種運命SSスレ

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123106:2005/06/08(水) 00:18:25 ID:???
ドギー&カミカゼガンダムが好評だったようなので、調子に乗ってもう一組創ってみますた
しかし・・・予め断っておきますが、これは半ばネタで創ったモノです。
今の世界観を壊したくないなら、使用を控えることをお勧めします。
無理に使って世界観を壊してしまっても当方は責任は負いかねます。
それでもいい、使いたいというならばご遠慮なく。


カミーユ・トロン(強化人間・女)
ZX(ゼクロス)ガンダムのパイロット
三人組とは別のチームによって強化調整された強化人間
調整に失敗し精神を崩壊させてしまったが、奇跡的に復活した。
が、なにか変なものに目覚めてしまったらしく
「自分は別の世界から来た」
「一緒にやって来た幽霊の友達が居る」
「自分は男だ」
「命は力なんだ、この宇宙を支えてるものなんだ」
等と、口走るようになってしまった
また、男の格好をし、男言葉を話すようになり、女として扱われるのを非常に嫌うようになった。
しかし、復活した後は、能力的、技術的には飛躍的に向上し、歴戦の勇士を思わせるような戦いぶりを見せ、特に直感力は殆ど超能力と呼ぶしかないようなレベルにまで研ぎ澄まされる。
どこからかMSの設計の知識を仕入れて来て、自らの乗機であるZXガンダムを設計した。
性格はナイーブさと凶暴さ、素直さと計算高さが同居した複雑なもの。
ときどき誰も居ない(ように見える)空間に向かって『幽霊の友達』と話をしている。


ZX(ゼクロス)ガンダム
カミーユ・トロンによって設計されたMS
火力、射程、機動性、操作性に高い水準を持つ、完成度の高い機体
戦闘機形態への変形機能を持ち、単機での大気圏突入能力を持つ。
また、追加ブースター(使い捨て)を付ける事により、大気圏離脱が可能となる。つまり、単機での地球―宇宙の往復が可能。
124通常の名無しさんの3倍:2005/06/08(水) 18:15:10 ID:???
ageます。
1251:2005/06/08(水) 21:41:44 ID:???
 種運命SS 第五話後編「人命>理念」

 緑色の一つ目の機体―ザフトの最新鋭機と思われるMSが接近してきた。
 ほとんどの格納庫を破壊したと思っていたので、まさか反撃してくるとは思っていなかった。
 相手の機体の性能は未知数だが、今は自分のこの機体『ガイア』の強さがそれを無視させる。
 MA形態からMSに変形し左手に盾を構え、開いている右手で腰のビームサーベルを抜いて接近する。
 相手のザクも、自らの体を探るように動かした後。肩に付いているシールドからトマホークを抜いた。
「そんなもので…このガイアを!」
 盾を前に突き出すように構え、右手を振り上げ緑色の機体に接近する。
 緑色の機体は、その動きに対応し。迎え撃つような体勢になっていた。その動きは鈍い。
 これならば、やれる。そう思いベダルを踏み込むと、背後のスラスターが作動しガイアは加速する。
 そして振り上げていた右手を振り下ろす、そうすると緑色の機体は真っ二つに切れ爆散する。
 …はずだったが、この一撃は空しく空を切っていた。緑色の機体は、寸前の所でスラスターを生かし。
 緊急回避をして、紙一重でガイアの一閃を回避したのだ。しかも、それだけでは終わらなかった!
 緑色の機体は、もたも脚部のスラスター生かし反撃にでてきたのだ!
 今度は背後ブースターを吹かし、加速した状態から手に持つトマホークを大きく横に振る。
 咄嗟のことだったが、盾でそれを防ぐが。トマホークがシールドに当たった衝撃で後ろに押される。
「なんて機動性?あの緑色の…やる!」
 いくら最新鋭機と言えども、中に乗っている人間も戦い慣れているようだった。
 正直に言えば、こちらがダメージを受けることをほんの少しでも考えていなかったので。
 今まで遊び半分であった気持ちが、本気に切り替り変わった。少しは、落ち難いと理解したからだ。

「この機体、予想以上に動くな。」
 前大戦の時に自らストライクルージュに乗りった時もここまで動いただろうか?これはあれとほぼ同性能。
 もしくは少し上回るかもしれない、そう思える。これは量産期と聞いていていたが、性能はなかなかだ。
 同等に戦えるとは思えなかったが、もしかしたら。そんな希望に似た感情が微かに芽生えた。
 と同時に、兵器が進化していることを肌で感じ、複雑な気分にもなった。より殺し易いようになっている…。
「…やめよう、すぐに他の二機も来るかもしれない。ここは早めに。」
 そう思い、先の一撃で押すことができた機体に戦闘不能にしようと接近したが。
 よろめいていた機体は、各所のブースターやスラスターでバランスを取り直し落ち着くと。
 MA形態に変形し、突進してきた。驚き回避行動をとろうと、身構えると。
 素早く、肩に装備されている小型の2門のビーム砲で進路を断たれ。オマケに肩の辺りに一発食らった。
 装甲が頑丈にできているらしく、機体の損傷は低いようだが。その一撃でバランスが崩れてしまった!
 同じ機体か?そう思える動きで、ビームブレイドにビームの灯が点り。急速に接近してくる!
 スラスターを吹かせるも、逆に状況がもっと酷くなってしまった。(つまり仰け反ってしまった)
 操作を色々試してみるも、起き上がってくれそうに無い。この状況は…やはいぞ!
「不味い、斬られる!」
 体に冷たい物が流し込まれたような感覚を覚える、どうやら私はここで死ぬかもしれない。
 そう思ったすぐ後に、目の前に緑の影が立ち塞がり盾になる。
 黒いMAは、急な接近に驚いたのか機体を横にし。加速を減少させ、瞬時に変形すると。
 スラスターを吹かし、後退際にビームライフルを抜き取り撃ち放ってみせたが。
 目の前の友軍機は、それを肩の盾で防ぎ。腰についていたビーム突撃銃で応戦していた。
<君を、こんなところで死なせてたまるか!>
 通信機からは馴染みある声が聞こえてきた。声の主は…やはり。
「アスラン!お前、遅いぞ!何やってた!」
 着いてきていたのだ、アスランは!そう思うと、急になんでもできる気がしてきた。
<今はアレックスだよ、ともかく君のことだ…止めたいんだろ?>
 アスラン―否、アレックスの呆れたような。「君ならやると思っていた」そんな声が通信機から聞こえてくる。
1261:2005/06/08(水) 21:43:18 ID:???
「当然だ、そんなもの!解ってるんなら黙って力を貸せ!」
 私は昔の調子を思い出し、何時も傍にいる頼れる奴に怒鳴る。不思議と懐かしく感じた。
<ああ、了解しました>
 アレックスは反論すること無く、着いて来てくれることを約束してくれた。それが本当に心強かった。

