連合サイドでデス種作ろうぜ

あまりに不遇すぎるよ、ファントムペイン

2

>>1
痔エッジの連合側をつくるってことか？

スティング「さぁて明日はザフトの新型強奪だ」

誰か連合に救いを

とりあえず糞ネオがいなければおｋ

ネオはいないと話作りづらくない？
最近の半ムウはダメでも序盤のネオは良かったと思うんだが。

ネオは良いが
ムウが駄目なんだよ

ムウなんてもはやタダの軟派野郎だもんな

ふらがは前作で死んでたらよかった
今じゃ種４９話のムウ死亡シーンがアホみたい

幼少から？アーモリー新型強奪から？
どっから話進めてくの？

強奪からじゃない？やっぱり

兄さん視点だと話を進めやすい
ステラはつかめないキャラだから難しそうだ

ニダーの良いところを出してやってほしい

イアン　出したいな

イアンといい、ガーティのイケメンクルーといい、
連合は何気においしいキャラ、設定が多い

ガイア、カオス、アビスの活躍を増やして欲しいな。
特にカオスは・・・

カオスはやられまくりだったな

水中戦が多かったからニダは結構出番あったけど、カオスが…
あとオクレBWエピソードｷﾎﾞﾝ

しかしムラサメにやられるのは予想外だった・・・

>>19
ＢＷってなんの略？

とりあえずあげ

マジレスするとブロックワードの略

>>23
ありがと
そんなのあったの忘れてたなｗ

ムウは良く被弾してたしな。
キラなんか魔乳に」回収頼む余裕すらあったし。

オクレのBWは負けるとか、弱いジャマイカ？
やたら戦闘力で負けてると事か、おまえは俺が！！(倒す)とか
戦うことに拘ってた。

アウルなんだっけ？
母親だっけ？

ブロックワードは
ステラ→死
アウル→母さん
オクレ→不明
だったな。

兄さんは「独り」がBWのような気もする

ＢＷって、なんであんな身近な言葉なんだろうな
アウルとか、自爆したりしてたし

アウルって自分のBW知らなかったのか？
それともあれはついとっさに言っちゃったのか？
どっち？

>>31
１話だったか　アウルがステラのＢＷ言ってたときあったよな？
そんな感じだから　知っているんじゃない？

オクレのＢＷ、「弱い」な気もしてきた

>>31
ネオ「念のため教えとくぞアウル。おまえのブロックワードは『母さん』だ」
アウル「かあさん…？（ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ）…うわああああああ！！母さんが、母さんがァ！！」
イアン「なんですかなこれは。新手の新兵イビリですか……？」

ＢＷって不便だなｗｗ
なんのためにあるのかよくわからんｗ

旧連合３馬鹿よりは正常な３人にＢＷつけてもなあって思う

頂戴賛成！！すげぇ良スレだよ！！
連合大好きな漏れは、ここを禿しく応援するよ！

１話の強奪してから、シンのPASTみたくラボの話とかするのはどう？

もっとセイバーＶＳカオスをやって欲しい。
フリーダムが邪魔したせいでセイバーは・・・

はっはぁ！もらったぜてめぇら！
はっはっは！最高だぜこりゃ！

普段よりテンションの高い台詞は撃墜フラグ

ガイアvsザクウォーリアで、恐ろしい女の戦いをｷﾎﾞﾝﾇ。
ステラもルナも、戦うシーン少なすぎ。
てか、ガンダムなのに、全体的にＭＳの活躍無さ過ぎ。
もっと、ＭＳ見たい！ＭＳ同士の戦い希望！

おもうに最序盤の、ワケ分からんなりにキチンとキャラの立っていたネオ＆強化人間たちをベースに
話を前後に膨らませてゆけばいいんだろうな

大筋を本編に添った形にするのかどうかはともかくとして。

ＢＷがそれぞれどうして、その言葉になったのか。
そういうのをちゃんと描いて欲しい。

それに、前作（無印）がコーディー（しかもスーパー）主役だったし、
今作はナチュラルか強化人間主役でも良かった希ガス。

ていうか、ネオってやっぱムウなの？
ムウのクローンとか信じてるんだが・・・やっぱムウなの？
種の４９話のあのシーンの意味って・・・
ゲームでも再三、再現されてるあのシーンって・・・一体・・・

一話はアーモリーワンでの新型強奪がいいと思う、もちろん連合視点で
でもラボ時代の話とかBW関連のことも広げていきたいから
そこはここの住人で話を固めていけばいいんジャマイカ

アビスは活躍あったけどガイアカオスは悲惨な扱いだったのでもっと戦闘シーン欲しいな

>>42
＞ていうか、ネオってやっぱムウなの？
あの爆発で生きてるフラガは凄い。
あの調子なら、ナタルとムルタも生きてそうｗ

ぬっちゃけ、１話は面白かった。
漏れ的に、お気に入りに入る。
あと、連合贔屓だと『ｲﾝﾄﾞ洋の死闘』らへん。
これでアビスは活躍できてたよな。

でも、やっぱガイア＆カオスは活躍が少なかったな、うん。
ガイアは宇宙と水上でしかまともに戦闘できなかったからな。
性能を活かしきれなかったのかも…

リー艦長っつーかガーティも出したい

カオスｖｓセイバー
ガイアｖｓガナーザク
ネオinウィンダムｖｓインパルス
ネオinエグザスｖｓザクファントム
アビスｖｓミネルバor海中ザクズ

>>46
カオスセイバーは是非また見たい
女の戦いも

インド洋の海上にて激しい機動戦を繰り広げる２つのＭＡの姿があった
可変機モビルスーツ、セイバーとカオスであった
「えぇい・・・これでは反撃もままならない・・・」
赤いモビルスーツ、セイバーを駆るアスラン・ザラは目の前の敵に劣勢さえも感じた
その緑の機体、カオスを操るのは
「はっ！とうとう隙を見せたな、新顔！！」
ファントムペインの一員、スティング・オークレーであった
彼は、セイバーの動きを捉えると、背中の機動兵装ポッドのロックを合わせた
「もらったぜ！！」
「くっ、そうは・・・！」
セイバーは変形をとき、１対のヴァジュラビームサーベルを抜きそれ立ち向かう・・・


駄文スマソ

BWって、一種のトラウマみたいなもんだと思ってた
ステラのザフトベルトも謎だし「死｣と絡んで過去になんかあったんだろーなと思ってたのに
何の説明もなく死んだな
いったいファントムペインってなんだったんだろうってくらい扱いひでーよorz

保守

俺的には「インド洋の死闘」でクオリティの低い戦闘シーンが確立されたと思ってるんだが…
ミネルバ４人とファントム４人がＭＳでじゃれあってて帰る時間になったからアウルが怒って潜水艦沈めましたみたいな。
セイバーはくるくる回ってばっかだし、ウィンダムは相変わらず蚊トンボだし。

>>51
俺もそう思う

地球におりてから強さ基準がおかしくなってた気がする
アスランなんて「シン！シン！」くらいしか言ってなかったし

そういやなんでファントムペインはガンダム強奪したんだろ？
「公式発表前日のインパルス破壊作戦」で始めればよかったのに。

だよなぁ
今となってはもうカオスアビスガイアなんてなくてもよかった感じだしな
本編に沿わなくてもいいからその辺も考えた方がいいかも試練

連合サイドってことは、ザフト（ミネルバ組含む）はとりあえず、『敵』として描いて構わないわけだろ？
じゃあ、そもそもアーモリーワンで作られてたガンダムやミネルバ自体が、ザフト側の条約違反の産物で
その実態を暴くために潜入したのがファントムペイン。

が、隠密作戦が途中で失敗したために『証拠』のガンダムそのものを奪って逃げるハメになって、
条約違反の証拠をなんとしても消し去りたいザフトが差し向けたミネルバの熾烈な追撃を受け続ける、と。

地球に降りてからは、毎回毎回インパルスらとドローの戦いを繰り広げるんじゃなくて、
ザフトが続々と繰り出してくる新旧の量産型部隊を相手に各地を転戦したりするとよいね。

連合の３Ｇがちゃんとそれぞれ適材適所で活躍できること。
ＢＷ等の強化人間たちについて詳しく描かれること。
あくまでも　連合　対　ザフト　が良い。
オーブは戦禍を広げる存在だから、あまり入ってきて欲しくない。

そうだな。オーブイラネ。
1サイドすらきっちり描ききれないクソ脚本家が連合、ザフト、オーブの3サイドを描く事自体無理だったんだよ。
おかげで話が大混乱、キラきゅん出すために最近はAAサイドばかりという始末。
まともな連合対ザフト主体の話がみたかった。　

>>57
＞まともな連合対ザフト主体の話がみたかった。

同意。
本当にオーブとＡＡのやってることは、意味不明。

じゃあオ−ブとＡＡは出さないってことでいいよな

それでいいだろうな
ＡＡはストーリーに入り込むとおかしくなる

ファビョらない議長を頼む
ジブリールも賢くしてくれw

個人的に盟主はムルタの方が良かった。
ムウがあの爆破で生きてるんだから、ムルタ生きてるだろ？

ジブリは戦争＝金儲けにしか見えなかった。
ムルタは戦争＝コーディーを滅ぼすに見えてわかりやすい。
ムルタが盟主で、ジブリ副盟主でいいよｗ
そのほうが　連合　対　ザフト　に見える。

ていうか、ジブなり後ろの爺さん連中なりのどっちかがもっと大物っぽければ問題なかったんだがなｗ

存在感や威圧感がある敵キャラがいないのが問題。
あっさりと捕まって、殺されてたからな。＜後ろの爺さん連中

age

タイトルバックは何ガンダム？

カオス・アビス・ガイアの３つ１セットで

いや、ここは敢えてカオス単体でｗ

ちょｗ　毎回換えるのもありかな

第１クール→宇宙が舞台だから、カオス
第２クール→海上戦が主だから、アビス
第３クール→（多分）陸上戦を主にして、ガイア
第４クール→最終兵器、デストロイ

なんて、どう？
２クールと３クールは戦場設定が曖昧だが；

毎回変えるのいいな！

ありきたりだが三人のうちの誰かが途中で連合を裏切るのもありかも試練

タイトルバック、第４４クールにデストロイ…怖っ！！
今までにないから、そこがまた良いかもしれんなｗ

↑スマソ。
テンパった。

〇第４クール
×第４４クール

な。
第44クールってなんだよ、自分。
ﾃﾞｽﾄﾛｲにやられてくる…orz

>>72
連合サイドどころか
IFになってしまうｗ

デストロイ（inステラ）の話は２〜３話ぐらいで描いて欲しい。
呆気なさ過ぎだからな、あの話は。

最終話でオクレ兄さん散るのか？
そんでＩＦか後日談でオクレ主役とかｗ

>>76そのスレは既に存在してるよ

>>76

つ【スティング主人公でオリジナルの話作ろうぜ　第二話】
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1125289989/

じゃあオクレだけ生き残る→スティング主人公で〜のスレに繋がる
って形にしたらどうだ？

綺麗に繋がるようがんがろうぜ！
オクレが生き残ること超希望！

4クールでステラだけデストロイで
カオス改とアビス改がシンがルナを守るみたいな感じでステラを守るとか。

AA、オーブは出すな。スイスみたいに中立公平非武装。
連合三人の馴れ初めが少なすぎ、前連合三人のカットあっても善い。
ムねお出すな。出すならムルタの親族、親友。
ガーティルゥを大気圏内も使えるように汁。
アビスガイアカオスの改良型あっても善い。
破壊弱すぎ
ツン強杉で連合キャラ死ぬなら新キャラ、新Ｇキボン。
キラは量産機でおｋ
凸は痔あぼーんで遺作説得カガリと決別
レクイエムでアプリプリス直撃。連合完全圧勝で凸セイバー発進。

>>81
レイは？

ネオは最初のキャラでいけばよくないか？
ＡＡでてこないなら連合裏切ることもないだろうし

三人の戦いをサポートするナチュラルのエース級パイロットもいる。

ネオがいれば十分じゃない？
ネオ「ステラ、お前は左」
ステラ「わかった・・・」

定期的に薬物投与の設定はいらなくないか？

要らないね。

ガンダム面のウィンダムパイロットが主役、当然生粋のナチュ
ライバルはジュール隊とオリジナルキャラ

1クールは開戦前、新型MSパイロットを目指す新兵、レナやモーガンにしごかれる
２クールは開戦のジュール隊との死闘、L１宙域攻防戦
３クールはロゴス打倒宣言によるザフトとの限定的共闘
４クールはオーブとの共闘、AA隊の支援、ライバルとの決戦

ファントムぺインが主役じゃないのか？

NTネオが主役
強化人間との心の交流もあり、最終話らへんで記憶が戻るのもありw

ナチュラルもやるよってところ見せてくれ

一話の三人はナチュラルでもやるぜ！って感じだった

主人公はコーディーとの能力差に半ば絶望しているブルコスパイロット
前大戦でザフトに故郷と焼かれ家族を失う

単機ではキラとかに瞬殺される程度の能力だが、
徹底したフォーメーションで前大戦を生き延びた
率先して卑怯な戦法を取るが、それは性格ではなく
コーディーとの実力差を良く知るためであって、本心では望んでいない

強化人間三人に対しては最初はコーディーの同類だとその存在を認めないが
その力が代償を伴うモノだと知り、次第に感情移入していく

ステラに対するシンの行動に戸惑ったり、ザフトを圧倒するデストロイに希望を見たり、
街を焼くブルコスに疑問を持ったりして最終的にはほんの少しコーディーを認め、
ブルコスを捨てる。

三人組が主役のスレじゃないのか…なぁんだ

>>95
連合サイドだからな
これが　ファントムペインサイドってなら３人組でも良いかも試練が

>>1にはファントムペインとあるからてっきり3人組主役かと思った

それじゃあ　仕方ないな

>>1にファントムペインってあるから、
ここはオクニダステネオがメインじゃないのか？

だよな
途中までそうゆうふうに話が進んでるし
三人は強化人間といえどナチュラルだからよくないか？

無理にオリキャラとかあんま好きくないな…。
↑の方にある、オクレが生き残って、アフターエピソードが見たいし、
何よりカオス、ガイア、アビスの出番が見たいから、オクレニダステラの連合トリオがイイ！
オリキャラが欲しいなら、３人をサポートする普通のナチュラルで。サイやトールみたいな感じ。
（ただし自ら軍に志願。巻き込まれたから、成り行き入隊とかは無し）

あと、オクレがデストロイでやられるのがラストになるならば、
その前に３Ｇを（改）とかカスタマイズとかにするのも良いかも。
むやみやたらに乗り換えじゃなく、あくまでも原型留めて性能を上げる感じに。

ニダの死はもっと色々補完していきたい
シンにやられるにしてもキラがそもそもでてこないからどうすればいいんだ？

>>102
こっちは別に出てきても構わないんじゃね？

とりあえず一から考えてったほうがいいと思うが
最初だったらまず新型Ｇ奪取から、とかさ

小説版のニダの死は泣けた

ニダあぼんの心情は小説版まんまでいいな
つーかベルリンからヘブンズベースまでのオクレ補完が欲しいところ

>>104
開戦の大義名分（ユニウスセブン落下事件）すらもまだないあの時点で
何をやりたくてアーモリーワンを襲ったのかっていう合理的な理由付けが欲しいところだな

なんか未だにそこってわかんないまんまだよな…
連合は謎が多すぎる
なんで新型奪取なんてしたんだっけ？

>>62
なるほど、だったらこのダムAのＲ平コメントも入れてストーリーを考えて見るか。


そしてきっと49話あたりでオルガが生きていて出てくるんですよ。
ストライクカラミティでキラたちに借りを返すと（笑）。
で、俺（オルガ）は薬が切れて死んでいく。
ムウさん生きいてるんだから、俺も生きてますよ。
コックピットも切られてないし、ヘルメットも割れてなかったし、
今のエンディングにも登場してるしね（笑）。
(ダムA10月号より抜粋)

そろそろまとめないか？
沢山の意見があって良いんだが、お馬鹿な俺にはわからなくなってきた。
それにこのままじゃ、段々収拾がつかなくなる希ガス。

とりあえず、主役は新連合のオクレ・ニダ・ステラの３人？
それとも、一番最後まで生き残るオクレ視点？

三人主役でオクレ主役物語に繋がるようにする感じだ

まとめてる最中に失礼。
３人のラボについてだが…
旧連合３人ってラボに居たよな？（クロトのデータがあったから）
でも、旧連合って、確か死刑囚設定だったはず。
死刑の代わりに生体ＣＰＵになって、
ラボでインプラントやらの強化人間処置を施されたのかな？

だとすると、新連合の３人は？
死刑囚にしては幼すぎだし。
オクニダステは、孤児→連合が保護→ラボ＝強化人間でいいのか？

多分そうだと思うよ
小さいときから三人一緒にいたみたいだし

出身地はバラバラでも、それぞれ成績がよく最初はライバル視。でも次第に仲良くなっていく。
もしくは、ステラやニダの面倒を兄さんが見ていって、次第に懐いてく。
みたいなのがいい。

あと、三人主役で、オクレ主役物語に続いていくのに賛成！
やっぱ、この三人がメインでこそ、ファントムペイン救済になると思う。

もしかしたら三人グループだったかも試練

>>115
３人グループ性で、成績悪かったら消されていくとかか？
残酷だが、強化人間らしい。
グループの監視員がニダのＢＷの母さんとか？

グループなら、１話の肉弾戦の連携のよさが納得できる。
幼い頃からの訓練の賜物？

>>112
旧三人組の設定も公式HPにファンが問い合わせてみた所
身寄りのない孤児で公式決定だそうだ。

>>117
乙華麗様！
じゃあ、連合Ｇﾊﾟｲﾛｯﾄは六人とも全員『身寄りのない孤児』でいいよな？

立てたの俺なんで・・・訂正しとくわ・・・
>>1のコメントの通り、俺はファントムペインサイドって意味だった、すまん

確かにこれは俺のミスかな？

>>119
良かった、これでハッキリした。

このスレは、ファントムペインを主役に、
話を創作していくスレにケテーイ！

>>116
多分そんな感じだろう、殺し合いしてる場所だし
ステラはナイフ、ニダは銃、みたいに特性もあったし

三人が幼馴染みか…いいな。兄さんに禿しく懐いてて欲しい。（特にｽﾃﾗ）
本当にラボの話を入れて、実現したいよ。
三人とも呆気なさ過ぎだったからorz

兄さんのBWって『弱い』って話を聞いたが…これ本当？
BWってトラウマが引き出すのかな？
ｽﾃﾗがｼﾝのことを『強く印象付けられてる』って白衣の人言ってたし。
揺り篭に入る強化人間は、記憶が覗かれるのか？
脳に機械でも埋め込めば可能か？

＞脳に機械でも埋め込めば
ありそうだな

3人で1グループだったんじゃなくて
それぞれの分野でトップだった3人が選ばれたんじゃないか？
ニダは銃で、ステラはナイフで、オクレはＭＳ。

ラボの強化人間の候補生(？)全てに機械埋める手術してたら、予算がいくらあってもたりない。
だから、ラボを出て連合に所属する際に脳に機械を埋め込むのは如何なもんかな？

ＢＷをどうするかは、本当に考えつかない・・・
判る範囲が『死』と『母』だから、共通性を見出だせないorz

オクレのBWは「独り」な気がする
他の二人よりもしっかりしてるので自爆とかはなさそうだな
スティング主人公で〜のスレでもそれでいくとか言ってなかったっけ？

あと小説では各MSの適正で三人が選ばれたと書いてあったけど、
ラボでのトップ三人ってのも面白いと思う

>>124
C.E.での戦争は主にＭＡやＭＳが戦力だから、ナイフや銃ってそこまで重要視されるかな？
あとＭＳ・ナイフ・銃だけが訓練内容じゃないとｵﾓ。
ｻﾞﾌﾄのｱｶﾃﾞﾐｰみたく爆薬処理とか軍人としての、最低限の訓練はもやるんでないかい？


辛口でスマソ。

某所に、オクレのBWは実は無いって説があったな。
オクレにもトラウマ的なものはあるんだけどそれが「孤独」で、
アウルやステラが共に居る事で安定してた。だけどその為二人が居なくなった事を
オクレが認識してしまったらオクレは精神崩壊状態（BW発動状態）になってしまう為、
ネオは誰かが居なくなる度に存在してた記憶そのものを消すしか無かったという…。

これ結構いけるんじゃね？

>>129
それイイ！
何そのナイスな設定！！
思わずあげ。

>>128
まあ総合的な戦闘能力で選ばれるんだろうな。
どう見ても細かい思考能力が数段劣るステラが選ばれているところを見ると、
純粋な戦闘能力で言えばステラが三人中（というか全候補者の中で）最強だったのかも知れん。

だから強さにこだわるアウルが、「バカなくせに！」みたいに
ステラにちょっと面白くない気持ちを抱いてたとか。

ところで誰も小説とか書かなそうだから俺が書いてみてもいいか？
実は半年前くらいに連合補完小説書こうとして挫折したんだが、
ここの皆の意見読んでるとまた書きたくなってきた。

頼む
俺は意見は出せるが小説っぽくできんので

自分も意見は出せるが、小説は無理だからお願いしまつ。

ふぁんとむぺいん

ニダ専用ダガーとか出してくれ。

>>129
それ、本当にイイ（ﾟ∀ﾟ）!!
ならば、まだ記憶があった頃…

――ｼﾝｽﾃの出会いの回。
ｵｸﾚ「ステラ！アウル、ステラが帰ってこないぞ!?」
ﾆﾀﾞ「まだ日が沈んでねぇし、待ってりゃ帰ってくんじゃねぇの？」
ｵｸﾚ「この馬鹿！心配だから探しに行くぞ！」
ﾆﾀﾞ「マジ？」
ｵｸﾚ「ほら、乗れ！」（既に車庫から車を出し済）
ﾆﾀﾞ「心配症ってんじゃね？そういうの」

とか有りか？
すまん、ギャグになってしまった。

アビスがロストの報せがあったとき、兄さんまだニダの記憶あったよな？
>>129通りならＢＷ発動だな・・・
そして記憶消去か・・・切ない・・・

ステラの水槽とかニダのペンダントとか見て「何だよ、これ」とか冷たく言うのかな・・・（つД`）ﾟ｡ﾟﾆｲｻｰﾝ!!!

>>131
なるほどね、それいいな

イアン艦長にも救いの手を！

イアン艦長の「回避ーーっ！」は嫌いじゃなかったな
やっぱり艦長は年増がいい

>>129
兄さんがヘブンズベースで妙にハイテンションだったのも
孤独がBWで
二人がいなくなったのが無意識に作用してたって考えられるね

ﾜｸﾃｶしてきまつた

ところで小説書くとしたらどこから始めればいいの？

>>129
BW自体は存在しなくて、トラウマを呼び起こす状態が「孤独」か。
悪くないな

>>144
小説の始めはラボ時代にするか１話にするかだな
常夏を出したいんならラボ時代からの方が絡みは上手くいくんじゃないか？

>>146ラボ時代の話ってスティングスレにもあるよね
サイドストーリーって感じで

BWがﾄﾗｳﾏ的なものだとしたら、ｱｳﾙのお母さん的存在だった監視員が
なんらかの形で死んだかしてそのｼｮｯｸでそれがBWになったんじゃないのかなぁと
ﾌﾗｯｼｭﾊﾞｯｸしてた回でｵﾓﾀ

改行してない挙げ句日本語変だorz

携帯からなのか知らないがいらん所まで半角やめろよ
すげー読みにくい。常識というかマナーだろ？

小説版だと、アウルは死亡直前にステラのことを思い出し…
『ずっと一緒に、３人で戦ってたのに。 』と言っている。
『ずっと』ってことは、やっぱラボの頃からｼﾞｬﾏｲｶ？
それとも新型Ｇ強奪からなのか？
『ずっと』って一般的にどん位の期間だ？

>>150
読まなきゃいいじゃん。マナーてｗ

三人は幼少の頃から一緒にいた、と小説に書いてあった気がする

>>153
今一巻読み終わったんだけど、「幼い頃から男も女もなく育てられた」って記述があったな。
まあこれだけだと、三人一緒に育てられたって意味なのか性別無視の環境で育てられたってだけの意味なのか分からんが。

>>154
性別無視で育てられたんだろう。
男女の認識も希薄だったんじゃないかな。
そう考えてみるとステラのオクレ＆ニダとシンの認識の違いがよく判る。

オクレ＆ニダ・・・兄弟
シン・・・初めて異性として認識した存在

今ちょっと小説版をあさって調べてみた。小説より抜粋

27話（だと思う）アウルとスティング出撃の時
『ラボから"ファントムペイン"にスティングと配属されてから、
　ずっと２人でやってきたんだから』

ラボではチーム戦じゃなかったのかな。
やっぱり効率で３人が配属されただけか

アウルBW発動シーン　ステラの心情より
『女の人はほかにも何人かいたけど、アウルはその人だけを「かあさん」と呼んでいた。
　アウルは「かあさん」が大好きだった････。』

ってところからすると、お互いの存在は知ってたのかな？
そこまで親密ではないが前から知っていた、みたいな感じ

男女のヤツはココだな。序盤あたりでガーティで３人がパイスーに着替えてる時
『〜〜とステラは思い出した。気にせず黙々とパイロットスーツを着込む。
　スティングたちは彼女を見もしない。
　ずっと男も女も関係なく育てられてきた彼等だから、お互いが裸で立っていようとなんとも感じない。』

やっぱ性別無視だったんだろうな。
意識しだすと強化人間としては邪魔な感情がうまれるからじゃね？
それと長文スマソ

書いてみますた。こんな感じでいいか？沖縄基地出したのは俺のただの好みだスマソorz
沖縄の海マジで綺麗だからステラにも見せてやりたかったんだ…。


ブルーコスモスが大西洋連邦軍内に幾つかの機密施設を所有しているという事は、ついこ
の間「大佐」という階級を賜ったばかりのネオ・ロアノークも噂では知っていた。
が、まさか自分がそこの人間と仕事をする羽目になるとはと、ネオは少々の戸惑いを感じ
ずにはいられなかった。

先の大戦では、中立国のオーブがその技術力をもって連合のＭＳを製作したが、しかしそ
れがザフトへと漏れて、揚句にはＭＳ数体がザフトに奪取さた事はネオの記憶にも新し
い。そして今度は、戦闘からの非難の為にプラントへ移住したオーブ国民がザフトでその
技術を発揮し、最新型ＭＳの開発にまでこぎつけているという、何とも皮肉な報告を諜報
部から得たのは最近の事だ。では、今度はこちらがザフトから奪うのが道理だろう？と言
う画面の向こうのブルーコスモス盟主の笑みがネオはどうも好きになれなかったが、しか
し言っている事には同意していた。
「ニッポンのオキナワ基地に、既に準備は始めさせている。私の管轄からも、有能な兵器
と人材を提供しよう」
ロアノーク大佐もオキナワへ行って部隊と合流し、そこで作戦を練りひと月後にはザフト
のＭＳを奪取せよ、というのがネオに与えられた命令だった。
「何でわざわざオキナワなんです？」
というネオの問いに、盟主はただ「あそこは目立たないからだよ」と簡潔に答えた。確か
に、あの基地は小さく目立たない。今回の様な隠密な計画にはもってこいの場所だろう。
にしても。
（ブルーコスモスの怪しい施設から来る人間ねぇ…）
一体どんな奴が来るのだろうかと、ネオは期待半分、不安半分といった気持ちで盟主との
通信を終えたのだった。

上の続き。

奪取予定のＭＳとの適性、兵器としての実力、そしてチームワーク。
それら三つを考慮した上で今回選ばれたのがスティング、ステラ、アウルの三人だった
が、しかし当の本人達がそれを知る由は無かった。
このラボで生き残り「成功体」として認められた者は、遅かれ早かれ軍へと送られて使わ
される。
今回もその一例でしか無かった。

「スティング、アウル、嬉しい？」
与えられて間も無く、呼び慣れ無いその名を呼んでステラは二人に尋ねた。
とうとう自分達三人も軍へ行くのだと聞かされたのが今日。明日には出発するからと、研
究員からは軍服と名前（それまではナンバーとしての固有名詞しか三人とも持ってはいな
かった）、それと実際に見てはいないが軍籍が与えられた。
「あったりめーじゃん。なぁスティング。ステラは嬉しくねーのかよ」
やはり何処か機嫌の良いアウルが、僅かしかない荷物をバッグに詰め込みながら応える。
「……ステラも嬉しい、けど」
ステラは釈然としなかった。嬉しいか嬉しくないか、と訊かれたらは嬉しいのだけれど、
それはアウルやスティングの理由とは違うとステラは感じていたのだ。
二人が好んで戦いたがる理由がステラには解らない。女の子の自分とは違って二人は男の
子だから、と今まではそう勝手に結論づけていた。
「まぁ良いじゃねぇかステラ。外に出たら、海に行く事だって出来るかもしんねぇんだ
ぞ？」
らしくもなく難しそうな顔をして黙り込んでいるステラをスティングが宥めた。
ラボの子供達にとって海とは施設の屋上から眺めるしか出来ないものだが、何故かステラ
は昔からその海が好きだと、スティングとアウルの二人はよく知っていた。
「ってーかさ。明日オレら飛行機に乗るんだろ？行き先聞かされてねーけど、海の上くら
い通るんじゃねー？」
アウルのその言葉を聞いたステラは、パッと表情を明るく変えた。
「うみの、うえ？」
ステラは想像した。自分が海の上、高い空の中を早く移動するところを。
「とりさんみたい」
ふふ、とステラは微笑む。
「バカだ、こいつ」
とアウルがぽつりと呟いた。
スティングは苦笑しつつも複雑そうな面持ちで「ああ」とだけ返した。

ネ申キター！！！
ｷﾀｰｰｰ（ﾟ∀ﾟ）ｰｰｰ!!

思わずアゲ。

ＧＪ

ｷﾀｷﾀｷﾀｷﾀ━━━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━━━ !!

乙です！
やばい、連合愛が止まらなくなる！

GJ!!!!!

