★議長は悪者なのになんか悪人らしくない件Part6
前スレにも書いたんだが、ラクス暗殺計画の黒幕について述べてみたい。
オーブ黒幕説だ。
前は動機だけ書いたんだが、もう少し突っ込んでみようと思う。
まずは暗殺部隊の装備について考えてみる。実はこれが不思議なのだ。
議長が黒幕だとすると、なぜザフト所属だと判るモノを使ったのだろう?
誰かさんの言葉じゃないが、戦いとは常に二手三手先を考えて行なうものだ。
作戦失敗を考えた場合、身元が判らない様にするのが普通じゃないのか?
自己紹介して、わざわざ敵にまわす必要などない。
しかもタイミングがまずい。実行するならミーアが表に出る前だろう。
ここで視点を換えてみる。
AAがザフトを敵と認識することによって誰が得をするのか?
言うまでもない。オーブまたは連合だ。前大戦で最強の戦闘力を誇った部隊が、
敵側に就かないというメリットは大きい。さらにオーブにすれば、
「ザフト(プラント)は前大戦の英雄であり平和の立役者であるAA(ラクス)を
亡き者にしようとした。このような国家が平和を願っているはずなどない」と、
アジテーションに使えるので、プラント討つべしの大義名分を更に強固なものと
することにより、連合に「貸し」をつくることができる。
また、自国内でMS戦があったというのに、なぜかオーブ軍が出張ってこなかった。
予め想定されていた戦闘だった、とも見て取れる。
(実戦形式演習があるとでもしておいて、スクランブルが掛からないようにしておいた?)
まぁ作劇上事実としてはありえないとは思うけど
ラクスが暗殺事件を公表して詳細を世間に知らしめた場合
作中の誰かがそう思っても不思議じゃないよね
あんなわけのわからん練度の部隊に直接襲撃させずに
どうせなら証拠隠滅を兼ねて派手に吹き飛ばしたらよかったのに。
一番いいのは生活の中での事故死や病気に見せかけた毒殺だが。
つまり、オーブにとっては、成功すれば不確定因子を取り除けるし、
失敗したとしても上に書いたように、少なくともザフト側に就かれる心配がなくなる。
どちらに転んでもオーブに損はない計画だったと考えることもできるわけだ。
・・・ていうか、権謀術数に長けた政治家なら、これくらいのことは企んでいて
ほしいという、俺の願いなのだが・・・
で、前スレで突っ込みのあった「アッシュをどのようにして入手したか?」
ラクシズが、ガイアやらドムドドーを持ってるんだから、持っててもいいだろ?
・・・・では芸がないので、こういうのはどうだろう?
かなりの数のコーディネーターがプラントに移住したらしいが、その中にはスパイがいただろうし、
も少し言えば、あれは「本物の」アッシュだったのか?
実はガワだけで、中身はアストレイだったとかも考えられないだろうか?
長々と書いたが結局何が言いたいかというと、
議長黒幕派は、も少し議長擁護派(別に擁護してるつもりはないが)の思考ゲームに付き合ってくれよ。