 俺が戦場に駆けつけてみれば、破壊行為が終了していた。やっと起動シークエンスが終了したのに…。
 ほとんどの格納庫を焼き尽くし、起動を開始しようとしているザフトの量産機の動きも封じられていた。
 そこかしこに、ザフト軍の最新鋭機と思える物の残骸が転がっていたり。黒煙を吹かし焼けていた。
<スティング、アウル来て!厄介なのがいる…>
 通信機からステラの声が聞こえる。どうやら交戦中らしく。苦戦しているのが声で解った。
 その通信の声に、スティングとアウルは了解したように答える。
「おいおい、俺もいるんだけどなぁ…」
 ステラの呼びかけた名前の中に自分の物が無かったことに気づき。一人ごとのように呟いてみた。
 やはりまだ信用されていないのだろうと思う。まぁ当然かもれないな、今日は会ったばかりでは。
『周辺に熱源3、友軍のガイアとザクウォーリア二機が交戦中です。』
 戦闘支援AIからの友軍同士の交戦中と言う言葉に、一度混乱したがすぐに理解できた。
 そういえば、これは奪取される前はザフトの機体であったから。交戦中の機体も友軍になるのか。
 見ると、確かに緑色の機体―どうやらザクウォーリアという機体と。ステラのガイアが交戦中だった。
 しかしガイアは防戦一方で微妙に押されているように見える。ザクというのは量産期だろうに。
 そんな量産期で、このガンダムとここまで戦うとは…乗っているパイロット二人の実力が高い物だと解る。
「しかし、お前も万能だな。わざわざ情報報告をしてくれるとはな。」
 俺は戦闘AIに対して、素直な感想を言うと。『そのように作れらておりますので』と短く返された。
 どうやら、エクステンデットと共に。この戦闘支援AIともうまくやれるようにならなければいけないと思った。
「とりあえずガイアに加勢する!」
 俺はまたも左手のスロットルを全開にし、背後のブースターに火を点し加速した。
 加速時体にGがかかり、シートに押し付けるような形になっていく。(少し動く度にこれも…困るな。)

 俺の搭乗しているザクが、肩のシールドからトマホークを引き抜き黒い機体に接近した。
 黒い機体は、そんな接近してくるザクにビームライフルを数発放ち距離をとろうとしている。
 その放たれたビームは肩のシールドで防いだり、スラスターを作動させ横に跳び回避できた。
 今度は影から飛び出したカガリが、横から黒い機体に向けてビーム突撃銃の連射を浴びせようとする。
 黒い機体は驚くべき反射を見せ、咄嗟にシールドを構えると。カガリの連射を左手の盾で防ぎきった。
 そこで、俺はそこで一気にペダルを踏み込み。ザクのブースター・スラスターを作動させ高速で懐に入る。
「このまま!」<…!?アスラン!左に逃げろ!>
 いきなり通信機からカガリの怒鳴り声が聞こえ。慌ててカガリの指示通り、左に飛び込んだ。
 刹那、強い衝撃がザクのコックピット内を襲う。衝撃の方向から何かに、右肩を深く抉られたのが解る。
<アスラン!大丈夫か?アスラン!>
 悲鳴に似たカガリの叫び声が、通信機の方向から喧しく聞こえてきた。…何だったんだ、今のは?
 彼女の言葉が無ければ、間違いなく自分は死んでいただろう。そうとすら軽く思えてしまう衝撃だった。
「安心しろカガリ、大したことは無い。君のおかげでな。」<違う、アスラン…まだ!>
 復活したモニターに、黄金色のフェイズシフト装甲の機体が見える。この機体もガンダム?
<避けろ!もう一度避けるんだ、アスラン!>
 急いでペダルを踏み込んで回避しようとするが、思うように機体が動かない。否、全く動かない。
 俺はモニターに表示される画面を見ると、黄金色の機体が腕を振り上げているのが見えた。
 腕にはシールドが取り付けられており、そのシールドからは二本ビームの牙が突き出されていた。
<アスラン!退けコイツ、退けよォォォォ!>
 カガリの悲痛な叫びが通信機から聞こえる、たぶん黒い機体と交戦中なのだろう。間に合いそうに無い。
1271:2005/06/08(水) 21:50:28 ID:???
>53さん
アストレイ読んでみようかなとか思いました。
青森湾にはせいだいに壊れてもらおうか、ちょっと迷ってます。

>106さん
自分Z見たこと無いんで、ちょっと無理かもですね。
そして、余り強化人間である必要性も無いのでと一応言っておきます。

なんか中途半端ですが、ここで…。スイマセン、自分アスラン大好きです。
自分の今の話が結果としてアスランマンセーになりそうです。
そのうちサイもカズィも出す予定ですし…キャラのインフレが起こりそうだ。
128106:2005/06/09(木) 00:36:58 ID:???
>>1
乙です
最初の戦闘でザクとガンダムと戦うのは、ドラクエでいえば最初の戦闘でスライムと戦うみたいな風情がありますね
まあ、主役側と敵役の機体が逆なような気もしますがw
そういえば主人公は何をしてるのやら、ここでも影の薄さは変わらないのかな

>自分Z見たこと無いんで、ちょっと無理かもですね。
そうですか、ほっとしたような残念なような
僕もスパロボでしか知らないんですけどね。

>余り強化人間である必要性も無いのでと一応言っておきます。
強化人間なのは、精神崩壊する理由が「調整に失敗したから」で済むからです。
まあ、心のどこかで、よくある「ランダムジャンプでマシンチャイルドに乗り移ってしまう黒の王子様」系のSSの影響を受けていたのかもしれませんが。
12953:2005/06/09(木) 00:40:10 ID:???
>1さん 連日の更新お疲れ様です。
面白いですよ、アストレイ。
本編で説明不足だったところを補完してくれてたり
(キラがアスランと戦ったあと、どうやってプラントに運ばれたのかとか)
本編で足りない『燃え』分をしっかり描いてくれてますから。

うーん。
プラントが一個壊されたら、流石にザフトも黙ってはいないでしょうなあ。
連合側も、開戦する前にプラント破壊する意味余り無いですし(むしろ自分達の側に大きな非を作ってしまい多大なマイナス)。
その辺、オーブのコロニーで色々な思惑絡んでいたヘリオとは違うところですなー
本編ではプラント自体に被害を及ぼさないようにソード使ってましたが…。そういえば何故にブラスト?

