つけ焼き刃で新シャアスレに飛び込んでSS作った
ものの勉強不足を痛感した今日この頃。。。,( ´∀`) アァ…
スレタイの失敗と、投稿規程を詳細に定めなかった
のはミスだ・・・。
作戦開始5分前―――――
ほぼ全ての兵士が作戦中止の命令が出ないのを期待していた。なんせ部隊の半分は
士気旺盛な新兵で、上手くいけばこれが初陣を踏むことになる。
その他ここに3ヶ月程駐留している支援部隊も同様だった。彼らにしてみれば
今まで戦っていた連中など敵とも言えないものだった。怒り狂い発砲しても、
数発打ち返しただけで散り散りに逃げていき、特殊部隊が10数分で目標を奪取して
任務は終了。レセップスなり基地でビールを飲んで1日が終わる。
彼らが望むのは心臓が飛び出すような激しい戦闘だ。それを経験するために
数々の苦行に耐えてきた。自分らはそういった戦闘をするために生まれたのだと
信じている。
―――――今日は楽しませてくれるんだろうな?
そう言いたげな顔をしてニヤつけせている者すらいる。
彼らが今この時一番待ち焦がれているのは本日の作戦開始コード「セイレーン」だ。
この言葉が聞こえた時、待機している合金の機械の塊と近代技術の結晶を満載した
兵士が一斉に行動を始める。
毎秒150発を発射することができるハウレスガンを装備したAH−14ハウレスバード4機。
向かうところ敵なしと謳われる、本日の先鋒を勤める特殊部隊を輸送するMH−14ハウレスバード4機。
その後に彼らが仕事を行う地域を封鎖する精鋭レインジャー部隊を輸送する、
ステイホーク8機が続く、4機がレインジャーの輸送。2機が地上司令部と
特殊部隊を輸送し、最後尾に戦闘捜索救難チームCSARが1機に乗り、
それと並行して任務指揮官ヘルズ及び空軍で地上と空の戦闘を統制する
サブナックが乗り込んでいる。レセップスの正面で列を作りエンジンを
吹かしているの地上車両隊は戦闘車両ハンビィー9台と、
5トン積みトラック三台からなりたっている。
そして、レセップスの中でコーディネーターが全世界に誇る科学の結晶、
MS(モビルスーツ)ザクとガンダムが待機していた。CE70年から71年初頭まで
ザフトが圧倒的な勝利を治めることができたのはこの人型機動兵器のおかげだ。
重戦車以上の火力をもち、戦闘機以上に軽快で歩兵並の柔軟性を持つ。
それがこの兵器の売りだ。特に彼らを守るのは次世代型のMSザクと両軍が恐れるガンダムで、
パイロットはエリートで唸る赤い制服をきたエースパイロット達だ。
元々は戦艦のミネルバに搭載されていたシンのガンダムと指揮官用に
改良されたレイの白いブレイブザクファントム、ルナマリアの赤いザクの
3機だったが、前述の通り今回の作戦のために6機が補充された。1機はエックスが
負傷して動けないのだが。本来ならミネルバチームとその他のチームで分けられるのだが、
ミネルバチームの機体が通信能力などで優れていることからチームリーダー兼、
通信係として3機に1機、ミネルバチームの機体を組み込むこととなった。
シンとレイのチームが地上で歩兵とともに作戦地域を封鎖し、ルナマリアの
チームは空から警戒することとなった。武器を軽減しろという馬鹿げた命令のせいで、
シールド、ビームサーベル、ビームライフルしか装備していない姿は寂しく見える。
が、それでも全員作戦の成功を疑わなかった。そして、まずルナマリアが
本日のベストワードを聞いた。
「セイレーンよ。」
そういうと一気に興奮した声が挙がって来た。
「了解セイレーン!」
「待ってろよセイレーン!」
「くそセイレーンだ!」
そして部隊は進発した。戦場というこの世と地獄の境目へ。
レセップスから目標の建物まで数分とかからない。しかし、その数分で