ＧＪ！ＧＪ！
続きがあるなら待ってまつ！！
やっぱ、ファントムペインは良いよ！
(*´Д`)ﾊｧﾊｧﾊｧ

GJ！

スティングはステラとアウルのはしゃぐ姿を横目で見、そしてあることを思い出した。

3人…

いつだったか自分達の仲間の3人が施設から連れ出されたのを見送った事がある。
そのうちの1人は海のような色の目をした年長の少年だった。
少年のことをスティングは兄貴と呼んだ。
僅かに残った施設前の記憶に存在する自分の兄に似ていたからだ。
そして兄貴も兄貴なりに自分を弟として見てくれていたと思う。

「ここじゃあさあ、人を殺さねえと殺されるんだよ」

一度何人子供達かのチームで実戦訓練をラボの中でやったことがある。
訓練といえば聞こえがいいがその実は実体弾を使った殺し合いであり間引きであった。
被験者の実戦状態での度胸、反応、技能の確認テストというべき代物で
その訓練で死ぬものは被験者として不適合とされ廃棄処分扱いで処理された。
まだ10歳にもならなかったスティングは事情をつかめなかった。同じように暮らしている
少年達とどうして殺しあわなくてはならないのか判らずベソをかいた。
その時に同じチームにいた兄貴は殴りつけて叱ってくれた。
「お前が動かなきゃ俺もチームの連中も死ぬ！！死ぬより生きたほうがマシだろう！！
向こうにいる奴より近くにいる奴が死ぬのは嫌だろう！！」

そのときからだ、自分は傍にいる奴が死ぬのいやだから必死に戦うことを憶えた。
そしていつしか戦いそのものが生きる糧だと思うようになっていった。


兄貴は2年半前のある日、他の連中2人といっしょに施設から連れ出されてそれっきりとなった。
施設の人間は誰一人行き先を教えてくれなかったが兄貴が残した読み止しの雑誌に
ペンでこう書きなぐってあった。

“戦争に行く”

続きｷﾃﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!
兄貴オルガｲｲ!!

オルガ兄貴ー！！
イイ！凄くイイ！
続き乙です！！

ネ申が小説投降中にスマン。
また設定で疑問に思ったことなんだが・・・

ネオがオクレとニダの記憶からステラを消すように指示した後なんだが、
ニダはステラを曖昧にでも思い出していたのに、オクレはそうではなかった。
同じメンテナンスを受けていたのに、こういう結果になるって言う事は、
強化人間でもメンテしやすい体質としにくい体質があるのか？
ニダもオクレも同じぐらいにステラを思っていて欲しいから、
ニダの方がステラに対する印象が強かったとかは無しが良い、自分的に。

皆はどう思うか聞きたい。
豚切りスマソ。

GJ！おるが兄貴ｶｺ(ﾟ∀ﾟ)ｲｲ！！

>>169
自分もアウルとスティングは同じぐらいにステラを思っていてほしい
あの本編だからやっぱ死亡フラグとして目立たせるため？とか
悲しませるための演出？とか思ってしまうんだがorz
スティングがデストロイに乗って死亡する時に何か思い出してればいいんだけどなあ

オルガ兄貴、最高！
ＧＪ！ＧＪ！ＧＪ！
旧連合ファンでもあるから、かなりイイ！

>>169
ステラも消した筈のシンを覚えてたからな
個々に体質があっても面白いかも試練
もしこの線で行くなら、オクレが一番メンテしやすい体質ｷﾎﾞﾝﾇ

で、生命的危機になると大事なことを思い出すという感じか？
（ステラも弱りだしてシンを思い出したし）

ＧＪ

GJ!

>>169
俺の中では

実はしっかりはっきり思い出していたが『孤独』な状態に一歩近ずくことを
無意識的に嫌って無理やり忘れようとしていた＆アウルの頭の中をこれ以上
弄繰り回されないようにと思っての行動

になっている

おお、いつの間にか続きが出来てる！吃驚したけどGJ！
俺も薬中組大好きだ！

続き、昨日紙に書いたのを今から打つからちょっと待ってくれ。

麗らかな午後。
病院のように白く清潔であり、刑務所のように簡素な建物の一室の窓際で、一人の女性が
空を見あげている。
彼女は自分の事を「母さん」と呼び慕っていた子供を思い出していた。
丁度こんな空色の髪をしていた子供だった。
その子供はしかし彼女の本当の子供では無かったが、彼女は彼女なりにその子供、アウル
を愛してきたつもりだった。
勿論、彼女はここへ送られて来た子供皆に平等に接してきたが、その中でもとりわけ懐い
てきたのがアウルだった。
「アウル」という名前が今でこそ付いているが、昨日まではまだ名前を持たない子供彼で、
それは彼と一緒に選ばれた他の二人も一緒だった。
その三人が今日、軍服と名前を手に入れて巣だっていった。
（今頃は、飛行機の中で私が渡してあげたサンドイッチを喧嘩しながら仲良く食べてるの
かしら…オキナワは海が綺麗な事で有名だからステラちゃんは喜ぶだろうな）
アウルがここに来た日の事を、彼女は今でも覚えている。そんな昔を思い返しながら、あ
の頃の私はまだ若かったなぁと彼女は苦笑した。

彼女が年若くこのラボに配属されたのにはそれなりの理由がある。
彼女の両親はブルーコスモスの重役であり、彼女自身が薬物に関しては天才とも呼べるエ
キスパートだったの。両親から売られるようにこのラボへ送られた彼女だったが、しかし
自分の可能性を試したいという思いを抱えていた事もまた事実だった。
先の大戦では彼女が開発したγ‐グリフェプタンが大いに役だったとブルーコスモスから
は賞賛を受けたが、それは彼女の望むところでは無かった。
γ‐グリフェプタンは、既に末期の人間へと使ってその人間が少しでも長く戦えるように、
長く生きれるようにと彼女が開発した物だったのだが、上の決断によりラボの子供達へと
使われることとなってしまった。
その薬の所為で苦しむ子供達を見てしまってからは、彼女は一人、ある決意を固めていた。
（準備が出来るまで、あともう少し…。そしたら、後は実行に移すだけ）
近々このラボは証拠湮滅の為に子供達ごと爆破される。それを知ってから彼女はとうとう
今まで練っていた計画を実行する時が来たのだと確信した。
（大丈夫。データのコピーは手に入れてあるし、必要な薬物の用意も済んでる。私がつい
ている限り、このラボを出たって子供達は生きて行ける）


―――この一週間後、ロドニアのラボでは激しいクーデターが起こり、更に数ヶ月後、ザ
フト軍に発見されるまでラボには悲劇の跡が残る事となる。


（アウル母補完＆本編と絡んでみまつた）

ネ申ｷﾃﾀ━━━━（´∀（○＝(ﾟ∀ﾟ)＝○）∀｀）━━━━!!!
激しくＧＪ！

アウルママン・・・いい人だな

ネ申、GJ!!

しまった…誤字脱字ありまくりでスマソ。脳内補完でよろしく。

母さんｷﾀｰｰｰｰ(ﾟ∀ﾟ)ｰｰｰｰ!!
ＧＪ！！！

母さんは連合サイドじゃ重要人物だと思ってたから、かなり期待！

ところで、三人のBWに共通性を見出してみた。
「死」も「母」も「孤独（小説でこれがオフィシャルになる可能性があるらしい）」
も、この世に人として生まれた限り避けられないもの。
（「父」はいない奴はいないし。「母」は、少なくとも生むまでは赤ん坊といるし）

GJ

>>166の続き

“戦争に行く”

兄貴はペンで書きなぐっていた、雑誌の紙が破れそうになるくらいの筆圧で。
自分達の暮らす“外の世界”が戦争という場所なのだとその時スティングは思った。

「ねえ、みて、アウル、あれ街？人がいっぱい、あんなにたくさん！！」
「ああ！！俺、母さん連れてきたかったよ！」
オキナワ基地に向かうバスの中、無防備に喜ぶアウルとステラを見てスティングは相槌を打つ。
その表情は心なしか暗い。
“戦争”に出るのにこの二人の無防備さはどうだろう。
街、社会という概念をラボの子供達は知らなかった。
それ以外のことを誰も教えてくれなかったから。
だから外に出るという事は“戦争”をしにいく事なのだ。
なのにこんな風に甘くては敵にすぐ2人は殺されてしまうのではないかとスティングは思った。
1人になるのはいやだ、兄貴がラボから居なくなった後、
自分はこの2人の面倒を見ることによって寂しさを紛らわせてきたのだから…。
不意にステラの叫び声が耳を打つ。
「うわあああああ、海、海！！」
スティングが面を上げると窓いっぱいに青い海が広がっていた。
「すごいなステラ！！見渡す限り海だ！！」
はしゃぐステラとアウルの笑顔･･･そしてスティングはその2人の笑顔と海の青さに一瞬見とれた。
外の世界は戦争、なのにバスの窓から眺める海は何故綺麗で懐かしいのだろう。

“ああ、そうだ、兄貴、だ…兄貴の眼の色だ…”

自分はいつも兄貴の背中を追い掛けていた、兄貴は傍にいる奴に死んでほしくないから戦っていた。
自分はあの時力不足で兄貴といっしょに“戦争”にいけなかったけど、今は戦う力があるのだ。
アウルとステラが甘ちゃんならそれでもいい、自分がしっかり護ってやれば2人は生き残れる。
そしてこの二つの笑顔も守る事が出来る。

生き残って、もう一度戦争にいった兄貴に会おう…そうしたら兄貴は自分を褒めてくれるだろう。


スティング・オークレーはオルガ・サブナック少尉がヤキン・ドゥーエ戦で戦死（軍公式記録で）したことをまだ知らされてなかった。

>>184
GJ！続き楽しみにしてます。

>>169
記憶消す人が、スティングはステラのこと可愛がってたから
印象強いだろうと思って念入りに消したとか。
アウルはいじめてたし大した事ないだろうって。
で、実際は二人とも同じくらいステラを思っていたので
手を抜かれたアウルだけが思い出しかけたとか。

>>169
スティングにとってステラは妹みたいな存在、アウルは恋心をステラに持っていたのでは？
恋愛感情の差でアウルの方がよりステラのことを思っていたのかも。

>>186
いや、小説によると、連合の３人は男女関係泣く育てられてる。
それゆえ、お互いが裸で立ってても何とも思わないそうだ。
ニダがステラに恋心を抱いていたのは、少々考えづらいとｵﾓ；

↑誤字ｽﾏｿ
×：男女関係泣く
○：男女関係無く

デストロイにやられてくる。

今までみんな一緒の制服着てて街に出たとき初めてステラのドレス姿見て
え！？ステラ可愛いじゃん！　とか思ったかもな

個人的な意見スマソ
漏れは連合で恋愛は嫌だな
兄弟であり、幼馴染みであって欲しい
もしニダがステラを特別視してても、本人は『恋愛』と気付いてないのがいい
個人的な意見言ったらキリがないが
カプっぽくなると３人故に１人が浮く可能性あるから言ってしまった
それにシンステになるならニダ可哀相だよ・・・報われないままあぼんは・・・

>>190
自分もそれでいいと思うけど？＞恋愛なし
ってか、ここは多分そういう流れだとおもう

>>190
禿同！恋愛ナシだろ、ここの流れは。
中途半端に設定を増やすのではなく、
あくまで描かれなかった設定を追加する方向だと思う。

ｷﾀｺﾚ！ﾜｸﾃｶﾜｸﾃｶ
これからＧ強奪に繋がってくわけだなー

神降臨を待つage

あんま気に止めなくてもいいんが>>184の神には悪いんだが
今思ったんだがアウルBW発動してないか？
それともこのスレではBW無しの方向？それか連合に入ってからBWがつけられたって事でいいのか？

言われるまで気づかんかったが、施設にいた頃は普通に「母さん」て単語を口にしてたんだろうから
本編準拠だとしてもＢＷ付加は実戦投入直前くらいなんだろうな

>>196
じゃあ、オキナワ基地で改造という展開になるかな？


>>195
母さん、という単語だけがＢＷの発動条件ではないような・・・
実はアウルの脳内に自分が戦果を上げられないor命令違反をしたときに
自分の育ての親の“母さん”が処分されるという刷り込みがされていたと推測しています。
ステラの“ラボが攻撃された”という言葉によって“母さんの身の上に危機が迫る”→ＢＷ発動ではないかと・・・

>>197
おお、なるほど。
それならBWがあるのにも納得がいく気がする
ステラの場合、戦果をあげられない＝死ぬ（殺される）
アウルの場合、戦果をあげられない＝“母さん”が殺される
ってことか。

スティングはなんだ･･･

>>198
それで行くなら　戦果をあげられない＝他の二人が殺される　でやっぱBW『孤独』？

こうやって考えると連合三人の設定はすごくいいんだと実感したよ…

なるほど！これで曇ってた部分が晴れた
強化人間は戦争の道具とみなされてるから、やっぱり戦果が付きまとうよね
すごく良い設定だよ！

>>199
この前の公式本のスティングのところに
「ステラ、アウルと過ごす、ささやかな明日を守りたかった」と書かれていたので自分はそう思う

ところでネオの正体なんだが・・・

フラガ兄貴の肉体を回収して蘇生、再利用というオチはどうかな？
（身体中の傷はつぎはぎだらけはフランケンシュタインの怪物を連想）
記憶が曖昧なのは脳の記憶部分ニューロンがあらかた死滅しているから。
あるいは兄貴の死体から細胞を取り出して複製というネタでもいいかも・・・。

とにかく先の大戦で兄貴の遺体回収という展開はオッケーかな？？
このときにオルガの遺体も回収されているというコンボに繋がるんだが・・・

やはりシャニとクロトは殉職か‥‥orz
あの描写は確かに無理だからな‥生存困難
回想でも良いから出して下さい、職人様‥‥‥
連合強化人間は６人共好きなんで‥‥

>>204
うーむ、クロトとシャニはデーターで何らかの形で出してみたいな〜。
こっちはたぶんスティングとストライクカラミティ試作→完成体デストロイで手一杯になるかもしれない。

以下、完全に当方のチラシの裏

デストロイガンダムはＧ強奪以前から連合で開発していたという自己設定。
カラミティ、レイダー、フォビドゥンの集大成的なMSとして開発されていた。
三機の長所を取り入れて開発していたら超巨大になったというオチ（少々情けないかな？）。
その前段階試作機としてつくられたのはストライクカラミティ。この機体は生体CPUと機体のリンク試験機として
月基地で開発されていた。デンドロに搭載されたカラミティというイメージ。
ザムザザー等のとんでもMAもデストロイ開発の試験機。
デストロイは当初から生体CPUリンクMSとして開発、量産が予定され
ファントムベイン3人はデストロイ専用パイロットとして最初から決まっていて改造された。

むむ、反対意見の人はどんどん反論してちょ。

>>205
おお、すごいな。
お前さんの頭はなんでそこまで想像できるんだ･･･すごいよ

でもファントムペイン3人はやっぱりアビスカオスガイアの適性ってことで選ばれてる、と小説に書いてあったんだよなあ
ちょっと抜粋してみるから見てみてくれ

『そもそもことのはじめ、“アーモリーワン”から三機のモビルスーツを奪うにあたって、
　スティングたちが選抜されたのも、その適性ゆえだ。
　手に入った機体データをもとに、研究所に居る子供達のうち、もっとも適性がある者たちが三人、選ばれた。
　それがスティング、ステラ、アウルだ。』

って書いてあるんだよな････
というか三機の長所を取り入れて巨大になったオチﾃﾗﾜﾛｽ
なんつーか、アホだなｗ連合ｗ
でも、デストロイはMA→MSになるだろ？
ザムザザーやゲルズゲー（だっけか）といい、MAに固執している地球軍が
MS⇔MAっつー機能性を思いつくとは考えにくいんだよな
そういう面ではアビスガイアカオスの影響もちょっと入ってると思うんだが

って自分日本語おかしいorz

>>204
スティングがオルガを思い出すなら、アウルがクロト、ステラがシャニってのは駄目かな？
この組み合わせは、性格が各々似てると思ったんだが（超個人的に）

スティングとオルガのことは>>166で描かれてから何となく一人で考えてたんだが
アウルが常に（ステラを迎えに来た時に出したから常備？）銃を持っているのは、クロトの影響（OPのﾋﾟﾝｼｮ参照）とか？
シャニとステラは戦闘時と非戦闘時の豹変振りが似てるだけで、かなり難しいが･･･orz

回想ででも、クロトとシャニは誰かと会話して欲しいよ、当方も新旧合わせて連合好きだから

>>206
なるほど〜了解しました、そうすると奪い取ったガイア、アビス、カオスのコンセプトを
それまで開発進行していたデストロイにぶち込んだという展開に軌道修正してみますか。
（つまり新旧3人組ガンダム計6機の集大成！！）
デストロイはあくまでメインはMA形体でMSはおまけとしてのコンセプトかな。
デストロイ開発中に生まれた副産物の技術を一般兵（多少の改造兵士）向けMAに転用して
ザムザザーやゲルズゲーのようなものが生まれたとか。

そうなるとストライクカラミティは生体CPUとMA,MSとのリンク実験専用機という設定に落ち着くかな。

>>207
ステラがシャニを思い出すってかなり望み薄だが個人的にちと萌えた
一言だけでスマソ

>>207
死ぬのが怖いステラがデスメタル系の曲ばっかり聴いてるシャニを不思議に思ってた
ぐらいだったら接点に……なってるかなorz

>>207
オクレとアウルは、オルガとクロトに尊敬とか親近感を覚えるが
ステラはシャニを「怖い先輩」とかラボの中で一番異様だったから憶えてた
･･････ってのは駄目かな？
もしくは普段は自分と同じぐらいにぼーっとしてるのに
銃やナイフを持たせると、一気に強くなるのが内心憧れたとか？

駄目だ、難しいわ･･･でも思い出してほしいよな、旧連合を…気持ちはわかる！

以外とシャニが戦闘中にキレルのは死の恐怖に対する裏返しなのかも。
無印45話でアズラエルのお仕置きを怖がっていた台詞があった。
（後藤リウ氏の小説では薬切れのとき泣いていたという描写がある）
もともとのシャニは非好戦的な性格で生体改造で好戦的な部分が引きずり出された可能性があるなあ。

母さんはいつも俺やみんなに優しかった。
いつもナイショで俺達にお菓子や小さな玩具を持ってきてくれた。
みんなは母さんのくれるものが欲しくて母さんにくっついていたげど
でも俺もいれて何人かは母さん自身が好きだった。
でも母さんはいつもラボのいけすかない親父にしかられていた。
ひどいときには殴られていた…殺されそうになるくらいに。
その時には俺ともう1人、赤毛のゲーム野郎が親父に食ってかかってボコにしてやった。

赤毛の言い分だと俺達が弱くなるから母さんを切り離させようと親父は言ったらしい。
上等じゃないか、だったら俺達が他の連中より強くなればいいんだ。
だから俺達母さんの子供達は他の連中より強くなろうと必死だった。
殺して殺して殺して…そうすれば俺達は母さんといっしょにいられる。
母さんもラボの中で生きられる。
いつの間にか俺と赤毛はラボの中でも上位の成績を収めるファイターになった。
でもおかげで赤毛は2年半前のある日ラボから連れて行かれたっけ。


赤毛野郎がどっかにつれて行かれる時母さんは泣いていた。
泣いてゲームを何本か赤毛に手渡してそうして泣き崩れた。
赤毛はサバサバしていたけど内心どうだったかなあ。

俺は1人になった、他の連中は処分されちまったから。
でも俺の為に母さんを泣かせやしないぜ。
そう…絶対にだ！！

>>213
おおｗ赤毛！！ｗＧＪだよＧＪ
それより母さんいい人だな････母さん･･･
まあ、ラボの中にそんな考えの人が居てもおかしくはないよな。
ましてや女の人だし･･･あんな子達がいたらな

それとアウルの一人称は「僕」？「俺」？
ステラは「ステラ」？「私」？
スティングは俺だよな
はじめのうちに統一しといた方がよくね？

ニダ＆クロ、イイ！激しくイイ！
ネ申キタコレ！ＧＪです！！

>>214
すんません、アウルの一人称は僕だった･･･orz

一人称
オルガ→俺
クロト→僕
シャニ→俺
オクレ→俺
ニ　ダ→僕
ステラ→ステラ

…だった、本編では
一度だけか、ステラは「私…死ぬの…？」と言ってたかな(２話あたりで)
でも大体は↑で統一されてた

なにこのスレおもすれー
俺も陰ながら応援してる

>>213
母さんは母性の強い女性だったんだな、良い人だ…
ＧＪ！

ＧＪ！アウルとクロト(･∀･)ｲｲ!!

このスレ、保管庫とか作った方が良いとｵﾓ
すごい良スレだし、内容が濃い！イイ！

久々に良スレに出会った

自分HTMLのタグ打ちできるし保管庫つくろうか？
でもそこまで更新できないと思う
一時的のだったら作るよ

>>223
是非お願いいたします！m(_ _)m

>>223マジでか！やった！

本当にここ内容濃いよな。
オルクロシャの忘れ物の本とかゲームとかウォークマン（つか遺品）を
軍のロッカーで見つけたりするニダオクステ話とかあったらいいよな…。

自分今作ってるんだが、
この小説の設定がなんだかよくわかってないんだorz
１から読み直したんだがどうにもどの設定が本採用でどれがダメなのかよくわからない･･･

ってことで決まってる設定を教えてくれないか？まとめサイトにのせるから

↑あ、上>>223です

１,オクレのＢＷは「孤独」でＦＡ
２,ガンダムｖｓガンダムをもっと！
３,イアン艦長も出番を！
４,ＡＡとオーブｲﾗﾈ
５,ぶるこす盟主はムル太
６,タイトルバックは
　 第１クール→宇宙が舞台だから、カオス
　 第２クール→海上戦が主だから、アビス
　 第３クール→（多分）陸上戦を主にして、ガイア
　 第４クール→最終兵器、デストロイ
７,最終的にはスティング主人公〜スレに繋がる形
　 http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1125289989/
８,連合の６人はみんな身寄りの無い孤児
９,基本的に新連合３人は性別無視の兄弟のような関係
10,マジ職人ＧＪ！！！
11,恋愛は無しの方向で
12,ＢＷは「戦火をあげられないと〜」という形を経て発動する
13,>>205デストロイガンダム、ストライクカラミティ
14,オクレ、オルガ、シャニ→俺
　 アウル、クロト→僕
　 ステラ→ステラ
15,ストーリーはアーモリー強奪派多し

大体今までの流れを挙げてみた
とりあえず一区切り

以後俺の意見。スルーしてもＯＫ

やっぱり旧連合の３人は過去話に出したい
オリキャラが嫌だという人もいるから回想話を書く際に重要なキャラななると思う
イアン艦長もネオの参謀役としてやるといいかも
>>228であげた13番は神設定作れる人頼む

下がりすぎ

他スレがあげ進行なのか？
最近は頻繁にあげないとさげ進行は消されそうで怖い

>>228->>229
乙です！あと、前にあったネオとムウの設定と、
オクレとニダのメンテ体質（？）はどうする？

ttp://rengouside.syuriken.jp/

まとめサイト出来ました
Winで動作確認はしてるがMacとかで見えない人居たらｽﾏｿ
自分美的センスなくてorz
あと小説の一人称、誤字脱字は大体直しておいたつもり
見つけた人いたら言ってくれ

乙

>>232
今見た、超GJ
俺もこのスレを応援しているぞ

>>232
乙！
出先から見ようと思ったんだが携帯では見れないみたいだな…。
家帰ってからPCで見るよ。

402 名前：通常の名無しさんの３倍[sage] 投稿日：2005/09/17(土) 14:07:04 ID:???
こんなん作ってみたが、どこに上げたらいいのかわからんので、ここに上げてみる。

ttp://sakuratan.ddo.jp/up/src/up0483.zip
パスは「3baka」

今後はage進行でよくないか？

あと、
>>236ＧＪ！

かっこええ・・・
ＯＰムービーとしてまとめサイトに保存して欲しい

シャニとステラの話を書いてみた
だめだったらなかった事にしてくれ

　ステラ・ルーシェ、当初彼女はラボにいる研究者の誰からも期待はされていなかった。
言語能力の低下、いくら訓練を続けても変わりのない戦闘能力。恐らくは戦争で孤児になった時のショックにより感情を殺しているのだろう。
感情がなければいくら訓練を続けようが身に付くはずもない。ただ言われた事を反復するのみ、これでは突発的事態に対処できない。
ラボの研究者の誰もが思っていた、これから始まる競争の中で彼女が一番早く脱落するだろうと。
子供達同士で戦わせ残った者だけを更に高度な訓練にあてる。生き残りを賭けた競争。
だが研究者達の予想は裏切られる事となる。
彼女が左右に違う瞳の色を持つ少年と出会う事によって。

　彼女が左右に違う瞳の色を持つ少年、後にシャニ・アンドラスと呼ばれる事となる少年と出会ったのは偶然の出来事だった。
ある日ステラは夜中に突然目を覚ました。
なにか物音がした？ステラはこっそりと上半身だけを起こし音のした方向を見た。そこに暗闇のなか立ち上がる少年のシルエットが見えた。
その時は特に興味は沸かなかったが、月を隠していた雲がなくなり月明かりが少年を照らした。
月明かりに照らされ少年の左右の瞳が色を持つ、ステラはその瞳に興味が沸いた。感情は死んでいるはずなのに。
少年は普段は外からではなければ絶対開ける事のできない部屋の扉を開け出て行った。
扉が開いている　もうすぐ閉まってしまう　あの瞳が気になる
死んでいた感情が蘇ってくる。ステラは周りの人間を起こさないように外へと出て行った。
扉が閉まりもう戻れなくなる、遠くに少年のシルエットを見つけステラは少年を追いかけた。
いくつもの扉を抜け　たどり着いたのはラボの屋上だった。

「うみ・・かぜ・・・なみのおと・・・」
屋上から見える景色にステラは見入った。
「誰だ！！」
気配を感じた少年が振り返る。
「なんだお前？つけてきたのか・・？」
ｺｸﾝと頷くステラ
「ちっ・・・誰にも喋るなよ・・・バレるとあの忌々しいお仕置きがあるからな・・・」
そう言って少年は再び背を向け海を眺めていた。
「どう・・やって・・・とびら・・・・あけたの・・？」
しばらく海を眺めた後ステラは気になった事を尋ねてみた。
「なんで俺がそんな事教えなきゃならないんだよ・・・うざいよお前・・・・」
少年に睨まれステラは顔を伏せる。睨みつける瞳は成果の上がらない自分を見る研究者達の瞳を思い出す、嫌な記憶
「ちっ・・・殺して奪った・・・うざい白衣着た奴のカード・・」
顔を伏せ震えるステラを見て少年は昔の自分を思い出し呟いた。
昔の自分・・・死の恐怖に怯えていた頃の自分、死にたくなかった　必死に生きようとして戦った　こいつは俺に似ている

　それから２人は何度も一緒に屋上に行くことになる。シャニがどれだけこっそりと出て行こうとステラはそれに気が付くようになっていた。
海が見れる　それが嬉しかったのだろう。
そして競争が始まるのがあと数日と迫ったある夜、シャニは珍しくステラに自分から話しかけた。
「お前・・・嫌いな色ってあるか・・？」
海を眺めながらステラは答える。
「べつに・・・ない・・」
「俺は赤が嫌いだ・・」
「あか・・？どうして・・・？」
「赤は血の色だ・・・血が出れば死ぬ、海も見れなくなる、好きな音楽も聞けなくなる・・」
「あか・・・ち・・しぬ・・・うみ・・・みれなくなる・・・いや・・」
シャニはステラの成績がよくない事を知っていた、いや　あの初めて屋上で会ってから少しだけ気にかけるようにしていた。
これから始まるであろう競争、もうすぐここから出る事になっている自分の最期にできる事、昔の自分への決別
「死にたくなかったら戦え・・・まだ海が見たいだろ・・・」
そう言い残しシャニは屋上を後にする。
「しぬのはいや・・・・あかいち・・・し・・・いや・・・」

　そして競争が始まる・・・
競争と呼ばれる生き残りの戦い、広場に子供達は呼ばれ最初にステラともう一人の子供が中広場の中央へ呼ばれる。
研究者達は２人にナイフを持たせる、子供達にこれから始まる事をわからせるには最初にわかりやすく見せる必要があった。
訓練ではない殺し合い・・・一番成績の悪いステラなら相手に圧倒されそのまま殺されるだろう・・わかりやすい見せしめ
そう研究者達は思っていた、だが
戦いが始まりステラの腕を相手の子供のナイフが切りつけ血がでたその瞬間
「ち・・・しぬの・・・？いや・・いや・・・いやいやいや・・・しぬのはいやあああああああ」
咆哮するステラ、普段では考えられない速さでナイフを構える
「あああああぁぁぁぁああああ！！」
相手の子供の腕を切りひるんだ所を突き倒し馬乗りになる。
まずい、最初からこれでは子供達に死の恐怖を与えるだけだ、研究者達はステラを取り押さえる。
ステラは振り払おうと必死だったが鎮静剤を打ちやっとおとなしくなる、相手の子供は恐怖に怯えた目をしていた、これは使い物にならないだろう・・
研究者達は思い出す、前回の競争の時も同じような事があったと。左右に違う瞳の色を持つ少年、この間ここを出て行ったシャニ・アンドラスを・・
この少女は似ている、精神的には不安定だが戦闘で見せた能力には目を見張るものがある・・精神面は薬でなんとかなるだろう・・
研究者達は彼女を合格ラインと判断した

サンプルNo××　エクステンデット用訓練へ切り替え
　

うおおﾃﾗｵﾓｼﾛｽ

GJ!!!

