シン女難スレ

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1通常の名無しさんの3倍
シン女難スレ

ここはシンと絡みのない女性キャラのカプに萌えるスレです
2通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:36:21 ID:???
2
3通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:38:01 ID:???
>>1
4通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:39:59 ID:???
>>1
乙!
シンナタ(*´д`)ハァハァ
5通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:40:43 ID:???
まず何から話し合うべきだろう
6通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:41:18 ID:???
>>1
シンフレ、シンミリ、シンラク、シンマリュ
全部に萌えられる自信がある
7通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:44:59 ID:???
本編で絡み無かったんだから萌え出会いシチュでもはじき出してみるのはいかがだろうか
8通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:47:16 ID:???
>>1

お前最高!
シンラクシンラクシンラク
9通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:48:28 ID:???
>>7
なら本編通り種世界でいくか?
学園ものでいくか?
10通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:49:27 ID:???
>>9
どっちも語りたい
11通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:50:09 ID:???
>>9
種世界っていってもあまり本編通りだとシンフレとか難しいから
あんま難しく考えずにいこう
12通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:53:31 ID:???
学園で教師タリア 保健室の先生マリュ 学園のアイドルラクス
学園で一番仲が悪い?幼馴染のフレイ 同じ部活の先輩ミリ
とシンが絡むのもいい
13通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:54:23 ID:Gg4Tg6z1
シンフレ!シンフレ
14通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:54:43 ID:???
>>12
ナタルはナタル!!!
15通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:55:17 ID:???
まずは本編で

シンナタ編
ヘリオポリス崩壊時にヘリオポリスにいたシン
家族とはぐれ近くのポッド(フレイが乗ってた奴)に乗り込む
キラに拾われ、AAがオーブ製の地球連合艦だということを知り反感を覚え
事態に厳格に対処するナタルに反発する
16通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:55:33 ID:???
>>12
同じクラスの学級委員にアビーも入れろ
17通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:56:27 ID:???
ナタルは政治経済の教師
18通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:56:33 ID:???
タリアはシンの友達の母親
マリュは担任
ラクスはアイドル・・・・これは変わらん
フレイは他校の高飛車な女の子
ミリは幼馴染
これのがいい
19通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:57:42 ID:???
マリュ担任はガチ
20通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:58:27 ID:???
>>15
シンナタハァハァ
ナタルは堅物な軍人なのにシンのためにその地位を捨てそう
2115:2005/10/19(水) 19:58:47 ID:???
空気読めなくてスマソ
22通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 19:59:47 ID:???
幼い頃から仲良しのシンミリハァハァ
23通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:00:44 ID:???
>>21
本編設定もいいよー
思いついたらどんどん書き込んでいこう
24通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:01:02 ID:???
>>21
種世界でもいいし学園でもいいし
どっちでもいいから気にすんな
職人来て欲しい
文字にして欲しいw
25通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:02:21 ID:???
Σ(・Д・)シンナタ萌えるコディナチュカプやん
26通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:02:30 ID:???
フレイは2年後設定で17歳にするか?
27通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:03:07 ID:???
>>26
大人に成長したフレイ
でも性格はあんま変えないでおこう
28通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:03:49 ID:???
>>26
年下キャラが少ないから15歳のままでもいいかも
29通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:06:02 ID:???
シンラクはどうやってしりあう?
30通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:06:13 ID:???
年下いないな
他に誰か女キャラいたっけ?
31通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:08:34 ID:???
ナタルは身も心も軍人だからふさぎ込んでるシンを叱咤することはできても優しくすることができない
いつものように突っ掛かってくる元気が無いことを懸念しつつも軍人である以上情に流された行動はできないと
悩みに悩んだ挙げ句、軍服を脱ぎ私服を着込んで中尉ではなくナタル個人としてシンの部屋にシンを慰めにくる
32通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:08:56 ID:???
>>29
学園ものでいい?
帰り道雨が降ってきて困ってるラクスにシンが傘を渡す
それでシンは雨に濡れながら帰っていく
前カプスレででてた
33通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:09:55 ID:???
AAに同行すればほとんど全キャラと会える奇ガス
34通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:10:32 ID:???
>>31
ナタル様最高だよ
ナタルが軍服脱ぐなんて凄いことだお
35通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:10:36 ID:???
年下だとマユとかエルちゃんとかコニールとか?
36通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:11:24 ID:???
>>32
うはwwwwwそれ書いたの自分だ
37通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:11:42 ID:???
アビーは何歳?
38通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:12:22 ID:???
フレイを守るシンハァハァ
きっと戦争の被害者に弱いから何言われてもめげずに立ち向かうシン
39通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:12:59 ID:???
ナタル萌えしてきた(*´д`)なったんハァハァ
40通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:14:45 ID:???
>>36
あっ!マジデ!
俺この話気に入ってw
それとか歌手であるラクスが仕事に遅れそうになって
バイクでシンが送ってくとかいうようなのもあったキガス
41通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:14:56 ID:???
シンラクは今までの流れだとラクスが引っ張ってくタイプ?が多かったっぽいけど
自分はシンの方がラクスをいろんなところへ連れ回す感じのが萌えるな
それこそバイクデートとかw
42通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:16:28 ID:???
世間知らずのラクスに普通っ子のシンが街の暮らしを教授するんだ!
43通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:17:02 ID:???
>>37
シンと同い年がいいです
44通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:17:56 ID:???
>>39
お前ナッタンだとぉぉぉぉ
一万年早いわw
45通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:18:38 ID:???
仲良くなってお家に遊びに行ってママン達とも知り合いたい
46通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:20:39 ID:???
シンフレは小さい頃から幼馴染で
いつも年上フレイとリアルままごとをするシン
47通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:21:01 ID:???
シンとナッたんのツンデレカプはいいな!
同じツンデレでもベクトルが違うのがポイント
48通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:23:11 ID:???
ナタル厨ちょっと自粛しろナタル厨
49通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:24:14 ID:???
シンミリが幼馴染だったら
いじめられっこシンをミリがお姉さんみたいに守ってあげる
でもシンが成長するとミリは俺が守る!とたくましくなるシン
ミリは弟にしか見えないって最初は思うが・・・・・妄想タノシス
50通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:25:23 ID:???
>>46
リアルおままごと(・∀・)イイ!
結婚式ごっこやったときにちったいシンが天然で唇にちゅーしちゃうとかw
51通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:25:54 ID:???
>>42
天然白ラクス再来(´Д`;)ハァハァ
52通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:26:18 ID:???
>>49
男になっていくシンに戸惑うミリテラ萌え
ミリが他の男と一緒にいるのを見るとむかついてツンデレ化するシン萌え
53通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:27:40 ID:???
>>42
しかもシンは行動派っぽいから海でも山でも遊園地でもいろんなとこに連れ出す
その全部がラクス初体験なんだよ
54通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:28:24 ID:???
>>50
「シン!ここでキスしないとだめなのよ」
リアルを知ってるおませなフレイ
でも指輪は缶ジュースの昔の蓋
55通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:29:01 ID:???
わたくし…こんなに楽しいものがあるなんて初めて知りましたわ
56通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:29:53 ID:???
そういえば昔のシンは僕っ子だったな…
フレイ様に苛められる内気時代のシンw
57通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:30:03 ID:???
>>52
シンは持てるのにミリにしか興味がないとかw
なんか妄想している自分キモイ
58通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:31:32 ID:???
本編で絡みがまったくないんだから妄想したもん勝ちだ
59通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:33:06 ID:???
ラクスは木とかに登ったこともなさそう
頑張って上まで登って降りれなくなるラクス
シンがラクスに「飛び降りろ!受け止めるから」とか
60通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:34:02 ID:???
>>59
ちょwwwwwwwテラ萌える
61通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:34:19 ID:???
>>56
いいな
いつもいじめっこのフレイがシンがいじめられてるのをみて
シンをいじめていいのは私だけなの!と飛び出したりとか
それでフレイが自分をかばって怪我をしたのを契機にシンが一人称俺になったり

妄想キモス('A`)
62通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:35:32 ID:???
>>52
他の男がミリ泣かせたらその男殴りにいくシン
63通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:35:33 ID:???
>>55.59
俺はじめてラクスに萌えたかもw
64通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:37:14 ID:???
ラクスをもんじゃ焼き屋に連れていくシン
65通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:37:33 ID:???
本編基準でもシンフレが小学生時代いっしょの学校だった…とか無理か?
その時代は>>56の立場で、次にあったときはどちらも家族を無くして一人ぼっち
66通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:37:47 ID:???
>>61
フレイタンいいよフレイタン
いじめっこ追い払ったらホッとして泣き崩れるフレイタン
67通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:38:19 ID:???
安西先生、シン主人公でラクス、フレイ、_、マリュー、ナタル、アビー、コニールを
攻略できるゲームがしたいです
68通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:39:34 ID:???
>>65
小学生低学年に転校するフレイ
>>61>>54>>50を楽しんだ初恋のフレイの転校・・・せつねぇ
69通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:39:56 ID:???
ラクスを居酒屋に連れていくシン
70通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:40:21 ID:???
>>67
夢を夢のままで終わらせないで…!
そんな技術も文才も俺にはないがなorz
71通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:41:23 ID:???
>>62
その姿に惚れるミリ
自分が守る立場じゃなくなった、守られる立場なのかもしれない
と思いはじめる
72通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:41:58 ID:???
フレイはまだ幼いからよく理解してないけどフレイパパンはコーディである
シンのことを快く思ってなくて遠ざけようとする
73通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:42:11 ID:???
>>64.69
なんかすごく普通でワロスw
シンにはぴったりだがラクスには似合わない空間だなw

シンに色々焼いてもらってご機嫌ラクス
74通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:42:22 ID:???
>>64
お好み焼きでもいいけど、ひっくり返すのを失敗するラクス
75通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:43:38 ID:???
居酒屋でまだ未成年だけど酒を飲み初めてそういう規則をやぶるラクス
76通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:44:36 ID:???
もんじゃ焼きのへらをうまく扱えずに火傷したラクスの指をシンは・・・
77通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:45:43 ID:???
おまいら妄想しすぎww

シンラク飲ま飲まウェイ!
78通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:45:47 ID:???
>>72
まだ早い話だけど結婚を認められなくて二人で愛の逃避行するお
79通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:46:57 ID:???
バイクの後ろに座ってと言われて横座りするラクス
「何やってんだよ!危ないだろ」とか言うと「じゃあどうすればよろしいのです?」と返されて、
自分にしっかり抱き付いて・・・みたいなことをどきどきして言えないシンとか萌え
80通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:47:13 ID:???
>76
ちんちんおっきおっきした
81通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:47:43 ID:???
>>76
舐めると痛いぞ!
まぁシンがそこまで手を出せるわけが無いから水で冷やすんだろうがw
ラクスは火傷とかもほとんどした事なさそうだなぁ
82通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:48:07 ID:???
>>79
ラクスの両手を無言で自分の腰に回させるシン
83通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:48:59 ID:???
ここのラクスとフレイに萌えますた
84通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:51:15 ID:???
>>65
雰囲気がツンツンして自分にも物怖じしないようになったシンに再会して
その変貌に切なくなりつつどきどきするフレイ様

前より怒りっぽくなったフレイの中に隠しきれない寂しさを感じて守りたくなるシン
85通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:51:28 ID:???
>>75
積極的に規則をやぶり普通の女の子になるラクス
でもアイドルという立場から一日だけ
86通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:52:11 ID:???
「ふれい・・・もう真っ暗だよ。ふれいのお父さんに怒られちゃうから帰ろうよ」
「何言ってるのシン!今帰ったらそのままお別れなのよ。いやよ、私そんなの・・・」
87通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:53:04 ID:???
>>84
シンフレシンフレ!!イイ
88通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:54:38 ID:???
>>86
それでフレイのお父さんがシンのせいじゃないのにシンがフレイを
夜遅くまで付き合わせたって思い、絶対フレイとシンを合わせなくなる
89通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:56:35 ID:???
シンアビーの話もしてお
90通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:58:04 ID:???
>>89
シンアビは生徒会長の真面目なアビー、不良のシンって感じ
91通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:58:20 ID:???
シンとラクスが付き合ってるという噂が広まり冷やかされ
群衆から逃げ非常階段に身を寄せて座るシンラク
人の声が遠ざかったから立ち上がろうとしたシンの手をラクスはそっと引き
「もう少し、こうさせてください」
とシンの肩に頭を乗せ目を閉じるラクス
92通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:59:44 ID:???
>>88
シンフレセツナス
93通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 20:59:58 ID:???
>>91
テラテラテラ萌えぇぇ!!!
ラクス可愛いなw
シンも戸惑いながらもラクスを抱くとか
94通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:01:25 ID:???
ノーヘルバイクでフレイを連れ出すシンを想像
95通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:02:36 ID:???
>>94
盗んだバイクで走り出す、行き先などどこでもいい・・・・・
十五の夜♪
96通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:02:49 ID:???
>>91
ラクスの歌姫設定がこんなに生かされるとは…!
歌うラクスを群集の中から遠くでちゃんと見つめるシン
97通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:03:34 ID:???
>>91
萌えるw
シンラク良いなあ
98通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:04:13 ID:???
>>90
中の人が一緒だからおねがいツインズを思い出した
99通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:04:17 ID:???
学園ネタだったら再会したシンフレで学園演劇でロミジュリやってほしい
100通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:04:28 ID:???
>>96
シンいいなww
101通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:04:51 ID:???
>>94
シンフレはノーヘルで夜の街をどこまでもって感じだなw
シンラクはラクスがシンに「転んだら危ないですわ」とヘルメットをつけさせようとする
102通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:08:24 ID:???
>>94
本当に何も考えずにシンは行動してそう
フレイはそんなシンに少し怒るが、微笑んで嬉しいとか素直にいいそうだ
103通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:09:25 ID:???
>>99
学園祭で美男美女の演劇イイ
104通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:10:50 ID:???
ラクスのキャラそんなに変わったように思えないのに激しく萌えるのはなんでだー(*´д`)ハァハァハァハァ
105通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:11:03 ID:???
シンフレは先輩のわがままお嬢様フレイと成り上がり後輩不良シンとの
ぶつかり合い&ツンデレが萌える。

シンラクは先輩のんびりお嬢様ラクスと成り上がり後輩不良シンとの
すむ世界が違う系王道展開が萌える。
106通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:12:28 ID:???
>>99
「ああロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」と演技してるときに笑ってしまうフレイ
ロミオの貴族口調がむずがゆくてNG連発シン

この二人はちゃんと真面目に演劇やってくれそうにないぞw
107通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:14:39 ID:???
>>104
ラクスの電波分がシンで中和されているからだ
108通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:14:43 ID:???
>>106
キスシーンとかどうすんだろw
シンとか緊張して無理そうだ
109通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:14:43 ID:???
>>105
そんな感じ
どっちもシンは不良後輩だなw

シンが兄になれるのはメイリンとか?
110通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:17:01 ID:???
シンフレは似たもの同士
シンラクは正反対
シンミリは負と正のアンバランスカプ
シンナタは黒髪きりり
シンカガは憎悪と贖罪の愛憎

シンが・・・・・シンが・・・・・・!!話の中心だよ!!!
111通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:17:09 ID:???
親のせいで離れ離れになるロミジュリに幼少期の自分とシンを重ねてセンチなフレイ様
112通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:17:30 ID:???
シンラクはロミオとジュリエットって感じしないな
白雪姫とかしてラクスが白雪姫、学園で一番カッコイイといわれている男が王子様
シンは小人Bって感じ
113通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:17:35 ID:???
ここはメイリンとかカガリもおkなのか?
あとミーアも本編ではシンと一度も会話してなかったな
114通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:18:02 ID:???
>>109
カプスレで前見た
「ミネルバ!メイリン!デュートリオンビームを!」
「はい!」
「メイリン!レッグフライヤー、ソードシルエット射出!」
「はい!」
「メイリン!俺と結婚してください!」
「……はいっ!」

ってのに萌えたw
115通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:18:39 ID:???
>>114
これはイイ!!
116通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:19:44 ID:???
>>114
メイリンいいよメイリン!!
かわいいなぁこのカプ
117通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:20:22 ID:???
>>114
うはwwwテラモエスwwww
118通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:20:32 ID:???
>>112
シンも顔はかなりいイイけど
黒髪赤眼はどっちかというと姫を連れ去る魔王カラーだな。
悪役に抜擢されるw
119通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:20:46 ID:???
>>113
ミーアいいよ!!!!忘れてた!
カガリメイリンはどうだろ?ここの住人さんたちどうよ?
120通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:21:06 ID:???
>>112
最後のキスシーンで王子を跳ね除けて
シンにキスするラクスですね?
121通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:21:45 ID:???
>>112
そこでクライマックスでおいしいところを小人Bがかっさらっていくんだな
122通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:21:58 ID:???
>>119
単独カプスレがないのはここでやればいいと思う
123通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:22:01 ID:???
>>118
シンの性格は王子様って感じがしないんだよな
ラクスが王子様とイチャイチャするのを見てツンデレになるシン
124通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:22:25 ID:???
>>119
ミーアはおk
カガリは接点なしとはいえないし専用スレもあるからな
メイリンもまあおkかな?
125通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:23:06 ID:???
シンカガは別スレがあるからなあ・・・シンメイはスレなしだっけ?
126通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:26:27 ID:???
シンデレラの魔法使い役に抜擢されるシン
ラクスを助けて役が終わるはずなのに「ガラスの靴はかせないとわからないのかよあんたは!」
と王子さまを怒鳴りつけラクスをさらうシン
あとで勝手に動いたことを脚本に怒られるシン

なんてな('A`)
127通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:28:53 ID:???
シンメイは普段子犬のようにじゃれあってそうでいいね。
シンがからかってむくれるメイリンとか。
でも戦闘の時とかはミネルバを必死で守るシンと
戦ってるシンを影ながらサポートするメイリン
128通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:29:08 ID:???
ここは単独スレの無いシンカプスレでいいんじゃないか
129通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:29:44 ID:???
なんか重くてかきこめん

地震が起きてラクスの頭上にセットが!それを小人が助ける
130通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:30:00 ID:???
シン劇中やりたい放題ww
131通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:30:32 ID:???
ミーアのシチュが思い浮かばない
132通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:30:33 ID:???
王子役とキスシーン(もちろんやったふり)でイライラするシン
本番終了後は舞台裏でラクスから本物のちゅー


俺テラハズカシスww
133通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:32:18 ID:???
>>127
メイリンとシンって二人で一個の大きいパフェ食ってそう
134通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:33:04 ID:???
>>127
パイロット×通信士モエス
シンメイはどっちも相手を子供と思っていそう
二人とも同じようなレベルですよww
135通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:33:15 ID:???
学園ネタならカプスレであったラクスの影武者ネタが頭から離れない>ミーア
136通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:33:35 ID:???
>>132
ラクスからか?シンからか?
どっちも萌え!!!
137通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:34:51 ID:???
>>126
魔法使いものすごくしっくりくるなw
シンラク見た目もかわいいよシンラク
138通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:35:02 ID:???
>>133
その二人はバカップルになりそうな感じだ
同じ年だしな
139通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:35:53 ID:???
>>136
ラクスからのほうが萌え
放心状態でその場に固まるシンw
140通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:35:57 ID:???
ミーアは凄いいじめられっこで自分に自身が無い子
目がねで三つ網でさえない子
でもシンと出会い変わってく
あー上手く想像できない
141通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:36:25 ID:???
ミーアはレイとかアスランとかならばシチュは沢山出てくるんだけど
シンとなると難しいな。お互い自分を前に出したいタイプだし
142通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:36:35 ID:???
朝起きたらベットに忍び込んでるんだよw<ミーア
シンの前では「マジ」とか「うっそぉ〜ありえなーい!」とか日記みたいな口調で
143通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:37:01 ID:???
ミーア→東城キャラ
144通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:37:25 ID:???
>>140
目がねを落としてシンに拾われる
シンに凄い綺麗な目だな!ってふざけた感じだけどいわれる
145通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:38:30 ID:???
>>143
それ想像した

でも猫被って普段はいるがシンの前だけでは>>142みたいな口調もいいかも
146通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:38:37 ID:???
>>140
東条かよww
整形前ミーアでもナチュと同じ学校だったオーブっ子シンにとっては普通だろうな
美形コーディだらけのプラントだと辛そうだ…
147通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:40:00 ID:???
みっぱい兵呼ぶことにならない・・・よな
148通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:40:20 ID:???
>>142
レイ気づいてもほっとくのかww
149通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:42:08 ID:???
>>147
あいつらはおもちゃ板が本拠地じゃないか?

EF4シンラクやるために集めるw
ハロカプ3にもシンとシクレでラクスがあるらしいな
うまく組み合わせられるといいんだが
150通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:42:08 ID:???
あれ?みっぱい兵はアスミアじゃなかったけ?
じゃあ平気なんじゃない?
151通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:42:47 ID:???
>>139
ラクスいいよラクス
シンかわいいよシン
152通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:42:58 ID:???
>>149
うp!!うp!!
ついでにシンメイも!!
153通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:44:16 ID:???
EF4シンラク凄くいい!
戦場へ行くシンの無事を願うラクス
154通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:44:57 ID:???
それまで料理も作ったことの無かったアイドルラクスからシンのためにバースデーケーキを焼くんだ
155通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:45:07 ID:???
>>152
まだでてないYo!
けっこう前にカプスレでハロカプ1のシンラクがうpされてたぞ。

EF2のシンとラクスはもしかしたら合うかも
俺はシン持ってないからできないが…
156通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:46:09 ID:???
157通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:46:19 ID:???
>>154
ラクスは意外と料理得意そうだぞ
☆の狭間で作ってたし。

居酒屋ともんじゃのお礼に手料理w
158通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:46:30 ID:???
ハロカプ2ってシンもラクスもいないんだっけ?
159通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:47:44 ID:???
>>156
それ、制服であわせるとキラカガアスルナになって
あまったやつがシンラクになるんだよね
160通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:47:51 ID:???
>>156
シンとラクス普通に合いそうだぞ
>>153のイメージだ。
161通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:48:01 ID:???
EF2シンラク持ってるわそういや
携帯からでもうpできるロダって無いか?
162通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:48:20 ID:???
>>157
堅苦しい料理じゃないたこ焼きとかもんじゃとか
そういうのをラクス作れなさそう
でも思い出の料理つくりたくて奮闘する
163通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:49:35 ID:???
164通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:49:35 ID:???
お、料理得意なのかラクス
じゃあアイドルの作った弁当独り占めシンだwww
165通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:49:59 ID:???
>>156
シンはカッコヨスだなぁ!
シンラクで並べたら最強だよ

でもメイリンやフレイとも飾りたい
シン3ついるw
166通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:51:05 ID:???
>>162
たこ焼きとラクスのギャップに萌えるw
167通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:51:20 ID:???
シンからは昔の不良の匂いがする
表面悪ぶっても雨の日に猫とか拾っちゃうような。
で、それを発見して傘をさしだすラクス
168通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:53:20 ID:???
>>167
その猫を抱いて自分と同じ一人だ・・・って切ない顔しているシンに萌え
ラクスはその悲しい表情に惹かれていく
169通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:53:48 ID:???
>>167
古きよき時代の不良だなw
最初はラクスにもツンツン
でも独特のラクスの雰囲気にどんどんペースを崩されてくシン
170通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:53:59 ID:???
シン大人気!!
171通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:55:36 ID:???
結構マターリしてていい感じだよこのスレ
172通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:57:34 ID:???
シンマリュの教師と生徒の恋愛編
シンメイの遊園地編
どっちもいいなぁ
173通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:58:22 ID:???
>>163
dd

画像悪いけどラクスに見つめられて恥ずかしくなって視線を逸らすシン、って感じで
ttp://vipquality.orz.hm/mailbbs/data/1129726551.jpeg
174通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 21:58:49 ID:???
放送後にいくら妄想しようが自由だもんなw
シンラクシンフレシンメイシンカガ萌え
175通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:00:28 ID:???
>>172
真面目な女教師と不良少年の禁断の恋はいいな
廊下ですれ違いざまに目配せしたり、図書館の隅でいちゃくらするんだぜw
176通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:00:36 ID:???
マリュは保健室の先生がいい
177通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:00:56 ID:???
>>173
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
しっかりシンを見つめるラクスモエスw
やっぱり色が最高だなぁ
178通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:01:57 ID:???
魔女の条件みたいなシンマリュきぼん
179通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:02:23 ID:???
>>173
キタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
これ周りに人がいないのを確認してるシンだろ?
この後不意打ちでちゅうとかするに1000かずのこ
180通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:03:16 ID:???
>>173
ありがとう!!あんた最高!!
181通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:03:23 ID:???
シンマリュはシンがかなり積極的に行くのがいいな
182通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:03:48 ID:???
>>173
シンカッコヨスラクスカワイス
相変わらずこの二人映えるなぁ!
ラクスがシンにキスしてって言ってそうだ
それでシンは照れて目をそらす
183通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:04:51 ID:???
>>173
シンとラクスはカラーリング的にも対照的でいいな
目の色は赤と青、髪の色は暗めと派手めで
184通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:05:17 ID:???
連日の喧嘩のせいで保健室常連になるシン
そこでいつも暖かく迎え入れてくれる胸の大きな女性にだんだんと惹かれていく・・・・
185通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:06:04 ID:???
>>181
そうだろうな
マリュは生徒と教師だからダメだ!って感じだがシンは諦めきれない
シンは学校でもてるがいつもマリュしか見ていない
186通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:07:38 ID:???
>>184
なんかエロ職人いたらこのスレじゃあれだがいいネタになりそうだ
187通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:07:56 ID:???
>>173
テラモエス
>>184
つまづいてベッドにマリューをシンが押し倒す形になって
それ以来妙に意識してしまう二人
188通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:09:29 ID:???
>>187
魔乳の胸に手を当ててしまったシン
ラッキースケベだなこいつは
189通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:10:35 ID:???
マリューには是非「シンちゃん」と呼んでもらいたいw
190通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:11:10 ID:???
年齢差は13か。
すごい!!
191通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:11:32 ID:???
>>189
シンちゃん!!!萌え
192通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:16:20 ID:???
普通にシン君でもいいな
193通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:16:44 ID:???
例のごとく画像悪いけどシンフレ
ttp://vipquality.orz.hm/mailbbs/data/1129727684.jpeg
194通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:17:17 ID:???
アスカ君シン君シンちゃん
どれもいいな
195通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:19:44 ID:???
>>193
フレイ綺麗!!!!!シンはフレイを気にしてる感じ
なんか思ったよりシンが大人っぽい顔なもんでクールカプって感じだ
196通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:20:54 ID:???
シンフレ(*´Д`)ハァハァ
美男美女だ
197通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:21:16 ID:???
>>193
シンとフレイが並ぶとこんな感じなのかぁ
結構萌えるな
198通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:29:12 ID:???
もういっちょあったからシンナタ
ttp://vipquality.orz.hm/mailbbs/data/1129728460.jpeg
199通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:30:06 ID:???
過疎ちゃった・・・
職人の降臨を願いながら風呂にいってくるお
200通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:32:05 ID:???
>>198
d!
風呂いくところだったw
ナタルが気になるシンって感じでいいなぁ
まだこの時点ではナタルは嫌な上司としか思ってなさそうな感じがする
201通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:37:52 ID:???
うpしてくれた人ありがとう。
やっぱ黒髪はいいな!!
202通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 22:57:32 ID:???
シンが黒髪のおかげで誰と並ばせてもだいたいハマるな
203通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:14:10 ID:???
ここ最近の流れですっかりシンカプ厨だ
ラクスなんてむしろ嫌いキャラだったのに何でこんなに萌えるんだろう
シンすげえ
204通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:17:42 ID:???
黒髪ってどんな髪色とくみあわせても引き締まる感じで激しくイイ
シンラクシンフレシンナタGJ!
205通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:22:24 ID:???
シンフレだと「シン」と「フレイ」呼びみたいだがシンラクはどうなんだ?
「シン」と「ラクスさん」?
206通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:25:30 ID:???
「シン君」と「ラクスさん」がいい
207通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:26:42 ID:???
>>205
最初はラクスさんで途中からラクスが「ラクスと呼んでくださいな」とか言って呼び捨て解禁!
208通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:26:46 ID:???
君はいままでにない感じだな
自分は「アスカさん」→「シンさん」で「ラクス様」→「ラクス」
209通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:26:47 ID:???
ラクスはミーアのことミーアちゃんって呼んた気がするし
年下のシンをシンくんとか呼んでたら萌える
有無を言わせず呼び捨てのラクス様もいいけど
210通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:29:39 ID:???
「シンさん」とか時代劇に出てきそうだな。
他に「シンさん」って言ってくれそうなキャラはシホくらいか?
211通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:34:14 ID:???
シンの自己紹介し忘れとかどうだ?
仲良くなって意を決して告白したシンに対してやわらかに受けつつ
でもわたくし、あなたのお名前を聞いておりませんわ
みたいな。で、慌てふためいてシンが名前教えると噛み締めるようにシン、シン、て呟く
212通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:41:50 ID:???
始めはシン・アスカフルネームで呟いて欲しい
213通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:44:04 ID:???
シンのラクス呼び捨ては萌える
214通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:47:21 ID:???
日射病か何かで倒れたラクスを姫だっこして保健室まで走るシンとか
215通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:49:07 ID:???
>>214
テラモエスw
普段から何でもないことでもいちいちシンは心配しそうだよな
216通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:52:03 ID:???
考えてみれば連合側の女の子キャラって少ないな。
ステラ以外にもっといればよかったのに。
217通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:56:55 ID:???
シンの取り合いで仲が悪いアビーとメイリン
自分が一番シンに気に入られようとするためにダイエットし頑張るメイリン
218通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:58:27 ID:???
>>214
すげぇ遠いところにシンはいたのに誰よりも速く猛ダッシュで
ラクスを助けにいくんだな
219通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:58:45 ID:???
メイリンはシンのこと馬鹿にしてるくせにいちいち行動を気にしまくってると萌え
インパルスが前線に出すぎると口数が増えたり
220通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:59:54 ID:???
「お前ふとったろー」とわき腹をぷにぷにするシン
「そんなことないもん」とむくれるメイリン

その後、メイリンのダイエット開始
見えないところで頑張るメイリン
221通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:02:30 ID:???
>>218
校庭がなんかざわついたので外見たらラクスが倒れてたので
3階から素で飛び降りるシン
222通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:04:11 ID:???
>>230
シンって普通に女でも構わずいいそうだからなw
あーメイリン可愛いな
シンメイとか萌えじゃなかったのに俺・・・
223通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:05:19 ID:???
>>221
3階ってwシンが死ぬわ!
まぁそこはコーディだし大丈夫かもな
224通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:07:12 ID:???
シンラクカプ投票してこよっと!
225通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:07:25 ID:???
>>223
海に落ちたステラを見に行くときすごい動きしてたよ
226通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:09:33 ID:???
>>225
種われしたら屋上からでも大丈夫かもよ
ラクスのために種われハァハァ
227通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:10:35 ID:???
シンメイ萌え〜
228通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:13:00 ID:???
シンメイはシンがちょっと自分の方が誕生日遅いのを気にしてるといい
先に来るメイリンの誕生日を素直に祝ってやれないシン
229通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:15:33 ID:???
え?シンってメイリンより年下なの?
230通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:16:29 ID:???
>>228
そうなのか?ちょっとメイリンのが早いのか!
ツンのが子どもなんだぞ!とか幼少期から言われてていまだに気にしているシンに萌え
231通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:21:51 ID:???
シンがちゃんとおめでとうと言ってくれないとむくれるメイリン
でもシンは言うときはしっかり言うんだろうな
232通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:23:20 ID:???
「これ持ってて」といわれて紙袋を渡されるメイリン
また荷物もちかと、思うとそこにはバースディプレゼントが・・・
233通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:25:14 ID:???
そういえばあの基地で食物をとりあえずメイリンに押し付けるシーンは萌えたな
234通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:25:43 ID:???
シンってケーキとかちゃんと用意しそうだな
235通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:25:48 ID:???

シン「ん?・・・なんか顔色悪くないか?」
ラクス「そ、そうですか?大丈夫ですわ」
シン「いや、でも一応・・・」
ラクス「大丈夫です」
シン「でも、もし何かあったら・・・」
ラクス「ご心配なさらずに、わたくしは大丈夫ですわ」
シン「い、いや・・・」
ラクス「大丈夫ですわ」
シン「・・・分かったよ、もう!あんたなんか知らないから!」

授業中
シン「(全くなんなんだよ、心配してるってのに!何かあったらどうするんだよ!)」
教師「アスカ、シン・アスカ」
シン「(大体あんなに顔色悪いのに大丈夫なわけないだろ!」
教師「シン・アスカ!」
シン「なんだよ!今、色々考えて・・・るんです・・・」
休み時間
シン「大丈夫かなー、でもあんなこと言ったし・・・あ?なんか騒がしいな、外か?」
窓から外を覗くとシンが倒れてる
シン「ラクスーーー!!」飛び降り
ラクス「あら、ハァハァ・・・シン・・・ど、どうしたのですか?」
シン「どうしたのって!あぁ、もう保健室、保健室!(くそ!なんでこんな!
朝、無理矢理にでも連れていけば良かったのに!)」
236通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:27:09 ID:???
>>235
ラクスで一杯一杯になりすぎだろぉ!!!!
237通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:27:50 ID:???
>>235
シンが倒れたことになってるよw
238通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:28:42 ID:???
何あげるんだろう
シンってどうも女の子の基準がマユのような気がするんだよな・・・テディベアとかか?
それでもメイリン喜ぶと萌えるw

ラクス相手でも喜んでくれそうだがフレイ様はどうかな
239通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:29:22 ID:???
今思った!
シン女難してない
240通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:30:38 ID:???
>>235
萌えた萌えた萌えた萌えた萌えた!!!!
GJ!
241通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:30:51 ID:???
シンが貰って嬉しいものはMS!
これくれるのラクス様だけってのはまぁほっといて
手作り系ならなんでも喜びそう
クッキーとかでも
242通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:31:33 ID:???
女難じゃなくてどのカプも別次元で萌えてるからな
243通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:31:44 ID:???
>>238
Wツンデレだぞ
なんでこんな幼稚のものなのよ!と怒るフレイ。それにキレるシン。んで喧嘩
でもなんだかんで嬉しいフレイと、色々調べて新しいものを買うシン
244通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:32:33 ID:???
>>238
フレイは何がいいんだろ
高価なものなんてシンには買えんしな
でもシンがフレイにネックレスつけてあげるの想像したら萌えてきた
245通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:33:29 ID:???
あぁ女の子らしい物は貰っても嬉しそうだな。
手作り弁当とかに感激するタイプか。
246244:2005/10/20(木) 00:34:06 ID:???
ちょっとわかりずらいな
シンがフレイにネックレスあげて、それをシンがつけてあげる
247通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:34:44 ID:???
>>244
それもちっさいやつで。
すぐに壊れそうな繊細なやつ。>ペンダント
248通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:35:18 ID:???
ありがちだけどラクスにしろフレイにしろ高くない物に感激するシチュがやっぱ萌えるなあ
いっそどっかのきれいな景色とかw
249通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:35:51 ID:???
じゃぁクリスマスにフレイとメイリンとラクスがシンと過ごす
これ女難だな
バレンタインにチョコあげる三人
250通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:37:11 ID:???
>>248
盗んだバイクで走り出す〜で辿りついた海辺>フレイ
251通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:37:16 ID:???
>>248
お嬢様で箱入り娘に自分流のプレゼントっていいよねw
252通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:40:35 ID:???
メイリン→ちょっとよれた手作りチョコを義理のフリで渡す
フレイ→高くてセンスのいいブランドチョコor中々いい出来の手作りチョコ
ラクス→特製1/1デスティニーガンダムチョコ
253通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:41:17 ID:???
>>249
フレイは形悪い手作りチョコ>でも頑張った!
ラクスは上手いらしいからトリュフとか
メイリンは手作りクッキーでクマとかにかたどってある
254通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:42:09 ID:???
>>252
おっ先に考えてたのか!
ラクスのがワロス!!
255通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:42:52 ID:???
シン「こんなに食えないよ」

メイリン&フレイ&ラクス「「「全部食べてちょうだい(ませ)」」」
256通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:43:37 ID:???
>>249
シン「ここ、ここ!」
メイリン「うわぁぁぁ!きれぇぇぇ!」
ラクス「本当に美しいですわ」
フレイ「凄い景色ね」
ラクス「わたくしの為にこんな綺麗な景色を・・・ありがとうございます、シン」
フレイ「な、何言ってるのよ!私の為に決まってるじゃない!」
メイリン「私の為よね、シン」
シン「え・・・い、いや綺麗な景色を皆に見せたくて・・・」
257通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:44:13 ID:???
メイリン シンの家にもってくる
フレイ  ツンデレだから靴箱、置手紙つき
ラクス  学校で堂々と渡す、天然
258通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:45:33 ID:???
>>256
シンはみんな友達と思ってそうだな
「ここ、ここ!」ってのが
259通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:45:47 ID:???
一人一人押し方のタイプが違うから萌えるなwww
260通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:46:55 ID:???
>>259
このキャラなら、この時こういう行動とるだろうな…って考えるのが楽しい
261通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:48:38 ID:???
>>260
どのキャラも好きになってくる
262通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:48:55 ID:???
このスレ女キャラもだけどシンにも萌える
今までシンは好きだったけど萌えはあまり感じてなかったのに
263通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:49:54 ID:???
>>257
学校のアイドルにチョコ貰っているシンを見てまわりはからかうだろな
264通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:50:45 ID:???
ここであえてシンシホをおしてみる!
「また喧嘩したの?」みたいにシンを心配する隣のお姉さんシホに
「シホ姉ぇには関係ないだろ!」って感じにツンツンしてしまうシン
265通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:51:45 ID:???
ミリ「ミリアリアよ。…ミリアリア・ハウ。」
シン「えぇ?…名前で呼んでいいんでありますか♪」
ミリ「いーやっ!」
シン「ちぇっ…じゃあいいであります!俺アンタのことハウって呼ぶから!」
ミリ「そ、それはやめなさいよ!」
シン「イヤであります♪」

その後呼び方が、ハウ→ミリアリア→ミリィの順に変化していく
266通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:52:20 ID:???
>>253
味は美味しいんだな>フレイ
メイリンの可愛いな
ラクスのは高価な味がしそう

>>252
メイリンはツンデレか??
267通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:53:16 ID:???
シンが追試をくらいました
ラクス「あらあら、一緒に勉強しましょう。シンなら出来ますわ」

フレイ「もー、何やってるのよ。きちんと勉強しないからよ。仕方ないから私が教えてあげるわ」

メイリン「えー、シン、追試ー?しょうがないなー。私で良かったら教えようか?」
268通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:54:40 ID:???
>>264
シンシホいいなwww
シホは高校3年生、シンは中学2年生って感じ
まぁ年齢差が実際のとは違うは気にするな
269通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:55:53 ID:???
>>265
ミリがシンにからかわれてるカワイス!!
これは想像しなかったわ
270通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:57:34 ID:???
>>267
フレイがシン家でシンの勉強を教えるハァハァ
眠そうなシンに一括「あんた本気で勉強してないんでしょ!」
271通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 00:59:10 ID:???
>>267
メイリンの場合は放課後教室で部活の後って感じ
メイリンは吹奏楽部
シンは剣道
272通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:05:50 ID:???
>>271
シン→剣道、バスケ、サッカー
メイリン→吹奏楽部
フレイ→フェンシング、華道部
ラクス→帰宅部w、硬式テニス
シホ→クッキング部、卓球
ミリ→写真部
273通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:11:21 ID:???
>>272
シンラクでテニスとか萌えるかもw
ラクスは下手なんだけどシンはそれを微笑ましく見ながら一緒に打ち合う
274通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:12:47 ID:???
>>273
たまに強いボールを打ってラクスをからかうシン
それでラクスが怒るの可愛いハァハァ
275通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:14:27 ID:???
メイリンチアリーダー部だめ?
サッカーを応援する
276通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:16:04 ID:???
>>275
いいおいいお
277通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:18:04 ID:???
>>274
さわやかだなー萌え
この二人は一昔前の少女漫画のようなのも似合う感じだ

>>275
メイリンはマネージャーもいけそう
278通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:21:50 ID:???
>>277
マネージャーかぁ!いいかも
本編でもシンのサポートしてたしな

ならフレイをチアリーダー部にw
279通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:24:34 ID:???
ネタスレとかでいつも思うんだけど
シンって物語を作る上では非常に動かしやすいキャラだと思う。
価値観がわりとオーソドックスだし。
なんで本編はあんな…
280通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:25:33 ID:???
フレイならきょーれつな声援が飛んで来てシンはマジで頑張らなきゃなくなるなww
281通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:26:03 ID:???
>>279
まぁここでシンについて語るのはよそう
荒れるしな
282通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:27:36 ID:???
>>280
シンだけじゃなく他のメンバーもカツ入れられそうw
部員の一人がシンの足引っ張ったときには・・・・こえ
283通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:29:15 ID:???
「あんた本気で戦ってないんでしょ」
284通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:29:36 ID:???
不敗神話を持つ女フレイ
285通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:32:19 ID:???
フレイ率いるチアリーダー部
勝利の女神だわ
286通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:48:37 ID:???
ナタル先生が体育祭のフォークダンスに参加しててシンと踊ったら満足気に列から外れるなんてのどうだろう
287通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:50:43 ID:???
ミリィも負けたら怖そう
288通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:53:24 ID:???
ラクス様のほうが怖い
笑顔でいやみ言いそうだ
289通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:54:12 ID:???
負けられないなシンw
290通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:54:43 ID:???
>>286
さすがナタル先生w

体育祭はシン活躍しそうだな
女難なら声援もお弁当もたくさん
291通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:55:34 ID:???
体育祭でシンの活躍を写真に収める
写真部のミリ
292通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:56:40 ID:???
>>291
半分は手元に半分は裏取引だな
293通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 01:57:31 ID:???
>>292
やり手だなミリw
294通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 02:01:52 ID:???
ラクスやフレイは自炊した事なくて
お弁当が上手く作れないのか
それとも嗜みとして料理も出来るのか
295通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 02:07:19 ID:???
>>294
本設定としては料理できるらしい
296通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 02:20:45 ID:???
フレイ「シーーーン!私が応援してるんだから絶対勝ちなさいよーーー!負けたら容赦しないんだから!」
シン「・・・頑張ろう」
カシャカシャ
_「いい写真撮れそうだわ」
ラクス「ミリアリアさん、焼き回しお願いしますわね」
_「1枚500円だからね」

メイリン「シン、はいスポーツドリンク」
シン「あ、ありがと」
メイリン「頑張ってね」
シン「うん」
ラクス「・・・マネージャーとは・・・上手くやりましたわね」
メイリン「ラ、ラクスさん!?なんで降りてきてるんですか!?」
ラクス「シン、頑張ってくださいね」
メイリン「無視!?」
シン「う、うん、頑張るよ」
ラクス「・・・絶対に負けないでくださいね」
シン「・・・はい」(コクッ、コクッ)
297通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 02:24:56 ID:???
>>296
忙しいなシンw
298通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 07:32:33 ID:???
わかる人にはわかるかもしれないが運動会といえば
パン食い競争でくわえたパンを戦利品として半分こするのがお約束じゃまいかw
299通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 07:44:13 ID:???
>>296
やっと女難だ!