地上で起きてる惨状が十分伺える。コーディネーター、そしてナチュラル同士での
長い内乱のせいで建物は倒壊し、ゴミや汚染物質がそこらじゅうにばらまかれていた。
中には文化を再建させようとした努力が見られる高層ビルもちらほらあったが、
それも周りの低くて損害の少ない建物並にえぐられていた。
空から特殊部隊員はすぐに作戦の危険性を察知した。いつもより敵の行動が俊敏だ。
恐らく自分たちの行動を監視していたものがいるのだろう。すぐに済まさなければ
態勢を整えた民兵に思わぬ逆襲を喰らう恐れがある。そして後2分というところで、
ステイホークから地上をながめていたマノールは地上の誰かと目が合ったような気がした。
そして、その後言い表すことのできない恐怖に近い感情が芽生えて彼は焦った。
部下に同様を知られては士気に影響する、あくまで冷静でなければならない。
「どうかしたのか?」
そんなことを知ってか知らずか同期のベイヤードが心配そうに訪ねてきた。
ここで否定すれば不安が広がるだろうど思ったマノールは正直に答えた。
「誰かに見られた気がしたんだ。」
「そりゃそうだ、俺達を見てない住人なんていないぜ?少し落ち着けって。」
「まぁ・・・・な・・・・。」
作戦がばれないように情報収集を兼ねて毎日ヘリを飛ばしてはいるが、
どうあっても注目するなと言う方が無理なのだろう。
納得できない気持ち、作戦失敗の不安を抱えてはいたがすでにヘリが降下準備に
入ったのを見て、彼は一切の雑念を振り払った。
「きっと、うまくいく。」そう言い聞かせ。ロープを外に蹴り出し自分も
それに続いて外に飛び出した。
185 :
通常の名無しさんの3倍:2005/03/26(土) 23:45:28 ID:dGbre3Hw
最初に地上に降り立ったのはリッチモンド・ロウザーだった。
軍歴18年、36歳の彼は指揮官ハルクマンの次に年を取ってる人間で、
非常に頼りになる存在だった。彼が率いる3人のチームと共に屋上から突入するはずだったが、
風が強くビルが多くて侵入が困難だったため地上に着陸することとなった。
予定が変わっても彼ら全員に動揺の表情はなかった。建物の構造を全て頭に入れたからだ。
まず彼は正面のドアから突入することに決めた。チームをドアの左右に配置し、
視覚と聴覚を奪うフラッシュグレネードを投げ込み訓練通りに突入した。
中の人間からすれば突然の出来事だった。いきなり視界が潰され、人の気配がして
目を開けたらすでにどうすることもできない状況になっている。考えるどころか、
状況を認識する余裕すらない。これが彼らの実力だ。
正確で、迅速、それも全く秘密裏に仕事をこなしていく。
大衆から尊敬されることもなければ、名声を得ることもない、名を名乗ることすら
許されない存在だ。しかし、ザフトの中で最も忠実に、多大な成果を上げてるのは彼らなのだ。
ある時はテロリストの暗殺、ある時は破壊工作、またある時は政敵の排除。
汚い仕事ばかりだが、確実に彼らの行動は世の中を動かしている。
正に戦争の影そのものと言っていいだろう。今も彼らはTVでは決して報じられない
行動をしている。2つ目の部屋に突入したところで彼らは当たりを引いた。
情報にあった民兵の幹部と連合の工作員がいたのだ。護衛の1人が視界が
回復したのか、反撃を試みようとしたがロウザーの素早い一連射であっさりと射殺された。
周りがうるさくなってきた。恐らく残りの隊員達が突入したのだろう。
ここの建物が完全に制圧されるのも時間の問題だ。
「取り敢えずは1段落だな。」
そう言って安堵の息を吐いた。そして、捕虜達に手錠をかけて外に連れ出し、
ロウザー達は仲間と合流した。
186 :
