こんな展開―――ミネルバの個室にて、ルナマリアがメイリンに愚痴をこぼしている
「ry)…あ〜あ、アスラン隊長には婚約者がいるのよねぇ。相手はラクス様だから手強いしなぁ〜」 「…」〜
〜数時間前、ミネルバデッキにて一人、軍本部に通信しているメイリン
「スエズではご苦労さまでした。ジブラルタルには、以上の通り補給できるよう手配をしておくわ」
「よろしくお願いします。あ、抱いているのはひょっとして娘さんですか?なんかイザーク司令に似てますね。かわいぃ〜!」
「ふふ、ありがとっ!今のご時勢、託児所に預けるよりも、そばにおいておきたくてね。上の理解もあって、
本当に助かるわ。そのかわり、赤服なんだけど前線から離れて、こんな閑職に就いているわけなんだけどね」
「何言ってるんですか、シホ先輩。前線への補給と市民の保護・避難誘導を統括する、とても重要な仕事じゃないですか」
「おだてても何も出ないわよ。…それより、メイリンのほうこそ大丈夫なの?」 「えっ、な、何のことですか?」
「顔に出てるわよ。悩みのタネはさしずめ片想い、そして相手はそっちに行ったFAITHのアスラン・ザラとみた…?」
「あは、シホ先輩にはかないませんね。でも、アスランさんにはラクスさんという婚約者がいるし、私なんか…」
「あら、アスランとラクスさんの婚約は破棄されているはずよ」 「ええっ!?」
「前の戦争の時にラクスさん、とんでもない事しでかしてね。それでパトリック前議長の怒りを買ってしまって
アスランさんとの婚約を破棄させられてしまったらしいのよ。うちの主人もそう言ってたわ。どうもこのこと
は意外と知られてないみたいなんだけどね。あれから二人の仲が修復されたなんて話聞いてないし、アスラン
さんに他に女がいるなんて話も、まぁオーブで一体何してたか知らないけど、今んところ聞いたことないし…」
「…(ってことは、今アスランさんには決まった相手がいないってこと…?)」 〜(※カガリとの関係は知られてない)
〜「…(お姉ちゃんは知らないみたい。アスランさんが今、フリーだということを。だったら、今がチャンスね…)」
―――翌朝、周囲の目を盗んでアスランの部屋を訪れ、二人きりになるメイリン
「あの、アスランさん…。私、アスランさんに大事な話があるんです。実は私、アスランさんのことがっ…」
(以下省略。つづかない。みなさまのご想像にお任せしますm(_ _)m)