作品的にもユニウス落下以外にあんまりヤバイ数の死人出すと、後々色々と響いてくるでしょうねえ。まあその辺は慎重にどうぞ。

私見ですが、新キャラたちの出番が確保されてるならマンセーでも別にいいと思いますよ。
変に女難とかな方向に突っ走ってもらわれても困りますし、やっぱりシンをひっぱる「先輩役」「師匠役」は必要に感じますから。
「アスランの言うことは全て正しいのだ」的なことにならなけりゃオッケーだとおもいます。
サイ達は、テレビ本編でどうなってるか(そもそも出るのか)見極めてからの方がいいと思います。

まあ、色々言ってますが最終的には1さんの好きなように書いていいと思いますよ?これからもがんばって下さいな
1301:2005/06/09(木) 22:54:52 ID:???
>>128
量産型だってやるんだぜ?そんなものが見せたくてやってみたってやつです。
種運命だと紙のように薄い装甲なんで、そこらへん強くしたくて。
シンは、そこらへんを平和に飛び回っていたと思ってます。

>>129
なんかもうアストレイ本編でいいような気もしますね。
とりあえず、ブラストの選択理由は数体を相手にするためともう一機の援護がくるためということで。
(まさかブラストの出番らしい出番が無かった気がしたから、自己満的に出したなんて言えないからなぁ)
まぁとりあえず、アスランがシンを殴って軌道修正なんてないんで。
そんなことしたらテレビ種運命のキラと同じだからなぁ。逆にシンに説得されるアスランを出したいです。
13153:2005/06/09(木) 23:14:04 ID:???
>>130
アストレイを見た人はみんなそういいます(w

んー、本編じゃ使われてないけど、ブラストって意外と使える子のような…

ブラストの特徴としては、

・高い火力を持つエネルギー砲『ケルベロス』×2で後方支援や長距離砲撃などの砲撃戦が可能。移動砲台としてはそこそこ優秀。
(それにEを食われるので装甲強度はソードやフォースより低め。)
(自軍の陣地や市外等じゃ火力高すぎて使えないデッドウェイトと化す)
・バルカン以外の実弾系飛び道具(ミサイル)を保有。
・ビームジャベリンを持ち、ある程度近距離にも対応。

このくらいですかね。
ビームジャベリンは短く分割して二本に出来るから、近接戦もそこそこいけるし、
種世界の謎技術でミサイルをでも魚雷として使えるようにすれば、
水中でもいけそうですなあ。
(相手に接近されても、コクピットブロックにビームジャベリンの発振機を押し付けてスイッチオン!なら減衰気にする必要も無し)

VPS装甲の特性を活かして、ケルベロス用のEを装甲強度に回せば青森湾でもジャベリン+ミサイルで十分戦えそうですね。


シンに説得されるアスランか…見たい様なそうでないような(何
132通常の名無しさんの3倍:2005/06/10(金) 00:06:27 ID:???
書いてる奴、旧板やオリガン小説でも見て反面教師見つけろよ
毎度移動する一人称視点、設定だけは緻密な話…
批評者もいないここで馴れ合ってるだけじゃ厨臭さの見本品しかできねえぞ
1331:2005/06/10(金) 19:31:13 ID:???
>>131
同じようなこと考えてましたが、具体的には考えて無かったので参考にさせてもらいます。

>>132
厨臭い見本品とはごもっともです、はい。
毎度移動する一人称視点というのは、小説を書く上ではタブーらしいっすね。
全体の表現を表すためと多様してみたんですが、逆効果ですか。
とにかく、意見感謝します。
13453:2005/06/11(土) 11:41:28 ID:???
これから本格的な戦闘に入るわけですけども、その前に
各キャラ・各勢力のおさらいをしておきます?>1さん
1351:2005/06/11(土) 12:05:33 ID:???
>53
どうでしょう?必要かよくわかりませんが、作るべきなんでしょうか?
あまりメンバーが揃っている訳でも無いんで、微妙なところです。
136106:2005/06/12(日) 01:19:31 ID:???
>>134
ちょっと早いような気もしますが、あって困るものでもないし(あんまり小まめにやるのは何ですが)
僕はいいと思いますが


それはそうと地球軍の量産機の設定を考えてみますた

レギオンシリーズ
量産型のMS、数の有利さを最大限に活かせる機体というコンセプトで創られている。
汎用性ではダガーLに劣るが、(ハード面では)構造がシンプルで、その分、安価で製造期間も短い
最大の特徴はOSに組み込まれている連携システム
このシステムを搭載した機体同士の間では、高度な連携を簡単に行うことができ、数が多い程強くなる。
同程度のパイロットの場合、1対1ならばダガーLより弱いが、2対2ならば有利に戦え、3対3なら圧勝出来る。
アローとブレイドの2種類があり、2機種を組み合わせて使えばさらに強くなる。
現在、MS以外の兵器(戦闘機、MA、戦艦等)にもを搭載可能な連携システムの開発も進められており、それが完成すればさらに戦力が強化されると見られている。

レギオン・アロー
火力、射程、精密狙撃に優れたタイプ
十分に数を揃えての一斉射撃は、戦艦の装甲を容易く貫く一点集中型と、種持ちでも回避不可能な面狙撃型の2種類を使い分け可能。
接近戦には弱い。

レギオン・ブレイド
機動力と近接戦闘に優れたタイプ
連携システムによって時間差攻撃や包囲攻撃等を行うことも出来るが、基本的にはアロータイプへの敵の接近を防ぐ役割を担う。
遠距離用の装備は無い。
13753:2005/06/12(日) 03:41:46 ID:???
そうですねえ。
そこそこ話も動き始めてますから、本格的な戦闘に入る前に一旦
おさらいの意味も込めてやってみた方がいいかなと思ったので。
(次スレへのテンプレとしてもいいし)

