「あ、あんっ、あ、ふあっ……んっ……ああっ……!」
最初は、ただ肉棒をルナマリアの胎内に突き入れるだけだったシンは、段々とコツを掴んだようだった。ぎこちなかった動きも、今では随分とスムーズなものになっている。
シンがコツを掴んだことで、ルナマリアが感じる快楽の割合が苦痛のそれを上回り、徐々にルナマリアが感じる痛みも薄れていく。
ルナマリア自身を痛みから守るために、彼女の防衛本能が愛液の分泌を促し、それがシンの肉棒の出入りをスムーズなものにさせる。
「あっ……あ、ひあっ……あ、ああんっ……!」
最初は苦痛の色が滲んでいた彼女の喘ぎ声も、次第に甘いものに変わっていった。シンが強く腰を押し込むと、ルナマリアは背中をのけ反らせて喘ぐ。
「あっ……はぁんっ……!」
シンは、ルナマリアの中に変化を認めていた。初めは肉棒を少し動かすだけでも苦痛の声を漏らしていたのに、今ではその声も艶を含んだものになっている。また、肉棒の動きもかなりスムーズなものになっていた。
「ルナ、もうちょっと早くするよ?」
シンはルナマリアに声をかけ、腰の動きを早めた。ルナマリアが、自分の腰を掴んでいるシンの腕にしがみ付いてくる。
「あっ……あんっ、シンっ……やだ、私……なんか変な気分に……!あっ、ああっ……!」
ルナマリアが熱を帯びた瞳でシンを見上げる。シンは、彼女の色っぽい反応にドキドキしながら、ルナマリアの胎内を肉棒で掻き回す。
シンの肉棒が、ルナマリアの子宮の奥を何度もノックする。肉棒が膣内を往復する度に雁が膣壁と擦れ、痺れるような快感をシンに与える。
シンは単純に腰を動かすだけでなく、肉棒を突き入れるスピードを変えてみたり、回転運動を加えてみたりといった工夫を凝らす。すべて本で得た知識ばかりだが、まさか、ルナマリア相手に試す時が来るとは思わなかった。
「ルナ、どう?これ……」
「あっ、あ、あふっ……な、なんで……?あんなに痛かったのに……私っ……!」
ルナマリアは、次第に昂っていく自分の体に戸惑いを覚えていた。あんなに痛かったはずなのに、シンが動く度に得体の知れない快感が下半身から上ってくる。
ルナマリアは、押し寄せる快楽の波に必死で抗おうとしていた。シンの腕を掴む手に力を込め、意識が跳びそうになるのを必死に堪える。
しかし、そんな儚い抵抗も、そろそろ終わりを迎えようとしていた。