運動会かぁなんか色々妄想できそう
300通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 07:49:04 ID:???
なんかいちご的な女難で楽しくて微笑ましい
301通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 07:55:09 ID:???
なんとなくラクスといるときのシン好きだ
男らしくなる
302通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 07:56:47 ID:???
体育祭当日頑張ってお弁当を作って指はばんそうこうだらけのナタル
でも教師が一生徒に私的な事をして良いのかと渡そうかどうしようか迷ってる
303通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:05:45 ID:???
ナタル先生なのに!
まぁ母親のいないシンに作ってあげたってことで
シンにとってナタルのお弁当が初めてのお弁当
304通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:15:12 ID:???
駄菓子屋にばっか遊びにくシンメイ
305通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:24:24 ID:???
シンメイは放課後の買い食いとかが似合いそうw
306通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:27:45 ID:???
ミリは運動会の写真をプロみたいに撮れるようにガンガル
ラクスは運動苦手なのに頑張って走る
フレイはチアリーダとして応援もし、100m走も一位になる
メイリンはアナウンスなどの仕事をしてガンガル

そういう女性陣の姿を見て微笑ましく思うシン
307通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:36:32 ID:???
体育祭は二人三脚とかリレーとか
萌える競技が多い
308通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:42:39 ID:???
チーム対抗リレーでアンカーのシンを違うチームなのに放送機を使って応援してしまうメイリン
309通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:48:33 ID:???
>>302
結局渡すチャンスが見つからず自棄になって自分で食べようとしたらシンが来て
タコさんウインナーとか摘んで旨いと誉められる
予想外の事態に嬉しいんだけど恥ずかしくて驚き手元が滑って弁当をぶちまけてしまう
(´・ω・`)なナタルにシンは手持ちのパンをわけてあげる・・・とかw
310通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:50:45 ID:???
メイリンは放送委員でサッカー部マネージャーって感じだ
野球部でもいいけどシンは入りそうにないし
311通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:51:22 ID:???
ナタルテラ萌えす(*´Д`)
完璧なキャラが弁当ぶちまけるなんて
そのギャップがええわ
312通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 08:53:43 ID:???
>>308
放送でシン応援かよ!
シンは劣勢だったのにその応援で相手を抜かし優秀する
313通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 09:26:07 ID:???
おはシンラク☆
314通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 09:34:11 ID:???
修学旅行のバスでシンの隣をとろうとする女性陣
315通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 09:39:09 ID:???
でもシンは男友達とガヤガヤいそうだな
女よりレイやヨウラン達とバスも一緒に座りそう
316通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 10:12:33 ID:???
男友達とどの女子がいいとか
こっそり語り合うのも青春の1ページだな
317通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 10:12:38 ID:???
シンは男+カガリには邪険だが女には優しい。
318通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 10:33:12 ID:???
シンフレもえす

情念の濃いもの同士という萌え
319通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 10:40:52 ID:???
修学旅行ってベタに京都とか?
それとも海外?
320通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 11:08:18 ID:???
海外もいいな
オーストラリアとか
321通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 11:30:23 ID:???
修学旅行といえば真夜中の密会・・・
322通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 11:34:48 ID:???
密会(*´Д`)ハァハァ
夜中(*´Д`)ハァハァ
323通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 13:05:05 ID:???
シンラクが喧嘩したらツンデレシンは
すぐに謝りそうにないな
後からゴメンっていいそうだが
ラクスはどうなるだろ?
324通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 13:42:10 ID:???
ラクスはシンに言わせようとする気がする
325通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 14:15:13 ID:???
>>323
ラクスは泣くな
で謝りたいのだがシンがツンツンしてるから近寄れなくて何もいえないまま
って感じ
326通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 14:26:39 ID:???
このスレのラクスは白いから泣きそう
327通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 14:28:05 ID:???
天然ラクスタンとシンの組み合わせ最高だお
328通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 14:32:24 ID:???
このスレのシンラクはほのぼのしててイイ
329通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 14:43:03 ID:???
AA職人さんこないかな
330通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 18:36:31 ID:???
age
331通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 18:51:32 ID:???
お前らシンカプでどのカプが好きだ?
俺は↓の順だ
1・シンラク
2・シンナタ
3・シンメイ
332糞スレ:2005/10/20(木) 18:58:12 ID:???
>>1
可哀想なシン厨w


333通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 19:07:24 ID:???
>>331
シンラク
シンナタ
シンフレ
の順。想像以上に萌えたのはシンナタw
334通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 19:07:51 ID:???
>>332
お前・・・なんか可哀相なヤツだな・・・
335通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 19:10:00 ID:???
>>334
何か嫌なことでもあったのか?
一晩寝れば忘れるよ
336通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 19:33:32 ID:???
学園物みたいだけどクラス分けはどうなんだ?
337通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 19:55:11 ID:???
>>336
それぞれのお好みでいいんじゃないかな
萌えるシチュエーションを妄想して
338通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 20:45:45 ID:???
ラクフレメイが同じ世界にいる場合といない場合もあるし
ぶっちゃけ妄想スレにNGなんてない罠w
339通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 20:52:01 ID:???
ひとはいるっぽいのにスレが伸びないな
340通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 20:54:06 ID:???
1・シンフレ
2・シンラク
3・シンメイ

この辺

341通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 20:54:18 ID:???
修学旅行先が京都くらいしかおもいつかねぇw

時代村で着物を着てみせびらかすフレイ
奈良の大仏を見てデカさにはしゃぐメイリン
庭園を見ながら風流にお茶を飲むも(xдx)ニガーでやせ我慢のラクス
342通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 20:58:11 ID:???
>>341
ナタル先生は職務と恋の板ばさみだな
343通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 20:58:38 ID:???
>>341
シンは寺見て感動するタイプじゃないが
ラクスといい雰囲気なので騒がず抹茶を平気で飲むw
無糖ブラックコーヒーらしきものを飲んでるから苦いの好きそうだし。
344通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:01:29 ID:???
ラクスが余らせた分はシンが飲んじゃうなw
345通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:02:29 ID:???
二人で旅館抜け出して夜の京都を歩くとかいいなあ
シンラクで手繋ぎとか
346通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:03:40 ID:???
そこでシンフレ盗んだバイクで夜の京都に走り出す〜ですよ。
347通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:03:51 ID:???
マリューとナタルで生徒達の様子見もかねて市内の名所を巡ろうとしてるところに
シンが遭遇。シンが行き先を特に決めてないことを告げるとマリューがシンも一緒に来ないかと誘う
ナタルは反対するも、史跡の説明をしてくれとシンに言われ渋々承諾
大人の女二人に囲まれ京都巡り
348通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:06:30 ID:???
ラクスの浴衣姿にどきどきするシン
しかも風呂上がりでw
349通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:07:07 ID:???
>>347
しっとり京都の旅だなモエスw
350通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:09:04 ID:???
広島の宮島もいいな
鹿煎餅を買った途端鹿に囲まれて困り果てるフレイとそれ見て笑うシン
あとでフレイに怒られるw
351通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:09:04 ID:???
>>344
間接キスww
352通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:28:18 ID:???
>>350
フレイが戸惑うところが萌え
フレイって鹿とか苦手そうかも
353通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:29:22 ID:???
>>348
ラクスとシンの浴衣姿は絵になる
354通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:32:15 ID:???
>>353
見てぇ!
誰か描いてくれる人いないかな
355通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:35:39 ID:???
シンは黒髪だから浴衣似合うな
ラクスもかわいいかも
356通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:41:07 ID:???
>>355
ラクス髪束ねてアップにしたら似合うと思う
ラクスは白でシンは紺かな
357通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:43:22 ID:???
シンメイの浴衣は可愛いだろうな
二人とも子どもっぽいし
358通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:55:22 ID:???
逆にフレイ様ははだけ気味にしてシンを誘惑w
359通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:56:30 ID:???
フレイは女の魅力があるよな
エロイ!
360通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 21:57:06 ID:???
>>358
ナタル先生に怒られそうな格好だな
361通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:02:17 ID:???
http://up.spawn.jp/file/up3217.png
EF4でシンラクw

やっぱり色がぴったり。
362通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:04:19 ID:???
>>361
シンラク萌え!!
363通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:08:13 ID:???
>>361
シンラク綺麗だなw想像以上だ
364通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:10:07 ID:???
>>361
ラクスの儚さが良いな
365通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:10:21 ID:???
シンが男らしくてカッコヨス&ラクスが乙女でカワイス
全体的に赤〜ピンク系の色をシンの黒が引き締めてる感じ

>>361GJ!
366通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:10:37 ID:???
>>361
戦場にいく恋人の無事を祈るラクスタン
この後泣き崩れるラクスタン
367通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:12:45 ID:???
>>365
そんな感じだな
シンが暗い色だから、ラクスは明るい格好してるのにどことなく切なさが出てくる
368通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:14:29 ID:???
シンがかっこよく見える
いつもシンは暗くてあんま映えないと思ってたが
ラクスといると映える
369通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:17:26 ID:???
>>364
髪が風に吹かれている感じが、青春ドラマ見てるみたいだよ
マジで想像以上ですた
370通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:20:34 ID:???
>>358
フレイには叱るが自分は髪をあげてウナジを見せる魔乳
ナタルは美脚を浴衣の隙間から覗かせる
371通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:21:09 ID:???
シンってラクスと同じくらい色白なんだよな
俺の中でビジュアルなら全カプ最強になった
372通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:24:04 ID:???
>>371
全カプ最強だと思う
欲を言えばもう少しシンを成長させ18才シンとラクスタンがいい
373通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:25:46 ID:???
>>366
ラクスはシンの背中が見えなくなったら涙を流す
シンは前を睨み必死に涙を流さないようにする
374通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:29:21 ID:???
>>370
まいっちんぐマリュー先生&ナタル先生w

シンの反応おもしろそうだな
焦って目をそらすもチラチラと見てしまう男の性w
375通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:29:30 ID:???
カガリのテーマだってことはわかってる
だけどあのフレーズが頭に流れるんだ…

行かないで〜どんなに叫んでも〜♪
376通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:35:52 ID:???
>>374
それで下がもう耐えられなくなり走り逃げる
魔乳の反応はちょっと笑ってそう
ナタルは恥ずかしく照れてそう、自分がこんなことやるなんてって
377通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:36:49 ID:???
教師チームvsシンカプチームで温泉卓球!
賞品はコーヒー牛乳
378通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:40:14 ID:???
>>373
ラクスはシンの帰りを待つんだな
待つ女ってなんか萌え
379通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:40:55 ID:???
いいなあもっとシンマリュシンナタ見たい
シンタリシンコニもいい
年の差カプが無いんだよな種ー
380通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 22:43:00 ID:???
フレイが入ってるお風呂にシンが男湯と間違えて入ってくる
湯気で見えずに湯船に完全に浸かったらフレイの存在に気づく
381通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 23:00:04 ID:???
戦場から帰還したシンとラクスの再会
二人の思い出の場所でがいいなぁ
382通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 23:10:29 ID:???
>>380
ちょw気づけシン!
朝と夜で男湯女湯がいれかわるのに気づかなかったとか言うオチ?w
383通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 23:11:26 ID:???
シンコニといえばちまき
「見直したか?」
「うんっ!」
で髪くしゃくしゃテラモエス
コニールは今でもシン(とミネルバ)に感謝してるだろうな
384通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 23:12:30 ID:???
>>383
そこかわいくてかなり好きだ
385通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 23:13:15 ID:???
>>382
それもあるし、後は寝ぼけてたとかw
386通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 23:15:41 ID:???
>>383
シン兄になるな
シンコニはカプというかシンを兄のように慕うコニ
女にお兄ちゃんが取られるのを嫌がるって感じ
387通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 23:18:34 ID:???
>>381
オーブの記念碑前ぐらいしか思いつかない
他にかかわりのある場所…プラントにもないし
388通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 23:19:28 ID:???
>>386
コニはツンデレキボン
シンが取られるのを嫌がるが
「シンはフレイさんと勝手にデートいけば、良かったな」
って感じに言う
しかし凄い気になり後をつけるコニ
389通常の名無しさんの3倍:2005/10/20(木) 23:22:35 ID:???
>>387
あんま種世界で考えてなかったや
慰霊碑の前でもいいやw
「どんなに綺麗に咲いても、人はまた吹き飛ばす」?だっけ
それを怒りの目でシンにいわせ、そのシンの目を忘れられないラクス
それが初めての出会い
390通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 01:13:20 ID:???
シンのファンクラブとかありそうだな
391通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 01:47:28 ID:???
>>390
ラクスが音頭とってるな。間違いなく
392通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 02:38:10 ID:???
>>390
このスレはやさしくてあったかい世界ですなw
シンもてもてだよシン(ノД`)

だがやはり違和感がw
シンはファンクラブとかでおおっぴらにモテモテではない気がする
周りにはツンケンしてるから親しい人以外とはあまり付き合わないとか。
393通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 02:57:55 ID:???
>>392
10代は不良っぽいのにあこがれるお年頃ですよ
394通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 06:13:49 ID:???
シンとラクスの関係は基本的に秘め事がいい
395通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 06:18:41 ID:???
アイドルと不良の恋
396通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 10:11:23 ID:???
アイドル設定が萌えるよ
397通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 11:27:26 ID:???
お忍びデートとか良いよね
398通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 18:26:33 ID:???
過疎ってきてるしシンカガもまぜていい?
399通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 18:52:07 ID:???
>>398
シンカガは俺はいいと思うけど
多分住人はダメと言うな
400通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 19:10:18 ID:???
学園設定で萌えるならシンルナシンステシンカガシンマユも含めていいんじゃないかと思うが、荒れそう
401通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 19:22:25 ID:???
確かに荒れそう。
402通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 19:26:08 ID:???
今まで通りのがいいよ
403通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 19:35:07 ID:???
シンルナシンステシンマユはDESTINY学園スレ。
シンカガは単独カプスレがある。
404通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 19:35:50 ID:???
でもそれぞれで萌えてるから大丈夫な気もする
シンラク、シンフレって感じで
405通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:01:35 ID:???
確かに荒れるかもしれんがここもあんまり人いないし
他カプも混ぜたらどうか?
406通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:09:42 ID:???
age
407通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:09:42 ID:???
ナチュラルに混ざればよろしいかと
408通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:13:25 ID:???
シンラクシンナタに今迄通り萌えられるなら自分はかまわんよ(*´д`)
荒れるのは勘弁だが
409通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:16:34 ID:???
毎日寝坊するシンを家にまで起こしに来るルナ
410通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:16:52 ID:???
シンメイ萌えの私も別に荒れなきゃどうでもいいや
ネタに混ぜてくれると嬉しい
411通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:20:52 ID:???
・このスレでは本編を無視して女キャラ全員同次元に扱うこと。鉄板主張禁止!

こんな感じ
412通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:22:14 ID:???
>>409
ラクスは車でお迎え
メイリンは携帯に電話
ステラとカガリはまだ寝ている
ナタルはシンに目覚まし時計プレゼント
413通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:22:58 ID:???
職人さんに来て欲しい
414通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:24:02 ID:???
>>411
そんな感じ
ネタスレだしな
415通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:24:11 ID:???
ageてしまった。すまん
416通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:43:05 ID:???
シンステとシンルナは混ぜない方がスレのため
417通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:43:55 ID:???
オペレーターとか隠れ美人が好きな盛れとしてはシンアビを考えるしかないジャマイカw
418通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:47:26 ID:???
シンステシンルナも大丈夫だよ
ネタスレだし
419通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 20:54:16 ID:???
案ずるより萌えるが易し
420通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 21:12:18 ID:???
ぶっちゃけ本命はシンルナだがここでは別のカプでマターリしたいな…
>>417
シンアビw
アビーが来たのはシンがシリアスな時期だから影があるところに惚れるとかw
421通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 21:28:26 ID:???
>>418
スレあるんだからそっちでやればよくね?
カプスレの連中が荒らすためにわざとステラとルナマリア入れようとしてるように思えるんだが
>>420
いちいち本命がどうのとか言わなくていいお
自分が勝ち組ってこと主張したいだけならカプスレいけ
422通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 21:58:07 ID:???
>>421
いきなりカプスレがどーのとか勝ち組がどーのとか
お前も攻撃的杉。荒らしと変わらん。
423通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 22:02:58 ID:???
シンラク(´Д`*)ハァハァ
424通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 22:09:23 ID:???
>>422
いや、上の方でスレがない女キャラだけって結論出たのに
いきなり全部おkとか言う奴出てきたし不自然だろ
それにカプスレの連中が「ステラとルナマリア混ぜたら絶対荒れるw」って
盛り上がってたし
425通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 22:31:46 ID:???
でも過疎だし
426通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 22:33:39 ID:???
シンルナ厨とシンステ厨はいらない

案の定荒れそうだし
本編の糞展開だけで萌えてろ
427通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 22:36:30 ID:???
くだらないことでもめなさんな
某スレの二の舞になる
単独カプスレ無いやつだけでいいじゃないか
428通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 22:47:11 ID:???
>>424
だからってお前が煽る必要がどこにある?
カプスレが犯人だから何か問題があるのか?
スルーすればすむ事だろ
429通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 23:13:18 ID:???
わーい空気が悪くなってきた誰だ誰の差し金かな



ラクスとシンの夏休みはプライベートの無人島でサバイバルごっこ
二人きりで楽しみたいのにみんな着いてくるからホントのサバイバルになる
430通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 23:18:09 ID:???
>>429
サバイバルじゃなくてバトルロワイヤルだろう
431通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 23:23:34 ID:???
人がいるときといないときの差が激しいスレですね
>>429
フレイ様は愚痴が多そうだ
432通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 23:29:12 ID:???
シンと一緒に休日を過ごせることが嬉しくて磯ではしゃぐラクス
でも岩場で足を滑らせふくらはぎがぱっくり
シンが羽織っていたパーカーを裂いて止血するも歩けないのでおんぶすることに
触れ合い密着する汗ばんだ生肌(*´д`)ハァハァ
台詞は脳内生成してくれ
433通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 23:36:37 ID:???
>>432
ラクスタンハァハァ
434通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 23:45:04 ID:???
「馬鹿!なにやってるんだあんたは!こんなに深く裂けて……跡が残ってもいいのかよ
はしゃぐのはいいけど足元くらい注意しろ!」
「ごめんなさい、シン……でも、わたくし、シンとここに来られたことが本当に嬉しくて嬉しくて……」
「……ほら、止血できた。でもちゃんとした手当てしないと。歩けないだろ?おぶってやるから、ほら」
「シン?」
「……心配させるなよ。あんたが怪我するところなんて見たくないんだ」
435通常の名無しさんの3倍:2005/10/21(金) 23:47:37 ID:???
何でこのラクスはこんなに萌えるんだよ
436通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 00:31:34 ID:???
シンラクは最高カプだな
437通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 00:54:03 ID:???
>>432>>434
GJGJ!!
シンといるとはしゃぐラクスモエスw
怪我したのを見てシンは焦ってとんでくるわけだな
438通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 00:56:35 ID:???
>>434
シンについてこうと必死だったんだな
慣れない所だったのに
439通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 00:56:43 ID:???
やまだかつてないほどラクスに萌え
440通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 01:03:54 ID:???
なんかラクスがヒロインみたいだな
441通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 01:09:49 ID:???
初めてのことが多くてはしゃぐラクスタン
442通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 01:10:51 ID:???
シンはカガリといるときの方が楽しそう
って嫉妬するラクス
男っぽくなろうとするラクス
443通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 01:16:59 ID:???
Tシャツ短パンなラクス様
444通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 01:22:17 ID:???
>>443
服装も中身もいつもと違うラクスに少し複雑なシン
でもラクスの気持ちを知ると照れて自分はラクスが一番なんだ!!
って大声で言いそう
445通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 01:31:16 ID:???
>>444
そこでフレイ様の登場ですね
対抗してワンピースを着て出てくるフレイ
446通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 01:34:01 ID:???
いや、ミニスカナタルだろう
447通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 01:53:21 ID:???
>>446
ミニスカはそろそろきついです
でもそれいいなハァハァ
マリューと二人でビアガール攻めとかどうよ20代後半
448通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 02:01:11 ID:???
それをミリアリアにパパラッチされる
449通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 02:25:31 ID:???
その写真を黒ラクスに奪われる
写真を脅しの道具にされナタルとマリューはシンに近づけなくなる
450通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 02:27:56 ID:???
どうして急によそよそしくなったんだよ!と二人に詰め寄るシン
451通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 03:30:11 ID:???
間近に寄られて葛藤するナタル
美味しくいただこうとか思い始めるマリュー
452通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 03:45:02 ID:???
二人を問い詰めている内に感極まって涙ぐむシン
でもぐっと堪える
453通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 07:20:30 ID:???
シンの童貞を食うのは誰だ?w
454通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 08:07:35 ID:???
マリューとナタルを同時に問い詰めるより一人ずつのほうがいいな

マリューのところへ行く
ナタルのところへ行く
よそよそしくなった原因を考えてみる

ゲームだったらこんな選択肢が出る感じ
455通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 08:15:25 ID:???
>>454
選択肢によって

マリューのところへ行く マリュールート
ナタルのところへ行く ナタルルート
よそよそしくなった原因を考えてみる 黒ラクスルート

それぞれ発生
456通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 08:27:11 ID:???
分岐(・∀・)イイ!
457通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 14:43:34 ID:???
黒ラクスルートでよろ
458通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 15:18:20 ID:???
ナタルルート
459通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 20:41:50 ID:???
萌え尽きたかみんな?
460通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 23:22:03 ID:???
>>459
職人来ないと続かないみたいだな
461通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 02:03:14 ID:???
シン厨死ね
462ラクス・学園出逢い編:2005/10/23(日) 02:27:10 ID:???
 下校途中
シン「うわ、急に降り始めてきた」
  (朝あんなに晴れてたのに……天気予報で雨って言ってたらしいけど
   こんな土砂降りになるなんてな…)
シン「そういえば、マユが折り畳み傘持たせてくれてたんだっけ」
  (でも鞄の中から取り出すのも面倒だし、この距離なら走って帰ったほうが
   手っ取り早いか。どうしよう)

  走って帰る
→傘を差して帰る

  (やっぱり濡れるのは良くないよな。そこの公園のコテージで傘出すか)
 公園に移動
シン「しかしいきなりこんなに降らなくてもなー。えーと傘傘…」
??「あなたも、雨宿りですか?」
シン「え?」
 ラクス登場
  (先客が居たのか。ピンクの髪の毛の女子…どこかで見たことがあるような?
  って、同じ学校か。だったらすれ違ってたことがあってもおかしくないか)
ラク「どうかなさいましたか?」
シン「え?あ、いや、人が居ると思わなかったからびっくりしちゃって」
ラク「そうでしたの?わたくし、驚かせてしまいましたのね…」
シン「気にすることじゃないって!で、あんたは雨宿りしてるんだ?」
ラク「そうですの…迎えの者との待ち合わせの場所に待っていなくてはいけませんのに…」
  (……もしかしてお嬢様?)
ラク「約束の時間にもこのままでは間に合いませんしどうしましょう…」
シン「……もし良かったらこれ使う?」
ラク「そんな悪いですわ。あなたが濡れてしまいますわ」
シン「俺、家近いしいいって。走って帰ればすぐだし」
ラク「……では、お借りしますわ。ありがとうございます。明日お返しします」
シン「うん、それでいいよ」
ラク「あなたのお名前は?」
シン「シン・アスカ。あんたは?」
ラク「え…?」
シン「?」
ラク「わたくしの名前、ご存知ありませんの?」
シン「そりゃまあ、初対面だし」
 ラクス照れ顔
ラク「わたくしは、ラクス・クラインです」
シン「ラクスかー。あ、じゃあ俺帰るよ。じゃあ」
ラク「はい…シン」
463ラクス・学園出逢い編:2005/10/23(日) 02:28:09 ID:???
 翌日・学校
ラク「シン」
シン「あ、ラクス」
ラク「昨日は本当にありがとうございます。助かりましたわ」
シン「別にどうってこと無いって。時間大丈夫だった?」
ラク「はい…!もしよろしかったら、今度ゆっくりお話しいたしませんか?」
シン「いいけど…」
ラク「ふふ、それでは失礼しますわ、シン」
??「なーにラクス・クラインと仲良さ気に話してるのよー」
シン「わ、ミリアリア」
ミリ「わとはなによわとは!それにしてもびっくりねー。シンがラクス・クラインと話してるなんて」
シン「ラクスがどうかしたのかよ」
ミリ「……あんたもしかしてラクス・クラインのこと知らない?」
シン「?」
ミリ「あっきれた。今一番人気のアイドルじゃない。テレビぐらい見なさいよ」
シン「え……ええっ!!?」



ゲームの台詞風に
464通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 02:41:24 ID:???
>>462
GJ!
続きも期待していいのかな?
465通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 02:44:25 ID:???
>>464
マターリでよければガンガル
466通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 02:47:25 ID:???
マターリ待たせて貰うよ、ガンガレ
俺も何か書いてみるかなぁ……
467通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 03:08:24 ID:???
すげー、萌えた
音楽が切り替わったりイベントCGが出たりするタイミングまで容易に想像できた
職人さんGJ!
468通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 04:13:32 ID:???
>>462
いいなぁシンw
学園のアイドルと仲良くなれて!
>>466
待ってます
ここも保守しとくからマターリ考えておくれ
469通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 04:30:03 ID:???
>>462
GJGJ
アイドルに疎いシンに萌え
ちょっと高飛車なラクスに萌え
470通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 17:04:27 ID:???
>>462-463
GJ!!!!
自分を知らない人がいてちょっとびっくりなラクス可愛いw
471通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 20:52:11 ID:???
むしろ悪友風のミリィに期待するのは盛れだけでつか?
472通常の名無しさんの3倍:2005/10/23(日) 23:52:41 ID:???
age
シン「今日から俺も高校生か・・・。うぅ・・・、勉強がんばった甲斐があったな
   まさか第1志望に受かるとは!」
人だかりを掻き分け校門をくぐり抜ける
シン「さて!クラス割りを確認するか。え〜と・・・」
キョロキョロと掲示板を見渡すシン
シン「おっ!あったあった。1ーBか・・・・・って・・・、この名前は・・・」
自分の名前を見つけたはずのシンは何故か固まったまま。その目線の先には”フレイ・アルスター”の文字が
シン「フレイって・・・、あのフレイ?帰ってきてたのか?」
そう、フレイ・アルスターはシンの幼馴染であった。かつては家が隣同士ということもあって、
よく遊んでいた。だが、シンが小学5年のときに父の仕事の都合で引っ越したはずだった

〜教室にて〜
シン(やっぱり、あのフレイだ・・・。あの頃の面影が残ってる。
   で、でも・・・・、なんつーか、キ、キ、キレイになったよなぁ)
都合よく、窓側の一番後部座席というベスポジの席になったシンは
ボーっと前方に座るフレイを見ていた
現在は、クラスで席順に自己紹介の真っ最中である。そろそろフレイの番だ
シン(しっかし、何で帰ってきたんだろ?いや、というか俺のこと覚えてないのかな?)
そんな考えを巡らせていると・・・
(コン、コン、コン)
シン(ん?なんだ、隣のヤツ?)
?「よう、お前さん、彼女の知り合い?」
シン「彼女って・・・フレイ?」
ヨウラン「そう!さっきから熱視線送ってるからさ」
シン「バ、熱視線なんか送ってねーよ!」
?「ま、どうだっていいんだけどさ。彼女の知り合いなら、いろいろと教えてくんない?」
そう言って隣のヤツは手帳を広げる。そこには女の子の情報がびっしりと書かれていた
シン(うわっ!すげー。何モンだ、コイツ?)
?「お、彼女の番みたいだぜ」
その声に思わず顔を上げるシン

フレイ「はじめまして、皆さん。私はフレイ・アルスターです。・・・・・」

シンはその言葉を半分以上聞いちゃいなかった。覚えているのは、一瞬フレイがこちらの
顔を確認したかと思うと、何故か急に顔を背けたことだけだった。その頬に赤みがさして
いたのは自分の見間違いだろうか?

シン(覚えている?)




こんな感じで書いてみたが・・・。フレイ様の出番がほとんどないではないか!orz
失敗かな・・・。導入で力入れすぎた

474通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 02:14:06 ID:???
初めてフレイに萌えた
475通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 02:17:40 ID:???
>>473
GJGJGJ
幼馴染から再会ってのがいいよ
頬が赤くなってるフレイにテラ萌えwwwwwww
476通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 02:42:24 ID:???
ようやくこのスレに光が差し込んだな
>>473
GJ
477473:2005/10/24(月) 02:59:13 ID:???
一応、今考えてあるやつだけ書いちゃうわ


?「ふむふむ。フレイさんの趣味は音楽鑑賞でクラシックをよく聞く、と」
シン「って何で知ってんだ!お前!」
?「何でって・・・、今言ったじゃんよ」
シン「あ、そうなの?わりぃ」
そのまま机に突っ伏す
シン(う〜、話全然聞けんかった)
ヨウラン「まぁ、元気だせよ!俺はヨウラン!よろしく。お前とは気が合いそうだ。
     ちなみに女の子関連だったら期待してくれていいぜ!」
シン「あぁ、俺はシン。シン・アスカ。よろしく」
シンは力なくうな垂れた。そのとき!
?「やぁ、諸君!待たせてすまない」
キラキラをバックに1人の男が入ってきた
キラ「ボクがこの学校の理事長兼今日から君達のクラスメイト!キラ・ヤマトだ」
ヨウラン「うへ・・・、悪名名高いヤマト家の坊ちゃんと同じクラスかよ」
その後、ヨウランがいかにヤマトは手癖が悪いかを力説していたが、シンにとってはどうでもいいことだった


〜帰り道〜
シン「ふぅ・・・。いきなりセンセに用事押し付けられるとは」
担任に急用と言われ雑務こなすうちにすっかり日も落ちてしまった
シン「早く帰んないと。またマユにどやされる!」
妹には頭の上がらないシンだった
シン「ん?あれは・・・」
見ると校門の所にちょうど帰る人がいる
フレイ「あっ・・・」
振り返ったのはフレイだった
シン「や、やあ!覚えてる?シン・アスカだけど」
フレイ「お、覚えてるわよ!バカにしてる?たかだか数年会ってないだけで人の顔を忘れるワケないでしょ!」
シン「そ、そうだよな。ははは・・・」
シン(なんだろう?別れ際に俺、嫌われるようなことしたっけ?)
シンがそんなことを考えていると、急に怒っていたハズのフレイが節目がちになった
フレイ「あ、あの・・・。今の言い方はキツたった・・・、と思う」
何故かこちらを見ずに言う
シン「いや、いいんだ。それより今帰り?」
フレイ「ええ。そうよ」
シン「じゃあ、よかったら一緒に・・・」
帰ろう、とシンが言いかけた瞬間、
フレイ「バ、バカじゃなの?!何で私があなたと帰らなきゃならないのよ!」
そう言ってフレイは駆けていった
シン「やっぱ、嫌われてる?」
走り去ったフレイの顔が真っ赤になっていたことシンが判らなかったのは夕日のおかげだった・・・
478通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 03:05:37 ID:???
>>477
フレイかわいいフレイかわいい
ヨウランのキャラいいなww
479通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 03:14:52 ID:???
シンフレ萌えるなGJ
伊集院キラかよ
480473:2005/10/24(月) 03:15:48 ID:???
と、まぁちょっと「とき○モ」風に書いてみたが・・・

要望があったら続き書くよ
481通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 03:27:02 ID:???
>>480
続きよろ!!
482通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 03:43:35 ID:???
フレイ=鏡か
となるとラクス=古式 メイリン=早乙女妹
ナタルは該当キャラいないな・・・。
483通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 03:44:35 ID:???
>>480
続きをよろしく頼む
484473:2005/10/24(月) 04:20:29 ID:???
〜翌日〜
マユ「お兄ちゃん、お弁当忘れてる〜!」
シン「おう、サンキュ!」
シンは遅刻しないために早めに家を出た。昨日の事はまだ整理がついていない。フレイが戻ってきた。それはいい
しかし、自分は嫌われているのか?何故?幼馴染、そして一緒のクラスなのだから仲良くしていきたい
シン(それに・・・、もう高校生なんだから!か、彼女とかも・・・ッ!)
そんなことを考えながら歩っていると、
?「ま〜た背筋曲がってる!」バシッ!
シン「うわっゎわ」
後ろにフレイが立っていた
フレイ「おはよ。相変わらずそのクセ・・・。直ってないのね。今、考え事してたでしょ?」
シン「ってて・・・。何でそんな事?」
フレイ「あなた、歩きながら考え事するとき背筋が独特の曲がり方するのよ。ほら、朝は?」
シン「う・・・オ、オハヨ」
数年会っていない幼馴染のクセをどうしてそこまで理解しているのか?シンは不思議だった。
と、フレイは急にそっぽを向いた
シン「?」
フレイ「き、昨日は悪かったわね。再会の挨拶もロクにしないで・・・。あんな別れ方で・・・」
語尾が段々小さくなっていく
フレイ「あなたの事、忘れていたワケじゃないの!ただいきなり同じクラスで・・・」
シン(なんか、しどろもどろだ・・・)
フレイ「あぁ〜、だから!」
シン「いいよ」
フレイ「え?」
シン「いいよ。昨日は俺もいろいろあったし。それに・・・今朝のフレイは昔のままだったから」
フレイ「あ、うん」
そして俯くフレイ
シン「どした?顔赤いぞ、風邪か?」
フレイ「何でもない!ほら、さっさと行くわよ!」

そして2人は学校までの道のりを、互いの数年の話をしながら歩きだした



?「ふぅん・・・。彼女、もう男がいるのかな?・・・
いや、あれは“いいお友達”ってトコかな。ま、どっちにせよボクに靡かない女の子はいないケドね」
2人の後ろに止まった高級車からの視線が1つ
キラ「このキラ・ヤマトにね!」



ときメモはストーリーがないんでオリジナル要素が濃くなってきた・・・orz
こんなのでもいいか?
485通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 04:37:33 ID:???
>>484
最高っす
・・・キラが激しくいらないけど
486通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 06:36:25 ID:???
お邪魔虫キャラはお約束だけどね
487通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 07:24:42 ID:???
伊集院思い出したwww
これからシンは複数名と親しくなって爆弾点火状態になるのか
488通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 07:43:00 ID:???
ツンデレフレイたんイイヨイイヨー
しかしキラはマジで邪魔だなw
489通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 08:23:07 ID:???
てかこの展開だとキラが実はおんn(ry
490通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 08:33:47 ID:???
>>489
キモイから勘弁してくれ
491通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 09:06:13 ID:???
通学中に携帯から
シンフレいいなぁ!
また続きも頼みます…
できればシンラクもお願いしますw
492通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 19:14:04 ID:???
シンフレ!いいな
ところでシンミリとかもありですか?
493通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 19:14:45 ID:???
>>492
あり
494通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 19:16:17 ID:???
>>492
当然ありだ
シンナタやシンマリュ果てはシンミナまであるんだから
シンミリがないわけないだろ
495通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 20:35:47 ID:???
前の方でアビーは生徒会ってカキコあったが
1〜2年先輩で放送部な感じもしてきたぞ
顔は知らないけど声はよく聴いてる、と
496通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 21:03:51 ID:???
>>495
いいなそれw

廊下でぶつかるシンとアビー
アビー「あ、だ、大丈夫!?」
シン「あてててて…(あれ、この先輩の声どこかで…)」
497通常の名無しさんの3倍:2005/10/24(月) 21:22:57 ID:???
>>496
なるほど!
アビーはシンの部活の応援を放送を通してやってしまったことのがあって〜って
これメイリンのときにでたネタだったw
498通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 00:02:16 ID:???
黒ラクスとフレイの戦いが見てみたい
499通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 00:18:40 ID:???
シンシホ(*´Д`) エザシン(*´Д`)
500通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 00:21:40 ID:???
エザシンかよ
熟した果実にいじられる青いツバメ
萌える
501通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 00:31:43 ID:???
アイシャ×シン(*´Д`)ハァハァ 三人娘×シン(*´Д`)ハァハァ
502通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 00:34:34 ID:???
三人娘に翻弄されるシン
シンは状況が飲めずにあたふたして
その隙にズボンを脱がされるんだな
萌え
503通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 00:43:05 ID:???
シンメイ可愛いよシンメイ。
シンは髪下ろしたメイリンにドキドキすると良い。
504シン×フレお昼休み編:2005/10/25(火) 01:00:19 ID:???
高校入学から3週間がたった。友達も何人かでき、フレイとの仲も以前のように
戻りつつあった。シンの高校生活は順調と言えた。ただ、
シン「ふぅ、なんか今日は調子悪かったな・・・。小テストのデキも悪かったしなぁ」
キラ「フ、無駄な努力はやめたまえ!」
シン「おわ、キラ・ヤマト!何だよ?つーか、それだけ言いにきたのかよ!」

その数日後
シン「くそ〜、美術補習かよ・・・」
キラ「キミはホント要領悪いねぇ」
シン「おい!ってもういないし・・・」
こんな感じでキラ・ヤマトからなんともいえない嫌味を言われていた
シン(あんたは一体何なんだぁーーーー!!)
シンの心の叫びだった・・・


〜ある日のお昼休み〜
ヨウラン「さて!メシだメシ!おい、お前はどうするよ?」
シン「あぁ、今日は・・・」
そう言って目線を鞄に移す
ヨウラン「あぁ。今日は週に1度のマユちゃんデーか」
シン「なんだよそれ?ただマユが弁当作ってきてくれてるだけだろ!」
ヨウラン「はいはい。しかし、お前も幸せモンだね。愛しのフレイさんとはいい仲でぇ、
     弁当を作ってきてくれる妹まで完備なんてな」
シン「そんな・・・、フレイとは・・・。それにマユだって」
なんか恥かしくなってくるシン
ヨウラン「それとも、あれかね?やっぱ料理部に入るとこんな兄貴にでも弁当とか作りたくなるのかね?」
シン「そうそう。俺なんか味見役・・・・って!何でお前がマユの部活知ってんだよ!」
ヨウラン「ハン」
そう言って誇らしげに手帳を開くヨウラン。そこにはマユのプロフィールがプリクラ付きで載っていた
シン「おまっ!マユは中学生だぞ!つーか、俺だってプリクラ持ってないぞ!」
慌てて掴みかかるシン。ヨウランは機用にそれをかわしながら続ける
ヨウラン「いいじゃんよ。お前にゃ、フレイさんいるだろ」
シン「関係ねぇ!」
ヨウラン「お、噂をすればフレイさんだ」
シン「え?」
固まったまま振り向くと、そこにはフレイがいた
フレイ「ちょっといいかしら?」
何故か緊張しているようだった・・・・


おい!またフレイ様が出番ねぇyo!・・・・orz
505通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 01:09:06 ID:???
>>504
GJ
やっぱ伊集院キラいらねぇな
506シン×フレお昼休み編2:2005/10/25(火) 01:22:00 ID:???
シン「あ、どうしたの?フレイ」
フレイ「あ、あの!・・・・・シン、あなたお昼は?」
フレイはますます固まっていく
シン「え?・・・いや、お昼は・・・」
急に何だろう?と思いつつマユの弁当があるんだ、とは言えなかった
フレイ「あのっ・・・これ・・・、なんだけどね」
顔を背けつつ、1つの包みを取り出すフレイ
フレイ「これね。作ったんだけどお弁当」
シン「俺に!?」
フレイ「た、たまたまよ!ちょっと余計に作りすぎちゃって・・・」
何故か語尾が曖昧になっていくフレイ
フレイ「だから!あなたにあげようと思って」
そう言って笑顔になる
シン(うわ、かわいい・・・)
シン「あー、嬉しい・・・んだけど・・・」
シンは鞄にめを移す。見たところフレイの弁当はそんなに量がない。ありがたく貰って
2つ食べれば問題はないハズだ。だが、何故か本能が警告を発してる
そうやっているうちに、キョロキョロと鞄に目線を移すシンに気付くフレイ
フレイ「・・・シン?ちょ〜っと鞄を開けてみてくれる?」
シン「え?な、なんで?」
フレイ「あなた・・・昔から何かやましいことがあると目線を動かすわよね?」
シン「そ、んなこと、ないよ?」
フレイは変わらず笑顔だ。だが先ほどは感じなかった冷気が存在する
フレイ「は・や・く!ほら、開ける!」
キッ、と睨むフレイ。シンは昔からその顔には逆らえなかった
シン「はいっ!」
鞄を開ける。そこにはかわいらしいピンクの布に包まれた弁当箱が・・・・
507通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 01:29:33 ID:???
がんがって二つ食えシン
508シン×フレお昼休み編3:2005/10/25(火) 02:20:10 ID:???
正直フレイの視線が痛かった。”自分は鈍感”このことを自覚しているシンであったが、
この状況はまずい、ということは理解していた
フレイ「そう。もうお弁当貰っていたのね。そんなにかわいらしい物を・・・ふふっ」
シン(目、目が!笑ってないよ!)
シン「あー、フレイ?あのさ、誤解のないように言うケド・・・」
フレイ「誤解なんかしてないわよ?フフ・・・」
足取りもおぼつかないまま去っていこうとするフレイ
シン「あ、あのー」
フレイ「バカッー!」
シン「うわっ・・・ってて」
ヨウラン「あ〜ぁ。見事に誤解されたねぇ」
いつの間にか横に立っているヨウラン
シン「いたのかよ・・・。つーか、いたんなら説明してくれたって・・・」
ヨウラン「はは・・・。っていうか、お前だって弁当貰っちまえばよかったんだ。
     2つくらい食えるだろ?」
シン「うん・・・。なんでかな?なんか受け取るのを体が拒否したっていうか・・・」
そのとき教室の入り口から声が響いた
?「やぁ!悪いけど一部始終見させてもらったよ。残念だったね」
見るとキラがフレイに声をかけていた
キラ「ひどいヤツだねよねぇ、カレ」
フレイ「え?いや・・・、その・・・シンは・・・」
フレイは明らかに怯えている
キラ「ところでボク、お腹空いているんだ。よかったらそのお弁当貰えない?」
フレイ「で、でも!これはシンのために・・・」
キラ「まあまあ。いい場所があるんだ。行こう」
キラはフレイの言葉も聞かずに手を引いていく。その瞬間、フレイの視線がシンに向かった。助けを求めているのは明らかだ
シン「!あんたって人はぁーーー!」
シンはキラに向かって突進する
キラ「フン」パチンッ!
キラが指を鳴らすと大勢の人影が現れシンを押さえつける
シン「うわ!は、離せよ!」
キラ「やめてよね。一般人がボクに敵うハズないだろう?」
結局そのまま、キラはフレイを連れて行った
509シン×フレお昼休み編4:2005/10/25(火) 02:23:03 ID:???
〜10分後〜
シン「くそっ!」
ヨウラン「相手が悪かったな、シン。流石にヤマト家のボディーガードには敵わねぇよ」
なんとかシンを慰めようとするヨウラン
シン「うん・・・。でも助けられなかった・・・」
そのとき!
?「ギョワーーーー!!!」
誰かの絶叫が響き渡った
ヨウラン「な、何だ?」
シン「・・・・・今、思い出した・・・」
ヨウラン「え、何が?」
2人が話していると、さっきキラに連れて行かれたハズのフレイが教室に戻ってきた
女友達が話しかけると「失礼しちゃうわ!」とか言って怒っている
ヨウラン「な、何があったんだ?」
シン(フレイ・・・、子供の頃から料理の腕は進歩してないんだな)
シンは遠い昔にフレイの家に招待され、フレイの”手料理”を振舞われたことを思い出していた
・・・・・秘密にしておこう・・・・・
固く誓うシンだった


えーーー、キラはこれからドンドン貶めていこうと思います
一応、この後仲直りの放課後編があります。そろそろ女増やして女難にするか?
要望あったらやります
510通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 02:27:46 ID:???
>>509
とりあえずキラ貶しは絶対に変なの呼び込むからやめれ
そういうスレの盛り上がりは見たくない
511通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 02:39:23 ID:???
キラはイラネ
512通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 02:56:48 ID:???
>>510
了解
まぁ、「やめてよね!」を言わせたかっただけなんで
513通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 03:17:05 ID:???
>>512
フレイ=鏡
ラクス=古式
メイリン=早乙女妹
ミリアリア=片桐
ミーア=館林
ミナ=紐緒
見たいな感じでよろ
514通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 03:52:33 ID:???
おれはミリアリア=虹野が見たい
515通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 04:51:02 ID:???
    /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:イ:.:.:.:.|:.:.:.:l!:.:.:.∧:.:.:',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ
.    /:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.::.〃:.:/ .l:.:.:.:.|:.:.:.:ハ:./ ヽ、:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
   /:./!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l!:.:/  l:.:.:/!:.:.:.!  `     lハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. もきゅ、ハァハァ
.  /'´  l:.:/:.:.:.:/:.:.:.:i|// l:.:.ハ:.:.l     \  l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:!
      ∨:.:.:./:.:.:.:.:l  ● l:/  ヽ|  ●     !:.:.:.:.:.:.:.:.:.lヾ'、|
      !:.:.:./:.:.:.:.:.:!     |!   `         l:.:.:.:.:/.:.:.:.l:.:.:! AA使わないのこのスレは?
      !:.:∧:.:.:.:.:.:l """  (_人__丿  """  .j:.:.:/:.:.:.:.:!:.:.l
      !:/ l:.:.l:.:.:l      ヽノ          /イ:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:l 面白く無いな〜〜〜
      |!  ヽハ:.:ハ 、/⌒⌒i   /⌒ヽ    j:.:.:.:.:.:.:./ |/
           ヽ! /    |   |    \    :.:.:.:l:.:.:!

516通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 08:42:20 ID:???
メイリンを同級生にして朝日奈ポジションってのは? いやなんとなく
517通常の名無しさんの3倍:2005/10/25(火) 13:23:48 ID:???
>>515
ちっちゃいAAならいいと思うけど・・・一応文字が主流なんかな?
>>504-509
GJGJGJ
フレイ料理下手なんだなカワイスw
昔の記憶から拒絶反応がでてるシンもいいな
518通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 01:09:50 ID:???
今日は職人さん来ないんかな?
来ないとのびないね〜
519通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 01:17:38 ID:???
そろそろ来るんじゃないか?
520ラクス・学園巡りあい再び編:2005/10/26(水) 01:31:33 ID:???
 校門
シン「さて、帰るか」
  (……ん?)
シン「あの中庭の木の下に立ってるのって……」
 歌うラクスのグラフィック
  (ラクス…)
ラク「静かな〜…」
  (あ、この歌聴いたことある)
ラク「貴方を待って……あら?」
  (気付かれた!)
ラク「シン、いらしたんですか?」
シン「あ、…うんついさっき来たばっかだけど。
   ラクスが今歌ってたのってラクスの歌?」
ラク「そうですわ。ご存知ですの?」
シン「コンビニとかで流れてるの聴いたことある。
   あ、でも俺ラクスが歌ってるって知らなくて、この間はごめん。
   俺アイドルとか疎いから…ってか呼び捨てにしちゃってよかった?」
ラク「もちろん!わたくしもシンと呼ばせてもらっていますし」
シン「はは、そういえばそうだ」
ラク「ふふ。この間、実は嬉しかったんです」
シン「嬉しかった?何が?」
ラク「いつも、お話したことのない方でもわたくしのことを存じ上げてる方が
   ほとんどで、あまりお喋りしてくれませんから……
   サインをいただけますか、とか、頑張ってください、と言われるのも
   嬉しいのですけど」
シン「へー、そういうもんなんだ」
ラク「……」
シン「あ、えーと…俺でよかったらいつでも相手になるよ」
ラク「え?」
シン「ほら、それにこの間…」
  (お話してくださいって言われたし…)
ラク「…はい!ありがとう、シン。わたくし、本当に嬉しいですわ」
シン「あ、っと、どういたしまして」
ラク「それでは早速お喋り…」
??「ラクスさま〜、ラクスさま〜」
ラク「あらあら…」
シン「マネージャー?これから仕事なのか」
ラク「残念ですわ…」
シン「でもほら、まだまだ明日からでも時間はあるし」
ラク「そうですわね……ありがとう、シン。それではごきげんよう」
  (ラクス、大変そうだな…)
521462=520:2005/10/26(水) 01:34:32 ID:???
スマソ。中継ぎみたいなものだから盛り上がりは特に無しになってしまった
ときメモは2しかやったことが無いんで古式がわからないんだが
できるだけ今度から速く書きます
522通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 01:37:39 ID:???
>>513
その配役だと、伊集院はレイですね?

・・・って、そのまんまやんw
523通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 01:51:20 ID:???
>>521
2なら白雪美帆の妖精なしバージョンだな
524通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 02:15:43 ID:???
>>523
真帆はミーアか
なんかおもしろそうだな
525通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 04:49:31 ID:???
>>521
いつもありがとう
古式はおっとりお嬢様って感じだね
526通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 08:14:26 ID:???
シン×フレ係だが、これから女キャラ増やしてスレタイ通りに女難にしても住人的にはOK?
あと
フレイ=詩織(個人的に)+鏡
ラクス=古式+白雪
でいい?
ミリとメイリンはどうするかな…
引き続き要望ヨロ
527通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 09:19:23 ID:???
女難にしても自分は全然おk
528通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 09:33:15 ID:???
自分も女難おkドタバタラブコメっぽい感じが見たい
529通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 17:26:00 ID:???
女難期待age
530シン×フレ仲直りの放課後編+α:2005/10/26(水) 19:22:36 ID:???
〜放課後〜
シン「はぁ〜。結局チャンスなかったな」
シンは、あの後何度かフレイに声をかけようとしたが全て空振りに終わっていた
できれば今日中に誤解をときたかったのだが・・・
そんな感じで校庭を歩いていると騒がしい喧騒が耳に届いた
シン「ん?・・・あぁ、部活か」
放課後の校庭では様々な部活がそれぞれの活動をしていた。シンはなんとなくそちらの方へ足を向ける
シン(今日はフレイのことを助けられなかったからな・・・。体鍛えるためにも部活入ろうかな?)
そんな思いがあった

〜フレイ視点A〜
フレイ「・・・・」
校門に向かって歩って行くフレイの心境は複雑だった。お昼休みのことが原因だ
フレイ(あの時はカッとなっちゃったけど・・・。でもシンだって・・・。
    私の気持ちも知らないで。鈍感!)
謝りたい。しかし感情がそれを許さない
フレイ「ふぅ・・・」
ため息ばかりが洩れる。もやもやした気持ちを抱えながら校門にさしかかったそのとき
?「よ!ちょっといいかな?」

531シン×フレ仲直りの放課後編+α2:2005/10/26(水) 20:03:31 ID:???
〜10数分後〜
シン(なんかどれもパッとしないなぁ)
一通り部活を見て回ったシンだが、なかなか決まらなかった
帰ろう、そう思い校門の方へ戻ろうとすると
ポーン・・・・カツン!
シン「いって〜!なんだぁ?」
シンの頭にテニスボールがぶつかった
シン「これ・・・・。テニスボール?」
?「あら!申し訳ありません!」
シン「おい!気を・・・つ、け、ろ・・・。え?」
そこには目の覚めるようなピンク色の髪をした女の子が立っていた
?「あの?ボールがぶつかってしまったようですが。お怪我はありませんか?」
シン「あぁ、大丈夫だけど・・・」
シンは言葉を失っていた
シン(・・・かわいい・・・)
その女の子は心配そうにこちらを見ている。パッと見てもあまり運動が得意そうには見えない、
おっとりした感じの女の子がテニスウェアに身を包んでいた
?「私、まだ慣れてなくて。本当に申し訳ありません!」
シン「あ、いいよ!別にたいしたことないし。ほら、これ」
そう言ってボールを投げ返す
?「あ、ありがとうございます。ちょっとよろしいですか?」
そういってピンクの女の子は持っていたタオルをシンの頭に当てる
シン「う・・・、ありがとう」
?「あらあら、悪いのはこちらですのに。おかしな方」
クスクスと笑う
?「では、しばらくタオルを当てていてくださいな。今、先輩に断ってきますので。保健室に行きましょう」
シン「そんな!いいよ本当に!それに部活邪魔したら悪いし」
?「?大丈夫ですの?私の事でしたら気になさらずに・・・」
このままでは平行線だな、と感じたシンは
シン「じゃあ、このタオル。貸してくれないかな?あとは大丈夫だから」
?「それでしたら。かまいませんわ」
ピンクの女の子はニッコリ笑う
シン「うん。ありがとう。ほら、もう戻った方がいいよ」
ラクス「では。あ、私は1ーAのラクス・クラインですわ。もし怪我が悪化したりしたら尋ねてくださいな」
シン「わかった。俺は1ーBのシン。シン・アスカだよ」
ラクス「それではシン様。御機嫌よう」
シン(様?・・・・・お嬢様なのか?)
シンはずっとラクスの後ろ姿を目で追っていた
シン(ピンクの髪・・・、目立ってんな。・・・なんか、フレイとは違うけどかわいいかも)
?「ちょっと!」
シン「あて!イタイイタイ!耳が〜!」
急に耳を引っ張られる
シンが振り向くとそこにはフレイが立っていた
532シン×フレ仲直りの放課後編+α3:2005/10/26(水) 20:25:41 ID:???
〜フレイ視点B〜
?「というワケ。だからあいつのこと許してやってくんないかな?」
フレイ(全部私の誤解だったのね・・・。は、恥ずかしい!)
お昼休みの事情を聞いたフレイは顔を真っ赤にする
?「?聞いてる?おーい、フレイさーん?」
フレイ「あ、ごめんなさい!えっと・・・、ヨウランくん?その、ありがとう。教えてくれて」
ヨウラン「なに。いいってことよ!それよりもうすぐシンのヤツが出てくるからさ。そしたら謝っちまいな」
フレイ「うん・・・。でも許してくれるかな?私の一方的な誤解で突き飛ばしちゃって・・・」
フレイはますます落ち込む
ヨウラン「ダ〜イジョウブ!あいつさ、ああ見えてフレイさんにベタ惚れだから」
フレイ「!ベタッ・・・惚れ・・・!」
それは傍目から見て顔から火が出るんじゃないと思うほどの変化だった
ヨウラン(ホント、お似合いだねぇ)
苦笑するしかない
ヨウラン「ま、そんなワケだから。俺はこれで!」
フレイ「ありがとう!」
ヨウランはさっさと行ってしまった
フレイ(なんて声かけよう?)
考えを巡らせながら校門に寄りかかる
フレイ(それに・・・。シンが私のことを?・・・・わ、私は別にシンなんか!)
もはや1人芝居の域になっているフレイ
そうこうしているうちにシンの姿が見えてくる。だが何故か途中で方向を変えてしまった
フレイ(取り合えず追いかけなきゃ!)