>>136
連携システムには、カオスから入手した量子通信システムが使われていたり
するんでしょうかねえ。それ位してくれないと強奪の意味が無いので
悲しすぎますが(笑)

インパルスの換装システムが本編でようやくちゃんと使われたなあと思いつつ緊急上げ
1381:2005/06/13(月) 21:46:01 ID:???
 種運命SS 第六話「(やっと来た)インパルス地に立つ!」

 シンは艦から離れると、急いでルナマリアとレイの安全を確かめに行った。
 ルナマリア・ホークとレイ・ザ・バレルは、軍学校からの友人で共に訓練耐え学び合った友人だった。
 そんな友人は、戦艦で休むはずだったが。いきりなり、式典で使うはずの機体を回収するように。
 との命令が出され、渋々回収に向かったのである。あの時に見た後ろ姿が最後だとは思いたくない。
 そしてもう一人、つい先ほどあった少女―ステラの事もシンを心配させる。
 その思いが、目の前で展開されている戦闘よりも。優先的に俺を動かしたが。シンは、鋭い声に呼ばれる。
<シン、何をやってるの?ミネルバ近くに、ガイアと交戦中のザクを援護して!>
 レーダー後方に表示される、三つの熱源が目に映る。どの情報も友軍のものを示しているが。
<敵の目的は、ミネルバの破壊も含まれている可能性があります!>
 タリア艦長の鋭い声が友の安否に気をとられるシンには渇を入れるように、聞こえるた。
<だから、ミネルバ近くのザク二機の援護と防衛を!早く!>
 あと数秒で、レイとルナの安否を確認できる。しかし、援軍の到着を待ち戦っている味方がいると思うと。
 気持ちに整理がつき、機体を弧を描くように旋回させ。ガイアと二機のザクに接近する。
 進路を取り、ザクの姿を確認すると。黄金色の機体『ハデス』が、加速し戦闘に向かっていた。
 そして次の瞬間!シールドに装備されているビームクローが、ザクの右肩を深く抉る。
 右肩を抉られたザクは、反動で地面に強く叩きつけられ。よろめきながら立ちあがりるが。
 そこにもう一撃食らわせようと、もう片方の手に装備されたシールドにビームの火が点け追撃しようとする。
 ―不味い!ハデスはとどめさす気だ!
 シンは急いで、思考を廻らせた。ミサイルを撃つか?否!それを考えた。
 フェイズシフト装甲に機体には、実弾は一切通用しないと言っても過言では無いから駄目だ。
 それでは動きを止めるようなことはできないし、一瞬だけ隙を作ることしかできない。
「糞を!間に合えェェェ!」
 シンはコアスプレンダーに装備されている、航空ミサイルをザクの足に向けて発射した。
 押しても駄目なら引いてみろ、と言うやつだ。ザクのバランスを崩させ、回避させようとするために撃った。
 ミサイルが見事に命中し、ザクはミサイルの反動により仰け反る。そのため、ハデスの一撃を回避した。
 立て続けに、残っている航空ミサイルをハデスにお見舞いしてやる。効果は無くとも、煙幕に使える!
 シンは手元のモニターから、各フライヤーユニットを確認する。
「進路OK、距離OK…よし、やれる!」
 コアスプレンダーの機種と翼端が折りたたまれ、背後から追っていた脚部ユニット『レッグフライヤー』。
 続いて胸部ユニット『チェストフライヤー』と合体し、脚部のスラスターを吹かしながら着地する。
 地面に着地した瞬間。その体は鉄灰色から、青・赤・白(トリコロール)へと変化した。
 ここにZGMF-X56Sインパルスガンダムが、登場した!
 スラスターにより落下時の衝撃を減少できたため、機体はすぐに動いた。
 右手に握られている高エネルギービームライフルを腰の裏に装着させ、
 両脇の腰から、フォールディング対装甲ナイフを掴み取り。逆手に持ち、構える。
「お前ら、何で!」
 ミサイルの爆散した時に発生した煙の向こうから、先ほどのザクを痛めつけた黄金色のハデスが覗いた。
 ハデスからすれば、目を離した隙にいきなり現れたように見えるだろう。
 そして後方でカガリの搭乗するザクと交戦中のガイアにも、いきなりそれが現れたように見えるだろう。
「こんな戦いをして、また戦争がしたいのか!?」
 シンは奪取された、元自軍の機体に。恨むようにそんな言葉を吐き捨てた。
 ―もう、あれは敵!自分達の安全を守る盾では無い…!
「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 シンは雄叫びを上げると、近くのハデスを攻撃目標に決めた。
1391:2005/06/13(月) 21:47:46 ID:???
 インパルスは、背のコアスプレンダーのブースターと脚部のスラスターで急速にハデスに接近する。
 ハデスはインパルスの接近で我に返り、左手のシールドを突き出し防御体勢に入る。
 距離が近づくと、背後のブースターの出力を最大まで引き出しさらに加速する。
 目前まで接近したインパルスは、逆手に持った右手のナイフで左手のシールドに突きつける。
 激しい火花と共に一瞬、インパルスとの衝突で後方に押されるハデス。
 こちらもブースターとスラスターを駆使し、インパルスを押し返そうとする。
 そこからインパルスは、ハデスの左腕に食い込んめた右手の対装甲ナイフを手から離す。
「これでも、食らえ!」
 シンはインパルス跳ばせ、ハデスの右斜め上から。右足のスラスターを吹かし、肩に蹴りを入れた。
 ハデスはその一撃で、大きく前進する経路を逸らされたために。派手に地面に衝突した。
「メイリン!シルエットフライヤーはまだ来ないんですか!?」
 シンは通信機に怒鳴りつける。インパルスのバックパックとして、戦闘中の換装を可能にする機能。
 それにより、状況に瞬時に対応し。戦況を大きく有利に運んでくれる効果を持っている。
 どうやら発射の直前での艦長への反対意見が多く、それを説得するために時間が掛かっているそうだ。
<えっとね…ちょっと、そのことなんだけどさ>
 通信機の向こうから、少女―メイリンのおどおどした声が聞こえてくる。
<アーサーが渋っていてね、なかなか許可をくれないわ>
 手元のモニターにブリッジの映像が映し出される。艦長とブリッジの映像だ。
<シン!絶対にケルベロスを使うなよ!>
 副艦長のアーサーが、画面に割り込み怒鳴ってきた。
「え?何でですか!?」
 シンは、間の抜けたような声を出してアーサーに反論した。
 ケルベロス高エネルギー長距離ビーム砲、これこそがブラストインパルスの最大の武器であり。
 これの利点は新型機すらも一撃で落とせる可能性がある威力であるからというものだ。
<解らないのか!?アーモリーワンを壊滅する気か!!>
 ケルベロスの利点は逆に難点でもあり、その威力はコロニー外壁など簡単に消失させてしまうほどだ。
 ここでシンは、あっ…と情け無い声を上げていたのがブリッジに聞こえたのか。
 アーサーが、<艦長!やっぱりじゃないですか!>などと吠えているのが聞こえる。
<コロニー育ちで、なんでそんな簡単なことも解らないんだ!>
 必死にシンにも吠えるアーサーに、シンは少し噴出してしまいそうになった。
 相変わらず、この副艦長は忙しい人だなぁなどと場違いな事を。シンは考えていたからだ。
「ケルベロスが使えないなら…なんでフォースやソードを選択しなかったんですか?」
 シンは今、艦長の場違いな考えに意見した。
<いいのよ、今の状況で。援護も無し複数の敵を一度にではブラストの方が有利でしょう?>
 艦長の依然とした冷静な口調が、アーサーを宥める意味と。シンへの確認が含まれていた。
<それに!あの四機はもう『敵』よ!>
 タリア艦長の言葉で、シンはハッと我に返った。今更ながら、これはもしかしたら訓練では無いか?
 微かにそんなのん気なことを考えていたからだった。そうであって欲しい、という願いも含めて。
<即急にあの四機を破壊する必要があるの!ブラストならば十分対応できるでしょう?>
 タリア艦長の通信で、一気に出撃前にあった緊張が蘇ってくる。これは実戦だと言う。
 その時、地面に突進したハデスがよろよろと立ち上がっているのがモニターから視界に入り、シンは焦る。
「あ、なんでもいいですから!早く、何か射出してください!」
 シンは、インパルスの操縦に意識を集中させ直し。完全に立ち上がったハデスに向き直る。
 ―ここが、正念場って奴だ…シン・アスカ!
 自分にそう渇を入れ、シンは少し落ち着いた気分になった。

