>>665続き
あの日からしばらくたった。私は今、春日部にいるプロのカメラの先生のもとで勉強している。
元々好きだったし、それに私は世界の美しさを撮ってみたかった。
あの日からトールの夢は見ない。それでも私は春日部を、この世界を自分の足で歩いて
カメラにおさめていく。そして改めて思う。
私はこの世界が・・・みんなが好きだ。
一応・・・みんなの中にディアッカも入れといてあげよう・・・
今日も私はカメラを持って世界を見に行く。ふとトールの写真を見る。
「トール・・・私は元気でやってるよ!!」
写真の中のトールが久しぶりに笑ってくれた気がした。
FIN