シャニかっこＥＥＥＥＥ

寝る前に良い小説を読みました、ありがとうございました！

保管庫作った者ですﾉｼ
>>241 >>242 >>243 の小説更新しといた。超GJ！シャニカッコイイよ

それと>>236のムービーなんだがあれは保管庫にうｐする？あれ調ｶｯｺﾖｽ
作った人がこのスレにいないからどうしようかと
それと容量重い('A`)多分平気だが
というか保管庫の訪問者数が以外に居てｽｺﾞｽｗｗ
このスレ結構住人いるんだなと嬉しくなったよ

236じゃないけどあれは三人組スレからの転載だよ
このスレのことも紹介されてたから大丈夫じゃないかな

>>236のムービー作った者だけど、実はこっちも見てる。
ただ、自分は2chでは、あくまで名無しでいたいので、コテはつけないし、
これ以上のレスもつけん。

再うぷ、転載は好きにしてくれ。

ムービー保存してうｐしようとしたが重くてFTPで送れないみたいだorz
>>236に直リンして良いかな？

オキナワ本島ではその面積が小さい為、ニッポンの旅客機も連合軍オキナワ基地の空軍機
も、同じ飛行場を共同で使っている。

機内で受けた幾つかの説明のうちのその一つに、アウルはこれから自分達が行く所はそん
なに狭い島なのかと少々心配にもなったが、それは杞憂に終わった。
世界地図で見ると点の様な島でも、上空から実物を見てみるとちゃんとそれなりに広い。
（…まあ、今までボク達がいた所と比べたらどこだってそれなりには広いか）
そんな事を思いながら、アウルが着陸体制に入った飛行機の窓からだんだんと近付く本島
を見下ろす一方、ステラはアウルの前の席で同様に窓から下界を見下ろしていたが、その
瞳に映っているのはアウルとは違って海であった。
「すごい！とうめい！」
そう感嘆の声を上げるステラの右隣りにいるスティングの視線も窓へと向けられていて、
つまりは三人共、新しい生活の舞台となる島へ釘付けだった。

「…なぁ、アウル」
ぽつりとスティングが呟く。
「兄貴達も、ここにいるかもなんだよな」
スティングが「兄貴」と呼ぶ人物は一人しかいない。そういえばそんな奴らもいたっけ
と、アウルは思い出す。その『兄貴』はステラと並ぶと、同じ金髪の所為か本当の兄妹に
見えたものだった。
「えー。もし軍で会ったら奴らの事『先輩』って呼ばなきゃなんねーじゃん。会いたく
ねー」
笑ってそんな軽口を叩きながら、しかしシャニに懐いていたステラが喜ぶなら、あの喧嘩
仲間だった赤毛の事を「センパイ」と呼んでやってもいいかなと、アウルは思った。

最初くらいは、ちゃんと軍服着なきゃ駄目よ。

今まで、施設の子供用であるくすんだ薄緑色の作業着以外着た事が無かった彼ら三人に
とって、軍服は窮屈な物でしか無かった。けれどアウルの呼ぶ「母さん」に、出発の朝そ
う嗜められた三人は、軍の規定通りに軍服を着こなしていた。
お陰で慣れないニッポン独特の湿気、沖縄の日差しの強さの中で、迎えが来るまでと待た
されているスティングとアウルの顔色は芳しくない。
ただ一人、ステラだけは間近で見た透き通る海に浮かれていて、辺りを走り回っていた。
「…よくこんな暑い所ではしゃげるな、ステラ」
半ば呆れてアウルが零すと、スティングは
「ステラは…あれだろ。俺達と違ってスカートだからまだマシなんだろ」
と返した。
始めこそ初めて身に付ける軍のピンクのタイトスカートに「あしがスースーする」と言っ
ていたステラだったが、案外早く慣れたようだった。
そんな事を言いながら二人がステラを見ていると、ステラが転んだ。
ステラは普段からかなりボーっとしている感じはあるが、しかし何も無い所で転ぶ程運動
オンチなわけではない。
どうやら、履き慣れない靴に問題があるようだった。
「…ったく」
スティングが膝を擦りむいたステラに駆け寄ろうとすると、しかし既にステラに声をかけ
ている男がいた。

暑苦しそうな長い髪、黒い連合の軍服を着ているその男は仮面で顔を覆っていて表情は伺
えなかったが、どうやら転んだステラを心配しているらしかった。

「大丈夫かい？お嬢ちゃん」

ステラの背後から、スティングでもアウルでもない声がする。
転んで擦りむいた膝の痛みは大した事では無かったが、今日初めて履いた靴がいきなり
すっぽ抜けたステラはその場にしゃがみこんだまま放心していた。
ステラは、声がした後ろの方へ顔だけを振り向かせる。
「…ああ、この靴は不良品だな。後で新しい靴をあげるよ。ステラ」
ステラから脱げた靴を勝手に手に取った大人の男にステラは多少腹を立てたが、それより
もまずステラは自分の名前を呼ばれた事に驚いた。
「なんで…ステラの名前」
「事前に君のデータは貰っているからね。今日から君は俺の部下だよ。あそこで君を心配
している二人もね」
そう言いながら軽々と、所謂お姫様だっこで抱き上げられたステラは名前を呼ばれた時以
上に驚いた。
「この熱いコンクリートの上を裸足でなんて歩いたら火傷してしまうだろう？少し我慢し
てくれよ」
仮面で覆われたその男の顔から表情は読みとれないが、しかし優しい声だとステラは思っ
た。
「ああ、まだ俺が名乗ってなかったな。ネオ・ロアノークだ。よろしく」
「ネオ…」
ステラを抱き上げているネオはゆっくりとスティングとアウルのもとへ歩いてゆく。

ステラがネオに好意を持った瞬間があるとすれば、この時がまさにそれだった。
ニッポンの梅雨が明けたばかりの、本格的に夏が始まる季節だった。

（季節設定勝手にしてしまいました
ＭＳ奪取がいつごろか解らないのですが誰か解る方いらっしゃいますか）

ｷﾀ━━━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━━━ !!
ついにネオと会ったな

オオオオ！
ネオがいいオッサン！これぞネオだ！

下がりすぎ

ＧＪ！！！このスレは本当に良スレだ！！

愚痴になるが何故最近、こんなにさがるんだ？全体的に下がってる希ガス
たまにしか来れない自分は定期的にあげることができなくて、心配でならない

>>258
馬鹿が立てた糞スレが乱立するから

自分もささやかながらこのスレ応援してる。

そういえば種って季節感ないよな
デストロイの時期に沢山雪降ってたから･･･って想像するのめんどくせｗ
着てる服で判断なんてできないしな･･･
でも軍に入るのは6〜7月でもいいような気もする

朝来て驚き…一晩でここまでさがるとは…
つーわけで、あげ。

アーモリー１G強奪事件一週間前　プラント最高評議会議長執務室

軽く抱擁を交わし離れる黒髪の男と金髪の少年。
「ひさしぶりだねレイ」
黒髪の男ギルバート・デュランダルが口を開く。
「おひさしぶりですギル、通信ではなくここまで呼び出したと言う事はなにか重要な任務でしょうか？」
金髪の少年レイ・ザ・バレルが答える。
「あぁ、アーモリー１で開発中のGの様子はどうかね？」
「カオス、アビス、ガイアはテストも終わりいつでも戦闘に出られる状態です、インパルスはすでにミネルバの格納庫に配置されています」
デュランダルはそれを聞き少し考えた後
「実はねレイ、カオス、アビス、ガイアは連合に強奪される事になっているのだよ一週間後の式典の日に、君には強奪の手伝いをしてもらいたい」
レイは一瞬だけ怪訝な顔をし
「ギルの命令ならば・・しかしなぜわざわざ連合にあの三機を渡すのですか？」
デュランダルの命令に逆らう気などまったくないがレイは少し気にかかったので尋ねてみた。
「これから起こるであろう戦争は長引いてもらわなければ困るのだよ、私の計画の為にはね」
デュランダルは語り始める。
「戦争によって人々は怒り悲しみ憎みあいそしてこう思うだろう、もう戦争は嫌だ、ずっと平和に暮らしたいと」
「戦争が長引けば長引く程人々の心は疲れ果て永久の平和をもたらすあの計画に賛同する、と言う事ですね？」
数少ない計画の内容を知る者であるレイはデュランダルの意図を汲み取り答えた。
「そう、戦争を長引かせる為には連合に力を持ってもらわなけばならない、だからあの三機を渡す事にしたのだよ」
「了解しました、任務を開始します・・・また会える日を楽しみにしていますギル」
そう言い残しレイは部屋から出て行く。
レイが出て行った後デュランダルはソファーに座り思案する。
レイならば詳しい命令をしなくてもうまくやってくれるだろう、後は強奪する側か・・
連合に忍ばせてある内通者の話では現在も調査中の強化人間研究所から強奪を実行するメンバーを選んだようだ。
内通者　今回のGの情報が漏れたのもデュランダルが意図的に内通者から情報を流させたからだ。
お膳立ては済んだ、あとは賽が振られるのを待つのみ
「ジブリール、君達の作り出した人形の活躍を期待しているよ」
デュランダルは一人呟く。

強奪があっさり成功した裏話みたいな感じで。
レイは表立って行動せずに裏工作
強奪事件を書く上で邪魔だったらなかった事に

>>263-264
GJ！あげ

議長腹黒ｽ

ﾈｵ=ﾑｳ設定のまま? 何なら
ﾈｵ=劾orｿｷｳｽorｲﾗｲｼﾞｬorﾛｳ切り裂きｴﾄﾞで｡経緯? そこは各自で｡

× ﾛｳ切り裂きｴﾄﾞ→○ ﾛｳor切り裂きｴﾄﾞ

早めに保守age

キラとカガリ、及びアークエンジェルはＸのフロスト兄弟みたいな描き方をしよう
ライバル的な悪役ということで

カガリ「連合を叩くぞ、キラ。私達の存在を認識してもらわねば困る」
キラ「了解、姉さん。守りたい世界の為にね･･･ふふふ」

>>263
乙、つまり連合は議長に利用されたって展開か･･･。
ところでメンデルの生き残りがブルコスに再就職しているという展開はどうかな？
ソキウス計画に参加していた人間がメンデル出身というのは道理だと思うし
このネタだと兄貴がネオとして蘇生した展開も楽になるんだが・・・。
（もっとも兄貴の正体は49話待ちか・・・）

>>270
そこまでやるとデス種の枠組みからはなれてしまうｗｗ
キラカガの性格も変わっているし・・・

>>271
＞＞そこまでやるとデス種の枠組みからはなれてしまう

そこで
「 計 画 通 り 」

「ロゴス　デュランダル　Ｂコスモス・・
　邪魔は全て消えた
　そして他の者は戸惑いながらも僕を信じ始めている」

「僕は新世界の神になる」

キラ達の主観は一切排して、三人組から見たらどう見えるか
に絞って描写すればどうかな
戦場に突如現れては御題目唱えて攻撃してくるフリーダムは
ステラから見たら正に怖いものだと思う

>>272
キラの野望ネタは別スレ立ててちょ

>>272
キラ違いﾜﾛｽｗ

>>275
デスノートのキラネタだったのかｗ

ＡＡは連合から見たら、ただ戦禍を広げてるだけの存在だし
デストロイに乗ったステラにとってキラは恐怖や死の象徴でしかないから
キラ視点は極力控えた方が良いかと
本当に「何なんだ！？お前は！」的存在希望

あと一部の方々のスレ乱立が原因で、スレが消されてしまうという事件が多発しているようです
下がってきていると思ったらスレ維持の為に迷わずageませんか？
一日二回〜三回はageるべきかと勝手ながら思いました

>>277
同意！最近下がりやすいよね。
危ないなと思ったら自分もageるようにする


ラボの子供って全員首輪してたよね？
あれはどんな意味があったんだろ？（しかも後部に輪状の金具付き）
逃げ出したら爆発とか個人の生体データが入ってたのかな？
と考えてたんだが…どう思う？

>>278
>逃げ出したら爆発とか

バトロワ２っぽいな・・・

成績が悪いと電気流すお仕置き用とか？
俺もあの首輪は謎だった、あれは何の意味が？

キラ視点がないとデス種じゃないだろ
そこは排除しないでいただきたい
そもそもステラはキラに葬られるわけだし
キラ視点がないと交通事故で死んだみたいになるぞ
キラの正義の軍門に下ったという背景が、ステラの悲劇性を高めているわけで
連合を語るにはキラは絶対に外せない。外したらファンが黙っちゃいないよ・・・

↑あわわわ

自分もキラの登場は必要だと思う
キラやＡＡの戦闘介入で、シンが種割れしてニダがやられてしまったり
シンの説得中に自由を見たステラが死の恐怖に捕われたんだから
ＡＡが登場しないとやはり成り立たなくなる部分がある

ただ、キラの内面は描写しなくてもいいと思う
本編で再三描かれてるし、登場しているキャラだから
その分、ファントムペインから見たＡＡ・キラを描いたほうがいい
戦って勝利する事を小さい頃から教え込まれてきた強化人間にとって
ＡＡの存在はどう見えるかとか、そういうのを自分は見たい

よく考えたらＡＡって素性の分かるテロリストだよね。
カガリが名乗りあげてるから。

漏れも連合から見たＡＡ視点見たいかも
スティング達にとって「戦いを止めろ」ってどういう風に聞こえるのか知りたい

ＡＡは正にテロリストみたいな描き方でいいだろ
連合ザフトの戦闘中に突然爆発が起こって、驚いていると次々と被害が拡大していく
戦力は絶大、主義主張は意味不明、なんて恐ろしいテロリストなんだＡＡ
戦場でＡＡに出会ったら一巻の終わり、と連合兵士達に噂される絶対恐怖の対象

デストロイ搭乗時のステラにとって
シンのインパルス⇒最初は倒さなくてはいけない敵だが、シンとわかり心が落ち着く
キラのフリーダム⇒大好きなネオを撃墜し、自分も相当攻撃され、怖い思いをされた

という感じに俺は捉えてるんだが・・・
デストロイの避けたコックピットから見えたフリーダムは本気で怖かったんだが

キラの登場は必要だな･･･ハイネの話とかあるから
キラに機体壊されて、んでJPジョーンズで機体修理してるときにラボの話がネオに話されるわけだから
だけどキラ視点はあってもすこしな感じでいいんじゃないか？
キラ好きなら他スレでやってほしい。自分は
ここは連合サイドでデス種を作るスレだから極力AAは出したくないな･･･
それにこのスレにはキラ厨はあまりいないんじゃないのか？連合スレだし
まあシンは結構出さなきゃいけなくなるよな･･ステラ絡みで

首輪は････発信機か？ますますバトロワだな
逃げてもわかるようになってるんじゃないか？
爆発したらそれを保存しておけなくなるんじゃないか

>>288
禿同！
ステラ絡みでキラは必要になるんだよな。
だが、俺もここは連合スレだしＡＡの視点は少しでいい気がする
あくまでもこのスレで描くのは連合だから

ＡＡ勢は出しても、あくまで連合視点。ＡＡ視点は無しに一票。

俺も>290に同意

つまりＡＡ組は登場はすれども内面描写はないもしくは極わずかって方向でいいジャマイカ？
俺らが絶対に出しちゃダメって制限すると職人の作業を邪魔しかねないしな、

首輪は個人の能力値とか簡易の固体識別メモリーが埋め込まれてるとか…

ＡＡ組に関しては、描写の比率を本編と逆にすりゃいいんじゃない？本編では
連合の内部事情や連合側キャラの心情なんて殆ど放置、ＭＳ出撃から
撤退までの戦闘シーンしか描かれてなかったわけだろ。
ここでは、ＡＡ組をそういう風に描けばいいのではと。

あと、それとは関係ない話だが・・・一般的なナチュラルのパイロットたちが、
エクステンデッドであるスティングたち三人に対して、能力は認めつつも
反目するような描写があるといいのではと思う。コーディ、エクステンデッド、
ナチュラルはそれぞれが壁に隔てられた存在だと思うし、連合を描くなら
必要な要素だと思うんで。

>>287
見直した。
俺がステラなら小便ちびるわｗ

コーディに対抗するため（ある意味コーディに近づけるため）に作られたのに
コーディそのものにはなれない、
コーディと戦って勝つために強化されたのに勝てない、
かといって普通のナチュラルでもない。
コーディは敵と認識してたろうけど、
三人の方は一般のナチュラルのことどう思ってたんだろう。

宇宙にも地球にも還れない〜みたいな感じか
でもステラとかはやっぱ地球好きなのかな。
海あるし。

>コーディは敵と認識してたろうけど

三人組がコーディを敵と認識してた、ってことです。
俺の文わけわかんねぇや。

以下、小説二巻より
こんな感じだったんじゃないかな、って俺は思う



自分達がふつうの人間たちと違う事を、彼もぼんやりとは認識していた。
ほかのヤツらは自分達ほど速くない、強くない。モビルスールをうまく操る事も出来ない。
どうみてもふつうのヤツらのほうが脆弱で、自分たちより劣っている。

だからヤツらは恐ろしいものを見るような目で自分達を見る。
それはかまわない。
だが、ときどきヤツらの目に違う色が混じる。
蔑み――それとも、憐れみ？
それがスティングには腹立たしい。
なぜあんな弱いヤツらに、自分たちが憐れまれなければならない？
だからスティングにとって「仲間」は特別な存在だった。
少なくともこいつらは、自分と同じなのだから。

モビルスールじゃなくてモビルスーツだ、ｽﾏｿ

>>295
小説だとステラが戦場でシンの存在を意識しながらも
恐怖にかられたのは鬼神のような自由の姿を見たからだった。

ＡＡ組を出そうと言う声も出てきたな
確かにいろんな意味でＡＡ組の介入はストーリーを動かしてきたからな

『ちゃんと２人の面倒見てやれよ』

”兄貴”は最後に一冊の本を置いてった
本は兄貴の一番のお気に入りで、その言葉が裏表紙にちっちゃく書いてあった
それでも、俺に絶対見てもらうために書いたに違いなかった

”兄貴”が死んだと聞いた

その時刻に俺はちょうどそれを読み終わっていた頃だったらしい
部屋に戻ったら何故か目頭が熱くなった
２人の目の前で声を上げて泣いた
駆け寄ってきても思わず跳ね除けてしまい、２人はますます何があったのかと言う顔になっていた
そのまま寝台にドッと倒れこむと額にひんやりとした物が当たった

”兄貴”のくれた一冊の本
今となっては兄貴が残したものになってしまった
そして兄貴が残した、遺言
『ちゃんと２人の面倒見てやれよ』

俺はその下にもう一言、書き加えることにした

”馬鹿は見ないさ、任せとけ”

まとめサイト作った者ですが
OPのムービー、載せようと思ったんだが
サーバーの都合上、すごい重いものはうｐできないらしい

ってことでまとめサイトにはうｐできなくなりそうだ
もし期待してた人がいたらｽﾏｿ

>>302
GJ！！
スティング･･･

>>302
ｷﾀｷﾀｷﾀ━━━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━━━ !!GJです！

キラ出してね
出さないとファンが暴れそう・・・

('A`)

出なくても三人組＋αファンはちっとも暴れないと思うよ

登場はしてもAA視点では描かれない方が
連合側から見てわけのわからなさがうｐしてよさげだと個人的には思う
本編（？）は連合側のみで、補足的にAA視点の話もあったりするのはどうだろう

少しくらいあった方がAA側の思惑と連合側の受け取り方のギャップが表現できて
面白いかもね

AAｲﾗﾈ

キラは出さなくていいよ。
戦場で暴れまくるＡＡとフリーダムはいるけどw

仮面の男ネオ・ロアノークに連れられて３人は街を歩いていた。
「しかし暑いなぁ、ここは海が綺麗なのはいいがこの暑さだけはどうにもならんからなぁ」
黒の制服に頭につけた仮面、これで暑くないわけがなかった。
「そんな仮面つけてっからじゃねえの？」
笑いながらアウルが答える、それを聞いたスティングはすぐにフォローを入れる
「アウル！失礼な事を言って申し訳ありませんロアノーク大佐」
アウルの頭をつかんで無理やり下げながらスティングも頭を下げる。
もうここはラボではない、問題を起こせばすぐにラボに送り返されるだろう。
戦争をする為とは言えせっかく外に出られたのだ、それにラボの評価にもかかわる。成果をだすまで戻るわけにはいかない。

そんな様子を見てネオは
「おいおい、頭を上げてくれよ、俺はあんま堅苦しいのは好きじゃないんだ」
そう言われてスティングはアウルの頭から手を離す。アウルは不機嫌そうな顔をしていた。
「申し訳ありませんでした大佐」
スティングはもう一度わびる。ネオは少し困った顔をしながら
「あー　その大佐ってのもなしだ、ネオでいい、俺の前ではタメ口でも全然okだぞ　その方が俺も気楽だしな」
仮面と言いこの考え方と言い変わった男だ・・スティングのネオに対する第一印象はこれだった。
「へー、話がわかるじゃんおっさん」
ネオの言葉を聞いて機嫌を直したアウルがまた笑いながら言う。
！？スティングはまたアウルの頭を下げようと思ったが仮面で表情はわかり辛いが口元が笑っているネオを見て手をひっこめた。
本当に気にしてないのか？ほんとに変わった男だ・・・
「いいぞアウルその調子だ、だがおっさんはかんべんしてくれ、こう見えて俺はまだ若いんだぜ」
ネオは楽しそうに笑っていた。

そう言えばステラはどこいったんだ？
話していてステラがいなくなっている事に気がつかなかったスティングは少し焦った。
辺りを見回す、ステラはちょっと先の雑貨屋で何かを見ていた。
ふぅ・・、一安心してステラに駆け寄っていく。ステラは何かに見入っていた。
「きれい・・・」
ステラが見ていたのは筒状の水槽に入った魚だった。
「ん？これが気に入ったのかステラ？」
後から追いついてきたネオが尋ねた。
「うん・・・あお・・うみのいろ・・きれい・・」
それを聞いてネオは笑いながら
「よぉし、じゃあ俺が買ってやろう」
「ほんとに・・・？」
ステラの返事を聞く前にすでにネオはその水槽の清算を済ませていた。
「ありがとう・・ねお・・」
「えー俺にもなんか買ってくれよネオ！」
「よぉし一つだけだぜ？」
他愛のない話、今はこれでいいのかもしれない。スティングは思案する
この先に起こる事を思えば　今だけは楽しい記憶を・・・
「おいスティング！何ぼーっとしてるんだ？お前も何か一つ選んで来い」
ネオの声でスティングの思案は中断される、スティングは　やれやれと思いながらも店に入っていく。
暑いオキナワの夏の出来事だった。

>>312　いつもご苦労様です

なるほどオキナワで買って貰った魚がステラのグッピーに繋がるってわけか！
するとニーダの買ってもらうものはトランプになるのかな？

俺が254書いたんじゃないけど勝手に続き書いてよかったんかな？

シンやアスランと違って、キラはオクレ・ニダ・ステラと直接会ってないよな？
接点は戦場でのみなんだから、「キラ」を出すのではなく「ＡＡやﾌﾘｰﾀﾞﾑ」を出す感じでいいと思う

age

>>314 ＧＪ！！
文化祭やらで暫く俺は来れそうにないから他の職人さんどんどん書いてくれ。
最初は礼儀正しく振舞おうとしている兄さん良いな。

落ちたらこわいのでage

age

赤い髪の奴と目の色が違う奴…

自分の記憶のそこにあるのは二人の仲間の姿と漆黒で爆発していくなにかの光だった…
時折、凛とした女の声が自分を少尉と呼ぶ声とか、はき捨てるように自分たち三人をこいつらと呼ぶ男の声。
そして兄貴と自分を呼ぶ声…、
あとは…憶えていない、

爆発の時に自分が叫んだ言葉はなんだったのだろう…

思い出そうとしても思い出せない…なぜか涙が出てくる、

そして怒り…


体をよじると体のあちこちに埋め込まれた電極とコードが体に付加をかけるようにきしみ自分に苦痛を与える。
自分のいる場所は水に満たされた水槽のようなところで周囲の壁には青とか赤とかのスクリーンが点滅していた。
ときおり自分の体に電流のようなものが流れ脳裏にあの爆光のあとの漆黒が浮かぶ。
そこで自分は青緑の巨大なメカニカルになって闇を駆けていた・・・

これなら勝てる、あいつらに・・・赤いのと白いのに勝てる・・・


――――どうしても勝てなかったあいつらに、…を殺したあいつらに！！


「オリジナルカラミティ本体の操縦系統と生体CPUの脳内信号の同調完了！」
「バックパックシステムの各部センサー、および火気管制システムともに同調完了！」
「ストライクカラミティと生体CPUのリンゲージ全て完了！！今よりデーター収集に入ります！！」
月基地の上空、急ごしらえのドックから小型艦艇に匹敵する異形のMAが発進してゆく。
四門の大型ランチャーをそなえた巨大ブースターを持つMA。
そのMAの中心にがんじがらめに埋め込まれるように青いMSが鎮座していた。

GAT−Ｘ131カラミティとその巨大バックパックMAは凄まじい勢いで宇宙を駆けた――


カラミティとそのバックパックMAは漆黒の宇宙に

「死にぞこないの生体CPUも役にたつものだな」
ジブリールはガーティ・ルーの艦橋から瑪瑙色に光る巨大MAを見ながらつぶやいた。
「死にぞこないの生体CPUが役に立つのではありませんよ、
われわれメンデルの蘇生技術が役に立ったのです」
得意げな科学者の言葉にジブリールは少々鼻白んだがとがめるまでもないと思い直した。
「もともと脳と脊髄は損傷が少なかったですからね、膝から下の足は
どうしようもありませんでしたがそれもクローン再生技術で修正しました」
「しかし、前盟主が酷使した結果、脳の生体組織の累積疲労は凄まじいものでしたよ。
あと数回の起動実験の後は眠らせないと確実に死亡する個体です」
「なに、かまわんさ、デストロイガンダムを起動させる生体CPUのリンゲージシステム
これのデーターさえ終われば、この宇宙しか使えぬガラクタも用済だよ、
月基地の万一の防衛兵器として保存してくれたまえ
それよりもこの間蘇生した男は中々役に立ってくれそうだな」
ジブリールの心は計画の次の段階へのスペクタルに心を躍らせていた。

GJ

ちょっと悲しいオルガ兄貴のストーリーＧＪ！

切ねぇ…　GJ

Ｓカラミティはラスト最終決戦に出してみたいな、
(反AA組織の当て馬兵器として利用されるという展開で)
あとＺガンダムネタになるけどオルガの感情のデーターが
デストロイの生体CPUリンクシステムのデーターにノイズのように記録されていて
それがスティングの記憶に作用するという展開も考えています。
オルガの記憶を思い出す→誰かを守ると誓った記憶→ステラ、アウルを思い出す…

せ、切ないです…ＧＪ！！

禿藁！
ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up58795.jpg
ネ申亜門

ネ申　使用例
ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up58796.jpg

し、沈みそう・・・
保守！

>>325
これプラスだけどオルガが微かに憶えていた記憶のノイズが
リンクシステムに記録されていてステラの脳を刺激してシャニを
一瞬でも思い出すという展開もできると思っていたりします。
あるいはステラのデーターがスティングのデストロイに残されていて
ステラが死ぬときに孤独ではなかったということも死に際に判るという展開もありかな？
生体CPUリンクシステムはUCシリーズのサイコミュみたいな使い方をすれば
とんでも展開ですがお互いのことを深く理解する(その時は相手は死んでいる
わけですが)展開もできるかと。
イメージ的には劇場版『AKIRA』の金田が鉄雄の思いと過去を垣間見るに近いものですが。

自分はスティングとオルガ兄貴で精一杯なので好きにこの設定使ってください。

>>329
それいいな。
しかし、この設定だとデストロイに乗らなかったアウルの心中は
他の二人には永遠にわからないのだな・・・悲しい。

ニーダは二人のこと思い出してたけどな

アウルは元から記憶制御が完全にできないって設定でもいいんｼﾞｬﾏｲｶ？
生まれつき、縛られたことは本能的に拒絶しているっていう感じで

ニダは大切な事だけは忘れなかったからなー

アウル→ステラ思い出す、「かわいそうなスティング」、自分が死ぬのは怖くない
ステラ→シンがいる、なんて幸せ

という感じで、二人とも無念とは思っていなかったっぽいのが印象的だな

記憶に関しては、アウルが特別というよりスティングが特別のような気もする
他に操作されていた面々（ステラアウルネオ）は結局思い出したし

ニダの、裂けたコクピットから見えた海→海辺で遊ぶステラ　の連想といい
ネオのムウとしての記憶の取り戻し方といい
死に目にあうことと、忘れている対象をイメージさせる何かを目にすること、
両方が結び付くことで思い出せるようだ


オクレはそういう要素が揃った機会に恵まれなかったのに加え、制御されやすい精神構造（整然としている？）
のせいであの結果に終わってしまったんだろう

なんか面白そう
age

キラを出せよ
出せって行ってるだろ
キラスレにちくるぞ。愚弄してるって

いやだからキラ出すって言ってるじゃん

>>337
何回もウザい
ここでの主役はキラじゃなくて連合なんだよ
出番がくるまで大人しく待てないような厨房なら二度と来るな

というかキラ厨も連合サイドでデス種作ろうと言ってる所にまで
キラをたくさん出せとは言わないと思うんだが････

スレタイ読めないのかな？
キラもAAも出さないと辻褄が合わなくなるから出すって言ってるのに、シツコイ
嫌なら来なければいいし、見なければいいだけじゃん
まったりした空気を「キラ出せ」でぶち壊さないで欲しい

('A`)

早く続き読みたい（＾＾）

ちょっと今知った事でスレとはあまり関係ないのだが、
沖縄で空港が軍民共用なのは那覇空港で利用してるのは自衛隊。
羽田や成田よりもデカイ嘉手納空軍飛行場を持ってるのが在日米軍。
何かおかしくないか？日本なのに・・・

>>344
スマソ。俺が沖縄に勝手に設定した香具師だ。
ブルコス的には機密組織である三人の受け渡しは（主に身内である連合に）目立たないよう、
民間の所で受け渡しをやりたい、→日本の自衛隊に適当な言い訳をして協力を仰ぐ
→ステラ達は自衛隊の空港で連合の人間と合流。
…と、いうのが自分の無知をツッコマれた俺が今無理矢理考えた言い訳だorz

因みに、日本は連合に入ってる国だけど、自衛隊は持ってても軍は持ってない。
日本は今と同じでＣ．Ｅでも米に寄生してる感じの国。

って一応自分の中ではなってるが、どんどん変えてくれてかまわない。

オーブにしちゃえよオーブに
セイランあたりがブルコスと繋がっててさ
それならジブリールかくまったのにも理由つくし
戦後の混乱のなかなら可能だろ？

遅レスになるんだが>>312のニダが買ってもらった物は
あのペンダントが良くないか？
あ、でも母さんから貰ったってのもいいな･･･

いいかも
兄さんがトランプ

>>345
その意見賛成。
日本の企業ネタも使えそうだ。
つかメンデルって日本の企業団体っぽいし。
メンデルの残党を通じてオーブと北大西洋連合とつながりがあるという展開も乙かと。

神降臨まで待つぞﾜｸﾃｶ

誰か、コズミック・イラの勢力図とかまとめてくれるとありがたいなぁ

別にいいんじゃないか。
きっとアメリカと決別して基地縮小したんだよ。
日本が東アジア共和国に組み込まれている伏線になるし。

日本は、本州以南は東アジア共和国に、北海道がユーラシア連邦に入ってて
再構築戦争なるもののときに分断されたらしい。
C.E世界はこっちとはかけ離れてるみたいだから深く考えなくてもいいじゃね
東アジア共和国も地球連合の一員だし、アメリカ(大西洋連邦)が介入して沖縄は割譲されたとかな

>>344ってもしかしたら
日本の領土なのになんで航空自衛隊が軍民共用で
米軍が羽田や成田よりデカイ空軍飛行場をもってるんだよ！
って意味で言ってるんじゃないか？

期待age

何だ？　このスレ……
おもすれェ――――――――――――ッ！！！！
なんちてｗ

職人ＧＪ！！
期待age

俺も投下したいんだが人物関係がﾜｶﾝﾈｽ。

「への････なんて読むんだ････？」
アウルが不思議そうにつぶやくと、ネオが耳ざとくそれを聞きつけ、口元だけで薄く笑った。
「ヘノコ。ここは辺野古っていうんだ」
辺野古。その不思議な響きを反芻し、理解するのを止めた。アウルには理解できない響きだった。
ネオは笑みを引っ込め、自嘲気味につぶやいた。
「辺野古っていうのは、この国の恥だ」
アウルはふとネオの顔を見た。ネオの顔はほとんどが仮面で覆われており、表情はおろか素顔さえも伺い知ることはできない。ただ、この男には独特の雰囲気があり、その雰囲気を感じることによってアウルたちはコミュニケーションをとっていた。
　ネオは今、悲しんでいる。アウルにははっきりとわかった。