通常の名無しさんの3倍:2005/03/27(日) 00:56:51 ID:KHyoUrsi
マノール達が突入する10分前無線機でひっきりなしに連絡を取り合う男がいた。
彼の持つ青い目は奥が見えるかと思わせるほど澄んだ色をしていた。
一通り連絡がついたのか男はフラリと外へ出た。ヘリが来ている、予定通りの展開だ。
地上から男を見つけるのはそう難しくはない。リビアに住んでいるのは黒人が大半で、
男は数少ない白人の1人だからだ。腕は筋が立つほど鍛え込まれ、首は
消火栓のごとく太い。彼もマノールと同じで数多の戦場を駆け抜けた者だ。
しかし、男は軍人ではない。れっきとした民間人なのだ。
それも傭兵派遣会社に就職しているすご腕だが。たまに新聞でコーディネーター中心の
傭兵部隊の噂を耳にするがあくまで彼らは連合軍に所属している正規の軍人なのだ。
それに対して彼は純粋な傭兵だ、金次第でどちらにも転ぶ。
彼がここにいる理由はそう難しいことではない。ハッキリ言って彼は連合軍の協力者だ。
傭兵部隊の役割は大きく分けて2つある。1つは要人の警護だ。
会社に務めているのは大半が現役の特殊部隊員をヘッドハンティングしたり、退役した者をが
年齢的にはまだ現役クラスという者を集めたので第2の軍隊と言っても過言ではない。
当然一般のSPよりも護衛能力は高く完璧に信頼できる存在だ。
そしてもう1つは完全非正規任務だ。ザフト特殊部隊の任務も非正規ではあるが、
それは隠密性を重視しているのであって、別に公内容自体は誇れるものなのだ。
しかしこの男シャックス・アンドラスの任務は公開不可能だ。
なんせ世界が恐れる民兵集団を指揮し、共に戦っているのだ。公開できるはずがない。
世の中にはこういったことがよくある。政府が表だって行動することはできない事柄。
暗殺、拉致、武器の強奪など様々だ。こういったことを正規軍がやり、
もし捕まれば自分たちの非人道さを見せつけるだけになってしまう。
そこでアンドラスらのような傭兵の登場だ。別に彼らが死んでも政府は痛くもない。
死んでも捕まっても彼らは連合との繋がりを一切否定され簡単に切り捨てられる便利屋だ。
今回も数おおい任務の中の1つでしかない。そしてアンドラスは上空を飛ぶ
ステイホークの乗員と目が合ったような気がした。それも殺気をたっぷりこめた目で。
例え敵がなんであろうと関係ない。敵ならば倒すそれだけだ。彼がジープに乗ると
既に完全武装した民兵がいた。全員自分が指導した連中だ。すでに特定の地域では戦闘が始まっている。
対戦車ロケットランチャーの笛を吹くような音や銃声がする。そして、
会合が行われた建物では戦闘が終わり、捕虜達が車両につめこまれ始めたという報告を聞き、言った。
「始めてくれ。」
短くそう言った後彼はジープに乗り込み発進した。その目は罠にかけた鼠をどう殺そうか、
というのを考えてる目だった。
187 :
通常の名無しさんの3倍:2005/03/27(日) 18:51:14 ID:L5qm65Q7
女軍人の拷問なら無理やり裸にして磯刑できまりだろう。
189 :
ID:KHyoUrsi:2005/03/27(日) 22:58:15 ID:ne9yXq57
なんだエロ無しスレか?
俺はエロSS専門だから洋梨だな。
グッジョブ!!
(・∀・)イイヨイイヨー
192 :
ルナが拘束+シン:2005/03/28(月) 17:59:37 ID:KsH8dmBW
敵兵が抵抗するシンの手首を後ろで縛った。
シンが銃を突きつけられながら拘束されたルナの前に座らせられる
敵兵にズボンを下ろされている。
・シン:な、何をする気だ…
ガン!
・シン:ぐっ!(頭皮が軽く裂け、鮮血が飛び散る)
・ルナ:(敵兵へ)やめてください!