後半へ シンが主人公っぽい活躍だった前回の種運命はよかったなぁと思った。
140通常の名無しさんの3倍:2005/06/14(火) 19:06:53 ID:???
>>138-139
いきなりの視点変更は無くなったみたいだが

>そんな友人は、戦艦で休むはずだったが。いきりなり、式典で使うはずの機体を回収するように。
>との命令が出され、渋々回収に向かったのである。あの時に見た後ろ姿が最後だとは思いたくない。

ここだけ見ても、句読点と改行の使い方がおかしい、感感俺俺、状況がわかり難い。

あと、全体的に細かいミスが目立つ。投下する前によく確認しろ。
それと適度に改行入れろ。
1411:2005/06/14(火) 22:12:21 ID:???
>106さん
連携とは…考えもつかなっかったところきたなぁ。
ありがたく使わせていただきます、本当ありがとうございます。(これからもよろしくお願いしますね?

>53さん
>(次スレへのテンプレとしてもいいし)
その手があったか…ぶっちゃけ何書いたらいいかさっぱり解らなかったんで。
強奪した機体から連合の技術に生かすはやっていきたいと思います。
毎度色々なアイディア&情報感謝します。

>>140
視点変更については注意された通り、やってみました。
改行加えることで区切りつけたつもりだったんですが、あれじゃやっぱ駄目だったんだなぁ。
改行というと>>31-35みたいな感じにしたらいいということでしょうか?
誤字・脱字のオンパレード気味っぽいので、まぁ今度から確認します。(なんか俺偉そうだな…すんません
142通常の名無しさんの3倍:2005/06/14(火) 23:28:12 ID:???
>>141
>>140が例に挙げた中でいうと、ここは
・本来、レイとルナは戦艦で休むはずだった
・しかし突然「MSを回収せよ」という命令が出された
・そんな訳で渋々回収に向かった
の三点を一文におさめても良さそうなところなのに、「。」で三つの文に
別れているから「わかり難い」とされているのではと思います。
もう一つ、「回収するように命令されて回収に向かった」では「回収」がくどく
なりがちなので、一つにまとめてみるとより読みやすくなりそうです。

少しいじって
「彼らは戦艦の中で休むはずだったが、いきなり出された命令に従い、
渋々回収に向かったのである。あの時に見た後姿が最後だとは思いたくない」
などとすると、少し読み易くなったかもしれません。

勿論ぼくも素人なもんで、「これが正しい書き方だ! こう書くべきなんだ!」と
言えるほどではありません。書く方も読む方も好きでやってることですし、
書きたいように書くのが一つの正解であるように思います。
14353:2005/06/15(水) 01:41:24 ID:???
いろいろ意見が出てきて少しずつ活発化してますね。まだ少数ですけど

4話のデブリ戦でいきなり出てきていきなり消えたゲイツ乗り2名いましたな〜。
彼らの扱いどうするんだろうか…ミネルバ組だったようですが、
死んだあと誰も気にしてないというかなり薄情な事態になってますし…。

いなかったことにするか、敵としてテロ組に名前だけ拝借させてしまう
(←やっぱりデブリでいないことにする)のが妥当ですかねえ。

幸いにしてサトー教官がいらっしゃいますから、デブリ帯でシンルナの指揮
をとって全員生還させ、実力をしっかり見せればユニウスでの戦闘が栄えますし。
(いっそのこと、デブリで撃墜されたと見せかけてユニウス登場とか?)

デブリ戦からユニウス動き出すまでの間を少し空けて、その期間に
オリジナルエピソード…例えば
・シンたちとサトー教官との過去話
・カガリとの衝突
・コロニーに戻るために議長やカガリ達が乗ったシャトルが実はザラ派のテロに
乗っ取られており、嫌々ながら救出に向かうシン(シャトル傷つけない様ソード?)

など入れてみてはどうでしょう?