「昔起こした戦争で、この国は乗っ取られたんだそうだ。それからもずっと、乗っ取った国が
ここに居座り続けてるんだと。今でもここには、人を大勢殺すための武器があるんだ」
アウルにとっては興味のない話だった。負ければ死ぬ。アウルの覚えた唯一の真理が、
降伏、そして占領という事実を信じられないものとしてぼやけさせているのだった。
「ゲロが出そうだ」
アウルがつぶやくと、ネオは『ＨＥＮＯＫＯ　辺野古崎』と書かれている看板から目を離し、
アウルの頭を乱暴になでた。
「･･･そうだよな。こんなの絶対におかしいよな。子供にこんなことしか教えられないのなんてな」
アウルがネオの手を乱暴に振り払うと、陽炎が立ち上るアスファルトを蹴り、誰かが
走ってくるのが見えた。

男だと認識するのに時間はかからなかった。夏の盛りに長袖の迷彩服を着用した男は、ネオの
傍に駆け寄ると、膝に手をやって息を整えた。人目で軍人だと知れるが、こんな妙な軍服は
見たことがない。アウルは目で『誰？』と訊いてみたが、ネオはほんの少し肩をすくめただけだった。
「お初お目にかかります。ネオ・ロアノーク大佐でいらっしゃいますか？」
男は額を汗で濡らしながら、帽子の下の目をネオに向けた。ネオが「そうだが？」と応じると、
男は軍靴のかかとを合わせ、直立不動の姿勢をとった。
「沖縄地方隊所属、アサクラ・ソウ一尉であります」
アウルには、男のすべてが奇怪なものに見えた。いかにも暑苦しい迷彩の長袖軍服に『ＭＲＩＮＥ』
と刺繍が入った帽子、軍靴と、どこか時代遅れの雰囲気が漂う男。アウルは変な奴だな、とは思ったが、
アサクラと名乗った男の目は、仲間と同じく穏やかな色をたたえていた。


勝手に書いてｽﾏｿ。

>>347のネタで>>312の続き書いていい？
アウルがペンダントでスティングがトランプ買ってもらう話。
自分まとめサイト作ってるからできれば>>312の後にこの話載せたいんだけど

それと>>360GJ！

あ、でもやっぱり母さんからペンダント貰うってのもいいな･･･
それならクロトが母さんからゲームを貰ったのにも繋がるし。
どっちも考えてるけど、スレの住人の意見を聞きたい

うわageちゃったorzｽﾏｿ･･･

ネオ達はオキナワでの合流後月の連合軍基地に向かうシャトルに乗っていた。

「なぁネオ、なんで月になんていくんだよ？このまま目的地いっちゃえばいいじゃん？」
狭い機内で退屈そうにアウルが呟く。
「まぁそう急かすなよアウル、あっちでいろいろ準備する事があるからな」
書類に目を通していたネオが答える。
「あっちについたら俺たちの乗る船の艦長にも挨拶しないといけないしな」
そう言ったネオにアウルは質問する。
「艦長ってどんな奴？」
ネオは少し考えた後
「そうだな・・月にいた頃の俺の部下なんだが、少し堅物だが悪い奴じゃない」
「へぇ、ネオより年上？」
「あぁ、そうだな」
「んじゃあオッサン通り越してジイさんか、つまんねーの」
「おいおい、だから俺は見た目より若いんだって、決しておっさんじゃないぞ」
そんな緊張感のない会話を聞きながらスティングはさっきから一言も喋ってないステラの様子を見てみた。
ステラはオキナワで買ってもらった水槽を機内に持ち込んでずっとそれを眺めていた。

そうしている間に月基地にシャトルは到着した。
出迎えたのはさっきネオが話していたガーティ・ルーの艦長イアン・リーと一人の研究者だった。
リー　ネオ　スティング　アウルが敬礼する、ステラもそれを見て少し遅れて敬礼した。
「おひさしぶりです大佐、その後ろにいるのが例の・・？」
「ああ、そうだ」
ネオは短くそう返した。
「そうですか・・・そちらの３人は彼について行ってくれ」
リーは一緒についてきた研究者を指差す。
３人は研究者に連れられて奥へ進みネオとリーだけが通路に残っていた。
「しかしあんな子供を戦場に出すなど・・・」
２人きりになるとリーは表情を曇らせながら呟いた。
「上の連中はそんな事なんとも思っちゃいないさ、せいぜい使い捨ての道具くらいにしか見てない」
「・・・・・大佐もそうお考えで？」
「そんな風に見えるか？」
「いえ、失言でした　申し訳ありません」
そんな風にはさせないさ・・かならず成果を出してあいつ等を認めさせてやる。
短い間だったがオキナワで過ごした日々を思い出しながらネオは心にそう誓った。

こっからオキナワの回想シーンみたいな感じでいけないかな？

うーん、迷ってる。
いや、別に書かなくてもいいんだが、回想になったり沖縄になったりしてるから、
このスレのまま小説を載せると時間間隔がバラバラになりそうなんだよな・・・
編集した方がいいのかなorz

名無しが偉そうな事を言って済みませんか、一応このまま続けて見てはどうでしょうか。
ぐだぐだになってきたと思ったらその時なんとかすると言う事で。

職人さん、ＧＪ！！
とりあえず書いてみて、バラバラになりそうになったら後で編集する、というほうがイイかと……
とにかく続きが気になってしょうがないもんでｗ
すみません（´∀｀；）

わかった。じゃあ今はとりあえず保留ということで・・
更新するときになったらまた聞くから、そのときは助けてくれﾉｼ
今までのは直さなくても大丈夫だと思う。
で、順番変えなきゃいけなくなるかもしれないのが>>311 >>312 >>320 >>321 >>358 >>359 >>360 >>364 >>365　で、
オルガの話や沖縄の話、シャトルの話に辺野古の話があるから・・・難しいな

まあとにかく職人さんは気にせずガンガン書いちゃってください。楽しみにしてます

ヤキン・ドゥーエの大会戦の時、瀕死の重傷を負った自分を回収したのは
リー艦長の巡洋艦だったと後にネオは医務局の人間に聞かされた。
自分には殆どの記憶がなく知り合いも友人もないネオはリーと交流を持つようになった。
もともと実直な連合軍人だったリーだがネオともう一人の少年――いわゆる軍事機密だった
生体CPUの少年を助けたのが縁でブルーコスモス直属艦の艦長に抜擢された。
縁というのは名ばかりで本当の意味では機密を外部に漏らさない為の口封じ的な人事だった。
ネオと少年を救出しなければ連合のバックボーンでありながら世間から意味嫌われる
ブルーコスモスとリーは関わる事も無かっただろう。
しかしリーはそんな原因を作ったネオにわだかまりなく接してくれたし、
ネオの意見を若僧のたわごとと聞きはぐらすこともなかった。


ネオ・ノアロークには記憶が無い。
自分が回収されたとき、連合軍のノーマルスーツを着ていたから
連合軍人だと判ったのだそうだ。
時折思い出されるのはMSに乗る少年と長い髪の連合軍人の女の後ろ姿。
自分にとって弟か後輩だったのか？…そして女は自分の恋人だったか…？
しかしヤキン・ドゥーエの大会戦では連合宇宙軍の95％が損失した。
おそらくあの二人も戦場で逝ったのだろう…。
ネオは連合軍の名簿を取り寄せて少年と女の姿を探したが見つからなかった。
そもそも記憶の中からあの二人の顔の記憶が抜け落ちていたのだから…。


「それよりも俺といっしょに助かった少年は今元気かな？」
ネオはリーに問う。記憶のほとんど無い自分にとって縁のある人間は
盟主のジブリールと沖縄で出会った少年少女、そしてリーと
まだ会った事のない生体CPUの少年だけだった。

だから会いたかった、心の空虚を埋めるために。

ネオ＝ムウ・ラ・フラガという事はジブリール氏と
ブルコス研究所の科学者は知っているものの
リー艦長は知らないという設定でいきたいですがどうでしょう。

リー艦長は実直そうな好人物なのにブルコスに所属しているのが不思議なので
こういう設定にしてみました。

ちなみにガーティ・ルーのクルーは巡洋艦時代からのリーの部下達という設定です。


現在旅先からレスしていますのでちょっと不定期になります。
続きはエグザスとSカラミティの関係、ネオとオルガの予定であります。

ネ申ｷﾀ超ＧＪ！
>361も乙！

確かにネオ＝ムウってのは重要機密であろうし、知ってる人は限られてくるでしょうね。

ＧＪ！！
確かにリーが何でブルコスなのか謎だったが、こういうことなら納得ですな

でもネオ＝ムウは隠せなくないかなぁ
重傷を負ったムウを回収した際に顔とか見ちゃってたら……

sageてもーたｗ　スマソ

ネ申age

あれ　何してんだ俺
ホント申し訳ないorz　今度こそage

ﾃﾗﾜﾛｽｗ

キタコレ！リー艦長の裏設定に燃えた、艦長スレ落ちちまったもんでねorz

この後は月基地での訓練とか生活模様
ファントムペインを乗せてのガーティー・ルーの慣熟航行とかあったら
楽しそうだな、とりあえず月編たのしみにしてるぞ

>>374
顔がぐちゃぐちゃなので判別できなかったのでは？
医療スタッフがDNA鑑定で身元を問い合わせたら連合上層部のブルコス関連組織の方でフラガ兄貴だったと判明するとか。
で、元メンデル研究所のブルコス科学者が蘇生を行いにリーの巡洋艦に来たということも考えられます。
(先にオルガの身元がわかってやってきた科学者がフラガの身元に気がつくとか)

ネオの顔はフラガに似せて整形で直したかもという設定の方がしっくりいくかも。

まあ顔に大きな傷があったから包帯で見えなかったかあの傷が開いていてよくわからなかった、でいいんじゃないか

続き書いていいのかな。目汚しなら止めるけど。

気にするな。俺は気にしない。

というかﾜｸﾃｶ、続きカモン！

続ききてくれ！楽しみに待ってます

ﾎｼｭ

自分は>>364>>365書いた人物じゃないが>>364と>>365の間の
母さんとニダのペンダントの話できたので投下してもいいかな？

どんどんどうぞ！

じゃあ投下いきます>>364の続き・・気に食わなかったら削除してください。ってするの自分だがw
文とか変なところがあったらｽﾏｿ


アウルはシャトルに乗ってネオやスティングと少し会話した後、窓の外を見ていた。
ふと、自分の胸に視線を移す。
そこには自分の首にかけてある、ペンダントがあった。
それを見て、十数日前に別れた、ラボにいる「母さん」を思い浮かべた。
母さん、今何してんのかな・・・・
ボーっとそんなことを考えた後、母さんとの思い出を思い出す。
他の子には内緒よ、と言って僕だけに飴をくれたこと。ラボでの選別が始まって、その選別に残った時、
よく頑張ったね、と言って頭をなでてくれた事・・・・そして、別れの時、このペンダントをくれた時のことを。

「最初くらいは、ちゃんと軍服着なきゃ駄目よ。」
そう言って、母さんは僕の軍服の襟や裾を整える。
「え、めんどくさいじゃん・・・なんかこれ、きゅうくつだし・・・」
「だめよ。上の人たちに目をつけられないように、初めくらいはちゃんとしときなさい」
「ふーん・・　あ、ねえ！僕すぐ帰ってくるから！
悪いやつら・・コーディネーターをたくさん倒してくるからね！」
僕が明るくそう言うと、母さんはどこか悲しそうな目をして、にこっと笑ってこう言った。
「・・うん、頑張ってくるのよ。アウル・・」
ほんとは、わかってる。
俺達が最期はどんな風になるか、とか。もう母さんには会えないだろうな、とか・・・
「アウル・ニーダ！いくぞ！」
出発の時間。別れの時・・・
母さんはハッと出口の方を向いて、悲しそうにアウルの方を見て、
自分が首にかけているペンダントを僕の首にかけた、
「何？これ」
「お守り。・・これ見て、たまには母さんの事でも思い出してね・・」
「うん・・行ってきます」
そういってアウルは走りながら母さんに手をふり、出口へ向かった。

「行ってらっしゃい・・・・・」
あの子がおかえり、と言ってここへ来る時はないだろう。
彼等の運命を思うと、目にうっすらと涙が出てくる。
「ダメだな・・・情がうつりすぎちゃったかな・・」
そういって彼女は仕事に戻った。



母さんを良い人にしすぎたかなｗ
あとこの文のはじめは>>253とリンクさせといた。「最初くらいは・・・」のとこ

母さーーーーーん!!!!
GJ!!

ネオの雰囲気が、多少ざらついたものになった。
「この子たちの移送には民間の船舶を使用すると聞いていたのだが？」
そうか、そういうことかとアウルは納得した。こいつらは≪ラボ≫の奴らに、俺たちの出荷を頼まれた使っ端だ。
アウルは、アサクラの持つ人懐こい雰囲気と帯びた任務の差を知って愕然とした。
ネオの静かな声に射すくめられたアサクラは顔を少しこわばらせ、歯切れ悪く続けた。
「････いえ、たとえ民間の船舶とは仰られても、丸腰というわけには参りませんので････」
なんだ、結局見た目どおりか。アウルはクスリと笑い、ネオの代わりに結論を口にした。
「つまりアレだろ？　アンタたちが僕の護衛ってわけ？」
アウルがいうと、アサクラはぎょっとした目を向け、「は、はい。その通りであります････」と認めた。
ふふん、とアウルが鼻を鳴らすと、ネオが続けた。
「承知した。この子の他にあと二人、今はホテルの別室で休んでいるが、いつ発つことになる？」
アサクラは一瞬、まさかこいつが、という顔でアウルを見やったが、すぐに居住まいを正した。
「明日、出立の予定です。よろしいですね？」

投下

翌日、四人はアサクラが言うところの≪民間の商船≫に乗船した。それなりに広くはあったが、
窓が極端に少なく、白一色に塗り固められた部屋は殺風景なもので、外観もやや小型の貨物船という風に見える。
だが、常人よりも数倍鋭く研鑽された生体兵器の嗅覚はごまかせるものではなかった。物々しい
雰囲気を放つ水密扉や、操舵室に据えられている機器は、普通の商船にしては出来すぎた設備だった。
明らかにこれは所作の商船ではない。商船を模した軍用艦艇だ。明日乗る船が商船に偽装した護衛艦、
というシチュエーションに期待していたスティングだったが、その読みがぴったりと的中すれば、
嬉しさを通り越して失笑が漏れてきた。

それにしても、とスティングは拭い切れない疑問を再び蒸し返した。
さっきから『護衛』という名目でぞろぞろと乗船してくる自衛隊員の装備が、嫌に物々しい。全員が迷彩服に
編み上げのブーツ、肩から下げられたマシンガンはプラント圏内の特殊部隊も使用しているタイプのもので、
どう見ても『専守防衛』の理念を遵守しているとは思えなかった。しかも、そのを肌身離さずに船内へ
持ち込む隊員が、ざっと１００名近くいたとなれば、スティングが抱いた疑念も強くなった。
たかが四人の護衛に、なぜこんなにも厳重な警備を仕組むんだ？　
その煮え切らない問いは、ステラの「スティング、海だよ海！」という無邪気な声の前に霧散した。


続きです。イージスで得た浅薄な知識を駆使してがんばります。ﾉｼ

「なんでプラントに直接向かわねぇんだよ？」
スティングが不服そうに吐き捨てる。その瞳と言葉の裏には、護衛と称して乗船してくる迷彩服の隊員たちに
対する侮蔑が混じっていた。隊員のひとりがちらとスティングに目をやる。面倒事になったら手に負えない、
という風にアサクラが弁明する。
「我が国は専守防衛を基本理念としているため、直接宇宙へ発てるような施設も機体もこの国は保有していないのです。
だからここからアジア諸国を経由して宇宙へ向かうことになります」
スティングはやや固めのソファーに体を預け、「くだらねぇ」と吐き捨てた。ネオがふぅ、とため息を漏らし、
静かに響く波音と機関の音に寂寥を含ませる。そのとき、スティングとのやり取りを聞いていたアウルが顔をしかめた。
「ええ？！　じゃずっとこのままこんな船の中にすし詰め？　ワルくなっちゃうよ！」
「申し訳ありませんが、我慢していただくしかありません」
アウルが「退屈だよー」と情けない声を出して頬を膨らませると、アサクラが言った。
「ワルくなる前には、皆様は宇宙へ旅立っておられますよ。ご心配なく」
アウルはムッとした表情になったが、「いいよもう」とすねた返事を返した。ネオがからからと笑った。
あの状態のアウルを黙らせるなんてなかなか出来るな、とスティングは微笑し、すぐに打ち消した。
アサクラは帽子をとらないため、微妙な表情の変化が読み取りにくい。が、アサクラの放つ雰囲気はネオに
近いものがある、とスティングは思っていた。取っ付き易く、今の冗談のように時々本当の人物像が覗いたりする。
温厚そうな空気と瞳の色はネオよりも数段柔らかだった。
こいつは何者なんだろう、とスティングはどうでもいい興味ごと、胸に燻り続ける疑問を吹き散らそうとした。

出版できる分量になったらｺﾞﾒｿ。

ｷﾀｺﾚｷﾀｺﾚ>>387-388、>>390->>392ＧＪ！

GJ！！age

なんか面白いことになってきたﾜｸﾃｶ
放送日、しかも最終回なので落ちると怖いからあげておく

ＧＪ

age

>連合サイドでデス種作ろうぜ

それはいい。
ただ、オープニングを何とかしてくれ。
あまりにもヘボい!　せめて前作のインヴォークかモーメントかBelieveくらいの
音楽にしてくれ!　それ以外はあまりにも恥ずかしくてカラオケで歌えたモノじゃない!
まあ、life goes onだけはいいけれど。

ageれ

>>398
それは、さすがに無理難題かと・・・
俺の主観意見だけど

age？

>>358-360
福井ネタ満載だねｗ　乙

保守

保守上げ

スレ乱立してて落ちそうだから俺も保守

それじゃ俺も就寝前保守

どうも怖いから保守

うんこー

本編での扱いがあまりにもひどくてどうすることもできない

神まだこないかなー

なんかこのｽﾚ見て連合の3人に対する考えが変わったよ。
ぶっちゃけ、彼等主役の方が死種良かったんじゃないかと思うくらい。
自分には才能無いので、感想とageる事しか出来ないけど、職人さん頑張って下さいね。
続きを楽しみにしています。

本編がグダグダだったからこっちを期待しているよ。
連合視点で見直してるけど、やっぱAAうざいわｗ
自分も職人さんの登場を心待ちにしてます。

リー艦長って家族とかいんのかな

ところで、どういう方々を指して『職人』っていうの？

>>414
そういう定義は人それぞれじゃないかな
俺は俺が「GJ！」と思えるものを書いてくれた人のことを言ってる

小説でも小ネタでもAA改変でも
提供してくれた人は基本的に職人というか
ありがたい人と思っている

AA改造ごときで職人って呼ばれるなんて素敵だな

>>413
自分の設定では年老いたお母さんと奥さん、子供さん（御嬢さん）がいる。
ブルコスに不利益な行動を取ると家族に類が及ぶので命令絶対厳守という面がある。
それ以前に生粋の軍人なので命令遂行に情熱を傾けるタイプ。
かなり作戦遂行能力の高い人ですが真面目で義理堅いところがあり
個人で小ずるく生きるのが不器用なタイプ。

ジェネシス２射目で歳の離れたMSパイロットの弟を亡くしている。

>>417の作ったＡＡ改変ｷﾎﾞﾝ

>>398
ＯＰってのは>>236のコトか？　アレならオレは文句ないが。

折角なんで、勝手に再うぷ。
ttp://sakuratan.ddo.jp/up/src/up0058.zip
パスは「3baka」

「なんだここ・・・？」
アウルはなにもない空間にMSに乗ってたたずんでいた。
「アウル」
声と共に何もなかった空間に一人の女性が現れる。
「母さん・・・？母さん！」
現れたのはラボにいるはずの母さんだった。
アウルはMSを操作して母さんの方へ進んでいった
そこに突然新たなMSが現れる。
「な、なんだよお前、母さんに何する気だ！」
現れたMSは銃口を母さんに向ける。
「くそっ！やらせるかよ！」
アウルはライフルを構えて撃つ、しかし敵はそれを回避しアウルのMSに突っ込んでくる。
「当たれよ！なんで当たらないんだよ！」
ライフルを乱射するが敵はそれを全て回避しアウルのMSに攻撃を加える
衝撃と共にアウルのMSは動かなくなった
「動けよ！動かないと母さんが！」
敵はアウルのMSが動かないのを見ると再び母さんに銃口を向ける。
そして銃声と共に母さんに弾丸が降り注ぎ母さんは闇へ消えていった
「あぁぁぁ・・・母さん・・・僕が弱いせいで・・・僕があいつを倒せなかったせいで・・」

「うあああぁぁぁぁぁぁ！！」
叫び声と共にアウルは目を覚ました
「・・・・夢・・・？」
そうだ、研究者に連れられてここに来て変な機械に入れられて・・・そこから何も覚えてない・・
周りを見ると研究者とネオが何かを話していた。


「アウル・ニーダのブロックワードの設定、終了しました。」
「そうか、ご苦労さん、しかしこんなのを設定する必要があるのかねぇ」
ネオは呟く。
「保険ですよ、制御不能になった時にはこれを言えば動きを止める事ができます」
研究者は答える
「なるほどね・・・しかし制御とはますます道具扱いだな」
ネオの不機嫌そうな口調に研究者はすこしバツの悪い顔をする。
「まぁ上からの命令じゃしかたない・・か、後は頼んだぞ」
ネオはそう言い残し部屋から出て行く
ネオが出て行った後研究者は呟く
「情を移しすぎると大変ですよ大佐・・・彼らは道具としか見られていないのだから・・最後はきっと・・」

アウルのBW設定ｷﾀｰ！！！
GJです！！

亀だが>>420�dクス！
>>398、音楽云々は主観によるから何とも言えんが･･･
少なくとも第3、第4クールに比べればマシじゃまいかｗｗ

>>421
超GJ！でもなんかｾﾂﾅｽ(´･ω･)

>>421
ﾃﾗｾﾂﾅｽ

>>421
ＧＪです
思わずあげ

>>371の続き

「それよりも俺といっしょに助かった少年は今元気かな？」
ネオはリーに問う、しかしリーはそのまま押し黙った。
やや、あって小声でネオに話しかけた。
「会ってどうされるつもりです、大佐」
「…いや、俺と同じ時に助かったものだからさ、俺にとっては弟みたいなものだ、
願わくば今回の作戦にあの子たちの兄貴分として参加してもらいたいんだ、
経験者として、それから貴重な戦力として」
ネオの声は屈託が無い、まるで何も知らない子供のようだ。
リーはそんなネオに憐憫を感じる、連合が自軍で行なった非道な作戦や
人体実験を全く知らず地球の平和を連合に託して死んでいった弟を見ているかのようだった。
「生体CPUコードGAT-X131は･･･」
「オルガ・サブナック少尉だろ？」
「はい、･･･サブナック少尉は現在月基地の第4ラボにいます、現在実験機のテストパイロットになっていますが…」
「なら、話は早いな…盟主に許可をとって…」
答えがないので振り向くと普段は人の目を見て会話するリーがネオから一瞬目をそらした。
だがすぐさま直立不動で脇に挟んだファイルを手に取り事務的に連絡事項を話し始めた。
「その第4ラボに…大佐が地球から連れてきたスティング・オークレーがBWの処置を現在受けています。
明朝迎えに行くようにと盟主からの通達ですが･･･」
「ブロックワード･･･、何だそれは？」
「私には詳しい事は判りませんが…」
「なるほど、こうなったらラボの人間から話を聞く方が早いな」
ネオはリーに�Xサインを作ってみせるとそのままラボへと脚を向ける。
「大佐…！明日になさった方が…」
「俺はあの子達の保護者だよ、知らない人間に囲まれて淋しい思いをしている
スティングを勇気づけてくるさ、ついでにサブナック少尉にも会ってくるよ」
言い残して弾むように小走りに去っていくネオ。その後ろ姿を唇をかみ締めながら
イアン・リーは見送った。

GJ

泣いていいﾃﾞｽか･･････GJ

うーむ、続きは明日になります、時間軸は>>421さんより前になります。
>>421さんのお陰で踏ん切りついて書けそうです、ありがとう。

乙です
続き楽しみに待ってます

普段SS書かない者ですが、シャニとステラの話投下していいですか？

ageちゃったorz

どんどんどうぞ！

>>431
蝶々期待！！

では投下します。お気に召しますかどうか。

ステラの耳に波の音が響く。
・・・ここはどこ？とても心地よくて、懐かしい感じがする。
そこは彼女が育った場所、ロドニアのラボの屋上だった。
ここからいつも海を眺めていた事を思い出す。
しかし目の前にあるのは、あの真っ暗な海ではなく、
オキナワの蒼い蒼い海だった。
・・・きれいだな、見せてあげたいな、あのひとに。
？・・・あのひと？ラボでいつも一緒に海を見てくれていたひと。
ハッと顔を前に向けると、見慣れたけだるそうな少年の後ろ姿がステラの目に映った。
嬉しくなって駆け寄ると、その人は少しやさしい顔でこう言った。
「・・・ひさしぶり。」
ほんとうにひさしぶり。ステラはずっと会いたかった。話したい事がたくさん
あるのに、何から話したらいいのかよくわからない。
ステラがそうしていると、少年は呟く様に口を開いた。
「・・・シャニ」
「え？」
「俺の名前・・・シャニ。お前は？」
ラボにいた時はお互いを呼んだ事はなかった。番号で呼ばれるのは嫌だったから。
シャニ・・・不思議な名前。フワフワ浮かんでいるような。
「ステラ・・・私の名前、ステラ！」
「ステラ・・・ふーん・・・お前に合ってんじゃん？」
「シャニも！すっごく合ってると思う！」
そう言うと、シャニはよその方を向いてこう言った。
「・・・ありがと」
ラボの時と同じだ。シャニは大事な事はいつもよそを向いて言う。

「名前もらったって事は・・・お前も軍に入ったんだ。上の奴はうざい？」
「ネオはやさしくてとってもいいひとだよ！」
「良かったな・・・俺等の上のおっさんはヤな奴でストレス溜りまくりだった」
「・・・いやなひとなの？」
でもそのひとに怒られてるシャニも見てみたいな、とステラは思った。
「シャニ達もステラのところに来ればいいのに・・・」
でもいやなひとなんだから、そんな事出来ないか。そうだ、いい事を考えた。
「ねぇ、シャニ達は今どこにいるの？そこにステラ達が遊びにいけばいいよね？」
そうすれば、みんな幸せなはず。
スティングは金髪のひとと会ったら子供っぽい顔で笑うんだろうな。
アウルは赤毛のひととまたケンカすると思う。
ネオはシャニ達にもやさしくしてくれるから、シャニ達も
きっとネオの事が好きになるよ。
「それは無理。」
「どうして？」
「俺達のいる所は遠すぎて、お前等じゃ辿り着けないよ。」
どれ位遠いんだろう・・・ネオでも無理なのかな？
「じゃあステラ達がんばって、シャニ達に会いに行くね！」
そう言ったらシャニはうつむいてしまった。どうして？
シャニはステラと会ってもうれしくないの？


しばらくすると、いつもとちがってシャニはステラの目を見て話をした。
「俺達のいるとこは遠いけど・・・出来るだけゆっくりきてほしい」
「どうして？ステラもアウルもスティングもシャニ達に会いたいよ！」
「・・・どうしても、だ。」
わからない。シャニに会えてこんなにうれしいのに、また会えなくなるの？
「わからないと思うけど、そうしてほしい。」
初めて見るシャニの表情に思わずうなづいてしまう。
「うん、わかった・・・シャニ、また会えるよね？」
その刹那、視界が白く眩しく広がった。シャニが遠ざかっていく。
「シャニ・・・！？」
離れていく。まだ一緒にいたいのに。
視界が真っ白に染まる直前、シャニは初めて見る笑顔で言った。

「また会いたい、ステラ。」

ステラの身体に硬いベッドの軋みが伝わる。目覚めた場所は
殺風景なベッドルームだった。
窓がないこの部屋を、ステラはあまり好きになれなかった。
シャニ達のいるところが海の見える場所ならいいのに。
それなら、遠いどこかでもつながっている気がする。

地球連合軍データディスクの一部より抜粋。
シャニ・アンドラス
階級：少尉
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において戦死。
殉職に伴い二階級特進とし大尉に任命とす。

>>435-436
GJ!!!