シン、お願い、逆らわないで。
ルナが話している間に敵兵はルナの上体を下着一枚にしていた。
彼女はすでに事態を悟っていた。
・ルナ:私は大丈夫だから。
スレ主は何処逝った?
194 :
KHyoUrsi:2005/03/28(月) 21:32:03 ID:pMXbNY2p
目標建造物の北東を封鎖する役目を持っているレインジャー、
シルキー・グラントは降下が終わってからピシ、ピシという音を聞いた。
最初は何の音かわからなかったがそれが銃声だということに気づいた。
グラントは最初に派遣されたレインジャーの1人で数度の作戦に参加している。
しかし、自分が的になったのは初めてのことだった。生か死か。
そのどちらかしかない世界に踏み込んでしまったのだと思ったが、
敵の射撃は全くデタラメで当たる見込みがないことがすぐ判明して
安心した。今現在自分を含めた12名で構成されてる第3分隊、通信コード
デルタ21は訓練通りに目標建造物のある方向を除いた全ての道路に
照準を向けている。グラントの担当する東側の道路からさらに10キロほど
進んだところにはザフトの誇るMSザクが見え、上空には自分たちを
輸送したステイホークが狙撃手の警戒をしてくれている。グラントが
前方の警戒をしているとき光が見え、たて続けに銃声が聞こえた。
敵の銃撃だった。グラントはとっさに身を隠し撃たれた箇所はないかと探した。
なかった。その代わり彼の目に飛び込んできたのは悲鳴を上げながら落下する
機関銃助手のアレックス・キルシーの姿だった。ボトン、バキャ。
二度と聴きたくない、人間が落下し骨が折れる音だった。
砂埃が舞い上がってアレックスの姿は見えなかったが、大体の場所は
覚えてはいたのですぐに駆け寄った。近くまで行くと砂埃が晴れて視界が
ハッキリとした。切り離されたロープの側に倒れていたアレックスを
反対側のドアから降下した分隊長ハーバスと衛生兵ファイスが診ていた。
ハーバスは無線機相手に怒鳴りつけながら空いてる手でファイスを手伝っていた。
「グラント、気道を確保するからチューブを差し込んでくれ。」
と、チューブを渡されアレックスに差し込んだ。通常の兵士が負傷兵を
治療するのは普通はありえないが、コーディネーターの場合は例外だ。
レインジャーの必修取得技術の中に負傷兵の治療があるので全員、
連合の衛生兵並の知識と技術を有していた。特にグラントは大学の医学部
出身で日頃から、
「何故俺が衛生兵に任命されなかったのかわからないよ。」
というようなことを言っていた身だ。チューブを差し終わった後、
ヘルメットに何かが落下してきた。手榴弾かと思い身をかがめたがよくみると
自分がさっきまで握っていたロープの切れ端だった。恐らくステイホークが
離脱する時切り離したのだろう。
195 :
KHyoUrsi:2005/03/28(月) 21:32:33 ID:pMXbNY2p
―――しかし、何故、今落ちてきたんだ?