〜テニスコート前〜
フレイ「フン!なによ、デレデレしちゃって!」
シン「いぃ!?デレデレなんかしてないよ」
フレイ「嘘おっしゃい!今、あの女の子見てぽーっとしてたじゃない」
シン「えぇ?見てたの?」
フレイ「ずっと見てたわよ!」
シン「ずっと?・・・いつから?」
フレイ「あ・・・」
シン「俺のこと・・・。見てたの?」
533通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 21:20:56 ID:???
ラクスと出合った!!!運命的な出会いw
フレイの「ずっと見てたわよ!」のところに萌えwww
534シン×フレ仲直りの放課後編+α4:2005/10/26(水) 22:14:57 ID:???

フレイの見ていた発言により両者は言葉を失う
フレイ「コホン!・・・まぁ、それはいいとして」
話を強引に逸らす
フレイ「お昼休みのことなんだけどね・・・」
シン「あ・・・」
シン(フレイから話を振ってくるとは思わなかった)
フレイ「その・・・、あのね・・・。私のご、誤解だったみたいね」
シン「へ?」
フレイ「誤解だったのよね?ごめんなさい!」
フレイは深く頭を下げる
シン「あぁ、うん。でもどうして?」
フレイ「ヨウランくんに聞いたの。カレが校門の所で待っていて。説明してくれたのよ」
シン(あいつ・・・)
シンは心の中でお調子者の友人に感謝した
シン「いいんだ。その場で説明しなかった俺も悪いしさ」
取り合えず誤解が解けてよかった
フレイ「あなたに何ていったらいいか・・・」
俯きながら震えるフレイ
シン「いいってば。ほら、顔上げて。ん・・・」
幼い頃からの2人の仲直りの方法。それは握手
シンの方から手を出してくるのは稀だったけれども・・・
そんなことを覚えていたシンにフレイは嬉しくなる
フレイ「私って昔から早とちりね・・・」


535通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 22:15:01 ID:???
>>532
フレイ萌え
テニス服ラクスはさらに萌え
536通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 22:16:00 ID:???
シンフレGJ
537シン×フレ仲直りの放課後編+α5:2005/10/26(水) 22:18:54 ID:???
〜帰り道〜
シン「でもゴメンな。あの時助けられなくて・・・」
何気に悔やんでいた。キラ(のボディーガード)に敵わなかったという事実
フレイ「ううん。シンが来てくれただけで嬉しかったわよ。それになんにもなかったし」
シン「そうかな?」
シンは落ち込んだままだ
フレイ「じゃあ、約束してくれる?今度また大変な目に会ったら、その時こそ助けてくれるって」
シンの気持ちを汲み取りフレイは案を出す
シン「わかったよ!俺・・・絶対フレイを守るから!」
シンに力強い表情が戻ってくる
フレイ「約束よ」
シン「うん!」
フレイ「で・も!」
シン「?」
フレイ「次までにちゃんと強くなっておきなさよ」
まるで姉が弟に優しく語り掛けるような口調で
そう言いながらシンに寄り添うフレイ・・・・・
シン(!!!うわうわうわうわ〜〜〜!!!)
たちまち真っ赤になるシン。普段のフレイならこんなことをするハズがないのに今はお構いなしだ
シン(えっと、えっと・・・・・、なんかわだいは???)
考えれば考えるほど混乱するシン
シン(そうだ!)
シン「フュ、フレイ!」
フレイ「ん〜?」
すっかりご機嫌口調のフレイ嬢
シン「あのさ・・・、さっき俺のことずっと見て」
たって言ってたよね?と言い終わらないうちに・・・
バスン!
光の速さで鞄がシンの顔にめり込んだ
フレイ「忘れなさい」
その声は春の暖かさを一瞬にして真冬に戻すほどの冷たさだった
シン「は、はひ・・・」

やっぱりシンは鈍感だった・・・・・・・・



試しにフレイ視点を入れてみたんだが・・・どうだろう?ツンデレなフレイ様になってるかな?
538通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 22:29:35 ID:???
>>537
フレイ視点がヨウランとの会話がほとんどだったことは残念だが
ツンデレれしたよ
539通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 22:49:34 ID:???
>>537
GJ
やっぱりシンは鈍感か
540通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 23:46:07 ID:???
>>537GJ!!ツンデレフレイ嬢テラモエス次回作も作られるなら期待して待ってます!!
541通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 08:06:19 ID:???
フレイ視点から萌える!
ツン羨ましいよ…
俺もフレイタンに甘えられたい叱られたい(*´Д`)
542アスカ家の居候 その1:2005/10/27(木) 13:37:00 ID:???
帰宅途中のシンは、いきなり誰かに呼び止められた。
「ねえ、そこのキミ」
シン「え、俺?」
「アタシとキミ以外誰もいないわよ。ねえ、ちょっとこっち来て」
シン「なんすか?」
声をかけてきたのは若い女性だった。シンより1,2歳ほど上だろうか。
何やらメモのような小さな紙切れを手にしている。
「○○地区というところ知らない?」
シン「ああ、知ってますよ一応。俺の家そこですもの」
どうやら彼女は道に迷っていたようだ。紙切れには簡単な地図が書いてあった。
「わぁ、ラッキー! ねえ、ついでだからさ、道案内してくれないかな?」
シン「え…?」
「あとさ、悪いんだけどこの荷物持ってくれると嬉しいなぁ」
シン「いぃ !?」
「ささ、早く案内して♪」
こんなマイペースな女、今まで見たことない。シンは戸惑いを隠せなかった。
シン「うぉ! ちょ…何が入ってるんすか、コレ?」
「ああ、丁寧に扱ってね。大事な仕事道具なんだから」
彼女が持ってくれと頼んだ荷物。小さな子供なら容易に収まるほどのかなり大きめの黒いバッグ。
中に鉄アレイでも入ってるんじゃないかと思うほど、とてつもなくそれは重かった。
シン「つ、次はどっち行けばいいんすか?」
「えっとね、う〜ん……多分こっちかな?」
シン「はぁ……」
思わずため息をつくシン。まったく妙な疫病神にとり憑かれたものだ。
期せずして身軽になった彼女とは裏腹にシンの足取りは深く、重い。
「いっけない…!」
シン「どうしたんすか、今度は?」
「迷っちゃったみたい、エヘ♪」
シンはその場でずっこけそうになった。まるで他人事のように平然と衝撃の事実を告白する彼女。
延々と重荷を持たせているシンに対して申し訳ないという気持ちなどおそらくこれっぽっちもないに違いない。
シン「もう、その地図貸してください。俺が見ますよ!」
「そっかあ! 最初からそうすればよかったんじゃない! もう、キミも早く言ってよね」
女性を殴りたくなったのは妹のマユ以外でこれが初めてだ。が、シンはその気持ちをグッと抑える。
543アスカ家の居候 その2:2005/10/27(木) 13:38:31 ID:???
シン「…こっちを右に曲がって、次の十字路を左に…ん?」
シンはあることに気付いた。この地図の通りに進むと自分の家にどんどん近づいている。
ただ、地図の示す目的地は大きな丸の中に「この辺」と書いてあるだけで非常に曖昧なものだった。
「あ、ココよ、ココ!」
シン「え…!?」
「どうもありがとう。おかげで助かっちゃった!」
シン「あの、目的地って……?」
シンの視線の先には、いつも見慣れた光景。
灰色の瓦が敷き詰められた屋根。小さいながらもきちんと手入れの行き届いた庭。赤レンガ造りの門。
どこをどう見ても、まさしく我が家。
「そう、アスカさんのお宅。ん…キミ、アスカさんとお知り合い?」
シン「え、いや……」
首を傾け軽い微笑をシンに向ける彼女。
マユ「あ、おにいちゃん! おかえりなさい!」
「え、おにいちゃん?」
突如玄関の扉が開き、中から妹のマユが顔を覗かして兄を出迎える。
なかなか動じないタイプであろう彼女も、この事実にはさすがに驚いたようだった。
マユ「あ、お姉さんも一緒だったんだ」
「ええ。マユちゃん、これからよろしくね♪」
シン「おいマユ、これどういうことだよ…?」
マユ「あれ、おにいちゃん聞いてなかったの? 今日から家にホームステイの人が来るって」
シン「はぁぁぁぁ !?」
「そういうこと♪ これからしばらくお世話になるわね、シン・アスカ君」
放心状態のシン。肩に下げていた彼女のバッグがずれて、地面に落ちる。
「ああ、もう! 丁寧に扱ってって言ったじゃない!」
そんな彼女の言葉も今のシンの耳には届かない。
「…そういえば自己紹介がまだだったね。私の名前は――」
そう言いながら彼女は髪を一回かき上げた。
髪はショートで色は茶色。後ろ髪の毛先が全てあり得ない角度で外にハネあがっているのが特徴的だった。
「ミリアリア・ハウよ。よろしくね!」
こうして、本日からアスカ家にすっとんだ居候が一名加わったのであった。
544通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 13:40:05 ID:???
ミリアリアの口調がわかんない…
なんかこれでいい気もするし、全然違う気もする

当初の設定は幼馴染だったけど
まぁこういうのもアリかなって
545通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 13:52:15 ID:???
>>542-544
GJすぎる!幼馴染だとフレイと被るし、こっちのほうがいいかもね
いい女難になってきたなw
546通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 17:11:58 ID:???
>>542->>544GJ!!続き期待してます!!
547通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 17:22:34 ID:???
>>542-543
GJ!
何か盛り上がってきたね。シンフレと同じ職人さんですか?

とこで学園となると制服はどうする?シンプルに学ランとセーラーか?
それともブレザーか?
548通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 19:01:13 ID:???
>>547
職人さんに任せればいいと思う
549通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 19:01:28 ID:???
シンには学ラン似合いそう
550通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 19:13:22 ID:???
ラクス様は体育服が似合いそう
551通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 19:14:53 ID:???
>>550
変態乙w
552通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 19:22:02 ID:???
>>548
いや、単にどっちが萌えられるかなと
553通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 19:37:18 ID:???
>>552
ブレザーだろうな
居眠りしてるシンに自分のブレザーをかけてあげるラクス萌え
それに嫉妬するフレイ様はさらに萌え
554通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 20:01:59 ID:???
>>542-544
ミリアリアキタ!!!
GJ、続き待ってますw

フレイはセーラーがいい
555通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 22:54:43 ID:???
ミリっぽいと思ってたらホントにミリだったハゥハゥ
556シン×フレ遭遇編:2005/10/28(金) 07:06:14 ID:???
やべwwwネタ考えてたら上質のミリアリアネタきてんジャン!やられたわ〜www
とりあえず出勤前に投下


〜お昼休み〜
あれからシンとフレイの関係は劇的に、とまではいかなが進展していた
フレイの普段の態度はそのままだが、本音を言ってくれることも多くなった

そんなある日のお昼休み
シン「そういやさ、お前、ラクス・クラインって子知ってる?」
ヨウラン「ブッ!・・・何?お前浮気?」
ヨウランの食べていたパンがシンの顔に吹きかかる
シン「きったないなぁ・・・。つーか何だよ?浮気って!」
ヨウラン「いや、お前からフレイさん以外の女の名前を聞くなんて思ってなかったから」
シン「ちょっと・・・な」
ヨウラン「ふ〜ん。ま、いいや。え〜と、ラクス・・・ラクスっと」
そう言って手帳をめくるヨウラン
ヨウラン「あった。耳かっぽじってよく聞けよ」
     ・
     ・
     ・
ヨウラン「ってとこだな」
シン「別にそこまで詳しく聞いてないんだがな」
相変わらずの情報網に呆れ返るシン
?「まぁ、私のことよくご存知なんですね」
シン・ヨウラン「うわ!!」
2人が振り返るとそこにはピンクの髪の少女が立っていた
ラクス「あらあら、どうしました?」
シン「あ、あ、あんた!どうしてうちのクラスに?!」
ヨウラン(っていうか、おい!お前ラクスさんと知り合いなのかよ?)
たまらず聞き返すヨウラン
シン「ま、まぁな。それよりラクス・・・さん?どうして?」
ラクス「はい。先日のお怪我の具合はどうかと思いまして」
シン「ああ。そのことか。あれなら全然ヘーキだよ」
ラクス「それはよかったですわ。シン様」
シン「それだけのためにここへ?」
ラクス「はい!そうですが?」
それだけのためにわざわざ他のクラスに・・・。気遣いは嬉しかったがラクスの行動の
突拍子さに驚くシン
シン「・・・まぁ、いいけどさ」
気付けば突然の出来事にクラス中の視線が集まっている
557シン×フレ遭遇編2:2005/10/28(金) 07:22:26 ID:???
シン「取り合えず、大丈夫だからさ」
ラクス「シン様にそういっていただけてよかったですわ。
    私あれからずっと気がかりでしたの・・・・」
悲しそうに顔を俯けるラクス。隣のヨウランには何のことかさっぱりだ
シン「あ、そうだ!これ・・・、洗ってきたんだった」
慌てて鞄から先日のタオルを取り出し返すシン
ラクス「まぁ。わざわざありがとうございます。シン様に迷惑をかけてしまいましたわ」
シン「いや、これくらい当然だよ」
ラクス「でもあれは完全にこちらの不手際でしたのに・・・」
ますます縮こまるラクス
シン「誰にだってミスくらいあるさ。それにテニスだってそのうちうまくなるって!」
その姿が妙にかわいらしく、なんとか元気付けようとするシン
ラクスは目を大きく見開いたかと思うと
ラクス「お優しいのですね・・・。シン様は・・・」
ほんのり頬を染めながら返してもらったタオルを胸に抱く
ラクス「私、がんばりますわ・・・」
ラクスの言動がシンには妙にこそばゆく感じる

558シン×フレ遭遇編2:2005/10/28(金) 07:41:08 ID:???
シン「そ、それとさ。その様っていうのやめてくれないかな?」
ラクス「え?」
シン「慣れてないんだよ。そういうの」
ラクス「そうですか?では・・・?」
シン「普通にシンでいいよ。な?」
ラクス「・・・・・」
シン「どうした?」
ラクス「い、いえ!男の人にそのように言われたのは初めてですから・・・。
    その・・・」
シン「なんだよ、普通だろ?友達として」
友達、その言葉に再び目を見開くラクス
ラクス「友達・・・そう言ってくださいますの?」
シン「え?・・・・・慣れ慣れしかったかな?」
少し心配になるシン
ラクス「いえ・・・わたくし、今まで男の人の友人はおりませんでしたので・・・
    うれしくて」
その顔はすでに真っ赤になっており、恥ずかしそうに身をよじっている
シン「そうなんだ・・・。俺でよかったら・・・その・・・友達になってもいいけど」
シンの方も段々恥ずかしくなってきて語尾が消えがちだ
ラクス「はい♪よろこんで!」
その笑顔に今度はシンの顔が爆発する
シン(!!!〜〜〜〜!!!)
ラクス「あ、でしたらわたくしの事も”ラクス”とだけお呼びください」
シン「あ、・・・・・うん」
もはやまともに言葉が返せないシン。なんとか助けを求めようと
ヨウランの方へ顔を向ける・・・・・・。そこには・・・・
?「ずいぶん楽しそうじゃない?シン・・・・!」
眉をつり上がらせたフレイ様の姿があった
シン「!!!!!」
シンの顔は一気に青ざめ、そこにいたはずの友人の姿を再度探す
だがヨウランは既に教室の外まで退避しており、入り口から”ガンバレ!”と
ジェスチャーを送っていた・・・・
シン(・・・・そんなぁ・・・・・)
泣きたくなるシンだった


まぁ、こんな感じ。続きは帰ってきてからかな
559通常の名無しさんの3倍:2005/10/28(金) 07:50:57 ID:???
女難だーーーw
560通常の名無しさんの3倍:2005/10/28(金) 13:52:37 ID:???
フレイ様ハァハァ
561通常の名無しさんの3倍:2005/10/28(金) 14:54:20 ID:???
女難女難www
ラクスは女の子っぽいなぁ
お嬢だから友達として見られたことがないのかもな・・・切ないな
フレイ恐いよフレイw
562通常の名無しさんの3倍:2005/10/28(金) 16:48:05 ID:???
>>542-544
>>556-558
別の職人さんなのか?
563通常の名無しさんの3倍:2005/10/28(金) 21:11:44 ID:???
わざわざ聞かずとも文体見ればわかるっしょ
564通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 02:37:21 ID:???
>>547
シン×フレは思いつきでときメモ風にしたんで一応、学ラン・セーラーかな?
シンは前のボタンは留めてませんw
>>561
ラクスは一応、お嬢様設定。友達も距離を置きがち。世間に疎いのでたまに
シンを驚かせます
>>562
別ですね。取り合えず俺は「シン×フレ〜」で統一しているんで・・・
565シン×フレ遭遇編4:2005/10/29(土) 02:58:26 ID:???
〜フレイ視点〜
最近のフレイはご機嫌だった。特にシンと話しているときは別人のように
表情が豊かになる。だが友人がそれを指摘しても本人は否定するだけ・・・
本人達は知らなかったがクラスの中では公認として認められつつあったのだ

〜ある日の昼休み〜
フレイ(さて。授業もおわりね)
授業が終わるといそいそと鞄の中を探る。この日は以前にシンにあげ損ねたお弁当を
再び渡そうと持ってきていた
フレイ(今日は少し時間がなくてママに手伝ってもらっちゃったケド・・・。うん、
    やっぱり食べてもらいたいし)
その顔に知らずに笑みが浮かぶ
フレイ(シン・・・。食べたらおいしいって言ってくれるかしら?)
そんなことを考えるだけで胸がいっぱいになる
?「どうしたの?そんなにニヤけて?」
隣の友人が多少引きつつ聞いてくる
フレイ「え?!いや、なんでもないのよ。おほほほ」
なんとか作り笑いで誤魔化す
フレイ(いけない、いけない!なんで私がシンのこと考えて笑わなきゃならないのよ!)
それは多分”恋”という感情なのかも知れないが、本人は決して認めないのだった・・・


〜そして現在〜
シンはただラクスと話していただけ・・・。なにもやましいことはないハズだ
そのハズなのに・・・

フレイ「・・・」
シン「あの・・・?怒ってんの?」
恐る恐る尋ねる
フレイ「別に!何で私が怒らなきゃならないの?」
566シン×フレ遭遇編5:2005/10/29(土) 03:12:49 ID:???
以前からシンがたまにクラスの女子と話をしていると、フレイから視線を感じることはあった
だがその中に特に感情は感じられなかった
今は確実に怒っている

シン「う〜・・・」
フレイ「・・・」
2人の間に微妙な空気が流れていると
ラクス「まあまあ、シン?こちらの方は?」
ラクスが場にそぐわない明るい声でシンに語りかける。その顔はあくまで笑顔であり、
決して他意のないものだった
フレイ「シン・・・、ですって?呼び捨て?」
フレイの小声がシンの耳に届く
シン「いやっ!これは・・・、その・・・」
もうシンには何がなんだかわからない
ラクス「初めまして。わたくし、ラクス・クラインと申します。あなたは?」
フレイ「・・・フレイよ。あなた、シンとはどういう関係かしら?」
いきなり突っかかるフレイ
ラクス「どういう・・・と申されましても?どういう関係でしょう?シン?」
シン(そこで俺に振らないで〜!)
フレイ「そう。一言では表せない関係ってワケね・・・。それじゃ、シンお邪魔だったみたいね?」
フレイは2人の横をすり抜け教室を出て行ってしまう
シン「あ、・・・」
シンは追いかけようと思い、ラクスが隣にいることを思い出し、結局動けなかった
567通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 03:14:49 ID:???
ラクス萌え
568シン×フレ遭遇編6:2005/10/29(土) 03:34:43 ID:???
数分固まっていただろうか?床を見つめるしかなかったシンにラクスが声をかける
ラクス「シン、あの方はあなたにとってどんな方ですの?」
あくまでその顔は笑顔であり、責める様な口調でもない
シン「どんなって・・・。大事な・・・人、だよ」
自分の言葉に恥ずかしくなる
ラクス「なら追いかけなさい。あの方は今とても悲しい顔をしておられました」
その声は凛としてシンの耳に響く
シン(悲しい顔?俺、守るって言ったのに!)
シン「ラクス!ごめん!俺・・・」
ラクス「はい、いってらっしゃいませ」
シン「うん!ありがとう」
笑顔で見送るラクス。ラクスはいつも自分で正しいと思うことをしてきた
今だって自分のことを”友達”と言ってくれた男の人が悲しい顔をしていた
ので助言を与えただけ・・・。でも、シンが「大事な人」と口にした瞬間、
感じた胸の痛みは何だったのだろう?
ラクス(シン・アスカ・・・・)
その不思議な少年の顔を思い浮かべながらラクスは教室をあとにした・・・


〜屋上〜
フレイに追いついたシンはあれこれと言葉をかけた
最初は何も聞いてはくれなかったフレイだったが、
シン「じゃあさ、今度2人で出かけよう!」
という言葉に過敏に反応した
シン「な?その、お詫び?ってワケでもないけどさ」
フレイ(こ、こ、これって・・・。デ、デ、デート?)
フレイは顔を真っ赤にしながら反応しない
シン「だめ、かな?」
シンにとっては最後の策だった。以前、ヨウランに「女の子の機嫌取りには遊びに誘うのが
一番だぜ!」と言われたことを思い出したのだ
フレイ「・・・・・・うん、いいよ」
何故か声がすごくか細い
シン「え?なんだって?」
フレイ「っ!いいって言ったのよー!」
こうして2人の初デートが決まったのだった

なお、余談ではあるがフレイのお弁当は母が手伝ったため、普通においしかった
そのためシンはフレイの料理の腕を勘違いしたことは2人にとって幸いだったのかもしれない・・・
569通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 03:38:21 ID:???
なんか結構グダグダになってしまった・・・orz

気に入らなかったらすまん!

ちなみにデート編では○○○を出す予定(3文字ね)
570通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 03:44:16 ID:???
>>569
いやいや、GJだぞ!!
フレイが良いツンデレぶりでワロスw

またよろしく!!
571通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 04:15:01 ID:???
>>569
ナタルだな
シンナタはぁはぁ
572通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 06:08:50 ID:???
シンフレハァハァwww
フレイに激しく萌えた
573通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 11:31:06 ID:???
シン「はぁ……」
シンは深いため息をついた。もうこれで何度目になるだろうか。
夕食を終え、自室に戻り本日の宿題にとりかかっているのだが、まったく集中できない。
数学は決して嫌いではない。担当のグラディス先生の授業も比較的わかりやすい。
だが、今は無駄に長くて抽象的な問題文がまるで古代の石碑に刻まれた摩訶不思議な文字の羅列のようにしか見えなかった。
それでも数学の課題だけは何が何でもやらなくてはいけない。
仮に忘れでもすれば、無条件でその学期の数学の成績が『1』になるからだ。
ボサボサの頭を焦るように掻きながら、シンは必死に問題集と格闘していた。
「わっ!」
シン「ひゃあ !!!」
唐突に背後から大きな声と同時に肩をポンと叩かれ、シンは情けない悲鳴を上げた。
ミリアリア「きゃはは! イイ、イイよ。下手な若手芸人よりずっと面白いリアクションだったよ、今の。きゃはは!」
シン「なんなんすか、いきなり !? しかも勝手に入ってくるなんて…」
ミリアリア「ん、ちゃんとノックしたけど?」
シン「え…?」
そう言えば、コンコンとドアを叩く音がしたようなしなかったような……。
だが、それを明確に思い出すのは今のシンには不可能だった。
ミリアリア「んで、何の反応もなかったんでお邪魔しちゃいましたー!」
シン「アンタって人は……」
肩を落としうなだれるシン。そしてまたため息をひとつ。
自分がこんなに心乱されている原因は目の前でニコニコしている彼女。そう、彼女こそ由々しき元凶。
帰宅途中に偶然道に迷った彼女と遭遇し、散々振り回された挙句、その目的地が何を隠そう自分の家で、
しかもしばらくこの家に厄介になると聞かされたら誰だって落ち着けるわけがない。
シンのイライラは最高点に達した。
シン「あのですねぇ…!」
ミリアリア「ああ、そこ間違ってるわよ」
シン「へ?」
ミリアリア「その問七は、Aの値が0以上のときと0未満のときで場合分けしなくっちゃ」
シン「え…あ、そっか……」
ミリアリア「ついでに言うと、その次の問八は、そんなご丁寧に一から計算しなくても、
       こんな公式があるからさ、これを覚えておけば便利だよ」
シン「……」
心の中でシンは泣きたくなった。
問題を教えてくれるのはこの上なくありがたいことなのだが、いとも簡単に彼女はシンの怒りを受け流す。
風にそよぐ柳に拳を打ってもまるで手応えがないのと似たような感覚なのかもしれない。
気が付けば、シンは彼女のペースに調子を合わせ、彼女の掌の中で踊らされていた。
574通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 11:32:07 ID:???
ミリアリア「学生サンはいつの時代も大変ね。勉強、勉強でさ」
シン「まぁ、そうっすね。でも、仕方ないんじゃないですか?」
ミリアリア「…それにしても、何もない部屋ね。シン君、あなた趣味とかないの?」
シン「ちょ、ちょっと……あまりヒトの部屋ウロウロしないでくださいよ!」
確かにシンの部屋はいささか寂しすぎるきらいもあった。
テレビやパソコンなどはあるものの、それ以外に目に付くものといえばベッドと本棚くらいなもので、
壁にはポスターの類のものは貼られておらず、割と立派なショーケースの中もほどんど空っぽ。
必要最低限のものしか置かれていない、そんな部屋だった。
ミリアリア「でも、そういうタイプに限って……あれ、ない」
シン「ああ、ちょっと! 勝手になにしてるんすか !?」
いつの間にかミリアリアはベッドの前まで移動しており、マットの部分を持ち上げ何やら物色していた。
ミリアリア「さすがにHな本や0点の答案はないか…もう定番の隠し場所だものね」
シン「ブッ! ありませんよ、そんなところには!」
ミリアリア「じゃあ、どこにあるのかなぁ〜?」
シン「(しまった!)」
うっかり墓穴を掘ってしまったシン。思わず手で口を塞ぐ。
だが、もう手遅れだった。ミリアリアは興味津々といった表情で一歩ずつシンに歩み寄ってきた。
575通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 11:33:00 ID:???
続く。
576通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 13:08:28 ID:1yx1TUVO
シン自爆すんの得意だなww
続き待ってるぜ
577通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 17:09:29 ID:???
良スレ保守
578通常の名無しさんの3倍:2005/10/29(土) 19:40:24 ID:???
ミリたんハァハァww
579通常の名無しさんの3倍:2005/10/30(日) 00:31:57 ID:???
正直萌えるw
このスレがのびつづけたら誰かまとめサイト作ってくださいm(_ _)m
580通常の名無しさんの3倍:2005/10/30(日) 04:06:27 ID:???
age
581通常の名無しさんの3倍:2005/10/30(日) 04:41:55 ID:53Vi/mah
>>576
自爆が一番得意なのはアスランでは?
582通常の名無しさんの3倍:2005/10/30(日) 21:31:46 ID:???
age
583通常の名無しさんの3倍:2005/10/30(日) 23:45:57 ID:???
ミリのお姉さんっぽさに萌え
584通常の名無しさんの3倍:2005/11/01(火) 01:11:18 ID:???
そろそろ職人さん来ないかな?
585通常の名無しさんの3倍:2005/11/01(火) 01:16:18 ID:???
職人まち!
586通常の名無しさんの3倍:2005/11/01(火) 01:16:55 ID:???
糞スレwwwwww
587通常の名無しさんの3倍:2005/11/01(火) 09:38:59 ID:???
そろそろシンナタ来い!
588通常の名無しさんの3倍:2005/11/01(火) 19:46:57 ID:???
このスレですら忘れ去られたアストレイ三人娘にも愛の手を!

そういや連ザでシン&マユラでプレイしとる女子高生二人組居て色々凄かった・・・。
特に事ある毎に背中合わせになったりしててちと(二重の意味で)もえた・・・・・・
589通常の名無しさんの3倍:2005/11/01(火) 20:31:52 ID:???
いちご100%なシンが見たい
590シン×フレ初デート編:2005/11/02(水) 05:47:10 ID:???
ちと間が空きました。すいません


〜デート当日〜
シン「う〜・・・」
シンは眠い目を擦りつつショッピング街へと向かっていた。昨日はデートのことで頭が
いっぱいでほとんど眠れなかったのだ
シン(つーか、あいつが余計なこと言うから。意識しちゃったんだよなぁ・・・)
実のところ、シンには自分から誘っておいてこれは”デート”である、という
意識がなかった・・・。ところが昨日、ヨウランにアドバイスを貰おうと
電話をしたところ、「デートじゃん!」とのツッコミをいただいた
シン(考えればそうだよなぁ・・・。あんとき、フレイの様子がおかしかったのは
   やっぱデートだと思ったから?)
結局、目的地に着くまで悶々と考えるハメになるシンだった

シン「ふう」
持ち合わせ場所の駅前ロータリーに着いたシンはベンチに腰を下ろす
シン(一応、15分前だからまだ来てないか?遅れたらまた怒りそうだしなぁ)
フレイ「シン」
シン「うわっ!・・・ってフレイ!?もういたの?」
フレイ「う、うん。ぐ、偶然早く目が覚めちゃって」
シン「そうなんだ。じゃあ、待たせちゃったかな?」
フレイ「い、いいのよ。そこの噴水って色が変わるのね・・・。
    キレイだからずっと見ていたわ」
シン「え?」
ふと、噴水に目を移すシン
シン(・・・確か、あの噴水って・・・)
駅のロータリーの隣に設置された噴水は目立つ場所であり、
よく待ち合わせに利用される。しかし、その噴水の下に設置されたライトの色が変わるのは
1時間に一回。それを見たということは・・・
シン(・・・少なくとも1時間前にはここにいた・・・?)
そんなに前からいた?どうして?そりゃ、お前。女の子がそんなことするってことは
それだけ楽しみにしていたんだよ・・・
頭の中に言葉が浮かんでは消える
フレイ「そ、それより。・・・ど、どうかな?」
考えに没頭していたシンだったがフレイの声により中断される
591シン×フレ初デート編2:2005/11/02(水) 06:19:45 ID:???
フレイは恥ずかしそうに聞いてくる
シン「・・・」
改めてその姿をマジマジと見るシン
フレイは、春らしい黄色いノースリーブのワンピースに白のジャケットを羽織っていた
胸元にはハート型をかたどったネックレス
シン「・・・キレイだ・・・」
知らず知らずのうちに口からそんな言葉が洩れる
フレイ「ほ、本当?」
よく見れば薄く化粧もしているようだ。そのせいもあり、学校の制服姿より大人っぽく見える
シン「う、うん!なんだか、大人っぽくて・・・」
そう意識すると途端にフレイの顔が見れなくなる
逆にフレイはパァっと笑顔になり、
フレイ「ありがとう!じゃあ、今日はどこに行く?」
そう言ってシンの腕を引っ張って行くのだった


2人は予定通りに軽く昼食をすませたあと、フレイの希望で服やら靴を見て回ることになった
フレイ「まだこっちに帰ってきたばかりだからよくわからなくて」
シン「ここなら大抵は揃っていると思うけど」
フレイの希望通りに店を案内するシン
フレイ「あら、ここいいじゃない」
お目当ての物を見つけたのか小走りに駆けていく
シン「あ、おーい?」
フレイ「これ、試着してみようかしら?」
取り残されたシンはやや不満気だ
シン(ん・・・。でもここは我慢かな?)
そっとポケットの紙を確認するシン。その紙には、昨日ヨウランに言い聞かせられた”要注意事項”
なるものが書いてある

ヨウラン(いいか?今回はフレイさんのご機嫌を取るためのデートだろ?
     だったら女の子の要望はなるべく聞かないとな。特に買い物なんかは注意だぜ?
     女の買い物ほど時間の掛かるものはない!お前は気が短いからな・・・。注意しろよ?)

シン(うん!ここはフレイにとことん付き合おう!)
固く誓うシンだった・・・・・
592シン×フレ初デート編3:2005/11/02(水) 06:58:21 ID:???
あれから何分たっただろうか?
実際の時間はそんなに経っていないのかもしれない。しかし、シンには1時間にも2時間にも
感じられた
シン(う〜・・・。長い・・・)
しかもフレイは試着をするたびにシンに感想を聞いてくる。そしてシンの言葉1つ1つに一喜一憂
するのだった。そのことは嬉しい。だが、正直シンは疲れていた
とその時、
ちゃらら〜♪
シン「あ?電話か?」
シンの携帯電話が着信を告げる。画面を見るとマユからだった
シン「悪い、フレイ!ちょっと電話!」
慌てて店の外に向かう。少々、この電話がありがたかった
フレイ「?・・・シン!ちょっと・・・」

外に出たシンはマユとお揃いのピンクの携帯を取り出す
シン「もしもし?」
マユ「あ、お兄ちゃん?今ドコにいるの?」
シン「どこって・・・。今日は出かけるっていったろ?」
マユ「でも夕方から勉強教えてくれるって言ったじゃない」
シン「あ・・・」
マユはときどきシンの勉強を教えてもらっている。県下でも有名な高校に進学
したシンのことを勉強が得意だと思っているのだ。だが、実際のところシンは勉強が苦手だった
シン(う〜、面倒だな・・・)
どうやってマユを言いくるめるか考えていたその時・・・
593シン×フレ初デート編4:2005/11/02(水) 07:08:09 ID:???
?「いたっ・・・」
シン「え?・・・あっ」
突然女の子と衝突してしまった
?「いったぁ〜い!」
シン「あ、ごめん」
その拍子に通話ボタンを切ってしまう
マユ「?ちょっ・・・、おにいッ・・・」ツーツー
シン「やっべー」
?「ちょっと!手ぐらい貸しなさいよ」
シン「あぁ、・・・・・って?」
マユのことに気を取られつつ倒れた女の子にを見ると、
そこには見覚えのあるピンクの髪があった
シン「あれ?あんたは・・・」
取り合えず、手を差し伸べる
?「もう!気が利かないわね?」
ピンクの女の子は文句を言いつつ立ち上がる
シン(確か、ラクス・・・だよなぁ?でも雰囲気が・・・)
目の前に立っているのは先日のラクスだった。しかしどこか雰囲気が違う
服装も大きく胸元が開いた七分丈の黒のTシャツのミニスカートという活動的なものだった
ラクスの私服などは見た事はないが、なんかイメージと違う・・・
ラクス?「あ〜ぁ、おニューのスカート汚れちゃった」
シン「その、ごめん」
その言葉に反応し、ジロジロとこちらを見てくるラクス(?)
ラクス?「ふん・・・まぁ、見た目はそんなに悪くないし。別にいいけどねぇ〜」
服装のせいで少々前かがみになるだけで大きな胸が見えそうになる
シン(!う、うわっ!)
悪いとは思いつつ目がいってしまうシン
ラクス?「まぁ、いいわ。次から気を付けてよね」
ラクス(?)はそう言うとさっさと行ってしまう
シン(な、なんだぁ?)
後に残されたシンの頭には疑問符ばかりが浮かんでいた

シンが店に戻ると、フレイはアクセサリーのコーナーへと移動していた
フレイ「もう、シンったら。遅いじゃない!」
その顔は怒っているようだったが、微妙に拗ねているようでもあった
シン「ごめん、ごめん!」
フレイに機嫌を直してもらうためにデートに誘ったのに、これでは本末転倒である
フレイ「知らない!」
プイっと顔を背けてしまうフレイ
シン「あー、じ、じゃさ!なんか買ってあげるよ」
フレイ「え?」
その言葉を予期していなたったのか、フレイは驚いてこっちを向く
フレイ「い、いいわよ。別に・・・。そんなに怒っているワケでもないし」
例によって後半部分が聞き取りにくい
シン「いいんだ。元々、そのつもりだったしさ」
フレイ「・・・」
シン「さ、好きなの選んでいいよ」
594シン×フレ初デート編5:2005/11/02(水) 07:39:10 ID:???
しばらくしておずおずとして選んだものを差し出すフレイ
シン「これ?」
コクンと頷く
シン(値段は・・・、そんなにしないか。よし!予算内だ)
それは一見すると、今フレイがしているようなハート型のネックレスなのだが
形が微妙にアレンジされてる。加えて、なんだか変な模様が入っていた
シン(変な形だな・・・。ま、いっか)
疑問に思いつつも会計を済ませるシンだった
595シン×フレ初デート編6:2005/11/02(水) 07:41:11 ID:???
〜帰り道〜
今日のデートは成功だったのだろうか?シンは隣のフレイの顔を盗み見しつつ考える
フレイはさっきから黙ったまま。ときどき、こちらを見て何かを言おうとするのだが、
結局何も言わない
シン(マズったかなぁ・・・)
ちょっと落ち込んでしまうシンだった

そんなこんなで別れ道にやってきた
シン「・・・じゃあ、俺こっちだから」
そういって別れようとすると、
フレイ「あ、待って!」
急にシンの袖を掴んでくる
シン{?どうした?」
それでもフレイは何も言わない。夕陽のせいか顔が真っ赤になっているように見える
フレイ「えっとね・・・。目、瞑ってくれる?」
シン「え?」
フレイ「はやくなさい」
シン「???」
何だろうと思いつつ目を瞑るシン。しばらくすると首になにかかけられる
シン「これは・・・?」
フレイ「・・・さっき買ってもらったネックレス。2つになるの」
フレイの首には先ほどまでとは違う、ハートが欠けたようなネックレスが
かかっている。自分の胸元を見るとちょうどフレイのと重ね合わせられる
ような形のネックレスが
フレイ「・・・私って素直になれないことがあるでしょ?
    自分でも判っているんだけど・・・。中々、ね。でもシンのことは
    嫌いじゃないの。それだけは知ってもらいたくて・・・」
そんなフレイの言葉に何も言えないシン
フレイ「これからも・・・素直になれない事があるかもしれないけど。
    それでも、シンがいいって言ってくれるなら・・・その・・・」
シン「・・・・・」
フレイ「その・・・、これからも仲良くしていきたいなって・・・」
シン「・・・・・うん」
フレイ「いいの?」
シン「俺の方こそ、フレイ嫌な思いをさせてないかって心配だったんだ」
フレイ「そんな・・・、全然そんな事ないわ」
     ・
     ・
     ・
こうしてこの日2人の距離は少し縮まった

余談:この日ポーっとして帰ってきたシンはマユにこっぴどく怒られました
596通常の名無しさんの3倍:2005/11/02(水) 07:43:31 ID:???
また最後の方がちょっとグダグダ・・・
すいません・・・

ちなみに住人的にはシンとの仲はどこまでアリなの?
597通常の名無しさんの3倍:2005/11/02(水) 07:55:05 ID:???
>>596
超GJ!!フレイかわいいな!ミーアも出てきたのかw

俺的にはチウまでかな・・・
598通常の名無しさんの3倍:2005/11/02(水) 10:30:18 ID:???
>>596
GJ!!GJ!!シンの心理描写がイイ!!

俺的にはハグまでです。
はやく続きをお願いします!!
599通常の名無しさんの3倍:2005/11/02(水) 13:38:39 ID:???
>>596
別れ際の二人の会話とか初々しくていいな

ギャルゲーっぽくするなら
やっぱりいってもチューまでかな?
600通常の名無しさんの3倍:2005/11/02(水) 18:18:47 ID:???
ミリアリア「さぁ、観念して白状しなさい。どこに隠してあるのかな、シン・アスカくん?」
シン「あわわわわ…ッ!」
完全に楽しんでいるミリアリア。白い健康的な歯を覗かせ、シンに迫って来る。
シンは顔を背けて、ミリアリアをなるべく見ないようにした。
彼女と視線を合わせると、あのエメラルドグリーンの透き通った瞳に吸い込まれそうで、
何もかも喋ってしまいそうだったからだ。
ミリアリア「ふふふ」
シン「?」
突然ミリアリアが思い出したように笑みを漏らす。理由がわからずにいぶかしがるシン。
ミリアリアはシンのベッドに腰を下ろし、腹を抱えて爆笑した。
ミリアリア「嘘よ嘘! 思春期真っただ中の年頃のオトコの子の楽しみを奪っちゃ可哀想だものね」
シン「……」
絶句するシン。アンタってヒトは…!
彼女は危険人物だ。気が付けば必ず彼女の術中に陥っている。
屈辱とも畏怖ともいえぬ、何やらワケのわからないもどかしい感情がシンの身体を支配した。
ミリアリア「でもさ……」
と、シンの枕を抱きかかえながらミリアリアは言う。
もう今のシンに数学の問題集に集中する余裕などなかった。警戒するような視線でミリアリアを見据える。
ミリアリア「彼女とかいるんでしょ?」
シン「ブ!」
ミリアリア「え…いないの?」
シン「いませんよ、そんなのは!」
ミリアリア「なぁんだ…」
何を言い出すのかと思えば、まったくこのヒトは…! むせ返りを治めるようにシンは胸を叩いた。
ミリアリア「じゃあ、好きな人はいるんでしょ?」
シン「い、いません…ッ!」
一瞬、赤い髪の気が強い幼馴染の顔が脳裏をよぎったが、シンはあえて否定した。
可愛いし、デートもしたが、彼女に対する感情が「好き」であるものかどうかシンにはわからなかったからだ。
601通常の名無しさんの3倍:2005/11/02(水) 18:19:43 ID:???
ミリアリア「…本当に?」
シン「ええ」
ミリアリア「ふぅん」
なんだつまんない、とでも言いたげな様子でミリアリアは外ハネ部分の髪を弄り出した。
それにしてもすごい髪だな…とシンは改めて思う。強烈なクセ毛なのか意識的にああしているのか気になったが、
それを口に出して訊いてしまうと彼女の琴線に触れてしまいそうで、シンはあえて訊かないでいた。
ミリアリア「もったいないね…」
シン「ん、何がですか?」
不意にミリアリアの口から漏れた言葉。小さな声でかなり聞き取りづらかったが、「もったいない」と
言っているようにシンは認識した。その後も何か発しているようだったが、その部分はまったく解析不能だった。
ミリアリア「ん? え! あ…ああ、そうよ! 時間よ! 時間が『もったいない』ってことよ!
       ほら、早く宿題しないと明日廊下に立たされちゃうわよ!」
シン「その貴重な時間を潰してくれたのはアナタじゃないですか…」
ミリアリア「あ、ああ、そうだったね。うん、ごめんね。私、お邪魔だったみたいね」
シン「いや、邪魔というほどじゃ……」
と、言うが早いかミリアリアはそそくさとシンの部屋を出て行った。
何だったんだろう? 急に彼女の様子が急変した。何かに慌てているような感じだった。
ほんのりと頬が紅くなっていたのは多分気のせいだろう。
シン「ああ、そうだ宿題…」
やれやれと思いつつ、シンは机に向き直して再び問題とにらめっこを始めたのであった。
602通常の名無しさんの3倍:2005/11/02(水) 18:33:12 ID:???
>>600-601
いいな!ミリそんなキャラだったっぽいw
職人クオリティたけ〜!!
603通常の名無しさんの3倍:2005/11/02(水) 21:09:36 ID:???
さりげないうっかりブリに萌え
604通常の名無しさんの3倍:2005/11/03(木) 02:35:13 ID:???
保守age
605通常の名無しさんの3倍:2005/11/03(木) 03:53:26 ID:???
最近職人さん来ないとレス伸びないけど俺みたいにROMってる人は多いんかな?
606シン×フレ体育祭編:2005/11/03(木) 08:44:40 ID:???
シンとフレイの仲はギャルゲーっぽければいいってことでFA?