いいモン見た。ども

キラが出てねぇぞ・・・
イライラしてきた・・・

>>435-436
ＧＪ！いい話だ！！

>>439
真性キタ―（゜∀゜）―！！

切ねぇGJ

>>439
あくまで連合サイドなのでキラｷﾎﾞﾝなら他スレに行った方がいいかと思いますよ

…ﾃﾗｾﾂﾅｽ

じんときた…

>>426の続き


“畜生――イライラする”

スティングは闇の中にいた。
ラボに連れてこられてどのくらい時間が経ったのだろう。
まず最初に飲み薬を与えられて、それから何も無い――照明すらない部屋に押し込められた。
薬の所為かそれとも暗闇の所為か気分がムカムカする。
最初のうちはそれでもじっと我慢が出来たのだがそのうちに部屋の中を歩き回り、そして最後は壁を蹴りつけてみた。
そして疲れきり床にしゃがみこんだ。
“畜生･･･１人がこんなに淋しいなんて･･･”
天井を見上げる、闇があった。いままでこんなに暗いところを自分は知らない。
あの光と青に囲まれたオキナワの世界が夢のようだ。
そしてアウルとステラも居ない･･･。
スティングは頭を抱え込んで丸くなって床に転がった。
壁を叩く音すら消音装置がついている所為か殆ど聞こえない。
聞こえるのは自分の心臓の音と呼吸音だけ。
「･･･アウル、･･･ステラ、」
試しにスティングは自分の仲間の名前を呼んでみた。それは闇の壁の中に吸い込まれて消えていく。
異様に寒い感情がスティングの喉元にこみ上げてきた、

あ、あいつら、本当は居なかったんじゃないのか・・・？今まで、俺は夢を見ていたんじゃないのか・・・？
いや、俺自体、本当は居ないのかも・・・
いやだ、怖い、こわいぜ、兄貴・・・
兄貴、兄貴・・・兄貴兄貴兄貴・・・！！


“ちゃんと二人の面倒見てやれよ”


海は青かった、兄貴の目の色の様に！
あの海を見て笑い転げていた二人を護りたいと思ったんだ、あの時！！

あ・あ、･･･そうだ、俺、兄貴に約束したんだ･･･
あの二人を守るって･･･
アウル、ステラ･･･今何処にいる･･･？？
今、何処に･･･

「今、何処にいるんだ！！お前らああ！！」

スティングは立ち上がった。そして壁を殴りつける、何度も何度も！！
「出せええ！！俺を出せえええ！！」
俺がこうなっているならあいつらもきっと同じ様な目に遭っているはず！！
あの泣き虫なステラや母さんに甘えていたアウルがこんな状況に置かれたら狂っちまうだろう！！
そうなる前にあいつらを助けだす！！

「畜生！！出せええ！！出せよ！！帰るところがあるんだ！！俺には！！」
あいつらの所に･･･！！アウルとステラの所に！！
拳の皮膚が裂け血が滲み出した、それでも俺は止める訳にはいかない！！
「出しやがれ！！この野郎おおおおおおお！！」
約束した･･･あいつらを守るって、兄貴のようにはしないって･･･！
兄貴がいなくなったなら俺が兄貴の代わりになる！！
兄貴にそのもになってあいつらを護って戦争で戦ってやる！！
だからあいつらの所に帰してくれ！！
「アウルうううううううう！！ステラああああああああ！！」
絶叫した瞬間、目の前の壁がいきなり口を開けた。
両手で壁を叩き続けていたスティングは勢い余って壁の向こうの空間に転がり込む。
したたか頭を打った後、起き上がるとそこはどこか懐かしくも忌々しい匂いのする空間だった。
モニターの列と白衣を着た連中･･･一瞬、故郷のラボに帰ってきたのだと錯覚したが見慣れないものが一つあった。
部屋の中心の大きな筒状の水槽･･････
「･･･なんだ･･･？」
まるでステラのかわいがる小魚のように何かが浮かんでいる。
パニックに陥っていたスティングは最初それが何なのか理解できなかった。
だがそこに浮かんでいるモノの眼を見た瞬間それが“何”なのか認識した。
「･･･う、うそ、うそだ、･･････は、宇宙で死んだはずなのに･･･」
水槽の中に無数のチューブに繋がれて人が浮んでいる･･･薄く開かれた瞼から覗く瞳はオキナワの海の様に青かった･･･

“ここじゃあさあ、人を殺さねえと殺されるんだよ”

「･･･そのまさかだ、生体CPUコードGAT-ｘ131･･・オルガ・サブナックだ」
科学者の抑揚のないその答えを聞いた瞬間、スティングは絶叫した。

「うわああああああああああああああああああああ！！」

キラが出てねぇぞ・・・
キラキラしてきた・・・

ＧＪです
昨日、今日と投下か多くて嬉しい

続きは午後になります。構想練る為に散歩いきます。

いってらさい

楽しみだ！ＧＪ！散歩いってらっしゃい

期待age

ＧＪだよヽ(`Д´)ﾉ ｳﾜｧｧﾝ!! ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

無骨な管が天井を這い回っていた。
水密扉の段差を軽やかに飛んでいくブーツがあった。そのブーツにしっかりと包まれた白い足は、本人の意思に従ってどこまでも歩いていく。
ステラ・ルーシェはそういう少女だった。自分の未知の物があれば、否応なく興味をそそられる。好奇心と呼ぶものとはまた違った使命感の
ようなものを内奥に持っている。彼女がこの船の中を一人で移動しているのも、彼女がその使命感に突き動かされたためだった。
ステラにとって、興味をそそられる格好の対象がこの船そのものだった。探検、という甘美な響きが脳内ではじけ、我知らず
飛び跳ねるように 歩き出した彼女は、水密扉に足を引っ掛けてあやうく転びそうになった。
仲間三人から離れ船室を飛び出した彼女は、艦内のさらに奥へと歩を進める。それにはちょっとの痛さはつきものだ。
彼女は結論をはじき出し、 かかとを鳴らした。
と、彼女はふと気配を感じて立ち止まった。
狭い廊下の奥から響いてくる足音。それは一人のものでなく、おそらく二人以上のもの。生体兵器として極限まで研ぎ澄まされた聴覚が、
足音のみで正確な人数を割り出すという離れ業を簡単にやってのけていた。　
踵を返す前に、ぬっ、という感じで現われた顔を見、ステラはあやうく声を出しそうになった。
白い詰襟の将官服を纏った男と、一歩引き下がって歩く迷彩服の男。詰襟の男は異様に背が高く、弛みのない顔の
皮膚は硬化した様に動かず、無表情だった。隙のない視線はすべてを焦がす程に鋭く、触れれば焼ききれそうだった。
男の視線を全身に受け止めたステラは、今度こそ「ひっ」という悲鳴を漏らした。
男の顔が、ぐっと固くなった。
「なぜ生体ＣＰＵがここにいる？　朝倉一尉、どういうことだ？」
アサクラ、と聞いて、詰襟の男の後ろにいる男がアサクラだと気がついたステラは、怯えた目を伏せたアサクラを見た。
どこかネオと似ている雰囲気を持つ男が、今はこんなに縮みあがっている。
その事実が、ステラを果てしなく不安にさせた。


>>392の続きだ。風邪で寝込んでた。悪かったよ。
こんなのでよかったら読んでくれ。

時系列としては>>426の後>>446の前になります。


「しかし、困ったものだね…」
ネオ・ノアロークは人なつっこい青年技師からコーヒーを受け取ると１人ごちた。
ここは第４ラボに隣接されたMS＆MA実験機専用の格納ドック。
ネオはスティングの様子を見たいとラボを訪れたが散々待たされたあげくに
“部外者は入れるな”との盟主からの通達だと所長らしき老科学者に言い渡されたのだった。
困った様子のネオを見かねてラボに打ち合わせに来ていたMS開発部の青年が“暇つぶしに”と
実験機の格納庫にネオを連れてきたのである。
「仕方ありませんよ、我々MS開発部の人間だって生体研究部のラボには立ち入り不可なわけですから」
「なるほど、単なるMS指揮官の自分はまったくの部外者ってわけだ」
ネオは気を紛らすように窓の外のドックを眺める…。
なぜか懐かしい感覚があるのは自分がMSパイロットだった記憶があるからなのか。
自分の記憶が定かではないのに肉体だけが憶えているのはは辛いとネオは思った。
「いっそ、何もかも消えてしまった方がいいのかもしれないな･･･」
「え･･･？」
「いや、･･･何でもない、このコーヒー、ちょっと薄いな･･･」
「済みません、自販機で一番高い奴頼んでみましたが･･･お口に合いませんでしたか？」
「いや、･･･済まないな、変なところだけは記憶があるんだ、地球産のコーヒーをよく俺に
飲ませてくれた奴がいてね･･･顔も憶えていないんだが舌だけは憶えていたということさ」
「･･･そうでしたか、申し訳ありません」
本当に済まなさそうな青年技師を見てネオは自分の感慨を打ちきり話題を変えた。
「ところで今、実験機がここにあるそうだな？」
「あ、･･････はい、数機ほど試作実験段階のものがありますが、部外者には絶対秘密なんですよ、あれ」
「なるほど、俺はリー艦長から聞いたんだがなあ･･･」
「ああ、ガーティ・ルーの艦長さんですね、こりゃ一本やられました。･･･実は昨日まで月上空で機動実験していた奴なんですよ」
「へえ、どんな奴かな？…どうだろう、俺に見せてくれないかな？機密は絶対に守るから」
技師はちょっと思案したがすぐに笑顔を作ると現場に連絡の電話を入れた。
「･･･主任からOKが出ましたよ、リー艦長の直属の方なら視察されても支障はないそうです」
「おいおい、俺はその艦長の上司にあたる男だよ･･･と名乗ってなかったな、ファントムペイン隊長のネオ・ノアローク大佐だ」
青年技師は一瞬顔をこわばらせ、あわてて“失礼しました！！”と立ち上がって敬礼した。
「いや、謝るよりも、俺を例の機体のところに連れて行って欲しいんだけどね」
ネオはそう笑ってみせると席を立った。

ちょっと判りづらいかもしれませんが>>456に補足〜。

青年技師はネオの身分はわかりませんでしたが仮面の男が
ネオ・ノアロークという名前と記憶喪失のMS指揮官であるという事実を知っていました。
しかし、リー艦長の直属だと思い込んでいた訳であります。
通常ならMS指揮官は艦長の下につくのが普通なのに全権がMS指揮官の男にある･･･。
どれだけファントムペインが変則的な組織（連合では）か表してみたかったんですが･･･力不足でした〜。

スティングとネオの兼ね合いで時系列がちょっとおかしくなっているかも。
次回の展開はＳカラミティ＆エグザス、そしてスティングとオルガ、ネオであります･･･。

初リアタイです！
職人様乙であります！

GJ

>>457
> どれだけファントムペインが変則的な組織（連合では）か表してみたかったんですが･･･力不足でした〜。

その細やかさが本編に欠けてるものだ。ＧＪ！

ところでこのスレは原作準拠でいくの？
スティングスレ見たいにオリジナルは入れない方針？

>>457 いや、むしろ非常にうまく表していると思われ

ネオは
・MAパイロット
・戦隊指揮官（三人とラボの技術者チーム）
・29歳で異例の大佐階級
ジブリールの直属部隊として連合の命令系統に属さず、
しかも周辺の部隊を自分の部隊に組み込める権限も持ってる、空母や基地守備部隊しかり。


青年技師がそんな設定をしってる方が不自然だから、力不足どころかむしろ完璧かと。
次も期待してる

あげるぜ

思い出してくれた・・・

>>456の続きです。


「しかし、物凄い警戒レベルだね」
「仕方ありませんよ、ブルーコスモスの関係者以外には絶対秘密のシロモノですから」
ネオと青年技師は数度の暗証チェックを受けていわゆる“お宝”（と技師は呼んだ）の格納庫へのエレベーターに乗った。
最重要機密の為、その格納ドックは他の格納ドックから隔離されているらしい。
ネオが今までいた格納庫ではストライクダガーの次世代の量産機が最終テストの為に格納されていた。
「今度のドッグは今まで我々が知っているドックの10倍は規模があります」
「へえ･･･戦艦並みのMSが置いている訳？」
「･･･さあ？、何が置いているでしょうかね」
「勿体ぶるなよ･･･それはそうとスティングの迎えがめんどくさくなりそうだな」
「ご安心を、格納庫には生体研究部のラボまで直通のエレベーターが設備されているんです、
いざとなれば3分程でスティング君のお迎えにいけますよ」
と、軽い振動と共に二人の乗ったエレベーターは停止した。
技師が最後のキーワードを壁のパネルに打ち込むと音も無くエレベーターの扉が開く。
一瞬まぶしい光が箱の中に飛び込みネオの網膜を射る。
ややあって光に慣れたネオの瞳が捉えたものは･･･


それは馬鹿らしい程、巨大なシロモノだった･･･
全長は100ｍ、高さは5､60ｍはあろうか･･･四門の巨大なビーム砲がブースター付の大型エンジンに直結した巨大“ＭＡ”
その瑠璃色の機体は真正面から見れば大型の四葉のクローバーを想起させた。
そしてその機体はネオ・ノアロークにある単語を思いださせていた･･･

「･･････！？、メビウス・ゼロ･･･！？･･････だが、しかし･･･これは･･･！」

慌てるネオに青年技師は誇らしげにに説明を始めた。
「メビウス・ゼロではありません･･････“ストライク・ガンバレル”･･･」
「ストライク･･･ガンバレル･･･」
その言葉にネオの身体はざわめいた･･･遠い過去、忘れた本当の自分･･･。
「ええ！！･･･地球連合軍史上、最大最強のモビルアーマー、GAT−x131BPストライク・カラミティのバックパックシステムです！！」

GAT−x131BPストライク・カラミティ


形式番号GAT−x131は本体（コア）であるカラミティの、そしてBPはそれに付随するバックパックを意味する。
バックパックである“ストライク・ガンバレル（形式番号TS−MAXX）”はメビウス・ゼロで採用させた
“ガンバレル”を戦艦級の主砲に設計しなおしたシロモノであり有線によるオールレンジ攻撃が可能である。
また、上下左右にエネルギー反応追尾ミサイルを多数格納したポッドを搭載。
機体防御の為にPS装甲の他にGAT−x252フォビドゥンで採用されていたゲシュマイディッヒパンツァーを展開する事も可能。
これだけの出力を維持するには現行のエネルギー供給式の動力では間に合わずユニウス条約違反の核反応炉に頼らざるを得ず
条約違反でもあるニュートロンジャマーキャンセラーを設置した５基の核反応炉を搭載している。
また万が一バックパックが破損戦闘不能になってもコアであるカラミティ本体が戦闘続行可能という機体である。


一個中隊程の火力を持つ機体であるがこれだけの複雑なシステムを運用するだけのパイロットは
連合のナチュラル（生体CPU、ソキウスも含めて）では存在せず、技術部が取った方策として
生体CPUそのものの脳内電流をリンクする事によってタイムラグなしに各兵装を運用させる方法が取られた。
担当したのはカラミティをC.E.70年の大戦で運用し戦死、のち再利用された生体CPUであり
計11回の機動実験が行なわれ機体性能の95％を引き出すことに成功した。
しかし使用された個体の脳神経組織が機体制御の負荷により著しく劣化した為、後一度の稼働可能状態で凍結保存。
採算性が取れないのを理由にブルーコスモス上層部によって計画そのものも凍結された。
そもそもカラミティ本体を実戦で使いこなした生体CPUが現存していたからこそのストライク・カラミティだったといえる。

ストライク・カラミティは欠陥品として封印されたがそこで培われた技術はザムザザー、ゲルズゲー等の巨大MSに利用され
生体CPUリンクシステムはデストロイの操縦システムに利用された。
正しく休戦時という過度期に生まれた超兵器であろう――――


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地球連合軍ミリタリー年代史（C.E.120発行の内部資料より）

>>465-466
就寝前にいいもの見させてもらいました
乙あげです

GJ

a ge

>>465-466
GJ！

遅筆ですみませんがストライク・カラミティについて小話。

地球連合軍最強のモビルアーマーと青年技師は語っていますが、
C.E.73年当時ではおそらく最大の攻撃防御能力を持つ機体と考えて差し支えないです。
おそらくミーティア全面射撃に耐えうる唯一の機体でしょう。
その理由としてはストライク・ガンバレル本体に一基、各ビーム砲ガンバレルブロックに一基づつ搭載された大出力の核反応路にあります。
この動力を得る事によってほぼエネルギー切れを気にせずにビーム攻撃と防衛システムが使用できます。
特筆するのは核動力によって生まれた高出力のゲシュマイディッヒパンツァー（以後GP）であの陽電子砲ローエングリンですら軌道を歪ませるというシロモノです。
そればかりか大出力のガンバレルビーム砲を自機のGPに当てて任意の方向へ弾き返すというトリッキーな攻撃も可能であります。
（ちなみにこれがレクイエムの原案になった）
ただしGPを最大出力で稼働させた場合、磁場の影響で本体の武器が一切使えなくなります、こまめにON，OFFをする必要があります。

史上最大の機動兵器ではありますが、オルガの瀕死の状況を考えると残り出撃は後一回、戦闘時間は60分がせいぜいでしょう。
そもそも生命維持すら難しいブーステッドマンの蘇生に成功した事自体が奇跡的だったわけで･･･
通常の操縦では動かせなく且つ金食い虫という兵器としては不幸な機体でしたが、デス種のMA、超兵器の全ての源になった機体でもあります。
試作されて廃棄された他の無数の兵器に比べたら遥かに幸せな機体だったでしょう>ストライク・カラミティ


さて･･･、
そもそもオルガにガンバレルが使えるかという突っ込みがあるかと思いますが、自分のその問いの答えはYes。
無印種40話で上空でブンブン飛び回るレイダーの背にクロトの許可を取らずにカラミティを飛び乗らせています。
また43話で機動力最強のフリーダムにドックファイトで背後を取り一斉射撃を命中させています。
おそらくオルガの機体制御能力と空間認識能力はかなり高いものと推察されます。

>>466>>471
乙です！

>>471
丁寧な考察いつも乙、楽しませてもらってる

>>466>>471
乙です

しかし、こんだけでかいと有線式より無線式のほうがイイようなうわなにをするやめr…ｑｗせｄｒｆｔｇｙふじｋ

>>474
一応無線（ただし非常時）でも動くのですがコントロール精度が落ちます。
高出力のゲシュマイディッヒパンツァー使用時には使用不可です。
なぜなら連合はザフトに比べてドラグーンに使われているような量子通信（Ｎジャマー下でも使用可能）の分野で遅れを取っており、
またゲシュマイディッヒパンツァーの電磁波に干渉されずタイムラグ無しのコントロールを要求される為に
あえて有線コントロールを採用したという設定です。
ただし任意で有線ワイヤーを切ることも可能、機体から半径2000ｍなら無線コントロール可（ただし精度低、GP使用時不可）です。


あと･･･ネタバレですが有線のワイヤーは“PS装甲”です。
ガンバレルの核反応炉からエネルギー供給されているのでドラグーンのビームの出力では切れません。
イザと行く時には戦艦級の物体もグルグル巻きにして“拘束”出来ますｗ
（しかし、殆どメアリー・スーのような代物だなあ・・・）


ラストはミーティア2機と対決予定です･･･。
（時間的にはデス種の51話）

>>475
なるほどなぁ
かなり綿密に練られてますな＞設定

いやはや
私の戯言にわざわざお答えして頂き、ありがとうございます
誠に失礼いたしました

>>476
いえいえ、こちらもまだまだっす。

ストライク・カラミティは>>109のオルガの中の人のコメントが元ネタです。
一応ここの小説部分（最低ストカラ関係）とストカラを中の人に送る予定だけどいいかな？？


>ラストはミーティア2機と対決予定です･･･。
>（時間的にはデス種の51話）

追記、“アカツキ”も含め、3対1の最終決戦の予定･･･。

「･･･と、まあストライク・カラミティのスペックは以上なんですが」
「なるほどね･･･史上最大の機動兵器って言うのは伊達じゃないんだなあ･･･」
少々呆れ声でネオは答えてしまったが技師はその思いには気づかず案内し続ける。
ストライク・ガンバレルには十数人の技師達が張り付いていた。全員手に放射能測定器を持ち機体のあちらこちらを計測している。
青年技師によると一日に３回は核反応炉の放射能漏れのチェックをするそうだ。
「しかし核反応炉とは物騒だな･･･爆発したらこの月基地もタダじゃ済まないぞ」
「それは大丈夫です。万が一爆発しても被害を最小限度にする為にこのドックにはＮジャマーが
設置されています、たとえ爆発しても放射線の心配はないですよ」
「人の作ったものに絶対ということはないさ、第一、俺と君は爆発に巻き込まれて死ぬんだぜ」
ネオの視線はストライク・ガンバレルの隣にひっそりと置かれた一体のMSに止まる。
色は青色で黄色い鋭角な額のアンテナと肩から伸びる２門の巨大な砲が印象的な機体――。
「･･･あれは？」
「ああ、あれはストライク・カラミティのコアであるカラミティ本体です。ストライク・ガンバレルの本体部…
われわれは“ツィタデル”（ドイツ語で要塞という意味）と呼んでいる部位に接続させて運用しているんですが」
「へえ、あれも整備中か･･･」
ネオは再び自分の身体がざわつくのを感じた。
遠い過去、忘れた本当の自分･･･。


あの機体を俺は見たことがある･･･、当然だ、俺は連合軍人だから知っていてもおかしくはない。
だが･･･俺は“ヤツ”と戦っていた･･･それは確かだ･･･。
何故だ･･･？俺の“友軍機”だったのに･･･俺は何故ヤツと戦った･･･？

何故･･･？


「どうしました、大佐？」
いかしぶげな技師の声にネオは我に帰る。
「いや･･･ちょっとした目まいだ、ひょっとしたら反応炉の放射線を浴びたのかもな･･･」
「冗談は止めてくださいよ、それともやはり信用されていないんですかね･･･我々は」
「おいおい、そこまで深刻にならなくても･･･済まなかった」
さすがにネオは言い過ぎたと思い謝罪する、自分の心中を悟られぬ為についた嘘がこの純朴な青年を傷つけた。
「いえ･･･いいんです、このストライク・カラミティも上層部から計画の打ち止めを言い渡されているんです。
今、ここでやっているのは後始末ですよ。明後日には機体そのものを凍結して保管作業に入るんですよ」

神ＧＪ！保守

>>478
初めて読んだんだが、
機体の細かい設定とかがちゃんとあって読んでてすごい楽しいな。
続きをワクテカしながら待つよ。ＧＪ。

「･･･元々、我々が目指したのは第二次ヤキン･ドゥーエ攻防戦で
連合軍を2機で壊滅状態にしたザフトの超ＭＡに単独で渡り合える究極のＭＡでした。
あの機体によって我々はまざまざとザフトの力を思い知らされたんです」
「なるほどな･･･」
「･･･ええ、あの戦場では僕の父も死にました。父はメビウスシリーズの開発技術者の1人でしたが
メビウスの核搭載には断固として反対していました。しかし短期決戦で休戦が結ばれる手段として
核が利用されるなら･･･と涙を呑んだのです、母はＮジャマーの影響で起きた暴動に巻き込まれて亡くなっていましたからね」
「･･････」
「･･･結果は核動力を搭載した巨大ＭＡ２機と核エネルギーを利用したプラズマ兵器“ジェネシス”によって連合宇宙軍は壊滅しました。
綺麗ごとでは勝てない、戦いに勝利する為にはどんな手段も使う、我々はこのとき思い知ったんです」
ネオは技師の話を黙って聞いていた･･･。
それは誰の罪なのだろう。
連合軍人である自分はあきらかにこの青年に同情している･･･けれど心のどこかでそれは自分達が背負うべき罪なのだと認識している･･･。
戦いを終わらせる為には仕方が無いことだと･･･そう納得したのは･･･。

･･･そう納得したのは誰だ･･････？

「その･･･なんだ、･･･だったらこの機体がお蔵入りする理由は何なんだ？」
「･･･公式には予算の超過と核動力そのものの信頼性です。しかし技術部の噂では
前盟主の息が掛かった機体を使っての超ＭＡの存在自体が現盟主の眼鏡に叶わなかったとも聞きます」
「それだけで、開発中止になるものかな？」
「鋭いですね･･･もう一つ問題があります。連合軍にこの機体を操縦できる人材がいないという事あります」
ネオは驚いた。「おいおいだったらコイツを操縦していたテストパイロットは･･･？」
「僕は操縦システムにはノータッチです。ただ話しによれば通常の操縦方法ではこの機体をフルスペックでは運用できないという話でした」
ネオはカラミティに近付くと昇降装置を使って半開きになったコクピットの中を覗き込んでみた。
「･･････これは･･･」
そのコクピットは実にシンプルなものだった。計器類は無くパイロットシートとお飾りのような操縦レバー･･･。
パイロットシートの背もたれには無数のコードが取り付けられて所々に血のような液体が付着していた･･･。
ネオは青年に振り返って問う。
「･･･パイロットは･･･？コイツのパイロットは今何処に･･･？？」
「生体研究部のラボに昨日帰りましたよ」

さて、次回はスティングとオルガの話、そしてブロックワードの謎になります。
書いている内にとんでもない話になってきました･･･。
ネオもここまで描写するとは予想外でありました、やはり自分は兄貴が好きだったと実感･･･。

ちょっとだけネタバレ。
お気づきかと思いますがこの青年技師は後のエグザス開発に携わる人物です。

>>481-482
GJ!!俺はこれぐらい内面描写のある方が好きだよ。
続きもｶﾞﾝｶﾞﾚ!!!

>>482
×遺筆でスマン･･･じゃなくて○遅筆でスマン･･･


力には力をという発想は前線の兵士だけではなくて
兵器を設計する技術者のそして国家指導者の発想でもあります。
相手が強大な軍事力を持っているなら同等の軍事力で牽制する･･･
これが冷戦のシステムでもあったわけですね。
単機で艦隊を殲滅する兵器が相手側に存在する以上その牽制として
同等の兵器を持ちたくなるのが人の心理。
デス種で連合が大型ＭＡの開発に固執したのも、そして大量殺戮兵器レクイエムを作ったのも
宇宙連合艦隊を壊滅させたミーティアとレクイエムの存在があったのではと想像できます。

理屈っぽくてツマランからやめれ。
少なくとも私の評価は負債以下

×ミーティアとレクイエムの存在があったのではと想像できます。
○ ミーティアとジェネシスの存在があったのではと想像できます。


アウルとかステラとか･･･はたまたスティングとか書きたいネタのある人は順番は気にせずに書いてください。
（ログしている人面倒だと思いますが頼みます）

自分はスティングとオルガの話だけで手一杯になりそうですので･･･。

>>485
ネタ書いてくれ！！

スティングは呆然として目の前の水槽を眺めていた。
そこに･･･二年半前に別れた兄貴がいた。
チューブとコードに繋がれて溶液に浮んでいる兄貴の身体は傷だらけでつぎはぎの人形に思えた。
ただ、顔だけは綺麗で昔別れたままの面影がそのまま残っていた――。
「あ、兄貴、兄貴･･･」
スティングは思わず水槽のガラスを叩いてみた･･･。
「･･･兄貴、･･･兄貴、生きているんだろ･･･兄貴･･･兄貴･･･」
何度も何度も･･･叩いた、しまいには殴っていた、そうすれば兄貴の目が醒めてくれる。そうして昔のように笑ってくれる。
「･･･兄貴、･･･兄貴、目え覚ましてくれよう･･･なあ･･･兄貴･･･兄貴、兄貴！兄貴ィィィィ！！」
「大人しくしたまえ、スティング・オークレー」
科学者がスティングの手を掴んで止めようととする。だがスティングは振りほどき科学者の胸ぐらを掴んだ。
「うっせええ！！、お前ら兄貴に何したんだ！？一体何をした！！兄貴が何をしてこんな目にあっているんだ！！」
「負けたからだよ、スティング・オークレー」
「嘘だ！！兄貴は負けることなんかなかった！！いつだって強くて俺を護ってくれた！！」
だが科学者はそんなスティングを鼻でせせ笑うように言い放った、まるで小馬鹿にしたように。
「だが彼は敗北したのだよ･･･オルガ・サブナック少尉はな。彼は第二次ヤキン･ドゥーエ攻防戦でザフト軍の巨大MAと対戦して
乗機のカラミティを撃墜されて戦死した」
別の科学者がその言葉尻をとって口を添える。
「そう、その前に彼の仲間、シャニ・アンドラス少尉のMSフォビドゥンも撃墜されている。
もう一機の僚機、レイダーも同じ戦場で撃墜されている･･･。彼は仲間を護れずに死んだんだ」
「嘘だ！！だったらどうしてここに兄貴がいるんだ！！」
スティングは首を振った。･･･どうして“こいつら”は兄貴の事をこんな“モノ”みたいに言えるんだ･･･。
「彼の死体は連合艦隊の生き残りの巡洋艦が回収したよ、それを我々旧メンデルの科学者陣が蘇生させた」
今度は別の科学者が口を開いた、生きるも死ぬも自分達が決めるといわんばかりに。
「蘇生･･･？それじゃあ、生きているんじゃないか･･･だったら出せよ！！兄貴を！！こんな魚みたいに水の中に入れないで！！」
「無理だな」
スティングに襟首を掴まれている科学者が薄ら笑いを浮かべてスティングに言い放った。
「･･･ヤツは蘇生された後、試作MAの生体CPUリンゲージシステムの実験体として再利用された。
その結果、脳神経そのものが劣化して使い物にならなくなったよ。今、こうして溶液に保存しているのも
そのまま外界に出せば死に至るからだ･･･」
「･･･そ、ん、な･･･」
スティングの手がゆるむ･･･それを見計らって科学者は彼の手を振り解いた。

「･･･出せば･･･死ぬ･･･」

スティングはぼんやりとガラスの中の兄貴を見つめた。
身体をコードとチューブに繋がれまるでステラの持っている小さな筒の魚のように。

そういえばステラはあの小さな筒の中の魚をかわいがっていたっけ。
あれも水の筒の中なら生きられるとネオは教えてくれた。
兄貴も水の中なら生きられるのか･･･。
スティングの目に思わず涙が溢れた。
そんな弱い兄貴は兄貴じゃない･･･兄貴は･･･兄貴は･･･、


一度兄貴に聞いた事がある。
もしも俺の方が強くなったら兄貴はどうするんだと。
“さあな、そうしたら俺はお前を護らずに済むからな。俺はお前の事を気にせずに戦うだけだ”
俺が護ってやろうかと聞いたら兄貴はそれだけは勘弁と笑った。
“だってさ、俺は護られるなんて性に合わねえよ。･･･死ぬなんて怖くねえ、どうせならさ、戦って戦って死にてえな”
どうして？と聞くと兄貴は扱く当然というようにある事をつぶやいた。

“だってさ･･･俺達にはそれしかないじゃねえか。動けなくなって戦えなくなるよりも好きなことやって死んだ方がマシだぜ･･･”


「…まったく大騒ぎをしてくれたな、たかだか死にぞこ無いの生体CPU１人に。
もっともコイツは味方もお構いなしに攻撃していた不良品だ。
戦闘衝動の刷り込みのしすぎで味方も敵も見境なく打ちまくっていた人殺しだ。
出来損ないとはいえ大戦力のMAの起動システムのコアでなかったらとうに廃棄していたものを」
先程、襟首を掴まれていた科学者が忌々しげに言い捨てる･･･。
それを聞いた瞬間、スティングの中で何かが弾ける。

戦えないお前に何がわかるというんだ･･･兄貴の何が！！

スティングは糞科学者に体当たりするとヤツの腰のフォルダーから銃を引き抜き顎に一発弾を叩き込んだ。
そしてざわめく科学者達に銃を向けるとこう言い放った。
「死んでもいい！！早く兄貴を出せ！！」

スティングｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!

age！！

すごいのｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━( ﾟ∀)━( 　ﾟ)━(　　)━(　　)━(ﾟ 　)━(∀ﾟ )━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!
楽しみに待ってます！あげ！

>>488-489
うわ･･･この時の為のストライク・カラミティ話だったのか･･･!!
背景説明してあるから盛り上がるぜ!!
ＧＪ!!

