☆ややこしいので前説…ムウ=ネオ=クルーゼ仮面⇒記憶はないが時々無意識に記憶が戻る
( 夜のネオン街にて )
ネオ「ちいぃ!! たったのこれっぽっちかよォ!! 昨日雨が降っただけに(エロ本も)シケてやがるぜ チッキショ――!!」
キラ「ムウさーん!!」
ネオ「お! 近所に住んでいていつもオレを実の兄貴のように慕ってくれている上に
何故かオレを [ ムウ ] って呼ぶ少年ことキラ君!」
ネオ「よう坊主! どーだ!? 収穫のほうは?」
キラ「はい、それが変なんですよ…」
つ[ 湿ったエロ本2冊 ]
キラ「たったのコレだけなんです」
ネオ「なにィ――!? たったの2冊だけかよォ――――!?」
ネオ( こいつぁ何かくさいなァ… いつもなら20冊はカタいハズだが…
少年がサボるハズないし… 一体どういうこった!? )
ネオ「しかたない… いつも悪いな坊主! もう暗いから帰るぞ! 家まで送ってやるよ!」
キラ「はい!… あの、ムウさん! ムウさんはクルーゼ仮面なんでしょ?」
ネオ「車(スカイグラスパー)とって来るから待ってろ!」 ( スタスタスタ… )
キラ「アスランが言ってましたよ! ムウさんがクルーゼ仮面っぽくなったトコロを見たって!」
ネオ「よく似合うぜ少年… その鳥の機械(トリィ)!」 ( スタスタスタ… )
キラ「ちょっとムウさん、聞いてます?」
ネオ( 言えない… 知られてはいけない… それが運命[さだめ]なのだ… )
キラ「それじゃあまた! ありがとうございますムウさん!」
ネオ「おう! 子供は早く寝ろよ! そんじゃ! また今度も不可能をかの……」
キラ「え? 何です?」
ネオ「は! い…いや! 何でもない…!!」
キラ「何ですか!? 隠し事ですか!? ひどいよムウさん!! ムウさんなんてオッサンだ!!」
ネオ( おっさんじゃな… )
キラ「女ったらしの記憶喪失男―――!!!!」
ネオ「坊主…」
ネオ(仮)はこみあげる涙をかみしめた… すまん! すまん少年…!! 隠すつもりはなかったのだ 決めゼリフだから…
[ オレは不可能を可能にする男だぜ ] は決めゼリフだからあ―――!!
キラ「……ムウさんにちょっと言いすぎちゃったかな… 酒は涙を忘れさせてくれるけど心の傷まではいやしてくれないから…」
…どうしよう 明日あやまったら許してくれるかな 気になって寝れないよ…
そうだ! エロ本だ!! 今日は収穫が少なかったから… 明日に倍にしてお返ししよう!!
そうと決まればさっそく実行だ!! そ〜っと、そ〜っと!」
キィィィィン……ドシュ――ン!!(フリーダム起動&発進)
ラクス「誰ですの!? …なんか再びフリーダムが出て行ったように感じたけどきっと気のせいですわね
さ、そんなことよりもう寝なくてはなりませんわね!」
キラ「ふふふっ…」
( 某公園にて )
ミリアリア「 [ トール・ケーニヒ ] 」(いちゃいちゃ)
ディアッカ「…それじゃしりとりになってないぜ [ 愛してる ] !」(いちゃいちゃ)
ミリアリア「る!? る… [ 自分だけ降格(緑服に) ] 」(いちゃいちゃ)
ディアッカ「それもしりとりに…ってマジでもう勘弁してくれよ…」(いちゃいちゃ)
ザシィッ!!
ディアッカ「ん!? …あれ、アンタは…」
ハ
(ゞ`~~~キヽ
彡 =゚ ▼゚ =
/ ミ~V_、ソリ
/ヾヽY ,_ノ`ノζ
ハ (ノ [ ̄]'E
/ /, ̄
λ____ノ
ノ U U
(ラゴゥの着ぐるみを着たバルトフェルド隊長が登場[ 以下虎 ])
虎「なぁ… 君はエロ本を持ってないかな?」
ディアッカ「え? う〜ん、今はこれくらいしかないぜ? それでいいなら…」
つ[ お気に入りのエロ本、数冊 ]
ミリアリア「おい!! なんであたしとのデートの最中に何でエロ本持ち歩いてんのよ!! 恥を知れ!!」
ディアッカ「ちょっ…待っ…お、お助けぇ!!」(逃走)
ミリアリア「待ちなさいよ!!」(追撃 with ナイフ)
虎「やれやれ、やっとみつけたよ… しっかし、けっこうたくさんあるねぇ…
でもさぁ、この国の風紀を正すためとはいえ何で僕がエロ本を回収してんだろうねぇ
どうせ集めるならコーヒーの空き缶についてるシールの方がいいんだけどなぁ」
キラ「…おかしいなぁ、さっきからもう4時間近くも深夜のネオン街を徘徊してるのにたったのこれっぽっちなんて…ん?」
[ ビームサーベルのつばぜり合いからのダルマ公園 ]
キラ「…公園かぁ」
一方 ネオはその頃…
ネオ「…!!(キュピピーン) おっ、スルメ見っけ…」
飲んでいた
ネオ「ふう… さて、夜の見回りでもしてくるか… 一人で飲んでたってつまんないしな!」
…それに、何だかさっきから…妙な胸騒ぎがするぜ…」
キラ「うわ!!」(ドサッ)
な、何するんですかあなたは!?」
虎「ハッハハハ!! 僕の名前はコーヒー怪人 [ ラゴゥ・バルトフェルド ] !!
少年! おとなしくそのエロ本は置いていきたまえ!!」
キラ「コーヒー怪人!? じゃ、じゃあ…あなたはひょっとして怪人なんですか!?