〜今日は体育祭〜
6月上旬。よく晴れたいい日だった。まさに体育祭日和である
シン達の1-Bは目標として総合優勝を狙っていた。生徒達はどちらかというと、あまりやる気が
ないのだが担任の意向で大層な目標が掲げられることになってしまったのだ。
?「いいか!こういった行事はハメを外しがちになる。だが、体育祭といえど学校行事!
  君達にはその事を忘れないもらいたい」
ヨウラン「かぁ〜、気合入っちゃってるねぇ・・・。いつもにも増してHRが長いぜ」
隣ではヨウランがぼやいている
ヨウラン「やってらんないよなぁ?シン」
シン「あぁ。でも、ほら!俺は好きだよこういうの」
勉強は苦手ではあるが運動ならそこそこ自信のあるシンは結構乗り気だ。
ヨウラン「おうおう。さっすがクラス委員様は言うことが違うねぇ」
シン「バカっ!それは・・・」
そう、実はシンはこのクラスの委員長になっていた。理由は簡単、運悪くクラスの係り
決めをする日に遅刻してしまったのだ。いつの時代もクラス委員など誰もやりたがらない
”じゃあ、いない人でいいんじゃね?”
後からこの事実を聞かされたシンは非情なクラスだと思った
ヨウラン「だいだい、今日は普段なら休みだぜ?それなのに・・・」
?「そこ!なにを喋っている?」
シン・ヨウラン「・・・・すいません」
熱弁を振るっていた担任に怒られる・・・・
ヨウラン(しかしバジルール先生、いくらなんでも気合入りすぎじゃね?)
シン(う、うん。いつも熱心な先生だけど・・・)
ナタル「特にシン!委員長のキミにはクラスを引っ張っていってもらいたい」
シン「は、はい!」
ナタル「そう・・・。負けられんのだ・・・。今日ばかりは!」
シン「???」
何故か悔しそうに顔を俯けるナタルにシンは疑問を覚えた・・・


607シン×フレ体育祭編:2005/11/03(木) 08:47:31 ID:???
その後、10数分の演説が終わり、いよいよ体育祭の開始となった
〜廊下〜
フレイ「もう〜ばかね。シンったら。先生の話はちゃんと聞くものでしょ」
シン「たはは・・・。悪い」
初デートがあったあの日以来、フレイは学校内でも普通にシンに話しかけてくるようになった
フレイ「でもバジルール先生もやりすぎだとは思うけど・・・」
シン「なんか気合入っていたしね。でも嫌いじゃないよ?俺は」
フレイ「え?」
シン「なんか引っ張ってくれるって感じだしさ。いい先生じゃん?」
フレイはそっとシンの横顔を見る
フレイ(シンって年上が好きなのかしら?)
ついつい余計な事を考えてしまう
シン「それに、なんかフレイとさ。声似てない?バジルール先生って」
フレイ「えぇ?そ、そうかしら?」
シン「なんか怒っている時の声とか特に!あの声には逆らえない・・・みたいな?」
はははっと笑いながらフレイに同意を求める
フレイ「ちょっと・・・。どういう意味かしら?」
しまった、シンがそう思ったときにはもう遅かった
フレイ「なによ!シンは私が怒ってばっかりって言いたいワケ?」
シン「い、いや別に・・・」
シンが墓穴を掘ったなと思ったその時、
?「あー少しいいか?」
後ろから声がかけられた。2人が振り返るとそこには担任である、
ナタル・バジルールその人が立っていた
608シン×フレ体育祭編3:2005/11/03(木) 09:15:47 ID:???
シン「先生?」
ナタル「あぁ・・・、そ、その」
ナタルはなんだか恥ずかしそうに辺りを気にしている
シン「あのー?」
ナタル「あ、さっきは・・・す、すまなかったな。怒鳴ったりして・・・」
シン「い、いえ。悪いのはこちらですし」
急になんだろう?再びシンの頭に疑問が浮かび上がる。やっぱり今日の先生は変だ
ナタル「いや、その・・・。気が立っていてな・・・。申し訳ない」
誤りつつもやっぱり周りを気にしている。一方、フレイの方は急に現れた担任に面食らい
怒りの矛先が定まらないまま呆然としている
シン「どうした・・・んでありますか?今日は様子が変ですよ?」
シンは昔から敬語が苦手だ。ついつい、いつもの調子で喋りそうになる
慣れない敬語に幣癖していると
?「あらぁ〜?教え子を誘惑かしら、ナタルぅ?」
突然ナタルの後ろから人影が現れる
ナタル「ちょ!何言ってるんですか!マリュー!」
そこにはシンに見覚えの無い白衣を纏った女の人が立っていた
マリュー「だって〜、あなたが生徒と個人で話しているなんて珍しいもんだから」
おそらくナタルと同年代と思われるその女の人は、妙に子供っぽくエヘヘと笑う
ナタル「・・・あなたの基準で物事を判断しないでください。”ラミアス先生”」
先ほどは”マリュー”と呼んだのにも関わらず、何故か”ラミアス先生”の部分
を強調して言い直すナタル
2人は知り合いだろうか?シンがそんなことを思っていると
マリュー「あらあら〜?彼が噂のシン君かしら?」
急にシンの方を向きながら話かけてくる
マリュー「中々いい顔してるじゃない?ナタルが期待するのもわかるわ」
なんだか1人で納得している
ナタル「ちょ・・・私が言ったのは顔とかではなく!というか顔は関係ないいでしょう?!」
マリュー「初めましてシン君。私は保険医のマリュー・ラミアスよ」
隣で怒鳴っているナタルなどお構いなしでシンに挨拶をしてくるマリュー
609シン×フレ体育祭編4:2005/11/03(木) 09:36:08 ID:???
マリュー・ラミアス?その名前には聞き覚えがあった。
シン(入学当初、ヨウランが騒いでたっけ?確か”癒しの女神”とかなんとか・・・)
その時の会話を思い出すシン
    ・
    ・
    ・
ヨウラン「何お前?!知らないの?保険医のマリュー先生っつたら、そりゃ有名だろ?」
シン「知らないよ。保健室なんて行かないし」
ヨウラン「かぁー!お前ホントにフレイさん以外興味ないのな?」
シン「フ、フレイは関係ないだろ?」
ヨウラン「マリュー先生の抱擁セラピー・・・。ああ、俺も受けたいなぁ」
そのまま自分の妄想に入ってしまうヨウラン
ヨウラン「あぁ・・・。あの大きな胸に包まれたらどんなに幸せだろうか・・・」
シン「・・・」


マリュー「ん、どうしたのかなー?ボーっとして?」
気が付くとマリューの顔が目の前にあった
シン「うわぁ!」
マリュー「ん〜?」
その反応が面白かったのか、マリューはますます顔を近づけてくる。そして自然とシンの視線はその大きな胸へと注がれる
シン「・・・・・抱擁セラピー・・・・・」
知らずに口からそんな言葉が漏れる
マリュー「あら、知っているの?・・・・うふふ、興味ある〜?」
途端に先ほどまでの子供っぽい笑みから妖艶な笑みへと変わる
マリュー「サービス♪サービスぅ♪」
と、それまで蚊帳の外だったフレイとナタルが光速で割り込んでくる
フレイはシンを、ナタルはマリューを引き剥がす
フレイ・ナタル「なにやっているんですか!!!」
2人の声は見事にハモっていた
610シン×フレ体育祭編5:2005/11/03(木) 09:55:57 ID:???
フレイ「とにかくっ!失礼します!ほら、行くわよシン!!」
そのままシンはフレイに引きずられていってしまった。その姿はさながら”ドナドナ”
を彷彿とさせた。
マリュー「シンく〜ん。いつでも保健室にいらっしゃいね〜♪」
     ・
     ・
     ・

2人の生徒が去ったあと
ナタル「まったく・・・。あなたは何を考えているんですか?!」
ナタルが食って掛かる
マリュー「まぁ、いいじゃない?それに興味があったのよ。この前、
     あなたと飲みに行ったとき、ものすごく褒めていたから」
ナタル「なっ、そ、そんな事は・・・」
途端にナタルの顔が赤くなり、形勢が逆転する
マリュー「あなたが特定の生徒を褒めるなんて珍しかったのよ。そ・れ・だ・け」
ナタル「〜〜〜」
ナタルは何も言い返せない。確かに自分はあの生徒を気にかけている。何故かは知らない
特に成績が良いわけでもないし、ごく普通の生徒だ。しかし、何故か気になるのである
酔っていたとはいえ、この中学時代からの悪友にそのことを勘付かれてしまうとは・・・
酒に弱い自分が少し恨めしい
マリュー「それより、わかってる?今日のカケ」
ナタル「本当にやるのですか?」
マリュー「あったりまえよ!もしあなたのクラスが優勝できなかったら・・・。
     学生時代の・・・」
ナタル「わーわー!!」
ナタルが今日の体育祭に本気になっていた理由はこれだった。このマリュー・ラミアス、
3度のメシより面白いことが好きなのだ・・・・・
ナタル「では、ラミアス先生の応援するクラスは?」
なまじ付き合いが長く、様々な弱みを握られているナタルは逆らえないのだ
マリュー「そうねぇ・・・。ここはフェアに1年にするわ。1-Aとかね」
ナタル「いいでしょう。今日こそは負けませんよ」
静かに闘志を燃やす2人

こうして波乱の体育祭が幕を開けた・・・・・・
611通常の名無しさんの3倍:2005/11/03(木) 09:59:26 ID:???
体育祭とかいってまだ始まってなしorz


マリューは正直、悪乗りしすぎた・・・・
これじゃ、完全にミサトさんっすね。マリューファンの方すいません!
ナタルは口調がわからない。こんな感じでいいのかな?
わかるかもしれませんが2人の関係は「あずまんが」のノリで・・・・
612通常の名無しさんの3倍:2005/11/03(木) 10:13:06 ID:???
>>611GJ!!中の人ネタが微妙に入ってて楽しいですね!続き期待してます!
613通常の名無しさんの3倍:2005/11/03(木) 11:28:33 ID:???
>>611
面白かったですよ!すばらしいw
自分のペースでいいから、頑張ってください
614通常の名無しさんの3倍:2005/11/03(木) 20:03:39 ID:???
これは良いいちご100%ですね
615通常の名無しさんの3倍:2005/11/04(金) 20:10:32 ID:???
保守age
616通常の名無しさんの3倍:2005/11/05(土) 03:34:43 ID:???
ナタルたん萌えたわ
617通常の名無しさんの3倍:2005/11/05(土) 11:38:29 ID:???
シンがベッドの上で寝転がりながら雑誌を読んでいると、ドアをノックする音が響いた。
シン「どーぞ」
ミリアリア「ふふふ、お邪魔しちゃうね」
シン「ミ、ミリアリア…さんッ!」
入ってきたのはミリアリアだった。
視線が合うなり優しい笑顔を返され、思わずドキッとするシンであった。
ミリアリア「なに? そんなにビックリした?」
シン「い、いや…てっきりマユかなって……」
ミリアリア「なぁんだ。私があまりに美人すぎるから驚いたのかと思っちゃった」
シン「……ハハハ」
少し図星だった。
だが、その様子を悟られないようにシンは笑ってごまかした。
ミリアリア「何よ、その微妙な間は? 私ってそんなに魅力ない?」
シン「そ、そんなことないですって……」
潤んだ上目遣いで見つめられたら、誰だって否定できるわけがない。
ミリアリア「きゃはは! やっぱりシン君って純だよね。
       あんまりからかったら逆にこっちの良心が痛んじゃうじゃない」
シン「!」
してやられた。いつもいつもこの人は…!
シン「もう、なんなんすか! 用がないんなら出てってくださいよ!」
ミリアリア「まぁ、そんなこといわずにさ――シン君、私の仕事知ってるわよね?」
シン「え…あ、確か新聞社のカメラマンでしたよね?」
ミリアリア「ふふ、まだまだ見習いだけどね。で、明日シン君の学校で体育祭があるみたいじゃない?」
シン「ええ、そうですけど…それが何か?」
618通常の名無しさんの3倍:2005/11/05(土) 11:40:03 ID:???
シンの問い掛けに待ってましたと言わんばかりに不敵な笑みをこぼすミリアリア。
ベッドに腰掛けるシンの間近までグイと身を乗り出す。
ミリアリア「へっへー。突撃取材しにいくね♪」
シン「は?」
ミリアリア「あれ? 聞こえなかった? しゅざいよ、しゅ・ざ・い」
シン「…いや、そうじゃなくてですね、何で取材しに来るんですか?
   別にウチの学校の体育祭なんて特に他のトコと何ら変わりありませんよ?」
怪訝な表情をするシンに向かって、人差し指を突きたて「チッチッチ」と横に振るミリアリア。
ミリアリア「もう、わかってないんだから! 若人がスポーツに精を出して汗水流す姿って、
       なんか……なんか素敵やん?」
急にあごをしゃくれさせて誰かの物真似をするミリアリアに、
シンはどうリアクションしていいのか正直迷った。
ミリアリア「私がそう言ったら、その企画があれよあれよという間に通っちゃってさ。
       もちろん学校の方でも取材の許可は頂いてるし、思う存分撮っちゃうから!」
片目を瞑ってシャッターを切る仕草をするミリアリア。もう気分はノリノリらしい。
ミリアリア「もしかしたら、シン君の写真が新聞に載っちゃうかもね」
シン「え!」
ミリアリア「個人的にシン君の写真は多めに撮ってあげるから、期待しててね♪」
シン「ちょ……」
ミリアリア「じゃね、おやすみ」
そう言うと、ミリアリアは手を振りながら部屋を出て行った。
ひとり部屋の中に取り残されたシン。
相変わらず一方通行な性格だな。思わず大きなため息をこぼすのであった。
619通常の名無しさんの3倍:2005/11/05(土) 11:50:20 ID:???
>>617-618
GJでした!
ミリいい味出してるなぁ・・・w
620通常の名無しさんの3倍:2005/11/05(土) 18:20:35 ID:???
何かこのミリィ、大好きwwww
引っかきまわすお姉さんステキ
621通常の名無しさんの3倍:2005/11/05(土) 19:11:21 ID:???
ミリィの人が微妙にフレイの人のネタをパクってる件について
622通常の名無しさんの3倍:2005/11/06(日) 01:25:30 ID:???
きっと偶然です
623通常の名無しさんの3倍:2005/11/06(日) 04:48:13 ID:???
職人さん同士でイザコザがなければいいのでは?
ついでにageとく
624通常の名無しさんの3倍:2005/11/06(日) 04:49:43 ID:???
ミリィのしゃべり方かわぇぇ
625通常の名無しさんの3倍:2005/11/07(月) 03:11:41 ID:???
保守しとく
626通常の名無しさんの3倍:2005/11/07(月) 20:06:31 ID:???
age
627通常の名無しさんの3倍:2005/11/08(火) 01:37:13 ID:???
ヴィーノは出てこないのですかな?
628シン×フレ体育祭前編:2005/11/08(火) 07:44:45 ID:???
さぁ、溜まっていたキャラを出そう!


シン達の通う高校は県内でも有数のマンモス校である。生徒数は軽く三千人を超え、
様々な設備が整っている。そのため地域との繋がりも強く、学校行事ともなれば、それは
地域を挙げてのお祭りのようなものだった。
そんなわけで体育祭や文化祭といった行事には露店が出され、生徒の家族や他校の友人、果ては
隣町からも人が集まってくるのだった。
今日の体育祭も文化祭ほどではないにしろ、様々な露店が並び、人で溢れている。
そんな中、シンは自分の競技が始まるまでフレイを案内していた。

フレイ「子供のときも思っていたケド・・・。この学校ってすごいわよね」
行き交う人々に圧倒されつつフレイが言う
シン「フレイが引っ越したあとにさらに大きくなったからね。俺は昔からこの町に
   いたし・・・。あんまり気になんないかなぁ?」
フレイ「この人数はただ事じゃないわよ?」
シン「そうかなぁ?」
シンは苦笑しつつ人ごみを掻き分ける
フレイ「あ、ちょっ・・・」
フレイはその後について行けず、人ごみに飲み込まれ、倒れそうになる
シン「危ない!!」
シンは慌ててフレイの手を握る
フレイ「あ・・・」
シン「ゴメン。痛かった?」
フレイ「ううん・・・」
そう呟いて顔を赤くするフレイ。シンもしっかりとフレイの手を握っている自分に気付く
シン「あっ!い、いや・・・これは」
フレイ「・・・いいの。この人ごみだし。手・・・繋いでいてくれる?」
シン「う、うん。わかった」
フレイ「・・・・・離さないでね?」
そう言って上目遣いでこちらを見上げるフレイ。シンは恥ずかしいと思いつつもそれを受け入れる
そして2人が歩きだそうとしたその時、
?「ふ〜ん。フレイったらずいぶんとおしとやかになったのねぇ?」
からかうような声が後ろから響いた
629通常の名無しさんの3倍:2005/11/08(火) 07:45:37 ID:???
とりあえずここまでで
630通常の名無しさんの3倍:2005/11/08(火) 07:51:29 ID:???
>>629
何の前触れもなくGJ!!w

そして誰かわからん・・・orz
631通常の名無しさんの3倍:2005/11/08(火) 12:45:12 ID:???
>>629
ウホッいい寸止め。職人様GJです。
謎キャラオーブ三人娘の誰か?それともアビー?
632通常の名無しさんの3倍:2005/11/08(火) 13:21:38 ID:???
ミリたんか?
633通常の名無しさんの3倍:2005/11/09(水) 01:01:58 ID:???
>>630-632
正直迷っている俺ガイル…
一応、アビーかミリを考えているんだがミリはもう職人さんいるしな。どうしようか?
三人娘はもう設定が決まってるんでしばし待ってくれ
634通常の名無しさんの3倍:2005/11/09(水) 02:42:57 ID:???
>>633
ワクテカして待ってますよ!
俺は読んで感想言うことしか出来ないですけど、このスレは大好きです!
635通常の名無しさんの3倍:2005/11/09(水) 10:45:02 ID:???
待ちます。
636通常の名無しさんの3倍:2005/11/10(木) 02:26:23 ID:???
age
637通常の名無しさんの3倍:2005/11/10(木) 18:29:17 ID:???
>633
ミリィの方が自然ではありますな
にぎやかなキャラが多いようなんで、アビーには落ち着いたお姉さんポジをやってほしいとこですが
でも意外に明るいってのもあり?
どちらにせよ楽しみにしとります〜
638シン×フレ体育祭前編2:2005/11/11(金) 03:23:31 ID:???
?「ハ〜イ!約束どおりきてあげたわよ」
2人が振り向くとそこには同年代と思しき女の子が立っていた
フレイ「ミ、ミリィ!あなた本当にきたの?!」
フレイが驚いた声を上げる。どうやらフレイの知り合いのようだ。が、シンには見覚えがない
私服のところを見るとこの学校の生徒ではないようだが・・・
ミリアリア「何よ、せっかく来てあげたのに。この前電話で伝えたじゃない?」
フレイ「それは・・・。確かに聞いたけど」
何故かとても不味いところを見られたかのように口ごもるフレイ
ミリアリア「で?噂のシン君は・・・っと。あ、彼?」
表情がくるくると変わる女の子はシンの方を見る
ミリアリア「ふ〜ん・・・フレイも物好きねぇ?」
フレイ「ちょっ・・・、ミリィ!」
ミリアリア「ウソウソ。別にケチ付けたりしないわよ。あれだけ惚気聞かされちゃね〜。
      ま、大事な幼馴染に再会できたんだから、しっかりと手ぇ繋いどきなさいよ?」
フレイ「〜〜〜」
謎の女の子はカラカラと笑い、フレイは顔を真っ赤にさせ俯いている
シン(な、何なんだろう?)
話についていけないシンは(というより周りの喧騒で半分以上、何を話しているのか聞えない)
置いてけぼりだ。
ミリアリア「あ、初めまして!あたしはミリアリア・ハウよ。まぁ、フレイの親友ってトコね
      よろしく!シン君」
シン「はぁ・・・。どうも」
よくわからないが、取り合えず挨拶を返す。そして疑問を投げかけるようにフレイの方を見る。
フレイ「・・・彼女は私の中学時代の友人よ・・・」
シンの手前、いつまでも取り乱しているわけにもいかず、表面上平静を保ちながら疑問に答えるフレイ。
その話を要約すると、彼女はフレイが引っ越した先で出会った友人でで、この町に戻ってきた今でも連絡を
取り合っているそうだ。
シン「でも・・・、フレイの引越し先って確か・・・」
この町から遠かったハズである。いくら今日が休日とはいえ、気軽に遊びに来れるような距離ではない
ミリアリア「今は隣町の高校に通っているの。フレイと離れるのも寂しかったし・・・
      それに1人暮らしもしてみたかったしね〜」
シン「はぁ・・・。そうなんだ・・・」
ミリアリア「今度2人で遊びに来てもいいわよ。あ、でも1人暮らしだからって変な期待はしないでね?」
シン「な、何言ってるんですか!あんたは!」
ミリアリア「アハハッ!冗談に決まってるでしょ〜?」
シン(何か今日はこんなパターンばっかだ・・・)
心労が溜まっていくシンだった・・・・・
639シン×フレ体育祭前編3:2005/11/11(金) 03:42:49 ID:???
そんなこんなでミリアリアを交えて3人で露店を回ることになった
が、そこは女の子2人。最初はからかわれたため、言葉少なめだったフレイだが
次第に機嫌を直したのか、気が付くとシンそっちのけで2人で騒いでいた

シン(そういえば・・・)
なんとなく取り残された感のあるシンは自然と思考の渦に落ちていく
シン(俺ってフレイが転校した後のこと、全然知らないんだよな・・・)
改めてその事に気付かされる。どうして突然転校したのか?自分は何も聞かされていなかった。
何故戻ってきたのか?それも聞いていない・・・
今まで疑問に思っていなかったワケじゃない。ただ、なんとなく聞くことが躊躇われただけ・・・。
いや、本当は自分の知らないフレイを知ることが怖かったのかもしれない。
ミリアリアという自分が知らない友人が現れたことにより、シンはフレイとの間に距離を感じていた


ミリアリア「ちょっと!聞いてる?」
シン「おわっ!」
気が付くと目の前にミリアリアの顔があった
ミリアリア「ねぇ?喉が渇いたんだけどさ・・・。どこかに飲み物売ってない?」
ふと顔を上げるとフレイがすまなそうな表情でこちらを見ている
シン「あ、じゃあ俺買ってくるよ。2人ともここで待ってて」
急に居たたまれなくなったシンはそう言って駆け出した
640シン×フレ体育祭前編4:2005/11/11(金) 04:08:53 ID:???
ミリアリア「あ〜あ・・・、ちょっとマズっちゃったかな?」
フレイ「・・・・・」
ミリアリア「ごめんね・・・。別に2人の邪魔するつもりじゃなかったんだけど」
フレイ「ううん・・・。いいのよ、ミリィ」
しばらく心配そうにシンが駆けて行った方向を見つめていたフレイだったが表情を
明るいものに戻す
ミリアリア「で、シン君とはどこまでいったの?」
フレイ「な、なによ急に?!」
そんなフレイに気負いをさせないためにわざと話題を変えるミリアリア・・・・・
こんな2人だからこそ、良い友人関係を続けられるのかもしれない



シン「えっと・・・」
一方のシンは飲み物が売っている場所を探していた。さっきのことは取り合えず頭のスミに追いやる
シン「あった、あった」
キョロキョロと辺りを探していたシンはやっと目的地を見つけ、走り出す。
?「きゃ!」
シン「あ、ゴメン!」
急いでいたためか肩が誰かとぶつかってしまう
シン「大丈夫?」
?「はい・・・。こちらこそ余所見をしていて・・・」
シンが振り返るとそこには鮮やかなピンクの髪が踊っていた
シン「・・・ラクス・・・?」
実はシンは先日の初デートの日にラクスらしき人物とあって以来、ラクスとは会っていなかった。
あの時の雰囲気の違いに戸惑ってしまい、なんとなく確認しづらかった
ラクス「まぁ、シン!お久しぶりです。お元気でしたか?」
そんなシンの考えを知ってか知らずか、まるで花が咲いたような笑顔で語りかけてくるラクス
シン(今日は前のラクス・・・っぽいな・・・)
そんなことを考えながらラクスを助け起こす。
ラクス「ありがとうございます」
丁寧に頭を下げるラクス
シン「いや!よく見てなかったの俺だし・・・」
ラクス「わたくしの方こそ・・・。このような行事は初めてで戸惑ってしまって・・・」
シン「え?」
この町の人間なら何度かこのお祭り騒ぎには参加したことがあるハズである。
少なくともシンの周りの人間はそうだった
シン(やっぱ、お嬢様なのかな・・・?)
641通常の名無しさんの3倍:2005/11/11(金) 05:03:26 ID:???
新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

続きが気になるねぇ・・・w
乙でした!
642通常の名無しさんの3倍:2005/11/11(金) 20:02:40 ID:???
フレイ「おはよ、シン」
シン「いてぇ!」
体育祭の翌日、10月も半ばを過ぎたというのに比較的暖かな空気に包まれた朝。
登校途中のシンは、背後から幼馴染のフレイ・アルスターにポンと肩を叩かれた。
フレイ「何よ、私そんなに強く叩いてないわよ?」
シン「…全身筋肉痛なんだよ」
フレイ「ふぅん。昨日の英雄が泣き言? 情けないわねぇ」
シン「るせぇな! この痛み、お前にも味わわせてやりてえよ…」
叩かれた肩に反対側の手を置きながら首を回すシン。
フレイ「それよりさ、今日の朝刊見た? 確かシンの家も『シード・タイムズ』だったわよね?」
シン「そだよ…でも、見てない。父さんがずっと見てたから。
    なんか俺の方見てニヤニヤしてたのがちょっと気味悪かったけど」
フレイ「そっかぁ。見てないんだぁ♪」
シン「な、なんだよ…?」
シンの前方に回り込み、ニヤっと笑うフレイ。それは、今朝父が見せた笑いによく似ていた。
シン「あ、そういえば……ミリアリアさんて、『シード・タイムズ』の――」
フレイ「ん、なんか言った?」
シン「い、いや、なんでもない」
思わず脳裏に浮かんだことを呟くように発してみたが、
フレイがそれに反応してきたため、シンはそれ以上考えないようにした。
643通常の名無しさんの3倍:2005/11/11(金) 20:03:29 ID:???
フレイ「おはよー!」
シン「おは」
挨拶をしながら教室に入るシンとフレイ。
教室にいるほとんどの人間がシンの顔に視線を注いだ。
シン「…な、なんだよ? 俺の顔になんか付いてるのか?」
たじろぎ後ずさりするシンにクラスメイトのヨウラン・ケントが近づいてくる。
右手に四つに畳まれた新聞紙を持っていた。
ヨウラン「おいおい、何言ってるんだよ! もう、お前すごいよ!」
シン「は?」
シンはヨウランが何を言っているのかまったくわからなかった。
だが、周りに目をやるとクラスメイトたちは彼の言葉に『ウンウン』と頷いており、
更に後ろではフレイがクスクスと笑っていた。
ヨウラン「んだよ? お前、新聞見てないのかよ? ほら、ココ――」
シン「ん? ……えええええッ !!!?」
一瞬、シンは我が目を疑った。
ヨウランが勢いよく広げた新聞のとある面。
それは地域欄で、昨日この学園で行われた体育祭の様子が事細かに記載されてあった。
その右上のカラー写真に写っていたのは紛れもない自分。
644通常の名無しさんの3倍:2005/11/11(金) 20:04:35 ID:???
ヨウラン「な、すげえだろ? こんな大々的に写るのって、なかなかないぜ」
シン「……」
シンは無言で記事を目を凝らして読み、またその写真をジッと眺めていた。
写っているのは騎馬戦の場面だった。
騎手のシンが上級生のイザーク・ジュール先輩から見事に鉢巻を奪い、
それを天に向けて高々と掲げてる瞬間が綺麗に収められていたのだ。
その表情は誇らしげで、あたかも天下を掌中に入れたかのようでさえあった。
シン「ほぅ…これはこれは♪」
ヴィーノ「あ、ちなみにこの隅っこにちょこっと写ってるオレンジの髪の毛は俺のね」
すっかり悦に入ってるシンの横でヴィーノ・デュプレが口を挟んできたが、
自分の世界に入り込んでしまってるシンの耳にはまったく届いてなかった。
シン「…なんだ、俺ってすっげえカッコいいじゃん!」
もう笑いが止まらないという感じでシンは鼻息荒く有頂天だった。
まったくこの写真を撮ってくれたカメラマンには感謝してもしきれないなと思うシン。
シン「ハ…!」
何かを思い出したようにシンの全身が硬直した。
フレイ「どうしたの、シン?」
シン「まさか……」
シンはもう一度新聞に目をやった。
645通常の名無しさんの3倍:2005/11/11(金) 20:05:31 ID:???
撮影者の名前が載ってないかチェックしてみたが、残念ながら見当たらなかった。
だが、シンはこの写真の撮影者が間違いなく“あの人”だと確信していた。
(「もしかしたら、シン君の写真が新聞に載っちゃうかもね」)
という言葉が、頭の中に何度もリピートして反響していた。
ミリアリアさん、ありがとう…!
ヨウラン「これでお前も有名人だぜ?
     もしかしたらコレのお陰で女の子にモテモテになるかもしんねーかもな」
シン「え、マジで !?」
こんな特に差し障りの会話もフレイには不快に思えてしまう。
プゥと頬を膨らませ、シンにぶつかりながら自分の席に向かった。
シン「いてぇって!」
フレイ「あら、ごめんなさいね」
シン「ったく――」
と、言っている間にHR開始のチャイムが鳴り、
それと同時に担任のナタル・バジルールが扉を開け入ってきた。
ナタル「おはよう」
何故か、バジルール先生の機嫌はよくなかった。
646通常の名無しさんの3倍:2005/11/11(金) 20:06:33 ID:???
フレイが幼馴染であることや
ナタルがクラスの担任であることは
フレイ篇の作者様の設定をリスペクトして同じにさせて頂きました
647通常の名無しさんの3倍:2005/11/12(土) 01:00:18 ID:???
>>638-640
GJです!フレイとの距離が開いたところにラクスさんの登場ですか
続き待ってます

>>646
同じくGJです!キャラが増えてきていいですね
でもできればフレイの人と設定が被らない方がよかったです
失礼ですいませんm(__)m続き待ってます
648通常の名無しさんの3倍:2005/11/13(日) 12:09:11 ID:???
このスレは素晴らしい
649通常の名無しさんの3倍:2005/11/13(日) 12:58:06 ID:???
とても宵
650通常の名無しさんの3倍:2005/11/14(月) 02:18:34 ID:???
age
651通常の名無しさんの3倍:2005/11/14(月) 18:50:10 ID:???
つ【ほしゅ】
652通常の名無しさんの3倍:2005/11/14(月) 19:14:12 ID:???
オーブ三人娘のマユラとマユの名前を絡めたネタが見てみたい
653通常の名無しさんの3倍:2005/11/15(火) 16:59:40 ID:???
オーブで家族を失ったあと、ヘリオポリスへ移住しMS工学の勉強しながらバイトで生計を立てていたシン。
そこへザフト襲撃。シェルターを探しているうちに逃げ遅れたフレイ様と出会う。
喧嘩しつつウロウロしてると、ドックにあるストライク発見。緊急回避的にフレイ様を押し込み自分もストライクに乗り込む。
知恵と勇気と運でジンを撃破。
駆けつけたマリューに怒られる。反論しようとしたら先にフレイ様プッツン。
「ふざけんじゃないわよ私に氏ねって言うの!!?大体あんた達がしっかりしないからこういうことにry」
あまりの剣幕にシンマリュポカーン。何とかなだめつつAAへいくことに。



アルテミスの指揮官にここで我々に協力しろ云々、差別的に言われ切れるシン。
しかしやっぱり先にフレイ様プッツン。
「ふざけんじゃないわよ私に氏ねって言うの!!?シンがいなかったら誰がAA守るのよ!?大体あんた達ry」
あまりの剣幕に一同ポカーン。何とかなだめつつ敵を退け地球へ行くことに。



フレイ様カッコヨス。

654通常の名無しさんの3倍:2005/11/16(水) 00:37:26 ID:???
ほしゅ
655通常の名無しさんの3倍:2005/11/16(水) 00:38:39 ID:4f/1TSYT
>>638
まじ萌えた。
656通常の名無しさんの3倍:2005/11/16(水) 00:45:41 ID:???
>>652
某スレではそれで惨劇が起きたがなw
657通常の名無しさんの3倍:2005/11/17(木) 01:06:11 ID:???
丸一日レスが無いのはさすがにヤバイだろ
保守
658シン×フレ体育祭前編6:2005/11/17(木) 05:45:33 ID:???
シン「ラクスはこの体育祭に参加したことないんだ?」
目当ての飲み物が安く売っている屋台があったので、そこに向かいながら隣の少女に語りかける
ラクス「?」
シンの言っている意味が判らないのか小首を傾げる
シン「ほら、この学校の行事って全部有名じゃん?だから、俺とかは子供のときから
   結構参加しててさ」
ラクス「そうなんですか。だから今日も子供達がたくさんいらっしゃってるのですね」
やっと得心がいったようだ。シンは適当に注文をしてからラクスの方へ向き直る
シン「んで?はじめてなワケ?」
改めて話題を振ると、何故か気まずそうに顔を逸らすラクス
ラクス「そ、その・・・。い、家が厳しいものですから」

この話題は避けたかった。いつも自分は他の人と違うのだと思い知らされる・・・
ラクスの家は古くから続く地元の名家である。それ故、両親から厳しく育てられたのだ
その窮屈さに耐え切れず、双子の妹が家を飛び出してからはより一層の愛と期待を注がれた
もちろん、両親には感謝もしているし、恨んでもいないが、あまりに俗世に疎い自分のことは
時々嫌いになる。年頃の女の子の話題にもついていけず、常に”お嬢様”というレッテルが貼られるのだ

シン「そっかー。じゃあ今日は楽しまなきゃな!」
ラクス「え?」
ラクスは自分の考えに落ち込んでいるとシンから明るい声が飛んできた
シン「楽しまなきゃ。損だぜ?こんなお祭り騒ぎなんだからさ」
ラクス「は、はい!」
自分を普通に扱ってくれることが嬉しかった
シン「取り合えず、これ飲みなよ。ほら」
ラクス「まぁ、私の分も買っていただいたのですか?」
シン「そうだけど?」
ラクス「ありがとうございます」
受け取った瞬間、シンの手から温もりが伝わってくる。それをいつまでも感じていたいと
思い、そっと自分の手を重ねるラクス
シン「え・・・?あっと・・・」
なんだかわかないが嬉しそうに笑っているラクスに「手を離して」とも言えず、混乱してしまう
シン(でも・・・、いっか)
こうしていると不思議と穏やかな気分になるのだった・・・・・
が、いきなり後頭部に衝撃が走る
?「ずっと!」?「手を握って!」?「いるなんて許しません!」
振り返ると、とてつもなく場にそぐわないメイド服に身を包んだ3人の娘がこちらを睨んでいた・・・
659通常の名無しさんの3倍:2005/11/17(木) 05:47:05 ID:???
遅くてすいません・・・
とりあえずここまでで
660通常の名無しさんの3倍:2005/11/17(木) 08:26:58 ID:???
メイド1隊か!? ( ゚∀゚)=3
661通常の名無しさんの3倍:2005/11/17(木) 13:19:08 ID:???
>>659
GJです。クライン家メイド隊はやはりあの3人娘なの?
662通常の名無しさんの3倍:2005/11/17(木) 13:23:20 ID:???
ちげーよドム三人組だYO!
「娘」かどうかは気にするな。
663通常の名無しさんの3倍:2005/11/17(木) 17:20:11 ID:???
>>661
お察しの通りです。3人娘、こんな役まわりでよかった?
続きは…今日は連ザをやるからム(ry
664通常の名無しさんの3倍:2005/11/17(木) 21:12:58 ID:???
それより俺は双子の妹ってのが気になるが…
これはもしかして双恋への伏線ですか?
665通常の名無しさんの3倍:2005/11/17(木) 21:32:28 ID:???
>>659
いやいや、ハゲGJですぞ!

>>664
ミーアジャマイカ?
666通常の名無しさんの3倍:2005/11/18(金) 16:07:12 ID:???
ミーアだったら
同じ顔の二人に迫られるシチュエーションか
667通常の名無しさんの3倍:2005/11/18(金) 19:31:53 ID:???
バジルール先生は感情をあまり表に出すタイプではない。
よくいえば沈着冷静。悪くいえば堅物。
いつも眉間に縦皺を寄せて物難しそうな顔をしている。
そんな人でもクラスの生徒たちは声のトーンでその日の機嫌の良し悪しがある程度判断できる。
…これはあまりよろしくないぞ、と全員がそう直感した。
ナタル「…日直、号令は?」
日直「は、はい。起立ッ!」
雰囲気に飲み込まれたのか、日直が思わず号令をかけるのを忘れてしまうほどだった。

ナタル「諸君、昨日は体育祭ご苦労であった。まだ昨日の疲労が抜けきっていないだろうが、
    今日からまた通常通り授業を受けるように。試験も近いから日々の予習・復習も怠らないようにな」
バジルール先生は基本的には鬼ではない。
生徒たちを労わり、また教訓めいたありがたい(?)お言葉をくれることもある。
ただ、それがなかなか表情に結びつかない。つまりは不器用な人なのだ。
フレイ「ねえ、シン…」
シン「ん?」
シンの前の席に座るフレイがこっそりと後ろを向き、話しかけてきた。
フレイ「なんか先生…今日はちょっと怖いわね」
シン「んなこと言ったってよ、アレがデフォみたいなもんだぜ?」
668通常の名無しさんの3倍:2005/11/18(金) 19:32:38 ID:???
ナタル「そこ、何をしている!」
シン「ひぃ!」
教壇に立つバジルール先生は生徒のちょっとした動作など見逃したりはしない。
とっさにシンは情けない声をあげてしまった。
ナタル「シン・アスカ。私の話の途中で私語をするとはいい度胸だな」
シン「あ、いや、その……」
ナタル「今日の朝刊に昨日の体育祭で活躍した様子が収められた写真が掲載されていたようだな?」
シン「は、はい…そうみたいですね」
ナタル「昨日の活躍は見事だった……が、だからと言って私語が許される訳ではない。
     私の言いたいことがわかるな?」
シン「はい。すみません…」
バジルール先生の鋭い眼光の前では、さしものシンも一種の恐怖を感じてしまう。
シンにもう一度睨み付けるような一瞥をくれて、先生は再び話し始めた。
ナタル「では、HRは以上」
669通常の名無しさんの3倍:2005/11/18(金) 19:33:42 ID:???
フレイ「さっきはごめんね、シン」
HRが終わり、フレイが先ほどの件でシンに謝ってきた。
シン「俺、怒られ慣れてるからさ。気にすんなよ」
フレイ「…アタシのこと嫌いになった?」
哀願するような潤んだ瞳でシンを見つめるフレイ。
思わずドキッとなるシン。シンはこの仕草に弱い。
シン「…な、ならねーよ。別に」
顔をフイっと背けながら、強気に言い張るシン。
だが、いつまでもフレイがみつめ続けるので、耐え切れなくなり席を立った。
フレイ「ちょっとどこ行くの?」
シン「トイレ」
そして、シンは教室を出た。
用を済ますと、一時限目開始のチャイムが鳴ったので、シンは小走りに教室に戻る。
だが、そこに別のクラスの授業に向かう担任と運悪く出くわしてしまった。
ナタル「…廊下は走るな」
すれ違いざまに言い放ったひと言にシンは背筋を凍らしてしまうのであった。
670通常の名無しさんの3倍:2005/11/18(金) 20:03:25 ID:???
おおっ!!
いいよいいよーっ!!職人さんGJです!!
ようやくナタルが本格的に始動。
やっぱりナタルは堅物なところが燃える!!
671通常の名無しさんの3倍:2005/11/18(金) 20:15:41 ID:???
ナタルもツンデレか?
桑島キャラツンデレ似合い過ぎww
GJ!
672通常の名無しさんの3倍:2005/11/18(金) 22:21:11 ID:???
>>666
悪魔の印GET乙
673通常の名無しさんの3倍:2005/11/19(土) 12:18:38 ID:???
ナタル楽しみだ
674シン×フレ体育祭前編7:2005/11/20(日) 07:55:00 ID:???
シン「いっつー・・・。何だよ!?お前ら!」
?「それはこっちのセリフよ!」栗色の髪をショートカットにした少女が叫ぶ
?「あんたこそ何モノ?軽々しく手なんか握っちゃって」金髪の勝気そうな少女が続く
?「だ、ダメですよ〜」メガネをかけたセミロングの少女はオロオロと2人の影に隠れながらも抗議の目線を送ってくる
シンは3人の迫力と場にそぐわなすぎるメイド服に圧倒され何も言えなかった
シン「・・・・えっと・・・・」
誰なんだ?つか、何で俺殴られた?もしかしてこいつらイタイ人達?
シンがそんなことを考えていると、
ラクス「まあ!あなたたち・・・。何でこんな所に?」
どうやらラクスはこの3人を知っているようだ
?「何でって、それは・・・」金髪が誇らしげに言いかけると
?「あ、やっばーい!私達出てきたらダメだったのに」栗色のショートカットが拙そうに縮こまる
?「わ、私はやめようって言ったのに」メガネの言い分は誰にも聞えてなかったりする
シン(こいつら・・・。おもしれーな・・・)
3人が3人とも表情や動作がクルクル変わり、さっきまでの威勢のよさは既に消えていた
ラクス「アサギ、マユラ、ジュリ。3人とも・・・。何故ここにいるのかは問いません。
    ただし、シンには誤りなさい」
金髪、栗色、メガネの3人娘を順に見回しながらラクスは優しく語り掛ける
3人娘「でも!」
ラクス「あらあら、わたくしが言ったことが聞えませんでしたか?」
シン(あ、あれ?・・・ラクスがなんか・・・、怖い!)
顔は笑顔で優しい口調のハズなのに何故か背筋が凍るような気がする
3人娘「う、はい・・・・・」
その迫力に押され3人はしぶしぶシンに謝る
マユラ「わ、悪かったわね」
アサギ「取り合えず誤っておくわ」
ジュリ「すみません・・・」
シン「あー、っと」
イマイチ状況が飲み込めなかったシンが返答に困っていると
マユラ「でも!」アサギ「今度はこうはいかないわ!」ジュリ「です!」
3人はメイド服とは思えない身軽さで消えていってしまった・・・

シン「何だったんだよ・・・。今のは?」
ラクス「あなたたち〜!・・・もう、仕方ありませんわ」
ラクスはえらくご立腹のようだった
675シン×フレ体育祭中篇:2005/11/20(日) 08:19:56 ID:???
ラクス「シン。大丈夫ですか?」
心配そうにシンを見上げるラクス
シン「いや、別にたいした事無いよ。でも、あいつらは?」
ラクス「申し訳ございません。彼女たちは家のメイド・・・でして」
シン(やっぱり・・・。つか、ラクスの家ってどんななんだ?)
自分の勘が当たっていたことに半分、ラクスの家に対する疑問半分で頭がいっぱいになっていると
ラクス「そういえば・・・ふふっ」
いきなりラクスが可笑しそうに笑い出す
シン「ん、どうした?」
ラクス「いえ、シンと最初にお会いしたときのことを思い出しまして」
いつの間にかシンの頭にはラクスの手が添えられている。その感触が心地よかった
その心地よさに気恥ずかしさを感じながらもシンはラクスとの出会いを思い出す
シン「確か、ラクスが失敗したボールが頭に当たって・・・」
ラクス「もう、そこら辺は思い出さないでくださいな」
失敗がよっぽど恥ずかしかったのか、ラクスはぷーっと頬を膨らませながら怒る
その様子がなんだか可愛らしくてシンはついついからかいたくなる
シン「いや〜、あれは痛かったなぁ」
ラクス「・・・・シンの意地悪・・・・」
とうとうラクスは上目遣いにシンを見上げながら拗ねてしまう
シン「あ〜、ウソウソ!冗談だよ」
普段見られないようなラクスの変化に驚きつつもシンは嬉しくなっていた
なんだかラクスとの距離が縮まったように感じたからだ
      ・
      ・
      ・
なんとかラクスをなだめたシンはようやく歩き出す。
シン「そういや、俺なにしてたんだっけ?」
ラクス「シンってば慌てん坊さんですわね。飲み物を買いにきたんでしょう?」
ラクスの方もシンに対して心を開きつつあるようだ。と、穏やかな気分だったシンに冷や汗が流れる
・・・・・このプレッシャー・・・・まさか!!
676シン×フレ体育祭中篇2:2005/11/20(日) 08:49:24 ID:???
?「あらぁ〜?シンじゃないの?」
急に背中を抓られる
シン「ギャアー!」
慌てて振る返るとそこには鬼がいた・・・!
シン「フ、フレイ・・・!」
ここ数回ほど出番のなかったフレイ様の登場である。何故かその後ろではミリアリアがシンに頭を下げていた



〜10数分前〜
フレイ「シンってばどこに行ったのかしら?」
その頃、ラクスとじゃれている(本人にその気はないが)シンをフレイは心配そうに探す
ミリアリア「ングング・・・、フレイは心配症なのよ。シン君だって子供じゃあないんだからさぁ〜。
      あ、これおいしー!」
そんなフレイを余所目にミリアリアは露店で買い漁った食べ物を幸せそうに食べている
フレイ「だって!シンはああ見えてもおっちょこちょいで・・・。目を離すとすぐに無茶するし!」
怒っているのか、心配しているのか・・・。どっちにしろシンの事を思っているのは確かなようだ
ミリアリア「ングング・・・。これもイケるー」
そしてミリアリアは聞いていなかった・・・・・

ミリアリア「んで?見つかった?」
フレイ「ううん・・・」
すっかり食べ終わったミリアリアはフレイに聞く。しかし、まだ見つかっていないようだ。
暗い気持ちを吹き飛ばそうとミリアリアは軽口を口にする
ミリアリア「案外カワイイ女の子と、どっかでよろしくやってたりして?」
ニヒヒっと笑いながらフレイをからかう。
フレイ「そんな。まさか〜」
幾分気がラクになったのかクスクスと笑いながら応えるフレイ
フレイ「だいたい、シンに私以外の女なんて・・・・・」
ミリアリア「ん?どした?」
急に固まったフレイに違和感を覚えたミリアリアは目線を移す。その先には見知らぬ女の子と楽しそうに笑っているシンがいた
ミリアリア(あちゃ〜。タイミングわるぅ)
フレイを見るとフルフルと震えながら俯いている
フレイ「どうやらミリィの言った通りのようね・・・!」
そのままズンズンと歩いていく
ミリアリア(冗談とはいえ・・・。ごめんね、シン君!)
こっそりと心の中で詫びるミリアリアだった
677シン×フレ体育祭中篇3:2005/11/20(日) 09:17:48 ID:???
フレイ「あらあら、ごめんなさいねぇ」
顔は笑っているが目がちっとも笑っちゃいなかった
シン「あ、あのさ・・・。何怒ってるか知らないケドさ」あたふたと弁明を試みるシン
フレイ「怒ってる?!怒ってなんかないわよ!別にシンが他の女の子と一緒にいたからって」
シン「・・・・・いや、確実に怒ってるだろ」
シンが必死にフレイをなだめようとしていると、
ラクス「まあ、乱暴な方ですわね。シン大丈夫ですか?」何故かラクスが割り込んでくる
フレイ「ちょっと!あんたはどいてなさいよ」
ラクス「シンはわたくしと話していたのですよ?邪魔をしたのはあなたでしょう?」
フレイ「な、な、なんですってー!」
そのまま2人は口論になる
シン(ラクスも目が笑ってない・・・。何で?も、もしかしてヤキモチとか・・・)
自分に被害がこなくなって余裕ができたシンは退散しながら現金なことを考える

ミリアリア「あなたも大変ねぇ」
逃げてきたシンの前にはミリアリアが立っていた
シン「あんた・・・」
ミリアリア「恋多き少年は大変だわ。あはは♪」
シン「笑い事じゃないですよ!止めてくださいよ、あれ」
フレイとラクスはまだ言い争っている。普段は大人しいラクスも1歩も引かないようだ
ミリアリア「まぁ、いいじゃない。あれでフレイも、そーとーあんたの事心配してたのよ?」
シン「え?」
迂闊だった。そういえばフレイは昔から自分が離れているとよく心配していた
改めてフレイの方に向き直る。ああやって怒っているのも心配の裏返しなのだろうか?
ミリアリア「ま、あたしは一応フレイの味方だし。なんか相談があったら、いつでも乗るわよ?
      恋の事ならオネーサンに任せなさい!」
シン「お姉さんって・・・。同じ年だろ」
力なくツっこむもミリアリアの言葉は嬉しかった。と、そのとき
アナウンス「次は騎馬戦、騎馬戦。選手は控え室まで集合してください」
シン「あ、俺の競技だ」
シンは一瞬迷う。2人をこのままにしておいていいのだろうか?
ミリアリア「あんたは行きなさい。2人はあたしが何とかしておくわ。そのかわり!
      戻ってきたら、フレイにちゃんとごめんっていいなさいよ」
シン「わ、わかった!サンキュ。行ってくる!」
かくしてシンは男の戦いに身を通していった
678通常の名無しさんの3倍:2005/11/20(日) 09:20:25 ID:???
やっと体育祭の競技に移れました・・・