>>488-489
乙！！ 続きがかなり気になるな…。
そんなに上手い下手にこだわらないで、自分のペースで頑張ってくれ。

すげえ！作り込みがすげぇ！感動しますた。GJ！

>>488-489
コイツは良作ですな
両澤さんはともかく、貴方は貴方です
自分の思ったままに書いてください
少なくとも、ボクは両澤さんよりおもしろいと思います

ＧＪage！！

質問やけどアイシャの声やってた人誰だったかな？

>>477
＞ストライク・カラミティは>>109のオルガの中の人のコメントが元ネタです。
＞一応ここの小説部分（最低ストカラ関係）とストカラを中の人に送る予定だけどいいかな？？

まだ誰もこの部分を言及してない様なので、自分から一言。
自分はこのｽﾚじゃ保守しか出来ない者だが、これを送ったらＲ平氏も喜ぶのではないか。

だが、此処は巨大匿名掲示板の中にあるから
このｽﾚの住人や職人の方々の賛同無しでの実行は危険ではないかと思う
（それを考慮し477を書いたのだと思いますが、一応）。

自分は送るのも良いのではないかと考える。
相当作り込まれてて、読み物として面白い。

どこかのバレスレで
シードは3部作の予定、3部の企画書持ち込み歓迎
とか書いてあった。
もちろん、ネタの可能性もある

「＊＊さんの発言を受けてそのネタで盛り上がってます」
という感じで報告送るのはどうだろうか？

上の読んでてさ、
本当に切なくなってきたんだよ…いい意味で。

うん、いいんじゃないかな。自分は賛成派ﾉｼ
機体構造とかが曖昧だったら微妙だけど、こんなに作りこまれてるならいいんじゃないかな
読んでて楽しいし。
が、もし電車男みたいになって新シャアに厨がなだれこんできたら('A`)たぶんないだろうが

俺も賛成派。
Ｒ平本人も自分（オルガ）達のことでここまでしっかり練られた話があると
きっと喜んでくれるんじゃないかなと思う。

自分も賛成であります
北岡先生も、たぶん喜ぶんじゃないでしょうかｗ
自分が提案したものが、此処まで発展しているなんて知ったら驚くと思いますよ？
プラモとかで実際に作れればなぁ……＞ストライクカラミティ

自分も賛成派。R平なら喜んでくれそうだ。
実際に発売されたら狂喜乱舞して買う＞ストライクカラ（ry

同意。自分も確実に買うと思うw

>>497−503
うーん、みなさんの意見は送ってOKの人が多いみたいですね。
ということでストーリーが一段落したあたりで
このスレのストカラ関係小説分をＲ平氏に送ろうかと思っています。

ただ、Ｒ平氏はモデラーの方でもありますので向こうの方で
設定考えて作られていることも考えられます。
最初はあくまでもこのスレの創作設定ということで
行きたいと思います（つまり分類は同人創作物）。


現在>>498以降の展開構成中ですが･･･重い。


一応、このスレがどういうスタンスでいくか考えてみました。

・主人公はスティング・ステラ・アウル、そしてネオ＝フラガとオルガ、クロト、シャニ
・連合サイドの日常話はOK（つか楽しみにしています）
・リー艦長、ジブリール、アズラエル、その他歴史の裏話的話もオッケー。
・メインが連合なのでザフト、AAは敵になるがそれぞれの主義主張はキチンと立てる。
（敵を貶める書き方では主人公サイドの魅力も半減する）
・ネオとフラガのキャラクターは同一人物である。
・連合サイドに関わる話という形で他陣営のキャラ出しはオッケー。

ということを考えてみましたが･･･反論のある方は付けたし修正議論お願いします。

正直R平に送るのはどうかと思うがなー

>>505
うーむ、やっぱりそうですか･･･僭越だしなあ･･･

>>505
自分は賛成派だが…送ると何かマズいのか？

>>507
オルガは自分と言い切っているR平氏なので
生存しているにしろ“こういう状態のオルガ”を
見てどう思うのかが心配だったりする。
白鳥氏同様役にのめりこむ人らしいので･･･。

言いだしっぺがこんなことに思い至らなかったのは済みません･･･

>>508
なるほど。
自分は例えオルガがそんな状態でも、ロクに内面も掘り下げられずに散った
本編よりは良い扱いされてるんじゃないかと思って賛成したんだけど…。
他の住人はその辺どう？

兄貴がスティングの闘う意思の出汁になってるとこはあるな。すごくいいキャラには違いないけど。
確かに、あんな状態というのは本人も嫌かもしれない。
でも、カラミティのことを喜んでくれるかもしれない。

キラが出ないと全然面白くない(´･ω･`)

いや、ファンレターの追伸としてこんなの見かけたよ、程度ならいいんではと思うけどさ、その部分を送るってのはどうかなーと思うのよ

Ｒ平氏の事はよく知らないが、>>320の部分や、今まで挙げられてきたスティングとの繋がりがあれば、
現在までｽﾚに挙げられているオルガの状態でも大丈夫じゃないか、と自分は考えていた
（楽観視が過ぎただろうか）。
まだ今は話の途中で、この先どうなるのかは作り手ではない自分には解らないけれど。

>>513
確かに、下手に実物を物を送りつけるのは、迷惑な者と捉えられかねないですね。
更に版権物ですし。

保管サイトを整えるか新たに専用スペースを作成し、一言添えてアドレスのみを
ファンレターの文末に乗せるのも一つの手ではないかと思います。

それでは名無しに戻ります

>>512
君は他スレに逝った方が、お互いの為になると思うんだ

「貴方の目的がなんであろうと私は構いませんけどね」
皮肉っぽい笑みを浮かべながら男はいった。
「まあ、貴方の"デストロイ"計画とやらが上手くいくように祈っていますよ」
この男はいつもそうだ…
自分の地位を利用して好き勝手に振る舞っている
たとえ目的が同じであろうとこいつは信用出来ない
いつか…必ず私が正しいことを証明してみせる…！

前理事…ムルタ・アズラエルが戦死してから約一ヶ月…
私は後任の理事として選出された
家柄でも買収でもなく自らの出してきた結果でここまでこれた
新しい自分の机…奴の息のかかった物は処分しようと中を改めていたその時
一つの封筒を見つけた
捨てようとは思ったが、よくみると封は切られていない
「なんだ…？」
もしかしたら重要な書類かもしれない。
私が興味本位であけると、中には一枚の手紙が入っていた

>>516
お、ジブリール降臨、乙！
楽しみだなあ。

「貴方がこれを読んでいるということは、おそらく
私は理事を辞めさせられているのでしょう、
ロード・ジブリール？

貴方が後任なのは間違いないでしょう
こんなことをするのはあまり好きではないのですが、仕方がありません。
これも、コーディネイターを滅ぼすためなのですから…

鍵を置いていきます。
貴方が必要としている、最後のピースもあると思いますよ？
まあ、せいぜい頑張ってください

ムルタ・アズラエル」

「…舐めた真似を」
思わず呟いていた。

私はすぐさまデータベースに手紙のパスを打ち込んだ
そこに記されていたのは三つの設計図、
そして一つの書類だった…

「ふん…こんなものか」
モビルスーツだと？
私のデストロイ計画が完成すればそんなもの…
それにもし使える物だとしても
「コイツの力に頼るつもりなど毛頭ない…」
そして、残された書類に目を通し…

「だが…」
使える物は利用させてもらおう…
ふと、自分の顔に笑みが浮かんでいることに気が付いた
そのままの勢いで私は飛び出した。
デストロイ計画、最後のピース…
強力なパイロット−生体ＣＰＵを開発しているラボへと…

数日後、データベースに何者かが侵入。
幸いにして機密は漏れていなかった

自らが必要としなかった三機の設計図が盗まれていようと
彼が気付くはずがなかった…


あ、これで終わりですけれど
ジブリールの昔話、問題ないですかね？
駄目ならスルーしてくれて構いませんので…
駄文すみません

GJ!! ジブリールの昔話もアリだと思うよ。

ジブリールの話、乙です！！
アズとジブの関係と因縁はもっと掘り下げられてもいいな。
ジブリールはアズラエルより年長だと自分は思うのだがどうなんだろう？

>>519　ＧＪ！
ジブリは本編で全然語られてないからここでやらなきゃどこでやる！

なんかもうGJ
ジブもそれなりに好きだった

>>519
ジブリールはうっかりさんだな。
まあ、強奪して連合のものにできたからいいのか？

読み直して気付いたので
理事→盟主に脳内変換ヨロ

あくまで私の脳内設定ですが
この時盗られたのは実は
フォビ・レイダー・カラミのＮＪＣ搭載型。
自由・正義が核で動いていることに気付いたアズラエルが構想だけ描いたものです

手に入れたザフトとしては
表向きは核の使用を拒絶したため、
本音は敵を強くし過ぎないように抑えるために
別の構造にしたわけです
その結果が
フォビ＋ゲイツ→カオス
レイダー＋バクゥ→ガイア
カラミ＋ゾノ→アビス

そして何も知らないジブリールは
生体ＣＰＵのテストとして強奪を命じた


だと思っています。

まあ妄想なので気にしないで下さい…

保管庫作ったものですﾉｼ
で、前時間帯がわからないからどうすると聞いたら今はちょっと見ていようということになったんだが、
そろそろ設定や小説も更新しようと思うんだが、どなたか時間帯とかまとめてはくれないかﾉｼ

>525
なるほど

セイバーはレイダーのザフト版なのな
変形機構自体同じだしな

>>525
なるほど。
この構想にザフトの最新技術を投入させたのがデス種の最初の5機なんだな？
そもそもザフトには変形MSの概念なかったし。
（鹵獲したイージスがあったけど無印ではこれの派生型MSは出なかった）
インパルスはどう考えても連合のバックパック換装型を参考にしているしね。
もしかしたらザクのバックパック換装も連合から漏れた情報を
元にしている可能性も無きにあらずだよなあ。

>>489より継続


“…まったく大騒ぎをしてくれたな、たかだか死にぞこ無いの生体CPU１人に。
もっともコイツは味方もお構いなしに攻撃していた不良品だ。
戦闘衝動の刷り込みのしすぎで味方も敵も見境なく打ちまくっていた人殺しだ。
出来損ないとはいえ大戦力のMAの起動システムのコアでなかったらとうに廃棄していたものを”


――うるさい！！･･･兄貴を死にぞこないにしたのも人殺しにしたのも皆お前らが仕組んだ事じゃないか！！
お前らがいなければ俺達だって普通の人間でいられたんだ！！
アウルも母さんと別れずにすんだしステラだって死ぬ事をあんなに怖がる事はなかった！！


「出せ！！――兄貴を水槽から早く出せ！！」
顎を撃たれもんどりうって倒れた科学者は足元で醜く足掻いた。その頭部に止めの一発をぶち込む。
脳漿が破裂し床を白く汚した。その風景を見たほかの科学者達は悲鳴をあげた。
「――気でも狂ったかね！！スティング・オークレー！！」
「気なんか狂っちゃいねえ！！俺は正気だ！！少なくともお前らよりはな！！」
スティングはうろたえる科学者共を睨みつけ再び銃口を突きつけた。腰に銃を下げる者もいたが
どうやら使い方も判らないらしい･･･こんな連中が俺達を支配していたとは笑わせる！
「･･･し、しかし――」
「だから早く兄貴を水槽から出せといっている！！俺の言っている事、判んねえのかよ！？」
「･･･しかし―今出せば、お前の兄貴とやらは、･･･オルガは死ぬんだぞ！お前の大切な人間が死んでもいいのか！？」
「構わねえ･･･」
スティングの脳裏に幼い頃聞いた“兄貴”の言葉が蘇っていた。


･･･死ぬなんて怖くねえ、どうせならさ、戦って戦って死にてえな･･･だってさ･･･俺達にはそれしかないじゃねえか･･･。


「･･･こんな形で生きているよりも、こんな魚みたいになって生きているよりも･･･兄貴はこうやって俺みたいに戦って死ぬ事を選ぶだろう･･･
兄貴が正気で元気だったら、こんな形で生きることは絶対拒否した･･･お前らと一戦交えて死んだ！！戦って戦ってお前らを殺してでも死んだんだよ！兄貴は！！」
「狂人がっ！！」おびえる科学者の中、スティングの絶叫にたまりかねたように1人の男が拳銃を乱射する。
震える手で撃ったその弾は目標には当たらず近くのモニターや水槽の付属機器に当たって破壊した。
その男の頭をスティングは一発で吹き飛ばした、科学者達の白衣が脳漿と血に染まる。

「だから、早く出せ！！兄貴を！今すぐにだ！！」

おやおや続きですか…

ﾜｸﾃｶﾜｸﾃｶ

「主任･･･どうします？」
「これはまずい事になったな･･･」
スティングのいる研究室とは別の場所、薄暗がりの一室では数人の白衣の男達がモニターの前で固唾を呑んでいた。
モニターの中にはスティングと研究員のいきさつが逐一モニタリングされている。
あまりにも想定外のことが続き彼らは途方にくれていた。
「･･･まさかこのような“被験者”が出てくるとは予想だにしていなかったからな」
「――どういうことかな？手短に私に説明してもらいたいものだが･･･」
研究者が振り返るとアジア風の礼服を着た男が椅子に座っていた。
「はい、ジブリール様、」と主任と呼ばれた老人は答え一歩前に出た。「･･･我々としては
前大戦で使われた戦闘生体CPUとは違いもっと多目的に使用出来るCPUを目指して･･･」
「･･･だから手短にといっている」
「はい、彼らに作戦行動を行なえるだけの自我と戦闘能力を持たせなおかつ円滑な管理を
出来る個体にする為に我々はブロックワードというものを彼らに刷り込むつもりでした」
「ブロックワード･･･」
「はい･･･人間誰しもトラウマというものが存在します。絶対にこれだけは譲れないというものが･･･
もしも戦果が上がらない場合、あるいは命令違反をCPUが行なった場合、そのトラウマを引き出せば
彼らは死にもの狂いで戦果をあげ我々の管理下に甘んじるでしょう･･･」
「なるほど、･･･して“想定外の被験者”とは何だ？」
「はい、･･･人間誰でも自己保存本能があります。自らの生命、自らの肉親･･･
他の被験者、アウルとステラは母代わりの女と自分の生命の危機を彼らに刷り込めば事足りましたが
スティングの場合は違いました。我々は彼の兄代わりだったオルガの生命を利用しましたが彼には通用せず
そればかりか･･･自分の生命すら頓着しないのです」
「･･･GAT-ｘ131は今失えないな･･･生体CPUリンゲージシステムのプログラム修正の為あのアズラエルの“遺産”
には今しばらく生きてもらわねばならん･･･」
「はい、それは承知しております･･･（近くの研究員に）早く個室監禁中のスティングのデーターを解析しろ！！
何か奴のトラウマになるものを探すんだ･･･」
早くしてくれたまえよ･･･老科学者に言い残すととジブリールは退屈しのぎに爪を切り始めた。

「それから･･･例の男を呼び返せ。･･･好き勝手やっているようだがそろそろ身の程を知らせねばなるまい」

ＧＪ！！
いつも楽しく読んでます

GJ

>>531
キラは？
出さないとみんな怒るよ・・・

GJ！続きがすげー楽しみです

ＧＪ！！内面の描写も丁寧で好きだ。

>>526
無理に時間帯まとめて一つの話にすんのは難しい気もするけど…。
投稿者別で分けてみるのは？

>>534
キラキラしてきた…

>>534
AAサイドのスレでも立てて、自分で書けば？

今のところ保管庫に載せてない小説は
>>311-312　　>>320-321　　>>358-359-360　　>>364-365　　>>371　　>>387-388

>>390-391-392　　>>421　　>>426　　>>435-436　　>>446-447　　>>455　　>>456

>>465-466-471　　>>478　　>>481　　>>488-489　　>>516-518-519　　>>529-531

資料となりそうなのは・・・わからんorz誰か頼む
っていうかﾃﾗｵｵｽ・・・神がたくさんいて嬉しいよ

　「は、ケンザキ二佐、自分の不注意であります」
　ケンザキ、という針のような響きに、ステラは生唾をごくりと飲み下した。
　ケロイドのように奇妙に引きつったケンザキの頬がぴくりと動き、それが怒りの表れなのだとステラは思った。動けるものなら
　今すぐにでも踵を返してこのまま逃げてしまいたいが、そうすることが出来ない。腰から下の筋肉が弛緩しており、
逃げることが出来ない。
「貴官は今回の任務を理解しているのか？　生体ＣＰＵの身柄をおろそかにするとは、不注意程度の話ではない」
　男はしばらくの間、無言で咎めるような視線をアサクラに注いでいた。まさに蛇に睨まれた蛙そのものであった。
　ステラの脳裏に、不意に暗い記憶が蘇った。あの狭くて殺風景な部屋にすし詰めになり、自分以外のすべての存在を
淘汰するような毎日の、ごく片鱗だった。たしかあの研究所、研究員達はラボと呼んでいたが、その中の一人の顔を
ふと思い出したのだ。
　自分達が 『お母さん』と呼んでいた、やさしくて綺麗な女の顔だった。毎日人目を盗んでは頭を撫でてくれたり、
外の世界の話をしてくれていた『お母さん』。なぜかはわからないが、ケンザキに睨まれた瞬間、猛烈に
あの人の顔が恋しくなったのだった。
　俯いて何も言えないアサクラから目を逸らした男は、そのままステラの横を通り過ぎた。
　「気をつけろ。万が一にでもなにか問題があれば、我々は切る首がいくつあっても足りはしない」
　男の目がステラを捉える。その瞬間、男の目から攻撃的な色が抜け、変わりに別の色が宿った。一秒に満たない、
一瞬の出来事であったが、ステラはそれを見逃さなかった。まるでなにかを慈しむような、悲しい色だった。
ステラは一瞬、はぐらかされるものを感じ、力が抜けた。
　しかし、次の瞬間、ざらりとした殺気が肌に障り、ステラは総毛だった。一瞬ではあったが、『殺される』という
観念めいたものが頭を埋め尽くし、頭が真っ白になる。
　男の姿が水密扉の奥に消えたあと、アサクラはステラを自室に戻るように言い、詰襟の男が消えていった方向へ歩いていった。
　本当なら、膝をついて倒れてしまうほどの恐怖だった。
　ステラがそうならなかったのは、アサクラの中に、信頼するネオの空気を感じたからだった。

>>542は455の続きです。もう何日も間空けてたからもう歓迎してもらえないかも･･･ orz

いや、これはいいものだよ。

どれもこれも毎度楽しく読んでいます。
強いて言うならＧＪ！

GJ

>>542
GJ!!続きも是非書いてください。
裏話的な話は好きなので。

凄いこのスレ！真面目に応援。
連合すきです頑張ってください　ﾉｼ

俺もﾜｸﾃｶしながらROMってます
ｱｹﾞ

>>525
思うのだけど、このときの盗まれたMSデーターの中に
ビーストカラミティ(涼平氏作のバクミティ)の設計があったというのはどうでしょう？
で、この機体を基にしてガイアが生まれたという展開はどうですか？
生体CPUリンゲージシステムの初期段階のものがビーストカラミティに
搭載されていてそのOSのデーターともにプラントに流出。
OSがガイアにも搭載、ステラはこのOSに適合したがゆえにオルガを基にして
作られた生体CPUリンゲージシステムにも最適化したという設定が生まれるんですが・・・

俺はそれいいと思いますよ。
つーかむしろ連合系列のＭＳ，ＭＳＶ系のデータが全て流出とかでもいいかと
何となく感じたのは、ドムのバリアと運命の手のやつは
Ｇパンツァーの発展型なのではないか、と思うんですよ。

とか適当なこといってみる私>>525

手の奴ってビームシールド？
あれGパンツァーとは別系統の技術だろう

あれビームシールドか…
勘違いしてた、指摘有難う

>>551
や、ビーストカラミティの件、どうも許可してくれてありがとうであります。

ただビームシールドはプラントの技術じゃないかな？
連合の科学力はプラントにかなり遅れていると思われるので。
（でなければ鹵獲した三体のＧを主戦力に最後まで使うことは無いでしょう）
自分のイメージだと無印の遺産を食いつぶしているのがデス種の連合ではないかと。
無印時の連合技術者の多くがジェネシスの月基地直撃で死んでいるのではないかと推測。
MAの巨大化も搭載される新技術装備が軽量小型化が出来なかったからじゃないかとも思えるし。


MSの技術力も去ることながらもっと深刻だったのがMSパイロットじゃないかな。
ヤキン・ドゥーエ戦で死んだ連合兵士はザフト兵士の比ではなかったはず。
当然デス種会戦時の連合ザフトの兵士の練度も違ったでしょう。
（連合の方が兵士の質が低い）
一話で三人組とアーモリーワンを強襲した黒ダガー部隊兵士は数少ない前大戦の生き残りだったんじゃないかと推測。

ダークダガーかっこよかったな。
ＭＩＡにもなってるから結構人気あるのかな？

連合はオーブ抜きには語れないし
オーブはキラ抜きには語れない
ちゃんと逃げずに書けよ

>>556

なぜに命令口調？

>>557
いい加減ここはスルーした方がいいかと

>>556

ネタはあるが
お前の態度が
気に入らない


これだけではあれなんで皆に一つ質問
無印の時点では連合の技術もかなり高かった気がするんだが
（フェイズシフト、ミラコロ等）
のちの三機の存在を考えるとあれってオーブだけの力じゃないよな？
とすると連合側になんかすごい技術者がいたことになるのかな？
その辺公式であるなら教えてくれませんか？

>>481の続き、>>531と同時刻


「しかし、まったく効率が悪い機体だよなあ」
と昇降装置を降りたネオはカラミティとストライク・ガンバレルを見比べて青年技師にごちて見せた。
「効率が悪いですか？」
「ああ、1人の優秀なパイロットに運用させるよりも複数の並みのパイロットに運用させる方法がある」
そもそもこの機体は巨大MAとも言うべき機体なのだから1人が操縦するのではなく複数の人間が操縦を分担すればいい。
例えば操縦士とガンナー、防御システムの担当者に分かれて操縦すれば現行システムでもこの機体は運用できるのではないのか――。
そんなネオの意見に青年技師は目を丸くした。
「なるほど、そんな考え方は皆、思い至りませんでしたよ」
「･･･俺の意見、採用されるかな？」
「ええ！！ストライク・カラミティの次世代MAの企画が立っているんです、その操縦方法として提案しますよ」
「･･･次世代MA？まさかまた新兵器を開発する予定があるのか･･･ｗ」
「ええ、今のところ数機ほど」
ネオはその屈託の無い技師の答えに暗澹たる思いに駆られた。
そもそも扱えるパイロットがいないというのに新兵器だけを作る必然はあるのか？
だったら新兵器を作る予算をパイロットの練度を高める訓練に回せば良い。
だが連合軍は戦果を新兵器に頼り、多くの兵士を囮に使いただ敵の殲滅を謀るだけだった。
兵器は兵士の道具ではなく兵士こそが兵器の道具だったのだ。
そもそも今度のアーモリーワン襲撃の作戦もどれだけの危険がともなうのか上の人間は知っているのか。
ネオの脳裏に失った過去の自分がきしみを上げてくる。
MSに乗り込む少年、そして髪の長い良く泣いた一人の女･･･
それはもう手の届かない、自分の――。

ふとオキナワの青い空がネオの脳裏に蘇る。

スティング、ステラ、アウル、･･･兵器として育てられたあの子供達は屈託無く笑った。
あの笑顔だけは失いたくない･･･。


「そういえば――」とネオは不吉な予感を振り払いながら逢うべき1人の人間を思い出していた。
「――そういえば、この機体のパイロットは？」
「オルガ・サブナック少尉･･･オルガ君ですか？」
「ああ、そうだ、」
ネオは青年技師がパイロットを番号で呼ばなかったことに内心安堵した。
「･･････彼はどういう人間だったかな？」

どうでもいいオリキャラ出してる暇があるならAA書けよと言っている

>>559
公式設定ですとビーム兵器とミラージュコロイド、PS装甲は連合独自の技術みたいですね。
（小説アストレイ２巻より）
あとゲシュマイディッヒパンツァーも連合独自の技術。


で、ここからは自分の妄想。

無印の大戦初頭の頃はプラントに所属しないコーディネーターの科学者が
連合に協力していたと思われます。
（コーディネーターでも奥さんがナチュラルとかプラントの政治体制に反対しているとか）
彼らの尽力で数々の技術が開発された可能性が高いですね。
連合のＧ開発責任者がコーディの融和支持者ハルバートン提督なので彼の庇護の元で
コーディ科学者達がGATシリーズの開発にいそしんでいたと思われます。

しかし、プラントに先んじていた技術力もブルーコスモスの台頭によって
技術部からコーディ技術者が失われ新規の技術開発が頭打ちになった可能性大ですね。

ちなみに旧連合３Ｇは連合に強力するコーディネーターの協力もあって開発されたと
アニメロボット専門機関誌（名前忘れた）に公式設定でありました。

>>561にはキラとマリューさんが出ているんだが気づいたかな？

なにはともあれＧＪ

>>560氏ＧＪ。いつも読みごたえがあって楽しんで読んでいます。
それと>>562氏Thx。
なるほど、元々は協力者がいた訳ですね。
参考にさせていただきます。

>>561
お前ほんまいい加減にせぇよ・・・
毎日毎日・・・でもないか。度々現れて誰それを書けとか出せとか文句言いやがって・・・
温厚な俺でももう我慢の限界だわ
お前今度ここに文句書きやがったらここめちゃくちゃに荒らすぞ・・・・俺はマジでぶち切れた・・・
嫌だったらすぐに謝れ・・・・

>>566
ちょwwwww
それはやめれwwww関係ない俺らにも迷惑がかかるwww

同意wwwwww

↓キラの小説を書きたい人はここへ


http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1129681630/l50

>>566
おまｗそりゃやめれｗｗｗ
お前の大好きなこのスレがダメになるぞｗｗ

>>566
もちけつ。荒らしたら奴の思う壺だ。がんがって脳内アボーンだ。スルー汁。
>>569でも誘導してくれてることだし、住処を間違えているお馬鹿ちゃんは放置しとけ。

>562
ビームシールドとドラグーンシステムの原型は
連合でもザフトでもない民間企業が先に開発している
ユーラシア連邦と共同でビームシールド搭載MSを完成させたが
不採用に終わり、その結果ザフトに流出したのが真相らしい

あと陽電子リフレクターの実用化は停戦後
技術面では停滞というよりザフトとは別の形で発展してる
歴代シリーズでは一品モノだった大型MAを量産できる事実は見逃せん
種死における連合のMSのバリエーションの少なさは
むしろ戦略上ダガー系で統一し、MSは大型MAの補佐が主要になる過渡期だったのでは
その体制が整わない内の開戦だからな・・・・


今だブルコスが健在とはいえ
大西洋連邦大統領はプラントの存続を認めていた故
連合には今だ多くのコーディがいると見るべきだろう

ジブリが事実上ロゴスを掌握したのはユニウス落としからだろうしな・・・

保守

>>572
なるほど、修正サンクスです。

そうするとブルコスとロゴスの関係もなんとなくわかりますね。

ロゴス･･････連合軍事産業のネットワーク
ブルコス･･･コーディネーターの排撃を目指す思想的集団

軍事企業にとってもっとも収益が上がるのが仮想敵国がいる世界情勢です。
ブルコスと結託して（というよりも利用して）プラントとの軍事的緊張を持続すれば
それだけ収益もあがると。
ブルコスに兵器を供給しているのがロゴスと思われますがロゴス自体が
ブルコスの思想に共鳴しているのではないかも。
ロゴスは技術的優位性を保つ為にコーディネーターを雇い入れている可能性が大ですね。

こういうロゴスにとって本気でコーディ殲滅を唱えていたアズラエル、ジブリールは本当に目の上のたんこぶだったかも。

それから憶測ですが、
ロゴスのメンバーの中には他人には隠しているのでしょうがコーディの人間がいてもおかしくないですね。
第2次世界大戦前、ドイツのナチ政権樹立のためにアメリカのユダヤ人が支援したという仮説がありますが
これも後のイスラエルの建国に有利な世論つくりの為の工作だったと穿った見方をする人も居ます。

age

あげあげ

あげあげ

>>560より継続


「どういう人間、ですか･･･」
ネオの問いかけに青年技師は少々戸惑ったようだった。
「･･･正直言って僕は彼と話していないんです。こいつの機動実験の時にはラボの人間が張り付いていて話すことは出来なかったんですよ」
「こいつのって･･･前にも会って話していたことがあったのか？」
「･･･ええ、先の大戦の第三次ビクトリア攻防戦の時、技術部でお遊びで作った機体の実戦テストをしてもらったんです」
「お遊びとは随分な言い方だなあ」そのネオのつぶやきが余りにも呆れた風だったから技師は苦笑した。
「いえ･･･まあ、地上機動力の低いカラミティを何とか使い物にしようとザフトのバクゥ型に変形させる代物だったんです。
名前はビースト・カラミティ。――短期攻撃では絶大な性能だったし彼も良く使いこなしてくれたですけど、
やっぱり充電バッテリー型では稼働時間が短くて･･･」
「なるほど…で、彼とは話したのかな？」
ネオは知ったばかりの青年技師に見ず知らずのパイロットの人となりを聞きだそうとする自分が内心おかしかった。
そういえば自分がネオ・ノアロークと名乗ってから知っている人間の数は10人にも満たない。
ネオ自身自分の記憶が無い為他人とどう交流していいか判らなかったし、異形の仮面を付けた自分に仕事以外で近付く人間は皆無に近かった。
だからこの青年の親しみやすさは有難かったし少々甘えもしている自分を感じていた。
「･･･オルガ君とは話は二、三度。砂漠でしたからね、良くぼやいてました。暇な時は本読んでましたよ。
･･･そういえば、一度僕がキャンディの袋を彼にあげた事があったんです。彼、嬉しそうでしたよ、仲間の土産にすると言っていました」
「･･･そうか、スティングみたいな性格なのかな･･･」
ネオの脳裏にオキナワでアウルとステラ相手に一生懸命面倒をみていたスティングの姿が目に浮かぶ。
今、アイツは研究ラボで何をしているのだろう･･･。
「仲良かったんだなあ、その調子だと、」
「仲が良い、というよりもパイロットと技術部技師は機体の打ち合わせがありますからね、話さざるをえないんですよ。でも、
思ったよりとっつきのいい人だったのは良かったですよ」
「･･･とっつきが良い？」
「ええ、彼、オルガ君は“オーブ開放戦”で連合主力の3機の内の一機を駆って絶大な戦果あげていましたから
･･･なんせ味方も巻き添えになったって噂でしたから、内心ヒヤヒヤしていたんです」
その技師の語りを聴いた瞬間――。
ネオの中でわだかまっていていた全ての記憶が一つに結ばれた･･･。
と、その時ドック中に大音量でアナウンスが流れた。
『ネオ・ノアローク大佐！！生体研究部ラボで緊急事態発生！！至急ラボに来られたし！！』

>>578
すごく読みやすいし、面白いんだけど
一つだけ野暮なツッコミ入れてもイイですか？

ファントムペイン指揮官の名前は「ネオ・ロアノーク」ッス……（´・ω・｀）

さすが緊急事態だ
大佐の名前なんざ正しく言えねえぜ

あまりオリジナル機体は出して欲しくないのだが

GJ！
面白いです！！

>>581
影でこういう機体が存在していたという設定です。
MSV並みの味付けと思ってください。
個人的にデストロイとかガイアが突然変異的に発現したとは思っていません。
ガイアはビースト・カラミティの発展形（つまり連合の情報がプラントに漏れた）と解釈、
デストロイの開発の前段階としてストライク・カラミティが存在したという設定です。