ダ…ダメですよ!! このエロ本は怪人なんかに渡せません!!」
虎「何言ってんだ、少年!! そんなもの君のような少年が持ってるなんて見過ごせるわけがないだろう!!
言う事を聞かないと胃の中をカフェイン漬けにするぞ!!」
キラ「い、いやだ! 渡すもんか――!!」
虎「ええぃ、しぶとい…!! 少しお仕置きしてやるー!!」
キラ「うわぁ…! 助けて!! ムウさんかクルーゼ仮面―――!!!」
ネオ「待てっ!!!!」(バッ)
ビデオ屋の店員「………」
つ[ 美少女戦士セーラームーンのビデオ ]
ネオ「2巻(コイツ)もだ…!」
ビデオ屋の店員「……」(ピッ)
ネオ「3泊ね」
その頃ネオは何か妙に気になるアニメ〜ションを借りていた
キラ「う…うげほ!! げほり!!クサい…!! ゴホ!! コーヒークサい!!」
虎「ハハハ! どうだい! 新しくブレンドしたこのコーヒーは良い匂いだろう!?
さあ、飲んでいいから早く渡したまえ!」
キラ( どうして…!? どうして誰も助けてくれないんだ…! こんなに苦しいのに…ムウさんもクルーゼ仮面も…!!
しょせん人は一人ってことなのかな…? )
キラの幻覚のラクス( フフ…そうですわ…他人なんて関係ありませんもの…! ヒーローなんて存在しないのですわ!
受け入れなさい… 全てを受け入れ己の力でそれを超えるのです! )
キラ( あれ…? なんかラクスの声が聞こえてきたような…、――僕は…神? )
キラの幻覚のラクス( そう…貴方は神なのですわ!! )
キラ( ほ〜ら不思議と体が軽くなってきた! 煙も何か…その…ああ…空に浮いてきた…エフフ…
何ていうか…その…フフ…だいぶ…決まってきたぁ…
あれ…? ムウさんが見える… どうしたんですムウさん? こんな空の上で…
!!? こっ…この人は!? ムウさんじゃない!! ぜんぜん違うじゃないか!
どうして間違ったりしたんだろう? この人は紛れもなく… )
キラ「ク…クルーゼ仮面!!」( パチッ )
クルーゼ仮面(以下仮面)「ぬりゃあああ!!!」( ドカ―――ン )
(殴られて吹っ飛ぶ虎)
虎「うわあ〜〜〜!?」( ズケ――ン )
仮面「フウ…」
キラ「クルーゼかめぇ〜ん!!」
仮面「危ないところだったな!! 鳥の機械を肩に付けたキミ…!! 今後ともひとつヨロシクな!!」
キラ「はい…!こちらこそ!( 来てくれたんだ…!! )」
虎「おのれ現れたな [ エンデュミオンの鷹 ] …!! コーヒーの素晴らしさ、君にも教えてやる!!」
仮面「コーヒー怪人か… 妙なブレンドのコーヒーばっかり人に勧めやがるはた迷惑な怪人め!!
お前の趣味のせいでダコスタって奴も困ってたろうが!! あと、オレはクルーゼ仮面だ!!」
虎「子供にエロ本を集めさせてる君が人の事言えるか!! おとなしく捕まりたまえ――!!」
仮面「クルーゼスーパーブリーフチャージ!! いくぞ必殺…」
r'´ f"~`ヽ ヽ
Y f^>f'"~Yゝ,f-、ッ 〕
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゙、 \`_ヽ V r'_,フ/ !
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〈 {ヽ!``__!__'"レ,イl
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,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
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仮面「 お稲荷音頭!!!! 」
○お稲荷音頭 クルーゼ仮面(ネオ)は自分の中に不幸な宿縁によって刻み込まれている、とある遺伝子を呼び起こす事で
ラウ・ル・クルーゼ本人の十八番、お稲荷音頭を使用する事が出来るのだ!!
虎「うわあああ!! こ…これはたまらん… たまらんけど…まだだぞ!! ムウ・ラ・フラガ!!」
仮面「うっ…く…エ…エネルギーが……! オレはもうダメだ!!」(ハァ ハァ)
キラ「仮面!しっかりー!!」
その時である!!
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??「通常の三倍のヒーローパンチ!!!」(ドカカァン)
キラ「ああ!!」
仮面「おお!! 謎のヒーロー [ ギル仮面 ] !!」
虎「ぐわあああ!!」
( 何故か砂漠で一人爆発する[MS]のラゴゥ )
キラ「やったー!! ありがとう! 謎のギル仮面!! またねーっ!!」
( 笑いながら通常の三倍の速さで飛び去っていくギル仮面 )
仮面( いつもすまねえな、ギル仮面… 今後ともひとつヨロシク!! )
仮面「ケガはないか? 鳥の機械を肩に付けたキミ!」
キラ「はい! ありがとう! ムウさん……!! え!? あ…クルーゼ仮面! あれ? まただ…!
どうして間違えちゃうんだろう?ムウさんのハズないのに… 今日、僕はムウさんにひどい事言ってしまったから…
ムウさんが来てくれるハズないですよね…」
仮面「……何があったのかは知らないが… オレが思うにきっと そのムウさんだってもう気にしちゃいないと思うぜ…」
キラ「ほ…本当ですか…? 本当にそう思いますか?」
仮面「当ったりまえだろ! オレが言うんだから間違いないぜ! さ、わかったらもう帰りな!」
キラ「ハイ…!」
仮面「また何かあったらすぐに助けてやるぜ! 何たってオレは…… [ 不可能を可能にする男 ] だからな!!!!」
――――つづく 企画・製作 福田企画