ここで男の戦い書いてもいいっすかね?
シンの恋のライバル(男の)とかアリ?
679通常の名無しさんの3倍:2005/11/20(日) 09:33:36 ID:???
おれはライバルあってもおもしろいと思う
680通常の名無しさんの3倍:2005/11/20(日) 11:01:40 ID:???
キラしか思いつかないが本編の二の舞にならないことを祈る
681通常の名無しさんの3倍:2005/11/20(日) 11:02:41 ID:???
キラはやっぱ必要だと思う、そしてキラには悲しい末路をたどってもらわ
なければならない
682通常の名無しさんの3倍:2005/11/20(日) 11:18:49 ID:???
>>674-677
すごいGJ!!
ラクスとフレイを、ミリィはどうやって止める気なのかも気になるw

>>678
あまりでしゃばらない程度なら・・・レイ?
683通常の名無しさんの3倍:2005/11/20(日) 11:37:33 ID:???
>>678
俺はサイ希望。
ラブコメにライバルキャラはお約束なので門台無し。
でサイには金持ちイヤミ系ではなく一生懸命系で是非。
684通常の名無しさんの3倍:2005/11/20(日) 11:48:19 ID:???
GJ!
なんだが、あえて一つだけ突っ込むとジュリのキャラが違いすぎる
あの娘はオドオドキャラじゃないぞ
むしろ三人中一番のミーハーで行動派、おまけに演技派、結構抜け目のない性格
685通常の名無しさんの3倍:2005/11/20(日) 13:00:17 ID:???
>>684
そのキャラの性格はアストレイ読まんと解らないのでは?
テレビではとてもそんな娘に見えんし。
それに「演技派」なら勤務中はそうゆうオドオドした
「メガネっ娘メイドさん」を演じていると脳内変換汁。
686683:2005/11/20(日) 13:31:09 ID:???
>>683の追加
サイは親同士が勝手に決めた許嫁。
でサイの親父は父フレイの会社の上司で
優秀な父を派閥に引き込む為に婚約話を持ちかけ
父フレイも出世に眼がくらみ。
はじめサイは嫌だったけど段々フレイのことを本気になる。
687通常の名無しさんの3倍:2005/11/20(日) 18:21:43 ID:???
凸は部活の先輩あたり?レイはハードゲイか
残ってるのはカズイとか?
688通常の名無しさんの3倍:2005/11/21(月) 05:16:40 ID:???
>>680-681
キラは1度失敗しているので出さない予定。出ても恋愛には絡まないかな

>>683
サイは盲点ですた。一区切りしたら考えてみます

>>684
アストレイはほとんど読んでないんで知りませんでした・・・。てっきりオドオド系かと
今後、>>685みたいになるように調整します
689シン×フレ体育祭中篇4:2005/11/21(月) 08:17:19 ID:???
シン「えっと、控えのテントは・・・?」
フレイとラクスのその後が心配だったが、”まかせて”と言ったミリアリアを信用することに
したシンはいざ騎馬戦に臨むべく急いでいる。
ヨウラン「おーい!こっち、こっち」
すると、運営委員用のテントが乱立する中でヨウランが手を振って呼んでいた
シン「ヨウラン!お前も騎馬戦か?」
ヨウラン「そうだよ。お前、自分の競技の仲間くらい覚えていろよな」
呆れ返るヨウランだったが、シンはまったく気にせずに
シン「ところで得点は?どうなっている?」
と聞いてくる
ヨウラン「お前・・・。時々、ドライだよな・・・」
友人として少し悲しいヨウランだった
     ・
     ・
     ・
シン「そっか。ウチのクラスすげーじゃん!」
今までの様子をヨウランから聞いたシンは、その戦果に喜んだ。
シン(これでバジルール先生に大目玉食らわなくて済むな・・・)
その動機は不純だったが・・・。
そんなこんなで2人が控えのテントまでやってくると、そこには既に大勢の選手で溢れていた。
しかたがなく端の方に並ぶシンとヨウラン。とそこに金髪の少年がやってきた
髪は肩より長い長髪。綺麗に整った顔は女性と見紛うほどだ。
?「遅かったな。2人とも」
シン「ああ、レイか。お前も騎馬戦?」
レイ「そうだ。よろしく頼む」
2人「よろしく」
なんとなくそっけない挨拶になる2人。このレイ・ザ・バレルという少年は同じクラスだったが、
今までほとんど話したことはなかった。シン自身、苦手というワケではないが会話が続かない
レイ「今日は勝たなければならないのだろう?シン、当てにしているぞ」
シン「俺?なんで?」
レイ「お前の運動神経は悪くはないからな。力を合わせれば勝てる試合だ。俺も協力する」
以外だった。普段が物静かなので、クールなやつと思っていたシンは驚くと同時に
レイに対する認識を改めることにした。
シン「ああ!頼むよ」
期待に応えるためにも精一杯やろうと決意するシンだった。

690シン×フレ体育祭中篇4:2005/11/21(月) 08:41:21 ID:???
しばらくして、そろそろ競技が始まろうとした頃
?「キミ、すまない。騎馬戦の控えテントはここでいいのか?」
走ってきた男がシンに聞いてくる。体操服の色を見ると、どうやら上級生のようだ。
シン「はあ。そうですけど・・・」
?「そうか、ありがとう。おっと、敵同士になるのにありがとうは変か・・・」
そう言って、ははっと曖昧に笑う。その男は、じゃあと言いながら、行ってしまう
シン「なんだあいつ?抜けてそうなやつだな・・・」
レイ「彼は生徒会長のアスラン・ザラだ・・・」
横にいたレイが言う。そういえば開会式のときに挨拶していたやつに似ていたな、
とシンが考えていると、
レイ「見かけに騙されるな、シン。彼は強いぞ」
突然レイがそんなことを言ってきた
シン「ええ?あいつがぁ?」
レイの言葉が俄かに信じられないシン。すると、アスランを追うようにして
2人の男がズカズカと乱入してきた
?「アァスラァン!待て、貴様ぁ!」1人は血の気の多そうな銀髪の男
?「おいおい、そう怒鳴るなよ」もう1人は軽薄そうな笑みを浮かべている褐色肌の男だった
アスラン「イザーク、ディアッカ・・・」一方のアスランは頭が痛そうだ

そのまま口論になる3人。それを見ていたシンは
シン「ははっ、なんだよアイツら。てんで統制が盗れてないじゃんか」
と言ったがレイはそれを制した
レイ「甘くみない方がいい。去年の体育祭を知っているか?」
シン「え?」
レイ「仲の悪さとは裏腹に彼らは見事なチームワークで自軍を優勝へと導いた
   おそらく、今回の一番の強敵だ・・・」
シン「そんな・・・。ウソだろ?」
真剣な表情のレイに対して、いまいち信じられないシンだった


そしていよいよ騎馬戦が始まった。シンは花形である一番上の位置
下の馬はレイ、ヨウランを含む3人のクラスメートだ
レイ「いいか。ルールは通常と変わらない。鉢巻を盗られるか、押し倒された方が負けだ」
シン「わかっている!俺が全てなぎ倒してやるさ!」
陣形を組み、次々と発進していく生徒たち。ふと横を見るとフレイとミリアリアが応援席にいた
近づいていくと声援が聞える
ミリアリア「シンく〜ん、がんばんなさいよー!」
フレイ「・・・・・」
明るくシンを見送ろうとするミリアリアに対して、フレイはまだ機嫌がよろしくないらしい
シン「・・・・・」
なんと言葉をかけたらいいか迷っていると
フレイ「・・・・・さっきは悪かったわね。が、がんばんなさいよ」
そっぽを向き、すこし顔を赤らめながら言うフレイ
シン「・・・・・ああ!見ててくれ。絶対勝つから!」
あとでフレイに謝ることを決意しつつ、その声援に勇気付けされるシンだった
691シン×フレ体育祭中篇6:2005/11/21(月) 09:13:32 ID:???
シンたちのチームは強かった。シンの押し倒しはもとより、前面に位置するレイの指示も的確だったからだ
シン「よし、次だ!」
レイ「シン、右から来るぞ。気を付けろ。ヨウラン、後退だ」
ヨウラン「お、おう」
こうしてシンたちは順調に勝ち進んでいった

一方のアスランチームは・・・
ディアッカ「グゥレイト!数だけ多いぜ」
軽口を叩きながらも華麗に他をフォローするディアッカ
イザーク「ふん、面白くない的だな!」
自身の突進力を活かしきっているイザーク
アスラン「こんな戦争(競技の間違い)早く終わらせなければならないんだ!」
ワケのわからないことを言いつつも強いアスラン
確かにこのチームは強敵のようだった・・・


〜15分後〜
ほとんどの馬は倒れ、残すはシンのチームとアスランのチームとなった
ヨウラン「あの鉢巻の数・・・。全部、鉢巻を取るだけで倒したってのかよ?」
レイ「さしずめ不殺といったところか・・・」
シン「あれが・・・去年を生き残った選手の力かよ・・・」
なんだかセリフが妙に物騒な3人
レイ「ヤツの狙いは決まって鉢巻のみ。その狙いは正確だ・・・。しかし、そこに俺たちの勝機がある」
正確な分析をするレイ。シンはその言葉に耳を傾ける。
ヨウラン「く、来るぞ!」
レイ「こちらも仕掛けるぞ!いいか、シン」
シン「おう!」
勢い込んで突進していくシンチーム。とその時、シンの耳に甲高い1つの声援が聞えた
?「アスラーン!がんばって〜!」
思わず振り返るシン。そこにはラクスと思わしき人物が立っていた。
シン(ラクス・・・。何で?)
動揺を隠せないシン。別にラクスが特別に好きなワケではない。ただ気になることは確かである。
人を好きになる、という感覚がよくわからないシンにはフレイとラクスのどちらも気になってしまう存在なのだ
そんなことをモヤモヤと考えるシンにはラクス(?)が先ほどまでの体操服ではなく、
何故か私服であったことに気付く余裕はなかった・・・
レイ「シン!何をやっている」
その声で我に返ったときには既にアスランが目の前にいた
アスラン「もうやめろ!」
シン「くっ!何を勝手なことを・・・!」
692通常の名無しさんの3倍:2005/11/21(月) 09:17:35 ID:???
フレイとかほとんど出てきてないし・・・。ごめんなさい

一応、この後にお昼休みとフォークダンスがあるから許してください
693通常の名無しさんの3倍:2005/11/21(月) 10:43:05 ID:???
>>692
もちろん許しますw今回も職人様GJ。
今後、昼休みシンに私のお弁当の方が美味しいでしょ!
やダンスで二人の世界に突入して次の日には学校中でカプ認定
などのイベント盛りだくさんなのですな。期待します。
694通常の名無しさんの3倍:2005/11/21(月) 12:59:20 ID:???
続きが気になる今日オノゴロ。
期待してまっせ!
695通常の名無しさんの3倍:2005/11/21(月) 19:47:19 ID:???
そっぽ向きフレイ様モエス
696通常の名無しさんの3倍:2005/11/21(月) 20:14:54 ID:???
「あんた、自分もコーディネーターだからって、本気で戦ってないんでしょ!」

その言葉を聞いた瞬間、シンの心がビキリ、と音を立てた。
ぞわりと黒い衝動が身体を駆け上がってくる。
それは、言葉となって発せられた。

「――ふざけるなよ……!」

その言葉に、同じ部屋にいたサイとミリアリアが身体を硬直させる。

「俺が、本気で戦ってない?!」

言いながら、シンはフレイの襟をつかんだ。
彼女の顔が恐怖に引きつる。

「奴らは俺の家族を殺したんだぞ……そいつら相手に、手を抜いてるってのか!!」

いつもの喧嘩とは違う、本物の怒り。
それを間近に向けられて、フレイは何も言い返せない。

「あっ、あっ……」

「シン! 落ち着け!!」

ようやく我に返ったサイとミリアリアに、シンは引き離される。
解放されたフレイはぺたんとその場に座り込んでしまう。

「俺は……、俺は絶対に奴らを許さない! 絶対に!!」

そういって駆けていくシン。

後に残されたフレイは、呆然と涙を流すだけだった。
697通常の名無しさんの3倍:2005/11/21(月) 20:23:18 ID:???
シン主人公無印を妄想したらなんかこんな↑シーンが浮かんできた。
このあとなんだかんだで地球に降りて、

おまえバカかよ?しょーがねーな守ってやるか。

誰がバカよ!てか何であんた他人のためにそんなにぼろぼろになってんのやっぱりバカ!

な感じで夢のWツンデレライフ突入という、そんなお話。
698通常の名無しさんの3倍:2005/11/22(火) 22:07:33 ID:???
教室に戻り席に着くシン。ガックリと肩を落とし、ため息がこぼれる。
その様子を見て、隣に座るレイ・ザ・バレルがフッと笑みを漏らす。
レイ「今日は厄日か?」
シン「ああ、なんかそうみたい…」
レイ「…やはりな」
シン「え?」
シンはレイの口ぶりに疑問を抱いた。
何故か自分に次々と降りかかる災いが最初からわかっていたような、そんな態度だった。
普段は寡黙でクールな印象が強いレイだが、シンに対しては割と積極的に声をかける。
思わず女性も見とれてしまうほどの美麗さを誇る、金色に輝くサラリとした長髪。
そして、部分的に幼さを残しながらも凛々しく整った顔立ち。まさに典型的な美少年。
それがレイ・ザ・バレルという人間である。
フレイ「ちょっとレイ、それ一体どういうことよ !?」
シンが問いただそうとする前に、フレイが口を挟んできた。
席がシンの前のため、ふたりの会話もおのずと耳に入るのだろう。
…それにしても、相変わらずだな。
この幼馴染のおせっかいなところは昔と全然変わってないな、とシンは心の中で苦笑した。
レイ「もうすぐ先生が来る。シン、教科書とノートを机の上に出しておけ」
シン「あ、ああ…」
699通常の名無しさんの3倍:2005/11/22(火) 22:08:57 ID:???
レイに促されてシンが授業の準備を終えたと同時に、
扉がガラっと開き、ひとりの男性が教室に入ってきた。
右脇に教科書や出席簿を抱え、左手に伸縮可能なプラスチック製のステッキを携えている。
フレイ「…もう、レイったら! 本当に何考えてるのかわかんないだから」
ふてくされるフレイ。一方のレイは目を閉じたまま、外部の雑音を完全に聞き流している感じだった。
アーサー「みんなおはよー」
教壇に立った男が間の抜けた声で挨拶をする。それにいちいち反応する生徒は皆無だった。
アーサー「あれれ? おいおい、みんな元気ないじゃないか?
      …ははぁ、そうかそうか。昨日の体育祭で疲れてるんだなぁ?
      でも、わたしの授業はしっかりと受けてくれよな? ハハハハハ!」
朝からよく喋る人だな、とシンは思った。
彼の名はアーサー・トライン。古典と漢文が専門科目の教師だ。
一見ヒョロっとして頼りなさそうな印象を受けるが、これでもシンたちの学年の副主任である。
過剰なリアクションや大袈裟なパフォーマンスを盛り込んだ授業は、
面白くてなかなかわかりやすいと生徒たちから上々の高評価を得ている。
アーサー「じゃあ、今日は先日の続きからいくぞぉ。教科書102ページ開けて」
と言うと、トライン先生はカツカツと小気味のいい音を立てながら黒板に漢詩を書き始めた。
それに合わせて、生徒はノートに板書を写していく。
フレイ「ねえねえ、シン」
シンもあくびを掻きながらゆっくりと書き写していると、フレイがクルっと振り返って小声で話しかけてきた。
シン「…な、なんだよ? 今授業中だろ、あとにしろよ」
フレイ「アーサーなら大丈夫よ。ニブチンだし」
確かにトライン先生はまったく気付くことなく、黙々と黒板に向き合ってまだ詩を書いている途中であった。
これが担任のバジルール先生なら、朝の二の舞だっただろう。
シン「で、なんだよ?」
フレイ「知ってる? アーサーってさ、職員室ではバジルール先生やグラディス先生のお茶汲みやらされてるんだって」
シン「マジかよ !? …でも、なんかそういうイメージだよなぁ」
副主任と言っても、所詮名ばかり。どこにいっても最近は女の方が強い。
彼に対して同情と哀れみを感じざるを得ないシンだった。
700通常の名無しさんの3倍:2005/11/22(火) 22:10:04 ID:???
結局、トライン先生の授業はほとんど頭の中に入らなかった。
ノートも中途半端にしか書き写せていない。まぁ、これはあとでレイに見せてもらうとして、と隣に視線をやるシン。
…レイ。レイと言えば、そう言えば…!
シンは椅子に座ったまま、レイの傍に近寄った。
シン「なあ、レイ。さっきの件なんだけどさ……」
レイ「さっき? 俺はお前になにか言ったか?」
声をかけられても、レイはシンを見ることなく真正面を見据えたままでいる。
シン「だからぁ、アレだよ! どうして俺が今日……ほら、厄日なのか知ってたかってことだよ!」
是が非でも聞いておきたい。一度気になり出したら最後、今のシンは真相を追究する探検者である。
幸いフレイは今席を外している。アレが関わってこない間になんとしてでも、とシンは必死だった。
レイ「なにかと思えば……そうか、そうだったな」
フッと軽い笑みをたたえながらレイは言う。
レイ「教えてやらないでもない」
即座に身を乗り出すシン。
レイ「――ただし、条件がある」
ようやくシンの方に首を向けるレイ。
レイの出す『条件』。シンはそれがとてつもない難関な試練みたいなものだと直感した。
シン「なんだよ。何でも受けてやる」
レイ「今の言葉、忘れるな」
レイは念を押した。
レイ「今日の5限の世界史の授業のテストで85点以上取れ。それだけだ」
シンはレイの言ってることがわからなかった。ひょっとして自分が聞き間違えたのかとさえ思った。
確かに今日の5時間目は世界史がある。担任のバジルール先生の授業だ。
だが、テストがあるなんて聞いていないし、先生もそんなことはひと言も言っていない。
なのに、レイはテストで85点以上取ることが条件だと言う。シンは混乱した。
シン「え? え、え? おい、ヴィー――」
レイ「シン!」
友人のヴィーノに確認しようとする寸前、強い声でレイがシンを制した。
こんなことは珍しい。クラスメイトのほとんどが思わずシンとレイの方に視線を向けた。
やがて、それがなんでもないことだと理解すると再び彼らは談笑に戻った。
701通常の名無しさんの3倍:2005/11/22(火) 22:11:02 ID:???
レイ「これは俺とお前との一種の『契約』みたいなものだ。他の人間は関係ない」
シン「でもさ、今日テストあるって聞いてないぞ! 先生も言ってなかったぞ、そんなこと!」
ふたりは会話の内容をなるべく他人には聞かれないように努めているが、
それでもシンの語調が強くなるのは至極当然のことだった。
レイ「いや、テストはある。体育祭の翌日――誰もが気を抜く一瞬の隙を狙って彼女は仕掛けてくる。
   そういう性格だろう、ナタル・バジルールという人間は」
シン「……」
そんな気がしてきた。レイの言葉には不思議と説得力が感じられた。
思い当たる節はある。抜き打ちテストの類はこれまでなかったものの、夏休み中の突然の家庭訪問。
あまりに電撃的な来訪だったため、シンはあの日のことは一生忘れることはないと固く信じている。
シャワーを浴びて鼻歌まじりにバスルームから出てきたパンツ一丁のシンが目の当たりにしたのは、
いきなりバツの悪い表情に変化した母親が丁重に応接間にお通しする担任の姿だった。
その担任はシンを軽く一瞥しただけ。特に会話もなく、シンにとっては悪夢のような出来事だった。
シン「うん」
様々な思いがシンの脳裏を駆け巡り、遂にレイの意見を肯定した。
シン「確かにレイの言う通りだ。俺、テスト頑張るよ」
レイ「いい返事だ。おそらく72P〜108Pの範囲で出るだろう。そこを重点的に勉強しておけ」
シン「たださ……」
シンは一抹の疑問をレイにぶつけた。
シン「テストそのものがなかった場合はどうなるんだ?」
レイ「フ」
口元がわずかに歪むレイ。そしてシンの言葉を一笑に付す。
レイ「そのときは無条件で教えてやる」
702通常の名無しさんの3倍:2005/11/22(火) 22:11:40 ID:???
昼休み。
フレイが一緒に食堂で食べようと誘ってきたが、購買のパンで済ますと言って断るシン。
だが、実際には購買には行かず向かった先は――。
シン「ふぃぃ」
思わずシンは腕を交差させ軽い身震いを起こす。
屋上は人っ子ひとりもおらず、風を切る音が断続的に聞こえてくる。
朝はそこそこな陽気だったが、今は10月の中旬。そろそろ本格的な寒さが到来する。
しかし、男は決めたらそれをやり通さなければならない。
比較的風に当たらない場所を選んで持って来た教科書とノートに集中して目を通す。
大航海時代。エンリケ航海王子。ヴァスコ・ダ・ガマ……。
聞き慣れない単語の数々が視神経を痛く刺激する。シンは暗記物はあまり得意ではない。
だが、あのバジルール先生の授業だ。赤点など取る訳にはいかない。
これまでシンはレイやフレイの助けを得てなんとか平均点より辛うじて上の成績を収めてきた。
しかし、今回は違う。誰も協力はしてくれない。自分自身との戦い。
徐々に重くなってくる瞼と格闘しながら、シンは必死に教科書をかじり読んだ。
「なんだお前、こんなところで勉強か?」
どこからともなく聞こえる声にシンは思わず肝を冷やした。
「ハハハ。びっくりしてやんの! お前、ビビリだな」
シン「誰だよ!」
ムッとなったシンが声の主に怒りをぶつける。あれで驚かない方がどうかしている。
703通常の名無しさんの3倍:2005/11/22(火) 22:13:02 ID:???
「ヨッ、と!」
シン「わッ!」
シンの真上から人が降ってきた。華麗な着地を見せ、短い金髪を掻き上げる。
同じ金髪でも、レイよりかは幾分色合いが濃いようだ。
女? いや男? いや、やっぱ女だ。男みたいな喋り方だからわかんねーや。
…ああもう、そんなことどうでもいいや!
「ハハハ! またビックリしてるよ」
シン「なんなんだよ、アンタは !?」
正直こういうのにあまり時間を取られたくない。昼休みが終われば、テストが「おそらく」待っている。
シンはイライラを隠しきれずに声を荒げた。
「アンタって名前じゃないんだけどな、私は」
シン「…もういいから、俺忙しいんだよ」
シンは教科書を顔の高さまで上げて、彼女の顔を視界から遮った。
その仕草を見て、彼女はいたずらっぽい笑みを浮かべる。
「ガリ勉……じゃないよな、その顔じゃどう見ても。今頃勉強に目覚めても手遅れだ、諦めろ」
彼女は教科書を取り上げ、パタンと閉じ、それを脇に抱えた。
シン「アンタって人は! いい加減にしろよ!」
完全に怒りが沸点に達したシンであった。
704通常の名無しさんの3倍:2005/11/22(火) 23:51:40 ID:???
シンカガage
705シンの学園生活・体育祭編:2005/11/23(水) 06:24:19 ID:???
キャラが多くなってきたので名称変更
もちろんメインヒロインはフレイ様ですから!!


アスランの攻撃は巧みだった。シンの動きを読み、的確にハチマキのみを狙ってくる
シン「くっ!そんなんで・・・やれると思うなぁー!」
一方シンはレイの助言を基に攻撃を避していくが、先ほどの動揺のためか動きにキレがない
ヨウラン「やばいぜ!このままじゃあ・・・」
レイ「――まずいな・・・」
シンチームは限りなく劣勢に立たされたのだった
イザーク「ハッ!腰抜けがぁー!終わりだな」
ディアッカ「悪いけど勝たせてもらうぜ」
この状況を好機とみたアスランチームは一気に畳み掛けるため、さらに勢いを増す
シン「なんて火力(腕力の間違い)だよ!?こいつら・・・!」
アスラン「このっ・・・。バカやろー!」(パリーン!)
その瞬間、アスランの頭上で種のようなものが弾け、動きが早くなった
シン「うわぁぁーーっ!」
シンは自分がやられることを覚悟した。悔しいがこいつらには勝てない・・・。そう思い目を瞑る
すると何故か妙に穏やかな気分に包まれた。そして様々な思いが頭を巡る――。


〜小学生時代〜
季節は真冬。シンは不貞腐れながら夜の公園を歩いていた。原因は先ほど親にこっぴどく怒られたからだった
シン「ったく・・・。冗談じゃないよな」そう言って足元の石を蹴り飛ばす
――最もシンが怒られたのは当然のことだった。
その日、シンは友達とかくれんぼをして遊んでいた。最初は夢中になって遊んでいたものの、途中から
シンばかりが鬼になってしまうパターンが続き、シンは面白くなくなってきていた。
そんなとき、塾帰りのフレイに会った。当時のフレイはシンにとって、周りをうろちょろするだけの
好ましくない存在だった。しかし、このとき何故かシンはフレイをかくれんぼに誘った。
フレイ「こ、怖いよ〜。もうすぐ暗くなっちゃうし・・・」
シン「大丈夫だって。鬼は俺だしさ。ほら、ここに隠れとけ」
ルールがよく判っていないフレイを丸め込み、そのまま放置してしまった・・・。
子供心の軽い悪戯――。そのつもりだった。フレイが帰ってきていない、との電話がかかってくるまでは
706シンの学園生活・体育祭編2:2005/11/23(水) 06:50:06 ID:???
親に「何か知らない?」と聞かれたシンは気まずそうに夕方の話をした
そして烈火のごとく怒られたシンは今、1人でフレイを置き去りにした場所へ
向かっている。
シン「そりゃ、俺だって悪いけどさ・・・。あいつだって暗くなったんなら帰ればいいんだ。
   分りそうなモンだろ?騙されたってことくらい・・・。ったく抜けてるんだから」
ぶちぶちと文句を言いながら目的地にやってくる。そこは公園脇の小さな小屋だった
シン「おーい!フレイー?」
一応声をかけながら小屋に入っていくシン。
シン「どこだよ?いるんだろー?」
フレイ「あ、シン!来てくれた・・・」
すると奥の方からカタカタと震えたフレイが顔を出した
シン「ば、バカ!お前、真っ青じゃねーか!」慌てて自分のコートをフレイにかけてやる。
シン「どうして?俺はお前を騙したんだぞ!?分るだろ、それくらい!」
もう既に何に対して怒っているのか分らなくなるシン。ただやり場の無い怒りがそこにあった・・・。
フレイ「で、でも約束・・・したから。見つけてくれるって・・・」
そう言って笑うフレイ――。確かに思い返すと
”必ず見つけるから””ほんとに?””ああ、約束だ”
という会話を交わしたことを思い出す。
シン「バカッ!・・・・・それだけのことでっ・・・」
自分の軽率さを呪い、いたたまれなくなり、フレイを力強く抱きしめる
シン「ごめんな・・・。ごめん・・・」涙が溢れてくる
フレイ「へへ・・・。いいよ。シンが迎えに来てくれたから。それだけで十分」

この時からだったか・・・・・。自分がこの少女を守りたい、と思うようになったのは――。
この時からだったか・・・・・。この少女との約束は破らない、と決めたのは――。


〜現在〜
ハっと気が付くと自分はまだ無事だった。前方にはアスランが見える。今にもやられそうだ。その奥――
フレイが祈るような目でこちらを見ているのが見えた・・・
707シンの学園生活・体育祭編2:2005/11/23(水) 07:09:41 ID:???
”絶対勝つから!”
試合が始まる前に言った言葉を思い出す。
シン(そうか・・・。そうだよな。これ以上、かっこ悪いトコ見せらんないよな!)
シン「うおおおーー!」
レイ「っ!シン、大丈夫か?」
シン「ああ!いける!」
なんとか体勢を立て直すシンチーム。
アスラン「これ以上、邪魔をするな!」
一方、勝利を確信しているアスランチームはそれ違いざまにハチマキを奪おうとする。
シン「レイ!右に避けろ!」
レイ「ああ。わかった・・・」
咄嗟の指示であったにも関わらず、冷静に反応するレイ
アスラン「なに!?」
イザーク「バカなっ!?きゃわした?」
その超反応に思わず声が裏返ってしまうイザーク
シン「こんなことで・・・!こんなことで俺はぁーーー!!」(ぱりーん!)
シンの頭上にも種が弾ける
シン「でやぁーー!」そのまま真横からの体当たりを食らわす
レイ「――どうだ?」
イザーク「痛い、痛い、痛いぃ!」
ディアッカ「駆動パルス低下!(馬になっている全員の腕の力がやばいよ!の意)
      ハイドロ消失!(ついでに靴紐ほどけちゃったの意)やばい!」
アスラン「ここまでか・・・」
           ちゅどーん


こうしてシン達は勝つことができたのだった・・・
708シンの学園生活・体育祭編4:2005/11/23(水) 08:11:13 ID:???
シン「やったな!レイ、ヨウラン、お前達のおかげだよ」
レイ「気にするな、俺は気にしない。お前はよくやった」
ヨウラン「そーそー!お前はエライ!」
3人が勝利に喜んでいるとアスラン達が近づいてきた
アスラン「たいしたものだな・・・。キミは」笑いながら手を差し出す
シン「ど、どうも」シンは戸惑いながらも手を握り返す
アスラン「もう知っているかもしれないが、俺はアスラン・ザラだ。キミは?」
シン「シンです。シン・アスカ」
アスラン「そうか・・・。いい戦いだった。気が向いたら生徒会室にでも来てくれ。
     お茶くらいは用意する」
またしても曖昧な笑みを残して去っていくアスラン。シンにはそれがさっきまでの人と
同一人物とはどうしても思えなかった
レイ「かつての英雄のお力、見事でした」
イザーク「ふん!調子に乗るなよ。次は俺たちが勝ぁつ!」
レイとイザークは互いに力を認めつつも、やはり思うところがあるようだ
ディアッカ「え、マジ?じゃあ、今度いい子紹介してよ」
ヨウラン「いいっスよ〜。その変わり、先輩の情報も・・・」
ヨウランとディアッカは何かの話で(何なのかは想像つくが)意気投合しているようだ。
とにかく、自分たちは勝ったのだ――。
         ・
         ・
         ・
応援席に戻るといきなり抱きつかれた
ミリアリア「きゃ〜!大活躍だったじゃない!」
シン「あ、あのっ・・・ちょ、苦し、苦しい・・・。苦しいですって!」
ミリアリア「んも〜、お姉さん感動したなぁ。うん、大感動!」
なんでこの人はこんなにうれしがってんだろ?と冷めた疑問を考えていると
?「コホン!何やっているのかしら?・・・ミリィ?」
ミリアリア「はっ!――い、いや違うのよフレイ。これははずみで・・・」
タハハっと冷や汗まじりに笑うミリアリアの後ろにはフレイが顔を引きつらせて立っていた。
そのまま言い争いになる2人。今のシンにはそんなフレイが可愛く思えた。
フレイ「何笑ってるのよ?!」
――しかし、この気持ちを伝えるのはもう少し先になりそうだった・・・。
709シンの学園生活・体育祭編:2005/11/23(水) 08:12:02 ID:???


〜お昼休み〜
シンは1人でフレイが帰ってくるのを待っていた。どうも彼女は自慢のお弁当を作ってきたらしい。
正直、気乗りしないが機嫌を損ねたくないので待っていることにしたのだった。
と、いきなり誰かが目の前に立つ気配がした
?「ふ〜ん・・・。こんなのにアスランが負けるなんてねぇ」
見上げると何故か私服のラクス
ラクス?「あれ?あんた・・・どっかで見たような?」
シン「ラクス・・・?」
ラクス?「あ〜!そうだ、そうだ!前に街でぶつかった少年君かぁ」
いきなり大声を上げる。シンはワケが分らない。目の前の人物はラクスなのだが妙に違和感がある。
シン(そういえば・・・。前にもこんなことが?)
シンがそんなことを考えているとラクス(?)はペタンと座り込んでシンをマジマジと見る
ラクス?「ふ〜ん。よく見るとそんなに悪くはないわね。うん、合格♪」
そう言って急にシンに擦り寄ってきた
シン「うわっ!ちょっ、ラクス?どうしたの?」
ラクス?「ん〜?ラクス?ああ、そうゆうことね。知ってるんだ」
彼女は1人得心顔だ
ラクス?「まぁ、アスランはニブちんだしぃ〜。あんたでも悪くないかな?」
そんなことを言いながらますます寄ってくる。もはや密着状態だ。ラクスにしては
ありえないほどの大きな胸がシンの腕に押し付けられいる
シン(ラクスって・・・こんな胸あったっけ?)
不謹慎にもそんなことを考えてしまう
ラクス?「ま、姉さんのことも知っているって事はライバルかな?今日は様子見ってことで♪」
そう言っていきなり頬にキスをする
シン「っ!なななな、何を!?」
ラクス?「んじゃね〜。さっきは中々かっこよかったわよ、シン君」
ウインクをしながら行ってしまうラクス(?)残されたシンは呆然としたままだった

ちなみに帰ってきたフレイが目敏くキスマークを見つけシンがボコボコにされたのは言うまでもない・・・。
710通常の名無しさんの3倍:2005/11/23(水) 08:13:55 ID:???
体育祭が終わんねーよorz

ちなみに体育祭の後、フレイ様ルートとラクスルートがあるんですが
どちらがいいでしょう?
711通常の名無しさんの3倍:2005/11/23(水) 09:54:44 ID:???
両方…orz
余力があれば頑張って下さい…見たい…
712通常の名無しさんの3倍:2005/11/23(水) 11:13:14 ID:???
>>710
どっちも見たいが・・・お好きなほうを・・・
乙ですよ
713通常の名無しさんの3倍:2005/11/23(水) 14:30:15 ID:???
できれば両方、お願い始末。
714通常の名無しさんの3倍:2005/11/23(水) 14:57:53 ID:???
ミーアまでキタか!
いよいよ戦局は混迷の極みに達しはじめたなw
715通常の名無しさんの3倍:2005/11/23(水) 16:22:14 ID:???
子供の頃のフレイかわいいなw純粋なフレイは新鮮だ

そして本編からパロったイザークのセリフにワロタw
716通常の名無しさんの3倍:2005/11/24(木) 03:31:53 ID:???
職人様毎度乙華麗です。自分はフレイのほうが読みたいです。
717通常の名無しさんの3倍:2005/11/24(木) 21:52:32 ID:???
ミーアとラクスにサンドイッチ状態で迫られるシン…
巨と並に挟まれるシンはこの状況をどうするのか?
718通常の名無しさんの3倍:2005/11/25(金) 16:35:04 ID:???
超究極姉妹戦争の宣戦布告か・・・
719通常の名無しさんの3倍:2005/11/25(金) 20:56:15 ID:???
保守あげ
720通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 16:41:46 ID:???
「おお怖い。お前、レディに向かってそんなに怒鳴るな」
いちいちツッコむ気すら失せたシン。
シン「ああもう! 俺が悪かった! 謝るから、それ返せよ!」
「…ふぅん」
シン「な、なんだよ !?」
ニヤっとした表情から一変、彼女は真顔でジロジロとシンの顔をなめるように見る。
「お前って本当に変わってるヤツだな」
シン「何が言いたいんだよ?」
「何でお前が謝る必要があるんだ? ちょっかいを出したのは私の方だろ?」
…わかってるなら、早く返してくれよ。
思わず口に出かかった文句をグッと堪える。
「悪いがお前、私にはどう見てもそれほど勉強ができるようには見えない。
 なのに、何でそんなに必死になってるのかが少し気になってな」
スッと彼女は教科書をシンに差し出す。
「すまなかったな、ついからかってしまった」
シン「あ、いや…」
面と向かって謝られると、なんか恐縮してしまう。
例え自分に一切の非がなくても、だ。
「じゃあ、私は行く。風が冷たいから長居はするなよ」
そう言うと、彼女は隅の方に置いてあったバッグを掴んで出入り口の方に向かった。
721通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 16:42:30 ID:???
直後、シンの体内の一部が強く搾り込まれるような感覚に見舞われ、
そこから獣の唸り声を想像させる大きな音を発した。
昼食抜きで勉強などという珍しい行動に出たものだから、
シンの腹の中の虫が食べ物をくれと怒り出し、しまいには大暴れを始めた模様だ。
その音はどうやら彼女の耳にも届いていたらしく、ピタッと動きが止まった。
そして、プルプルと身体を震わせている。
「ははははは! お前、何だ今の !?」
堪えきれなくなったのか、遂に爆笑してしまう彼女。
みるみるシンの顔が赤くなる。
シン「…え、今なんかあった? 俺知らないな」
「お前…すぐにバレるような嘘を付くんじゃない」
咄嗟にごまかそうと試みたものの、明らかに動揺している様子は一目瞭然だった。
「仕方ないな」
フゥと息を吐く彼女。白い蒸気となってゆっくりと消えて行く。
バッグを開け、中をゴソゴソとあさっている。
722通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 16:43:09 ID:???
「ほれ」
彼女が放り投げた物体をキャッチするシン。
見ると、それはあんぱんだった。
「それでも食って飢えを凌げ。本当なら今日の私のおやつになるはずだったんだがな…。
 先程の詫びもあるし、それに困ってる人間を見捨てることなど私にはできない」
シン「いや、ちょ……」
「ん? ああ、そうか飲み物か。それならこれを飲め。
 少し温くなってしまったが、我慢してくれ」
そう言って、今度は500mlのペットボトルをシンに投げる。
シン「『はーい お茶』…?」
「私は最近緑茶に凝ってるんだ。緑茶成分に含まれてる効能は健康にいいこと尽くめなんだぞ」
シン「は、はぁ…」
723通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 16:43:48 ID:???
そうして壁にもたれかかりながら腰を下ろし、少し遅めの昼食をとるシン。
左には同じような格好で彼女がバッグをまた物色していた。
「私も付き合ってやる。予定より早まったが今日のおやつだ」
そう言いながら取り出したのはカレーパンだった。
…なんか、色々入ってるんだな。
シンは彼女のバッグが四次元ポケットの一種なんじゃないかと考えた。
「これはやらんぞ。カレーパンは私の心の友なんだからな!」
未だに彼女を把握しきれないシン。
「…それで、なんでこんなとこで勉強してるんだ?」
カレーパンをおいしそうに頬張りながら、彼女が尋ねる。
シンはこれまでのいきさつを簡単に説明した。
「…なるほどな。なんかお前たちのクラスは変人揃いだな。お前といい、その…レイとかいうヤツもだ」
シン「その言葉そっくりアンタに返すよ」
「でも確かに、バジルール先生ならそういうことがあってもおかしくないかもな」
シン「えっ !?」
「二年生の頃にあの人が世界史の担当でな。二学期の期末だったかな、アレは…。
 通常なら年号や人名などを覚えてさえいればそこそこの点数は稼げたのだが、
 そのときは全部で5問しか問題がなくてな。ただ、それが全て記述問題だったんだ。
 いやぁ、アレは参ったな……お陰で平均点は40点を下回ってたぞ。ハハハ」
今となってはいい笑い話。そんな感じの彼女。
…ん? シンはふと思った。
724通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 16:44:14 ID:???
シン「あのさ…」
「ん?」
シン「アンタ、何年生?」
「三年だ。それがどうした?」
シン「俺、二年なんですよ。口の利き方失礼ですんませんでした」
軽く頭を下げると、彼女はプッと噴き出した。
「なんだ、今更そんなこと気にしてるのか! ハハハハハ!」
シン「何で笑うんだよ! 笑うところじゃないだろ!」
中身が空気だけになったあんぱんのビニール袋をグッと強く握るシン。
「お前、早いな。もう食べたのか」
シン「あんぱん一個くらいすぐ食えますよ」
「それじゃ、腹も満たされないだろう…仕方ない、特別サービスだ」
彼女は食べかけのカレーパンを適当な大きさに分割し、
まだ口の付いていない方をシンに差し出した。
725通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 16:44:57 ID:???
「食え。それじゃ昼明けのテストに力を出せないぞ」
シン「じゃ、いただきます…」
最初の1/4程度の大きさしかないカレーパンを彼女から受け取る。
白くて瑞々しい彼女の手。そしてそこから生える指もスラっと細くて美しかった。
受け取る際に軽く指に触れ、ドキッとするシン。そのままカレーパンをひと口で中に収める。
シン「ん…?」
シンの受け取ったカレーパンにはほとんどカレーが入っていなかった。
それは単なる揚げパンに近い代物。
シン「ちょっと! もう少し平等に分けてくれても!」
「甘いな。このカレーパンは適度な辛さだが」
シン「アンタって人は…!」
726通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 16:45:29 ID:???
食事を終えて間もなく昼休み終了を告げる予鈴が鳴った。
あと5分で午後の授業が始まる。結局テスト勉強はほとんどできなかった。
シン「まぁ、その…ごちそうさまでした」
「うむ。楽しかったぞ」
シン「こっちは疲れたよ」
屋上を出るふたり。
「テストあるのなら、頑張れよ。もっとも邪魔をした私が言う言葉ではないがな」
シン「へいへい」
二年生のフロアに戻るためシンは階段を下りる。
「お前、名前は?」
後ろから彼女の声が聞こえた。
シン「シン……シン・アスカです」
カガリ「そうか。私は、カガリ・ユラ・アスハだ。また会おうな」
そして、カガリはシンの姿が見えなくなるまでそこに立っていた。
カガリ「フフ。シン・アスカか…なかなか可愛いヤツじゃないか」
727通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 16:58:10 ID:???
>>721
>「直後、シンの体内の一部が強く搾り取られるような感覚に見舞われ、」
に見えた・・・。
スマン、巣に帰ってくる・・・。
728通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 17:14:51 ID:???
ウホッw、シンカガがキタかww、シンの女難うpの予感
729通常の名無しさんの3倍:2005/11/27(日) 14:22:28 ID:???
シンカガ嫌いじゃないがスレの趣旨とは外れてるような
絡みがないどころか反撥ではあっても通常の作品ならフラグ立ってる
ほど濃い絡みあっただろw
730通常の名無しさんの3倍:2005/11/27(日) 14:31:15 ID:???
後半はその反撥心すらまったくスルーされてたけどなw
731通常の名無しさんの3倍:2005/11/27(日) 16:03:02 ID:???
カガリは嫌いじゃなかったんだ…
でも種死でのあまりのバカさ加減に体が受け付けなくなってしまった…
732通常の名無しさんの3倍:2005/11/27(日) 16:08:38 ID:???
この職人の書いてるカガリは種のカガリっぽくていいな
竹を割ったようなというか
733通常の名無しさんの3倍:2005/11/27(日) 22:06:50 ID:???
種の頃のカガリならいい。
種死のは…あれだ、うん、あれ。駄目…な気がするよ。
↑のカガリは種の頃っぽくていい。男っぽくてあねごって感じ。
734通常の名無しさんの3倍:2005/11/27(日) 23:03:26 ID:???
age
735シンの学園生活・秘密の会談編:2005/11/28(月) 04:57:25 ID:???
長かった体育祭も終わりを迎えようとしていた・・・
そんな中、ナタルは1人悲嘆に暮れていた
ナタル「終わった・・・。何もかも・・・」そう言ってガックリと肩を落とす
彼女の脳裏には勝ち誇る悪友の顔が浮かんだ。
そう、ナタルが率いる1-Bは学年1位だったものの、総合優勝を逃してしまったのだ
マリュー「ナタル〜♪」そうこうしているうちに、さっそくマリュー・ラミアスが姿を現す
ナタル「――くっ!」
その笑顔を恨めしそうに睨みながらも覚悟を決めるナタル
ナタル「・・・約束は約束です。好きにしてください」
マリュー「あらぁ?張り合いがないわね」
ナタル「あなたの性格は把握しているつもりです。・・・まったく悪趣味な」
ナタル自身、マリューのことが嫌いなワケではない。これでも学生時代からの友人だ。それなりに
苦楽を共にしている仲である。しかし、その苦楽もマリューの手にかかれば”面白いネタ”でしかない
というのが問題だった。
しかし、見えないところでいつもマリューがフォローしてくれるのも事実である。
マリュー「うふふふ。固い顔して、もう。ホントに冗談が通じないのね」
ナタル「・・・・え?」
マリュー「ウ・ソ!冗談よ。あなたの秘密なんてばらさないわよ」
ナタル「・・・・・本当に?」
マリュー「ええ。ただ最近、あなたとまともに話をしたことがなかったでしょう?
     お互い忙しいのは判るけど・・・。ちょっと寂しくてね」
まるでイタズラがばれた子供のような笑顔でそんなことを言うマリュー。ナタルは困ったような微笑を返すしかない
マリュー「それより、ほら!クラスのみんなを褒めてあげなきゃ。学年で1位も
     そうとうすごいわよ?」
ナタル「そ、そうですね。では、ちょっと行ってきます!」嬉しそうに駆け出すナタル
ナタル(そうだな・・・。私は子供たちに厳しすぎたかもしれない。彼らだってやればできるんだ・・・)
これからは暖かい目を持って子供たちに接していこう、と心に決め、ナタルは愛すべき教え子達の下へ急いだ

マリュー「これでよかったのかしら?」
?「ええ。上出来です。流石は親友同士ですねぇ」
ナタルが去ったあと、マリューが誰ともなく語りかけると、木陰から1人の男が姿を現す。
マリュー「で?あたしにこんなことさせた目的は?」
?「なに・・・。この学校はなまじ歴史があるだけに古いシステムに拘りすぎる傾向がありましてねぇ。
  ボクはそれを変えたいだけですよ。彼女、本当は優しい性格でしょ?」
マリュー「あら、お見通しってワケ?」
?「実際、貴重だと思いますよ?彼女のような人材は。ぜひ、味方につけたい」
男はそう言って含み笑いを漏らす
マリュー「――冷静な野心家を気取るのも大変ですわね、アズラエル先生?」
アズラエル「なんのことですか?今度の査定までに校長に取り入って・・・」
マリュー「聞きましたよ?問題を起こした生徒を3人ほどお助けになったとか・・・」
それまで余裕の仮面を貼り付けていたアズラエルは、うぐっと言葉を詰まらせる
アズラエル「そ、それは・・・」
マリュー「出世を望んでいる人間が、自分のクビを賭けてまで上に直談判はしませんわ」
アズラエル「・・・・・とにかく!今後も頼みますよ?ラミアス先生」
痛いところを突かれたのか、さっさと行ってしまうアズラエル
マリュー「この学校を変える・・・か。凝り固まったシステムを変えるのは難しいわね」
アズラエルの背中を見送りながら1人呟くマリューだった・・・・・
736シンの学園生活・フォークダンス編:2005/11/28(月) 05:26:12 ID:???
校庭では大きなやぐらが立てられ、かがり火がチラチラと燃えている。例年ではこのまま体育祭は終了となるはずだったが、
今年はこの灯りの下でフォークダンスを行う予定だそうだ。学校側は乗り気ではなかったが、生徒の評判はいいようだ
生徒会の人間は忙しそうにゴミなども燃やしていた。それはまるで、今日1日の出来事を全て清算しているような光景だった

シン「・・・・・」
シンは何をするでもなくその光景を見ていた。先ほどバジルール先生がやってきて、みんなを褒めてくれた
シンは特にがんばったとも言われた。しかし、シン自身は何もかも実感がなく、気付けばここにる
?「わっ!」
シン「な、何だ?」
突然、後ろから声がかけられる。フレイだった
フレイ「どうしたの?ボーっとして?」
シン「いや・・・。なんでだろうな」
シンの反応は薄い。そのことがきになったのかフレイは明るい声で話しかける
フレイ「ねぇ?よかったら・・・。一緒に踊らない?」
シン「――珍しいな、そんなこというなんて・・・」
目を丸くするシン
フレイ「べ、別に嫌だったらいいんだけど!どうするのよ?」
僅かに頬を赤くしながら目線を逸らすフレイ。そんな姿に苦笑しながら立ち上がるシン
シン「いいよ。踊ろう、ほら!」
フレイ「ちょ、ちょっと!張り切りすぎよ」
そして2人は輪の中に飛び込んでいった・・・・・


シン「フレイ・・・」
フレイ「なぁに?」
シン「俺、思い出したんだ・・・」
フレイ「・・・何を?」
シン「俺は・・・・昔からフレイが好きだった」
フレイ「――え?」
シン「それが、それが今の俺の素直な気持ちだよ」

その瞬間、2人の影はゆっくりと重なった・・・・・
737通常の名無しさんの3倍:2005/11/28(月) 05:29:00 ID:???
メチャクチャ適当ですんません!