>>579
すみませんでした、こちらの勘違いでした。

>>581
おいおいｗこの手のスレにつきものなんだがｗ

>>578より継続

『ネオ・ロアノーク大佐！！生体研究部ラボで緊急事態発生！！至急ラボに来られたし！！･･･繰り返す！
ネオ・ロアノーク大佐！！生体研究部ラボで緊急事態発生！！至急ラボに･･･』


どこかで自分の“名”を呼ぶアナウンスが流れている･･･それが随分遠くの声に聞こえる。
自分の名前？･･････ネオ？
いや･･･違う･･･自分の本当の名前、は、･･････

――自分の本当の名前は･･･

“ムウ”


“あたし、MA乗りは嫌いです･･････”
“あ、俺、今MSパイロット――”

そう…あの時、自分はオーブに居た…。
ただしそれはオーブ“解放”を建前に攻撃して来た連合軍では無く、オーブを防衛する反乱軍アークエンジェルの
クルーとしてあの場所にいたのだ･･･。自分の弟分としてMSに乗り込んでいたのはキラ・ヤマト･･･。
そして自分の傍にいた長い髪の女はAA艦長マリュー・ラミアス･･･。

今こうして目の前にある青緑の機体、カラミティは自分が戦った相手。
そう、オーブで、宇宙で、三機のＧと自分は戦った。
スティング、ステラ、アウルとの同胞と自分は戦ったのだ･･･、
相手の境遇も知らずに･･･、



「――なんですって！？スティング君が今ラボで暴れている！？」
傍らの青年技師は呆然とするネオを尻目に必死でラボと基地内電話で連絡を取っていたらしい。
そしてしばらく押し問答を続けた後に通話を切ってネオに振り向いた。
「いきましょう！！ラボへ！！」
「･･･あ、ああ、」
ネオはようやく我に返った、必死に己の現状を確認する。
「･･･スティングが暴れている理由は何だ？」
「判りません･･･！とりあえずラボへの直通エレベーターの使用許可を取りました！！」
二人は駆け足でエレベーターに向かい乗り込んだ。そこからラボに到着するまで３分である。

>>585
きっ、きききききき記憶戻っちゃってんじゃぁ〜んｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>584
だから”あまり”って言ってんだろうが
馬鹿は臭いからレスすんな馬鹿

>>587
傍から見てお前の方が浮いてるんだが。
職人さんの書いたSSが気に入らないなら消えろ。

>>586
それも一つの伏線なのだよ…


と適当なことをいってみる

>>586>>589

･･･ネタバレですが伏線です。

次回はスティング、ネオ、オルガ、ジブリールのガチンコの展開です。

少しヒントを書きますとジブリールにとってネオはスティング、ステラ、アウル、オルガと同等の存在にしか過ぎないのです。

GJ

糞化してきてないか？大丈夫か？

ＧＪ！！今のところ破綻していない！！続けて書いてください。

GJ

ＧＪ・∞

GJです。続きを楽しみにしてます。

このスレ知ってから小説３巻読んで泣いてしまった漏れがいる。
記憶を消されても大切なことは忘れないアウルとステラが哀しくて愛しい。
ところで揺り篭って記憶を消去じゃなくて思い出せないように記憶の底に
沈めてるような気がした。だから危機的状況で脳みそフル回転させると
かきまぜられて浮かび上がってくるのかなとか。

ネオがやけにあっさり記憶を取り戻しやがったな・・・・

なんていうか…概要しか知らない本編の記憶復活シーンよりも、
こっちの方が何倍もすんなり受け入れられる自分がいる。

よーしとりあえずあげちゃうぞｳﾋｮｰ

>>481より継続、


水の中･･･

どこかで銃声が響いている･･･。
それはどこか懐かしい匂いだった、自分はその音を聞いて育ったから･･･。
自分は“それ”しか知らない。他の何も知らない。
もう憶えのない家族とか兄弟よりも遥かに懐かしい音だった。


“だから、早く出せ！！兄貴を！今すぐにだ！！”


誰かが泣いているような声が聞こえる･･･。

“兄貴”――

･･････ああ、また、あいつか――。
いつも自分にまとわりついて少しウザい声だった、けれど傍にいてくれるだけでも
自分は嬉しかった。本当に泣き虫で弱くてどうしょうもない奴だったけど、
あいつが傍にいてくれるだけで何か暖かいものが自分にもあると
そう思えて嬉しかった事がある……。

本当に思い出したいあの二人の事はもう思い出せないのに･･･
どうしてお前の事だけは思い出せたのだろう･･･



目の集点が結んで水の向こうの風景が像を結ぶ――。

白衣の男達が壁際に固まっている･･･自分のいる水槽の傍らにいる男に銃を向けられて。
時折男は銃底で水槽のガラスを叩く。
自分はそいつに見覚えがある。
“大きくなったな･･･お前･･･”
･･･背が大きくなって随分たくましくなったけど、それはやっぱり“あいつ”だった。


お前、俺に会いにきたのか･･･？
白衣の連中と一戦交えるなんてスゲェなあ･･･。
泣くなよ、お前･･･、お前、俺には出来ないことをやっているんだぞ。
もう俺なんかよりもずっとずっと強いじゃあないか･･･。


手を伸ばして･･･あいつの頭を撫でてやろうとした。
でももうその力がな、い･･･。

せ、め、て、ガ、ラ、ス、越、し、に、あ、い、つ、に、触、れ、な、き、ゃ・・・

>>600のアンカー間違えましたorz
>>481ではなく>>531です。

ＧＪ！でしか感謝を表せない自分がもどかしい

いろいろ意見はありますが、"第０話"のクライマックスとして盛り上がってきてると思いますので
是非続けちゃってください

０話で記憶戻しちゃったのかよ・・・・ｗ

…ってことはオリジナルｷﾀ───(ﾟ∀ﾟ)───!!!!

>>603
色々反響が大きいのでネタバレです。
ネオ＝フラガは>>585で記憶が戻りましたが、再び記憶が無くなる展開予定です。
どういう展開になってもデス種第一話の始めの状態に連合サイドが落ち着く展開ですのでその点はご安心してください。

>>605
なるほどそうでしたか、先読みできなくて済みません。

良スレハケーン。
丁度、ファントムペイン側からならデス種も観れたかなと思ってたのよ。
職人さん頑張ってな。

>>605
ＧＪ！
ぶっちゃけここの小説の面白いところは先に書かれた設定の回収を
きちんとやっているところにあるな。
ネオの記憶復活もBWもスティングとオルガの関係も前々から伏線は引いてある。
非常に奥が深いのでそのまま続けてくれ！！

>>605
ネタバレするなよ、楽しみが半減したじゃねーかw

>>600より継続


傍らには兄貴の水槽、そして前方には白衣の男達の群れ――。
スティングは白衣の男達に銃を突きつけ続けていた。
もう、どのくらいの時間が経ったのだろう･･･。
男達はおびえるばかりでスティングの要求には応えようとしていない。――それは自分が殺した男の話を
肯定するものだと知識の無い自分自身でも判った。


『大戦力のMAの起動システムのコアでなかったらとうに廃棄していたものを――』


……兄貴は“上からの命令で生かされている”のだ――。
でなければ奴らは命欲しさにとっくの昔に兄貴を解放していることだろう。
おそらくもう、兄貴は外の世界では生きられない身体なのだ。
自分と同じように、あの青い空を歩く事も出来ない･･･。
そう、アウルやステラのように･･･笑う事もない･･･。


スティングは水槽の周りを見渡した。
まるで樹の根のようなコードやパイプ、そして機械が水槽に寄生するかのように繋がれている。

“これが兄貴を縛っている機械か･･･”

スティングはやにわにコードを掴むと力任せに引きちぎった。太いコードは無理だったが細かいコードの
幾つかは火花を散らして引きちぎれた。何度も何度もスティングはコードを引きちぎる、その度に白衣の男達は悲鳴を上げた。
「やめろ！やめたまえ！！スティング君！！」
そう喚く科学者達を無言で銃口を突きつけて黙らせた時だった･･･。

ザ　ワ・・・

ふいにスティングの頭上で水音がした。
人の動く気配･･････。

スティングはおそるおそる水槽を見上げる――そこに青い海の色の瞳があった。
自分を優しく見守るその色は昔のそれと変わりがなかった･･･。

「・・・・・・あ、に、き、」

↑おいつまんねーぞ

こんなところにいたのか矢印ｗ

>>610
ＧＪ！まだ続くのかな？

>>612
矢印ってまた例のアレか…ｗ

なんだな、和田厨もアレなのかね…orz

まとめサイトの人、仕事しろよ
そろそろ話の流れを纏めてくれないと
時系列がわかんなくなってきた

まとめサイト担当ではないですが何とかまとめてみます。

ラボ時代、幼年期編。

アウル＆クロトと母・・・>>213
ステラ＆シャニ・・・・・>>241-243


ラボからオキナワに出発編

>>157、>>158、>>166、>>184


オキナワでネオと邂逅

>>252-254

>>616の続き


3人組とネオのオキナワでの買い物

>>311-312


ちょうどこの頃月上空でストライク・カラミティの実験

>>320-321


アサクラとの邂逅、月基地への出発

>>358-360、>>390-392


アウルの母の追憶

>>387-388


月基地到着

>>364-365

>>616-617の時系列中におきていたと思われる出来事
（執筆者の方、修正がありましたら指摘してください）


ジブリールへアズラエルからの遺産（“ラボからオキナワに出発編”以前の出来事と推察）

>>516-518


スティングへオルガからの遺言

>>302


ステラ、シャニを夢見る

>>435->>436


アサクラとステラ（未完）

>>455、>>542

>>617の後・・・半日くらいの出来事と推定。


ネオとリー艦長〜スティングの悪夢

>>371、>>426、>>446-447


GAT−ｘ131BPストライク・カラミティ

>>456、>>465-466、>>478、>>481

スティングの戦い〜ジブリール

>>488-489、>>529、>>531


ネオ＝ムウ・ラ・フラガの記憶

>>560、>>578、>>585


オルガの覚醒〜スティングの戦い（続行中）

>>600、>>610

アウルのBWプログラム（スティング、ネオ、オルガ、ジブリールが一段落したあとに多分きます）


>>421


デュランダル議長とレイの策謀（デス種第一話の直前と推定）

>>263


アウルの母の決意（デス種20話頃の話か？）

>>175-176

一応、今までの小説をまとめてみました。

題名は小説の内容を要約したもので正式のものでは無い事を断わっておきます

>>616
乙。
こうしてみると大分溜まってるな
まとめサイトももうちょっと余裕のある人がやってみてはどうかと思うけど

>>616-621
乙です！
自分まとめサイトの者なんだが
小説が多いしなによりその小説の時間帯がイマイチわからなかったから
更新しないでおいたんだ。ｽﾏｿ
もうスティングへオルガからの遺言とデュランダル議長とレイの策謀、アウルの母の決意は
もうまとめサイトに載せちゃってあるんだ。
どうする？直そうか？

>>624
乙

まぁ、できるなら直したほうがイイかと
忙しいなら、あんま無理せんでもいいと思うけどね
（´ω｀）

>>625
624さんの言うとおりじっくりやってください。
後から追加される小説やネタもあるでしょうから。

>>612
なんだ、モロ珍がいたのかｗ
あいつ両澤のﾏﾝｾｰという世にも珍しいやつだからなｗ
そんな奴福田くらいしかいないだろうにｗ

>>610より継続


「・・・・・・あ、に、き、」

“それ”は襤褸屑を縫い合わせて作った人形のようだった…。
顔を除いた身体のいたるところに縫い合わせた手術痕…。
身体を支えるよう接続された水槽の上部と下部から伸びたコードとパイブ…。

それでも、
それでも自分を見つめる青い瞳は自分の知っている兄貴のそれだった――。


水槽の中の水がザワと蠢き“それ”は――“兄貴”は身じろいだ。その有様を見た白衣の男達は驚愕の声をあげた。
「…まさか！！脳組織の安定の為、オルガの意識レベルは最低にしてあるはずだ！！」
「なんてこった！！――今…今、目覚めれば脳幹組織に障害を起こすぞ！！」
その声はスティングの耳には届かない声だった。スティングの目には涙が溢れていた――泣くのは何年ぶりだろう…。
ラボで実戦訓練をして知っている奴を殺した時、いつも泣いた。でも今の涙はあの時と違う涙だと思った。…そういえば昔
自分が泣くと兄貴はよく叱り付けたっけ…そう思うと慌てて涙を拭う。それでも何故か目は霞んだ。その霞んだ目で
スティングは兄貴をもう一度視界に捕らえようとした。
水槽の中の兄貴は自分に向かって手を伸ばそうとしている最中だった、その動きはスローモーションのように緩慢だった。
「・・・兄貴？」
伸ばした腕は丈の短いコードによって、ある程度までしか上がらない。中途に上がった腕は自分に向かって宙をかく。
コードは皮膚の下から接続しているので伸ばせば腕の肉が引っ張られた。
それでも兄貴は自分に向かって手を伸ばすのをやめない――。
「――！？」
腕のコードの接続部分から血が滲む。それでも兄貴は構わなかった。
「！！――兄貴！止めろ！！止めるんだ！！」
スティングの叫びにも関わらず兄貴の――オルガの動きは止まらなかった。腕のコードを引きちぎり、今度は体中のコードを
引き千切ろうと身を捩った。オルガがもがく度に全身のコードの接続部位が出血し、水槽の水は血で染まった。
「――生体モニタリングシステムの前面カットだ！！早くしろ！！」
「しかし・・・！！」
「オルガの生体組織の損傷に比べれば微々たるものだ！早くやれ！！」
スティングの隙をついてモニターに張り付いていた科学者がキーワードを端末に打ち込む、と同時に水槽の上部から
オルガを繋いでいたコードが解除され、その身体は糸の切れた操り人形のように水槽の下に落ちていった。
スティングはその一部始終を見て絶句した。

「――兄貴！！」

ガンダムSEED　DESTINYがつまらない理由
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1130645237/

やっぱり今読み返すと>>610は描写が足りませんね、済みませんorz
つまんないですわ、これｗ
加筆訂正編を書きますがよろしいでしょうか？

>>630
つまらんなんて事はないんだが、もっと面白いを読ませてくれる
というなら是非頼む。

何か無茶苦茶顔面グシャグシャなスティングと目に光のない無表情
オルガが水槽越しに必死に近付こうとしている情景が見えるようだ。

>>630
全然おｋです。
それと>>616には悪いんだけど、小説を書いた職人さんに
この>>616-621の流れのまままとめサイトに載せていいか聞きたい。

>>632
乙です、お願いします。

スティング、オルガ、ストライク・カラミティ関係はオッケーです。

書いた部分は、>>166、>>184 、>>320-321 >>619-620

>>610の加筆補正


傍らには兄貴の水槽、そして前方には白衣の男達の群れ――。
スティングは白衣の男達に銃を突きつけ続けていた。
もう、どのくらいの時間が経ったのだろう･･･。
男達はおびえるばかりでスティングの要求には応えようとしていない。
命が惜しい脆弱な奴らなのにも関わらず…。

その現実が自分が殺した男の話を肯定するものだと専門知識の無いスティング自身でも判った。


『大戦力のMAの起動システムのコアでなかったらとうに廃棄していたものを――』


白衣の男達は上からの命令で兄貴を“生かしている”のだ――。

でなければ自分達を虫けらのように扱うこいつらが兄貴の“生”にここまでこだわる事はない。
そして…おそらくもう兄貴は外の世界では生きられない身体なのだ。
自分と同じように、あの青い空を歩く事も出来ない･･･。
そう、アウルやステラのように･･･笑う事もない･･･。


水槽の周りを見渡すとまるで樹の根のようなコードやパイプ、そして機械が水槽に寄生するかのように繋がれている。
その有様がスティングには余りにも醜く浅ましい白衣の男達の姿に重なった。

――これが、兄貴を縛っている機械か！！

どうしょうも無い怒りに駆られてスティングはコードの束をを掴むと力任せに引きちぎった。太いコードは
無傷だったが細いコードの幾本かは火花を散らして引きちぎれた。なおもスティングはコードを
幾度も引きちぎり、その度に白衣の男達は悲鳴を上げた。
「やめろ！やめたまえ！！スティング君！！」
そう喚く科学者達を無言で銃口を突きつけて黙らせた時だった･･･。

ザ　ワ・・・

ふいにスティングの頭上で水音がした。
人の動く気配･･････それは懐かしい気配だった。
幼い頃、いつも自分が背中で感じていた、あの優しくて大きな感じ…。

スティングはおそるおそる水槽を見上げる。

そこに青い海の色の瞳があった。
自分を優しく見守るその色は昔のそれと変わりがなかった事に気づいた時…
スティングの両目から涙がこぼれ落ちた。

「・・・・・・あ、に、き、」

まとめサイトの方へ、

オルガの覚醒〜スティングの戦い（続行中）

>>600、>>634、>>628

が、正しい順番になります。610の小説は破棄してください。

あと628の訂正
×「――生体モニタリングシステムの前面カットだ！！早くしろ！！」
○「――生体モニタリングシステムの全面カットだ！！早くしろ！！」


あと途中までネオ・ノアロークと間違えていましたので、
ロアノークで修正お願いします（汗）。

今>>618のステラ、シャニを夢見る >>435-436まで更新してきた。
で、そのあとのアサクラとステラ（未完） >>455、>>542 　はもう載せてもいいのかな？
まだ未完だから、書き手の人が続いてる時に次の話を入れて欲しくないって言うのなら更新しないでおいておくけど。
一応直せるところは直しておいたけど、直すのが難しいところはそのままにしときましたｗ
一応またアドレス載せておきます→http://rengouside.syuriken.jp/
それとメニューに資料、設定という項目があるんだけどそこに書き手さんの考察とか載せていいかな？嫌だったら言ってください

>>636
乙です。

あと資料、設定の考察は自分の分はオッケーです。

まとめサイト見たら凄い更新されててびびりました。
考察の方は自分もＯＫです。（１回しか書いてませんが。）

age

age

保守

上げがてらに・・・

ジブリール氏は元々ロゴスの人間だったのがブルコスの盟主に選出されたのだろうか？

ﾜｸﾃｶ保守

>>642
つ〜か、ブルコスそのものがロゴスの表看板のひとつなんじゃないかな。
ほら、本社の元営業部長が子会社の社長に出向するような。

あげ

>>628より継続


「――GAT-ｘ131生命維持管理をこちらのシステムに回せ！！」
「……駄目です！モニタリングシステムが全面停止の状態です、こちらで制御しようとも状況が判りません！」
「予備の回線システムは？」
「チェックしてみます……、！？、スティングの破壊行動の結果、使用できません！！」

モニターの中で刻々と伝えられるラボ内の惨状――。
あまりにも想定外の出来事の連続は別室のジブリールの前の科学者達をもパニックに陥れていた。
右往左往する科学者達の様子にジブリールは苛立ちを覚える反面、ある種の小気味よさを感じていた。
“――所詮、こいつらも万能ではなかったか”
ジブリールがブルーコスモスの盟主に就任してからまだ日も浅い。もともとロゴスのメンバーでありながらジブリールが
ブルーコスモスの盟主に天下りしたのはロゴスにとっての経済に必要な戦争状態を継続させる必要性があったからに過ぎない。
死に体に過ぎなかったブルーコスモスはジブリールの背後のロゴスの潤沢な資金を利用する事によって
見事に地球連合内の地位を取り戻した。
反面、ジブリールはブルーコスモス組織内の自分に対する反発も受けねばならなかった。
前盟主ムルタ・アズラエルは先の大戦で最前線で現場指揮を執り、名誉の戦死を遂げていた。その事実が
前盟主の神格化に繋がり外様である現盟主ジブリールを軽んじる風潮を作っていた。
その現実はプライドの高い彼にとって許しがたい現実であった。
例え前任者が英雄であっても今の指導者は自分なのだ。いつまでも死者の業績に囚われていては組織自体が硬直化する。
前任者の影響を打ち消すには自分自身が実績を上げればいい。――その為の道具立てとして彼はデストロイ等の巨大MAの
企画開発にいそしみザフトの新型機奪取の計画もぶち上げたのである。
「ジブリール様…」と、科学者グループの老主任である男が一歩前に出て慇懃に一礼をした。
「――なんだ？」
「…ラボで暴れているスティングの“トラウマ”に当たるものが見つかりました…あと10分で用意できると思いますが」
「7分で用意しろ」

なんで大西洋連邦なのに沖縄なの？

>>647
租借しているんじゃないかと予想。
キューバのグアンダナモの例がある。

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/zatsu/bundan

香港、マカオが中国領じゃなかった時期を知らない年代もいるんだな。
20世紀も遠くになりにけり。

神街

そういえば、沖縄も戦後米国領だった時代があるな。

>>651
>>647見た時にそれ真っ先に思い出したｗ
1972年に日本に返還されたんだよな？教科書うろ覚えorz

>>652
1972年5月15日だったはず、
それまでは行政権、立法権、司法権が米国に委ねられたていた。

あげるニダ

あーなんかあったと思ったらそんな日だったのか、サンクス。


俺の誕生日

二年前―

闇の中に幾重にも咲く虹色の花。そいつが俺達の終末の光だった。

手足が震えた。全身から嫌な汗が噴きでる。
心臓の鼓動がやけに速く、うざったく感じられた。

目の前で爆散するシャニが乗っていたＭＳ、フォビドォン。

――精神訓練は受けた。
薬も切れてねぇ。
誰が死んでもなんともない筈だ。
迷わないと決めた筈だ。
一々他人のことを考えてたら次は自分が死ぬ。
なのに、俺は――。

気が付けば、目の前に迫る、白い羽付きの、巨大な光刃。
避けろ。避けろ避けろ避けろ。俺だけは死ぬわけにはいかない。
降り下ろされたそれをなんとかかわす。
しかし染み着いた戦いの本能が、すぐに俺の頭に再度の警鐘を鳴らす。
―敵は、二機―





―なぜ戦うんだ？―

『君達は、物なんです。戦わない君達なんて、誰も必要としないんですよ？だから戦うしかないんですよ』
目の前の白いスーツの男が俺を問いただす。
だから俺は武器を、”呪われた力”を取るしかなかった。例えもう後戻り出来なくなるとしても。

―何のために戦う？―

『兄貴、っ呼んでいいかな』
施設にいたとき俺をそう呼んだ子供共。
いつも泣いていた緑頭のクソ子供は特にその呼び

数日後―
その日、コーディネーターの住まうプラントでも。
ナチュラルの住まう地球と月でも。
全世界の人間がテレビを食い入るように見つめていた。
「今、条約が結ばれました！Ｃ.Ｅの歴史に新たな平和への礎が築かれました。
人類は種の壁を越え、新たなる世界への一歩を踏み出したのです！」
歓喜する人々。沸き上がる喜びの声。
漸く手に入れた平和の世界に不満を抱く者などいるはずもない。
しかし…その光景を苦虫でも噛み潰すように見つめる１人の男がいた。
「今は…勝利の美酒に酔うがいい。コーディネーター共。次はこうはいかんぞ…」


同時刻に。静寂が支配する星々の狭間、かつて、戦場だった場所で。

辺りにはただの鉄塊になり果てたＭＳや戦艦が散らばり、漆黒の闇に漂ってている
そして。
二度と開くはずのなかった扉が開かれる。
”おい生存者がいるぞ！！”
１人の男が声を上げた。彼はＭＳの腹部、
丁度コクピットに当たる部分で、通信を入れながら辺りに手を振って示している。
”ホントか！？”
次第に集まる宇宙服の男達。
”おい！艦長に連絡だ。生存者第四号、生体CPUだ”

”基地の奴らに個別ＥＳＣからこいつの細胞を解凍させるよう伝えろ
パーツは全ヶ所用意して培養カプセルも、もう一つ空きがいる”
隊の長らしき男は実に素早く指示を出すとすぐにその部分の切除作業を始めた。
”ったくこいつといい、他の奴らも…本当に運だけはいい…
次こそは役に立ってくれよ？”
そう言うと男はニヤリと笑う。


そして―

宇宙を駆ける一隻の戦艦。
「ミラージュコロイドを展開せよ」
「ミラージュコロイド、展開！」
微かに輪郭を残し、闇に消える巨大な影。
その進む先には、幾つもの巨大な砂時計の群れ―プラント。
今再び、戦いが始まろうとしている―。

ガンダムSEEDDESTINY S.O.C『プロローグ』

お目汚しスマソ
適当に挙げてきますのでよろしくお願いします

>>656-658

GJ!!気合出ました！！

>>646より継続


「…7分、ですか、」
――それで十分だろう、と、うろたえながらごちる老化学者に被せるようにジブリールは叱責の言葉を被せた。
「想定外の状況を2度も作ったのはひとえにお前達、科学者の怠慢だ。被験者がラボの出身者とはいえ遺伝子レベルの
条件付けを与えられていないナチュラルだった事を考えつかなかったお前達は所詮ブルーコスモスの理念すら理解できない」
「…そ、それは、」
「――本来なら、“完全なるコーディネーター”を目指し研究、完成させた時点でメンデル関係者は抹殺されるに値する。
それをワザワザ生かしておいてやっているのはナチュラルの生存権を維持する仕事をやってくれると期待したからだ。
その最低限の仕事もできぬようではブルーコスモスの盟主としての自分にも考えがある……」
冷酷なほど慇懃だった老科学者はみるみる表情を青ざめさせ踵を返して部下達に叱り付けるように指示をする。
その後ろ姿は命に固執する老人特有の醜さがあった。
“科学者のプライドも一皮剥ければ俗物そのものだな”
デストロイ計画の目途がついた時点で処分するのが相当の人物だ――。
ジブリールは侮蔑の視線を投げつけた後、手元のモニターをひらいた。
四角い小さな画面の中にエレベーターに乗るネオと青年技師の姿が映る。
そして横の別のモニターの中では管理を逸脱し反乱を起こした被験者と目覚めた生体CPU――。

「…そろそろ、人形が躍るのも止めてもらわねばな」

ジブリールの脳裏にはもはや醜い老人の姿はなく、自分の手中から抜け出した手駒をいかに支配下に
再び収めるかの冷たい駆け引きの計算が始まっていた。

新作ｷﾀｺﾚ!!ＧＪ

CE72年、二年前の大戦、ヤキン・ドゥーエの戦いを終結させた世界は、
平和の世を取り戻した。
互いに争ったナチュラルとコーディネーターの両者は､
再び争いが起こることの無いよう、
軍縮を推し進め、大戦の発端となった地、ユニウスセブンにおいて条約を結び、
ここに平和の礎を確立したのであった。

宇宙に浮かぶ砂時計型のコロニー群、プラント。
その中の一つのプラントに、ちょうど今、
プラントに着いたばかりのシャトルがあった。
『ご利用頂き有り難うごさいました。本機はアーモリーワンに到着しました。
お降りの際、お荷物などお忘れ物のない様、お気をつけ下さい』

機械的なアナウンスが流れた後、
真っ先に降りてきたのは緑色の髪の落ち着いた感じの少年だった。
水色髪のやんちゃそうな、どこか幼さの残る少年が続く。
っとしばらく間が空き、誰も降りてこない。
「ステラ、早く降りろよ」
「うん…」
水色髪の少年は後ろに振り向いてあとを促す。
促されて降りてきたのは、金髪の少女。
踊り子のようなドレスを身に纏ったその姿は、周りの誰もが息を飲んだことだろう。
それほどに美しかった。

後ろの２人が降りるのを確認した緑髪の少年はさっさと歩いていき、
次のシャトルの到着を待つ人が集まっている休憩所で適当なスペースを見つけると、

「ふぅ」と大きなため息を一つ吐き、どかりと椅子に腰を下ろした。
「スティング、なんか親父クセーな」
「うるせーよ。俺だって、多少は緊張する」
座り方をからかう少年を軽くたしなめ、ふと前を見ると、
正装した、何故かズボンの金髪の少女と、
微かに青みがかった黒髪の少年がいた。
彼、スティングから見ると金髪の少女は特に何も感じる所はなかった。
だがその隣の少年に限っては、少し、ほんの少しだけ、気になった。
あちらも視線に気付き、サングラス越しにこちらを見つめてくる。
一秒たっぷり互いに見つめあう。何かを、確かめるように。
「もしかしてあの娘に惚れちゃった？」
ヒュウ、という口笛と共にまたしてもおどけた調子で語りかける少年。
「アウル〜？」
語尾を強め多少の怒りを表すスティング。
「お〜こわっ」
逃げるようにその場を離れるアウル。
視線を戻すとサングラスの少年はどこかへ行ってしまっていた。
気が付けばこちらの金髪の少女、ステラもいなくなっていた。
「ほんと気楽な奴ら」
肩の力が抜けたようだ。笑みをこぼすとアウルの後を追った。

１日か２日に一カット？づつぐらいで投下しますね(一話七つぐらいの予定です)
変な箇所とかあったらご指摘お願いします！

GJ

GJ、期待あげします。

「あ〜あ、めんどくさいよな〜。
何で俺たちがみんなの分まで買い出しなくちゃいけないんだ？」
「そう言うなよ。一応、最後の買い物かも知れないんだぜ？」
暗く湿った路地裏を歩く２人の少年。表通りへの近道をしているらしかった。
一方は肌がやや黒い少年で、もう一方は対照的に肌の白いどこか中性的な印象を受ける少年だった。
「ああ、ルナが言ってたミネルバの配属先のこと？」
「そうそう、月軌道上っつったらプラントからかなりの距離だぜ？
それに連合軍の基地も目と鼻の先。
もしかしたら二度と帰ってこれないかもよ〜？」
「やめろよヨウラン！縁起でもない！」
友人の冗談にもならないような話にいささか顔をしかめる少年。
「わりぃわりぃ。ちょっと言い過ぎたな」
反省の色もなく適当に口だけで謝るもう一人の少年。それでも彼らは笑いあえた。
２人がそうやって話していると、
いつの間にか表通りに出るところまでさしかかっていた。
狭い路地の出口を、色白の少年が先になって出ようとすると
「うわっ！」
目の前に少女が、それこそまさに踊り出た。
ぶつかりそうになり、思わず目を瞑る。
すると予想した痛みはなく…何故か手には柔らかい感触。
「あ〜りゃりゃ。何やってんのお前？うちの連れに」
「どうしたアウル？……！」
誰かの声でようやく恐々と目を開けると…少女の胸を握っていた。しばらく茫然となる少年。我に帰ると
「えっと…あっゴ、ゴメン！」
振りほどき、必死に謝る少年を睨み付け、走り去る少女。それを見た先程の声の主達も
「まっいいけどさ、減るもんじゃないし。じゃあね〜ラッキースケベくん」
１人はそう言い残し、もう１人は無言で去って行く。