アレックスが見えた時すでにロープはあったはずだ。グラントは自分に
当たった切れ端をみて驚愕した。なんと、その断面には銃撃で切られた跡が
残っていたのだ。間違いなくさっきの銃撃によるものだとグラントは確信した。
多分アレックスを狙ったのだろうが外れてロープに当たっただろうと推測した。
よく見ればアレックスはどこも撃たれてなく、怪我は落ちた時の骨折と打撲のみだ。
あれからその場所からの銃撃はないが一応何発か撃ち込もうとしたが、
その前にハーバスに言った。
「ハーバス、アレックスを早く基地に連れて帰らないと!」
アレックスは口からゴボゴボと音を立てて血を流しているし、耳からも出血してる
危険な状態だ。急いで基地に連れて帰らなければならない。
「言われなくても分かってる。サンデー52(車両部隊)、地上で負傷者が発生した。
ハンヴィーを何台かよこせないか?」
【デルタ21、残念だがそちらには行けない。目標の建物まで運んでくれれば
輸送できる。】
「デルタ21、了解。今から目標の建物に運ぶ。」
通信を聞いたファイスが折り畳み式の担架を用意していた。そしてハーバスは
グラントに命令した。
「聞いたとおりだ、レッド、プレティ、ゴードン、それにドクと一緒に
目標まで運んで行け。」
短く返事をし、指名を受けた者を呼びに行った。ドクが点滴を、他が担架を運ぶ。
アレックスは水泳選手らしい日焼けした健康的な肌をいつも自慢しいた
陽気な男だったが、今は青白く、鼻から下は血まみれになっていて
死んでいるように見える。が、生きているのなら助けなくてはならない。
そう自分に叱咤激励しグラントは駆け出した。
196 :
KHyoUrsi:2005/03/28(月) 22:28:02 ID:pMXbNY2p
グラントが降下するのと同時刻、南西の角に降下したネルグ・チェバリーも
銃声を聞いた。もっとも、最初の銃声は彼が発したものだったが。
降下し終わって担当する道路へと向かう途中、細い路地の中にネルグは
1人の女を発見した。多分逃げ遅れたのだろう。銃を前に突き出して、
「さっさと行け。」という意志を表示した。規則で撃たれた時以外は撃ち返せないし
殺す必要もなかったので逃がそうと思ったのだ。非戦闘員のナチュラル、
それも女を殺す気にはなれなかった。それを察したのか女は振り返り走る
そぶりをした。自分も移動しようと向きを変えたがやはり気になって路地の方を
もう一度みたところ先程の女が銃を引き抜き自分を撃とうとしている!
反射的にネルグは伏せながらフルオートに設定しておいた自動小銃を撃ちまくった。
大半が外れたように見えたが女はピンボールのごとく倒れた。ネルグはこれが
初めての実戦、初めての殺人を犯した。そう考えると怖くなり急いで仲間のいるところへ
駆け出した。すでに自分の担当する道路では銃撃戦が始まっていた。
機関銃手のウィリーが標的を探していた。
「どんな状況だ?」
「見ての通り。人だらけでそれが敵なのかわからんよ。」
返事をする前に民兵の銃撃――――正確には砲撃が始まった。
「RPG!!!」
何人かの声が挙がった。RPGが煙の尾と笛を吹くような独特の声をあげて向かってくるのがわかる。
パッと顔を引っ込めた瞬間壁の反対側にRPGが当たるのがわかった。
車の影に隠れていたウィリーは大丈夫だろうか?
「平気かウィリー?」
「ああ、平気だ。あの野郎どこから撃ちやがった?」
ネルグは見てなかった。ネルグの代わりに反対側にいた者達が位置を示してくれた。
ネルグの対角線上にある建物からだという。見ると第2弾を発射しようとしてたので、
ネルグは自動小銃に付けていたグレネードランチャーのトリガーに指をかけ。
グレネードを発射した。放物線を描いてグレネードはRPGを持った男の部屋に飛び込み、
破裂した。体をズタズタにした男が窓から押し出されるように飛び出したのが見えた。
197 :
KHyoUrsi:2005/03/28(月) 22:30:30 ID:pMXbNY2p
「お見事、ネルグ。」
タッチをしようとしたができなかった。先程RPGで破壊された壁が再び音を立てて崩れ始めたからだ。
今度は敵の重機関銃だった。どうしようもなかった。RPGは単発式なので、