次は一応、ラクス編。そのあとフレイ編にいきます
738通常の名無しさんの3倍:2005/11/28(月) 08:00:14 ID:???
>>737
いや、全然いいんじゃないっすか?
アズさんwww

GJでした、またよろしく
739通常の名無しさんの3倍:2005/11/28(月) 09:09:59 ID:???
乙!!!!!!

…アズラエルに萌えたのは自分だけじゃないよね?ww
740通常の名無しさんの3倍:2005/11/28(月) 20:29:02 ID:aHtDFJqR
最近ムルタ盟主の人気がすさまじいな・・・
741通常の名無しさんの3倍:2005/11/28(月) 23:21:13 ID:???
われらが盟主アズラエル!!
742シンの学園生活・思いつき編:2005/11/29(火) 03:54:15 ID:???
シン「さてっと!」
両手に水の入ったバケツとブラシを持ちながら、玄関を開けるシン。今日は休日。天気は快晴。
ということでシンは自慢の愛車を洗うべく庭に向かっていく。
シンの趣味はバイクでツーリングをすることだった。昔からバイクに憧れており、小さい頃からコツコツとお金を貯めて、
先日やっと念願のバイクを購入することができたのだ。
シン「♪〜」
普段はフレイにもあまり見せないような満面の笑みで愛車を眺める。その顔は年相応の
(下手するとそれ以下かもしれないが・・・)の少年そのものだった
シン「じゃあ、さっさと洗って出かけようかな〜っと」
実はこのバイク、買ってからまだ本格的に動かしたことがなかった。ここの所、イロイロと忙しかったためだ。
シン「でも今日こそは・・・だよなぁ」エヘヘとニヤけるシン。何を想像しているのかは知らない・・・
?「なんだお前?気持ち悪いな・・・」
シン「うわっ!」
急に塀の向こうから声がかけられる
シン「な、なんだ。コニールか。驚かせんなよ」1人でニヤニヤしていた所を見られたのが恥ずかしかったのか
口を尖らせるシン
コニール「別に驚かせるつもりはなかったんだけどな」
一方のコニールは呆れ顔だ
コニール「ま、いいや。それよりどうだい?そいつの調子は?」
そう言ってバイクを指差す
シン「え?あーそ、そのぅ・・・」
実はコニール家ははシンの家の近所で、バイクや車を取り扱っている。シンがバイクが好きになったのも
半分はコニールの親父さんの影響だった。このバイクも、融通をきかせてもらい、コニールの所で買ったものだった
コニール「は?まだ乗ってない?」
シン「い、いや・・・。イロイロと忙しくて、さ」
コニール「呆れた・・・。あれだけ楽しみにしてたクセにさ」
シン「め、面目ない」
コニール「・・・まぁ、とにかく。せいぜい大事に乗ってくれよ?じゃあ、あたしは行くから」
シン「ああ、わかったよ。親父さんによろしくな!」
そのままコニールは不満気に去って行った
その背中を見送りながらシンは考える
シン(あー、申し訳なかったなぁ。これ買うときも大分ムリ言っちゃったしな〜。
   うん、今日こそは!)
マユ「・・・ちゃん?・・・にいちゃん!」
シン「よし!そうと決まったら」
マユ「お兄ちゃん!!」
シン「だあー!って・・・マユか。なんだよ?」
決意を新たにしたシンだったが、その矢先にマユによって打ち砕かれる。
マユ「なんだよ?・・・じゃないわよ!さっきから呼んでるのに、もう!」
そう言ってぷーっと頬を膨らませながら怒るマユ。その姿は我が妹ながら可愛らしく思う。
兄バカなシンだった
シン「で、何?」
マユ「携帯、鳴ってたの。もう切れちゃったけど」
おずおずとシンに携帯を差し出すマユ。それを受けとり、確認するとヨウランからだった。そこである重大なことを
思い出すシン。
743シンの学園生活・思いつき編2:2005/11/29(火) 04:26:39 ID:???
シン(やっべ!あいつから本借りっぱなしだった)
以前にヨウランから本を借りた(もちろんソッチ系)のだが、最近「そろそろ返せ」と言われていたのだ
マユ「どうしたの?お兄ちゃん汗かいてる」
そんなシンをマユの純真な目が覗き込んでくる
シン「い、いや!なんでもないよ?ははは・・・」
乾いた笑いを浮かべながら、後ずさるシン。取り合えずマユの前ではこんな話はできない!
シン「ちょっと電話かけなおしてくるわ!・・・・・あ、バイク触るなよ。危ないからな!」
言うやいやな部屋へと駆け込んでいくシンだった

マユ「ぶー、また子供扱いするぅ〜」
一方、取り残されたマユはご機嫌斜めのようだ。横目でシンのバイクを見る
マユ「ふんだ!私だってば、ばいく?・・・ぐらい乗れるよ。お兄ちゃんの乗れるんだモン」
そう言いながら興味深げにあちこちをペタペタと触りだすマユ。その手つきはいかにも危なっかしい
マユ「か、簡単だと思うんだよね〜」
言葉は軽いが、実際はかなりおっかなびっくりのようだった
そうこうしているうちに・・・
マユ「あ・・・」
ベキッ!と嫌な音を立てながらフロントのカバーが割れてしまう
マユ「あ、あわわわ・・・」
慌てて何とかしようとするが余計に壊れていく・・・
マユ「あぅ・・・」   ピンポーン
マユが途方に暮れていると突然チャイムが鳴った。その音にワケもなく、ビクリと身を引きつらせる
?「マユちゃ〜ん!いる〜?」
マユ「あ、メイリンちゃん!」
髪をツインテールにした少女がひょっこり顔を出す。思わずその顔に安堵してしまう
メイリン「あ、いたいた。ねぇ、これから駅前に行かない?この間おいしいアイスクリーム屋さん見つけたんだぁ!」
マユ「あ、そそそそれいいね!うん!すごくいい。じゃ、行こう。今すぐ行こう!」
メイリン「え?あ、ちょ、きゃあああぁぁぁ〜」
これ幸いとばかりにマユはメイリンをひっぱりながら、猛ダッシュでその場を後にするのだった・・・



〜数分後〜
シン「ふぅ・・・。ヨウランのやつ!今度は変わりにフレイの写真をよこせだぁ?!
   そんなのがあったら誰も苦労はしないって。・・・まぁ、持っててもやらないけどさ」
ぶつぶつと文句を言いながら庭に戻ってくるシン。
シン「おーい、マユー?・・・・・おかしいな?出かけたのか?」
辺りにマユの姿は見えない。とシンの目に信じられないものが飛び込んできた。それは1度もまともに乗ったことののないハズの、
自分のバイクのフロントがメチャクチャになっている様だった・・・・・・
シン「な、なんじゃこりゃあぁ〜!!」
シンの魂の叫びが街全体に木霊した
マユ(お兄ちゃん、ごめんなさい!)

その後日、1回も乗ってないバイクを修理に出したシンは、そのことで散々コニールにからかわれるのだった
744通常の名無しさんの3倍:2005/11/29(火) 04:32:20 ID:???
ラクス編に行く前に小休止的なノリで書いてしまいました
コニールとかよくわかんねぇ・・・
なんかメカ大好きっぽい感じがしたんです
745通常の名無しさんの3倍:2005/11/29(火) 07:58:16 ID:???
>>744
そういえば、妹は初だな・・・
もうルナマリアとステラ以外全員になりつつあるw
面白かった!GJですよ
746通常の名無しさんの3倍:2005/11/29(火) 21:03:04 ID:???
保守!
747通常の名無しさんの3倍:2005/11/29(火) 21:10:58 ID:???
>>720
俺はシンカガ好きだったりするw
GJ!
748通常の名無しさんの3倍:2005/11/30(水) 12:17:41 ID:???
俺としては三人娘の今後の扱いが心配だ・・・。
ジュリ好きの俺としてはシンジュリなんて見た瞬間には・・・蒸発してしまうかもしれん。
749シンの学園生活・ラクスを救え!編:2005/12/01(木) 05:20:40 ID:???
ラクス「ふぅ・・・」
またこの場所にきてしまった、と心の中で1人ごちる。夏の風が心地よかったが、
心の中は暗く沈んでいた。
季節は初夏。体育祭も無事に終わり、これから本格的にやってくる夏の到来に皆が浮き足立っていた
そんな中、ラクスはここ数日、毎日のように校舎の屋上で物思いに耽っていた
――その理由はシンだった。自分を”友達”と呼んでくれた男の子。最初に会ったときから何となく
惹かれていた。そして、この前の体育祭のときにその事を自分でもハッキリと認識したのだった。しかし・・・
ラクス(でも・・・彼には・・・)
ラクスは偶然にも見てしまったのだ。シンとフレイがキスをしていた場面を――。
ショックだったのと同時に何が何だか分らなくなり、今に至っている。
そしてもう1つ。今のラクスには重大な問題があった・・・。
ラクス「静かなー♪」自分でも気付かぬうちに歌を口ずさんでいた
その声は風に乗ってどこまでも響いていくのだった・・・・・・。
      ・
      ・
      ・
そんなラクスを見守るかのように屋上の給水タンクに隠れる影が3つ――。
マユラ「ラクス様、ここの所ずっとあんな感じ・・・」
アサギ「ありゃ、重症だわねぇ。原因は何なのかしら?」
クライン邸に仕える3人のメイド達のうち、マユラとアサギは途方に暮れながら顔を見合わせる。ラクスがここのところ塞ぎ込んでいる
ことは分っていたが、その原因が分らない。
と、それまで黙っていたもう1人、ジュリがチッチッチと指を振った
ジュリ「2人とも、あれを見て分んないの?あの悲嘆に暮れたお顔・・・。あれはまさしく恋する少女の顔よ!」
その外見にそぐわない、大胆な発言だった
ジュリ「あぁ〜、ラクス様ったらなんてかわいいのかしらぁ。初恋に悩める美少女・・・」
さらに1人で勝手な妄想を膨らませ始めてしまう
マユラ(あーあ・・・)
アサギ(また始まったわね・・・)
そんなジュリを2人は呆れ顔で見るしかない。実はこのジュリという少女、普段はオドオドしながら
他の2人の影に隠れているのだが、たまにこうやって裏の顔を覗かせる。どちらが本性なのかは2人にも分らない・・・。
アサギ「んも〜、バカ言ってないで真剣に考えなさいよ!」
マユラ「そうよ。大事なラクス様に何かあってからじゃ遅いのよ!」
ジュリ「え〜?絶対私の予想当たっていると思うんだけど?」
3人がギャアギャアと騒いでいると、突然誰かが屋上のドアを開けてやってきた


ラクス「はぁ・・・」
歌を歌い終え、深呼吸を1つ。大分落ち着いた・・・。
――パチパチパチ――
ラクス「ッ!!」
いきなり聞えてきた拍手の音に驚き後ろを振り返る。
シン「あ、驚かせちゃったかな?・・・ごめん。でも、すごく綺麗な声だったからさ。つい・・・」
そこにはシンが立っていた。今、自分が最も会いたくなかった人物
ラクス「――シン・・・」
何もやましいことはないはずなのに、居たたまれなくなり顔を伏せるラクス。
2人の間に微妙な空気が流れた・・・
750シンの学園生活・ラクスを救え!編2:2005/12/01(木) 06:16:43 ID:???
シンはその日、たまたま屋上を訪れた。特に用事があったわけでもない。自然と足が向いたのだ
そして、階段を上っていると、どこからともなく歌声が聞えてきた。綺麗な歌声だった
誰が歌っているのだろうと思い、屋上へのトビラを開けると、そこには見知った少女が立っていた
        ・
        ・
        ・
シン「でも驚いたな。ラクスって歌うまいんだね」
いつもの調子で少女に語りかけながら、隣まで歩いき、そのまま柵に寄りかかる
シン「よっと・・・。どっかで練習とかしてんの?歌専門のさ」
ラクス「い、いえ・・・。特には・・・」
シン「そうかー。もったいないね。どこかで本格的に習えばいいのに」
その言葉に、何故かビクリと反応するラクス。シンはそれに気付かない
ラクス「――もし・・・、もしですわよ?わたくしが歌の勉強のために留学するとしたらどうします?」
ラクスが抱える、もう1つの問題とはこれだった。歌の勉強をするための海外留学。前々からこの話はあった。
ラクス自身、歌は嫌いではないし、もっと上手くなりたいとも思っている。しかし、この話は性急すぎた・・・
特にここの所、シンのことで頭がいっぱいになることも多くなり、そうとうまいっていた。
――シンが止めてくれるなら・・・。そんな考えが一瞬頭を過ぎり、つい口走ってしまったのだった

シン「いいんじゃない?」
ラクス「・・・・・え?」
シン「いいと思うよ!ラクスのためにもなるんじゃない?」
そう言って笑顔を向けてくるシン。その笑顔にラクスの希望は容易く砕かれてしまった
シン「まぁ、本当に留学するならの話だけどね。はははっ」
ラクス「・・・・・わたくし、留学しますの・・・・・」
シン「え?」
よく聞き取れなかったシンは、そこで初めてラクスの顔を見た・・・。泣いていた
ラクス「・・・・・だからッ!シンとは・・・もう」
そのまま駆けていってしまうラクス
シン「え?!あ、ちょ・・・」
シンはワケが分らず、追いかけることもできないまま、その場に立ちすくんだ
シン「どういう・・・ことだ?」
?「ちょ〜っと、あんた!」
?「ラクス様を泣かせるなんてどういうつもり?!」
いきなり踊り出てきた影に後頭部を殴られるシン
シン「っつー!なんだよ?またお前らかー!」
アサギ「ふん!”また”はこっちのセリフよ」
マユラ「またラクス様に付きまとってんの?」
シン「な、なんだよ、付きまとうって!」
そのまま激しい口論になる3人。一方、その光景を1人、離れた所から見ていたジュリは、
ジュリ「――ラクス様、もしかして・・・」
何かを掴んだような顔で考え込むのだった
751シンの学園生活・ラクスを救え!編3:2005/12/01(木) 06:17:06 ID:???
〜帰宅路〜
ラクスは1人、家路へと歩いていた。自分の淡い期待は打ち砕かれてしまったのだ
それもシンの手によって・・・。このまま留学することがベストなのだろうか?
そんなふうに考えていると、ふいに前方から声が掛けられた
「ひゅ〜、かわいい子じゃん!」
「1人でどこに行くのかぁ?」
いかにも不良、といった感じの若者が数人、ラクスの行く手を阻んでいた
ラクス「な、なんでしょうか?」
普段、こういった人種と関わりあいがないラクスは、この状況の意味が判らない。
「いや〜、何ってことはないんだけどさ」
「ちょっと付き合ってくんなかな?」
そう言い、ラクスの手を強引に掴む。ここに至ってラクスはやっと状況が掴めてきた
ラクス「や、やめてください・・・。痛いです」
まったくの不幸としか言いようがなかった。何故自分がこんな目にあうのだろう?誰か助けて!
そう思い、目を瞑った瞬間、
?「なんだぁ?お前ら、女1人囲んでよォ?」
?「これはいわゆる、暴・行!ってヤツ?」
?「お前ら邪魔・・・。ウザ〜イ」
ドコからとも無く現れた3人組みがラクスと不良の間に割り込んできたのだった
752通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 06:20:32 ID:???
うわ〜また長くなりそう・・・
取り合えずここまでで!
753通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 12:53:32 ID:???
>>752
毎度GJです。アズ先生に更正され正義に目覚めた
常夏3人組に期待。
754通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 13:04:00 ID:???
>>752
常夏といい3人娘といい
いい味出しすぎだwww
続き期待!
755通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 14:33:58 ID:???
ここのラクスはいいなー好みだw
常夏に自分も期待!
GJ
756通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 14:40:13 ID:???
白ラクスって久々に見た。このスレのラクスなら好きになれそうだ。
GJ
757通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:03:11 ID:???
フレイ「どこ行ってたの?」
フレイ「何してたの?」
フレイ「なんで世界史の教科書とノート持ってるの?」
教室に戻ったシンを待ち受けていたのは、不機嫌な顔をしたフレイの尋問の数々だった。
昼休みに起こった出来事をいちいち説明するのも面倒なので、
シンはただただ笑ってごまかし、その場をやり過ごした。
そして、隣の席のレイと視線が合うと、レイは優しい表情をシンに向けた。
始業のチャイムが鳴り、即時にバジルール先生が教室に入ってくる。
号令が済み、生徒たちが着席すると、バジルール先生は教室全体をひと通り見回した。
ナタル「諸君、今から試験を行う。机の上には筆記用具のみで、教科書とノートは速やかにしまうように」
まさに晴天の霹靂。レイ以外の他の生徒たちは、呆気に取られたかのように固まっていた。
シンでさえ、多少の驚きの反応を示した。半信半疑の気持ちは最後まで払拭できなかったようだ。
そして、徐々に周囲から不満の声が上がりはじめ、やがてそれはブーイングと化していった。
やはり抜き打ちテストというのは、生徒側からすれば反則以外の何者でもない。
ナタル「静粛に!」
教壇をバンと叩きながらのバジルール先生の一喝。瞬時に教室内は沈黙となる。
ナタル「諸君たちに嫌がらせをするためにこのようなことをするのではない。
     弛んできた緊張の糸を再びきつく張り直すことが今回の試験の目的なのだ」
バジルール先生はテスト用紙を机の上で揃えて、前列の生徒に配り始めた。
ナタル「朝にも言ったと思うが、日々の復習にどれだけ励んでいるか……
     この試験はそれを知るひとつの判断材料にもなる」
758通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:03:41 ID:???
フレイ「ちょっとシン! アンタ、テストあること知ってたのね !?
     なら、なんでアタシに教えてくれなかったのよ!」
クルっと上半身を反転させるや否や、苦い顔付きのフレイがシンを詰る。
シン「いや、俺だってまさか本当にあるとは……」
フレイ「自分だけこっそりなんてズルいじゃない!」
ナタル「シン・アスカ! フレイ・アルスター!」
あちゃあ…また怒鳴られた。シンは半ば観念したようにうな垂れた。
ナタル「もう答案用紙を配っている。痴話喧嘩は試験が終わってから思う存分やってくれたまえ」
シン「すいません…」
フレイ「申し訳ありません…」
気恥ずかしさを紛らわすため、周囲をキョロキョロと見回すシン。
すると、ヨウランとヴィーノがこちらにニヤついた気持ちの悪い笑顔を向けているのに気付く。
お前ら、後で覚えとけよ…!
シンの不敵な睨みが利いたのか、瞬く間にふたりは姿勢を正してしまった。
やがて答案用紙が回ってくる。まだ納得のいかないフレイが乱暴にシンに手渡す。
フレイは完全にお怒りモード。こうなったときのフレイの機嫌を直すのは一筋縄ではいかない。
やれやれ。まぁ、全てはこれが終わってからだ。
指先でシャーペンをクルクル回しながら、シンは意識を目の前のテストに集中させた。
759通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:04:04 ID:???
ナタル「それでは『始め』の合図とともに答案用紙を返して試験に取り組むように。
     制限時間は30分。では、始め!」
裏に伏せてある答案用紙がめくられ、静かな教室内にペンを走らす音だけが響き渡る。
シン「(うん、これならいける…!)」
早くも勝利を確信するシン。出題された範囲はレイの教えてくれた箇所と寸分も違わなかった。
設問形態も年号や人物名を答えされるものがほとんどで、複雑に凝った問題も特には見られなかった。
昼休みは思わぬアクシデントに見舞われて、満足できる勉強ができなかったが、
ひと通り頭の中に叩き込んでおいた重要な語句をゆっくりと思い出しながらシンはテストと相対している。
だが、このやりかたはいかんせん時間を食う。
ナタル「残り10分」
シン「(えええええッ !!?)」
シンの答案用紙を見れば、まだ6割ほどを解き終わったばかりで空白欄が目立つ有様だった。
ナタル「できてもそこで安心せず、見直すように。思わぬケアレスミスをしているかもしれんぞ」
シン「(見直す余裕なんてないっての!)」
当初の勝利宣言はどこへやら。運命は少しずつ正反対の方に傾き出している。
760通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:04:30 ID:???
シン「(あああ、もう! 全部アイツのせいだ!)」
脳裏に浮かぶ金髪頭のオトコ女。
クソ生意気、でかい声、ヒトを小馬鹿にした態度…。
でもお昼ご飯を分けてくれたちょっといい部分もある。
名前……なんだったけ? 確か、アスハ……ガガガ・なんとか・アスハ。
アイツさえいなかったらもっとスムーズに解けてたはずなのに!
ナタル「残り5分」
シン「(やべぇぇぇッ !!!)」
余計なことを考えている暇などない。
シンはがむしゃらにペンを動かす。なんとか最後の問題まで漕ぎ付けた。
それは似たような文章が羅列してある四択問題。いかにもひっかけてやろうという出題者の意図が感じられる。
ナタル「残り1分」
シン「((ク…! これまでか…!)」
まともに目を通せば間に合わない。もう勘に頼るしかない。
半ばヤケになった矢先、シンに異変が起こった。
頭の中で何かが割れ、弾け飛ぶ感覚。そして、瞳の色がオレンジ一色に変化する。
四種類の文章を同時に読み進めていくシン。何の躊躇いもなく、解答欄に「3」と記入した。
761通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:05:08 ID:???
ナタル「それまで! 解き方やめ!」
終了の合図。
それまで張り詰めた空気が弛緩し、教室内の至る所で生徒たちが安堵の息を漏らす。
フレイ「シン! シン!」
ハッと我に返るシン。
シン「あれ? 俺、今何してたんだ……?」
フレイ「何ふざけたこと言ってんのよ! 早く紙よこしなさいよ!」
シン「あ、ああ…」
答案用紙を前の席のフレイに渡すシン。
それにしても……なんだったんだろう?
時間にしてわずか数十秒ほどだが、シンは最後の問題を解くあたりからの記憶がなかった。
意識を失っていたのだろうか? …いや、答案用紙にはちゃんと答えが書いてあった。
不思議だ。本当に不思議だ……。
シンはそれ以上考えないようして、この奇妙な体験を心の奥底に固くしまい込んだ。
ナタル「残りの時間は自習とする。私は今から職員室に戻り採点をする。
     くれぐれも騒いだりせぬようにな。他のクラスはまだ授業中だ。
     終業時のHRまでには皆の手元に答案を返せると思う」
そう言い残すと、バジルール先生は音を立てずに戸を開け、教室を後にした。
762通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:05:31 ID:???
フレイ「ふぅ」
頭の上より高く、絡めた両手を挙げて背伸びするフレイ。
フレイ「さぁて、シンくん♪」
シン「(げ…!)」
ニコリと優しい笑顔を振りまくフレイ。ただ、目の奥には烈火の赤さと冷血の青さが同居していた。
身の危険を感じるシン。一刻も早くこの場を離れないと!
シン「さてと…俺、トイレ――」
フレイ「ちょっと待ってみようね」
シン「…はい」
シンはにげだした。しかし、うでをつかまれてしまった!
フレイのこうげき。
フレイ「ちゃんと説明してもらえるかしら? アタシが満足できる回答をお願いね♪」
フレイはにらみをきかせた。シンはかなしばりにあった。
シンはかなしばりにあってうごけない!
フレイのこうげき。
フレイ「だいたいアンタはいつもいつも――」
レイ「もういいだろう、フレイ。そのくらいにしておけ」
思わぬ助け舟。シンの金縛りが解かれる。
763通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:06:04 ID:???
フレイ「ちょっと、レイには関係ないでしょ! アタシはシンと話をしているの!」
レイ「そう興奮するな。よく響いているぞ、お前の声は」
フレイ「あぅ…」
痛い所を突かれ口篭るフレイ。
さすがはレイ。即座に相手の弱点を見抜き、そこを的確に攻撃する。
沈着冷静な態度は決して崩れることはない。
レイ「テストの件をシンに教えたのは俺だ。そして、そのことについて俺はシンに他言無用を命じた。
    ただそれだけのことだ」
フレイ「……」
レイ「つまりシンには何の落ち度もない。これ以上シンを責めるな」
フレイ「わかった、わかったわよ! ああ、もうッ!」
これ以上レイと舌戦を繰り広げても自分に勝ち目がないのを悟ったのか、
フレイは拗ねた様子でプイとそっぽを向いてしまった。
とりあえずの危機は脱した。両手を合わせ、シンはレイを拝む。
それに対してレイは特に何の反応も見せず、机の中から文庫本を取り出しそれを読み始めた。
764通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:06:54 ID:???
やがて長かった5時限目の授業が終わる。
速攻でシンは男子便所に駆け出した。
先ほどはフレイに阻まれたが、ようやく我慢していたものを体外に放出すると一種の爽快感を覚える。
トイレを出ると、そこにレイが立っていた。
レイ「どうだった、テストは?」
ポケットからハンカチを取り出して、シンに差し出すレイ。
シン「ああ、サンキュ……まぁ、そこそこかな? ちょっと時間喰いすぎたよ」
レイ「そう難解なテストではなかったぞ。昼休みは有意義に使えなかったのか?」
シン「その、なんかいろいろあってさ……」
レイ「そうか」
昼休みのことを聞かれ、うろたえるシン。口調もおぼつかなくなる。
だが、その様子を察してかレイはそれ以上聞こうとしない。
これがフレイなら徹底的に追及されることは明白である。
シン「てか、なんでこんなところにいるんだよ?」
レイ「教室には『彼女』がいるだろう? 事を無駄に大きくしたくはない」
ああ、なるほど…納得。
765通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:07:20 ID:???
レイ「フレイ・アルスターはよほどお前が気になるみたいだな」
シン「え…?」
レイの口元がわずかに歪む。
レイ「お前は彼女によく振り回されている」
シン「まぁ、な……でも、幼い頃からずっとこんな感じだったし俺は何とも思ってないよ」
レイ「フ」
シン「おい、レイ! …今日のお前、ちょっと変だぞ?」
こんなに喋るレイは初めてかもしれない。言ってることもよくわからないし…。
怪訝な表情をするシン。一方のレイは教室とは反対の方向に歩き出した。
レイ「お前はいい加減で無頓着だが、根は素直で正直だ。
    …お前のそういう所、俺は嫌いじゃない」
白い歯を覗かせ、微笑を浮かべるレイ。
振り向きざまに発したこの意味深な言葉にシンは完全に混乱した。
しかし、レイはまるで何事もなかったかのように再び歩き出す。
シン「おい、ちょっとレイ! どこ行くんだよ !? もう次の授業始まるぞ!」
レイ「職員室に用がある。お前は早く戻れ」
今度は振り返りもせずに返答するレイ。そして廊下を右に曲がり、レイの姿は見えなくなった。
シン「なんなんだよ、レイまで……」
始業のチャイムが鳴るまでその場に立ち尽くしているシンであった。
766通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 22:29:41 ID:???
乙です。
常夏期待してますwww
767通常の名無しさんの3倍:2005/12/02(金) 08:05:59 ID:???
ガガガ・なんとか・アスハ
テラワロタwwww
いつも楽しませてくれる職人さんに感謝!
768通常の名無しさんの3倍:2005/12/02(金) 14:05:21 ID:???
乙です!
だが、敢えて言おう!ミリたんはどうした…つД`)。。。
769通常の名無しさんの3倍:2005/12/03(土) 01:38:30 ID:???
保守しときますね
770通常の名無しさんの3倍:2005/12/03(土) 09:01:12 ID:???
ところでEF買ったか?
771通常の名無しさんの3倍:2005/12/03(土) 17:59:12 ID:???
EFって何?
772通常の名無しさんの3倍:2005/12/04(日) 03:58:42 ID:???
きゃはははは
773通常の名無しさんの3倍:2005/12/04(日) 20:54:14 ID:???
ふぁいやーえんぶ〇む
774通常の名無しさんの3倍:2005/12/05(月) 08:52:21 ID:???
>>771
エモーションフィギュア
ラインナップがシンキラ凸ラクスルナカガリで
上の方にも出てるようにシンとラクス並べるといい感じ
775通常の名無しさんの3倍:2005/12/05(月) 12:40:41 ID:???
>>774
うp
776シンの学園生活・ラクスを救え!編4:2005/12/06(火) 02:17:57 ID:???
毎度遅くてすいません!


ラクスには自分の置かれている状況が把握できなかった。シンとのことで心が乱れて
いた、ということもあったが、周りの変化が目まぐるしかったからだ
?「オイオイ、何とか言ったらどうなんだよォ?状況がわからねぇだろうが」
金髪をオールバックに撫で付けた少年が不良たちに睨みを利かす
?「なんだよオルガ?これくらい見て分るだろバーカ!」
すると隣にいたオレンジの髪の少年が小馬鹿にしたような感じで横槍を入れてきた
?「ああ?なんだとクロト!もういっぺん言ってみろ?!」
仲間と思われた2人はそのまま喧嘩越しに互いを睨んでいる。一方、残りの緑色の長髪が片目にかかった少年は
?「ふぁ〜、メンドイ。ん、この子ウチの制服ジャン?」
と1人我関せずとばかりにマイペースにラクスの方を見ている
不良A「なんだか知らんが邪魔するなら!」
自分達から割り込んできたくせに、いつの間にか無視されていた不良達は業を煮やしたのか
殴りかかろうとしてくる。すると金髪とオレンジ髪は、今までのいがみ合いが嘘のように
即座に反応した
?「チィ!アズラエルのおっさんに喧嘩は止められてるんだけどなァ」言葉とは裏腹に嬉しそうにニヤリと笑う
?「降りかかる火の粉は払わなきゃってね!そらぁー、撃滅!」オレンジ髪はまるでゲームを楽しむかのように
嬉々として飛び込んでいく
?「あーあ・・・。俺は知らないよ?」そんな2人を尻目に緑髪の少年はラクスの方に向き直る
?「よく分んないケドさ・・・。あの2人が暴れだすと手が付けられないから
  コッチにくれば?ま、嫌ならいいけど」
ラクス「あ、はい」
生まれてこの方、喧嘩など見たことがないラクスが呆気に取られていたが、その声に反応する。
正直、この3人には不良と同じくらいの恐怖を抱いていたが、緑髪の少年の声はぶっきらぼうながら優しさ
が込められていた。そのことに驚くラクス。と、そのとき突然背後に気配を感じる
不良B「へへへ、捕まえた!」
その声と共に手を掴まれ、身動きがとれなくなるラクス。
ラクス「きゃあ!い、痛い・・・」
不良B「もう逃げられねーぞ!・・・・・ぐわっ」
だが、ラクスが悲鳴を上げたと同時に不良の手にギターピックが突き刺さる
?「――誰だよ?女に手を上げるヤツは・・・」それは緑髪の少年が投げたものだった
ラクスは少年に感謝しつつも、腰が抜けてしまうのだった・・・・・


777シンの学園生活・ラクスを救え!編5:2005/12/06(火) 03:14:11 ID:???
〜数分後〜
謎の3人組はあっという間に不良達を蹴散らしてしまった
?「ハッ!歯応えがねぇなァ」
?「ですね。まぁ、オルガより僕の方が倒した人数多いけどねぇ」
?「2人ともウザ〜イ・・・」
3人はそれぞれ勝手なことを言っている。ラクスはやっと立ち上がったが、3人に対してなんと声をかけたらいいか迷っていた。
?「さてっと・・・。ん、あんたまだいたのか?」金髪が振り返りながら声をかけてくる。どうやらラクスの
存在を忘れていたようだった。
ラクス「あ、あの・・・。ありが・・・」
ラクスが怯えながらも、一応お礼を言おうとするとオレンジ髪が割り込んできた
?「おひょー、可・憐!お嬢さん、名前何て言うの?」
さっきまでとはまるで別人のような無邪気な顔で問いかけてくる
?「何言ってんだクロトォ!頭おかしくなったか?」
?「そんなこと言ってお前も聞きたいんじゃねーの?ヤセ我慢するなよ」
?「なッ!!」
?「・・・オルガ、赤くなってる」
最後に緑髪がボソリと呟く。3人が3人とも、さっきまでの殺気立った気配が消えており、今は年相応の少年の顔をしている
そのギャップが、何だか可笑しくて思わず吹き出してしまうラクス。
ラクス「ふっ・・・ふふふ。可笑しな方々ですわね。助けていただいてありがとうございました」
そう言ってペコリと頭を下げるラクスに対して金髪は気まずそうに
?「べ、別にあんたを助けたワケじゃねぇ。汚ねぇマネをしているヤツらが気に食わなかっただけだよ」
と言って立ち去ろうとする。
ラクス「あ、お待ちください。名前を・・・教えてくださいませんか?」
ラクスの中には、もう3人に対する恐怖はなかった。
オルガ「ああ?・・・・・チッ、オルガだよ。オルガ・サブナック」
最初は怪訝な顔をしていたが結局、ラクスのニコニコ顔に押され名前を口にする。
クロト「僕はクロト・ブエル!よろしく〜!」
シャニ「・・・・・シャニ・アンドラス」
クロトはラクスが聞く前に自ら名乗りを上げ、シャニはしぶしぶ自分の名前を口にする。そのチグハグさが可笑しくて
また笑いそうになるラクス。
778シンの学園生活・ラクスを救え!編6:2005/12/06(火) 03:14:31 ID:???
ラクス「わたくしはラクス・クラインです。本当にありがとうございました。
    お礼は必ず・・・」
オルガ「あぁ、別にいいよ。メンドクセーからな。そうゆうの」
クロト「御・礼!僕はもらうよ!」
シャニ「・・・クロト、調子よすぎ」
3人はそんなことを言いながらラクスに別れを告げようとした。
オルガ「ま、別にたいしたことしてねぇし。あんたも気をつけな」
そのまま慣れた手つきでタバコを取り出し咥えるオルガ。だが、そのタバコは火を点ける前にオルガの口元から消失する
オルガ「お?」
ラクス「助けてくださったことには感謝します。でも未成年がタバコを吸ってはいけませんわ」
その顔は一見、先ほどまでと同じニコニコ顔だが、そこから言い知れぬ恐怖を感じる顔だった・・・
クロト「恐・怖!こわっ!」
シャニ「・・・・・触らぬ神に祟りなし」
同じくタバコを出そうとしていた2人は慌ててポケットにしまい込む。
タバコを取り上げられたオルガは一瞬、呆気に取られた顔をしていたが、フッと笑って
オルガ「あんた、変わった女だな・・・」
ラクス「そうですか?」
オルガ「ああ、大分変わってるぜ・・・。じゃあな」
そのまま、今度こそ3人は去って行った。
鬱屈した気分だったラクスだったが、少し気が楽になったような気がした
779シンの学園生活・ラクスを救え!編7:2005/12/06(火) 03:59:07 ID:???
〜授業開始前の廊下〜
ラクスが涙を残して去ってから1週間が過ぎていた。涙の理由がいまいち分らなかったシンは、
取り合えずラクスに会おうと、今日も1-Aの前に立っていた。しかしこの1週間、ラクスに会う事は
できなかった。どうやら、ずっと休んでいるようなのだが・・・・・
シン(ラクス・・・。なんで泣いていたんだよ?)
シンは焦燥に駆られていた。ラクスは気になる女の子だし、できる限り力になりたいと思っている。
しかし、この間のことは何度考えても意味が判らなかった。ラクスと話がしたい・・・・・。
それが今のシンの気持ちだった

(キーンコーンカーンコーン)

シン(ラクス・・・。今日も休みなのかな?)
教師達がやってくるまでまだ時間がある。このままもう少し待ってみるか・・・
そんなことを考えながら廊下をウロウロしていると後ろから声をかけられる。
ナタル「シン?何をやっている!予鈴はもう鳴っているぞ」
シン「あ、すいません・・・」
真面目なナタルは授業に遅れたことがない。そのことをシンは失念していた
ナタル「だいたい、1-Aの前で何をやっている?お前は1-Bだろう?」
シン「はあ・・・。すいません」
本当の理由を言うのも憚られ曖昧に言葉を濁す。
?「おやおや、ボクのクラスの前で何を騒いでいるんです?」
いつの間にかナタルの横にもう1人、人が立っていた。見るからに上質な感じのスーツを嫌味なく着こなした
その男は不思議そうにこちらを見ている
ナタル「これはアズラエル先生。どうもお騒がせしました」
アズラエル「別にいいんですけどねぇ。・・・・・・どうしました?真剣な顔をして?」
しばらくシンの顔を見ていたアズラエルは、その表情は読み取った。
シン「あ、あの!先生は1-Aの担任ですよね?」
アズラエル「そうですが?」
シン「ラ、ラクス・・・って今日も休みですか?」
身を乗り出して聞いてくるシンに、アズラエルは怪訝な顔をする。
アズラエル「ラクスさんは今日も休みですが・・・。あなた、彼女の知り合いですか?」
シン「友達です!」
シンは迷うことなく答えた。それを聞いたアズラエルはしばらく考え込んだ後、
アズラエル「今日、彼女の家に家庭訪問に行くのですが・・・。ついてきます?」
そう言ってニヤリと笑う。この言葉にナタルが血相を変える
ナタル「な、何を言ってるんですか?!」
アズラエル「まーまー。いいじゃないですか。こんなに真剣な顔しているんだし。心配しているんでしょう
      なんならバジルール先生もご同行してはいかがです?」
態度は軽薄そうなのだが、どことなく有無を言わせぬ感じだ。
ナタル「ま、まあそれなら・・・」ナタルはしぶしぶ了解する
アズラエル「というワケで・・・シン君、でしたか?放課後に校門で待っていてください」
シン「は、はい!ありがとうございます!」
思わぬ事態にシンは笑顔で頭を下げるのだった・・・・・
アズラエル(さて・・・。これはいい収穫ができたかもしれませんねぇ)
780シンの学園生活・ラクスを救え!編8:2005/12/06(火) 04:38:52 ID:???
〜昼休み〜
この日は天気もよく、屋上はとても気持ちがよい環境になっていた
オルガ・クロト・シャニの3人はいつものように屋上でダラダラと過ごしてした
クロト「このっ!・・・このっ!・・・・・あぁ〜チクショー!!」
思ったように上手くいかなかったのか、クロトは手元のゲーム機に悪態をついていた
オルガ「うっせーぞ!クロト」
先ほどからのピコピコ音に加え、クロトの奇声まで混じってきたのでオルガはついに本から顔を上げ、
クロトに向かって怒鳴る
オルガ「ったく、本も静かに読めねぇだろうが・・・」
クロト「なんだよ!何しようと僕の勝手だろ?!」
オルガ「お前に声は耳障りなんだよ。なぁ、シャニ?」
自分の正当性を訴えようと、もう1人の仲間に同意を求める。しかし、
シャニ(シャカ♪シャカ♪)
シャニはヘッドホンで音楽を聴きながらアイマスクをして完全に自分の世界へ旅立っていた
オルガ・クロト「・・・・・・」馬鹿らしくなったのか、無言でそれぞれの趣味の戻っていく2人だった・・・

(バタン)
しばらくして急に屋上のドアが開く。
?「あぁ。やっぱりここでしたか」そこには3人が最も会いたくない人物が立っていた
オルガ「ゲ・・・。アズラエルのおっさん」
クロト「危・険!じ、じゃあ僕はこれで・・・うわっ!」
アズラエル「待ちなさい」
逃げようとするクロトだったがあっさりと捕まってしまう。3人はアズラエルに頭が上がらなかった。というのも
以前、他校の生徒と問題を起こした際に3人は危うく退学になるところだった。教師のほとんどが退学という方針を曲げなかった
中、ただ1人アズラエルだけが3人を庇ってくれたのだ。
ここまでならばただのいい話であるし、3人も恩を感じて終わるだけだった。しかしその後、アズラエルは何かと3人に対して厄介事
を頼んでくるようになってしまったのだった
アズラエル「さて皆さん。今日はいい話を持ってきたんですよ」
オルガ「ケッ!今までいい話なんかなかっただろうがッ」
クロト「いい加減にしてくださいよ。もう僕たちがセンセに付き合う義理はないはずですよ?」
シャニ「右に同じく・・・」
今までが今までだっただけに3人はうんざりしていた。そりゃあ、恩義は感じているが・・・
オルガ「つーワケでよォ、他当たってくれや」
クロト「んじゃ!」
シャニ「・・・バイバ〜イ」
アズラエル「あーキミ達、この前またケンカをしたそうですねぇ・・・」
その言葉に3人がビクリと引きつる
クロト「な、ななんで知ってんの?」
オルガ「バカッ!余計なこと言うな!」
シャニ「・・・あ〜あ」
あくまでシラを切ろうとする3人。だが次にアズラエルが放った言葉に完全に沈黙する
アズラエル「なんでもラクス・クラインを助けたとか・・・」
オルガ(どんな情報網持ってんだよ?!このおっさんは・・・)
どうやら隠し事はできないらしい
アズラエル「うん。3人共大人しくなりましたねぇ。さて・・・・」
そして3人にとって、とても不本意な命令が下されたのだった
アズラエル(これでお膳立ては揃いました・・・。あとは・・・)
アズラエルの真意とは?
781通常の名無しさんの3倍:2005/12/06(火) 04:41:42 ID:???
次回はクライン邸に家庭訪問です
3人娘はシンの突入を防げるか?w
782通常の名無しさんの3倍:2005/12/06(火) 13:44:53 ID:???
>>781
毎度GJです。メイドVSシン。
シン・アスカ版のハヤOのごとく、楽しみです。
783通常の名無しさんの3倍:2005/12/07(水) 07:50:51 ID:???
乙華麗GJ!
常夏の三人はシンのライバルかー?
784通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 17:22:32 ID:???
ageるよ
785通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 18:38:49 ID:???
盟主王の教室
786通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 11:22:12 ID:???
保守
787通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 16:41:50 ID:???
このスレも過疎ったな…
もう未来はないか?
788通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 19:31:08 ID:???
みんなEFで遊んでるんだよ。かく言う俺も……
789通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 21:24:18 ID:DJZr7Hv3
EVAFF?
790通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 16:32:39 ID:???
シンって本編では女難とは無縁だったな・・・・
ステラは好きとは言ったが恋愛感情までには少し足りなかったし
シンルナは唐突すぎでワロタ

シンカプ一杯(*´Д`)ハァハァ
791通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 16:47:49 ID:???
>>790
ステラの「好き」は恋愛とは少し違うけど、ステラの過去を思うとそれだけに切ない。
シンは最初は保護意識だっただろうけど、自分でも気づかない心のどこかではステラのことを
好きだったのではなかろうか?

シンルナは、ねぇ…もちっと伏線と段階さえ踏んでくれれば理解も出来るんだが…
792通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 17:34:34 ID:???
全ての授業が滞りなく終わり、生徒は教室の清掃にとりかかる。
ある者は濡れた雑巾で床を拭き、ある者は机を後ろに運び寄せている。
シンも箒を持ってはいるものの、その手首がスナップを利かせた動きを見せることはなく、
友人との他愛もない雑談に興じていた。
ヴィーノ「昨日の『HAI×3』見た?」
ヨウラン「見た見た! 可愛かったよな、ラクス・クライン!」
シン「……ラクス・クライン? 誰それ?」
ヴィーノ「えええッ !?  お前、知らないのかよ !? 」
ヨウラン「シン……お前はいったい何時代の生きる化石だよ?」
珍しい物を見るような顔でシンを見るヴィーノと
時代の流行に付いていけてないシンに呆れ果てるヨウラン。
ふたりの内容の異なる視線にシンは困惑する。
シン「な、なんだよ……」
ヴィーノ「お前な、ラクス・クラインといえば今をときめくスーパーアイドルだぜ?」
ヨウラン「出す曲出す曲大ヒット! CMにもジャンジャン出てるじゃんか!」
シン「そ、そうだっけ?」
ヴィーノ「……お前、中身は80のおじいちゃんじゃねえの?」
シン「ちげーよ! 俺はあの時間――ぶわッ!」
「『世界もろ見え』見てるんだよ!」と言いかけた瞬間、
シンの顔面に水分がたっぷり含んだ雑巾が思い切り投げ付けられた。
793通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 17:35:03 ID:???
シン「うわ、汚ねぇ!」
突然のアクシデントにも関わらず、瞬時に雑巾を払いのけ、袖の部分で顔を拭うシン。
雑巾が飛んできた方向に目をやると、フレイが仁王立ちでキッとこちらを睨んでいた。
シン「な、何すんだよッ !!? 」
フレイ「『何すんだよ』じゃないわよ! いつまでボーっと突っ立ってんのよッ!
     アンタが掃いてくれないと、ちっとも床拭けないじゃない !!! 」
シン「え……?」
シンが床に目を落とすと、そこにはゴミくずや埃が散りばめられたように点々としていた。
シン「あ、ああ、悪い……」
フレイ「ったく!」
強烈なフレイの剣幕に押され、慌てて床を掃くシン。
そして、その場で呆然と立ち尽くしたままのヴィーノとヨウラン。
フレイ「ほら、アンタたちも邪魔よ! アイドルの話なんかしてる暇があったら、
     少しは今日のテストの心配でもしなさいよ! この万年赤点コンビ!」
ヴィーノ「……」
ヨウラン「……」
怒りの矛先が今度はヴィーノとヨウランに向けられる。
言いたい放題毒を吐かれ、ふたりは言葉もなく彫刻のように固まってしまった。
794通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 17:40:23 ID:???
レイ「シン、掃き集めたものをこちらへ」
振り返ると、床の上にチリトリをしっかりと固定させているレイの姿。
シン「ああ、サンキュ」
レイの指示に従い、チリトリの中に溜まったゴミを吐き出すシン。
その間、テストのことを考えていた。
あのテストが原因で今日は散々だ。たくさん怒鳴られたし、変なヤツにも会った。
あとは結果、か――シンの胸中はなんだか複雑だった。
レイ「……シン、もういい」
少し強い口調でレイが諌める。
それに我に返ったシン。既にチリトリの中にはほとんどのゴミが溜まった状態で、
何もない床をシンはただ黙々と掃き続けていたのだ。
シン「ああ、悪い……」
レイ「気にするな、俺は気にしていない」
何でもないといった表情のレイ。そして、ゴミ箱にチリトリの中身を捨てる。
795通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 17:41:04 ID:???
シンは手洗い所で丹念に顔を洗っていた。
あんな真っ黒な雑巾を顔にまともに喰らってしまったのだ。
その汚れを徹底的に落とすべく、シンは何度も何度も両手で顔を擦る。
正面の鏡に映る自分は、前髪がペタリと額にくっ付いて何だか滑稽だった。
すると、右から細い腕がスッと伸び、手にはハンカチが携えられてあった。
このハンカチには見覚えがある。
先ほど借りたレイの、白い無地のものとは違う。
桜の花びらの刺繍が施されたピンク色のそれ――
シン「ごめんな、フレイ」
フレイ「な、何でアンタが謝んのよ !?  アタシのせいで……」
シン「いや、でも元はと言えば掃除サボってた俺が悪いんだよ」
フレイ「……そうね。全部アンタが悪いんだった」
シン「ええッ !? そこは少しは否定しろよな!」
フレイ「ダーメ! シン・アスカは有罪、懲役5年の実刑!
     このハンカチも貸すのやーめたっと!」
シンがハンカチに手を伸ばす寸前、右手を胸元まで引き寄せるフレイ。
見事に肩透かしを喰らったシンをあざ笑いながら、フレイは教室まで駆け戻ってしまった。
シン「もうワケわかんね……」
ひとりポツンと立ち尽くすシン。
濡れた顔から滴る水が雫となって廊下に零れ落ちていた。
796通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 17:42:31 ID:???
久しぶりの更新です
シンの台詞が単純で短い……

年内にもう1回ほど更新できたらと思います
そしてミリアリアもそろそろ出さないと!
797通常の名無しさんの3倍:2005/12/12(月) 17:50:07 ID:???
>>796
神はげ乙!!
じゃあそれまで積極ホシュだな!