追記:MS戦

シン・レイ・ルナ・マユ・サトー⇔交代でアスラン?
      VS
ハメル・スティング・ステラ・アウル・ネオ

で5対5のチーム戦になるんですよね。なんか戦隊みたいだ(笑)
144通常の名無しさんの3倍:2005/06/15(水) 13:33:41 ID:???
>>142
書きたいように書くのも、それで面白い物が書けるならいいかもしれないけど

>だったが。いきりなり
とかは普通に間違いじゃない?
『が』の後に句点を付けるのは、日本語としてどうかと

あと
>機体を回収するように。
>との命令が出され
のような文章として繋がっている所で、句点+改行を入れているのも
14561:2005/06/16(木) 00:42:39 ID:???
「…システム…異常なし」
 アスラン・ザラは、ザフトの新MSザク・ウォーリアのコントロールパネルを打ちながら、先の大戦で行方不明になった友人に思いを馳せていた。
…キラ、お前はいまどこにいる…
その時通信が入る。
「今回の作戦、わかってるわね。あくまでも偵察よ。戦闘行為は……」
 艦長のタリア・グラディス。年は若いが決断力、洞察力、胆力の優れている。故に女性ながら新造戦艦の艦長に抜擢された人物だ
「了解しています。今、世界を刺激するわけには行きませんから。」
 グラディスの言葉を最後まで聞かず返答した。
 今回の作戦は、オーブへ譲渡したプラントの一基アーモリーワンへの潜入、及び、その内部で建造されたと噂されるMSの調査。
「まさか、譲渡したプラント内部でMSを開発してるとはね…」
「あくまで噂です!それを確かめるのが今回の作戦でしょう」
 まさかカガリが…そんな思いから言葉を荒げてしまいアスランはハッとする。
「すみません…」
「いいわ。あなたまだオーブの姫のこと…」
「艦長…それは、それに今の俺は…」
 アスランの思いを酌み、グラディスはそれ以上言わなかった。
「時間よ。一応オーブは我が国の友好国なんだから、関係を壊すような真似は慎んでちょうだいね。」
 今度は、さっき遮ったグラディスの言葉を最後まで聞いた。 「了解です。連合にもプラント攻撃の口実をあたえるだけですからね。」
「お願いね」
 グラディスの通信と入れ代わりでオペレーターのメイリンが発進シークエンスにはいった。
…キラ、俺は今だに、こんなものに乗っている…そんな俺をお前はどう思う…
 メイリンの合図とともにカタパルトの信号が青にかわった。
「アレックス・ディノ、ザク・ウォーリア出る」
14661:2005/06/16(木) 00:54:45 ID:???
久しぶりに書き込みしました
前に書いたプロローグの続き…と言いたいとこですが
設定変えすぎてるんでプレビュー?みたいな感じにしてみましたがいかがでしょう?
14753(あげます):2005/06/16(木) 01:45:51 ID:???
>146
お疲れ様です。
「最初からアスランがザフトにいる」展開は新鮮ですね。
ただ、設定がどの程度変わっているのか、明記しておいた方が
いいかもしれませんね。物語中で説明が入るのなら要らないとは思いますが。

キャラクターの心の台詞は()表記の方がわかりやすいと思います。
14861:2005/06/16(木) 02:20:08 ID:???
「ステラをデストロイに…」
 ネオがジブリールから受けた命令は驚くべきものだった。
 先頃完成したばかりのデストロイで、ザフト軍をコーディネーター寄りになっているベルリンもろとも焼き払ってしまえというものだった。
「しかし、ステラは…まだ。」
「ネオ、前にも言ったと思うがすべての命令は必要だからでている。」
「それは…」
ネオの言葉を遮りジブリールは続ける。
「それにエクステンデットは戦うためにいるのだ。そのためにつくったのだぞ!戦えない物は必要ない。それはネオ、お前とて同じなのだぞ。ファントム・ペインは勝たねばな存在する意味などないんだからな」
「それは十分理解していますが…。」
「それにその娘、報告によればもう長くつかえないということじゃないか。なら死ぬ前にデストロイで働いてもらおうじゃないか。高い金と人員、時間をつかってるんだからな。」
「しかし…」
 まだはっきりしないネオをジブリールは畳み掛けた。
「ミネルバ、君たちがあれさえ討ってくれればこんな作戦必要なかったんだが…これなら出来るだろう。いや、やってもらうぞ。次は言わん。そのためのお前達だ。」
「了解しました…」
 ネオはそう返事をするしかなかった。
「それでいい。ネオ。」
 そういって、ジブリールは通信を切った。
「死なせたくないからかえすんだ!」
 ネオはザフトの少年兵の言葉を思い出し拳を机にたたきつけた。
14961:2005/06/16(木) 02:35:23 ID:???
今度はデストロイ発進まえのネオとジブリールのやりとりにステラの扱いについてくわえてみました
これは>>146とはまったく関係ない話、ただの思い付きです
15061:2005/06/16(木) 02:59:19 ID:???
>>147
キャラの心理描写( )いただきます

変えすぎてる設定物語中で説明しきれる程文才無いんで書き込みします
なら変えるなって話ですが…
151通常の名無しさんの3倍:2005/06/18(土) 11:13:00 ID:???
保守
152通常の名無しさんの3倍:2005/06/18(土) 21:20:08 ID:???
スレッド保守上げ。
15361:2005/06/18(土) 21:47:09 ID:???
スレあがってますね

やっぱり変更した設定は劇中で説明します。そこでひとつ相談なんですが
MSの陣営変えたいんだけど形式番号はどうしたらいいでしょう?べつになくてもいいかな?
154通常の名無しさんの3倍:2005/06/18(土) 22:05:12 ID:???
デスティニーシルエットの登場 希望
155通常の名無しさんの3倍:2005/06/18(土) 22:18:06 ID:???
>>153
状況によっていろいろあると思う。
たとえばフリーダムみたいにザフトから無断で持ち出して今はオーブ所属、
なんてのを公式にしたら(政治的に)マズそうな場合は、偽名をつけてもおかしくない。
一方、制式に譲ってもらったり、輸入したりする場合は、堂々と元の名前を名乗れる。
アメリカ空軍の戦闘機F-15Cを日本で採用してもF-15Jだったりする。ちなみに末尾の一文字が違うのは、日本向けのマイナーチェンジ版という意味。
当てはまらない例も多くあるけど、後ろめたい方法で入手した機体なら、名前は変えるんじゃないかな。
15661:2005/06/18(土) 23:20:04 ID:???
>>155
参考になります
奪ったり譲ったりじゃなく製造元をかえたいって意味だったんです説明足りなくてすみません
157通常の名無しさんの3倍:2005/06/18(土) 23:52:35 ID:???
>>156
番号とか武装とか↓参考になると思いますよ?
ttp://yossy.pobox.ne.jp/gundam/s_destiny.html
158通常の名無しさんの3倍:2005/06/19(日) 00:30:29 ID:???
>>156
連合・ザフト・オーブ共に形式番号に製造元は含まないから、たぶん
製造元が変わっても番号は変わらない。
と思ったけど、実はM1アストレイの「M」がモルゲンレーテの意味だったりするのかな。
15961:2005/06/19(日) 07:53:09 ID:???
>>157>>158
色々ありがとうございます型式番号簡単なようで深いっすねー
うまく生かせるようにしたいですね
160通常の名無しさんの3倍:2005/06/19(日) 19:43:22 ID:???
サイコガンダムvsデストロイガンダムを書きたいけど文才無い漏れ。
ロザミアとか言う売女はシラネ。てかあの女嫌い
16153:2005/06/20(月) 00:31:23 ID:???
かるく作品紹介のテンプレ作ってみました。