撃ち終わった後反撃できるが、重機関銃は撃ち尽くすまで反撃はできない。
反対側にいたスピールが反撃を試みようとした。しかし、彼は膝だけが壁から出ていた。
ネルグはラクティの方を見ていたのだが、彼の膝に向かって砂埃が10個ほど上がるのが見えた。
最後は案の定ラクティの膝に弾丸が命中した。
「撃たれた!」
苦痛にまみれた表情でラクティが叫ぶ。ネルグが様子見に少し顔を出して驚いた。
車に設置された重機関銃を中心に40名ほどの民兵がこちらに向かってきていたのだ。
すでに道路は制圧されつつあり、自分は生まれ故郷でなく、アフリカの狭い道路で死ぬのかと
思ったその時だ。一機の赤いザクが飛来し、出力を抑えたビームライフルを発射した。
ビームライフルは見事に命中し民兵達を一層した。そして撃たれたラクティでさえ
その銃撃を讃える歓声を挙げた。彼らがいる限り自分たちは大丈夫だ。
そう思いながらしばらく銃撃を続けていたネルグに朗報が入った。
強襲部隊が制圧に成功し、車両部隊が積み込み作業を始めたとのことだ。
――――やれやれ、後15分程で基地だな。
第3分隊で重傷者が発生したと無線で聞いたが、それ以外問題は起きていない。
全て予定通りだ。しかし、無線機には怒号が飛び込んで来た。
【レイ!モビルスーツだ!連合のモビル―――――】
それから先聞こえたのはかすかな悲鳴と大きな爆音だった。ネルグは爆発した方向を
見た。情報ではモビルスーツはいないので信じられなかった。
だが、彼が見た先には砂漠用の塗装をした連合の前主力MSストライクダガーがいた。
そしてその銃口が向けられ、光った、と思った瞬間後ろを振り向くと
ラクティと他5名の体がこの世から消し飛ぶ瞬間が見えた。
198 :
KHyoUrsi:2005/03/28(月) 22:34:05 ID:pMXbNY2p
↑でスピールってあるけどラクティなんで、よろしく。
それに一層は一掃だ。誤字多くてスマソ。
いいねいいね,( ´∀`) でもまた、誰が誰だかわからなくなってきたよ。。
結局今、連投してるのは4人か?職人さんは自作を整理して、ガイドねがいます。
>KHyoUrsi氏もガイドお願いします。みんなにちゃんと読んでもらうためにも。
ニコル書房氏を最近みかけないが…。
200 :
KHyoUrsi:2005/03/29(火) 00:41:21 ID:YMyU+pFe
了解。ついでにこれから出る人間も書いておきます。ちなみに分けて書きます。
メンバリー・マノール:ザフト特殊部隊指揮官。地上における最高指揮官。
エルグランセ・エクスプリス:補充兵。MSパイロットでルナマリアの部下だが彼女に片思い。
通称エックス。
シャックス・アンドラス:元アメリカ合衆国特殊部隊デルタフォース所属。
現在は傭兵としてリビアで民兵を指揮している。
バール・アスタルテ:元SAS、アンドラスと共にリビアに派遣される。狙撃が専門。
ヴァッフェス・ケルム:元GSG9。現在は民兵のMSパイロット部隊の指揮官。
シェリッツ・スピナ:車両部隊の新兵で機関銃手。エックスの親友でもある。
シルキー・グラント:ザフト軍レインジャー所属。第3分隊として北東を守っている。
ネルグ・チェバリー:同じくレインジャー。第1分隊として南西を守っている。現在ピンチ。
リッチモンド・ロウザー:ザフト特殊部隊。今回の作戦で先鋒をつとめる。
クリエンス・オブライエン:ステイホークのパイロット。第3分隊を輸送した。
エルマン・スマーティー:車両部隊を先導し、負傷したアレックスを基地に送り届ける。
他の主要人物は種死の面々です。今後人が増える可能性がありますが、
極力控えるようにし、出してもその場限りの役にするようにします。
201 :
KHyoUrsi:2005/03/29(火) 00:52:50 ID:YMyU+pFe
で、僕が書いたのは178、179、183〜186、194〜198です。
名前は今後KHyoUrsiでいくので、読んでる人ついてきて下さい。
>>201 GJ!ちなみにsage進行で。煽られますので。。
>>178〜
>>179はつづいてるの?
現在小説中断して投稿要綱作成中。
ルールなしできたらグチャになってやっぱ分からん。
遅まきながら、読んでる人の気持ちがやっと分かった(反省)
!!
