レイとステラって…もしかして兄妹なんじゃ…
戦争のない平和で暖かい世界に生きる幼い兄妹と周囲の人々の物語
前スレ1
>1 名前:理[] 投稿日:2005/07/11(月) 18:46:49 ID:Le7vdjp+
>もしかして兄妹なんじゃ・・・・。
>勝手な憶測ですが、ステラは地球軍でありながらザフトのベルトを着用してたり
>肩のマークを切り取っていたり、ザフトと何らかの繋がりを臭わせている上に、
>今回、新OPでステラだった位置が何故か関係ない筈のレイに替わってます。
>前作では、レイ役の関俊彦さんがフレイの父親演じてましたが、特に何を語られるでもなく放送は終了。
>今回、その解説を期待しても良いのかな・・・?とか。・・・無理ですかね。
>24話辺りからレイとラボの関連性も見えてきてますし、二人とも金髪、
>ネオとステラ・議長とレイの関係もなんか似てる気がしま鮮花。
2 :
人物紹介:2005/09/18(日) 15:06:36 ID:???
金髪家族 +α
レイ:プラントに住む家族想いで優しい男の子。ステラの兄
ステラ:地球からやって来たレイの妹。マイペースな性格
ラウ:レイの父親(代わり)。ザフトの軍人をしている。チャームポイントは仮面
ネオ:ステラの父親(代わり)。チャームポイントはヘルメット状の仮面。職業不明。通称ムネオ
ギルバート・デュランダル:ワカメ。通称ギル
5 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/18(日) 20:38:10 ID:c8rknBtW
即死防止あげ
>>1乙です
ついでに一つネタあるのであとでまた投下しに来ます
>>1 乙彼さんだよね。これ、差し入れのワカメ、味噌汁にでもして食べてよ
つ〜〜〜〜
>>8 いくさフサフサだからって抜いたら可哀想じゃないか
まあ、それはどうでも良いけど
>>1乙
>>7です。今日は中秋の名月とのことなのでお月見ネタ…
ちなみにおかしなところが多々あると思いますが(何故か舞台は地球っぽいし)スルーしてください。
(1/2)
「レイ、ステラ。窓の外を見てごらん」
ふとラウに声を掛けられ、二人は素直に窓際へ向かう。すると、
「わぁー…」
夜空にぽっかりと浮かぶ満月が二人を見下ろしていた。
「ああ、そういや今日は十五夜だったな」
「じゅうごや?」
二人に続いて窓から身を乗り出したネオを、ステラが不思議そうに見上げる。
「んー、お月さんが一番綺麗に見える日だ」
簡単に説明すると、レイが思い出したように付け足す。
「お月さまの上で、いまごろうさぎさんがお餅をついてるんでしょう?今日、幼稚園で聞いたよ」
「うさぎさんっ?」
「ああ。おいクルーゼ、だんご買ってあるか?」
ネオが振り替えると、すでに用意を済ませたラウが頷き二人に呼び掛ける。
「寒くならないように支度をしておいで。お月見をしよう」
「はぁい!」
レイとステラは声を揃えて返事をすると、ぱたぱたと足音を響かせ上着を取りに行く。
「月見酒、ってのもまた風情があっていいねぇ」
「貴様思考がオッサン化していっているぞ。だいたい酒は買ってきていない。」
そっけないラウの一言に即座にオッサンじゃない!と返すネオ。
ちょうどその時子供達が戻ってきたので、四人は庭へ出た。
(2/2)
「きれいー…」
「見事なものだな」
虫の鳴く声をききながら、皆で輝く満月を仰ぐ。
ステラは懸命に背のびをし目をこらして見つめている。うさぎを探しているのだろう。
そんな彼女をみて頬を綻ばせながらネオは敷かれた呉座に腰を下ろした。
「さ、だんご頂こうぜ」
「おだんごもまるくて、お月さまみたいだね」
レイがにっこり笑って言う。
「ほら、ステラもおいで」
ラウが促すがステラは天を仰いだ姿勢から動こうとしない。
「うさぎさん…みえない…」
ぽろっと溢した一言に、大人二人は顔を見合わす。レイはそんなステラの隣に向かい、遠いからかな、と同じ様に空を見上げながら言った。
そんな二人を後ろから抱きすくめ、
「よし、わかった!お前達がもうちょっと大きくなったら、月に連れていってやるからな」
ネオは陽気に言った。
「ほんとう!?」
「ああ。うさぎさんの餅つき、手伝ってやろうな」
ラウはそんな様子を微笑みながら見守っていたが、実際の月の様子を思うとその約束が果たされることは無いことに目を臥せた。
「ほんとね!ネオ、やくそく!」
しかし無邪気なステラたちの笑みを見、再び表情を緩ませる。
(だが…あの男のそんないい加減さが子供たちを健やかにしているのかもしれないな)
来年もまたこうして皆で月を見れればいい、とラウは柄にもなく空に祈った。
携帯からなので改行おかしかったらごめん。
マジで月綺麗だから晴れてるとこの人は見てみ〜。団子食いながら打ちましたww
団子食いながら見たよ。GJGJ!
