最終回
アスラン「なんだ?あれは?」
そこに現れたのは最終兵器だった
ラクス「これで終わりですわ」
シン「何なんだよ!!お前!!うらぁー」
ラクス「邪魔しないでいただきたい、今までありがとう、キラ、でももういらないわ」
キラ「ラクス…目が見えないよ…どうしたんだろ…僕…」
光は戦場の全てを一気に包み込んだ
ミネルバやAA、ザフト全軍があっというまに消滅した
デュランダル「いかん!!あれを早くとめるんだ!!」
ラクス「フフフ…」シン「貴様!!お前だけは生きていちゃいけない奴なんだ!!…」
地球に核が放たれる、地球に住むカガリやオーブのみんなはもう生きていないだろう
アスラン「どうしてこんなこと…」
続いてラクスの兵器から放たれた光がプラントを赤い輪で囲んだ
不思議な感覚だ、ほんのちょっとだ、その間にプラントは消えてしまった
デュランダル「そんな…ここで終わりか…」
ラクスへと突っ込んで行くシン、アスランがラクスを庇った、しかしアロンダイトはそれを貫いた
やっぱりラクスのことを忘れられないのだろうか、アスランは笑っていた
ラクス「ありがとうアスラン……」
シン「ちくしょう……」
ラクスの兵器から再び光がシンに向けて放たれた
そして……
ラクスは一面真っ白の空を見上げて動こうとしない
盲目のキラが一人ぼっちで永遠に広がる雪の銀世界を歩いていった
キラ「これが君の望んだ世界なの?」
春はやってこない
完