「ふーん」
不機嫌そうな顔のスティングを、アウルは興味深そうにちらちらと見ている。
３人は町を外れてかなり遠い所まで来ていた。
ステラもいつのまにかスティング達の裏についていた。
「なんだよ？」
「いや…嫉妬かな〜なんてさ」
「ば〜か。俺たちは軍人だ。そんな感情は必要ねぇよ」
「…あっそ」
つまらなそうにため息をつくアウル。
しばらく沈黙が流れる。心地よい鳥のさえずり声だけがその場を包む。
「来たぞ」
前方から軍用のジープが走ってきて彼らの目の前で止まる。
乗っているのはザフト軍の軍服を纏った２人の男。
こちらの顔を確認すると、目配せして後ろに乗るよう促す。
それに従い素早く後部座席に乗り込む３人。車はまたすぐに走り出す。

age

ｼﾝｷﾀｰ

いい加減キラを出せよ
俺を怒らすなよ

お前には見えないのか？
このスレの所々にキラが出演してるじゃないか

……。(´Д`)

age

キラ厨なのはかまわんがなぜこのスレにこだわるんだ？

ニュータイプの俺ならわかる
奴はキラ厨と見せかけ、スレを荒らすことにより数少ないかもしれない善良なSEED好きを貶める過激派アンチSEEDなんだよ！

職人さん達が来ない間保守してくれてると思えば腹も立たん
投下された時に来られると鬱陶しいが

age

大気圏を突破する際の激しい振動が収まり、３人とネオを乗せたシャトルは宇宙へと到達した
シャトルはこの後、月の地球軍基地へと向かう予定になっている

「さて…もうシートベルトを外しても良いぞ…って言う必要も無かったか」
ネオが苦笑しながら言ったときにはもうアウルとステラはシートベルトを外して宇宙遊泳を楽しんでいた
「おお〜なんかわかんねぇけどスッゲェ！」
「アハハ、アハハハくるくる〜」
アウルは早くも宇宙での移動に慣れたように、ステラはくるくる回るのが楽しいようにふわふわとシャトルの中を漂う
「…まったく、落ち着きのない奴らだな」
微笑ましい気持ちで洩らしたネオは、未だにシートに座っているスティングを見つける
「どうしたスティング？もうベルトは外しても良いんだぞ？」
「！？べ、別にいいだろ、何だって！」
焦ったスティングは早口で一気に捲くし立てるとぷいっと明後日の方向に顔を向ける

「あ、スティングまさか怖いんじゃね〜だろ〜な〜？」
「！な、何言ってんだ！んなわけねーだろうが…」
目ざとくそのやり取りを聞きつけたアウルがスティングをからかう
「のワリには何か自信なさげ〜？」
「っ…！わかったよ、そこまで言うならやってやろうじゃねーか！」
アウルの小馬鹿にしたセリフにムキになったスティングは、体を固定するベルトを外すと勢い良く立ち上がる

「う、うおぉっ？！」
……当然、無重力状態で勢い良く立ち上がったスティングの体はその勢いのままに宙へと飛び出し、
焦ったスティングはそこでさらに初心者のよくやる失敗をしてしまう
地上の時と同じように足をバタつかせるスティング。だが宇宙では、足を動かす事によって発生した運動エネルギーが回転運動となり、スティングの体をぐるぐると高速回転させる結果となった

「アッハハハ！スティングだっせーー！」
「う、うるせぇ！！」

「やれやれ…」
子供じみたやり取りをする二人に苦笑しながらも、ネオはぐるぐる回転するスティングの体を抱き止めてやる
「いいかスティング、２人もだ。これから行動する宇宙では、常に作用反作用を頭に入れておけ」
「さようはんさよう？」
よく解らないようにステラが問い返してくる。ネオは解りやすく実際に見せてやる事にした
「いいか、たとえば俺が右手を突き出すとする。そうーすると…」
スティングを近くのシートに捕まらせて宙に浮かんだネオは右手を前に出す
するとネオの体が左向きに回転をはじめた
「いいか、今俺は右手を前に出した。コレが作用だ。そして、右手を前に出した反動で左向きに回転している訳だ。コレが反作用」
ネオは解ったかな？と言う感じでシートに捕まり、回転を殺す
「地上では重力が反作用の大半を殺してくれるが無重力の宇宙では支えがないとさっきのスティングみたいになっちまう。よーく覚えておけよ」
『はーい』
「う、うるせぇよ！！」
先程の醜態の事を持ち出されうろたえるスティング
ネオは笑うと
「じゃ、理解したところで応用だ。皆で鬼ごっこをやるぞ」
「おにごっこ…って何？」
施設では聞いた事の無い言葉に困惑するアウル
「なんだ鬼ごっこを知らないのか？一人が鬼になって追いかける。他の人は鬼にタッチされないように逃げる。鬼にタッチされたらその人と鬼の役を交代する。どうだ簡単だろ？」
「ふーん…まぁいいや、さっさっと始めようぜ！」
「おにごっこ！おにごっこ！」
「…よし！」
理解したのかしてないのか、良くわからないがなんだか面白そうだと思ったアウルと全く解ってないステラに、先程の雪辱に燃えるスティング
やれやれと思いつつ、まずはネオが鬼で鬼ごっこは開始された

「よし！捕まえた！」
「あちゃ〜、次は俺が鬼かよ〜」
三人は最初の方こそ宇宙に慣れていないぎこちない動きだったが、段々慣れて今では歳の差もありネオがやり込められるようになってきた


「ふい〜…タンマ、ちょい休憩」
「え〜！もうかよ早すぎだぜ〜」
「仕方ないだろう？おまえらと一緒にしないでくれ」
流石に三十路近くの体で元気な若者三人を相手にするのは疲れる
……まぁ、正確には歳の差だけではないのだが
（しかしこうも適応能力が高いとはねぇ…なんとも末恐ろしい子供たちだよ。まったく）
三人ともつい１０分ほど前とは比べ物にならないほど宇宙での移動がスムーズになっていた
それが生来の才能による物か、はたまた強化された肉体の賜物なのかは不明だが

「わぁ〜…海！海がいっぱい！！」
ふと窓に目を向けたステラが、シャトルの外に浮かぶ巨大な地球の姿を見て叫ぶ
「おわ！ホントだスゲー！」
「おお…！」
「地球は８０％以上が海だからな。この光景は地上にいたんじゃ〜お目にかかれない。昔の人はこの光景を見るために何年も大変な訓練をつんだんだが…おやおや」
ネオの解説など三人は聞いちゃいなかった。食い入るように窓から地球の姿を見つめる三人にネオは親近感を覚える
（人の親ってのはこんな感じなのかねぇ…？）
いや、どっちかというと幼稚園の先生だなと一人ごちるネオ
「よーし休憩終了！鬼ごっこの続きをやるぞー！」
「お、やっとかよ〜？」
「ネオ、もう大丈夫？」
待ちくたびれたと言う風に肩をすくめるアウルにネオを心配するステラ
「あ〜そうだな、もうおっさんなんだしまだ休んでたほうが良いんじゃないの〜？」
「おっさんじゃない！！」

そんなやり取りをしつつ、途中に休憩を挟みながら４人の鬼ごっこは月に到着するまで続いた


ＥＮＤ

>>677-679
ＧＪ！！
ほのぼのしてて(･∀･)ｲｲ!!

ほっしゅ

age

保守しとく

>>236見れない。うｐしてください

そんないまさら…

あげ

age

>>687
あがってない！

しまったあ！

保守

age

age

ほしゅしかできないよごめん

保守

age

ほしゅ

あげ

age

age

意味があるんだか知らんが保守

ジブリール様主役でＳＳ描く人はいますか？

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保守

ほしゅ

捕手

ura2ch　ura2ch

最近職人がこないな。
もしかして職人の学生（受験生）率が高いのか？

ﾏﾀｰﾘ保守

まあ、連合系MSVキャラの生存フラグがたったからな・・・

ほっしゅ

好きだったスレがいくつか落ちてしまった･･･orz
保守

ここは生き延びたんだな…よかった

気を抜くマズイが･･･うん、よかった

392だがネタ練りすぎて結局忘れられてしまった････
続きできたけどいいかな････？

>716

楽しみにしてまつ

　「は、ケンザキ二佐、自分の不注意であります」

ケンザキ、という針のような響きに、ステラは生唾をごくりと飲み下した。
ケロイドのように奇妙に引きつったケンザキの頬がぴくりと動き、それが怒りの
表れなのだとステラは思った。動けるものなら今すぐにでも踵を返してこのまま
逃げてしまいたいが、そうすることが出来ない。腰から下の筋肉が弛緩しており、
逃げることが出来ない。

「貴官は今回の任務を理解しているのか？　生体ＣＰＵの身柄をおろそかにするとは、
　不注意程度の話ではない」

男はしばらくの間、無言で咎めるような視線をアサクラに注いでいた。それはまさに蛇眼に
射止められた鼠を想像させた。
ステラの脳裏に、不意に暗い記憶が蘇った。あの狭くて殺風景な部屋にすし詰めになり、
自分以外のすべての存在を淘汰するような毎日の、ごく片鱗だった。たしかあの研究所、
研究員達はラボと呼んでいたが、その中の一人の顔をふと思い出したのだ。自分達が
『お母さん』と呼んでいた、やさしくて綺麗な女の顔だった。毎日人目を盗んでは
頭を撫でてくれたり、外の世界の話をしてくれていた『お母さん』。なぜかはわからないが、
ケンザキに睨まれた瞬間、猛烈にあの人の顔が恋しくなったのだった。

俯いて何も言えないアサクラから目を逸らした男は、そのままステラの横を通り過ぎた。

「気をつけろ。万が一にでもなにか問題があれば、我々は切る首がいくつあっても足りはしない」

男の目がステラを捉える。その瞬間、男の目から攻撃的な色が抜け、変わりに別の色が宿った。
一秒に満たない、一瞬の出来事であったが、ステラはそれを見逃さなかった。まるでなにかを
慈しむような、悲しい色だった。ステラは一瞬、はぐらかされるものを感じ、力が抜けた。

しかし次の瞬間、ざらりとした殺気が肌に障り、ステラは総毛だった。一瞬ではあったが、
『殺される』という観念めいたものが頭を埋め尽くし、頭が真っ白になる。
男の姿が水密扉の奥に消えたあと、アサクラはステラを自室に戻るように言い、詰襟の男が
消えていった方向へ歩いていった。
本当なら、膝をついて倒れてしまうほどの恐怖だった。

ステラがそうならなかったのは、アサクラの中に、信頼するネオの空気を感じたからだった。




>>455の続きでつ。遅くなって悪かったよ。今進行してる話を壊さんように進むから
よろしく　

　「アンタはさ、なんで軍なんかに入ったわけ？」

そうアウルが呟くと、数秒間の沈黙があった。話しかけたはずのアサクラの視線は
虚空を舞うばかりで、一向にアウルに収束する気配が無かった。スティングやステラと
自分の間には、無駄な会話をするというコミュニケーションツールがなかった。
生体ＣＰＵとしてそれが正しいのか正しくないのかは知らないが、とにかく、暇だった。
　
「アサクラだっけ？　おい、聞いてる？」

先に痺れを切らしたアウルにそう言われたアサクラは、一瞬『え？』という顔をして、
すぐに引っ込めた。「聞いてなかったのかよ」と満たらたらに続けたアウルに、
アサクラは小さく頭を下げた。ひょっとして天然なのかもしれない。アウルが
そう思うと、燻り続ける疑問の炎もますます勢いを強めた。

「もしかして抜けてるとか天然とか言われるタイプ？　軍人失格じゃない？」

　ははは、と苦笑したアサクラを、別の軍服の男が一瞥した。アサクラのなにかを
静止している。アウルはそう思った。野球帽に似た帽子の鍔のしたから覗く眼は鋭く、
アサクラが漂わせている雰囲気とは全く反対の空気を湛えている。この船に
乗り込んだ１００名近くの兵士たちは皆殺気立った空気を持ち合わせており、
生き馬の目を抜く世界を生きてきたアウルにすら畏怖を抱かせた。こいつらは
自分たちとは違う。全員が鋭く尖った切っ先のような、研ぎ澄まされた空気を
持っている。地面に這いつくばり、刃物やぎりぎりの飛び道具で生き抜いてきた
人間の目だとアウルは思った。ＭＳのように、ＶＲとの世界が限りなく曖昧な
戦争に浸っていては絶対に生まれっこない雰囲気を持っているのだ。

アウルがアサクラの眼を覗き込むと、すまないな、というような顔をし、
眉尻を下げられた。思念が出すぎる眼に、自分には無駄口を叩く権限が無い、
と滲んでいるのを見て、アウルはため息をついた。
最後の取り付く島がなくなった瞬間だった。また無音の数時間が始まる、と
思った瞬間、電子端末のモニターに眼を落としていたネオが口を開いた。

「アンタ、民間の人間だろ？　なんで軍なんかに入ったんだ？」



連投ｽﾏｿ

アウルだけでなく、アサクラ自身もあっけにとられた顔をした。相変わらず電子端末と
にらめっこをしているネオに不意を突かれたのか、うたた寝をし掛けていたスティングさえも
眼を覚ました。
　
ぴりりとした緊張が部屋内に走り、アサクラの口がすべるのを抑止した。それに答えるかのように、
アサクラも「････教えられません」とだけ漏らし、ネオが放った言葉による動揺を
押し隠そうとしていた。

「････オーブ、か」

その単語を口にした瞬間、部屋の中にいた全員の顔にはっきりとした動揺が伝播した。
今まで巌のように動かなかった兵士たちの表情がゆがみ、１００もの『なぜ？』が
部屋の中の空気を攪拌する。アウルと、寝たふりで聞き耳を立てていたのだろう
スティングもぴくりと反応し、電子端末に眼を落としていたネオに視線を注いだ。

オーブ首長国連邦。先の大戦で激戦区であった、太平洋の小国。それにまつわる
忌まわしいしがらみが鎌首をもたげた瞬間だった。

「････自分には、答える権限がありません」

動揺をひた隠しにしているアサクラをちらと見遣ったネオ・ロアノークは、いいぞ、その調子だ、と
心中で呟いた。
連合軍が裏で糸を引いていることは常だった。コーディネーターという、人外の能力を兼ね備えた敵と
互角に戦うには、徹底的に己の手の内を見せない慎重さと、どんな手も厭わない羅刹の冷徹さが
必要になる。それが勝利のための絶対条件ならば、ネオはそれに異議を唱えるつもりは毛頭無かった。
それが軍人である自分に課せられた役目であるからだ。しかしそれが自分と、その部下たちに
向けられているならば話は別だ。自分には部下を護る義務がある。もっと話を聞き出し、
嫌に不透明な今回の任務を少しでも透明にしなければならない。オーブという
固有名詞を出すのは多少良心の呵責があったが、予想以上の効果をもたらした。
さらに揺さぶりをかけようと口を開いたネオを止めたのは、先に発せられた声だった。

「････先の大戦で、オーブ首長国連邦の急を聞いたのは６月だった」

しわがれた声が発し、ネオは思わず顔を上げた。その場にいた全員が開きかけた口をぱくりとさせる
間に、鬼瓦の面相が『なにも言うな』と無言の意思を放っていた。
純白の詰襟がまぶしい、長身の男は、小さなな窓から群青に輝く海を見据えていた。



連投します。すみません

「本国はオーブへの戦力供出を公式に発表した。ＭＳの訓練さえ満足に受けていない国の軍隊が、地面に這いつくばり、
小銃を小脇に抱えてイオンの奔流に向かっていけというのだ。無論、誰も勝てるとは思っていなかった。私たちは
形ばかり新式の護衛艦にすし詰めになり、オーブへと向かったよ」

ぎらりと光る眼が、蓋をしたはずの記憶を懐かしがっていた。アウルたちに背を向けた兵士たちの顔は残らず伏せられ、
こめかみに浮き出る血管が、その記憶は永劫、癒えることは無いのだと主張していた。

「地獄、とは、意外に見れるものだ。ＭＳ小隊が我々の頭上はるか遠くを遊弋し、私たちに殺到するんだ。
飾りでしかないバルカン砲だけであっけなく我々の船は沈んでいった。ローエングリン？　ジェネシス？　
私はそんな剣呑な代物がどこにあるというんだ？　私たちはアリに等しかった。特別愚かなアリだ。
ゾウがアリを踏み殺すのにわざわざ本気を出す必要など無い」

詰襟から覗く喉仏が小刻みに上下し、次の言葉を搾り出した。

「所詮、戦争など本気で行う人間はいない。ナチュラルだろうがコーディネーターだろうが、遵守
するべきは国益なのだ。私たちが死地に派遣された理由はなんだったと思う？　痛みだ。この戦争で
自分たちが護り続けてきたはったりの理念の脆弱さを痛感したフリをし、≪専守防衛≫を捨て、
次世代に繋がる力を手にするための、だ」

この話が真実となれば、とんだお笑い種だった。抑止力としての核さえ保有していない国が、
ＭＳすら持たないでどうして戦争ができよう。理念を遵守するあまり、時代に取り残されてしまった
陰りが、鬼瓦の表情から漂っていた。アウルやスティング、ネオすらも言葉を失っていた。

「ところで、最後に質問をしてもよろしいかな、ロアノーク大佐？」

それこそが常態なのだとでも言うように、一切の感情を捨て去った眼がネオを見据えた。
無言を返事にすると、詰襟の男は口を開いた。

「なぜ、アサクラ二尉が民間出身だと分かったのかな？」

アサクラをちらりと見据える。己の恥部を曝されたような揺らめきが、鍔に半分隠れた
眼から立ち上る。恥でも、恐怖でもない。ただどうしてよいのかわからない居心地の
悪さから逃げようとするアサクラが眼を背ける。
その行動に半ば確信を抱いて、「簡単だ」と口内に低く呟いたネオは、続きの言葉を
はっきりと口にした。

「あんたたちとは、眼が違う」


長い････orz　今日はこの辺にします。

GJ！！

ＧＪ！！
凄く場の緊張感が伝わる文章で、待ってた甲斐があったよ！
自分は長くても全然気にならないので是非続きもお願いします。

　「因襲、という言葉が最も近いように思われますが？」

ロード・ジブリールはモニターいっぱいに映る幾人もの老人の顔に語りかけた。ノイズを映す画面、
いまだ混乱の最中にある東欧の街並を映す画面。その切り取られた四角い情景の中に自分は
語りかけているのだと思うと、泣けてくる。パープルのルージュを引いた唇が意思とは関係なく
震えそうになるのをこらえ、ジブリールは椅子の肘掛に頬杖を突いた。

『だがなジブリール、我々にも面子というものがある』

しわがれた声がノイズを含ませて耳朶を打つ。ジブリールがその方へ向き直ると、その老人は
眼鏡の奥からたしなめる眼をこちらに向けていた。思い止まれ、ということか。
それが発端となったかのように、モニターの中の老人たちが次々に異論を唱えだした。
ジブリールの頬が引きつり、奥歯の噛み合わせがギリ、と音を立てる。なんだ、まだ
口を開く体力が残っていたのか。冗談でなくそう思ったジブリールに、次々と声が降りかかった。

『あの海域はザフトも眼を光らせておるのだろう？　単独で潜入工作をするのも骨が折れる』

『それにな、簡単に≪あれ≫を破棄できるとは思えんな』

『コスト面は問題ないんだろう？　研究の成果を出すには長い目が必要だぞ、ジブリール』　

『この戦争に勝つためには≪あれ≫の力が必要だ、とアズラエルは言っていたのだがな。こうも
　簡単に手のひらを返されては―』

ドン、と腹の底に響く音が部屋を震わせると、モニター内の老人たちの顔にかすかな恐怖の色が走った。
ジブリールは肘掛に叩き付けた拳をゆっくりと解き、再び頬杖を付いた。
五秒間、きっちりと沈黙を守った時間内に、声を上げる者はいなかった。ほら見ろ、もうお前たちは
耄碌した人形だ。少し小突いてやれば簡単に恐怖に飲み込まれる。その事実を再確認させるため
だけに五秒もくれてやったが、現実はそうはいかない。数秒後には核の炎が世界中を煉獄に叩き込む
可能性もあるのだ。





722の続きです。

「さて、話の続きをしてもよろしいでしょうか？」

先代の理事の名前を口にした老人の顔を思い切り睨みつける。仕立てのいいスーツに身を包んだ
老翁がかすかに震える。老班の浮かんだ横顔、くだらない政権欲を滲ませたと見える
皺の一本一本を眺めたジブリールは、髪をなで上げた。

「仰ることは、確かにすべて頷けるものかも知れませんが、ね」

ジブリールは立ち上がり、唇を震わせて笑顔を作った。

「言ったでしょう？　因襲とは打ち壊すためにあるのです。我々、いや、この私こそが
その魁となるということを、皆さんにはよくご理解いただけていないようだ。いいですか、
先代の理事、ムルタ・アズラエルがなぜ死亡したか、知悉しておられない方はこの場には
いらっしゃらないでしょう。そう、彼は部下の裏切りによって死んだ。あの宇宙の片隅で、
ローエングリン砲によって骨身まで消滅したのです。彼は決して無能なわけではなかった。
ただ少し、信頼しすぎた」

そこでジブリールはからからと笑って見せた。

「≪あれ≫から誕生し、一応の完成形と言われた者が三人、先の大戦に参加しております。
が、実に情けない結果しか産み落とせなかった。一体、二体、そして最後の一体。
クロト・ブエル、シャニ・アンドラス、オルガ・サブナック。信じられますかな？　完成形、
つまり『完璧』と言われたものですら、生きて帰還した者はいなかった。つまり、彼らは
兵器として失敗だった、ということではないでしょうかな？」

何か言おうと口を開きかけた老翁の青ざめた顔をジブリールは鋭く睨み付け、
「反論は後にしてもらいましょう」と先回りの一言を吐いた。

「もはや白兵戦での戦争は終わっていることに、彼、先代の理事が気づいていなかったはずは無いでしょう。
≪あれ≫が食い潰すコストも、確かに我々にとっては大した痛手ではない。しかし、私の手元にあるデータを
見るかぎりでは、≪完成形≫など一笑に伏しますな。特殊な薬剤、まぁここでは正式名称は割愛させて
いただきますが、その薬剤を定期的に補給しなければ、生体ＣＰＵの連続稼動はできないというのですよ。
こんな不出来なものを信頼し、最新鋭の機体を三機も預けたとあっては、まぁ―」

ふう、と息をつき、ジブリールは椅子に腰を下ろした。

「先代の理事は、ずいぶんお人が善かったようですな」

失笑の一つも漏れるかと思ったが、誰も笑わなかった。そればかりか、誰一人としてジブリールと眼を
合わせようとしない。所詮この程度か、やはり耄碌しているのだと、彼らに対しての最後の信頼も捨て、
ジブリールは話の詰めを口にした。

「戦術核がこの世に生を受けたとき、開発者の誰もが口にしたでしょうな。『これで、世界は大きく
変わる』････　結構なことではないですかな？　彼らと同じように、これからはもはや、ＭＳを大量に
導入して繰り広げる戦闘は終わったのだと私は思いたい。これから勃発する争いの勝敗を制するのは、
圧倒的な力なのですよ。核やジェネシスのような、ね。然るに、もう≪あれ≫は必要ない、私はそう考えます」

『しかし―、我々はどうすればよいのだ？　≪あれ≫に投じた莫大な費用の成果、それだけでも
この眼で見ないことには―』

そこで口をつぐんだ老人に、ジブリールは舌打ちをしたくなった。
結局、彼らとは相容れない、ということか。

先代の盟主、もっぱらジブリールは『理事』と呼んでいるが―　に、他者とは一線を画す抜きん出た
カリスマ性があったことは認なければならない。ナチュラルにしてコーディネーターと
比類しうるほどの頭脳、やや暴走気味ながら冷徹に過ぎると評されるほどの内面に併せ、地下、地上と
顔の利く有力エスタブリシュメントの血筋を引いているとくれば、もはや彼が『王』となることは
誰もが信じて疑わないところだった。彼が幼い頃、コーディネーターによってその尊大な自尊心に
傷がつくような体験を経験しなかったならば、先の戦争は今日の歴史書に新たな項を増やすことは無かっただろう。
もともと、遺伝子操作という、神の領域に土足で踏み込もうとする科学の傲慢さに異を唱えて
結成された反コーディネーター組織『ブルーコスモス』を、一介の組織団体から世界の覇権を
掌握する巨大組織にまで押し上げた彼の功績は、彼と同じ椅子に座しているジブリールも
舌を巻くところであった。その豊富な人脈を生かし、世界に点在する軍事産業に対しての
癒着を進め、大西洋連邦に大して絶大な発言権を確保した点は、もはや政治団体の盟主と
言うよりは、政治家のそれに近いものがあった。唯一の違いを挙げるとすれば、彼の情熱が
富や名声の獲得でなく、コーディネーターの排斥にのみ向けられていた点にある。

しかし、ムルタ・アズラエルという伝説の最期はあっけなく訪れた。部下の叛乱。そんな、
誰の同情も誘わない幕切れ。男の伝説は、粒子の奔流によって徹底的に分解され、誰の眼にも
届かない虚空に霧散して終結した。

その後のブルーコスモスの腰抜けぶりはあえて特記する必要も無いものだった。盟主と言う
カリスマを失った組織に、もはや世界を統帥する力は存在せず、世界は瓦解のときを迎えるべく
動き始めていた。ブルーコスモスというタガが外れた大西洋連邦は、ブルーコスモスを迎合する
役員の首を残らず切り、さらしあげた。代わって台頭した過激派の議員が、ユーラシア連邦との
大規模な闘争の構えをちらつかせ始めると、世界は一気に緊張の渦に巻き込まれた。冷戦、という
ひそやかな囁きが世界中のそこここで囁かれ始め、世界は内部分裂の危機を現実的なものとして
受け入れ始めていた。

そんなときに自分が盟主と言う立場に上り詰めたのは、不幸だったのかとんだ僥倖だったのか、
ジブリール自身も分からない。ただ自分の登場が、大西洋連邦に対しては悪魔の再来であり、
ユーラシア連邦にとっては神の復活だったであろうことは想像に難くない。ジブリールという
タガが戻ってきたことにより、弱体化したブルーコスモスの勢力は再び盛り返し、大西洋連邦内部の
大規模な『魔女狩り』により、世界は再び結束を取り戻した。　

そう、時代は自分を求めていた。それは微塵も疑うべきところではないとジブリールは思う。ブルーコスモスが
完全な独立独歩の巨人となり、天に鎮座する神の楽園をなぎ払う日は近い。そのとき生き残るべきは、新しい
時代の人間と思想。それ以外の余分な部分は、さなぎが古い皮を脱ぎ捨てて蝶となるように、脱ぎ捨てていけばいい。
その思いを再び結んだジブリールは、ルージュを引いた唇をぐいと引き絞った。

「つくづく、過去の話がお好きと見える」

ため息混じりに言ってから、ジブリールはモニターに向き直った。

「私も馬鹿ではない。すでに手は打ってありますよ。あなた方を喜ばせるような盛大なデモンストレーションの
用意もしておきました。じきにあなた方が最後に産み落とした≪あれ≫の申し子たちが新たな火種を生むでしょう。
そうだ、新しい時代の幕開けに、美しい大海原に核の花火でも打ち上げましょうか？　もちろん、あなたたちの手は
多少汚れますがね」　　　　　
　
まるきり狂人を見るような目つきで老人たちが停止している。「冗談です」と続けてから、ジブリールは付け加えた。

「しかし、それ以上の譲歩は私も出来かねる。さあどうします？　あなた方が『ＹＥＳ』と言えば、あなたたちは古き
時代に別れを告げ、新たな時代への飛翔を約束されるでしょう。やや大仰に過ぎますかな？　私にはそうは思えない。
私は絶対の自信を持っている。このプラン、まだ名すら冠されていないこの作戦を、次世代への切符と致したいのですが、
どうでしょう？　もちろん、あなた方の手は汚れない方法で、ね」

最後通牒、のつもりだった。拒否されれば、さらし首。そんな冷徹な意思が伝わったのか、モニターの中の一人の顔が
辛そうにゆがむのをジブリールは見た。

「≪ブルーコスモス≫も変わったな････　時代が変化すれば姿形も変わる。我々はもはや亡霊のようなものか」

ジブリールの耳に、聞きなれない単語が飛び込んだ。興味を惹かれたジブリールが「亡霊、と言いますと？」と
質問すると、口ひげを蓄えた老人の顔が自嘲するように笑みの形をかたどった。

「過去の幻想にすがりつけば、未練あるものとしてこの世に留まることを赦されるだろう。しかし、それは苦痛でしかない
だろうな。生者でもない、死人でもない。中途半端な≪亡霊≫―。愛着あるものにすがり、自らを貶めるのみよ。今の我々に
ぴったりの名前ではないかな、ええ？　新しき≪王≫よ」


その言葉に反応し、モニター内の顔が残らず俯く。それをＧＯサインと受け取ったジブリールは、ようやく
自分の立場をご理解なさったか、と心中で喜んだ。その哄笑を皮一枚下に押しとどめ、ジブリールは「素晴らしい」と
薄笑いを浮かべた。

「実に素晴らしい響きだ。亡霊、ファントムとは、いやはや、まさにぴったりの響きですな。では、名も無いこの
≪ジョン・ドゥ≫に名前を与えましょうか。≪プラン・ファントム≫、いかがでしょう？」

亡霊、という硬質な響きに、部屋の空気がきん、と冷え込んだ。　




読んでくれてる人いるか分からんけど、こんなダラダラな文章読んでくれて
ありがとう

乙！
こういう「物語の裏」って感じの大好きです。

お、久々の新作だな。
ジブリールｷﾓｶｯｺｲｲ

ついに…ついにこのスレの時間が進み出した…

あけおめ！
今年もﾏﾀｰﾘ
職人さん方ｶﾞﾝｶﾞﾚ

あけおめ！
そしてジブリール、カッコイイ！
これを公式にしてくれ

GJ!!
ダラダラな文章どころか、文体が格好良くて好きだ。
応援してるんで頑張ってくれ(｀･ω･´)

いいねー
ＧＪ!!

ho

保守しよう

気長に保守っと

最終的にはジブもＭＳｏｒＭＡに乗って戦うのかな。

ブーステッドにでもならんと勝負になりそうもないが…

いきなりですまんがロドニアのラボって海沿いにあったっけ？

ロドニアの森の奥深くにある

>>742
「フハハハハ、これが究極のガンダムだ！」
そういってジブ(ry

>>741
戦死の際はガーディーの時の顔で

むしろジブの悲願成就でコーディ全滅ルート

エターナルと相打ちくらいが妥当じゃね？

ほ

保守！

あげ

ジブリールの野望を作ってくれ！

ジブはナデシコの副提督みたいな感じで良いんじゃないかと。

せっかくだから主人公は一般兵で良いと思うぞ、母艦は豪華な方がいいからガーティ・ルー級戦艦で

ほ

しゅ

あげ！

ﾏﾀｰﾘ保守

ぬるぽ