ネオが、いい意味でちゃんとおっさんしてるのが良かった。
こういう大人が側に居ると、子供たちも伸び伸びと育つんだろうなあ。
お月見かわいい
うさみみ着けてあげたい
来年も再来年もずっとずっと、皆でお月見できたらいいね・・・・。
ありがとう。優しい気持ちになれたよ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
うさぎさんを頑張って探すステラかわええ…vv
>>17 >来年も再来年もずっとずっと、皆でお月見できたらいいね・・・・。
そんな切ない事言うなよ…。・゚(⊃Д`)゚・。
hosyu
少し前のことだけど、ぼくはぐうぜんラウとギルの話をきいた。
ラウはこう言ってた。
『こんな私の生に価値があるのなら』
ほかの話はよく覚えてないけど、このときのラウの言葉だけは
今でもはっきり覚えてる。
「生」が「生きる」の意味だってこと、ぼくは知ってる。
だから、おかしいなって思った。
ラウの言い方だと、まるでラウが生きてることに価値がないみたいに
聞こえて。
ラウがなんでそんなことを言うのかわからなくて、
なんだかすごく胸がもやもやしたから、ぼくはムネオに聞いて
みようと思った。
「ムネオ。生きるって、なに?」
ムネオはびっくりした顔でぼくを見た。
そして、どうしてそんなことを聞くのかとぼくに言った。
ぼくがあのときのラウの言葉とぼくがどう思ったかを言うと、
ムネオは一度まじめな顔になってから、少しだけ笑った。
いつものからかうみたいな顔じゃなくて、ムネオの顔はやさしかった。
「レイ。お前は、生きることに価値があると思うか?」
ぼくがうなづくと、ムネオはつづけて質問をしてきた。
「どんな風に?」
ムネオが言ってる意味がわからなくて、ぼくは首をかしげた。
どんな風って、言われても・・・。
ムネオはしゃがみこんで、ぼくと同じ目の高さになってから、言葉を
えらぶみたいにゆっくりとしゃべった。
「レイ、俺もそう思うよ。生きていることには価値がある。
・・・・・じゃあ、生きることの価値ってなんだろうな?」
ムネオはぼくの肩にぽんと手をおいた。
「レイは、どう思う?」
ムネオのしつもんの意味はわかったけど、
ぼくはどう答えたらいいのかやっぱりわからなかった。
生きる価値ってなんだろう。
どうして価値があるといえるんだろう。
ぼくはだまってしまったけれど、ムネオはなんにも言わないで
まってくれているようだったから、ぼくはじっくり考えようと思った。
価値とかむずかしいことはまだよくわからないけど、
ぼくは生きていてよかったと思う。
それはラウやギルやステラやムネオやシンや・・・みんながいるからだ。
色んなことがあるけれど、まいにちとても楽しくて幸せだと思うから。
そんな日が、次の日も、また次の日もつづいているから。
「明日が・・・・・」
そうだ。
ぼくがいて、みんながいて、今までがあって、今日があって、
そして――
「明日が、あるから」
思ったことをそのまま口にすると、ムネオはにっこりと笑った。
「それがレイにとっての『生きる価値』だ」
「ぼくの?」
「そうだ。これに正しい答えなんてない。
レイだけじゃなくて、俺やステラやラウ、それぞれにそれぞれの
答えがあって、そのどれもが決して間違ってないんだ」
ぼくが考える『生きる価値』はこれだって、ムネオは言う。
なんとなくどこかちがうような気がちょっとしたけれど、
でも今のぼくはそう思うんだからこれでいいと思った。
そう言うと、ムネオはまんぞくしたみたいにうなづいた。
そして、ぼくの頭に手をおいた。
「ラウは価値がないといっていても、レイはラウの生にも価値があると
思うんだろう?だったら、それをラウにぶつけてこい。ラウにはラウの
答えがあるだろうがレイの答えはレイにしか言えないんだから」
ムネオの言ってることはやっぱり全部はわからなかった。
でもぼくも、それはラウに伝えなくちゃいけないような気がしたから
首をたてにふった。
ムネオは、ぼくのかみをくしゃっとなでた。