>>178・179がKHyoUrsi氏か!今気づいた,( ´∀`)
204 :
通常の名無しさんの3倍:2005/03/29(火) 15:14:02 ID:tL5hjTrT
メンバリー・マノール=マクナイト中佐
エルグランセ・エクスプリス=サイズモア
シャックス・アンドラス=モアリム
リッチモンド・ロウザー=フートorサンダーソン
クリエンス・オブライエ=マイク・デュラント
エルマン・スマーティー=ストルッカー軍曹
ここまで分かった。
マターリいこうや,( ´∀`)
保守
>>200なんでスペツナズとスクリーミングイーグルスとフランス国家憲兵特殊部隊がいないの?
出来れば出してくれ
後、ついでにSEALsもな
世界の特殊部隊がザフトと戦闘を繰り広げるスレはここですか?
どうせなら陸上自衛隊特殊作戦郡と米海兵隊フォースリーコンも(tbs
>>207 Grenzschutzgruppe9だったはず
で、
>>207〜
>>211さん達すいません。
スレがスレだけにあまり出しすぎても意味がないと判断してしまいました。
フランスやロシアの部隊が出ないのは、現実世界の状況を見るか限り、
例えCE時代に入ってもイギリスやアメリカの傭兵派遣会社が
彼らを招くことはないと脳内補完してしまいました。
自分としてはSASRやイタリアのGIS、米英海軍のSBSなども出したかったのですが、
あくまでタイトルが
LUNAMARIA HAWKE DOWN
なので、やめておきました。
期待された方、本当にすいません。
スレ違い 板違いのキモミリヲタは消えな
趣旨が違うっての!
お前ら高卒か?空気嫁。
>>213ミリヲタに異常反応を示す君も消えてくれw
まるで厨房みたい
じゃあ、傭兵派遣会社をブラックウォーター社って設定にしたら
あそこイラク戦争で要人護衛の依頼を請けてやってるし、元特殊部隊ってのがゴロゴロいるし
ケンカはよしましょ,( ´∀`)
みんなマターリいこ。いや実を言うといい落ちが思いつかんでうp
できんのだよ・・・。なんか案ないかな。
せっかく漏れがエロレス付けたのになぜ盛り上がらん
218 :
通常の名無しさんの3倍:CE00005/04/02(土) 06:28:01 ID:+vsY98QP
変体オヤジにセクハラ受けるルナたん
219 :
通常の名無しさんの3倍:CE2005年,2005/04/02(土) 18:52:15 ID:+vsY98QP
盗聴しているところを捕まったルナたん
age
221 :
:2005/04/03(日) 17:12:16 ID:xaasVURP BE:158936459-
ちょっと気になってんだがルナマリアが付けてたアンテナは受信の為の物で
フェイスのバッチが集音装置になってたんじゃないか?となるとあのバッチ
を渡したのはデュランダル。始めからアスランのには盗聴機能付いてたんじゃ
ないのかな?となるとそれを知っていたルナマリアは表向きはパイロットだけ
ど裏の顔は議長直属の特殊工作部隊の一員なんじゃねぇのか?ミネルバには
レイの禁断症状?の監視にきてたけどデュランダルがアスランも監視するには
ミネルバに配属した方がやりやすいと思ったんじゃ・・・無論メイリンは知らない
し会食会の時のやり取りも全部初対面だと印象付ける演技
ルナマリアが持ってたのは集音マイクだから盗聴装置は関係ないと思われ
そこまで考えて作ってるとは思えないな
>ルナマリアが付けてたアンテナは受信の為の物で
一瞬本気で、ルナマリアがつけてたアンテナ=アホ毛のことかと素で思ってしまった。
だめだこりゃ。
ブラックホークダウンでも書きたいのか?
キラたちと話してるときのアスランはバッチつけてたっけ?
227 :
通常の名無しさんの3倍:2005/04/07(木) 01:35:17 ID:bAAzQX0f
アイリーン
留菜麻里亜
age