【ミネルバ】アーサー・トラインを語る12【副艦長】

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681通常の名無しさんの3倍
クルーゼ「また君か。厄介な奴だよ君は。あってはならない存在だというのに。」
アーサー「何を。」
クルーゼ「知れば誰もが望むだろう。君のようにはなりたくないと。君のようでありたくないと。」
アーサー「えぇっ!?」
クルーゼ「故に許される、君という存在を。」
アーサー「私は、それでも私は、EROだけが全てじゃない。」
クルーゼ「それが誰に判る?何が判る?判らぬさ!!誰にも!!」
アーサー「あなたは、あなただけは。」
クルーゼ「幾ら叫ぼうが今更。」
クルーゼ「それが運命さ。知りながらも突き進んだ道だろう?」
アーサー「えぇっ!?」
クルーゼ「神作画と信じ、地雷だと逃げ、抜かず、積まず、その果ての終局だ。
もはや止める術など無い。そして滅ぶ。エロゲは。滅ぶべくしてな。」
アーサー「そんな事。」
アーサー「そんな、あなたの理屈。」
クルーゼ「それがコンピュータソフトウェア倫理機構だよ、アーサー君。」
アーサー「違う。エロゲは、エロゲはそんなものじゃない。」
クルーゼ「はッ、何が違う?何故違う? この萌の妹と幼なじみと、
超人な主人公しか持たぬ者達の世界で。何を信じ、何故信じる。」
アーサー「それしか知らないあなたが。」
クルーゼ「知らぬさ、所詮エロゲは己の欲しいタイトルしか知らぬ。」
クルーゼ「まだ苦しみたいか、何時か、やがていつかはと、そんな甘い毒に踊らされ、
一体どれ程のゲームを買い続けて来た」
クルーゼ「フッフッフ・・・、ハッハッハッハ。どの道私の勝ちだ。
ビックサイトが自爆すれば秋葉原は炎上する。もはや止める術は無い。
地は焼かれ、オタク共の汗と悲鳴は新たなる争いの狼煙となる。」
アーサー「そんな。」
クルーゼ「エロゲが、数多待たされた発売の日だ。」
アーサー「そんな事。」
クルーゼ「それだけの業、重ねてきたのはageだ?オルタとてその一つだろう?」
アーサー「それでも、買いたいと言う儲が居るんだ。」