この時期は忙しいですから、無理はしないでください
798通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 13:57:06 ID:???
GJ&ホシュ
799通常の名無しさんの3倍:2005/12/13(火) 20:22:37 ID:???
アゲイン
800シンの学園生活・ラクスを救え!編9:2005/12/14(水) 01:25:11 ID:???
〜放課後〜
アズラエル「――さて、皆さん揃ったようですし行きますか」
これからクライン邸を訪ねるために、校門にはアズラエル、シン、ナタルの3人が集まっていた。
アズラエル「ボクの車で行こうと思うんですけど・・・。よろしいですか?」
シン・ナタル「はい!」
アズラエル「では、専用の駐車場に止めてあるので行きましょう」
アズラエルに先導されながら後を付いていく2人。シンは不安そうな顔で何かを考えており、
ナタルはアズラエルの真意を測りかねるように、思案顔のままだった。
アズラエル「ところでシン君?キミはどこまで知っているんです?」
シン「え?・・・何のことですか?」
いきなり話を振られたシンは驚いて顔を上げる。
アズラエル「嫌だなぁ・・・。知ってるんでしょ?ラクスさんの留学の件について」
シン「――ッ!その話、やっぱり本当だったんですか?!」
人の心を見透かすような薄ら笑いを浮かべるアズラエルに食って掛かるシン。
一方のナタルは、既にその話を知っているらしく、特に反応はない。
アズラエル「ええ、本当です。ま、ボクも聞いたのは今朝方なんですけどね」
シンに掴まれた襟を丁寧に直しながら続ける。
アズラエル「何でも本格的に歌の勉強をさせたいそうで・・・。いやはや、聞いたときはボクも驚きましたよ」
シン「じゃあ、あの時のラクスは・・・」
そう呟いたまま、再び俯くシン。と、それまで黙っていたナタルが口を開いた。
ナタル「アズラエル先生、今日は何の目的があってクライン邸に?留学の件でしたら既に
    校長とシーゲル氏の間で話がついているはずですが?」
そう訪ねるナタルの目は冷静にアズラエルを射抜いている。相手が生徒ならば、たまらず目を背けるか、
言葉に詰まるだろう。しかし、当のアズラエルはその視線を真正面から受け止めた上で、相変わらずの薄ら笑い
を浮かべている。
アズラエル「今はまだ秘密です」
ナタル「先生!分っているのですか?相手はクラインですよ?
    ・・・・・我が校があの方からどれだけ援助をしていただいているか――」
アズラエル「分っていますよ?援助をしていただいているから、あの人には逆らえない。
      ええ、よく分っています。この学園の現状はね・・・」
ナタル「先生?」
アズラエルの声には怒りとも、悲しみとも取れない複雑な感情が混じっていた。
その事を疑問に思うナタル。
アズラエル「さぁ!これがボクの車です。早く乗ってくださいね」
話をしているうちに、いつの間にか着いてしまったようだ。釈然としないまま顔を
上げる2人。・・・・・そこにはブルーにカラーリングされたフェラーリ 360があった。
2人「・・・・・これ・・・ですか?」
見事にハモる2人。
アズラエル「そうですが?さぁ、乗った乗った」
一抹の不安を抱きながら乗り込むシンとナタル。・・・・・その不安は最悪の形で当たってしまうのだった
801シンの学園生活・ラクスを救え!編9:2005/12/14(水) 01:27:01 ID:???
シン「う、ううううわあぁああぁー!!!は、速い!速すぎますよッ!」
ナタル「こ、これはッ!アズラエル先生!法廷速度というものを――」
アズラエル「2人共、ナニ言ってるんですか?車はただ持っていればいいコレクションじゃあない。
      強力な移動手段なんですよ。分ったらつべこべ言わないように」
2人のことなどまったくお構いナシに、ご自慢の愛車をぶっ飛ばしていくアズラエルだった
シン「うわ!カーブがッ・・・」
急カーブに差し掛かり体がナタルの方へ強制的に流されるシン。
ナタル「お、おい!シン大丈夫か?・・・っていつまでこっちに寄りかかっている?!」
シン「す、すいません!で、でも体が・・・」
謝りながらも懸命に体を起こそうとするシン。その時、シンの手が何か柔らかいモノに触れる。
ナタル「ひゃあ!バカッ!ど、どどどこを触っている!」
普段からは考えられないような声を上げるナタル。それは女子生徒と間違えてしまうような可愛らしい悲鳴だった。
が、残念ながらシンにそのことを気付く余裕はない。
シン「・・・あれ?おかしいな・・・。先生、すいません・・・。えっと・・・」
ナタル「ん、そ、そこは違うぅ・・・。ダメ・・・だ。だ、ダメェ!!」
シン「え?――はがッ?!」
ナタルに思い切り蹴飛ばされたシンはそのまま気を失う。
ナタル「はーっ、はーっ」
アズラエル「おやおや、仲がいいですねぇ」
ナタル「先生ッ!!」
顔を真っ赤にして怒鳴るナタル。そんな担任の一面を見れなかったのはシンにとって
不幸だったのか幸運だったのか・・・・・・・
802通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 01:29:19 ID:???
あー、まだラクス邸に着けませんでした・・・・・
俺も年内にはシンと3人娘との・・・・を終わらせたいです
803通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 01:34:41 ID:???
超 絶 乙 彼

シンナタシンナタ!!
804通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 08:15:12 ID:???
やばい、このナタルが桑島ボイスだと思うと(´Д`*)ハァハァ
GJでした!
805通常の名無しさんの3倍:2005/12/14(水) 12:49:49 ID:???
毎度GJです。それにしてもナタル先生イイ!
いっそこのままナタル主役の「いけないナタル先生」でも
ええかも。と思うほど萌えました。
806シンの学園生活・ラクスを救え!編11:2005/12/15(木) 08:24:03 ID:???
〜クライン邸門前〜
アズラエル「着きましたねぇ」
ナタル「・・・・・」
アズラエル「何怒っているんです?」
ナタル「いえ、別に」
先程のハプニングのためかナタルの機嫌はすこぶる悪い。だがその顔はまだ赤いままだったりする
アズラエル「私は先に行っています。ちゃんとシン君を起こしてきてくださいね」
ナタル「何故私が?!」
アズラエル「だって気絶させたのあなたでしょう?」
ニヤリと笑うアズラエル。対するナタルは反論できない
アズラエル「では、頼みましたよ」
マリューといい、アズラエルといい、最近自分はオモチャにされているのではないかと本気で考えるナタルだった・・・

アズラエルが悠然と去った後・・・
ナタル「はぁ・・・仕方ない。おい、シン・アスカ!いい加減に起きろ!」
その大声は、普段見せることの無い醜態を生徒に見られた恥ずかしさを隠すものだった
シン「――んん・・・。あれ?ここは・・・」
ナタル「やっと起きたかバカモノ・・・。もうクライン邸に着いているぞ」
その声はいつにもましてトゲのあるものだった。だが、気を失う前の記憶があやふやなシンには何のことだか判らない。
シン「すいません・・・。なんか記憶が・・・」
ナタル「いいからさっさと降りろ!」
ナタルは思い出して欲しくないのか、シンを急かす。シンは足取りも定まらないまま車を降りる。
が、ふらついたままナタルの胸の位置に吸い込まれるように倒れるのだった
ナタル「ば、バカっ!何をしている!」
シン「わわっ!」
ナタル「・・・・・シン、貴様っ・・・!」
車の中のことに引き続き、起こったこのハプニングに耐え切れなくなったナタルが怒鳴ろうとした瞬間、
シン「ごめん!・・・なさい。俺、なんだかフラフラしてて・・・」
そう言ってナタルを見上げたシンの目は妙に潤んでいた。(ただの寝起きのためなのだが)
ナタルには、それがまるで捨てられた犬が必死にこちらに何かを訴えかけているように見えてしまったことが
シンには幸運だっただろう。
ナタル(偶然とはいえ、元々はこちらが悪いんだし・・・)
シン「え、何か言いました?」
ナタル「いや!・・・・・そ、その・・・なんだ。そんなに辛いのなら・・・。
    しばらくこ、このままでも・・・い、いいんだが・・・」
流石に自分で言ったセリフが恥ずかしかったのか顔が真っ赤になるナタル。一方のシンはキョトンとして
シン「珍しいですね・・・。先生」
ナタル「た、たまたまだ!」
シン「でも落ち着きます・・・。ありがとうございます」
ナタル「・・・・・バカ、謝るな。余計に恥ずかしくなる・・・」
こうして2人はしばらくの間、互いの身を支えていた・・・・・
807シンの学園生活・ラクスを救え!編12:2005/12/15(木) 08:53:18 ID:???
クライン邸は地元の有力者、と言われるだけあってとても広かった。
それは玄関を見ただけでも判ってしまう。つまり、それだけ豪華なのだ。ただ、豪華といっても
人に見せびらかすような嫌味な豪華ではなく、あくまで控え目に、それでいて分る者には分る豪華さがあった。

ナタルとシンが玄関に到着すると、そこにはアズラエルと初老の男が立っていた。
アズラエル「ああ、やっときましたか。遅かったですねぇ。2人で何をしていたんです?」
からかうような笑みで、そんなことを尋ねてくる。シンは曖昧に笑って答えただけだが、
ナタルは過剰に反応した。
ナタル「な、何を!?べ、別に何もしていませんっ!」
アズラエル「ふぅん・・・。まぁ、いいですけど。さて、シーゲルさん。こちらはボクの補佐の
      ナタル・バジルール先生。そしてラクスさんのご友人、シン・アスカ君です」
既に自分の紹介を終えていたアズラエルは2人を紹介する。
シーゲル「どうも初めまして。ラクスの父、シーゲル・クラインです」
初老の男は柔和な笑みを浮かべて手を差し出してきた。それを握り返すナタル
ナタル「初めまして」
その顔には先程までの動揺は消えていた
シーゲル「そして・・・シン君か。ラクスが世話になっているね」
シン「い、いえ!そんな」
緊張のためか声が上ずるシン。シーゲルはあくまでその笑みを崩さない
アズラエル「早速で悪いのですが・・・」
アズラエルが唐突に切り出した
シーゲル「おお、そうでしたな。今日はなんでも相談があるとか・・・」
アズラエル「ええ、そうなんですよ。ですので・・・」
シーゲル「わかりました。では、こちらへ。シン君、君は?」
どうやら先生方とシーゲルさんは相談事があるらしい。それを聞いたシンは、ここに来た本来の目的を告げる
シン「あの〜、ラクスには会えませんか?」
シーゲル「ああ、構わないよ。では家の者に案内させよう。おーい!」
シンの提案に快く頷いたシーゲルは手を鳴らす。すると、どこからともなく3つの影が飛んできた
?「はい!」?「お呼びに」?「なりましたか?」
808シンの学園生活・ラクスを救え!編13:2005/12/15(木) 09:23:37 ID:???
その影はシンにとって見覚えのあるものだった。
そしてそれは相手にとっても同じだったらしく、シンを見るなり大声を上げる
アサギ「あーっ!」
マユラ「あんたは!」
ジュリ「・・・いつものお邪魔ムシ」
シン「な、なんだと!」
いきなりの”お邪魔虫”扱いに怒ったシンが怒鳴り返そうとすると、
シーゲル「こら!お前達、お客様になんて口を聞くんだ?」
隣のシーゲルが先に怒っていた。
3人「・・・・・すいません」
3人娘は一旦謝ると、一箇所に集まって何やらヒソヒソと話はじめる
マユラ(なんであいつがここにいるのよ?)
アサギ(私に聞かないでよ!知るワケないじゃない)
ジュリ(でも、ここに来た以上、ヘタな事はできないわ。また怒られるから)
シン(な、なんだ?・・・相変わらずワケわかんね)
しばらくして方針が固まったのか、3人がシンの前に戻ってくる。
3人「ようこそ!ヌケヌケとよくもまあやって来やがりましたぁ〜!」
その顔は会心の笑顔で、言葉遣いも丁寧だが、内容はひどいものだった・・・。
シーゲル「うむ。では頼んだぞ」
シン(って今のでいいのかよ!?)
3人娘の言動に呆れていたシンだったが、シーゲルの言葉にも呆れてしまった。
シン(ラクスの親父さんっぽいな・・・)
妙なところで納得するシンだった・・・・・・

アサギ「んで?あんた何しに来たの?」
シーゲルと先生2人が去ったあと、残されたシンにアサギが不機嫌そうに問いかける
シン「えっと・・・。ラクスに会いたいんだけど」
今までのこともあり、この3人には期待はできないが、1人でこの広い屋敷の中を探すのは一苦労だ。
3人「な、なんですって!」
そして3人娘は、ある意味シンの期待通りの反応を見せた。
マユラ「ちょ、ちょっとここで待ってなさい!」
動揺した3人は慌てて廊下の奥に消えていくのだった・・・
シン「あ、おい!・・・ったく何なんだよ」
残されたシンは空しく毒づくことしかできなかった。

マユラ「ど、どうするのよ?」
アサギ「まずいわね・・・。ただでさえラクス様は今、ドーンと落ち込んでのに」
マユラ「そうよねぇ・・・。どうしたモンかしら?」
シンの前から姿を消した3人は例の如くヒソヒソと相談をしていた。と、それまで黙っていたジュリが
満面の笑みでこう言った。
ジュリ「簡単なことよ!アイツをラクス様に会わせなければいいだけ」
アサギ「そんなことは分っているわよっ!問題はどうやって会わせないか・・・」
ジュリ「うふふ〜、こ・れ♪」
そう言ってジュリが取り出したのは「ワナの作り方」と書いてある一冊の本
マユラ「そうだ!この手があったわ。ふっふっふ・・・。対侵入者用の兵器がこんなことで役に立とうとは」
そして怪しげに笑う3人・・・・・。
シンの運命は?
809通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 09:31:14 ID:???
はいやっとここまできました
あとはシンと3人の絡みだ・・・
つーかラクス編なのにラクスでてなくね?ねぇ、俺・・・
810通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 12:11:34 ID:???
毎度GJです。面白いので問題無し!
職人様の筆の進むままに。
811通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 12:52:36 ID:???
三人娘ワロスww
お疲れでした!
812通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 16:34:23 ID:???
久々に覗いた
ちょwww何コレww
ナタルタソまじ萌えるwwwww
三人娘にも超期待!
813通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 03:59:01 ID:???
今の流れも好きだけど、初期の妄想もよかったなー、と何もしない俺が言ってみる
814通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 08:11:10 ID:???
ちょwww三人娘www
シン侵入者扱いwww
815通常の名無しさんの3倍:2005/12/17(土) 14:33:58 ID:???
>>813
たしかに職人の投下をただ保守で待ってるよりは妄想繰り広げてスレを盛り上げたほうがいいな
それかAAネタか
816通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:15:39 ID:???
終業のHR。
生徒たちは皆、チャイムの鳴る2分前には席に着き、担任の到着を待っている。
所々でヒソヒソと話し声はするものの、クラスにはピンと張り詰めた空気が漂っていた。
心なしか、少しやつれた感じにも見えるシンの顔。
それはシンにとって、まったく理不尽で納得のいかない出来事が多々連続して去来したせいだろう。
シンはぼんやりと虚ろな眼でフレイの後頭部を眺めていた。
赤いなぁ……。
ひと言、そう心の中で呟く。
当のフレイは頬杖を突きながら、携帯をいじっている。親指が信じられない速度で走り回っていた。
だが、何かに気付いたかのように動きがピタリと止まり、
折り畳んだ携帯をポケットの中にしまい込んでしまった。
その数秒後、チャイムが鳴り響く。教室の外で誰かが戸に手をかけるのが見えた。
ナタル「日直、号令!」
日直「き、起立ッ!」
入ると同時にバジルール先生が怒号にも似た大声をあげる。
そして、生徒が着席するのを見届け、教室全体を鋭い目で見回す。
ナタル「諸君」
ひと呼吸おいて、先生は凄みのある低い声を発した。
ナタル「これから、先ほど行った試験を返却するが……」
ひと際強調される「が」の部分。
その瞬間、生徒たちは事態が決して好転することはないだろうと確信した。
817通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:17:30 ID:???
ナタル「確かに何の前触れもなく試験をさせたのは、多少やり方に問題があったのかもしれない……。
     だが、昨日の体育祭での疲労も考慮して、出題範囲も限定し、解答方式も単純な形式にした。
     ……なのに、それなのに、平均点が80点に達していないとはいったいどういうことだッ !!? 」
束になった答案用紙を教壇にバンと叩き付ける先生。
その鬼気迫る表情と圧倒的な迫力は、一流の女優でも演じきれるかどうか疑わしい。
ナタル「私は悲しい。諸君ならもう少し我が意に添う結果を出してくれるものと信じていたのだが……」
深いため息とともに先生はガックリとうな垂れた。
ナタル「……とりあえず、返却していく。名前を呼ばれた者は取りに来るように」
ひとり、またひとり。
生徒たちは席を立ち、先生から答案を受け取る。だが、皆浮かない顔をしている。
ナタル「――ヴィーノ・デュプレ。ヨウラン・ケント」
点数を確認するやガックリと肩を落とすヴィーノとヨウラン。
だが、これは毎度お馴染みの光景。クラスの名物といっても過言ではない。
彼らの成績は余人の追随を断じて許さない。それほど低い次元なのだ。
ナタル「――レイ・ザ・バレル」
生まれてこの方、レイはただ一種類の点数しか取ったことがないらしい。唯一の三桁の数字。
だから飛び跳ねて喜んだり、他人に自慢したりすることなどない。
無表情のまま答案を確認するレイ。そして席に戻ると、答案を半分に折り、ファイルの中に綴じてしまった。
818通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:18:24 ID:???
裏返された答案をバジルール先生から受け取るシン。
至近距離の先生に思わず恐縮してしまう。眉間には深い皺が彫り刻まれていた。
――もっと肩の力を抜いて自然体でいればいいのに、せっかく綺麗な顔してるんだから。
そう思ったことはもはや数え切れず。
しかし、面と向かって言える勇気はとても持ち合わせていない小心者のシンであった。
席に戻ったシン。テストの結果はまだ見ていない。惨めな点数を目の当たりにするのが不安だったからだ。
時間との戦いに苦しみ、最後の方は自分がどんな答えを書いたのかさえ覚えていない。
そんなテストにどう期待しろと言うのだろうか?
だが、そろそろ年貢の納め時。現実をしっかりと受け止めなくてはいけない。
シン「(南無三ッ !!! )」
心の中で半ばヤケに近い祈りを込めながら、シンは答案用紙を表に返した。
シン「……」
はて? んんッ !? ああああッ !!?
シン「88点……」
意外な高得点。喜び、驚きよりもまさかという気持ちのシン。
ひょっとして、これは自分の答案じゃないんじゃないのか。
シンは名前の欄に目をやる。すると、汚い字で「シン・アスカ」と記入されてあった。
819通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:19:22 ID:???
シン「マジかよ……」
未だ半信半疑の状態のシン。
フレイ「え、嘘 !?」
突如頭上で響く甲高い声。ハッとして見上げると、目が点になっているフレイがいた。
どうやらテストを受け取り戻ってきた際に、シンの答案を見てしまったらしい。
フレイの声は周りにもよく響き、返却途中のバジルール先生もこちらを不審な視線で睨む。
その不穏な空気を悟ったのか、フレイはそれ以上何も言わずに静かに席に着いた。
隣のレイは先ほどの文庫本を熟読している。米粒のような小さな文字がビッシリとページを埋め尽くしていた。
途端に頭が痛み出す。シンはあんな本を読んでいる自分の姿を全く想像できなかった。
ナタル「諸君――」
両手を激しく教壇に叩き付け、ズイと上半身を前に屈めるバジルール先生。
ナタル「できることなら私もあまり口うるさく言いたくはなかったのだが……心を鬼にして敢えて言わせてもらう。
     君たちは来年受験生になるのだろう。ならば、このような些細な試験に躓いてどうするか!
     国数英の主要三教科に比べると、確かに世界史は軽視されがちな部分があるのかもしれない。
     しかし、だからと言っておろそかにして欲しくはない! センター試験では確実に点を拾える大事な教科なのだ。
     わからない所があれば遠慮なく私に質問してきても構わない。こちらも誠心誠意の対応をすることを約束する」
まるで投票日前日の選挙演説のようなバジルール先生の力の入った熱弁。
かなり硬い口調だが、言っていることに嘘偽りなどは一切ない。真直ぐな瞳の奥に紅く燃え盛る炎が見える。
一見スパルタ教育に感じるかもしれないが、それも全て生徒のことを想う強い気持ちが前提にあるからである。
820通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:20:16 ID:???
軽い咳払いを挟み、先生の顔に少し困惑の色が浮かんだ。
ナタル「本来ならば、こういうことは不本意なのだが……今回の試験で80点未満の者は課題を与えようと思う。
     ここにプリントを置いておくので、HR終了後、各自取って帰るように。提出日は明日とする」
デキの悪い生徒には罰を加える。そう見なされても仕方のない対処は、なるべくなら取りたくなかったのだろう。
ナタル「それから――デュプレとケントは、グラディス先生から別の課題を預かっている。
     こちらは来週の月曜日までに提出するようにとのことだ」
ヴィーノ「うげッ!」
ヨウラン「ぐはッ!」
デキの悪さが限度を超えると、そうでもないようだ。
ナタル「それでは長くなったがこれでHRを終了とする。気を付けて帰るように」
互いに礼を交し合い、先生は教室を出た。
こうしてシンの長い、奇妙な一日が終わった。
まだ机の上に置いてあった答案を半分に折り、ノートの中に挟む。
フレイ「ああ、もう信じらんない!」
先ほど先生が残していった課題を手にしたフレイが、シンに不満をぶちまける。
フレイ「何でアタシが課題をやるっていうのに、アンタはしなくていいのよ! 普通逆でしょ、逆!」
シン「い、いや、そう言われても……」
フレイ「あー、そうでしたね。お利口なシン君は前もってちゃんとお勉強してたんでしたよね」
シンが課題をパスしたという事実に緊張の解けた教室は騒然となる。
821通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:21:08 ID:???
ヨウラン「おい、シン……お前、まさか80点以上取ったのかよ !?」
ヴィーノ「ひょっとしてレイのを見たんだろ? お前も堕ちたか……」
シン「なワケねーだろッ !!!」
ヴィーノ「冗談だよ冗談……にしてもさ、シンがそんないい点取るとはねぇ……」
ヨウラン「ホントホント。こりゃきっと、何か起こるぜ」
不吉なヨウランの予言に腕を組んで頷くヴィーノ。
シン「な、なんだよ……『何か』って?」
ヨウラン「それがわからないから『何か』なんだよ」
ヴィーノ「ま、おバカな俺たちは早く帰って課題やらないとな。帰り道に用心しろよな」
シン「お、おい……!」
呼び止めるシンを尻目に、赤点コンビはそそくさと逃げるように立ち去った。
他の生徒もひとり、またひとりと教室を後にする。
そして、教室にはシン、フレイ、レイの三人のみ。
フレイ「さ、アタシも帰ろっと。頭の良いおふたりの邪魔みたいだから」
鞄を肩に下げ、足早に歩き出すフレイ。
シン「ま、待てよ!」
フレイ「待・た・な・い」
身体を半分教室の外に出した状態で、フレイは戸に手を掛けたままベーっと舌を出す。
激しく叩き付けられて閉まる戸。そして、「タッタッタ」と駆け出すフレイの足音。
822通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:21:54 ID:???
レイ「ふ」
しばらく沈黙を守っていたレイの口から静かな笑みが漏れる。
レイ「追わないのか?」
シン「え、でも……」
レイ「彼女はお前に追いかけて来て欲しいと思っているぞ」
シン「そ、そうなのか?」
煮え切らないシンを強い視線で見据えるレイ。
レイ「思春期の女子は時に情緒不安定だ。そのため、自分でも理解できない行動を起こしてしまうことがある」
シン「……」
レイ「躊躇うな。早く行ってやれ」
シン「あ、ああ……」
レイに背中を後押しされ、ようやくシンの決意も固まった。
だが、その前にひとつ確認しておきたいことがあった。
シン「レイ」
レイ「何だ?」
シン「俺、約束どおり85点以上取ったぞ……だから、教えてくれよ。
    俺が今日厄日だってお前が言ってた理由を」
823通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:22:41 ID:???
レイ「覚えていたのか」
眉をしかめるレイ。
シン「まさか、口から出まかせであんなこと――!」
レイ「いや、それは違う。しっかりとした根拠に基いての発言だ」
シン「なら、早く教えてくれよ! ずっと気になってたんだ!」
一歩ずつシンはレイに迫り寄る。やれやれ、といった表情でレイは静かに息を吐いた。
レイ「『おめざめテレビ』の占いでお前の乙女座が最下位だった。ただそれだけの話だ」
シン「……ハァ?」
呆然と立ち尽くすシン。思わぬレイの発言にしばらく動くことができなかった。
微妙な空気がふたりの空間を支配する。
レイ「と、とにかく早く彼女を追った方がいい。急げ」
気まずさからか、レイの言葉の歯切れが少し鈍る。こんなレイは珍しい。
シン「わ、わかった。レイ――」
レイ「?」
シン「ありがとな」
目を閉じたまま微笑むレイ。既にいつもの彼に戻っていた。
824通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:23:37 ID:???
廊下を猛スピードで駆け、ひたすらシンはフレイを追いかける。
レイとのやり取りで結構な時間を喰ってしまった。
もうフレイはかなり遠い場所にいるのかもしれない。だが、それでもシンは追いかける。
角を曲がり、一階に下りる階段に差しかかる。
ナタル「シン・アスカ」
背後に聞き覚えのある声。シンの足にブレーキがかかる。
シン「は、はい……」
振り返ると、鋭い目をした担任が毅然とした姿勢で立っていた。
ナタル「廊下を走るんじゃない。同じことを今日言った記憶がある」
シン「す、すいません……」
こんな状況で一番会いたくのない人に出くわしてしまった。
焦るシンは適当にその場をやり過ごそうとする。
シン「先生、すいません。俺、ちょっと急いでいるんで……」
ナタル「私は君と話したいことがあるのだがな」
シン「廊下を走ったことは謝ります。ですから――」
ナタル「いや、そんなことはもう関係ない。別の用件で、だ」
シン「え?」
シンの目が大きく見開いた。
825通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 00:24:58 ID:???
ミリアリア出したいのに出せない……
あと1回更新できればいいかなと思ってます
できなかったらごめんなさい

最後に全然「女難」じゃない
ごめんなさい
826通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 01:18:40 ID:???
職権乱用クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━??
827通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 01:24:23 ID:???
バジルール先生イイ!(・∀・)
女王の教室状態ですなw
828通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 01:26:50 ID:???
すいません
>>817>>818の間に下記が入ります

ナタル「――シン・アスカ」
シンの名前が呼ばれる。だが、シンはそれに反応することなく席に座したままの状態でいる。
何か考え事でもしているのだろうか、視線があらぬ方向を向いている。
ナタル「シン・アスカ!」
シン「は、はいぃぃッ!」
ナタル「何をしている? 呼ばれたらすぐ取りに来て欲しいものだな」
シン「す、すいません」
慌てて立ち上がるシン。その際、勢い余ってガタンと椅子を倒してしまった。
シン「あちゃ……!」
ナタル「……つくづく騒がしいな、君は」
シン「すいません」
倒した椅子をそのままにシンは教壇まで急ぐ。
フレイの横を通る。チラッと横目でフレイの様子を窺うと、思わずフレイと視線が合う。
だが、フレイは何だか決まりが悪そうにすぐさま目を逸らしてしまった。
829通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 03:22:45 ID:???
>>815
その案に賛成であります!
というわけで、個人的にセクシー要因が欲しいと思うんだが、どうだろう?
830通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 07:13:23 ID:???
  _,,;;ニ;;'-‐::::::::::::::::::::ヽ`´  <_:::ヽ
          /::::::::::::::::::::::::::∠...、 r..'´::::::ヽ
            /:/:::::::::::::::::::;{l:::/ , -‐∨ヘ:l::::::l:::}
.          /:/::/:::::::::∧/`l/   rゥミ〃:::;;ヘ::l
        {/l:::{:::::::::::l ,ィ下  {  ┴‐ノィ´l) }:{
.          i! ';::ト、:::::::'、 ゝ'´  '     l::::l_ノ::},ィ"         /
           l ヾ、 ヽ、:トヽ   ィ  ̄} r7‐l:::::l:::://          /
              }`ヽ、  ヽ_ ノ ´゙,.イ::::j:://          /
             ノ::::::::`ヽ、_  /_」:::∧! { l /     /
             /::::::::::::::::ゝ二l//:::/   l { /     /二ニ==‐''´
            ノ:::::/::::::::::::ヽ  i /:::/ ,-_コ }    ,ィ:::`−--;;;=‐''´
          /:; イ::::::::::::::::r'フ ノ:::/ /   ', 、   /∧::::−‐‐''―- ,,,_


セクシー担当っていったら、あたしじゃない?
831通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 09:27:43 ID:???
要員キャラどれだけいるのか整理してみるか

ラクス
フレイ
ナタル
ミリアリア
マリュー
メイリン
ミーア
アサギ
ジュリ
マユラ
マユ
エル
タリア
アビー
カガリ(種時代限定?)

あとはママンたちとかアイシャか
832通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 10:54:21 ID:???
アイシャ。2代目中の人の声エロイし。
833通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 11:58:16 ID:???
コーヒー絡みで・・・
834ディアッカ:2005/12/18(日) 13:06:07 ID:???
否グゥレイト!!
コニールとシホを忘れてるぜ!!
835通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 20:51:39 ID:???
個人的に、CE世界最高の美女はエザリアさんだと主張する!
836通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 21:55:28 ID:???
名前忘れたがニコルのお母さん。すごい美人だった気がする・・・。
837通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 21:58:47 ID:???
ロミナママンでしょ?
童顔なのに、あの巨乳は反則だぜ
838通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 22:13:31 ID:???
子供は戦死、夫は自殺、だっけか・・・?
839通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 22:22:45 ID:???
Σ(・Д・)ユーリ自殺したのか?
自分はマユ主人公スレの影響でロミナの養子にシンがなるというのを考えていた時期がありますた
840通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 22:56:24 ID:???
ユーリ自殺って話は結構まことしやかに語られてるな
まあ、真相は俺も知らんのだけど

しかし無印時代のママンは絶世の美女揃いだな
841通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 23:55:16 ID:???
なぁ…、ディアッカママンはいないのか?
842通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 00:02:03 ID:???
流れを読まず妄想してみた
ラクスとの自己紹介


「わたくし、ラクス・クラインと申します。」
「オレはシン、シン・アスカ。これからよろしくな」
「こちらこそよろしくお願いします、シン様」
「・・あ、その『様』ってのはちょっと・・」
「え、お気に召しませんでしたか?」
「うーん、友達同士なんだからそんな呼び方は変だよ
 『様』はいらないよ。ただのシンでいいからさ」
「そうですか、わかりました。それでは改めてよろしくお願いします、ただのシン」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・?」
「ぷっ・・はははは」
「え?わたくし何かおかしなことを?」
「違うよ『ただのシン』じゃなくて呼び捨てでいいってことだよ」
「まあ、そうでしたの。すみません、わたくしったら恥ずかしい・・・」
「(ラクスって天然なのかな。おもしろい女の子だな)」
843通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 00:17:01 ID:???
>>842
イイ(・∀・)!
844通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 02:13:03 ID:???
特命刑事只野シン
845通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 08:53:30 ID:???
>>841
ディアッカママンの口癖は「ビュゥーティフォゥ!」








だったり?
846通常の名無しさんの3倍:2005/12/19(月) 22:40:52 ID:???
おお、盛り上がってきていいですね
期待age


赤服4人組のママンは個人的に
エザリア=甘やかし気味
レノア(だっけ?)=時に厳しく、よくできたらキチンと褒める
ロミナ=天然、ピアノのことなら1日中話している
ディアッカ母(名無しか?)=スパルタ教育
って感じ
847通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 00:09:08 ID:???
ママンネタっつーことでママンスレからネタ持ってきたぜ

69:通常の名無しさんの3倍 :2005/11/09(水) 22:49:31 ID:??? [sage]
カリダはそれなりの大きさだったよな
カガリが結構大きめのような気もするからヴィアが大きい感じがする
ロミナはお嬢様だからオープンカフェで昼下がりに読書してるような控えめなオパーイ
エザリアは形はいいけどきょぬーってほどではないと思われ。ただ下着はゴージャスなのつけてそう
エリカたんは顔埋めたくなるようなふかふかサイズ
レノアはなんとなくモデル体型のようなイメージだからちっさめ
アウルママは赤の他人の子がお母さんと呼びたくなるくらいだから大地の女神みたいなオパーイしてるんだろう

何語ってんだ俺(´ー`)y-~~

70:通常の名無しさんの3倍 :2005/11/09(水) 23:16:41 ID:??? [sage]
>>69
ワロタwww藻舞はオパーイ博士だよwww

カリダ=Cカップ
ヴィア=Dカップ
ロミナ=Bカップ
エザリア=Cカップ
エリカ=Eカップ
レノア=Bカップ
アウルママン=Eカップ

こんなもんか?…俺も何書いてんだかww
848通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 00:50:50 ID:???
一番デカいのは、どう見てもロミナママンだと思うが
849通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 12:12:47 ID:???
すまん。レノアって誰?
850通常の名無しさんの3倍:2005/12/20(火) 12:18:43 ID:???
>>849
レノア・ザラ
アスランの母ちゃんだな
851通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 09:22:55 ID:???
なんかママンスレになってるw
ところでディアッカ母ってマジで名無し?
憐れだな…
852通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 10:06:10 ID:???
ママンまで含めるとある意味地獄絵図じゃね?
853通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 13:16:02 ID:???
もはや女難というかおまえ前世で女絡みで悪いことしたのかってレベルだな
854通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 16:17:18 ID:???
ここで「シンの学園生活」を書かしてもらってる者ですが、続きはまだ先になりそうです。
すいません…
年内には続き載せたいです…
なんか使えるような妄想出てたら使っていいですか?
855通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 18:56:36 ID:???
>>854
勿論じゃないか

とかいいつつ思い浮かばない俺はロゴス
856通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 06:27:09 ID:???
ageるぜ!
857通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 17:11:25 ID:???
                 ,-'"~~"~   -、
              ,,,-ー''''""''""'''' --- ,,;,,,,,,_
            ,, '~/::     ` - ,   ヽ::ヽ`ヽ
            /:/::  y       ` , -'"~" ヽ::\
          /:: (:: / ン     /::.     - ,  ヽ::ヽ
          ,i::.   '       ::::/::.   i:::..      i::::ヽ
         /:::::.. /         ::、 ,::、 i::.      !, |
         レ':::::: /  ::ノ     人ミ彡 !:.      ヽ、i
         i::: /:::/:::: ..:::::ノ'//'     !:: !   ::`ヽ; !,
         |:://::i::::::::::::/ レ' ;/     '!::八、::、::、::ヽ:)ヽ
         |:::::i::::::::// ''''~"'y'       -ツ~~~ヽヽ::ヽ ノ ,)
         |:ii:i:::::ヽ|;             ,イ;~iヽヘ、::: /iノノ
         !::!!i::::: l、 `ー==''      i;/'i;ノ_ノ' ノ:iノ ''
         i::::::|::: i,          ;   ̄   ,/:::::i,    
          ノ::/::l::  !          /      /::i:i::::i,   
        //i:i:i::l;: !';,,      , -ー- 、    ,;':::::i::::::::i,
        '/ i::i:i八::ヽ,\     、   /   /::::i:(、::::::::i,     
       ノ   ,i::::i::::ヽ ヽ~ \.  ` ,-、 ,,/:ヽ::::::i:ヽ\:::::i,,___,,,,,,,_
         /i:::::::::/`ヽ!、 l i`;,、,,_i i  ヽ_,,, ---'''''ヽ:` ''ヽ   ii~ヽ、
       ___/-i;;;;;;;'-- ミ,_i, l i  l .! |  / `''-  ,,, ,,,,,`ヽヽヽ  ii  ヽ
  _,, --''"~    ,,,,,,;,,,;,,,>、`、 i !  l | .i /,,, --'''''" '''  ;;,,,,,,,,';,,,';,,,,,,ii   !';,__
 /=;;,,       '';;,, '' '' ヽV    il  l /⌒ヽ          '''''''`'''';;;;;;;ヽ,
 i  '''=,,,    ,;;''       `   i   ' ノ  i         ,,,     '''''''''''-、


最近活気がないわね?あたしが元気着けてあげるわ
858シンの学園生活・ラクスを救え!編14:2005/12/24(土) 04:26:00 ID:???

〜シン迎撃作戦:マユラ・ラバッツの場合〜
シンはだだっ広い廊下を1人で歩っていた。3人娘が、しばらく待っていても帰ってくる様子がなかったからだ。
シン(ホント、広いよな〜)
辺りをキョロキョロと見回しながら、改めてその広さに驚く。正直、ラクスの部屋を見つけることができるかどうか、不安だった
そんなシンを物陰から見つめる視線が1つ・・・
?(ふっふっふ・・・。さぁ、もう少しよ!)
そんな視線に気付きもしないシンは、アテもなく彷徨うしかなかった
シン「こっち・・・かな?」
勘を頼りに、取り合えず角を曲がってみる。すると、
?(今よ!)   グイッ!
シン「え?・・・・・わあぁぁぁぁーー!!」
何故か急に足元の床が消失し、ぽっかりと開いた闇の中へ落ちていくシンだった・・・

マユラ「やった!成功よー!」
シンが落とし穴に落ちたのを確認したマユラは、隠れていた柱からひょっこり顔を出す。その顔は満面に笑みである
マユラ「ふん。これで少しは懲りたかしら?」
そう言って落とし穴に近づいていく
マユラ「どれどれ・・・」
ギリギリの淵に立ちながら落とし穴の底を覗く。そこには確かに落ちたシンがいた。
シン「いつつ・・・・・。何だよ、これは?!」
どうやら怪我などはしていないようだった。が、穴は相当深く、自力で這い上がってくることは無理に等しい。3人娘の計算では、
ここで諦めてくれるはずだった。しかし・・・
シン「何だか判んないけど・・・。こんなところでッ!」
なんとシンは自分の力で底から這い上がってくるつもりらしい
マユラ(バッカねー。無理に決まってるじゃない)
そんなシンの行動をマユラは一笑した。
シン「俺は・・・ラクスにッ・・・」
マユラ(・・・・・)
シン「諦めないぞ!」
マユラ(・・・・・)
シン「絶対・・・に・・・」
マユラ(・・・・・)
シン「・・・・・ッ!うわっ・・・」   ズルッ!ドスン!
シン「くそ〜!何だってんだよ?」
マユラ(な、なによ・・・。あんなに必死になっちゃってさ)
それからシンは、少し昇っては落ち、また昇っては落ち、を数回繰り返した。
マユラ(真剣な目・・・。コイツ、そんなにラクス様のこと・・・)
859シンの学園生活・ラクスを救え!編15:2005/12/24(土) 04:26:46 ID:???
シンの挑戦が10数回目に突入しようとした頃
シン「こ、今度こそ・・・・・って、あれ?」
急に床が上がり始めた。最初は気のせいかと思ったが、徐々にゆっくりと上がっている。
シン「な、なんだよ?いったいどうなってんだ?」
いきなり穴に落ちたかと思えば、急に助かってしまった。シンにとっては全てワケが分らなかった。
そして地上に戻ってみると、そこにはメイド3人娘の1人が立っていた。
シン「お前・・・。これはどういう事だ?」
マユラ「あー・・・。そ、そのー」
マユラの歯切れはすこぶる悪い。一生懸命なシンを見て流石に罪悪感が生まれたらしい。
だが、鈍感なシンは自分を落としたのがマユラだとは気付かない。
シン「?何だよ?」
マユラ「か、勘違いしないでよ!あ、あんたがあんまり真剣だったから・・・。つい・・・」
シン「もしかして助けてくれたのか?」
マユラ「・・・え?」
シン「そっかー!そうなんだな!いや、悪いな」
どうやらシンは誤作動した落とし穴に落ちた自分を、マユラが助けてくれたと勝手に勘違いしたらしい。
シン「お前、結構いいヤツなんだな」
そう言ってマユラの手をガッシリと握る
マユラ「な、ななな・・・」
物心ついてから、ずっとクライン家に仕えていたマユラは男に対する免疫がなかった。したがって、手を握られたことなどあろうはずがない。
結果、このときのマユラは瞬間的に顔がゆでダコ状態になってしまった。そして鈍感なシンは、相変わらずそんなことにはまったく気付かない・・・
シン「ホント、助かった。ありがとな!」
こうしてシンは、完全に勘違いをしたまま去って行った。


マユラ「はふぅ〜〜」
シンが去った後、しばらくマユラは棒立ちだった。そこへ、残りの2人がやってくる
アサギ「ちょっと!マユラ、何よ今のは?!」
アサギが横から怒鳴るが反応は無いに等しい
ジュリ「これは・・・完全にシンって子に”やられました”ね・・・」
アサギ「くぅーー!もうっ!次はあたしよ」
かくして次なる刺客がシンを襲う・・・・・
860シンの学園生活・ラクスを救え!編16:2005/12/24(土) 05:08:27 ID:???
〜シン迎撃作戦:アサギ・コードウェルの場合〜
ジュリ「・・・で、アサギはどうするの?」
アサギ「見てなさいよ!マユラみたいに骨抜きにはされないわ!」
マユラ「な、なによー、骨抜きって!それじゃまるで・・・」
ジュリ「まるで?まるで・・・何?」
マユラ「アイツの事・・・す、す、す・・・はぅ〜」  バタン
ジュリ「男に免疫がないとこうなるモンなのね・・・」
アサギ「とにかくっ!次はあたし!」

マユラと別れたシンは相変わらず、ウロウロしていた。部屋がさっぱり分らない・・・
と、突然、窓の外から犬の遠吠えが聞えてきた。
シン「何だろう?」
シンが窓に近寄り、外を見てみるとドーベルマンのような、まさに”番犬”といった感じの犬が複数走っていた。
シン(やっぱ、あーゆーのも居るんだ・・・。訓練でもやっているのかな?)
その風景に微かな疑問を覚えたシンだったが、すぐに窓から離れ、ラクスの部屋探しへと戻っていった。

〜その頃の庭〜
アサギ「ちょ、ちょっとッ!何であたしを追っかけてくんのよ!」
シンに、クライン家自慢の番犬を放つつもりだったアサギが逆に追われていた・・・
アサギ「キャー!やーめーてー!」

シン「どこだろう?」
シンは未だにクライン邸を彷徨っていた。
シン「なんか、グルグル同じトコ回ってる気がする・・・」
そんなことを呟きながら角を曲がる。と、いきなり背後で大きな音がした
シン「な、なんだ?」
振り返るシンだったが、特に何も見当たらない。首を傾げつつも前に進むシンだった

〜その頃のシンの頭上〜
アサギ「なんでこーなるのよぉ!」
どういう罠なのか、とにかくシンに仕掛けるのに失敗した罠にアサギ自身が捕まり、逆さのまま宙吊りになっていた。
アサギは運動神経が高い方だが、さすがに片手でメイド服のスカートを押さえながら脱出はできないようだった。
アサギ「たーすーけーてぇ・・・」
861シンの学園生活・ラクスを救え!編17:2005/12/24(土) 05:26:43 ID:???
歩いていると、突然広い間に出てしまった
シン「ここは・・・何だろう?」
見るもの全てが珍しく、言葉がうまく出てこないシン。しばらく立ち竦んでいると、頭の上から微かな異音が聞えてきた。
シン(ん?)
何だろうと思い、見上げるシン。すると、なんと!天井が徐々に下がってきてるではないか!
シン「いいっ?!嘘だろ!」
そして入ってきた扉が自動で閉まる。慌ててシンは反対側の出口へと駆けて行く。
その様子をアサギは柱の影に隠れながら見ていた
アサギ「ふふふっ!これまでの恨み、思い知りなさい!」
その顔は幽鬼のようだった・・・
アサギ(さて。あたしもそろそろ脱出しないと)
途中までシンの慌てる様を見ていたアサギだったが、そろそろ脱出をしなけれなならなかった。もたもたしていると自分も巻き添えになってしまう。
そう考え、走りだそうとした瞬間、
アサギ「いたっ!」
急に足が痛みを訴えた・・・
アサギ(しまった・・・。さっきの逆さ吊りで・・・)
見ると足が微妙に腫れている。普段ならどうということはないが、今という状況においては決定的な
致命傷だった。
アサギが、いきなり訪れた不運に嘆いていると、目の前に手が差し出された
アサギ「・・・え?」
シン「ほら、掴まれ!」
そこに立っていたのはシンだった。先程のアサギの声を聞きつけ、ここまで戻ってきたのだ。
アサギ「あ、あんた・・・」
シン「なにやってんだよ!早く掴まれ!」
アサギ「う、うん」
シン「ああ、もう!おぶるぞ!」
アサギ「え?ちょ、きゃあ!」
足に怪我をしていると見抜いたシンは即座にアサギをおぶると、猛スピードで出口まで走った。

