さん、マユ、ステラ、ルナ、レイ、ハイネ、ミネルバのみんな………
オレは、オレは、帰ってきたぞ………」
灼熱の炎を瞳に宿した黒い復讐者と出会った時、何の疑問も持たなかった、私の平凡な生活は終わりを告げました。
前スレ、保管庫などは
>>2-10の辺り
#年表は現在検討中です。(wikiに案は投稿済み)