作品名  :
作者名  :
ジャンル :
オリキャラ:(無いなら無いでよい)


オリメカ :(無いなら無いでよい)


原作との変更点:



あらすじ:




何か修正、追加あればよろしくです。

>61氏
政治・軍事・外交スレに種世界の各国のデータありました。
そちらも参照されてはいかがでしょう?
162通常の名無しさんの3倍:2005/06/20(月) 14:44:19 ID:???
あのスレのデータは推測やネタ混じりだから「これが公式設定」と思ってスグ引用するのは止めた方がいいぞ。
検索して二つ以上のソースで同じ記述のあるものを信用したほうが良い。
正確さ度外視なら別に構わないし、判然としないものは想像で補完しても文句は出ないだろうが。
163通常の名無しさんの3倍:2005/06/21(火) 14:36:19 ID:???
外伝的なものも良いんだよね。
ちょっと書いてくる。
164関連スレッド見つけました。:2005/06/21(火) 17:03:22 ID:???
もしシンじゃなくてマユが主人公だったら3
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1118164969/
165通常の名無しさんの3倍:2005/06/23(木) 02:29:28 ID:???
保守
166672:2005/06/23(木) 02:38:23 ID:???
>>56の続きです

「ああ、助かりました。ありがとうございます。私の名はランドルフ・カーター。この子は娘のリンです」
「リン・カーターです。あの、帽子ありがと」
 娘の帽子を届けてくれたジャンに、カーターは丁重に、そしてリンはぎこちなくだか笑顔で精一杯の礼を伝えた。
「いえ、当然のことをしたまでです」
 ジャンは優しく微笑んで答えた。仲の良い親子だとジャンは素直に思った。
 リンはジャンが拾ってくれた帽子を被りなおし、改めて深くお辞儀した。帽子を拾ってくれたことより、自分の姿を見て、余計な気遣い無しで接してくれたことの方が嬉しかった。
 カーターは既に、この親切な男の観察を終えていた。
(金髪に整った顔立ち。知性を感じさせる眼鏡は近視用。おそらく先天性でなく一般的なデスクワーク障害という類。体格はバランス良く歩行時の体の不要な揺れ無し。反射神経、運動能力、訓練のものでなく先天的な恩恵……コーディネータだな)
 ナチュラルであろうとコーディネータであろうと、そして恩人であろうと警戒は一切怠らない。ある意味礼儀を失しているとカーターは思ったが、相手には一切悟られなければよいと考えていた。
 ランドルフ・カーターは誰も信用しない、娘のリンでさえも無条件に信用しない人間だった。おそらくは人間として善意をどこか完全に無くしている人間であった。そのことに対し、カーターは過去の実体験により、そのことに何の迷いもなかった。
「ならばなおのことです。是非ともお礼をしたい」
 それは本心だった。ただし、受けた恩を報いることは、相手を無条件に信用しないことと同じ、当然のことであるというのが、カーターの考えであった。 
「お礼だなんて、そんな。貴方の心遣いと、お嬢さんの笑顔で充分です」
「ひょっとしてお急ぎでしたか?」
「急ぎというほどでもありません。地球に行く前にグレイブヤードに居る恩人に会いに行くだけです」
「なんと、奇遇ですな。私たちもプラントに行く前に其処に立ち寄るところです」


167672:2005/06/23(木) 02:49:46 ID:???
っと、今回はここまでです。
人物の心情表現にさっそく、>>147殿の()使わせて頂きました。

で、グレイブヤードのことですが「ASTRAY R」4巻にて『世界樹』の一部、破壊前に分離したとか。
1681:2005/06/25(土) 12:33:10 ID:???
>61さん
アスランが最初からザフトにいて、さらにキラが生死不明ってのは新鮮ですな。
続き待ってますから。

>672さん
本当にこれはSEEDの世界か?と思える(いい意味でですよ?)雰囲気がいいですね。
アストレイのような話になるのでしょうか?兎に角続きが気になります。

色々と厄介ごとが無くなったのでちょっと前の続き書きます。
1691:2005/06/25(土) 12:33:51 ID:???
 種運命SS 第六話後編「(やっと来た)インパルス地に立つ!」

 消火が完了した格納庫の中では、軽く損傷している二機のザクのガレキの除去作業が進んでいた。
 そして今白いザクの最後のガレキ除去に、居合わせた数人の消化班とレイ・ザ・バレルが奮闘していた。
「…よし!岩を退けたぞ!これでコックピットに乗り込めるだろう」
 レイはガレキの除去作業を手伝ってくれた年配の男のそれを聞いて、そそくさと愛機に乗り込む。
 作業していた数名の男達は、レイが機体に乗り込むと駆け足で白いザクと距離をとる。

(もうすでにシンは出ているか…早く行かなければ!)
 心の声が、レイの機体の立ち上げを焦らせる。
「レーイ!こっちのガレキ!」
 そんなレイの焦りを無視するように、ルナマリアの叫び声がレイの耳に届いた。
 どうやら状況から推測するに…レイの白いザク―『ZGMF-1001 ザクファントム』に、
 ルナマリアの赤い色のザクのコックピット部分のガレキの除去を願っているようだった。
「ああ、了解した」
 レイは逸る気持ちを抑え、ルナマリアの機体のガレキをザクファントムの手で退けた。
「うん、どうもありがとレイ!」
 レイの行動に軽くルナマリアは感謝の言葉を言う。
「急げルナ!シンが危ないかもしれない!」
 ルナマリアの感謝の言葉を無視してレイはそれだけ言うと、
 ザクファントムの背後のブースターを噴かしモニターに移る二つの熱源に向けて飛んで行った。