「ラウ、『生きる価値』って、わかりますか?」
ぼくが聞くと、ラウはふしぎそうな顔でぼくを見た。
・・・・・ぼくの中には『こたえ』がある。
それはもしかしたら、ラウとはちがうかもしれないけれど、
でも、ぼくの『こたえ』はぼくにしか言えないんだってムネオが言って
いたことを、ぼくもそう思うから。
「明日があること、です」
ラウはびっくりしたような顔でぼくを見ていて、
ぼくはそんなラウを見上げていた。
ラウから目をそらしちゃいけないって、そう思った。
「明日があるから、生きてる。ううん、生きてるから、明日がある」
今までだけじゃなくて、今日だけじゃなくて、
ずっとつづくから、生きてる。
「ラウは生きてるんだから、生きなきゃいけなくて、ぼくはラウに
生きてほしくて、それは明日があるからで・・・・・・あれ?」
なんだか言っていることがわからなくなってしまった。
ラウに伝えたいことはたくさんあったはずなのに、おかしい。
でも。
「でもっ、それは、とってもステキなことだと、思いませんか?」
ラウは、どうしてだろう、目をほそめてぼくを見ていた。
まるでまぶしいものを見るみたいに。
「――そうだな」
ラウは笑った。
「生きて、レイと共にあって、そうして明日を迎えることが
できるのなら、それだけで、この生が価値あるものになるのかもしれない」
ラウは、あのとき似てるけど全然ちがう顔で笑っていた。
このとき、ぼくの頭の中はぐるぐるしていて、だけどラウがみとめて
くれたってわかって、それが嬉しくて。
ほんとうはもっと、きちんと伝えなきゃいけないことがあったような
気もするけれど。
でも、ラウがこんな風に笑ってくれるならこれでもいい気がした。
価値とかそんなことは、やっぱりよくわからないけれど。
ラウが、生きていて幸せだと思ってくれたらいいと思った。
だってぼくは、今がとっても幸せだと思うから。
レイ…!(´Д⊂)
GJ!超GJ!!
泣かせるなよ授業中なのに…゚・( ´Д⊂ヽ・゚・
GJっ!!
めちゃめちゃ切なくなった…レイ…
本編とのリンクもあって凄く感動した!!超GJ!!
>>20-
>>23 これが神か…
超GJ!!
>>25 ( 0M0)ナニヤテンダ!!
やべぇ…48話の後にこれは色々きつすぎる…
あー、もうレイちょっと勘弁してくれ(ノД`)
神マジGJ
号泣しますた。・゚・(ノД`)・゚・。
レイ・・・そして、ラウ・・・
なんかもう色々と込み上げすぎて言葉にならない。
ありがとう、神。
31 :
20:2005/09/22(木) 01:15:51 ID:???
ムネオ「ほら、格好良いだろ、俺? 前スレじゃあ散々だったが、なんたって
俺は不可能を可能に・・・・じゃなくて、た・い・さ、だからな」
レイ「・・・・・・・」
ムネオ「レイ?」
レイ「・・・・口はわざわいのもと?」
ムネオ「は?」
ラウ「余計なことを言うな、ということだろう。
黙っていれば好印象で終えられたものを・・・・・やはり愚かだな、人は」
ムネオはやっぱりムネオみたいです。(by /レイ)
>>31 ムネオカッコヨス…と思ってたのにwwww
>>31 結局こういう形で終わるムネオが相変わらずで愛しいよww
あげます
>>20-
>>23 俺、一週遅れ組だけど、これ思い出しながら本編見るよ・・・
これだけで感動した。GJ!
36 :
レイとステラ:2005/09/23(金) 18:49:44 ID:???
ステラ「う……ひっく……」
レイ「ステラ、こわい夢でもみた?」
ステラ「…ゆめ、くろいの。みんな、いな……うぇぇ…」
レイ「だいじょうぶだよ、ステラ」
ステラ「うぇ…?」
レイ「ムネオも、シンも、ラウも、ぼくも、みんないるから。
ずっとステラといっしょだよ。だから、だいじょうぶ。ね?」
ステラ「う…」
レイ「ステラ?」
ステラ「……うぇぇぇい!」
がばっ
レイ「えっ、ステラ?」
ムネオ「……おい、なにしてるんだお前たちは」
一体なにがあったのやら。
ここの職人さん達はいい人だな!!
見ていて癒される!
つД`)
保守
ほす