シン「な、なんとか助かったぁ〜」
無事、広間から抜け出したシンとアサギは一息ついていた
アサギ(コイツ・・・案外、優しいかも・・・)
シン「何だよ?ジロジロ見て?」
アサギ「み、見てないわよっ!」
図星を突かれたアサギは堪らず顔を背ける
アサギ「い、一応お礼言っとくわ。アリガト・・・」
シン「素直だな・・・」シンは露骨に眉を顰める
アサギ「何よ!文句あんの?」
シン「いや・・・。でもいつも素直な方がいいと思うけどな」
アサギ「え・・・・・?」
シン「そしたら可愛気あんのにな、お前ら」
それからの会話をアサギは覚えていなかった・・・。ただ、気が付いたら目の前にはシンが居なくなっていて、代わりに呆れ顔のジュリとマユラがいた・・・
862通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 05:29:27 ID:???
大分遅くなってすいません・・・
俺の駄文が、まだ皆様の記憶に残っているようでしたら嬉しいです
ジュリはまた次で・・・
863通常の名無しさんの3倍:2005/12/24(土) 14:35:52 ID:???
三人娘キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!GJ!!
ジュリも楽しみにしてます!
864通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 15:44:10 ID:???
GJ!
865通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 16:00:26 ID:???
なんかシン・・・女難どころかハーレム形成に着々とw
いいね!w
GJですよ
866通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 01:29:45 ID:???
乙です!
無自覚シンのハーレムかw
3人娘の取り合いとか見たいw
867通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 05:44:39 ID:???
年末SPで傷心した俺には、このスレが癒しだぜ
868通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 12:53:11 ID:???
SPはアスランに狙われキラに狙われのホモハーレムだったからな
869通常の名無しさんの3倍:2005/12/26(月) 16:47:15 ID:???
もうそれは忘れて・・・ここは大人しくネ甲による>>861の続きを待とうぜ。
ジュリ好きな俺としては生殺し状態だったりする。
870通常の名無しさんの3倍:2005/12/27(火) 17:55:28 ID:???
ジュリ期待age
871通常の名無しさんの3倍:2005/12/28(水) 23:49:46 ID:???
保守っとくよ
872通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 13:29:35 ID:???
年末ホシュ
自分暇人だな…orz
873通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 14:54:22 ID:???
このスレ的には黒ラクスはアウト?
SP効果でSS書いちゃいそうなんだけど
874通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 16:35:54 ID:???
>>873
キラからシンに乗り換える黒ラクスか?
875873:2005/12/29(木) 17:18:04 ID:???
>>874
キラもキープしたまま洗脳シンを自分好みの手駒に仕立てて自己満足、みたいな
あまり優しくてあったかくは無いw
876通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 18:24:01 ID:???
このスレの白ラクスに慣れすぎてるw
今では黒って言うとミーアに強制変換されちゃうぜw
877通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 18:27:17 ID:???
誰か正月SS希望
878通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 18:38:25 ID:???
>>875
むしろ女難の本質だと思われw
あまり過激でなければOK!
879通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 00:29:44 ID:???
ほす
ネ申を待ちます
>>873にも期待!
880黒ラクス×シン1:2005/12/30(金) 19:11:30 ID:???
「お帰りなさい、シン。お怪我はありませんか?」
迎える言葉は、いつもの儀式のはじまり。
「いいえ」
「それは何よりですわ。お仕事は無事済みまして?」
「はい、問題ありません」
澄んだ声で投げかけられる問いかけに、シンは抑揚のない声で律儀に答える。
問いの全ては直属の上司に渡した報告書によって答えが出るもので、また既に
ラクスがそれに目を通している事はシンも分かっている筈だが、どこか虚ろな
真紅の瞳には非合理的なやりとりを厭う色はない。喜びも感じていないようだが、
そんな乾いた素っ気無さはむしろラクスの好むところだった。
尚も幾つかの質問をしその都度簡潔な返答を得た後、ラクスはすっと掌を
床に向けて片手を差し出した。

「こちらに」
一言告げれば、黒のスーツを纏った少年は音も無く近づき目の前で膝を折る。
古い物語に出てくる騎士のように恭しい仕草でラクスの手を取り、細く白い
手の甲にそっと唇をあてた。
この執務室で、もう何度となく繰り返された行為。彼女が彼に刷り込んだ
儀式。一欠片の真心も伴わない空虚な様式は、それ故に淀みなく美しい。
「顔を見せて」
従順に上向けられた頬を両の手で包み込む。そのまま手入れの行き届いた
黒髪に指を絡ませ、しばし気まぐれに弄ぶ。
「立ちなさい」
首に腕を回す。背伸びをして用意良く閉じられた瞼と額と両頬に口づけを
落とし、ぎゅっと抱きしめれば儀式の仕上げだ。
881黒ラクス×シン2:2005/12/30(金) 19:13:37 ID:???
「お帰りなさい…わたくしのシン」

目を閉じてシンの耳元にそう囁く度、ラクスは背筋を這い上がるような
恍惚と愛おしさに包まれる。

正直なところ、不穏分子の粛清という汚れ仕事を彼にさせているのも
この瞬間のためかも知れないとさえ思う。
決して表に出る事の無い任務だ。戻って来れない可能性は低くない。
だからこそ、暗く冷たい死の危険を潜り抜けて帰還したシンを再びこの腕に
抱く歓びは──計り知れない。これはちょっと、最高のコーディネイターたる
伴侶相手では味わえない感覚だ。
平和の歌姫にしては随分と物騒な嗜好だと他人事のように考えながら、
ラクスはシンから身を離した。

「ご苦労様でした。お部屋に戻って、ゆっくりと休んで下さい」
「はい」

一連の接触に対しても、慈愛に満ちた微笑みにも、何ひとつ感慨を示す
ことなく、シンは敬礼して退出した。
その姿を扉が閉まるまで愛しげに見送ったラクスは、ほう、と甘いため息
ひとつ吐いてから、残った職務に専念すべく気分を切り替えた。
882黒ラクス×シン3:2005/12/30(金) 19:15:00 ID:???
シン・アスカの現在の状態を一言で表すならば、「生ける屍」である。
以前の彼を知る者によれば、変化は終戦直後から徐々に起こり始めたという。
元は非常に直情的かつ攻撃的な性格だったという少年は、少しずつ口数を
減らし、声や目から覇気を薄れさせ、あらゆる事に対して関心を持たなくなって
いった。
その無気力・無関心がついには日常生活に支障をきたす域にまで達し、
周囲の人間がようやく異常を察した頃には、シンはほとんど植物のような
有様に成り果てていた。

ラクスがシンを拾ったのは、そんな時だ。
彼女にとって、それまでシン・アスカという少年は然程重要な存在では
なかった。路傍の石のようなもの、と言っていい。ただ、アスランやカガリ
から聞くともなしに事情を聞き、ほんの少しだけ興味を惹かれた。
キラには及ばないとしても、相当な戦闘能力を持っている事は間違いない。
このまま腐らせるには惜しい人材だろう。それに、そこまで精神的に参って
いるなら上手く扱って心酔させれば使えるかも知れない。
そんな事を考え、どうにか暇を作って件の彼に会ってみる事にした。

そして、一目で夢中になった。

真っ白な病室の中、ベッドに横たわり虚ろに天井を見つめる痩せた少年は、
ラクスの呼びかけにぴくりとも反応しなかった。
聞こえていない訳では無い。只々、興味が無いのだ。ラクスに。周囲の
世界の全てに。恐らく、己が生きる事さえも。
883黒ラクス×シン4:2005/12/30(金) 19:16:20 ID:???
生気の欠片も浮かばず焦点の合わない赤の瞳に、ラクスは一瞬で目を奪われた。
同情? そんな安い感情ではない。そんなものでこんなにも胸は痛まない。
きりきりと胸を締めつけるそれは、後になって振り返れば、マルキオの元で
幼い孤児たちに抱いた想いとよく似ていたと思う。

彼をここまで追い詰めたものが何なのか、ラクスは知らない。知りたいとも思わない。
人生の目的を見失った虚脱感だの喪った者達への罪悪感だのと精神科医による
様々な診断結果を深刻な顔で語るアスランを見る度、内心苦笑したものだ。
そんなもの、他人が理解しきれるはずがないのに。いくら考えてみたところで
シンがシンでありアスランがアスランである限り、100%の正解になど辿り着け
はしない。彼が抜け殻のようになった理由は、結局彼自身にしか分からない。

重要なのは、彼が空っぽだということだ。全ての余分なものが削ぎ落とされて
まっさらになった心がここにあるということだ。

だって、空っぽならば中身を創ってあげられる。

この少年を手元に置いて、ひとつひとつ生きる術を教えてあげたらどうだろうか?
死んだ心の代わりにラクスが新しい中身を与えて、彼を蘇らせてあげるのだ。
そうして出来上がった彼は、元が空虚である故に隅々までラクスの意図が過たず
歪まず行き渡った、ラクスの創造物とも言える存在になるだろう。それは、まるで。

自らの心に湧き上がった夢想を、ラクスは早速実現させることにした。
そして、いつものようにやり遂げた。
884黒ラクス×シン5:2005/12/30(金) 19:17:24 ID:???
「お菓子作りも上手になったね。これ、すごく美味しいよ」
一欠け齧ったクッキーを片手に、感心したようにキラが言う。
「ありがとうございます」
簡潔すぎる返答には相変わらず何の感情も込められていない。
「シンは頑張り屋さんですものね」
自分の事のように嬉しそうに言うラクス。実際、シンへの賞賛は全て彼女に
捧げられたも同然だ。今のシンは彼女によって創り上げられたのだから。
完璧に調整された快適な風がそよぐ中、広大な庭にしつらえられた東屋で、
ラクスはキラとシンの三人でささやかなお茶会を開いていた。
公務の合間にこうして大切な人達と過ごすひとときは、ラクスにとって
かけがえのないものである。
キラも初めはシンに戸惑っていたようだが、最近は馴染んできたらしく、
シンを弟のように可愛がってくれる。それもまた嬉しいことだ。

「ホント、どんどん色んな事を覚えてくよね君って。ねぇラクス、僕も何か教えて
あげてもいい?」
「ふふ、キラなら構いませんわ。シンも良いですわね?」
「はい。お心遣い感謝します」
885黒ラクス×シン6(これで最後):2005/12/30(金) 19:18:41 ID:???
ラクスは心の底から幸福を感じた。これから先、キラと二人でシンを育てて
いけるなら、それはまるで──
「今日──はもうすぐアスランが来るから駄目かぁ。明日は? 任務入ってる?」
キラの言葉に、頭の隅に追いやっていた予定を思い出し、ラクスは胸の内で
ため息を吐いた。そう、あと二時間程でアスランが来るのだ。その前にシンを
自室に戻しておかなければ。
アスランは何故か今のシンが気に入らないようで、彼に会う度に口うるさく
言いがかりをつけてくるらしい。シン自身は極力相手にするなというラクスの
言いつけを忠実に守っているが、ラクスとしては迷惑な話だ。
(本当に困ったひと。何がご不満だというのかしら?)

「じゃあ明日ね。朝食が済んだら僕の部屋に来て」
「はい」

物思いに耽っている間に話をまとめたらしい。キラが笑って何枚目かの
クッキーを頬張った。
幸せだ。キラも、ラクスも。シンはもう幸せも不幸せもどうでも良くなって
いるのだろうが、それがどうしたというのだ? 誰も困りはしない。

シンが無表情に砕いたクッキーを掌に乗せて小鳥を招いた。その様を見て、
ラクスは優しく微笑んだ。

それはまるで、愛し子を見つめる母のように。
886通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 19:21:07 ID:???
スペサル見た勢いで書いた
反省はしていない
887通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 19:39:56 ID:???
乙!!
今までの流れとは全然違うがいいとオモ。
漏れは背筋にぞくっときたwww
888通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 23:03:44 ID:???
あげ
889通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 23:10:50 ID:???
純粋、そして無垢な邪気
まさに黒ラクスw
890通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 23:34:29 ID:???
黒ラクスのシンへの行為は、やはりキラとの間に実子を作れないがゆえの代償行為なのか?
どんなに他者を、世界そのものを支配することよりも、母親となることに無上の幸福を感じるのか?
そう考えると、少し黒ラクスが好きになった
891通常の名無しさんの3倍:2005/12/30(金) 23:51:08 ID:???
キラは第一世代のコーディだから
ラクスと子供作れるよ


おっとスレ違いスマソ
892通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 00:05:55 ID:???
>>890
うん、母性愛。ドSで歪んでるけど。
元々ママンネタで何か書くつもりがSPショックでああなりました

つか、>>891マジ?
思いっきり作れないの前提で書いちゃったよorz
893通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 00:14:00 ID:???
>>892
別に間違ってないから安心しろ
第一世代だろうが第二世代だろうが、婚姻統制で決められた相手以外とは子供は出来ない
そして、ラクスが子供を作れる相手は凸だけ
現時点での設定ではキラ相手とではどうやっても子供はできない
豚が訳の分からん後付け設定を言い出さない限りはね
894通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 00:27:45 ID:???
第一世代×第一世代・・・○
第一世代×第二世代・・・○
第二世代×第二世代・・・×
コーディ×ナチュ ・・・○

と思ってたけど違うの?
895通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 02:25:51 ID:???
>>893
豚さんって、「キラはすーぱーこーでぃねいたーだから繁殖能力もハンパじゃないブヒ」
とか言ってなかったっけ?
896通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 02:27:29 ID:???
とりあえずコーディは婚姻統制した相手じゃないと100%近くの割合で無理だっていってたような?
897通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 14:28:42 ID:???
そもそもなんで無理なんだ?
生まれる時(生まれる前?)から結婚する相手って決まってるのか?
898シンの学園生活・ラクスを救え!編18:2005/12/31(土) 15:59:56 ID:???
〜シン迎撃作戦:ジュリ・ウー・ニェンの場合〜
ジュリ「ふぅ、次はあたしね。・・・それにしても・・・」
マユラ「・・・・・」(終始無言。時々思い出したように顔を赤くしている)
アサギ「・・・・・」(こちらも無言。何やら怒ったり、照れたり1人で忙しそう)
ジュリ「はぁ、あのシンって子がそんなにいいのかしら?」
呆れ返りながらも、その場を後にするジュリだった


シン「あ〜、もう!いったいどこだよ?!ラクスの部屋はッ!」
相変わらずシンはクライン邸の中を彷徨っていた。とにかく広かった。すでに自分がどこにいるのか、
まったく分からない。1人で玄関に戻れ、と言われたら絶対に遭難する自信がある。
シン「よし、一旦落ち着こう」
怒鳴ったことで頭が冷えたシンは、今まで自分が歩いてきた道順を必死に思い出す。
シン「・・・えーっと・・・」
1人でぶつぶつ呟きながら歩いていると、急に前方に人影が現れた
シン「え?・・・いたっ」
ジュリ「きゃぁ」
シン「あぁ、ごめん。ってお前・・・」
か細い悲鳴に気が付き、顔を上げるとそこには見覚えのあるメイドが倒れていた。そして何故か、自分の制服と
メイドが水浸しになっている
ジュリ「も、申し訳ございません!失礼を・・・」
シン「いいよ、別に。それよりあんたの方がひどいじゃないか」
シンは元々、服の汚れなどは、あまり気にしない性質である。不注意だったのは自分の方だし、見れば相手の方がひどい惨状だ。
すぐさま、毎日マユに強制的に持たされているハンカチを取り出した(この時ばかりはマユに感謝した)
シン「ほら、これ。使えよ」
ジュリ「す、すみません・・・」
シン「う・・・」
ハンカチを手渡そうとしたシンだったが、こちらを見上げるジュリの潤んだ視線に思わず目を背けてしまう。
今まで、口喧嘩しかしていなかったが、この子も女の子なんだということを改めて意識してしまったのだ
899シンの学園生活・ラクスを救え!編19:2005/12/31(土) 16:23:48 ID:???
ジュリ「あ、あの・・・。申し訳ないんですけど」
シン「な、何?」
何とか平静を保ちつつ、応えるシン
ジュリ「先ほど、足を捻ってしまって・・・。大変失礼とは思いますが、少し見てもらえませんか?」
シン「ああ、別にいいよ」
これで顔を見ずに済む、と思ったシンは快く引き受ける。だが次の瞬間、そのことを激しく後悔することになる。
ジュリ「こ、この辺なんですけど・・・」
そう言ってジュリはメイド服のスカートをススッと捲くる。すると、たちまち白い足が太股まで露わになる。
シン「ちょ、おい!」
ジュリ「なんですか?」
シン「何でってお前・・・」
その太股から必死に視線を逸らそうとするシン
ジュリ「ふぇ・・・でも痛いんですぅ・・・」
涙目になって訴えるジュリ。仕方が無く、シンは座り込むしかなかった・・・

ジュリ(や〜っぱりね♪思った通り)
これがジュリの作戦だった。用はシンをラクスの元に行かせないように、足止めをすればいいのである
そのためのジュリの秘策がこれだった
ジュリ(女の武器は使わなくっちゃネ。この子、純情そうだし。ふふふ)
そんなことを考えている間にも、目の前の少年は必死に目を逸らしながら、足を擦っている
シン「こ、これくらいでいいだろ!」
やがて、限界に達したのか、シンは強制的に打ち切り、立ち上がろうとする。だが、それではジュリの作戦が成功しない
慌てて、シンの腕を掴む。
ジュリ「あ、待った!」
シン「おい!やめっ、うわぁぁ」
かなり無理をしたためか、そのまま2人で折り重なるように倒れ込んでしまう。
ジュリ「な、何やってのよ!もぅ〜邪魔!キャ、ど、ドコ触ってんのよッ!」
シン「お前が・・・引っ張ったから・・・だろうがー!」
揉みあいながら言い争いを続ける2人
ジュリ(いいかげんに・・・・あれ?)張り倒そうとシンの顔を間近で見たジュリはあることに気付く
ジュリ(この子、案外かっこいいかも・・・)
900シンの学園生活・ラクスを救え!編19:2005/12/31(土) 16:48:26 ID:???
やがて解放されたシンとジュリは互いに気まずそうに相手を見て黙った。
ジュリ(あ〜、こりゃあたしもマユラやアサギのこと言えないわね・・・)
先ほど、自分はシンのことを”かっこいい”と思ってしまった。つまり、理由はどうであれ、自分もシンに
”陥落”させられたのだ。このことを自覚したジュリの行動は早かった。男に免疫がないマユラや、意地っ張りなアサギとは違う点である
ジュリ「ねぇ、あなた・・・。ラクス様の部屋に行きたいんでしょう?」
シン「そうだけど・・・。教えてくれるのか?」
シンが飛びつくように聞いてきた
ジュリ「えぇ。いいわよ?ラクス様の部屋は・・・」


シンが去った後、ジュリは一息つく。すると、後ろから怨念めいた何かがやってきた
マユラ・アサギ「ジュ〜リ〜!」
ジュリ「あ、あはは。2人共どしたの?」
乾いた笑いで応えるジュリ。
アサギ「あんた!ラクス様の部屋教えてどうすんのよ?!」
マユラ「そうよ!それに・・・なんかイヤラシイ・・・行為を!」
ジュリ「いいじゃない。2人だって止められなかったクセに」
その言葉に2人は固まる
ジュリ「でもでも、あの子以外にかっこよかったわよね〜」
嬉々としながら語りかけるジュリ
アサギ「ふ、ふん!あんたはいつも外見しか見て無いじゃん。シンって子の魅力は優しさよ」
そっぽ向きながらも力説するアサギ。ジュリがシンに目をつけたことが悔しいらしい
マユラ「何言ってんのよ?あの子のまっすぐな真剣さ・・・。はぁぁ」
そのときのまっすぐな目線を思い出したのか、マユラはまた顔を赤くする
ジュリ「何よ!男なんて顔じゃない?」
アサギ「優しさ!」
マユラ「何事にも真剣になれなきゃだめよ!」

こうして3人娘はいつまでもギャーギャー騒いでいたのだった・・・・
無事(?)3人娘を陥落させたシンはラクスの元へと向かう!
901通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 16:50:45 ID:???
うい、年内最後です。結局ラクスだせなかったYO
もう少しでラクス編が終わるんで、そしたらフレイ様がだせる・・・・・ハズ
902通常の名無しさんの3倍:2005/12/31(土) 17:02:09 ID:???
GJ!!
そしてよいお年をwww
903通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 02:35:40 ID:???
新年あけおめ!
そして職人さん乙!
904通常の名無しさんの3倍:2006/01/01(日) 08:28:11 ID:???
職人の皆様、今年もよろしく。
905通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 01:39:00 ID:???
遅くなったけどことよろ!
>>901
乙。ジュリ…大人だw
906通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 07:43:20 ID:???

907通常の名無しさんの3倍:2006/01/02(月) 20:49:06 ID:???
さて、900も超えたんでそろそろ次スレに向けて動かないか?
テンプレとかも考えた方がいいと思うし
908テンプレ書き出し案:2006/01/03(火) 18:57:55 ID:???
ここは種死主人公、シン・アスカが本編では味わえなかった女難にあうスレです。
909通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 21:37:38 ID:???
シンプルに一番はじめの

ここはシンと絡みのない女性キャラのカプに萌えるスレです

でいいんジャマイカ?
910通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 21:40:16 ID:???
結局、運命カガリは駄目だけど種カガリはええのん?
あとメイリンとコニールもおkだよな
911通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 23:28:19 ID:???
アビーもおkだな
912通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 23:37:05 ID:???
>>910
別に明確には分けないけど、姉御っぽくて、バカ丸出しじゃなければいいんじゃないか?
913通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 23:38:39 ID:???
あと何でもいいから職人さんも随時募集中だな
914通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 22:23:35 ID:???
しかし当初は次スレ行くとは思いもしなかった
915通常の名無しさんの3倍:2006/01/04(水) 23:18:34 ID:???
>>917>>1
916915:2006/01/04(水) 23:19:51 ID:???
誰だよ917って…
訂正↓
>>914>>1
917通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 00:47:05 ID:???
>>916
違うけど、かなり初期からいた
立ってすぐは、近いうちに荒れて糞スレになるとばかり思っていた
それがこんな良スレになるとは、正直驚いている
918通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 00:50:26 ID:???
カプスレからいるけど自分も絶対荒れると思ってた
919通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 11:56:08 ID:???
アニメも終わったし、新シャア自体過疎ってきてるんやろ。
920通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 12:38:15 ID:???
本編がアレだったからこそ、こういったネタSS系に癒しを求めるんだろうな
921通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 17:07:22 ID:???
あんまり人が居ないのが逆に吉と出たのかもな。ペースもゆっくりだし
922通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 20:17:06 ID:???
種死前半のアイキャッチでラクスと一緒にハロぶん投げてキャッチしてるのがキラじゃなくてシンだと思ってた
それでやっぱキラとは上司みたいな関係で
シンとそういう関係になるのかなーとか思ってたら接触すらしなかったから残念

今気付いたけどこれはカプどうのこうのでなくて顔の区別がつかないだけか
923通常の名無しさんの3倍:2006/01/05(木) 22:08:15 ID:???
>>922
平井は結構区別つかないからOKだ。てか、俺も最初そう思ってたしなw
924通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 00:02:12 ID:???
「失礼します」
ぶっきらぼうな声がドアの向こうから響いてくる。その声に私は顔を上げた。
あぁ、確か今日はアカデミーの生徒が1人、卒業試験を兼ねて1日護衛に付くんだっけ?
ここでの生活は緩慢で、時間がゆっくり過ぎるものだからすっかり忘れていた。
でも、ドアの向こうの生徒もさぞ不服でしょう。私は戦犯として、今や議会から左遷され、
軟禁同然の生活を強いられている。そんな私に、護衛を付ける意味などありはしないだろうに・・・。
そんなことを思いながら、私──エザリア・ジュールはドアの向こうの声に応対した。


「失礼します。今日一日、護衛に付くことになりました。シン・アスカです」
勝気そうな赤い目をした少年が、私に向かって敬礼をする。その目はとても澄んでいたが、同時に狂気を
はらんでいる様にも見えた。なんというか・・・危ない。私の息子も戦時中には、よくこんな目をしていた。
「ああ、そんなに畏まらないで。私のことは知ってる?」
「はい、一通りのことは。エザリア様で、ありますよね?」
「そうよ。重大戦犯、のね」
そう付け足してやると、彼──シン君、だったかしら?は面食らったように目を見開いた。そして、顔を背ける。
私は椅子に腰掛けながら、アカデミーから回ってきた彼の資料に目を通す。
──驚いた。赤を着ているので、そこそこの成績だとは思っていたが、なんとトップクラスの成績ではないか。
生身での訓練成績、MSの操縦技術、どれをとっても申し分ない。やや格闘よりの戦績だが、これなら主席で卒業も夢ではない。
何故、彼のような人間が私のような、もはや要人とは呼べない人間の護衛に付くのだろう?
そう思い、資料を捲っていくと・・・・・・なるほど。
シン・アスカ──出身、オーブ。
他国の人間だったわけか。いくらコーディネーターといえど、プラント出身でないものが快く受け入れられるはずがない。
地球側と和平が進んでいるとはいえ、その溝はまだまだ深い。そして、加えてオーブ。あのやっかいな国の出身となると、
教官もさぞや扱いに困っただろう。だから私の所にきたのか。他国出身でありながら、成績のいい厄介者。そしてヘタに権威を持っているだけに扱いに困っている元議員。厄介者通し、お似合いではないか。
そんなことを思っていると、彼が声を掛けてくる。
925通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 00:03:38 ID:???
「それで、護衛のことなんですけど。具体的に俺・・・あ、私は何をすれば?」
「そうねぇ」
意識を再びシン君に向ける。彼は、どんな思いでプラントに渡ってきたのだろう?親は?身よりは?アカデミーではどんな生活を?考えれば考えるほど、浮かんでくるのは謎、謎、謎。そこで私はいい事を思いついた。
「私の話相手になってくれる?」
「──は?!」
「だ・か・ら、話相手」
そう言って、彼の緊張をほぐすようにウインクする私。
「話、相手でありますか?でも護衛は?」
「ふふふ、バカねぇ。私は軟禁されているも同然の身なのよ?護衛なんて必要あると思う?」
「ですが・・・」
「じゃあ、これは命令。今日一日私の話相手になること。いいわね?」
「──はい。了解しました」
釈然としないまま頷くシン君。これは久しぶりにいい暇つぶしができそうだ。
「時間はいくらでもあるわ。ゆっくり楽しみましょう」
そう言って私は微笑んだ。


「そう、オーブ戦の時に家族を・・・」
それから私たちは、いろんな話をした。彼もしだいに心を開いてくれたようだった。話は互いの家族の事になり、そして私は彼の心の傷に触れてしまった。
「・・・・・」
シン君は俯いたまま。どうやら家族を失った時の事を思い出しているようだった。
「憎い?私たちが──」
「え?」
私は敢えて、敢えて彼の傷の中に飛び込む決意をした。だって・・・こんなに辛そうな目をしている少年を放ってはおけなかった。
彼もまた、直接的ではないとはいえ、私たちのバカな行為の犠牲者なのだから。
「俺が憎いのは、オーブです。あの国はッ!」
シン君は突然、積を切ったように喋りだした。
「理想だか何だか知らないいけど、奇麗事ばかり口にして!そして・・・・・肝心なときには俺の家族を、マユを、大切なモノを、何一つ守ってはくれなかったッ!!」
「恨んでいるのね。オーブを」
「はい、だから俺は。──俺は力が欲しくてプラントに」
926通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 00:05:06 ID:???
「本当に恨んでいるの?」
「え?」
私は彼が全てを言い終わらないうちに言葉を重ねる。
「本当は、好きだったんじゃないの?オーブという国が」
「そんなっ!俺は・・・」
「好きだった。あの国が。だから、だから守ってくれなかったあの国を、好きだった分恨んでしまう。違う?」
おそらく私の考えは間違っていないだろう。だって、幼少の頃の話をするシン君は年相応に幼く、無邪気に、そして楽しそうに語っていたのだから。
「私にもね、息子がいたの。イザーク・ジュール、知ってる?今はもう疎遠だけど」
イザークは今は議員をやっている。プラント内では国を救った英雄を称されているのだ。そんな息子の未来を閉ざさないよう、私はイザークとは距離を置いていた。
「──はい、アカデミーの教本で見ました」
「あの子もね、前の戦争のとき憎しみに囚われたことがあったの」
私は穏やかに、シンに言い聞かせるように、静かに話す。
「もちろん、理由はあなたとはまったく違うけど。それでも憎しみ、という感情には違いない。いいことシン?」
「?」
「憎しみという感情は恐ろしいものよ。すべてを食い破る。憎んだ相手を倒しても止まらない。自分自身が滅ぶまでその身を焼き尽くすの。わかる?」
「でも俺は・・・。それでもあの国を」
「今すぐでなくともいいわ。少しずつ、ちょっとずつ自分の心に折り合いをつけていきなさい。一時の感情に流されては駄目」
「──はい」
どうやらシンは納得してくれたようだ。こんな子供にまで、私たちのしてきたことはなんと罪深いのだろう。
「さて、シン!暗い話はここまで。お茶の御代わりいる?」
「はい、あ・・・」
「ん、何?」
「今、俺のこと──シンって」
「ああ、ごめんなさい。いつの間にか呼び捨てになっていたわ。気分悪くした?」
「いえ、なんだかその。な、懐かしくて。母が、母さんが呼んでくれたみたいで・・・。はは、すいません。あれ?」
その時、シンの目から涙が零れた。そして見る見るうちに、その顔を濡らしていく。
「あ、あれ?おかしい・・・な。何で涙なんか?」
辛かったのだろう。こんなにも小さい子供が一人、誰にも頼ることなく、いつも肩肘をはって。そうやって生きてきたのだろう。
気が付くと私はシンを抱きしめていた。
「エ、エザリア様?」
「いいのよ。辛かったんでしょう。泣きなさい、思いっきり。私があなたの母になってあげる」
「う、うぅぅ・・・・・。わああぁぁぁぁ〜」
そしてシンは私の胸で泣き続けた。いつまでも、いつまでも。
家族を失った少年と、家族のために身を引いた母親。他人はどう思うだろう?傷の舐めあいと嘲るだろうか?構わない。他の人がなんと言おうと。私はシンの母親になる。そして彼を支えよう。彼が道を間違わぬように。私が道を外さぬように。2人で生きていこう・・・。


明日を夢見るために
927通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 00:08:17 ID:???
はじめまして。以前このスレでママンネタが上がっていたのでなんとなく書かせてもらいました。
気に入らなかったらすいません

次スレにも期待しています!
928通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 00:08:58 ID:???
前作最終回後の福田インタビューで「キラとラクスは好き合ってるわけではない」見たいな事言ってて
それでなんでキスしたんですか?って質問に「最近の若い子は好きでなくてもキスできるよ」って返してた。
結局本編が一番なんでもアリだなと思った。
929通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 00:59:18 ID:???
乙!ナイスママン!
欠落埋め合い関係イイ!
このスレは不意打ちで色んなカプに萌えさせてくれるなw
930通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 03:06:58 ID:???
なにこのホームラン級のママン

萌ゆるんですが
931通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 09:42:40 ID:???
GJです!
ママンネタ、ここまでおいしく料理されるとは。
SEEDに欠けていたのは年上とのラブだったのジャマイカ。
(´・ω・`)
932通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 11:19:30 ID:???
なんて言うか、上手く設定使ってるなーって思った。アカデミーの卒業試験とかマジありそうだしw
とにかく、GJママン!
933通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 21:30:34 ID:???
やべぇ、これ読んでヤバ気な電波を受信しますた
934通常の名無しさんの3倍:2006/01/06(金) 22:53:07 ID:???
>>933
その電波をわけろ(´・ω・`)
935通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 11:48:07 ID:???
>>ALL
お前らみんな大好きだ

次スレは980あたりか?
936通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 00:31:24 ID:???
じゃあ、980踏んだ人が立てるということで
立てられなかったら速やかに申告すべし
937通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 03:49:47 ID:???
本当に速やかに報告しないとな
でも45レスが埋まるまでかなり時間が掛かりそうだ
938(>▽<)ノ:2006/01/08(日) 18:44:04 ID:???
保守☆
939通常の名無しさんの3倍:2006/01/08(日) 18:55:32 ID:???
糞スレAGE
940通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 20:54:38 ID:???
941通常の名無しさんの3倍:2006/01/10(火) 11:54:23 ID:???

942通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 08:56:13 ID:???
あげ
943改めて女難要員:2006/01/11(水) 09:37:13 ID:???
(順不同)
ステラ、ルナマリア、マユ、コニール、メイリン、タリア、ミーア、アビー、ヒルダ、
ラクス、カガリ、フレイ、ミリアリア、マリュー、ナタル、シホ、アイシャ、アサギ、ジュリ、マユラ、
カリダ、エザリア、エノア、ヴィア、ロミナ、“かあさん(アウルママン)”、マーナ(笑)

時系列を度外視すると、シンはこの27人と女難を繰り広げるわけかwwww
944通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 09:41:39 ID:???
一番下はこれまた昼ドラ臭あふれていますね
945通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 10:00:13 ID:???
家政婦は見た 〜コズミック・イラ〜
946通常の名無しさんの3倍:2006/01/11(水) 11:16:36 ID:???
まぁ〜まぁまぁまぁまぁ!
947シンの学園生活・ラクスを救え!編21:2006/01/12(木) 19:20:03 ID:???
ラクス「はぁ・・・」
小さなため息が漏れる。しかし、その微かな音は広い部屋の中で誰の耳にも届くことなく消えていく。
留学のこと、家族のこと、そしてシンのこと・・・。考えることはたくさんあった。しかし、そのどれもがまとまらずにいた。これからどうしたらいいのだろう?この1週間、ずっと考えていたことだが、結局答えは出ていない。
ラクス(わたくしは・・・どうしたら)
♪〜〜〜♪〜〜〜
そんな時突然、手元の携帯が着信を告げる。自分の考えに没頭していたラクスは危うく取り落としそうになる。
ラクス「は、はい」
?“やっほー!久しぶりね、姉さん?”
ラクス「え、ミーア?ミーアなの?」
それは、随分前に家出をしてしまった双子の妹、ミーアからの着信だった。彼女はクライン家の窮屈さに嫌気がさし、中学卒業と共に家を出て、クラインの名を捨てた。それからは、一切連絡がなかったのだが・・・・・。
ラクス「ミーア!本当に・・・久しぶりね」
その声は安堵に満ちていた。ラクス本人はミーアと仲が悪かったワケではない。むしろ、互いに支えあいながら、一緒に育ってきた。その妹が、家を出ると知ったときには驚いてしまい、挨拶もロクにしないまま別れてしまった
ラクス「それで、どうしたの?突然・・・」
ミーア“ん〜、ちょっと・・・ね。姉さんが悩んでいるって聞いたものだから”
ラクス「え?・・・誰からそれを?」
ミーア“ナ・イ・ショ”
そう言いながら、いたずらっぽく笑う。本当に変わっていない
ミーア“それで姉さん。悩んでいることって・・・ずばり恋でしょう?”
ラクス「え、ええぇ?!」
思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。その声の大きさに自分でも驚き、慌てて口を塞ぎ、あたりを見回す。・・・・・よかった、誰にも見られてない。
ミーア“図星、かな?”
ラクス「な、なんでそんな事・・・」
悩みの1つを的確に指摘され、言葉を失うラクス。
ミーア“そんなの声を聞けば分かるわ。他にもいろいろあるだろうケド、全部この悩みに
収束しているんでしょう?“
不意にシンの顔が頭を過ぎる。自分を初めて“友達”と呼んでくれたその笑顔・・・。
ラクス(・・・・・だめ・・・シンには、彼にはもう・・・)
948シンの学園生活・ラクスを救え!編22:2006/01/12(木) 19:21:15 ID:???
ミーア“どうしたの、姉さん?”
突然、聞こえなくなった姉の声を不審に思い、問いかけるミーア。
ラクス「もう、いいのよミーア。彼には別に好きな人がいて・・・。わたくしも・・・別に彼の事は」
嘘を付いた。ラクスの心には、今でも確実にシンの面影が残っている。しかし、ラクスは自制心を持ってこの気持ちを封じ込めた。
ミーア“嘘ね”
ラクス「ッ!」
だが、そんな思いも双子の妹の手によっていとも簡単に崩れ去る。
ミーア“ねぇ、姉さん”
ミーアの声が急に真剣味を帯びる。その変化にラクスは、はっとさせられた。
ミーア“家を捨ててしまったあたしに言えた義理じゃないケド、姉さんには幸せになってもらいたいの”
ラクス「・・・」
ミーア“姉さんは今でもその人が好きなんでしょう?だったらその気持ちに嘘をついちゃダメ。姉さんは聞き分けがよくて、恋をしたことがないから分からないかもしれないけど、
    恋愛ってのは自由なのよ?我慢しちゃダメ。例え、相手に好きな人がいても奪っちゃうくらいの気持ちでいかなきゃ!“
その言葉に息を呑むラクス。・・・・・そうだ、この気持ちに、自分の気持ちに嘘は付きたくない!
ミーア“確認するわ。姉さん、今でもその人のこと・・・好き?”
ラクス「わたくしは・・・今でも好き」
ミーア“そう!よかったわ。声にも元気が戻ったみたい”
ラクス「ありがとう、ミーア」
精一杯の感謝の気持ちを現すラクス。そして2人は笑いあった。
ラクス「ねぇ、ミーア」
ミーア“ん、何よ?”
ラクス「まだ気持ちの整理がつかないかもしれないけれど、たまには家に遊びにきてね」
ミーア“え・・・”
ラクス「お父様も会いたがっているわ。だから、今度は元気な顔を見せて」
本当のことだった。ラクスの母は既に他界している。そのため、1度は仲違いをしたとはいえ、シーゲルもミーアのことは気に掛けていた。
ミーア“あー、考えておくわ・・・”
気まずいのか、途端に覇気がなくなるミーア
ミーア“そ、それじゃ!また電話するわ”
ラクス「えぇ。ミーアも元気で」
949シンの学園生活・ラクスを救え!編23:2006/01/12(木) 19:22:20 ID:???
その時、
?「ラクス!」
ドアの向こうから、自分を呼ぶ大きな声が聞こえた。
ラクス「シン!」


〜ミーアサイド〜
ツーツーツー
ミーア「あ、ちょっ、姉さん?姉さん!・・・もう」
いきなり切れてしまった。相変わらず、しっかりしていそうで抜けている。
それにしても・・・
ミーア(最後にシンって・・・)
そんなことが聞こえた
ミーア(姉さんの好きな人って、まさかシン君だったの・・・?あちゃ〜)
体育祭で偶然見つけた、ちょっとカッコイイヤツ。シン・アスカ
ミーア(う〜、敵に塩送っちゃったか〜)
思わず額に手を当ててしまう。その顔はラクスそっくりだが、表情がクルクル変わる。
ミーア「ま、いいか。あたしも姉さんに感謝しなきゃならないし」
今度、家に顔を出すのもいいかもしれない。そんな事を考えならがミーアは携帯電話を閉じた。


〜ラクスの部屋〜
シン「ラクス!ああ、やっと会えたぁ」
扉を開けると、そこにはシンが立っていた。その顔は何故かとても疲れている。
ラクス「まぁ、シン。お久しぶりです」
突然やってきたシンに驚きつつも応対するラクス。
シン「ラクスッ!俺・・・」
ラクス「シン、1つ聞いていいですか?」
シンが何かを言おうとしたのを遮り、ラクスが言葉を重ねる。
シン「何?」
ラクス「シンはフレイさんのこと・・・好きなのですか?」
その言葉に固まるシン。2人の間に微妙な空気が流れる。
やがて、シンは1つ1つ言葉を選ぶようにゆっくりと口を開く。
シン「フレイの事は確かに好きなのかもしれない。けどっ!・・・人を好きなるとか、俺よく分からなくて・・・。
   それでも俺は、ラクスの事を大切だと思っている!だから今だって」
ラクス「ありがとう」
ラクスにとって、その言葉だけで嬉しかった。シンの顔を見れば、嘘を付いていないことが分かる。今日も自分に会いにくるためにムチャをしたのだろう。
シンはフレイのことが好きなのかもしれない。それでもいい。それならば、自分に振り向いてくれるようにがんばろう!そう決意するラクス・・・
ラクス「ありがとう、シン」
もう1度、言うとそっと寄り添う。大丈夫、わたくし負けませんわ
シン「あ、あの・・・ラクス?」
何が起こったのかよく分からないシンは、顔を赤くして、ただ混乱するだけだった
950通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 19:27:50 ID:???
はい、やっと大詰めです。ラクス編も次回で終わります
一応、複線(3馬鹿やアズラエルの悪巧み)も消化予定・・・
未熟な文で分かりづらくてすいません!


ラクス編が終わったらフレイ編にいきます。かなーり前に要望があった○○を
ライバルで出す予定
951通常の名無しさんの3倍:2006/01/12(木) 20:50:32 ID:???
乙!
さりげに罪な奴だなぁツンw
952通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 01:08:37 ID:???
乙です!
ラクス健気だなぁ。ミーアも初めて名前が付いてよかった、よかったw
伏線はちゃんと覚えてますよ!アズ先生に期待w
953通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 11:30:36 ID:???
毎度GJです。
954通常の名無しさんの3倍:2006/01/13(金) 12:19:35 ID:???
あ゛ーもう、ここのラクス可愛いな、おい!
955通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 10:20:10 ID:???
「早く起きなさいよ!まったく、毎朝起しに来る私の身にもなってよね!」
・勝気でお節介好きの幼馴染、フレイ・アルスター

「──あら、どこかでお会いした事ありました?」
・天然気味の学園のアイドル、ラクス・クライン

「いつまで立っても子供ね、あたしがいないと何にも出来ないんだから」
・隣に住む小さい頃からの姉代わり、ルナマリア・ホーク

「シン、ギュって・・・して」
・突然出会った電波系?ステラ・ルーシェ

「先輩、一緒に帰ってもいいですか?」
・ルナの妹で自分を慕ってくれる、メイリン・ホーク

「え?遊びに連れてってくれるの?ラッキー!」
・中学からの悪友、ミリアリア・ハウ

「あなたのようないい加減な人、嫌いです」
・何故か自分を避け続ける先輩、アビー・ウィンザー

「何だよ?!わ、笑うな!私にだって苦手なモノくらいある!」
・勝気で強気、その正体はお嬢様?カガリ・ユラ・アスハ

「お兄ちゃん!また寝ぼけてるぅ〜」
・最愛の妹、マユ・アスカ

「シン!へへへ〜会いに来ちゃった!」
・ラクス?それとも別人?謎の隠しキャラ、ミーア・キャンベル

総勢10人!シン・アスカは誰のハートを射止めるのか?!


みたいなギャルゲーが出たら絶対買うよ、俺
956通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 12:21:48 ID:???
俺も恥を凌いで買うよ。
957通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 12:31:18 ID:???
このスレの住人なら絶対に買いだろ
958通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 13:01:05 ID:???
このスレ見てフレイ生きてればよかったのにって
959通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 13:38:31 ID:???
誰か作れ
960通常の名無しさんの3倍:2006/01/14(土) 16:09:07 ID:???
絵無しのノベルゲーなら作れるんじゃないか
スクリプトは吉里吉里なら齧ったことある
文章書けないから無理だけどなー
961通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 00:56:52 ID:???
ネ申ゲーだな
962通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 16:22:24 ID:???
で、初回版の特典は何なんだ?
963通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 17:44:35 ID:???
1/144ミーアカラーのインパルスディスティニーガンダム
964通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 17:50:41 ID:???
特製マウス&マウスパット
そして、初回版にしか入っていないアンケート葉書を送ると…

ナタル、マリュー、3人娘の追加シナリオが楽しめるファンディスクが貰える
965通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 19:30:47 ID:???
今日友達に借りた鮒SPのビデオをシンフレに脳内変換してみて見た
966通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 19:34:12 ID:???
>>955
買う奴多そう
これは普通に種のエロゲだ
少なくとも俺は買う
967通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 20:02:40 ID:???
「やめてよね、シン君が僕に敵うはずないだろう?」
・最凶のツンデレ、キラ・ヤマト

「シン!お前は本当は何が欲しかったんだ?!」
・髪とキラだけがお友達の電波系、アスラン・ザラ

「シ〜ン!やったな!」
・抱きつき癖のある後輩、ヴィーノ・デュプレ

「おい、ドコ触ってんだよ?このラッキースケベ」
・気さくな友人、ヨウラン・ケント

「シン、頼りにしているぞ」
・クールな美男子、レイ・ザ・バレル

「よう、坊主!ちゃんとメシ食ってるか?」
・何かと自分の面倒を見てくれる担任、ムウ・ラ・フラガ

「車に気をつけるんだぞ?」
・心配症な養父、トダカ

「このキョシヌケがぁぁぁーー!!」
・常に熱血な部活の先輩、イザーク・ジュール

「グゥレイトォな体しているじゃないか、シン」
・後輩キラーな炒飯、ディアッカ・エルスマン

「ありがとう、というべきかな?」
・性格が担任そっくりな謎の隠しキャラ、ネオ・ロアノーク


こんなゲーム出たら・・・・たぶん買わないな
968通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 20:44:10 ID:???
>>955
コ・・・コニールも追加で・・・・・・・
969通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 20:59:12 ID:???
そのメンバーに議長がいたら買う
970通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 21:35:56 ID:???
マッド・エイブズの事もたまには思い出してあげてください
971通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 21:46:56 ID:???
>>963
それよりも二人乗り、シルエットシステム搭載の真・デスティニーとミーアサブパイ時専用のサウンドシルエットを<ターン!

・・・・ へんじがない、唯のしかばねのようだ・・・・
972通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 22:48:58 ID:???
>>970
エイブスのスレは良かった
1さんが頑張って保守しててさぁ
ってか次スレどうすんの?ここで終わり?
973通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 23:07:56 ID:???
>>972
ちょっと上のレスぐらい読め
980になったら立てるという事になってる
974通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 09:06:06 ID:???
そろそろ980だね
テンプレってどうなんの?
975通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 09:24:15 ID:???
今の>1の文章と前スレのアドレス程度でよくね?
後は>2あたりで女難要因としての>831と>943を貼るとか
976通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 11:58:45 ID:???
初回限定版にはランダム封入の海洋堂製1/12フィギュア
キャラクターはメイン攻略の10人の内一人
服装はゲーム内の制服、私服、体操服、水着、ドレス、着物など
丁寧に梱包され重りで全て同じ重さにしているため抜くことはほぼ不可
ネットオークションで多額で取引されることとなる
もう一つは目覚まし機能付き置時計
豪華装飾のうえ通常の10人+隠しキャラ数名の時報と目覚まし音声が入ってる
977通常の名無しさんの3倍:2006/01/16(月) 20:30:37 ID:???
コンプしようと思ったらいくらかかるか分からねー。
o(T_T)o

さらにシークレットなんかあったら……
大人の財力でも厳しいな…
978通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 01:13:15 ID:???
保守
979通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 08:24:49 ID:???
さて、次の人、次スレ立てる人なわけだが
980通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 08:50:13 ID:???
逝ってくる
981通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 08:55:18 ID:???
ごめん、無理だった。
次の人頼むorz
982通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 10:08:12 ID:???
>>981
よくやった!
貴様の犠牲、無駄にはしない!

ってなわけで立ててくる
983通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 10:19:26 ID:???
むりですたorz
次の人お願いします
984通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 10:20:40 ID:???
行ってみる
985984:2006/01/17(火) 10:26:17 ID:???
駄目でしたOTL
折角AA改変したんで、よかったら使って下さい。


       〃´⌒☆
       !(((!´゙リ))   女 難 の 予 感 !
       |リ*゚ヮ゚ノ∩
        (つ  /  
    ,へヘ しーJ
   /〃⌒⌒ヽ  〃Y"⌒`Y"ヽ     ここはシンと絡みのない女性キャラのカプに萌えるスレです
   〈〈 ノノ^ リ))  ((((`´)))) )     前スレ↓
    |ヽ||*゚ヮ゚||  . 从゚ヮ゚*从(      シン女難スレ
    と  ⊃((_   と  つ        http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1129718066/
  , "⌒` 、 〃´   `ヽ .⌒ノメ、
 ルハノルノルi ( (( ))ノ i((( ´゙!リ))
⊂ルレ゚◇゚ リ W ´∀` W i、゚ヮ ゚lソ(
  ヽ   つ⊂     ⊃と  とヽ) )
  し―-J   し―-J   し―-J
986通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 12:26:57 ID:???
行ってみるか
987986:2006/01/17(火) 12:29:26 ID:???
シン女難スレ 第2話
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1137468492/

立てれた
988通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 13:49:15 ID:???
女難梅
989通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 14:01:57 ID:???
埋め立て
990通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 14:03:24 ID:???
埋め立て
991通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 14:05:20 ID:???
埋め立て
992通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 14:06:24 ID:???
埋め立て
993通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 14:07:53 ID:???
埋め立て
994通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 14:14:50 ID:???
埋め立て
995通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 16:05:19 ID:???
埋め立て
996通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 16:06:42 ID:???
埋め立て
997通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 16:09:01 ID:???
埋め
998通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 16:10:15 ID:???
埋め
999通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 16:11:31 ID:???
埋め
1000通常の名無しさんの3倍:2006/01/17(火) 16:12:37 ID:???
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