「もう、なんなのよ!シンのことになるとすぐこれだ!」
 レイの行動に、不満を漏らし。ルアマリアは愛機のコックピットに乗り込んだ。
「おーいお嬢ちゃん!衝撃でマシントラブルが起きてるかもしれないから気をつけろよ!」
 作業を手伝っていた男が、起き上がったルナマリアの赤いザクに叫んぶように言った。
 その叫びを聞いたか、赤いザクは軽く手を振って白いザクファントムの後を追った。

「しかし…このアーモリーワンにはあの二人しかパイロットがいないのか?」
 ガレキの除去作業をし終えた一人の男がそんなこと言った。
「ハァ?んなわけ無いだろ?何でだよ?」
 それを聞いて、近くにいた男が馬鹿にしたように言う。
「だって、俺はあの子達以外に機体に乗り込む奴を見て無いぞ?」
 不思議そうな顔でそう言う男を、周りの男達はそりゃ嘘だろ?と笑い飛ばした。
「こんなに式典用の機体があるんだ、パイロットがいないわけあるか!」
 そーだそーだとと周りが言うので、言い出した男は押し黙ってしまった。
「ま、そんなことよりも!早く次の格納庫の消化に向かうぞ!」
 男達の中の一人がそう言うと、まだ不思議そうな顔をしていた男も割り切ったのか素直に頷いた。
1701:2005/06/25(土) 12:35:16 ID:???

          @          @          @

 よろよろと金色の機体を立ち上がらせるハメルは動揺していた。
「くぅ…何だあの機体!?」    アンノウン
 ハメルは手元のモニターに映る『不明』と表示された熱源に吐いくように言った。
「あの機体を検索しますか?」
 そんな中、感情の無いAIの声がコックピットに聞こえてくる。
「できるのか…なら頼む!」
 AIは了解しましたと短く答え、検索の作業に取り掛かっていた。
 白と青に塗装された戦闘機からの爆撃を受けたと思うと、
 何時の間にか目の前には見たことも無い…自分達の強奪した機体と同系統の機体がそこに居た。
「こんなの聞いてないぞ!?」
 まだ操作に慣れていないとはいえ、少ない武装でハデスと互角に渡り…押し始めている。
 そんな予想外の強敵の登場に、ハメルは動揺していた…楽な任務じゃなかったのか!?と。
 そして同時に、前の大戦から強く抱いている…コンプレックスに似た物が蒸し返してくるのも感じた。

「く…俺は…ナチュラルが、コーディネーターよりも下だと!」
 モニター越しに、PS装甲のため青・赤・白(トリコロール)に染め上がった機体を睨みハメルは呟いた。
「絶対に…認めさせて、たまるかァァ!!」
 自分の頭の中で繰り返される思念を吹き飛ばすように怒鳴り、ハメルは操縦する手に力を込める。
 ハデスが立ち上がったことに気づいたトリコロールの機体は、
 ハデスに向き直り、空いた右手にビームライフルを装備し戦闘体勢に移った。
「マスター…接近する熱源があります」
 AIの声がハメルの耳に届き、手元のモニターに意識を集中させた。
 モニターには確かに、トリコロールの機体の背後から高速で接近する熱源が一つ映っていた。
「熱源は戦闘機、不明機に向かっています」
 AIのこの一言に、ハメルは嫌な予感がしていた。
「ただの戦闘機じゃなさそうだ…厄介なこといなる前に目の前の機体を叩く!」
 ハメルは左手のスロットルを全開にし、ハデスの背後ブースターを噴かせ急速に敵機に接近する。
1711:2005/06/25(土) 12:45:18 ID:???

 ハデスの接近に気づいた機体は、右手に持つビームライフを撃ってくるも。
 左手のシールドで軽く防がれ、ハデスの加速を止めることも減速させることもできなかった。
「このまま突っ切る!」
 右手を大きく振り上げ、必殺の一撃を決めるようとした時だった。
 トリコロールの機体は左手に付けている起動防盾をパージし、それをハデス目掛けて投げつけた。
「なッ…!?」
 ハメルは機体を緊急停止して、飛んでくるシールドを振り上げていた右腕で弾き飛ばす。
 気が付くと目の前には、あのトリコロールの機体の姿が無いことにハメルは驚く。
「あの青いのは何所にいった!?」
 先ほどから、まるで化かされているような現象にハメルは苛立を覚えてくる。
「…上空で接近していた熱源と接触します」
 ハメルの苛立ちから出た声を、AIは状況報告の命令と受け取り答えた。
「上空…だと?」
 AIの言葉に我に返り、メインカメラを上空を向くように機体を動かせる。
 するとそこには、背のブースターを噴かし滞空しているフェイズシフトダウンした機体と、
 接緑色の長い筒状の物を二つ背負った戦闘機が接近しているのが見えた。
「一体…今度は何だ?」
 ハメルはただ唖然とし、黙って見ていることしかできなかった。

 戦闘機から、二本の筒状の物がフェイズシフトダウンした機体に向かって射出される。
 射出された二本の筒状の物は、うまく機体に接合される。
 すると先程まで鉄灰色だった機体が、黒を基準にした渋い色に染まり始める。
 MSの身長ほどもある長い砲身のビーム砲を背後に、それは勇ましく立っている。
 その姿は、先程までの機体とは別の機体がいるように映っていた。

「検索結果がでました…あの『不明』機体は、『ZGMF-X56S インパルス』です」
 つい先程、AIにやらせた目の前の機体の検索結果が出たらしい。
(インパルス…名は体を現すとは、よく言ったものだな)
 ハメルはそう、心の中で思い苦笑した。
「まさか、装備を換装するとはな…それも空中で」
 この目の前にいる機体―インパルスは間違いなく強敵だ。
(この強敵を倒せば、ナチュラルの印象もきっと変わる!)
 ハメルは決意を胸に点した。
 背後の筒状の中からビームジャベリンを取り出す、インパルスの姿をその目に見て。

第7話へ 今回は長くなってしまった。
172あげ
保守