シンがどんな発言でもカガリに突っかかるスレ 10回目

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107沈黙のAA(1)
カガリ「くそっ・・・セイラン一家め! オーブの理念を無視して、自分達のいいように国政を牛耳って!
待っていてくださいお父様、いずれ必ず私がオーブを建て直しま――」
シン「牛耳って? 牛耳ってだと!? よくもそんなことが言えるな!!」
カガリ「うわ! な、なんだシンか・・・って、完全な中立国を唱え、堅持してきたオーブを遮二無二連合に加盟させて尻尾を振る、それを糾弾して何が悪いんだ!」
シン「ふん、さすが政敵の事情ひとつ知らずに無責任な発言をするのはアスハのお家芸だな! 見ろこれを!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ウナト「・・・・〜〜〜ですから、それは!」
カガリ(? なんだこれは!)
シン(俺が堂々と与党本部に行って隠し撮りしてきたんだ! いいから黙って見てろよ!)
108沈黙のAA(2):05/02/02 12:04:09 ID:???
ウナト「長官! 連合はなんということをしてくれるのだ! 偏った情報を流すからこんなことが起こるのだ!」
連合の長官(以下長官)「連合政府は地球に住まう人々をプラントから守る必要がある。今回のユニウスセブン落下で市民の恐怖は極限に達している・・・これは当然予想された動きだ」
ウナト「オーブ国内では激しい反戦デモが連日のように起こっておる! しかし今一線を踏み越えプラントとの交戦が泥沼化していけば、被害を蒙るのは世界中の一般市民だ!!」
長官「貴公にそんなことを言われる筋合いはない!」
ウナト「!」
長官「・・・この事態を沈静化させるには2つの条件が必要だ。
ひとつは『AA』が世界中の聴衆の目の前に晒される前に撃沈されること。
もうひとつはオーブの連合に対する具体的な、一部戦力を指揮権ごと委譲したかたちで行われる軍事協力。
国際会議の場においてだ・・・そこではオーブにとって相当厳しい項目が話し合われるだろう・・・」
長官「欧州、北米その他地域が足並みをそろえた完全な形での対オーブ包囲網の完成だ。
内容はオーブ国民のビザ発給制限、対オーブ輸出数量制限、在外オーブ資産の凍結・・・
つまり、オーブをプラント同様地球全体に対する敵性国家とみなし、全世界による経済封鎖を決定するのだ」
ウナト(連合による世界世論の完全な操作だ!)
109沈黙のAA(3):05/02/02 12:16:48 ID:???
長官「オーブ側が先に提示した条件を受け入れなければ、連合との全面的な軍事対決へと間違いなく発展する。
世界中の市民が納得してその選択を支持するだろう。・・・オーブの平和のために、セイラン家指導による速やかな強い政権樹立を期待している」

ウナト(・・・ここで連合の言いなりになってとしてオーブに残された道は占領に等しい屈辱的な状態・・・
それはオーブが再び焼土となり国そのものが消滅するよりもましな選択だといえるのか!?
・・・どうだ!?)

ウナト「・・・世界が、世界がそれをオーブに望むというのであれば、オーブは甘んじてそれを受け入れる!
そのために理性的な保守政権を私が責任を持って作っていることを約束する!
今後もオーブは連合、地球全体との友好関係を結んでいきたい。そのための努力は惜しまない。
そのことを各国にお伝え願いたい!」
長官「よろしい、伝えよう・・・連合も世界もオーブの血が一滴でも流れることを望んではいないのだ・・・」

ウナト(・・・ウズミ、カガリ・・・政治は理念・理想ではない、現実なのだ)
    (このウナト・セイラン、オーブを守るためなら売国奴ともオーブ政治史の汚点と言われてもかまわん!)

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シン「見ろ! この人のこういった覚悟もしらないで偉そうに!!」
カガリ「・・・シ、シン、私は・・・」
シン「例え日和見だと言われようとこの人のように現実を見据えた政治を行っていればマユ達は死なずに済んだんだ! それを・・・それをあんたがなぁ――」
カガリ「うわぁぁぁ!!!!!!(ダッ)」

議長「認めたくないものだな・・・目の前の巨大な現象によって押しつぶされる政治家の理想というものは・・・」