〜■シンとステラの愛の巣■〜 二部屋目

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433シン×ステスレから@
847 :721ネタを書いてみた :2005/07/16(土) 23:08:39 ID:???
文章書くの苦手なくせにむしゃくしゃして書いた。
今はものすごく反省している。


 角を曲がったとたん、何かとぶつかった。それが“何か”と認識するより先に手を伸ば
す。綺麗な金色が視界に広がり、ふわりといい匂いがした。
(女の子――)
 シンは自分が支えている“何か”が少女であると認識した。華奢でしなやかな肢体。
自分と同い年くらいだろうか。
「大丈夫?」
 声をかけたとたん、少女はシンの手を跳ね除け、鋭く睨みつけた。太陽の光を集めたよ
うな濃い金色のやわらかな髪に、長い睫毛に縁取られた気の強そうな濃いマゼンタの瞳。
なめらかな頬は僅かに色づき、愛らしい唇は薄桃色をしている。綺麗な少女だった。
今のように怒っていなければ、もっと。
「あんた・・・どこ触ってんのよ!」
「は・・・え?」
 言われて、手に残る柔らかい感触に慌てる。咄嗟だったとはいえ、少女の胸に触れ――
いや、それどころか掴んでしまったような・・・。
「最低! 変態!」
「へ、へんた・・・?」